ノニト・ドネアってのは……。
ノニト・ドネアってのは、一見、東南アジアの普通の勤め人みたいな印象なんだけど、
リングに上がると、目の殺気が尋常じゃないんだよね。
去年の12月4日、ウラディミール・シドレンコとの試合見た時も感じたんだけど、
それWBC米大陸王座決定戦だったんだけど、168㎝もあるのに早いんだよねえ。
シドレンコも22勝(7KO)2敗2分って、KO率こそ27%しかないんだけど、
2敗っていうのもアンセルモ・モレノに判定負けしたのだけで、
勝率85%誇る歴戦の勇者だったんだけど、もう全く全然歯が立たなかったんだわ。
ドネアの超人的左フック、仕掛けて良し、カウンターで良しってことで、
1Rでいきなりグラつかさせた後、右強打で仰向けダウンゲットして、
2Rはシドレンコが鼻血出しながら凌いだんだけど、
3R、相手の右に合わせて強烈左カウンターで、またもやのダウンゲットで、
最後は4R、右ストレートブチ込まれて、もう無理でしょのレフェリーストップエンド。
ドネアっての、体の圧力半端じゃない上に、目にも止まらないスピードだし、
KO率64%もあるほどのパンチ力も備わってるっていうんだからなあ。
長谷川穂積さん倒したモンティエルにもスピードあるし、合わせるの巧いから、
こりゃどっちだあって感じだったんだけど、
上背とリーチの分、ドネアかなあって、結果知る前は思ってたんだけどね……。
早目に情報入ってきたもんで、結構余裕で見てたよ。
◆フェルナンド・モンティエル×ノニト・ドネア
………WBC、WBO B タイトルマッチ
44勝(34KO)2敗2分のWBC、WBOチャンピオン、31才・メキシコと、
25勝(17KO)1敗のWBC4位、WBO3位、28才・フィリピン。
やっぱドネアの方が5㎝ほどデカクて、グローブもシドレンコの時と同じ、
赤のエバーラストで、モンティエルは勿論レイジェスの赤。
1R、オオーッ、ドネア動き早いもんで、モンティエル、左、合わせにくそうにしてるぞお。
オオーッ、ドネア、長い左で、強烈ボディ激しく打ち込んでるぞお。
オオーッ、ドネア、返しの返しまで、相手が打ち返す間もなく、ブンブン振ってるぞお。
それにしても、二人とも殺気満々で、タイミングと距離、ピリピリ測り合ってるなあ。
2R、オオーッ、ドネアのいきなりの右、モンティエル、避けきれてないぞお。
それでもモンティエル、このままだとペース取られてしまうって判断したか、
徐々に攻勢かけてってるなって思った残り1分辺りのとこ、
モンティエルが軽く右伸ばしたとこ、それ交わしざま、被せるように打ち込んだ左、
それ、まだまだ渾身って訳じゃなかったように見えたんだけど、
とにかく、右顔面張り飛ばしたもんで、モンティエル、昏倒仰向けダウン。
モンティエル、目剥いて、手足パキポキさせてたもんで、
もうストップだなって思ったんだけど、モンティエル、傾きながらも何とか立ち上がって、
だけどもう、ただ本能的なものだったもんで、
再開直後のワンツーで、初めの左フックでグシャッてなってしまって、
で、最後の右は空振りだったんだけど、ここでやっとこさのレフェリーストップエンド。
あの場面、最後は余計で、レフェリー、ちゃんとモンティエルの目覗いてなかったし、
ファイティングポーズ無理やりだったし、アイツは完璧無能レフェリーだね。
2分25秒だったんだけど、ドネアの強さとレフェリーのバカさ加減、印象に残ったな。
ドネアが最後に空振りした右、あのレフェリーに直撃すればいいのにと思ったな。
放送の最後に、バンタム級のチャンピオン含めた一流ドコの写真が出てたけど、
亀田さんとこの長男、正直、見劣りしたなあ。
ぶっちゃけ、山中慎介さんとか岩佐亮佑さんの方が、よっぽど強いんじゃないかなあ。
東京都、上野動物園にパンダ導入ってことで、
レンタル料の名目で、中国に年8,000万の10年間だってね、アホかあ。
他にもっと有用な使い道あるだろがあ。
石原知事、オリンピック招致の時も、そんな複数開催殆ど不可能だってのに、
億のカネばら撒いたりして、最近、モウロクきてるなあ。
カンカンとリンリンの時は、プレゼントで、その時は見に行ったけど、
今回は、例え上野動物園に行くようなことあっても、自分、絶対見ないもんね。