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2010年12月

2010年12月29日 (水)

ご愛読感謝、コメント大開放!

                                                            

年明け早々試合控えてるジムでは、ボクサーも担当トレーナーも、年末年始もなくて、

そりゃ、ご苦労さんなんだけど、もう故郷へ帰ったボクサーもいるんだろなあ。

                                                              

普段、このブログをご愛読下さってる固定客の皆さん、今年もアリガトでした。

お互い色々あって、必ずしも大幸福な一年じゃなかったかも知れないし、

来年も、急に世の中良くなったり、雨のように幸運が降り注ぐってようなことは、

あんまり期待できそうになくて、今年の続きがまた来年って感じなんだけど、

まあ少しはマシな日々が過ごせるように、お互い踏ん張って行ければと……。

                                                         

年末年始、暫らく更新しないつもりなもんで、もし良かったら、

もし暇な時間あるようでしたら、自由に何か書いて下さいな。

では、固定客のみなさん、どうぞ良い年を迎えて下さいな。

                                                        

第453回 アクセス選手権

                                                         

例の白骨死体、その後、全く何も伝わって来なくて、新聞にも載ってなかったし、

あれ、結局何だったんだろなあ、極秘処理事項だったのかなあ……。

                                                            

                                                        

本望信人さんが年内でトレーナー業打ち上げってのは、以前から聞いてたんだけど、

お兄さんと整骨院始めるってことで、堅実な第二の人生だよなあ。

                                                         

本望さん、とっても真面目な性格のボクシング一筋の人で、

ずっと前、趣味は何? って聞いたら、金魚かなあって答えたのに驚いたっけなあ。

                                                         

最後の試合、バレロに負けて引退したんだけど、

本人、これで止めるって、一度も言ってないっていうのが、とっても可笑しかったなあ。

                                                          

坂本博之さんと一緒の引退式だったんだけど、二人のスパーが終わって、

テンカウントの際、暗い場内、スポット浴びた時の、ピカピカ光った汗が、

とっても印象的だったの、今でもハッキリ憶えてるなあ。

その後、出口で、ファンのみんなにお別れと御礼の握手してたとき着てた、

モズグリーンのノースリーブシャツ、とってもカッコ良かったよなあ。

                                                          

彼、移籍の時、とってもシンドイ思いもしてるし、

元々パンチ力無い上に、カットしやすい体質で、ホント、色々大変だったんだけど、

国内とOPBFのチャンピオンになって、よくぞ世界戦まで行ったよなあ。

                                                         

自分の部屋には、バレロとやった時の写真の中から、

本望さんのナイスな攻撃場面だけ繋げたのを貼ってあるんだけど、

まるで勝ち試合みたいに見えるんだよね。

                                                         

彼ほど、謙虚でハッタリの少ないボクサーってのも珍しかったし、

人間的にも信頼おけるから、きっといい経営者になると思うなあ。

本望さん、お子さん沢山で大変だろうけど、元気で頑張って下さいね。

                                                         

                                                        

453回ってのは、勿論デタラメなんだけど、今年も当たり前のように押し詰まって、

あと三日ってことになったもんで、恒例でもないけど、アクセス分析など……。

                                                          

【都道府県別アクセスランキング】

◆1位~10位

  東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県、長野県、京都府、

  茨城県、福岡県。

                                                           

◆11位から20位

  兵庫県、静岡県、愛媛県、栃木県、北海道、三重県、高知県、鹿児島県、

  広島県、沖縄県。

                                                           

◆21位~30位

  宮城県、石川県、岡山県、大分県、岩手県、新潟県、滋賀県、群馬県、

  熊本県、福島県。

                                                          

◆31位~40位

  岐阜県、山梨県、長崎県、富山県、島根県、秋田県、奈良県、宮崎県、

  山形県、青森県。

                                                         

◆41位~47位                                                     

  福井県、香川県、山口県、和歌山県、徳島県、佐賀県、鳥取県。

                                                             

・アクセス数ってのは、ボクサー出身県ランクと比例してるというか、

 少なくとも、ある程度リンクしてるのは間違いないんだわ。

・やっぱり、圧倒的なのは東京都で、ほぼ50%のシェアなんだよね。

                                                         

                                                          

【曜日別アクセス】

・月曜日……14.3%

・火曜日……14.8%

・水曜日……15.4%

・木曜日……15.3%

・金曜日……14.3%

・土曜日……12.8%

・日曜日……13.1%

                                                             

以前は、土曜と日曜の比率が目立って低かったんだけど、

この頃は、毎日殆ど同じくらいなんだよね。

                                                         

                                                          

【アクセス時間帯ランキング】

・1位……12:00~13:00

・2位……23:00~24:00

・3位……22:00~23:00

・4位……13:00~13:00

・5位…… 0:00~ 1:00

………………………………

………………………………

・20位……7:00~8:00

・21位……6:00~7:00

・22位……3:00~4:00

・23位……5:00~6:00

・24位……4:00~5:00

                                                        

やっぱり、アクセスが集中してる時間帯は、昼前後と夜中なんだけど、

でも24時間、どの時間帯にも誰かが必ず来てくれてて、

仕事のスケジュールとか、色んな人がいるんだろなあとか……、

とにかく、みんな毎度アリガトございますです、なんだわ。

                                                           

2010年12月28日 (火)

2010年 競馬収支報告

                                                         

ベートーベンのピアノソナタとピアノ協奏曲、聞いてみたんだわ。

                                                          

ソナタと協奏曲の違いってのも、つい最近知ったばかりで、

ソナタっていうのは、ソロ演奏で、協奏曲にはバックに管弦が付くんだよね。

                                                            

ベートーベンのピアノ協奏曲、“皇帝” は、三楽章に分かれてて、

全部で40分ほどなんだけど、40分間の集中ってのは、まだ疲れるんだよなあ。

                                                          

ベートーベンの三大ソナタっていうのは、“月光” と “熱情”、“悲愴” なんだけど、

これも、それぞれ三楽章づつあるんだけど、恥ずかしながら、初めは、

どこからが “熱情” で 、いつ “悲愴” に移ったのか分かんなかったんだよね。

アレグロとかアダージョ、アンダンテとか曲の速度現わす楽章名から、

何とか推測したんだけどね。

                                                         

クラシックってのは、誰が演奏しても大して変わんないもんだと思ってたもんで、

そのピアノソナタを、1978年のウラディーミル・アシュケナ―ジっていうピアニストと、

1963年のクラウディオ・アラウって人のを聞き比べてみたんだけど、

テンポとか、力入れるとことか、随分違ってて、驚いたなあ。

                                                          

勿論、モダンジャズほどの自由さは無いんだけど、なかなか面白くて、

なんか、ジワーッとハマりそうな予感なんだよね。

                                                        

                                                         

今年の競馬も26日で終了して、騎手に関するデータ出揃ったもんで、

色々整理してたんだけどね……。

                                                          

自分、騎手の実績中心の競馬するもんで、

毎月末のリーディングデータ見ながら翌月の勝負してるんだけど、

2010年のトップジョッキー(獲得賞金額1位)は、横山典史で、

騎手の手取りが賞金額の5%とすると、彼の手取り額は約1億2,000万円、

年間通算594回騎乗で、勝率;20.2%、連帯率;32.5%、複勝率;41.9%。

                                                            

JRAには、現在約200名の騎手が登録されてるんだけど、

50位くらいの騎手の手取り額は、1,875万円、100位だと347万円、

ビリだと6万円ほどで、、勿論、騎手の収入はそれだけじゃないんだけど、

でもまあ、恐ろしいほどの実力社会ってことなんだよね。

                                                         

強い馬に巧い騎手が乗ったら、勝率高くなるのは当たり前なんだけど、

でも、走るのはあくまで馬なもんで、データ通りにならないこと多いし、

弱い馬にヘタ騎手って場合でも、勝ち切ってしまうってこともあるし、

強い馬にヘタな騎手が乗った時とか、弱い馬に巧い騎手が乗った時の相関とか、

マトリックスが結構沢山あって、予想通りにならないことの方が多いもんで、

こうなったら、サイコロで決めるかって、乱暴な気持ちになることもあるんだけど、

やっぱり、自分の競馬の拠り所は、騎手成績なんだよね。

                                                         

騎手のことはさておき、ここからは自分の競馬収支のことなんだけど、

年間813レースに参加して、通算回収率は、91%だったんだわ。

(要するに、100万円ブチ込んで、91万円取り戻したってことで……。)

                                                         

今年の初め、1月から3月までは、もう絶好調で、そうか、神が降りたかというか、

神が入ったかって勢いで、この調子なら年末はエライことになって、

年金に期待しない、黄金色に輝く老後がやって来るぞって感じだったんだけど、

多分、その奢った心が競馬の神様の怒り買ったんだろね、

その後は、前半の貯金を食いつぶすような月日が続き、

最後、年末3連勝しても、まだ追いつかないマイナスで終わったしまったんだわ。

                                                          

その事奥さんに伝えたら、そんならやらない方がいいじゃんってバッサリやられて、

いやあ、この回収率にとどめるってのは、結構大変なことなんだよおなんて、

ショボショボの言い訳するのが一杯一杯で……。

                                                        

それでも、自分、まだまだめげてなくて、来年も5日からまた、頑張るよ。

で、2時間ばかり時間掛けて、1月競馬で勝負対象になる騎手を選定して、

上位50位までのジョッキーランキング作ったんだよね。

                                                             

自分、まだ三連単で勝負する自信ないもんで、当分三連複に賭けるんだけど、

流しでもなく、ボックスでもなく、フォーメイションをどう極めるか、

それと、参加レースと購入点数、いかに絞り込むかってのが、

投資効率良くするポイントだって強い信念、持ってるんだよね。

                                                           

そのうち、常連客さん達にも幸せ分けられるように、って気持ちなんだけど、

それなのに、横にいるうちの奥さん、なんだか、またまた半笑いなんだよなあ。

                                                         

2010年12月27日 (月)

白骨死体とか……。

                                                         

ビクーニャって知ってる?

アンデスの高地、5,000m付近に生息してるシカというかヤギの一種の動物で、

この動物から取れる毛っていうのは、とんでもなく高価で、

マフラー一本、20万もするんだわ。

                                                            

国情が不安定だった頃の乱獲がたたって、数激減したもんで、

その後ペルー政府が保護してるんだけど、年に一回だけ狩猟が認められてて、

その土地の農民達の狩りが始まるんだけど、女子供まで総出の大イベントで、

追い込み部隊とか捕獲部隊とか手分けして、あんな高地をみんな走り回って、

そりゃもう、凄い騒ぎで、こっちも頑張れ、頑張れって、力入ったなあ。

                                                           

                                                          

“I am somebody” って意味知ってる?

そのままだと、私は誰かですってことになるんだけど、

これ、私には価値がありますって意味になるんだってさ。

                                                        

アメリカの子供達の更生施設で、まず一番初めに教え込まれることなんだってね。

子供が自暴自棄になって、悪事に走ったり、自損するのは、

自分の存在価値を見出しきれてないってことが、そもそもの原因っていう考え方で、

こういうとこのアメリカ人のスタンスってのは、明快なんだよなあ。

でね、自分も、そっと言ってみたんだよね……。 “I am somebody”

                                                             

                                                          

M1グランプリ、なかなか面白かったんだけど、

笑い飯が優勝ってのは、何となく作られた感じがして、

自分的には、圧倒的にスリムクラブだったなあ。

                                                        

右の方の坊主頭の彼、なんか荒川仁人さんが二ヤケ崩れた感じだし、

左の長髪大男は、以前売れないピン芸人だったもんで、なんか良かったよなあ……。

                                                            

                                                        

さてさて、前振りはこの位にして、いよいよ本日のメイン、白骨死体のこと。

                                                          

白骨死体が発見されましたっていうのは、ニュースだけで知ることだったんだけど、

なんと、なんと、なんと、自分の家のごく近くでそういうことがあったんだわさ。

                                                          

以前、自分の家の周囲の植木の処理を頼んだことある爺さん達やって来て、

近所の庭の整理をしてた時、そこ無人になって10年以上も経ってたもんで、

草ボーボーだし、樹木もエライことになってたもんで、役所の依頼で処理してたら、

家の中から、白骨死体が出てきて、腰抜かしたんだってさ、目に見えるなあ。

                                                          

テレビの刑事モノみたいな鑑識も含めて警察官10人程来てて、

黄色テープ張りめぐらすし、頭と靴にビニール袋被せてるし、ドラマのまんまだったな。

                                                           

近所の人達の話し聞いてたら、その家、以前はヤクザ者が住んでて、

麻薬がらみの手入れ受けたこともあったっていうし、

俄然、面白そうな展開になってきたんだけど、残念、そこからは、一歩も入り込めず、

警官何も教えてくれないもんで、ブルーシートで搬出されるとこまでも待てなかったし、

その後どうなったかは知らないんだけど、

あとで行ってみたら、綺麗さっぱりになってて、みんな普通にしてたな。

                                                          

白骨死体ってのも、意外と身近にあるもんだなあ。

そのこと伝えたら、奥さん、エライ盛り上がってたよ。

                                                        

2010年12月26日 (日)

1月のボクシング

                                                         

今日、殆ど突然思い立って、奥さんと二人で東武動物公園に行ってきたんだわ。                                                       

凄いだだっ広いのと、あんまり整備が行き届いてないとこが、とっても良かったよ。

                                                             

遊園地が併設されてるもんで、子供連れだと結構カネかかると思うけど、

普通に動物見に行くだけなら、入園料1,500円だけ。

園内の食事も安めに設定してあるし、沢山いる係員がとっても丁寧なんだわ。

                                                          

動物としての見モノの一番は、ホワイトタイガーなんだけど、

他にも、見たことないタカとツルの掛け合わせたような鳥とか、

変わり種のハトなんかが面白かったなあ。

                                                          

力入ってるとこと、そうでないとことの落差が大きくて、

動物園としての全体のバランスは良くないんだけど、

バカ混みもしてないし、プラプラ散歩がてらっていうのには、、最適な場所だったな。

                                                             

                                                           

1月、例年のようにボクシングの興行数、とても少なくて、

都内だと6回しかないんだけど、それでも、これがなかなか充実のメニュー満載で、

年明けから、また熱い日々が送れそうなんだよね。

                                                          

                                                       

・1月 8日……(後楽園)

          荒川仁人さん×中森宏さん、チャーリー太田さん×丸元大成さん、

          湯場忠志さん×細川貴之さん、金子大樹さん×鎧塚真也君、

          森田大介君。

                                                          

・1月25日……(後楽園)

          洞平勝賢君×伊藤圭太君、うすい佑介君×南無心穣君、

          今関佑介君×川奈充君。

                                                        

・1月26日……(後楽園)

          今英雄君、コラレス・カワシモ君、小野木協栄君。

                                                          

・1月27日……(後楽園)

          藤原陽介さん×菊井徹平さん、田口良一さん×沼田慶一君、

          額賀勇二君×青木幸治君、蓮沼テツヤ君、錨吉人君。

                                                          

・1月31日……(後楽園)

          海老澤宏太君。

                                                           

・1月31日……(有明コロシアム)

          内山高志さん×三浦隆司さん、李冽理さん×下田昭文さん、

          岡田誠一さん×福原力也さん。

                                                           

                                                          

【期待度ランキング】

                                                 

① 李冽理さん×下田昭文さん

② 荒川仁人さん×中森宏さん

③ 福原力也さん×岡田誠一さん 

④ チャーリー太田さん×丸元大成さん

⑤ 藤原陽介さん×菊井徹平さん

⑥ 田口良一さん×沼田慶一さん

⑦ 錨吉人君×坂本武也君

⑧ 湯場忠志さん×細川貴之さん

⑨ 額賀勇二君×青木幸治君

⑩ 内山高志さん×三浦隆司さん

                                                           

① これは間違いなく、凄い試合になると思ってんだけど、

   冽理さんの冷静さが、最終的な勝利呼ぶんじゃないかって思うんだよね。

                                                          

② 中森さん、もうピーク過ぎてるって言う人も多いんだけど、山谷が大きい人だし、

   変わり身も充分あると思ってるもんで、荒川さん、くれぐれも慎重にね。

                                                           

③ 激闘必死で、福原さん、何となく崖っぷちって感じなもんで、一化けするかって…。

                                                          

④ チャーリーさんの豪快KO大期待ってことで……。

                                                            

⑤ 立場の違った新旧対決の行方気になるけど、藤原さんの粘り勝ちを予想。

                                                            

⑥ 単純に田口さんのボクシングが好きなもんでね。

                                                         

⑦ 錨君、来年の新人王のデビュー戦だと思ってるんだよね。

                                                            

⑧ 湯場さん、踏みとどまれるかってのを見極めたいと……。

                                                              

⑨ 大ベテラン相手に、青木君、未来を感じさせる試合ができるのかって……。

                                                            

⑩ 内山さんが圧倒して、殆ど勝負にならないんじゃなかって思ってるもんでね。

                                                             

                                                             

年明けから始まるチャンピオンカーニバルに向けて、

色んなボクサー達が他のジムの有力メンバー達と、激しいスパーリング重ねてて、

伝わって来る話は、ホントの試合より面白そうなのが、山ほどあるんだよなあ。

1月早々に対戦控えてるボクサーや関係者達、

クリスマスも、年末年始なんてものも、全く関係無いんだよなあ。

                                                           

                                                                       

2010年12月25日 (土)

12月ボクシングの反省会

                                                          

明日、亀田さんちのとか大阪や福岡で、まだ試合残ってんだけど、

自分の中でのボクシングは昨日で終わってるもんで、そのレビュー。

                                                          

事前の期待度ランキングと実際の面白度ランキングは以下の通り。

                                                           

① 全日本新人王決定戦→→→全日本新人王決定戦

② 大竹秀典さん×福島学さん→→→大竹秀典さん×福島学さん

③ 加藤壮次郎さん×井上庸さん→→→冨山浩之介さん×椎野大輝君

④ ブンブン東栄さん×佐藤洋輝君→→→ブンブン東栄さん×佐藤洋輝君

⑤ ウーゴ・カサレス×久高寛之さん→→→三垣龍次さん×高瀬司さん

⑥ 三垣龍次さん×高瀬司さん→→→外園隼人さん×熊野和義さん

⑦ 外園隼人君×熊野和義君→→→阪東ヒーローさん×三谷拓也君

⑧ 冨山浩之介さん×椎野大輝君→→→佐藤洋太さん×福本雄基さん

⑨ 家住勝彦さん×久田恭裕さん→→→家住勝彦さん×久田恭裕さん

⑩ 阪東ヒーローさん×三谷拓也君→→→石本康隆さん×川口裕君

                                                          

                                                         

面白度ランクから圏外落ちしたのは、加藤さん×井上さんの試合と、

カサレス×久高さんの二試合だったんだけど、二つともヒデエ試合だったよなあ。

                                                        

加藤さん×井上さんの試合は、自分の中では史上最低のタイトルマッチで、

途中で帰ってしまったし、久高さんの試合も、何だこりゃあモンだったもんなあ。

                                                         

一方、三垣さんとか佐藤洋太さん、やっぱり、らしいとこちゃんと見せてたのとか、

反対に、経験少ない椎野君とか、佐藤大輝君達の大物食いした試合は、

とっても面白かったなあ。

                                                           

それと、福島学さんの最後の試合に立ち合えたのも感慨深いものあったなあ。

                                                           

全日本新人王決定戦は、思ってた通りの大盛り上がりで、

東軍が去年より全体に少しレベルアップしてたのに対し、

西軍のレベルが今一だったもんで、一方的な試合が多かったんだけど、

みんなの目付きが超真剣だったのが、とても印象的だったし、

あれだけ満員の決定戦っていうのも、記憶にないほどだったなあ。

                                                          

                                                          

明日は、1月の試合のこと書くね……。

                                                         

2010年12月24日 (金)

久高寛之さんって……。

                                                         

昨日夕方4時半から、SKY-Aで、やってたもんで見たんだけど……。

                                                             

◆ウーゴ・カサレス(メキシコ)×久高寛之さん(仲里)

                      ………WBA SF タイトル戦

33勝(24KO)6敗2分の32才、チャンピオンと、

19勝(8KO)8敗1分の25才、ランク6位。

                                                             

1R、カサレス、まずオーソドックスからスタートしたんだけど、

残り1分、久高さんに右のいい攻撃喰らった途端、サウスポーにチェンジして、

以降、何度も何度もチェンジ繰り返して、目眩ませとか、気分転換するんだわ。

                                                           

久高さん、結構いいボディブローも打つもんで期待させたんだわ。

カサレスは、いつものように、若干様子見スタート。

                                                             

2R、本気モードに入って、カサレス、プレスかけ始めると、やっぱ迫力あって、

一瞬のスピードは、もしかしたら久高さんの方があるように見えるんだけど、

全体のリズム感とか、打ち出す時のタイミングとか、カサレス、絶妙なんだよなあ。

この回終盤の打ち込みで、久高さん、右目上ヒットカットされてる。

                                                           

このカット傷、それ程深くはなかったんだけど、以降、なかなか止血できなくて、

申し訳ないけど、あれ技術的に今一だったんじゃないかなあ。

カサレスも汚いというかズルくて、クリンチした時、レフェリーの死角で、

グローブの掌側で、久高さんの右顔面叩いてたけどね。

                                                            

3R、前へ出て来る時のカサレスの怖さ、独特で、安易に左ジャブなんか出すと、

いきなり鋭い右ストレートすっ飛んで来るし、でも左出さない訳にはいかないしって、

久高さんの左ジャブ、なんか踏ん切り悪いんだよなあ。

                                                         

4R、カサレスのフェイント、決して意識的じゃなくて、殆ど自然な感じで、

パンチの付属物みたいな感じで、メキシコ人ってやっぱ凄いよなあ。

                                                          

残り30秒ほどのとこで、相手の右交わしざま、久高さん、とってもいいタイミングで、

右ショートフック、相手のアゴに打ち込むことできて、これは効いてたね。

                                                            

5R、ここから一気にヒートアップかって、大きく期待して見てたんだけど、

なんと久高さん、また一からのやり直しで、見て、見て、見て、見て、

実は僕、生粋のカウンターボクサーなんですっての丸出しで、

タイトル奪いに行くって感じじゃなくて、なんか普通に試合やってるだけって感じで、

そう言えば久高さん、以前もこんな感じで、そういうの、これまで何度もなもんで、

いつの間にか、自分の気になるボクサーリストには入ってないんだよなあ。

                                                           

6R、カサレス、打った後、返しのパンチ嫌って、打った方向に頭下げるんだけど、

それ、久高さん、ラウンド進んでも全く分かって無くて、

いつまでたっても、返しのパンチの位置というか、軌道高過ぎなんだよなあ。

                                                           

7R、久高さん、また手止まってしまって、あと一歩で主導権取れそうなのに、

次の瞬間、簡単に、カサレスのやり放題にさせてしまうんだけど、

セコンドはどういう指示出してんのかなあ。

                                                         

8R、カサレス、前のラウンドからの引き続きで、ガンガン攻めて来るんだけど、

大分荒っぽくなってて、結構バランスも悪くなってるもんで、隙沢山あるのに、

久高さん、なんか弱気になってるとしか思えなかったんだけど、残り30秒辺り、

相手の雑なガード突いて、久高さん、右ストレート、上手いことブチ込んで、

そこから、やっと一気の攻勢だったんだけど、ショートの連打の精度悪いんだよなあ。

                                                           

9R、カサレス、少し疲れたか、体の動き緩んで来てるし、ちょっと休み加減なもんで、

ここが一気呵成ってとこなんだけど、肝心の久高さん、連続攻撃全くできなくて、

スタミナ使い果たしたって感じじゃないのに、休み休みを繰り返してるんだよなあ。

                                                          

10R、カサレスの消耗、目立って来てるってのに、久高さん、まだ躊躇してて、

どうして、ガンガンの必死攻撃仕掛けないのか、全く訳わかんないね。

                                                         

11R、元々、久高さんに、必死さとかガムシャラさ求めるのはナンセンスなのか、

なんか、いいとこのおぼっちゃまボクシングって感じで、全く気持ちも見えて来ないね。

                                                         

そう言えば、久高さんって、日本チャンピオンになってるわけでもないし、

デビュー2連敗から、よくここまで這い上がって来たなあってとこはあるんだけど、

元々3勝2敗ペースくらいのごく普通のボクサーだし、KO率も30%弱しかないし、

なんでこんなに何度もチャンス貰えるのか、実は不思議に思ってるんだけどね。

                                                          

で、こうなると、こっちとしては、一気にカサレス応援ってことになる訳で、

彼の方が、よっぽど疲れてるのに、7才も年上の32才のオッサンボクサーなのに、

あんた、ホント、良く踏ん張ってるよって、俄然、カサレス・サポーターだもんね。

彼、最後まで気合い入ってて、シンドイのに常に自分から手出してって、エライ!

                                                           

結局、117-111×2、116-112の3-0で勿論、カサレス三度目の防衛。

                                                              

試合終わった時、解説者席で素晴しい試合でしたって言ってたけど、

そんなことは全く無かった訳で、カサレスが一方的に頑張っただけだったもんね。

                                                           

三回も世界戦セットして貰って、まだこんなザマっていうことは、もうダメってことで、

久高さん、素質あるとは思うんだけど、今のままじゃ絶対ダメで、

セコンドが行けーって、指示出してんのに行かないのか、

そもそも、そういう指示出さないのか、詳しいとこは勿論分かんないんだけど、

試合全体をどう組み立てていくかとか、それが思うに任せなかった時はどうするかとか、

事前に色々シュミレーションとか打ち合わせしてるのかなあって疑問なんだよね。

                                                          

それから、試合に臨んでの、本人の気持ちの持っていき方にも問題あると思うし、

頭の中に戦略のようなモノ、あるんだろうかって思ったんだよね。

5Rとか9R、10Rガンガン攻撃しなかった理由、全然分かんなかったからね。

                                                             

自分には、ヨシッ! ここだぞって場面、何度かあったように見えたんだけど、

久高さんは、そうは思ってなかったのかなあ。

                                                         

とにかく、カサレス以外の全ての人が消化不良の試合だったなあ。

                                                       

                                                          

2010年12月23日 (木)

後楽園ホール・12月22日

                                                         

11月末頃、今年のボクシングの現場観戦、通算100回いくなって思ってた時、

計算したら99回で、一回足りないってことになって、そうすると100回にするには、

15日の女子ボクシング行かないと達成できないってことになるもんで、

一瞬考えたんだけど、いくらなんでもやっぱりそれはないだろうってなって、

半分諦めたとこ、もう一回計算し直したら、昨日でちょうど100回だったんだわ。                                                           

自分にとって、これは凄いとこで、例年90回前後だったもんでね。

                                                        

                                                         

で、昨日の後楽園ホールが今年の見納めだったんだけど、

これがまあ、元気貰えるような試合殆どなくて、

書くの止めにしようかとも思ったんだけど、

そうなると100回記念にならないし、仕方なく書くって感じかなあ。

                                                          

読んでて、イラッとする人、いつもよりきっと多くなると思うから、

今日は読まない方がいいかもしれないよお。

自分、ホント、ムカついたんだからね。

                                                          

                                                           

◆八木一男君(国分寺サイトー)×

           チャチャイ新城(ピューマ渡久地)……F 4R                             

1勝5敗1分の27才・京都府と、1勝(1KO)1敗の28才・沖縄県。

                                                         

1R、二人とも力み過ぎのボキボキボクシングで、もう少ししなやかさ欲しいんだけど、

気持ちと手数圧倒してたのは、明らかに新城君の方だったなあ。

                                                           

1分過ぎ、まず最初のダウンゲットして、レフェリーがストップのタイミング計りながら、

あと一発強いの当てられたら、止めようって決めてたみたいな再開後だったんだけど、

残り2~3秒のとこで、そのキツイのが決まって、即エンドのKO決着。

八木君、5㎝以上上背あって、リーチも長いのに、なんにも生かされてなかったなあ。

                                                              

                                                           

◆中嶋洋一君(福田)×仲條純一君(高崎)……L 4R

0勝2敗1分の31才・東京都と、1勝(1KO)1敗の21才・群馬県。

                                                       

何か良く似た感じの名前同士。

                                                       

1R、二人とも余裕がないというか、なんか慌わただしいボクシングだったんだけど、

始まってすぐ、15秒ほどのとこで、仲條君の右、左ってのが直撃して、

中嶋君、北側ロープ沿いによろめいた程度だったんだけど、ダウン宣告。

この攻撃で、左目上ヒットカットされてしまったんだわ。

                                                            

2R、中嶋君、すっかり元気無くなってしまったんだから、

仲條君、落ち着いて普通に攻め込めばいいのに、舞い上がってしまったのか、

バッタバタの子供のケンカみたいになってしまって、

中嶋君の手数が極端に落ちたから何とかなったんだけど、酷かったなあ。

                                                          

結局、この回2度目のドクターチェックで続行にストップかかって、TKOエンド。

                                                       

                                                            

◆高橋あつし君(日東)×木下浩太君(ヨネクラ)……Fe 4R

1勝(1KO)2敗の25才・北海道と、1勝2敗1分の24才・愛知県。

                                                            

1R、二人とも、どうしちゃったのか、まるで世界戦の立ち上がりみたいに慎重で、

2分過ぎても、ロクな打ち合いにならないもんで、レフェリーに注意されてて、

一方が前に出ると、すぐさまもう一方が下がるってのが延々。

                                                          

2R、まるで剣道みたいなのがこの回も続いて、お互い逃げ脚だけが自慢って感じで、

あとは、たまに無暗に突っ込んで、ガチャガチャって絡み合うだけで、

そりゃもうあんまりなもんで、一服だわさ。

                                                       

                                                       

◆黒田秀樹君(福田)×舟木隆太君(協栄)……SFe 6R

4勝(1KO)3敗の29才・東京都と、4勝(2KO)2敗1分の22才・大阪府。

                                                              

1R、黒田君、ガッチリガードの意識強過ぎなんじゃないかなあ、

上体全体までガッチガチに固まってしまって、パンチもガキゴキしてるんだわ。

舟木君、結構柔らかい対応できてて、空いてるとこ突くの巧いし、アッパーもいいね。

                                                            

2R、黒田君、頭下げて背中丸めて、あとは相手に取り付いて、

左右フックってのだけが戦法みたいで、ちょっと簡単過ぎなんだよね。

舟木君、もうちょっと左ジャブ増やせたら、もっといいんだけどね。

それでも、黒田君の顔、もう赤くなってるなあ。

                                                           

3R、どっちかが試合を詰まんない方へ誘導するようになると、

余程のことがない限り、詰まんない方に流れるって見本のような試合で、

早く決着付けて欲しいなあとしか思えなくなったんだよね。

                                                            

そう何度も席外すって訳にもいかないもんで、最後まで見てたんだけど、

ボクシングなんだから、寄り切りとか押し出しでは勝てないんだから、

もっと殴らなくちゃダメで、頭押し付けて、体もたれさせて、

ぺトぺト、ぺトぺト撫でても、ポイント貰えないのになあ。

                                                           

結局、60-54、60-55×2の3-0で、当然舟木君の勝ち。

                                                            

                                                           

◆八戸保頼君(日東)×斎藤純彦君(輪島S)……SB 8R

7勝(2KO)2敗の26才・青森県と、11勝(5KO)6敗の28才・東京都。

                                                            

