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2010年11月

2010年11月30日 (火)

後楽園ホール・11月29日

夜、いつものように、寝ながらラジオ聞いてたら、世界の天気予報やってて、

今日東京は、最低気温8℃、最高気温14℃って、夏の頃の半分ほどで、

何となく妥当な感じするんだけど、世界にはいろいろあって、驚いたなあ。

                                                            

シンガポールってのは、最低気温23℃、最高気温33℃って、まだまだ凄いし、

一方モスクワは、最低気温-16℃、最高気温-14℃って、まるで肉屋の冷凍庫で、

毎日、どんな日常生活なんだか、エアコンの能力も半端じゃないだろなとか……。

                                                           

日本だと、最高気温15℃と20℃では、随分違うけど、

最高気温、-15℃と-10℃とでは、どれ程の違いがあるんだろね。

-10℃くらいの日は、今日は随分暖かいですね、なんて会話交わされるのかなあ。

                                                           

                                                            

東京ドーム周辺、クリスマス的なイルミネーションに飾られてるもんで、

寒さから気をそらせるような、しばしの効果、かもし出してるんだわ。

                                                           

                                                         

昨日も、ホールはバカ混みとはほど遠くて、なかなか見易い状況だったな。

                                                           

◆長友直樹君(横浜光)×山口晋平君(T&T)……SFe 4R

1勝(1KO)1敗の神奈川県と、1勝(1KO)0敗の神奈川県。

                                                          

1R、二人とも、基本的には良く似たボクシングスタイルで、

先制攻撃に成功したの、山口君の方だったんだけど、

半分過ぎ頃、長友君の右一発喰らった途端、山口君、左目上ヒットカットされて、

左顔面、真っ赤になってしまったんだわ。

                                                            

2R、それで、ひるんだみたいになって山口君、なかなか挽回に行けなくなって、

その上、バッティングカットで、更に左目上カットしてしまったんだわ。

                                                            

長友君、ここが行き時なんだけど、なーんかタルいし、盛り上がんないんだよなあ。

二人とも、技術的には全然なんだから、気持ち見せて欲しかったんだけどなあ。

                                                          

3R、山口君、残り30秒ほどのとこから、やっと本気モードで仕掛けたんだけど、

気持ちだけが空転してるみたいで、やたら頭から行き過ぎなんだわ。

                                                             

4R、1分過ぎ、結局、山口君のバッティングキズ悪化して、負傷判定へ。

で、結局、40-37、39-38、38-38の2-0で、長友君勝ち。

                                                         

                                                            

◆立山翔悟君(横浜光)×堀口立君(T&T)……B 4R

1勝(1KO)2敗の19才・神奈川県と、1勝(1KO)0敗の北海道。

                                                           

1R、4~5㎝ほど身長大きい立山君、長いリーチで距離取ってやりたいんだけど、

堀口君に詰められて、何しろ、ジャブ、少な過ぎなんだよなあ。

堀口君の方は、ガツガツの乱戦希望みたいだね。

                                                            

2R、残り1分、ガチャガチャってしたと思ったら、右、左って喰らってしまって、

何と、堀口君の方が、床に右手ついてしまってしまって、ダウン。

彼、接近したらこっちのもんだって、過信し過ぎで、ノーガードだったからなあ。

                                                           

3R、1分過ぎ辺りかなあ、立山君、打ち終わって、両足揃ったとこに、

今度は、堀口君の右が直撃して、立山君、思わず尻餅ダウン。

                                                            

それぞれのダウン、強烈って訳じゃなくて、タイミングダウンみたいだったんだけど、

その後の、追撃、お互いに甘くて、なんか見合ってばかりなんだわ。

                                                             

4R、二人とも疲れやすいタイプなのか、ひとしきり連打すると、必ず休憩入るし、

一段落すると、また乱闘ってのが交互で、とにかく、攻守ブツブツ切れだったなあ。

この回、堀口君、右目上ヒットカット。

                                                            

結局、38-37、37-37×2の1-0で、ドロー。

                                                         

                                                           

◆高橋正光(ワタナベ)×大場雄二君(マナベ)……SFe 4R

2勝5敗の23才・東京都と、2勝(1KO)の東京都。

                                                            

1R、大場君、前回に続いて、下向いて、頭から突っ込んで来るのが相手なもんで、

なかなか、ちゃんとしたボクシングさせて貰えなくて、気の毒。

                                                            

高橋君、あれじゃあ、相手の顔も分かんないんじゃないかなあって、思ったら、

全然面白くもないもんで、タバコ吸ってたら、2Rか3Rに、大場君TKO勝ちしたってね。

                                                            

                                                          

◆長谷川雄治君(横浜光)×大坪竜也君(T&T)……SB 4R

2勝1敗の22才・福島県と、2勝(1KO)5敗1分の21才・神奈川県。

                                                           

1R、始まってすぐ、二人の力量差歴然で、長谷川君、とっても前向きなボクシングで、

常にシッカリ相手見て、ガードの隙間狙ってるし、怖がらないで返しも打ってる。

                                                           

大坪君の方は、パンチ打ち外すと、打ち返し来ない時でも、すぐガードポジションで、

接近戦も怖がってるみたいで、元気貰えるとこまで、行かないんだよなあ。

                                                         

2R、大坪君、いつも同じ軌道で、それも、殆どフック系しか打たないもんで、

長谷川君に見切られてしまったみたいで、長谷川君は、気持ち良さそうに、

細かいのも含めて、多彩なパンチ、色々試してたみたい。

                                                               

3R、プレスかけてるのは、かえって大坪君の方なんだけど、

いっつもそこから、変な間ができるもんで、そこ狙われて、打ち込まれるんだよなあ。

                                                             

4R、負けてるの分かってるせいか、大坪君、やっとこさ手数増やしていったんだけど、

一見、チャンとしてんだけど、何か得意技必要だと思うし、

とにかく、気持ちで負けないようにしないと、この先もシンドイと思うなあ。

                                                           

長谷川君の方は、最後まで、ホントよく動けてたし、手数も落ちなくて、

相手の反撃完封してたね。

                                                            

結局、40-36、40-37、39-37の3-0で、長谷川君の余裕勝ち。

                                                            

                                                            

◆永楽彰一君(帝拳)×中野晃志君(角海老)……SFe 6R

5勝(4KO)3敗の24才・大分県と、4勝(4KO)7敗2分の27才・千葉県。

                                                            

1R、思った通り、ゴング鳴った途端から、永楽君先制の一気攻撃で、

手数少なく防戦一方の中野君、幾つも直撃されてしまって、

こりゃ危ないぞって感じだったんだけど、南側ロープ近くで、ガチャついた時、

ショートパンチが交錯して、なんか当たったんだろね、永楽君の方がダウン。                                                        

残り1分ほどのとこだったんだけど、途中までホント、中野君ヤバかったんだけどね。

                                                          

2R、中野君、スピードも器用さも無いんだけど、基本に忠実なワンツーボクサーで、

ちょっと負け越してるけど、勝利は全部KO勝ちっていう、不思議なハードパンチャー。

永楽君も、5勝のうち4つがKO勝ちなもんで、実は危険な組み合わせなんだよね。

                                                          

中野君の分かり易いボクシングに対して、永楽君、この回手数増やしてきたね。

                                                         

3R、二人ともスピードない割に、ガードが超甘なもんで、お互い、当て放題で、

永楽君、左頬、中野君左目尻って、それぞれヒットカット。

                                                           

4R、ゴング鳴った瞬間、永楽君、すっ飛んでって、エライ攻勢かけていって、

中野君のキズのこともあるし、一気にカタ付けに行ったって感じだったんだけど、

そりゃもう、ブンブン連打しまくったんだけど、結局、カタ付かなかったら、

そこまでで、全部力使い果たしてしまったらしくて、急にグニャグニャになってしまって、

今度は、自分の番ですって攻勢かけた中野君に、防戦一方になってしまったんだわ。

                                                           

永楽君、中野君のドコンパンチに、ついに手止まってグラついたとこで、

ちょっと早くは見えたけど、セコンドからタオル投入エンド。

それ、薄緑色のやけにデカイタオルで、広がったまま、リングに舞い落ちてたな。

                                                           

中野君、心折れないで我慢した結果の根性勝ちの、これで5勝目で、

全部KO勝ちってのがまた続いた。

                                                          

                                                             

◆中尾裕之君(相模原ヨネクラ)×川奈充君(青木)

                           ………Fe 6R

4勝(1KO)5敗1分の25才・神奈川県と、4勝0敗1分の静岡県。

                                                        

1R、もう立ち姿から違ってて、主導権取られたら大変なことになるって、

中尾君、初めっからとにかく、手数手数。

川奈君方は、まずユックリ相手の動き、見定めるとこからスタート。

                                                            

2R、リングアナから いきなり “ラウンド・シックス” ってコールあったもんで、

一瞬ワープしたような不思議な感じしたんたけど、川奈君、エンジンかけたね。

                                                        

もともと長いリーチ持ってるんだけど、左ジャブ増やして、相手の入り込み防いで、

パンチの総量も増やしていったもんで、中尾君、ちょっと困り気味。

                                                          

それにしても川奈君、相手に攻め込まれても、必要以上に下がらなくて、

防御から攻撃への流れ、美しいし、バランスもとってもいいんだよなあ。

                                                              

3R、相変わらず川奈君、スタイリッシュなボクシングで、

一発で倒そうとするような強振することなく、確実にポイントゲットしてて、

中尾君に攻撃のキッカケ、全く与えないんだよなあ。

                                                          

4~5R、試合の流れ、全く変化なくて、中尾君、アッパーでも打てばいいのに、

攻撃単調単調で、単調って言えば、実は川奈君も、ちょっと残念な単調さで、

自分彼に期待感持ってるから、余計そう感じるのかも知れないけど、

たまに渾身ショット打って、意識的に倒しに行ったらいいのにって……。

                                                           

あんまりトロトロやってると、バカ振り一発で大逆転されるって危険もあるし、

反対に、一発大逆転が必要な場合だってあるだろうし、

そりゃこれで5勝負けなしってのは凄いんだけど、未だKO勝ちないし、

このままだと、上手なアマボクサーみたいになってしまうんじゃないかって心配だわさ。

                                                          

結局、二人とも違った系統の、でも同じ単調さのまま最終ラウンドまで推移して、

60-56、59-56×2の圧倒3-0で、川奈君だったんだけどね。

                                                             

                                                         

◆人見斉光君(帝拳)×青山慶洋君(角海老)……Fe 8R

11勝(5KO)6敗の30才・茨城県と、8勝(2KO)2敗2分の29才・東京都。

                                                            

1R、人見君、いつもの詰め詰め、ガチャガチャボクシングなんだけど、

頭下げ過ぎのとこあって、危ない、危ないんだよなあ。

青山君方は、普通の立ち上がり。

                                                               

2R、人見君のセコンドから、大人しくやる必要ないぞおって声飛ぶんだけど、

そういうアドバイス、以前も飛ばしてたけど、もう既に充分荒々しくやってんのに、

この上もっとかってほどで、まだガツガツ、ゴニョゴニョ足りないって言うんだよなあ。

                                                           

3R、自分、正直、こういう風に、突っ込んでって、すぐ頭下げるようなの嫌いで、

一発で当てようとしなくていいんだぞおって言ったって、

一発殴ったら、後は頭突っ込むだけなんだから、二発目はないじゃんって感じで、

普通にやったら勝てないからって、勝とうと思ったら、勝たせようと思ったら、

あんな風になるんだろうけど、それ、見てても全く楽しくないし、第一美しくないし、

サラリーマンじゃあるまいし、勝つためだけにやるんじゃないだろって思うし、

とにかく、詰まんない試合に突入して、つまり人見君の作戦大成功で、

とにかく青山君、やりにくそうししてるなあ。

                                                             

5R、青山君、足使い始めて、作戦変更が効果発揮発揮。

人見君、基本的には細かい追い足ないもんで、あとは出入りでポイント稼げば良くて、

足使えるか使えないかが、勝敗の分かれ目なんだよなあ。

                                                          

やっぱり、思ってた通りのバッティングで、それも二か所もやられて、

青山君、ポイントリードしてるし、もうこの辺で、ストップして貰った方がいいんだけど、

結局5R終了時点での負傷ストップで、50-46、49-47、48-47の3-0で、

青山君判定勝ちだったんだけど、彼、嫌気ささないで、集中力よく保ったよなあ。

ホントは、彼の華麗なボクシング、見たかったんだけどね。

                                                          

                                                          

◆田中徹さん(横浜光)×山本忍さん(石橋)……M 8R

7勝(2KO)2敗1分のランク2位、25才・神奈川県と、

9勝(4KO)7敗のランク7位、35才・長野県。

                                                           

1R、重いクラスにしては、チャンと距離取って、良く動いて、ボクシングらしかったね。

                                                            

1分過ぎ、田中さんの返しの左かすっただけで、山本さん、両膝カックンして、

危なッ! だったんだけど、その後、残り30秒辺りのとこ、青コーナー近くで、

今度は、山本君の右のショートカウンターが当たって、田中さん、膝着きダウン。

                                                           

2R、山本さん、一気に手数増やして攻勢かけていったんだけど、

それ最後まで持つのかって程の積極さで、ヤル気満々だったなあ。

                                                          

3R、田中さんのいつもの、相手からの切っ掛け待ちのボクシング始まってしまって、

そりゃカウンターのセンス抜群なんだけど、全く自分から仕掛けないし、

こっちは日常性離れたとこのパフォーマンス見たいって思ってるのに、

あんなに醒めたボクシング見せられても、心は沈み込む一方なもんで、

もう耐えられまへんってことになってしまって、

体のデカイ相手に、必死に頑張ってる山本さんにエール送りつつの、コーヒータイム。

                                                             

後で聞いたら、78-73、78-75、76-75の3-0で、山本さんだってね。

                                                           

                                                          

◆丸山伸雄さん(八王子中屋)×佐々木悟君(ヨネクラ)

                             ………L 8R

11勝(2KO)4敗1分のランク10位のサウスポー、27才・福岡県と、

7勝(4KO)5敗2分のサウスポー、28才・秋田県。

                                                           

この試合だけで、消化不良みたいだった昨日一日を払拭してくれたんだよね。

                                                          

1R、前の試合と大違いで、初めっから、二人とも、もう殺気に満ち満ちていて、

お互い、いきなりの左振り出して、それ、一瞬の差で腕交錯させて終わったんだけど、

隙さえあれば、そういうのいつでも行きますって感じだったんだわ。

                                                            

それにしても佐々木君のいきなりの左、ずれた角度とタイミングで飛んで来るし、

力込め込めで危険度高いし、丸山さんも、上下にパンチ散らせて、巧いんだよなあ。

後半、バッティングで佐々木君、眉間カット。

                                                            

2R、開始ゴング直後、いきなり、ガーッて仕掛けたのは丸山君の方で、

負けずにそれに対応しようとした佐々木君が来るとこ、一瞬丸山さん引いたんだけど、

次の瞬間、スッと入って連打重ねたら、一瞬ちょっと分かんなくて、

あとで聞いたんだけ、とにかく左フックが佐々木君のアゴ先かすって、

それだけで佐々木君、右ひざ大きく折ってしまって、北側ロープ近辺によろめいて、

そこんとこ、そりゃ油断ない丸山さんなもんで、一気の追撃猛打で、

最後は得意の左ストレートブチ込んだとこで、レフェリーストップエンド。

丸山君、少し振り過ぎなとこあったんだけど、全体には冷静にできてたよね。

                                                          

佐々木君、初めの一撃で意図的にダウンしてれば、回復出来たかも知れないのに、

やっぱり彼もボクサーなもんで、倒れる訳にはいかないって感じだったんだよなあ。

この回、始まって1分経つか経たないとこでの衝撃的結末だったなあ。

                                                           

暫く見ないなあって思ってた筒井マネジャー、昨日までニューヨークだったってことで、

これで、時差ボケ一発解消だと思うな。

                                                             

それに、八王子中屋ジムとしての、多分、これが今年最後の試合だったと思うから、

ホント、いい納め、できたよなあ。

                                                              

                                                           

色々ほじくり出してたら、ビーチボーイズの1964年のライブ録音とか、

探しまくってた、デーブ・クラーク・ファイブ、ハニカムズやゾンビーズ、シャドウズ、

なんかのお宝カセットテープ、続々発見で、充実のここ2~3日なんですよね。 

                                                                       

2010年11月28日 (日)

粟生さんと穂積さん。

深夜だと、やっぱり、それほどデカイ音出す訳にはいかないもんで、

ピアノトリオを聞くことが多くなるんだけど、昨日は、ウィントン・ケリ―。

                                                           

“ケリ―・アット・ミッドナイト” っての聞いたんだけど、

粟生さんと穂積さんの試合を振り返るには、とってもいい選択だったよ。

                                                           

                                                          

◆ビタリ・タイベルト×粟生隆寛さん……WBC SFe タイトル戦 

20勝(6KO)1敗のチャンピオン、28才・ドイツと、

19勝(9KO)2敗1分のランク2位、サウスポー、26才・千葉県。

                                                           

アンテナ会社の広告がプリントしてあって、分かりにくかったけど、

皮の艶感とか形状からすると、グローブ、レイジェスじゃなくて、多分ウィニングだね。

とにかく、タイベルトが赤で、粟生さんは青じゃなくて、黒。

                                                         

リングロープ、イガイガしてて、なんか危険な感じもするし、カッコいいね。

二人とも、結構足太いんだわ。

                                                         

1R、二人とも、リラックスしたスタートで、粟生さんの方が体格、ガッチリしてるね。

                                                           

粟生さん、昔みたいな、首左右に揺らせながらのピョンピョンフットワークじゃないし、

ドッシリしたボクシングで、ちょっと風格出てきたね。

                                                          

二人とも、ユッタリした動きの中から、一瞬のスピードにかけるってとこ、良く似てて、

緊張感満々だし、お互いに、前の手の返しパンチに恐ろしさ秘めてて、

とにかく、迫力満点のスタートだったなあ。

                                                          

2R、タイベルト、いきなりとか、返しとか、1Rから、とにかく左フック振り回して、

それ、大きいけど、鋭く振れてるもんで、結構、怖い怖いなんだけど、

あんだけ振り回すボクシングする割に、KO率29%ってのは、

案外、パンチ軽いのかも知れないなって、まず思ったんだよね。

                                                            

そういう感想、ラウンド進むにつれて強くなっていって、

初め、交わすのに神経使ってた粟生さんなんだけど、

当たっても大したことないって感じで、全然慌てなくなっていったもんね。

                                                          

粟生さんの方は、パンチ見切られないように、上手いこと上下に打ち分けてたし、

特に、右ボディ抜群で、タイベルト、平気だっていう仕草じゃなかったなあ。

                                                            

正面切った打ち合いは、粟生さんの方が力で押してて、相手下がり気味だし、

とにかく、行く気満々の理想的チャレンジャーだったなあ。

                                                            

3R、チャカチャカ対ドッシリって感じだったんだけど、残り1分ちょっとのとこ、

リング中央、クリンチ離れした直後、二人がガスッて近寄って、

タイベルトが左、粟生さんも左って、ほぼ同時の打ち出しだったんだけど、

フックとストレートの軌道の差もあって、粟生さん、一瞬早く直撃できて、

お互い、カウンターのタイミングだったもんで、モロ衝撃喰らって、タイベルト、ダウン。

タイベルトの左フック、虚しく、粟生さんの右肩に当たってたもんなあ。

                                                          

タイベルト、プロキャリア初のダウンってことだったんだけど、

それ程の大ダメージでもなかったし、粟生さんも、ピッチは上げたけど、

舞い上がって、無茶攻めするってことなくて、冷静だったなあ。

                                                            

4R、タイベルト、時折、大きいの振りまわして、挽回図って来てるんだけど、

粟生さん、相手の力量とパンチ力、見切ってしまったみたいな感じで、

あんまり、ディフェンスに神経使ってないし、攻撃も、結構雑になってるよ。

                                                            

ここまでの中間採点、39-35、39-36、38-37の3-0で、勿論粟生さん。

それでも、1~4Pって、随分差あるんだよなあ。

                                                           

5R、余裕出たのか、いくらパンチ軽いっていっても、喰らい過ぎだよ、粟生さん。

                                                           

粟生さんだって、KO率41%ってのは、一発倒し屋って訳じゃないんだから、

もっと、慎重に、まだまだポイントアウトボクシングでしょ。

                                                             

6R、ホラ見なよ、粟生さん、顔面少し腫れてきてんじゃないの。

                                                        

タイベルト、勢い増してって、ペース取り戻すのにやっきになってて、

彼、少し頭下げ加減にしたとこから、いきなり左大フック、飛ばして来るんだけど、

あれ、ちょっと読みにくそうで、危険なんだよなあ。

                                                             

粟生さん、セコンドに激入れられたみたいで、気持ち立て直して、

ディフェンス意識した早い動き取り戻して、鋭い左ブチ込んで、

タイベルトの顔面、張り飛ばして、左目上ヒットカットさせてたな。

                                                         

それにしても、いいの打ち込まれた後、それ帳消しにしようって、

すぐ反撃するってとこが、このレベルのボクサーの必須の資質なんだよね。

                                                          

7R、タイベルト、なんかハアハアしてきて、プレスかけられっ放しなしだし、

粟生さんのパンチ、ドスドスって感じなのに対して、彼のは、パスンパスンなんだわ。

                                                            

8R、一時ダラケタ、粟生さん、気合い入れ直して、いよいよ行くかあって感じで、

タイベルト、恐ろしいほどの左強振して来るとこ、

シュンって、右合わせにいって、神経ピリピリするようなショット、敢えて打ってるよ。

                                                          

左目上のキズ悪化して、ドクターチェック受けた、タイベルト、

同じ場所近く、もう一ヶ所カットしたみたいだし、

左単発振るっては、あとは下がるって場面増えてって、少し気持ち萎えてるね。

                                                           

途中採点、78-72、78-74、77-72って、ラウンド進んだ分、差広がってる。

                                                         

9R、タイベルト、どうしても一気反攻できなくなってたんだけど、

1分過ぎ、このままじゃどうにもなんないって、根性盛り返しで、踏ん張る、踏ん張る。

                                                           

ただそれも、粟生さんの強烈ボディで反撃中断されると、残り20秒ほどのとこで、

右ストレ―ト、まともに喰らってしまって、思わず一瞬、腰落としそうになって、

最後は勢いで、ロープまでフッ飛ばされてたもんなあ。

                                                           

10R、ここまで、途中安易にパンチ貰うことはあったけど、

粟生さん、基本的に、ズーッと自分のボクシング、貫くこと出来てて、

多彩なコンビネーションの中の、節目節目のボディブロー、とっても素晴しくて、

タイベルト、流れの中で何とかするっての、もう全くできなくなってたんだわ。

                                                        

11R、正直、このラウンドの粟生さん、ちょっと残念で、

相手、口開けてハアハアしてるし、足元おぼつかなくなってるもんで、

パンチも手打ちになってるし、空振りしてバランス崩してるし、

粟生さん、ここまでで、スタミナ使い尽したって感じじゃないし、

で、どう見ても倒しに行くタイミングってことで、

これから先、もし途中ポイントで負けてて、ダウンゲットしかないって時の為にも、

本気で倒しに行く実戦練習のチャンスなのに……。

                                                         

12R、ゴング鳴った時、心なしかタイベルト、頬笑み浮かべて、

どうやら今日はダメそうだなって感じで、ちょっとでもクリーンヒットされるとよろけるし、

ボディブローの仕草だけでも腰折るし、もう完全に戦意喪失してしまって、

途中からの粟生さんの30秒間ほどのラッシュでは、亀の子ガードなもんで、

倒すってのは無理になってしまったんだわ。                                                             

やっぱ、11Rだったんだよなあ。

                                                          

結局、118-112、116-110、115-112の3-0で、粟生さん。

                                                         

自分、粟生さん、もっと出来るって思ってるし、

タイベルトの方は、意外に大したことなかったし、気が弱いんだなって思ったな。

                                                          

いずれにしても、粟生さん、コングラッチュレーション! だよ。

                                                          

                                                          

◆ファン・カルロス・ブルゴス×長谷川穂積さん

                   ………WBC Fe 王座決定戦

25勝(18KO)0敗のランク1位、22才・メキシコと、

28勝(12KO)3敗のランク2位、サウスポー、29才・兵庫県。

                                                           

赤ウィニング対青ウィニング。

                                                         

ブルゴス、10㎝ほどデカイし、細身でリーチも相当長いんだわ。

                                                          

1R、ブルゴス、サウスポー初めてってことだったんだけど、とにかく振りデカイなあ。

                                                          

この日の穂積さん、なんか、いつもと違ってて、体重いのかって程、足動かなくて、

そりゃスピード慣れしてるもんで、ブルゴスの大振り、何てことなく交わしてるんだけど、

飛び込んで打つんじゃなくて、交わして打ち込むっていう、危険な選択で、

足止めての真っ向勝負なんだわ。

                                                            

2R、相手の力こもったパンチ、ことごとく外してはいるんだけど、

相打ちだとヤバそうなのに、穂積さん、行く、行く。

                                                          

3R、ブルゴス、低い位置から、上手いこと力のこもったアッパー打ってるけど、

基本的には、やりにくそうにしてて、想定よりあと一発、余計に飛んでくるって感じで、

ちょっと戸惑ってて、やっぱスピードの違い、歴然としてるんだわ。

                                                           

自分、実はこの試合、かなり心配してたんだけど、

この辺から、なんかいけるんじゃないかって気持ちになったんだよね。

                                                          

それにしても、穂積さん、もともとこのクラスのボクサーみたいなパフォーマンスだし、

いいの喰らっても、意外と平気な顔してるし、とにかく力込め込めで打ってるなあ。

                                                          

こういう試合するってこと、事前にトレーナーと打ち合わせ済みだったのかなあ、

それとも、成り行きでこうなってしまったのか、

初めっから、一人密かに、こういう試合するするつもりでいたのかなあ。

                                                          

4R、ブルゴス、穂積さんの左喰らって、一応平気な顔してるけど、

時折、グローブで顔撫でてるってことは、そこそこ効いてるってことで、

穂積さんの出入り早いもんで、打ち終わりに合わせてるつもりでも、

あんなにリーチあるのに、届かないってこと多くて、困ってる、困ってる。

                                                        

それに彼、自分のリズムで前進できなくなってるみたいで、

最後30秒の壮絶打ち合いの場面でも、穂積さんに対等以上に打ち込まれてたな。

                                                            

ここまでの途中採点、40-36、39-37×2の妥当3-0で、穂積さん。

                                                           

5R、途中採点知って、ブルゴス、プレス強めてきたんだけど、

穂積さん、ロープ背にしても、全く怯んでなくて、堂々の殴り合いなもんで驚いたなあ。

                                                           

6R、結構な被弾数なんだけど、ブルゴス、動きに変化なくて、

正直、バンタムでも、自分、穂積さん、倒し屋ではないって思ってたんだけど、

巧いボクサーから強いボクサーに変身中なんだわ、穂積さん。

                                                       

7R、とにかくどっかで、一発直撃させればいいんだからって、ブルゴス、

それほど焦ってる様子なくて、この回、穂積さんをコーナーに追い詰めて、

左、右、左って強烈連打打ち込んだんだけど、最後の左が相当強く入ったもんで、

穂積さん、危なっ! ってなってしまったんだわ。

                                                           

そこからの二人の打ち合い、穂積さん、ホント大丈夫かあってほど激烈で、

それこそ気持ちムキ出しの、足止めたブン殴り合いの、ハラハラの極地で、

残り1分、見事な左アッパーブチ込んだら、ブルゴス、明らかにバランス崩して、

そこからの一気攻め、鬼みたいだったもんなあ。

                                                           

彼の中に、何かが乗り移ってて、いつもと違う穂積さんが、そこにいたんだわ。

                                                           

正面切った打ち合い、結局、穂積さんの方が勝ち名乗りで、

ブルゴス、明らかに効いてたし、腕の振り、間違いなく緩くなってたもんね。

                                                          

8R、1分過ぎ、穂積さん、バッティングで右目上カットしてしまって、

で、WBCルールで、ブルゴス減点。

                                                           

そこから、ブルゴス、一気の反攻だったんだけど、穂積さん、暫くやらせておいて、

一段落したとこから、事前に考えてたような、実に美しいコンビネーションで、

圧倒的なスピード、まだ落ちてないとこも見せながら、ボッコボコ打ち込んでたね。

                                                          

この回終わっての途中採点結果、78-73×2、77-73の3-0で、穂積さん。

                                                          

9R、ブルゴス、再び攻勢かけてきたんだけど、

オヤ―ッ? 彼の右目周辺、いきなり異常に腫れてきて、申し訳ないけど自分、

なんか、とっても嬉しくなってきて、ホラ、効いてんだろがあ、ってなってきて、

君、勇利・アルバチャコフに似てきたよ、って感じだったんだわ。

彼、右目も何か変になってて、まるで別人みたいになっていったんだわ。

                                                            

穂積さん、益々元気出てきて行く行くで、ブルゴス、下がる下がるのクリンチ逃げ。

                                                            

10R、セコンドに、バカヤロー、何やってんだよって激飛ばされたんだね、きっと。

で、ブルゴス、前へ前へ出るんだけど、大分反応悪くなってて、

穂積さんのキツイ返し、何度も簡単に浴びてしまってるんだわ。

                                                         

あれ、なんか穂積さん、倒しに行ってるぞ。

                                                         

11R、ブルゴス、いよいよ捨て身の大反攻なんだけど、穂積さん、引かない引かない。

                                                            

で、体寄せ合っての激闘、ホント凄くて、穂積さん、あんな事するんだって感じで、

それまで相当の手数出してるもんで、穂積さんも消耗見えてるんだけど、

ブルゴスの必死攻撃に、思わず危険な場面もあったんだけど、とにかく耐えて抜いて、

流石だね、ゴング前に、見栄えのいいのを、ドコンって打ち込んでたもんね。

                                                           

12R、さて、穂積さん、どうする? って見てたんだけど、

事ここまで及ぶと、ブルゴスにはヤケクソラッシュしかないんだけど、

どうやらその体力残ってないみたいだし、穂積さん、流してもいいよ、だったんだけど、

穂積さん、やっぱり行くんだなあ。

                                                         

で、45秒過ぎ辺り、クロス気味の左、直撃させたら、ブルゴス、一瞬右足ひきつって、

そこから最後まで、その右足、動きもどかしくなってしまったんだけど、

それでも彼、最後の最後まで試合捨てなくて、若いのにエラかったんだわ。

                                                       

ブルゴスも頑張ったけど、穂積さん、もうそこまでやんなくてもいいのに、

必死になってる相手、正面から受け止めて、彼自身も相当消耗してるのに、

ポイント大巾リードしてるってのに、セコンドから、ガード、ガードって声飛んでんのに、

そんなこと知るかあって感じで、まるで、自分の中の何かと戦ってるみたいで、

相手はブルゴスじゃなくて、自分自身だっていう感じだったもんで、

なんか自分、硬くなって身がすくんでしまったんだわ。

                                                           

結局、117-110×2、116-110の3-0で、勿論穂積さん。

                                                          

終了ゴング鳴った時、穂積さん、とにかく、自分、やることやりましたって表情してて、

彼だけの、静かな満足感に浸ってた感じだったなあ。

                                                           

顔面、いびつに変形してた粟生さんに、べショべショ泣きながら祝福されてから、

穂積さん、やっと正気に戻ったみたいで、それにしても顔面ヒドイことになってたなあ。

                                                         

二つもクラス上げて、あんなにデカイ奴相手に、1ラウンドから最終12ラウンドまで、

ズーッと自分のボクシングを貫き通すなんて、穂積さん、あなたホントに凄いよ。

                                                            

                                                              

で、ウィントン・ケリ―のピアノが、いつもより心に染みたんだわさ。

                                                          

2010年11月27日 (土)

後楽園ホール・11月26日

やっぱり思ってた通り、ボクサーの知り合い以外、客、殆ど来てなくて、ガーラガラ。

                                                          

リングアナが初めの挨拶した時、東席に5人、西席16人、北席14人、南に約80人、

それと、バルコニーに12人の、全部で130人前後しかいなかったもんなあ。

                                                         

そうだよなあ、普通昨日は、TVボクシングだよなあとは思ったんだけど、

濱中優一さん×鬼ヶ島竜さんと、松崎博保さん×岩井大さんの試合は、

テレビでやんないもんで、世界戦の方、後回しっていう荒技なんだわ。

                                                          

結局、穂積さんも粟生さんも、見事な判定勝ちだったのは知ってんだけど、

このブログ書き上げて、今日の競馬予想したあと、ユックリ見るつもりなんだわさ。

                                                          

                                                           

◆丸野雄太郎君(角海老)×篠塚和也君(三谷大和)……Fe 4R

0勝1敗の24才・鹿児島県と、1勝1敗の22才・千葉県。

                                                        

1R、篠塚君の、そのブーメランみたいな大振り雑右フック、

そんなの当たるかあって感じだったんだけど、当たるんだわ、これが……。

                                                         

丸野君、ちょっと力入り過ぎではあったけど、それでもカチッとした左ジャブ前面に、

真面目、真面目ボクシングで押し気味だったんだけど、

1分半頃、赤コーナー付近で二人、絡まった時、篠塚君の乱暴な右フック喰らって、

それ二発目喰らったとこで、バランス崩してしまって、ダウン。                                                         

それ程のダメージじゃなかったもんで、再開後、冷静にリスタートしてたね。

                                                           

2R、それにしても篠塚君、全体にバタバタしたボクシングで、バランス良くないし、

パンチ、オープン気味で、相手の攻撃にすぐ頭下げるし、姿も美しくないんだよなあ。

                                                          

一方の丸山君、ダウン後も慌てることなく、シッカリ立て直しながら、

セコンドの指示守って、主要武器の左ジャブ、正確に当ててって、挽回、挽回。

                                                        

3R、丸野君のパンチ、見た目以上に強いんだろね、篠塚君、ドンドン弱っていって、

あれえ、どうしたのお? って程、あっと言う間にヘロヘロ状態になってしまって、

空振りしてバランス崩してリングから飛び出しそうだったし、

1~2発打っちゃ、抱き付いてるし、もう殆ど、時間の問題状態なんだわ。

                                                         

その間、丸野君、気負い過ぎることなく、本分発揮のカッチリボクシングやり通して、

結局、1分48秒、相手の反攻止まったとこで、見事な逆転TKO勝ちゲット。

                                                         

初戦負けた後の二戦目、ダウン喰らったとこからの頑張りの初勝利。

気持ち、立て直すこと出来て、エラかったなあ。

でも、もうちょっと上体の力抜いて、柔らかく使わないと、被弾、心配だけどね。

                                                           

                                                          

◆伊藤隆史君(花形)×相馬圭吾君(三迫)……B 4R

1勝(1KO)1敗の22才・神奈川県と、1勝(1KO)3敗1分の25才・埼玉県。

                                                          

1R、伊藤君、キンキラベルトの真っ赤なトランクス、フワフワ付きのシューズで、

といかく、頭突っ込み系、ガンガン暴れまくりボクシングなんだけど、

残り1分頃、相馬君に右フック、バスンって打ち込まれて、あえなくダウン。                             

それ程のダメージじゃなかったんだけど、なんだか殺気走り過ぎだよなあ。

                                                         

2R、実は相馬君も結構なブンブン系なもんで、二人とも、頭危ないんだわ。

まるで、隠岐の闘牛みたいになって、やっぱり伊藤君、左目上バッティングカット。

                                                         

