« 日記 (2/14) | トップページ | 日記 (2/17) »

2011年2月15日 (火)

後楽園ホール・2月14日

                                                         

香典返しで “ゴディバ”、奥さんからのバレンタインで “マキシム・ド・パリ” って、

今、自分の周りにベルギーとフランスの高級チョコが巾効かせてるもんで、

いつもの “ロッテ・ブラック板チョコ” (88円)、肩身狭いんだわ。

                                                         

                                                        

グラミー賞の発表あって、一度に4人の日本人が表彰されたんだってね。

                                                           

その中で、ちょっと感慨深かったのは、上原ひろみっていうピアニストがらみで、

彼女、ジャズプレーヤーなんだけど、実は自分まるで聴いたことなくて、

彼女の属してるバンドの方に興味がいったんだわ。

                                                           

そのバンド、スタンリー・クラーク・バンドってことに驚いたんだわさ。

S・クラークってのは、黒人のベーシストで、30年以上も前のフュージョンブームの中、

天才的なエレクトリックベース弾いてたんだけど、まだ現役やってんだって、

ホント、驚いてしまったんだわ。

                                                          

                                                          

昨日の興行は、3,000円の席が設定されてなくて、

その代わりに自由席4,000円の範囲が広くて、こういうのも結構いいね。

デビューボクサーが多かったせいもあるけど、結構な埋り方だったよ。

                                                          

                                                            

CSフジテレビの中継が入るみたいで、中継車二台来てたんだけど、

二台ともナンバーが8888っていうのが、なんか流石っていうか……。

                                                       

                                                         

◆佐藤凱大君(角海老)×山本浩也君(全日本P)……Mm 4R

デビュー戦のサウスポー、18才・東京都と、デビュー戦の19才・千葉県。

                                                           

1R、5㎝ほど背高くてリーチも圧倒してる佐藤君、いい体形してるし、

明らかにアマ経験あるようなバランスと動きしてるなあ。

                                                            

一方のマルコメ山本君、ちょっとぎこちない動きなんだけど、

気の強さ丸出しで、詰めたとこからのショート連打命って感じかなあ。

佐藤君、弱気っていうか、慎重過ぎじゃないかなあ。

                                                           

2R、佐藤君、生粋のカウンターボクサー目指してんのか、きっかけ待ち過ぎで、

極端な手数不足の上、ショートの連打もそれほど早くないんだわ。

ノーガードにしてみたり、変なポーズしたり、そんなの無駄だし、とにかく手出せ。

                                                       

巧くはない山本君、でも、相変わらずの熱闘ガムシャラボクシング。

                                                          

3R、佐藤君、自分から行けって声掛けてる応援団の言う通りで、

見てる方がイラついてくるほどで、そもそも戦う気持ちができてないっていうか、

人を殴るっていう気持ちと体勢、まるで整ってないって感じなんだわ。

                                                         

4R、佐藤君、結局最後まで全く何も変わらなくて、

終始ミスショットの嵐だったけど、どっちかに振るってなると、圧倒攻勢点で山本君。

                                                           

で、39-37×2、39-38の3-0で、山本君の勝ち。

佐藤君、一発大きいのブチ込まれた方が、目覚めて良かったのかも知れないね。

                                                         

                                                            

◆大村朋之君(イマオカ)×森田泰仁君(白井具志堅)

                          ………62.2㎏ 4R

デビュー戦の30才・兵庫県と、デビュー戦の25才・佐賀県。

                                                           

この日は面白くて、赤コーナーの方が殆ど全員背が高かったんだわ。

                                                           

1R、5㎝ほどデカイ大村君、つっ立ち気味の姿勢から突っ突くようなストレートで、

形とパンチ出しで様になってる森田君、圧倒するかなって見てたら、

残り1分切ったとこかなあ、リング中央で、大村君のドコドコ突っ突きショート喰らって、

その場に転げダウン、森田君、ちょっと足の送り良くないんだわ。

でも、10-8っていうより、9-8って感じだったんだけどね。

                                                       

