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2011年3月 6日 (日)

後楽園ホール・3月5日

                                                          

大昔、繁栄極めた四大文明の全てが、今は後進地域に成り下がってしまった理由、

自分、ズーッと以前から、人間の奢りと自然破壊だと思ってたんだけど、

どうも、ジャレド・ダイヤモンドの考え方もその方向みたいで、

現在の状態を、進歩と破滅の二頭立てのマッチレースに見立てて、

勝負の行方、あと少しで決まる様なこと言ってるんだわ。

                                                          

地球が誕生して46億年、単細胞生物が生まれてから26億年って言われてて、

生物の存在してなかった期間が20億年もあって、人間らしきものが誕生して、

まだ1万年ちょっとしか経ってなくて、つまりまだ1万年ほどしか存在してない人間が、

26億年の生物の歴史をチャラにしてしまう可能性あるってことで……。

                                                           

日本人の平均寿命80才ほどらしいんだけど、ロシアのそれ知ってる?

自分も最近知ったんだけど、僅か61.8才なんだってね。

                                                           

アフガニスタンなんかだと、あそこ今でも内戦続いてるもんで、

平均43才までの命ってのも、驚きながらもそれなりに理解できるけど、

ロシアなんか何の問題も無さそうなのに、何故なんだろうね。

                                                           

ちなみに中国なんかだと、権力階級と富裕層が自己保身で手一杯みたいだし、

そもそも余りに広過ぎて、末端まで把握し切れてないみたいだし、

で、中央と地方ではまるで別の国のような格差あるし、

国民全体の平均寿命なんてとこまで意識及ばないみたいんなんだよね。

                                                          

                                                        

昨日の後楽園ホール、第一試合始る時、いつも位の入りだったもんで、

チケット凄い売れ方だったっていうの信じられなかったんだけど、

試合進むにつれて、ザクザク、ザクザク埋まっていったなあ。

                                                            

                                                           

◆小野平祐君(帝拳)×向井達也君(木更津GB)……SB 4R

デビュー戦のサウスポー、23才・鹿児島県と、

0勝1敗のサウスポー、23才・千葉県。

                                                         

1R、良く似た体格で、初めは同じようなスタイルのボクサーみたいに見えたんだけど、

小野君が、距離取ってちゃんとやりたい正統派なのに対して、

実は向井君、とにかくガチャガチャ戦の中での乱闘志望なんだわ。

                                                            

帝拳とか角海老とかのボクサー達、向井君みたいなスタイルに弱いとこあって、

そういう伝統、間違いなくあって、ああいうスタイル認めないようなとこあって、

で、場馴れするまで戸惑うボクサーが多いんだわ。

                                                          

2R、形になってるのは圧倒的に小野君の方なんだけど、

向井君、鼻血出しながらも、押し込み系パワーボクシングで抱き付きながら殴ってる。

                                                          

3R、小野君、完全に集中力失っていって、もっとジャブ多発しないと、

相手にドンドン入り込まれて、ペース取られるぞって思ってたら、全くその通りになって、

終盤、大分体緩んでしまったんだわ。

                                                         

4R、小野君、終始相手の土俵でやらされ続けてしまったもんで、

目に見える疲労困憊で、足の踏ん張りも効かなくなってるんだわ。

                                                          

それほどボコボコに打たれ込まれた訳ではないんだけど、

小野君、一方的に追い込まれてしまって、レフェリーも顔覗き込み続けて、

こりゃ止められるなって思ってたとこ、全く手止まったとこでストップエンド。

2分29秒ってことだったんだけど、小野君、落ち込むことないと思うよ。

                                                           

                                                           

◆佐々木洵樹君(帝拳)×佐々木功君(岐阜ヨコゼキ)……SB 6R

5勝(1KO)1敗のサウスポー、19才・北海道と、

4勝(3KO)7敗1分の24才・岐阜県。

                                                          

加山雄三風といかにもヤンチャ系の戦い。

                                                           

洵樹君、去年の新人王戦で岩崎悠輝君に1-2惜敗後の初戦で、初6回戦。

                                                            

そう言えば、去年の新人戦のSB級のこのグループ、もうキラ星一杯で、

コーチ義人君とか、松尾翼君、洵樹君、岩崎君、高橋謙太君、新垣翔太君、

千波丈二君とか、ホント、異常な密度だったよなあ。

                                                           

