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2011年10月

2011年10月30日 (日)

後楽園ホール・10月29日

                                                          

アトス、ポルトス、アラミスってのが三銃士なんだけど、

三獣士っていえば、そりゃあ野中悠樹さん、淵上誠さん、清田祐三さんってことで、

彼らを間近にすると大迫力で、ホント怖いからね。

知らない人が街ですれ違ったり、電車の中で行き合ったりしたら、

ちょっと道譲るだろうし、目線避けると思うなあ。

                                                             

                                                           

後楽園ホールの正面にあるのがプリズムホールで、

その反対側の出入り口前に広がる店舗街をミ―ツポートっていうんだけど、

その真ん中にドームホテルに向かって、水の流れるスペースがあったんだけど、

福島原発事故以降の節電シフトのせいで、噴水や水中照明全部止めてしまって、

最後は水を流すことまで止めてしまったもんで、底のコンクリートが剥き出しのままで、

ちょっと寂寥とした眺めだったんだけど、昨日そこに花畑作っててね、

巾5~6m、長さ30mほどのスペースが一面のポピー畑なんだわ。

                                                             

もう万単位の株数で、それも全ての色のポピーを揃えてみましたって感じで、

ホールに行く機会ある人は、一度寄り道してみたらいいと思うなあ。

                                                            

                                                              

ホールに入ったら、すぐ近くにチャーリー太田さんとか彼のサポーターさんとか、

それに筒井マネジャーもいて、この間の仁人さんの試合のスコアについてとか、

座間での試合でのリングキャンバスの話とか、色々面白かったよお。

                                                             

                                                            

☆工藤宏樹君(ドリーム)×長田康君(青木)……58㎏ 4R

1勝4敗1分の31才・神奈川県と、2勝3敗の27才・宮城県。

                                                              

1R、二人合わせて11戦しててKO勝ちの無い負け越しボクサー同士なんだけど、

で、やっぱりそういう展開にはなる訳で、二人とも何がやりたいのか良く分かんなくて、

もう少し冷静になるといいんだけど、初めっから歯剥きだしのブツカリ稽古みたいで、

ひたすら揉み合うだけなもんで、いきなり休憩タイムゲット。

                                                             

結局、40-38、39-39×2の1-0で工藤君、若干優勢みたいだったんだけど、

勿論ドロー。

                                                              

いっそのこと二人とも、一度絶対前に出ないボクシングというか、

下がりながらのボクシングにトライしてみたら、違った景色が見えるんじゃないかなあ。

                                                           

                                                            

☆大原健一君(RK)×小野成大君(花形)……SB 4R

1勝5敗の27才・山口県と、1勝12敗2分の36才・東京都。

                                                            

この試合も負け越し同士なんだけど、小野君、9連敗した後の2年半振りなんだけど、

来年早々定年だし、あと一戦、最後にどうしてもやりたかったんだろなあ。

                                                          

1R、二人ともヤル気に関しては全く問題ないんだけど、

こっちが硬くなってしまうほど、とにかく、無駄な力が入り過ぎのもうガツガツで、

いきなりのバッティングで、大原くんが頭部、小野君は左目上をカット。

                                                         

2R、小野君、多分これがラストファイトってことで、ジムメイトとか友達とか沢山来てて、

会場結構な盛り上がりなんだけど、とにかくグッチャグチャなもんで……。

                                                            

いずれにしても、小野君なりのボクシングはやり通したみたいだったんだけど、

結局、39-37×2、39-38の3-0で、大原君の判定勝ち。

                                                            

                                                             

☆古田政人君(ナックルS)×遠藤周志君(JBS)……SB 4R

デビュー戦のサウスポー、33才・山口県と、デビュー戦の33才・島根県。

                                                            

1R、二人とも33才って、エライ遅咲きのデビュー同士だったんだけど、

アレーッ、遠藤君のチーフセコンド、嶋田雄大さんだよね。

その遠藤君、とにかく手が出ないというか遅過ぎで、

古田君の右手のさばきの前に何ともできなくて……。

                                                             

2R、古田君のちょっとパタパタしたようなパンチ打ち込まれ続けても遠藤君、

全く一切反攻できなくて、気持ちも整ってないみたいで、圧倒されっ放しなんだわ。

                                                              

って見てたら、あと少しでこの回も終了ってとこで、突然の右一発貰って、

何と、古田君の方が昏倒ダウンしてしまって、行けるなって思った瞬間みたいで、

レフェリー、カウント途中ストップのTKOエンドで遠藤君の勝ち。

2分55秒のことだったんだけど、古田君、いかにも油断し過ぎだったよなあ。

                                                            

                                                          

☆鳥越勝馬君(本多)×酒井智彦君(マナベ)……L 6R

デビュー戦のサウスポー、20才・千葉県と、5勝(1KO)4敗の23才・千葉県。

                                                          

アマ40戦以上の経験ある鳥越君のB級デビュー戦なんだけど、

酒井君は知り合いだしなあ……。

                                                              

1R、B級デビューしてくるエリートアマの凄さっての最近よく見掛けるもんで、

酒井君、大丈夫かなあって見てたんだけど、鳥越君、ちょっと変わってて、

酒井君のプレスも強いんだけど、とにかく、ひたすらのロープ伝いで、

相手誘ってのカウンター狙いに絞り込んだ、とっても片寄ったボクシングなんだわ。

やたら目のフェイント織り込んだり、自信に溢れたパフォーマンスなんだけどね。

                                                           

2R、鳥越君、身長とリーチにはハンデ負ってるんだけど、

全体のスピードとかパンチの回転力では上回ってて、特に右フックがいいんだよね。

                                                           

酒井君、相手がひたすらカウンター狙って来てるの構いもせず、

そんなの知るかあって、とにかく前へ前へ、行く行くなんだよね。

                                                          

3R、鳥越君、ここぞってとこの勢いに可能性は秘めてるんだけど、

終始下がりっ放しの中からだし、スタミナもどうなのかなあって感じなんだよね。

一方の酒井君、グイグイ追い込みつつの強烈ボディブローがとってもいいね。

                                                            

4R、鳥越君の相手待ちボクシング、何だか徐々に裏目に出てきてるみたいで、

酒井君のひたすらの攻撃的姿勢の中に呑み込まれ加減になっていって、

プロ経験の差が出てきてしまってるみたいで、全く余裕がなくなってるんだわ。

                                                             

5R、鳥越君、体勢崩したとこからも、特に右パンチ器用に振ってるんだけど、

元々それほどのパンチ力は無いみたいだし、ボディショットも殆ど打たないし、

なんか酒井君に見切られてしまったみたいだし、一気に疲れ浮き出てきてて、

自らクリンチに行く場面が増えていってるんだわ。

                                                            

6R、鳥越君、このままじゃヤバイもんで、攻め込み度アップしていったんだけど、

フィジカル戦になると全く勝負できてなくて、完璧スタミナ切れみたいだし、

顔面赤く腫らしてるし、口開いてシンドそうで、もうどうにもならないって感じなんだわ。

                                                             

で、最後は鳥越君、全く違うボクサーになってしまってて、

試合開始当初の何か相手見降ろすようだった態度が、

不器用だけど芯の太い一本棒ボクシングに粉砕されてしまったって感じだったなあ。

                                                            

結局、59-56、58-56、57-58で、酒井君の2-1勝ちだったんだけど、

あの試合で、鳥越君の勝ちっていうのは、試合の見方が根本的に違うんだろね。

ちなみに自分は、59-55だったけどね。

                                                            

                                                           

すぐ近くに、酒井君の応援に加藤諒君も来てて、で、教えてくれたんだけど、

この日、韓国で試合した宮崎辰也君、相手のミドル級4位をボッコボコにして、

1R、見事なTKO勝利だったんだってさ。

                                                             

試合終わったばかりの酒井君とちょっと言葉交わしたんだけど、

彼、いやあダメだったっすって言ってたんだけど、そんな事はないと思ったなあ。

                                                              

                                                           

☆古家充君(鉄拳8)×橋本弘幸君(西城)……Fe 8R

8勝(2KO)9敗1分の24才・東京都と、8勝(5KO)3敗1分の23才・神奈川県。

                                                              

1R、二人とも、同じ様な動きしてて、腕の振り方とかパンチスピードも似てるんだけど、

橋本君、カウンターに頼り過ぎで、古家君の先仕掛け許し過ぎなんだわ。

                                                              

2R、やっぱり古家君の積極性が圧倒してて、橋本君、完全出遅れ。

                                                              

3R、セコンドに言われたか橋本君、やっと先攻めするようにはなったんだけど、

既に流れは完全にできてしまって、その後もコツコツ打たれ込んでしまって、

橋本君の顔面、特に右目の下辺りかなり腫れてきてるんだよなあ。

                                                               

この日の橋本君、全くどうしたのってほどの不出来で精彩ないんだよなあ。

流れはもう絶対変わりそうになくて、古家君も一発ブチ倒すって力、

ある訳じゃないけど、基本に忠実な真面目なボクシングを押し通すんだろなって

で、結局このまま、橋本君のズルズル負けだろなってのが見えてきたもんで、離席。

                                                            

                                                           

横浜光ジムの石井会長と、コンチワ、今日どうでしょうね胡君って話して、

それから一場仁志君と、この後の星野晃規君の試合の行方の話して、

彼、星野君の高校の友人みたいで、一場君、あっちこっちに友達多いんだわ。

                                                             

それから、渡辺会長ともじゃれ合って、席戻ったら、

79-72、79-74、78-73って、あれ以降回を追うごとに、

ポイント差、その後も山積みになったみたいで、古家君の圧倒3-0勝ちだってさ。

                                                             

                                                            

☆将生潤さん(ワタナベ)×星野晃規君(MT)……B 8R

10勝(6KO)4敗3分のランク10位、サウスポー、32才・東京都と、

7勝(5KO)3敗1分の23才・神奈川県。

                                                             

将生さん、負けたらランク落ちだろうし、星野君はランク取りだし、

お互いモチベーション高い一戦のはずだったんだけど、期待大きく外れたんだわ。

                                                           

1R、身長もリーチも将生さん圧倒してるし、二人のボクシングスタイルも全く違ってて、

どっちが主導権取るかってことだったんだけど、

これがまあ、将生さん、全く何考えてんだかって感じの無策、無策で、

そう言えば覇気みたいなモノ全く感じられないし、どうしたのかなあ。

                                                           

2R、気持ちの強さ全面出しのガムシャラボクシングが、

どこまで続けられるかってのが、星野君のポイントだったんだけど、

将生さん、結構自由にさせてるもんで、彼、益々気持ち良くやってて、

将生さんのやり難そうにしてる姿だけが目立ってきたんだよなあ。

                                                              

3R、将生さん、入って来られるの嫌なら、もっとフットワークだし、もっと右ジャブだし、

とにかくもっと先攻めなんだけど、相手が入って来るとこひたすらの左ショート狙いで、

でも星野君、体激しく振って入って来るもんで、それ全く功を奏することなくて、

その距離は将生さんでしょってとこでも、見てること多過ぎなんだよなあ。

                                                          

そんなのが延々でストレス溜まる一方なもんで、またまたの休憩タイムゲットだわ。

                                                             

その後、遠くから見てたんだけど、終始、それ相手の土俵でしょってとこでやってて、

将生さん、ランク取り賭けてやってた頃と比べると、

必死さとかガムシャラさとか、まるで違ってて、迫力無い、無いなんだよなあ。

                                                             

結局、7Rバッティングでできた星野君の左目上の傷が悪化してしまって、

2回目のドクターチェックの後、負傷判定になって、

69-65、68-65、68-66で、星野君の3-0勝ち。

                                                         

                                                       

☆石田將大さん(本多)×高田小次郎君(六島)……SB 8R

9勝(5KO)3敗2分のランク7位、22才・千葉県と、

8勝(6KO)5敗2分の29才・東京都。

                                                             

1R、石田さんのフクラハギ、とっても細くて、それで上背稼げるもんで、

10㎝近くの身長差があって、リーチもエライ違いだし、威圧感半端じゃないし、

で、高田さん、初めっから下がりっ放しで、大丈夫なのかなあって感じなんだわ。

                                                            

石田さん、まだ全然本気出してなくて、回転力もあんなもんじゃないからね。

                                                             

2R、左ジャブが相打ちになっても、届き方と衝撃度がまるで違うもんで、

高田君の顔面中央部、既に赤く染まってて、時たまのワンツーにも迫力無くて、

何か、怖がって打ってるみたいで、力込め切れてないんだよなあ。

                                                              

高田君、キャリアの始めの頃は金子ジムに所属してて、0勝4敗1分だったんだけど、

関西に移ってから勝ち星積んできたんだけど、やっぱりあっち方面の勝率ってのは、

ちょっと信憑性に欠けるとこあって、勝負になり難くなってるんだよなあ。

                                                            

3R、高田君、ランク取りに賭ける気持ちが見えて来ないパフォーマンスで、

ちょっと……。

                                                            

で、またまたの離席で、淵上誠さん達と遠くから見てたんだけど、

石田君も、必ずしも絶好調って訳じゃなかったんだけど、地力の差は歴然で、

結局5R、1分20秒、まず右のショートフックをクロス気味に打ち込んでダウンゲット。

                                                            

それ程の大ダメージじゃなくて高田君、普通に立ち上がって再開したんだけど、

もう時間の問題っていうのはハッキリしてて、ここ見逃すほど石田さん甘くなくて、

残り48秒辺りかなあ、今度は超強烈右アッパーブチかまして、

高田君を腰ごとフッ飛ばして、壮絶なこのラウンド二回目のダウンゲット。

                                                              

こりゃヤバイよって倒れ方だったもんで、殆ど即のレフェリーストップエンドで、

2分23秒ってことだったんだけど、本気出すとやっぱ凄いんだわ、石田さん。

でも、石田さんは必ずしも絶好調じゃなかったって、今でも自分思ってるけどね。

                                                            

                                                           

☆湯場忠志さん(都城レオS)×胡朋宏さん(横浜光)……M 8R

38勝(28KO)7敗2分のSW2位、サウスポー、34才・宮崎県と、

8勝(8KO)1敗のM2位、23才・兵庫県。

                                                              

これはもう、ワクワクの一戦で、瀬端さんに決まったよおって教えて貰ってから、

ずっと楽しみにしてて、5月にチャーリー太田さんに倒された湯場さん、

チョット前に復帰戦飾ったとはいえ、1年前に氏家福太郎さんに倒された胡さん、

どっちにとってもガチの復帰戦で、

湯場さんの年令から来る弱まりと、胡さんの勢いとの交差点かなって、

そう思わないこともなくて、で、湯場さん45:胡さん55って思ってたんだけどね。

                                                              

1R、高さの湯場さん、太さの胡さんって感じで、二人とも気合い入ってたんだけど、

いきり立って、取り敢えず前々ってプレスかけてたのは胡さんで、

湯場さん、比較的ユッタリしたスタートで、胡さんの動き確かめながら距離測ってるね。

                                                               

それまで気持ち良く前攻めしてた胡さんだったんだけど、始まって30秒、

湯場さん、左ショートストレート、いきなり直撃させて、キレキレヒットなんだわ。

胡さん、終始プレスかけ続けてはいるんだけど、ちょっと右ガード下がり気味かなあ。

                                                            

                                                           

以前、「下手くそ! お前の親の顔が見たいもんだ。」 って野次飛ばして、

近くにいたそのボクサーの親戚とか友人達に首根っこ掴まれて、

北から南への通路ズルズル引きずられていった、あの40才がらみの冴えない、

貧相なメガネのオッサン来てて、ホトボリ冷めて1年振りくらいかなあ、

やっぱりどうしても何か言いたいらしくて、他には発言の場がないらしくて、

また最近たまに見掛けるんだけど、そいつが湯場さんのことを、

「負け方の問題だよなあ、おかしな負け方したら引退だもんなあ。」 ってほざいて

見るからに不幸そうな貧相なオッサンで、その後暫くして静かになったんだけど、

ヤツ、また首根っこ掴まれてズルズル引きずられたのかなあ。

                                                               

                                                             

いずれにしても、湯場さんの左ストレートは健在だったし、

胡さん、何打っても全く届いていなかったんだよね。

                                                           

2R、湯場さん、最近見た中では抜群の出来で、ノーモーションで飛ばして来る、

あのミサイルのような左ストレートがグッドグッドだし、

終始距離支配し続けて、胡さんがどれほど詰めようとしてもどうにもなんないんだわ。

                                                          

胡さんもフェイントかけたりして、色々入り方工夫してるんだけど、

湯場さん、言い方必ずしも正しくないかも知れないんだけど、

徐々に胡さんのこと、ちょっと子供扱いみたいで、何もかも圧倒してて、

やっぱり、これまで戦ってきたお互いの対戦相手の違いが出てるのかなあ。

                                                          

3R、少し驚いたんだけど、この回始まる時の湯場さんの目付きなんだけど、

とっても厳しくなってて、自分、倒しに行くんだなって直感するほど鋭かったんだよね。

                                                               

で、残り1分くらいのとこで、体寄せ合った瞬間、湯場さんの左ショートフック炸裂して、

流れからしてもうそろそろ、そういう時間帯だったのかも知れないけど、

それ直撃喰らって胡さん、もつれながら崩れながらダウンしてしまったんだわ。

                                                               

胡さん、何とか立ち上がりはしたんだけど、セコンドサイドには既に悲壮感漂ってて、

で、湯場さん、当然の如く鬼のような、でも実に落ち着いた大追撃開始で、

あっと言う間、一気に畳込んで胡さん、殆どヤバくなって体伸び切ってしまったとこで、

2分19秒、レフェリー割って入ってのストップエンド。

                                                             

カルロス・リナレスもリングサイドで見てたけど、オオーッて顔してたな。

                                                           

それにしても、あれだけ距離支配されたら、いかな強打者でも何とも出来ないって事で、

あのレベルまでになると、全てではないとは思うけど、

距離が試合決めるってことがあるんだよなあって、シミジミ思ったな。

                                                            

                                                            

オメデトゴザイマスって声掛けたら、湯場さん、アリガトゴザイマスって返して来て、

医務室からもあっと言う間に出てきたもんなあ。

胡さん、殆ど一発も、気持ちいいの打ち込めなかったから悔しかっただろうなあ。

                                                               

                                                           

自分の事、知ってか知らずか、この調子でチャーリーもブッ倒して欲しいよねえって、

興奮しながら話しかけてきたクサレ常連がいたんだけど、

その前にまず、俺がお前をブチのめしてやろうかあって言いそうになったなあ。

                                                              

                                                           

隣に座ってたオッサン3人連れ達も、酒飲みながらの観戦で、

見当外れのこと大声で怒鳴ってたもんで、この日も i-pod 大活躍だったなあ。

                                                            

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 湯場忠志さん

② 石田将大さん

③ 酒井智彦君                                                   

                                                             

2011年10月29日 (土)

10月度ランキング

                                                         

東北震災の被災者の人達の為に、役立てて下さいって、

青森県、宮城県、岩手県、福島県に其々1,000万円づつ役立てて下さいって、

計4,000万円を八戸市役所トイレに置いた人がいるんだよね。

                                                             

赤十字とかに渡して薄まってしまって、結局どう使われるか分かんないよりは、

地元の役所に直接ってのが、なんかいいよね。

                                                             

それにしても4,000万円ってのは凄いよなあ。

その人、どれだけ自由になるカネ持ってんだろかって、ゲスっぽくもなってしまうなあ。

                                                         

その人、トイレにカネ置いて、近くから様子見計らってだのかなあ。

掃除のオバサンが発見したってことだったんだけど、

偶然トイレ利用した部外者が持ち去るってこと考えなかったのかなあ。

                                                           

                                                          

マレーシアでつい最近、日本人女性が覚醒剤所持で捕まった後の裁判で、

死刑判決喰らったんだってね。

                                                          

どの罪にどのくらいの罰を与えるかってのは、その国その国の事情によるんだけど、

売人でもないただの運び屋に死刑っていうのも、

日本や欧米諸国と比べると、とてつもなくかけ離れた厳格性で、

麻薬類は絶対許さないっていうマレーシアの姿勢、凄いよなあ。

                                                           

                                                           

さてさて、9月度ランキングです。

                                                            

【世界チャンピオン】

井岡一翔さん(1)、八重樫東さん(獲得)、清水智信さん(獲得)、亀田興毅さん(2)、

西岡利晃さん(7)、粟生隆寛さん(1)、内山高志さん(3)の計7人。

八重樫さん、祝!祝!祝! のベルトゲットってことで……。

                                                        

                                                           

【世界ランキング】

國重さん、WBC10位から6位にアップしてるんだけど理由がちょっと分かんないね。

最強後楽園で帝里木下さんに引き分け優勢負けした翁長吾央さんが、

国内ランク2位から転出してWBC15位にランキング。

粉川拓也さんも先月転入したばかりの国内ランク5位からWBC15位に転入。

鈴木徹さんも国内ランク2位からWBC15位に転入。

                                                          

                                                           

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(3)、赤穂亮さん(獲得)、ロリー松下さん(獲得)、大沢宏晋さん(獲得)、

荒川仁人さん(獲得)、渡部あきのりさん(1)、チャリ―太田さん(6)、

佐藤幸治さん(3)、清田祐三さん(4)の合計9名。

荒川仁人さん、祝!獲得。

宮崎亮さん、祝!防衛。

                                                        

                                                             

【日本ランキング】

今月は、結構沢山試合もあったんだけど、クラス転級もとっても多くて、

なんか出入りが激しかったんだよね。

                                                         

【ミニマム級】……空位

タイトル返上した八重樫東さんがWBAタイトルゲットして、

空位の王座は11月18日に國重隆さんと三田村拓也さんとで決定戦。

7位までのランキング(5名分の空き)には全く変動ナシ。

                                                          

                                                           

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(1)

10位までのランキングしかないけど、その10位の山口隼人さんが、11月23日、

黒田さんに挑戦なんだよね。

最強後楽園で木村悠さんを倒した田口良一さんは1位のまま動きようなくて、

破れた木村さんは、2位から4位にダウン。

異動はこれだけで、2名分の空きが継続中。

                                                             

                                                             

【フライ級】……五十嵐俊幸さん(1)

吉田拳畤さんを大差判定で下した殿村雅史さんが久し振りの再ランクで9位。

吉田さんは8位からのランクアウト。

粉川拓也さんが世界ランクに転出したもんで、佐藤洋輝さんが再ランクで12位。

                                                           

                                                            

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(4)

佐藤洋太さんは11月1日に、3位の大庭健司さんとタイトル戦だね。

最強後楽園で翁長吾央さんと引き分け優勢だった帝里木下さんが5位から1位に

アップしたんだけど、これはちょっと上がり過ぎなんじゃないかなあ。

翁長さんは2位だったんだけど世界ランクの方へ転出。

河野公平さんを下した戸部洋平さんが5位にランクインして、

河野さんは4位から8位にランクダウン。

                                                            

                                                          

【バンタム級】……空位

山中慎介さんが返上した王座は、岩佐亮祐さん(1位)とジェロッピ瑞山さん(4)とで、

11月18日に決定戦。

柘植雄季さんを倒した船井龍一さんが12位から9位にアップして、

柘植さんは9位から11位にダウン。

高橋竜也さんが12位にランクインしてるんだけど、

この間の試合、菊井徹平さんと引き分けだったんだけどね。

で、煽り喰らって、モービル・マーチン君ランク落ち。

                                                          

                                                           

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(5)

芹江さん、橋元隼人さんとのタイトル戦征して5回目の防衛。

橋元さんは8位から11位にダウン。

最強後楽園で塩谷悠さんを破った石本康隆さんが4位から1位に登り詰め、

塩谷さんは6位にランクダウン。

                                                            

                                                         

【フェザー級】……空位

チャンピオンは細野悟さんが返上して空位。

近々天笠尚さん(1位)と上野則之さん(2位)とで決定戦みたいね。

2位にいた鈴木徹さんが世界ランクへ転出。

梅津宏治さんがSFeへ転出していって、代わりに福原力也さんがSFeから転入して、

9位にランキング。

1名空きができたとこへ、直近判定勝ちした関豪介さんが再ランクインして12位。

                                                           

                                                           

【スーパーフェザー級】……岡田誠一さん(2)

最強後楽園で松崎博保さんを倒した金子大樹さんが2位から1位にアップして、

松崎さんは7位から11位にダウン。

大村光矢さんも直近の試合に勝利したんだけど、相手ノーランカーだったもんで、

金子さんと1位、2位を入れ替わったんだよね。

吉田恭輔さんを倒した佐藤通也さんが8位にランクインで、

吉田さん、6位からのランクアウト。

直近の試合でTKO勝ちした梅津宏治さんがFeから転入して7位にランキング。

杉崎由夜さんと阪東ヒーローさんが3位と4位を入れ替わってる。

東上剛司君を破った山元浩嗣さんが1個だけアップして10位。

                                                           

                                                         

【ライト級】……加藤善孝さん(獲得)

空位だった王座を決定戦で加藤さんが奪取してコングラッチュレーション!

破れた稲垣孝さんは2位から5位にダウン。

SL5位だった佐々木基樹さんが転入して4位にランキング。

土屋修平さんと岩下幸右が7位と8位を入れ替わってる。

生田真敬さんがSLへ転出してできた空きに、

同じジムの小池浩太さんが転入して12位。

                                                          

                                                            

【スーパーライト級】……和宇慶勇二さん(獲得)

チャンピオン長瀬慎弥さんに挑戦した和宇慶さんが見事王座ゲット。

破れた長瀬さんは4位にダウン。

最強後楽園で麻生興一さんを倒した岩渕真也さんが3位から1位にアップして、

麻生さんは4位から6位にランクダウン。

小池浩太さんが転出して、代わりに生田真敬さんが移って来て11位にランキング。

佐々木基樹さんも転出していったもんで、百田諭志さんが12位に再ランク。

小原佳太さんと菊地祐輔さんがそれぞれ2位づつランクアップして、9位と10位。

                                                          

                                                             

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(獲得)

渡部さん、11月1日にOPBF王座と二つ賭けて、

庄司恭一郎さん(8位)とタイトル戦だよね。

直近の試合でTKO勝ちした高山樹延さんが、

井上庸さんと3位と4位を入れ替わってるね。

この階級の変動はそれだけ。

                                                          

                                                            

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(6)

太田さんのダブルタイトル戦、延々続いてて、ちょっと相手がいないって感じで、

他の階級からの転級挑戦が待たれるなあ。

水本昌寛さんと西禄朋さんが8位と9位を入れ替わってる。

相変わらず3名分の空きアリ。

                                                         

                                                               

【ミドル級】……淵上誠さん(3)

淵上さん、12月に佐藤幸治さんとOPBF戦やるんだけど、これは見モノだよね。

この階級は静まり返ってて、7月頃から微動だにしてないんだよね。

                                                            

                                                           

                                                              

金魚草っていうのはその名前の通り、小さなリュウキンのような、

フワフワした可愛い花咲かせる一年草なんだけど、

最近新種が開発されて、もっとフワフワしてて、それも多年草って画期的なヤツで、

その名も “お祭りキンギョ” っていうんだけど、これがまあ特許取ってて、

普通の金魚草の3倍ほどの値段するんだよね。

                                                          

白とか黄色、赤、ピンクって色々な種類あるんだけど、金魚に見えるのは、

やっぱり赤系なんだけど、自分はもう少し変わったのをゲットして、

ローズピンクに黄色と白が薄く混じったのを探し当てたんだよね。

それを3株買って来て、赤玉土で木製の丸いプランターに植え込んだんだけど、

一週間で咲き始めて、風に揺られてフワフワるのがとっても可愛いんだよね。

                                                          

2011年10月27日 (木)

後楽園ホール・10月26日

                                                          

“シャッターアイランド” の続きというか最後のとこ、昨日やっと見たんだけど、

予想してたエンディングとは全く違ってて、そういう風になるかあって、

考えられる中で一番シンドイことになってしまって、闇だけが残ったんだわ。

                                                           

                                                            

シリアも独裁政権の下、親子二代の大統領が国を私物化して、

もういい加減にしろって感じの民主化運動始まってるんだけど、

アサド大統領の圧政、ますます先鋭化してて、各地で虐殺頻繁なもんで、

普通だったら欧米諸国が介入して民主化の手助けしてもいい状況なんだけど、

今んとこシラーッと静観し続けてる理由知ってる?

