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2011年4月 3日 (日)

後楽園ホール・4月1日

                                                          

“Miles In Berlin” の中の “Milestones” 。

                                                          

どんなテンポで演奏するかは、マイルス親分のその日の気分次第なもんで、

メンバー全員超緊張の中、カツカツカツカツって親分、床踏み鳴らすその日のテンポ、

えらい早いもんで、たたみかけるようなテーマフレーズが始るんだわ。

                                                           

そこからは、一音も聞き逃すまいって感じの静まり返った観客の興奮の中、

ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムズ達、

親分の御機嫌損ねないようにしながらも、クールに暴れまわるってとこが最高で、

9分ほどの演奏が終わると、いつも自分、興奮状態なんだよね。

                                                        

                                                        

24日振りの後楽園ホールは、2011年の東日本新人王トーナメントの第一日。

場内の照明、節電の為、一部落とされてれる中で、地震の際の避難説明あったり、

大橋会長の挨拶の後の黙とうから再開されたんだわ。

                                                          

                                                           

◆若松竜太君(勝又)×上岡泰君(元気)……B 4R

3勝(2KO)4敗の26才・鹿児島県と、2勝(2KO)0敗のサウスポー、19才・埼玉県。

                                                          

1R、若松君、体勢整わないと攻撃に移れないみたいな中、

ケンカ腰でガンガン行くのは、優しそうな方の上岡君。

                                                         

ところがところが、1分半過ぎた頃、その上岡君、急に勢い無くなってしまって、

疲れてしまったのか動き止まったとこ、残り45秒、若松君の左右喰らってダウン。

                                                           

立ち上がって猛烈盛り返したんだけど、またもや若松君の右貰ってしまって、

前のめりになって両手着いてしまって、KOエンド。

いきなりの展開変りでタマゲタんだけど、そういえば上岡君、ディフェンス全くダメで、

相手に殴り返されるって事、全然想定してなかったみたいだったもんなあ。

自分、上岡君が圧倒するんじゃないかって思ってたんだけどなあ。

                                                        

                                                         

◆兼目友範君(船橋ドラゴン)×重信亮太君(横浜光)……B 4R

1勝2分の21才・栃木県と、2勝(1KO)2敗の25才・鹿児島県。

                                                        

1R、二人ともとても良く似たボクシングスタイルで、とにかく力入り過ぎの、

しなやかさに欠けたガキゴキボクシングなんだわ。

                                                            

2R、お互いいい距離感出してるように見えたんだけど、

結局、その距離では何にもしないで、見つめ合う事多くて、

頭ぶつけてから打ち合い始まるって感じなんだわ。

で、当然のようにバッティングの嵐で、兼目君、右目上カットしてしまったんだわ。

                                                       

3R、こりゃ止められるなって程のキズ、やっぱりその通りで、0分44秒TDエンド。

                                                        

30-29、29-29×2の1-0兼目君だったんだけど、勿論ドロー。

新人王ルールで負傷してない重信君生き残り。

                                                            

                                                            

◆木下浩太君(ヨネクラ)×木村隼人君(ドリーム)……B 4R

2勝2敗1分の24才愛知県と、1勝2敗の29才・茨城県。

                                                        

1R、同姓同名の木村君、初っ端からチャカチャカ動きまくって、プレスかけるかける。

木下君、大きな構えしてるし、力強そうに見えるんだけど、全くそんなことないんだわ。

                                                         

2R、木下君、スピードもキレも無くて、その上手数も少ないもんで、

一体どうしようとしてるのか、全く伝わって来ない中、

木村君、相変わらずチャカポコしたボクシングなんだけど、とにかく攻める攻める。

でも、彼、ディフェンスの意識殆ど持ってないみたいで、見てて危ないんだけよなあ。

                                                          

3R、木村君、開始ゴングの度に、三方のジャッジに軽く会釈するんだわ。

                                                       

