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2010年11月12日 (金)

新人王・西軍代表決定戦

夕方、久し振りに角海老ジムに行って来たよ。

                                                         

今月は10試合組まれてるんだけど、月末に集中してるもんで、

まだ、それ程のピリピリ感は無かったんだけど、結構沢山ボクサー来てたし、

杉崎由夜さんと一場仁志君のスパーは気合い入ってたね。

終わった後、杉崎さんと、この間の松田直樹さんの試合のこと色々話したよ。

                                                          

そこへ、コーチ君、ウィーッスって入って来て、昨日からジムワーク再開ってことで、

その後、土屋修平君、昨日からですって入場で、広島のファンからのサイン下さいに、

返信はがきに書いて上げてて、直後に、関豪介君ともヤアヤアって感じで、

奇しくも東日本新人王トリオと面談叶ったんだよね。

                                                           

石川雄策君、青山慶洋君は帰ったばかりだったんだけど、

他には、下川原雄大さん、十二村喜久さん、加藤善孝さん、坂本大輔さん、

大内淳雅さん、奈須勇樹さん、青木幸治君、鳥本大志君、藤井龍二君、

井川政仁君、塩澤直紀君、前田健太君、中野晃志君、外村鉄人君、小林和優君達、

やってる、やってる、で、合間にお互いに目配せ、目線交換挨拶。

                                                        

久し振りだったせいか、知らない子も10人近くいたなあ。

                                                        

田中トレーナーと、色々話させて貰って、JBCから送られてきたDVD見せて貰って、

それ、新人王の西軍代表決定戦の時のなんだけど、

コーチ君、土屋君の相手のパフォーマンス、一緒に分析したんだわ。                                                         

途中から、ジムの会長も合流したんだけど、西軍の方も色々研究してんだろなあ。

                                                         

で、そのDVD貸して貰うことできて、っていうのはジムにとっては、当然、

対戦相手にしか興味無いんだけど、自分としては、全メンバー見ておきたいもんで、

それが伝わったのか、頼んでないのに、ハイヨって貸してくれたんだわ。

で、それ全部見てたら1時とっくに過ぎてしまったなあ……。

                                                            

戦績は、代表は決勝戦後、相手はその前までのデータ。

                                                       

                                                                                                                  

◆Mm~伊藤秀平君(真正)……9勝(3KO)0敗

事情良く分かんないんだけど、相手のここまでの戦績、2勝1敗1分っていうんだけど、

まだまともなボクシングができてなくて、こっちだと二回戦くらいで敗退してるような、

ズルズル下がりながら、たまに無茶振りして、後は抱き付くっていうボクサー。

                                                         

これが決勝戦かあ? って感じだったんだけど、当の伊藤君はとてもシッカリしてて、

形の綺麗な力強いパンチ打つし、フィジカルも強くて、軸崩れないんだわ。

                                                            

結局、4R、相手がボロボロになったとこで、レフェリーストップだったんだけど、

相手が相手だっただけに、ギリギリのことまでは見られなかったんだけど、

原隆二君とは、噛み合ったいい試合すると思ったな。

                                                        

ただ、ここまで戦ってきたメンバーからすると、原君の方が苦労してる分、

経験差勝ちなんじゃないかって思ったんだよね。

                                                         

いずれにしても、一試合しか見てないもんで、あくまでその印象だけなんだけどね。

それは、これ以降も同じだけどね……。

                                                           

                                                           

◆LF~藤原永次君(FUKUOKA)……6勝(1KO)1敗

相手はここまで4勝(2KO)1敗1分。

                                                          

藤原君、上背とリーチでハンデあるんだけど、どんどん仕掛けていって、

スピードもあるし、パンチにも力こもってるね。

                                                          

相手は仕掛けの遅い、待ちボクシングなもんで、すっかりペース掴んで、

2R、一発当てて、そこから迫力ある追撃して、一気にダウンゲット。

                                                           

ところが、相手が攻勢に出てきた途端、全くいいとこ無くなってしまって、

手数は落ちて、単発大振りの雑なボクシングなってしまって、スタミナも無いもんで、

結局、単なるガチャガチャプレイに終始してて、前半との落差大きかったなあ。

                                                           

結局、49-46、48-47×2の3-0で、勝つには勝ったんだけど、

こんな感じだと、山口隼人君に上手にあしらわれてしまうんじゃないかな。

ただ、出だし、慎重に対処すること必要だね。

                                                       

                                                          

◆F~角谷淳志君(金沢)……8勝(5KO)1敗

相手の戦績、4勝(2KO)0敗。

                                                         

相手、ガッチガチにガード固めて、下向いて、ひたすらズリ寄って、

後はブーンって、大フック一発振り回すだけって、全く元気貰えないボクシングで、

それ延々なもんで、いつもなら即席外すような単純につまんない試合だったんだけど、

角谷君、そんな相手に我慢強くて、上手に左使いながら距離取れてたなあ。

                                                          

参考になる様な試合じゃなかったんだけど、彼、集中力あるし、

ちゃんとした相手とやったら、いいボクシングするんじゃないかって思ったな。

                                                           

まともな打ち合いのない、50-46、49-46、49-47の3-0で、

彼のギリギリパフォーマンスではなかったんだけど、

堀陽太君が、この間みたいなユルイ試合すると、ヤバイんじゃないかな。

                                                          

                                                          

◆SF~田中裕士君(畑中)……3勝(2KO)1分

相手は、2勝(1KO)1敗。

                                                           

また、こんな試合数同士での決勝戦って、訳分かんなくて、選手層薄いのかなあ。

相手がまるでデビューボクサーみたいなレベルしかないもんで、

そっちの方で驚いてしまったな。

                                                           

明らかに相手、初めからビビってて、1Rすぐ倒されてしまったもんで、

判断しかねるんだけど、タイトな連打打ってはいたんだけど、それ程の怖さなくて、

これなら佐藤宗史くん、上り調子だし、充分善戦可能なんじゃないかな。

                                                        

                                                          

◆B~柘植雄希君(駿河)……7勝(5KO)

相手は、ここまで5勝(2KO)5敗。

                                                          

柘植君、左ジャブ早いし、長く伸びるし、危険度満々だね。

ボディワークもいいし、相手に合わせて打つ技も持ってるし、レベル高いんだわ。

ただ、動体視力に自信持ってるせいか、若干ガード低いというか、甘いんだよね。

                                                           

相手、戦績通りの普通のボクサーって感じだし、器用さにも欠けてるもんで、

1R始まってすぐ、力量差歴然としてしまって、とっても勝負になりそうなくて、

なんかランカーが、プロテスト前の練習生鍛えてやってるみたいな感じなんだよなあ。

                                                           

柘植君、ちょっとリナレスみたいなリズム感持ってる、美しいボクシングで、

2R以降は余裕かましてたんだけど、その後延々ダラダラした、締まりのない試合で、

自分から仕掛けない、カウンター専門の省エネボクシングだし、

決められるのに決めに行かない歯がゆい姿勢がとっても気になったんだわ。

                                                          

ライオンはウサギ殺すんでも全力投入するんだけど、

あんなボクシングしてると、先行って困ると思うんだよなあ。

テクニックあるし、頭も良さそうなんだけど、ハートは大丈夫なのかなあ。

                                                          

結局、残念感というか、ダラダラした印象否めなくて、

50-46×2、48-47の3-0勝ちではあったんだけど、

最後の48-47っていうのが、そんな自分の印象を表してたスコアだったな。

                                                          

とにかく、なんか、とっても勿体ない試合するボクサーって印象で、

いつもこういう試合する子なら、堤英治君に勝たせたいなあ。

                                                           

                                                           

◆SB~松本章宏君(カシミ)……7勝(3KO)0敗

相手は、5勝(1KO)3敗2分。

                                                             

この日のリング、安手のプロレス会場みたいに、バンバン、ガタガタ、やたら煩くて、

まるで板の間ボクシングのようで、いつもあんなとこでやってんのかなあ。

                                                           

二人とも、明らかに体の動き重そうだし、パンチのスピードもないんだなあ。

                                                       

松本君、普通にやってんだけど、なんか華なくて、振りもタルイんだよね。

特に、長い距離のパンチが全く打ててなくて、ショートレンジが好きみたいだね。

                                                           

ただ、その接近戦でも、力はこもってんだけど、パンチの回転力足りなくて、

結局は、相手の思惑とも一致したのか、ゴニョゴニョ大作戦に突入で、

最後まで、寄り添ってのゴツゴツプレイなんだけど、関西にはホント、多いなあ。

                                                         

ああいうのは、決して接近戦とかインファイトっていうんじゃないと思うんだよね。

最終的には、49-47×3だったんだけど、

コーチ義人君、この相手に苦戦するようだと、問題大きいと思ったな。

                                                           

                                                         

◆Fe~知念翔太君(沖縄WR)

彼、不戦勝で、この日試合無かったんだけど、左右とも強いパンチ持ってて、

全体的にバランスのとれたいいボクサーみたいだね。

関豪介君の無限トコトコ連打と剛腕KOファイターの対決っていうことで興味深々。

                                                           

                                                            

◆SF~中山和彦君(FUKUOKA)……5勝(4KO)0敗

相手、6勝(4KO)1敗。

                                                           

またまた、相手が頭下げっ放しの突っ込み系っていうシンドイボクシングで、

まるで、闘牛見てるみたいだったなあ。

                                                          

なかなか、ちゃんとした殴り合いにならないんだけど、

そんな中で中山君、序盤、左ジャブ多用して、相手の突っ込み防いでたんだけど、

結局巻き込まれてしまって、またしても、ウンザリするような詰まんない試合、

出来上がってしまったんだわ。

                                                          

初めは圧倒するのかって感じだった中山君も、冷静さ無くなってしまったのか、

体寄せての高速強烈連打、凄い数打つんだけど、

9割空振りっていう、タマゲルほどの当て勘の悪さで、ちょっと見てられなくて、

最後は二人とも、酔っ払いのケンカみたいになって、ズルズルだったなあ。

                                                           

これで、49-47、47-48、48-48って、信じ難いスコア割れだったんだけど、

ああいう、ただの頭下げ突っ込みガツガツボクシングしても評価されるから、

元気貰えないようなボクシング、減らないんだと思うな。

自分の中では、間違いなく49-47で中山君だったけどね。

                                                            

荒井翔君は、ずっとまともなボクシングするから、

中山君も、本来の姿見せることできると思うな。

                                                        

                                                            

◆L~三好祐樹君(FUKUOKA)……7勝(5KO)1分

相手の戦績は、5勝(5KO)0敗。

                                                           

自分より背の高いのを相手にする場合、三好君の作戦は大正解で、

体振りながら、機を見て踏み込んで、ちょっと上向きのブンブンフックなんだけど、

相手のボクサー、初め、ちょっと余裕持って対応してた感じだったな。

                                                          

ただ、三好君の飛び込防ぐには、あんな力こもってないジャブではダメだし、

第一、タイミング全然合ってないんだわ。

                                                           

三好君、相手の距離になりそうな原因全部潰して、手が余る様な位置で勝負させて、

一見乱暴なんだけど、自らの体格的ハンデと、持ち味把握したボクシングだったな。

                                                          

1R、なんか相手、ボワーッとした感じだったんだけど、

三好君、クリンチ離れ際の甘いとこ突いて、見事TKO勝ち。

気持ちの作り方に随分差のあった試合だったなあ。

                                                          

なかなかのガッツだったんだけど、全体のバランスとリズム感、乱されない限り、

一瞬のキレでは比較にならないと思うから、やっぱり土屋修平君の方かなあ。

                                                          

                                                            

◆SL~岡本和泰君(奈良)……6勝(2KO)0敗

相手は、3勝(1KO)7敗2分。

                                                            

ちょっと凄い戦績の相手なんだけど、岡本君、早くて伸びる左持ってるし、

相手のパンチに合わせていく意識も高くて、足も使えるし、

とってもいいアウトボクサーなんだよね。

                                                           

ただ、頭の位置動かすことには無頓着みたいで、この日の相手なら問題ないけど、

上の方へ行って、踏み込みのいい相手とやったら、意外に簡単に当てられそうだなあ。

                                                           

