« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

2011年9月30日 (金)

9月度ランキング

                                                          

野球なんかで4打数0安打だったのを、4タコって言ってるけど、

そういう言い方を使えば、9月競馬は33タコってことで、

つまり33レースに参加して的中ゼロ、通算回収率も79%に落ちてしまったんだわ。

それでも自分、毎年秋競馬以降には絶大な自信持ってるもんで、

見てて下さい、そのうちガハハハの高らかな笑い声、たててみせますから……。

                                                           

                                                             

“アイアンマン2” は、もともとこの映画にそんなモン求めてないわって感じの、

人間臭さ持ち込んでしまって、自分の中ではただの駄作だったなあ。

                                                          

“シティ・オブ・エンジェル” には、ニコラス・ケイジと、メグ・ライアンが出てて、

二人とも大好きなんだけど、残念ながらストーリー甘過ぎだし、展開も緩すぎなんだわ。

                                                          

ブルース・ウィルスの “サロゲート” だけが面白かったなあ。

未来社会における代替人間の話なんだけど、そんな事あり得るかあとも思うんだけど、

元々この手のSFは大好きなもんで、それは凄い相撲と下手なボクシングなら、

下手なボクシングの方を見に行くってのと同じかなあ。

                                                           

                                                            

さてさて、9月度のランキングなんだけど、今月の特徴的なことは、

世界ランク失ったボクサー達が、ゾロゾロッと日本ランクに編入してきたってことで、

お陰で、本人の事情に関わらないまま、ランクアウトしたボクサーが多かったことで、

しょっちゅう出入り繰り返してるようなのも多くて、ちょっとどうなの? って感じ、

しないでもないんだけど、世界ランク転出に伴って日本ランクゲットしたこともあるし、

まあ、ドッコイドッコイってとこかなあ。

                                                             

                                                        

【世界チャンピオン】……6人。

井岡一翔さん(1)、清水智信さん(獲得)、亀田興毅さん(2)、西岡利晃さん(6)、

粟生隆寛さん(1)、内山高志さん(3)。

                                                            

清水さん、コングラッチュレーションってことで、

内藤大助さんとの試合後、我慢して続けてホント、エラかったよなあ。

彼、タイ人とのワンワンマッチの時でも、テーマ持ってやってて、感動したっけなあ。

                                                          

西岡利晃さん、10月1日にラファエル・マルケスと7度目の防衛戦。

八重樫東さん、10月24日にポンサワン・ポープラムックとタイトル戦。

粟生隆寛さん、11月6日にデビス・ボスキエロと2回目の防衛戦。

                                                            

                                                           

【世界ランキング】

田中教仁さんを2-1で下した國重隆さんが、WBC10位、WBA11位にランクイン。

赤穂亮さんもWBC14位にランクイン。

新規ランクインは二人だけで、あとはゾロゾロのランク落ちで、

勿論15位以内からってことなんだけど、

田中教仁さん、向井寛史さん、粉川拓也さん、大橋弘政さん、仲村正男さん、

松田直樹さん、佐々木基樹さんの7名はそれぞれ日本ランクへ編入。

                                                          

                                                           

【OPBFチャンピオン】……8人。

宮崎亮さん(2)、赤穂亮さん(獲得)、ロリー松下さん(獲得)、大沢宏晋さん(獲得)、

渡部あきのりさん(1)、チャーリー太田さん(6)、佐藤幸治さん(3)、

清田祐三さん(4)。

                                                        

重いクラスの3人は、このままだと10回防衛くらいは軽いね。

                                                            

宮崎さんは10月2日に3度目の防衛戦。

荒川仁人さん、10月4日にジェイ・ソルミアーノと王座決定戦。

ジェイ・ソルミアーノって、要するに “ジェルソミーナ” ってこと?

                                                           

                                                           

【日本ランキング】

後楽園ホールロビーに飾ってあるチャンピオンの写真パネルなんだけど、

今、日本チャンプ13人全員が掲げられてるんだけど、自分知る限り、それ初めてで、

(26日現在、王座返上した人の分まで、取り敢えず飾ってあったよ。)

写真できる前に陥落ってことも多かったし、元々無頓着なジムも多いみたいだし、

でも、とにかく、自分だったら、ササッて飾って欲しいけどなあ……。

                                                          

日本チャンプの横には、OPBFや世界チャンプ達のパネルも飾られてあるんだけど、

そう言えば、亀田さんとこの写真は一度も見掛けたことないなあ。

                                                            

                                                           

上の方にも書いたけど、今月のランキングは試合してないのにってのも含めて、

変動多かったんだよなあ。

                                                           

【ミニマム級】……八重樫東さん、世界挑戦のため返上で空位。

八重樫さん、10月24日にチャンピオン、ポンサワン・ポープラムックに挑戦で、

日本王座の指名試合期限が11月1日なもんで、取り敢えず返上。

                                                       

空位になった王座は、ランク1位の三田村拓也さんとWBC10位の國重隆さんとで、

決定戦だってね。

                                                         

田中教仁さんが世界ランクから編入して4位にランキング。

                                                             

5名分の空きがあるにもかかわらず、中釜兵武さんに負けた久田恭裕さんが、

前月7位からのランク落ちなんだけど、これ特に落とす必要あるのかなあ。

他は変動ナシ。

                                                         

                                                           

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(1)

黒田さん、次の山口隼人さんとの防衛戦も川崎でやるらしいね。

                                                           

前月までピッタリ12名埋まってたんだけど、國重隆さんが世界ランクへ移って、

中釜兵武さんもフライ級へ転級したもんで、急遽空き2名分発生。

                                                            

嘉陽宗嗣さんと山口隼人さんが最下位を入れ替わってるね。

                                                             

                                                       

【フライ級】……五十嵐俊幸さん(1)

WBC3位の五十嵐さん、粟生さん、山中さんの試合と同じ日に、

同級2位のウィルベルト・ウィカブと挑戦者決定戦なんだけど、

日本タイトル戦の指名試合期限が来年3月4日なもんで、日本王座は返上せず。

                                                          

中釜兵武さんがライトフライ級から転入して4位にランクイン。

                                                              

それと、粉川拓也さん、向井寛史さんの二人が世界ランクから戻って来て、

それぞれ5位6位にランクされたもんで、ほとんどがランク二つ下げてるけど、

吉田拳畤さんは4位から8位に、小林タカヤスさんは6位から11位に大幅ダウン。

                                                         

それから、佐藤洋輝さんに3-0勝ちした村中優さんさえ5位から7位に下がってるし、

9位だったその佐藤さんなんかランク落ちしてしまったし、

11位だった金城智哉さんも奈須勇樹さんに負けたこともあって、ランク喪失なんだわ。

で、金城さんを倒した奈須さんなんか、10位から12位にランク落としてるんだよね。

で、12位だった鈴木武蔵さんも、当然の如くのランクアウトってことで……。

                                                           

前からずっと思ってたんだけど、そりゃ世界ランクの方が格上なのは分かってるけど、

15位以内の世界ランク失うと同時に、当然のように日本ランクの5位~7位くらいに、

普通に戻って来るけど、そういうのどうかって思ってるんだよね。

                                                           

そういう場合には、戻って来るランキングを予め5位か6位のどっちかに決めておいて、

その時点でその位置にいるボクサーとの戦いに勝った上で戻るってのはどお?

                                                           

腰掛けみたいに日本ランク使ってるだけで、他の日本ランカーと試合しない事多いし、

久し振りに戻ったら、他の日本ランカー達の方がずっと強くなってるってこと、

充分あると思うんだよね、まあ、戯言だけどね……。

                                                           

                                                           

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(4)

佐藤さんは11月1日に大庭健司さんと5度目の防衛戦。

                                                          

角谷淳志さんが8位にランクインしたもんで、12位だった杉田純一郎さんランク落ち。

で、10月22日に杉田さんとの試合決まってる大塚隆太君、残念、残念。

                                                            

5位にいた松浦克哉さんが11位に大幅ダウン。

宮森卓也さん、ギリギリ12位で踏ん張ってて、22日の試合は絶対負けられないね。

                                                          

                                                           

【バンタム級】……山中慎介さん、世界挑戦者決定戦の為返上で空位。

WBC3位の山中さん、11月6日にクリスチャン・エスキベル(同2位)と、

挑戦者決定戦なもんで、指名試合期限12月5日だったもんで返上。

                                                            

空位になった王座は、岩佐亮祐さんと相手は、ジェロッピ瑞山さんだったっけ?

                                                            

1位にいた安田幹男さんが3位にダウンして、岩佐亮祐さん1位にアップ。

椎野大輝さんも4位からアップして2位だってさあ、着々早いよなあ彼。

                                                               

中嶋孝文さんに敗れた臼井欽士郎さんが2位から8位にダウン。

益田健太郎さんが石田將大さんを抜いて6位にランクアップ。

                                                             

船井龍一さんが12位にランクインした関係で、11位だった藤原陽介さんランク落ち。

12位だったモービル・マーチンは11位に上がってるね。

                                                             

                                                           

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(4)

芹江さん、もう4回も防衛してたんだなって感じで、5度目は10月10日、

相手は8位の橋元隼人さんってことで、指名試合期限は4月1日だし、

まあその前にって感じかなあ。

                                                           

臼井欽士郎さんに3-0勝ちした中嶋孝文さんが6位にランクイン。

大橋弘政さん、世界ランクから戻って5位にランクイン。

                                                             

玉越強平さんがフェザー級へ転級したんだけど、結局1名分きつくなって、

ネストール・ウゴさんがランクアウト。

                                                            

                                                           

【フェザー級】……細野悟さん(3)

細野さん、指名試合期限、11月3日ってことなんだけど、試合決まってたっけ?

                                                           

鈴木徹さんがフィリピンの世界ランカーに2-0勝ちしたもんで、

上野則之さんと2位と3位を入れ替わってるね。

上野さんも試合に勝ってんだけど相手ノーランカーだったってことで……。

                                                            

松田直樹さんが世界ランクから編入して5位にランクイン。

玉越強平さん、スーパーバンタム級からの転級で6位にランキング。

                                                               

二人増員になったもんで、5位にいた木原和正さんと12位だった関豪介さん、

残念ランクアウトで、11位だった高山和徳さんは12位に留まってる。

                                                            

                                                              

【スーパーフェザー級】……岡田誠一さん(2)

タイトル戦で敗れた涼野康太さんが、5位から9位にダウン。

世界ランクから編入した仲村正男さんは5位にランキング。

で、11位だった福原寛人さんがランク落ち。

荒井翔さんは、設楽賢太君をTKOで下したこともあって、12位に踏みとどまってる。

                                                           

それにしてもこの階級、10位福原力也さん、11位山元浩嗣さん、そして12位、

荒井翔さんって、3人ともワタナベジムっての、何だか凄いね。

                                                                                                                       

                                                            

【ライト級】……空位

荒川仁人さんが返上した王座は、10月4日、ランク1位の加藤善孝さんと、

2位の稲垣孝さんとで決定戦。

                                                          

この階級、全く微動だにしてなくて、タイトル戦の行方をジーッと見つめてるみたい。

                                                            

                                                             

【スーパーライト級】……長瀬慎弥さん(獲得)

7月に伊藤和也さんとの決定戦征した長瀬さんの1回目の防衛戦は、

10月14日、ランク1位の和宇慶勇二さんとだね。

                                                              

山田智也さんと小池浩太さんが入れ替わって、それぞれ9位と10位。

佐々木基樹さんが世界ランクから編入してきて、5位にランキング。                                                       

だもんで、12位だった百田諭志さん、1ヶ月だけのあっと言う間のランク落ち。

                                                                 

                                                          

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(獲得)

渡部さんの初防衛戦の相手は、ランク8位の庄司恭一郎さんで、

11月1日、OPBFのベルトの2回目防衛とダブルタイトルってことで……。

                                                          

大嶋紀胤君にTKO勝ちした塩谷智行さんが、斉藤幸伸丸さんに0-3負けした、

山川和風さんと10位と11位を入れ替わってるね。

                                                            

                                                          

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(5)

太田さんとのタイトル戦に0-3負けした十二村喜久さん、2位から5位にダウン。

異動はそれだけで、相変わらず3名分の空きアリ。

                                                         

                                                         

【ミドル級】……淵上誠さん(3)

ここは今んとこ、シーンって静まり返ってて微動だにしてなくて、

空きもそのまま5名分。

                                                               

                                                               

以上……。

                                                            

                                                          

                                                            

毎年のことなんだけど、新人王トーナメントのこと書くとアクセスが急伸して、

昨日なんか3,000近くまであって、訪問者ってのが約1,000人もいて、

つまり1,000人程の人が、平均3回づつ見てくれたってことで、時間帯によっては、

1時間あたり400以上ものアクセスあって、ホント驚いたんですわ。

                                                              

初めの頃から来てくれてる人は知ってると思うけど、

書き始めた4年ほど前は、毎日の訪問者は100人程でしかなくて、

それでも平均すると、各県に2人はいるんだなあって、そんな感じだったからね。

                                                          

他と比べると、オッソロしく長いらしくて、スクロールするのも大変らしいし、

そのダラダラ感に呆れると思うんだけど、10試合も書くとどうしても長くなってしまって、

要するにどうだったの? って感じで、要点だけ書くってことも有り得たんだけど、

自分にはこのダラダラ感が納まりがいいもんで、こんな感じになってるんですわ。

                                                           

最近では、まだ一般に知られてないような対戦者の情報を得るのに、

このサイト内を検索するって関係者が多いって聞いて、とっても嬉しかったんだわ。

                                                       

それでも、素人の、それもとっても片寄った見方してるとこもあるもんで、

勿論全部が全部、信用してくれてるとは思ってないけど、

聞いてたことと違うじゃんってことあっても、怒んないで下さいね。

ボクサーだって、これまでのこと色々考えて戦法変えてくるってことあるんだからね。

                                                           

2011年9月29日 (木)

東日本新人王・準決勝 Ⅱ

                                                          

ビリー・グラハムっていうのは、アメリカにおける保守系キリスト教信者層の心の支え、

みたいな人物で、その時その時の大統領も無視できない存在だったんだけど、

その後継者が彼の息子って聞いて、それじゃ北朝鮮と同じじゃんって思ったな。

どんな分野にも利権があって、それキープするのに誰もが腐心してるってことで……。

                                                         

                                                          

この日は、東日本新人王トーナメント準決勝戦の二日目。

                                                            

                                                          

☆鈴木聡君(横浜光)×多打魔炸獅君(TI山形)……Mm

2勝1敗の26才・福島県と、5勝(3KO)1敗1分の22才・山形県。

                                                            

1R、格上相手に出負けは禁物って感じで鈴木君、とってもいい先制攻撃仕掛けて、

ちょっとガードの甘い多打君、それじゃあ危ないぞおって思ってたんだけど、

やっぱり攻撃力は圧倒してるもんで、すぐにガチの打ち合いに応じて、

45秒辺りかなあ、リング中央で、まあ恐ろしいほどのタイミングのカウンター、

左フック強烈ブチ当て大成功で、鈴木君、一発昏倒ダウン。

                                                          

レフェリーカウント中のとこ、0分51秒、セコンドからタオル投入でTKOエンド。

                                                            

これで、当初の予想通り、11月3日の決勝は安慶名健君となんだけど、

自分、やっぱり安慶名君のスケールとパワーの方が優位だと思うんだよね。

                                                           

                                                            

この日は、ワタナベジム3人出しだったもんで、練習帰りの平山悦久君も来てて、

一緒に並んで見てたんだよね。

                                                          

                                                          

☆横手太一君(ドリーム)×藤井貴博君(金子)……LF

3勝(2KO)1敗の22才・鹿児島県と、2勝0敗1分のサウスポー、22才・神奈川県。

                                                           

1R、藤井君、ややプレスかけられ加減なんだけど、ポジションチェンジ含めて、

とってもいいフットワークしてて、スピードで圧しつつ、細かく丁寧に当ててるね。

                                                            

この日の横手君、少し動きガキゴキしてて、なんか肩にも力入ってるんだよなあ。

                                                            

2R、横手君、かなりトコトコ打たれ込んでるんだけど、あんまり気にしてないみたいで、

とにかくそのうちキツイの当てますよおって感じで、振り込み強くしていってるんだわ。

                                                           

ホントそんな感じで推移してたんだけど、終了ゴング鳴った時、顔面薄赤くなって、

ちょっと弱り気味だったのは、手数多い藤井君の方なんだわ。

                                                           

3R、その後も藤井君、顔真っ赤にしながら必死に数打ってるんだけど、

やっぱりパンチが軽いっていうのが残念で、殆どダメージ与えるまで至らなくて、

横手君の単発なんだけどドスンと重いの貰って、徐々に危ない感じなんだよなあ。

                                                          

4R、藤井君の必死さに比べて横手君、もう少しガンガン行けないかなあって、

そんなユッタリした感じさえあったんだけど、パンチ力の差歴然なもんで、

藤井君、一気に弱ってしまって、結局、2分16秒、レフェリーが割って入って、

ダウンは無かったんだけど、もうこの辺で充分でしょって感じだったんだわ。

                                                        

横手君、決勝の相手は栗原俊博君なんだけど、これは問題ないと思うなあ。

でも先のこと考えると、もう少しデイフェンスとスピードに配慮するべきだと思うけどね。

                                                          

                                                           

☆鈴木辰弥君(山龍)×橘博文君(ウィン三迫)……F

3勝(1KO)1敗のサウスポー、23才・神奈川県と、2勝6敗2分の、31才・新潟県。

                                                           

このクラス、若干層薄いもんで、誰にもチャンス有るんだけど、

この二人の勝負の行方なら結構ハッキリしてるって思ってたんだよね。

                                                          

1R、鈴木君、いつもとっても落ち着いてて、そのせいか自信たっぷりに見えるもんで、

なんか相手に必要以上の緊迫感与えるみたいなんだよなあ。

                                                             

その上橘君、久し振りの試合ってこともあって、緊張倍増ししてたらしいんだけど、

やたら肩に力入ってはいたけど、上体揺すりながら姿勢低くして詰める詰める。

                                                            

2R、鈴木君の方はあくまで中間距離でやりたいもんで、

橘君の突っ込みの前に消化不良気味な状況が続いて、

相手の入り込みざま、何とか鋭いのを当てようと懸命になってるんだよね。

                                                          

ここまではやりたいことできてるのは、却って橘君の方かなあ。

                                                           

3R、ボクシングとして形になってるのは圧倒鈴木君の方なんだけど、

それでも近いとこでの振りはデカ過ぎだし、右はストロークの大きいフックばっかりで、

もう少し、ストレート系使った方が的中率上がると思うんだけどなあ。

                                                           

お互い、主導権譲らないまま、出来ること必死でやってるね。

                                                            

4R、橘君、もう必死のガツガツボクシングなんだけど、

気持ち空回りが延々続いて、残念ながらなかなか有効打に繋がらないんだわ。

                                                           

鈴木君の方も、少し綺麗にやり過ぎなとこあるし、接近戦はそれ程巧くないんだわ。

最後、橘君、バッティングで右目上カットしてたね。

                                                             

結局、40-36、40-37、39-37の3-0で、鈴木君だったんだけど、

そんなに大きな差はないんじゃないかって思ったけどね。

                                                            

ここも飛び抜けた逸材いないし、元々予想外れまくりで、

青山功君との決勝戦もちょっと見えにくいとこあるんだけど、

二人とも中間距離が好きなボクサーだから、そうなったら鈴木君の良さが生きるかな。

                                                        

                                                        

☆喜久里正平君(帝拳)×小関準君(伴流)……SF

3勝(1KO)0敗のサウスポー、19才・沖縄県と、3勝(2KO)0敗の21才・東京都。

                                                              

勢いある同士の無敗対決。

                                                          

1R、小関君、ガンガン行くと思ってたんだけど、喜久里君、威圧感凄いし、

合わせるタイミング抜群だし、とにかくスピードあるしで、なかなか行けないんだわ。

                                                           

2R、ピッタリタイミングで返されてるし、小関君、いつものように乱暴には行けなくて、

喜久里君、19才には見えない冷静さ持ってるんだけど、それある意味当然で、

アマ34戦もの実績あって、この若さで信じられないほど試合慣れしてるんだよなあ。

                                                           

3R、小関君、打ち終わりにキッチリ合わされるもんで、ワンツー打った後、

極端に頭下げて、打ち返しを避けざるを得なくなって、連続攻撃全くままならず、

一挙に見栄え悪くなって、喜久里君の圧倒感、益々増大するばっかりで……、

                                                          

4R、ガチャガチャ攻めしかない相手に対して喜久里君、常に見切った感じで、

相手が正面からの打ち合いに応じて来ないし、ディフェンスシフトきついもんで、

例の劇的ショット決める機会、なかなか訪れなかったんだけど、

それでも常に試合全体を支配してたのは間違いないことで、

で、結局、39-37、39-38×2、喜久里君の3-0ってことで……。

                                                       

自分、もう少し離れてるって計算だったんだけど、とにかく余裕の決勝進出で、

次の相手は、同門の蔦野哲平君なんだけど、蔦野君が一昨日のような感じだと、

殆ど圧勝するんじゃないかなあ。

当初の予想だと、蔦野君と喜久里君の決勝で、蔦野君優勝だったんだけどね。

                                                         

                                                         

☆尾島祥吾君(新田)×村田智哉君(KG大和)……B

6勝(2KO)1敗の24才・岡山県と、5勝(2KO)0敗の、21才・神奈川県。

                                                              

サウスポー同士のこの試合、自分は村田君の勝ち予想だったんだけど、

ホント、力拮抗した激しいいい試合だったなあ。

                                                         

1R、尾島君、遠くから重いフック、ドーンと飛ばして来るし、

村田君、リーチで劣ってるんだけど、相手の隙間縫って鋭いのを差し込むように、

素晴しい回転で打ってるんだわ。

二人とも、返しのパンチの意識までよく行き届いてるんだわ。

                                                            

2R、尾島君、フィジカルの優位さもバネにして、一気の攻勢かけていって、

パンチスピード的には今一歩だし、振り幅もデカイんだけど、とにかく力こもってて、

打ち出しのタイミングがとってもいいんだわ。

                                                           

村田君も男気ボクシングなもんで、真正面からの打ち合いに応じていって、

これほど被弾したのは初めてだったと思うけど、流れが一方的になるの必死に防いで、

顔面紅潮させながら、もうガンガンの打ち返しなんだよね。

リング上凄いことになっていって、村田君、左目上ヒットカットされてたね。

                                                           

3R、前の回飛ばし過ぎたか尾島君、少し中休みしたかったのかも知れなくて、

村田君、そこ突いて、一気の反攻激しくて、懐深い相手に鋭く踏み込みながら、

細かいコンビネーションと手数で圧倒。

                                                           

4R、尾島君の方も最後の力づく、剛腕ブン廻しってことで、

実は村田君、朦朧としてしまった瞬間もあったみたいだったんだけど、

気取り直して最後まで手数勝負に集中高めていって、彼らしさ全部出ししたんだわ。

                                                               

自分の中では、39-38で、村田君じゃないかって思ってたんだけど、

39-38×2、38-39の2-1で、尾島君が決勝進出ってことで……。

                                                          

決勝での相手は中川とん虎君になるんだけど、系統としては村田君系だし、

パンチ力犠牲にしても、中入って粘っこくやるボクサーなもんで、

結構シンドクなると思うけど、村田君を下した以上、何とか尾島君にって感じかなあ。

                                                            

                                                           

☆岩崎悠輝君(新開)×源大輝君(ワタナベ)……SB

5勝(1KO)1敗の23才・新潟県と、4勝(3KO)0敗の20才・大分県。

                                                             

岩崎君、去年の悔しさバネにしながらも堅実な勝ち方身に付けてるし、

源君は、試合するごとに強くなって、倒し方憶えてきたようなとこあるし、

どっちかなあって迷うとこもあったんだけど、元々の予想は岩崎君だったし、

ここは経験の差がでるんじゃないかとも思ってたんだよね。

                                                         

横にはズラーッとワタナベジムのボクサー達が並んで、取り敢えずコンチワって……。

                                                           

1R、立ち上がり、気持ち高めて先制していったのは源君で、

広いスタンスからの鋭い踏み込みで、直撃したら大変だぞおパンチ気持ち良く振って、

すっかりペース掴んだように見えてたんだけど、リング中央、1分15秒辺り、

岩崎君、スピード上げた途端の鋭過ぎるワンツー見事なほどのタイミングで、

源君の左顔面ブチ抜いて、衝撃のダウンゲット。

                                                            

何とか立ち上がった源君だったんだけど、試合巧者の岩崎君、勿論追撃甘くなくて、

東ロープに一気詰めして、ここぞの連打ってことで、

源君、腰伸びてしまって反攻叶わなくなったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                          

1分41秒ってことだったんだけど、それまで相手に気持ち良く攻めさせておいて、

一瞬のスピードアップの混乱の間に相手沈めるなんて、尋常じゃなかったなあ。

                                                             

岩崎君、決勝の相手はちょっと掴みドコないようなとこある藤田敏明君なんだけど、

色んなタイプと試合してきた岩崎君の方に分があると思うんだよね。

                                                            

試合後、源君と話したんだけど、全く傷んでなくて、あれ一発だけだったんだよなあ。

本人スッキリしてて、経験の差っていうの感じてたみたいだったなあ。

                                                            

                                                           

☆溜田剛士君(ヨネクラ)×伊藤雅雪君(伴流)……Fe

4勝(3KO)0敗の18才・長野県と、4勝(2KO)0敗、20才・東京都。

                                                            

これもいい試合が予想された訳で、剛腕対華麗って感じの、とにかく無敗対決。

                                                         

1R、身長とリーチで圧倒してるイケメンボクサー伊藤君、とにかく左ジャブ速いなあ。

                                                          

ジャブの刺し合いでは勝負できない溜田君、武骨にノシノシ詰めて、

とにかく一発右クロス、ブチ込むチャンス、ひたすら狙ってんだわ。

                                                          

2R、伊藤君、相手の強打大警戒って感じで、相変わらず左主体のボクシングで、

それ下がりながらのこと多いもんで、明確なポイントにはなりにくいとこあるんだけど、

この回終了近くなって、右ストレートを4連発って大胆攻撃に出てたんだわ。

そういう攻撃、それまでなかったもんで、溜田君も対応できてなかったなあ。

やっぱり攻撃に変化付けるって大事なんだよなあ。

                                                           

溜田君の方は、相変わらずノッシノッシしながら、攻撃のきっかけ探してるね。

それにしても溜田君、相手のパンチ無理に避けようしてないで、平気で受けてるよ。

                                                         

3R、いよいよ溜田君の順番到来ってことで、始まって1分弱のとこだったかなあ、

詰め寄った瞬間に右ストレート炸裂させて、伊藤君から一発ダウンゲット。

                                                           

相当な当たり方だったんだけど、左目上一発カットされた伊藤君、

それでも再開後踏ん張り通して、溜田君追撃し切れずってことで……。

                                                          

4R、勝負の行方、微妙になっていって、で、更に荒れるかって思ってたんだけど、

意外なほど普通に終始して、結局、微妙な判定に持ち込まれてしまって、

38-37、37-38、38-38の1-1で、イーブンスコアのジャッジが溜田君に、

優勢点与えたもんで、戦績的には引き分けで、決勝進出は溜田君。

                                                            

伊藤君の左ショットの評価が分かれるとこだったと思うし、

適宜踏みとどまって、もう少し明確な攻勢見せた方が良かったんだよなあ。

                                                          

彼、とってもスタイリッシュなボクシング見せてくれるんだけど、

溜田君のような前進力の強い相手の場合に、どう対処するかが今後の課題だね。

                                                         

溜田君は次、千波丈二君との決勝戦で、壮絶な打ち合いが予想されるんだけど、

最終的にはより打たれ強い溜田君の方が征するんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                          

                                                            

☆村田陽一君(上滝)×伊原健太君(三迫)……SFe

4勝3敗の26才・東京都と、5勝(3KO)0敗の19才・東京都。

                                                            

この試合、1Rだけ見たんだけど、村田陽一君のシンドさいきなり浮き出てしまって、

初めっから動きがまるで違ってるし、気持ちの差も大きいみたいで、

伊原君が倒すのは時間の問題って感じだったし、トイレにも行きたかったし離席。

                                                          

そう言えば12試合全部ぶっ通しなもんで、自分とかマスコミ関係とか、

間にトイレタイム欲しいとこで、一度頼んでみようかなあ。

                                                             

戻ってみたら、3R1分13秒、やっぱり伊原君のTKO勝ちだってね。

                                                                                                              

伊原君の決勝の相手は、あの尾川堅一君で、お互い2試合シード同士の、

6勝(4KO)0敗と5勝(4KO)0敗、KO率67%対80%なんだけど、

どう考えても、今回の東日本新人王決勝戦のベストマッチじゃないかなあ。

                                                             

で、どう考えるかなんだけど、伊原君の大仕掛けな懐深いボクシングに対しても、

尾川君の鋭い出入りと瞬殺右フックが、事を決するんじゃないかって思ってるんだわ。

                                                          

                                                             

☆本間愛登君(帝拳)×下薗亮太君(ワタナベ)……L

3勝(2KO)1敗の25才・新潟県と、5勝(1KO)0敗の27才・福岡県。

                                                            

この試合もレベル的に拮抗してるもんで、読みにくいとこあるんだけど、

本間君は大優勝候補だった大久保大騎君をTKOで下してるし、

下園君の方が組み合わせ的に恵まれた勝ち上がり方してるって思ってたもんで、

本間君有利かなあって感じだったんだけど、下園君試合ごとに自信付けてるしなあ。

                                                             

1R、相手がデカイもんで、下園君、距離詰めて中入って、ひたすらのショートブロー。

セコンドからは、右、右アッパーに気を付けろって、良く研究してんだわ。

                                                        