1R、詰めてるのはリーチのある八戸君の方なんだけど、

全てのパンチ、距離足りてないし、返しの位置も随分ずれてるなあ。

斎藤君、とても的確な左が印象的。

                                                          

2R、八戸君、相変わらずのプレスなんだけど、そこからのアイデア不足で、

斎藤君の余裕のフットワークに翻弄されてるし、却って小さな連打喰らってるな。

                                                            

3R、どうした訳か、二人ともいきなり手数減ってきて、極端な中だるみ。

                                                            

4R、八戸君、仕掛け遅過ぎの上の、だるーいパンチだし、

斎藤君も、アグレッシブさが削がれてしまったみたいで、

お互い散発攻撃に終始して、とてもA級戦には見えなくて、ダレる、ダレる。

で、二度目のコーヒーブレイク。

                                                           

後で聞いたら、78-76、77-76、76-77の2-1で、斎藤君の勝ちってことで、

斎藤君、純彦って、“すみよし” って読むんだけど、あんなモンだったっけかなあ。

                                                          

                                                           

◆益田健太郎君(新日本木村)×仲村幸裕君(ピューマ渡久地)

                             ………SB 8R

10勝(7KO)4敗の27才・鹿児島県と、10勝(4KO)1敗1分の25才・東京都。

                                                           

1R、中村君、常に相手の方がデカいんだけど、今日は、5㎝ほどかなあ。

                                                           

残り1分、益田君、いきなり、殆ど水平に振り切った右の大きなフック直撃させて、

中村君、リング中央で一発ダウン。                                                         

それほどのダメージは残らなかったみたいなんだけど、中村君、動き良くないなあ。

                                                           

中に入られると面倒なことになるもんで、益田君、左多用するかって見てたんだけど、

却ってすぐ抱きとめてしまうって手に出て、これが結構正解なんだわ。

                                                          

2R、益田君、時折サウスポーチェンジするんだけど、

これが、中村君の戸惑い、大きくしてるみたいだったし、

適度に荒っぽいボクシングにも、面喰ってるみたいなんだよなあ。

で、残り1分、今度は左ストレートだったかなあ、また直撃されて、中村君またダウン。

                                                           

3~4R、初めに頭跳ねられて調子崩したか、この日の中村君、全く動き悪くて、

ちゃんと練習できてたのかってほど悪くて、なんか、休み休みやってんだわ。

右オーバーハンド、ことごとく外れだし、いつもの無尽蔵スタミナラッシュもまるで無い。

                                                           

5R、お互い、それ程の技術有る方だとは思えないけど、

それでも色々考えながらやってるのは、益田さんの方で、

ダウン二個分のハンデ、どう取り戻すかってこと考えると、

中村君、いかにも工夫不足で、攻守はっきりし過ぎだし、

いつものゴリゴリ突貫小僧はどこへ行った? って感じなんだよなあ。

                                                           

これ以降、特別な新展開無くて、ラウンド進むにつれて、中村君顔腫れてって、

7R後半から、8Rにかけて、もう倒すしかないって局面になって、

やっとこさのラッシュかけてったんだけど、もうとっても遅くて、

ダウン取られた直後、一個一個取り戻すって作業に、手抜かりあったんだよなあ。

                                                           

で、結局、79-72、78-73×2の大差3-0で、益田君の勝利。

益田君、一見、荒っぽそうに見えるんだけど、なかなか思慮深いボクシングするね。

結果的に、昨日一番輝いてたのは、益田君だったなあ。

                                                            

                                                            

◆設楽賢太君(日東)×橋本弘幸君(西城)……SFe 8R

7勝(4KO)9敗1分の28才・埼玉県と、7勝(2KO)5敗1分の23才・福島県。

                                                             

設楽君、実家に恵まれてて、普通の負け越しボクサーなんだけど、

花束5ヶに、激励賞30ヶほどだし、コスチュームも派手派手で、いいよなあ。

                                                          

1R、初めのクリーンヒットは設楽君だったんだけど、それ、橋本君の怒りに触れたか、

猛然とした反撃受けてしまって、左、右、右ってフック打たれた後、

アッパーも三連発喰らってしまって、思わず膝緩んでたなあ。

                                                             

2R、設楽君、一応ちゃんとした動きするんだけど、とにかく手打ちなもんで、

なかなか相手にダメージ与えることできなくて、この回も終盤、橋本君の連打浴びて、

西側ロープ際で決めの右ストレート打ち込まれて、残り5秒ってとこで、ダウン。

設楽君、ゴングに救われたけど、右目上ヒットカットされたね。

                                                             

3R、設楽君、少し打たれるとすぐ手止めてしまうとこあって、なんか消極的だなあ。

                                                            

4R、橋本君の攻撃も中途半端になってたとこ、残り1分、

右フックから、右ボディって、設楽君のクリーンヒット貰った途端、

急に弱ってしまって、明らかにボディが効いてしまったみたいで、

そうなると設楽君、元気回復したんだけど、パンチ、雑だし力込め切れてなくて、

残り、15秒からは、却って橋本君の猛反攻受けてたなあ。

                                                            

5R、橋本君、前の回からの勢いで、勝負かけていったんだけど、

それ、長続きしなくて、一段落したとこでまた右ボディ喰らって、腰屈めてんだわ。

                                                            

前のラウンドで設楽君、左目上バッティングカットしたんだけど、

この回も、右目上バッティングカットして、顔も大分腫れてきて、折角のイケメン台無し。

                                                           

6R、橋本君、かなり追い込んで、あと一歩かってとこまでいくんだけど、

すぐ詰め込まれてしまって、また盛り返してってのが交互に続いて、

結局、橋本君の詰めの甘さに問題あったんだけど、

その度に設楽君の踏ん張りが目立ってはいたんだけど、

残り45秒ほどのところで、やっとこさのレフェリーストップで、橋本君のTKO勝ち。

                                                             

終わった時、動員された設楽君の応援団、ゴソッと帰ったね。

                                                             

                                                         

◆近藤明広さん(日東)×小澤大将君(全日本P)……L 8R

14勝(6KO)2敗のランク2位、25才・埼玉県と、

19勝(11KO)5敗2分の30才・東京都。

                                                          

1R、全体に一回り大きい近藤さんに対して、小澤君、対等以上の左ジャブで、

なかなか芯の太いボクシングをスタートさせたんだわ。

一方の近藤さん、やっぱり大きいショットを的確に打ち込む能力は流石だね。

                                                            

2R、二人とも、相手の打ち出しや打ち終わりに合わせた、

キレのいい、危険なパンチ交換してるぜよ。

                                                         

3R、近藤さん、いきなりの左フックとか、ワンツーのスピード半端じゃないし、

小澤君も、意外に細かい連打巧いんだわ。

                                                       

4R、小澤さん、近藤さんの動き始めに、強い右合わせようとしてるの、ハッキリして、

近藤さん、警戒強めてるんだよなあ。

でも、主導権、確実に小澤君の方にいってるなあ。

                                                             

5R、お互いの返しの返しってのが交錯する中、残り10秒きったとこで、

小澤君の右がクリーヒットして、近藤さん、露骨なクリンチ逃げ。

そして、この場面境に、近藤さんのボクシング、極端に変わってしまったんだわ。

                                                            

6R、近藤さんのボクシング、いきなり消極的になってしまったもんで、

勝負が一気に詰まんなくなって、警戒というか、ビビリとしか見えなくて、

初めの1分間、近藤さん、殆ど手が出ないんだよなあ。

                                                          

接近戦で喰らうの怖がってしまって、中に入るな、打ち合うなって、

セコンドから指示出てるみたいで、格下のノーランカーに情けないよなあ。

                                                           

いくら相手のカウンター狙いがハッキリしてたって、そこは元チャンピオンなんだから、

それがどおしたあってくらいの勢いで、粉砕して欲しかったのに、

ウサギさんみたいに大人しくなって、適当に誤魔化しながら、

休み休みやってるとしか思えなかったんだよね。

                                                         

7R、近藤さん、余程相手怖いのか、飛び込みざま一発殴って、それでお終いで、

あとはトロトロで、ここまで負けてると思うのに、まだあんな風で、情けなかったなあ。

小澤君の方は、失うモノないからか、あくまでガンガン虫で、気持ち溢れてたなあ。

                                                       

8R、近藤さん、最後15秒ほど、勝負の姿勢見せてるみたいだったけど、

とにかく相手によって、日によってボクシングが違い過ぎで、

この日はアグレッシブなとこ全く無くて、気の抜けた優しい目してたし、

全くもうヒドイもんで、これでランク2位かあってパフォーマンスだったなあ。

                                                            

これじゃあ、負けてもしかたないなあって採点聞いてたら、

78-76、77-76、76-77の2-1で、近藤さんの勝ちって、度肝抜かれて、

そおかあ、主催者とランカーのダブルディシジョンかあって、

なんか異常にムカついてしまったんだわ。

                                                            

憧れのランカーなのに、憧れのメインイベンターなのに、

今年最後の後楽園ホールの試合だってのに、何があったか知らないけど、

まともに打ち合わないで、こっちは非日常的なモノ見たいって思ってるのに、

安サラリーマンみたいな、その日その場限りの手間仕事みたいの見せられて、

勝つことが全てじゃないボクシングが、自分の中にはあるもんで、

ホント、耐え難かったなあ。

                                                          

                                                        

一年の最後だってのに、100回記念だってのに、それはないだろって終わり方で、

情けないやら、腹立たしいやらで、そのままだと精神的にヤバかったもんで、

寝る前に、この間の長谷川穂積さんの試合、見直したんだよね。

                                                           

2010年12月22日 (水)

12月度ランキング

                                                        

12月は何かと忙しいこと多いもんで、ランキングの発表も早目にってことで、

全日本新人王が決まった途端にリリースされるんだわ。

                                                        

                                                         

【世界チャンピオン】

亀田大毅然さん(1)、西岡利晃さん(5)、李冽理さん(獲得)、

長谷川穂積さん(獲得)、粟生隆寛さん(獲得)、内山高志さん(2)の6名で変わらず。

                                                         

                                                          

【世界ランキング】

清水智信さんが、WBC9位から6位に、久高寛之さん、WBA8位から6位にアップ。

それと、三浦隆司さんも、WBA7位から4位にアップ。

名城信男さんが、WBA3位のランクを、下田昭文さんがWBC1位を失ってる。

仲村正男さんが、WBA7位、WBC15位に新規ランクイン。

大橋弘政さんもWBC15位にランクイン。

あとは、それ程の変化なし。

                                                          

                                                          

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(1)、粉川拓也さん(獲得)、マルコム・ツニャカオ(2)、

仲村正男さん(獲得)、三垣龍次さん(2)、佐々木基樹さん(1)、井上庸さん(獲得)、

チャーリー太田さん(2)、佐藤幸治さん(2)、清田祐三さん(4)の計10名。

仲村正男さんと井上庸さんが新チャンプ。

下田昭文さんが世界戦の為返上したので、差し引き先月から1名増。

                                                          

                                                        

【日本ランキング】

                                                  

【ミニマム級】……八重樫東さん(2)

家住勝彦さんに破れた久田恭裕さんが、2位から4位にダウン。

あとは全日本新人王、原隆二さんが新規エントリーで8位。

このクラス、あと4名分の空きアリ。

                                                        

【ライトフライ級】……井岡一翔さんが世界戦準備の為返上。

佐藤洋輝さんに敗れたブンブン東栄さんが、6位から11位にダウン。

新人王、山口隼人さんが12位にランクインしたもんで、須田拓弥さんランクアウト。

                                                         

【フライ級】……2ヶ月前、清水智信さんが返上したまま空位。

有冨康人さんが5位から7位にダウン。

ブンブン東栄さんを倒した佐藤洋輝さんが、12位から9位にアップ。

9位だったキューピー金沢さんを下した奈須勇樹さん、久し振りのランクインで10位。

負けた金沢さんはランク落ち。

新人王、角谷淳志さんが12位にランクインしたもんで、

佐野友樹さんに負けた、佐々木章人さんがランクアウト。

                                                         

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(2)

タイトル戦に敗れた福本雄基さんが、6位から10位にダウン。

新人王、佐藤宗史さんが12位にランクインしたもんで、向井寛史さんがランク落ち。

                                                          

【バンタム級】……山中慎介さん(獲得)

冨山浩之介に快勝した椎野大輝さんが、いきなり5位にランクイン。

で、冨山さんは2位から10位へ急落。

高野誠三さんも7位から11位にダウン。

新人王、柘植雄季さんが12位にランクインしたこともあって、

坂本英生さんと、モービル・マーチン、残念ランクアウト。

                                                         

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(3)

2位にいた大橋弘政さんが世界ランクに転出。

福島学さんにTKO勝ちした、大竹秀典さんが6位から4位にアップ。

前之園啓史さんが7位から5位、石本康隆さんが10位から7位にそれぞれアップ。

11位だった蔦谷貴法さんを破った橋元隼人さんが9位に新規ランクインで、

蔦谷さんは残念ランクアウト。

ロリー松下さん、いつの間にか、スルッと11位にランキング。

新人王、コーチ義人さん12位にランクイン。

それと、5位にいた木村章司さん、長い間御苦労さまランクアウト。

                                                        

【フェザー級】……細野悟さん(獲得)

松田直樹さん、世界ランクから編入で5位。

竹内佑典さんを下した安田和芳さんが9位にランクインして、

竹内さんは5位から10位にダウン。

7位だった矢板貴行さんを破った古家充さんが11位に新規ランクインで、

矢板さんはランク落ち。

新人王、関豪介さんが12位にランクイン。

4名ものランクインがあったもんで、あおり食って、10位にいた梅津宏治さん、

11位だった横山大輔さん、12位の緒方勇希さん達がゴソッとランク落ち。

                                                          

【スーパーフェザー級】……世界戦の為三浦隆司さんが返上

仲村正男さんがOPBFチャンプに転出。

阪東ヒーローさんが4位から2位にアップ。

谷弘樹さんが11位に、新人王、荒井翔さんが12位にランクイン。

で、12位だった吉田恭輔さんがはみ出しランクアウト。

                                                           

【ライト級】……荒川仁人さん(1)

三垣龍次さんとのOPBFタイトル戦に敗れた高瀬司さんが2位から6位へダウン。

丸山伸雄さんと島村匡伸さんが、10位と11位を入れ代わってる。

新人王、土屋修平さんが12位にランクインした関係で、

12位にいた岩下幸右さんがランク落ち。

                                                           

【スーパーライト級】……亀海喜寛さん(1)

麻生興一さんが10位から7位にアップ。

9位にいた塩谷智行さんを破った生田真教さんが9位に悲願のランクインして、

塩谷さんはランク落ち。

ノーランカーの熊田和義さんを破った外園隼人さんが、何故か10位にランクイン。

W級中川大資さんのランクアウトとのバーターなのかな。

斉藤幸伸丸さんに敗れた中川泰弘さんが12位からのランク落ち。

それと、11位にいた小野寺洋介山さんがご苦労さんランクアウトか。

新人王、山田智也さん12位に新規ランクイン。

                                                         

【ウェルター級】……井上庸さん(獲得)

加藤壮次郎さんを破った井上さんが、新チャンピオンに、

敗れた加藤壮次郎さんは、4位にダウン。

新人王、林欽貴さん、12位にランクイン。

11位だった中川大資さんがランクアウト。

                                                        

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(1)

田中徹さんを下した山本忍さんが、7位から5位にアップ。

ここはまだ2名分の空きアリ。

                                                           

【ミドル級】……淵上誠さん(獲得)

山本忍さんに負けた田中徹さんが、2位から6位にダウン。

新人王、福山和徹さんが9位にランクイン。

まだ、3名分余裕アリ。

                                                        

                                                            

木村章司さんと小野寺洋介山さん、二人とも、いつもワクワクさせてくれて、

間違いなく一時代築いたボクサーなんだけど、こうやってヒッソリ去るんだよなあ。

それと、福島学さん、やっぱりあれが最後の試合だったんだね。

みんな、ご苦労さんでしたよ。

                                                           

2010年12月20日 (月)

全日本新人王決定戦

                                                          

昨日の朝、やっぱり胸が騒いだんだろね、随分早く目が覚めてしまって、

いつものように、玄関先にやって来た、ウェン子とサブマリンっていう

二匹の野良猫にご飯上げて、連中、この日もまずまず元気。

                                                          

ムービープラスで、偶然 “ロッキー5” やってて、何となくボクシングデイの始まりで、

自分、昨日(12/19)、今年99回目のボクシングで、全日本新人王決勝戦。

                                                              

                                                            

◆原隆二君(大橋)×伊藤秀平君(真正)……Mm 5R

4勝(2KO)0敗の20才・静岡県と、9勝(3KO)0敗の20才・大阪府。

                                                            

1R、伊藤君、テクニシャン相手にちょっと強引、力技系過ぎで、

これまでそんな感じで勝ち続けたんだろうけど、いかにも雑なんだよなあ。

                                                         

原君の方は、やっぱり攻守ともにレベル高くて、ジャブもいいし、

返しのパンチのセンス、相変わらずとってもいいんだわ。

                                                        

2R、伊藤君、左右のフックだけで、攻撃単調だよなあ。

                                                            

3R、原君、一旦攻撃の手休めて、青コーナーに勢いで詰められたか、

意識的に打たせたか、残り40秒ほどのとこで、伊藤君の一気ラッシュ浴びて、

それ、シッカリガードだったもんで、殆どダメージなかったんだけど、

取り敢えず見た目は、伊藤君の大反撃ってとこだったんだけど、

それ、一段落したとこから、今度は原君の猛然大反攻で、

結構、危ないとこまでいったんだけど、伊藤君、気持ち強くて、折れない、折れない。

でも伊藤君、この回左目上ヒットカットされてしまったな。

                                                            

4R、伊藤君、どんだけ打たれても、引かない、引かない根性ボクシング。

でも、残り40秒のとこで、悪化した目の上の傷、ドクターチェック。

                                                       

5R、結局、伊藤君、持ち味スタミナだけって感じしか残らなくて、

この日の原君、以前の試合と比較して、実はそれ程の出来ではなかったんだけど、

結局、勝負になりにくくなったまま、1分40秒、伊藤君反攻不能になったとこで、

レフェリーストップエンド。

                                                            

                                                           

◆山口隼人君(10COUNT)×藤原永次君(FUKUOKA)

                            ………LF 5R

5勝2敗の21才・北海道と、6勝(1KO)1敗の23才・福岡県。

                                                           

山口君、湘南RYUJUからじゃなくて、RKボクシングファミリーから移籍ってことで、

っていうことは、湘南RYUJUジムってのはもう無いってことなのかなあ。

山口君含めて3人も移籍してんだけど、ちょっと訳分かんないね。

                                                            

1R、山口君の方が少しだけデカくて、懐も深くて、

リーチ生かした真っ当なボクシングから始めたんだけど、

藤原君、一発大振り系のちょっと雑なスタイルからスタート。

                                                            

2R、藤原君の単調なガムシャラ・ブン回しボクシングに助けられたとはいえ、

いつもより左ジャブ少な過ぎだし、全体の手数も少ないんだよなあ。

                                                        

3R、藤原くん、ポイントゲットまでは至らないんだけど、

ボディフェイント使い始めて、何とか流れ変えようって工夫してるんだけど……。

                                                           

4R、でも藤原君、ラウンド進むにつれ、どんどん頭下げるようになっていって、

すぐくっ付いて、押し込み大作戦に突入って、詰まんない方、詰まんない方へ……。

                                                           

5R、山口君が対処しきれないのにも問題あるんだけど、

とにかく藤原君、すぐ頭下げて突っ込むってだけで、もう見てられなくてね……。

                                                           

あと2~3Rあったら、山口君の嫌気MAXになって負けたと思うけど、

結局、48-47×2、47-48の2-1で、山口君、何とか逃げ切り勝ち。

                                                             

                                                          

◆堀陽太君(横浜光)×角谷淳志君(金沢)……F 5R

6勝(3KO)0敗1分のサウスポー、23才・福岡県と、

8勝(5KO)1敗の25才・兵庫県。

                                                            

1R、角谷君、怖さはないんだけど、とにかくバランスのいいボクシング。

堀君の方は、踏み込み不足で、パンチの距離、全く足りてないぞお。

                                                           

2R、角谷君、ちょっと独特のリズム持ってるし、遠いとこでの返しのパンチとか、

接近しての乱打戦もシッカリこなせるし、なかなかいいんだわ。

                                                          

3R、自分が知ってた堀君、正直、試合するごとに首傾げること多くなってて、

この日も、当て勘、悪い悪いで、こんなもんだったっけかなあ。

                                                         

4R、交互にいいのを当て合うんだけど、徐々にプレス強めていってるのは角谷君で、

堀君、手数足りてないし、バランスも悪くなってんだよなあ。

                                                         

5R、この回も気持ち込めて攻撃してるのは、圧倒角谷君の方で、

堀君、最後まで自分のボクシングができなくて、ストレス溜まったろうなあ。

                                                          

結局、50-46、49-46、47-48の2-1で、角谷君の判定勝ちだったんだけど、

50-46ってのは、いくらなんでもさあ……。

                                                          

                                                           

◆佐藤宗史君(石神井S)×田中裕士君(畑中)……SF 4R

6勝(3KO)0敗の29才・山形県と、3勝(2KO)0敗1分の19才・愛知県。

                                                          

1R、5㎝ほどデカイ田中君、とってもタイトなボクシングで、手数も出てるし、

フェイント含めて、色々小技繰り出して来るんだわ。

佐藤君、いつもと同じ普通の立ち上がり。

                                                               

2R、佐藤君、いきなり距離詰めて乱打戦に持ち込もうとしてて、

こういう展開になると対等な打ち合いができるんだよね。

                                                            

3R、徐々に消耗系乱打戦の様相で、これはもう圧倒佐藤君の土俵な訳で、

田中君、殆ど相手の距離の中でやらされてるような感じなんだわ。

                                                         

4R、田中君、一転、ガムシャラ系を織り交ぜていったんだけど、精度悪くて、

その後、1分間ほど、足止めたトコトコ連打戦になったんだけど、

こういうのは明らかに、佐藤君が優位に進めてるんだよね。

それでも明確な差、見出しにくいもんで、お互いポイントゲットに全力出しのまま、

終了ゴングで、39-37、38-38×2の1-0で、佐藤君なんだけど、勿論ドロー。

                                                            

で、1ラウンド追加ってことになって、なんかK1みたいなんだけど、

二人とも、もう、全力出し尽くしてしまったとこなもんで、どうなのかなあ?

で、最後の最後、どっちがどれだけ絞り出せるかってことになったんだけど、

結局、追加ラウンド、10-9×3の圧倒、誰の目にも明らかな佐藤君の頑張り勝ち。

西軍のMVP相手に、佐藤君、ホント、根性見せたね。

                                                            

                                                           

◆堤英治君(ワンツーS)×柘植雄季君(駿河)……B 5R

5勝(4KO)0敗のサウスポー、28才・東京都と、7勝(4KO)0敗の19才・静岡県。

                                                           

堤君、サンタクロースの衣装に鉄仮面マスクで登場。

                                                         

1R、やっぱ柘植君、スピードあるんだけど、堤君、目もいいし、

トリッキーな動きも得意なもんで、なかなかクリーンヒットさせてない。

                                                              

2R、堤君、フットワークいいし、上体の動きもいいもんで、

柘植君の例のビューティフルな返しのパンチの位置、合ってない感じ。

                                                           

実は、この後、ちょっと事情があって席外さざるを得なかったもんで、

中抜けしてしまって、飛び飛びに見てたんだけど、

柘植君の劇的な新展開ってのは見られなくて、なんかカウンター一辺倒で、

堤君の中押しボクシングが続いてるように見えてたもんで、

48-47×2、46-49の2-1で、柘植くんって聞いた時は、正直タマゲタな。

                                                        

後で、東上剛さんが隣に来てくれた時、どう思ったって聞いたら、

ちょっとした見方の違いで、充分有り得るってこと教えて貰ったんだけどね。

ただ、顔見知りの業界人は、首傾げてた人多かったなあ。

                                                             

堤君、ベーベー泣いてて、自分、思いっ切り慰めて、励ましてあげたんだけどね。

                                                           

                                                             

◆コーチ義人君(角海老)×松本章人君(カシミ)……SB 5R

7勝(3KO)0敗の19才・東京都と、7勝(2KO)0敗の19才・石川県。

                                                           

1R、松本君、ごく普通のワンツーボクサーにしか見えないなあ。

コーチ君、左の使い方、更に巧くなってて、手数も圧倒してるなあ。

松本君、コーチ君の返しのパンチ警戒して、なかなか手が出せてない。

                                                         

2R、コーチ君、すっかりいいリズム作って、細かいパンチ的確に打ち込んでるね。

松本君、相変わらず、自分から行きにくがってるのが見え見えだったし、

コーチ君の予選の相手、キツイのが多かったんだけど、

残念ながら、その二回戦レベルにも達してないような感じなんだわ。

                                                          

3R、松本君、普通の単調なワンツー一本しかなくて、全く連打出せないもんで、

もう、すっかり、コーチ君に見切られてしまってるなあ。

コーチ君、流れの中から見栄えのいいのを当ててるけど、無理して行ってない。

                                                            

4R、大分ポイント取られてるのに、松本君全くの無策で、左目上ヒットカットされるし、

なんだか、全く相手になってない感じで、こっちも力入んないんだよなあ。

                                                          

5R、コーチ君、理想はフルマーク判定勝ちっていうポリシーも持ってて、

完璧そのペースで、相手が攻め込んで来ないもんで、敢えて突っ込まなくて、

なんか手緩めたような、アウトボクシングになってたなあ。

                                                             

それにしても、松本君、全く情けなくて、要するにあれじゃ全くダメで、

そのままじゃマズんだから、ガツガツ熱闘ボクシングでもなんでもやらなくちゃなあ。

                                                         

で、結局、50-45×3の3-0で、コーチ君、理想のパーフェクト判定勝ち。

彼、土屋君の陰に隠れてた感あるんだけど、予選通じても、とても安定感あったな。

                                                           

                                                         

◆関豪介君(角海老)×知念翔太君(沖縄WR)……Fe 5R

5勝0敗のサウスポー、25才・熊本県と、

4勝(3KO)0敗のサウスポー、25才・沖縄県。

                                                              

1R、関君、いきなりいつもの短打ドコドコ大作戦突入。

知念君、あらかじめビデオ見てるはずなのに、すっかりペース取られてしまって、

ラウンド終わる頃には、もう顔真っ赤になってしまって、ボディも弱そうなんだわ。

ただ、関君の方もガード甘いもんで、結構喰らってるんだけどね。

                                                         

2R、関君、特に左ガード緩いもんで、たまに相手のいいの喰らってグラつくんだけど、

立ち直り早くて、すぐ延々ドコドコ連打再開して、主導権取らせなくて、

一方の知念君の消耗かなり進んでるみたいで、強く打ち返せてないんだよなあ。

                                                             

3R、それまで順調に推移してた関君、あと30秒ほどのとこの、リング中央、

少し両足揃い気味になったとこで、知念君の右フック直撃受けて、ストンってダウン。

                                                         

それほど力込められてなかったもんで、関君、それほどのダメージ無くて助かって、

立ち上がって、それまで以上のラッシュ。

                                                          

知念君、ダウンゲットで少し元気取り戻したんだけど、変わり身までには至らず、

最後はまた、関君に攻め込まれてたなあ。

                                                           

4R、それにしても知念君の顔、もう真っ赤に腫れあがってて、

いくらトコトコでもあれだけ喰らい続けてたら、積み重ね尋常じゃなくて、

2分13秒、打たれ込んで動き止まったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

あと4分ほどの中で、知念君の挽回チャンス無かった訳じゃなくて、

ストップ、若干早過ぎな感、無くもなかったんだけど、

デイリースポーツ主催、ミズノとウィニング協賛、日本テレビ後援って番組なもんで、

絶対、不測の事態避けなくちゃならないもんで、仕方なかったかなあ。

                                                             

知念君側のセコンド、レフェリーに抗議してJBCの役員にたしなめられてたけどね。

それにしても、知念君、ちょっと消極的過ぎで、関君に気持ち負けだったな。

                                                             

                                                            

◆荒井翔君(ワタナベ)×中山和彦君(FUKUOKA)

                             ………SFe 5R

5勝(3KO)0敗の27才・北海道と、4勝(4KO)0敗1分の28才・福岡県。

                                                              

1R、この日の荒井君、いつも以上の力づくで行くって決めてるみたいで、

前へ前へのガンガン岩石パンチ。

一方の中山君、いかにも仕掛け遅くて、いきなりの後手。

                                                           

2R、残り1分から中山君、やっとこさの本気モードで、大迫力の殴り合いに突入。

初め荒井君、次中山君って、互いにクリーンヒット交換し合ったんだけど、

見た目の威力は荒井君の方がずっと上に見えたね。

                                                            

3R、ここまでのとこ、荒井君の若干押し気味で推移してたんだけど、

1分過ぎ頃、その荒井君、いきなりの右特大フック、大直撃させて、ダウンゲット。

                                                        

中山君、一瞬ヨロッと傾いて崩れ落ちて、そのまま仰向けになってしまって、

直撃度ひどかったもんで、即のレフェリーストップ。

                                                              

基本的に、どっちにもこういう可能性あったボクシングだったんだけど、

やっぱり、荒井君の方が、攻撃の厚みあったし、気持ちの座り方が違ってたね。

                                                        

                                                                   

◆土屋修平君(角海老)×三好祐樹君(FUKUOKA)……L 5R

7勝(7KO)0敗の24才・愛知県と、7勝(5KO)0敗1分の23才・福岡県。

                                                         

土屋君、大分名前売れてきたみたいで、コールされた時、この日一番の大声援。

昨日の対戦相手、珍しく、彼より3㎝ほど背低いんだわ。

                                                            

1R、三好君、ゴングと同時のいきなり飛び込み右大フックだったんだけど、

多少荒っぽいのは事前確認済みなもんで、土屋君、冷静に対応してたね。

                                                             

その後、三好君、上体思いっきり揺らせながら、何とか的絞らせない工夫で、

これも充分研究した形跡が見られるね。

                                                         

中盤以降、土屋君、ロープに押し込まれる場面、何度かあって、

敢えて逃れようともしてなかったんだけど、あれは、逃げられなかったのか、

攻め込まれても、余裕で対応出来るって判断したのか、聞いてみなくちゃな。

                                                         

あの場面、確かに幾つか打たれながらも、土屋君、相手の隙覗きながら、

何発か、ショートの強いのを三好君の顔面に打ち込んでたっけなあ。

                                                         

中間距離での殴り合いだと、全く勝ち目皆無なもんで、

三好君、体押し込んで、ゴニョゴニョの中からの一発狙いしかないのは、

西軍決勝戦でハッキリしてたんだけど、土屋君、あくまで冷静だったなあ。

                                                            

そして、ガードの上からでも、委細構わず強烈右フック叩き込んでたけど、

その打ち込み音、バスン、バスンって、とにかく物凄くて、

その度に、会場から静かなオオーッて声上がってたんだわ。

                                                            

そのガード上からのガンガン強打か、東側ロープ背にしながらのショートフックか、

どっちが原因だったのかは分からなかったんだけど、

結局この1R終了時点で、三好君、アゴ骨折してしまったとかで、棄権エンド。

で、1R終了TKOってこと。

                                                          

結局、土屋君、フットワークもボディブローも見せず、簡単に終わらせてしまったなあ。

                                                        

