« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月

2011年4月28日 (木)

後楽園ホール・4月27日

                                                         

プラプラ歩きながらドーム方向から眺めたら、ホールの近辺エライ混雑で、

おおお、角海老ボクシング満タンかあ? って思ったら、それ、オフトの客で、

震災後久し振りに公営競馬再開したみたいね。

                                                          

それでも、昨日のホール、第一試合始まる頃はガーラガラだったんだけど、

試合進むにつれてドンドン入場で、結構な混雑だったね。

この日、赤コーナーは全て角海老ボクサー。

                                                           

                                                                                                                    

◆渡邉清聖二君×西村剛君(金子)……F 4R

2勝(2KO)0敗の23才・静岡県と、1勝1敗の22才・長崎県。

                                                         

この試合のみ新人王トーナメントの予選。

                                                           

1R、渡邉君、パワー系ゴツゴツボクシングで、西村君はチャンとやりたい方だね。

                                                            

序盤、渡邉君のガツゴツ攻め、とにかくブンブン横振り力感溢れてたんだけど、

残り30秒切ったとこ、相手慣れした西村君の右ストレートがクリーンヒットして、

渡邉君、一瞬軽く膝カックン。

                                                            

お互い、かなりの前向きボクシングだったもんで、ラウンド終了した時、

渡邉君、右目上ヒットカット、左目上バッティングカットしてたし、

西村君も左目上バッティングカットしてたんだわ。

                                                           

2R、渡邉君、多分に力づくのとこあって、回転力不足のとこあるもんで、

西村君、上手いことそこ突いてるし、打ち終わりに合わせるのも巧いんだけど、

渡邉君のボディ連打も強烈なもんで、そこそこ消耗進んでるみたいなんだわ。

                                                         

3R、剛と巧の闘いの行方、結構興味深かったんだけど、

1Rでの渡邉君のキズ悪化してしまって、それヒットカットされた方だったもんで、

この回1分51秒、続行無理ってことでTKOで、西村君の勝ち。

                                                           

                                                           

◆今野裕介君×石澤一路君(オサム)……W 4R

デビュー戦の22才・神奈川県と、デビュー戦のサウスポー、23才・山形県。

                                                            

1R、大型ボクサーのデビュー同士の戦い、いきなり狂気の殴り合いから始まって、

すぐ12秒、石澤君に左打ち込まれて、今野君ダウン。

                                                           

今野君、サウスポー苦手というか、石澤君の左、全く見えてないみたいで、

その後、何度も同じパンチ貰ってしまうんだけど、その度に踏ん張り返してるね。

ちょっとバタバタの中で、今野君鼻血、石澤君も右目上ヒットカットしてるんだわ。

                                                            

2R、それでも形勢は明らかに石澤君の方だったもんで、

一気にカタ付けに行くのかって見てたら、今野君の気持ちと反攻も並みじゃなくて、

二人とも、ディフェンスまるでガラ隙なこともあって、

もう、壮絶な当て放題、当てられ放題ボクシングに突入していって、

今野君のガンガン踏ん張りに、石澤君もかなり消耗していったんだわ。

                                                        

3R、5㎝以上デカイ相手に、見えない左多発されて、かなりシンドイはずなのに、

今野君、誰かの為なのか自らの為なのか、とにかく異常な踏ん張り見せて、

とにかく、延々のトコトコ連打で、最後は石澤君の気持ち粉砕してしまって、

石澤君、顔面赤く腫れ上がって、体伸びて手止まってしまったとこでストップエンド。

この回57秒、今野君の大逆転TKO勝利。

                                                           

                                                            

◆鈴木翔君×宜志冨昭誠君(西城)……LF 6R

6勝3敗1分の21才・埼玉県と、5勝(1KO)3敗1分の24才・沖縄県。

                                                            

鈴木君、とってもスタイリッシュなボクシングするんだけど、

リング上で気持ち盛り上げるのに時間かかるタイプだし、

ここだぜって時に見過ぎるとこあって、ちょっとイラつくボクサーなんだけど、

だけど、とってもいいボクシングするもんで、目離せないんだよなあ。

                                                         

2009年の新人王トーナメントの東日本決勝で三田村拓也さんに負けた後、

須江伸太郎君に1R1分も持たないでKO負けしてしまって、

その後1年以上間があいて、その間、なかなか試合が決まらなくて、

ちょっとフテてた時期もあったんだけど、やっぱ巧いボクサーなんだよなあ。                                                         

自分、この日の興行の中で、実は一番気にかかってた試合なんだよね。

                                                            

1R、ボクシング自体のレベルはやっぱり鈴木君圧倒してるんだけど、

宜志冨君、飛び込んでからのガツガツ連打、結構気合い入ってるんだわ。

                                                             

この日の鈴木君、前田健太君から借りたトランクス履いてて、

その前田君も仕事場から駆けつけて、客席から見つめてたね。

                                                          

2R、中間距離からの打ち出し、全て見切られるもんで、

宜志冨君、なんとか距離潰さないとって懸命に詰めるんだけど、

鈴木君の方が素早い足持ってるもんで、ちょっと苦戦してるなあ。

                                                             

終了ゴング間近のとこで、この試合初めて距離置いた打ち合いあったんだけど、

もう鈴木君の圧倒で、宜志冨君、いきなり右目上ヒットカットされてたなあ。

                                                             

3R、鈴木君、試合勘戻すのに重点置いてるみたいで、ヘタ打たないようにって、

その慎重さ大切だとは思うんだけど、もう少し積極的に仕掛けてもいいんじゃないの。

でも、実に美しいタイミング持ってるんだよなあ。

                                                           

4R、鈴木君、効果的な一気攻めするんだけど、持続時間短くて、

波状的に攻撃できれば、相手の反撃前にカタ付けられるのに、残念。

                                                          

5R~6R、宜志冨君、戦法的に他の特別技持ってないもんで、

どうしても単調にならざるを得なくて、あしらわれるような感じから脱し切れなくて、

結局、鈴木君、終始余裕の試合運びのまま終了ゴング。

                                                           

60-54、59-55×2って、殆どパーフェクト3-0で、鈴木君二連敗脱出。

翔君、次は倒しに行くボクシング見せてくれ。

                                                             

                                                         

◆坂本大輔君×尹文鉉君(ドリーム)……SL 8R

6勝(3KO)4敗1分の29才・千葉県と、9勝(2KO)1敗1分の27才・栃木県。

                                                          

1R、初めプレスかけてスタートしたのは坂本君の方で、

前回の不本意負け払拭しようと積極的に仕掛けてるね。

一方の尹君も、この日は左の使い方がとっても巧くて、それによく伸びてるなあ。

                                                           

2R、坂本君、距離詰まったとこからの乱打戦が大好物なんだけど、

尹君、先刻承知済みみたいで、上手いこと距離取って、軽いの打ち込んでるなあ。

で、坂本君のジャブが届かないとこで、尹君のペースにハッキリ傾いてってんだわ。

                                                             

3R、距離縮めるには、捨てパンチ打ちながら入って行くのがいいと思うんだけど、

坂本君、なかなかそれできないで、ちょっと困ってるみたいなんだわ。

                                                            

二人とも、大向こうをうならせるような得意技ある同士じゃなくて、

距離支配が全てって感じのボクシングなもんで、

そうなると、坂本君の劣勢なかなか挽回しにくい展開になっていったんだわ。

                                                              

4R、それでもこの回、相手ロープに追い詰めて、出ました大殴り横連打って場面、

二回ほどあって、坂本君、これからかあって雰囲気もあったんだけど……。

                                                            

5R、合わせる器用さとか、元々のスピードある方じゃないもんで、

坂本君、もう少し見てる時間減らして、詰め詰め体力戦に持ち込むべきなんだけど

それ叶わなくて、挽回の予感感じにくい流れがそこはかとなく湧いてきたなあ。

                                                           

6R、尹君、相変わらず慌てることない、強振しないけど良く当てるスタイルで、

派手さは無いんだけど試合コントロールしてて、坂本君、大分疲れてきてる。

                                                           

7R、坂本君、万策尽き果ててるって感じだし、

尹君の方も超積極的って訳じゃないもんで、何かタル―イ感じになってしまって、

                                                           

8R、応援団からも、手出せ! 自分から行け! って坂本君、言われまくってたし、

尹君の方も、間欠的に坂本君の重いの貰ってた事もあって、なんかダレてるし、

ダラダラ、ザラザラのまま終了ゴング。

結局、79-74×3の3-0で、勿論尹君の勝ち。

                                                            

尹君はいつものボクシングだったけど、

坂本君は、もっとガンガン、ガツガツ、相手が嫌気さすほど行くと思ってたけどなあ。

                                                         

                                                           

◆青野弘志君×佐藤洋輝さん(ワタナベ)……51.5㎏ 8R

8勝(3KO)3敗のサウスポー、23才・埼玉県と、

3勝(2KO)1敗のランク10位、24才・岩手県。

                                                         

佐藤君のデビュー戦見た人は、最近の彼の活躍想像つかないと思うけど、

あん時はホント、ヒドくて、鉛入りシューズに14オンスグローブでやってたみたいに、

トボトボフットーワークのトロトロスイングで、もうボロボロの3-0負けだったんだわ。

                                                            

後で聞いたら、超上がってしまったって聞いたんだけど、驚いたなあ、

その後、時松友二君にKO勝ちして、遠藤一充さんに2-0勝ち、そして、

あのブンブン東栄さん倒してしまったんだよね。

                                                          

これほど変わり身したボクサーも珍しいんだけど、

最近では、彼半端じゃないほど強いってシミジミ思ってて、

実はこの日の青野君、ヤバいんじゃないかって予想だったんだわ。

                                                            

青野君のキレ、とってもいいって聞いてたし、スパーも良かったんだけど、

佐藤君の、最近の重厚感、このクラスにしては飛び抜けてるからね。

                                                        

この試合の入場曲、キャンディーズの “春一番” 。

                                                          

1R、パワー系ゴリゴリ野武士に華麗なステップボクシングがどこまで通じるか、

佐藤君のパンチ、全てをかき分けていくような極太さあるからなあ。

                                                         

2R、青野君、正面勝負はヤバイもんで、どれだけ左右に動けるかなんだけど、

佐藤君、いつものフィジカル系パワーボクシングへの誘い込み成功して、

残り10秒切ったとこ、北西ニュートラルへ詰めたとこで、

右ショート一発ブチ込んで、青野君からダウンゲット。

青野君、早くも右目上ヒットカットされてしまったんだわ。

                                                            

3R、青野君もどんな相手に対しても怯む様なボクサーじゃないもんで、

ガンガン反攻試みるんだけど、ちょっと左ガード下がるとこ、

佐藤君、ノーモーションの右ストレート当て放題みたいになっていったんだわ。

佐藤君、他のパンチは殆どがフェイクで、その右一点絞りなんだよなあ。

青野君、その右、全く見えてない感じなんだわ。

                                                          

4R、青野君、気合い入れ直して、一方的になりそうなとこ、色んなパンチ繰り出して、

懸命に挽回、挽回で、このラウンドとってもいいとこまで行ったんだけど、

残念、終了ゴング寸前、またもや見栄えのいいのを打ち込まれてしまったなあ。

                                                       

5R、ここまでラウンド進んでも、佐藤君、軸の太いボクシングに揺るぎなくて、

大分ポイントリードしてるのに、だから敢えて無謀な打ち合いしなくてもいいのに、

余程自信あるんだろね、ガンガン応じてるもんね。

                                                            

6R、青野君、劣勢ではあるんだけど、全く集中切らせてなくて、あくまで勝負で、

剛腕佐藤君に正面から殴り合いにいって、大根性モノなんだわ。

                                                           

どんな荒っぽい場面になっても佐藤君、相変わらずのシッカリ体幹で凄いね。

青野君、左顔面大出血で、ドクターチェック。

                                                        

7R、青野君、160㎝しかないけど、気持ちは巨人なもんで、全く諦めないんだけど、

ここに至って、体入れ替える時のスピード、極端に落ちてきたし、

またまた、右ストレート、ザクザク狙い打たれ続けてるし、

で、2分53秒、ご苦労さんだったねって感じのレフェリーストップエンド。

                                                             

青野君、ちょっと負け込んでるけど、君、いつもとっても気持ちのいい試合するから、

もう少し踏ん張ってみてよ。

                                                            

                                                            

◆関豪介さん×平山悦久君(ワタナベ)……Fe 8R

6勝(1KO)0敗のランク12位、25才・熊本県と、8勝(3KO)6敗の29才・栃木県。

                                                           

熱い試合って言えば、関さん、いつも巧拙超えたボクシングするんだよね。

                                                         

1R、関さんのチャカチャカボクシングに、平山君、やっぱり落ち着いてできなくて、

近付いて来ないように左伸ばすんだけど、相手の入り込みの方が勢いあるんだわ。

                                                           

2R、平山君、強く振り切れてないパンチで、それじゃ関さん止められなくて、

でも、彼も初めての8回戦だし、そんな勢い最後まで通せるのかって感じなんだわ。

                                                            

3R、平山君、やりにくい相手に根気よく、体入れ替えたり色々工夫してるね。

                                                             

4R、片っぽが極端なボクシングしようと一心不乱な時、

それ、打破するってのはホント難しくて、平山君、困ってる、困ってる。

                                                           

それ横目に、関さん、体くっ付けたらこっちのモノ大作戦全開で、

一発強いの打つより、弱いのでもとにかく5発打つってボクシングで、

付き合わされる平山君の方も、堪ったもんじゃないんだわ。

                                                          

5R、徐々に、微々としながらも消耗進んでるのは明らかに平山君の方なんだけど、

このままじゃヤバイって、時折敢えて相手の土俵で平山君、頑張ってる。

                                                            

6R、二人とも、超ガスガスのあまりの接近戦続けるもんで、

それ、互いのグローブテープが擦れ合って剥がれてしまうほどで、

途中何度も補修タイム挟みこんでるんだわ。

                                                         

7R、揉み合いの疲れ、平山君の方に顕著で、かなりのことまでいってしまって、

もう、もたれかかるようにしかできなくて、頭下げっ放しだし、止められそうだなあ。

                                                             

8R、関さん、あと一発クリーンヒットできればカタ付けられるのに、

敢えてそれしないのかってほどで、結局最後まで行ってしまったんだけど、

それでもやりたい事やり通したみたいで、とにかく、君のスタミナにはタマゲタよ。

                                                           

80-74、77-75、77-76って評価別れる採点だったけど、

80-74も77-76も、自分は無いなあって思ったんだけどね。

                                                             

                                                           

◆下川原雄大さん×大川泰弘君(ワタナベ)……W 8R

15勝(5KO)6敗2分のランク3位、29才・東京都と、

9勝(3KO)10敗3分の27才・千葉県。

                                                            

二人はこれが三戦目で、8年半前のデビュー戦の相手同士でもあるんだよね。

その初戦は引き分け、二戦目は2008年、下川原さんのTKO勝ち。

                                                          

大川君、これで負けると、もう下川原さんとの試合はできないってことになるし、

気合い入ってたのか、随分早い会場入りで、薄暗いリングで入念アップしてたね。

                                                             

1R、下川原さんの方が10㎝以上デカイんだけど、リーチはそれ以上差があって、

大川君、どれだけ中に入れるかってのがポイントだったんだよね。

                                                           

この日の大川君、いつの以上に調子いいみたいでビュンビュンいい動きしてて、

若干乱暴気味に入って、右フックブチ当てようって満々の意気込み。

                                                            

一方の、下川原さん、まずは落ち着いたハイランカーボクシングで、

届きのいい素早い左ジャブで対応しながら、相手の動き見極めてるなあ。

                                                            

2R、大川君、ちょっと雑々気味ではあるんだけど、気持ちこもったパフォーマンスで、

何とか下川原さんのペース乱そうとしてるね。

                                                          

下川原さん、相対的にガード位置低くて、一瞬のパンチ交換に危険孕んでるんだけど、

目がいいもんで結構見切れてるみたいなんだわ。

                                                          

3R、ボクシングスタイルからしても、二人の体格差からしても、

多少のリスク覚悟の上、接近乱打戦に活路っていうのは勿論大川君の方だし、

再ランクインも目指してるもんで、試合当初からかなりの攻勢かけてるんだけど、

下川原さんもタイトル戦念頭に置いての、ある意味前哨戦な訳で、

で、当然ここで絶対ヘタ打てないもんで、二人の意地のぶつかり合い凄かったんだわ。

                                                         

4R、中間距離での打ち合いは、やっぱり下川原さん圧倒的で、

ガムシャラ大川君に冷静に対処出来てて、空いてるとこ丁寧に攻めてて、

以前と比較すると、攻撃の巾随分増してきたんだわ。

                                                         

大川君、下川原さんの強烈右何度も喰らってしまったもんで、

左目上ザックリカットしてしまって、ジャブジャブ出血で、あっと言う間に顔面真っ赤。

                                                              

5R、大川君、キズヒドイことになってるもんだから、

刺し違い覚悟で殴り合いに挑んでいったんだけど、もうどうにもならなくて、

ドクターチェック後の1分50秒、TKOエンド。

                                                           

大川君、もっとやりたがって思わずリングに座り込んでしまったんだけど、

8年以上にわたった対戦相手だし、下川原さんも同じ様に大川さんの前に座って、

トントンって、グローブで肩叩いてねぎらってたなあ。

                                                            

                                                         

◆麻生興一さん×熊野和義君(宮田)……SL 8R

11勝(7KO)2敗1分のランク9位、25才・大分県と、

24勝(6KO)10敗の31才・東京都。

                                                            

この二人の対戦だとどんな風になるかなあって予想した通りの展開で、

熊野君の試合はあんまり見ないんだけど、実は結果も予想通りだったんだわ。

                                                            

1R、勝負は長引くんじゃないかって思ってから、1分20秒過ぎ頃、

麻生さんの右ショートフックで、熊野君いきなりダウンしたもんで驚いたなあ。

                                                             

2R、熊野君、なんかダメージ引きずってるみたいなんだけど、

この辺から、流石のしつこさで、麻生さんの空いてるとこ丁寧に攻めてて、

麻生さん、結構ボディ打ち込まれてるんだわ。

                                                             

3R、残り30秒ちょっとのとこで、熊野君、またもや麻生さんの右フックでダウン。

二人揉み合った際、麻生さん一瞬身引いて距離作って打ったワンツーだったんだけど、

あれは巧かったなあ。

                                                             

で、これは早い決着なのかなあって見てたら、ここから熊野君、粘る、粘る。

あれえ、麻生さん、左目周辺、かなり腫れてきたけど、あれパンチじゃないよねえ。

                                                           

4R、熊野君、残念ながら最近衰え目立ってきて、元々腰折った前かがみだし、

トボトボフットワークなんだけど、なんかもうオジイサンボクシングというか、

ジャイアント馬場のプロレスみたいな遅さで、パンチにも力入ってないんだわ。

                                                           

5R、それでも熊野君、麻生さんの左目めがけて盛んに右ショート狙ってるね。

ただ、足元全くおぼついてないし、なんか気の毒なボクシングで、

麻生さんも、休み休みやるとこあるし、このままズルズル行くのかって思ったもんで、

後は、麻生さんの左目が塞がらないようにって感じだったんだけど、

結局、7R始まってすぐの9秒、もう止めようねストップで麻生さんTKO勝ち。

                                                            

                                                          

角海老ボクシング、相変わらずのハードマッチメイクでやっぱり面白かったね。

結局この日5勝3敗ってことで、年間通算勝率60%前後って妥当な結果だったね。

2011年4月27日 (水)

後楽園ホール・4月26日

                                                          

昨日はマナベジムからの出場者いないのに宮崎辰也君が来てて、

以前、控室で中野晃志君と一緒だった時、とってもいい人だったもんでって、

それに一場仁志君のボクシングも好きだからって、

宮崎君、デカイ試合控えてて練習あるとこ、駆けつけてくれたんだわ。

                                                             

そしたら彼、土屋修平君やコーチ義人君とも知り合いってことで、

何かバッティングセンターで行き合ったみたいなんだけど、

とにかく三人並んで、中野君とか一場君のこと応援してたなあ。

ボクサー達っていうのは、色んなとこで繋がり作ってんだよね。

                                                          

                                                           

◆東耕平君(ナックルS)×高木暢人君(KG大和)……SF 4R

1勝2敗の31才・鹿児島県と、デビュー戦の20才・三重県。

                                                         

1R、高木君、デビュー戦なのにエライ落ち着き様で、

硬くなってしまって手が出ないっていうのとは明らかに違ってて、

ちょっと直立気味ではあったんだけど、相手と自分の動き確認してるみたいなんだわ。

                                                             

ラウンド中盤までそんな感じだったもんで、東君、行けるかなって思ったんだろね、

いよいよって時と、高木君の反転攻勢とが重なった途端、勝負は一気の決着で、

高木君、相手を西側ロープ近くに詰め寄せると同時に右ストレート一閃して、

東君からダウンゲット。

                                                         

立ちあがった東君に対する直後の追撃も申し分なくて、

東君の二度目のダウンと、レフェリーが割って入るのとタオル投入とが重なって、

そういうの見たことなかったんだけど、とにかくのKOエンドで、2分3秒。

                                                         

高木君、アマチュア経験あるんじゃないのかなあ。

                                                             

それにしてもここのジム、まだまだ小さいんだけど、

色々特徴あるボクサー出てきて面白いんだよね。

                                                          

                                                            

◆藤澤光祐君(大一スペースK)×中野晃志君(角海老)

                             ………SFe 6R

6勝(4KO)1敗1分の22才・愛知県と、5勝(5KO)7敗2分の28才・千葉県。

                                                          

小林生人さん、初めてのチーフセコンド。

                                                           

藤澤君、初めて見るボクサーで、とっても優秀な戦績なんだけど、

名古屋方面のこういう戦績、どこまで信頼できるかってとこだったんだよね。

                                                         

1R、案の定、藤澤君、思った通りムチャクチャ荒っぽいブン廻し系ボクサーで、

振り出すのはフック系が多いんだけど、殆どオープン気味なんだよなあ。

                                                           

中野君、もう少しジャブ突いていけば全く問題ないのに、結構な正面勝負で、

お互いのパンチが交差したら、出会い頭の危険性高いんだわ。

                                                             

2R、半分頃、中野君、例の重い右ストレート巧いこと打ち込んだら、

藤澤君、思わずの膝カックンで、中野君当然の一気攻めだったんだけど、

藤澤君もそこそこの根性持ちだったもんで、盛り返しに踏ん張る踏ん張る。

                                                         

それでも流れは完全に中野君なもんで、逆攻勢までには至らなくて、

最後南側ロープ近くで嵐の連打打ち込んだとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

2分27秒だったんだけど、中野君、この試合含めて勝ちは全てKO決着なんだけど、

これまで勝ち負け交互に繰り返してて、初めての連勝で、これで見事A級昇格。

                                                            

中野君、この後一場君の応援だったんだけど、盛んに左突けって声援で、

それ、君自身にも必要だったんだよなあって思ったら可笑しかったなあ。

                                                            

                                                           

◆平安名勝吉君(厚木平野)×斉藤裕太君(北澤)……SF 4R

1勝(1KO)6敗の33才・神奈川県と、1勝(1KO)1敗の23才・神奈川県。

                                                            

1R、平安名君、4回戦だってのに、いかにも仕掛け遅過ぎで、

そもそも戦う姿勢ができてないって感じで、元気そがれてしまうような感じ。

                                                          

で、試合終わったばかりの中野君のお祝いに行ったんだわ。

結局この試合、2R2分31秒、斉藤君のTKO勝ちだってね。

                                                           

                                                            

◆竹長敬一郎君(福田)×村田智哉君(KG大和)……B 4R

2勝(1KO)4敗の32才・愛媛県と、2勝(1KO)0敗のサウスポー、20才・神奈川県。

                                                            

1R、出てきた途端、村田君、いかにも強そうな雰囲気満々なんだよね。

                                                         

竹長君、ちょっと気負い過ぎのせいか、腕振り大きくなるとこ、

村田君、上手いこと振り出しと打ち終わりに合わせるタイミングピッタリで、

右手プラプラさせて誘いながら、とにかく余裕のボクシング。

                                                            

で、残り40秒ほどのとこ、相手の打ち終わりに合わせた左のショートストレート、

ジャストのタイミングで打ちこむことできて、ダウンゲット。

                                                             

2R、竹長君、それ程のダメージ引きずってるようには見えなかったんだけど、

もう全く勝負にならないほど、二人の力量差見えてきて、

始まってすぐから村田君の攻勢緩みなくて、ほとんどリング中央のとこで、

絵に描いたようなワンツー打ち込み成功で、竹長君、仰向けダウン。                                                            

それ、あんまり劇的だったもんで、殆ど即のレフェリーストップで丁度1分ってとこ。

                                                         

村田君、2月下旬に試合したばかりだったんだけど、

彼、試合の組み立て方とっても上手いし、勝負どこの見極め的確なんだよなあ。

                                                            

この試合だけが、新人王トーナメントの予選だったんだけど、

彼、自分の中での4人の優勝候補の一人で、

このまま順調にいくと、尾島祥吾君と準決勝じゃないかって思ってるんだよね。

                                                          

                                                            

◆大平剛君(花形)×田村瑞樹君(ドリーム)……LF 4R

3勝3敗1分のサウスポー、26才・新潟県と、4勝2敗の27才・東京都。

                                                            

1R、常にプレスかけ気味なのは田村君の方で、

大平君、フック系のパンチがちょっとオープン気味なんだわ。

                                                           

2R、得意技というか、決め手に欠ける同士なんだけど、

お互い、返しのパンチがポイントになりそうなんだわ。

                                                             

3R、田村君、前には出るんだけど、そこからのアイデア不足だし、

なんか軸ぶれてしまってるし、腕振りも弱くなってきてて、

打ち終わりをシッカリ狙われてるんだよなあ。

                                                            

4R、田村君、ダウン以上取らないとシンドイ状況なんだけど、

そんな急展開は望めそうになくて、そのまま盛り上がりに欠けたまま終了ゴング。

結局、40-36、40-37×2の完璧3-0で大平君完封勝ち。

                                                         

大平君、イーブン戦績ではあるんだけど、

敗戦の中には原隆二さんとか安慶名健君とか強豪混じってるからのことで、

一気に攻め立てるってとこ無いけど、真面目で堅実ボクシングするんだよね。

                                                           

田村君、デビューから三連勝した頃は、とってもセンス感じさせてくれて、

将来いいボクサーになるんじゃないかって、そんな風に見てたんだけどなあ。

                                                         

                                                           

◆橋爪優司君(厚木平野)×一場仁志君(角海老)……L 6R

4勝(2KO)6敗2分の31才・北海道と、4勝(2KO)2敗1分の22才・佐賀県。

                                                            

一場君のこともデビューから全試合見てるんだけど、

初めの頃、両腕バラけた勢いだけのガッチャガチャだったのが、

段々上手くなっていく過程見れて、それだけでもとっても興味持ってんだよね。

一人のボクサーが、色々考えて練習重ねて上手くなっていくのを見るのは、

ボクシング見る楽しみの一つなんだわ。

                                                             

1R、橋爪君、大きな構えから重そうで鋭いジャブ出しで、なかなかいい雰囲気あるね。

                                                            

一場君、怯むってことまず無いもんで、こりゃまた荒れそうだなって見てた途端、

始まって18秒のとこ、相手交わしざま、一場君の右ストレート光速直撃して、

橋爪君、いきなりのダウン。

                                                        

そういう場面からの一場君の追撃、元々半端じゃないもんで、

橋爪君、持ち直す暇さえ全く無しの一気の決着で、0分46秒TKOエンド。

                                                             

一場君、よっぽど嬉しかったのか、何度も何度も叫び声上げて、

二度もコーナーポストに登るし、リング上走り回ってたなあ。

                                                           

彼、小堀佑介さんのこと大好きで、沢山面倒見て貰ってた最後の教え子だったし、

で、絶対負けられないって、エライプレッシャー自らにかけてたもんでね。

                                                               

                                                            

この試合の後、女子ボクシングと福島学さんの引退セレモニーあったもんで、

沢山時間できて、で、中野君と一場君と沢山話して、

ホントは時間無かったのに応援来てくれた宮崎君にも御礼言って、

いよいよファイナル。

                                                                                                                      

                                                           

◆小野心君(花形)×石川雄策君(角海老)……F 8R

10勝(2KO)4敗2分の28才・神奈川県と、3勝0敗の24才・沖縄県。

                                                         

サウスポー同士なんだけど、石川君の方が上背も体の大きさも上回ってるね。

                                                           

1R、小野君、いつもより慎重な入りで、お互い距離の探り合って感じで、

腕出だしの70%は右ジャブの差し合い。

                                                           

2R、石川君、先仕掛けもできるし、相手の打ち終わりに合わせるのも巧いし、

タイミングは合ってるみたいだね。

小野君、ちょっと中途半端な感じで、攻めあぐんでるみたいで、

中盤以降、石川君が支配してるな。

                                                          

3R、まだお互い本気攻めになってないんだわ。

                                                           

4R、石川君、詰め寄られると背中伸びて真っ直ぐ下がるとこあって危ないんだけど、

足止めた打ち合いになると、回転力で優位に立ってるんだわ。

                                                       

5R、石川君、ジャブは圧倒してるんだけど、決めのショットがことごとく大き過ぎで、

それは腕振りそのものと同時に距離もオーバーしてて、なんかおかしいんだよね。

                                                             

小野君、頭や上体上手いこと下げて、相手やり過ごすのとっても巧くて、

実はこの辺りから、小野君、ジリジリしつこさ発揮してきて、

接近戦からの左右のボディブローも良くなっていったし、

左ストレートからの返しの右フックで顔面狙いって戦法、なかなか有効なんだわ。

                                                           

6R、石川君、この回二発返しの右フック直撃させることできたんだけど、

小野君、直後のクリンチ逃げとっても巧くて、一方的にしないんだよなあ。

この回、石川君、バッティングで右目上カット出血。

                                                            

7R、展開は密かに、でも確実に小野君の方へ流れていって、

左ボディから右フックの返しってのが益々効果的で、

石川君、手が余るような、つまり小野君の距離でやらされてしまうこと多くなって、

顔面紅潮も徐々に進んでるし、初めの頃の勢い無くなってるんだわ。

                                                            

8R、石川君、試合中盤以降打たれ込んでたボディブロー、かなり効いてるみたいで、

小野君の勢い付いた連打の前に手止めてクリンチ逃げする場面増えてしまって、

余程シンドかったんだろね、最後はホールディングの減点取られてしまったんだわ。

                                                         

終了ゴング鳴った時、石川君、もうヘロヘロになってたなあ。

で、結局、78-74、77-74、77-75の3-0で、小野君の判定勝ち。

                                                            

実は石川君、この試合の直前、ある事情で体調崩してたもんで、

自分、どうかなって見てたんだけど、小野君だって17戦目の歴戦の勇士、

いくら伸び盛りでもそんな状態の相手にはやっぱり甘くなくて、

持ち前の粘っこさ十分発揮で流石だったね。

                                                          

石川君、相手の全力出しの前に、早目一気の決着目指すべきじゃないかって、

そう思ってたんだけど、元々そんな序盤畳みかけるようなスタイルじゃないし、

とにかくこの日は、ロングショット、強振りショットの精度が全く良くなかったもんで、

ラウンド進んでのスタミナ勝負になると、勝ち目薄かったのかも知れないね。

石川君、また次!次! だよ。

                                                         

                                                        

それにしても、あのバカパンチ野郎が近付いて行くと、ロクなことないんだわ。

9日もそうだったんだけど、今度また、気安く寄って行くようだったら、

ハッキリ脅しかけてやるわ。

ホント、分かってないバカ野郎で、

常連面して、あっちこっち訳知り顔で挨拶してるんだけど、

出入り禁止になってるジム幾つもあるのに、カエル面の懲りないヤツで、

自分も二回ほど、ヤツの襟首掴んで叩き出した事あるんだけど、

それ以来、ガン飛ばすと視線ずらせて、ヒョロヒョロ横道に避けるんだけど、

殆ど試合見てなくて、酒びたりの上、女のケツばっか追っかけてるようなヤツで、

エライさんにおべっか使っておざなりに応援するボクサーの勝率、ホント良くなくて、

ボクサーにサイン書かせて、見ず知らずの女にホイッて上げてしまうようなヤツで、

つまり、ホント、ムカつく野郎で、石川君が負けたのソイツのせいでもあるんだよね。

勝負事っていうのは、ジンクス守るっていう側面もあるでしょ。

                                                            

2011年4月26日 (火)

後楽園ホール・4月25日

                                                         

最近ちょっと残念だったのは、小雪が松山ケンイチと結婚したってことかな。

                                                           