本間君、本来は距離取っての右クロス、接近しての右アッパーが全てなんだけど、

なかなかそういう場面訪れなくて、まずは相手入って来るとこにカウンター狙ってるね。

                                                            

2R、下園君、入り込んでのボディブローが抜群で、本間君、明らかに嫌がってるなあ。

                                                              

3R、本間君、相手にガチャガチャに掻き回されて、ロングクロスもショートアッパーも、

繰り出すチャンス全く無くて、ガツガツの中、右目上バッティングカット。

                                                            

それにしても、下園君のボディ狙い、それも特に右ボディ打ちに本間君、参ってて、

たまに、大きいの振り返すんだけど、体勢整わないままなもんで効果薄いなあ。

                                                            

4R、本間君、口開いて息上がってるんだけど、実は下園君の方もシンドクなってて、

それまで、フィジカルで優位にある相手に押し負けないように必死だったし、

いつの以上に必死の手数だったし、で、一気に消耗進んでて、もう大変なんだわ。

                                                           

ここまでポイント的には下園君ではあるんだけど、本間君も逆転目指して振り被って、

それ直撃受けたら、これ以上ない相手側の大騒ぎって事も充分あり得る訳で、

ヘロヘロになった下園君に対して、応援の仲間からは距離詰めろの一斉コールで、

結局、本間君のヘロヘロ度もかなりのとこまで進んでたもんで、

そのまま、ズルズル的な終了ゴング。

                                                            

思いの外離れたスコアの、40-36、40-37、39-38の3-0で、下園君。

                                                            

下園君、次は本間君と同じ帝拳の横山雄一君となんだけど、

同じくスタミナに問題残してるウルトラマン系のボクサーではあるんだけど、

本間君から色々レクチャー受けるだろうし、そもそも比較にならないほどの迫力で、

一気攻めしてきた時のパンチの全部が必殺系だから、今度はもっと大変で、

で、自分、正直言うと、横山君の方が優位だと思ってるんだよね。

                                                             

                                                              

それにしても昨日もちょっと書いたけど、老いぼれクサレ常連、この日もバカ丸出しで、

とにかく帝拳が嫌いなのか、他のジムに頑張れってことか、

聞いてる方には帝拳に対する悪意しか感じられないだけのレベル低いヤジで、

今までの長い人生、殆ど無駄じゃなかったのかって、薄っぺらな直情一本で、

面見たら、やっぱりバカっぽかったなあ。

対戦相手のジムの会長に向かって、勝ってるぞ勝ってるって大声出すもんで、

その会長、苦笑するしかなかったもんなあ。

                                                              

                                                          

☆菅沼卓君(川島)×橋元納君(金子)……SL

4勝0敗の22才・愛知県と、5勝3敗の28才・石川県。

                                                             

二人ともKO勝ちナシ同士で、そんなに迫力期待はできないんだけど、

テクニックはある同士なもんで、結構面白いって予想だったんだわ。

                                                           

菅沼君、トランクスの後ろに “I am somebody” って刺繍入れてるもんで、

取り敢えずのとこ、こっち応援ってことで……。

                                                            

1R、お互い、俺のジャブの方が凄いぜよっていうとっかかりだったんだけど、

スピードとタイミング圧してたのは菅沼君だったかなあ。

ただ彼、ちょっと余裕かまして、意味なくガード下げるのは良くないと思ったなあ。

                                                             

2R、こういう二人のような試合の場合、最終ラウンドまで見据えた上での、

ポイント取る上での作戦というか構想ってのが、とっても重要になると思うんだけど、

お互い、主導権譲らず点数付けにくい展開なんだわ。

                                                             

3R、元々二人、良く似たリズム感と攻めのパターンなもんで、

どういう形で決着するのかなあって見てたんだけど、この回半分ほどが過ぎた頃、

橋元君、突然攻勢に出たんだけど、一瞬の間で菅沼君、対応後手になってしまって、

流れ一気に橋元君に傾いてしまって、手数アップした相手に菅沼君、鼻血。

ホント、一瞬の出来事、集中力なんだよなあ。

                                                             

4R、菅沼君、インターバルでセコンドのアドバイスの一つ一つに、デカイ声で答えて、

気合い入れ直しての最終挽回ラウンドだったんだけど、

一旦できた流れを変えるのは、パンチ力のないボクサーにはとっても難しくて

最後の最後まで懸命に動いて、渾身のパンチ振るって、手数落ちなかったのは、

とてもエラかったんだけど、接近戦で巧く立ち回ってたのは橋元君の方だったなあ。

                                                           

結局、40-37、39-37×2の3-0で、橋元君っていうのは妥当だったね。

                                                           

決勝の相手は中澤将信君で、ちょっと雑なとこあるし、隙も沢山あるんだけど、

パンチ力は圧倒してるもんで、相当綿密な作戦が要ると思うなあ。

彼、とにかくタフだし、最終的には何とか勝ちを持ち込んでしまうっていう点で、

やっぱり中澤君が優勝するんじゃないかって思ってるんだけどね。

これまで戦ってきた相手も、中澤君の方がハードなメンバー多かったしね。

                                                           

                                                           

☆森戸拓哉君(ヨネクラ)×坂口幹治君(P堀口)……W

3勝(1KO)1敗の28才・栃木県と、1勝2敗1分の31才・神奈川県。

                                                             

昨日本人が言ってた通り、藤中周作君がこの試合見るために、

仕事先からスーツ姿で来てたね。

                                                            

どっちが勝ち上がって来ても大丈夫だと思うけどねって、彼には伝えてたんだけど、

とにかく二人とも雑過ぎなんだよなあ。

                                                             

攻撃も防御も、こりゃちょっと大変だぞおって感じで、

1R見てたら、坂口君、残念ながらいきなり時間の問題見えてきたもんで、

席離れたんだけど、結局、2R1分29秒、森戸君のTKO勝ちだってね。

                                                            

次、藤中君となんだけど、残念ながらとっても難しいんじゃないかなあ。

                                                           

                                                           

☆旭昇君(ヨネクラ)×佐々木左之介君(ワタナベ)……M

5勝(5KO)2敗1分の31才・神奈川県と、5勝(2KO)1敗の青森県。

                                                            

渡辺会長に聞かれて、ちょっと佐々木君厳しいと思いますって答えて、

後で、会長と佐々木君本人に謝ったんだけどね……。

                                                           

見たことある人は知ってると思うんだけど、旭君のパンチはホント半端じゃなくて、

一発でも直撃受けたら、即倒れてしまうし、それに彼、パンチ力だけじゃなくて、

このクラスにしては動きがとってもいいし、返し技とかも優秀だし、

遠いとこからは勿論、近い距離でも同じくらい強く打つことできるんだよね。

                                                              

一方の佐々木君は、ちょっとガサガサってしたとこあるし、

そりゃガタイ強いんだけど、それでも旭君には、ちょっとシンドイんじゃないかって、

そう思ってたもんで、タマゲテしまった訳で……。

                                                             

1R、旭君、やっぱり凄くて、返しの左フックとか右アッパーとか、

とにかくの剛腕なのに、細かい技も巧いんだよなあ。

                                                           

佐々木さん、相手が誰であろうと、とにかく自分のボクシングやるだけって感じ。

                                                             

2R、旭君、あのデカさで、小さく差し込むように打つのも得意なんだよなあ。

                                                          

それに比べて佐々木君、ちょっと振り大き過ぎないかあって感じだったんだけど、

それでも恐ろしい相手に全く怯まず、左右ボディガンガンだし、上下打ち分けてるし、

一気一気に攻めてるうちに、あれれ、旭君、ボディ効いてるんじゃないかって、

少し休みたがってるんじゃなっかって、流れが大きく変わっていったんだわ。

                                                           

3R、旭君、スピード明らかに落ちてるんだけど、それでもとにかく一発右を、

とにかく力込めた右を一発って一心に狙ってて、必死の大挽回しようとしてるね。

                                                              

佐々木君、結構強いのをまともに貰ってんだけど、何故かガクンともしなくて、

それはちょっと考えられないほどの打たれ強さなんだわ。

                                                            

4R、旭君、劣勢明白なもんで、この回、当然のような鬼の先制仕掛けで、

距離詰めたとこからいきなり4~5発連続的中させたんだわ。

                                                             

これは相当な強さだったし、今までこれで倒れなかった相手はいなかったんだけど、

佐々木君、どういう訳かここも耐え切ることできて、それ殆ど不思議な領域で、

それクリアしてからの反転攻勢、尋常じゃなくて、リング上は凄いことになったんだわ。

                                                           

旭君の顔面は何故か左の方が赤く腫れてて、佐々木君の方はまだ普通なんだわ。

                                                            

そして最後、気力と体力残ってたのは、やっぱり佐々木君の方で、

旭君、顔面張り飛ばされ、のけ反りながら逃げる一方になってしまって、

北側ロープに追い詰められたとこ、殆ど倒れる寸前のとこで終了ゴング。

                                                          

結局、40-35、40-36×2っていうパーフェクト3-0で、勿論佐々木君。

                                                         

35っていうのは、最終ラウンド、ほぼダウンと同等って判断なんだろうけど、

実は、この試合、終了の仕方にちょっと問題あって、

大差付いてたから、そのままスル―されたんだけど、

レフェリーが割って入った時は、まだ終了ゴング2秒前で、

ホールのデジタル表示も残り2秒から1るに変わった瞬間だったんだよね。

                                                             

だから、自分、てっきりTKOレフェリーストップエンドだって思ってて、

そう思ったのは自分だけじゃなかったみたいだったんだけど、

まあ、そういうこともあろうかと……。

                                                             

ドーム終わりが重なったこともあったし、渡辺会長ともちょっと話あったし、

佐々木君とも話したかったしって、結局ホール出たの10時半過ぎてたかなあ。

佐々木君って、スケールの大きい、話してて楽しい青年だったなあ。

                                                          

                                                          

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

                                               

① 岩崎悠輝君

② 佐々木左之介君

③ 村田智哉君

                                                    

                                                   

ドームではこの日、生保会社主催の小田和正のコンサートがあって、

その終わりとガチンコになってしまって、で、山のようなオバサンの群れとの遭遇。

みんな歩くの遅いんだわ。

                                                         

2011年9月28日 (水)

東日本新人王・準決勝 Ⅰ

                                                         

シンガポールFⅠ見てて気が付いたんだけど、それ今更ではあるんだけど、

FⅠドライバーにアメリカ人いないんだよね、不思議な感じだよね。

                                                           

それに、フォードとかGM、クライスラーなんてビッグ3メーカーがあるのに、

マシン提供についても、アメリカメーカーは関わってないんだよね。

インディ500とか、他にも色々なストックカーレースは盛んなのにねえ。

                                                           

                                                            

ホールに着いてちょっと1階ブラ―ッとしてたら、

目の前を山中慎介さんが足早に通り過ぎたもんで、コンチワって言ったら、

彼、ワザワザ足止めて、挨拶返してくれたんだよね。

                                                             

                                                          

中に入ったら、いきなり宮崎辰也君と久し振りで、ヤアヤアって感じで、

彼、10月29日、韓国に出向いて試合するんだってさ。

70㎏くらいの契約でやるってことで、相変わらず破天荒なんだわ。

                                                              

                                                             

昨日と今日は東日本新人王の準決勝戦。

                                                            

☆安慶名健君(横浜光)×引地昭裕君(ヨネクラ)……Mm

5勝(4KO)1敗の24才。沖縄県と、2勝2敗2分のサウスポー、22才・福島県。

                                                              

客席に多打魔炸獅君が来てて、ちょっと声掛けたんだけど、彼の試合は28日で、

それ勝つと安慶名君との決勝なもんで、スタッフと一緒に偵察見学って感じ。

                                                           

1R、ロンズデール引地君、体格に勝り格上の相手に出負けしたらヤバイって感じで、

とにかく体揺すって、上体低く鋭い飛び込み心掛けながら初っ端から全開、全開。

                                                            

でも、安慶名君の圧力はやっぱり相当なモノで、大きな動きからザクッと詰め寄り、

力こもったショット打ち込むと、引地君、一瞬動き止まってしまうんだわ。

                                                          

2R、二人の必死度に随分差が出てきてしまって、時間進むにつれ引地君紅潮して、

攻撃も単発に留まってしまってるし、この回終了した時、鼻血も出てたんだわ。

                                                          

安慶名君、相手見切ったような雰囲気で、後は雑にならないようにだけって感じで、

引地君、結構スピードはあるんだけど、去年の原隆二さんほどじゃないもんで、

見てて辛そうな感じになっていったんだわ。

                                                             

3R、引地君、打開策全く見えないまま、もう頭から突っ込むしかなくなってしまって、

でも、前の回中盤から圧倒ボコボコパンチ貰い続けてるもんで、

この回始まってすぐ18秒のとこで、レフェリーストップエンド。

                                                            

引地君、試合後行き合ったら、目の周り相当赤黒くなってたし、

安慶名君の方は、結局一発も顔面打たれてなかったし、

彼のパワフルさ、ちょっと度を超えた凄さあるんだよね。

                                                          

                                                             

☆栗原俊博君(新日本木村)×佐藤共也君(ネクサス)……LF

3勝(2KO)2敗1分の27才・宮城県と、4勝(2KO)6敗1分の30才・山梨県。

                                                            

前日計量終わった時点での協会発表では棄権者は無かったはずなのに、

この試合、佐藤君が棄権ってことで栗原君の不戦勝だってさ。

                                                            

                                                           

☆青山功君(セレス)×道見和也君(JBスポーツ)……F

4勝(1KO)1敗の22才・千葉県と、3勝2敗のサウスポー、26才・東京都。

                                                              

元々エントリー数が少ないし、残念ながら飛び抜けた人材もいないんだけど、

この試合、技術的には今一だったんだけど、お互い気持溢れてたなあ。

                                                            

1R、青山君、始まってすぐ7秒ってとこで、いきなりの右ストレート当てることできて、

それ殆どノーモーションなもんで、道見君、見にくいみたいで、

その後も4発ほどの直撃ゲットで、すっかりペース掴んでリーチ差そのまま出てるね。

                                                         

それでも道見君、気負けするタイプじゃないもんで、すぐ反攻に行くんだよね。

ただちょっと距離掴み切れてないとこあって、届きが浅いんだけどね。

                                                              

2R、二人とも振ってる割には力込め切れないとこあるなあ。

                                                             

徐々に距離詰まって、いよいよ道見君登場って感じだったんだけど、

肩に力入り過ぎのせいか、ショートの連打に鋭さ欠けてるんだよなあ。

                                                             

3R、青山君も右はいいんだけど、実はコンビネーションが殆ど打てなくて、

徐々に相手の土俵に引き込まれていって、不本意な展開になっていったんだわ。

                                                              

4R、技術レベルが拮抗した同士だと、後は気持ちの問題が大きいんだけど、

それは道見君の方が優位にあったとは思うんだけど、

顔面の腫れが酷くなっていってるのはその道見君の方で、

彼、細かく動けてはいるんだけど、なかなか有効打には繋がらないんだよなあ。

                                                           

結局、40-36、40-37×2って、思いの外の差つけられて道見君敗退。

                                                             

                                                          

☆蔦野哲平君(帝拳)×中川健太君(ロッキー)……SF

2勝(2KO)0敗の22才・千葉県と、2勝1敗の26才・東京都。

                                                           

サウスポー同士だったんだけど、二人ともちょっとデキ悪かったなあ。

                                                             

1R、中川君、少し気遅れ気味か、先に仕掛けられなくて、

で、敢えて相手の打ち終わりに合わせようとはしてるんだけど、外れ、、外れ。

                                                            

蔦野君、この日は終始大まか過ぎというか、ちょっと雑なパフォーマンスで、

派手に倒すことしか考えてないみたいなんだよなあ。

                                                            

2R、中川君もつられて、お互い単発デカイの振り合いみたいになってしまって、

ブツブツ切れにだし、間延びしたタル―イ展開になってしまったんだわ。

                                                             

3R、二人共、そこそこいいのを当てても、そこから波状というか二次攻撃できなくて、

交互に単発で当てて、その度にブツッと流れ途切れてしまうもんで、

何かトッ散らかったようなリング上で、中川君、もっと自分から行かないとダメだなあ。

                                                              

4R、お互い、お前勝つ気あんのかって、セコンドに激飛ばされたみたいで、

やっとまともな打ち合い始って、初め蔦野君の攻め込みキツかったんだけど、

最後20秒、中川君、渾身の激闘でかなりのとこまで蔦野君を追い込んだんだわ。

                                                            

結局、39-38×2、38-39の2-1で蔦野君の辛勝だったんだけど、

彼、今まで見た中で一番の不出来で、特に左ガードが低過ぎで、

あのままだと、決勝で誰が来ても危ないんじゃないかって思ったな。

                                                            

                                                          

☆中川とん虎君(渡嘉敷)×岡本ナオヤ君(東拳)……B 

6勝(3KO)3敗の26才・新潟県と、6勝(3KO)1敗の23才・三重県。

                                                           

1R、中川君、いつも以上のがっちりガードで岡本君の強打に備えてるね。

                                                           

岡本君、いつもの重そうなパンチでグローブの上からでも効きそうに打ってて、

豪打相手に中川君、どう距離取り切るかがポイントなんだよね。

                                                           

2R、中川君、相手の打ち終わりに合わせるのが少し遅れ気味ではあるんだけど、

上体揺すりながらの出入りと、しつこい攻撃に色々工夫してんだわ。

                                                          

岡本君、とにかく一発ブチ当ててからって荒さが目立つかなあ。

                                                              

3R、この辺から中川君、相手の距離すっかり潰すことできて、

強振控えて細かく粘っこい攻撃に終始するもんで、岡本君、攻めあぐんでるんだわ。

                                                              

4R、二人ともスタミナ充分なんだけど、持ち味出し切ってるのは中川君の方で、

徐々に頭から突っ込み加減になってはしまったんだけど、

必死に岡本君の良さ封じまくって、明らかな格上をストレスまみれにしてたなあ。

                                                             

結局そのまま、特別の劇的場面は訪れなかったんだけど、

39-38×3の3-0で、中川君の距離に対する作戦勝ちって感じだったなあ。

                                                            

自分、岡本君が粉砕してしまうんじゃないかって、実は思ってたんだけどね。

                                                            

                                                             

☆松尾実君(M・T)×藤田敏明君(マナベ)……SB

4勝(2KO)0敗の27才・福岡県と、

4勝(2KO)0敗1分のサウスポー、27才・東京都。

                                                             

この日、最初の無敗対決。

                                                            

藤田君、大優勝候補だった荻野裕太君の棄権っていう幸運あったんだけど、

それでも、変幻自在ボクシングは相手を翻弄するんじゃないかって……。

                                                           

1R、松尾君、細身だけど軸シッカリしてて、遠くからのワンツー、良く伸びるんだわ。

                                                           

藤田君の方は、もっと距離詰めた上での乱戦希望ってことなんだけど、

返しのパンチのタイミング、松尾君より圧倒いいんだよね。

                                                            

2R、松尾君、タイトなボクシングするんだけど、意外なほど攻め巾狭くて、

直線的なワンツー一本攻撃に限られてて、なんか少し寂しい感じなんだよなあ。

                                                             

一方の藤田君、徐々に本領発揮で、体グニャグニャさせて体勢崩れたとこから、

意表付くような強いのを打ち込み始めたね。

                                                             

3R、松尾君、綺麗にやりたいのをガラガラ崩されて混乱してるみたいだし、

接近戦でのガードが極端に下がり過ぎで、藤田君の特に左フック、バスバス貰って、

すっかりペース失ってしまったみたいだなあ。

                                                              

藤田君、セコンドからの指示にも的確に反応してるし、冷静に進めてるなあ。

                                                           

4R、松尾君、このままじゃ負けるって認識の上の大反撃開始で、

そういうのは藤田君の望むとこでもあるし、自分も大歓迎の激闘の始まりで、

1分過ぎ頃、まず松尾君、得意の鋭いワンツー見事直撃で、藤田君一気の鼻血で、

結構シンドイとこまで追い込まれたんだけど、残り1分今度は藤田君の逆襲で、

この日バカ当たりしてる左フックブチ込んでの大挽回開始で、そりゃ凄かったんだわ。

                                                              

結局、39-37、39-38×2の3-0で、藤田君の勝ち進みだったんだけど、

ポイントは彼の左だったと思ったなあ。

                                                             

                                                         

☆千波丈二君(勝又)×大場雄二君(マナベ)……Fe

5勝(4KO)2敗の19才・東京都と、6勝(4KO)0敗の23才・東京都。

                                                            

1R、お互い、相手の強さを認めてる同士なもんで、とても慎重な入りなんだよね。

                                                           

千波君、リーチのある相手に無暗に入ろうとはせず、

ひたすら、カウンターの右フックのタイミング測ってるみたいなんだわ。

                                                            

大場君、軽いショットではあるんだけど、左が結構届いてるね。

                                                              

2R、相変わらず大場君の左は軽く届いてて、千波君、徐々に顔面薄赤くなってきて、

だからもっと先に仕掛けてもいいのに、相手の強打警戒してか、

大場君、行き切れないみたいなちょっと残念な展開で、

確かに、一瞬のスピードは千波君の方が圧倒してるんだけどね。

                                                            

3R、千波君の方も、このままじゃポイント稼ぎにはならないもんで、

一気に距離詰め始め、いよいよ本領発揮ってことで、歯剥き出しにしてるね。

                                                            

全体の動きとしては、フットワークからパンチ出しの形に至るまで、

千波君に比べて大場君、ぎこちないんだけど、でも武骨に力強く攻め返してるんだわ。

                                                           

4R、前半大場君、後半千波君って、壮絶な殴り合いになったんだけど、

最後はお互い、パンチスピード落ちてるし、腕もたわむようになってて、

それだけ全力打ちしてたってことで、二人ともとにかく全部出しての終了ゴング。

                                                           

結局、40-37、39-38×2の3-0で、千波君決勝進出だったんだけど、

40-37っていうのは、ちょっと分かんなかったなあ。

                                                             

いずれにしても大場君、2R行き切れなかったのが悔やまれるとこだね。

                                                          

                                                           

☆濱名潤君(帝拳)×尾川堅一君(帝拳)……SFe

4勝(2KO)0敗のサウスポー、21才・青森県と、4勝(4KO)0敗の23才・愛知県。

                                                          

この日二つ目の無敗対決だったんだけど……。

                                                           

片寄った見方かも知れないけど、同門同士ってのは初めっから無理ある訳で、

自分の目には、二人ともそこそこの動きはしてたけど、

尾川君の猛獣加減、少し控え目だったし、濱名君の反攻にも手緩さ見えてしまって、

ホントは二人、もっともっと凄いのにって思ったもんで、途中離席したんだよね。

                                                           

結局、40-36、40-37×2の3-0で、尾川君だってね。

                                                          

                                                         

近くのクサレ老いぼれ達が、(自分の周囲に座ってるのホント老いぼれだらけで、

こんな自分が一番若いくらいで驚くんだけどね。)

そんなに長いことボクシング見てて、言うことはそれだけかって下らなく煩いもんで、

i-phone で、スコ―ピオンズをガンガン鳴らせてたんだよね。

                                                             

こいつら、お互い行き合うとヤアヤアって舐め合うように挨拶交わしてんだけど、

自分、勿論全くのシカトだし、シートに名前すら入れてないし、

で、あいつは何者かって自分の事ヒソヒソささやき合ってて、もうバカ丸出しなんだわ。

                                                           

一度は、以前どやしたことあるクサレ常連が、連れとつるみながら、

この席は誰のなんだろうねえなんて、いかにも嫌味ったらしく、

聞えよがしにほざいてきたもんで、あんたらに関係あるのかって言ってやったら、

それでビビったか、その後どうやら自分はヤクザモンってことで納まったみたいよ。

                                                           

                                                            

☆横山雄一君(帝拳)×木村勇樹君(極東)……L

7勝(7KO)1敗の21才・東京都と、4勝(3KO)6敗のサウスポー、27才・岐阜県。

                                                             

1R、横山君、いつものように初っ端から狂熱のボクシングで、

あれまあ、今日も1Rでお終いにする気かあってほどの勢いだったんだけど、

木村君、負け越してはいるんだけど、試合慣れはしてるもんで何とか凌ぎ切って、

横山君の凶行、1分半で一段落すると、今度は木村君の番ってことで、

細かい連打集中させて結構いい反撃してんだわ。

                                                          

横山君、相変わらずラウンドの途中に中休み入るもんで、

とっても激しい間欠泉みたいなボクシングなんだよなあ。

                                                         

2R、それでも圧倒的な力量差なもんで、横山君、始まってすぐ20秒ほどのとこで、

これは横山君、稀に見るファインショットで、左のダブルから右フックの返しって、

絵に描いたようなマルケス兄さん技使って、木村君からダウンゲット。

                                                           

木村君、北西ニュートラル近くでのしゃがみ込みダウンだったんだけど、

パンチだけなら、これがこの日全試合通じて一番のショットだったよなあ。

                                                             

立ち上がっての木村君に対して横山君、勿論鬼気迫る追撃だったんだけど、

木村君の反攻も鋭く、左のいいのが決まって、一瞬横山君の動き止まるほどで、

直後の追い込みも激しかったもんで、ひょっとするとって場面もあったんだけど、

間もなく意識戻ったみたいな感じの横山君、何してんだ俺はあって感じで、

お互い距離ピッタリのとこから壮絶殴り合いになって、南寄りのとこ、

バスンって感じのほぼ対等の相打ちになったんだけど、倒れたのは木村君の方で、

ここがKOエンディングってことで、1分5秒って言ってたな。

                                                           

まあ相変わらず横山君、帝拳らしくないと言えばらしくないボクシングで、

それでも優勝街道まっしぐらなんだよなあ。

                                                             

                                                           

☆宮本亮佑君(渡嘉敷)×中澤将信君(帝拳)……SL

5勝(3KO)1敗1分の21才・東京都と、6勝(2KO)1敗1分の29才・福島県。

                                                           

中澤君、身長10㎝以上、多分リーチはそれ以上優位にあったんだけど、

軽く決着付けると思ってたんだけど、結局4Rまで行ってしまったんだわ。

                                                           

ちょっとズングリ系の宮本君、とにかく距離詰めないとどうしようもないんだけど、

あんだけの体躯の中澤君、却って接近戦の方が本領発揮するもんで、

展開としては明るくなかったんだよね。

                                                              

その上、宮本君、どうしてなの? ってほどディフェンス良くなくて、ガード下げ過ぎだし、

だからと言って上体の動きいい方でもないし、不思議なボクサーなんだよね。

元々打たれ強いみたいだし、KO率も上がってきてるせいかなあ。

                                                           

とにかく、1Rだけ見て結果が予想できたもんで、休憩タイムゲットしたんだけど、

宮本君の踏ん張りと中澤君の攻めの甘さが、結果的には拮抗した試合作り上げて、

この階級の壮絶殴り合いだし、場内大盛り上がりだったみたいね。

                                                          

関係ないボクサー達も、こうなったら判官贔屓ってことで、圧倒宮本君応援で、

ホント大騒ぎだったんだけど、結局4R1分5秒、中澤君のTKO勝ち。

                                                           

宮本君、あと一つか二つ階級下げた方がいいんじゃないかって思ったんだけど……。

                                                           

                                                             

☆坂本徳臣君(シャイアン山本)×藤中周作君(金子)……W

3勝(2KO)1敗2分の31才・東京都と、5勝(3KO)1敗1分の24才・宮崎県。

                                                           

坂本君、とっても上品なパッキャオみたいな風貌してんだわ。

でも、自分、この日は藤沢君の応援なんだよなあ。

                                                           

1R、坂本君、体に厚みあるし、パンチにもいかにもの重量感あるんだけど、

スピードとテクニックで藤中君、初めっから圧倒してて、いきなり凄い差なんだわ。

                                                            

自分、九州から移って来てからの藤中君の試合、全部見てるんだけど、

この日のデキが一番で、前回、ベルジュール・ジョナサンとやった時より、

200倍ほどの別人で、いいフットワークしてたし、左からの繋がりも抜群だったし、

とにかくスピードあって、ホントはあんなに動けるんだあって感動したんだわ。

                                                          

坂本君の振り込みも、直撃受けたら尋常じゃないほどの威力だったんだけど、

殆ど一発も打たれることなく、終始圧倒してて、1分50秒辺りのとこ、

南ロープ前で、鋭く詰め寄ってからの間断ないコンビネーションで、

最後は右フック差し込むように直撃させて、坂本君からダウンゲット。

                                                            

それ、とってもキツイ当たり方だったもんで、ダメージ半端じゃなくて、

結局、坂本君、10秒経ってもファイティングポーズ取り切れないで、KOエンド。

                                                             

藤中君、やりたいこと全部できたみたいで、これがホントの藤中君なんだって、

正直、ちょっと鳥肌立ったなあ。

                                                           

                                                             

☆西田光君(新田)×米澤重隆君(青木)……M

4勝(1KO)4敗1分の24才・新潟県と、2勝3敗1分のサウスポー、34才・千葉県。

                                                              

このクラスで、この戦績で、二人合わせても15戦して1KOってことで、

それほどの盛り上がりは元々期待できなくて、2Rまで見ててダラーンとしそうな予感、

そこはかとなくしてきて、まず最初、西田君が若さに任せた攻勢取って、

次におのれって感じで米澤君が反攻して、次はまた西田君って感じで、

最後は、西田君の若さ勝ちって予想だったんだけど、

で、2R終了後に席離れたんだけど、

後で聞いたら、米澤君の2-1勝ちだったんだってね。

                                                          

米澤君、この日最年長準決勝進出ボクサーだったんだけど、

10才も若い相手下して、見事決勝進出。

                                                           

                                                             

暫くぶらついてたら、廊下で大場雄二君とバッタリで、

二人でちょっと反省会して、その後、藤中周作君と彼のお兄さん、

それと宮崎辰也君の3人で色々話して、面白かったなあ。

                                                           

藤中君の手は、土屋修平さんとか林和希君と比べてもとっても逞しかったよ。

                                                            

彼のこと、以前から知ってはいたんだけど、話したのは昨日が初めてで、

とっても感じのいい青年で、いかにもモテそうな風貌と雰囲気持ってんだよね。

                                                             

お兄さんは1才年上の2連敗スタートしたヘビー級ボクサーなんだけど、

確か今年4月頃、マンモス植田君に3-0勝ちしたんだよね。

                                                                

宮崎君は、相変わらずの気持ちの良さ満々出しだったんだけど、

今月号のボクシングマガジンに載ったもんで、嬉しそうにしてたっけなあ。

                                                             

                                                          

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

                                                      

① 藤中周作君

② 安慶名健君

③ 中川とん虎君、藤田敏明君                                                  

                                                    

                                                   

                                

突然なんだけど、下らないんだけど、“2丁拳銃” ってお笑いコンビの小堀っていう人、

デビューの頃のビートルズのジョージ・ハリスンに似てるって思うんだけど、どお?

