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2011年2月22日 (火)

ノニト・ドネアってのは……。

                                                         

ノニト・ドネアってのは、一見、東南アジアの普通の勤め人みたいな印象なんだけど、

リングに上がると、目の殺気が尋常じゃないんだよね。

                                                                                                                                 

去年の12月4日、ウラディミール・シドレンコとの試合見た時も感じたんだけど、

それWBC米大陸王座決定戦だったんだけど、168㎝もあるのに早いんだよねえ。

                                                           

シドレンコも22勝(7KO)2敗2分って、KO率こそ27%しかないんだけど、

2敗っていうのもアンセルモ・モレノに判定負けしたのだけで、

勝率85%誇る歴戦の勇者だったんだけど、もう全く全然歯が立たなかったんだわ。

                                                       

ドネアの超人的左フック、仕掛けて良し、カウンターで良しってことで、

1Rでいきなりグラつかさせた後、右強打で仰向けダウンゲットして、

2Rはシドレンコが鼻血出しながら凌いだんだけど、

3R、相手の右に合わせて強烈左カウンターで、またもやのダウンゲットで、

最後は4R、右ストレートブチ込まれて、もう無理でしょのレフェリーストップエンド。

                                                        

ドネアっての、体の圧力半端じゃない上に、目にも止まらないスピードだし、

KO率64%もあるほどのパンチ力も備わってるっていうんだからなあ。

                                                        

長谷川穂積さん倒したモンティエルにもスピードあるし、合わせるの巧いから、

こりゃどっちだあって感じだったんだけど、

上背とリーチの分、ドネアかなあって、結果知る前は思ってたんだけどね……。

早目に情報入ってきたもんで、結構余裕で見てたよ。

                                                       

                                                        

◆フェルナンド・モンティエル×ノニト・ドネア

              ………WBC、WBO B タイトルマッチ

44勝(34KO)2敗2分のWBC、WBOチャンピオン、31才・メキシコと、

25勝(17KO)1敗のWBC4位、WBO3位、28才・フィリピン。

                                                        

やっぱドネアの方が5㎝ほどデカクて、グローブもシドレンコの時と同じ、

赤のエバーラストで、モンティエルは勿論レイジェスの赤。

                                                          

1R、オオーッ、ドネア動き早いもんで、モンティエル、左、合わせにくそうにしてるぞお。                                                          

オオーッ、ドネア、長い左で、強烈ボディ激しく打ち込んでるぞお。                                                       

オオーッ、ドネア、返しの返しまで、相手が打ち返す間もなく、ブンブン振ってるぞお。

                                                         

それにしても、二人とも殺気満々で、タイミングと距離、ピリピリ測り合ってるなあ。

                                                          

2R、オオーッ、ドネアのいきなりの右、モンティエル、避けきれてないぞお。

                                                          

それでもモンティエル、このままだとペース取られてしまうって判断したか、

徐々に攻勢かけてってるなって思った残り1分辺りのとこ、

モンティエルが軽く右伸ばしたとこ、それ交わしざま、被せるように打ち込んだ左、

それ、まだまだ渾身って訳じゃなかったように見えたんだけど、

とにかく、右顔面張り飛ばしたもんで、モンティエル、昏倒仰向けダウン。

                                                         

モンティエル、目剥いて、手足パキポキさせてたもんで、

もうストップだなって思ったんだけど、モンティエル、傾きながらも何とか立ち上がって、

だけどもう、ただ本能的なものだったもんで、

再開直後のワンツーで、初めの左フックでグシャッてなってしまって、

で、最後の右は空振りだったんだけど、ここでやっとこさのレフェリーストップエンド。

                                                      

あの場面、最後は余計で、レフェリー、ちゃんとモンティエルの目覗いてなかったし、

ファイティングポーズ無理やりだったし、アイツは完璧無能レフェリーだね。

2分25秒だったんだけど、ドネアの強さとレフェリーのバカさ加減、印象に残ったな。

ドネアが最後に空振りした右、あのレフェリーに直撃すればいいのにと思ったな。

                                                       

放送の最後に、バンタム級のチャンピオン含めた一流ドコの写真が出てたけど、

亀田さんとこの長男、正直、見劣りしたなあ。

ぶっちゃけ、山中慎介さんとか岩佐亮佑さんの方が、よっぽど強いんじゃないかなあ。

                                                        

                                                       

東京都、上野動物園にパンダ導入ってことで、

レンタル料の名目で、中国に年8,000万の10年間だってね、アホかあ。

他にもっと有用な使い道あるだろがあ。

                                                         

石原知事、オリンピック招致の時も、そんな複数開催殆ど不可能だってのに、

億のカネばら撒いたりして、最近、モウロクきてるなあ。

                                                           

カンカンとリンリンの時は、プレゼントで、その時は見に行ったけど、

今回は、例え上野動物園に行くようなことあっても、自分、絶対見ないもんね。

                                                          

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