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2010年11月11日 (木)

エキサイトマッチ (11/1・11/18)

中国漁船が海上保安庁の巡視艇に体当たりした事件で、

映像をネットに流した、当の海上保安官が出頭したね。

                                                                                                                        

43才で、家族持ってて、当然、失職や裁判沙汰覚悟の上のことで、

国益論とか、国家機密保持とか、色々あるんだけど、

一個の人間として、信念通したっての、それなりに自分は評価するね。

                                                                                                                           

カネ儲け至上主義、マシュマロのような、甘アマ、ブヨブヨの今の日本に、

こんなんでいいのかショットのようで、なんかサポートしたくなるんだよね。

                                                         

今後は、映像の保管状況とか、具体的にどうやってその映像入手したのか、

どうやってアップロードしたのかを追及するだけじゃなくて、

あの映像を一般国民に公開しなかった理由について、論議すべきだと思うんだよね。

                                                            

それにしても、今回の告白の事前取材に関しては、読売テレビ独占モノだったもんで、

他局は、その周辺を窺うのが精一杯なんだよね。

                                                         

                                                          

録画してた、関西方面のボクシング、二試合見たんだけど、

ピーク過ぎたボクサーってのは、なんか悲しいモノあるなあって、心沈んだな。

ツニャカオと戦った、本田秀伸さん、宮崎亮さんとやった、戎岡淳一さん、

もう全く勝負になってなくて、でも、こんだけ動きに差があって、ボコボコにされると、

本人達も、周囲の人達も、こりゃどう考えても、止め時だなって、

却ってスッキリしたんじゃないかって、勝手に思ったんだけどね。

                                                         

                                                         

二回分溜まってたエキサイトマッチ、結構面白かったな。

                                                           

◆エリック・モラレス×ウィリー・リモンド

              ………WBC シルバー SL 王座決定戦

49勝(34KO)6敗の34才・メキシコと、33勝(8KO)2敗の31才・イギリス。

                                                         

赤ウィニングとシルバーレイジェス。

                                                         

モラレス、2年前に、パッキャオとディアスに連敗して、暫くふけてたのが復活して、

この間、亀海さんに負けたホセ・アルファロとやった後の二戦目なんだけど、

ちょっと腹周り、緩んでるけどね。

                                                        

1~2R、二人とも穏やかな立ち上がりで、モラレス、ゆったりボクシングだし、

リモンドの方も、自分からガンガン仕掛けていくようなスタイルじゃないもんで、

なんか低調な流れで、器用な攻め方できてないけど、かろうじてモラレス押し気味。

                                                          

3~4R、やっとこさ、ゴツゴツファイター対コツコツボクサーって図式出てきて、

5Rからは、相手見切ったモラレス、フィジカル生かして攻め込み増してって、

それにしても、リモンド、終始消極的で何やりたいのか分かり難くいんだよなあ。                                                        

                                                         

6R、残り1分、モラレス、距離詰めて、力技のボディ連発に出たら、

根性無しのリモンド、ヘロヘロダウンで、残り30秒、左ボディでまたもやダウンで、

一応立っては来たんだけど、ろくに腕も振れなくなってしまってて、

すぐ後に、自分から膝着いて、もう堪忍して下さいダウンでエンド。

                                                          

結局、最初から最後まで、男らしくないヤツだったなあ。

                                                        

                                                            

◆オマール・ニーニョ×ロナルド・バレラ……WBC LF タイトル戦

29勝(11KO)3敗2分1NCのチャンピオン、34才・メキシコと、

27勝(17KO)7敗2分の中米チャンプ、サウスポー、25才・コロンビア。

                                                           

二人とも、白に黒ラインのレイジェス。

                                                          

1R、バレラ、いきなりのL字ガードだけど、動きいいのはニーニョの方。

                                                        

2R、ニーニョ、盛んに殴り合い誘ってて、彼の左、とっても強いんだわ。

一方のバレラのパンチ、スピード無いし、団扇パタパタするような感じなんだわ。

                                                         

3R、ニーニョ、出入りとパンチのスピード、もう圧倒的で、相手完全に見切ってる。

                                                           

4R、バレラ、相変わらず、誰もいないとこ殴ってるし、途中でオーソドックスにしたり、

もう困り果ててるみたいで、このままじゃマズイって、攻め込んで行くんだけど、

却ってその分、余計に打ち込まれてるんだよなあ。

ここまでのオープンスコア、40-36×3っていう、とっても分かり易い試合。

                                                        