                                                                               

2011年9月27日 (火)

後楽園ホール・9月26日

                                                         

元々、覇気に欠けてるというか、それほど生命力が強くないせいか、

暑いのも寒いのも、別にって無頓着だった年代を過ぎた頃から、

一貫して暑いのが苦手で、こういう風に涼しくなってくると、とっても気持ちいいんだわ。

                                                            

寒いのは結構我慢が行き届く方で、真冬でもヌクヌクの部屋で寝るより、

窓開けて、キンキンに冷えた中、寝具にくるまって寝るのが好きなんだよね。

                                                               

で、それまでタオルケット一枚だったのを、昨日から例のお気に入りの、

モケモケフワフワ毛布の登場ってことで、そおかあ、今年も4分の3が過ぎたんだわ。

                                                            

                                                          

昨日のホールは白井具志堅ジム興行だったもんで、

ファイナル以外、赤コーナーは全て白井具志堅ジム。

                                                           

☆リトルタイソン田中君×海老澤昇治君(伴流)

デビュー戦の21才・鳥取県と、デビュー戦の19才・東京都。

                                                            

1R、田中君、なかなかのリングネームなんだけど、とっても可愛らしいマルコメ君。

その田中君、初めっからガンガン飛ばしまくって、海老澤君、完全な出遅れで、

1分過ぎ、田中君の右ストレートが直撃して、海老澤君からダウンゲット。

                                                              

再開後、勢い止まらない田中君の左右貰い続けて、海老澤君、二度目のダウンで、

1分19秒、田中君のKO勝ち。

                                                             

田中君、最初のダウンから立ち上がって来た海老澤君とリスタートする時、

思わずグローブタッチしにいったのが、なんかとっても微笑ましかったなあ。

                                                             

                                                             

☆金城悠弥君×池本篤史君(ライオンズ)……B 4R

デビュー戦の25才・沖縄県と、0勝1敗の32才・愛媛県。

                                                              

1R、ゴング鳴った途端から、お互いいきなりの乱闘突入で、

もう、全力振り回し系で正しく当たったモン勝ちボクシングで、

最後まで持つのかあってほどの弾け方なんだわ。

                                                          

2R、案の定、二人ともガックンスピード落ちて、金城君、ダメージよりスタミナ欠乏で、

足の踏ん張り弱くなってるし、手数も激減なんだよなあ。

池本君の方も大分緩んでしまって、こうなると気持ちの勝負かなあ。

                                                           

3R、お互い恐怖のグズグズ戦になってしまったんだけど、

頑張り切れてるのは池本君の方で、流れは一気に池本君ってなって……。

                                                           

4R、相手はもうヘロヘロなんだから池本君、一発強いの当てれば決められるのに、

それなかなか叶わなくて、撫でるようにしか打てなくて、結局ズルズルエンド。

結果、40-36×3っていう、パーフェクト3-0で、勿論池本君なんだけど……。

                                                           

                                                         

☆佐々木伸君×川味聡君(マナベ)……56.3㎏ 4R

2勝(1KO)4敗の26才・北海道と、3勝(1KO)5敗の34才・茨城県。

                                                               

佐々木君、久し振りに見る正統派パイナップルヘアー。

川味君は、地味系のロンズデールシューズ。

                                                          

1R、二人とも正直、スッとB級昇格できない典型的なボクシングで、

なんか力がバラけてる感じだし、佐々木君、弱気が浮き出てるし、

川味君は、ちょっと冷静さに欠けてるような感じなんだよね。

                                                             

それでも、気持ち強く出てる分、力込めて打ててる分、川味君優位に進めてて、

1分過ぎた頃から攻勢更に強めて、リング中央北寄りのとこで、

カウンター気味に右一発大直撃させて、佐々木君からダウンゲット。

                                                            

立ち上がって来た佐々木君に対して川味君、やっぱりちょっと舞い上がり気味で、

セコンドからのボディ打ち指示、殆ど無視して、ひたすらの顔面打ちに終始して、

少しガード下げさせてからの方が効果あると思うんだけど、

でもまあ、既に二人の気持ちの差が更に広がってしまってたせいもあって、

佐々木君の抵抗がなくなってしまったとこで、TKO勝ちゲット。

                                                          

佐々木君には、ふざけんなバカヤロー的な乱暴さ、

川味君にはもう少し冷静なパフォーマンスが要るんじゃないかって思ったんだよね。

                                                             

                                                             

☆森田泰仁君×中嶋洋一君(福田)……L 4R

1勝(1KO)1敗の25才・佐賀県と、1勝(1KO)3敗1分の32才・東京都。

                                                             

1R、中盤二発ばかりいい右貰ってから中嶋君、急に勢い無くなってしまって、

なんか呑まれてしまったみたいなんだわ。

森田君、セコンドからのボディ打ち指示、完全無視でひたすらの顔面攻め。

                                                            

2R、森田君、見た目もっとやれそうな感じするんだけど、

体のキレ、不足気味で、残念ながらバランスも良くないんだよなあ。

                                                           

中嶋君、遠い距離では攻めきれないとこあるんだけど、

詰めてからの二次攻撃も足りてないんだわ。

                                                              

3R、お互いどの距離でやりたいのかハッキリしなくて、

意味無い寄り合いが多過ぎで、ただ、森田君の攻勢は終始変わんないんだけどね。

                                                               

4R、森田君、基本的には中間距離でやりたいんだろうけど、

相手が入って来る時に打つショットが大き過ぎで、外れパンチが多いなあ。

                                                          

中嶋君、圧倒押され気味なのに、ここに至ってもまだ手数少な過ぎで、

困り果てたか、頭から突っ込むようになって、減点喰らってたなあ。

                                                          

結局、40-36×3で、森田君の3-0勝ち。

森田君、いい体型してるし気持ち強いし、ホント、何とかなりそうな感じするけどなあ。

                                                           

                                                           

☆川端達郎君×イベリコ・ユン君(鉄拳8)……M 4R

3勝(2KO)3敗のサウスポー、24才・兵庫県と、

2勝(2KO)3敗2分の36才・東京都。

                                                              

1R、川端君、とってもいい動きしてるし、もっと勝ってもいいのになあ。

ユン君もいよいよキャリアの終盤にかかってるんだけど、何とか勝ち越したいとこ。

C級でも、このくらい経験積むとムチャに行かないようになるね。

                                                             

2R、ユン君、プレス懸命にかけてるし、返しの返しまでしつこく打ってるね。

                                                            

一方の川端君、5~6発まで流れで打てれば随分違うと思うし、

相手のパンチ、避けてお終いにしなくて、敢えてそれに合わせるような度胸出せば、

相当いいとこまで行くと思うんだけどなあ。

                                                          

3R、川端君、やっぱり攻守がハッキリし過ぎだし、

左打つ時、体捻って打つのはいいんだけど、ちょっと捻り過ぎな感じで、

左足の靴底が上向くほど返ってしまうもんで、そこから即の返しの右に続きにくくて、

もう少し腕だけで、というか捻るのは上体だけにする意識持てば、

もっと連打の効くパフォーマンスができるんじゃないかって思ったんだよね。

                                                             

ユン君、相手に打ち込まれると、そこから頑張るタイプなんだけど、

思いが体に繋がりにくくて、空転する展開が続いてるなあ。

                                                             

4R、ユン君、ここぞの連打の時、どうしてもオープン気味になってしまうんだけど、

とにかく最後まで気持ち溢れさせてたのは間違いないんだわ。

                                                             

結局、ユン君見せ場の無いまま、40-36、40-37、39-37って、

随分トッ散らかったスコアだったんだけど、川端君の妥当3-0勝ち。

                                                              

                                                              

☆江藤伸悟君×スパイス松下君(セレス)……SFe 6R

7勝(5KO)1敗1分の22才・沖縄県と、9勝(2KO)5敗の28才・熊本県。

                                                            

江藤君、双子の兄貴達とは1才違いの三男坊なんだけど、ホント久し振りで、

1年4ヶ月も間空いたってことで、ケガとかだったのかなあ。

                                                             

1R、松下君、少し腰引き加減の構えから、一瞬の鋭い飛び込み命なんだけど、

結局、ガチャガチャになってしまうこと多いんだよなあ。

                                                               

江藤君、やっぱりカッコいい構えしてて、落ち着いて相手見極めてるし、

フットワークもとっても良くて、大器予感させるコンビネーション打ってるね。

                                                             

2R、勢い付けて突っ込んでってるのは松下君で、

ちょっとオープン気味の連打で詰め詰めしてたんだけど、残り1分近くなったとこ、

南ロープ付近での揉み合いのさ中、江藤君の右ショートフックが当たって、

松下君、もつれるようにしてダウン。

                                                           

ただ、レフェリーが割って入って来るとこ、江藤君、ダウン後の加撃してしまって減点。

                                                              

江藤君、舞い上がるタイプではないし、微妙なタイミングだったんだけどね。

松下君、それほどのダメージは残ってないね。

                                                            

3R、松下君、ダウン取られたことで決心できたか、益々ガツガツボクシングに徹して、

江藤君、足それほど積極的に使わないし、相手の入り込みざまへのショットも今一で、

で結局、松下さん得意のかなりのガツガツ戦になってしまって、

そうなると江藤君の集中力がポイントで、どうかなって見てたんだけど、

自分が見たかったボクシングとは離れてしまったもんで、ここで休憩タイム突入。

                                                              

それでも江藤君、最後まで嫌気ささず、何とかやり通したみたいで、

59-56、58-55、58-57の3-0勝ちだったってね。

                                                         

                                                               

この後、金田淳一郎さんの引退式。

前月までランク1位だったのに、どうしたのかなあって思ってたんだけど、

競艇選手目指してるんだってね。

いかにも人柄良さそうな挨拶だったよ。

                                                               

                                                               

☆中釜兵武さん×久田恭裕さん(横浜さくら)……50.5㎏ 8R

13勝(9KO)7敗3分のランク2位、27才・東京都と、

9勝(4KO)11敗2分のランク5位、31才・愛知県。

                                                               

1R、久田さん、いつものように、合わせる器用さはないんだけど、

かき分けていくような力強いパンチ出しで、とにかく先仕掛けに懸命、懸命。

                                                             

中釜さんは瞬間の速い連打で圧倒しつつ、合わせるタイミング測ってるね。

                                                           

2R、久田さん、明らかな体格とリーチの劣勢背負いながらも、

左ボディからの右フックのコンビネーションでリズム作るの成功してるね。

                                                           

中釜さん、中間距離取ろうとしての攻防なんだけど、返しのタイミングは合ってるね。

                                                             

3R、久田さん、左ボディからの攻めの組み立て、とっても良くて、

中釜さんもクリーンヒット率上げてきてるんだけど、ちょっと手数不足な感じだなあ。

                                                              

4R、久田さん、あくまで左ボディを攻撃の軸にしてて、そこから色んなパンチ出しで、

手数の多さとともに、なかなか見栄えもいいんだわ。

                                                             

ただ、この辺から中釜さんも力込めだしてたし、パンチの緩急も良くなっていって、

元々ミニマムとライトフライって違いある上、この日はフライ級契約マッチなもんで、

フィジカル差、パンチ力差が徐々表面化してきたんだよね。

                                                          

5R、中釜さんのキレと回転力、いつもほどじゃないんだけど、

中間距離から見栄えのいいのを次々打ち込んで、久田さんの顔面赤くしてるね。

                                                          

久田さん、徐々に動きが悪くなるとこ、必死の立て直しで、

渾身の左ボディ懸命に打ち込んでて、頑張る、頑張る。

                                                           

6R、久田さん、必ずしも打ち負けてる訳じゃないんだけど、

やっぱパンチの効き方には大きな差があってダメージの溜まりが大きくなってるなあ。

                                                              

それでもくじけそうになりそうなとこ、何度も何度も気合い入れ直して、

格上の向かって行く姿は、ちょっと感動的だったなあ。

                                                               

7R、中釜さん、相手が大分ヘバってるの見極めたか、ここが勝負どこってことで、

この回初っ端からの一気攻めで、もう行く行くの総攻撃で、

この辺のとこはやっぱり流石のランク2位な訳で、

ボディ連打で久田さんの腰折っといて、そのまま上へ繋げる絶妙の攻め込みで、

始まってちょうど50秒にレフェリーストップエンドゲット。

                                                              

久田さん、最後は西ロープに詰められて防戦一方になってしまったんだわ。

                                                              

久田さん、これが12敗目で負け越し3つなんだけど、

それでも、最後まで自分らしさ満開で踏ん張り通した姿にみんな大拍手だったね。

                                                            

試合後、久田さんにグッドジョブを伝えた時、下川原雄大さんと行き合って、

この日は重いクラスの試合はなかったもんで、どうしたの? って聞いたら、

久田さんの応援だったんだってさ。

LF級とW級なのに、ボクサーってのはどこで繋がってるのか分かんないんだよなあ。

                                                           

                                                             

☆ロケ・ラウロ×嘉陽宗嗣さん(白井具志堅)……50.5㎏ 10R

7勝(1KO)8敗のOPBF8位、26才・フィリピンと、

18勝(9KO)3敗3分のサウスポー、ランク12位・28才・沖縄県。

                                                           

1R、ラウロ、ジャブとかチョコチョコ面倒臭いことはやりませんよおって感じの、

いきなり一発ブチ当てたい系の、とっても分かり易いボクシングで、

でもあれだけ振り回すのに、KO率低過ぎで、とにかく恐ろしいほどのバカボクシング。

                                                             

嘉陽さん、また一から出直し中なもんで、こんなとこで躓くのは許されない訳で、

で、とっても慎重で、取りこぼしたくないって感じに溢れてるんだわ。

                                                           

ラウロの方は、とにかく10ラウンドの中で、一発当てりゃいいんだってのがズーッとで、

嘉陽さんも無理に行かないって決めてたみたいだったもんで、

絵に描いたような詰まらない試合が出来上がってしまって、

で、3R終わったとこで退散、退散ってことで……。

                                                              

結局、最後までいって、99-91、99-92×2って、なんだこりゃの3-0で、

嘉陽さんだってね。

                                                               

                                                              

【本日のベスト3ボクサー】

① 久田恭裕さん

② 中釜兵武さん

③ 江藤伸悟君

                                                     

今日と明日は新人王トーナメントの準決勝なんだけど、

今日の12試合、今んとこ一人の棄権者も出なくてヨーシ!なんだわ。

                                                         

2011年9月25日 (日)

つくばカピオ・9月24日

                                                           

つくばカピオに行ったのは初めてで、つくばエクスプレスに乗るのも初めてで、

エクスプレスっていうから乗車券の他に急行券が要るのかと思ってたら、

都内走ってる普通の4ドア車両の普通の路線だったんだわ。

                                                          

土曜日だったし、通勤時間も外れてたし、行きも帰りもガラガラだったけどね。

始発は秋葉原で終点つくばまでは快速で45分。

                                                           

つくば駅の周辺は画期的再開発の真っただ中って感じで、

さいたまアリーナのあるさいたま新都心駅周辺ととっても良く似た雰囲気だね。

                                                             

カピオには二つのステージがあって、それ知らなくて、

駅で行き合った角海老ジムの人達と7~8分一緒に歩いて行ったんだけど、

今日は随分ファッショナブルな若い子達が来てるなあって見ながら入口に行ったら、

そこはダンスイベントの入場口だったんだわ。

                                                              

この日知らない子が角海老スタッフに同行してて、プロテスト通ったばかりってことで、

名前聞いたら古川太一君っていって、森田大介君系のシュンとしたナイスガイで、

三重県出身なんだけど、あっちに居た頃からこのブログ読んでくれてるってことで、

なんか異常に嬉しかったなあ。

                                                             

                                                              

この日試合は5時始りで、鈴木翔君、海老澤宏太君、清水大樹君、高橋竜也君達を、

見に行ったんだわ。

                                                             

                                                           

☆田口健太君(セレス)×つのだ紘介君(花形)……F 4R

0勝2敗の25才・広島県と、デビュー戦の33才・神奈川県。

                                                              

1R、田口君、あまりのガチガチガードなもんで、ディフェンスから攻撃に移る時、

とってもぎこちないというか、間がかかり過ぎなんだよなあ。

                                                          

一方のつのだ君、思い詰めたような遅いデビュー戦なんだけど、

全くのディフェンス無視ボクシングなんだけど、相手があんまり打って来ないもんで、

結構気持ちよさそうにやってるんだわ。

                                                          

2R、二人ともリズム感とっても良くなくて、ポキポキ折れるようなパフォーマンスで、

でもやっぱりつのだ君、顔面ガラ空きなもんで、危ないんだよなあ。

                                                              

3R、お互い体力的にも問題あって、もうグズグズになってしまって、

押すような、撫でるような優しいパンチになってしまってるなあ。

                                                               

4R、とにかく二人とも、まずスタミナなんだよなあのままの終了ゴング。

                                                             

結局、40-37、39-37×2の3-0で、田口君の初勝利だったんだけど、

二人にはスコアほどの差は無いなって思ったな。

                                                             

                                                             

☆岩佐和紀君(角海老)×大木理生君(国分寺サイトー)

                             ………Fe 4R

1勝(1KO)2敗の25才・茨城県と、1勝(1KO)1敗の栃木県。

                                                                

1R、イーブンにしたい、勝ち越したいって、お互いモチベーション高い一戦で、

特にこの日の岩佐君、気持ち充実してるみたいで、初っ端から行く行くで、

プレス強めて低い姿勢からの力強い腕振りで思いっ切りの左右フックで攻勢かけて、

ペース握ったかなあと思ってたら、大木君の巻き返しにも男気に溢れてて、

1分過ぎ、岩佐君を南東ニュートラル近くに詰めていったんだわ。

                                                           

と、そこで二人距離詰めて足止めたブン殴り合いが始まったんだけど、

殆ど同条件の、いわば当たったモン勝ちボクシングになってしまって、

それまで優勢に試合進めてた岩佐君、大木君の右フック直撃されてしまって、

明らかな膝カックンで、そこは何とか堪えたんだけど、直後の追撃には耐え切れなくて、

結局1分26秒、レフェリーストップエンド。

                                                               

あの場面、偶然の直撃はどっちにも有り得たんだけど、

そういう丁半バクチみたいなことは先々避けた方がいいよおって、

試合終わった後、岩佐君と話したんだけどね。                                                           

それにしても練習してきたこと全く出せないまま終わってしまって悔しかっただろうし、

そういう報われることの少ないのを含めて、ボクシングなんだろね。

                                                             

                                                            

☆鈴木将史君(鹿島灘)×袴田浩祐君(フォーラムS)

                             ………SFe 4R

3勝2敗の20才・茨城県と、3勝8敗1分の25才・静岡県。

                                                              

鈴木君、いかにも憧れのボクサーはメイウェザーですって感じで、

相手の打ち出しや打ち終わりにひたすら合わせようとしてるんだけど、

スピードも当て勘も今一なもんで、とにかく手数の少なさだけが前面に出てしまって、

そういうボクシングしたいのなら仕方ないんだけど、

何故もっと先仕掛けしないかなあって、そういう印象しか残らなくて、

あまりのつまらなさは他の客も同じだったみたいで、

ラウンド途中も終わってからも、場内シーンとしてて、告別式みたいな感じだったなあ。

                                                            

4Rになって、お互いセコンドに激飛ばされたか、やっとこさ前向きになったんだけど、

それまでは怖がり同士が、届かないとこで腕振ってるとしか見えなかったんだわ。

                                                               

結局39-38、38-39、38-38の1-1ドローは妥当だったね。

自分、ラウンドマストじゃなかったら、40-40だったけどね。

                                                              

                                                          

☆宮本祐行君(ヤマグチ土浦)×佐藤和憲君(新日本木村)

                            ………56㎏ 4R

デビュー戦の20才・茨城県と、デビュー戦の24才・北海道。

                                                           

宮本君の入場曲、クイーンの “I Was Born To Love You” なもんで、

やっぱ彼を応援ってことになるよね。

                                                           

1R、二人とも弾けるような飛び出しからの無我夢中ボクシングだったんだけど、

1分過ぎると、宮本君の体格的優位さ全く封じられてしまって、

佐藤君、上手いこと距離潰すことできて、細かく鋭いのを的確に当ててるんだわ。

                                                             

こりゃ宮本君、とってもヤバイぞおって感じで、もう下がり下がりの攻められまくりで、

正直、この回お終いまで持つのかって感じまで追い込まれていったんだわ。

                                                            

そして残り時間が少なくなっていって、いよいよ佐藤君、一発デカイのかますかなって、

そういう風に見てた瞬間、殆どリング中央、残り5秒切った位のとこ、

宮本君が困り果てたような感じで、何気にブワ―ンと振り出した特大左フック、

それが、信じられないほどまともなブチ当たり方してしまって、佐藤君昏倒ダウン。

レフェリー、途中カウントストップしてのTKOエンドで、3分4秒のことだったんだわ。

                                                            

絵に描いたような一発大逆転劇で、ホント、ボクシングってのは最後まで分かんなくて、

最後まで希望捨てないで頑張るべきなんだなあって、つくづく思ったな。

                                                              

                                                            

☆戸井健太君(三迫)×岩間光栄君(横田S)……54㎏ 6R

0勝2敗の24才・北海道と、8勝(2KO)6敗2分の36才・東京都。

                                                            

戸井君、2戦2敗なのに6回戦ってことはB級デビューの勝ち星ナシってことで、

岩間君の方は8勝してるのに6回戦の36才だし、見通し切れない組み合わせで、

試合の方も、ちょっとどうしようもないって感じの雑さに溢れかえってて、

お互い何がやりたいのか全く伝わって来なかったもんで、休憩タイムゲット。

                                                           

結局、58-57×2、57-58の2-1で、戸井君初勝利ってことで……。

                                                             

                                                            

☆鈴木翔君(角海老)×大平剛君(花形)……LF 6R

7勝4敗1分の22才・埼玉県と、4勝3敗1分のサウスポー、27才・新潟県。

                                                            

1R、大平君、KO勝ちない割には結構デカイの振り回しながら飛び込んでるね。

                                                            

鈴木君の方は、様子見加減の慎重スタートだったんだけど、

ラウンド中盤、ショートのガチャガチャ戦になった瞬間、大平君に上手く左突かれて、

鈴木君、思わずふらついてしまって、踏ん張るかなって見てたんだけど、

最後のとこで軽く左手着いてしまって、ダウン取られてしまったんだわ。

ダメージは殆どないタイミングダウンだったんだけど、ダウンはダウン。

                                                          

2R、自分としては鈴木君が優位に進めるんじゃないかって予想してたもんで、

いきなりのハンデ2っていうのは、鈴木君にも自分にもかなりの重荷な訳で、

これ以降、彼がそれ取り戻すべく、どういうボクシングするかがポイントだったんだわ。

                                                            

大平君、ちょっと変わったリズム持っててやり易い相手ではなかったんだけど、

鈴木君、丁寧なプレスがけからやり直してるね。

                                                            

3R、大平君、必ずしも攻撃的ではないもんで、鈴木君の良さが出にくい展開で……。

                                                             

4Rから5R、鈴木君、相手が来ない分、もう少し先仕掛けが要るんだけど、

その点今一手こまねいてる感拭えなくて、もっと捨てパンチとか多用して、

単発で決めようとしないで、綺麗にやろうとしないで、荒っぽさ出した方が良くて、

いい攻め込み出来た後も、二段三段の追撃必要だったんだけどなあ……。

                                                               

6R、大平君、元々倒しきるボクシングじゃないもんで、下がる場面も多くて、

盛り上がりには欠けるんだけど、ポイント取られないようにするのは上手いんだわ。

                                                              

自分が知ってる鈴木君にはやっぱりほど遠くて、

以前はもっと弾けるような俊敏なフットーワーク持ってたと思うんだけど、

それができないと、一発で倒すパワーは残念ながら持ってないもんで、辛いよなあ。

                                                              

結局、下がる相手に鈴木君、最後まで自分を出し切れないまま、残念な終了ゴング。

スコア的には、58-56×2、57-56の3-0で、大平君の逃げ切り勝ち。

                                                           

自分、2階の目立たないとこにいたんだけど、試合終わった鈴木君、

探し当てて寄ってくれて、友達待たせてあったのに長いことそばにいてくれて、

二人で色んなこと話したんだわ。

                                                             

普通、不完全燃焼の負け試合の場合、一刻も早くその場離れたいだろうに、

わざわざ来てくれて30分以上も付き合ってくれたもんで、

自分も、次頑張れなっていうような、通り一辺言えなくなってしまったんだけど、

君の考えとか気持ちに納まりのいいとこだけ採用すればいいと思うんだよね。

                                                            

                                                            

☆海老澤宏太君(ヤマグチ土浦)×清水大樹君(横浜光)

                               ………SF 6R

5勝(2KO)0敗1分の21才・茨城県と、6勝(2KO)1敗2分の25才・愛媛県。

                                                               

この二人が詰まんない試合する訳ないって思ってたんだけど、

やっぱり二人とも期待裏切らなくて、遠出した甲斐があったってことで……。

                                                             

1R、清水君、体格的な劣勢あるにもかかわらず、鋭い左ジャブ、よく届いてて、

彼、相手によって怯むってことのない、常に前向きのいいボクシングするんだよなあ。

彼、4月にちょっと残念なドロー戦やった後の気合い入る復帰戦。

                                                             

海老澤君、フィジカルの強さ全面出しで、この日も相変わらずとても振り強くて、

二宮亮君とか金子達也君とか、腕の立つ連中撃破してる勢いそのままだね。

                                                                

2R、清水君、細かく丁寧に相手の隙突いてるけど、やっぱり左に比べて右が今一で、

それと、打った後ガード少し下がり気味なんだわ。

                                                              

海老澤君の方は、当たるまで手止めないってしつこさというか逞しさ、とっても良くて、

その中に左ボディを巧いこと組みこんで、攻撃のバリエーション拡げてるなあ。

                                                             

3R、清水君、やっぱり右ストレートがちょっとたわむ様な感じだよなあ。

それでも、勢い付き始めた相手にペース取られるの必死に食い止めててるよ。

                                                         

この日の海老澤君、的確ショット第一主義みたいで、いつもより振り巾小さくて、

クリーンヒット率、意識的に高くしようとしてるみたいなんだわ。

実はそれ大正解で、清水君、上体とっても良く動くもんで、大振りすると外れるからね。

                                                            

4R、海老澤君、ホント絶妙で、回転速度上げてもちゃんと上下の打ち分けできてるし、

ディフェンスもしっかりしてるし、この日の彼からポイント取るのはシンドイだろなあ。

                                                       

それでも清水君、押し切られそうになるとこ、一気に流れ取られそうになるとこ、

力は込め切れてはいないんだけど、それでも必死の手数で抵抗してるね。

                                                                 

5R、二人とも基本的にはポイントボクサーなもんで、

一発必殺系の打ち方はしないんだけど、このクラスにしては攻防の面白さは格別だし、

激しくなっても、長くなっても、充分動き切れるスタミナあるんだから、

急遽8ラウンドまでやるってことになんないかなあって、ふと思ったんだよね。

                                                            

6R、二人とも最後の最後までクリンチの無いクリーンファイトで気持ち良かったなあ。

                                                             

顔跳ね上げられた回数とか、二人の顔面の腫れ方から判断しても、

海老澤君の優位、終始揺るがなかったんだけど、彼の体全体の動きとか、

攻防のバランスの良さとか、気持ちの表れ方とか、海老澤君、ホントいいんだよなあ。

                                                             

結局、59-56×3の3-0海老澤君ってことで、みんな意見は同じだったみたいね。

                                                               

                                                                

☆高橋竜也君(ヤマグチ土浦)×菊井徹平君(花形)……B 8R

12勝(8KO)2敗の22才・茨城県と、24勝(4KO)10敗1分の32才・神奈川県。

                                                             

高橋君、歯切れのいいボクシングするもんで、注目してるんだけど、

この日の相手は一筋縄じゃいかないもんで、どうするかって見てたんだけど、

良くない想像が当たってしまって、試合そのものが一筋縄じゃなくなってしまって、

もう初めっからお終いまで、グズグズのどうしようもない内容で、

高橋君、入り込まれるの嫌ならもっと色々アイデアないのかってほどで、

とにかく、もう延々の男の抱き合いなもんで、高橋君も集中切れたかも知れないけど、

こっちも見てられなくて、殆ど真面目に見てなかったんだわ。

                                                           

