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2010年9月

2010年9月30日 (木)

後楽園ホール・9月29日

昨日の後楽園ホールのこと書く前に、まずお詫び、あるんですわ。

                                                                                                                        

それは、28日の新人王トーナメント準決勝のある試合のことで、

それ、林和希君×土屋修平君の試合の事なんだけど、

初めに林君を倒した土屋君のパンチについてなんだけど、

自分、あれ、右からの返しの左って書いたんだけど、それ、全くの反対だったんだわ。

                                                          

昨日ホールで、角海老ジムの関係者に、その試合のVTR見せて貰って分かって、、

ホント、記憶に残ってたのとは全く逆なもんで、腰抜けそうだったんですわ。

                                                       

自分、緊張感満々にして、真剣に見てたんだけど、それでも間違ったってことは、

要するに、動体視力全くダメってことで、これは、かなりのショックで、

ホントの意味の駄目、バカ目ってことなんだわ。

                                                         

見間違うほど、間違いなく、それは素早い一発だったし、

一緒に見てた知人も、そういう判断だったし、

ちょっと、タテ位置だったこともあったし、

何より、その試合撮影してた、当の角海老のスタッフ自身も、

周囲に確認して納得したって言ってたんだけど、

それでも、自分の目の節穴さ加減には呆れてしまったんだわ。

                                                          

それで、今日はまず、正確なとこ、改めて再現しておきますね。

                                                         

あの試合1R、始まって20秒ほどのとこで、

林君が左フックを打ち出すのとほぼ同時に、

土屋君も、結構大き目の左フック振り出していったんだけど、

お互いに、それ直撃させること叶わなかった直後、

林君の方は、返しの右打てるような体勢、取れなかったのに対して、

体幹太くて、軸シッカリしてる土屋君、すぐさま右の返し打ち込むことできて、

それ、良く見たら、ちょっとアッパー気味のショートフックだったんだけど、

とにかく、そいつを直撃させることが出来て、ああいう結果を生んだんだわ。

                                                        

林君は、だから、右顔面殴られて、左半回転バレリーナダウンしたんじゃなくて、

左顔面張り飛ばされて、右半回転バレリーナダウンしたってことなんだよね。

                                                       

そして、あの試合、結果としては二人に天と地の差、もたらせてしまったんだけど、

あの時、左打った後の、二人の体勢の違いが逆になってたら、

全く逆の結果も有り得たなって思ったんだよね。

レベル高いとこ行くと、ホンの紙一重ってことなんだよね。

                                                          

                                                       

それにしても、シミジミ思うんだよね。

こんな風に、見間違いした場合でも、もしコメント欄開放してたら、

試合見てた誰かが、間違い指摘してくれてたかも知れないってね。

これ以外にも、オイオイそれ違うだろっての、色々沢山あるんだろうなあ。

                                                        

ここんとこアクセス、何だかとっても増えてきてて、毎日1,000位もあって、

こんなダラダラの長過ぎブログなのに、付き合ってくれて、ほんとアリガトなんだけど、

間違ったこと伝えたらダメだよなあって、大いに反省してますんで、ご勘弁下さい。

                                                        

                                                         

後援会組織シッカリしてるもんで、ヨネクラジム主催のホールってのは、

結構、観客入るんだよね。

                                                            

だけど、この日のメニュー、残念ながら自分にとっては歯抜けだらけで

結局、7時半過ぎには帰ったんだわさ。

                                                         

                                                         

第一試合は、最近では珍しいほど寂しい内容で、

リング上では、1R初っ端から、もう延々のゴニョゴニョボクシングで、

もたれ合って、押し合い、もみ合いしながら、互いに顔真っ赤にしてるから、

そりゃ、本人達、力込めて一生懸命やってんだろうけど、

それだけで、感動させたり、褒められるってのは、有り得ない訳で……。

                                                          

そういう事なら、自分、これまで、そこそこ一生懸命やってきたつもりなんだけど、

でも、褒められたことなんか殆ど無かったし、

もしかしたら、あん時、人に感動与えたんじゃないかって、かすかに思ってるのは、

ズーッと以前、職場対抗リレーのアンカーやって、

最後の200メートルで二人抜いて優勝して、胴上げされた時くらいかなって、

もうホント、それっきりしかなくて、それも、普段自分の事知ってる連中から、

よくやったぞって褒められただけで、自分のこと知らない連中にしてみれば、

それがどうしたってことで……。

                                                       

だから、ボクシングでも、親戚の子や身内だったり、友達だったり、

近所の知り合いがやってるなら、そりゃ、頑張ってる姿が身近だし、

感動もアリなんだろうけど、第三者を感動させるってのは半端じゃないんだよね。

                                                        

で、要するに休憩。

                                                            

次の試合、村田有司君、顔見知りなんだけど、まだ未勝利で、

とにかく一回勝つとこ、見たいんだけど、5戦3敗2分ってのには、勿論原因あって、

激しい一発持ってないし、動き緩慢だし、そもそも剥き出しの闘争心欠けてるもんで、

幾度も、惜しいとこまで行って、あとチョットってとこなもんで、

こっちも、なんか意地になってるようなとこもあるんだけど、

結局、今日も、3-0判定負けだったんだよね。

                                                           

確かに村田君、何気にやり難い対戦相手多くて、

つまり、真正面から打ち合って来るような相手じゃなくて、

体くっ付けてきて、ガサゴソやるようなのが多くて、不本意なんだけど、

それにしても村田君、32才だし、これからどうしようか……。

                                                             

                                                        

第三試合は、例のナンチャラ・タイボクサーなもんで、当然の休憩。

                                                           

                                                          

◆宇津見義広君(ヨネクラ)×ジーク・俊介君(ワタナベ)

                          ………SB 6R

5勝(2KO)3敗1分の26才・東京都と、4勝(1KO)5敗2分の27才・東京都。

                                                          

1R、二人とも、そこそこタイトなボクシングするんだけど、

宇津見君、ちょっと無駄な動き多過ぎな感じで、

俊介君の方は、動き、いかにも硬くて、対照的なんだよなあ。

                                                           

2R、俊介君、真面目なボクシングで、好感持てるんだけど、

もっと上体しなやかに使えるといいんだけどなあ。

                                                          

宇津見君、何か掴んだらブレイクしそうな感じあるんだけど、

動き過ぎるあまり、軸ブレして、ちょっと引っかくようなパンチになってんだけど、

それでも、結構当て勘良くて、軽いんだけど、かなり当て込んでるんだわ。

                                                           

それから、宇津見君、スピードに自信あるせいか、ガード甘くなりがちなんだけど、

A級に進むと、もっと早いボクサーいくらでもいるから、

今のうちに、シッカリガードも身に付けておいた方がいいと思うけどね。

バランスとかリズム感良くて、勝率5割ちょっとのボクサーじゃないと思うけどなあ。

一瞬、集中力途切れるようなとこでもあるのかなあ。

                                                          

結局4R、バッティングで交互にドクターチェックされた、そのすぐ後、

残り15秒ほどのことで、宇津見君がチョンって感じで、軽く左突いたら、

それまで、そこそこ消耗してた俊介君、送り足できなくて、ヘロッとダウン。

                                                         

ゴングに救われはしたんだけど、左目下のヒットカットが続行不能だって、

インターバル中にセコンドが判断して、結局棄権TKOエンド。

                                                          

                                                            

次の第五試合、またまた、ナンチャット・タイボクサー混じり込んで来たもんで、

館内休憩しながら、i-pod で、大音量ヴァン・ヘイレン聞いてたら、

ナンチャット・タイボクサー、お約束のように、あっと言う間に居なくなってて、

杉田さんと、白石さんの入場ってとこで、

で、この日、二人の入場曲は、“You Really Got Me” だったんだわ。

                                                           

昨日は、村田君と宇津見君、それに杉田さんを見に行ったんだけど……。

                                                          

◆杉田純一郎さん(ヨネクラ)×白石豊土さん(協栄)

                          ………SF 10R

16勝(7KO)3敗のランク5位、27才・新潟県と、

17勝(9KO)5敗1分のランク7位、24才・福岡県。

                                                         

10回戦ってことは、二人とも、日本タイトル戦見据えた上のことなんだろうね。

                                                          

1R、先に仕掛けてったのは、予想通り、白石さんの方で、

距離取られたら、勝負にならないもんで、そういう戦法しかないんだけど、

とにかく、白石さん、詰め詰め、ガツガツボクシングなもんで、

杉田さん、どう対処するかってとこが、見所だなって思ってたんだけど、

実際、そういうの延々見せられと、やっぱり緊迫感、極度に減退してしまって、

たまに、杉田さんが、差し込むように、鋭いのを打ち込むのを見ると、

それはそれで、巧いなあってワクワクするんだけど、

そういうスリル満々の場面、やっぱり圧倒的に少ないもんで、

徐々に、ダルーくなってしまって、で、2R終わったとこで、退館。

                                                          

                                                          

この後、ファイナルで、嶋田雄大さん、やることになってたんだけど、

もう39才だし、パフォーマンス、、もうとっくに限界過ぎてるって思ってるし、

相手、一階級下のフィリピン国内5位、11勝11敗2分だっていうし……。

                                                             

                                                       

で、結局、昨日は、一試合おきに休憩あったし、

全部で12ラウンド分くらいしか見なかったんだわ。

                                                         

2010年9月29日 (水)

新人王戦・準決勝 Ⅱ (9/28)

用事あったもんで、少し早目にドーム周辺に到着。

                                                         

オウオウオウ、またまたまた、お姐ちゃん達、溢れかえってて、

そこら中のトイレ、どこも長い列で、オフト近辺も、エライ騒ぎで……。

                                                       

その辺、元々、どす黒い欲望渦巻かせた、どす黒いオッサン達の縄張りなんだけど、

そこに、着飾って浮足立ったお姐チャン達が、大量に流れ込んで混在してて、

でも、お互い、全く違う方向の関心事抱えながらの混在なもんで、

両者、決して混じり合うってことなくて、

そういうの、ちょっと離れたとこから、タバコ吸いながら見てたんだけど、

突然思い当たったんだわ、こういう状態を、カオス(混沌)っていうんだなって。

                                                         

                                                        

今日は、多分相当長くなりそうなので、お時間ある時に……。

                                                         

◆大平剛君(花形)×原隆二君(大橋)……Mm

3勝2敗1分の26才・新潟県と、2勝(2KO)0敗の20才・静岡県。

                                                          

全体的に、大原君の方が大きいんだけど、

その大平君、動き自体はいいんだけど、元々相手見過ぎる傾向強いんだけど、

この日の原君も、どうしたのってくらいの慎重さで、見過ぎに付き合ってたな。

                                                          

二人とも、世界戦かあってほどの慎重な入り方で、それ2Rも同じで、

あのさ、全部で4ラウンドしかないんだけど、って感じなんだわ。

                                                        

3R、原君、かろうじて3発ほど、まあまあのクリーンヒットさせたんだけど、

基本、引き足いい割に、踏み込み不足なもんで、空振りの連続だし、

大平君の方も、いつまで経っても、とにかく自分からは行かないもんで、

極端に面白味に欠けた、低調で、詰まんない試合だったなあ。

                                                          

ボクシングってのは、殴り合わないことには始まらないスポーツな訳で、

サラリーマンの地道な出世作戦みたいなの見せられても、元気なくなる一方で……。

                                                            

大平君のデキの悪さに助けられたこともあって、

結局、40-37×2、39-38の3-0で、原君勝ったんだけど、

こんな感じだと、安慶名健君には、ひとたまりもないと思うな。

それにしても、ちょっとガッカリな第一試合だったなあ。

                                                        

                                                         

◆西田拓真君(ワタナベ)×多打魔鎖獅君(TI山形)……LF

2勝(1KO)2敗の22才・兵庫県と、2勝(1KO)0敗1分の21才・山形県。

                                                         

この試合、始まってすぐ、15秒ほどで終わってしまったんだわ。

                                                        

西田君、出足から、随分低いとこに構えてるなあって見てたんだけど、

でも、元々ジャブの少ないパワー系なもんで、そんなもんかなって見てたんだけど、

赤コーナー近辺で、距離詰まった打ち合いになった途端、

いきなり、多打君の左右喰らってダウンしてしまって、

何とか立ち上がりはしたんだけど、フラついてて、続行不能のストップ負け。

                                                       

西田君、雑ではあるんだけど、多打君より上だって思ってたもんで、驚いたなあ。

やっぱり、上の方行ったら、ちゃんとガードしなくちゃダメなんだよね。

                                                         

多打君、決勝は、山口隼人君となんだけど、これはシンド過ぎるんじゃないかなあ。

                                                        

                                                       

◆平龍太郎君(石神井S)×金子達也君(横浜光)……F

4勝(1KO)1敗の21才・鹿児島県と、5勝3敗の23才・神奈川県。

                                                          

金子君、平君より5㎝ほど上背あるんだけど、

1R始まってからズーッと平君の距離で動いてて、

なんだか、自分の距離を自分の方から潰してるようなとこさえあって、

アレレレレって見てたんだけど、ラウンドの半分が過ぎた頃、

平君の右クロス、まともに喰らってしまって、やっとこさ、立ち上がりはしたんだけど、

そこから、反攻叶わず、ほぼ一方的に打ち込まれてしまったもんで、

残り1分切った辺りで、レフェリーストップエンド。

二試合続けての1RKOだったんだわ。

                                                        

平君の決勝の相手は、堀陽太君なんだけど、本来なら堀君だと思うけど、

27日のデキ良くなかったから、意外に混戦になるかもね。

                                                         

                                                          

◆冨田正俊君(川島)×清水大樹君(横浜光)……SF

5勝1敗1分の26才・青森県と、5勝(1KO)0敗の24才・愛媛県。

                                                           

優勝候補の本命、清水君、シッカリ系タイトボクサーなんだけど、

1R序盤、冨田君の力技系の振りまわしボクシングに、ちょっと惑わされたみたいで、

行くに行けない感じだったんだけど、

2Rに入ると、相手の振りの大きさをシッカリ見切ったみたいで、

隙間隙間に効果的なパンチを打ち込んでたね。

                                                          

冨田君、3R序盤、ストレート系のパンチ打ってる時は、とってもいいのに、

すぐ大振りフッカーに転進してしまうんだけど、何故かなあ。

                                                           

その大空振りの直後、清水君に突かれてしまって、残り30秒のとこで、

右ストレート打ち込まれてしまって、思わず膝カックンで危なかったんだわさ。

                                                       

最終4R、完全にペース取られて、見切られてしまった冨田君、

今更作戦変更もできないみたいで、終始打たれっ放しのいいとこナシで、

結局、残り30秒、打ち返すことできないくらい消耗して、レフェリーストップ。

                                                          

清水君の次の相手、佐藤宗史君、急に巧くなった感じあるんだけど、

距離感抜群で、ポイントの取り方も巧い、清水君の方が優位なんじゃないかな。

                                                       

                                                         

◆高橋康弘君(ドリーム)×中川とん虎君(渡嘉敷)……B

6勝(1KO)2敗の27才・秋田県と、3勝(1KO)1敗の25才・新潟県。

                                                          

1R、とにかく、接近戦に持ち込んでのガチャガチャ大作戦が全ての中川君、

巻きこまれたら大変だぞおって見てたんだけど、

高橋君、右ジャブ多発して、そうだよ、その動きだよって感じで、見事ポイントゲット。

                                                         

2Rまでは、巧くやってた高橋君なんだけど、3R以降、結局、巻きこまれ気味で、

ゴリゴリ詰めて、体もたれ掛けさせて、後はデンデン太鼓打法っていうか、

あの、小野寺洋介山さん彷彿させるような作戦に付き合ってしまって、

一転、グズグズ、ベトベトの試合になってしまったんだわ。

                                                        

4R、高橋君の初めの一発、明らかに遅過ぎで、

で、中川さんに突っ込まれてしまっての押し相撲風ボクシングは、

ゴング間際まで、一見、必死の殴り合いみたいのが続いて、観客大騒ぎなんだけど、

実際は、パンチのこすり合いか、なすり合いでしかなくて、

全く、スリル無かったんだよね。

                                                          

とにかく、詰めて押し気味なら、点あげるよってレフェリーが混じってたもんで、

40-37×2、39-39っていうバラけた2-0で、高橋君なんだけど、

4ラウンドしかない試合の評価、こんなに分かれるってのは大問題で、

レフェリーの個人的な嗜好とか見解、野放図にさせ過ぎなもんで、

ゴリゴリ押し込むだけの、ブザマな相撲ボクシングが増えるんだと思うな。

                                                         

いずれにしても高橋君、決勝戦は堤君が相手なんだけど、

彼、普通に日本チャンプにはなれるって言う人いるほどで、異常に強いからね。

                                                       

                                                           

◆高橋謙太君(協栄)×コーチ義人君(角海老)……SB

6勝(1KO)2敗の21才・広島県と、5勝(2KO)0敗の19才・東京都。

                                                           

アレーッ、コーチ君、トランクス新調したかあって思ったら、

“虎視眈々” とか “DEEP INPACT” とか刺繍入ってて、

それ、加藤善孝さんのでしょってことで、彼らたまにそんなことやるんだけど、

そう言えば以前、土屋修平君、コーチ君のトランクス履いて出てきたし……。

                                                          

元々、SB級のこっちのグループのメンバーの充実度、全階級一番だし、

自分が予想してる、優勝候補コーチ君のこの日の相手、

高橋君は、新垣翔太君や岩崎悠輝君っていう強豪破ってきた、

パワー系インファイターで、テクニックも半端じゃないもんで、ドキドキの観戦だわさ。

                                                         

1R、頭低めにして体寄せてからが粘っこい高橋君なんだけど、

コーチ君、いつものように、なかなかいい動きで、華麗なコンビネーション打ってるな。

特に最後の最後まで返していく、左フックがとってもいいんだわ。

                                                          

2R、スピードと上下の打ち分け、コーチ君圧倒してるんだけど、

彼の右に合わせて、高橋君、強烈な左被せようとしてて、とても危険な匂いするね。

                                                             

3R、サウスポー得意じゃなさそうだったんだけど、コーチ君、ちゃんと出来てて、

見栄えのいいのを幾つも打ち込んでポイントアウトしてってるんだけど、

高橋君も、一段とパワー込めてるし、元々フィジカル強いもんで、

終盤の二人の正面切った殴り合いはスリル満点だったなあ。

                                                         

フットワークも圧倒してるんだから、距離取って、やり過ごせばいいのにって思うし、

高橋君、一発ブチ当て大挽回に来てるんだからさあって、思うんだけど、

コーチ君、相手が真っ向勝負に来れば絶対受けて立つって、男気満々なんだよなあ。

                                                           

結局は無敗なんだけど、コーチ君、勝つことだけがボクシングじゃない、

どんなパフォーマンスするか、どんなボクシングしたらカッコいいか考えてて、

ああ見えて、向上心強いし、なかなかの勉強家なんだよね。

                                                         

4R、流石のコーチ君も、あんなに殴り合うもんで、

少し疲れてきたみたいだったんだけど、高橋君はそれ以上に消耗したみたいで、

頭、どんどん低くなって、結局減点喰らってしまうし、

最後の方では、空振りで大きくバランス崩してたもんなあ。

結局、40-36、39-36×2の妥当3-0で、コーチ君。

                                                           

練習生の頃から知ってて、途中、家庭の事情でジム遠のいてて、

やっとこさ戻ってきた子が、ここまで頑張るってのは、やっぱ異常に嬉しいね。

                                                          

決勝戦は、同門の大橋健典君となんだけど、こういうの、実は4年ほど前にもあって、

あの時は、お互いのコーナー、ただ静かに見守るしかなかったんだっけなあ。

                                                       

                                                         

◆木村昌憲君(宮田)×関豪介君(角海老)……Fe

3勝(3KO)1敗1分の22才・東京都と、3勝0敗の24才・熊本県。

                                                          

このクラスは、木村君が勝ち抜けて、温水祥平君と決勝戦って思ってたんだけど、

27日、温水君負けてしまって、自分の中での波乱だったんだけど、

この日も結果的に波乱になってしまって、関君、申し訳なかったっす。

                                                          

木村君、手さばき抜群だし、連打しても軸ブレない、とっても巧いボクサーなもんで、

いくら、嵐の連打持ってる関君でも、シンドイんじゃないかって見てたんだけど、

関君の嵐連打、想像以上に木村君を困らせてしまったんだわ。

                                                           

4Rに入ると、流石の関君にも、疲れ見えてきたんだけど、

それ以上に、それまでのトコトコ連打、木村君を消耗させたみたいで、

最後の一気攻めも全くままならずの、0-3負け。

40-37、39-38×2の3-0で、関君、完封勝ち。

                                                          

たまに繰り出す、木村君の右ストレート、ホント威力充分だったんだけど、

それ、最後まで単発に終わってしまって、後は手数差、30:1位だったもんで、

アピールする場面、全く無くて、ただひたすら攻めあぐんでたもんなあ。

                                                          

木村君、相手パンチ力無いんだから、多少の被弾覚悟に、もっとガンガン行くべきで、

途中からは、イラついてしまったのか、何かヤケクソ大振りみたいで、残念。

                                                            

ここは、有力候補が次々脱落してしまって混沌としてきたもんで、

関君にも大きなチャンス廻ってきたんだよね。

                                                          

                                                         

◆荒井翔君(ワタナベ)×中間勇輝君(横浜光)……SFe

3勝(3KO)0敗の27才。北海道と、5勝(3KO)1敗の22才・愛知県。

                                                          

荒井君、ここまで3戦3KOで勝ち進んでるんだけど、

そりゃ、上背あるし、強打系の積極ボクシングなんだけど、

ガードちゃんとしてて、タイトなボクシングする中間君、優位なんじゃないかって……。

                                                        

1R、初めにクリーンヒットさせたのは、中間君だったんだけど、

すぐ後に、かする様な右フック喰らって、何と中間君がダウンしてしまったんだわ。

                                                            