シリアには地下資源、要するに石油がないから、

あんなとこどうでもいいんだわってことらしいんだけど、ホントなのかなあ。

                                                           

                                                           

この前、MLBはやっぱ凄いよ的なこと書いたけど、あれ全面取り消しですわ。

                                                             

カーディナルスとレンジャーズのワールドシリーズ第5戦で、

やたら送りバントはするわ、両チームで6個も敬遠なんてのあって、

カーディナルズのプーホールズなんか3敬遠なんだもんね。

                                                            

それって、松井秀喜が甲子園でツーアウトランナー無しの場面でも敬遠されて、

その試合、結局全打席敬遠ってのとほぼ同じで、あんたらそれでも男かってことで、

野球ってのは、世の中で一番情けないスポーツなんじゃないかなあ。

                                                           

                                                           

☆熊澤祥大君(石川)×長濱愛慎君(戸高秀樹)……SB 4R

3勝(2KO)3敗1分のサウスポー、24才・青森県と、

2勝(2KO)5敗1分の35才・沖縄県。

                                                             

1R、長濱君、とにかく肩に力入り過ぎだし、KO狙いのジャブ無し一発ボクシングで、

それでも、初めのうちは左当てたりして、気分良さそうにやってたんだけど、

細かく打てなくて、振り巾大きくてガード空き気味になったとこ、0分23秒、

リング中央で二人寄り合ってガツガツッてなったとこで、

熊澤君の返しの左フック、まともに貰ってしまってダウン。

                                                          

長濱君、何とか立ち上がりはしたんだけど、極端に勢い無くなってしまって、

結局、1分53秒、再度のダウンってことでKOエンド。

                                                        

                                                          

☆大城聖都君(ドリーム)×荻堂盛太君(平仲BS)……LF 4R

デビュー戦の20才・沖縄県と、2勝0敗のサウスポー、18才・沖縄県。

                                                          

1R、リーチで勝ってる荻堂君、足使いながらの左ジャブ、とってもいいよね。

                                                           

大城君、とにかく距離詰めたい詰めたいなんだけど、

すぐクリンチしてしまうもんで、流れブツブツなんだよなあ。

                                                            

2R、荻堂君、相手の突っ込み避けて、打ったら位置変えようと工夫してるんだけど、

連打の時、右フックが外側から出てくるし、オープン気味でもあるんだよね。

                                                          

大城君は、相変わらず、揉み合いの中から何とかしたいって、それだけ。

                                                          

3R、大城君、ただ押し押しガツガツだけなもんで、なかなかボクシングにならなくて、

詰まんない方向へ一直線で、一気に興覚めしてしまったなあ。

                                                             

4R、当て勘良くない同士の密着戦なもんで、もう手数だけの勝負って感じで、

結局、39-38×2、38-39の2-1で大城君の判定勝ちだったんだけど、

自分的には、ラウンドマストで39-37で荻堂君だったけどね。

                                                           

                                                             

☆橋口雄斗君(石川)×森田大介君(角海老)……Fe 4R

3勝(3KO)1敗1分の23才・宮崎県と、3勝(2KO)4敗1分の21才・青森県。

                                                           

森田君、とってもグッドハートな子なもんで、つい応援しちゃうんだよなあ。

                                                            

1R、橋口君、予想通りいきなり飛ばして来て、全てフルショットの倒し屋ボクシング。

                                                          

森田君、結構キツイの貰ってるんだけど、全く怯まず細かいのを丁寧に打ち返して、

徐々にディフェンスも良くなって、致命的なのを何とか避けてるね。

                                                          

2R、橋口君、この回もブン廻し続けてるんだけど、森田君もグッドブロックで、

相手の攻撃の合間突いて、上下の打ち分けもとっても見栄え良くて、

特にボディブローが効果的なんだわ。

                                                            

3R、一発貰ったら大変なことになるんだけど、とっても単調な攻め込みなもんで、

パターンの見極めさえできれば、橋口君、それほど怖くはないんだよね。

                                                          

その橋口君、あんまり振り回し過ぎたか、森田君のショートブロー貰い過ぎたか、

徐々に疲労が浮き出てしまって、距離取れなくなって自分から体寄せてってるなあ。

                                                              

森田君、セコンドのアドバイスにも冷静に対応できてて、

質のいいブロック維持しながら、いいよなあ、あのボディブロー。

                                                           

4R、明らかに消耗進んだ橋口君なんだけど、まだまだ気持ちは消沈してなくて、

ヘロヘロになりながらも必死の前詰めで、一発の機会覗ってるね。

                                                            

森田君、動きの劣化殆どなくて、パンチスピードもそのままだし、

一発必殺系とかの派手さはないんだけど、細かいパンチの当て勘良くて、

かなりのとこまで相手追い込んだとこで、終了ゴング。

                                                           

自分的には39-37で森田君だったんだけど、

正式には、39-37、39-38、38-39の2-1で森田君の判定勝ち。

                                                             

確かに橋口君のパンチは終始かなり大きな音立ててたけど、

それ森田君のグローブの上でのことが多くて、試合終わった時の森田君の顔見れば、

それ、つまり、直撃被弾がとても少なかったこと明らかだったし、

38-39は有り得ないって思ったんだけどね。

                                                            

森田君、これでイーブン戦績に戻したし、B級昇格も決めて、モロ喜びで、

少し右拳痛めたみたいなんだけど、顔は全く普通でディフェンスちゃんと出来てたし、

ホント、今まで見た中でのベストファイトだったもんで、それ伝えたらもうニッカニカで、

スキップしそうにしながら帰って行ったんだわ。

                                                             

                                                           

☆藤山健二君(鉄拳8)×今英雄君(角海老)

0勝1敗の25才・鹿児島県と、0勝1敗の27才・千葉県。

                                                         

今君、見た目とっても真面目な学生さんって感じで、藤山君は真逆なタイプかなあ。

                                                           

1R、見た目通りのボクシングで、藤山君、とにかく右一発のブン殴り系で、

今君、真面目に真面目に左ジャブ突いて、先行先行してんだわ。

それでも終盤近く、藤山君の右フック貰って、一瞬ヨロッとしてたけどね。

                                                         

2R、今君、ちょっとひ弱そうな上に、ガードも超甘なもんでヒヤヒヤなんだけど、

藤山君、超単発の上に、当て勘も恐ろしく良くないもんで、助かってるなあ。

それで今君、トコトコ真面目なボクシング、この回も何とか続けることできて、

そのうちなんか、感じ掴んできたみたいなんだわ。

                                                        

3R、今君のセコンドサイドでは、この後どうさせるかちょっとした話し合いあって、

結局、この距離でこのペースで、あまり接近しないようにってことで……。

                                                             

藤山君、腕振りは凶暴なんだけど、思いの外攻め込んでこなくて、

なもんで、今君、ますますの真面目ペースで、一気攻め込みした途端、

赤コーナー近くで、残り25秒ほどのとこで、藤山君のガツン一発右フック貰って、

でもそれ、別に倒れるような衝撃ではなかったんだけど、

途端に左目上一発大ヒットカットされてしまって、血滴り落ちてきたもんで、

即ドクターチェックの即ストップで、藤山君のTKO勝ち。

                                                         

2分36秒ってことだったんだけど、今君、惜しいとこまでいって残念だったなあ。

                                                       

                                                           

☆ブルース・サントス(石川)×浅野裕一君(船橋ドラゴン)

                             ………70㎏ 6R

5勝(3KO)0敗の29才・アメリカと、6勝(5KO)4敗1分の31才・千葉県。

                                                             

1R、サントス君、ほぼSW契約なんだけど、いつもより腹周りが緩んでるみたいで、

体ごと殴りかかるのは同じなんだけど、迫力と鋭さが全然感じられなくて、

出て来る瞬間がとっても分かり易いもんで、

合間合間に浅野君に軽いの打たれ込んでるんだわ。

                                                            

2R、浅野君もそれほどハートが強い方じゃないみたいで、

もっとガンガン行ってもいいのにって思ってたんだけど、

サントス君のデキが良くないのに助けられて、ペースはシッカリ握ったね。

                                                           

で、始まって1分20秒辺りのとこ、リング中央でサントス君が軽いフェイントかけて、

出を覗った瞬間、浅野君、左右ショートで体勢崩して相手が伸び上ったとこ、

とってもタイミングのいい右ストレート直撃させて、強烈ダウンゲット。

                                                           

再開後、浅野君、一気に行くかと思うほどには行かなくて、ちょっと心配したんだけど、

サントス君、ダメージ大きくて目付きも弱々しくなってて、挽回してくるってことなくて、

で、そのままズルズル追い込まれて、赤コーナーで全く反攻不能になったとこで、

2分2秒、レフェリーストップエンド。

                                                         

                                                             

☆中川雄太君(ワタナベ)×宮本竜達矢君(平仲BS)……SB 8R

7勝(4KO)2敗の22才・福島県と、7勝(4KO)6敗の23才・大分県。

                                                           

1R、中川君、リーチとスピードで圧倒しつつ、ストレートに近い左ジャブ、

ビシバシ当て放題で、宮本君、それ全く避け切れなくて、早々に顔面紅潮してるなあ。

                                                          

中川君、見栄えのいいコンビネーション打ち込み大成功しても、

以前みたいに余分なパフォーマンスすることも全く無くて、

終始冷静にやってて、随分大人になった感じなんだわ。

                                                             

宮本君、距離詰めて左右ボディフックに何とか活路を、って感じなんだけど、

中川君の前裁きとフットワークの前になかなかやりたいことできないんだよね。

                                                            

中川君、去年の新人王トーナメントの際、堤英治君に僅差2-0負けした時は、

ガツガツボクシングに苦戦したんだけど、1年経って大分成長したんだよなあ。

                                                            

2R、宮本君、ますます突っ込み度上げてきてるんだけど、

中川君、終始冷静に相手見極めて、空いてるとこ空いてるとこ的確に打ち込んでて、

残り1分過ぎ、足止めた打ち合いになった瞬間、幾つかのパンチ交換の直後、

最後右フック大直撃させて、宮本君からダウンゲット。

                                                               

再開後宮本君、気持ち奮い立たせて踏ん張ってるんだけど、もう危なそうなんだわ。

                                                           

3R、とにかく密着しないと勝機ないもんで宮本君、突っ込む突っ込むなんだけど、

結果やっぱりのヘッドバッティング減点喰らってしまって、そうなるともうやりようなくて、

一気に中川君の餌食一直線で、どう考えてももう無理でしょ、タオルじゃないのって、

そんな感じでトロトロとやってたんだけど、強烈右アッパー貰ったとこで、

左目上もヒットカットされてるし、もういいでしょって感じのレフェリーストップエンド。

                                                             

宮本君のセコンドサイドはちょっと不満そうにしてたけど、

あれ以上やってもケガ大きくさせるだけだと思ったけどなあ。

結局、1分24秒だったんだけどね。

                                                           

試合終わって一段落した時、中川君と話する機会あって、彼、全く傷んでなくて、

一場仁志君繋がりで自分のこと知っててくれてたみたいなんだけど、

ホント、随分大人になったって感じだったなあ。

彼、つい最近結婚したってことで、そいういのもあったのかなあってほど、

とっても落ち着いたいいボクシング見せてくれたんだよね。

このまま順調に成長したら、彼、いいボクサーになると思ったなあ。

                                                                

                                                           

☆うすい祐介君(石川)×藤井龍二君(角海老)……B 8R

9勝(2KO)11敗1分の26才・東京都と、9勝(5KO)4敗2分の31才・福岡県。

                                                             

1R、藤井君、真面目にプレスかけながら真面目なボクシングなんだけど、

追い足、いつもほどのことなくて、そう言えばなんか体のキレもないし、

階級一つ上げたのがシンドかったのか、全く覇気感じられないんだよなあ。

うすい君の方は、いつものちょっとチャラついたボクシングで……。

                                                            

2R、藤井君、終始相手のリズムから抜け出れなくて、ちょっといいショットしても、

二次三次の攻撃全くしなくて、すぐ相手に反撃のタイミング与えてしまってるし、

最近見た中では一番デキが良くないんだわ。

                                                           

で、残り40秒ほどのとこで、うすい君の右ショート直撃貰って、右膝つきダウン。

うすい君、相変わらず相手を見下すような、舐めたような態度が心地良くないなあ。

                                                            

この後も藤井君、行き切れないし、うすい君、共感湧きにくいパフォーマンスで、

どうでもいいようなリング上になってしまったもんで、真面目に見てなかったんだけど、

結局4R1分13秒、終始弱ったままの藤井君がレフェリーストップ負け。

                                                           

                                                              

この後、二試合組まれてたんだけど、初めっから見るつもりは全く無くて、

ポスターが出来た時は、アンディ・オロゴンと中森宏さんの相手決まってなくて、

結局、7勝(2KO)4敗と15勝(6KO)6敗のタイ人が其々の相手だってことで、

緊張感のないの目に見えてたもんでね。

                                                           

で、色んな人と話しながらモニター見てたんだけど、

中森さんは予定通り1R1分52秒KO勝ちで、

オロゴンの方は1R、いきなり相手倒して、一気攻めするとこカウンター貰ってしまって、

あっと言う間の1分8秒、逆転KO負けだったんだよね。

“油断した、油断した” って大声で、オロゴン言ってたけどね。

                                                               

                                                                 

昨日は5時50分試合開始だったんだけど、巻き巻きの進行で、

ファイナル終わった時、まだ7時45分で、2時間かかってなくて、

今までのうちで一番早く終わったんだよね。

                                                             

                                                              

                                                                

【本日のベスト3ボクサー】

① 森田大介君

② 中川雄太君

③ 浅野裕一君

                                                     

2011年10月25日 (火)

TVボクシング (10/24)

                                                                        

去りがたいとでも言うような暖気の揺り戻しが、毎日の気温変動の原因で、

そういう揺り戻しを何度か繰り返して、気が付くといつの間にか冬になるんだけど、

取り敢えずは着るモノの調整難しくて、要するに風邪ひきやすいんだよね。

                                                            

                                                           

日本のプロ野球に対する興味は日に日に失せていってんだけど、

MLBのワールドシリーズは結構面白くて、毎日追っかけてて、

1点差で推移してんのに、ノーアウト1塁でも送りバントなんかしないってのがいいね。

                                                            

ライン際深い位置でのゴロをノーステップで、矢のような送球する3塁手も凄いし、

9回まで投げてきて、まだ平気で150キロ以上のボール投げ続ける先発投手とか、

155~160キロの範囲で、コーナーに投げ分けるクローザーってのもいて、

グランドとか観客席の華やかさも含めて、ちょっと別世界なんだよね。

                                                          

サッカーもJリーグとヨーロッパリーグとでは、まるで別世界なんだけど、

ボクシングだけは、重量級を除けばって条件ではあるんだけど、

日本、そこそこのとこにあると思ってるんだけどね。

                                                            

                                                            

昨日の後楽園、原隆二さんはまたもやタイ人相手だし、

殿村雅史さんは、河野公平さん以上のゴリゴリファイター相手だし、

八重樫東さんの相手は、ジョムトーンみたいなヤツだしって、

ホールに出張るの止めてテレビ観戦だったんだけど、

八重樫さん、殿村さん、ホント、ゴメンです。

                                                          

                                                           

☆ポンサワン・ポープラムック(タイ)×八重樫東さん(大橋)

                ………WBA Mm タイトルマッチ

23勝(16KO)3敗1分のWBAチャンピオンと、

14勝(7KO)2敗のWBA4位、27才・岩手県。

                                                               

八重樫さん、2005年にB級デビューしたんだけど、なかなか相手いなくて、

東洋人との試合多くて、そりゃ強かったんだけど、当初は実力測り切れないとこあって、

そういうの、拓大の先輩、内山高志さんと似てるとこあったんだけど、

イーグル京和にアゴ壊された後、国内の強豪達、数々退けていって、

やっぱ八重樫さん、強いんだわってことになって、この日が4年振りの世界戦。

                                                            

いつもの赤青コーナーが逆になってたから、自分、赤が左、青が右ってのが、

見慣れてるもんで、テレビ画面でもとっても見易かったね。

                                                           

1R、抜群の出だしだったのは八重樫さんで、やたら左がバスバス当たりまくってて、

ポンサワン、全くスピードに着いて行けてないし、反応とか含めて、

そもそも動きが硬くて、とにかくトロっ臭いんだわ。

                                                           

合わせるとか返すとかの意識もまるでないみたいなんだけど、

それでも、ぎこちない振りの中に、当たったら大変だよおって感じは満々だったね。

                                                           

この日も新しいリングシートが滑り易くて、最近のは安手のビニールシートみたいで、

アディダスのポンサワン、いきなり右足滑らせてたなあ。

                                                         

2R、ポンサワン、やっぱりこれしかありませんって感じで、ブンブン振るようになって、

八重樫さんも幾つか被弾してたんだけど、的確な手数でまだまだ圧倒してるね。

                                                           

3R、ポンサワン、ひたすら左右フック一本槍なんだけど、ボディブローも混ぜ込んで、

攻勢かけ始めて、八重樫さんのパンチの強さ見切ったように前へ前へ出てくるなあ。

打たれ強さバックにして、なんぼ打たれても一発デカイの当てればいいんでしょって、

そんな感じで、巧くはないんだけど、底知れないような怖さあるんだよなあ。

                                                           

そんな中、八重樫さん、とっても見栄えのいいコンビネーション打ってるよね。

                                                           

4R、八重樫さん、的中率いいもんだから結構真っ向打ち合いしてるんだけど、

ホント、一発デカイの貰ったらヤバいんだから、もう少し足使ったらいいのになあ。

                                                            

5R、八重樫さん、相当キレのいいのブチ込んでるのにポンサワン、

ホント、打たれ強いし、気持ちも強くて、絶対下がらないのが不気味で、

ひたすら渾身の力込めて振って来るんだわ。

                                                           

6R、八重樫さんがそれほど足使わなくなったもんで、お互い的中率上がって、

それにしてもポンサワンのボディ攻め、八重樫さん、大丈夫かあってほどで、

グイグイボクシング、益々ドライブかかってきたもんで、

二人のパンチ力の差が気になってきたんだよね。

それにしても、終盤近くの二人のアッパー合戦は凄かったなあ。

                                                             

7R、八重樫さん、パンチのキレ、ここに至っても全く落ちてないし、

ここまで、ある意味無防備に浴び続けてきたこともあってかポンサワン、

この回急に、振りが緩くなってるし、足元シッカリしてないし、両足揃いがちだし、

そう言えば、右顔面、かなり腫れてきたんだわ。

ポンサワン、八重樫さんの左、見えてないような当たり方だもんだなあ。

                                                          

8R、八重樫さん、光明見えたって感じで、この回初っ端から飛ばして一気勝負で、

見てて気持ちいいほどの攻め込みしてたんだけど、

1分15秒辺りのとこで、南側ロープに詰めようかってとこで、

ポンって出したポンサワンの右ストレートをカウンターで貰ってしまって、

オイオイオイって、驚きの膝カックンで、一気に局面変わっていったんだわ。

                                                            

ボクサーってのは面白くて、それまでヘロヘロにやられてたのに、

相手のダメージが見えた途端、一気に息吹き返すってこと多くて、

この場面でのポンサワンも全くそれと同じ、一気の盛り返しで、

おかげさんで八重樫さんのダメージ、致命的なものではなかったこともあって、

二人ともガード無視したような壮絶な殴り合いに突入してしまって、

どっちも、ヤバイ、ヤバイだったよなあ。

                                                              

9R、ポンサワン、ここしかないって感じで前へ前へって詰めるんだけど、

既に足の送りがたどたどしくなってるし、腕振りにも力込め切れてないようで、

八重樫さん、まだまだ普通のショットができてて、ポンサワンの劣化が目立つなあ。

                                                           

ポンサワンの蓄積ダメージ、やっぱ半端じゃなかったみたいで、

残り30秒のとこからの、この日何度目かの八重樫さんの一気攻めにタジタジ。

                                                             

ポンサワンはラウンド前半しか頑張れなくなってるから、八重樫さん、

そこまではやり過ごすようにしながら力溜めて、残り1分から仕掛ければいいって、

この辺からは、劇的結末期待して、自分、力入って来たんだよなあ。

                                                             

10R、ポンサワン、ここまで相当打たれ込まれたもんで、ふと見ると、

ラッシャー板前みたいな風貌になってたんだけど、それでも流石チャンピオン、

盛り返し目指して先仕掛けしてきたなあ。

                                                            

いいんだよ、いいんだよ、やらせておけば、そのうちヘバルからって見てたんだけど、

やっぱりその通り、開始1分過ぎから途端に脱力したみたいになってしまって、

そこっ、そこって、待ってましたの八重樫さん、もう一気の爆発ワクワクで、

ポンサワン、ついに最後のスタミナ、使い果たしたような防戦一方で、

東か西のロープに追い詰められてしまって、顔面張り飛ばされるようなの2~3発、

直撃喰らった直後、もう勘弁して下さいって感じで、両手クロスさせたとこで、

レフェリーが割って入って、見事な、見事なTKOエンド。

                                                            

ちなみに、9Rまでの自分のスコア、八重樫さんに厳しく見てたせいもあってか、

87-84だったんだけどね。

                                                                                                                        

八重樫さん、自分の中では小堀佑介さん系の風貌とボクシングで、

辻昌建さんに判定負けした時は、正直ここまでかなあって感じたことあったんだけど、

その後、須田拓弥さんとか、堀川謙一さん、金田淳一郎さん、武市晃輔さん、

それに今年になって、田中教仁さん達を連続撃破して、また登頂開始して、

ここまで来たんだよなあって思ったら、ちょっと感動的だったね。                                                    

挫折しても、気持ち入れ替えて、体鍛え直して、頭使えばいいんだよね。

                                                              

今回一番驚いたのは、八重樫さんのフィジカルの強さと、奥さんの可愛さだったな。

                                                           

                                                            

殿村雅史さんと吉田拳畤さんの試合結果については、7時前に連絡入ったんだけど、

殿村さんの判定勝ちって聞いて、申し訳ない、ちょっと驚いて、

だって、あれだけやり難い相手に3-0勝ちってことだし、

それも、79-72、78-72×2ってスコアも普通じゃなかったし、

で、八重樫さんの試合の後、トレーナーさんに電話して試合内容聞いたんだわ。

                                                            

そしたら、5Rに左フックで、8Rには右フックで二度のダウンゲットだったってね。

相手のやり難さは想定の範囲内だったってことで、

前の手のさばきと、フットワークで攻略したらしいんだわ。

                                                           

河野公平さん、將生潤さん、白石豊土さん相手に3連敗中だった後の、

吉田さんってのは、殿村さん、いかにもシンドかったんだけど、

4連敗だったら、彼、色々考えるとこだったと思うけど、

そんな崖っぷちで、よくぞよくぞ踏ん張ったよなあって、これも感動だったんだわ。

                                                            

                                                         

やっぱ、自分、ホール行けば良かったって、反省、反省なんだよね。

                                                            

2011年10月24日 (月)

日記 (10/24)

                                                         

アメリカで悪質なネズミ講が摘発されたんだけど、有罪の主犯に懲役150年って、

いかにもアメリカっぽくて、あそこは経済犯に異常に厳しいんだけど、

それにしても150年って、いくらなんでも死刑にはできないけど、

みんな、お前には頭に来てんだぞって感じ、出てるよなあ。

                                                          

                                                          

アフリカのイスラム系独裁国家が、続々民主化されてて、

そりゃ北朝鮮も気が気じゃないと思うんだけど、

そのイスラム系諸国、今まで憲法すら無いってとこ多いし、

この際だからってゾロゾロ出てきた、色んな部族や宗教系の団体の利権争いで、

もう大変、大変なんだけど、暫定政権の連中も国民に媚び売るようなアイデア出しで、

規制されてた一夫多妻制を解除するって今更の方針も出して来てるし、

これでは進歩したのか、昔に戻ってしまったのか、分かんないとこもあるんだよね。

                                                           

                                                        

ヨーロッパの一部国家の財政の追い込まれ方見てて、思ったんだけど、

そういうのは国だけじゃなくて、企業とか一般家庭や個人にも起こり得るんだけど、

とにかくみんな、手持ち資金の範囲内でやればいい訳で、

実力以上、身の丈以上のことやろうとして、ローンだとか借金の仕組み考え出して、

結局、最終的には自分の首、自分で締めてるんじゃないかってね。

                                                             

大きな夢、早く実現させたいって気持ちが先走るっていうのは、

人間の悲しい性(さが)の一つなのかも知れないけど、

反省無いまま、このまま突っ走ると、一気の破滅が待ってるんじゃないかなあ。

で、スローライフってのが、自分の当面のテーマなんだよね。

                                                         

                                                          

カレンダーのことなんだけどね。

壁掛け式のも含めて、1週間の始まり、殆どが日曜日から始ってるんだけど、

自分、中学の頃からこれが不思議でならなくてね。

                                                             

だって、“Week End” ってのは土曜と日曜な訳で、だから表示的には、

1週間のうち土日が後ろに来るべきだし、大体の人は週末休みにイベントある訳で、

泊まり旅行とか記入するのにも土曜と日曜が離れてるのは記入しにくいし、

ゆったりリフレッシュしてから、新たな気持ちで仕事始めるぞって感じで、

月曜日を1週間の先頭に表示した方がいいんじゃないかなあってね。

休んでから仕事するんじゃなくて、仕事したから休めるってのがいいってね。

                                                          

もうずーっと、日曜日先頭でやって来てて、そこそこ定着してるし、

そんなもんだって、みんな普通に受け入れてるみたいなんだけど、

自分、納まりの良くない感じ、ずっと引きずってて、

なもんで、今でも使ってるノートの表示は月曜日始まりなんだよね。

                                                           

一週間を日曜始まり表示すると、10月なんてのは1日が土曜日だった関係で、

月末表示のスペースが極端に詰まってしまって、23日、24日、30日、31日は、

なんか大事じゃない日々のようになってしまって、メモの書き込みさえままならないし、

なーんてこと考えてるのは自分くらいのものなのかなあ。

                                                             

ただね、中には同じ様な思いというか、考え方してる企業もあるみたいで、

確か、SONYのカレンダーも月曜始まりだったと思うけどなあ。

                                                           

                                                          

ジュリア・ロバーツは好きなんだけど “ミスティック・ピザ” は、

あまりにもトロっ臭くて見てられなかったなあ。

                                                             

“エアベンダー” ってのは、“ロード・オブ・ザ・リング” 系のファンタジーで、

飛び抜けてる訳じゃないんだけど、そこそこ楽しめたよ。

                                                            

オードリー・ヘップバーンも好きなんだけど、“昼下がりの情事” ってのは、

いかにも自意識過剰な男役の嫌味が過ぎるもんで、30分でお終い。

                                                           

“トワイライトサーガ” は、バンパイヤものなんだけど、ワクワクしないんだよなあ。

                                                          

“ホワイトハンター” はクリント・イーストウッド主演なんだけど、

脇役陣に魅力的なのが全くいなくて、見続けられなかったなあ。

                                                              

レオナルド・ディカプリオの “シャッターアイランド” は、とても刺激的だったんだけど、

いよいよこれからってとこの1時間51分辺りのとこで、

どういう訳か、突然録画終わってて、アラララ―ッて、ひっくり返ってしまったんだわ。

                                                          

                                                           

今日、八重樫東さん、殿村雅史さん、原隆二さん達の試合があるんだけど、

対戦相手のこと考えると、ストレス溜まりそうな予感満々なもんで、

そういう予感のイベントに3万、5万の出費、無職の身にはツライもんで、

TV東京観戦にしようって決めたんだよね。

                                                            

2011年10月23日 (日)

古河体育館・10月23日

                                                         

今日23日、角海老ジム、TEAM田中のメンバー、ゴソッと新潟に出張って、

東北震災の復興援助の為のイベントに出場ってことなんだけど、

東北地方の余震、まだまだ続いてて、たまに “揺れくるサイト”にチェック入れると、

震度1~3くらいまでの余震、それこそ一日何度も起こってるんだわ。

                                                         

福島県だと、中通りとか浜通りなんかホント毎日だからね。

あそこは原発のことも引きずってるし、シンドイことダブルだもんなあ。

                                                          

で、今の自分の置かれてるポジションに山ほど感謝せざるを得なくて、

何かできることあったら、積極的に参加しようって思ってるんだよね。

                                                            

                                                          

昨日は、ボクシング見に茨城県の古河まで行ったんだけど、

ちょっとした小旅行みたいなもんで、そういうのもたまにはいいんだよね。

                                                            

18古河ジム主催だったんだけど、会場の古河市立体育館ってのは土足厳禁で、

上履き持参ってことだったんだけど、それ気が付かなかったもんで、

スリッパ貸して貰ったんだわ。                                                        

体育館開催ってのも今まで何ヵ所かあったけど、スリッパ観戦ってのは初めてで、

それはそれで、なんか面白かったよ。

                                                           

長嶋会長に挨拶した後、18鴻巣ジムの知り合いの方ともコンチワってことで……。

                                                          

                                                        

☆嶋田一穂君(福田)×鈴木浩之君(伴流)……58㎏ 4R

0勝2敗のサウスポー、28才・東京都と、0勝1敗の30才・千葉県。

                                                           

1R、二人とも、どうということのない立ち上がり。

                                                            

2R、二人とも、特にどうということのない2R目。

                                                          

3R、二人とも、取り立ててどうということのない3R目。

                                                        

4R、二人とも、やっとヤル気になったみたいなんだけど、

初めっからそういう風にやればいいのになあってほど、いきなり必死にやってたね。

で、結局、39-38×3で、嶋田君の判定勝ち。

                                                          

                                                            

村貫司君(セレス)×中井賢一君(石神井S)……B 4R

デビュー戦の20才・茨城県と、0勝1敗の22才・愛媛県。

                                                          

1R、中井君、いきなり右アッパーから始めること多くて面白いんだけど、

そんなに振り回さなくても、ってくらいブン廻すんだわ。

                                                       

一方の村貫君、デビュー戦の割にはちゃんとできてて、ディフェンスもしっかりしてるし、

上体の動きでリズム作ってるみたいで、バランスもとってもいいんだわ。

                                                           

2R、中井君、頭低くして突っ込み過ぎで、オープン気味なとこ気になるんだけど、

気合いの入り方は好感持てるんだわ。

村貫君、上下の打ち分けグッドだし、右の強いのをクロス気味にも打てるんだよね。

                                                          

3R、驚いたなあ村貫君、フットワークもいいし、強いパンチを連続で沢山打てるし、

ちょっと心配だったスタミナ面も全然OKみたいなんだよね。

                                                          

4R、中井君、いきなりフィニッシュブローから始めるのはやっぱダメな訳で、

もう少し流れの中から探っていくってのも必要だと思うんだよね。

それと、全体にもう少し頭上げるとこから始めるといいと思ったなあ。

                                                         

村貫君、最後まで堅実で冷静なパフォーマンスで、とってもいいボクサーだったなあ。

                                                       

で、結局、40-36×2、40-37の完璧3-0で、見事なデビュー戦だったね。

                                                         

                                                           

☆山口秀紀君(本庄)×五十嵐淳介君(伴流)……50㎏ 4R

0勝3敗の34才・埼玉県と、0勝1敗の33才・神奈川県。

                                                            

1R、山口君、上背はあるんだけど、とってもか細いし、

体育館の水銀灯に照らされると、なんか体調良くないようにも見えたんだけど、

少し追い込まれ加減だったのに、突然、上手いこと左フックブチ当てることできて、

五十嵐君、殆ど倒れそうなとこまで膝落ちてしまったんだわ。

                                                          

ひ弱そうに見えた山口君、意外にやるなあってことだったんだけど、

直後、追い打ちかけようとした途端に、五十嵐君の右ストレート貰ってしまって、

それ、結構派手な当たり方だったもんで、山口君堪らずのダウン。

                                                           

山口君、何とか立ち上がりはしたんだけど、ダメージ大きくて勝負は既に決着してて、

五十嵐君の猛烈追撃の前にあっと言う間の二度目のダウンでKOエンド。

2分14秒ってことで、五十嵐君、祝初勝利。

                                                           

                                                          

☆工藤徹君(福田)×西原俊樹君(伴流)……SB 4R

2勝(1KO)0敗の25才・群馬県と、2勝2敗の21才・東京都。

                                                           

1R、背低い方の西原君、更に体低くして中に入ろうとしてるんだけど、

入り込みざまに工藤君に叩かれるもんで、なかなか届かないなあ。

                                                           

2R、その工藤君、この回に入ったら、前裁きで凌ぎ切れなくなってしまって、

二人とも極度の密着戦に突入してしまって、ズルズル面白くない方向に一直線。

                                                           

3R、お互い、コブラツイストの掛け合いみたいになってしまったもんで、

取り敢えずはトイレってことで……。

                                                           

結局、39-37、38-39、38-38の1-1ドローだったんだわ。

                                                        

                                                            

☆大塚隆太君(18鴻巣)×杉田純一郎君(ヨネクラ)

                             ………SF 8R

9勝(2KO)4敗1分の25才・埼玉県と、16勝(7KO)6敗の28才・新潟県。

                                                             

この試合が組まれた時は、杉田さんがランカーだったもんで、

大塚君も自分もモチベーション高かったんだけど、自分の事はさておき、

大塚君、気持ち大丈夫かあってことだったんだけどね。

                                                             

