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2011年7月

2011年7月31日 (日)

7月度ランキング

                                                          

チョット前、30℃以上の日が続いてた頃、それまで毎日通って来てた、

全部で5匹の子連れネコ一家、どっかへ避暑にでも行ったのかと思ってたんだけど、

その後台風6号が去った後、涼しい日が続いてるっていうのに、

それでも全く姿見せなくて、河岸変えてしまったのかなあって思ってたら、

今朝、全員揃ってやって来て、シッカリ食事していったんだわ。

                                                         

20日振り以上だったもんで、3匹の子猫、少し大きくなってたし、

毛並みも揃って綺麗になってたけど、明日も来るのかな。

                                                            

                                                           

うちの奥さん、月一度、アップルのパソコンスクールに通ってんだけど、

最近、新しいOS、例の “Lion” インストールして、凄いでしょって自慢するんだわ。

ほんの数年前まで、そんな事も知らないのかって言ってたんだけど、

今じゃ、自分より随分先に行ってしまったんだよね。

                                                           

                                                         

八王子中屋ジムの野崎雅光さん、メキシコ2戦目、2RTKO勝ちだってね。

                                                           

彼、“八王子の小天狗” って呼ばれてるんだけど、

自分の中では、“スーパーモンキー” ってイメージなんだけど、よくやったなあ。

                                                          

今回は、ホントの単身で、周りに日本人誰もいなかったんだけど、

以前、会長さんから聞かせて貰ったんだけど、

彼、そういうの全く意に介さないってとこあるんだってね。

そういう神経の太さ、ちょっと小堀佑介さんに通づるとこあるなあ。

                                                        

野崎さん、7月のランキングでもスーパーフライの8位にいるんだけど、

このまま、あっちを主戦場にしてたら、勝星重ねてもランキング失ってしまうのかなあ。

それより、メキシコでのランキングゲットっていう方針なのかなあ。

                                                       

                                                         

7月は最強後楽園始め、結構ハードなマッチメイク多かったもんで、

いろいろ異動あったんだわ。

                                                            

                                                         

【世界チャンピオン】

下田昭文さん、残念陥落。

井岡一翔さん(獲得)、亀田興毅さん(1)、西岡利晃さん(6)、粟生隆寛さん(1)、

内田高志さん(3)の計5人。

                                                         

                                                          

【世界ランキング】

下田昭文さん、WBA5位にランキング。

大場浩平さん、WBC15位にランクイン。

河野公平さん、WBC8位→15位にダウン。

                                                          

                                                           

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(2)、赤穂亮さん(獲得)、大橋弘政さん(獲得)、大沢宏晋(獲得)、

三垣龍次さん(3)、渡部あきのりさん(獲得)、チャーリー太田さん(4)、

佐藤幸治さん(2)、清田祐三さん(4)の計9人。

佐々木基樹さんは世界戦の為返上。

                                                        

                                                           

【日本ランキング】

                                                

【ミニマム級】……八重樫東さん(3)

久田恭裕さん、3位→7位にダウン。

原隆二さん、7位→4位にアップ。

まだ4名分の空きアリ。

                                                             

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(獲得)

久田哲也さんに3-0判定勝ちした田口良一さん、そのままの2位で、

負けた久田さんは、3位→5位にダウン。

瀬川正義さんに3-0勝ちした木村悠さんが6位→4位にアップして、

7位だった瀬川さんは大内淳雅さんと入れ替わって8位にダウン。

                                                          

【フライ級】……五十嵐俊幸さん(1)

このクラスだけが唯一全く異動ナシ。

                                                           

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(3)

杉田純一郎さんに3-0勝ちした帝里木下さんが9位→6位にアップして、

杉田さんは8位→11位にダウン。

                                                            

【バンタム級】……山中慎介さん(1)

丹羽賢史さんとモービル・マーチンさんが、それぞれ10位と12位にランクイン。

児玉卓郎さんに6RTKO勝ちした柘植雄季さんが11位→9位にアップ。

大竹秀典さんに1RTKOされた丸山有二さんが7位からランクアウト。

9位にいた高野誠三さんも同じくランク落ち。

                                                           

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(4)

芹江さんとの統一戦に敗れた瀬藤幹人さんが暫定チャンプから5位にランキング。

林翔太さんに勝った宮城竜太さんが9位にランクインして、

林さんは6位→11位にダウン。

長井祐太さんに3-0勝ちした石本康隆さんは4位のままで、

9位だった長井さんが12位にランクダウン。

11位にいたネストール・ウゴさんとコーチ義人さんの二人が、

押し出される形で残念ランクアウト。

                                                           

【フェザー級】……細野悟さん(3)

細野さんに挑戦して3RTKO負けした高山和徳さん、6位→10位にダウン。

ズリ・カンナンさんに3-0勝ちした竹内佑典さんが6位にランクインして、

負けたカンナンさん、3位→9位にダウン。

8位だった古家充さん、天笠尚さんに1RTKO負けしてランクアウト。

                                                          

【スーパーフェザー級】……岡田誠一さん(1)

1位にいた稲垣孝さんがライト級へ転出したもんで、大村光矢さんが1位。

空きができたとこに、山元浩嗣さんが11位にランクイン。

                                                          

【ライト級】……荒川仁人さん(3)

OPBFタイトル戦で三垣龍次さんに10RTKO負けした川瀬昭二さんが、

1位→4位にダウンして、代わって1位は近藤明広さん。

稲垣孝さんが転入して3位にランキング。

丸山伸雄さんに3-0勝ちした加藤善孝さん、5位から2位にアップして、

丸山さんは7位→8位に小巾ダウン。

3位にいた高瀬司さんが引退ランクアウト。

                                                          

【スーパーライト級】……長瀬慎弥さん(獲得)

伊藤和也さんとの決定戦に2-0勝利した長瀬さんが新チャンピオンに、

伊藤さんは2位→5位にダウン。

大沼弘宜君に勝った細川バレンタインさんが5位→2位にランクアップ。

小池浩太さんを4RTKOで下した岩渕真也さんが7位→3位にアップして、

小池さんは6位→8位にダウン。

方波見吉隆さんに3-0勝ちした麻生興一さんが8位→4位にランクアップして、

4位だった方波見さんは7位にダウン。

上位者のランクダウン多くて、外園隼人さんも9位→6位にアップ。

竹中聡さんが12位にランクイン。

                                                           

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(獲得)

十二村喜久さんに0-2負けした加藤壮次郎さんが2位→7位にダウン。

高山樹延さんに3-0負けした千葉透さん、8位→10位にダウンしたんだけど、

高山さんの順位は6位で変わらず。

11位だった吉田真さんがランク落ちしたとこに、田中慎吾さんが12位にランクイン。

                                                            

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(3)

加藤壮次郎さんに辛勝した十二村喜久さんが3位→2位にランクアップ。

2位にいた山本忍さんが4位にランクダウン。

このクラスの空きは3名分。

                                                          

【ミドル級】……淵上誠さん(2)

1位だった鈴木哲也さん、お疲れさんランクアウトで、カルロス・リナレスが1位ゲット。

福山和徳さんが8位→5位にアップ。

田中徹さんは5位→7位にダウン。

このクラス、ランキングは7位までしかないもんで(5名分の空きアリ)、

試合に負けても辛抱強く待ってると、漸次順位を上げることできるんだよね。

                                                          

                                                              

8月も狂熱のハードマッチ多いから、ランキング変動大きいと思うなあ。

                                                           

2011年7月30日 (土)

後楽園ホール・7月29日

                                                         

植草甚一って人、知ってる?

                                                               

自分の中では、1960年代のサブカルチャーの旗手で、

自分、彼のモダンジャズに関する書物は殆ど読んだんだけど、

彼、1979年に71才で死んだんだわ。

                                                            

で、彼が残した書籍、20,000冊ってのも凄いんだけど、

ジャズレコードも5,000枚ほどもあって、自分、2,500枚ほど持ってたことあったから、

その量、その重さ、その体積、大体想像できるんだけど、

とにかく膨大な量だったんだけど、その全部を当時タモリが引き継いだんだけど、

あれ、その後どうなったのかなあって、さっき突然思い出したんだわ。

                                                             

                                                           

元プロボクサーのA君、現役時代の戦績は10戦して4勝3敗3分けって、

とってもオシャレなバランスで、その3敗の相手、その後全員ランカーになって、

本人は最後二連敗して引退したんだけど、その後この業界から足洗ってて、

そしたら、例の3月11日の東北震災の時、親父さん亡くしてしまって、

それでも何とか、やっとこさ持ち直すことできて、

今では、元気に東京で働いてるっていう、そういう話。

                                                           

                                                        

昨日は東日本の準々決勝戦だったもんで、オール4回戦。

                                                            

                                                          

☆小池峻太君(オーキッドカワイ)×多打魔炸獅君(TI山形)

                                ………Mm

1勝(1KO)3敗の21才・新潟県と、4勝(3KO)1敗1分の22才・山形県。

                                                            

1R、とっても好戦的な二人なんだけど、得意の距離に大きな違いあって、

小池君、とにかく相手の懐に入らないと全てが始まらないタイプだし、

多打君は、長いとこからの多彩な攻撃が見せどこなんだわ。

                                                          

2R、小池君、相手に密着したとこからの、シンプルな左右フックに限定される攻撃で、

その点、多打君の方が、アッパー織り交ぜたり色々工夫してるし、

相手の返しの大振りに対しても、落ち着いて対処できてるね。                   

小池君、この回、被弾数が大分増えていったなあ。

                                                         

それにしても、多打君とこのジムのセコンドワーク、とってもキビキビしてて、

全く無駄のない動きしてて、まるでF1ピットみたいなんだよね。

                                                            

3R、小池君、たまに相手追い詰めて、なかなかのショート連打見せるんだけど、

多打君が打った後、巧く体入れ替えるようになると、ちょっと攻めあぐんでるんだわ。

こうなると多打君、冷静で余裕あるパフォーマンスだよなあ。

                                                           

4R、小池君、顔面赤く腫らせながら、それでも懸命な手数なんだけど、

いかにも攻撃単調なもんで、打開策見出せないまま終了ゴング。

                                                           

結局、40-37、39-37、39-38の3-0で、多打君勝ち抜けで、

次、9月28日に準決勝戦なんだけど、これは難なく撃破って感じなんだけど、

このクラスには、安慶名健君っていう飛び抜けた存在あるからなあ。

                                                           

                                                          

試合後、TI山形ジムのスタッフの人に聞いたんだけど、

この間の試合で負傷した健太郎マイモンコンプロモーション君、

眼窩底の手術無事に終わって、次、耳の手術待ちで、一時退院してるってことで、

まあまあ順調らしいね、良かったね。

                                                           

目んとこの骨折って、鼓膜破れて、それでもまだやるって、

ボクサーって、ホント、凄過ぎなんだわ。

                                                           

                                                            

☆椎名勇紀君(笹崎)×引地昭裕君(ヨネクラ)……Mm

1勝0敗の22才・東京都と、1勝2敗2分のサウスポー、22才・福島県。

                                                            

1R、距離詰めてガンガン行きます、引地君。

                                                           

それに対して、上背あってリーチも優位な椎名君、

入って来るのを敢えて拒まず、かと言って、ショートブローが巧いわけでもなく、

突っ込みざまガツゴツって、互いに力感乏しいパンチ交換2~3発ってのが延々で、

多分、、こんな感じで最後まで行くんだろなってのが丸見えだったもんで、休憩タイム。

                                                          

結局、39-38×2、38-39の2-1で、引地君の辛勝だったんだけど、

9月28日の準決勝、相手が安慶名君なもんで、これはシンドイぞお。

                                                          

                                                            

☆鈴木聡君(横浜光)×桜井昌幸君(新田)……Mm

1勝1敗の26才・福島県と、1勝3敗1分の21才・東京都。

                                                          

その安慶名君、鈴木君のセコンドサポートで来てたね。

                                                           

1R、鈴木君、とっても強い振りしてんだけど、ちょっと粗っぽいとこあって、

細かい動きしながら、手数の多い桜井君の方に目が行くんだわ。

                                                           

2R、鈴木君、相手が入って来るとこ、ひたすら大きいのを合わせるっていう、

とっても単調な攻撃に終始してるなあ。

                                                             

3R、二人ともアシックスかあ、そう言えば最近、アディダス減ってきたなあ、

なんてボヤーッとしてたら、いつの間にか流れはすっかり鈴木君で、

桜井君、徐々にひ弱さ目に付くようになったんだよね。

                                                              

4R、でも、最後の方の桜井君の攻撃、とっても力感に満ちてて、まるで別人のようで、

なんだ、やればできるんじゃん、だったんだけど、いかにも遅きに失してて、

結局奪ったラウンド、ここだけっていうんじゃとても勝てなくて、

40-36、39-37、39-38の3-0で、鈴木君勝ち抜け。

                                                           

次は9月28日に、多打君となんだけど、今日くらいの出来だと、シンドイかなあ。

                                                            

それにしても桜井君、本気出せばそこそこなんだから、

次の試合の時は、後先考えないで、1Rの初めっからガンガン行くとこ見たいなあ。

                                                             

                                                          

☆新井雄大君(渡嘉敷)×栗原俊博君(新日本木村)……LF

1勝0敗1分のサウスポー、19才・東京都と、2勝(1KO)2敗1分の27才・宮城県。

                                                           

新井君、絶対モテルねっていう風貌してて、イデタチも派手だし、大応援団。

                                                          

1R、突っかかり系の栗原君に対して、綺麗にやりたい新井君、

ガツガツ寄せてくる相手を適当にあしらおうとしてたんだけど、

始まって1分弱のとこで、栗原君の一気の詰め寄りからの左右フック直撃されて、

その時何故だか新井君、殆どノーガードのまま殴られてしまって、

東側ロープのとこで、あえなくダウンで、そのままカウント途中のレフェリーストップ。

                                                            

1分3秒ってとこで、栗原君、次は9月27日に佐藤共也君と準決勝なんだけど、

この試合は荒れると思うなあ。

                                                           

                                                           

☆蔦野哲平君(帝拳)×龍ケンシロウ君(野口)……SF

1勝(1KO)0敗のサウスポー、21才・千葉県と、

3勝(2KO)3敗1分の20才・東京都。

                                                              

野口ジムのスタッフの方に挨拶させていただいて、

ついこの間の試合に勝った坂入裕君ともコンニチワってことで……。

                                                           

1R、勿論1回しか見たことないんだけど、蔦野君の地力、並み外れてて、

龍君、気持も振りも強いガンガンボクサーなんだけど、

ここはちょっとシンドイかなって、実はそんな感じで見てたんだよね。

                                                            

思ってた通り、蔦野さんの先制攻撃甘くなくて、龍君、終始一方的な劣勢で、

北西ニュートラルに押し込まれて、オイオイ、いきなり危ないぞおって場面になって、

ってその時なんだわ、二人の体密着して、少し絡み合い加減になったとこ、

多分右ショートだったと思うけど、何とナント、多打君のパンチがコツンって直撃して、

その時、お互いの足がちょっと絡まってたもんで、

蔦野君、一瞬バランス崩して、ダウンしてしまったんだわ、2分13秒のとこ。

                                                            

2R、それでも蔦野君のダメージは全く尾を引くようなものじゃなくて、

却って、終始いいのを貰い続けた龍君の消耗の方が大きかったんだよね。

                                                            

蔦野君、たまに繰り出す左ボディアッパー絶品だし、強いのを早い回転で打てるし、

で、この回また龍君、前の回と同じ北西ニュートラルに詰め寄られてたなあ。

                                                             

3R、龍君、どうやら口の中切ってしまったみたいなんだけど、

互いにガツガツ戦だったし、それ、パンチなのかバッティングだったのか、

ちょっと分かんなかったなあ、レフェリーのジェスチャーも無かったし……。

                                                             

とにかく、結構打たれ込んでるもんで、龍君、ちょっと緩み気味になってきて、

一方の蔦野君、初回のダウン取り戻すべく大挽回の攻勢かけてきて、

この回までで、ほぼイーブンまで戻してきてるんだよね、流石だね。

                                                           

4R、さあこのラウンドがホントの勝負ドコってことで、

二人ともそのこと充分認識してるみたいで、いきなりの乱打戦始まったんだけど、

龍君の口からの出血激しくなって、その様子だと単に口の中切っただけじゃなくて、

アゴ傷めた感じもあって、痛がる様子も徐々に見えてきてたんだわ。

                                                         

って見てたら、やっぱりドクターチェック入って、続行不能ってことで、ここでエンド。

                          

そおかあ、負傷判定かあって思ってたら、何と龍君のケガ、パンチ要因ってことで、

蔦野君のTKO勝ちがコールされたんだわ。

                                                           

あれだけアゴ傷めてたら、いずれにしても次の試合無理かも知れないんだけど、

この勝負の結果と、それは違う話で、そりゃ最後決定的になったのは、

蔦野君の何発もの左ストレートだって言われれば、仕方ないのかなあって思うけど、

つまり、キズの最初の原因が偶然のバッティングだったとしても、

そこ徹底的に攻めて、最後はその傷悪化させてのストップエンドってことで、

やっぱ仕方ないのかなあ。

                                                           

振り返ってみれば、3Rの龍君の口の中からの出血、鼻血扱いされたみたいで、

レフェリーからバッティングだかパンチによるものなのか説明なかったし、

で、遠い位置で見てた観客達には、4R、龍君いきなりアゴ粉砕されたって、

そういう印象しか持たなかったんじゃないかなあ。

                                                             

レフェリー、パンチ、パンチとだけ繰り返すだけだったんだけど、

あの場合、少なくとも試合当事者には、もう少し丁寧な説明要るんじゃないかなあ。

                                                            

残念な結果で終わったんだけど、龍君、途中途中で普通のワンツーより、

いきなりの右ストレートとか、逆ワンツーの方が的中率良かったんだから、

もう少しそれに固執しても良かったんじゃないかなあって、つまり、

右ストレートから左フック返すっていう攻撃、意識的に混ぜ込んで、

相手惑わせてたら、別の結果もあったかも知れないって思ったんだけどね。

                                                          

いずれにしても、これで、このクラス、最終的には、帝拳の同門対決、

っていう色益々濃くなったんだわ。

                                                           

                                                           

☆清水正規君(ドリーム)×小関準君(伴流)……SF

2勝(1KO)3敗の29才・東京都と、2勝(2KO)0敗の21才・東京都。

                                                             

1R、清水君、細かく動けてて、細かい丁寧なパンチ出しだね。

一方の小関君、伴流型というか、少し大まかでSFのボクシングじゃないみたいね。

                                                           

2R、リズミカルにやりたいのと、剛腕ブン廻し系の対決なんだけど、

早くも流れの良くないグズグズボクシング突入で、実に噛み合いの悪い一戦で……。

                                                         

後で聞いたら、39-38×2、38-38の2-0で、小関君ってことだったんだけど、

次の相手はバカ強いから、余程頑張らないとなあ。

                                                         

                                                            

☆喜久里正平君(帝拳)×齋藤裕太君(北澤)……SF

2勝(1KO)0敗のサウスポー、19才・沖縄県と、2勝(2KO)1敗の23才・神奈川県。

                                                           

頭の大きさがそのまま身長差に出てる二人で、喜久里君、いいバランスしてるなあ。

                                                           

1R、まだ19才なんだけど喜久里君、アマ経験豊富で、正しく試合慣れしてて、

慌てるってとこ今まで見たこと無くて、彼も間違いなく将来のランカー候補だね。

                                                            

初めの1分半、喜久里君、相手の入って来るとこに的確に左ストレート当てるもんで、

齋藤君、徐々に入りにくくなってたんだけど、終了ゴング近くに、

右のオーバーハンド気味みたいの当てることできてたけど、それ一発だったなあ。

                                                           

2R、齋藤君、距離詰めたガツガツ戦に威力発揮するタイプなんだけど、

力自慢のせいか、ちょっと振り大き過ぎなんだよなあ。

                                                         

3R、喜久里君、根が大人しいのか、綺麗にやろうとし過ぎるのか、

仕掛けちょっと遅くて、キレのいいパンチ持ってんだけど、

体揺すりながらの齋藤君のパワフルボクシングに、行ききれないとこあるんだよなあ。

                                                         

4R、それでも喜久里君、パンチの精度は人並み外れてるもんで、

ポイント的には大丈夫って感じだったんだけど、

もう相打ち覚悟だって、ブンブン振り回して来る齋藤君に対して、

近いとこも思いの外巧い喜久里君、やっとエンジンかかったみたいで、

最後の30秒間フルに動いて、、ホントにやっとこさの本領発揮で、

彼、本気出すと凄くて、最後は危うく止められそうになるほど齋藤君を追い込んで、

もう惚れ惚れするようなエンディングだったんだわ。

                                                          

結局、39-37×2、39-38の3-0で、喜久里君まだまだ余裕の勝ち抜け。

彼、あんな若さで、負けないってとこからまず始めるってとこ、ホント凄いんだわさ。

                                                          

                                                          

☆フランキー三浦君(ドリーム)×千波丈二君(勝又)……Fe

3勝0敗の22才・青森県と、4勝(4KO)2敗の19才・東京都。

                                                             

千波君、ちょっと見、EXILEのメンバーみたいじゃない?

                                                          

1R、二人とも、狂熱の男の殴り合いって感じで、初っ端からのガンガン虫なんだわ。

                                                              

三浦君、ちょっと藤原陽介さん風に、まずガード固めて、距離詰まったとこでの、

左右フック、それと右ストレートボディってのから始めてるね。

                                                         

半分ほどが過ぎたとこで、隙間の少ないとこ、千波君とっても巧く突いて、

右ショートフック直撃させたら、三浦君、大きく膝カックンさせてたなあ。

                                                             

千波君、当然の一気大追撃だったんだけど、三浦君の反攻も半端じゃなくて、

いきなり混沌とした打撃戦に突入していったんだわ。

                                                            

2R、お互い最後まで持つのかって程の万振りの連続で、

残り1分半切ったとこで、三浦君、大攻勢かけていって、

大きな直撃受けて千波君、一瞬意識飛んでしまったみたいなとこもあったんだけど、

それでもその後、何とか持ち直して、ポイント取り返しの大反攻だし、

ホント、めくるめくような展開になっていったんだわ。

                                                            

3R、千波君、ここぞの連打、流石の勢いだし、これまでの勝ちは全てKOだし、

一見すると三浦君の方が強く打ってるんだけど、彼、KO勝ちなくて意外なんだけど、

ちょっと打ち方良くないのかなあって、そんな感じなんだけど、

とにかく、小さく振っても千波君、やっぱり威力あるみたいで、この回50秒過ぎ、

南ロープのとこで、右ストレート一発直撃させて、三浦君からダウンゲット。

                                                             

でも、再開後の三浦君も半端じゃなくて、却って勢い増したようなとこあって、

疲れてきたせいもあるのか千波君、簡単にいいのを決められてるんだよね。

                                                          

4R、ここに来てお互い、打ち疲れ、打たれ疲れ溜まってるみたいなんだけど、

それでも気力振り絞ってて、精神力の強さがリング上に浮かんで見えて来るもんで、

もう場内大騒ぎの、この日一番の盛り上がりだったんだわ。                                                       

顔面腫れてるのは三浦君の方なんだけど、千波君も随分赤くなってるなあ。

                                                              

結局、39-37、38-37、37-38の2-1で千波君っていうのは妥当だったね。

                                                            

その千波君、次は多分、大場雄二君と準決勝だと思うんだよね。

二人、カネ取れるボクシングするよ、きっと。

                                                          

                                                           

☆濱名潤君(帝拳)×伊藤翔君(協栄)……SFe

3勝(2KO)0敗のサウスポー、21才・青森県と、

4勝(3KO)1敗のサウスポー、24才・岩手県。

                                                          

濱名君のとこに、粟生さんとか松田直樹さん、応援に来てるね。

                                                             

1R、二人ともとってもレベル高いサウスポーで、恐ろしいタイミングで打ってて、

伊藤君、相手の打ち出しにピッタリ合わせた左フック、必殺系だし、

濱名君も細かいテクニック抜群で、大きいショットだけじゃなくて、

クリンチ離れ際なんかでも、しつこいほど丁寧に打ってるんだわ。

                                                           

2R、やっぱり濱名君の方が上手かなってのが出てきて、距離詰まったとこでの、

ショートブローの回転力とか全体のパンチの多彩さで、徐々に圧倒し始めてるんだわ。

                                                            

伊藤君、接近戦で少し手余すようなとこあって、もう少し距離欲しいよなあ。

その伊藤君、この回鼻血出血。

                                                            

3R、濱名君、とにかくショートの打ち合いには絶対の自信持ってて、

細かいのを見栄え良く打ち込むの、異常に巧いんだよね。

                                                            

口の周り血で染まってるし、呼吸もちょっとシンドそうな伊藤君、

たまにいいショット決めるんだけど、クリーンヒットの数では、ちょっと差あるんだわ。

                                                           

4R、伊藤君、消耗進んでるみたいで、スピード落ちてきたんだけど、

残り1分からの逆転目指した最後の頑張り、却って濱名君を上回ってて、

体緩みながらも必死の形相で、気合い振り絞ってたんだけど、

残念、決定的な場面作るまでには至らなくて、そのままゴング。

                                                          

で、40-37、40-38、39-37の3-0で、濱名君準決進出。

                                                            

このクラスも、絶対優勝候補の尾川堅一君が、同じグループなもんで、

準決勝戦で同門対決ってのが見えてきたんだよね。

今年、帝拳出色のメンバー揃えてきてるんだけど、ある意味大変ってことで……。

                                                            

                                                          

☆葛西考司君(極東)×村田陽一君(上滝)……SFe

3勝3敗の28才・山梨県と、3勝3敗の26才・東京都。

                                                             

KO勝ちのない全く同じ戦績の二人で、これがまあ、体格からボクシングスタイルまで、

全く良く似た、工夫なさ過ぎで、覇気にも欠けるとっても退屈な試合だったもんで、

1Rだけ見て離席。

                                                             

後で聞いたら、39-37、39-38×2で、村田君の勝ち抜けだってね。                                                         

村田君、次はシードの伊原健太君となんだけど、彼、ホント、半端じゃないからね。

                                                             

                                                            

                                                         

その人が、Mジムの会長さんだってことは、ずっと以前から知ってたけど、

話しかける理由もきっかけもなかったもんで、当然そのまんまだったんだけど、

昨日、ふと目が合いざま、「お疲れ様でしたあ。」 って声掛けてくれて、

自分、思わず周囲見やって、その人、自分に話しかけてくれてんだって事分かって、

でも、誰か他の人と勘違いしてるんじゃないかって思ったもんで、

あのー、自分の事ご存知なんですかあって聞いたら、知ってくれてたんだよね。

                                                             

その人、バンタムだかスーパーバンタムだかの元日本チャンピオンなんだけど、

とっても優しい眼差ししてて、同じくらい優しい話し方するもんで驚いたんだけど、

いつも勝手なことばっか書いてましてって、自分の常套の言い訳に対して、

イエイエ、そんな事ないすよおって言ってくれて、嬉しかったなあ。

                                                          

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① 濱名潤君

② 喜久里正平君

③ 千波丈二君

                                                    

2011年7月29日 (金)

後楽園ホール・7月28日

                                                         

昔ロッテにいて、ちょっとだけヤンキースでも投げた伊良部、ロスで死亡したってね。

                                                           

42才だったらしいけど、何だか自殺みたいだっていうし、驚いたなあ。

見るからにふてぶてしくて、そういう風にはとっても見えなかったからなあ。

分かんないもんだね。

それにしても、42っていうのは、シニ(死に)って読めるけどね……。

                                                            

                                                         

昨日、“罠にかかったパパとママ” って映画見たんだけど、

原題は、“Bless Our Broken Home” っていうんだけど、

ジョン・ミルズの娘、ヘイリー・ミルズっていうのが主演してて、

他にもモーリン・オハラとかブライアン・キースも出てた、もう50年ほど前の映画。

                                                         

当時、アメリカかぶれまっただ中だった自分、ヘイリー・ミルズにメロメロで、

金髪にブルーの目、ツンと尖った鼻に、可愛いっていうのはこういうのをいうんだ、

ってシミジミ思ったもんなんだわ。

                                                         

ストーリーとしては、実に他愛ないモノなんだけど、

ヘイリー・ミルズのスカートの後ろ部分、ハサミで切られる場面があって、

彼女のブルーのパンツ(パンティーとかショーツなんて言葉知らなかったよ。)が、

数カットだけ見えるとこがあるんだけど、

そおかあ、アメリカの女の子は、青いパンツ履いてんだあって、

当時、異常に舞い上がったの思い出したなあ。

                                                            

                                                            

昨日、ホール入ってすぐ、三迫ジムのマネジャーさんと話する機会あって、

椎野大輝さんや戸部洋平さんのことなんか、色々聞かせて貰って、

その後、会長さんとも、そこはかとない話させて貰ったんだけど、

ふとパンフレット見たら、三迫一門会のメンバーから三谷大和ジムの名前、

外れてて、ちょっと驚いたなあ、色々あるんだよなあ。

                                                            

                                                            

☆中田侑君(L玉熊)×大野昇君(三迫)……L 4R

デビュー戦の29才・奈良県と、デビュー戦の31才・東京都。

                                                          

二人とも、そこそこの高年令デビューなんだけど、

中田君の名前、ススムって読むんだってね。

                                                           

1R、大野君、ヒッチが大き過ぎでガード、大丈夫かなあって見てたんだけど、

無我夢中の殴り方に気持ち溢れてて、序盤ボディブローで優位に立ってるね。

                                                           

中田君、中盤以降、相手のストロークが大きくなって隙間ができるとこ、

巧いこと突いて、そこそこいいのを打ち込んでるよ。

彼、ガードの意識もちゃんとしてるし、しっかり流れ掴んでるんだわ。

                                                              

2R、打ち合い続く中、顔だけ見てると、消耗進んでるのは明らかに大野君の方で、

何だか1ラウンドでスタミナ使い果たしてしまったようなとこあって、

ちょっと二人の力量差歴然としてしまって、とにかく大野君、トコトコ打たれ過ぎで、

2分9秒、もうこの辺かなあってとこで、レフェリーストプエンドで中田君の勝ち。

                                                          

                                                           

☆田畑直門君(角海老)×勅使河原弘晶君(輪島)……B 4R

デビュー戦の22才・京都府と、デビュー戦の21才・群馬県。

                                                            

勅使河原君、名前もちょっと凄いけど、イデタチも派手派手でカッコいいんだわ。

                                                             

対照的に田畑君、学生さんみたいな雰囲気あって、

彼、そのまんま早稲田の学生なんだってね。

対極の雰囲気持ってる二人なもんで、こういうのどうなるか興味深々なんだよね。

                                                              

田畑君のチーフセコンド、小林生人さんだったんだけど、

なんだか彼の方が、気合い入ってるみたいで、目付きランランしてたし、

足元でステップなんか踏んでるのが可笑しかったなあ。

                                                         

1R、初めチャカチャカ動きながら仕掛けていったのは勅使河原君の方で、

田畑君、距離掴め切れてないようなとこあって、振りそのものは水準以上なんだけど、

届ききらないパンチが多いんだよなあ。

                                                             

それでも二人とも、キビキビして適度に荒っぽい立ち上がりで、

デビューボクサーとしてはとってもイイ感じなんだわ。

                                                            

2R、二人とも気強そうな上、交わしながら打つとか、打ち終わりに合わせるとか、

そういうとこまでの意識、ちゃんと持ってるみたいで、なかなか見応えあるんだよね。

                                                            

田畑君、もう少し相手の動き見ながら打たないと、居ないとこ居ないとこ振ってて、

2~3発目の決めショット、もう少し低めに打つといいのになあ。

                                                        

3R、田畑君、単純な万振りワンツーだけじゃなくて、接近した時のボディブローとか、

もう少し攻撃の工夫しないと、相手が見切って来る訳で、

その点、勅使河原君、大きいパンチの中に、細かい正確なのを混ぜ込むの巧くて、

徐々に両者に大分差が出てしまって、田畑君、左顔面腫れてきたなあ。

                                                             

結局、2分18秒、北西ニュートラルに押し込まれて、一方的なってしまったとこで、

極端なダメージ受けた訳じゃなかったんだけど、レフェリーストップエンド。

                                                             

田畑君、残念な結果だったんだけど、腕振りそのものは、ホント鋭いモノあるし、

実戦重ねて距離感身に付けたら、いいボクサーになると思ったなあ。

                                                            

                                                             

☆立山翔悟君(横浜光)×相馬圭吾(三迫)……B 4R

1勝(1KO)4敗2分の20才・神奈川県と、2勝(1KO)4敗1分の26才・埼玉県。

                                                           

1R、立山君、リーチ圧倒してんだけど、それ生かそうって意識ないみたいで、

相手が入って来るの、それほど嫌がってないみたいだし、ジャブも打たないんだわ。

で、そういうのは相馬君の土俵なもんで、接近されて結構ボディ打たれ込んでたね。

                                                             

2R、結局、立山君も接近ボディ合戦が好きなんだなってことで、

今度は相馬君が打たれ込んで、すこし動きが緩んできたんだわ。

                                                            

3R、相馬君、大分スピード落ちてきたんだけど、気力で押し勝ってるかなあ。

                                                             

4R、余力残してるのは立山君の方なんだけど、ちょっと必死さに欠けるとこあって、

いよいよこのラウンド勝負だなって感じだったんだけど、

いきなり二人、ガッツーンって頭ぶつけてしまって、立山君、左前頭部大巾カットで、

ドクターチェック後、1分6秒、負傷ストップエンド。

                                                             

判定は、40-38×2、39-38の3-0で、相馬君充分勝ち。

                                                           

                                                             

☆工藤徹君(福田)×嶋崎俊君(輪島)……SB 4R

1勝(1KO)0敗の25才・群馬県と、1勝0敗の20才・埼玉県。

                                                            

応援が圧倒的に多かったのは嶋崎君の方で、

色白ホッソリ工藤君、まことちゃんみたいなヘアスタイルで登場。

                                                            

1R、まずはリーチで優位に立ってる工藤君が、序盤のペース握ってたんだけど、

1分30秒ほどのとこで、少し距離詰まった瞬間、嶋崎君、右のいいのを2発当てて、

一瞬、工藤君をよろめかせたんだわ。

                                                           

と思ったら、その直後、1分45秒辺り、リング中央で、

スパーンって、工藤君の右ストレート、絵のような打ち込みで、嶋崎君、ダウン。

それ、そこそこの直撃度だったんだけど、意外に嶋崎君、ダメージ残してないね。

                                                            

2R、工藤君、中間距離からのストレートは惚れ惚れモンなんだけど、

ショートフックは上手くないみたいだし、接近連打戦になると意外に回転力なくて、

手を余してしまうような感じなんだよなあ。

                                                             

嶋崎君、一から出直しって感じで、冷静に距離詰めながら、

基本に忠実な真面目なボクシングして、しっかりポイント取り返してるね。

                                                              

3R、嶋崎君、相手の引き手が甘くなるとこ、上手に上下打ち分けてて、

前半、とってもいい攻撃できてたんだけど、後半、意外なほど簡単に工藤君に、

例の右ストレート、4発も5発も打ち込まれてしまって、あーあなんだよなあ。

                                                             

4R、それでも二人、最後まで決してへタレることなくて、

お互い、前へ前へを譲らないし、腕振り緩んでないし、気合い入ってたなあ。

                                                              

体寄せ合っての最後のショート合戦は、嶋崎君が征してたんだけど、

初回のダウンがからんでるし、トータルのスコア、とても微妙になるのは事実で、

結局、38-37×2、37-38の2-1で、工藤君の逃げ切りだったんだよね。

                                                            

                                                            

☆南直希君(角海老)×深谷知之君(三迫)……58㎏ 6R

5勝4敗の28才・愛知県と、5勝(3KO)5敗の23才・福島県。

                                                              

1R、深谷君の方がちょっとデカイんだけど、二人ともなんか硬いなあ。

                                                              

共に素早い出入り系じゃなくて、飛び込みざまの一発主体のパワー系なもんで、

ちょっと頭ぶつかるの心配になるような、良く似たボクシングなんだわ。

                                                             

2R、殆ど五分の戦い続く中、南君の左の返しもなかなかいい感じだったんだけど、

2分過ぎ、深谷君がリング東側に鋭く相手詰めながら、

右、左、右って3連直撃させたら、南君、思わずクラッと傾いてロープに体もたれて、

アゴ上がって、腰も伸びてしまったもんで、レフェリーすかさずのストップエンド。

                                                            

あっと言う間の出来事で、南君、一瞬、気緩んだのかも知れないね。

2分15秒のことで……。

                                                             

                                                            

☆鈴木義行君(マナベ)×上野雄大君(ウィン三迫)……62.5㎏ 6R

3勝(1KO)4敗3分の31才・埼玉県と、3勝(3KO)2敗2分の27才・山形県。

                                                             

1R、二人とも凶暴系に属してるんだけど、残り1分10秒あたりかなあ、

北ロープ際のとこで、鈴木君、相手の返しの左フック、まともに貰ってしまって、

思わず、倒れるかって程の大きな膝カックンしてしまって、

それ、ホント結構ヤバくて、殆どすんでのとこで堪え切ったんだわ。

                                                             

上野君、当然のラッシュかけていったんだけど、鈴木君の方も必死の左右振り回して、

何とかこの回凌ぎ切ったんだよね。

                                                            