結局77-75、77-77×2の1-0で菊井君だったんだけど、勿論ドロー。

ラウンドマストで採点したら、菊井君だったんじゃないかって横目で思ったけど、

とにかくもう、期待外れの散々だったなあ。

                                                          

                                                         

☆井上庸さん(ヤマグチ土浦)×森眞君(赤城)……W 10R

18勝(22KO)2敗2分の30才・茨城県と、

8勝(4KO)10敗1分のサウスポー、30才・愛媛県。

                                                            

セミファイナルがそんな感じだったし、自分のジムの地元開催のファイナリストだし、

井上さん、気合い入らない訳なくて、そりゃもう初っ端からのガンガン飛ばしで、

相手、それ程のことないんだから、そんなに慌てなくてもいいのに、

井上さん、もう30才だってのに、完全に過剰入れ込みで、まるで闘牛だったね。

                                                           

距離取りたい相手に、井上さん、ガンガン追い込みでいきなり北ロープに詰め、

3発ほどブチ込んで、森君の顔面張り上げてたんだけど、それで更に炎上したか、

今度は逃げる相手を南東ニュートラルに追い詰め、

そこで一気の頭からの突っ込み大作戦で、壮絶大バッティングで左目上大カット。

自分から突っ込んでって、自分で大カットって……。

                                                                                                                    

眩暈しそうなほどのブツカリ方と切れ方だったもんで、当然ドクターチェックってことで、

自分、その時はもう出口に歩きかけてたんだけど、やっぱり負傷ストップってことで、

1R2分22秒のテクニカルドロー。

                                                          

あんまルールとかり事情知らなそうなオバサン達は、どしたの? 負けたの? って、

そりゃ大騒ぎしてたけど、最後はズルーッてみんなヒックリ返ってたもんなあ。

                                                             

井上さん、アメリカンフットボールのブロッカーみたいだったんだけど、

あんな終わり方してしまって、後でジムのエライさん達に怒られたんじゃないかなあ。

遠出の自分としては、早く帰れて良かったけどね。

                                                          

                                                          

帰りはつくば発8時半頃だったんだけど、空き空き電車の中で聞いたのは、

迷ったんだけど、ユーミン、勿論、荒井時代のね。

                                                        

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① 海老澤宏太君

② 清水大樹君

③ 宮本祐行君

                                                

                                                           

2011年9月24日 (土)

エキサイトマッチ・レビュー (Ⅱ)

                                                            

オリンピックサッカー最終予選、日本2-0でマレーシアに勝ったんだけど、

その時のTV中継、NHKBSと日テレでやってたんだけど、

ピッチの芝の色が丸っきり違ってて、なんだこりゃって感じだったんだよね。

                                                          

日テレの方がペイントしたようなグリーンの色がキッチリしてて、

NHKの方は少し黄味がかってて、ちょっと枯れてるみたいだったんだわ。

日テレが色作り過ぎって感じがして、NHKの方がナチュラル感あったんだよね。

                                                          

                                                       

世の中3連休とかいってるけど、自分なんか毎日が日曜日なもんで、

特別どうってことなくて、取り敢えず映画三昧だもんね。

                                                          

“恋する宇宙” は、高機能自閉症の一種のアスペルガ―症候群の若者が主人公で、

彼を取り巻く色んな環境を彼の恋愛を中心に描いてるんだけど、

心温まるし、なかなか現実的な展開とエンディングで面白かったよ。

                                                           

“モンタナの風に抱かれて” っていうのは、ロバート・レッドフォード主演で、

かなり古い映画なんだけど、芯が太くて、揺らぎない男が描かれて、これもグッド。

                                                        

“ジャッカル” はもう5度目以上で、ブルース・ウィルスの悪役もやっぱり斬新だし、

リチャード・ギアとかシドニー・ポアチエって好きな俳優の演技、とっても余裕あって、

これまたエンディングが洒落てんだよね。

                                                          

バンパイヤものの “トワイライト” は、それ程のことなくて、

“X-MEN ZERO” と “ルーザーズ” ってアクション物は素直に気楽に楽しめたね。

                                                        

ただ、エディ・マーフィーの “劇的一週間” ってのは、ストーリーが他愛なさ過ぎだし、

展開も読めてしまうもんで、全く期待外れで結局最後まで見なくて、

ただ、日本で言う、アイスキャンディのことアメリカでは “Juice Bar” っていうのが、

そうかあってちょっと新鮮なだけだったね。

                                                            

                                                       

さて、本題のエキサイトマッチのレビューなんだけど……。

                                                          

【エキサイトマッチ・1月10日放送分】

                                                   

☆ファン・マヌエル・マルケス×マイケル・カチディス

WBA、WBOチャンピオンと、WBO暫定チャンプとの戦いだったんだけど、

自分、基本的にはベルト掛っていようとなかろうと、っていうとこあって、

とにかくいい試合が見たいだけって、それだけで……。

それにしても、マルケス兄さんは黒レイジェスが似合うんだよなあ。

                                                          

1R、カチディス、ガード凄いね、ガッチガチだね。

マルケス兄さん、今日はどう行こうかなって感じだね。

                                                          

2R、カチディス、ガード固めてる割には上体よく動けてて、プレス強い強い。

彼、左右のショートフック、差し込むように打つの抜群に巧いんだけど、

ちょっと肘打ちの可能性もあって、見てて冷や冷やモンなんだけど、

その上、左フック打つ時は左腕ごと打つような感じさえするんだわ。

                                                             

マルケス兄さん、相変わらずの左ボディ、遠い距離から届かせてるね。

ただこの回は、手数の点でカチディスが勝ってたかなあ。

それでも、相手の頭の動かし方によってのマルケス兄さんの攻撃、

上下打ち分けから始って、ショートブローの使い分なんかもう惚れ惚れだもんね。

                                                          

3R、さあこれからかなあって1分弱のとこ、リング中央で、

何とナントなんと、カチディスの左フック、カウンター気味に直撃されてしまって、

マルケス兄さん、一発昏倒仰向けダウン。

                                                            

そこそこのダメージなとこ、再開後、当然の如くカチディス大ラッシュで、

マイケル兄さん、ロープに詰められ、時間はまだ十分すぎるくらいあるし……。

                                                         

ただ、カチディス、この期に及んでも殆どボディは打たないもんで、

マルケス兄さん、取り敢えず顔面ガードしてさえいれば凌げる感じで、

結局、凌ぎ切ることできて、回復待ちながらも最後15秒は大反撃してたもんね。

                                                            

カチディス、この場面で上下打ち分けができなかったことが大問題だったんだよね。

                                                           

4R、ほーら見ろ、マイケル兄さん、スッカリ回復して1R始まったようにやってるよ。

                                                            

5R、カチディスがある程度詰まったとこでしか本領発揮できないのに対して、

マルケス兄さん、距離の対応とパンチの緩急、抜群だし、

とにかく多少プレスかけられて下がらされる場面になってからも、

その状況から、恐ろしく強いパンチを繰り出すことできてるんだよね。

                                                             

6R、カチディスも相変わらず詰め詰めパワー全開なんだけど、

押し込んでからの左右フック、肘上げながら打つこと多くて、ホント危ないんだわ。

マルケス兄さん、ロープ背にしても、慌てることなく、凄いほどの打ち返しだね。

                                                           

7R~8R、一進一退の激しい攻防続いて、両者全く譲ることなく、

それでもカチディスのガツガツ攻勢あくまでキツイし、力込めて打ってるせいか、

マルケス兄さんの顔も結構腫れていったんだわ。

                                                          

9R、マルケス兄さんの怒りの大攻勢は、このラウンド1分過ぎから爆発して、

カチディスが力ずくで押し込ん込んで来たその瞬間、

マルケス兄さん、右ショートアッパー炸裂させると、カチディス明らかにヨロッとして、

そこから兄さん、とってもクールに中くらいの力で的中第一って感じで、

フック、ストレート、アッパー、それこそ色々取り混ぜてのボッコボコ攻撃。

                                                           

カチディス、見る見る足元おぼつかなくなって、逃げ逃げするのが精一杯になって、

結局、残り1分切ったとこかなあ、レフェリーストップエンドってことで……。

                                                           

この試合、ガツガツプ強いプレスかけてくる相手にどう対処するかって課題の、

一つの答えがあるみたな感じがしたもんで、しっかりDVDにダビングしたんだよね。

                                                             

いずれにしてもマルケス兄さん、これで52勝(38KO)5敗1分。

                                                            

                                                              

【エキサイトマッチ・2月7日放送分】

                                                   

☆アッティラ・レビン×ロバート・エレニアス

34勝(27KO)3敗の34才・スウェーデンと、13勝(8KO)無敗の26才・フィンランド。

                                                          

ヘビー級のEUタイトル戦だったんだけど、二人ともナチュラル体重でブヨブヨ。

                                                            

1R、アメリカではとても役に立ちそうにない動きだったんだけど、

戦績の割にはこんなもんなのかあって、そういう面白さはあったね。

                                                            

2R、何となくタル―イ一連の攻防続いた後、レビンが一気に攻め込み、

お互いショートブローの交換激しくなった途端、エレニアスの右がカウンター直撃して、

レビン、堪らずのダウンで、再開後も一気に攻め込まれて1分20秒、TKOエンド。

                                                           

                                                            

☆ジェシー・オルタ×ダニエル・ジェイコブス

7勝(4KO)13敗2分の29才・アメリカと、20勝(17KO)1敗の23才・アメリカ。

                                                              

ジェイコブス、KO負け後の復帰戦ってことで、相手、完璧ワンワンボクサーで、

とにかく手出さない、出さないの役割ハッキリしてて、半笑いしながら見てたんだけど、

やっぱり途中から飽きてしまってたら、それは観客も同じだったみたいで、

場内ザワザワ私語だらけで、結局6R、レフェリーも詰まんなくなったみたいで、

何だかズルズルのTKOエンドで笑ったね。

                                                            

                                                            

☆サウル・アルバレス×ラブモア・ヌドゥ

34勝(26KO)0敗1分の20才・メキシコと、48勝(31KO)11敗2分の39才・南ア。

                                                          

親子ほどの年令差と、恐ろしいほどの戦績差の試合なもんで、

どうなるのかなあって見てたら、ヌドゥ、こりゃダメだって判断した時の、

アフリカ人特有の取り敢えずは大ケガしないように気を付けようねボクシングだし、

アルバレスの方も、この日は敢えて倒しには行かないボクシングしたもんで、

絵に描いたような下らない試合で、それ12ラウンド延々続けやがって、

見る方も見る方だったんだけど、結局、120-108×2、119-109だってさ。

                                                             

アルバレスって、たまにこういう試合するんだよなあ。

                                                          

それにしてもヌドゥ、稀に見るクソッたれへタレボクサーで、

日本人にはいないタイプで、そういう意味では呆れるほどの存在感だったんだけど、

アルバレスもアルバレスで、初回から例の美しい左フック打ってたんだから、

テキパキ、チャンチャンってブチ倒してしまうべきだったのになあ。

                                                            

                                                        

エキサイトマッチではいつもいい試合流すこと多いんだけど、

たまにこういう試合放映するのも悪くなくて、

素晴しい試合ってのは、やっぱホントに素晴しいってこと、分かるんだよね。

                                                            

                                                           

今日は、結構いいカード組まれてるもんで、午後から茨城へ遠征するつもりなんだわ。

                                                          

2011年9月22日 (木)

エキサイトマッチ (9/18放送)

                                                           

台風一過。

高いとこに控えた薄雲に朝日があたって、何か高原の朝みたいな清々しさで、

それでも、あっちこっちに昨日の風雨の激しさの痕跡残ってて、

風の通り道になった場所は、とっても清掃が行き届いてるって感じなんだけど、

吹き溜まったとこには、木の葉や色んな紙ゴミが山盛りになってんだわ。                                                          

自転車が倒れ、看板は剥がれ、折れ曲がった破れ傘が散乱してたよ。

                                                          

                                                        

紀伊半島の豪雨によってできたダムの呼び方がテレビ局によって違ってて、

“土砂ダム” とか “せき止めダム” とか言ってるんだけど、

地勢学とか地理学的にもちゃんとした呼称がないんだろうね。

                                                          

あの辺り、もう2週間以上も避難生活してる人達もいるし、

で、NHKだけが “せき止めダム” って呼んでて、何となく配慮してる感じだね。

                                                            

その水量が相当ヤバイとこまで溜まってて、周辺、気が気じゃないと思うんだけど、

大決壊する以前に、敢えてチョロチョロ流したらどうかって思うんだけど、

そんな簡単な問題じゃないのかも知れないね。

                                                         

                                                              

台風15号、日本列島一気に突っ切って、あっちこっちエライ迷惑なんだけど、

首都圏、気利かせて早帰りさせた会社、早帰りした人達大正解で、

電車止まった後の駅でのTV取材に、相変わらずのVサイン連中沢山いたね。

                                                             

台風っていうのは低気圧の規模デカイヤツで、

中学で習った時、1気圧は1,013mb(ミリバール)ってことで、

それ以上大きいモノを高気圧、小さいのを低気圧っていうんだけど、

mbがいつの間にかヘクトパスカルってなって、

でも1気圧は1,013hPaってことで、売春のこと、援交って言い換えるのと同じような、

そんなニュアンスかなとも思うけど、ちょっと違うかな。

                                                           

台風が勢力落とすと、熱帯性低気圧になるっていうんだけど、

台風と普通の熱帯性低気圧との明確な差はどこにあるんだろね。

hPaでいうと、どの辺が境目なのかな。

                                                            

                                                        

18日のリアル放送録画してたの昨日見たんだけどね……。

                                                          

☆エリック・モラレス×パブロ・セサ―ル・カロ

                  ………WBC SL 王座決定戦

51勝(35KO)7敗の35才・メキシコと、23勝(18KO)0敗1分の21才・メキシコ。

                                                            

モラレス頑張ってるよなあ。

7敗もしてるっていっても、バレラとパッキャオに2敗づつで、

他にはデビット・ビアス、マイダナとかが相手なんだからね。

                                                            

カロの方は、KO率は75%あるんだけど、代役出場のランク12位。

二人ともウィニングの赤。

                                                           

1R、カロのワンツー、なんだか緩いんだけど大丈夫なのかなあ。

モラレスの方は、SBからここまで上げてきてるせいか、そりゃ腰回りプルプルだよね。

                                                            

2R、カロ、タイミングはいいんだけど当て勘今一だし、

上体硬いせいか、打ち出しに柔らかさ欠けてて、特に右がぎこちないんだよね。

                                                         

3R、いいプレスかけてるのはモラレスの方なんだけど、

攻撃のリズム感自体は、却ってカロの方がいいんだわ。

                                                           

4R、モラレス、絶妙なフェイントからの右フックでカロの左目上ヒットカット。

カロ、小さく鋭く振れてるんだけど、それでもチョット腕が体から離れ過ぎかなあ。

                                                          

5R、それにしてもカロ、ボディ打たないなあ。

前半いい攻めしてたんだけど、後半以降モラレス、反攻シフト強めていって、

そこそこ大きいのを振り出してきたね。

それにしてもカロ、思ってた以上に頑張るんだわ。

                                                         

6R、二人とも全くのクリンチ無しのクリーンファイトで、見てて気持ち良かったなあ。

                                                              

7R、モラレス、劇的ボクサーって訳じゃないけど、ジワジワ主導権取るの巧くて、

いつの間にか、カロの顔面かなり腫れてきたんだわ。

                                                            

カロの踏ん張りも大したもんで、モラレスの左目上薄くヒットカットさせて、

彼のガード上げさせて、一息入れざるを得ない状況にも追い込んでるんだわ。

                                                           

8R、カロ、左目下の腫れ酷くなってるし、鼻血も出てきた。

モラレス、ここ勝負ドコと見たか攻勢強めてるんだけど、思いの外手数が続かない。

                                                          

9R、カロの方がリーチあるんだけど、結局終始モラレスの距離でやらされてて、

力込め切れないとこで打ってて、手余り気味なんだよなあ。

もうちょっと距離取れないもんかと思うんだけど、モラレスが巧いんだろなあ。

                                                           

10R、カロ、顔ヒドイことになってるけど、ショットのパワーは充分残ってるね。

                                                            

モラレス、後半タレること多いから、こりゃ判定までいくのかなあって思ってたら、

1分30秒ほどのとこで、モラレスの右ストレート大直撃したら、

カロ、左目周辺から一気大出血して左顔面真っ赤で、もう下がる下がるしかなくて、

残り1分、ドクターチェック後続行したんだけど、結局このラウンド終了後ギブアップ。

                                                          

カロ、やっぱり当て勘良くないというか、モラレス、常に直撃避けて巧かったんだわ。

モラレス、メキシコ人としてはホルヘ・アルセに続いての二人目の4階級制覇。

                                                           

                                                            

☆サウル・アルバレス×アルフォンソ・ゴメス

                   ………WBC SW タイトル戦

37勝(27KO)0敗1分のチャンピオン、21才・メキシコと、

23勝(12KO)4敗2分のランク7位、30才・メキシコ。

                                                           

グラント対エバーラスト。

最近、アルバレスの試合、結構見る機会多いんだけど、

若いんだからもう少し積極的に行けばいいのになあって思うこと多かったんだけど、

この日はとってもいい試合したんだわ。

                                                             

攻撃主体だったボクサーが後になってディフェンスの重要さに目覚めても、

遅きに失すること多いんだけど、元々ディフェンシブなボクサーが、

アグレッシブな攻撃型に変身すると異常なほど強くなるんだよね。

                                                          

1R、アルバレスのちょっとしたフェイントに、ゴメス、過剰なほど反応してるね。

アルバレスはいつものように、アップライト気味の落ち着いたスタート切ってたね。

                                                            

残り10秒切ったとこ、ゴメスが勢い込んで左フック打ってくるとこ、

それ右手でガードすると同時に瞬殺ワンツー打ち込んだんだけど、

決めの右ストレートの前の左のチョン打ちで、ゴメスダウンしてしまったんだわ。

倒すのに必ずしも力は要らない、大事なのはタイミングだって感じだったなあ。

                                                           

2R、ゴメス、ダメージ残してなくて、懸命な取り戻しに前々がかりになってるんだけど、

ちょっと力任せみたいなとこあるもんで、あっちこっち隙が垣間見えて危ないなあ。

それにしてもアルバレス、左ボディの打ち方カッコいいなあ。

                                                           

3R、ゴメスもビビらなくて相変わらず好戦的だし、とってもいい試合なんだわ。

アルバレス、左手ちょっと緩くして相手誘う誘う。

                                                           

サングラスかけたリナレスがリングサイドで観戦してたね。

                                                          

4R、アルバレス、ロープに詰められてもすぐ体入れ替えることしなくて、

それいつもと違ってて、そういう場面での攻防、敢えて練習してるみたいなんだわ。

この回、お互い一段と距離詰めて、力のこもったショートの交換で迫力あったなあ。

                                                             

それでもガチになると地力の差は明らかで、アルバレスの左ボディ強烈ヒットで、

ゴメス、体緩んできてるし、パンチ流れてるし、両足揃う場面も多くて、危ない!

                                                            

5R、ゴメス、エライね、めげずに気持ち立て直して攻める攻めるで、

それに応えてアルバレスも敢えてリスクある距離でガンガン突き合いしてて、

今までと違うとこ見せようとしてるみたいなんだわ。

それにしても、アルバレス、色んなとこから7色のパンチ繰り出すんだよなあ。

                                                             

6R、お互いちょっと一息入れたがってたみたいだったんだけど、

残り30秒切ったとこ、ゴメスが一気攻めしてアルバレスをニュートラルに詰めた刹那、

アルバレス、右ショートアッパーから左返して、右フックって3連発瞬時に決めて、

それもうモロ効きで、ゴメス、横向きになりながらズルズル下がってしまったんだわ。

                                                             

勿論アルバレス、ここぞの鬼の追撃で、ああいう時のアルバレスってのホント凄くて、

基本ディフェンシブで慎重なスタイルからの一転なもんで、恐ろしさ倍増なんだよね。

                                                          

結局、ゴメス、一方的に打ち込まれて反攻叶わなくなったとこでレフェリーストップ。

アルバレス、まだ21才だけど、将来絶対偉大と呼ばれるボクサーになると思うなあ。

                                                            

                                                          

☆フロイド・メイウェザー×ビクター・オルティス

                     ………WBC W タイトル戦

41勝(25KO)無敗の34才・アメリカと、

29勝(22KO)2敗2分のチャンピオン、サウスポー、24才・アメリカ。

                                                          

16ヶ月振りのメイウェザー、オレンジと黒っていう毒トカゲみたいなイデタチ。

チャンピオンが青コーナーで、赤のグラント、メイウェザーはオレンジグラント。

                                                          

1R、始まって45秒、軽かったんだけど、メイウェザーのいきなりの右ストレート、

やっぱり素早く長く伸びてたなあ。

そして、打った後必ず頭の位置動かしてて、相手の打ち返しに備えてるなあ。

                                                           

でもね、彼、頭下げてすぐしゃがむし、左右のストレートも踏み込み切れてなくて、

腰残したままでアゴ伸ばしながら打ってるんだよなあ。

                                                            

2R、オルティス、相手にプレスかけられ続けてるけど怯んではいなくて、

ゴリゴリ中に入って何とかしようって姿勢充分出てるね、

                                                          

それにしても、メイウェザーまだすぐ頭下げるし、パンチ置きに行った後すぐ逃げるし、

まあヒット&アウェイってことなんだろうけど、ちょっと当て逃げって感じなんだよなあ。

中盤以降は、オルティスの方がプレスかけに行ってて大健闘。

                                                          

3R、交互にプレスかけ合って、主導権片寄らない状態続いたんだけど、

流石メイウェザー、徐々にパンチに力込めていって、下がりながらも強く打って、

それ、ファン・マヌエル・マルケスみたいに強く打てて、

更にスピードも上げていって、そのギアチェンジ驚異的な見事さなもんで、

オルティス、ちょっと対応しきれないとこ見えてきたんだわ。

                                                           

相手の隙見つけてのいきなりの右ショートフックなんか、もう絶妙の惚れ惚れもんで、

エンジンかかった時のメイウェザーってのは、やっぱホント凄いんだわ。

                                                           

4R、よしこれで行けるって確認できたかメイウェザー、攻撃ドライブ尋常じゃなくて、

一気に手数アップしていったもんで、オルティス明らかに手に負えなくなってるんだわ。

                                                          

40秒過ぎ、オルティス、このままじゃヤバイって益々押し込みスタイル強めていって、

ゴリゴリ頭で押し付けながら、ニュートラルで膝の反動使って肩でも突いてしまって、

レフェリーから怒られてたけど、打開見えて来ないもんでイラついてたみたいだなあ。

                                                           

再開後、オルティスの一連の反攻が続いたんだけど、残り30秒、

メイウェザーの右ストレートが直撃ヒットして一気に攻め込む場面が来たんだけど、

オルティスも負けずの打ち返ししながら相手を赤コーナーに追い詰め返したとこ、

残り15秒ほどのとこだったんだけど、二人揉みあった瞬間、

何とナントなんと、オルティス、さっき注意受けたのと同じ膝の反動使っての、

今度はまともな頭突きブチ込みで、それメイウェザーのアゴ直撃で、

オルティス、すぐにメイウェザーに謝って、ハグして頬にキスしたんだけど、

今更それ遅過ぎで、誰がどう見ても悪質過ぎるってことで、

レフェリー、当然タイム取った上、オルティスにワンぺナ。

                                                         

その後、レフェリーが試合再開アクションしたもんで、

二人近寄ってオルティスが再度のハグ、メイウェザーはオルティスの肩に両手触れて、

って思った途端、メイウェザーが左手でオルティス張り飛ばして、

直後に右ストレート続けざまにブチ込んだんだわ。

オルティス、全くのノーガードだったもんで、当然のような仰向け昏倒ダウン。

                                                           

ウロウロレフェリー、何の事だか一瞬分かってなかったみたいで、

だってその場面見てなかったみたいで、コミッション指示でカウント始めたんだよね。

で、結局4R2分59秒、カウントアウトでメイウェザーのKO勝ちエンド。

                                                          

トラブルエンドの原因作ったのは、勿論オルティスなんだけど、

彼の冷静さ欠いた行動、勿論充分非難に値するとは思うんだけど、

ペナルティ喰らって、相手に二度も詫び入れてたのに対して、

最低だったのはレフェリーで、「OK Let's Go」 って言ってリスタートさせてんのに、

コミッション席の方向いたままで、何か気になるなら再度のストップかければいいのに、

自分で再開しておいて、ボクサー達のこと全く見てないまま放置するってのは、

それこそ言語道断で、あの事態は100%レフェリーが招いたと思ったんだよね。

                                                            

ただね、メイウェザーにしても、あれだけのボクサーなんだから、

もう少しユッタリ構えられなかったかなあっていう思いは抜けなくて、

オルティスが再度の詫び入れしながらハグに行った時、

メイウェザーもオルティスの肩に両手乗せた途端の離れ際いきなり左の張り手から、

思わず下がった相手に思いっ切り手伸ばして右ストレートってのは、

余裕なさ過ぎだったと思うんだよね、顔付も猿みたいになってたもんなあ。

                                                          

その右ストレートにしても、試合中のショットのように踏み込んでじゃなくて、

両足その場に置いたまま、体伸び切るような変な打ち方だったよね。

                                                             

オルティス、その間ずっと手下ろしたまんまだったし、試合後のインタビューで、

オルティスも汚いことやっただろうって言い返してたのを見てると、

メイウェザー自身も汚いパンチだったのを自覚してたみたいだったから、

そんなら二発目は踏みとどまれば良かったのになあとしか思えなかったんだよね。

                                                             

少なくともパッキャオとかマルケス兄さんなら、あんなこと決してやらなかったと思うし、

メイウェザーってのは結局、マイク・タイソン系のボクサーなんだろうね。

                                                           

リング上は戦場なんだし、ルール違反ではないんだからって考え方も、

勿論あるんだろうけど、自分、もうちょっと違っててもいいって思ってんだよね。

                                                             

ズーッと昔、小学校の授業で、テニスのデビスカップ東洋ゾーン予選で、

相手のティルデンって選手がコートで足滑らせたのを見て、

日本人プレーヤーが優しいボール返したって話聞いて、

結局その日本人、試合に負けてしまったんだけど、みんなどう思うって聞かれて、

自分は何の躊躇も無く、それでいいじゃんってソッコウ答えて、

それは単に、そういうのが自分にとって納まりがいいってだけだったんだけね。

                                                          

オリンピック柔道でも、山下泰文選手が準決勝で足首痛めてたのを、

決勝の相手が、絶対そこ攻めないで、やっぱり負けてしまった時も、

お前がそうしたいんなら、それが正解だよって思ったんだよね。

                                                           

それにしてもリング上の老いぼれインタビュアー、とにかく相手逆なでして、

存在感アピール意識丸出しで、あと50才若かったらあんたをブチ倒してやる、

なんてことほざいてたみたいたけど、それ全く無理そうなほどのチビのバカヤローで、

例え70才のメイウェザーと20才の彼がやったとしても、

30秒かからずにイチコロだろうなって思ったけどね。

                                                             

その老いぼれインタビュアー、メイウェザーにクソヤローってののしられた後、

今度はオルティスをけしかけたんだけど、オルティスの方が余程大人で、

その手に乗らず、彼は冷静で立派に答えてたね。

                                                            

それからね、決着タイム2分59秒ってことだったんだけど、それは絶対違ってて、

レフェリーがストップかけたのは残り10秒切ったとこだったから、

レッツゴーから再開しても、カウントアウトは3分過ぎだったと思ったけどね。

再開時間も結構いい加減だったんじゃないかなあ。

                                                            

最後になるけど、あの時のコミッション席、一体何をコルテスに言ってたのかなあ。

                                                             

2011年9月19日 (月)

キャンプ座間・9月18日

                                                          

奥さんがそっち方面に住んでたこともあって、

一緒にキャンプ座間にボクシング見に行ったんだわ。

                                                           

12時にオープンって聞いてたのは間違いだったみたいで、12時半だったんだけど、

結構長い列ができてて、誰か知ってる人いるかなあって眺めてたら、

荒川仁人さんが普通に並んでたんだわ。

                                                              

うちの奥さんも顔見知りなもんで、三人でちょっと話ししたんだけど、

米軍施設の入場ってのはやっぱり厳しくて、

本隊と一緒じゃないと関係者でも入場不可ってことで、彼も一般客扱いだったんだわ。

仁人さん、横田基地でちょっと仕事したことあるらしいよ。

                                                                                                                   

ゲートでは荷物検査と金属探知検査があって、なるほど軍事施設なんだよね。

                                                          

会場は高校の体育館みたいな感じで、タマゲタのはエアコンが無いってことで、

駐車場がないとは聞いてたけど、このクソ暑い中冷房ナシとは聞いてなくて、

そりゃヒドイ環境で、集中力維持することできないほどで、

なんかメキシコの田舎町での夏祭りイベントみたいな感じで、

その上子供走り回ってるし、赤ん坊は泣くし、ヒスパニックは騒がしいし、

もう散々なシチュエーションだったなあ。

                                                           

リングそのものはシッカリしたモノだったんだけど、一番上のシートが超安物というか、

ボクシングやるようにはできてなくて、つまりファブリックの撥水加工じゃなくて、

単なるビニールシートに防水加工したようなモノなもんで、

汗とか水全く吸わないもんで、そりゃ滑るわけさ。

                                                              

西側の席に座ると、対面の窓の明るさが邪魔だし、そもそも照明は貧弱だし、

いきなり韓国舞踊から始まって、途中で訳分かんないヘビー級のタラタラスパーとか、

ジャズダンスみたいのとか、政治家が何人か挨拶なんかして、

それなりに意図と意味はあるんだろうけど、こっちはダレるばっかだったなあ。

                                                          

                                                             

☆三浦康輔君(ミナノ)×金亨俊君(勝又)……F 4R

0勝1敗の26才・岩手県と、デビュー戦の?才・韓国。

                                                          

1R、初めっから全開でガンガン殴りっ放しなのは金君で、

30秒過ぎ、いきなりのダウンゲットだったんだけど、再開後の追撃ままならず、

決め手も無いまま三浦君の回復助けてたなあ。

                                                             

その後は、三浦君の踏ん張り返しで一進一退化してしまって、

それも密着小突き合いに終始したもんで、一気に見所無くなってしまったんだわ。

                                                           

結局、38-37、37-38、38-38の1-1ドローってことで……。

                                                             

                                                            

集中して試合見続ける環境じゃなかったもんで、その後の二試合はスル―して、

またあっちこっち徘徊してたんだけど、コーナー別の控室の差に唖然としてしまって、

なんか草創期のボクシングみたいだったし、ボクサー達には気の毒だったなあ。

                                                            

                                                           

☆古川真次君(厚木平野)×鈴木鹿平君(E&J)……56㎏ 4R

3勝(2KO)12敗のサウスポー、33才・茨城県と、

4勝(2KO)2敗2分の21才・宮城県。

                                                            

古川君、デビューからいきなりの8連敗で、それでも止めないで続けてて、

12敗のうち半分KO負けなのに、それでも止めない驚異の根性ボクサーなんだわ。

                                                              

鈴木君の戦績、これで正しいのかなあ。 

自分の憶えだと、3勝(2KO)3敗1分なんだけどなあ。

                                                           

彼、実は強いんだか弱いんだか、良く分かんないボクサーなんだけど、

男気溢れた結構面白い試合するんだよね。

                                                             

この日の鈴木君、とってもいいリズムしてるし、強い腕振りと勢い半端じゃなくて、

これでは古川君、シンドイぞおって見てたら、案の定、2R始まってすぐ、

鈴木君、いきなりのダウンゲットで、再開後の追撃もグッドグッドで甘くなくて、

直後に2回目のダウンゲットで、結局36秒でKOエンド。

                                                           

                                                           

☆ディアナバー・オルカレス(オーストラリア)×関本純太君(勝又)

                               ………Fe 8R

5勝(3KO)4敗の32才・フィリピンと、

11勝(4KO)5敗3分のサウスポー、25才・静岡県。

                                                              

オルカレス、控室が同じだったもんで、チャーリーに一緒に写真お願いって頼んでて、

チャーリーも性格いいから、集中高める時間帯だったのに気軽に応じてたっけなあ。

                                                           

オルカレス、こんな戦績だし、関本君の方が頭半分デカイし、

控室の様子見てたら優しそうな雰囲気だし、大丈夫かあって感じだったんだけど、                                                           

1R、頭低くしながらの踏み込み結構鋭くて、関本君ちょっとやりにくそうにしてるね。

                                                           

2R、関本君、意識的に距離取り始めて、中間距離からのボディブローが効果的で、

順応力あるとこ見せてたんだけど、一段落してフッと距離置こうとして下がった瞬間、

オルカレスのいきなりの右特大フック、信じられないほどの大直撃で、

関本君、一発昏倒仰向けダウンで、即ストップの即担架搬出。

1分16秒での衝撃エンディングだったなあ。

                                                          

それにしてもオルカレスと関本君の戦績表示もおかしくて、

オルカレスの11戦5勝(3KO)4敗ってのも、関本君の23戦11勝(4KO)5敗3分、

っていうのも両方とも計算合わなくて、オルカレス2試合分、関本君4試合分が、

どっかいっちゃってて、関本君確か9敗くらいしてるはずだし、

実はこの一つ前の鈴木鹿平君の戦績も7戦して4勝(2KO)2敗2分って、

あれー?って感じ一個合わないし、別ページの英文表示とも違ってるし、

こんないい加減なパンフ、最近見たことないなあ。

                                                           

                                                           

☆板垣幸司君(広島三栄)×ウォーズ・カツマタ君(勝又)

                               ………F 8R

12勝(5KO)5敗1分の28才・島根県と、14勝(12KO)5敗の28才・フィリピン。

                                                           

2勝1敗と3勝1敗ペースのボクサーの試合とは見えないほど、

二人のレベル違ってて、ウォーズ君が強すぎというより、板垣君弱過ぎで、

絡み合わないと勝機見えない板垣君に対してウォーズ君、キッチリ距離取って、

バランスのいい動きとスピードで圧倒して、全く勝負にならないまま、

1R終了したとこで、板垣君のギブアップエンド。

                                                            

                                                           

それにしても、客席のヒスパニック系の女性達、一発ごとのキャーキャー声で煩過ぎ。

                                                           

ファイナルの前にもリング上に色々差し込んで煩わしいことこの上なかったもんで、

しょうがないから、またブラブラしてたら、見廻り巡回のMPに行き合ったんだけど、

夏用の迷彩軍服に見とれてしまったし、腰のホルスターから覗いてた、

本物の軍用コルトの硬質ゴム製銃把、ドキドキするほどカッコ良かったなあ。

                                                          

                                                           

☆チャーリー太田さん(八王子中屋)×十二村喜久さん(角海老)

               ………OPBF&日本 SW タイトルマッチ

17勝(12KO)1敗1分の30才・アメリカと、15勝(4KO)5敗4分の27才・千葉県。

                                                             

こういう場所柄もあって当然の如く、国歌斉唱ってのがあって、

それぞれ独唱だったんだけど、アメリカ国歌ってのは相変わらず力湧いてくる感じで、

女性だったんだけど、適度なフェイクも好ましくてとっても良かったなあ。

                                                            

それに比べて、君が代ってのはどんな上手い人が歌っても、いじりようがなくて、

せいぜい心沈む様な厳粛感だけで、こういう場には相応しいとは思えないんだよなあ。

                                                           

日本語と英語の二度コールの後、試合始まったんだけど、

十二村さんの方が5㎝ほど上背あるんだわ。

                                                            

1R、チャーリー、いつものように左手若干下げながらの余裕のスタートで、

気持ちの充実度で十二村さんの方が上回ってる感じで、恐れるとこ全くなくて、

左ジャブ連続繰り出しから距離詰めて、右に繋げようと一生懸命やってるね。

抜群のフットワークって感じじゃないから、十二村さんの詰め方グッドグッドなんだわ。

                                                          

2R、一生懸命さでは十二村さんの好感度、自分の中ではとっても高かったんだけど、

チャーリー、相変わらずの仕掛け遅れも、これはこれで彼のボクシングって事で……。

                                                           

3R、十二村さん、詰め寄りからのショートブロー、あまり美しくはないんだけど、

手数では圧倒しつつあって、ここまでは優位に進めてるね。

                                                        

でもチャーリー、押し込まれる場面作らされながらも、ショートブローの精度は抜群で、

この回、十二村さんの左目上(右かも)ヒットカットさせてるんだわ。

                                                             

4R、この回1分半過ぎかなあ、リング中央少し南寄りのとこで、

ガツガツってお互いのショートブローが交差した時、十二村さんの右が当たって、

何とナント、チャーリーがダウンしてしまったんだわ。

                                                            

青コナー、もう狂熱の大騒ぎだったんだけど、自分東側から見てたんだけど、

あれ、殆どスリップ気味だったんだよね。

                                                           

この日のリングシート、もうホント滑々で、試合前に見せて貰ったんだけど、

ファブリックの撥水加工モノじゃなくて、初めっからビニールか塩ビのシートに、

防水加工してるような代物で、汗とか水とかそのままシート上で溜まり残りするような、

そんなとんでもない感じで、ファイナルになったら、もうそれ限界超えてて、

1ラウンドごとにモップ要るほどで……。

                                                           

殴られた時踏ん張れなくて滑って倒れたんだから、

そりゃ間違いなくダウンはダウンなんだけど、チャーリーの右膝緩んでなかったし、

踏ん張ろうとした右足がそのまま滑ったって感じだったんだよね。

で、チャーリー、殆どダメージないままの再開で本気モード入ったみたいだったなあ。

                                                           

殆どボクシング知らない客多かったせいか、ワーワー叫んで途中スコア聞こえなくて、

関係ない人に確かめたら、39-36、39-37、39-38の3-0で、十二村さん。

チャーリー、消極モードとダウンのせいでチャンピオンディシジョン使ってしまったね。

                                                           

5R、4R後半から攻撃シフト強めて、力込めて手数アップすると流石にチャーリー、

徐々に圧倒し始めて、特に左ボディブローは強烈で、十二村さん、明らかに弱って、

序盤飛ばしたせいもあるし、蒸し暑過ぎたし、ちょっとシンドそうで、

それ、背中の汗の出方に見ることできて、消耗かなり進んでるみたいだったなあ。

                                                              

この辺りから戦況一気にチャーリーに傾いていったんだけど、

思いの外ボディ攻め続けなくて、攻撃中途半端に見えてしまって、

十二村さんの頑張りが目立って、相手の決めの右フックことごとく避けてたもんね。

                                                           

6R以降、それでも地力はチャーリーなもんで、十二村さんの手詰まり感増してって、

間欠泉的ではあったんだけど、チャーリーのショート連打は威力十分で、

十二村さんの顔面ドンドン傷んでいったんだわ。

                                                            

8R終わった時の中間採点では、5R以降の全てをチャーリーがモノにして、

77-74、77-75×2の3-0でチャーリーが逆転優位にガラッと変わってたね。

ただ十二村さんの74っていうのは、どう計算しても合わなかったんだけどね。

                                                             

9R、十二村さん、相当ヤバイとこまで追い込まれてしまったんだけど、

それでも一時はチャーリーをロープまで詰め寄るまで踏ん張って……。

                                                        

10R、十二村さん、明らかにボディ嫌がってる素振りなんだけど、

チャーリー、武士の情けでもないんだろうけど、とにかく攻撃の手緩いんだよなあ。

                                                            

十二村さん、見る見る腕振り鈍くなってるもんで、必然的にガードも甘くなって、

残り10秒切ったとこで、チャーリーのワンツースリーフォーの最後の右貰ってしまって、

思わずダウンしてしまったんだわ。

                                                           

だけどね、このダウンも4Rのチャーリーのダウンと同じで、踏ん張る右足滑って、

膝なんかシッカリしてたし、彼も納得行かなかったんじゃないかなあ。

                                                         

自分、この日のクソリングシートにここでもう限界超えるほど頭来てしまって、

で、そこで退出してしまったんだよね。

                                                         

お互い踏ん張り効かないもんで、チャーリーは思い切って打たないし、

十二村さんも手打ちになって、だから振りが大きくなってるし、

もう見てられない試合で、ここはメキシコの田舎町かってことで、

お互い同条件って言えばそれまでで、こんなのまともなボクシングじゃないって、

松脂の粉の中にアロンアルファでも混ぜ込まないとダメだって、ホント腹立ったなあ。

                                                           

往復4時間かけて、全部で10時間も費やしてこれかあって思ったら、

途端に物凄い疲労感襲って来て、道路脇で奥さんと二人佐世保バーガー食べてたら、

玲さんがサヨナラって言いながら帰って行ったんだけどね。

                                                        

家帰って確認したら、チャーリーは敢えて倒しに行かないで、十二村さん耐えて、

結局、116-110、116-111、115-112の3-0で、チャーリーだってね。

                                                            

                                                           

酷暑の中の冗長な進行で、色んな人達と話できなかったら、とっくに帰ってたよなあ。

                                                             

玲さんとか、角海老や中屋ジムのエライさんやボクサー達とヤアヤアって挨拶して、

淵上誠さんとか山口佳太君、林和希君、林崎智嘉志君とも話したっけなあ。

                                                            

この日のリングはシート以外は中屋ジムからの供出だったせいか、

彼ら、前日の組み立ても、終わってからの解体も黙々と作業してたんだわ。

                                                             

一昨日の組み立ての際は人数少なくて、会長とか一生さん含めてたった6人で、

それも8時間以上もかかって、朝から始めてジムに戻ったら夜9時過ぎてたって、

あんな暑い中超ハードな仕事こなして、大変だったっていうか、エラかったんだわ。

                                                             

角海老ジムも直近に試合控えてるボクサー沢山いるんだけど、

それでもケガおして土屋修平さん来てたし、下川原雄大さん、杉崎由夜さんとか、

宮坂航君、加藤大輔君、村田有司君、中野晃志君,、鳥本大志君達も来ていて、

とっても賑やかにしてたっけなあ。

土屋さん、会場に来てた長谷川穂積さんに声掛けられて、

とっても緊張の大感激だったんだってさ。

                                                         

会場周辺、それまでキッチリ清掃されてたんだけど、

ボクシング終わった時には、そこらじゅう煙草の吸殻だらけだったけど

あれ、片付けたのかなあ。

基地内禁煙って、案内のどこにも書いてなかったけどなあ。

自分は、中屋ジムの人の車の中で吸わせて貰ったんだけどね。

                                                                                                                      

                                                           

帰りも駅までトロトロ散歩しながらで、新宿まで小林生人さんと宮坂航君と一緒で、

家に着いたらほぼ9時で、こんなに長くかかって疲れ果てたボクシングってのも、

初めてで、もう二度とイベント絡みの試合に付き合う気にはなれないなあ。

                                                            

                                                         

あれほど汗かいたのも久し振りで、アクエリアス2本、日本茶1本会場で飲んで、

家帰ってからも、牛乳ガブ飲み2回、アイスコーヒー2杯で腹ん中ジャブジャブだわ。

                                                          

2011年9月17日 (土)

エキサイトマッチ・レビュー (Ⅰ)

                                                         

あと2~3日我慢すると、猛残暑も一段落らしいんだけど、ホントかね、頼むよね。 

                                                                                                                   

今日は、ほぼ日本中で雨ってことで、関東地方だけが曇り時々晴れって、

確か昨日の夕方、そういう予報だったけど、夜中過ぎ、エライ雨降りだったけどなあ。

                                                           

それから、朝のニュースでは静岡とか、栃木、群馬まで雨降りってなってて、

この調子だと昼のニュースでは、また状況変わってくるかも知れないね。

                                                           

自分、昔から思ってたんだけど、天気予報とか地震予知とかを商売にしてる人達、

予想外しても、責任取らされたり、干されたりすることなくていいよなあって……。

                                                             

予想そのものが難しいって言えばそれまでなんだけど、

民間会社の販売計画とか競馬の予想なんかだと、

あんまり外しまくると間違いなく仕事失うのになあって……。

                                                           

気象予報士の試験、エラく難しいらしいんだけど、結局は気象庁発表の丸投げで、

放送局によって予報が微妙に違ってるってこともないし、

気象庁や他の人達はこう言ってますけど、自分はこう予想しますってこともないし、

気象衛星握ってるのが気象庁なもんで、どうにもならないのかも知れないけど、

穀物相場張ってる連中や、季節商品に携わってる人達なんかは、

アメリカの民間予報会社と契約してるケースがとっても多いんだよね。

                                                          

雪国には、ナンテンの実の付き方でその年の降雪量が予想できるって、

そういう話、聞いたことあるんだけど、他にも地方地方に色々ありそうで、

代々伝えられてるそういう方がなんか興味深いし、精度高いのかも知れないね。

                                                           

                                                             

                                                           

エキサイトマッチのこと、最近ずっと書いてないんだけど、

その時その時見た試合の事、メモには残してあるんだけど、

今となっては時期外してしまって間抜けではあるんだけど、折角でもあるし、

映像に映ってたボクサーの次の試合間近ってこともあるし、

自分のファイルとして残しておこうと思って、思い出し思い出ししながら、

ボチボチ書いておこうと思ってね。

                                                         

                                                          

【8月2日放送分】

                                                    

☆アントニオ・ロサダ・ジュニア×ロベルト・オルティス……SL

23勝(20KO)無敗の21才・メキシコと、19勝(17KO)無敗1分の22才・メキシコ。

                                                           

1R、若干細身のロサダに対して、11連続KO勝利中のガッチリ系のオルティス、

距離詰めガンガン攻勢思い通りで、ロサダ、アッパーはいいんだけど、

全体としては手余り気味の苦しいスタート。

                                                          

2R、流れは完全にオルティスで、1分20秒、右アッパーからの返しの返しが直撃して、

ロサダからダウンゲット。

                                                                

そのロサダ、何とか再開はしたんだけど、逃げ気味クリンチの連続で、

終了ゴング間際も、ほぼ危ないとこまで追い込まれてしまってるなあ。

お互い凄い戦績同士なんだけど、A級とB級くらいの違いが出てしまってんだわ。

                                                             

3R、このままじゃマズイって感じで、ロサダ、取り返しドライブかけるんだけど、

どう見ても距離近過ぎの上、ガード空き過ぎで、そこんとこオルティスに突かれて、

またもやの右アッパーから左フック喰らってしまって、1分45秒、またダウン。

                                                            

ロサダが立ち上がって30秒後、いよいよ決めに行きますってオルティス、

2分10秒のとこ、ロサダをニュートラルに詰めて仕留めにかかったとこ、

ちょっと雑だったかなあ、一瞬の隙突いてロサダ、起死回生の左フック打ち込んで、

アレーッて感じで、オルティスがダウン喰らってしまったんだわ。

                                                     

まだ時間残ってるし再開後、勿論ロサダ懸命に詰めるんだけど、

パワーは感じさせるんだけど、残念なほどの回転力不足で追撃し切れないんだわ。

                                                           

4R、元々のフィジカルはオルティスの方が上回ってるみたいなんだけど、

ロサダもそれ程負けてなくて、両者いきなりもつれ合う展開になった途端、

始まって20秒経つか経たないとこで、オルティス、離れ際に相手の右へスッと出て、

あれ巧かったなあ、スペース作っていきなりの左フック、ガツン直撃させたんだわ。

                                                            

それまで結構痛めつけられて反応系鈍ってたかロサダ、この試合3回目のダウンで、

何とか立ち上がりはしたんだけど、蓄積ダメージキツイみたいでレフェリーストップ。

                                                                 

回転力と距離感の差が出た試合だったんだけど、

迫力あったし、展開的にもとっても面白かったなあ。

                                                             

                                                          

☆フェルナンド・モンティエル×ネオマール・セルメニョ……B

44勝(34KO)3敗2分の32才・メキシコと、20勝(13KO)3敗の31才・ベネズエラ。

                                                             

モンティエル、ノニト・ドネアの左フックに壮絶な負け方した後の復帰戦で、

結果的にはシナリオ出来上がってるような試合だったなあ。

                                                           

セルメニョの踏み込みもなかなか鋭いモノあったんだけど、

その踏み込んで来るとこ、モンティエル、すぐにキッチリ合せることできて、

相変わらずの左フック、抜群のキレなんだわ。

                                                                

で、2Rの終盤にかけてモンティエルの強烈ボディ、何発か喰らったらセルメニョ、

途端にヤル気無くなってしまったみたいで、まるでアフリカ人ボクサーみたいな、

早目の諦めで、3R開始ゴングには出て来なかったんだわさ。

                                                          

久し振りのモンティエルの左、やっぱ凄い威力で、

でもそのモンティエルを左で倒したドネアはもっと凄いってことかなあって思ったな。

リングサイドに、マルコ・アントニオ・バレラが来てたね。

                                                              

                                                           

☆ゾルト・エルディ×バイロン・ミッチェル……LH

32勝(17KO)無敗の37才・ハンガリーと、28勝(21KO)7敗1分の37才・アメリカ。

                                                            

1R、しなやかな回転力ボクシングとパワーヒッターの戦い。

                                                            

2R、エルディのパンチスピードにミッチェルのガードがついていってないね。

                                                           

3R、エルディ、浅いヒッチから楽々と5~6発の連打繰り出すと、

ミッチェルの不器用さ丸出しって感じで、やっぱ戦績の差が歴然としてるかなあ。

                                                             

4R、ミッチェル、局面打開するには剛腕一発しかないと思うんだけど、

それほどムチャ振りする訳でもないし、左膝カクカクしてきてるし、

なんか全体にドヨーンとした雰囲気になってきて……、

                                                              

5R、ミッチェル、歩くサンドバッグみたいになってきて……、

                                                             

6R、要するにミッチェル、もう時間の問題なってきてしまって、

1分頃、左右のショートコンビネーションから、最後右の決めショット打ち込まれて、

ミッチェル、ダウン。

                                                            

何とか立ち上がったとこ、エルディ本気出しのボクシングで、残り1分20秒、

再びのダウンゲットで、流石にレフェリー、もう止めようよストップエンド。

ハンガリーなんかにもいるんだね、強いのが……。

                                                             

                                                             

☆レイコ・サンダース×エディソン・ミランダ……LH

20勝(8KO)13敗2分の36才・アメリカと、33勝(29KO)5敗の30才・コロンビア。

                                                            

照明暗い中、画像汚いし、二人とも黒人で、その上トランクスもグローブも黒って、

ホント、闇の試合というか、とにかく凄い絵だったんだわ。

                                                              

1R、ミランダ、1RKO勝ちってのが18回もあるんだけど、

その後のTKO負けから1年以上ぶりの復帰戦で、

当然の如く、それ用のワンワンボクサー相手だったんだけど、

このワンワンが結構頑張ったんだわ。

                                                          

2R、サンダース、意外にガードシッカリしてて、なかなか直撃貰わないんだよね。

一発一発のスピードもパワーも、ミランダ圧倒してんだけど、攻めのアイデア貧弱で、

相手2勝1敗ペースなのに、なんか手こずりそうな雰囲気あるなあ。

                                                          

3R、ミランダ、やっとこさ相手のガードの隙間に右ストレート打ち込むことできて、

ペース取り始めて、そうだよ、そうだよって感じだったんだけど……、

                                                             

4R、サンダースが下がりっ放しだってのに、ミランダ一気に行かなくて、

また初めっからやり直しのボクシングで、盛り上がんないんだよなあ。

                                                         

5~8R、ミランダ、敢えて倒しに行こうとしない試合勘取り戻しマッチみたいで、

結局、80-73、79-73×2の3-0だったんだけど、本人は納得なのかなあ。

                                                          

                                                          

                                                            

今週末は結構忙しくて、親戚が来るし、座間でボクシングはあるし、

メイウェザー×オルティスはあるし、競馬は3連投だし……。

                                                            

2011年9月15日 (木)

日記 (9/15)

                                                         

自分、こういう文章書いてる関係上、気を付けてることあってね、

ボクサーとかジム関係者に、必要以上に近付き過ぎないようにしてるんだよね。

                                                          

色んな事情が分かり過ぎたり、そのボクサーに情が移り過ぎたりすると、

試合のこと書くにしても、フラットな気持ちが失われてしまうって思ってるもんでね。

                                                           

既に普通の観客以上には接近してるなって自覚あるもんで、

この辺からはホント注意しないと、自分の立ち位置おかしくなるって思ってるんだわ。

                                                            

何事に対しても、誰に対しても、その対象に対する節度あるというか適度な距離感、

とっても大事なんじゃないかって日頃から思ってるもんでね。

ボクシングの試合でも、距離感っていうの重要でしょ?

                                                            

だからね、余程の事じゃない限り、普段は一緒に食事ってこともしないし、

大好きなボクサーでさえ、遠くから見てることの方が多くて、

何かの拍子に、そのボクサーとの距離感が縮まったとしても、まだまだ慎重なんだわ。

                                                            

それでも、少しでいいから話してみたいって気持ちも捨て切れないとこもあって、

そこら辺は大いに矛盾してるなって自覚もあるんだけど、

実はこの辺が、微妙な距離感ってことだと思ってるんだけどね。

                                                          

グッドジョブ的な表現したボクサーがソーッと近付いてくるのは、とっても嬉しいし、

そうじゃなくても、何だかなあ、今一だなあって書いたボクサーが、

俺のボクシングスタイル、嫌いなんスよねえとか、

俺いっつも不評でいい事言われたことないっスよおなんて言いながら、

それでもニヤッとしながら寄って来てくれると、もう異常に嬉しくなるんだよね。

                                                          

                                                          

荒川仁人さんのことは、7年前のデビューの頃から知ってて、

それ程ブン廻してる訳じゃないのに、何故かバタバタ相手が倒れるって印象あって、

仁人さん、無敗の7連勝(5KO)、加藤善孝さんも6勝(2KO)無敗1分って、

お互い凄まじく華々しい戦績ひっさげて、2005年東日本新人王決勝戦で激突して、

仁人さんの2-1勝ちだったんだけど、あの時は善孝さんの方が親しかったもんで、

1~2ポイント争いだったし、正直悔しかったっけなあ。

                                                           

ちなみにその後、二人は約一年後に再戦して、今度は同じような僅差の2-0で、

善孝さんが雪辱したんだけど、いつか決着なんだけどね。

                                                           

その仁人さんを間近に見て初めて話したのは、実はつい去年のことで、

内山高志さんの防衛戦でさいたまアリーナ行った時、

八王子中屋ジムの人に紹介されたんだけど、丸々6年がかりだったんだよね。

                                                            

その後は顔合わす度に、コンチワって間柄なんだけど、

実は今日は、ここからちょっと仁人さんの話になるんだけどね、

彼、ちょっと見、愛想のいい大人しいだけのボクサーだと思ってたんだけど、

だって彼、いっつも彼の方から何か言い出すってこと殆ど無いからね。

                                                            

でもね、こっちが聞きたいことあって何か質問するとね、

控え目ながらも、とっても丁寧に理路整然と答えてくれるもんで、ホント、驚くんだわ。

                                                            

ちょっと前に、月間MVPの表彰式でのコメント聞いた人も多いと思うけど、

あれ、ちょっと秀逸だったでしょ、自分にはとっても無理だと思ったし、

普通、あれほど色々配慮行き届かせながら喋れるもんじゃないって思ったんだよね。

                                                          

自分、彼の生い立ちとか、ボクシング以外の事、何にも知らないんだけど、

興味そそられっ放しなんだけど、彼、ブログ書いてないしなあ……。

                                                            

                                                           

ところで、今月号のボクシングマガジン読みましたあ?

まず驚いたのは、随分ぺナぺナ薄くなったなあってのが第一印象で、

普段は160ページ以上あるのに130ページしかなくて、でも定価は同じで、

書くこと少なかったのか、コスト削減ってことなのか……。

                                                           

元々、無用なボリュームは必要じゃないって考えてるもんで、

一つでも魅力的な記事さえあれば、それでいいじゃんって考える方なもんで、

ガンボアと仁人さんのスパー記事で大満足だったんだよね。

                                                           

自分もあの場に居合わすことできて、本人から断片的な感想聞いてたんだけど、

それがとっても素晴らしい形で整理されてて、3ページの記事なんだけど、

インタビュアーの引き出し方が秀逸で、それこそいい仕事してんだわ。

                                                             

インタビュアーの腕ひとつで、記事ってのはどうにでもなるものと思ってるんだけど、

あの人にこれだけの力あるんだって知らなかったなあ。

お見逸れいたしました玲さん、あなた凄いっスよお。

                                                           

玲さん以上に凄いのは、勿論仁人さんのコメントの方で、

自分、何度も何度も読み返して、ボクシングの本質はここにあるんじゃないかって、

そんな印象というか、感想持ったんだよね。

やっぱ仁人さん、凄いわ。

自分がジムの経営者なら、将来の彼、高給で迎えるけどね。

                                                            

あの日のスパー、仁人さん、ボコボコにされてしまう可能性だってあって、

正直、途中からガンボアに手抜かれることだって有り得るなって思ってたもんで、

最後までスリル溢れっ放しの6Rが終わった時、自分、

小学生レベルの英語しか喋れないんだけど、俺ンとこの仁人はどんな感じだった?

って、聞き込み入れたくなった程だったんだよね。

                                                            

                                                               

ボクサーのみんなにも、ボクシングに対するいろんな考えあるとは思うんだけど、

今回の記事、一度目通しておいても、損はないと思うんだよね。

                                                           

ってことで、今日は仁人さんのこと、ちょっと書きたかったんですわ。

                                                          

2011年9月14日 (水)

後楽園ホール・9月13日

                                                         

JR北海道の社長が書き置き残して行方不明になって二日経つんだけど、

例のトンネル事故後も色んな不祥事明るみに出てて、参ってたらしいんだけど、

家族は何の助けにもならなかったのかなあ。

残された人間も辛いだろなあ。

奥さんに電話入れなかったのかなあ。

                                                             

                                                            

“バタフライ・エフェクト” と “みんな私に恋をする” っていう映画は、

詰まんないから見ない方がいいよお。

                                                           

“バタフライ~” は、トロッくさ過ぎる安手ホラーだし、

“みんな~” ってのは、出演者達のあまりの貧相さに驚いたもんね。

二つとも15分持たなかったなあ。

                                                           

それに比べると、“グリーン・ゾーン” ってのは面白かったなあ。

マット・デイモンが大好きってのもあったんだけど、ストーリーもシッカリしてて、

実はそうだったのかも知れないっていう現実感ヒシヒシだったんだわ。

                                                           

9.11テロの後、アメリカは大量破壊兵器の存在を根拠にイラクを攻撃したんだけど、

そもそもの情報提供者っていうのが捏造されたって説もあって、

それ、つい最近、凄い目付きのアラブ系の男の出現で急に現実味帯びてるんだよね。

                                                             

アメリカ人っていうのは、元々正義の報復っていうのが大好きな国民で、

ただ、途中からその正義がネジ曲がってしまうようなことも多くて、

ベトナム戦争の時もそうで、共産主義系独裁の蔓延を防ぐって名目が、

最後は情けないほどのグズグズ撤退余儀なくされたし、

古くは太平洋戦争の際も、真珠湾攻撃受けての報復戦が最後は原爆投下って、

限度越えてるっていうか、人間としてどうなのって収束手段を取ったこともあったし、

あの国の正義付けとか人道主義っていうのも、最後まで貫き通せないような、

そんな愚かさと危うさ併せ持ってるってこと感じさせる映画だったんだわ。

                                                               

大統領を取り込んでの国防省とCIAとの主導権争いは謀略戦の様相を呈していって、

国益実現のためと称して為される不誠実と不正義の可能性に震撼としたんだよね。

                                                              

                                                              

                                                          

昨日のホール、それほどのメニューではなかったんだけど、そこそこの入りで、

ただ、殆どが決まったお目当てボクサーがいるみたいで、

試合終わるごとに、ゴソッゴソッて客帰ったり、入れ替わってたなあ。

                                                               

                                                           

始まるまでボヤ―ッとしてたら、ちょっと前に出会った、あのペディキュア姐さん、

トコトコやって来て、この間は横顔だけだったもんで、なんか違う人に見えてしまって、

ちょっと失礼で間抜けな再会場面で、ゴメンナサイでした。

昨日はちょっと淡い赤色のペディキュアだったすね。

                                                           

                                                           

☆玉川祐大君(渡嘉敷)×ぶう・かんなん(レイS)……54㎏ 4R

デビュー戦の17才・東京都と、0勝1敗の28才・宮城県。

                                                                               

二人ともサウスポーなんだけど、玉川君、超イケメンの現役高校生なもんで、

そりゃモテない訳なくて、客席女友達ゴッソリ来てて、羨ましかったなあ。

                                                           

1R、その玉川君、特別緊張してるようには見えないし、舞い上がってもいなくて、

結構好戦的でもあって、よく手が出てるんだけど、少し振りが大き過ぎだし、

打ち出した反対の手が下がる傾向あって、ちょっと危険な感じもあるね。

                                                            

一方のかんなん君、何がぶうで、何がかんなんなんだか分かんないんだけど、

世界戦の序盤みたいに慎重というか、とにかく手数少な過ぎなんだわ。

                                                            

2R、かんなん君、相変わらず気弱というか、大人し過ぎで、ヤル気どうなの?