あのまま続けても、次のラウンドには決着してたと思う位、二人の力量差歴然で、

土屋君、ランカーになってから、対戦相手に困るんじゃないかな。

何しろ、強い相手との対戦避けるへタレボクサーとかジムって、意外に多いからね。

                                                          

土屋君、これで、デビューから8連続KO勝ちなんだけど、

こうなったら、浜田剛さんや渡部あきのりさんが持ってる連続KO記録破るため、

東南アジアからワンワンボクサー呼びまくるって手もあるけどね。

でも、何しろまだ、2ラウンド以上試合したことないからなあ。

とにかく、みんな、唖然、呆然だったね。

                                                           

                                                           

◆山田智也君(協栄)×岡本和泰君(奈良)……SL 5R

8勝(3KO)4敗の26才・千葉県と、6勝(2KO)0敗の23才・奈良県。

                                                          

1R、開始直後のジャブの差し合いに負けて、岡本君、ずっと下がりっ放し。

なんか、力の差が違い過ぎる試合続くもんで、緊迫感ないんだよなあ。

                                                             

2R、岡本君、体幹太くて、パンチにも力有りそうなんだけど、

とにかく攻めが単調過ぎで、下がり気味のワンツーボクシングだけなんだよなあ。

                                                          

3R、やっとこさ、岡本君打ち合いに出て来たけど、みんな仕掛け遅過ぎなんだわ。

岡本君、強いいいパンチ打つんだけど、攻め込み単純で勿体ないなあ。

それと、接近戦はあんまり得意じゃないみたいなんだよね。

                                                          

4R、山田君も、飛び抜けてもいないし、そんなに器用なボクサーではないんだけど、

岡本君も、あんまり上手にやろうとしないで、もっとガムシャラに行けば、

きっと、いいボクサーになると思うんだけどなあ。

                                                          

5R、岡本君の方が消耗進んでるんだけど、彼、歯食いしばって頑張ったんだわ。

                                                             

結局、二人とも大きな局面作ることできなくて、そのまま判定へ。

で、50-46、49-46、48-47の3-0で、山田君の妥当勝ち。

でもね、50-46ってことはないと思ったけどね。

                                                         

                                                        

◆林欽貴君(E&Jカシアス)×向真一郎君(SFマキ)……W 5R

5勝(4KO)0敗1分の23才・中国と、7勝(5KO)0敗1分の25才・京都府。

                                                           

1R、二人並び立つと、その風貌のせいか、やっぱり林君の方がひ弱に見えるね。

                                                             

でも林君、彼の試合全部見てるけど、試合重ねるごとに驚くほどの進化で、

この中国人コック、実は半端なボクサーじゃないのかも知れないって思うんだよね。

                                                         

二人の持ってるモノの差が大き過ぎなもんで、過大評価しそうになるんだけど、

とにかく、まるで勝負になってなくて、向君、終始ボコボコで、左目上ヒットカット。

                                                          

2R、向君も何とか、右ストレートいいのを3~4発当ててはいるんだけど、

彼、早くも顔赤くなってるし、かなり腫れ上がってるなあ。

                                                         

3R、林君、まだまだ頭抜けたボクサーという訳じゃないんだけど、

とにかく、岡本君の不甲斐なさばっかり表に出てて、この試合も全く緊迫感ナシ。

                                                            

4R、相手の打ち終わりに合わせたよう見事な右、カウンター気味にブチ込んで、

林君、ビューティフルなダウンゲットで、それまでかなりの被弾数だったこともあって、

ストンって腰落としたとこで、ノ―カウントのレフェリーストップエンド。

この回始まって、21秒だってさ。                                                            

それにしても、あのタイミング、キッチリ見計らったのは凄かったね。

                                                            

                                                            

◆岩崎和雄君(ロッキー)×福山和徹君(冷研鶴崎)……M 4R

3勝(3KO)0敗の29才・山口県と、4勝(2KO)4敗の28才・鹿児島県。

                                                             

東軍代表、自分の中ではホントは伊藤修平君だったんだけど、

彼、準決勝戦で拳痛めて棄権しまったもんで……。

                                                           

1R、二人とも、当たったモン勝ちってボクシングで、とにかく万振り、万振り。

                                                             

2R、どっちも雑々で、とにかく大きいのから行き過ぎなんだわさ。

残り20秒切ったとこで、福山君の右ストレート直撃して、岩崎君動き止まって、

あと20秒ほどもあったら、やられてしまいそうなほど危なくなってしまったんだわ。

                                                         

3R、プレスかけ気味なのは、むしろ岩崎君の方なんだけど、

ガードモロ空きなもんで、相変わらず度々ドカン一発喰らってたんだけど、

1分半頃、今度は岩崎君、何とかクリーヒットさせるとこできたんだけど、

その前後のアッパー攻撃もなかなか良かったんだけど、局面打開には至らず。

                                                           

4R、この回、ついに二人とも、殆ど全部グダグダボクシングになってしまって、

一挙に冷めていくような、尻つぼみのままひっそり終了。

                                                            

結局、40-36、40-47×2の3-0で、福山君完封勝ち。

                                                             

                                                            

この日の12試合、結局、東軍の9勝(5KO)3敗だったんだけど、

始まる前、JBCの役員とホール係員との雑談の中で、自分、9勝3敗って予想して、

結果的に勝負数だけは当ったんだけど、

山口君と堤君、それと関君が危険だって言ってて、二人には申し訳なかったッス。

                                                          

それから、堀君、やっぱり伸びきれてないこと再発見したし、

堤君は、ホント、良く立て直してきたって感心したんだよね。

                                                               

西軍では、角谷君がとっても良くて、とにかくバランスとかリズムとか心地いいし、

遠いのも近いのもこなせて、彼は、いいボクサーだったなあ。

                                                           

期待してた柘植君は、西軍代表決定戦の時にも感じたんだけど、

とってもいい素質持ってんだけど、なんか自分から試合作れないというか、

とにかく仕掛けが遅過ぎだし、詰めも甘過ぎなんだよなあ。

                                                          

今まではそんなボクシングでも、素質だけで何となく勝ち込んでるもんで、

無理しないというか、変身しきれないんじゃないかって感じするもんで、

もっとハードなメンバーに揉まれると、格段に良くなると思ったんだよね。

                                                          

それにしても、この後追っかけてみたくなる西軍のボクサー、少なかったよなあ。

                                                           

                                                             

それでもとにかく、この日勝利したボクサー達は、

12月度のランキングで、晴れて日本ランカーになるんだけど、

そのことでJBCに確かめてたんだけどね、

自分、日本ランカーになると全員自動的にA級昇格なのかなって思ってたんだけど、

まだ勝利数が足りてない場合には、B級のランカーってこともあるんだってね。

                                                            

昨日の場合だと、原隆二君は、5R戦以上が初めてのまだ5勝目だし、

土屋君も8勝目だけど、5R戦は1回しかやってないし、それは山口君も同じで、

だから、このままだとB級のランカーってことになる訳なんだよね。

ただ、このケースだと、あと一回6R戦をこなすって条件で、

A級ライセンス交付ってこともできそうなんだよね。

                                                            

JBCの人に聞いたんだけど、ずっと以前、10年ほど前、冷研鶴崎のボクサーが、

0勝1敗で全日本新人王の決勝戦に出てきて、優勝してしまって、

1勝1敗のC級のまま、ランカーになったって例があるんだってね。

                                                             

この時期、来年用のライセンス更新と重なるもんで、どう申請するかなんだよね。

                                                           

                                                             

3時から始まって、途中途中、G+の間取りが面倒だったんだけど、

早目のKO決着も多くて、表彰式終了時点で8時30分位だったかなあ。

                                                       

MVP;土屋修平君、技能賞;原隆平君、敢闘賞;林欽貴君ってことだったんだけど、

MVPが自動固定された時点で、角海老ジムの複数受賞が難しかったのか、

相手をフルマーク完封したコーチ義人君の技能賞ってのとか、

一度ダウン喰らってからの大逆転TKO勝ちだった、関豪介君の敢闘賞ってのも、

アリだったと思うし、角谷淳志君の技能賞も可能性高かったと思ってたんだけどね。

                                                              

                                                            

今回、角海老ジムとFUKUOKAジムからの三人出しってのが目立ったんだけど、

角海老はメデタク三人揃って優勝したけど、FUKUOKAジム、残念、総敗退。

                                                             

                                                                

ドームのアイドルコンサートもまだ終わってなくて、それは快調だったんだけど、

地下鉄の車内、隣の席で、ビンボー臭いカッコの兄ちゃん、

いきなり納豆巻き食い始めるし、斜め向かいの不細工ネエチャン、

目と一緒に大口開いて、平気な面して目の周り黒塗りしてるし、

二個目の駅で乗ってきた40過ぎのババア、全身ピンクのキティちゃんルックなもんで、

自分、段々ささくれだって来たもんで、マイケル・シェンカ―のボリューム上げて、

目つぶって、今終わったばかりの試合、思い返したんだわ。

                                                           

2010年12月17日 (金)

雑、雑、雑……。

                                                          

一クラス60人前後、全部で10クラスくらいはあった中学時代を過ごしたもんで、

自らのアイデンティティーというか、とにかく、自分は他人とは違うんだって、

群れの中に埋没してしまわないようにするのは、結構大変なことだったんだわ。

                                                         

で、実は自分もかなり尖がってて、学生時代なんかは、朝日ジャーナルか中央公論、

文芸春秋なんかと、モダンジャズのレコード抱えて、

硬派的イメージというか、バカは近付いて来んな的なオーラ、発してたんだよね。

                                                          

今思い返すと、可愛いというか、底浅かったなあって感じなんだけど、

朝日ジャーナルはとっくに廃刊になってるし、

中央公論も文芸春秋も全く手元にないんだけど、

それでもとにかく、モダンジャズだけは残ったんだよね。

                                                          

                                                        

モダンジャズ界の帝王って言えば、マイルス・デイビスなんだけど、

ホントに実力のあるヤツは、突っ張り切ってもいいんだなって、シミジミ思ったし、

ある意味、自分にとっての理想の男みたいなとこあっったんだわ。

                                                        

晩年は、丸くなって、売春宿の受付オヤジ役なんかで三流映画にも出てたけど、

全盛時、彼、絶対客に媚びなかったし、レコード会社の都合で、

どうしても気に入らないメンバーと一緒に演奏しなきゃなんなかった時なんか、

あのセロニアス・モンクにさえ、俺のソロの時、お前は休んでろって、言ったんだわ。

                                                        

全く、横暴な男なんだけど、そういう緊張感が他のメンバーにも伝わって、

その時の演奏、緊迫感溢れるスリル満々の出来上がりになったんだよね。

                                                          

                                                          

昨日年内最後の歯医者で、担当の女医先生、

ここまではやっときましょうねって、エライ張り切りようで、

自分、あんまり無理しないで下さいって、いつものように超弱気だったんだけど、

女医先生、慌てた訳じゃないんだけど、何かの拍子に、ウィーンって回転させてドリル、

なんと自分の髪の毛に突っ込んでしまって、一瞬に髪の毛巻き込んでしまって、

一瞬で、ミニドレッドヘアーみたいになってしまって、そりゃ自分、イテって声出るし、

女医先生、アラーって悲鳴だし、アシスタントの愛ちゃん、笑い転げるし、

女医先生、11年やっててこんなの初めてって言うし、

治療中いつも自分煩いからって、これはないでしょって、もうみんな大笑いだったなあ。

                                                          

今も、それ小さな鋭い編み込み状態のままで、

あとは、根本からザックリまとめて切るよりほかないみたいなんだわさ。

                                                            

                                                       

来年4月23日からJRAで、WIN5っていう5重勝単勝式ってのが発売予定で、

あらかじめJRAが設定した五つレースの1着馬をまとめて予想するって馬券で、

払い戻し金、最大2億円だっていうんだけど、どうする?                                                         

100円が2億円だから、勿論1000円だったら20億円なんだけどね。

インターネットだけでの発売っていうんだけど、WINSでもし2億ってことになると、

現場、大変なことになるからかな。

                                                         

                                                         

CSで、“心の演歌” ってのやってて、これがまた凄かったんだわ。

                                                         

本の自費出版みたいな自費発売のCDご披露で、60~70才のオジイ、オバア達が、

入れ代わり立ち変わり、何があってそんな衣装作ったかって恰好して、

それこそ恐ろしいほどの別世界で、ホントのアナザーワールド。

                                                          

メロディも歌詞も、次にどう繋がるか簡単に予測できるような安っぽい曲の上に、

そんなんで、なんでテレビに出るかなあってほどの下手クソばかりで、

きっと、行きつけのカラオ教室かなんかで、すっかりおだてられて調子に乗って、

トチ狂ってしまったんだろうけど、趣味の世界なんてものは、

他人から見れば、おおよそそんなもんで、

本人達が楽しければ、それでいいんだよなあって……。

                                                         

                                                          

奥さんのお袋さんから、マザーリーフって外国産の植物貰ったんだけど、

それ、葉っぱを水の中に漬けとくと、葉っぱそのものから新しい根が生えてきて、

小さな芽が育って来るっていう、ちょっと不思議な植物なんだわさ。

                                                          

                                                          

寒い夜と寒い朝の楽しみは、何と言っても布団の中にいる時で、

去年からの超ヌクヌク毛布に続いて、今年は超ヌクヌク敷き毛布もゲットして、

上掛け羽根布団も新しくして貰ったし、最後に上掛けフリース毛布って、

それはもう王侯状態なもんで、すぐ寝入ってしまうの勿体ないし、

朝、すぐ起きるのも勿体なくて、もうズルズルだもんね。

                                                          

2010年12月15日 (水)

後楽園ホール・12月14日

                                                         

ドーム周辺に着いたら、どこから掘り出してきたのかってほどの、

山ほどのオバサンの塊溢れてて、保険のオバサンの大集会かあって思ったら、

なんか、韓流タレントのイベントみたいで、どうりで、若い女子も男も全く居なくて、

ただただ、山盛りのオバサンの群れで、異様だったなあ。

                                                           

オフトからホールのトイレまで、とにかく、そこら中のトイレというトイレ、

安香水プンプンのオバサンの大騒ぎの大行列で、凄かったよお。

                                                         

                                                           

◆保坂力君(新日本木村)×関根翔馬君(ワタナベ)

                            ………SL 4R

デビュー戦の35才・東京都と、デビュー戦の24才・東京都。

                                                         

二人とも、リングアナにコールされても、なかなか出て来ないで、メンドクサイんだわ。

                                                         

相手より5㎝以上デカイ保坂君、35才のデビュー戦って、一体どうした?

                                                          

1R、その保坂君、なんか空手みたいなボクシングで、押し出すような正拳一本槍。

関根君、このクラスにしては良く動けてるんだけど、とにかく雑なんだよなあ。

                                                         

2R、懐深い相手に対して、関根君、距離感、当て勘、とっても悪くて、

大空振りの連続なんだけど、距離詰まった時のショートの連打は良かったね。

一方の保坂君、とにかく離れてしか出来ないんだよなあ。

                                                       

3R、関根君、たまにいいの当てるんだけど、その度に舞い上がってしまうのか、

ブンブン空振り丸なんだけど、体幹シッカリしてるし、バランスも悪くなくて、

色々練習したら、強くなると思ったなあ。

                                                           

4R、保坂君、ストレートというより、突きみたいなパンチで、ホント空手みたい。

二人とも、無駄な動きに疲れ果ててしまったみたいで、

お互いの消耗度の見せ合いみたいになってしまって、最後はお約束のグズグズへ。

                                                           

結局、39-38、38-38×2の1-0で、関根君だったんだけど、勿論ドロー。

                                                           

                                                           

◆相馬一哉君(一力)×下薗亮太君(ワタナベ)……60㎏ 4R

1勝(1KO)0敗の30才・福井県と、2勝(1KO)0敗の26才・福岡県。

                                                           

また、青コナーからの登場遅くて、瀬端さんが催促に行ったぞお。

                                                          

1R、二人とも、興奮剤打ったテロリストみたいで、凄かったよお。

相馬君、横殴りオープン大魔神、下薗君は、突っ込みバッティング王者って感じ。

                                                           

2R、案の定、オープンブローとバッティングで交互にレフェリーから注意されてる。

二人とも、ロケットスタート一段落して、急に勢い無くなってしまったなあ。

                                                         

3R、それまでちょっと劣勢だった相馬君、突然猛烈攻勢に出て、ショートの大連発。

                                                         

でもそれ、細かくて早かったもんで、目立たなかったけど、

もう殆どオープンばっかりだったんだけど、でもとにかくそれで、

下薗君、すっかり弱ってしまって、ヘロヘロ状態で、ストップもアリだなって感じで、

セコンドの一人も右手に白いタオル握ってたんだけど、何とかゴング終了。

                                                           

4R、相馬君、やっぱりついに、オープンブローで減点喰らってしまったなあ。

                                                            

ただ、下薗君の消耗もかなりもので、グダーッて相手に寄りかかりながら、

弱々しいの振るのが精一杯で、あらあらまた、相馬君、オープンブローで注意だわさ。

相馬君、早いとこフックの打ち方直さないと、この先ボクシングにならないよお。

                                                            

最後は、二人共、超の付くグズグズで、知り合いだけが疲れるボクシングだったなあ。

結局、39-36×2、39-37の3-0で、下薗君の勝ち。

                                                           

彼の応援に、佐々木基樹さん来てたね。

                                                           

それにしても相馬君、3Rに、あと一発のクリーンヒットあれば、勝ってたのになあ。

                                                        

                                                          

◆能勢敦公君(三迫)×荒谷龍人君(KG大和)……SFe 4R

0勝1敗1分の21才・千葉県と、1勝0敗の23才・神奈川県。

                                                           

おいおいおい、また青コーナーの出、悪いんだわ、どうなってんのお。

                                                           

1R、二人とも、しなやかさには欠けてるんだけど、ちょっとボクシングらしくなったよ。

                                                          

2R、二人とも、劇的な展開力あるわけではないもんで、とっても地味で、

3R、まあ普通に、ちゃんと出来てはいるんだけど、

4R、二人とも、採点拮抗してるの分かってるみたいで、手数アップしてったんだけど、

徐々に形勢、荒谷君に傾いてって、能勢君マウスピース飛ばされてるなあ。

                                                         

お互い致命的なクリーンヒットはなかったんだけど、最後までグズグズにならなくて、

踏ん張り通すことできて、今後に楽しみ残したんだわ。

                                                             

結局、40-37、39-37、39-38の3-0で、荒谷君の妥当勝ち。

                                                         

                                                         

◆伊原健太君(三迫)×西村直哉君(新日本木村)

                           ………60㎏ 4R

3勝(2KO)0敗の19才・東京都と、デビュー戦の25才・京都府。

                                                           

1R、二人とも、強気の少し荒っぽいボクシングだったんだけど、

1分半頃、リング中央で、西村君、体が後ろへ伸び気味になってバランス崩したとこ、

伊原君の軽いパンチが二発ほど、押すように当たって、西村君、ダウン。

殆どダメージ無かったんだけどね。

                                                          

2R、西村君、相手に押し切られ気味で、自分のやりたい距離でできてない感じ。

伊原君、突っ込みガチャガチャボクシングに持ち込んでるなあ。

                                                          

3R、二人とも、二発以上連続して打たない、ポキポキ詰まんないボクシングで、

そういうスタイル固めてしまうと、あんまり先ないんじゃないかなあって感じで、

一発打っちゃ、抱き付くって、そんなの延々なもんで、コーヒータイム。

申し訳ない、結果知らないんだわ。

                                                        

                                                         

◆椎名優一君(一力)×高橋広行君(石神井S)……SL 4R

デビュー戦の30才・埼玉県と、デビュー戦の25才・宮城県。

                                                         

1R、10㎝以上デカイ椎名君、初めっからの攻勢で、25秒過ぎくらいのとこで、

見事な右フック振り下ろして、いきなりのダウンゲット。

                                                          

再開直後、椎名君、そのまま高橋君を西側ロープに押し付けて、

無防備になったとこへ、二発打ち込んだとこで、レフェリーストップエンド。

                                                         

                                                            

◆塩谷智行さん(レパード玉熊)×生田正敬君(ワタナベ)

                            ………SL 8R

12勝(8KO)15敗1分のサウスポー、ランク9位、35才・埼玉県と、

12勝(6KO)7敗1分の29才・新潟県。

                                                           

この二人の組み合わせだと、正直、あんまり期待できないんだけど、

それにしても、塩谷さん、頭デカクて、生田君の倍もあるんだわ。

                                                         

3Rまで見てたんだけど、やっぱりプレス強いのは、圧倒的に塩谷さんの方で、

生田君、同じクラスかってほど、細くてひ弱に見えるんだよなあ。

                                                       

塩谷さんにパワー系ボクシング貫かれると、生田君、勝ち目無くなってしまって、

厚い城壁の隙間突くような、鋭い刃必要なんだけど……。

                                                           

で、徐々に雑々な内容の試合になっていって、

結局、最後は塩谷さん、押し切るんだろなあって思えてきたもんで、

ここで退席してしまったんだけど、これが大逆転の3-0、生田君だったんだってね。

                                                         

生田君、もう3回目か4回目のランカー挑戦で、その度に退けられて、

それでも頑張って、来年30才になる寸前でのランクゲットで、ハッピーハッピー。

                                                           

塩谷さん、そう言えば、ここんとこ、早い回からの息切れってのが多くて、

この日も、3Rの後半には、もう、口かなり開いてたもんなあ……。

                                                           

                                                          

この後、音田隆夫さんの引退スパーあって、清田祐三さんが相手だったんだけど、

沼田康司さん、来てたのかなあ。

                                                         

音田さん、ボクシングスタイルと違って、本人いたって真っ当な人で、

挨拶、とってもシッカリしたいい内容で、心こもってたなあ。

最後、廊下ですれ違った時、ご苦労さんでしたって伝えたら、

両手で握り返してくれて、有難うござましたって、とっても丁寧だったなあ。

                                                          

彼の入場曲、“ミザル―” ってのは、元々1960年頃、ディック・デイルが作った、

サーフィンをイメージした、ギター・インストロメンタルなんだけど、

もうそれ、聞くことないんだよなあ。

                                                          

                                                          

◆三谷拓也君(セレス)×阪東ヒーローさん(フォーラムS)

                          ………59.5㎏ 8R

7勝(3KO)5敗3分の24才・千葉県と、

21勝(9KO)10敗7分のランク4位、30才・愛媛県。

                                                       

阪東さんってのは、本名、阪東浩徳(ひろのり)なもんで、ヒーローっていうんだけど、

三才年上の兄さん、隆徳(たかのり)さんも、プロボクサーだったんだわ。

                                                           

隆徳さん、最後は、宮将来さん、釈尊全雄さん、真鍋圭太さん、石井一太郎さん、

岩下幸右さんって、5連敗したとこで引退したんだけど、彼も通算28戦やってて、

この兄弟、ホント、多戦系のタフボクサーなんだよなあ。

隆徳さん、阪東タカってリングネームだったんだけど、今何やってるのかなあ。

                                                          

1R、三谷君、阪東さんの周囲サークリングしながら、距離とタイミング測ってるね。

                                                           

阪東さんの方は、殆どリング中央で体回転させてるだけで、あんまり動く必要なくて、

終盤、スパーンって右ストレート一発、クリーンヒットさせてたけど、

三谷君の左ジャブも早いし、よく伸びてたなあ。

                                                           

2R、三谷君、相変わらずのグルグル廻りなんだけど、

出入りのタイミング、とってもいいし、相手の打ち終わりに合わせる意識も持ってるね。

                                                          

3R、ずっとプレスかけ気味なのは、阪東さんなんだけど、

入り込んで来る間潰す、三谷君のジャブ、とってもいいんだわ。

交差した時のパンチ精度も、三谷君の方が上で、

この回、阪東さん、左目上ヒットカットされてるし、流れは三谷さんの傾いてるな。

                                                          

4R、相手に合わせるなって、セコンドから声飛んで、阪東さん攻勢かけるんだけど、

三谷君のフットワーク、とってもいいもんで、なかなか掴まんないだよね。

                                                          

5R、ここまで、殆ど大きな打ち合いにならなくて、阪東さん、どうする?

って感じだったんだけど、残り15秒ほどのとこで、

やっとこさ、右のいいのを打ち込むこと出来て、三谷君の勢い止めたね。

                                                           

それにしても阪東さん、もう半歩ほどの踏み込み足りなくて、空転目立つなあ。

それにこの回、右目上バッティングカット。

                                                         

6R、距離詰まった乱打戦に持ち込まれたらヤバイって、三谷君、またまた足使って、

ロープ沿い、グルグル、グルグルで、あれはリングサイドで見てたら見にくくて、

阪東さんも苛立ってるのか、ショットが荒っぽくなってるなあ。

                                                        

それでも、最後の20秒間、二人足止めた打ち合いになったんだけど、

そうなるとやっぱり、阪東さん圧倒だなあ。

三谷君も、右目尻、バッティングカットしてるな。

                                                         

7R、やっぱり乱打戦はヤバイ、ヤバイで三谷君、もうピョンピョン、ピョンピョン、

まるでウサギさんボクシングで、もっと積極的に攻撃しかけないとさあ、って感じ。

                                                          

阪東さんの方も、接近した時、もう少し小さく鋭い回転で打てばいいのに、

大振りし過ぎで、手余したとこで振ってんだよなあ。

あれ、阪東さん、左目上、今度はバッティングカットしてるぞお。

                                                          

8R、結局三谷君、この試合、リング50周くらいしたんじゃないかってほどの廻り方で、

その間、いい左ジャブは打ったんだけど、そこからの繋がり殆どなくて、

廻って、廻って、廻って、廻って、廻るうううううーって感じで終始してたな。

                                                             

それでも、最後の1分半からの足止めた二人の打ち合いは流石の迫力で、

三谷君のトコトコ連打と阪東さんの一発力込めパンチ、見応えあったんだけど、

何と阪東さん、終了10秒前合図を、何故か終了ゴングと間違えてしまって、

三谷君、性格いいから一緒に手止めたんだけど、あれはホント危なくて、

ゴングなのに打って来たぜって、阪東さん、文句言ってる最中、

一発渾身ブチ込みすれば、終わってたかも知れなかったんだよなあ。

                                                         

要するに、結果的には山場の乏しい一戦で、三谷君、あれだけ引いてばかりで、

それアウトボクシングに見えないことないんだけど、でもそれギリギリアウトで、

もっと攻める時攻めないと、単なる当て逃げチョンチョンボクシングなんだよなあ。

                                                        

結局、78-76、77-76×2っていう、穏やかな3-0で、阪東さん辛勝。

阪東さん、血だらけになってしまったもんで、ご苦労さん勝ちってことで……。

二人とも、ああいう試合は、ストレス溜まったと思うなあ。

                                                                                                                  

                                                         

◆ブンブン東栄さん(一力)×佐藤洋輝君(ワタナベ)

                           ………51.1㎏ 8R

15勝(9KO)5敗1分のサウスポー、ランク6位、24才・フィリピンと、

2勝(1KO)1敗のランク12位、24才・岩手県。

                                                           

自分の中では、東栄さん攻略法ってのが確固としてあるもんで、

それがどうかってことが最大の関心事で、22戦目のランカーに対して、

4戦目ボクサーでも、充分勝機あるって思ってたんだよね。

                                                        

1R、積極的にプレスかけてるのは佐藤君なんだけど、

東栄さん、流石スピードでは上回ってて、前回の反省からか、

自分の方からガムシャラに行くの控えてて、佐藤君の左に鋭い右被せてるなあ。

                                                             

この被せて来る右大フックってのが一番危険で、

直後に来る左ストレートが仕留めパンチなんだけど、取り敢えず右注意なんだよね。

                                                          

二人とも、中途半端に打つ方じゃないし、相手倒しきる力込めて、

倒しきるタイミングで殴りかかってるもんで、もうスリル満点なんだわさ。

                                                        

2R、東栄さん、やっぱり、全てのパンチ、どうしても外側から出て来るもんで、

それ、接近した近距離パンチでも同じなもんで、その内側をなぞるように打てたら、

佐藤君、大いにチャンスあるんだよね。

                                                          

ショート連打はそれ程得意なじゃないもんで、東栄さん、詰められると辛いんだけど、

残り45秒くらいのとこかなあ、ガツガツって寄り合ってのパンチ交換あった時、

東栄さんの返しの右フック喰らってしまって、佐藤君、ダウン。

                                                        

それほどの大直撃じゃなかったから助かったけど、やっぱあの右、危険度満々だわ。

                                                         

3R、ダウンはゲットしたものの、東栄さんも、ここまでかなりの被弾数で、

結構、顔面紅潮してて、佐藤君の負けん気ボクシング、相当順調なんだよね。

                                                          

始まって20秒、佐藤君、相手の長い手かいくぐって、見事右ストレートブチ込んだら、

東栄さん、東ロープまでフッ飛ばされてしまって、そこからの追撃連打抜かりなくて、

で、東栄さん、赤コーナー近くで、たまらず崩れ落ちダウン。

                                                          

これ、かなりダメージ深そうで、ワタナベジムの仲間たち、もう総立ちだったなあ。

                                                           

何とか立ち上がりはしたんだけど、もう休みたい休みたいのクリンチホールド連発で、

そうするより仕方なかったんだろうけど、あんまり続くもんで、ホールド減点。

                                                          

4R、一発カウンター狙いってのもあったんだろうけど、

東栄さん、待ちながらすぐロープに下がるし、顔面相当赤く腫れてるし、もう大変。

折角、相手が近付いてるってのに、打ち出すパンチ、相変わらず振り巾大き過ぎで、

もう、佐藤君に見切られてる感じさえあって、当たんない、当たんないんだわ。

                                                        

終盤、またクリンチホールド逃げする一方なもんで、ワタナベジムサイド、もう大騒ぎ。

                                                           

5R、あそこで右アッパーブチ込むといいのになあって、佐藤君の優勢続いて、

東栄さん、ずっと追い込まれ気味のままで……。

                                                         

6R、1分20秒、何と、久し振りに、東栄さんの左ストレート大炸裂して、

それ、試合後見たら、傷跡残るほどの大直撃で、佐藤君、一瞬動き止まってしまって、

東栄さん、もうここしかチャンス残ってないほどに消耗してたもんで、

勿論、当然の最後の全身全霊、渾身のラッシュかけてって、

一気にカタ付けようとって、鬼の追撃だったんだけど、

でも、佐藤君も男なもんで、必死に耐えて、踏ん張り切ったんだわ。

                                                           

東栄さん、その時点で、残ってるモノ全部使い果たしてしまったもんで、

一段落したら、もう何も残ってなかったもんで、

直後からの佐藤君の大反攻に、殆ど何のすべもなくて、残り20秒ほどのとこ、

西側ロープ近くで、力こもった右ブチ込まれてしまって、ザックリ崩れ落ちて、

前のめりの四つん這いで動かなくなってしまって、途端のレフェリーストップ。

                                                          

仰向けにされても目つぶったままで、担架持ち込まれたんだけど、

医務室の出入り、自分で歩いてたし、5分くらいで出て来たから、安心、安心。

                                                          

それにしても、佐藤君、デビュー戦、あんなに情けなかったのに、

その後立て直して、よくぞここまで来て、エラかったなあ。

                                                         