2R、この回も鈴木君、歯食いしばって踏ん張って、

一度ならず二度も、致命的なの打ち込まれても、何とか踏みとどまってたんだけど、

残り40秒ほどのとこで、またもやの左フックブチ込まれて、払われるようなダウン。

                                                          

それでも鈴木君、根性立ちしてきて、レフェリーに目覗かれながらも、

ガンガン振ってって、俺はまだまだやれるぜ態勢だったんだけど、

勝ちの全てがKO決着っていう上野君の追撃、当然のことのように全く甘くなくて、

見ててちょっとシンドクなったとこで、レフェリー割って入ってストップエンド。

                                                           

鈴木君、まだまだこれからって意志表示だったんだけど、2分6秒だったなあ。

                                                             

                                                          

☆福田勇輝君(ワンツー)×笠原健人君(ワタナベ)……54.5㎏ 6R

3勝(1KO)1敗2分の24才・東京都と、5勝(1KO)2敗の25才・愛知県。

                                                              

1R、基本、チャカチャカ動いて手数多いのは福田君なんだけど、

たまに右大きく振る時、ガードが甘くなってて、そこんとこ笠原君、上手いこと突いて、

手数は大分落ちるんだけど、有効打的には圧倒してたなあ。

                                                           

2R、笠原君、散発だけど大きいパンチ、とっても正確に当ててるし、

一方の福田君、その1発に対して、6~7発返すっていう戦術で、

お互い相手に主導権取られないように、必死にやりあってるんだわ。

このラウンド、ポイント的にどう評価するかが分かれ道なんだろうなあ。

                                                             

3R、福田君、打たれ強さとスタミナ、驚異的で、この回も相手の3倍も手出してるし、

そこそこいいのを打ち込まれても、即反撃だし、彼、とにかく気合い入ってるんだわ。

                                                            

4R、二人とも恐ろしいほど殴り合ってんのに、体勢崩れないし、全く絡み合わないし、

お互い相手のいいパンチ、帳消しにするって意識とても高くて、

ちょっと稀に見るB級戦で、見てる方も力入ったよなあ。

                                                            

5R、初めの1分、圧倒手数で福田君が征してたんだけど、

笠原君、後半、とっても見栄えのいいパンチで福田君の顔面張り倒してたなあ。

それにしても、二人とも相当顔面腫れてきてるぞお。

                                                           

6R、途中途中での笠原君の渾身ボディブローが、ここに来て一気に効いてきてか、

福田君、ちょっと休み休みしたいって感じ出てきて、

それ見て、笠原君のセコンド、行けー! 行けー! ってもう大騒ぎだったなあ。

                                                            

最後の最後に福田君、ヘバリ感少し浮き出てしまったんだけど、

あんだけ何度も何度も、相手の強いパンチに顔張られながら、

その度に強い気持ちでの反撃歯向い、ホント、凄かったんだわ。

                                                             

結局、59-56×2、58-57の3-0で、笠原君の判定勝ちだったんだけど、

自分としては、1ポイント笠原君だったな。

                                                           

それにしても、笠原君、ラウンドの途中で変な間、何度も感じはしたんだけど、

あの当て勘の良さは素晴しかったなあ。

それから、金城智哉さんと麻生興一さん、鬼のような声援だったなあ。

                                                            

                                                          

☆濱中優一さん(国際)×山口隼人さん(10 COUNT

12勝(7KO)9敗のランク8位、27才・東京都と、

7勝2敗のランク12位、21才・北海道。

                                                           

濱中さん、バーミリオン一色の何の刺繍も入ってないトランクスだね。

この試合、二人のKO率の違いがポイントなんじゃないかって見てたんだけどね。

                                                          

1R、常にプレスかけ気味なのは山口さんの方で、左も良く出てるね。

                                                           

濱中さん、まずは相手の出方ゆっくり見計らいながら、

入って来るとこに右合わせようとしてるし、後は一瞬の飛び込みドコ探ってるね。

                                                         

終了間際、山口さんの右がクリーヒットして、まずはポイントゲットかな。

                                                             

2R、先仕掛けは相変わらず山口さんで、最後まで流れの中から打とうとしてるし、

濱中さんの一瞬系が、ちょっと片寄り過ぎのような感じなんだわ。

それでも踏み込み真っ直ぐ鋭いし、そのせいか、山口さん左目下バッティングカット。

                                                          

3R、濱中さん、体格的なハンデあるんだけど、それでも体絡み合うと、

内側内側から、細かく鋭いの打つの巧いんだよなあ。

                                                           

山口さん、デビューの頃からすると随分逞しくなってて、強打の相手に対して、

全く怯むことなく、正面勝負挑んでるんだわ。

                                                          

4R、山口さん、顔面大分赤く腫れてきたんだけど、それパンチでというより、

相手の頭にこすられてって感じなんだけど、それでも随分赤いんだわ。

                                                           

濱中さん、得意の粘っこいボクシングに相手誘い込みつつあって、

山口さん、嫌気ささないか心配したけど、距離取り切れるかなあ。

この回、濱中さんも右目上バッティングカット。

                                                            

5R、濱中さん、シツコさ益々の全開で、山口さん、ちょっと直線的に下がり過ぎで、

彼の足なら、もっと左右に動けると思うんだけど、見栄えも良くないんだよね。

                                                            

6R、ポイントの行方、微妙なとこにあるのはお互い意識してるみたいで、

で、益々のガツガツ戦突入で、こうなると山口さん、シンドイかなって見てたんだけど、

彼も意地通して、押し合いにも振り合いにも負けてなかったね。

                                                            

それにしても、この日の濱中さん、合わせていくのも打ち終わり狙いのも、

とにかく、殆どクリーンヒットしなくて、鋭い振りが空気だけ引き裂いてるって感じで、

ホント、どうしたのかなあ。

                                                          

お互い徐々にもつれ合うようになってきて、濱中さん、内側内側から攻めてくるもんで、

で、山口さん、ホールドの形になりやすくなってしまって、

この回、山口さん、ホールディング減点喰らってしまったんだよなあ。

                                                        

自分それ見てて、そんな悪質には見えなかったもんで、なんか唐突のような感じで、

レフェリーによっては、二度ほど警告した後減点宣告するのもいるってのに、

口頭で注意してたのかも知れないけど、見てる方には全く伝わって来なくて、

それなら、そのボクサーに向かって、今度やったら減点だぞって、

そういうジェスチャーあるべきだと思ったんだよなあ。

結局、その減点が勝負決めたもんで、後で余計に腹立ったんだわさ。

                                                           

7R、特別の事なくて、どっちころんでもって感じでラウンド続いてて、

そういう意味では、二人ともアピールし切れなかったとこ反省なんだけど、

こんな感じで山口さん、最後まで逃げ切るのかなあなって思ってたら、

またもやの大バッティングで、山口さん、今度は右目上、濱中さんは左眉って、

それぞれカットしてしてしまって、突然の続行不能で、ここでお終い。

結局、68-65、66-67、67-67の数字濱中さんから見た1-1で、ドロー。

                                                          

この試合、何ラウンド目かに、例のアル中バカパンチ、知り合い訪ねて、

こんなとこいたのかあって既にベロベロで、自分の斜め後ろに座るなり、

いきなり、左、右、左、右だろうがあってガナリ初めて、

声掛けてるボクサーの名前、誰だコイツは? っていつものバカ丸出しで、

それでも怒鳴り声うるさかったもんで、自分、しょうがなく振り向いて、

だって、山口さんの試合、デビューから全部見てるし、

この試合、実は何とか勝って欲しいって、ちょっと片寄った気持ちで見てたもんで、

で、思いっ切り睨んでやったら、いつものように大人しくはなったんだけど、

ホント、懲りないバカで、だけど、コイツが応援する方の勝率ホント悪くて、

ホラ見ろ、やっぱりこんな結果になってしまったんだわ。

                                                               

終わった後、山口さんとこのトレーナーさんと話する機会あったんだけど、

ジャッジに関して、何か不満っぽいこと漏らすってこと全く無くて、

ボクサーの至らなかったとこ、ひたすら反省してて、自分、感動してしまったんだよね。

                                                         

                                                         

☆橋本浩次君(国際)×石田將大さん(本多)……SB 8R

9勝(4KO)4敗1分の28才・和歌山県と、

8勝(4KO)3敗2分のランク8位、22才・千葉県。

                                                              

石田さん、とっても見栄えのいいボクサーで、いいボクシングするし、

だけど、それほど強くはないんだよねって見てたのが、今じゃランカーだもんね。

なんかこういうの嬉しくて、橋本君、申し訳ない、今回は石田さん応援って事で……。

                                                            

1R、石田さん、威圧感とリーチで圧倒してて、向かいあった途端もう勝負あって、

これなら3Rまでだなって、自分で決めてたんだけど、

残り1分半きったとこ、右、左って強烈フック直撃させたら、橋本君フッ飛ばされて、

北側ロープに寄りかかりながら腰落としてしまって、ロ―プに引っ掛かって、

かろうじて倒れはしなかったんだけど、ダウン宣告。

この辺はチョット微妙で、膝も手も着かなくても、ダウンあるのかってことで……。

                                                             

再開後、橋本君、石田さんの追撃交わしながら結構いいのを打ち込んで、

っていうより、石田さん、簡単に貰い過ぎなんだわ。

                                                             

2R、二人、黒帯と白帯の違いくらいは充分にあって、1分24秒、

石田さん、右ドッコ―ン一発ブチ込んだら、橋本君、東ロープにフッ飛ばされて、

それ、あまりにも強烈だったもんで、みんな納得のストップエンド。

                                                              

                                                          

角海老ジムのボクサー達、今週末十数人まとまって、

中には、試合終わってまだそんなに間が無いボクサーもいるってのに、

東北へボランティア出動なんだってね、エライね、凄いね。

                                                         

                                                        

【本日のベスト3ボクサー】

① 笠原健人君

② 福田勇輝君

③ 山口隼人さん

                                                

                                                                                                                        

2011年7月27日 (水)

後楽園ホール・7月26日

                                                          

15才の少女と、一回10~13万で、いかがわしいことやって、

44才のオッサンが警察に捕まったんだけど、逮捕の経緯ってのが、

まず、その少女が覚せい剤関係で捕まって、購入資金たどってバレたんだってね。

                                                           

10~13万って、随分奮発したもんだけど、可笑しかったのはそのオッサンの台詞、

「年令のプレミア感についテンション上がってしまって……。」 っていうヤツ。

                                                           

普通、「魔がさしてしまって……。」 くらいのとこ、エライ冷静でしっかりした分析で、

思わず笑ってしまったし、この台詞、何か他にも使えそうな気もしたなあ。

                                                            

                                                           

“スカテン” って知ってる?

“スカイツリー定点観測委員会” のことなんだってさ。

                                                          

もう何年も前から、スカイツリーの建設過程を定点観測してる集まりがあって、

あんまり高くなってからは、建設現場が見えないってことで、

ヘリコプターをチャーターして見学会やったんだってさ。

                                                           

10人程が定期的に集まって、スライド上映しながら、今週はここまでいったとか、

ワイワイやってて、みんなイイ大人なんだけど、そういうの、何かいいよなあ。

“ホコテン” “イカテン” ときて、“スカテン” かあ……。

                                                         

                                                              

☆森大樹君(横浜光)×保坂力君(新日本木村)……SL 4R

デビュー戦のサウスポー、31才・岐阜県と、0勝1分の35才・東京都。

                                                              

1R、森君、明らかに緊張してるし、両方のグローブくっつけ過ぎる構えのせいか、

打ち出す時分かり易過ぎのような気がするなあ。

                                                          

一方の保坂君、10㎝以上上背あって、とっても落ち着いた構えしてるんだけど、

打ち始めると、途端に乱闘気味になり過ぎなんだわ。

                                                        

全体に保坂君、押し気味に推移したんだけど、残り40秒、

森君、いきなりの左出したら、それ見事的中で、保坂君、一瞬ヨロケてたね。

                                                             

2R、森君、すぐ頭下げだしたし、保坂君も益々雑になってしまって、

二人のやるべき事、やりたい事、伝わりにくい流れになってしまったなあ。

                                                           

3R、ってことで、グズグズ、ドロドロになってしまって……。

                                                          

4R、二人が全く同じアシックスのシューズってことしか記憶に残らなかったなあ。

結局、40-36、40-37、39-38のバラバラ3-0で保坂君、祝初勝利。

                                                            

                                                          

☆住友将吾君(RK)×大和田寿君(厚木平野)……B 4R

1勝(1KO)1敗の、23才・愛媛県と、1勝4敗のサウスポー、20才・神奈川県。

                                                             

1R、接近してももたれ合うことなく、お互い、力入る位置探しながら、

何とか鋭いのを打ち込もうとしてるのが良く分かるね、

                                                            

より回転力あるのは住友君の方なんだけど、大和田君も右ショートフックを、

差し込むように打つのが結構巧いんだわ。

                                                            

2R、大和田君、右ボディブローで優位に立ったんだけど、

もう少し意識的に距離取ってやるとこ見たいよなあ。

                                                           

3R、住友君、振り疲れたか、動き悪くなったとこに、大和田君の左、何発も貰って、

その度に顔張り飛ばされてたなあ。

                                                           

4R、住友君、ダメージ大きい割に踏ん張ってるんだけど、ガードいかにも甘くて、

大和田君のここぞの連打が効果的に見えたままの終了ゴング。

                                                              

結局、39-37×3の3-0で、大和田君、負け越し一個埋めたね。

                                                         

                                                          

☆三好英澄(伴流)×工藤宏樹君(ドリーム)……Fe 4R

2勝(2KO)2敗のサウスポー、30才・香川県と、1勝3敗1分の30才・神奈川県。

                                                          

工藤君、一見、野武士風なんだけど、試合になるとイメージ一転で、

フィジカルも強くないし、振り出しも遅いんだけど、とにかく引き手が甘いもんで、

もう、危ない危ないで、こりゃ、長くは持たないなって感じだったんだよね。

                                                           

それでも、何とか最後まで踏ん張ったみたいで、

だけど、残念、40-37×2、39-37の3-0で、三好君、判定勝ち。

                                                               

                                                          

ロビーで、渡辺会長と金城智哉君と次戦の話で、8月20日過ぎだってね。

                                                           

                                                        

☆瀬尾智宏君(川島)×岩口貴幸君(相模原ヨネクラ)

                           ………48㎏ 4R

0勝3敗の34才・千葉県と、0勝1敗のサウスポー、25才・神奈川県。

                                                              

1R、瀬尾君、殆どがストレート系なんだけど、ちょっと押し気味なパンチなんだよね。

                                                          

岩口君の方は、典型的なフッカーなんだけど、距離感良くないのか、

全く足りてないとこから振り過ぎなんだわ。

                                                           

2R、瀬尾君、優位なリーチ生かそうって、必死に距離保とうとして、下がる下がる。

岩口君、追う追うなんだけど、踏み込みまだまだ甘くて、パンチ届いてないんだよなあ。

                                                              

3R、瀬尾君が足使い切れなくなったとこが、岩口君の勝負ドコなんだけど、

少しばかり、明るさ見えてきたかな。

                                                            

4R、岩口君、なかなかいい振りしてるんだから、

もう少しキレのいい飛び込みできれば展開変るんだろうけど、

苦労しながら幾つか当てはいるんだけど、パンチの絶対数、瀬尾君圧倒してて、

勝ちたい一心の必死のストレート、ひたすら突きまくって、瀬尾君、逃げ込み成功。

                                                          

結局、39-37×3で、瀬尾君、5年がかりの初勝利!

                                                          

                                                           

☆田代慎君(川島)×長田康(青木)……Fe 4R

2勝(1KO)6敗1分のサウスポー、26才・東京都と、1勝3敗の27才・宮城県。

                                                            

1R、こりゃ、ちょっとシンドイ試合になりそうだってのがすぐ分かって、

二人とも、距離潰し過ぎのくっつき合い、延々ゴニョゴニョボクシングで、

スコアつけにくそうだよなあって、ちょっと休憩入れて戻ったら、

39-37、39-38、38-39の2-1で、長田君の勝ちだってね。

                                                            

                                                            

☆菅沼卓(川島)×竹浦翔大君(シュウ)……SL 4R

3勝0敗の22才・愛知県と、3勝(3KO)3敗1分の26才・青森県。

                                                             

この試合だけ、新人王予選。

                                                             

1R、菅沼君、このクラスの優勝候補の一人で、最近真面目なボクシングで、

元々持ってるモノ、水準越えてると思ってて、期待してたんだけど、

この日も圧倒的なスピード差でペース握って、                         

いきなりの左フックも効果的だったし、全体の動きにもかなり余裕あったなあ。

                                                         

一方の竹浦君、去年の新人王戦で、あの林和希君が苦戦した相手で、

後で聞いたら、二人、スパー仲間みたいで、とてもやりにくかったらしかったんだけど、

とにかくその試合、引き分け優勢負けして、今年再挑戦。

                                                            

2R、菅沼君、いつもなら足使って、もっと距離置いたとこから始めるのに、

この日は何故かちょっと距離に無頓着で、

そういうのは竹浦君のパワーボクシングの得意な土俵なもんで、

菅沼君、元々ハードヒッターじゃないポイントアウト系なのになあ……。

                                                          

3R、40秒弱のとこで、竹浦君の右チョンで、菅沼君、思わず一瞬膝カックン。

そうなんだよなあ、菅沼君、それほど打たれ強そうなアゴしてないし、

やっぱり距離潰されるとヤバくて、それでも、そこから一方的になるの懸命に防いで、

微妙なラウンドに持ち込むように、それだけは最低限必死に頑張ってたね。

                                                            

4R、竹浦君、プレスかけながらの力技系なんだけど、どうしても今一粗っぽくて、

幾度か決定的に近いとこまで行きそうだったんだけど、どうしても決めきれなくて、

すんでのとこで菅沼君に交わされてしまったんだわ。

                                                            

それにしても、菅沼君、この日は絶対彼のボクシングじゃなくて、

KO勝ちが欲しかったのかも知れないけど、それは流れの中で狙うべきで、

相手の土俵に丸腰で入っていってしまうのは、どうにも拙かったと思うけどなあ。

                                                              

判定は、とっても微妙なとこで、自分的には39-38で、竹浦君だったんだけど、

実際は、39-37、39-38、38-39の2-1で、菅沼君の辛勝。

                                                           

菅沼君、神様がチャンス残してくれたんだから、次はいつもの君らしさ見せてね。

                                                          

それにしても、菅沼君のトランクスにあった “I'm Somebody” って刺繍、

あれ、自分がいつか書いた、“こんな俺でも価値があるんだぜ” っていう、

あれから取った訳じゃないよねえ、まさかね……。

                                                             

                                                             

☆冨田正俊君(川島)×二宮亮君(セレス)……SF 6R

5勝2敗1分のサウスポー、27才・青森県と、5勝(5KO)4敗の24才・千葉県。

                                                           

この日は、やたらとサウスポーボクサーが多かったんだよね。

                                                         

1R、デビューから二戦続けてのKO勝ちからキャリアをスタートさせた二宮君、

その後よくありがちな雑なボクシングが、ホント残念で、力に頼り過ぎというか、

リードブローなんか殆ど打たないし、いきなりの2~3発で決めようとし過ぎなんだわ。

                                                            

一方の冨田君、派手さもパンチ力も無いんだけど、とっても前向きなボクシングで、

なかなか諦めない、粘り系東北ボクサーなんだよね。

                                                             

2R、二人とも、間違いなくそこそこいいモノ持ってんだけど、残念ながら攻め単調で、

返しのパンチとかボディブローに対する意識、全く足りてないんだよね。

                                                           

3R、1分30秒、二宮君の強烈左右喰らって、冨山君、大分弱ってしまったんだけど、

そこからの踏ん張り尋常じゃなくて、却って二宮君を押し込み続けるんだわ。

                                                          

二宮君、ロープ際やコーナーから体廻して抜け出るのあんまり上手くなくて、

一気に流れ作り切るとこまで行かなくて、ちょっと歯がゆい展開なんだわ。

                                                           

4R、二宮君、トランクスに“I like boxing 、No I love boxing” って入ってて、

その気持ち前面出しで、そりゃパンチ力は比較にならないほどで、

この回からシフト強めていったボディ打ちに、流石の我慢強い冨田君も、

明らかな弱り方で、その後も二宮君に上手いこと上下打ち分けられてるんだわ。

で、冨田君、もう殆どヤバそうな状況になってきてるんだけど、

だけど彼の踏ん張り度を超えてて、ヘロヘロになりならも、その度に前に前に出て、

二宮君をロープに追い詰めながら、あくまで手止めないんだわ。

                                                             

5R、この回も終始、二宮君に非情な打たれ方して、

打ち返してんだけど、もはや相手倒す力、全く残ってないってのに、冨田君、

レフェリーに目覗かれっ放しだってのに、ストップ拒むように動き続けてんだわ。

                                                             

それ、ちょっと鬼気迫るモノあって、彼、半分意識ないように見えて、

普通、あそこまで頑張れるかあって感じだったんだわ。

                                                            

6R、関係者はじめ、見てる人の全員が止め時を探ってたとこあったんだけど、

ようやく、1分32秒、レフェリー割って入って、もうこのくらいにしとこうよストップ。

それにしても、冨田君の異常な頑張りは感動的ですらあったんだわ。

                                                            

                                                            

☆小泉雄大君(川島)×北野一弘君(ワタナベ)……57.5㎏ 8R

8勝(3KO)4敗2分の31才・神奈川県と、7勝(4KO)4敗の28才・東京都。

                                                             

1R、北野君、少しクラウチング気味のスタンスから、いい左が届いてて、

小泉君、ちょっと極端な戦法で、とにかく万振り一発ブチかましボクシング。

                                                            

2R、全体の身のこなしとパンチスピード、北野君が圧倒してて、

小泉君、相手の打ち終わりにひたすら合わせるとの、いきなりの大振り左フックって、

そんな感じだけなもんで、北野君、ちょっと余裕の展開かなあ。

                                                            

3R、40秒過ぎ、北野君の強烈右打ち込み成功で、小泉君、明らかに効いてるね。

                                                          

4R、小泉君、とにかく距離詰めて、強い右打ちたい打ちたいが出過ぎで、

でも、基本的にはカウンター狙いなもんで、自分から仕掛けては行かないんだわ。

                                                             

5R、小泉君に新しい攻撃出てくる兆しないし、このまま北野君、

適宜出入り激しく、ヒット&アウェイ続けていけば、何の問題もなさそうなんだよなあ。

                                                            

って思ってたら、6R、ここまで殆どパーフェクトにポイント取られてた小泉君、

このままじゃどうにもなんないって、一気に激しいプレスかけ始めて、

右のアッパーやロングフックにそれまで以上に、エライ力込めはじめて、

一層のガンガン攻撃開始で、残り25秒ほどのとこで、東ロープ際、

左右のショート連打、初めて直撃させることできて、

それ、少し掻き込み気味なとこあったんだけど、とにかく、北野君からダウンゲット。

                                                           

7R、北野君、パンチ力そこそこあるんだけど、打たれ弱いとこもあって、

小泉君の、ここぞの万振りの連続に凌ぐだけで精一杯みたいで、

それなら、もっと足使えばいいと思ったんだけど、

ちょっと思うに任せられなくなったみたいで、一気に展開変ったんだわ。

                                                             

8R、それでもこの回、何とか凌ぎ切れば、ポイント的には充分だったんだけど、

北野君、目付きが極端に大人しくなってしまって、見る間に戦闘モード失せていって、

1分15秒過ぎ、 小泉君の強烈右ボディ、まともにブチ込まれたら、

その一発だけで、溜まらずその場に四つん這いダウンしてしまって、

もう疲れ切って、続ける気が一気に無くなったみたいで、そのままカウントアウト。

                                                           

1分23秒ってことで、見てた人達、勿体ないなあって声、虚しく交してたなあ。

                                                          

それにしても小泉君、不器用なんだけど、自らの得意技、最後まで信じ通して、

ここしかないってとこまで我慢して、最後の最後に見事大爆発させたよなあ。

                                                             

                                                            

☆永安潤之介君(川島)×うすい祐介君(石川)……B 8R

11勝(3KO)9敗の28才・東京都と、9勝(2KO)11敗の26才・東京都。

                                                             

永安君もうすい君も、連敗が多くて、戦績的にはもうひと頑張り要る同士で、

永安君は3連敗、うすい君も2連敗から脱する力入る一戦なんだよね。

                                                             

昔、角海老にいた塩野翼さんがセコンドに入るってことだし、

うすい君、とにかく見た目、様子のいいボクサーなんもんで、彼、応援かなあ。

                                                            

開始ゴング鳴ったのが、9時15分を過ぎてて、この二人だし、

ハマると長くなるなあって、そんな感じで見てたんだけど、

始まってすぐ、1分半前後のとこで、二人、ガッツーンって音するほど頭ぶつけて、

うすい君、左目上バッティングカットしてしまって、途端に彼、しきりのまばたきで、

っていうことは、血が目に入ってるってことで、ちょっと長いドクターチェック後、

アレーッて感じのいきなりの負傷ストップエンド。

                                                                

とんだとこで、時間調整がやって来た訳で、目当ての観客達、ガックリなんだわ。

                                                             

                                                            

                                                          

昨日、突然、ある人が、「○○ジムの△△ですが……。」 って寄って来たもんで、

そうら来た、正式抗議かあって、一応身構えたら、

「選手の事、ちゃんと書いてくれてアリガトございます。」 的な拍子抜けで、

良く書かれてなかった時は、正直腹立ったけど、とも言いながらも、

大筋としては太っ腹で認めてくれてるみたいで、

そういう緩い読み方してくれると、とっても嬉しくて、思わず握手してしまったもんね。

                                                              

                                                           

ああそうだ、一応言っておくけど、自分、2CHとか拳論とかにコメント書いたこと、

一切ないからね、大体全然見てないからね、そんなのそもそも。

あたかも自分が書いたような書き込みが沢山あって、他の人間がそれに喰いついて、

もうグッチャグチャなんだって、例の知人が知らせてくれたもんでね。

あっちの世界、相変わらず、ドロドロみたいだね。

大事なのは、目の前のそのボクシング、真剣に見つめることだと思うんだけどね。

                                                           

                                                            

二人ばかり試合役員の人と話したけど、ジンワリ改革進んでるみたいで、

最近、役員構成もちょっと変わったみたいだね。

                                                         

それに、前からお願いしてたJBCのホームページの更新、最近とっても早くなったし、

以前、夢の話的に持ちかけたことあった、JBCのCS進出ってのも、

ちょっとばかり可能性出てきたみたいなんだよね。

地方の人が後楽園ホールの試合見れるし、自分も西の方の試合見れるし、

視野狭いせいか、自分の中ではこういうことの方が、よっぽど改革なんだよね。                                                              

                                                             

この日は、一見地味なカードが多かったんだけど、ホント、元気貰ったね。

テレビにもマスコミにも出ないけど、いい試合、現場に埋もれてるんだよね。

                                                               

                                                         

【本日のベスト3ボクサー】

① 冨田正俊君

② 小泉雄大君

③ 瀬尾智宏君

                                                            

2011年7月24日 (日)

恒例、コメント返信

                                                        

近所の公園で、町内会の盆踊り大会あって、奥さんとちょっと見に行ったよ。

そうか、そんな季節かってことだったんだけど、

小さい子がザクザクいて、こんなに子供いたんだあって、ちょっと驚いたなあ。

                                                       

                                                          

昨日の夜、コメント欄閉じたんだけど、最近、アクセス数が増えててね、

普段は500人位の固定客さんが来てくれてて、1,000アクセスくらいなんだけど、

ここんとこは、750人、2,000アクセスって感じで、

チョット前に書いたコメント返礼に反応して、

2chとか拳論の住人がドサッと流入してきたみたいなんだよね。

                                                           

一応、いつものように全部にコメント返しするつもりなんだけど、

力入んないのも多くて、それらにはちょっと雑になるから、悪しからずってことで……。

                                                         

                                                           

☆嵐を呼ぶ男さんへ

下田さんのアメリカでの防衛戦の際の、ラモスとの体格差のこと、

気になったみたいですけど、その試合の後のポール・ウィリアムスと何とかララの方が、

もっと驚くほどの違いがあって、まるで二階級以上の差があるように見えましたよ。

                                                          

日本人と外国人との体格差っていうのは、一般的には上半身と下半身の比率差と、

下半身の太さの違いに由来してるって思うんですよね。

                                                          

それと、下田さんが海外防衛に挑んだこと自体問題あったんじゃないかとの事ですが、

ジムにしろ、ボクサーにしろ、、ビッグマネーは魅力だと思いますし、

そもそも世界のボクシングの中心地はやっぱりアメリカですから、

Jリーガーがヨーロッパでのプレー目指すように、本場志向は当然のことですし、

アメリカにおける東洋人の人口も多いもんで、

あっちのプロモーターも、第二第三のパッキャオ、ドネア待ちってとこもあって、

受け入れ態勢も充分あるって思ってるんですよね。

                                                                                                                     

                                                          

☆亜熱帯さんへ

そおですかあ、沖縄ボクサー応援隊なんですかあ。

ただ、あなたの思惑に背くようなんですけど、地方にいる有力ボクサー達、

ホントに強くなりたいなら、やっぱり東京に出て来なければって思ってるんですよね。

試合相手には勿論、日常のスパーリング相手にも困るって状況が多過ぎて、

やっぱり、普段から強い連中の中で揉まれる環境の方がいいって、

そんな風に、どうしても思ってしまうんですよね。

                                                        

で、名古屋以西のボクサー達の戦績っていうの、少し割り引いて見るっていう習慣、

ついてしまったんですわ。

                                                         

屋富祖君なんか強くなると思うんですけどねえ。

それにしても、亜熱帯さん、沖縄フリークってことですけど、どこに住んでるんですか?

ブログお訪ねしたら、ナント何と、亜熱帯さん、女性だったんですねえ。

                                                          

                                                        

☆無名さん(1)へ

榎さんの電話に出ろってことですけど、

今回の件がらみで、実は自分、彼と一回も直接話したことないんですよね。

                                                        

                                                        

☆無名さん(2)へ

彼のこと、止めてってことですけど、それはとっても無理ですわ。

是非、あなたにお願いしたい。

                                                           

                                                           

☆無名さん(3)へ

榎さんと白黒付けるべくボクシングで決着付けろって、

色々捻って気の効いたこと言ってるつもりかも知れないけど、

全くレベル低過ぎなんだわ。

                                                            

                                                          

☆無名さん(4)へ

口先だけの武勇伝語ってないで、男らしさ見せろってことだけど、

自分のガキの頃のただのオチャラケ話に、そんなに過剰に反応してどうすんの?

それに、そもそも、殴り合って決着付けるってことだけが男らしさの発現じゃなくて、

義理人情通して、約束守り切るってことの方が男だと思ってるんだよね。

                                                           

                                                          

☆榎ファンさんへ

あなたの質問から面倒なことになってしまってとの事ですが、

ある意味、なるべくしてなったって感じですから、お気使いないように……。

                                                       

                                                       

☆無名さん(5)へ

榎さんに謝罪しろってことですが、そのつもりは全く無いですから……。

                                                            

彼に関するコメント削除したのは、彼から執拗な申し入れが何度もあって、

そういえば、今では彼もただの一般人に過ぎないし、

全く話し合いにならないってこと、ハナから承知してたからなんだよね。

                                                            

あの当時の色んな人達とのやり取り、結構間近に接してたもんで、

その人達の思いを踏みにじるような発言だったもんで、

つい反応してしまったんだけど、今となっては大いに反省なんだけどね。

                                                              

彼の部分削除した後も、何かの市民団体に対する発言も取り消せって、

シツコク何度も電話入れてきたんだけど、それは流石にいい加減にしろってことで、

その後は一切電話出ないことにして貰ったんだけどね。

                                                          

あなた、言い過ぎだって仰いますけど、

あれでも充分過ぎるくらい抑えて書いたって、自分、思ってるんですよね。

あなたも物事の表面だけ見て反応すると、本筋外してしまいますよお。

                                                           

この業界、まだまだドロドロしてて、とても素人がどうにかできるもんじゃないって、

シミジミ思ってて、多分そのこと関係者自身も薄々自覚してて、

だから、色んな改善も遅々ってこと、仕方ないかって思ってるとこあると思うなあ。

                                                             

それと、“インディペンスデイ” って映画のことなんだけど、中に結構名セリフが多くて、

大統領の演説も感動的なんだけど、ウィル・スミスが子連れのストリッパーとの、

にわか結婚式の時の神父の 「この結婚に異議のある者は今名乗り出よ、

さもなくば、永遠に口を閉じよ。」 って台詞が結構気に入ってんだよね。

                                                               

                                                              

☆新人王大好き素人さんへ

2010年と2009年の新人王同士が、もしも戦えばってことですけど……。

                                                           

・三田村拓也さん×原隆二さん→原さんのKO勝ち

・知念勇樹さん×山口隼人さん→知念さんの判定勝ち

・佐々木章人さん×角谷淳志さん→佐々木章人さんのKO勝ち

・野崎雅光さん×佐藤崇史さん→野崎さんの判定勝ち

・坂本英生さん×柘植雄季さん→柘植さんの判定勝ち

・島本大志さん×コーチ義人さん→コーチさんの判定勝ち

・緒方勇希さん×関豪介さん→緒方さんんp判定勝ち

・吉田恭輔さん×荒井翔さん→荒井さんのKO勝ち

・鈴木悠平さん×土屋修平さん→土屋さんのKO勝ち

・菊池祐輔さん×山田智也さん→菊池さんのKO勝ち

・新藤寛之さん×林欽貴さん→林さんのKO勝ち

・胡朋宏さん×岩崎和雄さん→胡さんのKO勝ち

                                                          

って感じですかねえ、でも勝負ってのは、ホント、やってみないと分かんないんですわ。

                                                            

                                                              

☆無名さん(6)へ

自分の予想と、とっても似てますよねえ。

勝ち負けで違ってたのは、佐々木さん×角谷さんの試合一個だけですし、

あとはKOか判定かで、3個違うだけですもんねえ。

                                                         

                                                              

☆村木田ファンさんへ

ある興行関係者から、「何でアイツなんか入れたんだよ。」 

「チケット持ってたから仕方ないでしょ。」

って会話されてた当人が、片岡って人ってことは数年前に知ってて、

嫌われ者のジャーナリストなのかって思ってたんだけど、

今回のことで、その端くれでもないってことが分かったんだよね。

                                                           

自分に関する発言のコピー、結構早い時期に知人が面白がって見せてくれて、

その時、ホントに驚いてしまって、ホントにこれ本人が書いたのって聞いたほどで、

普通のジャーナリストっていうのは、素人のブロガ―のモノ言いなんかに、

こんないきり立った異常な反応示さないと思うんだけど、仰る通り、

① 人生でたまに見かける馬鹿

② 男らしさが欠如してる

③ 別におまえにどうこう言われることじゃねーよ

ってことで、もう呆れるしかなかったね。

                                                            

一体誰の為に怒ってんだか全く見えて来なくて、ファン代表のつもりでいるのか、

仮にもジャーナリストを名乗る人間が、素人ブロガ―相手に異常なほどの高まりで、

おまえだとか、馬鹿だとか悪態つきまくった時点で、これはもう完璧自爆アウトで、

記者クラブに入れないのも当然だと思ったし、スキャンダル狙いだけの売文屋って、

そう言ってる人達の言い分も分かるような気がしたなあ。

                                                          

モノのいい方、以前2チャンネルで見掛けたバカとまるで同じだもんね。

座右の銘なんか何でも良くて、他人がどうこういうことないんだけど、

“見るまえに翔べ” ってニュアンスなのか、

「それでも、やるんだよ」 ってドヤ顔で言われると、

ワニ相手に、丸腰のカエルが跳び掛るかあとは思うけどね。

                                                           

100万匹ほど集まるか、異常なほど高度な武装したカエルなら、

それでも何とかなるんじゃないかとは思うけどね、ケロロ軍曹とか……。

                                                            

                                                               

【控室入室に関して】

某ジムトレーナーさんから、ライセンス持ってない人間の控室入室に関する、

抗議があって、亜熱帯さんやラピュタさんも巻き込んでのやり取りあったんだけど、

最後、俺も現役さんからのケンカ腰の発言で、論議はエンドになったんだけど、

何事もケンカ腰の人間とは話し合いにならないっていう見本だったね。

                                                            

それにしても、この控室入室っていう問題については、充分考えてみる必要あって、

まず自分のこと説明しておくと、昔、あるジムのエライさんに、

「ちょっと来てよ、来てっ!」 「コイツに言ってやってよ」 って言われたのが、

そのきっかけだったんだけど、その中の雰囲気、今思えば異常なテンションだったし、

違うジムのトレーナーさんからは、試合前のボクサーはそっとしておいて欲しいって、

そういう話も聞かされたことあったし、で、自分、余程の事あっても

試合前のボクサーには決して近付かない、話し掛けないって事、

便器ジンクス、スニーカージンクスと同じくらい、忠実に守ってるんだよね。

                                                        

そもそも、ホール階下の構造知らない人の為にちょっと付け加えておくと、

あそこは一本の細い廊下に面して、幾つかのドア付きの小部屋に分かれて、

中の仕切りとっぱらうと、一部は大部屋に変身させこともできるようになってて、

大部屋になってる時は勿論、小部屋のときも何人かのボクサー達の共用で、

個室与えられるのは、基本的にはメインイベンターだけなんだよね。

                                                            