2R、やっぱり森田君、フットワークがおかしくて、なんか普通歩きみたいなもんで、

両足揃ってしまうこと多過ぎで、見てて危ない、危ない。

お互い、当て放題ボクシングに突入してしまって、顔見ると均等ダメージって感じ。

                                                          

3R、大村君も鼻血だし、二人とも疲れてきてるし、もうグズグズ。

全くボディブロー打たない同士で、まだ習ってませんって感じなんだよね。

                                                        

4R、二人とも最後の力振り絞ってたんだけど、気持ちで勝ってたのは大村君の方で、

森田君、もうバランス崩しまくってたなあ。

                                                         

結局、見たまんまの39-37、39-38、38-37の3-0で、森田君。

                                                          

                                                           

◆竹浦翔大君(シュウ)×橋本納(金子)……SL 4R

2勝(2KO)2敗1分の25才・青森県と、3勝3敗の27才・石川県。

                                                           

ここでも赤コーナーの竹浦君の方が4~5㎝デカイんだわ。

                                                            

1R、竹浦君、左ジャブってのが無くて、いきなり左フックから入って来るもんで、

橋本君、ちょっと戸惑い気味のスタート。

                                                          

2R、お互い、一振りするとすぐ一段落してしまって、ボキボキしたボクシングだなあ。

それでも、竹浦君の方がボディも攻め始めたり、左ストレートジャブも混ぜたり、

工夫してるのが感じられるね。

                                                       

一方の橋本君、どういうボクシングがしたいのか見えて来ないんだよなあ。

                                                            

3R、ただ、この辺から流れ変わって、驚いたことに竹浦君、手数いきなり減ってきて、

橋本君の粘りが効いてきて、形勢が逆転していったんだわ。

                                                         

4R、拮抗してるの明らかなもんで、お互いのセコンドから激貰って、

二人とも、最後の追い込みなんだけど、残念ながら決め手に欠ける同士なもんで、

有効打見つけにくいいまま終了ゴング。

                                                              

明白な優位は付けにくかったんだけど、39-37×2、39-38の3-0で、

橋本君の粘り勝ちってことで……。

                                                           

                                                         

◆佐藤祐太君(シャイアン山本)×入澤和彰君(ピストン堀口)

                             ………M 4R

0勝1敗の27才・長野県と、1勝(1KO)2敗の26才・神奈川県。

                                                       

1R、5㎝は大きい佐藤君、積極的に手出して、殴り倒そうとする気持ち溢れてる。

                                                            

入澤君、真面目なワンツーボクシングなんだけど、ちょっと迫力不足で、

終盤、左目上ヒットカットされてたな。

                                                           

2R、佐藤君、ちょっとづつ振りが大きくなってしまって、

そこ突いて、入澤君、小さく鋭く振るように意識してるみたいで、挽回、挽回。

                                                           

3R、勢いは入澤君に傾いたまま、順調に推移してたんだけど、

突然のタイミングで佐藤君の右ストレート喰らってしまって、

そこからガックン動き悪くなって、当然、佐藤君、元気大盛り返しの一気攻めで、

入澤君、青コーナーに押し付けられて、連打打ち込まれたとこでレフェリーストップ。

2分5秒だってさ。

                                                           

                                                         

それにしても、南席最上段のとこで、試合中ではないんだけど、初めっから、

信じられないほどの強力フラッシュたきまくってたのがいたんだけど、

アイツは一体何者?