東栄さん、キップのいいボクシングするんだけど、

もう少し、ガードに配慮して、内側からパンチ出すように練習しないと、絶対マズイよ。

この間、田中教仁さんにやられた時と、基本的に全く同じだと思うんだよね。

まだ若いんだし、もうひとブレイクするとこ、見たいんだけどなあ。

                                                       

それにしても、渡辺会長、嬉しそうだったなあ。

最近、色々大変そうだし、13日は三戦全敗だったんだけど、

ボクシングの神様、ちゃんと見てて、バランス取るってことだよね。

                                                            

                                                        

それからね、昨日はね、色んな人と沢山話しできたんだよなあ。

                                                          

音田さんとスパーした、清田さんとは、この間の悔しい敗戦の話し聞かせて貰ったよ。

その時、準備の為に、彼、一人黙々アップしてたんだけど、

薄暗い階段の踊り場だったし、あの風貌だし、

なんか、いかにもプロボクサーって感じ漂わせてて、カッコ良かったなあ。

                                                         

金城智哉さんとは、大阪での李明浩戦のこと聞かせて貰ったよ。                                                          

それから、1月28日のビータイトの興行で、

沼田慶一君と試合する田口良一さんとも話したし、

方波見吉隆さん、ケガの回復順調だって言ってたし、

麻生興一君、相変わらずシャイな感じで、ワタナベジム仲間に混じってたし、

前の日、試合したばかりの中川泰弘さんも絆創膏だらけで、応援来てたし、

あれって見たら、東上剛さんも来てたもんで、理由聞いたら阪東さんの応援てことで、

彼も、2月18日の角海老ボクシングで、緒方勇希さんと試合なんだわ。

                                                            

それと、今週19日、新人王の全日本決勝戦控えてる、荒井翔君も来てて、

大丈夫? って聞いたら、余裕みたいにしてたなあ。

                                                           

とにかく、みんないいヤツなもんで、頑張ってよね。

                                                                                                                    

2010年12月14日 (火)

後楽園ホール・12月13日

                                                          

ケニー・ドーハムっていうのは、上手いのか、それほどでもないのか、

ちょっと分かり難いトランペッターなんだけど、“Alone Together”、 これは泣けるね。

                                                           

                                                            

昨日、急に気温下がったもんで、着る物一枚増やして、雨も降ってたんだけど、

こんな日にも、オフトはやってて、いつもより一層の寂寥感、漂ってたなあ。

急寒で、その上の雨降りで、外れ馬券に心もすさむ……、ってか。

                                                         

                                                           

◆小泉裕太郎君(伴流)×山崎道広君(国分寺サイトー)

                              ………B 4R

0勝1敗の25才・東京都と、デビュー戦の18才・東京都。

                                                           

小泉君、10㎝以上デカイんだけど、何があったか、二年ぶりの試合。

                                                           

1R、小泉君、相手が入ってくるとこ、強打合わせるっていう、一本槍ボクシング。

                                                            

山崎君、とにかく中に入らないことには何にも始められないんだけど、

打ち合って来ない相手に、デビュー戦ってのはツライよなあ。

                                                           

2R、接近戦とか殴り合うってのが好きじゃないのか、小泉君、

とにかく、ロープ沿いを走り廻ってばかりで、たまに遠いとこから突っ突くだけで、

あとは、ひたすらの逃げ逃げボクシングなもんで、

山崎君、追走するだけで、もう大変、大変。

                                                        

3R、追いかけ回すのに精一杯の山崎君、始まって20秒ほどのとこで、

突っ込んだとこの出鼻に、カウンターでトンって突かれて、ダウン喰らって、

結局テンカウントで試合再開することできず、ここでKOエンド。

でも、何て言ったらいいか……。

                                                           

                                                            

◆星野晃規君(MT)×松山真虎君(ワタナベ)……52.7㎏ 6R

5勝(3KO)3敗1分の22才・神奈川県と、4勝(2KO)2敗の21才・鹿児島県。

                                                             

1R、ゴング直後からの打ち合い、一見対等そうに見えたんだけど、

星野君の方が、力こもってたし、横降り一辺倒の松山君に比べて、

色んな角度から打ち込んでて、的中率も格段に勝ってて、

1分半過ぎからは、ほぼ一方的になってしまったんだわ。

                                                         

で、対角戦で打ち込まれた左右フックが直撃して、松山君、ダウン。

松山君、何とか再開できたんだけど、その後の星野君の追撃甘くなくて、

2分38秒、ドコドコ連続打ち込みされたとこで、青コーナーからタオル投入エンド。

                                                            

この日の星野君、デビューの頃みたいに、気合い入ってたなあ。

これで、今年は2勝1敗って勝ち越して、終わることできたね。

                                                          

                                                             

◆小原佳太君(三迫)×森眞君(赤城)……W 6R

0勝1敗の24才・岩手県と、8勝(4KO)8敗1分のサウスポー、29才・愛媛県。

                                                             

1R、小原君、今日は落ち着いて出来るかってのが注目だったんだけど、

いいのを当てた後、見境なく行きそうになるとこ、しっかり堪えてたみたいだね。

                                                          

2戦目と18戦目っていう経験差大きい対戦なんだけど、

森君の動き、ちょっと緩慢だったし、パンチスピードも遅いもんで、

小原君、冷静に対処できたみたいで、目もつり上がってなかったなあ。

                                                        

で、ジックリ攻め込むことできて、ラウンド終了間近、もうあと10秒くらいのことこ、

森君を青コーナーに追い込んで、ストップ寸前ってとこまでボコボコにしてたな。

                                                             

2R、森君、明らかに前の回のダメージ引きずってて、なんか時間の問題丸見えで、

それでも小原君、まだまだ冷静な段取り踏んでて、

ホント、この日は別人で、これが本来の小原君なのかも知れないけど、

とにかく、冷静なガツガツ攻めで、2分手前頃、相手、東側ロープに追い詰め、

2~3発、強烈なのをブチ込んだとこで、レフェリーストップをゲット。

前回の試合の反省、小原君、シッカリできてたんだね。

                                                          

                                                       

◆竹中良君(三迫)×笛木亮君(ジャパンS)……56.5㎏ 8R

4勝(1KO)1敗の25才・熊本県と、

14勝(10KO)5敗1分のサウスポー、26才・埼玉県。

                                                           

ここから8回戦だったんだけど、入場曲ないんだわ。

6戦目対21戦目っていう、これも経験差の大きい対戦。

                                                          

1R、体幹太い竹中君と笛木君の軽快さとの戦いだったんだけど、

40秒過ぎ、多分左ショートストレートだったと思うんだけど、

とにかく、竹中君、見事にそれ直撃させることできて、笛木君、一発ダウン。

それ一発で、笛木君、左目上スッパリカットしてしまったんだわ。

                                                        

それほどの大ダメージではなかったんだけど、竹中君、圧倒プレスだし、

一気攻めの時の迫力、半端じゃないんだよね。

                                                         

2R、機先制されたせいか笛木君、いつものキレが線の細さにしか見えなくて、

打ち終わりに合わせるっていうような、いつもの器用さも全く見られなかったし、

そもそも、体重乗せて打ててなくて、パンチ、いかにも軽かったんだよなあ。

それにしても、竹中君の右ストレート、威力十分なんだよなあ。

                                                           

3R、笛木君、なんかもう、気持ちが後ろ向きになってしまったみたいで、

竹中君の力に、ネジ伏せられてるみたいなんだよなあ。

                                                             

二人とも、「リョウ」 なもんで、それぞれの応援団が、「リョウ」 って声出しなんだけど、

アドバイスも、どっちへ向けてのものなんだか、交錯してるんだわさ。

                                                             

4R、ここから、8R戦に対する慣れの差、出て来るかなってとこだったんだけど、

その辺りに、笛木君の挽回のチャンス生まれるんじゃないかって思ってたんだけど、

1分3秒、この回2度目のドクターチェックの後、結局続行不能でお終い。

1Rに受けたヒットカットが原因だったもんで、竹中君のTKO勝ち。

                                                           

この日のドクターは、安易にすぐストップかけるような人じゃなかったんだけど、

そんな血だらけでもなかったから、どうなのかなあって思ったんだけど、

後で笛木さんのキズ見たら、小さいんだけど深そうだったから、妥当だったんだわ。

                                                          

ここまで、KO決着が多くてトントントンって進行だったんだけど、

TV中継7時からってことで、ここで20分の強制休憩。

                                                        

で、プラプラしてたら、ワタナベジムの関係者とバッタリで、

ソリス、気管支炎なんだって言ってたな。

                                                           

                                                           

◆椎野大輝君(三迫)×冨山浩之介さん(ワタナベ)……B 8R

3勝(1KO)1敗の24才・茨城県と、

21勝(7KO)3敗のランク2位、27才・千葉県。

                                                            

昨日一番興味持ってたのは、実はこの試合の行方だったんだよね。

                                                            

5戦目と25戦目の大巾経験差マッチで、ここから入場曲付き。

                                                           

冨山さんの方が5㎝ほどデカくて、リーチも圧倒してんだわ。

                                                          

1R、負けん気強いヤンチャ同士なもんで、二人ともメラメラ目付き。

長い距離は、当然冨山さん優位なんだけど、詰まった時の椎野君の強打も凄いよ。

                                                            

で、1分半頃かなあ、リング中央で、いっせのせの右ストレートの打ち合いになって、

そういうの、お互い危ないでしょってことなんだけど、

とにかく、まず一発デカイのブチ当てたいって二人の思いが真っ向出てしまって、

相打ちかって思ったとこ、リーチ差分だけ、椎野君のが届き切れてなくて、

冨山くんのが椎野君の左顔面直撃したもんで、椎野君思わずダウン。                                                            

それほど大きなダメージじゃなかったもんで、その後椎野君、普通に戻ってたな。

                                                            

でも、結局、1Rのこのダウン劇が最終結果に大きく影響したんじゃないかって、

自分、後で密かに思ったんだよね。

                                                           

2R、やっぱ上位ランカーは違うなあって、思いながら見てたんだけど、

それでも、冨山さん、左ジャブ少な過ぎのような感じだったし、

左ガードも低過ぎなんじゃないかって思って、だって、椎野君の踏み込み鋭いし、

そこからの右の一発の威力、半端じゃないんだし、

接近乱打戦はヤバイよって感じなんだよなあ。

                                                            

それにしても、この日のラウンドガール、歩き方、なんか変で、

馬の前足みたいに、ポクポクしてたなあ。

                                                          

3R、冨山さん、右一本の相手に、ちょっと正面に立ち過ぎだぜえ。

で、椎野君のパワフルな左右、意外に簡単に貰ってるんだよなあ。

それ、結構効き目大きくて、冨山さん、その度に体左右に振らされてるもんなあ。

                                                          

4R、代わり番こに大きいのを当て合うもんで、もう場内大騒ぎなんだけど、

要するに、二人とも、ガードかなり出鱈目のまま、近い距離で殴り合ってるからで、

そういうのは、実は椎野君の土俵な訳で、冨山さん、雑なボクシングなんだよなあ。

                                                            

5R、冨山さん、冷静さ失って、自分のボクシング忘れてしまったみたいで、

更に元気アップした、椎野君のいきなりの右、ガツンガツン、簡単に喰らい過ぎで、

もう、ランク2位のボクシングじゃないんだよなあ。

                                                          

6R、冨山さん、この試合に向けて、ちゃんと練習したのかなあ。

まだ5戦目の新人だからって、舐めたんじゃないのかなあ。

顔面赤くなってるのは、圧倒冨山さんの方だし、

ダウンゲットの分も前の回までに、完全に吐き出してるもんなあ。

                                                       

7R、右の強打を合わせられるのを恐れてか、冨山さん、ますます左ジャブ出ないし、

気ばかり焦って、フワーッと前へ出るとこ、ガツンかまされてるし、

この回、残り1分切ったとこなんか、右喰らって北西ポストに押し込まれてしまって、

もうボッコボコのストップ寸前まで追い込まれて、何とかクリンチ逃げしてたもんなあ。

                                                         

8R、冨山さん、もう偶発の大直撃以外勝ち目ないんだけど、

元々、一撃必殺パンチ持ってる訳じゃないもんで、こうなるとホント、シンドイんだわさ。

                                                       

結局、冨山さん、何か、とっても下手クソなままのボクシングに終始してしまって、

終了ゴング鳴って、コーナー戻った時、もうヘロヘロで、倒れ込むようだったけど、

椎野君の方は、コーナーに立ったまま、スコア発表待ってたもんなあ。

                                                          

結局、77-75×2、77-76の3-0で、勿論椎野君だったんだけど、

もっと離れててもいいんじゃないかって思ったな。

冨山さん、初回のダウンゲットで、却ってリズム壊してしまったんじゃないかなあ。

                                                          

椎野君、先回ホント、悔しい負け方したせいか、判定聞いた時から大泣き止まらずで、

あの試合の後、大反省して、気合い入れ直して、大練習したんだろね。

今回は、冨山さんが大反省の気合い入れ直しだね。

                                                          

                                                         

廊下の片隅で、矢尾板貞夫さんが粟生隆寛さんに、オメデトウ言ってて、

その後、身振り交えて、なんかテクニックの話してたね。

別れ際、粟生さん、とっても丁寧な挨拶してたよ。

                                                         

                                                            

◆斉藤幸伸丸さん(輪島S)×大川泰弘さん(ワタナベ)

                           ………67㎏ 8R

14勝(8KO)3敗1分のランク2位、31才・北海道と、

9勝(3KO)9敗3分のランク12位、26才・茨城県。

                                                         

試合数では近接してんだけど、勝率には随分差あって、

大川さん、器用じゃないんだけど、努力のランカーなんだよね。

                                                          

1R、大川さん、力づく突進からの右フックが売りモノなんだけど、

瞬発力では、斉藤さん圧倒だし、足の使い方も巧いんだよなあ。

何発かかすっただけで、大川さん、顔面少し紅潮してるね。

                                                           

2R、待つな! のセコンドの声で、斉藤さん、積極的な仕掛け開始して、

上下の打ち分け、多彩なパンチ駆使して攻撃開始。

大川さん、攻めちょっと単調だし、なんか、自分から行きにくくなってるみたい。

                                                            

3R、距離詰まった乱打戦になると、大川君に活路見えそうなんだけど……。

                                                         

4R、大川さん、打ち終わりに甘いとこあるもんで、やたらそこ突かれて、顔真っ赤。

斉藤さんの方は、出会い頭の一発にさえ注意してればいいって感じになってるな。

                                                           

5R、大川さん、この日やっと二発目のクリーンヒットさせたんだけど、

そこからの追い込み雑だし、パンチの出どこが分かり易くて、追撃叶わなくて、

もう少し、予想つきにくいパンチがあったら、展開変わるんだけどなあ。

                                                            

6R、大川さんの左ガード甘くなると、すぐ斉藤さんの右が飛んで来るもんで、

で、大川さん、この回、左目上ヒットカットされてる。

                                                          

7R、ラウンド進むにつれ、二人の持ってるモノの差が毅然として来るようで、

こうなったら大川さん、力溜めて、一発ドカン狙いなんだけど、反対に鼻血なんだわ。

                                                          

8R、大川さん、技術的にはどうにもなんないんだけど、

打たれ強さと、スタミナは、ホント驚異的なんだよね。

                                                          

そのまま、特に大きな出来事も無く終了して、77-76×2、75-78の2-1で、

やっとこさ、斉藤さんの判定勝ちって結果だったんだけど、

自分、もっと圧倒差あると思ってたもんで、これにはタマゲテしまったなあ。

見る目ないのかって反省したんだけど、それにしても75-78ってのは、

どう考えても、全然、全く、100%、納得できなかったけどね。

                                                           

                                                         

この後、11月の月間賞の発表あって、

MVP;芹江匡晋さん、敢闘賞;細野悟さん、新鋭賞;岩井大さん。

三人ともスーツ姿、カッコ良かったなあ。

                                                          

                                                       

それにしても、ここまでワタナベジム三戦全敗で、反対に三迫ジム三戦全勝。

三迫ジムの人と、ちょっとだけ話したんだけど、嬉しそうだったなあ。

                                                           

                                                        

◆三垣龍次さん(MT)×高瀬司さん(大阪帝拳)

                 ………OPBF L タイトル戦 12R

15勝(11KO)2敗のチャンピオン、29才・岡山県と、

12勝(7KO)0敗のOPBF7位、日本ランク2位、24才・大阪府。

                                                           

高瀬さん、無敗なんだけど、二人がこれまで対戦してきたメンバーに大差あって、

それが、どうなんだろうかなあってのが最大の関心事。

                                                         

彼の試合、一度だけなんだけど、今年3月、後楽園ホールで見たことあって、

その時は、あんまり雑なボクシングするもんで、詰まんなくて途中で休憩したんだけど、

あんな感じのままだと、とても勝負にならないんじゃないかって思ってたんだけど、

高瀬さん、この日はバサバサした長い髪カットしてて、ヤル気出してるみたい。

                                                            

会場には、この階級前後の有力ボクサー達が行方見つめてたね。

高瀬さん、豪華ガウンで登場なんだけど、三垣さんは、いつもの地味なジムTシャツ。

                                                         

1R、高瀬さんの方が10㎝以上デカくて、体も一回り大きくて、

当然、、リーチも圧倒してるんだけど、なんかスピード遅くて、

三垣さんについて行けるのかって感じがしたなあ。

                                                         

始まって1分半過ぎ、三垣さん、タイミングのいいコンビネーションから、

右フック直撃させて、高瀬さんからダウンゲット。                                                           

倒れ込む様な大きなダメージじゃなくて、

腰落として、思わずマットにグローブ付いてしまったって感じだったんだけどね。

                                                         

でも、このラウンド終わった時、高瀬さん、もう既に顔面赤くなってんだわ。

                                                         

2R、三垣さん、細かいリズム刻みながら、タイミングのいいショート連打絶好調で、

高瀬さん、全く付いて行けてないんだわ。

                                                       

ただ、モサ―ッとしたとこからの、突然の力強いワンツーには、くれぐれも要注意で、

とにかく、三垣さん、左ガードだけは、シッカリ上げておかないとね。

                                                          

3R、三垣さんのトコトコ連打、ますます磨きかかっていって、

一方の高瀬さん、全く連打の効かないボクサーみたいで、

力溜めこんで、強打一振ってだけで、単調、単調で、なかなか当たんないんだよなあ。

                                                          

4R、三垣さん、ここまでで、完全に高瀬さん見切ってしまって、もう余裕余裕で、

上に注意させといて、ガラ空きボディも打ち放題。

                                                           

高瀬さん、ホント雑々ボクシングで、とにかく一発当てないと何も始まらないって感じで、

この回終わっての途中スコア発表、とっても分かり易くて、40-35×3。

                                                          

5R、一発大逆転ってのは、どんな試合でもあるわけだから、要注意だし、

高瀬さん、休み休みにしか手出さないもんで、まだパンチに力充分こもってるし、

危険度相変わらずなんだけど、あれれれ、三垣さん、なんか本気出してないみたいで、

なんか、高瀬さんを練習台扱いしてるように見えはじめたんだわ。

本気殴りした時の三垣さんの迫力、あんなもんじゃないからなあ。

                                                            

6R、高瀬さん、一瞬のパワー、まだ充分残ってるのに、

それに、アウェーの挑戦者だってのに、なんで、ガンガン行かないのかなあ。

手数、もう20:1くらいの差あるんだけど、まだ究極の一発狙いだけなのかなあ。

                                                           

応援団から、ポイントなんか全部くれてやれって声飛んでんだけど、

全くその通りで、だけど、そんな雑な大振り、滅多に当たんないと思うんだけどなあ。

                                                          

7R、三垣さん、相手が間断ない攻撃、全くしてこないもんで、

威力ある左ジャブのきっかけだけ与えないようにだけ気を付けてればいいって感じで、

もう楽勝、楽勝の、スパーリングというか、ちょっとマスみたいになってしまって、

目も穏やかだし、呼吸も全然苦しそうじゃないんだよなあ。

                                                             

高瀬さん、コンビネーションはおろか、カウンターもフェイントも全く何も出してこなくて、

この程度のテクニックでランク2位なんて、申し訳ないけど、全く信じられないほどで、

どっか体調崩してたのかなあ。

                                                           

彼、鋭く伸びるいいジャブ持ってんだから、あれ起点に連続攻撃に繋げればいいし、

フェイントから左ボディ打って、打ち下ろし気味に右フック素早く返すってのもアリだし、

2~3発打って当たらないと、すぐ諦めて手止めてしまうの直したりできたら、

変身すると思うけど、とにかく骨のある相手との対戦増やすことだと思ったなあ。

                                                           

結局、8R、51秒、トコトコ、トコトコ、三垣さんの延々連打避けきれなくて、

そいつをなぎ倒すような強打も出なくなって、赤コーナーの方に、

ズルズル下がったとこで、もうどうにもなりそうにないから止めようねって、

レフェリーストップエンドだったんだけど、やり残し感満々だっただろうなあ。

                                                        

試合終わった時、高瀬さんの顔面赤く腫れ上がってたけど、

三垣さん、少しの擦り傷だけで、普通の顔してたなあ。

                                                           

途中、三垣さんの応援団から、おーい三垣、相手はお前の顔だけでビビってるぞお、

って声飛んでたもんで、思わず笑ってしまったんだけど、

ホント、怖いオッサンが、可愛いイケメン坊や、いたぶったような試合だったんだよね。

                                                           

大阪から来てた高瀬さんの応援団、赤いハッピで、統制とれた応援で、

初めのうち、鳴りモノ応援はダメですからって、注意されてたけど、

そこまでにかなり酒飲んでた人居たにもかかわらず、

最後まで、太鼓の一発も、笛の一吹きもなくて、あれは立派だったと思うな。

                                                            

三垣さんを狙ってるボクサーとかジム関係者、沢山来てたけど、

彼の全力出し見られなかったもんで、全く参考にもならないって、残念がってたなあ。

                                                           

この日、経験浅いボクサーが、格上を攻略したってのが三試合連続したんだけど、

お終いの二人がキッチリした試合したもんで、締まった一日になったね。

                                                        

                                                          

外出たら、まだ小雨降ってたんだけど、

ドームの片隅で、不細工カップル、なんか揉めてたな。

                                                             

2010年12月13日 (月)

アレッ? 新人王決勝戦

                                                            

久し振りに、ビートルズのライブ録音聞いたんだわ。

1962年のドイツ、ハンブルグでのライブと、’64年のアメリカ、ハリウッドのヤツ。

                                                         

ビートルズってのは、メジャーデビューする直前まで、リバプールは勿論、

定期的にハンブルグ公演こなしてて、で、ドイツには世話になったって気持ち持ってて、

ヒットランキングに顔出しはじめた頃、“I Want To Hold Your Hand ”とか、

“She Loves You” のドイツ語盤をリリースしてんだよね。

                                                         

初めのハンブルグライブ、クレジットには1962年ってなってるんだけど、

これはもう少し以前、’60年頃じゃないかって、自分思ってんだよね。

                                                         

元々正規の録音ではない、隠し取りみたいで、音質も良くないんだけど、

伝わって来るクラブ内の雰囲気とか、演奏曲目から、そう判断するんだけどね。

                                                          

ビートルズってのは、元々バリバリのライブバンドなもんで、

スタジオ録音されたものと、コンサートでのパフォーマンスに差の少ないバンドで、

特に、二つ目のハリウッドライブでは、彼らの一番いい出来を聞くことができるんだわ。

                                                          

ここでは、“She Loves You” から “Help!”まで、自分が一番好きな時期と重なるし、

音質的にも充分許容の範囲なもんで、とっても貴重なライブ録音なんだけど、

特にポール・マッカートニーのベース、スタジオ盤よりブースト効いてるもんで、

彼のベースラインがとってもハッキリ聞くことができて、興味深いんだわ。

CDではゲットできなかったもんで、いまだにカセットテープで聞いてんだけどね。

                                                         

                                                                                                                      

いよいよ今週末、全日本新人王決勝戦なんだけど、

この間手元に届いた組み合わせ表見てて、色々気付いたことあったもんで……。

                                                          

第一試合は15時00分開始で、試合間隔5分あって、全12試合が終了するのが、

19時35分ってことになってんだけど、当日のG+、生中継じゃないみたいだから、

トロくさい進行にはならなそうで助かるんだけど、

あとは、見当違いのインタビューおネエチャンだけが心配なんだよね。

                                                            

一番最初に、アレッ? 思ったのは、東日本のライトフライ級代表の山口隼人君。

                                                          

彼、確か湘南RYUJUジム所属のはずだったのに、“TEAM 10COUNT” になってて、

そんな名前のジム、聞いたことないし、どうしたのかなあ?

人づてに、ジムがごたついてるって話し聞いてたんだけど、やっぱりそうなのかなあ。

なかなか元気のいいボクサー多いもんで、注目してたんだけどなあ。

                                                         

それにしても、10COUNT ってのは、どうなのかなあ。

勿論、相手に10カウント聞かせてやるって意味なんだろうけど、

逆からみれば、10カウント聞かされるってことになるわけで……。

                                                            

他にも、所属ジムの欄眺めてたら、色々面白いこと見つかってね……。

                                                         

西日本代表のジムの中には、去年の暮れまで、A級ボクサーが一人もいなかったり、

もっと凄いのは、C級ボクサーだけしかいなかったジムもあるんだよね。

                                                          

ミドル級の福山和徹君とこの冷研鶴崎ジム、去年までA級ボクサーいなかったし、

バンタム級の柘植雄季君とこの駿河ジムなんかは、C級しかいなかったんだよね。

                                                          

そういう点でもっと凄いのは、実は東日本のジムの方にあって、

バンタム級の堤英治君とこのワンツースポーツジムっていうのは、

去年の暮れまで、プロボクサー全部で3人しかいなかっんだよなあ。

                                                          

更に、この部門でのトップ独走は、誰がなんてったって、岩崎和雄君で、

彼の所属してるロッキージムってのは、今は知らないけど、

なにしろ去年まで、プロボクサー、彼たった一人だったんだよね。                                                          

そのたった一人が、新人王決勝進出っていうんだから、それって、凄いよなあ。

                                                          

その岩崎君、まだ3勝しかしてないもんで、決勝戦は4R戦なんだけど、

そういうのは、あと一つ、スーパーフライ級の試合、

西日本代表の田中裕士君も、これまた、まだ3勝なもんで、4R戦なんだけど、

それでも、みんな今度の試合に勝つと、1月度のランキングの12位になるんだけど、

そうなると、当然A級ボクサーだと思うんだけど、それって、そうなの?

                                                         

つまり、岩崎君とか田中君が勝った場合、4勝しかしてないのに、

それも、5R以上の試合経験ないのに、いきなりA級ボクサーになれるってこと?

                                                         

同じことは、今回の決勝戦は5R戦なんだけど、西日本代表決定戦の時、

4R戦だったボクサーがいるなら、そのボクサーにも言えることなんだけどね。

全日本新人王決定戦の場合は、特例なのかなあ。

今度誰かに聞いてみようっと……。

                                                              

2010年12月11日 (土)

後楽園ホール・12月10日

                                                         

今回のノーベル平和賞受賞に関しての、中国の対応に関して……。

                                                           

あの国は、まだまだ未開なとこ山ほどあって、

あんだけの広い領土と、10億を軽く越える貧富差の多い人口抱えてると、

国っていう単位でまとめ上げていくってのは、ホント難しくて、

日本なんかの70年ほど前の社会状況にそっくりで、

何から何まで、統制せざるを得ないっていう、まだまだ気の毒な状態なんだなって、

シミジミ思ったな。

                                                       

あの国、今んとこ、カネ儲けだけが国と国民の唯一の行動原理で、

カネ持ってるヤツが一番エライっていう、なんかもう剥き出しの恥ずかしさ満々だし、

そういうの、少し前のバブル日本と似てないこともないんだけど、

とにかく、折角の4000年の歴史持つ哲学、思想とか、もう霧散してしまって、

謙虚さもプライドも、何もかもかなぐり捨ててしまったみたいなんだけど、

とりあえず、電車の中で大声で話したり、街中で携帯でがなり合うのだけは、

止めてくれないかなあ。

                                                           

                                                            

それにしても昨日の後楽園ホール、最近の中では珍しく、

第一試合から、ホント充実した一日だったよ。

                                                          

◆林駿吾君(ライオンズ)×中村潤君(JBスポーツ)……L 4R

デビュー戦の21才・東京都と、デビュー戦のサウスポー、21才・群馬県。

                                                          

1R、デビュー同士なもんで無理もないんだけど、二人とも肩の力入り過ぎで、

もうガッキゴキで、初めの1分ほどは、お互い、届かないとこでブンブン振ってたなあ。                                                        

残り1分切った頃から、中村君の方が、距離詰めからの連打上手く当ててたね。

                                                          

2R、中村君、大分ほぐれてきたんだけど、林君、まだまだガキガキで、

その上、パンチ外側から出過ぎだし、ストロークも大きいもんで、隙だらけなんだわ。

                                                          

で、そこんとこ中村君に突かれて、何度もアゴ跳ね上げられる場面目立ってきて、

結局、この回2分36秒、手止まったとこで、林君TKO負け。

                                                          

勝利インタビューで中村君、今年6月に一人で東京に出て来てって話しながら、

あれこれ思い出したみたいで、感極まって途中から涙声になってたなあ。

みんな、いろんなもん抱えてるんだよなあ。

                                                        

                                                       

◆椎名勇紀君(笹崎)×岡田信之介君(スターロード)

                             ………Mm 4R

デビュー戦のサウスポー、21才・東京都と、デビュー戦の29才・東京都。

                                                           

1R、お互い凝ったヘアスタイル同士の、これもデビュー戦対決なんだけど、

二人とも、出だしから飛ばす飛ばすなもんで、始まって30秒で、

椎名君、左側頭部、岡田君は左目上、それぞれバッティングカット。

                                                         

それでも、二人とも殴る形、ちゃんとしてて、デビュー戦としては水準以上で、

特に椎名君、バランス取れるし、フック系のパンチ、とってもいいんだわ。

                                                           

2R、岡田君はストレート系のパンチが得意みたいなんだけど、

接近してのショートブローの回転力、ちょっと足りないかなあ。

椎名君も、この回からパンチストローク、大分大きくなってきたな。

                                                          

3R、岡田君サイドのセコンド、A3とかB、エイトマンとか、

色々暗号使って指示出しなんだけど、岡田君、結構聞き分できてるみたいよ。

でも、カウンター狙いなのか、ちょっと見過ぎ、待ち過ぎなとこ目に付いたなあ。

                                                           

椎名君、やっぱ腕振りデカ過ぎなんだけど、彼、もっと小さく鋭く振れるようになったら、

強くなると思うなあ。

                                                         

4R、二人とも、腕振りまくった割には、最後まで勢い落ちなかったのは立派で、

結局、2分36秒、この回2度目の傷チェックでストップ、負傷判定へ。

39-37×2、37-40の2-1で、椎名君の判定勝ち。

                                                          

それにしても、この試合見てて、37-40ってのは、

一体、どこをどう見たらそうなるのか、マジで教えて貰いたくなったなあ。

                                                           

                                                            

◆上岡泰君(元気)×菅泉純君(マナベ)……B 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、19才・埼玉県と、1勝(1KO)2敗の24才・千葉県。

                                                         

1R、この試合、それこそあっという間に終わってしまって、

カーンってゴング鳴った直後の開始8秒、

ファーストコンタクトで、菅泉君、上岡君に右フック、軽く被されて、ダウン。

                                                           