自分が普段ウロウロするのは、基本的には試合後の、それも廊下が殆どなんだけど、

その試合後でも、マスコミインタビューあったり、ジムの人達の帰り仕度バタバタだし、

場合によっては、まだ試合前のボクサーもいるもんだから、

そいういの遠くから眺めてることの方が多いんだよね。

あとは、医務室横の外階段なもんで、殆ど滅多に控室そのものの中には、

入らないことにしてるんだけどね。

                                                          

そういうとこで、ごくたまに声掛けるボクサーっていうのは、

沢山の人が取り囲むようなクサーじゃなくて、遠くから来てたり、あんまり人気者でも、

派手でもないけど、とにかく予想以上に頑張ったボクサーなんだよね。

そういう時は、勝ち負け関係なく、また試合見せてよねって伝えるんだわ。

いくら知り合いのボクサーでも、多分本人納得いってないだろうなって時は、

決して近付かないようにしてるんだよね。

                                                               

試合前のボクサーには、ホント、色々あって、

お稽古ごとの発表会みたいなノリのサポーターが溢れてる場合もあって、

そこら辺、浮ついてチャラチャラした空間になってしまって、

大勢にワアワア励まされたいってのもいるけど、一方静かに集中したいってのもいて、

残念ながらそういうのが雑居してるのが控室なもんで、

多分、苦々しく思ってる関係者もいるんだろなあって思うんだよね。

                                                            

だからさあ、ルール守れって言ってんだろがあ、ってことなんだけど、

ただ、地下に続く階段には、ライセンスを保有してない者は……、とは書いてなくて、

記憶では、関係者以外の入室を禁ずる、ってあったと思うんだよね。

                                                              

で、次にこの場合の関係者ってのが問題になる訳で、

そのジムの、あるいはそのボクサーの大口後援者だとか、

そのボクサーの親戚関係、交友関係にある人達の全部、

それに、元ボクサーだけど今はライセンス持ってない先輩達とか、

とにかくそういう人達の全部をシャットアウトできるかって、

そして、俺も現役さんの言うように、とにかくルール、キッチリ守れってことだと、

控室うろつく以前に、開場前に出場ボクサーと一緒に関係者入口から入場するような、

ジム仲間(C級ではライセンス入場できない興行もあるからね。)や、

ジムOBなんかの入場も謝絶しなくちゃならなくなる訳で、

そりゃ、ルール徹底することにこしたことないんだけど、徹底し切れてないのも事実で、

こんな風な、若干の緩さがこの業界の魅力でもあるんじゃないのかなあ。

                                                            

自分のブログ読んで、簡単に入れるんだって思ったら大間違いで、

控室覗くなんてとんでもなくて、廊下にも色んな殺気充満してるから、

ミーハーな気持ちだけでうろつくと、そういう雰囲気に圧倒されて、

浮足立ってるのすぐバレるから、止めた方がいいと思うけど、

今んとこは、少なくとも自分発の弊害出てないみたいで、

そこに詰めてるホールの係員2名も、適宜気使ってるみたいだし、

この間は、自分らで、不審なカメラ小僧追い出したんだよね。

自分にそうする権利があるか、今一自信ないんだけど、

実は以前にも盗難あったしって、そんな気持ちだったんだけどね。

                                                           

ハッキリ言って、自分が関係者なのか、実はとっても微妙だとは思ってるんだけど、

個人的な知り合い、お蔭さんでとっても沢山いるもんで、ちょっと甘えてるかなって、

そういう風には思ってて、もし徹底するなら、ホール入場者をまずキッチリ管理して、

控室入場は、ライセンス保有者に限定するってことも考えられるわけで、

実際、興行によっては、二つの階段の降り口に係員立たせて、

ライセンス保有を確認してるもんね。

                                                          

それが無い時は、少なくともプロモーターが、じゃちょっと挨拶してくるわって、

そんなどっかのジム関係のエライさんの入室、拒んでないってことだと思うんだよね。

                                                         

ライセンス入場に限定するっていう、そのちょっと手前あたりの、

プロモーターやら参加ジムの発行する控室入場パス発行とかもアリだと思うけどね。

                                                           

雑居大部屋控室の場合、色んな考えのボクサーやトレーナー達混在するもんで、

お互い、気使いながら、こんなに大勢いるのにってほど深閑としてること多くて、

そこに、特定のボクサーのサポーターがゴソッと来て、大騒ぎになるっていうの、

遠目に自分が見てても、腹立たしくなることあるから、

現場の人達の気持ち、いくばくかってとこもあるんだけど、

当面のとこは仕方ないとこあるんじゃないかとも思ってて、

どうしても我慢できないって言うなら、ジムの会長に訴えて、

協会の会議の時の議案にして貰えばいいって思うんだけどね。                                                          

でもその場合、ホール入場に関しても、当然キッチリさせることも前提だけどね。

                                                            

                                                           

☆元プロさんへ

仰ること、ホント、ごもっともだと思うとこあって、

自分もこれがラストファイトだって聞かされてたボクサーや、実は体調崩してたり、

彼女と別れたばっかりだったり、失業してしまったりっていうようなボクサー、

沢山知ってて、事情知れば知るほど彼らの試合に思い入れ強くなるのは、

ホント、良く分かるんですけど、ボクサー達が背負ってる事情によって、

試合の評価が変るってこと有り得ないですし、個別の事情の全てを斟酌すること自体、

とても無理な話で、全てを思いやって、、全部の試合、最後までキッチリ見て、

全体としてはとんでもない試合だったけど、ここが良かったね的な文章書いても、

そういうのは自分のやりたい事ではないんですわ。

                                                            

そもそも、このブログ書き始めた頃は、印象に残った試合の事だけ書いて、

詰まんなかった試合はスル―しようかとも思ったんですが、

今一だったボクサーのこと、今一だって言うことで、

とにかく、どっかのオッサンが彼のことをすくい上げてるってことも事実だし、

最終的に、彼にとっての一個の苦い思い出にでもなれば、それでもいいかなってね。

                                                          

親の危篤にもかかわらず、試合したボクサーがいたとのことですが、

申し訳ないですけど、そうだったんですかあくらいで、特別の感慨ないんですよね。

                                                             

一方で、奥さんの出産で、帰国する出稼ぎ外国人プレーヤー山ほどいるなか、

親の死に目にも会えない舞台人、みたいな表現もまま見受けますけど、

その場合、苦しみ悲しみ抑え込んでってのもあるでしょうけど、

仕事も何もかも放り出すっていうのも、自分、充分アリだと思ってて、

結局、其々の人生観の問題だと思うんですよね。

                                                                 

で、自分、とにかく、今のこのボクシングはどうなの? ってことしか興味ないんですわ。

その事情分かってる人だけが、そういう目で見て上げればいい訳で、

そういうのを他人に強いるのは、そこまで期待するのは無理だと思いますよ。

                                                          

                                                             

☆無名さん(8)へ

ポイントアウトしてたのに、途中明らかな誤審で負けたとのことですが、

ということは、おかしなタイミングでのストップってことなのかなって推測しますけど、

残念ながら、そういうの、ある意味結構日常的なことなんですよね。

                                                          

リング事故の記憶が新しいうちは、ストップのタイミングに極端なズレ生じがちで、

極論すれば、其々のレフェリーの基本的なボクシング観や、

もっと言えば其々の人生観の違いが出る訳で、仕方ないとこもあるんですわ。

                                                            

自分なんか、そのレフェリーにどういい傾向あるかってとこまで見定めて、

セコンドはボクサーに指示すべきだって、実は思ってるんですよね。

                                                           

それでも、あくまで納得いかない正当な理由があるのなら、

その時はジムの会長に依頼して、JBCに抗議するべきだと思いますけどね。

                                                            

抗議によって結果が変わるって事も無いですけど、

少なくとも、以後に向かってのジャッジサイドの反省材料には充分なるし、

全く無意味、とういことはないと思いますけどね。

                                                             

でも、一年も前の事だったら、今更何なのって感じで、

マラドーナの神の手っていうのは、どうなのってことと同じで、

どうしようもないと思いますけどね。

                                                             

                                                              

☆無名さん(10)へ

裏話を得意そうに書くなってことですけど、

自分、知ってることの全てを書いてる訳じゃなくて、

迷惑かかる可能性ある時は予め確認してますし、

これは書かないでねって言われれば絶対書きませんし、

そういうの分かって貰ってるせいか、結構、ヤバイ話とか、

普通知り得ない事情とか、色々教えて貰うこと多いんですよね。

                                                              

ボクシングとかボクサーとか、もうちょっと身近に感じる手助けになればって、

自分が知り得た情報とか、感じた想いとか、少しでも伝わればいいなって、

そういう思いで書いてるんですけど、そういうのが伝わらないっていうことは、

自分の不徳の致すところと同時に、あなたのヒネクレ加減に起因してるのかなあ。

                                                            

                                                         

☆2CH、拳論から流入してきた、色んな人達へ

結構沢山あったんだけど、個々に返事するまでもないもんで、まとめてってことで…。

                                                              

たまには否定的な意見も聞けって人がいたんだけど、

批判的な意見なら聞く耳持ってるけど、否定する意見ってことになると、

このブログ閉鎖しろってことで、それは従がえない訳で、

そもそも単語の意味が分かってないというか、文章になってなくて、

やっぱりあっちの方は、訳分かんなくなるはずだと思ったな。

                                                          

内心憎々しく思ってるのが沢山いるってことだけど、それをここに言いに来て、

それであんたの気持ちが晴れるのかってことで、バカ常連村木田とかもあったけど、

顔の見えてない相手に、ホント、こいつら何から何まで、惨めったらしくて、

そんな対象のブログよく読むなあってことで、

実はあんたら、このブログの更新ひたすら楽しみにしてんじゃんってことで、

自分なら、完全無視のスル―、スル―だけど、連中、友達いないのかなあ、

構って欲しいのかなあって気の毒以外なかったね。

                                                              

そもそも、そんな文章書いて、そんなの送って、それで楽しいかあってことで、

ガキの頃から運動も勉強も全くダメで、見てくれも最悪だし、仕事も中途半端っていう、

そんな情けないひ弱なのしか浮かんで来ないんだけど、違うのかなあ。

いずれにしても、ここはあんたらの来るとこじゃないもんで、とっとと棲み家にお帰り!

                                                            

おうおう、そう言えば、変な武勇伝は止めろってのもあったけど、

あんなのガキの頃や、普段のオチャラケであって、

そのいちいちにマジ反応してどうすんのってことで、

バッカだなあって、笑ってやり過ごすくらいの余裕がないと、これからキツイよお。

                                                            

                                                           

あと一つ、先日のコーチ義人さんと緒方勇希さんの試合が面白くなかったって、

それはいつも言ってることで、見る人の数だけ試合観あるから、

あなたみたいな感想も当然なんだけど、それを本人達に伝えとけっていうのは、

これはもう全く別の話で、あんたバカじゃないのってことで、チャンチャン。

                                                           

                                                          

以上の外にも、なんか答えようがないような、単なる罵倒、嫉妬、恨み妬みの類、

満載だったんだけど、みんなマイナスのスパイラルにハマってるみたいで、

あんたら、そんなことばっかやってると、背中に色んな背後霊沢山寄って来るぞお。

一度、夜中にそっと後ろ振り向いてみてご覧なさいな。

                                                            

                                                           

☆やつたきざみやさんへ

ドロドロのコメント欄の中、一花咲かせてくれたような、普通のお便りアリガトです。

そおだよねえ、大竹さん、凄かったよなあ、常にああいう間合い要るんだよねえ。

諒君とも話したんだけど、左が下がり気味じゃないかって言ったの、

ちょっと納得いってなかったみたいだったから、確認しといてね。

それにしても、彼、39-38×3って、製図屋みたいなボクシングだったよねえ。

                                                             

                                                               

☆無名さん(16)へ

汚れっ放しのまま、コメント欄閉じるの、なんか忍びないとこあったんですけど、

最後の最後、特別の事ないけど、だけどちゃんとしたのをアリガトです。

                                                             

そうなんですよね、角海老ジムの興行ってのは結構入場緩くて、

他の興行だと、ライセンス入場に関して、オーナー・マネジャーに限るとか、

C級不可だとかありますもんねえ。

                                                             

角海老ジムだと、ボクサーなんですけどって言うと、Tシャツ貰えることもあるしね。

あのジムの開放的な雰囲気は、ちょっと度超えたとこあるんだよなあ。

                                                              

                                                               

ってことで、以上コメント返し終了なんだけど、

最近、なんかメンドクサイのも混じり込んでるようなので、次回どうしようかなあ。

                                                             

2011年7月23日 (土)

後楽園ホール・7月22日

                                                          

木星ってのは、直径が地球の11倍もあるんだけど、

幾つかの衛星の一つに、“エウロパ” ってのがあって、それ、月とほぼ同じ大きさで、

ずーっと昔、ガリレオが発見したらしいんだけど、

その表面、全面氷で包まれてて、表面温度、マイナス160℃なんだってさ。

                                                            

でもね、その氷の層の下には広大な海が広がってて、

何らかの生命が宿ってる可能性あって、これから、それ調べるんだってさ。

                                                           

                                                              

台風6号、四国にコツンってぶつかった直後、いきなりのへタレUターンで、

こっちは大雨覚悟してて、でもとにかく、お蔭さんでって感じだったんだけど、

ここんとこの気温の下がり方、やっぱ台風って、流石だよね。

                                                        

それでも、その台風の跳ね飛ばし方見てると、

日本って国のパワーも、まだまだ捨てたもんじゃないかってふと思ったんだよね。

                                                           

                                                             

ホール着いたら、友達の応援に来てた、加藤諒君が寄って来てくれて、

彼、19日に試合したばかりなのに、殆ど傷んでなくて、

右目の上に、内出血した痕跡、ちょっとだけ残ってるだけで、

特に左顔面、まるで無傷だったのに驚いたなあ。                                                           

自分が試合中に感じたこと、素直に聞き入れてくれて、楽しい反省会だったよ。

                                                           

                                                           

実は、その少し前に、前々日に激闘終わったばっかの加藤善孝さんとも行き合って、

彼、10分以上も時間割いてくれて、観戦記に間違ってたとこなかった?

っていう自分の質問に、大外れしてないって答えてくれて、

まあ、ホントの秘密の事はオープンにはしないだろうけど、

それでも参考になったすよ、って言ってくれたんだわ。

                                                            

それにしても加藤さん、試合直後にもかかわらず、

丸山伸雄さんがあんなに振り回してたっていうのに、

おでこにチョット擦り傷残ってるだけで、全く傷んでないもんで、これもビックリ。

ホント、シミジミ、しっかりガードだったんだよね。

                                                           

ってな感じで、自分の感想とボクサーの実感とをすり合わさせて貰うっていうの、

自分にとって、とっても貴重で、嬉しい時間なんだよね。

                                                         

                                                           

☆斉上昭宏君(野口)×山田健太君(セレス)……F 4R

1勝2敗のサウスポー、29才・東京都と、1勝0敗の26才・和歌山県。

                                                           

1R、二人とも、特にどうということのない穏やかな立ち上がりで、

次の回、行きそうな雰囲気あるのは、山田君かなあ。

                                                        

2R、ところがその山田君、そのままユックリやってて、

全部当てようとし過ぎるせいか、手数、恐ろしく少ないんだわ。

                                                           

斉上君の方が、細かい動き増しながら、積極的に手出し始めたね。

                                                             

3R、斉上君、手数圧倒してるんだけど、当て勘今二つって感じだし、

やっと殴り合う気持ちになったか山田君なんだけど、連打までいかないんだよなあ。

                                                         

4R、山田君、セコンドからどやされたか、手沢山振り出すようになったんだけど、

フック系が全く打ててないし、まあまあのストレートもちょっと及び腰なんだなあ。

                                                             

一方の斉上君、ここに来て、やっと形になってきたとこで終了ゴング。

結局、40-37、39-38×2の3-0で、斉上君の妥当勝ち。

                                                             

                                                          

☆丸野雄太郎君(角海老)×内藤剛君(ワールドS)……Fe 4R

1勝(1KO)2敗の24才・鹿児島県と、1勝(1KO)1敗の27才・埼玉県。

                                                        

1R、二人とも、いきなりどうかしたのかって程の狂喜の殴り合いから始まって、

34秒、丸野君の返しの左フックが決まって、内藤君、早々のダウン。

                                                           

残り時間タップリあるし、こりゃいきなりの早終わりかって見てたんだけど、

舞い上がったような超雑な追撃のさなか、今度は丸野君が不用意な一発貰って、

彼、まるでガードの意識のないままだったもんで、とにかく内藤君がダウンゲット。

                                                              

元々荒っぽいモン同士が共に手負い状態になってしまったもんで、

ちょっと想像超える大乱戦になってしまって、お互い、殴ることしか頭になくて、

防御の意識全くなくて、そういうのが特攻隊みたいに突っ込み合うもんで、

やっぱりねって感じの、この回2分40秒、ガッツーン大バッティングで、

内藤君、眉間からピューッと血噴き出してしまって、当然ここでお終いドロー。

                                                             

                                                           

☆坂入裕君(野口)×山本祐君(宮田)……SB 4R

1勝2敗の19才・東京都と、1勝(1KO)3敗1分の21才・大阪府。

                                                             

1R、この二人も、気持ち溢れかえったイケイケガツガツ大作戦で、

前半山本君、後半坂入君って感じの密着ブンブンフック系。

                                                          

2R、どっちもアリな展開だったんだけど、山本君、振り回し過ぎて疲労度高まってて、

坂入君の方が、まだ余力残してるみたいだね。

                                                          

3R、ところがこの回、それまで無駄振り王者だった山本君、

ドッカーン、右フック大直撃させることできて、それ始まって1分くらいのとこで、

その一発で坂入君、もうフーラフラで、山本君の追撃も急だったし、

もう殆ど止められる寸前までいったんだけど、

ナント坂入君、そこからキッチリ2分間、凌ぎきってしまったんだわ。

                                                            

4R、凄いのは坂入君の回復力で、前の回あれだけ弱ってたのに、

この回開始ゴング鳴ったら、また元に戻って激闘に応じてて、

却って主導権取り戻してたもんなあ。

                                                           

とっても微妙なとこだったんだけど、39-38×2、38-39の2-1で、

坂入君の奮闘、踏ん張り大勝利ってことだったんだけど、

二人とも、テクニック的には全くだったんだけど、気持ち溢れかえってたなあ。

                                                           

                                                           

☆松本翼君(ワタナベ)×武縄紘(オザキ)……SL 4R

2勝4敗3分の26才・東京都と、2勝(1KO)5敗2分の25才・岡山県。

                                                           

1R、同じ様な負け先行同士の試合で、

二人とも、当て勘良くないんだけど、それ以前に距離感が全く掴めてないもんで、

どのくらいの距離でどういうパンチ打つのか、ハッキリしてないし、

基本的に、どういうボクシングがしたいのかってのが、伝わって来ないんだよなあ。

                                                            

で、ちょっと退屈になったもんで、休憩タイムゲット。

結局、39-38、38-39、38-38の1-1ドローだったってね。

                                                             

                                                          

☆中村量君(野口)×鈴木英樹君(横浜光)……B 4R

1勝(1KO)1敗の23才・兵庫県と、0勝0敗1分の19才・神奈川県。

                                                           

1R、この二人、防御含めて結構レベル高くて、なかなかいい動きしてるんだわ。

                                                           

2R、でもね、アレレ―ッて感じで、お互い徐々に色々出てきてしまって、

中村君、突っ込みざまの1~2発のうちに決めきろうとし過ぎだし、

鈴木君の方は、後ろ足体重が過ぎてて、とにかく呼び込んで連打で決めたいって、

二人とも、とっても単調なパフォーマンスの繰り返しで、

特に鈴木君、いい打ち方してるのに、とにかくひたすらの待ちボクシングなもんで、

あれではジャッジにアピールするのはとっても難しくて、

いいモノ持ってんだから、早いとこ何とかした方がいいと思ったなあ。

                                                            

で、この試合も最後まで見続けられなかったんだけど、

40-37、40-38、39-38の3-0で、やっぱり中村君だったってね。

                                                           

                                                           

☆横手太一君(ドリーム)×横山隆司君(ワールドS)

                             ………LF 4R

2勝(2KO)1敗の22才・鹿児島県と、2勝(1KO)0敗のサウスポー、25才・東京都。

                                                        

この日一つだけ混じってた、新人王ト―ナメント予選がこの試合。

                                                     

この階級、今年は参加者も少ないし、ちょっと層も薄いもんで、

誰にでも結構チャンスあるんだけど、自分の中での本命の一人が、

フライ級から一個上げてきた横手君で、横山君もそれに続く存在なんだよね。

                                                          

すぐ隣に安西政人君、ジム仲間と猛烈応援で、声枯らせてせてたなあ。

                                                           

1R、リーチの長い横山君の方が、よくプレスかけてて、

サークリングしながら、引っかけるような右フック、なかなか良かったんだけど、

中盤以降、横手君、横山君の打ち終わりに、強い右フック合せていって、

それ、結構印象度高いショットだったんだよなあ。

                                                              

2R、横山君、どうしても腕が外側から出るもんで、そこんとこ、横手君に、

内側から合わされて、思わずユラッとしてるんだよなあ。

                                                           

距離詰まると、圧倒横手君で、鋭いショートの連打でポイントさらわれてるし、

横山君、この回かなり打たれ込んでしまって、振り弱くなってるし、体も緩んでるなあ。

                                                            

3R、横山君、前半、足使って距離取って、本来のスタイル取り戻しつつあって、

遠いとこから長いのを巧く当てるように、戦法変えてきたんだけど、

一旦詰まるとやっぱり厳しい展開になってるなあ。

                                                          

一方、横手君の方も、腕力頼りの一発で決めようとし過ぎるとこあって、

ちょっと雑なボクシングになってるんだわ。

                                                             

4R、横手君、不器用ファイターって感じ、徐々に前面に出てきてしまって、

途中二発ほど、見栄えのいい右、打ち込んではいたんだけど、

幻惑する様なフットワーク駆使して、パンチ出し色々工夫してた横山さん、

手数でも勝ってたし、そういうの初めっからやれば良かったのになあ。

                                                            

かなり微妙なとこだったんだけど、結局、39-37、39-38、38-39の2-1で、

横手君の辛勝で、次は9月28日に準決勝戦だね。

                                                          

横山君、相手のパンチ貰った時、大きく体揺らぎ過ぎるとこあって、

やっぱりそれ見栄え的には不利なもんで、もっと体幹ガッチリさせないとね。

                                                           

                                                           

☆山田和宏君(協栄山神)×村田真一君(鉄拳8)……SF 6R

4勝(1KO)10敗の36才・神奈川県と、4勝(2KO)7敗の25才・宮城県。

                                                             

1R、結構な負け越し同士だったんだけど、村田君、水準以上の動きしてるし、

スピードもそこそこあって、リズム感もいいんだよね。

                                                            

ただ山田君の方は、直線一気型に徹し過ぎるとこあって、

力強いんだけど、余りにも単調過ぎるって感じだったかなあ。

                                                             

2R、こりゃ村田君の圧勝だなって見てたんだけど、その村田君、

動きにもパンチにも緩急全く付けられなくて、山田君とは違うニュアンスなんだけど、

結局は同じ単調スパイラルに入り込んでしまって、もう延々の繰り返しなんだわ。

                                                          

ってことでまたもやの離席で、結果聞いたら、58-57×2、57-58の2-1で、

村田君の僅差判定勝ちだったみたいね。

                                                          

二人とも強い気持ち維持できて、充分な体力持ってるんだから、

もっと違った角度からボクシング見直したら、違ってくると思うんだけどなあ。

                                                            

                                                             

☆横枕敬治君(F赤羽)×橋元隼人さん(ワールドS)

                             ………SB 8R

9勝(6KO)8敗4分の27才・福岡県と、

11勝(2KO)1敗1分のランク7位、28才・東京都。

                                                          

この日の対戦相手なら、どう見ても橋元さん、取りこぼしそうになくて、

勝ち方の問題だなって見てたんだけど、横枕君の戦い方、余りにも極端なもんで、

ヘタしたら、延々のズルズル戦に巻き込まれそうになったもんで、3Rで退席。

                                                             

とにかく横枕君、中間距離でまともにやりあったら、とっても敵わないってことで、

ひたすら相手待ちで、入って来るとこに右ブチ当てたいって戦法なんだろうけど、

そういう美味しい場面、橋元さんのスピードの前にはとっても無理だろうし、

そもそもそういうの、ランク取りに行くボクサーのする事じゃないし、

橋元さん、ああ見えても、一発殺人パンチで倒すタイプじゃなくて、

却って横枕君のKO率の方が圧倒してるんだから、もっとガンガンいかなくちゃって、

そう思ってたら段々イライラしてきたもんでね。

                                                            

結局、79-74、78-74、78-75の3-0で、橋元さんの余裕判定勝ち。

                                                           

                                                       

☆丸山有二さん(野口)×大竹秀典さん(金子)……SB 8R

11勝(1KO)10敗1分のランク7位、28才・東京都と、

15勝(8KO)1敗3分のランク2位、30才・福島県。

                                                            

                                                             

この試合の前日計量のデータ見てたら、丸山さん、400gオーバーだったもんで、

自分、どうなるのかなあって気になってたんだけど、

確信なくて、何となくなんだけど、グローブハンデ付けてやったみたいだなあ。

                                                           

1R、ハンデグローブってのは半端じゃなくて、試合長引くほど影響増してくるから、

早目に決着させようって、そんな気持ち、丸山さんの方にあったんじゃないかって、

そう受け取れるほどの、丸山さんの初っ端からの飛ばし方で、

開始ゴング鳴った途端、脱兎のごとくの飛び出しから、もうフルショット連発で、

大竹さん、取り敢えずはガッチリガード固めて、嵐過ぎ去るのひたすら待ち、

って、そんな感じだったんだわ。

                                                             

普通にやったら、まず勝ち目ないし、奇襲って意味でも丸山さんのパフォーマンス、

決して悪い戦法じゃなくて、大竹さんも初め明らかに面喰ってたみたいだし……。

                                                          

ところが、野武士型ボクサーの頂点的な存在の大竹さん、流石の落ち着きで、

ガード構わずの思いっ切りショット、連続受け続けて、顔面少し紅潮させてたけど、

直撃被弾最小限に留めてたとこ、衝撃的な場面は開始1分チョット過ぎ、

いきなりやって来たんだよね。

                                                        

それまで間断なく打ち続けた丸山さん、流石に一段落、まずはここで一息って、

スッと下がりかけたとこ、それ待ってたぜって、大竹さん、ズイッと寄りかけて、

同時に腰の入った、伸び伸びの右ストレート、ドッコ―ン打ち込み大成功で、

北西ニュートラル近くで、丸山さん、堪らず思わずの胡坐状態座り込みダウン。

                                                            

ここが1分8秒ってとこで、その後何とか立ち上がって来た丸山さんに、

大竹さん、武士の介錯、まっこと抜かりないというか、

次の段取りに全く無駄のない動きで、リング中央に戻って再開後、

必要最小限の、それでも充分力のこもった連打の全てを直撃させて、

再度のダウンゲットで、丸山さん、初めのがかなり効いたままだったもんで、

レフェリーもカウント途中のTKOエンド宣告で、場内係り員が思わず担架用意。

この回、1分30秒ちょうどのとこだったんだわ。

                                                                                                                     

大竹さん、やっぱ強かったなあ、相手の嵐のような猛烈連打の中で、

それ途切れる瞬間、ひたすら冷静に狙ってたんだろね。

ホント、居合抜きみたいな一発決着だったもんなあ。

                                                          

                                                            

                                                           

ズーッと以前に書いたブログについてのことなんだけど、

その時、考えられないほど温かく受け止めてくれた人がいたんだけど、

で、一度御礼を伝えたいと思ってたんだけど、結局そのままになってしまってたのが、

昨日偶然、言葉交わす機会があって、嬉しい時間が過ごせたんだよね。

                                                             

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 大竹秀典さん

② 坂入祐君

③ 該当者ナシ

                                                           

2011年7月22日 (金)

後楽園ホール・7月20日

                                                         

スペースシャトル、これでお終いってことなんだけど、

一発打ち上げるのに500億円っていうの、やっぱ凄過ぎだからなあ。

                                                           

                                                           

台風接近してるっていうウィークデイなのに、東京ドームはソールドアウトってことで、

一昔前は、日本ハム主催ゲームでチケット完売なんて考えられなかったのに、

ダルビッシュと田中将大っていうだけで、満タンなんだもんなあ。

                                                          

                                                            

7月19日の後楽園ホールのベスト3、書くの忘れてたもんで、遅ればせながら……。

                                                            

【7月19日のベスト3ボクサー】

① 高橋竜也君

② 海老澤宏太君

③ 齋藤純彦君

                                                          

                                                            

                                                           

昨日は角海老ボクシングだったもんで、赤コーナーは全て角海老所属。

                                                          

☆宮坂航君×室井成太郎君(ビータイト)……B 4R

1勝(1KO)0敗の22才・東京都と、1勝0敗の21才・東京都。

                                                            

1R、二人とも体格からボクシングスタイルまで、とっても良く似てて、

ガツゴツした戦闘型アーマーみたいな感じで、共に体硬いんだけど、

上体が良く動けてて、打てる態勢なら諦めないで手出し続けてるのは室井君。

宮坂君、そこそこ凶暴そうな風貌してんだけど、意外に慎重なんだよね。

                                                         

それにしても二人とも、初っ端から結構飛ばすもんで、場内大盛り上がりで、

興行の第一試合としては、極上なんだわ。

                                                           

2R、大激闘は更に続いたんだけど、宮坂君の打たれ強さは驚異的で、

室井君、結構振り切ってるんだけど、それがどうしたって感じで、

普通に鋭く細かい振り出し返してポイント取りに行ってるね。

中盤以降、室井君、早々に顔赤くなって、体も流れるようになってたなあ。

                                                            

3R、室井君、手数圧倒しつつ、結構当ててるんだけど、

一発一発の威力に随分差あるみたいで、この回も宮坂君取ったみたいだなあ。

                                                          

4R、ところがこの回、始まってほどなく、室井君、上手いこと右ショート直撃させたら、

それ、とってもいいタイミングだったみたいで、宮坂君、一瞬動き止まってしまって、

途端に手数更に落ちてしまって、ここは一気の室井君だったんだけど、

ダダ振りで踏ん張る宮坂君に、効果的な追撃かけるまでには行かなかったんだわ。

                                                            

結局、39-38、38-38×2の1-0で宮坂君だったんだけど、勿論ドロー。

                                                          

宮坂君、最後もっと必死の手数頑張り通せれば、

室井君、もう少しタイトな腕振りできてれば、お互い其々勝利呼び込んだんだけどね。

                                                          

                                                         

☆神崎宜紀君×有馬啓祐君(協栄)……L 8R

8勝(4KO)4敗1分の29才・北海道と、

6勝(1KO)4敗1分のサウスポー、28才・滋賀県。

                                                           

1R、二人とも、実はあんまり距離感、当て勘いい方じゃないんだけど、

思いの外、近いとこでやってて、振り鋭くて、左も良く届いてるのは神崎君の方だな。

                                                          

2R、1分過ぎ、神崎君の右手の引きが甘いとこ突いて、有馬君、

左ショートストレート綺麗な打ち込みで、神崎君、それ、ちょっと効いて動き止まって、

有馬君、ここぞの追撃なんだけど、残念、あまり長いこと続けられなくて、

残り1分からは元に戻ってしまって、神崎君にシッカリ返されてたなあ。

                                                             

3R、お互い、主導権握ろうとする積極性に欠けた、ちょっと内容の薄い展開で、

神崎君の左、有馬君の右って、被せるように打つフックが二人の売りモノなんだけど、

正確度の点で、神崎君が上回ってるように見えたけどね。

                                                           

このままズルッと神崎君が粘り勝ちっていうのが見えてきたもんで、ちょっと休憩。

                                                           

途中、ダウンゲットしたのに、77-75、77-76、76-75の3-0辛勝ってことで、

神崎君、あの後意外に苦戦したみたいだね。

                                                          

                                                            

☆関豪介さん×藤沢一成君(レパード玉熊)……58㎏ 8R

7勝(1KO)0敗のランク12位、25才・熊本県と、

9勝(2KO)6敗3分の34才・神奈川県。

                                                           

実はこの試合、あんまり期待度高くなくて……。

                                                          

1R、やっぱり藤沢君、とにかく頭下げ過ぎの変則フッカーで、

関君も突っ込み系ゴリゴリファイターだし、初めっから危ない、危ないんだわ。

                                                          

2R、藤沢君、殆ど自分から行かないし、逃げチョンボクシングだし、

関君、杉崎さんよりは近い距離が必要なもんで、仕方ないからますます突撃するし、

こりゃ、行方が見えてきたって感じで、再度のリフレッシュタイム。

                                                            

結局、3R、バッティングで関君傷付いての負傷ストップドローってことで……。

                                                            

                                                            

☆コーチ義人さん×守崎将己君(キクチ)……SB 8R

9勝(3KO)0敗のランク12位、20才・東京都と、

8勝(4KO)7敗1分の30才・福岡県。

                                                                                                                         

1R、上背5㎝以上、体格もリーチも優位にある相手にコーチさん、

落ち着いた立ち上がりで、距離測りながらのプレスも極上で、

守崎君、やっぱり流れの中では危険度高くて、一瞬のワンツー勝負なんだけど、

それにしても、ちょっとボクシングの格が違うなって感じなんだわ。

                                                            

残り6秒ってとこで、ガツって寄った時、守崎君が少し前かがみになったとこ、

コーチさんのキレのいい右ショートアッパー、芸術的な直撃で、守崎君ダウン。

                                                            

2R、コーチさんのプレス、相変わらず抜かりなくキツイし、振り抜きも鋭いもんで、

相手のセコンドからの声、「大丈夫、大丈夫!」 って、既にちょっと腰砕けなんだわ。

                                                         

そして残り1分強のとこ、リング中央、今度は打ち下ろすような右ストレート一閃して、

この試合二回目の強烈ダウンゲット。

                                                           

この日のコーチさん、倒すボクシングもテーマだったもんで、当然一気の追撃で、

ちょっと無暗になったその瞬間、守崎君の右が僅かにかすったのと、

コーチさん、少しバランス崩して、スリップ気味になったとこが重なって、

思わずリングにグローブ着いてしまって、それでもダウンはダウン。

でも、ダメージは殆ど残してなくて、守崎君の方が、もう、顔赤く腫らせてたね。

                                                            

3R、コーチさん、キッチリ気持ち入れ替えてのリスタートで、

更に攻勢強めていって、守崎君、ジャブだけの対応じゃどうにもなんなくて、

残り40秒のとこ、右、右って打ち込まれたら、守崎君、明らかに膝カックンで、

終了ゴング鳴った時、顔面、物凄いことになってたなあ。

                                                             

4R、コーチ君、何かこの回ユッタリやってて、相手に時間与え過ぎだったし、

ジャブの刺し合いに意地になって付き合ってしまって、結果その勝負に負けてるし、

そもそも、ボディブローも少な過ぎなんじゃないのお。

                                                             

5R、で、反省したか、コーチさん、この日何回目かの強烈攻勢に出て、

残り20秒からの激烈波状攻撃かけていって、守崎君、防戦一方反撃ままならず、

倒される寸前まで追い込まれてたなあ。

                                                          

6R、よーし、コーチさん、この回で決着だよね、

強い意志のハードアタック、みんなに見せてやってよ、ってそんな感じだったんだけど、

なんと何とナント、コーチさん、普通にやるもんで、自分、腰抜けそうになったんだわ。

                                                          

2Rに変な追撃掛けてダウン喰らったの、頭に残ってたのかも知れないし、

フルマークの判定勝ちってのもアイテムの一つではあるんだけど、

相手はこんなに弱ってんだから、介錯するのも武士の情けの内で、

トロトロやってると、手負いの相手から不用意の一発喰らってしまうってこともあるし、

決める時決めないと絶対ダメなのに、どうしたこと? ってことで……。

                                                            

そんな感じ、結局7Rも8Rも続いて、守崎君、もう相手倒すしか全く勝ち目なくて、

でもそれ、どうにもちょっと無理で、それでもフラフラしながら懸命に挑んでいって、

そういうの、自分の心にビシビシ響いてきたもんで、

最後の方では、応援する相手が入れ替わってたもんなあ。

                                                          

こういうの多分、自分の勝手な思い込みっていう可能性高いから、

後で、セコンドやコーチさんにも、そこんとこ一度確かめてみようと思ってるんだよね。

                                                         

で、結局、80-72×2、79-73の当然的圧倒3-0で、コーチさんの判定勝ち。

                                                            

イケメンが台無しになってしまったけど守崎君、相手とのレベル差乗り越えて、

とにかく、持ってるモノ全部出して、最後まで怯まず必死抵抗し続けたもんで、

そういうの、見てる人達に充分伝わってたと思うなあ。

                                                          

コーチさん、久し振りに小堀さんのトランクスでの登場だったんだけど、

小堀さんは、そんなに甘くなかったよお。

                                                           

                                                            

☆緒方勇希さん×長濱慎吾君(セレス)……58㎏ 8R

12勝(2KO)0敗1分のランク9位、27才・佐賀県と、

9勝(1KO)4敗1分の27才・徳島県。

                                                           