3R、伊藤君、派手さは充分なんだけど、冷静さに欠けてて、

なかなか初回のハンデ取り戻せなくて、振ってる割に有効打、少ないんだよなあ。

                                                       

4R、伊藤君、終始、全然ジャブ出さなくて、全く片寄ったボクシングで、

理想はデンプシ―・ロールなのかも知れないけど、これがまあ当たんないんだわ。

                                                            

ブンブン振るけど、当たんないのは相馬君も同じで、

二人とも、力が生きてない、ロスの多いボクシングだったなあ。

結局、39-36、39-37、38-37の3-0で、相馬君。

                                                         

                                                         

◆竹内護君(ヨネクラ)×上野雄大君(ウィン三迫)……SL 4R

2勝1敗1分の24才・東京都と、2勝(2KO)2敗1分の26才・山形県。

                                                          

場内空いてるもんで、すぐバレてしまって、現在5勝(5KO)2敗1分の宮崎辰也君、

人懐っこい顔して寄って来てくれて、この試合から一緒に観戦。

彼、自分のブログの固定客さんなもんで、自分が一人で試合見ること知ってて、

横にいて居てもいいですかって聞いてきて、絶対彼から話しかけて来ないんだわ。

                                                         

彼、、前の日のブログで、加瀬康司君のこと加藤君って間違えたの教えてくれて、

自分、レイSの加瀬君、よく知ってんだけど、その日のパンフのミスプリントそのまま、

無意識に書き込んでしまったの、教えてくれたんだわ、アリガトね。

それにしても加瀬君、ゴメンってことで、昨日の夜、修正しておきましたんで……。

                                                           

1R、二人とも良く似た体形してて、とっても良く似たスタイルで始まったんだけど、

打った後すぐ体寄せるっていう、ちょっと見てくれ良くないボクシングで、

お互い、あんなにリーチあるのに何でかなあって感じだったな。

                                                          

2R、ちょっとX脚の上野君、フットワークがぎこちないとこあるんだけど、

彼の方が、気持ち強いみたいで、どんどん仕掛けて行って、

1分過ぎくらいから、西部劇の酒場での殴り合いみたいになってしまって、

竹内君、安易に付き合い過ぎだったんだけど、

仕掛けられて、逃げる訳にはいかないって感じで、ただただ乱闘、乱闘。

                                                          

結局、こういう展開、上野君の得意みたいで、1分45秒、ストップ勝ち。

                                                          

                                                       

◆浜田祐輔君(角海老)×石川幹也君(三迫)……SF 4R

2勝(1KO)2敗1分の22才・高知県と、2勝(1KO)3敗の20才・東京都。

                                                        

1R、この試合の二人も、良く似たスタイルで、いいボクシングするんだけど、

この辺の戦績から一気に脱却できるか、とっても大事なんだよね。

                                                        

二人とも、基本に叶ったキッチリしたボクシングで、歯切れはいいし、

見てて、とっても気持ちいいんだわ。

                                                            

浜田君、全体にバランス取れた攻防の技持ってんだけど、

なんか、ちょっと、ピカッて光るモノ、足りない感じかなあ。

                                                           

それに対して石川君、キレのいいワンツーが売りモノですってのがはっきりしてるね。

                                                       

2R以降も、1Rの印象がズーッと継続していって、

浜田君、展開一気に変えるようなアイデア、なかなか出て来なくて、

それは、石川君の方も同じなんだけど、たまに打ち込む鋭いワンツー、

やっぱり好印象として積み重なっていくもんで、ポイント持ってくんだよなあ。

                                                          

結局、比較的地味な流れのまま終了ゴングで、39-37×2、39-38の3-0で、

予想通り、石川君の判定勝ち。

                                                             

浜田君、シッカリした基本形持ってるんだから、

なんか得意技、身に付けたら、ずっとずっと良くなると思ったなあ。

                                                         

                                                         

◆福田勇輝君(ONE・TWO S)×和氣年邦君(MT)……B 6R

3勝(1KO)2分の23才・東京都と、5勝(2KO)10敗2分の27才・岡山県。

                                                            

1R、大きく負け越してる和氣君、原因はなんなの? って見てたんだけど、

結構、ちゃんと動けてるし、パンチの形も悪くないんだわ。

福田君の方は、器用に上体動かすの上手くて、なかなか相手に的絞らせないね。

                                                         

2R、和氣君、心配なとこは、相手に攻め込まれた時、真っ直ぐ下がり過ぎて、

簡単に追撃喰らいそうになるとこで、この辺は結構危険な臭いがしたな。

それでも、そんな迫力は無いんだけど、地道にパシパシ当てて、ポイント取ってるよ。

                                                           

3R、和氣君、左目上バッティングカットしたんだけど、怯まずやってるし、

一生懸命感伝わってきて、なんか、頑張れって感じになってきたよ。

                                                             

これ以降、大きな展開殆どなくて、負け無しの福田君、なんか普通だし、

そのことは和氣君にも言えるんだけど、とにかく普通すぎて、工夫無さ過ぎで、

互いに危険なパンチが交錯するっていうようなハラハラする場面に乏しくて、

要するに、攻守がハッキリし過ぎた単調な試合だったんだよね。

                                                         

最終6Rは、和氣君、かなり消耗してしまって、頭下げる場面多くなって、

撫でるようなパンチしか打ててなくて、結構危なかったんだけど、

詰め切れなった福田君も、ちょっと情けなかったかなあ。

                                                           

後半随分追い込まれてたもんで、自分、福田君もあるかなあって思ってたんだけど、

一緒に見てた宮崎君は、和氣君逃げ切りって言ってて、

結局、59-56、58-56×2の3-0で、和氣君の勝ちで、宮崎君、当たり。

                                                           

                                                       

◆濱中優一さん(国際)×鬼ヶ島竜さん(三谷大和)

                        ………48㎏ 8R

12勝(7KO)7敗のランク5位、26才・東京都と、

10勝(5KO)4敗のランク8位、22才・香川県。

                                                          

このクラス、9位までしか日本ランキング無いんだけど、一人一人とても充実してて、

へタレた試合するボクサー、一人もいないんだよね。

                                                           

前回、負けるはずないって思ってたのに、鬼ヶ島さん、濱中さんにKOされてしまって、

で今回、その再戦ってことで、実は、自分にとっての本日のメインイベント。

                                                           

これが見逃せなくて、穂積さんと粟生さん、後回しってのもどうかと思うんだけど、

それが、昨日の自分の素直な気持ちだったんだよね。

                                                           

濱中さん、自分、既に聞かなくなってしまった頃の、後期ジョン・レノンの曲で入場。

                                                          

1R、緊張感と殺気満々のスタートで、お互い広めスタンスでジリジリ寄ってって、

勿論、濱中さんの方が、いつものように、そんなにーってほど広いんだけどね。

                                                         

その瞬間、出た、出たーっ、例の日本拳法スタイルの真っ直ぐ一方棒の左ジャブ。

                                                         

濱中さん、独特の間合いも併せ持ってるもんで、予備知識持ってないと、

どうして? ってほど、いとも簡単に、それ当てられてしまうこと多いんだけど、

この日の鬼ケ島さん、勿論、それ、既に経験済みなもんで、大丈夫、大丈夫。

                                                           

2~3発、冷静に、それ交わしたなって、直後のその瞬間、

濱中さんの体、ちょっと伸びきったとこへ、右ストレート一閃させたら、

それ一発で濱中さん、ドーンってダウンしてしまったんだわ。

                                                          

その時、まだ始まって30秒ほどのとこだったんだけど、

何とか立ち上がった、濱中さんなんだけど、明らかに大きなダメージ残ってて、

隣の宮崎君、立ち上がって絶叫応援で、冷静に行けって、鬼ケ島さんに大声応援。

                                                         

で、鬼ヶ島さん、クールに相手の状況見定めて、そこから15秒ほど経ったとこで、

またもやの瞬裂の右、大直撃させて、濱中さん、再度の大ダウンで、

もうそこで勝負決まってたんだけど、濱中さんも根性の再リスタートだったんだけど、

誰が見ても、もう無理なほど弱ってしまってて、鬼ヶ島さんが最後の決着付ける前に、

レフェリーストップかかって、正式には、1R57秒だったんだよね。

                                                            

いやあ、凄かったなあ、やっぱ来た甲斐あったなあ……。

                                                             

                                                           

◆高桑和剛君(輪島S)×森下裕己君(協栄)……SL 8R

6勝(2KO)5敗の26才・北海道と、9勝(5KO)5敗1分の25才・滋賀県。

                                                       

1R、二人ともこのクラスにしては、そこそこのスピード持ってて、

高桑君には積極的な仕掛け、森下君には一瞬のコンビネーションの早さ備えてる。

                                                            

2R、半分頃、それほど鋭くはなかったんだけど、森下君の右直撃で、

高桑君、一瞬、両膝カックンで、思わずしゃがみ込みそうになってしまったんだけど、

そこから高桑君、踏ん張って、踏ん張って、森下君の追撃回避。

                                                          

3R、この辺から、二人のガツガツボクシング始まって、

森下君、フットワークいい方じゃないし、細かいパンチ、あんまり上手くないんだけど、

一方の高桑君の方も、フットワークはいんだけど、特に左手の引きが甘いもんで、

なかなか連続技に繋がらないとこあって、ブツブツ途切れるような展開なんだわ。

                                                           

これ以降、破天荒な出来ごと、全く起こらなくて、持久戦に突入したんだけど、

二人とも、自分の都合で2~3発殴っちゃ、クリンチに逃げるっていう甘い戦法で、

見てる者ハラハラさせるまでにはいかなくて、疲れてんだろなあってのが感想で、

消耗の進んだ高桑君の踏ん張りだけが見所ってなっていたんだわ。

                                                            

8R、初めの20秒ほど、高桑さん、最後の勝負に出て、鬼の猛攻だったんだけど、

それ、死に物狂い感満々なもんで、なんとかなるかなあって応援気味だったんだけど、

結局、何も起こらなくて、そこで高桑君、残ってる力全部使い果たしてしまったもんで、

もう、とってもダメのヘロヘロ状態で、1分13秒、レフェリーに止められたんだわ。

二人とも全く上手くはないんだけど、気持ち溢れた試合だったよ。

                                                          

                                                           

◆松崎博保さん(協栄)×岩井大君(三谷大和)……SFe 8R

20勝(10KO)4敗1分のランク2位、28才・埼玉県と、

7勝(4KO)2敗の21才・千葉県。

                                                       

1R、二人とも、いきなり危険な距離からスタートしたもんで、ホント、驚いたなあ。

                                                       

岩井君、いつものように、頭少し左に傾けて、カキコキしたような動きで、

松崎さん、今日はあんまり足使わない方針みたい。

                                                          

2R、岩井君が左ジャブ打って来るとこ、松崎さん、強い右被せて、見栄えいいなあ。

                                                           

3R、岩井君、スピードある方でもないんだけど、一発一発力込めて打ってるし、

とにかく誠実な感じのするボクシングするんだわ。

                                                           

宮崎君、年下なのに彼のファンだって言ってて、

ついに我慢しきれず、青コーナー近くに移動、応援に向かったよ。

                                                            

松崎さんの方は、相変わらずの軟投型ボクシングで、

ここまでのとこは、松崎さんの右対岩井君の左ジャブって感じかなあ。

                                                          

4R、松崎さん、接近戦になると、細かいのを色んな角度から打ち込んでて、

やっぱりキャリアの差、感じさせるものあって、まあまあ順調な序盤戦だよね。

                                                            

一方の岩井君も、それほど接近戦下手じゃないもんで、対等近くやってるし、

相手の大きなパンチも、基本、ダギングで上手くかわしてんだよなあ。

                                                          

5R、大きい右や、細かいのも打たれ込んで、岩井君の顔面赤くなってきたけど、

一方の松崎さんも、意外や意外、結構、顔腫れてきてんだわ。

                                                       

あれれれれーっ、岩井君の左ジャブ、結構効いてるんじゃないのお。

あの左ジャブ、高速って訳じゃないんだけど、松崎さん、避け切れてないんだわ。

                                                            

6R、多少、松崎さんに打ち込まれても、岩井君、ビクともしないんだけど、

岩井君のジャブに、松崎さん、顔跳ね上げられてるし、体のけ反らされてるんだわさ。

                                                          

そう言えば、フットワークも全然で、シューズの底にボンドでも付いてるみたいだし、

今日の松崎さん、間違いなく、どっか変だわ。

                                                          

前のラウンドから、主導権は完璧、岩井君で、松崎さん、手こまねいてるよ。

                                                          

7R、相手甘く見て、ユルイ調整する人だとは思わないけど、

いつもの松崎さんの応援団、静まり返ってしまうこと多くて、事態深刻なんだよね。

                                                         

松崎さん、明らかに消耗してしまって、バランス悪くなって、体グニャグニャしてきたし、、

パンチもダルダルのユルユルだし、とにかく全部が一気に悪くなって、

接近戦でゴニョゴニョやるのが精一杯になってきてるし、

左目ヒットカットされるし、このままだと、倒されてしまいそうなんだわ。

                                                             

8R、岩井君、動き落ちてないし、途中からのショートアッパーも相変わらずいいし、

松崎さんの方は、ダウンゲットでもしない限り勝ち目ないんだけど、

倒せるようなパンチ、もう全く打てなくなってて、そのまま終了ゴング。

                                                       

結局、78-75×2、76-76の2-0で、勿論岩井君だったんだけど、

前半4ラウンドは全部松崎さんってのは、ちょっと乱暴なスコアリングだと思ったな。

                                                          

いずれにしても、こんな情けない松崎さんってのは、初めてで、

本人、ハッキリした敗因自覚の上なんだろうけど、そりゃ、こっちはガッカリさあ。

                                                           

でも、岩井君のパフォーマンスは、とってもとっても好感持てたよなあ。

最後まで、自分のボクシング貫き通して、彼、ホント立派だったな。

                                                          

                                                            

ここまでの8試合、第一試合以外、赤コーナーボクサーの全部負け。

                                                             

実はこの後、千葉透さんの試合組まれてたんだけど、自分、彼好きなんだけど、

相手、何たらマノプチャイなんていう、どうせ招聘禁止候補のタイ人なもんで、

タバコ吸って、比較的早目の退館だったんだよね。

                                                            

                                                         

自分、これから競馬で男の勝負あるもんで、

穂積さん、粟生さん、その後でお会いしましょうね。

                                                          

                                                            

ウォシュレットの便座の温度を、“低” から “中” に上げた、今日この頃であります。

                                                         

2010年11月26日 (金)

後楽園ホール・11月25日

試合開始の30分も早くホールに着いてしまったんだけど、

顔見知りの係員の人に、ボクシングリングのこと色々教えて貰って面白かったよ。

                                                          

ここは、プロレス会場にもなるんだけど、勿論それぞれリングは別モノで、

知ってる人は少ないんじゃないかと思うんだけど、

それぞれのリングは、真中から真っ二つに分けることできるようになってて、

分割した二つのリング、それぞれ北側板席下に収納できるようになってんだってさ。

                                                            

プロレスのリングはロープ3本だし、マットも板音するようになってて、

デカイ大げさな音がするようになってんだけど、

ボクシングのリングの床は、まず厚い板あるのは同じなんだけど、

その上に、厚さ2㎝ほどの硬質ゴムシートが張ってあって、

その上に、更に厚さ1㎝弱の衝撃吸収ゴムシートを二層に敷き詰めてあって、

最後にキャンバスシートで覆ってるんだってさ。

                                                          

                                                             

昨日は、内田さんがインスペクターやってたよ。

                                                            

デビューボクサーもいなかったし、このメニューだと一般客集めにくいんだけど、

その通りのスカスカだったんだけど、試合の方は、とても充実してたよ。

ホント、世界戦だけが面白いボクシングじゃないんだよね。

                                                         

                                                          

◆三好英澄君(伴流)×小澤高弘君(レパード玉熊)……58㎏ 4R

1勝(1KO)2敗の29才・香川県と、2勝(1KO)11敗の34才・群馬県。

                                                               

小澤君、かなりシンドイ戦績なんだけど、頑張ってるよなあ。

勝敗越えた何かが、彼を離さないんだろうなあ。

2005年にデビューして、6連敗した後、2007年と2008年に1勝づつして、

その後、また現在4連敗中なんだわ。

                                                         

1R、小澤君、やっぱ隙だらけのスタートで、危ない感じの動きだなあって見てたら、

始まって45秒、二人がリング中央で絡み合った瞬間、三好君の左フック大直撃して、

そしたら小澤君、相手にしなだれかかりながら、その場に崩れ落ちてしまって、

そのまま、うつ伏せ失神ダウン。

ピクッとも動かなくて、当然即ストップの即担架搬出。

                                                             

後で確かめたら、小澤君、特に何てことも無くて、大丈夫、大丈夫。

                                                            

それにしても、彼、これで多分、6回目か7回目のTKO負けなんだけど、

年令もそこそこだし、障害が出てもマズイし、完璧止め時だと思うけどなあ。

                                                         

                                                            

◆鎌倉歩君(相模原ヨネクラ)×戸叶健市君(ボーイズ水戸)

                             ………SF 4R

1勝(1KO)0敗の23才・神奈川県と、1勝(1KO)3敗の28才・茨城県。

                                                            

1R、うわあ、二人とも、距離感、当て勘、悪いなあ。

お互い届かないとこで、腕振り合ってて、エアボクシングみたいなんだけど、

鎌倉君、鋭く振れてて、可能性垣間見えてるけど、戸叶君、先見えにくいなあ。

                                                            

2R、鎌倉君、とにかく全身に力入り過ぎで、もう少し柔らかく体使えれば、

大分違ってくると思うんだけど、戸叶君の方は、もっと仕掛けて行かないとなあ。

                                                         

3R、戸叶君、とにかく、もっと前、前で試合しないとポイント取れないぞお。

鎌倉君も、常に詰め詰めしてるんだけど、前向きな気持ち、空転してる感じだなあ。

                                                           

4R、始まって30秒ほどのとこで、戸叶君、バッティングで、左目上と左耳の後ろ、

カットしてしまって、それ結構ヒドくて、結局続行不能の負傷判定。

で、40-38×2、39-37の3-0で、鎌倉君の妥当気持ち勝ち。

                                                            

                                                             

◆柳達也君(伴流)×太田啓介君(レパード玉熊)……SFe 4R

2勝(1KO)0敗の20才・栃木県と、2勝1敗の26才・東京都。

                                                          

1R、太田君、あまりにも無防備のまま、どんどん突っ込んで行くもんで、

柳君、それ待ってて、上手いこと合わせるのに集中してるみたいだったんだけど、

1分過ぎ頃、一気に距離詰まって打ち合った瞬間、

柳君の右ショートがカウンター気味に決まって、太田君、ダウン。

                                                           

何とか立ち上がりはしたんだけど、すぐ右にヨロケテしまって、また膝着いてしまって、

ダメージ深いって判断されて、即のレフェリーストップエンド。

                                                            

太田君、まだいい、まだ行かなくていい、ってセコンドのアドバイス振り切った結果で、

ちょっと残念な結末だったなあ。

                                                             

                                                            

◆瀬尾智宏君(川島)×日高禎史君(F赤羽)……Mm 4R

0勝2敗の34才・千葉県と、1勝0敗の27才・東京都。

                                                          

1R、構え的には瀬尾君の方がキッチリしてて、日高君、ちょっとアップライト過ぎ、

だったんだけど、瀬尾君、長い距離の日高君の左フック、何発か簡単に浴びてたな。

                                                         

その瀬尾君、ラウンド中盤から、ペース取り返して、対等に戻しつつあったんだけど、

残り30秒ほどのとこで、日高君の右直撃喰らってグラッとしてしまって、

そのまま、一気の追撃、あまりにも激しかったので、ここでレフェリーストップ。

瀬尾君、もうちょっと、しなやかに動けてたらなあ。

                                                           

                                                           

◆菅沼卓君(川島)×宮城伶次君(島袋)……SL 4R

1勝0敗の21才・愛知県と、1勝(1KO)0敗の26才・沖縄県。

                                                        

菅沼君は5月頃のデビュー戦も見てて、出だし、ちょっと嫌な印象持ったんだけど、

その後、気持ち持ち直して、とてもいいファイトしたの憶えてるな。

                                                          

1R、太目短躯の宮城君、10㎝以上デカイ相手に、とにかく喰らい付いて、

左右のフック、ブチ当てる作戦なんだけど、菅沼君、いい足使うし、

左ジャブのタイミング抜群だし、左右アッパーもいいし、ホント、この子、巧いんだわ。

                                                         

2R、宮城君の方は、ジャブなんか打ってる間なくて、大きく体揺すりながら、

それって、なんかちょっと、幕の内一歩のデンプシ―・ロールみたいなんだけど、

打ち上げ気味の右フック2~3発、巧いこと当ててるんだけど、

その後の追撃、思うに任せず、っていうか菅沼君、あくまでそれさせないもんで、

攻撃、どうしても単発に終わってしまうんだよなあ。

                                                          

その間、菅沼君、ホント、上手に、色んな角度からのショートブロー決め決めで、

ポイント、どんどんかき集めてるんだわ。                                                        

それにしても、宮城君のフットワーク、右足の動き、とってもユーモラスなんだよなあ。

                                                           

3R、菅沼君、すっかり見切ったみたいで、1分過ぎから、敢えて距離詰めて、

相手のやり易いとこまで、敢えて接近して行って、恐ろしいほど鋭いショート連発で、

宮城君、顔面紅潮と消耗進んで、腕の振りも鈍くなっていったなあ。

それでも、宮城君、歯食いしばって向かって行くの、止めなかったんだわ。

                                                            

4R、負けてるのは間違いないもんで、宮城君、もうかなり疲れてんだけど、

最後の全部出し根性ボクシングで、口開いて、歯食いしばってたなあ。

                                                          

それでも、テクニックとダメージの差、最後までいかんともし難く、そのまま終了。

結局、40-37×2、39-37の3-0で、見た通り、菅沼君の圧倒勝ち。

                                                           

菅沼君、何から何まで水準越えてて、これからも楽しみなんだけど、

ガード低くしてたのは、相手との身長差あったせいかなあ。

                                                             

宮城君、どっちかって言うと、ボクシングよりも柔道向きの体格してんだけど、

そのハンデに見合った、って言うか、それを長所に変えようとするボクシングしてて、

なんか、とっても好感持ったなあ。

                                                           

後で、宮城君と話する機会あったんだけど、とっても付きのナイスガイだったよ。

沖縄から東京に試合しに来るっていうのは、とっても大変なことで、

前日計量から始まって、試合が終わるまで、三泊四日もかかるんだわ。

計量日の前日移動なもんで、最後の減量、ホント大変なんだよね。

心配だから、なんにも食べないで、飛行機に乗るってこと多いみたいなんだわ。

                                                         

それと、このクラスになると、沖縄ではスパーリングする相手にも困るんだよね。

                                                            

でね、遠くからやって来るボクサー、何となく応援したくなるんだよね。

宮城君、今度来る時は、も少しマシなとこ見せたいって言ってたな。

                                                             

                                                             

◆有川稔男君(川島)×加瀬康司君(レイS)……69㎏ 4R

3勝(3KO)2敗の25才・東京都と、2勝(2KO)2敗の23才・千葉県。

                                                              

1R、加瀬君の方が5~6㎝デカイんだけど、長いリーチに依存し過ぎの、

ちょっと手打ちボクシングで、パンチ、そんなに伸びて行かないんだわ。

それと、攻撃パターンも少しばかり単調過ぎだと思うなあ。

                                                       

一方の有川君、全体の動き含め、色々工夫しようとしてるのが見えて来るな。

                                                       

2R、初め、勢いよく相手をコーナーへ詰め込んだのは、加瀬君の方だったんだけど、

体寄せ合って、ショートブローの交換になった時、腕畳んで強く打つのは、

有川君の方が圧倒的に巧くて、最後は左アッパーだったんだけど、

加瀬君の尖った顎に直撃させるたら、加瀬君、脆くもダウン。

                                                        

すぐに立ち上がりはしたんだけど、加瀬君、大分緩んでしまったなあ。

                                                             

3R、加瀬君、詰めて連打する時、回転力が足りないもんで、

どうしてもガードに隙間出来がちで、そこんとこ、有川君に突かれること多いんだけど、

1分過ぎ、続けて何発も直撃喰らってしまって、一方的になったとこで、ストップ。

                                                             

加瀬君、倒れもしなかったし、ヘロヘロでもなかったもんで、

ここでストップってのは、少し早過ぎかなとも思わないでもなかったんだけど、

加瀬君の方は、もっと納得いかなかったみたいで、

ロープ際走りまくって、最後はコーナーポスト、ブン殴って爆発させてたな。

                                                         

気持ち分かんないことなかったけど、挽回難しいだろなって見えてたのも事実で、

加瀬君、ここはもう一回、心機まき直しで、まずはガードの意識高めることだと思うな。

                                                            

                                                         

◆小泉雄大君(川島)×佐野司君(F赤羽)……Fe 8R

8勝(3KO)3敗2分の30才・神奈川県と、6勝(3KO)5敗2分の26才・岩手県。

                                                          

小泉君、意表付いて “おら、こんな村いやだー” って、吉幾三で入場だったもんで、

場内、とっても盛り上がってたなあ。

                                                            

1R、流石A級の試合ってことで、一気にリングが締まったね。

                                                             

二人とも、シッカリしたいいボクシングで、いきなり始まった攻防も見応えあったし、

いいショットした直後が結構危ないんだよねって、緊張感満々だったなあ。

                                                            

2R、もうワクワクの展開だったんだけど、接近戦で細かく鋭く打ててるのは、

小泉君の方で、佐野君、ちょっと振りが雑になるとこ、目につくようになったぞ。

                                                          

3R、拮抗した殴り合いの場合、互いの集中力の差が問題になること多いんだけど、

二人とも、まだまだ全然大丈夫で、こっちも緊張感、途切れることないんだわ。

                                                            

佐野君、やっぱりパンチ外側から出ること多くて、その内側から狙われてる感じで、

ペースは徐々に小泉君に流れて行ってるように見えて来たな。

                                                        

4R、小泉君が相変わらずタイトに出来てるのに対して、佐野君、

そりゃ、かき分けて行くような力強さは感じるんだけど、

パンチ打つ時、どうしてもヒッチが大きくなるもんで、連打が効きにくいんだよなあ。

                                                            

それでも、二人の必死な攻防に場内大盛り上がりだったし、

攻防の入れ代わり激しくて、自分も大拍手だったなあ。

                                                           

5R、被弾数の差、徐々に両者の表情に現れてるような感じで、

佐野君、元々色黒なんだけど、大分赤味帯びて、腫れてきたよ。

                                                              

6R、二人とも、絶対ゴニョゴニョしないって決めてるみたいで、

気持ちのいい、距離感あるボクシングが続いて、一方がいいの決めると、

直後に、相手から挽回のショット飛んでくるし、力の拮抗、なかなか崩れないんだわ。

佐野君、左目上、場ティングカット。

                                                         

7R、ここまで来ると、お互い、相手のパンチ見尽したとこあって、

二人の予想範囲内での攻防が続いて、ちょっとマンネリ入ってきたんだけど、

佐野君が見せた、左のショートアッパーみたいな、意表付いたパンチがポイントで、

そういうのが、全体のコンビネーション高めると思うんだけど、

二人とも、この辺からのもう一段の工夫、欲しかったね、実は。

                                                             

8R、1分切ったとこからの大殴り大会、ホント凄くて、

二人とも、最後まで、相手倒しに行く、根性込もったボクシングだったもんで、

終わった時、場内大拍手だったもんなあ。

                                                            

結局、判定は、77-76×2、76-77の2-1で、佐野君だったんだけど、

自分、これは納得いかなくて、そりゃ佐野君の方が派手な打ち方してたけど、

クリーヒット数では、小泉君、絶対上回ってたって確信あったもんで、

2ポイント、小泉君だったけどなあ。

                                                              

                                                          

◆永安潤之介君(川島)×白石豊土さん(協栄)……SF 8R

11勝(3KO)8敗の28才・東京都と、

18勝(10KO)5敗1分のランク3位、24才・福岡県。

                                                                    

この日の永安君の相手、当初は白石さんじゃなかったんだけど、

都合悪くなったみたいで、同じ協栄ジムから、白石さん、代打ち登場だったんだけど、

明らかに、荷が重すぎるのと荷軽過ぎの戦いで、

初めから全く勝負になってなかったなあ。

                                                        

永安君、幸運なランクゲットチャンスなのに、なんかビビってて、

死に物狂いのようなモノ、全く伝わって来なくて情けなかったし、

一方の白石さんの方も、調整試合みたいに軽く流してるとしか見えなくて、

で、こういうの延々はツライもんで、コーヒータイムってことで……。

                                                        

                                                                

◆塩谷悠さん(川島)×山口卓也君(レイS)……SB 8R

21勝(10KO)2敗2分のランク5位、30才・岐阜県と、

7勝(6KO)7敗の23才・東京都。

                                                           

SL級の塩谷智行さんは、普通に “シオタニ” っていうんだけど、

塩谷悠さんの場合は、“エンヤ” って読むんだよね。

彼、2003年の全日本新人王。

                                                          

1R、山口君、勝ち負け拮抗ボクサーではあるんだけど、

気持ち溢れた突貫ファイターで、いつも気合い十分の試合見せてくれるんだよね。

                                                             

その山口君の攻勢に対して、初めクリンチ多目の様子見だった塩谷さんに対して、

応援団の一人が、クリンチなんて要らねえよ、打てよーって大声出して、

その直後、塩谷さん、相手の右ショート喰らって、一瞬グラついてしまったたんだわ。

                                                          

1R早々から、あーせー、こーせー、偉そうに……、

ファンのすることじゃなくて、塩谷さん、リズム崩して、ちょっと気の毒だったなあ。

                                                            

そう言えば、ちょっと前にも、ボデ―、ボデ―って、延々がなってたオッサンいたけど、

あの人、最近見ないなあ……、ボディって言えてなかったけどね。

                                                          

2R、山口君のような相手に対して、塩谷さん、基本的にリーチ生かして、

ジャブ多用の距離ボクシングなんだけど、フック系パンチのストローク大き過ぎで、

そこんとこ、山口君上手に突いて、塩谷さんの思うようにさせなくて巧いんだわ。

                                                            

3R、塩谷さん、フック系を減らして、ストレート系のパンチ多くしていったもんで、

それ差し込むように巧く打ち込むこと出来たもんで、

これで大分ペース取り戻せて、たまのアッパーも効果的発揮してたね。

                                                           

4R、塩谷さん、この回、敢えて距離取ろうとしないで、

果敢に接近打ち合いに臨んだもんで、もう、物凄いことになってったんだわ。

                                                          

山口君の気持ち溢れたパフォーマンスもなかなかだったんだけど、

パンチ精度含めて、優位に進めることできたのは、塩谷さんの方だったもんで、

山口君、被弾数増えていって、左顔面、腫れあがっていったんだわ。

それにしても山口君、どんだけ打たれ込んでも、絶対引かないんだよなあ。

                                                           

5R、二人ともアッパーショット織り込むことによって、パンチのバリエーション拡げて、

見てる方のワクワク度もどんどん高まっていったんだけど、

残り1分切ったとこで、塩谷さん、左眉をバッティングカットして、ドクターチェック。

                                                            

このラウンド、それまで、塩谷さん、優位に推移させてたんだけど、

再開後、山口君、物凄いラッシュかけて行ったとこで、ゴング。

                                                           

6R、塩谷さん、再度のドクターチェック受けた頃から、なんか動き、急に悪くなって、

ちょっと集中力落ちてしまったみたいで、バランスも悪くなって、パンチも流れてるし、

腕の振り自体、鈍くなってんだわ。

当然、山口君、益々勢い付いていったよね。

                                                          

7R、ゴングと同時に山口君、ド―ッと、赤コーナーに突っ込んでって、

いきなりの大乱打戦開始で、ここで山口君、左目上ヒットカット出血チェック。

                                                            

同時に塩谷さんのバッティング出血も、3回目のドクターチェックで、

再開後、血みどろの流血戦に突入で、心折れた方が負けって感じになってきて、

でも二人とも、メインイベンターとしてのプライドしっかり持ってて、凄かったなあ。

                                                         

8R、これはもう、二人とも、力振り絞ったっていうか、死力尽くした戦いで、

以前、小堀佑介さんがよくやってた、足止めて正面切った無茶殴りと同じで、

もし直撃受けたらヤバいでしょって、ハラハラ、ドキドキの最終ラウンドで、

お互い、そこそこいいの喰い合って、一瞬フラッとしながらも、

後先考えない、もう、男の意地の姿だったなあ。

                                                           

最初から、あんだけ手出し続けて、最後まで頑張り通して、二人ともエラかったなあ。

                                                       

終了ゴング鳴った時、場内、メインを前に、お目当ての試合済んで帰った人多くて、

閑散としてて、ほんの数百人しか残ってなかったんだけど、大騒ぎだったもんなあ。

手数と攻勢は、確かに山口君だったんだけど、有効打ってことになると、

塩谷さんかなあって見てたんだけど、

結局、78-76×2、77-76の3-0で、塩谷さんの勝ち。

                                                          

この判定、自分的には、充分納得いったんだけど、

塩谷さんは、スコアのことなんかじゃなくて、自分のボクシング出来なかったって、

通路で泣いてたんだよなあ。

                                                         

                                                        

今夜はTVで、穂積さんと粟生さんなんだけど、

ホールのボクシングの方も気になるボクサー、何人かいるもんで、

TVボクシングの方は、後で録画見ようって思ってるんだよね。

                                                          

2010年11月25日 (木)

後楽園ホール・11月24日

やっとこさで、オーディオ装置のセッティング完了したよ。

                                                          

自分の部屋、和室なもんで、そもそもデッドな環境に出来てるもんで、

マンションのようなコンクリ壁よりは、よっぽど調整が易しいんだけど、

それでも、音の響きとか膨らみ感とか、気持ち良くするのはそれなりに難しいんだわ。

                                                           

リスニングポジション決めて、ボーカルの定位確かめて、最後はボーカルチェックで、

以前は岩崎宏美でやってたんだけど、今手元にないもんで、斉藤由貴。

とにかく、透明度がポイントなんだよね。

                                                           

そこから色んなソースで、確かめ算というか、ガンガンの音出しで、

50年前のモダンジャズのピアノから始まって、オールディーズからハードロック、

クラシックの弦まで、もう寝る間も惜しんで、ビートルズだけで200曲以上、

オールディーズ900曲ほど、モダンジャズ100曲、クラシック10曲、

それに井上陽水と中島みゆき、フォリナーとディープ・パープルなんか、

それを、レコード、カセットテープ、CDなんかで一気聞きしたんだわさ。

                                                          

激しいビートやリズム、脳天に直接叩きこみたい場合、i-pod は有効なんだけど、

長い時間になると、間違いなく疲れてしまうし、

ボリューム絞ると、低音域が必要以上にそがれてしまって、

音がぺナぺナしてしまうんだけど、出力の大きいアンプ通して、

それなりのスピーカーから音だしすると、どういうもんか、音量下げても、

そんな風にはならず、バランス保ってて、大切なのは、やっぱり余力なんだわ。                                                         

自分のアンプは、出力350Wなんだけど、今の環境では、これで充分なんだよね。

                                                          

                                                        

昨日の後楽園ホール、インスペクター、いつもの内田さんじゃなくて、

羽生さんがやってたけど、内田さん、風邪でもひいたのかなあ……。

                                                           

◆山内直義君(西城)×福地健人君(角海老)……SL 4R

0勝2敗1分の18才。東京都と、デビュー戦の21才・東京都。

                                                        