1R、で、その洵樹君と対等に試合するのは相当難しいって思ってたんだけど、

やっぱりその通りで、功君、ヤンチャ系は見た目だけで、

テクニックは勿論、スピードもパワーも、気持ちまでもが圧倒されまくりで、

洵樹君の前の手の使い方に、もう惚れ惚れだもんなあ。

                                                          

2分過ぎたら、功君の顔、もう赤くなってて、新人戦の時の相手の方がずっと強くて、

残り、35秒位のとこで、洵樹君、軽くワンツー振るったら左ショートが直撃して、

功君、青コーナー近くで、ちょっとした間を置いた時間差ダウン。

洵樹君、関西方面の負け越しボクサーが相手になるような器じゃないんだよね。

                                                           

2R、功君、これはもう絶対敵わないって感じた時のような目付きになってしまって、

雑な大振りで時間稼ぎするのが精一杯で、ああいう時シンドイだろなあって……。

                                                        

1分30秒、洵樹君の小さな右ジャブ、トンって当てられて、功君、腰砕けダウン。

功君、何とか立ち上がったんだけど、甘くない洵樹君の追撃にひとたまりも無く、

東側ロープに押し込まれ、連打喰らったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                             

1分53秒だったんだけど、思い返してみれば、1R1分頃から、

もう時間の問題だったんだよね。

                                                        

                                                          

◆鈴木武蔵君(帝拳)×森川真一郎君(VADY)……SFe 6R

6勝(2KO)0敗の25才・北海道と、7勝(6KO)2敗1分の21才・兵庫県。

                                                         

メインイベントに注目行くのは無理ないんだけど、この日の帝拳の若手達、

自分デビューから殆ど見てるんだけど、彼らのボクシングも魅力的なんだよね。

                                                          

森川君、2008年の西日本新人王のMVPだったんだけど、

全日本の決定戦で藤原陽介さんに僅差判定負けした試合しか見たことなくて、

そしたら、二年半振りの試合だっていうし、以前の高砂ジムから移ってるみたいだし、

戦績的には立派なんだけど、どうなのかなあって見てたんだわ。

                                                          

1R、鈴木君、いつものように相手構わず取り敢えずの自分ボクシングで、

ドンドン手数で圧倒的に行くんだわ。

                                                         

一方の森川君、最初の40秒、全く手出さなくて、相手、探る、探るなんだけど、

基本的にはカウンターボクサーみたいなとこもあるし、でも行く時の勢い凄いし、

鈴木君、不用意に行き過ぎるとヤバイよって感じだったな。

                                                            

2R、KO率高いボクサーに多いんだけど、森川君、とにかく狙い過ぎで、

左右フックの振り、鋭いモノあるんだし、相手の打ち終わりに合わせてるパンチ、

ことごとくタイミングずれてんだから、もっと自分から行った方が展開明るくなるのに、

何か単発攻撃に終始してしまってて、鈴木君の優位、許してしまってんだわ。

                                                            

3R、それまで相手にいいようにやらせてて、満を持して一発ドコンで試合決めるって、

そういう劇的展開もあることはあるけど、あれだけ右のタイミングが合ってないと、

それ、とっても無理そうで、元々飛び込みのスピードもいいし、

それに続くパンチにも充分威力持ってんだから、戦法変えればいいのに、

全く、攻めが遅れ遅れで、そんなんだと、鈴木君には絶対勝てないと思うけどなあ。

                                                            

4R、相打ちっぽい場面だと、森川君のパワーに鈴木君、一瞬ヨロッとするんだけど、

すぐ立て直して、直後の連続攻撃でポイント取り戻すのとっても巧いし、

しきりに合わせてくる相手のパンチ警戒して、打ち終わりに左右に体移動させたり、

サッと寄って距離潰したり、もうホント巧いんだよなあ、鈴木君。

                                                            

5R、相変わらず森川君、何の戦法工夫、戦略変更もないうちに、

キレはあるけど重さはそれほど無い鈴木君のパンチなんだけど、

あれだけ貰い続ければ、そりゃ徐々に効いてくる訳で、反応系悪くなってるなあ。

もう少し一発一発の力抜いて、その分、数増やすようにできないのかなあ。

                                                            

6R、鼻血の森川君、倒さないと勝ち目ないから、いよいよのメチャ打ち要るんだけど、

残念、もう踏ん張り効かなくなってて、鈴木君の軽いパンチにも頭グラグラだし、

あれだけまともに喰らい続けたら、そりゃダメージ蓄積される訳で、

最後は、グローブで顔面覆うだけになってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

2分39秒のとこだったんだけど、ああいう負け方、森川君、シンドイだろなあ。

                                                         

鈴木君、順調に伸びてて、見てる方としても嬉しいよなあ。

                                                          

                                                            

うわあ、リングサイド超豪華版で、粟生さん、下田さん、松田さん、五十嵐さん、

佐藤さん、それに佐々木基樹さんとかリナレスも来てるね。

あれえ、暫く姿見てない山中力さんが、トレーナーみたいな格好してるけど……。

                                                            

                                                            

◆木村悠さん(帝拳)×浦西勝史君(神拳阪神)……LF 8R

7勝(1KO)1敗のランク6位、27才・千葉県と、6勝10敗4分けの25才・奈良県。

                                                             

木村さんの方が5㎝上デカイんだけど、

その木村さん、自分、以前は正直それほど強いって思ってなくて、

だって、ジワーッて出てきて、全く地味なボクシングだし、たまに手抜くとこあるし、

見た目普通の真面目なサラリーマンって感じだし……。

                                                            

だけど最近思ったんだわ、彼、相当の策略師なんじゃないかってね。

とにかく試合の前半、ボクあんまり大したことありませんよおって感じで、

なんかフワフワ、フワフワしたパフォーマンスで、相手油断させといて、

後半から本気出して、相手疲れてくるとこから徐々に本気出して、

いつの間にかペース握って、最後の方で一番力込めたパンチ打つんだからね。

みんな、騙されたらダメだよお。

                                                           

それにしても、この日の相手、関西でこれくらいの戦績だと絶対楽な展開で、

実は正直、この日のランカー達の相手、ストレスになりそうなのいなくて、

で、その分、彼らが本来やりたいボクシングってのが却って分かるってことで……。

                                                           

1R、浦西君、距離詰まった時が勝負ドコのボクサーで、左右フック万振りで、

それ、威力充分に見えるんだけど、KO勝ち無しっての、パンチ軽いのかなあ。

木村さん、勿論、いつも通りのユックリスタート。

                                                          

2R、攻勢かけてるのは浦西君の方で、当てられたとこ気になるのか、

木村さん、右のグローブでしきりに顔撫でてるなあ。

                                                             

3R、木村さん、あんまり集中できてないみたいなとこあって、

浦西君の一生懸命さの方が目立つなあ。

                                                           

4R、プレスかけ続けてるのは、ずっと浦西君なんだけど、

木村さんの右ストレートも当たり出して、浦西君、左顔面紅潮してきたね。

                                                             

5R、思った通り木村さん、この回からヤル気出し始めて、左ジャブ的確で、

浦西君、入りづらくなって来てるし、右も更に良くなってるんだわ。

                                                            

ただ、木村さん、相手の攻撃交わす際、腰折って頭下げる場面多いんだけど、

あれ、何かの拍子に後頭部殴られても文句言えないような感じなんだよなあ。

                                                           

6R、木村さん、いよいよの本気モードで、ボディ連打から上下の打ち分けなんか、

やればできるじゃない的テクニックひけらかし始めたもんで、浦西君タジタジ。

                                                          

7R、浦西君、逆転の炸裂型必殺パンチないだけに、こうなると全くシンドくて……。

                                                           

8R、浦西君、気持ちは十分覗えるんだけど、売り物はスタミナだけってことだと、

上の方で戦うとなると、そりゃシンドイ訳で、もう木村君、元気満々で、

鋭い回転力ある訳でもないから、派手な決着にはなかなか至らなくて、

でもそれが木村さんのカラーってことで、この日も無事に任務完了ってことで、

結局、80-72、80-73×2って、目指すボクシングができたんだわさ。

                                                           

この次は、もう少し骨のある相手との試合見たいよね。

それで、木村さんの評価決めようね。

                                                             

                                                           

◆鈴木徹さん(横浜光)×金沢かつし(ハラダ)……Fe 8R

20勝(6KO)1敗のランク5位、24才・東京都と、7勝(4KO)7敗の34才・大阪府。

                                                           

金沢さんって、みんな知らないと思うけど、角海老ジムにいた金澤隆志君の兄さんで、

途中怪我して、その時止めてもいい年令だったのに、二年振りのリングなんだけど、

正直、ちょっと勝負し過ぎって感じのマッチメイクだよなあ。

                                                             

1R、初め仕掛けていったのは金沢君の方だったんだけど、余りの雑さ加減だし、

スピードも全く比較にならないほどだし、恐ろしいほどのミスマッチ明らかで、

1分過ぎたら、もうダメそうな感じ、やってる方にもこっちにも満々満ちてきて、

もう、全く対等な試合になってないんだわ。

                                                           

殆ど真面目に見てなかったんだけど、結局3R、どっかヒットカットされて、

ドクターチェック直後にドクターストップエンドだったんだけどね。

                                                           

                                                            

◆中川大資さん(帝拳)×ナンチャラ・カンチャラ・インドネシアン

                              ………W 8R

15勝(11KO)2敗2分の33才・東京都と、良く分かんない26才。

                                                            

中川さん、ケガから1年振りの復帰で、お待ちしてましたなんだけど、

始まってすぐ、1分ほどで結果見えたもんで、一気の休憩だったんだけど、

1R早々のTKOエンドなもんで、二人ともとにかく、グッド・ジョブってことで……。

                                                            

                                                           

◆山中慎介さん(帝拳)×岩佐亮佑さん(セレス)

                      ………日本B タイトル戦

13勝(9KO)0敗2分のチャンピオン、サウスポー、28才・東京都と、

8勝(6KO)0敗のランク1位、サウスポー、21才・千葉県。

                                                          

山中さんって、普段私服のとこ見掛けると、ヒョローッと細くて、

どこにあんなKOパワーがあるのかって感じだし、岩佐さんも顔付は怖いけど、

とっても静かな感じの子なんだよなあ。

                                                           

1R、期待されたカードだし、見る方も初めっから力入ってたんだけど、

岩佐さん、いつものような少し距離取り加減なとこからのスタートじゃなくて、

いきなりの殴り合い仕掛けて行ったもんで、自分、ションベン漏れそうなほどタマゲて、

良く考えてみれば、お互い良く知った同士だし、探り合いは要らないんだけど、

それにしても岩佐さん、積極ボクシングだったよなあ。

                                                          

受けに入った山中さん、ちょっと先に行かれた感あったんだけど、

すぐにギア切り替えたもんで、リング上一気の激闘モード入りで、もう大騒ぎ。

                                                              

2R、二人ともポイント争いはしないっていうか、KOしてやる感満々で、

ジャブが殆ど右ストレート並みに力こもってて、その度に相手の首、ハネ動くほどで、

それに続く、山中さんの左ストレートとか、岩佐さんの斜めに打ち込む左フックとか、

それの一つ一つが必殺系なもんで、もうホント、凄まじいことになってしまってて、

自分の気持ちを二人について行かせるのが、一杯、一杯だったんだわ。

こういうのは、ホント久し振りだよなあ。

                                                            

この回、山中さん、岩佐さんの左ショートフック直撃されて、一瞬グラッとしたよ。

                                                           

3R、岩佐さん、スタートダッシュ見事に決めて、若干の優位保ったんだけど、

彼、ディフェンスも凄くて、パンチ避けるのに必要最小限度しか動かないもんで、

即の反攻容易にさせてて、つまり、攻守が殆ど一体になってるとこ驚異的なんだわ。

                                                              

山中さんも、得意な遠い距離だけじゃなくて、近いとこも手余すこと無く、

岩佐さんに緊張感与えてるし、ゴング鳴った時、有効打そこそこ喰らいあって、

二人とも顔面紅潮してたんだわ。

                                                            

4R、二人の抜き身のやり取り、一瞬の恐怖感、それは度を超えたスリルで、

それぞれのパンチ避けるようにして、思わず、自分の上体動くほどだったんだけど、

それまで岩佐さん、若干優勢かなって推移してた流れが変ったのはこの回。

                                                            