1R、長濱君、ガード固めながらにじり寄って、取り付いたとこからの左右フックと、

ちょっと離れたとこからの、いきなりの左大フックっていうのが二大戦法なんだよね。

                                                         

一方の緒方さん、いつもながら、それ程スピード抜群って訳じゃないんだけど、

小さな動き巾の中で、とっても効率のいい攻撃や防御を繰り返して、

強く打つよりは的確に当てることを目指してるって感じなんだよね。

                                                        

で、3分間戦った後の長濱君、早くも顔面赤くなってるんだわ。

                                                           

2R、始まってすぐ、10秒辺り、長濱君、とってもいいタイミングで左フック当てて、

それ、一瞬効いてたんだけど、残念、そこからが長濱君、荒っぽ過ぎなもんで、

終盤、緒方さんにファッショナブルな左右の細かいショートのストレート、アッパー、

色々打ち込まれてしまって、すっかりチャラにさせられてたね。

                                                           

3R、スタイリッシュなボクシングだととっても敵わないもんで、

長濱君、とにかくガツゴツ、ドサクサ強引系の力づくボクシングにならざるを得なくて、

それはそれで、緒方さんには有効なんだけど、いかにも振り回し過ぎなんだよなあ。

                                                            

この回も、ショートストレート連打打ち込まれて、長濱君、左目上ヒットカットされて、

ドクターチェック後、止められたらヤバイって、更に荒っぽくなっていったんだわ。

                                                           

4R、長濱君、相手の動き見ないまま、自己都合だけでガツガツ行き過ぎで、

中間距離での戦いが全くできてなくて、すっかり見切られてしまったなあ。

あんだけ振り回してこのKO率っていうのは、基本的に当て勘に問題あるんだよね。

                                                         

5R、長濱君、どんだけ打たれ込んでも、常に前へ前へ頑張るんだけど、

もう少し横への動きもできたらいいのに、もうズーッと、同じ様なパンチ貰い過ぎで、

緒方さんのボクシングの目指すとこが、こんなにハッキリ出たのも珍しいんだわ。

                                                          

6R、緒方さん、敢えて倒すようには打ってないみたいなんだけど、

4~5発のショートの連打の中に、もっと緩急というか強弱混ぜ込んだら、

簡単にダウンゲットできそうだね。

                                                            

それにしても長濱君、あんまり同じパターンで打たれ込むもんで、

ジムの先輩ボクサーから、「同じの貰い過ぎなんだよー!」 って怒鳴られてたなあ。

                                                           

7R~8R、そんな大振り滅多に当たるもんじゃないし、長濱君、

体寄せてガチャガチャにしてってとこからが唯一の勝負ドコなんだけど、

たまに当たっても、単発に終わってしまって、っていうのが最後まで続いたんだわ。

                                                             

緒方さん、派手さは無いけど、好きなボクサー、アルツロ・ガッティってことで、

なるほどねって感じの、ちょっと不思議なボクシングするんだよね。

                                                            

結局、緒方さん、殆ど被弾キズないままの終了ゴングで、

80-72、80-74、79-73の、完封に近い3-0勝ちで、まだ無敗。

                                                           

                                                            

☆高山樹延さん×千葉透さん(国際)……W 8R

12勝(5KO)1敗のランク6位、25才・秋田県と、

14勝(11KO)3敗1分のサウスポー、ランク8位、24才・青森県。

                                                           

二人ともこの2月に、高山さんは出田裕一さんに、千葉さんは下川原雄大さんに、

それぞれ判定負けした後の再起戦ってことで、連敗は厳し過ぎるし、

とっても大事な一戦な訳で……。

                                                          

1R、いやあ千葉さん、この前の試合より動きズッと良くて、右ジャブ、伸びてるし、

とにかく、左キレキレで、いきなりのストレート、3発ほど直撃させたもんね。

                                                           

始まる前、千葉さん、めっきりスピード落ちてるし、高山さん、最近凄いからって、

知り合いの人にも言ってたんだけど、これがまあ、エライ違いなんだわ。

                                                          

10㎝以上の上背差、リーチの優位さ、どれだけ生かせるか、

それ、どうやって殺すかって、そういう戦いの始まりだったんだよね。

                                                        

2R、千葉さん、基本的には遠いとこで決着させたがってるんだけど、

高山さんのステップインもそこそこ早いもんで、距離詰まった時のフィジカル戦、

パンチ回転力で圧倒して、この回は充分取り戻してるね。

                                                            

3R、千葉さん、ワンツーより、いきなりのノーモーションっぽい左の方が圧倒良くて、

高山さん、それ何発も喰らってしまって、そこそこ効いてる感じだったんだけど、

残り20秒切ったとこからの壮絶殴り合いを征したのは、高山さんの方で、

千葉さん、結構ヤバイとこまで追い込まれてしまったんだわさ。

                                                            

高山さん、右顔面、千葉さんは左って、二人とも、激闘跡マザマザなんだわ。

                                                          

4R、前半、千葉さん一気の猛攻で、高山さんの消耗度、相当上がったんだけど、

打ち疲れ一段落した途端、今度は高山さんの反転大攻勢の見せ場充分で、

って見てたら、最後はまた千葉さん、って交互の攻勢掛け合いで凄かったよお。

                                                           

ゴング鳴った時、疲れが進んでるのは高山さんの方かなって感じで、

右目下ヒットカットされてるんだわ。

                                                         

5R、この回、やりたいことできてるのは明らかに千葉さんの方で、

高山さん、前の回までで、今までにないほど打たれ込んでて、

元々、比較的端正な顔立ちしてるんだけど、相当歪んでしまったなあ。

で、高山さん、足使って自分から距離取って、ちょっと休んでるのかも知れないね。

                                                         

6R、今度は千葉さんが休み取ったか、急に勢いなくなってきて、

高山さん、スピードは充分じゃないし、軽いパンチなんだけど、

とにかく休みなく、終始打ち続けることできて、明確なポイントゲット。

                                                          

7R、この試合、先に消耗見えたのは高山さんだったんだけど、

ここに来て千葉さんも、一気にドヨーンとした鈍い動きになってしまって、

何だか二人とも、グズグズっぽい展開の中、力込め切れなくなってるし、

ラッシュかけても、撫でるようなパンチしか打ててないんだわ。

                                                             

8R、こうなると最後のラウンドがとっても大事になってくる訳で、

それ、二人とも知った上での、スタミナと気持ちの絞り合いになったんだけど、

終了ゴング寸前の、千葉さんの一発強烈左フックと、

それまで攻勢取りながら、折々にチョンチョン打ち込んでた、高山さんの右の評価、

ってことで、結構微妙な判定に持ち込まれるなって……。

                                                           

自分の採点では、ラウンドマストで、高山さんの77-75、フリーで77-76

だったんだけど、80-74、78-76、77-76の3-0で高山さんの勝ち。

                                                              

それにしても、80-74っての凄いよねえ。

こういうスコアにブチ当たると、試合の見方というか、有効打の評価方法の前提に、

元々、大きな食い違いがあるんじゃないかって思わざるを得ない訳で、

前の日の採点と一緒に、また審判部会でVTR見ながら反省検証会だよね、絶対。

                                                           

                                                            

☆加藤善孝さん×丸山伸雄さん(八王子中屋)……L 8R

18勝(5KO)4敗1分のランク5位、26才・茨城県と、

13勝(4KO)4敗1分のランク7位、サウスポー、28才・福岡県。

                                                           

二人、年令も近いし、同じ様な勝率とKO率なんだけど、

普通に考えれば、加藤さんの圧勝だと思うんだけど、

何しろ加藤さん、久し振りの試合だし、丸山さん、最近倒し方憶えたみたいで、

昔はちょっとひ弱な印象だったのがエライ変貌だし、結構な接戦予想かなあ。

                                                           

1R、丸山さん、右ジャブなかなかいいし、相手の打ち終わりに合わせようとしてる、

例の強烈左も、タイミング合ってるんだわ。

                                                            

ただこの回、ポイント先取したのは、加藤さんの方で、

久し振りの割には普通の冷静な顔付してたし、スムースな動きで始めることできて、

残り1分切ったとこ、右ストレート一発、スパーンって見事打ち込み成功。

                                                        

2R、丸山さん、相当威圧感じてるみたいで、徐々に頭下げる場面増えていったし、

腕が体から離れ過ぎるっていう悪い癖もちょっと垣間見えてきたんだよね。

それにしても加藤さん、接近連打戦の時の迫力は流石だね。

                                                           

3R、1分20秒辺りのとこ、丸山さん、この日初めて得意の左フック直撃成功で、

これは加藤さん、結構効いたみたいだったんだけど、丸山さんの追撃ちょっと雑で、

お陰で加藤さん、何とか大事に至らなくて、結局この前後の攻め込み、

左ボディから右ストレートのコンビネーションとか、右ショートストレートが多彩で、

相手にポイント流れるのキッチリ喰い止めてたんだわ。

                                                          

加藤さん、この日は大振り右フック封印してるみたいで、キッチリしたストレートを、

長いのと短いの駆使すること意識してるみたいだね。

                                                         

4R、ここまでのとこで、お互い、持ってるパンチの殆どを見せ合ってるもんで、

これからがホントの勝負の始まりってことで、まず丸山さん、一気の攻勢に出て、

加藤さん、防戦に終始させられたんだけど、残念、丸山さん、ここぞってとこで、

この一戦の重さ知ってて、気が早ってしまうせいか、腕振りデカ過ぎる傾向強くて、

どうしても的確性に欠けてしまうんだよなあ。

それでも充分な攻勢点はさらっていったかな。

                                                          

5R、丸山さん、相変わらず手数落ちないんだけど、相変わらず精度良くなくて、

残念、振ってる割には当たってないんだわ。

                                                           

加藤さん、以前よりガードポジションしっかりしてて、安易に打ち込まれなくて、

合間合間に、例のショートストレート、結構的確に当ててるね。

                                                          

6R、丸山さん、アゴの形の割にはそこそこ打たれ強いし、

加藤さん、見た目ほどの殺人パンチの保有者ではないもんで、勝負、長引きそうで、

焦点はお互いのパンチ精度って感じになっていったんだけど、

この回全般にわたって攻勢取ってたのは丸山さんだったんだけど、

最後、加藤さんの右のフックとボディ攻撃の方が圧倒的な見栄えだったんだよなあ。

                                                           

7R、ここまでそこそこの打ち合い経ても、丸山さんの気持ち、終始張りつめてて、

一発いいのを打ち込まれても、それ打ち消そうと即反撃してるし、

それは勿論加藤さんも同じで、お互い一方的にならないように懸命にやってんだわ。

                                                          

8R、ここまで、劇的ド派手場面っていうのは殆ど無かったんだけど、

お互い、持ってるモノ、出し切り合ってるのに変わりなくて、

余裕もなくなってきてるもんで、今更交わして打ち込むなんて技まで行き届く訳なく、

事ここに至れば、後は根性の積極打撃しかない訳で、

加藤さんのショートのストレートとフック対、丸山さんのボディブローって、

そんな感じだったんだけど、より効果的だったのは丸山さんのように見えて、

最後、丸山さんが押し込んだとこで、終了ゴング。

                                                           

これは結構微妙な判定になるんじゃないかっていう、ドキドキの発表待ちで、

自分、ラウンドマストで、76-76、フリーで78-76で加藤さんだったんだけど、

結局正式には、78-75、77-75、78-77で、加藤さんの3-0勝ち。

                                                           

二人とも、終始とってもクリーンな試合態度だったし、

お互いの特徴充分出てたいい試合で、加藤さん、新たな戦法とっても良かったし、

丸山さんも、常に積極的な強い気持ちに溢れてたんだけど、

一方、加藤さん、ガードポジションで手止まり過ぎてたのも事実だし、

丸山さん、もう少しタイトに振れてればって、やっぱり課題はどんな試合にもある訳で、

二人の今後、どうなっていくか楽しみなんだよね。

                                                           

                                                           

この日はホントに沢山の人達と話させて貰う機会あって、

瀬端さんにマッチメイクの話、色々盛り沢山聞かせて貰った後、

八王子中屋ジムの人達と、山ほど話させて貰ったんだよね。

                                                          

荒川仁人さん、イタリア旅行ってのは、親戚訪ねの単なる遊覧じゃなかったんだね。                                                           

その仁人さんと一緒に、月間賞の表彰で来てた淵上誠さんもスーツ姿で、

それにしても仁人さんのスピーチ、自分、これまで色々聞いてきてけど、

ホント頭抜けてて、あの人、あんな童顔で信じられないくらい頭と心、いいんだよなあ。

                                                          

それから、筒井マネジャーに、この間の、ちょっと差し出がましかったこと謝って、

一生さんに毎度って感じで挨拶したら、壁に林和希さん、寄っかかってたもんで、

ちょっとじゃれて遊んで貰ったんだけど、彼、ホントいいヤツなんだよお。

                                                             

それからO社長にコンチワって感じで、チャーリー太田さんと i-phone の話とか……。

                                                         

                                                                                  

関係者達、殆ど帰ってしまった後、加藤善孝さんと彼のお母さんと、あと一人とで、

色々随分話したんだけど、お母さん、ホント、嬉しそうにしてたなあ。

                                                             

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 加藤善孝さん

② 丸山伸雄さん

③ 緒方勇希さん、千葉透さん

                                                          

                                                            

同じ試合に関して、二度も感想文書くっていうのは、予想以上にシンドくて、

初めに書いたのと、随分違う感じのモノが出来上がってしまったんですわ。

新しいパソコン買えば、って奥さん、言ってくれるんだけど、どうしようかなあ。

                                                           

2011年7月21日 (木)

ゴメンです。

                                                             

固定客のみなさんへ。

昨日の後楽園ホールの試合のこと、全部書き終えたとこで、

このバカVista野郎、原稿全部フッ飛ばしてしまったんですわ。

思い出し、思い出ししながら、これでも懸命に書いてるもんで、

気力失せてしまったもんで、明日またってことにさせて下さいな。

もし、楽しみにしてた人がいらっしゃったら、ホントに、ゴメンです。

2011年7月20日 (水)

後楽園ホール・7月19日

                                                        

なでしこJAPANのゴールキーパー、誰かに似てるなあってずっと思ってて、

やっと思い付いたんだわ、彼女、小林生人さんにとっても似てるんだわって……。

                                                          

                                                            

レッドソックスのウェイクフィールドも面白いけど、

オリオールズのウォレルってピッチャーも物凄い投げ方するんだよね。

ああいうのは日本に絶対いないもんで、思わず目が釘付けになってしまうね。

                                                            

                                                            

専門誌にも載ったから、もういいかなと思って書くんだけど、瀬藤幹人さんのこと。

                                                        

あの日、芹江匡晋さんに負けた夜、医務室から出てきた瀬藤さん、

特に左目下のダメージひどくて、ジムの会長やらトレーナー、

それから親族の人達が行きかって、オロオロ自分もとっても心配で、

みんなの会話を途切れに聞いてたら、眼窩底って言葉耳に入って来て、

やっぱりそうかあってことで、それでもそのうちジム関係者も帰ったもんで、

それ程大事じゃないんだってこと分かって、それまでは気が気じゃなかったんだよね。

                                                          

瀬藤さん、途中、医務室から出て来て、自分と二人きりになったとき、

すいませんでしたって言いながら、ゲホッて吐いたもんだから、

その時はホント、驚いて、そういえば眼窩底やると、眩暈と吐き気は付きモノって事、

思い出して、再度医務室に入るように伝えて、関係者に声掛けたんだわ。

                                                              

勿論、救急車が来たんだけど、ストレッチャーじゃなくて車椅子だったし、

だから大丈夫ですからって、奥さんにも伝えたんだけど、

奥さん、とっても気丈な人で、ハイ、大丈夫ですって強い目して答えてたんだわ。

                                                             

結局自分、彼が乗り込むまでずっと一緒にいて、お互い殆ど無言だったんだけど、

ちょっと恥ずかしそうにしてる彼の眼見てたら、伝わってくるモノあったんだよなあ。

                                                           

今にも泣き出しそうに、目に涙一杯溜めながら、彼の息子さん、

それでもギリギリ男の踏ん張り見せながら、傍らに立ってたっけなあ。

                                                           

                                                              

昨日は、一人のランカーも出なかったんだけど、そりゃ面白かったんだわ。

                                                            

                                                           

☆コラレス・カワシモ君(レイS)×川味聡君(マナベ)……SB 4R

1勝(1KO)2敗の28才・長崎県と、2勝5敗の34才・茨城県。

                                                          

川味君、珍しいね、ロンズデールのシューズだよ。

                                                           

1R、カワシモ君、強い右打つための左の段取り、ちゃんと出来てるね。

                                                            

それにしても川味君、ちょっと気押されてるようなとこあって、シンドそうにしてるなあ。

ラウンド終わった時、川味君、早々に左顔面赤く腫れてたもんなあ。

                                                         

2R、残り2分、川味君、カワシモ君の右直撃されてしまって、グラッとしてしまって、

いやあ、そろそろヤバイなあってなってしまって、

カワシモ君、いよいよ余裕の詰めかってその途端、

1分半頃のとこ、南東ニュートラル近くで、何と何と、川味君の右コツンと当たって、

それほどの大直撃って訳じゃなかったんだけど、タイミング絶妙だったみたいで、

カワシモ君、信じられない感じの脆さで一発ダウンしてしまったんだわ。

                                                          

勿論、川味君、もうここしかない訳で、ジム仲間の後押しもあって、

立ち上がったカワシモ君に回復の時間与えることない追撃で、

南ロープに詰めたとこで1分52秒、またもやの右当てることできて、

初めのダウンのダメージ残ったままのカワシモ君、あえなく二度目のダウンでエンド。

                                                             

川味君、キャリア初のKO勝ちだし、セコンドの喜び方も尋常じゃなかったなあ。

                                                             

殆ど、やられっ放しのとこからの大逆転KO勝ちってことで、

ボクシングってのは、ホント分かんないんだよなあ。

                                                           

                                                           

☆合田剛士君(草加有澤)×櫻井孝樹君(小熊)……SL 4R

1勝1敗の26才・愛媛県と、1勝(1KO)1敗の23才・群馬県。

                                                               

1R、力強いんだけど、スピードに欠ける二人なんだけど、

いきなり距離詰めながらフックの打ち合いになって、

合田君、ひたすら顔面なのに対して、ボディ攻撃も意識してるのは櫻井君。

                                                                

2R、ちょっとスタミナ戦系になっていって、その点で優位に立ったのは合田君で、

相変わらず顔面一辺倒なんだけど、アッパーなんかも混ぜ込んで攻勢強めてるね。

櫻井君、何だかパンチスピード更に落ちてきてるし、疲労も進んでるみたいなんだわ。

                                                              

3R、櫻井君、殆ど倒れそうなとこから始まったんだけど、

合田君の雑さにも助けられて、必死に踏ん張ってるなあ。

                                                           

4R、櫻井君、消耗更に進んで、何かモ―ロ―としてきてるみたいで、

明らかに時間の問題になってきて、レフェリーもセコンドもストップ準備に入ってて、

ってその途端、合田君の右アッパー、首捩じれるほどの直撃ダウンで、

櫻井君、ちょっと危ない倒れ方だったもんで、カウント途中のストップエンド。                                                           

合田君、明らかなスタミナ勝ちってことで……。

                                                            

                                                           

ホールの例のクサレ老いぼれ業界関係者の一人が、

その席は誰のだって明らかにイチャモン付けてきたもんで、

俺が買ったんだわ、文句あるかボケって、優しく、

それでも、周囲のクサレ常連達にも充分伝わるように言ってやったんだよね。

長く出入りしてりゃ、それだけでエライって勘違いしてる老いぼれ実に多くて、

それ、呆れるほどで、こんな奴らがこの業界腐らせてる部分あるんだよね。

                                                            

                                                               

☆クウエ・ピーター君(KG大和)×加藤諒君(マナベ)……SL 4R

2勝(2KO)1分の22才・ガーナと、3勝(1KO)1敗の19才・東京都。

                                                              

ちょっと前に加藤君と話す機会あって、この日の対戦相手のことで、

俺、勝てますかね的なこと聞かれたもんで、彼はごく普通のボクサーだから、

それに負けるようだと、君も普通のボクサーってことだよ的なこと言ったんだよね。

                                                              

ピーター君、まっさらのアフリカンなもんで、初めて見る人は大概タマゲテ、

余程強そうに見えるんだけど、残念ながら、思いの外スピード無いんだよね。

                                                            

1R、それでもピーター君、中間距離から合わせて打つ右ストレートは極上で、

加藤君、はやり過ぎて不用意な手の出し方すると危ないよお。

                                                             

加藤君、もう少し詰めてボディ攻めから始めた方がいいんだけどなあ。

ピーター君、接近連打っていうのがそれほど巧くないからね。

                                                          

2R、流石、身のこなしが綺麗で素早いアフリカン、

相手の打ち終わりに合わせるタイミングは絶妙で、

残り30秒過ぎからの力強いコンビネーションブローでアピール、アピール。

                                                             

3R、加藤君、自分から打ちに行った後、そのまま打ち続けるつもりない時は、

すぐにバックステップするべきで、打ち終わった時、特に左ガード下がる傾向あるし、

そこんとこ、ピーター君狙ってんだから、ホント、気を付けないとなんだわ。

                                                               

ピーター君、性格なのか、いつも何か楽に試合したがってるみたいで、

殆ど自分からガツガツ行かないで、相手の攻撃きっかけ待ちして、

それに合わせるカウンターが主体ってのがすぐ分かってしまうし、

後は残り20秒位から、バシバシ打ちして印象高めるっていうやり方なんだよね。

                                                           

4R、ピーター君、あのストレートはやっぱりとっても魅力的なんだけど、

フック系はただ振り回すだけで当て勘全く悪いし、なんか勿体ない感じだなあ。

                                                             

彼、結構当てられてると思うんだけど、真っ黒なもんで全然顔色変わんなくて、

その点では有利なんだけど、ラウンドの最後に帳尻合わせみたいにやるだけじゃ、

とにかくもっと積極的にならないと、宝の持ち腐れって感じなんだよなあ。

                                                              

加藤君、最後まで冷静にできてて、セコンドの指示もよく聞こえてたみたいで、

気持ち張り続けることもできて、とってもグッドなパフォーマンスだったと思うな。

結局、39-38×3の3-0で、加藤君辛勝だったんだけど、

次は簡単にパンチ貰わないこと、それと、返しの左フックの練習だと思うなあ。

                                                          

                                                            

☆ワイルドボア上田君(レイS)×兼目友範君(船橋ドラゴン)

                            ………SB 4R

2勝(1KO)1敗の27才・宮崎県と、1勝0敗3分の22才・栃木県。

                                                            

1R、上田君、リングネームそのままの突撃大作戦って感じで、

あくまで距離取りたくないって感じのボクシング。

                                                           

兼目君、相手のペースに巻き込まれてしまって、

なかなか自分のボクシングできないんだけど、まだまだ大丈夫だね。

                                                            

2R、上田君、詰める割には追い足鋭くないもんで、

兼目君、もっとフットワーク使って、左ジャブバシバシ打てばいいのにね。

                                                            

それでも兼目君の丁寧なボディブローが効果発揮してきてるみたいで、

あれれれ上田君、ちょっと消耗してるみたいなんだわ。

                                                             

3R、兼目君、前後だけじゃなくて、左右に動けば展開変わると思うんだけどなあ。

                                                             

二人とも、テクニック的には沢山問題抱えてはいるんだけど、

気持ちの強さが溢れた、見てて嬉しくなるようなボクシングで、

こうなると、最後にはその強さの差で決まるんじゃないかって……。

                                                             

4R、どっちも、もう少しポイント稼ぐようなボクシングの練習必要なんだけど、

どっちも最後までくじけなくて、で、どっちもアリの様相のまま終了ゴング。

結局、40-37、39-38、38-39の2-1で兼目君、辛勝。                                                               

それにしても40-37って、そんなに差があったかなあ。

                                                            

                                                             

トイレから戻ったら、自分の席に、また別の老いぼれ、平然と座ってて、

勿論、ソイツどかせたんだけど、

ライセンス入場のくせに、どうして、あんなにエラそうにしてるかなあ。

ちゃんとしたエライさんは、他人の邪魔にならないように隅で密かに見てるけどなあ。

                                                             

                                                              

☆小山拓見君(草加有澤)×加川達志君(MT)……SFe 4R

3勝(2KO)1敗の20才・埼玉県と、3勝4敗1分の29才・神奈川県。

                                                             

1R、初めコツコツ細やかに当ててたのは加川君の方で、

体格と振りの勢いで圧倒してる小山君、もう少し丁寧にやればいいのに、

とにかく、当て勘良くない左右フックの万振りだけで、打ち方も悪いんだよなあ。

                                                           

それでも小山君、気合いの入り方だけは尋常じゃなくて、

それまで空転し続けた何度かの殴り合いを経て、

残り5秒のとこ、青コーナー近くで、この日初めて的確な連打が実現できて、

それ、強烈な打ち込みだったもんで、見事、加川君からダウンゲット。

結局、カウント途中のレフェリーストップエンドで、3分ジャストってことで……。

                                                           

                                                             

☆加藤大輔君(角海老)×浅野裕一君(船橋ドラゴン)

                            ………SW 6R

7勝(5KO)7敗の29才・東京都と、5勝(5KO)4敗1分の32才・千葉県。

                                                               

まあ、ゴッツイ風貌同士なんだよね。

                                                          

1R、コンビネーション駆使してって感じの二人じゃないもんで、

とにかく、すれ違いざま、出会い頭の居合抜きって感じのボクシングなんだよね。

                                                            

2R、加藤君、いつものガチャガチャした仕掛けのボクシングじゃなくて、

なんか大人し過ぎて、彼らしさが伝わって来ないなあって思ってたら、

リング中央、残り40秒のとこで、浅野君の右クロス直撃喰らって一発ダウン。

                                                             

それほど大ダメージではなかったんだけど、その後も簡単にその右貰い過ぎで、

先行き暗雲って感じで、左目尻もバッティングカットして腫れてきたなあ。

                                                           

3R、加藤君、この日は全く、らしさが感じられなくて、

残り30秒、またもやの右打ち込まれてしまって、またもやのダウン。

彼、元々ガードいい方じゃないからなあ。

                                                          

4R、青コーナーからは、例の 「いいねえ、いいねえ、いいよお」 の声が飛び、

浅野君、ますます元気満々で、こうなったら加藤君、

もう相打ち覚悟の万振り一発勝負しかないんだけど、

浅野君、接近するとすぐ頭下げて巧みに交わすもんで、

虚しいパンチ、相手の頭上空転するばかりで、なかなか劇的場面作れないんだわ。

                                                             

5R~6R、元々流れとリズム感の良くない二人なもんで、

リング上は、疲れた同士のブツブツ切れの素敵じゃないボクシングになってしまって、

そのままズルズルエンドで、結局、59-55、58-54、58-57の3-0で、

勿論、浅野君の勝ちだったんだけど、それにしても58-57ってのはどうにも変で、

ダウン二個取られてるってのに57は無い訳で、絶対勘違いか計算ミスだね。

                                                          

                                                             

☆畠山宏行君(新日本大宮)×今関佑介君(花形)……Fe 6R

4勝(2KO)3敗1分の25才・新潟県と、6勝(1KO)10敗1分の24才・神奈川県。

                                                              

今関君、構えた時、肘横に張り過ぎだし、正直、それほど強くもないんだけど、

風貌が野武士みたいで、何か好きなボクサーなんだよね。

                                                             

1R、畠山君、脚の長いワンツーが得意技で、距離詰められとシンドイんだけど、

そのワンツー、結構引き込まれるほど美形なんだよね。

                                                           

残り1分切ったとこ、今関君の右ショートがクロス気味にパシーンって入って、

畠山君、思わずクラッとしたんだわ。

                                                         

勿論、今関君、ここぞってとこだったもんで、ガツガツ攻めに行ったんだけど、

悲しいことに、それほどのパンチ力無いもんで……。

                                                            

この回終わった時、畠山君、左目頭ヒットカット、今関君、右目上バッティングカット。

                                                             

2R、前の回、かなりやり合ったし、この回、二人とも相打ち勝負ってなったもんで、

今関君、早くも消耗が顔に出てきてるし、

一方の畠山君の方も、ちょっと挽回の糸口見出しにくいって感じなんだよなあ。

                                                               

3R、今関君の打ち疲れの方が深刻みたいで、

まだ元気残ってて、腕強く振れてるのは圧倒畠山君なんだわ。

                                                                

4R、疲れてしまった二人のせいで、徐々に退屈なB級戦が出来上がってきて、

見所不足になってしまったもんで、この辺から殆ど真面目に見てなかったんだけど、

後ろのオバサンに、青い方も疲れちゃったみたいねえって言われてたな。

                                                             

結局、60-55、60-56、59-56の3-0で、今関君圧倒判定勝ち。

                                                            

                                                            

☆海老澤宏太君(ヤマグチ土浦)×金子達也君(横浜光)

                              ………F 6R

4勝(2KO)0敗1分の21才・茨城県と、5勝5敗の24才・神奈川県。

                                                            

1R、金子君、なかなかいい詰めするんだけど、そこからが今一で……。

                                                            

一方の海老澤君、そもそもジャブの威力からして違ってるし、

一瞬のワンツーの速さ飛び抜けてるし、スリーまでの流れも随時できるし、

色んな角度からも打って行けるし、自分、好きなボクサーなんだよね。

                                                             

2R、海老澤君、遠いとこからの左フック、右ストレート、

接近しての左ボディから右フックって、もう見てて惚れ惚れなんだよね。

                                                            

金子君、もう既に顔赤くなってるし、全く歯が立たない感じで、

余程のこと無い限りって感じ、もう漂ってきてるんだわ。

                                                           

3R、海老澤君のこと、もっと褒めると、打ち終わりは当然のこと、

相手の打ち出しに合わせる度胸も持ち合わせてて、

相手の左、スレスレに交わしながら、内側から右打ち込むってことも、

平然とやってのけるもんで、一瞬、小堀佑介さんを彷彿させるとこあるんだよなあ。

                                                           

それにしても、金子君、KOパンチもないんだけど、

どんだけ打ち込まれても、決して怯まず、絶対下がらずの、いいボクサーなんだわ。

彼、細かく当てるのそこそこ巧いし、パンチ力あったら海老澤君もヤバイんだわさ。

                                                              

4R、印象的に圧倒差あるし、最後まで行かないんじゃないかって、思ってたんだけど、

金子君、敢えての相打ち覚悟もこなすし、とにかく前へ前へで、手も止めないんだわ。

                                                             

5R、金子君、顔面赤く染まってるし、左部分はかなり腫れてきてるんだけど、

この回もムチャクチャ打たれてんのに、最後、相手をロープに押し込んでるんだわ。

                                                            

6R、二人とも、終始全くのクリンチ無しだし、打たれた時でも相手に抱きつかないし、

特に、金子君、海老澤君の強烈ボディ何度も喰らってんのに、

最後までヘバッた態度見せなくて、あれには海老澤君もタマゲタと思うなあ。

                                                           

採点的には、どうにもならないとこあるんだけど、

金子君のあの右ストレートはかなりのもので、あれもっと強く打つように鍛えれば、

相手倒すほどの結構な武器になると思ったんだよね。

                                                              

結局、59-55、59-56、57-57の2-0で海老澤君ってことだったんだけど、

57-57ってのは一体何って感じで、自分の聞き違いかも知れないんだけど、

もし、それホントだったら、金子君の必死の頑張りにほだされたのかも知れないね。

                                                             

金子君の一見軽いパンチのことなんだけど、後で海老澤君と話した時、

彼の顔見たら、あっちこっち結構な腫れ具合で、実は的確なパンチだったんだよね。

                                                            

その海老澤君、納得のいく試合じゃなかったみたいで、

「いっつもこんな感じになっちゃうんですー。」 って言ってたな。

                                                          

                                                            

☆苦瓜一斉君(ヤマグチ土浦)×星正見君(三迫)……SF 6R

4勝(1KO)1敗の28才・沖縄県と、5勝(3KO)6敗の28才・東京都。

                                                            

星君、田舎のプレスリーみたいなイデタチで、狙い通り、掴みはOKってことで……。

                                                             

1R、その星君、長いリーチの左ジャブがホントによく伸びまくって、

一気にペース掴みつつあって、苦瓜君、その距離じゃ何にもできないもんで、

とにかく、突っ込む、突っ込む。

                                                        

2R、星君、意外に短い距離もこなせるもんで、苦瓜君、なかなか中に入れないし、

入ったら入ったでガツガツやられるしで、とってもやりにくそうにしてるなあ。

                                                                

こうなると星君、やりたいボクシングが余裕でやれるようになって、

フェイントからの右ストレートなんか、絵に描いたようだし、

追い打ちの、またかよっていう再度の右も面白いように決まって、

苦瓜君、ちょっと腰折る場面もあったんだわ。

                                                          

3R、たまに上手いこと中に入ることできるんだけど、苦瓜君、どうにも回転力不足で、

意図したパフォーマンスができてなくて、残念なままのこの回始まって36秒、

星君に打ち下ろすような右ストレート直撃されて、ダウン。

                                                             

星君、ここで決着付けようって、それ当然だったんだけど、

何しろ舞い上がってしまったような、無防備なままの突っ込み一本槍だったもんで、

残り46秒辺りとこで、ナント、苦瓜君の左フックまともに貰ってしまって、

あれれーって感じで目パチパチさせて、結構危なかったんだわさ。

                                                           

4R、苦瓜君は距離詰まったとこでの左右フックしかない訳だから、

星君、相手に合わせないで、もっと冷静に距離取って、軽いワンツーでいいのに、

ちょっと付き合い過ぎなんだよなあ。

                                                            

5R、星君の左強烈ボディ、何度も浴びてその度に、一瞬動き止まるんだけど、

苦瓜君、決して怯まないし、すぐ反攻に移るし、いい根性してるしタフなんだよなあ。

                                                       

で、星君、倒せそうで倒せないっていうのが続いてるんだわ。

                                                              

6R、星君に必要なのは、一発いいの当ててから追撃する時の冷静さで、

ちょっとカーッと行き過ぎなとこあって、弱ってる相手にそんな大振り要らない訳で、

そういう時、正確なショートブローの連打が打てれば強くなると思うんだけどなあ。

                                                             

苦瓜君、最後の最後まで、困った様子全く見せなくて踏ん張り続けたんだけど、

あと残り30秒ってとこで、星君に連打されて、それでも我慢してたんだけど、

北西ニュートラルに詰まってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

二人とも、グッドジョブではあったね。

                                                             

                                                             

☆高橋竜也君(ヤマグチ土浦)×齋藤純彦君(輪島S)

                             ………SB 8R

11勝(7KO)2敗の22才・茨城県と、12勝(5KO)6敗の29才・東京都。

                                                               

高橋君、前にも書いたけど、木村章司さんによく似てるんだよね。

それにショートブロー打つ時は、天笠尚さんそっくりだもんね。

                                                          

1R、上背では劣ってるのに、齋藤君のジャブ、良く届いてて、ビシバシ決まるんだわ。

それに、右のタイミングも凄く合ってるって感じがして、

高橋君圧勝の予想が早くもご破算って感じなんだわさ。

                                                             

って見てたら、最後あと2秒ってとこで、お互い距離ガツッて詰まった時、

齋藤君の鋭い左フック一閃して、何と高橋君、いきなりのダウン。                                                             

何とか凌いだんだけど高橋君、早くも顔赤く腫れてんだわ。

                                                             

2R、この回展開凄まじくて、始まって35秒、またもや齋藤君、

今度は見事なワンツー直撃させて、寄りかかれなかったら多分、高橋君倒れてて、

その後、残り1分、代わって流石の高橋君、得意の右ロングフック的中させて、

齋藤君をヨロケさせて、北ロープまでフッ飛ばしたんだわ。    

高橋君、勿論、一気の盛り返しのチャンスってことで、攻めっ放しのままゴング。

                                                             

3R、しっかり、気持ちの入れ替えと踏ん張り直しができた高橋君、

ここも一気の接近ショートブロー合戦に持ち込んだんだけど、

齋藤君の乱戦好きにも定評あるもんで、双方にとって危ない殴り合いが始まって、

そりゃもう場内大騒ぎってことで、ここはちょっとだけ齋藤君かなあ。

                                                             

4R、二人とも、ここまででかなりの体力使ってしまったもんで、

高橋君の恐怖のショートブローにも疲れが浮き出てきてるし、

齋藤君、中間距離からのショットだと、体緩んでパンチも流れるようになってるんだわ。

                                                             

5R、開始ゴング直後7秒ってとこ、リング中央で、

高橋君の右ストレートいきなりの一発大直撃で、齋藤君、バッタリダウン。

                                                           

ここに来て、こりゃいくらなんでもダメかなって思ってたら、

齋藤君、執念と根性のリスタートで、勿論、高橋君、ここしかない追撃で、

でも、齋藤君も、ここしかない半端じゃない踏ん張り見せて、もう大興奮で、

結局、1分20秒、齋藤君の力尽きたとこにレフェリー割って入ってエンド。

                                                            

顔だけ見ると、ダメージ大きく残してたのは高橋君の方で、

試合後、ちょっと話した時、もう顔真っ赤でパンパンだったもんなあ。

                                                            

「この前の時と同じような試合してしまって……。」 って言ってたんだけど、

そうなんだよなあ、4月に渡辺才一君とやった時も、1Rか2Rだったかに、

ダウン喰らってしまって、そこから最後倒し返して勝ったんだっけなあ……。

                                                              

彼、とっても紅潮しやすくて、腫れやすいっていう、

ちょっと本望信人さんみたいな体質持ってんだよなあ。

                                                             

それにしても、毎回スリルたっぷりの試合で、セコンドはシンドイだろうけど、

見てる方は、いっつもワクワクだもんね。

                                                           

                                                           

さて今日も後楽園ホールへ出陣で、狂熱の角海老ボクシング!