それから、前の手のさばきがいい割に、効き手ブローの精度が良くなくて、

それほどの威力も無さそうなんだよね。

って見てたら、すぐに、またもやまたもや、再度再度のグズグズボクシングで、

もうホント、嫌になるほどで、とにかく、まともに殴り合わないんだよなあ。

西の方ってこういうボクシングなのかあって、シミジミしてしまったなあ。

                                                           

関係者以外、場内盛り上がるはずなくて、やたらセコンドの怒鳴り声ばかりで、

結局、48-46×2、47-47の2-0で、岡本くんなんだけど、

ダウン取ってて、イーブンってのは、やっぱり、とにかく詰めた方がエラくて、

ゴニョゴニョやっても点くれるんだあ、ってまたもやシンミリしてしまったなあ。

                                                          

で、結局、この試合も、そんな感じだったもんで、岡本君の本領不明なんだけど、

山田智也君、進化してるもんで期待してるよ。

                                                          

                                                         

◆W~向真一郎君(SFマキ)……7勝(5KO)1分

相手は、4勝(3KO)1敗。

                                                           

向君、聞いたことある名前だなあって考えてたら、セレスの向幹一郎君だったわ。

                                                         

相手のボクサー、いきなり頭突き特攻ボクサーで、1Rにバッティングで二回、

ローブローで一回、注意受けてて、最後の方ではバッティングで減点喰らうような、

もう、ホント、これで決勝戦かってほどレベル低くて、

ああうボクサー、ホント、次から次出て来るけど、一体なんなんだろなあ。

                                                        

1R、向君の軽いジャブに、相手の方から当たりに来て、勝手にダウンして、

後は、全くジャブ打って来ないのをいいことに、余裕でやってた感じだったなあ。

                                                            

でも向君、敢えてか、相手を倒しきるとこまで行かなくて、

その後は、普通の詰まんない試合に終始して、

結局、49-45×2、48-46の3-0勝ちだったんだけど、

ここでも実力推し測ることできなくて、林欽貴君とベストの試合見せてね。

                                                         

                                                           

◆M~福山和徹君(冷研鶴崎)……4勝(2KO)3敗

4勝(2KO)1敗が相手の戦績。

                                                           

福山君の方が、上背もリーチも圧倒してるんだけど、

二人ともちゃんと距離取った、清々しい、ホント、ここまで、酷いの続いたもんで、

まあ、普通の試合なんだけど、エライ、イサギいい試合に見えたんだよね。

                                                         

福山君、距離の意識高くて、常に自分から先に手出してるし、なかなかいいんだわ。

                                                         

ところが、ラウンド進むにつれて、明らかに動き落ちて、多分、スタミナなくて、

左ジャブも少なくなって、相手にシッカリ詰め寄られてるし、

バランスもリズムも、ドンドン悪くなっていったんだわ。

                                                          

もともと、一発必殺パンチある方じゃないみたいで、相手、グラットもさせられなくて、

結局、39-37×2、39-38の3-0で、勝つには勝ったんだけど、

こんな感じだと、岩崎和雄君にはシンドイんじゃないかなあ。

                                                          

                                                           

ブッ通しで全試合見たんだけど、申し訳ないけど、

胸ワクワクするような試合、殆ど無くて、巧い下手って言うんじゃなくて、

なんか違う種類の、相撲系、柔道系ボクシングで、要するに全く面白くなくて、

東軍の相手になるボクサーだから見たけど、現場にいたら、多分、自分、

途中退席っていう試合が多かったなあ。

後楽園ホールなんかだと、お前ら、もうちょっとチャンと打ち合えとか、

キツイ野次飛びそうな試合多かったもんなあ。

                                                           

それに、対戦相手との力量差が大き過ぎる試合、多かったのにも驚いたし、

一個一個の試合でも、一回ダウン喰らったら、それでもうお終いで、

アッタマ来て、そこから倒し返すっての全く無かったし、

倒さないでも、根性のポイント返しってのもなくて、要するに決勝戦ではあったけど、

各クラス共、粒が揃ってないって感じだったんだよなあ。

                                                          

とにかく、相手に恵まれなくて、不本意なボクシングだったなあって思ってる子も、

12月19日は、チャンとしたボクシング出来るから、ホントのとこ見せてよね。

                                                          

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