木下君の不出来のお陰で、ほぼ一方的に攻め込んでるもんで、

いよいよ詰めに入るのかなって思ってたとこ、赤コーナー近くで、

木下君がヒョイと伸ばした左に、何と何と木村君、自分から突っ込んでって、

まともにブチ当たってしまって、一発昏倒仰向けダウンで、

あまりの大の字だったもんで、レフェリー、即ストップエンド。

                                                            

木村君、目つぶったままだで、微動だにしないもんで、即担架搬出だったんだけど、

ご家族の方いらっしゃいましたら、至急医務室へってアナウンスあったもんで、

場内ザワザワで、自分もあんなアナウンス初めて聞いたもんで大心配したんだけど、

後で聞いたら、大丈夫だったってさ。

                                                          

それにしても、みんな殴ることに気持ち行き過ぎで、守りの方全然ダメだんだわさ。

木下君、次は前の試合で勝ち残った重信君となんだけど、

多分、盛り上がんない試合になりそうで、いずれにしても、

この日相手の棄権で不戦勝の小野木協栄君にはひとたまりもないと思うけどなあ。

                                                          

                                                            

◆中井雄規君(船橋ドラゴン)×望月太朗君(新日本カスガ)

                                ………B 4R

2勝2敗1分の23才・北海道と、2勝(2KO)3敗の23才・長野県。

                                                       

1R、始まって30秒ほどのとこで、ダウンってことだったんだけど、

自分にはプッシングのスリップに見えたんだけど、とにかく中井君ダウン。

                                                          

そこからは、ボクシングには見えないような単なる乱闘の始まりで、

残り40秒くらいかなあ、とにかくノーガードの酒場の殴り合いみたいだったもんで、

とにかく当たったモン勝ちのどっちでもアリ状態の中、

今度は望月君が赤コーナー付近で、一発昏倒ダウンでまたもやの担架搬出。

                                                         

2分19秒ってことだったんだけど、豪快っていうより、とにかく雑過ぎなんだわさ。

                                                         

                                                         

◆横関孝洋君(ウィン三迫)×尾島祥吾君(新田)……B 4R

3勝(2KO)2敗の25才・東京都と、3勝(1KO)1敗のサウスポー、23才・岡山県。

                                                           

1R、この試合もディフェンスダメ同士だったんだけど、30秒過ぎ、

少しバランス崩したとこ、横関君の左フック喰らって、尾島君ダウン。

運悪く直撃喰らった方が負けっていう分かり易さはあるんだけど、つまんない試合。

                                                          

2R、二人とも、コンビネーションもクソもなくて、いっせのせの殴り合いの連続で…。

                                                                                                               

3R、残り25秒ほどのとこで、尾島君、横関君の引っかけるような左フック喰らって、

この日二度目のダウンで、立ち上がりはしたんだけど、続行不能みたいで、

すぐレフェリーに止められてKOエンドで、2分53秒。

                                                           

なんか、緊張感に欠ける試合が続くんだよなあ。

                                                           

                                                          

◆錨吉人君(SRS)×荻野裕太君(輪島S)……SB 4R

1勝(1KO)0敗の21才・鹿児島県と、

2勝(1KO)2敗1分のサウスポー、24才・東京都。

                                                          

小野木協栄君の試合が中止になったもんで、この試合がこの日一番の楽しみ。

                                                            

錨君、結構知れ渡ってるせいか、いつもだと新人王戦の初戦なんか絶対来ない

マスコミ連中も何人か来てたし、応援団も半端じゃなかったなあ。

                                                          

坂本博之さんは勿論、中島吉兼さんと秋葉慶介さんがセコンドで、

リングサイドには、池田光正さん、伊藤克憲さん、佐藤常二郎さん達ゴソゴソいたな。

                                                          

1R、二人とも、ここまでの試合のボクサーのレベルとは明らかに違ってて、

一気に緊張感高まったんだけど、荻野君もタダモノじゃないんだわ。

                                                            

自分、錨君の圧勝って予想してたんだけど、荻野君のジャブ半端じゃなくて、

錨君、距離取れてないし、邪魔で邪魔で中に入れないんだわ。

                                                           

リーチとフットワークで圧倒されてるし、ノーモーションの左、全く避けられなくて、

錨君、こりゃ苦戦するぞおのスタートだったんだわ。

                                                          

2R、距離どうするかが相変わらずのポイントだったんだけど、

錨君も飛び込みのスピードあるもんで、残り30秒切ったとこで、

見事に右のいいのを打ち込むことできて、荻野君を一瞬グラつかせたんだけど、

荻野君、こんな戦績のボクサーにはとても見えなくて、いい動きするんだよなあ。

                                                           

3R、お互い口元切ってるみたいなんだけど、プレスかけてるのは常に錨君で、

いよいよ攻勢かけるかなって見てたんだけど、ちょっと振り大きいかなあ。

                                                         

4R、よりハッキリした白黒付けるべく、錨君、ますますの攻勢かけて、

左右のボディ連打も勢い良かったんだけど、1分30秒くらいのとこ、リング中央で、

ちょっとムキになって攻め込んだ途端、シュンって出した荻野君の左、

まともなカウンターで喰らってしまって、3~4歩後ずさりしても踏ん張り切れず、

思わず尻餅ダウンしてしまって、場内悲鳴が飛んだんだわ。

                                                         

大したダメージではなくて、再開後、錨君、思いっ切りの挽回ショットなんだけど、

この日の荻野君、最後まで冷静で巧かったもんで、決定的な場面作れず、

そのまま終了ゴング。                       

結局、39-36、38-37×2の3-0で、勿論荻野君の勝ち上がり。

                                                           

自分の圧倒優勝候補、あえなく初戦敗退したんだけど、

錨君、ちょっとマトモ過ぎと言うか、正直過ぎるボクシングだったかなあ。

                                                           

前後のスピードあれだけあるんだから、もう少し左右に動けてたら、

何の問題も無かったんじゃないかって思ったんだよね。

左右に体振りながら距離詰めるように工夫したら、展開変ってたんじゃないかなあ。

直進し過ぎて、ストレート系のパンチ貰い過ぎだったんだよなあ。

                                                          

                                                         

◆関和也君(帝拳)×長谷川雄治君(横浜光)……SB 4R

3勝(1KO)1敗の24才・群馬県と、3勝1敗の23才・福島県。

                                                         

直前の試合で勝った荻野君、この試合の勝者が次の相手なもんで、

そのまま居残り観戦してたね。

                                                           

二人とも一見ちゃんとしたボクシングしてるんだけど、単調で決め手ない同士で、

もう延々の強めマスみたいで、上体の動き少な過ぎる分、

関君、こまめに当てられてるなあってのがそのまま最後まで続いて、

結局、全く盛り上がりの無いまま4ラウンド終了して、

39-37×2、39-38の3-0で、見たまんまの長谷川君の勝ち抜け。

で、次、荻野君と対戦なんだけど、これはちょっとシンドイかなあ。

                                                          

                                                         

◆長田康君(青木)×フランキー三浦君(ドリーム)……Fe 4R

1勝2敗の27才・宮城県と、1勝0敗の22才・青森県。

                                                           

東北出身同士。

この日は、宮城、福島、茨城出身者が結構多くて、全部で6名もいたんだわ。

                                                           

1R、二人揃って、フットワークからパンチ出しに至るまで、

ガツゴツ系パワーボクシングなんだわ。

                                                          

2R、ジャブもコンビネーションも無い、いきなりのブン殴り系だったんだけど、

長田君が左目の上ヒットカットされてしまったんだわ。

                                                            

3R、体寄せ合っての打ち合い多くなっていったんだけど、

ここから、ポジション取りやパンチの種類に工夫見せ出したのは三浦君の方で、

長田君、単調なまま消耗度高まっていったなあ。

                                                         

4R、長田君、展開変えられず結構打たれ込んでったんだけど、

それでも下がらない気持ちだけは維持できてて、奮闘するんだけど、

顔真っ赤だし、口開いてしまってるしで、そのまま疲労困憊エンド。

結局、40-36×3のパーフェクト3-0で、三浦君、文句なしの勝ち上がり。

                                                          

                                                           

◆宮野孝洋君(ネクサス)×横田佳久君(厚木平野)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、21才・山梨県と、2勝(1KO)5敗の26才・神奈川県。

                                                        

1R、どうしたのか宮野君、後ろ足に体重置き過ぎるもんで、

打たれるとすぐ後ろに下がらされるし、攻撃に移るにも一瞬の間できてしまって、

リズムもタイミングも良くないんだわ。

                                                        

2R、二人とも正面からガツガツ行き過ぎるとこあって、頭ぶつけること多くて、

宮野君、バッティング重ねて、顔段々腫れてくるし、何か痛そうにしてるんだわ。

                                                           

3R、宮野君、見るからに集中力欠いてしまって、横田君の一方的展開で、

ひ弱そうなボディ、何度も打ち込まれて戦意喪失したとこでレフェリーストップエンド。

1分38秒ってことだったな。

横田君、次はフランキー三浦君と二戦目なんだけど、荒れた試合になりそうだなあ。

                                                         

                                                        

◆人見正浩君(横浜さくら)×佐藤克哉君(ドリーム)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗の31才・神奈川県と、2勝1敗の28才・宮城県。

                                                          

1R、ちょっとダルーンとした試合で気合い入りにくかったなあ。

                                                         

2R、残り45秒、ひっかけるような右オーバーハンド喰らって、人見君ダウン。

それほどのダメージなかったんだけど、人見君、ちょっと勢い無くなってしまったなあ。

                                                        

3R、始まって15秒ほどのとこ、東南コーナーでガサゴソやってる中で、

ズルズルって人見君、またもやのダウンで、もう止めようねって感じのストップエンド。

0分21秒。

                                                                                                                 

                                                       

◆溜田剛士(ヨネクラ)×吉本アラタ君(コ―エイ工業)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗の17才・長野県と、1勝(1KO)1敗の28才・高知県。

                                                            

実は自分この試合見てなくて、

ほんのちょっと人と話してたら、いきなり終わってしまって、

1R、0分23秒だったんだってさ。

                                                          

                                                         

◆丸野雄太郎君(角海老)×橋口雄斗君(石川)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗の24才・鹿児島県と、2勝(2KO)1分の22才・宮崎県。

                                                            

1R、橋口君、綺麗とか華麗なボクシングは目指してませんっていう感じの、

典型的なブルブルファイターで、パワーのある突っ込み打ちが得意技。

                                                          

角海老のボクサーっていうのは伝統的にそういうの得意じゃないもんで、

丸野君、思う通りにさせて貰えなくて、初っ端から大苦戦なんだわ。

                                                                                                                    

2R、丸野君、終始戸惑い隠しきれなくて、全く対応できなくて辛そうだなあ。

                                                          

3R、丸野君、ビシバシジャブ持ち合わせてる訳じゃないし、

パワー切り裂くキレある訳でもないもんで、徐々に押し込まれてしまうんだわ。

                                                          

4R、丸野君、大分消耗してしまって、返すパンチに力込め切れなくて、

結局、1分38秒、スタンディングのままだったんだけど、レフェリーストップ。

                                                           

                                                         

帰りの電車の中で、前に座った人が本読んでたんだけど、カバー無しだったもんで、

「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」 って、表紙に丸出しで、

それ松下幸之助の著書なんだけど、いいオッサンがなあ……。

人前で、口開けて化粧するオネエチャンと同じで、周囲なんか関係ないんだろね。

                                                         

                                                        

今日の後楽園ホール、昼夜二部興行だったもんで、更新遅れました。

その4月2日分、頑張って書きますから、ちょっとお時間を……。

                                                          

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