玉川君、打ち終わりに合わせられたらヤバイんだけど、打って来ないなあ。

                                                               

3R、セコンドに激飛ばされたかかんなん君、やっとこ動きだしたんだけど、

ここまでで相当打ち込まれてしまって、顔は腫れてくるわ、右目上もカットされてるね。

玉川君も、もっと内側からパンチ出ししないと、隙だらけで危ない、危ない。

かんなん君、大分戻して来てるね。

                                                           

4R、出来るんなら初めっからやればいいのにってくらい、かんなん君頑張って、

一方の玉川君、まだ鍛え足りないようなことあって、足腰の弱さ露呈してきて、

バランス崩すようになって、流れは一気にかんなん君へ。                                                             

それにしても、玉川君、あの左フック、早いうちに直した方がいいと思ったなあ。

                                                               

かんなん君、かなり挽回したからイーブンだなって思ってたら、

39-37、39-38、38-38の2-0で、玉川君の優勢勝ちだってさ。

                                                             

試合終わった瞬間、玉川君の応援団、ゴッソリ退場。

                                                          

                                                               

☆宮崎駿太君(高崎)×あぐ~・マサル君(鉄拳8)

                           ………71㎏ 4R

デビュー戦の18才・群馬県と、0勝1敗の30才・神奈川県。

                                                               

青コーナー、続けざまの変則リングネームボクサーの登場で、

マサル君、トランクスの後ろにブタのシールが縫い付けてあるよ。

                                                           

1R、宮崎君、ミドル級のデビューボクサーとは思えないほど動き良くて、

バランスはいいし、左ジャブも鋭く伸びてるんだわ。

                                                               

マサル君も結構いいジャブ打つんだけど、連打になるとフットワーク乱れるし、

極端にガード下がるもんで危険度満々なんだよね。

                                                            

2R、二人ともデイフェンスには一切お構いなしなもんで、殆ど当て放題状態で、

マサル君、既に疲れ浮き出てきてるし、鼻血だし、

宮崎君も、左目上ヒットカットされて大出血。

ウィーブもダグもブロックもしなくて、頭も動かさないもんで、そりゃ当たるんだわ。

                                                           

3R、1分過ぎ、宮崎君、ヒットカット傷のドクターチェック受けて、

それ、あんまりヒドイもんで1分5秒、ドクター&レフェリーストップエンドで、

マサル君のTKO勝ちってことで、彼、エライ喜んでたなあ。

                                                               

それにしても宮崎君、相手も殴って来るんだからさあ。

                                                           

                                                            

☆村田宗一郎君(セレス)×安藤仁君(W日立)……SFe  4R

0勝1敗1分の29才・茨城県と、1勝(1KO)1敗の30才・福島県。

                                                              

1R、二人とも予め決めてたような、バネ仕掛けスタートの横殴り大合戦で、

前傾深めたガツゴツ戦突入で、パンチと同じくらい頭ぶつけ合って、

で、村田君も安藤君も、左目上あっと言う間のバッティングカットで、

2回目のドクターチェックの時、酷かったのは安藤君だったんだけど、

とにかくここでお終いってことで、2分18秒、負傷ドローエンド。

                                                              

二人ともヘルメット無しでアメフトやってるみたいだったなあ。

                                                               

                                                                 

☆佐藤鋼太君(協栄)×佐藤匡君(角海老)……B 4R

1勝(1KO)2敗1分の20才・神奈川県と、2勝(1KO)1敗の19才・東京都。

                                                                    

佐藤鋼太君の相手、初めは宮崎航君だったんだけど、

練習ケガで、急遽佐藤匡君が代打ちってことで、宮崎君はリングサイド応援。

                                                                

この試合、実は匡君の楽勝なんじゃないかって思ってたんだけど、

この日の鋼太君、今まで自分見た中で最高の出来だったんだわ。

                                                                   

1R、二人とも4回戦としてはとってもいい動きしてて、リズム感もいいんだよね。

リーチある鋼太君、意外に近いとこでやりたがってて、特に右ショートフック、

差し込むように打つのが、異常に巧いんだわ。

                                                                

匡君、コンビネーションは上回ってんだけど、ちょっとフィジカルでハンデあるかなあ。                

それでも上下打ち分け含めて、僅かだけどポイント取ったのは匡君かなあ。

                                                               

2R、鋼太君、とっても見栄えのいい左ボディも絶好調で、プレスも効いてるなあ。

                                                              

3R、匡君、ちょっと攻めあぐむこと多くて、手数的な見劣り感増してって、

ペースは完全に鋼太君握って、相変わらず左ボディいいんだわ。

                                                              

距離詰まった時、7割以上の確率で鋼太君、まず左ボディ打って来るから、

匡君、それに合わせて思いっ切りの右フック打ち込むといいのになあ。

                                                               

4R、匡君、明らかに劣勢なんだから、ここでムチャ攻めするか、

合わせの右フック強振するかなんだけど、何となくそのままが続いてしまって、

結局、最後まで自分の距離も不鮮明なまま終わってしまって、

39-37、39-38、38-38の2-0で、佐藤鋼太君の判定勝ち。

                                                               

二人とも、これでイーブンってことで、まだまだこれからなんだわ。

                                                               

                                                               

☆佐藤祐太君(シャイアン山本)×望月良介君(山上)

                             ………M 4R

1勝(1KO)1敗の27才・長野県と、0勝2敗の26才・東京都。

                                                       

1R、重い階級の割には二人ともそこそこ動けてるんだわ。

                                                                 

序盤、肩に力入って全体に少し硬かったのは望月君の方で、

そこんとこ上手いこと突いて佐藤君、押し気味に進めてたんだけど、

残り30秒ほどのとこかなあ、一瞬のパンチ交差の中で、望月君の右フック、

見事な直撃で、佐藤君ダウン。

                                                              

佐藤君、何とか必死で凌いだんだけど、かなりダメージあったみたいで、

終了ゴング後の加撃してしまって、1ぺナも上乗せされてしまったんだわ。

                                                               

2R、スタートからハンデ3ってのはいかにもキツかったんだけど、佐藤君、

それでも強烈巻き返し作戦開始で、行け行けガンガンって感じなんだわ。

                                                               

ただいかにも荒っぽくなったとこ、再度大きい右貰ってしまって、

望月君の追撃、甘々だったもんで助かったけど、危なかったなあ。

                                                               

二人とも見る見るヘロヘロになっていったんだけど、

それにしても望月君、詰めた時、もう少し小さい回転で精度上げらればなあ。

                                                           

3R、倒すしか勝ち目ない佐藤君、益々狂熱ドライブかけていったもんで、

望月君、折角の大量リード守り切れるのか、ちょっとフラついてきてしまったんだわ。

                                                          

佐藤君、勢い付いて更に攻め込み、南東ニュートラル近くに望月君追い込んで、

オウオウオウ、奇跡の大逆転かあって、場内大騒ぎになったんだけど、

残り10秒切ったとこかなあ、ロープに詰められて危なくなった望月君、

何気の右ショート、いいタイミングでブチ当てることできて、その時佐藤君、

前掛り体重だったもんで、見事なカウンター一発ってことで、佐藤君昏倒ダウン。

                                                           

半身がロープから出てしまいそうになるほどの倒れ方で、

勿論一発ストップ、即担架搬出だったんだわ。

                                                                     

望月くん、この上ないほどの喜び方で、見事初勝利。

                                                            

劇的な展開と極度のハラハラ感だったんだけど、

でもね、二人とも少し乱暴というか、雑なボクシングだったよなあ。

                                                               

                                                               

☆小野木協栄君(協栄)×本吉豊君(山上)……54㎏ 4R

3勝(2KO)2敗の25才・東京都と、2勝(2KO)3敗の23才・東京都。

                                                                

小野木君、正統派イケメンで、協栄っていうのは本名で、

かなえって読むんだけど、ボクシング好きの親父さんが付けたのかなあ。

本吉君は、姓名が左右対称漢字のボクサーなんだよね。

                                                               

1R、思ってた通り、二人のボクシングにはかなりレベルの違いがあって、

本吉君、上半身に力込めて怒り肩にするもんで、動きにスムースさないんだよなあ。

                                                               

2R、本吉君、元々弱気な性格のせいか、自分から行かなさ過ぎで、

小野木君の手数が増すにつれ、やられる一方で、ちょっと見てられなくなるほどで、

一方の小野木君の攻め込みもチョット線が細くて、

コーチ義人君や岡本ナオヤ君に倒された時のイメージが消えないんだわ。

                                                              

それでも、この日の相手なら小野木君、余裕の試合ってのが見えてきたもんで、

ここで休憩ってことで、後で聞いたら、40-37×2、39-38の3-0で、

やっぱり小野木君だってね。

                                                              

それにしても、同じ4回戦見て、3P差と1P差ってのはどうなのかなあ。

10回戦だったらどんだけ開くかってことで……。

                                                              

それと本吉君、4回戦なんだから、初めっから気持ち見せないとダメだと思うなあ。

                                                               

                                                              

☆大坪タツヤ君(T&T)×細貝淳君(W日立)……56.5㎏ 4R

2勝(1KO)6敗1分の22才・神奈川県と、3勝5敗の29才・福島県。

                                                           

1R、二人ともイーブン成績目指して頑張ってんだけど、

とっても好戦的ないいファイトするし、これといった欠点もないんだけど、

一方、これといった長所もなくて、それがこういう戦績に表れてると思うんだよね。

                                                             

2R、殆ど力量差なくて、同じ様なスタイルのボクシングしてるもんで、

一体どっちがどうなるのかって、そんな興味湧いてくるんだよね。

細貝君、左目上バッティングカット。

                                                         

3R、気持ちの強さは甲乙付け難いんだけど、細貝君、少し体緩んできてて、

大坪君の方が鋭く小さな回転で腕振れてて、徐々に差が出てきたんだわ。

                                                        

4R、決め手のない同士なもんで、一度できた流れは動かし難く、そのままエンド。

                                                              

結局、39-37、39-38×2の3-0で、大坪君の勝ち。

                                                               

二人とも、あと一個勝ったらB級昇格なんだけど、何か得意技身に付けることだよね。

                                                            

                                                            

☆黒田秀樹君(福田)×川名充君(青木)……58㎏ 6R

4勝(1KO)5敗の30才・東京都と、6勝(1KO)1敗1分の29才・静岡県。

                                                             

1R、黒田君、見た目通りのゴリゴリファイターで、頭からの突っ込み突っ込みで、

距離取られたらひとたまりも無いもんでって感じの必死突進。

                                                                 

一方の川名君、1敗は今関佑介さんにTKOされた時だけで、

ファッショナブルで見栄えのいいボクシングするんだよね。

                                                        

2R、黒田君、他のスタイルは考えられないって感じの片寄り過ぎで、

とにかく、突っ込んでって、後はパタパタニャンニャンネコパンチの嵐なんだわ。

                                                              

川名君も、相手入って来るとこ、側頭部に鋭いフック打ち込むでもなく、

鋭い左ジャブ駆使したり、横への動き使って相手やり過ごす訳でもなくて、

こういう相手もこなしますよおって感じで、ドロドロ戦に付き合ってしまってるんだわ。

                                                                

二人のレベルがとんでもなく離れてるもんで、川名君、勝つには勝つだろうけど、

面白い試合は期待できそうになかったもんで、この回で再びの休憩タイムゲット。

結局6R、1分45秒TKO決着だってね。

                                                            

                                                             

☆池ノ内ワタル君(福田)×宮本真幸君(トクホン真闘)

                          ………57.4㎏ 6R

4勝5敗1分の25才・埼玉県と、4勝(1KO)4敗1分の31才・東京都。

                                                               

1R、池ノ内君の方が20㎝ほど上背あって、二人とも良く動くんだけど、

それでも、何か落ち着きないって感じが拭えないんだよね。

                                                            

2R、宮本君、どの辺の距離でどういうボクシングがしたいのかが見えてこなくて、

少し振りは雑なんだけど、池ノ内君の方が気持ちこもってるし、手数も圧倒してるね。

                                                             

3R、テクニックが今一同士なら、体力と気力が勝負の分かれ目になる訳で……。

                                                          

4R、お互い距離詰めてやるってことに決めたみたいで、ひたすらの接近戦突入で、

顔だけ見ると、宮本君の方のダメージが大きくなってきてるね。

                                                             

5R、宮本君、とにかく攻撃単調で、顔面への左右フックだけだもんなあ。

その点、池ノ内君、たまにアッパーとか打ってるし、ボディブローにも配慮してるね。

                                                             

6R、このままだと宮本君、ヘバリそうだなってとこから結構踏ん張り直して、

ボディブロー、あれ明らかに効果あったんだから徹底してみる手もあったんだけど、

何となく中途半端なまま終了ゴング。

                                                            

二人に言えることなんだけど、ここでも得意技要るんじゃないかって思ったんだよね。

ごく普通のB級戦にしか見えず、ドキドキ感に乏しい試合だったからね。

                                                             

結局、58-57×2、57-58の2-1で、池ノ内君が逃げ切ったって感じ。

                                                            

                                                              

☆コブラ諏訪君(P渡久地)×大崎展幸君(鉄拳8)……SL 8R

9勝(4KO)9敗1分の31才・東京都と、6勝(3KO)10敗1分の27才・兵庫県。

                                                            

1R、大崎君、1勝5敗からスタートして、4つの負け越し今だに払拭できないんだけど、

これまで結構ハードなメンバーとの対戦多かった結果でもあるんだよね。

                                                               

諏訪君も、残念ながら取りこぼしの多いボクサーなんだけど、

そういうの、4個目のリングネームってことでも知れるような、

元々持ってる、彼のムラッ気から来てるんじゃないかって、自分、思ってんだけどね。

                                                               

二人の体格差っていうか体の太さに大分違いがあるせいか、

初めっから大崎君、気押され気味のプレスかけられ通しで、

大丈夫かあって感じだったんだけど、やっぱり全然大丈夫じゃなくて、

まず1分8秒、いきなりの左フック貰ってしまってダウン。

                                                              

南ロープ際だったんだけど、大崎君、何とか立ち上がって再開はしたんだけど、

今度は赤コーナー近くで、またもや二発ほど直撃弾喰らってしまって二度目のダウン。

                                                               

もう殆どこの辺りで終わってたんだけど、大崎君、また根性立ちしてくるもんで、

もう止めてもいいようなくらいの仕方なくの再々開だったんだわ。

                                                               

諏訪君、確か6年振りくらいのKOチャンスだったせいか、もう舞い上がってしまって、

落ち着いて小さく振ればいいものを、泡食ったようなやたらの大空振りの連続で、

最後の方は息上がってしまって、それでも大崎君が既に虫の息だったもんで、

北西ニュートラルに追い詰め直しての乱れ打ちで、やっとこレフェリーストップゲット。

2分3秒ってことで……。

                                                                

                                                               

                                                           

この日、初めに登場したペディキュア姐さんとは違う、別の女性に声掛けられて、

村木田さんですかあって尋ねられて、いいえ違いますって答える度胸も無くて、

ブログ読んでたら後楽園に行きたくなってって言われて、それは大感激で、

で、お互いプレゼント交換ってことで、そしたら例のペディキュア姐さんもやって来て、

驚いたなあ、彼女達、お互いに知り合いなんだってさ。

                                                             

自分のこと誰に聞きましたあって訪ねたら、あるカメラマンの名前出てきたんだけど、

自分、そのカメラマン知らないし、一体どうなってんだろね。

                                                            

とにかく、どこの誰が見てるか分かんないってことで、

奥さん言うように、背中ピンとしてなくちゃいけないんだわ。

                                                               

                                                            

金田淳一郎さん、やっぱ引退ってことで、26日ホールで挨拶だってね。

彼、3月に浜中優一君に3-0判定勝ちした後、

つい6月、吉田アーミー真君を8R貫禄TKOで下したばっかだったのに、

7月ランキングで1位だったのが、8月に名前消えてしまったんだけど、

何があったんだろね、体壊したのかなあ、まだまだやれる29才だったのになあ。

                                                             

                                                           

それからね、中岸風太君が奥さんに暴行はたらいて逮捕されたってのはホントなの?

通報したのは、その奥さんだったっていうし、

ホントだとすると、もうボクシング続けるのはアウトだよなあ。

                                                          

それにしても、ボクサーの女房ってのは一本通ってるのが多いから、

暴力振るわれて、シオシオ泣き寝入りのDV沙汰になるってことは少ないと思うから、

彼女とか奥さんのいるボクサーはくれぐれも気を付けてよね。

でもそもそも、女子供に暴力ってのは最低だからね。

                                                              

                                                                   

【本日のベスト3ボクサー】

① 佐藤鋼太君

② コブラ諏訪君

③ 大坪タツヤ君

                                                  

2011年9月12日 (月)

第742回 アクセス選手権

                                                         

鉢呂経済産業大臣、なんにもしないまま、9日間で罷免に近い辞任。

                                                          

福島原発がらみで続けざまに二回も失言してしまって、バカ面の極みっていうか、

あの程度でも大臣になれるのかって、呆れるっていうか、

大臣でもあの程度かって思うと、なんか気が楽になるっていうか……。

                                                            

元々、ああいう目付きしてる人間って、つまり、おどおどしたようなビックリ目してて、

常に周囲を見計らうように目線が散らばり気味な人物っていうのは、

軽薄と臆病を併せ持った虚言癖の強い人間っていうのが、自論なんだけどね。

                                                          

                                                          

“狼たちの報酬” って映画、ケビン・ベイコンとかアンディ・ガルシアとか、

お気に入りの俳優が出てるんだけど、ストーリーがユルユルなのと、

女優が、ヤツがそんな女に惚れるかあってほど貧相で、残念だったなあ。

                                                          

ただ、出てくる台詞の中に、なるほどって思わせるのが幾つかあって……。

                                                         

「完全に行き詰った状況は、時に開放につながる。」 ってのや、

「心の平静を保つには、忍耐と距離感が大切なんだ。」 っていうのや、

「傷は魂の軌跡だ。」 いいうが、心に響いたね。

                                                           

                                                             

昨日のあっちこっちのボクシング、殆ど予想通りで、

クリチコが10RTKO勝ち、ガンボアは8RTD3-0勝ち、サルガドも3-0勝ち、

島村国伸君も2RTKO勝ちだったんだけど、蔦谷貴法君、0-3負けだってね。

                                                             

相手のボクサー、以前2回ほど後楽園ホールで見たけど、正直大したことなくて、

去年は4~5連敗してるボクサーだったから、余裕の相手だったと思ってたんだけど、

凱旋試合、里帰り試合のはずだったと思ってたけど、どうしたのかなあ。

ボクシングってのは、ホント、やってみなくちゃ分かんないってとこあるんだよなあ。

                                                            

                                                             

久し振りに今日は、このブログを訪ねてくれてる人達の地域別のランキングです。

                                                            

【第742回 アクセス選手権】

                                                  

【 1位~ 5位】……東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府

【 6位~10位】……長野県、愛知県、栃木県、京都府、福岡県

【11位~15位】……静岡県、茨城県、沖縄県、兵庫県、北海道

【16位~20位】……三重県、群馬県、愛媛県、広島県、石川県

【21位~25位】……岡山県、新潟県、宮城県、高知県、大分県

【26位~30位】……長崎県、岩手県、鹿児島県、滋賀県、岐阜県

【31位~35位】……熊本県、福島県、山梨県、青森県、秋田県

【36位~40位】……島根県、富山県、山形県、奈良県、山口県

【41位~45位】……和歌山県、宮崎県、徳島県、香川県、鳥取県

【46位~47位】……佐賀県、福井県

                                                            

☆ 1位~5位までの順位は、いつもながら全く不動。

                                                            

☆ 鳥取県が最下位脱出して45位にランクアップ。

                                                          

☆ 今回の最下位は福井県で前回の41位から大幅ダウン。

                                                          

☆ 5位以上ランクアップしたのは、栃木県(14位→8位)、沖縄県(20位→13位)、

   群馬県(28位→17位)、長崎県(33位→26位)、青森県(40位→34位)。

                                                           

☆ 5位以上ランクダウンしたのは、愛媛県(13位→18位)、高知県(17位→24位)、

   鹿児島県(18位→28位)、福井県(41位→47位)。

                                                         

☆ アップ率トップは群馬県の11ポイント、ダウン率ワーストは鹿児島県の10P。

                                                             

☆ 震災・原発で大変なことになってて、ボクシングどこじゃないような宮城県とか、

   岩手県、福島県の人達も殆ど変動なくて来てくれて、宮城県(21位→23位)、

   岩手県(25位→27位)、福島県(30位→31位)ってことで、ホント、アリガトです。

                                                            

                                                          

                                                           

鹿児島県には、西郷隆盛以前の時代からの教えがあって、

それ、今でも初等教育の現場で生徒達に教えられてるみたいなんだけど、

一、負けるな

一、うそを言うな

一、弱い者をいじめるな

って三箇条なんだけど、なんかとってもいいでしょ。

教科の習熟度高めるより、こっちの方じゃないかなあってシミジミ思ったんよね。

                                                            

2011年9月 9日 (金)

東アジアのボクシング事情

                                                         

昨日の女子サッカー、北朝鮮と1-1だったんだけど、試合見てたんだけど、

初めっからお終いまで、実質的にはまるっきり負けてたね。

                                                            

北朝鮮の誰が凄かったかっていうより、日本チームの誰に問題あったかっていうより、

日本の11人全員が、すっかり北朝鮮に呑まれてしまってたもんなあ。

                                                          

団体戦での優劣っていうのは、チームプレーの流れっていうのは、

一旦出来上がって固まってしまうと、劣勢側の一人二人が踏ん張ってみても、

なかなか揺り戻すとこできないんだなあって、そんな感じがしたんだわ。

                                                             

                                                             

昨日の夜のテレビで、色んなモノの値段の話やってたんだけど、

たまに飛んでる飛行船、あれ一機大体1,000万くらいするんだってね。

                                                             

それと都内走ってる電車、例えば山手線は一両1億で、

先頭と最後尾車両は、それぞれ1億5,000万もするんだってさ。

で、普通の11両連結だと一編成12億もするってことで、ちょっとタマゲタなあ。

                                                            

それから驚いたのは、ビルの外壁や屋上広告の料金で、

例えば渋谷の109の外壁の広告料は、2週間単位で1,200万もするんだってさ。

                                                           

それに比べると、バスの全面シール広告ってのが1ヶ月120万ってのは、

何だかお得な感じだよね。

                                                            

                                                           

                                                            

かなり以前に韓国のボクシング事情について書いたことあるんだけど、

今だに結構なアクセスあるもんで、今日はその続きというか、

その韓国含めての最新の東アジアボクシング業界のことなど……。

                                                              

JBCの広報誌に “BOXING広報” って月刊誌があって、

1ヶ月ごとの国内の主要な試合の結果フォローの他、月次の海外・国内ランキングや、

移籍やライセンス取得に関する情報なんかが記載されてて、

B5版100頁ほどで500円って定価なんだけど、

一般書店の店頭で見掛けたことはないんだけど、

試合詳報なんかは商業専門誌とは若干ニュアンス違った表現してて面白いし、

カラー写真もなくて、ちょっとレトロな感じも気に入ってるんだよね。

                                                           

で、その最後の方に、毎月の東アジア諸国のランキングが記載されてて、

載ってるのは、タイ、インドネシア、フィリピン、韓国の4ヶ国の国内ランキングで、

オーストラリアは載ってないんだよね。

                                                           

で、ネットで調べてみたんだけど、オーストラリアの国内ランキングが見つかんなくて、

その辺のとこはどうなんだろね、そもそもそんなの無いのかも知れなくて、

今度誰かに聞いてみようね。

                                                           

で、その4カ国のランキングなんだけど、全部の国が10位までしか設定されてなくて、

やっぱり日本の12位までっていうのは、何か中途半端な感じ拭えないんだよね。

10位までで切るか、いっその事、15位まで表示するかにした方がいいと思うなあ。

                                                           

で、まずタイなんだけど、ミニマム級からウェルター級までの11階級しかなくて、

それでも各クラス10位までビッチリ並んでるんだよね。

                                                           

後楽園にやって来るタイ人、十中八九ワンワンボクサーなんだけど、

それでも、国内ランキングはちゃんとしてんじゃんって感じなんだよね。

                                                           

フィリピンは、ミニマム級からスーパーウェルター級までの12階級で、

ここもライト級まではキッチリ名前入りで10位まで埋まってて、

その上の二つの階級は若干欠けてるって状況。

                                                            

インドネシアは、日本と同じミニマム級からミドル級まで13階級カッチリあって、

日本以上に10位までビッチリ名前が並んでるんだわ。

                                                            

“BOXING広報” は、8月号だったんだけど、タイのランキングは8月度、

フィリピンは5月度、インドネシアは2月度ってもうバラバラで、

もしかしたら国によっては、毎月発表って訳じゃないのかも知れないね。

                                                            

さて、いよいよお隣りの国、韓国の国内ランキングなんだけど、

そもそも表示年月日が、2010年11月末現在ってなってて、

それ以降はまだ更新されてないってことで、オイオイ大丈夫かあ、

っていうより、もうダメなんじゃないのかあって感じヒシヒシなんだよね。

                                                            

ライトフライ級からライトヘビー級まで、一応13階級設定されてるんだけど、

もう、穴だらけのランキング表で驚くよお。(チャンピオンは別)

                                                            

・ライトフライ級(2名)~1位と2位だけ。

・フライ級(2名)~1位と5位だけ。

・スーパーフライ級(2名)~4位と5位だけ。

・バンタム級(9名)~1位から9位まで表示あり。

・スーパーバンタム級(8名)~1位から8位まで表示あり。

・フェザー級(7名)~1、3、5、6、7、8、10位の表示。

・スーパーフェザー級(6名)~3、4、5、6、7、8位の表示。

・ライト級(8名)~1位から8位まで表示あり。

・スーパーライト級(7名)~1、2、4、5、8、9、10位の表示。

・ウェルター級(5名)~1、2、3、5、10位の表示。

・スーパーウェルター級(10名)~1位から10位まで完全表示。

・ミドル級(9名)~2位以外表示あり。

・ライトヘビー級(8名)~5位と10位以外表示あり。

                                                               

日本ランキングでも、ミニマム級と、スーパーウェルターやミドル級には空きがあって、

全部で13名分が空欄で、充足率はちょうど90%なんだけど、

韓国では47名分も空きがあって、充足率64%しかないんだよね。

                                                            

充足率80%以上の階級は、B、SB、L、SW、M、LHの6階級しかなくて、

特にスーパーフライ級以下の軽いクラスは、全く成り立ってないとさえ言えるんだわ。

                                                             

全くの私見なんだけど、韓国とか中国って国は損得勘定に長けてる国民が多くて、

健康上や経済的なリスクの割に見返りが少ないスポーツは敢えて選ばないって、

そういう傾向が強いんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                            

野球とかサッカー、ゴルフの方がよっぽどカネになるっていう事情は、

日本も同じなんだけど、日本人の方が不器用っていうか、

カネ以外の何かをボクシングに求めてるんじゃないかって、

自分、勝手にそう思い込んでるんだよね。

                                                           

日本のボクシング界も、遅かれ早かれ、結局は韓国と同じような道辿るって、

そういう悲観的な見方する人も結構多いんだけど、

自分はもう少し楽観的に、タイマン勝負好きな日本人の心刺激し続けるって、

そう思ってて、今後もボクシング好きなコアな人達を引きずっていくと思ってんだよね。

                                                          

で、少なくとも自分だけは最後まで見続けるって、そんな気持ちでいて、

色々なるべく節約して、年間60万かかるんだけど、チケット買い続けようって、

そう思ってんだよね。

                                                            

そして、韓国のプロボクサー達も、それを見続けてる観客の人達の中にも、

自分と同じ様な不器用な考え方の人、きっといると思ってるんだけどね。

                                                             

2011年9月 8日 (木)

後楽園ホール・9月7日

                                                           

“サトウのごはん” のサトウ食品と越後製菓とが、切り餅のことで法廷闘争。

                                                            

越後製菓が餅の側面に切り込み入れることで、型崩れしないっていう特許取って、

その後、サトウ食品が側面だけじゃなくて、上下にも切り込み入れて特許申請。

                                                             

アッタマ来た越後製菓が15億の損害賠償求めて訴えたんだけど、

一審は越後製菓が敗訴して控訴してたとこ、今回は越後製菓の勝利。

                                                            

当然、サトウ食品は上告するんだろうけど、餅の切り込みのことで、

最高裁っていうのも、なんか凄いね、何事もみんな命掛けてるってことで……。

                                                             

                                                            

“プレデターズ” “傷を持つ復讐者” “エクスペンタブルス” ってのは、

基本的に娯楽アクションの範疇で、“エクスペンタブルス” はスタローン主演で、

シュワルツェネッガーとブルース・ウィルスが友情チョイ役出演してんだわ。

                                                             

“クレイジー・ハート” は、狂った心っていうんじゃなくて、壊れた心ってことで、

年取って落ちぶれたアル中のどうしようもないカントリーシンガーの話で、

ちょっと裏寂しい終わり方なんだけど、世の中大体こんなもんじゃないかって、

ジェフ・ブリッジスの実在感ある演技がとっても沁みたなあ。

                                                             

                                                           

アート・ファーマーの1964年のイギリスBBCスタジオでのライブもとっても良くて、

フリューゲルホーンとジム・ホールのギターの音はやっぱり響き合いが心地よくて、

ドラムスのピート・ラ・ロッカと、スティーブ・スワローのベースサポートも、

自制の効いた、でもとってもイマジネイティブなパフォーマンスだったなあ。

                                                             

それにしても、ジム・ホールってのは、前かがみの一見ストイックに見える姿勢から、

あんなに優しい音色とメロディ奏でるもんで、いつも驚くんだよね。

                                                            

                                                           

                                                            

☆鈴木健司君(日東)×岡田信之介君(スターロード)

                              ………48㎏ 4R

デビュー戦の22才・東京都と、0勝1敗の30才・東京都。

                                                            

1R、鈴木君、デビュー戦の割には落ち着いてるんだけど、手数少な過ぎないかあ。

それに気が強いって感じにも見えないなあ。

                                                              

2R、鈴木君、いいリズム感持ってると思うんだけど、やっぱ手数足りてなくて、

流れは岡田君シッカリ掴んでて、半分過ぎた頃、リング中央でガツガツってなった時、

3発目に打った左の返しのフックを見事に的中させて、鈴木君からダウンゲット。

                                                            

鈴木君、何とか立ち上がりはしたんだけど、もう完璧にヘナヘナになってしまって、

岡田君抜かりない一気の追撃で、残り1分切ったとこで、レフェリーストップゲット。

                                                             

2分4秒ってことだったんだけど、鈴木君、気持ちの作り方から反省要る訳で、

ボクシングってのは、殴り合わないと何も始まんないんだよなあ。

                                                           

岡田君、去年暮れ負傷判定負けしてからの復帰戦で、とにかく初勝利オメデト!