5~6R、バレラ、ここまで彼なりに頑張り続けてはいるんだけど、

これまでの状況打破する見通し、全く立たなくて、結局6R終了後のギブアップエンド。

                                                           

日本のボクサーでもこのクラスには、優秀なのが多いんだけど、

メキシコ辺りの連中のスピードとパンチ力は、ホント、半端じゃないんだよなあ。

                                                        

                                                         

◆ヒルへ・ソリス×フランシスコ・コルデロ

                ………WBA SFe 暫定王者決定戦

39勝(28KO)2敗2分1NCの暫定チャンプ、30才・メキシコと、

23勝(15KO)0敗のランク6位、24才・コロンビア。

                                                            

この試合の二人も、白に黒ライン入りのレイジェス。

                                                           

1R、若いコルデロ、最初から全開で、ガンガン、ガンガン攻め込んでたんだけど、

初め、やらせておいた感じのソリス、1分半頃、左ボディからの一気反攻で、

顔面当てた後、再度の今度は強烈右ボディ打ち込むと、コルデロ、たまらずダウン。

                                                            

このラウンド、何とか凌ぐと、コルデロ、別人のように回復して、ジリジリプレスかけて、

2R、3R、流石若さだねって思わせて、逆襲の予感高まっていったんだわ。

                                                         

ところが4R、コルデロが、相手をロープまで追い詰めて、連打一段落したとこ、

今度は俺だぜって、ソリス、再度の攻勢かけて、またもやのボディ連打したら、

コルデロ、お腹全くダメらしくて、まともやのダウンで、ここで1分半。

                                                        

この後、何とか立ち上がりはしたんだけど、あれだけ腹弱見せたらもう終わりで、

これ以降は、殆どソリスの独壇場で、フェイントかけられて上下打ち分けられたり、

ポジションチェンジ繰り返されて、コルデロ、全く付いて行けなくなってたんだわ。

それで結局6R、もうどうにもなんなくなって、一方的になったとこで、ストップエンド。

                                                         

それにしても、ソリス、そんな姿勢からまだ出るかあってとこからパンチ出すし、

もう出て来ないようなタイミングからでも、強いの飛んでくるし、

下がりながらでも、強いの打てるし、接近戦も巧くこなすし、

そんなにスムースじゃないんだけど、独特のフッとーワークだし、

とにかく、見た目以上にやり難いボクサーだって思うんだよね。

内山高志さんでも、結構大変なんじゃないかって思ったんだけどね。

                                                          

                                                          

◆アラン・グリーン×グレン・ジョンソン……SM 12R

29勝(20KO)2敗の31才・アメリカと、50勝(34KO)14敗2分の41才・ジャマイカ。

                                                          

黒グラント対青エバーラスト。

                                                            

ジョンソン、基本3~4勝1敗ペースだし、もう41才だし、

最近こういうボクサー、彼なりに頑張ったんだけどねっていう終わり方多いし、

相手はグリーンだし、実は、無残な負け方するんじゃないかって予想してたんだけど、

いやあ、凄いオッサン、いるもんなんだよなあ。

                                                        

1R、長引くとヤバいって感じで、ジョンソン、初めっからエライ、プレスのかけ方で、

左ボディから右を顔面に返すっていう、教科書みたいなの巧いこと当てて、

10㎝以上デカイ相手に、思いっきりのスタートだったんだわ。

                                                           

2R、ゴリゴリファイターのジョンソン、愚直に前進して来るとこ、

距離取ってやりたいグリーン、早い左右でそれ防ごうって懸命なんだけど、

3R、少しスピード上げて、リズム変えて攻め込んで、挽回、挽回だったんだけど、

もう少しでこの回の終わりってとこで、ジョンソンの右アッパー直撃喰らってしまって、

その後の一気追撃に、ちょっとヤバいぞってとこで、ゴング。

                                                           

4R、グリーン、まだダメージ引きずってて、足使って何とか打ち合い避けようとしてて、

それをジョンソンが追っかけるって図式で、それ、5Rもそんな感じで、

もっと仕掛けろ、たまにはボディも打てって、こっちも力入ってて、

6R、やっと、いい右クロス直撃することできたんだけど、そういうの続かないんだわ。

                                                          

7R、ジョンソン、あの年令で、まだ元気満々で更に攻勢かけていって、

あああ、グリーン、逃げ回り始めてるなあ。

                                                        

8R、始まって30秒ほどのとこで、グリーン、動きタルくなって屈んだとこ、

ジョンソン、右のデカイの二発、続けて打ち下ろしたら、グリーン、堪らずダウン。

                                                          

倒れたままのグリーン、なんか文句垂れてて、でも結局レフェリーストップで、

さっきのはラビットだって言ってたみたいなんだけど、そんなことなくて、アホだね。

この日の、グリーン、最後まで全くのいいとこナシで、情けないったらなくて、

ジョンソンおじさん、見事8RTKO勝ちで、エライ!

                                                           

                                                        

◆ファン・マヌエル・ロペス×ラファエル・マルケス

                ………WBO Fe タイトル戦

29勝(26KO)0敗のチャンピオン、サウスポー、27才・プエルトリコと、

39勝(35KO)5敗のランク1位、35才・メキシコ。

                                                        

青レイジェス対黒レイジェス。

                                                             

始まる前から、場内大騒ぎだったよ。

弟マルケス、トランクスの後ろに “勝” の刺繍入り。

                                                           

この組み合わせだと、自分の場合、どうしたって、弟マルケス応援になるんだけど、

試合前のビデオの中に、彼がエリベルト・ルイス倒した時のシーン再現されてたけど、

あのダウンシーンは、色んなボクサーの山ほどのそういうのの中でも、極上だね。

                                                                                                                   

1R、プレス掛けて先制気味なのは、弟マルケスの方で、

ロペス、相手の出て来るとこ見極めながら、右合わせようとしてるな。

                                                           

2R、二人とも殺気凄くて、ロペスもこの回から攻勢に入って、

右も左も、とにかく早くて、特に右がとってもやっかいで、

互いに、そこそこいいのを当て合ってるんだけど、若干ロペスが上回ってるんだわ。

                                                          

3R、ロペスの右フック、弟マルケスのガードの外側から廻り込んで飛んでくるし、

1分半頃、弟マルケスが下がり加減になったとこに、右フックかすって、

トットットッって、危うく後ろに倒れ込みそうになってしまって、何とか踏ん張って、

それほどの大事じゃなかったもんで、ロペスの追撃やり過ごすことできたんだわ。

                                                           

4R、残り1分、今度は弟マルケスの攻勢で、ロペスが仕掛けてくるとこ、

返しの強烈左フック、ロペスの首、ひん曲がるほどブチ当てて、

で、ロペス、来い、来いってジェスチャーして、で、却って効いてるの良く分かって、

そこから、鬼の一気攻めで、期待感満々だったんだけど、ガツゴツした中で、

弟マルケス、ラビットパンチってことで、レフェリー一旦ストップさせて、

減点宣言なんかするもんで、ヤバかったロペス、お陰でしっかり休むことできて、

ああいうの、どうなんだろうなあ、ってこっちは全然納得いかなかったなあ。

                                                         

5R、20秒過ぎ、今度も弟マルケスで、クルッと左サイドに体入れ替えた途端、

得意の左ショートフック、またもやの直撃で、ロペス、左膝カックンで、

アッタマ来たロペスが、やり返そうと一気に出て来るとこ、

弟マルケス、カウンター狙ってるぞお―っ。                                                         

二人とも、ちょっと剥き出しになっていって、まさに男の殴り合いだったなあ。

                                                           

6R、ロペスも流石で、ペース取り戻そうと、更に距離詰めて、猛烈攻め込みで、

殴ってる方も殴られてる方も、かなり消耗してるんだけど、負けん気丸出しで、

7R、残り1分過ぎからの激闘、ホント凄くて、炎の根性戦で、

弟マルケスの左も相変わらずいいんだけど、ロペス、手数圧倒してるし、

ショートブローはやっぱ格段に巧くて、ダメージは、弟マルケスの方が大きい感じで、

ギリギリのとこのフィジカルの強さも、残念、ロペスの方が上回ってたなあ。

                                                          

8R、結局このラウンドで終わるんだけど、

残り1分頃、ロペス、弟マルケスをコーナーに追い込んで、歯食いしばっての連打で、

弟マルケス、徐々に緩んでいったんだけど、たまに返しのパンチ当てると、

ロペスも、へロッとなってしまうもんで、かなり消耗進んでるの見てとれるし、

とにかく二人とも、相手のパンチ避けられないようにまでなってしまったんだわ。

                                                          

結局、この回の終了ゴング鳴って、インターバルの時、もう無理、続けられないって、

弟マルケスからのギブアップで、ロペスのTKO勝ち。

                                                        

弟マルケス、右肩触って、何か言ってたんだけど、そこ痛めたのかも知れないね。

そう言えば、2~3ラウンド前から、あんまり右使ってなかったんだわ。

                                                           

勝ち告げられた時のロペス、いつもと比べものにならないほど喜んでたから、

余程、シンドイ試合だったんだろね。

                                                          

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