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2010年10月

2010年10月30日 (土)

11月のボクシング

ふと気が付くと、街中や電車の中に、日に日に年寄りが増えてて、

いかにも、高齢化社会の到来が確実に迫ってるって感じなんだけど、

あの年寄り達、毎日そこそこ楽しいのかなあって、最近、よく思うんだよね。

                                                        

どんなセコイことでも、とにかく何らかの楽しみ持ってて、

例え、その楽しみの内容とか彼ら自身が、他人の目には貧相に写るとしても、

本人、それなりに毎日楽しいのなら、それでいいんだけど、

みんなそれなりに面白い毎日なんだろうかって、ホント思うんだよね。

                                                          

もう、ホント、スロー再生かってほど、ユックリユックリにしか歩けなかったり、

ベビーカーみたいのにもたれないと歩けなかったり、

途中で休み休みする時、遠くを見る目に生気感じられない時もあるんだけど……、

                                                       

それでも、彼や彼女たちに、それなりに楽しみはあるんだろうか。

政治や社会の出来事に、腹立つってことあるんだろうか。

思わずケンカ腰になるってこと、あるんだろうか。

スズメや野良猫にエサ上げる気持ち、失ってないんだろうか。

映画見て、涙流したり、幸せな気分になること、あるんだろうか。

好きな音楽、まだ聞いているだろうか。

絶対食べたいってモノ、あるんだろうか。

好きな作家の本、今でも読んでるんだろうか。

夜になったから寝て、明けたから起きるだけっていうんじゃないんだろうか。

12時になったから、昼飯食べなくちゃってだけじゃないんだろうか。

                                                          

脳細胞が日に日に劣化、消滅していくの、仕方ないとは思うけど、

俳優の名前、なかなか思い出せないってのも仕方ないとは思うけど、

ケンカ腰じゃなくなって、音楽聞かなくなって、映画とかボクシング見なくなったら、

その時、息してても、自分は終わってるのと同じなんだって思ってるんだけどね。

                                                           

そして問題は、終わってしまってる自分に、気が付かなかった場合なんだよなあ。

                                                           

                                                        

と、言いつつ、自分、まだまだ、今んとこ終わってはいなくて、                                                       

11月のボクシングメニュー、とっても充実してるもんで、今からワクワクだもんね。

                                                            

11月 2日……(後楽園)

         和宇慶勇二さん×尹文鉉君、菊地祐輔さん×麻生興一君、

         島村国伸さん×高田茂君、森田陽久さん×田川智久君、

         伊藤雅雪君、古川光治君。

                                                  

11月 2日……(神戸)

         マルコム・ツニャカオ×本田秀伸さん。

                                                            

11月 3日……(後楽園)         

         東日本新人王決勝戦。

                                                           

11月 6日……(後楽園)

         松田直樹さん×ジョネル・アリビオ、五十嵐俊幸さん。

                                                          

11月 8日……(後楽園)

         細野悟さん×梅津宏治さん、岡田誠一さん、翁長吾央さん、

         外園隼人君。

                                                          

11月12日……(後楽園)

         丸山有二さん×うすい祐介君、三田村拓也さん×須江伸太郎君、

         久保幸平君。

                                                          

11月13日……(後楽園)

         高山和徳さん×渡邉卓也君、千波丈二君。

                                                        

11月15日……(後楽園)

         和氣慎吾君×岡畑良治君、長井一君×守崎将己君、

         澤田サウザー君、ベルジュール・ジョナサン君。

                                                           

11月20日……(名古屋)

         大場浩平さん×中岸風太さん。

                                                           

11月21日……(徳山)

         青空西田さん。

                                                           

11月24日……(後楽園)

         黒田雅之さん×須田拓弥さん、宜志冨昭誠君×前田健太君、

         イベリコ・ユン君、片桐秋彦君、福地健人君。

                                                          

11月25日……(後楽園)

         塩谷悠さん×山口卓也君、有川稔男君。

                                                         

11月26日……(後楽園)

         松崎博保さん×岩井大君、濱中優一さん×鬼ヶ島竜さん、

         千葉透さん、濱田祐介君、丸野雄太郎君。

                                                         

11月26日……(愛知)

         ファン・カルロス・ブルゴス×長谷川穂積さん、

         ビタリィ・タイベルト×粟生隆寛さん、滝澤卓さん×小野心君。

                                                          

11月29日……(後楽園)

         田中徹さん×山本忍さん、永楽彰一君×中野晃志君。

                                                           

11月30日……(後楽園)

         キューピー金沢さん×奈須勇樹君、橋元隼人君×蔦谷貴法さん。

         クワエ・ピーター君×小林和輝君、竹内佑典さん、杉崎由夜さん、

         矢板貴行さん×古家充君。

                                                           

                                                          

【注目カードベストテン】

                                                          

① ビタリィ・タイベルト×粟生隆寛さん

② ファン・カルロス・ブルゴス×長谷川穂積さん

③ 中澤将信君×土屋修平君

④ 大橋建典君×コーチ義人君

⑤ 安慶名健君×原隆二君

⑥ 濱中優一さん×鬼ヶ島竜さん

⑦ キューピー金沢さん×奈須勇樹さん

⑧ 菊地祐輔さん×麻生興一君

⑨ 橋元隼人君×蔦谷貴法さん

⑩ 三田村拓也さん×須江伸太郎さん

                                                        

                                                          

【海外の注目試合】

                                                 

11月 6日……サブ・ジェダー×ルーカス・マチュセ、

          ファン・マルケス・ロペス×ラファエル・マルケス。

                                                          

11月13日……マニ―・パッキャオ×アントニオ・マルガリート。

                                                        

11月20日……セルヒオ・マルチネス×ポール・ウィリアムス。

                                                           

11月27日……アルトゥール・アブラハム×カール・フロッチ、

          ファン・マヌエル・マルケス×マイケル・カツディス、

          アンドレ・ベルト×フレディ・エルナンデス。

                                                            

2010年10月29日 (金)

後楽園ホール・10月28日

英語には、たまに、エライ洒落たというか、心に響くような表現があって、

シカゴの名曲に、“Hard To Say I'm Sorry” ってのがあるんだけど、

直訳すると、ゴメンとは言い難くて、っていうことなんだろうけど、

邦題は、“素直になれなくて” になってるんだよね。

                                                           

素直になれないって日本語には、色んな意味が含まれてて、

この曲の場合は、素直に謝れなくてっていう意味なんだろうけど、

素直に好きだって言えない時は、Hard To Say I Love You とかなるんだろうけど、

この“Hard To Say” ってのがエラク気に入ってるんだよね。

                                                          

それから、昔から好きな英語の言葉に、“So What” ってのもあって、

意味は、“だからどうした“ なんだけど、響きが良くて、何かカッコいいんだよなあ。

                                                          

マイルス・デイビスに同名の曲があるんだけど、

イントロで色んな “So What” を言ってるみたいな感じなんだわ。

                                                          

そう言えば、このブログだって、“So What” って感じだし、

そもそも、これまでの自分の人生を振り返っても、“So What” って感じだよなあ。

                                                         

                                                         

いきなり冷え込んできたせいか、コタツ布団買い込んでる人、

電車の中に二人いて、二人とも二トリだったなあ。

                                                         

                                                          

ホールに着いたら、近くにヤマグチ土浦ジムの会長さんがいたもんで、

この間の黒木健孝さんの試合の事とか、最近の彼の様子とか色々教えて貰ったよ。

それから、タイトル戦控えた、井上庸さんのこととかも聞かせて貰って、

加藤壮次郎さんって、キャリアの初め頃、ほんのチョットだけだったんだけど、

ヤマグチ土浦ジムにいたことあるんだってね。

                                                           

                                                          

試合前に、チアガールの格好したオネエチャン達の旗振り踊りがあって、

これから始まるボクシングを、溢れるような華やかさで盛り上げてたって、

そんなことは全くなくて、何か貧相だったし、意味分かんなかったな。

                                                          

                                                        

◆山本祐君×小畑佳君(E&Jカシアス)……54.5㎏ 4R

0勝2敗1分の20才と、0勝1敗1分の26才。

                                                         

クソッ、今日は何とか勝ってやるぞ同士。

二人とも全く同じような体型してて、気持ちの出方も含めて、

ホント良く似たボクシングスタイルで、肩に力入り過ぎなとこもソックリだったなあ。

                                                            

間断なく手数出てるのは小畑君の方で、山本君、強く打ってんだけど、

その分、精度良くなくて、隙多いとこ突かれて、徐々に顔赤くなっていったんだわ。

                                                          

3R、それまで劣勢だった山本君、このままだと0勝3敗1分って、

この先どうする? って、そんなちょっと悲しい戦績見えてきて、

こりゃマズイって思ったのか、突然気合い入れ直して、大反攻。

                                                          

4R、山本君、気力込めた盛り返し、更に続けて、残り1分切ったとこ、

執念の右ストレート直撃させることできて、小畑君からダウンゲット。

                                                           

それ、ここまでの乱打戦で、お互い消耗して疲労のピークだったもんで、

レフェリーも途端のストップで、山本君の初勝利。

                                                            

山本君の名前、祐っていうんだけど、これで、“たすく” って読むんだってさ。

                                                          

小畑君、この試合始る前の山本君の成績と同じになってしまったんだけど、

今度は、君が火を噴く番だね。

それにしても、二人とも、やっぱ、ちょっと気がはやり過ぎなとことあったなあ。

                                                       

                                                           

◆今野整君×滝野貴之君(W日立)……60㎏ 4R

デビュー戦の27才と、デビュー戦の26才。

                                                            

力強いのは今野君で、滝野君は比較的スムースなボクシングするね。

                                                          

3R、今野君の右ストレートが当たって、滝野君ダウンして、

残り2分以上あったんだけど、決着付けられなくて、そのままズブズブの疲労戦突入。

                                                             

滝野君、右目上ヒットカットされてしまったし、なかなか挽回まで行かなくて、

そりゃデビュー同士だから仕方ないとこもあったけど、

でも二人とも、もう少し、スタミナ何とかしないとね。

                                                          

結局、40-35、40-36、39-37の3-0で、今野君の完勝。

                                                          

                                                          

◆遠藤健太君×重水泉宏君(渡嘉敷)……L 4R

1勝(1KO)1敗の23才と、1勝2敗の25才。

                                                       

1R、遠藤君、もう右当てたい、当てたいだけの荒っぽいボクシングなんだけど、

重水君、フィジカル弱くて、何か後手後手になってしまったのに助けられて、

1分過ぎ、右ストレート直撃させることできて、ダウンゲット。

                                                           

その30秒後に、重水君、またもや同じ様なのを喰らってしまって、ジ・エンド。

遠藤君の勢い勝ちで、重水君、心構え出来てなかったような感じだったなあ。

                                                          

                                                       

◆新藤寛之君×中村尚平太君(八王子中屋)……W 8R

7勝(1KO)1敗のサウスポー・24才と、10勝(4KO)8敗2分の30才。

                                                           

中村君の応援に、チャーリー太田さんや、淵上誠さん、山口桂太君来てて、

退院したって聞いたから、林和希君もいるかなって探したけど、いなかったな。

                                                          

中村君も小さい方ではないんだけど、新藤さん、頭半分デカイんだわ。

                                                         

1R、新藤さん、右で引っかくの巧いし、左ストレートは際限なく伸びるし、

あんな手長いのに、意外に接近戦もこなすし、中村君、どう入るかがポイント。

                                                           

2R、驚いたな、新藤君、以前よりずっと、軸のシッカリ感増してるし、

そもそも、パンチスピード、随分早くなってんだわ。

                                                         

中村君、ちょっと届きにくいもんで、ついアゴ上がって、危ない、危ない。

で、終了ゴング寸前に、新藤さん、中距離からの左ストレート直撃させたら、

中村君、思わず尻餅ダウンしてしまって、右目下もヒットカット。

                                                        

3R、中村君、ちょっと攻撃単調なもんで、新藤さんに見切られてしまったみたいで、

序盤の左右のストレートボディなんか良かったと思うんだけど、

それ、しつこく続けることできなくなってから、全く活路見出せなくなってしまって、

随分と内容に差のある試合が出来上がってしまったんだわ。

                                                           

中村君、たまに距離詰まった時なんか、とにかく泥臭いメチャ連打しかないんだけど、

それも単発に終わってしまうし、ホント困ったなあって感じなんだよね。

                                                           

4R、中村君、愚直に前へ前へって、諦めてなくて、気持ち出てたんだけど、

でも、二人の力量差は歴然で、中村君の顔面、ドンドン腫れていって、

新藤さん、決めドコ推し量ってるような雰囲気に満ちていったんだわ。

                                                          

5R、新藤さん、頭や上体、よく動かす方じゃないもんで、

とにかく、うまいこと一発当てたら、何とかなりそうな感じは残ってたんだけど、

中村君の消耗度、目に見えて進んでしまってて、1分半過ぎたとこで、

あんまり続けざまに喰らって、反撃も止まってしまったもんで、

レフェリーが割って入って、ストップエンド。

                                                         

中村さんの右顔面だけ見てたら、彼だって気付かないほど腫れあがってたな。

それにしても、新藤さんの進化、次も見たくなるほどだったなあ。

                                                         

                                                          

◆細川バレンタインさん×鈴木拓也君(W日立)……L 8R

11勝(5KO)2敗3分のランク6位、29才と、10勝(6KO)8敗の34才。

                                                           

細川さん、見事なパイナップルヘアで登場。

鈴木君は、いつものフワットマッシュルームカット。

                                                         

1R、二人ともキビキビした動きの中から、大きな右一発当てる機会探ってて、

直撃喰らったら、それでお終いっていうような、殺気満々。

                                                       

鈴木君、5㎝以上上背あって、勝ち負け拮抗しつつあるんだけど、

いつも分かり易い、気持ちのいいボクシングするんだよなあ。

                                                           

一瞬のスピードでは、やっぱり細川さん圧倒的で、

バレン、まだ何もしてないけど、カッコいいぞおって、宮田会長からの声援飛んで、

会長、そういう風に、ボクサー盛り上げるの上手いんだよなあ。

                                                            

鈴木君、早くも全力出し、細川さん、余裕のスタートって感じ。

                                                           

2R、鈴木君、いきなりの左フックの距離が合うんじゃないかって思ってたとこ、

1分過ぎ、自分の攻撃一段落して、フッと下がろうとするとこ、

細川さんの右ストレートが伸びてきて、アゴ先に当たってしまって、ダウン。

                                                          

ダメージとしては、それほど大きくはなかったんだけど、

それでも鈴木君、以降、少し距離取りたがるようになったな。

                                                           

3R、細川さん、余裕のL字ガードも出て来るし、

またもや宮田会長から、バレン、楽しそうにやってるねえ、の声。

                                                           

4R、鈴木君も、ボディフェイントとか、色々工夫してんだけど、

返しのパンチのタイミングが一瞬遅くて、なかなかクリーンヒットできなくて、

反対に被弾数は増えていくもんで、顔面徐々に赤くなっていったんだけど、

気持ちはこもり過ぎるほどこもってて、最近の中では一番気合い入ってたなあ。

                                                           

5R、一方の細川さん、ホントはもっと色々できるのに、

この日はちょっと、省エネボクシングって感じのとこも垣間見えて、

って言うか、彼、たまに集中力切れるようなとこあるもんで、

もっともっと、持ってるアイデア見せてよって感じだったなあ。

                                                         

6R開始20秒ほどのとこで、ドッカーンって、バッティング。

で、結局、鈴木君の方が続行不能になってしまって、負傷判定。

59-56×3って、妥当なとこだと思ったけど、もう少し見たかったなあ。

                                                         

終わった後の控室通路、二人並んで歩きながら、

パンチ強いっすねえって、鈴木君言って、

細川君、頭当たってしまってスイマセン的なこと言ってたね。

                                                          

                                                          

◆伊藤和也さん×タイ人……SL 8R

10勝(5KO)3敗のランク2位、26才と、7勝(2KO)2敗の21才。

                                                           

マルコメ伊藤カマキリ和也さん、この日の相手は、アピチャットオーエイガチャイって、

句点表示もない、いかにも訳ありのタイ人だったもんで、

見るの止めるかって思ってたんだけど、伊藤さん、久し振りだったもんで……。

                                                          

タイ人、なかなかのイケメンで、フィジカル強そうなガタイしてるもんで、

ちょっと期待したんだけど、これがもう、どうしようもないヤツで、

伊藤さんの、ぎこちない詰め詰めフットワーク、あの目で見つめられたら、

そりゃ、ジリジリ下がりは分からない訳ではないけど、

なんだあそのパンチ、お前に負けたヤツの面が見たいってほどヒドくて、

とにかく、団扇みたいなパタパタフックと、押してるだけのストレートだし、

で、結局、案の定、お約束の2Rストップエンド。                                                          

やっぱ、訳分かんないタイ人ボクサーとの試合なんか見るんじゃなかったなあ。

                                                          

伊藤さん、こんな試合やっても、何のキャリアの上積みにもならないし、

例えば、尹文鉉さんとの雪辱戦とか、外園隼人さんとの再戦とか見たいなあ。

                                                         

今のSL級、亀海さん以外、正直、頭抜けたランカーいないもんで、

伊藤さんの2位ってのも、そう不思議なことじゃないのかも知れないけど、

細川さんの方が6位ってのは、違うと思うんだけどね。

                                                           

                                                          

進行が早かったもんで、ここでまたまた、待ってましたの旗振り踊り隊再登場。

外は、まだ冷たい雨が降り続いてたね。

                                                          

                                                           

◆粉川拓也さん×ダニーロ・ぺニャ……OPBF SF タイトル戦

16勝(10KO)1敗の25才と、22勝(10KO)7敗2分の29才・フィリピン。

                                                              

OPBFって、国歌あるんだったっけ?

それにしても、ボクシング会場で、君が代と相手の国歌聞くと、

なんか日本負けそうな感じ、いつもするんだよね。

荘厳な感じはするんだけど、元気出る系じゃないもんで、仕方ないのかな。

                                                           

フィリピン国歌っての、ジックリ聞いてみたんだけど、

曲の途中に聞いたことある旋律幾つも混じってて、

いかにも、アメリカから支給された国歌って感じだったなあ。                                                              

                                         

粉川さんの方が、10㎝以上大きかったせいか、

ぺニャって、あんなボクシングだったっけ?

っていうほど、雑々で、みっともないボクシングで、

フィジカル強いし、今日は力技で行くって決めたのか、終始、頭特攻一本槍。

                                                        

1R、いきなりの殴り合い始って、自分の中では、キレ対剛腕対決だったんだけど、

リングから見えてきたのは、キレ対体当たりって感じだったなあ。

                                                            

粉川さん、初めからL字ガードってのも、どうかと思ったんだけど、

猪突だけの相手に対し、ちょっと直線的に下がり過ぎじゃないかとも感じたし、

とにかく、何か別の格闘系みたいな相手に、集中力大丈夫かあとか、

嫌けささないかあって、心配だったなあ。

                                                          

2R、ぺニャ、とにかく、当たりそうもない、当てる気もないような左振りかぶりながら、

ただのバカイノシシみたいに突っ込んで行くだけなもんで、

それも、頭突きでも狙ってるみたいな低い姿勢で、それ延々で、

外に何もなくて、見てて、実に小汚なくて、不快なパフォーマンスなんだわ。

                                                             

3R、こういう試合になると、何か、貰い事故というか、突発事故というか、

出会い頭、行きがかり的な結末になること多いもんで、

つまり、それはもう、自分の中では、ボクシングじゃなくなってしまうわけで、

ラウンドの終盤、粉川さんが相手からダウン取ったとこが潮時だったもんで、

ここで退館ということで……。

                                                         

あのままいたら、自分、何か投げ込んでたかも知れなくて、

とにかく、ぺニャ、二度と日本に来なくていい。

                                                           

                                                             

外は寒いんだけど、電車に乗ると暑過ぎて、難しい季節なんだけど、

それでも、鈴木君の頑張りと、新藤君の進化、見ることできて、面白かったよ。

                                                                                                                     

2010年10月28日 (木)

10月度ランキング

昨日、CATVの技術担当者に来て貰って、NHKBSの画像の事で話したよ。

                                                          

NHKBSは今3チャンネルあって、そのうち1と2チャンネルの画像が、

3チャンネルより極端に劣ってて、他のBSチャンネルよりも悪いって事に関してで、

初めに電話応対に出た男が、同じ画像で送ってますけどって、アホ抜かしたもんで、

あんたじゃ話にならないから、ちゃんとした技術屋をよこせって、ドヤしたんだけどね。

                                                         

それでやって来たのが、結構まともなヤツで、二人でTV談義したんだわ。

結論言うと、NHKBSは、第三と違って、第一と第二はハイビジョンじゃないもんで、

確かに画像のクッキリ感、良くないんだってさ。

                                                           

で、問題はその理由についてなんだけど、電波関係は、総務省の管轄なんだけど、

連中、NHKがBS3チャンネル分の枠を保有したままで、

全部をハイビジョン化すること許さなくて、それつまり電波の枠取り過ぎってことで、

来年、1チャンネル減らした上で、ハイビジョン2チャンネル体制にするんだってさ。

                                                                                                                 

                                                          

映画は、“ナルニア国物語2” “デス・レース” “ファイナル・デッドコースター”

“アンカー・ウーマン” はハズレで、CGが甘くて、暗い画面が多いのは嫌いだし、

その設定、どう考えても無理あるでしょってのや、主人公の女があんまり不細工で、

薄っぺら過ぎて、夢感じにくいのもダメだんだよなあ。

                                                           

で、“勇気ある者” と “死を処方する男” がとっても良かったんだわ。

                                                           

ダニー・ベビートって役者、味があってとっても好きなもんで、

世の中、そんな簡単には行かないでょってとこはあるんだけど、単純に元気貰えたな。

                                                          

最後のは、安楽死に関する、ちょっとハード系なんだけど、

医者役のアル・パチーノはじめ、周囲の人間がとってもよく描かれてたし、

自分の関心事でもあったし、彼の主張と裁判官の判決理由のぶつかり合い、

お互い間違ってなくて、まだ個人の裁量に任せ切れないってとこも理解できたし、

ただ、自分はアル・パチーノの言い分に賛成なんだけどね。

                                                         

                                                            

さてさて、10月のランキングです。

                                                          

全部のランキングの詳細は、JBCのホームページにあるから、それ確認なんだけど、

ここでは、いつものように、異動状況だけ書き記しておくね。

                                                            

【世界チャンピオン】

亀田大毅さん(1)、西岡利晃さん(5)、李冽理さん(獲得)、内山高志さん(3)の

4名で、李さん、増えたんだけど、石田順裕さん、疑問の脱落で総数わらず。

                                                         

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん、マルコム・ツニャカオ、下田昭文さん、松田直樹さん、三垣龍次さん、

佐々木基樹さん、チャーリー太田さん、佐藤幸治さん、清田祐三さんの9名で不変。

                                                             

清田さん、この間、衝撃の1RKO負けしたんだけど、

その時はSM級のベルトはかかってなかったもんで、維持。

                                                          

【世界ランク】……15位以内、2位以上の変動のみ。

新登場は、田中教仁さん(WBC15位)、粉川拓也さん(WBA12位)、

石田順裕さん(WBA4位)、野中悠樹さん(WBA11位)の4名。

                                                           

上昇組は、井岡一翔さん(WBA7位→5位、WBC9位→7位)、

佐藤洋太さん(WBA10位→8位)、荒川仁人さん(WBA9位→7位)、

チャーリー太田さん(WBA13位→8位)、五十嵐俊幸さん(WBC15位→13位)、

芹江晋匡さん(WBC11位→8位)。

                                                          

下降組は、黒木健孝さん(WBA9位→13位、WBC11位→14位)、

坂田健史さん(WBA5位→10位)、中広大悟さん(WBA8位→10位)、

大場浩平さん(WBC12位→16位)。

                                                          

それから長谷川穂積さんが、WBAバンタム級のランキング失って、

で、今はWBCフェザー級の2位のみ。

ブンブン東栄さんが、日本ランクへ転出。

                                                            

                                                           

【日本ランク】

【ミニマム級】……八重樫東さん(3)

1位にいた田中教仁さんが世界ランクへ転出。

堀川謙一さんと久田恭裕さんが、3位と4位を入れ代わってる。

ここは、空きが1名分増えて3名。

                                                             

このクラスはなかなか有力ボクサーが育ってなくて、吉田アーミー真君なんか、

頑張って欲しいんだけどね。

                                                          

【ライトフライ級】……井岡一翔さん(獲得)

新チャンピオン誕生で、決定戦に敗れた瀬川正義さんが1位から5位にランクダウン。

ブンブン東栄さんが、世界ランクから転入して6位。

大内淳雅さんを破った田口良一さんが、8位から3位にアップして、

破れた大内さんは5位から9位にダウン。

4位にいた滝澤卓さんが突然のランクアウト。

                                                           

これからランクイン狙いには、江藤光喜君、沼田慶一君、青野弘志君、

それに橋本祥太君、小澤翔君達が有力。

                                                           

【フライ級】……清水智信さん(4)

板垣幸司さんを圧倒した村中優さんが9位にランクインして、

板垣さんは、8位から後がない12位にダウン。

林徹磨さんと有富康人さんが、5位と6位を入れ代わり、

佐藤洋輝さんは、村中さんに押し出された形で、残念ランクアウト。

                                                           

ランク入り狙ってるのは、佐藤さん初め、金城智哉君、遠藤一充君、ガンバレ将太君、

それに、屋冨祖裕信君とか比嘉大貴君達も有望だな。

                                                           

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(1)

今月はこのクラスの移動が一番激しかったな。

                                                          

杉田純一郎さん破った白石豊土さんが7位から3位にアップして、

5位だった杉田さんは8位にダウン。

本田秀伸さんがバンタムへ転級して、粉川さんが世界ランクへ転出したもんで、

色々異動発生して、翁長吾央さんが6位から4位に、松浦克哉さんが8位から5位に、

福本雄基さんが9位から6位へ、野崎雅光さんが11から7位、

山田卓哉さんが12位から9位へ、それぞれランクアップ。

                                                            

新規ないし再ランクインは3名で、殿村雅史さんを破った将生潤さんが10位、

それと、帝理木下さんが11位、向井寛史さんが12位にそれぞれランクイン。

殿村さん、残念ランク落ち。

                                                             

このクラス、奈須勇樹さんの復活待ってるんだよね。

それと、宮森卓也君とか立山信生君とかもあと一歩なんだけどなあ。

見たことないんだけど、加藤心和君てのもいいボクシングするらしいね。

                                                           

【バンタム級】……山中慎介さん(獲得)

本田秀信さんの転級余波で、11位だった村井勇希さんがランク落ち。

山中さんと現在1位の岩佐亮佑さんとの決着は、想像超える試合になるね、きっと。

                                                           

このクラスのランクイン待ちには、出たり入ったりの結構なベテランがゴソゴソいるね。

                                                              

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(2)

梶山友輝さんが5位から7位にダウンしたのと、

前之園啓史さんと林翔太さんが9位と10位を入れ代わっただけ。

                                                             

個人的には中嶋孝文さんの頑張りに期待なんだけど、                                              

このクラスには、関西に有力ボクサー集中してるみたいで、

ネストール・ウゴ君とか、上谷雄太君、菊地永太君とか見てみたいなあ。

                                                          

【フェザー級】……まだ空位。

涼野康太さんと竹内佑典さんが4位と5位を入れ代わってる。

それと、澤永真佐樹さんを破った横山大輔さんが11位、

山崎武人さん下した、緒方勇希さんが12位にそれぞれランクインして、

澤永さん、山崎さんはランク落ち。

                                                             

中岸風太さんは結局、どうするのかなあ?

東上剛さん、宮城竜太さんなんかも返り咲き、期待してるし、笛木亮君もね。

ジョエル・コンソルタ君って、凄いフィリピンボクサーが北陸の方にいるらしんだけど、

一度見たいんだよなあ、誰か後楽園に呼んでくれないかなあ。

                                                           

【スーパーフェザー級】……三浦隆司さん(4)

タイトル戦に敗れた稲垣孝さんが1位から5位に陥落。

鈴木徹さんと杉崎由夜さんが7位と8位を入れ代わってる。

それと、谷弘樹さんが12位にランクインした関係で、竹下寛刀さんがランク落ち。

                                                             

このクラスのランク狙い組には、ベテラン勢が揃ってるんだけど、

斉藤司君のブレイク待ちってことなのかなあ。

                                                            

【ライト級】……荒川仁人さん(1)

全13階で、唯一なんの変動もなかったな。

                                                           

加治木了太君は強くなってるのかなあ?

加藤健太とか原純平君とか期待できると思ってんだけどなあ。

                                                             

【スーパーライト級】……亀海喜寛さん(1)

今んとこ、亀海さん、絶対王者だからなあ……。

                                                           

ここも微変動で、方波見吉隆さんと小野寺洋介山さんが、

4位と5位を入れ替わっただけ。

                                                           

ここも出入りの多い待ち組豊富なんだけど、外園隼人君に大期待。

                                                         

【ウェルター級】……加藤壮次郎さん(獲得)

大きな試合なかったもんで、中川大資さんが2位から4位にダウンしたのと、

十二村さんに負けた出田裕一さんが、

飯田将成さんと11位と12位を入れ代わっただけ。

そろそろ、高山樹延さんのデカイ試合が見たいなあ。

                                                           

麻生興一君とか新藤寛之君のブレイクと、水本昌寛君が見たい。

                                                           

【スーパーウェルター級】……チャーリー太田さん(1)

十二村喜久さんと山本忍さんが6位と7位を入れ代わったのと、

切開庸裕さんと松橋拓二さんが10位と11位をを入れ代わっただけ。

野中悠樹さんが世界ランクへ転出したもんで、空き1名分発生。

                                                           

このクラス、関東は人材不足なもんで、関西方面期待なんだけど……。

                                                             

【ミドル級】……淵上誠さん(獲得)

新王者誕生。

                                                          

ここは何だか、チャンピオン交代制になりそうで、そもそも7名しかいないし、

次に続くボクサーも何となくね。

いっそのこと、リナレスの弟カルロス、爆発しろって感じなんだけどね。

                                                           

                                                           

昨日の東京の最低気温、9.6℃ってことで、10月に最低気温10℃割ったの、

6年振りらしいんだけど、夏あんなに暑かったのにってことなんだけど、

地軸が傾きつつあるんじゃないかっていう、自分の考え方からすると、

それ当然で、来年は夏はもっと暑く、冬は益々寒くなるってのが予想なんだけどね。

それにしても、今日も冷たい雨がなんだけど……、傘はあるけどね。

                                                        

                                                            

2010年10月27日 (水)

後楽園ホール・10月26日

日曜日のWOWOWボクシングの再放送があって、

もしかしたらって、録画見たら、ほんのちょっとだけ山中慎介さん出てて、

ただ、相手のホセ・シルベラってのが、エライ弛んだバンタム級で、

これじゃ、勝負になる訳ないじゃん……って。

                                                          

それにしては9Rまでかかって、途中色々あったんだろうけど、

ちょっと時間かかり過ぎなんじゃないかってのが、正直な感想。

                                                            

                                                          

ホールに着いて、いつもは軽い挨拶だけの係員君と、ちょっと立ち話してたら、

彼、普通に自分のこと知ってて、これにはちょっと驚いてしまって、

目立った行動、くれぐれも慎まなくちゃなあって、改めて思ったんだけど、

それでも、まあまあ好意的に読んでくれてるみたいで、嬉しかったな。

                                                           

                                                           

◆茂木優樹君(鹿島灘)×澤地正君(相模原ヨネクラ)

                            ………SW 4R

0勝1敗の23才・茨城県と、0勝1敗の26才・神奈川県。

                                                            

どうしても勝ちてえ、デビューから二連敗ってのは勘弁して欲しいって同士。

                                                          

1R、初めプレス掛けながら、気持ち良く攻め込んでたのは茂木君で、

澤地君、何か弱々しい動きで、押し切られてしまいそうな印象だったんだけど、

1分半過ぎた頃、突然の攻勢に出て、右アッパーから集中連打決めて、

最後は伸びのいい右ストレートブチ当てて、茂木君をダウンさせてしまったんだわ。                                                          

で、それ、あまりにものドーンって仰向けダウンだったもんで、即、ストップエンド。

                                                          

茂木君、7月中旬の時もそうだったんだけど、

ちょっと、気持ち先走り過ぎなとこあって、もう少し相手、冷静に見極める必要あるね。

澤地君、初勝利、コングラッチュレ―ション。

                                                                                                                 

                                                         

◆木下貴大君(石川)×小旗智史君(レパード玉熊)……F 4R

0勝1敗の18才・東京都と、0勝1敗1分の29才・千葉県。

                                                            

この試合も、初勝利目指し組。

                                                            

経験浅いボクサーほど、ガード固めてゴリゴリ詰められると、

結局、押し切られてしまう事が多いんだけど、

この試合も、木下君、終始下がらされっ放しで、自分のボクシングができなかったな。

                                                        

それに木下君、パンチが外から出過ぎで、そこんとこ結構突かれてたし、

相手は、いきなり大きな右振って来るんだから、左ガードしっかりさせながら、

前進止める意味でも、右ボディブロー打つと良かったんだけど、

下打ちに行くのが危険だと思ったのか、まだ練習不足だったのか、

全く、そういう作戦に出ることなくて、単調過ぎだったなあ。

                                                          

最後は、木下君も足止めて、正面からの打ち合いに応じて、

消耗系乱打戦に突入したんだけど、残り1分頃、右ショート喰らってから、

スピードと手数、極端に落ちてしまって、結局、小旗君の頑張り切り勝ち。

                                                            

採点、40-36、40-37、38-38の2-0だったんだけど、

この試合で、38-38ってのは、いかにも適当過ぎな採点だぜよ。

                                                          

                                                           

◆多喜政実君(シャイアン山本)×小日向佑太君(KG大和)

                             ………SL 4R

1勝(1KO)0敗の29才・長崎県と、1勝1敗の29才・新潟県。

                                                           

1R、二人とも右クロス大好き同士なんだけど、

それに至る序章不足なもんで、いきなりってなってしまって、

そういうのは簡単には当たらないんだよなあ。

                                                           

2R、力感に溢れて攻勢取ってたのは多喜君だったんだけど、

もうすぐ1分ってとこで、一瞬の間が出来たとこ、

小日向君に、キレのいいワンツー打ち込まれて、ダウン。

                                                            

ただ小日向君、オウオウ、KO勝ちだぜって、舞い上がってしまったか、

こりゃヤバイって、大反攻かけてきた多喜君のムチャ振りしてくるとこ、

打ち終わり狙いのショート合わせればいいのに、とにかく同じような大振り過ぎで、

折角のチャンス、フイにしてしまったんだよなあ。

                                                          

3R、気合の多喜君、大挽回開始で、小日向君、鼻血。

                                                         

それにしても二人とも、一発いいのを当てた後の攻めが、とにかく雑で、

代わり番こに、決め切るチャンスを逃してたなあ。

                                                            

4R、気合入れ直した多喜君、力と気持ち込めて、大分ポイント挽回してたんだけど、

またもや、フッと集中切れたとこに、またもやの小さなワンツー喰らってしまって、

それまでかなり消耗してたこともあって、その場にフワ―ッって落下傘ダウン。

それ見て、レフェリー、ノ―カウントのTKOストップ。

                                                          

多喜君、集中力の維持さえ出来ればなあ。

それにしても、小日向君の一瞬のワンツー、キレ良かったなあ。

                                                          

                                                          

◆佐藤祐太君(シャイアン山本)×佐々木左之介君(ワタナベ)

                             ………M 4R

デビュー戦の27才・長野県と、2勝(1KO)0敗の23才・青森県。

                                                            

佐々木君、左之介っていうのは本名なの?  時代劇みたいではあるけど、

最近のオシャレ系の名前とは一線画してて、ちょっとカッコ良くもあるね。

                                                            

1R、この階級にしては、二人とも、ホント良く動けてて、

決してもたれ合わないし、特に佐藤君、デビュー戦だってのに、

全く怖がらないし、相手のパンチに合わせて行くってことも出来てて、エライ。

                                                             

彼、ディフェンスとか、まだまだなとこ山盛りだったんだけど、

負けん気の強さが透けて見えた、とってもいいデビュー戦だったなあ。

                                                           

2R、佐々木君も引かない方なもんで、どっちが頑張り切れるかって戦いで、

佐藤君、持ってるモノ振り絞ってるんだけど、若干、佐々木君優位で、

でも、二人とも、バランスもクソもあるかって感じで、気持ち溢れかえってたね。

                                                          

4R、ずーっと飛ばし過ぎの二人、こうなると気持ちの強い方勝ちなんだけど、

当たっても倒し切れないパンチと、でもチョットかすっても倒れそうなのが延々で、

双方、顔真っ赤にして、歯食いしばって、殆どクリンチしないし、頭下げないし、

とにかく全部出しボクシングで、こういうの好きなんだよなあ。

                                                           

結局、経験差出たか、40-37、39-37×2で、左之介君の3-0勝ち。

佐藤君、ナイスファイトだったよ、また頑張ろうな。

                                                          

                                                            

◆橋口雄斗君(石川)×バッファロー祥太君(KG大和)

                            ………SFe 4R

1勝(1KO)の22才・宮崎県と、1勝0敗の29才・福岡県。

                                                          

力強く、形のいいパンチ打ってるのは、祥太君の方で、

橋口君は手数命って感じなんだけど、二人とも、とにかく戦闘的なのがいいね。

祥太君、もう少し上体動かさないと、的になりやすいよお。

                                                           

3R、お互い、徐々に距離取れなくなって、ちょっとグズグズになっていったんだけど、

巻きこまれてるのは祥太君の方だったなあ。

                                                            

4R、祥太君、もっと離れて自分のボクシングやりたがってたけど、

橋口君にペースに取られてしまったもんで、最後はとっても疲れてしまったみたい。

                                                            

橋口君、接近戦でのショートの連打、ちょっとオープン気味ではあったんだけど、

有効打と攻勢点取ってると思ってたもんで、

39-38、38-39、38-38の1-1引き分けってのは、違うように見えたけどね。

                                                           

                                                           

それにしても、この後のブルース・サントス君の応援団、早出して来て、

外人、50人ばかり、もうハイスクールの同窓会みたいになってしまって、

例の如く、やたらのハグと、頬ずりとカメラフラッシュで、鬱陶しかったなあ。

                                                        

                                                           

◆佐藤駿介君(北澤)×前田俊(相模原ヨネクラ)……Fe 6R

6勝(4KO)10敗2分の28才・神奈川県と、4勝(2KO)5敗2分の26才・神奈川県。

                                                          

前田君、頭半分小さいんだけど、足細いのに、どこで体重稼いでんだあって感じで、

返し狙うにしては、踏み込み不足で、却ってよく動けてるのは、佐藤君の方。

                                                           

1~2R、佐藤君、あくまで距離置いてやりたがってて、左ジャブ多発、多発。

                                                          

前田君、普通に入ろうとしてもダメで、ちょっと工夫が要る訳で、

例えば、一発大きいの振りかざしながら、とかね。

                                                            

3R、佐藤君もジャブ、突くことは突くんだけど、その後の詰めが甘くて、

それが、この戦績に現れてんじゃないかってボクシングで、ちょっと残念。

                                                         

一方の前田君、体格的なハンデを気持ちに変えて、前向き前向きなんだけど、

もっと二次、三次って突っ込みが必要な訳で、バネあるんだからさあって感じ。

                                                           

4R、それまで手こまねいてた前田君に対し、佐藤君、行けるって思ったのか、

この回から足止めて、真っ向勝負に出始めて、で、前田君、

結構喰らってしまって、上半身と下半身のバランス悪くなっていったんだわ。

                                                          

5R、接近しての打ち合いってのは、前田君、勿論望むとこなもんで、

元気回復していって、かなりのパンチ打ち込むことできたもんで、佐藤君、鼻血。

                                                       

6R、二人とも、もうこれ以上負け重ねるのはヤダって感じで、テンション上げて、

そりゃ見た目、二人とも下手クソなんだけど、もう思いっ切りの殴り合いなもんで、

こっちも元気貰ったし、本人達も相当面白かったんじゃないかな。

                                                          

佐藤君の真っ白なトランクス、血に染まってヒドイことになってて、

それ、レフェリーのシャツにも飛び散ってるほどだったんだけど、

結局、最後は、前田君の執念勝ちみたいになっていったんだけど、

佐藤君も余力残ってないほど、全力出してたんだよね。

                                                           

結局、59-56、58-57×2の3-0で、前田君の判定勝ちだったんだけど、

59-56ってのは、ちょっと佐藤君に気の毒な感じだったんだけど、

前田君の前向きさに、より心動かされたジャッジがいたっていうことで……。

                                                          

                                                          

この後、例のサントス君の試合だったんだけど、

相手がタイ人だったもんで、当然の如くの休憩タイム。

                                                            

                                                         

で、佐藤君と前田君とこのジムの関係者同士が試合振り返ってるとこに出くわして、

横で聞いてたんだけど、とっても面白くて、試合見る上での参考になったんだわ。

何で、あの時、彼はあんな動きをしたのかとか、気持ちの変り方とか……。

                                                           

                                                         

それから、サントス君の試合、途中のラウンドで、倒し、倒されがあったらしんだけど、

その上、相手方の終了ゴング後の加撃減点もあって、

大分、荒れた展開みたいだったんだけど、そのラウンドの採点の事なんだけどね。

                                                          

同じラウンドで、ダウンが交換された場合、お互いにチャラになって、

10-10になって、タイ人の減点の分だけ10-9で、サントス君ってなるんだけど、

自分、以前から思ってたんだけど、こういう場合には、8-7ってする方が、

ずっと試合の実態現わしてると思うんだよね。

                                                           

だって、60ー○○、59-××とか発表されると、

どう考えても、サントス君の全くのパーフェクトみたいにしか見えなくて、

途中色々あったのが、全部隠れてしまうからね。

60-57っていうのと、58-55っていうのは、随分違うと思うんだよね。

ダウンを無かったことにするってのは、どうも納得いかないんだよなあ。

                                                                                                                  

                                                         

◆大嶋紀胤君(シャイアン山本)×齋藤丈裕君(新日本木村)

                             ………L 6R

5勝(4KO)1敗の34才・茨城県と、4勝(2KO)5敗1分の28才・青森県。

                                                         

実は昨日は、大嶋君が第一目的だったんだけど、この日の彼はまるで別人だったな。

                                                            

彼、どっか体調おかしかったのか、初めっから、全然自分のボクシングができなくて、

とにかく、終始、動き悪かったし、雑だったし、ちょっと見てられなかったんだわ。

                                                           

結局6R終わったとこで、右目上ヒットカットの傷悪化ってことで、

TKO終了だったんだけど、それ、何だか24日、リナレスとやったチャベスみたいで、

自分には、とても続行不能になほどには見えなくて、

つまり、お先真っ暗ギブアップみたいにしか見えなかったんだけど、

ホントのとこ、どうだったんだろなあ。

とにかく、元気な大嶋君、また見たいなあ。

                                                           

                                                          

テンション下がってしまったし、この日のファイナルはタイ人相手だったもんで、

当然というか、スゴスゴというか、自分、ここで退散。

                                                          

                                                          

外は、この秋一番の寒風ビュービューで、加藤善孝さんも宮崎辰也さんでも、

流石に、短パンはないだろってくらいで、身も心も冷え切ってしまったな。

                                                        

2010年10月25日 (月)

TVボクシング (10/24)

                                                       

BSNHKの第一と第二が第三と比べると、画像のキレがないもんで、

あさって、ケーブルTVの人に来て貰うんだけど、これどういうことなのかなあ。

                                                          

                                                        

昨日、回収率234%だったんだけど、土曜日と通算すると、

殆どチャラっていう競馬から、WOWOWで、TVボクシング。

                                                            

                                                       

◆ローマン・ゴンサレス×フランシスコ・ロサス

              ………WBA LF 暫定タイトルマッチ


26勝(22KO)0敗のランク1位、ニカラグアと、

21勝(12KO)7敗2分のランク2位、メキシコ。

                                                          

赤レイジェス対青レイジェス。

                                                                

ゴンサレス、風貌がアルファロに似てて、やっぱ同じニカラグア人なんだね。

                                                           

二人とも、このクラスにしては、正直スピード感じられなくて、

ロサス、基本3勝1敗ボクサーだし、正面切った殴り合いボクシングするもんで、

そんなんじゃ、とっても勝ち目ないんじゃないかって見てたら、全くその通りで、

1R、1分過ぎ辺り、左ボディ打ち込まれたら、もう効いてしまって、腰折って、

以降も、そんならって感じで、続けざまに狙われてしまってたなあ。

                                                          

途中、ゴンサレス、パンチだか腕押しだか、微妙な感じのスリップダウンあったけど、

ロサスのパンチ、当たってることは当たってたね。

                                                          

2R、ブン殴り合いなら、ゴンサレス、負ける訳なくて、

始まって1分、左ボディきっかけにして、左アッパー、右ストレートって繋げて、

野性味と力感溢れたブチ込みショット、それ7連発くらいで、

最後は右アッパー、キツイの決めたら、ロサス、堪らずのダウン。

                                                           

殆どこれで決まってしまったんだけど、ロサスも何とか立ち上がって来て、

右のキツイのを合わせようとしたんだけど、もうこうなったら、ゴンサレスやり放題で、

あと1分40秒のとこで、またもやの左ダブルからの右アッパー、ブチ込んで、

2回目のダウン、で、次も、今度は左アッパー決められて、ロサス三回目でエンド。

                                                           

こういう強引系ボクシングになってしまったら、ゴンサレスの独壇場は仕方なくて、

シャープとか華麗さからとはかけ離れてたけど、迫力あったなあ。

こうしてみると、彼とフルラウンド戦った、松本博志さんは、今更ながらエラかったね。

                                                          

                                                            

◆ホルヘ・リナレス×ヘスス・チャベス……SFe 10R

29勝(18KO)1敗のWBA1位、WBC8位、25才・ベネズエラと、

44勝(30KO)7敗の今はノーランカー、メキシコ。

                                                        

赤ウィニング対青ウィニング。

                                                          

1R、オイオイ、チャベス、腹周りあんなんだったっけ? ってほどで、

案の定、ジャブとスピードでリナレスに圧倒されてしまって、

そうなると、あとはもう、いきなりのデカイ右当てるより外算段なくて、

リナレスは、気持ち良く動きまわってたね。

                                                           

彼、ガードと打たれ弱さを露呈した一年前だったんだけど、

いくらなんでも、こんなユッタリした、雑なボクシングする相手に、

打ち込まれるってことは、殆ど考えられなくて、安心して見てられたね。

                                                          

残り30秒ほどのとこで、リナレス、ビシバシ、キレキレワンツー決めたら、

チャベス、ロープまで下がらされて、残り15秒から、メッタクソ殴られてたな。

                                                         

2~3R、それでもチャベス、ペース持ってかれたらヤバイって、

踏ん張って詰め寄って、何とかリナレスの左に右を合わせようとしてるし、

それに、あんだけブチ込まれても、我慢通して、とにかくガツガツファイターで、

無骨、愚直なボクシングやってんだけど、

やっぱり、今のチャベスとリナレスとでは、全ての面で比較にならないんだよなあ。

                                                         

4R、ここまででも、リナレス、各ラウンドに山作るというか、見栄えのいい瞬間、

必ず作ってて、オオーッ、流石だぜえって、鋭いフェイントからのワンツー抜群で、

チャベス、もう全く付いて行けなかったもんなあ。

                                                           

結局、このラウンド終わって、インターバルの時、チャベス左肩痛いってことで、

ギブアップ負けだったんだけど、試しに、レフェリーが左腕肩まで上げた時、

特に痛そうな顔付き、仕草してなくて、要するに、もうヤル気無くなってしまって、

この先どれだけやっても、とっても敵わないって思って、

ボコボコにされる前に、切り上げたようにしか見えなかったなあ。

あのチャベスが、ついに終わってしまった瞬間だったね。

                                                           

終わってから、チャベスの肩に両手を置いて、リナレス、延々喋ってたけど、

彼の性格からすると、貴方みたいな偉大なボクサーと試合出来て、

自分はとってもハッピーでした、くらいなこと言ったんだろね。

                                                          

                                                          

◆亀海喜寛さん×ホセ・アルファロ……SL 10R

16勝(14KO)0敗のWBA、WBCそれぞれ11位、27才と、

24勝(21KO)6敗1NCの26才・ニカラグア。

                                                          

赤レイジェス対青レイジェス。                                                            

赤も青も、レイジェスってのはウィニングより色目がいいんだよなあ。

                                                          

亀海さんてのは、デビューの時から、タイトル戦とか、こういうデカイ試合になっても、

ガウンはおろか、タオル一つ身に付けなくて、何かいいんだよね。

                                                         

1R、二人とも一発秘めた倒し屋同士なもんで、まずは互いの探り合いから始まって、

距離とか、リズム感とか、パンチ出しのタイミングとか計り合ってて、緊張感満々で、                                                          

アルファロも、元々しなやかさには欠けてるんだけど、とにかく力込めて打って来る。

                                                       

2R1分過ぎ、亀海さん、左の返し直撃させてから一挙にペース掴んだみたいで、

相手をロープに追い詰めて、リズム感のいいのを力まずに打ち込んでて、

顔付き、いつものようにとてもクールだし、普通にやってるな。

                                                          

このラウンドの終盤の互いの一騎打ちでも、滑らかで精度がいいのは亀海さんで、

アルファロ、やっぱりガキゴキしてんだよなあ。

                                                           

3R、アルファロ、右アッパーと左フックってのが、命綱なんだけど、

確かにそれ全部、力感こもってるんだけど、亀海さん、余裕の交わしで、

全てのパンチにフェイントかけて、そこから色んな種類のパンチを、色んな角度から、

強弱色々付けて、そう、万華鏡のように繰り出していくもんで、

アルファロ、もう、とっても対処できてなくて、顔、大分赤くなってたいったんだわ。

                                                           

4R、アルファロ、活路は乱打戦の中で、一発デカイの当てるだけなもんで、

とにかく、距離詰めて、ガツガツやりたがってるんだけど、

亀海さんの動き、早いもんで、それ、なかなかさせて貰えないんだよなあ。

                                                             

元々体の硬いアルファロ、いいのを喰らうと分かり易くて、すぐ膝に来るんだけど、

ちょっとカクカクさせる場面増えていって、何だか終わりが近かそうなんだわ。

                                                         

5R半分頃、アルファロ鼻血で、亀海さん、もう完全にアルファロ見切ってしまって、

試合の初め頃、ちゃんとガードード上げてたのが、左手L字になってるし、

ショルダーブロックやら、スリップピンググアウェイやら、

いつもの日本人相手の時と同じようになってて、もう余裕のヨッちゃんなんだわ。

                                                          

6R、リーチはアルファロの方があるんだけど、長いのは不利だって思ったのか、

彼、益々距離詰めようとしてるんだけど、亀海さん、接近戦も得意なもんで、

ショートブロー、色々ブチ込まれて、体、グズグズになってしまって、

残り40秒ほどのとこで、日本人はまずやんないんだけど、

自分から青コーナーに下がって膝着いて、とにかく一息入れなくちゃダウンで、

何かアドバイスないかって、セコンド振り向いてたんだけど、

それ、長引いたせいか、結局カウントアウトのKO負けになってしまったんだわ。

                                                           

で、ちょっと間抜けな終わり方で、アルファロ文句言ってたけど、

カウント、ちゃんと伝わってたのかって疑問残るし、

こっちも、亀海さんが綺麗に倒すとこ見たかったんだけどね。

                                                          

10月のボクシング、この試合一番期待してたんだけど、終わってみるとあっけなくて、

アルファロ、鋭さ落ちてたし、それなら今の亀海さんの相手にはならないってことで…。

                                                           

                                                           

◆西岡利晃さん×レンドール・ムンロー

                  ……WBC SB タイトルマッチ

36勝(23KO)4敗3分のチャンピオン、34才と、

21勝(9KO)1敗のランク1位、30才・イギリス。

                                                           

殆ど同じ体格なんだけど、ムンロー、頭小さいせいか、デカく見えるね。

                                                          

赤レイジェス対青レイジェス。

                                                         

以前ビデオ見た時、一発KOパンチは無さそうなんだけど、

とにかく、中に入られるとややっこしくなるって感じてたもんで、

西岡さんの右ジャブと、足がポイントじゃないかってだって書いたんだけど、

ホントその通りで、でも、想像してた以上に西岡さん、凄い動きだったなあ。

                                                            

驚いたのは、ムンローに対してもで、

あんなに気持ち強くて、タフなボクサーだとは思わなかったなあ。

                                                         

1R、ムンロー、ガードガチガチ固めて、とにかく、くっ付いてガツガツやりたがってる。

西岡さん、足使って、右ジャブビシバシで、グッドグッドスタート。

                                                            

2R、ムンロー、愚直なタフファイター前面出しなんだけど、

西岡さんも、ボディーにいいいのを見舞ってて、これ意外と突破口かも知れないね。

下意識させといて、上空いたとこ、左ストレートブチ込むって作戦で……。

                                                            

3R、ムンロー、左ストレート、波打つような感じなんだけど、変なタイミング持ってるし、

フィジカルで突破口開こうとしてるし、どんだけ態勢崩れたとこからでも、

綺麗な形じゃないんだけど、とにかくゴンゴン打って来るなあ。

                                                            

西岡さんの右ジャブ、絶好調で、ムンローの入りバナを良く叩いてるね。

                                                          

4R、ここまでのとこ、ペースは完璧に西岡さんなもんで、

ムンロー、このままじゃマズイって、一気反攻で、突っかかって、突っかかって、

明らかなポイントにはなってなかったんだけど、

このラウンド、終わってコーナーに戻ってうがいした時、

西岡さんの吐き出した水、赤く染まってたもんなあ。

                                                          

途中採点、40-36、39-37×2で、勿論西岡さん。

                                                        

5~6R、ムンロー、とにかく追って追って、詰めて詰めてで、

その度に、西岡さん、左に頼り過ぎない、左右のコンビネーション山ほど出して、

そんなに数打って大丈夫かあ、疲れないかあってほどだったんだけど、

ムンローも、いくら打たれても、ホント下がんないボクサーで、凄い戦いが続いたなあ。

                                                         

7R、大きく局面変わったのはこのラウンドで、

それまでも西岡さんのボディブロー、嫌がる素振りあったんだけど、

この回のは、蓄積したとこに効いたのか、ムンロー、明らかにガード下がるほどで、

前進する勢いも落ちて、で、西岡さん、その分勢い増していったんだわ。

                                                            

8R、西岡さん、相手の空いてるとこ、冷静にドコドコブチ込みなもんで、

ムンロー、上も下ものガードで、気持ち、とっ散らかってしまっただろうけど、

あんだけ打ち込まれてもへこたれないムンローもエラくて、

とにかく、踏ん張る、踏ん張るで、感動的だったなあ。

                                                           

ここまでで、79-73×3の6Pビハインドってことは、

のこり4Rで1Pづつ返しても間に合わない訳で、倒しに行かなくちゃいけない訳で、

でも、9R、ムンロー、まだ死ぬ気ラッシュかけられない。

                                                            

もう10Rだってのに、あんたホントに34才?っていうくらい、

西岡さん、相変わらず、右ジャブと連打スピード落ちなくて、

そりゃ、左右の動きに、ちょっとばかり鋭さ無くなってはきたけど、

ムンローのダメージ、落ち込みの方が、比較にならないほど大きかったし、

それに、彼、一気の大逆転の秘策持ってないというか、

今更戦法変えるような器用さは持ち合わせてないというか、

やっぱり愚直な一本気ボクサーみたいで、またもやの左ボディで動き止められて、

死ぬ気ラッシュどこじゃなくて、かえって西岡さんに、それやられてるんだわ。

                                                           

11R、あらあら、ムンロー、右ガード、もう完全に下がってしまってるし、

あんまり前にも出られなくなってしまって、困ってる、困ってる。

                                                            

12R、もうポイント圧倒的なんだし、まだフッとーワークの余力あるんだから、

西岡さん、適当にやればいいんだけど、彼も男っていうことで、

最後の力振り絞ってる相手に対して、まだ真っ向勝負の倒しボクシングで、

起死回生と男気通しがぶつかった最終ラウンドで、ホント凄かったなあ。

                                                              

この回、西岡さん、二回ラッシュかけたんだけど、

そのきっかけになった直撃喰らっても、ムンロー、フラフラ必死の踏ん張りで、

わざわざイギリスから来て、無様なとこ見せられないってとこ見せてたなあ。

                                                         

結局、判定は、119-109×3の完璧3-0で、西岡さんだったんだけど、

それにしても、最後の最後まで、西岡さん、スピード落ちなかったし、

フルショットしてもバランス崩さなかったし、丁寧なフェイントも続けてたし、

ホントに34才かあって、シミジミ感動したなあ。

                                                            

それに、父親が最高に頑張ったとこ、目前で子供に見せることできて、幸せだろなあ。

自分の息子も娘も、父親が頑張ってたっていう記憶ないだろうからなあ。         

まあ、水準に達してない頑張りいくらやっても、人に感動は与えられないだろうけどね。

                                                           

勿論、人にもよるんだろうけど、内山高志さんといい、西岡さんといい、

30才過ぎてから、まだまだ進化する日本人ボクサー出て来たっていうのは嬉しいね。

                                                         

それから、さっき聞いたんだけど、西岡さん、拳痛めたらしんだけど、

久し振りにあんなに打ち込んだもんで、仕方ないのかも知れないけど、

それならこの次は、ウィニングの方が、いいんじゃないかって思うんだけどね。

                                                          

                                                          

この日の試合、山中慎介さんのが見れなかったのは残念だったけど、

格下相手の9RTKO勝ちらしんだけど、

やっぱ、あのカミソリみたいな左、キレてたんだろなあ。

                                                          

どうせ生中継やるなら、日本チャンピオンの試合なんだし、凄い左だし、

直前の番組も、ずらせても何の不都合、問題もないようなのだったし、

そんなら、もう少し時間割いてもいいんじゃないかって思ったんだけどね。

                                                          

                                                       

とにかく、昨日は勝ち負けっていうより、それぞれのボクサー達が、

自分のやるべき事、ちゃんとやり切ったっていう感じがして、爽快感残ったなあ。

                                                           

2010年10月23日 (土)

IBFとかWBOとか……。

ガキの頃、ちょっとした事情あって、自分の腹にちょっとだけナイフ刺したことあって、

そのせいか、刃物系に弱いとこあって、料理手伝うにしても包丁使えないし、

歯医者の尖ったのなんか、並んでるの見るだけでダメなもんで、

もう何十年も歯医者に行ったことなくて、その間、歯痛は根性我慢で克服して、

俺も男ぞって感じ、通してきたんだけど、

どうしても歯医者の世話にならなくちゃいけなくなって、

優しい歯医者、それも出来たら女医さんって条件で紹介して貰って、

昨日行って来たんだわ。

                                                          

そこ、院長まだ30代の趣味がウィンドサーフィンってイケメンで、

何となく、ポルシェかフェラーリ乗ってるような感じで、他にも男の医者二人いて、

勿論指名制じゃないんだけど、希望通り女医さん手配して貰って、

それが30代の、結婚してるみたいなんだけど、とっても綺麗で優しい姐さんで、

他にもアシスタントの女性が5~6人いて、みんな可愛らしくて、

ここが歯科医院じゃなかったら、最高なんだけどね。

                                                         

俺、怖がりで痛がりの根性無しなもんで、そこんとこ宜しくみたいな感じで始めて、

レントゲン撮ったり、視認検査したり、昨日は具体的な治療はなかったんだけど、

それでも、何しろこっちは何十年振りかの歯医者なもんで、

何か設備も凄くて、改造人間にでもされてしまいそうな椅子だし、

目開いてると失礼かって閉じっ放しだし、息かかると失礼かって呼吸止めるもんで、

終わった時は、酸欠みたいになってしまったんだわ。

                                                           

二週間後にレントゲンの結果に基づいて、今後の治療方針決めるんだけど、

また貴方にお願いしますよなんて、妙に下手に出てしまって、

治療内容によって担当が分かれるみたいなんだけど、

男の前で、情けなくなるのイヤなもんで、今から困ってんだよね。

それにしても、なんであんな可愛い子達が、人の口ん中覗く仕事選んだかなあ。

                                                        

                                                        

関西の方で、IBFやWBOに加入しようとする動きあるみたいだけど、

自分、それ基本的に賛成なんだよね。

日本のボクサー達が大きな試合するチャンス、増えるんじゃないかって思うからね。

                                                         

ただ正直なとこ言うと、自分、昔から、チャンピオンとかランキングに対するこだわり、

勿論一応は興味あるし、把握しとこうとは思ってるけど、

そういうことよりは、あのボクサーとこのボクサーが戦ったら一体どっちが強いの?

っていうような方向に、関心が向くことの方が多いもんで、

そういう意味で、色んな試合を見るチャンスが増えるってことに賛成なんだよね。

                                                         

                                                           

それから、ランキングっていえば、自分のボクシングに対する嗜好、

元々、ヨーロッパ型よりはむしろ、アメリカから中南米寄りなもんで、

ゴニョゴニョ型ボクシングがまるで不得意なもんで、

そういうランカーなら、中南米型ノーランカーの方が圧倒的に好きなもんで、

必ずしもボクサーのランキングには拘らないっていう感じなんだよね。

                                                           

                                                         

IBF、WBOの加盟もそうなんだけど、大きな試合チャンスって言えば、

それ以前に、もう少し日本の中での東西交流あってもいいんじゃなかって思ってて、

ランキング見てても、しっかりイメージ湧ききらないボクサー多いんだわ。

                                                           

自分、年に一度有力ジムランキングっての作ってるんだけど、

ベスト30のうち、大体毎年、12~13ほどが東京以外のジムなんだけど、

ボクサーの在籍数からすると、それ相当大きな比率だと思うんだけど、

関西方面のボクサーって知らないんだよねえ。

                                                          

ボクシングマガジンに正規のランキングとは別に、それに続くような、

裏ランキングというか、B級クラスランキングってのが載ってて、

それ自分、凄く興味持ってんだけど、東日本のボクサーは殆ど知ってるんだけど、

西日本のボクサー、もう皆目見当つかないもんなあ。

                                                           

で、まず世界の場を拡げるよりも先に、日本での交流進めるべきだと思うんだよね。

どっちでやるにしろ、旅費とか宿泊費とか上乗せあって、大変だろうとは思うけど、

強いモノ同士の試合、もっと見たいよなあ。

                                                           

録画しておいたな中ら、“バガ―・ヴァンスの伝説” “ロッカー” 見たんだけど、

両方とも、偶然ハートフル系だったんだけど、とっても面白かったよ。

                                                         

                                                           

2010年10月21日 (木)

エキサイトマッチ (10/18)

ジュリア・ロバーツの “愛に迷った時” っての見たんだけど、

主人公の姉、とっても雰囲気あって、ああいう人間っていいよなあ。

                                                         

                                                         

久し振りの “シカゴ” だったんだけど、昔はブラスロックなんて邪道だろがあって、

全く避けてたんだけど、どうした訳か、これがまたいいんだわあ。

                                                         

彼ら、音楽性しっかりしてるし、そもそも、コーラスとっても綺麗で、

年取ったせいもあるのか、好みって変わるもんだなあって……。

                                                         

                                                          

おととい、新人王トーナメント決勝戦に、4R戦と5R戦があるっての、

どうしてかなあって書いたんけど、あの後、あるジムの関係者が教えてくれてね、

通算4勝してないボクサーが混じってる場合は、4回戦になるんだってさ。                                                        

そう言えば、去年も同じようなこと聞いた覚えあるの思い出したよ。

                                                          

ってことは、L級の土屋修平君の相手、中澤将信君も、

準決勝戦、引き分け優勢勝ち上がりだったから、まだ通算3勝しかしてないから、

4R戦になるわけで、ポスターに5R戦ってあるのは間違いってことだよね。

                                                           

                                                        

さてさて、クリチコのボクシングでも見てみようかってことで……。

                                                          

                                                        

◆ビタリ・クリチコ×シャノン・ブリッグス……WBC H タイトル戦

40勝(38KO)2敗のチャンピオン、39才・ウクライナと、

51勝(45KO)5敗1分1NC、38才・アメリカ。

                                                           

相変わらずヨーロッパの試合は、ライティングとカメラワークいいよなあ。

                                                         

クリチコ、5度目の防衛で黒×ゴールドのグラント、ブリッグスは、黒×赤グラント。

                                                          

1R、どうしたことか、この日のクリチコ、初めっから飛ばしてて、

上背とリーチで圧倒しながら、いつもは、チョンチョン左ジャブから入るのに、

いきなりの右クロス連発するもんで、ブリッグス、全く中へ入れないんだわ。

何か、この日のクリチコ、異常にヤル気になってんだわ。

                                                          

2R、ブリッグス、もっとチャカチャカ動かないと絶対無理で、

なにせ、クリチコ、もう目付き真剣だし、エライ戦闘的なんだよね。

                                                          

こうなると、クリチコに敵うボクサーいる訳ないよなあって展開が、

結局最後まで続いたんだけど、もう全く一方的ではあったんだけど、

なんぼ打ち込まれても、ブリッグス、最後まで絶対下がらなかったし、

今までのボクサーだったら、とっくに倒されてるような直撃受けても踏ん張ったし、

もうとても敵いませんわって、諦めて戦意喪失って情けなくもならなくて、

圧倒ポイント差付けられての12Rだってのに、

バカヤロ、一発当てて大逆転だわって、もう体フラフラなのに、

最後の最後まで、何とか右フック合わせようとしてて、エラかったなあ。

                                                         

結局、120-105、120-107×2のパーフェクト3-0のクリチコで、

彼、行く時のラウンドと、ちょっと休むラウンド、上手に使い分けてるし、

とにかく、右フックの打ち方、万華鏡のように多彩で、特に差し込みパンチ抜群で、

低い位置からの左の使い方も、怖い怖いで、もう惚れ惚れしたなあ。

                                                        

一回もダウンなかったのに、107とか105ていうのは、

ほぼダウンと同じでしょっていう、10-8ってラウンドが1回とか3回もあるってことで、

もう、ホント、ボコボコで、やられっ放しだったんだけど、いい試合だったんだわ。

                                                        

それから、いい試合って言えば、ヘビー級だから、そりゃ全体的に遅いんだけど、

だから、いつもなら見過ごしてしまうような、体の微妙な動き、

例えば、バランスの取り方だとか、フェイントとか、出入りのタイミング、

ディフェンスの動きとか、パンチ出しのリズム感だとか、

それに、表情なんかも含めて、とてもジックリ見ることできて、勉強になったんだよね。

                                                          

                                                          

◆タボリス・クラウド×グレン・ジョンソン……IBF LH タイトル戦

20勝(18KO)0敗のチャンピオン、28才・アメリカと、

50勝(34KO)13敗2分のランク1位、41才・ジャマイカ。

                                                        

黒エバーラスト対赤エバーラスト。                                                       

二人ともトランクスとシューズ、グローブのコーディネート上手いよなあ。

                                                         

この試合はダイジェストで、クラウドっての初めて見たんだけど、

凄い一本気のパワフルボクシングで、とっても良かったよ。

                                                              

彼、殆ど全部がフルショットなんだけど、どんだけ大きく空振っても、

全くバランス崩れないのが驚異的で、だからチャンピオンやってんだろうけど、

それ、12Rの最後までズーッとそうなもんで、ホント、タマゲテしまったなあ。

                                                            

クラウド、1Rからメッタ打ちの爆裂パンチで、それガードの上からでもキツそうで、

ジョンソン、参るなあって感じだったんだけど、彼も流石で、

ガードの隙間、上下から巧いこと突いて、ポイント流れ過ぎるの防いでるんだわ。

                                                           

画面、2Rから、いきなり8Rに飛んだんだけど、二人とも殆どスピード落ちてなくて、

ただ、クラウドの方は、相変わらずの爆裂パンチだったんだけど、

ジョンソン、いい加減疲れてしまったみたいで、体、少し緩みがちになってる。

                                                         

次、画面は11Rに飛んで、あらあら、ジョンソン、消耗更に進んでて、

クラウドに寄りかかったり、やたらクリンチ逃げの場面増えてて、

結局、12R終わっての判定、116-112×3って、

28才と41才じゃあ、仕方ないかなって感じだったな。

                                                         

それにしても、一階級違うだけで、ヘビー級より動き大分早いのには驚いたな。

                                                        

                                                        

世の中、大体、イイ男にはイイ女、バカ男にはバカ女が付いてくるってのが普通で、

イイ男とバカ女の組み合わせだと、何か腹立たしかったり、情けない感じするけど、

バカ男にイイ女っていう設定は、微笑ましいというか、何か嬉しくなりませんかあ?

                                                        

                                                         

それと、寒くなると、トイレが近くなりません?

                                                          

2010年10月20日 (水)

後楽園ホール・10月19日

実は最近、自分には変化系の念が出てんじゃないかって思ってんだけどね……。

                                                         

                                                          

昨日は、時松友二さんと木村隼人さんを見に行ったんだけど、

全体に、若干とっ散らかった戦績のボクサー達が多かったんだけど、

第一試合から入場曲とラウンドガール付きっていう、恵まれた開催。

                                                         

                                                                

◆横田佳久君(厚木平野)×森田大介君(角海老)……Fe 4R

1勝(1KO)4敗の26才・神奈川県と、2勝(1KO)2敗1分の20才・愛媛県。

                                                          

横田君、リズム感はそれ程良くないんだけど、とにかく力強く打ててるね。

一方の森田君、打ち出しが優し過ぎで、踏み込みも甘いかなあ。

                                                          

二人とも距離感覚、まだ充分じゃなくて、特に森田君、体立てて距離詰めるよりも、

もう少し離れて、前傾した方がいいと思うんだけどなあ。

                                                          

結局、二人とも全く距離取れなくなって、小さなパンチ交換に終始してしまって、

でも、力強く打ってる分、横田君にポイント流れるの仕方なかったかなあ。

                                                           

ただ、4R40秒過ぎ、横田君右目上ヒットカットされたって、

それ間違いなくのレフェリージェスチャーだったんだけど、

ただそれ、ジャッジ全員に伝わってなかったみたいで、

40-36、40-37、38-38って、おかしな採点になってしまって、

結局2-0で、横田君の判定勝ちだったんだけど、

試合内容も、採点も問題だらけだったなあ。

                                                           

                                                        

◆人見正浩君(横浜さくら)×午膓拓也君(ヨネクラ)……Fe 4R

0勝1敗の30才・神奈川県と、デビュー戦の25才・新潟県。

                                                             

午膓君、ゴチョウって読むんだけど、珍しいよね。

金髪対坊主の対決。

                                                        

1R、人見君、初めから、いい当て勘してて、右クロス合わせるのとても巧くて、

20秒ほどのとこで、まず軽く一発目当てたら、午膓君、クラッとしてしまって、

その後1分過ぎ、またもやの右クロス、今度は直撃して、堪らず午膓君、ダウン。

                                                            

何とか立ち上がりはしたんだけど、何が何だか分かんないとこに、

最後は、右ストレート、これまたマトモだったもんで、二度目のダウンで、お終い。

                                                            

人見君、初勝利、コングラッチュレイション!

午膓君、試合終わっても、何起こったか分かんなかったんじゃないかな。

                                                          

◆不死鳥宮川君(野口)×斎藤信君(セレス)……W 4R

2勝(1KO)4敗の24才・千葉県と、2勝(1KO)5敗の20才・大阪府。

                                                           

1R、宮川君、熊でも倒そうかってほど、力入れ過ぎで、

一発振るごとに体揺れるほどで、勿論、ジャブもコンビネーションもないんだわ。

                                                           

一方の斎藤君、ごく普通の真面目そうなボクシングなんだけど、

頭、殆ど動かさないもんで、見てて危なっかしいんだよね。

                                                             

2R、斎藤君、ディフェンスも良くないもんで、ヒッチの大きい宮川君のパンチ、

それ、オープン気味なんだけど、とにかく、頭いつもそこにあるもんで、

驚くほど簡単に当たってしまうんだよね。

                                                           

3R、ますます動作の大きくなっていく宮川君なもんで、

斎藤君、打ち終わりに合わせれば簡単なんだけど、全く思い付かないみたいで、

結局、徐々に消耗していって、グズグズなっていくの目の当たりだったなあ。

                                                                                                                  

宮川君の荒っぽさ、最後まで変わらなくて、それ通し切るだけのスタミナ持ってて、

勢い余って、4Rにはバッティング減点喰らってたけど、

攻勢は明らかで、39-37、38-37、37-38の2-1で、宮川君。

                                                           

                                                            

◆須山龍一君(京浜)×金内卓也君(横田S)……Fe 4R

0勝1敗1分の28才・東京都と、0勝1敗の20才・東京都。

                                                            

初勝利目指し組なんだけど、二人、とても対照的なボクシングなんだわ。

                                                          

金内君、とにかくピョンピョンフットワークの使い手で、

左伸ばして飛び込んではトコトコ当てて、すぐ飛び退くってスタイルで、

一方の須山君、何とか間合い詰めて、ガツガツやりたそうなんだけど、

もう全く、ついて行けなくて、空回り、空回りの連続なんだよなあ。

                                                         

ただ、金内君、正面切って打ち合うボクシングじゃなくて、

チョン当て逃げ逃げだし、須山君の方も、打ち合いになりそうになると、

これがまた、すぐ頭下げてしまって、要するに二人共、ちょっと怖がり同士みたいで、

で、当然、全く盛り上がんないもんで、場内、ザワザワ私語だらけになってたなあ。

                                                             

スコア付けようもないようなラウンドが続いて、相手グルグル回りっぱなしだし、

須山君、もう面倒というか、どうでもよくなってしまったのか、

4R、手が止まってしまって、残り40秒ほどのとこで、フェリーストップエンド。

                                                           

                                                           

◆濱田健一郎君(横浜さくら)×澤田純一君(セレス)

                         ………Mm 4R

3勝3敗の23才・神奈川県と、3勝(3KO)4敗の24才・千葉県。

                                                             

金髪対赤毛。

二人共、ちゃんとしたボクシングしてて、濱田君、リズム感、バランスとってもいいね。                                                           

澤田君の方は、ちょっと振りが大き過ぎで、それ、戦績反映してるね。

                                                           

二人、戦闘的ガツガツボクシングなもんで、それにお互い正面に立ち過ぎなもんで、

1Rから、澤田君、左眉辺りバッティングカット。

                                                        

2R、派手さでは負けてるけど、濱田君、確実にヒットポイント重ねてるんだけど、

実は二人とも、攻撃に工夫が足りなくて、とっても単調単純なんだわ。

                                                            

気持ちと基本はしっかりしてると思うんだけど、とにかく自分都合のボクシングで、

もっと相手の動き見て、打ち出しや、打ち終わりに合わせてみたり、

左右の動きで相手を揺さぶってみたらいいと思うんだけどなあ。

濱田君も澤田君も、何かヒント掴んだら、化けると思うんだよね。

                                                                                                                           

結局は、的確さの点で、39-37、39-38、38-38の2-0で、濱田君の勝ち。                                                         

                                                          

採点コールする時、まだ研修中の例の “ラウンドホ―” のリングアナ、

39-38、赤、濱田選手、39-37、赤、濱田選手って、

三人目のジャッジの採点、どうでもよくなってしまうようなコールしてしまって、

直後に、それは違うだろって、レフェリーに注意されてたっけなあ。

                                                           

それにしても、この日、このカードで、こんなに客呼べるかあってほど混んでて、

何か召集かかったんだろね、きっと。

                                                              

                                                              

◆坂入裕君(野口)×外崎亘君(KG大和)……SB 4R

1勝0敗の18才・東京都と、デビュー戦のサウスポー、21才・青森県。

                                                           

外崎君、エライ、ヒョローッとしてて、5㎝以上相手よりデカイし、顔小さっ。

                                                          

1R、坂入君、勿論、中入ってかましたいんだけど、

外崎君も、いきなり殴りたいみたいで、ジャブ突いて距離取ろうとはしないんだわ。

                                                          

それに外崎君、あんまり動きいいとも思えなくて、残り15秒ほどのとこで、

やっぱりつかまってしまって、返しの右フック喰らって、思わずバランス崩してたね。

                                                          

こりゃ外崎君、早い段階でやられてしまうんじゃないかって思ってたんだけど、

2R以降、もう完全に自分の距離じゃないとこからの必死頑張りで、

長い手が余ってしまってるし、当て勘も良くないんだけど、引かない、引かない。

                                                            

でも、いかにも相手に寄られ過ぎで、伸びあがった態勢からは強いの打ちにくいし、

見栄え的にも良くなくて、たまーに打つ右ジャブ、凄いいいのに、それ続けなくて、

4Rに入ると、もう大分消耗してしまって、手数も減っていったんだわ。

                                                           

坂入君の方も、決め手に欠けるんだけど、打ち込まれるってことなかったもんで、

僅差で、坂入君かなあって見てたんだけど、

39-38×2、38-39の2-1で、外崎君の判定勝ち。

                                                            

坂入君サイドにとっては、多分言いたいことあると思うんだけど、

そういう、微妙な試合やってしまった時点で、反省だと思うんだよね。

                                                         

それにしても外崎君、あんないい右ジャブ持ってんだから、

もっと、自分の長所生かして、距離作るようにすれば、良くなると思うけどなあ。

でもまあ、デビュー戦だし、カア―ッてなって、我忘れて当然なんだろうけどね。

                                                           

                                                        

◆小山田太郎君(KTT)×西岡正君(コ―エイ工業小田原)

                            ………LF 4R

デビュー戦の17才・山梨県と、0勝3敗の31才・三重県。

                                                           

観客異常に多かったのは、結局小山田君の応援団で、

デビュー戦だってのに、タオルもノボリも出来てて、

それに、激励賞の数も半端じゃなくて、20個以上もあって、

タイトル戦やってもそんなに集まらないこと多いのに、タマゲてしまったよ。

                                                              

彼、よっぽどの人気モノなのか、実家の御威光凄いのか、

多分、後の方だと思うんだけど、とにかく、訳分かんないオバサン、年寄り山盛りで、

山梨からドッとやって来た応援団200人以上、後楽園ホール、初めてみたいで、

やたら動き回るし、立つし、煩いしで、ヒドかったなあ。

                                                          

みんな写メ撮りまくりだし、どんだけ凄い子かって見てたんだけど、これが全くで、

相手の0勝3敗の31才ボクサーも、全くヤル気感じられなくて、

1~2R、左だけチョンチョン出すだけで、右殆ど出さないし、力抜けてるし、

なんか、イヤーな感じしてきてしまったもんで、タバコタイムに突入。

結果1-1の引き分けらしくて、要するに二人ともガッカリ組みみたい。

                                                          

                                                           

◆国本卓大君(横浜さくら)×橋本雅樹(高崎)……Fe 6R

5勝(1KO)5敗の23才・神奈川県と、5勝(2KO)4敗の25才・宮城県。

                                                          

鈍重ヘビー級ボクサーの試合みたいになってしまって、

二人とも、接近戦好きみたいなんだけど、その割にショートブロー巧くなくて、

トランクスに “愚直” って刺繍通りのボクシングだったなあ。

                                                          

橋本君、ホントは、もう少し距離取ってやりたがってたんだけど、

相手がゴリゴリ押して来るし、終了ゴング後に殴られるし、気の毒だったなあ。

2R、その反則減点あったとこで、今度はコーヒータイムゲット。

                                                           

                                                            

◆時松友二君(熊谷コサカ)×闘魂タクロ―(ワタナベ)

                           ………F 6R

6勝(1KO)2敗のサウスポー、28才・大分県と、

5勝(3KO)4敗1分の23才・栃木県。

                                                           

タクロ―君、凄いリングネームなんだけど、とても礼儀正しくていい子なんだよね。

                                                          

時松君は、新人戦から全部見てて、ちょっと話する位の知り合いなんだけど、

決して強くはないんだけど、いつも全力出しボクシングなもんで、いいんだわ。

                                                       

1R、タクロ―君、ボクシングそのものは名前通りで、とにかく左フック命で、

それ結構殺人的で、ちょっとF級ボクシング離れしてるんだわ。

                                                          

一方の時松君、一時の変則構え、大分是正されてきて、

この日は、左右の動きやサークリングで、相手の飛び込み避けつつ、

タイミングのいい左右打ち込んでて、なかなかのグッドスタート。                                               

ただ、結構激しい動きするもんで、最後まで持つのかってのが課題なんだわ。

                                                          

2R、タクロ―君の大振り左フック、ちょっと遅れて出て来るもんで、

変なタイミングで当たる危険もあって、時松君、結構スリルあるんだよね。

                                                           

3R以降も、同じような展開で、一発大直撃させたらお終いにできるって雰囲気で、

タクロ―君、何とか詰めようとするんだけど、時松君、常に距離保ってる。

                                                       

6R、時松君、動くし打つしで、もうスタミナ、シンドくて、口開いてしまってるんだけど、

負けてたまるか根性で、必死で集中力保ち続けて、

そりゃ、タクロ―君のよりどころの左、全く被弾しないって訳にはいかないもんで、

顔面、かなり傷んでるんだけど、最後まで気合い込めて手出し続けて、エラかったな。

                                                           

で、結局、59-56、58-56×2の3-0で、時松君完勝。

                                                        

後で見たら、時松君、両眼下辺り、赤タンだったし、

タクロ―君も右目上、相当腫れてたなあ。

                                                         

あれっと思ったら、横に宮崎辰也君が来てくれて、彼、この日も知り合いの応援で、

実は最近、宮崎君の応援するボクサーの勝率、あまり良くないんだけど、

とにかく、並んで、時松君の試合見てたんだけど、

彼、偶然時松君のプロテストに立ち合ってて、

その時は、もっとオーソドックな構えしてたけどなあって言うもんで、

何でああいう変則構えにしたのか教えてあげたよ。

                                                            

この後、リングで誰かの為のテンカウントと、突然のお笑い芸人登場ってことで、

三度目の休憩タイム。

                                                       

で、ワタナベジムの佐々木トレーナーと話させて貰って、

佐藤洋輝君が、最近突然巧くなった理由質問して、時松君とお疲れ挨拶して……。

                                                         

それにしても、彼、あんな顔になってしまって、翌日もっとヒドくなると思うんだけど、

確か彼、大学職員やってるんだけど、大丈夫なのかなあ、

それに、これから熊谷まで帰るもんで、大変だなあって。

                                                          

                                                            

◆木村隼人さん(横浜さくら)×モービル・マーチン(中日)

                             ………B 8R

16勝(11KO)3敗の21才・神奈川県と、4勝(2KO)0敗の25才・ウガンダ。

                                                       

マーチンっての初めてだけど、ワンワンボクサーなのかなって見てたんだけど、

これがまた大間違いで、稀に見るガンガンファイターで、凄い試合だったんだわ。

                                                            

こっちは、木村さんの復帰戦、どうなのかなって軽い気持ちだったもんで、

その落差に、自分でもタマゲテしまったな。

                                                        

アフリカンそのままの漆黒ボクサーのマーチン、体、全く弛んでないし、

1Rから、想像以上のフルスロットルで、っていうのは、

彼、前日計量シンドかったって聞いてたもんで、心配してたんだけどね。

                                                                

とにかくマーチン、もうガンガンで、木村さんもそれ得意なパターンなもんで、

お互い、いきなり物凄い右、ブン廻し合ってて、どっちか当たったらお終いだぜ。

                                                           

マーチン、同郷の漆黒ブラザーズ、結構応援に来てて、

一人が、民族太鼓ドンドンやるもんで、係員に注意されてんだよね。

                                                          

3R、二人の戦闘的なパフォーマンス、益々勢い付いていったんだけど、

木村さん、マーチンの右で、左目下辺り腫れてしまってドクターチェック。                                                         

ただ、木村さんの方も、強烈ボディぶち込んで、マーチン、明らかに嫌がってる。

                                                           

4R、木村さん、相手の荒技系にちょっと巻きこまれ気味になってしまって、

少し振り過ぎなんじゃないのって感じで、バランス崩す場面も増えていくし、

例のウガンダ応援団、何度注意されても止めないもんで、

ついに太鼓没収されて、こっちも色々見てなくちゃならないもんで忙しい、忙しい。

                                                            

5R、なんでそうなのかなあってほど、木村さん、頭位置動かさないもんで、

マーチンに、細かいワンツー打ち込まれっ放しで、これは大問題で、

ガードの間、際限なく突かれてしまって、いくら軽いパンチだって言っても、

そんなに数多く打たれればダメージ、溜らない訳ないわけで、

その上、左目付近負傷してるってのに、何考えてるのってことで、

間違いなく、ボディブローは効果満点ではあるんだけど、

その前に、そのディフェンス何とかしないとって感じなんだわ。

                                                          

6R、プレスかけてんのは、ずっと木村さんの方なんだけど、

マーチン、ちょっと当てバックステップ抜群で、木村さん、やられっ放し。

                                                        

7R1分半前、木村さん、やっとこさ右ストレート直撃させることできて、

流石のいいパンチだったもんで、明らかにマーチン、ダメ―ジ大きくて、

木村さん、ここは一気の爆発追撃時なんだけど、何だか思うようにならなくて、

それまでのコツコツ被弾で、やっぱり相当消耗してるみたいなんだよね。

                                                               

8R2分過ぎ、木村さん、左目ドクターチェックで、切れて血ダラダラじゃないんだけど、

隣の宮崎君、あれ危いっすよ、加藤(善孝)さんもやった眼窩底っぽいですからって、

で、木村さん側のセコンドも呼ばれて、結局そこでストップエンド。

そのケガ、3Rのマーチンの有効打に基因してるもんで、木村さんのTKO負け。

                                                           

キツイこと言うようだけど、木村さん、あのディフェンスだと全くダメで、

そりゃ最後、かなりのとこまで、相手追い込んだんだけど、

倒しきれなくて判定に持ち込まれてたら、イーブンか負けてたと思うんだよね。

                                                          

あれ、ホント致命的な欠陥だから、体の為にも、絶対直さなくちゃね。

                                                        

それにしても、木村さんとこの応援団の中のあのオバサン、怒鳴りまくって、

そりゃ熱入ってるんだろうけど、若いんだから出来る、出来るってのはないよなあ。

                                                        

                                                             

坂本博之さんとこのSRSジムの錨吉人君、昨日プロテストだってね。

彼、落ちようがないと思うけどね、デビュー楽しみだなあ。

                                                           

2010年10月19日 (火)

(東)新人王決勝戦ポスター

BSチャンネル、スクロールしてたら、“TOKYO JAZZ FESTIVAL” とかやってて、

自分好きなジャズ、’50~60年代限定なもんで、殆ど胸躍んなかったんだけど、

ちょうど、マーカス・ミラーがN響と共演してて、そこに、老眼鏡かけた黒人のデブ老婆、

少し足元おぼつかなさそうにも見えて、ピアノ弾きながら歌ったんだけど、

何と彼女、あの “Killing Me Softly” のロバ―タ・フラックだったんだわ。

                                                          

どっかで聞いたことある歌声だなあとは思ってたんだけど、

あまりにも、見てくれ違ってしまってたし、声にもハリ無くなってて、

ただただタマゲてしまって、自分、年取るはずだわって、シミジミ思ったな。

                                                           

                                                            

少し前、11月3日開催の東日本新人王トーナメントのポスター、ゲットしたんだけど、

24人のこの写真、多分、9月末の準決勝戦当日、試合直前に撮ったんだと思うけど、

眺めてたら、色々思い付いたもんで、ちょっと書いておくね。

                                                           

準決勝戦だからといっても、ボクサー達の会場入り、勿論マチマチだったもんで、

つまり、軽いクラスほど入場早くて、重くなるほどユックリ目なもんで、

写真見ると、B級以上は普通に素手でのファイティングポーズなんだけど、

Mm、LF、Fと、SFの一人は、既にバンデージ巻いてて、ホント直前って感じ。

                                                           

一番最後、M級なんだけど、伊藤修平君(ドリーム)、折角写ってんのに、

結局、拳痛めて棄権なんだけど、怪我する数時間前のいい笑顔なんだよね。

                                                            

彼、あの日、1RKO勝ちだったんだけど、どの辺でケガしたのかなあ。

24人の中で、ホント彼だけ唯一、歯を見せてニッコリ笑顔なんだよね。

絶対の優勝候補で、土屋君と共に、修平チャンプ誕生だと思ってたんだけどね。

                                                         

決勝は、4ラウンドじゃなくて5ラウンド戦なんだけど、

ポスターにはMmとLFだけ、4ラウンド戦ってなってるんだけど、そうだったっけ?

だとしても、その意味分かんないよね。

                                                           

ポスター写りから色々分析してみると……。

                                                          

◆坊主頭……SFe以上の、荒井翔君、林欽貴君、伊藤修平君の三人。

      (ボクサー、すぐヘアスタイル変えるから、当日は分かんないけどね。)

                                                          

◆ヒゲ……有り12人、無し12人。

       有り対有りが一試合、無し対無しが一試合で、

       残り10試合が、ヒゲ有り対ヒゲ無しの対決。                                                         

                                                            

◆怖い顔ベスト3……伊藤修平君、土屋修平君、大橋建典君。

                                                          

◆優しい顔ベスト3……原隆二君、林欽貴君、清水大樹君。

                                                          

◆番外ソックリ顔……堤英治君(若い頃のジャン・レノ)

                                                         

◆いかにも強そうな構えベスト3……土屋修平君、山田智也君、大橋建典君。

                                                          

◆ちょっと弱そうな構えベスト3……岩崎和雄君、林欽貴君、小野田昌史君。

                                                            

                                                          

ここからは、データに基づいて……。

                                                         

◆複数ボクサー出しジム……角海老5名、横浜光、ドリーム各3名、

                  ワタナベ、石神井S各2名。

                                                            

◆出身地……東京都7名、あと福岡県、山形県、北海道が各2名、他各1名。

                                                         

◆オーソドックス22名、サウスポー2名。(例年に比べてサウスポーが少ない。)

                                                          

◆最年少……コーチ義人君・19才。(10代は一人)

                                                            

◆最年長……輪島大千君・33才。

                                                        

◆平均年齢……24.2才。

                                                             

◆全勝ボクサー対決は全部で4試合。

                                                         

・安慶名健君・4勝(3KO)×原隆二君・3勝(2KO)

・佐藤宗史君・5勝(3KO)×清水大樹君・6勝(2KO)

・大橋建典君・5勝(4KO)×コーチ義人君・6勝(2KO)

・中澤将信君・4勝(1KO)×土屋修平君・6勝(6KO)

                                                             

◆その他の全勝ボクサー……堀陽太君・6勝(3KO)、堤英治君・4勝(3KO)、

                  関豪介君・4勝、荒井翔君・4勝(3KO)、

                  高橋光政君・6勝(2KO)、岩崎和雄君・3勝(3KO)。

                                                            

つまり24名のうち、14名が全勝ボクサー。

そのうち全てKO勝ちっていうのは、土屋君(6戦6KO)と、岩崎君(3戦3KO)で、

二人とも、これまで2R以上の試合はしていない。

                                                           

◆平均的戦績……4~5勝(2~3KO)0~1敗。

                                                           

                                                           

最後にまたポスターに戻って、顔と構えだけの勝ち負け。

                                                           

・Mm……安慶名健君×原隆二君→→→→  安慶名君。

・LF…… 山口隼人君×多打魔鎖獅君→→→山口君、

・F………堀陽太君×平龍太郎君→→→→→堀君。

・SF……清水大樹君×佐藤宗史君→→→→佐藤君。

・B………堤英治君×高橋康弘君→→→→→堤君。

・SB……大橋建典君×コーチ義人君→→→ 大橋君。

・Fe…… 小野田昌史君×関豪介君→→→→関君。

・SFe……荒井翔君×高畑里望君→→→→ 荒井君。

・L………中澤将信君×土屋修平君→→→  土屋君。

・SL…… 山田智也君×高橋光政君→→→  山田君。

・W………林欽貴君×輪島大千君→→→→ 輪島君。

・M………岩崎和雄君×伊藤修平君→→→ 伊藤君だったんだけど……。

                                                          

2010年10月17日 (日)

後楽園ホール・10月16日

10月からタバコ、一箱110円も値上げしやがって、

何で今、そんな強気な値上げできるのかって、意味分かんないね。

                                                          

納得いかないから、じゃあ少し減らしてやろうかとも思ってるんだけど、

奥さんの知人の話、いっそ止めてやるかって、手元にある分だけ吸ったら止めるって、

値上げ前に10カートンも買い溜めして、110円×10箱×10=11,000円浮かした、

って言ってるらしいんだけど、あと2,000本吸ったら止めてやるって話、

どう考えても、現実性乏しいよなあ。

                                                          

                                                         

昨日は、中4日の後楽園ホール。

                                                         

競馬はダメだったんたけど、っていうか、自分の場合、当たることの方が稀で、

大体80レースに1本くれば大儲けっていう、2,000倍馬券狙いなもんでね。

                                                           

で、とにかく、競馬は負けたんだけど、

昨日珍しく、衛星NHKが104チャンネルっての使って、野球の番外放送やってて、

ジャイアンツが阪神に勝ったもんで、気分良くして、電車に乗ったんだわ。

                                                        

◆細貝淳君(W日立)×フランキー三浦君(ドリーム)

                          ………SB 4R

3勝4敗の28才・福島県と、デビュー戦の21才・青森県。

                                                         

8戦目相手にデビュー戦てのも大変そうなんだけど、

見た限りでは三浦君、アマ経験者じゃなさそうだね。

                                                          

二人とも、ガキゴキしたボクシングなんだけど、とっても気持ち溢れてたね。

                                                          

試合経験の差出たか、三浦君いかにも手数少ないスタートだったんだけど、

2R以降、度胸決めたらしくて、ドンドンかかって行ってたよ。

                                                         

細川君、ちょっと頭から行き過ぎってとこもあるんだけど、

それより、殆どのパンチが外側から出過ぎで、打った後の腕の引きも遅いもんで、

ガード、ガラガラになって、随分喰らってしまったなあ。

                                                         

で、3R以降、細川君、大分疲れてしまって、動きタルくなってしまって、

踏ん張りも効かなくなったせいか、残り10秒前後のとこで、

三浦君のパンチ、軽くかすった程度だったんだけど、その後押されて、思わずダウン。

自分にはスリップにしか見えなかったんだけど、カウント入ってしまったなあ。

                                                            

そうなれば結局、39-36×2、38-37の3-0で、三浦君の勝ち。

                                                            

彼も、打ち合いになると、腕離れ過ぎてガードおろそかになるとこあるんだけど、

とにかくデビュー戦勝利、嬉しいよね、オメデトね。

                                                          

                                                       

二試合目、いかにもって感じの怖がり同士みたいのが、ゴニョゴニョやり始めて、

知り合いだけがハラハラするような、全く明日が見えて来ない試合で、

三試合目も、開始ゴングと同時に、驚いたことに、お互いソーッとにじり寄って、

まるで示し合わせたかのように、頭寄せて、もみ合いみたいな事始めたもんで、

お陰で、タバコは吸えるし、翌日の競馬予想の時間もできてしまって……。

                                                            

                                                          

◆品部正秀君(ボーイズ水戸)×兼丸善広君(ワタナベ)

                          ………B 8R

5勝(2KO)5敗2分の27才・愛媛県と、6勝(4KO)2敗の32才・東京都。

                                                          

兼丸君、正統派のちゃんとしたボクシングするんだけど、

とにかく、くっ付いてやりたがる相手だったもんで、技見せるとこなかなかなくて、

途中、切れてしまわないかって心配したんだけど、最後まで集中してたね。

                                                          

一方の品部君、腰折ってガードガチガチにして、にじり寄るフットワーク、

何だか、とにかく美しくなくて、これ一本でここまでやって来ましたっていう、

真面目さは感じるんだけど、相手の嫌気待ちボクシングみたいで、

とにかく、アイデア不足で、攻撃単調過ぎなんだよなあ。

                                                         

兼丸君、左ジャブ多発しながら、足使って、相手ガードの隙間根気よく突いて、

4Rには、それまでの右フックの積み重ねで、相手の左目上、ヒットカットさせたね。

                                                         

5R、品部君、傷のドクターチェック受けて、このままだとストップかけられそうだって、

ギアアップして、攻め込みプレス、更に増してくんだけど、

何分、そこからのアイデア、極端に欠けてるもんで、なかなか挽回にまで至らなくて、

結局6R1分過ぎ、再度のドクターチェックでストップかかって、兼丸君のTKO勝ち。

                                                           

兼丸君、やり難い相手に最後まで集中力切らさなくて、グッドパフォーマンスで、

フットワークも、左ジャブも、右ショートアッパーも、とても良かったなあ。

                                                            

                                                        

◆緒方勇希君(角海老)×山崎武人さん(本多)……Fe 8R

10勝(2KO)1分の26才・佐賀県と、

10勝(2KO)9敗のランク12位、28才・千葉県。

                                                          

1R、山崎さんの方が3㎝ほど上背あって、スタンス広くして、巧みなフェイントで、

一方の緒方君、仕掛けて来る相手に対して、合わせるタイミング探ってるね。

                                                         

2R、山崎さん、とってもいいジャブ打つんだけど、そこから先が勿体なくて、

ジャブがジャブだけで終わってしまって、却って見栄えのいいのを喰らうんだわ。

                                                         

3R、山崎さん、こんなに雑なボクシングだったっけ? っていうほど単調で、

教則本みたいなワンツー一本槍で、相手のパンチに合わせるとか全くなくて、

そろそろ緒方君に、見切られそうなんだよなあ。

                                                          

4R、同じようなパンチ当てられても、山崎さんの方が体の揺らぎ大きくて、

このままじゃヤバイって思ったか、山崎さん、距離縮め始めたよ。

                                                          

5R、緒方さんも頭とか上体動かす方じゃないし、右ガード下がり過ぎなもんで、

右顔面が的になりやすくて、なんでそんな簡単な左喰らうかなあってとこあって、

結構ハラハラする試合多いんだけど、この日は相手の単調さに助けられたな。

                                                            

ここまでのところで、山崎さん、結構被弾数あって、随分顔面紅潮してたんだけど、

7R半分頃、緒方君の切れのいいワンツーまともに浴びると、メッキリ弱ってしまって、

ここぞって緒方君攻め込んで、途中決着もあるかなって思わせたんだけど、

山崎さん、そこから頑張って、踏ん張って、折角のランキングってこともあるし、

例の左フック中心の反攻開始で、意地ラッシュ。

                                                           

8R、二人とも負けてたまるか大ラッシュで、特に山崎さん、相当疲れてたと思うけど、

最後の最後まで、場内盛り上げるような、頑張りだったなあ。

                                                          

結局判定は、79-75、78-75、77-76の3-0で、緒方君。

                                                           

緒方君、いつも何となく勝ってしまうという、ちょっと不思議なボクサーなんだけど、

やっぱり、あのガード少し気になるよなあ。

山崎さん、残念、この日はいかにも単調過ぎたよね。

                                                         

                                                          

◆洞平勝賢君(シャイアン山本)×前之園啓史君さん(石丸)

                           ………SB 8R

7勝2敗2分の20才・千葉県と、

12勝(5KO)2敗2分のランク10位、25才・鹿児島県。

                                                           

洞平君、いつものようにキビキビ動けてて、順調な滑り出しなんだけど、

前之園さんも、なかなか反応いいんだわ。

                                                            

2R、洞平君、しなやかな上体から変化に富んだパンチ出しなんだけど、

前之園さんのなぎ倒し右フック、空振っても威力十分で、対照的な勝負なんだわ。

                                                          

3R、もう少し距離詰めて、打ち合いに持ち込みたい前之園さんなんだけど、

そのタイミング見計らってるんだけど、二次、三次の詰め要るんだよなあ。

                                                         

4R、そのチャンス、やっと巡って来て、前之園さん、洞平君を南側ロープに詰め、

一気呵成のラッシュかけて、一瞬で男の殴り合いに突入。

                                                         

5~6R、洞平君、とにかく動きは抜群なんだけど、悲しいかなパンチ力無くて、

基本、チョンチョン突っつくようなボクシングになってしまって、

一方の前之園さんも、体硬いし、そもそも器用な方じゃないもんで、

二人とも、なかなか思う通りの展開にならないんだけど、

有効打的には、前之園さんかなあって感じが続いたんだよね。

                                                         

7~8R、洞平さん、ホントいいボクシングするんだけど、

たまにはスピード犠牲にして、もっと一発一発に力込めて、

倒すような気持ちで打ってみたらどうかって、そうすればパンチに緩急もできるし、

試合のリズム感も良くなると思ったんだよね。

                                                           

結局、そのリズムの単調さが、ランク取りの必死さを感じさせないんじゃないかって、

間違いなく、地道にコツコツ当ててたとは思うんだけど、

微妙なとこで、見栄えの点で後れ取ったんじゃないかって思ったんだよね。

                                                       

判定、割れるんじゃないかって予想してたんだけど、

78-76、77-76×2の3-0で、前之園さんの勝ち。

でも、控室への通路で、前之園さんも納得いってない表情だったけどね。

                                                          

                                                          

◆加藤善孝さん(角海老)×佐藤豊君(ヨネクラ)……L 8R

17勝(5KO)4敗1分のランク9位、25才・茨城県と、

9勝(3KO)9敗3分の32才・宮城県。

                                                          

とにかく加藤さん、久し振りの勝利目指して、ケガ復帰後の第一戦目だし、

負ける訳にはいかないもんで、ってあんなボクシングになってしまったんだろね。

                                                       

正直、今まで自分見た中の、一番残念な試合で、彼、違う人に見えてしまって、

途中、この間の傷、大丈夫なのかあって心配になるほどだったんだわ。

                                                        

相手の佐藤君、典型的な暴力系、街中の乱闘で効力発揮するタイプの、

ジャブもクソもあるか型で、とにかくガチャガチャの中でやりたがるんだわ。

                                                         

1R、加藤君、久し振りのリングだし、ましてや相手、あんな感じだし、

雑にやって負けていい立場じゃないしって、当然の慎重なスタート。

                                                         

でもでもでも、加藤さん、結局1Rのこの慎重さから最後まで抜け切れなくて、

途中、セコンドから厳しいアドバイスあったにもかかわらず、修正できなくて、

自分でも反省するとこ沢山あったと思うなあ。

                                                         

そりゃ佐藤君、基本1勝1敗ベースのボクサーなんだけど、

全て渾身の一振り命で、それも体ごと、頭ごと突っ込んでく感じなもんで、

簡単にはカウンター取れないんだけど、だからこそ加藤さん、

自分から仕掛けるべきなんじゃないかって思ったんだよね。

                                                                                                                       

結局加藤さん、慎重さが災いして、相手見てる時間多過ぎだったもんで、

却って佐藤君に、飛び込みのタイミング与えることになってしまったんだわ。

                                                           

2R、頭ぶつけられて、加藤さん、左目上バッティングカットされてしまったんだけど、

3R、5Rってとってもいいワンツーで攻めてたはいたけど、

6Rには、トンって軽いフック合わされてしまって、フラッシュではあったけど、

ダウンはダウンっての喰らってしまって、もうホント、いいとこ無しだったなあ。

                                                        

加藤さん、終始、攻撃は単発だし、自分から仕掛けることなかったし、

ボディからのコンビネーションブローもなかったし、

元々、そんなに器用な方じゃないもんで、途中から変身するっての無理なんだから、

やっぱり、1Rの入り方が最後まで尾を引いたとしか考えられなかったなあ。

                                                           

今回は、いろんな背景あったから、仕方ないとこあったけど、

今度また、あんなのは絶対ダメだからね。

                                                           

この日の加藤さん、とても “DEEP IMPACT” って感じゃなくて、

まるで “CHEAP IMPACT” だったもんなあ。

                                                           

それにしても、佐藤君の方も、輪をかけて情けなくて、

7Rと8R、もう逃げまくりの、延々グルグル廻りっぱなしで、

それ、リードしてるって感違いからなら、情けなさ、度を超えるんだけど、

もし、加藤さんの右フックに痛めつけられた左目上の具合が悪かったんなら、

玉砕戦に出るか、ギブアップするか、どっちかしかないわけで、

まるでメリーゴーラウンドみたいに廻りまくって、それレフェリーに注意されるほどで、

終わってから、気まずそうに加藤さんに頭下げてたけど、

それ、違うんじゃないかって思ったんだよね。

                                                           

結局、佐藤君が最後、全く打ち合わないもんで、加藤さん、命拾いで、

77-74、77-76、76-78の2-1で、ホントの辛勝。

二人とも、大反省だな。

                                                            

                                                          

◆天笠尚さん(山上)×東上剛さん(ドリーム)……Fe 8R

15勝(12KO)4敗2分のランク2位、24才・群馬県と、

9勝(2KO)8敗3分の30才・大阪府。

                                                           

二人ともだ―い好きなボクサーなもんで、困るんだよなあ、こういう試合。

                                                            

あれーっ、天笠さん、入場曲ないんだあって思ってた途端の1R、

何だか、この日の天笠さん、敢えて曲無し入場にして、

初心思い出して、自分自身に、カツ入れ直したんじゃないかって思ったんだよね。

                                                           

そう感じたほど、この日の天笠さん、ゴング鳴った途端からフル回転で、

いつもは、ちょっと相手見てからのプラン決めなんだけど、

とにかく、初めから真面目フルショット命、大全開。

                                                           

一方の東上さんも、天笠さんの勢いに押されること無く、タイトな立ち上がりで、

いろいろ考えのこもった動きができてて、仕掛け負けしてないんだわ。

                                                        

2R、天笠さん、ヒョローッとしてるし、パンチ打つ形も何となくぎこちないんだけど、

どこにそんなパワーあるかってほどの強打、連発して打って来るもんで、

ハードパンチャーじゃない東上さんとしては、手止めたら絶対ダメなんだけど、

残り1分切ったとこ、一瞬の間できたとこ、ヒョイと左打ち込まれてしまって、ダウン。                                                          

でも、タイミング・フラッシュダウンなもんで、東上さん、助かった、助かった。

                                                       

3R、二人とも、普段、ホント静かな大人しい感じだっていうのに、

リング上の、この凶暴さは何だあって感じの激闘で、正に男の殴り合い。

                                                          

4R、天笠さん、まるで手長エビみたいな両手使いで、だけど、接近戦も巧くて、

あんな長い腕なのに、上手に肘畳んで、打ち上げたり、差し込んだり、それ早いし、

態勢を崩したとこからも打ち込んでいくし、まるで、北斗の拳みたいなんだよなあ。

                                                             

東上さん、単調になったり、止まると、一気につけ込まれるから、要注意、要注意。

                                                          

5R、東上さん、天笠さんの一気攻め何とか凌いで、反攻に転じて、

実は天笠さん、ガード緩いのが弱点で、そこポイントなんだけど、

そこ粘っこく突いて、結構いいの当てて、展開が一方的になるの食い止めてるよ。

                                                           

だけど、常に先に仕掛けないとやられてしまうもんで、もう大変なんだけど、

東上さん、もう少し左右に早い動きする必要あって、直線的に前後し過ぎで、

天笠さんの見栄えいいの、当てられ過ぎだなあ。

                                                           

前のラウンドでバッティング出血した、天笠さんの左目上のドクターチェック。

                                                           

6R、天笠さんの、細かくて多彩なパンチ、色んな角度から強く出て来るもんで、

東上さん、なかなか避けきれなくて、大分顔赤く腫れてきて、

被弾の凄まじさ見えるんだけど、あれだけ喰らって倒れないってのも凄くて、

東上さん、一歩も引かなくて、そりゃ勝ち負け拮抗してるし、パンチ力も無いんだけど、

とにかく、コノヤロ、コノヤロって気持ちに溢れてて、見てて心躍るんだよね。

                                                            

7~8R、目立ったのは、却って東上さんのラッシュの方で、

天笠さん、相手のパンチ避けるの、ブロッキングよりダギング主力なもんで、

体伸ばされて、あわやの場面もあったんだけど、天笠さんも一方的にはさせなくて、

とにかく、二人の殴り合い、ボクシングってのは、こうでなくちゃってくらいの全力戦で、

最後は、ポイントなんか関係ねえぜ、とにかくブッ倒してやるって、

リング上、アドレナリン、ジャブジャブに溢れかえってて、凄かったなあ。

                                                             

終了ゴング鳴った時、東上さん、いつも通り、

ヘトヘト、もう何も残ってないッス状態だったんだけど、

天笠さんも、いつも以上に消耗してたもんなあ。

                                                         

結局判定ってなると、79-74、78-74、77-75のほぼ一方的3-0で、

天笠さんなんだけど、勝ち負けとは別のモノ、確かにそこにあったんだわ。

                                                             

医務室の通路で見た天笠さん、軽く目配せした時、左目下かなりの赤タンだったな。

                                                         

一方の東上さん、いやあ、ダメだったッスって言って、軽い拳タッチだったんだけど、

でも、腫れた顔面、どこか清々しくて、とにかくやる事やったって感じだったなあ。

二人とも、感動アリガトね。

                                                             

                                                            

それから……、ファイナル終わった時、

加藤善孝さん、多分、あんまり積極的に人に会いたくなかったとこ、

わざわざ自分のとこ寄ってくれて、ホント、アリガトね。

オッサン、色々言ったけど、それ、貴方自身が一番よく分かってることで、

ちょっと余計だったなって反省してんだわ、スンマセンかったです。

                                                                                                                                                                             

                                                           

帰り道、ふと横にタイムキーパーがいて、ゴング叩くのは下手クソのくせして、

いっちょ前に女の子連れてて、その辺り禁煙なのに、カッコつけた歩きタバコで、

こっちは試合直後の結構なアドレナリンなもんで、

オイ、下手くそゴング、どこでタバコ吸ってんだよ、ここは禁煙だろがあ、ボケ!

とか言いそうなとこを、自分も大分大人なもんで、ぐっと呑み込んだね。

                                                           

2010年10月15日 (金)

アドレナリン

ああいうのがアドレナリン出たっていうのかなあ、って思い出す一番昔の記憶は、

小学生の頃、運動会の徒競争のスタート直前の、あの満々だった緊張感だな。

                                                          

それから、中学の頃、デパートのプラモ売り場に一人で行った時、

モメ事起こしてた不良グループに囲まれて、階段まで連れて行かれた時も、

これ、どう決着するのかって考えてたら、エライ、アドレナリン出たっけなあ。

                                                          

それと、大学入試の時、第一志望の日本史の問題、一通り眺めて、

これなら、殆ど解けるぞって感じた時、もう受かったような気持ちになって、

ブウァーッとアドレナリン、溢れたな。

                                                        

自分にとっては勿論、当時のその部署にとっても、ケタ外れの契約が取れた時、

その瞬間もそうだったんだけど、当日、相手の会社の前に立った時の、

あの勝負がかった気持ちも凄かったっけなあ。

                                                       

昔、とっても相手になってくれそうもない、飛び抜けて可愛い子がいてね、

ズーッと悶々としてたんだけど、このままじゃどうにもなんないって、

度胸決めて話しかけようとして、彼女に近付いて行った時も、アドレナリンが……。

                                                          

それから、初めての……の時も、初めて……した時も、そうだったよなあ。

                                                        

って、今日はそういう方面の話じゃなくて、ボクサーとアドレナリンのこと。

                                                        

                                                          

こんな明るい照明にさらされてるし、出てきた相手、思ってたより、なんか強そうだし、

第一、上背もリーチも、想像より大分あるじゃねえかよ。

                                                        

カーンって鳴って、いきなり当てられたパンチ、そこそこキツイんだけども、

今の全力打ちなのか、もっと強いの飛んで来んのかあ。

                                                          

あっ、コイツ、またデカイの打とうとしてんじゃねえのかあ。

                                                         

クソッ、フェイントなんか仕掛けて来やがって。

                                                        

オイオイ、コイツ、オレより強えかも知れねえぞ、ヤベエんじゃねえのかあ。

                                                       

オレ、今パンチブチ込むタイミングじゃねえの。

                                                        

バカヤロ、腹ばっか打って来んじゃねえよ、

それにしても、も少し鍛えておくんだったわ。

                                                         

テメエ、何度も何度も、頭ぶつけて来んじゃねえよ。

                                                          

ゲッ、オレ、なんかバランス悪いし、タイミングもずれてねえかあ。

                                                           

お前、足ばっか使ってなくて、勝負しろ、コノヤロ。

                                                           

ボディ、ボディとかうるせえんだよ、腕下げたら、顔面やられそうだってのによお。

                                                            

イケメン面して、スカシタボクシングしてんじゃねえよ、オメエなんかブチ倒してやらあ。

                                                         

それにしても、今日のオレ、なんか動き悪いんじゃねえのかあ、

それとも、オレはいつも通りなのに、コイツの方が早過ぎってかあ。                                                           

                                                          

ヤバイッス、自分一発打つと、三発返って来るッス。

                                                         

どうよ、どうよ、今のオレ様の返しの左フック、そこそこ効いたろがあ。

                                                            

ワンツースリーフォーって四発行けって、無理言うな、テメエ出来んのか。

                                                         

彼女も、ダチも見に来てんだから、負ける訳にはいかねえんだよお。

                                                        

ヤロウ、スタミナ切れなんじゃねえのかあ。

                                                         

もっと走っとくんだったなあ、オレ、ちょっと疲れたみたい。

                                                          

ヤバイ、もしかしたらオレ、負けるかもしんない。

                                                          

やったぜ、起死回生ドコン一発、今日のオレ、何か行けそうな気がする―。

                                                         

                                                        

っていうような瞬間の連続に長いこと身さらしてると、アドレナリンも半端じゃなくて、

もうダラダラ流れっ放しみたいなことになるし、

勝てば嬉しさ因子、負けたら悔しさ因子が、更に上乗せになるもんで、

試合終わって、スタミナ純枯れで、グタグダになってしまっても、

ボクサー達、とても眠れるような状態じゃないんだよね。

                                                           

担当トレーナーも、リングで一緒に戦ってる気持ちになるもんで、

力入った試合の直後は、やっぱりなかなか寝れないっていうよね。

                                                                                                                  

で、試合後のボクサーっていうのは、殆どオールの打ち上げになるんだよね。

                                                           

それから、自分の体、とにかくお疲れって感じで労わって、

で、試合録画をDVDに落としたのがあれば、それ取りに行く以外、

一週間か10日間ジムにも行かないし、ロードワークからも解放されて、

小さな満足か、大きな反省の日々過ごすんだよね。

                                                           

そして、大概のボクサーは、上昇志向強いもんだから、勝っても反省するし、

負けた時は、その何倍も考えること追加されてしまって、そりゃあ大変なんだよね。

                                                         

                                                        

とてもいい試合見た夜とか、大きく期待裏切られた時とか、

そう言えば自分も、そこそこアドレナリン出てきて、なかなか寝付けないことあるなあ。

                                                                                                                

2010年10月13日 (水)

エキサイトマッチ (10/11)

昨日、韓国対日本のサッカーTV観戦したんだけど、なかなかいい試合で、

アルゼンチンとはまるで違うプレースタイルの相手に対して、日本、大健闘の0-0。

                                                            

ただ、アラブ系っぽい審判団の判定片寄り過ぎ、ちょっと目に余って、

特に後半30分、切り込んでの、ちょっとトラップミス気味からの松井の折り返しの時、

韓国ディフェンダー、両手広げて、その右腕でのハンドブロックだったっていうのに、

それ、スロー再生でやっとこさ分かるような微妙なもんでは全然ないのに、

ペナルティキックじゃなくて、コーナーキックにしたのは、全く納得いかなかったな。

                                                             

その時、日本の抗議を誤魔化そうとして、繋ぎのロングフィードをオフサイドだって、

割り込みながら、ガンガン文句言ってた韓国選手にも好感持てなかったな。

                                                        

                                                        

11日のエキサイトマッチ、色々あって、なかなか面白かったよ。

                                                           

◆ダニエル・ポンセ・デ・レオン×アントニオ・エスカランテ

                  ………WBO Fe 挑戦者決定戦

39勝(32KO)2敗の元WBO SBチャンピオン、サウスポー・30才・メキシコと、

23勝(15KO)2敗のWBA WBO Fe各2位、25才・メキシコ。

                                                         

緑と赤のライ入り白レイジェスと黒エバーラスト。

                                                           

デ・レオン、エライ外股で、その上、蟹江敬三そっくりの風貌なんだよね。

                                                             

1R、動きテキパキして、パンチも早いのはエスカランテの方なんだけど、

デ・レオンのドッシリ感、見るからに恐ろしそうで、ゆっくりしたリズムの中から、

もう、恐怖感満々の、超ド級の重そうなパンチ繰り出していくんだわ。

                                                             

2R、相変わらず、手数圧倒してるのはエスカランテの方なんだけど、

デ・レオンのパンチ、一発でその5発分もありそうな威力で、

強めの左ボディ一発で、エスカランテ、もうシンドそうにしてるし、

そこ狙いながらも、上のガード甘くなったとこ、顔面狙いって、

教則本みたいなパターンになってしまって、

中途半端なスピードでは、パンチ力を駆逐できないってこと証明してるような展開。

                                                            

3R、ほんのカスリ程度でも、グローブの上からでも、明らかに威力十分で、

エスカランテ、上体揺らせながら、何とかパンチ避けようとしてるんだけど、

もうそれで手一杯なもんで、攻め込みのタイミング全く掴めないんだわ。

                                                         

残り30秒、デ・レオン、珍しくコーナーに下がらされたんだけど、

左軽く当てた後の返しで、右のショートフック直撃させたら、

エスカランテ、仰向け大の字ダウンしてしまって、もう続けるの無理そうなもんで、

レフェリー、カウント途中のストップエンド。

                                                              

◆ブランドン・リオス×アンソニー・ピーターソン

                 ………WBA L 挑戦者決定戦

24勝(18KO)0敗1分のWBA3位、24才・アメリカと、

30勝(20KO)0敗のWBA2位、25才・アメリカ。

                                                              

黒エバーラストと白エバーラスト。

                                                            

1R、ガード固めて様子見スタートのリオスに対して、

ピーターソン、知るかあって感じで、初めっから、もうガンガン。

                                                           

2R、リオス、距離詰めたとこからの、ショートブロー抜群に巧くて、

アッパーなんか、あんな短いストロークで、なんであんな威力あるかってほどで、

ホントは、ピーターソン、もっと距離置いた方がいいんだけど、

リオスのプレス、強いもんで、仕方なく接近戦やらされてるような感じ。

                                                            

二人の接近戦、日本でよく見掛ける、頭付けて、相手に体もたらせながらの、

ゴニョゴニョなんかとはまるで違ってて、スリル満点の殴り合いなんだわ。

                                                            

3R、リオス、アマ400戦ってのも凄いけど、とにかく短いのを強く打つの巧くて、

色んな角度から、腕畳んで、差し込むように強烈ガツガツ打ち込んでんだわ。

                                                              

4R、残り1分、リオスの左フックで、ピーターソン、コーナーまでヨロケ下がって、

勿論リオス、ここぞの大攻勢で、ピーターソン、何度もその左喰らってる。

                                                             

ピーターソン、パンチ返せず、クリンチ逃げが精一杯で、何とか凌いだんだけど、

もう体、大分緩み気味になってんだわ。

                                                          

5R、ピーターソン、まだ少しダメージ残ってるみたいで、

改めて足使って、距離取ろうとしてるし、逃げ気味誤魔化しボクシングに終始。

                                                           

残り15秒辺り、リング中央で、ピーターソンが、左、左、右って三連打した直後、

その打ち終わりに、リオス、またもやの左フック、ドンピシャで合わせたら、

ピーターソン、思わず尻餅ダウン。

                                                        

6R、回復したとは思えないんだけど、ピーターソン、ここは踏ん張りの懸命応戦。

でも、集中力大分落ちてきて、雑なショットが増えていって、

ボディブローが急に低い打ち出しになってしまって、4~5発ローブローで、

リオス腰落としてしまって、休憩貰ったんだけど、再開後またまたのローブローで、

レフェリーに死角のクリンチの離れ際なんかにもやるもんで、

これはちょっと故意的なモノ感じたんだけど、リオスも声荒げて怒ってるし、

二回目の休憩後、ピーターソン、当然減点。

                                                           

再々開後、何と、またまたまたのローブローで、またまたまたの休憩で、

ピーターソン、このラウンド二回目の減点って、どんだけーって感じだったな。

                                                        

左目周辺トンデモなく腫れ上がってるし、当てられるばっかりで、全然当たらないし、

ピーターソン、もうヤケクソっていうか、嫌になっちゃったみたい。

                                                          

何かやってて、自分、ああいうとこまで追い込まれても、

それでもまだ、律義に、真面目にモノゴト続けられるかって、考えさせられたなあ。

                                                          

7R、悲惨で情けない結末、前のラウンドあたりから充分予測可能で、

そう、ピーターソン、故意か偶然かの、またまたまたまたのローブローで、

流石にレフェリー、いい加減にしろやって、見事、計画通りみたいな失格。

                                                         

上手く行かなかった時にこそ、その人間のホントのとこが出て来るもんだね。

                                                           

                                                           

この後のトピックスで、24日の西岡利晃さんの今度の相手、

レンドール・モンローの映像流してたんだけど、

華麗とはほど遠い、接近戦大好きのゴニョゴニョボクサーってのが結論で、

スピードもパンチ力も西岡さんの方が勝ってて、

フットワークと右ジャブさえ、ちゃんと出来れば問題なさそうに思えたんだよね。

                                                          

ただ、潜り込ませると、粘着ボクシングで、ややっこしくなりそうだから要注意で、

ガンガン足使える5~6Rまでに、決着つけるのが理想的な戦法だと思ったな。

                                                           

                                                          

◆ユリオルキス・ガンボア×オルランド・サリド

                ………WBA IBF Fe 王座統一戦

18勝(15KO)0敗のWBA Feチャンピオン、28才・キューバと、

34勝(22KO)10敗2分1NCのIBF Fe チャンピオン、29才・メキシコ。

                                                          

赤エバーラストと、黒レイジェス。

                                                           

ガンボア、色々言い間違うこと多くて、例えば、

ユルオルキスとか、ユルオリキスとかね……。

                                                         

1R、ちょっと距離置いたとこからの、一瞬の飛び込みざまの速射連打、

ガンボアって言えば、これだと思うんだけど、この日は、ちょっと不発デー。

                                                           

一方のサリド、トランクスの丈短かいもんで、何か弱そうに見えるんだよなあ。

                                                         

彼、この日、計量はOKだったんだけど、翌日体重オーバーってことで、

それ、ちょっと意味分かんないんだけど、とにかく食い過ぎの体重オーバーで、

タイトル剥奪ってことで、ガンボアが勝った時だけベルト二本、

サリド、勝っても負けてもな―んも無しって変な試合になってしまったんだけど、

サリド、以前もドーピング・アウトってことあったし、問題児なんだよね。

                                                           

一方のガンボアも、アマ495戦って言われてるけど、真偽のほどに?で、

海の向こう、何か適当なとこあって、とにかく色々あるんだよね。

                                                         

3R、ガンボア、左きっかけにした回転力、やっぱ半端じゃないんだけど、

サリドの方も、真面目、真面目なボクシング懸命にやってて好感持てるんだわ。

                                                         

4R以降、サリド、距離詰め詰めしたくて、取り敢えず寄ってくんだけど、

ガンボアの打ち返しが怖いのか、すぐ頭下げてクリンチしてしまうもんで、

試合としての流れ、もうブツブツ切れで、面白くならないんだよなあ。

                                                            

7R、いつまでも、このままタラタラやってられるかって、

ガンボア、この日何度目かの速射連打仕掛けるんだけど、

それまでのダラダラボクシングのせいか、精度悪くてクリーンヒットしないんだよなあ。

                                                           

8R30秒、互いの右が交差して、サリドの方のパンチが少しかすったんだけど、

ガンボア、すぐさま左フック返したんだけど、それ大空振りしてしまって、

その時、左足すべってしまって踏ん張りきかなくて、思わずマットに手着いたら、

それ、ダウンって取られてしまったんだけど、あれはどう見てもスリップだぜよ。

                                                          

これ以降も、基本ガンボアの流れ、変わることなく、ただ決めきれないのが延々で、

サリドも下がったらやられる、手止めたらやられるって分かってるもんで、

ひたすらの熱闘パフォーマンスだったんだけど、彼には、何の活路も見出せなくて、

10Rには、綺麗な右ブチ込まれて、バランス崩してヨロけて、危ない、危ない。

                                                           

12R始まって30秒、リング中央で二人、いっせのせで右振り合って、

二人とも大外れだったんだけど、右手がガンボアの体に当たった反動と、

ガンボアの左手で押されて、サリド、思わず左手マットに着いてしまったんだけど、

レフェリー、一瞬迷いながらも、ダウンって誤認裁定。

                                                          

それでもサリド、それ位でバランス崩すほど、弱ってるのは確かで、

で、ガンボア、最後の一気攻め開始で、1分45秒ほどのとこからラッシュかけて、

サリドをロープ沿いになぎ倒したんだわ。

                                                           

でも、その時、サリドが既に膝着いてしまってるっていうのに、

何とガンボア、後ろからもう一発右フック後頭部に打ち込んでしまって、

ダウンゲットしたにもかかわらず、ダウン後の加撃ってことで、二点減点。

                                                                                                                      

最後まで、何かもうスッキリしない内容だったもんで、

多分ガンボア、ズーッとイラついてたんじゃないのかなあ。

                                                           

結局、色んな差し引きあって、116-109、115-109、114-109の3-0で、

勿論、ガンボア判定勝ち。

                                                           

                                                             

先週見た映画、“メイド・イン・マンハッタン” “最後の初恋” “キング・オブ・コメディ”

“トランスフォーマー・リベンジ” “のだめカンタービレ(前)” の5本。

                                                                                                                

後楽園ホール・10月11日

駅降りたら、黄色とか緑とかピンクとかの蛍光色のカツラの女子達のかたまり、

あっちこっちに点々で、こりゃ、異星人のペコポン侵略会議かあって感じで、

後楽園ホールの向かいに、プリズムホールってのがあるんだけど、

そこに、そういうのが山ほど溢れてて、大コスプレ大会ってことが判明。

                                                            

                                                            

オフト、終わったばかりの清掃前で、投票用紙とかハズレ馬券が風に舞ってて、

どんな希望がこもってんのか、オッサン一人、ただひたすらの馬券拾いで、

そんなことして、これまでに、何かいいことあったのか、

ハズレ馬券を山ほど集めると、何か貰えるのか……。

                                                             

                                                       

昨日のボクシング、斉藤司君、涼野康太さん×石川昇吾君、村中優君、

清田祐三さん達が、お目当て。

                                                             

たまにというか、めったにというか、初めて来たような観客多くて、

フラッシュ、バシバシなもんで、何回も注意されてたなあ。

                                                           

◆伊原健太君(三迫)×加藤泰輔君(F赤羽)……L 4R

2勝(1KO)の28才・東京都と、2勝2敗1分の28才・東京都。

                                                        

1R、伊原君、リーチある相手に踏み込み不足で、パンチ全然届いてないし、

一方の加藤君、頭半分以上デカイのに、ジャブで優位さ出せてないし、

そもそも正対し過ぎだし、腕と体がバラバラで、動きも鈍重なんだよなあ。

                                                            

2R、勢いのいいのは伊原君の方で、徐々に距離詰めることできて、

バスバス強いのを打ち込み始めて、完全にペース握ったね。

                                                           

加藤君、ガシャガシャ、カマキリみたいな腕の使い方なもんで、

そこらじゅう、隙だらけで、もうボコボコ状態になってしまって、1分半頃かなあ、

倒れはしなかったんだけど、一方的に殴られるだけになってしまって、ストップエンド。

加藤君、両肘を体から離さなようにすれば、ずっと良くなると思うんだけどなあ。

                                                           

                                                           

◆戸井健太君(三迫)×木下良介君(イマオカ)……B 6R

デビュー戦の23才・北海道と、4勝(1KO)6敗1分の31才・愛知県。

                                                            

戸井君、期待のB級デビューみたいだったけど、

いかにもアマチュア出身っていう雰囲気のボクシングから抜け切れてなくて、

初戦だから仕方ないとこもあるんだけど、あのままだと、この先シンドイと思うな。

                                                             

木下君、それ程パンチ力ない、30才過ぎてる負け越しボクサーなもんで、

適当な相手として選ばれたんだろうけど、その木下君、頑張ったんだわあ。

                                                           

1R、戸井君、少し様子見加減のスタートだったんだけど、

木下君の方は、初めから気持ちの強いボクシング全開、全開。

                                                         

2R、戸井君もそこそこ本気モード出し始めたんだけど、

スピード含めて、何から何まで全て水準に達してはいるんだけど、

だけど、これといって、飛び抜けた何かを持ってるようには、とても見えなくて、

木下君の、粘っこい一本気ボクシングに、終始戸惑ってる感じだったなあ。

                                                          

3R始まってすぐ、15秒ほどのとこ、南側ロープ近くで、

木下君、何と右フック一発で、突然戸井君を倒してしまったんだわ。

戸井君、すぐ立ち上がりはしたんだけど、なんかそこそこ効いてしまったみたいで、

このラウンド、最後まで、左ジャブ突くだけの誤魔化しボクシングで凌ぐだけで、

全く挽回に入れず、鼻の上の方をヒットカットされて、血を滲ませてたね。

                                                         

4R、それでも戸井君、大分回復してきて、攻勢に転じたんだけど、

相手のパンチ浴びると、すぐヨレッてなるのが最後まで気になったなあ。

                                                           

一方の木下君も、戸井君のトコトコ連打浴びたり、飛ばし過ぎもあったのか、

明らかに疲れ気味で、徐々に動き落ちてったんだわ。

                                                             

5R、戸井君、そこそこいいのを当てるんだけど、

基本、パンチ軽いもんで、大きなダメージ与えられないんだわ。

それでも、疲労度高まってきた木下君には、シンドイ流れになっていったな。

                                                          

6R、前のラウンドまでで、スコア、ほぼ拮抗してるなって思ってたもんで、

この回勝負ってのは、二人に言えることだったんだけど、

戸井君の最後のパフォーマンスには、木下君のような必死さが感じられなくて、

もっと、力と気持ち込めて打たないと、ポイント持って来れないよって感じで、

最後の最後まで、体緩みながらも、口開けてハアハアしながらも、

とにかく、必死に踏ん張り通した方に、ポイントの女神が寄り添ったって感じで、

結局、58-56×2、58-57の3-0で、木下君の判定勝ち。

                                                              

◆斉藤司君(三谷大和)×木村毅(緑)……58.0㎏ 8R

12勝(7KO)0敗の20才・群馬県と、9勝(2KO)6敗4分の29才・岐阜県。

                                                           

どうしたもんか、この日は8回戦になっても入場曲なくて、なんかシーンとした入場で、

次の試合にもなくて、結局最後の三試合だけが音楽付きって、どうしてかなあ。

                                                             

斉藤君の応援に宮崎辰也君来てて、お互いに目線交わして挨拶したよ。

                                                            

木村君、名古屋のジムのボクサーなのに、何か見覚えあるぞって思ってたら、

そうなんだわ、以前後楽園で、大竹秀典さんと二試合やってたんだわ。

                                                            

12戦全勝KO率58%と、勝率30%ほどKO率10%の対決なもんで、

ホント甘いマッチメイクで、斉藤君、モチベーション大丈夫かなあ、

早いことランカーとやりたがってるんだろなあって思ってたんだけど、

何と何と何と、結局1-2の逆転判定負け。

                                                             

1R、上背5㎝以上デカイし、体格的にも圧倒優位な斉藤君、

残り40秒のとこで、右クロス打ち込んで、いきなり木村君の足元ふらつかせてる。

                                                           

こりゃ、早い決着だろなあって見てたんだけど、

木村君も引かないで、却って踏み込み鋭く、思いっきりの左右を振り込んでるよ。

                                                           

2R20秒、斉藤君、またも右ストレートブチ込んで、木村君を北側ロープまで飛ばして、

その後、南サイドでもう一発、でも、セコンドからの雑になるなの声で、タイト攻め。

                                                            

で、斉藤君、ムキになることなく慎重に攻め込んでたんだけど、

手数落としたら即効やられるって感じで、気入れ直した木村君に、

残り20秒ほどのとこで、結構鋭い右打ち込まれて、斉藤君、思わずヨロッてしてるよ。

                                                          

3R、木村君、無敗のハードヒッターに対し、気合入ったガンガン勝負で、

ボディ攻撃混ぜ込んだ、グッド・コンビネーションで攻め立ててるんだわ。                                                         

斉藤君の方は、このラウンド、何か一休みしてるみたいに動き良くない。

                                                         

4R、斉藤君、やっぱどこかおかしくて、ここからって時に全くギアアップできなくて、

右目上ヒットカットされるし、腫れやすい顔面、そこそこ赤くなってるし、

元々のガードの悪さも露呈してしまって、何か簡単に打たれるんだよなあ。

                                                          

自分の心の中のスコアシート、ここまでで、ほぼイーブンって感じで、

木村君、序盤の劣勢充分リカバリーしてて、斉藤君、失速著しいんだわ。

                                                         

5R1分、斉藤君右目上ドクターチェックで、木村君も右目下ヒットカット。

                                                            

それにしても、木村君、気持ち切らせないでプレスかける、かける。

一方の斉藤君、今まで見たことないほど、単調な攻撃しかできなくて、

例の右クロスカウンター、全く姿潜めてしまってるし、リズムも悪いし、

スピードもなくて、まるで普通のボクサーだったなあ。

                                                           

6R、斉藤君足使わないのか、使えないのか、で、二人とも距離詰まり過ぎで、

ガツガツ頭当たるようになって、ついに木村君の右目上、バッティングカット。

これがあんまりヒドイ傷なもんで、ドクターチェック後、負傷ストップエンド。

                                                           

どっち転んでもっていう微妙なとこだったんだけど、

斉藤君の出来の悪さが、ジャッジにもガッカリ感として反映したのか、

58-57×2、57-59の2-1で、木村君辛勝。

                                                         

斉藤君、自分でも納得いかなかったのか、余程情けなかったのか、

通路を泣きながら戻って行ったな。

ウェイトの作り方にでも問題あったのかなあ。

                                                            

                                                          

◆澤永真佐樹さん(赤城)×横山大輔君(ワールドS)

                         ………SFe 8R

25勝(10KO)9敗5分のランク10位、サウスポー・35才・熊本県と、

8勝(2KO)4敗のサウスポー・24才・広島県。

                                                             

基本、3勝1敗ペースと、2勝1敗ペースの一戦だし、

いつもの二人の戦い方からすると、それほど盛り上がるとは思ってなかったんだけど、

予想以上に期待外れの試合だったなあ。

                                                            

体格、リーチとも圧倒して、長い距離で戦える横山さんに対して、

澤永さん、何とか潜り込んでの一瞬のワンツー勝負なんだけどね。

                                                            

横山さん、基本、殴り倒しのボクシングじゃなくて、右ジャブ命で、

トコンって当てちゃ、逃げ逃げなんだけど、それがまた、この日は抜群の出来で、

で、澤永さん、全くパンチの届かない距離でのボクシングさせられて、苛立ってたね。

                                                            

澤永さん、残念ながら、間断ない鋭い追い足あるわけじゃないもんで、

コツンとやられて打ち逃げされると、もうどうにもならなくて、

後は、見合ってる時間の方が圧倒的に長い、とても退屈な試合だったんだよね。

                                                        

で、あまりにもあんまりなもんで、自分、途中から土日のハズレ競馬の反省会で、

最後まで見てなかったんだけど、後で聞いたら、78-75×2、78-76の3-0で、

やっぱり横山さんの判定勝ちだったんだってさ。

                                                            

                                                           

◆涼野康太さん(五代)×石川昇吾君(新日本木村)

                         ………SFe 8R

17勝(5KO)11敗3分のランク5位、28才・埼玉県と、

8勝(2KO)1敗の27才・沖縄県。

                                                            

涼野さん、もう10年以上32戦目のキャリアあって、

戦績今一つのようには見えるんだけど、相手選ばないハードマッチメイクの結果だし、

4連敗してもめげない、正統派の炎のファイターなんだよね。

                                                           

一方の石川君、初めの頃思いやると、もっと弾けていいボクサーなんだけど、

ここ最近、心躍る試合が出来てなくて、ここは一番、

涼野さんのテキパキボクシングで、一発カツ入れて貰えればいいなあって……。

                                                          

1R、案の定、涼野さん、開始ゴングと同時にいきなりのガツガツボクシングで、

あああ、石川君、この日も何だかあしらおうとするようなパフォーマンスで、

もっと自分から試合作るようにするといいのになあ。

                                                           

3R残り1分、石川君、右目上バッティングカットして、ドクターチェック。

                                                          

この辺から、負傷ストップになったらマズイって、二人とも思ったらしくて、

お互い攻勢かけていって、打ち合いに突入したんだけど、石川君も集中力保ってる。

                                                        

4R、涼野さん、とにかく先に仕掛けるし、打たれれば必ず即打ち返すし、

小さいけど正確な手数で圧倒してるもんで、

石川君、被弾と出血で、顔面赤く染まっていったんだわ。

                                                            

5R、石川君、攻撃に際して、いかにもアイデア不足で、

元々パンチ力ないんだから、攻撃パターンとか、パンチそのものにも緩急欲しいし、

とにかく、もう少し、相手を揺さぶること考えた方がいいと思うんだけどなあ。                                                          

このままだと、涼野さんの細かい蓄積の前に、負けた気のしない敗戦が見えるなあ。

                                                         

6R、石川君、とてもいい感じでパンチ当てるんだけど、

そこで、自分から一段落してしまうとこあって、で、そこんとこ涼野さんに突かれて、

好打を帳消しされるようなショートの連打喰らってんだわ。

                                                             

7R1分半過ぎ、石川君、右目上再度のドクターチェック。

                                                          

セコンドからハッパかかったか、石川君、手数増して攻勢かけるんだけど、

多分、ポイント取られてるってのに、まだまだ振りが軽過ぎで、

もっとブンブン力強く殴りかからなくちゃってとこで、三回目のドクターチェック。

                                                         

やっぱり3Rでの傷悪化して、続行不能の負傷判定になってしまって、

68-65、67-66、67-67の2-0で、涼野さんの根性勝ち。

                                                           

何か、ボクシングに対する気持ちの差が結果に出たような試合だったなあ。

                                                           

                                                          

◆板垣幸司さん(広島三栄)×村中優君(F赤羽)……F 8R

11勝(4KO)3敗1分のランク8位、27才・広島県と、

12勝(4KO)2敗1分の25才・鹿児島県。

                                                            

板垣さんの試合見たのは、もう二年以上前の事で、

木村悠君と引き分け、八巻裕一さんに圧倒判定勝ちしてたね。

                                                             

村中君、一時ブランクあったんだけど、殆どランカーレベルのファイターで、

結局、この試合がこの日のベストだったね。

                                                          

1R、二人とも背格好殆ど同じだし、ボクシングスタイルも酷似してるし、

相手の打ち終わりに合わせるの、とっても巧い同士で、スピードも速いんだよなあ。

                                                        

ゴンングと同時に、いきなり距離詰めての殴り合いで、スリル満々だったんだけど、

1分20秒ほどのとこで、板垣さん下がり加減のとこ、

村中君、オーバーハンド系引っかけ気味の右、巧いこと当てることできて、

その後、このラウンド、板垣さん、ちょっと前へ出にくそうにしてたね。

                                                           

2R、村中さん、あんまり頭の位置動かさないもんで、ちょっと心配したんだけど、

でも、リズム感とっても良くて、フィジカルの強さ圧倒してたなあ。

                                                        

一方の板垣さんも、生半可じゃない返しのフック、恐ろしいキレあるんだけど、

何となく、微妙に軌道ずれてて、なかなかクリーンヒットしないんだよなあ。

                                                           

3R以降も、二人、噛み合った素晴しいボクシングが続いて、

ブザマなクリンチ逃げも、頭突っ込みもなくて、見てて気持ち良かったなあ。

                                                           

板垣さんも、ストレート系パンチに活路見出すにつれ、リズムとバランス良くなって、

二人とも、相手が打ち終わりに合わせて来たのを、再度合わせにいったり、

つまり、返しの返しに更に返していくって、もうとんでもない展開で、ワクワクなんだわ。

                                                         

序盤戦、ちょっと上体硬いように見えた村中さん、

ラウンド進むにつれて、こなれてきたのか随分スムースになっていって、

元々持ってるフィジカルの優位性、ドンドン前面出しで、徐々にその差浮き出てきて、

板垣さんの被弾場面多くなっていったんだわ。

                                                                

そして最終8R、あともう少し時間あったら、村中さんストップ勝ちってとこまでいって、

終了ゴング鳴った時、板垣さん、もうヘロヘロだったもんなあ。

                                                       

結局、思いの外の大差ついて、80-73、79-73×2の3-0で、村中君。

自分の中では、実は当然の勝利で、早く林徹磨さんとやるとこ見たいなあ。

                                                           

                                                           

石川昇吾君の試合の時、弟の雄策君来てんのかなあって思ってたんだけど、

わざわざ自分のこと探して寄ってくれて、10月1日の彼の試合の事とか、

この日の兄さんの試合の話とか、色々話したんだわ。

彼、このブログ読んでてくれて、書き手が自分だってこと知って驚いてたなあ。

間違いとかあるでしょって聞いたら、とっても面白いっスって褒めてくれたよ。

                                                          

                                                           

◆ジェームソン・ボスティック×清田祐三さん(F赤羽)

             ………OPBF LH 王座決定戦 12R

22勝(12KO)4敗のOPBF3位、サウスポー26才・ニュージーランドと、

19勝(17KO)2敗1分のOPBF SMチャンピオン、27才・北海道。

                                                            

ボスティック、竹トンボみたいにヒョローッとした浅黒、半黒ボクサーで、

清田さん、相手のアゴ位の背丈しかないんだわ。

                                                        

1R、ボスティック、手も足もユーラユラさせながら、全く自分から動かない様子見だし、

清田さんの方も、間合い計りかねるほど、お互いの距離感隔絶してたもんで、

どうなるのかなあって見てたんだけど、

清田さん、アンタが来ないなら俺行くよって感じで、飛び込みの態勢取り始めた時、

シューンって、恐ろしいほどの長い右ジャブ、そんなとこから届くかってほどで……。

                                                          

ボスティック、両手低くした構えなんだけど、

そういうのは、ハンドスピードに相当自信持ってるか、

アッパー大得意ってのが多いんだけど、彼は、その両方だったんだわ。

                                                         

それでも、いつまでもその距離のままだったら、清田さん、どうにもならないもんで、

頃合い見計らってガツガツ行こうとした瞬間の1分35秒、

清田さんの飛び込みざまに合わせて、ボスティック、左アッパー見事なカウンターで、

それ、まともに清田さんのアゴ大直撃で、見た目でも当然の一発ダウン。

                                                              

何とか立ち上がりはしたんだけど、その時は殆どもう終わってて、

清田さん、既に違う人になってて、ドコンドコン打ち込まれ放題で、

自分のコーナーに追い詰められて、逃げ場なくなって、

一発も返せなくなったとこで、レフェリーストップエンド。

1Rあと1分弱残ってたかなあ。

                                                               

清田さん、行かなくちゃ始まんなかったのは事実なんだけど、

もうちょっと慎重さが必要だったかも知れないね。

飛んで火にいる夏の虫って感じだったもんなあ。

ボスティック、控室への階段降りながら、ウウォーッて大声上げてたよ。                                                                 

                                                           

この日も、嬉しさと寂しさ混在した複雑なエンディングで、

自分一人しか使わない秘密の帰り道を辿り辿りで……。

                                                          

2010年10月11日 (月)

井岡一翔さん×瀬川正義さん

昨日の日本LF級タイトルマッチ、早朝放送の録画をさっき見たんだわ。

大阪での試合だったんだけど、同じ日に神戸でも試合あったせいか、

レフェリーとジャッジ1名、東京から助っ人行ってたね。

                                                           

                                                          

◆井岡一翔さん(井岡)×瀬川正義さん(横浜光)

               ………日本 LF タイトル戦 10R

5勝(3KO)0敗の、WBC7位、WBA9位の21才・山口県と、

19勝(8KO)2敗のランク1位、サウスポー・26才・岩手県。

                                                           

瀬川さん、デビュー二戦目と、3年前に堀川謙一さんに判定負けしただけで、

ここんとこ7連勝中だし、プロでの経験差比較にならないほど大きいし、

ランカー5年やってて、やっとこさ掴んだチャンスなもんで、

いくら登り竜の井岡さんでも、今回は、瀬川さんが頂きなんじゃないのかって、

正直、思ってたんだけど、大外れで、井岡さん、あの年令で巧過ぎだわ。

                                                       

1R、互いに距離探り合いながらも、詰め加減なのは瀬川さんだったんだけど、

井岡さん、相手のリズム読み取るの凄く巧いし、反応抜群なんだわ。

                                                          

2R、瀬川さんの方がリーチ足りないもんで、一瞬の飛び込みが勝負なんだけど、

井岡さん、相手の踏み込みざまにカウンターで、左右フック的確に打ち込んでるし、

体と両腕使ったフェイントで誘うのも、とっても巧いんだよなあ。

                                                          

3R、瀬川さん、この距離のままだと、どうにもならなくて、

詰めて詰めて、ガチャガチャってさせたとからの、左右の強打狙いなんだけど、

1分過ぎ、リング中央辺り、井岡さんの左アッパーをスレスレで交わしざま、

右フック打ち込もうとした時、ちょっと体起こされ気味ではあったんだけど、

とにかく、右被せようとした瞬間、それよりも早く小さく鋭く、稲妻のように、

井岡さんの返しの右フックの方が先に飛んできて、顔面直撃してしまって、ダウン。

                                                           

大ダメージではなくて、瀬川さん、すぐ立ち上がったんだけど、

何か、力量差見せつけられた感じだったなあ。

井岡さん、巧いわ。

                                                          

これ以降も、井岡さんの巧さだけが浮き上がるラウンドが続いて、

彼、先制の左ジャブの伸びも半端じゃないもんで、

ちょっと見合う時間帯になっても、細かいポイントかき集めてるし、

とにかく、目が良くて反応いいし、距離感と集中力、抜群だし、

相手のパンチに対して、必要以上の大きな動作で避けないもんで、

すぐ次の攻撃に繋げられるってとこ、惚れ惚れだもんなあ。

                                                          

6R、全体の主導権、終始井岡さんが握ってるんだけど、

瀬川さんも意識的に揺さぶり強めていって、残り1分からの二人の攻防、

二人のカウンターのタイミング、キッチリ合ってるもんで、スリル満点だったんだけど、

ここでも、当て勘いいのは、圧倒的に井岡さんの方なもんで、

瀬川さんの顔面、益々紅潮していったんだわ。

                                                        

8R、相手が打って来ない時、攻撃に間が出来た時の左ジャブ、常に効果的だし、

距離詰まった打ち合いになっても、微妙に頭動かしてパンチ避けてるし、

井岡さん、終盤に入っても、当て勘も避け感も、高水準で維持できてるんだわ。

                                                       

9R、瀬川さん、このままじゃどうにもなんないって、怒涛の波状攻撃仕掛けて、

元々、そういう戦い方して勝ってきたんだけど、昨日は、ちょっと出遅れ気味で、

オウオウ、やっと出たかって感じで、期待感増したんだけど、

井岡さん、クリンチする寸前、体入れ替える寸前に、

鋭いショートブローを見栄え良く打ち込むのが、とっても巧いんだよなあ。

                                                         

このラウンドの残り30秒過ぎからの攻撃の際、井岡さん、右ストレートを都合三発、

それも続けざまに、角度のいいとこからクリーンヒットさせて、

瀬川さん、流れの中でウィービングして、それ交わそうとしたんだけど、

パンチの内側に避けたもんで、右顔面斜め直撃されてしまって、右目上ヒットカット。

                                                         

10R、正直ここまで、瀬川さんが取ったラウンド、まるで見当たらなくて、

っていうことは、あとは倒すしか勝ち目ない訳で、

瀬川さん、気持ち溢れた最後のラストラッシュなんだけど、

1分過ぎ、こんどは左目の上カット出血。

                                                         

これが、ヒットカットか、バッティングによるものなのか、ちょっと不明瞭なんだけど、

とにかく、瀬川さん、両眼周辺、もう血だらけで、1分30秒頃、ドクターチェック。

                                                            

で、再開したんだけど、やっぱ出血ヒドくて、2回目のドクターチェックなんだけど、

どこにでも、酔っ払いとかバカはいるもんで、お約束の、まだやれるぞお野次。

                                                         

ニュートラルの井岡さんの上半身も返り血で、凄いことになってて、

残り1分弱のとこで、続行不能で、井岡さんのTKO勝ち。

                                                          

右目が原因なのか、左目なのか、TVアナ、大事なとこで口挟むもんで、

よく聞こえなかったんだけどね。

左目上のカットがヒッティングなら、問題ないんだけど、

TVアナ、その時は、何も言わなかったけど、

G+なんかだと、サブアナに役員席行かせて、確認させてるけどなあ。

                                                         

それにしても、瀬川さん、いつもなら、もっと跳んで跳んで、廻って廻って、

ガチャガチャ、ガチャガチャなのに、この日は、ちょっと大人し過ぎたね。

                                                          

顔面大分傷ついた瀬川さんに比べて、井岡さん、ダメージ殆どなかったなあ。

                                                            

それと、ゲスト解説、テンション低く過ぎで、なんかウツ病みたいだったね。

                                                        

2010年10月10日 (日)

後楽園ホール・10月9日

昨日の朝、ジョギング帰りの時からの雨、結局、今朝までズーッと降りっぱなしで、

野球も無かったし、ドーム周辺も電車も空いてたけどね。

                                                          

野球って言えば、16日から始まるセ・リーグのクライマックス・シリーズ、

結局、最終試合に逆転へタレ負けして、ジャイアンツ3位になってしまったもんで、

タイガースとの試合、甲子園でやることになったんだけど、

でも、16日のホール・ボクシング、混雑から避けられるもんで、グッドだな。

ただどうせなら、タイガースには、何とか勝って欲しいけどね……。

                                                             

                                                           

昨日は、吉田アーミー真君と、井川政仁君×益田健太郎君、林徹磨さん、

それと、野崎雅光さん×ガンバレ将太君達を見に行ったんだわ。

                                                          

ホールに着いたら、八王子中屋ジムの会長とか筒井マネジャー、もう来てて、

野崎雅光さんの試合、ファイナルだってのに……。

                                                         

で、まだちょっと時間の余裕あるみたいだったもんで、話させて貰って、

まずは、淵上誠さんのこと、オメデトウ伝えて、失礼な予想もお詫びして、

その後、その試合の事、色々教えて貰って、内容だけじゃなくて、

どうやって試合に臨んだかって事まで教えてくれて、っていうのは、

淵上さん、およそ1年半前に鈴木哲也さんに1-2判定負けしてるもんで、

その時の事踏まえて、どう作戦練ったっていうことなんかもね。

                                                          

それと、先月末、新人王の準決勝で土屋修平君にKOされた林和希君、

あの試合で、アゴ骨折して入院してるって聞いてたもんで、

その後のこと聞いたんだけど、それほどヒドイこと無いらしくて、一安心。

                                                           

それから、最近見ないもんで気になってた、大島耕平君の消息聞いたんだけど、

彼、別に、体壊した訳じゃなくて、引退して実家に戻ったんだってね。

                                                           

それから、それから、何日か前に書いたブログの事で、クレーム貰ってしまってね。

それ、中屋ジム所属ボクサーのことで、三人のチャンピオンのほかにも、

ランカーに野崎さんがいるって、つまり、丸山伸雄さん抜かしてしまって、

で、ウチにはもう一人、丸山ってのがいるよおって、言われてしまったんだよね。

                                                        

そうなんだわ、荒川さんと同じ、L級の10位に、面長丸山さん、いたんだわ。

ホント、スンマセンでした。

                                                         

で、訂正かたがた、改めて、ボクサー全員の現在の正確なとこ、書いておきますね。

チャンピオンは、チャーリー太田さん(SW)、荒川仁人さん(L)、

淵上誠さん(M)の三人で、太田さん、OPBFチャンプも兼務してるから、ベルト4本。

                                                          

日本ランカーは、野崎雅光(SF)さんと丸山伸雄さん(L)の二人。

A級ボクサーは、中村尚平太君(W)と、山口桂太君(SF)の二人。

B級ボクサーは、林崎洋大君(Fe)一人。

C級ボクサーは全部で6人で、大河内天心君(W)、野崎祐一郎君(SL)、

林和希君(L)、林崎智嘉志君(Fe)、森道晴君(SF)、横田知之君(SW)。

                                                          

いずれにしても、全部で14名の在籍プロボクサーのうち、チャンピオン3名含めた、

A級ボクサーが7名ってのは、凄いってねってことで、なにせ50%だからね。

今、日本でのA級ボクサー比率ってのは、大体20%前後だから、飛び抜けてるね。                                                           

その上、65%近くがL級以上ってのが、このジムの特徴なんだよね。

                                                        

                                                            

では、昨日の試合です。

                                                          

沢山話しさせて貰ったもんで、第一試合は、横目観戦だったんだけど、

どうやら、長濱愛慎君(戸高)、3RTKOで、竹長敬一郎君(福田)を倒したみたいね。

                                                          

                                                       

◆高橋徹君(E&Jカシアス)×山口洋君(ヨネクラ)……SL 4R

2勝(2KO)7敗1分の30才・東京都と、3勝(2KO)11敗1分の28才・鹿児島県。

                                                             

高橋君、いかにもアゴ弱そうだなあって思ってた途端、

1R1分20秒ほどのとこで、ボカン一発倒されてしまったなあ。

                                                             

米倉会長、孫の頑張りに嬉しくてしょうがないってような顔して、ニッカニカだったよ。

                                                            

                                                            

◆岨野豊君(T&T)×掛川康隆君(JBスポーツ)……LF 4R

3勝(1KO)3敗の28才・三重県と、1勝(1KO)1敗1分の25才・東京都。

                                                           

この試合も、1R決着で、岨野君のKO勝ち。

                                                            

初め、勢い付けてのケンカボクシング、仕掛けていったのは掛川君の方で、

ガツガツ攻勢かけたんだけど、1分30秒辺り、リング中央で二人の両手交差した時、

岨野君の、確か右のショートフックだったと思うけど、直撃受けてしまって、ダウン。

                                                            

何とか立ち上がったんだけど、掛川君ダメージ大きくて、

10秒後に再度のダウン喰らってしまって、KOエンド。

掛川君、ちょっと気持ち入り過ぎてたのか、いかにもガード甘かったもんなあ。

                                                          

                                                            

◆石井博君(レイS)×吉田アーミー真君(戸高)……LF 6R

5勝4敗3分の28才・千葉県と、7勝(4KO)4敗2分の27才・北海道。

                                                         

石井君、家永勝彦さんのタオル羽織って入場。

吉田君、立ち姿、とっても美しいもんで、大好きなボクサーなんだよね。

                                                           

1R、ガッチリ体躯のガンガンボクサー石井君、初めからスイッチオンで、

すぐの30秒、距離詰まって二人がガツガツってなった時、

多分、左ショートフックだと思うけど、上手いことクリーンヒットさせたもんで、

吉田君、いきなりのダウンで、それ、致命的ではなかったんだけど、

それでも、立ち上がった後の吉田君のハンドスピード、明らかに遅かったもんなあ。                                                           

吉田君、多分、ちょっと集中力不足っていうか、完全に油断してたな。

                                                         

2R以降、吉田君、何とか回復して、ほぼいつものスピードに戻って、

ポジションチェンジとかコンビネーションショットとか、石井君圧倒したんだけど、

石井君の、とにかくなぎ倒すような力込めての腕振りに、かなり苦戦してたね。

                                                         

それに石井君、ちょっとかき回すような手の出し方するもんで、

それ、結果的にグッドガードになるもんで、隙間なかなか出来ないもんで、

吉田君、何度も気合入れ直しての攻勢かけるんだけど、

残念ながら、なかなか大反撃のチャンス作れないんだわ。

                                                             

5~6R、吉田君、力込めて倒しに行くんだけど、石井君のスタミナも大したもんで、

最後まで一歩も引かずに、吉田君の強打凌いでたなあ。

                                                          

結局、採点は1Rのダウン、そのまま引きずられた形で、

58-56、57-56、57-57の2-0で、石井君の判定勝ち。

この試合、1Rの入り方が全てで、吉田君、普段優しくていい子だからなあ。

                                                           

                                                            

◆益田健太郎君(新日本木村)×井川政仁君(角海老)

                          ………SB 8R

9勝(7KO)4敗の27才・鹿児島県と、10勝(3KO)6敗1分の26才・熊本県。

                                                               

井川君、とってもスタイリッシュでジェントルなボクシングするんだけど、

型外れタイプの相手だと、いつも苦戦するんだよなあ。

                                                            

この日の相手の益田君、正しくその型外れで、言うなれば、変則荒技師で、

実は、井川君みたいなボクサー、大好物なんだよなあ。

彼、空回りすることも多いんだけど、ツボにハマるとやり放題で、

ジャブとかコンビネーションとか、全くどこの話よって感じで、

突っ込み左ボディアッパーからの右の大フック返しって、必殺技バンバンだもんね。

                                                          

1R、井川君、いきなりそれやられて、右フック引っかけられて、

北側ロープまでフッ飛ばされてからは、組み立てに迷い出てしまったみたいで、

終盤に掛けて、挽回追い込み、ホント、根性頑張りしたんだけど、

決定的な場面作るまでには至らなくて、結局判定負け。

                                                         

思い返してみると、益田君のパターン、基本一本調子なんだから、

4R以降、攻撃の仕方、もう少し工夫して、例えば、もう少し乱暴してみるとか、

たまに無茶振りしてみるとか、相手の大振りに意識的に合わせていくとか、

とにかく、自分自身を揺さぶってみるっていうようなことも、

あって良かったんじゃないかって、思ったんだよね。

                                                              

それと、特に後半、ポイント取り返そうとするあまり、

打ち気が前出過ぎて、若干、ガードおろそかになること多くて、

見栄えのいいのを喰らう場面、多かったのも反省だと思うな。

                                                             

中盤以降は、終始、噛み合いの良くない大味な展開だったんだけど、

っていうことはつまり、益田君の試合ってことで、しっかりペース握ってたもんなあ。

                                                            

でも、最後疲れてたのは、明らかに益田君の方だったもんで、

78-75×2、77-75ってスコア聞くと、もう少しやりようがあったんじゃないかって、

シミジミ思ったんだよね。

                                                           

井川君、ホント、シンドイ思いして、九州から移籍してきたんだし、

まだ、不完全な燃焼のままだし、やりようは、まだまだあるって思うんだよね。

                                                             

                                                          

それにしても、昨日の音楽、何から何まで、ウルサ過ぎだったなあ。

ラウンド間のインターバルまで、意味無いガンガン大音量なもんで、もう煩い、煩い。

ロクに人と話できないくらいだもんね。

試合見に来てるの、若い人ばっかじゃないし、

自分のすぐ前のオバサン、音楽鳴る度に耳ふさいでたよ。

                                                            

それからね、照明代割増のせいか、後援会充実してるせいか知らないけど、

この日のカードで、自由席5,000円っていうのは、ちょっとね……。

                                                          

                                                        

ってとこで、すぐ近くに宮崎辰也君来てて、ヤアヤアってなって、

彼、第三試合の掛川君の応援に来てて、ジムも違うし、SLとLFだし、

まるで接点無さそうなのに、ボクサーの人脈ってのは、ホント分かんないね。

                                                        

                                                            

◆森眞君(赤城)×庄司恭一郎君(戸高)……W 8R

8勝(4KO)7敗1分の29才・愛媛県と、6勝(3KO)2敗4分の32才・北海道。

                                                           

森君の方が7~8㎝デカいサウスポーで、何だかやってくれそうな感じするんだけど、

これがまた、大人しいボクサーでね。

                                                        

一方の庄司君も、最後の詰め甘いというか、あと一歩のとこで、勝ち逃すっていう、

気持ちはこもってるんだけど、ある意味、とても残念なボクサーなんだよなあ。                                                        

二人とも、頭の位置殆ど動かさないもんで、見てて危ない、危ない。

                                                           

1R、動きのいいのは庄司君の方で、

森君、そんなんではどうにもならないでしょってくらい、手数少ないんだわさ。

                                                          

2R、セコンドにそう言われたのか、森君いきなりの手数アップで、

見てたら、同じジムの澤永真佐樹さんに打ち方よく似てて、

左打つ時、あらかさまに体右傾けるとこなんか、そっくりだもんなあ。

                                                             

でも、試合リードしてるの、終始庄司君で、二人ともパンチのキレ不足なんだけど、

森君、それに輪かけて、振りデカ過ぎで、折角長いリーチ持ってんだから、

もっと右ジャブ使って、ゲーム組み立てればいいのにって、

他人事なんだけど、勿体ないなあって思ったんだよね。

                                                          

攻撃に、アイデア不足してて、見ててファンタジックでないのは共通なんだけど、

そこそこ当てられてるし、大空振りも多い分、森君の方が消耗度大きいんだわ。

                                                          

6R、ますます、二人の接近度高まっていって、2分過ぎ、

ガツン一発のバッティングで、庄司君、思いの外の大カットしてしまって、

ここで負傷ストップエンド。

                                                          

結局、見たまんまの3-0で、庄司君の判定勝ちだったんだけど、

そのスコアが、60-54×2、59-57っていうんだけど、

59-57っていうのは、どうにも納まり悪くて、

ブワ―ンって大殴りすれば、キップがいいって、点くれるのかって感じだったなあ。

                                                           

                                                         

◆崔學先君(韓国)×林徹磨さん(セレス)……F 8R

5勝2敗2分の韓国1位、23才と、

14勝(4KO)1敗1分のランク6位、22才・愛知県。

                                                            

徹磨さんも大好きボクサーなんだけど、

これまた大好きボクサーの小林タカヤスさんに、今年1-2で負けてしまって、

この試合、ホントどっち転んでもおかしくない、全て1P差っていうスプリットで、

終わった直後は、小林さんの方が負けたかって感じで落ち込んでたんだよなあ。

                                                           

その徹磨さんの再起復帰戦なもんで、仕方ないんだろうけど、

相手のコリアンボクサー、それで国内ランク1位かあって、下手クソの上のへタレで、

結果的に韓国のボクシング事情、透けて見えただけの試合だったなあ。

                                                          

赤コーナー、バリバリのコリアン・ワンワンボクサーで、ファイターでもなく、

ボクサータイプでもない、ただのディフェンスするサンドバッグだったな。

韓国1位、無気力試合で招聘禁止リストに載るぞ、きっと。

                                                            

で、こりゃ、2Rまでだなって見てたんだけど、それまでに決着しなかったもんで、

休憩しちゃって、結果知らないんだけどね……。

                                                           

                                                           

◆野崎雅光さん(八王子中屋)×ガンバレ将太君(戸高)

                           ………SF 8R

9勝(4KO)2敗のランク11位、21才・東京都と、

7勝(2KO)0敗1分の26才・東京都。

                                                           

野崎さん、試合前、必ずリングの感触確認するのがルーティンなもんで、

例えファイナリストの時でも、第一試合のボクサーなみの早出で、

で、中屋会長も筒井マネジャーも、あんなに早くからの出動だったんだよね。

                                                             

この日は、完全アウェイのメンイベンターだし、相手無敗のファイターだし、

負けたら、間違いなくのランク落ちっていう、限りなくプレッシャーかかる試合で、

こっちの方が、情けないほど縮み上がってしまったんだけど、

結局は、全く危なげなくの3-0で、野崎さんの勝ち。

                                                             

翔太君、これまで楽なマッチメイクで勝ち星重ねてきた結果の無敗じゃなくて、

彼、ホント強いし、キップのいいボクシングするナイス・ファイターなもんで、

緊張感満々の第1ラウンド開始。

                                                         

二人とも、八王子出身なんだけど、少し年令離れてるもんで、

お互い面識ないんだってね、なんてことはどうでもいいことで、

とにかく翔太君、ランク取りに燃え上がってて、初めから、右も左もブンブンで、

そりゃ、相変わらず、しなやかさには欠けるんだけど、気持ち溢れてたなあ。

                                                             

一方の野崎さん、少し面喰らいながらも、いつも通りのクールなスタート切れてたね。

                                                         

2R、残り40秒ほどかなあ、リング中央ちょっと西寄りのとこで、

翔太君の右交わしざまに野崎さん、シュンシュンって、ワンツー打ち込んだんだけど、

体少し左傾けながら打ったその右が、そんなに全力打ちじゃなかったんだけど、

抜群のタイミングだったもんで、翔太君思わずのストン・ダウン。

                                                         

勿論、野崎君追撃態勢なんだけど、それほどの大ダメージでもなかったし、

翔太君の踏ん張り盛り返しも凄くて、まだまだこれからって感じ。

                                                           

3R、翔太君、挽回の全力ショット満開で、アッパー気味に打つフックが、

ボディに来るのか、顔面まで伸びるのか、ちょっと不穏な動きしてて、

これが、彼の一番のデンジャラス・ショットなんだけど、

野崎君、こっちが思うほど脅威に感じてないみたいで、地道にパンチ当てていって、

このラウンド終わった時は、もう翔太君の顔面、かなり紅潮したなあ。

                                                            

当初、野崎さんのパンチ打った後の腕の引き甘くて、そこんとこ翔太君に突かれて、

何度か、顔面跳ね上げられる場面もあって心配だったんだけど、

4R以降、それも徐々に解消されたし、元々色んなパンチを色んな角度から、

差し込むように打つのがとても巧くて、翔太君の攻撃パターンと比較すると、

ホント、まだ21才なんて信じられないほどなんだけど、

なんか自分、野崎さんに期待してる部分大き過ぎなせいか、

まだまだ君出来るぜってなってしまうんだよなあ。

                                                        

この日の野崎さん、そもそも、いつもより相手の正面立ち過ぎだったし、

得意の右クロスも、相手があれだけ体、右下へ傾け続けてるってのに、

ズーッと距離長過ぎの右出し過ぎで、クリーンヒット少なかったし、なんてね……。

                                                            

5R、翔太君、相手の攻撃がキツイもんで、段々頭下げるようになってしまって、

で、右目上バッティングカットしたんだけど、その前のラウンドで、

同じようなとこヒットカットされてたもんで、もう顔面、血で大変になってたな。

                                                            

それでも、翔太君、気持ちだけは半端じゃないもんで、折れることなく最後まで、

鼻血で、呼吸もシンドかったと思うけど、ホント最後まで、

必死のボクシング見せてくれて、アリガトネだったなあ。

                                                           

それにしても野崎さん、7R以降、倒すしかないってパンチ繰り出して来る相手に、

あくまで冷静に対処できて、却ってタイトなボクシングすることできて、

切り崩すきっかけ、相手に全く与えなかったし、

最後まで、スピードと手数落とすことなくて、とってもいいボクシングだったなあ。

                                                            

結局、80-72、79-72、78-75っていう3-0で、野崎君。

でも、スコア、結構振れてるんだけど、これ何でかなあ?

                                                          

自分、ラウンドごとに採点しながら試合見るっていう習慣ないんだけど、

野崎さんの6P位勝ちで、彼、取られたラウンドなかったから、80-74位で、

78-75ってのは全く理解不能で、どことどこのラウンド取られたのか知りたいなあ。

確かに途中、翔太君のパンチで、顔面跳ね上げられる場面あるにはあったけど、

そのラウンドの中で、充分リカバリー出来てたと思うんだけどね。

                                                         

試合終わった時、控室近くの通路で、野崎さんに会ったんだけど、

彼、全く顔傷ついてなくて、どこも腫れてなかったし、当然元気満々で、

アリガトございますって、笑いかけてくれて、幾つか質問したんだけど、

とっても丁寧に応対してくれたんだよね。

                                                           

                                                          

ボクシング終わりってのは、全部嬉しいことばっかりっていうことはなくて、

残念ばっかりっていうこともなくて、嬉しかったことと、残念だった事とが混在して、

何か、妙な静寂のようなものに包まれること多いんだけど、

昨日も、傘さしながら、人影まばらな帰り道、なんかトボトボ駅まで歩いたさ。

                                                             

2010年10月 9日 (土)

冽さんのサイン……とか。

タイトルで釣ってるんだけど、実は今日は、TVとかニュースからの話題が殆どで、

標題の話は、一番最後ですので、何卒のご理解とご了承を……。

                                                           

昨日のサッカー、日本がアルゼンチンに初めて勝って、今まで6戦全敗で、

息子がサッカーやってたこともあって、我が家ではかなり前からサッカー見てて、

特に、奥さんなんか、南米やヨーロッパのサッカーにとても詳しいんだけど、

1998年、アルゼンチンにバティステュ―タがいた頃なんか、

まるで勝負にならなかったのにねえって、エライ感激してたもんね。

                                                          

日本、普通に強いチームになってて、攻守殆ど対等にやってて、

中盤の詰めとか寄りとか、シンドクなる時間帯もちゃんとやってたし、

あとは、ゴール前の細かくてファンタジックなパス回しが出来れば言うこと無くて……。

                                                        

ザッケロー二監督、初陣勝利でメデタイんだけど、

アルゼンチンの監督、マラドーナが首になった後の、バチスタって暫定監督、

気の毒に、帰ったらボロカスに言われるだろね。

                                                             

ディフェンスの長友ってのが、上背ないのに、スピードあってフィジカル強くて、

ホント凄かったんだけど、彼だけ、ユニフォームの背中、背番号の下に、

格子状に青黒いテープ貼ってあったんだけど、あれなんだろね?

                                                          

                                                        

古いテニスの映像に、シティフィ・グラフが出て来て、自分好きだったんだけど、

彼女のプレー中、観客席から、「シティフィ、僕と結婚してくれないか。」 って、

声飛んだもんで、一瞬集中切れたんだけど、そこからの彼女がとても素敵で、

二コリともしないで、「あなた、お金、いくら持ってるの?」 って返したんだわ。

あんな場面で、瞬時にああいう風には、なかなか答えられないよなあ。

観客、大拍手だったけどね。

                                                                                                                                                                            

                                                         

ハンガリーのアルミ工場とかで、野外の排水池が決壊してしまって、

触れると火傷するような朱色の猛毒排水液が、町中に溢れてしまって、

それが流れ流れて、ドナウ川に流れ込みそうになってるみたいなんだわ。

                                                          

日本だと、ああいう排水、池に溜めとくってのは許されなくて、

タンク貯留に限られてるらしいけど、外国だとその辺、結構大雑把みたいだね。

                                                            

                                                            

今年の猛暑のおかげで、野菜大打撃の結果の値段バカ高で、

レタスが筆頭みたいだけど、その次はトマトで、卸値昨対比231%なんだってね。                                                           

そうなると、大塚の、あのトマトラーメン屋なんかは、結構シンドイだろうなあって。

                                                          

                                                         

中国人初めてのノーベル賞だっていうのに、それ平和賞なんだけど、

その受賞者が、今刑務所にいる11年の懲役囚ってことで、

中国政府が、またもやの異常反応で、またまたあの国の暗部が見えてきたね。

                                                          

受賞者、劉暁波(リュウ・ギョウハ)って名前の、ちょっと玉置宏に似た作家で、

2008年にネットで、中国の共産党一党独裁支配批判して、民主化促したんだけど、

結局、国家転覆を煽動したって事で、彼、天安門事件以来の、

筋金入りの活動家だったこともあって、逮捕されてしまったんだよね。

                                                          

彼が、ノーベル賞候補になった時、もしホントに選んだら、

ノルウェーとの関係悪くなるぞって、中国外交部が脅しかけてたんだけど、

ノーベル財団ってのも、平和賞にかけてだけは、変に強気っていうか、

敢えて揉めに行くようなとこあって、これまでも、ダライ・ラマとか、アンドレイ・ハロフ、

アウン・サン・スー・チー、アラファトとか、結構微妙なメンバー選んでるんだよね。

                                                          

で、結局、ノーベル財団、中国政府からの圧力あったこともバラしてしまって、

中国、モロ刺激して、国内放送は勿論、 CNN、BBC、NHKの中国内放送も、

その受賞場面になると、電波切られて、画面真っ暗にされてしまって、

ああいうこと、向こうの連中勝手にやるんだってこと、明らかになってたなあ。

                                                         

全部の放送局貼り付きでチェックしてるヤツがいて、好ましくないってなると、

いきなり電波切っちゃうシステムってのも凄いけど、

日本みたいに、多チャンネルCSできるようになったら、大変だろうなあって……。

                                                          

それにしても、あの国、まだまだ民主化されてない、未開の一党独裁国家で、

経済力と軍事力ひけらかして、最近、デカイ態度取り続けているんだけど、

他の国、カネに惹かれてすり寄って行くってのも、実はとっても情けないことで、

万博なんかにイソイソ出品してるの見てて、どうなのかなあって思ってたんだよね。

                                                        

発展途上中っていうのは、見っともないほど身分不相応に成り上がってしまって、

往々にして、他人や他国のヒンシュク買うこと多いんだけど、

かつての日本も、そういうようなことやったことあって、

ニューヨークのセントラルパーク周辺のビル買い占めて、眉ひそめられてたもんね。

                                                         

いずれにしても、卑屈過ぎたODAとか、法外に安易なプラント輸出のし過ぎなんかで、

技術の安売りした結果、日本と中国の立場、逆転してしまったんだけど、

それでも当時の日本の方がまだずっとマシで、少なくとも言論の自由はあったからね。

                                                           

先だっての尖閣列島のこともあったし、あの国の未開発性と覇権主義っていうのは、

やっぱり日本にも世界にも、とっても脅威だと思うんだよね。

                                                         

だけど、経済を最優先した結果の、修正共産主義とも言える自己矛盾は、

そんなに遠くない将来に、必ず破綻をきたすんじゃないかって、自分思ってて、

その時の混乱は、北朝鮮の崩壊とは比較にならないものになると思うんだよね。

                                                        

広大な国土と、膨大な人口の中に、貧富や民度、教育程度、インフラなんかに、

途方もない格差抱えてるのが現実なもんで、

そういうのを一括りにして、少しでもマシな明日に導こうとすれば、

取り敢えずの民主化なんか、後回しにせざるを得ないのかも知れないけど、

それでも、ノーベル賞の受賞者が獄中っていうのは、

どう考えても、普通じゃないって事だけは確かだね。

                                                           

                                                            

李冽理さんからサイン貰ったのは、つい最近、今年の8月30日だったから、

その時は、日本フェザー級チャンプだったんだよね。

                                                        

彼、普段はサラリーマンなもんで、試合以外で、滅多にホールに来る事ないんだけど、

その日は、横浜光ジムの興行だったせいか、スーツ姿のまま、仲間の応援に来てて、

少し離れたとこに座ってる時に頼んだんだわ。

                                                          

とても気さくにサインしてくれたんだけど、アレって驚いたことあってね。

普通、色紙は縦長にして渡すと、そのまま縦書きすることが殆どなんだけど、

冽さん、いきなり横長位置にして、横書きサインしたんだわ。

それって、同じ横浜光ジムの木村登勇さんも、そうだったっけなあって思い出したね。                                                          

横書きサインなのは、あともう一人、林徹磨さんもそうだったね。

                                                         

外国人は基本、横書きなもんで、色紙殆どが横長使いするみたいで、

家にある、ドン・キングとか、マルコ・アントニオ・バレラとかも横長使いなんだけど、

ホルヘ・リナレスが日本に来たばっかりの頃、サイン頼んだら、

彼、渡したそのまま縦長使いにして、斜めに書いてたなあ。

                                                         

唯一変わってるのは、河野公平さんで、縦長使いで、横書きなんだよね。

                                                          

それにしても冽さん、滅多にホールに来ないから、

書いて貰ったサインに、WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンって、

今度は赤マジックで上書きして貰うってのは、なかなか叶わないんだろなあ。

                                                          

2010年10月 8日 (金)

大沢親分とR・ストーンズ

ズーッと以前、営業部門の仕事してた時のことなんだけど、

同じ部署に、いつも飛び抜けた成績残す男がいたんだけど、

ジェラシー感じないで済むほど、嫌なヤツでね。

                                                           

比類ないほどの成果残しながら、尊敬されないってのも、

裏表多い性格で、実績鼻にかけて、謙虚さのかけらも無かったもんで、

仕方なかったんだけど、サンデージャポンのスポーツコーナーに出てる、

張本勲ってのも同じくらい嫌いで、それに比べると、自分、大沢親分好きだったなあ。

                                                          

彼、荒っぽい言葉使いだったけど、相手に対する愛情に溢れてたね。

現役時代のプレーは良く知らないんだけど、

思いやりに溢れた、一本気の熱い男っていうのはいいよなあ。

昨日の朝、78才で亡くなったっていうことで……。

                                                          

                                                       

マイケル・シェンカ―がいたスコ―ピオンズってバンドは、

1972年、ドイツで生まれたドイツ唯一無二のハードロックバンドなんだけど、

こういうバンドにありがちな、メンバーの出入りがおそろしく激しくて、

どの時期がベストかっていうのを判断するの難しいんだよね。

                                                            

基本的には、クラウス・マイネ(vo)と、ルドルフ・シェンカ―(g)のバンドなんだけど、

ルドルフの弟、マイケルを聞こうとすると、ごく初期のもの、

例えば “恐怖の蠍(さそり)団” なんかに限られるんだよね。

                                                         

その、マイケル・シェンカ―なんだけど、折角、スコ―ピオンズでやってたのに、

UFOのギタリストが突然失踪してしまった時に、ヘルプ頼まれてそっちに行って、

なんとその後、彼自身が酒と薬がらみの失踪事件起こしてしまったもんで、

時系列で追跡するのなかなか難しいんだけど、

結局は、色々一段落付けた後の、マイケル・シェンカ―・グループって、

リーダーバンドのを聞くのがいいんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                           

                                                           

夜、一週間前に録画しておいた、1990年のローリングストーンズのロンドンライブ。

                                                       

確か、最初の日本公演の翌年のもので、

彼らのライブ映像の中で一番のクリア画像で、

それに、ビル・ワイマン(b)のラスト映像なもんで、とっても貴重なんだよね。

                                                           

彼、相変わらず、人ごとみたいなステージ・パフォーマンス、黙々のプレイで、

ベースのトップにタバコ挟みながらで、カッコいいんだよなあ。

                                                           

映像は、オープニング直前のステージ裏から始まってて、スタッフとのジャレ合いとか、

チャーリー・ワッツが床でステップ踏んで、ウォーミングアップしてるとことか、

なかなか興味深くて、ギターは付き人みたいのが肩に懸けてたりしたなあ。

                                                         

チャーリー・ワッツ、学校の先生みたいで、ハイハットをチッチッチッチッ、

チッチッチッチッって4拍カウントしながら、その4拍目にスネアを叩くんだけど、

その4拍目のハイハットのチッをわざと叩かないんだよなあ。

それ、普通のドラマーは決してやらないもんで、見ててとても不思議で、

自分でやってみるとわかるけど、そういう風にやる方が難しくて、

スネアのタイミング、ずれそうになるし、っていういか、

わざと遅れ気味にしようとして、そういう風にやるのかって思ったんだよね。

                                                            

5人の中で、ビル・ワイマンが一番太ってて、確かに昔のキレなくなって、

何だか、ダコタスのリーダー、ビリー・J・クレーマーみたいになってんだけど、

あんな感じの、静かなベーシストっていうのが好きなんだよなあ。

                                                           

キース・リチャーズは、日の丸入りの手ぬぐいをバンダナにしてて、

やっぱり、相変わらず、テレキャスターの弦は5本しか張ってないんだよなあ。

ほとんど一曲ごとに、ギター替えるんだけど、その度に裏方がチューニングしたり、

アンプのスイッチ調整してたね。

                                                       

8曲目は、キースのボーカルで、ちょっとエリック・クラプトンに似た声質なんだけど、

正直、あんまり上手くはなかったな。

                                                          

アンコールの “Satisfaction” でのキースとロン・ウッドがとっても良かったけど、

全体通して、常に目が行くのは、やっぱり、チャーリー・ワッツだったな。

                                                             

この日の演奏曲目は、全部で15曲。(良かったのを太字表示で……。)

                                                           

Start Me Up

Sad Sad Sad

Tumbling Dice

Ruby Tuesday

Rock And A Hard Place

Honky Tonk Women

You Can't Always Get What You Want

Happy

Paint It Black

2,000 Light Years From Home

Sympathy For The Devil

Street Fighting Man

It's Only Rock'n Roll

Brown Sugar

Satisfaction

                                                    

                                                   

で、昨日は、大沢親分とチャーリー・ワッツの日。

                                                          

2010年10月 6日 (水)

エキサイトマッチ (9/27、10/4)

あれからまた、結構たくさん映画見てね、

“消されたヘッドライン” “G.I.ジョー” “アンタッチャブル” “コンスタンティン”

“ザ・ロック” “サブウェイ123” “ワイルド・レンジ” “エンド・オブ・デイズ” の8本。

ベストは、“消されたヘッドライン” かな。

                                                        

                                                         

昨日は、レンタルCDショップで、ベスト版のエリック・クラプトンと、スコ―ピオンズ、

ジョン・メイヤー借りたんだけど、ジョンン・メイヤーのデビュー盤は、

みんな同じ曲調なもんで、飽きるね。

                                                       

それから、突然、ルービン・シュタインのピアノソロ聞いたんだけど、

彼、もうとっくに死んだんだろうけど、気難しい鷲みたいでカッコよかったなあ。                                                      

自分、ピアノ協奏曲以外、クラシックってカラキシなんだけどね。

                                                           

                                                       

それにしても、大阪地検のインチキやって、とっ捕まった三人の検事、

三人が三人とも、いかにも不細工な見てくれしてて、笑うね。

                                                        

張本人、醜いハゲデブで、その上司が醜いカツラデブで、

そのまた上司が、何でそんなのかっていうほどの変則ヘアスタイルで、

その上、まるでビビったオスカー・ラリオスみたいな目してるんだわ。

(0・ラリオスは大好きだったボクサーで、決して彼を小馬鹿にするつもりなくて、

間抜けなラリオスだったら、ああいう顔だろうなあ、ってことで……。)

                                                           

あいつ等のお陰で、検察、顔丸潰れで、いい加減な捜査、やっぱり山盛りみたいだし、

世間の冤罪事件、自分、ホントに冤罪なのって首傾げること多かったんだけど、

みんな冤罪、全員無罪のような感じしてきたもんなあ。

                                                       

                                                          

エキサイトマッチ、まずは、9月27日放送分から……。

                                                          

◆ジャン・パスカル×チャド・ドーソン

                  ……WBC LH タイトル統一戦

25勝(16KO)1敗のWBC LHチャンピオン、27才・ハイチ。

29勝(17KO)1NCのWBC LH暫定チャンピオン、28才・アメリカ。

                                                        

ドーソンの方が10㎝ほど上背あって、リーチも長いんだけど、

パスカルの足とパンチのスピード、尋常じゃなくて、

一瞬の踏み込みからの、左右連打が圧倒的で、ドーソン終始戸惑い気味なんだわ。

                                                           

ドーソン、踏み込まれるの嫌なら、もっと右ジャブ先打ち連発した方がいいのに、

何だか、ひたすらカウンター狙いに絞り過ぎで、

だけどそれ、パスカルの速さの前に全く間に合ってなくて……、

ってラウンドが延々7Rまで、続いたんだわ。

                                                          

いつまでも待ちボクシングじゃまずいって、ドーソン、やっとのことの進撃で、

8R、ボディ連打から左右顔面強打、やっとこさ直撃することできて、

それ、少し効いたみたいで、流石のパスカルもクリンチ逃げなんだけど、

結局、それ以上の追撃は叶わなかったんだわ。

                                                            

もう倒さなければ負けだっていう11R、

飛ばしに飛ばしたパスカルのスピード、少しばかり落ち加減になったとこ、

1分半、ドーソンの左アッパー、見事なカウンターでパスカルにのめり込んで、

パスカル一瞬動き止まってしまって、オオ、ここだ、ここだってとこで、

二人強烈バッティングで、ドクターチェックされて、パスカルに有り難い休憩になって、

それでも、勢いからいって、ドーソンに大挽回のチャンス到来だったんだけど、

何と、何と、ドーソンの傷、余りのパックリなんもんで、ここでTDストップ。

                                                            

これから面白くなるって時に止められてしまったんだけど、ここまでってことなら、

間違いなく、パスカルの逃げ込み大成功で、

結局、118-101、106-103×2で、勿論、パスカルの勝ち。

ドーソン、反撃始めるの、ちょっと遅かったなあ。

                                                           

                                                          

◆デボン・アレキサンダー×アンドレアス・コテルニク

              ……WBC、IBF SLタイトルマッチ

20勝(13KO)0敗のWBC、IBF SLチャンピオン、23才・アメリカ。

31勝(13KO)3敗1分の前WBA SLチャンピオン、32才・ウクライナ。

                                                            

コテルニク、猫背で、ちょっと緩み加減の体したファイターなんだけど、

今日のとことは、あんたを応援するぜってスタートだったんだけど、

相手のアレキサンダーが早過ぎなもんで、延々手こまねいてたなあ。

                                                           

アレキサンダー、このクラスにしては、度を超えたスピード持ってて、

パパパッて打って、パッて離れてしまうもんで、殆ど正面切った打ち合いにならなくて、

コテルニクも、見てる自分もストレス溜まっていったんだけど、

パンチ力ないのがこの位置にいるってのには、他に何かあるに決まってんだけど、

アレキサンダーの場合は一点、スピードだけ神様がいいもの与えたんだよなあ。

                                                            

彼、パンチ力不足の他にも、攻撃方法、単調王子の全く一本調子だし、

コンビネーションとかボディブローなんかにも、

恵まれたモノ、殆どなくて、ただひたすらスピード、スピード、スピードなんだよね。

                                                           

それでも、何か一つでも、他人より飛び抜けたモノ持ってれば、

どこの世界ででも、そこそこテッペン行けるってことなんだあって納得したね。

                                                           

でも、結局、要するに、それ、当て逃げボクシングってことで、

コテルニク、追い掛け廻しながら、何とか当てようって、諦めずに終始頑張って、

8Rとか、相手がバランス崩しそうなとこまで追い込んだんだけど、

アレキサンダー、手数だけは止めないもんで、なかなか決定打までいかなくて、

こっちのストレスもどんどん高まっていったんだわ。

                                                           

12R、動き過ぎで疲れたか、アレキサンダーの手に迫力無くなった時、

残り1分辺りかなあ、コテルニクの右のチョン出しで、

何とアレキサンダー、思いの外のダメージで、前傾は崩れるし、

左足振り振りしてて、明らかに足に来てるんだわ。

                                                           

行けえーっ、コテルニク、そこだあって、こっちも右手動くほどだったんだけど

最後の方、アレキサンダー、もうグニュグニュだったんだけど、

あと直撃弾一発のとこ、何とかすり抜けることできて、

116-112×3の3-0で、アレキサンダーの逃げ切りで、ちょっと残念。

                                                        

                                                           

ここからは、10月4日放送分ということで……。

                                                         

◆イバン・カルデロン×ジョバンニ・セグラ

                  ……WBA、WBO LF統一戦

34勝(6KO)0敗1分のWBOチャンピオン、35才・プエルトリコ。

24勝(20KO)1敗1分のWBAチャンピオン、28才・メキシコ。

                                                        

この試合、セグラがフィジカルの優位さ、前面に出して、

とにかく、ガツガツ、ガツガツって、殴りかかり系大振り前進あるのみで、

一方のカルデロン、下がりながらも、セグラのガードの甘いとこ、

トコトコ、トコトコ突くっていう、とても対照的な対戦だったなあ。

                                                            

とにかくセグラ、相手がどう返してこようと、委細関係ないって感じで、

カルデロンのKO率2割もないもんで、当てられても大したことないっしょって感じで、

もう、延々のボディアッパーブチ込み続けて、それ、あらかさまなドコン、ドコンで、

8R、久し振りに見たなあ、苦しいボディが限界に達してしまって、

カルデロン、ついにしゃがみ込みダウンしてしまって、

結局、片膝付いたまま、テンカウント数えられてしまったんだわ。

                                                         

相手のパンチ力、見切った上だったとは思うけど、

バカの一つ憶えみたいな、セグラのボディ攻撃、これにはちょっとタマゲタな。

                                                          

                                                        

◆アンセルモ・モレノ×ネオマール・セルメニョ

                  ……WBA Bタイトル戦

29勝(10KO)1敗1分のWBA Bチャンピオン、25才・パナマと、

19勝(11KO)1敗のWBA B暫定チャンピオン、30才・ベネズエラ。

セルメニョの1敗は、モレノにやられたもので、この試合がダイレクトリマッチ。

                                                           

二人とも足長いし、スタンス、ガバーッて広いもんで、

日本人のバンタム級の試合とは、全然違った感じに見えたね。

                                                           

モレノっていうのは、自分好きじゃなくて、まず、腰引き加減の立ち姿が美しくないし、

もう最初から最後まで、カウンターしか打たないもんで、卑怯なヤツにしか見えなくて、

アウトボクシングったって、機会が来れば、正面殴り合いする、冽さんとは大違いで、

セルメニョ君、ここはひとつ、ガツンと行ってくれって感じで見てたんだけど、

6Rまでモレノ、全くの、逃げ逃げチョンチョン逃げチョンチョンなもんで、

追い込め切れないセルメニョが、結局当て逃げされてエンドなんだろうなって、

見えてきてしまったもんで、ここでお終い。

                                                         

ああいう、モレノみたいなボクシング、テクニックあるとか言われてるけど、

本人、あれで面白いのかなあって思うんだよね。

本人が面白いって言うなら、別に、それでいいんだけどね。

                                                           

自分、確かに歪んでるとこあってね、

野球でも、フォークとか、スライダーとか、変化球投げまくっての三振取って、

ガッツポーズしてるピッチャー見てると、それで面白いのかって思うんだよね。

                                                            

阪神タイガースってチームは好きじゃないけど、あそこの藤川球児ってのが、

バカみたいに直球投げ続けて、サヨナラホームランなんか喰らってるの見ると、

よーし、俺はそれでいいと思うよ、ってなるんだよね。

                                                          

以前、ボクシングでの、フェイントとかフェイクとかいうのも、

野球の変化球と同じでしょって、言われたことあるんだけど、ちょっと違うんだよなあ。

                                                             

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2010年10月 5日 (火)

大人の事情

最近、早朝ジョギングしてんだけど、目覚まそうとして、ハードロックなんか聞くと、

やっぱ寝起きにはシンドくて、何だかメゲそうになるね。

                                                         

で、ジャズに切り替えるんだけど、それでもブラスモノは、まだ少々キツくて、

結局、ピアノトリオなんか流してるんだわ。

                                                        

                                                          

昨日の夜、NHKTVの音声だけ、ラジカセから出しながら横になったんだけど、

“核廃絶” なんて、これから寝ようってとこに、

恐ろしくハードなテーマのドキュメンタリーで、でも思わず聞いてしまったんだわ。

                                                          

1964年、自分の中でのビートルズが終焉を迎えてる頃、

中国が旧ソ連の援助のもと、核武装したんだけど、

その事実突き付つけられて、急遽、日本でも内閣調査室で、

自らの核武装について、マジに検討してたんだってね。

                                                           

その結果、当時の技術力でも、思いの外容易に核弾頭作れるってこと判明して

広島レベルの破壊力の原子爆弾、10発くらいなら即OKだったんだってさ。

                                                          

で、当然、アメリカに打診したんだけど、彼らは、日本の核武装にあくまで反対で、

そりゃあ日本は、太平洋における防共の砦として、とても重要な位置にあるから、

だから、きっちりガードするけど、砦自身が核武装する事は望んでないってことで、

つまり、今日本が核武装してないのは、アメリカの圧力あってこそなんだよね。

                                                         

で、そんなら、有事の時、ホント、ちゃんと守って下さいねってなって、

日米安保の中の、密約に基づいて、日本に核兵器持ち込まれたんだわ。

マシンガン持ってる相手に、竹やり準備しても意味ないからね。

                                                         

すぐ後、佐藤栄作総理が、いわゆる “非核三原則” ってのをブチ上げて、

核を持たない、作らない、持ち込まないって、世界に宣言して、

それで、ノーベル平和賞まで貰ったんだけど、だけど、それ全くのマヤカシで、

沖縄に核兵器持ち込んでるの、日米のトップクラスでは納得づくのことだったし、

ソ連も中国も、それに今では北朝鮮もそれ知ってて、

だからつまり、日本のバックにアメリカいるから、極端に強気に出れないってことで、

要するに、日本は常にアメリカの核の傘で守られていて、

ぬくぬくした平和、享受してるっていうのが現実なんだよね。

                                                            

日本は唯一の被爆国なもんで、国内では核に対する冷静な論議有り得ないって、

つまり、核問題が感情論に巻きこまれてしまって収集付かなくなってしまうから、

密約付きの非核三原則の中に、なあなあにされてるってことで、

沢山の大人の事情みたいなものが、複雑に錯綜してるって感じがしたなあ。

                                                          

                                                         

大人の事情って言えば、ボクシング界にも、そんなようなこと沢山あって、

元々ランキングが10位までだったのを12位まで増やした理由、

今ではうやむやになってしまったし……。

                                                          

それホントは、11位をB級トーナメント優勝者のポジションにして、

新人王トーナメント優勝者に12位を与えるはずだったのが、

今ではそのB級トーナメントなくなってしまったんだよなあ。

                                                            

それから、A級で、そこそこ勝率のいいボクサーには、

なかなかランカーとの勝負のチャンス巡って来ないのが現実で、

殴り合って強いの決めるっていう単純さこそが、ボクシングの醍醐味なのに、

なけなしのランカー失うと、ファイトマネー下がって、マネジメント収入減るし、

練習生集めるのにも影響して、ジム経営にも支障きたすからって、

ランク失う可能性に躊躇するって、って大人の事情が顔を出すんだよね。

                                                        

で結局、ギブ&テイクできない小さなジムはマッチメイクに苦労するし、

ファンが見たがる対戦が実現しにくいんだと思うんだよね。

                                                         

そもそも、タイトルマッチに関しても、チャンピオンサイドがランク上位から順番に、

対戦打診しても、好ましい相手じゃないじゃないと、つまり強過ぎる相手なんかだと、

色々理由付けて、何とか避けて通ろうとするとこあるしなあ……。

                                                         

それからね、金の卵は大事に育てたいってのは、充分分かるんだけど、

だからって、明らかに差のあり過ぎるマッチメイクばかり続けてると、

観客の興味失わせてしまって、本末転倒だと思うんだけど、

そういうとこにも、その場限りの大人の事情が見え隠れするんだよね。

                                                             

                                                          

ところでね、以前、坂本博之さんのSRSジムの錨吉人って練習生の事、

ちょっとだけ書いたことあるんだけど、彼、いよいよ今月プロテストらしいね。

来年早々のデビューなんだろうけど、この子、絶対憶えておくといいよ。

テクニック凄いし、ハート強そうだし、頭抜けたボクシングすると思うんだよね。

                                                         

2010年10月 4日 (月)

10月のボクシング

デンカオセーン、殆ど何もできないで、コンセプションにKO負けだってね。

                                                       

それも、1Rに3回倒されたっていうんだから、やっぱ、勢い負けかなあ。

何しろ、デンカオセーン、もう53戦目だもんなあ。

これで、50勝(20KO)2敗1分で、一方のコンセプションは、21勝(16KO)1敗。

                                                        

                                                         

それから、昨日3日、大阪IMPホールでの午後興行で、

ミドル級のタイトル戦あったんだけど、淵上誠さん(八王子中屋)が、

チャンピオンの鈴木哲也さん(進光)を、6RTKOしてしまったんだってね。                                                         

実は、自分、鈴木さんの防衛じゃないかって思ってたもんで、ビックリしたなあ。

                                                         

淵上さん、何かデカイ軟体動物みたいな、ちょっと捉え難いボクシングするんだけど、

鈴木さんが、いつものガスガスの力技に持ち込めば、

結構簡単防衛じゃないかって思ってたんだよね。

                                                           

鈴木さん、淵上さんの軟体ボクシングに戸惑ってしまって、

ゴワ―ンって感じで振り出し来る、左オーバーハンドからのコツコツパンチに、

すっかりペース乱されてしまったのかなあ。

                                                          

それにしても、八王子中屋ジム、今絶好調で、

荒川仁人さん、チャーリー太田さんに続いて、三人目のチャンピオンってことで、

太田さん、2本持ちなもんで、ベルト4本目だし、

荒川さん、太田さん、それぞれWBAの9位と14位だし、

あと日本ランカー、もう一人いて、野崎雅光さんがSF級の11位にいるんだもんね。

                                                          

このジムの凄いとこは、所属プロボクサー、全部で10人程しかいないのに、

2009年末時点で、A級5名、B級3名、C級2名って構成なんだけど、

そのうちの3人がチャンプで、あと一人日本ランカーって、

こんな効率のいいジムは、日本中探しても他にないもんね。

                                                           

                                                         

それから、井上庸さん、12月6日に、加藤壮次郎さんとタイトル戦だってね。

                                                          

二人、2009年7月以来、二度目の対戦なんだけど、

前回は、7R負傷判定になってしまって、井上さんの1-0ドローだったんだけど、

井上さん、あれ、とても残念な試合だったもんで、気持ち入るだろうなあ。

                                                          

それにしても加藤さん、12年かかっての、やっとこさのタイトルだってのに、

感慨に浸る間も、休む間も、ホントないんだよなあ。

                                                          

                                                          

さてさて、10月のボクシングなんだけど、もう始まってしまってるんだけど……。

                                                          

10月 1日……後楽園ホール

          十二村喜久さん×出田裕一さん、大内淳雅さん×田口良一さん、

          殿村雅史さん×将生潤君、工藤洋平君×楠岡正海君、

          石川雄策君、一場仁志君。

                                                          

10月 2日……後楽園ホール

          李冽理さん×プ―ンサワット、三浦隆司さん×稲垣孝さん、

          鈴木徹さん、尾川堅一君。

                                                         

10月 3日……大阪IMPホール

          鈴木哲也さん×淵上誠さん。

                                                        

10月 9日……後楽園ホール

          野崎雅光さん×ガンバレ将太君、林徹磨さん、

          益田健太郎君×井川政仁君、吉田アーミー真君。

                                                          

10月10日……大阪府立体育館

          井岡一翔さん×瀬川正義さん。

                                                          

10月11日……後楽園ホール

          清田祐三さん、板垣幸司さん×村中優君、斉藤司君。

          涼野康太さん×石川昇吾君、澤永真佐樹さん×横山大輔君。

                                                       

10月16日……後楽園ホール

          天笠尚さん×東上剛さん、加藤善孝さん、

          前之園啓史さん×洞平勝賢君、山崎武人さん×緒方勇希君。

                                                          

10月19日……後楽園ホール

          木村隼人さん。

                                                         

10月21日……神戸文化ホール

          宮崎亮さん×戎岡淳一さん。

                                                        

10月24日……両国国技館

          西岡利晃さん×レンドール・ムンロー、

          ホルヘ・リナレス×ヘスス・チャベス、

          ファン・カルロス・レべコ×ローマン・ゴンザレス、

          亀海喜寛さん×ホセ・アルファロ、

          山中慎介さん×ホセ・シルベイラ。

                                                       

10月28日……後楽園ホール

          細川バレンタインかん×鈴木拓也さん、

          新藤寛之さん×中村尚平太君。

                                                         

                                                           

自分、胸ワクの10月の試合ベスト10は……。

                                                        

① 亀海喜寛さん×ホセ・アルファロ

② 天笠尚さん×東上剛さん

③ プ―ンサワット×李冽理さん

④ 井岡一翔さん×瀬川正義さん

⑤ 西岡利晃さん×レンドール・ムンロー

⑥ 山中慎介さん×ホセ・ルべイラ

⑦ ホルヘ・リナレス×ヘスス・チャベス

⑧ ファン・カルロス・レべコ×ローマン・ゴンザレス

⑨ 大内淳雅さん×田口良一さん

⑩ 涼野康太さん×石川昇吾君

                                                           

                                                          

海外の試合だと……。

10月 8日……ポンサクレック・ウォンジョンカムのWBC Fタイトル戦。

10月 9日……ウーゴ・カサレスのWBA SFタイトル戦。

10月16日……バスケス・ジュニア×イバン・エルナンデスのWBO SBタイトル戦。

10月30日……まだやってるのか、イベンダー・ホリフィールド。

                                                        

                                                         

今朝、何だか雨模様なもんで、ジョギングはサボり。

                                                         

2010年10月 3日 (日)

TVボクシング・10月2日

生中継だったもんで、結局ホールには行かなくて、久し振りのテレビボクシング。

                                                            

G+、最近デジタルハイビジョンに移行して、画像格段に良くなったし、

外部スピーカーに繋いで見てたら、エライ迫力だし、

カウチでどんな姿勢でも見れるし、トイレもタバコも自由だし、

特に世界戦なんかだと、放送局の都合で、やたら休憩入って間抜けなんだけど、

CM中や、盛り上げVTRなんかの時は、競馬の予想だってできるし、

その上、酔っ払い観客とか、ガシャガシャうるさいカメラ小僧も近くにいないし、

こりゃ、なかなかいいんだわ、テレビボクシング。

                                                           

放映始った時、工藤宏樹君(ドリーム)×根本賀通君(木更津GB)の、

4R目やってたんだけど、この試合、結局バッティングエンドだったんだけど、

とにかく、まだ、ガーラガラだったなあ。

                                                       

それと、いつもの赤、青コーナーが逆になってて、

この後それ、何度も入れ替わるんだけど、見ててああいうのメンドイし、

画面下の表示が何度も画面と逆になるし、まあ、見にくいんだわさ。

                                                       

それと、もともとのメニューだと、南林紀之君(P堀口)×重信亮太君(横浜光)が、

組まれてたんだけど、その試合は映らなかったなあ。

                                                         

◆斉藤裕太君(北澤)×坂井優太君(F原田)……F 4R

23才と28才のデビュー戦同士で、ユウタ対決。

                                                         

初めっから、二人の勢い、全然違ってて、もうそれだけの勝負で、

1R40秒、斉藤君の左右連打で、坂井君いきなりのダウン喰らって、

何とか立ち上がったんだけど、直後、当然の如く、再度打ち込まれてしまって、

1分過ぎにレフェリーストップされてしまったな。

                                                          

デビュー戦で一番大事なのは、やっぱり気持ちの持ち方だなって痛感したな。

                                                          

それにしても、アナウンサー、斉藤君と坂井君、混同してしまって、

そりゃ、同じユウタではあるけど、聞いてて何が何だか分かんなかったな。

                                                          

                                                         

◆尾川堅一君(帝拳)×入江寛君(博多協栄)……SFe 4R

2勝(2KO)0敗の22才・愛知県と、1勝1敗1分の34才・福岡県。

                                                         

注目の尾川君の三戦目なんだけど、相手、いかにもひ弱そうで、年令もいってるし、

もう少し骨のある相手との試合が見たいよなあ。

                                                        

1R、開始のゴング、カーンって鳴った途端、もう全く勝負にならないの明らかで、

こりゃ、1Rで終わりだなって見てたんだけど、結局2R、

ボディから顔面連打繋げて、西側ロープに追い込んだとこで、ストップエンド。

                                                          

尾川君、凄い重厚感持ってるし、ガードもホンマもんだし、

打ち込みのタイミング感なんか、土屋修平君そっくりだし、期待満々なんだけど、

とにかく、いつも相手が弱過ぎて、ホントに凄いのか、多分、凄いと思うんだけど、

そう言えば、7月の試合の時も、残尿感みたいの感じたっけなあ。

                                                            

彼、ボクシング自体のリズム感とか間の取り方、少し違ったとこあるもんで、

スピードある相手の時、どんなもんなのか、是非見てみたいんだよなあ。

                                                         

鳴り物入りなもんで、怖がって対戦避ける、へタレが多いのか、

大事に育てたいって、相手選んでるジムの方針なのか、分かんないんだけどね。

                                                          

                                                          

◆内田義則君(セレス)×鈴木徹さん(横浜光)……Fe 8R

9勝(5KO)5敗の25才・茨城県と、

19勝(5KO)1敗のランク8位、24才・東京都。

                                                           

鈴木さん、主催者ボクサーで、格上なのに青コーナー。

                                                          

鈴木さんの1敗の相手、竜宮城さんなんだけど、

李冽理さんの1敗の相手も、宮城さんなんだよね。

                                                           

内田さん、気持ちこもったガンガン系、突っ込み乱打ボクサーなんだけど、

あくまで、自分本位のボクシングに終始して、殆ど相手見ないし、

カウンターは勿論、打ち出しや、打ち終りに合わせるってこと、全くしないんだわ。

                                                           

自分のタイミングだけで殴りかかって、あとはひたすらガードって、

ちょっと、独りよがり過ぎるとこあって、ハマルと強いんだけど、空回りも多いんだわ。

                                                            

一方の鈴木さん、派手さ全くないし、一発粉砕パンチってのもないんだけど、

相手見ながら、色んなパンチ、色んなとこに繰り出してって、

いつの間にか、すっかりペース握って、徐々に徐々に相手弱らせてしまうんだよなあ。

                                                          

二人とも、全くいつもの彼ららしいボクシングで、

っていうことは、つまり、鈴木さんにとっては、一番得意な系統の相手だったもんで、

内田君、正直、初めから勝ち目殆ど無くて……。

                                                        

ホット・パワーとクール・テクニックの戦いってのは、

パワーが圧倒的じゃないと、絶対勝てないって、自分、思ってるんだよね。

                                                           

4R、内田君、全部が全力打ちだし、被弾も多いもんで、大分消耗してて、

重心高くなって、足元緩くなってしまってるし、とにかく目線切るの、早過ぎなんだわ。

                                                            

5R、鈴木さん、ドッシリ感のある下半身、全く変化なくて、上体傾けたとこから、

上下打ち分け余裕だし、色んなパンチ見せてて、もう、圧倒、圧倒。

                                                       

6R、鈴木さん、鼻血で、内田君、右目上ヒットカット。

                                                            

7R、内田君、ラウンド前半は、根性で何とか頑張るんだけど、

半分過ぎると、著しく動き悪くなって、グローブの上からの被弾にもよろめいてるし、

体全体グニャグニャになってしまって、スタミナ的にも、もう限界だなあ。

                                                           

8R、それまでも内田君、相手が打って来る時、

ゴメンナサイって感じで、頭下げ過ぎだったんだけど、

1分過ぎ、そこんとこ、鈴木さんのアッパーの連発4~5発喰らって、

コーナーに詰められたとこで、レフェリーストッププエンド。

                                                            

内田君、殆ど全ラウンド取られた結果の、これで、ランカー挑戦二連敗なんだけど、

強い気持ち持ってるし、あと、もう少し違ったスタイルのボクシング目指せば、

可能性あると思うんだけどなあ。

                                                            

鈴木さんは、いつもの通り、普通に自分のボクシングやってたなあ。

彼、ブランクあって、その間、ユックリボクシング見直すことできたのか、

まだ若いのに、ホント、大人のボクシングするんだよね。

                                                          

                                                        

◆森道晴君(八王子中屋)×松山真虎君(ワタナベ)……B 4R

3勝(3KO)5敗の28才と、3勝(2KO)2敗の21才。

                                                           

おっと、またここで4回戦挟んでくるかって感じ……。

                                                            

森君、なんかオットリしたボクシングで、

テクニック無い同士の戦いの場合、気合入ってるというか、より凶暴な方が、

勝つのが自明で、その点で明らかに、松山君の方が上だったね。

                                                            

3R、多分、セコンドから激入れらたんだと思うけど、

森君、やっと前向きになって、手数増やしていったんだけど、

やっぱり、松山君の気持ちの方が上回ってて、

結局、39-37、39-38、38-39の2-1で、松山君。

                                                         

それにしても、松山君、全ラウンド通じて、パンチ出し続けてエラかったんだけど、

そんなに当て続けた割に、相手、グラットもしなかったし、顔も腫れてないってのは、

どっか打ち方、良くないんじゃないかって思ったけどね。

                                                          

                                                          

◆三浦隆司さん(横浜光)×稲垣孝さん(F赤羽)

                  ……日本 SFe タイトル戦 10R

19勝(15KO)1敗2分のチャンピオン、26才・秋田県と、

12勝(5KO)8敗1分のランク1位、24才・東京都。

                                                        

三浦さんの負けは、2007年、小堀佑介さんの5度目の防衛戦の時だけ。

                                                           

一方の稲垣さん、実は、殆ど印象に残ってなくて、

だって、過去それほどの強豪とやったっていうことなかったし、

基本、3勝2敗ペースだし、何か右手一本ボクサーって感じなのに、

何で今1位にいるのか、正直、全く理解できなかったんだよね。

                                                          

あれ、赤と青、コーナーチェンジしたんだあ。

                                                        

それにしては、三浦さん、手間と時間かかり過ぎで、

昨日みたいなボクシングだと、気楽に、次は世界へなんて、

とても言ってられないんじゃないかって、思ったなあ。

                                                         

この試合、2R、3Rって続けざまに三浦さん、ダウン取ってたけど、

あれ、ただ引っかけて、なぎ倒しただけで、3Rなんか首投げみたいだったもんなあ。

                                                           

三浦さんが、チャンとしたパンチ当てたのは、5R1分半頃の左ストレートで、

あれは、ホント、華麗だったよね。

                                                          

それにしても、どんなボクサーがやり難いかってのには、個人差あるみたいで、

三浦さん、あのアゴ上げながら打って来る右ストレートが、どうも不得意みたいで、

致命的じゃないけど、結構まともに喰らってて、それ見えないの?って感じで、

延々、ちょっと情けないパフォーマンス続いて、

相手は、その右ストレート打ったら、ハイ、それでお終い、後はクリンチですわって、

下手同士のテニスみたいで、ラリー無しのブツブツ途切れるボクシングで、

久し振りに退屈なタイトルマッチだったなあ。

                                                         

結局9R40秒過ぎ、三浦さん、やっとこさ、左ストレートで、

相手を北側ロープまでフッ飛ばして、その後、

左アッパーからのコンビネーションで、右、左って、ストレートブチ込んで、

東側ロープ際に倒しこんだとこで、レフェリーストップエンドで、1分20秒。

                                                          

三浦さん、結構擦り傷だらけで、顔も腫れてて、

アナウンサーが、次は何を目指します? ってバカの一つ憶え質問するもんで、

そう聞かれれば、答えは決まってるもんで、実に恥ずかしいやり取りだったなあ。

アナウンサー、あんた試合見てなかったのか、

三浦さん、物凄く不本意なパフォーマンスで、絶対納得いってないの分かんないかあ。

                                                           

三浦さん、基本的にそれほど器用なボクサーではないって思ってるんだけど、

それにしても、昨日は不器用過ぎだったなあ。

彼にとっては、それほど、やり難いボクサーだったのかなあ。

                                                          

                                                          

◆プーンサワット・クラティンデーンジム×李冽理さん(横浜光)

                ………WBA SB タイトル戦 12R

41勝(29KO)1敗のチャンピオン、29才・タイと

16勝(8KO)1敗1分のランク14位、28才・大阪府。

                                                         

あれあれ、またまた赤青コーナー代わってて、目まぐるしい、目まぐるしい。

                                                            

控室での映像に、赤穂亮さん映ってて、なんか緊張の面持ちだったね。

TVだと、そういうのも見れて面白いね。

                                                         

プ―ンサワット、やっぱり体調良くなかったんじゃないかなあ?

予備検診での、体温38度、脈拍87ってのは、ホント異常で、それ風邪ってことで、

それもあって、自分、5分5分の勝負じゃないかって見てたんだよね。

                                                          

いくら冽さんが、足使いまくっても、いつもの彼なら、委細関係なく詰め寄って、

バババババッて、殴り込んで決着付けちゃうんじゃないかとも思ってたからね。

                                                           

この日の冽さん、全くいつもの冽さんで、初めての世界戦なのに、

あんなにいつも通りやれるなんて、ホント、タマゲテしまったな。

                                                            

冽さんてのは、アマで50戦して42勝(20KO)8敗なんて戦績だったもんで、

怖がって対戦避けられること多くて、

これまでの18戦のうち、5戦もタイ人と試合せざるを得なかったんだけど。

2007年にA級トーナメント優勝して、やっとこさ頭角現わすことできて、

2008年に 2006年の全日本新人王獲った加治木了太さんも大差撃破したし、

世間では、榎洋之さんとの試合以降で注目浴びたみたいだけど、

ズーッとズーッと、マジ強いボクサーだったんだよね。

                                                        

この日の冽さん、一階級落としてるもんで、いつもの細い腹を、

また一段と細く薄くしてて、それ、ちゃんと内臓納まってんのかってほどで、

とにかく、減量頑張ったんだなあって、シミジミしてしまったなあ。

                                                           

3Rにバッティングで左目の上腫らせて、それ徐々に大きくなった時は、

大丈夫かあ? って心配したんだけど、知らない外人のセコンドのケアが良くて、

普通は、ドンドン腫れるのに、試合終わった時、随分治まってたね。

                                                         

冽さん、いつも距離取って、下がりながらのカウンターボクサーのように見えるけど、

ここ一番、打ち合わないとマズイなって場面には、両足踏ん張って、

物凄い連打打ち出すファイターに変身するってのは、天笠尚さんの時もそうだったし、

緩急とか、行く時、控える時の見計らいが、抜群なんだよね。

                                                        

それから、お互いにクリーンヒット当てにくい展開になった時は、

なんとかポイント流れないようにするっていうか、敢えてどっちかって言うと、

こっちかなあって、ポイント拾い集めて来るのがとっても巧くて、

何となくやってるうちに、相手はペース取られてしまうっていう、

とってもクレバーなボクサーなんだよね。

                                                          

昨日の試合も、6Rに明確なポイント取った後の7~8Rなんか、

正しく、そういうラウンド作りで、もう惚れ惚れっていう感じだったなあ。

                                                           

プーンサワット、KO率69%のハードヒッターなんだけど、

打たれ強さも度を超えてて、今まで一回もダウン経験ないし、

この日も、冽さんのそこそこ強いの喰らっても、表面上はケロッとしてるし、

突進の妨げにもなってなかったし、冽さんも驚いてただろうなあ。                                                          

今までだと、あのくらいのアッパーや右ストレート直撃されたら、

みんな、グラッとしてたからね。

                                                           

プ―ンサワット、打たれ強いとこはいつも通りだったんだけど、

試合の方は、流れ完全に奪われてしまって、そのうち一発当てて決着よってのが、

なかなか思う通りにならなくて、4Rとか10Rもそうだったけど、

上手いこと距離詰めて、一瞬の打ち合いに巻きこむんだけど、

冽さんに軽く、交わされ、いなされしてしまって、ストレス溜まってるみたいだったな。

                                                          

11、12Rも、流石に倒さないと負けだって、力込め直して詰めるんだけど、

冽さん、最後まで自分のペースと距離保つことできで、

初めての12ラウンドなのに、階級下げてんのに、スタミナ満々で、凄かったなあ。

                                                            

この試合、1R始まってすぐの頃、プ―サワット、あんな豆タンクの短い腕で、

届くのかって思ってた左ジャブ、冽さんと対等に当ててたもんで、

流石だなあって見てたんだけど、冽さんがより距離取りだしたら、

届かなくなること多くなって、追い足もそれほどじゃないもんで、

やっぱり体調不良なんじゃないかって、その時また思ったんだよね。

                                                           

それにしても、何度もプ―ンサワットにコーナー詰められてんのに、

慌てて手出しがちになるとこ、冷静にカウンターのタイミング計るなんて、

やっぱり、冽さん普通じゃなくて、怖くなかったのかなあ。

                                                         

攻勢ポイントと、クリーンヒットに対する見方、ジャッジによって分かれるとこで、

下がりながらのショットは認めがたいってのもあるしね。

                                                           

結局、118-110、115-113、115-114の3-0で、

文句なし、冽さんだったんだけど、実際は、かなり見解、分かれてるもんね。

                                                            

それに、この採点だと、二人のジャッジの1ポイントの行って来いで、

つまり、例えばある特定のラウンドで、ポイントを冽さんじゃなくて、

プ―ンサワットの方に付けてたとしたら、

もしくは、例えプ―サワットに付けなくても、イーブンって評価にしたら、

118-110、114-114、114-115っていう、

1-1ドローも、充分あったわけで、ホント、おっそろしい世界なんだよなあ。

                                                           

12Rの終了ゴング鳴って、リングロープくぐる時、

石井一太郎さん、ホンの一瞬、ニャッてしてたね。

                                                           

2010年10月 2日 (土)

後楽園ホール・10月1日

ホールに行く前に、お茶の水のミズノのショップに寄って、スニーカー買ったんだわ。

                                                        

タウンユースはニューバランスに決めてんだけど、

996や576は、ジョギングとかウォーキングには向いてないもんで、

店の人に、色々相談に乗って貰って、とてもいいのがゲットできたよ。

踵がすり減ったら、3,000円ちょっとで張替もできるんだけど、

そんなスニーカーがあるなんて知らなかったなあ。

                                                        

                                                         

昨日、赤コーナーは全員角海老ボクサーの日。

                                                          

◆中山和幸君×黒沢広人君(KG大和)……SF 4R

1勝0敗の26才・埼玉県と、1勝(KO)1敗の21才・神奈川県。

                                                          

中山君、見たまんまの真面目ボクシングなんだけど、体硬そうだし、

そもそも、優し過ぎるというか、最後まで、全く凶暴さが感じられなかったなあ。

                                                          

自分、ボクサーってのは、初めは、ある程度の荒々しさとか凶暴さがあった方が、

いいって思ってて、それを順次、角取っていくようにするのが良くて、

初めから大人しい、紳士的なボクシングに、後で凶暴さを加味するってのは、

殆ど不可能だって思ってるんだよね。

                                                        

その点からすると、黒沢君の荒っぽさは、先々の可能性を感じさせてくれて、

とにかく彼、強烈な左の意識ハッキリ持ってて、途中色々あったんだけど、

とにかく、最後はブチ込んでやるぞっていうのが見えてたもんなあ。

                                                        

ボクシングに対する気持ちの違いが、そのまま浮き出るような試合経過の末、

4R、30秒過ぎ、凶暴さが優しさを駆逐して、黒沢君のTKO勝ち。

                                                       

                                                        

◆外村セビオ鉄人君×鈴木義行君(マナベ)……L 4R

3勝(1KO)5敗1分の22才・千葉県と、3勝(1KO)3敗2分の30才・埼玉県。

                                                          

外村君も外見と違って、優しさの方が前面に出てしまうタイプで、

戦績、惜しいとこでイーブンにならないんだよなあ。

                                                          

1R、始まって15秒ほどのとこ、リング中央で、二人の乱闘始まった途端、

多分、左アッパーだと思うんだけど、とにかく外村君のそれが、鈴木君直撃して、

いきなりのダウンゲットで、今日は勢い違うかあって思わせたんだけど、

何と、外村君、そこからの一気攻めには行かなくて、相手の様子見てるんだわ。

                                                           

長期戦じゃなくて、4回戦なんだし、新しい外村君見せるチャンスだし、

どう考えても、ここは一気の鬼の追撃でしょ、って考えるのは間違ってるかなあ。

                                                           

案の定、鈴木君、徐々に回復してしまって、また以前の外村君に戻ってて、

その後の、バッティングで鈴木君の出血ひどくなってしまって、

結局、残り40秒前後で、ドクターストップのドローエンド。

外村君、どう考えても、あそこは、千載一遇の凶暴なラッシュじゃないかなあ。

                                                        

                                                         

この試合の途中に、コーチ義人君、そばに来てくれて、

29日の試合での右目上のバッティングカットの傷、見せて貰ったんだけど、

エライ腫れてて、目もまだ充血してて、激戦の跡まざまざだったなあ。

自分、あの試合で感じたこと、思いっ切り伝えたんだけど、真面目に聞いてくれたよ。

                                                           

                                                         

◆一場仁志君×宮田茂樹君(W日立)……60.0㎏ 6R

4勝(2KO)1敗1分の22才・神奈川県と、6勝(4KO)3敗の31才・福島県。

                                                          

一場君、以前よりはずっと改善されてはいるけど、

それでも、まだまだ、体から腕離れがちで、宮田君の強烈ワンツーに対して、

左のガード、いかにも低いし、離れ過ぎなんじゃないかって思ってたんだけど、

1R、残り1分切ったとこで、その強烈右ストレート喰らってしまって、

リング半分くらいよろめいて、青コーナー近くで、ダウン。

                                                         

倒れ方の割にはダメージ、思いの外少なくて、2R以降の激闘に入ったんだけど、

二人とも、体格とかスタンス、ボクシングスタイルまで、とても良く似てて、

気持ちのこもった、戦闘的ファイターなもんで、ただでは済まない感じ満々だったね。

                                                        

立ち直った一場君、挽回一直線なんだけど、やっぱ腕が外側から出るもんで、

隙間のできたとこ、宮田君に突かれてたなあ。

                                                             

その宮田君、伝統のW日立スタイルボクシングで、つまり、なかなか凶暴で、

攻撃、とても単調なんだけど、とにかく内側、内側から鋭いのを打ってるんだよね。

                                                         

一場君の踏ん張りと、気持ち溢れた反攻も、見てて気持ち良かったんだけど、

ボディバランスやガード、宮田君の方が上回ってて、

最後は、一場君、左目の上ヒットカットされて、

更には右側頭部バッティングカットしたとこで、終了ゴング。

                                                           

結局1Rのダウンが大きくて、59-55×2、58×55の3-0で、宮田君。

                                                         

二人とも、抱き付きなくて、グニュグニュにもならなくて、

最後まで、正面切った殴り合いで、とっても気持ちのいいボクシングだったな。

                                                         

                                                       

◆石川雄策君×又吉康幸君(沖縄WR)……53.2㎏ 8R

2勝0敗の24才・沖縄県と、6勝(2KO)3敗の25才・沖縄県。

                                                          

沖縄出身同士が、東京で殴り合うって図式。

                                                           

サウスポーの石川君、右手の前さばき、とっても巧みなボクサーで、

相手のジャブに被せて、結構鋭いのを当ててペース掴むのがとても巧いんだわ。

                                                            

その石川君、初め慎重な様子見からスタートしたんだけど、

2Rにはもう彼、ペース掴んで、バランスいいフットワークから、

キレのいい左右を打ち込んで、ポイント稼いでいったんだわ。

                                                          

又吉君の方も、とても攻撃的で、かつクリンチに逃げるって場面全くないし、

いきなりの飛び込みざまから、破壊力秘めた右、狙ってるんだわ。

                                                        

4~5R、相変わらず、石川君、自分の距離で試合進めてるし、

元々、当て勘もいいもんで、安心して見ていられるラウンドが続いて、

又吉君、顔面徐々に紅潮していったんだわ。

                                                            

ただ、6R、又吉君、このままじゃマズイって、かなり攻勢強めていって、

石川君、ちょっと緩んだような感じの動きになったこともあって、

効果的なパンチ、幾つか打ち込むことできて、一瞬盛り上げたんだわ。

                                                          

でも、総合的には、石川君、圧倒してるもんで、その後、7Rに又吉君鼻血で、

最後は、何とか当たれって感じの、荒っぽいショットが多くなってしまったな。

                                                           

石川君、初めての8回戦だったんだけど、最後までフルに動けてたし、

被弾してからの挽回攻撃もできてたし、期待通りのパフォーマンスだったなあ。

結局、78-74、78-75×2の3-0で、余裕の判定勝ち。

                                                         

                                                         

トイレに寄った帰りのロビーに、宮崎辰也君がいて、

この間の試合のこと、聞いてみたい衝動にかられて、つい声掛けたんだわ。

だって、どう考えても、27日の動き、まるで別人だったから、

どうだったのか確かめたかったもんでね。

                                                          

そしたらね、あの日は、体調万全じゃなくて、スパーリングで脇腹痛めてて、

思い通りの動きができなかったんだってさ、やっぱりね……。

                                                          

スパーの相手、藤中周平君で、実は、彼も翌日負けてしまったんだけど、

SLの第一候補と、Wの第二候補が、スパー仲間で同時沈没ってことで……。

                                                        

宮崎君、自分のブログ読んでくれてるらしくて、それも、かなり以前かららしくて、

小堀佑介さんのアルファロとの世界戦の時の、グローブテープの話出して来て、

それ、ほとんど二年前のことだし、こんなとこに固定客さんいたかと思ったら、

それも、自分が好きなボクサーが読んでくれてるって分かって、ホント嬉しかったな。

                                                          

彼、外ですれ違ったら、つい道開けてしまうような、ちょっと三垣龍次さん系で、

坊主頭のゴッツイボクサーなんだけど、優しい声してんだよお。

                                                         

                                                                                                              

◆工藤洋平君×楠岡正海君(本多)……B 8R

6勝(3KO)3敗1分の愛知県と、6勝(2KO)3敗の30才・千葉県。

                                                           

この試合、1Rから波乱含みで、まず工藤さんが楠岡さんダウンさせたんだけど、

その直後、楠岡さんもダウン奪い返して、ハラハラしながら見てたんだけど、

二人とも、右、左って、それぞれの効き手が、危険度満々のタイミングで交差してて、

どっちが倒されてもおかしくない展開だったんだわ。

                                                          

4R半分頃、工藤君の絶妙なボディフェイントからの右ストレートが直撃して、

楠岡君、この日二度目のダウン。

そんな強打ではなかったんだけど、タイミングダウンって感じだったな。

                                                           

5~6R、そんなにテクニックある訳じゃなんだけど、楠岡君、力強く打てるし、

で、一発大きいのをフェイクで振ってからの連続攻撃に活路なんだろうけど、

ちょっと上体のしなやかさ不足なもんで、粘りのある攻撃ができなくて、残念。

                                                           

7R1分過ぎ、リング中央で、工藤君の右、またもや当たって、

楠岡君、思わずの腰落としで、そこは当然、工藤君の一気攻めで、

赤コーナーに詰められて、連打浴びてしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                            

楠岡君、やけに打たれ弱いとこ露呈してしまったなあ。

工藤君、これまで、線の細さが目立ってたんだけど、

この日は、前向きに、気持ちの強いボクシングが出来てたね。

                                                           

                                                          

◆殿村雅史さん×将生潤君(ワタナベ)……53.0㎏ 8R

13勝(6KO)6敗1分のランク10位、28才・奈良県と、

7勝(4KO)4敗3分の31才・東京都。

                                                            

活きのいいサウスポー同士。

                                                          

青コーナーのリングサイドには、内山高志さんや河野公平さんもいるね。

                                                          

将生君の方が3~4㎝ほどデカイんだけど、この日はいつもより動きよくて、

1Rの初っ端から、エライ積極的なんだわ。

                                                            

それに比べて、一方の殿村さん、明らかに不調で、活き良くなくて、

体が流れて、当て勘悪いし、フットワークもダメで、スピード無かったし、                                                        

それに相手に正対し過ぎるもんで、避けられるパンチも浴び過ぎなんだよなあ。

                                                            

将生君、リーチ生かしたジャブ、初回から絶好調だし、

時たま繰り出す、絶妙なタイミングの左アッパーがとっても良くて、

4~5Rになると、心に余裕と、ボクシングに幅が出てきて、楽しそうにやってたな。

                                                       

一方の殿村さん、回復の兆し、全く見えて来なくて、攻撃単調過ぎなんだわ。

                                                          

6から7R、もう倒すしか勝ち目ないってことまで追い込まれた殿村さん、

大分強めに振っていったんだけど、単調な攻撃修正できないもんで、

スッカリ、将生さんに見切られてしまって、

8R、更に行かなきゃいかないって、最後の突っ込みするとこ、

将生さんの例の強烈左アッパー混ぜられての連打喰らって、ダウン。

                                                             

何とか立ち上がりはしたんだけど、直後に左のいいのブチ込まれてしまって、

もう、続行不能って判断されて、1分30秒ほどのとこで、レフェリーストップエンド。

                                                            

いやあ、ボクシングっての、やってみないとホント分かんなくて、

殿村君の体調、ホントはどうだったのかなあ。

それにしても、ここんとこワタナベジム絶好調で、ランク取りの嵐だね。

                                                          

                                                         

◆大内淳雅さん×田口良一さん(ワタナベ)……LF 8R

13勝(3KO)5敗1分のランク5位、25才・兵庫県と、

12勝(4KO)1敗のランク8位、23才・東京都。

                                                         

二人とも良く知ってるし、とっても好きなボクサーなもんで、

こういう試合は、ただ静まり返って見守るだけなんだよね。

                                                         

大内さんも調子上向きだし、田口さんも、負けたの瀬川正義さんだけだもんね。

                                                           

勿論、田口さんの方が、5㎝以上上背あるし、リーチも差あるんだけど、

大内さんの踏み込み、半端じゃないもんで、殆どイーブンなんだよね。

                                                         

1R、田口さんの方が、プレスかけ気味なんだけど、

スピード上回って、手数圧倒してるのは、むしろ大内さん。

                                                         

ところが2R、残り40秒位のとこで、それまで気持ち良く攻めてた大内さんに、

田口さん、いきなりの大攻め開始で、連打で赤コーナーに詰め込んだとこで、

しなりのいい左右、ドカドカ打ち込んだもんで、大内さん、手止まってしまって、

ロープダウン宣告されてしまったんだわ。

                                                            

それでも、立ち上がった大内さんも男なもんで、前にも増して、手数アップして、

力込めて打ち返していって、田口さんの追撃を許さなかったんだわ。

                                                          

3R、僅かに残ったダメージは、そのフットワークに出てたんだけど、大内さん、

次のラウンド含めて、フルパワーで、根性の大挽回、凄かったんだわ。

そりゃあパンチ力、それほど無いんだけど、回転力は度を超えてるからね。

                                                          

5R、勢いは完全に大内さんで、元々田口さん、フッと集中力途切れるのか、

ラウンドの中で、途中、ちょっと流してしまうようなとこあって、

大内さん、そこ、見事に突いて、一気に挽回したんだわ。

反撃食らった田口さんの方が、危ない場面もあったんだからね。

                                                        

6R、流れは完全に大内さんに移って、残り40秒からの猛ラッシュのお陰で、

形勢は逆転してて、ここまでで、2Pほど大内さんが取ってる感じなんだわ。

                                                          

7R、それまでもたまに威力発揮して、ダメージ与えてた、

田口さんのアッパーがポイントだなって思ってたんだけど、

何と何と、それが8R、最後のとこで、キッチリ姿見せてきて、

若干ポジション移動させての、右ボディアッパーがエライ勢いで打ち込まれて、

大内さん、それ一発で、深いダメージ受けてしまって、体くの字になってまって、

それ見れば、田口さん当然、元気100万倍ってことで、

ここぞの鬼の集中打で、大内さん、一気に追い込んでのレフェリーストップ。

                                                            

逆転、再逆転のスリル満点、ワクワクの試合ではあったんだけど、

自分にとっては、実に複雑極まりない気持ちだったんだわ。

                                                          

帰りのホール出口で、大内さんに会ったんだけど、

いい試合だったよ、惜しかったねとしか言えなかったなあ。

                                                           

                                                          

◆十二村喜久さん×出田裕一さん(ヨネクラ)……67.0㎏ 8R

12勝(4KO)5敗4分のランク8位、26才・千葉県と、

12勝(7KO)2敗のランク11位、25才・東京都。

                                                          

十二村さん、風貌とかボクシングスタイルとか見ても、

それと、ちょっとブランクあったせいか、とてもまだ26才とは思えないんだよなあ。

                                                           

1R、出田さんが一発強打秘めながら、大人しいスタート切ってる中、

十二村さん、ジャブの差し合い征しながら、右の強いのも打ち込んでるよ。

                                                        

2R以降も、出田さん、この日は、何か普通過ぎるボクシングで、

動きのいい十二村さんに翻弄されてる感じで、攻撃とても単調だったなあ。

                                                            

4R、十二村さん、左目の上バッティングカットしてしまって、

それ結構深手なんだけど、ここまで優位に進めてる十二村さん、

何とか5Rまではって、積極ボクシング緩めないし、

一方、出田さんの方も、このままだと形勢不利のままの負傷判定必至だし、

ってんで、一転、前掛りのボクシングに切り替えて、で、二人の距離一気縮まって、

6R以降は、クリンチ場面も増えていって、違った局面の試合運びになったんだわ。

                                                            

まず、十二村さんのジャブが一気に減ってしまって、

代わりに出田さんの、いきなりの左フックが当たるようになって、

それを経ると、お互い消耗したのか、もみ合い場面増えていって、

出田さんの乱暴豪打一発も出る幕なくなってしまって、

最後は、グズグズ状態に突入してしまったんだけど、

ある意味、実はそれは、十二村さんの土俵だったんだよなあ。

                                                           

結局、何度かドクターチェック受けた後、7R、負傷判定エンド。

69-65、68-66×2の、してやったり3-0で、十二村さんの勝ち。

                                                             

                                                       

最後の方は、もたれ合う場面が多くなってしまって、正直退屈だったんだけど、

で、宮崎辰也君も適当なとこで帰ったんだけど、

帰りしな、彼、遠くにいたのに、これで帰りますからって、わざわざ寄ってくれて、

そんなに気使わないでいいのに、自分の方がファンなんだからさあ。

                                                         

2010年10月 1日 (金)

9月度ランキング

昨日、初めは後楽園ホール行って、オール4回戦、見るつもりだったんだけど、

ジトジト、相変わらずの雨降りだし、何かちょっと体だるかったもんで、

で、結局止めにしたんだわ、三人程、気になってるボクサーいたんだけどね。

                                                        

                                                        

明日の土曜日、李冽理さんの世界戦あるんだけど、

冽さん、アウトボクシングもインファイトもOKだし、

細くは見えるけど、フィジカルの強さ、尋常じゃないし、

予備検診のデータ見てたら、何だか、勝ちそうな感じしてきたね。

身長で10㎝、リーチで8㎝優位だし、

プ―ンサワットの脈拍数87とか、体温38度とか、

それ、風邪ひいてんじゃないのって数値だし、なんか、いけそうな気がする~。

                                                          

                                                           

それと、9月27、28日で終わった、東日本新人王トーナメント準決勝なんだけど、

残念な話伝わって来て、ミドル級の優勝候補、伊藤修平君(ドリーム)が、

拳骨折で棄権なんだってさ。

                                                        

                                                          

さて、少し遅ればせになったんだけど、9月度のランキングです。

                                                          

【世界チャンピオン】

亀田大毅さん(1)、西岡利晃さん(4)、内山高志さん(1)、

石田順裕さん(1)の計4名。

                                                          

【世界ランカー】

國重隆さん、大橋弘政さんが日本ランクへ転出。

ブンブン東栄さんが、日本ランクから転入してWBC LF12位。

亀田和毅さんが、WBC12位から8位にアップ。

下田昭文さん、WBCの3位から2位へアップ。

亀海喜寛さんが、WBC9位から11位にダウン。

                                                           

長谷川穂積さんは、WBCのB1位から、フェザーに転級して、2位に、

ただ、WBAでは、まだバンタムになってて、それも2位から1位にアップしてんだわ。

                                                             

                                                         

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(獲得)、マルコム・ツニャカオ(1)、下田昭文さん(1)、松田直樹さん(1)、

三垣龍次さん(1)、佐々木基樹さん(獲得)、チャーリー・太田さん(2)、

佐藤幸治さん(2)、清田祐三さん(4)の、合計9名。

                                                          

                                                           

【日本ランキング】

【ミニマム級】……八重樫東さん(2)

ブンブン東栄さんを倒した、田中教仁さんが2位から1位へアップ。

1位だった東栄さんは、日本ランクを抜けて、世界ランクへ転出。

補充なかったもんで、従来からあった空き1名分が、2名分に増加。

                                                          

【ライトフライ級】……空位(宮崎亮さんが世界ランクへ転出した為)

國重隆さんが、世界ランクから7位に転入してきたもんで、それに伴う変動アリ。

これで、もともと1名分の空きがあったのが埋まったね。

                                                         

【フライ級】……清水智信さん(4)

清水さんとのタイトル戦に敗れた有富康人さんが、1位から5位にダウン。

吉田拳時さん下した小林タカヤスさんが、3位から1位にアップ、

順位逆転された吉田さんは、それでもそのまま2位。

11位にいた金城智哉さん、試合流れてしまってのランク落ちして、

代わりに佐々木章人さんが11位にランクイン。

12位だった遠藤一充さん、佐藤洋輝さんに負けて、同じく残念ながらのランク落ちで、

代わって佐藤さんが、プロ3戦で12位にランクイン。

                                                            

【スーパーフライ級】……佐藤洋太さん(1)

佐藤さん、暫定チャンプだったもんで、中広大悟さんとの一戦が初防衛になるんだわ。

その中広さんは、日本ランクから抜けて、WBC8位、WBA9位をキープ。

それ以外、全く変動ナシ。

                                                        

【バンタム級】……山中慎介さん(獲得)

臼井欽士郎さんを倒した岩佐亮佑さんが、4位から1位にアップ。

臼井さんの方は、1位から5位にダウン。

変動は、これだけ。

                                                          

【スーパーバンタム級】……芹江匡晋さん(2)

大橋弘政さんが、世界ランクから編入して来て、2位にランクイン。

                                                          

その結果、押し出されたような形で、鳥本大志さんがランクアウトなんだけど、

9月25日に鳥本さん下した、橋元隼人さんの処遇はどうなるのかなあ。

他のボクサー達の試合の都合で、来月ランクにも反映されない場合もあるかなあ。

                                                         

【フェザー級】……空位(李冽理さん、世界戦に向けて返上の為)

その他は、木原和正さんに敗れた上野則之さんが、

天笠尚さんと、2位と3位を入れ代わっただけ。

                                                        

【スーパーフェザー級】……三浦隆司さん(3)

9位にいた小澤大将さんを下した、山元浩嗣さんが11位にランクインして、

負けた小澤さんが、ランクアウト。

それと、中間光石君を下した阪東ヒーローさんが、

杉崎由夜さんと、6位と7位を入れ代わってる。

                                                           

【ライト級】……荒川仁人さん(1)

荒川さんとのタイトル戦に敗れた大村光矢さんが、4位から6位にダウン。

5位にいた小出大貴さん下した中森宏さんが、8位から4位にアップして、

小出さんは7位にダウン。

                                                           

【スーパーライト級】……亀海喜寛さん(1)

ここは、小池浩太さんと迫田大治さんが、そーっと7位と8位を入れ代わってるだけ。

それにしても、この階級に、亀海さんに敵うボクサー、まるで見当たらないなあ。

                                                          

【ウェルター級】……加藤壮次郎(獲得)

空位だったチャンピオンスペースに加藤さん就任して、

破れた沼田康司さんは、5位から7位にダウン。

下川原雄大さん破った渡部あきのりさんが、7位から4位にアップして、

下川原さんは、6位から8位にダウン。

それと、9位だった千葉透さんが6位にアップしてる。

空位だったチャンピオン誕生して、1名分スペースできたとこへ、

飯田将成さんが12位にランクイン。

                                                           

【スーパーウェルター級】……チャーリー・太田さん(1)

タイトル戦に敗れた湯場忠志さんが、1位から4位にダウン。

それで、丸元大成さん、柴田明雄さんが順次繰り上がって、1位と2位。

復帰戦飾った野中悠樹さんが、6位から3位にアップしてる。

                                                            

SW級とかM級とかの重いクラスになると、負けても暫く我慢してると、

自然にランク回復するって感じで、代わり番こにタイトルマッチできるみたいだね。

                                                             

【ミドル級】……鈴木哲也さん(3)

氏家福太郎さんにブッ倒された胡朋宏さん、それでも3位から4位に落ちただけ。

このクラス、もともと6位までしかないからね。

氏家さんの方は、次のタイトル戦決まってる淵上誠さんが1位にいるもんで、

先月と同じ2位のまま。

                                                          

                                                       

さてさて、今日の後楽園ホール、角海老ボクシングで、ランカー3人出しなんだけど、

相手は全て、下位ランカーかノーランカーっていう、ギブギブマッチメイクなんだけど、

考えてみれば、この相手たちを撃破できなければ、明日は見えて来ないし、

相手にとっても、それは同じことで、それにしてもなかなかの好カードなんだよね。

                                                           

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