                                                            

                                                           

☆渡邉聖二君(角海老)×山見亮太君(シャイアン山本)……F 4R

2勝(2KO)1敗の24才・静岡県と、1勝(1KO)1敗の24才・福島県。

                                                             

1R、確か渡邉君、若いラウンドでダウン喰らう癖みたいのあったよなあ。

                                                             

その渡邉君、良くプレスかけてはいるんだけど、攻勢に出てるのは山見君で、

手数、上下の打ち分けも圧倒してるし、上体の動きもとってもいいね。

渡邉君、ちょっと攻撃単調で、顔面へのワンツー一本槍なんだよなあ。

                                                              

2R、渡邉君、一気に距離詰め、ショート連打戦に持ち込んでるんだけど、

打ってる時のガードが極端に下がってしまって、危ない危ないんだよなあ。

それでも、パワーは圧倒してるもんで、相手の手数との勝負だね。

                                                            

3R、二人ともスタミナ切れみたいで、気持ちだけのボクシングになってしまって、

山見君、初回の面影無くなってしまったし、渡邉君もスロー再生みたいなんだわ。

                                                           

4R、二人共やっぱもう少し鍛えないとダメで、最後の方はぺトぺトパンチの交換で、

迫力ないないのまま、これじゃスコア付けられないでしょエンド。

このラウンド頑張った方が勝ちって思ってたんだけど、両方とも頑張れなかったね。

                                                                

結局、39-38、38-38×2で山見君1-0なんだけど、勿論ドロー。

                                                              

                                                            

角海老のコーナー見やったら、蓮沼テツヤ君が来てたもんで、

2日の試合、彼が負けるって予想してた手前、ゴメンって伝えに行ったんだわ。

                                                                

彼、顔に少しばっかり試合の跡残してたんだけど、ニッカニカしてて、

いやあいいっすよおなんて言ってくれて、彼もこのブログ読んでくれてるみたいで、

林和希樹君の感想なんかもちょっと知らせて上げた後、

ムキになって打ち合いに行かなかったのはエライって、伝えたんだよね。

                                                             

                                                           

☆高橋あつし君(日東)×高橋富一君(石橋)……Fe 4R

1勝(1KO)3敗の26才・北海道と、1勝2敗1分の24才・東京都。

                                                                

蓮沼君と話してたもんで、この試合、戻ったら2ラウンドってとこで、

ちょうど高橋富一君がリングでゴロンとなったとこで、

そしたら彼、このラウンド2回目のダウンってことで、

2分8秒、高橋あつし君のKO勝ちだってね。

                                                          

                                                            

☆岨野豊君(T&T)×石川幹也君(三迫)……50㎏ 6R

4勝(2KO)4敗の29才・三重県と、4勝(1KO)3敗1分の21才・東京都。

                                                             

岨野君、ソワノ君って読むんだけど知ってた?

                                                               

1R、その岨野君、ガード解きながらチャカチャカ出入り繰り返してて、

石川君の方がドッシリ構えてんだよね。

                                                               

2R、二人とも基本的にはディフェンスに課題抱えてんだけど、

岨野君は動きがいいもんで、何となくその問題クリアしてるんだけど、

石川君の方は相手の動きに着いて行けてない感じだなあって見てたら、

始まって35秒、タイミング見計らって岨野君、相手の打ち終わりに右フック合せて、

石川君からダウンゲット。

                                                             

それほどの大ダメージではなかったんだけど、直後の岨野君の追撃半端じゃなくて、

石川君、やっぱりディフェンス良くないもんで、また右直撃されて膝着きそうになって、

その直後、またまた右打ち込まれてフラッとしたとこでレフェリーストップエンド。

                                                          

2分8秒ってことだったんだけど、とにかく、ディフェンス、ディフェンスだったんだわ。

                                                             

                                                           

☆加藤寿君(熊谷コサカ)×ナンチャラ・ガチャイ……W 6R

5勝(3KO)5敗1分の26才・埼玉県と、8勝(3KO)4敗の?才・タイ。

                                                              

この程度の戦績のB級ボクサーの相手にタイ人呼ぶってのは何故?って感じで、

日本人よりカネかかるのは事実だし、どうしたんだろねって見てたら、

相手のタイ人、頭1個背低くて、体3回り小さくて、3階級くらい下の、

中学生みたいのが出てきて、で、加藤君、10オンスグローブでやるって、

そんなのバカバカしくて見てられなかったもんで、当然の席外しだったんだけど、

当然の如く、2RにTKO決着だってね。

まあ、進行早くて良かったんだけど、意味分かんなかったね。

                                                           

                                                           

☆塩谷智行さん(L玉熊)×大嶋記胤君(シャイアン山本)

                             ………L 8R

13勝(9KO)16敗1分のランク11位、36才・埼玉県と、

6勝(5KO)3敗の34才・茨城県。

                                                             

大嶋君、おいしいランカー相手に、そのランカーが一番おいしいって思ってる、

そんなパターンの試合してしまって、一体何考えてたんだろね。

                                                            

2Rまで見てたんだけど、大嶋君、初めっからやられに行ってるのと同じで、

何を好んで、そんな密着ゴニョゴニョ合戦に挑んでんだか全く理解できなくて、

たまーに打つパンチにも全然勢い無くて、

まるっきり足使えない同士の、まるっきり迫力の無い詰まんない試合だったなあ。

                                                                

塩谷さんの大得意のTKOパターンに自分から飛び込んでって、

結局、5R1分58秒だってね、後で聞いたんだけど……。

                                                             

大嶋君、勝ちの殆どがTKOなんだけど、負けの全部もTKOで、

打たれ強そうなアゴしてんだけど、やっぱりガラガラディフェンスだからなあ。

                                                             

                                                           

☆設楽賢太君(日東)×荒井翔さん(ワタナベ)……SFe 8R

7勝(4KO)10敗1分の29才・埼玉県と、

7勝(4KO)0敗のランク12位、28才・北海道。

                                                            

1R、10㎝ほど上背のある相手に対して、設楽君、上体揺すりながら体低くして、

腕振り込みざま突っ込んでるんだけど、その戦法は不正解ではないんだけど、

殆どノールックなもんで、一度軌道読まれると当たんないんだよなあ。

                                                              

一方の荒井さん、相変わらず強打の延暦寺って感じの僧兵風ボクサーで、

一発一発のパワーが圧倒的で、ちょっといい右かすっただけで、

設楽君、ユラッっとしてたもんなあ、あれは怖いよなあ。

                                                            

2R、荒井さん、元々ディフェンス巧くないというか、腕の位置いつも低くて、

ガードポジション取るのが性に合わないのかなあ。

                                                            

もっと左突いて、相手が潜り込むのビシバシ防げばいいのにって思うんだけど、

ほらね、設楽君の右、不用意に貰ってしまって、一瞬フラついてんだわさ。

それでも、パンチ力の差は如何ともし難くて、設楽君、大分顔腫れてきたなあ。

                                                            

3R、設楽君、とにかくガチャガチャにしてからでないと、どうにもなんないって感じで、

いきり立ってはいるんだけど、何しろ戦法がシンプル過ぎるもんで、

荒井さんに見切られてる感じで、ちょっと明るい展望見えて来ないんだよなあ。

                                                              

荒井さんの方も、左の数少ないし、ボディへの打ち分けも不十分なんだよなあ。

                                                           

4R、始まって45秒辺り、荒井さんの一気攻め込みで、設楽君、東ロープに詰められ、

もたれかかったまま、西ロープまでダダダ―ッって流れた後、

二人とも崩れ落ちて、そこで、設楽君にダウン宣告。

確かに、荒井さんにしなだれかからなかったら、前のめりダウンだったもんね。

                                                              

何とかリスタートしたんだけど、設楽君、それまでのダメージかなり溜めてたし、

北西ニュートラルに押し込まれて再度一方的になったとこで、1分30秒過ぎ、

こりゃストップかなって見てたら、スタンディングのままダウンのダウン宣告。

                                                              

荒井さんの右フックで設楽君、左目上ヒットカットされて、もうヘロヘロだったもんで、

止めても良かったって思ったんだけど、とにかくまたもやの再開ってことで、

でも殆どボコボコで、もう誰が見ても殆どダメ状態だったもんで、

やっとこさのレフェリーストップエンドで、2分6秒。

                                                               

この回3度目のダウン相当だからってことで、KO決着になるのかなあ。

最後、レフェリーが割って入ったから、やっぱTKOなんだろね。

                                                             

試合後の荒井さんと話ができて、ディフェンスの事とか左ジャブのこと、

色々聞かせて貰って、彼は彼なりの考えあったこと分かったし、

自分の伝えたかったことも分かって貰えたみたいだったんだわ。

                                                            

                                                            

☆近藤明広さん(日東)×小竹雅元君(三迫)……L 8R

16勝(6KO)2敗のランク3位、26才・埼玉県と、

7勝(3KO)5敗のサウスポー、24才・福島県。

                                                              

二人のキャリアからすると、この試合も5~6Rに決着するんじゃないかって見てたら、

結局最後まで行ってしまったんだけど、それにしてもヒドイ試合だったなあ。

                                                                 

1R、小竹君、とっても気合い入ってて、全体のスピード感も上回ってるし、

俊敏な上体の動きからのキレのいいワンツー、見てて気持ちいいね。

一方の近藤さん、ドスン一発右ストレートのチャンス覗う戦法だね。

                                                          

2R、近藤さん、徐々に圧力強めていくんだけど、ちょっと頭から行き過ぎるなあ。

それでもフィジカル戦、近接タイト戦になると、小竹君、少し厳しいかなあ。

                                                            

3R、近藤さん、ひたすら右狙い。

                                                            

4R、近藤さん、ますますの右一本狙いの力づく乱雑ボクシング。

                                                           

5R、二人ともカウンターのセンスがまるでなくて、自分都合で2~3発腕振って、

後はガッチリクリンチって、とにかくブツブツ切れのボクシングで、

特に近藤さんの策の無さには呆れるほどで、

この相手なら簡単にぶちのめせるって、舐めた気持ちで入ったみたいなこの試合、

途中全然修正効かなくて、こんな情けない試合する近藤さん、初めて見たよ

                                                            

で、あんまりなもんで、6R以降は場所変えて遠くから見てたんだけど、

もうグズグズで、小竹君はまだしも、近藤さんの工夫の無さには呆れるほどで、

なんかレベルの低いB級戦を見てるようだったなあ。

                                                            

結局、77-76、77-77×2の1-0で、小竹君のドローだったんだけど、

自分、ラウンドマストで見てて、77-75だったけど、

ジャッジも、ハイランカーディシジョンのイーブンラウンド作らなかったら、

小竹君だったんじゃないかなあ。

                                                             

近藤さん、スケジュールの関係で王座決定戦を持ってかれた感じなんだけど、

で、それがこの試合のモチベーションに影響したのかも知れなかったんだけど、

でも、もし例えそうだったとしても、そんなことこの試合には全く関係無い訳で、

自分とこの興行のメインイベンターなんだし、

チケット買って応援に来てくれた人達には、

ちゃんとしたパフォーマンス見せるべきだったと思うけどね。

みんな必死の応援してたんだからね。

                                                              

                                                              

荒井翔さんの応援に、勿論平山悦久君も来てたんだけど、生田真敬さんもいて、

自分、話したことないし、これまであんまりベタ褒めって感じじゃなかったんだけど、

彼、メガネごしにニコッと挨拶してくれて、ちょっと嬉しかったなあ。

                                                           

それから、金城智哉さんもいて、あんなに血だらけだった右目上だったんだけど、

10日ほど経った今ではすっかり直ってて、やっぱり若いヤツは直り早いんだわ。

                                                               

奈須勇樹さんとの試合の事、少し話したんだけど、とっても冷静に振り返ってて、

今まで、彼の試合で詰まんないって思ったことないんだけど、

次はもっといい試合すると思うな、きっと。

                                                              

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 荒井翔さん

② 岨野豊君

③ 岡田信之介君

                                                 

2011年9月 5日 (月)

路面電車

                                                          

路面電車ってのは、今んとこ全国に19路線残ってるんだってさ。

                                                          

一般公道に敷設された鉄道に適用される軌道法っていう法律があるんだけど、

その法律に沿って運行されてるのが路面電車なんだけど、

最近では、モノレールやいわゆる新交通システムにも適用されてるんだけど、

元々この法律、1924年に施行されたんだってさ。

                                                           

で、今日はその路面電車のことで、今残ってる19路線を北の方から順に並べると、

                                                           

(札幌) 札幌市電

(函館) 函館市電

(富山) 万葉線、富山地方鉄道、富山ライトレール

(福井) 福井鉄道

(東京) 都電荒川線、東急世田谷線

(豊橋) 豊橋鉄道

(大津) 京阪電気鉄道石坂線

(京都) 京福電鉄

(大阪) 阪堺電気軌道

(広島) 広島電鉄

(岡山) 岡山電気軌道

(愛媛) 伊予鉄道

(高知) 土佐電気鉄道

(長崎) 長崎電気軌道

(熊本) 熊本市電

(鹿児島) 鹿児島市電

ってことになるんだけど、東北とか甲信越地方にはないんだよね。

                                                           

古くからの交通手段なもんで、“電気軌道” なんて歴史感じさせる名前が目立つね。

まだ路線ごとの詳しいこと調べた訳じゃないんだけど……、

                                                         

◇ 日本で最初の路面電車は京都の京福電鉄

                                                           

◇ 唯一の環状線は富山地方鉄道

                                                           

◇ 初めて冷房が導入されたのは熊本市電

                                                          

◇ 初めてヨーロッパ風の車高の低い車両を導入したのも熊本市電

                                                            

◇ 鹿児島市電は軌道に芝生が敷かれてる

                                                          

◇ 日本最短路線は岡山電気軌道の4.7㎞

                                                          

◇ 広島電鉄には8路線もあって、戦前からの650系がまだ走ってて、

   原爆で123両のうち108両が破壊されたんだけど、

  驚くことに、3日後には運転再開したんだってさ。

  で、生き残った650系は被曝電車って言われてる。

                                                            

                                                          

なんで、路面電車かっていうと、

自分、時間タップリあるし、190路線って言われたら、ちょっと気遠くなるけど、

19だけってことだと、何とかなるかなって感じがしたもんで、

それ一個づつ乗りに行ってみようかなって、突然思ったんだよね。

                                                             

自分のブログ、好意的に読んでくれてる人、結構全国に散らばってるし、

独りよがりではあるんだけど、御礼というか、挨拶回りって感じもあるしね。

どうする? って聞いたら、奥さんも乗り気みたいなもんでね。

                                                          

2011年9月 4日 (日)

後楽園ホール・9月3日

                                                         

ホールに着いた時、全く記憶にない少年のような子に、

いきなりコンチワってニカッと挨拶されて、オウ! なんて一応返事返したんだけど、

一体君は誰? ってことで、見た目絶対ボクサーなんだけど、

ゴメン、顔も名前も全然頭に浮かばなくて、

そういうこと、実は何ヶ月か前にもあったんだけど、

多分、まだデビューしたてだったのを、いい試合したって書いたんだと思うんだよね。

                                                         

君、ホント、ゴメンなんだけど、ただ、君がそんなに上機嫌だってことは、

絶対いい試合したんだと思うんだよね。

                                                            

                                                           

中に入ったら、八王子中屋ジムのメンバー達がゴソッといて、

荒川仁人さんに飲みモノ奢って貰って、ホントは逆なのにね。

で、前の日の林和希さんの試合の事、ちょっと話したんだよね。

                                                           

それから、三迫ジムとかMTジムの人達とコンニチワってことで……。

                                                          

この日は今年70回目のボクシングで、自分の中の記念大会だったんだけど、

ホント、珍しいほど7試合の全部が今一つ、元気貰えるって感じじゃなかったんだわ。

                                                             

なもんで、自分の憶えのようには書くんだけど、

14名のボクサー達、一人もいい気分にはならないと思うから、

関係者含めて、今日は読まない方がいいと思うんだよね。

                                                           

                                                           

☆伊東直矢君(三迫)×紙谷真人君(八王子中屋)

                           ………54.5㎏ 4R

デビュー戦の20才・東京都と、0勝1敗の21才・東京都。

                                                           

1R、これがデビューの伊東君、舞い上がり気味の弾けたようなスタートで、

とにかく、ブンブン大振りかましながらの突撃ボクシング。

                                                          

ロンズデールシューズの紙谷君、ちょっと気押され気味ながらも、

何とか内側から打ち返そうって、懸命に踏ん張ってるね。

伊東君、いきなりの飛ばし過ぎで、スタミナ大丈夫かなあ。

                                                           

2R、やっぱり伊東君、絵に描いたようなガス欠で、いきなり勢い無くなってきて、

紙谷君のボディブローにもうヘロヘロになってるなあ。

                                                          

3R、あれあれ伊東君、2Rは休んでたのか、気持ち立て直したのか、

頑張り直すことに決めたみたいで、またもやのガンガン反攻開始。

                                                           

紙谷君、ちょっと真っ直ぐ下がり過ぎだし、攻め込まれるとすぐ頭下げるなあ。

                                                         

二人とも、まだまだ技術云々以前のパフォーマンスなもんで、

こうなると、勝ちたいって気持ち強い方が、勝ちをさらって行くんだよなあ。

                                                              

4R、伊東君のフィジカルの強さの前に、紙谷君、ちょっと弱気が見えてきて、

ついつい頭下げる場面、益々増えていったんだけど、半分頃かなあ、

伊東君が攻め込むとこ、チョンって出した紙谷君の右がカウンター直撃したら、

伊東君、下がりながら一瞬膝カックンしてしまったんだわ。

                                                           

オオオッ、紙谷君、千載一遇、ここしかない場面一気に訪れたんだけど、

その同じ瞬間に、いきなりのレフェリーストップエンドだったんだわ。

                                                           

デビューボクサーに対する配慮としては妥当なのかも知れなかったけど、

自分としては、もう少し続けさせても良かったんじゃないかって思ったし、

相手側のセコンド陣も明らかな不満顔だったなあ。

ただ、伊東君の目まで見えてなかったから、あれで正解だったのかも知れないね。

                                                          

紙谷君、デビュー戦の相手もフィジカル強いボクサーだったもんで、

とにかく苦労したけど、悲願の白星ゲットで、1分37秒だってさ。

次は、攻め込まれた時、頭下げっ放しにならないようにしないとね。

                                                          

                                                           

☆草野慎悟君(ヨネクラ)×林崎智嘉志君(八王子中屋)

                              ………Fe 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、22才・福島県と、0勝1敗1分の24才・青森県。

                                                          

1R、草野君もフィジカル頼りの乱闘系ボクシングで、

そんな感じで最後まで持つのかあって感じで、まあ飛ばす飛ばすんだわ。

林崎君も勢いある相手に押し込まれることなく、踏ん張ってるね。

                                                            

2R、組み付き乱戦系になりつつあったんだけど、残り1分前頃、

林崎君、待ってましたの右ストレート直撃させて、草野君をフラッさせた直後、

リング中央で、今度は右フックの追撃叶って、草野君からダウンゲット。

                                                            

再開後、時間まだ充分残ってたもんで、林崎君、懸命に決着付けに行ったんだけど、

ちょっと精度悪くて決め切れず、そのまま終了ゴング鳴ったんだけど、

草野君、ヘロヘロのまま根性で凌ぎ切ったんだわ。

                                                             

3R、草野君だけじゃなくて、実は林崎君の消耗もかなり進んでて、

グズグズ戦に突入ってことで……。

                                                       

4R、ダウン分取り返しながら追い上げてるのは、徐々に草野君の方で、

林崎君、必死な食い止めボクシングで、リング上死闘の様相呈していったんだわ。

そのまま結構微妙なとこまで、草野君が追い上げてったとこでエンドゴング。

                                                              

結局、38-37×2、38-38の2-0で、林崎君3戦目で初勝利。

                                                           

この日の中屋ジム、未勝利組が二人とも、とにかく初勝利ゲットっていうことで、

まずはホント、オメデトでしたね。

                                                            

                                                           

☆大阪匠君(北澤)×芳我研一郎君(10COUNT)……SB 4R

0勝1敗の21才・北海道と、0勝0敗1分の30才・茨城県。

                                                              

ここも初勝利目指し組の戦いで、なかなか刺激的な展開だったんだけど、

二人とも殆ど頭の位置動かさないし、ディフェンスの意識まるでないみたいで、

で、面白いような当て放題ボクシングだったんだけど、見てて危ない危ない。

                                                             

結局、37-36×3で、大阪君の勝ちだったんだけど、

4回戦で4ポイント取って、3ポイント取られたっていうのは凄過ぎでしょ。

                                                            

                                                             

☆志賀悠君(ビータイト)×中山義久君(ワタナベ)……Fe 6R

6勝(3KO)5敗1分の32才・新潟県と、7勝8敗5分の36才・静岡県。

                                                              

二人ともいかにも非力って感じのサウスポーで、初めっから寄りかかり合って、

ゴニョゴニョやり始めたもんで、1Rだけ見て休憩タイムゲット。

                                                             

中山君の方がいい左打ってたもんで、多分彼押し切るんだろなって思ってたら、

6R27秒、志賀君のTKO勝ちだったんだってさ。

                                                        

                                                          

☆名取耕平君(大橋)×和氣年邦君(MT)……B 8R

9勝(1KO)6敗1分の29才・神奈川県と、6勝(2KO)11敗2分の28才・岡山県。

                                                            

1R、この組み合わせなら、名取君が圧倒するんじゃないかって見てたんだけど、

始まってすぐ30秒のとこで、和氣君の右貰って、名取君グラッとしてしまって、

直後の追撃でまたもやの右直撃されて、ダウンしてしまったんだわ。

それほどひどいダメージじゃなかったもんで、その後名取君も立て直してるね。

                                                            

それにしても、和氣君の左ガードもガラガラになりやすくて、危ないんだよなあ。

                                                             

二人ともちゃんとしたA級ボクサーだし、そこそこの動きできてるんだけど、

なんでスリル感じられないんだろなあって考えてたんだけど、

とにかく攻撃パターンが驚くほど単調なんだよね。

                                                            

自分都合の単発顔面攻撃に終始するだけで、ボディは打たないし、

相手の打ち終わりに合わせるとか、打ち始めに被せていくってこと全くしないし、

まるでイマジネーション感じられないパフォーマンスなもんで、5Rまで見たとこで退席。

                                                             

結局、その次の6R、どっちかのバッティングキズが悪化したってことで、

負傷判定になって、67-66、66-67、66-66の1-1ドローだったってね。

                                                            

                                                           

☆鈴木徹さん(大橋)×ジョネル・アリビオ……Fe 8R

21勝(7KO)1敗のランク3位、25才・東京都と、

16勝(7KO)9敗1分のWBC14位、28才・フィリピン。

                                                          

アリビオの戦績、16勝(7KO)11敗2分って説もあって、良く分かんないんだよね。

彼、去年の暮近く、松田直樹さんをKOで破ってOPBFチャンピオンになって、

この5月に大沢宏晋さんに2-1負けしたんだけど、ホントに強いのかなあ。

                                                           

結局、この試合、78-75、78-77、76-76の2-0っていう、

実に平凡な判定試合で、鈴木さんの勝ち。

                                                             

鈴木さん、横浜光からの移籍初戦で、負ける訳にはいかなくて、

負ける訳にはいかないって試合させたら、鈴木さんの右に出るボクサーいなくて、

4Rまで見たら行方が丸見えになったもんで、またまた休憩突入。

                                                              

鈴木さん、如何にダメージ受けないようなボクシングするかってことに徹底してて、

滅多に全力出しすることないし、ホントはとんでもなく強いボクサーだと思うんだけど、

ユッタリした待ち姿勢からの一瞬速攻、目見張るモノあるんだけど、

取り敢えずは相手待ちに徹したボクシングするもんで、

見る方に結構我慢を強いるようなとこあるんだよなあ。

                                                              

鈴木さんの1敗は、4~5年前、竜宮城さんに1-2判定負けした時のもの。

                                                         

                                                          

☆岡田誠一さん(大橋)×涼野康太さん(五代)

                    ………日本 SFe タイトル戦

14勝(9KO)1敗のチャンピオン、29才・神奈川県と、

18勝(5KO)12敗3分のランク5位、29才・埼玉県。

                                                              

岡田さんの1敗は、去年三浦隆司さんに1-2負けした時のもの。

                                                           

涼野さん、長いこと一線でやってて我慢強い踏ん張り屋なんだけど、

基本3勝2敗ペースで、KO率も15%しかないし、

どう考えても、岡田さん圧勝でしょ、問題はいつ倒すかって事で、

フラットに考えたら、多分殆どの人がそう考えてたんじゃないかって思ってたんだけど、

この日の岡田さん、信じられないくらい情けなくて、今まで見た中で最低だったなあ。

                                                             

こんな岡田さんだったら、誰でも勝てたのに、そりゃ残念だったってことで、

あまりの不出来に腹立ったから、5Rで帰ったんだけどね……。

                                                            

岡田さん、絶対どこかおかしくて、体調壊してたのか、初めっから重そうで、

足も動かなくて詰められっ放しで、体全体の動きもトロトロなら、腕振りも鈍かったし、

他の挑戦者なら確実に倒されてたと思うなあ。

                                                           

実は昨日の夜遅くスコア確かめたんだけど、もしかしたら負けたんじゃないかって、

ちょっと恐る恐るだったんだけど、98-93、97-94、96-95って3-0で、

何とか凌いだらしいけど、96-95って判断したジャッジがいたってことは、

あの後もやっぱり相当苦戦したみたいだね。

                                                             

                                                          

ボクサーってのは、色々大変なんだよなあ。

色んなもん背負いながら、引きずりながら、リングに立ってるってことで……。

                                                              

                                                             

そう言えば、前の日、不甲斐ない負け方した林和希君が仲間の応援に来てて、

顔全体の腫れ、まだ引いてなかったし、両目の下軽く内出血跡残ってたし、

右目上のバッティングカットキズにテープ痛々しかったんだけど、

それでもホールにやって来たもんで、自分、彼の事見直してしまって、

彼、結局いいヤツってことで、同時にボクシングに対する謙虚さも感じられたんだわ。

林くーん、自分、言いたいこと言い過ぎたかも知れなくて、ゴメンなー。

                                                           

                                                                                                                     

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

殆どの試合、お終いまで見てなかったもんで……。

                                                    

                                                    

あれだけ、雨降んないじゃんって言ってたせいか、

ホール出た時、恐ろしいほどのドシャ降りで、ジーンズも濡れるほどで、

でも、電車降りた時は普通に止んでたけどね。

                                                          