杉田さん、ここんとこやり難い相手との対戦多かったもんで、

本領発揮する場面少なくて、残念な結果が続いてるんだけど、

大塚君みたいなボクサー、絶対噛み合い良くて、大好物なタイプなんだよね。

                                                            

1R、二人とも、中間距離取り合いからのリズムとタイミング勝負のボクサーで、

基本的なスタイルとかスピードとか、とっても良く似てるんだよね。

                                                            

それにしても、それまでの4回戦のボクサー達とは異次元の迫力なもんで、

近くで見てる人達、凄ッ!とか、 早ッ! とか連発してたなあ。

                                                            

距離詰めるって決めた時の一瞬のパワーは、やっぱり杉田さんの方が上回ってて、

大塚君、正直、ちょっと主導権取られそうなんだわ。

                                                        

2R、半分くらいのとこかなあ、いよいよ迫力増してった杉田さん、

ガスガスってショートブローかましながら寄ってって、

次の瞬間左フック一閃したら、それ、バスン直撃してしまって、

大塚君、青コーナー近くのロープまで飛ばされてしまってしまってのダウン。

                                                           

当たった時の音、そこそこデカかったし、派手な倒れ方だったもんで、

大塚君、大丈夫かあってとこだったんだけど、

後で直接聞いたら、大塚君、実はそれ程のダメージじゃなかったみたいで、

で、再開後結構普通にやってて、それ見て杉田さんもムチャ追撃しなかったよね。

それにしても杉田さん、噛み合う相手だと、いいパフォーマンスするんだよなあ。

                                                           

2R、大塚君、やっぱり杉田さんの壁は高かったかあって、

少し寂しいような気持ちのまま見てて、結局やられてしまうのかなあなんて、

そんな思いでいたんだけど、驚愕の瞬間はいきなりやって来て、始まって1分過ぎ、

お互い勢い増して距離詰まった途端、大塚君の右アッパーが大直撃して、

フォローの左ショートフックも杉田さんの顔面張り飛ばして、見事なダウンゲット。

                                                              

それ、大塚君がやられた時とは比較にならないほどの直撃度と効き方だったもんで、

杉田さん、何とか立ち上がりはしたんだけど、もう既にヤバそうで、

多分、その時点で記憶飛んでたと思うんだけど、再開後はディフェンスで一杯一杯で、

攻め返すってとこまでとってもいかなくて、そうなったら大塚君の勢い止めようもなくて、

杉田さん、最後は逃げるだけになってしまって、ロープ追い詰められたとこで、

2分17秒、レフェリーストップエンド。

                                                           

いやあ大塚君、古河まで行った甲斐があったってことで、いいモノ見せて貰ったなあ。

                                                           

そう言えば、杉田さんみたいなクリーンファイトのスタイリッシュボクサー、

実は実は、大塚さんにとっても大好物だったんだっけなあ。

                                                            

大塚君、試合後暫くしてから戻って来て、サポーターの人達に挨拶してたけど、

友達がワ―ッて大声出しそうになった時、次の試合に迷惑かかるからって、

抑えて、抑えてって静めてたの見てて、自分、ちょっと感心してしまったんだわ。

                                                             

彼、自分のこと知らないと思ってたし、地元の人達沢山いるとこ、

割り込んで寄って行くのもなんだと思ってたもんで、遠くから横目で見てたんだけど、

その後暫くしたら、フラッと自分の前よぎったもんで、思わず声掛けたらね、

実は彼、自分のこと知ってくれてたみたいで、ちょっと感動の出会いだったんだわ。

一緒にいた彼のトレーナーさんも、村木田さんですかあって言ってくれて、

もう一人の以前からの知り合いのマネジャーさんとも合流して、

試合のレビュー、ちょっと教えて貰って、とにかくオメデト、オメデトってことで……。

                                                           

それにしても杉田さんの打たれ弱さは、ちょっとなあ……。

                                                            

                                                             

☆宮森卓也さん(18古河)×神谷優季君(P渡久地)

                          ………51.8㎏ 8R

12勝3敗1分のランク12位、25才・茨城県と、9勝(1KO)4敗の29才・沖縄県。

                                                               

宮森さんも神谷君も同タイプの熱闘ファイターなもんで、

なかなか興味深い組み合わせなんだよね。

                                                          

神谷君のとこからは赤シャツ姿のジムボクサー達ゴッソリ来てて、

中村幸裕君とかコブラ諏訪君の顔もあったね。

                                                            

諏訪君と話する機会あって、彼、リングネーム、諏訪雅士→コブラ雅士→諏訪雅士

→コブラ諏訪って、なかなか目まぐるしいんだけど、もう変えないって言ってたけど、

自分、多分またいつか変えるんじゃないかって思ってるんだけどね。

                                                            

1R、モチベーションとしては神谷君の方が大きい訳で、

とにかくまず寄り詰めてって、積極、積極で、左3連発とかヤル気満々なんだわ。

                                                        

宮森さん、相手が入ってくるとこ、効果的な右アッパー打ち込んではいるんだけど、

自分の知ってる宮森さんの動きではないし、パンチのキレも良くないんだよね。

                                                          

お互い、ガスッと詰め寄るタイミングが一緒なもんで、頭危ない同士なんだけど、

この回、バッティングで神谷君、左目上カット。

                                                              

2R、宮森さん、ちょっとあっさりやり過ぎてるのに対して神谷君、

荒っぽい先仕掛けが成功してるし、クリンチ際もしつこくやってるんだわ。

                                                           

3R、ランク取りに向かって神谷君、気合い入りまくりで最後まで持つのかって感じで、

少し心配にはなるんだけど、打ち合いになっても全くパワー負けしてないんだわ。

                                                             

ガツガツボクシングなもんで仕方ないとこあるんだけど、

神谷君、この回右目上もバッティングカットしてて、左目上の方はかなりの出血。

                                                              

4R、相変わらず宮森さん、勢い出てこなくて、終始プレスかけてるのは神谷君。

彼、的中率はそれほどではないんだけど、とにかく手出しの数が全然違うんだわ。

                                                            

5R、宮森さん、グローブで顔撫でるシーンが多くなってるんだけど、

あれは殴られてるって証拠のようなもんで、止めた方がいいんだけどね。

とにかく、宮森さんがやりたいような攻撃を神谷君にやられてるって感じなんだわ。

                                                          

6R、神谷君のキズ悪化する中、このままじゃヤバイよって宮森さん、

やっと目覚めたって感じで、いつものトコトコ連打でいよいよ反撃開始したとこ、

神谷君に2回目のドクターチェック入ったとこで、負傷ストップエンド。

                                                           

神谷君の頑張り飛ばしがどこまで続けられたのか、

宮森さんの本領発揮巻き返しがどうなっていくのか、とっても興味深かったもんで、

終わり方としては残念だったんだけど、ここで切られると宮森さんヤバくて、

自分の中では、ラウンドマストで58-56で神谷君だったんだけど、

最終的には、58-56?、58-57、57-58の、とにかく2-1で宮森さんの辛勝。

                                                                

ランカーと主催者って二つのディシジョン考えれば、範囲内の結果だとは思うけど、

渡久地ジムとしては、ちょっと前の中村幸裕さんのこともあって、

決めの試合でシンドイこと続いてて気の毒な感じなんだけど、これも現実なんだよね。

                                                            

                                                          

                                                              

5時に始まって7時半頃には終わったんだけど、雨が上がった中、

暗い道駅までトロトロ歩きながら考えたんだけど、

宮森さん、どう考えても、申し訳ないけど、今一だったよなあ。

                                                           

                                                           

帰りの電車、さいたま新都心でどっと客乗り込んできて、

若い子達、みんなちょっと異様なカッコしてて、

スーパーアリーナでのルナシーのコンサート帰りだったんだよね。

                                                          

家着いて暫くしたら、長嶋会長から電話あって、あの人、ホント気使いなんだよねえ。

                                                           

                                                           

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 大塚隆太君

② 村貫司君

③ 神谷優季君

                                                      

2011年10月22日 (土)

後楽園ホール・10月21日

                                                          

自分らのガキの頃、サッカーもバスケもなくて、ただ野球だけしかなかったから、

そりゃ、やったさ野球、毎日クタクタになるほど。

                                                            

で、テレビの中継も結構見たもんだけど、徐々に興味失せて行ったかなあ。

                                                           

犠牲フライってルールが不思議でしょうがなかったし、

送りでもセイフティでも、とにかくバントっていうのが姑息な手段にしか見えなくて、

シーズン終了間際のタイトル争いになると、意図的に敬遠したり、出場しなかったり、

ついこの間の中日ドラゴンズ、投手の最多勝争いで、4回まで4-0で勝ってるとこ、

吉見ってのに代えて、2回だけ投げて勝利投手になって、見事最多勝だってさ。

何か男っぽくないとこ山盛りって感じで嫌気刺すんだよね。

                                                           

                                                             

昨日は少し早目に行って後楽園ホールのロビーで、久し振りに会えたなあ。

勿論、詳しいことは書けないけど、とっても元気そうにしてたよ。

やっぱり本当の事は、直接本人から聞くのが一番だなって、つくづく思ったよ。

                                                          

                                                        

これも久し振りに宮崎辰也君に会って、彼、来週の土曜日韓国で試合なんだけど、

相手、物凄くデカイヤツで、ミドル級くらいのウェイトでやるんだよね。

4階級も上げて20㎝近く上背のある相手に、彼、相変わらずムチャするんだよなあ。

同じ日に湯場さんと胡さんの試合があるもんで行けないけど、応援してるよお。

                                                           

                                                              

この日はオール4回戦なんだけど、来年の新人王戦のからみもあるし、

活きのいいニューカマー見付ける可能性もある訳で……。

それにしてもマスコミ連中、人っ子一人いなかったけどね。

                                                            

                                                           

☆大久保雅章君(角海老)×渡辺健太君(KS)……Mm

デビュー戦の26才・福島県と、0勝1敗の17才・広島県。

                                                           

KSジムっての良く知らなくて、東村山の方にあるみたいなんだよね。

渡辺君、首からデカイ鎖下げてて(プラスティック製でゴールド彩色のヤツ)、

大久保君の方は、トランクスにカタカナで “ロドリゲス” って刺繍入ってるね。

                                                          

1R、渡辺君、マウスピースのサイズ合ってないみたいで、口周りがちょっと変。

                                                           

大久保君、ゴリゴリのインファイターで終始ガンガンプレスかけながら、

思いっきりの左右フック振りまくって、気持ち出てるなあ。

                                                          

渡辺君、押されっ放しだし、アップライトの上、頭の位置殆ど動かさないもんで、

まあよく当てられてるんだわ。

                                                            

2R、渡辺君サイドからは、近い距離で打ち合うなって指示で、もう下がる下がる。

                                                            

基本的に二人の攻防パターン、とっても単純単調なもんで、

なかなか新しい局面、訪れなくて、前へ前へと後ろへ後ろへだけなんだけど、

顔面赤くなってるのは、明らかに渡辺君の方。

                                                            

3R、お互いクリーンヒット少ないんだけど、手数と攻勢で、どうしても大久保君だなあ。

                                                           

4R、渡辺君、スピード生かしてひたすらの当て逃げボクシングなもんで、

正直、見てて面白くないまま終了ゴング。

                                                             

自分的には、39-37だったんだけど、39-38×3で大久保君。

                                                             

☆山口大輔君(レイS)×辻貴哉君(10COUNT)……SB

0勝1敗の36才と、千葉県と、デビュー戦の26才・神奈川県。

                                                            

1R、二人とも初っ端から気合い入ったド突き合なんだけど、

ちょっと過激な振り過ぎボクシングで、残り15秒、ガッツンバッティングしてしまって、

山口君、ドクターチェック。

                                                          

2R、山口君、中盤過ぎから急にスタミナ切れみたいになってしまって、

でも、辻君の方も追い込みかける勢い落ちてきてしまってるなあ。

                                                            

3R、残り1分からは二人ともヘロヘロ状態だったんだけど、

大きく口開いて、すぐ腰折ってしまうのは山口君の方で、弱り方著しくて、

結局、2分33秒、ついに力尽きてヘバリが極限になったとこでレフェリーストップ。

                                                          

辻君の応援に、山口隼人さんが来てたもんで少し話したんだわ。

彼、11月23日に黒田雅之さんとタイトル戦やるんだよね。

その後、トレーナーの人とも話したんだけど、その人、亀海喜寛さんソックリなんだわ。

                                                            

                                                          

☆小池信伍君(角海老)×藤本直人君(新日本木村)……SB

デビュー戦の21才・山梨県と、デビュー戦の20才・東京都。

                                                           

1R、二人ともいかにも負けん気強そうで、真正面から打ち合ってるね。

パンチ力では小池君圧倒してて、藤本君、早くも顔面紅潮してきてるね。

                                                           

残り30秒、右、右って小池君のストレート直撃して、藤本君、クラッとしてるね。

                                                           

2R、お互い上体もう少し柔らかく使えるといいんだけどなあ。

                                                             

藤本君、持ち前の連打のスピード生かしたいんだけど

小池君の右の方が見栄え良くて、ストレートボディもなかなかいいんだわ。

でも彼、前傾浅過ぎなのが気になるし、真っ直ぐ下がり過ぎるとこあるんだよなあ。

                                                            

3R、小池君、膝も硬そうで、で、全体のリズム感が良くないみたいなんだわ。

それと、攻撃が顔面に限定し過ぎかも知れないね。

この回藤本君、手数優位でポイントゲットだね。

                                                           

4R、スタミナはどうなの? ってくらい、二人とも良く動いてるんだけど、

よりキビキビ動ききれてるのは藤本君の方なんだけど、

小池君の方のセコンドからも檄飛んで、プレス強めながら手数もアップしていって、

一気の激闘になったんだけど、有効打はやっぱり小池君の方で、

こりゃ、藤本君の手数との勝負だなって感じのまま終了ゴング。

                                                             

結局、39-38×2、37-39の2-1で、小池君の僅差判定勝ち。

自分は38-38だったんだけどね。

                                                              

それにしても小池君、なかなか可能性あるって感じたんだけど、

もう少し前傾要る訳で、手打ちになりがちなパンチも直したらいいと思うけどなあ。

                                                           

                                                            

☆藪晋伍君(ワタナベ)×春田昌哉君(笹崎)……62㎏

デビュー戦の25才・大阪府と、デビュー戦の28才・東京都。

                                                             

まあ、静かで退屈な試合で、届かないとこでのエアーボクシングみたいで、

藪君なんか、いい体型と構えしてんのに勿体ないことこの上ないし、

二人とも信じられないほどの踏み込み不足なんだわ。

                                                            

ってことで、1Rだけ見て、ソロッと休憩タイムゲット。

後で聞いたら、40-38、39-38、38-38の2-0で、藪君の判定勝ちだってさ。

                                                          

                                                             

☆内田雄二君(SRS)×藤澤正幸君(F赤羽)……SF

デビュー戦の24才・東京都と、0勝1敗の28才・埼玉県。

                                                           

内田君のセコンドには、坂本博之さん、中島吉兼さん、秋葉慶介さんっていう、

豪華三点セット。

                                                           

1R、二人とも超好戦的で、前の試合とはエライ違いなんだわ。

                                                           

ガンガンプレスかけてるのは内田君なんだけど、

藤澤君もフェイントかけながら、とってもグッドな返しの左フック打ってるね。

                                                             

2R、藤澤君、下がりながらも相手の打ち終わりに上手いこと合わせてるし、

右目上バッティングカットしたにもかかわらず、全く怯まず、結構冷静なんだわ。

                                                           

内田君、勢いは相変わらずなんだけど、攻撃のリズムが少しばかり単調なもんで、

相手にそのリズム読まれてしまってるようなとこあるなあ。

                                                          

3R、中に入られると少し苦戦気味の藤澤君、それでも外しざまに当てるの巧くて、

それ、天性のモノかも知れないんだけど、いい度胸してるんだよね。

                                                             

内田君、単調な攻めはそのままなんだけど、彼、気持ち強いんだろね、

何発打たれても、なんであれだけ前へ出れるかってほど頑張るんだわ。

                                                             

4R、二人ともかなりの手数なもんで、相当ヘバッてるんだけど、顔真っ赤にして、

歯食いしばって、最後まで全く手緩めなくて、勿論テクニック的には今一歩なんだけど、

それでも、他人を熱くさせるボクシングをやり切ってたね。

                                                           

結局、39-38×2、38-39の2-1で、内田君の僅差判定勝ちだったんだけど、

自分のスコアは、ラウンドマストで39-37で藤澤君だったな。

                                                            

                                                            

それにしてもこの試合、結構微妙な判定になるって思ってたんだけど、

後で聞いたら、中島さんは全く問題ないって思ってたって言ってたんだけど、

一方の赤羽ジムサイドも、応援ボクサー達が勝ったね、勝ったよって湧き立ってて、

ジムの会長さんもヨシッて感じだったんだよね。

                                                           

結局相手勝ちってことになったんだけど、で、その時の会長さんのことなんだけどね。

彼、一言も発しないで潔いばかりにスッと席立って、大体普通ああいった場合、

往々にして何らかの不満とか文句、出るもんなんだけど、とにかく全く無言で、

そう言えば応援に来てたボクサー達も、ホント静かなままの引き上げで、

そりゃ悔しいから、何か言葉出そうになると思うんだけど、

よく堪えてたというか、とにかく、ちょっと驚いてしまったんだよね。

                                                               

                                                           

☆長田周君(福田)×高梨直人君(10COUNT)……F

1勝1敗の26才・山口県と、1勝2敗の27才・神奈川県。

                                                          

1R、超ゴリゴリインファイターの長田君、とにかくフックしか打たないんだわ。

                                                            

一方の高梨君、左ジャブとフットワークでどこまで対処できるかってことなんだけど、

なんかグズグズの密着ゴニョゴニョ戦に巻き込まれてしまって、

で、これはもう長田君の押し切りでしょって感じだったもんで、早々の離席。

結局、39-37、39-38×2の3-0で、長田君だってね。

                                                            

                                                           

ブラ―ッとしてたら、細身長身長髪の黒ずくめの人がニカッと寄って来て、

彼、酒場なんかではモテルだろうなあって感じの人だったんだけど、

村木田さんですよねって話しかけてきて、その人、フラッシュ赤羽ジムの関係者で、

表情からするとクレームではないなって感じではあったんだけど、

以前、村中優さんのこと書いたコラム読んでくれたみたいで、

そりゃ村中さん、いい試合したもんだからそういう風に書いた憶えあるけど、

それ気に入ってくれてたみたいで、いつも好意的に書く訳じゃないですけど、

ってドギマギ答えたら、いいんです、いいんです、分かってますからって感じで、

こんなチンタラ文体のことまで褒めてくれて、

次に清田祐三さんのことに話及んだら、なんとそこに清田さん本人が、

可愛い女性連れで突然現れて、自分、前回の試合まともに見てなかったんだけど、

その事もひっくるめて理解してくれて、あの時の試合のこと詳しく教えてくれて、

そういう経緯だったのかあってことで……。

                                                               

そしたら渡辺会長ともバッタリで、いつものチャチャ入れ合って、

そばに顔見知りだけど名前知らなかったトレーナーが松浦さんってことで、

ワタナベジム、佐々木さん、佐藤さん、石原さんって、もうみんなと仲良しだもんね。

                                                              

それから、SRSの坂本会長と秋葉さんにオメデトゴザイマスしたんだけど、

秋葉さん、声枯れてて、チーフセコンドやってたから、疲れただろなあって……、

楽しい時間続いたもんで、次の試合が終わってしまってたね。

                                                           

                                                           

☆大浦直毅君(伴流)×岡野智秋君(マナベ)……SFe

デビュー戦の27才・埼玉県と、0勝1敗の30才・東京都。

                                                           

2R2分17秒で、大浦君のTKO勝ちってこと、後で知ったんだわ。

                                                           

                                                             

☆武井優太君(稲毛)×加藤克哉君(オサム)……B

1勝0敗の21才・千葉県と、0勝0敗1分の18才・北海道。

                                                              

1R、舞い上がってたか加藤君、終了ゴング後の加撃で減点。

                                                           

その加藤君、気早やり過ぎか、とにかく両手と頭が一緒に出る傾向強いし、

とにかくストロークの大きいコノヤロボクシングなんだよなあ。

                                                            

威力業務妨害みたいにガンガン攻め込んで来る相手に対して武井君、

意外に細かく丁寧な対応できてて、驚くほど的確に当ててるんだよね。

                                                             

2R、お互い自分のペース以上に振り合ってるせいか、減速度著しくて、

君たち最後まで持つのかあって感じだったんだけど、まだまだ精度は武井君。

                                                        

3R、パワーは落ちてきたんだけど、二人とも、そんなら手数だって、

まるでサンドバッグの連続トコトコ練習みたいな、我慢比べに突入してるなあ。

                                                             

4R、加藤君、全くの荒削りなんだけど、気持ちの強さは飛び抜けてて、

ヘロヘロになりながらも、とにかく振り絞っての全力打ちだし、

武井君の方も、それで終了ゴングまで持つのかってほどの意地の大噴出で、

君、ポイントリード明らかなんだから、もう少し引き加減でもいいのに、

挑まれた戦い避ける訳にはいかないって感じで、応戦するんだよなあ。

                                                          

武井君、左目上ヒットカットしてるし、加藤君も右目上腫れてきてて、

凄いことになってるんだけど、テクニックないなら気持ち出せって典型の試合で、

4回戦でこれほど死に物狂いなのも久し振りで、場内大騒ぎだったなあ。

                                                           

結局、40-35、40-36、39-37の3-0で、武井君の2連勝目だったけど、

加藤君も、もう少しタイトに振るようにすれば初勝利は近いね。

                                                           

                                                         

☆中村潤君(JBS)×大久保雄貴君(セレス)……SFe

2勝(1KO)0敗のサウスポー、22才・群馬県と、2勝(1KO)0敗の22才・茨城県。

                                                            

試合前、暗い場内でアップしてる時から、いい動きというか、

とってもいいリズム感持ってるなあって、思ってたんだわ、中村君。

                                                           

1R、大久保君、少し肩怒らせ過ぎの力入り過ぎみたいな感じしたんだけど、

なかなかいい攻めしてるんだけど、中村君も思った通りとってもいい動きで、

二人とも、全く引かないし、どっちかが少しでも弱気見せたら決着するって感じ。

                                                               

2R、中村君、スピードとキレで勝負したいとこなんだけど、

大久保君のフィジカル系突っ込みボクシングに戸惑い気味で、

やりたいことの半分もできないって感じなんだよなあ。

                                                               

大久保君、時間進むにつれ、体ごとボクシングのドライブ強めてって、

ますます、出会い頭系一発勝負って感じになってしまってて、

とにかく、突っ込み→クリンチ→ブレイクの大連続ってことで、仕方なくの休憩で、

戻ってみたら、39-38×3の3-0で、予想通り大久保君の判定勝ち。

                                                            

片っぽが極端なボクシング仕掛けてきた時、それ、自分のペースに持ち込むの、

とっても難しいと思うけど中村君、君なら絶対できると思うけどね。

                                                           

                                                          

☆熊切誠志朗君(伴流)×本田正二郎君(10COUNT)……Fe

1勝(1KO)0敗の23才・静岡県と、0勝1敗の21才・神奈川県。

                                                               

セイシロウとショウジロウって、なんか時代劇みたいね。

                                                          

1R、熊切君、正統派伴流で、強いプレスと大きな腕振りなんだけど、

それでもちょっと初めっから狙い過ぎなんだわさ。

                                                       

リーチ長い分、本田君のジャブが良く届いてるんだよね。

それに細かい腕振りで、熊切君の一気攻め込み巧みに防いでるね。

                                                            

2R、手数12:1くらいで、勿論本田君圧倒してるんだけど、

突然の熊切君のブワ―ン一発も充分あり得る訳で、予断許さないとこあるんだけど、

軽いんだけど切れ目なく出してる相手のパンチ、そんなに無暗に浴びると熊切君、

そのうち効いてくるぞおって感じ、ジワジワ漂ってきて熊切君、

なかなかタイミング合わないし、リズム感良くないんだよなあ。

                                                             

3R、いくらなんでもこのままじゃ絶対ヤバイって感じで熊切君、

一気の攻勢かけるんだけど、同じ様な顔の赤さでも、口開いてるのは熊切り君で、

徐々に動きもダルーンとしてきたし、腕振りも緩くなってしまったんだわ。

いくらなんでも、そりゃ打たれ過ぎなんだわさ。

                                                                

4R、熊切君、上体動かさないもんで、的のように当てられまくって、

1分過ぎからは殆ど一方的になってしまって、大挽回の見通し全く立たないまま、

ダウンゲットの可能性も絶たれてしまったから、そろそろタオルだなあって、

見てたんだけど、結局最後までやっての終了ゴングで、                                                              

40-36、40-37、39-38の3-0で、勿論本田君。

それにしても、39-38てのはいくらなんでも……。

                                                            

                                                         

☆綱嶋亨平君(RK)×鈴木健太君(新松戸高橋)……Fe

1勝(1KO)0敗のサウスポー、24才・東京都と、デビュー戦の27才・神奈川県。

                                                              

1R、鈴木君、一回り小さいし、突っかかっては行くんだけど、

いかにもフィジカルのハンデ差も大きくて、いきなりシンドそうな感じなんだよね。

                                                              

綱嶋君、力感溢れたサウスポーで、合い打ちになっても大丈夫そうなんだから、

もっと力技系で迫ればいいと思うんだけど、意外に慎重なんだよね。

                                                               

2R、綱嶋君の威圧感、かなりのモノだと思うんだけど鈴木君、

怯まず常に先仕掛けしてるのは立派で、綱嶋君の踏み込みの甘さと、

ショートブローの当て勘の悪さの方が目立ってしまってるんだわ。

                                                                

3R、それでも基本的なフィジカルの差、徐々に浮き出てきて、

勝負の分かれ目はただ一点、やっぱりそこにあったかって程の差出てしまって、

網島君、一気に圧倒、圧倒するもんで、鈴木君、手の施しようないんだよなあ。

                                                            

4R、始まって18秒、このラウンドいきなりの飛ばし方で綱嶋君、

鈴木君を一気に青コーナーに追い込んで、倒れる寸前ではなかったんだけど、

もうどうにもならないのは明らかだったもんで、ここでストップエンド。

                                                            

                                                              

☆塚田祐介君(鉄拳)×斉藤悠太君(ヨネクラ)……L

2勝(2KO)1敗の22才・東京都と、2勝1敗1分の26才・秋田県。

                                                            

1R、二人とも随分遠いとこから始めてて、

塚田君、リーチあるんだけど当て勘今一だし、斉藤君も踏み込み切れてないんだわ。

                                                            

2R、斉藤君、積極詰め詰め度アップさせて、大分いい感になってきて、

塚田君、下がり下がり一方で、若干シンドクなったかなあって、

そう思ってた1分26秒、斉藤君、勢い増して塚田君を赤コーナーに詰め寄せて、

いよいよこれからってとこで、出ましたいきなりドスン一発、塚田君の右ストレート、

それ、まともなカウンターで貰ってしまって、斉藤君、その場に四つん這いダウン。

                                                            

何とか立ち上がりはしたんだけど、それ、かなりの衝撃度だったもんで、

再開後にもダメージ拭えなくて、そのまま塚田君の一気追撃の餌食ってことで、

1分46秒、レフェリーが割って入ってKOエンド。

                                                                

斉藤君、行けるって思った刹那だったと思うなあ。

                                                              

                                                           

                                                            

この日、最後の2試合の前に時間調整入ったんだけど、

その時点でそれほど早い展開じゃないのにどうして? って思ったんだけど、

この日はカット傷負うボクサーやたら多くて、医務室パンクしたのがその理由だってさ。

                                                           

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 武井優太君 

② 加藤克哉君

③ 本田正二郎君

                                                      

                                                    

今日は、大塚隆太君と宮森卓也君の試合があるもんで、ちょっと古河まで遠征だな。

自分、知らない町訪ねるの好きだし、それに雨振りも嫌いじゃないんだよね。             

                                                                                    

2011年10月19日 (水)

後楽園ホール・10月18日

クレオパトラの時代、地球の人口ってどれくらいだったか知ってる?

何と全部で1,500万人くらいだったんだってさ。

それ、今の東京の人口の2割アップくらいでしかなかったんだよね。

                                                          

                                                          

ギリシャ経済が破綻に近いヤバイ状態なもんで、ユーロ全体大騒ぎなんだけど、

政府が色々引き締め緊縮政策打ち出さざるを得ないってのに、

国民、ことごとくに反対反対で、公務員ストまで始まってしまって、

個人が国の為に我慢するってのは耐えられないってことみたいなんだよね。

                                                          

一見、ヘンリー・デビッド・ソローの国家観にも通ずるような感じもあるんだけど、

やっぱりそれとは若干違ってて、元々あの国の成り立ち、ちょっと変わってて、

オリンピック発祥の地ってイメージからすると、意外な感じもするんだけど、

ギリシャっていうのは、1976年までは軍事政権下にあって、

その後民主化されたとはいえ、現在の首相のパパンドレアっていうのは、

これで三代続けての、つまり彼の父親も祖父も首相だったっていう、

まるで北朝鮮みたいな流れを持ってるんだわさ。

                                                            

で、民主的な国家運営ってのにもまだまだ慣れてない訳で、

全体主義的な傾向引きずってたり、国が何かしてくれるのに慣れた国民性だろうし、

EU加入以前の貨幣とユーロの交換率にも無理があったみたいだし、

で、そもそもEU加盟自体、早計だったんじゃないかって、自分思ってるんだわ。

                                                           

                                                           

ホールに着いてしばらくしたら、八王子中屋ジムの会長が隣に来てくれて、

色々他愛ないこと話してたら、息子さんも来て、親父さんが用事で抜けた後、

二人で話してたら、そこに偶然石井一太郎さんがやって来たんだわ。

                                                        

自分、今まで話したことなかったんだけど、コンチワッスって握手してもらって、

驚いたことに、彼、このブログ、たまに読んでくれてるみたいで、

良く知らないボクサーのこと調べるのに使ってくれてるみたいだし、

ジムの中にも読んでくれてるボクサーがいるって聞かされて、嬉しかったなあ。

                                                               

で、長年抱えてたのと、つい今日感じた二つの疑問をぶつけたんだけど、

実にフレンドリーに答えてくれて、ホントはとっても気さくな人だったんだよね。

                                                         

① 三垣龍次さんとの試合の後、すぐ引退してしまったのは何故?

   →詳しくは書けないけど、やっぱり見極めと男気の人だったんだわ。

                                                         

② 何故、突然ブログを止めてしまったの?