                                                          

残念ながら、この日の4回戦は4試合とも、元気貰えるってまで行かなかったなあ。

                                                           

                                                            

◆戸部洋平君(三迫)×鄭眞綺君(韓国)……SF 6R

デビュー戦の23才・千葉県と、

7勝(1KO)10敗1分の韓国チャンピオン、OPBF9位、21才。

                                                            

最近、三迫ジム、優秀なアマ経験者を積極的に集めてる感じがしてて、

竹中良君とか、椎野大輝君、小原佳太君達着々だし、

この日の戸部君も結構な鳴り物入りのB級デビューなんだよね。

                                                          

激励賞が出身地の市長や教育委員会からだったり、高校や大学からも来てるし、

そもそもこの日の相手、韓国ではあるんだけど、国内チャンピオンだし、

OPBF9位でもあるんだわ。

                                                              

1R、3㎝ほど上背ある戸部君、もう初めっから動きが違ってて、

それ際立たせたのは、韓国人の超の付くほどの下手さとへタレ加減だったんだわ。

                                                          

最初の10秒で、もう相手になってなくて、30秒ほど過ぎたとこ、

右フックから左ボディって、教科書みたいなパンチ打ち込まれて、韓国人、ダウン。

                                                            

B級デビューにビビるの多くて、なかなか相手見つからないから仕方ないけど、

去年招聘組も1勝18敗だし、もう韓国ボクシングは終わってる状況みたいなもんで、

戸部君、ホントに強いのか、この日の試合だけだと分かんないんだけど、

とにかく、その後、左ボディ、右ボディ、右フック、右フックってブチ込んで、

相手が二度目のダウンしたとこ、1分10秒でお終い。

                                                              

とにかくこれで戸部君、いきなりのOPBFランカーだってかあ。

                                                           

                                                          

◆野崎雅光さん(八王子中屋)×久保幸平君(セレス)

                            ………SF 8R

10勝(4KO)2敗のランク6位、22才・東京都と、

9勝(5KO)2敗1分のサウスポー、26才・千葉県。

                                                            

1R、野崎さんの方が3㎝ほど背高いんだけど、久保君の一瞬の飛び込み、

そのタイミングとスピード感、初っ端から絶妙で調子良さそうなんだわ。

                                                            

二人とも大好きなボクサーなもんで、ハラハラしながら見てたんだけど、

野崎さん、落ち着いてるというか、ちょっと硬いんじゃないのお?

                                                          

ポイント差付くほどのことない、ほぼ互角のスタートだったんだけど、それでも、

パンチ出しのタイミングも距離もシッカリ掴んだのは、久保君の方なんだわ。

                                                          

2R、野崎さん、まだスムースな腕出しできてなくて、狙い過ぎもあるのか、

手数も足りてなくて、その間に久保君、どんどん気持ち良くなってるみたいで、

フットワークフェイントからいきなりの左とか、なんかやり放題って感じ。

                                                           

3R、久保君のいきなりには二つあって、体右下に傾けながらのいきなりの左フック、

それと、構えたとこからのヒッチ無しのノーモーションの左ストレートってのがあって、

そのうち、左フックは結構軌道読めるんだけど、あの左ストレートは危険なんだわ。

                                                            

野崎さん、遅まきながら徐々にこなれてきたような感じで、

その危険な左ストレートは完璧に回避してて、流石なんだよね。

                                                         

4R、ところが1分過ぎ、野崎さん、久保君のいきなりの左を、

それも、多分大丈夫だと思ってたフックの方を、音が響くほど直撃受けてしまって、

大ダメージって訳じゃなかったけど、一瞬揺らいだのは間違いなくて、

久保君の多彩な攻めに、野崎さん、ちょっと振りまわされてる感じなんだわ。

                                                          

5R、このままだと久保君のランク取りもあり得るなって流れ作りつつあって、

時折の万振り大フックとか、接近してのショート連打とか、久保君緩急巧い、巧い。

                                                            

それでも、野崎さんも半端なボクサーじゃないもんで、

中盤過ぎから、ボディ打ち組み込んでのコンビネーションに大活路発見って感じで、

主導権奪回に気持ち入ってきて、そう言えば、腕振りの力強さが増してきて、

久保さんを上回るようになって来たんだわ。

                                                            

6R、野崎さん、以前から左ボディの打ち方、見てて惚れ惚れするくらい綺麗で、

ここに来て、それ効果大発揮で、久保さんの右ガード徐々に下がってるんだわ。

                                                           

お互いの被弾数増えてきたもんで、顔面紅潮していったんだけど、

野崎さん、左目上バッティングカットしてるし、右目上もヒットカットされてて、

その辺りは久保君も流石で、野崎さんの左ボディにシッカリ右合わせてるんだよね。

                                                           

それでも、野崎さん、一度相手に行きかけた流れ、見事に取り戻してるなあ。

                                                        

7R、勢いは完全に野崎さんで、40秒過ぎ、久保君を赤コーナーに追い込みざま、

右ロングフック、それ、良く伸びた華麗なショットで、久保君思わず軽く膝カックン。

                                                             

その後の、危険度満々の二人の打ち合いも、野崎さんが征してて、

久保君、頭下げての突っ込み過ぎが増えていったんだけど、

それでも必死の反攻は充分凄くて、根性見せてたなあ。

                                                          

8R、この日の野崎さん、決めパンチの当て勘、正直良くなくて、

随分無駄振りしてたんだけど、最後の最後まで軸ブレしない強い腕振りできてて、

試合開始当初の劣勢、結果的には時間掛けてジックリ取り戻してるし、

驚くほど成長してて、とてもデビュー2連敗からスタートしたボクサーには見えなくて、

こういうボクサー見てると、こっちまで嬉しくなってしまうんだよなあ。

                                                          

久保君も大健闘で、疲労度半端じゃなくて、7R以降、体流れに流れてたけど、

ブザマは見せられないって気持ちが溢れてて、いいパフォーマンスだったなあ。

                                                             

実は二人は再戦で、以前は野崎さん、1~2P差の僅差2-0勝ちだったんだけど、

今回もいい試合したんだけど、点数は付けざるを得ない訳で、

結局、79-75、77-75、76-76のまた2-0で、野崎さんの勝ち。

                                                             

自分としては、76-76ってのも、79-75ってのも両方とも理解し難くて、

野崎さんの2P勝ちって感じだったんだけどね。

                                                           

それにしても野崎さん、ここんとこ有力どこの若いボクサー達、ことごとく退けてきて、

そう言えば、去年の全日本新人王だった山口隼人さんも、以前3-0で下してるし、

後はデビュー2戦目で0-2負けした安西政人君との再戦がみたいんだけどなあ。

                                                          

ホールでたまに見かけるけど、安西くーん、いつ復帰するのお?

早くしないと、野崎さん、どんどん上へ行っちゃうよお。

                                                          

                                                           

◆大村光矢さん(三迫)×藤沢一成君(レパード玉熊)

                         ………SFe 10R

13勝(9KO)5敗のランク4位、29才・愛媛県と、

9勝(2KO)6敗2分の33才・神奈川県。

                                                               

1R、藤沢君、初めっからちょっと腰引け気味なもんで、

こういう相手は大好きですって大村さん、とにかくプレスかけっ放しなんだけど、

でも、そこからがとっても雑で、ゴツゴツした延々の粘着戦で、

いかにも体力勝負に持ち込もうとしてるみたいで、相撲みたいなんだわ。

                                                             

勝つにはそれ最良の戦法なんだろうけど、そういうのは全くの不得意科目なもんで、

1R見終わったとこで、恒例の休憩タイムゲット。

                                                           

                                                            

そしたら、試合終わったばっかりの野崎さんとバッタリで、

いやあ早かったっスって、久保君のこと褒めてたなあ。

                                                             

直後にジム関係者の人とも話できて、この日の野崎さん、

本人でも怖いくらいのキレキレ感じながらの開始ゴングだったんだってさ。

ホント、そういう時は却って気を付けないとダメなんだわって言ってたな。

                                                              

                                                              

10ラウンドビッチリやりそうな雰囲気だったのが、

4Rバッティングによる負傷引き分けってことで、次は1月月間賞表彰。

                                                            