2011年9月 3日 (土)

後楽園ホール・9月2日

                                                         

その後の台風、どんどんどんどん西にそれてしまって、昨日こそは大雨だって、

天気予報ではえらい力んでたのに、当たんないだよなあ、これが。

                                                          

                                                              

東京ドームは、韓国アイドルのイベントってことで、

周辺、オネエチャン達で溢れかえってて、真っ直ぐ歩けないほどだったんだわ。

                                                          

                                                           

ホールに着いて、西板席の後ろの方に座ってたら、平山悦久君に見つかって、

暫くしたら、どっかで見たことあるなって思ってたら、同じジムの遠藤圭君で、

初め分かんなくて、仕事帰りの普通のサラリーマンにしか見えなかったからね。

                                                            

彼、中学か高校の理系の教師してて、普段はこんな時間に来れないはずなのに、

近くで研修ってことで、そのついでだったみたいね。

                                                            

色んなこと話したんだけど、初めてユックリ話した割には、

ちょっと自分の考え、押し付け過ぎたかなあって反省してるんだけど、

彼も直球で聞いてきたもんで、あれで良かったのかも知れないとも思ってるんだよね。

                                                        

                                                        

☆林満久君(福田)×高林良幸君(RK)……Fe 4R

1勝1敗の21才・石川県と、1勝(1KO)1敗のサウスポー、22才・北海道。

                                                          

1R、二人ともまあまあちゃんとしてんだから、もっと手出せばって感じで……。

                                                         

2R、林君、相手の方の懐深いもんで、突っ込みたがるのは充分分かるんだけど、

やたら頭から行き過ぎるもんで、お互い2発ほど打ち合うとすぐクリンチってなって、

それが延々なもんで、全くスリル感じられない噛み合いの良くない試合だったなあ。

                                                           

背高い相手、リーチ長い相手、距離詰めたがらない相手を前にした時、

どう戦うかで、ボクサーの資質が浮き出てくる典型的な展開だったね。

                                                          

3R~4R、林君、最後までアイデア浮かんで来なかったみたいだったし、

高林君の方も、決して好戦的ではなかったもんで、そのままズルズルエンド。

                                                             

結局、40-36、40-37、39-37の3-0で、高林君の勝ちだったんだけど、

内容に対するジャッジの好き嫌いが露骨に出た感じだったね。

                                                            

                                                          

☆林和希君(八王子中屋)×蓮沼テツヤ君(角海老)……SL 6R

5勝(5KO)1敗の25才・兵庫県と、5勝(3KO)2敗3分の31才・埼玉県。

                                                          

ぶっちゃけた事いうと、蓮沼君、3Rまで持たないんじゃないかって実は思ってて、

復帰戦だった宮崎辰也君との試合の時の林君の勢い、半端じゃなかったし、

二人のスピード感には元々随分差がある思ってたし、

とにかく、瞬殺の左フック、尋常じゃないもんでね……。

                                                            

1R、林君、自分より上背ある相手とは初めてだったせいか、ちょっと硬いっていうか、

明らかにしなやかじゃなくて、踏み込む時のナチュラル感に欠けてるんだわ。

                                                          

蓮沼君、いつもは仕掛けられると、一気に打ち合う傾向強いんだけど、

驚いたなあ、この日は徹底的に距離取って、矢のようなって感じではないんだけど、

とにかく重い左ジャブ、正確に、当てるというより、しっかり打ち込んでるんだわ。

                                                           

蓮沼君がワンツー出した途端、林君、得意の左フック、合わせてはいるんだけど、

そして、その左フック、絶大な威力含んでて場内息呑ませるんだけど、

蓮沼君、すんでのとこで直撃避けることできて、全く慌ててないんだよなあ。

                                                             

そしてこの回、中盤過ぎ頃、少し距離詰まったとこで林君がガードポジション取った時、

左右のショートから右アッパー巧いこと打ち上げて、林君のアゴ跳ね上げてて、

一緒に見てた遠藤君、一年ほど前、蓮沼君と引き分けたことあったもんで、

そりゃどうしても、蓮沼君応援になる訳で、後半力強い声援送ってたなあ。

                                                         

あれれれ、林君、明らかに動き鈍ってしまって、効いてんだわあ。

それでも我らが林君なもんで、どっかできっかけ作って、一気の決着持ち込みって、

そんな期待と不安抱えながら、多分、4R以降一気に攻勢かけるんだろなあって、

だって、蓮沼君も良く知ってるボクサーなもんで、この辺複雑だったんだけど、

とにかくの一波乱覚悟だったんだけど、ナント何とナント、

結局1Rの流れ最後まで変わらず、林君、為す術無いって感じのまま終了ゴング。

                                                           

殆どフルマークじゃないかってスコアは、60-55×2、59-56の3-0で、

勿論蓮沼君の圧倒勝ち。                                                            

二人ともA級昇格掛けた試合だったんだけど、蓮沼君、頭脳勝ちだったなあ。

                                                           

それにしても、林君、芸無さ過ぎだったのにはガッカリで、

距離取られた時の詰めというか踏み込みの工夫、もっと出来たはずだし、

全部を必殺パンチにする必要なくて、緩急とか捨てパンチとか混ぜ込めば、

いくらでも展開変えることできただろうし、最後の方は余りの空回りさ加減に、

自分で呆れてるみたいだったもんなあ。

                                                         

林君、ガチの殴り合い挑んで来る相手には滅法のパワー発揮できるんだけど、

豪打避けて、敢えて引き気味に動いて来る相手の場合にどうするかってことが、

課題として見えてきた訳で、まだまだこれから、これからってことで、

練習し甲斐があるってことで……。

                                                            

蓮沼君、シッカリ自制した冷静なパフォーマンスで、見直してしまったなあ。

                                                          

                                                            

☆熊野和義君(宮田)×坂本大輔君(角海老)……64㎏ 8R

24勝(6KO)11敗の32才・東京都と、6勝(3KO)5敗1分の30才・千葉県。

                                                             

熊野君、この日はいつもの前傾し過ぎ、頭突っ込み過ぎってのがなくて、

距離取った普通の試合してたね。

                                                             

坂本君は、前回少しお利口さんボクシングに過ぎたとこ反省してて、

初回からガンガン大振り頑張ってるね。

                                                             

二人とも元ランカーなんだけど、大きく変身するってまでは至らなくて、

大体こんな感じで推移するんだろなあって、想像通りの動きから脱却できなくて、

どこのラウンド切っても、殆どズーッと同じパフォーマンスで、ちょっと退屈だったね。

坂本君、もうちょっと派手にやるのかって思ってたんだけどね。

                                                             

結局、77-76×2、77-78の2-1で、熊野君だったんだけど、

正直、どっち転んでもアリって感じだったんだわ。

                                                         

                                                            

☆前之園啓史(石丸)×青木幸治君(角海老)……SB 8R

15勝(5KO)2敗2分のランク3位、26才・鹿児島県と、

11勝(3KO)5敗2分の24才・福岡県。

                                                              

この試合終わった後、前之園さんと話したんだけど、最強後楽園エントリー後の辞退、

どうしてだったのか聞いたら、練習中の目の上のカット傷だったんだってさ。

                                                         

1R、二人とも基本的には同じ様なスタイルのボクシングで始まって、

前之園さんの左ジャブ、ホント良く届いてるし、青木君のコンビネーションもグッドで、

合わせるタイミングも結構合ってるんだわ。

                                                            

2R、前之園さん、様子見から徐々にパワフルな動き見せてきて、

終始強烈なプレスかけ始めてって、こうなると青木君、ちょっとひ弱さが目立ってきて、

前之園さん、すっかり見切った感じになっていったんだわ。

                                                           

3R、で、前之園さん、これはパワーでねじ伏せられるって判断したのか、

ちょっと力づくボクシングっていうか、腕力頼り系になってしまって、

雑というか、一発狙い過ぎのせいか、ちょっと手数減ってしまったんだわ。

その辺のとこ、青木君、上手いこと突いて、ちょっと展開戻してるね。

                                                           

隣で見てた平山君、3年ほど前試合してる関係上、どうしても圧倒青木君応援で、

ホント、ボクサーっていうのは分かり易いんだよね。

                                                          

4R、前之園さん、このクラスのランク3位ってのやっぱダテじゃなくて、

いよいよの本気度更に上げていって、一気の攻勢かけていったんだわ。

                                                            

青木君も必死抵抗試みてはいたんだけど、フィジカルの差も何ともし難く、

この回残り30秒切ったとこからの前之園さんの猛攻の前に術無くしつつあって、

左右左って顔面攻められた後、返しの右を思いっ切りボディに打ち込まれてしまって、

一発悶絶ダウンしてしまったんだわ。

                                                           

気合い入れ直して立ち上がりはしたんだけど、青木君、ダメージは明らかで、

当然、前之園さんの追撃甘くなくて、直後の連打に下がるしかなくて、

結局、再度の今度は左だったと思うけど、強烈ボディでしゃがみ込んでしまって、

こりゃとてもダメでしょって事で、2分43秒、レフェリーストップエンド。

                                                            

ハイランカーってのはこういうもんだってのを見せつけた試合だったなあ。

それでも、もう少し攻撃の仕方に改善の余地有るんじゃないかって思ったもんで、

前之園さんに話聞いて貰ったら、彼自身も反省してる点でもあったんだよね。

                                                             

彼、確か所属ボクサー3~4人ほどの小さなジムのボクサーなんだけど、

天狗にならないとっても謙虚なファイターなもんで、好きなんだよね。

まだ26才なんだけど、いかにも昔風のボクサーって風貌がいいんだわ。

                                                         

                                                         

☆中嶋孝文君(ドリーム)×臼井欽士郎さん(横浜光)……SB 8R

17勝(7KO)5敗1分の27才・青森県と、

21勝(10KO)3敗のランク2位、31才・宮城県。

                                                            

1R、中嶋君、この日もとってもキビキビ動き良くて、一年前蔦谷貴法君相手に、

攻め込んだロープ際でちょっと変な間作って負けてから、3連勝(2KO)中で、

上下打ち分けやコンビネーション、気持ち良さそうにやってるね。

                                                           

一方の臼井さんも去年暮れ、岩佐亮祐さんに手も足も出なくて、

完膚なきまでやられてから2連勝(1KO)中。              

少しでも中嶋さんに打ち込まれると、即打ち返して、負けん気強いとこ見せてるね。

                                                        

2R、序盤臼井さんの攻勢、後半中嶋君の反転攻撃って、目まぐるしい展開で、

何となくパワーとスピードの戦って図式ができていったんだわ。

                                                           

3R、中嶋君、上体とか頭の位置に凄く注意してるみたいで、

相手の強打、巧いこと避けてるというか、なかなか的絞らせてないね。

                                                              

それに比べて臼井さん、ちょっと頭の位置同じとこに置き過ぎなもんで、

中嶋さんの見栄えのいい直撃弾喰らってしまうこと多くて、徐々に腫れてきてんだわ。

                                                              

4R、臼井さん、相変わらずいつのも左フック、強烈なモノ感じさせるんだけど、

この日の直撃率あんまり良くなくて、それ多用してガード甘くなるとこ、

中嶋君の右ストレートとか右フック、不用意なほどドカドカ打ち込まれてしまって、

もう殆どこの辺から、中嶋君にシッカリ主導権握られてしまったんだわ。

                                                             

5R、それでも臼井さん、接近してのショート連打には、まだまだ活路充分見えてて、

倒しきるだけの力もこもってるもんで、中嶋君の危険度も消えないんだけど、

場面場面での見栄えのいいコンビネーションで中嶋君、ペース渡さないんだわ。

                                                             

6R、気負い過ぎ、焦り過ぎか臼井さん、やたら頭から行くようになってしまって、

力づくの攻撃も単調過ぎて、見極められてる感じなんだよなあ。

意識的に距離取ったら中嶋君圧倒で、上下打ち分け更に磨きかかってきたなあ。

                                                          

7R、初めの1分、どうした訳か臼井さん、殆ど手が出なくて、

その後も相変わらず腕力過信したような工夫の少ないボクシングしてたんだけど、

この回最後15秒ほどは、全く緩みのない中嶋君にほぼ一方的に詰められて、

北側ロープに押し込まれて、危ない、危ないだったんだわ。

                                                          

8R、もう倒すしかない臼井さん、流石に最後の攻勢かけていったんだけど、

気持ち先走り過ぎのせいか、バッティングだらけみたいになってしまって、

1分切ったとこからは二人壮絶な殴り合いにはなったんだけど、

大逆転って訳にはいかなくて、そのまま終了ゴング。

                                                             

最後、臼井さんのボディ攻撃で、明らかに腰折って逃げ体勢だったもんで、

後で中嶋君に確かめたら、やっぱりローブローだったみたいね。

                                                            

判定は78-74、78-75×2ってことで、中嶋君見事な3-0勝ち。

                                                          

臼井さんランク2位なもんで、9月のランキングいいとこまで行くと思うんだけど、

岩佐亮祐さんとか椎野大輝さんとかいるし、いいとこ4位くらいかなあ。

中嶋君、過去最高位4位だっていうし、2年がかりでそこまで戻ったんだよね。

それにしても、ヤンチャ顔が嬉しそうにしてて、こっちまで嬉しくなってしまったよ。

                                                            

                                                          

☆山崎武人君(本多)×上野則之さん(RK)……Fe 8R

11勝(2KO)10敗の29才・千葉県と、

13勝(5KO)10敗4分のランク2位、29才・栃木県。

                                                           

この二人の試合は延々最後まで続くって読みだったもんで、

暫く色んな人と話して、何か中入りって感じだったなあ。

                                                            

全く良く似たスタイルの刺激的になりにくい試合で、正直というか、申し訳ないけど、

今んとこ、フェザー級のランカー達が一番タルイんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                       

結局、殆ど真面目に見てなかったんだけど、78-76、77-75、77-76の3-0で、

上野さんの判定勝ちだったみたいけど、殆どランカーディシジョンの範囲だったね。

                                                             

                                                             

☆田中教仁さん(ドリーム)×國重隆さん(ワタナベ)……LF 8R

13勝(7KO)4敗のWBA14位、26才・東京都と、

21勝(2KO)6敗2分のランク10位、35才・大阪府。

                                                             

またまた申し訳ないんだけど、いつも全く刺激的じゃないもんで、

自分、國重さんの試合、殆ど見ないんだよね。

イチローのバントヒットとか内野安打、延々見せられてるような感じになるんだよね。

                                                             

昨日は、田中教仁さんが相手だったもんで、彼がどう始末つけてくれるかって、

それ期待で見てたんだけど、田中さん、後で、下手下手ですわって自嘲してたけど、

結局、77-76×2、76-77の2-1で、國重さんの老獪勝ち。

                                                             

正直、國重さんの試合、ボクシングとしてはいつも全く面白くないんだけど、

いっつもあれだけの応援団、関西方面からの大動員で驚くんだけど、

彼、余程の人望あるのか、少なくとも個人的にとってもいいヤツなんだろね。

                                                             

1R、國重さん、いつもの通り、ガッツン飛び込みボクシングするのかって見てたら、

ガッツン飛び込みは、田中さんの方が一枚上手だったもんで、

以降、徹底した距離取り作戦に出てしまったもんで、もう全く盛り上がらなくて、

あとは逃げ逃げチョンチョン、逃げチョンチョンてのが延々連続で、

田中さん、そういうの全く不得意というか、我慢できないもんで、

バカ振り一辺倒になってしまって、最後は半分ヤケクソやってたみたいだったんだわ。

                                                         

國重さん、途中デカイの喰らって、鼻血は出るわ、顔は腫れるわで、

逃げながらチョンチョンカスリジャブよりは、前々積極攻勢有効打ってことで、

盛り上がらない試合だったけど、田中さん押し切ったかと思ってたら、

下がりながらのぺトぺト打ちをヨーシってポイント勘定したジャッジがいたもんで、

そういう結果になってしまったんだけど、みんな苦笑してたなあ。

                                                            

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】                                                  

① 中嶋孝文君

② 蓮沼テツヤ君

③ 前之園啓史さん

                                                    

2011年9月 2日 (金)

9月のボクシング

                                                         

ゲイリー・クーパーの “真昼の決闘” (1952年)見たよ。

やっぱり、グレース・ケリーは綺麗だったなあ。

                                                                               

ゲイリー・クーパーってのは大根役者だと思うんだけど、見てくれだけはいいんだよね。

興味深かったのは、悪党一味の中に若き日のリー・バン・クリーフがいたことで、

昔見た時は、気付かなかったんだけどね。

                                                          

彼、クリント・イーストウッドの出世作、“荒野の用心棒” で、

黒シャツ着てた、あの鷲鼻のガンマンなんだけど、知ってるかなあ。

                                                           

                                                        

10月1日からWOWOW、やっと3チャンネルともフルハイビジョン化されるんだわ。

自分、汚い画面は見る気しなくて、ズーッとハイビジョン画面しか見なかったもんで、

チャンネル数増やしてレギュラー映像ってのが全く理解できなかったもんで、

何考えてんのかって、以前電話したことあったんだけど、やっとだもんね。

                                                           

                                                        

東北震災の義援金、ボクシング協会に6月末までに1,200万円集まったって、

以前書いたけど、JBCの方にも380万円集まったんだってね。

協会の方は、有名ボクサー動員してやってた結果なんだけど、

その間JBCも地味にやってたんだね。

                                                           

                                                          

9月のボクシングメニューの前にまずは8月のボクシングのレビューを……。

                                                            

【8月度ボクシングベスト10】

                                                                                                           

① 李冽理さん×福原力也さん(1)

② 奈須勇樹さん×金城智哉さん(6)

③ チャーリー太田さん×柴田明雄さん(3)

④ 外園隼人さん×菊地祐輔さん(次)

⑤ 下川原雄大さん×出田裕一さん(10)

⑥ 土屋修平さん×福原寛人さん(4)

⑦ 淵上誠さん×細川貴之さん(5)

⑧ 村中優さん×佐藤洋輝さん(9)

⑨ 庄司恭一郎さん×中堀剛君(次)

⑩ 山口佳太君×益山智行君(ー)

                                                      

                                                     

【9月のボクシング】

                                                 

・9月 2日……(後楽園)

          田中教仁さん×國重隆さん、山崎武人君×上野則之さん、

           中島孝文君×臼井欽士郎さん、前之園啓史さん×青木幸治君、

           熊野和義君×坂本大輔君、林和希君×蓮沼テツヤ君。

                                                        

・9月 3日……(後楽園)

          岡田誠一さん×涼野康太さん、名取康平君×和氣年邦君。

                                                            

・9月 7日……(後楽園)

          近藤明広さん×小竹雅元君、設楽賢太君×荒井翔さん、

          塩谷智行さん×大嶋記胤君。

                                                          

・9月11日……(福岡)

          蔦谷貴法君。(また元の博多協栄に戻ったんだね。)

          (大阪)

          島村国伸君。

                                                           

・9月13日……(後楽園)

          コブラ諏訪君×大崎展幸君、川名充君、宮坂航君。

                                                           

・9月18日……(座間)

          チャーリー太田さん×十二村喜久さん、

          ウォーズ・カツマタさん×板垣幸司君。

                                                        

・9月24日……(茨城)

          高橋竜也君×菊井徹平君、海老澤宏太君×清水大樹君、

          鈴木翔君。

                                                         

・9月26日……(後楽園)

          中釜兵武さん×久田恭裕さん、江藤伸悟君×スパイス松下君。

                                                          

・9月27日……(後楽園) 

          東日本新人王準決勝Ⅰ

                                                         

・9月28日……(後楽園)

          東日本新人王準決勝Ⅱ

                                                          

・9月30日……(後楽園)

          パロディア・カレロ・エルナンデス×石川昇吾君、          

          小野木崇文君、梅津宏治さん。

                                                          

                                                              

【9月度ボクシング期待度ランキング】

                                                  

① 中嶋孝文君×臼井欽士郎さん

② チャーリー太田さん×十二村喜久さん

③ 尾川堅一君×濱名潤君

④ ウォーズ・カツマタ君×板垣幸司君

⑤ 田中教仁さん×國重隆さん

⑥ 溜田剛士君×伊藤雅雪君

⑦ 岡田誠一さん×涼野康太さん 

⑧ 中釜兵武さん×久田恭裕さん

⑨ 前之園啓史さん×青木幸治君

⑩ 塩谷智行さん×大嶋記胤君

                                                    

(次)

林和希君×蓮沼テツヤ君、設楽賢一君×荒井翔さん、

海老澤宏太君×清水大樹君、千波丈二君×大場雄二君、

村田智哉君×尾島祥吾君、源大輝君×岩崎悠輝君、

下薗亮太君×本間愛登君、バロディア・カレロ・エルナンデス×石川昇吾君。

                                                      

今月は、楽しみなカード、結構満載なんだよね。

                                                        

                                                        

昨日、マナベジムからスパーリングに来るっていうから、ちょっと行ってみたんだわ。

チョットっていう割には、いつもの通り4時間近くになってしまったんだけどね。

                                                         

この日はマナベさんとこから大場君雄二君と酒井智彦君が来たんだけど、

とっても気合い入ったいいスパーしてたよ。

                                                         

大場君の相手は新人戦予選で戦った森田大介君で、こんなとこでのリベンジ戦で、

それでも森田君渾身のパフォーマンスで、3R戦だったんだけど、

2R終わった時点で既に息上がるほど動いてたんだけど、最終回の最後の最後まで、

振り回してもバランス崩すことなく全部出しできてたね。

                                                            

大場君の方は試合の時と同じで、死力尽くすって感じじゃなくて、

そんなに万振りじゃないんだけど、相変わらず左右の連打威力あるんだよね。

                                                            

酒井君、決してファッショナブルではないんだけど、戦場なら信頼できるファイターで、

とってもフィジカル強い実戦派なもんで、アマエリート鍛えて貰うには絶好な相手で、

自分の記憶の中では試合よりいい動きしてたように思ったな。

                                                           

                                                         

十二村喜久さんも相手変えながら長いスパーこなしてたし、

石川雄策君、細かく動けてたし、長島謙吾君も必死のスパーだったなあ。

                                                          

コーチ義人君、荒井遼晴君、大橋健典君、久永志則君、福原健太君、外村セビオ君、

麻生興一さん、加藤善孝さん、藤井龍二君、関豪介さん、高山延樹さん、ジョナサン、

石井貴章君、塩澤直樹君、村田有司君、一場仁志君、それから、

久し振りに大内淳雅さんにも挨拶できたし、沢山のスタッフとも色々話できたし、

一昨日の武道館の試合見ながら一緒に検討会したんだよね。

                                                            

                                                          

デカイ台風が近付いて来てて、大雨になるって天気予報で言ってたけど、

昨日も一昨日も傘要らずだったんだよね。

                                                                               

2011年9月 1日 (木)

日本武道館・8月31日

                                                         

20代夫婦の夫が誕生日ってことで、奥さんが友人と一緒に砂浜に穴掘って、

海辺のサプライズイベントってことだったんだけど、計画通り夫婦で穴に落ちて、

ただ、深さ2.5mもあったもんで、生き埋めになってしまって、二人とも窒息死。

この事故、とんねるずのバラエティー番組の影響なのは間違いないね。

                                                            

                                                         

オリンピック予選のため、なでしこJAPANが中国入りしてんだけど、

あそこのマスコミ、国際レベルに達してないルール違反の取材し放題で、

日本側がクレーム付けると、お前らカッコつけんなって新聞に書き放題で、

いつものように、自分らのことしか考えてない国民性丸出しで、

一人一人、個人的にはいいヤツ、沢山いるんだろうけど、

国としては、塊としての人民は、相変わらず、どうも信頼できないんだよなあ。

                                                         

                                                             

野田君、戦後二番目に若い首相なんだけど、思いの外の策士みたいで、

自民党や公明党への挨拶回りも素早かったし、輿石君とか前原君重用してるし、

財政に対する信念も腹据わってるし、彼、意外に長期政権かも知れないね。

                                                           

                                                          

思いの外早く、武道館に着いてしまって、どうしようも無い試合三つばかりの後、

清水智信さんのタイトル挑戦だったんだけど、何かカネ掛けてないセッティングで、

ちっぽけなオーロラビジョン一個だけだったし、国歌斉唱のときも、

国旗がどこにも下がってなくて、横断幕に小さなスポット当ててただけだったなあ。

                                                            

                                                            

☆ウーゴ・カサレス×清水智信……WBA B タイトル戦

35勝(25KO)6敗2分のチャンピオン、33才・メキシコと、

18勝(9KO)3敗1分のランク4位、30才・福井県。

                                                              

清水さん、B級デビュー2戦目にタイ人の殆どワンワンボクサーに1RTKO負け、

その3年後、ポンサクレックに7R、翌年内藤大助さんに10Rって、

これまたKO負けっていう経歴なんだけど、基本6勝1敗ペースで、KO率は41%。

                                                           

一方のカサレスも、実は同じ6勝1敗ペースのボクサーで、ただKO率は58%。

                                                           

清水さんの方が一回りデカイね。

                                                          

1R、カサレス、こんなもんだったっけ? ってほど動き良くないし、パンチもトロいし、

いきなりサウスポーチェンジしたりしてんだけど、威圧感まるでないし、

まずは清水さん、ハンドスピード圧倒してるね。

                                                            

それでも、清水さんも自分からガンガン仕掛けるって感じじゃない慎重スタートで、

突っ込みカサレスのせいで、ちょっとだけだけどいきなり右目上バッティングカット。

                                                            

2R、スピードとテクニックではシンドイと思ったかカサレス、

パワー系の荒っぽいパフォーマンスに出てきて、でも振り回し過ぎだよね。

清水さん、大直撃って訳じゃないけど、ジャブ中心に細かいのを正確に当ててるね。

                                                        

3R、カサレス、ムチャ振りのパワーだけは充分なもんで、

清水さん、それだけは要注意ってことで、それにしても左がよく届いてるなあ。

ただ、相手が大きく振り被って来るとこ、カウンター欲しいとこなんだけどね。

                                                        

4R、カサレス、左構えの時は、右手はジャブ使いすること少なくて、

殆どが引っかけフックなもんで分かり易いんだけど、

そもそも、そのサウスポーチェンジ意味、それほどないと思うんだけどなあ。

そんな感じで最後までやるつもりなのかって見てたら、少しプレス強めてるね。

                                                          

清水さんの方も、実は返しのパンチのタイミング合ってなくて、少し遅れ気味なんだわ。

ただ、カサレスが思いの外の不出来なもんで、普通にバランス良くやってるね。

                                                           

5R、カサレス、いよいよ本領発揮ってことで、徹底したインファイトに持ち込もうとして、

ゴリゴリガツガツ入り込んで来るし、両手下げて誘ってもいるなあ。

                                                              

清水さん、あくまで距離取って慎重にやってるんだけど、単発攻撃ですぐ引くし、

二次攻撃出来るのに行かなくて、ちょっとこっちも消化不良なんだよね。

この回、カサレスも左目上バッティングカット。

                                                              

6R、前の回まで、それほど派手な攻防はなかったんだけど、

キツイ左ジャブ山ほど喰らってポイント取られてたのは明らかにカサレスの方で、

で、カサレス、この回終始前詰めして攻勢かけて、腕振りもスムースなんだわ。

                                                           

清水さん、相手のパワーとしつこさに少し気押され気味で、攻めもひ弱な感じだなあ。

それにしても二人とも、ボディ攻撃驚くほど少ないんだよね。

                                                           

7R、清水さん、折角いいのを当てても相変わらず、すぐ引いてしまうんだよなあ。

                                                            

8R、チャンピオンディシジョン考えると、もっとアグレッシブにやらないと、

このままじゃ挑戦者としてはどうなのかなあって思ってた中盤過ぎ、

接近してのショートの交換になった時、清水さんの力込めた左右ボディが炸裂して、

カサレス、明らかに効いて動き途端に鈍くなって、清水さん一気攻め。

おうおう、カサレス、下がる下がるで、行けーっ!清水さん、って感じなんだわ。

                                                            

9R、カサレス、絶対まだ効いてて、前出て来れなくて、休ませるなって感じで、

清水さん、畳みかける攻撃のチャンスだったんだけど、まだ行き切れないんだわ。

                                                              

                                                           

この試合、振り返ってみれば、面白かったのは、実は8Rだけだったんだよね。

                                                           

この後もカサレス、全くのいいとこ無しで、取り敢えずのプレスは掛けるんだけど、

頭から突っ込んで、雑に振ったらすぐクリンチっての繰り返してて、

最後まで、あんたホントにカサレスかあって感じだったんだよね。

                                                           

清水さんの方も、相手明らかにボディ嫌がってるってのに、追撃手温くて、

コンビネーションの軸にすること全くしないし、横への動きも出来てなかったし、

五十嵐俊幸さんとか小林タカヤスさんとの試合の方が、

よっぽど生き生きキビキビしてたんだよね。

                                                             

結局、清水さん、左ジャブとボディブローでカサレス下したんだけど、

それは、カサレスが驚くほど劣化してたからのことで、昨日みたいな流れなら、

倒しきるとこまでいって欲しかったってのが正直なとこだったんだよね。

                                                            

115-113×2、114-115の2-1で、勝つことは勝ったんだけど、

チャレンジャーとしてはどう見ても消極的に過ぎてたし、

アウェイでやってたらひっくり返ってても、全く不思議じゃなかったと思うなあ。

清水さん、あんなもんじゃないと思うし、もっともっとやれるんだよね、ホントは。

                                                            

                                                           

判定結果聞いて、トイレ行って、喫煙スペースでタバコ吸いながら、

うーん、やっぱ今一納得いかないなあって思いながら、

予定通り会場を後にしたんだけど、これから会場入りって人、ザクザクいたね。

                                                           

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »