« さいたまスーパーアリーナ・9月20日 | トップページ | エキサイトマッチ (9/20放送) »

2010年9月23日 (木)

後楽園ホール・9月22日

一晩寝たら、少しはスッキリしてるかって思ってたんだけど、

朝の天気と同じで、何とも、重ったるい気分、直ってないんだよね。

                                                        

                                                        

昨日のボクシング、全く納得いかなくて、

ホールからの帰り道、前を邪魔してる、普通の人の倍ほどの幅ある女子、

携帯見ながらの余りのトロトロ歩きに、ついカッとしてしまったし、

駅のホームに野球帰りのガキども、群れてギャーギャー煩いのも耐え難くて、

こりゃ、我ながら、いかにも尖んがり過ぎだなって……。

                                                          

で、i-pod をジョン・コルトレーンにスクロールして、

それも、こういう精神状態の時じゃないと聞き通すのがシンドイ、

例の、“ヴィレッジ・ヴァンガード” でのライブ・バージョン検索して、

ソプラノサックスのモード演奏、音漏れ寸前の限界音量で鳴らして、

通常のコード進行を飛越した、うねる様な形而上的な音の広がりの中に身を任せ、

その、納まりどこ見出しにくいフレーズの連続が、何か自分の心境にピッタリで、

ああ、世の中、なかなかうまいこといかないもんだなあって……。

                                                         

                                                          

柳達也君(伴流)×古河輝君(W日立)……58㎏ 4R

1勝0敗の20才・栃木県と、1勝(1KO)1敗の21才・福島県。

                                                         

比較的剛腕ボクサーが多いジム同士のニューカマー対決。

                                                        

古河君、ガスガス詰めるんだけど、大振り一発でお終いってボクシングで、

それもガード、とっても甘いもんで、そこ柳君に突かれてしまって、

2Rには鼻血で、3R、残り1分辺りのとこで、

柳君の強烈ボディ喰らってから、目に見えて消耗してしまって、

どう見ても、もう挽回の余地なくなってしまったとこで、

倒れはしなかったんだけど、レフェリーストップエンド。

                                                          

柳君、荒くれ者相手に、とっても冷静にタイトなボクシングしてたね。

                                                         

                                                          

二試合目、女子ボクシングだったもんで、休憩ね。

                                                           

◆笛木亮さん(ジャパンS)×名護明彦さん(全日本P)

                          ……58㎏ 6R

14勝(10KO)4敗1分の26才・埼玉県と、29勝(15KO)6敗1分の33才・沖縄県。

                                                         

名護さん、三階級半も体重上げての登場で、まるで別人みたいだったけど、

とにかく、距離詰めてからの左右連打で勝負ってテーマ、ハッキリさせてたな。

                                                          

一方の笛木さん、もともとフットワークいいし、距離取りながら、出入り鋭い、

例の華麗なボクシングすれば、問題ないんじゃないかって思ってたんだけど、

この日は、全く動けてなくて、名護さんに、すっかり取り込まれてしまったんだわ。

                                                        

4R、1分半頃、クリンチの離れ際に、笛木さん、左フック直撃されて、

一瞬、グラッとしてしまって、そこからはいつもの面影、更になくなっていって、

5R、ゴニョゴニョボクシングの中で、左目の上バッティングカットしてしまったなあ。

                                                           

名護さん、笛木さんの打って来るとこに合わせた後は、

頭下げながら相手に持たれかかって、ただガツガツやるだけで、

見てて、全く元気貰えないボクシングだったんだけど、

でもやっぱり、情けなかったのは笛木さんの方で、

自分の知ってる彼っていうのは、ああいう相手に対しては、

右ジャブ、バシバシか、素早いポジションチェンジと出入りの速さで、

相手に山ほどの空振りさせるような、そんなイメージだったんだよね。

                                                       

結局、最後まで見てくれの良くない、グズグズボクシングになってしまって、

58-57×3の3-0で、名護さんの勝ち。

                                                       

笛木さん、加治木了太さんとの倒し倒されした試合とか、

あの天笠尚さん破った時なんか、凄かったんだけどなあ。

ちょっと体調悪かったのかも知れないね。

                                                       

近くで見てた瀬藤幹人さん、気が付いてくれて、自分挨拶したんだけど、

笛木さん、ジムでは調子良さそうだって言ってたけどなあ。

                                                       

                                                         

◆小竹雅元君(三迫)×小池浩太さん(ワタナベ)……62㎏ 8R

6勝(2KO)3敗の23才・福島県と、

12勝(4KO)4敗のランク8位、27才・千葉県。

                                                          

小竹君、ショートブローのコンビネーション、巧く打ってるんだけど、

何分にも小池さん、猛牛のようなプレスからのパワーボクシングなもんで、

距離詰められてのドコドコ連打にお手上げって感じで、

結局、78-75、78-76、77-75の3-0で、小池さん。

                                                         

ただ、小池さん、溢れるほどの勢いあるんだけど、当て勘良くないし、

力こもってんだけど、ロスの多い打ち方で、何か勿体ない感じなんだよなあ。

                                                         

小竹さん、もっと距離取ってやりたがってたんだけど、それできなくて、

結局5R以降、とにかく二人、もたれ合って、

こすり合うようなボクシングになってしまって、

つまり、疲労度ピーク同士のヘビー級の試合みたいになっていって、

こういうの、相撲文化があるから、みんな抵抗なく黙って見てるんだろうけど、

アメリカじゃ、ブーイングの嵐じゃないかってほど退屈だったもんで、途中退席。                                                        

8Rに戻ってきた時も、二人とも、全く同じことやってたなあ。

                                                       

客席見渡してたら、いたいた、例の重量級のメンバー達。

日高和彦さん、下川原雄大さん、渡部あきのりさん、清田祐三さん、佐々木基樹さん、

ああ、それに荒川仁人さんも来てるよ。

                                                           

                                                         

◆大久保雅史さん(青木)×松名瀬元基君(畑中)…51.5㎏ 8R

17勝(6KO)3敗1分のランク4位、29才・東京都と、

6勝(2KO)4敗の24才・三重県。

                                                         

正直、大久保さん、3勝2敗ペースの相手に、てこずり過ぎだと思ったな。

元OPBFチャンプで、今日本ランク4位だなんて、とても見えなかったよ。

                                                            

亀田式ガードの、消耗狙いの粘着ボクシングってのは、

やっぱりドキドキしなくて、っていうか、やっぱり詰まんなくて、途中で寝てしまったな。

                                                        

大久保さん、復帰戦に際して、格好な相手見付けて、

色々、確かめ確かめやってたんだとは思うけど、

正面切った殴り合いにはならないもんで、見てる方にとっては実に退屈で、

相手の松名瀬君、前半、とってもいいボクシングしてたんだけど、

残念、最後は、ペットリやられてしまったなあ。

                                                        

で、80-74、79-74、77-75の3-0で、大久保さんだったんだけど、

それぞれのジャッジのボクシング観、透けて見えるような採点だったな。

                                                          

                                                        

◆加藤壮次郎さん(協栄)×沼田康司さん(トクホン真闘)

                  ……日本W 王座決定戦 10R

24勝(12KO)9敗3分のランク3位、33才・茨城県と、

16勝(11KO)4敗1分のランク5位、26才・東京都。

                                                          

結局、98-93、97-94×2の3-0で、加藤さんの勝ちだったんだけど、

加藤さん、12年目、37戦目でのタイトル初挑戦にもかかわらず、

平常心で臨めて、いつもの加藤さんのボクシングやったのに対して、

沼田さん、全くどうしたの? ってほどのデキの悪さだったんだよね。

                                                           

1R、加藤さん、いつものアップライト構え、ベトベトフックワークの空手ボクシング。                                                           

それに対し沼田さん、明らかに体、重そうでキレないし、振り緩くてデカイんだわ。

                                                        

2R、バッティングで右目上カットして、ドクターチェック受けた後、沼田さん、

こりゃヤバイって、怒涛の男の殴り合いに突入するんだけど、

加藤さん、元々、そういうの交わすっていうか、やり過ごすのとっても巧いし、

沼田さん、基本的に上に書いたような状態だし、って結局、空回りなんだわ。

                                                        

それ以降、3Rにはヒットカット、9R再度のバッティングカットって、

沼田さん、合計三か所も、それも全部右目上カットしてしまって、

何だかいつもの殺気、まるでそがれてしまったようで、

たまに繰り出す、左ボディから右ストレートって、得意のパターンも、

その全部が、踏み込み不足なもんで、不発、不発の連続だったもんなあ。

                                                       

加藤さん、一見、体ガキゴキに見えるんだけど、スウェイバックとか巧くて、

そこから、左右の石のような、威力あるショートブロー当てまくってたね。

                                                        

そして、左ジャブ、トローッと出す割に、いきなりの右は全力打ちするもんで、

パンチの形、いかにもぎこちないって感じはするんだけど、

とにかく、絶妙な緩急、リズム感自然に出来てるし、

距離詰まったとこでのトコトコパンチで、終始圧倒し続けてたなあ。

                                                         

加藤さん、大きく仕掛けて来るボクサーじゃないもんで、

沼田さん、カウンターも狙えないし、誘いパンチやフェイントも出せてなくて、

単調な攻撃に終始して、もう、完全に加藤さんに取り込まれてたもんなあ。

                                                       

加藤さん、相手が打ち気になった時は、上手に身を寄せて、

クリンチ状態から、腕捻りまわしながら、コツコツ細かいの当てるんだけど、

ああいうの、見た目以上に、効くんじゃないかなあ。

                                                         

最終10R、沼田さん、勝つには、もう倒しきるしかなかったんだけど、

始まって20秒ほどのとこで、この日唯一の強烈右フック直撃できて、

一瞬、加藤さんの動き止まって、ここ最後のチャンスなもんで、

沼田さん、一気のガムシャラボクシングに突入したんだけど、

加藤さんも、かなり効いてたとこから、全力果敢に打ち合って、

残念、その後は心臓破裂しそうなほどの大事も起きずに終了ゴング。

                                                         

もしかしたら沼田さん、調子悪かったってことじゃなくて、

ただ、クールにやりたいって、思ってただけなのかも知れないけど、

殺気立った、ガムシャラスタイルが沼田さんのボクシングだと思ってるんだよね。

                                                         

それと、沼田さん、もう少し色んなテクニック、身に付けられるといいんだけどね。

体調万全じゃない時でも、そこそこのボクシングするには、

引き出し、沢山持ってる方が有利だからね。

                                                         

自分、5RくらいまでにKOして勝つんじゃないかって予想してたもんで、

笛木さんばかりか、沼田さんも負けてしまったもんで、元気出ないわけよ。                                        

                                      

« さいたまスーパーアリーナ・9月20日 | トップページ | エキサイトマッチ (9/20放送) »