実は松山って俳優のことは全く知らないもんで、何言ってんだかってことなんだけど、

彼見てると、夢感じさせてくれる雰囲気全く持ってないし、余りにも普通過ぎだし、

でもまあホントのとこ知ってる訳じゃないし、他人さまのことなんだけどね。

でも、吉永小百合とか藤原紀香が結婚した時と同じ様なガッカリ感なんだよなあ。

                                                         

                                                          

BSジャパンでやってる、ラテン系ラブドラマ、“ヴィーナス” ってのがあるんだけど、

そこに出てる男優の一人が、河野公平さんに似てるし、

女優の一人が、あの女性フリーボクシングライターに雰囲気そっくりなんだよね。

その二人が、愛してるの愛してないのって揉めるの見てたらなんか可笑しくってね。

                                                           

                                                           

ローソンは勿論、アルペン、ユニクロ、g.u、ABCマート、ヤマダ電器、コジマ、そごう、

丸善、山野楽器、D2、LOFT、アオキ、青山商事、笑々にダイソーとか他にも、

ツタヤ、三崎水産、リンガーハット、マックとミスド、ケンタにサイゼリヤ、てんや、

不二家、吉野家って、全部チャリでちょっと行ったとこの範囲にあるんだけど、

自分の家の近所に、牛角だけがないんだよね。

                                                        

                                                            

昨日の後楽園ホール、初めの三試合が新人王トーナメント戦。

                                                             

◆長友直樹君(横浜光)×太田啓介君(レパード玉熊)

                            ………SFe 4R

2勝(1KO)1敗の23才・神奈川県と、2勝2敗の26才・東京都。

                                                        

1R、太田君、膝も上体も硬いせいか、いいジャブ打つ割にそこからの流れなくて、

なんか勿体ないような出足だなあ。

長友君の方は、とにかく距離詰めてガツガツフックの熱闘ボクシング。

                                                           

2R、太田君、左コツコツに終始するアマっぽい動きに変化なくて、

長友君も、仕掛けのタイミング見測り過ぎというか、とにかく待ち過ぎだよなあ。

                                                            

3R、長友君、気合い入れて振り回してる割に精度良くなくて、

打ち待ちしてる間に、太田君にトコトコ気持ち良くジャブまみれにされてる。

                                                          

4R、やっぱこれじゃマズイって、長友君勢い増してったんだけど空回りの連続で、

ちょっと見、押し気味に推移したんだけどクリーンヒットはとっても少なくて、

あくまで有効打ってことになると、40-37、39-37、39-38の3-0で、

太田君の勝ちっていうのは仕方ないかなあ。

                                                           

                                                           

◆中胡貴之君(セレス)×遠藤健太君(宮田)……L 4R

2勝(1KO)4敗1分の28才・広島県と、2勝(2KO)1敗の24才・東京都。

                                                           

1R、中胡君は再挑戦組なんだけど、二人とも下半身の安定感がないせいか、

まるで緩んだボクシングで、腕振りも雑だし、スピード感もないんだよなあ。

                                                           

2R、お互いディフェンスも何もない、どっちがどうということもないグズグズ戦で、

どっちも危ない危ない荒っぽいボクシングだったんだけど、

残り50秒ほどのとこで、遠藤君のドッコン一発決まって中胡君、ドッコンダウン。

                                                             

それまでも相当打たれ込んでたし、倒れ方も壮絶だったもんで、

カウント途中でセコンドからタオル投入されて、2分19秒KOエンド。

                                                           

遠藤君、次は横山雄一君となんだけど、

同じ荒っぽ系でも、横山君のは次元が違うもんでシンドイと思うなあ。

                                                            

                                                         

◆重水泉宏君(渡嘉敷)×石井大輔君(角海老)……SFe 4R

1勝3敗の25才・鹿児島県と、2勝0敗のサウスポー、20才・秋田県。

                                                          

1R、この日の重水君、いつもと違って出だしから前出る出る、腕振る振る。

                                                        

石井君、序盤ちょっと先越された感あったんだけど、

相手、あくまで単調な横振り一筋なもんで、早い段階で冷静対処することできて、

シャープな動きからの鋭い打ち込みで、徐々に圧するようになったね。

                                                           

で、残り50秒ほどのとこで、北西ニュートラル近くのとこで、

ガスガスってお互いのパンチが交錯したとこ、石井君の右の返しが見事直撃して、

重水君、膝カックンされたように腰落としダウン。

                                                          

立ち上がった直後も石井君の追撃甘くなくて、そのまま西側ロープに詰めて、

一方的な攻め込みで、重水君、どうにもならなくなったとこでレフェリーストップ。

2分33秒。

                                                         

石井君、次は太田啓介君となんだけど、この日のように冷静かつ積極的にできたら、

問題なくの突破で、準々決勝での伊原健太君との一戦がヤマになると思うな。

                                                          

                                                          

◆澤田純一君(セレス)×成塚亮君(ワタナベ)……Mm 4R

2勝(2KO)6敗のサウスポー、25才・千葉県と、2勝1敗の19才・埼玉県。

                                                          

1R、成塚君、プレスかけ気味なんだけど、全体にちょっと見過ぎで手が遅いんだわ。

それに比べ澤田君、連敗脱出目指して力強い打ち出しできてる。

                                                          

2R、成塚君、フック系のパンチが外側から出過ぎでストロークもデカくて、

真ん中のガードが甘くなってるとこ、澤田君に細かく突かれてるなあ。

                                                            

3R、細かい連打と、振り回し系の対決だったんだけど、残り30秒、

二人の頭ガツンと当たってしまって、成塚君がバッティングカット。

                                                           

ドクターチェック後即ストップで、負傷判定の結果、

30-28、29-28、28-30の2-1で、成塚君ってことだったんだけど、

逆もアリだと思ったな。

                                                             

                                                         

◆安慶名健君(横浜光)×ナンチャラ・ジャマド(タイ)

                             ………LF 4R

4勝(3KO)1敗の23才・沖縄県と、年令・戦績不詳のタイ人。

                                                          

安慶名君、新人王トーナメントにエントリーしてるんだけど、

シードされてて、初戦が9月27日なもんで、この日超々の調整試合。

                                                          

1R、タイ人、パワー系なんだけど、見るからに下手クソのスタミナ無しで、

案の定2分過ぎ頃から殆ど一方的のヨロヨロで、出ましたお約束のヘロヘロポーズ。

もっと早く止めてよって感じの2分51秒、レフェリーストップエンド。

初めっから1ラウンドしかやるつもりなかったみたいね。

                                                          

                                                        

◆二宮亮君(セレス)×闘魂タクロ―君(ワタナベ)……SF 6R

4勝(4KO)4敗の24才・千葉県と、5勝(3KO)5敗1分の23才・栃木県。

                                                            

戦績イーブン同士のモチベーション高い試合。

                                                             

タクロ―君のトランクスに “塩谷” って刺繍入ってるもんで、

塩谷智行君か塩谷悠君からの借りモノなのかって思ってたんだけど、

彼、栃木県の塩谷郡ってとこの出身なんだってね。

                                                          

1R、二人とも殴り倒して勝ち星掴んでる系のボクシングなもんで、

相対的にちょっと雑なんだけど、真面目にワンツー打ってるのは二宮君の方。

                                                        

2R、二人ともSF級には見えないほどの重量感あったんだけど、

SF級の試合には見えないほどスピード感なかったなあ。

                                                            

このラウンド、中盤以降は二宮君のよりタイトなボクシングに、

タクロ―君終始打たれっ放しで、最後まで倒れはしなかったけど、

2分53秒、腰伸び切って反攻止んでしまったとこで、レフェリーストップ。

                                                           

少しばかり早過ぎたストップかとも思ったけど、西側ロープに詰められた時点で、

かなり弱ってたのは間違いなかったし、直後山ほどの連打浴びてたからなあ。

                                                             

                                                           

◆清水大樹君(横浜光)×古藤功徳君(折尾)……53㎏ 6R

6勝(2KO)1敗の25才・愛媛県と、5勝(1KO)4敗の34才・福岡県。

                                                           

古藤君、初めて見るボクサーだったんだけど、

彼自身、九州以外で試合するの初めてだったみたいね。

                                                        

1R、終始プレスかけてるのは清水君の方なんだけど、

古藤君、荒っぽいんだけど、色んな角度からガンガンフックとにかく強烈で、

清水君、なんか戸惑い隠せないんだわ。

                                                            

古藤君、その大暴れボクシング、最後まで持つのかってほどなんだけど、

清水君も、そこそこいいの喰らってるんだわ。

                                                          

2R、古藤君、相変わらず強いフィジカルからの体ごとのボクシングなもんで、

バッティング危なそうだったんだけど、中盤過ぎからちょっとパワー落ちてきて、

やっぱり清水君の巧さに、徐々にやられてしまいそうな雰囲気出てきたんだわ。

                                                       

3R、古藤君、力入れてる割には効かなくて、力込めにくいとこで打ってんだよなあ。

彼、見てくれもいいし、とってもバランスのいい体型してるんだけど、

残念ながら、殴る時のバランスが悪いんだよね。

それでも清水君、簡単に貰ってしまうこと多くて、相当やりにくいんだろなあ。

                                                          

4R、古藤君の頭ごと、体ごとのボクシングに巻き込まれてしまって、

清水君、いつものタイトなボクシングができなくなって、何か雑になってしまってるなあ。

                                                            

5R、清水君、タル―イボクシングになってしまって、自分から行けなくなってしまって、

相手が突っ込んで来るとこに合わせられなくて、ただ避けるだけで終わってしまって、

最後は左目上バッティングカットしてたもんなあ。

                                                         

6R、意外や意外、古藤君、意外なほどの頑張り、最後まで続けることできて、

活きのいい動き最後まで続けることできて、

清水君のいいとこ最後まで封じることできての終了ゴング。

                                                            

結局、58-57、57-58、57-57の1-1で引き分けだったんだけど、

自分としては、古藤君の判定勝ちだと思ったけどね。

                                                            

                                                         

◆斉藤友彦君(草加有澤)×ナンチャラ・スクール(タイ)

                              ………F 6R

10勝(8KO)8敗1分の33才・東京都と、年令・戦績不詳。

                                                          

斉藤君、3年か4年振りなんだけど、なんかパワー無くて、

あんまり強気に攻めて来ない相手に対して、途中不用意なダウン喰らったりして、

なんか終始ダラダラのボクシングで、見所殆ど無いままのフルラウンド。

                                                             

途中席外したんだけど、結局、58-55、58-56、57-56の3-0で斉藤君。

                                                         

                                                             

◆濱田修士君(小熊)×大嶽正史君(石橋)……SF 8R

8勝(1KO)3敗2分の23才・東京都と、11勝(6KO)9敗2分の31才・東京都。

                                                             

1R、大嶽君、いつものようにチャカチャカ動きいいんだけど、

軸シッカリ系の濱田君のタイトボクシングの方が攻勢取ってるね。

                                                        

2R、濱田君、KO率は低いんだけど、いい恐怖感かもし出しててプレスも強くて、

大嶽君、サークリングしながらの出入り勝負なんだけど、なかなか行けないんだわ。

                                                        

で、残り1分頃からの濱田君の一気猛攻始まると、大嶽君、結構弱っていって、

残り10秒切ったとこで、濱田君の返しに打った右フックが直撃して、

大嶽君、ストンって感じで腰落としてのしゃがみ込みダウン。

                                                          

大嶽君、大ダメージには見えなかったんだけど、そのままカウント進んで、

結局、3分3秒、カウントアウトKOってことになったんだけどね。

                                                              

実は、この試合の見所はここからで、大嶽君がKO負けは納得できないって大暴れ。

                                                          

レフェリーに喰ってかかるわ、無理やりコーナーに連れ戻されてからも、

ジム関係者5~6人が囲むように説得してもどうにもならなくて、

JBCの係員も駆けつけたんだけど、4回戦じゃねえんだバカヤローとかがなって、

最後一応リングで頭下げたけど、通路のゴミ箱蹴っ飛ばしてたし……。

                                                            

自分、あそこでのストップ、ちょっと早かったかなと思わないでもなかったけど、

それでも、この日の大嶽君のボクシングでは、とても勝ち目あるようには見えなくて、

それまで結構打たれ込んでもいたし、もし次のラウンドまで進んだとしても、

結局倒されてしまうだけじゃないかって思えたんだけどね。

                                                        

濱田君側の応援団、当然露骨な不快感で、折角の勝ち汚されたって怒ってたし、

なんならそのまま続けてやらせればいいんだわ的な野次飛ばしてたなあ。

                                                           

大嶽君、30才越えてて、20戦以上のキャリアあるのに、どうしたのかなあ。

本人としては普段以上にキレる理由があったのかも知れないけど、

同じくらいか、それ以上納得し難いこと、リング上に山ほどあるから、

見っともないと言うか、自分には醜態以外の何物でもなかったなあ。

                                                             

                                                              

◆小口雅之君(草加有澤)×小澤剛君(18鴻巣)……L 8R

19勝(7KO)7敗2分の33才・栃木県と、10勝(2KO)3敗の26才・埼玉県。

                                                       

どんなイデタチかって興味、小口君にはあるんだけど、

この日はちょっと地味目で、スイミングキャップみたいなハゲカツラだったね。

それでも、異常な人気者らしくて花束10個ほどもあったんだわ。

                                                        

1R、少し様子見スタートの小口君に対し、小澤君、剛腕系の詰め詰めボクシングで、

まずは主導権とった立ち上がり。

                                                             

2R、小澤君、フィジカル前面出しで頭突っ込み系のガツガツなもんで、

あらよっとって感じで予想通りの小口君、左目上バッティングカット。

                                                             

それでも小口君、残り20秒ほどのとこで、相手が攻め込んで来るとこ、

右ショートフックをクロス気味に打ち込むことできて、小澤君、一瞬腰カックン。

                                                           

そこから3R以降は、最終8Rまでぜーんぶ同じで、もう延々の体寄せボディ合戦で、

我が国独特の相撲ボクシングの始まりで、で、ここで自分、リタイヤってことで……。

                                                            

二人とも、元々ハゲと坊主だし、リングシューズ黒、トランクス黒×シルバーだし、

少し遠くから見たら、どっちがどっちって分かんないイデタチとボクシングスタイルで、

普通は前日計量の時、試合当日どんなトランクスでやるか聞かれて、

もし被るようだと、どっちかが違う色のトランクス履くように言われるんだけどなあ。

                                                              

結局、細い方とちょっと太い方くらいの違いしかなくて、見にくい見にくいで、

それは、観客もジャッジも同じだったみたいで、

後で聞いたら、77-76、76-76×2っていう、どっちもどっちもの結果のドロー。

                                                              

                                                               

結局この日、一番盛り上がったのは、大嶽君の大暴れだけって感じだったなあ。

                                                                            

2011年4月23日 (土)

4月度ランキング

                                                         

昨日の夜から、なんか嵐みたいな天候で雨音で目覚めたり、

明けてからも、空明るくなったと思ったら、一転にわかにかき曇りのまた雨。                                                              

いずれにしても花粉症の身には有り難いことで、

自分はスギ系みたいで、今はヒノキ系が主力のようで、かなり楽になったんだけどね。

                                                          

                                                         

後楽園ホールでは今月まだ4開催残してるんだけど、ここまで12興行もあったもんで、

4月度のランキング、結構異動が多かったんだよね。

                                                           

                                                       

【世界チャンピオン】

井岡一翔さん(獲得)、亀田興毅さん(獲得)、西岡利晃さん(6)、

下田昭文さん(獲得)、粟生隆寛さん(1)、内山高志さん(3)の計6名。

西岡さん、粟生さんは見事防衛だったんだけど、残念長谷川穂積さん陥落。

                                                        

                                                        

【世界ランキング】

家住勝彦さんが、WBC10位→9位、WBA13位→11位にランクアップ。

粉川拓也さんが、WBC10位→9位、WBA12位→11位にそれぞれアップ。

細野悟さんもWBA13位→10位にランクアップ。

荒川仁人さん、WBA7位のまま、WBCも10位→9位のシングルランカーに。

松田直樹さんが日本ランクから転入してきてWBC15位にランクイン。

マルコム・ツニャカオ、いきなりWBA8位のランキングを失ってる(WBCは6位)。

ホルヘ・リナレス、WBA1位→3位、WBC8位→7位ってデコボコ。

穂積さん、とりあえずWBC2位、WBA5位にランキング。

                                                         

                                                          

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(1)、マルコム・ツニャカオ(3)、大橋弘政さん(獲得)、

仲村正男さん(獲得)、三垣龍次さん(2)、佐々木基樹さん(2)、

渡部あきのりさん(獲得)、チャーリー太田さん(3)、佐藤幸治さん(2)、

清田祐三さん(4)の計10名。

*渡部さん、井上庸さん倒して、日本タイトルもダブルゲット。

                                                         

                                                         

【日本ランキング】

                                                

【ミニマム級】……八重樫東さん(3)

八重樫さん、田中教仁さんを圧倒3-0で下して、3度目の防衛。

中島敏浩さんと堀川謙一さんが5位と6位を入れ替わってるだけ。

引き続いて4名分のアキあり。

                                                           

【ライトフライ級】……空位

空位は、5月16日の家済勝彦さん×黒田雅之さん戦で埋まる。

戎岡淳一さんと國重隆さんが9位と10位を入れ替わっただけ。

                                                                                  

【フライ級】……五十嵐俊幸さん(獲得)

村中優さんと有富康人さんが6位、7位を入れ替わってる。

國重隆さんに3-0勝ちした福本雄基さん、SF級の11位から転級して8位にランク。

時松友二さんを倒した奈須勇樹さん、佐藤洋輝さんと入れ替わって9位に。

石崎義人さんはSF級に転級。

                                                       

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(3)

河野公平さんを3-0で下して佐藤さん、安定王者の雰囲気満々。

殿村雅史さんに2-1辛勝した白石豊土さん、大庭健司さんと入れ替わって2位。

佐々木章人さんに3-0勝ちした松浦克哉さんが、

中広大悟さんと、6位7位を入れ替わってる。

石崎義人さん、F級4位から転級してきて5位にランキング。

                                                         

【バンタム級】……山中慎介さん(1)

石本康隆さんに0-3負けした丸山有二さん、6位から8位にダウン。

これだけ。

                                                          

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(3)、暫定;瀬藤幹人さん(獲得)

玉越強平さんとの決定戦に3-0勝ちした瀬藤さんが暫定チャンピオン就任。

玉越さんは、2位から5位にダウン。

丸山有二さん下した石本康隆さんが、前之園啓史さんと3位4位を入れ替わってる。

上二人が居なくなったもんで、塩谷悠さん1位、大竹秀典さん2位に自動昇格。

ランカーでもない土居コロニータ伸久さんに勝っただけで、

ネストール・ウゴ、11位にランクインなんだけど、まだ4戦目の3勝1敗だよお。

高校野球でいう、21世紀枠みたいなもんなのかなあ。

                                                           

【フェザー級】……細野悟さん(2)

細野さん、タイトル戦で安田和芳さん倒して2度目の防衛で、

9位だった安田さんはランクアウト。

松田直樹さんが世界ランへ転出したこともあって、

東上剛司さんを破った緒方勇希さん、久し振りのランクインで、11位。

鈴木徹さんがSFe5位から、横滑り転級で5位に登録。

                                                         

【スーパーフェザー級】……岡田誠一さん(1)

阪東ヒーローさんとの激闘征した岡田さんが初防衛。

ヒーローさんは1位から5位にダウン。

鈴木徹さんが転級して空きできたとこへ、加治木了太さん、お帰りなさいランクイン。

直近の相手、OPBFの低位ランカーだったんだけど、ここんとこ頑張ってるしね。

                                                         

【ライト級】……荒川仁人さん(2)

小出大貴さんに勝った中島涼さんが11位から6位にランクアップ。

小出さんは5位から10位へ大幅ダウン。

後は変動ナシ。

                                                         

【スーパーライト級】……空位

空位を埋めるタイトル戦、TVの関係で7月になるってことなんだけど、

元々3月17日に組まれてたんだし、それいかにも延期し過ぎで、

もう亀海喜寛さん当然バンバン全快だろうし、それならいっそのこと、

亀海さん、長瀬さん、伊藤さんの三人の総当たり戦っていうのでどうよ。

近場の試合で勝った外園隼人さんが麻生興一さんと8位9位を入れ替わって、

同じような経緯で、山田智也さんも迫田大治さんと11位と12位を入れ替わってる。

                                                          

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(獲得)

タイトル戦で井上庸さんを一蹴した渡部さんチャンピオン就任。

破れた井上さんは取り敢えず5位にランキング。

中川大資さんが転級してしまったもんで、加藤壮次郎さん、もう2位になってる。

西禄朋さんに勝った山川和風さん、10位から8位にアップ。

中川さんの転級で生じたスペースに林欽貴さん、中一ヶ月でリランク。

                                                         

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(2)

中川大資さんがW級3位から転級して来て4位登録。

丸元大成さんがリタイヤランクアウトなもんで、先月と同じく空き2名分アリ。

                                                        

【ミドル級】……淵上誠さん(1)

カルロス・リナレス、超調整試合に勝ってラッキーなランクアップで、4位からもう2位。

他に試合無かったから、それでもいいかあってことで……。

柴田明雄さんに1RKOされた中堀剛さん、元々最下位の9位だったんだけど、

あんまりの負け方だったせいか、姿消してしまったなあ。

で、ここは空きが4名分って1名増。

                                                         

                                                           

25日から、また後楽園ホール三連投で、一個もタイトル戦はないんだけど、

ブレイクしそうな中堅やら、勢いのいい新鋭ガサゴソなもんで、楽しみなんだよね。

                                                          

2011年4月22日 (金)

後楽園ホール・4月21日

                                                          

昨日、言われたんだわ。

ブログもっと早く更新して欲しい的なこと。

朝出勤して早い時間にパソコン開くんだからさあ的なこと。

一昨日なんか早く帰ったんだからさあ的なこと。

                                                          

でもね、いくら時間の余裕あってもね、一晩寝た後、まだ同じ感想なのか、

つまり、試合当日、勢いのまま書いてしまって後で反省するようなこと、

そういうことにならないようにって、自分気使ってんだよね、これでも。

                                                           

それでも、コイツ、今日はどんな風に書いてんのかなあって、

そういう感じで、このブログ覗きに来てくれる人がいるっていうのは、

勿論、基本嬉しいことで……。

                                                          

                                                         

この日、第一試合は女子ボクシングだったもんで、遅刻入場。

今日は、女子の試合以外は全部書きますよお。

                                                                                                                      

ここからの三試合は新人王トーナメントの予選。

                                                         

◆仲田詢弥君(大橋)×今野整君(宮田)……SFe 4R

2勝(1KO)1敗の20才・沖縄県と、1勝0敗の27才・東京都。

                                                          

1R、10㎝上上背ある今野君、ガンガン手は出るんだけど、殆どオープン気味で、

弧の大きいブーメランショットなもんで、中に入られてタイトにやられるとヤバそう。

仲田君の方がいいプレスかけてるんだけど、どうしたもんか、手が出てないなあ。

                                                          

2R、今野君、相変わらず体ごと振りかぶるような、力強いんだけど、

いかにも雑な打ち方するもんで、もう、ガードガラガラで、今にも危なそうなんだわ。

                                                         

仲田君、1Rは見ていく作戦だったのか、この回やっとの始動ってことで、

当て勘今一なんだけど、とにかく、小さく鋭い腕振りできてて、完全主導権。

                                                          

3R、今野君、力技系押し通すだけの勢い持続できなくて、

仲田君の精度の前に徐々に消耗進んで、もう顔面かなり赤くなってんだわ。

                                                         

で、そろそろ時間の問題かなあって見えた残り20秒ほどのとこ、

南東ニュートラルのとこで、ここまで同じようなパンチ結構打ち込まれてたんだけど、

今野君、強烈左ボディ、絵のように放り込まれて、その場に一発四つん這いダウン。

                                                        

結局、カウント途中にセコンドからタオル投入されて、2分41秒TKOエンド。

                                                           

仲田君、次は菊池希望君となんだけど、二人ともタイトないいボクシングするから、

拮抗した試合になると思うんだけど、仲田君の仕掛けの遅さ、ちょっと心配だけどね。

                                                        

                                                            

◆西澤康平君(大橋)×横山雄一君(帝拳)……L 4R

2勝(1KO)4敗のサウスポー、27才・青森県と、4勝(4KO)1敗の21才・東京都。

                                                         

横山君、階級一つ挙げての再挑戦なんだけど、このクラスの優勝候補の一人で、

去年は二戦目で高畑里望君にTKO負けしてしまったんだけど、

とっても帝拳らしくないボクシングするもんで、もう気になって、気になって……。

                                                           

そう言えば、東日本の決勝戦で、荒井翔さんに盛り上がらないまま0-3負けした、

高畑君、その後どうしてるのかなあ。

                                                        

横山君の応援に、浜田剛史さん来てたし、下田昭文さんとか、佐藤幸治さん、

山中慎介さん、松田直樹さんとかゴッソリ来てたね。

                                                          

横山君、ド派手なボクシングなんだけど、トランクスは練習用の黒無地の地味地味で、

その対比がとっても面白くてね。

                                                           

1R、やっぱりこの日の相手に対しても、横山君の圧力、ホント凄くて、

西澤君、開始ゴング直後から明らかに腰引け気味だし、

応援団からは大丈夫だぞおって、そんな情けない声援飛んでるし、

赤コーナーサイドみんなして、初めっから負け勝負覚悟してるみたいだったなあ。                                                        

大丈夫だぞおって言ってる時点で、殆どの場合、大丈夫じゃないんだよね。

                                                          

案の定、西澤君のジャブ、終始伸び欠きっ放しの勢い全くなしで、

すぐさま、横山君の野獣系乱闘ボクシングに巻き込まれてしまって、

リング上、いきなりウサギさんと狼状態になってしまったんだわ。

                                                          

青コーナー見てたら、みんな笑い顔で、また例のボクシングやってるなあって感じで、

そんな風にやれっていってないだろうって感じで、

だって、勢い一発ノーガード、アゴ上げながらの突っ込み大特攻なもんでね。

                                                          

2R、1分過ぎ、横山君のガラガラガードのとこ、まず西澤君のパンチが当たって、

そこから当然の攻勢かけて打ち合いに突入したんだけど、

そこはもう圧倒横山君の土俵な訳で、すぐガツン一発決められて、西澤君ダウン。

                                                         

何とか立ち上がって再開したんだけど、横山君、真っ赤に燃え上がってしまって、

もう誰も止められない訳で、直後北側ロープ際で、二度目の右フック大ブチ込み。

                                                           

西澤君が倒れ込むのと、タオルが投入されるのと、ほぼ同時のエンディング。

                                                        

これ、KOになるのかTKOなのかハッキリ聞いてなかったんだけど、

とにかく1分15秒。

                                                            

横山君、見ててホント、危なっかしいというか、とにかくスリル満点ボクシングで、

こんな調子でどこまで行くのか楽しみなんだわ。

                                                           

                                                         

◆遠藤健太郎君(大橋)×延賀純君(ヨネクラ)……SL 4R

1勝(1KO)1敗の22才・岩手県と、2勝(2KO)2敗の28才・東京都。

                                                            

1R、延賀君、再挑戦組なんだけど、二人とも、とにかく流れもクソもない、

出会い頭のいっせのせの特攻ボクシングで、偶然だけが支配してるって感じ。

                                                          

当たったモン勝ちっていう危険度満々なだけの荒っぽいぶつかり合いは、

残り30秒、何かが当たってしまって、延賀君ダウン。

                                                               

立ち上がっては来たんだけど、延賀君、もはやどうにもならないほどダメージ深くて、

直後北側ロープ沿いのとこで、遠藤君の更なる猛追受けて、

この試合も、倒れ込むのとレフェリーストップがほぼ同時で、これはTKOエンド。

2分56秒だってさ。

                                                           

遠藤君の次の相手、やっぱり再戦組の宮本亮祐君なんだけど、

この日みたいに雑にやってると、ひとたまりもないと思うけどなあ。

                                                          

                                                          

この後、女子ボクシングが二試合組まれてたもんで、ロング休憩ゲット。

                                                           

◆原純平君(大橋)×長濱慎吾君(セレス)……58㎏ 8R

9勝(6KO)3敗1分の26才・神奈川県と、8勝(1KO)4敗1分の27才・徳島県。

                                                            

1R、やっとこさのA級ではなくて、充分A級の試合で、

お互い相手のこと認め合ってるようなジックリした立ち上がりなんだけど、

二人とも、ちょっと硬いかなあ。

                                                          

2R、こなれてきて、上下の打ち分けスムースにできてるのは原君で、

見栄えのいいボクシングでちょっと主導権取り加減になってるね。

                                                          

真っ赤なモヒカン、長濱君、ちょっと強引なんだけど、でも一発一発に力入ってるね。

                                                            

3R、実はこの試合、結局は原君が押し切るんじゃないかって予想してたんだけど、

距離詰まった時のショートの連打、長濱君とっても良くて、

顔面のダメージ、原君の方がよっぽど大きいんだわ。

                                                            

4R、距離取ると長濱君、何か威力削がれてしまうんだけど、

この日の原君、動き良くなくて、で、長濱君、お気に入りの距離で続けることできて、

あーあ、原君、右目上ヒットカットされてしまったんだわ。

                                                           

5R、距離潰された原君、頭着けての接近戦に持ち込んだか、持ち込まれたか、

とにかく消耗系のショートの打ち合いに突入していったんだけど、

勢いあるのは明らかに長濱君の方で、フィジカルの差出てきたんだわ。。

原君、今度は左目上バッティングカットで、この回都合二回のドクターチェック。

                                                        

6R、余力残してるのは長濱君のようで、振りの力強さでアピールできてるね。

原君も顔真っ赤にしながら、気持ちで踏ん張る踏ん張る。

                                                         

7R、長濱君のパンチ、実は基本軽いし、動きにぎこちないとこもあるんだけど、

原君のやりたい事ことごとく封じるような巧さ発揮して、逃げ切り態勢。

                                                         

8R、パンチ力はもともと原君の方が上なもんで、数は足りなかったけど、

ここにきて長濱君の顔面も同じように紅潮してきて、

最後の最後、いよいよ気持ち合戦ってことになって、

二人とも全部出し尽したとこで、終了ゴング。

結局、78-75、77-75、?-77の2-1で、長濱君の判定勝ち。

                                                           

?っていうのは、この時、偶然荒川仁人さんがわざわざ寄って来てくれて、

それで、聞き逃してしまったんだけどね……。

仁人さん、ホームレスが持ってるみたいな、エライデカイバッグ持ってたけど、

練習帰りだったのかな。

                                                          

それにしても原君、絶対いつもの動きじゃなかったなあ。

                                                         

                                                         

◆阿知和賢君(ワタナベ)×山口佳太君(八王子中屋)

                            ………SF 8R

6勝(1KO)5敗2分の24才・神奈川県と、6勝(2KO)10敗1分の31才・静岡県。

                                                           

阿知和君、相手によって勝ち負けハッキリするというか、分かり易いボクサーで、

去年の夏、福本雄基さんに惜しい1-2負けしてからの復帰戦。

                                                           

山口君、負け越し戦績ではあるんだけど、大塚隆太君とか、殿村雅史さん、

大久保雅史さんとか、ハードなメンバーとの対戦結果なんだよね。

山口君も阿知和君と同じで、ほぼ9ヶ月振りのリング。

                                                                   

今日の山口君、以前より髪の毛大分短くしてるなあ。

淵上誠さん、仁人さん、丸山伸雄さん、野崎雅光さん、横田知之君達応援来てるね。

                                                          

1R、阿知和君、いきなりフィジカルの強さ発揮しながら、いつもの強引な攻め込み。

                                                       

彼、左ジャブ出す時、極端に左に傾く癖あるから、山口君、そこ右フックだよ。

その山口君、左の返しがなかなかいい感じだったんだけど、

左右のフック打ち出す時、結構低い位置から出るもんで、ちょっとアゴ危ないかなあ。

                                                           

2R、阿知和君、やっぱり、力技系ゴリ押しボクシングっていうのに変わりなくて、

一振り一振りにパワーあるんだけど、どうしても腕が外側から出て来るもんで、

その大きなストロークの合間縫って、山口君、内側から強いショートストレートって、

段々方針見えてきて、感じも出てきたんだわ。

                                                          

3R、山口君、今までこういう馬力のある相手の場合、徐々にひ弱さ湧き出てきて、

シナシナってなって、そのまま押し切られてしまうってこと多かったんだけど、

何だかこの日は踏ん張る踏ん張るで、一歩も引かないでガツガツぶつかり合って、

相手の眉間、バッティングカットさせてたなあ。

                                                         

4R、このままじゃダメだって阿知和君、いきなりのガムシャラ攻勢満開で、

得意の領域に引きずり込んで、二人激しい接近乱打戦に突入で、

その中で山口君、右目上ヒッティングカットされてしまったんだわ。

だけどあれ、ホントにヒッティングカットだったのかなあ。

あん時、やたらガツガツ二人の頭ぶつかってたから、

自分にはバッティングカットにしか見えなかったけどなあ。

                                                          