                                                            

2011年7月18日 (月)

なでしこJAPAN !

                                                         

今週いっぱい、試合観戦感想しか書かないって言ってたんだけど、

女子サッカー、あんまり感動的だったもんで……。

                                                         

                                                           

なでしこJAPAN、正直、決勝まで来たのが、ちょっと奇跡に近いモノあって、

ドイツに勝って、スウェーデンに逆転勝ちしたとこで、ホント、よくやったなあってことで、

なにせ決勝戦の相手アメリカにはこれまで0勝21敗3分ってとんでもない戦績だし…。

                                                          

で、夜中過ぎの3時半頃試合開始だっていうし、後でダイジェスト見ればいいかって、

普段とほぼ同じ時間に寝たんだけど、なんと、何と、ナント、

その3時半チョット前に突然目が覚めてしまったんだわ。

                                                         

で、しょうがねえかあって、アイスコーヒー作って、煙草に火付けながら、

観戦開始ってことで……。

                                                           

0-0で前半終わった時が4時半頃で、窓越しにシラジラ夜が明けてきてて、

でも、その前半殆どヤバイ場面だらけで、アメリカ、大きなスパンの攻め込みで、

遠くからザクッザクッとしたパワー溢れる重厚な動きなんだけど、

日本のパスコース潰すのも巧いし、こりゃやっぱり敵わない感満々だったんだわ。

                                                          

アメリカチーム、ボクサーでいうと、あんな遠いとこからでも左ボディ打って来る、

ジョニー・ゴンサレスみたいで、それに比べると、日本は、ちょっと申し訳ないけど、

とにかくチャカチャカ細かく一心不乱に動き続ける関豪介さんみたいで……。

                                                          

で、その後の展開。

後半始まって24分、アメリカ得意の前線へのロングボール1本からのゴールゲット。

                                                          

やっぱりなあ、残念だけどこのまま押し切られるんだろなあって思ってた35分。

アメリカゴール前、相手のクリアミスがらみではあったんだけど、

それでもとにかく、細かく素早い反応ができて、日本、同点ゴール。

                                                           

これはもう、物凄い一人盛り上がりで、イエス、イエス、イエスのガッツポーズで、

このままタイムアップで、1-1のままいよいよ延長突入。

                                                         

延長前半14分、やっぱり出ましたワンバクの絵に描いたようなヘッド決まって、

で、日本1-2に追い込まれてしまって、もう何度目かのやっぱりダメかあ……。

                                                       

延長後半も10分が過ぎてしまって、それでもよくここまで頑張ったよなあって、

そんな感想準備してた頃残り3分、日本、コーナーキックから、

集団の中ほどにいた沢君、いきなりボールに向かっての飛び出しで、

彼女、ヘッドで後ろに送ろうとしてたんじゃないかって思ったんだけど、

思いの外低いボールが腰辺りに飛んで来たもんで、

思わず右足変な具合に振り上げて、後ろ蹴りみたいに蹴ったら、

それがなんとそのままのゴールの2-2ってことで、自分、ひっくり返ってしまったなあ。

                                                            

そして、延長後半最後の最後、ロスタイムもあと僅かってとこで、

日本が自陣ゴール前で仕方のない、でも痛恨のファウル取られてしまって、

ペナルティエリアのちょっとだけ遠いとこからのフリーキックってことになってしまって、

うわあ、凄いことになってしまったなあって、ドキドキ最高潮で、

結果的には、日本、ここを何とか凌いだら、自分、一気に尿意ってことで……。

                                                             

で、6時15分、決着はPK戦に持ち込まれて……。

自分、昔、少年サッカーのコーチしてたことあるんだけど、

PK戦っていうのは、先攻側の1発目が一番大事というか、行方決めると思ってて、

先蹴りアメリカの一人目を、日本のキーパーがファインセーブしたもんで、

流れは一気に日本って感じで、アメリカの二人目、動転の大オーバーしてしまったし、

その後、アメリカ三人目のキックもナイスセーブしてしまったんだわ。

                                                          

いよいよ、これ決めれば日本の勝ちってとこで、

最後のキッカー、何とゴールネットの左天井に蹴り込んで、

あの場面であそこに蹴れるってのは、ホント、腹据わってたんだよね。                                                         

ちょっと涙出そうになるほど、自分、感動貰ったんだよね。

                                                          

それにしても、アメリカのキーパーもとっても優秀で、

ホイッスル吹かれるギリギリまでラインに下がらないで、

飛び跳ねたり、両手グルグル振り回して大きく見せてながら威嚇し続けてたもんね。

                                                           

沢君、当然の大会MVPだったんだけど、ボランチで得点王ってのも凄いし、

日本、一次予選のイエロー無しってこともあって、ファインプレー賞も貰ったね。

                                                          

それから、相手のワンバクのことなんだけど、彼女もやっぱり普通じゃなくて、

常にチームの牽引車だったし、PK決めた唯一のプレーヤーだったし、

試合終わった後、真っ先に日本人プレーヤーを笑顔で祝福し廻ってたもんなあ。

                                                          

表彰式で、金色の紙吹雪とテープ、もう大量に舞い降りてきて、

あれは後の掃除が大変だろなあって感じしたんだけど、

観客席の人達、国籍離れて感動してるのが良く分かったね。

なんかやって、人を感動させることできるっていう人達って、ホント、いいよなあ。

                                                           

2011年7月16日 (土)

日記 (7/16)

                                                          

自分、このブログで色んなこと書いてるもんで、

音楽に関することで検索かけて、ここに辿りついてる人も結構いるんだけど、

ニューバランスのスニーカーの件でも、毎日10人前後はここに来てるんだわ。

                                                               

その殆どが、996と576の違いと、其々のアメリカ製、イギリス製の違いに関する

疑問ばかりで、今だに、以前に書いたブログへのアクセスも多いもんで、                                                       

ここで再度簡単に自分なりの整理しておきますね。

                                                            

996と576は、大体2万円前後のニューバランスのトップブランドなんだけど、

その二つの差を明確に伝えきれない店員が余りにも多いんだよね。

                                                           

で、自分、整理したとこだと、まず二つの基本的なコンセプトっていうのは、

996がタウンユース、576が若干トレッキングユースってことで、

で、576の方が996よりつま先が丸み帯びた仕上がりになってるし、

ソールも576の方がハードなトレッドになってるんだわ。

                                                           

そして、同じサイズの割に巾がユッタリ目にできてるのも当然576の方で、

サイズの割に横巾ある足の人には、まず576がお薦めってことになるんだわ。

                                                              

996と576がややっこしくなってるのは、その上更にそれぞれに、

アメリカ製とイギリス製があるってことで、まず576での違いは、

アメリカ製の方はインナーがナイロンパイルでフンワリ作ってあるのに対して、

イギリス製の576はインナーがハードな合皮になってるんだわ。

                                                           

で、本来のトレッキングユースを求めるなら圧倒アメリカ製576で、

つま先の丸みを求めつつのタウンユースならイギリス製だと思うんだよね。

                                                           

996については、イギリス製のモノは何だか作りが雑というか、

使ってる皮にバラツキあるような感じなもんで、自分、初めから圏外扱いで、

特にブラックの場合だと、絶対アメリカ製に限ると思ってるんだけど、

でもこれ、インナーがナイロンパイルなもんで、

昔みたいなツルンとした合皮の方が圧倒的にいいと思ってるんだよね。

                                                          

結局、メーカーが考えてるユースの違いは取り敢えず無視して、

まずは足巾とつま先の丸み度の好みで996か576かに決めて、

それから、インナーのシャープ感でアメリカ製かイギリス製を決めるってことなんだわ。

                                                           

                                                            

それにしても凄いね、なでしこジャパン。

地元ドイツを1-0、スウェーデンを3-1って、驚きの連続撃破で、

好きなボクサーが、ちょっと敵いそうにない相手を連破したって感じなんだよなあ。

当然のことながら、こうなったらこっちも必死応援だよなあ。

                                                            

                                                           

もう結果が分かってる海外ボクシングの三つ。

                                                           

☆ジョニー・ゴンサレス×トマス・ビジャ……WBC Fe タイトル戦

48勝(42KO)7敗のチャンピオンと、23勝(14KO)7敗4分1NCの27才。

                                                            

リングアナ、声出てないなあ。

二人ともエバーラストの赤。

                                                            

ゴンサレスの初防衛戦、随分楽なランカー相手だったんだけど、

これがまあ、全く試合になってなくて、期待外れのビジャだったんだけど、

ゴンサレスのやりたい放題の中に、彼のホントにやりたいボクシングが見えてきて、

試合の行方とは別の面白さがあったよ。

                                                         

あんな遠い距離から、あんな物凄いボディブローなんて、って溜息出たなあ。

                                                             

体格的にも劣るビジャ、とにかく取り付いてからって、ちょっと寂しいボクシングで、

驚異的な打たれ強さでここまで来たのかって感じだったんだけど、

4R始まって40秒ほどのとこで、ゴンサレスのボディブローが超効いてしまって、

戦う気持ち削がれてしまったような、その場しゃがみ込みダウンのままエンド。

                                                              

                                                              

☆下田昭文さん×リコ・ラモス……WBA SB タイトル戦

23勝(10KO)2敗1分のチャンピオン、19勝(10KO)0敗のランク1位、24才。

                                                           

下田さんにサイン貰ったのは、2007年の2月3日で、

山中大輔さんとの日本タイトル戦を4ヶ月後に控えてた頃だったんだけど、

あの頃、まだサイン慣れしてなくて、佐藤幸治さんと、「オイ、どう書くんだよお」 って、

二人で腕を突っ突き合ってたんだよなあ。

                                                             

下田さん、レイジェスの青、ラモスは茶色のエバーラスト。

                                                            

この試合、下田さん、6Rまでほぼ彼のペースで進んでたんだけど、

7R、初めっから何か途端に動きにキレなくなってトローンとしてしまって、

前半のハンデ取り戻そうと攻勢に出てきてたラモスに、まず左フック軽く当てられて、

その後、右ショートをカウンター気味に結構まともに貰ってしまって、

これ相当効いたんじゃないかって見えたんだけど、

ちょっと間を置いた後の、接近したとこで、体伸び気味、右ガード下がったとこに、

首張り飛ばされるほどの左フックまともに浴びてしまって、仰向け一発ダウン。

                                                            

下田さん、実はそれほど打たれ強い方じゃないもんで、何とか立とうとしたんだけど、

最後はヨロケてカウントアウトで、へタレ込んだ後仰向けのまま何か沢山喋ってたね。

                                                           

6Rまで攻勢に出てたのは、明らかに下田さんの方だったんだけど、

だけど、残念ながら振ってる割に有効打少なかったのも事実で、

そこまでにもう少し相手を弱らせることできたら、勿論展開変わってたんだけど、

それにしても7Rのいきなりの緩みようは、とっても意外で、

昔みたいにスタミナ問題だとも思えないし、前半飛ばし過ぎって程でもなくて、

普通の下田さんなら、あのくらいは充分動けるボクサーだし、

ホント、ちょっと分かんないんだよね。

                                                            

本人も納得いってないんじゃないかって思うんだけど、

自分も納得いかないから、またやり直しってことで、下田さん、よろしくね。

                                                           

それにしても、ボクサーの栄光ってのはとっても短くて、

下田さん、ほんの半年くらいなんだもんなあ。

                                                            

下田さんがカウントされてる時、ラモス、ニュートラルコーナーで背中向けながら、

首だけ振り向きながら経緯を見守ってる時の顔、とっても嬉しそうにしてて、

ヘッヘッヘーって、悪ガキみたいな表情だったなあ。

                                                              

                                                           

☆ポール・ウィリアムス×エリスランディ・ララ……SW 12R

39勝(27KO)2敗の29才、15勝(10KO)0敗1分のランク5位。

                                                              

ウィリアムスは黒、ララはオレンジのそれぞれエバーラスト。

                                                              

セルヒオ・マルチネスに2RKOされてしまった、ウィリアムスの再起戦。

                                                               

用意された復帰戦、キッチリ始末して再び最前線へって感じだったんだけど、

体格二回りも違ってて、、身長もリーチも数十センチも劣ってるララ、

これがまあ予想以上の頑張りで、っていうより、

ウィリアムスのパワー一辺倒の不器用さだけが目立つ、とっても雑な試合で、

ララっていうのは、昔飼ってたウサギの名前でもあるしって、

今回はララサポートって感じで見てたんだよね。

                                                             

結局、そのままずっと何となくタルーイ試合は最後までいってしまって、

116-114、115-114、114-114の2-0で、

なんとウィリアムスの勝ちってことで、自分もそうだったんだけど、

採点発表待ちのウィリアムスもララも同じ気持ちみたいな表情だったんだけど、

どこでひっくり返ったか、事前にどれだけウィリアムスがディシジョン持ってたかって、

そんな感じの意表突く結果で、場内アカラサマなブーイングなんだわ。

                                                             

中盤以降のウィリアムスの接近ショートブローの評価ってこともあるんだろうけど、

随所で、相手の顔張り飛ばしてたララの有効打の方にポイントなんじゃないかって、

そんな感じだったんだけど、ビッグネーム・ウィリアムスに勝たせるっていう、

そういう予めの筋書きができてたっていう、そういうことなのかなあ。

                                                           

ボクシングってのは、こういういい加減なとこが腹立つとこでもあるし、

しょうがねえなあって感じのユルさ、元々持ってんだよね。

                                                          

それがあんまりヒドイってことになると、流石にお灸すえられるんだけど、

自分、そういう、ユルイとこ元々嫌いじゃないし、

多かれ少なかれ、どんなスポーツにもそういう側面併せ持ってるって思ってるんだわ。

                                                            

                                                           

                                                           

みなさーん、毎日エライ暑さですけど、元気にしてますかあ。

で、試合観戦感想以外は更新しませんので、ここのコメント欄暫く開放しますから、

宜しかったらドーゾで、今んとこ23日くらいまでオープンにしておきますね。

                                                           

2011年7月13日 (水)

後楽園ホール・7月12日

                                                         

“マザーリーフ” って知ってる?

文字通り “母の葉” っていう名前の植物なんだけど、

それ、通常は普通の植木鉢で育てるんだけど、

葉を一枚切り取って水に浸けておくと、何とその葉から直接根が出てきて、

新しい個体を作るんだよね。

                                                           

葉の端からいきなり根っこが出てるってのは、見てて少し異様な感じがするんだけど、

種子から増やすっていう、マドロッコシイことなんかやってられるかあって、

そんな感じがして面白いんだよね。

                                                         

                                                            

土屋修平さんの試合、井岡一翔さんのタイトル戦のセミファイナルなんだけど、

8月10日、後楽園ホールに決まったんだってね。

                                                               

あのキャパで、料金どうなるかって思ってたら、SRSで10万円から始まって、

最後立ち見で1万円っていうんだけど、立ち見チケット、一体何枚発行するんだろね。

最近は消防庁も煩くなってきてるし、昔みたいに無暗に突っ込めないから、

せいぜい200枚ほどなんじゃないかなあ。

                                                        

普通の興行で1万円っていうのは、リングサイド席だけど、

1万円払っても立ち見っていうのは結構シンドクくて、

やっぱりもう少しデカイ会場でやった方がいいんじゃないかって思うんだよね。

                                                         

当日は、TBSで中継する予定なんだけど、サッカー中継とバッティングしてるもんで、

どうも井岡さんの試合は夜10時頃かららしくて、これもそこそこシンドイよね。

テレビ入るとなると、もうサマサマなんだよね。

                                                            

                                                              

昨日の試合は、正直、詰まんないのが多くて、途中抜けの連続で、

ホント、こんなのは珍しいほどの休憩タイムゲットの山だったんだわ。

前の日の6回戦の方が、圧倒的に面白かったんだよね。

                                                        

でね、いっそ書くの止めようかとも思ったんだけど、

友人が、とにかくそういうのも含めて思ったまま書けって言われたもんで書くけど、

何しろちゃんと最後まで見たのは、初めの2試合だけだったんだわ。

腹立つ事が多いと思うから、今日は読まないでスル―した方がいいと思いますよお。

                                                          

                                                            

☆斉藤憲司君(角海老)×藤岡飛雄馬君(宮田)……B 4R

デビュー戦の25才・埼玉県と、デビュー戦のサウスポー、19才・東京都。

                                                             

1R、ゴングと同時に弾け出たのは藤岡君で、1分以内に終わらせてしまおうっていう、

そういう感じのとっても過激な勢いで、とにかく殴りまくってんだわ。

彼、そこそこ強く振ってるし、そこそこ当ててるんだけど、

それほど大きなダメージ与え切れてなくて、なんかパンチ軽そうなんだよね。

                                                             

一方の斉藤君、相手の軽いパンチに助けられたか、本人打たれ強いのか、

こりゃ1回持たないんじゃないかってとこから、とにかく踏ん張り通したのは立派。

それにしても藤岡君、左手だけのボクシングなんだよなあ。

                                                            

2R、斉藤君、かなり弱ってきて、振りも緩いし、口開いてきてるし、

ちょっと打開策見出しにくい展開続いてるんだけど、

藤岡君も相変わらず若さにまかせた勢い一発だけの実に雑なボクシングなもんで、

なかなか仕留めるとこまで行かないんだわ。

                                                        

3R、藤岡君、左、左、左って、そんなに左ばっか振り回しても、

相手が慣れてくれば、そんなに当たるもんじゃないし、もう少し工夫しないとなあ。

                                                           

それでもデビュー戦に必要なのは、技術じゃなくて、気持ちというか勢い勝負ってとこ、

絶対あるから、それでもいいのかも知れないね。

                                                              

4R、結果的には藤岡君の空回りと斉藤君の受け身っていう対照的な試合で、

結局、39-37×3の3-0で、藤岡君がデビュー勝ち。

                                                          

                                                          

☆石川貴章君(角海老)×田部井要君(宮田)……SF 6R

5勝(2KO)2敗の21才・愛媛県と、7勝(4KO)5敗1分の26才・東京都。

                                                              

1R、石川君、とってもいいセンスしてるんだけど、負ける時はホントあっさりで、

早い回に倒されてしまうことが多くて、久保幸平君の時も、野崎雅光さんの時も、

1~2RのTKO負けだったんだわ。

                                                             

そしてこの日も、始まってすぐ1R1分15秒、ガツガツってなったとこで、

田部井君の右フック貰ってしまって、ダウン。

                                                           

これ結構キツイ直撃で、青コーナー近くで四つん這いになったとき、

明らかに効いてしまってて、何とか立ち上がりはしたんだけど、反攻とっても無理で、

再開後すぐリング中央で、もつれるように2回目のダウン取られてしまって、

その後は田部井君の一気攻めに1分32秒、レフェリーストップエンド。

                                                            

普通の打ち合いなら、こんな簡単にやられてしまうボクサーじゃないもんで、

やっぱり立ち上がりの持って行き方に工夫というか、周到な体と心の準備要る訳で、

ガツガツしたフィジカル戦になった時の対応とかもあるし、

あるジムの人に聞いたら、ディフェンスの時、上体とか頭だけで避けようとしないで、

ガード固めたまま、もっと膝の屈伸使った方がいいんじゃないかって教えてくれて、

本人の意識と感覚を確認した上じゃないと、参考になるか分かんないんだけど、                                                            

その人も石川君のボクシングセンス買ってて、もっと激しくアップして、

試合に入る時にひと汗かいた方がいいんじゃないかとも言ってくれたんだわ。

石川君、まだ21才だし、伸びる余地山ほどあるから、これから、これからってことで。

                                                           

田部井君、自分のボクシングできた晴々しさに満ち溢れてたけど、

対戦者への配慮もちゃんと出来てたし、とってもいいヤツなんだろなあ。

                                                         

                                                          

☆萩崎聰歯君(F赤羽)×有川稔男君(川島)……SL 6R

5勝(2KO)3敗のサウスポー、30才・静岡県と、4勝(4KO)2敗の26才・東京都。

                                                             

1R、どっちか言うと、大味なボクシングする二人なんだけど、

萩崎君、右はいいんだけど、決めの左がとにかくの振り過ぎだし、

有川君も、相手の入って来るとこ、ひたすら右合わせようとするだけなんだよなあ。

                                                             

2R、萩崎君の雑な飛び込みと、有川君それに右アッパー合わせるっていうだけの、

単純、単調な展開延々で、それ全く1Rからの続きで、退屈、退屈。

                                                             

お互い、一発打って、それでお終い、偶然当たってしまった方がお気の毒って、

そういう感じだったもんで、ここで退席ってことで……。

結局、6R1分29秒、有川君のTKO勝ちだってね。

                                                            

                                                          

☆山本幸輝君(五代)×川奈充君(青木)……Fe 6R

4勝(1KO)3敗の24才・埼玉県と、5勝1敗1分の28才・静岡県。

                                                         

1R、山本君、頭低くしながら一発突っ込み打ちして、

あとは相手に取り付いたとこで、トコトコショートフック連打専門。

                                                             

川奈君、今日は金髪じゃないせいか真面目な感じするんだけど、

もう少し離れてやるのが彼の流儀だと思うんだけどなあ。

                                                           

2R、川奈君、相手の入り込みざまに合わせるのとっても巧くできてるんだけど、

もっと左ジャブ多発して距離取った方がいいのになあ。

山本君、相変わらず、とにかくそれ一本の片寄ったボクシングに終始。

                                                          

3R、前の回の中盤以降から、川奈君、結局相手に巻き込まれてしまって、

お互い、体寄せ合ってのショート専門ゴニョゴニョ密着系ボクシングに突入で、

パンチ力無い同士の相撲ボクシングの始まりでなもんで、2回目の休憩。

                                                            

結局、5R、山本君の疲労負けみたいなレフェリーストップで、

川奈君、キャリア初のTKO勝利。

                                                          

                                                          

☆大沼弘宣君(協栄)×細川バレンタインさん(宮田)……L 8R

5勝(3KO)3敗3分のサウスポー、24才・北海道と、

12勝(5KO)2敗3分のランク5位の30才、宮崎県。

                                                             

そおかあ、細川さん、ああ見えて、もう30才なのかあ。

大沼君の方が5㎝以上デカイし、リーチも随分違うなあ。

                                                          

1R、細川さんの爆発ボクシングに、大沼君、圧倒されまくりで、

残り15秒、大沼君、リング中央で右打ち込まれてふらついた直後、

再度の強烈右ストレート打ち込まれてしまって、赤コーナー近くでダウン。

大沼君、初めっから相手の距離でやらされてて、右ジャブも少な過ぎなんだわ。

                                                            

2R、大沼君、右が殆ど機能してなくて、左カウンター中心の組み立てなんだけど、

合わせるだけのスピード足りてないもんで、こりゃ早終わりかなって感じで、

もっと、自分から仕掛けないとって感じが拭えないんだよなあ。

                                                            

3R、大沼君、取り敢えず前には出るんだけど、そこからがなあ。

細川さん、二人の腕が交差した時のパワー圧倒的に強くて、

相手の腕弾き飛ばしてるなあ。

大沼君、左目上ヒットカットされてるね。

                                                           

4R、実は、お互いこの辺から、とっても単調な攻守に推移してしまって、

二人とも全く工夫というかイマジネーションに欠けた低調な動作の繰り返しで、

大沼君、ずーっと手が余りっ放しで打ってるし、

細川さんも、新人王トーナメント当時のボクシングにしか見えないんだよなあ。

                                                            

5R、この回もまたかっていう、ビデオ見るような退屈な時間が続いて、

ボディなんか殆ど打たないし、二人とも雑々で、だらしなさ過ぎなんだよなあ。

                                                            

結局、最後んとこは、どっかで細川さんが万振りワンツーブチ当てて終わるなって、

そんな感じだったもんで、連続3回目の今度はタバコタイム。

                                                            

後で聞いたら、80-72、79-73×2の圧倒3-0で、細川さんってことで、

結果的なこういうスコアの試合っての、見てて絶対ドキドキしないんだよね。

                                                          

                                                        

☆ズリ・カンナンさん(レイS)×竹内佑典君(JBスポーツ)

                               ………Fe 8R

12勝(3KO)2敗2分のランク3位のサウスポー、30才・東京都と、

12勝(2KO)8敗の25才・長野県。

                                                           

1R、カンナンさん、様子見、竹内君、硬いなあって立ち上がりだったんだけど、

お互いさまの突っ込み合いで、竹内君、いきなり右目上バッティングカット。

                                                         

2R、竹内さん、ピョンピョン跳ねながら上手いこと出入り繰り返しながら、

少しタイミングずれた感じで打っていくもんで、カンナンさん、ちょっとやり難そうで、

少し苛立ってるのか、頭から突っ込み過ぎで、一方の竹内君も下がらないもんで、

二人とも、ぶつかり稽古みたいになっていったんだわ。

                                                          

3R、それにしてもこの日のカンナンさん、動きに全くキレなくて、

KO率1割、3勝2敗ベースの相手のこと舐めてかかって練習してないみたいな、

そんな感じのトロトロした動きしかできなくて、

そんな風だと、モチベーション高い竹内君に負けてしまうなってほどで、

ランカーディシジョンあっても危ないなって感じで、

一発打って、あとは抱き付くって竹内君の戦法にやられるままにしてんだよね。

                                                            

って、腹立ったもんで、ここでなんと4試合連続の途中退席。

関係者以外盛り上がんない試合、結局最後までいったみたいで、

77-76、76-75、76-76の2-0で、竹内君の勝ちだってさ。

                                                            

                                                           

☆長瀬慎弥さん(F赤羽)×伊藤和也さん(宮田)

                     ………日本 SL タイトル戦

18勝(9KO)3敗2分のランク1位、29才・埼玉県と、

11勝(6KO)3敗のランク2位、37才・山形県。

                                                         

足運びから始まって、腕振りに至るまで、

伊藤さん、どう見てもこのランキングのボクサーにはとても見えなくて、

とにかくにじり寄ってって、あとは所かまわずの左右大振りフックと、

トコトコオープンネコパンチって感じなんだけど、

そんな感じなのに、外園隼人さんとか、西尾彰人さん、大川泰弘さん達も破ってるし、

KO率も長瀬さんとほぼ同じ、40%あるんだよね。

                                                           

色んな人の意見聞いてみたら、ギコチナイパンチなんだけど、岩みたいに硬くて、

大分遅れたタイミングで飛んで来るもんで、調子狂わされてしまうらしいんだよね。

                                                                

観客は、珍獣見るように微笑みながらの観戦なんだけど、

自分には、異常にパワフルなオジイサンって感じにしか見えないんだよなあ。

                                                               

この試合の勝者に挑戦したいっていうボクサーのトレーナーさんと話したんだけど、

その人も、相手は長瀬さんの方がやり易いって言ってたんだよなあ。

                                                             

底なしのスタミナと驚異の打たれ強さだけで、ここまで来れるんだあって、

そういう点ではとても感慨深いモノあるんだけど、

でも、ちょっとラスベガスには出しにくいっていうか、

なんか門外不出のインディーズ、アングラ丸秘ボクサーって感じなんだよなあ。

                                                             

あるジムの人は、6Rまでなら伊藤さん、それ以降なら長瀬さんって見通しで、

自分は、長瀬さん、相手が亀海さんじゃなくなって、それこそ千載一遇のチャンスで、

もうこの時以外ないって異常にテンション上げてくると思ったもんで、

とにかく、長瀬さんの勝ち予想。

                                                                

自分、結局この試合も5Rまでしか見てなくて、後は通路のテレビ観戦で、

二人の我慢比べ、耐久レース、踏ん張り競争ってのもそれなりに面白いんだけど、

ズーッとそれだけだと、ちょっと限界なんだよね。

それでも途中途中、懸命に色々工夫してたのは長瀬さんの方だったかなあ。

伊藤さん、ボディブローっての全く打たないんだよね。

                                                          

ボクシングそのものだけなら、もっと巧いC級ボクサー沢山いるけど、

あれでここまで登って来るっていうのは、ホント、驚異的ではあるんだけどね。

で、結局、97-94、96-94、96-95の3-0で、長瀬さんの妥当勝ち。

                                                               

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

結局、この日は該当者ナシってことで……。

                                                          

                                                            

あのホームレス、一昨日もその前も全く同じその場所にいて、

自分がホールに向かって歩いてる時、大体5時15分頃にはそこに座ってて、

帰る時、9時半前後に再び通りかかると、彼、まだ全く同じ姿勢でそこに座ってて、

人間なにがシンドイかって、何もしないで、動かずその場にジーッとしてるってのが、

一番ツライと思うんだけど、年季の入ったホームレスっていうのは、

そういう風に無為に時間過ごすってのが苦痛じゃなくて、

むしろ快感って思ってるのが結構多いんだよね。

                                                             

上野公園で、トクさんとか、あんちゃん、それに死んでしまったマスオカさんだとか、

沢山のホームレスと知り合ったことあったんだけど、

みんなダラーッとかジーッとしてるの好きだったよなあ。

                                                              

2011年7月12日 (火)

後楽園ホール・7月11日

                                                         

定員120名の船に200名乗せて、ロシアの観光船が沈没、100名以上が死亡。

                                                            

放射線に汚染されてて投餌禁止されてる干し草っていうこと知った上で、

牛に与えた福島の肉牛農家。

                                                       

何事も完璧は有り得ないけど、最低限のことは真面目にやらないとダメなんだわ。

                                                          

                                                          

7月1日、2R壮絶なKO負けした、健太郎マイモンコンプロモーション君。

あの日リング降りる時、エライ顔しかめてたんだけど、

あの時、左目眼窩底骨折と鼓膜破裂だったんだってね。

鼓膜の方はまだらしいけど、目の手術は無事に終わったってことで、良かったなあ。

                                                           

                                                           

それから、小堀佑介さんの近況。

小堀さんが、ぶら~りカナダ一人旅に出てから、およそ4ヶ月になるんだけど、

彼、殆ど東洋人の住んでないような所に滞在してるんだけど、

何とその街に小さなボクシングジムがあってね、

で、小堀さん、フラリと出かけて行って、俺は元世界チャンピオンだったって伝えたら、

オメエ、ふざけんなって感じで全く相手にされなかったんだってさ。

                                                        

その街、殆ど白人オンリーで、もともと有色人種を相手にしないような風潮あって、

なんだか目に浮かぶようだけど、彼、そこそこ小馬鹿にされたみたいで、

でもそのうち、そんなこと言うなら、コイツとスパーリングやってみろって、

詳しくは知らないんだけど、その辺りの地域チャンプみたいなプロボクサーと

スパーリングやったらね、ソイツのこと、ボッコボコにしてしまったんだってさ。

何か、マンガみたいな話で可笑しくてさ。

                                                             

でね、お前は凄いなってことになって、今じゃそこでトレーナーみたいなことやってて、

ミット打ちなんかの手伝いしてるんだってさ。

その技術がまた優秀なもんで、彼、カナダの田舎町で評価ウナギ昇りみたいよ。

何か、小堀さんらしくて、ちょっといい話しでしょ。

                                                          

                                                          

昨日は今年50回目のボクシング。

去年は丁度100回観戦だったんだけど、7月半ば近くでこのペースだと、

今年はちょっと無理なのかなあ。

                                                         

                                                            

☆三浦崇史君(北澤)×西野謙太郎君(ワタナベ)……51.5㎏ 4R

0勝1敗のサウスポー、21才・青森県と、0勝1敗のサウスポー、31才・愛媛県。

                                                       

年の差10才のサウスポー同士で、初勝利目指し組。

                                                            

1R、それほど迫力ある二人じゃないんだけど、

気持ちが出来てないように見えたのは三浦君の方で、

一発打つとすぐ頭下げてしまって、怖がりなのが浮き出てしまってるなあ。

                                                          

西野君、相手のそういうとこ突いて、アッパー攻め有効だったし、

打ち終わりに合わせようと頑張ってるし、随分差の出た立ち上がりなんだわ。

                                                           

三浦君、途中から鼻血もヒドイことになってて、いかにもシンドそうだったんだけど、

残り2秒、終了ゴング寸前に、大直撃喰らってダウン。

                                                            

三浦君、何とか立ち上がって、ファイティングポーズは取ったんだけど、

余りにもダメージ大きかったみたいで、終了後棄権で、西野君のTKO勝ち。

                                                          

                                                             

☆平田圭佑君(北澤)×米内道康君(熊谷コサカ)……L 4R

0勝1敗の24才・神奈川県と、0勝2敗の33才・岩手県。

                                                          

1R、お互いに力入り過ぎで、バネ仕掛けみたいなボクシングで、

距離の把握が全くできてないみたいで、特に米内君、手が余りっ放しなんだわ。

                                                          

2R、二人ともショートブローが上手くないのに、近い距離でやり過ぎだったんだけど、

始まって45秒辺り、平田君、返しの左ショートフックを直撃することできて、

米内君からダウンゲット。

                                                          

それでも、その米内君もかなり打たれ込んでて、結構顔腫れてきてんだわ。

                                                       

3R、両者、別人のように動き悪くなってしまって、もうグズグズボクシング。

見てると、なんか平田君の方が余計にバテてるみたいなんだよね。

                                                             

4R、平田君、相当疲れてるみたいで、すぐ下向くようになってかなりふらついてるし、

ここで追い込んでダウンゲットすれば、米内君、充分逆転可能なんだけど、

そういう風には体も気持ちもなれないみたいで、そのままズルズルエンド。

                                                            

結局、38-37×2、38-38の2-0で、平田君の逃げ切り勝ちだったんだけど、

全く、盛り上がりには欠けてたなあ。

                                                             

                                                            

☆小泉良太君(北澤)×中山義久君(ワタナベ)……Fe 6R

6勝(4KO)5敗のサウスポー、26才・神奈川県と、

7勝8敗4分のサウスポー、36才・静岡県。

                                                          

中山君、定年迫ってて、何とかイーブンでボクシング生活終わりたいって感じ。

                                                                         

1R、中山君、隣にいた佐藤洋輝さんに聞いたんだけど、4年振りのリングってことで、

気持ちは充分出てるんだけど、右ジャブ少な過ぎで、近い距離でやり過ぎなんだわ。

                                                       

2R、中山君、なかなかいいボディブロー持ってるし、右ジャブも出せば当たるのに、

ちょっと勿体ない展開で、小泉君のショート連打に流れ喰い止められてるなあ。

                                                           

3R、小泉君のショートフック対中山君のボディブローってのは2Rとほぼ同じ。

                                                            

4R、中山君、左目下かなり腫れてきてるし、小泉君も右目上バッティングカットして、

何か混沌とした展開なんだけど、中山君、これまでKO勝ち一回も無くて、

大きなダメージ与えにくい打ち方してるし、グローブの構え方が顔に近過ぎなもんで、

遠いとこでブロックするのできなくて、余分なパンチ貰ってしまうんだわ。

                                                             

5R、1分過ぎ頃、中山君、右目上バッティングカットしてしまって、

それ結構ヒドくて、ドクターチェック後、1分05秒、即負傷ストップエンド。

                                                             

結局、58-57、58-58×2の1-0で、中山君だったんだけど勿論ドロー。

あのまま行けば、中山君の盛り返しの方が優勢だったもんで、残念だったね。

                                                            

                                                            

☆山本健司君(沼田)×内藤憲二郎君(斎田)……51.5㎏ 6R

5勝(1KO)5敗の23才・東京都と、5勝(2KO)6敗の30才・熊本県。

                                                           

1R、山本君、オールドスタイルの短パントランクスで、頭もパンチ系なんだわ。

二人とも、とっても好戦的なガツガツボクシングなんだけど、

とってもクリーンな試合で、全くゴニョゴニョ絡み合わないし、すぐ離れるんだわ。

                                                            

プレスかけ気味に先に先に仕掛けてるのは山本君で、

手数とパンチの多彩さでアピールしてるなあ。

                                                           

一方の内藤君、手数は劣るんだけど、パワフルな左右フックが予断許さないんだわ。

                                                         

2R、山本君のコツコツ15発に、ドカン一発内藤君って感じ。

                                                          

3R、それぞれ持ち味充分発揮のいい試合で、ラスト30秒は足止めての殴り合いで、

二人とも絶対安易に下がらなくて、もうガツガツのパンチ交換だったんだけど、

決して体が絡み合うことなくて、レフェリー、とても楽そうなんだよなあ。

内藤君、ちょっと鼻血だね。

                                                           

4R、これだけの接近戦なのに、バッティングもクリンチも全く無いのは驚異的で、

山本君、衝撃度大きいの貰ってもすぐ反撃して、細かいパンチで盛り返すもんで、

文字通りの一進一退が続いたんだわ。

                                                          

5R、内藤君、振り鋭いんだけどなかなかクリーンヒットさせることできなくて、

大挽回、一気攻勢って訳にはいかなくて、ちょっと苦戦気味かなあ。

                                                             

6R、それでも二人とも最後の最後まで、スピード落ちない全力出しで、

気持ちも体も全く緩まないし、その上最後まで一回のクリンチも無かったんだわ。

                                                            

