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2011年7月12日 (火)

後楽園ホール・7月11日

                                                         

定員120名の船に200名乗せて、ロシアの観光船が沈没、100名以上が死亡。

                                                            

放射線に汚染されてて投餌禁止されてる干し草っていうこと知った上で、

牛に与えた福島の肉牛農家。

                                                       

何事も完璧は有り得ないけど、最低限のことは真面目にやらないとダメなんだわ。

                                                          

                                                          

7月1日、2R壮絶なKO負けした、健太郎マイモンコンプロモーション君。

あの日リング降りる時、エライ顔しかめてたんだけど、

あの時、左目眼窩底骨折と鼓膜破裂だったんだってね。

鼓膜の方はまだらしいけど、目の手術は無事に終わったってことで、良かったなあ。

                                                           

                                                           

それから、小堀佑介さんの近況。

小堀さんが、ぶら~りカナダ一人旅に出てから、およそ4ヶ月になるんだけど、

彼、殆ど東洋人の住んでないような所に滞在してるんだけど、

何とその街に小さなボクシングジムがあってね、

で、小堀さん、フラリと出かけて行って、俺は元世界チャンピオンだったって伝えたら、

オメエ、ふざけんなって感じで全く相手にされなかったんだってさ。

                                                        

その街、殆ど白人オンリーで、もともと有色人種を相手にしないような風潮あって、

なんだか目に浮かぶようだけど、彼、そこそこ小馬鹿にされたみたいで、

でもそのうち、そんなこと言うなら、コイツとスパーリングやってみろって、

詳しくは知らないんだけど、その辺りの地域チャンプみたいなプロボクサーと

スパーリングやったらね、ソイツのこと、ボッコボコにしてしまったんだってさ。

何か、マンガみたいな話で可笑しくてさ。

                                                             

でね、お前は凄いなってことになって、今じゃそこでトレーナーみたいなことやってて、

ミット打ちなんかの手伝いしてるんだってさ。

その技術がまた優秀なもんで、彼、カナダの田舎町で評価ウナギ昇りみたいよ。

何か、小堀さんらしくて、ちょっといい話しでしょ。

                                                          

                                                          

昨日は今年50回目のボクシング。

去年は丁度100回観戦だったんだけど、7月半ば近くでこのペースだと、

今年はちょっと無理なのかなあ。

                                                         

                                                            

☆三浦崇史君(北澤)×西野謙太郎君(ワタナベ)……51.5㎏ 4R

0勝1敗のサウスポー、21才・青森県と、0勝1敗のサウスポー、31才・愛媛県。

                                                       

年の差10才のサウスポー同士で、初勝利目指し組。

                                                            

1R、それほど迫力ある二人じゃないんだけど、

気持ちが出来てないように見えたのは三浦君の方で、

一発打つとすぐ頭下げてしまって、怖がりなのが浮き出てしまってるなあ。

                                                          

西野君、相手のそういうとこ突いて、アッパー攻め有効だったし、

打ち終わりに合わせようと頑張ってるし、随分差の出た立ち上がりなんだわ。

                                                           

三浦君、途中から鼻血もヒドイことになってて、いかにもシンドそうだったんだけど、

残り2秒、終了ゴング寸前に、大直撃喰らってダウン。

                                                            

三浦君、何とか立ち上がって、ファイティングポーズは取ったんだけど、

余りにもダメージ大きかったみたいで、終了後棄権で、西野君のTKO勝ち。

                                                          

                                                             

☆平田圭佑君(北澤)×米内道康君(熊谷コサカ)……L 4R

0勝1敗の24才・神奈川県と、0勝2敗の33才・岩手県。

                                                          

1R、お互いに力入り過ぎで、バネ仕掛けみたいなボクシングで、

距離の把握が全くできてないみたいで、特に米内君、手が余りっ放しなんだわ。

                                                          

2R、二人ともショートブローが上手くないのに、近い距離でやり過ぎだったんだけど、

始まって45秒辺り、平田君、返しの左ショートフックを直撃することできて、

米内君からダウンゲット。

                                                          