でも結局、ドクターチェック後残念続行無理ってことで、1分16秒、TKOエンド。

                                                          

山口君、途中、今までみたいに手の振り極端に鈍りそうになった時、

そこからまた盛り返してたし、攻撃の方向性も見えてただけに、残念だったなあ。

                                                         

阿知和君はいつもの阿知和君で、

そいういボクシング、トレーナーが教えてる訳じゃないと思うけど、

とにかく今んとこ勝ち越してるし、分かり易くて、見ててそれなりに面白いんだよね。

                                                            

                                                           

◆翁長吾央さん(大橋)×大塚隆太君(18鴻巣)……SF 8R

16勝(12KO)1敗1分のサウスポー、ランク4位、30才・沖縄県と、

9勝(2KO)3敗1分の25才・埼玉県。

                                                             

初めて翁長さん見たのは、4年ほど前、奈須勇樹さんとの一戦だったんだけど、

あの試合はホント凄くて、何てキレあって、早いんだろってタマゲタことあって、

それから注目してたんだけど、佐藤洋太さんとのタイトル戦、全く精彩なかったし、

最近パッとしたモノ感じられなくて、とっても残念なんだよなあ。

                                                          

彼、凄い戦績残してるんだけど、良く見てみると、奈須さんとか佐藤さん以外、

実のところ、それほどのメンバーとやってきた訳じゃないもんで、

自分、過大評価の買い被りなのかも知れないんだけど、

何しろ奈須さんとの一戦が頭から離れなくてね。

                                                             

大塚君のことも、およそ4年前、久保幸平君との試合から注目してて、

とってもスタイリッシュなボクシングするし、将来強くなるぞおって見てたんだよね。

                                                           

でもね、この日のボクシング、二人ともまるっきり、全く全然ダメで、

翁長さん、終始眼光鈍くて、負けないボクシングに徹し切ってたし、

大塚君、勝つボクシングに徹し切れなくて、っていう全く詰まんない試合だったなあ。

                                                            

二人共8ラウンド終わっても余力残し過ぎで、まだあと6ラウンド位やれそうだったよ。

                                                       

大塚君、ランク取りに行こうっていうのに、あれじゃ全然ダメで、

相手は主催者ディシジョン、ハイランカーディシジョンって、

少なくとも初めっから2ポイントリードしてるっていうのに、

翁長さんと同じ様なカウンター一本槍じゃどうにもなる訳なくて、

もっとガムシャラさ、必死さ前面に出さないとランクゲットなんかとっても無理だんだわ。

                                                       

翁長さんの方も、ハイランカーのボクシングにはとても見えなくて、

無理せず、楽してやってたって感じしかしなかったなあ。

                                                        

結局、79-73×2、78-74の3-0で、翁長さんだったんだけど、

自分には50-49くらいの試合にしか見えなかったなあ。

                                                          

大塚君、こんなもんじゃないと思うんだけど、白石豊土さんとの時も感じたんだけど、

大きな試合になると硬くなってしまうのかなあ、

それともファッショナブルに行こうって思い過ぎてるのかなあ。

                                                          

                                                           

この日、あるジムの大型強力サポーターの人に自分の素姓バレてしまって、

その人、大人の対応してくれて助かったけど、その人に近しいボクサーのこと、

褒め言葉ばっかりじゃなかったもんで、自分、若干シドロモドロで、

でもその社長、流石の余裕の対応してくれて、

ひでえ書き方すんじゃねえよ、このクソバカ野郎的な言われ方したら、

そりゃあ何とでも対応できるんだけど、

ああいういう風に出られると、自分全く弱いんだよね。

                                                            

                                                        

途中、野良猫がやって来て、ご飯くれって鳴くもんで、少し更新遅れてしまいました。

                                                          

2011年4月21日 (木)

後楽園ホール・4月20日

                                                          

あらかじめのお断りなんですが……、

昨日の後楽園ホール、後半の4試合、実は初めっから見るつもりなくて、

新人王の予選にいいメンバーが出てたから、その三試合だけしか見てないもんで、

悪しからずと言うか、そっちの方は他のちゃんとしたサイトとかで確認して下さいな。

                                                           

                                                            

東北大地震の救護、復興活動で自衛隊大動員かかってるんだけど、

そこで一働きした後、休暇で戻ってたある自衛官、横浜のレンタルビデオショップで、

何とポコチンされけ出して、公然猥褻で逮捕されてしまったんだってね。                                                       

なんでそんな事したかっていうと、逮捕されたら、任地に行かなくて済むってことで…。

                                                        

30過ぎのイイ大人がやることではないんだけど、

彼の仕事、もっぱら遺体の収容ってことで、それもう耐えられなかったらしくて、

ちょっと神経やられてしまったみたいで、どうせなら万引きの方が全然マシなのに、

そういう判断さえできなくなってるほどシンドかったのかなあって思ったな。

                                                            

                                                           

ホールのロビーで募金活動してたんだけど、それが豪華メンバーでね、

西岡利晃さん、粟生隆寛さん、下田昭文さん、山中慎介さん、

それに、リナレスがズラ―ッと並んで、そりゃ壮観だったなあ。

                                                            

トイレ行ったら、浜田剛史さんと横並びだったんだけど、勿論巾は敵わなかったけど、

自分の方が2㎝ばかり上背あるってことが分かったな。

                                                            

                                                          

昨日のホールの座席、周囲には、八王子中屋ジムの会長とかマネジャー、

それから瀬端さんがいて、瀬端さんにはマッチメイクのこと色々教えて貰って、

筒井さんからは、野崎雅光さんがメキシコのプロモーターと契約したっていうのは、

あっち側の先走りの間違いだって教えて貰ったんだわ。

                                                            

                                                         

【東日本新人王トーナメント予選】

                                                   

◆松尾翼君(帝拳)×岸本拓也君(上滝)……Fe 4R

3勝(2KO)1敗の24才・岐阜県と、1勝(1KO)1敗の25才・東京都。

                                                          

松尾君、一階級上げての再度の挑戦なんだけど、

それでも自分の中では、このクラスでの絶対優勝候補なもんで、

いきなりダウン喰らってしまったのにはタマゲタなあ。

                                                         

1R、松尾君、この日は下田さんのトランクスで登場で、

なかなかいい初動だなって見てたら、始まって20秒ほどのとこ、リング中央で、

いきなり岸本君に殴り倒されてしまったんだわ。

松尾君、少し雑に出たとこ、不用意に貰ってしまったんだわ。

                                                         

かなりの衝撃のように見えたんだけど、実際はそれほどのことなかったみたいで、

リスタートしてからの松尾君、冬眠から醒めた熊か、とにかく目覚めたみたいで、

そこから鬼のような大反撃開始して、そりゃ岸本君の追撃も激しかったんだけど、

それ弾き飛ばすような、あんな勢いある松尾君初めて見たなあ。

                                                         

最後は38-37で勝つような、そんなボクシングになるのかなあって思ってたら、

何と何と松尾君、余程頭に来たみたいで、何か逆切れしたみたいなボクシングで、

あんな爆発力あると思ってなかったんだけど、とにかく徐々に岸本君弱らせていって、

1分40秒、今度は見事な仕返しダウンゲットで、これは間違いなく効いてたなあ。

                                                            

岸本君、何とか立ち上がってグローブ構えはしたんだけど、再開は無理ってことで、

結局1分52秒、松尾君の大逆転カウントアウトKO勝ち。

松尾君、色んなボクシングできる巾見せてくれて、先行き楽しみなんだよなあ。

                                                          

                                                          

◆濱名潤君(帝拳)×能勢敦公君(三迫)……SFe 4R

2勝(2KO)0敗のサウスポー、20才・青森県と、1勝2敗1分の21才・千葉県。

                                                           

1R、この日の濱名君、以前より積極的なボクシングで、

仕掛けの遅い相手に対し、巻き込まれない先制先制で、なかなかいいね。

一方の能勢君、ジャブ打てないのか、敢えて打たないのか……。

                                                        

2R、能勢君、相変わらず極端な手数不足で、倒さない限りポイント取れないような、

でも、そういういきなりのデカイパンチ、滅多に当たるもんじゃないし……。

                                                           

3R、能勢君、フィジカルそのものは強そうなんだけど、回転力無いせいか、

とにかく細かく打てないもんで、接近戦になっても手数足りてないんだよなあ。

                                                            

濱名君の方も、腕の引きとか打ち終わりの上体の動きが甘いもんで、

能勢君の右に効果的な印象与えてしまってるけどね。

                                                           

4R、濱名君、このクラスの優勝候補の一人だし、

もう少し何とかなんないかなあって見てたんだけど、

やっぱり頭の位置がとっても危なくて、能勢君の攻め込み甘くて助かってるけど、

ちょっと心配だなあ。

                                                         

でも結局、展開変わらずの40-36、40-37、39-38の3-0で濱名君の勝ち。

39-38っていうのは、4~5発の地道なショットより、

大振り一発の方が好きっていうジャッジが混じってたせいなんだよね。

                                                           

                                                            

それにしても、久し振りの黄色メガホン、バルコニーから相変わらず煩くて、

いつものように、トレーナーのつもりかのような指示大声出しまくりで、

どっちかのコーナー応援するってその場で勝手に決めて、

初めて見るボクサーに対しても、とにかく、ああせえ、こおせえ、ホント煩くて、

以前も観客のクレーム貰ってたし、試合中のボクサーにも露骨にウザがられて、

時にはセコンドの指示もかき消されるほどなんだよね。

                                                        

色んな見方あっていいと思うけど、無用な指示メガホンでがなりまくるってのは、

観客にも試合当事者にも迷惑この上ないし、見ててなんか痛々しいんだけど、

本人それが無上に楽しいみたいで、やっぱり気の毒な方面の人なのかなあ。

                                                            

                                                           

◆中澤将信君(帝拳)×榎本光弘君(マナベ)……SL 4R

3勝(1KO)1敗1分の28才・福島県と、2勝0敗の23才・東京都。

                                                           

中澤君も一階級上げての再チャレンジで、自分の中での三人の優勝候補の一人。

                                                            

1R、初めに動いていったのは榎本君の方で、タイトな構えからいいフック打って、

あれれれ、中澤君、ちょっと効いてんじゃないのって、驚きの序盤だったんだわ。

                                                         

仕掛け遅れた中澤君も、その後踏ん張りなおして、気持ち立て直して挽回、挽回。                                                        

榎本君、ちょっとスタミナ問題あるのか、少しバテ気味に見えるなあ。

                                                           

2R、中澤君、長いリーチ使って、いいボディブロー決め始めて、

この辺から一気に流れ変わっていって、榎本君の動きの硬さが目立ってきたなあ。

彼、なかなかいい構えしてるんだけど、もう少し上体柔らかく使えたらなあ。

                                                             

3R、中澤君もかなり顔面紅潮してきたんだけど、消耗戦みたいになってきた中、

ちょっと手がバラバラしてたんだけど、切れない踏ん張り見せ続けることできて、

疲れて休み休みになってきた榎本君を徐々に圧倒していって、

やっぱり2Rからのボディブローが効いたかなあ。

                                                          

榎本君、苛立ってたのかも知れないし、消耗してたからだと思うけど、

とっても雑になってしまって、残り30秒ほどのとこの極端なローブローで、

中澤君、ひっくり返ってしまって、減点貰ってしまったんだわ。

                                                            

4R、もう殆ど勝負は時間の問題になってしまって、

結局、この回1分12秒、榎本君、反撃止まって立ち往生したとこでTKOエンド。

                                                          

榎本君、まだ三戦目だし、ボディブローの大事さ早目に分かって良かったって事で、

結構可能性あるボクサーだと思ったな。

                                                            

中澤君、今年このクラスちょっと緩いもんで、普通に決勝まで行くと思うな。

                                                             

                                                         

ここで帰りますわって、あらかじめ筒井さんと瀬端さんに伝えてたんだけど、

次のカルロス・リナレスの試合、初めのとこだけチラッと見たんだけど、

相手の左ジャブとかフック見たら、スピードないし、だらしない波打つようなパンチで、

こりゃ全然敵う訳ないでしょってのが一目瞭然だったもんで、

始まって20秒ほどのとこで、筒井さんや瀬端さんに挨拶して、席立ったんだけどね。

                                                             

そもそも、関西方面の勝ち負け拮抗してる、3連敗だか6連敗中のボクサーなんか、

カルロスや外園さんの対等の相手になる理由どこにもないし、

後で一緒に写真撮って下さいって、もう初めっから憧れ倒され観光出張って感じだし、

佐藤幸治さんの相手のインドネシアンなんか、元々ピエロ以上の格付持ってないし、

そりゃカルロスも外園さんも佐藤さんも大好きボクサーだけど、

ジム内でのスパーリングの方がよっぽどハードなんじゃないかって思ったし、

佐々木基樹さんの試合、自分正直殆ど見ないもんで……。

                                                          

それでも、色んなジムの関係者達、例えどんな内容の試合でも、

自分みたいに、面白いか詰まんないかなんて視点で試合は見てなくて、

所属ボクサーの仮想対戦者として、分析しながら見てるもんで、

試合試合に接する前提が、自分なんかとまるっきり違うんだよね。

自分、あくまで気楽な観戦者だからね。

                                                           

外出たら、まだ7時になったかならないとこで、巨人ー阪神の面白いとこ見れたよ。

                                                           

2011年4月19日 (火)

行って来ました、角海老ジム

                                                         

最先端宇宙研究の現場のこと、コズミックフロントって言うんだけど、

そのコズミックフロントの現在の最先端テーマは、なんてったって“ダークマター”。

                                                          

何のことかって言うと、それ “暗黒物質” っていう意味で、なんかワクワクするでしょ。

                                                          

更にそれ何のことかって言うと、宇宙の物質は全て原子から構成されてるって、

今までは言われてたんだけど、それでは説明し切れない事が山ほど見つかってきて、

目に見えないけど信じられない程の質量持った未知の素粒子があるらしいんだわ。

その未知の素粒子のことを、ダークマター(暗黒物質)って言うんだってさ。

                                                        

それ認めないと、例えば、信じられないほどの超高速で回転してるにもかかわらず、

銀河の中心から星々が遠心力で軌道から飛び出さない理由がつかないらしくて、

重い質量のダークマターがその飛び出しを抑え込んでるってことなんだわ。

                                                           

そして、宇宙の構成物のうち、原子っていうのは実は20%ほどの比率しかなくて、

残り80%がそのダークマターで構成されてるって言うんだから、途方もない話しで、

要するに、宇宙のこと、分かってないことだらけなんだよね。

                                                           

分かってないって言えば、今後の宇宙全体の行方についても言える訳で、

現状のビッグバンがどこまで進行するかまだ見当もついてない中で、

そのビッグバンの後、次にはビッグリップスっていうのがやって来て、

そうなると全ての銀河の拘束が解かれて、星々は一気に開放されて、

永遠の宇宙空間に弾き飛ばされてしまうって言うんだわ。

そしてその過程で、全ての星々は粉々に破壊されてしまうって言うんだよね。

                                                          

つまり、なーんにもなかった状態に戻るっていうんだけど、

その、なーんにもないっていう状態っていうのも実は想像し難くて、

ホント、途方もないんだよなあ。

                                                           

                                                        

昨日の夕方、久し振りに角海老ジムに行って来たよ。

                                                            

角海老ジムには、プロボクサーが70人近くいるし、他に練習生も数十人いるし、

トレーナーも10人程いるもんで、中には自分のこと快く思ってない人も、

当然いると思ってるもんで、なるべく大人しくしていようと思ってるんだけど、

色々見てると、やっぱりテンション上がって来るんだよなあ。

                                                          

角海老ジム、今月27日と5月7日それに7月にも、いわゆる角海老ボクシングあるし、

その前後にも試合満々なもんで、そりゃ凄いことになってて、殺気立ってたなあ。

                                                            

トレーナーにガンガン言われながらも、一場仁志君、いいスパーしてたし、

大橋健典君も上体の動き良くなってて驚いたなあ。

                                                           

今度、八王子中屋さんとこのデビューボクサーとの試合決まった宮坂航君も、

破壊力ありそうなサンドバッグ打ちしてて、彼、わたるって言うんだよね。

                                                         

人懐っこい一場君と話した後、杉崎由夜さんが寄って来てくれて、

この間のジョムトーンとの試合のこと、どうだったかって聞いてきたもんで、

二人で色々話したんだけど、目がシッカリしてたから安心したなあ。

                                                           

坂本大輔さんとも前回の試合の不出来の原因や、次の試合のこと沢山話して、

彼の気持ちの強いとこ、改めて知ることできて良かったなあ。

                                                           

石川貴章君も、最近何か掴んだみたいで、話し方に元気溢れてたし、

蓮沼テツヤ君も話ししたら、ニッカニカの好青年で、

彼、あっちこっちのジム出たり入ったり忙しいボクサーなんだけど、

2試合連続引き分けって消化不良続いてるんだけど、この次は何とかすると思うな。

                                                           

チ―スって土屋修平さんと挨拶して、中野晃志君と次の試合のこと話して、

下川原雄大さんに挨拶して、小林和輝君がいて、緒方勇希くんもいて、

あと加藤善孝さんとか麻生興一さん、工藤洋平君、石井大輔君なんかもいたなあ。

                                                            

名前聞いたら、北島朝気君ってことだったんだけど、

彼、間隔あいたC級ボクサーらしいんだけど、スンゲエいいジャブ打ってたなあ。

“ともき” って読むらしいんだけど、“あさげ” って読むと味噌汁みたいで、

なんか一人で面白くなってしまったなあ。

                                                           

田中稔大君と塩澤直紀君のスパーリングは、前半塩澤君、後半田中君って、

それぞれのいいとこ替わり番こに出ててたね。

                                                         

青木幸治君のハードマス、もう少し上体柔らかく使えればもっと良かったんだけど、

でも、軸シッカリしてたし、バランスもとっても良かったなあ。

                                                        

大内淳雅さんと青野弘志さんのスパーは、もう試合なみの激闘の連続で、

二人とも次の相手、格上ってこともあってか、気合い入りまくりだったなあ。

終わってから大内さんとちょっと話したんだけど、

事前のテーマちゃんと消化できたみたいで、見た目通りのいい動きだったなあ。

                                                         

この日、勝又ジムから長井祐太さんが出稽古に来てて、

コーチ義人さんと5ラウンドのスパーリング。

                                                        

この日一番期待のスパーで、長井さん、今ランク7位だし、

元々角海老キラーで、過去負けたのは小林秀徳さんだけで、

竹下隆之君とか平野博規君、木嶋安雄さん、金沢知基さん達ことごとく下しての、

通算5勝1敗なんだけど、一度打たれ込んでからのシツコイ盛り返し半端じゃないし、

なかなか勝負強いボクサーで、その上KO率も50%ほどあるし……。

                                                          

長井さん、元々3月23日に試合組まれてたのが5月16日に延期になって、

メインイベントで前之園啓史さんとのランカー対決控えてるんだけど、

まだ本格的な仕上げ前だったのかも知れなかったんだけど、

このスパー、結果的にはコーチ君が圧倒して、ラウンドマストで見てたんだけど、

自分の中では49-46だったなあ。

                                                            

コーチ君、フィジカルで全く負けてなかったし、ロープに詰められても冷静だったし、

一つ一つのパンチ、圧倒力強くて、見栄えのいいパンチ打ってたなあ。

                                                           

長井さんの例のショート連打、思うように打たせないように、

いつもよりストローク小さくしてクリーヒット多くして、対応力見せてたしなあ。

                                                          

終わった時、汗まみれのまま、どっすか? って聞いてきたもんで、

上に書いたようなこと伝えたんだけど、長井さんにロープに詰められた時、

何考えてたかってことも聞いたんだけど、

本人は、接近戦での右のショートに課題持ってたみたいなんだよね。

                                                            

それにしても長井さん、一発クリーンヒットされた後、すぐショートの連打で反攻して、

そういう、不利な場面を即帳消しようとするパフォーマンスは参考になるよなあ。

コーチ君、いっつも向上心強いから、きっとそこそこのボクサーになると思うなあ。

                                                          

田中君と塩澤君のスパー見ながら、阿部トレーナーと話させて貰ったんだけど、

この人、笑顔絶やさない人なんだけど、流石に元チャンプだけのことはあって、

話すことの一つ一つ、鋭いし結構厳しいんだよね。

                                                        

色んな人の話し聞くってことは、ボクシングを見る目のレベル上げてくれるもんで、

自分、大事にしたいって、ホント、思ってるんだよね。

                                                          

                                                          

4時過ぎはまだガラガラだったのが、7時半頃には元々広くないジム、

地下フロアも含めて、もうエライ混雑だったなあ。

                                                           

あれって思ったら、ベルジェール・ジョナサンも紛れてシャドウやってて、

流石フランス侍、鋭い目してたなあ。

                                                          

それと、この日とっても嬉しくなったのは、久永志則さんが、また戻って来てたことで、

気持ちと時間の余裕できたみたいで、まだスーパーライトの顔パンパンだったけど、

またボクシングやるって聞いたことだったなあ。

例の、細い目見えなくなるほどの笑顔で、ホント、良かったなあ。

                                                           

2011年4月18日 (月)

日記 (4/18)

                                                         

自分、このブログ書く時、まず思いつくまま、改行もしないまま一気に打ち込んで、

最後にパソコン画面上で読みやすくするために改行や句読点設定するんだけど、

それ済むと、殆ど読み直すってことしないもんで、誤字脱字沢山あるし、

その決定打は左じゃなくて右だったとか、試合の勝者すら間違ってしまったり、

そりゃ失礼この上ないんだけど、そんな色んなミスがあった時、

連絡くれて、間違いを指摘してくれる人がいるもんで助かってるんだよね。                                                           

その後、内容そのものにも話が広がる時もあってなかなか面白いんだわ。

モノの見方っていうのは、ホント、色々あるんだよね。

                                                         

                                                             

余震ある度に、東北の方は大変なんだろなあって思い起こすんだけど、

ふと思い立って、このブログのアクセス地域、久し振りにチェックしてみたんだわ。

去年12月にチェックした時とここ一カ月の都道府県別アクセス順位なんだけど……。

                                                            

◇宮城県;21位→23位

◇岩手県;25位→31位

◇福島県;30位→30位

◇茨城県; 9位→12位

◇千葉県; 3位→ 3位

                                                           

福島県と千葉県に順位変化は無かったんだけど、

宮城県、岩手県、茨城県は順位が落ちてて、

やっぱりボクシングどこじゃないってとこ、当然あるんだなって思ったな。

それでも、毎日見に来てくれる人も結構多くて、ホント、アリガトです。

                                                       

福島原発、廃炉にするにしても、燃料棒の取り出しまでに5年、

解体して更地にするまでには、更にもう5年かかるっていう見通しらしくて、

もう限界超えるような我慢強いられるんだけど、

他の地域でも、復興するまでには途方もない憂鬱の時間が続くんだろうと思うけど、

みんな一生懸命頑張って下さいね。

このブログ、何かの楽しみにしてる人も、中にはいるかも知れないって思って、

自分も頑張って更新するからね。

                                                              

                                                           

この国の政治家っていうのは、頼りにならないことおびただしいし、

平成になって20年余、恐ろしいほど度胸と能力の乏しい総理大臣続きなもんで、

お先真っ暗な感じしないでもないんだけど、

献身的で有能な一部官僚はまだまだ信頼に値すると思ってるし、

元々この国の基盤支えてる、あらゆる現場の人達の能力っていうのは、

他の国のレベルを遥かに超えてると思ってるもんで、

どんな困難な状況でも、とにかくなんとか切り抜けて行くんじゃないかって、

ここは結構楽観的に考えてるんだよね。

                                                          

                                                            

そう言えば、この間気付いたんだけどね、

後楽園ホールのボックスシートのことなんだけど、随分減ってきたんだよなあ。

                                                           

ずっと昔は、前から3列目まであって、今では2列目までなんだけど、

その2列目までさえも埋め切れてなくて、年々どんどん減っていってるんだよね。

                                                            

地震起こる前からも世の中の景気、なかなか浮上してこなかったし、

ボクサー志願者も減ってきてるし、仕方ないことなんだろうけどね。

そんな中、最近、長年保持し続けた人が手放したのにはちょっと考えさせられたなあ。

                                                         

                                                          

今日は、無駄話オンリーなんだけど、昔の話をチョット……。

                                                             

(1)空気銃

自分が小学校三年くらいの頃、近所の不良が自分のこと可愛がってくれて、

ソイツ、空気銃持ってて、当時の空気銃ってのは今のエアガンなんてもんじゃなくて、

弾丸がゴムやプラスティック製じゃなくて、鉛製の鼓弾で、

板にも喰い込むし、スズメは殺せるし、結構な武器だったんだけど、

近所のニワトリ襲うもんで、その野良猫殺してもいいってことになって、

それまで沢山練習させてくれてたもんで、自分、そこそこの腕前だったもんで、

お前、あれ撃てってソイツに命令されて、10mほど先にいたその野良猫撃ったら、

見事的中で、その猫ウギャッって飛び上がったんだけど、

直後に、ソイツ、そこそこ距離あったし、まさか当たると思ってなかったのか、

お前ホントに撃つかあ的なこと言ってきて、

あの時からだなあ、人の言うこと、簡単に鵜呑みしちゃダメだなって思ったのは……。

                                                              

ちなみに、その猫、その後も普通に近所うろついてたもんで、

ヨカッタなあって、ちょっと複雑な気持ちだったんだけどね。

                                                       

                                                           

(2)オニヤンマ

同じような頃の話。

昔は近所のあっちこっちに空き地とか野っぱら沢山あったし、

河川敷や雑木林も整備されてなかったもんで、とにかく昆虫類が山ほどいたんだわ。

                                                           

夏、自分らの中では、カブトムシより、なんてったってオニヤンマで、

ムギワラトンボやシオカラトンボなんかは屁みたいなもんで、

ギンヤンマになるとチョット色めき立ったんだけど、

自分ら、とにかくオニヤンマで、元々そんなに沢山いなかったし、デカかったし、

オニグモみたいに、黒い体に黄色の線が入っててオドロオドロしかったし、

高いとこ悠然と飛んでて風格違ってたし、もう昆虫王者って感じだったんだわ。

                                                               

で、それ見付けると、自分らもう舞い上がり状態の反狂乱の追跡で、

下見ないで走り回るもんで、あっちこっちで躓いて転ぶし、色んなモノにぶつかるし、

擦り傷や打撲絶えなかったなあ。

                                                             

捕獲に成功すると、少しの期間英雄でいることできて、

これまでの人生の中で、自分も3回ほど英雄になった経験あるんだけど、

大抵は、いいとこまでいったんだわ的な話しが多くて、

いかに惜しかったかを延々話すんだよな、仲間同士で……。

                                                             

                                                             

最後に動物ネタをもう一つ。

                                                        

沖縄の西側の海1,500mの海底に、地殻から溶け出た金属流が噴出してて、

その噴出口、煙突みたいな形状してるもんで、チムニーっていうんだけど、

その辺り、数百度の水流だし、生物には有毒なはずの硫化水素に満ちてるってのに、

そこにゴエモンコシオリエビっていう、カニみたいなエビが沢山生息してるんだわ。

                                                           

その辺、エサになるような小動物いないし、何食ってるのかってことなんだけど、

ソイツ、ビッシリ体毛生えてて、その体毛に付着してるバクテリアを食べてて、

そのバクテリアが、その辺りの硫化水素溶液を養分にしてるんだってさ。

                                                            

実はゴエモンエビの近くに貝類も岩に貼り付いてるんだけど、

その貝も硫化水素を養分にしてるってことで、

知らないこと、常識では考えられないこと、世の中にまだまだ沢山あるって事で……。

                                                           

2011年4月16日 (土)

後楽園ホール・4月15日

                                                         

阪神タイガースにも金本にも、普段何の関心も持ってないんだけど、

昨日のナイタ―で、彼の持ってる連続試合出場記録が途切れたんだってね。

                                                       

彼、ツーアウトランナー一塁ってとこで、ピンチヒッターで出てきたんだけど、

何思ったか、ファーストランナーが、いきなり盗塁アウトになってしまって、

チャンチャンってことだったんだけどね。

                                                              

例えそのファーストランナーが、金本にいい感情持ってなかったとしても、

いくらなんでも公衆の面前でそんな度胸はないだろうし、

小差リードだからって、ツーアウトからの盗塁ってのは、代打金本ってこと考えると、

ちょっと有り得ないから、多分、アウトカウント間違ったんだろね。

                                                          

記録っていうのはいつか途切れるもんだから、って思いはみんな持ってるだろうけど、

こういう形は、あっちこっち尾を引くんじゃないかなあ。

そのファーストランナー、俊介って選手らしいんだけど、そいつ立ち直れるかなあ。

                                                           

                                                         

◆小簱智史君(レパード玉熊)×チャチャイ新城(ピューマ渡久地)

                               ………F 4R

2勝1敗1分の29才・千葉県と、2勝(2KO)1敗の29才・沖縄県。

                                                          

1R、華麗、軽快なんていうのとは対局にある二人なんだけど、

いつものように、勢い丸出しブン殴り系で圧倒してるのは新城君。

                                                              

2R、それほどパンチ力あるとは思えない小簱君なんだけど、

コツコツ、コツコツ根気よく小さいのを当ててたら、

あれれれ、新城君急に弱々しくなってしまって、足の踏ん張りも効いてないんだわ。                                                          

腕振りもヤケクソみたいになってしまって、相手のグローブばっかり叩いてるなあ。

                                                          

3R、新城君、詰められても押し返す力無くなってずっと下がりっ放しで、

パンチの力のこもり方、手数の落ち方も極端だよなあ。

                                                            

4R、小簱君、相変わらず鋭い振りではないんだけど、

スタミナ無くなったとこでの連打なもんで、新城君、もうヘロヘロで、

足元頼りないし、打ち返しもできなくなってしまったとこで、レフェリーストップエンド。                                                           

レパードとピューマっていう動物対決、この回2分13秒、レパードの勝ち。

今年このクラス、正直、とっても層が薄いから誰でも優勝アリって感じだなあ。

                                                            

                                                           

◆上村和宏君(ワタナベ)×長濱愛慎(戸高秀樹)……B 4R

2勝(1KO)5敗1分の24才・東京都と、2勝(2KO)3敗1分の34才・沖縄県。

                                                           

あのジム、誰が出てきても、リング上で、いっつもデカイ旗振り回すんだけど、

あれバサバサ埃っぽくて、自分、花粉症だし、ちょっとなあ……。

第一、何かの拍子に危なくないのかって思うし、

ああいう金属ポールみたいなモノをリングに持ち込むの、禁止されてないのかなあ。

                                                            

1R、上村君、ユルーイ右の打ち終わりに、長濱君に右キッチリ合わされて、

リング中央南東寄りのとこ、開始ゴング15秒ほどのとこで、ダウン。

                                                             

元々ちょっと弱々しいとこある上村君、その後も長濱君に詰め寄られてるし、

腰も引けてるもんで、こりゃ早い決着になるなあって見てたんだけど、

長濱君、詰めることは詰めるんだけど、そこからがとっても雑々というか、

気持ちが空回りしてるだけで、全く当て勘悪くて、結局ダラダラになってしまって……。

                                                           

そんなダラダラ状態が続いてたら、残り20秒ちょっとのとこで、

何と何と、フワッと振り出した、多分右フックだったと思うんだけど、

上村君のパンチが長濱君直撃してしまって、それまでの振り疲れ積もってたもんで、

長濱君、ドーンとダウンしてしまって、カウント途中のレフェリーストップ。

2分45秒のことだったんだけど、なんだなんだの展開だったなあ。

                                                            

上村君、次は村田智哉君と竹長敬一郎君の試合の勝者が相手で、

多分村田君が勝ち上がって来ると思うんだけど、これはキツイと思うけどなあ。

                                                             

                                                         

◆久野伸弘(オサム)×藤田敏明(マナベ)……SB 4R

2勝(2KO)0敗の25才・埼玉県と、2勝(2KO)0敗1分の27才・東京都。

                                                              

1R、久野君、2勝2KOってのが浮き出過ぎのボクシングで、

このままだと先見えにくくなるパフォーマンスで、全くジャブ使わない、

上体フェイントからとにかく一発ブン廻すっていう荒っぽ過ぎなボクシングなんだわ。

                                                           

一方の藤田君、相手の強いプレスに下がる場面多いんだけど、

全体によく見えてる感じで、落ち着いてやってるね。

                                                        

2R、久野君、相手の腕かき分けて打ってくるパワーだけは結構あるんだわ。

藤田君、リーチあるんだから、もっと左ジャブ強めに打って前進止めるといいのに。

                                                           