結局、58-56、58-57、57-57の2-0で、山本君の勝ちだったんだけど、

見ててとっても気持ちのいい試合だったんだわ。

                                                          

                                                            

☆酒井智彦君(マナベ)×外村セビオ鉄人君(角海老)……L 6R

4勝(1KO)4敗の23才・千葉県と、4勝(2KO)6敗2分の23才・東京都。

                                                        

1R、一振りの強さ鋭さは圧倒酒井君なんだけど、外村君も常にプレスかけながら、

積極的に攻め込んでるし、二人互角の立ち上がり。

                                                            

2R、酒井君、この日は左ジャブが半端じゃないほどのキレしてて、

ダブル、トリプルで出されると、外村君、ハッキリ前進止められてるね。

                                                              

3R、外村君、ロングレンジはとってもいいんだけど、

距離縮まった時の左右のショートが上手く打ててないなあ。

酒井君の方も、左がとってもいい割には右が見劣りしててちょっと残念なんだよなあ。

                                                            

4R、外村君、課題はハッキリして、ショート連打を鋭い回転で打つってことで、

この回から、敢えて距離詰めてきた酒井君に、どうも流れ渡してしまってるんだわ。

                                                         

5R、酒井君、一瞬サウスポーチェンジするし、相変わらず首傾げるような右打ってて、

もともとサウスポーなんじゃないかって思うほどだったんだけど、

この回中盤、リング中央で相手の打ち終わりに右ストレート見事な直撃で、

そこから一気に酒井君の試合になっていって、

外村君、戸惑い気味な防戦主体の展開になってしまったんだわ。

                                                               

6R、1分過ぎ、酒井君、右目上、外村君、左目上、それぞれパンチカットされて、

交互のドクターチェック後、最後の攻防だったんだけど、

流れ大きく変わらず、そのまま終了ゴングで、

結局、59-56、59-57、58-56の3-0で、見た通りの酒井君の判定勝ち。

                                                          

                                                         

この試合の後、女子ボクシングが組まれてたもんで、二人と話する時間あって、

酒井君、やっぱり右手、ちょっとケガっぽかったみたいだったんだわ。

酒井君には、スリップアウェイのこと、外村君にはショートブローのこと、

例の如く素人の生意気発言だったんだけど、二人とも心ん中は別にして、

表向きは真面目に聞いてくれたんだわ。

                                                           

                                                            

☆原隆二さん(大橋)×石井博君(レイS)……LF 8R

7勝(5KO)0敗のランク7位、21才・静岡県と、6勝5敗3分の29才・千葉県。

                                                           

石井君、これくらいの戦績でKO勝ちもないってことになると、

こりゃちょっとシンドイかなあって、結局、その通りになってしまったなあ。

あれえ、TV解説者席に八重樫東さんが座ってるよお。

                                                         

1R、石井君、ランク取りに行くにはちょっと勢いの足りてない立ち上がりで、

初めっから気負されてるような感じだったんだわ。

                                                           

原さんの方は、いつものようにごく普通の、力こもってるけどしなやかなスタート。

                                                            

2R、原さん、既に余裕のパフォーマンスで、常にユッタリプレスかけながら、

左ボディから右フックの返しなんか、もうウットリもんだし、

相手の意表突くいきなりの右ストレートの伸びもとってもいいんだわ。

                                                         

3R、石井君、決め技は被せるように打ってくるフック系なんだけど、

攻撃はそれに限定されてるし、ちょっとオープン気味なとこもあるし、

原さんの攻めの多彩さだけが際立ってきてしまって、早々に先が見えてきたんだわ。

                                                          

4R、原さん、相手のパンチ、ギリギリのとこで交わしながらストレート打つ度胸あるし、

相手が打って来ないと判断すると、右アッパー2連発とか、左の上下打ち分けとか、

もう、見てる方を楽しくさせるようなボクシングなんだわ。

石井君、バランス崩されて、リズム壊されて、八方ふさがりって感じなんだよなあ。

                                                          

5R、原さん、一発一発に更に力込めていって、明らかに倒すように打ってて、

石井さん、もうそろそろヤバイ感じ漂ってきて、顔面大分腫れてきてるんだわ。

                                                              

6R、石井さん、既に相手のフェイントに簡単に引っ掛かるほど消耗してて、

1分過ぎかなあ、原さんの強烈右ボディ3発ほど打ち込まれてしまって、

それ、顔大きく歪めるほどの効き目あったみたいで、

西ロープに詰められ、追撃の顔面ショットで、もう反撃どこじゃなくなってストップエンド。

結局、1分28秒ってことだったんだわ。

                                                             

原さん、いつもとってもクールなんだけど、ホント、男気溢れる一直線ボクシングで、

見てて裏切られるっていうことないし、そもそもあのボディブロー、

とてもこのクラスとは思えないほどの打撃音で、あれはキツイと思ったなあ。

                                                             

                                                           

☆細野悟さん(大橋)×高山和徳さん(船橋ドラゴン)

                      ………日本Fe タイトル戦

20勝(14KO)1敗のチャンピオン、27才・福島県と、

19勝(4KO)7敗4分のランク6位、28才・千葉県。

                                                            

この試合の解説者席には、今度は内山高志さんが座ってるね。

                                                            

この試合、高山さんが申し入れて実現したんだってね。

彼の入場曲、ディープ・パープルの “Burn” なんだよね。

                                                            

細野さんにとっては3度目の防衛戦なんだけど、

自分、高山さんには申し訳ないけど、8:2くらいかなって思ってたんだわ。

細野さん、1回目の防衛戦はとってもタル―イとこあったんだけど、

その後は心入れ替えてるみたいだし、ちょっと、高山さん厳しいよなあ。

                                                           

1R、それでも高山さん、気合い溢れたとってもいい目付きしてて、

リーチ優位だしって見てたんだけど、左ジャブも結構いいんだわ。

                                                            

挑戦者としては積極的なとってもいいスタートだったんだけど、

一方の細野さん、最近ますます小堀さん顔になってきてて、迫力増してるし、

終始ジックリ恐怖のプレスかけることできて、グローブの上からでも打ってて、

ラウンド終わった時には、それでも高山さんの顔面かなり赤くなってて、

やっぱ、細野さんのパンチ、半端じゃないんだよね。

                                                         

高山さん、強く打とうとする時、どうしても大きくヒッチしてしまうもんで、

細野さんに簡単に見切られてしまうかなあ。

                                                            

2R、細野さん、ゴツゴツプレス更に強めていって、振りに力こもっていったし、

って見てた1分30秒過ぎ、二人の距離一瞬グッて狭まった瞬間、

細野さんのアッパー気味の左ショートフックが擦り上げるように高山さんを直撃して、

その一発で高山さん、一瞬目が見えなくなってしまったようで、

直後の右ストレート、顔面真ん中に貰ってしまって、南側ロープで昏倒ダウン。

                                                               

高山さん、とっても痛そうに顔しかめてたから、あの目の辺りなんだろうなあ。

高山さん、何とか根性立ちで再開したんだけど、もう止め時だけが問題って感じで、

殆ど相手のパンチ見えてないんだから、タオルじゃないかなって思ったんだよね。

打ち返せって、セコンド怒鳴ってたけど、そりゃ全く無理で、

結局、そのまま一方的になってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                            

2分56秒ってことだったんだけど、それにしても最初の左は凄かったなあ。

相手の二つのグローブの間、こじ開けてブチ込んだって感じだったからなあ。

最後は右目を思いっ切りつぶった高山さんの姿が印象的だったもんで、

傷んだのは左目の方かと思ってたら、後でドクターに聞いたら右目だったんだわ。

                                                          

                                                          

で、最後に……。

                                                                                                                       

【本日のベスト3ボクサー】

① 原隆二さん

② 細野悟さん

③ 山本健司君 

                                                              

2011年7月 9日 (土)

日記 (7/9)

                                                          

最近、植木いじりにも熱入ってて、近くの花屋4軒と、安行の園芸センター2軒、

ほぼ定期的に見廻ってるんだよね。                                                          

季節の草花は勿論、山野草とか盆栽なんかの動き、常にチェックしてるんだわ。

                                                         

この間は、元の持ち主と業者が手入れに失敗したサツキの盆栽2鉢ゲットして、

それ一般的な店頭価格だと二つで8万円くらいするモノなんだけど、

実は二つとも水不足と同時に害虫にもやられてて、半分以上枯れてたもんで、

復活させるのかなり難しい状態だったもんで、

二つで5,000円で処分するってことだったもんで、引き取ったんだわ。

まあ、鉢だけでもそれくらいすると思ったからもあるんだけどね。

                                                            

それ、1ヶ月ほど前だったんだけど、やっぱりどうもダメそうだったんだけど、

取り敢えずやれることはやってやろうって、手緩めないで世話してたら、

ここに来て新芽が吹き出るようになってきて、もう大喜びなんだわさ。

                                                         

開花後の手入ミスってのは普通考えられないし、そんな感じじゃなくて、

それ以前から何かの事情で放っとかれたみたいなんだよね。

で、植え替えして、古い根取り除いて水洗いして、過剰にならない日照と、

グンバイ虫の対処と、適度な水やり、液肥と固形肥料の量とバランスに気を付けて、

あとは踏ん張れ、根性出せって気合い注入してたら、何と、蘇ったんだわ。

                                                       

                                                                                                                     

小学校低学年の頃、自分、色んな疑問持ってたんだけど、

例えば、友達のはずなのに、何故あいつは自分に嘘をついたのかってことや、

親戚は仲良くしなくっちゃって言われてたのに、自分、何もしてないのに、

あの爺さんはどうして自分のことを嫌ってたのかってことなんかは、

その後、追々分かっていったんだけど、未だに理解できないこともあって、

オシッコするときウンコは一緒に出て来ないのに、

ウンコする時は、ついオシッコも出てしまうってのは、どうしてかってことなんだよね。

状況を読んで、脳が勝手に一部出しと全部出しの判断するのかなあ。

                                                        

                                                          

2ヶ月ほど前かなあ、ホールで、俺って頭デカイですかって言ってきたボクサーがいて、

こっちは悪意ないもんで、アハハハハ、気悪くしたらゴメンネって答えたんだけど、

自分、ボクサー見る時、まず体全体のバランスざっと見て、

次に頭の大きさと首の太さ見る癖あるんだよね。

                                                          

昔、刑法とか犯罪学を勉強してた時、変死体の司法解剖に立ち会ったとこあって、

その時の付き添い教官に、頭の大きさのこと尋ねたことあって、

頭のデカイ人は、小さな頭の人より多目に脳がある訳じゃないですよねって、

そう聞いたら、その通りってことで、

そんなら、頭デカイ人は、比較的厚い頭蓋骨してるのかって重ねて聞いたら、

それは言えるかも知れないって、そんな感じの答えが返って来た記憶あるんだよね。

                                                           

でね、ボクシング見る時も、頭デカイボクサーは頭蓋骨も分厚くて、

だからその分、打たれ強いんじゃないかって思い込んでるとこあるんだよね。

                                                        脳シントウに伴う気絶とか眩暈っていうのは、

頭部への急激な衝撃によって揺すられた脳が、

機能停止することによって発する症状で、酷い時には頭骸骨にぶつかることもあって、

それ、ぶつかった方とは反対側の頭骸骨の内壁にぶつかるんだってさ。

つまり例えば、相手の右フックを左側頭部に受けたような場合だと、

左脳よりは右脳の方がより大きく傷付く可能性があるって聞いた憶えがあるんだよね。

                                                         

でも、そもそも頭骸骨そのものが分厚ければ、衝撃度も少ないだろうしねって、

で、ついついそういう風にボクサーの頭、つい見てしまうんだよね。

                                                          

アゴの形状も打たれ強さに大きく関わってるって考え方もあるんだけど、

多くの場合、デカイ頭の人のアゴ先は比較的ガッチリしてるように見えるよね。

                                                          

ついでに言うと、打たれ強いが弱いかのもう一つの要因は、

首の太さが関係してるんじゃないかって、自分、思ってて、

で、敢えての強引な独断なんだけど、打たれ強さっていうのは、

デカ頭の太首→デカ頭細首→小頭太首→小頭細首って、

そうい順番なんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                               

元より、脳の衝撃耐性にも個人差あると思うから、勿論一概に言えないんだけど、

一般的な見た目ってことで言うと、そんな感じじゃないかって思ってるもんで、

ボクサー見るとつい頭の大きさが気になってしまうんだよね。

だから、頭デカイっていうの決して悪口じゃないもんで、そこんとこ宜しくって感じで、

一度、その4つの基準でボクサー達を分類してみようかって思ってるんだよね。

                                                           

                                                           

このブログ、ボクサー自身やジム関係者の人達が結構読んでくれてるみたいで、

試合した本人が、その試合を他人がどう見てるのかってことのチェックとか、

自分とこのボクサーがどう見られてたのかってこととかの確認とか、

まだあんまり有名じゃなくて、ビデオもないようなボクサーの情報集める時なんか、

結構、便利だよって言ってくれたりもしたんだわ。

                                                          

ボクシングってのは、見る人の数だけ評価があるって思った方がいい訳で、

その上、やってる本人にも本人なりの感じ方があるもんだから、

自分のような若干片寄った見方が参考になるケースってのは少ないと思うんだけど、

まあとにかく、何も知らないよりは、って感じみたいね。

                                                             

2011年7月 7日 (木)

後楽園ホール・7月6日

                                                         

昨日ね、そのつもりなかったのに、何故かコメント欄オープンになってしまってて、

知人が連絡くれてすぐ閉じたんだけど、とっても答え難い意見があったなあ。

                                                            

全く考え方の違う相手に、何となくでもとにかく、まあそういう考え方もあるのかって、

自分は賛成できなくても、まあそんなもんかって、ニヤッとでもして貰うのが、

説得力ってものなんじゃないかって最近思うんだけど、違うのかなあ。

                                                            

                                                          

後楽園ホールの使用料金のことなんだけど、それ結構面白い仕組みになってて、

タイトル戦含まないごく通常の場合だと、

メインイベントのラウンド数によって料金が違ってくるんだよね。

                                                          

それと土、日興行だと割り増しになるし、戸高ジムみたいに通常の照度以上や、

追加装備のLEDスポットなんかを使うと、その分当然追加料金になるんだわ。

                                                          

テレビ中継が入る時も増設LEDを大量に追加するから、これも割り増しになるし、

OPBFや世界タイトル戦ともなると、12R戦だから基本使用料も一番高いし、

当然追加照明代とかもMAXになるし、詳しい事ちょっと忘れたけど、

世界タイトル戦だと、警備要員費も含めて更なる出費増の覚悟要るんだよね。                                                          

勿論、認定料とか、WBA、WBCなんかの試合役員達に対する出費は、

また別のことで、あくまでホール使用料ってことなんだけどね。

                                                             

                                                         

今日から新しく、ブログの最後に 【本日のボクサーベスト3】 ってのを考えてみるね。

勿論、自分の全くの独断だけどね。

                                                            

                                                         

☆高畑里望君(ドリーム)×一場仁志君(角海老)……SFe 5R

6勝(2KO)1敗1分の茨城県と、5勝(3KO)2敗1分の神奈川県。

                                                          

1R、やっぱり高畑君、10㎝上上背あるし、リーチも随分違ってて、

その長いリーチ、いきなり効力発揮したのは、始まって僅か17秒、

バスンって右の相打ちになった時で、届き方に大きな差が出てしまって、

一場君、南ロープに飛ばされて、初っ端ダウン。

                                                             

そこそこのダメージだったし、高畑君の追撃も急だったんだけど、

一場君、何とか凌いで、その後も勇気持って、打ち終わりに合わせてるんだけど、

それにしても、高畑君の右ロングは危険度満々なんだわ。

                                                          

2R、高畑君、細かい技は備えてなくて、とにかく右大振り一本槍の大味ボクシングで、

そこんとこ上手く突くべく、一場君、体振りながら隙間狙って、細かく打ち分けてるね。

                                                          

3R、強烈ではあるけど単発に終始して、連打の効かない高畑君に対して、

一場君、踏ん張って踏ん張って左右フック打ち込んでるんだけど、

特にボディブローがとっても良くて、高畑君明らかに効いてるみたいなんだわ。

                                                           

4R、少し動き緩んできた高畑君なんだけど、1分過ぎ、タイミングのいい右ストレート、

久し振りの直撃で、一場君、青コーナーに詰められアワヤってなってしまったんだわ。

                                                           

いやあ、これまでかあって思ってたら、なんとなんとなんと一場君、

そこから一気のガンガン盛り返しで、もう場内大騒ぎになってたなあ。

                                                          

5R、一場君、応援団の声援、一気挽回の糧にして、もうガンガンガンガンの攻めで、

隣にいた宮崎君の突き抜けるような応援背に受けて、必死の反攻だったんだけど、

残念、力余った右ボディがローブローってことで、減点されてしまったんだわ。

                                                            

ちょっとヨレながらも高畑君、最後まで踏ん張り通してポイント流れるの防いでたし、

で、結局、49-45×2、48-46の高畑君3-0ってのには誰も異議なかったなあ。

                                                            

終わってすぐ、速攻で戻って来た一場君、それほど顔のダメージ残ってなくて、

宮崎君と、これで二人同じ5勝3敗1分け同士だなって言い合ってたね。

そう言えば宮崎君、角海老の土屋修平さんとか中野晃志君なんかとも仲いいんだわ。

昨日試合したばかりの大橋建典君も来てたもんで、大笑いしながらの反省会。

                                                       

                                                          

☆鈴木宏隆君(ワタナベ)×高橋光政君(角海老)……SL 5R

6勝(2KO)3敗の東京都と、6勝(2KO)2敗の東京都。

                                                         

1R、普通にできれば、高橋君圧倒するんじゃないかって思ってて、

鈴木君、武器は体寄せてのショートブローだけだし、高橋君、足使ってもいいし、

実はショートフック、とっても巧いから、どっちでもいいよって思ってて、

打撃音も大分違うし、ユッタリ見てたんだけどね。

                                                             

2R、鈴木君、タラタラやってんじゃねえってセコンドに激入れられたか、

いきなりの前向きボクシングに切り替えて、2勝1敗ペースのボクサーには見えなくて、

とにかくの変身ガンガン虫で、そのギアアップに高橋君、着いて行けないとこあって、

20~30秒間、ロープに詰められっ放しって場面作ってしまったんだわ。

                                                           

3R、ここに来て高橋君、明らかに覇気に欠けて手数も落ちて、流れ変わったね。

                                                            

4R、この日の高橋君、どういうもんか、両足すぐ平行にしてしまって、

で、いとも簡単に押し込まれてしまうし、右足引き切れてないもんで、

打ち込むパンチにも力こもらなくて殆ど手打ちだし、こんなんじゃないんだけどなあ。

また、ロープに詰められてるもんなあ。

例え、打たれ込まれなくても、ああいうの印象良くないんだけどなあ。

                                                           

5R、初っ端の30秒、高橋君、こりゃヤバイって最後の攻勢かけるんだけど、

すぐにパワーダウンして、また足揃えて押し込まれてるし、

もう今日はダメって感じから抜け切れないまま終了ゴング。

                                                              

結局、49-47×2、48-47の0-3負けは仕方ないね。

高橋君、絶対いつもの彼とは違ってたね。

                                                             

                                                          

☆輪島大千君(輪島S)×長島謙吾君(角海老)……W 5R

4勝(2KO)2敗1分の東京都と、9勝(8KO)5敗2分の兵庫県。

                                                            

土屋修平さんに群がってたオネエチャン達、今度は輪島会長に取り付いてて、

とにかく有名人と見れば、なんだよね。

                                                            

1R、長島君の方がちょっとばかり上背あって、常にプレスかけ気味だね。

                                                           

1分30秒過ぎ、左相打ちっていう場面があったんだけど、

明らかに長島君の方が威力あるみたいで、輪島君、思わずヨロけてたね。

それでも輪島君得意の左フック、とっても鋭くて、普通には終わらない感じ満々。

                                                          

2R、二人とも殆どボディブロー打たない、ちょっと片寄ったボクシングで、

変わり番こに右フック交換してたけど、衝撃度は長島君が圧倒してるね。

                                                         

3R、でも、お互い、殆どクリンチのないクリーンで見易い試合でとってもいいね。

                                                          

1分20秒、南ロープ際、今度はドコン一発同士の右の相打ちになったんだけど、

この時は輪島君の直撃度の方が大きくて、長島君、思わず腰落としそうになって、

明らかに膝カックンになってしまって、この時はホント、危なかったんだわ。

宮崎君、両方とも好きらしくて、黙って見守ってたね。

                                                           

それにしても長嶋君、右打った後の返しの左がちょっと遅くて、

そこんとこ、輪島君に合わされてるって感じなんだよなあ。

とっても人懐っこいもんで、申し訳ない、自分、この試合は長島君応援なんだけど、

結構、危ない場面も多いんだよね。

                                                           

4R、輪島君も半端なボクサーじゃないもんで、ここからが勝負ってこと、

充分分かってるような攻勢に出てきて、二人、壮絶な打ち合いになって、

途中、長島君もマウスピース飛ばされてたんだけど、残り40秒ほどのとこで、

2発ほど連続して直撃させることできて、そのまま西ロープ際に追撃続けたら、

輪島君、ついに耐えきれずロープに寄っかかりながら、

ズルーッて左に傾いて崩れ落ちながらのダウン。

何とか立ち上がったんだけど、ファイティングポーズ取り切れなくてカウントアウト。

                                                           

それまで、長島君のキツイの山ほど貰ってて、ダメージ溜まってたんだよね、きっと。

2分17秒ってことだったんだけどね。

                                                           

                                                         

☆林欽貴さん(E&Jカシアス)×津田修吾君(仲里ATSUMI)

                                ………6R

6勝(5KO)1分のランク12位、中国と、7勝(4KO)10敗の滋賀県。

                                                          

関西方面のこの位の戦績の相手だと、ちょっと戦いにならないと思うけど、

っていう感じだったんだわ、実は……。

                                                         

1R、まず勢いよく攻勢かけたのは、勿論津田君の方で、

林さん、いつものようにまずユックリ様子見スタートだったんだけど、

一発貰ってから急にアグレッシブになってたなあ。

                                                           

後で聞いたら、その一発で結構頭白くなってたっていうから、分かんないもんなんだわ。

でも、とにかくそれで火付いて、直後に右ショートストレート絵にかいたような直撃で、

あとは殆ど一方的な展開で、ボディブローも相当効いてるみたいだったなあ。

                                                           

2R、津田君、早くも体グダグダになってしまって、すぐ頭下げるし、

もう限界というか、林君の仕留め時だけが問題ってなってしまったんだわ。

                                                             

3R、1分10秒過ぎ辺り、リング西側に近いとこで、久し振りに見たんだけど、

左ボディが大食い込みして、津田君、悶絶ダウン。

津田君、根性の立ち上がりだったんだけど、もう殆ど余力残してなくて、

そのまま西ロープ背に、林さんのクールな追撃に何ともすることできなくなったとこで、

レフェリーストップエンドで、2分01秒だったんだわ。

                                                           

                                                         

☆石本康隆さん(帝拳)×長井祐太さん(勝又)……B 6R

17勝(3KO)5敗のランク4位、香川県と、

25勝(16KO)6敗3分のランク9位、三重県。

                                                         

石本さん、身長172㎝って事になってるけど、絶対そんなにないよね。

ボクサー達のデータリストにある数字、殆どサバ読んでると思うなあ。

                                                          

1R、最初に石本さん、軽いんだけどいきなりの右、3発ほどクリーンヒットさせて、

それで完全に掴みはOKってことで、すっかりペース取ったみたいだね。

                                                           

ただ、長井さんだって、35戦目、勝率74%、KO率64%誇る歴戦の勇士だし、

どんなとこからも一気に試合ひっくり返す力持ってるもんで、

簡単に流れ取られるってことなくて、後半、クロス気味の右ストレート流石だったね。

                                                           

2R、長井さん、ちょっとゴリ押し系のパワーボクシングになるとこ、

石本さん、左右のショートアッパー織り込んで、攻撃の変化更に増やしてって、

工夫溢れた見栄えのいいボクシング展開してるんだわ。

                                                             

ホント、石本さん、昔と比べると巧くなったよなあ。

以前は、弱い相手には勝つけど、強いのが出てくると必ず負けるってこと多くて、

芹江匡晋さんとか、杉田純一郎さん、佐藤洋太さん、菊井徹平さん達に、

ことごとくやられてて、杉田さんと東日本の新人王決勝戦やったのがピークだったか、

って実はそう思ってて、元々アマ経験も1~2試合しかなくて、

名門帝拳では殆ど期待もされてなかったんじゃないかって思ってて、

それでもずーっとコツコツ頑張って、パンチ力殆ど無いのに、それでも踏ん張り続けて、

確か2年くらい前、和氣慎吾さんに勝ってから、何か掴んだみたいで、

自分、大好きな蔦谷貴法さんも破って、何か最近急に強くなったんだよね。

                                                           

3R、長井さんもよくプレスかけてんだけど、石本さん、下がりながらも手止めないし、

左右に廻り込みながら上手に打ち分けてるし、ロープ際で体入れ替えるの、

見てて惚れ惚れするほど巧くて、相変わらずパンチも多彩だし、

こうなると、長井さんがとっても不器用なボクサーに見えてくるんだわ。

                                                           

4R、石本さん、この日は間違いなく、自分が見た中での最高のパフォーマンスで、

あれえーっ、あのショートブロー打つ時の腕の角度とか、腰から上体のラインとか、

肩の動かし方とか、そういうの、そこはかとなく亀海さんに似てるぞおって感じで、

そういえば、担当トレーナーさん同じ人だし、

そおかあ、それで、そういう風になるのかあって感じがしたなあ。

                                                          

一方の長井さん、ここまで来ると、どっかでタイミングのいいデカイ一発当てないと、

とっても追いつかないっての自覚してるみたいで、懸命に詰め寄ってるんだけどね。

                                                         

5R、いくら一発の威力無いって言っても、あれだけ的確に当てられ続けたら、

そりゃダメージ徐々に蓄積される訳で、長井さん、ちょっとヘロヘロだぞお。

                                                              

それでも、それでも、何度も気合い入れ直して、猛然反攻かけようとしてるの見えて、

それもちょっと感動的で、なかなか素晴らしい試合、出来上がりつつあるんだよね。

                                                          

6R、半分が過ぎた頃からの二人の激闘、もう大騒ぎで、二人とも顔真っ赤だし、

長井さんの根性攻めで、石本さんも華麗なフットワーク使えなくなってたし、

それ、わざと足止めて敢えて打ち合いに臨んで行ったのかも知れないんだけど、

とにかくお互い最後まで炎の殴り合いで、これがボクシングっての見せてくれたね。

                                                          

結局、59-55、59-56、58-57の3-0で、

見た通りの石本さんの明白判定勝ちだったんだけど、

自分にとっては、スコアなんてどうでもいいって感じがしたなあ。

ホント、二人ともいい試合見せてくれてアリガトね。

                                                          

長井さん、一仕事やり遂げたって感じで、フーッて息吐きながら通り過ぎて、

石本さん、偶然近くにいたもんで、ちょっと話して、左目上に小さな絆創膏だけで、

顔の赤みも引いてて殆ど傷ついてなかったね。

思わず感想伝えたら、何か喜んでくれたみたいで……。

                                                            

                                                            

☆吉田恭輔さん(帝拳)×金子大樹さん(横浜光)……SFe 6R

8勝(5KO)1分のランク8位、福岡県と、13勝(6KO)2敗2分のランク3位、愛知県。

                                                         

席に戻ったら、すぐ後ろにワタナベ軍団座ってて、

田口さん、昨日試合したばっかだっていうのに、仲間の応援に来てて、

左目下、薄っすら内出血跡残ってたけど、他は殆どスッキリしてたけど、

あの位の顔の傷、一番女の子にモテルんだよなあ。

                                                             

正直、この試合、初めから興味そそられなくて、

多分こんな感じじゃないかって思ってたのが、そのまま再現されてて、

で、スンマセンってことで1Rだけ見て退場ってことで、

後で聞いたら、引き分け優勢で金子さんが勝ち残りだったんだってね。

                                                             

二人とも、とっても見栄えのいい体してるし、動きもいいし、気持ちも強いんだから、

もう少し何とかならないかなあって思うんだけど、

それはまあ、あくまで自分の中だけのことで……。

                                                           

                                                            

通路でフラッとしてたら、方波見さんのサポートで芹江匡晋さん来てて、

やっぱり左目、まだ激闘の跡残してたけど、

相変わらず、キレのいい涼やかな目してて、ああいう目には憧れるんだよなあ。

少し話したんだけど、こんなに小さいのに、何であんなに強いかなあって思ったな。

                                                           

                                                         

☆小池浩太さん(ワタナベ)×岩渕真也さん(草加有澤)

                              ………SL 6R

14勝(5KO)4敗のランク6位、千葉県と、

15勝(12KO)3敗のランク7位、サウスポー、埼玉県。

                                                           

1R、剛腕系とスタイリッシュ系に見える二人のボクシングの違いを一言で言えば、

それはお互いの前の手の機能に相当な差があるってことで、

小池さんの左手は、あくまで強い右を打つための準備器官みたいな感じで、

一方の岩渕さんの右手は、それだけで十分相手倒せる恐怖の武器なんだよね。

                                                          

2R、もう殆ど岩渕さんの圧倒状態で、あれだけ打たれ込んでも下がらない、

小池さんの踏ん張り、とっても凄いんだけど、最後は殆どヤバイことになってたなあ。

                                                         

3R、このまま一気にエンディングって勢いで、岩渕さん怒涛の攻め込みで、

小池さん、いよいよホントに危ないとこまで追い込まれて、南東ニュートラル近く、

ワタナベサイドからそろそろタオル投入かってとこで、

小池さん、渾身の、神の手のような右ショート直撃させたんだわ。

                                                         

岩渕さん、前から思ってるんだけど、実はとっても打たれ弱いんじゃないかっての、

それ実証されたかのような見る見るのパワー落ちで、

勿論、小池さん、千載一遇の大挽回のチャンスってことで、息吹き返す吹き返す。

                                                            

4R、それでも小池さん、ここに至るまでのダメージ半端じゃなかったし、

岩渕さん、クリーンヒットされたの一発だけだったもんで、充分回復してたし、

で、三度目かの決め倒しってことで、小池さんが少しばかり足ふらついたことに、

赤コーナー近くで、左右の重いのバスッバスッって連続打ち込み大成功で、

そしたら、小池さん、もうとっても耐えきれなくて、その場に崩れ落ちてしまって、

誰が見ても精根尽き果ててたもんで、直後にノ―カウントストップエンド。

                                                            

小池さん、あの右、もうちょっと元気溢れてた時間帯に当てることできてたら、

充分展開変わってたと思ったなあ。

この回、0分47秒だってね。

                                                         

                                                              

☆方波見吉隆さん(伴流)×麻生興一さん(角海老)……SL 6R

17勝(11KO)5敗1分のランク4位、サウスポー、東京都と、

12勝(8KO)2敗1分のランク8位、大分県。

                                                          

方波見さんの暖簾のような右手と、ミサイルみたい飛んでくる距離の長い左フックに、

麻生さんがどう対処しながら距離詰めることできるかってのがポイントで、

想像してた通り、麻生さんの寄り込み半端じゃなくて、方波見さんには近過ぎて、

終始手余してしまうような場面が多い2Rまで見終わって、

これからの微妙な主導権争いこそが、面白いとこでしょうって事なんだけど、

見ててスリルに乏しいってのも事実なもんで、ここで一時退席。

                                                           

暫く経って見に行ったら、こういうパターン絶対麻生さんのものって感じで、

あとはシブトイ判定勝ちに持ち込むの見えてきて、

方波見さん、距離取り切れなかったのが致命的で、

58-56×2、58-57の3-0で、やっぱり麻生さんの勝ち。

                                                            

それにしても、以前のワタナベジムの仲間達、角海老の連中と一緒応援してて、

彼の人柄の良さ、出てんだよなあ、ホント、いいヤツだからね。

                                                          

昨日はホント沢山のボクサー達が来てたね。

赤穂さん、金子大樹さんの応援に佐藤祐太さんと来てたんだけど、

右手首辺りにに包帯捲いてたけど、大ケガって感じじゃなくて良かったね。

                                                            

                                                           

【本日のボクサーベスト3】

                                                   

① 石本康隆さん

② 林欽貴さん

③ 長井祐太さん

(次) 長島謙吾君、一場仁志君ってことで……。

                                                                                                                 

                                                          

2011年7月 6日 (水)

後楽園ホール・7月5日

                                                        

中国、ここんとこちょっと調子に乗り過ぎな大国主義全面出しなんだけど、

最近の南シナ海、南紗諸島近辺、ベトナムやフィリピンの近くまで出張って、

余りのやり放題ってことで、いい加減にしろやって、やっとアメリカがプレスかけるね。

                                                           

                                                            

ずーっとコンプレックス引きずってたのが、何かの拍子に権力持って力み返ると、

往々にしてああいう風になりがちだっていうサンプルが、松本某ってことで、

今日の読売新聞の朝刊に “粗” “野” “卑” って言葉を使って、

品行と品性のこと書いてあったんだけど、とっても心に沁み込んだんだわ。

                                                             

                                                          

最強後楽園っていうのはね、自分、ハッキリ知らなかったもんで聞いてみたんだけど、

どういう風にメンバー募るかっていうと、ボクサー自身が手上げるんじゃなくて、

協会の方から比較的上の方のランカーからオファーかけるんだってね。

                                                           

でも、取り敢えずエントリーした後、その後、練習中のケガとか、

タイトル戦が決まったとか、ボクサー側の他の何らかの事情で辞退ってこともあって、

で、その穴埋めに急遽のエントリーがあれば追補されるけど、

今回みたいにそのまま穴開いてしまうってことが、あるんだってさ。

                                                            

                                                            

☆岩崎和雄君(ロッキー)×佐々木左之介君(ワタナベ)

                             ………M 4R

3勝(3KO)1敗の山口県と、4勝(1KO)1敗の青森県。

                                                             

佐々木君、この間ちょっと話する機会あって、ずっと気になってたもんで、

左之介っていうのは本名なのって聞いたら、違いますって笑いながら言ってたよ。

彼、8月9日、新人王トーナメント出場の予定だったもんで、

この時期に試合挟むかなあって思ってたら、どうも初戦の相手井上君棄権みたいね。

                                                             

1R、岩崎君、早いうちに片付けてしまおうっていうような、いきなりのラッシュで、

佐々木君、ちょっと体勢取り切れないうちに攻め込まれて、結構当てられてるんだわ。

                                                            

岩崎君、体ゴッツイし、パンチ重いもんで、こりゃヤバイって感じだったんだけど、

佐々木君の踏ん張り、尋常じゃなくて、見た目以上のタフネスみたいで、

怒涛の先制攻撃凌いでから、一気の逆襲に出たんだわ。

                                                         

岩崎君、万振り大フック中心の太く短い途切れ途切れの攻撃しかできくて、

その間隙縫って、ホントはもっと内側から攻めるといいんだけど、

とにかく、一方的なことになりそうなとこ、佐々木君、見事防いだんだわ。

                                                             

2R、佐々木君、見ての通り、まだまだ腕振り雑だし、ディフェンスも危なっかしいけど、

気持ちの強さとスタミナ、比類ないものあって、1分半頃から猛然スパートで、

最後は、岩崎君、ちょっと危ないとこまで追い込まれてたなあ。

                                                         

3R、岩崎君、気持ち立て直して、またもや開始早々から攻め込むんだけど、

やっぱり、それ1分ほどしか続かなくて、顔面大分赤く腫れてきてるし、

相当消耗進んでるみたいで、その後は一方的に攻め込まれてしまって、

結局1分57秒、もうどうにもなりそうになくなったとこで、レフェリーストップ。

                                                            

佐々木君、思いの外KO率低くて、やっぱり打ち方に改良点あるんだけど、

打たれ強いし、あの無尽蔵のスタミナ、ホント、凄いんだわ。

                                                           

                                                       

☆鈴木翔君(角海老)×田村瑞樹君(ドリーム)……LF 4R

7勝3敗1分の埼玉県と、4勝3敗の東京都。

                                                           

すぐ近くに、東上剛司さんとか中嶋孝文さん、藤原陽介さん達詰めかけてて、

ヤアヤアって挨拶した後、始まったんだけど、

田村さん、直近の試合、何かタル―イ内容だったもんで、

あんなんだと鈴木君に圧倒されるんじゃないかって見てたんだけど、

これがまあ、別人のようなパフォーマンスで、彼、ホント、気まぐれというか……。

                                                            

1R、田村君、いきなり積極的な仕掛け攻撃で、とにかくガード固めて距離詰めて、

左右フック、力込めて振り回してるんだけど、それ結構な直撃率で、

そりゃ、それほど物凄いパンチ力ある訳ではないんだけど、

鈴木君の顔面、すぐ赤く染まって来たんだわ。

                                                           

スピードとかテクニックとか、ホントは鈴木君、圧倒なんだけど、

気圧されてるっていうか、ちょっと簡単に貰い過ぎでもあるんだよなあ。

                                                         

2R、田村君、相手に合わせて戦法考えるっていうより、

取り敢えず、この日は自分のボクシングやり通すって決めてるみたいで、

とにかく、先回と比較できないほど、自信満ち溢れてるんだわ。

                                                           