相手の動きが把握できるようになったか山中さん、徐々に動き良くなって、

岩佐さんの合わせてくる、または返してくるパンチの直撃減っていくようになって、

心なしかスピードも増してって、それが境目だったんじゃないかって後で思った、

ボディ打ちがバシバシ決まるようになっていったんだわ。

                                                             

ああいう早い相手にボディショットするのは、実はとっても怖いことで、度胸要ることで、

自分知る限り、今まで岩佐さん、ボディ打ち込まれたことないと思うんだけど、

初めてだったし、あれ、結構効いたんじゃないかって思ったんだよね。

                                                            

5R、二人とも顔面赤くなるほど、被弾増えてってるんだけど、

その一発一発が結構威力充分に見えたんだけど、二人とも耐える力凄いんだわ。

普通なら、今までの相手なら、もうとっくに倒れてたからね。

                                                           

あれえ、岩佐さん、ミスショットが多くなってきてるし、顔の腫れもドンドン進んでて、

元々細目なんだけど、切れ目みたいになりつつあるなあ。

                                                            

6R、前半山中さん、後半岩佐さんって、攻守目まぐるしく交代してるんだけど、

一瞬でも集中途切れた方が、一瞬でやられてしまいそうな満々の緊迫感が続いてて、

こういう試合は、とにかく時間の経つのが異常に早くて、

いつもだったら、あと何分、まだ何分あるって時計眺めること多いんだけど、

すぐに10秒前が来てしまうような感じなんだわ。

                                                             

7R、角度付けて差し込む様な岩佐さんの左フックより、

真っ直ぐ伸びる山中さんの左ストレートの方が徐々に威力増してきて、って言うより、

これまで、一発炸裂エンドだった、山中さんのミサイルみたいな左直撃を、

何度も何度も耐えてきた岩佐さんに、ジワジワダメージ溜まってきたか、

岩佐さん、バランス崩してるし、動き全体緩んできたみたいなんだわ。

                                                           

ここに来て、流れは完全に山中さんに移っていったんだけど、

それにしても岩佐さん、あの左にホントに全く良く耐えてるんだわ。

                                                          

8R、岩佐さん、疲労度浮き出てきて、2~3発打つとあとはクリンチ休みしてるし…。

                                                           

9R、岩佐さん、相当効いてるはずなのに、一気にカタ付けらないように、

とにかく、踏ん張る、踏ん張るは、ちょっと感動モノで、

まだ21才でしかないのに、久し振りの凄いボクサーなんだよなあ。

普通、あそこら辺で諦めて、力抜けると思うけどなあ。

                                                           

10R、岩佐さん、まだ勝負投げてなくて、事ここに及んでも、まだ倒しに行ってて、

それは大正解なんだけど、でもそういう攻め方すると、当然その分隙もできる訳で、

でも、それは承知の上のことで、彼はホント凄いボクサーだね。

                                                         

形勢逆転してからの山中さんも凄くて、試合の前半かなり打たれ込んでたし、

挽回するのにかなり体力使ったはずなのに、ここに来ての最後の大追撃驚異的で、

まだあれだけの力残ってたのかあってほどの、強烈連打攻めだったなあ。

                                                             

最後、ロープに詰められて、岩佐さんの首が何度も跳ね上げられていく中、

レフェリーストップと青コーナーからのタオル投入とが重なる様なエンディングが訪れ、

精根尽き果たした男の戦いが終わったんだけど、

勝った方は勿論、負けた方からの声援半端じゃなくて、みんな一体感あったなあ。

山中さんの応援団から、岩佐さんへの、よくやったコール凄かったもんなあ。

最終10R、1分28秒だったんだけどね。

                                                           

以前書いたけど、この試合、自分、山中さんが勝つって予想だったんだけど、

やっぱりそれは二人のキャリアの差、戦ってきたメンバーの差っていう事で、

岩佐さんの8勝のうち、4勝は外国人相手だったし、

国内の有力ボクサーだと臼井欽士郎さんくらいなものだったし、っていうのがあって、

あんまり勝敗予想に迷わなかったんだけど、

彼があれほど頑張れるボクサーだっての初めて知った訳で、これは大きな成果だね。

                                                          

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