それ、ダメージそれほどじゃなくて、両手リングに着いただけだったんだけど、

気持ち整わないまま、上岡君の勢いに火付いた猛烈追撃喰らってしまったもんで、

菅泉君、南側ロープに詰められて、何の反攻もできないまま、崩れ落ちてしまって、

二度目のダウンってことで、結局ここまで26秒でのKO負け。

                                                           

菅泉君、何にもできないままのリングアウトだったんだけど、

この次は、初めからビンビンにテンション上げて、仕返してやろうぜよ。

                                                       

                                                          

◆藤井貴博君(金子)×吉本真也君(白井具志堅)……F 4R

1勝0敗1分の21才・神奈川県と、0勝1敗の22才・広島県。

                                                         

1R、藤井君、トランクスの後ろに日体大って刺繍入ってて、

どうりで、もう動きがまるで違ってるんだよなあ。

                                                           

一方の吉本君の方も、負けん気満々ボクサーで、真っ正面からガンガンなもんで、

二人とも、初めっから気持ち溢れたいいボクシングするんだわ。

                                                           

2R、パンチ精度圧倒してんのは、やっぱり藤井君の方なんだけど、

吉本君も、コーナーに追い詰めながらの右フック一発で、

藤井君の膝、思わず緩ませてたりして、なかなか力強いんだよね。

                                                        

3R、藤井君、攻防両面に沢山引き出し持ってて、見てて楽しくなるけど、

吉本君も、器用じゃないけど、威力秘めた剛直一本ってのも、なかなかなんだわ。

                                                           

4R、ここまでのポイントじゃ負けてるって前提で、吉本君、炎の猛然ラッシュで、

もうガンガン行くんだけど、やっぱり、それまでの被弾の影響もあるのか、

最後までフルショットではあったんだけど、途中からパワーダウンしてしまって、

そのまま、終了ゴング。

                                                       

結局、39-38×3のキッチリ3-0で、藤井君の勝ち。

自分的には、もう少し差があるかなあって、見てたんだけどね。

                                                         

吉本君、ちょっとディフェンス甘いとこあるから、そこんとこ気を付けさえしたら、

次は、必ず勝利だと思うよ。

それにしても藤井君、経験積めば、これからもっともっと強くなると思ったなあ。

                                                         

                                                          

◆平野竜司君(金子)×加藤義明君(新日本木村)

                           ………51㎏ 4R

3勝1敗1分の24才・宮城県と、2勝2敗の27才・山形県。

                                                          

1R、リーチ長いのは加藤君の方なんだけど、

平野君、動き早いし力強くて、全くハンデ感じさせないし、

風貌も含めて、今度全日本新人王の決勝に出る、掘陽太君に良く似てんだよなあ。

それに彼、とっても目が良さそうなんだよね。

                                                          

2R、加藤君、長いジャブ上手いこと届かせてるんだけど、そこからの連続攻撃、

なかなか繋がんなくて、攻め単調なのが残念で、この回右目上ヒットカットされてる。                                                    

                                                         

3R、平野君、基本的に接近戦好きそうなんだけど、その割に踏み込み甘くて、

何度もチャンス逃してんだけど、それでも全体には優勢に進めてるね。

                                                           

あれれ、加藤君、マウスピース飛ばされて、クリンチ際に入れ直して貰ってるけど、

アガアガ言ってて、またあのレフェリー、適当に突っ込んでんだわ。

                                                           

4R、加藤君、カウンター狙いバレバレで、一発逆転待ちなのかも知れないけど、

もう時間ないんだし、もっと自分から仕掛けて、とにかく手数なんだけどなあ。

                                                            

で、結局そのまま終了で、40-37、39-37、38-37の3-0で、平野君。

                                                         

                                                         

◆細木勇佑君(金子)×南直希君(角海老)……58㎏ 4R

4勝(2KO)4敗の25才・高知県と、5勝2敗の27才・愛知県。

                                                         

1R、豪打決着系の細木君に対して、南君、ハッキリした売りモノ見えなくて、

左にいいモノ持ってそうなんだけど、だけど、攻めのパターン見えにくくて、

このままだと、プレスかけ気味の細木君に主導権取られそう。

                                                        

2R、南君、連打からの左の返しとか、右ストレートにもなんか可能性感じるんだけど、

とにかく、手数少な過ぎないかあ。

細木君も、相変わらず、一発系の単調な攻撃に終始してるよなあ。

                                                           

3R、南君、まだまだ切っ掛け待ちのボクシングで、もっと自分から行かないと……。

展開変えて、もっとガムシャラにやって、相手を脅かした方がいいと思うけどなあ。

                                                       

4R、二人とも、相手のこと、何だかよく見てないみたいだし、

それほど技持ってない同士なんだから、少なくとも、もっと気持ち出し合わないと…。

                                                         

結局、細木君は、急急だったし、南君、緩緩で、噛み合ってもいなかったなあ。

で、判定は、39-38×2、38-38の2-0で、細木君の勝ち。

                                                       

                                                           

◆森田淳年志君(笹崎)×浅野裕一君(船橋ドラゴン)

                            ………SW 6R

4勝(2KO)3敗1分の31才・北海道と、4勝(4KO)4敗1分の31才・千葉県。

                                                        

1R、左ジャブの差し合い、届いてるのは浅野君の方だったんだけど、

1分半過ぎ、お互いの乱暴なパンチが交錯した時、浅野君の右が直撃して、

森田君、リング半分、赤コーナー近くまでフッ飛ばされてしまったんだわ。

                                                           

勿論、浅野君、一気の攻勢で、ムチャ追撃のとこ、

森田君、止めてくれーって振りまわしたのが、偶然、今度は浅野君を直撃して、

浅野君、思わずフラ―ッとしてしまって、大騒ぎ、波乱の幕開け。

                                                         

2R、森田君、構えた時、ちょっと後ろ足体重過ぎるもんで、

いざ打ち込もうとする時、距離足りてないこと多くて、いいのを決めきれないし、

浅野君の方も、ノンテク殴り系なもんで、なんか雑な試合になってきたぞ。

                                                          

3R、残り10秒、工夫の足りない突っ突き合いは、突然終わったんだけど、

そろそろ、終了ゴングだなって見てたら、森田君、久し振りにクリーンヒットさせて、

グラついた浅野君に一気攻めだったんだけど、舞い上がってしまってたのか、

逆にそこで、振りまわしてきた浅野君のドッカーン、まともに喰らってしまって、

これ、1Rの真逆だったんだけど、結局同じ様な内容で、だけど今度は大直撃で、

それ一発でダウンしてしまって、衝撃度半端じゃなかったもんで、即ストップエンド。

それにしても、二人ともガード悪かったんだよなあ。

                                                         

                                                       

◆後藤俊光君(金子)×内田義則君(セレス)……Fe 8R

8勝(3KO)6敗1分の27才・長野県と、

9勝(5KO)6敗のサウスポー、26才・茨城県。

                                                       

内田君のトレーナー、以前角海老ジムにいた新保力さんで、

その関係からか、中野晃志君とか付いてたね。

                                                         

新保さん、昔はパイナップルヘアだったんだけど、今じゃ少し太った普通の兄さんで、

そう言えば、昔、大場浩平さんと、そこそこいい試合したんだよなあ。

                                                          

1R、手数多くて先制しようとしるのは、後藤君の方なんだけど、

彼の顔付、ちょっと、小熊坂諭さんに似てるね。

                                                          

内田君の方も、距離詰めた時のボディ連打と、中間距離から見えにくい左フックが、

とっても良くて、なんかワクワクする乱戦模様なんだよね。

                                                         

2R、二人ともパンチの数、半端じゃなくて、最後まで持つのかってほどなんだけど、

後藤君の右ジャブで内田君の左顔面赤くなってるし、

内田君も、相手のパンチに左フック、右ストレート、上手いこと合わせてるもんで、

後藤君の顔も腫れてきてんだわ。

                                                           

3R、距離詰まっても、二人ともへタレクリンチしなくて、シッカリ接近戦だし、

とにかく打ちっ放しなもんで、お互いの被弾数どんどん加算されていくし、

打ち疲れも重なって、なんか根性の消耗戦の様相なんだわ。

                                                            

4R、ショートブローの打ち合い、内田君制するようになってるし、

左右フックからアッパーまでの連続攻撃で、一見危なそうになる後藤君なんだけど、

ここからの頑張りが普通じゃなくて、踏ん張り返して、

却って内田君のマウスピース飛ばして、一方的になるのを懸命に防いでるんだわ。

                                                           

お互い、顔真っ赤で、ハアハアしながら、必死でやってるもんで、場内大騒ぎ。            

二人とも、今何ラウンドなのかなんてこと、一切お構いなしになってるね。

                                                          

5R、消耗度大きいのは後藤君の方だったんだけど、彼、気合い入れ直して、

ガンガン攻勢に出て来るし、で、こうなると、スタミナと気力の比較大会みたいで、

見てて、こっちもシンドクなるほどのパフォーマンスだったんだわ。

                                                           

6R、チョット前から内田君、左ボディのいいのを数多く喰らうようになってて、

そのせいか、追撃の勢い急に落ちてきて、バランスも悪くなってるし、頭下がり気味で、

力のこもったショットを打ち込みにくくなってるみたいなんだわ。

                                                           

後藤君、右目上バッティングカットしたんだけど、眼力的には、内田君上回ってて、

4勝3敗ペースのボクサーにはとても見えなくて、その頑張り、凄かったよお。

                                                       

内田君の方も、実は3勝2敗ペースで、決して飛び抜けた存在じゃないんだけど、

いつもいつも、ハードで、気持ち溢れたボクシング、見せてくれるんだよね。

                                                            

7R、二人とも、もうヘロヘロなのに、絶対クリンチ逃げしないし、

どっちも諦めなくて、一進一退の攻防続いたもんで、観客みんな大興奮さあ。

                                                           

8R、とにかく二人とも、良く持ったっていう感じだったんだけど、

最後の30秒、より余力振り絞ってたのは、後藤君の方だったかも知れないね。

                                                          

結局、78-75×2、77-76の3-0で、内田君の納得勝ち。

                                                          

彼の、あのノールック気味の左フックのクリーンヒットに大分ポイント流れたと思うな。

追い込まれそうになる度に、あの左フックが救ってくれてたように見えたもんね。

                                                         

                                                        

◆大竹秀典さん(金子)×福島学さん(花形)……123P 8R

14勝(7KO)1敗3分のランク6位、29才・福島県と、

36勝(20KO)11敗4分の36才・福島県。

                                                             

この日のメインイベントは間違いなくこの試合で、自分、緊張したんだけど、

この試合、申し訳ないけど、野武士・大竹さんの勝ちって予想だったんだわ。

                                                          

1R、やっぱり、大竹さんの方が5㎝以上デカくて、ジャブの距離充分だし、

左のダブル、トリプルって、ビッグネームに対して、全く硬くなってないんだわ。

                                                        

一方の福島さんも、相手の右ストレートに左アッパーなんか合わせていったりして、

スリル満点の立ち上がりだったんだけど、ガツガツの打ち合いになった時、

一歩も引かないで、押し気味に推移してるのは、大竹さんの方で、

福島さん、そうなり易いんだけど、既に顔面赤くなってるんだわ。

で、まず、ペース握ったのは大竹さん。

                                                          

2R、福島さん、手数増やして、ときたまの右オーバーハンドをアクセントにして、

左アッパーも駆使して、いよいよ本気モード入り。

                                                            

驚いたことに、大竹さん、この日、いつものようなガキゴキしたとこ全く無くて、

スムースで力強い流れ、スッと作り上げてしまって、

特に、返しに打ち込んでってる左フック抜群で、ジャブも相変わらず的確なんだわ。

                                                            

福島さん、全力出しなんだけど、主導権取り戻せてないな。

この回、福島さん、眉間をバッティング出血。

                                                            

3R、オオーッ、福島さんのいきなりの右オーバーハンド、二発ほど直撃喰らって、

大竹さん、一瞬動き止まってるぞ。

                                                           

でもでも、そこからの大竹さんの、気持ち込めた挽回ショットも威力十分で、

却って、福島さんヨロケルくらいで、更にとにかく、大竹さん、左ジャブいいよなあ。

                                                           

4R、福島さん、いつものように、髪の毛中途半端にサラサラ長くしてるもんで、

大竹さんのパンチ当たる度に、必要以上にバサッバサッってなるもんで、

実際以上にいいのを喰らったみたいに見えてしまって、見栄え良くないんだよなあ。

                                                           

それに、この回から接近戦増えてって、実はそれ、大竹さん大好物なもんで、

彼、色々工夫したショートブロー、気持ち良く打ち込んでて、手数も圧倒してんだわ。

                                                        

5R、パンチとバッティングで、大竹さんも、左顔面腫れてきたんだけど、

勢いには全く影響してなくて、ここからの戦いには自信持ってるもんで、

ますます圧力強めていったんだわ。

                                                           

一方の福島さん、接近戦では分が良くないのに、敢えて足使わないのか、

使えないのか、相変わらず大竹さんの距離でやってるもんで、

なかなか明るさ見えて来ないで、もう出すモノ出してしまったし、

小さなパンチのネジ込み合いで、この回、更にダメージ溜めてしまってるんだわ。

                                                          

6R、試合の初っ端からのガツガツだったもんで、

二人の消耗度、かなりのとこまで進んでて、徐々に気持ち剥き出しになってきて、

ここまで、大竹さんも、かなり飛ばしてきたもんで、老練福島さんの挽回始まるかって、

興味は、そんな方向へ向いて行ったんだけど、

何と、なんと、ナント、この回終了時点で、福島さん棄権ってことで、

6R終了時点TKOで、大竹さん勝利。

                                                         

福島さん、自分の残ってる体力考えて、無理だって判断したんだろうね。

残念ではあるんだけど、正直言うと、自分が知ってる福島さん、もうそこに居なくて、

相手のパンチ、上体ネジって交わしざま、直後に捻り戻しながら、

瞬殺右フック、ブチ込むなんてことできなくなってるし、フットワークも……。

                                                          

来年定年だから、とにかくそれまでやり通すってのも判断だけど、

趣味でボクシング続けてるんじゃない、タイトル目指すって言ってたの思い起こしながら、

ここ最近の試合思い返してみると、ちょっとシンドイかなって……。

                                                             

福島さん、全盛期に故障多くて、世界戦、確か二度逃してて、

つくづく不運なボクサーだと思うんだけど、そういうの含めてボクサーなんだよね。

もしかしたら自分、福島さんの最後の試合に立ち合ったのかも知れないね。

帰り道、電車降りたら、霧雨みたいの降ってたけどね……。                                        

                                                          

2010年12月10日 (金)

出身地別ボクサー一覧

                                                         

昨日の夜、ふと思い付いて、ボクサー達の出身地のこと調べてまとめてみたんだわ。

知ってる部分も多かったんだけど、改めて、そうなんだあって思ったのもあったよ。

便宜上、11月のランキングに載ってる、日本ランカー以上のボクサーに限定してて、

またもや便宜上、敬称略ってことで……。

以下、多い順です。

                                                            

                                                            

・第1位;東京都(25名)

       芹江匡晋、沼田康司、荒川仁人、稲垣孝、氏家福太郎、和宇慶勇二、

       出田裕一、方波見吉隆、黒田雅之、粉川拓也、ズリ・カンナン、

       田口良一、田中教仁、野崎雅光、家住勝彦、大久保雅史、佐々木基樹、

       中川大資、将生潤、島村国伸、福原力也、船井龍一、丸山有二、

       下川原雄大、鈴木徹

                                                          

・第2位;大阪府(15名)

       有富康人、國重隆、高瀬司、久高寛之、李冽理、大沢宏晋、向井寛史、

       亀田興毅、亀田大毅、亀田和毅、帝里木下、村井勇希、菊地永大、

       仲村正男、細川貴之、松本慎介

                                                        

・第3位;千葉県(12名)

       粟生隆寛、岩佐亮佑、梅津宏治、瀬藤幹人、十二村喜久、福本雄基、

       高山和徳、岩井大、小池浩太、木村悠、中堀剛、冨山浩之介

                                                          

・第4位;愛知県(10名)

       大橋弘政、大場浩平、荒井遼晴、金子大樹、小出大貴、佐々木章人、

       林徹磨、久田恭裕、佐野友樹、川瀬昭二

                                                          

・第5位;兵庫県(9名)

       長谷川穂積、西岡利晃、野中悠樹、大内淳雅、玉腰強平、石崎義人、

       脇本雅行、丸元大成、高野誠三

                                                           

・第6位;埼玉県(7名)

       内山高志、塩谷智行、涼野康太、須田拓弥、長瀬慎弥、松崎博保、

       岩渕真也

                                                           

以下次のように続きます。

                                                           

【 6名 】

・広島県……中広大悟、坂田健史、下田昭文、横山大輔、板垣幸司、元木智之

・福岡県……蔦谷貴法、中島敏浩、大庭健司、白石豊土、吉田恭輔、胡朋宏

                                                         

【 5名 】

・北海道……亀海喜寛、木村章司、斉藤幸伸丸、内藤大助、清田祐三

・神奈川県……柴田明雄、松田直樹、杉崎由夜、西禄朋、田中徹

・鹿児島県……岡田誠一、淵上誠、前之園啓史、迫田大治、村中優

・岩手県……八重樫東、佐藤洋太、瀬川正義、佐藤洋輝、吉田真

                                                           

【 4名 】

・茨城県……井上庸、加藤壮次郎、加藤善孝、大川泰弘

・岐阜県……塩谷悠、林翔太、山川和風、飯田将成

・宮崎県……臼井欽士郎、細川バレンタイン、湯場忠志、吉田拳時

・福島県……細野悟、佐藤幸治、大竹秀典、渡部あきのり

                                                         

【 3名 】

・宮城県……小野寺洋介山、キューピー金沢、中森宏

・福井県……清水智信、小林タカヤス、三田村拓也

・栃木県……赤穂亮、上野則之、矢板貴行

・群馬県……宮崎亮、近藤明広、天笠尚

・長野県……竹内佑典、丸山伸雄、山本忍

・秋田県……三浦隆司、五十嵐俊幸、高山樹延

・沖縄県……翁長吾央、池原繫尊、名城信男

                                                          

【 2名 】

・富山県……嶋田雄大、松浦克哉

・滋賀県……山中慎介、山田卓哉

・香川県……鬼ケ島竜、石本康隆

・愛媛県……大村光矢、阪東ヒーロー

・大分県……麻生興一、金田淳一郎

・長崎県……黒木健孝、切間康裕

・熊本県……石田順裕、山元浩嗣

・山形県……河野公平、伊藤和也

・佐賀県……緒方勇希、坂本英生

・京都府……木原和正、堀川謙一

                                                        

【 1名 】

・青森県……千葉透

・新潟県……杉田純一郎

・静岡県……田島秀哲

・岡山県……三垣龍次

・島根県……藤原陽介

・山口県……井岡一翔

・三重県……長井祐太

                                                           

残念ながら、上記に名前の載ってない県が以下の7つ。

山梨県、石川県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、高知県。

                                                            

編集する前に間違ってオープンにしてしまったら、スルッとコメント入ってて、

近藤明広さんの出身地、群馬県じゃなくて埼玉県加須市だって伝えてくれたんだけど、

自分の資料だと、群馬県沼田市ってことになってんだけど、どうなのかなあ?

                                                         

2010年12月 9日 (木)

後楽園ホール・12月8日

                                                         

12月6日のウェルター級のタイトル戦のこと。

                                                          

最後まで見てた人に聞いたんだけど、あの試合、ラウンド進むごとに、

観客、40~50人づつ、ゴソッ、ゴソッて帰ったんだってね。

自分以外にも詰まんないって思ってた人、沢山いたんだね。

                                                       

あんなような試合、もう日本だけでしかやってないというか、認知されてなくて、

欧米や中南米であんなことやってたら、ブーイングだけじゃ済まないと思うな。

                                                         

似たような試合、結構普通にあるけど、あれ日本独特の格闘技文化、

つまり、柔道とか相撲の流れで見慣れてるもんで、ああいう組み合いばかりでも、

みんな平気で見てるみたいだけど、知り合い以外、もう全く面白くないからね。

いい押ししてたって、相撲じゃないんだからね。

                                                            

                                                          

昨日のブログ、ミスして、一瞬コメント欄開放してしまったんだけど、

知り合いから、いいのかあって即連絡入って、慌てて閉じたんだけど、

僅かな時間に一件だけ、コメント入ってて、それ、芝田もーとさんっていって、

元八王子中屋ジムのボクサーからの便りだったんだわ。

                                                          

彼、現役時代、実はあんまり強くなくて、

負け越しボクサーのこと書いた時のメンバーにも入ってて、

気分悪くしてて、それに対するクレームかなって読んだんだけど、

なんか、とっても好意的な文章なもんで、ちょっと感動したんだわ。

                                                           

一度も話したことなかったもんで、“もーと” って本名かどうかも知らないんだけど、

実家がバイク関係か、モーター関係なのかなあって思ってたもんで、

よく憶えてるんだよね。

                                                        

もーと君、御無沙汰です。

もう一年ほど前になるのかなあ、いつの間にか見られなくなったけど、

実家愛媛県らしいけど、今そっちの方ですか? その後、元気にやってますか? 

                                                        

八王子中屋ジム、今凄い勢いだけど、その陰に隠れて、

市川和幸さんとか小暮飛鴻さん、それに月花正幸君、大島耕平君とか、

もーと君達、ひっそり姿消してしまったんだよなあって、思ってたんだわ。

                                                            

コメント欄は閉じてしまったけど、もーと君に書いて貰った文章は、

ちゃんと保存してありますからね。

                                                          

それと、芝田家法(けほう)君ってボクサーが居るんだけど、

残念ながら、その子もあんまり強くないんだけど、彼、もーと君の関係者なの?

                                                         

ほんのわずかの間に、コメント差し込む能力あるんだから、

現役の時、相手のガードの隙間、もう少し鋭く打ち込めたら良かったのにねえ。

                                                          

正直、もーと君、君は強くも巧くもなかったけど、

ただ、へタレタ試合は一個も無くて、いつも気持ちに溢れてたのは、確かだよ。                                                         

                                               

さて、昨日の試合です。

                                                                     

◆小山田太郎君(KTT)×引地昭裕君(ヨネクラ)……Mm 4R

0勝0敗1分の17才・山梨県と、1勝1敗1分の21才・福島県。

                                                           

1R、小山田君、頭半分以上デカイし、リーチも圧倒してるもんで、

二人のボクシングスタイル、全く違ってて、どうなるのかなあって……。

                                                          

2R、二人とも、この先、火吹気そうな感じ全く無くて、

小山田君、遠いとこから長いの打ち込むんだけど、全く当て勘良くないし、

引地君も飛び込んで勢いのいい左右連打するんだけど、オープンブロー多過ぎ。

                                                          

3R、小山田君の10月のデビュー戦見てるんだけど、二戦目いかにも早過ぎで、

もっと練習積んでからやればいいのに、相変わらず、ピョンピョン、ピョンピョン、

バッタみたいな無駄な動きの多いフットワークだし、パンチ出しもなんか変なんだわ。

                                                           

4R、二人とも、もうメチャクチャで、もっと練習、練習だよなあ。

結局、37-39、38-38×2の0-1で、ドロー。

                                                         

                                                       

◆宮野智弘君(ネクサス)×吉武拓朗君(五代)……Fe 4R

デビュー戦の21才・山梨県と、デビュー戦の23才・埼玉県。

                                                            

1R、10㎝ほど上背ある宮野君、始まって30秒したら、サウスポーにチェンジして、

結局最後までそれ通したんだけど、そんな小技、デビューから必要かなあ。

とにかく、相手の隙突いて、ひたすら左ストレート一本槍なんだけど、

吉武君も、簡単に喰らい過ぎなんだわ。

                                                        

2R、宮野君、遠いとこからの攻撃が大好きみたいなんだけど、

吉武君も、リーチと懐の深さでハンデあるにしては、

折角距離詰めても小さな連打全く出来ないで、彼も、長距離戦の方が好きみたい。

                                                          

3R、二人とも接近戦上手くないせいか、気弱いせいか、やたらのクリンチ。

                                                           

4R、試合進むにつれて、クリンチどんどん増えてったんだけど、1分過ぎ、

吉武君、バランス崩して体が斜めになったとこに、宮野君の左、薄く喰らってダウン。

殆どダメージ無くて、すぐ再開したんだけど、残り20秒ほどのとこで、

今度は右アッパーまともに当てられて、ここでツーダウンKOエンド。

                                                            

デビュー戦だから仕方なかったけど、二人とも、ちょっと雑だったなあ。

                                                           

                                                          

◆藤澤正幸君(F赤羽)×佐藤亮太君(ネクサス)……SF 4R

デビュー戦の27才・埼玉県と、デビュー戦の18才・山梨県。

                                                           

1R、この試合もデビュー同士だったんだけど、

この二人は、ゴングと同時にバネが弾けたように、強烈殴り合い突入で、

自分都合のサンドバッグ打ちみたいな感じではあったんだけど、

とにかく、気持ちぶち撒けてたなあ。

                                                           

1分過ぎ、藤澤君、右二発ほどクリーンヒットさせて、佐藤君危なそう。

ところが、残り1分切った辺りから、藤澤君、急に勢い無くなって、佐藤君挽回開始。

                                                          

2R、顔面真っ赤に腫らしてるのは、佐藤君の方なんだけど、

この回序盤、消耗度高かったのは、被弾数少ない藤澤君の方だったんだけど、

佐藤君の方も、徐々にヘロヘロ度上がっていって、残り30秒ほどのとこからは、

二人とも、腕振りダルーンってしてるし、相手のパンチ避けようともしないんだよなあ。

                                                           

3R、二人とも、もうグローブ重そうな感じで、ボクサーズハイになる寸前で、

結局ハイになるまでには至らなくて、ズルズルで1Rの入りとはまるで別人同士。

                                                           

4R、お互いスローモーションプレイになってて、超ヘロヘロなんだけど、

最後まで、クリンチに逃げるってことしなくて、そこはエラかったね。

                                                        

結局、左目上ひどい腫れ方してたけど、佐藤君の判定勝ち。

39-38×2、36-40の2-1だったんだけど、

36-40ってのは、全く意味分かんなかったなあ。

                                                         

                                                            

◆佐々木伸君(白井具志堅)×山本幸輝君(五代)……Fe 4R

2勝(1KO)3敗の25才・北海道と、3勝3敗の23才・埼玉県。

                                                          

1R、佐々木君、いつも凝ったヘアスタイルなんだけど、

ボクシングそのものは、全く普通過ぎで、なんか工夫が欲しいんだよなあ。

                                                          

実は彼、ディフェンスにも大問題あって、1分過ぎから山本君の右、貰い過ぎで、

その度ヨロケルんだから、もう少し左ガードなんとかしたらいいのに、そのままで、

結局、あと45秒ってとこで、ドコドコ喰らい過ぎのレフェリーストップエンド。

                                                          

                                                           

◆川村恵二君(F赤羽)×小林弘法君(国際)……L 4R

3勝5敗の27才・青森県と、2勝8敗1分の33才・埼玉県。

                                                         

川村君、見た目も含めて、どっかで見た感じのボクシングだなあって見てたんだけど、

そうだ、長瀬慎哉さんに似てんだわ。

                                                          

1R、小林君、構え方からフットワーク、パンチ出しに至るまで、

とにかく、何から何までぎこちなくて、ただ後ろに下がらないってのだけが売り。

                                                           

相手が横振りだけなんだから、川村君、アッパー打てばなあって感じだったんだけど、

それでも、小林君の左目上ヒットカットさせてたね。

                                                        

2R、川村君、相手のこと舐めたのか、急に雑なボクシングになってしまって、

リング上、とっても緩んだ感じになってしまったなあ。

小林君、顔真っ赤だし腫れてきたし、今度はまた左目上バッティングカット。

                                                          

3R、小林君の、とにかく前へ前へが止まらないもんで、

川村君、嫌気差してきたのか、動きドンドン悪くなっていって、

結局、相手にシッカリ詰められるようになってしまって、もうズルズル。

                                                          

4R、川村君、減点喰らうし、小林君は右目上もバッティングカットって、

もうグズグズのまま試合終了で、39-36、39-37、38-38の2-0で、川村君。

                                                            

                                                             

◆寶創君(福田)×ズリ・カンナンさん(レイS)……Fe 8R

6勝(3KO)5敗2分の28才・宮崎県と、

10勝(2KO)2敗2分、ランク6位のサウスポー、29才・東京都。

                                                         

1R、序盤に長いのを当てられたのはカンナンさんの方で、

寶君、気持ち良くやってたんだけど、カンナンさん、徐々に荒々しさ増してって、

力強い左右打ち込んで、寶君をヨロッとさせたんだわ。

                                                           

ところが、直後に右喰らって、カンナンさんがヨロッとなってしまって、

最後、残り30秒切ったとこで、今度は、カンナンさんの左フック直撃貰って、

寶君、西側ロープ際で崩れ落ちる寸前までいって、なんとまあ激しい展開なんだわ。

                                                          

カンナンさん、見た目ほどのパンチ力は無いんだけど、

いつも、スリルに満ちた、面白い試合するんだよなあ。

                                                        

2R、寶君、一瞬鋭いの当てるんだけど、その直後の追撃甘いし、

打った後、頭の位置そのままなもんで、相手の反撃も喰らいやすいんだよなあ。

                                                          

3R、距離詰まった接近パワー戦になると、カンナンさんの方が圧倒的で、

もみ合いの中、寶君のマウスピース、ふっ飛ばしてるし、

一見、頭下げ気味の荒々ファイターにしか見えないんだけど、

ちゃんと上下に打ち分けてるし、上体上手く動かしてるし、なかなか考えてるんだわ。                                                    

寶君、またマウスピース飛ばされてるし、なんか無抵抗のひ弱な感じなんだわ。

                                                           

4R、うわあ、寶君、またマウスピース飛んでしまって、

サイズ、合ってないのかなあ、ああいうの、とっても見てくれ悪いんだよなあ。

                                                           

1分過ぎから、力量差どんどん広がってって、寶君、一気に消耗進んでしまって、

もう口開けて、やたらシンドそうで、なんか時間の問題なんだよなあ。

                                                           

5R、寶君、ダルーンとした空振りしてはバランス崩してたんだけど、

そのダルーンとした一発、何とカンナンさんに当たってしまって、一瞬動き止まって、

そしたら寶君、どこにそんな力残ってたかっていうほどの猛ラッシュかけていって、

20秒間ほど、ムチャクチャの頑張り見せたんだわ。

                                                         

でも残念ながら、結局、カンナンさんに大きなダメージ与えることできなくて、

で、寶君、もう絞り切った雑巾みたいに一滴の力も残ってなくて、ボロボロで、

直後のカンナンさんの反攻で、一気にカタ付けられてしまって、

残り1分15秒ほどのとこで、ヘロヘロストップ。

                                                             

リング降りる時、三人がかりで、そこまで力尽くしたんだよなあ。

                                                           

                                                           

◆横枕啓治君(F赤羽)×田畑光輝君(花形)……B 8R

8勝(6KO)8敗3分の27才・福岡県と、9勝6敗3分の28才・神奈川県。

                                                         