一方の鈴木君、スタイリッシュさでは頭抜けてるボクサーなんだけど、

田村君のガムシャラさの前に、なんかひ弱さのようなモノが拭えないんんだよなあ。

                                                          

3R、飛ばし過ぎなんじゃないの、最後まで大丈夫なのって感じもあったんだけど、

田村君、全く勢い落ちなくて、このラウンドもシッカリポイント取ってたなあ。

                                                            

4R、ポイント的には田村君優位が動かないもんで、

鈴木君、ここら辺りで一発デカイの当てないと間に合わなくなるんだけど、

残念ながらいまだにKO勝ちってのが無くて、元々必殺パンチがある方じゃないし、

ちょっと攻め込んではすぐ様子見るっていう良くない癖もあるし、

キレいいカウンター持ってることもあって、ちょっと待ち過ぎなとこもあるんだけど、

そういう悪いとこ、この日は全部出てしまって、顔も大分腫れてきてしまったなあ。

                                                        

5R、パンチの軌道とか、どう見ても圧倒的に鈴木君の方が魅力的なんだけど、

どっちかって言うと少しギコチナイ感じの田村君のパンチなんだけど、

結構、変なタイミングで飛んでくるし、当て勘もいいもんで、思いの外当たるんだわ。

                                                             

それに、打たれてもすぐ打ち返すし、常に前へ前へをやり通してたし、

田村君、自分見た中で、多分最高の試合が出来たんじゃないかな。

                                                            

鈴木君の劇的ショット不発に終わって、結局、49-47、48-47×2の3-0で、

田村君の判定勝ちだったんだけど、1ポイント以上の差はあったと思ったな。

それにしても鈴木君、ガムシャラ爆発次は見せてよね。

                                                           

                                                          

☆鎌内良太君(国分寺S)×平龍太郎君(石神井S)……F 5R

4勝(2KO)2敗1分の東京都と、6勝(3KO)1敗1分の鹿児島県。                                                           

                                                                 

1R、まず先手取ったのは平君で、前半気持ちよさそうに攻め込んでたんだけど、

西ロープ際で鎌内君の左カウンター喰らってから、ちょっと慎重になったかな。

                                                         

その鎌内君、一気に攻勢かけるかと思ってたら、カウンターに自信持ってるせいか、

それ主体でやりたがってるような様子見だったもんでちょっと意外だったなあ。

                                                          

2R、鎌内君、とっても目がいいとは思うんだけど、もっと自分から行かなくちゃダメで、

攻撃スタイルがシンプル過ぎて、あれじゃ平君に見切られてしまうんじゃないかなあ。

軸もシッカリしてるし、腕の振りも鋭いし、勿体ないんだよなあ。

                                                         

3R、ラウンド当初、ポイント取ってたのは鎌内君だったんだけど、

平君に右引っかけられて、なんか躓くようになってしまって、

倒れはしなかったんだけど、グローブがリングこすってしまってダウン宣告。                                                      

殆どダメージは無かったんだけど、両者にとって大きなポイントだったよなあ。

                                                           

4R、ボクシング全体のレベルは鎌内君の方が上なんじゃないかって見えるんだけど、

とにかく出遅れっていうか、仕掛けが後手後手で、ホント、勿体ないの一言なんだわ。

                                                           

5R、平君の顔面もかなり赤くなって来てるし、息も上がって来てるし、

鎌内君、ここから倒すボクシングが出来るかってことだったんだけど、

相当いいのを貰いながらも、平君、最後まで踏ん張り通して、

結局、48-46×2、48-47の3-0で、平君の妥当判定根性勝ち。

                                                          

                                                          

☆古谷裕樹君(F赤羽)×渡辺健一君(ドリーム)……SF 5R

6勝(2KO)4敗の秋田県と、4勝(2KO)1敗1分の東京都。

                                                         

古谷君、いつもとっても片寄った試合するボクサーなもんで、

今日はどうかなって見てたんだけど、やっぱり頭突っ込み、組み合い系ボクシングで、

こうなると、渡辺君が嫌気ささないかどうかだけが、勝負の分かれ目なんだけど、

そういうのは全く興味無いもんで、席外したんだわさ。

                                                          

                                                           

すぐ近くに大特急でシャワー浴びて仲間の応援に駆け付けた田村君がいたもんで、

ちょっとだけ話したんだけど、右目下だけチョット傷で、あとはスッキリした顔してて、

やりたいことやり通せたって感じの清々しい顔してたなあ。

                                                            

                                                           

で、この試合の方は、やっぱりズルズル、ガチャガチャ最後までやったみたいで、

50-45、50-46、50-47なんて、一通みたいなスコアで、

渡辺君、我慢し切って、自分らしさ通したみたいだね。

                                                            

赤コーナーに対して、ちゃんとしたボクシング教えてやれよって声飛んでたけど、

ああいう風に言われるの、本人もトレーナー辛いだろなあ。

ボクサーごとにボクシングがある訳だし、別にルール違反でもないし、

好きじゃないなら見なけりゃいい訳で、またあの常連面チビジジイだぜよ。

                                                          

                                                       

☆中島聖規君(マナベ)×松山真虎君(ワタナベ)……B 5R

5勝(4KO)2敗の東京都と、5勝(3KO)3敗の鹿児島県。

                                                            

中島君、2年振りくらいじゃないかなあ、で、お帰りなさいってことで……。

                                                       

1R、終始プレスかけて先仕掛けしてるのは、圧倒松山君で、

中島君、久し振りのせいか、動き鈍いし、バランスもとっても良くないんだわ。

それでも終了間近、ちょとだけ攻勢かけて一方的になるの何とか食い止めてたね。

                                                           

2R、中島君、左目バッティングカットしてから調子出てきたみたいで、

1分過ぎから猛然ラッシュかけて、あわやってとこまで松山君追い込んで、

もう少し、早い回転でパンチ打てればストップまで行けそうだったのにね。

                                                           

3R~4R、二人とも、ラウンド進むにつれ、何かグズグズになってしまって、

軸グダグダの軟体動物みたいだし、体力は十分過ぎるくらいありそうなのに、

殴り合いじゃなくて押し合いの方に力使ってしまってて、

これ勝てば、どっちかA級昇格だってのに、とてもそんな風に見え難くて、

変な意味でシッカリ噛み合ってしまった感じなんだわ。

                                                             

それでも、中島君のパンチ、ああ見えても実はとってもパワーあって、

迂闊に被弾すると見た目以上のダメージ残るもんで、

松山君、徐々に疲弊していってしまったんだよね。

                                                          

5R、ここに至って、二人の消耗度に随分差が出てしまって、

結局、1分29秒、松山君、南側ロープにもたれてヘロヘロになってしまったとこで、

レフェリーストップエンド。

                                                         

                                                            

☆大橋建典君(角海老)×柏原広君(ヨネクラ)……SB 5R

6勝(4KO)1敗の東京都と、6勝(2KO)9敗2分の広島県。

                                                           

決して巧いって訳じゃないんだけど、気持ち溢れた分かり易いボクシングするもんで、

大橋君、いつも楽しみにしてるんだよね。

                                                          

1R、上背もリーチも圧倒有利なのは柏原君なんだけど、

大橋君、まず慎重な様子見からってことしない即決型なもんで、

いきなり突っ込んでったとこ、それ、始まって14秒ってとこだったんだけど、

出会い頭に、相手の右フック直撃されて、いきなりのダウン。

                                                          

ただそれ、フラッシュって感じで、殆どダメージ残してなくて、

直後の柏原君の追撃も超甘だったもんで、大事に至らなかったんだけど、

初っ端から、ダウンはダウン。

                                                               

2R、大橋君、当然の如く、大挽回大作戦って感じで、

ただそれ、猛然と殴りかかるってだけなんだけど、

とにかくゴング鳴った途端からの気持ちいいほどのフル回転で、

相打ち覚悟のパンチ力勝負に持ち込んで、始まって50秒ほどのとこで、

ドカンドカンブチ当てて、南東ニュートラル近くで、気迫の取り返しダウンゲット。

                                                            

柏原君、何とか立ち上がってファイティングポーズ取ったんだけど、

目が直ってなかったみたいで、そのままカウントアウトエンド。

                                                            

アハハハハ、大橋君、また見せてくれたね、大騒動トラブルボクシング。

                                                           

それにしても、柏原君、あの時一気に行ききれないようなとこが、

そういうちょっと消極的なとこが、戦績に出てる感じだったなあ。

                                                             

                                                           

☆高橋謙太君(協栄)×小野田昌史君(ワタナベ)……Fe 5R

7勝(2KO)4敗のサウスポー、広島県と、6勝(4KO)3敗1分の東京都。

                                                              

高橋君は去年の新人王トーナメントでコーチ義人君には負けたけど、

佐々木洵樹君を下した岩崎悠輝君に3-0勝ちしてるし、

小野田君の方も東日本の決勝戦で関豪介さんに惜敗した好ファイターなんだよね。

                                                        

1R、高橋君、相手の打ち終わりに左合わせるのがとっても巧くて、

っていうより、小野田君、ちょっとそれ見えてないんじゃないかってほど、

何発も貰ってしまって、最後あと残り1秒か2秒ってとこで、

とってもキレのいいのを打ち込まれてしまって、不本意ダウンだったんだわ。

                                                          

2R、小野田君、そこそこダメージ残ってるみたいだったし、

当然のごとく、高橋君の鬼の追撃だったもんで、もう殆ど危ないってとこまで、

ホント、寸前のとこまで追い詰められたんだけど、ここからの小野田君の頑張り凄くて、

反対に一気に詰め寄る場面演出して、半端じゃないとこ見せつけたんだわ。

                                                            

3R、高橋君の決定力不足と、小野田君の踏ん張り直しが重なって来たもんで、

お互い可能性秘めた勝負は一気に混沌としてきたんだけど、

それまでの小野田君の被弾数、半端じゃなかったもんで、

1分過ぎから徐々に勢いの差ハッキリ浮き出てしまって、

結局、1分49秒、小野田さん、ちょっとヘロヘロになったとこで、セコンドタオル。

                                                            

あれ、英断だったよね。

乗り越えれば倒し返すチャンスもあったと思うけど、

あの時点では、ホント危なかったからね。

高橋君の追撃不足っていうより、小野田君の踏ん張りが印象に残ったね。

                                                             

                                                              

☆木村悠さん(帝拳)×瀬川正義さん(横浜光)……LF 6R

8勝(1KO)1敗1分のランク6位、千葉県と、

19勝(8KO)3敗1分のランク7位、サウスポー、岩手県。

                                                           

地味な試合になるんじゃないかって思ってたら、ホント、その通りで、

見ててワクワクするようなことは全く無かったなあ。

                                                             

そもそもこの日の瀬川さん、絶対どっかおかしくて、そこそこいい振りしてんだけど、

全く、全然、からっきし当て勘悪くて、これまで色んな強豪達との試合こなしてるし、

それでも何とかするんじゃないかって見てたんだけど、最後まで燃焼不良で、

ひたすら真面目にコツコツ攻めてくる木村さんに、終始苦戦しまくりなんだわ。

                                                         

木村さんも、1~2発当てたら、はいクリンチですってのが多くて、

ブチブチ切れっ放しが延々で、詰まんなくて、それほど真剣に見てなかったんだけど、

顔面だけ見てると、木村さんの方がダメージ受けてるみたいだったから、

瀬川さんの僅差判定勝ちなのかなあって思ってたら、

59-56、58-57×2の3-0で、木村さんだってね。

妥当なスコアだったのか、今日誰かに確認してみようかな。

                                                             

                                                           

☆久田哲也さん(ハラダ)×田口良一さん(ワタナベ)……LF 6R

18勝(9KO)4敗のランク3位、大阪府と、14勝(6KO)1敗のランク2位、東京都。

                                                              

申し訳ないけど、昨日は田口さんの方に、何としても勝ってねってことで、

廊下ですれ違っても目配せだけにして、

試合前のボクサーには絶対話しかけないってのが、自分だけのジンクスなもんでね。

                                                            

1R、思ってた通り、久田さんの方が10㎝ほど背低いんだけど、

距離詰め鋭いし、振りも力こもっててタイトだし、いきなりの大フックも危険度満々。

                                                            

田口さん、目がいいもんだから結構危険な距離に平気で立つんだけど、

自分としては、足使うか左ジャブ、バンバン打って、間隔取って欲しいんだよなあ。

                                                              

2R、久田さん、ディフェンスもとっても良くて、グローブ固めながらの前進で、

距離詰まると細かいストロークで左右フック連打するのとっても巧いんだよなあ。

                                                        

3R、田口さん、相手の詰め寄り避けるのに、ジャブ多発するよりは、

足使うって決めたみたいで、素早い出入り巧いこと繰り返して、

ショートアッパーなんか、気持ちのいいほどの打ち込みで、すっかりペース戻して、

久田さんが急に不器用なインファイターに見えてきたもんなあ。

                                                             

それにつれ、久田さんのパンチが届きにくい場面増えてったし、

田口さんの遠いとこからの距離の長い左右ボディ、バスンバスン音立ててたね。

                                                           

4R、久田さんの攻撃が単調化するにつれ、田口さん、抜群のパフォーマンスで、

コンビネーション圧倒してて、サウスポーチェンジからの左ストレートとか、

右ショートアッパーとか、左右のロングボディとか、まるで技のデパートの華やかさで、

金城智哉さんとか佐藤洋輝さんとかも、嬉しそうにニッカニカして見てたもんなあ。

                                                            

5R、イマジネイティブなボクシングと、武士道的なボクシングの凌ぎ合いって感じで、

見た目の派手さで田口さんの方に目が行きがちになるんだけど、

久田さんも、あくまで一本気なボクシング押し通そうとして、

正面からのとっても好感持てる頑張り方で、心ん中熱くなったなあ。

                                                           

6R、ここは倒しに行かなければ負けるって、久田さん、充分分かった攻め方で、

凄い詰め寄り更にカサにかけて、最後の最後まで必死の追い込みかけて、

左目バッティングカットするほど前へ前へで、歯食いしばってたもんね。

                                                         

それに対する田口さんも、足使って軽く逃げても必勝なんだけど、

あんな可愛い顔してんのに、とにかく殴り合いが大好きって性格なもんで、

終了ゴング鳴るまで、ビッチリ緊張感漂った、とってもいい試合だったんだわ。

                                                          

結局、59-56、58-56×2の3-0で、勿論田口さんだったんだけど、

大阪からの応援団含めて、みんな大満足の6ラウンドだったね。

                                                          

                                                          

☆杉田純一郎さん(ヨネクラ)×帝里木下さん(千里馬神戸)

                             ………SF 6R

15勝(7KO)5敗のランク8位、新潟県と、

12勝(3KO)0敗のランク9位、サウスポー、大阪府。

                                                             

さあいよいよ、興奮引きずった流れでファイナル突入ってことだったんだけど、

これがまあ、何とも詰まんない試合で、何か別の格闘技みたいで、

自分都合で2~3発打ったら、後はひたすら抱き合うってが繰り返されて、

帝里さんの被せ打つような右大振りフックが鍵なのかなあって、

セコンドからの指示もハングルなんだあってのが面白かっただけで、

ただガツガツ当たりまくって、いきなりバッティングカットだし、

1R終わって早々に退散ですわ。

                                                            

それにしても杉田さん、白石豊土さんの時もそうだったけど、

ガツガツ来る相手に、ひたすらガツガツ対抗するだけの闘牛ボクシングで、

彼くらいのテクニックあれば、他に何か算段ありそうだと思うんだけど、

いっつもブツカリ稽古みたいになってしまうんだよなあ。

                                                           

後で聞いたら、59-57、58-57×2の3-0で、帝里さんだってね。

                                                            

                                                          

宮崎くーん、昨日は来なかったんですかあ?

先日の試合の相手のジムの関係者の方も、

君の応援の声が聞こえないなあって、言ってましたよお。

                                                       

2011年7月 5日 (火)

後楽園ホール・7月4日

                                                      

チビと縞次郎って呼んでた野良猫、とっても人懐こくて、平気で抱かれてたんだけど、

ある日突然二匹とも姿消してしまって、近所の全てがネコ好きってことでもないし、

保健所に通報された結果じゃないかって、自分思ったもんで、

最近やって来る野良一家5匹には、必要以上に近付かないようにしてるんだよね。

                                                            

まだ生後1ヶ月ちょっとの子猫3匹と両親、ここんとこ毎朝必ずやって来て、

こっちがミルクとか食事出すまで、玄関前でゴロゴロしてるんだよね。

                                                          

だけど、それ以上に人慣れしないように気を付けてて、

今のとこ、距離1mくらいになると、フーッって威嚇してくるもんで、

オオオオ、その調子って感じなんだよね。

                                                        

                                                       

昨日は、オール新人王トーナメントの準々決勝戦ってことで……。

                                                            

                                                             

☆青山功君(セレス)×西村剛君(金子)……F

3勝(1KO)1敗の22才・千葉県と、2勝(1KO)1敗の22才・長崎県。

                                                            

1R、1分過ぎ頃から二人のフィジカルとパンチ力の差が目立ち始めて、

西村君、ちょっと行きにくくなってるし、手数も落ちてしまってるね。

                                                            

青山君、早くも試合の全体をコントロールしてるんだわ。

                                                            

2R、パワーの違いが更に顕著になってきたし、

西村君、ディフェンスにも問題あって、結構な数の直撃弾貰ってんだわ。

                                                           

3R、セコンドの指示か、この回から西村君、距離取ったらヤバイって感じで、

間隔詰め詰め作戦に転じて、何とか生き残りから反転攻勢目指すんだけど、

一気の挽回ままならず、二人とも接近戦は上手じゃなさそうで、ちょっとグズグズ。

                                                           

4R、より多くの有効打貰ってるのは相変わらず西村君の方で、

最後まで持つのかって感じだったんだけど、彼、気持ちは強いの持ってるみたいで、

決して下がらなかったし、諦めなかったんだけど、

ただアピールするようなパンチには恵まれなかったなあ。

                                                           

で、結局、40-37×2、40-38の3-0っていうのは仕方なくて、青山君勝ち抜け。

                                                            

                                                         

☆鈴木辰也君(山龍)×中山和幸君(角海老)……F

2勝(1KO)1敗のサウスポー、23才・神奈川県と、2勝1敗の27才・東京都。

                                                           

中山君、東京出身なのに、トランクスに “ザビエル” とか “種子島” とかあるんだわ。

                                                           

1R、鈴木君、殆ど前振りのない、いきなりのフルショットボクシングなんだけど、

それ、結構力こもってるもんで、中山君、ちょっと入りにくそうにしてるなあ。

                                                          

2R、中山君、少し体こなれてきたみたいで、鈴木君の攻撃、単調で雑なとこ突いて、

何とかなりそうな雰囲気あったんだけど、いい攻撃が出来た時のあと一歩の追撃、

でききれなくて、ポイント奪取ってとこまで届いてないんだよなあ。

                                                          

3R、中山君、またちょっと行ききれなくなって、相手に振り出しの機会与え過ぎで、

また1Rと同じ様な展開に戻ってしまって……。

                                                            

4R、二人とも、攻守に一段落入り過ぎで、追撃不足だし、

打ち込まれてからの即反撃もないし、残念ながら低調なままの終了ゴング。

                                                             

結局、39-37、39-38×2の3-0で、鈴木君の勝ち抜けは妥当だったね。

                                                          

今年、このクラス、去年と比較しても正直全体に層薄いもんで、

もう誰にでもチャンスあると思うんだよね。

                                                           

                                                            

☆松尾実君(MT)×鈴木鹿平君(E&Jカシアス)……SB

3勝(1KO)0敗の26才・福岡県と、4勝(2KO)2敗1分の21才・宮城県。

                                                             

1R、鈴木君、去年に続いての挑戦で、大分逞しくなった印象なんだけど、

やっぱり、ちょっと、腕が体から離れ過ぎるようなとこあるんだよね。

                                                       

始まって30秒過ぎ辺り、リング中央ちょっと北寄りのとこで、

距離詰まって、二人、ガツガツってショートの連打が交差した刹那、

相手の打ち終わりに、松尾君、とってもタイミングのいい右ショートフック打ち込んで、

そしたら、鈴木君、思わず右膝着いてしまって、って思ったらそのまま崩れ落ちて、

何か途端に意識飛んでしまったみたいで、カウントしないままの即ストップ。

                                                               

2分30秒ってことだったんだけど、なかなかキレのいいパンチだったなあ。

松尾君、準決勝戦は多分、サウスポーの荻野裕太君が相手だと思うんだけど、

彼もキレのいいの打つから、面白くなると思うんだよね。

                                                           

                                                             

☆宿利雄太君(セレス)×岩崎悠輝君(新開)……SB

2勝1敗の23才・大分県と、4勝(1KO)1敗の23才・新潟県。

                                                           

岩崎君のセコンドに三枝建二さん混じってたね。

                                                            

1R、圧倒優勝候補の岩崎君、去年は佐々木洵樹君をきわどく破って、

高橋謙太君に残念判定負けしたんだけど、この日は、ちょっと攻めが雑な感じ。

                                                             

一方の宿利君、距離取られ過ぎるの嫌がって、やたら接近戦に持ち込もうとしてるね。

                                                         

2R、岩崎君、宿利君の前がかりボクシングに左目上バッティングカットしたんだけど、

右クロスのいいのを2発、綺麗に打ち込んでたね。

ただ、宿利君も接近してからのショート連打、威力十分で、なかなかのモノなんだわ。

                                                          

3R、宿利君、顔面かなり赤くなってるし、右目下も大分腫れてきたなあ。

で、残り30秒、北西ニュートラル付近で、力強い右フック、大直撃ではなかったけど、

岩崎君打ち込んだら、宿利君、思わずヨロケテしまって、横倒れみたいにダウン。

ただ、ダウン宣告と直後の追撃とが重なって、岩崎君、ちょっとヤバかったね。

                                                             

4R、さあここから一気に勝負に出るかと思ったら、岩崎君、なんか見過ぎ待ち過ぎで、

気持ちの強い宿利君の必死の挽回許すようになってしまって、

そう言えばこの日の岩崎君、全体に緩んでるっていうか、メリハリ感無かったし、

何か休み休みって感じ最後まで抜けきらなくて、試合間隔空き過ぎたせいかなあ。

                                                            

ダウンゲットあったもんで、39-36、38-37、37-38の2-1で、

とにかくの辛勝だったんだけど、こんな感じだと、次の準決勝戦、

在塚太一郎君が来ようと、源大輝君になろうと、どっちにもヤバイと思ったんだよね。

                                                           

岩崎君、アマ経験あるんだけど、実は16勝15敗ってとっても平凡な戦績なんだけど、

そういうのが浮き出てしまったような、ホント、残念な内容だったなあ。

本気でやれば、こんなもんじゃないと思ってるんだけどね。

                                                                                                                      

それにしても宿利君、伊波真君を3-0に下したのはフロックじゃなくて、

ダウン喰らったとこからの大反攻、見所充分でいい根性してんだわ。

                                                          

                                                          

☆遠藤健太君(宮田)×中川伸広君(渡嘉敷)……L

3勝(3KO)1敗の24才・東京都と、2勝(1KO)1敗2分の29才・新潟県。

                                                            

1R、恐ろしく荒っぽいというか雑な二人なんだけど、

1分半頃、遠藤君、右のバカデッカイのを直撃させたら、

中川君、気持ちが目の色に出てしまって、何か圧倒されてる感漂ってるんだわ。

                                                             

ところが残り1分、今度は中川君、右の万振りフック、大直撃させたんだけど、

そしたら遠藤君、露骨に頭にきたみたいで、

お互い、大ブン殴り大会、KO以外ないですボクシングに突入してしまったんだわ。

                                                            

2R、二人とも、余りにものヤケクソボクシングなもんで、

ちょっと、これはって感じで休憩タイムゲット。

                                                             

後で聞いたら、39-38×2、38-39の2-1で、中川君だってね。

中川君、次は横山雄一君となんだけど、直近の試合、デキ最悪だったんだけど、

多分立て直してくると思うから、そうなるとちょっとシンドイと思うけどね。

                                                           

                                                          

☆本間愛登君(帝拳)×大久保大騎君(E&Jカシアス)……L

2勝(1KO)1敗の25才・新潟県と、4勝(4KO)1敗の25才・神奈川県。

                                                           

1R、二人の左手の使い方には随分と差があって、

本間君、左ジャブ、ただ出してるだけって感じで、力もこもってないし、

当て勘も良くないし、右打つタイミング取るだけみたいなんだよね。

                                                            

それに対し大久保君、絶対の優勝候補に恥じない左手の名手で、

ジャブにしろ、フックにしろ、とっても当て勘いいし、威力に満ちてんだよね。

圧巻の左ボディ含めて、とっても見栄えのいいコンビネーションで圧倒してるね。

                                                            

2R、大久保君もそうなんだけど、本間君も再挑戦組みで、

去年は1回戦敗退だったんだけど、1年経って1階級上げてとっても逞しくなってて、

今年はハッキリ近距離勝負って感じで、ロングレンジの精度今一つのままなんだけど、

距離詰まったとこからのショートフック、もうとっても自信と威力満々なんだわ。

                                                          

大久保君、一時はハッキリ詰められっ放しになってるし、

分かってるのかも知れないけど、それは相手の距離だぞお。

                                                            

3R、本間君、やたらめったら左ボディ打ち込まれるもんで、

とっても辛そうに口開けながらだし、バッティングで鼻の辺りキズ負ってるし、

打ち分けられて顔面も腫れてきてるし、大丈夫かあって感じだったんだけど、

ふと見れば、大久保君の方も、左目周辺もかなり腫れ上がってて、

残り1分のとこで、ドクターチェック受けるほどなんだよなあ。

                                                           

4R、自分の中では、それでも1Pほど大久保君かなあって見てたんだけど、

内藤会長は、大久保、倒しに行けって激飛ばしてて、

大久保君もそれに応えて、ガンガン行くんだけど、

相当キツイの何発も打ち込まれながらも本間君、異常な踏ん張りなんだわ。

                                                           

で、僅かな攻め時見失うことなくの一気攻め、南東ニュートラルに一気詰めで、

見る見る腫れ増してった大久保君の左顔面に続けて二発ほど右打ち込んだとこで、

ちょっと早すぎじゃないか、一度ドクターチェック後でいいんじゃないかとも思えたけど、

とにかく、そこがレフェリーストップのタイミングだったんだわ。

                                                           

内藤会長、次の試合始まるまでサブインスペクターへの抗議止まらなかったなあ。

大久保君、距離間違ったのが全てだって、自分、思ったんだけどね。

いずれにしても今回、予想外れっぱなしなんだよなあ。

                                                            

                                                            

☆熊岡雄輝君(ワタナベ)×成田陽介君(小熊)……SL

1勝(1KO)0敗の26才・東京都と、3勝(1KO)5敗2分の35才・青森県。

                                                          

1R、よりケンカ腰の目付きしてたのは熊岡君で、とにかく行くんだわ。

成田君、とっても分かり易いワンツー一本槍って感じ。

                                                         

ちょっと西側のとこで、バスバスってパンチ交換された時、

熊岡君のマウスピース、飛ばされてしまったんだけど、レフェリー全く気付かないで、

ジャッジが伝えようとしてるのにそれにも気付かないで、そのままラウンド終了。

                                                            

2R、成田君、徐々に感じ出てきたか、結構分かり易い右ストレートなんだけど、

結構直撃させることできて、熊岡君、明らかに戸惑い表情浮き出てきてしまって、

一気の消耗進んだみたいで、成田君、当然のように益々元気って事で、

結局この回2分04秒、全くの一方的になったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                          

                                                            

☆坂本健介君(ヨネクラ)×坂本徳臣君(シャイアン山本)……W

1勝(1KO)1敗の24才・熊本県と、2勝(1KO)1敗1分の31才・東京都。

                                                            

1R、坂本対決なんだけど、二人とも初めっから超ハイテンションのガッチャガチャで、

とにかく荒っぽい攻防から始ったんだけど、

1分半頃、リング中央、徳臣君の右フック貰ってしまって、健介君、グラッとなって、

徳臣君、そこ逃さず、一気の攻め込みでまたもやの右フックでダウンゲット。

                                                          

健介君、何とか立ち上がりはしたんだけど、直後、再々の右もはや避ける事もできず、

反撃できる体勢にも見えなくなったとこで、レフェリーストップ。

1分45秒ってことで……。

                                                        

                                                           

☆森戸拓哉君(ヨネクラ)×小林和輝君(角海老)……W

1勝1敗の28才・栃木県と、1勝1敗の20才・埼玉県。

1R、結構危なそうな二人の、いきなり危なそうな殴り合いから始ったんだけど、

始まって23秒、ドコドコの殴り合いの結果、直撃喰らったのは小林君の方で、

南側ロープ際に明らかに相当なダメージ負って倒れ込んでしまったんだわ。

                                                            

まだ始まったばっかで、充分2分以上あるし、こりゃヤバイなって感じだったんだけど、

とにかく、森戸君の追撃、雑々なもんで、小林君、何とか生還したんだわ。

                                                             

2R、それでもやっぱりダメージ尾を引いてて、この回持つかってとこだったんだけど、

小林君、踏ん張る踏ん張るで、却って攻め込む場面も作りだしてるんだわ。

あそこで決着付けられないようだと、森戸君、問題大きいと思うけどなあ。

                                                              

3R~4R、森戸君の倒しきれないままの、小林君の超踏ん張りボクシングは、

そのまま最後まで続いて、結局40-36×3で、森戸君完封勝ち。                                                      

でもね、そんな感じだと、次の桜田卓巨君にはシンドイ目に遭わされると思うなあ。

                                                           

小林君、技術的には色々まだまだなんだけど、全体のレベル上げるって他にも、

とにかくなんか必殺決めパンチを身に付けるっていう方向、どうかなあ。

気持ちの強さ、あんだけあるんだから、なんか一個必殺技あるといいよね。

                                                           

                                                            

☆旭昇君(ヨネクラ)×イベリコ・ユン君(鉄拳8)……M

3勝(3KO)2敗1分の31才・神奈川県と、2勝(2KO)2敗2分の35才・東京都。

                                                          

ミドル級なもんで、勿論それほどの速さとか手数は期待できなくて、

何となく、旭昇山×イベリコユン之山って感じなんだわ。

                                                            

1R、シッカリ体できてんのは旭君で、ユン君、動くと体全体に脂肪のさざ波が走る。

                                                           

二人とも大男の割に慎重で、距離詰まらないと何もできないとこあって、

前半は旭君、後半はユン君って感じで、ちょっと退屈なラウンドがスタート。

                                                           

2R、1分04秒、旭君、少し詰められてとこからの返しの左フック打ち込んで、

ユン君からダウンゲットしたんだけど、その後の詰め全く甘くて、

もっと積極的に行けばいいのに、まだ2分もあるのに、

そう考えても、あそこは一気でしょって感じ残したまま終了ゴング。

                                                          

3R、旭君、鋭いタイトな振りしてんだけど、試合運びというか、

試合の作り方が巧くなくて、何かが充填されないと攻撃できないみたいなんだよね。

                                                           

4R、それでも流れは圧倒旭君っていう状況、全く動くべくも無いまま、

ダラダラのままの最終回で、結局、ユン君の挽回、全く見えなくなったとこで、

青コーナーサイドからタオル投入されたんだけど、小さなタオルでね、

それヒラヒラ舞って、何とレフェリーの頭に載ったとこでストップエンドって、

なんだか最後まで、ちょっと間の抜けた試合だったなあ。

                                                            

                                                            

                                                           

昨日は、6時始りだったんだけど、棄権で2試合減ってたし、

2Rまでの決着が3試合あったもんで、9時前に終わったんだよね。

                                                           

久し振りに、親父お薦めのラーメンが全くマズイ中華屋で冷やし中華食べたんだけど、

こっちは相変わらず飛びきり旨くて、全然訳分かんないんだよね。

                                                          

2011年7月 3日 (日)

後楽園ホール・7月2日

                                                       

あるボクサーがつい最近、またメキシコに旅立ったんだけどね。

彼、先回初訪の時、食あたり(水あたり?)して体調壊したにもかかわらず、

最初の試合、頑張って、頑張って、アウェーにもかかわらず判定勝ちしたんだけど、

当初の対戦者が犯罪に巻き込まれてしまっての急遽のメンバーチェンジだったし、

二戦目の相手は直前に二転三転した経緯の末、前日計量の時も来なくて、

それでも何とかするからって、で、当日やっぱダメだわってことになって、

結局、試合流れてしまって、何とか違約ファイトマネーは貰ったんだけど、

プロモーターによっては交通費だけってこともあるんだってさ。

凄いよねえ、メキシコってのは……、日本じゃとっても考えられないもんねえ。

                                                         

でもね、そういうおおらかさというか、ある意味のいい加減さっていうの、

実は、昔っからそれほど嫌いじゃなくて、自分、そういうタル―イ性格のせいか、

今回のJBCのゴタゴタに対する反応も、ユルユルなんだと思うんだよね。

                                                          

知人が、お前、あっちこっちでボッコボコだぞって知らせてくれたんだけど、

そりゃそうだろうなって思うし、仕方ないって思ってるんだよね。

                                                          

                                                           

昨日はダイヤモンドグローブだったもんで、パンフに生年月日ナシってことで……。 

初めの二試合は結果だけで、ゴメンです。

                                                                                                                                                                            

☆小野平祐君(帝拳)×杉山令耕君(岐阜ヨコゼキ)

                          ………SB 4R

0勝1敗の大分県と、デビュー戦の岐阜県。

                                                          

1R 1分05秒、小野君のTKO勝ち。 

                                                         

                                                                                                         

☆関和也君(帝拳)×望月翼君(横浜光)……Fe 4R

3勝(1KO)2敗の群馬県と、3勝(1KO)2敗の神奈川県。

                                                           

0-2で、望月君の判定勝ち。

                                                           

                                                         

☆横山雄一君(帝拳)×石井孝典君(新田)……L 4R

5勝(5KO)1敗の東京都と、1勝2敗の神奈川県。

                                                             

この試合と、次のが新人王トーナメントの予選。

                                                           

横山君、3人の優勝候補の中の一人で、先回の試合にも2RKO勝ちしてるし、

一方の石井君、相手棄権の勝ち上がりでもあるし、ここは横山君の圧勝かと……。

                                                         

1R、石井君、気遅れするかと思ってたら、怖がらないでガンガン行くんだわ。

                                                           

横山君、一発の威力では明らかに上回ってるんだけど、

どうしたもんか、この日は攻守ともに、なんかとっても雑っていう印象なんだよなあ。

                                                            

2R、石井君、乱打戦に持ち込まれると、やっぱりキツくて、

同じ被弾数だと、ダメージの差がデカイんだよなあ。

                                                           

それにしても横山君、手出さない時がハッキリ分かってしまって、

今は打ちませんよおって感じで、そこんとこ石井君、結構いいのを打ち込んでるよ。

                                                           

3R、石井君、直撃被弾数はそれほどじゃないんだけど、

それでも横山君の一発一発、見た目以上の威力みたいで、

徐々に顔腫れてきてるし、鼻血出て、呼吸いかにも苦しそうなんだけど、

もうダメなのかなってとこから、信じられないほどの踏ん張り直しで、

知らない人達の共感掴んでたなあ。

                                                           

それにしても横山君、とにかく振りが雑だし、近距離での連打の当て勘、全くダメで、

パンチの精度だけなら、石井君の方が上回ってるんだわ。

                                                         

4R、あまりのテイタラクに横山君、自分でも納得いかないって感じなんだけど、

素晴しい攻撃してもすぐ一段落してしまうし、何か休み休みの時間かかり過ぎで、

結局、この回1分44秒、やるべき事全部やり尽くして精根尽き果てた石井君、

南側ロープに追い詰められて腰屈めたとこでストップエンド。

                                                          

レフェリーが割って入ると同時に、石井君、崩れ落ちてしまったんだけど、

帝拳のイケメン優秀ボクサー軍団の一人に、最後まで素晴しい抵抗見せたね。

                                                           

それにしても横山君、こっちのグループだとすんなり決勝まで進むと思うんだけど、

もう片っぽには、下薗亮太君とか大久保大騎君いるし、

この日の感じのままだと、ハッキリ言って、とってもヤバイと思うな。

                                                           

                                                            

☆中澤将信君(帝拳)×山内直義君(西城)……SL 4R

4勝(2KO)1敗1分の福島県と、2勝(1KO)2敗1分の東京都。

                                                          

中澤君も、このクラス3人の優勝候補の一人。

                                                          

1R、中澤君、圧倒しきるんじゃないかって予想してたんだけど、

何かスピード無いし、山内君が大健闘なせいか、殆ど対等の立ち上がりなんだよね。

                                                        

2R、流石に中澤君、圧倒スピードと手数上げてったもんで、

二人に明確な差が出始めて、山内君は前のラウンド同様頑張ってるんだけど、

手数の差がそのままポイント差に繋がりそうになってきたね。                                         

それでも、中澤君にも秘技ある訳じゃないし、かなり地味な展開なんだけどね。

                                                          

3R、山内君、手数少ないんだけど、その中の一発が相手の左目斜め上直撃して、

中澤君、ザックリカットで、左顔面見る見る血で染まってしまって、

ここまでポイント的には中澤君だけど、ここで止められたらTKO負けってことで、

止めたい、止められたくないってのがぶつかり合って凄いことなっていったんだわ。

                                                       

4R、二人の必死さがこっちにもダイレクトに伝わって来て、

中澤君、見てる人が引くほどの出血で、白いトランクス、赤のロウケツ染めみたいで、

でも結局は、最後まで続けて、そうなればどう見ても中澤君ってことで、

40-37、39-37、39-38の3-0で、勝ち抜け。

                                                             

でもね、この試合で中澤君、あんなヒットカットされて、血だらけにされて、

それでも山内君に1ポイントもやらないジャッジがいたってのにはタマゲタなあ。

                                                          

それに、中澤君のあれほどの大出血がバッティングによるものだったなら、

多分、絶対、途中ドクターチェック、何回も入ったんじゃないかって思い消えなくて、

4R、一度もドクターにチェックさせなくて、レフェリーと中澤君が一体になって、

とにかく早く時間過ぎてよって感じ、申し訳ないけど自分、拭えなかったんだよね。

                                                         

明らかなミスジャッジによる死亡事故以降、なるべく早いストップって傾向なのに、

観客が早く止め過ぎなんだよって騒ぐほど、早いストップが流れなのに……。

                                                              

自分、最前列で見てたんだけど、中澤君の左目見えてなかったんじゃないかって、

そんな感じして、で、山内さんサイドのセコンドとか応援団も、

山内、見えてないから、とにかく右打て右! って怒鳴りっ放しだったんだからね。

                                                            

自分なら、何か起こって責任負わされるの勘弁だからって、

すぐ、何度もドクターチェックお願いして、一見こんな酷いことになってますけど、

実は健康面、医学的には何の問題もなくて、充分続行できるんですよおって、

観客に安心与えるような手立て取るけどなあ。

自分の後ろの女性、明らかに引いてたもんね。

                                                            

レフェリー、ちょっと度胸あり過ぎっていうか、色々配慮し過ぎなんじゃないのかなあ。

                                                         

                                                          

☆蓑輪達郎君(帝拳)×島村唯将君(オサム)……L 6R

2勝(1KO)1分の群馬県と、5勝(4KO)4敗1分の青森県。

                                                           

1R、比較的優しい風貌の二人の、比較的優しい立ち上がりだったんだけど、

残り1分過ぎ頃から、お互いのパンチが前々で交差するようになると、

蓑輪君の威力の方が圧倒的なのがすぐ見えてきたんだわ。

                                                        

2R、パンチ力だけに留まらず、上背、リーチの全てに優位に立ってる相手に対して、

島村君、中間距離で相手と同じような戦い方するのはいかにもシンドイ訳で、

蓑輪君の左フック、あまりにも簡単に打たれ過ぎってとこもあって、

この回終わったら、島村君の右目下、もうかなり腫れ上がってるんだわ。

                                                             

3R、中に入って行こうとする島村君の工夫、長続きしないし、

蓑輪君も相手見切ったのが雑さに出てしまってるようで、

全体に大味な試合になってしまったんだけど、最後は島村君、               

青コーナーに詰められて、ボッコボコにされて危なくなったとこで終了ゴング。

                                                           

4R、どう見ても自力の差歴然で、もう時間の問題だったんだけど、

蓑輪君、少し時間掛け過ぎのイタブリ系になってしまって、

この回初めっから、レフェリー、ずっと島村君の目、覗きっ放しで、

止め時探してるような感じだったんだけど、とにかくズルズルのまま終了ゴング。

                                                             

自分、こりゃもう試合になってないなって思ったもんで、席外したら、

廊下で、カンカンカンってゴング鳴って、4R終了時点の島村君棄権ってことで……。

                                                              

                                                         

☆山元浩嗣君(ワタナベ)×谷口浩嗣君(横浜光)……SL 8R

11勝(2KO)5敗2分の熊本県と、10勝(3KO)6敗2分の神奈川県。

                                                           

浩嗣対決って、それほどの事はないんだけど、

自分の中では、こういうのだけでも盛り上がることあって、

二人、噛み合えば、見所充分の打ち合いが展開されると思うけど、

一歩間違うと、昨日の十二村さん×加藤さんって感じになるなあって予想で、

そしたら、残念ながらやっぱり一歩間違っちゃったみたいで、

こりゃ延々のって感じだったもんで、1R終了時点で休憩突入。

                                                             

同じような感想の人もいたみたいで、並んでタバコってことで……。

後で聞いたら、80-74、79-75、78-75の3-0で、山元君だってね。

                                                        

                                                           

☆中川大資さん(帝拳)×インドネシアン……SW 8R

16勝(12KO)2敗2分のランク3位、東京都と、6勝(3KO)7敗の国内1位。

                                                            

この試合も引き続いて、もしかしたらってことになりそうだったもんで、

席には戻らないで、遠くから眺めてたんだけど、

西岡利晃さん、Tシャツ短パンで、全くオーラ無しの普通のお兄さんって感じで、

それにしても外園隼人さん、カッコ良過ぎだろって、そういうのしか見てなくて、

知人と2Rまでに決着するかしないかで、缶コーヒーって賭けも成立しなくて、

そしたら結局4Rくらいまでかかってしまって、

中川さん、大丈夫かあってほど休み休みで、スピード感全く無いし、

それで全力なのってほど、腕の振り、鈍いもんで驚いてしまったんだわ。

                                                         

相手のインドネシアン、斜め後ろから見ると、ちょっとレブ・サンティリャンみたいで、

ナチュラル体重みたいなユル脇腹してて、打たない、打たないなもんで、

今日の東西のLEDライト、これがフル点灯なのかなあって、ボヤ―ッとしてたな。

                                                            

                                                          

☆三垣龍次さん(MT)×川瀬昭二さん(松田)

                       ………OPBF L タイトル戦

16勝(12KO)2敗のチャンピオン、29才・岡山県と、

27勝(17KO)3敗5分のOPBF3位、日本1位、29才・愛知県。

                                                         

川瀬さん、記憶に残ってるのは3年前、石井一太郎さんとのタイトル戦で、

あの時、結構僅差の判定負けしたっていうのがちょっと残ってるだけで、

もっと前、B級トーナメントで後楽園に来た時は9年も前だし、

27勝っていっても、確か半分近くは東洋人相手だし、どうせ例のような感じでしょ、

ここは三垣さん、イッポコペンにしてやって下さいなって、

初めそんな感じで見てたんだけど、これがまあ凄いことになったんだわさ。

                                                          

1R、川瀬さん、顔見ても何か思い出すってこと無くて、

ちょっと見、吉田拳畤さん系の顔立ちしてるなあ、って感じで、

それにしてもタイトル挑戦の青コーナーなのに、

赤白のトランクスとシューズってのはどうなの? って……。

                                                          

その川瀬さん、立ち上がりからガンガン攻撃の気持ちいい挑戦者で、

ちょっと上体硬いみたいなんだけど、取り敢えずは俺から行きますって感じ。

                                                          

一方の三垣さん、いつものユックリ目スタートの様子見だったんだけど、

半分過ぎかなあ、川瀬さんに右のいいのを打ち込まれてからスイッチ入って、

なかなかのコンビネーション、気持ち良さそうに打ち放ち始めたもんで、

こっちとしては、よしよし、そういう感じでいいんだわ的な初回だったんだよね。                                                         

それでも三垣さん、川瀬さんのあの右で、左目上軽くヒットカットされてるんだわ。

                                                           

2R、開始早々から二人とも全開ボクシングで、今度は川瀬さんの方が、

三垣さんの鋭い右喰らって、同じく左目上ヒットカットされてしまって、

こっちの方が明らかにダメージ大きかったんだけど、

その後川瀬さんも、相手の返しの右フックに更に左合わせてのクリーンヒットで、

三垣さん、一瞬ユラっとしたもんで、場内もう大騒ぎなんだわ。

見てる方も、初めの頃の余裕、殆ど無くなってしまったんだわさ。

                                                            

3R、前の回から、川瀬さん、たまに打つ右ショートアッパーがとっても良くて、

何かリズム掴んだようなとこも出てきて、初っ端から川瀬さん、一気の大攻勢。

                                                         

ところが、三垣さんもこれまで何度もシンドイ試合こなしてきた歴戦の士なもんで、

1分30秒過ぎから大反攻かけて、川瀬さん、一瞬動き止まるほど追い込んで、

と思ったら、最後になって川瀬さん、再度の盛り返しっていう、

もうどれだけかっていうほどの慌ただしい展開になったんだけど、

とにかく、交わしざまに打ち込む川瀬さんの右アッパー、直撃度高いんだわ。

                                                           

4R、ここまでのところで、お互いかなりの被弾数だったんだけど、

見てたら川瀬さんの消耗度の方が進んでるように見えて、

何か少し軸ブレしだしたようにも見えて、左目下、またもやのヒットカットみたいで、

あれえ、そろそろなのかなあって感じ、少し漂ってきたんだよね。

                                                            

攻撃も休み休みって感じで、やっぱ三垣さんかあってところだったんだけど、

一瞬の攻め時見極めて、川瀬さん、何とまたもやの再三目の大攻勢に転じて、

三垣さん、ディフェンス間に合ってないようなとこあったもんで、

顔面中央にドッカーン大直撃喰らってしまって、ホント、この時は危なかったんだわ。

                                                            

4Rまでのオープンスコア、39-38、38-39、38-38の1-1ってことで、

自分の中でもほぼイーブンって感じだったんだよね。

                                                             

5R、川瀬さん、左顔面血染めになってるし、

三垣さんも鼻からアゴにかけて、明らかなダメージあって、凄い試合なんだけど、

とにかく二人とも、ちょっと貰い過ぎってとこ正直あって、

消耗の程度に片寄りないんだけど、どう見ても最後まで行きそうな感じしなくて、

どっちもアリって感じだったんだけど、休もうとする時間は川瀬さんの方が長いし、

この回も初めの1分半休んだ後、後半ラッシュかけたんだけど、

徐々にその勢い落ちてきてるし、三垣さんの方が落ち着いてる感じしたんだよね。

                                                           

6R、川瀬さん、この回は初めっから意識的に攻勢かけてるみたいで、

だけど、初めの頃の勢いから大分パワーダウンしてて、

トランクス血で染まってるし、顔面も相当傷んできてるんだわ。

                                                             

7R、川瀬さんの右ストレートも少し一本調子になってきて、踏み込みも甘いせいか、

届き切らない、届いても当たりが薄いってこと多くなってきたのに対して、

三垣さん、細かい連打の過程で、とにかく何か当てるっていうの、ホント巧くて、

ジリジリしながらでも、とにかく流れ取られないっていう感じだったなあ。

                                                           

8R、このラウンドがまた凄くて、まず30秒過ぎ、川瀬さんがブチ込んで、

最初の攻勢取ったとこから始まって、その直後相手が一段落したとこ、

今度は三垣さん、右フッククリーヒットさせてからの猛ラッシュで、

その後も、ドンドン打ち込み続けて、川瀬さん、危ないってなって、

ところが残り30秒、川瀬さん大逆襲、残り20秒、三垣さん大々逆襲、

最後は川瀬さんの大々々逆襲ってなって、三垣さん、ヤバイぞってとこでゴング。

                                                          

見てる方も目まぐるしかったけど、陣営側は心臓大丈夫だったかってほどで、

この回終わっての二回目のオープンスコア、77-75、77-76、76-77の、

2-1で、三垣さん、微妙で微細なリード。

                                                           

9R、どこにそんな体力と気持ち残ってるのかってほど、見てて感動の域なほど、

川瀬さんの頑張り尋常じゃなくて、ここに至って、ハンドスピードは大分上回ってるし、

お互いの傷、ドクターチェック受けた後、残り2分切ったとこからの鬼ラッシュ。

                                                          

思わず三垣さんタジタジ下がりで、南東ポストに追い詰められて、

三垣さん、元々コーナーとかロープ際上手くないし、

疲れもピーク来てるし、腰落とし加減になってしまって、

もう青コーナー、狂乱の大騒ぎで、こりゃホントのホントにヤバイってとこで、

なんとなんとなんと、気まぐれなボクシングの神様、突然のご降臨ってことで、

何で今、ここでってとこで、三垣さんのグローブテープ、ダラリと解けて、

レフェリーのマーチン、攻撃一止みしそうなとこ、威風堂々のスターップ! の声。

                                                          

三垣さん、九死に一生とはこのことで、セコンド、テープ巻き直すの遅い遅いって、

そりゃもうギリギリの好判断ってことで、後で連れションしながらマーチンに聞いたら、

川瀬さんも休んでたよお、って言ってたんだけど、

取り敢えず三垣さん、途切れそうだった命、何とか繋ぎ止めることできたのは確か。

                                                         

それでも、このトラブルのさなか、自分、またまた感動したのは、

松田ジムのセコンド達と、名古屋からの応援団の人達のことで、

そりゃ少しは騒いだんだけど、あれがもし大阪からのジムだったら、

とてもそんなもんじゃ済まなくて、もしかしたら荒っぽい関東のジムでも同じで、

モノが飛んできたり、役員席に怒鳴りこんで行ったりとか、

とにかく、リングアナの大声お願いアナウンス目に見えてて、

この日は日テレ入ってるしって、充分、とんでもないことになるとこだったのに、

名古屋の人達、尊敬に値するほどの大人の態度だったんだよね。

                                                          

とにかく、とにかく、川瀬さん、何度も言うけど、もうそろそろかなってとこから、

踏ん張り直し、気合い入れ直しで、シミジミ凄かったんだわ。

                                                           

とにかく、とにかくで、何とかこのラウンド終わったんだけど、

自分も他の観客達も、余りの激しい展開に、すっかり疲れてしまって、

凄いねえ、面白いねえ、よくやってるねえって声が、あっちこっちで行き交ってたよ。

                                                           

10R、勿論前の回からの続きで、仕掛けに行ったのは、この回も川瀬さんで、

三垣さん、元々ブン廻す方じゃないとはいえ、腕振り、いかにも弱々しくなって、

青コーナー、益々の大騒ぎ、赤コーナー、何とかならないかなあってムードなんだわ。

                                                          

両陣営の勢いの差、ハッキリして来て、自分も、三垣さん、何かヨローッと、

崩れ落ちそうな予感してきてたその瞬間、始まって40秒辺りだったかなあ、

川瀬さんが前掛りになってたとこ、三垣さんの右、偶然のようにスコーンって入って、

勿論、一発のクリーンヒットでボクサーは新しい別人になれる訳で、

相手の動きが止まったとこ、三垣さん、千載一遇、これが最後のって感じのラッシュ。

                                                         

で、川瀬さん、ホント、ここまで体力振り絞って戦い抜いてきたっていう感じだったし、

スタミナ切れそうになる度に、その度に、一滴づつ振り絞ってきたんだけど、

もう何も残ってないスッカラカンだったもんで、ヨローッて倒れ込んでしまって、

そのまま、もう堪忍して下さいって感じの10カウントだったんだよね。

東側ロープのとこ、2分31秒だったんだけどね。

                                                         

川瀬さん本人は、シンドさと悔しさに顔歪めてたけど、

セコンドの人達、荒れるかなって見てたんだけど、ごくごく普通にしてて、

そのうちの一人の方と、9Rのこと話しても、冷静に振り返ってて、

自分、一気に松田ジムファンになってしまったもんね。

                                                           

川瀬さんにお疲れさんでした、いい試合見せて貰いましたを伝えたすぐ後、

三垣さんにおめでとうございますって言ったら、疲れきった顔で、

それでもアリガト御座いますって言ってたよ。

                                                          

近くに親しくして貰ってるドクターがいたもんで、二人の傷のこと聞いたら、

川瀬さんの左瞼と、三垣さんはどうもアゴってことで……。

                                                          

                                                          

帰り道、冷静に思い返してみれば、興奮度の高い激闘ではあったけど、

両者とも技術的には色々問題あったよなあって感じもしたんだけど、

いつまで経っても熱い気持ちが納まらなくて、

そおだよ、これがボクシングだよお、テクニック超えたとこにあるモノも、

ボクシングの見所なんだなあって、つくづく思ったんだよね。

                                                            

                                                          

昨日、あるボクサーと話する機会あって、彼、自分のことを嫌ってること、

人伝に聞いて知ってたんだけど、敢えてちょっと話したんだよね。

                                                         

遠慮がちだけど、真っ当な青年みたいで、正面から話聞いてくれて、

初めて近くで見たんだけど、細い切れ長の目が涼やかで、白眼がまだ薄青くて、

いいよなあ、あんな感じって思ったんだけど、

でもやっぱり、彼、まだ自分のこと、嫌いだとは思うけどね。

                                                           

                                                          

うちの奥さんこのブログ読んでるんだけど、

まーだ競馬やるんだあ、なんて言うんだよなあ。

                                                            

2011年7月 2日 (土)

後楽園ホール・7月1日

                                                         

ホント、久し振りのボクシングだったもんで、みんな何かテンション高くて、

沢山の知り合いの人達とも色々話したし、力溢れた試合多かったし、

やっぱ、ボクシングってのは面白いんだわ。

                                                            

この日、いきなりホール1階ロビーで、八王子中屋ジムの重鎮たちとバッタリで、

二人の社長たち、こんな早い時間からどうしたのってくらいの早出で、

やっぱり、久し振りのボクシングに我慢できなかったのかも知れないね。

                                                          

ちょっと前のチャーリー太田さんや、荒川仁人さん、淵上誠さん達のタイトル戦秘話、

色々聞かせて貰って、試合見てただけじゃ分かんないこと沢山教えて貰って、

自分思ってた以上に、ボクサー達はリング上で頭使ってて、

色んなシンドイこと克服しながら殴り合って、勝利掴むんだなって事、

改めて教えて貰ったんだよね。

                                                           

って、話してるとこに渡辺会長と内山高志さんがやって来て、

手招きされたもんで、一緒にエレベーターに乗ったんだけど、

内山さんの右拳の手術跡、以前より大分良くなってたけど、やっぱり痛々しくて、

そうだよなあ、左手一本で倒したんだよなあって、改めてね……。

                                                          

その後、いろんな関係者の人達と今回のJBC件、色々と話聞かせて貰って、

なるほどねって事で、自分、大きく見当は外してないなって確認できたんだわ。

                                                          

                                                         

☆大木理生君(国分寺S)×青澤正憲君(ワタナベ)

                          ………56.5㎏ 4R

0勝1敗の25才・栃木県と、0勝1敗の36才・秋田県。

                                                         

青澤君、つい4月の上旬に試合やって、あっと言う間の1ラウンドKOされてしまって、

既に年令一杯一杯だったし、その時も初めっからまるでボクシングになってなくて、

もう怖がり、怖がりの思い出ボクサーだと思ってたもんで、

今月30日誕生日ではあるんだけど、何でまたっていう感じ、実はあったんだけど、

これがまあ、昨日は全く別人のパフォーマンスで、正直タマゲタんだわ。

彼、余程納得行かなかったんだろね。

                                                         

この試合、中屋さんとこの人達と一緒に見てたんだけど、

みんな、これが正真正銘のラストファイトの方を応援するんだよね、やっぱり。

                                                           

1R、大木君、シッカリした体してんだけど、何か体こなれてないというか硬くて、

一方の青澤君、君はホントにあの時の青澤君なのって、とってもいい動きなんだわ。

                                                        

2R、大木君、ワンツーの距離感全く良くないんだけど、

距離詰めたとこでのボディブローがとっても効果的なんだわ。

青澤君、必死さでは数段上回ってて、気持ち溢れかえってて、別人、別人。

                                                          

3R、青澤君、相手の中間距離での当て勘良くなくて助かってるんだけど、

右脇腹にボディブロー、ちょっと貰い過ぎで、残念、徐々にスタミナが……。

                                                          

4R、それでも勝負の行方はまだまだこのラウンド次第って感じで、

青澤君にも充分チャンスはあったんだけど、元気残ってるのは大木君の方で、

明らかに追い込められてしまった青澤君、青コーナー近くで、

右アッパーまともに貰って、首ネジ曲がってしまったとこで、

そこまで、ほぼ一方的に打ち込まれてたこともあって、そこでレフェリーストップエンド。

                                                           

0分40秒ってことで、結局青澤君、2連続KO(TKO)負けに終わったんだけど、

デビュー戦の時とは全く見違えるようで、とっても、とっても、とっても良かったよ。

                                                            

                                                          

☆鈴木基伸君(伴流)×野村和矢君(山龍)……W 4R

デビュー戦の27才・滋賀県と、デビュー戦の20才・東京都。

                                                           

二人とも沢山客呼べるボクサーみたいで、もう場内大騒ぎ。

                                                           

鈴木君、何か色黒のスキンヘッドで、いかにも強そうで、

見た目ちょっと、斉藤幸伸丸さん系というか麻生興一さん系にも見えるんだよね。

                                                           

1R、二人ともデビュー戦の割にはまあまあちゃんとしたボクシングしてて、

野村君、ちょっと真面目な学生さんみたいな雰囲気なんだけど、

これがなかなか冷静で、腕振りも鋭くコンパクトで、可能性感じさせるんだよね。

                                                           

二人、まずまずの立ち上がりで終わりそうだったんだけど、残り5秒前後のとこで、

鈴木君の右フック直撃されてしまって、野村君、危うく倒れそうになったとこでゴング。

                                                           

2R、野村君、ダメージ引きずるほどじゃないんだけど、攻撃とっても淡白だし、

ちゃんとした基礎あるんだけど、応用がまだまだって感じ、ちょっと残念で、

それは、鈴木君も同じようなもので、もう少し流れの中でのボクシングできると、

って思うんだけど、デビュー戦だと仕方ない部分あるんだよね。

                                                         

3R、二人とも充分余力残してるんだけど、気持ちが空回りする場面多くて、

やりたいことできなくて、ちょっと苛立ってるというか困ってるような感じなんだよね。

                                                          

それでも、鈴木君の大振り過ぎじゃないのっていうのが結構当たるようになって、

野村君、それ交わしきれなくてポイント流れるの喰いとめ切れてないんだわ。

                                                        

4R、お互い、最後まで気合い溢れてて、まだまだチャンスあったんだけど、

決定打に恵まれず、何となく山も作り切れないままの終了ゴング。

                                                           

結局、39-37、39-38×2の3-0で、鈴木君の妥当判定勝ち。

                                                            

終わった途端、それまで熱狂してた両陣営の応援団達、ゴソッとお帰りで、

ボクシング見に来た訳じゃなくて、鈴木君と野村君だけ見に来たってことで……。

                                                           

                                                             

☆小林和優君(RK)×健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)

                              ………L 6R

6勝(4KO)1敗の28才・長野県と、9勝(3KO)5敗のサウスポー、21才・山形県。

                                                            

健太郎君、リングネームいかにも長過ぎで、もしランキング表に載るようになっても、

字小さすぎて読みにくいと思うし、そもそも凝り過ぎたリングネームは縁起良くないし、

って、これ全部、自分の思い込みなんだけどね。

                                                            

健太郎君のトランクスの後ろには、“がんばります 東北” って刺繍入ってたね。

                                                           

1R、終始詰め詰めで積極的なヤンチャ仕掛けして行ったのは健太郎君の方で、

3発目の右フックの軌道なんか、とってもいいんだわ。

                                                           

一方の小林君も、手数は劣るんだけど、左ジャブ威力充分だし、

一瞬の右ストレート、ヒヤッとする様な怖さ感、満々なんだわ。

                                                          

2R、小林君、レフェリーにもっと打ち合いなさいって注意受けるほど、

それまで見てても、手数的にどうなのって感じだったんだけど、

それきっかけの一気攻勢で、残り40秒、接近したとこで左右のショート直撃させて、

健太郎君をグラつかせた後、鬼の追撃で、最後強烈右ストレート、ドカン打ち込みで、

南側ロープ近くで、健太郎君、思わずしゃがみ込んでしまって、そこでエンド。

                                                            

2分43秒での即TKOストップだったんだけど、

そこまで、殆ど健太郎君のペースで試合進んでたのに、

相手のいきなりのギアチェンジというか、

残り1分頃からの小林君のペースアップに全く対応できなかったのが敗因だったなあ。

リング降りる時、健太郎君、悔しかったのか、思いっ切り表情歪んでたなあ。

                                                             

                                                           

☆伊藤圭太君(花形)×寶創君(福田)……Fe 6R

7勝(3KO)12敗2分の30才・東京都と、6勝(3KO)6敗2分の28才・宮崎県。

                                                           

1R、始まってすぐ26秒辺りのとこで、

寶君、伊藤君のいきなりの右フック直撃されてしまって、北西ニュートラル付近で、

いきなりダウン貰ってしまったんだけど、そもそもの被害度少なかったのと、

その後の伊藤君の優しい追撃のおかげで、簡単に持ち直してたね。

                                                          

2R、寶君、腕振るのに精一杯で、とってもディフェンスまで配慮いかないって感じで、

で、危ないなあって見てたんだけど、とにかく簡単にデカイの貰い過ぎで、

案の定、今度はリング中央、またもやの右大フック打ち込まれてしまって、

1分51秒、TKOエンド。

                                                             

                                                           

☆品部正秀君(Boy's水戸)×将生潤さん(ワタナベ)……B 8R

6勝(3KO)6敗2分の28才・愛媛県と、

9勝(5KO)4敗3分のサウスポー、ランク10位、31才・東京都。

                                                             

1R、懸命に細かく前へ前へ詰めてるのは、品部君だったんだけど、

早々に将生さんに左ボディアッパー打ち込まれてからは、ちょっと勢い殺がれて、

将生さん、相変わらず右が殆どオープン気味のネコパンチなんだけど、

上下の打ち分けビューティフルだし、とっても見栄えのいいボクシングだよなあ。

                                                            

2R、品部君、見た目通りのとっても真面目なボクシングなんだけど、

真面目さがそのまま浮き出過ぎで、そもそも中間距離での打ち合いが巧くなくて、

いっつも接近戦の中から活路見出すって、限定型のスタイルなもんで、

将生さんに見切られてしまうとこあって、特に売り物のショットもないんだよなあ。

                                                           

その将生さんも、この日あんまり調子いいようには見えなくて、

足使う場面が少なかったんだけど、足止めても危険度少ないって判断だったのかなあ。

                                                           

3R、将生さん、すぐ顔赤くなって、すぐ引くタイプなんだけど、それにしても赤いなあ。

                                                           

品部君、ここまでで結構打たれ込んでて、ボディ打たれて腰折る場面多いんだけど、

もうそろそろくじけるのかなあってとこからの踏ん張り、尋常じゃなくて、

そりゃ、単調な攻撃なもんで、急展開期待しにくいんだけど、

とにかく、めげずに左右のショートフック、頑張る、頑張るなんだわ。

                                                           

4R、将生さん、ここまで来るのに結構苦労してるせいか、

やっぱ試合作るの巧くて、全部のラウンドポイント着実にさらって行くんだわ。

                                                          

それでも品部さんが鼻血流して、血ノリ飛ばしながらの奮闘止めないもんで、

途中途中で、将生さん、表情に嫌気が浮き出る場面もあって、

右目上バッティングカットもあったしね。

                                                           

5R、それにしても品部君、気持ち切らさないでよく耐えて、エライよなあ。

                                                          

6R、試合当初からのボディブロー、ここに来ての効き目は明らかで、

品部君、流石に、ドンドン動き鈍ってきて、

今更相手の意表突くような仕掛け的な攻撃できるような感じじゃなくなってて、

で、将生さん、ますます余裕の見切り攻撃絶好調で、

最後は左ボディの連打集中させて、品部君がまたもや腰折ったとこで終了ゴング。

                                                          

7R、ワタナベジムの関係者達、もう殆ど余裕の試合観戦で、

倒れはしなかったんだけど、品部君バスンバスン打ち込まれるのが続いたとこで、

もうこの辺でいいでしょって感じのレフェリーストップエンドで、1分45秒。

                                                           

それにしても、品部君の我慢強い一生懸命さにちょっと心動かされたもんで、

試合の後、つい話しに行ったんだけど、彼、思った通りとっても性格のいい子で、

すっかりファンになってしまったんだよね。

                                                           

                                                           

☆十二村喜久さん(角海老)×加藤壮次郎さん(協栄)……W 8R

14勝(4KO)5敗4分のランク4位、27才・千葉県と、

25勝(12KO)10敗3分のランク2位、33才・茨城県。

                                                            

十二村さん、この試合に対する意気込み半端じゃなかったことも、

試合直前、体調壊してたことも聞いてたし、

普通にできれば圧倒するって予想だったんだけど、

そういう状態だから、多分、こんなような試合になるんじゃないかなって思ってたら、

全くその通りの1Rだったもんで、ラウンド終了ゴングと同時に退席したんだわ。                                                             

ああいう二人なら、絶対揉み合う以外無い訳で、KOも無い微妙な判定だろうってね。

                                                          

途中、全く見てなかったんだけど、二人ともあっちこっちバッティングで大変で、

スリップして転ぶは、ホールディング減点はあるはで、色々満載だったらしいけど、

あの状態の下で、とにかく勝ちもぎ取ったっていうのは、十二村さん、エラカッタね。

78-76、77-75、76-76の2-0だったってね。

                                                              

試合終わった時、ちょっとだけ言葉交わしたんだけど、十二村さんキツそうだったなあ。

                                                             

                                                             

☆天笠尚さん(山上)×古家充さん(鉄拳8)……Fe 8R

17勝(13KO)4敗2分のランク1位、25才・群馬県と、

8勝(2KO)8敗1分のランク8位、24才・東京都。

                                                           

天笠さん、入場曲、KARAってことで、場内大受けだったなあ。

それにしても、彼、派手さの全く無いボクサーで、トランクスなんか殆ど黒無地だし、

何か練習生風なんだけど、これが殴り合いになると豹変するもんで堪んないんだわ。

                                                        

古家さんもとっても戦闘的だし綺麗なボクシングするんだけど、

この日の相手、ちょっと尋常じゃないからなあ……。

                                                           

1R、初めの1分半まで、積極的に間合い詰めて、圧倒手出してるのは古家さんで、

天笠さん、ちょっと様子見スタートだったんだけど、

相手勢い付かせてしまう訳にはいかないもんで、シュンシュンって腕振り鋭くして、

アレッていう間に返しの左フック、見事に的中させてしまったんだわ。

                                                            

そしたら、それ一発で効いてしまって、そこから天笠さん、流石に甘くなくて、

当然の如くの、これでお終いにしてしまおうラッシュの始まりで、

一気にカタ付けるのかなって見てたら、古家さんの踏ん張り直しも結構鋭くて、

天笠さん、結構一瞬ヒヤッとするの打ち込まれてしまったんだけど、

元々のパンチ力比べようもないとこあるもんで、同じ体勢からの打ち合いだと、

やっぱり勝負になりにくいようなとこあって、そこそこ頑張ったんだけど、

結局、古家さん、南側ロープ際で崩れ落ちそうになってしまったとこで、ストップエンド。

                                                            

二人の実力差、結構あったんだけど、でも古家さん、イサギいい試合したんだわ。

                                                            

                                                            

☆芹江匡晋さん(伴流)×瀬藤幹人さん(協栄)

                    ………日本SB 王座決定戦

18勝(8KO)4敗の正規王者、28才・東京都と、

31勝(16KO)8敗2分の暫定王者、31才・千葉県。

                                                           

ホールの係員の青年に、どっち勝つと思いますって聞かれて、

足が完調だったら芹江さんだと思うけど、何とか勝たせたいのは瀬藤さんだって、

そう答えたら、彼、ニヤッと笑ってたなあ。

                                                             

芹江さん、話したことないんだけど、あんまりホールに来ないんだけど、

たまーに一人で来てる時、隅の方に佇んで、ジーッと試合見てる時なんか、

目付き含めて、なんか侍って感じ満々で、とってもカッコいいんだよなあ。

                                                            

1R、芹江さんの足、完治してるっていうの一目で分かって、

いつものように少し広いスタンスで、思いっ切り踏ん張ることできてるんだわ。

                                                             

二人、多分こんな試合するんだろなあっていう予想通りのパフォーマンスで、

それ、開始ゴング鳴った途端のフル回転で、こっちもフルテンションなんだわ。

                                                            

打ち出しが大きいのは芹江さんの方で、瀬藤さん、小さく鋭く振ろうとしてるね。

                                                            

いきなり体力戦の様相なんだけど、芹江さん、意外に右貰ってるし、

瀬藤さんも相手の左フックに対する警戒感足りないみたいなんだわ。

                                                            

2R、二人、市街地でのゲリラ戦みたいな猛烈乱闘で、

芹江さんの飛び込みざまの左アッパーフック、瀬藤さんの左右ショートフックって、

其々の武器、惜しげもなく出し合って、ガツガツ戦もここまで来ると、ちょっと凄いよ。

                                                            

3R、それまではボディブローが抜群で、芹江さん、ちょっと主導権取ったかって、

そんな感じがしてたんだけど、もうほんの残り3秒くらいのとこで、

瀬藤さん、アッパー気味の左フック見事にブチ当てることできて、

そしたら芹江さん、一気に東ロープまで下がらされて、

思わず腰伸び切ってしまって、ってとこで終了ゴング。

                                                           

4R、前のラウンドの最後の勢いそのままの感じで、瀬藤さん大攻勢で、

芹江さん、たまに例の左のいいのを当てるんだけど、

瀬藤さんの右の方が圧倒見栄え良くて、

何だか芹江さん、ラウンド通して勢い維持できなくなってるみたいな感じさえして、

流れは一気に瀬藤さんかあって、自分も熱くなっていったんだわ。

                                                            

5R、ところがところが、そこからの芹江さん、やっぱ大根性の持ち主で、

このままじゃヤバイって大反攻かけていったんだわ。

この辺のところは、芹江さん、やっぱ半端じゃないとしか言いようなかったんだわ。

                                                           

6R、二人とも単発後もつれ合う場面が増えていったんだけど、

距離取られたらマズイって、敢えて詰めてるのは芹江さんの方みたいで、

互いに決め手欠くまま、我慢比べの様相も出来てたんだわ。

                                                            

7R、ガチャガチャのぶつかり合いの中、右ストレート直撃されてしまって、

瀬藤さん、明らかなダメージ貰ってしまって、その後3発も同じような右直撃されて、

それ以外に簡単に打ち込まれるもんで、瀬藤さん、大丈夫かあってことで……。

                                                           

あそこ、ホントに危ない場面だったんだけど、瀬藤さんの踏ん張り常軌超えてて、

何となく自分も必死になってしまったんだけど、でも、

いずれにしても、芹江さん、一気の攻勢増していって、流れガラッと変わってしまって、

瀬藤さん、左目下、バッティングカットしてるし、右何発も喰らってしまって……。

                                                            

8R、この回も明らかに芹江さんの攻勢が目立って、

瀬藤さん、左目下、随分腫れてしまったなあ。

                                                           

9R、瀬藤さんの消耗進むとこ、芹江さんドンドンの仕掛けで、

瀬藤さん、左顔面、人相変わってしまってて、

それでも、勿論、一発デカイの当てるべく、懸命に腕振ってるんだけど、

明らかに当て勘崩してしまってて、芹江さん、ちょっと余裕も見えてるなあ。

                                                           

10R、ここまで、ポイント的には圧倒芹江さんなんだけど、

彼、逃げ切ろうなんてこと微塵も考えてもなくて、倒しに行く、行く。

この期に及んでもというか、余裕あるせいか、芹江さん、色んなパンチ繰り出して、

最後まで、瀬藤さんを圧倒しまくるっていうとこ見せつけようとして、

それに対して瀬藤さん、相当なダメージの中、今やるべき事あくまでやり通すって、

殆ど当たんない右フック、それでも最後の最後まで振りまくったとこで終了ゴング。

                                                            

結局、98-93×2、97-94の3-0で、芹江さんの完勝。

やっぱ7Rの芹江さんのあの右が分岐点だったのかなあ。

                                                          

                                                           

試合が終わった時、ドーム終わりと重なってしまったもんで、

暫く時間置いてから帰ろうって、隅っこでブラ―ッとしてたら、

芹江さんが医務室入る時、チラッと自分と目が合って、

そしたら彼、多分、自分の事知らないんだろうけど、コクッて黙礼してくれて、

で、自分も慌てて、おめでとうございますって伝えたんだけど、

彼、あっと言う間の5分くらいで検診終了したんだけど、瀬藤さんは結構長かったなあ。

                                                             

で、結局自分何となく最後まで残ってて、金平会長にお疲れ様ですって、

これも会長は自分の事知らないと思うんだけど、取り敢えず目が合ったもんでね。

                                                        

トレーナーさん達やファン達もいなくなったとこで、瀬藤さんの奥さんと話して、

負けたパパの形相に涙目になってる彼の息子さん、ちょっと励まして、

最後に、瀬藤さんとも話して、負けたボクサーが必ず口にする、、

どうもすいませんでしたってっていう言葉聞いた後、

そんな事ないです、素晴しい試合、アリガトでしたって伝えたんだよね。

                                                             

                                                             

すっかり人の絶えたドーム周辺を駅に歩きながら、

やっぱボクシングってのは、大変だけど、面白いなあって、シミジミ思ったんだわ。

                                                           

                                                           

最後に競馬の収支報告です。

6月は、途中、今は流れが良くないっていう判断で、11日に一旦参加ストップして、

カンカン照りの空見上げながら、競馬の神様は今いずこって感じだったんですわ。

                                                             

で、結局17レースに参加して的中ゼロで、年明けからの通算回収率も90%にダウン。

自分が元々夏競馬賀不得意なこと、知り合いも知ってることで、

これから、どうしようかなあと思わない事もないんだけど、

やるべき事はやらないとダメだっていう思いもあるんだよね。

                                                                                                                    

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