   →ブログ自体を削除することは思いとどまってもらって、

    そのうち気が向いたらまた適宜再開ってことで。

                                                             

                                                            

テレビが入る割にはちょっと寂しいカードと言わざるを得なくて、

5時15分の開場の時には、自分含めて6人程しかいなかったんだけど、

やっぱり行ってみるもんだね、面白い試合は必ずあるもんだね。

                                                             

この日は帝拳主催なもんで、赤コーナーは全て帝拳ボクサーで、

いつものように、パンフには生年月日表示ナシ。

赤コーナー周辺には、専門誌の表紙飾るような帝拳有力ボクサー達がゴッソリ。

                                                            

                                                                                                                  

☆坂本尚志君×岩鬼城君(フォーラムS)……Fe  4R

1勝0敗の長野県と、2勝(2KO)12敗の愛知県。

                                                           

岩鬼君、9連敗後の2年振りのリングで、もうすぐ30才なんだけど、

彼の中のボクシング、まだ終わってなかったんだろね。

応援に阪東ヒーローさん、スーツ姿で駆けつけてたね。

                                                           

とにかく2戦目と15戦目の戦い。

                                                          

1R、相手の方が5㎝ほどデカイし、リーチ的にもシンドイ岩鬼君、

とにかく取り付いてからでないと何もできない訳で、懸命に詰め詰めしてるね。

                                                             

坂本君、ごく普通のC級ボクサーで、6月に判定勝ちしてこれが2戦目なんだけど、

体硬いというか、全体に少しアップライト過ぎじゃないかなあ。

                                                            

2R、必ずしもやり切れてはいないんだけど、色々工夫してるのは坂本君の方で、

岩鬼君、ちょっと戦法見えて来なくてダルーンとしたボクシングなんだわ。

佐藤幸治さんが、“坂本さん” って、さんづけで応援してたね。

                                                            

3R、岩鬼君もたまにストレート系を当てるんだけど、単発で終わってしまうもんで、

すぐ相手の反撃受けてしまって、もう一攻め要るんだよなあ。

                                                             

坂本さん、右打つ時も腰入ってない手打ちなもんで、力込め切れてないんだけど、

左ダブルとか、とにかく考えてるし、特に返しに打つ左フックがとってもいいね。

                                                              

4R、前の回、相当打たれ込んでしまったもんで岩鬼君、一気に弱ってしまって、

坂本君、当然のように開始直後からの猛攻で、岩鬼君、一発も返せないまま、

北西ニュートラルに押し込まれてしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                             

0分12秒ってことだったんだけど、岩鬼君、次どうする? 

                                                           

                                                         

☆小野平祐君×向井達也君(木更津GB)……SB 4R

1勝(1KO)1敗の大分県と、2勝(1KO)0敗1分の千葉県。

                                                        

サウスポー同士で、今年3月、1年振りの復帰戦だった向井君に、

4RTKO負けした小野君の雪辱再戦。

                                                            

1R、二人ともとってもキビキビしたボクシングで、特に向井君、

上下打ち分けも力強いし、度胸のいい左右ボディもグッドグッドで、

小野君、スタイリッシュなんだけど少しひ弱に見えるかなあ。

                                                            

2R、小野君、右ジャブ良く伸びてるんだけど、距離詰まったとこでのショート連打は、

向井君の方が見栄えいいなあ。

                                                             

交互にクリーンヒット繰り返してるんだけど、その都度必死の挽回反撃で、

一方的にならないように、二人の意地のぶつかり合い、凄いね。

小野君、右目上バッティングカット。

                                                            

3R、お互い手緩めない甲乙つけがたい頑張り合いで、

何か前回の試合の感じととっても良く似てきたんだわ。

                                                           

4R、二人ともかなりの消耗度だったんだけど、常に前詰め先仕掛けしてたのは、

向井君の方で、最後まで歯食いしばって、意地剥き出しのまま終了ゴング。

                                                           

結局、39-37、38-38×2の1-0で、向井君だったんだけど、勿論ドロー。

自分は、39-37で向井君だったけどね。

                                                           

                                                              

☆蓑輪達郎君×徳永幸大君(ウォズ)……L 8R

3勝(2KO)0敗1分の群馬県と、6勝(6KO)1敗の京都府。

                                                             

徳永君、去年、新人王トーナメントの西軍代表決定戦まで進んだハードヒッターだし、

蓑輪君はB級デビューボクサーだし、結構期待感持ってたカードなんだよね。

                                                            

1R、お互い水準以上の動きで、なかなか気持ちいいボクシングしてるね。

                                                           

中盤、蓑輪君がジャブ打ってくるとこ、徳永君、見事な右ストレート、クリーンヒット。                                                      

その蓑輪君もキレのいいワンツー打ち込み返し大成功で、いい勝負なんだわ。                                                          

ただ蓑輪君、4~5㎝ほどデカイ相手に、ちょっと距離掴み切れてないかなあ。

                                                          

2R、お互いキレのいいボディブロー打ってるし、返しの意識も高いなあ。

でも蓑輪君、少し打ち上げ過ぎって感じじゃないかなあ。

                                                           

3R、蓑輪君、顔面への攻撃は届き切れなくて当たりが薄いんだけど、

左ボディがやたらいいんだよなあ。

                                                          

4R、徳永君、一発当てると相手の動き即止めるだけのパワーあるんだけど、

ちょっと腕力に頼り過ぎるって感じもしない訳じゃなくて、

もう少し、細かい工夫ができたらいいんだけどなあ、もっと強くなると思うけどなあ。

                                                              

彼、真っ向からの殴り合いに自信持ってるみたいで、フェイントもフェイクも全くなくて、

頭も動かさないし、そういうの、上の方へ行った時に絶対必要になると思うけどなあ。

                                                            

5R、残り1分、思いっ切りの右の相打ちで、ダメージ大きかったのは蓑輪君で、

それ以降、徳永君の一気追い込みで、蓑輪君いきなり危ない展開になって、

ただ、徳永君も詰め甘くて、ショートブローの精度が良くないんだよなあ。

                                                          

6R、そろそろヤバイかなあって思ってた蓑輪君、驚くほどの回復力で、

普通にできてて、却って徳永君の方が疲れたのか手数落ちて攻め込まれてんだわ。

                                                             

7R、徳永君、流れ引き寄せた時、一気に畳みかけるってことができなくて、

毎回一からリセットって感じの勿体ないパフォーマンスで、相手の回復というか、

少なくとも気持ちの立て直しのサポートしてしまってるって感じなんだよなあ。

                                                          

8R、蓑輪君、気持ちは十分に見せて貰ったんだけど、

ホントはもっと色んな事できるボクサーなんだけどなあって感じのまま終了ゴング。

                                                        

結局、77-75×2、77-76って、とっても妥当な3-0で、徳永君判定勝ち。

自分も、77-75だったんだけど、二人ともちょっと消化不良だったかなあ。

                                                          

                                                           

☆大塚博之君×土生拓郎君(折尾)……LF 8R

3勝(3KO)0敗の島根県と、9勝(6KO)4敗2分の福岡県。

                                                           

大塚君も期待の星で、B級デビュー後これが初の8回戦。

                                                           

1R、初っ端からプレスかけてるのはやっぱり大塚君で、

1分10秒過ぎ辺り、土生君が左へ移動しようとして足元乱れた瞬間、

それ、軽くかすっただけだったんだけど、大塚君、右フック上手いこと引っかけて、

ダメージは殆どなかったんだけど、土生君からダウンゲット。

                                                               

フットワークの俊敏性は土生君が上回ってたんだけど、

大塚君の威圧感、ホント半端じゃないんだわ。

                                                            

で、こりゃ、早終わりかなって雰囲気そこはかとなく漂ってきたんだよね。

ところがところが、これがまあ意外な展開でズルズル長引いたんだわさ。

                                                          

2R、土生君、あくまで出入りのスピード勝負なもんで、左差しながら距離詰めて、

後は形は良くないんだけど、とにかくガチャガチャ戦に持ち込む作戦で、

パンチ軽いし当たり薄いんだけど、この回手数で勝ってたね。

                                                             

それにしても大塚君、ちょっと狙い過ぎで手数は落ちるし、

もう少し流れの中からのボクシングするといいのになあ。

                                                           

3R、大塚君、セコンドに言われたか、敢えて距離詰めながら手数アップしたんだけど、

中間距離の時、相手の打ち終わりに合わせるとか、交わしざまに打つとか、

とにかくそういうのが全く無くて、あまりにも自分都合過ぎるけどなあ。

                                                           

一方の土生君、打てる体勢じゃないとこからでもとにかく山ほどの手出しで、

粘っこさというか、しつこさ全開で、あれはやりにくいだろなあ。

                                                          

4R、顔だけ見てると被弾ダメージ大きいのは圧倒土生君なんだけど、

彼、全く怯まないし勢い落ちないし、とにかく前へ前へで凄いんだわ。

                                                             

5R、土生君、テクニック的には今一歩も二歩も足りてないんだけど、

少なくとももっとボディ攻めるべきだと思うんだけど、

とにかくスタミナだけは無尽蔵って感じなんだわ。

                                                             

大塚君、どう見ても相手に巻き込まれ過ぎのパフォーマンスの中で、

パンチだけは自分都合って、チグハグ感拭えないんだよなあ。

                                                            

6R、大塚君、いよいよあしらい切れないというか、いなし切れなくなって、

密着度の高い乱打戦に突入したんだけど、ここでのショートは圧倒してて、

流石の土生君も、ここに来て相手にもたれかかり気味になるほど疲れてしまって、

大塚君、いよいよ勝負ドコかあって感じだったんだけど、

その大塚君のヘバリもそこそこだったみたいで、腕振りが極端に優しくなってんだわ。

                                                           

で、キッチリ決着が見えなくなったズルズル戦になってしまたもんで、

それでも結局、大塚君、ラウンドごとに剥ぎ取るようにポイント持っていくんだろなって、

そんなのが見えてきてしまったもんで、取り敢えず休憩タイムゲット。

                                                           

戻ってきたら、80-72、79-73、78-74の3-0で、勿論大塚君だったんだけど、

ジャッジによって評価が分かれる内容だったんだよね。

                                                          

                                                           

☆吉田恭輔さん×佐藤通也君(石丸)……SFe 8R

8勝(5KO)0敗2分のランク6位、福岡県と、8勝(5KO)3敗2分の静岡県。

                                                            

これはちょっとキツイんじゃないの佐藤君、って感じで見てたんだけどね。

                                                             

1R、一回りデカイ吉田さん、金子大樹さんとやった時より動きとっても良くて、

余裕のある感じさえして、クロス気味に打つ右がいい角度なんだわ。

                                                            

佐藤君の方も臆することなく、体低くしながらも右ボディストレートとか、

左ジャブも良く伸びてて、結構対等な立ち上がりなんだけど、

彼のL字ガードがどこまで持つかってことかなあ。

                                                          

2R、始まって30秒、ガッツンバッティングで、吉田さん、右目上、

佐藤君、眉間それぞれカットしてしまって、吉田さんだけがドクターチェック。

                                                           

この日の吉田さん、やっぱり基本はカウンター狙いの待ち待ちボクシングなんだよね。

                                                         

3R、二人とも血流しての手負い状態になってから、いきなり激しい打ち合いになって、

お互い、結構いいのを貰い合って、一気に危険度満々って感じなんだわ。

                                                          

4R、佐藤君、風貌とかボクシングスタイル、ちょっと伊藤和也さん似のとこあって、

打たれても決して下がらないし、変にガードガラガラだし、とにかく振り回すし、

相手が見え見えのカウンター狙ってるのに、そんなの知るかあボクシングなんだわ。

                                                             

吉田さん、そんな相手に巻き込まれてしまったか、自分を見失ってしまったみたいで、

もっと手堅く進めれば何てことないのに、格下だって舐めてかかったか、

ヨーシ、お前なんかブチ倒してやるボクシングになってしまって、

お互い危な過ぎる戦いに突入してしまった、この回終盤近く、

何とナント、佐藤君の右特大フックが直撃して、吉田さんブッ倒されてしまったんだわ。

                                                            

場内大騒ぎ、一生さんも一太郎さんも自分もオオ―ッて声上げてしまったほどで、

吉田さん、この回は何とか凌いだんだけど、ペースすっかり乱されてしまったなあ。

                                                           

5R、佐藤君もここまで結構な飛ばし方だったもんで、ちょっとリミット近くなってて、

1分過ぎ、吉田さんの右クロス喰らった時は、結構グラッとして危なかったんだけど、

何度目かの根性踏ん張りで、またもやの殴り合いに突っ込んでったんだわ。

                                                         

お互い、フリーハンドみたいな腕振りで、返しの返しが常に直撃の危険度はらんでて、

もう、どっち倒れても不思議じゃないほどのスリル満点さで、

セコンドは気が気じゃないような顔してたし、こっちも見てて大変だったんだわ。

                                                            

6R、どこまで行くのか、この殴り合いって感じ、もうお互い抜け出れないようで、

ディフェンスもクソもなくなってしまって、あれよあれよと時間が進んだんだけど、

最後の最後、ブワ―ンって振り放った佐藤君の左フックがバッコーンって感じで、

ものの見事にアゴ直撃してしまって、吉田さん、バッターン一発昏倒ダウンで、

余りも激しすぎる倒れ方だったもんで、即のレフェリーストップエンド。

                                                         

ブワ―ン、バッコーン、バッターンだったもんなあ、ホント。

この回ギリギリ、2分58秒のことだったんだわ。

                                                           

                                                           

☆中川大資さん×田中徹さん(横浜光)……71.5㎏ 8R

17勝(13KO)2敗2分のランク1位、東京都と、

7勝(2KO)3敗1分のランク7位、神奈川県。

                                                         

勝率、KO率からするとちょっとシンドイか田中さん。

でも、この日、帝拳にはよくない風向きだったもんで……。

高さと太さの戦いって感じかなあ。

                                                            

1R、田中さん、どう見ても髪の毛少し長過ぎで、

軽く当てられただけでもバサッ、バサッてなってるなあ。

                                                            

中川さん、パンチ出しにスムースさ欠けてるし、ちょっと動きも硬いなあ。

上体柔らかく使いながら、積極的に攻める姿勢と手数で田中さん優位スタート。

                                                          

2R、中川さん、手数多くないしパンチスピードも驚くほどのことないんだけど、

とにかく当て勘良くて、相手の打ち終わりに強いの合わせてクリーンヒット。

                                                             

田中さん、相手が何となく左ボディ打たれるの嫌がってるみたいなんだから、

攻撃のバリエーション増やすためにも、もっとボディ攻めしたらいいと思うけどなあ。

                                                           

3R、破壊力は感じられないんだけど田中さん、とにかく細かい攻めに懸命で、

ただ、もう少し色々工夫が欲しい訳で、彼、真面目な性格なんだろうなあ。

それでも田中さん、コツコツ当ててるもんで、中川さんの顔も紅潮してきたね。

                                                            

だけど、田中さんの顔面はそれ以上に赤く染まっていって、左目上もヒットカット。

                                                            

4R、中川さん、全体にはそれほど器用には見えないんだけど、

当て勘と距離感が抜群なもんで、普通にこのランキング維持してんだよね。

                                                          

田中さんも、打たれても打たれても決して下がらない鈍牛ボクシングだったんだけど、

中川さん、自分の中ではヘタウマボクサーの筆頭なんだよなあって見てたら、

残り30秒切ったとこ、赤コーナー近くのとこで綺麗なショート左右打ち込んで、

田中さんから思わず右片膝着きのダウンゲット。

                                                             

それ、それまでのダメージ溜まったとこだったもんで、ちょっとシンドそうで、

何とか再開したんだけど、田中さん、すぐに南東コーナーに追い込まれてしまって、

ドスッドスッて顔面に連続打ち込まれたもんで、もう堪らずの尻餅ダウンで、

レフェリー、消耗度見やっての即ストップエンドだったんだわ。

2分59秒だったんだけどね。

                                                           

それにしても中川さん、絶対相手の距離にさせないんだよなあ。

                                                          

                                                            

☆三浦隆司さん×ホルヘ・ペレス……L 8R

20勝(16KO)2敗2分のWBA9位、秋田県と、

15勝(2KO)8敗1分のメキシコ。

                                                          

三浦さんの移籍初戦でメインイベントだし、どう考えてもヘタは打てない訳で、

って選ばれたメキシカンなんだけど、基本2勝1敗ペース、KO率1割以下の成績で、

この試合も遠くから見てたんだけど、とにかくそのメキシカン、

終始四方のロープ沿い歩いてて、それを三浦さんがジリジリ詰めながらって感じで、

この日はお披露目ってこともあったもんで、余りにも早い決着はマズイと思ったか、

状況考えると絶対負けられないって、そういう思いが慎重さに出てしまったか、

素人にとってはこれ以上ないほどのつまらなさで、2Rまで我慢したんだけど、

とってもじゃないもんで、早々に退散したんだけど、結局最後までやったんだってね。

                                                          

                                                            

                                                           

アレッて思ったら、前之園啓之さんで、ジム仲間の佐藤通也さんの応援に来てて、

以前話したこと、そういえば一回だけあるんだけど、彼、憶えてないかも知れないし、

って、一瞬躊躇してたら、彼の方からコンチワって言ってくれて……。

                                                           

それにしても彼、とてつもなくカッコよくて、今風のイケメンとはちょっと違ってて、

なんか高倉健みたいなニュアンスというか雰囲気持ってて凛としてるし、

切れ長の目の上のカット傷も理想的なフォルムだし、

それにアーティストみたいなとっても繊細な指してるんだよね。

                                                            

彼、今ランク3位で、いよいよこれからが正念場ってことで、

来年、石本康隆さん以降、大竹秀典さん達とタイトル挑戦争いになるんだわ。

                                                           

                                                         

最後に、石井会長、自分初めて話ができて舞い上がってしまったせいか、

なんか色々引き延ばしてしまって、ホント、申し訳なかったです。

                                                            

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 佐藤通也君

② 中川大資さん

③ 徳永幸大君                                                 

                                                                                                                   

2011年10月18日 (火)

エキサイトマッチ (10/16)

                                                         

九州電力社長の記者会見、こんな感じでってシュミレーションはしたんだろうけど、

競争相手のない企業のエライさんってのは、もうホント、ボンボンにしか見えなくて、

常人並みのIQはあるんだろうけど、出世のための社内抗争しか経験ないみたいで、

そんなもんでいいでしょ、社長も辞任しないでOKですよって判断した取締役達も、

要するに小ボンボンってことで、状況の読めなさ加減、致命的だよなあ。

                                                            

それにしても、大分県の古川って知事のかけてるメガネはどうなのかなあ。

元々の目付きが悪いのに、それ増長するようなデザインで神経疑うけどなあ。

九電は彼に気使い過ぎっていうか、原発運転再開に利用したいもんで、

必死に守ってるって感じしかしないもんなあ。

                                                           

                                                         

☆ホルヘ・リナレス×アントニオ・デマルコ

                    ………WBC L 王座決定戦

                                                  

ウンベルト・ソトがSL級に移って返上された王座をランク2位と1位が取り合う、

って構造だったんだけど、3位にはユリオルキス・ガンボアも控えてるもんで、

こりゃ色々面白くなるぞおって思ってて、頭の中ではリナレスとガンボアの対戦、

描いてたんだけどなあ……。

                                                          

リナレス、アミール・カーンとも練習したっていうし、

パッキャオとは30R分のスパーやったっていうし、

フレディ・ローチが付いて、より攻撃型にシフトアップさせたって聞いてたんだけどなあ。

                                                         

自分、まだ世間に知れ渡るずっと前、10代の頃からリナレス見てて、

初めて見た時、そのスピードとパンチのキレに度肝抜かれてしまって、

で、ある時、幼稚な英語で恐る恐る話しかけたら、彼の英語、それほどでもなくて、

で、お互い日本語で話して、あの頃はいっつもカルロスと一緒にホールに来てて、

サイン頼んだら、ニカッと笑って、とっても気さくに書いてくれて、

憶えたてのカタカナでも書き添えてくれたもんで、そりゃ、途端の大ファンで……。

                                                             

26才と25才、ピンクのエバーラストと赤のレイジェス。

                                                             

ポイントはリナレスの攻撃力の巾の広がりではなくて、

打たれ強さ含めた彼のディフェンスだって思ってたんだけどね。

とにかく、一発ブチ込まれた時の耐える力に常に不安感じるんだよね。

                                                          

1R、デマルコ、ナチュラルライトのせいか、やっぱり体一回りデカいし、手も長いなあ。

それでもリナレス、スピードで圧しながらよくプレスかけてるし、左もよく届いてる。

なるほどなあ、以前と比べると初めっから攻撃的になってるんだわ。

                                                           

2R、デマルコ、デカイ割にはフェイント巧いし、中盤から徐々に手打し始めてるね。

                                                          

自分、リナレスのことでずっと気になってることあって、

彼、上体フェイントかける時、特に左に体傾ける時、右手が極端に下がるんだけど、

それ、相手誘ってのことなんだろうけど、その右手下がった瞬間狙われたら、

それもサウスポー相手の場合、決めの左ショット貰ったら危ないんじゃないかって、

いっつも気になってるんだよね。

                                                          

3R、リナレス、やっぱりスピード圧倒してるし反応もいいし、

とっても形の綺麗な動きしてるよなあ。

デマルコも攻撃に転じた時の迫力は半端じゃなくて、力技系満々なんだわ。

あれれ、二人ともあんまりボディ攻めないんだなあ。

                                                           

4R、デマルコ、まだまだ浅いんだけど、結構当てられてて顔面紅潮してきたね。

それでも、ユラーッとした動きからいきなりシュンって飛ばしてくるし、

それ相当遠いとこから飛ばし来るもんで、危険度高いんだよなあ。

                                                            

5R、1分30秒近辺のとこでリナレス、伸びのいい右ストレート直撃させたら、

デマルコ、一瞬クラッとしてたなあ。

それでも、この回のリナレス、相対的に手数落ちてたもんで、デマルコ、詰め詰めで、

終盤、右アッパーとか左ストレート、いいのを打ち込んでたなあ。

                                                          

6R、半分頃、デマルコ、強い左フック直撃させた途端、

リナレスの眉間というか、鼻っ柱の上部、いきなりカットの大出血。

                                                           

で、デマルコ、追撃激しく来るとこ、リナレスも左フックの強いの幾つかクリーヒットで、

いきなり乱打系になっていったんだけど、それにしてもデマルコの距離は長いよなあ。

                                                           

リナレスの傷、ヒットカットってことだったんだけど、

試合中はそうかなって自分も思ってたんだけど、インターバルでの様子見てると、

グローブで殴られて、あんな傷になるかってほどの傷み方で、

もしかしたら肘がかすったのかも知れないって思ったんだけどね。

でも、デマルコの左は、それほど威力というかキレあるのかも知れないね。

                                                          

7R、リナレスの傷は出血酷くて、目には入らないみたいだけど、

相手に更なるヤル気を起こさせるには充分過ぎるもので、デマルコ、攻勢強めて、

ドンドンプレスだし、接近戦厭わずパワー戦に持ち込もうと必死にやってるね。

そんな中、リナレスもショートブローの速射連打で見栄えのいい攻撃できてるんだわ。

                                                           

8R、デマルコ、相手からいいのを打ち込まれると、そんなの何でもありませんよお、

って感じで両手拡げたり、とにかく効いてないジェスチャー織り込むんだけど、

そういうのは、いいのを貰いましたって白状してるのと同じな訳で、

薄っぺらな負けず嫌いとか、若いボクサーがやりがちなんだけど、

とにかく、相手からああいうポーズが出てくれば、出てくるほど、

リナレスの方が打ち勝ってるってことで……。

                                                          

それでも、リナレス、中盤に相手の左ストレート、こするように直撃されて、

右目尻ヒットカットされてるなあ。

                                                           

9R、リナレスの速射連打、ことあるごとに炸裂してて、

デマルコの平気だよポーズは有効打の証だし、

で、リナレス、血だらけではあるんだけど、なんか勝ち目見えてきた感じなんだよなあ。

                                                            

10R、二つの傷からのリナレスの出血、納まる気配全く無いもんで、デマルコ、

ここまで全体的には劣勢なのを一気挽回TKO狙いってことで、

ガンガン前詰めするんだけど、彼もそれまで結構打たれ込まれてるせいか、

そこからの手数が思い通りにならないみたいで、実は腕振りも大分鈍り加減で、

却ってリナレスの速射軽打にポイント奪われてるんだわ。

                                                           

11R、このままのペースで行けば、3階級目だなってのが見えてきた瞬間、

1分ちょっと過ぎのとこかなあ、デマルコの一発左ストレート、

リナレス、モロに貰ってしまって、それ相当な直撃度だったし、効いてたんだから、

ここは一旦足使いながら一息入れて立て直した方がっていうのは、

後から言えることで、リナレスも男の激闘の真っただ中だったし、

顔面血に染めながら、敢えての打ち合いに突っ込んで行ったんだわ。

                                                           

正面切ったフィジカル戦、ディフェンス無視の一個一個のパンチの威力ってなると、

ナチュラルライトのデマルコに、そりゃ数段の優位性あるのは明らかで、

スピードとキレの世界から出てしまったリナレスに、一気に勝機失せてしまって、

結局、一方的に追い詰められ、打たれまくったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

10Rまでの採点、6~8ポイント、リナレスのリードってことだったみたいけど、

自分、彼の方に厳しく見てたもんで、2ポイントだったんだけどね。

                                                            

終わった時、右目尻からの出血も激しくて、顔面血みどろで、

デラホーヤんとこのシンデレラボーイは、ガラスのように粉砕されてしまったんだわ。

                                                            

打たれ強くないんならもっとディフェンスを、っていうのは簡単で、

そうなんでもかんでも上手いこといかないんだわ、ボクサーってのは……。

それにしても、クソッ! だぜ。

                                                          

                                                           

☆バーナード・ホプキンス×チャド・ドーソン

                   ………WBC LH タイトル戦

52勝(32KO)5敗2分1NCの赤グラントと、

30勝(17KO)1敗1NCのスカイブルーのエバーラスト。

                                                            

ホプキンスは好きじゃないもんで、ここはもう圧倒ドーソン応援ってことで……。

イデタチ的にもドーソン、飛び抜けてカッコいいんだよなあ。

                                                           

1R、プレス的にはドーソン圧してて、常に積極的に先仕掛けしてて、グッドグッド。

                                                           

ホプキンス、右も左も打ち出しながら頭突っ込むって、ビビリの典型みたいだし、

パンチの交換、初めっから避けてて、こういうの嫌いなんだよなあ。

                                                          

2R、ドーソン、KO率大したことないんだけど、思い切り打つのが見てて気持ち良くて、

リーチも長いもんで、ホプキンス、なかなか届かなくて、

で、頭突き込みのパンチ出しで、狙いは一つ出会い頭って感じだったんだけど、

残り20秒あたりのとこで、相手のパンチ避けて少し体折り曲げたドーソンの上に、

打ち終わりのホプキンスがのしかかって行った瞬間のこと。

                                                         

どけ!コノヤロって感じこもったドーソン、少しばかり肩跳ね上げたら、

ホプキンス、着地に失敗してそのままロープ際に背中から落ちてしまって、

直後体左に捩じれて、リング外に上体出しながら左肩強打したってことで、

もう、痛くてできないっすよおって感じで起き上がって来なかったんだわ。

                                                           

ホプキンス、上体起こしもせず、レフェリー、タイムかけるでもなく、

ズルズル時間が過ぎて、コミッションバタバタの中、ノ―コンテストだなって見てたら、

ドーソン、反則した訳じゃなくて、ヤル気無くしたホプキンスの棄権ってことで、

ドーソンのTKO勝ちってことで、阿呆クサッ!

                                                          

ドーソンの行為が反則じゃなくて、っていうことはボクシング以外のことで、

試合続行できなくなったっていうんだから、NCだと思うんだけどなあ。

ドクター、ちゃんとチェックしたのかなあ。

                                                            

あんまりバカバカしいので、最後まで見てなかったんだけど、

ホプキンス、ホントに肩とか痛めたのかも知れないけど、

取り敢えず、体起こして、肩動かそうとしてみたらいいのにって思ってて、

寝ころんだまま、その後上半身起こした時もひたすら左肩押さえるだけで、

できるかどうか前向きな態度見せるってことも全くしなかったし……。

                                                            

サッカーでもあるでしょ、足掛けられてもないのにわざと倒れてファール貰おうとする、

シュミレーションっていうの?

                                                         

まだ始まったばっかりではあったけど、明らかにホプキンス、

ドーソンに威圧されっ放しだったからね。

                                                             

とにかく、長いことボクサーを続けるためには、やっぱ頭突きは必須なんだなって、

それだけが分かった試合だったな。

                                                            

                                                          

2011年10月16日 (日)

最強後楽園決勝戦 (10/15) 

                                                         

アメリカでも中国からの輸入品に色んな分野の業種が席巻されてしまってて、

国内産業が衰退というか空洞化してるって事情は日本と同じみたいで、

製造業を中心とした雇用バランス、大きく崩れてしまって、

失業率の増加が大きな問題になってるんだよね。

                                                           

中国産を避けて通るってのは、自分の周囲でもとっても難しくなってるのも事実で、

でも、こんなこと続けてると将来に禍根残すんじゃないかって思ってたんだけど、

アメリカのある地方の工務店が始めたんだってさ、“Made In America” 運動、

つまり、一般民家を建築するにあたって、全ての材料を自国品だけで調達するって、

そういうポリシーの具現を個人的に始めたんだってさ。

                                                          

釘一本から始まって、全ての建材、備え付けの家具に至るまで、

とにかく全てをアメリカ製品で賄うってやり方で、

実は今アメリカでは釘の99%が、中国からの輸入品ってことなんだけど、

何とか国内産のを見付けてきて、それ、勿論割高につくんだけど、

それでもそういう考え方を全てに貫いてて、それ、少しづつ支持されるようになって、

こんな風に建築業界全体で、アメリカ産の材料の使用率を5%アップさせるだけで、

年間22万人もの雇用を増やすことができるって算出されたそうで、

なんでも安かろう主義っていうのに対して、反省が起こりつつあるんだってね。

                                                            

いい意味での国粋主義みたいなもので、そういう考え方が浸透徹底すれば、

FTAとかTPPなんてのも、どうってことなくなると思うんだけどね。                                                              

                                                          

ニューヨークで端発した資本主義に伴う極端な富の偏在に対して、

その不平等分配について、何とかしろデモがヨーロッパやアジアに飛び火してるけど、

今更共産主義でもないだろうし、新しい修正資本主義ってことなんだろうけど、

画期的な手法を考え出す前に、政府や大企業に抗議、オネダリする前に、

まず個人レベルで、自分らでやれることやろうぜって考え方伝わって来て、

その工務店の親父さん、なんだかとっても好感持てるんだよね。

                                                           

富の偏在っていうのとは、根本的に別モノかも知れないし、

今更鎖国でもないんだけど、新しい国家主義、個人主義について考えてみるって、

そういう必要性出てきたんじゃないかってジンワリ思ってるんだよね。

                                                            

                                                        

それにしてもソフトバンク、以前からも繋がりの面で問題あったんだけど、

通信設備の拡充前に、またもや i-phone4Sムチャ売り過ぎなんじゃないかって、

そう思うんだけど、みんなのはどう思う?