MVP;チャーリー太田さん、敢闘賞;荒川仁人さんって、中屋さんとこ独占。

新鋭賞は該当なしってことだったんだけど、仁人さん、挨拶の中で、

1月は試合数が少なかったし、なんて謙虚に言ってたなあ。

                                                              

チャーリーさんは、日本語大分マシになってきて、黒ブチメガネかけてて、

なんかウォールストリートの勤め人みたいなカッコよさだったなあ。

                                                              

                                                           

さて、いよいよファイナルなんだけど、

実は、試合前、中屋会長がどっちにもKO決着有り得るよって言ってたんだわさ。

                                                         

◆淵上誠さん(八王子中屋)×氏家福太郎(新日本木村)

                    …………日本 M タイトル戦

14勝(5KO)6敗のサウスポー・チャンピオン、27才・鹿児島県と、

16勝(11KO)7敗1分のランク1位、30才・東京都。

                                                           

淵上さんの故郷ってのは、今、市長と議会が大モメしてるとこだよね、確か……。

                                                           

入場照明、この間の五十嵐俊幸さんのタイトル戦の時みたいな、

超素敵なのまた見れるかって楽しみにしてたんだけど、

客席ライト明る過ぎだったせいか、なんだかそれ程のこと無くてガッカリだわさ。

                                                           

やっぱり、淵上さんの方が3㎝ばかり背高いし、体も一回りデカイんだわ。

                                                         

この試合のポイントは、KO率25%ほどしかないけど、変に老獪な淵上さんに対して、

勝率は良くないんだけど、勝ち試合の7割近くはKOっていう氏家さんのパンチ力が、

炸裂するかってとこだったんだけど、ついこの間、胡朋宏さんを倒した時の、

あの強烈ボディが頭に残ってるせいか、気持ち的に近いのは淵上さんなんだけど、

正直、今回は厳しいんじゃないかって、以前、ジムの人にも話してたんだわ。

                                                              

1R、自分、何回見ても、淵上さん、ついつい巨大ダコに見えてしまって、

だって、長い手、それリーチ190㎝以上あるらしいんだけど、

とにかくブーラブラさせて、体だってグーニャグニャさせっ放しだし……。

                                                         

その一見のルーズディフェンスから、いきなり右引っかけ気味に打っていくんだけど、

それが思いの外のスピードなもんで、相手、まず惑わされるんだよなあ。

                                                           

淵上さんの懐、異様に深いもんで、氏家さん、得意のボディブロー届きそうにないなあ。

それでも、リズム感出しながらまずまずのスタート。

                                                              

2R、自分、やっぱり、まずは氏家さんの右ボディじゃないかってまだ思ってて、

でも巨大ダコ、意外に身が軽くて、氏家さんの追い足では足りてなくて、

っていうか氏家さん、ちょっと追い方が雑過ぎじゃないかなあ。

                                                             

ポイント引き寄せてるのは、淵上さんの長い右フックと長い左の返しで、

早くも氏家さん、顔面赤くなってるもんなあ。

                                                            

3R、氏家さん、いつもより振りがダルーンってしてるなあって思ってたとこ、

リング中央、40秒過ぎ、淵上さんの左ストレート、ドーンとまともに喰らってしまって、

そのままバッターンって、東側ロープ近くに仰向けに倒されてしまったんだわ。

                                                       

いくらパンチ軽いからって、あんなにまともに喰らったらやっぱり倒れる訳で、

場内大騒ぎの中、何とか立ち上がっては来たんだけど、氏家さん、

その後も残り1分のとこで、二発ほど、再の、再々の左打ち込まれてしまって、

何だか反応系が大分悪くなってるみたいなんだわ。

                                                      