3R、久野君、常ににじり寄るプレスは持ってるんだけど、

一気に距離詰めるのは上手くないもんで、藤田君の足に着いて行けてなくて、

届かない距離での虚しい大空振りが続いてるなあ。

                                                          

4R、久野君、振り自体は強いモノ持ってるんだけど、

それ、見栄え良く当たる場面全く訪れないもんで、

コツコツ当ててる藤田君にポイント流れるの仕方なくて、

結局、そのまま終了ゴングで、40-37×2、39-37の3-0で、藤田君。

                                                            

ただ藤田君、途中途中で訳分かんないサウスポーチェンジしてたけど、

チェンジする時ぎこちなくて、足揃ってしまうようなとこ何回もあったから、

ああいうのは止めた方がいいと思うけどなあ。

藤田君、次はこの後試合の勝者となんだけど、

問題あったとこ修正すれば、充分いけるんじゃないかって思うんだよね。

                                                             

                                                             

◆蓮見宗昭君(西城)×佐藤真幹君(横浜さくら)……SB 4R

1勝1敗の23才・東京都と、1勝(1KO)0敗の33才・北海道。

                                                         

1R、蓮見君、パンチ打つ形とってもいいんだけど、中に入るのが上手くなくて、

攻めあぐんでるんだよなあ。

佐藤君の方は、打ちに行く時、やたらアゴ上がるもんで見てて危ないんだわ。

                                                           

2R、蓮見君、相変わらず距離届いてなくて、苦戦、苦戦。

佐藤君、打ち方は今一つなんだけど、リーチある分ストレートが何となく届いてるね。

                                                              

で、こんなのが延々続いて、トコトコ当てられ続けられるもんで、

蓮見君、回を追うごとに顔面紅潮進んでいくもんで、最後まで分かり易い流れで、

結局、40-37、40-38、39-37の3-0で、佐藤君の判定勝ち。

                                                          

                                                            

◆河野洋佑君(新日本木村)×藤野哲士君(横浜さくら)

                             ………SB 4R

3勝(1KO)1敗1分の22才・宮崎県と、1勝1敗の33才・埼玉県。

                                                              

去年に続いての再チャレンジ同士。

                                                          

1R、二人とも、一つ前の試合より明らかにレベル高いんだけど、

藤野君、攻守ハッキリし過ぎで、切り替えの時変な間ができてしまって、

打って来ないなって瞬間が分かり易くて、そこ河野君に突かれてるなあ。

                                                         

河野君、去年は東日本の準決勝まで進んだ力持ってて、

上下の細かい打ち分けで主導権握ったんだわ。

                                                          

2R、藤野君、手数も少な過ぎで、全くリズム悪くなってしまって、ズルズル、ズルズル。

あんまり一方的だったもんで真面目に見てなかったんだけど、

この回1分38秒、河野君のTKO勝ち。

                                                        

次、在塚太一郎君となんだけど、このクラスで期待される一戦の一つなんだわ。

                                                           

                                                           

◆坂入裕君(野口)×原有吉君(白井具志堅)……SB 4R

1勝1敗の19才・東京都と、1勝1敗のサウスポー、23才・神奈川県。

                                                             

1R、始まって約1分、原君、いきなりのダウンゲットで、

このまま一気に行くかって見てたんだけど、

相手のカウンター警戒してか、大分慎重なんだわ。

                                                         

2R、坂入君ダメージもそれほどのことなくて、反撃開始なんだけど、

原君もそれほど厳しいボクシングじゃないもんで、なんか弛んできたなあ。

                                                           

3R、10秒過ぎ、二人、リング中央でガサガサってもつれた途端、

坂入君、前のめりになって思わずグローブ着いてしまったんだわ。                                                        

自分にはスリップにしか見えなかったんだけど、でもダウンって言われてしまって……。

                                                            

原君、タイトに攻め込めば簡単に終わらせることできると思うんだけど、

なんか変な間作ってしまうもんで、相手の反撃許してしまうんだよなあ。

                                                             

4R、それにしても坂入君、長いのも短いのもストレート一本しかないもんで、

攻撃単調だし、しっかり見切られてしまってるんだわ。

で、結局そのままで、39-35、39-36×2の3-0で、原君。

                                                             

次は、この後の試合の勝者との対戦なんだけど、

こんな感じだと、一瞬で粉砕されてしまうと思うけどなあ。

                                                          

                                                         

◆源大輝君(ワタナベ)×三輪広志君(元気)……SB 4R

1勝(1KO)0敗の20才・大分県と、2勝(1KO)2敗のサウスポー、30才・群馬県。

                                                           

昨日の一番の目当ては源君。

                                                            

1R、始まって7秒、右フック軽くかすっただけで、三輪君、膝ガクッとさせてるなあ。

その後は殆ど源君のペースで、25秒、南東ニュートラル付近で、

右フックがアッパー気味に決まって、堪らず三輪君、最初のダウン。

                                                            

何とか再開したんだけど、もうどうにもならなくて、今度は西側ロープに近いとこ、

左右のフック直撃されて、二度目のダウンでKOエンド。

初めの左でもう決定的だったんだけど、速いワンツーだったよなあ。

                                                            

源君、まだ多少荒っぽいとこあって、腕が体から離れ過ぎるとこもあるんだけど、

とにかく勢い半端じゃなくて、フィジカルもパンチも強いし、可能性高いんだわ。

                                                              

このクラスのこのグループ、在塚君とか伊波真君、岩崎悠輝君なんかがいて、

超激戦区なもんで、簡単にはいかないと思うけど、期待度満々なんだよね。

                                                           

◆根本賀通君(木更津GB)×大場雄二君(マナベ)……Fe 4R

2勝(1KO)0敗1分の25才・千葉県と、3勝(2KO)0敗の22才・東京都。

                                                            

1R、大場君、いかにも相手待ちのボクシングなもんで、手数少ない、少ない。

一方の根本君、上体良く動かしながら、一生懸命先制しようとしてるね。

                                                             

2R、大場君、リーチあるんだからシッカリジャブ打てばいいのにって思うんだけど、

どうも本人、近い距離の方が好きみたいなんだよね。

それに、少しギコチナイ打ち方のストレート一本槍なんだけど、

パンチそのものは強いみたいだね。

                                                            

で、2分半過ぎかなあ、その大場君、ゴッツンって右ストレート突いたら、

それ軽い感じだったんだけど、根本君、アレレってほどのダメージ受けてしまって、

勿論ここぞの大場君、間髪入れずの一気攻めで、で、根本君、

またもやの右ストレート再直撃されてしまって、ふらついて腰伸びてしまったとこで、

2分51秒、レフェリーストップエンド。

                                                             

大場君、まだちょっと強いんだかどうか分かんないとこあるんだけど、

試合終わって、メガネかけてニット帽のとこ見たら、まるで本人って分かんなくて、

とっても真面目な学生さんって感じだったんだけど、

色白の顔、全くどこも赤くなってなかったのは驚いたなあ。

                                                          

次の相手の森田大介君とは激戦になると思うなあ。

                                                           

                                                          

◆増田岳之君(ロッキー)×林満久君(福田)……Fe 4R

1勝3敗1分の25才・東京都と、1勝0敗の21才・石川県。

                                                             

1R、初め勢い良かったのは林君の方だったんだけど、

彼、力強いんだけど、ちょっと硬いって感じなんだよなあ。

                                                           

ラウンド中ほどから増田君、左ジャブとっても良くなっていって、

それですっかりリズム掴んだみたいで、気持ち良く攻め始めたんだわ。

                                                            

で、2分過ぎ、バランス良く北西ニュートラル方向へ詰め寄って、

それ左アッパーみたいに見えたんだけど、とにかく見事な打ち込みで、

林君、一発仰向けダウン。

                                                           

林君、何とか立ち上がろうと首起こしたんだけど、やっぱりダメで、

で、レフェリー、カウント途中ストップしてのTKO決着。

                                                          

増田君、結構いけるかも知れないね。

                                                           

                                                            

◆岩佐和紀君(角海老)×菊池希望君(石橋)……SFe 4R

1勝(1KO)1敗の25才・茨城県と、2勝1敗のサウスポー、23才・東京都。

                                                             

珍しいね、新人王トーナメントで岩佐君、スパイダーマンのマスクだってさ。

                                                         

1R、一見いかにも強そうな菊池君、実はそれほどのことなくて、仕掛けも遅いし、

で、岩佐君、結構気持ち良く攻め込んでたんだけど、

1分20秒ほどのとこで、ガツガツってなったとこで、菊池君の左フック貰ってしまって、

岩佐君、不意打ち喰らってしまったようなダウン。

ただ殆どダメージなくて、再開後人が変わったような鬼の反撃で、挽回、挽回。

                                                          

2R、岩佐君、ポイント取り返しに行かないとダメなんだけど、

思いの外、遠い距離は不得意みたいで、中間距離で見合うこと多いんだわ。

                                                            

3R、岩佐君、元気満々なんだけど、その行き場今一つのとこあって、

寄りついてからのガンガンだけじゃなくて、出入りの素早さに出して欲しいんだよね。

菊池君もいつものように、若干後手後手ボクシングなもんで、見所少ないんだわ。

                                                         

4R、ここに来てもパワー残してるのは岩佐君の方なんだけど、

延々の密着戦が続いて力の入りにくいとこで打ってるもんで、

なかなか劇的な打ち込みができないんだわ。

                                                            

で、岩佐君、消化不良のままの終了ゴングで、0-3負け。

39-36、39-37×3っていうことで、ダウン一個分ついに取り返せなかったね。

                                                            

                                                             

◆斉藤悠太君(ヨネクラ)×塚田祐介君(鉄拳8)……L 4R

2勝0敗1分の26才・秋田県と、1勝(1KO)0敗の22才・東京都。

                                                        

1R、二人とも一見攻撃的に見えるんだけど、腰引けてて、なんかなあ。

斉藤君、右目上ヒットカット。

                                                           

2R、お互い、全くガード悪くて、当てられ勘いいもんだから、顔真っ赤なんだわ。                                                             

で案の定、斉藤君のキズ悪化してしまって、ここでTKOエンド。

                                                            

塚田君、次は下薗君となんだけど、これはちょっと厳しいかなあ。

                                                             

                                                              

◆福原啓介君(新開)×加藤泰輔君(F赤羽)……L 4R

1勝(1KO)1敗の35才・兵庫県と、2勝3敗1分の28才・東京都。

                                                            

1R、加藤君、軸グラグラだし、腕振りルーズだし、何か全体にバラバラなんだわ。

一方の福原君、もう少し若い頃から始めてればいいのにって感じで、

バランスもリズムもとってもいいね。

                                                               

全体には、福原君の流れだったんだけど、ここぞの一気までには至らなくて、

結局、なんとなくズルズルのまま終了ゴング。

                                                          

最終的には39-37、38-39、38-38の1-1でドロー。

イーブンって評価したジャッジの優勢点の関係で福原君の勝ち上がり。

                                                           

福原君、次は鈴木勇治君と対戦なんだけど、パワー負けしそうな感じするなあ。

                                                        

◆山内直義君(西城)×櫻井孝樹君(小熊)……SL 4R

1勝(1KO)2敗1分の18才・東京都と、1勝(1KO)0敗の23才・群馬県。

                                                          

1R、二人とも、開始ゴングと同時にブチ切れ乱闘系のボクシングだったんだけど、

すぐ息切れしたみたいで、途中からは頭くっつけ合って、

お互い一息入れながら、替わり番こにラッシュって感じ。

                                                            

2R、もうグズグズ消耗系スタミナ合戦ってだけの感じで、

こりゃこんな感じで最後まで行くなって思ったもんで、休憩タイム。

                                                           

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、山内君ってことだったな。

                                                           

山内君、次は誰が来てもキツイのと当たるんだよなあ。

                                                              

                                                               

◆今瀬就治君(ドリーム)×成田陽介君(小熊)……SL 4R

1勝(1KO)2敗の27才・東京都と、2勝(1KO)5敗2分の35才・青森県。

                                                               

初め動き良くて、いかにも強そうな感じだった今瀬君がダウン喰らってしまって、

ちょっと驚いてしまったんだわ。

                                                                         

その今瀬君、フィジカルも上だし、気持ちも強くて、3R頃から猛反撃に出て、

相手の顔面徐々に赤くしていったんだけど、

残念、要所要所で、成田君に見栄えのいいのを貰ってしまって、

なかなか挽回し切るってとこまで行かなくて、その後特に山場来なくて、そのまま終了。

                                                            

結局、39-37×3って、ダウン一個分の差が縮まなかったんだわ。

                                                             

                                                             

今年の新人王トーナメント、まだ始まったばかりではあるんだけど、

ワクワク度、正直去年より落ちてて、ってことは結構誰にでもチャンスあるって事で、

さてさて、今後どういう展開が待ってるんだか……。

                                                            

                                                             

この日は、マナベジムから二人出てたもんで、やっぱり宮崎辰也君来てて、

横にもう一人ボクサーいたんだけど、見たことあるかなあってくらいにしか記憶なくて、

申し訳なかったんだけど、それ、同じジムの酒井智彦君で、

宮崎君が色々教えてくれて段々思い出して、去年の新人王トーナメントに出てて、

二試合シードされて、中間勇輝君との準々決勝で1-2負けしたんだわ。

                                                               

それ、7月の末だったから、もう9ヶ月ほど試合してないんだけどね。

彼、キャリア初めの4戦、1勝3敗で、ちょっとシンドイとこからだったんだけど、

今では4勝4敗のイーブンまで戻してて、益田健太郎君とか中野晃志君にも勝ってて、

ぶっちゃけ、超巧って訳じゃないんだけど、気持ちこもったボクシングするんだわ。

                                                          

自分以前、彼のこと、頭デカイって書いたらしくて、

そのこと、今だに根に持ってるって宮崎君言ってたけど、

酒井君はニコニコしてて、それほど恨みには思ってないみたいで、ヨカッタ、ヨカッタ。

                                                          

自分、全てのボクサー、褒めちぎってる訳じゃないもんで、

色々な反応あるとは思うんだけど、明るく太っ腹で捉えて貰えると嬉しいんだよね。

                                                            

その後、一場仁志君も合流して、宮崎君に色々教えて貰ってたね。

宮崎君、声は高いんだけど、記憶力抜群だし、ボクシングのこと良く知ってるんだわ。

                                                           

ってとこで、震度4が来たんだけど、宮崎君、今日は気が付いたかあ?

                                                           

2011年4月14日 (木)

日記 (4/14)

                                                         

宮城とか福島とか、まだまだ規模のデカイ余震頻発で、ホント、シンドイだろなあ。

                                                             

最近の感覚だと、震度3未満っていうのは地震じゃないって感じなんだけど、

例のマイナーコードのチャイムが鳴って、緊急地震情報が出ると、

その度に3月11日の震度5強っていうのに身構える自分がいるんだよなあ。

                                                         

要するに、北アメリカとか、ユーラシア、フィリピンプレートのせめぎ合いなんだけど、

もうそろそろ落ち着いて欲しいもんだわ、マジに。

                                                             

福島県なんか、その上、原発だからなあ……。

危ないから避難しろって言われても、どこまで、いつまで逃げればいいのか、

避難しろって言ってる方にも確信ないみたいで、心もとないったらこの上なくて、

農業や漁業で生計立ててる人達の不安や怒り、想像超えるものだろうし、

取り敢えずは、どうやって収束させるのかの具体的な段取りと、終息見通しなんか、

もっとハッキリさせて、認識と覚悟共有するべきだと思うなあ。

                                                            

                                                           

話はまるで変るんだけどね、実はね、自分日頃から、

ボクサーはなるべく早く、ボクシングから足洗うべきだって思ってるんだよね。

                                                          

お気に入りのボクサーのことは、なるべく長いこと見ていたいっていうのもあって、

その辺は矛盾してるなって感じるとこもあるんだけど、

明らかにピーク過ぎたパフォーマンスは、見てて辛いってこともあるんだけど、

そもそもボクシングって、スポーツ一般の側面勿論持ってるんだけど、

基本、人と人とが思いっきり殴り合うっていう、元々ちょっと理不尽なとこあって、

基本的に体にいいこと絶対ないからね。

                                                           

その上、そういうリスク負ってる割に、そこから得られる対価、著しく貧弱だし、

これほど割に合わないプロスポーツっていうの、他に例見ないって思ってるんだよね。

                                                            

自分、シンドイ目に遭ってるボクサーや元ボクサー達、結構沢山知ってるからね。

鼻の骨曲がってしまってる子、

目がちょっとおかしくなってる子、

頸椎痛めてズーッと気分がすぐれない子、

片っぽの耳の聞こえが良くない子、

言語障害までは至らないけど、ちょっと呂律が回り難くなってる子、

色んな反応系に支障がある子、

それに、死んでしまう事だってあるんだからね。

                                                            

ついこの間も、明らかな思い出ボクサーが、ボコボコにやられてしまって、

一人じゃ歩けないほど目やられてしまって、そのまま救急車ってこともあったしね。

                                                           

自分みたい素人なんかが見ても、こりゃどうなのかなあっていうボクサーは、

だから、なるべく早く見切り付けた方がいいって思ってるんだよね。

                                                             

そもそもボクシングには向いてない子とか、低過ぎるレベルから脱せない子とか、

だから、早目に次の道探す方がいいって思ってるんだよね。

                                                             

今そこで行われてることは、お稽古ごとの発表会じゃなくて、

危険満ち溢れた殴り合いなんだから、

見込みのないボクサーには、早目に見切り付けさせるってことも大事だと思うし、

辞めさせる時期を見誤らないように、神経使ってるジムもあるんだからね。

                                                          

いくらボクシングが好きだからと言っても、ジムスタッフへの転身ってのも、

また別の能力要求されて、無理でしょってことも多いし、

スパッと足洗って、自分みたいに見ることに専念すること考えた方がいいんだわ。

                                                                                 

                                                           

そんな事もあんな事も充分納得した上で、あるいは不承不承ながら受け入れて、

取り敢えずその日のリングに立ってるボクサー達、

そりゃあそれで色々とにかく、そりゃ取り敢えず凄いなって素朴な感情は

そこはかとなく湧いては来るんだけど、

でも、それだけで、そのボクサーを尊敬するっていうのは、違うと思うんだよね。                                                          

                                                         

以前、ボクサーに対するリスペクトが足りないってコメント貰ったことあったけど、

そもそもリスペクトするっていうのは尊敬するってことなんだけど、

リングに立っただけでボクサーが尊敬されるんなんて、とんでもない勘違いな訳で、

そういう論理なら、コンビニ店員から役所の窓口、一般のサラリーマンに始まって、

員数合わせだけの政治家に至るまで、全てが尊敬されるべきってことになる訳で、

ボクサーが色んなリスク背負ってリングに立ってるってことだけで、

尊敬に値するってこと、決して有り得ないって思ってるんだよね。

                                                           

その場から人に感動与えたか、感動与える仕事できたかって事が大事な訳で、

勿論、やる方見る方にそれぞれにはそれぞれのボクシングがある訳で、

どういうボクシングに感動受けようと、それこそそれぞれの勝手な事情がある訳で、

女子なのに頑張ってるとか、その上耳が聞こえないのに凄いっていうのもアリだし、

以前と比較したら、努力して格段に上手くなってるっていうのもあるだろうし、

何しろウチのジムのボクサーだしてっていうのもあったり、

身内、友達とかっていうのもあるんだろうから、特別の思い入れあるのは認めるけど、

その一つ一つが、普遍的な尊敬に直結するっていうのは全く違うと思うんだよね。

                                                            

それにそもそも、リスペクトなんて言葉、使ってる方の気取りが透けて見えてしまって、

カッコつけてるとしか思えないんだよね。

そう言えば自分、元々愛するとか尊敬するとか、よく分かんないとこあって、

どうも、好きって言葉で全部丸め込んでるとこあるんだけどね。

                                                             

練習生も含めてボクサーっていうのは、ジムにとってのお客さんっていう側面あって、

経営的にも、長く気持ち良く続けて貰いたいってとこもあるもんだから、

そういうのに気使いしたり、可愛い教え子達のこと思いやると、

自分の言い回しが酷すぎだってとこもあるのかも知れないけど、

そういう立場離れてもなお、そのリング上のパフォーマンスに感動できたのかってとこ、

単なる観戦者の方にもあるんだよね。

本人が頑張ってることと、人に感動与えるってこととが必ずしも連動してないってこと、

残念ながらあるんだと思ってるんだよね。                                                            

                                                            

自分の言い回しがキツ過ぎる、もう少しどうにかならないかって言う人達は、

ホントに彼のボクシング、危険だと思ってないのか、

それ以前に、そういうボクシング見てて、ホントに面白いのかって思うんだよね。

                                                           

愛情の問題をここに持ち込むのはナンセンスだと、自分では思ってるけど、

どんな試合見ても、よく頑張ったねって感想もあっていいとは思ってるし、

それぞれにはそれぞれのボクシングがある訳で、自分には見えてなかったというか、

素人には分かり難い微妙なポイントがあったのかもしれないし、

もっと別の角度からの楽しみ方があったのかも知れないし、

身近に関わった人だけしか知ることできない重要な出来事あったのかも知れないし、

そもそも、自分の方が大きく勘違いしてたとこあったのかも知れないんだけどね。

                                                         

ただ、言ってる当人書いてる本人、なんだこりゃあクソ面白もねえって思ってんのに、

敢えてオブラートに包んで、甘ったるい表現で濁したり、

毒にも薬にもならないような、当たり障りのない、万人受け狙ったりしてんのとか、

各方面に配慮し過ぎのナアナアの文章っていうのは、自分、全く興味ないもんで、

最近は殆ど他のボクシング記事とかブログ読むってことないんだわ。                                                            

                                                           

ボクサー達っていうのは、みんなから褒められたことには意外にクールだったり、

つまり、それ程のことは無かったって実は思ってたり、反対に、

人には言えないけど、今回はこういうとこが良かったって、一人自覚してる事多くて、

なかなかホントのこと伝わってこないケースが多いんだけど、

だからこそ、単なる提灯記事みたいなモノ、全く意味無いって思ってるんだよね。

                                                             

で、ドンドン自分風が進んでしまって、片寄りがキツくなってるかも知れないって、

ほんの少しばかり反省してるんだけどね。

                                                           

                                                          

ああそうだ、さっき、他人のブログ殆ど読まないって言ったけど、

石井一太郎さんと大竹秀典さんのブログだけは例外なんだよね。

                                                             

この二人の、少し引き気味にモノ見ながらの表現力とか文章力、半端じゃないし、

業界から離れたら、ボクシング評論みたいなもの書いてくれるといいんだけどなあ。

                                                         

ブックマーク付けて、いつも更新楽しみにしてるもんね。

ただね、二人ともなかなか更新しないんだよね。

                                                                                                                                                                       

2011年4月12日 (火)

後楽園ホール・4月11日

                                                         

“二十四の瞳” っていう映画、木下恵介監督、主演、高峰秀子で1954年封切りで、

自分、小学校低学年の時、学校の講堂で見てから、何十年振りかで見たんだわ。

                                                          

第二次世界大戦前から、終戦直後頃までの小豆島での話なんだけど、

高峰秀子演ずる女教師の周辺に起こる出来事が色々描かれてるんだけど、

いかにも涙を誘う場面と音楽に、自分、暗闇で密かに泣いた覚えあったんだけど、

幼いながらも、悲しかったというより、もう少し成長した時に思い当たったんだけど、

あの時、虚しさというか、底なしの虚無感みたいなものに包まれたんだよね。

                                                           

だってね、貧しくて中学に行けなくて、売られるように奉公に出される子がいたり、

医者に見せるカネなくて、生徒の妹が死んでしまったり、

軍事思想に抑え込まれて、主人公も辞職しなくちゃいけなくなったり、

教え子だけじゃなく、自分の夫さえ戦死してしまったり、

その上、自分の娘も事故死してしまうっていう、もうどうにも辛い話ばっかりで、

今思うと、よくもまあそんな映画、小学校で上映したなって感じで……。

                                                              

自分の、ある意味アナーキーというか、ものごとを楽観的に考えられないというか、

ある種虚無的な性向はあの時養われたんじゃないかって、マジで思ってるんだわ。

                                                            

で、自分、そういうのその後もずっと引きずってて、中学三年の頃かなあ、

“余は如何にしてペシミストとなりにしか” っていう小説書いて、

どうして自分は悲観的な考え方することが多いのかって、

ジクジク見つめてたことあったんだよね。

それにしても、ホント、あんな小さい連中に見せる映画じゃなかったよなあ。

                                                             

                                                            

昨日の後楽園ホール、フジTVが収録に入ってたんだけど、

4つのコーナーの全部に、「ひとつになろう日本」 て書いてあったな。

                                                                

                                                         

◆工藤徹君(福田)×塩越諒君(F赤羽)……SB 4R

デビュー戦の24才・群馬県と、0勝1敗の25才・東京都。

                                                       

1R、デビュー戦だったり、デビュー間もない同士の試合の場合、

とにかく、ガツガツ強気に行った方が勝つっていう典型的な試合だったなあ。

                                                       

開始ゴング直後からの気持ちだけの戦い、終始工藤君が圧倒して、

1分過ぎ、殆ど偶然みたいな右フックが直撃して、塩越君ダウン。

                                                          

塩越君、何とか立ち上がっては来たんだけど、工藤君の更なる攻撃止まなくて、

結局、1分19秒、塩越君の再度の倒れ込みとレフェリーストップがほぼ重なって、

KOエンドだったんだけど、勢いの差だけの試合だったね。

                                                           

                                                           

◆高橋竜也君(ヤマグチ土浦)×渡辺才一(船橋ドラゴン)

                              ………B 8R

10勝(6KO)2敗の22才・茨城県と、10勝(7KO)4敗1分の26才・千葉県。

                                                           

1R、多彩なフェイントからのチャカチャカ攻めの渡辺君、

ハンドスピードと回転力で高橋君を圧倒してるなあ。

高橋君、ザクザクッとした大仕掛けのボクシングなんだけど、早くも顔面紅潮してる。

                                                            

2R、一発いいのを当ててからの渡辺君の勢い凄くて、この回残り20秒、

左ショートフック喰らってしまって高橋君、青コーナー近くでダウン。

起き上がりはしたけど、高橋君、大分ダメージ残ってるみたいだなあ……。

                                                            

って思った3R、高橋君の大逆襲始まって、今度は渡辺君の方がヤバくなって、

一瞬危ない場面もあって、場内一気に騒然として来たよ。

渡辺君、右目上ヒットカットされてるし、鼻血も出てきたなあ。

                                                           

4R、二人とも同じくらい消耗進んできて、体もたらせ合ってのダルダル戦突入。

ただ、ここに至って、よりタイトに振れてるのは高橋君の方で、

渡辺君、終盤かなり追い詰められてるなあ。

                                                          

5R、渡辺君、回復できないまま、完全に立場逆転した高橋君に追い込まれ続けて、

体伸びきってショート連打にさらされて、手止まったとこでレフェリーストップエンド。

                                                           

1分18秒のとこだったんだけど、二人ともそこそこの良績ではあるんだけど、

こんな感じのパフォーマンスだと、ランカー挑戦、もう少し時間かかりそうだなあ。

                                                            

                                                          

◆アロン・デノイ×村中優さん(F赤羽)……F 8R

22勝(12KO)8敗4分の国内6位、サウスポー、27才・フィリピンと、

13勝(4KO)2敗1分のランク8位、25才・鹿児島県。

                                                            

内山高志さん、今日も廊下で見掛けたけど、粟生さんもリングサイドに来てて、

試合終わって間もないのに、まっさらな顔してたなあ。

                                                            

1R、デノイ、フィジカルは強そうなんだけど、スピード不足だし、

返しのパンチのズレ方半端じゃなくて、こりゃあ早い決着って感じだったんだけど…。

                                                             

2R、デノイ、体すぐ規則的に左に傾けるもんで、村中さんの右フックがよく決まって、

もう大分口開いてきて、先長くなさそうなんだわ。

                                                           

3R~4R、基本的にちょっとハードなスパーリングにしか見えなくて、

残念、村中さんもちょっと雑になってきたなあ。

                                                                 

5R、で、村中さん、一刻も早く倒さなくちゃって打ち気にはやるあまりか、

ガード甘くなってしまって、結構当てられてて、元々色白顔面、紅潮してきたよ。

                                                            

6R、村中さん、どうもサウスポーは得意じゃないみたいで、いつものキレないし、

振り大き過ぎのせいか回転力も不足してて、自分のイメージと違うんだよなあ。

                                                            

7R、村中さん、完全にハードパンチャーみたいな試合してしまってるんだけど、

デノイ、意外にタフで、ここまで初回からの動きに変化ないんだわ。

                                                             

8R、村中さん、超の付くほどの単調さにハマってしまって、展開タルイタルイで、

場内シーンと静まりかえってしまったまま終了ゴング。

                                                              

結局、80-73、80-75、79-74の圧倒3-0で村中さんだったんだけど、

その大差、デノイのダメさ加減だけで開いてしまったんだよね。

                                                            

                                                            

◆椎野大輝さん(三迫)×南無心譲君(白井具志堅)……B 8R

4勝(3KO)1敗のランク5位、24才・茨城県と、

12勝(4KO)4敗1分の28才・東京都。

                                                               

二人とも黒地にシルバーの縁取りした、良く似たトランクスだなあ。

                                                            

1R、ほんの数回、グローブ交差しただけで、二人のパンチ力の差、歴然だったなあ。

                                                          

南無心君、ジャブからの入りなんて、まどろっこしいことしなくて、

タイミング見測った飛び込みからの一撃狙いで、そりゃ少し雑なんじゃないの。                                                            

椎野さん、5㎝以上上背あるし、フットワークも圧倒してるし、余裕の滑り出し。

                                                           

2R、確かに力量差ハッキリしてるんだけど、椎野さん、雑に行かない方がいいよお。

南無心君、椎野さんの右、バスバス喰らって、左顔面大分赤くなってるなあ。

椎野さん、体幹シッカリしてるし、バランスいいし、とってもいい感じでやってる。

                                                           

3R、南無心君、充分な戦績持ってんだけど、残念、全く勝負になって無くて、

この回1分15秒ほどのとこで、右フックまともに貰ってしまって、ダウン。

                                                           

何とか立ち上がりはしたんだけど、椎野さんの追撃、勿論甘くなくて、1分55秒、

青コーナー近くに追い詰められ、手止まって腰折れたとこでレフェリーストップ。

                                                           

椎野さん、途中、少し攻守ハッキリし過ぎたとこ突かれた場面もあったけど、

試合の殆どを支配することできて、余裕の勝利だったね。

                                                           

◆ヤシール・シアジアン×清田祐三さん(F赤羽)……SM 10R

25勝(15KO)6敗4分の33才・インドネシアと、

19勝(17KO)3敗1分のOPBFチャンピオン、27才・北海道。

                                                          

清田さん、この日はより過激なヘアスタイルで登場。

                                                            

1R、去年の10月、衝撃の1RKOされた清田さん、

あの時は、少し無防備というか、何気に攻め込んだとこやられたもんで、

この日は、大分慎重な入りパフォーマンス。

                                                           

この試合、結局5R、清田さんがTKO勝ちしたんだけど、

内容としては、タルイとしか言えなくて、殆どまともに見てなかったんだけど、

肉余したトロトロ動きのシアジアンに対して、清田さん、動き絶対おかしくて、

左ダブルのスピード、スローモーションかってほど遅いし、

攻防ハッキリさせてて、危険な場面回避して敢えてカウンター狙わないんだよなあ。

                                                           

シアジアン、打たれてヘラヘラポーズだし、清田さん、そんじゃあもっと行くぞおって、

右腕グルグル回して、まるで、村祭りのアトラクションなんだよなあ。

                                                          

相手代わってベルトもかかってなくて、モチベーションも何も無くなってたみたいで、

頭切りかえた、テーマ備えた調整試合にも見えなくて、全く詰まんなかったなあ。

                                                            

                                                          

◆井上庸さん(ヤマグチ土浦)×渡部あきのりさん(協栄)

               ………OPBF&日本W タイトルマッチ

18勝(11KO)1敗2分のチャンピオン、29才・茨城県と、

21勝(19KO)4敗の日本2位、OPBF9位のサウスポー、25才・福島県。

                                                             

この試合の勝者に斉藤幸伸丸さん、挑戦状だってね。

                                                           

先回の井上さんと加藤壮次郎さんとの試合、1ラウンド20回ものクリンチっていう、

史上稀に見るタイトルマッチで、あまりの詰まんなさに途中で帰ってしまったんだけど、

あきのりさんが絡んだら、絶対そんなことにはならないって予感満々だったよね。

                                                            

結果的には、2RKOで、あきのりさんがあっと言う間に勝ったんだけど、

この試合見ると見ないとでは、随分ボクシング観違ってくるんじゃないかと思うほどで、

そうだよなあ、ボクシングってのは要するに殴り合いなんだよなあって……。

                                                             

そりゃあきのりさん、荒っぽいことこの上なくて、

一気攻めの時の勢い超絶的なんだけど、一方ガードの甘さも併せ持ってるもんで、

見てる方のスリル刺激することこの上ないんだけど、

そういうハラハラするとこにこそ、ボクシングの原点みたいなモノ感じるんだわ。

                                                              

ラスベガスのリングっていうのは、やっぱり少し難しいかも知れないけど、

攻め込む時のあきのりさん、ちょっとパッキャオ彷彿とさせるような勢いあるし、

観客充分湧かせると思うなあ。

                                                            

彼、キャリアの初めの頃、ちょっとどうなの? っていう試合多くて、

実は自分、引いて見てたことあったんだけど、

湯場忠志さん、上石剛さん、中川大資さん達に三連続2R以内にKOされた時、

初め、ほら見ろって感じだったのが、彼が気持ちとボクシング立て直した頃から、

何かあきのりさんのこと、目一杯応援するようになっていったんだよね。

                                                          

この試合、詰められてショート連打喰らってしまう可能性も充分あったんだけど、

鋭いフットワークもあるし、福島県出身でもあるし、

自分、8:2で、あきのりさんの勝ちって予想だったんだよね。

                                                           

メインイベント、二つのタイトルかかってたのに、節電協力の意味あったんだろね、

館内の照明、普通の試合と同じだったなあ。

                                                           

アゴの位置比較してみたんだけど、あきのりさんの方がちょっとだけ背高いんだね。

                                                           

1R、もうホント慌ただしい試合で、順追って書くの難しいほどだったんだけど、

取り敢えず導入は、いきなりガスガス突っ込んで来るあきのりさんに対し、

井上さん、左ストレートボディ伸ばしたりして、何とか前進喰い止めようとしてたね。

                                                            

フィジカルと中間距離はあきのりさん、井上さんは接近戦での左右フックって、

そういう図式は事前にハッキリしてたんだけど、

それでもやっぱり、あきのりさんの乱戦捲き込みパワーの方が圧倒強くて、

井上さんにとってはどうなのかなあって感じの大殴り合い大会に突入。

                                                           

そしてこの後、一気の劇的展開に、会場息呑んだんだわ。

で、残り1分切ったとこ、北西ニュートラルで、あきのりさん左フック一閃させて、

まずは井上さん、一回目のダウン。

                                                       

立ちあがった井上さん、既にいつもの井上さんじゃなくなってて、

距離取ってなんて冷静にはとってもなれなくて、倒し返さないとって気持ち一杯で、

壮絶殴り合いの中、今度は右ショートフックだったと思うんだけど、残り15秒、

出会い頭に、またもやの顔面直撃で、井上さん、西側ロープ際でダウン。

                                                           

もうエライことになってしまって、第二ラウンド突入。

ここからはあきのりワールド大炸裂で、まず開始30秒過ぎ、リング中央、

左フック打ち込まれて、井上さん、この日三回目のダウン。

                                                             

これが一番効いてしまったみたいで、もう明らかにダメそうだったんだけど、

それでも井上さん、またもやの根性立ち上がりしてきたもんで驚いたなあ。

                                                             

で、試合は続いていった訳で、1分過ぎ、今度は右ショートアッパーかまされて、

井上さん、仰向けにひっくり返って、今度こそギブアップだなって思ったんだけど、

何と何と井上さん、この期に及んでもまたまた立って来て、

もうボッコボコのフーラフラなのに、まだファイティングポーズ取ってんだよなあ。

                                                            

でも、もうどうにもならない状態には変りなくて、そこから20秒ほどのとこ、

残り1分40秒ほどのとこかなあ、またもや仰向けにひっくり返されてしまって、

この回3回目、都合5回目のダウンってことで、壮絶KOエンド。

                                                               

こんな激しいタイトル戦、久し振りに見たなあ。

結局、井上さん、初めっからあきのりさんの土俵に引きずり込まれてしまって、

途中、あきのりさんが連打してくるとこ、顔面ガード甘くなってて、

逆襲かける余地もあったんだけど、下向いてしまってたしなあ……。

                                                              

ハマった時のあきのりさん、やっぱりホント凄くて、これまで色々あったんだけど、

ついにここまで来たんだよなあ。

                                                         

日本とOPBFの両方にフタされてしまって、同門のランク4位、加藤壮次郎さん、

どうするのかなあって、ちょっと思ったね。

                                                         

                                                           

昨日から、また色んなとこで地震多いんだけど、

ここから一気に、なんてことないんだろね。

                                                            

2011年4月10日 (日)

後楽園ホール・4月9日

                                                          

41年前の今日、ポール・マッカートニーがビートルズからの脱退発表した日。                                                         

1970年、それ以前にもう事実上バンド崩壊してたし、

自分にとってのビートルズは、その5年くらい前までに終わってたんだけどね。

                                                         

                                                         

ホールのバルコニーから下がってる垂れ幕の一つに、

“熱い汗を流す男達” ってのがあったんだけど、

その垂れ幕、上の方が隠れてしまってて、汗が汁にしか見えなくて、

つまり “熱い汁を流す男達” になってて、なんかキッタナクなってしまってたなあ。

                                                            

                                                          

昨日は、元々3月14日にセットされてた興行の仕切り直しで、

赤コーナーは全て協栄のボクサー。

                                                            

                                                       

◆舟木隆太君×南直希君(角海老)……SFe 6R

5勝(2KO)2敗1分の23才・大阪府と、5勝3敗の28才・愛知県。

                                                         

1R、力込めて打ててるのは舟木君の方なんだけど、

ワンツー一本槍なもんで、単調、単調。

                                                          

南君、プレスかけながら色々工夫しながらやってて、特に左の返しがいいんだけど、

打ち合いになるとガード下がり過ぎるもんで、危うさも垣間見えるんだよね。

                                                          

2R、舟木君、たまにいい連打打つんだけど、細かい手数で南君優位かなあ。

                                                           

3R、もっと手出せって激飛ばされたか舟木君、大逆襲開始で、

ボディブローも効果的だし、リズム感も良くなって、人が違ったような一気攻勢。

あれれれ、南君、急に弱ってしまって、振りもタルークなって、旗色、悪い悪い。

                                                           

4R、南君、振りが緩くて大きくなってるし、フィジカルの差見せつけられてきて、

なんかちょっとヤバそうになってきたなあ。

                                                           

5R、舟木君も疲れてしまったのか、二人とも体もたれ合ってゴニョゴニョしだして…。

                                                           

6R、B級戦としては、ちょっと残念なほどのだらしない試合になってしまって、

技術もスタミナも全く足りてなくて、そもそも気持ちも見えて来なかったせいか、

場内シーンとしてしまって、騒ぎたいのに黙らせてどうすんのって感じだったなあ。

結局、59-55、58-56×2の3-0で、舟木君の判定勝ちだったけどね。

                                                      

                                                          

◆山田智也君×高橋光政君(角海老)……SL 6R

9勝(3KO)4敗のランク12位、26才・千葉県と、6勝(2KO)1敗の23才・東京都。

                                                            

去年の新人王トーナメント東日本決勝戦で戦った同士の再戦。

                                                       

1R、二人とも良く似た体格とボクシングスタイルで、

打ち合う時、体から腕が離れ気味なってしまうとこまで似てるんだわ。

初めっからの全力打ちなもんで、返しのパンチによっては、早目の決着もありそう。

                                                            

2R、前回と同じ様に、やっぱり接近戦になってしまって、あとは全部一緒で、

お互い、効果の出にくい距離で、効きの良くない打ち方してるんだよなあ。

                                                           

そうなると、元々フィジカル強くて、振りの勢い勝ってる山田君の優位ゆるがなくて、

高橋君も途中途中で、とっても効果的な左ボディ攻撃してたんだけど、

それも通し切れなくて、そのまま盛り上がることなく6R終了ゴング。

                                                           

高橋君、上体の動き良くなくて、特に頭の位置、ずーっとそのままなもんで、

山田君に下向きながら殴られてたもんなあ。                                                          

で、結局、59-55、59-56×2の3-0で山田君っていうのは、妥当だったよね。

                                                          

                                                        

◆白石豊土さん×殿村雅史君(角海老)……SF 8R

19勝(10KO)5敗1分のランク3位、25才・福岡県と、

13勝(6KO)7敗1分のサウスポー、28才・奈良県。

                                                          

自分の知ってる白石さん、一時期ヘロ―ッてダメになってしまったんだけど、

1年半前、奈須勇樹さんにTKO勝ちした辺りから、急にヤル気戻したみたいで、

その後あれよあれよの5連勝(4KO)で、今じゃ3位にまで上がってしまったんだわ。

                                                         

1R、白石さん、キッカケ掴んで取り着いてからのボクシングなもんで、

この日も勿論、いつものように頭突っ込み加減のスタート。                                                           

殿村君の方も、それは充分研究済みなもんで、足使ってなかなかいい動きしてるね。

                                                         

2R、殿村さん、まだシッカリ距離取れてて、早いワンツーでポイント稼いでて、

このままヒット&アウェイ続けられたら、再ランクも見えて来るって、いきなり思ったな。

                                                           

白石さん、風格あるボクシングじゃない、とにかくひたすらの粘着系なんだけど、

それにしても、彼、ちょっとやりにくそうにしてて、サウスポーが苦手みたいなんだわ。

                                                           

                                                         

予想通り、この後も見てて面白いワクワクするようなボクシングにはならないんだけど、

白石さんの延々の低い頭突っ込み系に対して、殿村君、どれだけ嫌気ささないで、

地味なボクシング続けられるかって一点に絞られていったんだけど、

以前の杉田純一郎さんみたいにはならないようにねって感じだったんだわ。

                                                         

その後も、下がりながらが多かったもんで、殿村さんのパンチにも、

腰入ってないというか、力込め切れてないこと多かったし、

相手の頭の位置常に低かったせいか、得意の右フックの場面殆ど無くて、

白石さんの猪突型の足使いに対し、巧いこと左右のステップで交わしてたんだけど、

グラつかせるまでには至らなかったんだよなあ。

                                                          

圧倒的とは言えなかったけどそれでも、主導権握ってるのは常に殿村さんだったし、

7R、8Rの白石さんの出方見てたら、負けてる方のパフォーマンスだったもんで、

79-74、77-76、76-77の2-1で、白石さんって聞いたときはタマゲタなあ。

                                                         

ただね、主催者ディシジョン、ハイランカーディシジョン考えたら、

それも充分アリだったんだよね。                                                                                                             

殿村君、相手に3ポイント位取られてるってとこから始めないとダメだったんだわ。

                                                            

仮にもハイランカー破るのは、もっと明確な優位さ見せつけること要るんだよなあ。

フットーワークは抜群だった、ただパンチに力込め切れてなかった、

最初から3ポイントくらいハンデ負ってたんだから、ってこと殿村君に伝えたんだわさ。

                                                          

それにしても、79-74ってのはいくらなんでも……、○○さん。

                                                          

                                                            

◆瀬藤幹人さん×玉越強平さん(千里馬神戸)

                     ………日本SB タイトル戦

30勝(16KO)8敗2分のランク1位、31才・千葉県と、

26勝(10KO)6敗6分のランク2位、30才・兵庫県。

                                                        

正直自分、トリプル世界戦よりよっぽど力入ったのがこの一戦。

                                                           

このブログ、長く読んでくれてる人はとっくにご存知なんだけど、

瀬藤さんのこと、日本で一番好きなボクサーなんだよね。

ただ、必ずしもそのボクシングスタイルじゃなくて、その風貌なんだけどね。

ぶっちゃけ自分、あんな顔に生まれたかったんだよなあ。

                                                           

玉越さんも、長いことやっててホントエラくて、中島吉兼さんとのタイトル戦のポスター、

いまだに部屋に貼ってあるんだけど、それもう7年も前のことだからね。

その間、ずっと第一線なんて信じ難いことで、それもズッとスーパーバンタムで……。

                                                           

1R、玉越さんの方が5㎝以上デカいね。

当然、瀬藤さんのビデオ見てると思うけど、目の当たりするとやっぱりタマゲル訳で、

だって、瀬藤さん、いきなりファイナルラウンドって感じのハイテンション、フル稼働で、

もうガッチャガチャの根性ぶちまけ大作戦なもんで、あっけに取られての3分間。

いきなり右のいいのを何発か喰らってしまって、もう左顔面赤くなってるんだわ。

                                                           

2R、玉越さん、左右のボディフックで対抗してんだけど、踏み込み今一で、

瀬藤さんの、両手ダラリからのいきなり右フック見せられて、

そんなのアリかよって顔してたなあ。

                                                            

3R、そろそろ慣れたか玉越さん、ちょっと無暗過ぎるノーガードの瀬藤さんに、

危険度高い右ストレートを飛ばして来たね。

                                                             

4R、玉越さん、意外に近い距離好きみたいで、長いリーチしてんだけど、

小さいのを強く打つの、とっても巧いんだわ。

                                                            

瀬藤さん、相変わらず、自分都合の徹底先制攻撃絶好調ではあるんだけど、

ちょっと攻防分離し過ぎなんじゃないかなあ。

                                                         

5R、うわあ、玉越さん、鼻血も出ちゃって、顔面真っ赤になってきたよお。

                                                           

6R、瀬藤さん、相手に攻め込ませたとこカウンター狙うなんていう、

まどろっこしいこと、全然考えてないみたいで、とにかくガンガン虫なんだよなあ。

玉越さん、いいのくらってもそのままにさせないで、即反撃するとこは大したもんだね。

                                                           

7R、1分半ごろかなあ、瀬藤さん、この日一番の右ストレートブチ込み大成功で、

玉越さん、明らかなダメージ受けて急にパワーダウンしてきて、戦法も単調だし、

なかなか打開策見い出せないんだよなあ。

                                                             

瀬藤さんの、ノーガード、ピクピクフェイントってのやっぱ尋常じゃなくて、

そこからのいきなりの左、とんでもないスピードで飛んでくるし、

あれおっかなくて、なかなか行けないんだろなあ、玉越さん。

                                                             

8R、ノーガード・フェイント王者、ますます勢いづいていったもんで、

玉越さん、ワンツー両方とも当てられてるし、とても反応悪くなってて、

瀬藤さん、そろそろ倒しどこじゃないの。

                                                         

9R、玉越さん、もう面影ないほどの顔面の腫れと出血なんだけど、

心折れないで、できること、やるべきことはやろうって踏ん張ってて、

白いトランクス、もう真っ赤に染まってるんだけど、頑張る、頑張る。

                                                           

10R、振りに鋭さ無くなってるんだけど、玉越さん、

向かって行く姿勢は尋常じゃなくて、そういうとこがこんなに長くやれてる要因で、

あんなにボコボコにされても、一歩も引かないっていうのは感動モノな訳で、

若いボクサー達も見習って欲しいなあって思ったんだよね。

                                                             

玉越さん、瀬藤さんがノーガードでいる時、ちょっと躊躇してしまってたんだけど、

そりゃ不気味なもんで仕方ないとこあるんだけど、早いストレート持ってんだから、

左右に体傾けながら、それ瞬速打ち出しすれば、ちょっと違ってたかも知れないね。

少しばかり、真っ直ぐ立ち過ぎてた感じしたもんなあ。

                                                            

瀬藤さん、勿論何発かはいいのを貰ってたけど、最後まで危ない場面は全く無くて、

で、当然の3-0勝ちだったんだけど、97-93、96-94、96-95っていうのは、

全く、どうなのかなあ、1ポイント差しかなかったいうのは、ホント、どうなのかなあ。

見栄えのいい一発が、コツコツ四発に相当するってことなのかなあ。                                                           

まあ、瀬藤さんの方を贔屓目に見てた自分の目に曇りがあったのかも知れないね。

                                                           

                                                           

それと玉越さん、試合後の事だったんだけど、

そういうのはどうなのかなあって思ったことあって、

少なくとも、関東のそこそこのボクサー達はそんなことしないだろうって事あって、

ファイナルの試合始まってる中なのに、上半身裸のままシャツも着ないで、

後援者とか応援団に挨拶回りしてたけど、あれはローカル過ぎだと思ったなあ。

                                                             

                                                            

そのファイナル、単調になるぞおって予想してて、途中、やっぱり単調になったもんで、

瀬藤さんに会いにいったんだわ。

                                                         

右目の下辺りに内出血の跡あったんだけど、それバッティングキズみたいで、

あとは全然綺麗ないつものマルケスフェイスで、大きな被弾なかったみたいね。

                                                         

驚くほどクールで、舞い上がってるとこなんか全く無くて、

知ってる人多いと思うけど、彼、リング上でのパフォーマンスと普段にギャップあって、

実は、そういうとこも自分好きなんだけど、

“いやあダメです、また練習しないと……” なんて言ってて、

やっぱり、あそこまで行ってたのに倒せなかったこと反省してるみたいだったね。

                                                           

リング上ではファイナルやってたし、その辺もう誰もいなくて、

瀬藤さん、一人ショルダーバッグ抱えてたんだけど、そのまま帰ったのかな、

佐藤洋太さんの試合、見に行ったのかな。

                                                           

いずれにしてもお母さん、おめでとうございます。

貴方の息子さん、とうとう日本チャンピオンになりましたね。

                                                           

                                                           

◆佐藤洋太さん×河野公平さん(ワタナベ)

                      ………日本SF タイトル戦

20勝(11KO)2敗1分のチャンピオン、27才・岩手県と、

25勝(9KO)5敗のWBC4位、30才・山梨県。

                                                             

1R、勿論、佐藤さんの方が5㎝以上デカいんだけど、

河野さん、出足素早いし、振りも相当鋭いんだわ。

ただ、佐藤さん、下がりながらもキレのいいワンツー、いいリズムで打ち込んでるね。

                                                           

2R、河野さんの方が詰め詰めしてる展開に変わりなくて、始まって30秒、

河野さん、グイグイって、佐藤さんを北西ニュートラルに追い詰めたんだけど、

何と何とそこで佐藤さん、河野さんに右ショートアッパー一発大直撃させたんだわ。

                                                          

カウンター気味になってたこともあって、河野さん、堪らずの前のめりダウン。

まだ時間充分過ぎるほどあったし、佐藤さんも一気追撃にかかったんだけど、

実はそのダウン、倒れ方は劇的だったんだけど、それほどの大ダメージじゃなくて、

河野さんの反撃の仕方もテンパった無茶振りじゃなかったもんで、

佐藤さん、その辺とっても冷静に対処して、この辺がまた彼の凄いとこで、

またそこから始めたんだわ。

                                                         

この試合、一番盛り上がったと言うか、劇的だったのは実はこの部分だけで、

河野さんは距離詰めたい、佐藤さん、そうはさせないってのが延々で……。

                                                          

それ事前の予想の通りで、佐藤さん、パフォーマンスに色んな引き出し持ってるし、

一見ヤンチャ系に見えるんだけど、話しするととっても穏やかな気持ちのボクサーで、

リング上での一々に過剰な反応示すような性格じゃないし、

若いのに、どういうボクシングにも対応できる老獪さ持ってるんだよなあ。

                                                        

一方の河野さん、スタイルはこれっきりですっていう、真面目実直一本なもんで、

意表突くというか、大きく展開変えること、残念ながら上手くなくて、

気持ちの強さが通し切れない場合なんかは苦労してしまうんだよなあ。

                                                         

トレーナーに呼び戻されるまで、以前対戦した殿村君の試合、

ジーッと眺め続けてるっていう、そういういいヤツなんだけどね。

                                                            

つまり要するに、ラウンド追うごとに色々変化起こったっていう試合にはならなくて、

二人とも最後まで、なんだそのスタミナはって驚きはあったんだけど、

両陣営の応援団が大騒ぎするほどのことは、実は無くて、

結局、97-93×2、96-93の3-0で佐藤さんの妥当防衛に終わって、

2R以降も最後まで、殆ど同じ状況が続いたままでの終了だったんだよね。

                                                            

                                                           

昨日は、八王子中屋ジムの人達と並んで見てて、

会長と筒井マネジャー、野崎雅光さんと、それに会長の息子さんもいたなあ。

                                                          

息子さん、どっかで見たことあるような目してて、そしたら息子さんってことで、

ホント、そっくりな目してるんだわ。

                                                              

野崎さんも、次の対戦相手見つめるような、普段でも鋭い目ランラン光らせてて、

彼の目の力、そこそこ凄くて、白石さんとか翁長さんとかとの試合見たいんだけど、

既に本人、もっと上見つめてるみたいなんだよなあ。

                                                          

それにしても一生さん、色々お話アリガトゴザイマシタです。

                                                            

2011年4月 9日 (土)

TVボクシング (4/8)

                                                         

自分、ボクシングは現場観戦が圧倒的に多いもんで、WOWOW含めて、

テレビでボクシング見る時も、解説とかアナウンスあると、どうも違和感あって、

で、いつも音声オフにして見るんだけどね……。

                                                                                    

                                                         

それにしても画面正面に見える、階段席の前の方、

ブラックスーツにネクタイ組がズラ―ッと並んでて、何か違和感あったなあ。

                                                         

                                                           

◆粟生隆寛さん×ウンベルト・グチェレス

                 ………WBC SFe タイトル戦

                                                  

1R、グチェレスの方がちょっとだけ体デカくて、少し愚直な感じはするけど、

ワンツーには威力秘めてるようで、粟生さんの鋭いジャブといい対照で、

ほぼ互角なスタートのように見えたけどね。

そう言えば、粟生さんって、サウスポーとやったことあったっけ?

                                                          

2R、粟生さん、左右のボディブローとってもいいんだけど、

グチェレスも粟生さんの打ち終わりに懸命に合わせようとしてて、危険度満々だね。

                                                        

3R、粟生さん、静から動、緩と急、ホント、惚れ惚れで、上下の打ち分けもいいし、

やっぱ、ボディブロー巧くないとテッペンまでは行けないんだよなあ。

                                                         

ただ、この回終了間際、軽くて助かったんだけど、

右フック当てられて少しバランス崩してたね。

                                                         

4R、グチェレス、ボディブロー効いてきてるのか、全体の動きダルーンってしてきて、

粟生さん、もう殆ど危なそうな感じしなくて、生き生きやってるなあ。

                                                           

結局この回2分チョット前、リング中央で相手の打ち終わりに見事なボディブロー、

それも右、タイミングのいい、ドコンブチ込み大成功で、

コンマ何秒かの時間差で一気に効いてきたのか、グチェレスその場に崩れ落ちて、

そのままカウントアウトのKOエンドで、暫く、四つん這いになってたね。

                                                       

世界戦やるヤツがボディブローで終わるかってとこもあったけど、

呼吸のタイミング、その時の腹筋への力の入り方で、効き方恐ろしく違ってくるから、

あのタイミングでブチ込まれたら、KOエンドもアリかなって思ったんだけどね。

                                                         

覚悟できてる時とそうでない時とでは、ボディブローの効き方違ってくるし、

自分の経験からすると、下腹とか横っ腹殴られると気持ち悪くなったし、

正面からミゾオチ近く打ちこまれると、一瞬息止まってしまうんだよなあ。

それにしてもグチェレス、ちょっと体緩いように見えたんだけど、どうなのかなあ。

                                                          

                                                      

◆西岡利晃さん×マウリシオ・ムニョス……WBC SB タイトル戦

       

1R、ムニョス、振りデカいし波打ってるんだけど、ブン廻し系横振り、力感溢れてる。

西岡さん、とても落ち着いたスタート切ってるね。

                                                         

2R、ムニョス、相手の事情構ってないような乱暴な入り方だし、

リーチあるのに長い距離はあんまり巧くなくなさそうで、

西岡さん、大きい右振り込んで来るとこ、ビシッと合わせれば意外と簡単そうだよ。

                                                           

3R、1分過ぎ頃、西岡さん、打ち込もうとするとこ、被せるような右フックかすられて、

一瞬、ちょっと危ないタイミングだったんだけど、

その後は低く入ってくる相手に、度々グッドなアッパー打ち込むことできて、

この後このアッパーがキーのパンチになったんだわ。

                                                        

4R、ムニョス、打つ時踏み込み甘いし、なんか、腰残しといてパンチ出してるみたい。

                                                         

5R、ムニョスの打ち方、ちょっとオスカー・ラリオスに似てて雑なんだけど、

全てが強引フルショットなもんで、まともに喰らったら大変そうだなあ。

                                                           

でも西岡さん、終始自分のリズムでやってて、ずっとプレスかけてるし、

右ジャブもボディショットも抜群で、このままユックリ行けば何の問題もなさそうだね。

                                                          

6R、ムニョス、このままの戦法で行くのか、そろそろ右目下腫れてきてるけど……。

                                                            

7R、ムニョス、あんだけボディ打たれ込んでる上に、

あんなにフルショット強振続けてるのに、スタミナあるんだよなあ。

                                                            

8R、西岡さん、左ストレート益々強く打てるようになって、

ムニョス、右顔面益々腫れてきてるんだけど、一方的にならないように懸命な反攻で、

気持ちの強さ流石のメキシカンだよなあって、こっちの勝ち目が見えて来たもんで、

相手のこと褒める余裕も出てきたんだよね。

                                                         

9R、かなりポイント取られてるの分かってるせいか、

ムニョス、更なる攻勢かけてきたんだけど、そうなると隙みたいなもの、

当然の如く増えてくる訳で、あと20秒ほどのとこで、

西岡さん、電撃左ストレートブチ込んだのをきっかけにしての猛攻で、

ムニョス、ユラユラしてしまって、最後はまたもやの左アッパー直撃させたんだわ。                                                       

で、それまで、頑張って、踏ん張ってたムニョスも堪らずのダウンが残り8秒のとこ。

                                                          

カウント8か9くらいで立ち上がっては来たんだけど、体右に傾いてるし、

ファイティングポーズ取り切れなくて、そのままカウントアウトエンド。

                                                            

ムニョス、動き方とかパンチ出し、ボクシングスタイルとか色々穴あって、

超絶チャレンジャーって感じじゃなかったんだけど、

西岡さん、年令重ねるにつれ巧くなってるなあ。

                                                           

                                                          

◆長谷川穂積さん×ジョニー・ゴンサレス

                     ………WBC Fe タイトル戦

                                                   

1R、ゴンサレス、初めわざと緩く振ってるみたいで、後で強振して来る作戦かあ。

それにしても、ガタイ太くて、いかにも強そうなんだよなあ。

                                                         

勿論、穂積さんの左ストレートの伸びもいいんだけど、

盛んに合せてくる一発必殺のゴンザレスの左フック、何か恐怖度高いんだよなあ。

                                                            

2R、スピード対パワーって対決、やっぱり鮮明になってきて、

お互いのいいとこ、ふんだんに出てきて目離せなくなってきたんだけど、

基本的には頻発に軽打当ててる穂積さんが流れ作ってて、

ゴンサレス、何とかそれブチ壊そうとして、迫力ある横振り延々繰り返してる。

                                                          

ラウンド終わった時のインターバルでのゴンサレス、何かとっても落ち着いた表情。

                                                           

3R、このまま暫く、距離取って出入り鋭く軽打重ねていって、

中盤以降、様子見ながら随時戦法変えるんだろなあって見てたんだけど、

やっぱり穂積さん、例の如く、打撃戦挑まれるとやり過ごすことできなくて、

根性打ちに応えるんだけど、そこ共感呼ぶとこあるんだけど、

いつものように右ガード下がり加減になるし、

そういうの、ゴンサレスの思うツボなもんで、実は危ないんだよなあ。

                                                           

4R、セコンドがどういう指示出してたかは勿論分かんないんだけど、

穂積さん、まだまだ序盤だってのに、少し行き過ぎなんじゃないかって程行き過ぎで、

ゴンサレス相手だと、長丁場に持ち込んだ方がいいんじゃないかって思ってたとこ、

残り1分切ったとこかなあ、いきなりの突っ込み加減のストレート風の右ロングフック、

まともに貰ってしまって、ドーンって腰から落ちてしまったんだわ、穂積さん。

                                                          

立ち上がって、続けられるってポーズしてたんだけど、レフェリーストップエンド。

あの状態からだと、もうボッコボコだっただろうから、仕方なかったなあ。

                                                            

そもそもKO率、34%と76%なんだから、もっと慎重に行かないとダメで、

いきなりパワー対パワーの戦いになってしまったもんなあ。

ちょっと冷静さ欠いてたとしか思えなかったし、過信もあったのかなあ。

                                                          

2011年4月 8日 (金)

後楽園ホール・4月7日

                                                         

ズーッと昔、地球に大隕石が衝突することなかったら、

いまだに恐竜の天下が続いてて、猿から人間への進化もままならなくて、

類人猿達、常にコソコソ、怖々の毎日を送ってたかも知れないんだよね。

                                                            

様々の自然環境変化が猿からの脱却や、その後の文明進化をサポートしたもんで、

自分達、今、こんな生活送れてるんだけど、

それでも、相変わらず自然環境の微妙なバランスの上に、

殆ど偶然的、奇跡的に存在してるっていう事実には変りはなくて、

地球表面プレートが微細移動するだけで、何万人も死んでしまうんだし、

地球内部のマグマが太陽フレームの影響受けたり、黒点異常起こるだけで、

地球そのものが、ハイそれまでよってなってしまうんだよね。

                                                            

万物の霊長だなんてふんぞり返ってると、ホント、エライことになる訳で、

とにかく、人間の手届かないとこの自然の絶妙、微妙なバランスの中で、

自分ら生きてる、生かされてるって事、忘れないようにしないとなって思ってるんだわ。

                                                              

                                                           

◆内藤剛君(ワールドS)×山尾和幸君(協栄)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗の27才・埼玉県と、0勝1敗1分の28才・福島県。

                                                            

1R、二人とも、しなやかさに欠けた、とてもガキゴキしたボクシングなんだけど、

強く打とうとする意識は山尾君が上回ってて、内藤君、少し真面目すぎる感じ。

                                                        

2R、巧くはないんだけど、二人とも、気持ちの入った殴り合いだよ。

                                                           

3R、内藤君、結構強いの山ほど喰らってるんだけど、打たれ強いのか、

山尾君のパンチが軽いのか、とにかく少し雑な攻防が繰り返されてるんだわ。

                                                           

4R、お互い、体寄せ合ってやりたがる割には、ショートブローが全くダメで、

パンチ、外側から大きく出過ぎるんだよなあ。

                                                       

内藤君、頑張り通したというか、山尾君、持たせ過ぎたというかのまま終了ゴング。

結局、40-37、39-37×2の3-0で、山尾君、初勝利。

                                                            

                                                       

◆中村量君(野口)×長岡舜也君(角海老)……B 4R

0勝1敗の23才・兵庫県と、デビュー戦の20才・茨城県。

                                                            

1R、俊敏に力強く動けてるのは中村君で、

長岡君、プレスかけ気味ではあるんだけど、何かひ弱そうな印象なんだわ。

                                                           

2R、長岡君、単発の左ジャブは形になってるんだけど、

連打しようとするとバランス悪くなるし、パンチにも全く威力無いんだよなあ。

                                                          

残り1分、本格的な打ち合いになった途端、ガード甘くなったとこ、

長岡君、相手の右ストレート直撃されて、北西ニュートラル付近でダウン。

長岡君、もっともっと乱暴というか、凶暴にならないと闘いにならないんだよなあ。

                                                            

3R、そのひ弱な印象払拭できなくて、長岡君、今度は赤コーナー近くで、

またもやのダウン喰らってしまって、立ち上がってからも一方的に攻め込まれて、

結局、この回48秒、レフェリーストップエンド。

倒れなかったんだけど、二回目のダウンって事でKO決着だって言ってたけど…。

                                                           

                                                          

◆小川裕輝君(ワールドS)×ワイルドボア上田君(レイS)

                             ………B 4R

1勝(1KO)2敗の29才・東京都と、1勝1敗の27才・宮崎県。

                                                         

1R、上田君、ガードガチガチに固めて、ドーンと突っ込んでって、

取り付いたとこでガッチャガチャやるスタイルなもんで、

そういうの、小川君面喰ってしまって対応できないまま、始まって40秒、

右フックまともに貰ってしまってダウン。

                                                             

ボーッとしながら、立ち上がりはしたんだけど、

勢い付いた上田君のもつれながらの追撃に、為されるがままの2回目のダウン。

結局、1分17秒のKO決着。

小川君、気持ちと体勢整う以前に、暴風雨にやられてしまった感じだったなあ。

                                                        

◆三谷拓也君(セレス)×宮田茂樹君(W日立)……60㎏ 8R

7勝(3KO)6敗3分の24才・千葉県と、7勝(4KO)4敗の31才・福島県。

                                                            

1R、良く似たスタイルの二人、互角の立ち上がりだったんだけど、

一瞬のスピード上回ってて、タイミング合ってるのは、三谷君の方だね。

                                                           

2R、均衡大きく崩れはしないんだけど、打ち終わりに合わせてるのが巧くて、

クリーンヒットの見栄え良くて、出入りのスピード圧してるのはやっぱり三谷君で、

元々色白の宮田君、少し顔面紅潮し始めたかなあ。

                                                            

3R、返しのパンチ一つとっても、三谷君には丁寧な狙いが見てとれるんだけど、

一方の宮田君、勘に頼って適当に振ってるみたいなんだよね。

                                                              

4R、相手の動き見極めながら、危険度高いタイミングで打ってるのは、

圧倒三谷君で、ここら辺から大分差が出てきたんだわ。

                                                             

5R、宮田君も熱闘根性ボクシングなもんで、怯んだとこは見せないんだけど、

顔、ゆで卵みたいになってきてるよ。

                                                           

6R、この日の三谷君、とっても丁寧なボクシングができてて、

そりゃ、パンチ力はないんだけど、ディフェンスもいいし、

とにかく細かく丁寧に打ち込んでて、全くポイント取られないんだよなあ。

                                                          

7R、宮田君、一気に取り返すようなボクシングしないとって、

頑張り度上げて、相手の左目ヒットカットさせてるんだけど、

この日の三谷君、とにかく絶好調で、右ストレートがとにかく極上なんだよなあ。

                                                           

8R、宮田君、簡単に打たれ込まれ過ぎで、

一発大逆転必殺パンチある訳じゃないんだから、

もう少し丁寧にやるべきだと思ったなあ。

                                                            

判定、殆ど見たまんまの、80-72×2、79-74の圧倒3-0で三谷君。

                                                       

                                                           

◆岸裕機君(野口)×和氣慎吾君(古口)……SB 8R

9勝(1KO)3敗2分の28才・山口県と、

9勝(4KO)3敗1分のサウスポー、23才・岡山県。

                                                             

岸君、トランクスに “曲者” って縫い取りあるように、

激しくサウスポーチェンジするし、すぐしゃがむし、頭から突っ込むし、

とにかく、ちょっと面倒臭いボクサーなんだけど、この日は明らかに変で、

初めっから中途半端で勢い無くて、1R、いきなりダウン喰らってるし、

その後も本人にとっても詰まらなそうなボクシング続けてて、どうしたのかなあ。

                                                            

最初から最後まで、何だかヘロヘロで、結局最終8Rまでいったんだけど、

0分57秒、もうダメージ蓄積限界でしょって、レフェリーに止められたんだわ。

顔面ボコボコにされてて、違う人みたいだったなあ。

                                                            

                                                          

◆橋元隼人さん(ワールドS)×田村長太郎君(花形)

                            ………56㎏ 8R

10勝(2KO)1敗1分のランク9位、28才・東京都と、

6勝(2KO)17敗1分の28才・神奈川県。

                                                            

1R、田村君、半端じゃない負け越しだし、フットワークも良くなくて、

始まってすぐ、バックステップして自分でつまづいて転んでしまって、

大丈夫かあ、ってとこからのスタートだったんだわ。

                                                          

2R、田村君、ジャブもコンビネーションも、そんなの知るかあ系で、

その上、パンチ力ないのに嵐のような一発ブン殴り系なんだけど、

それはそれで、見てて興味尽きないボクサーなんだよね。

                                                          

橋元さんもスッカリ巻き込まれてしまって、大騒ぎのリング上なんだわ。

コーナーに戻った田村君、楽しそうにしてたなあ。

                                                            

3R、橋元さん、仮にもランカーなんだから、もう少し相手の動き見極めて、

冷静に対処すればいいのに、彼自身もそういうの好きな傾向あるもんで、

距離殺した激闘乱打戦に突入していったんだわ。

                                                            

4R、田村君、一応自分のスタイルに持ち込んでるんだけど、

やっぱり、橋元さんの方が一枚上手で、なかなかポイント取るとこまでいかなくて、

それでも、稀に見る熱闘肉弾戦、このまま最後まで持つのかって感じなんだわ。

                                                            

5R、橋元さんのファールカップ、ちゃんとゴム止めしてないみたいで、

ドンドン上がってきてしまって、昔のバレロみたいで、何度も直されてて、

その頃から、二人もうグズグズになっていって、こっちも疲れるほどで……。

                                                             

6R、二人とも元々危険度高いKOパンチ持ってない同士だし、

延々の押し合いボクシングなもんで、この辺から真面目には見てなかったんだけど、

あの力、も少し他の部分に使えないもんかとは思ったけど、

最後の最後まで手抜きせず、そういうの通し切ったっていうのは凄かったね。

                                                          

結局、80-73、79-75、78-76の3-0で、橋元さんの勝ちだったんだけど、

ジャッジ達の評価もバラけるような、ちょっとだらしない試合だったなあ。

                                                         

                                                           

◆三田村拓也さん(ワールドS)×石井博君(レイS)

                            ………48.5㎏ 8R

9勝(1KO)0敗のランク3位、27才・福井県と、6勝4敗3分の28才・千葉県。

                                                             

1R、石井君、このクラスにしては、パンチ力無いにしては、振りデカ過ぎだし、

相手のパンチに合わせていく意識はあるんだけど、軌道が雑々なんだよなあ。

                                                            

一方の三田村さん、やっとこA級になったボクサーにヘタ打てないんだよね。

                                                            

2R、石井君、左フックが殆どオープンだし、その上頭から突っ込むもんで、

三田村さん、いきなり右目上バッティングカットされて頭来たんだろね、

見栄えのいいワンツー打ちながらも、ちょっとムキになってるようだったなあ。

                                                          

3R、どういう訳か、石井君の距離で推移したんだけど、

彼、有効打より振りの大きさとか前進力、アピールしたいみたいなんだよなあ。

                                                          

三田村さん、キズ負ってるし、取り敢えずのとこは無理に仕掛けないで、

カウンター中心に迎え撃つ方がいいんじゃないかなあ。                                                          

ただ、この日の三田村さんの左ジャブ、タイミング少し遅いし、数も少なくて、

なんか、簡単に相手に入られてるんだわさ。

                                                           

4R、三田村さん、ランク3位のボクシングじゃなくなってて、

乱暴者に巻き込まれてしまってて、二人ともハードパンチャーみたいな試合してるな。

                                                       

5R、三田村さん、いつものタイトさ、全くどっか行ってしまってて雑になってるし、

当てるには当ててるんだけど、どういうもんかスピードもキレも無いんだわ。

                                                        

6R、石井君、ランク取りに無我夢中の気合い入ってるなあ。

                                                            

三田村さん、距離もスタイルも相手の土俵でやってる感じで、

オイオイオイッ、ベタ足フットワークの相手に追い込まれてるぞお。

                                                              

7R、三田村君、左ボディから右ストレートのいいのを幾つも打ち込んでるんだけど、

石井君、平気な顔して全く怯まず、前へ前へが止まらず、手数も減らなくて、

まあ、オッソロシイほどのタフネス発揮するもんで、三田村君、辟易してるなあ。

                                                              

8R、石井君、最後まで力出し続けることできてるもんで、

普通のA級戦の面白さは充分あったんだけど、

上位ランカー対3勝2敗ベースの対戦って図式からすると、ちょっと問題あったかなあ。

                                                            

有効打と同じくらい、前進プレスを評価しがちなジャッジが混じってたもんで、

78-74、78-75、77-77の2-0で、勿論三田村君だったんだけど、

この日の相手レベルに判定分かれるような試合した三田村さん、反省だよね。

一方の石井君は、持ってるモノ出し尽したと思うな。

                                                             

                                                            

◆丸山有二さん(野口)×石本康隆さん(帝拳)……SB 8R

11勝(1KO)9敗1分のB6位、28才・東京都と、

16勝(3KO)5敗のSB6位、29才・香川県。

                                                              

もうみんな関西行ったのかって思ってたけど、

松田直樹さん、五十嵐俊幸さん、山中慎介さんや佐々木洵樹君達、

石本さんの応援に来てたね。

                                                             

1R、丸山さんの方がリズム感良くて、スムースなスタート切れてて、

石本さん、何かちょっと硬いんだわ。

                                                             

それにしても石本さん、黒いトランクス履くと、余計にそうなんだけど、

構え方からチョットした動き、亀海さんによく似てるんだよなあ。

                                                          

2R、丸山さん、スタイリッシュなんだけど、パンチ弱いもんで、

接近戦ともなると、やっぱり石本さん圧倒してるなあ。

                                                           

3R、丸山さん、元々まともに殴り合う気持持ってなくて、

この日も足使って、当て逃げ系の軽いタッチのボクシングなんだけど、

両手ダラーンとさせて、顔つき出してのノーガードポーズはジャッジの反感買うし、

9敗のうち5敗はKO負けで打たれ強くもないんだから、止めた方がいいのになあ。

                                                            

4R、この回、石本さん、左右のボディブローが冴えた喰い込み見せてたし、

密着したショートブローの打ち合いも、丸山さんを上回ってたね。

                                                              

ただこの後、引き足の早い丸山さんに対し、石本さん、常に踏み込み足りてなくて、

決めの右ストレート、ことごとく距離届いてないこと多かったし、

丸山さんも、もう4年もKO勝ちしてないような、徹底軽打アマチュア戦法なもんで、

危険度の高い場面、殆ど訪れない退屈な根性戦になってしまったんだわ。

                                                             

丸山さんが倒しに行くようなボクシングしてたら、ランカーにはなってなかっただろうし、

それはそれで大したもんなんだけど、部外者が見ると面白くはないんだよなあ。

                                                             

結局、鈴鹿8時間耐久ならぬ、後楽園8ラウンド耐久みたいになってしまって、

見てる方も疲れたなあ。

                                                            

試合スタイルの面白い、詰まんないは別にして、

純然と頭の中でスコア計算し直すと、丸山さんの下がりながらのコツコツパンチとか、

当て逃げクリンチ大作戦ってのや、当てられた時のスウェイバック評価すると、

結構いい勝負で、終わった時、石本さんの顔面かなり赤く腫れ上がってたし、

イーブンか、やっとこさ1Pくらい石本さんかなあって思ってたんだけど、

79-74、78-74、78-75の3~5P差の3-0で石本さんだってさ。

                                                            

自分、正直、丸山さんのボクシングスタイル好きではないけど、

5ポイント差っていうのは、可哀想過ぎると思ったけどなあ。

                                                          

                                                          

帰りの電車の中で、ふと前見たら、帝拳の大和トレーナーが座ってたよ。

半年位前にも、帝拳のスウェット着てた中南米っぽいのと乗り合ったことあるし、

佐藤幸治さんのこともあるし、どうもこの電車、帝拳の御用達みたいなんだわ。

                                                           

2011年4月 7日 (木)

後楽園ホール・4月6日

                                                           

福島原発のニュース報じる時、“深刻な状態が続いてる……” って、

枕詞から始るんだけど、この言葉ひっかかるんだよなあ。

                                                          

これ、ちょっと英語的な表現のような感じがして、“seriously” ってことで、

とっても大雑把で、どれくらいヤバイのかが伝わって来にくいんだよなあ。

                                                         

女房との仲が深刻な状態にあるとか、会社の経営状態が深刻な状態なんだわ、

っていうのは、ヤバイっていうのは分かるんだけど、即破滅的になってしまうのか、

ダラダラ緊張状態が続くのか、捉えドコないんだよね。

                                                          

そういうのは、放射線漏れに際しての “ただちに人体に影響を及ぼすものではない”

っていう言い方にも感じてて、これも “immedistely” ってことで、

すぐに影響は出ないけど、そのうちジワジワ効いてきますよ、

って言われてるようじゃない?

                                                            

                                                           

ホールへ向かう電車の中で、また佐藤幸治さんと会ったよ。

どうも、彼の練習かバイトに行く時間帯と重なるみたいで、

それに、乗車位置も全く同じみたいで、今年もう三回目だもんね。

隣の隣の席に座って、一心に携帯見てたから、勿論、声掛けなかったけどね。

                                                           

                                                         

上田竜玄君(戸高)×工藤篤志君(古口)……SFe 4R

デビュー戦の23才・東京都と、デビュー戦の20才・東京都。

                                                           

1R、初め、入れ込み気味に突っかけていったのは、上田君だったんだけど、

トンって、工藤君の右ストレート喰らってからは途端に勢い落ちてしまって、

1分30秒、両足揃ったとこに、もっとまともな右ストレート貰ってしまって、

上田君、スットン尻餅ダウン。

                                                          

立ち上がっては来たんだけど、上田君、その後は殆ど一方的に攻め込まれて、

レフェリーに止め時探られながら、下がり下がりしてたんだけど、

結局、2分35秒、またもやの尻餅ダウン喰らってしまって、TKOエンド。

工藤君の冷静勝ちだったね。

                                                          

                                                         

◆下薗亮太君(ワタナベ)×相馬一哉君(一力)……L 4R

3勝(1KO)0敗の27才・福岡県と、1勝(1KO)1敗の21才・福井県。

                                                             

ここから三試合は、新人王トーナメントの予選で、両方とも、応援団沢山なんだわ。

                                                         

1R、相馬君、ジャブは形だけだし、手数不足の右横振りだけなのに対して、

下薗君、色んな角度から強いパンチ繰り出してて、いきなり圧倒してて、

こりゃ、早目決着しそうな感じなんだわ。

                                                         

2R、ところがところが、強いの喰らった訳でもないのに、

下薗君、急に何故かのパワーダウンで手数も随分減ってしまって、

その分、相馬君の前向きさが目立ってきたんだわ。

                                                           

それでも、相馬君の単調な攻め、下薗君を弱らせるまでにはいかなくて、

後半、殆どチャラにされるほど、逆襲くらってたけどね。

                                                         

3R、下薗君、上下の打ち分けや、コンビネーションも巧いし、

返しまで意識してるんだけど、なんか疲れたみたいで、

振り緩くなってるし、バランス崩してるんだよなあ。

で、力残してるのは、却って相馬君の方なんだわ。

                                                          

4R、相馬君、追撃ドコなんだけど、残念、相変わらず当て勘良くなくて、

残り1分、お約束の体寄せ合ってのゴニョゴニョ大作戦のまま終了ゴング。

                                                         

結局、39-37×3の3-0で、下薗君、勝ち上がり。

それにしても、下薗君、スタミナ付ければ、絶対いいとこまで行くと思うんだけどなあ。

                                                          

                                                        

◆加國竜一君(上滝)×立山翔悟君(横浜光)……B 4R

1勝(1KO)2敗の28才・山口県と、1勝(1KO)3敗1分の20才・神奈川県。

                                                            

二人とも、バランス悪いし、軸無いし、当て勘良くないし、

初めっからもうガッチャガチャで、ちょっとスコア付け難いのが最後まで続いて、

結局、39-38、38-39、38-38の1-1ドローだったんだけど、

優勢点、立山君ってことで、二回戦進出。

次は、尾島祥吾君とだけど、これはシンドイんじゃないかなあ。

                                                            

                                                           

◆菅沼卓君(川島)×椎名優一君(一力)……SL 4R

2勝0敗の21才・愛知県と、1勝(1KO)0敗の30才・埼玉県。

                                                          

1R、キッチリ、スマートにやりたいのと、力技系の対決なんだけど、

どっちも中途半端で、自分のスタイル通し切れてないなあ。

                                                           

2R、椎名君、体一回りデカクて、いかにもパワーありそうなんだけど、

ゴリゴリ襲いかかるまでは行かなくて、攻めあぐんでるなあ。

                                                          

菅沼君、前傾の浅いちょっと突っ立ち気味な構えで、下がりながらではあるんだけど、

要所要所で軽いけど見栄えいいの打ち込んでるね。

                                                          

そういうのが最後まで続いて、最終ラウンドではかなり打ち合ったんだけど、

結局は、椎名君、菅沼君の巧さを打ち砕くことできない消化不良の試合で、

40-37、39-37×2の3-0で、菅沼君が妥当勝ち抜け。

                                                          

                                                           

◆ハメド・アリ・カツマタ君(勝又)×山田健太郎君(全日本P)

                             ………SFe 6R

2勝2敗1分の25才・イランと、5勝(3KO)1敗1分の27才・新潟県。

                                                           

1R、山田君、左ダブルとかボディブローとってもビューティフルで、

上下の打ち分けもちゃんとできてるし、パンチに緩急あってとってもいいね。

                                                          

一方のハメド君、タフガイではあるんだけど、いつもの通り、

いっせのせの横振り一発なもんで、見切られると辛くて、

ちゃんとしたボクシングされると、らしさ全く封印されてしまうんだよなあ。

                                                           

2R、山田君、相手の右大振りにさえ注意してれば、全く問題ない訳で……。

                                                          

3R、あれ、山田君、ちょっと相手に付き合い過ぎで、雑になってきてないかあ。

もっと細かくタイトにやんないと、相手の思うツボなんだけどなあ。

                                                          

ハメド君、体よろけたり、膝落とし気味のとこからが粘り強いんだわ。

それでも、かなり打たれ込んでるもんで、左目下ヒットカットされてるなあ。

                                                         

4R、ハメド君、ちょっとでも当てられると、すぐバランス崩すし、振りも弱くなってて、

下がる場面がとっても多くなってるんだけど、山田君もなかなか決められないなあ。

山田君も多少ムキになってるせいか、この回、右目上ヒットカットされてるよ。

                                                           

5R、ハメド君、2勝してB級ってことなんだけど、とてもそういう風には見えなくて、

もう休み休みしないと、強いの打てなくなってるなあ。

                                                          

6R、ハメド君、踏ん張り凄いんだけど、もうとても挽回は無理そうのヘロヘロ状態で、

決着付け切れない山田君も問題だったんだけど、

でもとにかく、ハメド君、どう見てもの消耗度だったもんで、1分11秒、

もう止めようねって、妥当なレフェリーストップエンド。

                                                        

いつも彼の応援で、イスラム系とか沢山外人来るんだけど、もうブーイングの嵐で、

ジムの外人トレーナーも見てて分かんないかなって程の意味分かんない荒れ様で、

担当外なのにリング上ってガナってて、流石に会長に引きずり降ろされてたけどね。

                                                         

ハメド君、メディカルチェックも受けないで、客席でドーモ、ドーモしてたけど、

あの外国人女性、極端なローライズジーンズで、ケツの割れ目10㎝ほど見えてて、

もう少しで肛門見えそうなほどで、こっちはそこまでの期待してなかったし、

それに、ウエストがどこだか分かんない体形だったもんで、ガッカリだったけどね。

                                                         

                                                            

◆清水義之君(上滝)×栗原慶太君(一力)……F 4R

0勝0敗1分の24才・東京都と、デビュー戦の18才・東京都。

                                                          

6回戦の後に4ラウンドのデビュー戦が組まれたもんで、

なんか意味あるのかと思ったけど、なんも無かったね。

                                                         

1R、開始ゴングと同時に、バネ仕掛けみたいな打ち合い始まったんだけど、

それ、とっても最後まで持ちそうにない破天荒なほどの勢いで、

前半、栗原君、中盤、清水君って、交互に攻勢かけてって、

集中切らせた方が負けって展開だったんだわ。

                                                         

で、終盤、栗原君再度の攻勢に出て、残り30秒ほどのとこで、

右ストレート直撃させたら、清水君、今度は致命的に弱ってしまって、

そこから栗原君、見事な一気攻勢で、2分50秒、レフェリーストップエンド。

なんか、早回しの音楽聞いてるみたいだったなあ。

                                                            

                                                            

◆ウォーズ・カツマタ君(勝又)×須田拓弥さん(沼田)……F 8R

12勝(10KO)5敗の国内4位、27才・フィリピンと、

10勝(2KO)8敗2分の30才・埼玉県。

                                                             

勝又ジム、外人集客っていう新しい作戦に出たみたいで……。

勝又ジム所属のフィリピンランカーって、なんかややっこしいんだわ。

                                                             

1R、このフィリピン人、左ジャブ一発出した瞬間、半端じゃないのはすぐ分かって、

元バリバリランカー、須田さん、ヤバいんじゃないかって即思ったんだわ。                 

初め様子見らしくて、あんまり手出さないけど、コイツ、ホント強そうなんだわ。

                                                         

2R、左ジャブの強さと伸び、尋常じゃないし、相手のパンチに合わせるの巧いし、

決めパンチっぽい右フックのタイミングもバッチリなんだよね。

                                                           

須田さん、ガチャガチャさせながらの活路しかないんだけど、

ウォーズ君、フットワーク使って本気の動きしだしたら、もうホント、怖い怖いで、

須田さん、いきなり左目上ヒットカット。

                                                         

3R、ウォーズ君、バランスいいし、打ち終わりに合わせるパンチ、絶品だし、

ホント、見栄えのいい打ち方してて、当て勘いいし、惚れ惚れなんだよなあ。

                                                         

須田さん、キズ悪化して、このままだと止められそうなもんで、

残り1分、一気の乱闘に持ち込むんだけど、ウォーズ君、一歩も引かないね。

                                                            

4R、やっぱり須田さんのキズ悪化してしまって、ドクターチェックの後、

1分54秒、続行不能のTKOエンドだったんだけど、

あのまま続けても、ほどなく完璧に倒されてたと思うなあ。

フィリピン、ホント、たまに凄いのいるんだよなあ。

                                                           

                                                         

◆國重隆さん(ワタナベ)×福本雄基さん(三谷大和)……F 8R

21勝(2KO)5敗2分のサウスポー、ランク9位、34才・大阪府と、

11勝(3KO)4敗のランク11位、25才・千葉県。

                                                             

福本君、入場曲なかなか流れて来ずのダラダラ待ちで、

結局、それ無しでのリングイン。

それにしても、青コーナーなのに、真っ赤なシューズに赤白トランクスってのは……。

                                                         

國重さんの試合、正直、いつも同じパターンで全くスリル感じられなくて、

バッティングとクリンチの嵐だし、ポテッて当ててすぐ逃げるだけだし、

KO率が全てだとは決して思ってないけど、7%っていうのはいかにも……。

                                                          

2Rまで見てて、結局最後は福本さん、根負けするんじゃないかって、

そもそもこの日は、入場曲も無かったし、あんなイデタチだしって、帰ったんだけど、

凄いね福本さん、どういう展開だったかは知らないんだけど、

我慢強い、いい試合したみたいで、78-75×2、78-77の3-0勝ちだってね。

                                                           

それにしても、國重さん、いつも山盛りの応援団、熱い大声援で、

彼、きっといい人で、人気者なんだろね。

                                                            

2011年4月 6日 (水)

後楽園ホール・4月5日

                                                         

あれから25日も経ったせいか、東北の方、相変わらず大変だろなあ、

何も解決してないからなあって、頭の片隅にはあるんだけど、

自分、音楽聞いたり、映画見たり、野良猫にエサやったり、植木に水やったり、

それにボクシングも見に行ったり、もうすっかり以前からの日常が戻ってて、

なんか後ろめたさみたいなものも薄っすら感じるんだけど、

だから、東北の方のこと、しっかり心の中に焼き直す為に、

ホールでの黙とう、一生懸命にしようって思ったんだよね。

                                                             

                                                           

この日のホール、目当ては、奈須勇樹さん×時松友二君の試合と、

星野晃規君×佐藤宗史君の試合だったんだけど、

残念、後の試合、星野君棄権で、流れてしまったんだわ。

                                                           

                                                          

◆青澤正憲君(ワタナベ)×草野真悟君(ヨネクラ)……Fe 4R

デビュー戦の36才・秋田県と、デビュー戦のサウスポー、22才・福島県。

                                                          

青澤君、どう見ても思い出ボクシングで、最後の駆け込みデビューって感じだなあ。

                                                            

1R、その青澤君、残念ながらまるでボクシングになってなくて、

超が付くほどの怖がり全面に出てしまって、気の毒以外の何物でも無くて、

リング中央でゴツゴツやられたと思ったら、グニャッて崩れ落ちてしまって、

何とか立ち上がりはしたんだけど、全くの戦意喪失で、そのままカウントアウト。

1分40秒だけ、頑張ったんだけどね……。

                                                         

                                                        

◆高林良幸君(RK)×芋生敏幸君(八王子中屋)……Fe 4R

デビュー戦の22才・北海道と、デビュー戦の28才・東京都。

                                                          

サウスポー同士の対戦。

                                                           

1R、見るからに気の強い同士みたいで、相手の動き見極めてからなんてのなくて、

とにかく、殴る殴るのハイテンション・フルショット。

                                                         

2R、距離詰まったとこで細かく早く強く打ててるのは、手の長い高林君の方で、

残り1分から、芋生君、相当打たれ込んでしまったもんで、もう顔真っ赤で、

バランスも崩れてきて、返すパンチも大分流れるようになってしまったんだわ。

                                                          

3R、流れは完璧高林君で、芋生君、かなり消耗進んでたんだけど、

彼、諦め悪いというか、ここからが本領発揮というか、驚きの反転ガンガン攻勢で、

途中バッティングで眉間カットしながらも異常な頑張り直しなもんで、

最後の方は二人とも、口開きながらの必死な形相だったんだわ。。

                                                          

それにしても、芋生君の眉間のキズをドクターチェックする時、

レフェリーストップと勘違いしたみたいで、タイムキーパーがゴング鳴らしてたなあ。

                                                          

4R、芋生君の大攻勢で、高林君、徐々に足もつれ始めて、勝負混沌としてきて、

こうなると気持ち強い方が勝ち持っていくんだけど、二人とも引かないんだよなあ。

                                                       

お互い血だらけのフラフラなのに、絶対倒れないって決めてるみたいで、

こんなデビュー戦、滅多に見られるもんじゃなくて、場内もう大騒ぎだったんだわ。

                                                           

判定、微妙だったんだけど、結局39-38×2、38-38の2-0で芋生君の勝ち。

                                                          

リングサイドに荒川仁人さん、淵上誠さん、丸山伸雄さん、林和希君達来てて、

もう大騒ぎだったなあ。

                                                           

                                                          

◆室井成太郎君(ビータイト)×込山好古君(ヨネクラ)

                             ………B 4R

デビュー戦の21才・東京都と、デビュー戦のサウスポー、18才・東京都。

                                                          

込山君、10㎝弱背高いんだけど、人気者みたいで、

デビュー戦なのに、お揃いTシャツできてて、トランクスも高そうなんだわ。

                                                          

1R、室井君、ストレート系のパンチ、少し押し気味なんだけど、とっても気持ち強くて、

常に前へ前へのプレスかけ続けて、思いっきりのショット振りまくってる。

                                                          

込山君、アマ経験ありそうな感じで、動きとかパンチ出し上回ってるんだけど、

ちょっと硬くて、ひ弱そうな感じも併せ持ってるね。

                                                          

2R、込山君、スタイリッシュにやりたがってるみたいなんだけど、

室井君のブルファイターぶりに手を焼いてるなあ。

                                                          

3R、肩から押し込んで来るような室井君に対して、

込山君も少し荒目な動きするようになってるんだけど、

入って来るタイミング作らせないように、もっと先に手出すべきなんだけどなあ。

                                                          

4R、流石のブルファイター室井君も、大分疲れてダルダルになってきたもんで、

ここがチャンスの一気攻めなんだけど、込山君の方も消耗進んでて、

でもとにかく、二人とも、今持ってるモノ全部出し切ることできて、

それ、見てる方にも充分伝わってきて、なかなかいい試合だったよ。

                                                           

一つ前の試合と同じくらい微妙な判定になると思ったんだけど、

結局39-38×3の3-0で、室井君の勝ち。

                                                           

込山君、いい左ジャブ持ってんだから、あれ、もっとビシバシだったよね。

                                                        

                                                          

◆斉藤正樹君(TEAM10)×山内貴史君(沼田)……SL 6R

5勝5敗2分の26才・神奈川県と、4勝(3KO)4敗1分の29才・北海道。

                                                            

1R、斉藤君、10㎝ほどデカイし、リーチも圧倒してるんだけど、

意外にショートブロー巧くて、上下の打ち分けもいいんだよね。

山内君、強い振りしてるんだけど、どう見てもちょっと単調過ぎだなあ。

                                                          

2R、山内君、パンチ力に自信あるせいか、仕掛けが大き過ぎだし、

強い振りも、なんか波打って緩んだ感じなんだよなあ。

                                                          

3R、斉藤君の方も、ちゃんと振ってるように見えるんだけど、

全く効きが良くなくて、どうしてなのかなあ。

                                                           

山内君、距離詰まってからが本領発揮みたいではあるんだけど、

お互い新しい工夫が出せないで、徐々に退屈な展開になっていったんだわ。

                                                           

4R、このクラスになると、一発深いダメージ与えられるような強いパンチ持ってないと、

辛いんだけど、斉藤君、ホント辛いよなあ。

                                                           

それでも、斉藤君、ヒット数は圧倒してるもんで、山内君の消耗ハッキリしてきて、

残り1分、ここが倒しどこだって場面来たんだけど、何故か、行かないんだわ。

                                                          

5R~6R、決定力に欠ける同士の試合ってのは、

お互い、何度もチャンスやり過ごしてしまうってこと多くて、

結局、ハードパンチの交換って訳じゃないのに、二人で2回づつも替わり番こに、

マウスピース落とし合うっていう、珍しいというか、口の緩んだ試合だったなあ。

60-54、60-55、59-55の3-0で、見たまんまの斉藤君の判定勝ち。

                                                          

                                                         

◆時松友二君(熊谷コサカ)×奈須勇樹さん(角海老)

                          ………51.5㎏ 8R

7勝(1KO)2敗のサウスポー、29才・大分県と、

18勝(13KO)6敗のランク10位、28才・東京都。

                                                         

二人とも何度も話したことある良く知ってるボクサーなもんで……。

                                                           

1R、アレーッ、時松君、動きとパンチ出しの変則さ、大分納まってて、

なんか普通のサウスポーボクサーになってるんだわさ。

っていうことは、最近自信付けてきたっていうこと?

                                                           

一方の奈須さん、相手の動き見極めるとこからの比較的慎重なスタートで、

それでも動きの一つ一つに鋭いモノあるし、調子いいみたいだね。

                                                           

時松君の先制チャカチャカ攻撃に対し、若干控え気味に滑り出した奈須さんに、

手出せ! 手出せって、やたらガナってたオッサン、近くにいたんだけど、

4回戦じゃあるまいし、やっとのことでゲットしたランキング、

初めっからの無茶振りで危険にさらす訳にはいかないもんで、それでいいんだわ。

                                                         

奈須さん、全てのショットのタイミング、キッチリ合ってるね。

                                                          

2R、時松さんの怖いショットは、右の変則引っかけフックと、

ノーモーション気味に出てくる左ストレートなんだけど、右変則打って来ないね。

                                                            

奈須さん、1分過ぎ、瞬速左右ストレートをボディ、顔面に打ち分けたら、

時松君、一瞬グラついてしまって、とにかくパンチの速さとバリエーション圧倒してて、

常にプレスかけ続けることできてるし、主導権完全に奪ったんだわ。

                                                          

3R、時松君、例の変則さ封印したら、相手に与える脅威半減なんだけど、

どうしたのかなあ、奈須さんの圧力半端じゃなかったのかなあ。

                                                            

このラウンドの半分過ぎ、奈須さん、いきなりの右ストレート大直撃させたんだけど、

時松君、東側ロープなかったら、完璧ダウンのファインショットだったよなあ。

                                                          

奈須さん、決めの右フック、ちょっと大き過ぎたせいか外すこと多かったんだけど、

ストレート系のパンチは、長いのも短いのも抜群の精度と威力なんだわ。

                                                           

4R、最近特に意識強めてるボディブローも絶好調で、

時松君、どうしたらいいか困るほど、色んなとこから色んなパンチ飛んで来るんだわ。

                                                            

タイトで重そうな右ショート連発されて、時松君、鼻血吹き出て顔じゅう真っ赤で、

もう一方的になってしまって、いきなり時間の問題になっていったんだわ。

                                                         

それにしても時松君も気持ち強いボクサーで、ちょっと見、ひ弱そうに見えるんだけど、

奈須さん、パンチ力落ちたのかって思わせるほどの踏ん張り見せて、

もうとっくに倒れてもいいのに、限度以上の気持ち出してたんだわ。

                                                         

5R、ここまで来るともう最後の仕上げってことで、

でも奈須さん、雑にならないで、あくまで持ち味のタイトなパフォーマンス貫いて、

強振してもバランス保ってるし、左右の腕振り、緩急あるし、

瞬間瞬間の自らの筋肉の反応楽しむかのような、極上の動きだったんだわ。

                                                       

結局、このラウンド2分32秒、北西ニュートラルに追い詰めたとこ、

時松さん、もはや足使って逃げ切れず、反撃の手止まったとこで、

レフェリーストップと、タオル投入が重なったみたいなとこでTKOエンド。

奈須さん、得心のボクシングができたみたいで、とっても嬉しそうにしてたなあ。

                                                           

                                                         

◆生田真敬さん(ワタナベ)×大澤陽介君(大橋)

                          ………62.5㎏ 8R

13勝(6KO)7敗1分のランク9位、29才・新潟県と、

7勝(5KO)6敗1分の27才・千葉県。

                                                         

大澤君、スピード無いし、生田さんも比較的勝負遅いもんで、

結構時間かかるんじゃないかって思ったもんで、

1R見ただけで抜けて、ちょっと奈須さんに会いに行ったんだわ。

                                                          

控室近辺での騒ぎ一段落した後、阿部トレーナーと、生人さんと4人で、

色々話したんだけど、奈須さん、久し振りに納得いく試合できたみたいで、

ホント、嬉しそうにしてて、ボクサーのああいう姿見ると、元気出るよなあ。

                                                            

生人さん、仕留めが遅すぎで、いたぶってるように見えたぞって言ってたけど、

そうなんだわ、もう少し早目にストップかかるように、

レフェリーにその気にさせるような、一気攻め必要だったかも知れないね。

                                                          

阿部トレーナーもホッとした雰囲気漂わせてて、

身内に今回の津波被災者いるとこ、色々御苦労さまだったんだわ。

                                                           

奈須さん、ホントに嬉しかったんだろね、あんなことされたの始めてだったんだけど、

みんなにドリンク奢ってくれて、そういうのこっちがやんなくちゃいけないのに、

本人、シャワー浴びる前だってのに、ホント、アリガトネ。

                                                          

阿部さんと生人さんは、先に帰るって事で、みんなそこで別れたんだけど、

控室に一人残って、奈須さん、色々な思いに浸ってたんだろなあ。

                                                           

                                                        

長引くと思ってた試合、意外な展開で、3R2分35秒、生田さんのTKO勝ちで、

席に戻った時、次の試合の5R目だったもんなあ。

                                                            

                                                           

◆上野則之さん(RK)×佐野司君(F赤羽)……Fe 8R

12勝(4KO)10敗4分のランク2位、29才・栃木県と、

7勝(3KO)5敗2分の26才・岩手県。

                                                          

この日のランキング挑戦者たち、三人とも湧き出るような覇気とか殺気全然無いし、

何か怖々やってるみたいな感じで、そもそも、圧倒的にスピード足りてないんだわ。

テクニックとかスタミナとか色々あるんだろうけど、

気持ちとスピードが伴わないとどうにもなんないと思うんだよね、ボクシングは……。

                                                        

結局、6R3分02秒、ちょっと雑にしか見てなかったもんで、

でもとにかくリング中央で、上野さんの右だったか左だったかのストレート、

まともに貰ってしまって、佐野君、一発昏倒ダウンで、ノ―カウントTKO決着。

                                                            

上野さん、2月度ランキングからいつの間にかRKへ移籍してたんだよなあ。

                                                          

                                                           

◆斉藤幸伸丸さん(輪島S)×森眞君(赤城)……W 8R

15勝(8KO)3敗1分のランク1位、32才・北海道と、

8勝(4KO)9敗1分のサウスポー、30才・愛媛県。

                                                         

1R、戦績からして、ちょっとシンドイんじゃないかって、本人が思ってるみたいで、

5㎝以上背高くて、体も一回りデカイ森君、なんかオドオドしてて、大丈夫かあ?

                                                           

スピードと体のデカさとの勝負なんだから、森君、ブルド―ザみたいなプレスかけて、

ガンガン、多少の無茶振り、バカ振りすればいいのに、全くの気合負けで、

残り40秒、簡単に南東ニュートラルに詰められて、右ストレート一閃されてダウン。

                                                         

2R、もう殆ど全く勝負になってなくて、始まってすぐ20秒ほどのとこ、

自分のコーナーのすぐ近くで、ゴツゴツ、ドッスンって、斉藤さんにド突かれて、

あっと言う間のダウンで、ほぼノ―カウントストップエンド。

斉藤さん、別にって感じだったなあ。

                                                        

                                                          

生田さんも、上野さんも、正直、ここまで破竹の勢いでランカーになった訳じゃなくて、

どっちかと言うと、気持ちの強さとスピード鍛えて、やっとこさ登って来たんだけど、

この日のチャレンジャー達には、そういうとこ全く感じられなくて、情けなかったなあ。

                                                          

勝った負けたなんて、どうでもいいとは言わないけど、

まず気持ちが出て来ないと、ボクシングは始まらない訳で、

そういうのが見たくてボクシング見に行く訳で……。

                                                           

 

2011年4月 5日 (火)

後楽園ホール・4月4日

                                                         

不謹慎かも知れないけど、黙とうっていうのが日常化するっていうのは……。

再開後4回目のボクシングなんだけど、その度の黙とうなもんでね。

                                                         

最初の時はシッカリ祈りみたいのを込めたんだけど、

二回目、三回目はチョット雑になってしまったもんで、昨日はまたちゃんとしたよ。

                                                             

日常化っていえば、福島原発関連のニュースも、

日々のニュースや天気予報と一緒にセット化されてしまったみたいだよね。

                                                        

世界中の原発や核関連の学者や業者達にとって、

今や日本は稀に見る一大実験場になってて、めったに収集できない数々のデータや、

事故発生のメカニズムの究明、解決手法の選択と効果の検証なんかで、

色めき立ってるっていうんだよなあ。

                                                            

                                                           

昨日のボクシング、初めの三試合が新人王トーナメントの予選だったんだけど、

まだ二日しか見てないけど、今年の新人王戦、何か層が薄い感じするんだよなあ。

                                                               

◆木村嘉仁君(渡嘉敷)×鈴木将史君(鹿島灘)……Fe 4R

1勝(1KO)4敗の24才・愛知県と、2勝1敗の20才・茨城県。

                                                             

1R、木村君は、まあ普通のボクサーなんだけど、

鈴木君、とにかくギリギリまで手出さない省エネボクシングで、とっても静かなんだわ。

                                                         

2R、鈴木君、徹底的に打ち合い避けるスタイルで、下がりながらの空き巣狙いで、

そういうスタイルなんだろうけど、アウトボクシングとはちょっと違うと思うけどなあ。

                                                           

対する木村君、はやる気持ちにテクニックが付いていってないもんで、空転、空転。

気分と状況変えようとして、サウスポー試みるんだけど、そういう問題じゃないんだわ。

                                                             

3R、鈴木君、相変わらず、一発ポコンって打ってすぐ下がるし、

木村君、空回りの連続だし、イラついてきたもんで、自分、メール確認とか……。

                                                        

結局、39-37、39-38×2の3-0で、鈴木君の勝ちだったんだけど、

今回の震災絡みで練習できなかったっていうことなのかなあ。

                                                            

                                                          

◆中川とん虎君(渡嘉敷)×相馬圭吾君(三迫)……B 4R

3勝(1KO)3敗の26才・新潟県と、2勝(1KO)3敗1分の25才・埼玉県。

                                                          

中川君、去年は準決勝で敗退したんだけど、微妙な判定試合が多くて、

今年二回目の新人王挑戦。

                                                           

1R、相馬君、怖々やってるのが浮き出てて、すぐ頭下げてしまうし、

見えてないとこからムチャ振りして、とにかくずっと下がり気味なんだわ。

                                                          

そういうとこ見透かされてしまって、相手に見切られてしまったか、残り55秒、

下がらされながら左ストレート直撃されて、ダウン。

                                                          

2R、中川君、相手は横振りオンリーなんだから、もっともっとのストレートだよなあ。

相馬君、相変わらず、腰引いて下向きながらやってる。

                                                           

3R、正直、中川君も今一つで、二人ともこの後勝ち進むにはパンチ力もスピードも、

かなり足りてないように見えたんだよなあ。

                                                       

4R、テクニック不足同士の試合だと、勝負決めるのは気持ちだけなんだけど、

そうなると中川君、終始圧倒してて、

結局、39-36×2、39-37の3-0で、見てて当然の勝ち上がり。

                                                           

                                                       

◆鈴木勇治君(渡嘉敷)×小倉敬寿(横浜さくら)……L 4R

2勝(2KO)2敗の21才・群馬県と、1勝(1KO)2敗の29才・神奈川県。

                                                         

鈴木君、階級一つ上げての新人王再挑戦。

                                                           

1R、二人とも戦う気持ちに溢れてて、とっても気持ちいいんだわ。

スタイルも良く似たパワー系なんだけど、ちゃんと形になってるよ。

                                                           

2R、お互い、勝ちは全てKO決着っていう分かり易いボクシングなんだけど、

1分過ぎ頃、リング中央、鈴木君、見事なコンビネーションで2~3発直撃させると、

瞬間、小倉君グラッとしてしまって、思わず腰落とし加減になったとこ、

少し唐突な感じでレフェリーが割って入って、いきなりのストップエンド。

                                                            

致命的には見えなかったもんで、自分も小倉君も、エエーッて感じだったんだけど、

ああいう場合、取り敢えずスタンディングダウン取るのがいいと思うんだけどなあ。

でもとにかく、この回51秒、鈴木君のTKO勝ちで、二回戦進出。

                                                         

                                                            

◆儀間謙英君(渡嘉敷)×南澤裕章君(石神井S)……B 4R

3勝(1KO)2敗の25才・沖縄県と、デビュー戦の20才・滋賀県。

                                                                

ギマ・ケンエイって名前、なんか凄いね。

                                                           

1R、デビュー戦の南澤君、一発ジャブ出しただけで、アマ経験者って分かるほど。

彼、頭半分背高いし、リーチも圧倒してるもんで、何か余裕の初戦なんだわ。                                                              

ただ、どうしてだか単発アクションなもんで、相手に簡単に中に入られてるなあ。

                                                          

儀間君の方は、とにかく取り付いてのガチャガチャから始まるんだよね。

                                                         

2R、南澤君、リズム感もバランスもとってもいいんだけど、

とにかく手数不足、遅過ぎ仕掛けが目に付いて、何か楽してやろうとしてるみたい。

                                                         

3R、テクニック圧倒してるのに、なるべく長く試合しようって意識してるのか、

とにかく、南澤君、あまりのトロトロさなもんで、イラつくというか、眠くなるんだわ。

あんな風な試合に慣れてしまうと、先行って苦労すると思うけどなあ。

                                                             

一方の儀間君も、ガムシャラさというか、なめんじゃねえぜ的気持ち足りてなくて…。

                                                        

4R、そのままのズルズルエンドだったもんで、ホント詰まんない試合だったなあ。

結局、40-36、40-37×2の3-0で、勿論南澤君だったんだけどね。

                                                          

                                                         

◆宮本健太郎君(渡嘉敷)×野崎祐一郎君(八王子中屋)

                           ………66㎏ 4R

2勝(2KO)2敗のサウスポー、24才・東京都と、3勝(2KO)2敗の26才・東京都。

                                                          

淵上誠さんと荒川仁人さんが並んで野崎君の応援。

中屋ジムのセコンドの人達、ちゃんとした喪章付けてたね。

                                                           

1R、宮本君、ドッシリした構えで軸シッカリしてて、前の手のさばきも巧いし、

相手の打ち終わりに合わせるタイミングもとってもいいんだわ。

                                                         

野崎君、どういう風にやろうか、ちょっと戸惑ってるような動きかなあ。

                                                            

2R、野崎君、綺麗なボクシング勝負になるとちょっとシンドそうに見えるんだけど、

だから、少々荒っぽくやる方がいいんじゃないかって思ってたんだけど、

何か行ききれないとこあって、軸ルーズになってバランスも良くないんだわ。

                                                          

3R、流れ変えるの難しい展開に見えたんだけど、この回一気に殴り合いに突入。

                                                         

相手の動き見極めながらクールに打ち返してくる宮本君に対して、

野崎君、気合い一発、不器用熱闘ボクシング、やっと方向見えてきたみたいで、

場内の興奮度一気に高まっていったんだわ。

                                                       

4R、野崎君、結構いいのを喰らいまくってるのに一歩も引かなくて、

なんか、手負いのグリズリーみたいな突然の大迫力で、前へ前へ襲いかかるんだわ。

                                                           

途中、強振するとヨロッとしてたし、一時はそろそろ危ないんじゃないかって、

そういうとこからの頑張り直しの大挽回だったもんで、終了ゴング鳴った時、

場内、全く関係ない人達も取り込んでの、この日最大の大拍手だったんだわ。

野崎君、そういうとこもう少し早目に出せたらなあって、自分思ったんだけどね。

                                                         

結局、39-37、39-38×2の3-0で、宮本君の勝ちは妥当だったけどね。

                                                          

                                                         

◆松山真虎(ワタナベ)×木下良介君(イマオカ)……B 6R

4勝(2KO)3敗の21才・鹿児島県と、5勝(1KO)6敗1分の31才・愛媛県。

                                                           

1R、二人とも開始ゴング直後から、イーブンできた最終ラウンドみたいな感じで、

そんな調子で最後まで行けるのかって程のハイテンションで始まったんだわ。                                                

お互い、気持ちで負けてないとこ見せ合うような、そんな熱い雰囲気だったなあ。

                                                         

2R、手数は同じようなものなんだけど、パンチにより力込められてるのは木下君で、

松山君、ちょっと腰浮き加減で、打ち出しが弱々しいかなあって見てたんだけど、

残り40秒ほどのとこで、その木下君、松山君の左貰ってしまって、ダウン。

                                                           

それ程のダメージ残さないタイミングダウンだったもんで、

木下君、立ち上がってから猛反撃。

                                                            

3R、アレーッ、木下君、何だか大分消耗してるみたいで、

両足揃ってしまう場面多くなって、ちょっと危ない感じも漂ってきる。

松山君の方は、殆ど劣化ないんだけど、相変わらず振りが弱いんだよなあ。

                                                         

4R、序盤の飛ばし過ぎが効いてきたか、二人とも極端に勢い落ちてきて、

フットワーク使って距離取ったカッコイイボクシングできなくなってしまって、

体もたらせ合いながらのスタミナ消耗戦に突入なんだわ。

                                                            

5R、ガツガツ頭ぶつかり合うこと増えてったせいか、木下君、左顔面腫れてきて、

で、折角のイチロー顔台無しで、口開いてハ―ハ―しながらやってんだよなあ。

松山君の方は、ヒョウヒョウとして、ずっと同じペース保ってるね。

                                                            

6R、やっぱり木下君の腫れ、右目上の内出血悪化して、ここでお終い。                                                           

負傷判定勝だなって思ってたら、木下君のあの内出血、パンチが原因ってことで、

この回16秒、松山君のTKO勝ちってコール。

                                                           

でも自分、それ、おかしいでしょとしか思えなくて、

だってそれ、5Rの二人のガツガツバッティングが原因でできたキズなわけで、

途中、ドクターチェックの時も、レフェリー、何のジェスチャーもしないし、

インスペクターに呼び戻された時も何の説明もなかったし、

突然のことで、何?それ、って感じしかしなかったなあ。

                                                           

                                                         

◆三輪俊輔君(渡嘉敷)×西崎岳地君(新日本木村)

                           ………SFe 6R

3勝(1KO)2敗2分の29才・北海道と、4勝(1KO)3敗1分の28才・沖縄県。

                                                        

一見強そうなんだけど、常に手遅れ気味の単調この上ないボクシングと、

下向きながらの怖がりボクシングなもんで、全く詰まんなくて……。                                                          

後で聞いたら、57-56、57-57×2で、ドローだってね。

                                                            

                                                         

この後、全く意味分かんないスパーリングと、女子ボクシングが挟まれてたもんで、

ユックリ休憩取れて、コーヒー飲んだり煙草吸ったり、ブラブラしてたんだけど、

お陰で、渡辺会長とか瀬端さん達と、久し振りに色んな話できたし、

中屋ジムの筒井さんともお久し振りだったなあ。

                                                            

それから、淵上誠さんと2月の月間賞のこと話してたら、

何と、横にいたのが林和希君で、彼、ホールには滅多に来ないもんで、

半年振りくらいだったし、ヘアスタイルも変ってたし、

でも、顔付引き締まってて、ちゃんと練習してるみたいだったなあ。

                                                           

早いとこA級昇格して貰って、土屋修平さんとの再戦見たいんだよなあ。

自分、少しふざけ過ぎて申し訳なかったけど、それにしても彼の手デカかったなあ。

                                                             

                                                           

◆柴田明雄さん(ワタナベ)×中堀剛さん(本多)

                          ………71.5㎏ 8R

15勝(7KO)6敗1分のランク1位、29才・神奈川県と、

16勝(7KO)7敗1分のランク9位、29才・千葉県。

                                                         

中堀さんも11年目で、2002年の全日本新人王だから、息長いボクサーだよなあ。

                                                         

試合前、廊下ですれ違った時、柴田さん、とってもキリッとした印象だったなあ。

中堀さん、元々キョトンとしたちょっと小島よしお系の眼差しなんだけど、

何か大人しそうな雰囲気で、殺気みたいなものとはほど遠かったんだけどね。

                                                             

1R、中堀さん、どう見ても元気満々には見えなくて、いつもこんなんだったっけ?

                                                           

開始ゴング鳴ってすぐ、柴田さん、距離測りながら腕振り確認してたんだけど、

中堀さんの方は、腰低くしながら右ストレートボディ打ってるんだけど、

なんかバランス良くないし、踏み込み甘くて全く届いてないんだわ。

                                                            

威圧感は本来軽い方の柴田さんが圧倒してて、中堀さん、下がり下がりで、

30秒を過ぎたとこ、北西ニュートラル近く、柴田さんの右ストレートシュンって伸びて、

中堀さんの左顔面クリーンヒット。

                                                           

その瞬間からか、そのチョット前からか、とにかく中堀さんの戦意見えて来なくて、

何か体調良くないみたいで、膝の動きも硬いし、全然ダメなんだわ。

                                                            

すぐ後、対角戦に攻め込まれて、中堀さん、またもやのズルズル下がりで、

今度は南東ニュートラル近くに詰められてしまったんだけど、

その瞬間、あれほどワンツーが綺麗に決まるとこ、自分、久し振りに見たんだけど、

初めの左を少し低目に打ち出しといて、相手の目線と注意下げさせた瞬間、

柴田さん、超速右ストレート、スパーンって絵に描いたような大直撃させたもんで、

勿論中堀さん、ドッカーン大ダウン。

                                                           

中堀さん、カウントアウトされる前に、何とか立ち上がりはしたんだけど、

レフェリーに続行不能って判断されて、ここでTKOエンド。

1分18秒だったんだけど、柴田さん、攻め込み始めてからの瞬殺だったんだわ。

                                                            

柴田さんのキレにもタマゲタけど、中堀さん、絶対体調不良だったとも思ったな。

                                                          

                                                            

あのさあ、NHKBS1のメジャーリーグ中継、音声、微妙にずれるんだけど……。

                                                             

2011年4月 3日 (日)

後楽園ホール・4月2日(夜)

                                                         この日の試合、4月9日(土)の13時から16時までG+で放映するって、

日テレの人が言ってたけど、絶対見ておいた方がいいと思うなあ。

                                                           

八重樫さんの巧さも光ってたけど、岡田さんと阪東ヒーローさんの戦い、

特に、阪東さんの頑張り方、ホント尋常じゃなかったからね、4月9日だよ。

                                                       

                                                           

◆永吉健志郎君(ワタナベ)×山崎道広君(国分寺サイトー)

                              ………B 4R

0勝1敗の24才・鹿児島県と、0勝1敗の19才・東京都。

                                                          

1R、二人とも、上体硬くて、ちょっとガキゴキしたボクシングだったんだけど、

初勝利目指して飛ばしてたなあ。

                                                                

ただ、常に先に仕掛けていってたのは永吉君の方で、リング中央ガツゴツやる中、

残り45秒辺り、右ストレート見事に直撃させて、山崎君からダウンゲット。

                                                         

何とか立ち上がった山崎君に、永吉君、即の追撃かけることできて、

2分34秒、再度のダウン奪ってTKO勝ち。

                                                         

                                                         

◆渡部拓央君(ワタナベ)×林達也君(本多)……SF 4R

0勝3敗1分の24才・山形県と、デビュー戦の19才・千葉県。

                                                            

1R、林君、リーチあるけど手遅いもんで、渡部君、中に入ってガチャガチャやれば、

今日は何とか初勝利って感じのスタートだったんだわ。

                                                         

2R、体接近した時、あと2~3発余計に打てばいいのに、

渡部君、手止めるのちょっと早過ぎで、攻勢かけてる印象作り切れないんだわ。

                                                             

3R、渡部君、手数圧倒してるんだけど、有効打には見えにくくて、

林君のたまーのショットの方が見てくれいいのかも知れないなあ。

                                                           

4R、二人ともいよいよのグズグズ戦になっていったんだけど、

気持ち残してたのは渡部君の方だったし、難しい判定だったけど、

4回戦の場合、前向きの姿勢評価してくれる傾向強いからなあって思ってたら、

そうはいかなくて、40-38、39-37、39-38の3-0で、林君だと。

                                                             

渡部君の周囲、エエーッて感じだったんだけど、本人もガックリで……。

渡部君、悔しかったら勝つまでやりなよ。

そして次は、相手に取り付いたとこで、もう少し我慢してかき回すといいよ。

                                                         

                                                         

◆伯耆良之君(ワタナベ)×鎌内良太君(国分寺サイトー)

                             ………SF 6R

4勝5敗のサウスポー、27才・神奈川県と、4勝(2KO)2敗の24才・東京都。

                                                          

伯耆君のセコンドに冨山浩之介さん混じってるよ。

                                                           

1R、鎌内君、トランクス緩くて、ズルーッて下がるの気になって、気になって……。

                                                       

2R、残り45秒、それまで伯耆君、相手赤コーナー近くに追い詰めてたのに、

アゴ上がってガード下がったとこ、ボコン一発喰らってしまって、ダウン。

                                                            

3R、鎌内君、基本相手からのきっかけ待ちボクシングだし、

伯耆君の方も、狙い過ぎというか、無駄弾打ちたくないのか、とにかく見過ぎで、

もう少しお互い、流れの中からチャンス作るというか、探すこと必要だと思うけどなあ。

それでも、伯耆君、最後の30秒とってもいい攻撃できて、大分挽回できてるね。

                                                       

4R、また悪い流れ到来して、勿体ないなあ伯耆君、攻撃ブツブツ途切れるし、

鎌内君は、とにかく手数少な過ぎなんだわ。

                                                                                                                 

で、残念ながらこれ以降、二人とも、ガムシャラさとか気持ちの強さ、

全く見えて来なくて、勿論テクニックないし、どうということもないまま6R終了ゴング。

                                                             

58-56、57-57×2っていうスコアがどうなんだか、とにかくのドロー劇。

                                                           

                                                            

◆原隆二さん(大橋)×キッテ・ナンチャラ(タイ)……48㎏ 8R

6勝(4KO)0敗のランク7位、20才・静岡県と、……。

                                                         

原さんには、まだそんな余裕ないだろうから、

この日の昼の部興行での清水智信さんのようにはいかなくて、

この上なく、非常に詰まんない試合になるだろうって思ってたら、ホントその通りで、

1R、1分20秒、そんなに大袈裟に倒れることないだろうって程の大ダウンエンド。

                                                         

それでも田舎風の酔っぱらったオジサン達、大喜びだったもんなあ。

                                                        

                                                          

◆岡田誠一さん(大橋)×阪東ヒーローさん(フォーラムS)

                      ………日本SFe タイトル戦

13勝(8KO)1敗のチャンピオン、28才・神奈川県と、

22勝(9KO)10敗7分のランク1位、30才・愛媛県。

                                                          

阪東さん、13年目でこれが40戦目って凄いよなあ。

岡田さんより7年も長いことプロボクサーやってんだからね。

                                                          

阪東さん、凄いって思うのは、長くやっててもダレ疲れしたような感じ全く無くて、

いつも新鮮な気持ち溢れさせてリングインして来るとこだと思うんだよね。

                                                             

岡田さん、ホント、強いの打つから、阪東さんシンドイだろなあって思ってたんだけど、

岡田さんも、三浦隆司さんとか福原力也さんとの試合見てると、

何か決めきれないようなとこあって、それ、パンチの緩急不足だと思ってんだけど、

やったり取ったりの交互打撃の単調戦になったら、波乱もあり得るんだよね。

                                                          

1R、お互い、もう少し距離置いたとこから、ユックリ始めると思ってたもんで、

いきなり危険なほどの近さから始めたもんで、驚いたなあ。

                                                            

どっちも届くような危ない距離、どっちが耐えきれるかっていう根性比べみたいで、

初っ端から凄いことになっていったんだわ。

                                                          

2R、岡田さん、フェイントに相手がどう反応するかって確かめてるようなとこあって、

その動きのタイミング見測るようなとこあったんだけど、半分ほどが過ぎた頃、

セキ切ったような攻撃開始で、あれは迫力あったなあ。

                                                         

一方の阪東さんも、ちょとノールック的な左右フックがとっても良くて、

このラウンド終わった時、顔赤くなってたのは、却って岡田さんの方だったもんなあ。                                                          

それにしても、岡田さんの左ダブルは超凄だったなあ。

                                                            

3R、瞬間瞬間の動きの速さ、やっぱり岡田さん圧倒してたんだけど、

この回、鋭い踏み込みからのいきなりの左ボディブローが極上の喰い込みで、

この試合、この瞬間から一気に流れは岡田さんに傾いたんだわ。

全ては、このボディショットだったんだよなあ。

この後、それ何回も何回も繰り返されたもんで、阪東さん、

段々、両肘絞り加減になってしまったんだわ。

                                                        

4R、首捩じり上げられるような右アッパー、まともにアゴに喰らった直後、

今度は被せるような右打ち込まれて、阪東さん、堪え切れず前のめりダウン。

                                                         

決着見えてきたかと思ってたら、でもそこから阪東さん、踏ん張る、踏ん張るんだわ。

                                                         

それでも、流れはもう圧倒岡田さんなわけで、もうそれ変えようもなくて、

バスンバスン、音立てて打ち込まれるボディブロー、ますます容赦ないし、

阪東さん、体寄せ合うと手を余すようになってしまってるし、

岡田さん、ショートブロー超絶巧くて、アッパー、フック、色んな所に打ち分けるんだわ。

                                                            

ボディ効いてるもんで、そっちカバーすると、間違いなく上狙われるし、

その逆も変り番こに繰り返されるもんで、もう手施しようないんだけど、

それでも阪東さん、いいの打たれれば打たれるほど、

却って力振り絞った思いっきりの反撃していって、ホント、男なんだよなあ。

                                                          

5R、阪東さんのダメージ、もう歴然で、鼻血と口の中の血入り混じった塊、

べトッて飛ぶし、もう顔じゅう真っ赤なんだわ。

                                                          

それでも、レフェリーが顔覗き込むと、阪東さん、またもやの渾身攻撃仕掛けてって、

バカヤロー、止めんじゃねーぜって感じだし、

体緩んでしまってバランス崩してるのに、何て根性してんだろね。

                                                            

6R、強烈アッパーでアゴ跳ね上げられ、その上、何度も何度もボディ打ち込まれ、

なぎ倒すような右フックで横殴りされて、何度も何度もグラッとしながらも、阪東さん、

どこまで心折れないのかって踏ん張り方、もう驚異的で、

岡田さんの応援団からも、アイツ凄いなって感動さらっていったんだわ。

                                                             

7R、阪東さん、もはや相手を押し戻す力も無くなってて、

押し込まれるまま、ロープ際でいいようにされるの見てたら、

岡田さん、もうGO!だよ、早目に楽にさせてあげなよってなって、

阪東さん、もう分かったよ、あんたはやれるとこまで全力尽くしたんだから、

キッカケ貰ってストップにしようよってなったんだけど、

そういうコンセンサス、あの場にいた全ての人の中にあったと思うんだけど、

岡田さんは、ちゃんとやってるのに、阪東さん、いよいよだなってとこから、

また力振り絞って打ち返すもんで、何度も何度も台無しにするんだわ。

                                                             

8R、どれだけ打ち込まれても絶対倒れないって、阪東さん、決めたみたいで、

岡田さんの方が、却って何か途方に暮れてるみたいだったなあ。

                                                            

9R、セコンドのケアにも関わらず、ゴング鳴ってコーナー離れた時から、

阪東さん、もう既に顔じゅう血だらけになってて、

こりゃいくらなんでもって感じだったんだけど、始まってすぐ、軽く当たったとこで、

流石に、やっとのストップエンドで、自分も解放された様な気分だったんだわ。                                                          

あれだけ頑張り通せるボクサーってのは見たことないなあ。

                                                        

自分、気持ち入り過ぎかも知れないけど、みんなも週末のG+見て欲しいなあ。

                                                           

勝利者インタビューの時、岡田さん、背中向きだったんだけど、

ふくらはぎまで、何か所も返り血浴びてたんだわ。

正式には、9R0分11秒のTKO決着。

                                                         

                                                           

◆細野悟さん(大橋)×安田和芳さん(ナックルS)

                       ………日本Fe タイトル戦

19勝(13KO)1敗のチャンピオン、27才・福島県と、

8勝(1KO)7敗のランク9位、30才・東京都。

                                                        

頭の中、まだグルグルしてるとこで、この試合始まったんだけど、

これはどう見ても大ミスマッチで、単独興行は無理なもんで挟んできたなって感じで、

申し訳ないけど、安田さん、去年の11月かなあ、

そもそも4勝3敗ペースの下位ランカーに僅差判定勝ちしてのやっとのランクインで、

今までの対戦相手比べても雲泥の差ある上に、元々1勝1敗ペースのボクサーだし、

二人のボクシングよく知ってるけど、ひょっとしての可能性の微塵も無い訳で、

ホント、無茶なマッチメイクで、3ラウンド以上かかったら、細野さん大問題な訳で…。

                                                       

1R、まともな戦いにならないってこと、本人達も分かってるみたいで、

安田さん、打ち合ったらとんでもないことになる訳で、 

何しろKO率、65%と7%なもんで、そりゃピョンピョンウサギさん作戦しかない訳で、

距離詰まったら一瞬で殺される、狼とウサギの関係みたいなんだわ。

この回、ちょっと触れただけで、安田さん、左目上ヒットカット。

                                                             

2R、この試合、実は1R始まった途端から時間の問題だったんだけど、

目の前にこれだけの差見せられると、却って可哀想になって来たんだわ。

                                                            

安田さん、特別の技持ってるわけじゃないし、元々コンビネーション打てなくて、

意表突いたオーバーハンドあるだけなもんで、そういうのは細野さんに当たらないし、

となると、他に戦法全くないもんで、その時間が急に間近に迫って来たんだわ。

                                                          

3R、細野さん、渾身ではなかったんだけど、一発クリーンヒットしたらもうヨロヨロ、

安田さん、まるで元気無くなってしまって、やけくそバカ振りもできなくなってしまって、

そのまま追い込まれてドコドコ連打喰らったとこ、もうどうにもならなくなったとこ、

北東コーナー詰められたとこで、そろそろ止めようねって感じのストップエンド。

                                                            

細野さん、一つ前の試合も実力出せるような相手に恵まれなくて、

正直、詰まんない防衛戦続いてるんだけど、本人も詰まんないんじゃないのかなあ。

                                                         

                                                        

この後、2月の月間賞の表彰あって、

新鋭賞;戸部洋平さん、敢闘賞;淵上誠さん、MVP;五十嵐俊幸さん。

                                                          

                                                         

◆八重樫東さん(大橋)×田中教仁さん(ドリーム)

                      ………日本Mm タイトル戦

13勝(7KO)2敗のチャンピオン、28才・岩手県と、

13勝(7KO)3敗のランクWBC11位、WBA11位の25才・東京都。

                                                         

二人とも大好きボクサーなもんで、こういうのちょっと困るんだよなあ。

田中さんのセコンドには、思った通り、東上剛司さんと中嶋孝文さん。

                                                           

1R、暫くの間、お互い距離確かめ合った後、

長いリーチ生かしてしなやかなスタート切ったのは、八重樫さんで、

キレのいい左ジャブでしっかりリズム作ろうとしてるね。

                                                         

一方の田中さん、一瞬の鋭い飛び込みからの右大フックのタイミング、

ジックリ測ってるみたいなんだわ。

                                                          

2R、いつの間にか距離は圧倒八重樫さんのモノになってて、

広いスタンスからの跳ねのいいフットワーク完璧だし、

いつもの綺麗なパンチ出しで、見栄え的にもいいんだよなあ。

                                                          

田中さん、相変わらずタイミング見計らってるようにも見えるんだけど、

圧力感じて攻めあぐんでるようにも見えて、なかなか先に手が出ないんだわ。

                                                          

3R、田中さん、コンビネーションブローで圧倒されて、大分顔赤くなってるぞ。

                                                          

八重樫さん、パンチの引きも早いもんで、打ち終わりに合わせられることも無いし、

フットワーク含めて体の動き俊敏なもんで、中に入らせもしないんだわ。

                                                          

4R、この回突然、田中さんに千載一遇のチャンス到来して、

八重樫さん、接近戦もこなすとこ見せるべく、打ち合いに応じたんだけど、

そういうとこ、彼の男気見えるいいとこでもあるし、危ないとこでもあるんだよね。

                                                              

この回、ガツコツした殴り合いの中、田中さん、左目上ヒットカット、

八重樫さんも左目上バッティングカットしてしまったんだわ。

                                                            

5R、行き過ぎだろ、無理に打ち合うなってアドバイスあったか、

八重樫さん、また少し距離取るようになってるね。

                                                          

試合の流れ、何から何まで八重樫さん主導で作られてしまってるもんで、

田中さん、いつ行くべきか迷ってしまったか、

いつもの華麗な飛び込みのタイミング、掴みかねてるみたいなんだわ。

                                                             

6R、田中さん、近い距離じゃないとどうのもならないとこあるのに対して、

八重樫さん、どんな距離でも、らしさ発揮することできるもんで、

これはちょっとどうにもならないなって感じ、そこはかとなく漂ってきたんだわ。

                                                          

7R、八重樫さん、パンチの多彩さ満々出しで、田中さん、全く着いて行けてないなあ。

                                                             

8R、これだけ力量差見せつけられると、

これまでの田中さんだと、ちょっと投げ気味になりそうになるんだけど、

田中さんも成長してて、踏ん張る、踏ん張るんだわ。

                                                             

9R、それでも田中さん、残念、間違いなく徐々に消耗進んでて、

例の燃えるような目付きから、勢いの色無くなって来てて、ちょっとダルそう。

                                                          

八重樫さん、無理な打ち合いに応じさえしなければ、このまま余裕のポイントアウトで、

田中さん、手も足も出ないって、こういうこと言うんだよなあって……。

                                                          

10R、最後の20秒、お約束のエンディングファイトで結構な殴り合いだったんだけど、

今更、状況変るべくもなく、そのまま終了ゴング。

                                                         

結局、100-91、99-91、99-92の殆どパーフェクト3-0で、八重樫さん防衛。

                                                            

あーっ、ダメダメって三浦会長。

田中さんもスッキリし過ぎの負け方だったせいか、あっけらかんとしてて、

スイマセン、色々言われたこと、何にもできませんでしたって……。

それでも後で、ビデオ見直して悔しがるんだろなあ。

                                                         

東上さんに、どっか調子崩してたの? って聞いたら、

そんな事ないですよって言ってたんだけど、ホントかなあ。

                                                           

田中さん、いつもはもっとヤンチャな暴れん坊ボクシングだってできるし、

相手の都合構わず飛び込むようなとこもあるんだけど、

この日の田中さん、少し上品なボクシングに終始してしまったような感じだったなあ。

                                                          

                                                            

一日二興行、新人王トーナメント並みの15試合ほどをキッチリ見届けるのは、

ズーッとの板席でケツ痛くなるし、やっぱりかなりシンドかったんだけど、

阪東ヒーローさんの、異常過ぎるほどの覚悟のようなもの見せて貰って、

気合い入ったボクサーってのは、あそこまでやれるんだっての見せて貰って、

帰りの電車の中でも、ベッドに入ってからも、心の中熱かったなあ。

                                                           

                                                          

後楽園ホール・4月2日(昼)

                                                        

荒井遼晴さん、ケガして試合出来なくて、3月度ランキングから姿消したんだけど、

仕事辞めて1ヶ月の予定で、登録ボランティアで単身東北へ乗り込みしたんだってさ。

                                                          

彼、不器用って思われるほどの一本気、自分の直感だけで動くタイプで、

ああいう風に生きられたらいいよなあって……、そおかあ、東北行ったのかあ。

                                                          

                                                           

そう言えば、角海老ジムも募金だけじゃなくて、

被災地に下着とか靴下、それと例の “海老T” 、数百枚づつ送ったんだってね。

                                                          

                                                         

こういうのは初めてだったんだけど、一日二回興行ってのは、やっぱ疲れるね。

                                                       

案の定、ホール、ガーラガラで、第一試合始まった時、東板席4名、西板席は0名。

そりゃそうだろなあ、同じボクシング見るんだったら、

どう考えても、夜の部のトリプルタイトル戦だよなあ……。

                                                       

                                                        

自分、意地で後楽園完全制覇狙ってる訳でもなくて、

久し振りの藤中周作君と、3連敗中で崖っぷちの藤井龍二君、それと、

滅多に見られないヘビー級の試合が目当てだったんだけど、

元々は、3月15日に組まれてた興行の代替開催だったんだよね。

                                                          

そしたら、いきなり宮崎辰也君とバッタリで、6月に試合決まったんだってさ。

自分の中では、彼、去年の新人王トーナメントの絶対優勝候補だったんだけど、

練習中のケガで、残念な準決勝敗退だったんだけど、9ヶ月振りに復帰なんだわ。

                                                         

今度の相手もちょっと似たような境遇のボクサーなんだけど、

二人とも、対戦相手見付けにくいほどオッソロシイボクシングするから、

物凄い試合になると思うなあ、ヘタなタイトル戦の300倍以上面白いと思うよ。

                                                         

その宮崎君、ちょっとおかしいとこあって、この間の大地震、

昼寝してて気が付かなかったって言うんだけど、信じられる?

11日のホールのボクシング見るつもりで駅行ったら電車止まってて、

それで初めて分かったんですわあって笑ってたけど、君、色々な神経大丈夫かあ?

                                                         

                                                         

◆松山和樹君(山上)×渡部真弓君(MT)……L 4R

0勝2敗の24才・青森県と、0勝2敗の31才・秋田県。

                                                          

未勝利馬の中には、キッカケ掴めず、怪物馬が隠れてること時折あるんだけど、

残念、この二人はそんなことなくて、バランスとかリズム感全く無いし、

どこがどおって表現し難いとこあって、まずは見ててとっても危な過ぎで、

結局、3R1分42秒、松山君のTKO勝ちだったんだけどね……。

                                                           

                                                         

◆藤中充紀君(金子)×マンモス植田君(新田)……H 4R

0勝2敗の25才・宮崎県と、0勝1敗の30才・茨城県。

                                                          

藤中君、この後の周作君の兄ちゃんで、結構締まった体してんだよね。

植田君は、見たまんま、全く減量してないようなナチュラルヘビー。

                                                         

1R、ゴング鳴って動き始めた途端、二人とも、体波打ってて凄いんだよお。

鉄砲みたいなストレートと、張り手フックで、別世界のボクシングだし、

とにかく、バスンバスンって音派手だし、これはこれでなかなか面白いんだわさ。

                                                         

2R、ボディブロー打ってもバシンって音しなくて、ボムッて脂肪に食い込むようだし…。

                                                          

3R、植田君、左ジャブ上手いこと打つんだけど、そこからの繋がり良くなくて、

藤中君の、より形になってる左右の強打にポイントさらわれてるなあ。

                                                             

それにしても、二人とも耐える力は充分あるんだけど、

どういうもんか、倒す力には欠けてるもんで、打ってる割には効果出ないんだわ。

                                                           

4R、植田君、スタミナはあるんだけど、手先だけのボクシングなもんで辛いよなあ。

                                                         

藤中兄ちゃんも大分疲れてきたみたいで、息整えながらの間欠泉的攻撃なんだけど、

より見栄えのいいパンチで圧倒してて、持ってるモノ一応全部出したと思うな。

                                                         

結局、40-36、39-38×2の3-0で、藤中兄ちゃん勝ったんだけど、

手数と有効打の判断の分かれ目みたいなスコアだったな。

彼、物凄く嬉しそうだったよ。

                                                        

                                                         

◆藤中周作君(金子)×不死鳥宮川君(野口)……W 4R

3勝(2KO)1敗1分の24才・宮崎県と、3勝(1KO)4敗の24才・千葉県。

                                                        

藤中君、去年の新人王トーナメントの優勝候補の一人だったんだけど、

輪島大千君に判定負けして以来、ケガもあったしのほぼ6カ月振りのリング。

                                                           

1R、動きのバランスとか、パンチの軌道とか圧倒いいのはやっぱり藤中君。

宮川君、ガチャガチャ掻き込む様なパンチなんだけど、結構当て勘良くて、

っていうより、藤中君、ちょっとディフェンス問題あるかなあ。

                                                            

それでも半ば以降、ボディブロー含めてコンビネーションブローが決まりだして、

藤中君、きっちりペース掴んだみたいだね。

                                                          

2R、残り15秒ほどのとこで、体寄せ合ったとこで藤中君、

右ショートアッパー4連発させたら、宮川君、思わず膝カックン。

                                                            

それにしても藤中君も、相手の結構雑なパンチ貰い過ぎで、体振らないし、

打ち終わりにフッと気抜くようなとこあって、ああいうのは危ないんだけどなあ。

                                                           

3~4R、藤中君、ホントは一方的に決着させことできるはずなのに、

打ち終わりに気抜くような癖最後まで修正できなくて、不用意に当てられ過ぎで、

まあ、半年振りの実戦で仕方なかったのかも知れないけどね。

彼、攻撃する時の動きは頭抜けてるから、次回のテーマ、ディフェンスってことで……。

                                                        

結局、藤中君の40-37、39-38×2の3-0勝ちだったんだけど、

兄ちゃんの試合と同じ様に、評価の分かれるような試合だったんだわ。

                                                          

                                                         

◆大原康明君(金子)×藤井龍二君(角海老)……SF 8R

8勝(1KO)4敗1分の27才・東京都と、8勝(4KO)4敗2分の30才・福岡県。

                                                          

大原君、元気の出にくい、渋いとうか珍しい入場曲だったなあ。

                                                           

藤井君、キューピー金沢君との再戦に負けた後、

遠藤一充さん、宮森卓也君っていうハードなメンバーに破れて、ここまで3連敗中で、

ここでまたっていうことになると、いよいよ判断迫られるってとこで、

こういう試合っていうのは、ホント、見てる方が緊張するんだよね。

                                                           

1R、藤井君、器用な方ではないんだけど、当たると衝撃度強いパンチ持ってて、

結構意表突くような試合するんだよね。

この日はいつもよりガード固めて、ちょっと肘絞り過ぎじゃないのってほど固めて、

慎重、慎重な滑り出し。

                                                         

相手の大原君も、藤井君と同じ様な、基本2勝1敗ペースのボクサーなんだけど、

出足が遅いというか、この日気持ちに前向きさちょっと欠けてるみたいな動きで、

藤井君のセコンドから、相手前へ出て来ないよ、打って来ないよおって声飛んでるね。

                                                           

藤井君、少し腕の引き甘いとこあるし、打ち終わりの姿勢も要注意なんだけど、

この日の相手、合わせようとはしてるみたいなんだけど、合わせられなくて、

何か絶対スピード足りてないもんで、藤井君、いけるんじゃないのって感じ。

                                                            

残り1分強辺り、西側ロープ近く、青コーナー寄りのとこで、

相手の腕振りに合わせた、藤井君の右クロス、見事な直撃で、スットンダウンゲット。

                                                           

何とか立ち上がった大原君なんだけど、ここぞの追撃交わしきれなくて、

残り10秒ほどのとこ、手止まって反撃不能になったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                        

2分50秒、藤井君、崖っぷちの気持ちでもぎ取った試合だったね。

後で通路で会った時、嬉しそうにしてたよなあ。

                                                          

                                                         

◆後藤俊光君(金子)×木村毅君(緑)……Fe 8R

8勝(3KO)7敗1分のサウスポー、28才・長野県と、

10勝(2KO)6敗4分の29才・岐阜県。

                                                         

木村君、例の斉藤司さんに唯一の黒星付けたボクサーなんだよね。

                                                          

1R、二人とも良く似たスピードとリズム感なんだわ。

木村君、ストレートがちょっと押すような感じなんだけど、なかなか当て勘いいね。

                                                           

2R、後藤君、パンチは強いんだけど、連打の効かないボクシングで、

徐々に手数で圧倒され始めて、スピードも落ち始めたなあ。

                                                          

3R、後藤君、やっぱり単調で……。

                                                          

4R、二人とも何かタル―いモードに入ってしまって、まとまりもスリルも無くなって、

振ってる割には、ぺトぺト効きの良くないパンチの連続で、ダルークなってきて、

最後まで絶対こんな調子なんだろなって思った途端眠くなってしまって、

仕方なくコーヒータイム突入。

                                                         

結局、78-74、78-75、77-76の3-0で、

木村君の勝ちっていうのは、後で知ったんだわ。

                                                         

                                                          

◆山川和風さん(金子)×西禄朋さん(新田)……68㎏ 8R

10勝(2KO)5敗1分のランク10位、28才・岐阜県と、

7勝(3KO)7敗1分のランク9位、31才・神奈川県。

                                                            

スッキリ系イケメン同士、白フードコートと黒フードコートの戦い。

                                                           

1R、やっぱりランカー同士の試合は違うなあって感じで始まって、

西さん、左リード主体にリズム掴もうとしてるんだけど、今日もディフェンスちょい甘。

一方の山川さん、相手の動き見極めながら、合わせるタイミング測ってるみたいね。

                                                          

2R、半分過ぎ、西さん、サウスポーチェンジしたんだけど、また元に戻す時、

バランスとリズム壊してしまって、そこ、山川さんに付け込まれてんだわ。

                                                          

3R、二人とも、このクラスにしては驚くほどのパンチ力不足なもんで、

危険度の高い打ち合いにはならないんだけど、山川さん、ボディブローに活路。

                                                         

4R、ここに至って、そういうのがやりたいのって感じで、頭くっつけ合って、

ゴニョゴニョやりだして、もう疲れてしまったかのダラダラ大作戦。

                                                           

5R、極端なスピード不足、二人同時にやってきて、力込め切れてないパンチ延々で、

究極のスタミナ勝負の消耗戦に突入したんだけど、

それまでそんなに動きまわってたっていう印象も無かったんだけどなあ。

                                                          

6R、山川さん、右目上と眉間をヒットカット。

                                                       

7R、折れない心の強さは感じたんだけど、お互いあんだけ当てられまくってるもんで、

こっちは段々心配になってきて、きついの一発ガツンと殴られるより、

コツコツ、チョンチョン、軽いのを延々喰らう方が変なダメージ残りやすいから、

もう、そっちの方が心配で、心配で……。

                                                           

8R、かなり消耗進んでるとこ、顔面直撃しても、グラッともしない不思議なパンチ、

劇的展開起こり難い同士だったもんで、印象点の行方みたいになったんだけど、

結局、78-76、77-76、76-79ってジャッジも途方に暮れたみたいで、

とにかく、山川さんの2-1勝ちだったんだけど、疲れたなあ。

                                                            

                                                           

この後は、清水智信さんの調整試合だったもんで、帰ろうとしてたら、

またもや宮崎辰也君とバッタリで、今度は顔はハッキリ憶えてるんだけど、

名前が出て来ないデカボクサーと一緒で、

斉藤信君って言うんだけど、それ宮崎君から教えて貰ったんだけど、

何と彼もこのブログ読んでくれてるみたいなんだよね。

                                                         

斉藤君、正直、必ずしも超強豪って訳じゃないんだけど、セレスジムのボクサーで、

いつも気持ち溢れたワクワクするいい試合するもんで、記憶に残ってるんだけど、

今度の新人王戦のウェルター級の初戦、ベルジェール・ジョナサンとなんだわ。

                                                         

俺、負けるって予想ですかあってニヤニヤ顔で絡んで来るもんで、

流れで、それじゃ缶コーヒー賭けようってことになって、勝負は5月7日なんだわさ。

                                                       

折角だからってことになって、3人並んで清水さん見ることになったんだけど、

これがまあ、予想以上の試合で、ああいう調整試合なら何回見てもいいなあ。

                                                           

                                                          

◆清水智信さん(金子)×ナンチャラ・ナンチャラ(タイ)……F 8R

17勝(8KO)3敗1分のWBA3位、WBC8位、29才・福井県と、……。

                                                       

殆ど、誰かのスパー見るような感じの気楽な観戦で始まったんだけど、

清水さん、こういう機会でも無駄にしないで、実戦感覚呼び戻しながら、

ラウンドごとにテーマ作って、考えながらやってるもんで驚いたなあ。

                                                            

1R、右のボディストレート2発ばかりを終盤に打ち込んだんだけど、

それまでは終始左手一本。

どれだけ早く打てるか、どれだけ強く打てるか、どれだけ緩急と角度付けられるか、

もう色々考え尽した左一本で、それだけでも見応え充分だったなあ。

                                                            

こういう組み合わせの場合、格下の相手に全力一気にガーッと攻め込んで、

2Rくらいまでにブチ倒して、流石おいらの○○君は強いなあって応援団満足させる、

っていうのがお約束のパターンなんだけど、

清水さん、リナレスや亀海さんがスパーリングの時やってる様な事、

ラウンドごとに確かめ確かめやってて、ちょっと感動したなあ。

                                                         

結局4R始まってすぐ、もういいんじゃないってストップしたんだけど、

ラウンド進むにつれ、テーマ追加してるみたいで、ホント面白くて、

バランスに気配りながら、徐々にコンビネーションブロー足してったんだわ。

                                                         

清水さん、元々構えた時の立ち姿、とっても美しくてウットリものなんだけど、

強いんだけど柔らかい上体してて、思いっ切りの強振してもバランス崩さないし、

防御と攻撃一体化させようとするとこ垣間見えるし、いいんだよなあ。

                                                           

内藤大助さんとの一戦で、最後一瞬気抜いたとこ攻め込まれて残念だったんだけど、

あの頃より今の方が、格段に、圧倒、断然、飛躍的に強くなってると思うんだよね。

年令的なこともあるし、清水さんが火花散らすとこ、是非見たいよなあ。

                                                          

                                                            

この日は、夕方からも試合組まれてたもんで、3時間ほどの空きあったんだけど、

一度家へ帰るってのも面倒だしって、取り敢えずユックリ目の食事して、

競馬新聞買って、ドーム周辺散歩、散歩しながら、

暖かい日差しの中で日曜の予想したんだわさ。

                                                            

後楽園ホール・4月1日

                                                          

“Miles In Berlin” の中の “Milestones” 。

                                                          

どんなテンポで演奏するかは、マイルス親分のその日の気分次第なもんで、

メンバー全員超緊張の中、カツカツカツカツって親分、床踏み鳴らすその日のテンポ、

えらい早いもんで、たたみかけるようなテーマフレーズが始るんだわ。

                                                           

そこからは、一音も聞き逃すまいって感じの静まり返った観客の興奮の中、

ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムズ達、

親分の御機嫌損ねないようにしながらも、クールに暴れまわるってとこが最高で、

9分ほどの演奏が終わると、いつも自分、興奮状態なんだよね。

                                                        

                                                        

24日振りの後楽園ホールは、2011年の東日本新人王トーナメントの第一日。

場内の照明、節電の為、一部落とされてれる中で、地震の際の避難説明あったり、

大橋会長の挨拶の後の黙とうから再開されたんだわ。

                                                          

                                                           

◆若松竜太君(勝又)×上岡泰君(元気)……B 4R

3勝(2KO)4敗の26才・鹿児島県と、2勝(2KO)0敗のサウスポー、19才・埼玉県。

                                                          

1R、若松君、体勢整わないと攻撃に移れないみたいな中、

ケンカ腰でガンガン行くのは、優しそうな方の上岡君。

                                                         

ところがところが、1分半過ぎた頃、その上岡君、急に勢い無くなってしまって、

疲れてしまったのか動き止まったとこ、残り45秒、若松君の左右喰らってダウン。

                                                           

立ち上がって猛烈盛り返したんだけど、またもや若松君の右貰ってしまって、

前のめりになって両手着いてしまって、KOエンド。

いきなりの展開変りでタマゲタんだけど、そういえば上岡君、ディフェンス全くダメで、

相手に殴り返されるって事、全然想定してなかったみたいだったもんなあ。

自分、上岡君が圧倒するんじゃないかって思ってたんだけどなあ。

                                                        

                                                         

◆兼目友範君(船橋ドラゴン)×重信亮太君(横浜光)……B 4R

1勝2分の21才・栃木県と、2勝(1KO)2敗の25才・鹿児島県。

                                                        

1R、二人ともとても良く似たボクシングスタイルで、とにかく力入り過ぎの、

しなやかさに欠けたガキゴキボクシングなんだわ。

                                                            

2R、お互いいい距離感出してるように見えたんだけど、

結局、その距離では何にもしないで、見つめ合う事多くて、

頭ぶつけてから打ち合い始まるって感じなんだわ。

で、当然のようにバッティングの嵐で、兼目君、右目上カットしてしまったんだわ。

                                                       

3R、こりゃ止められるなって程のキズ、やっぱりその通りで、0分44秒TDエンド。

                                                        

30-29、29-29×2の1-0兼目君だったんだけど、勿論ドロー。

新人王ルールで負傷してない重信君生き残り。

                                                            

                                                            

◆木下浩太君(ヨネクラ)×木村隼人君(ドリーム)……B 4R

2勝2敗1分の24才愛知県と、1勝2敗の29才・茨城県。

                                                        

1R、同姓同名の木村君、初っ端からチャカチャカ動きまくって、プレスかけるかける。

木下君、大きな構えしてるし、力強そうに見えるんだけど、全くそんなことないんだわ。

                                                         

2R、木下君、スピードもキレも無くて、その上手数も少ないもんで、

一体どうしようとしてるのか、全く伝わって来ない中、

木村君、相変わらずチャカポコしたボクシングなんだけど、とにかく攻める攻める。

でも、彼、ディフェンスの意識殆ど持ってないみたいで、見てて危ないんだけよなあ。

                                                          

3R、木村君、開始ゴングの度に、三方のジャッジに軽く会釈するんだわ。

                                                       

木下君の不出来のお陰で、ほぼ一方的に攻め込んでるもんで、

いよいよ詰めに入るのかなって思ってたとこ、赤コーナー近くで、

木下君がヒョイと伸ばした左に、何と何と木村君、自分から突っ込んでって、

まともにブチ当たってしまって、一発昏倒仰向けダウンで、

あまりの大の字だったもんで、レフェリー、即ストップエンド。

                                                            

木村君、目つぶったままだで、微動だにしないもんで、即担架搬出だったんだけど、

ご家族の方いらっしゃいましたら、至急医務室へってアナウンスあったもんで、

場内ザワザワで、自分もあんなアナウンス初めて聞いたもんで大心配したんだけど、

後で聞いたら、大丈夫だったってさ。

                                                          

それにしても、みんな殴ることに気持ち行き過ぎで、守りの方全然ダメだんだわさ。

木下君、次は前の試合で勝ち残った重信君となんだけど、

多分、盛り上がんない試合になりそうで、いずれにしても、

この日相手の棄権で不戦勝の小野木協栄君にはひとたまりもないと思うけどなあ。

                                                          

                                                            

◆中井雄規君(船橋ドラゴン)×望月太朗君(新日本カスガ)

                                ………B 4R

2勝2敗1分の23才・北海道と、2勝(2KO)3敗の23才・長野県。

                                                       

1R、始まって30秒ほどのとこで、ダウンってことだったんだけど、

自分にはプッシングのスリップに見えたんだけど、とにかく中井君ダウン。

                                                          

そこからは、ボクシングには見えないような単なる乱闘の始まりで、

残り40秒くらいかなあ、とにかくノーガードの酒場の殴り合いみたいだったもんで、

とにかく当たったモン勝ちのどっちでもアリ状態の中、

今度は望月君が赤コーナー付近で、一発昏倒ダウンでまたもやの担架搬出。

                                                         

2分19秒ってことだったんだけど、豪快っていうより、とにかく雑過ぎなんだわさ。

                                                         

                                                         

◆横関孝洋君(ウィン三迫)×尾島祥吾君(新田)……B 4R

3勝(2KO)2敗の25才・東京都と、3勝(1KO)1敗のサウスポー、23才・岡山県。

                                                           

1R、この試合もディフェンスダメ同士だったんだけど、30秒過ぎ、

少しバランス崩したとこ、横関君の左フック喰らって、尾島君ダウン。

運悪く直撃喰らった方が負けっていう分かり易さはあるんだけど、つまんない試合。

                                                          

2R、二人とも、コンビネーションもクソもなくて、いっせのせの殴り合いの連続で…。

                                                                                                               

3R、残り25秒ほどのとこで、尾島君、横関君の引っかけるような左フック喰らって、

この日二度目のダウンで、立ち上がりはしたんだけど、続行不能みたいで、

すぐレフェリーに止められてKOエンドで、2分53秒。

                                                           

なんか、緊張感に欠ける試合が続くんだよなあ。

                                                           

                                                          

◆錨吉人君(SRS)×荻野裕太君(輪島S)……SB 4R

1勝(1KO)0敗の21才・鹿児島県と、

2勝(1KO)2敗1分のサウスポー、24才・東京都。

                                                          

小野木協栄君の試合が中止になったもんで、この試合がこの日一番の楽しみ。

                                                            

錨君、結構知れ渡ってるせいか、いつもだと新人王戦の初戦なんか絶対来ない

マスコミ連中も何人か来てたし、応援団も半端じゃなかったなあ。

                                                          

坂本博之さんは勿論、中島吉兼さんと秋葉慶介さんがセコンドで、

リングサイドには、池田光正さん、伊藤克憲さん、佐藤常二郎さん達ゴソゴソいたな。

                                                          

1R、二人とも、ここまでの試合のボクサーのレベルとは明らかに違ってて、

一気に緊張感高まったんだけど、荻野君もタダモノじゃないんだわ。

                                                            

自分、錨君の圧勝って予想してたんだけど、荻野君のジャブ半端じゃなくて、

錨君、距離取れてないし、邪魔で邪魔で中に入れないんだわ。

                                                           

リーチとフットワークで圧倒されてるし、ノーモーションの左、全く避けられなくて、

錨君、こりゃ苦戦するぞおのスタートだったんだわ。

                                                          

2R、距離どうするかが相変わらずのポイントだったんだけど、

錨君も飛び込みのスピードあるもんで、残り30秒切ったとこで、

見事に右のいいのを打ち込むことできて、荻野君を一瞬グラつかせたんだけど、

荻野君、こんな戦績のボクサーにはとても見えなくて、いい動きするんだよなあ。

                                                           

3R、お互い口元切ってるみたいなんだけど、プレスかけてるのは常に錨君で、

いよいよ攻勢かけるかなって見てたんだけど、ちょっと振り大きいかなあ。

                                                         

4R、よりハッキリした白黒付けるべく、錨君、ますますの攻勢かけて、

左右のボディ連打も勢い良かったんだけど、1分30秒くらいのとこ、リング中央で、

ちょっとムキになって攻め込んだ途端、シュンって出した荻野君の左、

まともなカウンターで喰らってしまって、3~4歩後ずさりしても踏ん張り切れず、

思わず尻餅ダウンしてしまって、場内悲鳴が飛んだんだわ。

                                                         

大したダメージではなくて、再開後、錨君、思いっ切りの挽回ショットなんだけど、

この日の荻野君、最後まで冷静で巧かったもんで、決定的な場面作れず、

そのまま終了ゴング。                       

結局、39-36、38-37×2の3-0で、勿論荻野君の勝ち上がり。

                                                           

自分の圧倒優勝候補、あえなく初戦敗退したんだけど、

錨君、ちょっとマトモ過ぎと言うか、正直過ぎるボクシングだったかなあ。

                                                           

前後のスピードあれだけあるんだから、もう少し左右に動けてたら、

何の問題も無かったんじゃないかって思ったんだよね。

左右に体振りながら距離詰めるように工夫したら、展開変ってたんじゃないかなあ。

直進し過ぎて、ストレート系のパンチ貰い過ぎだったんだよなあ。

                                                          

                                                         

◆関和也君(帝拳)×長谷川雄治君(横浜光)……SB 4R

3勝(1KO)1敗の24才・群馬県と、3勝1敗の23才・福島県。

                                                         

直前の試合で勝った荻野君、この試合の勝者が次の相手なもんで、

そのまま居残り観戦してたね。

                                                           

二人とも一見ちゃんとしたボクシングしてるんだけど、単調で決め手ない同士で、

もう延々の強めマスみたいで、上体の動き少な過ぎる分、

関君、こまめに当てられてるなあってのがそのまま最後まで続いて、

結局、全く盛り上がりの無いまま4ラウンド終了して、

39-37×2、39-38の3-0で、見たまんまの長谷川君の勝ち抜け。

で、次、荻野君と対戦なんだけど、これはちょっとシンドイかなあ。

                                                          

                                                         

◆長田康君(青木)×フランキー三浦君(ドリーム)……Fe 4R

1勝2敗の27才・宮城県と、1勝0敗の22才・青森県。

                                                           

東北出身同士。

この日は、宮城、福島、茨城出身者が結構多くて、全部で6名もいたんだわ。

                                                           

1R、二人揃って、フットワークからパンチ出しに至るまで、

ガツゴツ系パワーボクシングなんだわ。

                                                          

2R、ジャブもコンビネーションも無い、いきなりのブン殴り系だったんだけど、

長田君が左目の上ヒットカットされてしまったんだわ。

                                                            

3R、体寄せ合っての打ち合い多くなっていったんだけど、

ここから、ポジション取りやパンチの種類に工夫見せ出したのは三浦君の方で、

長田君、単調なまま消耗度高まっていったなあ。

                                                         

4R、長田君、展開変えられず結構打たれ込んでったんだけど、

それでも下がらない気持ちだけは維持できてて、奮闘するんだけど、

顔真っ赤だし、口開いてしまってるしで、そのまま疲労困憊エンド。

結局、40-36×3のパーフェクト3-0で、三浦君、文句なしの勝ち上がり。

                                                          

                                                           

◆宮野孝洋君(ネクサス)×横田佳久君(厚木平野)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、21才・山梨県と、2勝(1KO)5敗の26才・神奈川県。

                                                        

1R、どうしたのか宮野君、後ろ足に体重置き過ぎるもんで、

打たれるとすぐ後ろに下がらされるし、攻撃に移るにも一瞬の間できてしまって、

リズムもタイミングも良くないんだわ。

                                                        

2R、二人とも正面からガツガツ行き過ぎるとこあって、頭ぶつけること多くて、

宮野君、バッティング重ねて、顔段々腫れてくるし、何か痛そうにしてるんだわ。

                                                           

3R、宮野君、見るからに集中力欠いてしまって、横田君の一方的展開で、

ひ弱そうなボディ、何度も打ち込まれて戦意喪失したとこでレフェリーストップエンド。

1分38秒ってことだったな。

横田君、次はフランキー三浦君と二戦目なんだけど、荒れた試合になりそうだなあ。

                                                         

                                                        

◆人見正浩君(横浜さくら)×佐藤克哉君(ドリーム)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗の31才・神奈川県と、2勝1敗の28才・宮城県。

                                                          

1R、ちょっとダルーンとした試合で気合い入りにくかったなあ。

                                                         

2R、残り45秒、ひっかけるような右オーバーハンド喰らって、人見君ダウン。

それほどのダメージなかったんだけど、人見君、ちょっと勢い無くなってしまったなあ。

                                                        

3R、始まって15秒ほどのとこ、東南コーナーでガサゴソやってる中で、

ズルズルって人見君、またもやのダウンで、もう止めようねって感じのストップエンド。

0分21秒。

                                                                                                                 

                                                       

◆溜田剛士(ヨネクラ)×吉本アラタ君(コ―エイ工業)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗の17才・長野県と、1勝(1KO)1敗の28才・高知県。

                                                            

実は自分この試合見てなくて、

ほんのちょっと人と話してたら、いきなり終わってしまって、

1R、0分23秒だったんだってさ。

                                                          

                                                         

◆丸野雄太郎君(角海老)×橋口雄斗君(石川)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗の24才・鹿児島県と、2勝(2KO)1分の22才・宮崎県。

                                                            

1R、橋口君、綺麗とか華麗なボクシングは目指してませんっていう感じの、

典型的なブルブルファイターで、パワーのある突っ込み打ちが得意技。

                                                          

角海老のボクサーっていうのは伝統的にそういうの得意じゃないもんで、

丸野君、思う通りにさせて貰えなくて、初っ端から大苦戦なんだわ。

                                                                                                                    

2R、丸野君、終始戸惑い隠しきれなくて、全く対応できなくて辛そうだなあ。

                                                          

3R、丸野君、ビシバシジャブ持ち合わせてる訳じゃないし、

パワー切り裂くキレある訳でもないもんで、徐々に押し込まれてしまうんだわ。

                                                          

4R、丸野君、大分消耗してしまって、返すパンチに力込め切れなくて、

結局、1分38秒、スタンディングのままだったんだけど、レフェリーストップ。

                                                           

                                                         

帰りの電車の中で、前に座った人が本読んでたんだけど、カバー無しだったもんで、

「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」 って、表紙に丸出しで、

それ松下幸之助の著書なんだけど、いいオッサンがなあ……。

人前で、口開けて化粧するオネエチャンと同じで、周囲なんか関係ないんだろね。

                                                         

                                                        

今日の後楽園ホール、昼夜二部興行だったもんで、更新遅れました。

その4月2日分、頑張って書きますから、ちょっとお時間を……。

                                                          

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »