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2011年4月 8日 (金)

後楽園ホール・4月7日

                                                         

ズーッと昔、地球に大隕石が衝突することなかったら、

いまだに恐竜の天下が続いてて、猿から人間への進化もままならなくて、

類人猿達、常にコソコソ、怖々の毎日を送ってたかも知れないんだよね。

                                                            

様々の自然環境変化が猿からの脱却や、その後の文明進化をサポートしたもんで、

自分達、今、こんな生活送れてるんだけど、

それでも、相変わらず自然環境の微妙なバランスの上に、

殆ど偶然的、奇跡的に存在してるっていう事実には変りはなくて、

地球表面プレートが微細移動するだけで、何万人も死んでしまうんだし、

地球内部のマグマが太陽フレームの影響受けたり、黒点異常起こるだけで、

地球そのものが、ハイそれまでよってなってしまうんだよね。

                                                            

万物の霊長だなんてふんぞり返ってると、ホント、エライことになる訳で、

とにかく、人間の手届かないとこの自然の絶妙、微妙なバランスの中で、

自分ら生きてる、生かされてるって事、忘れないようにしないとなって思ってるんだわ。

                                                              

                                                           

◆内藤剛君(ワールドS)×山尾和幸君(協栄)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗の27才・埼玉県と、0勝1敗1分の28才・福島県。

                                                            

1R、二人とも、しなやかさに欠けた、とてもガキゴキしたボクシングなんだけど、

強く打とうとする意識は山尾君が上回ってて、内藤君、少し真面目すぎる感じ。

                                                        

2R、巧くはないんだけど、二人とも、気持ちの入った殴り合いだよ。

                                                           

3R、内藤君、結構強いの山ほど喰らってるんだけど、打たれ強いのか、

山尾君のパンチが軽いのか、とにかく少し雑な攻防が繰り返されてるんだわ。

                                                           

4R、お互い、体寄せ合ってやりたがる割には、ショートブローが全くダメで、

パンチ、外側から大きく出過ぎるんだよなあ。

                                                       

内藤君、頑張り通したというか、山尾君、持たせ過ぎたというかのまま終了ゴング。

結局、40-37、39-37×2の3-0で、山尾君、初勝利。

                                                            

                                                       

◆中村量君(野口)×長岡舜也君(角海老)……B 4R

0勝1敗の23才・兵庫県と、デビュー戦の20才・茨城県。

                                                            

1R、俊敏に力強く動けてるのは中村君で、

長岡君、プレスかけ気味ではあるんだけど、何かひ弱そうな印象なんだわ。

                                                           

2R、長岡君、単発の左ジャブは形になってるんだけど、

連打しようとするとバランス悪くなるし、パンチにも全く威力無いんだよなあ。

                                                          

残り1分、本格的な打ち合いになった途端、ガード甘くなったとこ、

長岡君、相手の右ストレート直撃されて、北西ニュートラル付近でダウン。

長岡君、もっともっと乱暴というか、凶暴にならないと闘いにならないんだよなあ。

                                                            

3R、そのひ弱な印象払拭できなくて、長岡君、今度は赤コーナー近くで、

またもやのダウン喰らってしまって、立ち上がってからも一方的に攻め込まれて、

結局、この回48秒、レフェリーストップエンド。

倒れなかったんだけど、二回目のダウンって事でKO決着だって言ってたけど…。

                                                           

                                                          

◆小川裕輝君(ワールドS)×ワイルドボア上田君(レイS)

                             ………B 4R

1勝(1KO)2敗の29才・東京都と、1勝1敗の27才・宮崎県。

                                                         

1R、上田君、ガードガチガチに固めて、ドーンと突っ込んでって、

取り付いたとこでガッチャガチャやるスタイルなもんで、

そういうの、小川君面喰ってしまって対応できないまま、始まって40秒、

右フックまともに貰ってしまってダウン。

                                                             

ボーッとしながら、立ち上がりはしたんだけど、

勢い付いた上田君のもつれながらの追撃に、為されるがままの2回目のダウン。

結局、1分17秒のKO決着。

小川君、気持ちと体勢整う以前に、暴風雨にやられてしまった感じだったなあ。

                                                        

◆三谷拓也君(セレス)×宮田茂樹君(W日立)……60㎏ 8R

7勝(3KO)6敗3分の24才・千葉県と、7勝(4KO)4敗の31才・福島県。

                                                            

1R、良く似たスタイルの二人、互角の立ち上がりだったんだけど、

一瞬のスピード上回ってて、タイミング合ってるのは、三谷君の方だね。

                                                           

2R、均衡大きく崩れはしないんだけど、打ち終わりに合わせてるのが巧くて、

クリーンヒットの見栄え良くて、出入りのスピード圧してるのはやっぱり三谷君で、

元々色白の宮田君、少し顔面紅潮し始めたかなあ。

                                                            

3R、返しのパンチ一つとっても、三谷君には丁寧な狙いが見てとれるんだけど、

一方の宮田君、勘に頼って適当に振ってるみたいなんだよね。

                                                              

4R、相手の動き見極めながら、危険度高いタイミングで打ってるのは、

圧倒三谷君で、ここら辺から大分差が出てきたんだわ。

                                                             

5R、宮田君も熱闘根性ボクシングなもんで、怯んだとこは見せないんだけど、

顔、ゆで卵みたいになってきてるよ。

                                                           

6R、この日の三谷君、とっても丁寧なボクシングができてて、

そりゃ、パンチ力はないんだけど、ディフェンスもいいし、

とにかく細かく丁寧に打ち込んでて、全くポイント取られないんだよなあ。

                                                          

7R、宮田君、一気に取り返すようなボクシングしないとって、

頑張り度上げて、相手の左目ヒットカットさせてるんだけど、

この日の三谷君、とにかく絶好調で、右ストレートがとにかく極上なんだよなあ。

                                                           

8R、宮田君、簡単に打たれ込まれ過ぎで、

一発大逆転必殺パンチある訳じゃないんだから、

もう少し丁寧にやるべきだと思ったなあ。

                                                            

判定、殆ど見たまんまの、80-72×2、79-74の圧倒3-0で三谷君。

                                                       

                                                           

◆岸裕機君(野口)×和氣慎吾君(古口)……SB 8R

9勝(1KO)3敗2分の28才・山口県と、

9勝(4KO)3敗1分のサウスポー、23才・岡山県。

                                                             

岸君、トランクスに “曲者” って縫い取りあるように、

激しくサウスポーチェンジするし、すぐしゃがむし、頭から突っ込むし、

とにかく、ちょっと面倒臭いボクサーなんだけど、この日は明らかに変で、

初めっから中途半端で勢い無くて、1R、いきなりダウン喰らってるし、

その後も本人にとっても詰まらなそうなボクシング続けてて、どうしたのかなあ。

                                                            

最初から最後まで、何だかヘロヘロで、結局最終8Rまでいったんだけど、

0分57秒、もうダメージ蓄積限界でしょって、レフェリーに止められたんだわ。

顔面ボコボコにされてて、違う人みたいだったなあ。

                                                            

                                                          

◆橋元隼人さん(ワールドS)×田村長太郎君(花形)

                            ………56㎏ 8R

10勝(2KO)1敗1分のランク9位、28才・東京都と、

6勝(2KO)17敗1分の28才・神奈川県。

                                                            

1R、田村君、半端じゃない負け越しだし、フットワークも良くなくて、

始まってすぐ、バックステップして自分でつまづいて転んでしまって、

大丈夫かあ、ってとこからのスタートだったんだわ。

                                                          

2R、田村君、ジャブもコンビネーションも、そんなの知るかあ系で、

その上、パンチ力ないのに嵐のような一発ブン殴り系なんだけど、

それはそれで、見てて興味尽きないボクサーなんだよね。

                                                          

橋元さんもスッカリ巻き込まれてしまって、大騒ぎのリング上なんだわ。

コーナーに戻った田村君、楽しそうにしてたなあ。

                                                            

3R、橋元さん、仮にもランカーなんだから、もう少し相手の動き見極めて、

冷静に対処すればいいのに、彼自身もそういうの好きな傾向あるもんで、

距離殺した激闘乱打戦に突入していったんだわ。

                                                            

4R、田村君、一応自分のスタイルに持ち込んでるんだけど、

やっぱり、橋元さんの方が一枚上手で、なかなかポイント取るとこまでいかなくて、

それでも、稀に見る熱闘肉弾戦、このまま最後まで持つのかって感じなんだわ。

                                                            

5R、橋元さんのファールカップ、ちゃんとゴム止めしてないみたいで、

ドンドン上がってきてしまって、昔のバレロみたいで、何度も直されてて、

その頃から、二人もうグズグズになっていって、こっちも疲れるほどで……。

                                                             

6R、二人とも元々危険度高いKOパンチ持ってない同士だし、

延々の押し合いボクシングなもんで、この辺から真面目には見てなかったんだけど、

あの力、も少し他の部分に使えないもんかとは思ったけど、

最後の最後まで手抜きせず、そういうの通し切ったっていうのは凄かったね。

                                                          

結局、80-73、79-75、78-76の3-0で、橋元さんの勝ちだったんだけど、

ジャッジ達の評価もバラけるような、ちょっとだらしない試合だったなあ。

                                                         

                                                           

◆三田村拓也さん(ワールドS)×石井博君(レイS)

                            ………48.5㎏ 8R

9勝(1KO)0敗のランク3位、27才・福井県と、6勝4敗3分の28才・千葉県。

                                                             

1R、石井君、このクラスにしては、パンチ力無いにしては、振りデカ過ぎだし、

相手のパンチに合わせていく意識はあるんだけど、軌道が雑々なんだよなあ。

                                                            

一方の三田村さん、やっとこA級になったボクサーにヘタ打てないんだよね。

                                                            

2R、石井君、左フックが殆どオープンだし、その上頭から突っ込むもんで、

三田村さん、いきなり右目上バッティングカットされて頭来たんだろね、

見栄えのいいワンツー打ちながらも、ちょっとムキになってるようだったなあ。

                                                          

3R、どういう訳か、石井君の距離で推移したんだけど、

彼、有効打より振りの大きさとか前進力、アピールしたいみたいなんだよなあ。

                                                          

三田村さん、キズ負ってるし、取り敢えずのとこは無理に仕掛けないで、

カウンター中心に迎え撃つ方がいいんじゃないかなあ。                                                          

ただ、この日の三田村さんの左ジャブ、タイミング少し遅いし、数も少なくて、

なんか、簡単に相手に入られてるんだわさ。

                                                           

4R、三田村さん、ランク3位のボクシングじゃなくなってて、

乱暴者に巻き込まれてしまってて、二人ともハードパンチャーみたいな試合してるな。

                                                       

5R、三田村さん、いつものタイトさ、全くどっか行ってしまってて雑になってるし、

当てるには当ててるんだけど、どういうもんかスピードもキレも無いんだわ。

                                                        

6R、石井君、ランク取りに無我夢中の気合い入ってるなあ。

                                                            

三田村さん、距離もスタイルも相手の土俵でやってる感じで、

オイオイオイッ、ベタ足フットワークの相手に追い込まれてるぞお。

                                                              

7R、三田村君、左ボディから右ストレートのいいのを幾つも打ち込んでるんだけど、

石井君、平気な顔して全く怯まず、前へ前へが止まらず、手数も減らなくて、

まあ、オッソロシイほどのタフネス発揮するもんで、三田村君、辟易してるなあ。

                                                              