取り敢えず、今自分の i-phone 、いきなり圏外表示なんだけど……。

                                                             

                                                          

☆田口良一さん(ワタナベ)×木村悠さん(帝拳)……LF 8R

15勝(6KO)1敗のランク1位、東京都と、9勝(1KO)1敗1分のランク2位、千葉県。

                                                              

勝率高い同士なんだけど、これまで戦ってきたメンバーと、

KO率39%と9%ってことで、ここは田口さん圧倒優位かと……。

                                                           

この日は帝拳勢2人出しってことで、松田直樹さんとか、佐々木基樹さん、

粟生隆寛さん、佐藤幸治さん達始めゴッソリ応援に来てたなあ。

自分の隣に粟生さん座って、そりゃ力込めた声援送ってたよ。

                                                          

1R、お互いの間合い測りが一段落した後、

木村さん、いつものとっても真面目なボクシング開始ってことで、

田口さんもまあまあの調子みたいで、左の多彩さで一歩リードしたかな。

                                                           

2R、木村さん、瀬川さんを破った時点で自分の中でのダークホースだったんだけど、

この日の相手の田口さん、瀬川さんよりはかなり距離あるもんで、

ちょっとパンチの届き悪いし、体全体の動きも少し硬いんじゃないかなあ。

                                                              

彼、腕振りは鋭いんだけど、やっぱり中間距離ではシンドイのか、

若干頭下げながら距離詰めての左右のボディショットに活路見付けようとしてるね。

                                                          

田口さん、スケール大きい動きはいつも通りなんだけど、実はキレが今一つで、

もう少し左右にチャカチャカ動きながら相手いなすこともできるんだけどなあ。

それでも、左ストレートジャブとか右フックの一発一発の威力は十分で、

木村さんの顔面、早くも赤く染まっていったんだわ。

                                                            

3R、木村さん、距離詰めからひたすらボディ狙いって決めた感じなんだけど、

揉み合いの中、田口さんのショートアッパー喰らって鼻血だし、

左目上もバッティングカットしてしまって、急に傷んできてしまったんだけど、

それでも、いつもより攻撃的な姿勢崩さず必死の真面目ボクシング。

ただ、田口さんのダイナミックさにちょっと暗雲立ち込めてきた感じなんだよね。

                                                            

4R、木村さん、相手のジャブに右合わせるってことに重点置いてみたり、

いきなりのガムシャラ戦に行ったり、とにかく色々工夫してるね。

                                                             

田口さん、相手が色々やって来るもんで、困惑ってほどじゃないんだけど、

でも、なかなかいい形に持ち込めてないのも事実で、まだまだ先に何か起こりそう。

                                                         

5R、仕方ないとこあるんだけど木村さん、頭下げ気味になること多くなって、

ちゃんとした打ち合いが成立しなくなりつつあって、ちょっとダレダレ小康ラウンド。

                                                          

6R、始まってすぐ、二人ガツンと寄り合ってショートブローが交換された瞬間、

木村さんの左目上から突然の大出血で、ウワァ、3Rでのバッティングキズ、

一気に悪化かあって、そう思ってたら、それ、新たなヒットカットってことで、

ザックリ切れてて、とっても無理ってことで、残念、ここでレフェリーストップエンド。

で、0分23秒、田口さんのTKO勝ち。

                                                               

木村さん、途中途中でそこそこいいワンツー打ち込んではいたんだけど、

常に若干踏み込み不足だったのと、やっぱりパンチ力の差出てしまってたし、

攻撃のバリエーション的にも単調過ぎたかも知れないね。

                                                          

田口さん、今日のとこはフィジカル勝ちみたいなもんで、

沼田慶一君や久田哲也さん達とやった時みたいに、もっと圧倒するかって、

そう思ってたもんで、ちょっと期待外れかなあ。

後半、相手の右ストレート貰い過ぎだったしね……。

とにかく、また見せてよね、あのキレキレダイナミックボクシング。

                                                          

                                                            

☆翁長吾央さん(大橋)×帝里木下さん(千里馬神戸)

                            ………SF 8R

17戦(12KO)1敗1分のランク2位、沖縄県と、

13勝(3KO)0敗のランク5位、大阪府。

                                                          

ここも高勝率同士で、KO率63%と23%って違いがどう出るかってことで、

最近の翁長さん、ちょっと以前ほどの勢い無くなりつつあったもんで、

ここは帝里さんに地味に押し切られるんじゃないかあって思ってたんだよね。

                                                             

帝里さんとこのセコンド、三人ともアドバイスの全部がハングルなもんで、

なんか、日本対韓国の戦いって感じのサウスポー同士。

                                                           

1R、長いリーチ利して大きな動きで先仕掛けしてるのはやっぱり帝里さんで、

こりゃ翁長さん、シンドイんじゃないかって見てたんだけど、

この日の翁長さん、いつもより勢いあるし、全体のスピードは勿論、

腕振りも圧倒鋭いし、強めのプレス、グイグイかけてるんだわ。

                                                           

2R、帝里さん、前回杉田純一郎さんとやった時よりはキレないし、腕振り緩いし、

単純なワンツーしか打たなくて、何か、とっても雑なボクシングにしか見えなくて、

翁長さんの方が最近になくタイトな動きしてるんだよね。

左を多く貰って、右顔面赤くしてるのは帝里さんの方だね。

                                                             

それにしても、関西系ジムのスタッフってのは相対的にマナー良くなくて、

指定された場所以外にはべるし、何かあるとすぐ立ち上がって邪魔なんだよね。

                                                           

3R、帝里さん、あれだけの体躯してるのに突っ込み系のボクシングは勿体なくて、

とにかく、殆どが出会い頭の一瞬勝負って感じで、頭危なそうなんだわ。

                                                            

この日の翁長さん、気持ちの充実度高かったみたいで、負けん気前面出しで、

それで却って相手のガチンコボクシングに巻き込まれてしまったみたいで、

もう少しクールにやれば良かったのに、ちょっとムキが浮き出てしまって、

結果、二人とも出会い頭の居合抜き一発勝負みたいになってしまって、

もう雑々の舞い上がったC級戦みたいな様相になってしまったんだよなあ。                                                            

ああなったら引くに引けないってのも分かるんだけど、もう少し何とかなんないかなあ。

                                                           

テクニックもクソもない、いっせのせボクシングが延々なもんで、

こりゃあ危ないぞおって見てたら案の定、翁長さんが右側頭部バッティングカット。

                                                           

4R、こうなったら止められない頭突き合戦、ブツカリ稽古ボクシングだったんだけど、

結局、3回目のドクターチェック経て、翁長さんの傷悪化ってことで負傷引き分け。

                                                          

来年のタイトル挑戦権があるもんで、無理やりの優勢決めして、

2-1で帝里さんってことだったんだけど、自分、席外す寸前だったもんなあ。

                                                             

それにしても翁長さん、久し振りに気合い入ったいい動きしてたんだけど、

負けん気とか男気出し過ぎで、真正面から行き過ぎだったと思ったけどなあ。

                                                             

                                                            

☆塩谷悠さん(川島)×石本康隆さん(帝拳)……SB 8R

22勝(10KO)2敗2分のランク1位、岐阜県と、

18勝(3KO)5敗のランク4位、香川県。

                                                           

10勝1敗ペースでKO率38%と、4勝1敗ペースのKO率13%。

                                                          

石本さん、今年の4月の丸山有二さんとの試合までは、

ちょっと木村悠さん似の地味系真面目ボクサーで、

格下には勝つけど、ネームバリューのある相手には必ず負けるって、

そういうごく普通のA級ボクサーだったんだけど、

その後何があったのかは知らないんだけど、7月の長井祐太さんとの一戦の時、

とんでもない進化を遂げてて、彼、もう30才だっていうのに、

余りの感動的なパフォーマンスだったもんで、つい話しかけてしまったんだよね。

                                                            

でもね、それはそうなんだけど、この日の相手、塩谷悠さんと冷静に比較すると、

ゴメン、今日のとこは勝ち目薄いよなあって思ってたんだよね、実は……。

                                                          

塩谷さん、そもそも2003年の全日本新人王だし、

負けたのはデビューから16連勝後の下田昭文さんとの日本タイトル戦と、

キレキレだった田内絹人さんの二人だけだしさあ……。

                                                          

1R、二人とも良く似たイデ立ちで、ベルトとサイドにゴールドのライン入った、

黒のトランクスで、それにまあ、アップライト気味の立ち姿も似てるんだわ。

                                                            

二人とも明らかに硬い動きの立ち上がりだったんだけど、

ワンツーのスピードは塩谷さん圧倒してるし、終盤、左ボディ、右ストレートって、

見事なクリーンヒットで石本さん、一瞬膝落としそうになってしまって、

やっぱ随分差あるみたいで、いきなりポイントゲットされてたなあ。

                                                            

2R、リーチ差そのまま、塩谷さん優位維持してて、石本さん、届かない、届かない。

                                                           

それにしても二人とも、コンビネーションに欠けた単調なワンツーに終始し過ぎてるし、

お互い頭の位置、あんまり動かさないもんで、被弾の危険度高いんだよなあ。

                                                             

3R、ここまでの被弾数の差か、石本さんの顔面かなり紅潮してきてるなあ。

それでも、彼の中で何かの踏ん切り付いたか、攻めの姿勢一気に強めてるんだわ。

                                                          

4R、石本さん、折角クリーンヒットしても与える衝撃度の差がちょっと悲しくて、

なかなかダメージ与え切れないんだけど、気持ちくじけることなく継続、継続で、

特に、返しの左フックが突然の絶好調で、この回6~7発直撃させてるんだわ。

                                                              

5R、この辺から、帝拳応援団一段と気合い入ったっていうか大盛り上がりで、

佐々木基樹さんなんか、低い声で盛んに “いいね、いいね” 連発してたもんなあ。

                                                             

石本さんが余りにサクサクッと攻め込んで来るもんで、塩谷さん、苛立ったか、

力づくで詰め寄ってるんだけど、そこからの振り込みが残念なほど雑なもんで、

直後に右ストレート直撃されてしまって、この時は一瞬動き止まるほどで、

とにかく石本さん、左にハッキリ自信持ってきて、攻撃に光明見い出したみたいで、

田中トレーナーのアドバイスもホント絶妙で、彼、ますます自分ボクシング全開で、

内側内側からタイトなパンチ出せてるし、こりゃヒョットするとって感じ、

満々に漂ってきたんだわ。

                                                           

6R、塩谷さん、いくら軽いといってもあれだけ直撃されればそりゃ効いてくる訳で、

徐々の消耗明らかになってしまって、帝拳ボクサー達、ますますのヒートアップで、

友達とか知り合いとかが必死に頑張ってる姿に普通に感動してるみたいで、

それは自分も同じな訳で、青コーナー周辺の盛り上がり方尋常じゃなかったなあ。

                                                           

やっぱり石本さん、前回の試合以降、絶対何か掴んだとしか思えなくて、

自信持って多彩なパンチ振るってるし、ラウンド半分くらいのとこ、

一気のラッシュかけて相手タジタジにさせて、山作ることも憶えたみたいだし、

ここに来て、相手明らかに嫌がるような左ボディ混ぜ込んでいってるし、

もう完璧のぺキで、自分の周辺、みんなお祭り騒ぎだったんだわ。

                                                             

一方の塩谷さん、悔しくも単調なボクシングから脱し切れてないんだよなあ。

                                                             

7R、打ち込み方にビシビシしたメリハリあるのは、相変わらず石本さんで、

塩谷さん、このままだとヤバイって気持ちあるんだろうけどままならず、

力込めて振り切れないようになってしまってて、益々息上がってるみたいなんだよね。

                                                           

8R、塩谷さん、最後の男気発揮で飛ばすんだけど、それ15秒ほどしか続かなくて、

後は延々、石本さんの一方的な展開で、格上相手に全力飛ばしだったもんで、

それ、ずっと続け通しだったもんで、そりゃ石本さんのヘバリも限界にきてたんだけど、

それでも顔真っ赤にしながら歯食いしばって、最後の最後まで頑張り通したんだわ。

                                                          

それ、ちょっと感動的な頑張り方だったもんで、これまでの彼のこと知ってるもんで、

自分、ホント、腰抜けるほど嬉しかったんだよね。

                                                             

結局、79-73、78-73、77-75っていう、結構バラけた3-0だったんだけど、

勿論石本さんの挑戦権獲得。

                                                          

ちなみに自分、近しいのは石本さんだったもんで、彼に厳しく見てたせいか、

前半の3つは塩谷さん、後の4R~8Rは石本さんってことで、

結果的にはマーチンと全く同じ、77-75だったんだよね。

                                                            

とにかく、こりゃまず取り敢えずションベンだなって席立ったとこで、

中屋ジムのスタッフとバッタリで、石本君、こんな強かったっけ? って聞かれて、

会場の人みんなが、石本さんのパフォーマンスに驚いてたみたいだったね。

それは多分、久し振りに彼の試合見たジムのボクサー達も同じだったんじゃないかな。

                                                           

粟生さんともほんのちょっと話したんだけど、ジムの猛者達に鍛えられた結果だって、

そう言ってたんだけど、それは昔から同じな訳で、遅まきながら効果出てきたのか、

でも自分、なんかそれだけじゃないんじゃないかって思ってるもんで、

機会があったら一度本人に直接聞いてみようかって思ってるんだよね。

                                                          

偶然、石本さんのリング降りのタイミングと重なったもんで、

“オメデト” って伝えたら、彼、自分のこと憶えてくれてて、ニッカニカしてたなあ。

                                                           

                                                             

☆金子大樹さん(横浜光)×松崎博保さん(協栄)……SFe 8R

13勝(6KO)2敗3分のランク2位、愛知県と、

20勝(10KO)5敗1分のランク7位、埼玉県。

                                                             

ここからの二試合は結構予測不能かなあって思ってたんだけど、

二試合ともあっと言う間の決着で……。

                                                       

金子さん、6勝1敗ペースのKO率33%、松崎さん、4勝1敗ペースでKO率38%。

                                                          

金子さんの2敗は新人王時代に丸山伸雄さんと大村光矢さんに連敗したもので、

現在は引き分け3つ挟んだ上での7連勝中で、内3試合がKO勝ち。

                                                             

松崎さんの方は、ここ3年に限ればハードなメンバーではあったけど3勝4敗1分で、

この試合が約1年振り。

                                                          

1R、剛腕掻き分けボクシングと距離幻惑系ボクサーの戦いってのが、

自分なりのテーマだったんだけど、終始圧力かけてたのは金子さんで、

この日の顔付、いつもよりエライ気合い入ってるみたいで下唇に力入ってたなあ。

                                                            

松崎さんも、勿論相手の偉容に怯むようなことはなかったんだけど、

それにしても金子さんの威圧感は半端じゃなくて、相手呑み込むほどで、

残り15秒ほどのとこかなあ、左フック一発直撃で、松崎さん一気にへローっとなって、

もう殆ど危ないとこまで追い込まれてしまって、やっとこゴングに救われたんだわ。

                                                          

2R、ちょっとこれは勝負になりにくいほど出足で差が付いてしまって、

右の相打ちになっても、よろめくのは松崎さんだし、もうホント、ヤバイぞお、

って見てたら、1分40秒辺りのとこで、右打たれた後だったんだけど、

直後に左ストレート、軽く突かれただけで、松崎さん、リング中央で尻餅ダウン。

                                                            

何とか何とか立ち上がったんだけど松崎さん、南側ロープにもたれかかりながらで、

カウント進んでもハッキリしたファイティングポーズ取り切れなくて、そのままKO負け。

                                                              

1分54秒ってことだったんだけど、ここまで差があったのかあって感じで、

松崎さん、コーナーに戻って椅子に座る時も、まだ目泳いでたもんなあ。

それにしても松崎さん、試合するごとにガード下がる一方なんだけどなあ。

                                                             

金子さん、前回吉田恭輔さんとの試合、自分、大いに期待してたんだけど、

何か煮え切らないような感じだったんだけど、キッチリ修正してきてたね。

ホント、初回から気持ちが表情に出てたもんなあ。

                                                           

                                                          

☆岩渕真也さん(草加有澤)×麻生興一さん(角海老)

                             ………SL 8R

16勝(13KO)3敗のランク3位、サウスポー、埼玉県と、

13勝(8KO)2敗1分のランク4位、大分県。

                                                            

5勝1敗ペースのKO率68%と、6勝1敗ペースでKO率50%の一戦。

                                                             

二人、随分違ったボクシングスタイルだし、っていうより、

麻生さん、どれだけ岩渕さんに密着できるかってのが大ポイントで、

距離どうなるかってのが、勝負決めそうなんだよね。

                                                          

1R、麻生さん、これしかないってガッチリガードのにじり寄りのいつものスタートで、

詰めたとこからボディブローや結構鋭いフック打ち込んで、まずまずだったんだけど、

岩渕さん、相手のこと、良く研究してるみたいで、全く落ち着いてて、

狭いグローブの間に左ストレート捻じ込んでるし、足使いにも余裕あるんだなあ。

                                                           

って思ってた途端、中盤に差し掛かったとこで、ガードの隙間から見事な左アッパー、

麻生さんの頭跳ね上げるほどの直撃させたんだわ。

                                                             

で、麻生さん、一瞬膝緩んだんだけど、流石歴戦のファイターってことで、

気取り直して却って積極的に打ち返しに行ったんだけどね。

                                                          

その攻防が一段落した直後、またもやガッチガードでにじり寄る麻生さんに対して、

岩渕さん、今度は左(右?)フックをガードし切れてない相手のテンプルっていうか、

耳の上辺りに強烈ブチ込み大成功で、それ、間違いなくとてつもなく効いてしまって、

で、麻生さん、一気に南ロープにヨロヨロ追い込まれてしまって、

全く為すすべなく一方的になってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

1分37秒ってとこだったってね。

                                                           

とにかく、スピードのある剛腕ファイターほど恐ろしいモノはないってことで……。

                                                        

結局麻生さん、何もできないまま、何もさせて貰えないまま終わってしまって、

ああいう試合の後は悔しくて眠れないだろうなあ。

                                                           

                                                           

                                                          

元々5試合40Rしか組まれてなかったし、テレビも入ってなくて進行早かったし、

セミとファイナルがあっと言う間に終わったもんで、まだ8時だったんだけど、

松崎さんや麻生さんの顔見るの忍びなかったし、ドームはこの日も中日戦だったし、

で、石本さんの顔だけ見に行ったんだけど、みんなとワイワイまだ盛り上がってたよ。

                                                          

                                                          

予報で降るって言ってた雨はとっくに上がってて、土曜の夜はまだ空いてたし、

石本さん、ホント凄かったよなあって思い返しながら、ユックリ家へ帰ったんだわさ。

                                                               

                                                          

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 石本康隆さん

② 岩渕真也さん

③ 金子大樹さん

                                                   

2011年10月15日 (土)

後楽園ホール・10月14日

                                                          

昨日ね、ヒョンなとこで荒川仁人さんとバッタリでね。                                                          

でね、この間のOPBF戦のこと、直接色々聞かせて貰ったんだわ。

                                                           

初回のあのドッカン喰らったときの経緯を詳しく教えて貰ったんだけど、

なるほどねってことで、元をただせば相手のジャブが要因だったんだってさ。

それ、ジェスチャーで見せてくれたんだけど、ここでは具体的なことは省くけど、

とにかく、ジャブっていうのはホント大切なんだなあってことで……。

                                                          

それにしても仁人さん、あの一発貰ってからの試合の記憶殆どなかったらしくて、

11Rくらいが薄っすら頭に残ってるくらいで、本人知らないままに試合してたって、

で、後でビデオ見たら、初めて内容見るもんでとっても新鮮な感じだったんだってさ。

で、終始足腰にも力入らなかったもんで、体重乗せたパンチが打てなくて、

で、両拳の傷み方がいつもの試合と全然違ってたって見せてくれたんだわ。

仁人さん、目の周辺中心に10日ほど前の激闘の跡残してるんだけど、

体に別条ないってことだし、とってもいい勉強したって言ってたよ。

                                                           

                                                        

☆水上清志君(F赤羽)×佐藤潤也君(スターロード)……W 4R

1勝0敗の35才・東京都と、1勝(1KO)4敗の31才・山形県。

                                                           

1R、佐藤君サイドのセコンドがマウスピース忘れて、いきなりのチンタラスタートで、

どうなるのかなあって見てたんだけど、その佐藤君、とっても片寄ったボクシングで、

とにかく、殆どジャブ打たないんだわ。

                                                            

水上君の対応も全く厳しくなかったもんで、佐藤君やりたいことできたみたいで、

残り30秒ほど辺り、佐藤君、左アッパーから右フック、綺麗にヒットさせることできて、

水上君からダウンゲット。

                                                             

それ、結構なダメージで、水上君何とか立ち上がりはしたんだけど、

東ロープに詰められ手止まって、殆どストップ寸前のとこで終了ゴング。

                                                          

2R、右目尻ヒットカットされた水上君、やっぱり明らかにダメージ引きずってて、

始まって15秒、佐藤君の右大フック貰ってしまってダウン宣告、かってとこ、

実は殆どラリアット気味のパンチだったもんで、スリップ扱いだったんだわ。

                                                           

ただね、このパンチ、効いてるとこでの衝撃だったもんで、

その直後、ワンツーで普通に倒されてしまってレフェリーストップエンド。

                                                             

0分41秒ってことだったんだけど、あれがラリアットだっていうんなら、

水上君を少し休ませた上で再開させるべきだったと思うけどね。

既に誰が見ても時間の問題だったっていうのは、別のことだと思うからね。

                                                            

劇的な終わり方ではあったんだけど、初めプレスかけてたのは水上君だったし、

お互いのディフェンスの悪さが偶然に近い結果残したって思ったんだよね。

                                                               

                                                           

☆冨山晃生君(F赤羽)×橋口芳邦君(白井具志堅)……L 4R

1勝2敗の19才・東京都と、2勝(1KO)0敗のサウスポー、25才・宮崎県。

                                                          

橋口君、ハシグチだからハンチングってことなのか、

ボクサー姿には全くそぐわないイデタチで登場したんだけど、5㎝以上デカイね。

                                                             

1R、身長とリーチで圧倒的な優位にある相手に対して冨山君、

理想的な対応で、とにかくスピード重視の出入り、パンチ出しで、グッドグッド。

                                                               

で、右ボディから左顔面フックって、とっても綺麗なコンビネーションの二回目が、

ちょっととてつもない当たり方したもんで、リング中央で橋口君昏倒ダウンで、                                                           

それ、一発仰向けバッターンだったもんで、勿論レフェリー即ストップエンド。

                                                           

0分35秒ってことだったんだけど、相手の体勢整わないうちの瞬殺って感じだったね。

                                                          

                                                            

☆長岡舜也君(角海老)×笹山俊次君(五代)……54.8㎏ 4R

0勝1敗の20才・茨城県と、デビュー戦の25才・東京都。

                                                            

1R、笹山君、少し委縮気味の立ち上がりで、右打つ時も踏み込み全く足りてないし、

相手の左、チョン当たりしただけで、随分アゴ上がってしまうんだよなあ。

長岡君の方も、打ち終わりの腕引き甘いもんで、ガード空き空きなんだけどね。

                                                             

2R、笹山君、やっと感じ掴んだか、積極的に前がかり強めて行ったんだけど、

とにかく二人とも、このクラスにしてはスピード不足は否めなくて、もう少しだよなあ。

                                                             

お互い意を決したような滅茶振り戦に突入していったんだけど、

どっち倒れても不思議ない荒っぽさで、偶然とか運とかが支配する感じなんだわ。

                                                            

3R、長岡君、相手の詰め詰めボクシングに少し手こずり気味で、

徐々に手数も落ちてるんだけど、笹山君の顔面も結構赤み増してきてるね。

                                                            

4R、二人共、パンチに力込め切れない消耗戦になっていって、

こうなると、踏ん張り切った方が勝つって、そんな感じだったんだけど、

先攻めしてる笹山君、当て勘良くなくて、なんかこすりこすりしてるみたいで、

長岡君の外れパンチの多さも問題あって、それに後手後手だしって、

なかなか難しい展開のまま終了ゴング。

                                                              

結局、39-37×2、39-38で、長岡君の3-0初勝利。

                                                           

                                                           

途中で、ワタナベジムの山元浩嗣さんがそばに寄って来てくれたもんで、

10日の東上剛司さんとの試合のこと少し話したんだけど、

東上さんの気持ちの強さに驚いてたね。

山元さんの顔面にも激闘の痕跡残ってて、東上さんもキツイの当ててたんだよね。

                                                         

                                                          

☆丸山俊紀君(横浜さくら)×佐々木小次郎君(レイS)

                             ………SB 4R

デビュー戦の23才・長野県と、1勝2敗の24才・ジ北海道。

                                                            

佐々木って言えば、この小次郎君と左之介君がいるわけで……。

                                                            

1R、その佐々木君、いきなり飛ばす飛ばすなもんで、

丸山君、戸惑い気味かと思ったら、彼、なかなかいい動きしてて、

バランスとかリズム感とか、アマ経験あるみたいなとってもいい感じで……。

                                                            

って見てたら、リング中央で佐々木君のシュシュンって感じの見事なワンツー、

いきなりの直撃で、それ大直撃ではなかったんだけど、とってもタイミングが良くて、

丸山君、思わずその場にしゃがみ込みダウンしてしまったんだわ。

                                                              

まるっきり意識飛んでるようには見えなかったんだけど、丸山君デビュー戦だし、

ってことか、レフェリー、殆どカウントしないままのレフェリーストップエンド。

                                                             

自分としては、丸山君のこと、もう少し見たかったんだけど、

とにかく、0分38秒のTKOエンドだったんだわ。

丸山君、今度はもう少し慎重というか、相手見切るの早過ぎないようにね。

                                                             

                                                           

☆大島圭五君(輪島S)×景幹夫君(五代)……56㎏ 4R

0勝1敗の29才・静岡県と、デビュー戦の26才・岡山県。

                                                           

1R、景君、デビュー戦の割には落ち着いてるし、動きとってもいいし、

全体のバランスもちょっと惚れ惚れなんだよね。

                                                               

大島君、かなり押され気味のままの終了ゴングだったんだけど、

彼、肩脱臼(右?)してしまったってことで、1R終了時点での棄権ってことで、

景君のTKO勝ち。

                                                              

                                                         

この日のメニューは元々ちょっと変則で、セミとファイナルが10回戦で、

その前の5つのカード全てが4回戦ってことで、そのうち4Rまでいったのが1試合、

その他3試合が1R決着、残りは2R決着ってことだったもんで、とにかく早い早い。

                                                             

で、途中10分休みはあるわ、良く分かんない女子ダンスも紛れてたんだけど、

でもこの辺りで、ドームの巨人ー中日は4回表で5-1くらいで、

これなら、ファイナルがフルラウンドまでいっても、清田さんは2R~3Rまでに、

チャチャッとやっつけてしまうだろうし、混まないうちに帰れるなって……。

                                                            

                                                             

☆清田祐三さん(F赤羽)×ラフマン・アンボタル

                          ………76.5㎏ 10R

20勝(18KO)3敗1分のOPBF SMチャンピオン、28才・北海道と、

14勝(7KO)6敗1分の国内ランク1位、27才・インドネシア。

                                                            

ライトヘビー契約って事だったんだけどね……。

                                                              

1R、初めの2分間見てたら、やっぱこりゃ全然無理だわって感じ満々だったもんで、

だって、インドネシアン、腹ユルユルだし、常に後ろ足体重で怖々ジャブ出してるし、

全く届かないとこで右ブン廻してるし……。

それに、そもそも彼のトランクス、なんかボクサーブリーフみたいにシナシナ短かくて、

その上、ベルトラインの後ろに3ヶ所ばかり補修用のガムテープ貼ってるし、

清田さん、左手一本でやるなら見てたんだけど、

自分、ラウンド途中で席外すなんてことは滅多にしないんだけど、あんまりなもんでね。

                                                            

結局2Rに3回倒されてお終いだったってね。

                                                          

                                                           

☆長瀬慎弥さん(F赤羽)×和宇慶勇二さん(ワタナベ)

                       ………日本SL タイトル戦

19勝(9KO)3敗2分のチャンピオン、29才・埼玉県と、

14勝(7KO)3敗1分のランク1位、サウスポー、30才・東京都。

                                                               

長瀬さん、5勝1敗ペースのKO率38%で、

和宇慶さん、3勝1敗ペースのKO率39%ってことなんだけど、

この試合、6:4で和宇慶さんって公言してたんだけどね。

                                                            

二人のボクシングスタイル、とっても違ってるもんで、試合の行方に興味持ってた人、

結構沢山いて、中屋ジムの筒井マネジャーとも色々予想し合ったんだよね。

                                                             

1R、長瀬さん、やっぱりいつもの通り、いきなりの左右大フックで勝負してるね。

                                                           

一方の和宇慶さん、距離取って左右に動いて右小出しにしながらリズム大切にって、

そんな感じで大事なスタート切ってるなって思ってた残り16秒くらいのとこ、

リング中央で、綺麗な右フック直撃させたら、長瀬さん、

右後方を確かめるように見やりながら、斜めに崩れ落ちるように、

最後はグニャッと前かがみのまま四つん這いダウン。

                                                             

長瀬さん、ここは何とか立ち上がりはしたんだけど、

実はその前の和宇慶さんのノーモーション気味の左ストレート直撃が大きくて、

それ、明らかに効いてたし、以降、安易に踏み込むと危険だって、

長瀬さんにインプットさせるのに成功してたと思うなあ。

                                                         

2R、長瀬さん、勿論大挽回目指した猛然盛り返しだったんだけど、

和宇慶さん、ホント巧いこといなしながら、細かいコンビネーションで圧倒してて、

相手がチャカチャカ動く中、そのパンチの的確度驚くほどで、

長瀬さんの顔面ドンドン紅潮していったんだよなあ。

                                                           

リングサイドから色々声飛ぶ中、内山高志さん、流石だったなあ、

“和宇慶! 距離、距離!” って怒鳴り飛ばしてたもんなあ。

                                                              

3R、長瀬さん、いよいよガムシャラゴリゴリファイター全面出しで、

タイミング見計らっての右一発ブチかまし、眈々と狙ってるんだわ。

                                                            

和宇慶さん、相変わらず冷静な巧い対応できてて、デカイの貰わないようにしながら、

フットワークと右ジャブ、それに左のショートを攻撃の鍵にして使い分けてるね。

                                                             

4R、この辺からの粘りが身上の長瀬さん、踏ん張って手数増やしてるんだけど、

クリーンヒットは終始和宇慶さんが圧してて、なかなか打開策見つからないまま、

長瀬さん、顔面ますます赤く腫れていったんだわ。

                                                              

5R、長瀬さん、正直攻め方単調過ぎで、今までそれで勝ってきてはいるんだけど、

それが通用しなかった時に他の戦法に移れないっていうのもあって、

長所が弱点と背中合わせの関係って感じがしてきたんだよね。

                                                               

それでも、一発一発に込められたパワーは尋常じゃないし、

そういうの当てた途端の猛ラッシュも実に危険な訳で……。

この回和宇慶さん、ちょっと手数減り気味だったね。

                                                            

6R、長瀬さん、いきなりのサウスポーチェンジだったんだけど、

あんまり功奏さないと思ったかすぐ止めてしまったんだけど、

とにかく色々揺さぶりかけること、大事じゃないかなあ。

それにしても長瀬さん、ショート連打の時、左がなんかオープン気味なんだよね。

                                                              

7R、カウンター狙いの長瀬さんの右がことごとく外されてて、

和宇慶さんのバリエーションの豊富さますます見栄え良いいし、

返しの意識も高いのも圧倒和宇慶さんだもんなあ。

                                                             

8R、リードされてるのは分かってる上での長瀬さんなもんで、

で、明らかに倒すボクシングにドライブかけて行ったもんで、

で、和宇慶さん、少し引き気味にやるかと思ってたんだけど、

これがまあ、結構打ち合いに行くもんで、青コーナーサイドは気が気じゃなくなって、

結局アドバイスは、“ジャブ” “足” “距離” “集中” の4点セットってことで、

和宇慶さん、良く聞こえてるみたいで、その度に修正してたもんなあ。

                                                            

長瀬さんの攻撃が一本調子なのに対して和宇慶さん、

左右のショートアッパー、左ノーモーションが絶好調で当て勘もいいんだわさ。

                                                              

9R、和宇慶さん、左のダブルを打つ余裕と度胸も出てきたし、

長瀬さん、左ボディとか右フックいいの2発打ち込まれて、

ちょっとふらつく場面もあったんだけど、気持ちの強さは人一倍なもんで、

ラウンド終盤の打ち合い、却って征してるんだよね。

だけど、長瀬さん、ボディブロー殆ど打たないもんで、

最後まで相手のディフェンス散らすことできなかったのは、残念だったよね。

                                                           

10R、和宇慶さん、終始シッカリ動けてて、相手の左側へ抜けるの巧くできてて、

相手の大きな右ショット、最後まで直撃されるの避け切ってたもんなあ。

長瀬さん、これほど手足もがれたような試合したの初めてだったなあ。

                                                           

結局、99-92、98-93、97-93の圧倒3-0で、和宇慶さん、新チャンプ。

ちなみに自分、ラウンドマストで、5R、9R、10Rが長瀬さんで、

残りは和宇慶だんだったもんで、97-92だったんだけどね。

                                                          

それにしても和宇慶さん、19才でデビューしてからズーッとワタナベジム一筋で、

後輩達が次々チャンピオンになっていくなか、コツコツ続けた11年目の30才で、

3勝1敗ペース、KO率39%って、ごくごく普通の成績なんだけど、

とにかく辛抱強く諦めないで、国内の頂点まで登ったっていうのはエライよなあ。

頑張ってみるもんだっていう見本みたいなもんだよね。

                                                            

                                                         

                                                            

終わった時、8時半頃だったもんで、こりゃササッと帰れるなって思ったんだけど、

何とドームの終了とモロバッティングで、その上天気予報より早過ぎるドシャ降りで、

仕方ねえなあってブラブラしてて、結局1時間ほどだったんだけど、

色んな人と話するチャンスあって、渡辺会長勿論当然の大喜びで、

ジムのトレーナー達もみんなニッカニカだったなあ。

                                                            

辛そうだったのは長瀬さんで、敗戦でもサポーターに挨拶しなきゃなんないし、

廊下で和宇慶さんとすれ違って精一杯の祝福してたし、

一人でいたいのにできなくて、ウォタークーラーで涙流してたみたいだったなあ。

                                                            

和宇慶さんのインタビューや写真撮影が2回に分けるほどの混雑だったんだけど、

同じ時間、長瀬さんの控室では、スタッフ入れた三人が静かに座ってたんだわ。

                                                          

                                                          

それと、ドームの観客のハケ待ちには小一時間要るね、やっぱり。

                                                               

                                                         

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 和宇慶勇二さん

② 冨山晃生君

③ 佐々木小次郎君

                                                 

2011年10月13日 (木)

日記 (10/13)

                                                          

ドリームジムも角海老ジムも、とにかく前向きなマッチメイクするもんで、

中嶋孝文さんの次の試合は、12月3日にコーチ義人君とだってね。

                                                          

この試合、自分の12月の期待度ランキングでも絶対上位になるんだけど、

その中嶋さん、9月の月間MVPだってね。

臼井欽士郎さんを3-0で破った試合が評価されたんだけど、

今思い出しても、あれはいい試合だったなあ。

                                                           

コーチ君もこの間みたいな中途半端なパフォーマンスだと、

イッポコペンにやられてしまうから、心してかからないとダメだぜよ。

                                                         

                                                          

ドアーズの1968年のヨーロッパライブ見たんだけど、

相変わらずジム・モリソンってのは巧いんだか下手なんだかよく分かんなかったなあ。

このバンドの面白いのは、キーボード奏者にクラシックの素養があって、

ちょっと独特のハーモニー持ってることと、ベーシストがいないことなんだけど、

歌詞が理解できないせいか、少し過大評価されてるんじゃないかって思うんだよね。

                                                             

                                                            

“遠距離恋愛” ってのは、役者が貧相で全くどうにもなんなかったなあ。

                                                              

“仮面ライダー・ドラゴンナイト” って知ってる?

仮面ライダーのアメリカ版のリメイクなんだけど、変に面白いんだわ。

“仮面” の“か” にアクセント置くもんで、“Come On Rider” って聞こえるんだよね。

                                                         

                                                             

昨日の巨人ー阪神戦、連夜の巨人のサヨナラ勝ちだったんだけど、

それにしてもBS日テレで解説してる赤星ってのは、ペラペラ煩過ぎだよなあ。

とにかく知ってること全部喋りたがって、視聴者サービスのつもりなんだろうけど、

自分としては、NHKBSでのMLB中継での武田とか与田みたいに、

ユッタリした解説者の方がずっとシックリするんだけどね。

                                                          

                                                         

日本の刑事モノというか警察ものドラマっていうのは、

ピンの “相棒” からキリの“科捜研の女” まで、色々あるんだけど、

それにしても “科捜研の女” は稀に見る酷さで、またもや新シリーズってことは、

それでもそこそこの視聴率稼いでるからなんだろね。

                                                           

“CSI” を見てしまうと、核心部の科学捜査の稚拙さにタマゲテしまうし、

そもそも沢口靖子、デビューの頃はこんな可愛い女の子が世の中にいるんだって、

シミジミ驚いたんだけど、結局それは外見だけで、役者として水準に達してないし、

脇役陣もそこそこのメンバーで固めてるんだけど、

脚本が甘過ぎなもんで、みんな学芸会みたいんだよね。

やっぱ、ちゃんとした脚本って大事なんだなってつくづく思うんだよね。

                                                         

                                                          

それにしても池上彰、今年の初め、もう一線から身引いて、

原点に戻って地道な取材活動に専念するって、そんな感じだったと思うけど、

最近でもやたらテレビの露出度高いよなあ。

                                                            

                                                          

                                                           

何かについて、誰かについて何か書く時のこと……。

                                                          

まずはそれが本心からなのかが大事な訳で、

相手に求められるように、空気を読んで、流れだから、ってのは全く無価値な訳で、

何事にも取り敢えず何か言っておく、っていう態度も浅ましいんだよね。

                                                           

その次に、言ってること、書いてることが例え本心からだとしても、

その出来事に遭遇した時に、言ってた通りの行動が取れるのか、

対象の人物と対峙した時に、言ってた通りに発言できるのかってことが、

とっても大事だって自分思ってて、もしその自信がないのなら、

そもそもその事に、あるいはその人について、何か言うことは控えた方がいいって、

そう思ってるんだよね。

                                                          

色んな出来事に対して、まだホントの事が分かんないうちに、

取り敢えず直感で何か言うってのも軽率ってことで、

特にその人の名誉とかがかかってるような場合だと、

自分なりにでも事実を確かめてからにすべきで、

上っかすりの報道とか情報だけで右往左往するのはとっても恥ずかしいことで、

物事の真実ってのはなかなか伝わり難いんだけど、

だからこそ慎重な対応が必要じゃないかって思ってるんだよね。

                                                           

結局、その発言が本心からなのか、対象者(物)と直面しても態度変わらないか、

事実に基づいて発言してるのかってことが、発言者の心構えってことで、

同時に他人の発言と行動を見極める際の段取りってことで、

そのうちの一つでも欠けるようなものは、無視以外の対応は有り得ないんだよね。

                                                            

何か言うってことは、何か書くってことは、そして何かするってことは、

そういう根性がいるってことじゃないかって、自戒も込めてシミジミ思うんだよね。

                                                            

2011年10月11日 (火)

後楽園ホール・10月10日

                                                                                                                   

自分がガキの頃、風邪薬といえば “ルル” で、“くしゃーみ三回、ルル3錠” って、

CMソングが今でも耳に残ってるんだけど、その “ルル” も、その後色々変遷あって、

“新ルルA” “新ルルAゴールド” “新ルルAゴールドDX” って流れができてて、

もうどんだけのトッピングかって感じなんだけど、“新ルルAゴールドDX” ってのは、

“新ルルA” の何と5倍ほど高いんだけど、ってことは5倍ほど効くのかなあ。

                                                            

                                                            

ボクシングの前に、取り置きしておいて貰った来年用の手帳を取りに、

銀座の伊東屋に行ったんだけど、あの辺りも一気に変わってて、何と伊東屋、

ブルガリとティファニーに左右から挟まれてしまってて、なんか凄いんだわ。

                                                            

ホコテンだったもんで、その辺久し振りにブラブラしたんだけど、

アップルの前には山ほどの花束積まれてて、中にも人溢れてて、

ちょっと覗いてみるって雰囲気じゃなかったなあ。

                                                            

                                                           

昨日の後楽園ホール、特に楽しみにしてたのは、山元浩嗣さん×東上剛司君、

河野公平さん×戸部洋平さんの二試合で、展開色々考えてたんだけど、

最終的には東上君と河野さんが勝つんじゃないかって思ってたんだけどね……。

                                                         

                                                         

☆鈴木基伸君(伴流)×坂本健介君(ヨネクラ)……W 4R

1勝0敗の27才・滋賀県と、1勝(1KO)2敗の24才・熊本県。

                                                           

1R、初めの40秒間、二人とも殆ど手出さず、世界戦みたいに慎重な睨み合いで、

その後も、一体何しに来たのか分かんないような気の弱い同士にしか見えなくて、

結局、こっちの気持ちも萎む一方なもんで、いきなり休憩タイム。

                                                             

鈴木君、理想的な体躯してるし、いい目付きしてるし、そもそも伴流だしって、

そんな感じで期待してたんだけど、らしくなかったなあ。

判定は、39-37、39-38、38-38の2-0で、鈴木君勝ったんだけどね。

                                                          

                                                          

☆小林和優君(RK)×神埼宜紀君(角海老)……L 8R

7勝(5KO)1敗の28才・長野県と、9勝(4KO)4敗1分の29才・北海道。

                                                              

この日の興行はビータイト独特で、4回戦のあとの6試合が全部8回戦。

フジサンケイグループの主催で、三迫ジムもバックアップしてて、観客多かったなあ。

                                                          

1R、まず初めにプレスかけてたのは神崎君だったんだけど、

二人とも驚くほど手数少ないんだよなあ。

                                                             

2R、体格的には小林君優位なんだけど、彼、中間距離余り得意じゃなくて、

近いとこでやりたがるんだけど、それでも殆ど自分から仕掛けないんだよなあ。

近いとこは神崎君もそれほど巧くないんだけどね。

                                                          

3R、神崎君、返しのショットとか左ボディとか、とってもいいタイミングなんだけど、

もう少し強く打てるといいんだけどなあ。

小林君、相変わらず単発系なんだけど、取り敢えず力は充分こもってるね。

                                                            

4R~8R、お互い攻めブツブツ途切れてしまって、二次三次攻撃できなくて、

神崎君、簡単にロープに下がり過ぎだし、勝負技が見えにくかったし、

小林君も一瞬でしか勝負できてなかったし、山を作るって意識も足りてなくて、

とにかく全体にスリルに乏しい、正直退屈な試合だったんだわ。

                                                           

殆どどっち転んでもって内容だったんだけど、77-76×2、77-77の2-0で、

結局小林君の判定勝ち。

                                                              

                                                            

☆山元浩嗣さん(ワタナベ)×東上剛司君(ドリーム)

                             ………SFe 8R

12勝(2KO)5敗2分のランク11位、28才・熊本県と、

9勝(2KO)10敗3分の31才・大阪府。

                                                           

二人ともとっても良く知ってるボクサーなもんで、こういうのはホント困る訳で、

山元さん、これに負けたらランキング失ってしまうし、東上君は4連敗中だし……。

                                                            

1R、思ってた通り、ゴング鳴った途端から二人共ガチの殴り合いで、

山元さんの力技と、東上君のスタイリッシュ系との対決で、

山元さん、やけに飛ばしてるもんで、東上君、ちょっと押され気味だなあ。

                                                             

2R、巻き返しの東上君、前半キレのいい動きで圧倒したんだけど、

後半は山元さんのパワーに徐々にシンドそうにしてるなあ。

                                                            

3R、東上君、再度盛り返して勢いで勝って、流れ取り戻そうとしてるね。

                                                            

4R、山元さん、少し疲れたか、バランス悪くなって、パンチも緩んできてるね。

山元さん、左目上バッティングカット。

                                                           

5R、ちょっと密着グズグズ戦の様相呈して来て……。

                                                            

6R、東上君、勿論気力は落ちてないんだけど、顔面紅潮進んできて、

山元さんのパワーの前に、また流れ取られそうになって、

山元さんの左右ストレート、それ程のキレとかはないんだけど、

頭の動き今一だったもんで、結構まともに貰ってしまうんだよなあ。

この回東上君もバッティングで左目上カット。

                                                           

7R、東上君、右クロス二発ほど直撃させることできて、山元さん、一瞬膝緩んで、

ただ東上君、残念ながら決定的な場面はここだけで、

あとは山元さんの帳消し頑張りに徐々に埋もれてしまうような展開で、残念、残念。

                                                             

8R、二人ともKO率高くないし、一発逆転の可能性それほど高くないもんで、

とにかく積み重ねパフォーマンスってことになる訳で、流れ掴むのが大事な訳で、

二人の途切れない気持ちってのは見てて面白かったんだけど、

結局、最後はフィジカルの差が出てしまったって感じだったなあ。

                                                             

判定は、78-75、77-75、77-76の3-0で、山元さんっていうのは、

仕方なかったかなあ……。

                                                             

東上さん、これで5連敗ってことになるんだけど、ズリ・カンナン君、山崎武人君、

天笠尚さん、緒方勇希さん、山元浩嗣さんってハードなメンバー続いてるもんで、

まだまだこれから、少なくとも負け越しだけは消さないとね。

                                                         

                                                           

☆小口幸太君(宮田)×小原佳太さん(三迫)……W 8R

8勝(1KO)8敗の25才・茨城県と、2勝(1KO)1敗のランク11位、24才・岩手県。

                                                              

小原さんのデビュー戦の相手はあの熊野和義君で、もうバラバラのボクシングで、

100戦練磨のベテランに軽くあしらわれてしまってのTKO負けだったんだけど、

本来持ってるモノ出し切ればって臨んだ2戦目の大迫大治さんに3-0勝ちして、

見事のランク入りしてのこれが通算4戦目。

                                                              

そのパンチ力半端じゃないもんで、イーブン戦績のKO率1割以下だと、小口君、

シンドイんじゃないかって見てたんだけどね。

                                                              

1R、プレスかけてるのは小口君の方だったんだけど、

残念ながら、そこからの攻めが単調でアイデア不足なんだよなあ。

                                                           

小原さん、より遠いとこからの先攻め、メリハリ効いててなかなかグッドなんだけど、

もう少し、左沢山出した方がいいと思うなあ。

                                                             

2R、細かい動きができてるのは小口さんなんだけど、

小原さん、それ掻き倒していくパワーあって、1分35秒、左、左、右って出した、

最後の右ストレートが小口君直撃して、それ少し浅かったんだけど、

でもとってもいいタイミングだったもんで、小口君ダウン。                                                              

それほどの大ダメージではなかったもんで、小口君、気取り直して反撃してるね。

                                                           

3R、それでも全体の流れは小原君圧倒してて、1分45秒過ぎ、

左打った後の右のフックの返しが、これはもう文句無しのクリーンヒットで、

北ロープ近くで、小口君昏倒ダウンしてしまって、それヒドイ倒れ方だったもんで、

レフェリー、すぐにカウント途中中止してのストップエンドで、2分ちょうどだってさ。

                                                              

小口君も最後まで気持ち入ったいい動きしてたんだけど、力量差ハッキリしてたし、

そもそも、距離詰まった時にもう一工夫欲しかったよね。

                                                            

                                                             

☆木村毅君(緑)×竹中良さん(三迫)……Fe 8R

11勝(2KO)6敗4分の30才・岐阜県と、6勝(3KO)0敗1分の26才・熊本県。

                                                             

竹中さん、時代劇のお侍さんみたいな風貌してんだけど、結構凶暴なんだよね。

                                                           

木村君、3倍以上のキャリアあるんだけど、2勝1敗ベースだし、KO率1割未満だし、

ここはちょっとシンドイんじゃないのおって感じだったんだけど、

やっぱりその通りで、竹中さんのリーチもハンデとしては大き過ぎてたし、

1Rから全く勝負になりそうにないのが見えてしまったもんで、早々の離席。

                                                               

結局、4R1分54秒、竹中さんのTKO勝ち。

竹中さんも、もうそろそろハードなメンバーとやってもいいよね。

                                                          

                                                           

☆河野公平さん(ワタナベ)×戸部洋平さん(三迫)……52.5㎏

25勝(9KO)6敗のランク4位、30才・東京都と、

2勝(2KO)0敗のOPBF13位、24才・千葉県。

                                                              

1R、河野さん、当然のようなプレスかけながら、

相手が入ってくるとこ、シュンシュン振り出して、巧いこと征してるね。

                                                                

それにしても戸部さんの落ち着きようは驚くほどで、

初戦韓国ボクサー、二戦目タイ人って、まだ日本人とやってないこれがまだ3戦目で、

その初めての日本人が河野さんだってのに、まあ冷静に始めてるんだわ。

とにかく、左ジャブが絶品で、河野さん避けきれないんだよなあ。

                                                               

2R、河野さん、上体の高低意識して比較的頭低くして入り方の工夫しながら、

例のトリッキーゴリゴリ大作戦発動なんだけど、戸部さんも一歩も引いてなくて、

左ジャブの他、右ショートフック、右ショートアッパー駆使して対等の戦いしてて、

戸部さんのこの右ショートのヒット率が勝負決めそうな予感ムンムンなんだよね。

                                                            

3R、河野さん、相手に距離自由にさせなくて、見栄えのいい右、二発ほどゲット。

                                                            

戸部さん、細かい連打で対抗してて、タイミングはいいんだけど、

この回の的中率はあんまり良くないなあ。

                                                             

4R、戸部さん、ショートブローの角度、相変わらずとってもいいんだけど、

河野さんのガムシャラ特急まっしぐらの方がやっぱり勢いよくて、

オーバーハンド気味の右当てて、追いかけて左振るって、更に追いかけてまた右って、

それ、結構な直撃度だったもんで、戸部君歯食いしばって耐えてたなあ。

                                                             

5R、徐々に河野さんのペースに巻き込まれつつあった戸部さん、

綺麗な右アッパー決めた直後にも、河野さんに右ストレート当て返されて、

また少しヨロッとしてしまってるんだわ。

パンチの形だけなら、戸部さんの方がよっぽど綺麗なんだけどね。

                                                             

6R、戸部さんのクリーンヒット、常に下がり下がりの場面からなもんで、

なかなか大きなダメージ与えることできなくて、惜しい惜しいの連続で、

一方の河野さん、頭低くして、注意される寸前のパフォーマンスなんだけど、

戸部さんも、嫌気ささずに辛抱強くやってるよなあ。

この回河野さん、左目上バッティングカット。

                                                                

7R、常に力込めて振ってるのは河野さんの方なもんで、

見栄え的にどうかなってとこあったんだけど戸部さん、

小刻みなコンビネーションで圧倒してて、特に右アッパー、

どれだけの直撃度か分かり難いとこも多かったんだけど、

攻めの姿勢は全く崩れてなくて、バックステップの連続ではあったんだけど、

今まで2ラウンド以上試合したことないのに、スタミナも充分で足衰えないんだわ。

                                                            

短いラウンドなら戸部さん、長引いたら河野さんって思ってたんだけど、

戸部さん、激闘長引いてもスピード全然OKなもんでタマゲタなあ。

                                                                                                                      

8R、河野さんも最後までやっぱり半端じゃないほどの粘り強さで、

だからこそ、戸部さんの落ち着いたニューカマーぶりは驚異的で、

試合通じて、慌てるような場面一切なかったし、

先々もう少し早い回転と前さばきができるようになったら、凄いボクサーだぜって、

そんな感じ満々だったんだよね。

                                                              

節目節目の河野さんの見栄えのいい大きな有効打と、

ショートブローに冴え見せた戸部さんだったんだけど、

結局、78-75、77-75、77-76の3-0で、戸部さんの完封勝ちで、

このスコア、山元さん×東上君の試合のスコアと全く一緒だったんだよね。

                                                              

                                                               

☆芹江匡晋さん(伴流)×橋元隼人さん(ワールドS)

                       ………日本 SB タイトル戦

19勝(8KO)4敗のチャンピオン、28才・東京都と、

12勝(2KO)1敗1分のランク8位、28才・東京都。

                                                       

このマッチメイク、申し訳ないけど、どう考えてもシンドイ訳で……。

                                                            

1Rだけ見たんだけど、橋元さん、いつも以上に気合い入ったスタートで、

先手取らなければどうにもならなくなるって、そういう戦法は大正解で、

芹江さん以上のガツガツ接近戦に持ち込めたら勝機見えたんだろうけど、

で、ああいうのしかなかったんだろうけど、そういうのは芹江さんも大得意な訳で、

寄った時のガチャガチャ戦でも優位に立てなかったし、

ちょっと距離できた時の打ち合いでは全く歯が立ってなくて……。

今までやって来たメンバーの差も大きかったと思うなあ。

                                                           

で、1R終了ゴングと共に席立って、通路のテレビで河野さんの腫れた左目上、

横目に見ながら眺めてたんだけど、橋元さん、2Rで2回倒されて、

3Rはもうヘロヘロで、橋元さん、もう終わりかなってとこから踏ん張ったんだけど、

結局、6R、始まってすぐ、北側ロープに詰められて一方的になってしまって、

レフェリー、即のスタンディングストップエンドで、0分17秒だってね。

                                                            

芹江さんも、相手の打ち出しや打ち終わりに合せるような器用さないもんで、

ちょっと時間かかり過ぎって感じだったんだけどね。

                                                           

橋元さん、KO率14%しかないもんで、ちょっと辛いとこあるんだけど、

もう少し、カウンター取れるようになるとブレイクすると思うんだけどなあ。

                                                                

                                                         

                                                          

八王子中屋ジムの筒井さんと話して、やっぱりあの時、先日のタイトル戦のとき、

実は仁人さん、見た目以上に傷んでて、で、改めて彼の頑張りに感動したんだけど、

セミで加藤善孝さんが勝ったもんで、彼の見てる前で負けるわけにはいかない、

ってそういう気持ちも踏ん張りの一因でもあったみたいだね。

                                                               

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 戸部洋平さん

② 山元浩嗣さん

③ 東上剛司君

                                                

2011年10月 8日 (土)

日記 (10/8)

                                                                           

ついこの間まで暑くて参ってたのがあっと言う間に秋がやって来て、

何と気持ちのいい日々なんだろうと思ってるんだけど、

こういう気持ちのいい日は、またあっと言う間に、寒くて参るなってことになる訳で、

それはあっと言う間に夏になってしまう春と似てる訳で……。                                                                              

で、この気持ちのいい僅かな日々を楽しまなくちゃなって思うんだよね。

                                                            

で、昨日は久し振りに安行に行って、植木屋色々見てきたんだわ。

盆栽センターの周辺に、普段考えられないほどの車が集まってたもんで、

何事かと思ったら、一般客入場禁止にして業者による競りやってて、

月二回ほどやってるらしいんだけど、外から覗いてたんだけど、

符牒とかあって聞いててなかなか面白くて、鮮魚とか青果と同じなんだよね。

                                                           

それから、JAが経営してる共同出店センターへ行って、ガーデン・シクラメンとか、

初雪カズラ、黄金カズラなんかをゲットしたんだけど、

自分、今、カズラ系に凝ってんだよね。

                                                           

この植物は小さなツル系で、殆ど花が咲かなくて、だけどその葉の色が面白くて、

とにかく一枚も同じ色のモノがないんだよね。

あんまり普通の花屋では売ってないもんで、現地調達しないといけないんだけどね。

                                                           

ガーデン・シクラメンっていうのは、普通のシクラメンの超ミニサイズ版で、

寄せ植えにしたら奥さん喜ぶと思って6株ゲットしたんだわ。

で、それをお気に入りの木製のプランターに植えたんだけどね。

                                                         

                                                          

                                                          

アップルファンっていうのは、アップルが出す新製品は無条件に買いますよおって、

のが確実にいて、最新 i-pod なんかも、取り敢えず9色全部揃えるっていうような、

信じられないような荒技に出るのが結構沢山いるらしいんだよね。

                                                         

で、予約始まった i-phone 4Sにも当然のように長い列ができて、

自分、3G、4Gは発売当日ゲットしたんだけど、

今回の改定版、機能的にはそれ程大したもんじゃないと思ってるし、

年内に4Gもアップデートされるみたいだしって、結局今回4Sはスル―したんだけど、

それにしてもアップルのブランド戦略の素晴しさに変わりないよね。

                                                          

今回から au が追参加で、通信料とかエリアとか色々あるみたいだけど、

そのうちドコモも我慢できなくて、アンドロイドとの二本立てになるんじゃないのかなあ。

                                                          

それにしてもスティーブ・ジョブズってのは企業経営者の理想形なわけで、

なかなかああは行かないと思うけど、彼の信念とリーダーシップっていうのは、

日本人でいうと本多宗一郎とか松下幸之助って感じかなあ。

56才っていうとまだまだって感じなんだけど、とっても充実した人生だったろうなあ。

                                                            

彼、物作りの場から、沢山の人に夢与えたんだけど、

思想家とか政治家の中からああいう人、出て来ないかなあ。

現状シンドくても夢さえ持てれば、大体の人は生きていけるもんだからね。

                                                       

2011年10月 5日 (水)

後楽園ホール・10月4日

                                                           

i-phone 5って聞いてたのが、4Sってことで日本でも近々発売らしいんだけど、

今回は、これまでのソフトバンクと共に、KDDIつまり au も扱うってことなんだけど、

具体的にはどうなるんだろうね。

                                                             

                                                            

彼、ホントはもっと行けるのに、なんか消化不良気味になってしまったのも、

彼の試合のスコアがトッ散らかってしまったのも、

実はみんな自分のせいだったんだわ。

                                                           

自分、気になるボクサーの大事な試合の時には、自分なりのジンクス持ってて、

履いていく靴はニューバランスの996黒に決めてるし、

ホールの20個ある小便器のうち使うの特定してるんだよね。

                                                          

勝負がかった試合ってのも結構沢山あるもんで、996の黒は2足あるんだけど、

ところが昨日は、何を思ったか576を履いて行ってしまったもんで、

んでね、ああいう結果になってしまったんだと思ってるんだよね。

                                                          

                                                            

昨日の終わりの3試合、荒川仁人さん、加藤善孝さん、大村光矢さんってのは、

お互い過去に因縁あって、仁人さんの唯一の敗戦相手が加藤さんだし、

加藤さんは大村さんに負けてるし、その大村さんは仁人さんに敗れてるんだよね。

                                                         

                                                          

用事が早く済んでしまったもんで、30分ほど余裕の後楽園着だったもんで、

小石川の庭園周りを散歩しながら、この日の勝負の行方を思いやってたんだわ。

                                                           

                                                           

☆佐藤竜平君(イマオカ)×鎌田卓君(角海老)……W 4R

デビュー戦の34才・東京都と、1勝(1KO)2敗の26才・千葉県。

                                                          

4戦目相手にデビューボクサーぶつけるってのは、それも結構遅咲きだし、

って見てたんだけど、やっぱりちょっとシンド過ぎたんだよなあ。

                                                         

1R、佐藤君、恐ろしく遠いとこからの一気飛び込みって戦法なんだけど、

それほど速くないし、体少し重そうにも見えるし、殴り方も良くないし、

結局、全くいいとこ見せられなくて、ちょっと可哀想なほどのやられ方で、

初めのボディが効いてしまったみたいで……。

                                                           

鎌田君、終始戦闘的でかつ自信に溢れたボクシングで、相手の体が動かなくなって、

戦意喪失したとこで、2分10秒、レフェリーストップエンド。

                                                           

                                                         

☆芋生敏幸君(八王子中屋)×根岸建次君(協栄)……Fe 4R

1勝0敗の29才・東京都と、0勝1敗1分のサウスポー、28才・新潟県。

                                                       

1R、根岸君、身長とリーチの優位さ生かしきれないし、終始下がりっ放しなんだわ。

                                                       

芋生君、途中からサウスポーチェンジしたり工夫加えながら、手数で圧倒。

ただ彼、頭の位置殆ど動かさないもんで、結構被弾してるんだけどね。

                                                             

2R、基本的にディフェンス良くない同士なもんで、お互い良く当たるんだけど、

ヒット率と手数、相変わらず芋生君のペースで、根岸君、明るさ見えて来ないなあ。

でも芋生君、その動き、最後まで持つのかって感じもするんだわ。

                                                          

3R、あれれ芋生君、やっぱり打ち疲れ出てきてしまったみたいで、

根岸君の方が、より小さく鋭く振れてきたんだわ。

                                                          

4R、ここにきて、タレそうだった根岸君、驚異的な頑張り発揮で、

できるんなら初めからやればよかったのにって感じで、

一方の芋生君のスローダウンが目に付いて、腕振りもたわんでるし、

両足揃う場面も多くなって、大分ヤバくなってきたなあってとこで、終了ゴング。

                                                           

結局、40-37、40-38、39-37の3-0で、芋生君逃げ切ったんだけど、

スコアほどの差はなかったように思ったんだわ。

根岸君、試合の入りで芋生君に出負けというか、気負けしてしまってなあ。

                                                              

