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2010年9月15日 (水)

溜まった分のエキサイトマッチ(Ⅱ)

雨が一段落したら、涼しい風流れてきて、虫の声聞こえてきたね。

今日は、録画溜めてしまった、エキサイトマッチの続き……。

                                                         

                                                          

◆ノニト・ドネア×エルナン・マルケス

23勝(15KO)1敗のWBA SF 暫定チャンプ、27才・フィリピンンと、

27勝(20KO)1敗のWBA SF10位の21才・メキシコ。

                                                          

黒エバーラストと、赤レイジェス。

                                                           

上背もリーチもドネア優位で、あれ、この日はサウスポー相手にサウスポースタート。

                                                       

1~4R、日本のSF級とは、力強さ、もう一つ違ってて凄いよなあ。

                                                           

マルケス、華麗とは言えないんだけど、KO率7割越えのハードヒッターなんだけど、

体格的ハンデあって、素早い踏み込みできないとシンドイんだけど、

彼、スタンス広過ぎのとこあるもんで、なかなか俊敏に距離詰められないんだよなあ。

                                                          

5R、ドネア、オーソドックスに戻して、1分40秒ほどのとこで、

右、右って直撃させると、マルケス、グラッとして、クリンチ逃げしようとして、ダウン。

                                                       

6~7Rは、ちょっと小康状態続いたんだけど、基本、常にドネアペースで進んで、

マルケス、徐々にスタミナそがれるばかりなんだわ。

                                                          

8R、残り20秒くらいのとこ、マルケス、もう大分弱ってきたとこに、

ドネア、左アッパー、ドコン打ち込みで、マルケス、堪らずのダウン。

ここまでで、消耗し過ぎってこともあって、ここでレフェリーストップエンド。

巧さが、強打封印させたっていう試合だったな。

                                                          

                                                         

◆サキオ・ビカ×ジャン・ポール・メンディ…SM 12R

28勝(19KO)3敗2分のIBF SM4位、31才・カメルーンと、

28勝(16KO)1分のIBF SM11位36才・フランス。

                                                         

二人とも黒エバーラストなんだけど、ビカ、猛烈凶暴なんだわ。

                                                         

初めっからビカの勢い半端じゃなくて、メンディ、防戦一方で、

1R、1分半頃、2~3発当てて、コーナーに追い詰めたとこで、メンディ、ダウン。

                                                        

ところが、メンディが腰落として、右膝着いたとこで、

ビカ、かがみながら右フックを追い打ちしてしまったもんで、結局、反則負け。

                                                          

30戦以上やってきたっていうのに、舞い上がってしまったみたいだったんだけど、

映像ではハッキリ、メンディが膝着いたの分かるけど、

実際、あの場で、あんな近接してて、動いてる中で、どうなのかなあって思ったな。

                                                           

スロー再生すると、一瞬ヒッチして、打ち直してるとこ、確かにあって、、

ちょっと気の毒ではあるけど、反則は反則だしなあ。

それにしても、あんなへタレとランキング入れ替わるのシンドイだろね。

                                                         

                                                          

◆ロバート・ゲレロ×ホエル・カサマヨル…SL 10R

26勝(18KO)1敗1分1NCの27才・アメリカと、

37勝(22KO)4敗1分の39才・キューバ。

                                                          

赤のエバーラストと、ゴールドのエバーラストで、二人ともサウスポー。

                                                       

1R、ゲレロ、とてもカッチリしたボクシングで、終盤、ゴツンと当てたら、

カサマヨル、足元心もとなくなって、こりゃ早目決着かなあ。

                                                          

2R、アメリカってのは、とても厳しくて、カサマヨルが二回目のクリンチに行ったら、

もうそこで減点だもんなあ。

日本も、これくらい、突っ込み、抱き付きボクシングに厳しくしたら、

詰まんない試合激減すると思うんだけどね。

                                                           

このラウンド、カサマヨルの振りが緩いとこ突いて、ゲレロ、鋭い打ち込みで、

それも、3~4発目が本命弾みたいなとこあって、とっても巧いんだよね。

                                                        

残り30秒、ゲレロ、またもやの左ストレートブチ当てたら、カサマヨル、棒立ちで、

次の瞬間、相手の腰辺りに掴まったもんで、ダウン宣告。

                                                          

それ以降、カサマヨル、目に勢い無くなって、優しい感じになってしまって、

たまに、力こもってない右ジャブ出しながら、相手の周りサークリングって、

やっぱり、39才なんて、無理なんじゃないのって感じだったなあ。

                                                          

それにしても、ゲレロの方も、ちょっと情けなくて、

ダメージ溜まって、逃げ腰になってる相手に対して、積極仕留めに行かなくて、

まるで、安サラリーマンの、何とかその日を、って感じのボクシングで、

挽回する気の感じられない相手と、延々の退屈パフォーマンスに終始してたな。

                                                           

で、そんな気合入ってないようなボクシング続けてたもんで、

最終10R、残り1分辺り、コーナーにダラーッて詰めて、二人の腕が交錯したとこで、

ゲレロ、相手の右ジャブ、カウンターで喰らってしまって、何とダウン。

                                                         

カサマヨル、千載一遇の一気攻めするんだけど、今度は、ゲレロが右ジャブ一本で、

チョンチョン逃げ切り体制のまま、終了ゴング。

98-89×2、97-90の圧倒3-0で、勿論ゲレロなんだけど、

行ける時行かないと、ヤバイ場面、絶対来るってことだって思ったな。

                                                          

                                                       

◆フェルナンド・モンティエル×ラファエル・コンセプション

42勝(32KO)2敗2分のWBC、WBO Bチャンピオン、31才・メキシコと、

14勝(8KO)4敗1分の28才・パナマ。

                                                           

二人とも、グリーンのライン入り白のレイジェス。

                                                          

1R、ちょっと見え見えの調整試合って感じなんだけど、

それにしても、レフェリーがデカ過ぎなもんで、見にくくて、

それにしても、モンティエル、相変わらず、左手の使い方、異常に巧いんだよね。

                                                          

2R、やっぱり、その左で、それもダブルで打った一発目が強烈で、

始まってすぐ、15秒ほどのとこで、バスンって打ち込まれて、コンセプション、ダウン。

                                                           

コンセプション、何とか立ち上がって、挽回しようとしたとこ、1分過ぎ辺り、

またまた、左のショートフック直撃されてしまって、この回二度目のダウン。

                                                            

これで、ダメージ上乗せになってしまって、コンセプション、ちょっとヘロヘロで、

クリンチ逃げが露骨ってことで、ダウンと一緒に、減点も喰らってしまったんだわ。

                                                          

3R、もう勝負の行方、誰の目にも見えてて、

モンティエル、気持ち良さそうに、一発一発、力込めて打ち込んでて、

カウンター狙いも混ぜ込んでたんだけど、1分が過ぎた頃、

右フック一閃で、コンセプション、ドーンって昏倒ダウンで、即ストップエンド。

相手が今一だったこともあるけど、それにしても、モンティエルは、強いね。

                                                             

                                                          

◆サウス・アルバレス×ルシアーノ・クエジョ

32勝(24KO)0敗1分のWBC W3位、19才・メキシコと、

26勝(12KO)1敗のWBC W14位の26才・アルゼンチン。

                                                           

赤レイジェス同士。

                                                          

1R、二人の力量差、初めから透けて見えてて、クエジョ、ビビリ気味のとこ、

残り40秒、間合い見計らって一瞬の、アルバレスの左アッパー直撃で、

クエジョ、一発ダウン。

                                                         

2R、またもやのアルバレスの左アッパーで、クエジョ、またもやのダウン。

                                                         

その後、クエジョは、必死ガードオンリーで、逃げ逃げボクシングに終始するんだけど、

アルバレスも一気には行かなくて、とても慎重な倒し屋って感じなんだわ。

                                                        

そんなのが、5Rまで続いて、クエジョ、左ジャブ軽く出して、サッと引くだけなもんで、

もう、ギブアップしたらいいのにって見てたんだけど、

結局6R、ちょっとヤル気出したアルバレスに一方的に攻め込まれたとこで、ストップ。

                                                           

別にコメントするような試合内容じゃなかったんだけど、

とにかく、5下のランカ―と、やっとこさランカーっていうのには、

エライ違いがあるんだなあって、再確認できたんだよね。

                                                          

                                                         

◆ティモシー・ブラッドリー×ルイス・カルロス・アブレグ

25勝(11KO)1NCのWBO SLチャンピオン、26才・アメリカと、

29勝(23KO)0敗のWBC、IBF W5位、27才・アルゼンチン。

                                                           

黄色×白グラントと、ブルー×白グラント。

スピード対パワー。

                                                          

いやあ、ブラッドリーの速さ、このクラスにしては尋常じゃなくて、

リーチも、勿論懐の深さも、アブレグ圧倒してんだけど、

ブラッドリーの踏み込みと、出入りの速さに付いて行けないんだわ。

                                                           

この試合、結局最終10Rまでいったんだけど、

途中、アブレグ、もっと力技のパワーボクシングすればいいのにって見てたんだけど、

それに、ちょっと狙い過ぎってとこもあったんだけど、

それにしてもブラッドリー、連打の回転の速さと正確さ、惚れ惚れするほどで、

戦績の通り、そりゃあ一発の破壊力は無いんだけど、

倒すだけがボクシングじゃないってとこ、充分見せてくれたんだわ。

                                                           

彼、剛腕の交わしざま、打ち出しざまに、パンチ合わせていく度胸もあるし、

亀海喜寛さんも、ブラッドリーのライン狙ったらいいのにって思ったな。

                                                         

パワーとスピードの両方持ってたら、それこそ、鬼に金棒なんだけど、

どっちかってなったら、間違いなくスピードだってこと、証明してくれたな。

                                                          

この日のブラッドリーのベストショットは、実は2R、

ワンツーのタイミングで放った、右ロングフックで、

それ、相手のアゴ先に見事にヒットして、間違いなく効いてたもんなあ。

ただ、ボディブローが思いの外少なかったのは気になったんだよね。

                                                           

結局、118-110、117-111、116-112の3-0で、勿論ブラッドリー。

                                                          

                                                            

まだ、溜まってるもんで、続き、また書きますね。

                                                         

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