それでも、その米内君もかなり打たれ込んでて、結構顔腫れてきてんだわ。

                                                       

3R、両者、別人のように動き悪くなってしまって、もうグズグズボクシング。

見てると、なんか平田君の方が余計にバテてるみたいなんだよね。

                                                             

4R、平田君、相当疲れてるみたいで、すぐ下向くようになってかなりふらついてるし、

ここで追い込んでダウンゲットすれば、米内君、充分逆転可能なんだけど、

そういう風には体も気持ちもなれないみたいで、そのままズルズルエンド。

                                                            

結局、38-37×2、38-38の2-0で、平田君の逃げ切り勝ちだったんだけど、

全く、盛り上がりには欠けてたなあ。

                                                             

                                                            

☆小泉良太君(北澤)×中山義久君(ワタナベ)……Fe 6R

6勝(4KO)5敗のサウスポー、26才・神奈川県と、

7勝8敗4分のサウスポー、36才・静岡県。

                                                          

中山君、定年迫ってて、何とかイーブンでボクシング生活終わりたいって感じ。

                                                                         

1R、中山君、隣にいた佐藤洋輝さんに聞いたんだけど、4年振りのリングってことで、

気持ちは充分出てるんだけど、右ジャブ少な過ぎで、近い距離でやり過ぎなんだわ。

                                                       

2R、中山君、なかなかいいボディブロー持ってるし、右ジャブも出せば当たるのに、

ちょっと勿体ない展開で、小泉君のショート連打に流れ喰い止められてるなあ。

                                                           

3R、小泉君のショートフック対中山君のボディブローってのは2Rとほぼ同じ。

                                                            

4R、中山君、左目下かなり腫れてきてるし、小泉君も右目上バッティングカットして、

何か混沌とした展開なんだけど、中山君、これまでKO勝ち一回も無くて、

大きなダメージ与えにくい打ち方してるし、グローブの構え方が顔に近過ぎなもんで、

遠いとこでブロックするのできなくて、余分なパンチ貰ってしまうんだわ。

                                                             

5R、1分過ぎ頃、中山君、右目上バッティングカットしてしまって、

それ結構ヒドくて、ドクターチェック後、1分05秒、即負傷ストップエンド。

                                                             

結局、58-57、58-58×2の1-0で、中山君だったんだけど勿論ドロー。

あのまま行けば、中山君の盛り返しの方が優勢だったもんで、残念だったね。

                                                            

                                                            

☆山本健司君(沼田)×内藤憲二郎君(斎田)……51.5㎏ 6R

5勝(1KO)5敗の23才・東京都と、5勝(2KO)6敗の30才・熊本県。

                                                           

1R、山本君、オールドスタイルの短パントランクスで、頭もパンチ系なんだわ。

二人とも、とっても好戦的なガツガツボクシングなんだけど、

とってもクリーンな試合で、全くゴニョゴニョ絡み合わないし、すぐ離れるんだわ。

                                                            

プレスかけ気味に先に先に仕掛けてるのは山本君で、

手数とパンチの多彩さでアピールしてるなあ。

                                                           

一方の内藤君、手数は劣るんだけど、パワフルな左右フックが予断許さないんだわ。

                                                         

2R、山本君のコツコツ15発に、ドカン一発内藤君って感じ。

                                                          

3R、それぞれ持ち味充分発揮のいい試合で、ラスト30秒は足止めての殴り合いで、

二人とも絶対安易に下がらなくて、もうガツガツのパンチ交換だったんだけど、

決して体が絡み合うことなくて、レフェリー、とても楽そうなんだよなあ。

内藤君、ちょっと鼻血だね。

                                                           

4R、これだけの接近戦なのに、バッティングもクリンチも全く無いのは驚異的で、

山本君、衝撃度大きいの貰ってもすぐ反撃して、細かいパンチで盛り返すもんで、

文字通りの一進一退が続いたんだわ。

                                                          

5R、内藤君、振り鋭いんだけどなかなかクリーンヒットさせることできなくて、

大挽回、一気攻勢って訳にはいかなくて、ちょっと苦戦気味かなあ。

                                                             