                                                           

☆大村朋之君(新宿イマオカ)×松山和樹君(山上)……SL 4R

1勝1敗の31才・兵庫県と、2勝(1KO)2敗の25才・青森県。

                                                           

1R、二人とも、雑なディフェンスの中、いきなり危ない打ち合い始まったんだけど、

松山君、右からの返しの左フック見事に直撃させて大村君からダウンゲット。

                                                            

大村君、何とか立ち上がって反撃したんだけど、手がバラバラで隙だらけのとこ、

今度は強い右打ち込まれてしまって、二回目のダウンでKOエンド。

0分27秒ってことで、ホント、あっという間だったなあ。

                                                          

                                                           

☆横田和之君(八王子中屋)×岩崎和雄君(ロッキー)……M 4R

2勝(2KO)1敗の25才・埼玉県と、3勝(3KO)2敗の30才・山口県。

                                                            

1R、分厚いプレスかけながら、とにかく一発デカイの狙いますって感じの岩崎君。

                                                            

雑ではあるんだけど、力強さは半端じゃない相手に対して横田君、

少し押され気味なんだけど、スピードで対処できるかなあって感じのスタート。

                                                            

2R、横田君、相手のパンチかわすだけじゃなくて、

それに合わせる度胸要ると思うんだけど、どうかなあって見てたんだけど、

1分半頃かなあ、綺麗な形で左ボディ打ち込むことできたんだわ。

                                                         

驚いたのはそのパンチの効き方で、岩崎君、その一発で劇的な弱り方してしまって、

まだ時間充分残ってるし、異常なほどのボディの嫌がり方だし、

こりゃ横田君、一気にカタ付けるなって感じで、流れ激変してしまったんだわ。

                                                        

ところが横田君、当然のフルスロットル、ここしかない猛攻始まると思ってたら、

意外にそれほどのことなくて、注意上に向けておいてボディ狙いかって思ってたら、

そういうこともなくて、結局岩崎君、九死に一生って感じだったんだわ。

                                                          

3R、ひと休みして岩崎君、大分回復して、いきなりの根性込めたガンガン反攻で、

横田君の顔面薄赤く染まってきたし、手数も落ちて、攻撃も単調になってしまって、

振り子がまた反対側に振れたような雰囲気になっていったんだわ。

                                                         

4R、横田君、返す返すも2Rが残念って感じで推移して、

相当消耗してんのに、最後まで気持ち出してたのは岩崎君の方だったなあ。

                                                            

結局、39-38×2、38-38の2-0で、横田君辛勝だったんだけど、

個人的には、ラウンドマストで、38-38だったけどね。

                                                            

                                                           

☆大村光矢さん(三迫)×小野澤洋次郎君(ワタナベ)

                              ………SFe 8R

13勝(9KO)5敗1分の30才・愛媛県と、8勝(5KO)8敗5分の29才・東京都。

                                                             

1R、基本的な力量差ある二人だったんだけど、初っ端積極的な攻撃で、

手数圧倒してたのは小野澤君で、ランク取りの気持ち充分出してたね。

                                                           

大村さん、落ち着いて相手見極めながら、徐々に引き出し探ってるって感じで、

まず着実なプレスがけに出てるね。

小野澤君の方も、頭ぶつけ合いながらも簡単には引いてないね。

                                                            

2R、それじゃあ行きますって感じで大村さん、ゴングと同時にペース上げた途端、

小野澤君、いきなり対応できなくなってしまって、やっぱり流石大村さんで、

色んな攻撃パターンに小野澤君、もう翻弄されっ放しで、

ひたひた忍び寄る危ない感、そこはかとなく漂ってきたんだわ。

                                                            

格上が作った流れをひっくり返すのは、そりゃ簡単じゃなくて、

その辺りから、小野澤君いいとこなしの一方的な展開になってしまって、

結局4R、大村さん、一度倒した後の大追撃手抜かりなく、1分29秒TKO勝ち。

                                                              

大村さん、完璧なゲームプランだったし、クールな仕事振りで、

格上ボクサーの在りようをキッチリ見せてくれたね。

                                                          

                                                            

☆加藤善孝さん(角海老)×稲垣孝さん(F赤羽)                   

                   ………日本 L 王座決定戦 10R

19勝(5KO)4敗1分のランク1位、26才・茨城県と、

13勝(6KO)9敗1分のランク2位、25才・東京都。

                                                           

加藤さん、間隔空いた後の充実度上がってるみたいだし、

稲垣さん、気合いに満ちたいいボクサーだけど、基本4勝3敗ペースだし、

今まで対戦してきたメンバーの違いもあるし、折角貰ったチャンスだし、

加藤さんが圧勝するんじゃないかって見てたんだよね。

                                                           

1R、予想通り、ジャブの刺し合いから始ったんだけど、届きのいいのは加藤さん。

稲垣さん、体寄せてからの左右連打が命なんだけど、

常に力込めて振ってるもんで、当たったら大変って危険感満々なんだよね。

                                                          

2R、稲垣さん、揉み合ってからのガチャガチャ攻撃仕掛けていって、とにかく手数。

加藤さん、もう少し遠くでやりたいはずで、それならもっと左ジャブ要るんだよなあ。

                                                           

3R、加藤さん、揉み合った時の手数で遅れとってて、いつの間にか両頬紅潮。

ペースは稲垣さんで、加藤さん、やり難そうにしてるなあ。

                                                            

4R、なんか稲垣さんの方が勝とうとする気持ちに溢れてるみたいで、

加藤さん、とにかく先手出し少ないし、キッチリ合わせを狙ってるようにも見えなくて、

終始中途半端って感じが拭えないんだけど、どうなのかなあ。

稲垣さんにもこれといった有効打は無いんだけどね。

                                                            

5R、1分15秒当たり、やっと出ました加藤さんのクリーンショット、

右フックがクロス気味に直撃して、稲垣さん、東ロープ際で一瞬腰落としたんだわ。

                                                             

ヨーシ、ここだよ加藤さん、鬼の一気攻め見せて頂戴って感じだったんだけど、

どういうもんか、それ程のことなくて、で、稲垣さん、何とか凌ぎ切ったんだわ。

                                                         

加藤さん、先見据えてのことだったのかも知れなかったんだけど、

この間のコーチ義人君の試合の時も感じたんだけど、取り敢えず行く時行かないと、

取り戻し目論む相手に力こもった反撃受けるの間違いないし、

それよりなにより、それほど一気には来ないんだなって、

相手にそう思われてしまうことは絶対良くないと思うんだけどね。

                                                            

6R、で、何となく試合はまた一からやり直しって感じで、

それにしても二人とも、上体というか、頭動かさないのは驚くほどだったなあ。

                                                             

加藤さん、タイミング合ってきたんだけど、踏み込み不足のせいか今一当たり薄くて、

ガツガツってなったとこ、バッティングで稲垣さん、左目上カットした後は、

それまで以上にいきり立った稲垣さんの動きの方が勢いあったなあ。

                                                           

7R、クリンチ多くなって、そこからのショートの打ち合いが結構激しくて、

初めやっぱり稲垣さんのしつこさが上回ってたんだけど、

徐々に加藤さんの重いショートが圧倒しつつあったね。

                                                            

8R、始まって30秒、加藤さんの右フックで稲垣さん、リング半分ほどの後ずさりで、

稲垣さん、その後、大きいパンチがたわみだしたし、クリンチでの手数も落ちてきて、

少し消耗進んだみたいなんだわ。

                                                           

9R、稲垣さんのヘバリ、更に進んでるみたいで、加藤さんはそのままやってて、

まだ余力あるみただったし、ガツンと一押し欲しいとこだったんだけどね。

                                                            

10R、最後だっていう踏ん切りで飛ばしてきたのは稲垣さんの方で、

加藤さん、ペース上げ切れないままの終了ゴング。

                                                             

結局、98-93、97-94、96-95っていうバラけた3-0で、加藤さん勝利。

角海老ジムに久方ぶりのチャンピオン誕生で、とっても喜ばしかったんだけど、

加藤さん、減量シンドかったのかなあ、彼、ホントはもっと行けるはずだからね。

                                                           

                                                          

☆荒川仁人さん(八王子中屋)×ジェイ・ソルミアノ

                  ………OPBF L 王座決定戦 12R

20勝(14KO)1敗1分の前日本チャンピオン、サウスポー、29才・東京都と、

11勝(7KO)0敗1分のフィリピンチャンピオン、サウスポー、24才。

                                                           

1R、事前情報通り、やっぱりソルミアノ半端なボクサーじゃなくて、

体格とリーチの優位さ生かしながら、とっても力強いタイトなボクシングなんだわ。

                                                             

左ジャブも良く伸びてるし、いきなり飛んで来る右の精度も良くて、

左右のパンチを対角線に打ち込んでくるし、上下の打ち分けも素晴しいんだわ。

                                                             

仁人さん、初め少し戸惑ったとこあったんだけど、すぐにアジャストできて、

リズム感掴んだみたいだったんだけど、それでも珍しく被弾数多いんだわ。

残念ながら、最初のラウンドはソルミアノが持っていったと思ったな。

                                                             

2R、始まってすぐ17秒のとこで、東ロープ近くで仁人さん、

いきなりソルミアノの力こもった左フック大直撃されてしまって、

衝撃のドッスーンダウンしてしまったんだわ。

                                                                                                                    

上体の動きじゃなくて、何となく手さばきで避けようとしたとこあったかなあ。                                                             

いずれにしてもソルミアノのパンチ、相手かき分けていくような強さなんだわ。

                                                         

カウント聞きながらの仁人さん、鼻血噴き出してるし、意識大丈夫かあってほどで、

それでもやっとこ立ち上がったんだけど、正直自分、ここで終わりじゃないかって、

そんな感じで見てたんだけど、仁人さん、ここからの踏ん張り尋常じゃなくて、

残りまだ2分30秒以上あったのに、明らかに足元グラグラしてたのに、

ソルミアノだって、ここぞの追撃仕掛けていったのに、

とにかく、とにかく仁人さん、耐え切ったんだわ。

彼の中のどこに、これだけの強さがあるのかってことで、

ちょっと震えるほどだったんだわ。

                                                            

3R、ダメージ大きかったもんで仁人さん、勿論回復し切れてはいなくて、

ソルミアノ、そんなんで最後まで持つのかって程飛ばしてきたもんで、

あああ、ここかあって感じだったんだけど仁人さん、踏ん張り、踏ん張り、踏ん張りで、

結局この回も凌ぎ切って、後半、力は込め切れてはいなかったもんで、

軽かったんだけど的確ヒットで、ホント、彼の精神力には参ってしまったんだわ。

                                                           

4R、仁人さん、まだ足元踏ん張り切れないもんで大きく振るとバランス崩すんだけど、

小さいショットにはブレが無いし、特にボディブロー見栄え良く打ち込んでるんだわ。

そうこうしてるうちに、ソルミアノの顔面も薄く紅潮してきたね。

                                                            

5R、仁人さん、引き続いてボディショットのキレが良くて、それ間違いなく効いてて、

ソルミアノ、連打が続けられなくなったか、力溜めた上での単発主体になってるね。

仁人さん、勿論正常とは言えないけど大分戻しつつあるなあ。

                                                          

6R、ソルミアノ、力溜めてから見栄えのいい、威力あるショット目指してるみたいで、

特にラウンド終盤に見せ場作ろうとしてるみたいだね。

                                                              

7R、仁人さん、左右ボディから右フック返しての惚れ惚れコンビネーションで、

足元のグラつきからもかなり開放されたんじゃないかな。                                                             

3Rからこの回までの、仁人さんの取り返し大作戦はかなりの成功収めてたよね。

                                                            

8R、このまま順調に行けば仁人さん、夢の大逆転だぜって展開だったんだけど、

ソルミアノも甘くなくて、この回からの盛り返し、一段と激しくて、

フィジカルの強さ前面出ししながら、左右のダブルフックがとっても有効で、

その二発目がタイミングずれて予想外な飛び方してくるんだわ。

特に右のダブルフックが絶大効果で、仁人さんの勢い一気に封じてしまったなあ。

                                                          

9R、仁人さん、いいとこ見せられなくて、左顔面かなり腫れ上がってるし、

左目の塞がり方が気になるんだよなあ。

それに、相手のボディブローに腰引く場面も目に付いてきたんだよね。

                                                                

10R、ああいう風になっても、あそこまで頑張れるかってほど仁人さん、

更に踏ん張るんだけど、再度流れ引き寄せたソルミアノも元気盛り返しての奮闘で、

仁人さんの消耗が浮き出てしまたような感じなんだわ。

                                                          

ここで、リングアナ、仁人さんの左目周辺の腫れ、バッティングによるものだって、

そういうアナウンスあったんだけど、仁人さんの顔面腫れだしたのはそれ以前からで、

ちょっと理解に苦しむ内容だったんだよね。

                                                           

11R、結局のとこ、ソルミアノ、打たれ強くスタミナタップリの好ファイターで、

仁人さん、少しの間止まってた鼻血再度の噴出で、殆ど一方的な展開になって、

やっと立ってるっていうか、倒されないのが精一杯って感じになっていったんだわ。

                                                             

12R、仁人さん、とにかく悲惨なほどの顔面模様になってしまって、

ソルミアノの右フック、見えてないんじゃないかって程の追い込まれ方で、

自分、情けなくも、最後まで見通す根性無くなってしまったもんで、

残り1分ほどのとこで思わず席離れてしまったんだわ。

                                                             

自分、全部の試合スコア計算してる訳じゃなくて、大事なのだけやってるんだけど、

勿論この試合は計算してて、ラウンドマストでやってたんだけど、

1、2、8、9、10、11、12Rがソルミアノで、2Rはダブルで、

仁人さんが取ったのは、3、4、5、6、7Rってことで、

結局115-112でソルミアノだったんだけど、

発表は115-113、115-114、112-115の2-1で、仁人さんだったんだわ。

                                                             

自分、こういう試合の場合、応援する方のボクサーに辛くつけることにしてるし、

ボクサーの弱り方とか、攻撃の派手さや見栄えに目奪われてしまうことあるし、

仁人さんの途中途中でのショートブローの評価も分かれるとこだと思うから、

こういう結果もアリだとは思うけど、感心してしまったのはフィリピンのジャッジで、

結果的には自分と全く同じスコアだったんだけど、

もっと差作ってもそれも有り得るって思ってたもんでね。

そのジャッジ、見た目そのままのジェントルマンだったんだわ。

                                                         

                                                            

試合後、医務室の横でボヤ―ッとしてたら、ソルミアノがそば通って、

ふと目が合ったもんで、“Very Good Job” って伝えたら、とても嬉しそうにしてたな。                                                           

                                                            

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① 荒川仁人さん

② ジェイ・ソルミアノ

③ 大村光也さん

                                                      

仁人さんの尋常じゃない踏ん張りに感動したもんでね。

例え負けたとしても、彼がこの日のベストボクサーってことに変わりなかったね。

                                                             

                                                            

                                                            

今年ちょうど80回目のボクシング観戦だったんだけど、

仁人さんも加藤さんもタイトル獲ったんだけど、

帰りの電車の中、心の中はちょっと複雑で重々しかったなあ。

                                                            

2011年10月 4日 (火)

エキサイトマッチ (10/2) 

                                                           

“かいじゅうたちのいるところ” は、初めの5分でもう耐えられなくて……。

                                                           

“ハイ・クライムズ” は、アシュレイ・ジュドとモーガン・フリーマンが出てるんだけど、

軍部の中の巨悪に立ち向かう個人の奮闘ってのがテーマなんだけど、

最後のドンデン返し、結構オオーッて感じで、なかなかのデキだったよ。

                                                           

“カオス” ってのも、エンディングに驚かされる刑事モノ。

ウェズリー・スナイプスが得意の悪役バリバリなんだけど、

新米刑事、どれだけ優秀かってほどで、ちょっと現実離れしてたかなあ。

でも、展開がとっても面白かったもんで充分楽しめたな。

                                                       

                                                            

ここんとこ急に冷え込んできたもんで、着るモノとか布団とか入れ替え大変だよね。

太陽の動きとか日照時間とかも随分違ってきてるもんで、

植木の水やりとか肥料の方も色々変わり目なんだわ。

                                                            

                                                          

10月2日に録画しておいたWOWOWのエキサイトマッチの感想です。

                                                        

                                                             

☆亀海喜寛さん×へクタ―・ムニョス

18勝(16KO)0敗と、19勝(12KO)6敗1分。

                                                                

二人ともレイジェスの赤だったんだけど、ムニョスってのは上半身タトゥーだらけで、

街の悪党って感じのデブボクサーで、亀海さんの相手、そもそもソトカラスだった訳で、

いきなりのメンツ変更で、ちょっとガッカリだったんだけど、

そんな事あっちじゃしょっちゅうで、セミファイナル、メインイベント以外の試合は、

もう実にいい加減で、日本じゃ考えられないこと日常茶飯らしいもんね。

                                                           

ムニョス、このジャップ野郎、お前なんかあっと言う間にブチのめしてやるぜ、

って感じで始めたんだけど、亀海さん、日本じゃ頭抜けてるもんで、

勿論そうはいかない訳で、気合い入れていつも以上の殴り方してたね。

                                                              

いつもならもっと足使って出入りのボクシングする亀海さん、

上等じゃねえか、お前がそう来るならって感じで、初めっから足止めて、

お互い、パンチ比べしてるみたいな感じだったなあ。

                                                            

亀海さんもあんなに喰らったのは初めてで、顔薄赤く染めてたんだけど、

それ以上にムニョスをボッコボコにしてたもんで、

バッカだなあ、あんた甘く見てると、ブッ倒されるぞおって見てたんだけど、

流石、あっちの連中はああいう殴り合いに慣れてるみたいで、結構踏ん張るんだわ。

                                                       

それでも、ボクシングのレベルとしては段違いなものあるもんで、

4Rかなあ、強烈左ボディ一発ブチ込みから流れ一気に亀海さんで、

そこからはムニョス、下がる下がるのズリ下がりで、

結局6R、ヘロヘロのシオシオになってしまって、

殆ど無抵抗主義者になってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                              

ラスベガス、舐めるなってことで、、亀海さんにもう少しまともな相手出せってことで、

ムニョスっての、結局3勝1敗ペースの普通の乱暴なデブって感じだったもんなあ。

                                                          

ただ少し気になったのは、亀海さん、ムキになって打ち合い過ぎたか、

相手の雑なパンチ貰い過ぎてたと思うし、距離も近過ぎじゃなかったかなあって……。

                                                           

                                                           

☆ローマン・ゴンサレス×オマール・ソト

29勝(24KO)0敗と、22勝(15KO)7敗2分。

                                                          

二人ともエバーラストの黒ってことで、ゴンサレスのトランクスのベルトラインに、

“TEIKEN” の刺繍入りで、一方のソト、要するに3勝1敗ボクサーなんだよね。

                                                           

やっぱゴンサレス、何もかも飛び抜けてて、動きの全て惚れ惚れしかない訳で、

誰が彼に勝つことできるのかって、そんな感じで見てたんだけど、

2R、右フックからの左アッパーの連続技で、ソト、苦痛に顔歪めてのカウントアウト。

                                                           

ソトとしては、ああいう戦い方しかなかった訳で、届く距離が全く違うとこ、

スピード勝負も敵わなくて、気の毒って感じしかしなかったんだわ。

                                                            

それにしてもゴンサレス、拳に脳があって、勝手に動いてるって感じしたなあ。

彼は全く別モノってことで……。

                                                              

                                                            

☆西岡利晃さん×ラファエル・マルケス

二人とも赤グローブなんだけど、西岡さんはグラント、マルケス弟は当然のレイジェス。

                                                            

結局西岡さん、2~6P差の3-0で圧勝したんだけど、

正直に言うと、マルケス弟、あんなもんだったっけっていうほどのトロさだったし、

自分の知ってる西岡さんは、もっとテキパキ、目にも止まらないようなとこあったのに、

二人とも、どうしたんだろね? って感じが延々続いたんだわ。

                                                           

結局、5Rかなあ、西岡さんの左ストレートが直撃したら、一気に流れできて、

それ以降、マルケス弟、小爆発もせず、イーブンラウンド作るだけで精一杯で、

西岡さんの左にビビったままに終始して、12R終わった時の取り敢えずの肩車、

あれ、儀式だとは言え見てて情けなかったなあ。

                                                              

西岡さん、初め距離取りに時間かかったみたいだけど、

以降は無理しないでも勝てるって感じ掴んだみたいで、余裕見せてたもんね。

                                                        

西岡さん、次はノニト・ドネアとやってそれで終わりにするらしいんだけど、

年令的なこともあるけど、足か拳、どっか悪くしてるんじゃないかなあ。

                                                             

それでもとにかく、あそこまで行くと8,000万程になるってことは、

ボクサー達に夢見せてくれたし、今度は2億だね。

                                                            

マルケス兄さんとパッキャオとかメイウェザーとかも、そろそろが見えてきたし、

最後のとこ、ちゃんと目に焼き付けておかないとなって感じシミジミなんだわ。

                                                            

                                                               

さてさてさて、ラスベガスもいいけど、今日は後楽園ホール。

荒川仁人さんや加藤善孝さん達が踏ん張るとこ、見に行くんだよね。

                                                              

2011年10月 3日 (月)

10月のボクシング

                                                                                                                 

“正常性バイアス” ってのが心理学のテーマにあって、

人というのは危険が迫っても、その危険はそんなに大したことないって思いたい、

っていうそういう傾向あるんだってさ。

                                                          

“同調バイアス” ってのは、人は周りの人の行動につい追従してしまうってことで、

“他者愛” は、危険に迫った他人を見ると放っておけないてことで……。

                                                                   

何のことかというと、東北大震災に伴う津波被害の時に、

亡くなった人達のとった行動を分析して見えてきたキーワードなんだわ。

                                                           

昨日のNHKスペシャルでやってたんだけど、シンミリさせられながらも、

これからの災害対策講じる上でも、ハードの充実ばかりに目向けるだけじゃなくて、

こういう行動心理学的な分析も取り入れるべきだって思ったんだよね。

                                                           

                                                           

さて、10月のボクシングメニューなんだけど、

その前にいつものように9月のボクシングの自分ランキングから……。

                                                          

【9月度ボクシングベスト10】 (左側が勝者)

                                                      

① 中嶋孝文君×臼井欽士郎さん (1)

② 船井龍一さん×柘植雄季さん (ー)

③ 中釜兵武さん×久田恭裕さん (8)

④ 蓮沼テツヤ君×林和希君 (次)

⑤ 荒井翔さん×設楽賢太君 (次)

⑥ 海老澤宏太君×清水大樹君 (次)

⑦ 岩崎悠輝君×源大輝君 (ー)

⑧ 佐々木左之介君×旭昇君 (ー)

⑨ 尾島祥吾君×村田智哉君 (ー)

⑩ 前之園啓史さん×青木幸治君 (9)

                                                                                                    

予め期待度高かった試合が結局随分漏れてしまって、

新人王トーナメントの方にいい試合あったんだわ。

                                                         

                                                            

次は10月のボクシングメニュー。

                                                          

【10月度ボクシングスケジュール】

・10月 1日……(後楽園)

          コーチ義人君×和氣慎吾君、長島謙吾君×尹文鉉君、

          石川雄策君×小野心君、岡田博喜君、一場仁志君、福地健人君。

                                                        

・10月 4日……(後楽園)

          荒川仁人さん×ジェイ・ソルミアノ、加藤善孝さん×稲垣孝さん、

          大村光矢さん×小野澤洋次郎君、横田和之君×岩崎和雄君。

                                                           

・10月10日……(後楽園)

          芹江匡晋さん×橋元隼人君、河野公平さん×戸部洋平君、

          木村毅君×竹中良君、小原佳太さん×小口幸太君、

          山元浩嗣さん×東上剛司君、神崎宣紀君。

                                                            

・10月14日……(後楽園)

          長瀬慎弥さん×和宇慶勇二さん。

                                                           

・10月15日……(後楽園)

          岩渕真也さん×麻生興一さん、金子大樹さん×松崎博保さん、

          塩谷悠さん×石本康隆さん、翁長吾央さん×帝里木下さん、

          田口良一さん×木村悠さん。

                                                          

・10月18日……(後楽園)

          中川大資さん×田中徹さん。

                                                         

・10月21日……(後楽園)

          小池信吾君、大久保雅章君。

                                                           

・10月22日……(古河)

          宮森卓也さん×神谷優季君、大塚隆太君×杉田純一郎君。

                                                          

・10月24日……(後楽園)

          ポンサワン・ポープラサック×八重樫東さん。

                                                         

・10月26日……(後楽園)

          うすい祐介君×藤井龍二君、中森宏さん。

                                                          

・10月29日……(後楽園)

          湯場忠志さん×胡朋宏さん、石田將大さん、酒井智彦君。

                                                                                       

・10月31日……(後楽園)

          丸山伸雄さん×斉藤司君

                                                           

                                                            

【10月度ボクシング期待度ランキング】

                                                    

① 荒川仁人さん×ジェイ・ソルミアノ

② 加藤善孝さん×稲垣孝さん

③ 湯場忠志さん×胡朋宏さん

④ コーチ義人さん×和氣慎吾君

⑤ 山元浩嗣さん×東上剛司さん

⑥ 田口良一さん×木村毅さん

⑦ 河野公平さん×戸部洋平さん

⑧ ポンサワン・ポープラサック×八重樫東さん

⑨ 塩谷悠さん×石本康隆さん

⑩ 翁長吾央さん×帝里木下さん

                                                 

(次)                         

長島謙吾君×尹文鉉君、石川雄策君×小野心君、岡田博喜君×中野和也君、

木村毅君×竹中良君、小原佳太君×小口幸太君、丸山伸雄さん×斉藤司君、

長瀬慎弥さん×和宇慶勇二さん、岩渕真也さん×麻生興一さん、

宮森卓也君×神谷優季君、大塚隆太君×杉田純一郎君。

                                                      

                                                       

≪海外ボクシング≫

・10月 1日……セルヒオ・マルティネス×ダーレン・ベイカー

           西岡利晃×ラファエル・マルケス

           ローマン・ゴンサレス×ヒルベルト・ケブ・バース

・10月15日……バーナード・ホプキンス×チャド・ドーソン

           アントニオ・デマルコ×ホルヘリナレス

・10月22日……ウーゴ・ルイス×フランシスコ・アルセ

           ノニト・ドネア×オマール・ナルバエス

・10月28日……ポンサクレック・ウォンジョンカム×エドガル・ソーサ

・10月29日……エルナン・マルケス×ルイス・コンセプシオン

           アンドレ・ウォード×カール・フロッチ

                                                                           

                                                            

                                                          

これから、亀海さんとローマン・ゴンサレスのVTR見るね。

                                                       

2011年10月 2日 (日)

後楽園ホール・10月1日

                                                            

昨日のブログ、ベスト3ボクサーが欠けてたよって、言われたもんで、

追記しておきましたが、ここにも書いておきますね。

① 船井龍一さん  ② 石川昇吾君  ③ 梅津宏治さん

ってことで……。

                                                               

他にも、送り仮名ミスや、あれは右じゃなくて左だったよなんてのがしょっちゅうで、

知り合いから色々連絡入ること多いんだけど、ホント、スンマセンです。

8試合~10試合、全部同じ様な集中力で見続けるのって結構シンドくて、

ちょっとしたメモ見ながら、思い出し思い出ししながら書いてんだけど、

自分ももう若くないもんで、間抜けなことも増えてるみたいで……。

                                                           

                                                       

ふと見やったら、18古河ジムの長嶋会長が来てて、ちょっと挨拶したんだよね。

22日の古河での興行見に来てよねって言ってくれてたもんでね。

会長、ああ見えて、とっても面白い人なんだよお。

                                                             

                                                            

この日は角海老ボクシングだったもんで、赤コーナーは全員角海老ジム所属。

                                                          

☆福地健人君×高橋広行君(石神井S)……SL 4R

2勝(2KO)1敗の22才・東京都と、1勝1敗の26才・宮城県。

                                                              

1R、福地君、この日はゴング直後から、なんかドッシリした感じ漂ってるね。                                                        

高橋君も、この階級の割にはチャカチャカよく動けてたし、返しのタイミングもいいね。

                                                             

それでも、福地君の左ジャブの伸び、初めっから抜群でテキパキ当たってたなあ。

                                                           

1分40秒位のとこで福地君、その強い左から真っ直ぐ伸ばした右ストレート繋げて、

高橋君から見事なダウンゲット。

                                                              

高橋君、何とか立ち上がりはしたんだけど、強烈ダメージだったもんで、

再開後の福地君の大追撃、かわすすべ全くなくて、

そのまま一気にエンディングに持ち込まれてしまって、レフェリーストップエンド。

                                                             

ツーダウンによるKOってリングアナが言ってたけど、最後高橋君倒れてなかったし、

普通のTKOでいいんじゃないかなあ。

                                                             

ダウン相当かも知れないけど、あくまでダウンはしてないし、

続行不能ってことでは同じなんだけど、それならいきなりのレフェリーストップでも

TKOなんて言葉使わないで、単にKO決着ってことにすればいいと思うんだけどね。

ルールブックには、その辺の事全く書いてないんだわ。

倒れる倒れないはそれほど重要じゃないって思ってるんだけどね。

                                                           

                                                            

☆一場仁志君×増田靖之君(石神井S)……SFe 6R

5勝(3KO)3敗1分の23才・神奈川県と、5勝(1KO)1敗の東京都。

                                                            

1R、強いプレスかけてるんだけど、そこから特にどうするって訳じゃなくて増田君、

もう少し積極的に仕掛けるといいんだけどなあ。

                                                             

一場君、相変わらず一瞬体から手離れ過ぎる場面あるんだけど、

取り敢えず気持ち前面出しで、前向きに仕掛けていってるね。

                                                             

2R、増田君、ガチャガチャになってからが本領発揮みたいで、

それまではとっても地味なボクシングなんだよね。

一場君、遠くからでもストレートとかフックとか、とにかくいい左伸ばしてるんだわ。

                                                           

3R、増田君、これだけ消極的だと面白い試合にはなりにくいし、

セコンドからのアドバイスも各自バラバラで、あれじゃあ混乱するだろうなあって感じ。

                                                             

4R、増田君、ダギング主体のディフェンスなんだから、もう少し下狙えばいいのに、

一場君、2発目3発目が相変わらず高過ぎなんだよね。

                                                            

5R、始まって30秒、一場君、右からの返しの左フック直撃させてのダウンゲットで、

北西ニュートラル近く、増田君、一瞬足送れなくて前倒れしてしまったなあ。

                                                            

そんなに大きなダメージではなかったもんで、再開後却ってリフレッシュできたか、

増田君、急に動きが良くなっていったんだよね。

                                                            