坊主頭の山内君の方が、デカく見えたんだけど、福地君の方が半ポンド重いんだわ。

                                                          

1R、山内君、見た目のまんまの乱暴系なんだけど、とにかく右に頼り過ぎ。

                                                         

福地君、なかなかキレのいいワンツー持ってるんだけど、

二人とも、とにかく、ともかく、リードブロー、少な過ぎなんだわ。

                                                          

2R、始まってすぐ、ほんの10秒ほどのとこで、

山内君、相手の打ち終わりに上手いこと、右被せることできて、

それ、偶然だったかも知れないんだけど、とにかくとっても美しいタイミングで、

福地君、思わずその場で腰落として、左手ついてしまってのダウン。

                                                          

それほどの大ダメージじゃなかったんだけど、相手、戸惑ってる間に、

山内君、鬼の追撃の一気攻めで、そこから30秒ほどのとこ、南側ロープに詰めて、

2~3発大きいのを打ち込んだら、福地君、堪え切れずの二度目のダウンでエンド。

                                                            

福地君、いいもの持ってそうなんだけど、もっともっと左ジャブ多用しないと、

相手に、殴り込むリズムとかタイミング、全部与えてしまうから、次はその点だね。

                                                          

山内君、初勝利、コングラッチュレ―ション。

                                                          

                                                           

◆田中光太郎君(新田)×米内道康君(熊谷コサカ)……62.5㎏

デビュー戦の30才・東京都と、デビュー戦の33才・岩手県。

                                                         

1R、田中君、なんか肘に力入り過ぎみたいで、パンチにしなやかさないんだよね。

                                                          

米内君の方が、どことなく余裕で、相手の様子見てたんだけど、

1分半頃、リング中央で、二人のパンチ、ガチャガチャって交差した瞬間、

なんと、田中君の一見ぎこちない右、クロスみたいな直撃して、

それ、当たり方強烈で、米内君の倒れ方も強烈だったもんで、即ストップエンド。

                                                          

デビュー同士の試合ってのは、意表付かれること多いんだよなあ。

とにかく、30才越えた同士の、壮絶な一戦だったよ。

                                                           

                                                         

◆井ノ口信幸君(イマオカ)×岸健次君(小熊)……B 4R

デビュー戦の30才・東京都と、デビュー戦の31才・埼玉県。

                                                       

この試合も、30才越えた同士のデビュー戦。

                                                       

見違いかなあ、岸君、なんだかマウスピースのサイズ合ってないみたいで、

上唇腫れたみたいに見えてたな。

                                                          

1R、二人ともバネ弾けたみたいな、いきなりの殴り合いで、

それ、ボタン、ガチャガチャ押して戦うオモチャみたいな殴り合いだったんだけど、

1分過ぎ、それまで上手いこと攻めて、主導権取ってた岸君、

何かの拍子に井ノ口君のパンチ喰らってしまって、ダウン。

                                                          

でも、それほどのことなくて、そこから猛烈反撃で、大盛り返しで頑張ってたなあ。

二人とも3,000発づつくらいパンチ出してたかも知れないよ。

                                                           

2R、あれーっ、岸君、前の回の奮闘で、いきなり打ち疲れてしまったみたいで、

メッキリ、動き遅くなってしまって、打たれるとすぐ頭下げるし、ダメだぞこりゃ。

                                                        

案の定、それ見て、元気倍増の井ノ口君、ドンドン大攻勢で、

2分前後かなあ、岸君を南側ロープに追い込んで、ドコドコ打ち込み続けたら、

もう岸君、たまらずそのまま腰崩れのヘロヘロダウンで、

消耗度大きいって判断したレフェリーが、そのままストップ宣告。

                                                           

岸君、気持ちごとブチ折られてしまったみたいだったんだけど、

それにしても、この次はもっと走り込んで、スタミナ付けた方がいいよ。

                                                           

                                                            

◆中島文幸君(新田)×村田智哉君(KG大和)……SF 4R

2勝(1KO)3敗2分の23才・東京都と、デビュー戦のサウスポー、20才・神奈川県。

                                                            

8戦目相手にデビュー戦っていうのは、村田君、アマ経験者なのかなって見てたら、

やっぱりそうみたいで、もう立ち姿から違ってんだよね。

                                                         

1R、中島君、戦闘心溢れてるんだけど、それが頭の動きにも出てしまって、

なんか突っ込み過ぎで、見てて危ない、危ない。

                                                           

一方の村田君、初めてのプロリング、気負い過ぎることなく、相手の動き含めて、

慎重に見定めてるって感じなんだけど、ただ、少し手数が付いていってないかなあ。

                                                            

2R、中島君の接近してからの左右連打、結構やっかいで、

距離取ってやりたい方の村田君、ちょっと攻めあぐんでて、

入って来る瞬間、強い左合わせてるとこもあるんだけど、

リズム作る上でも、ガードの上からでもいいから、もっと叩くといいんだけどなあ。

                                                           

3R、村田君、足の使い方、まだ充分じゃなくて、

不用意に相手受け止めてしまうこともあるんだけど、流れはシッカリ作れてて、

焦る中島君、ついにバッティングで減点取られてからは、リズム壊してしまったのか、

それ以降、被弾数どんどん増えていってしまったんだわ。

                                                           

4R、それでも中島君、負けん気強いボクサーで、何とか乱打戦に持ち込もうとしてる。

                                                          

ここまで、それ程大きなポイント差なくて、ここからは勝ちたい気持ちの強い方が、

結果持っていくんだろなあって感じで、村田君の方も顔面かなり紅潮してきて、

ちょっと行方の知れない展開になりつつあったんだけど、

やっぱり、それまでの二人のパンチの効き方には大きな差があったみたいで、

中島君の消耗度増してって、一方の村田君、力強いストロークに変化なくて、

残り20秒ほどのとこだったかなあ、村田君の衰えない鋭い打ち込みに、

中島君、反攻できなくなってしまって、ダウンシーンも無かったし、

ヘロヘロでもなかったんだけど、一方的になってしまったとこで、レフェリーストップ。

                                                           

村田君、ボクシングのこと良く分かってるみたいな試合作りしてたし、

思わずポイント上げたくなるような、見栄えのいいパンチも打てるし、

場数踏んで、ちょっと攻守ハッキリし過ぎるとこなんか修正できるようになったら、

いいボクサーになると思って、この日の収穫の一つだったよ。

                                                       

                                                           

◆村瀬博之君(イマオカ)×塚田祐介君(鉄拳8)……L 4R

デビュー戦の31才・愛知県と、デビュー戦の21才・東京都。

                                                          

これまたデビュー同士、それも10才の年令差対決。

太目短躯対ヒョロ長で、塚田君の方が頭半分デカイ。

                                                         

1R、始まってすぐ10秒のとこ、リング中央で、二人の距離ス―ッて縮まった瞬間、

塚田君、シュンシュンって放ったワンツーの右、絵に描いたような直撃で、

村瀬君、一発ダウン。

                                                           

それ、あんまり激しい当たりだったもんで、即レフェリーストップだったんだけど、

凄かったなあ村瀬君、意識飛んでるみたいだったんだけど、

もっとやる!もっとやる!って感じで、もがいてたもんなあ。

                                                            

とにかく、ここまで、5試合連続のTKO決着。

                                                           

                                                            

◆西田光(新田)×イベリコ・ユン君(鉄拳8)……M 4R

3勝(1KO)3敗の23才・新潟県と、2勝(2KO)2敗の35才・東京都。

                                                       

ユン君、Tシャツの背中に “肉入” か “肉人”ってプリントもあるし、

いつものように、体、少しユルン、ユルンしてるし、

で、イベリコってくれば、どうしても、イベリコ豚、頭に浮かぶんだよなあ。

                                                          

1R、これも始まって10秒ほどのこと、ユン君が右強振してくるとこ、

西田君、上手く左の返しを直撃させることできて、いきなりのダウンゲット。

                                                         

エエーッ、この試合も早終わりなのーって思ってたところ、

ここからのユン君の踏ん張りというか、頑張り直し、半端じゃなかったんだわ。

                                                            

2R、そんなに名手同士じゃないんだけど、活きのいい殴り合いが続いて、

ユン君、左目上も腫れてきてんだけど、手数は西田君、上回るようになって、

気持ち出しだしの、込め込めで、ポイント挽回にうなり上げてたなあ。

                                                            

一方の西田君、もう少し力込めて打てないか、形はいいのに気持ちが出てないって、

こっちはちょっと消化不良みたいなとこあたんだけどね。

                                                            

3~4R、このクラスにしては、二人ともそこそこ動けてたし、

最後までゴニョゴニョにならなくて、気持ちのいい戦いが続いて、結局、

39-36、37-38、38-38の1-1のドローってことだったんだけど、

自分、心情的には、ユン君に勝たせて上げたかったなあ。

                                                          

それにしても西田君、1Rのあの左一発だけで勝ちだもんなあ。

                                                          

                                                          

◆宜志冨昭誠君(西城)×前田健太君(角海老)……LF 6R

5勝(1KO)2敗1分の23才・沖縄県と、6勝(1KO)1敗の21才・愛知県。

                                                           

ファイナルにも期待感持ってたんだけど、結局昨日は、この試合がベスト。                                                          

二人とも良く知ってて、絶対詰まんない試合しないんだよね。

                                                          

1R、久し振りだったもんで、ちょっと心配してたんだけど、

前田君、初めっから、なかなかいい動きできてて、まずは一安心で、                                                     

宜志冨君の上体の動き、とってもいいもんで、直撃はしなかったんだけど、

返しの左フックも、鋭く振れてるし、タイミングも合ってるんだわ。

                                                          

ガチの打ち合いになると、やっぱり前田君のスピードの方が圧倒してるね。

                                                           

2R、その前田君、幾つか見栄えのいいのを当てることできるようになったんだけど、

宜志冨君の方も、ちょっと捉えにくい独特のリズム感持ってるし、

不思議な角度からパンチ出して来るもんで、やり難さ全開なんだわ。

                                                             

3R、宜志冨君、前田君の右喰らって、左目上ヒットカットしてドクターチェック。

でも、彼、異常に気持ちの強いボクサーなもんで、どんどん前向きなんだよなあ。

                                                          

4R、テクニック的には前田君の方が大分上回ってるんだけど、

気持ちの部分では、宜志冨君、一歩も引いてなくて、

打たれれば打たれるほど、前へ出て負けん気満々で、見てて気持ちいいんだよなあ。

でも、残念、ちょっとパンチ力不足、否めないかなあ。

                                                          

前田君、この回、左目上、バッティングカット。

                                                         

5R、二人とも、気持ちに溢れた激しいボクシングなんだけど、

しっかり振れてるのは、やっぱり前田君の方だなあ。

                                                          

残り1分のとこで、宜志冨君、左顔面血に染まって、ドクターチェックで、

左目上、ヒッティングとバッティングのダブルカット。

続いて前田君の方も、チェック受けて再開。

                                                         

宜志冨君、疲れが浮き出てきてるのに、相変わらず、上体の動き抜群で、

前田君の決めのショット何とか回避することできてんだけど、消耗進んでるなあ。

                                                            

最終6R、ポイント圧倒してるし、久し振りのリングなんだから、

ここはまず、硬く勝ちをゲットするっていうような考え、前田君には全く無くて、

足使って距離取って、リズム感維持しながらの待ちボクシングしてれば、

相手は絶対一撃狙って大きく振り出して来るから、それに合わせればいいのにって、

思ってたんだけど、前田君、やっぱりいつもの男気ボクシングで、行くんだよなあ。

                                                           

で、正面切った殴り合いが終了ゴングまで続いもんで、こっちも疲れたよ。

                                                            

結局、見た通りの、59-55×2、59-56の3-0で、前田君圧倒したんだけど、

とにかく、最後の最後まで、あんなに手数出しながら、動き通せたのはエラかったなあ。

ズーッとちゃんと走ってたんだろなあ。

                                                         

それにしても、宜志冨君、血だらけになっても最後まで諦めないの、立派だったな。

                                                           

                                                            

◆片桐秋彦君(新田)×石田將大君(本多)……SB 8R

9勝(2KO)3敗の24才・山形県と、6勝(4KO)3敗2分の21才・千葉県。

                                                             

ストレート系対フック系の戦いだったんだけど、

石田君の左フック、最初っからオープン気味で、ついに4R、減点喰らってたな。

                                                            

この試合、3勝1敗ペースと、2勝1敗ペースのA級戦だったんだけど、

とっても平凡な、盛り上がりに欠けた内容だったなあ。

                                                              

この試合から、ラウンドガール登場したんだけど、これがタマゲルほどヒドくて、

その辺歩いてた子、連れて来たみたいで、全くヤル気無さそうだし、華も無くて、

場内から全く声かからないし、手も振られないし、貧相なカッコで元気無くなるし、

で、リング上もそんな感じだったんだよなあ。

                                                       

片桐君、カッチリしたボクサーで、2年前、新人王の東日本決勝までいって、

確か同じジムの子に負けたんだけど、とにかく将来期待できるって思ってたんだけど、

カッチリしたボクシングは相変わらず出来てるんだけど、

あの頃から、進歩したってとこ、全然見付けられなくて、とっても残念だったんだわ。

どっか体調悪かったのかなあ。

                                                         

一方の石田君の方は、とにかく一発デカイの当てないと始まんないっていう、

極めて雑なボクシングなもんで、なんか二人とも元気くれなかったなあ。

                                                         

で、結局8R、二人ともどうにもならなくなって、ゴニョゴニョボクシングに突入して、

最後、残り30秒切ったとこで、気が触れたようにガムシャラに殴り合ってたけど、

今更っていう感じがして、却って冷めてしまったんだわ。

                                                       

判定は、79-73、77-75、75-77の2-1で、石田君だったんだけど、

79-73 ってのは、腰抜けそうになるほどの、この試合一番の衝撃で、

ってことは、石田君、オープンブローの減点だけであとはフルマーク勝ちってことで、

1~2Rの、片桐君のあの左ジャブ、何の評価もしてないってことで……。

                                                          

それにしても、A級ボクサーがオープンブローで減点なんて、聞いたこと無いけどね。

                                                           

                                                           

◆黒田雅之さん(新田)×須田拓弥さん(沼田)……50㎏ 8R

17勝(12KO)3敗のランク1位、24才・東京都と、

10勝(2KO)7敗2分のランク12位、30才・埼玉県。

                                                           

黒田さん、自分、好きなボクサーなんだよね。

                                                           

須田さんも、戦績華々しいとは言えないんだけど、ハードマッチメイクの結果だし、

キップのいいボクシングだし、チョット見、イチローみたいな風貌でもあるし……。

                                                          

1R、やっぱりそう来たかって感じで、須田さん、

出入りの大きい、的絞らせないフットワークで、乱打戦持ち込み狙いだな。

                                                           

一方の黒田さん、冷静な立ち上がりで、しっかりプレスかけてるし、

とにかく、いつものクール&ホットボクシングの予感、満々。

                                                          

2R、黒田さん、相手の動き、予想の範囲って判断したか、

ちょっと見切ったような感じも出てきて、それにつれ、須田さん、もう顔面薄く紅潮。

黒田さん、相変わらず、パンチの緩急いいよなあって見てた、3R。

                                                          

アレレレレ―ッ、なんか変だぞ黒田さん、動きにいつものキレ増して来ないし、

パンチにも力込め切れてないし、須田さんのパンチ、トコトコ喰らってるし……。

                                                          

そりゃ、須田さん、30才のベテランだし、色んな動き方心得てるんだけど、

そんなのに惑わされる黒田さんじゃないはずなのに、ホント、なんかおかしいぞお。

                                                        

4R、そういうの二人の手数にも現れてて、黒田さん13:須田さん42 くらいで、

勿論、それほど正確じゃないんだけど、

見た目、黒田さん、須田さんの三分の一ほどしか、手が出てないんだよね。

                                                           

実は、自分、ここまで見てきて、この先の展開、ハッキリ見えてきてしまって、

つまり、須田さん、正直パンチ力、それ程ではないもんで、

黒田さんを倒しきるってとこまでは、どう考えても無理で、

それにしても、前半の飛ばし過ぎもハッキリしてるもんで、

後半、目に見えてスタミナ落ちてきたとこ、黒田さんの実力差勝ちってね。

                                                           

で、5R終わったとこで、帰ろうってなって、タバコ吸ってたら、

顔見知りの喫煙ドクターと、コンチワってことになって、色々話して面白かったなあ。

                                                           

ドクターは通常二人いて、一人はリングサイドで試合に臨んでて、

もう一人はボクサー控室近くの医務室に待機してるんだけど、

そのドクターには、日大系と慈恵医大系がいるっていうのは以前から知ってたけど、

誰がどっちかは知らなかったもんで、色々分かったな。

                                                            

それと、試合中、リングサイドに待機してる時、JBCのブルゾン着てる人と、

着ない人がいる理由も分かって、これは結構深い話だったよ。

                                                              

最後に、試合の止め時のことについて、長いこと話したんだけど、

自分の質問にも真摯に、結構突っ込んだとこまで話してくれて、貴重な時間だったな。

リング禍防止するため、関係者、ホント、大変だし、努力してんだわ。

                                                           

そんなことしてたら、ファイナルの方も片付いたらしくて、

2-0で、黒田君辛勝で、須田君、最後まで頑張ったみたいだし、

黒田さんは、やっぱどっかおかしかったんだと思ったな。

                                                           

                                                            

帰り道、そこはよく、アベックが座って、イチャ付いてることが多いんだけど、

そこで、ホームレスが小便なんかしてたなあ。

                                                            

2010年11月23日 (火)

コメント御礼!

先週の土曜の夜のこと。

                                                            

いつものようにNHKラジオ、つけっ放しで寝たんだけど、

夜中3時半頃、松山千春の歌が流れてきたとこで目が覚めて、

やっぱ、彼は初期の頃の方がいいなあ、なんて思ってたら、

続けて4時からのインタビュー番組で、小淵沢に住んでる家具職人の話になって、

名前は忘れてしまったんだけど、この人が実にカッコイイ人だったんだわ。

                                                           

彼、60年安保の時、高校生って言ってたから、自分より、大分年上なんだけど、

早稲田大学に通うようになっても、モロ、学生運動の闘士やってたんだけど、

卒業するって頃に、他の仲間たちが、現実に戻って、ドンドン転向していって、

就職活動する中、釣られて彼も就職決めて、卒論書いてたんだけど、

このままで、ホント、いいのかって、自分の信念に対する疑問から抜け切れなくて、

ついには、自分の中での整合性失ってしまって、内定蹴って、家出して、

その後、転々と仕事変えながら、37才の時に、家具職人目指したんだわ。

                                                         

で、地元の職業訓練所通って、師匠もなくて全部自力で頑張りながら、

その時、その時の人との出会い大事にしながら筋通して、真っ直ぐ生きてて、

それ、エラぶらず淡々と語ってて、とっても心に染みてきたもんで、

なんかもう寝てられなくなって、そのまま起きて、取り敢えず散歩だなってなって、

朝5時過ぎの外出だったんだけど、今頃の外は、やっぱり真っ暗だったな。

                                                         

                                                          

昨日の夜、みなさんのコメント、まとめて読ませていただきました。

沢山あって、ホント、アリガトでした。

                                                          

普段、我儘で、多分に片寄った発信なんだろうなって自覚はあったんだけど、

それを真面目に受け止めてくれてる人が、結構沢山いるっていうのは、

実はとても嬉しいことで、これからも続けてていいんだあって感じ、したんですよね。

                                                        

で、今日は、その方々に対する、御礼というか、返事を書きますね。

                                                          

                                                           

◆Yuki さんへ

いつも読んで下さってるとのこと、ホント、アリガトです。

3年ほど前、まだ、角海老ジムのホームページのスペース借りて書いてた頃は、

普通の書き方だったんですけど、独立してからこんな文体になってしまったんですわ。

うちの奥さんとか友達に話しかけるように、書けたらいいなって思ってたもんで……。

                                                          

こういう文体に抵抗ある人も、勿論いると思うんですけど、

気に入って貰ってるって聞くと、素直に嬉しいです。

これからも、ヨロシクです。

                                                           

                                                           

◆無名さんへ

試合の内容とかボクサーの名前、間違ってしまうこと、

この後出て来る “まごろく” さん御指摘の通り、起こってしまうんですよね。

ホント、申し訳ないと思ってるんですけど、そんなにしょっちゅうありますか?

自覚症状、殆ど無いんですけど、気を付けますね。

                                                         

それと、語尾の使い方気持ち悪いとのことですが、それも有り得る訳で、

思うんですけど、ホントに気持ち悪い文章なら、読まない方がいいと思いますよ。

                                                          

自分もそうなんですけど、イヤなものが透けて見えて来るような文章は、

読んでるうちに、ストレス溜まりますからね。

                                                        

結果だけチェックしたいっていう場合は、一番最後だけ読んでくれればOKですよ。

                                                          

                                                        

◆ピロタさんへ

内容がリアルって言って貰うと、マジ嬉しいです。

                                                          

専門誌に書いてある様な、ああ動いて、こう攻めて、こう打って、っていうような、

淡々とした事実、今更自分が並べてみても……、って感じ持ってるもんで、

あんな風な書き方になってしまうんですけど、

知人もそれでいいって言ってくれてるし、当分、こんな感じで行かせて貰います。

                                                          

コメントが辛口だとのことですが、そんなつもりは全く無いんですけど、

自分の好みとか我儘が、前面に出てしまってるのかも知れません。

                                                        

試合沢山見てると、段々自分の趣向が定まってきますから、仕方ないと思いますし、

そもそも、自分、ボクシングの振興目論んでたり、評論家でもないもんで、

あくまで、自分が好きなボクシングをひたすら追いかけるっていう感じなんですわ。

それは、試合見る人それぞれ、いろんな見方があっていいってことだと思うんです。

                                                       

                                                          

◆サントーシ―さんへ

いつもアリガトございます。

以前もコメント下さいましたね。

ボクシングやボクサーに対する自分の気持ち、ご理解頂けまして、嬉しいです。

自分、好きでボクシング見てるだけで、辛口も甘口も無いんですよ、実は。

                                                        

それと、他の人のちょっとキツ目のコメントに対して、暖かい御配慮感謝です。

                                                          

                                                         

◆nekomick18さんへ

そうですか、あなたもマルケス兄さん好きですかあ。

そりゃ、メイウェザーも凄いですけど、男として好きなのは、マルケス兄さんで、

いい雰囲気持ってますもんねえ、自分、あんな感じの男に憧れるんですわ。

                                                          

それと、佐瀬稔の文章と似てるってことでしたが、顔は知ってるんですけど、

自分、不勉強で、その方の本、全く読んだこと無いもんで、分かんないですけど、

そうなんですかあ。

                                                        

詰まんない試合の場合に帰ってしまうってのは、

正直、どうかと思わないでもないんですけど、もう辛くなってしまうもんで仕方ないです。

ボクサーにも観客にも、それぞれのボクシングがある訳だから、

各自、好きにやればいいんじゃないかって、勝手に思ってるんですわ。

それは、ボクサーに対するリスペクトの問題とは、別だと思ってるんですよね。

                                                        

うちの奥さんなんか、以前、リングサイドの最前列でコウコウと照らされながら、

寝てしまったことあって、だって詰まんなかったからって、普通に言ってたことあって、

そうかあ、そうだよなあって、シミジミ思ったこともあったんですわ。。

                                                        

                                                           

◆まごろくさんへ

JBCのホームページの更新頻度上がったのは確かでして、

事務局の担当者の方にも確認できましたよ。

ただ、関西方面の試合結果については、連携の徹底、今一みたいなんですけどね。

                                                         

見に行けなかった試合の結果については、翌日のスポーツ紙で確認することも、

出来ない訳ではないんですけど、判定なんかの場合には、具体的なポイント差、

分かりませんし、JBCのはまだそれ程の速報性ありませんので、困るんですよね。

以前 “ボクシングアイ” ってサイトがあって便利だったんですけど、閉鎖してるし……。

                                                         

そう言えば、幾つかの有力サイトも何年かすると、いつも間にか無くなってますけど、

ボクシングに興味無くなってしまったり、他に忙しいこと増えてしまって、

っていうこともあるんでしょうけど、それらのブロガ―のボクシングとの関わり方の中で、

ちょっとミスがあったり、勘違いしてたってこと多いんじゃないかって思うんですよね。

                                                          

この業界っていうのは、他のプロスポーツと比較して、

プレーヤー含めた業界関係者と一般観客との距離がとっても近いし、

ハードルも低いもんで、あらかじめ、こっちのスタンスをチャンとしておかないと、

ズルズルというか、本意じゃない方向へ流されてしまうってこと多くて、

結果的に書きたいことも書けなくなってしまうんじゃないかって思ってるんですよね。

                                                          

でね、自分は、ボクサーやジム関係者、ホールの常連客達とは、

絶対、馴れ馴れしくしないように普段から気を付けてますし、

常に節度ある距離、維持しようと思ってるんですよね。

そもそもボクシングって、距離感大事なスポーツですもんね。

                                                          

それから、試合結果の間違いの件ですけど、これはもう “まごろく” さんの、

仰る通りでありまして、全く恥ずかしい限りです。

                                                           

あの日は、確か野口ジム主催でありまして、

当日場内のレイアウトが若干変わってたこともあって、いつもの席に座れなくて、

つまり、左が赤コーナー、右が青コーナーってなるような席に座れなくて、

それでも顔見知りのボクサーなら間違う事ないんですけど、

二人ともデビューボクサーでしたし、あっと言う間に終わってしまったこともあって、

左側のボクサーが倒されたってことで、右のボクサーの勝ちだったもんで、

それは、パンフレット表記上の左右(上下)とは真逆だったもんで、

短絡してしまったんですわ。

                                                         

そう言えば、思い出しましたよ、山口鉄平君の方のセコンドの一人が、

驚くほど太った人で、耳にピアスしてたんですけど、そっちの方が勝ったわけで、

確かにその太ったセコンドは、赤コーナーでしたし、赤コーナーは山口君でしたし、

で、この試合、山口鉄平君の1RTKO勝ちっていうのが正しいんですわ。

試合のこと書いたブログの方も、後で訂正しておきますね。

                                                       

山口鉄平君、池本篤君、二人とも、ホント、申し訳なかったです。

                                                          

“まごろく” さん、御指摘、ホント、有難うございました。

                                                         

                                                          

◆無名さんへ

ボクサーのことを ~さんと書いたり、~君と書くのが気持ち悪いとのことですが、

これは、その時の気分やボクサーごとに決めてるということでは無くて、

このブログ、初めの頃から読んでいだたいてる方はご存知だと思うんですけど、

ランカー以上は、~さんって呼んで、それ以外は~君にしてるんですわ。

                                                            

~選手ってする方が一般的なんでしょうが、

自分の中では、ボクシングっていうのは野球やサッカーとは、違うモノなもんで、

ボクサー達をもうちょっと近いとこに置いときたいっていう、自分勝手なんですよね。

                                                         

たまに、~さんと、~君が混在してしまうボクサーもいるんですけど、

それは、ランクインが新人王プレゼントだったりとか、一瞬の場合ですかねえ。

                                                             

そもそもは、A級ボクサーになったら、~さんにしようかとも思ってたんですけど、

(A級ボクサーってのは、2,500人のうちの約500人ですから凄いんですわ。)

自分には甘いくせに、ここでは厳しくしてランカー限定にしたんです。

                                                           

                                                          

◆無名さんへ                                                          

申し訳ないですが、文脈とか、なんかとても分かり難いし、字句の間違いも多くて、

でも、とにかく、自分に対する批判ってことで……。

                                                          

一つは、自分の書いてるモノの内容が信用できないってことらしいですけど、

そういうこと、充分あり得るわけで、逃げるようではないのですが、

それぞれには、それぞれのボクシングがある訳で、

自分は、自分の感じたままを書いてる訳で、あなたの感じ方も勿論ある訳で、

納得いかなくて、突っかかりたくなる気持ち、分からなくもないですけど、

尖がった気持ちで、突っ突き合っても、そこからは何も生まれて来ない訳で、

あいつは、そんな風に見てたのかあ、ってくらいのちょっとした余裕持って、

反対意見に接する方がいいかと思うんですよ。

                                                          

それと、所謂カマセボクシングについてですけど、自分は、犬がワンワン吠えて、

一応噛みつく素振りだけはするってことで、ワンワンボクサーって呼んでるんですけど、

そういう言い方はOKですか?

                                                          

ワンワンボクサーが登場する場面っていうのには、色んな事情があって、

例えば、有力ボクサーに、リスクの少ない実戦調整試合をさせたいとか、

危険度の低い相手に対して、練習成果を試したいとか、

必要悪って言うほどじゃないですけど、あってもいいかなとは思ってますけどね。

                                                          

ただ自分の場合は、それは、そっちでやってくれって感じになるもんで、見ないだけで、

っていうのは、JBCが定期的に発表してる招聘禁止ボクサーリスト見ると、

その殆どが無気力試合のオンパレードで、この半年間だけで15名以上いますし、

そんな連中のへタレ試合なんか見るまでもないって思ってるんですけど、

その連中と、内山高志さんの対戦相手を一緒にするってのは、どうかと思いますよ。

グラナドスもムクリスもちゃんとした世界ランカーですし、

彼らとへタレタイ人ボクサー達とを同列にするのは失礼だと思いますけどね。

                                                         

それと、最後になりましたけど、

あなたからは、自分に対する、基本的な嫌悪感とか敵意感じるんですけど、

それは、自分の不徳の致すとこかも知れないんですけど、

そういう場合は、相手を完全無視ってするのが、一番だと思いますし、

もう少し、大人の対応を心掛けた方がよろしいかと……。

                                                                                                                  

                                                         

◆無名さんへ

自分、そんなにボロカスに批判しましたかあ?

                                                        

ヒドイ書き方したんだったらお詫びしますけど、

そもそもこんなブログ、単なるオッサンのつぶやきみたいなもんなんですから、

いちいち過剰に反応する必要、全く無いですよ。

                                                          

何回も書いてますけど、ボクサーにも、それを見る観客側にも、

みんなそれぞれのボクシングがある訳ですから、

例えば、あなた自身が、あなたのボクシングに納得いってるのなら、それでOKな訳で、

後は他人が何と言おうと、何も気にかける必要がないって思うんですよね。

                                                           

あなたのこと書いた部分を削除してくれとのことですが、

名前も分からないもんで、ちょっと難しくって、なんか方法ありませんかねえ。

                                                        

でもそれ以前に、そもそもあなたは、一般人に身を晒してるプロなんだし、

っていうことは、褒め言葉と同時に、その反対意見に接する覚悟もしておく、

必要もあるんじゃないかとも思ってるんですけど、間違ってますかね。

                                                         

次の試合も、もしかしたら、また自分に面白くないこと言われるかも知れないですけど、

それはそれでいいじゃないですか、

あなたがあなたなりに納得して、筋通したボクシングしてるのなら、

なんも気にすることないと思うんですけど。

                                                       

                                                           

◆べジータさんへ

毎日見てくれてるそうで、アリガトです。

                                                          

あなたは心の優しい方ですね。

前のコメントで、もしかしたら自分がめげてしまってるんじゃないかって、

励ましてくれてるんですもんね。

安心して下さいな、自分、そんなヤワではないもんで……。

でも、嬉しかったです、ホント、アリガトです。

                                                          

                                                        

◆いちボクサーさんへ

あなたも、心の暖かい人ですねえ。

そうですか、自分、久し振りにあなたのこと褒めてましたか?

多分、あなたは、こっちに気持ちが伝わって来た、いい試合したんだと思いますよ。

                                                          

ただ、全ての人に良い評価して貰いたいって書いてありましたが、

それは、恐らく無理で、上の方にも書いたんですけど、

自分の琴線には触れましたが、他の人には別の評価があるかも知れませんよ。

大事なのは、他人の評価じゃなくて、あなたがあなたのボクシングをすることだって、

シミジミ思うのですが……。

                                                         

                                                           

◆ウミ13さんへ

毎日訪ねてくれて、ホント、アリガトです。

                                                         

内容が詳しく書いてあるってことですが、

知人に、お前のはチョット長過ぎるって、言われたこともありまして、

もう少し簡潔に書けないかと思ったこともあるんですけど、

そうなると、そのプレッシャーの方がキツクなって、ぎこちなくなってしまうもんで、

当分は、こんな感じでダラダラやらせて貰いたいって思ってます。

                                                            

携帯で読んでくれてる人、スクロール大変で、ご苦労様です。

                                                          

                                                          

◆四回戦さんへ

そうですかあ、前回いい試合したんですかあ。

っていうことは、あなた自身も爽快だったんでしょうけど、

多分、自分の方も、気持ち良くさせて貰ったんでしょうから、アリガトですわ。

                                                           

最近、たまにホールで、話したことも無いボクサーから会釈されて、

ウワアッてどぎまぎしてしまうことあるんだけど、あなたもその中の一人なのかなあ。

                                                        

                                                          

◆現役さんへ

仰る通り、自分はボクシングっていうモノが、良く分かってないのは確かです。

分かってれば、こんなに足げく見に行ったりはしないと思いますし、

見るとしても、レベルの高いタイトル戦にしか行かないんだろうと思いますよ。

自分、多分、一生かかっても理解し切るってことはないんだろうって思うんですわ。

                                                           

それは、もう50年も前のモダンジャズとか、ビートルズから足洗えないのと同じで、

ホントは、もっと違った面からの、例えばプロ的な聞き方も出来るんでしょうけど、

いつも、自分は自分の聞き方でしか、音楽に関われないんですわ。

                                                          

演奏者の立場からしたら、お前は俺のプレイのこここが分かって無い、

っていうような言い分も当然山ほどあって、そりゃ実際プレイする方が聞く方より、

何百倍も大変だろうし、エライとは思うんですけど、

聞く方は、聞く方で、それとは全く別の思いがあるもんで、

それ以上の難しいことは、そっちで解決してよって感じにもなるんですわ。

                                                            

さて、そこで、あなたの、ホントのとこは、リングに登ったヤツにしか分かんない、

っていう御意見なんですが、それも全くその通りだと思うんですが、

そのことは、世の中の殆ど全ての事柄や職業などにも言えることであって、

ホントのところは、やっぱり、実際にやってみないと分からないことだらけなんですが、

そこところを、あなたの言う“領域” って言葉で両断し切ってしまうってのは、

それをやってる人を見たり、聞いたりしてる人達の全部を否定することと同じで、

一般人に身を晒しながら何かを見せたり、聞かせたりする立場の人の発言としては、

尊大に過ぎるというか、正直、問題あるんじゃないかって思うんですよね。

                                                          

多分、あなたは、あなたのボクシングを貫いてるボクサーだとは思うんですけど、

それならそれで、自信持って、他人の感想にもう少し寛容になった方が、

カッコいいと思うんですけどね。

                                                          

                                                           

◆無名さんへ

あなた凄いですね。

年令いくつか存じ上げませんけど、完璧なプロ意識持ってますもんね。

普通の仕事やるにしても、なかなかそういう風には考えられないもんで、

自分、素直に尊敬です。

                                                        

                                                          

◆gerioさんへ

gerio さんてのは、下痢男さんってことで、腹具合悪いですか?