8R、石井君、最後まで力出し続けることできてるもんで、

普通のA級戦の面白さは充分あったんだけど、

上位ランカー対3勝2敗ベースの対戦って図式からすると、ちょっと問題あったかなあ。

                                                            

有効打と同じくらい、前進プレスを評価しがちなジャッジが混じってたもんで、

78-74、78-75、77-77の2-0で、勿論三田村君だったんだけど、

この日の相手レベルに判定分かれるような試合した三田村さん、反省だよね。

一方の石井君は、持ってるモノ出し尽したと思うな。

                                                             

                                                            

◆丸山有二さん(野口)×石本康隆さん(帝拳)……SB 8R

11勝(1KO)9敗1分のB6位、28才・東京都と、

16勝(3KO)5敗のSB6位、29才・香川県。

                                                              

もうみんな関西行ったのかって思ってたけど、

松田直樹さん、五十嵐俊幸さん、山中慎介さんや佐々木洵樹君達、

石本さんの応援に来てたね。

                                                             

1R、丸山さんの方がリズム感良くて、スムースなスタート切れてて、

石本さん、何かちょっと硬いんだわ。

                                                             

それにしても石本さん、黒いトランクス履くと、余計にそうなんだけど、

構え方からチョットした動き、亀海さんによく似てるんだよなあ。

                                                          

2R、丸山さん、スタイリッシュなんだけど、パンチ弱いもんで、

接近戦ともなると、やっぱり石本さん圧倒してるなあ。

                                                           

3R、丸山さん、元々まともに殴り合う気持持ってなくて、

この日も足使って、当て逃げ系の軽いタッチのボクシングなんだけど、

両手ダラーンとさせて、顔つき出してのノーガードポーズはジャッジの反感買うし、

9敗のうち5敗はKO負けで打たれ強くもないんだから、止めた方がいいのになあ。

                                                            

4R、この回、石本さん、左右のボディブローが冴えた喰い込み見せてたし、

密着したショートブローの打ち合いも、丸山さんを上回ってたね。

                                                              

ただこの後、引き足の早い丸山さんに対し、石本さん、常に踏み込み足りてなくて、

決めの右ストレート、ことごとく距離届いてないこと多かったし、

丸山さんも、もう4年もKO勝ちしてないような、徹底軽打アマチュア戦法なもんで、

危険度の高い場面、殆ど訪れない退屈な根性戦になってしまったんだわ。

                                                             

丸山さんが倒しに行くようなボクシングしてたら、ランカーにはなってなかっただろうし、

それはそれで大したもんなんだけど、部外者が見ると面白くはないんだよなあ。

                                                             

結局、鈴鹿8時間耐久ならぬ、後楽園8ラウンド耐久みたいになってしまって、

見てる方も疲れたなあ。

                                                            

試合スタイルの面白い、詰まんないは別にして、

純然と頭の中でスコア計算し直すと、丸山さんの下がりながらのコツコツパンチとか、

当て逃げクリンチ大作戦ってのや、当てられた時のスウェイバック評価すると、

結構いい勝負で、終わった時、石本さんの顔面かなり赤く腫れ上がってたし、

イーブンか、やっとこさ1Pくらい石本さんかなあって思ってたんだけど、

79-74、78-74、78-75の3~5P差の3-0で石本さんだってさ。

                                                            

自分、正直、丸山さんのボクシングスタイル好きではないけど、

5ポイント差っていうのは、可哀想過ぎると思ったけどなあ。

                                                          

                                                          

帰りの電車の中で、ふと前見たら、帝拳の大和トレーナーが座ってたよ。

半年位前にも、帝拳のスウェット着てた中南米っぽいのと乗り合ったことあるし、

佐藤幸治さんのこともあるし、どうもこの電車、帝拳の御用達みたいなんだわ。

                                                           

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