6R、増田君、それだけやれるんなら最初からやればいいじゃんってくらい、

とても積極的になっていって、小さく鋭いいい振りしてんだわ。

                                                              

一方の一場君、相手のペースアップに合わせ切れてないとこあるし、

接近戦での振りが大き過ぎで、もう少し小さく鋭い回転力が欲しかったなあ。

                                                           

結局、57-56×2、57-57の2-0で、一場君の辛勝だったけどね。

                                                             

                                                             

☆石川雄策君×小野心君(花形)……F 8R

3勝1敗のサウスポー、25才・沖縄県と、

11勝(2KO)5敗2分のサウスポー、28才・神奈川県。

                                                             

小野君、KO率も戦績も驚くほどのモノはないんだけど、試合運びとっても巧いし、

何故か角海老ボクサー達が苦戦するんだよね。                                                            

石川君、その小野君に4月に3-0負けした後のダイレクトリマッチってことで……。

                                                             

1R、お互い良く知ってる同士なもんで、却って慎重な入りで、距離とリズムの探り合い。

半分が過ぎた頃、まず石川君が仕掛け始めて、一気に展開早めていってるね。

                                                            

2R、細かいフェイント織り交ぜながら、ジャブをトリプルで打ってみたり、

小野君、なかなか良くて、ホント彼は、試合ごとのバラツキが殆ど無いんだわ。

                                                             

石川君もジンワリプレスかけることできてるんだけど、なるべく大きな展開希望で、

小野君のこまごました勝負に巻き込まれないようにしたいとこなんだよね。

この回お互い左フックと右フック、それぞれ一発づついいの当ててたね。

                                                              

3R、お互いまだまだ慎重過ぎの重い展開で、ちょっとダレたんだけど、

小野君のセコンドの木村章司さん、流石のアドバイスで、

相手に合わせるな、一緒に大きくやり過ぎるなって言ってたもんなあ。

                                                           

4R、お互い数少ないクリーヒットの中、小野君のワンツー見事な直撃。

石川君も最後、なかなかいい左打ってたけどね。

                                                              

5R、組み合った時の激しいボディ合戦に二人の気持ち表れてたんだけど、

より小さく鋭く振れてたのは小野君の方で、石川君、振り大き過ぎなんだわ。

                                                              

この日の石川君、ずっとそんな感じがして、距離ある時と接近戦とで、

振り幅そんなに違わなくて、だから回転力で遅れとってしまってるし、

ディフェンスの隙も多くなってしまってる感じだったんだわ。

で、石川君の顔面、明らかにダメージ負ってきたなあ。

                                                               

6R、流れは殆ど小野君で、石川君の動きにキレなくなってるせいか、

とってもキビキビ動けてるように見えるし、細かい回転でヒット率も高いんだわ。

                                                            

7R、石川君、ここまで来ると、大きいの当ててダウンゲットしないとヤバイんだけど、

それ程の一発必殺パンチがある方でもないもんで、辛いものがあるんだよなあ。

                                                             

8R、石川君、最後の挽回に必死踏ん張りしてたんだけど、

とにかく相手にいい形で打たせないようにするの、小野君とっても巧いんだよなあ。

                                                           

結局、79-74、78-76、77-75っていうバラけた評価だったんだけど、

3-0で、小野君の妥当勝ち。

                                                             

石川君、終わった時、顔面かなり腫れ上がってたし、特に左目下大丈夫かなあ。

石川君、前回に続いて体作りで反省点あったみたいだったし、

接近戦になった時のパフォーマンスにもう少し工夫しないとね。

                                                            

前の日に激闘演じて賞金ゲットしたばかりの、昇吾兄ちゃん応援に来てたけど、

ちょっと残念な結果だったよなあ。

それにしても、小野君は、キッチリ自分らしさ出し切ってエラかったなあ。

                                                             

                                                              

☆長島謙吾君×尹文鉉(ドリーム)……W 8R

10勝(9KO)5敗2分の25才・兵庫県と、10勝(2KO)1敗1分の27才・栃木県。

                                                             

長島君、2009年の全日本新人王戦の西軍代表で、

その時は決勝で新藤寛人君に2-0負けしたんだけど、

今年角海老に移籍して来て、その後2連続KO勝ちしてて今勢いあるんだわ。

                                                             

その彼もキャリア4戦目までは、1勝(1KO)3敗(2KO)って、

ちょっと悲しかったんだけど、頑張ればそこそこ行けるって見本なんだよね。

                                                                

ただ、この日の相手尹君ってのは、一筋縄じゃいかないボクサーで、

結局その通り一筋縄ではいかなかったんだけどね。                                                      

一言で言えば、分かり易いボクシングと分かり難いボクシングの対決ってことで……。

                                                             

1R、左の精度は尹君が圧倒してるんだけど、長島君には相手かき分けていくような、

そんな野生に溢れ返ってて、相手の都合構わず、いきなりいつものガンガン攻撃で、

尹君、正直一瞬危ない場面、いきなりやってきてしまったんだよね。

それでも試合巧者の尹君、流石の切り抜けで、顔面赤くしながらも凌ぎ切ったね。

                                                            

2R、尹君、相手の見極めついたみたいで、こりゃ正面から行くとヤバイぞって、

足使いながら、細かいとこ丁寧に突いてて、特に左ボディは巧かったなあ。

                                                             

長島くん、我が道行くって感じのままなもんで、ガード意識ほっといて、

ひたすら相手の顔面狙いで、見てて下さい、そのうちブッ倒しますからって感じ。

                                                              

3R、ペースが一方的にならない、タイミングが違う同士の互角の戦いで、

見てて興味つきなくて、勝負の行方、混沌、混沌。

                                                            

4R、尹君、顔全体が赤くなってるけど、長島君も左顔面ちょっと腫れてきたね。

                                                               

5R、お互い変わり番この、とてもファッショナブルとは言えない攻防続いて、

頭くっつけ合ってのショートブロー合戦の中、スタミナ問題も浮上してきたんだわ。

                                                             

6R、お互い相手のパンチには慣れたみたいだけど、消耗進んでるのも間違いなくて、

こういう、粘っこい展開になると、尹君本領発揮だからなあ。

                                                             

尹君のボディショットと右ストレートに対して長島くん、ショートの連打で対抗なんだけど、

見栄えと的中率では尹君が上回ってるかなあ。

                                                           

7R、二人とも諦め悪い方みたいで、ちょっといいのを貰うとすぐ反撃するし、

もっと効いてもいいんじゃないかって程の直撃喰らっても尹君、

抜群の打たれ強さ発揮して、天下一品のしぶとさ、益々全開なんだよね。

                                                          

8R、長島くんの馬力とスタミナも大したもんなんだけど、

それにしても左ボディ、簡単に貰い過ぎで、ダメージ無くてもポイントにはなる訳で、

この辺が結果的には勝負の分かれ目になったんだよね。

最終的には長島くん、右目上ヒットカットされてたし……。

                                                            

長島くんのパンチ、そこそこ威力あると思うんだけど、尹君の耐久力、やっぱ凄いね。

彼、派手なパフォーマンスする方じゃないんだけど、ホント真っ当なボクサーなんだわ。

                                                           

結局、79-75、78-75、77-76で、勿論尹君の3-0勝ち。

                                                           

                                                             

☆関豪介君×深谷知之君(三迫)……Fe 8R

7勝(1KO)0敗1分のサウスポー、25才・熊本県と、

6勝(4KO)5敗の23才・福島県。

                                                            

関君、持ち時間キッチリこなす、全ラウンド全力持続型ボクサーの典型で、

いっつも相手の方が上背あって、この日も深谷君の方が10㎝ほどデカイんだわ。

                                                             

1R、関君、相手が誰であろうとやることはいつも同じで、

その動きの余りの激しさに深谷君、ちょっと対応に苦慮明らかで、

初めの2分間は、ちょっとどうしていいか分かんないって感じだったなあ。

それでも何とか距離取って、相手の土俵に引き込まれないようにはしてたけどね。

                                                          

この後知り合いと話ってことで、席外したんだけど、4Rに戻った時には、

深谷君も結構なムキ打ちに付き合ってて、リング上かなり忙しくなってて、

その後、頭に他の事浮かんだもんで、ボヤ―ッとしか見てなかったんだけど、

最後の方では深谷君も距離取ること諦めたみたいで、意を決した接近戦してて、

お互い山のような小パンチの交換で、そうなれば手数圧してた関君ってことで、

78-75、、77-76×2の3-0で、関君のお疲れさん勝ち。

二人で20,000発ほど打ち合ってたかなあ。

                                                          

                                                         

☆岡田博喜君×中野和也君(花形)……SL 4R

デビュー戦の21才・東京都と、デビュー戦のサウスポー、25才・静岡県。

                                                          

岡田君、一度だけスパー見たことあるんだけど、スケール大きいボクシングで、

パンチの威力も生半可じゃなかったんだけど、試合じゃどうなのかなあ。           

中野君もアマチュアエリートなもんで、とっても興味深い対戦だったんだよね。

                                                           

1R、中野君、思いの外動き良くて、チャカチャカして的絞らせないようにしてるね。

                                                           

それでも岡田君の圧力の方が上回ってるのは歴然で、とにかく迫力あるんだわ。

彼、初めてのプロリングなのに、別にって感じの気持ちの太さ感じられるし、

動きも落ち着いてて、目も普通なんだよなあ。

右フックの振りなんか見てると、当たったら大変だぞおって感じ満々だし、

相手の振り出しや打ち終わりに合わせるタイミングも抜群なんだわ。

                                                           

2R、中野君、一瞬の踏み込みからが勝負みたいなんだけど、

岡田君の引き足も思いの外鋭くて、相手の思うようには全くさせてないね。

                                                            

この回始まって48秒くらいのとこ、電撃的な左一発当てた直後、ズイッと踏み出して、

即、右打ち込んで、フィニッシュはまたもやの左ストレートだったと思うんだけど、

あんまり衝撃的だったもんで、見間違って、もしかしたら、最後は右だったかなあ、

でもとにかくそれ、中野君のアゴブチ抜いて、顔面ネジ上げて、

中野君、その場に崩れ落ちてしまったんだわ。

                                                          

あまりに激しい倒れ方だったもんで、レフェリー、当然の即座TKOエンド宣告。

正確には2R51秒ってことだったんだけど、とにかく凄かったんだわ。                                                       

最後の詰めする時のクールな畳込みかたなんて、尋常じゃなくて、

鳴り物入りのまだ21才、大きな可能性感じさせてくれたんだわ。

                                                              

                                                            

☆コーチ義人君×和氣慎吾君(古口)……SB 8R

10勝(3KO)0敗の20才・東京都と、

10勝(5KO)3敗1分のサウスポー、24才・岡山県。

                                                            

1R、またもや小堀トランクスのコーチ君、返しの返しの返しまで意識がいってて、

なかなかいい出だしなんだけど、和氣君も右手の使い方とっても巧いし、

ボクシングセンスもかなりなもんで、リング上、ピリピリ緊張感溢れてるんだわ。

まず、軽いコンビネーションでコーチ君が先行かなあ。

                                                               

2R、コーチ君、攻撃が顔面に限られてて上下打ち分け今一だなあ。

和氣君も打ち返しが気になって、自分から行きにくくなってるんだわ。

                                                                

3R、和氣君、アマのようにやってポイント取りに行けって指示飛んでるね。

その和氣君、左のボディアッパーがなかなかいいんだわ。

                                                            

4R、二人とも当て勘より避け勘とてもいいもんだから、なかなか大きく展開しなくて、

ちょっと地味な流れなんだけど、当たった時の絵柄としてはコーチ君抜けてて、

和氣君、少し顔面紅潮してきたんだわ。

                                                           

5R、このままじゃマズイって感じで和氣君、攻勢強めていったんだけど、

コーチ君、返しの左直撃させて、和氣君、一瞬グラッとさせて、鼻血ゲット。

                                                              

6R、和氣君、更に攻勢かけていったんだけど、口も切ってしまったみたいで、

顔半分血だらけになってしまったんだけど、そこからもっともっと強気度増してって、

最後は右のいいのを何発か効果的に打ち込んでたんだわ。

                                                            

7R、コーチ君にとって変な流れができてしまったみたいで、

和気君のいきなりの左、続けて貰うようになってしまってるし、ボディも打たれるし、

明らかに効いてきてるみたいで、得意の右ショットの精度、極端に落ちてるんだわ。

コーチ君、一気にヘロヘロ状態のまま終了ゴング。

                                                          

8R、コーチ君、明らかに回復してないにもかかわらず和氣君、絶対見過ぎで、

ここまでポイントリードしてるって思い込んでるかのような緩慢な入りで、

行けば倒せる状態にまでコーチ君追い込まれてるのに、

残り30秒までダラダラやってて、結局倒しきれないままの終了ゴングで、

ホント、そんなボクシングじゃ絶対ダメな訳で……。

                                                        

ダメなボクシングと言えば、コーチ君も一緒で、

あくまで8Rまでやるって決め過ぎというか、見通し過ぎのとこあったみたいで、

途中の一気攻めで相手弱らせるってことしてなかったし、

そうなれば相手にだって盛り返すチャンスいくらでもある訳で、

この辺の変な余裕が情けない試合してしまったんじゃないかって思ったんだよね。

                                                              

判定としては、77-76、76-77、76-76の1-1ドローだったんだけど、

最後の2ラウンドのコーチ君の落ち込み方が印象的だったもんで、

会場大不満だったみたいけど、その2ポイントはその前の5Rと6Rでチャラだと思うし、

となると、1R~4Rまでで、コーチ君が負けてるとは思えなかったもんで、

イーブンは充分妥当だったと思ったんだよね。                                                           

ちなみに自分的には、2Rと3Rがコーチ君、3Rは和氣君、1Rイーブンだったんだわ。

                                                            

いずれにしても、二人ともいいボクサーなのは間違いないんだけど、

この日はお互いちょっと情けない試合したってことも間違いない訳で……。

                                                             

                                                             

☆高山樹延さん×朴眞用君……W 8R

13勝(5KO)1敗のランク4位、25才・秋田県と、

3勝(3KO)0敗の韓国ランク4位の25才。

                                                             

朴君、3勝でランク4位って、韓国事情良く分かんないんだけど……。

                                                              

高山さん、そういう相手ならそういう勝ち方が必要なんだけど、

キッチリとらしさ発揮して、安定感増したとこ見せつけてくれたなあ。

                                                            

1R、朴君、思いの外ちゃんとしたボクサーで、強いプレスかけられながらも、

動きのバランスまあまあだし、パンチ出しの形もいいんだよね。

                                                          

それでも、高山さんの威圧感凄いし、パンチの回転力と一発の威力には大差あって、

1分過ぎ辺り、右フック一発で、朴君、あらかさまにグラついてたなあ。

                                                                

2R、朴君、既に顔赤くしながらも、そんなにバカ振りしないしリズム感も良くて、

ヨシッて感じで、高山さんに正面から打ち合いに挑んでって、結構度胸あるなあって、

そういう風に見てたんだけど、やっぱり力量差歴然で、残り55秒、

西サイドまで追い込まれて、3~4発連続で喰らってしまって、

その、3発目、4発目がまあ強烈だったんだけど、とにかくロープにフッ飛ばされて、

腰から落ちて、ロープ一段目にひっかかってダウンコール。

                                                            

3R、朴君、もうかなりダメージ溜まってるみたいで、下がる下がるしかできなくて、

何とかしようって奮闘努力してんだけど、口開いてもうハ―ハ―なんだわ。

                                                           

4R、そこまでで倒し切れなっかった高山さん、また一からって仕切り直しの猛攻で、

朴君、もう凌ぎ切る体力残してなかったし、鼻血だし、

全く一方的になってしまったとこで、レフェリーストップエンドで、この回1分30秒。

                                                            

高山さん、それほどの相手ではなかったけど、終始日本ランカーの格見せてくれたし、

試合の進め方もこれ以上ないくらいのデキだったし、立派なメインイベンターだったね。

                                                            

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 高山樹延さん

② 岡田博喜君

③ 小野心君

途中で西岡利晃さんとラファエル・マルケスの試合見てたもんで、遅くなりました。

西岡さん、結局2P~6P差の3-0勝ちで、正直最初どうかなって思ってたんだけど、

回を追うごとにらしさ発揮して、殆ど圧勝で、7度目の防衛。

                                                           

2011年10月 1日 (土)

後楽園ホール・9月30日

                                                         

夏の終わりの蚊っていうのは、自らの生き延びの為か、子孫残す為なのか、

とにかく残されたチャンスに必死で、相当無理な状況からでも刺してくるんだよね。

                                                              

                                                                

ホールに着いたら、久し振りに八王子中屋ジムの筒井さんがいて、

もう沢山色んなこと話したんだよね。

                                                            

                                                             

この日は、船井龍一さん×柘植雄季さん、梅津宏治さん、内藤律樹君、それに、

バロディア・カレロ・エルナンデス×石川昇吾君、なんかを見に行ったんだよね。

                                                            

                                                           

☆三輪広志君(元気)×林達也君(本多)……54㎏ 4R

2勝(1KO)3敗のサウスポー、31才・群馬県と、1勝1敗の20才・千葉県。

                                                            

1R、いきなりの三輪君の攻勢に林君、すっかり気後れしてしまって、

何の打開も見えないまま、どんどん追い込まれてしまって、危ないなあ。

                                                              

って思ってた残り1分頃、それまで気持ち良さそうに攻め続けた三輪君なんだけど、

少し無防備過ぎたかなあ、何の気なしにしか見えなかったんだけど、

とにかくヒョイと出した林君の右ストレートがカウンターで当たってしまって、

思わずガックンして腰落としそうになって、フォローの左、次右って次々打たれて、

北西ニュートラル付近で、ズルズルってダウンしてしまったんだわ。

                                                              

結局そのまま、2分10秒、林君のTKO勝ち。

三輪君、少し余裕持ち過ぎたか、集中力欠いてしまってたなあ。

                                                              

                                                           

☆留田浩二君(ワタナベ)×小野良祐君(国際)……B 4R

3勝(3KO)6敗1分の25才・鹿児島県と、3勝6敗1分の26才・北海道。

                                                             

二人ともシューズはロンズデールで、この後の江本君もそうだったなあ。

色々聞いてみたら、シッカリしてるし見た目もいい割には、安いんだってね。

                                                              

1R、二人とも、こういう戦績に見られるような典型的なボクサーで、

攻防に一貫性ないし、どういうボクシングがしたいのかが伝わって来ないんだわ。

                                                         

2R、リーチ短い留田君の距離で進行してるんだけど、そこからの工夫に欠けてて、

たまに打って来る小野君の左ボディの方がとっても見栄えいいんだよなあ。

                                                               

3R~4R、気持ちの強さだけではボクシングにはならないわけで、

もう少し自分のボクシングを見つめ直した方がいいと思うけどなあ、二人とも。

                                                           

結局、体もたれ合っての延々のグズグズ戦は、全く盛り上がらないまま終了ゴング。

40-36、40-37、39-37で、小野君の3-0勝ち。

                                                           

                                                              

☆江本亘隆君(ワタナベ)×桑原啓恭君(熊谷コサカ)

                            ………69㎏ 4R

0勝3敗の35才・鹿児島県と、1勝(1KO)2敗の36才・新潟県。

                                                            

35才と36才の、とっても重っ苦しい試合だったもんで……。

結局、40-38、39-37×2の3-0で、江本君初勝利。

                                                            

                                                            

☆成塚亮君(ワタナベ)×山本浩也君(全日本P)……Mm 4R

3勝1敗の20才・埼玉県と、2勝0敗の20才・千葉県。

                                                              

体格的に優位にある成塚君なんだけど、それ活用する気は全く無いみたいで、

終始山本君の距離でやってるんだよなあ。

成塚君、構えからしても少し前係りが強過ぎで、アゴ近辺少し危なくないかあ。

                                                             

山本君、結構タイトなボクシングするんだけど、決め手とメリハリに欠けてるし、

結果的には延々のガツゴツ戦になってしまって、盛り上がんないんだよなあ。

成塚君の右にひたすら合わせてた、山本君の左フックだけが目立ってたかなあ。

                                                           

ってことで結局、40-37、39-37、39-38の3-0で、山本君の勝ち。

                                                          

                                                               

☆闘魂タクロー君(ワタナベ)×菱川諒君(船橋ドラゴン)

                              ………SF 6R

5勝(3KO)6敗1分の24才・栃木県と、4勝(2KO)3敗の25才・千葉県。

                                                             

菱川君、トランクスの後ろに “DORAGON” って刺繍入ってるんだけど、

ローマ字ならこれでいいんだけど、英語なら “DRAGON” だけどね。

                                                        

タクロー君もロンズデールなんだあ。

それに、トランクスに “塩谷” って刺繍入ってたんだけど、塩谷悠君か、

塩谷智行さんなのかなあ。

                                                           

1R、いきなりタクローさんの先仕掛けで、混乱気味の入りだったんだけど、

菱川君もすぐ対応できていって、細かいのを丁寧に打ち込んでるね。

                                                             

タクロー君、強く振れてるんだけど、腕が外側から出過ぎかなあ。

                                                            

2R、タクロー君、いいプレスかけ続けてるんだけど、そこからの展開力が乏しくて、

菱川君の方が引き加減になりながらも、隙間攻めてて的確度で圧倒してるなあ。

                                                             

3R、タクロー君、全く工夫の無いまま、徐々に疲れてきたか、腕振り緩くくなってるし、

全体にスローモーションみたいに動き遅くなってしまったんだわ。

リング上、著しくダレて来たもんで休憩タイムゲット。

                                                          

後で聞いたら、59-56くらいで菱川君の3-0勝ちだってね。

                                                          

                                                                                                                                

☆船井龍一さん(ワタナベ)×柘植雄季さん(駿河)

                            ………54㎏ 8R

14勝(8KO)5敗のランク12位、26才・東京都と、

10勝(5KO)0敗のランク9位、20才・静岡県。

                                                           

柘植さん、去年の全日本新人王の決勝で、堤英治君に微妙な2-1勝ちした後も、

2勝(1KO)0敗ってことなんだけど、今までの対戦者のレベル違ってるし、

正直ここは船井さん、厳しさ見せてあげてよねって感じだったんだよね。

柘植さん、地元から静岡テレビが来てたね。

                                                         

1R、柘植さん、いきなりの左フックに可能性見せつつ、ボディブローもいいね。

                                                          

ただ、左の差し合い見てたら、船井さんの届きと当たりの方が上回ってて、

この回終わった時、柘植さんの顔面、早くも薄赤く染まってたね。

                                                            

2R、柘植さん、ちょっと遅れとったって判断か、この回初っ端から飛ばして、

スピード上げて攻勢強めて、一瞬のワンツーに威力秘めてるんだよね。

                                                             

船井さんの方は、この回、相手の動き見極めてる感じなんだよね。

                                                            

3R、柘植さん、動きのキレ、攻め込みの見栄え、とっても良くて、

リズム取り戻してるみたいね。

                                                             

船井さんの方も、中盤に右のいいのをキッチリ打ち込んでるし、

ボディブローも見た目以上のダメージ与えてるみたいなんだわ。

そういう風には見えないとこあるんだけど、船井さん、あれでパンチ力凄いんだわ。

                                                            

4R、柘植さん、相変わらず右ストレート、左フックってボディショットがいいんだけど、

そこからの連続攻撃には繋げられなくて、却って船井さんの左に威力増してって、

ほんの浅く当たっただけでも柘植さん、顔面跳ね上げられてんだわ。

                                                            

それジャブっていうよりストレートに近くて、その場からスッと飛んで来て避けにくいし、

前に体重移す瞬間に当てられるもんで、かなり効いてるみたいなんだわ。

                                                            

5R、柘植さん、その左が気になって仕方なくて、入るの躊躇してるみたいで、

自ずと手数減っていって、ランク取りボクサーのパフォーマンスとかけ離れてって、

ボディも嫌がってるのが目に見えてきたし、って思ってたら、最後10秒ほどのとこ、

ガツンってまたまた左突かれて、一瞬膝カックンしてしまって、危なかったんだわ。

                                                            

6R、柘植さん、何とか一発逆転って感じで大きく振って行くんだけど、

ちょっとそれ雑過ぎなもんで、ことごとくの空転で、ジリジリ追い込まれてしまって、

残り12秒、左、左、左の後、シュンって伸びた船井さんの右ストレートまともに貰って、

堪え切れずにダウンしてしまったんだわ。

再開後に詰められそうだった場面は、ゴングに救われたんだけどね。

                                                              

7R、柘植さん、アゴの形見ると、元々そんなに打たれ強いようには見えなくて、

スリップアウェイと見間違うほど、相変わらず顔面跳ね上げられてるなあ。

反応も大分悪くなってるみたいで、殆ど避けられないもんなあ。

                                                              

彼、たまに意地のショット見せるんだけど、そこから先へは全く繋がらないし、

消耗の進み方著しいみたいで、極端に動き鈍ったとこ、左、左って直撃されて、

最後にひと際強い、その左打ち込まれてクラッとしてしまったとこでレフェリーストップ。

                                                             

2分45秒ってとこだったんだけど、この試合征したのは、

80%以上が船井さんの左だったし、あとは途中混ぜ込まれたボディブローだったし、

効き腕の顔面攻撃だけに頼り過ぎないっていう、レベルの高い内容だったなあ。

                                                           

                                                         

少しボクシングかじってるような若い子が、柘植さん10勝無敗だし、

もう全然レベルが違うから、船井さんのこと危ないって言ってたんだけど、

それ延々大声で周囲に解説するもんで、3R終わったとこで席移動したんだけど、

赤の方とか青の方とか、ボクサーの名前も知らない上に、この二人の動き見て、

どうして、そんな強気に言い切れるかなあって思ったんだけどね。

                                                            

                                                           

☆梅津宏治さん(ワタナベ)×鈴木淳君(上滝)……58.3㎏ 8R

17勝(7KO)11敗3分のランク9位、35才・千葉県と、

8勝(2KO)6敗6分の30才・北海道。

                                                          

1R、梅津さん、この日はシャアザクですね。

                                                          

ちょっとだけ見てたんだけど、申し訳ないけど鈴木君、それじゃあとっても無理で、

やり手ババアにたらしこまれた坊やみたいなもんで、全く勝負になってないもんで、

スゴスゴ退席ってことで、知り合いのボクサー達と雑談。

                                                             

結局、3R1分3秒TKOってことで、鈴木君、大ケガしたらしいけど……。

                                                          

それにしても梅津さん、与えられた仕事、あくまで自分のスタイルでキッチリこなして、

余分な時間かけずに綺麗に仕上げたのには、職人気質感じさせてくれたなあ。

                                                            

                                                           

☆バロディア・カレロ・エルナンデス(ワタナベ)

            ×石川昇吾君(新日本木村)………SFe  8R

デビュー戦の32才・キューバと、8勝(2KO)2敗の28才・沖縄県。

                                                         

エルナンデスに対して石川君、勝てば50万、1Rクリアするごとに10万って、

ご褒美付きの試合だったんだけど、これがまあ酷かったなあ。

                                                              

1R、エルナンデス君、もう凄い体で、チョコレートで作ったダビデ像みたくて、

男が見ても惚れ惚れで、普通の女なら殆ど無条件って感じで、

顔付も頭抜けてるし、肌の色とキューバ国旗を模したトランクスの色対比も抜群で、

で、50万ってことだから、バレロの半分くらいは凄いんだろなあってことで……。

                                                            

結果を先に書くと、5R2分22秒、なんと石川君のTKO勝ちだったんだわ。

                                                              

自分だけの意見なんだけど、試合開始前のレフェリー注意の時なんかに、

ギリギリメンチ切ってんのに、カーンって開始ゴング鳴った途端、

若干引き気味なとこから始めるってボクサーは、基本的にビビリが多いんだわ。

                                                              

エルナンデス、正しくこのタイプで、体は作ってきたけど、試合は久し振りだっていうし、

全体の動きとかパンチスピードとか、ガンボア並みって誰かに聞いたけど、

2Rまで見た感じだと、ごくごく普通のA級ボクサーって感じしかしなかったんだわ。

                                                            

期待とのギャップが大きかったもんで、なんだこりゃあ感甚だしくて、

かぶりつきで見るほどではないなって、ずっと離れたとこで見てたんだけど、

彼、ハートも弱そうなんだなあ。

                                                              

エルナンデス、とにかくボディが弱いみたいで、露骨に嫌がる仕草してたし、

石川君、勢い付いたら半端じゃないし、3R過ぎには何か勝負見えてきて、

結局、5R、終始イイとこないまま、石川君にボコボコにされてしまったんだわ。

                                                           

元キューバのジュニア王者って触れ込みだったんだけど、

それ何年前のこと? ってほどの今年32才だし、みんなちょっと踊らされ過ぎたなあ。

                                                             

石川君、真っ黒な相手に距離掴みにくいとこ、一見相当強そうに見えるとこ、

とにかく気合い一発、決死の突撃で男上げたね。

それにしてもエルナンデス、この先どうすんのかなあ。

                                                            

                                                            

☆内藤律樹君(E&Jカシアス)×小野木崇文君(スペースK)

                              ………L 8R

デビュー戦の20才・神奈川県と、4勝(1KO)13敗3分の34才・愛知県。

                                                              

鳴り物入りのデビューで、その上親父さんの引退式も込みってことで、

そりゃこういう相手が出てくるの、仕方ないとこあるんだけど、これも酷かったなあ。

                                                            

最終的には3R1分40秒、当然のようなTKO劇だったんだけど、

結構エラかったのは小野木君の方で、結局一度も倒されなかったし、

あれほどボコボコに撃たれても最後まで踏ん張って、自分、こっちに感動したなあ。

                                                              

それにしても一方の内藤君、有り体に言えば、あれほど当てまくったのに、

一度もダウンゲットできなかったっていうのはどうしたことかってことで、

ああ見えて、意外にパンチ力ないのかも知れないって思ったんだよね。

勝って当たり前の試合するにあたって、肩に力入り過ぎたのかも知れないけどね。

                                                             

もう、ズーッと離れたとこで、金城智哉さんと平山悦久さんと一緒に見てたんだけどね。

その前後、この日はワタナベボクシングだったもんで、内山高志さんとか、

山本浩嗣さん、荒井翔さん達とコンチワって感じだったんだけど、

船井さんの試合の時、内山さん、懸命のアドバイスだったんだよね。

佐藤洋輝君とか平山君とかも交代でセコンド手伝いしてたね。

                                                             

                                                               

【本日のベスト3ボクサー】

① 船井龍一さん

② 石川昇吾さん

③ 梅津宏治さん

                                                            

                                                           

終わった時、この日もドームの野球終わりと重なってしまったもんで、

その辺ブラブラしてたんだけど、広島が負けたみたいで、赤い応援団服の塊が、

デッキの片隅でミーティングやってたんだけど、ああいうの見てて面白いね。

応援足りなくて負けたって、ひたすら反省してるんだわ。

                                                       

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