1R、10㎝以上デカイ横枕君、ガツガツ入り込んで来ようとする田畑君に対して、

下がりながらも、ジャブ、ストレート、アッパーって、左を器用に強く打ててるね。

田畑君も飛び込みざま、右のいいのを二発ばかり打ち込んでるよ。

                                                           

2R、田畑君、なかなかタイミングのいい右打つんだけど、

ちょっとオープン気味で、もう少し拳返せるようになるといいんだけどなあ。

                                                           

3R、横枕君、相手のグローブの上からでも強いの打ち込んで、

相手ヨロめかせて、いい感じなんだけど、そこからの一気追撃、ちょっと甘いかなあ。

                                                        

4R、横枕君、リーチもあるんだから、ボディ攻めしたらいいのに、全くなんだよなあ。

                                                          

5R、二人の負けん気半端じゃなくて、体寄せてのショートブロー合戦に突入で、

力込もってんのは横枕君、手数上回ってるのは田畑君。

                                                          

6R、距離詰まってからは、展開プッツリ低調、退屈になってしまって、

7R、二人とも、閉塞状態を打破する工夫、なんにも無くて、

自分流儀だけのボクシングから脱却するアイデア、出て来ないんだよなあ。

                                                        

8R、二人とも、もう20戦近くやってるA級ボクサーなんだし、

そろそろ、気持ちだけのボクシングから、もっとテクニックに目向けて、

新しい試みした方がいいんじゃないかなあ。

このままだと、勝ったり負けたりの繰り返しになるんじゃないかなあ。

                                                        

で、結局、77-75、76-76×2の1-0で、ドロー。

                                                         

                                                        

◆久田恭裕さん(横浜さくら)×家住勝彦さん(レイS)……LF 8R

9勝(4KO)10敗2分のランク2位、30才・愛知県と、

28勝(19KO)8敗3分のWBC10位、30才・東京都。

                                                          

1R、常にプレスかけながら先制してるのは家住さんで、

久田さんは、相手の打って来るの待ちながら、カウンター狙ったり、

たまに鋭い飛び込みから、大きくて力のこもった左右のフック振り出してるね。

                                                          

2R、お互い、相手の長所熟知してるもんで、なかなか無謀には行けないんだけど、

この張りつめた力関係が、どういう形で崩れていくかってのが、焦点なんだわ。

                                                       

3R、軽いクラスなんだけど、二人の動きの巾が大きいもんで、レフェリーも大変。

                                                        

一発ドコン系と、早いコンビネーションとの対決なんだけど、

二人とも踏ん張り強くて、流れが一方に傾くまでには至らなくて、拮抗してるんだわ。

                                                          

4R、久田さんの少々荒っぽい大きなパンチ、徐々に当たるようになってきたよ。

                                                        

5R、家住さん、相手の飛び込みの間合い、作らせないように攻勢強めるんだけど、

でもその動き、すぐ納めてしまうようなとこあるし、グイグイ攻め込むとこもないし、

なんかこの日の家住さん、迫力不足なんだよなあ。

                                                          

6R、久田さんの方は、初めの勢いそのままで、ここに来てギアアップしてるくらいで、

ブンブン、ブンブン気合い入ってんだよなあ。

                                                           

あれえ、家住さん、おかしくないかなあ……。

なんか右手に力入ってないみたいで、拳でも痛めたような感じなんだよなあ。

それとも、途中途中の大きな久田さんのパンチ、そこそこ効いてんのかなあ。

                                                          

7R、家住さんのそんな感じ、結局、その後最後まで続いて、

何だか、中間距離での打ち合い避けてるみたいで、トコトコ振ってはすぐクリンチで、

力込めて打てなくなってしまって、こんな試合するボクサーじゃないんだけどなあ。

                                                          

8R、格上ボクサーがグズグズ戦に持ち込もうとかかったら、

試合は、必ずグズグズになってしまうもんで……。

                                                         

結局、79-74、77-76、76-77の2-1で、家住さん辛勝。

                                                         

                                                           

この試合の後、ファイナルに女子戦組まれてたもんで、早く帰れたよ。

結局、全体にあんまり盛り上がらなくて、静かな気持ちのままの帰り道だったな。

                                                       

2010年12月 8日 (水)

行き過ぎと、行かなさ過ぎ。

                                                         

あのね、この間、12月3日のボクシングのこと書いた時、

大塚隆太君の相手のワンワンタイ人ボクサーの倒れ方のことに触れたけど、

まるで、コミックショーみたいだって書いたんだけど、

やっぱり、当然の如く、思った通り、JBCの逆鱗に触れてしまったみたいで、

土日挟んだ7日、ソッコウ招聘禁止になってたね。

                                                       

また、その理由が可笑しくってね、

普通は無気力試合によって、ってのが圧倒的なんだけど、

ソイツ、無気力かつ、意図的な負け方って、もう最上級の理由なんだわ。

                                                         

こうなると、もう無期限招聘禁止で、二度と日本でボクシングできないんだけど、

あとは、名前変えて入り込んで来るのだけ、チェック要なんだよね。

                                                             

どうして、あんなへタレボクサー呼ぶかなあってのが殆どの中で、

思いがけない強豪呼んでしまって、思いがけない結果引き起こしてしまって、

おい、どうなってんだよって、ネジ込まれたり、呼び屋さん、ホンマスンマセンって、

頭下げる場合も、ごく稀にはあって、これはこれで問題あるんだよなあ。

いずれにしても、ワンワンボクサーってのは、メンドクサイんだよね。

                                                       

                                                       

タイトルの行き過ぎとか行かなさ過ぎっていうのは、勿論ボクシングスタイルのことで、

どういう試合が行き過ぎなのか、行かなさ過ぎなのかって感じるのは、

人それぞれの感じ方の違いにもよるし、

それは、そもそも、単純な個人的好き嫌いに基づくことが多いんだけど、

とにかく、行き過ぎなのも、行かなさ過ぎなのも、自分、嫌いなんだよね。

                                                          

日本のリングでは、行かなさ過ぎっていうのは少なくて、

そこまで突っ込まなくてもいいのになあっていう、行き過ぎの試合が多いんだけど、

海外ボクシングでは、届かないとこにいる時間の方が、圧倒的に多いボクシングを、

テクニックに優れてるってことと同義にしてるような場合って、結構あるんだよなあ。

                                                           

WOWOWのエキサイトマッチで、遅ればせながら見たんだけど、

ホルヘ・ソリス×ロレンソ・パーラ、ウンベルト・ソト×フィデル・モンテローサの試合、

これは酷かったなあ、ヒドイ試合連続で見せられて、アッタマ来たなあ。

                                                           

ロレンソ・パーラなんて、アウトボクサーっていうより、ただのエスケープボクサーだし、

モンテローサってのも、やればもっと出来ると思うのに、行かなさ過ぎで、

タイトル挑戦者としては、まるで、全く、信じられないほどのへタレボクシングで、

片っぽが、極端なボクシングやるって決めてると、

どうしてもそっちに流れてしまうもんで、もうどうしようもなくなるんだよなあ。

                                                          

当日の会場、メキシコの田舎町での開催で、リングロープ、ユルユルだし、

マットキャンバス滑々なもんで、ソトなんか、10Rと11Rに6回ほど転ぶほどだし、

とにかく、この日の田舎町の興行、二試合とも何から何まで情けなくて

途中からは早回しで、ソッコウ消去だったもんなあ。

                                                          

                                                           

昨日の夜、アート・ペッパーを聞いたんだけど、良かったなあ。

                                                           

彼、なかなか麻薬から足洗えなくて、何度も何度も療養施設を出入りしてたんだけど、

当然カネ無くて、商売道具のアルトサックスもとっくに売り払ってしまってたもんで、

施設出ても暮らしようがなかった時、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、

フィリー・ジョー・ジョーンズの三人が、何とか助けてやろうぜって集まったんだわ。

                                                       

彼ら三人、マイルス・デイビスの黄金のリズムセクションとして、

当時、飛ぶ鳥落とすような勢いだったんだけど、とにかく彼を助けてやろうぜって……。

                                                           

でも、アート・ペッパー、手元に楽器無くて、でも、取り敢えずスタジオ行って、

そしたら、部屋の隅に古いアルトサックスがあったもんで、

仕方なく、いきなりそれ使って収録したんだけど、

結局、この時の録音が、彼の生涯一番の出来だったんだわ。

                                                       

アルバムの一曲目、“You'd Be So Nice To Come Home To” なんだけど、

これ、ヘレン・メリルのシャガレ声ボーカル盤が有名なんだけど、

あんたが帰ってくれると嬉しいよね、っていうような曲で、なんかピッタリで……。

つまり、俺らは、あんたが戻って来てくれてマジ嬉しいぜって感じで、

アート・ペッパーも気持ち溢れたんだろね、20枚ほどのリーダーアルバム聞いたけど、

やっぱりこれが一番なんだよね。

                                                          

モダンジャズってのは、その時その時のプレーヤーの置かれてた状況とか、

心境とかが、そのまま演奏に透けて見えて来るもんで、興味尽きないんだよね。

それにしても、深夜のアート・ペッパーは、心に染みるんだわさ。

1957年2月って、もう53年も前の録音なんだよね。

                                                        

2010年12月 7日 (火)

後楽園ホール・12月6日

                                                         

まずは、日曜日(12/5)の関西方面の試合結果から……。

                                                            

金城智哉さん(ワタナベ)、李明浩さん(大阪帝拳)に0-3負けしたってね。

94-98、96-95×2っていうから、ボロ負けっていうことじゃなくて、

結構いい試合したんじゃないのかな、今度会ったら聞いてみよう。

ランカー・ディシジョン打破するとこまで、あと一歩だったって感じがするな。

                                                         

佐野友樹さん(松田)と佐々木章人さん(緑)とのランカー対決は、

佐野さんの1RTKO勝ちだってね。

                                                            

それと、加治木了太君(大鵬)は、山崎晃さん(六島)に8RTKO勝ちってことで、

これは、ヨカッタ、ヨカッタ。

                                                           

                                                        

昨日の後楽園、第一試合の後に、女子の世界戦、二試合組んであったもんで、

その間の待ち時間、いくらなんでもシンドイもんで、時間大巾ずらせて入館。

                                                         

本名夕輝君の5戦目見たかったんだけど、仕方ないよなあ。

結局、彼、3-0勝ちしたんだってね。

                                                            

                                                          

ホール着いた時、まだ時間早過ぎで、女子戦やってたもんで、

で、ブラブラしてたら、八王子中屋の筒井さんとバッタリで、ちょっと話して、

なんか食って来るかって、ロビーへの廊下歩いてたら、今度は中屋会長とバッタリで、

帝拳ジム経由ってことで、荒川仁人さんと亀海喜寛さんのスパーやってたんだってさ。

                                                          

で、なんと会長、とっても親切で、わざわざそのVTR見せてくれたんだわ。

5ラウンドやったってことで、初めの1ラウンド見せて貰ったんだけど、

ガチのスパーじゃなくて、ヘッドギアしたかなり強めのマスって感じで、

でも、お互い、いろんな動きや攻防、楽しみながら試してるみたいで、

ニュアンスに満ちた、レベル高い動きしてたなあ、見たかったなあ。

亀海さんもラウンドことにテーマ作って、工夫度高いスパーだったみたいだね。

                                                        

御礼言って中屋会長と別れてから、外へ出て、ハヤシライス食べたんだけど、

980円ってことだったんだけど、見てくれはちゃんとしてたんだけど、

これがまあ、なんとも薄っぺらな味で、学校給食レベルだったなあ。

                                                           

                                                           

ホールに戻ったら、マスコミの人二人連れた筒井さんと隣り合わせだったよ。

                                                          

                                                        

◆佐藤洋太さん(協栄)×福本雄基さん(三谷大和)

                  ………日本SF タイトル戦 10R

19勝(10KO)2敗1分のチャンピオン、26才・岩手県と、

11勝(3KO)3敗のランク6位、24才・千葉県。

                                                          

佐藤さんの二敗は、デビュー戦と、杉田純一郎さんとやった時の判定負け。

その杉田さんには、去年雪辱TKO勝ちしてるし、殿村雅史さんに二度勝ちしてるし、

石本康隆さんにも、3-0勝ちしてるんだわ。

                                                          

福本さんの三敗の相手は、船井龍一さん、殿村雅史さん、それと杉田純一郎さん。

船井さんとの初戦は勝ってるし、その他、白石豊土さんに3-0勝ち、

キューピー金沢さんにはTKO勝ちっていうのが、目立ったとこなんだけど、

二人の力関係、ちょっとばかり透けて見えて来るような戦歴だよなあ。

                                                            

彼らの勝率、86%と、78%なんだけど、KO率に大きな差があって、45%と21%。

二人とも、ここんとこ腕上げてるし、いい試合になると思ってたんだけど、

ただ、このKO率の差っていうか、パンチ力の違いが、どうかなあって……。

                                                        

応援団の量と勢いは、6:4で、佐藤さんの勝ち。

佐藤さん、頭半分デカイし、リーチ差も圧倒してるな、やっぱり。

                                                       

1R、福本さん、とにかく気合入ってて、前へ前へ、ガンガン行くんだけど、

佐藤さん、足もあるし、左ジャブ、長い距離を瞬発で飛ばして来るしで、

福本さん、こりゃ、ちょっと苦戦しそうだぞってのが、最初の感想で、

佐藤さん、いきなり、トリッキーな動きも織り交ぜてるし、余裕あるんだわ。

                                                          

2R、佐藤さんの右、的中率も上がってきて、福本君、もう顔面赤くなってる。

それに佐藤さん、もう相手の動き見切ったようなとこ、垣間見えるんだけど、

集中力維持し続けて、手と気、抜かないことだな。

                                                          

3R、福本さん、どうやって距離縮めるかってのが大問題で、

一瞬の飛び込みに賭けたり、左腕長伸ばししながら突っ込んでったり、

色々工夫して、何とか左右のフック連打に繋げようとしてるね。

それと、いきなりの右大フックを攻撃のアクセントにしてるみたいだな。

                                                        

ただ、相手の打ち出しに対して、頭下げて避けようとするの、それはマズくて、

佐藤さん、打ち下ろしのパンチ、ホント、強いんだからね。

                                                            

4R、福本さん、何とか、何とか一発って感じのプレス、プレスで、

残り45秒ほどのとこで、やっとこさ、この日初めて右ストレートをクリーンヒット。

                                                        

佐藤さんの方は、動き方とパンチの緩急抜群なんだけど、ちょっと雑かなあ。

                                                        

5R1分30秒、佐藤さん、右ボディブローきっかけに、一気の強烈連打で、

バスバス打ち込んだら、福本さん、一瞬動き止まってしまって、

これ以降、前進力少しづつ落ちていったんだわ。

                                                          

とにかく、佐藤さん、パンチの緩急というか、ここぞってとこでの力の込め方、

ホント惚れ惚れで、こういうとこが、KO率の高さに繋がってんだと思ったな。

                                                         

6R、福本さん、それでも全く怯まず行くんだけど、戦法に限りがあるもんで、

展開揺さぶるとこまで行かなくて、流れ戻すことできなくなってしまって、

佐藤さんの威力たっぷりの右ストレートが直撃する場面、増えていったんだわ。

                                                        

7R、福本さん、ここまで被弾多くて、大分反応鈍くなってきてたんだけど、

1分半過ぎ辺り、佐藤さんの超強烈右ストレート、殆ど無防備のまま、

超まともに喰らってしまって、結局、それが決めショットだったんだけど、

福本さん、途端に動き止まってしまって、その後の相手の追撃に対して、

なんかメカニカルに手出してるだけで、もう目が行ってしまってるというか、

とにかく変になってて、そこからはちょっと夢遊病ボクシングみたいだったなあ。

                                                         

結局、2分10秒過ぎ、更に2~3発打ち込まれてしまって、

赤コーナーポストに押しつけられたとこで、レフェリーストップ。

                                                           

福本さん、まだやるって、ダダこねてたけど、もう全く無理だったんだよなあ。

福本さん、終わってから、ベーベー泣いてたけど、

やりたいと思ってたようには出来なかったこと、応援に応えられなかったこと、

想像超えた力の差、見せつけられたことなんかが悔しかったんだろね。

自分も、これほどの力量差があるとは、思ってなかったんだよね、実は。

                                                          

それにしても佐藤さん、相手によってフレキシブルに、色んなボクシングできるし、

以前話したことあるんだけど、彼、気持ちの持ち方もしっかりしてるし、

こりゃあ、攻略するの大変だよなあ。

                                                          

                                                       

土浦ジムの関係者に聞いたんだけど、黒木健孝さん、年内休みらしいね。

                                                          

加藤壮次郎さん、ちょっと変わってて、随分早い会場入りで、

縄跳びからのアップって、普通そういうの、一通りジムでやってからのが多いのに、

彼独特のルーティンなんだろね。

                                                           

◆加藤壮次郎さん(協栄)×井上庸さん(土浦ヤマグチ)

    ………日本W タイトル&OPBF W 王座決定戦 12R

25勝(12KO)9敗3分の日本チャンピオン、OPBF1位、33才・茨城県と、

17勝(11KO)1敗2分の日本ランク1位、OPBF2位、29才・茨城県。

                                                           

井上さんとこの会長さん、チョット前に、今度は勝つよって言ってたけど、

この日も、いつものように、チャック・ベリーの “ジョニー・B・グッド” で入場。

                                                           

応援団、5:5の中、加藤さんもいつものように、モサーッと登場。

加藤さん、キャリアの最初の頃、一時期ヤマグチジムに通ってたってことで、

そうかあ、茨城県同士の対決なんだあ。

                                                           

1R、ボクシングらしいボクシングするのは、デカイ方の井上さんで、

加藤さん、例の如く、異彩の構えから、意表のパンチ出し。

                                                          

井上さん、早い動きからの左ジャブ、快調なんだけど、

加藤さんのパンチ、独特のリズムとタイミングなもんで、結構危険なんだよね。

                                                          

2R、井上さん、最後まで持つのかって不安なほど、ゴリゴリ積極的に行くんだけど、

加藤さんの方も、適切な距離になると、例のブンブン横殴り全開なもんで、

二人とも、そこそこ顔面紅潮してきたんだわ。

                                                          

3R、実は前のラウンドの中盤以降から、井上さんのクリンチ作戦増えてって、

先に1~2発打っちゃ、加藤さんの反撃前に組みついちゃうってのが多くなってて、

打出し遅い加藤さんが動く前に、とにかく先制して、後はひたすらクリンチするって、

そういうの、加藤さんに対しては、ホント有効で、

変則リズムに巻き込まれないようにって、作戦的には大成功なんだけど、

なんだか、全くラリーの続かないテニス見てるような感じになってしまって、

途端に、自分の気持ち、ドンドン冷めてしまったんだわ。

                                                          

勝つボクシングしなくちゃいけない立場と、気楽な観戦者との立場の違いなんだけど、

こうなると、自分、もうどうしようもなくて、この回19回、次の4R、22回って、

クリンチの回数数えてるだけになってしまって、そうかあ、9秒に一回クリンチかあ、

ってなって、もう限界に達しちゃったんだよね。

                                                          

で、筒井さんに、そろそろ自分、失礼しますわって挨拶したら、

多分、帰っちゃうと思ってたよって言われて、頭掻きながらショボショボの退出。

                                                         

5R始まってすぐ、井上さんが加藤さんにダウン喰らわせた場面、

背中越しに見ながら、そういう出会い頭で決まるか、

でなかったら、後は延々のグズグズだろなあ……って。

                                                                                                                   

さっき調べたら、3-0で井上さん、勝ったってことなんだけど、

あの後、一方的って感じじゃなかったみたいだね。

                                                        

ああいう試合でも、5R以降、違った展開になる可能性も有り得るんだろうけど、

自分、どうも我慢が足りないようで、反省もするんだけど、

だけど、4ラウンドまで見て、あれがタイトル戦だとはとても思えなくて、

A級ボクサーの試合にさえ見えなかったんだよなあ。

                                                         

で、帰り道、もう、ホント、トボトボさ。

                                                          

2010年12月 6日 (月)

クラシック音楽

                                                         

クラシック音楽との初めての出会いは、遥か昔のガキの頃。

                                                         

自分の家では、一日中、NHKのラジオがつけっ放しだったんだけど、

そんな環境なもんで、いわゆる昭和歌謡が自然に山ほど耳に入って来てたんだけど、

なかなか歌が始まらない、延々のカラオケみたいな音楽として、

クラシック音楽ってモノが初めて、自分の前に登場したんだわ。

                                                         

小学校前のガキに、そんな音楽が面白かろうはずなく、ただの詰まんないモノとして、

何ということもなく、その時は、自分の前を通り過ぎたんだよね。

                                                        

その次に、クラシック音楽が、自分の前に登場したのは、中学の音楽の授業。

                                                        

その音楽教師が、今日はクラシック音楽のレコードを聞いて下さいとか言って、

ベートーベンの “田園交響楽” をかけて、あとで感想文を書くって事だったんだけど、

自分、ソッコウ寝てしまったら、その教師にエライ、怒られたんだわ。

                                                        

本人は、椅子に座って腕組んで、指先で指揮者みたいなポーズまでしてて、

なんかカッコつけた嫌味な感じにしか見えなかったし、気持ちいいのはお前だけだろ、

そんなのただのクソだろって、異常にムカついたもんで、感想文に、

「のどかな田舎の昼下がり、一仕事終えた牛が、木陰でウンコしてました。」

みたいなことだけ書いたら、その後の、自分に対する無視がひどかったなあ。

自分が大切にしてるモノ汚されたもんで、逆鱗に触れたんだろね。

                                                        

で、こっちは当然、余計頭に来たもんで、異常なほど勉強して、中間とか期末テスト、

信じられないほどの高得点をたたき出して、シラーッとしてやってたけどね。

                                                       

出会いが不幸だったせいか、その後クラシック音楽に触れること無かったんだけど、

オーディオに凝ってた頃、薄っすらクラッシック通過して、その時知ったんだわ、

ウィルヘルム・フルトべングラーって指揮者の名前。

                                                         

オーディオ仲間の一人の大先輩が、今みたいなステレオの時代になっても、

スクラッチノイズ一杯のモノラル盤を、鉄針で聞いた時の感動上回るってこと、

ないよなあ的なこと言ってたのが、その後何十年も、ずっと耳の奥に残ってて、

それがフルトべングラーのレコードだったんだわ。

                                                         

それ、昨日自分初めて通しで聞いたんだけど、

1951年の録音で、それまで第二次大戦のせいで中止されてた、

バイロイト音楽祭の久し振りの再開初日の演奏なんだけど、

もう60年も前の、あんまり音質も良くないモノラル録音なんだけど、

聴衆も演奏者も待ちに待ったこの日だったもんで、チューニングから盛り上がって、

みんな、床板足で踏みならして興奮してるの、凄く伝わって来たんだわ。

                                                            

演奏曲目は、ベートーベンの交響曲9番で、年末になると良くテレビでもやってる、

合唱付きのヤツなんだけど、これがまあ、長いんだよなあ。

                                                          

全部で四楽章あるんだけど、聞き通すのに75分かかるし、

第四楽章の例の合唱が始まるまで、初めからだとタップリ1時間もあるんだわ。

                                                          

これまで、こんなにマジにクラシック音楽聞いたことなかったんだけど、

楽章ごとに主題になるメロディってのがあって、順次、そいつに色々飾り付けして、

いじくって、拡げていくって手法なんだなって、初めて気付いたし、

そういうの何となく、ジャズのテーマ展開とか、アドリブ交換にも似てるんだよね。

                                                          

合唱の歌詞、“O Freude, nicht deise Tone” って始まるんだけど、

自分、昔ほんのチョットだけ、ドイツ語かじったことあるんだけど、

これは、“友よ、こんな旋律じゃないでしょ” っていう意味で、

そこから、君が歌いたいのは、もっと歓喜に満ちた歌でしょって続くんだけど、

この “nicht” っていうのは、英語でいうと、No とか Not っていうことで、

ここで思い出すのは、ライト級チャンピオンの荒川仁人さんの名前なんだよね。

                                                           

“仁人” っていうのは “にひと” って読むんだけど、

これはドイツ語のNichtから取ってるんだけど、これなかなか意味深くて、

普通こういう、否定的な語句を名前に使うことは少ないんだけど、

自分、確かめた訳ではないんだけど、彼のお父さん、多分、

現状に満足するんじゃないぞ、常に現状を否定するとこから始まるんだぞ、息子よ、

って気持ち込めたんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                           

話し戻すけど、この合唱、その先、天の恵み、神と自然への感謝って続いて、

親兄弟を讃えて、延々、色々感謝と喜び歌い上げてって、

最後の最後、星の上に神はおわしますって、終わるんだけど、

歌詞の内容については、予想してたのと大体同じだったな。

                                                           

それにしても、フルトべングラーなんて、大仰で、いかにもドイツって感じだし、

権威ありそうな名前だよなあ。

                                                          

そう言えば、サッカーのベッケンバウワ―とかも、いかにも皇帝って感じだったし、

同じ指揮者だと、ヘルベルト・フォン・カラヤンなんてのもいたし、

ロックのヴァン・ヘイレンってのも、なんか、ガキゴキして凄いよねえ。

                                                          

フルトべングラーが、バイロイトで指揮したのは、65才の時で、

彼、その3年後、68才で死んだんだわ。

                                                           

彼、1886年生まれだから、一番脂の乗ってたであろう時期を、

第二次大戦の真っただ中のナチスドイツ時代で、過ごさざるを得なかったんだけど、

ユダヤ人音楽家の保護について、ゲッペルスに訴えたりもしたんだけど、

結局、海外に出ることをゲーリングに止められてしまったんだわ。

                                                           

終戦後、無罪にはなったんだけど、戦争犯罪人として法廷にも立たされたし、

シカゴ交響楽団から常任指揮者として招聘されようとした時も、

大戦中、ドイツを出ることなかったことが災いして、アメリカ国民の反対にあって、

結局実現しないまま、肺炎で死んでしまったんだってさ。

                                                         

今度、小澤征邇とか、レナード・バーンスタインの9番と聞き比べしてみようかなあ。

                                                          

オールディーズのポップスってのは、大体3分前後だし、

モダンジャズでも、せいぜい20分ってのが長い曲なもんで、

音楽聞く時の集中力も、その程度の時間っていうのが染みついてるもんで、

一曲一時間っていうのは、まだまだ違和感あるんだけどね。

                                                           

ちょっと、クラシックにも挑戦してみようかなって、最近思ってるんだよね。

                                                           

2010年12月 5日 (日)

後楽園ホール・12月4日

                                                         

距離感っていうのは、ボクシングだけじゃなくて、いろんな場面で大事なんだよね。

                                                          

人と人との関係でも、勘違いして近付き過ぎると、相手はそれほどを望んでなくて、

結果的に、変なストレスを生みだしてしまうってこと多いし、

芝居でもコンサートでも、カブリツキっていうのは、

遠くからでは見えないモノ見えるとこあるけど、その分、全体を見逃すことあるよね。

                                                         

BSでクラッシックのコンサート見てたんだけど、

あれ、客席の最前列とオーケストラとが、とても近いとこにあるのに驚くんだわ。

真ん中の最前列に座ると、指揮者のケツ、ずっと見上げ続けることになるし、

途中から歌が入るようなのだと、歌い手が指揮者の横の椅子に座ったまま、

出所待ちするんだけど、客席との距離、2mほどしかないもんで、

ウワーッて感じのデブなんかの圧迫感は恐ろしそうだし、

異常に綺麗なお姐さんなんかだと、もう、演奏どこじゃなくなりそうだもんね。

                                                           

この間なんか、綺麗どこが二人出てきたんだけど、

ああいう時は、自分だったらどっち取るかなあ、なんて方に考えがいってしまうな。

ああいうクラシックのコンサートでも、最前列の料金、S席ってことで高いのかなあ。

                                                         

最近は殆ど行かないけど、野球見に行っても、前の方は当然料金高いんだけど、

そりゃ、選手の顔見えて、いいことはいいんだけど、見え方平べったくなってしまって、

奥行き感なくて、それより少し下がった上の方の席の方が、

守備のフォーメーションとか、全体の動きが見えて、面白かったんだよなあ。

                                                           

ボクシングの試合も、中途半端なアリーナ席より、ちょっと後ろの方が見易いし、

後楽園ホールなんかでも、最前列っていうのは、血とか汗とかヨダレ、飛んでくるし、

ウザったい常連客がシンドイし、そもそも、立て位置になった時の決定的瞬間、

見えないこと多いし、何事でも、少し距離置いた方が絶対いいって思ってんだよね。

                                                          

                                                          

昨日は、帝拳ジム主催の興行で、赤コーナーは全員帝拳ジム所属。

                                                          

◆関和也君×村上貴章君(ヨネクラ)……56.5㎏ 4R

2勝(1KO)1敗の23才と、1勝(1KO)1敗の22才。

                                                          

1R、村上君、とにかく、近付いてからじゃないと何にも出来ないタイプで、

もう、突進系のガチャガチャボクシングなもんで、

関君、初め戸惑ってたとこあったんだけど、相手の入り込みざまに、

鋭いボディとか右フック、いきなり強めに打ち込んで、巧いこと対処してるんだわ。

                                                          

ああいう突っ込み系が相手の場合、足使うか、ジャブ多発で凌ぐってのが、

常套なんだけど、関君、理想的で気持ちいい対応だったなあ。

                                                         

2R、村上君、ガツガツ度、更にアップしたんだけど、要するにガムシャラなだけで、

関君に見切られてしまったみたいで、左目上ヒットカットされてたな。

                                                          

3R、村上君、そんなんじゃどうにもなんないのに、他にアイデアないみたいで、

テクニックとは全く別の世界の、ただのケンカボクシングで、

関君、そんな飛び抜けたテクニシャンには見えないんだけど、レべル違い過ぎだわ。

                                                         

4R、村上君、そういう風にやりたいのなら仕方ないけど、

そんな雑なボクシングだと、すぐ行き詰ると思うんだけどなあ。

ステップ見てても、なんかボクサーっぽくないんだよなあ。

                                                           

で、関君、終始余裕の、これで3勝目なんだけど、もう少しスピード身に付けたら、

彼、強くなると思うなあ。

                                                         

採点は、40-36、39-37、39-38の3-0だったんだけど、

39-38ってのは、全く意表突かれたな。

                                                          

                                                       

この日、G+の生中継あったもんで、CMの関係だとかで、変な間が出来るんだけど、

ここで、何故かアナウンサー交代、練習なのかな?

生中継入るっての、途中、途中でダレること多くて、自分、嫌いなんだけどね。

                                                        

                                                           

◆喜久里正平君×アボ中村君(グリーンツダ)……52.8㎏ 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、18才・沖縄県と、3勝3敗1NCの31才・愛知県。

                                                            

喜久里君の方が、10㎝ほどデカイな。

中村君、アボって意味分かんないし、ノーコンテストってのもやってて、

一体どんな試合だったのかなあって……。

                                                           

1R、予想通り、中村君、ガード固めて体低く振って、突っ込んで来るな、やっぱり。

喜久里君、それに対して、いきなりの左フック、強烈ブチ込みってのが気持ちいい。

                                                          

もともと背の低い中村君、更に姿勢低く、低くするもんで、

見た目、大人と子供のボクシングみたいだし、技術差も歴然なもんで、

始まって1分もしたら、勝負の行方見えてしまったなあ。

                                                          

2R、中村君、突っ込んでガツガツっていうだけの単純な戦法以外、工夫なくて、

で、喜久里君、全くの余裕のヨッチャンなもんで、試合の興味は薄れてしまったなあ。

                                                        

3R、中村君の体ぶつけての、詰め詰め、寄り寄りボクシングに対して、

喜久里君、強いショートブロー、とっても的確に打ち込むことできてるし、

密着しても細かい連打で圧倒してて、残り20秒ほどのとこかなあ、

中村君、もう反攻できなくなって、ガードも怪しくなったとこで、レフェリーストップ。

                                                             

喜久里君、次は、もうちょっと骨のある相手とのガチボクシング、見たいね。

                                                        

                                                           

◆大塚博之君×荘田直紀君(冷研鶴崎)……50㎏ 4R

デビュー戦の24才と、2勝2敗の20才・大分県。

                                                           

荘田君、今年の西部地区新人王トーナメントの準優勝ってことだったんだけど、

もう全く相手になってなかったなあ。

                                                            

大塚君、元々は違う相手との試合組まれてて、急遽変ったんだけど、

何しろ、アマ61戦だし、半端じゃないんだよなあ。

                                                         

1R、大塚君、始まって暫く、相手の様子見極めてたんだけど、

ヨーシ、これならって感じで、グイッと出て、パスンパスン繰り出してって、

1分過ぎ前後かなあ、ちょっと本気出して、細かい連打20発ほどまとめたら、

それでもう、荘田君ダメで、西側ロープ際で、ズルズルよれてしまって、そこで終わり。

                                                          

格というか、レベルが違い過ぎる、詰まんない試合だったなあ。

                                                            

ここでまた、CM待ち。

                                                             

                                                          

◆三浦広光君×相澤健治君(オサム)……80㎏ 6R

3勝(1KO)0敗29才と、6勝(1KO)7敗の26才・宮城君。

                                                          

相澤君の方が少し大きくて、彼、2006年の東日本新人王だったんだけど、

ここんとこ暫く勝ってないし、三浦君の相手としては、ユル過ぎなんだよね。

                                                            

1R、半分くらいのとこから、三浦君、力込めたのを出し始めて、

一瞬のコンビネーションも早くて、直撃二発で、相澤君、もう体揺らいでるんだわ。

                                                            

2R、三浦君、体の圧力も比較にならなくて、グイッて攻め込んだ直後の、

右ストレートから左フックの返しなんか、あんまり強烈なもんで、

相澤君の左顔面、もう赤く腫れあがって来てるんだわ。

なんか、既に時間の問題なんだよなあ。

                                                              

3R、鼻血出しながら、左目塞がりそうになりながら、それでも相澤君、

気持ちだけは維持出来てて、気合い入れ直して、向かっててるね。

三浦君、敢えて倒しに行って様には見えなくて、ちょっと余裕見せてるみたい。

                                                         

4R、前のラウンド休んだ三浦君、セコンドに気合い入れられたか、

この回攻勢かけてって、相澤君の右目上人カット。

                                                          

出血と腫れのひどい相澤君なんだけど、それでも根性のガンガン反攻で、

1分30秒頃、三浦君、ちょっと集中切れたとこかも知れないんだけど、

かなり雑なパンチなんだけど、とにかく大振り右フック、ブチ当てることできて、

それ一発で三浦君、一瞬動き止まってしまって、あれれーって感じだったんだわ。

                                                             

でも残念、結局、右目上キズ悪化して、ドクターチェックの結果、ここでストップエンド。

残り1分切ったとこ辺りだったかなあ。

                                                           

相澤君、一方的になりそうなとこ、よく踏ん張ったよね。

それにしても、三浦君、ムラっ気なとこありそうだし、守勢に回ると、

意外にモロイとこ、あるのかも知れないって感じしたなあ。

                                                           

                                                            

◆石本康隆さん×川口裕君(グリーンツダ)……SB 8R

15勝(3KO)5敗の29才・香川県と、13勝(4KO)4敗の23才・三重県。

                                                           

同じような3勝1敗ペースの関西ボクサーに、熱闘ボクサー石本さん、

どういう戦い方するかってのが興味あったし、なかなか面白かったよ。

                                                           

1R、川口君、キビキビ動けてるんだけど、攻守ハッキリしてて、

クロス打ったり、カウンター狙ってるようには、全く見えなかったね。                        

石本さん、リズム感出そうとして、敢えてガードの上から強いの打ち込んでるね。

                                                           

2R、石本さんの攻撃の時、川口君、ただひたすらディフェンスなもんで、

こりゃやり易いなって感じで、見てるこっちも、急に余裕出てきたなあ。

                                                           

3R、川口君、分かり易過ぎのとても地味で単調なボクシングが続いて、

一方の石本さん、相手の左に合わせて、見事な右、クリーンヒットさせたりして、

この回、川口君の右目上、ヒットカット。

                                                         

4R、川口君、相手の打ち出しや、打ち終わりに合わせるってこと、絶対しないもんで、

このままラウンド重ねるごとに1ポイントづつ失いそうなんだわ。

                                                           

5R、前の回、目のキズのドクターチェックあったせいか、

川口君、急に攻勢かけてきたよ。

                                                           

6R、川口君、ここに来て大分調子上げてきて、左ボディなんかとってもいいんだわ。

石本さんも、左の返しを良く当ててるんだけど、右目上ヒットカットされてしまったな。

                                                           

川口君の構え方、どっかで見たことあるなあっての、ずっと引きずってたんだけど、

この回、突然思い当たったんだわ、あれ、大分前、小堀佑介さんと試合した、

同じグリーンツダにいた、鈴木哲哉さんの構え方にそっくりなんだわさ。

                                                           

7R、石本さんの動きに変わりはないんだけど、右顔面血だらけの川口君の方が、

どんどん、どんどん動きスムースになっていって、頑張り度急速アップなんだわ。

                                                         

8R、石本さん、セコンドに激入れられて、ゴングと同時に最後の大攻勢なんだけど、

それは、川口さんも同じなもんで、二人ともモノ凄いことになって、

最後の30秒は、口開いて、歯食いしばっての、全部出し殴り合いだったもんで、

終了ゴング鳴った時、二人とも気持ち良さそうにしてたよなあ。

                                                          

結局、川口君、根性の挽回ボクシングで、後半大分取り戻しはしたんだけど、

前半の負け分まで埋め切ることまでいかなくて、

78-75、78-76、77-76の3-0で、石本さんの勝ち。

                                                        

川口君、あんまり攻守ハッキリさせないで、敢えて相手のパンチに合わせるような、

もう少し積極的なボクシングすれば、展開変わってたと思うけどなあ。

                                                           

石本さんは、相手がペース変えた時、もうちょっと敏感に反応できれば、

もっと良かったんだけどね。

                                                           

                                                              

◆外園隼人君×熊野和義君(宮田)……SL 8R

10勝(4KO)2敗1分の24才・鹿児島県と、24勝(6KO)9敗の31才・東京都。

                                                             

外園君、ホントは、もうちょっと前に試合予定あったんだけど、

相手の都合で流れてしまって、この組み合わせになったんだけど、

そうなると、自分、もう圧倒外園君応援ってことになる訳で、

二敗の相手は吉田真さんと、伊藤和也さんっていう宮田ジム勢なもんで、

彼自身にも、心に期するとこも、あったと思うんだよね。

                                                          

1R、上背あるのはやっぱり外園君の方で、熊野君、やっぱりいつものように、

背中丸めて、寄り寄りからの右フック一発っていう、雑々ボクシングなんだよね。

                                                         

外園君、実はエンジンかかるの、ちょっと遅いもんで心配してたんだけど、

左ボディから、右アッパーなんてのとっても形良く打ち込んでのグッドスタート。

                                                       

2R、熊野君、何とかゴニョゴニョ・ドサクサ・ボクシングに持ち込もうとしてて、

ヒジ打ちになりそうなほどのショートフック、差し込んで打つの上手いんだよなあ。

                                                             

3R、外園君、正直、攻撃ほどにはディフェンス上手くなくて、

特に左ガード、甘くなりがちなもんで、突っ突くような、それほど威力ない右でも、

なんか簡単に貰ってしまうとこあって、見ててスリル満点なんだけど、

だけど、顔面、そこそこ赤くなってるぞお。

やっとのことで、相手に主導権取られるの、何とか防いでるな。

                                                             

4R、だから距離取れって言ってるだろがあって感じなんだけど、外園君、

鼻血出しながら、相手に流れ行かないように、それでも何とか踏ん張ってる。

それにしても、相手、それほどのテクニックないもんで助かってるとこあるなあ。

                                                            

5R、熊野君、頭下げてホールドしながら、打って来るんだけど、

相手に寄りかかり始めたってことは、彼もかなり疲れてきてるってことで、

それ見て、元気取り戻したか外園君、精度の高い左右をドンドン振り込んでるね。

                                                         

6R、熊野君、突っ込みざま、体左に傾けながら右大フック一発振った後は、

後は、ただひたすら、相手に抱き付くってのを繰り返すだけの、

ダラダラズルズルの、見た目悪いボクシングで、急にパワーダウン。

                                                           

一方の外園君も、鼻血相変わらずで、苦しそうなとこもあるんだけど、

元々のスピード圧倒してるし、まだまだしっかりしたパンチ打ててるなあ。

                                                           

7R、離れてやったら一気に決着しそうなもんで、熊野君、離れない、離れないで、

なんだか、疲れたヘビー級みたいに、だらしなくなってて、ホールディングも多過ぎ。

                                                        

相手、もう殆どヘロヘロなんだから、唯一、右大振りだけ気を付けて、

とにかく動き止めないことだよ、外園君。

                                                       

8R、最終ラウンド挨拶しようとして、両方のグローブ出した外園君に対して、

熊野君、いきなり右で殴りかかっていって、もう完全に余裕無くしてる感じで、

なんか、哀れな感じさえもしたなあ。

                                                          

1分過ぎからの外園君のラッシュに、倒れなかったのだけが最後の頑張りで、

熊野君、相手の軽いジャブだけで、体のけ反らせてるほど弱ってたんだわ。

                                                          

外園君も見た目以上に消耗してたみたいで、口開けながら頑張ってたんだけど、

あそこは倒し切らないとダメだわ。

                                                          

結局、78-74、78-76、77-75の3-0で勿論、外園君なんだけど、

やっぱ、ガード、もう少し何とかしないと、この先シンドイと思ったなあ。

                                                           

                                                         

セミファイナル終わって8時10分。

元々はこの後に、下田昭文さんとベネズエラ人との試合、組まれてたんだけど、

下田さんが李冽理さんと世界戦やることになって中止になって、

代わりのカードも入らなかったもんで、次がファイナルって、とても早い進行。

                                                             

ただここで、10月の月間賞の表彰式が挟まれて、MVPは三浦隆司さん、

敢闘賞が粉川拓也さん、新鋭賞、モービル・マーチンだったんだけど、

マーチン君だけ、わざわざ行けないってことで……。

                                                            

                                                          

◆佐藤幸治さん×サロモン・ロドリゲス(メキシコ)……164P 10R

17勝(15KO)1敗の29才・福島県と、10勝(9KO)2敗1分の31才。

                                                          

ミドル級より4ポンド重いウェイトでの試合。

                                                          

ロドリゲス、スキンヘッドのデカ鼻、パッチリした優しい目してて、

ユッタリした異星人みたいな感じで入場、足太いんだわ。

                                                           

1R、ロドリゲス、ああ見えて、実はとても好戦的で、ゴングと同時に、

スピードはないんだけど、とにかく強いの、ガンガン振って来る。

                                                         

佐藤さんの方は、様子見のスタートだったんだけど、

相手のパンチスピード、それほどでもないもんで、まず相手の打ち出しに合わせて、

早い左で対応してて、これが結構当たるんだわ。

                                                         

それに、L字ガードも見せはするけど、ガードポジションにも気使ってるみたいだな。

                                                         

2R、佐藤さん、強い左ジャブで圧倒してスタート切ったんだけど、

その左に、ロドリゲスが右合わせていったとこから乱打戦始まって、

ロドリゲス、佐藤さんを北西コーナーに追い込んでたんだけど、

そこで、佐藤さん、落ち着いて相手見ながら、右、右ってフック叩きこんだら、

ロドリゲス、北側ロープ沿いに崩れ落ちダウン。

                                                           

それほどの大ダメージじゃなくて、立ち上がってから踏ん張りなおしてたし、

佐藤さんの方も、敢えて激しい追撃に行かなかったんだわ。

                                                         

3R、佐藤さん、相手が入って来るとこ、合わせる作戦また続けてて、

ロドリゲスが左打って来るとこに、右被せるっての、二発連続直撃させたら、

ロドリゲス、思わずグダーッとなってしまって、なんか終わり近そうなんだわさ。

                                                         

4R、二人の力量差、随分あるなあって見てたんだけど、

1分半過ぎたとこ、佐藤さんの左に、今度はロドリゲスが右合わせて行って、

その一発だけで、佐藤さん、左目上ヒットカットされて出血。

                                                           

やっぱ、このクラスのパンチ怖いよなあって感じしたんだけど、

直後、終了ゴング寸前、距離詰まったとこで、ショートブローのパンチ交換の中で、

右ショートアッパー喰らってしまって、今度は何と、佐藤さん、ダウン。

                                                       

佐藤さんのダウンって、確か、江口啓二さんに喰らった時以来なんじゃないかな。

                                                           

ロドリゲス、ヘロヘロだったとこから根性入れ直して、見事な頑張りだったんだわ。

                                                          

5R、前のラウンドの佐藤さんのダウンで、ポイント差大分縮まったんだけど、

この回、佐藤さん、気合い入れ直したみたいで、なんかビシッとしてきて、

右フックのカウンター決めたのをきっかけに、佐藤さんの鬼の猛ラッシュ始まって、

以前は、もっとダルーンとした連打だったんだけど、大分迫力増してて、

ガスガス、ガスガス、打ち込んでって、で、もうロドリゲス、弱って弱って、

で、最後は左右のボディから、左フック、右フックをテンプルに打ち込んだら、

ロドリゲス、もう堪らず、ドローンってダウンしてしまって、

それまでかなり打ち込まれてたこともあって、倒れ込んだ途端のストップエンド。

                                                       

ここまで、始まって40秒ほどだったかなあ、凄い攻め込みだったよなあ。

                                                          

あのね、佐藤さんってのはね、一度ダウン喰らうくらいの方が、

気持ち締まって、却っていいんじゃないかって思ってるんだよね。

江口さんの時も、そう思ったし、だからシュトルム戦の時も、半端なストップじゃなくて、

ダウン喰らって一度倒れてたら、もっと違ってたんじゃなかって思ってるんだよねえ。

                                                           

                                                          

昨日、ゴンザロ・ルバルカバって、キューバのジャズ・ピアニスト聞いたんだけど、

キューバ人だし、無名だしって半身で聞いてたんだけど、

これがまた異常にいいもんで、ビックリしたんだわさ。

                                                       

ベーシストのチャーリー・ヘイデンが入った、アコースティックものが特に良くて、

ビートルズの “Here, There And Everywhere” なんか、ちょっと泣けたな。

                                                        

2010年12月 4日 (土)

後楽園ホール・12月3日

                                                         

夕方5時にもなると、周囲はもう、大分暗くなってるんだけど、

ふと、上を見上げると、空はまだダークブルーにしかなってなくて、

強風に流される白い雲が、ハッキリ見えるもんで、なんか不思議な感じなんだわ。

                                                        

                                                       

後楽園ホールのロビーには、各チャンピオンの写真が飾ってあるんだけど、

久し振りに眺めてたら、随分歯抜けなもんで、驚いてしまったなあ。

                                                           

長谷川穂積さんと粟生隆寛さんは、まだ間に合ってないのは分かるんだけど、

李冽理さんと亀田大毅さんのがないし、そう言えば以前、亀田興毅さんのも、

見たことなかったなあ。

                                                            

OPBFは現在9名のチャンプがいるんだけど、6名しかないし、

日本チャンピオンに至っては、返上した清水智信さんのを入れても、

たった7名分しかないんだよね。

                                                         

エライって思ってたのは、八王子中屋ジムで、

荒川仁人さんとチャーリー太田さんの写真、早かったもんなあ。

あそこのあの場所に、ベルト姿の写真飾られるのってスンゴク嬉しいと思うからね。

                                                         

                                                        

◆鈴木誠君(18鴻巣)×矢野克典君(E&Jカシアス)……L 4R

デビュー戦の26才・埼玉県と、デビュー戦の27才・神奈川県。

                                                          

サウスポーのデビュー同士の試合が始まった時、東席1人、西席5人からスタート。

                                                        

1R、全く同じリズム感で、行く時と見る時のタイミングも全く一緒なもんで、

何だか、相打ちして、パンチ強い方が勝ちそうな予感なんだわ。

                                                            

2R、頭半分デカイ、鈴木君、腕が体から離れ過ぎだし、

下半身のバランスも良くないもんで、内側突かれたらヤバイんじゃないかって、

そんな感じだったんだけど、1分過ぎた頃、その鈴木君の方が、

矢野君に、ドカーンって右ストレート打ち込むことできて、矢野君ダウン。

何とか立ち上がってきたんだけど、鈴木君、一気追撃で、再度のダウンでエンド。

                                                          

                                                           

◆渡辺慎吾君(18古河)×林満久君(福田)……58㎏

0勝1敗のサウスポー、30才・埼玉県と、デビュー戦の20才・石川県。

                                                           

1R、林君、開始ゴングと同時にフル回転で、飛ばす飛ばす。

彼、明らかに力入り過ぎなんだけど、怖がらずに前向きなんだわ。

渡辺君の方は、結構いいストロークしてて、冷静な感じのスタート。

                                                           

2R、やっぱり林君、肩に力入り過ぎなんだけど、バランスとってもいいんだわ。

渡辺君、なんだかパンチに力入り難いような足の送りしてるなあ。

                                                           

3R、林君、気分良くして、どんどん行って、左ダブルなんてのも見せてて、

渡辺君の方は、手数も少ないし、パンチの回転力不足だし、

そもそも、気持ち負けしてるみたいんなんだよね。

                                                         

4R、渡辺君、気合い入れ直してる形跡はなくて、一方的な決着かと思ってたら、

なんとなんと、林君、まるで違う人かと思うほどの、いきななりの疲労失速で、

もうグダグダになってしまって、パンチも撫でるようになってしまったんだわ。

                                                         

それでも、前半のポイントまでひっくり返されることなくて、39-37×2、39-38の、

3-0で、林君のデビュー戦判定勝ち。

                                                          

                                                                                                                  

◆熊澤祥大君(石川)×高橋謙太君(協栄)……SB 4R

3勝(2KO)1敗の23才・青森県と、6勝(1KO)3敗の21才・広島県。

                                                          

二人ともサウスポーで、この後の試合もサウスポー同士だったし、

この日は、初めの四試合で、なんと7人がサウスポーっていう変った日だったな。

                                                         

この日の自分的一番の目当ての試合、実はこれで、

二人とも今年の新人王トーナメントの途中敗退組なんだけど、

なかなかいいボクシングしてたもんで、印象に残ってるんだわ。

                                                           

熊澤君は、軸太くて、バランスのいいボクシングするんだけど、

二回戦で、微妙な判定の結果の優勢負けして、ちょっと残念だったんだけど、

高橋君の方は、激戦グループの中のシードボクサーで、

新垣翔太君や岩崎悠輝君破って、準決勝で、コーチ義人君に判定負けしたんだけど、

パワーもテクニックも半端じゃないんだよね。

                                                           

1R、二人ともレベルの高い攻防で、距離取っても接近戦でも、ちゃんとしてて、

ただ、パンチ力あって、手数も勝ってるのは、高橋君の方だったなあ。

                                                          

2R、熊澤君、接近戦での左右連打が得意なのが、ハッキリしてきて、

中間距離からの交わしざまとか、打ち終わりに合わせるのが巧いのが高橋君。

高橋君は、もうB級なんだけど、熊澤君はこの試合勝ってB級昇格狙い。

                                                        

3R、高橋君、ちょっと気抜けたような、おざなりの右ジャブ、フワーッと出す時あって、

その引きも甘いもんで、そこんとこ熊澤君の左ストレートで狙われてんだわ。

ちょっと熊澤君、盛り返す雰囲気出てきたね。

                                                        

4R、なかなか面白い展開になっていったんだけど、残り1分切ったとこで、

高橋君、細かい連打ドコドコ当てて、それ、元々熊澤君の得意距離だったんだけど、

全く、反撃できなくなってしまって、途中マウスピースは飛ばされるし、

クリンチ後のリスタートで、再度の連打で腰伸びてしまったとこで、レフェリーストップ。

                                                            

高橋君、まだ21才だし、これからも伸びると思うなあ。

いつもいつも、ホント、気持ちのいいボクシングするよね。

                                                           

                                                          

◆守屋和明君(石川)×桜井康弘君(レパード玉熊)……F 6R

4勝(1KO)3敗のサウスポー、23才・東京都と、

6勝7敗のサウスポー、29才・埼玉県。

                                                          

1R、桜井君、トランクスに “狼王” って刺繍入ってんだけど、

接近戦からの打ち合いになると、目線切って、すぐ顔下げてしまって、

狼じゃなくて、猫みたいになってしまうんだわ。

良く詰めるんだけど、そこからがね……。

                                                        

2R、守屋君、必ずしもカウンター狙ってる訳でもないのに、変な待ち時間多いし、

桜井君は、そんなの当たんないでしょっていう、飛び込みざまの一発だけだし、

とっても、とっても、とっても退屈な展開なもんで、ここでコーヒータイム。

多分、守屋君の判定勝ちなんだろうなって、推測。

                                                            

                                                           

そしたら、八王子中屋ジムの筒井さんとバッタリで、

この日のメニュー、正直、それほどの試合組まれてないのに来てたもんで、

聞いたら、やっぱり、お目当てボクサーの偵察なんだよなあ。

この人、ホント、真面目な人だよなあ。

                                                       

年明け早々、荒川仁人さんやチャーリー太田さんの防衛戦あるもんで、

クリスマスとか、大晦日も正月もないようなこれからになるもんで、大変なんだよなあ。

                                                           

そう言えば、荒川さんも顔見せてて、少し話したんだけど、

彼、夏の伊豆合宿なんかで、18古河のメンバーとは顔見知りなもんで、

そっちの応援みたいね。

                                                           

                                                           

◆泉圭依知君(18鴻巣)×藤沢一成君(レパード玉熊)

                            ………SFe 8R

8勝(2KO)3敗の28才・埼玉県と、9勝(2KO)5敗2分の33才・神奈川県。

                                                           

1R、ゴングと同時に、泉君、いきなり体ぶつけて、といかく所構わずの連打で、

藤沢君、押されっ放しで、それでも何とか空いてるとこ、真面目に突いてるな。

                                                          

2R、泉君、カッコ付けてやる気、全く無くて、フットワークなんてもんじゃないし、

こうなると、藤沢君の集中力だけがキーなんだよね。

                                                        

3R、藤沢君、押し合いの体力戦に消耗気味だし、バッティング嫌がってるし、

振りも弱くなっていってるし、手数も減っていって、6:1くらいかなあ。

                                                           

4R、それにしても、泉君のスタミナは尋常じゃなくて、延々のトコトコボディで、

藤沢君、明らかに効いてきて、元々パンチ力無いんだから、

もう少し力溜めてから、大きいの打ち返せばいいのにって思ったんだよね。

                                                         

5~6R、それは、完璧に相手の距離なんだから、

藤沢君、もう少し足使ったり、体入れ替えて、何とかしたらいいのに、

とにかくこのままだと、ズルズルだよって感じで、もう延々のゴニョゴニョ大作戦。

                                                           

7~8R、自分の中では、リング上、なんか別の種類のボクシングになってて、

とてもA級の試合には見えなくて、案の定のズルズルエンド。

                                                         

攻勢は圧倒、泉君だったもんで、78-74、77-76、75-77の2-1で、

泉君スプリット勝ちって聞いた時は、ちょっと驚いて、

泉君のああいうスタイル、気に入ってないジャッジもいるんだなって感じがしたな。

それにしても、行って来いで、6ポイント差もあったんだわさ。

                                                       

                                                           

◆小澤剛君(18鴻巣)×河井純一郎君(ピストン堀口)

                              ………L 8R

9勝(2KO)3敗の25才・埼玉県と、6勝(1KO)12敗5分の35才・神奈川県。

                                                         

1R、寄りの強い小澤君に対して、河井君、小さいのを鋭く打てないもんで、

結局、小澤君の強烈ゴニョゴニョボクシングに、押し切られそうなのが見えてきて、

二試合続けて、同じようなスタイルのボクシングは流石にシンドクなってしまって、

この回終了後、長々の休憩タイム突入。

                                                           

小澤君、体幹太いし、バランスいいし、気持ち強いし、

距離取って、ガンガン打ち合うとこ、見たいんだけどなあ。

                                                           

で、すれ違いざま、宮森卓也君、激励。

                                                           

                                                           

◆大塚隆太君(18鴻巣)×ナンチャラ・ピニョ(タイ)

8勝(1KO)3敗1分の24才・埼玉県と、10勝6敗位の24才。

                                                             

この間の千葉透さんの相手のタイ人、やっぱりソッコウの転がり負けだったみたいで、

ソッコウ、招聘禁止ボクサーになってたね、やっぱり。

                                                           

で、大塚君は好きなボクサーだし、宮森君の前だから仕方なく見てたんだけど、

パンフに戦績印刷されてないほどの謎のボクサーみたいだったんだけど、

でも流石、心得てて、きっちり2ラウンドに寝転んでたね。

                                                          

あんまりチンタラやってると、呼び屋も怒られてしまうもんで、

初め、一見ヤル気のようなもの見せて詰めてたんだけど、

そこからの攻撃、敢えて手控えて、大塚君の殺人パンチ待ちってことで……。

                                                           

2R、コツンって当たったのを機に、面白かったよお、                                                         

両足揃えたまま、体真っ直ぐ伸ばして、マンガみたいにバッターンって倒れて、

そういうの大分練習したみたいで、最後は、マットに頭打たないように上手く倒れて、

カウントエイトで起き上がる素振りして、でもダメですってとこまで完璧で、

お前、アホかあって、まるでコミックショーみたいだったもんね。

                                                         

大塚君、ファンへの顔見せで仕方なくて、みんな、凄いねえって盛り上がってたけど、

見てて、実に気の毒で、折角体作って、練習積んできたっていうのに、

あんなのなんのキャリアにもならないし、もっとマシな試合見たかったなあ。

                                                           

                                                          

◆宮森卓也君(18古河)×鄭眞?君(韓国)……SF 10R

10勝3敗1分の24才・茨城県と、9勝7敗位の20才。

                                                          

宮森君、初めてのメインイベンターなんだけど、相手外国人だし、

韓国ボクシング界っての低迷著しくて、国内ランキングも歯抜けだらけだし、

大丈夫かあって感じだったんだけど、取り敢えずは国内チャンプらしいし、

OPBFのランク2位だっていうし、相手の名前、読めなくて、漢字変換もできないけど、

取り敢えず、レビューしてみるね。

                                                         

1R、驚いたなあ、相手、気持ち、とっても強くて、初めっからガンガンなんだわ。

とにかく、詰めて来るし、追いまくって来るし、変な形のパンチなんだけど、

ブンブン殴り丸って感じなんだわ。

宮森君の方は、若干戸惑って下がりながらなんだけど、結構的確に打ち込んでたね。

                                                           

2R、相手構わずのガンガン虫に対して、宮森君、小さく鋭く、色んな角度から、

相変わらず、下がりながらなんだけど、なかなかの健闘。

ただ、この下がりながらってのは、結局延々最後まで続いたんだけどね。

                                                         

3R、相手、とっても単調な不器用なくらいの、一本調子ボクシングなんだけど、

それでも、一発一発には力こもってて、まともに喰らったら被害甚大そうで、

スピードはないんだけど、とにかく、どんな体勢からでも手出して来るもんで、

一瞬でも気抜いたらヤバそうな雰囲気満々なんだわ。

特にクリンチの離れ際なんか、とっても危ないんだよね。

                                                         

4R、宮森君、アッパーなんかも混ぜて、タイミングのいいコンビネーションなんだけど、

相手も、打ち込まれると、余計ムキになって反攻して来て、気強いんだよなあ。

ここまで、全体の流れはそれでも、宮森君だなあ。

                                                         

5R、相手、それまでにも増して突っ込み度上げてきて、

その結果、バッティングひどくなって減点喰らったんだけど、

そのリスタートの時、レフェリー、宮森君の状態、全く確認しなくて、

まだ彼が横向きで一息ついてた時、雑なリスタートさせてしまって、

宮森君、すぐ気付いたから良かったけど、ホント、危うかったんだわ。

あのレフェリー、ホント、マジ、いつも何事にも危ないんだわ。

                                                         

6R、相手、たまにサウスポーチェンジしたりするんだけど、工夫と言えばそれだけで、

基本を押さえてしまえば、全く怖くはないだけど、とにかくスタミナだけは凄くて、

宮森君、ずっと下がりフットワークだけなもんで、体力心配なんだよね。

                                                            

7R、相手、気持ちとスタミナだけのボクシングなんだけど、

後半になると、それが勝負決する時もあるし、宮森君の集中力だな、問題は。

宮森君もディフェンス甘くなってしまって、ちょくちょく当てられるようになってるぞ。

                                                        

8R、宮森君、残念なのは、パンチ力今一つってとこで、もう少し強く打ててれば、

もっとダメージ与えられるんだけど、そろそろ彼の方のスタミナが……。

                                                           

9R、ここまで結構打たれ込んでるもんで、実は、相手の方もかなり消耗してて、

益々荒っぽくて雑なボクシングになっていったんだけど、

こうなると、気持ちの強い方が生き残るって感じになってきたよ。

                                                          

10R、ヘロヘロは両者同じみたいで、相手ももうガンガン詰め、出来なくなって、

で、一気にカウンター戦法に変えてきたんだけど、それが結構有効で、

最後、疲れてきたもんで、仕方なくそんな攻め方になったんだろうけど、

もっと若いラウンドから、ガンガン攻めとこのカウンター戦法を、

緩急つけて、意識的にやられてたら、正直宮森君、ヤバかったなって思ったな。

                                                            

最後は、恒例の足止めての殴り合いだったんだけど、

結局、96-94、96-95、95-97の2-1で、宮森君、辛勝。

                                                         

滅多に見られないほどの、強烈詰め詰めボクシング続けられて、

宮森君、あんなに後ろ歩き続けたら、普段の倍以上消耗すると思うんだけど、

とにかく、最後まで踏ん張って、前半の貯金、後半、かすめ取られはしたけど、

ギリギリのとこで踏みとどまって、ナイス・ファイトだったよ。

                                                         

彼、二年ほど前まで、健気に頑張るんだけど、途中フッと弱気見せると、

一気に萎えてしまうっていうような、ひ弱なとこあったんだけど、逞しくなったよなあ。

                                                           

リング上では、かなり赤くなってるように見えてたんだけど、

後で近くで見たら、宮森君の顔面、それほどのことなかったなあ。

                                                           

                                                       

この日は、高橋謙太君と宮森卓也君が、いいとこ見せてくれて、なかなか良かったよ。

                                                           

2010年12月 3日 (金)

11月の反省と12月のボクシング

                                                           

BSとかCS見てると、CMの内容も地デジとは大分違って、通販モノが多いんだけど、

特に特定保健用食品というか、サプリメント系のが目立つんだよなあ。

                                                        

何がどう効くのか、押さえてる訳ではないんだけど……。

グルコサミン、ドコサヘキサン、ヒアルロン酸、ラクトフェリン、サポニン、ペプチド、

オル二チン、イソフラボン、グルコマンナン、アルギン酸、オリゴ糖、青汁などなど…。

                                                        

それぞれが、それぞれの効能をうたってて、寝起きがスッキリとか、関節にいいとか、

高血圧に効くとか、骨が丈夫になるとか、とにかく元気満々になりそうなものばっかで、

ダラーッと見てると、全部欠かせないような気になってきて、

一ヶ月当たり大体、一個3,000円前後するし、全部飲むと一日50粒ほどにもなるし、

結局、収拾つかなくなって、で、我が家では、定番の青汁をコソッと飲んでますだ。

                                                          

                                                        

11月のボクシングの反省といっても、反省すべきボクサーをいじる訳じゃなくて、

心ワクワクするような試合を見抜けなかった、自分に対する反省ってことで、

まず、11月の期待度ランキングの見直ししておきますね。

                                                              

【11月度期待度ランキング】

① ビタリ・タイベルト×粟生隆寛さん

② ファン・カルロス・ブルゴス×長谷川穂積さん

③ 中澤将信君×土屋修平君

④ 大橋健典君×コーチ義人君

⑤ 安慶名健君×原隆二君

⑥ 濱中優一さん×鬼ケ島竜さん

⑦ キューピー金沢さん×奈須勇樹君

⑧ 菊地祐輔さん×麻生興一君

⑨ 橋元隼人君×蔦谷貴法さん

⑩ 三田村拓也さん×須江伸太郎君

                                                              

                                                          

【11月度満足度ランキング】

① ファン・カルロス・ブルゴス×長谷川穂積さん

② ビタリ・タイベルト×粟生隆寛さん

③ 中澤将信君×土屋修平君

④ 大橋健典君×コーチ義人君

⑤ 安慶名健君×原隆二君

⑥ 細野悟さん×梅津宏治さん

⑦ 濱中優一さん×鬼ケ島竜さん

⑧ キューピー金沢さん×奈須勇樹君

⑨ 塩谷悠さん×山口卓也君

⑩ 岡田誠一さん×健太郎マイモンコンプロモーション

                                                           

                                                           

次は、12月の期待度満々試合リスト。

                                                          

12月 3日……(後楽園)

          泉圭依知君、高橋謙太君。

                                                                

12月 4日……(後楽園)

          外園隼人君×熊野和義君、石本康隆君、三浦広光君。

                                                         

12月 5日……(愛知)

          佐野友樹さん×佐々木章人さん。                                                          

          (大阪)

          加治木了太君×山崎晃さん。

                                                           

12月 6日……(後楽園)

          加藤壮次郎さん×井上庸さん、佐藤洋太さん×福本雄基さん。

                                                          

12月 8日……(後楽園)

          家住勝彦さん×久田恭裕さん。

                                                                   

12月10日……(後楽園)

          大竹秀典さん×福島学さん。

                                                          

12月13日……(後楽園)

          三垣龍次さん×高瀬司さん、斉藤幸伸丸さん×大川泰弘さん、

          冨山浩之介さん×椎野大輝君、笛木亮君×竹中良君、小原佳太君。

                                                           

12月14日……(後楽園)

          ブンブン東栄さん×佐藤洋輝君、阪東ヒーローさん×三谷拓也君、

          塩澤直紀君。

                                                             

12月17日……(神戸)

          高野誠三さん×村井勇希さん。

                                                           

12月19日……(後楽園)

          全日本新人王決定戦。

                                                             

12月22日……(後楽園)

          近藤明広さん×小澤大将君、設楽賢太君×橋本弘幸君、

          八戸保頼君×斎藤純彦君。

                                                          

12月23日……(大阪)

          ウーゴ・カサレス×久高寛之さん。

                                                          

                                                           

【12月度期待度ランキング】

① 全日本新人王決定戦

② 大竹秀典さん×福島学さん

③ 加藤壮次郎さん×井上庸さん

④ ブンブン東栄さん×佐藤洋輝君

⑤ ウーゴ・カサレス×久高寛之さん

⑥ 三垣龍次さん×高瀬司さん

⑦ 外園隼人さん×熊野和義さん

⑧ 冨山浩之介さん×椎野大輝君

⑨ 家住勝彦さん×久田恭裕さん

⑩ 阪東ヒ―ローさん×三谷拓也君

                                                        

                                                           

最後に……。

【海外ボクシング】

12月 4日……フリオ・セザール・チャベス・ジュニア×アルフォンソ・ゴメス

          ノニト・ドネア×ウラジミール・シドレンコ

          ウンベルト・ソト×ウルバノ・アンティジョン

                                                          

12月11日……ビック・ダルチニャン×アブネル・マレス

          アミール・カーン×マルコス・マイダナ

                                                         

12月18日……ジャン・パスカル×バーナード・ホプキンス

                                                           

2010年12月 2日 (木)

11月度ランキング

                                                          

自分とこにたどり着いた、30枚ほどの中国製海賊版レコード、チェックしたんだけど、

古いってこともあったんだけど、これがもう、全く聞きモノにならないほどの粗悪品で、

結局、全部が燃えないゴミ行きなんだけど、英語を中国語に置き換えると、

こうなるのかってのが、いくつか面白かったな。

                                                           

例えば、ベンチャーズは、“投機者”、デーブ・ブルーベックっていうジャズピアニストは、

“爵士楽大王” ってことになってるし、楽曲名だと、「Take Five」 が “5分鐘”、

「A Taste Of Honey」 が、 “蜜的滋味”、「Puff」が 、“喘息”、”「Mishelle」が “米契爾”、

「Sharade」は、“謎中謎” って、なるほどっていうか、訳わかんないっていうか……。

                                                            

                                                          

11月のランキング、いつもよりちょっと遅れた発表で、

26日の穂積さんと粟生さんの世界戦の結果待ちだったみたいだね。

                                                         

                                                        

【世界チャンピオン】

亀田大毅然さん(1)、西岡利晃さん(5)、李冽理さん(獲得)、長谷川穂積さん(獲得)、

粟生隆寛さん(獲得)、内山高志さん(2)の全部で6名で、2名増加。

SB級とSFe級は、WBCとWBAの両方を独占してんだわ。

                                                            

                                                           

【世界ランカー】

大久保雅史さんが日本ランクから転入して、WBC12位、

佐藤幸治さんが、WBCの14位にランクイン。

それと、大沢宏晋さんが日本ランクから、WBC14位に転入ランクイン。

下田昭文さん、WBC2位から1位にアップ。

荒川仁人さんが、WBAのランキングに加えて、WBC15位をゲット。

それから、久高寛之さんが、FからSFへ、亀田興毅さんが、SFからBへ、転級。

福原力也さんは、日本ランクの方へ転出。

あとは、微妙な異動だな。

                                                           

                                                         

【OPBFチャンピオン】

粉川拓也さんが新登場したけど、松田直樹さんが陥落したもんで、人数不変。

宮崎亮さん(1)、マルコム・ツニャカオ(2)、下田昭文さん(1)、三垣龍次さん(1)、

佐々木基樹さん(1)、チャーリー太田さん(2)、佐藤幸治さん(2)、

それと、清田祐三さん(4)の全部で9名。

                                                            

                                                              

【日本ランキング】

                                                  

【ミニマム級】……八重樫東さん(2)

2位だった武市晃輔さんと9位にいた島崎博文さんが、ランク落ちしてしまったもんで、

殆ど全員が異動してるんだけど、そんな中でも、敵地で敗れた堀川健一さんが、

3位から5位へランクダウンして、濱中優一さんを倒した鬼ケ島竜さんが、

8位から3位へアップして、濱中さんは5位から7位にダウン。

この階級は、7位までしかランキングがなくて、5名分も空きができてる。

                                                         

【ライトフライ級】……井岡一翔さん(獲得)

木村悠さんが國重隆さんと、7位、8位を入れ代わっただけで、あとは不変。

                                                             

【フライ級】……空位

清水智信さんが返上したもんで、チャンピオン空位。

大久保雅史さんが世界ランクへ転出したとこへ、佐藤洋輝さん12位ランクイン。

                                                              

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(1)

帝里木下さんと将生潤さんが10位と11位を入れ代わっただけ。

                                                            

【バンタム級】……山中慎介さん(獲得)

ジェロッピ瑞山さんが7位から4位へ、丸山有二さんが8位から6位へそれぞれアップ。

4位だった本田秀伸さんと、5位にいた馬野晃さんがランクアウトしたもんで、

それに伴う変動と、村井勇希さんとモービル・マーチンが、11位と12位にランクイン。

                                                            

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(2)

塩谷悠さんが木村章司さんと4位、5位を入れ代わり、

大竹秀典さんが8位から6位にアップ。

タイトル戦に敗れた長井祐太さんは、6位から9位にダウン。

7位にいた梶山友輝さんがランク落ちしたもんで、菊地永太さんが12位に登場。

                                                           

【フェザー級】……細野悟さん(獲得)

李冽理さんが返上したタイトルを梅津宏治さんと争って、細野さん新チャンプに。

破れた梅津さんは、7位から9位にダウン。

変動はこれだけ。

                                                          

【スーパーフェザー級】……三浦隆司さん(4)

松崎博保さんを下した岩井大さんが、いきなり5位にランキングされて、

松崎さんの方は、2位から9位にランクダウン。

福原力也さんが、世界ランクから6位に編入ランキング。

大沢宏晋さんが世界ランクへ転出。

1名増となったもんで、12位にいた谷弘樹さんがランク落ち。

                                                           

【ライト級】……荒川仁人さん(1)

島村国伸さんが丸山伸雄さんと10位、11位を入れ代わってる。

それから、岩下幸右さんが12位にランクインしたもんで、鈴木悠平さんランク落ち。

                                                            

【スーパーライト級】……亀海喜寛さん(1)

岩渕真也さんが迫田大治さんと、7位、8位を入れ代わってる。

菊地祐輔さんを破った麻生興一さんが、10位にランクインで、

菊地さん、10位からのランク落ち。

小野寺洋介山さん、5位から11位に大巾ダウン。

                                                         

【ウェルター級】……加藤壮次郎さん(獲得)

中川大資さんが、4位から11位に大巾ダウンしてるけど、小野寺さんと同じケースか。

                                                            

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(1)

レブ・サンティリャンが、9位から最下位10位にランクダウン。

それと、松橋拓二さん、それとなくランクアウトしたもんで、空き2名分アリ。

                                                             

【ミドル級】……淵上誠さん(獲得)

先月まで6名分の空きがあったんだけど、新しく2名エントリーあって、空き4名分。

一人は、元木智之さんが5位、あと一人は、カルロス・リナレスで6位。

いよいよ弟リナレス登場ってことで……。

                                                            

                                                           

ガツンとやられてのランクダウンとか、ランク落ちっていうのは、

それなりに納得いくんだけど、何気のズルズルダウンだとか、

それとなく、いなくなってるっていうのは、色んな思いが渦巻くんだよなあ。

                                                            

                                                         

イーグルスってのは、自分の中では結局 “ホテル・カリフォルニア” だけの、

一発屋だったんだけど、ドゥービー・ブラザーズは、ハズレって曲少ないよなあ。

ちょっと辛気臭いというか、宗教味、し過ぎる歌詞は気になるんだけど、

カッティングのきいたリズムギター、いつも気持ちいいし、音作りも巧いんだよなあ。

あんまりいいもんで、昨日は、同じアルバム2回続けて聞いたもんなあ。

                                                           

2010年12月 1日 (水)

後楽園ホール・11月30日

今朝、カレンダーめくると、当然だけど、残りは一枚だけなもんで、ぺナぺナしてるな。

                                                            

昨日までで、今年ボクシング見に行ったのは92回なんだけど、

12月、取り敢えず今のとこ、8回を予定してるんだけど、

そうなると、ちょうど100回になる訳で、去年までは90回前後だったから、

100回ってのは、自分の中で、驚異的な新記録になるわけで、

大体3~4日に一度、ボクシング見に行ってることになる訳で、

で、ワールドスポーツの松浦さんに聞かれたんだわ、仕事は何してんの? って。

                                                         

松浦さん、村木田一歩って本名かとも聞いてきたけど、そんな訳ないでしょ。

遊びに行ってもいいって言ってくれたから、一度行ってみようかな。

                                                           

今日、橋元君、勝つと思いますよって伝えたんだけど、その通りになったんだよね。

                                                           

                                                           

東京ドーム、昨日、ボンジョビのコンサートだったんだけど、

なんであんなに入るかなあってほどの、人出でごった返してたな。

                                                           

この日の興行、4回戦が3試合と、ランカー挑戦試合の8回戦が5試合っていう、

コンセプトがとっても分かりやすい、瀬端さんとこのビータイト。

                                                          

◆クウエ・ピーター君(KG大和)×小林和輝君(角海老)

                             ………SL 4R

1勝(1KO)0敗1分の22才・ガーナと、1勝0敗の20才・埼玉県。

                                                         

1R、背丈も体全体も、圧倒大きい小林君、出だしからプレスかけてたんだけど、

パンチの打ち出しのタイミング遅いし、それも外側からだし、スピード自体も無くて、

ピーター君も、実はそれほどスピードある方じゃないんだけど、

上手いことというか、自然に内側からパンチ出せる状況になってるもんで、

圧力かけられながらも、そんなに困ってなさそうっだったんだよね。

                                                         

2R、小林君、大きな体、力強く使えなくて、ピーター君に先手先手取られて、

攻撃の糸口失ってしまったみたいで、中盤、腰伸びたとこ、連続攻撃受けてしまって、

右の大きなのをクリーンヒットされてからは、ほぼ一方的になってしまって、

二発目の大きいの喰らって、グラついた後の一気攻めで、レフェリーストップエンド。

1分30秒ほどのとこだったかなあ。

                                                          

小林君、色々課題あるんだけど、まずは、なんとかスピードつけたいとこだよなあ。

                                                           

彼の応援に、小林秀徳さん、わざわざ新潟から来てて、

以前、彼を教えてたことあったらしくて、そう言えばデビュー戦の時も来てたっけなあ。

それにしても秀徳さん、なんか人のいいオジサンみたいな感じで、フックラしてたなあ。

                                                           

                                                           

◆内田剛史君(甲府ヨネクラ)×戸井弘数君(伴流)……F 4R

2勝1敗の30才・山梨県と、1勝2敗1分の24才・京都府。

                                                           

1R、殺気立ってるのは、戸井君の方で、初めからフル回転。

内田君、足元に力入ってなくて、なんかフワーッとしてるんだわ。

                                                         

2R、プレスかけてるのは、むしろ内田君の方なんだけど、

異常なほど手数少な過ぎで、どういうボクシングしたいのか全くわかんなくて、

なんか、ディフェンスの練習してるみたいな感じだったんだわ。

                                                            

3R、多分、セコンドにどやされたんだろね、内田君、やっとこさ手出し始めて、

だけど、まだままだ気持ち出してるのは、圧倒戸井君の方だな。

                                                           

4R、内田君、最後の猛突撃してったんだけど、そういうの初めからでしょってことで、

もう、とっても間に合わないまま、終了ゴングで、結局、

40-37×2、39-38の3-0で、戸井君の妥当勝ち。

                                                          

                                                            

◆棟廣嘉朗君(鉄拳8)×加藤諒君(マナベ)……SL 4R

2勝(1KO)2敗の26才・山口県と、2勝(1KO)1敗の18才・東京都。

                                                           

第一試合始まる時、空き空きで、特に東席8人ってとこからのスタートだったんだけど、

ここまできて、そこそこ埋まってきたんだわ。

                                                          

1R、棟廣君、ゴングと同時に、頭から突っ込む特攻ミサイル系ボクシングで、

ジャブもクソもなくて、とにかく体ぶつけてって、あとはもう大フックブン廻すだけで、

なんか他の格闘技でも極めればいいのにって思うほどなんだわ。

                                                            

加藤君、大丈夫なのかなあって感じだったんだけど、

棟廣君に押されて下がりながらだったけど、負けずに何とか対応して、

要所要所で、見栄えのいいの打ち込んで、なかなかいい出足だったよ。

                                                          

2R、棟廣君、ズーッと大荒れ雑々ボクシングなんだけど、とにかくまあ良く動けてて、

だけど、そういうの一体どこまで続けられんのかって見てたんだけど、

これがまあ、驚異的なスタミナの持ち主なんだわ。                                                             

ただ、加藤君も嫌気見せず、根負けしないで、丁寧なボクシング続けてるんだわ。

                                                           

3R、あのスタミナ、他のことで使えないかって力技、棟廣君、まだ続けたんだけど、

加藤君の的確なショットで、結構顔面赤くなってるんだわ。

そう言えば、その加藤君も、パンチとバッティングでそこそこ紅潮してきたね。

                                                          

4R、棟廣君、バッティングカットしたし、それまで打たれたのも一気に出てきて、

左顔面腫れてきて、途中からレフェリー、顔、覗き覗きしてるんだわ。

                                                           

ボクシングは、押し勝ったらポイント貰えるっていう競技じゃないと思ってるもんで、

自分、終始加藤君のサポーターだったんだけど、

こういう試合、時として評価が分かれるもんで、ちょっと心配だったんだけど、

結局、39-37、39-38、39-39の2-0で、加藤君、辛勝。

                                                            

それにしても加藤君、まだ18才だってのに、途中で集中力失うことなく、

最後まで、よくぞ辛抱強くがまん強く、自分のボクシング貫いてエラかったんだわ。

終わった後、ちょっとだけ話ししたんだけど、顔、殆ど普通だったなあ。

                                                        

                                                         

◆橋元隼人君(ワールドS)×蔦谷貴法さん(博多協栄)

                            ………SB 8R

9勝(2KO)1敗1分の27才・東京都と、

7勝(4KO)1敗のランク11位、24才・福岡県。

                                                         

自分、蔦谷さんファンなんだけど、この試合、ちょっとヤバそうって思ってたんだわ。

橋元君が序盤に大きいの喰らわなくて、彼のボクシング、気持ち良くやり通したら、

最後まで気持ち維持出来たら、要するに見た目、地味な展開になったら、

蔦谷さん、苦戦するんじゃないかって思ってたんだよね。

                                                          

1R、二人とも、ホント良く似た構え方してるんだけど、

とってもオーソドックスで、タイトなボクシングする蔦谷さんに対して、

橋元君、変則的な出入り繰り返して、離れ際、意表付いた攻撃で先制してる。

                                                           

2R、いきなり体寄せての押し込み熱闘ボクシング突入で、

これはもう、完全に橋元君の土俵な訳で、蔦谷さん、もっと足使って距離取んないと、

そりゃ接近戦、不得意だとは思ってないけど、それは橋元君の手中な訳で……。

                                                         

3R、橋元君、すっかりペース握ってしまって、気持ち良くやってんだけど、

こういう試合、結局、もう延々のゴニョゴニョ戦になってしまうわけで、

武道館の二階席くらいからだと、一体何やってんのか、まるで分かんない訳で、

こういうのを延々見る余裕、その時の自分には無かったもんで、

ゴメン、休憩タイム突入ですわ。

                                                           

8Rに戻ってみたら、まだ同じようなことやってて、それ、まるでVTRみたいで、

結局、78-76、77-76、75-78の2-1で、橋元君だったんだわ。

こういう試合の採点ってのは難しいんだろね。

行って来いで、5ポイントも差があるんだもんなあ。

                                                           

                                                         

◆キューピー金沢さん×奈須勇樹君(角海老)……53㎏ 8R

13勝(6KO)7敗のランク9位、32才・宮城県と、

17勝(13KO)6敗の28才・東京都。

                                                             

奈須君、トレーナーも変えて、ちょっと背水の陣って感じだったんだけど、

なかなかいい体作ってて、階段での柔軟見てても気合い入ってたなあ。

一方の金沢さん、このウェイトだとちょっと緩み気味な感じなんだわ。

                                                           

このマッチメイク、初め瀬端さんから、一個階級上げてやれるかって、

問い合わせあったんだけど、奈須君、ちゃんと体作ってきてエラかったなあ。

                                                          

瀬端さんと自分、好きなボクサーの傾向似てるもんで、

たまに、組み合わせのオネダリしてみるんだけどね……。

                                                           

1R、金沢さん、フットワークもそれほどのことないし、パンチも早くないんだけど、

独特のタイミングで打って来るし、打たれ負けしないし、気持ち強いし、

戦績ほぼ2勝1敗ペースのボクサーなんだけど、とにかく粘っこいんだよなあ。

                                                           

オオオーッ、奈須君、今日はボディ攻め集中スタートで、主導権取ったぞ。

                                                         

2R、奈須君、空いてるとこだけ狙い打ちするだけじゃなくて、

ガードの上からでも、強い右フック打ち込んで、意図的に脅威与えてるし、

たまに早い動き織り交ぜて、相手翻弄してて、なかなかいい展開。

                                                          

3R、金沢君、相当打たれ込んでるんだけど、いよいよ得意の粘闘ボクシング全開で、

接近戦からの左右のアッパー、結構効果的なんだわ。

                                                         

奈須君の方は、その後も続けてるボディ打ち、とっても良くて、

セコンドからの早いの、早いのってアドバイスに、パンチの緩急で応えてるなあ。

でもこの回、バッティングで、奈須君、頭から出血。

                                                           

4R、相手、若干大振り気味になってんだから、カウンターチャンスなんだけど、

奈須君、この日は、確実勝利目指して、あんまり冒険しないみたいなんだわ。

                                                          

金沢君の方は、がまん強さだけが見せ所っていうような流れになってしまって、

局面を大きく変えるまでには、なかなか行かなくて、大分攻めあぐんでるなあ。

                                                        

5R、金沢君、体寄せた時のアッパーだけが活路になっていったんだけど、

ここまで、大分打たれ込んでしまったもんで、バランス崩れ加減だし、

パンチもダレ気味になっていって、明らかに打たれ疲れしてんだけど、

奈須君の方も、なんだか打ち疲れが浮き出てきたみたいで、

二人ともちょっと緩みが目立つようになっていったんだわ。

                                                            

奈須君のパワーダウンは気になったんだけど、金沢君の一気の盛り返しってのも、

見えて来ないもんで、このまま終盤になだれ込むのかなって見てたんだけど、

その後、奈須君の頭のキズ悪化して、この回終了間際、2分59秒ってとこで、

負傷ストップ判定、50-46、49-46、49-47の3-0で、奈須君の勝ち。

                                                          

新人王獲ってから一気に行くかって見てたんだけど、翁長吾央さんに破れてから、

心折られてしまったみたいに負け重ねたし、一時はジムから足遠のくこともあって、

そりゃ、トップまで一気に突き抜けるようなボクサーじゃないかも知れないんだけど、

風貌とかボクシングスタイルとか、自分、大好きなもんで、

終わってから、控室で、もう誰も居なくなったとこで、

奈須君と阿部トレーナーと、三人になった時、シミジミ嬉しかったんだわさ。

                                                           

奈須君、今度の正月、ランカーとして迎えられるね。

                                                            

                                                             

◆古家充君(鉄拳8)×矢板貴行さん(全日本P)……Fe 8R

7勝(2KO)8敗の23才・東京都と、

9勝(5KO)13敗1分のランク7位、29才・栃木県。

                                                           

実は、二人とも負け越しボクサー同士で、熾烈なランキング攻防戦なんだよね。

                                                          

1R、基本的に、テクニックあるのは古家君の方だと思ってるんだけど、

矢板さんも、シツコイ熱闘型で、これもなんか面倒な戦いになりそうなんだよね。

                                                           

2R、ホントは古家君、もっと距離取ってやりたい方なんだろうけど、

片一方が、あくまで接近戦希望って時に、それ排除するってのはホント難しくて、

入って来るとこに、強いの、的確に当て続けなければダメだし、

でなければ、徹底フットワーク使えないと無理なんだよなあ。

で、結局、展開は矢板さんの思惑主体で推移してるもんで、古家君苦戦、苦戦。

                                                           

3R、一つ一つのパンチに力こもってて、それ、細かく打てるのは矢板さんなもんで、

ロープ際に押し込まれて、トコトコ連打喰らうこと多くて、古家君、足、足なんだよなあ。

                                                           

この後4Rまで見てたんだけど、二人の距離からして爆裂パンチ、出そうになかったし、

交互のトコトコ合戦だし、なんか退屈な消耗系ボディ合戦って感じで

それ、このままズーッと最後まで続きそうな感じだったもんで、

つまり、二つ前の試合と同じになりそうな詰まらなそうな予感、満々になったもんで、

再度のコーヒーブレイク。

                                                             

後で聞いたら、2-1で、古家君の勝ちってことで、あれから頑張ったみたいで、

だけど、やっぱり採点に苦しむ、どっちでもアリボクシングだったみたいだね。

                                                         

                                                          

◆長濱慎吾君(セレス)×杉崎由夜さん(角海老)……SFe 8R

8勝(1KO)3敗1分の26才・徳島県と、

13勝(5KO)5敗1分のランク8位、23才・神奈川県。

                                                           

1R、初めっから二人のスピード全く違ってて、杉崎さんの方が倍ほど早いんだわ。

長濱君、こりゃヤバイって、なかなか行くに行けない、戸惑ったスタート。

                                                       

2R、基本的に長濱君、飛び込んでって、ガチャガチャさせたがってるんだけど、

杉崎さんの左、早くて、恐ろしくて、ここまではほぼ一方的で、杉崎さん余裕、余裕。

                                                             

3R、杉崎さん、特に新しい技見せなくても、全く問題無さそうで、

どんな感じで、いつフィニッシュするかってのが、興味の対象になっていったんだわ。

                                                           

それほど、二人の間の力量差、ハッキリしてたんだよね。

瞬間のワンツーのキレと速さ、この日の全ボクサーの中で群抜いてたもんね。

                                                        

4R、ところがこの回から、流れ少し変わって、このままじゃどうにもなんないなって、

長濱君、気合い入れ直して、一気に攻勢かけて、飛び込み度アップして、

とにかく万振りしてって、大きく展開揺さぶっていったんだわ。

                                                            

5R以降の接近戦で、杉崎さん、なんか体とパンチのキレ無くなっていったみたいで、

それ彼の場合、ホントよくあることで、みんなもう慣れっこみたいになってんだけど、

前半4Rくらいまでは、世界ランカーみたいなボクシングするのに、

後半、ちょっとでも集中切れると、途端に普通っぽくなること多いんだわ。

                                                         

昨日も、長濱君にガツガツやられるようになったら、こっちが心配になるほどで、

そんなに鋭くもないのに、トコトコ連打浴びるようになってるし、

打った後の腕の引き甘くなってるし、左手下がり過ぎで、ガード緩いんだよなあ。

                                                            

7R、パンチ当たるようになって気分良くした長濱君、序盤とは別人で、

別人は杉崎さんも同じなんだけど、とにかく長濱君、勢い増して来て、

勢い落ちてきた杉崎さんと対等の打ち合いになっていったんだわ。

あれだけ打たれても、ガクッともしない長濱君も根性入ってて、凄かったなあ。

                                                          

8R、両者のノーガードで殴り合う場面増えてって、

そういう風になると、4回戦がA級ボクサー倒す場面も充分あり得るわけで、

オイオイって感じだったんだけど、とにかくスリルは満々だったけどね。                        

杉崎さん、小堀佑介さんのああいうとこ、山ほど見てきてるからなあ……。

                                                            

明らかに後半挽回されての判定は、78-75、77-75、77-76の3-0で、

だけど自分の中では、かろうじてって感じの杉崎さんの勝ち。

この辺の不器用さと危うさが、ある意味、彼の魅力でもあるんだけどね、実は……。

                                                             

                                                           

◆竹内佑典さん(JBスポーツ)×安田和芳君(ナックルS)

                              ………Fe 8R

12勝(2KO)6敗のランク5位、24才・長野県と、7勝(1KO)7敗の30才・東京都。

                                                            

竹内さんの方が、5㎝以上背高いし、体格も一回り以上デカイんだわ。

安田君に思いの外の大応援団。

                                                           

1R、特攻豆タンクの安田君、体揺さぶりながらの一瞬の飛び込みと、

肩外れそうな左右のオーバーハンドに賭けるっていうのが、安田君の基本戦略。

                                                       

そんな安田君に対して、竹内さん、左手伸ばし加減にして、入り込み防ごうとしてる。

                                                          

2R、どう戦ったらいいのか分かってるのは、安田君の方なんだけど、

でも、とにかく全部のパンチを上向きに打たなくてはならないもんで、大変そう。                                                         

竹内さんの方は、まだ少し戸惑ってるみたいに見えたんだよなあ。

                                                        

3R、あんまり突っ込み厳しくやってるもんで、安田君、左目上バッティングカット。

                                                          

4R、基本1勝1敗ボクサーに、ランク5位が対等の試合させられてるってとこに、

このクラスの層の薄さ感じるんだけど、この回の1分40秒ほどのとこで、

14戦してわずか1KOの安田君相手に、竹内さん、右ショート喰らってしまって、

思わずマットに着くくらいに両膝折ってしまって、ここは何とか踏ん張ったんだけど、

直後に、またもやの右ショート打ち込まれてしまって、今度は正真正銘のダウン。

                                                            

4R、それほどの大ダメージじゃなかったもんで、竹内さん、挽回プレスなんだけど、

相手の動きについて行ききれないとこあって、逆に、右目上ヒットカットされてる。

                                                          

5R、この回は竹内さん、頑張って取り返してたね。

                                                               

6R、気持ち良く挽回攻勢続けてた竹内さん、1分半頃だったかなあ、

また喰らってしまったんだわ、安田君のブーメラン右フックで、一瞬カックン。

竹内さん、決定的な流れ、なかなか引き寄せられないんだよなあ。

                                                        

7R、ジリジリ詰めてってるのは竹内さんの方で、安田君、ロープ沿いサークリングで、

二人とも、まだ余力十分残ってて、なかなか使いきるとこまでいかなくて、

消化不良だったとは思うんだけど、それは見てる自分も同じで、

とにかく、もう少し、どうにかなんないかなあって微妙なリング上で、

こりゃ採点、また大変だぞって感じなんだよね。

                                                           

8R、そういう状況、二人ともよく分かってるみたいで、

開始ゴングから正面殴り合いで、最後は男の根性戦剥き出しにやってたんだけど、

ハッキリした決着付けられなくて、そのまま終了ゴング。

                                                         

どっちに転んでもアリっていう感じだったんだけど、

結局、77-76、76-75、76-76の2-0で、辛くも安田さんがランキングゲット。                                                       

結局、終わってみれば、ランク取りたいって気持ち勝ちみたいなものだったな。

                                                          

                                                           

ランカーが絡んだ5試合は、F級と、SB級、Fe級二人って、

4人ものランカーが負けてしまって、所謂下剋上ってことで終わったんだけど、

勝った杉崎さんも含めて、5人全員、相手のペースに巻き込まれてしまって、

自分のボクシング、全然できてなかったと思うな。

                                                         

                                                         

終わった時が、ボンジョビの終わりと重なってしまって、もう大変なことで、

ボンジョビなんかで、まだ客呼べんのかって、自分、ヤツ当たり気味で、

あんまりの人込みは苦手なもんで、暫く、その辺ブラブラしてたよ。

i-pod で、季節外れのビーチ・ボーイズのサーフィン・サウンド、聞きながらね。

                                                          

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