4R、氏家さんのセコンド、密着して強い左右でボディ攻めろって指示してるみたいで、

氏家さん、とにかく距離詰めようと頑張るんだけど、体、思う通りに動かないみたいで、

顔も大分傷んできてるし、淵上さんは雑に攻めて来ないもんで、

なかなかチャンスが訪れないんだわ。

                                                            

5R、氏家さん、とにかく危険な長いショット貰わないように、

距離縮めようとして、頭下げて突っ込み系にもチャレンジして、

淵上さんの左目上バッティングカットさせるとこまで必死に頑張ってるんだけど、

この日の淵上さん、あくまで落ち着いてて、余裕のパフォーマンスなんだよなあ。

                                                           

6R、氏家さん、ベッタリくっ付いてでも、ドサクサの中からでも、

とにかく何とか活路見つけたいって、そういう一生懸命さ全面出しなんだけど、

巨大ダコ、相変わらず遠いとこから、巻きつくような強いパンチ出し続けるもんで、

氏家さん、目に見えてどんどん消耗進んでしまって、

この辺から、レフェリーが氏家さんの目、覗きっ放しだったもんなあ。

                                                       

気持ちだけで踏ん張ってるボクシングってのはああいうのを言う訳で、

この日の4回戦ボーイ達も大いに見習うべきなんだわ。

体が言うこと効かなくなっても、あれだけ頑張れるんだわ。

                                                            

7R、淵上さん、やっぱり一発必殺パンチは持ってないもんで、

ゾンビのように前に出て来る氏家さんになかなか決着付けられなくて、

氏家さん、もう体ユルユルだし、返しに打ってるつもりのパンチも遅れ過ぎだし、

こうなったらもう早く仕留めてあげないと……。

                                                             

8R、氏家さん、もう末期的で、パンチと頭が一緒に出るようになってしまって、

1分30秒位のとこで、軽かったんだけど、ワンツーモロ打ちされて、もうグーラグラで、

その直後、淵上さんに間髪入れずの畳みかける追撃受けて、

もうレフェリー堪らずのストップエンドで、1分52秒。

                                                            

氏家さん、最後まで距離取りできなかったのと、追い足が雑だったのが、

敗因だったんじゃないかなあ。

                                                            

淵上さん、普通に出会うと、あのデカさだし、あの風貌だし、

典型的な恐ろしい系なんだけど、話するととってもフランクリーだし、

第一笑うと、とっても可愛くなるんだよね。

終わった後、軽くグローブタッチさせて貰ったんだけど、ニッカニカだったなあ。                                                         

ジムの人達、厳しい戦いも視野に入れてたもんで、嬉しそうだったなあ。

あの巨大ダコ、ああ見えて、やっぱり老獪な技師だったなあ。

                                                                                                                    

                                                         

この日の主催者はフジテレビ、サンケイスポーツ、産経新聞ってことで、

八王子中屋ジムは共催ってことだったんだけど、

野崎さんも淵上さんも勝ったし、月間賞の総取り表彰もあって、

とにかく、八王子中屋デ―だったなあ。

                                                           

                                                        

納まりのいい気持ちでホール出た時、来た時の雨が雪に変わってて、

それも結構な降りで、道路は一面白くなって、ドーム周りのカラータイルが滑り易くて、

そうだ、この間テレビでやってて、こういう時は、踵重心止めて、歩幅狭くして、

チョコチョコ歩くんだったっけかなって……。

                                                           

その直後、驚かされたことがあって、駅近くの階段で行き合った女性と目が合って、

そしたら、もしかしたら村木田さんですか? って突然聞かれて、

自分、不意突かれたもんで、違いますよとも答えられず、

ボクシングの帰りですか? なんて間抜けな返ししてしまって、ホント、焦ったなあ。

                                                            

彼女、ジム関係者でもなさそうだし、ホールで見掛けた憶えも無いんだけど、

なんで自分のこと知ってんのかなあ?

いずれにしても、何処で誰が見てるか分かんないもんだっていう話で……。

                                                                                                                        

« 日記 (2/14) | トップページ | 日記 (2/17) »