6R、それでも二人とも最後の最後まで、スピード落ちない全力出しで、

気持ちも体も全く緩まないし、その上最後まで一回のクリンチも無かったんだわ。

                                                            

結局、58-56、58-57、57-57の2-0で、山本君の勝ちだったんだけど、

見ててとっても気持ちのいい試合だったんだわ。

                                                          

                                                            

☆酒井智彦君(マナベ)×外村セビオ鉄人君(角海老)……L 6R

4勝(1KO)4敗の23才・千葉県と、4勝(2KO)6敗2分の23才・東京都。

                                                        

1R、一振りの強さ鋭さは圧倒酒井君なんだけど、外村君も常にプレスかけながら、

積極的に攻め込んでるし、二人互角の立ち上がり。

                                                            

2R、酒井君、この日は左ジャブが半端じゃないほどのキレしてて、

ダブル、トリプルで出されると、外村君、ハッキリ前進止められてるね。

                                                              

3R、外村君、ロングレンジはとってもいいんだけど、

距離縮まった時の左右のショートが上手く打ててないなあ。

酒井君の方も、左がとってもいい割には右が見劣りしててちょっと残念なんだよなあ。

                                                            

4R、外村君、課題はハッキリして、ショート連打を鋭い回転で打つってことで、

この回から、敢えて距離詰めてきた酒井君に、どうも流れ渡してしまってるんだわ。

                                                         

5R、酒井君、一瞬サウスポーチェンジするし、相変わらず首傾げるような右打ってて、

もともとサウスポーなんじゃないかって思うほどだったんだけど、

この回中盤、リング中央で相手の打ち終わりに右ストレート見事な直撃で、

そこから一気に酒井君の試合になっていって、

外村君、戸惑い気味な防戦主体の展開になってしまったんだわ。

                                                               

6R、1分過ぎ、酒井君、右目上、外村君、左目上、それぞれパンチカットされて、

交互のドクターチェック後、最後の攻防だったんだけど、

流れ大きく変わらず、そのまま終了ゴングで、

結局、59-56、59-57、58-56の3-0で、見た通りの酒井君の判定勝ち。

                                                          

                                                         

この試合の後、女子ボクシングが組まれてたもんで、二人と話する時間あって、

酒井君、やっぱり右手、ちょっとケガっぽかったみたいだったんだわ。

酒井君には、スリップアウェイのこと、外村君にはショートブローのこと、

例の如く素人の生意気発言だったんだけど、二人とも心ん中は別にして、

表向きは真面目に聞いてくれたんだわ。

                                                           

                                                            

☆原隆二さん(大橋)×石井博君(レイS)……LF 8R

7勝(5KO)0敗のランク7位、21才・静岡県と、6勝5敗3分の29才・千葉県。

                                                           

石井君、これくらいの戦績でKO勝ちもないってことになると、

こりゃちょっとシンドイかなあって、結局、その通りになってしまったなあ。

あれえ、TV解説者席に八重樫東さんが座ってるよお。

                                                         

1R、石井君、ランク取りに行くにはちょっと勢いの足りてない立ち上がりで、

初めっから気負されてるような感じだったんだわ。

                                                           

原さんの方は、いつものようにごく普通の、力こもってるけどしなやかなスタート。

                                                            

2R、原さん、既に余裕のパフォーマンスで、常にユッタリプレスかけながら、

左ボディから右フックの返しなんか、もうウットリもんだし、

相手の意表突くいきなりの右ストレートの伸びもとってもいいんだわ。

                                                         

3R、石井君、決め技は被せるように打ってくるフック系なんだけど、

攻撃はそれに限定されてるし、ちょっとオープン気味なとこもあるし、

原さんの攻めの多彩さだけが際立ってきてしまって、早々に先が見えてきたんだわ。

                                                          

4R、原さん、相手のパンチ、ギリギリのとこで交わしながらストレート打つ度胸あるし、

相手が打って来ないと判断すると、右アッパー2連発とか、左の上下打ち分けとか、

もう、見てる方を楽しくさせるようなボクシングなんだわ。

石井君、バランス崩されて、リズム壊されて、八方ふさがりって感じなんだよなあ。

                                                          

5R、原さん、一発一発に更に力込めていって、明らかに倒すように打ってて、

石井さん、もうそろそろヤバイ感じ漂ってきて、顔面大分腫れてきてるんだわ。

                                                              

6R、石井さん、既に相手のフェイントに簡単に引っ掛かるほど消耗してて、

1分過ぎかなあ、原さんの強烈右ボディ3発ほど打ち込まれてしまって、

それ、顔大きく歪めるほどの効き目あったみたいで、

西ロープに詰められ、追撃の顔面ショットで、もう反撃どこじゃなくなってストップエンド。

結局、1分28秒ってことだったんだわ。

                                                             

原さん、いつもとってもクールなんだけど、ホント、男気溢れる一直線ボクシングで、

見てて裏切られるっていうことないし、そもそもあのボディブロー、

とてもこのクラスとは思えないほどの打撃音で、あれはキツイと思ったなあ。

                                                             

                                                           

☆細野悟さん(大橋)×高山和徳さん(船橋ドラゴン)

                      ………日本Fe タイトル戦

20勝(14KO)1敗のチャンピオン、27才・福島県と、

19勝(4KO)7敗4分のランク6位、28才・千葉県。

                                                            

この試合の解説者席には、今度は内山高志さんが座ってるね。

                                                            

この試合、高山さんが申し入れて実現したんだってね。

彼の入場曲、ディープ・パープルの “Burn” なんだよね。

                                                            

細野さんにとっては3度目の防衛戦なんだけど、

自分、高山さんには申し訳ないけど、8:2くらいかなって思ってたんだわ。

細野さん、1回目の防衛戦はとってもタル―イとこあったんだけど、

その後は心入れ替えてるみたいだし、ちょっと、高山さん厳しいよなあ。

                                                           

1R、それでも高山さん、気合い溢れたとってもいい目付きしてて、

リーチ優位だしって見てたんだけど、左ジャブも結構いいんだわ。

                                                            

挑戦者としては積極的なとってもいいスタートだったんだけど、

一方の細野さん、最近ますます小堀さん顔になってきてて、迫力増してるし、

終始ジックリ恐怖のプレスかけることできて、グローブの上からでも打ってて、

ラウンド終わった時には、それでも高山さんの顔面かなり赤くなってて、

やっぱ、細野さんのパンチ、半端じゃないんだよね。

                                                         

高山さん、強く打とうとする時、どうしても大きくヒッチしてしまうもんで、

細野さんに簡単に見切られてしまうかなあ。

                                                            

2R、細野さん、ゴツゴツプレス更に強めていって、振りに力こもっていったし、

って見てた1分30秒過ぎ、二人の距離一瞬グッて狭まった瞬間、

細野さんのアッパー気味の左ショートフックが擦り上げるように高山さんを直撃して、

その一発で高山さん、一瞬目が見えなくなってしまったようで、

直後の右ストレート、顔面真ん中に貰ってしまって、南側ロープで昏倒ダウン。

                                                               

高山さん、とっても痛そうに顔しかめてたから、あの目の辺りなんだろうなあ。

高山さん、何とか根性立ちで再開したんだけど、もう止め時だけが問題って感じで、

殆ど相手のパンチ見えてないんだから、タオルじゃないかなって思ったんだよね。

打ち返せって、セコンド怒鳴ってたけど、そりゃ全く無理で、

結局、そのまま一方的になってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                            

2分56秒ってことだったんだけど、それにしても最初の左は凄かったなあ。

相手の二つのグローブの間、こじ開けてブチ込んだって感じだったからなあ。

最後は右目を思いっ切りつぶった高山さんの姿が印象的だったもんで、

傷んだのは左目の方かと思ってたら、後でドクターに聞いたら右目だったんだわ。

                                                          

                                                          

で、最後に……。

                                                                                                                       

【本日のベスト3ボクサー】

① 原隆二さん

② 細野悟さん

③ 山本健司君 

                                                              

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