                                                         

そうなんですよ、最近、このブログ読んでくれてる人の中に、

ボクサーとかジム関係者、とっても増えてるみたいで、

で、結構批判されてしまうことも多くなってきたんですけど、

身元が知れて、褒めて貰うことも多くて、それはそれで嬉しいんですけど、

なんで、あん時、ああなったかっていうようなこと、具体的に教えていただいたり、

その試合でのボクサーの体調とか教えて貰ったり、

見方として、間違ってたとこ直して貰ったり、色々参考になること山盛りなんですわ。

                                                           

仰る通り、ボクサーは、試合のことを自身のブログで詳しく語るってこと、

まずないんですけど、それは、常に相手のあることなもんで、当然なんですけど、

見る方としては、gerio さんと同様に、その試合の具体的なこと、

詳しく聞いてみたいんですけど、これがまあ、殆ど伝わって来ないんですよねえ。

                                                            

だから、あんたは全く分かってないっていうようなボクサーの意見も出てくる訳で、

この辺のことになると、事情知らない同士の堂々巡りになってしまうんですよね。

で、語りたくても語れないってなるもんで、イラつくんじゃないかとも思ってるんです。

                                                       

                                                        

◆来年デビュー予定さんへ

そうですか、来年デビューですかあ。

年令が高いってことですから、30才前後ですか?

                                                            

そう言えば、ついこの間も30才超えた同士のデビュー戦ってのがありまして、

なんか、今まで積りに積もったモノ吐き出すような、大乱闘でしたよお。

あの年令になってのプロデビューだったんですけど、なんかあるんですよ、きっと。

                                                        

あなたもきっと何かあるんでしょうね。

自分なんかの評価、気にされてるようなとこ、あるみたいですけど、

あなたは、あなたの思いの丈をぶちまけることできたら、それでいいんだと思いますよ。

他人がどう評価しようと、あなたはあなたのボクシングをすればいいんですよ、絶対。

                                                            

                                                         

◆僕もボクサーさんへ

無敗でA級昇格したボクサーに対して、誠に失礼しまして、ゴメンです。                                                           

そうですかあ、自分、酷評したんですかあ。

                                                            

さぞかしムカついたことと思いますが、そんな事を呑みこんで、

自分なんかの意見にも耳貸して下さいまして、あなたの懐の深さに感服です。

                                                        

ボクサーも、この辺までキャリア積んで来ると、素人の小賢しいのもひっくるんで、

平常心で見ていられるんだなあって、普通に感動です。

                                                            

                                                         

◆ランカーさんへ

暖かい目でブログ読んでくれてるのが伝わってきて、嬉しかったですよ。

ボクシングに対する考え方の間口の広さが見えるようで、流石です。

なんか、仕事任せられるなって感じもしたですよ。

                                                             

                                                          

◆YUKAさんへ

あの時、バルコニーにいたオッサン、おそらく自分ですわ。

                                                            

阪東ヒーローさん、自分も大好きで、内山高志さんとのスパー見せて貰った時の、

彼の目付きの凄さ、今でも焼き付いてますよ。

                                                         

好きなボクサーの試合でも、相手によっては、面白くない展開になることもあって、

そういう時も、やっぱり自分退席ってなってしまうんですけど、

これからは、他の人に、気付かれないように注意しないとマズイですね。

                                                            

自分、ボクシング以外の余計なこと、つい色々書いてしまうんですけど、

それは、これ、日記のつもりってとこもあるもんで、邪魔なとこもあるんでしょうが、

あなたみたいに、丁寧に読んでくれてる人がいるっていうのは、ホント、嬉しいです。

                                                          

                                                            

◆無名さんへ

そうなのかなあ、自分のブログ、ボクサー含めたボクシング関係の人達、

みんな苦笑いしながら読んでるのかなあって、思ったです。

                                                            

このブログ、勿論、レベル高いものだとは初めから思ってはいなくて、

だって、あくまで素人の感想文に過ぎないし、色んな読み手がいますし、

でも、全部が全部、苦笑してる訳でもないんじゃないかって思ってるんですけどね。

近寄って来てくれるボクサー達にも、全く悪意感じないですよ。

                                                           

仰る通り、コメントくれた2~3人のボクサーの心構えには、

若干問題あるように見えますけど、まだプロになったばかりなのかも知れませんし、

あなたのように、思い付いたまま、その時の瞬間の気持ち、そのまま出したんでは、

なかなか相手に伝わり難くなってしまいますし、尖がったままをぶつけても、

反感買うだけで終わってしまうと思うんですけど、どうですか?

自分は、ちゃんと出来てんのかって、自省込めながらですけど……。

                                                           

                                                         

◆ボクサーさんへ

上の方での自分の言葉を、ボクサー語で表現すると、そうなるんですよね、多分。

あなたの言葉は、ホント、分かり易くて、真っ直ぐで、

あなた、いいボクシングするんだろうなあって、思いましたよ。

                                                           

◆元プロさんへ

そうですか、あなたにも厳しい言い方したんですか、自分は……。

                                                           

ここまでコメント読ませて貰ってて、そういうのが多いもんで驚いてるんですわ。

                                                          

それでも、そういう方々がこういう風に書いてくれると、なんか救われるような感じで、

自分が批判の対象になった際にも、あなたのような受け止め方したいもんだって、

シミジミ思いましたよ。

現役ボクサーに対する言い方にも、気持ち溢れてましたよ。

                                                          

                                                          

◆おっちゃんさんへ

面白いって言われると、素直に嬉しいです、アリガトです。

                                                           

仕事や勉強のこと書いてる訳じゃないもんで、

肩に力入り過ぎず、楽しく書きたいってのが基本にあるもんで、

その事が、伝わってるみたいで、受け止めて下さって、ホント、嬉しいです。

                                                         

                                                           

以上で終わりですが、みなさん、ホント、アリガトでした。

                                                            

このブログ始めた頃は、毎日100人くらいの人が読んでくれてたんですけど、

で、日本各県に二人づつくらいは、いるんだなって思ったら、

なんか嬉しかったこと思い出します。                                                           

                                                      

自分、気が散るのがイヤなもんで、元々ボクシング見る時、殆ど一人ですし、

会場でモノ食うなんてことも、酒飲んで盛り上がるってこともないし、

なんか、暗い感じの孤立した観戦者だなって、自分でも思わないでもなくて、

それでも、ボクサーとボクシングに対する思い入れ、

沈み込むほど深いって思ってるもんで、徐々にアクセス増えていってるのが、

よーし、お前はそれでいいって言われてるみたいで、嬉しかったですよ。

                                                          

その後、他の有力サイトが幾つか閉鎖したってこともあってか、

大きな試合の時だけじゃなくて、日常的に訪ねてくれる人も多くなって、

常連さんじゃなくて、固定客さんって自分は呼んでるんですけど、

今ではそれが500人にもなって、それもボクサー同士の口コミってのが多いらしくて、

信頼してる訳ではないけど、一応チェックしておくかって程度なもの含めて、

とにかく、ボクサー達となんか通じ合ことできたかなって思えて、

自分、とってもハッピーな感じなんですよね。

                                                         

それと、お前のブログ読んでると、ボクシング見に行ってみようかって、

思うんだよなって、以前知人に言われたことあったんですけど、

今回もそんな感想いただいたもんで、自分の気持ちが伝わったような感じがして、

とっても、とっても嬉しかったですよ。

                                                         

また、いつものように、ダラダラ、長々になってしまったんですけど、

ここまで最後まで読み通してくれた方々、ホントに、アリガトです。

自分の気持ちにブレが出て無いって思って下さる限り、

暖かい、お付き合い、今後もヨロシクです。

                                                             

                                                              

さてさて、中8日もボクシングの無い日が続いたんだけど、

明日から月末までの7日間に、5日のボクシングって、またハードな日々が……。

                                                          

2010年11月20日 (土)

コメント大開放!

新しいオーディオのセッティング、やっと上手くいったかなって思ってたら、

音はまんべんなく、クリアに出てるんだけど、どうも中央がビシッと決まらなくて、

例えばボーカリストの立ち位置が不鮮明だし、頭を少し左右に動かしただけで、

焦点ぼやけるもんで、こりゃスピーカーの置き場所が悪いのかなとも思ったけど、

そうじゃなくて、多分、スピーカーコードの結線が間違ったんじゃないかって、

これから、また初めから色々やり直さないとダメになってしまって、

定位が良くないというか、位相違いとかいう種類のトラブルだと思うんだよね。

                                                          

今のスピーカーには片一方に4本づつのケーブルがあるもんで、

アンプ側とスピーカー側の全部で16ヶ所の結線チェックの大仕事になって、

その後で、バランスとトーンコントロールもやり直しなもんで、もう大変なんだわさ。

                                                          

で、ブログの更新どこじゃなくなってしまったし、ボクシングは24日までないし、

3~4日間になると思いますけど、久し振りにコメント欄開放させていただきますので、

何かありましたら、お手紙下さいな。

                                                          

2010年11月19日 (金)

雑、雑、雑……。

官房長官やら法務大臣やら、訳知り顔の利口そうな面して、

普段色々もっともらしいこと言ってたけど、結局あんなもんで、

つまり、ただの偉そうなしかめっ面したバカってことで、ホント、情けなくって、

ああいうのは、政治家っていうんじゃなくて、単なる政治屋っていうんだけど、

ああいうやつらが、この間の尖閣列島事件の映像、オープンにするのは止めようって、

お前らが判断すんなって、つくづく思ったな。

シミジミバカだなあって、裏でまた官僚たちの失笑買ってるね、多分。

                                                           

事ほど左様に、今んとこ、なかなかまともな政治家が見当たらないんだけど、

日本、即沈没ってことにならないのは、一般国民のレベルがそこそこ高いからで、

いろんな場面で陣地失いつつあって、新興国だったら、潰れてるぜ。

                                                          

                                                       

行き場を失ったレコードとかCD、それにオーディオ機器なんかが、

また自分のとこに貰われて来たもんで、ここんとこその整理とセッティングで大忙し。

                                                         

レコード300枚ほどの中で、手元に置いときたいって思ったのは、20枚ほどで、

その中には、ビートルズの “アンド・アイ・ラブ・ハ―” と “ミスター・ムーンライト”、

クイーンの “ボヘミアン・ラプソディ” なんかのシングル盤も含まれてたんだわ。

                                                          

試しに、“ミスター・ムーンライト” かけてみたんだけど、

スクラッチノイズが気になったんだけど、50年ほど前の懐かしい音がしてきて、

当時の自分の、頑張ってたとこや、情けなかった思い出が溢れて来たな。

                                                         

CDは400枚ほどで、クラッシックが多くて、自分は、協奏曲ってのはたまに聞くけど、

交響曲系ってのは不得意科目だったんだけど、

この際、ちゃんと聞いてみるかって思うほど、ちゃんとしてるんだよね。

作曲家別に分けたり、シリーズごとに整理するのが、大変。

                                                           

以前、届いたモダンジャズのCDも、こっちの方は、楽器別に改めて整理直して、

殆どは、i-pod に入ってるんだけど、違う聞き方してみようかなって思ってるんだわ。

                                                         

オーディオ機器に関しては、山水とソニーの一個20㎏はありそうな、

プリメインアンプが2台が揃って、パイオニアのCDプレーヤーも2台増えて、

スピーカーは、ビクターの密閉型2ウェイシステム、“SX500spirit” っていう、

迫力一発系じゃない、なるべく原音に忠実、長時間鳴らしても疲れない、

どっちかって言うと、控え目な音色で、今の自分にピッタリな音なんだよね。

                                                             

CDなんかない頃、音源はレコードと、FMラジオだったんだけど、

自分、好きな曲をカセットテープにダビングして、それ全部同じ録音レベルにして、

TDKの46分か60分テープに落としたものが、200本近くあるんだけど、

今はそれを、ティアックのテープデッキで聞いてんだけど、

アナログのVUメーター付きのこれもまあ、何十年も前の古いもんなんだけど、

こらがまあ、とっても暖かいいい音出すんだわ。

                                                          

で、結局今、i-pod、CD、レコード、カセットって、音源が4つあるんだけど、

それらの結線、全部初めからやり直して、音質調整して、もう大変だったんだわ。

                                                         

キレが無い音は嫌いなんだけど、尖がった音も嫌いなもんで、難しんだよね。

                                                           

そんなこんなで、色んなモノが増えてきてしまったもんで、奥さんに認めて貰ってる、

自分の15畳ほどの専用スペースも、かなりゴチャゴチャしてきたな。

                                                       

音楽聞く環境、かなり整ったもんで、これからは、テレビ、少し減らして、

音楽の方かなって思ってるんだわ。

                                                         

で、アニメは、“ハヤテのごとく” “鋼の錬金術師” “ケロロ軍曹” “初めの一歩”

それと “ヒカルの碁” “ハンター×ハンター” くらいにとどめようかって……。

                                                           

                                                         

来年1月10日に内山高志さんと、李冽理さんの防衛戦決まったんだってね。

内山さんと、ホルヘ・ソリスの話は届いてたんだけど、

冽理さんと下田昭文さんの話は新鮮だったなあ。

                                                         

下田さんにサイン貰ったのは、瀬藤幹人さんに負けた後、二つの調整試合こなして、

山中大輔さんからタイトル奪う寸前の頃だったから、もう3年近くなるんだよなあ。

                                                          

二人とも殆どデビューの頃から知ってるし、とっても好きなボクサー同士なもんで、

どっちを応援って訳にはいかないんだけど、

一気に行くことできれば下田さん、充分粉砕力あると思うけど、

自在なゲーム作り出来る、冽理さん、若干優位かなあ……。

でも、ボクシングってのは、ホント、やってみなければ分かんないからなあ。

                                                           

内山さんの方は、全く問題ないって思ってるんだけどね。

                                                        

2010年11月16日 (火)

後楽園ホール・11月15日

冷たい雨の中、後楽園に着いたら、ラクアでクリスマスの飾り付けやってたなあ。

今年、もうそんなとこまで来てしまったのかあ。

                                                            

一般ファンを惹き付けるようなカード、特に組まれてなかったもんで、

ホールの客の殆どは、特定ボクサーの関係者なもんで、

お目当てボクサーの試合以外には全く興味無いもんで、

みんな、なんかの集まりに来たみたいで、酒飲んで、雑談して、動きまわるし、

お稽古事の発表会みたいでもあるんだよなあ。

                                                            

昨日、自分、長井一君と和氣慎吾君、見に行ったんだよね。

                                                           

                                                            

◆杉浦幹太君(協栄札幌赤坂)×中山友宏君(新日本木村)

                               ………F 4R

デビュー戦の17才・北海道と、デビュー戦の26才・大阪府。

                                                         

この試合、ちょっと変な終わり方だったんだけど、

1R、5㎝ほど上背ある中山君、スピードに自信あるのか、

ノーガードの上、ピョンピョン跳ねまわって、

蝶のように舞い、蜂のように刺すつもりだったのかも知れないんだけど、

結局、殆ど手出しきれなくて、その間、杉浦君にポコポコ当てられてしまって、

結局、1分30秒ほどのとこで、レフェリーストップ。

                                                        

それほどダメージ受けてたと思わなかったけど、殆どパンチ出さないもんで、

一方的だって判断されてしまったみたいだね。                                                        

中山君、ブイブイ文句言ってたけど、この次は、ガンガンボクシング見せてよね。

                                                         

杉浦君、北海道からご苦労さん。

                                                          

                                                          

こういうメニューなもんで、殆どマスコミ来てないんだけど、

やっぱり矢尾板貞夫さん、来てたな。

                                                          

                                                         

◆新井雄大君(渡嘉敷)×麓博之介君(新日本木村)……LF 4R

0勝0敗1分のサウスポー、18才・東京都と、0勝2敗1分の21才・鹿児島県。

                                                         

初勝利かかった二人なんだけど、長髪ってだけで、麓君、ダメなんじゃないかって。

                                                        

1R、一回り小さい麓君、力入り過ぎの、頭から行き過ぎ。

                                                           

2R、麓君、軸シッカリしてないもんで、連打巧く打てなくて、

新井君の方も、ガードがユルユルなもんで、ちょっと危なっかしいんだけど、

残り10秒、荒井君の左ストレートが直撃して、麓君、ダウン。

                                                           

3R、麓君、結構打たれ込んで、顔紅潮してんだけど、あんまり効いてる様子なくて、

打たれ強いのか、荒井君のパンチ軽いのか……。

                                                          

4R、麓君、距離詰めないと、どうにもならないんだけど、

でも、例え接近できても、ショートブローが驚くほど巧く打てないもんで、

で、結局、全く勝負にならなくて、途中で止めても良かったんだけど、

40-35×3の迷いの出ない判定で、荒井君、初勝利。

                                                         

                                                         

◆木村嘉仁君(渡嘉敷)×長田康君(青木)……Fe 4R

1勝(1KO)3敗の24才・愛知県と、0勝2敗の26才・宮城県。

                                                         

1R、二人とも、思ったほど悪くなくて、ただちょっと、木村君の方が雑で、

長田君、なかなかタイトで、いいボクシングしてるよ。

                                                         

2R、ヤンキー対生徒会長みたいな一戦だったんだけど、

木村君のブーンって振りかざしてくるとこ、長田君、巧いこと突いてるね。

                                                           

3R、ランカーみたいなトランクスの木村君、徐々に勢い無くなってしまって、

練習用の黒無地トランクスの長田君の方が、

相変わらず真面目な学生さんみたいなボクシングできてて、ポイント取ってるな。

                                                         

4R、長田君、大分疲れてきたんだけど、とにかく一勝欲しくて、って頑張って、

木村君、まだまだスタミナ残ってんのに、勿体ないことに、それ、生かし切れなくて、

そういう打ち方のパンチは、マグレじゃないと当たんない訳で、

もっと丁寧なボクシングすればいいのになあ。

                                                         

で、結局、40-36、40-37、39-38の3-0で、長田君の初勝利。

                                                           

                                                        

◆竹原富美夫君(キクチ)×澤田サウザー君(角海老)……W 4R

デビュー戦の33才・千葉県と、デビュー戦の32才・東京都。

                                                           

二人とも、高年令のデビュー同士で、何か言うに言われない理由あるんだろね。

                                                          

澤田君、全くサウザーって感じじゃなかったんだけど、とにかく大応援団。

                                                          

1R、始まってすぐ、ちょっと緩み気味の体した竹原君、

いきなりの暴力沙汰ボクシングで、一気に乱闘に持ち込んでんだけど、

初めてにしては澤田君、結構冷静に対応できてて、

上手く凌ぎながら、小さいパンチ、打ち込み続けることできてんだわ。

                                                       

接近戦を想定してなかったのか竹原君、なんとも出来なくなってしまって、

手止まって、腰伸びて、為されるまま棒立ちになってしまったとこで、ストップエンド。

大体、30秒ほどで終わってしまったんだわ。

                                                          

澤田君、タイトル獲った時の西岡さんみたいに、

コーナーポストに登って、オウオウ叫んでたけど、よっぽど嬉しかったんだろね。

                                                          

                                                            

次の試合、二人で見つめ合う時間やたら長くて、スピード全く無くて、

パンチもダルーンとしてたもんで、一旦休憩。

                                                        

                                                         

◆鈴木勇治君(渡嘉敷)×野口将志君(船橋ドラゴン)……L 4R

2勝(2KO)1敗の21才・群馬県と、2勝(2KO)4敗の21才・山口県。

                                                          

1R、1分20秒近辺で、ジャブからの右ストレート喰らって、鈴木君、ダウン。

                                                            

2R、鈴木君、小さく鋭く振れてて、いいボクシングするんだけど、

打ち終わった時のディフェンスが甘過ぎなのと、スーッと真っ直ぐ後ろに下がり過ぎ。

一方の野口君、長いリーチ、接近戦でも上手く使えてるね。

                                                         

3R、野口君、意味不明なフワーッとした左、時たま出て来るんだけど、

その引きが甘いもんで、合わせられたら危ない感じなんだよなあ、

それと、もう少しスピード欲しいとこなんだけどね。               

それでも、二人とも気合溢れかえってて、気持ちのいい試合だったよ。                                                         

鈴木君、左顔面、大分腫れてきたなあ。

                                                          

4R、鈴木君、もう倒さないと負け、分かってるもんで、力込めてガンガン行って、

それ声に出てしまうほどで、レフェリーに注意されるほどだったんだけど、

ホント、いい左フック持ってんだけど、やっぱディフェンス良くなくて、

当てるのは当てるんだけど、それ以上に貰ってしまうんだよなあ。

                                                           

で、結局、40-35×2、40-36のパーフェクト3-0で、野口君だったんだけど、

鈴木君、絶望的ってことは全く無くて、とにかくディフェンス、ディフェンス。

                                                          

                                                          

◆宮本亮佑君(キクチ)×中野真左人君(花形)……SL 4R

3勝(2KO)1敗の20才・東京都と、4勝(3KO)2敗1分の26才・神奈川県。

                                                        

中野君の方が5㎝ほどデカくて、宮本君、ちょっと太目に見えるんだわ。

                                                            

1R、宮本君、このクラスしては、異常なほど細かくチャカチャカ動くもんで、

中野君、的絞りにくそうにしてるなって見てたら、残り20秒ほどのとこで、

体振って距離詰めた瞬間の宮本君の右ストレート、衝撃の大直撃で、

中野君、両足揃えたまま、ドーンって、そのまま仰向けバッタリダウンしてしまって、

勿論、即ストップエンドで、担架用意されたんだけど、

何とか自力で立ち上がることできて、ヨカッタ、ヨカッタ。

                                                          

それにしても宮本君、ちょっと藤猛みたいだったな。

                                                          

                                                          

◆守崎将己君(キクチ)×長井一君(ワタナベ)……SB 6R

7勝(3KO)7敗1分の29才・福岡県と、8勝(2KO)3敗1分の26才・千葉県。

                                                          

長井君、いっつも激闘ボクシングなもんで、スリル満点なんだよね。

                                                         

1R、長井君、5㎝ほどデカイ守崎君を、上手いこと追い詰め、追い詰めして、

残り1分、東側ロープのとこで、右ショートのいいのを決めることできて、ダウンゲット。

                                                           

守崎君、もう防戦一方でロープづたいを逃げるだけだったんだけど、

長井君も冷静さ欠いてしまって、ロスの多い無茶攻めで、

もう少し、相手見て、合わせて打つようにすればいいんだけどなあ。

                                                             

2R、守崎君の方は、反対にもうちょっと乱暴にやる位の方が良くて、

ちょっと気合負けしてるみたいで、顔面かなり赤く腫れていったんだわ。

                                                            

3R、その守崎君、明らかに気持ち入れ直したみたいで、反攻開始だったんだけど、

東側ロープに下がったとこで、またもや、ちょっと不用意に長井君の右フック喰らって、

ガクンっなって、ヤバイことになってしまったんだわ。

                                                           

勿論、待ってましたって、逆上したような長井君、当然の一気追撃だったんだけど、

ところがところが、ここで例の如く、大振りになってしまった長井君の腕かいくぐって、

守崎君、見事な左の返しをブチ当てることできて、一気に形勢逆転してしまって、

今度は、長井君の方が、クリンチ、クリンチ。

                                                          

結局、その後も、守崎君の追撃止まないし、長井君、全く反撃できなくて、

三発ばかり、クリーンヒットされたとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

長井君、負ける時、大体こういうパターンなんもんで、

基本ガンガンファイターの魅力は残したまま、

この次は、もうちょっと大人のボクシング見せてよね、楽しみにしてるからさあ。

                                                        

                                                           

この後の試合、セミファイナルだったんだけど、

内容が手に取るように予想できるもんで、二回目の休憩タイムだったんだけど、

そしたら、久し振りに遠藤一充さんと、ヤアヤアって感じで、

そう言えば、この日は船橋ドラゴン、二人出しだったし、

勤務先からの応援みたいで、スーツ姿だったもんね。

                                                         

9月末頃の試合の時の、右目上のカット傷の跡、まだうっすら残ってたんだけど、

タマゲテしまったことに、彼、もう引退なんだってさあ。

彼、ホント、いい根性した華麗なサウスポーなもんで、先々楽しみにしてたんだぜえ。

                                                        

俺、聞いてないぞおってことなんだけど、元々ランクインまでが目標で、

彼、ちゃんとした金融機関に勤めてて、ちゃんとした人生設計持ってるし、

この先、ボクシングから全く足洗うってことでもないらしいし、

そうなると、自分の我儘、どう通すかってことではなくなるもんで、

そういうことなのか、今までいい試合見せてくれてアリガトネってことになって、

頑張ってよねってことになるわけで、今後もホールで会うこともありそうなんだよね。

                                                          

                                                        

◆岡畑良治君(セレス)×和氣慎吾君(古口)……56.5㎏ 8R

6勝4敗4分の25才・福岡県と、8勝(3KO)3敗1分のサウスポー、23才・岡山県。

                                                       

1R、体格的なハンデあるもんで、岡畑君、とにかく距離詰めて、

両手ガチャガチャにかき回しながら、何とか左右のフック当てる戦法。

                                                             

一方の和氣君、絶対的なスピードに自信持ってるもんで、

敢えてガードはしませんよお、ボディワークで何とかしてみますって感じなんだわ。

                                                           

彼、ノーモーションの左とか凄いし、一瞬のワンツーなんか目にも止まらないし、

最初からガンガン行く方じゃないんだけど、距離とタイミング、しっかり測ってる。

                                                            

和氣君、6回戦なら3Rまで、8回戦なら4Rくらいまで、ジックリ見る傾向あって、

仕掛けが遅きに失する時もあって、そこが唯一気がかりなとこなんだけど、

この日も、そういうのが、4Rまで続いて、その間、岡畑君は、常にガムシャラ系で、

何とか、何とか喰らい付きたいんだけど、フットワークでかわされてんだわ。

                                                            

5R、距離いきなり縮まって、和氣君一気のプレスがけで、大攻勢に転じて、

岡畑君、どんどん被弾数増えてしまって、右目上ヒットカットされて、顔面紅潮。

それでも、彼、和氣君の打ち終わりに、必死に左フック合わせようとしてたな。

                                                          

6R、和氣君の本気打ち、益々快調で、岡畑君、ダメ―ジ溜まっていって、

目に見えて、動き悪くなってしまって、右目上のドクターチェック入って、

そこで続行不能ってことで、和氣君のTKO勝ち。

                                                         

あの左ストレートはホンマもんだし、ボディワークも半端じゃないし、

勢い付いてからの和氣君、ホント、凄くて、あれで何で負けるかなあってほどで、

やっぱり、仕掛けの遅いのが災いすることあるんだよなあ。

                                                          

慎重なの、勿論いいんだけど、もっと早目に本気モードには入れるようになったら、

彼、マジ、チャンピオンの器だって思ってるんだけどね。

                                                         

                                                           

和氣って名前のボクサー、もう一人知ってて、和氣年邦君っていうんだけど、

慎吾君の方は、“ワキ” って読んで、年邦君は、“ワケ” って読むんだけど、

二人とも岡山県出身なんだけど、そっちの方に多い名前なんだろね。

                                                         

                                                         

外に出たら、雨は上がってたんだけど、寒かったなあ。

これからは、いっつもこんな感じなんだろね。

                                                        

パッ、パッ、パッキャオ―ッ!

4~5日前、ある人から、ゲイリー・アンドリュー・プールって人が書いた、

“PACKMAN” ってハードカバーの本貰ったんだけど、それ、勿論英語なもんで、

相当気合い入れないと読めないもんで、写真だけ眺めて、

ガラステーブルの下に放置してあるんだけど、

よーし、読んでみるかあって気持ちになるほど、昨日の試合から元気貰ったな。

                                                            

                                                         

WOWOWの中継、WBA SBの暫定王座決定戦の終わりの方から始まって、

片っぽが、そんなことやってて、何が面白いのかってほどのジョギングボクシングで、

カシアス・クレイとか大場浩平さんなんか、ホント、目じゃないほどの、

当て逃げ、チョンチョンボクシングで、それ追い切れない相手も情けないんだけど、

結局、ブーイング浴びながら、ソイツ逃げ切って、ワ―イ、なんて喜んでたけど、

勝利コールされても、満員の観客、シラーッとしてて、拍手全く無かったなあ。

                                                              

                                                       

◆マイク・ジョーンズ×ヘスス・ソト・カラス

22勝(18KO)0敗の27才・アメリカと、24勝(16KO)4敗2分のメキシコ。

                                                         

この試合、WBCのウェルター級下位クラスのタイトル戦で、

白×青×赤グラント対黒レイジェス。

                                                          

ジョーンズ、とにかく、腰抜けるほど早くて、やっぱ凄いんだわ。

                                                        

で、2R、残り1分切ったとこ辺りから、カラスをロープに追い詰め、もう延々ラッシュで、

こりゃ、終わったなって感じだったんだけど、なんと、なんとカラス、

常人じゃないほどの踏ん張りで、凌ぎきってしまったんだわ。

                                                          

ジョーンズの方は、これで終わりさせるってほど打ち尽くしてしまったもんで、

スタミナ、完璧枯渇してしまって、結局最後まで回復しなかったし、

カラスの方も、打たれまくって右目尻カットするほどだったし、

で、この後は、打ち疲れヘロヘロ対打たれヘロヘロの戦いって構図延々で、

ジョーンズ、お前、バッカじゃないのって感じもあったんだけど、

口開きながら、声出しながら、それでも必死にやってたし、

カラスの方も、ぎこちない動きの不器用ボクシングなんだけど、

右顔面血に染めながらも、最後まで、武骨に前へ前へで、気持ち出てたし、

ペース配分とか、行く時の心構えとか、色々考えさせられはしたけど、

要するに、二人ともよく頑張ったんだわ。

                                                          

結局、97-93、95-94、94-94の2-0で、ジョーンズだったんだけどね。

                                                          

                                                         

◆マニ―・パッキャオ×アントニオ・マルガリート

                ………WBC SW タイトル戦

51勝(38KO)3敗2分の31才・フィリピンと、

38勝(27KO)6敗1NCの32才・メキシコ。

                                                         

以前にも書いたけど、自分、ボクサー達には、はなはだ申し訳ないんだけど、

タイトルとかベルトとか、それほど興味なくて、強いヤツと強いヤツの戦いとか、

好きなボクサーが戦うとこ見るのが、ただ単純に好きなだけなんだよね。

                                                           

KO率、68%と、60%なんだけど、二人の体格差は半端じゃなくて、

身長で11㎝差、リーチで13㎝差ってのも凄いんだけど、

当日の体重差、7.7㎏ってことで、それって、3~4階級違うってことで、

例えば、八重樫東さんと芹江匡晋さんが戦うってことと同じで、

その芹江さんが亀海喜寛さんと戦うことと同じなんだよね。

                                                          

6階級制覇っていうんだけど、彼、フライ級から始めてる訳だから、

自分の中では、実質10階級制覇だって思ってるんだわ。

                                                         

ファイトマネーの21億と7億ってのは、人気度の差なんだろうけど、

3:1ってのは、実力差でもあるんじゃないかって思ったんだけどね。

                                                          

試合前の控室で、マルガリートがバンデージ巻いてるとこ映ってたんだけど、

この期に及んで、もうそんなこと有り得ないと思うんだけど、

それでも、フレディ・ローチ、それ真剣に見てたな。

                                                         

自分、この試合で一番感動したのは、最終12Rだったなあ。

                                                          

途中、途中でのパッキャオ、そりゃ、スピードとか、当て勘とか、フットワークとか、

コンビネーションとか、山ほど驚かされる場面、満載だったんだけど、

11R、1分過ぎ、マルガリート、もうヘロヘロなもんで、まだ止めないのかよって、

パッキャオ、レフェリーに催促して、その後も何度も目線投げるんだけど、

結局ストップかからなくて、じゃあラウンド終了後のギブアップだなって見てたんだけど、

おい、セコンド、お前ら何考えてんだよ、

いくらマルガリートが止めないって言い張ってても、どう見ても続行、無理だろ、

指が何本かって、それ見えればOKなんて、お前ら、ホント、バカかあって、

もう自分、腹立って、腹立って、あいつら無茶させるんだわ。

とどめ刺されて来いってかあ……。

                                                        

それで、12R開始ゴング鳴ったんだけど、パッキャオ仕方ねえなあって感じで、

試合後のインタビューで、彼、最後まで倒しに行ったんだけどって答えていたけど、

それ、絶対違くて、彼、まだ余力十分残してて、パンチの威力も、

一気攻めしてブチ倒すスタミナも、まだ十分残ってて、だけど敢えて行かなくて、

でも、軽く流して逃げ切ったってことじゃ、決してなくて……。

                                                         

お前、まだやりたいのか、自分の顔見てみろや、ヒデエことになってるぜ、

だけどお前、そんなになっても一度も倒れなかったし、よく踏ん張ったぜよ、

よーし分かった、お前、やりたいだけやれ、俺、最後まで付き合ってやるからって、

思いやりと敬意に溢れたラウンドだったんじゃないかって思えたんだよね。

そしたら、胸熱くなってきてね……。

                                                            

                                                         

1R、マルガリート、いつもよりガッチリガードで、ノッシノシ詰めて行って、

多少の被弾も覚悟してるけどねって感じだったんだけど、

パッキャオ、初めから、もう超絶巧くて、ガードの隙間、首傾げながら探したり、

ガードの奥側、耳辺りに打ち込んだり、グローブの上、意識的に叩いて、

ブロック位置動かして、空いたとこ狙ってみたり、もう小便漏れそうなほどだったなあ。

                                                        

いずれにしても、スピード対パワーって構図、始まって15秒で完成したんだわ。

                                                        

2R、パスパス打ち込まれて、マルガリートの顔面、早くも紅潮してるんだけど、

そんなの読み込み済みって感じで、相打ち覚悟の力づくショット、

スピードは無いんだけど、ゴンゴン、ゴンゴン振り出してくるんだわ。

                                                          

3R、パッキャオ、上体の動きとフットワーク、もう圧倒的で、

階級上のタフガイ相手に、あの左ストレート、どんだけ効くのかっての、興味深々で、

一方のマルガリート、動き速過ぎる相手に、とにかく距離詰めたい、詰めたい。

                                                         

4R、あんなにガッチリガードだったにもかかわらず、マルガリートの右目下、

パッキャオの左で、見事なほどヒットカットされて、血が滲んできて、

そして、残り1分頃、パッキャオ、渾身の左ボディブチ込んだら、

マルガリート、明らかに弱ってしまって、攻め込みながらもクリンチに行くって、

考えられない動きで、その後も、バスンバスン喰らってしまって、

ゴング鳴ってコーナーに戻る時、彼の顔、まるで別人のようだったなあ。

                                                        

5R、マルガリート、とにかく挽回、挽回って気持ちは溢れてたんだけど、

その度に、パッキャオの逆襲喰らってて、ここまで全ラウンド取られてたなあ。

                                                        

6R、こういうとこから怖いのが、マルガリートなんだけど、

パッキャオ、相変わらず、左打って左へ動いたり、右打って右へ移動とか、

その逆とか、色々やり放題、魅せるボクシング満々だったんだわ。

                                                        

ところが、ところが、マルガリート、やっとのことで、相手ロープに追い詰める事できて、

やっとこさ、ドコンパンチ打ち込むことできて、それ、やっぱり早くないんだけど、

あれれれ、何だ何だ、左ボディ二発ほど打ち込まれたら、パッキャオ、ガックンって、

思わず腰屈めて、明らかに効いてしまって、ヤバイって、自分、血が引く思いで、

なんで、足使って廻り込んで、逃げねえんだよおって、なってしまったんだわ。

                                                          

あの場面、パッキャオもカウンターのチャンスだって思ったんだな、きっと。

それにしても、だから怖いんだわ、マルガリートってのは……、もう危ねえ、危ねえ。

                                                         

7R、この調子でロープ詰め、頑張ろうとしたマルガリートなんだけど、

一度勉強したパキャオ、そう何度もヘタ打つ訳なくて、

この回は、相手のプレス感じながらも、それまで以上に足使って、リセットして、

相手が、気早って入って来るとこ、パキパキって当てて、ペース維持したんだよね。

                                                           

8R、前のラウンド後半、ラッシュかけたもんで、パッキャオ、初め休んでたんだけど、

ここからだぜって、マルガリート、再度のブルド―ザプレスからの大連打で、

パッキャオ、またもや、危なーい、だったんだけど、

でも、すぐ後、今度はパッキャオ、怒りの渾身連打で、

おうおう、どうよマルガリート、ヘロヘロだろがあって、

思った途端、またもや押し込んで来て、

それまた殴り止めてって、もうハラハラドキドキの凄いことになったんだわ。

あんなの滅多に見られないよね。

                                                         

9R、パッキャオも大分疲れたみたいで、マジ凄フットワークで調子整えてたんだけど、

左目下、思いっきり腫れたマルガリートも、ゾンビみたいに前へ前へで、凄かったな。

                                                           

10R、どうやらパッキャオ、実は、思ってたほどボディ強くないんだから、

マルガリートも、元々相打ち覚悟なんだろうし、ここは若干顔面犠牲にしても、

そこ攻め込めばいいのにって、中立の考え浮かんだんだけど、

もう既に、足元覚束なくなってて、踏み込めそうになくて、ホント、ゾンビみたいだし…。

                                                          

それにしてもパッキャオ、毎回毎回、ラウンド後半、必ず盛り上げ場面作るもんで、

ホント、感心するっていうか、ああいうとこも天才的だね。

                                                            

で、この回も残り20秒位のとこで、パッキャオ、右カウンター大直撃させたんだけど、

そしたら、マルガリート、この日最大に効いてしまって、

この日最大ヘロヘロになってしまったもんで、もうストップされるかって思ったんだわ。

                                                          

で、その後の流れとしては、初めの文章に戻るんだけどね。

                                                         

                                                             

それしにても、やっぱり、パッキャオはパッキャオってことで、自分、充分堪能したし、

旨い寿司も、あんまり食べ過ぎると、有難味無くなるってとこもあるし、

巧いんだけど、なんかウザったい能書多過ぎの、まるでレッドツェッぺリンみたいな、

メイウェザーなんかと試合するなんてことは、この際もう止めにして、

その後、パッキャオさんは、故郷に帰って、幸せに暮らしましたとさ、

って、これで終わりにして欲しいって、実は思ってるんだよね。

                                                          

彼の試合中のパフォーマンスの中で、自分一番好きなのは、

打ち込むチャンス覗う時、上体チョコチョコって、左右に傾けながら、

相手のガード越しに、覗き込む様にする仕草で、あれ、何だか可愛らしくってね。

なんか、子供が探しモノしてるみたいでしょ。

                                                         

それと、ミゲール・コットとやった時かなあ、相手があんまり打って来ないもんで、

おいおい、どうしたあ、打っておいでよって、両方のグローブで相手のガード、

ポンポンって、挟むように叩いたことあったでしょ、

あん時、両手打ちはダメだよって、レフェリーに注意されたんだけど、

実は、自分、あの場面も、気に入ってんだよね。

                                                          

以前、インチキしたマルガリートなんだけど、

こんだけ頑張ったもんで、勘弁してやることにしたよ。

                                                         

                                                        

入れ込んで一気に書いたもんで、判定結果書いておくの忘れてしまって……、

120-108、119-110、118-110って、勿論パッキャオ完封だったよ。

                                                                                                                      

2010年11月14日 (日)

後楽園ホール・11月13日

今日は昼から、パッキャオ~マルガリートだから、早目にアップしないとなあ。

自分、もう、断然、パッキャオ応援団なんだけどね。

何しろ、マルケス兄さん→パッキャオ→ソト って順番なもんでね。

                                                         

                                                         

◆椎名崇夫君(本多)×若松竜太君(勝又)……B 4R

3勝(1KO)3敗1分のサウスポー、27才・千葉県と、

2勝(1KO)3敗の26才・鹿児島県。

                                                           

若松君の方が、10㎝ほどデカイんだけど、接近戦が嫌いみたいなんだわ。

                                                           

だけど、相手が中に入って来るのを防ぐ手段、知らないらしくて、

1Rの初めっからずーっと下がりっぱなしなんだわ。

                                                           

2R、終了10秒前の合図、勘違いした若松君、終わりかって手止めてしまって、

そこんとこ、椎名君に一発殴られてたけど、久し振りに見たな、そういうの。

                                                         

椎名君、細かいパンチ、上下にタイトに打ち分けるの巧いよなあ。                                                        

それにしても、若松君、一体どうやってポイント取るつもりなんだろ。

                                                          

3R、椎名君、こりゃ行けるなって思ったのか、どんどん振り大きくなって、

見た目、雑なボクシングになってしまって、プレスも甘くなったもんで、

若松君にもチャンス到来なんだけど、もう、圧倒的に手数少な過ぎなんだよなあ。

                                                           

4R、最後になっても若松君、この場に及んで、まだ相手見過ぎで、

負けてんだから、もう後先なくガムシャラにやらなきゃダメなのに、ダメなんだわ。

                                                            

椎名君も、最後まで集中してやんなきゃダメじゃんっていう、

チョット情けない第一試合だったなあ。

                                                       

                                                         

◆兼目友範君(船橋ドラゴン)×田村雅人君(ワタナベ)

                         ………B 4R

1勝1分の21才・栃木県と、1勝1敗の21才・愛知県。

                                                          

持ってるリズム感が、とっても良く似てて、同じようなボクシングスタイルなもんで、

お互い、相手の出方が手に取るように分かるみたいで、

で、なかなか打ち合いに行けないみたいで、見て見て、見て見て……。

まるで、鏡の前で、シャドウやってるみたいだよ。

                                                           

3R、二人とも、このままじゃどうしようもないって思ったのか、

やっとこさ、ヤル気になったみたいなんだけど、でもそれ、ゴニョゴニョ大作戦で、

つまりそれ、ボクシングには見えなくて、もう延々の押し相撲なんだよなあ。

                                                          

二人とも、いいパワー持ってんだけど、もう少し違うとこに使えないかなあって、

で、後のことは知らないんだわ。

                                                         

                                                          

◆鈴木鹿平君(E&Jカシアス)×吉本アラタ君(コ―エイ工業小田原)

………SB 4R

2勝(1KO)2敗1分の21才・神奈川県と、

1勝(1KO)0敗のサウスポー、27才・高知県。

                                                          

1R、鈴木君、体から腕離して、ブンブン大振りするもんで、山ほどの隙なもんで、

で、そこ吉本君に突かれて、いきなりパンチカット。

                                                         

二人とも、ノーガードの子供のケンカみたいだったんだけど、

一回もクリンチ無くて、それはそれで凄かったよお。

                                                           

2Rに入ると、初め飛ばし過ぎたせいか、二人とも急にスピード無くなってしまって、

目も良くないのか、お互い、遅いパンチなんだけど、もう浴び放題って感じで、

この回終わるころには、二人とも、もうヘロヘロだったなあ。

                                                           

3R、ドカン一発喰らえば、どっちでも倒れるって状況だったんだけど、

不幸にも、それ吉本君の方で、半分程が過ぎた頃、初め、右喰らって、

しゃがみ込んだのを踏ん張ったんだけど、その後も、あんまり当てられ続けるもんで、

レフェリーストップエンド。

                                                          

二人とも、まだ冷静に自分のことを把握できてないボクシングだったなあ。

そろそろ、自分のやりたいボクシングって何か、考えた方がいいと思ったなあ。

                                                        

                                                            

◆木村昌憲君(宮田)×千波丈二君(勝又)……Fe 4R

3勝(3KO)2敗1分の22才・東京都と、3勝(3KO)1敗の19才・東京都。

                                                         

勝又ジムってのは、4回戦でも、デッカイ日本国旗先頭に出て来るんだよなあ。

                                                       

二人とも、新人王トーナメントで途中敗退した後の復帰戦なんだけど、

負けた相手が、それぞれ関豪介君、コーチ義人君って、

その後も勝ち進んで、東日本の新人王になったんだよね。

                                                           

1R、常にプレス掛けてるのは、パワー系の木村君の方。

                                                           

2R、始まって15秒ほどのとこで、木村君の右オーバーハンド、

少しオープン気味だったんだけど、直撃して、千波君、ダウン。

                                                            

千波君、もう顔紅潮してるんだけど、ダメージはそれ程のこと無くて、

そこから、踏ん張り大挽回。

                                                       

3R、乱暴系の木村君に対して、千波君、交わしざまのいいタイミングで、

打ち込んでるんだけど、いっつも踏み込み足りなくて、ヒットしないんだわ。

                                                           

それでも、一発ビッグショット対トコトコ連打っていう図式、ハッキリしてきて、

その波が交互にやってきて、連打で弱った木村君、終盤、左フック一発直撃させて、

息吹き返したりって、もう、どっち転んでもアリボクシングなんだわ。

                                                         

4R、木村君、どうも、短い距離で鋭く打ち合うのが苦手らしくて、

頭下げて、たまに大振りするっていう荒っぽいボクシングなもんで、

千波君、それに合わせることできれば、ホント、頂きますってことになるんだけど、

いっつも、いっつも距離足りてないんだわ。

                                                          

木村君の方は、4ラウンドのうちの1.5ラウンド分くらい逃げっ放しだったもんで、

その間、一発でも、そういうの直撃させることできたら、随分違ってたのになあ。

                                                           

結局、38-37×2、36-37の2-1で、千波君、ダウン分取り返すことできなくて、

木村君の判定勝ち。

                                                          

                                                         

◆斉藤修司君(高崎)×原口一喜君(熊谷コサカ)……Fe 6R

6勝(1KO)5敗の25才・群馬県と、5勝(1KO)4敗1分の24才・埼玉県。

                                                           

原口君の方が、身長、リーチとも圧倒してて、体格も一階級違うほどなんだけど、

それ、全く生かさないで、終始、左ジャブ、チョコンって打って、後は逃げ逃げって、

まるで詰まんないボクシングなんだけど、彼、あんなボクシングだったっけ?

                                                         

原口君、スタンス広過ぎることもあって、俊敏なフットワークできないもんで、

斉藤君、結構簡単に中に入れるんだけど、そこからが勝負だってのに、

初めに右合わせるのに失敗すると、あとはノ―アイデアみたいで、

単調で、諦め早過ぎる攻撃なんだよなあ。

                                                          

こんな感じが3Rまで延々続いて、必死さとか工夫、全然伝わって来ないもんで、

ひとまず、ここはタバコだなって感じで……。

                                                          

                                                          

◆北村ダビデ君(E&Jカシアス)×入江誠君(全日本P)

                             ………SF 6R

6勝(3KO)8敗の33才・神奈川県と、9勝(5KO)11敗1分の36才・埼玉県。

                                                           

昨日は、ホールに着いてトイレに入った時、江口弟さんに声掛けられて、

角海老ジムからは誰も出てないのに、どうして? って聞いたら、

入江ってのが引退試合なもんで、来てくれって電話あったからさあ、ってことで、

殆ど同期だっていうことは、20年選手ってことなんだわ。

                                                         

で、これまで20戦ほどしか試合してないってことは、

年に一回くらいしか試合してないってことになるんだけど、って更に聞いたら、

ヤツ、ケガが多くってさあって事だったんだわ。

                                                       

で、この北村ってのはどうなの? って江口弟さんに聞かれたんだけど、

正直、入江君のこと記憶にないもんで、相性とかは分かんなかったんだけど、

そんなに大したボクサーじゃないよって、答えておいたんだよね。

                                                          

で、何となくの成り行きで、入江君応援って気持ちの観戦だったんだわ。

                                                         

北村君、人気者らしくて、花束5個も6個もあって、何倍もの応援団なんだよね。

                                                           

1R、全くスピード無いのに、それに頭もあんなにデカイのに北村君、

ガード全くダメなんだけど、何故なんだろね。

                                                        

で、とにかくバスバス、バスバス打ち込まれてるんだけど、

たまにブーンって、振りまわし大フックなんだけど、

そんなの、余程のことが無い限り、当たるもんじゃないと思うんだけどなあ。

                                                            

入江君の方は、それほど迫力は無いんだけど、細かく丁寧なボクシングなんだわ。

                                                          

2R、残り1分過ぎた頃から、北村君、とっても重たそうになってしまって、

ボクシングやりたいって感じじゃなくなって来て、

それにつれて、入江君、どんどん元気になってったんだわ。

                                                           

3R、北村君、ボクシング舐めてんのかってほど、ダラダラ、ズブズブで、

体も心も、リングに上がる準備出来て無かったみたいなんだよね。

                                                        

で、この試合で引退だって、気合い入ってる入江君と気持ちの差、雲泥なもんで、

残り1分前辺りから、殆ど一方的になってしまったとこで、レフェリーストップ。

入江君、嬉しそうだったなあ。

                                                          

試合終わった時、須藤アナが、これがラストファイトだったって紹介したら、

彼、いい試合したこともあって、場内もう大騒ぎで、

その場にいた全員が大拍手で、この日、一番盛り上がったんだわ。

                                                          

子供二人いるって聞いてたんだけど、リングで抱き上げてたんだけど、

それ、西岡利晃さんとは、随分違ったシチュエーションではあったんだけど、

とってもいい感じで、それに立ち合えただけで、なんか、行った甲斐あったんだわ。

                                                           

                                                          

◆名雪貴久君(船橋ドラゴン)×ハメド・アリ・カツマタ(勝又)

………60㎏ 6R

6勝5敗の23才・神奈川県と、2勝1敗1分の25才・イラン。

                                                           

名雪君、5㎝以上背高くて、体格も一回りデカイんだわ。

ハメド君には申し訳ないけど、自分、初めっから名雪君応援なんだよね。

                                                           

1R、感じのいいスタート切って、攻勢とったのは、名雪君の方で、

始まって1分もしない時、多分40秒ほどのとこだったと思うんだけど、

右のロングクロスがブーンって伸びて、それがハメド君の左耳の後ろ辺り直撃して、

それ一発で、ハメド君、ドーンって倒れてしまって、レフェリー、カウントに入ってすぐ、

途中ストップしてのTKO勝ち。

                                                        

始まったばかりの、勝負の行方見定めてて、場内シーンとしてたとこだったもんで、

パスーンって、凄い音がホールの中に響き渡ってたなあ。

                                                         

                                                             

◆佐藤通也君(石丸)×打馬王那君(ワタナベ)……58㎏ 6R

7勝(4KO)2敗2分の31才・静岡県と、7勝(4KO)1敗1分の28才・モンゴル。

                                                         

打馬君、いつもの、ジャブって何ですかボクシングで、

一発振り回して、後は抱き付き大作戦っての、いつもと同じで、

佐藤君も、相手が振りかぶって来るとこ、小さく鋭いのを合わせればいいのに、

頭下げて、ひたすら避けるだけで、二人から何の工夫も見えてこなくて、

残念、そういうとこから、面白い展開、生まれそうにないんだよなあ。

                                                         

3Rに入ると、そういう二人が行きつく先は、結局、多分、こうなんだろうなあって、

全く思ってた通りの、距離ナシ、ゴニョゴニョ大作戦に突入してったもんで、

申し訳ない、この日、二度目の、今度はコーヒータイム。

                                                       

                                                        

◆高山和徳さん(船橋ドラゴン)×渡邉卓也君(青木)

                             ………Fe 8R

17勝(4KO)7敗4分のランク10位、27才・千葉県と、

10勝(3KO)2敗1分の21才・東京都。

                                                           

高山さんってのは、なんかメキシカンボクサーみたいな雰囲気持ってるもんで、

2~3勝1敗ペースの、KO率の低いボクサーではあるんだけど、

親近感持ってんだよね。

                                                         

この試合、渡邉君のボクシング、全く、この上ないほど単調だったもんで、

ラウンドごとにレビューするほどの事起こらなくて、そもそも、もう9試合目なもんで、

自分の集中力、落ちてしまってたのかも知れないんだけど、

でも、それ刺激してくれるほどのこと、全然起こらなかったんだわ。

                                                         

結局、79-74、79-75、78-76の3-0で、高山さんだったんだけど、

渡邉君、ランク取りっていう、華々しい場面用意して貰ってるっていうのに、

ああいうボクシング、ホント、無いんじゃないのって思ったんだよなあ。

                                                          

風貌からすると、もっとガンガン行きそうな感じするんだけど、

多分、とっても優しい性格で、意表付くほど、大人しいボクシングなんだけど、

全盛期の榎洋之さんほどじゃないんだから、その左ジャブでお終いってボクシング、

ホント、何とかしないとマズイって思ったんだよね。

                                                       

いい体格してんだし、気持ちの持ち方と、ボクシングに対する考え方、もう少し変えて、

工夫と遊び心加えて、多少ディフェンス犠牲にしても、攻撃性高めていったら、

いいボクサーになると思うんだけどなあ。

                                                           

高山さんの方は、いつも通りの全力ボクシングだったし、

いきなりの右ボディから、左の返しを顔面に、とか、

スッと、体右に沈めたとこからの左フックとか、色々考えたパンチ見せてくれてたし、

ミスショットした時も、相手に突っ込まれるのを防ぐべく、すぐの返し、意識してたし、

ちょっと正面立ち過ぎたり、打ち終わって、フッと気抜くようなとこあったんだけど、

相手が相手だっただけに、危ういことにはならなくて、最後まで主導権取ってたね。

                                                       

結局、殴られたくないってのを最優先にしたボクシングと、

とにかく、殴るのがボクシングでしょって、考え方の違いが出た試合だったなあ。

                                                          

それにしても、高山さんの入場曲、ディープパープルの “Burn” 、良かったね。

                                                          

                                                           

ネスカフェの “レギュラー・ソリュブル・コーヒー” っての、

旨そうだから、一度トライしてみようかなあ。

                                                        

2010年11月13日 (土)

後楽園ホール・11月12日

昼間と夜の温度差が大きいもんで、着るモノちょっと困るね。

                                                         

“素顔のままで” と ”デス・トラップ“ は、面白かったけど、

“ブロークン・アロー” は、全然だったな。                             

それと、40年以上前の “飛べ、フェニックス” と そのリメイク版の

“フライト・オブ・フェニックス” を見比べたんだけど、新しい方が良かったよ。

                                                           

                                                           

ホールに着いたら、北側の後ろ4列分潰されてて、そこにスクリーンがあって、

試合前に、ボクサー達のコメントが映されて、なんかG+みたいだったよ。

                                                         

                                                       

◆山口徹平君(KS)×池本篤君(ライオンズ)……B 4R

デビュー戦の25才・東京都と、デビュー戦の31才・愛媛県。

                                                         

片っぽのセコンドの人、ピアスしてたけど、あれ、いいのかなあ。

                                                         

二人とも、初めてのリングなもんで、当然の興奮状態で、ガードもクソもない、

負けん気と手数勝負で、体力使い尽した方が負けっていう修羅場なんだわ。

                                                           

二人とも、気持ちいいいほどの全力で、どっちがどうなってもアリだったんだけど、

1R残り1分ほどのとこ、結局、山口君の勢いの方が勝って、

池本君の手が止まって、ガードオンリーになったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                          

山口君、興奮して、夜眠れないんだろうなあ。

池本君、仕切り直しで、また頑張ろうな。

                                                         

                                                          

◆中村量君(野口)×久我勇作君(ワタナベ)……SB 4R

デビュー戦の22才・兵庫県と、デビュー戦の20才・東京都。

                                                         

同じデビュー同士で、同じような精神状態だったんだろうけど、

第一試合と比べると、立ち方から始まって、パンチ出しまで、

二人とも、とてもちゃんとしたボクシングで、スリルあって面白かったよお。

                                                        

結局、1R残り1分切ったとこ、久我君の左フックが直撃して、

それ一発で、中村君激しくダウンしてしまって、そのままレフェリーストップエンド。

                                                          

久我君、まだ良く分かんないとこあるけど、経験積んだら強くなると思うなあ。

                                                       

                                                           

◆川島陸君(神拳阪神)×横山隆司君(ワールドS)……F 4R

1勝(1KO)3敗1分のサウスポー、20才・大阪府と、

1勝0敗のサウスポー、24才・東京都。

                                                            

1R、二人とも良く似たプレイスタイルで、とっても見栄えのいいボクシングするんだわ。

フットワークはいいんだけど、横山君の方が、ちょっと手数不足かなあ。

                                                           

2R、横山君、右がちょっと猫パンチ風になることあるし、

無駄なパンチを、途中で止めるような反射的な神経もちょっと不足気味なんだけど、

とにかく気持ちが前向きで、勢いのいいボクサーなんだわ。

                                                           

で、横山君、この回、残り40秒ほどのとこで、左ストレートのいいのを当てたら、

川島君、一瞬ガクンとして、その後の手数、目に見えて少なくなっていって、

でも、横山君も左目上ヒットカットされてる。

                                                        

3R、このままじゃマズイって、川島君も詰めていくんだけど、そこから手が続かないし、

横山君の方も、ちょっと動き緩んできたんだけど、それでも、気合いは上回ってて、

腕が体から離れ過ぎなとこはあるんだけど、ヒット数は上回ってて、

この回、今度は川島君がヒットカット。

                                                          

結局、この傷が悪化して、続行不能になってしまって、横山君のTKO勝ち。

                                                         

横山君、まだまだ二戦目なんだけど、一つ一つ身に付けていくことできたら、

素晴しいサウスポーになると思うんだよなあ。

                                                           

川島君も、実はあと一歩のとこで勝機あって、行くべきとこ行くように意識すれば、

すぐイーブンの戦績になると思うけどなあ。

                                                           

                                                            

◆伊藤史耶君(MT)×深山一裕君(セレス)……LF 6R

4勝(2KO)6敗1分の24才・神奈川県と、5勝(2KO)6敗2分の26才・千葉県。

                                                       

1R、この日の伊藤君、いつになく気合入ってるし、動きもいいんだわ。

深山君、残念、いつもの癖か、態勢整ってから打つような慎重さが抜けてないなあ。

                                                          

2R、伊藤君も、打たれ強いって方じゃないもんで、

展開とか流れ、すぐ変わってしまう可能性はあるんだけど、

1分半頃、細かい連打で、深山君を青コーナーに詰めて、

レフェリーが割り込む頃合い見計らうとこまで追い込んだんだけど、

何とここで、深山君、開き直って踏ん張って、ちょっと無茶振りだったんだけど、

こういう場合、勿論それはアリで、そのうちの一発が伊藤君直撃して、一気の反攻。

                                                        

おいおい、どうなるんだあって、現場は激しいことになっていたんだけど、

やっぱりダメージは、深山君の方が大きかったみたいで、

持ち直し返した伊藤君の再度の連打に、ついに耐えきれなくなったとこで、ストップ。

                                                            

伊藤君、ホント、この日は踏ん張りましたで、これでイーブンまであと一勝。

                                                          

                                                           

◆岸裕機君(野口)×安沢栄治君(帝拳)……SB 8R

9勝(1KO)3敗1分の28才・山口県と、8勝(2KO)1敗2分の24才・東京都。

                                                           

安沢君、帝拳の真面目系ボクサーの一人で、山中慎介さんが応援に来てて、

派手さは無いんだけど、真っ直ぐな、いいボクシングするんだわ。                                                                                                                    

一敗は、2年前の東日本新人王戦の決勝で、中村幸裕さんに0-2負けしたもの。

                                                         

岸君の方は、歯切れと流れの、あまり良くないボクシングっていう印象かなあ。

                                                           

1R、安沢君、それほどスピードないんだけど、先手先手の気持ち出してて、

一方の岸君は、先考えてか、なんか慎重なスタートだったんだわ。

                                                         

2R、いよいよこれからだなって見てたんだけど、岸君、やたら頭下げ始めて、

突っ込んでって、すぐクリンチ状態になってしまうもんで、

殴り合うより、抱き合ってる時間の方が圧倒的に長くなってしまって、

途中、レフェリーに、あんたら、ちゃんとボクシングしなさい、くらいの注意受けてたし、

それ、勿論多分なんだけど、でも、そんなのが、3Rも同じなもんで、

これはもう限界で、この後一転、大殴り大会になるのかも知れないんだけど、

今の今が我慢できなくて、退席っていうことで、この後の久保幸平さんの試合も、

相手、タイ人だしって、長期休暇に突入で、外へ出て食事。

                                                         

で、この二つの試合、結果知らなくて、知りたくもなくて……。

                                                          

                                                         

◆須江伸太郎君(KS)×三田村拓也さん(ワールドS)

                           ………Mm 8R

7勝(4KO)5敗の27才・長野県と、8勝(1KO)0敗のランク7位、26才・福井県。

                                                         

食事終わって、コーヒー飲んで戻ったら、何ともう3Rに入ってて、

知り合いの係員に聞いたら、そのラウンド、ほんのチョット前に、

三田村さんが、右ストレートで、須江君をダウンさせたとこだって聞かされたんだわ。

                                                         

安沢君の試合は、8Rフル、久保君は3Rっていう計算だったんだけどなあ。

自分にとって、この試合がこの日のメインだったのになあ。

                                                            

二人ともマルコメヘアーなんだけど、対照的な体型してて、

須江君、体格通りの詰め詰めボクサーで、接近しての左右フックが持ち味で、

三田村さんは、自分大好きな、細身の中間距離ボクサーなんだよね。

                                                          

このクラスの日本ランク9位までしか無くて、一見層薄すそうに見えるんだけど、

一人一人のボクサーのレベル、とっても高いって思ってるんだよね。

                                                          

4Rまで、ちょっとボーッとして眺めてたんだけど、二人ともクリンチの少ない、

とてもクリーンなファイトだったし、この日のラウンドガールも質が高かったね。

                                                         

5R、須江君のパワーボクシングに対抗するには、

三田村さん、左がポイントじゃないかって思えてきて、そりゃ左当ててはいるんだけど、

例えば、いつもの決めの右ショットを、敢えてフェイクや捨てパンチに使って、

思いっきり力込めた左を返していくって戦法はどうってことで、

一番軽いこのクラスの、早いパンチの交換の中で、どこまで可能かって事はあるけど、

三田村さんの、そういうとこ見たいなあって思って見てたんだよね。

                                                        

6~7R、三田村さん、頭あんまり動かさなようなとこあるもんで、

接近戦で、相手のショートアッパー喰らってしまう場面あって、心配したんだけど、

須江君の追撃甘いとこあって助かってたし、三田村さんのフットワーク、

最後までシッカリしてたもんで、大事には至らなかったんだわ。

                                                             

須江君、体振って、詰めて入っていくとこまでは素晴しかったんだけど、

直後のパンチに精度欠いてたし、三田村さんが引く時の追い足、全く無くて、

その辺が限界のような感じがしたなあ、いいファイターなんだけどなあ。

                                                         

8R、実は三田村さんの方も、前の回くらいから、ちょっとバランス悪くなって、

結果、パンチ打つ時の回転軸がぶれて、威力が落ちていったんだわ。

                                                           

それでも、ゴリゴリファイターの須江君に最後まで好きにさせなかったし、

あのワンツーの右ストレート、最後までキレあったのは、流石だったなあ。

                                                           

結局、80-71、79-73、78-74の圧倒3-0で、三田村さん。

                                                         

自分、三田村さん見てると、なんか吉田アーミー真君と重なるとこあって、

イメージの中では、二人とも、もっともっと出来るんじゃないかって思ってるんだよね。

それと、鈴木翔君との試合、もう一度見たいなあってね。

                                                           

                                                           

この試合終わって、メインに入る頃、ワールドSの安西政人君、

ジム仲間の応援に来てたのは知ってたけど、ヒョコヒョコ寄って来てくれて、

紹介して欲しいって人がいまして、とか言いながら、

なんと、三田村さんのお父さん連れて来たんだわ。

                                                         

自分、三田村さんのこと、何回か書いてるもんで、抗議だったり、間違い指摘だったら、

参るなあって、一瞬思ったんだけど、なんか好意的に読んでくれてるみたいで、

気持ち伝わってる感じがして、嬉しかったなあ。

                                                           

少し話させて貰ったんだけど、お父さん、冷静に息子さんのこと見れてて、

ボクシングにも詳しそうだったなあ。

それにしても、体型とか顔立ち、特に目の周辺なんか良く似てたなあ。

                                                         

                                                         

お父さんと安西君が帰って、暫くしたら、今度はプロスパー松浦さんが来てくれて、

この人も、信じられないくらいフレンドリーな人で、

横山隆司君のこと聞かせて貰ったりしたんだけど、

ニコニコしながら、どうです、この試合って聞いてきて、

実は自分、そろそろ帰ろうかなあって思ってたとこだったんだけど、

一応感想伝えたら、そうですかあって、先越されて帰られてしまって、

で、結局、自分、何となく、最後まで見てしまったんだけどね。

                                                           

                                                        

◆丸山有二さん(野口)×うすい祐介君(石川)……SB 8R

10勝(1KO)9敗1分のランク8位、27才・東京都と、

9勝(2KO)9敗の25才・東京都。

                                                           

勝ち負け拮抗した戦績同士で、うすい君、ランク取り絶好のチャンスだったんだけど、

結局、とっ散らかったボクシングで、力、他のとこに使ってしまった感じだったなあ。

                                                          

丸山さんの方も、本来のランキングはバンタムなもんで、

そのせいか、なんか動き重そうに見えたんだよなあ。

                                                        

1R、気持ち溢れたスタート切ったのは、うすい君の方で、勢い凄かったなあ。

                                                          

2R、うすい君、ダギング直後のブンブン左フック、威力充分なんだけど、

残念、あまりにも激しく動き過ぎるせいか、ホント、全く当たらなくて、空転、空転。

丸山さんの方は、ユックリした立ち上がりのまま、

相手のパンチをきっかけにするボクシングで、なんかドローンとした感じ。

                                                          

これ以降も、あんまり展開に変化なくて、どっちも主導権取り切れなくて、

二人のKO率低過ぎなのは、パンチ力が無いんじゃなくて、

やっぱ、当て勘悪過ぎなんだってことが分かったな。

                                                            

二人とも、スタミナは凄いモノ持ってるんだけど、なんか違うとこに使ってしまって、

最終回も、ここまで均衡したスコアだと思えるとこ、まだピョンピョン跳ねてて、

こうなったら、足止めて、ガンガンの殴り合いだろって思ったんだよね。

                                                           

結局、78-75、77-75、76-77の2-1で、丸山さんの勝ちだったんだけど、

二人もそうだったかも知れないけど、自分も消化不良だったなあ。

                                                            

                                                                                                             

東京ドームのある場所に、シイノキが群生してるとこと密接してるとこがあるんだけど、

この時期、熟したドングリが自然に落ちて来るんだけど、

それ、カサコソ音立てて、木の葉を伝いながら落ちてきて、

最後は向こうの地面か、こっちのドーム通路に落下するんだけど、

ドーム側だと、ペイブメントに跳ねて、結構大きな音立てて転がるんだわ。

寒い中、壁によっかかりながら、それ、見たり聞いてると、シンミリ、秋で……。

                                                          

                                                       

昨日で、今年85回目のボクシング観戦で、11月はあと7回あるし、

年間100回に届くかってとこなんだけど、例年通りの数に落ち着くね、多分、きっと。

                                                         

2010年11月12日 (金)

新人王・西軍代表決定戦

夕方、久し振りに角海老ジムに行って来たよ。

                                                         

今月は10試合組まれてるんだけど、月末に集中してるもんで、

まだ、それ程のピリピリ感は無かったんだけど、結構沢山ボクサー来てたし、

杉崎由夜さんと一場仁志君のスパーは気合い入ってたね。

終わった後、杉崎さんと、この間の松田直樹さんの試合のこと色々話したよ。

                                                          

そこへ、コーチ君、ウィーッスって入って来て、昨日からジムワーク再開ってことで、

その後、土屋修平君、昨日からですって入場で、広島のファンからのサイン下さいに、

返信はがきに書いて上げてて、直後に、関豪介君ともヤアヤアって感じで、

奇しくも東日本新人王トリオと面談叶ったんだよね。

                                                           

石川雄策君、青山慶洋君は帰ったばかりだったんだけど、

他には、下川原雄大さん、十二村喜久さん、加藤善孝さん、坂本大輔さん、

大内淳雅さん、奈須勇樹さん、青木幸治君、鳥本大志君、藤井龍二君、

井川政仁君、塩澤直紀君、前田健太君、中野晃志君、外村鉄人君、小林和優君達、

やってる、やってる、で、合間にお互いに目配せ、目線交換挨拶。

                                                        

久し振りだったせいか、知らない子も10人近くいたなあ。

                                                        

田中トレーナーと、色々話させて貰って、JBCから送られてきたDVD見せて貰って、

それ、新人王の西軍代表決定戦の時のなんだけど、

コーチ君、土屋君の相手のパフォーマンス、一緒に分析したんだわ。                                                         

途中から、ジムの会長も合流したんだけど、西軍の方も色々研究してんだろなあ。

                                                         

で、そのDVD貸して貰うことできて、っていうのはジムにとっては、当然、

対戦相手にしか興味無いんだけど、自分としては、全メンバー見ておきたいもんで、

それが伝わったのか、頼んでないのに、ハイヨって貸してくれたんだわ。

で、それ全部見てたら1時とっくに過ぎてしまったなあ……。

                                                            

戦績は、代表は決勝戦後、相手はその前までのデータ。

                                                       

                                                                                                                  

◆Mm~伊藤秀平君(真正)……9勝(3KO)0敗

事情良く分かんないんだけど、相手のここまでの戦績、2勝1敗1分っていうんだけど、

まだまともなボクシングができてなくて、こっちだと二回戦くらいで敗退してるような、

ズルズル下がりながら、たまに無茶振りして、後は抱き付くっていうボクサー。

                                                         

これが決勝戦かあ? って感じだったんだけど、当の伊藤君はとてもシッカリしてて、

形の綺麗な力強いパンチ打つし、フィジカルも強くて、軸崩れないんだわ。

                                                            

結局、4R、相手がボロボロになったとこで、レフェリーストップだったんだけど、

相手が相手だっただけに、ギリギリのことまでは見られなかったんだけど、

原隆二君とは、噛み合ったいい試合すると思ったな。

                                                        

ただ、ここまで戦ってきたメンバーからすると、原君の方が苦労してる分、

経験差勝ちなんじゃないかって思ったんだよね。

                                                         

いずれにしても、一試合しか見てないもんで、あくまでその印象だけなんだけどね。

それは、これ以降も同じだけどね……。

                                                           

                                                           

◆LF~藤原永次君(FUKUOKA)……6勝(1KO)1敗

相手はここまで4勝(2KO)1敗1分。

                                                          

藤原君、上背とリーチでハンデあるんだけど、どんどん仕掛けていって、

スピードもあるし、パンチにも力こもってるね。

                                                          

相手は仕掛けの遅い、待ちボクシングなもんで、すっかりペース掴んで、

2R、一発当てて、そこから迫力ある追撃して、一気にダウンゲット。

                                                           

ところが、相手が攻勢に出てきた途端、全くいいとこ無くなってしまって、

手数は落ちて、単発大振りの雑なボクシングなってしまって、スタミナも無いもんで、

結局、単なるガチャガチャプレイに終始してて、前半との落差大きかったなあ。

                                                           

結局、49-46、48-47×2の3-0で、勝つには勝ったんだけど、

こんな感じだと、山口隼人君に上手にあしらわれてしまうんじゃないかな。

ただ、出だし、慎重に対処すること必要だね。

                                                       

                                                          

◆F~角谷淳志君(金沢)……8勝(5KO)1敗

相手の戦績、4勝(2KO)0敗。

                                                         

相手、ガッチガチにガード固めて、下向いて、ひたすらズリ寄って、

後はブーンって、大フック一発振り回すだけって、全く元気貰えないボクシングで、

それ延々なもんで、いつもなら即席外すような単純につまんない試合だったんだけど、

角谷君、そんな相手に我慢強くて、上手に左使いながら距離取れてたなあ。

                                                          

参考になる様な試合じゃなかったんだけど、彼、集中力あるし、

ちゃんとした相手とやったら、いいボクシングするんじゃないかって思ったな。

                                                           

まともな打ち合いのない、50-46、49-46、49-47の3-0で、

彼のギリギリパフォーマンスではなかったんだけど、

堀陽太君が、この間みたいなユルイ試合すると、ヤバイんじゃないかな。

                                                          

                                                          

◆SF~田中裕士君(畑中)……3勝(2KO)1分

相手は、2勝(1KO)1敗。

                                                           

また、こんな試合数同士での決勝戦って、訳分かんなくて、選手層薄いのかなあ。

相手がまるでデビューボクサーみたいなレベルしかないもんで、

そっちの方で驚いてしまったな。

                                                           

明らかに相手、初めからビビってて、1Rすぐ倒されてしまったもんで、

判断しかねるんだけど、タイトな連打打ってはいたんだけど、それ程の怖さなくて、

これなら佐藤宗史くん、上り調子だし、充分善戦可能なんじゃないかな。

                                                        

                                                          

◆B~柘植雄希君(駿河)……7勝(5KO)

相手は、ここまで5勝(2KO)5敗。

                                                          

柘植君、左ジャブ早いし、長く伸びるし、危険度満々だね。

ボディワークもいいし、相手に合わせて打つ技も持ってるし、レベル高いんだわ。

ただ、動体視力に自信持ってるせいか、若干ガード低いというか、甘いんだよね。

                                                           

相手、戦績通りの普通のボクサーって感じだし、器用さにも欠けてるもんで、

1R始まってすぐ、力量差歴然としてしまって、とっても勝負になりそうなくて、

なんかランカーが、プロテスト前の練習生鍛えてやってるみたいな感じなんだよなあ。

                                                           

柘植君、ちょっとリナレスみたいなリズム感持ってる、美しいボクシングで、

2R以降は余裕かましてたんだけど、その後延々ダラダラした、締まりのない試合で、

自分から仕掛けない、カウンター専門の省エネボクシングだし、

決められるのに決めに行かない歯がゆい姿勢がとっても気になったんだわ。

                                                          

ライオンはウサギ殺すんでも全力投入するんだけど、

あんなボクシングしてると、先行って困ると思うんだよなあ。

テクニックあるし、頭も良さそうなんだけど、ハートは大丈夫なのかなあ。

                                                          

結局、残念感というか、ダラダラした印象否めなくて、

50-46×2、48-47の3-0勝ちではあったんだけど、

最後の48-47っていうのが、そんな自分の印象を表してたスコアだったな。

                                                          

とにかく、なんか、とっても勿体ない試合するボクサーって印象で、

いつもこういう試合する子なら、堤英治君に勝たせたいなあ。

                                                           

                                                           

◆SB~松本章宏君(カシミ)……7勝(3KO)0敗

相手は、5勝(1KO)3敗2分。

                                                             

この日のリング、安手のプロレス会場みたいに、バンバン、ガタガタ、やたら煩くて、

まるで板の間ボクシングのようで、いつもあんなとこでやってんのかなあ。

                                                           

二人とも、明らかに体の動き重そうだし、パンチのスピードもないんだなあ。

                                                       

松本君、普通にやってんだけど、なんか華なくて、振りもタルイんだよね。

特に、長い距離のパンチが全く打ててなくて、ショートレンジが好きみたいだね。

                                                           

ただ、その接近戦でも、力はこもってんだけど、パンチの回転力足りなくて、

結局は、相手の思惑とも一致したのか、ゴニョゴニョ大作戦に突入で、

最後まで、寄り添ってのゴツゴツプレイなんだけど、関西にはホント、多いなあ。

                                                         

ああいうのは、決して接近戦とかインファイトっていうんじゃないと思うんだよね。

最終的には、49-47×3だったんだけど、

コーチ義人君、この相手に苦戦するようだと、問題大きいと思ったな。

                                                           

                                                         

◆Fe~知念翔太君(沖縄WR)

彼、不戦勝で、この日試合無かったんだけど、左右とも強いパンチ持ってて、

全体的にバランスのとれたいいボクサーみたいだね。

関豪介君の無限トコトコ連打と剛腕KOファイターの対決っていうことで興味深々。

                                                           

                                                            

◆SF~中山和彦君(FUKUOKA)……5勝(4KO)0敗

相手、6勝(4KO)1敗。

                                                           

またまた、相手が頭下げっ放しの突っ込み系っていうシンドイボクシングで、

まるで、闘牛見てるみたいだったなあ。

                                                          

なかなか、ちゃんとした殴り合いにならないんだけど、

そんな中で中山君、序盤、左ジャブ多用して、相手の突っ込み防いでたんだけど、

結局巻き込まれてしまって、またしても、ウンザリするような詰まんない試合、

出来上がってしまったんだわ。

                                                          

初めは圧倒するのかって感じだった中山君も、冷静さ無くなってしまったのか、

体寄せての高速強烈連打、凄い数打つんだけど、

9割空振りっていう、タマゲルほどの当て勘の悪さで、ちょっと見てられなくて、

最後は二人とも、酔っ払いのケンカみたいになって、ズルズルだったなあ。

                                                           

これで、49-47、47-48、48-48って、信じ難いスコア割れだったんだけど、

ああいう、ただの頭下げ突っ込みガツガツボクシングしても評価されるから、

元気貰えないようなボクシング、減らないんだと思うな。

自分の中では、間違いなく49-47で中山君だったけどね。

                                                            

荒井翔君は、ずっとまともなボクシングするから、

中山君も、本来の姿見せることできると思うな。

                                                        

                                                            

◆L~三好祐樹君(FUKUOKA)……7勝(5KO)1分

相手の戦績は、5勝(5KO)0敗。

                                                           

自分より背の高いのを相手にする場合、三好君の作戦は大正解で、

体振りながら、機を見て踏み込んで、ちょっと上向きのブンブンフックなんだけど、

相手のボクサー、初め、ちょっと余裕持って対応してた感じだったな。

                                                          

ただ、三好君の飛び込防ぐには、あんな力こもってないジャブではダメだし、

第一、タイミング全然合ってないんだわ。

                                                           

三好君、相手の距離になりそうな原因全部潰して、手が余る様な位置で勝負させて、

一見乱暴なんだけど、自らの体格的ハンデと、持ち味把握したボクシングだったな。

                                                          

1R、なんか相手、ボワーッとした感じだったんだけど、

三好君、クリンチ離れ際の甘いとこ突いて、見事TKO勝ち。

気持ちの作り方に随分差のあった試合だったなあ。

                                                          

なかなかのガッツだったんだけど、全体のバランスとリズム感、乱されない限り、

一瞬のキレでは比較にならないと思うから、やっぱり土屋修平君の方かなあ。

                                                          

                                                            

◆SL~岡本和泰君(奈良)……6勝(2KO)0敗

相手は、3勝(1KO)7敗2分。

                                                            

ちょっと凄い戦績の相手なんだけど、岡本君、早くて伸びる左持ってるし、

相手のパンチに合わせていく意識も高くて、足も使えるし、

とってもいいアウトボクサーなんだよね。

                                                           

ただ、頭の位置動かすことには無頓着みたいで、この日の相手なら問題ないけど、

上の方へ行って、踏み込みのいい相手とやったら、意外に簡単に当てられそうだなあ。

                                                           

それから、前の手のさばきがいい割に、効き手ブローの精度が良くなくて、

それほどの威力も無さそうなんだよね。

って見てたら、すぐに、またもやまたもや、再度再度のグズグズボクシングで、

もうホント、嫌になるほどで、とにかく、まともに殴り合わないんだよなあ。

西の方ってこういうボクシングなのかあって、シミジミしてしまったなあ。

                                                           

関係者以外、場内盛り上がるはずなくて、やたらセコンドの怒鳴り声ばかりで、

結局、48-46×2、47-47の2-0で、岡本くんなんだけど、

ダウン取ってて、イーブンってのは、やっぱり、とにかく詰めた方がエラくて、

ゴニョゴニョやっても点くれるんだあ、ってまたもやシンミリしてしまったなあ。

                                                          

で、結局、この試合も、そんな感じだったもんで、岡本君の本領不明なんだけど、

山田智也君、進化してるもんで期待してるよ。

                                                          

                                                         

◆W~向真一郎君(SFマキ)……7勝(5KO)1分

相手は、4勝(3KO)1敗。

                                                           

向君、聞いたことある名前だなあって考えてたら、セレスの向幹一郎君だったわ。

                                                         

相手のボクサー、いきなり頭突き特攻ボクサーで、1Rにバッティングで二回、

ローブローで一回、注意受けてて、最後の方ではバッティングで減点喰らうような、

もう、ホント、これで決勝戦かってほどレベル低くて、

ああうボクサー、ホント、次から次出て来るけど、一体なんなんだろなあ。

                                                        

1R、向君の軽いジャブに、相手の方から当たりに来て、勝手にダウンして、

後は、全くジャブ打って来ないのをいいことに、余裕でやってた感じだったなあ。

                                                            

でも向君、敢えてか、相手を倒しきるとこまで行かなくて、

その後は、普通の詰まんない試合に終始して、

結局、49-45×2、48-46の3-0勝ちだったんだけど、

ここでも実力推し測ることできなくて、林欽貴君とベストの試合見せてね。

                                                         

                                                           

◆M~福山和徹君(冷研鶴崎)……4勝(2KO)3敗

4勝(2KO)1敗が相手の戦績。

                                                           

福山君の方が、上背もリーチも圧倒してるんだけど、

二人ともちゃんと距離取った、清々しい、ホント、ここまで、酷いの続いたもんで、

まあ、普通の試合なんだけど、エライ、イサギいい試合に見えたんだよね。

                                                         

福山君、距離の意識高くて、常に自分から先に手出してるし、なかなかいいんだわ。

                                                         

ところが、ラウンド進むにつれて、明らかに動き落ちて、多分、スタミナなくて、

左ジャブも少なくなって、相手にシッカリ詰め寄られてるし、

バランスもリズムも、ドンドン悪くなっていったんだわ。

                                                          

もともと、一発必殺パンチある方じゃないみたいで、相手、グラットもさせられなくて、

結局、39-37×2、39-38の3-0で、勝つには勝ったんだけど、

こんな感じだと、岩崎和雄君にはシンドイんじゃないかなあ。

                                                          

                                                           

ブッ通しで全試合見たんだけど、申し訳ないけど、

胸ワクワクするような試合、殆ど無くて、巧い下手って言うんじゃなくて、

なんか違う種類の、相撲系、柔道系ボクシングで、要するに全く面白くなくて、

東軍の相手になるボクサーだから見たけど、現場にいたら、多分、自分、

途中退席っていう試合が多かったなあ。

後楽園ホールなんかだと、お前ら、もうちょっとチャンと打ち合えとか、

キツイ野次飛びそうな試合多かったもんなあ。

                                                           

それに、対戦相手との力量差が大き過ぎる試合、多かったのにも驚いたし、

一個一個の試合でも、一回ダウン喰らったら、それでもうお終いで、

アッタマ来て、そこから倒し返すっての全く無かったし、

倒さないでも、根性のポイント返しってのもなくて、要するに決勝戦ではあったけど、

各クラス共、粒が揃ってないって感じだったんだよなあ。

                                                          

とにかく、相手に恵まれなくて、不本意なボクシングだったなあって思ってる子も、

12月19日は、チャンとしたボクシング出来るから、ホントのとこ見せてよね。

                                                          

2010年11月11日 (木)

エキサイトマッチ (11/1・11/18)

中国漁船が海上保安庁の巡視艇に体当たりした事件で、

映像をネットに流した、当の海上保安官が出頭したね。

                                                                                                                        

43才で、家族持ってて、当然、失職や裁判沙汰覚悟の上のことで、

国益論とか、国家機密保持とか、色々あるんだけど、

一個の人間として、信念通したっての、それなりに自分は評価するね。

                                                                                                                           

カネ儲け至上主義、マシュマロのような、甘アマ、ブヨブヨの今の日本に、

こんなんでいいのかショットのようで、なんかサポートしたくなるんだよね。

                                                         

今後は、映像の保管状況とか、具体的にどうやってその映像入手したのか、

どうやってアップロードしたのかを追及するだけじゃなくて、

あの映像を一般国民に公開しなかった理由について、論議すべきだと思うんだよね。

                                                            

それにしても、今回の告白の事前取材に関しては、読売テレビ独占モノだったもんで、

他局は、その周辺を窺うのが精一杯なんだよね。

                                                         

                                                          

録画してた、関西方面のボクシング、二試合見たんだけど、

ピーク過ぎたボクサーってのは、なんか悲しいモノあるなあって、心沈んだな。

ツニャカオと戦った、本田秀伸さん、宮崎亮さんとやった、戎岡淳一さん、

もう全く勝負になってなくて、でも、こんだけ動きに差があって、ボコボコにされると、

本人達も、周囲の人達も、こりゃどう考えても、止め時だなって、

却ってスッキリしたんじゃないかって、勝手に思ったんだけどね。

                                                         

                                                         

二回分溜まってたエキサイトマッチ、結構面白かったな。

                                                           

◆エリック・モラレス×ウィリー・リモンド

              ………WBC シルバー SL 王座決定戦

49勝(34KO)6敗の34才・メキシコと、33勝(8KO)2敗の31才・イギリス。

                                                         

赤ウィニングとシルバーレイジェス。

                                                         

モラレス、2年前に、パッキャオとディアスに連敗して、暫くふけてたのが復活して、

この間、亀海さんに負けたホセ・アルファロとやった後の二戦目なんだけど、

ちょっと腹周り、緩んでるけどね。

                                                        

1~2R、二人とも穏やかな立ち上がりで、モラレス、ゆったりボクシングだし、

リモンドの方も、自分からガンガン仕掛けていくようなスタイルじゃないもんで、

なんか低調な流れで、器用な攻め方できてないけど、かろうじてモラレス押し気味。

                                                          

3~4R、やっとこさ、ゴツゴツファイター対コツコツボクサーって図式出てきて、

5Rからは、相手見切ったモラレス、フィジカル生かして攻め込み増してって、

それにしても、リモンド、終始消極的で何やりたいのか分かり難くいんだよなあ。                                                        

                                                         

6R、残り1分、モラレス、距離詰めて、力技のボディ連発に出たら、

根性無しのリモンド、ヘロヘロダウンで、残り30秒、左ボディでまたもやダウンで、

一応立っては来たんだけど、ろくに腕も振れなくなってしまってて、

すぐ後に、自分から膝着いて、もう堪忍して下さいダウンでエンド。

                                                          

結局、最初から最後まで、男らしくないヤツだったなあ。

                                                        

                                                            

◆オマール・ニーニョ×ロナルド・バレラ……WBC LF タイトル戦

29勝(11KO)3敗2分1NCのチャンピオン、34才・メキシコと、

27勝(17KO)7敗2分の中米チャンプ、サウスポー、25才・コロンビア。

                                                           

二人とも、白に黒ラインのレイジェス。

                                                          

1R、バレラ、いきなりのL字ガードだけど、動きいいのはニーニョの方。

                                                        

2R、ニーニョ、盛んに殴り合い誘ってて、彼の左、とっても強いんだわ。

一方のバレラのパンチ、スピード無いし、団扇パタパタするような感じなんだわ。

                                                         

3R、ニーニョ、出入りとパンチのスピード、もう圧倒的で、相手完全に見切ってる。

                                                           

4R、バレラ、相変わらず、誰もいないとこ殴ってるし、途中でオーソドックスにしたり、

もう困り果ててるみたいで、このままじゃマズイって、攻め込んで行くんだけど、

却ってその分、余計に打ち込まれてるんだよなあ。

ここまでのオープンスコア、40-36×3っていう、とっても分かり易い試合。

                                                        

5~6R、バレラ、ここまで彼なりに頑張り続けてはいるんだけど、

これまでの状況打破する見通し、全く立たなくて、結局6R終了後のギブアップエンド。

                                                           

日本のボクサーでもこのクラスには、優秀なのが多いんだけど、

メキシコ辺りの連中のスピードとパンチ力は、ホント、半端じゃないんだよなあ。

                                                        

                                                         

◆ヒルへ・ソリス×フランシスコ・コルデロ

                ………WBA SFe 暫定王者決定戦

39勝(28KO)2敗2分1NCの暫定チャンプ、30才・メキシコと、

23勝(15KO)0敗のランク6位、24才・コロンビア。

                                                            

この試合の二人も、白に黒ライン入りのレイジェス。

                                                           

1R、若いコルデロ、最初から全開で、ガンガン、ガンガン攻め込んでたんだけど、

初め、やらせておいた感じのソリス、1分半頃、左ボディからの一気反攻で、

顔面当てた後、再度の今度は強烈右ボディ打ち込むと、コルデロ、たまらずダウン。

                                                            

このラウンド、何とか凌ぐと、コルデロ、別人のように回復して、ジリジリプレスかけて、

2R、3R、流石若さだねって思わせて、逆襲の予感高まっていったんだわ。

                                                         

ところが4R、コルデロが、相手をロープまで追い詰めて、連打一段落したとこ、

今度は俺だぜって、ソリス、再度の攻勢かけて、またもやのボディ連打したら、

コルデロ、お腹全くダメらしくて、まともやのダウンで、ここで1分半。

                                                        

この後、何とか立ち上がりはしたんだけど、あれだけ腹弱見せたらもう終わりで、

これ以降は、殆どソリスの独壇場で、フェイントかけられて上下打ち分けられたり、

ポジションチェンジ繰り返されて、コルデロ、全く付いて行けなくなってたんだわ。

それで結局6R、もうどうにもなんなくなって、一方的になったとこで、ストップエンド。

                                                         

それにしても、ソリス、そんな姿勢からまだ出るかあってとこからパンチ出すし、

もう出て来ないようなタイミングからでも、強いの飛んでくるし、

下がりながらでも、強いの打てるし、接近戦も巧くこなすし、

そんなにスムースじゃないんだけど、独特のフッとーワークだし、

とにかく、見た目以上にやり難いボクサーだって思うんだよね。

内山高志さんでも、結構大変なんじゃないかって思ったんだけどね。

                                                          

                                                          

◆アラン・グリーン×グレン・ジョンソン……SM 12R

29勝(20KO)2敗の31才・アメリカと、50勝(34KO)14敗2分の41才・ジャマイカ。

                                                          

黒グラント対青エバーラスト。

                                                            

ジョンソン、基本3~4勝1敗ペースだし、もう41才だし、

最近こういうボクサー、彼なりに頑張ったんだけどねっていう終わり方多いし、

相手はグリーンだし、実は、無残な負け方するんじゃないかって予想してたんだけど、

いやあ、凄いオッサン、いるもんなんだよなあ。

                                                        

1R、長引くとヤバいって感じで、ジョンソン、初めっからエライ、プレスのかけ方で、

左ボディから右を顔面に返すっていう、教科書みたいなの巧いこと当てて、

10㎝以上デカイ相手に、思いっきりのスタートだったんだわ。

                                                           

2R、ゴリゴリファイターのジョンソン、愚直に前進して来るとこ、

距離取ってやりたいグリーン、早い左右でそれ防ごうって懸命なんだけど、

3R、少しスピード上げて、リズム変えて攻め込んで、挽回、挽回だったんだけど、

もう少しでこの回の終わりってとこで、ジョンソンの右アッパー直撃喰らってしまって、

その後の一気追撃に、ちょっとヤバいぞってとこで、ゴング。

                                                           

4R、グリーン、まだダメージ引きずってて、足使って何とか打ち合い避けようとしてて、

それをジョンソンが追っかけるって図式で、それ、5Rもそんな感じで、

もっと仕掛けろ、たまにはボディも打てって、こっちも力入ってて、

6R、やっと、いい右クロス直撃することできたんだけど、そういうの続かないんだわ。

                                                          

7R、ジョンソン、あの年令で、まだ元気満々で更に攻勢かけていって、

あああ、グリーン、逃げ回り始めてるなあ。

                                                        

8R、始まって30秒ほどのとこで、グリーン、動きタルくなって屈んだとこ、

ジョンソン、右のデカイの二発、続けて打ち下ろしたら、グリーン、堪らずダウン。

                                                          

倒れたままのグリーン、なんか文句垂れてて、でも結局レフェリーストップで、

さっきのはラビットだって言ってたみたいなんだけど、そんなことなくて、アホだね。

この日の、グリーン、最後まで全くのいいとこナシで、情けないったらなくて、

ジョンソンおじさん、見事8RTKO勝ちで、エライ!

                                                           

                                                        

◆ファン・マヌエル・ロペス×ラファエル・マルケス

                ………WBO Fe タイトル戦

29勝(26KO)0敗のチャンピオン、サウスポー、27才・プエルトリコと、

39勝(35KO)5敗のランク1位、35才・メキシコ。

                                                        

青レイジェス対黒レイジェス。

                                                             

始まる前から、場内大騒ぎだったよ。

弟マルケス、トランクスの後ろに “勝” の刺繍入り。

                                                           

この組み合わせだと、自分の場合、どうしたって、弟マルケス応援になるんだけど、

試合前のビデオの中に、彼がエリベルト・ルイス倒した時のシーン再現されてたけど、

あのダウンシーンは、色んなボクサーの山ほどのそういうのの中でも、極上だね。

                                                                                                                   

1R、プレス掛けて先制気味なのは、弟マルケスの方で、

ロペス、相手の出て来るとこ見極めながら、右合わせようとしてるな。

                                                           

2R、二人とも殺気凄くて、ロペスもこの回から攻勢に入って、

右も左も、とにかく早くて、特に右がとってもやっかいで、

互いに、そこそこいいのを当て合ってるんだけど、若干ロペスが上回ってるんだわ。

                                                          

3R、ロペスの右フック、弟マルケスのガードの外側から廻り込んで飛んでくるし、

1分半頃、弟マルケスが下がり加減になったとこに、右フックかすって、

トットットッって、危うく後ろに倒れ込みそうになってしまって、何とか踏ん張って、

それほどの大事じゃなかったもんで、ロペスの追撃やり過ごすことできたんだわ。

                                                           

4R、残り1分、今度は弟マルケスの攻勢で、ロペスが仕掛けてくるとこ、

返しの強烈左フック、ロペスの首、ひん曲がるほどブチ当てて、

で、ロペス、来い、来いってジェスチャーして、で、却って効いてるの良く分かって、

そこから、鬼の一気攻めで、期待感満々だったんだけど、ガツゴツした中で、

弟マルケス、ラビットパンチってことで、レフェリー一旦ストップさせて、

減点宣言なんかするもんで、ヤバかったロペス、お陰でしっかり休むことできて、

ああいうの、どうなんだろうなあ、ってこっちは全然納得いかなかったなあ。

                                                         

5R、20秒過ぎ、今度も弟マルケスで、クルッと左サイドに体入れ替えた途端、

得意の左ショートフック、またもやの直撃で、ロペス、左膝カックンで、

アッタマ来たロペスが、やり返そうと一気に出て来るとこ、

弟マルケス、カウンター狙ってるぞお―っ。                                                         

二人とも、ちょっと剥き出しになっていって、まさに男の殴り合いだったなあ。

                                                           

6R、ロペスも流石で、ペース取り戻そうと、更に距離詰めて、猛烈攻め込みで、

殴ってる方も殴られてる方も、かなり消耗してるんだけど、負けん気丸出しで、

7R、残り1分過ぎからの激闘、ホント凄くて、炎の根性戦で、

弟マルケスの左も相変わらずいいんだけど、ロペス、手数圧倒してるし、

ショートブローはやっぱ格段に巧くて、ダメージは、弟マルケスの方が大きい感じで、

ギリギリのとこのフィジカルの強さも、残念、ロペスの方が上回ってたなあ。

                                                          

8R、結局このラウンドで終わるんだけど、

残り1分頃、ロペス、弟マルケスをコーナーに追い込んで、歯食いしばっての連打で、

弟マルケス、徐々に緩んでいったんだけど、たまに返しのパンチ当てると、

ロペスも、へロッとなってしまうもんで、かなり消耗進んでるの見てとれるし、

とにかく二人とも、相手のパンチ避けられないようにまでなってしまったんだわ。

                                                          

結局、この回の終了ゴング鳴って、インターバルの時、もう無理、続けられないって、

弟マルケスからのギブアップで、ロペスのTKO勝ち。

                                                        

弟マルケス、右肩触って、何か言ってたんだけど、そこ痛めたのかも知れないね。

そう言えば、2~3ラウンド前から、あんまり右使ってなかったんだわ。

                                                           

勝ち告げられた時のロペス、いつもと比べものにならないほど喜んでたから、

余程、シンドイ試合だったんだろね。

                                                          

2010年11月 9日 (火)

後楽園ホール・11月8日

ロッテと中日のどっちっていうと、ロッテなもんで、

日本シリーズは、気持ちのいい納まり方したな。

                                                             

あそこのチームは、井口除いて、そんな偉ぶらない選手ばっかりだし、

初監督で、リーグ3位からの敗者復活だったし、

落合監督の、なんか、持って回ったような気取った喋り方、鼻につくもんでね。

                                                           

                                                          

中国漁船が日本の警備艇にぶつけたきた時のフィルム見たと思うけど、

内閣は機密が漏れたってことに激怒してるみたいだけど、

そういう緩いとこ、そこそこの大問題とは思うけど、

あれ見た上で、何の説明もしなくて、サラッと船長釈放する方が、どうかしてる訳で、

一般国民にオープンにしなかったってのは、どうして? ってことなんだよね。

                                                           

中国に気使い過ぎるのも程度問題で、こんなことばっかやってると、

舐められ切って、最終的にとんでもないことになる訳で、

で、義憤にかられた海上保安庁の誰かが、ネットに流した思いも分かんなくもなくて、

それなかったら、何も知らされることなく、ウヤムヤのまま終わってしまった訳で……。

                                                            

                                                        

昨日、ホントは外園隼人さんの試合が組まれてたはずなんだけど、

6日にホール来てたし、試合直前なのに大丈夫なの? って思ってたんだけど、

朝、JBCのホームページ見てたら、結局、それ無くなってて、

木村悠さんが代打ちになってたんだわ。

                                                         

で、偶然、外園さんと話す機会あったもんで聞いてみたら、

相手の都合で中止になって、彼自身は12月4日に試合なんだってさ。

                                                            

                                                            

どうしても、なんか時候の挨拶差し込まないと気が済まないってリングアナから、

この日は始まったんだけど、久し振りに川嶋勝重さん来てて、

まだ、体締まってたね。

                                                            

                                                          

◆高橋夏樹君(帝拳)×渡部真弓君(MT)……SFe 4R

0勝1敗の24才・東京都と、0勝1敗の29才・秋田県。

                                                          

ナツキとマユミって、女子みたいな名前の二人、お互い、肩に力入り過ぎで、

しなやかさに欠けた、慎重というより、怖がり同士みたいで、

打ち合うより、見合ってる方の時間が長い、退屈な試合が3R中盤まで続いて、

その間、レフェリーが落ちたマウスピースを反対側のセコンドに渡すって、

ダレたイベントも挟み込まれてたなあ。

                                                          

4R、二人とも、こういう相手じゃないと、KOするチャンスないってのに、

なかなか殴り合わなかったんだけど、高橋君、セコンドから激飛ばされたか、

やっとこさ本気出して、それにつれ渡部君も巻き込まれた感じだったんだけど、

気持ちこもってた分、高橋君圧倒して、最後は渡部君、力尽きてたな。

                                                          

判定は、40-37×2、40-38の3-0で、高橋君だったんだけど、

そこまでの差、なかったように見えたけどね。

二人とも、折角のボクシングなんだから、次は、もうちょっと元気下さいな。

                                                           

                                                         

◆ひまわり真君(大橋)×マンモス植田君(新田)……H 4R

1勝(1KO)0敗の24才・神奈川県と、デビュー戦の29才・茨城県。

                                                           

ひまわり対マンモスって、なんかマイナープロレス臭い対決なんだけど、

めったに見れないヘビー級の試合だったんだわ。

                                                          

このクラスになると、どうしても相撲取りの殴り合いみたいになってしまうんだけど、

全くその通りで、でも二人とも、前の試合より、よっぽど戦闘的だったよ。

                                                           

1R、打ったり、打たれたりするだけで、全身の肉がプルプル波立って、

なんか違う世界なんだけど、二人して、最後まで持つのかってほど良く動くんだわ。

                                                          

2R、御両人、既に息上がって、口開いてるんだけど、でも結構頑張ってて、

ひまわり君、アウトボクサー、マンモス君、インファイターって役割ハッキリしてて、

距離詰まると、ブツカリ稽古みたいにはなるんだけど、気持ちは溢れてたよ。

                                                           

4R、正直、最後はあんまり真面目には見てなかったんだけど、

それでも驚いたことに、二人とも終了ゴングまで動き通すことできて、

結局、判定、40-37、39-37、39-38の3-0で、ひまわり君の勝ち。

                                                           

マンモス君、気合い込めてプレスかけ、振りまくったんだけど、残念、当たり悪くて、

精度良かったのは、ひまわり君なもんで仕方なかったんだけど、次期待だね。

                                                       

                                                          

◆蓑輪達郎君(帝拳)×水貝和広君(高砂)……60㎏ 6R

0勝1分の23才・群馬県と、5勝(2KO)6敗の28才・徳島県。

                                                          

1R、一気にカタ付けようとするつもりか、水貝君、特攻ケンカボクシングで先制。

                                                             

蓑輪君、構えが少しアップライトに過ぎて、攻め込まれるとすぐ体反ってしまうし、

次の攻撃に移るのに時間かかり過ぎなんだけど、

パンチ打つ形は、とってもシッカリしてんだわ。

                                                           

で、このラウンドの後半、水貝君の攻め一段落したとこから猛烈反攻して、

最後は、ダウン寸前まで追い込んでたな。

                                                         

2R、蓑輪君、接近戦でのパンチ、少し大振り過ぎなんだけど、

威力は充分込められてて、2戦目と12戦目の戦いには見えなかったなあ。

                                                          

3R、水貝君、1Rで受けたダメージ、ずっと引きずってるみたいで、精彩欠いて、

たまに、大きな右振り回すっていう、雑なボクシングしかできなくなってしまって、

結局、このラウンドの半分頃、レフェリーストップエンド。

                                                        

蓑輪君、近距離で鋭く、タイトに振れるようになったら強くなると思うなあ。

                                                         

                                                        

◆岡田誠一さん(大橋)×健太郎・マイモンコンプロモーション君(TI山形)

                            ………SFe 8R

11勝(7KO)1敗のランク3位、28才・神奈川県と、

9勝(3KO)3敗のサウスポー、20才・山形県。

                                                           

実は、昨日の自分的メインイベントはこの試合で、期待感満々だったんだわ。

                                                          

1R、二人共、いきなりの全部出しで、それ、健太郎君の仕掛けから始まって、

健太郎君、力強いショット連発だし、岡田さんも的確な対応なんだわ。

                                                          

岡田さん、負けたのは今年2月、タイトル戦で三浦隆司さんに惜敗しただけだし、

健太郎君も、三敗してんだけど、いつも気持ちのいい憧れのボクシングで、

勝ち負け越えたモノ見せてくれるんだよなあ。

                                                           

彼、デビュー戦でTKO負けして、東日本新人王決勝で石川昇吾君で、

これまたTKO負けなんだけど、今なら勝てるんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                           

二人とも、噛み合った、激しい打ち合い続けてたけど、有効打的には岡田さん。

                                                           

2R、密度の高い攻防は相変わらずで、岡田さん、流石で、

近い距離でも、腕畳んで強く打ち込むの、ホント巧いんだよなあ。

                                                         

でも、中盤、少し安易に打たれ込むとこもあって、一瞬動き止まって、危なくて、

そこ、健太郎君、大チャンスだったんだけど、残念、ちょっと振り大き過ぎだったなあ。

                                                       

そこクリアして、岡田さん、大攻勢かけていって、30秒切ったとこで、

強烈左ボディブチ込んで、健太郎君屈ませて、更に残り20秒、

またもやの左ボディ、更なる強烈打ちこみで、それ、こっちも口歪むほど痛そうで、

たまらず健太郎君、東側ロープで屈みこみダウン。

                                                            

何とかゴングに救われて3R、でも、その前にもキツイの何発も喰らってた健太郎君、

ダメージ回復するのに1分は短過ぎで、結局始まって30秒位のとこで、

ボディ狙われると、明らかに腰折ってカバーするもんで、顔面空いてしまうし、

もう悲劇的な展開で、青コーナー付近で、岡田さんの決めパンチ幾つか浴びて、

もう無理でしょって、崩れ落ちるのと、レフェリーストップが重なったんだよね。

                                                          

もう、壮絶としか言えない打ち合いだったなあ。

                                                          

試合終わって、岡田さんと話したら、ちょっと貰い過ぎでしたって言ってたけど、

顔面のダメージ、それほどでもなくて、健太郎君の方がキズ多かったなあ。

                                                          

彼、通路の奥の長椅子で肩落としてて、天笠尚さんが労ってたんだけど、

活きのいい若い挑戦者を捩じ伏せた岡田さんも、勿論凄かったんだけど、

健太郎君、半端じゃないランク3位に、イサギいい勝負だったって、

感動したこと伝えたんだけど、分かってくれたかなあ。

                                                         

それにしても岡田さんのパンチ、そんなに力み込んでないんだけど、強いんだよなあ。

                                                          

                                                         

この後、翁長吾央さんの試合だったんだけど、タイ人相手だったもんで、

当然の休憩タイムで、で、岡田さんと健太郎君と話できたんだよね。

                                                          

                                                           

◆木村悠さん(帝拳)×町田昌丈君(グリーンツダ)……LF 8R

6勝(1KO)1敗1分のランク8位、26才・千葉県と、6勝(3KO)4敗の27才・埼玉県。

                                                        

町田君、銀ラメジャケットに、首には白いフワフワ羽根マフラーってイデタチで、

いかにも派手なアクションボクサーって感じなんだわ。

一方の木村さんは、ご存知、帝拳の代表的真面目ボクサー。

                                                          

1R、チョット見強そうなのは、上背もあるし構えもいい町田君なんだけど、

ランカー挑戦者としては、いかにも消極的で、手数、少ない少ない。

                                                           

2R、町田君、パンチ打つ時、全く踏み込み不足で届きそうにないし、

とにかく、ヤル気全く感じられなくて、木村さん、もう余裕なんだよなあ。

                                                            

結局最後まで、全然スリルの感じられないラウンド、延々で、

町田君、ズーッとプレスかけられっ放しの下がりっ放しで、たまの大振り、

そんなのA級ボクサーには滅多に当たんないんじゃないのってほど雑で、

5Rに一回だけ、いいの当てたんだけど、特に追撃もしないし、

7R以降も圧倒負けなのに、特にスタイル変えなくて、相変わらずのトロトロだし、

見てて情けなくて、わざわざ大阪から来てこれかあって感じで、

お終いの方は、セコンドの声も殆ど聞こえて来なかったなあ。

                                                           

あれで、日本タイトル戦のセミファイナルって、こっちが恥ずかしくなる程で、

ワンワンの使命貫きボクサーかって、途中から、自分、よそ見ばっかしてて、

で、結局、スコアは知らないんだわ。

                                                            

                                                        

◆細野悟さん(大橋)×梅津宏治さん(ワタナベ)

                 ………日本Fe チャンピオン決定戦

17勝(13KO)1敗のWBA14位、27才・福島県と、

16勝(7KO)10敗3分のランク7位、34才・千葉県。

                                                           

二人とも動員力抜群で、場内、初めから大騒ぎだったなあ。

                                                            

自分としては、申し訳ない、梅津さん基本的には3勝2敗ボクサーだと思ってるし、

ここは、細野さんの圧倒勝ちって予想だったんだけど、

この日の梅津さん、とってもいいボクシングしたんだわ。

                                                           

1R、初めっからガンガン攻撃的だったのは、梅津さんの方で、

細野さん、ちょっと守勢になってて、ちょっと心配な立ち上がり。

                                                           

2R以降、梅津さん、最近では一番動きいいし、最後まで真っ正面ボクシングで、

一度もゴニョゴニョすることなかったし、色んなパンチを色んな角度から出してて、

特に、左のボディから顔面へっていう、ダブルフックがとってもグッドで、

細野さん、結構被弾してたもんなあ。

                                                         

3R、大クリーンヒットではないんだけど、相変わらず梅津さん、色々当ててるんだけど、

細野さんも、恐ろしいほどの左ボディ、ブチ込んでペース取り戻してるし、

正面切った男の殴り合い、流れが赤青に揺れるもんで、場内、大盛り上がりで、

互いのジム仲間、思わず立ち上がる場面の連続だったんだわ。

                                                          

4R、この辺から、細野さんの左ストレートジャブ、ドスドス当たりだして、

梅津さん、その度に顔跳ね上げられたし、右のいいのもサラッと喰らってたなあ。

                                                          

5R、接近戦になっても、もたれ合うことなく、力こもったレベルの高い打ち合いで、

二人とも、ディフェンスは置いといての、凄い戦いだったなあ。

                                                      

6R、梅津さん、濡れた長い髪バサバサなもんで、細野さんのパンチ当たる度に、

どうしても実際の衝撃以上に、キツイ当たりに見えてしまうんだよなあ。

                                                             

二人とも、それまでの被弾数半端じゃなかったんだけど、

やっぱりパンチ力の差、徐々に歴然としてきて、梅津さんの顔面大分腫れていって、

細野さん、余裕出てきたか、微妙なフェイント使い出して、気持ち良くやってるみたい。

                                                            

7R、細野さん、ウィービングとかダギングとか、今一つなんだけど、

梅津さんの消耗度、大きいせいか、体のバランス悪くなりつつあるし、

パンチも緩みがちになってるもんで、大分助かってるんだわ。

                                                            

8R、梅津さんの一番の得意技は、ガチャガチャってなった時の一気攻めなんだけど、

この回、残り20秒ほどのとこで、そのチャンス来たもんで、

細野さんをロープに詰め、鬼の連打で、一瞬、細野さんの動き、止まったんだけど、

惜しくも決定的な場面までには至らなかったんだわ。

                                                           

9R、梅津さん、顔腫れて、両目が一層細くなってて、

このままだと、流れが一気に変わるってことなさそうな感じになったんだけど、

10R、ここまでだと、どうも細野さんってこと間違いないもんで、

梅津さん、最後の大逆転KO狙いの見本のような頑張りだったんだわ。

                                                           

当然、細野さんもそれに真っ向から付き合って、物凄いことになって、

ゴング鳴る頃には、梅津さん、全部出し尽くして、フラフラになって頑張ってたよ。                                                           

一方の細野さんは、最後の最後まで、軸の太い連打出せてたし、

途中、途中で、単発的ではあったけど、結構効果的なのを喰らってはいたんだけど、

その度に、それ打ち消すような反攻繰り返して、やっぱり流石だったね。

                                                        

結果、99-91、99-93、98-92の3-0で、細野さんだったんだけど、

それ程の大差じゃないと思ったんだけどね。

                                                           

72%超えるハードパンチャー相手に、この日の梅津さん、

終始、ホント、真正面からの打ち合い挑んでって、感動的なボクシングだったなあ。

                                                           

                                                           

いい試合見せて貰えると、なんの意味もなく、元気貰えるもんなんだよね。

                                                       

2010年11月 7日 (日)

後楽園ホール・11月6日

土曜競馬、東京と京都の全部で9レースに参加したんだけど、

東京の1Rいきなりゲットで、でもあと全部外れで、結局、回収率約200%。

                                                                                                                                                       

実は10月の累計は、またまたマイナスの87%で、

通算ってことになると、93%なもんで、これからの二ヶ月がホント、正念場なんだわ。

                                                         

                                                         

昨日の後楽園ホール、全部で7試合あったんだけど、

正直言うと、全部の試合、納得いかなくて、元気貰うことできなかったんだわ。

                                                        

こういうこと、最近では、ホント珍しいことで、自分、どっかおかしいのかなあって、

トボトボの帰り道だったんだわ。

                                                        

                                                          

この日は、帝拳主催なもんで赤コーナーは全て、帝拳ジムのボクサー。

帝拳軍団、リナレス以外、殆ど総出で、多分、昨日ジムは休みだね。

                                                          

                                                           

◆佐々木洵樹君×関戸祐介君(博多協栄)……SB 4R

4勝(1KO)1敗のサウスポー、19才・北海道と、3勝6敗1分の28才・福岡県。

                                                          

佐々木君の1敗は、東日本新人王トーナメントの二回戦で、

岩崎悠樹君に1-2で、惜敗したもの。

                                                         

1R、関戸君、上体も膝も硬くて、なんかポキポキしたフットワークだし、

どこをどう見ても、全ての面で佐々木君の方がレベル上なんだけど、

ストレートボディの出だしは良かったけど、単純ワンツーで決めようとし過ぎなんだわ。

                                                        

2R、でも、佐々木君、そのボディ意識させた上での、左ストレートを顔面に打ち込み、

見事にダウンゲットで、残り40秒ほどのとこだったかな。

                                                        

ただ、その後の詰めが全く甘くて、パンチに鋭さないし、どうしたのって位で、

こういう相手、選んできたんだろうし、圧倒して当たり前じゃないかって見てたもんで、

歯がゆいこと、歯がゆいこと……。

                                                          

3R、頑張ってるのはむしろ、関戸君の方で、彼、技は無いんだけど、

負けん気強くて、打たれても打たれても、とにかく粘り通して、気合入ってたなあ。

                                                           

佐々木君の方は、相変わらず、一本調子な攻撃から脱することできなくて、

なんか以前より、下手になってしまった感じなんだわ。

                                                          

4R、佐々木君、そりゃ、負けないボクシングってのもアリだとは思うんだけど、

だけど、この日は、そういう試合する相手じゃないと思うし、

攻撃の巾とか、パフォーマンスの中でのイマジネーションとか、

自分が期待してたものが過分だったのか、ガッカリ感が多かったんだわ。

                                                          

結局は、見た通りの、40-36×2、39-36の3-0勝ちではあったんだけどね。

                                                          

                                                             

◆横山雄一君×大浦純生君(泉北)……L 4R

3勝(3KO)1敗の20才・東京都と、3勝(1KO)2敗の23才・大阪府。

                                                          

横山君、KO勝ちは全て1R。

                                                        

その1R、仕掛けの早いのを知ってか、先制かけたのは大浦君。

                                                            

横山君、とにかく、一発当てたらいただきのボクシングで、

相手のパンチかき分けて、ぶつけにいってる。                                        

ラウンド中盤過ぎから、横山君、プレス強めて、大浦君、下がり気味。

                                                         

2R、主導権握ったなって思った辺りから、あれあれ、横山君、

攻守ハッキリしていくし、どんどん雑というか、荒っぽくなってしまって、

勢いあるっていうのとはチョット違う方向へ行ってしまったんだわ。

                                                            

大浦君の方は、大きいの喰らって、追撃受けそうになっても、懸命に踏ん張ってる。

                                                            

3R、腕力とフィジカルに自信あるんだろうけど、ただそれだけっていう感じで、

もう少し謙虚なボクシング見せて欲しくて、なんか退化したように見えたなあ。

で、大浦君の真面目さに却って好感持てるほどだったよ。

                                                           

4R、始まって20秒、大浦君、大きな右ストレート喰らったとこで、

倒れはしなかったんだけど、それまで、きついの当てられ続けたってこともあって、

レフェリーストップエンド。

                                                           

でも、横山君の顔面もかなり紅潮してて、パンチ力不足の相手で助かったって感じで、

いかにも非力で、負けそうにない相手に、終始、全く工夫の無いボクシングで、

あんなもんじゃないって思ってるんだけど、とにかく二試合連続して、ガッカリ。

                                                          

                                                            

◆鈴木武蔵君×樋口裕二郎君(オール)……F 6R

5勝(2KO)0敗のサウスポー、24才・北海道と、

6勝(1KO)3敗1分の29才・福岡県。

                                                             

樋口君、2009年の西日本新人王で、今、税理士になる勉強中なんだってさ。

                                                           

1R、全体のスピードとか、リズム感、バランス、鈴木君、圧倒してて、

樋口君、なんか気後れ感あるようなスタート。

                                                          

鈴木君、前の手の手さばきがとっても巧いし、フェイントとかコンビネーションとか、

小技も充実してて、ワクワクするような出だしだね。

                                                             

2R、ちょっとレベル違い過ぎなんじゃないかって展開なんだけど、

実は、鈴木君、それほど打たれ強くないんじゃないかっていうアゴの形してて、

構えた時も、普通以上にアゴ引いてるし、相打ちの可能性のある場面避けてて、

無理にカウンター取りに行かないってとこもあるし、どうなのかなあ。

                                                           

4R、樋口君、あんまり特徴の無い、ごくごく普通のボクサーなもんで、

鈴木君、いつもより余裕で、で、新しい面見せてくれるかって見てたんだけど、

一瞬の連打に閃きは感じたんだけど、相手の勢い全く止まんなくて、

早いけど弱いってパンチで、やっぱり緩急不足じゃないのかなあ。                                                          

それでも、凄い数当ててるもんで、樋口君、左目上ヒットカット。

                                                          

5R、細かく当てる技、鈴木君、ホント大したもんなんだけど、相手、グラッともしないし、

トコトコパンチとドカン一発の組み合わせ、もっと必要なんじゃないかなあ。

                                                        

二人とも疲れたのか、ラウンド後半からは、接近もたれ合い戦になってしまって、

それ、6Rの最後まで続いたんだけど、そんな中でも、たまの鈴木君の連打、

とっても見栄え良くて、最後まで軸シッカリしてたなあ。

                                                           

結局、60-54、60-55、59-55の圧倒3-0で、鈴木君だったんだけど、

自分の心の中の鈴木君とは、エライ違いあって、ワクワク感、全く無かったんだわ。

                                                         

ラウンドごとに、しっかりポイントアウトするってのが、この日のテーマだったのかなあ。

レベルの違う相手に対して、もう少し進化したとこ、実は見たかったんだよね。

                                                        

                                                           

◆カルロス・リナレス×ヤント・シマモラ(インドネシア)

                       ………73㎏ 8R

6勝(5KO)1敗の21才・ベネズエラと、15勝(4KO)4敗4分。

                                                           

カルロス、あいてより20㎝近くデカくて、これが初の8回戦。

                                                          

相手のインドネシアン、出て来た時から、おいおい、あんた大丈夫かあ?

ってほどの小デブで、腹たるんでるし、なんか夜店のオッサンみたいなんだわ。

                                                        

1R、小デブ、やっぱり大丈夫じゃなくて、出だしから弱い者イジメみたいで、

始まって1分もしないうちに、ボディ連打から、右フック一発で終わり。

                                                             

立ち上がろうともしないような相手に、こんな試合いくら積み重ねても、

なんのキャリアアップにもならないって思ったけどね。

                                                            

                                                          

◆五十嵐俊幸さん×アルマンド・サントス(メキシコ)

                       ………115P 8R

11勝(9KO)1敗1分のサウスポー、26才・秋田県と、8勝(6KO)1分。

                                                           

昨日一番頑張ったのは、サントスだと思うなあ。

流石、メキシカンは違うね。

                                                             

ただ、ホントに同じ体重なの? っていうくらい二人の体格差大きくて、

この辺がサントスのつらいとこなもかも知れないけど、身長とリーチ差半端じゃなくて、

最終的に、この辺が勝負の分かれ目だったんだよなあ。

                                                         

1R、サントス、リズム、バランスもいいし、左の打ち出しも早くて威力充分なんだわ。

                                                          

で、五十嵐さん、無暗に入るのはヤバイって慎重な立ち上がりで、

まずは、遠いとこからのストレートボディで、ご機嫌伺い。

                                                             

2R、五十嵐さん、左のいいのを当てて、一気攻めしようとするんだけど、

サントス、体格一回り小さいんだけど、フィジカル強くて、思うようにさせないし、

相手の勢い、やり過ごすのがとっても巧いんだわ。

                                                             

3R、残念、サントス、いかにも距離遠くて、パンチ届かないこと多くて、

踏み込み不足が目立ち始めて、そういうの最後まで調整できなくて、

サントスが下手だっていうことじゃなくて、

そうさせなかった五十嵐さんが巧かったのかも知れないね。                                                       

でも、この回の打ち合いは、二人とも気合入ってて、面白かったよお。

                                                        

4R、サントス、なんか久し振りに骨のある相手だったんだけど、

五十嵐さんも、距離詰まったとこでの連打、早くて見所充分だったなあ。

                                                           

5R、殆ど一進一退だったんだけど、サントスは相変わらず距離読み切れないし、

五十嵐さんも、動きのいい相手に、的絞り切れない感じだったなあ。

                                                         

6R、五十嵐さん、常に相手の打ち返しを意識した体の動きするの抜群で、

頭の位置変えるのとっても巧くて、カウンター浴びないボクシングなんだよね。

                                                            

二人とも最後までスピード落ちないし、サントス、あくまでワンワンボクサー拒否して、

全力出してるもんで、なんか親近感というか、好感湧いてきたなあ。

                                                           

それにしても、二人とも、ボディブローはどうしたの? って感じは残ったけどね。

                                                            

結果的には、80-73、79ー74、78-75っていう、訳分かんない3-0で、

勿論、五十嵐さんなんだけど、この8回戦見てて、3P差だっていうのと、

7P差あったっていうのが混在してるのを目の前にすると、

自分でも明日っから、ジャッジできるんじゃないかって思ったな。

                                                           

五十嵐さん、タイトル戦控えてるんだろうから、ヘタ打てないのは分かってるし、

調整試合としては、まあまあだったのかも知れないけど、

無理しない、ポイントアウト・ボクシングみたいな後味で、

正直、自分にとっては、今一つ、感動薄かったなあ。

                                                           

                                                          

◆佐々木基樹さん×ゲイスラー・AP(インドネシア)

                 ………OPBF SL タイトルマッチ

34勝(21KO)8敗1分のチャンピオン、35才・東京都と、

5勝(3KO)0敗のOPBF12位。

                                                         

ゲイスラーっての、頭にインディアンの羽飾りみたいの付けて来て、

どんな活きのいいヤツかと思ってたら、これがとんでもない、ただのへタレで、

細川バレンタインさんや和宇慶勇二さんにもひとたまりもないくらいで、

ひたすらのカウンターボクシングで、佐々木さんも、相手の一瞬の隙にしか賭けない、

省エネボクシングなもんで、ズーッと盛り上がんない展開で、つまんない、つまんない。

なんか、剣道の試合みたいだったよ。

                                                          

4Rまでに決着しないとダメって、自分の中で、勝手に決めてたんだけど、

決まんないもんで、こうなると、ゲイスラーのいきなりのアッパーか、

佐々木さんの、油断させといての一発ガツンしかないんだろなって、休憩へ。

                                                           

後で聞いたら、佐々木さんの7RKO勝ちっていうことだったもんで、

以前、レブ・サンティリャンがやられた時と同じパターンだったんじゃないのかな。

                                                                                                                

                                                         

リングサイドの様子見てると、ジムの中での人間関係が透けて見えて来て、

そっちの方が面白かったね。

                                                            

                                                         

◆松田直樹さん×ジョネル・アリビオ(フィリピン)

                  ………OPBF Fe タイトルマッチ

33勝(13KO)8敗4分1NCのチャンピオン、34才・神奈川県と、

15勝(6KO)10敗2分のOPBF11位。

                                                             

松田さん、いつも激闘ボクシングなんだけど、この日の相手、3勝2敗ボクサーだし、

とにかく顔腫らすかも知れないけど、とにかく押し切ってしまうんじゃないかって、

思ってたんだけど、アリビオってのも、それ以上のガツガツ・ファイターだったんだわ。

                                                          

1R、二人とも、お互いの距離測るとか、リズム確認するとかいうこと、全くなくて、

いきなりのガツガツボクシング突入の、いきなりバッティングで、

松田さん、眉間カットして、波乱を予感させる出だしだったんだけど、

とにかく、二人とも、良く似たボクシングスタイルで、とにかく、引かない、引かない。

                                                             

2R、1分30秒ほどのとこだったんだけど、二人、ガチャガチャってしたとこで、

松田さん、アリビオの短い、だけど強烈な右喰らってしまって、右手付きダウン。

                                                           

それほどのダメ―ジじゃなかったんだけど、アリビオ勢い付いて、ガンガン、ガンガン、

かき回すような強振で、松田さん、やっとのことで凌いだんだわ。

                                                           

3R、始まって30秒くらいのとこで、松田さん、相手が入って来るとこ、

右クロスをカウンター気味に当てることできて、そしたらアリビオ、

一瞬腰落として、さっきの松田さんと同じように、思わずの右手リングタッチダウン。

                                                         

で、試合はますます激しさ増してって、舞い上がったかアリビオ、

ラビットパンチ出してしまって、当然の如く、減点喰らったんだわ。

                                                         

4R、アリビオの頭からの突っ込み、益々激しくなっていって、再度のバッティングで、

松田さん、ドクター再チェックあったんだけど、即続行不能って感じじゃないな。

                                                         

気付いたんだけど、アリビオ、自分から行こうとする時、一瞬、上体ピクピクするね。

そして、構えてても、攻撃する意思のない時は、肩が全く動かないんだわ。

                                                          

5R、アリビオ、クリンチっぽくなってからが汚いというか、とにかくラフで、

手首付け根の裏側なんかで殴ってるようなとこもあるんだよなあ。

                                                         

それでも松田さん、一生懸命対応してるんだけど、

ここまで酒呑みながら待ってて、酔っぱらってしまったような応援団の中の男、

納得いってないのか、おい直樹、ちゃんとやれよおって、大声連発で、

ああいうバカ、どこにでもいるんだけど、帝拳のメンバーからガン飛ばされてたな。

                                                           

とにかく、アリビオ、ゴッチャゴチャにしてからの荒技が本領発揮で、

ああいうのも、ラスベガスだとブーイングの嵐なんだろうなと思うほどだったな。

                                                            

6R、松田さん、そろそろ顔赤く腫れてきて、それはそれ程驚くことではない、

いつものことだったんだけど、始まって1分頃、この日何度目かのガチャガチャの時、

一瞬、手止まって体屈めたとこへ、アリビオに強烈連打ブチ込まれてしまって、

屈みこみダウンしてしまって、カウント始まって、そのまま大の字になったとこで、

セコンドからタオル投入で、エンド。

                                                           

アリビオのボクシングスタイル、松田さんの極端化みたいなもんだったし、

途中から適度に距離取ってっていう戦法取れるほど、松田さん、器用じゃないし、

仕方ない結果だったんだけど、いかにもの乱暴さと腕力にやられてしまったんだわ。

                                                       

松田さん、そのまま担架で医務室だったもんで、関係者がどっと押し寄せてたけど、

6分後くらいかなあ、松田さん、自分で立って歩いて控室の方へ行ったもんで、

ホッと一安心だったんだわ。

                                                             

                                                           

でね、こうして全部の試合終わったんだけど、昨日は初めから最後まで、

元気貰えるような内容じゃなかったっていうの、分かって貰えたかなあ。

でね、トボトボ、トボトボ、暗い道帰った訳よ。

                                                         

あらかじめ決まってた事を、結果で言っても仕方ないんだけど、

G+もこんなのじゃなくて、東日本の新人王トーナメント、中継すればいいのに、

ってシミジミ思ったな。

                                                         

2010年11月 6日 (土)

今日は……。

今日は天気もいいし、昨日の歯医者もオッカナイ治療無かったし、

競馬もなんだか当たりそうな予感だし、夜はボクシングもあるし……。

                                                            

今日のホールは、佐々木基樹さんと松田直樹さんのタイトル防衛戦なんだけど、

佐々木さんの相手は、インドネシア国内1位・OPBF12位の5勝(3KO)0敗、

松田さんの方は、フィリピン国内3位・OPBF11位の15勝(7KO)10敗2分が、

相手なんだけど、二人とも、相手のOPBFのランクが微妙なんだよね。

                                                           

今日は、帝拳ボクシングで、外にも五十嵐俊幸さんがメキシコ人とやるし、

カルロス・リナレスがインドネシア人を相手にするんだよね。

                                                            

タイ人が混じってないのは好感持てるんだけど、

自分、もっと期待してるのは、実は、その前の試合の方で、

鈴木武蔵君、佐々木洵樹君、横山雄一君達が楽しみ楽しみなんだよなあ。

                                                          

三人とも強いもんで、なかなか相手見つけるの大変だし、大事に育てたいしで、

鈴木君と横山君の相手は、2勝1敗ペースだし、

佐々木君の相手、多分負け越しボクサーだから、一方的な展開が予想されるけど、

それでもとにかく、見たいものは見たいんだよね。

                                                           

                                                          

それからね、昨日聞いたんだけどね、今年の新人王トーナメントのことなんだけど、

11月3日までで、東西の代表ボクサー決まったんだけど、

その東西それぞれの決勝戦で破れた、つまり準優勝同士の試合を組もうかって、

そんな動き、あるらしいんだよね。

                                                           

そうなると、特に安慶名健君とか、大橋健典君、平龍太郎君達、

そして、少し間おいた開催なら伊藤修平君の、激闘だって見れるってことで、

ホント、実現するといいよなあ。

                                                             

                                                          

ところで、固定客の皆さんは、もう、朝はエアコン入れてますかあ。

自分は入れてるんでけどね……。

                                                            

2010年11月 4日 (木)

東日本新人王・決勝戦

昨日、朝目が覚めた途端、新人王決勝戦のこと、いきなり頭に浮かんで、

時間的には、8時間も先のことなのに、もう気になって、気になって……。

                                                           

ズーッと見てきたもんで、全員の名前と顔一致するし、どんなボクシングするか、

どんな相手とやってきたか、頭の中に入ってるもんで、話したことは殆どないんだけど、

何だかみんな知り合いみたいなもんで、そりゃもう気になる訳で……。

                                                          

                                                          

ドーム周辺、パヒュームのコンサートってことで、浮かれた兄ちゃん達が溢れてて、

それをムッツリ面で、避け避けしながら、厳かにホール入場。

                                                          

                                                         

こういう日は、自由席から先に埋まるんだよね。

今日は、読む方も、相当な覚悟いるほど長くなると思うから、

20分以上時間ある時、読んで下さいね。

                                                            

                                                        

◆安慶名健君(横浜光)×原隆二君(大橋)……Mm 4R

4勝(3KO)0敗の23才・沖縄県と、3勝(2KO)0敗の20才・静岡県。

                                                            

原君には大応援団付き。

二人とも、殆ど同じ背丈なんだね。

                                                         

原君、準決勝の大平剛君との一戦見た時、このままじゃ安慶名君の勢いに、

ひとたまりもないんじゃないかって思ってたんだけどね。

                                                           

1R、いつものように安慶名君、とにかくガンガン虫で、原君、クールな立ち上がり。                                                  

特に、相手の打ち終わりに左フック合わせようとする意識高くて、振りも鋭いんだわ。

                                                         

2R、原君、ちょっとボディフェイントかけた後、いきなりの左フック直撃させたら、

安慶名君、思わずの尻餅ダウンで、場内もう大騒ぎで、それ、1分20秒頃。

                                                         

当然、原君、猛ラッシュなんだけど、残り30秒切ったとこで、

何と何と、今度は、安慶名君が右フック一発ブチ当てて、ダウン奪い返したんだわ。

                                                             

こっちの方がダメージ大きくて、そこからの追撃、再度の右フック喰らって、

原君、ガクッて膝折ってしまって、そこ一気攻めかってとこで、終了ゴング。

                                                           

何とまあ、激しい展開で、続く3Rの二人の負けん気連打、もうホント凄かったなあ。

                                                         

4R、ここが勝負どこってことは両者とも充分理解してて、

で、更なる過激な攻撃の交換になったんだけど、

この日の原君、前回とは別人というか、すっかり立ち直ってたというか、

フワフワしたとこ全くなくて、安定した下半身したタイトなボクシングだったんだわ。

                                                         

で、前のラウンド後半からの左ボディ、更に力込めて打ち込んで、

それ、バスバスバスバス、直撃で、安慶名君、明らかに消耗していって、

そうなると、ここ一番の挽回、顔面強打に賭けるしかなくて、

でも、足元おぼつかなくなるというか、踏ん張れなくなってしまったんだわ。

                                                           

結局、39-37、39-38、38-37の3-0で、原君の勝ちだったんだけど、

ダウン一個づつでチャラになってるもんで、自分的には、

37-35、37-36、36-35の方が、激闘の実体現わしてると思うんだけどね。

                                                          

原君見るの三試合目だったんだけど、これがベストパフォーマンスで、

動きとかパンチの緩急、とっても巧かったし、攻撃のバリエーションも沢山持ってて、

見てて楽しい、ワクワクするようなボクシングだったなあ。

                                                          

安慶名君の方は、それと比べると、攻撃が一本調子だったのは否めなくて、

でも、清々しい頑張りは、いつものように、好感持てたんだわ。

                                                          

もし、2Rにもうちょっと時間あったら、大逆転も充分あった訳で、

勝負のアヤっていうのは、ああいうとこに転がってるんだなあって思ったな。

                                                           

                                                       

◆山口隼人君(湘南RYUJU)×多打魔鎖獅君(TI山形)

                           ………LF 4R

4勝2敗の21才・北海道と、3勝(2KO)1分の21才・山形県。

                                                            

金田聖博君の棄権のアシストあったし、これまでの相手にも恵まれた多打君より、

ここまで撃破した相手から考えて、山口君、圧倒するんじゃないかって、

思ってたんだけど、ここまで来るってのは、何のかの言っても大したもんなんだわ。

                                                        

1R、山口君、何だかいつもより舞い上がり気味なのに対して、

多打君、いたってクールな立ち上がりなもんで、ちょっと驚いたな。

                                                           

2R、常に先制してたのは山口君で、多打君、カウンタカーからの逆襲狙いみたいで、

ただ、手数は山口君、圧倒してるもんで、作戦このままでいいのかって……。

多打君、左目上バッティングカット。

                                                            

3R、山口君、相変わらず、いつもの手数命の熱闘ボクシングで、

多打君頑張って、色々工夫して、タイミングのいいのを打ち込んでるんだけど、

残念、決定打には至らなくて、手数とのテンビンみたいな展開で、

つまり、どっち転んでもアリっていう微妙な内容のまま4Rへ突入。

                                                        

ここが勝負ポイントだっていうのは、前の試合と同じで、

で、二人ともガンガンで、最後まで、互いの自分らしさが出たいい試合だったよ。

                                                            

それ程の見栄えのいい有効打はなかったんだけど、

顔赤くしながら、とにかく最後まで手数を落とさなかった、山口君にポイント流れて、

39-37、39-38、38-38の2-0で、逃げ切ったね。

                                                            

ボクシング経験の浅いうちは、何だか急に巧くなったり、

あれええってほど、失望するってこと多いんだけど、

多打君、7月と比べると、思いの外、巧くなってて驚いたな。

                                                           

山口君、この年で自分のボクシング見極めてるみたいで、

一発パンチ力に頼らない、地道な速攻連打、すっかり身に付けてるもんなあ。

                                                         

                                                             

◆堀陽太君(横浜光)×平龍太郎君(石神井S)……F 5R

6勝(3KO)0敗のサウスポー、23才・福岡県と、5勝(2KO)1敗の21才・鹿児島県。

                                                          

堀君、ホント、ボクシングよく知ってるもんで、平君、一蹴されるんじゃないかって、

思ってたんだけど、この日の平君、予想以上だったなあ。

                                                         

1R、負けん気ビッグパンチャーの平君、大きく振りかぶりながらの特攻大作戦。

                                                         

2R、フルショットの殴り合い挑まれて、逃げる訳には行かないって、

堀君、リスク高い、相手の土俵に敢えて踏み込んでって、過信もあったか、

で、平君の左でグラッとしてしまって、その直後の右アッパーも喰らってしまって、

何と何と、波乱の堀君ダウン。                                                        

でも、それほどの大ダメージじゃなかったもんで、堀君、慌てず挽回開始。

                                                             

3R、一発当てた後の、平君の追撃の激しさ、半端じゃないんだけど、

何分、全てがフルショットなもんで、疲れること、この上ないし、

いつの間にか、結構な被弾数で、顔面赤くなってるし、口も空きだしたんだわ。

フィジカルの強さ、堀君の方が圧倒的だし、堅実な挽回進んでるみたい。

                                                           

4R、顔だけ見ると、ダメージ溜まってるように見えるのは、平君の方で、

消耗度も激しいし、一気に流れ変わるかって感じもあったんだけど、

その度に、平君、根性の踏ん張りで、それ食い止めてるんだわ。

                                                         

5R、前のラウンドまでで、殆どイーブンって判断した方がいいっていうのは、

三試合連続で、最後の二分間で、堀君、三発ほどいいのを当てたもんで、

何とか逃げ切ったんじゃないかって思ったら、

48-47、47-48、47-47の1-1ドローで、優勢点、堀君だったな。

                                                           

序盤、堀君、ちょっと余裕見せ過ぎたのが、混迷の原因なんだけど、

平君、あんだけ振り切って、ヘロヘロになりそうなとこ、踏ん張り通したのは立派。

                                                         

                                                         

◆清水大樹君(横浜光)×佐藤宗史君(石神井S)……SF 5R

6勝(2KO)0敗の25才・愛媛県と、5勝(3KO)0敗の29才・山形県。

                                                            

正直、このクラス、元々層が薄かったんだけど、

佐藤君も、初めて見た時、正直あんまりスマートには見えなかったし、

その後も組み合わせに恵まれて、勝ち上がったと思ってたもんで、

そんな中では、距離感良くて、ポイント取るの上手い清水君だなって思ってたんだわ。

                                                          

1R、清水君、いつものように、とっても真面目なボクシングで、

佐藤君は、何だか楽しそうにやってるんだよね。

その佐藤君のいきなりの右が、とっても有効で、清水君、避けられないんだよね。

                                                          

2R、佐藤君、右アッパー混ぜながらの攻めがとっても良くて、

この回、明らかに手数アップして、ポイント確実にゲット。

清水君の方は、ちょっと真っ正直過ぎるボクシングから抜けられないなあ。

                                                         

3R、ここまでポイント持ってかれてるんだから、清水君、

ここ一番のギアアップ必要なんだけど、思うようにならず、平凡なラウンド続いて、

もっと、そうだなあ、取り敢えずパンチの緩急付けて攻撃に幅持たせないとなあ。

                                                           

4R、結局、清水君、動きに覇気戻らなかったし、完全に気合負けだったし、

トコトコ、ぺトぺト当てるだけに終始してしまって、体調崩してたのかなあ。

                                                         

5R、佐藤君も、それまでの頑張り過ぎが動きに出てきてしまって、

二人とも、急に迫力なくなっていって、平々凡々のまま終了。

                                                           

で、50-45、50-46、49-47の3-0で、佐藤君だったんだけど、

こんな感じだと、相手のこと、全く知らないけど、全日本はシンドイいかなあ。

                                                           

                                                           

◆堤英治君(ONE TWO S)×高橋康弘君(ドリーム)

                              ………B 5R

4勝(3KO)0敗のサウスポー、27才・東京都と、7勝(1KO)2敗の27才・秋田県。

                                                          

二人とも、予想通りの勝ち上がりだったんだけど、

全ての点考えると、ここは堤君圧倒なんじゃないかって……。

                                                            

堤君の応援、多かったなあ。

                                                           

1R、二人とも、ランカー目前にしてるもんで、当然なのかも知れないけど、

ちょっと、肩の力入り過ぎなんだよなあ。

それでも、高橋君、プレスの強い堤君に気後れしないで、よく踏ん張ってる。

                                                          

2R、いつもは頑強で、かつしなやかな動きする堤君なんだけど、

この日は、この力みのまとわりが取れなくて、カクカクした動きから脱せなくて、

ひとたまりもないんじゃないかって思ってた高橋君の善戦を生んでたな。

                                                          

3R、堤君、完全に別の人で、攻撃の単調さ、目を覆うばかりで、

相手ジムを活気付けさせていって、高橋君のヤル気を本気にさせていったんだわ。

                                                          

4R、堤君、全くダメで、相手の不器用そうなワンツー、まともに浴びてしまって、

一瞬動き止まって、その後の追撃甘かったから助かったけど、危ない、危ない。

それでも、これで目覚めたか、堤君、やっとこさのらしさ取り戻して、逆襲開始。

                                                            

5R、それまでも、堤君一方的に追い込まれてたっていう訳じゃなかったんだけど、

あまりに期待外れの動きだったもんで、ハンデしょってる気分だったんだけど、

一発いいの喰らってから、元に戻ったみたいで、始まって30秒辺りのとこで、

効き手の左から右ショート鋭く返すことできて、見事な一発ダウンゲット。

                                                            

それまでも、単発ながらもキツイのを喰らってた高橋君、

プッツリ切れたような四つん這いダウンだったもんで、即のレフェリーストップ。

                                                        

後で、ちょっと話したんだけど、堤君、顔全く綺麗なままで、

そう言えば堀君も激闘の後って感じじゃなかったから、

二人ともノーダメージのまま、全日本決勝やれそうだね。                                          

                                                          

◆大橋健典君(角海老)×コーチ義人君(角海老)……SB 5R

5勝(4KO)0敗の21才・東京都と、6勝(2KO)0敗の19才・東京都。

                                                           

角海老ジムってのは、同門対決っての、過去にも普通にやってて、

江口さん兄弟で日本タイトル戦ってのもあったし、

新人王戦でも、2006年、眞栄城寿志君と高橋尚貴君とで、準決勝戦やってんだわ。

                                                         

今回の対戦は、一発ブチ当てれば、それで終わりでしょうってのと、

華麗で、見栄えのいいボクシング目指してますってのとの対決なんだわ。

                                                           

大橋君、小野木協栄君の棄権もあったし、相手メンバーに恵まれたとこもあったし、

一方のコーチ君のグループ、高橋謙太君、新垣翔太君、岩崎悠輝君、

佐々木洵樹君、千波丈二君、松尾翼君っていう、キラ星のようなメンバーの中、

勝ち上がってきたし、彼、高校生で小堀佑介さんの付き人みたいにしてて、

田中トレーナーに、子犬のようにつきまとってた頃からの知り合いなのもあって、

クールに見ながらも、心の底では、コーチ君応援ってのが、自然な流れなもんで……。

                                                           

コーチ君、また加藤善孝さんのトランクス履いてきたなあ。

                                                           

何としても勝つ、慎重なポイントアウトでシッカリ逃げ切るって戦法って聞いてたけど、

事前の思い通りに行かないのが、ボクシングなんだよなあ。

                                                          

1R、いつものように、俺一発行きますからっていうボクシングの大橋君、

ザクザク詰めて、ブワ―ンって感じの殴りかかりっていう、普通の立ち上がりで、

勝負に来てる相手に、コーチ君、華麗なステップワークだけで済む訳なくて、

二人、いきなり正面切った殴り合いに大突入。

                                                            

大橋君の骨太のプレスも半端じゃないもんで、

コーチ君、いつものように、まず誘いパンチで相手に打たせて、

それに左フック合わせてみるっていうような、様子見スタート切ってる間なくて、

自分からも仕掛けていくもんで、彼の自在性、凄いなあって思ったな。

                                                          

残り1分切ったとこからは、コーチ君、ホント凄くて、ホント早くて、残り20秒、

二人の両腕が鋭く交差する中で、一瞬の右ショート、大橋君の左アゴの上、

耳の下辺りに見事なブチ込みで、大橋君、南側ロープから弾じき出されて、

記者席にフッ飛ばされるほどで、衝撃のダウンゲット。

                                                            

大橋君、何とかリスタートしたんだけど、もうそこそこ効いてしまってたし、

そうなったらのコーチ君の速攻追撃、初めて見る人でもあれは誰?

っていうほど凄くて、残り5秒きったとこで、キッチリ、またもやの右直撃させて、

この子の当て勘、ホント驚異的で、慌てずキッチリ時間内に二度目のダウンでエンド。

                                                         

この日のコーチ君、なんか、小堀さんを彷彿させるボクシングしたね。

どこに出しても恥ずかしくない子ってのは、彼みたいなボクサーのことで、

終わった後、ニッカリして、殆ど被弾なくて全く綺麗な顔してたなあ。

                                                          

                                                                  

小野田昌史君(ワタナベ)×関豪介君(角海老)……Fe 5R

5勝(3KO)2敗1分の25才・東京都と、4勝0敗のサウスポー、24才・熊本県。

                                                           

ここも、正直若干手薄なクラスなもんで、誰が来てもアリだったんだけど、

二人とも準決勝で敗退なんじゃないかって、実は思ってたんだわ。

                                                         

二人比べると、少しアイデア不足で特徴の無い小野田君より、

とにかくパフォーマンスキャラはっきりしてる、関君行けるかなって……。

                                                          

1R、頭半分デカイ小野田君相手に、関君どれだけ入り込めるか、

それに対し、小野田君のボディブロー、今日はどうなの? って感じのスタート。

                                                         

2R、パンチ力ないけど、その分3倍打てばいいんでしょ作戦順調だったんだけど、

関君、残り40秒のとこで、ヘナーッて出した、小野田君の右フック喰らってしまって、

一瞬、フラッとしてしまったんだわ。

                                                           

3R、そうなると小野田君、俄然元気取り戻して反攻開始なんだけど、

気持ちには出てたんだけど、具体的な戦法には現れにくくて、

4R、一方の関君、もう気持ちだけの、それだけは誰にも負けないって感じの、

トコトコ連打の嵐で、アラララ、小野田君の右目上ヒットカットさせてるぞお。

                                                        

5R、大きなカットじゃなかったんだけど、それでも小野田君、

途中ストップ喰らったら堪んないって、必至の頑張りで、

もう倒すしか勝ち目ないっての分かってるみたいで、渾身のショットするんだけど、

無数のトコトコ連打喰らって、顔面、エライことになってたなあ。

                                                         

トコトコ連何発分が、小野田君の一発に相当するのか微妙なとこあったんだけど、

判定は、49-47×2、48-48の2-0で、関君の優勝。

                                                             

勝った方も、激闘の跡クッキリで、お互い消耗度の大きい一戦だったなあ。

                                                        

                                                           

◆荒井翔君(ワタナベ)×高畑里望君(ドリーム)……SFe 5R

4勝(3KO)0敗の27才・北海道と、6勝(2KO)1分の31才・茨城県。

                                                           

高畑君の勝ち進むにつれての失望感、拭えないとこあるんだけど、

やっぱり剛腕系、ボディブローの名手ってイメージあったもんで……。

                                                            

1R、今日はどうなの? って高畑君見てたんだけど、準決勝戦よりはいいみたいで、

荒井君も、例の仁王立ちからのブルド―ザー寄り、順調みたいなんだけど、

正直、二人ともSFe級としての動きからすると、遅過ぎだと思うなあ。

                                                           

2R、この回、もう既に距離取れなくなったってことは、荒井君のペースってことで、

例の、ドスガスフック、岩石パンチ全開で、高畑君、得意のボディ全く出ないなあ。

                                                       

3R、なんか重量級みたいに鈍重で、胸ときめかない展開で、

お互い、自分勝手に自分の事情で、交代交代に単調な攻撃繰り返すだけで、

全く工夫が見られないのが延々続いたんだわ。

                                                           

こうなったら、荒井君、一気にラッシュして決着付けてよって感じなんだけど、

それも叶わなくて、スリルに乏しい、特にというか別にっていうのが、

4Rも5Rも続いて、ようやく終了。

                                                            

結局、50-46、49-46、48-47っていうダレたような判定の3-0で、

荒井君の勝ちなんだけど、彼、スピード身に付けたら、強くなると思うけどなあ。

                                                             

                                                             

◆中澤将信君(帝拳)×土屋修平君(角海老)……L 4R

3勝(1KO)1分の28才・福島県と、6勝(6KO)0敗の24才・愛知県。

                                                             

中澤君のこれまでの対戦メンバーと、土屋君のグループのメンバー比べると、

土屋君、まるでハンデ負わされたかっていうほどの違いがあって、

大久保大騎君とか林和希君なんか、半端じゃなかったし、

それに、二人の試合内容からしても、ここは事故でも起こらない限り……。

                                                         

それにしても、土屋君、試合するごとに応援増えてるみたいだなあ。

                                                          

もう会場満々に近くなってるし、例年だと、知り合いのボクサーだけ見て帰る、

ってのが多くて、場内、人の出入りで煩わしいこと多いんだけど、

今年は、どうせなら全部見ていくかっていう人達多かったなあ。

                                                        

1R、中澤君サイド、土屋君のこと、事前研究してたの明らかで、

5㎝以上上背あって、リーチも長い中澤君、長い左ジャブ、際限なく繰り出しながら、

土屋君の打ち終わりに合わせていくって戦法みたいなんだわ。

                                                          

角海老ジムってのは伝統的に、出たとこ勝負って感じ強くて、

土屋君も殆ど、中澤君のこと見てないんじゃないかな。

                                                           

始まって15秒ほどのとこで、軽い右クロス当てられてから、

中澤君、更に慎重に試合進めてたね。

                                                           

その中澤君がセコンドの指示守って、上手に距離保ってたもんで、

土屋君、届かないこと多かったし、返しのパンチも合わなかったんだけど、

セコンドからは、それでいい、そのうち必ず合って来るってアドバイス飛んでたな。

                                                            

2R、自分としては、豪快右クロス、はたまた怒涛の返しの左フック、

いつブチ当てるのかって、興味深々で、今日は3Rまで行くのかって見てたんだけど、

1分40秒位かなあ、東南コーナー近く、距離詰まったとこで、

シュンシュンって出した短いブローのうち、右のショートアッパー直撃させたら、

それ、勿論、万振りではなかったんだけど、中澤君、ヘナヘナってその場ダウン。

                                                           

そして、レフェリー、カウント始めた途端っていうか、“フォー” あたりだったかなあ、

中澤君のセコンドから白いタオル、ヒラヒラ投入されて、エンド。

                                                            

帝拳サイドでは、もし一度でもダウン喰らったら、続行可能に見えても即タオルって、

事前に取り決めしてたんじゃないかって思うほど、早いタイミングだったんだわ。

                                                           

準決勝戦で、林和希君、アゴの骨折られたの、多分知ってたんだろうね。

控室通路で、浜田剛史さんが、中澤君に、大丈夫か? 分かるか? って、

声掛けてたな。

                                                          

やっぱり、大久保君とか林君の方が、動きに格段にキレあったもんで、

それと比べると中澤君、随分ユックリだったもんで、

この日の土屋君、なんかユッタリやってたなあ。

                                                             

彼の本気は、内山高志さんとのスパーの時、シッカリ見せて貰ったけど、

実戦では、まだまだ底見せてないって感じなんだよね。

                                                          

彼のお母さん、初めて彼の試合見に来たんだってさ。

                                                             

                                                          

◆山田智也君(協栄)×高橋光政君(角海老)……SL 5R

7勝(3KO)4敗の26才・千葉県と、6勝(2KO)0敗の22才・東京都。

                                                          

ここも自分の予想外れてしまって、本来は座間カイ君と宮崎辰也さんの決勝で、

宮崎君優勝のシナリオだったんだけど、伏兵山田君勝ち上がって来て、

それでも、座間君破った高橋君の方が、優勢なんじゃないかって……。

                                                           

二人とも、実は地味なボクシングで、接近戦でのシブトイ打ち合いが信条で、

山田君、これほど巧かったっけ? ってほど上達してて、

初めの1~2R、徹底して体寄せた打ち合いに臨んだんだけど、

短いのを鋭く、力込めて打ち込むのがとっても上手だったなあ。

                                                           

その後は、たまに自分から距離取って、大きな打ち込み見せたり、

また、距離詰めてショート合戦してみたり、相手のペース乱すの巧くて、                                                          

そういうの波状的に繰り返されて、高橋君、困ってしまったみたいで、

相手の方が倍ほどの試合数こなしてるもんで、その差が出てしまった感じだったなあ。

                                                           

で、判定は、49-47×2、48-47の3-0で、山田君だったんだけど、

自分の中では、もう少し差があったような気がしたな。

                                                       

途中で、偶然、SRSジムの中島吉兼さんが近くに来たもんで、挨拶して、

錨(イカリ)吉人君のデビューのこと聞いたら、年内ギリギリか、年明け早々考えてて、

来年の新人王トーナメントに参戦させるみたいで、多分SB級だと思うんだけど、

自分の中では、もう優勝候補の筆頭なんだもんね。

彼、顔立ち、本田圭佑系で、っていうことは、土屋修平君系なんだよね。

                                                          

                                                             

◆林欽貴君(E&Jカシアス)×輪島大千君(輪島S)

                           ………W 5R

4勝(3KO)1分の23才・中国と、4勝(2KO)1敗1分の33才・東京都。

                                                             

圧倒的優勝候補だと思ってた、清水友輔君をTKOで下した林(リン)君優勢って、

思ってて、ただこのクラスはなんだかもうガチャガチャみたいになってしまって、

何が起こっても驚かないって感じだったんだわ。

                                                          

林君、中華屋さんで、以前、試合終わったら、その足でそのまま仕事場だって聞いて、

何だか応援したくなってて、伊藤和也さん系のマルコメ・ポワーッと系でもあるし……。

                                                              

1R、この日は、いかにも剛腕、ブッ飛ばし系の輪島君が相手ななもんで、

さてさて、どうなるのかなって見てたんだけど、あっけなかったなあ。

                                                              

林君、取り敢えず、まずワンツーですって出したら、それ眉間に当たっんだけど、

何と輪島君、それだけで一発ダウンしてしまって、立ち上がっては来たんだけど、

目は行っちゃてるし、足元おぼつかなくて、それでお終いってことで……。

                                                           

彼、ポワーン系の殺し屋ってことで、西日本の人、見た目に騙されると、

きっと、ヒドイ目にあわされると思うな。

                                                            

                                                            

いやあ、やっと全部終わったなあ。

                                                             

表彰式の前、優勝ボクサー達、通路に並んで暫く待たされるんだけど、

自分、毎年、それ見るの無常の楽しみで、7ヶ月以上シンドイこと乗り切った、

いやあ、我ながら良くやったなあって顔や、納得いく終わり方じゃなかったって顔、

色々混ざってて、でもとにかく終わったなあって、一様のホッと感漂ってて、

互いに知り合いだと健闘たたえ合って、顔見知りがいないようなのはシーンとしてて、

でも、お互い、この日のことと、メンバーのこと、きっと憶えてて、

話交わさないでも、この後、試合あるごとに気にかけるようになるんだわ。

                                                                

最後、係員に整理されて、ミニマムからミドルまで軽い順に並ばされるんだけど、

毎年、比較的綺麗な登り線になるんだけど、今年はちょっとジグザグだったぜよ。

                                                            

MVPが土屋君、技能賞は原君、敢闘賞がコーチ君ってのは、全く予想通りで

久し振りに納まり良くて、敢闘賞は林君もアリかなって思ってたけど、

これまでの全部の試合振り返ったら、やっぱりコーチ君かなって納得したな。

                                                              

                                                             

あと1ヶ月ちょっとで、西日本のボクサー達との全日本かけての決勝戦なんだけど、

原隆二君、掘陽太君、堤英治君、コーチ義人君、土屋修平君、山田智也君、

林欽貴君、岩崎和雄君の8人は、これまでの激闘のダメージ、殆ど残してないし、

どこに出て行こうと、どんな相手が来ようと、

常に人に元気与える、素晴しいパフォーマンスするし、全く問題ないと思うんだよね。

                                                              

それから、山口隼人君、佐藤宗史君、関豪介君、荒井翔君の4人は、申し訳ない、

相手次第ってとこあると思ってるもんで、どうぞムカついて貰って、

ふざけんな、トーシロ―があって怒って貰って、もっともっと進化したとこ見せてよね。

                                                            

                                                            

いやあ、昨日はホント、疲れたなあ。

いつもなら、何かしら息抜き的試合あるもんで、休憩付きなんだけど、

こうして11試合連続、それも気抜かないで見通すってのは、シンドイんだわあ。

                                                           

                                                           

これ書くの、思い出し思い出しするのに時間かかったし、

戦績とか年令とか、みんなのデータ、間違うとマズイって確認しながらだったもんで、

それ11試合分もあったもんで、何と3時間もかかってしまったんだけど、

これ、最後まで読み通してくれた人も、ホント、ご苦労さんで、アリガトです。

                                                          

2010年11月 3日 (水)

後楽園ホール・11月2日

レンタルCDで、中島みゆきとヴァン・ヘイレン、ジョン・マクラフリン、アルディ・メオラ、

パコ・デ・ルシア、ハンク・モブレーなんかを仕入れた後、後楽園ホールへ。

                                                           

                                                           

始まった時、東側にはリングサイド入れても、4人しかいなかったんだけど、

ファイナルの時には、南側除いて、ほぼ満タンになってたな。

                                                         

                                                          

◆村田啓一君(KG大和)×岡野千秋君(マナベ)……L 4R

デビュー戦の26才・神奈川県と、デビュー戦の30才・東京都。

                                                           

1R、お互い、親の仇に出会ったような感じで、

デビュー戦っていうのは、こうでなくちゃっていうイキのいい出だしだったんだけど、

2分過ぎた頃から、極端に動きが悪くなってしまって、もう、とにかくの横殴りで、

特に岡野君の方の疲労度が大きかったみたいだね。

                                                         

2R、村田君の方はもう少し距離取りたそうにしてたんだけど、それ叶わなくて、

結局、二人とも頭寄せ合ってのボディ合戦になってしまったんだけど、

岡野君の方が、ちょっと盛り返して、踏ん張る、踏ん張る。

                                                         

3R、お互い、スタミナ大問題で、何だか間欠泉みたいな攻撃で、

力のこもってないパタパタパンチなもんで、効かない、効かない。

                                                       

4R、もう、究極のグズグズ状態突入で、

何だか、違う格闘技のようになってしまって、そのまま終了ゴングで、

40-37、39-38×2の3-0で、村田君の勝ち。

                                                            

二人とも、ロードワーク不足感じたんじゃないかな。

                                                          

                                                             

◆古川光治君(角海老)×斉藤悠太君(ヨネクラ)……L 4R

1勝1敗の19才・千葉県と、1勝1分の25才・秋田県。

                                                       

1R、古川君、パンチは強そうなんだけど、圧倒的にスピード不足だし、

ディフェンスも不十分なもんで、的になりやすいんだわ。

斉藤君、ひ弱そうなんだけど、色々工夫しながら、細かいパンチで対応してるな。

                                                        

2~3R、二人共、そこそこリーチあるのに、それに、それほど得意そうではないのに、

不本意そうな接近戦に終始してしまって、とにかく距離感が掴めてなくて、

結果的には、クリンチの嵐で、どういうボクシングがしたいのか分かんなかったなあ。

                                                        

4R、手を余し、その上当て勘の良くないやり取りは、盛り上がりに欠けてしまって、

いかにも、気持ちが空回りしたっていう試合だったなあ。

                                                           

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、

コツコツ細かく当ててた分、斉藤君に勝ちが流れていった感じ。

                                                          

                                                           

◆伊藤雅雪君(伴流)×加川達志君(MT)……SFe 4R

3勝(1KO)0敗の19才・東京都と、3勝3敗1分の28才・神奈川県。

                                                            

伊藤君、雅雪っていうのは、当然 “マサユキ” って読むんだけど、

自分、勝手に、“ガセツ” って俳人みたいに読んでるんだよね。

この子、きっと強くなるって思ってるんだけどね。

                                                            

1R、上背とリーチで差付けられてる、加川君、

どれだけ中に入れるかが、勝負のポイントなんだけど、結構スピードあるんだよね。

ガセツ君の方は、ちょっと様子見のスタートだったな。

                                                          

2R、見極め出来たか、ガセツ君、気持ちのいいリズム感で、攻撃開始。

バランスも、とってもいいんだよなあ。

                                                          

もともと持ってるモノが違ってて、ガセツ君が一気の攻勢かけると、

加川君、為す術ないって感じで、終了ゴング直前に、

コンビネーションからの右ストレートで、北側ロープまで吹っ飛ばされてしまって、

そこでストップかかったんだけど、レフェリーの右手スッと挙がったもんで、

瞬間のロープダウンかって思ったんだけど、結局終了ゴングってことで……。

                                                          

で、その時の加川君の右目上のヒットカットの傷がヒドくて、ここでTKOエンド。

ガセツ君の攻撃とパンチの緩急、抜群だし、冷静な試合の進め方、ホント凄くて、

まだ19才だし、自分、期待の新星なんだよなあ。

このまま、階段登るように、一歩一歩進化するといいなあ。

                                                         

                                                              

◆田川智久君(KG大和)×森田陽久さん(新日本仙台)

                       ………60.0㎏ 8R

6勝(2KO)8敗3分の30才・神奈川県と、

13勝(4KO)7敗3分のサウスポー、35才・宮城県。

                                                             

1R、初めからしつこく詰めてるのは、森田さんの方なんだけど、

田川君も、思ったよりスピードあるんだわ。

                                                           

2R、ただペースは早くも森田さんで、つまり相手に体もたれさせて、

ゴニョゴニョっぽくなるってことで、こうなると、このまま8Rまで行くぞおって感じで、

で、例によって、例の如くで……、結果も知らないんだわ。

                                                            

その後、続けざまに、なんと演歌歌手登場って、意表突かれて、

まるで、町内の盆踊り大会の余興みたいなことになったもんで、長期休憩突入。

                                                           

                                                        

◆島村国伸さん(ワタナベ)×高田茂君(マナベ)

                       ………62.5㎏ 8R

9勝(5KO)2敗のランク11位、サウスポー、25才・東京都と、

7勝(3KO)8敗のサウスポー、28才・東京都。

                                                          

高田君、少々シンドイ戦績で、厳しい感じのランカー挑戦なんだけど、

開始ゴング鳴る前から、とっても気合い入った目付きしてたなあ。

                                                            

1R、それでも残念ながら、二人の力量差は歴然としてて、

高田君、どう動いても、一つのパンチも当てることできないまま、

残り40秒ほどのとこで、島村さんの猛攻受けてしまって、

南東コーナーに詰められて、グダーッとなったとこで、スタンディング・ダウン。

                                                           

再開直後、当然、島村さん、許してくれなくて、今度は本格ダウンで、

誰が見ても続行無理ってことで、ここでレフェリーストップエンド。

                                                             

島村さん、動きに自信持ってて、初めっから相手見切ってしまってたもんで、

ガードはしないし、とても大雑把なボクシングだったんだけど、

もうちょっと骨のあるボクサーとの対戦が見たいね。

                                                           

彼の二敗の相手は、大村光矢さんと金晳徹さんなんだけど、

この位のレベルのメンバーとやって、どうかってことなんだよね。

いずれにしても、1R残り20秒のとこで決着付けることできたのは、立派。

                                                            

                                                        

◆麻生興一君(角海老)×菊池祐輔さん(新日本仙台)

                          ………SL 8R

10勝(6KO)2敗1分の24才・大分県と、

8勝(3KO)1敗のランク10位、サウスポー、22才・宮城県。

                                                            

菊地さん、上背も5㎝以上デカイし、全体の体格も圧倒してたなあ。

                                                         

1R、詰めようとする麻生君に対し、距離取って、菊地さん、左右のフック絶好調。

                                                           

2R、菊地さん、前の手のさばきがとっても巧くなってて、

いろんな角度から、強弱付けて、麻生君のタイミングずらせてるんだわ。

それでも、麻生君、ラウンド後半から、少しづつ距離詰めるのに成功してる。

                                                            

3R、体接近した時、菊地さんの左右フック、外側から出過ぎること多くて、

隙間できるもんで、そこ狙い目だと思ったんだけど、麻生君も同感だったみたいで、

強烈ボディブロー巧いこと当てることできて、少し明るさ見えてきたんだわ。

                                                           

4R、このままだと流れ相手に行き過ぎると思ったか、菊地さん、本来の姿に戻して、

早目攻撃、距離取り作戦にシフトしたんだけど、それフルにやりきることできなくて、

つまり、足使い通せなくて、ラウンド中盤以降は、麻生君の距離になってしまって、

そういうの見てたら、この間の李冽理さんは、やっぱ凄かったなあってことで……。

                                                          

それでも、ここまで左ストレートでグローブ割られたり、ガードの上から殴られて、

麻生君、かなり顔紅潮していったんだわ。

                                                          

5R、ラウンドの前半は菊地さん、後半麻生君、って距離のやり取りが続く中、

麻生君、徹底したボディ攻撃だったんだけど、実は彼自身消耗も進んでて、

どこまで踏ん張れるかってとこもあったんだけど、何度も何度も気合い入れ直して、

前へ前へで、この日は、前回と違って、コンディション作り上手くいったせいか、

彼のボクシング、押し通すことできてたなあ。

                                                          

6R、自らのボクシング、徐々に見失っていったのは、残念ながら菊地さんの方で、

フットワーク使い切れなくて、あれあれ、この回、目に見えて弱って来てしまって、

明らかに、それまで受けたボディブロー、一気に効いてきたみたいで、

勿論、麻生君、元気モリモリって感じになっていったんだわ。

                                                         

ここからが勝負どこで、ここまでで、麻生君、まだ2Pほどビハインドって感じで、

菊地さん、守り切れるか、麻生君、挽回できるかって、7R突入。

                                                            

どっちが頑張り通せるかってことだったんだけど、菊地さん、疲労度進んでて、

力溜めないと強く打てなくなってしまって、空振るとバランス崩すようになって、

そもそも、パンチもたわむ様になってしまって、

どう見ても、麻生君の方が、踏ん張れてるんだわ。

                                                       

8R、流れは麻生君に傾きつつあったんだけど、それでも勝ち切るには、

まだ、ビッグショットでのダウン近いモノ必要だったんだけど、

ラウンド前半に、クリーヒット喰らってしまったのは麻生君の方で、

菊地さんのショートストレート、それも二発も直撃喰らってしまったんだわ。

                                                         

あそこで、菊地さん、ラッシュかけたら終わりだったと思うんだけど、

体が言うこと効かなくなってたみたいで、それで麻生君、九死に一生ってやつで、

最後の最後まで、クソッ、クソッ、クソッ、って振り絞って、とにかく全部出しで、

残り1分ほどのとこかなあ、消耗激しい菊地さん、反攻できなくなったとこで、

レフェリーストップかかってしまって、何と何と何と、麻生君の大逆転TKO勝ち。

                                                       

菊地さん、人の良さというか、ちょっと気の弱さ出たっていう感じだったなあ。

                                                           

麻生君、そんなに線の太い子じゃないんだけど、この日は凄かったなあ。

途中萎えないで、よく頑張り通したよなあ、エラかったなあ。

角海老に移籍して来て、ホント良かったよなあ。

                                                         

通路の奥から、渡辺会長、ずっと試合見つめてたし、

花道で、ワタナベジムのトレーナーたちが拳タッチで迎えてたし、

元のジム仲間まで祝福してたし、田口良一さんに写メ撮って貰ってたし、

そういうの見てたら、ホント心が熱くなったね。

                                                          

                                                          

◆和宇慶勇二さん(ワタナベ)×尹文鉉君(ドリーム)

                        ………63.5㎏ 8R

13勝(6KO)3敗のランク3位、29才・東京都と、9勝(2KO)1敗の27才・埼玉県。

                                                          

そのまま、ちゃんとペナルティグローブ付けて出て来てたら、

何度も事情をアナウンスされることも、5分間開始遅れるってこともなかったろうし、

場内の観客達に、ヒソヒソ話されるってこともなかっただろうに、

尹君、ウェイトオーバーで2オンスペナルティ喰らって、

つまり、本来8オンスグローブのとこ、10オンスグローブでやることになったんだけど、

何とそのまま8オンスで出てきてしまって、グローブの付け直しさせられたんだわ。

どうして、そんなみっともないことになったのか、詳しいこと知らないんだけどね。

                                                           

1オンスってのは、確か28gくらいだから、

2オンスペナルティは56~57gほど重いグローブになるんだけど、

たったそれだけでも、長いラウンドになると、間違いなくシンドクなるもんで、

1Rゴング直後から、会長の指示なんだろね、尹君、これまでとは違って、

最初から、飛ばす、飛ばす。

                                                         

和宇慶さんの方も、いつもゴングと同時に即、フルスロット臨戦態勢なもんで、

勿論、出遅れるってことなくて、お互い、早目の仕掛けになって、もうガンガン。

                                                                 

2R、二人とも、色んな思いが噴出してるもんで、勢い半端じゃなくて、

ぶつかり合いも度を超えてたせいか、1分過ぎ、モロバッティングで尹君、出血。

                                                            

ドクターチェック後、多分、右目上だったと思うけど、やっぱり血が目に入るほどで、

すぐ後に、二度目のチェックあったとこで、TDドローエンド。

元々変則的な試合だったし、この日のとこは、こんな感じで仕方なかったかな。

                                                           

                                                            

◆芹江匡晋さん(伴流)×長井祐太さん(勝又)

                    ………日本SB タイトル戦

17勝(7KO)4敗のチャンピオン、27才・東京都と、

25勝(16KO)4敗3分のランク7位、29才・三重県。

                                                          

実は試合前に、芹江さん、足ケガしてるって聞いてたもんで、

どうなのかなって見てたんだけど、やっぱり左膝の下辺りテ―ピンングされてて、

そういう先入観持って見てたせいか、この日の芹江さんの動き、正直今一つで、

得意の右フック打つ時も、体重乗せ切れてなくて威力半減だったし、

左右の動きするのに、ちょっとシンドそうだったんだわ。

                                                          

1R、芹江さん、いつもより凶暴さ少なくて、ピョンピョンフットワークも使えなくて、

お互い、そんな距離の立ち上がりでいいのかあってほど、近いんだよね。

                                                        

2R、長井さんも、元々アウトボクシングする方じゃないもんで、

芹江さん、それ程自分の方から動かなくても、相手が寄ってくれるもんで、

結構タイミングのいい右フックを差し込むように打つことできて、まあまあのスタート。

                                                             

3R、明らかに動きの良くない芹江さんに対して、長井さん、あまりにも単調攻撃で、

相手のパンチに合わせるとか、左右に振るとかいう動きも出来なくて、

イッセーノセッって、自分都合過ぎのワンツーだけなもんで、当たんないんだわ。

                                                         

4R、芹江さん、相手のガードというか、ボディワークの悪さに助けられて、

右フック、何度もブチ込むことできたんだけど、いつもならとっくに倒してるとこ、

体重乗ってない手打ちだったもんで、ホント、可愛らしいほどの威力しかなくて、

このまま長引いたら、大丈夫かあって感じだったんだけど、

芹江さん以上に、実は、長井さんが長井さんらしくなくて、

縮こまったボクシングしかできなくて、芹江さん、助かったなあ。

                                                          

5R、その後も、残念ながら、長井さんからは何の工夫も見られなくて、

残り40秒位のとこで、またもや、またもやの芹江さんの右フック直撃弾で、

長井さん、ガツン、ヒットカットされてしまって、結局これで続行不能、TKOエンド。

                                                          

芹江さんっていうのは、結構色んなスタイルのボクシング見せてくれるんだけど、

それ、つまり彼がとっても器用だってことなんだろうけど、

この日も、体調ベストじゃないとこ、何とか踏ん張って、エラかったなあ。

                                                             

長井さん、もう10年ボクサーで、9年前の全日本新人王で、

特に角海老のボクサー達なぎ倒しまくりで、多分通算5勝1敗くらいで、

負けたのは林秀徳さん相手の時だけで、あとは竹下隆之君とか、平野博規君、

木嶋安雄さん、金沢知基さん、みーんなやっつけてしまたんだけど、

この日の動き、いつもの長井さんらしくなくて、明らかに良くなくて、

事前には、ケガの芹江さん、もしかしたらヤバイんじゃないかって思ってたんだけど、

遠慮したのかなあ、硬くなってしまったのかなあ。

                                                           

                                                            

昨日は、ワタナベジムから二人出しだったもんで、内山高志さんとか、河野公平さん、

金城智哉さんとか沢山来てて、会長とも久し振りで話させて貰って面白かったな。

                                                            

                                                            

今、季節の変わり目真っ最中なもんで、まだ気温と服の関係が掴み切れなくて、

寒過ぎたり、暑過ぎたり、難しいなあ。

                                                                                                                      

2010年11月 1日 (月)

10月注目カードの反省会

アニメ、よく見るんだけど、最近、特に気に入ってるのは、“ハンター×ハンター” と、

“のだめカンタービレ” なんだけど、その “のだめ” は、シリーズⅠがパリ編に移って、

アニマックスとは別に、フジTVTWOで、“ファイナル” ってのもやってるんだけど、

その “ファイナル”、視聴率良くなって予算沢山取れるようになったのか、

オーケストラの演奏場面での動画が圧倒的に増えてて、

それまでは、静止画がとても多かったもんで、驚いたなあ。

                                                           

                                                          

以前、10月の注目ボクシングカードベストテン書いたんだけど、

その結果というか、期待感との格差もあったし、

自分的に面白かった試合のベストテンを改めて書いておこうと……。

                                                           

【10月の注目カードとコメント】

                                                  

① 亀海喜寛さん×ホセ・アルファロ

  途中から亀海さん余裕で、アルファロ、劣化というかピーク過ぎた感じ。

  亀海さん、まだまだ引き出し持ってると思ってるし、

  目付きの本気さも、実は、伊藤博文さん戦ほどじゃなかったんだよなあ。

                                                             

② 天笠尚さん×東上剛さん

  大好きなボクサー同士なもんで、複雑な気持ちで見てたんだけど、

  二人とも、ホント期待通りのパフォーマンスで、心の中が熱くなったな。

                                                         

③ プ―ンサワット・クラティンデーンジム×李冽理さん

  正直、どこまでやれるのかって気持ちも、片隅にあったんだけど、

  最後まで、自分の目指したボクシングをやり通したってのに感激したな。

  李さんってのは、色んなリズム感と距離感持ってるボクサーで、

  で、どんなタイプを相手にしても、水準超えたボクシング、できるんだよね。

                                                           

④ 井岡一翔さん×瀬川正義さん

  井岡さんが、あんなに巧くて、強いと思わなかったなあ。

                                                           

⑤ 西岡利晃さん×レンドール・ムンロー

  ムンローの予想外の頑張りが、結果的に試合を盛り上げたと思ってるんだけど、

  それにしても、西岡さんの集中と踏ん張りとか、全く手抜きしないで、

  最後まで、全力尽くして、一生懸命な姿、感動的だったなあ。

                                                                

⑥ 山中慎介×ホセ・シルベイラ

  シルベイラが全くの期待外れで、世界14位ってのはこんなもんなのかって……。

                                                          

⑦ ホルヘ・リナレス×ヘスス・チャベス

  チャベスの終わりに立ち会えたってことだけだな。

  あんな姿さらすまで、ボクシングやっちゃいけないっていうことで……。

                                                          

⑧ ファン・カルロス・レべコ×ローマン・ゴンサレス

  レべコっていうのは、ゴンサレスのこと全然知らないのか、

  っていうような試合ぶりだったな。

                                                           

⑨ 大内淳雅さん×田口良一さん

  二人とも良く知ってる、御贔屓ボクサーなもんで、静寂観戦だったんだけど、

  勝負の山というか、ウネリが幾度も二人の間を行ったり来たりしたもんで、

  戦いの行方を見るだけでも、とても面白い試合だったな。

                                                            

⑩ 涼野康太さん×石川昇吾君

  石川君の工夫足りないボクシング、ちょっと不満だったなあ。

  涼野さん、とっくに10年越えてるキャリア持ちだし、30戦以上やってるし、

  そりゃ、負け数も多いけど、相手、三浦数馬さんとか、渡邉一久さん、

  阿部元一さん、塩谷悠さん、宮田芳憲さん達だし、

  Fe級での踏み絵というか、試金石的ボクサーなんだよなあ。

                                                          

                                                        

【10月の試合、ベストテン】

                                                  

① 西岡利晃さん×レンドール・ムンロー

② プ―ンサワット・クラティンデーンジム×李冽理さん

③ 天笠尚さん×東上剛さん

④ 大内淳雅さん×田口良一さん

⑤ 井岡一翔さん×瀬川正義さん

⑥ 木村隼人さん×モービル・マーチン

⑦ 板垣幸司さん×村中優さん

⑧ 亀海善寛さん×ホセ・アルファロ

⑨ 野崎雅光さん×がんばれ将太君

⑩ 細川バレンタインさん×鈴木哲也君

                                                       

                                                     

ツラツラ考えてみたんだけど、自分にとってのボクシングっていうのは、

当事者達には申し訳けないんだけど、

世界戦も4回戦も、殆ど同じ価値だっていうことが、最近分かったな。

                                                         

リング上で、一生懸命にやってないボクサーなんか、いないと思うんだけど、

ただ、当たり前の頑張りだけで、人を感動させるってことは、それは無理な話で、

度を超えた一生懸命さが伝わってきた時、人は感動する訳で、

それが、テクニックに表現されてるのか、気持ちに溢れてるのか、ってことで……。

                                                         

そんな試合は、世界戦にも勿論あるし、

っていうか、レベルの高い試合ほど、感動が多いのが現実なんだけど、

実は、4回戦にも、デビュー戦ででも見つけることができるもんで、

そういう意味で、世界戦も4回戦も同じ価値だって思ってるんだよね。

                                                                                                             

昨日のニューズで、モルジブのことすっぱ抜かれてたけど、見た?

南海のリゾートに憧れて、観光に行ったり、結婚式挙げる人達多いんだけど、

そこでのスイス人の挙式の様子がビデオに撮られてたんだけど、

立ち合った司祭が、現地の言葉(イスラム語?)で喋ってるんだけど、

それ、祝福とはかけ離れて、こんな結婚は合法じゃねえ、

お前ら、このブタ野郎とか、もうヒデエんだわさ。

                                                         

大統領がスンマセンなんて謝ってたけど、

お前ら、心に思ってても、そんなこと口に出すなよなあってとこだろうし、

元々、あそこはイスラム圏なんだから、異教徒に心狭いこと、この上ないの常識だし、

そんなとこへ、最近の若い連中、良く行くなあって思ってたんだけど、

ニコニコ笑いかけられながら、このブタ野郎、なんて言われてたの知ったら、

アッタマ来るだろうなあ。

                                                          

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