直後の残り1分、追撃受けて、追い込まれた中間君、

青コーナー付近で、間違いなく一瞬、リングに左手付いてしまったんだけど、

それ、レフェリー、絶対見えてて、だから、一瞬そういう素振りしそうになったんだけど、

結局、ダウンストップともスリップともしないで、そのまま続行させてたけど、

やっぱ、あのレフェリー、そろそろ引退した方がいいと思うけどなあ。                                                         

採点の片寄りも目立つし、とにかく、ミス多過ぎなんだよね。

                                                         

それ、どっちとも取れそうだったんだけど、だから一旦ストップさせて、

インスペクターやジャッジに確認すべきだったんだけど、ズルズル続行で、

自分は、微妙だったけど、スリップじゃなくて、そこでエンドだと思ったな。

                                                           

で、要するに、中間君、命拾いしたんだけど、残りあと10秒ちょっとのとこで、

何と今度は、中間君が、右の返しからの左フック直撃させて、荒井君がダウン。

ドーンって感じの仰向けダウンだったんだけど、ゴングに救われてたなあ。 

中間君も、眉間ヒットカットされてたし、激しい第一ラウンドだったなあ。

                                                       

2R、元気取り戻した中間君、力こもったスムースな連打で、

パンチの合間に大きな隙間できる荒井君責め立てて、ポイント稼いでるんだわ。

                                                        

ところが3R、中間君、何故だか急に手数落ちてしまって、

荒井君の一発単打、何度もまともに喰らってしまって、またまた形勢逆転で、

勝負の行方、一気に分かんなくなってしまったんだわ。

                                                             

4R、荒井君に、リーチ生かした長距離単打戦法取られて、中間君、

全く攻め込みできなくなって、シンドイままの終了ゴングではあったんだけど、

どっち転んでもアリの採点で、結局、39-38×2、38-39の2-1で、荒井君。

                                                         

次、決勝の相手、高畑里望君なんだけど、どうなるかなあ。

高畑君があのままだと、俄然勝ち目出て来るけど、立て直してきたら、ヤバイね。

                                                         

                                                         

◆林和希君(八王子中屋)×土屋修平君(角海老)……L

4勝(4KO)0敗1分の24才・兵庫県と、5勝(5KO)0敗の24才・愛知県。

                                                         

この日一番の目玉は、誰が何と言っても、この試合だったんだけど、

結局、あっと言う間に終わってしまって、土屋君の1R45秒KO勝ちだったんだけど、

とてつもなくショッキングなKO劇だったんだわ。

                                                          

ああいう倒し方、ここ二年で見たうちの一番だったと思うんだけど、

去年、西岡さんがジョニー・ゴンザレスを倒した時の、

真っ直ぐ後ろ、そのままバッタンダウンってのも凄かったけど、

右顔面殴られた瞬間、林君、その場で、シュンって左半回転させられてしまって、

それまるで、バレリーナみたいな、その場回転で、

両足交差させられるほどのパンチのキレで、四つん這いに崩れ落ちた時、

林君、土屋君にケツ向けてたもんなあ。

                                                          

あれには、タマゲてしまって、ホント、殺人的なキレ持った必殺パンチだったなあ。

                                                       

1R、この日の林君、ゴングと同時に、いつもの天空切り裂く右大振り一発くれて、

相手脅かしながらのスタート切るってことしないで、

それはつまり、この日の相手、普通じゃないほど強いっての充分知ってるもんで、

とても、とても慎重な入り方してたんだわ。

                                                          

それでも、始まってすぐ、林君、スッと寄ってって、恐ろしいほど鋭い右フック、

それ、空転だったんだけど、一発必殺の威力十分で、喰らったら終わりってパンチで、

自分、一瞬身が縮まる思いしたなあ。

                                                             

でも、ただ、そういういきなりの右、土屋君、あの内山高志さんとのスパーで、

思いっ切り凄いのブチ込まれた経験あるもんで、

それと比べるとって感じで、土屋君、結果的には、結構余裕で見切った直後、

始まって、まだ20秒のとこ、リング中央、ちょっと赤コーナー寄りのとこで、

結果的にはフェイクのようになった、大きな右フックに続いて、

左の返し、シュンって振り放ったら、

それ、土屋君の最初の右に合わせてきた、林君の右より一瞬早く、

林君の右顔面に届いて、それ、決して大きなパンチじゃなかったんだけど、

鋭さにかけては天下一品だったもんで、以降は初めに書いた通りで……。

                                                            

そんな倒され方したのに、林君も流石の根性持ちで、何とか立ち上がって来て、

再度の打ち合いに応じたんだけど、誰が見てもダメージ明らかで、

土屋君、冷静、冷徹な追撃加えて、最後は右ストレート狙い澄ましての打ち込みで、

もう、林君、立ってるの、そりゃ無理で二度目の倒れ込みでエンド。

                                                         

林君、何が起こったのか、全く分かってないらしくて、コーナーに連れ戻されても、

何か、ムズムズ動こうとしてて、彼、絶対何も憶えてなかったと思うな。

土屋君も嬉しかったらしくて、もうそういうの止めた方がいいって、

足首ケガしたらどうすんのって言ってた、例のバク宙やってたなあ。

                                                         

この日、ホールへのエレベーター、偶然、林君と付き添いの二人と乗り合わせて、

自分入れて、たった三人だけだったもんで、こりゃなんかあるんじゃないかな、

どっちに吉と出るかって、胸騒ぎしてたんだけど、

結局、自分のジンクス、つまりホールトイレの必勝便器と、

ニューバランス必勝996のお陰だったんだよなあ。

                                                         

土屋君、決勝の相手は、一昨日勝った中澤将信君なんだけど、

確かに林君の方が数段上だと思うけど、手とか気、抜き過ぎないようにね。

君の目標は、もっとずっと上の方にあること忘れないようにね。

                                                          

それにしても、結構大き目のパンチ空転後の返し、

あんなに鋭く、返せるもんかって、ホント驚いてしまったなあ。

小堀さんがアルファロ倒した時の左フックより、鋭かったかも知れないなあ。

                                                       

                                                          

◆鈴木宏隆君(ワタナベ)×高橋光政君(角海老)……SL

6勝(2KO)2敗の23才・茨城県と、5勝(2KO)0敗の22才・東京都。

                                                           

前の試合が凄かったせいでもないんだけど、この試合、退屈だったなあ。

                                                          

鈴木君、初めから腰引き気味のゴニョゴニョボクシングだし、

高橋君も、なんかそれに巻き込まれてしまって、

途中からは、二人で体寄せ合って、押し合いでスタミナ消耗するっていうのが延々。

                                                            

高橋君、元々はショートブローが巧いんだけど、どんな相手にも合わせることできて、

器用なとこ持ってるんだけど、彼の一番のスタイルってのが見えて来なくて、

でも、それはこれからの課題ってことで、

今の今は、取り敢えずのこの場の押し合いに勝つことが先決で、

で、集中力維持して、疲労度の高い一戦を何とか根性で乗り越えて、

40-37、39-38、38-38っていう、こういう試合に有りがちな、

例のごとくのバラバラ評価で、でも、でも、とにかく 2-0勝ち抜け達成。

                                                           

11月3日の相手は、絶対本命だった宮崎達也君だと、シンドかったんだけど、

山田智也君となら、俄然いい勝負出来る予感なんだよね。

                                                           

                                                          

◆輪島大千君(輪島S)×藤中周作君(金子)……W

3勝(2KO)1敗1分の33才・東京都と、3勝(2KO)0敗1分の23才・宮崎県。

                                                       

輪島君、結構年令いってる、逞しい子門真人みたいな風貌なんだよね。

                                                         

1R残り1分過ぎ、リング中央で、揉み合った時、

まず、藤中君の左ショートアッパー、アゴに当たって、輪島君、膝カックン。

                                                          

だけど、その後攻勢かけたのは、やられた輪島君の方で、

藤中君を西側ロープに追い詰めて、二発ほどデカイの打ち込んで、

そこからさ、二人の荒技師の大殴り大会はじまったのは……。

                                                       

2R1分過ぎ、グズグズの中、何か当たって、藤中君ダウン。

一方の輪島君も、右耳ヒットカットされてる。

                                                          

以降、お互いに、自分都合で2~3発殴っちゃクリンチってのが延々で、

輪島君、すぐ頭下げるもんで、藤中君のパンチの殆どが頭上通過なんだよなあ。

                                                          

それにしても、二人とも巧くない大振り同士なもんで、

とにかく、当たった方が御不幸でっていう感じの、雑雑ボクシングだったなあ。

                                                         

結局、4R、輪島君の左ロングフック直撃されて、グラッとした分、藤中君の負けで、

39-37、38-36、38-37の3-0で、輪島君。

                                                            

このクラス、本命の清水友輔君が敗退してしまったもんで、混迷なんだけど、

真面目なカチッとしたボクシングの林欽貴君、僅かにリードかなあ。

                                                             

                                                        

◆伊藤修平君(ドリーム)×星野泰幸君(相模原ヨネクラ)……M

4勝(2KO)1敗の24才・東京都と、4勝(3KO)1敗1分の25才・東京都。

                                                         

1R、ガード高くして、詰め寄りながら、結構気持ち良さそうにパンチ出してた星野君、

なんだけど、残り1分ほどのとこ、順調に赤コーナーに追い詰めたとこで、

伊藤君がヒョイって出した、引っかくような右ショート一発で、

アレレレ、そんなんで倒れるかあって感じでダウンしてしまったもんで、驚いたなあ。

                                                          

でも、それ、そこそこ効いてしまったみたいで、

立ち上がってきたとこ、伊藤君のドコドコ本気攻めに、全く反攻できなくて、

残り20秒きったとこで、あえなくレフェリーストップエンド。

                                                            

岩崎和雄君との決勝戦は、絶対の見モノになるね。

                                                          

                                                           

この日も12試合ちゃんとあって、久し振りに準決勝棄権者いなかったんだけど、

自分の予想は、5コ外れの大見当違い。

                                                          

結局、二日間24試合で、15勝9敗ってことだったんだけど、

そのうち本命外しってのが3名で、木村昌憲君、宮崎辰也君、清水友輔君、

対抗外しは、西田拓真君、金子達也君、龍ケンシロウ君、温水祥平君、中間勇輝君、

藤中周平君の6名。

                                                           

それから、ここまで引き分けも無い、全勝で勝ち残ってるのは、

安慶名健君、原隆二君、堀陽太君、佐藤宗史君、清水大樹君、堤英治君、

大橋建典君、コーチ義人君、関豪介君、荒井翔君、土屋修平君、高橋光政君、

それに伊藤修平君の合計13名。

                                                           

このうち全試合KO勝ちっていうのは、土屋修平君と岩崎和雄君の二人だけ。

                                                         

                                                          

昨日の試合始る前、ドリームジムの三浦会長と沢山話する機会あって、

とっても面白い話、色々聞かせて貰ったんだけど、

やっぱり、一昨日の高畑里望君の出来の悪さは心外だったみたいだね。

                                                         

この日、ドリームジムは二人出しで、高橋君も伊藤君も決勝進出。

ワタナベジムは、三人出しの一人勝ち残りだったんだけど、

角海老は絶好調の、四人出しの四人勝ち残りだったんだよね。

                                                          

                                                           

準決勝戦終わったとこなんで、最終の優勝予想ってことで……。

                                                           

安慶名健君(Mm)、 山口隼人君(LF)、堀陽太君(F)、清水大樹君(SF)、

堤英治君(B)、コーチ義人君(SB)、 関豪介君(Fe)、 高畑里望君(SFe)、

土屋修平君(L)、高橋光政君(SL)、林欽貴君(W)、伊藤修平君(M)。

大変更は、関君、高橋君、林君の3名。 

                                                        

                                                         

2010年9月28日 (火)

新人王戦・準決勝 Ⅰ (9/27)

ドームでは、今日もアイドルコンサートで、5日連続らしくて、

またもや、山盛りのお姐ちゃんってことで、4万は入るらしいよ。

                                                         

ってことは、5日で20万人ってことで、

後楽園ホール、満タンで2,000人位で、年間100開催ちょっとだから、

一年間全部満タンでも、アイドルコンサートの5日分ってことで、何か参るよなあ。

                                                         

                                                        

昨日は、全部で12試合あったんだけど、事前の予想のうち4試合も外れで、

それぞれ、いい訳みたいなこと書いてあるんだけど、

とにかく、外れは外れで、見る目ないっていうか、分かんないもんだなあって……。

                                                         

                                                         

◆安慶名健君(横浜光)×松川真也君(T&T)……Mm

3勝(2KO)0敗の23才・沖縄県と、2勝(1KO)4敗1分の26才・東京都。

                                                           

1R、安慶名君、頭半分デカくて、随分リーチ差ある相手に対して、

この日も、突貫ミニマム小僧、大健在。

                                                        

2R、松川君も、負けん気満々なんだけど、ズーッと安慶名君の距離なもんで、

手が余り気味になってしまって、なかなか殴る形にならないんだよなあ。                                                       

安慶名君の方は、飛び込みざまの連打、半端じゃなくて、今日も絶好調。

                                                       

3R、安慶名君の攻勢、あんまり鋭いもんで、松川君、頭下げ続けになってしまって、

バッティング減点喰らってしまったんだけど、安慶名君の右の額から出血。

                                                          

4R、安慶名君、この日、ちょっとガチャガチャというか、少し荒っぽかったし、

正面から行き過ぎのとこもあって、気持ち出過ぎた感じもあったんだけど、

この回に入って、絶妙なポジションチェンジ加えながら、もう連打、連打で、

最後まで、全く手数落ちないし、一発必殺パンチではないんだけど、

勢いのいいのを当て続けたもんで、松川君、目に見えて消耗してしまって、

初めから、かなり打たれ続けたもんで、反撃止まったとこで、レフェリーストップ。

この回、1分20秒位だったな。

                                                           

今日のミニマム級のもう一試合、多分、原隆二君が勝ち上がると思うけど、

11月3日の決勝は、凄いことになると思うなあ。

                                                        

                                                           

◆山口隼人君(湘南RYUJU)×藤井敬介君(宇都宮金田)…LF

3勝2敗の21才・北海道と、2勝(2KO)の24才・栃木県。

                                                           

山口君のスピードに、もう全く付いて行けないもんで、

一発剛腕系の藤井君、相打ち覚悟の殴り合いに持ち込むより方法無いんだけど、

終始、山口君に気持ち良く動かれてしまったんだわ。

                                                         

その山口君、基本、パンチ軽いもんで、一気に大きなダメージ与えられないんだけど、

だから、一発大逆転の可能性もあったんだけど、藤井君、いかにも体硬い一発屋で、

連打の効かないとこが致命的だったなあ。

                                                           

3R終わっても、とにかく、ズーッと山口君のペースなもんで、

最後、勝負賭けないと、ズルズル負けだぞって思ってたら、

4Rに入って藤井君、両手下げたノーガード作戦始めたんだけど、

それ、結構有効で、山口君、何かやりにくそうで、

一発カウンター狙い、成果上げるかって感じも、僅かながらあったんだけど、

やっぱり連打の効かないパフォーマンスが残念で、結局そのまま終了ゴング。

                                                         

40-36×2、40-37の納得、圧倒3-0で、山口君。

                                                          

次の相手、今日多分、西田拓真君が勝ち上がって来るんだろうけど、

昨日のような動き維持出来たら、このまま優勝するんじゃないかなあ。

                                                       

                                                          

◆堀陽太君(横浜光)×林涼樹君(三谷大和)……F

5勝(3KO)0敗の23才・福岡県と、5勝(2KO)0敗の19才・千葉県。

                                                          

1R、林君、元々スタンス広いんだけど、前の手も長ーく突き出して、

何としても、堀君の踏み込み避けようとしてんだわ。

何しろ一度入って来られると、それこそ、安慶名君並の連打が飛んで来るもんでね。

                                                         

2R、林君、後ろ足体重にしながら、時たま長ーい右打ち込んだら、

すぐさま下がるって戦法なもんで、なかなかボクシングにならないんだけど、

それでも、2~3発直撃されて、堀君、左目の上ヒットカットされてしまったな。

                                                            

それにしても、この日の堀君、いつものように、得意の突貫乱打戦に持ち込めなくて、

攻守ハッキリし過ぎっていうか、一攻めすると一休みって感じで、

ちょっと待ち過ぎ、どう見ても見過ぎで、体調不良だったのかなあ。

                                                         

一方の林君の方も、勝つためには、あれじゃ、いかにも手数少な過ぎで、

たまーに、空手の正拳突きみたいな右出すだけで、

トータルの手数、堀君の10分の1以下だったなあ。

                                                         

結局、39-38×2、38-39の2-1で、堀君勝ち抜けだったんだけど、

二人とも、反省点の多い試合だったなあ。

                                                         

                                                          

◆龍ケンシロウ君(野口)×佐藤宗史君(石神井S)……SF

3勝(2KO)2敗1分の19才・東京都と、4勝(2KO)0敗の29才・山形県。

                                                        

藤原陽介さん激似と、東上剛さん似の戦い。

                                                        

二人とも、とっても気持ち強い同士で、開始ゴングの途端から、男の殴り合い。

でも、ケンシロウ君、ちょっと振りが緩いし、ガードも甘いぞお。

                                                           

2R、佐藤君、これまでの二試合と違って、動きとっても良くて、振りもタイトで、

1分20秒過ぎ、右ストレート直撃させたら、ケンシロウ君、グラッと腰落として、

そこから、ラッシュかけまくって、鬼の三発ほどブチ当てたら、

ケンシロウ君、もうフラフラになってしまって、倒れる寸前のレフェリーストップエンド。

                                                        

                                                         

◆堤英治君(ONE TWO S)×伊藤直行君(勝又)……B

3勝(2KO)の27才・東京都と、5勝(5KO)2敗の30才・秋田県。

                                                          

サウスポー、ジャン・レノ系の堤君、ガード固めてプレスかけてくる伊藤君を、

フットワークであしらいながら、1R、40秒ほどのとこで、

シュワ―ンって伸びる左ストレート一発、見事に打ち込んで、いきなりのダウンゲット。

                                                          

もうそれ、そこそこ効いてて、そこから20秒後、またもやの左直撃させたら、

伊藤君、ドーンって仰向けに倒れてしまって、KOエンド。

                                                         

堤君、細身なんだけど、パンチよくしなるもんで、威力あるんだよなあ。

結局、伊藤君、得意のボディ打ち、一発も見せる間もなくだったなあ。

                                                       

                                                         

◆河野洋佑君(新日本木村)×大橋建典君(角海老)……SB

3勝(1KO)0敗1分の22才・宮崎県と、4勝(4KO)0敗の21才・東京都。

                                                          

1R、ジャブ含めた細かい動きは、圧倒的に河野君で、

大橋君、いつもの豪打一発系そのまんま。

                                                       

2R30秒過ぎ、大橋君の右クロス当たってから、一気にヒートアップして、

河野君、長いパンチはそれ程でもないんだけど、

距離詰まった時のショートの連打、異常に巧いんだよね。

一方の大橋君、とにかく、とにかく、ドコン、ドコン。

                                                          

3R、大橋君、軽快さ、まるでなくて、ダルーンって感じなんだけど、

打ち合いになると、場内大騒ぎになるほどのパフォーマンスで、もう丸太大殴り。

                                                        

河野君、左目上ヒットカットされてしまったんだけど、

大橋君の方も結構喰らってて、足元ちょっとヤバい雰囲気あるんだわ。

                                                             

4R、大橋君、山ほどの細かい被弾受けながら、それでも一歩も引かないで、

最後までウェルター級ボクシング、ノーガードの丸太殴りなもんで、

で、彼のこと全く知らない人達までもが大拍手で、盛り上がったなあ。

                                                          

有効打的には圧倒してたもんで、結局40-36×2、39-37の3-0で、

大橋君の判定勝ちだったんだけど、今まで大橋君にあれだけ殴られて立ってたのは、

河野君だけなもんで、自分、ちょっと感動したなあ。

                                                         

                                                        

◆小野田昌史君(ワタナベ)×温水祥平君(石川)…… Fe

4勝(2KO)2敗1分の24才・東京都と、5勝(3KO)1敗の23才・宮崎県。

                                                         

体硬くて、しなやかさに欠けた小野田君対、ポヤーッて感じのテクニシャン温水君。

                                                          

1R、仕掛けていったのは小野田君で、始まって40秒過ぎ、

何気なしの右フック、温水君に当たってしまって、

そんなの当たるかあってパンチだったんだけど、

とにかく直撃してしまって、温水君、いきなりのダウン。

                                                         

その後の小野田君の追撃、何とか凌いだんだけど、ダメージ残ってるみたいで、

動きにキレ戻らない温水君、ダルーンとした感じのまま終了ゴング。

                                                         

2R、ここから挽回すれば温水君、流石だねってパターンだったんだけど、

ダルーンとした感じ抜けないまま、2分位経った時、赤コーナー近くのとこで、

河野君の右ストレート、まともに浴びてしまって、

そのままその場にグニャグニャって、崩れ落ちてしまって、

その崩れ落ち方があんまりだったもんで、即のレフェリーストップだったんだわ。

                                                         

そう言えば、温水君、スロースターターなとこあるから、

エンジン温まる前にやられてしまったっていう感じかなあ。

                                                        

                                                        

◆天沼圭介君(ワタナベ)×高畑里望君(ドリーム)……SFe

4勝(1KO)0敗1分の29才・栃木県と、5勝(2KO)0敗1分の31才・茨城県。

                                                        

高畑君の方が5㎝ほど背高いし、リーチ差はもっとある感じ。

                                                        

1R、高畑君、取り敢えず距離取りながらの静かな立ち上がりで、

サウスポーの右ジャブに合わせて、左被せるチャンス狙ってるみたい。

                                                         

天沼君の方は、チャカチャカ動きながら、飛び込むタイミング測ってるね。

                                                          

2R1分半、高畑君の右ストレート一発で、天沼君、グダグダってなったんだけど、

この日の高畑君、全く詰め甘くて、っていうより、全く下手になってて、

相手フラフラなのに、いつもの左右ボディでガード下げさせて、顔面ドコンでいいのに、

ただの普通の締まりのないボクシングになってしまって、無駄な大振りばかりで、

結局、ズルズル、逃げ切られてしまったんだわ。

                                                           

3R、高畑君、相変わらず雑なボクシング修正できなくて、

上下のバランス悪いし、体と腕バラバラなんだよなあ。

                                                       

一心に気持ち出してやってるのは、天沼君の方で、破壊力は無いんだけど、

トコトコトコトコ頑張ってパンチ当ててたよなあ。

                                                        

そういう流れ、最後まで変わらなくて、でもとにかく大きなダメージ与えてるのは、

高畑君なもんで、40-37、39-37、38-37の3-0で、妥当なんだけど、

この次までに立て直さないと、荒井翔君にしろ中間勇輝君にしろ、

どっちにもヤバイって思ったな。

                                                       

                                                         

◆中澤将信君(帝拳)×島村唯将君(オサム)……L

3勝(1KO)0敗の28才・福島県と、5勝(4KO)4敗の30才・青森県。

                                                           

中澤君の方がちょっとデカイんだけど、相変わらずしなやかさには欠けてるなあ。

                                                        

二人とも、1Rは比較的大人しい立ち上がりだったんだけど、

2R、残り1分のとこ、互いの両手が交差した時、

島村君の右フックが当たって、中澤君、一瞬腰落としてしまって、

勿論、島村君、そこから一気攻めだったんだけど、

残念、恐ろしいほど当て勘悪いもんで、仕留め切るにはほど遠くて、

一発喰らって力抜けたのか、中澤君の方が徐々に良くなっていったんだわ。

                                                          

3R、正直、二人ともスピードないもんで、迫力には欠けるんだけど、

そんな中、我慢強く頑張り通してるのは、中澤君の方で、

最後は、島村君、かなりパンチ喰らってたもんね。

                                                        

結局、38-38×3の全くの0-0イーブンだったんだけど、

優勢点、三人のジャッジとも、中澤君ってことで、勝ち抜け。

                                                         

次は、ホント、シンドイ試合になると思うけど、

とにかくこの日は、諦めない努力が実を結んだって感じだったな。

                                                         

                                                         

◆宮崎辰也君(マナベ)×山田智也君(協栄)……SL

5勝(5KO)1敗1分の26才・富山県と、6勝(3KO)4敗の26才・千葉県。

                                                         

この日の宮崎君、初めから全くおかしくて、怖さ全く無いし、

絶対、どっか変で、つまり大きな心配事抱えてたか、体調不良だったみたいで、

普通だったら、負けるはず無い相手に、情けないほどのボクシングしかできなくて、

結局、37-39、38-39、38-38の0-2負けだったんだけど、

自分の中では、ホント完敗で、ちょっと腹立つほどだったんだわ。

                                                          

そう言えば彼、、試合前、やたら観客席に出入りしてて、

そういうの、自分の中では、典型的なマイナスジンクスなんだよなあ。

                                                         

                                                        

◆林欽貴君(E&Jカシアス)×清水友輔君(マーベラス)……W

3勝(2KO)0敗1分の23才・中国、4勝(3KO)1敗の21才・東京都。

                                                           

この試合も実に寂しい結果で、清水君、全くの期待外れで、

そう言えば、前の試合、相手棄権して試合流れてしまったもんで、

間隔空き過ぎたのが良くなかったのかなあって……。

                                                         

去年の東日本新人王戦の時、決勝で新藤寛之君に判定負けはしたけど、

宮崎辰也君倒してるしって、今年の優勝候補だったのになあ。

                                                           

それにしても、林君はエラくて、終始、自分のボクシング、きっちりやり通して、

基本、そんなに迫力無いんだけど、1Rから落ち着いて、上下の打ち分け出来てたし、

5㎝以上デカイ相手に、真面目に真面目にやってたもんなあ。

                                                          

清水君も、2Rからは、それなりに気合入れ直してやったんだけど、

動き、最後までトロくて、パンチたわんでたし、結局真面目ボクシングに敵わなくて、

4R2分過ぎ、もう止めようよって、ストップかけられてしまったんだよなあ。

                                                         

                                                         

◆井上義夫君(E&Jカシアス)×岩崎和雄君(ロッキー)……M

3勝0敗の24才・神奈川県と、2勝(2KO)0敗の29才・山口県。

                                                           

1R、開始ゴングと同時に、二人とも思いっきりの殴り合いに突入で、

岩崎君、打たれ強いし、まっとうなボクシングするもんで応援してたんだけど、

期待通り、精度の高いワンツー、二度ほど打ち込んだら、

井上君、大分弱ってしまったんだけど、何とか踏ん張って、終了ゴング。

                                                       

2R、井上君、気持ち持ち直して、前向き、前向きボクシングで、

なかなかの好ファイトになっていったんだけど、

30秒ほどが過ぎた頃、岩崎君の爆裂右フック大炸裂して、井上君一発ダウン。

                                                         

倒れ方があまりにひどかったもんで、ここで、即ストップエンドだったんだけど、

ホント、凄かったんだよお。

                                                         

                                                          

昨日は、ワタナベジムからも二人出てて、1勝1敗だったんだけど、

自分とこのボクサーの試合が終わった後、会長がそばに来てくれて、

自分のヨタ話に付き合ってくれたんだわ。

                                                        

自分、小野田君が勝つと思ってなかったし、

まさか、高畑君があんな不甲斐ないとは思ってなかったもんで、

それに、その後一緒に見てた、宮崎君、清水君って、続けざまに負けたもんで、

自分の予想外れを、渡辺会長に思いっ切りからかわれてしまったんだわ。

                                                           

実は今日の試合にもワタナベジムからは、三人出しで、

準決勝に5人出しってのも凄いと思うけど、(角海老もなんだけどね……。)

実は、そのうち二人負けって予想なんだけど、あんたの予想、外れるから、

こりゃ、ウチのボクサーが勝つって事だなって、ケラケラ笑われてしまったんだわさ。

                                                           

                                                         

結局、昨日頑張ったのは、つまり、メンタル、フィジカル、色々あったんだろうけど、

とにかく、色んなモノ乗り越えて、とにかく、いつものパフォーマンスやってのけて、

期待通り、自分の心、ワクワクさせてくれたのは、

安慶名健君と山口隼人君、大橋建典君、それに岩崎和雄君だったな。

                                                          

2010年9月27日 (月)

A HARD DAY'S NIGHT !

昨日の夕方頃から降り始めた雨、結局、夜中じゅう続いて、まだ降ってて、

行き場なくした野良猫が、玄関脇の物置の上で雨宿り。

                                                          

空にそんなに水分あるのかって、ちょっと驚くけど、

そう言えば、先週の雨降りから、いきなりってほどの秋なもんで、

着る物とか、毛布や布団関係大変で、部屋の中エライ散らかってるなあ。

                                                          

                                                       

今週、ボクシング大混雑で、今日の新人王トーナメント準決勝一日目から始まって、

土曜日まで、久し振りの6連投なんだよなあ。

                                                         

自信持って臨んだ9月競馬、合計37レースって絞り込んだ参加だったんだけど、

回収率42%に終わってしまって、不甲斐ない事この上ないんだけど、

で、で、ボクシングに気合入れ直して貰わなくちゃね。

                                                          

                                                           

ただ、10月2日の李列理さんの世界タイトル戦、後楽園ホールなもんで、

混み混みのエライことになりそうなんだけど、その日はG+で生中継あるってことで、

そっちにしようかって、思ってるんだよね。

                                                          

自分、元々静かに見たいって方で、周囲がウザったいの嫌いなもんで、

テレビでやってくれるなら、それでもいいってとこあって、

それにG+、最近デジタルハイビジョンになったもんで、画像格段にクリアなんだわ。

                                                       

そう言えば、自分が良く見る、アニマックスも、Jスポーツ、MTV、Music On!TVも、

更には、ムービープラス、チャンネルNECO、AXNなんかも続々、

デジタルハイビジョン移行してるもんで、とっても環境良くなってて、

後は、スカイA sports と、アニマルプラネットのハイビジョン待ちなんだよね。

                                                           

CSの音楽関係の番組表も、アーティスト別の索引ができるようになって、

録画手配しやすくなったのも、とっても助かるね。

ただ、今んとこは、標準画質と並行放送なもんで、チャンネルが二つづつあって、

そこんとこ面倒なんだけど、12月からは、整理されるらしいんだよね。

                                                          

                                                           

月末は、何かと忙しくなる上に、さっき言ったようにボクシング満載だし、

1ヶ月分の映画や音楽の録画予定チェックしなくちゃいけないし、

模様替えみたいなこともやらなくちゃいけないしで、

今週は、ホント、A Hard Days Night なんだよね。

                                                         

                                                        

あのさ、財布の中にスイカ二枚入れたままだと、改札通れないっての知ってた?

どっちのカードからでも、勝手に引き落とせばいいのにって思うんだけど、

そこが機械ってのは、カッチリしてるっていうか、融通効かないんだよね。

                                                         

それとね、今日の昼メシ、鍋焼きうどんって決めてんだよね。                                                          

                                                                                                                    

2010年9月26日 (日)

後楽園ホール・9月25日

                                                  

                                                       

ホール観戦中に入ってきた情報だと、亀田大毅さんと坂田健史さんの世界戦、

結局、判定になって、それも詰まんない内容ってことだったので、

録画してたの見ないまま、消去してしまったんだけど、

佐藤洋太さんが日本タイトルゲットってことで、これはメデタイ、メデタイ。

                                                           

二度もダウンさせて、エライ大差だったらしいけど、

倒しきらないとこが、何か佐藤さんらしいね。

                                                         

前座でやった、青木幸治さんも圧倒3-0だったみたいで、これもメデタシだわ。

                                                           

ただ、つくばでの黒木健孝さんのOPBF戦は、8RTKO負けってことで、

これは大ショックで、9月20日の福原力也さんもそうだったし、

フィリピンには強いのが沢山いるんだよなあ。

                                                        

あの、黒木さんが、相手の正面に立ち過ぎて、パンチ貰いまくったってのには、

驚いたけど、そう言えば、最近ちょっと、動きにムラあったからなあ。

                                                           

井上庸さんは、5R、難なくTKO勝ちってことだったけど、

海老澤宏太君は、どうだったのかなあ。

(追記、後で分かったんだけど引き分けだったらしいね。)

                                                         

                                                           

5時半に後楽園に着いたら、ドーム周辺、お姐ちゃんだらけで、

どっかのアイドルコンサートらしくて、警備員に聞いたら終了9時予定なんだってさ。

帰りに、こういうのとバッティングすると悲惨なもんで、ちょっと心重くなったな。

                                                             

                                                          

ホール入ったら、いきなり鈴木翔君と久し振りで、ちょっと話して、

リング見たら、遠藤一充さん、アップしてて、またちょっと話して、

すぐ横、中嶋孝文さん、通ったもんで、またまた挨拶して、

それから、それから、客席に安西政人君いたもんで……、

とにかく、昨日は、初めから、知り合い満載だったなあ。

                                                          

それにしても、みんな、東京ビッグサイトの方へ行ってしまったんだろね、

記者席には、最後まで一人もいなかったなあ。

                                                          

◆中井雄規君(船橋ドラゴン)×西原俊樹君(伴流)……B 4R

1勝2敗1分の22才・北海道と、1勝0敗の20才・東京都。

                                                          

二人とも、動きにキレないし、パンチに力強さ欠けてるんだけど、

5戦目の中井君が、2戦目の西原君を経験差で圧倒した感じ。

                                                          

西原君、気持ちは出てたんだけど、体の芯シッカリしてなくて、タイト感なかったし、

目線切るのも早過ぎで、全体にちょっと雑だったよなあ。

                                                          

中井君、手数も圧倒してたし、上背とリーチ生かして、

上下の打ち分け、チャンとできてたね。

で、結局、40-36、40-37×2の3-0で、中井君納得勝ち。

                                                           

                                                              

◆小川裕輝君(ワールドS)×久野伸弘君(オサム)……SB 4R

1勝(1KO)1敗の29才・東京都と、1勝(1KO)の24才・埼玉県。

                                                        

1R、小川君、マウスピースの納まり悪いらしくて、ゴング鳴った途端のタイムで、

ちょっと不吉な予感したんだけど、その通りになってしまったな。

その小川君、パンチ、押し出すみたいになってるし、ガードも甘、甘なんだわ。

                                                          

相手の久野君、いかにも剛腕系で迫力十分なんだけど、少し突っ込みキツ過ぎで、

2R、頭から行き過ぎってことで、減点喰らってたな。

                                                          

3R、小川君、距離詰められるの嫌がってたんだけど、30秒過ぎ、

久野君に右フック直撃されて、膝カックンしてしまって、

そこからの久野君の詰め、とても雑ではあったんだけど、

それでもとにかく、殆ど一方的に攻め込まれて、フラフラになって、ストップエンド。

                                                          

小川君、あくまで距離取ってやりたいなら、鍛えるのはフットワークだよね。

                                                         

                                                       

◆箕浦康年君(湘南RYUJU)×小野良祐君(国際)…B 4R

2勝6敗2分の26才・神奈川県と、2勝5敗1分の25才・北海道。

                                                          

二人とも、ちょっとシンドイ戦績なんだけど、

そうなった理由の一番は、距離の取り方にあるんじゃないかって思ったんだよね。

                                                         

箕浦君も小野君も、そこそこのリーチあるのに、お互いとにかく距離近過ぎで、

終始、力こもらないとこでパンチ当ててるんだよなあ。

このクラスで二人合計、18戦もやってるのに、KO勝ちが一つも無いってのは、

そんなとこも基因してるんじゃないかなあ。

                                                            

それと、箕浦君は、パンチが外側から出過ぎで、ガード甘くなるってとこ、

小野君は、少しアップライトに構え過ぎってとこが、改善ポイントだと思うな。

                                                          

思ってた通り、最後は、もたれ合いのグズグズ状態に突入してしまって、

何か、良く分かんないままの終了ゴングで、

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、箕浦君の粘り勝ち。

                                                         

                                                       

この後、リング上で、意味不明のキッズダンス、不意打ち的に始まったもんで、

首傾げながら、タバコ吸いに行ったら、八王子中屋の筒井さんとバッタリで、

お互い、どうして東京ビッグサイトの方へ行かなかったのか、話したよ。

                                                           

                                                          

◆橋元隼人君(ワールドS)×鳥本大志(角海老)……SB 8R

8勝(2KO)1敗1分の27才・東京都と、

9勝(1KO)2敗2分のランク12位、29才・群馬県。

                                                          

この試合、正直、橋元君の圧勝じゃないかって思ってたんだけど、

勝つには勝ったんだけど、あんまりいいとこ見られなくて、ちょっと残念。

                                                           

橋元君には、会長、松浦さん、天野さんって、超豪華セコンド付いてたなあ。

                                                            

1R、鳥本君、いつものユックリスタートで、って言うより、

彼、基本的に最後までユックリなんだけど、橋元君、少し警戒し過ぎ。

                                                           

2R~3R、鳥本君のボクシング、何か居合抜きみたいなもんで、

相変わらず橋元君、戸惑ってるみたいで、とにかく、二人共、リズム感、皆無。                                               

それでも、橋元君、手数だけは圧倒してて、何とか攻勢とってるね。

                                                        

一方の鳥本君、その独特のリズムで、相手困惑させながら勝ってきたんだけど、

上の方行くと、それだけでは、なかなか勝負し難いとこあるもんで、苦戦、苦戦。

                                                           

4R以降になると、どっちかが2~3発打つと、すぐくっ付いてしまって、

それでお終いってのが、もう延々で、戦績の割にはワクワクさせてくれなくて、

二人とも、爆裂パンチ持ってる訳じゃないもんで、何か眠くなってしまったな。

                                                           

ラウンド進むにつれて、場内、身内同士、大盛り上がりだったんだけど、

正直、内容的には、今一つだったんだよなあ。

それでも、終始攻撃的気持ちとポジション、取り続けたのは橋元君の方で、

79-74、78-75、77-75の3-0ってのは、妥当な結果だと思うな。

                                                           

                                                           

◆中嶋孝文さん(ドリーム)×太田ユージ君(ヨネクラ)…SB 8R

15勝(5KO)5敗1分の26才・青森県と、7勝(3KO)2敗2分の23才・東京都。

                                                           

昨日の一番のお目当ては、この後の遠藤一充さんと、中嶋孝文さんだったんだわ。

                                                           

太田君の方が、少し背高いんじゃないっかって思ってたんだけど、

あれれれ、中嶋さんの方が、ほんの少しだけど、上背あるんだわ。

                                                          

1R、リーチは、明らかに太田君優位だったんだけど、

この日の中嶋さん、動きのキレ抜群で、コンビネーションもアイデアに富んでたし、

そもそものスピード圧倒してるし、久し振りに、スゲエカッコ良かったんだわ。

                                                          

中嶋さん、残り1分ちょっとのとこで、シュンって感じの鋭い右フック一発、

それ、太田君の顔面大直撃で、太田君、その場にバッタリ、カエルダウン。

                                                          

この日の中嶋さん、そこから舞い上がることなく、それでも鬼の追撃で、

残り10秒切ったとこ、またまた、さっきのVTRみたいな、右フック炸裂で、

太田君、またまた、さっきと同じ格好の四つん這いカエルダウンしてしまって、

根性振り絞って、何とか立ち上がっては来たんだけど、もうフラフラなもんで、

そこで、レフェリー、カウントストップしてTKOエンド。

                                                          

中嶋さん、お見事、デビュー戦以来の1RKO勝ち。

                                                           

後で、控室通路で会った時、太田君と二人で、何か話してたね。

そばに、田中教仁さん、花束抱えて立ってて、

つい最近の最強後楽園で、ブンブン東栄さん、ブチ倒した時の事思い出して、

そう言えば田中さんも、1R、いきなりの右フックだったよねえって、話になって、

この間のが参考になりましたって、中嶋さん、おどけて田中さんに頭下げてたよ。

だけど、二人とも、ホント良く似たような倒し方だったなあ。

                                                         

                                                         

◆遠藤一充さん(船橋ドラゴン)×佐藤洋輝君(ワタナベ)

                            ……SF 6R

10勝(6KO)1敗1分のランク12位、26才・千葉県と、

1勝(1KO)1敗の24才・岩手県。

                                                           

SFの若手一押しサウスポーの遠藤さん、

小林生人さんや大内淳雅さん系の、ちょっと幸薄そうな一重まぶたの醤油顔で、

自分、好きな風貌してて、その上、とってもキップのいいボクサーなんだよね。

                                                         

相手はアマ60戦とはいえ、デビュー戦、石川貴章君(角海老)に圧倒0-3負けで、

ついこの間、超変則サウスポー、時松友二君(熊谷コサカ)に勝っただけなもんで、

まあ余裕の展開なんじゃないかって思ってたもんで、ショックだったなあ。

                                                         

この日の佐藤君、自分が知ってる彼じゃなくて、坊主頭の野武士って感じそのまま、

打たれ強いし、体幹太くて圧力強いし、何しろ芯の太いボクシングするんだわ。

                                                         

1R始まってすぐ、いきなり右打ち込まれた直後、20秒ほどのとこで、

遠藤さん、相手のワンツー、まともに浴びてしまって、ダウンしてしまったんだわ。

                                                          

ゲゲーッなんだけど、フラッシュぽくて、それほどダメージ残ってないんだけど、

それでも、ゲゲーッに変わりはないもんで、とにかく驚いてしまったなあ。

                                                            

遠藤さん、油断してたってことはないと思うんだけど、

とにかく、佐藤君、一見すると、ガタイ前面出しのブルドーザーにしか見えないし、

繊細なコンビネーションとはほど遠いパフォーマンスなんだけど、

その実、細かいフェイント巧いし、相手のパンチ、全く怖がらないし、追い足鋭いし、

とにかく、そのプレスの掛け方、尋常じゃないもんで、遠藤さん、困ってたなあ。

                                                         

パンチのスピードとキレは、遠藤さん、圧倒してるんだけど、

何分、常に下がりっぱなしなとこからなもんで、効果半減だし、

そもそも、いつもの左カウンターや右の返しも、距離とタイミング外してしまって、

なかなか、効果的なパンチを打ち込むことできないんだわ。

                                                            

それでも遠藤さん、序盤の劣勢挽回しようって、懸命に頑張るもんで、

こっちも力入ったんだけど、佐藤君のフィジカルの強さも驚異的で、

最終6Rになっても、全く緩まなかったなあ。

                                                            

結局、初回のダウンが決め手になってしまって、

58-56×2、57-57の2-0で、佐藤君判定勝ち。

                                                        

繰り返すけど、この日の佐藤君、なんか違うのが体に入ってたみたいだったな。

                                                         

ショックが大きかったもんで、またもやのタバコタイムだったんだけど、

偶然そばを通りかかって、遠藤さん、「どうも、スイマセン。」 って言ってきたんだけど、

瞬間だったもんで、自分、「全然…、」 って返すのが精一杯だったんだけど、

高い山登る時、真っ直ぐってのは難しくて、スウィッチバック方式ってのがあって、

何回か行きつ戻りつしながら登るんだから、そういうのと同じで、

全然、問題ないよって言いたかったんだよね。

                                                            

敗因分析して、次に備えればいいんだけど、素人考えだと、

あの追い足の上を行くフットワークとなると、自らの動き、乱し過ぎになりそうだから、

下がりながらでも、正確に強いパンチ打ち込む練習じゃないかって思うんだよね。

この日の遠藤さんのパンチ、相手の上を空転すること、とても多かったからね。

                                                             

それにしても、佐藤君、意外なほど強かったよなあ、って考えてたら、

ワールドスポーツの会長さんとか、松浦さん、天野さんがいて、

橋元君の試合の事とか話できて、とても良かったよ。

三人とも、とても穏やかな人なんだよね。

                                                       

                                                          

◆方波見吉隆さん(伴流)×生田真教君(ワタナベ)…62.5㎏ 8R

16勝(11KO)5敗1分のランク5位、29才・東京都と、

12勝(6KO)6敗1分の29才・新潟県。

                                                           

色んな人と話し込んでしまったもんで、戻った時には、5R始まるとこ。

                                                         

二人とも、とても見慣れたボクサーなもんで、多分こんな感じだろうなって、

予測してた通りの試合で、生田君、ガード固めて、いつものにじり寄りボクシングで、

鼻血っぽくて、顔も紅潮してたね。

                                                           

方波見さん、残念ながら、最近は見る度に勢い無くなってて、

ガードの上からでも、もっとガンガンかませばいいのにって思うんだけど、

なんか大人しいボクシングで、迫力、無い無い。

                                                             

それに、方波見さん、元々首長いもんで、ちょっと打たれただけでも、

大げさに頭振れてしまうもんで、正直、見てくれ良くないんだよね。

                                                         

6Rから最終8Rまで、展開の妙、まるで無いし、ワクワクするような見せ場無くて、

生田さん、ズーッとプレス掛け続けてるにしては、

その先がまるで出来てなくて、これまでの勝率が浮き出るような内容だったなあ。

                                                       

見てた4ラウンド分だと、ほんの少しだけ、方波見さんかなあって感じだったんだけど、

結局、78-75、78-76、76-76の2-0で、方波見さんの勝ち。

                                                         

                                                       

◆小澤大将さん(全日本P)×山元浩嗣君(ワタナベ)…SFe 8R

19勝(11KO)4敗2分のランク9位、30才・東京都と、

9勝(2KO)4敗2分の27才・熊本県。

                                                       

炎の万振りボクサー小澤さんなんだけど、

1R半分頃、山元君に、コツンって右フック当てられて、ユラッとしてから、

ちょっと大人なしくなってしまったんだわ。

                                                           

一方の山元君の方も、基本的に上下のバランス良くないもんで、

一気攻めしたいとこ、足元バタついてしまって、詰め切れなくて残念。

                                                           

2R、何だか二人とも、ちょっと一息入れたくなったみたいな小康状態で、

3R、相変わらず山元君、足元不如意だし、

小沢さんもガムシャラボクシングに入るキッカケ掴めなくて、鼻血も出してるし……。

                                                            

4R開始ゴングと同時にタイムになって、アレレ何と小澤さん、水絆創膏使用で減点。

                                                          

それダメだってこと知ってるはずなのに、試合始って殴り合えばすぐバレるのに、

本人も、周りの連中も何考えてんだろなあって思ったら、

無性に腹立ってきて、バカバカしくなったもんで、そこで帰ったさ、勿論。

結果なんて、もうどうでもいいもんね。

                                                          

以前、亀海さんの相手が同じ事した時のレフェリーは何の減点もしなかったんだけど、

でも、その時は、直後に、怒り狂った亀海さんが、瞬時に相手ボッコボコにして、

スッキリしたってことあったの思い出したな。

                                                           

お陰で、ドーム終わりの狂乱に巻き込まれないで、早く帰れたけどね。

                                                        

2010年9月25日 (土)

いろんな暮らし

毎日の糧の為だけじゃなくて、将来にも備えて働くようになると、

どういうもんか、人は余計な面倒を背負い込みがちになるんだけど、

その日暮らしっていう言葉が、マイナーなニュアンスしか持ってない以上、

余裕のある将来を手に入れる為、人は、余裕のない今を過ごしてるんじゃないかな。

                                                         

色んな意味で、この人達は余裕あるっていうか、超越してるなあって思ったのは、

アーミッシュと、エベレストの麓で暮らす人々の話で、最近、BSとCSで見たんだわ。

                                                         

アーミッシュってのは、キリスト教の一つの分派で、

アメリカ、イリノイ州、アーサーって町の一角に、2,300人程が住んでるんだよね。

                                                         

知ってる人もいると思うけど、彼らは未だに電気の無い生活を貫いてて、

馬車と自転車を交通手段としながら、衣服や日常雑貨は全て自らの手作りだし、

ファッションも100年前の、西部劇さながらなんだよね。

                                                         

彼らの事、凄いなって思うのは、そんな生活しながらも、

エホバみたいな、排他的な暗い閉塞感、全くないし、

子供達にも20才時点で、アーミッシュを抜ける選択権さえ与えてるし、

仲間増やそうとしたり、布教に努めるなんて意識も、全く持ってなくて、

そもそも、宗教が持ってる、というか、求めて強制する、権威とかとも無縁だし、

とにかく、彼らなりの納まりのいい暮らししてるってとこなんだよね。

シッカリした根っこ持ってて、でも、違う考え方も排除しないってのは理想だよね。

                                                        

                                                          

次は、エベレストの麓、標高およそ4,000m弱の辺りの村の話。

                                                           

この辺は、11月にはあたり一面、大雪に埋もれてしまって、マイナス20℃だし、

それが春までずーっと続くもんで、その4~5ヶ月間、一歩も外出することなく、

食べて寝るだけだわって、そこのオッサン、ガハハハッて、笑ってたんだけど、

その、あっけらかんとした様子に、シミジミ感心してしまったなあ。

                                                           

                                                        

今日、尖閣列島でのトラブルで捕まった中国人、処分保留のまま釈放されたけど、

関係者、色々言ってるけど、つまりは、中国の圧力に負けたってことなんだろうけど、

経済的依存度高いし、原爆も持ってるし、ってことで、

要するに、文字通りの大国の覇権主義に屈したってことなんだろうね。

                                                         

中国って国は、国内に色々矛盾や問題抱えてるもんで、

意図的に過剰反応しながら仮想敵作って、当面の課題から国民の目そらせるって、

常套手段なのかも知れないし、だから、そこんとこ察して下さいなって、

裏では日本と通じ合ってるってのも、意外にアリかも知れないね。

                                                         

でも、こっちにしてみれば、見せられた事実だけに基づいて、

こんな風に舐められないように、日本も充分対抗できる軍備持つべきだって、

最後の最後は、義理も人情も、はたまた愛も正義もないわけで、結局、

動物の縄張り争いと変わらないんだからっていう、タカ派の考え方もあるわけで、

その一方では、あくまでも、愛と誠の話し合いで処するべきだっていう、

居心地いいだけの能天気な博愛主義まで、考え方の幅、限りなくあるんだけど、

そんなこと、どうでもいいっす、オイラには全く関係ないですわって感じで、

アメリカの片田舎で、今日もアーミッシュは牛の乳搾りだし、

エベレストの民は、そろそろ冬支度なんだよなあ。

                                                         

                                                         

さて、さて、話変わって、今日のボクシングなんだけど、

関東地区で三開催っていうことなんだけど、

こういう時、JBCの役員とか、レフェリー、ジャッジの手配、大丈夫なのかなあ。

                                                           

黒木健孝さんは、茨城県だし、都内では、坂田健史さん×亀田大毅さん、

中広大悟さん×佐藤洋太さんの試合あるけど、これは、後で録画見ることにして、

自分、やっぱり後楽園ホールだな、何しろ好カード満載だもんね。

                                                           

小澤大将さん×山元浩嗣さん、方波見吉隆さん×生田真教さん、

中嶋孝文さん×太田ユージさん、橋元隼人さん×鳥本大志さん、

それに、遠藤一充さん×佐藤洋輝さんの試合も、楽しみなんだよね。

                                                          

2010年9月24日 (金)

エキサイトマッチ (9/20放送)

2~3日前かな、適当にCSのチャンネルいじってたら、

「アンディ・ウィリアムス・ショー」 やってて、1971年だってさ。

                                                        

若い固定客のみなさん達は、多分見たことないと思うんだけど、

昔、アメリカでは、売れっ子タレントの1時間モノのショー番組沢山あって、

他にも、リック・ネルソンとか、ミッチ・ミラー、ディーン・マーティンとか、

サミー・デイビスJr、とか色々あったんだわ。

一番の楽しみだったのは、芸能記者上がりの、エド・サリバンがやってた、

“エド・サリバン・ショー” で、ここで初めて、動くビートルズ見たんだよね。

                                                          

この日の「アンディ・ウィリアムス・ショー」 の最初のゲストは、ローン・グリーン。

彼、TVの西部劇シリーズ “ボナンザ” ってのに出てたんだよね。

                                                          

次に出てきたのは、当時デビューした直後の、エルトン・ジョンで、

“Your Song” 歌ってたんだけど、若いんだわー。

サングラス掛けて、子供のパジャマみたいなTシャツで、雰囲気は今と同じだったな。

                                                         

その後、レイ・チャールズが、“If You're Mine”  と“Heaven Help Us All”。

最後は、アンディ自身の大ヒット曲 “Love Story” 。

                                                           

途中、ママス&パパスのメンバーだった、キャス・エリオットも出てきて、

ボーっと見てたら、何かタイムスリップしたみたいな感じがしたな。

                                                        

それにしても、アンディ・ウィリアムスの衣装は、凄くて、

真っ黄色やブルーのスーツに、それぞれ同じような色のネクタイしてるし、

最後は、グリーンのスーツにグリーンの靴なんて履いてて、

当時は、アメリカ人ってのは派手なんだなあって、かえって感心してたもんなあ。

今じゃ、場末の売れない漫才師しかやらないよ、あんな格好。

                                                         

                                                          

では、では、9月20日のエキサイトマッチ。

                                                          

◆ビクター・オルティス×ビビアン・ハリス……W 10R

28勝(22KO)2敗1分のWBA、WBO SL1位、23才・アメリカと、

詳しいこと分かんない、元WBA SLチャンピオン、ガイアナ。

                                                          

赤レイジェスと、黒レイジェス。

                                                        

1Rは、お互いジャブ突き合いながら、距離計って、リズム掴もうとしてたんだけど、

2R30秒頃、それまで飛び込みのタイミング計り続けたオルティス、

一瞬の踏み込みから放った左ストレート一発で、ハリスダウン。

                                                         

なんか、パンチスピード自体全然違ってて、相手が立ち上がってきたとこ、

今度は、右、左って当てて、ハリス、またもやのダウン。

                                                          

まだ2分も残ってて、ハリス、もう大分弱ってしまったんだけど、

それでもオルティスの打ち終わりに、何とか強い左を合わせようって必死なんだわ。

                                                       

そしてやっと半分が過ぎたんだけど、ハリス、またまたオルティスのワンツー喰らって、

またまたのダウンで、ここで終わりだと思ってたら、この試合フリ―ノックダウン制で、

驚いたことに、ハリス、まだまだヤル気充分で、この大劣勢の中、

何と二発ほど、そこそこ強い右カウンター当てることできたんだわ。

                                                         

オルティスも流石で、一気攻めしたいとこ、距離取って慎重なんだよなあ。

                                                       

でもやっぱり、3R40秒過ぎ、リング中央で二人クリンチした時、

オルティス、左手で相手をちょっと押して空間作って、

そこへ、いきなりの右ショートフック捻じ込んで、それ側頭部直撃で、

ハリス、もう全くのその場バッタリダウンで、どう見ても止め時の、ストップエンド。

                                                         

ハリスの頑張りにも好感持ったんだけど、

オルティスの、あの若さでの、あのKO率なのに、あくまでクールなパフォーマンス、

実に素晴しかったなあ。

                                                          

                                                          

◆サウル・アルバレス×カルロス・バルドミール

33勝(25KO)0敗1分のWBC シルバーSWチャンピオン、20才・メキシコと、

45勝(14KO)12敗6分の元WBC Wチャンピオン、39才・アルゼンチン。

                                                           

ウィニングとエバーラストなんだけど、色は二人ともシルバーで、

シルバータイトル戦に向けたものらしいね。

シルバーのウィニングなんて初めて見たけど、ピッカピカだったな。

                                                         

二人の年令差19才っていうのと、KO率、74%と22%なんて数字見ると、

なんか無理なマッチメイクっていうか、結果予測容易で、全くその通りの結果。

                                                        

バルミドール、少し体弛んでるし、スピードも今一で、回転力期待できないし、

3発、4発までの打ち合いになると、明らかな差が出てしまうんだよなあ。

                                                        

ラウンド進むにつれて、バルミドール、おびただしく打ち込まれるんだけど、

決して引かないってとこだけは、立派だったんだけど、

二発打つと、五発返されるって展開なもんで、目に見えて弱ってしまって、

結局6R、残り30秒からのアルバレスのタイミングのいい連打、浴びまくってしまって、

それまでの消耗度も尋常じゃなかったし、で、残り10秒ちょっとのとこで、

崩れるように前のめりでバッタリ、最後は左フックだったな。

カウントアウトされて、アルバレスの調整試合みたいなKO勝ち。

                                                       

                                                        

◆シェーン・モズリー×セルジオ・モーラ……M 12R

46勝(39KO)6敗1NCの元三階級チャンプ、39才・アメリカと、

22勝(6KO)1敗1分の元WBC SWチャンプ、30才・アメリカ。

                                                          

モズリー、トランクスと同じ、白×グリーン×赤のグラント、モーラは黒グラント。

                                                         

この試合結局、116-112、113-115、114-114の1-1で引き分け。

                                                          

あのモズリーといえども、自分のペースに持ち込めないと、

ごく普通のボクサーでしかないってこと、そんなことが良く分かった試合だったな。

                                                          

相手のモーラ、長身でスタンス広いんだけど、動きとっても良くて、

距離詰めて、ガンガンやりたいモズリー、終始空回りさせてたもんなあ。

                                                           

モズリーも、相手、KO率低いんだから、とにかくバカ攻めすればいいのに、

モーラの隙間狙いボクシングに苛立つだけで、攻めあぐんでばかりで……。

                                                          

モーラの方も、ああいうボクシングだと、なかなかポイント取れないと思うんだけど、

観客のブーンにング浴びながら、それでも倒されるよりはマシだってことで、

で、とにかく、二人最後まで噛み合わなくて、中盤以降、クリンチの山で、

実に盛り上がりに欠けた試合だったなあ。

                                                        

それでも、追い足の使い過ぎでスタミナ失っても、

最後の最後まで、執念持って攻め寄ってたモズリーの方に好感持ったもんで、

判定には不満残ったけどね。

                                                        

得意パターンに持ち込めなかった時、著しくパフォーマンスのレベルが落ちるっての、

やっぱ、マズイわけで、でも、それって仕方ないことなのかなあ。

                                                       

2010年9月23日 (木)

後楽園ホール・9月22日

一晩寝たら、少しはスッキリしてるかって思ってたんだけど、

朝の天気と同じで、何とも、重ったるい気分、直ってないんだよね。

                                                        

                                                        

昨日のボクシング、全く納得いかなくて、

ホールからの帰り道、前を邪魔してる、普通の人の倍ほどの幅ある女子、

携帯見ながらの余りのトロトロ歩きに、ついカッとしてしまったし、

駅のホームに野球帰りのガキども、群れてギャーギャー煩いのも耐え難くて、

こりゃ、我ながら、いかにも尖んがり過ぎだなって……。

                                                          

で、i-pod をジョン・コルトレーンにスクロールして、

それも、こういう精神状態の時じゃないと聞き通すのがシンドイ、

例の、“ヴィレッジ・ヴァンガード” でのライブ・バージョン検索して、

ソプラノサックスのモード演奏、音漏れ寸前の限界音量で鳴らして、

通常のコード進行を飛越した、うねる様な形而上的な音の広がりの中に身を任せ、

その、納まりどこ見出しにくいフレーズの連続が、何か自分の心境にピッタリで、

ああ、世の中、なかなかうまいこといかないもんだなあって……。

                                                         

                                                          

柳達也君(伴流)×古河輝君(W日立)……58㎏ 4R

1勝0敗の20才・栃木県と、1勝(1KO)1敗の21才・福島県。

                                                         

比較的剛腕ボクサーが多いジム同士のニューカマー対決。

                                                        

古河君、ガスガス詰めるんだけど、大振り一発でお終いってボクシングで、

それもガード、とっても甘いもんで、そこ柳君に突かれてしまって、

2Rには鼻血で、3R、残り1分辺りのとこで、

柳君の強烈ボディ喰らってから、目に見えて消耗してしまって、

どう見ても、もう挽回の余地なくなってしまったとこで、

倒れはしなかったんだけど、レフェリーストップエンド。

                                                          

柳君、荒くれ者相手に、とっても冷静にタイトなボクシングしてたね。

                                                         

                                                          

二試合目、女子ボクシングだったもんで、休憩ね。

                                                           

◆笛木亮さん(ジャパンS)×名護明彦さん(全日本P)

                          ……58㎏ 6R

14勝(10KO)4敗1分の26才・埼玉県と、29勝(15KO)6敗1分の33才・沖縄県。

                                                         

名護さん、三階級半も体重上げての登場で、まるで別人みたいだったけど、

とにかく、距離詰めてからの左右連打で勝負ってテーマ、ハッキリさせてたな。

                                                          

一方の笛木さん、もともとフットワークいいし、距離取りながら、出入り鋭い、

例の華麗なボクシングすれば、問題ないんじゃないかって思ってたんだけど、

この日は、全く動けてなくて、名護さんに、すっかり取り込まれてしまったんだわ。

                                                        

4R、1分半頃、クリンチの離れ際に、笛木さん、左フック直撃されて、

一瞬、グラッとしてしまって、そこからはいつもの面影、更になくなっていって、

5R、ゴニョゴニョボクシングの中で、左目の上バッティングカットしてしまったなあ。

                                                           

名護さん、笛木さんの打って来るとこに合わせた後は、

頭下げながら相手に持たれかかって、ただガツガツやるだけで、

見てて、全く元気貰えないボクシングだったんだけど、

でもやっぱり、情けなかったのは笛木さんの方で、

自分の知ってる彼っていうのは、ああいう相手に対しては、

右ジャブ、バシバシか、素早いポジションチェンジと出入りの速さで、

相手に山ほどの空振りさせるような、そんなイメージだったんだよね。

                                                       

結局、最後まで見てくれの良くない、グズグズボクシングになってしまって、

58-57×3の3-0で、名護さんの勝ち。

                                                       

笛木さん、加治木了太さんとの倒し倒されした試合とか、

あの天笠尚さん破った時なんか、凄かったんだけどなあ。

ちょっと体調悪かったのかも知れないね。

                                                       

近くで見てた瀬藤幹人さん、気が付いてくれて、自分挨拶したんだけど、

笛木さん、ジムでは調子良さそうだって言ってたけどなあ。

                                                       

                                                         

◆小竹雅元君(三迫)×小池浩太さん(ワタナベ)……62㎏ 8R

6勝(2KO)3敗の23才・福島県と、

12勝(4KO)4敗のランク8位、27才・千葉県。

                                                          

小竹君、ショートブローのコンビネーション、巧く打ってるんだけど、

何分にも小池さん、猛牛のようなプレスからのパワーボクシングなもんで、

距離詰められてのドコドコ連打にお手上げって感じで、

結局、78-75、78-76、77-75の3-0で、小池さん。

                                                         

ただ、小池さん、溢れるほどの勢いあるんだけど、当て勘良くないし、

力こもってんだけど、ロスの多い打ち方で、何か勿体ない感じなんだよなあ。

                                                         

小竹さん、もっと距離取ってやりたがってたんだけど、それできなくて、

結局5R以降、とにかく二人、もたれ合って、

こすり合うようなボクシングになってしまって、

つまり、疲労度ピーク同士のヘビー級の試合みたいになっていって、

こういうの、相撲文化があるから、みんな抵抗なく黙って見てるんだろうけど、

アメリカじゃ、ブーイングの嵐じゃないかってほど退屈だったもんで、途中退席。                                                        

8Rに戻ってきた時も、二人とも、全く同じことやってたなあ。

                                                       

客席見渡してたら、いたいた、例の重量級のメンバー達。

日高和彦さん、下川原雄大さん、渡部あきのりさん、清田祐三さん、佐々木基樹さん、

ああ、それに荒川仁人さんも来てるよ。

                                                           

                                                         

◆大久保雅史さん(青木)×松名瀬元基君(畑中)…51.5㎏ 8R

17勝(6KO)3敗1分のランク4位、29才・東京都と、

6勝(2KO)4敗の24才・三重県。

                                                         

正直、大久保さん、3勝2敗ペースの相手に、てこずり過ぎだと思ったな。

元OPBFチャンプで、今日本ランク4位だなんて、とても見えなかったよ。

                                                            

亀田式ガードの、消耗狙いの粘着ボクシングってのは、

やっぱりドキドキしなくて、っていうか、やっぱり詰まんなくて、途中で寝てしまったな。

                                                        

大久保さん、復帰戦に際して、格好な相手見付けて、

色々、確かめ確かめやってたんだとは思うけど、

正面切った殴り合いにはならないもんで、見てる方にとっては実に退屈で、

相手の松名瀬君、前半、とってもいいボクシングしてたんだけど、

残念、最後は、ペットリやられてしまったなあ。

                                                        

で、80-74、79-74、77-75の3-0で、大久保さんだったんだけど、

それぞれのジャッジのボクシング観、透けて見えるような採点だったな。

                                                          

                                                        

◆加藤壮次郎さん(協栄)×沼田康司さん(トクホン真闘)

                  ……日本W 王座決定戦 10R

24勝(12KO)9敗3分のランク3位、33才・茨城県と、

16勝(11KO)4敗1分のランク5位、26才・東京都。

                                                          

結局、98-93、97-94×2の3-0で、加藤さんの勝ちだったんだけど、

加藤さん、12年目、37戦目でのタイトル初挑戦にもかかわらず、

平常心で臨めて、いつもの加藤さんのボクシングやったのに対して、

沼田さん、全くどうしたの? ってほどのデキの悪さだったんだよね。

                                                           

1R、加藤さん、いつものアップライト構え、ベトベトフックワークの空手ボクシング。                                                           

それに対し沼田さん、明らかに体、重そうでキレないし、振り緩くてデカイんだわ。

                                                        

2R、バッティングで右目上カットして、ドクターチェック受けた後、沼田さん、

こりゃヤバイって、怒涛の男の殴り合いに突入するんだけど、

加藤さん、元々、そういうの交わすっていうか、やり過ごすのとっても巧いし、

沼田さん、基本的に上に書いたような状態だし、って結局、空回りなんだわ。

                                                        

それ以降、3Rにはヒットカット、9R再度のバッティングカットって、

沼田さん、合計三か所も、それも全部右目上カットしてしまって、

何だかいつもの殺気、まるでそがれてしまったようで、

たまに繰り出す、左ボディから右ストレートって、得意のパターンも、

その全部が、踏み込み不足なもんで、不発、不発の連続だったもんなあ。

                                                       

加藤さん、一見、体ガキゴキに見えるんだけど、スウェイバックとか巧くて、

そこから、左右の石のような、威力あるショートブロー当てまくってたね。

                                                        

そして、左ジャブ、トローッと出す割に、いきなりの右は全力打ちするもんで、

パンチの形、いかにもぎこちないって感じはするんだけど、

とにかく、絶妙な緩急、リズム感自然に出来てるし、

距離詰まったとこでのトコトコパンチで、終始圧倒し続けてたなあ。

                                                         

加藤さん、大きく仕掛けて来るボクサーじゃないもんで、

沼田さん、カウンターも狙えないし、誘いパンチやフェイントも出せてなくて、

単調な攻撃に終始して、もう、完全に加藤さんに取り込まれてたもんなあ。

                                                       

加藤さん、相手が打ち気になった時は、上手に身を寄せて、

クリンチ状態から、腕捻りまわしながら、コツコツ細かいの当てるんだけど、

ああいうの、見た目以上に、効くんじゃないかなあ。

                                                         

最終10R、沼田さん、勝つには、もう倒しきるしかなかったんだけど、

始まって20秒ほどのとこで、この日唯一の強烈右フック直撃できて、

一瞬、加藤さんの動き止まって、ここ最後のチャンスなもんで、

沼田さん、一気のガムシャラボクシングに突入したんだけど、

加藤さんも、かなり効いてたとこから、全力果敢に打ち合って、

残念、その後は心臓破裂しそうなほどの大事も起きずに終了ゴング。

                                                         

もしかしたら沼田さん、調子悪かったってことじゃなくて、

ただ、クールにやりたいって、思ってただけなのかも知れないけど、

殺気立った、ガムシャラスタイルが沼田さんのボクシングだと思ってるんだよね。

                                                         

それと、沼田さん、もう少し色んなテクニック、身に付けられるといいんだけどね。

体調万全じゃない時でも、そこそこのボクシングするには、

引き出し、沢山持ってる方が有利だからね。

                                                         

自分、5RくらいまでにKOして勝つんじゃないかって予想してたもんで、

笛木さんばかりか、沼田さんも負けてしまったもんで、元気出ないわけよ。                                        

                                      

2010年9月21日 (火)

さいたまスーパーアリーナ・9月20日

今日は、ちょっとした小説ほどの長さになりそうな予感するもんで、

常連客の皆さんにおかれましては、時間タップリある時に読んで下さいな。

                                                         

長いって言えば、昨日のボクシングは長かったなあ。

1時半から始まって、終わったのが7時半頃だったから、

後楽園ホールの通常開催だと、夜12時終わりってことと同じで、

結局、予備カードボクサー全員出動だったし、

その上、休憩ってのが、二回、それも25分と20分なんてのもはさまって、

もともと74R興行ってのも凄かったけど、やっぱTV入ると、尋常じゃなくなるんだわ。

                                                          

金城智哉さんの試合、中止になったのは知ってたんだけど、

よくあるように、相手のフィリピン人の都合なのかって思ってたんだけど、

何と本人棄権っていうことで、ジムで会った時は、調子良さそうだったんだけどね。

                                                         

                                                         

ディズニー・オン・アイスの公演と重なって、会場近辺の人混み凄かったね。

                                                       

後楽園でもよく見かけるオッサン、関係者っぽい態度で、すり抜けようとしてたけど、

係員に、当日券売り場はあっちだからって、あしらわれて、

そういうオッサン、ボクシング会場には結構いるんだよね。

                                                             

                                                        

◆松土翼君(ワタナベ)×榊原祥明君(新日本木村)……SL 4R

2勝3敗2分の25才・東京都と、2勝(1KO)2敗の33才・群馬県。

                                                         

二人とも、大型頭突っ込みボクサーで、1R始まってすぐから距離詰めて、

グズグズやりだしたと思ったら、半分頃のとこで、

松土君、グニャっと倒れてしまって、その後立ち上がりはしたんだけど、

またもや打ち込まれて、直後にレフェリーストップエンド。

                                                         

                                                           

◆中田智君(18古河)×高原亮君(オサム)……62㎏ 4R

1勝(1KO)2敗の22才・茨城県と、デビュー戦の21才・埼玉県。

                                                          

あんまりデカイ会場なもんで、第一試合もそうだったんだけど、

なんか舞い上がってしまったような二人で、

なんか西部劇の酒場の乱闘シーンみたいなボクシングで、

ただ、二人とも、スタミナ面に大きな課題抱えてるみたいで、

間断の無い攻撃ってわけにいかないもんで、

お互い、結構いいパンチ当ててるんだけど、そこからの追撃、全く出来なくて、

あれーっ、自分のすぐ横、坂本博之さん通ったぞって、横目に見ながら、

3R、中田君、大分追い込んだもんで、今度こそ、そこ一気だぜって見てたんだけど、

休み休みのボクシング、相変わらずで、

何だか、相手の回復待ちしてるみたいだったな。

                                                          

結局、40-38、39-37、39-38の3-0で、中田君だったんだけど、

もっと体力つけなくちゃね。

                                                         

                                                           

◆内藤剛君(ワールドS)×佐藤孝洋君(ランド)……SFe 4R

デビュー戦の26才・埼玉県と、1勝(1KO)0敗の28才・宮城県。

                                                          

またまた、二人とも力入り過ぎで、いきなりのボコボコ大作戦だったんだけど、

2R、佐藤君、ロープ際に詰められて、内藤君の連打に反攻できなくなったとこで、

レフェリーストップエンド。

内藤君、嬉しそうだったなあ。

                                                         

                                                         

◆國重隆さん(ワタナベ)×沼田慶一君(E&Jカシアス)…LF 6R

20勝(2KO)4敗2分の34才・大阪府と、7勝(1KO)2敗の25才・神奈川県。

                                                          

國重さん、応援ノボリ、20本もあって、サポーター多いんだわ。

                                                           

正直、パンチ力無い同士のLF級だし、國重さん、盛り過ぎてるし、

こりゃフルラウンドだなって見てたら、ホントその通りで、

沼田君、いいプレス掛けてんだけど、そこからの超アイデア不足だったし、

そもそも当て勘、異常に悪かったんだわ。

                                                           

國重さんも、全く迫力なくて、自分から行かなくて、下がりながらぺトぺト当てる、

ポイントゲット作戦なんだよなあ。

                                                              

3R、國重さんの下がり下がりボクシングに、沼田さん、苛立ってしまって、

どんどん、荒っぽくというか、雑なボクシングになってしまって、

5R、お互い、そこそこのを直撃させても、相手がグラットもしないし、

そろそろ自分、飽きてしまったもんで、周囲見回してたら、

坂本博之さんが、少し前に座ってて、すぐ近くの右の方に清田祐三さんとか、

翁長吾央さん、岡田誠一さんがいて、左のちょっと離れたとこに、

八王子中屋の筒井さんが、座ってるのが見えたな。

                                                          

そんなこんなで、60-56、59-56、59-56の3-0で、國重さん無難勝ち。

                                                           

この試合の後、坂本さんと目が合って、この間の練習生のI君のこと、

ちょっと話したんだけど、坂本さん、ああ見えて、なかなか思慮深いんだわ。

                                                         

                                                       

◆福原力也さん(ワタナベ)×アラン・タナダ(フィリピン)

              ……OPBF SFe タイトル戦 12R

24勝(18KO)3敗1分のWBA 12位、31才・東京都と、

9勝(4KO)2分のWBOユースチャンプ、18才。

                                                           

タナダ、まだ若過ぎだし、この程度の戦績だし、上背もリーチも圧倒してるもんで、

福原さん、楽勝ベルトゲットなんじゃないかって思ってたもんで、ショックだったなあ。

                                                          

1R、福原さん、なかなかグッドなコンビネーションで上下の打ち分けできてるし、

相手のタナダ、要注意なのは、いきなりの左右の飛び込みフックだけだもんなあ。

                                                       

でも福原さん、少しおかしいよ、動きにいつものキレなくて、ちょっと体、重そうで、

それでも、少し誤魔化し、誤魔化しになるかも知れないけど、

でも、この程度の相手なら、何とかなるっしょって感じのスタート。

                                                          

2R、距離詰まった時の、タナダの万振り大フック、それ文字通り全力打ちなもんで、

当たったら怖いなあって、で、福原さん、もっと距離取ってよって感じだったんだけど、

福原さん、敢えてか、つられてか、少し、振りが大き過ぎなんだわ。

                                                          

もっと足使って、タナダ、やり過ごして、空振りさせまくって、

スタミナ消耗させてから、勝負に出ればいいのにって……。

                                                         

3R、始まってすぐ、20秒ほどのとこで、青コーナー付近で、福原さん、

左かすっての、タナダの右、まともに喰らってしまって、一発ダウン。

                                                           

それ、恐ろしく効いてて、なんかもう挽回できそうになくて、

クリンチ逃げしようとする判断も、できなくなってしまったみたいで、

案の定、タナダの追撃に、今度は赤コーナー寄りのとこで、

今度も、万振り右フックの直撃喰らってしまって、ロープまでフッ飛ばされて、

またもやのダウンで、福原さん、根性立ちしたんだけど、

右フック、右フックって、顔面張り飛ばされたとこで、1分47秒、レフェリーストップ。

                                                           

なんかもう、呆然としてしまったなあ。

                                                           

                                                            

この後のデビュー戦同士の予備試合見る余裕なくなってしまって、取り敢えずタバコ。

                                                         

通路で、また坂本さんとバッタリで、今の試合の事話したんだけど、

彼、自分のボクシングを見る目を確かめるような質問してきたんだけど、

自分、ちょっと動転気味だったもんで、見当外れなこと、言ったかも知れないなあ。

                                                         

                                                          

予備カード終わっても、まだ再開しなくて、更に25分の休憩ってことだったもんで、

さっき見かけた、筒井さんとこに行ってみたんだわ。

                                                        

フィリピンのボクサーってのは、ヤル気のジムとトレーナーが付いてるかどうかで、

エライ違うって話、聞かせて貰って、この日は、ヤル気満々のメンバーなんだってさ。

                                                         

筒井さん、どうしてそんなことまで知ってんのかってほどの物知りで、

この日、海外から来た役員のことも知ってるし、色々参考になるんだわ。

                                                         

チョット前の、荒川仁人さんとチャーリー太田さんのパフォーマンスにも話及んで、

自分のボクシングの見方確認したり、あの時はそうだったのかあってこと、

新たに色々再確認出来て、とっても楽しい時間なんだよね。

                                                            

筒井さん、一人で来てるんだなって思ってたら、

仁人さん、もう一人の知らないイケメンボクサーと一緒に買い物から戻って来て、

普段、まるで可愛い顔付きしてるし、左まぶたに、うっすらキズあるくらいで、

物腰柔らかなもんで、知らない人は、絶対ボクサーだなんて思わないような人で、

偉ぶらないしって言うか、なんか、癒し系のボクサーなんだよね。

直後に、中屋会長も戻って来て、なんか全員暖かいメンバーだったなあ。

                                                          

                                                        

◆三垣龍次さん(MT)×金井アキノリさん(姫路木下)

              ……OPBF L タイトルマッチ 12R

14勝(10KO)2敗のチャンピオン、29才・岡山県と、

21勝(20KO)4敗の日本ランク7位、27才・兵庫県。

                                                           

金井さんが、榎さんとタイトル戦やった時のポスター、まだ持ってるんだけど、

あの当時の、可愛い系イケメンボクサーのイメージ、全く無くなってて、

何だか、いいオッサンっぽくなってて、ただ、ちょっとポヨポヨした感じ。

                                                          

うわあ、三垣さん、髪の毛坊主だぜえ!

                                                          

1R、三垣さんの方が、明らかに動き軽やかで、キッチリ上下攻め出来てて、

ホント、順調な滑り出し。

                                                         

一方の金井さん、見た目通り、全体の動きが緩慢なんだけど、

振りの力強さは流石で、明らかに、三垣さんの打ち始め、打ち終わりに合わせてる。

でも、ジャブのやり取りそのものは、三垣さん圧倒してて、

すっかり距離掴んだように見えたな。

                                                           

2R、さあこれからガチだぜってとこ、始まって30秒ほどのとこ、

殆ど同時に打ち出した、二人の右ストレートだったんだけど、

三垣さんのが金井さんの顔面かすめただけだったのに対して、

金井さんのが、三垣さんの唇からアゴを舐めるように、見事に打ち抜いて、

何と、ナント、なんと、三垣さん、一発ダウン。

                                                           

ハードヒッターの直撃だったもんで、大心配だったんだけど、

三垣さん、致命的なダメージではなかったみたいで、

再開後、金井さんの一気追撃交わしながら、盛り返しの挽回ラッシュで、

金井さんふらつかせたんだよね、凄いよなあ。

ところが、ところが終盤、金井さんのまたもやの追撃で、

三垣さん、ヤバイ、ヤバイって、もう、場内大騒ぎさ、勿論。

                                                          

3R、この日三垣さん、巧かったのは、金井さんの大振り一発狙いに対して、

巻きこまれること無く、小さく鋭く、力み過ぎないで、当てることに専念したことで、

ヒッチ小さくして、金井さんの顔面、的確にヒットさせたんだわ。

                                                          

始まって1分弱だったかなあ、その連打、4~5発ほどブチ当てて、

今度は、金井さんがダウン。

                                                         

時間山ほどあるし、それまでの金井さんの被弾も半端じゃなかったし、

三垣さんの追い込みも、当然キツかったし、このラウンドで終わりかなあって、

思ってたんだけど、金井さんもエラくて、何とか凌ぎきったんだわ。

                                                         

4R、金井さんの顔面、相当赤くなって、相当腫れてきて、

終了時点での採点は、38-35、38-36×2の3-0で、三垣さん。

                                                           

5R、大挽回するために金井さん、三垣さんの打ち出しに、

益々、思いっ切り合わせて倒しに行く戦法、自分も正解だとは思ったんだけど、

でも、三垣さん、そういうの大分慣れたみたいで、力セーブしたような、

当てること重視した、的確な左右とジャブ、打ち込み続けて、ホント、巧いんだわ。

                                                          

6R、勢い、もう完全に三垣さんで、カウンター一本槍、見切られてしまって、

金井さん、攻め手全く見出せなくなってしまった、1分10秒過ぎ辺り、

一方的に打ち込まれ続けて、両手がガードポジションから動かなくなってしまって、

最後まで踏ん張ってはいたんだけど、

御苦労さん、もういいだろって感じのレフェリーストップエンド。

                                                           

それにしても、三垣さんの坊主頭、見た目恐ろしかったなあ。

                                                          

                                                        

この後、またまたの予備カードで、そこから、また20分の休憩タイム。

土屋修平君と、仁人さんや三垣さんのこと話したんだけど、

この子は、この年で、いつもとってもクールなのには驚くね、ホント。

                                                       

                                                        

◆河野公平さん(ワタナベ)×トマス・ロハス(メキシコ)

             ……WBC SF 王座決定戦 12R

25勝(9KO)4敗のWBC1位、29才・東京都と、

33勝(23KO)12敗1分のWBC2位、 30才。

                                                         

ロハス、一見、戦績今一に見えるんだけど、

これまで戦ってきたメンバー、半端じゃないし、

身長175㎝だっていうし、フットワークあるし、手長いし、

それに、例のローポジションからの強烈アッパーあるし、

一方の河野さん、根性のラッシュとスタミナあるんだけど、

相手を倒しきるだけのパンチ力、残念ながら持ち合わせてないし、

これだっていう、攻撃のツボも……。

                                                        

で、苦戦するんじゃないかなってのが事前の予想だったんだけど、

でも、ボクシング、何が起こるか分かんないからって、気持ちだったんだけど……。

                                                           

1R、ロハス、あんなにガード低いんだから、河野さんの必殺飛び込みあれば、

何とかなるかも知れないって見てたんだけど、

ロハスのボディワーク、異常に凄くて、河野さん、交わされっ放しなんだわ。

これが結局、この試合のポイントで、思い返したら、この時点で勝負あったんだよね。

                                                          

2R、サウスポー・ロハスの華麗な右アッパーから左ストレートを期に、

一気に乱打戦突入したんだけど、河野さん、一見パワフルなんだけど、

基本的に、腰入ってないというか、手打ちっぽいスウィングが多いんだよなあ。                                                          

で、キレキレ感絶大で、なおかつ的確さと、そもそもの手数、ロハス圧倒なんだよね。

                                                        

3~4R、河野さん、折角距離詰めても、パンチ出し一瞬遅れてしまってて、

ロハスのここぞの回転力の見栄えが実にいいし、4Rだっけかなあ、

河野さん、二発ほど右ストレートのいいのを打ち込めたんだけど、

ロハス、その後の追撃、絶対許さないし、それチャラにする反撃も完璧なんだわ。

ここまでの途中採点は、40-36×2、39-37の圧倒3-0で、ロハス。

                                                            

5~6R、ロハス、回転力益々上げってて、パンチも内側内側から出てて、

一方の河野さんのパンチ、いかにも大回りなもんで、

5R、河野さんがローブロー休憩受けた後の大乱打戦になった時も、

ロハスのパンチ精度に比べて、河野さん、空振り目立ったなあ。

                                                          

間違いなく、ポイント取られっ放しのラウンド続いたんだけど、

その差がもっと目に見えていったのは、7R、ロハスのボディ重点攻撃始まった時で、

あれ、河野さんじゃなかったら、倒れてたんじゃないかってほどで、

ポジションチェンジされながら、続けざまに、あんなの喰らったら、堪んないだろなあ。

                                                           

8R、倒さないと完璧に負けるって分かってて、河野さんもそのつもりなんだろうけど、

そういう場面は、全く想像しにくくて、

この時点での集計も、80-72、79-73×2って、差が開く一方。

                                                            

9R、河野さん、二度ほどラッシュかけるんだけど、

その度にボディアッパーで、食い止められてしまって、消耗度高めてて、

殆ど八方ふさがりなんだけど、それでも、河野さんの一生懸命さは凄かったよ。

                                                          

10~11R、ロハスに余裕で遊ばれてる感じで、

河野さん、パンチもタワミ気味になってて、限界が見えてきたんだわ。

                                                           

最終12R、でもこの回、何と河野さん、ロハスからダウンゲットしたんだわ。

                                                                                                                

ただね、それ、二人の気持ちの差から出た結果だと思ったんだけどね、

つまり、河野さん、これで最後だって、残りの力振り絞って、

応援に来てくれた人に、死に物狂いなとこ見せなくちゃって思ってただろうし、

一方のロハス、セコンドから無理して行くなって言われてただろうし、

ハイハイ、あと3分間、適当に流し流しやって終わろうねって感じ丸見えだったもんで、

そんな二人の気持ちの差があって、当たったようなパンチだったって思うんだよね。

                                                         

つまり、終盤まで拮抗してた試合で、ロハスに気合い入ってたら、

絶対当たるようなパンチじゃなかった、って思ってるんだけど、どお?

                                                          

もっと若いラウンドの時点で、あれが出てればっていう人いたけど、

それ、有り得ないんじゃないかって思ったんだよね。

                                                         

ロハスが膝着いた後の、二人の最後の打ち合いは、心が躍ったけど、

結局、118-109、116-111×2で、勿論ロハス。

                                                          

河野さん、今更無理なのかなあ。

突撃ラッシュっていう戦法から、パンチの打ち方改良して、手数減らしてでも、

一発必殺の倒し屋っていうボクサーに変身できないかなあ。

                                                        

                                                          

◆内山高志さん(ワタナベ)×ロイ・ムクリス(インドネシア)

              ……WBA SFe タイトルマッチ 12R

15勝(12KO)0敗のWBAチャンピオン、30才・埼玉県と、

23勝(18KO)2敗2分の23才。

                                                           

ここで、赤と青のコーナーが入れ替わってしまって、内山さん遠くなったな。

                                                           

この日のリングサイドは、すぐ横通路だったし、リング正面だったもんで、

とても見易くて良かったんだけど、無理して高いチケット買っても、

アリーナってのは真っ平らだし、前に座高高い人座ると、エライことになるもんで、

そういう時は、離れた階段自由席に移って、そこフワフワ劇場椅子だし、

オペラグラスで見れば、却ってずーっと見易いんだよね。

                                                          

ムクリスってのは、ワタナベジムでビデオ見せて貰って、

その時の内山さんの様子、「スポーツ大陸」 でやってたけど、

実はあの時、自分、内山さんの後ろで見てたんだけど、

ヒョローとした感じで、ムエタイみたいなアップライト構えから、

あんまり威力とスピード感じられないパンチ打ってたもんで、

こりゃ、楽勝だって思ってたんだけど、

リングに登場したの見て、チョット驚きで、体つき、大分逞しく見えたし、

試合始ってからも、いきなりの右や、左の返しも迫力十分だったんだわ。

                                                         

1R、大きな試合じゃなくても、大好きなボクサーの試合はドキドキするんだけど、

大好きなボクサーの、大きな試合ともなると、取り敢えずは心臓バクバクになるね。

                                                           

リーチ長くて、少し腰引き気味の相手に対して、内山さん、

左ジャブ、充分届いてて、オウオウって感じで、実に見事なんだわ。

その後、右ボディ一発、左ボディ二発、キッチリ決めることできて、まずは一安心。

                                                          

それでも、ムクリス、流石のとこあって、内山さんの左に、即座に右打ち出して来るな。

                                                        

2R、内山さんのパンチの速さ、回転力、それにキレ、尋常じゃないもんで、

ムクリス、警戒してか、自分からは行かなくて、左ジャブもなんだかおざなりなもんで、

そんじゃ行くよって感じで、内山さん、仕掛けもするし、カウンターも打つし、

力込めて、心地良さそうに、コンビネーション繰り出してて、調子良さそうだなあ。

                                                           

3R、一瞬の左右連打には、ムクリス、やっぱり力こもって怖さ充分持ってるし、

特にカウンター気味の右には、ホント要注意なんだよね。

                                                           

それでも、我らが内山さん、効率のいい上体、特に頭の動きで難なく交わしてるし、

軽いフェイントにも、相手敏感に反応するもんで、わざとタイミングずらせて、

小気味いいワンツーを打ち込んでるよ。

                                                        

内山さん、何度か、タイミング計った、倒しの右クロス当ててるんだけど、

あとわずかってとこ、当たりが浅いのが続いて、ハラハラさせながらも、

決めの場面を予感させて、ムクリスの左目の上ヒットカットさせたね。

                                                            

4R、相変わらず内山さん、バランスとってもいいし、終始ペース握ってるし、

内山さんに合わせて打って来るムクリスに、そのまた返しを合わせるって、

危ないっていうか、とにかくスリル満点なとこも見せてくれて、

そんな秘技みたいなこと、やらなくていいから、普通にやってても十分勝てるからって、

却って、こっちが心配になるほど、色々見せてくれたよなあ。

                                                         

それにしても、ムクリスの一瞬の右、まだまだ力こもってるぜ。

                                                           

5R、あれ、ムクリス、わざとタイミングずらせて、少し遅れ気味に打ち返してるけど、

って思った瞬間、シュシュンって打ち込んだ、内山さんの右ストレート、

勿論、万振りじゃないんだけど、それ、モノの見事の大的中で、

そおかあ、ここで出たかあってKO場面で、これ一発で実は終わってて、

後はオマケみたいなもんだったんだけど、

ここからの詰めが内山さん、尋常じゃなくて、大振り、メチャ振りになりがちなとこ、

それまでより、一段とタイトに、鋭く、もう全部当てで、

ついに力尽きたムクリス、その場にカエルみたいな恰好で、うつ伏せダウン。

                                                            

そのまま担架搬出で、聞いたら、頬骨骨折って話もあって、

アゴはたまにあるけど、頬ってのは、聞かないなあって……。

                                                          

我らが内山さん、破壊的KO劇終わっても、飛び上がる訳でもなくて、

普通にしてて、コメントも実にクールだし、ああいうの、ホントいいよなあ。

                                                           

内山さん、11月には31才になるってのに、相変わらずドンドン強くなってて、

そういうのまるで、メキシカンボクサーみたいで、

こうなったら、来年リナレスとやって、デラホーヤの目に留まって貰って、

ラスベガスで、おいらのマルケス兄さんとやるってとこまで行って欲しいなあ。

                                                         

そうなったら自分、必ずラスベガスへ行って、

リングサイドで小便漏らしてやるんだけどなあ。

                                                          

それにしても、何だこの長さは……。

これはもうブログなんてものじゃないねって、自分でも呆れてるんですわ。

                                                         

2010年9月20日 (月)

溜まった分のエキサイトマッチ(Ⅲ)

ウォシュレットの、便座通電で感ずる、秋の訪れ……。

                                                         

さてさて、今日は、内山高志さん、河野公平さん、三垣龍次さん、福原力也さん、

それに國重隆さんなんだけど、(残念ながら、金城智哉さんの試合は中止。)

おととい、NHKBSの 「スポーツ大陸」 で、内山さん特集やってたけど、

あの人、TVでも、普段と全然変わんなくて、つくづく、ハラ座ってんだわ。                                                         

力まないし、構えないし、いっつも自然体で、凄いよなあ。

                                                        

一番、興味深かったのは、ダブルボール打ちのハイスピード撮影の時、

打ち抜いた拳が、内側にグイッと捩れるとこだったな。

                                                         

                                                       

今日は、12時半頃スタートするつもりなもんで、

その前に、溜まってたエキサイトマッチ、最後の分、片付けてしまうね。

残ったのは、クルーザー級とヘビー級の二試合。

                                                          

◆マルコ・フック×マット・ゴドフリ―

29勝(22KO)1敗のWBO C チャンピオン、25才・セルビアと、

20勝(10KO)1敗のWBO C 5位、29才・アメリカ。

                                                         

このクラスでの、KO率73%と48%の対決ってのは、

48%の方が、余程スピード上回るようじゃないと、シンドイんだけど、

動きのいいのは、却って78%の方なもんで、こりゃもう、全く勝負にならなくて……。

                                                         

1R、二人とも黒のアディダス同士なんだけど、フックの圧力半端じゃなくて、

これといった技、持ってないし、攻防分離が極端なとこあるんだけど、

とにかく、威圧感、凄いんだわ。

                                                       

2R、自己都合型の剛腕、万振りマルコ、残り10秒ほどのとこで、

青コーナーにゴドフリ―追い詰めて、右フックでダウンゲットしたんだけど、

驚くほどの当て勘の悪さなもんで、風車っていうか、ただのバカ振りにしか見えなくて、

とにかく、当てるまで、とにかく大仕事なんだわ。

結局、このラウンド、ゴドフリ―、ゴングに救われたね。

                                                        

3R、相手が入って来るの防ごうとして、ゴドフリ―、ジャブ三連発なんだけど、

フック、委細構わず、ブンブン、ブンブン振りまわして、残り1分20秒切ったとこ、

またもや、ドコン一発ブチ当てて、相手ダウンしたんだけど、どうやらローブローって、

とにかく、フックのバッカメチャ万振り、呆れるほどだったな。

                                                          

4R、ゴドフリ―、ガンガン攻め返すってことないし、カウンター狙う訳じゃないし、

何がしたいか、伝わってきにくいパフォーマンスなんだよなあ。

                                                          

5R、残り1分過ぎ、右ストレートブチ込まれて、ゴドフリ―、またもやのダウン。

立ち上がって30秒後、このラウンド2回目のダウン。                                                          

意味なく再度立ち上がっては来たんだけど、直後また打ち込まれて、ストップエンド。

                                                         

フックみたいな、ただの馬力頼りの乱暴者が、相手倒し続けるってのも痛快だけど、

フックみたいなボクサーを、テクニックで倒すようなボクサーも、是非見たいもんだな。

                                                         

                                                          

◆ウラディミール・クリチコ×サミュエル・ピーター

54勝(48KO)3敗のIBF、WBO H チャンピオン、34才・ウクライナと、

34勝(27KO)3敗の30才・ナイジェリア。

                                                            

赤×白グラントと、青×白グラント。

                                                         

アレっと思ったら、画像が飛んでて、2Rが映ってて、

その時点で、もう勝負見えてて、珍しくクリチコ、飛ばし気味で、

3R、ピーターの方は、フットワーク無いし、大きな体格的ハンデ背負ってるもんで、

とにかく、距離詰めて、一発デカイのブチ当てるしかないんだけど、

もう上下のバランス、全く悪くなってるし、

軽く効いてる状態のまま、試合続けてるような感じで、

時間進むにつれ、スタミナ無くなっていくの、目に見えるんだよなあ。

                                                           

4R、ピーター、一気に消耗進んで、一、二発打っちゃ、後は抱き付きって、

ついこの間も、どっかで見たような、全く詰まんない展開になっていったもんで、

こうなると、クリチコ、そんな必死にならなくても、

ピーター、あれだけ、ユルユル、ズルズルだし、

頃合い見測りながら、たまにトコトコ当ててれば、勝利ゲット間違いないなって……。

で、当然のオフなんだけど、10Rまでかかったってのは、問題だと思ったな。

                                                          

                                                          

よっしゃああああーっ、何か食べたら、行くぞ、さいたまスーパーアリーナ。

                                                         

2010年9月19日 (日)

伝説のギタリスト達 (Ⅳ)

“ナイトホークス” は、タルイ進行だったし、“ビッグ・バッグス・パニック” ってのは、

半端な荒唐無稽さが、肌に合わなくて途中オフだったんだけど、

“ミッション・トゥ・マーズ”(SF)、“ザ・ロック”(アクション)、“G・I・ジョー”(アクション)、 

“消されたヘッドライン”(シリアス)、“ナイトミュージアムⅡ”(ファンタジ―)、

は、グッドだったな。                                                       

                                                                                                                 

明日のさいたまスーパーアリーナまで、ボクシング、中10日もあったもんで、

まるで関係ない、ギタリストのこと書き続けてたけど、これが最後ってことで……。

                                                        

毎日、尋ねてくれる固定客さん達には、ホント、申し訳なかったっス。

もう、音楽関係はいいからさあって声、沢山聞こえてきそうなんだけど、

「伝説のギタリスト達」 でアクセスしてくれる人、思いの外多くて、驚いたんだわ。

                                                        

NHK衛星放送の合間に、WOWOWで、ローリング・ストーンズ見たんだけど、

1969年、ハイドパークでの無料コンサートで、50万人集まったっていう、例のヤツ。

                                                       

見渡す限りの人ひとで、大昔のウッド・ストックみたいだったし、

全盛時のニューポート・ジャズフェスみたいでもあって、

で、映像の作り方も、真似したような手法使ってて、ちょっと陳腐なんだよね。

                                                         

実はこのフィルム、以前も見たことあるんだけど、

やたらのミック・ジャガー映しで、自分としては、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、

キース・リチャーズの次くらいでいいのに、ホントに残念なんだよね。

                                                        

サイドギターがブライアン・ジョーンズから、ミック・テイラーに変わったお初で、

この三日前に、ブライアン、プールで変死したもんで、追悼っぽかったんだけど、

別に、いつもと変わんなくて、なんだかPAも雑だし、却ってキース、力抜けてたし、

見るべきとこ、やっぱりなくて、早目のオフにしたんだよね。

                                                        

                                                        

9月16日の最終日、まずは、新世代ギターゴッドってテーマで、

三人紹介してたけど……。

                                                         

ジョン・フルシアンテは、’70年生まれで、’06年のスタジオライブなんだけど、

彼のマホガニーのストラトキャスター、傷の付き方がとってもいいなあってだけで…。

                                                       

                                                        

デレク・トラックスは、’79年生まれで、同じく’06年のライブ。

彼、ちょっとホッぺ膨らみ気味の小太りなもんで、あんまり、なんだけど、

真っ赤なバーンズでのボトルネック・スライドブルースってのは、確かに絶品で、

派手なボディアクション、全く無いし、全然客に媚びないし、とってもいいんだわ。

今回の 「伝説の~」 シリーズでの三人目の収穫ってのが、この、デレク・トラックス。

                                                          

                                                          

三人目のジョン・メイヤーってのは、独特の声質のハスキー系ボーカルも心地よくて、

その上、可愛い系イケメンの ’77生まれなもんで、

’05年のライブ見てたら、カブリツキみんな女の子ばっかで、一瞬抵抗あるんだけど、

実は彼、一人アコースティックで悲しい恋唄歌ってる時は、

まるで、ホセ・フェリシアーノか長谷川きよしかって感じなんだけど、

バリバリのブルースギタリストって側面もあって、

ストラトに持ち替えて、バディ・ガイと掛け合うとこなんか見てると、

普通のアイドル系とは、全くの別モノなんだよね。

アメリカの音楽界ってのは、やっぱ奥深いんだわ。

                                                        

                                                          

次に、オリアンティが出たんだけど、彼女、あのマイケル・ジャクソンの、

最後のワールドツアーメンバーに選ばれて、そこからのブレイク中なんだけど、

自分には、普通以上には見えなくて、女の子ってだけでしょって感じ。

                                                         

                                                        

その後、

ZZ TOPのビリー・ギボンズ、リトルフィートのローウェル・ジョージ、

チープ・トリックのリック・ニールセン、ロリー・ギャラガ―、それに、

メタリカのカ―ク・ハメットとか、続々登場なんだけど、

かろうじて、カ―ク・ハメットが引っ掛かっただけで、

でも、自分、バタバタ動きまわるギタリスト、基本的に不得意だし、

あとは、イカガワシイ宣教師みたいな長いあごひげが嫌いだったり、

どうってことないけど、デブのギタリストは嫌いで、とかだったり、

ファッションもギター塗装も、あんた周りから浮きまくってるでしょっていうのや、

一見、ちゃんとしてるけど、ボーカルの線細すぎだし、ギタープレイもなあ、

ってのばっかりで、結局、終盤尻つぼみ気味のエンド。

                                                         

                                                         

番組ナビゲーターとして、チャーと野村義男が、出てたんだけど、

彼ら、流石に、色んなギター沢山持ってたね。

                                                            

ただ、NHKなもんで、コメントする際、個々のギターメーカーの名前出せないし、

二人とも、個々のギタリストの好き嫌い絶対あるのに、それ素直に出せなくて、

口振りで、何となく察することできたんだけど、

立場上、仕方ないのかも知れなかったんだけど、彼らも赤裸々じゃなかったし、

見てる自分も、ちょっと消化不良なとこ残ったな。

                                                          

誰にでもいいとこはあるから、そこ見て褒めるってのは、勿論アリなんだけど、

あなた、ホントのとこはどう思ってんの? ってことで、

それが伝わって来ないと、もう興味半減で、

そういうの、ボクシング見る時も全く同じで、

だから、当たらず触らずの、中途半端な評論、自分には無用なんだよね。

                                                          

それにしても、NHKって、こういう番組作るの、つくづく下手クソで、

ロック好きだとか、ギタリスト好きだとかいうのが携わってるようには思えなくて、

制作子会社に企画丸投げした結果の、やっつけ仕事にしか思えなかったなあ。

                                                         

当時の映像見せてくれればいいのに、こんな山ほど最近のフィルム流しまくって、

老けたけど、まだ頑張ってるよ大会に仕立て上げてしまって、

全くセンス疑ってしまったし、チャー、口挟めなかったのかって思ったな。

                                                                                                                

                                                        

最後に、最近のアメリカの“ローリングストーン”誌の、ギタリストTOP10。

                                                        

① ジミ・ヘンドリックス

② デュアン・オールマン

③ B・B・キング

④ エリック・クラプトン

⑤ ロバート・ジョンソン

⑥ チャック・ベリー

⑦ スティーヴン・レイ・ヴォ―ン

⑧ ライ・ク―ダ―

⑨ ジミー・ペイジ

⑩ キース・リチャーズ

                                                         

この後、カ―ク・ハメット、カート・コバーン、ジェリー・ガルシア、ジェフ・べック、

カルロス・サンタナ、ジョニー・ラモ―ン、ジャック・ホワイト、ジョン・フルシアンテ、

ジェームズ・バートン、ジョージ・ハリスン、マイク・ブルームフィールド、ジ・エッジ、

フレディ・キング、トム・モレロ、マーク・ノップラ―、スティ―ブン・ステルス、

ロン・アシュトン、バディ・ガイって続いて、これでベスト30なんだけど、どお?

                                                          

アメリカの専門誌の一つが、ロックギタリスト選ぶとこうなるってことで、

それは、これまでの貢献度とか考慮して、名前残すべきだとかいった思惑、

当然働くもんで、1911年生まれが5位に来たり、スライドギタリストが沢山いたり、

B・B・キングとか、チャック・ベリーって、それほどのもんかあって感じなんだけど、

要するに、選定する人の数だけ、ベスト10あるんだなあってのが正直な感想で、

リッチー・ブラックモアと、マイケル・シェンカ―が、ジョージ・ハリスン以下で、

そもそもベスト30にも入ってないってのには、正直タマゲタなあ。

                                                        

                                                       

そんなら、自分もここで、色々聞き直しての、改めてのベスト10ってことで……。

                                                         

① リッチー・ブラックモア

② エリック・クラプトン

③ マイケル・シェンカ―

④ ブライアン・メイ

⑤ エディ・ヴァンヘイレン

⑥ デレク・トラックス

⑦ ジョン・メイヤー

⑧ ボブ・ボーグル

⑨ キース・リチャーズ

⑩ ジェフ・べック

                                                       

なんだけど、どお?                                      

                                                       

2010年9月18日 (土)

伝説のギタリスト達 (Ⅲ)

9月15日の放送は、まずクイーンからスタート。

2008年のライブだから、勿論フレディ・マーキュリーじゃなくて、

ポール・ロジャースなんだけど、彼見た通り、ごく普通のボーカリスト以上じゃないし、

風貌もパフォーマンスも、特に惹き付けるモノ感じられなくて、

で、勿論、当然、こんなのは、クイーンではなくて、全く別のバンドだよね。

クイーンは、フレディ・マーキュリーで終わってるってことで……。

                                                           

ブライアン・メイは、’47年生まれだから、この時61才なんだけど、

昔からのオリジナルギターで、VOXアンプ、うず高くマウントして、

手慣れたフレーズを無難にこなしてて、かつ、上品な老け方してたけど、

コーラス手伝ったり、客に媚売ってたり、大分変わってたね。

                                                          

ロジャー・テイラー(d)も、それほど老けこんでなくて、

確かな演奏だったんだけど、繰り返すけど、でも、これはクイーンじゃないね。                                                         

(ジョン・ディーコンは参加してないって、お知らせ貰ったもんで、彼は、削除。)

                                                        

続いて、’86年のライブも流して、これは、フレディーなんだけど、

この時点で、彼、既に音域狭まってて、“We Are The Chanpionn” なんかでは、

オクターブ下げてて、ロジャー・テイラーが補ってたもんね。

                                                        

彼のせいで、弛んだ毛だらけの腹出したがるヤツ、皆、ゲイに見えてしまうんだけど、

ボクサー達の裸見せたがりとは、大分違ったモノがそこにはあるな、きっと。

                                                          

やっぱ、彼らのベストは、「Live Killers」 以外考えられないのを再確認。

                                                       

                                                        

ザ・フーってバンドにいた、ピート・タウンゼントは、’45年生まれ。

’06年のライブ映像だったんだけど、昔からなんかぎこちないオーバーアクションで、

それ、ちっとも変ってなくて、アラブの武器商人みたいなイデタチで、

ジャン・レノみたいな風貌なんだよなあ。

でも、そんなに巧いとは思えないんだよね。

                                                         

                                                        

ピンクフロイドのデビッド・ギルモアは、’46年生まれで、’06年ライブ。

スティールギターの名手で、いわゆるプログレッシブ派。

自分、ラディカルなんだけど、必ずしもプログレッシブではないもんで、

殆ど引っ掛かって来ないんだよね。

                                                         

                                                         

今度は、何と、ジョン・フォガティ。

彼、’45年生まれなもんで、’08ライブ時点では、63才なんだけど、

彼が、伝説のギタリストの一人ってのは、全く理解不能なんだよなあ。

                                                        

彼、声もすっかりおとなしくなってしまって、昔は、もっと迫力のあるダミ声で、

なんで、こんなの流すかなあって感じだったな。

                                                          

そう言えば、流してる映像、みんな比較的新しいモノばっかりの大失望で、

NHK、全く分かってなくて、懐かしのメロディーみたいな番組に仕立ててしまって、

やっぱ、彼らにロックを期待するってのには、無理あるんだよね。

                                                          

そのジョン・フォガティ、初め、兄さんと、その友人達がやってたバンド、

それ、あまりにもヘタクソだったもんで、いきなりリードボーカルとリードギターって、

とんでもないバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(C・C・R)で、

デビューしたんだけど、カントリーのテイスト持った独特のアーティストだったんだわ。

                                                           

自分の i-pod にも、C・C・R、10曲ほど入ってるんだけど、

単純に元気貰える、明快ロックンロールなんだけど、

とにかくドラマーが小学生の鼓笛隊レベルの下手クソ王者で、

サイドギターもベースも中学生並の、ファオガティ、ワンマンバンドだったんだわさ。

でも、彼のギターが伝説的だとは、お世辞でも言えないけどなあ。

                                                        

                                                       

次、待ってました、リッチー・ブラックモアって感じだったんだけど、

何と何と、20秒ほどで、ハイ次ってなってしまって、これにはコケタね。

そおかあ、NHKはリッチー・ブラックモアをカス扱いしたかあって、静かに思ったね。

                                                          

                                                        

で、エアロスミスのジョー・ペリーに移って、トトのスティーブ・ルカサ―に変わって、

そう言えば、「TOTO」 ってバンド名、彼らがまだ無名の頃、日本着た時、

新橋のビルの上の広告に 「TOTO」 ってあったのをそのままバンド名にして、

それ、昔の 「東洋陶器」→「東陶」、つまり今のウォシュレットの 「TOTO」 なんだけど、

その後、突然ブレイクしたんだよなあって思い出したな。

                                                            

                                                        

そして、サンタナから分派したジャーニーのニール・ショーンに変わって、

次に、AC/DCのアンガス・ヤングって、ちょっと変質者みたいなギタリスト紹介して、

おうおうおうおうって、ヴァン・ヘイレン登場で、懐かしのライトハンド奏法全開で、

でも、ボーカルの兄、アレックス、こいつも脱ぎたがりのゲイ系なんもんで、

やっぱり、音だけ聞く方が全然いいんだよね。

                                                          

                                                          

ガンズン・ローゼズのスラッシュってのは、ジミー・ペイジ直系の感じなんだけど、

メロディ性優れてて、ジミー親方より余程いいって思ってるんだよね。

                                                          

                                                         

U2のザ・エッジってのは、珍しくグレッチ使いのギタリストなんだけど、ただそれだけ。

                                                        

                                                        

イエスからエイジア経由のスティーブ・ハウってのは、真面目な大人ギタリストで、

いわゆるプログレ系の大旗手なんだけど、だからどうしたって感じなんだよなあ。

’07のライブだったんだけど、音楽性そのまま、

本人の風貌も、上品な内田裕也みたいになってたな。

                                                           

                                                         

異常にカッコよくなってたのは、マイケル・シェンカ―。

彼、スコ―ピオンズからUFOって経歴なんだけど、

この日は、今年の映像で、’55年生まれだから、55才で、これはタマゲタ。

                                                         

銀髪オールバックで、角張った顔に少し大きめのサングラスって、

まるで、シュワルツェネッガーのターミネーターで、もう見た目だけで大OKで、

それが、自分はあんまり好きではないんだけど、屈みながらフライングVを抱えて、

下側の尖ったギターエンド、右モモで支えながら、体殆ど動かさないで、

観客に指使い教えてるようにしながら、とんでもない超難フレーズ連発だし、

ドライブ感、メロディアス早弾き満載で、自分、こういうのにはイチコロなんだよね。

                                                          

彼、こんなに凄かったけえって、もう大感動で、

近いうち、レンタルCDショップ行って、最初から確認し直さなくちゃなって……。

                                                         

結局、5日間の放送で、一番の収穫は、このマイケル・シェンカ―だったね。

                                                        

次は、クリームだったんだけど、自分、偏屈なとこあって、

クラプトンってのは、ギターに行き詰って、ボーカルへ逃げたっていうか、

安易な道、カネになる道選んだなって、意識的に遠ざけてたとこあるんだけど、

それ、ジャズの世界にもあってね、昔、ジョージ・ベンソンってギタリストがいてね、

彼、そこそこの腕持ってたんだけど、ある時、軽い気持ちで出した、

歌モノが大ヒットしてしまったもんで、その後、その安直なボーカル路線まっしぐらで、

結果、大金掴んだってことあったんだけど、それと、同じとしか思えなくて、

今、思い返すと、自分、狭いとしか言いようがないんだけど、

あの頃、クラプトンには悪いことしたって、今、思ってるんだよね。

                                                       

                                                          

三人目の収穫ギタリストと、再度のギタリストベスト10については、次回に……。

                                                       

2010年9月17日 (金)

H君、今どうしてる?

自分、ここんとこ、音楽やら映画やらに、ズブッとハマってんだけど、

H君、君は今どうしてる? 元気にしてる? 

新しいこと何か始めて、とにかく、毎日そこそこ充実してる?

                                                       

H君のボクシング、2003年12月、17才の判定勝ちから始まったんだけど、

実は自分、その試合見てなかったんだけど、その後はズーッと見てて、

いつも目一杯の、活きのいいパフォーマンスだったんだけど、

反射神経に自信持ってるもんで、殆どガードポジション取らない超攻撃型で、

気持ちのこもった試合に、いつもワクワクさせられたもんなんだわ。

                                                         

天性の当て勘の良さもあって、順調に試合こなして、2年後B級昇格して、

そのまた2年後A級になって、その半年後、つまりデビューからおよそ5年弱で、

彼、ランキング入りしたんだよね。

                                                          

H君とは、それほど親しいって訳じゃなくて、

っていうより、自分、親しいボクサーってのいなくて、

と言うか、あんまり特定のボクサーと親しくなってしまうと、

情が移り過ぎて、ボクシング見る目が緩んでしまいそうで、敢えて避けてるんだけど、

H君とも普段は、軽い目配せ程度の挨拶交わすだけで、

話したのは、7年間で4回ほどだったんだけど、

彼、サラッと自らの生い立ちなんか話してくれて、それからちょっとね……。

                                                         

ボクサーになる子っていうのは、ごく自然な格闘技好きってのも勿論いるんだけど、

根っこのとこに、存在主張みたいな、極限的な自己顕示欲持ってたり、

バランス保って周囲に合わせるっての、得意じゃないっていう不器用さも持ってて、

でも、その事、特にマズイなって考えてないような、

つまり、自分がとても強い共感感じるような子が山ほどいて、

野球とかサッカーとかの団体競技、そういうの、ムリ、ムリって子が多いんだよなあ。

                                                        

養護施設で育ったり、不覚にも暴力沙汰含めた犯罪に絡んでしまったり、

家庭環境や日々の生活、人間関係でシンドイ目にあってる子も多くて、

となると、自然に、何とか自分一人で頑張んなくちゃなあって思う訳で、

それが、スポーツやるならボクシングだなってなる訳で……。

                                                         

H君、子供の頃、家庭に恵まれなくて、それがちょっとした神経障害に出てしまって、

原因分かってるんだけど、どうしようもなくて、で、腕にタトゥー入ってるし、

自己主張としてのボクシング始めて、何とか自分取り戻してのランカーだったんだわ。

それ13戦目の初めてのチャンスゲットだったんだよなあ。

                                                          

彼を立て直したのは、間違いなくボクシングだったんだけど、

そのボクシングまでもが、H君に厳しくて、

これから、ガードも強化して、いよいよ日本の頂点へ一直線ってとこで、

なんと膝、悪くしてしまって、それでも、騙し騙し、ボクシング続けてたんだけど、

そろそろ手術するかしないかってとこまで迫られてしまって、

そんな折りも折り、離婚して子供抱えた姉さん、ガンになって入院してしまって、

で、その子供の面倒見ることになってしまって、どんだけ、不公平が襲うかって……。

                                                         

H君、その試合に勝てば、次はタイトル挑戦ってとこだったのに、

膝悪いもんで、走り込みできなくて、結局体重作れなくて、棄権。

                                                        

ウェイトオーバー棄権なんて、相手に掛ける迷惑、この上なくて

ボクサーとしてはとっても恥ずかしいことで、申し訳ないことで、

で、H君、引退決めたんだわ。

                                                          

当時、ネットで結構叩かれたみたいだけど、叩かれるの仕方なかったんだけど、

一つの事実の見えてない側面には、色んな事柄が刻み込まれてるんだよね。

                                                          

消耗しきって、充分燃え尽きたようなボクサー達の名前を聞かなくなっても、

エピローグが見えて来るような場合は、単に “ご苦労さん” なんだけど、

これからだってのに、とか、まだやれるでしょってボクサーが、

突然姿見せなくなった時なんか、彼、どうしてるんだろか? って思うんだよね。

                                                        

H君、どこで何してるか知らないけど、

君の左腕の、ちょっと腕章みたいな濃紺のタトゥー、今でも目に浮かぶよ。

                                                          

2010年9月16日 (木)

伝説のギタリスト達 (Ⅱ)

いやあ、昨日夜から気持ちいいほどのドシャ降り続いてるんだけど、

二ヶ月振りくらいの全くエアコン無しの夜で、

何日か前には、世界15都市の中で、東京が一番暑い都市だったんだけど、

今日は、東京より温度の低い街は、4ヶ所だけみたいよ。

                                                          

                                                          

大勝負まで、あと4日だけど、内山高志さん、河野公平さん、福原力也さん、

それに、三垣龍次さん、金城智哉さん達も、調整上手くいってるかなあ。

                                                          

                                                        

9月13日に、いわゆる三大ギタリストに関する放映あったんだけど、

ジェフ・べックとジミー・ペイジの映像はみんな見たことあって、新発見はなかったな。

                                                          

ジェフ・べックのライブ映像は、2007年のものだったんだけど、

飛び入りで、エリック・クラプトン共演したんだけど、

どうだこりゃーって感じで、べックにテクニック前面出しされると、

クラプトンもちょっと敵わないって感じなんだよね。

                                                          

ジェフ・べック、元々、バンドにボーカリスト入れないもんで、

(独立直後、ロッド・スチュワートと一緒にやった時期除いてね。)

インストロメンタルオンリーで、つまり、ギター一本で客集めるには、

もう極限的にテクニック高めるより仕方なくて、っていうよりむしろ、

極限的テクニック身に付けたもんで、ボーカルが却って邪魔って感じで、

七色の奏法駆使しながらの、イフェクタ―使い放題いなもんで、

そりゃ凄いんだけど、なんか満漢全席みたいのテンコ盛りなもんで、

自分何故か、ゲップ出そうになってしまうんだよなあ。

                                                       

“Blow By Blow” も “Wired” も、発売直後ゲットしたんだけど、

“Led Boots” 以外は、感動薄かったんだよね。

当時、この曲のプロデューサーがジョージ・マーチンってのが驚きで、

何故って、彼、ビートルズの音楽プロデューサーだったからね。

                                                        

ストラトキャスターをこれほど使いこなしたギタリストはいないとは思うんだけど、

ボクサーも同じだとは思うんだけど、巧いのとか強いのとかだけが、

心に残るって訳じゃないって思ってるんだよね。

                                                          

                                                          

ジミー・ペイジってのは、そもそもの出会いが不幸で、

ヤードバーズ時代、彼のテレキャスターの改造、小汚いとしか思えなくて、

そのセンスの悪さは、恥ずかしいほど、ステージファッションにも出てて、

日本のオックスってバンドみたいな超ダサだったんだよなあ。

                                                         

バイオリンの弓で弾くっていうのも、嫌いだったし、結局、異常に早く弾けるってのも、

ただそれだけのことで、イマジネーション感じられなかったんだよね。

                                                           

レッド・ツェッぺリンってバンドも、まずボーカルのロバート・プラントってのが、

大したボーカリストに思えなくて、緩んだ、毛だらけの腹、やたら見せようとするし、

(そこんとこ、ちょっとフレディ・マーキュリーに似てるんだけどね…。)

そもそも声質、普通過ぎだし、スクリームとかハイノートなんかも、

イアン・ギランの方が数段優秀だと思ってるんだよね。

                                                          

それに、あの、ジョン・ボーナムっていうドラマ―が嫌いで、嫌いで……。

彼、そもそも、ストゥール低く過ぎなもんで、膝鋭角になってて、肘位置高くて、

それだけでも充分みっとも無いのに、

大したドラミングでもないのに、やたら身振り大げさで、

第一、体硬そうで、しなやかさに欠けてて、ただのヘタクソにしか見えなかったなあ。

                                                          

彼らが演奏する曲ってのも、とにかく、色んなモノ持ち込み過ぎで、

能書き満載、お腹一杯って感じで、とにかくクドイって感じしかしなくて、

そういうの、ビートルズの末期にも言えることで、

ある方向性がマンネリになって行き詰ると、

無理やりでも色んなモノ取り込んで、一時凌ぎしようとするんだけど、

結局、シンプルでダイレクトなものに回帰するんじゃないかって、思ってるんだよね。

そういうこと、モダンジャズにも言えることでね……。

                                                        

三人のうち、一番良かったのは、だから、エリック・クラプトンで、

2005年のクリームのリユニオンコンサート、とっても聞きがいあったね。

                                                          

ドラマーのジンジャー・ベイカーなんて、普通にしてたら、ただの爺さんなんだけど、

タイトでかつテカニカルなドラミングで、渋かったなあ。

                                                         

ジャック・ブルースのベースも、ノンフラットのヤツが異常にカッコ良くて、

ネックが影になっとこに照明当たって、弦だけが白く浮き上がって、

それが、長い光の線になった時なんか、もう異常にカッコ良かったなあ。

                                                         

彼、元々クラシック出身なもんで、ハーモニーにも独特な感覚持ってて、

たった三人で、ここまで出来るかって思わせるほどなんだわ。                                                         

ベース持つ位置、つまり高さとか、角度とかも自分、大好きなんだよね。

                                                           

彼の声、クラプトンより力強いんだけど、同じハスキー系なもんで、

二人のユニゾンは、ホント、聞いてて気持ち良かったし、

みんな大人の動きで、ホント、ホント、カッコ良かったんだわ。

                                                            

“Sunshine Of Love” が圧倒的だったんだけど、また彼らの古いヤツ聞き直すかなあ。

                                                         

クラプトン、この時確か60才なんだけど、

世の中に、こんなカッコいいオヤジもいるんだあって感じで、

何てったって、ギターの持ち方がいいんだよなあ。

高さといい、角度といい、その点では、クラプトンが最高で、音消しても楽しめるよ。

                                                           

                                                          

9月14日は、ベンチャーズと、B・B・キング、チャック・ベリー、ジミ・ヘンドリックス。

                                                           

ベンチャーズ、’65年の来日公演だったんだけど、

これはもう耳タコくらい聞きこんでるんだけど、

シミジミ映像眺めてみると、メル・テイラーのドラムセットっていうのが、、

タムタムもバスタムも一台だけだし、トップシンバル一枚だけっていう、

今では考えられないセッティングなんだよね。

                                                         

それに、ギターとベースには、フェンダーのアンプ一台づつで、

全くPAナシっていうんだから凄かったよなあ。                                                          

あんな貧弱な装置とセッティングだったんだけど、

自分達のハート、ムチャクチャ揺すったんだよね。

                                                          

あの時の演奏、全ての曲、レコードよりテンポ早くて、

メル・テイラー、わざとだったのかなあ、やたら突っ掛けるようなドラミングで、

三人を追い立ててるような感じに聞こえたんだよね。

                                                         

                                                        

続いて映されたのは、2004年のフィルムで、この時、ノーキーエドワーズは70才位。

もともと腰痛持ちだったもんで、新型のモズライト持って、椅子に掛けながらの演奏。

この年令で、しっかりフレーズ弾きこなして、凄いなあとは思ったけど、

もう自分知ってるノーキーじゃなくて、そういうの見るのちょっとシンドくて、

よく、東京12Ch でやってるけど、「懐かしの……」みたいな番組で、

昔の歌手、エライ年取ったの出て来るけど、キ―低くなってるし、音程も怪しくて、

見てて何だか悲しくなるばっかりだけど、それと同じような、感じがしたなあ。

                                                          

                                                         

そういう感じは、次に登場した、B・B・キングとチャック・ベリーも同じで、

どうして、彼らの全盛期のVTR流さないのか理解できなかったなあ。

                                                          

B・B・キングは、’09っていうと84才くらいだし、チャック・ベリーだって、

’86で、60才、’07だと81才なんだぜえ。                                                          

これが彼らなんだって、植え付けてしまうのは手法としては最悪だよなあ。

                                                        

唯一面白かったのは、’86のチャック・ベリーで、

この時、あのキース・リチャーズがサプライズ共演してて、

他のサイドメンと同じ、ブルーのタキシード姿だったのが、衝撃的だったね。

                                                        

ただ、リハーサルの時、“Oh,Caroll” なんだけど、

チャック・ベリーがやたらエラそうに、キースに絡んでるとこあったんだけど、

あれ、とっても幻滅で、そうか、あんな嫌なヤツだったのかあって失望したなあ。

キース、カメラ目線でとっても微妙な目の色してたけど、充分伝わってきたな。

                                                        

                                                         

最後は、延々のジミ・ヘンドリックスだったんだけど、

自分には、時代の繋ぎ目に出て来る、キワモノ以外には、とても見えなくて、

ギター後ろに抱えて弾いたり、歯で弦弾いたり、アンプやギター壊したり、

カッコいい短いフレーズ作るのは巧いって認めるけど、そういうの、

ジミー・ペイジの低音リフと同じで、それはそれで超カッコいいんだけど、

よく考えると、ただそれだけのことで、全体との繋がりできてなくて、

ストーリー性乏してくて、何度も聞き直すってことなくて、

っていう昔の感想と全く変わって無かったもんで、途中でオフにしてしまったんだわ。

                                                         

                                                         

ボクシングもそうだけど、ロックの聞き方も、片寄りキツイなあって、

我ながらつくづく思ったな。

                                                        

2010年9月15日 (水)

溜まった分のエキサイトマッチ(Ⅱ)

雨が一段落したら、涼しい風流れてきて、虫の声聞こえてきたね。

今日は、録画溜めてしまった、エキサイトマッチの続き……。

                                                         

                                                          

◆ノニト・ドネア×エルナン・マルケス

23勝(15KO)1敗のWBA SF 暫定チャンプ、27才・フィリピンンと、

27勝(20KO)1敗のWBA SF10位の21才・メキシコ。

                                                          

黒エバーラストと、赤レイジェス。

                                                           

上背もリーチもドネア優位で、あれ、この日はサウスポー相手にサウスポースタート。

                                                       

1~4R、日本のSF級とは、力強さ、もう一つ違ってて凄いよなあ。

                                                           

マルケス、華麗とは言えないんだけど、KO率7割越えのハードヒッターなんだけど、

体格的ハンデあって、素早い踏み込みできないとシンドイんだけど、

彼、スタンス広過ぎのとこあるもんで、なかなか俊敏に距離詰められないんだよなあ。

                                                          

5R、ドネア、オーソドックスに戻して、1分40秒ほどのとこで、

右、右って直撃させると、マルケス、グラッとして、クリンチ逃げしようとして、ダウン。

                                                       

6~7Rは、ちょっと小康状態続いたんだけど、基本、常にドネアペースで進んで、

マルケス、徐々にスタミナそがれるばかりなんだわ。

                                                          

8R、残り20秒くらいのとこ、マルケス、もう大分弱ってきたとこに、

ドネア、左アッパー、ドコン打ち込みで、マルケス、堪らずのダウン。

ここまでで、消耗し過ぎってこともあって、ここでレフェリーストップエンド。

巧さが、強打封印させたっていう試合だったな。

                                                          

                                                         

◆サキオ・ビカ×ジャン・ポール・メンディ…SM 12R

28勝(19KO)3敗2分のIBF SM4位、31才・カメルーンと、

28勝(16KO)1分のIBF SM11位36才・フランス。

                                                         

二人とも黒エバーラストなんだけど、ビカ、猛烈凶暴なんだわ。

                                                         

初めっからビカの勢い半端じゃなくて、メンディ、防戦一方で、

1R、1分半頃、2~3発当てて、コーナーに追い詰めたとこで、メンディ、ダウン。

                                                        

ところが、メンディが腰落として、右膝着いたとこで、

ビカ、かがみながら右フックを追い打ちしてしまったもんで、結局、反則負け。

                                                          

30戦以上やってきたっていうのに、舞い上がってしまったみたいだったんだけど、

映像ではハッキリ、メンディが膝着いたの分かるけど、

実際、あの場で、あんな近接してて、動いてる中で、どうなのかなあって思ったな。

                                                           

スロー再生すると、一瞬ヒッチして、打ち直してるとこ、確かにあって、、

ちょっと気の毒ではあるけど、反則は反則だしなあ。

それにしても、あんなへタレとランキング入れ替わるのシンドイだろね。

                                                         

                                                          

◆ロバート・ゲレロ×ホエル・カサマヨル…SL 10R

26勝(18KO)1敗1分1NCの27才・アメリカと、

37勝(22KO)4敗1分の39才・キューバ。

                                                          

赤のエバーラストと、ゴールドのエバーラストで、二人ともサウスポー。

                                                       

1R、ゲレロ、とてもカッチリしたボクシングで、終盤、ゴツンと当てたら、

カサマヨル、足元心もとなくなって、こりゃ早目決着かなあ。

                                                          

2R、アメリカってのは、とても厳しくて、カサマヨルが二回目のクリンチに行ったら、

もうそこで減点だもんなあ。

日本も、これくらい、突っ込み、抱き付きボクシングに厳しくしたら、

詰まんない試合激減すると思うんだけどね。

                                                           

このラウンド、カサマヨルの振りが緩いとこ突いて、ゲレロ、鋭い打ち込みで、

それも、3~4発目が本命弾みたいなとこあって、とっても巧いんだよね。

                                                        

残り30秒、ゲレロ、またもやの左ストレートブチ当てたら、カサマヨル、棒立ちで、

次の瞬間、相手の腰辺りに掴まったもんで、ダウン宣告。

                                                          

それ以降、カサマヨル、目に勢い無くなって、優しい感じになってしまって、

たまに、力こもってない右ジャブ出しながら、相手の周りサークリングって、

やっぱり、39才なんて、無理なんじゃないのって感じだったなあ。

                                                          

それにしても、ゲレロの方も、ちょっと情けなくて、

ダメージ溜まって、逃げ腰になってる相手に対して、積極仕留めに行かなくて、

まるで、安サラリーマンの、何とかその日を、って感じのボクシングで、

挽回する気の感じられない相手と、延々の退屈パフォーマンスに終始してたな。

                                                           

で、そんな気合入ってないようなボクシング続けてたもんで、

最終10R、残り1分辺り、コーナーにダラーッて詰めて、二人の腕が交錯したとこで、

ゲレロ、相手の右ジャブ、カウンターで喰らってしまって、何とダウン。

                                                         

カサマヨル、千載一遇の一気攻めするんだけど、今度は、ゲレロが右ジャブ一本で、

チョンチョン逃げ切り体制のまま、終了ゴング。

98-89×2、97-90の圧倒3-0で、勿論ゲレロなんだけど、

行ける時行かないと、ヤバイ場面、絶対来るってことだって思ったな。

                                                          

                                                       

◆フェルナンド・モンティエル×ラファエル・コンセプション

42勝(32KO)2敗2分のWBC、WBO Bチャンピオン、31才・メキシコと、

14勝(8KO)4敗1分の28才・パナマ。

                                                           

二人とも、グリーンのライン入り白のレイジェス。

                                                          

1R、ちょっと見え見えの調整試合って感じなんだけど、

それにしても、レフェリーがデカ過ぎなもんで、見にくくて、

それにしても、モンティエル、相変わらず、左手の使い方、異常に巧いんだよね。

                                                          

2R、やっぱり、その左で、それもダブルで打った一発目が強烈で、

始まってすぐ、15秒ほどのとこで、バスンって打ち込まれて、コンセプション、ダウン。

                                                           

コンセプション、何とか立ち上がって、挽回しようとしたとこ、1分過ぎ辺り、

またまた、左のショートフック直撃されてしまって、この回二度目のダウン。

                                                            

これで、ダメージ上乗せになってしまって、コンセプション、ちょっとヘロヘロで、

クリンチ逃げが露骨ってことで、ダウンと一緒に、減点も喰らってしまったんだわ。

                                                          

3R、もう勝負の行方、誰の目にも見えてて、

モンティエル、気持ち良さそうに、一発一発、力込めて打ち込んでて、

カウンター狙いも混ぜ込んでたんだけど、1分が過ぎた頃、

右フック一閃で、コンセプション、ドーンって昏倒ダウンで、即ストップエンド。

相手が今一だったこともあるけど、それにしても、モンティエルは、強いね。

                                                             

                                                          

◆サウス・アルバレス×ルシアーノ・クエジョ

32勝(24KO)0敗1分のWBC W3位、19才・メキシコと、

26勝(12KO)1敗のWBC W14位の26才・アルゼンチン。

                                                           

赤レイジェス同士。

                                                          

1R、二人の力量差、初めから透けて見えてて、クエジョ、ビビリ気味のとこ、

残り40秒、間合い見計らって一瞬の、アルバレスの左アッパー直撃で、

クエジョ、一発ダウン。

                                                         

2R、またもやのアルバレスの左アッパーで、クエジョ、またもやのダウン。

                                                         

その後、クエジョは、必死ガードオンリーで、逃げ逃げボクシングに終始するんだけど、

アルバレスも一気には行かなくて、とても慎重な倒し屋って感じなんだわ。

                                                        

そんなのが、5Rまで続いて、クエジョ、左ジャブ軽く出して、サッと引くだけなもんで、

もう、ギブアップしたらいいのにって見てたんだけど、

結局6R、ちょっとヤル気出したアルバレスに一方的に攻め込まれたとこで、ストップ。

                                                           

別にコメントするような試合内容じゃなかったんだけど、

とにかく、5下のランカ―と、やっとこさランカーっていうのには、

エライ違いがあるんだなあって、再確認できたんだよね。

                                                          

                                                         

◆ティモシー・ブラッドリー×ルイス・カルロス・アブレグ

25勝(11KO)1NCのWBO SLチャンピオン、26才・アメリカと、

29勝(23KO)0敗のWBC、IBF W5位、27才・アルゼンチン。

                                                           

黄色×白グラントと、ブルー×白グラント。

スピード対パワー。

                                                          

いやあ、ブラッドリーの速さ、このクラスにしては尋常じゃなくて、

リーチも、勿論懐の深さも、アブレグ圧倒してんだけど、

ブラッドリーの踏み込みと、出入りの速さに付いて行けないんだわ。

                                                           

この試合、結局最終10Rまでいったんだけど、

途中、アブレグ、もっと力技のパワーボクシングすればいいのにって見てたんだけど、

それに、ちょっと狙い過ぎってとこもあったんだけど、

それにしてもブラッドリー、連打の回転の速さと正確さ、惚れ惚れするほどで、

戦績の通り、そりゃあ一発の破壊力は無いんだけど、

倒すだけがボクシングじゃないってとこ、充分見せてくれたんだわ。

                                                           

彼、剛腕の交わしざま、打ち出しざまに、パンチ合わせていく度胸もあるし、

亀海喜寛さんも、ブラッドリーのライン狙ったらいいのにって思ったな。

                                                         

パワーとスピードの両方持ってたら、それこそ、鬼に金棒なんだけど、

どっちかってなったら、間違いなくスピードだってこと、証明してくれたな。

                                                          

この日のブラッドリーのベストショットは、実は2R、

ワンツーのタイミングで放った、右ロングフックで、

それ、相手のアゴ先に見事にヒットして、間違いなく効いてたもんなあ。

ただ、ボディブローが思いの外少なかったのは気になったんだよね。

                                                           

結局、118-110、117-111、116-112の3-0で、勿論ブラッドリー。

                                                          

                                                            

まだ、溜まってるもんで、続き、また書きますね。

                                                         

2010年9月14日 (火)

“ベンチャーズ”

Ventures だから、ホントは “ヴェンチャーズ” なんだろうけど、

自分等はあくまで、“ベンチャーズ” って呼んでたね。

                                                           

彼ら、1959年デビューなんだけど、自分等の耳に届いてきたのは、’61年頃で、

そう、ビートルズのほんの直前だったんだけど、初めはタマゲタなあ。

                                                          

それまで、エレクトリック・ギターを知らなかった訳じゃなかったんだけど、

せいぜい、チェット・アトキンスくらいで、他にはB・B・キング、チャック・ベリー、

あと、エルビス・プレスリーなんかのボーカリストの伴奏用楽器だと思ってたもんで、

初めから終わりまで、全部エレキギターオンリーの演奏なんて、初めてだったし、

その音色と迫力にぶっ飛んでしまったんだわ。

                                                       

その頃、ステレオプレーヤーが家にあって、彼らのLP持ってるヤツってのは、

ほんまもんのカネ持ちで、こっちは嫌いなヤツにでも、卑屈なほどの態度取って、

ドキドキしながら聞かせて貰ったもんなんだわ。

自分なんか、小さなトランジスタラジオしか持ってなくて、つまり、

“ちびまる子ちゃん” の花輪君みたいにな家にしか、ステレオなかったんだわ。             

当時のLPのジャケットデザインなんか、今でもハッキリ憶えてるもんね。

                                                         

彼らが日本でブレイクしたのは、’65年の来日以降なんだけど、

その時は、リードギターをノーキー・エドワ―ズがやってて、

ギターもフェンダーから、モズライトに代わってて、

自分が知ってた、ベンチャーズサウンドとは、随分違ってて、

よりテクニカルで、かつ、ワイルドなライブ向きの音作りになってたんだわ。

                                                        

それ以前、ノーキーはベース担当で、ボブ・ボーグルがリード弾いてたんだけど、

実は、自分の中でのベンチャーズサウンドってのは、あくまでボブの音で、

フェンダーのジャズマスターを、とっても優しく膨らみ豊かに弾いてて、

右手の小指の先を常にトレモロアームに引っかけながらの演奏で、

チョーキングよりもっと微妙なメロディーを作ってたんだわ。

                                                         

その後、ノーキーが抜けてた時期、ジェリー・マギーってのがやってたんだけど、

中途半端にブルージィなのが、バンドのコンセプトと違うんじゃないかって思ってたし、

第一に、彼、ミューティング含めて、音の処理がとっても雑で、

見てくれも、立ち姿も貧乏臭いし、全く聞くにも、見るにも堪えなかったんだわ。

                                                         

その後は、たまにボブがリード取ったりもしたんだけど、最近は、

ボブ・スポルディングってのが、リードギターやってんだけど、彼、とっても良くて、

初期のベンチャーズサウンドの再現目指してるみたいで、

フェンダー・ジャズマスターで、ボブ・ボーグル張りの柔らかい音、聞かせるんだわ。

                                                         

そのベンチャーズ、ドン・ウィルソンは1933年生まれだから、今年77才。

ノーキー・エドワーズは、1935年生まれで、今年75才。

ボブ・ボーグルは、1933年生まれだったんだけど、去年75才で死去。

ドラムスのメル・テイラーも1933年生まれで、’96年、63才で死去。

                                                          

ノーキーも脱退状態なもんで、オリジナルメンバーで残ってるのは、ドンだけ。

ドラムスは、メルの息子、リオンがやってて、これはオヤジテイスト忠実に守ってて、

で、リードギターがボブ・スポルディングなもんで、

皮肉なことに、今、ベンチャーズ、初期サウンドに一番近くなってるんだわ。

                                                        

30年チョット前、ジェフ・べックが日本に来初めの頃、

ベンチャーズのレコード探しに、銀座の山野楽器に出入りしてたのは有名な話で、

欧米ではとっくに冷めてたベンチャーズ熱、大事に育てたのは日本だったんだよね。

                                                         

それからね、今アメリカでは、’60年代前後のヴィンテージ・ギターに注目集まってて、

デフレスパイラルで、、色んなものが値下がりしてる中で、凄い市場になってて、

で、コレクターや有名ギタリストからのオーダー貰って、世界中回って、

注文受けたギターを集めるっていう、ギター・ブローカーが、いるんだってね。

                                                       

当時のモズライトのベンチャーズモデル、今だと600万だってね。

ただ、E・クラプトンのブラッキー・ストラトが1億2,000万(但し、チャリティ価格)、

J・ガイルズのギブソン・フライングV が9,000万、

’59年製のレスポールの上物、6,000万、なんてのと比較すると、

恐ろしいほど格が下がるんだけど、

そのギター、当時、寺内タケシとか加山雄三なんかが、使ってたっけなあ。

                                                           

あの当時の加山雄三の“若大将シリーズ”、期末試験なんか終わる度に、

隣町の4番館位のボロ映画館の4本立てで、よく見たもんなんだわ。

粗末なシートに一人埋まり込んで、スクリーン眺めたり、眠りこけながら、

全く、世の中は良く分かんねえなあ、なんて思ってたな。

当時、タクシー初乗り100円、パンナムがまだ空飛んでたな。

                                                           

ちなみに、初期ベンチャーズのボブ・ボーグルのベスト5は、

“急がば廻れ” “ブルドッグ” “パイプライン” “木の葉の子守唄” “悲しき街角” だね。

                                                           

2010年9月13日 (月)

伝説のギタリスト達 (Ⅰ)

またまた、沢山映画見てね……。

                                                                                                                           

“シックス・デイ” “ファンタスティック・フォー” “メン・イン・ブラックⅡ” “インクハート”

“チェンバー” “ファイアー・フォックス” “プライド&グローリー” “ディファイアンス”

って、SFやファンタジーものが多かったんだけど、

“チェンバー” と “プライド&グローリー” 、“ディファイアンス” が特に良かったな。

                                                                                                                           

三本とも、人間の生き方に関するシリアスものだんだけど、

その中で、 “ディファイアンス” のダニエル・グレイブが、印象に残ったね。

                                                                                                                           

ダニエル・グレイブってのは、最新のジェームズ・ボンドなんだけど、

とっても現実感ある役者で、好きなんだよね。

                                                                                                                           

ジェームズ・ボンド役って言えば、初代のショーン・コネリーから始まって、

ロジャー・ムーア、ジョージ・レーゼンビー、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、

って流れで、ダニエル・グレイブに続くんだけど、ジョージ・レーゼンビーってのは、

全く記憶にないんだよね。

                                                                                                                            

                                                                                                                              

NHK衛星3chで、「伝説のギタリスト達」 ってのやってて、

それ、昨日から16日まで二時間枠、5日間ぶっ通しで、大興奮なんだよね。

                                                         

自分だけのギタリストランキングってのは、

ジャズ・ギタリストのベスト5は……、

①  ウェス・モンゴメリー

②  ジム・ホール

③  ジョー・パス

④  ケニー・バレル

⑤  グラント・グリーン

                                                          

ロック・ギタリストのベスト10は……、

① リッチー・ブラックモア

② エディ・ヴァンヘイレン

③ エリック・クラプトン

④ ブライアン・メイ

⑤ キース・リチャーズ

⑥ マイケル・シェンカ― 

⑦ ハンク・マーヴィン

⑧ スラッシュ

⑨ ボブ・ボーグル 

⑩ ジェフ・べック

                                                         

カルロス・サンタナ、ジョン・メイヤー、ロリー・ギャラガ―、ビリー・ギボンズ、

カ―ク・ハメットなんかも結構上位に来るんだけど、

ジミ・ヘンドリックス、ロバート・フリップ、スティーブ・ジョーンズ、ジョアン・ジェット、

アンガス・ヤング、ランディ・ローズ、リトル・フィート、ニール・ショーン、

ジョン・フルシアンテ、デレク・トラックス、オリアンティってのは、あんまりね……。

                                                           

それに、かのジミー・ペイジも、最初、早弾きと重低音効かせたリフに、

とても魅かれたんだけど、結局それだけで、歌心に欠けてるんじゃないかって、

思い始めた頃から、自分の中の評価、下がっていったんだよね。

(この部分、9/14追補。ジミー・ペイジをランク外にして、B・ボーグルをランクイン)

                                                            

で、世間では三大ロックギタリストってのは、ジミー・ペイジ、ジェフ・べック、

エリック・クラプトンってことになってんだけど、それにリッチー・ブラックモア

を加えた四天王の生まれた年知ってる?

                                                             

J・ペイジとJ・べックが1944年で、E・クラプトンとR・ブラックモアが1945年

っていう、このほんの僅か1~2年間で、四人がゴソッと生まれたんだわ。

                                                          

その上、クラプトンとブラックモア、べックの三人は、

イギリスの “ヤードバーズ” ってバンドを経由してるんだからね。

“For Your Love” って曲で、ちょっとだけ確認できるんだけど、

これって、ホント凄い事だって思うんだよね。

                                                          

そして、彼らの全員が、って言って間違いないと思うけど、

一度は通ってきたバンドが、“ベンチャーズ” なんだよね。

そこで、明日は、その “ベンチャーズ” のこと。

ボクシングファンには、全く意味ないブログが明日も続くってことで……。

                                                          

2010年9月11日 (土)

SRSジム→角海老ジム

9月4日の金子大樹さんの試合のレフェリング、納得いかないってことで、

ここんとこで、横浜光ジム、自己閉鎖って情報が出回ってたんだけど、

今朝の石井一太郎さんのブログによると、

ブログ書いてるにしては、自分、殆ど他人のブログ見ないんだけど、

石井さんのブログ、とっても魅かれるとこあるもんで、欠かさないんだけど、

そこに、止めるの止めましたってあって、一安心。

                                                          

当日、自分、ホールで見てたんだけど、

確かに金子さん、鼻血とバッティングで、左顔面そこそこ、血に染まったんだけど、

あの程度の出血、驚くほど珍しいことでもなかったし、

出血量と、キズの深さはいつも正比例してると思わないし、

レフェリーもリングドクター、インスペクターも間近で見てる訳で、

ある時期から、リング禍には結構神経質になってて、それ大分信頼できるレベルで、

途中ストップなんかの場合、関係者から、少し早過ぎるんじゃないかって、

クレームっぽいことの方が多いくらいだしね。

                                                          

4日の直前、8月30日の光ジムの興行、もう散々の成績だったもんで、

苛ついてたのかなあって、その時は、思ってたんだけど、

そういう雰囲気、最強後楽園にも影響出たのか、臼井欽士朗さんと胡朋宏さん、

ホント、壮絶な倒され方してしまって、何か不運なモノ引きずってんじゃないかって、

思ってたんだけど、これで、スッキリ、リスタートで、

とにかく次、すぐ、李冽理さんだし、心機一転だよね。

                                                        

                                                        

遅ればせってのは知っての上で、坂本博之さんとこのSRSジムに行って来たよ。

                                                        

西日暮里から歩いて、ホンの2分ほどのとこにあって、ビルの一階で、

そんなに広くはないんだけど、何から何まで全部新品なもんで、

何か初々しい雰囲気に満ちてたよ。

                                                        

中島吉兼さんは休暇だったんだけど、坂本さんと秋葉慶介さんがいて、話して、

1ヶ月ほどで会員さん、30名以上集まったって事で、流石、坂本さんってことで、

キッズや女性、それに、ボクササイズも対象にしてるもんで、

全員がプロ志望っていう訳じゃないんだけど、中に凄い練習生混じってて、

まだプロテスト前なんだけど、この子は、将来、きっと凄くなると思ったな。

                                                       

用具や備品なんかは、人の動きと見た目考えて、工夫されてレイアウトされてたし、

とにかくスタッフが熱いし、山手線と京浜東北線通ってて立地もいいし、

そのうち、坂本さんや吉兼さん、秋葉さん達のセコンド姿、

後楽園ホールで見ることできる日、近いと思うな。

                                                          

SRSジムから角海老ジムまでは、駅4コ、10分ほどのとこなんだよね。

                                                         

着いた時、ちょうど井川政仁君と青木幸治君のスパーリング中で、

インターバルの時、目で合図してくれて、二人とも気合入ってたなあ。

                                                        

昨日の角海老ジム、金曜日ってこともあったのか、もう満々で、

杉崎由夜さん、加藤善孝さん、荒井遼晴さん、石川雄策君、コーチ義人君、

麻生興一君、十二村喜久さん、高山樹延さん、大内淳雅さん、藤井龍二さん、

小林和輝君、鈴木翔君、石川貴章君達と話したんだけど、

他にも塩澤直起君、奈須勇樹さん、一場仁志君、土屋修平君、緒方勇希さん、

工藤洋平君、前田健太君、関豪介君、中野晃志君、大橋健典君達もいて、

それでなくてもそんなに広くないジム、もう狭ま狭まで、

それでも、いろんなスペース工夫しながら、汗だくにやってたよ。

                                                         

それにしても、田中トレーナーの話は、色々参考になるんだよなあ。

ボクシングの見方、自分と全く一緒って訳じゃないんだけど、いつも勉強になるし、

あの人の人柄的な魅力、飛び抜けてるし、指導方法、常にスジ通ってるし、

相変わらず、ボクサー達の信頼感抜群なんだよね。

                                                          

試合決まってるボクサー達、多いもんで、こんな大混雑だったんだけど、

暫く振りに行ったら、移籍してきたとか、移籍作業中のボクサーもいて、

あんまり知らない顔の子も結構いたね。

                                                       

で、スパーの順番待ち大変なほどで、地下リングも使ってたね。

コーチ義人君と石川雄策君のスパーは、実際の試合並のスリルに富んだもので、

石川君、コーチ君の二つ分軽い階級なんだけど、その分スピード抜群で、

細身の割には、体幹シッカリしてるし、コーチ君の重いパンチに負けないほどの、

鋭いの何発も打ち込んでて、あの童顔からは想像しにくいほどのファイターなんだわ。                                                          

コーチ君も、メキシカンスタイルで、色々試してて、仕上がり良さそうだったなあ。

                                                          

その後の十二村さんも、今度の角海老興行のファイナリストなもんで、

力入ってて、一時体痛めてたのも全然OKみたいで、力強いスパーだったよ。

                                                          

途中から、さっきまで一緒だった坂本博之さんが来て、

例の普通じゃない練習生のスパー始って、I 君っていうんだけど、

近々プロテスト受けるらしいんだけど、角海老でもジムワークしてた子なんだけど、

プロデビューしたボクサー相手に、想像通り、普通じゃない動き見せてたよ。

                                                       

ジム一階は、表に向けて開け放してあって、昨日は猛暑一段落だったんだけど、

それでも、みんなのTシャツ、ビッショビショだし、ジムの床、流す汗で濡れてて、

ウォータークーラーには列できるし、凄い世界なんだよなあ。

見てるだけでワクワクなもんで、気付いたら3時間も経ってたよ。

                                                       

2010年9月10日 (金)

後楽園ホール・9月9日

昨日今日、ウォシュレットに腰下ろすとね、一瞬ヒヤットとしてね、

そろそろ秋かなって感じだったな。

                                                           

                                                        

◆進藤達也君(金子)×宿利雄太君(大橋)…54.5㎏ 4R

デビュー戦の25才・神奈川県と、0勝1敗の22才・大分県。

                                                        

あれっ、宿利君のセコンドに、セレスさんとこから、二人付いてるよ。

                                                          

二人とも、何か力入り過ぎのガチガチで、特に進藤君、結構詰めるんだけど、

そこでお終いで、エアボクシングみたいな、届かないワンツー専門で、

ボクシングってのは、殴り合いなんだけどなあ。

                                                        

宿利君も、それほどのことないんだけど、相手がそんな風なもんなもんで、

終始優位に進めることできて、結局、40-36×3のパーフェクト3-0で、宿利君。

                                                        

                                                          

新人のリングアナが実地練習みたいで、先輩アナと一緒にリングに立って、

初めてコールしてたな。

それにしても、第4Rのことを、“ラウンド・ホ―” って言い切るのと、

たまに “ラスト・ラウンズ” って、複数形になるのが引っ掛かって……。

                                                         

                                                          

◆佐藤ハル君(金子)×三好英登君(伴流)…SFe 4R

0勝0敗1分の22才・青森県と、0勝2敗の29才・香川県。

                                                          

サウスポーの三好君、パンチ打つ形良くなくて、隙だらけだし、オープン気味だし、

佐藤君の方が、ちゃんとしてるもんで、勝負の行方見えそうだったんだけど、

1R後半、ヒットカットされてしまった左目上の傷が悪化して、不運な2RTKO負け。

                                                         

佐藤君、そのまま頑張れば、近いうちに勝てるよ、きっと。

                                                         

                                                         

◆西村剛君(金子)×佐藤共也君(ネクサス)…LF 4R

1勝0敗の21才・長崎県と、3勝(2KO)6敗1分の29才・山梨県。

                                                          

二人とも、このクラスにしては、見過ぎの極端な手数不足で、攻め込み遅過ぎ。

自分の、あるいは相手の何を待ってるのか、全く盛り上がりに欠ける試合で、

4R残り30秒位から、やっとこさ打ち合うようになったけど、大不満。

結局、40-37、39-38×2の3-0で、佐藤君なんだけどね。

                                                           

                                                         

◆藤井貴博君(金子)×山口卓也(ワタナベ)…F 4R

0勝0敗1分の21才・東京都と、0勝1敗1分の29才・福岡県。

                                                         

サウスポーの藤井君、明らかにアマ経験者で、動きが違ってたんだけど、

山口君の方もなかなかバランスのいいボクシング。

                                                        

山口君、以前全く同姓同名のボクサーが、確かレイSにいたと思うなあ。

その山口君、残念、1R、時間進むにつれ、今一つのとこ、浮き出てきてしまって、

動きのいいサウスポーに対して、右ガード低く過ぎだし、

2R以降も、当て勘良くないのに狙い過ぎで、切っ掛け待ちの出遅れボクシングで、

セコンドから、先行け、手出せって言われっ放しだったなあ。

                                                         

山口君、3R後半から、やっと前向きに打ち合ようになって、

4R、正面切った殴り合いになったんだけど、

より強い気持ち、残ってたのは藤井君の方で、3-0勝ち。

40-37、39-38×2ってのは、前の試合と全く同じスコアだったな。

                                                          

山口君、スタートから気持ち出すようにしたら、強いパンチ持ってるんだから、

すぐ勝てると思うけどなあ。

                                                          

                                                          

◆斉藤明君(金子)×松尾実君(MT)……55㎏ 4R

1勝(1KO)1敗の29才・東京都と、1勝0敗の25才・福岡県。

                                                         

二人とも、リーチあってバランスのとれた、いい体つきしてんだけど、

とにかく初めっから、クリンチだらけで、元気貰いにくい試合だったなあ。

                                                        

特に斉藤君、ブーンって万振りして、あとは抱き付くって戦法なんだけど、

それ、ことごとく外れで、そのうち、松尾君にドコドコ殴られてしまって、

足元バタバタし始めて、3R、残り45秒ほどのとこで、

2~3発、大きいの喰らったとこで、レフェリーストップかかったんだけど、

セコンドからのタオル投入が、ほぼ同時だったね。

                                                        

                                                          

◆橋元納(金子)×伊澤祐輔(石神井S)…SL 4R

2勝3敗の26才・石川県と、2勝(2KO)1敗の27才・宮城県。

                                                       

伊澤君、橋本君より大分ガッチリした体してんだけど、

これがまあ、よくぞプロテスト通ったなあってほどのメチャクチャボクシングで、

上下のバランスなんか全く無いし、パンチも殆どがオープンだし、

ただドタドタしてて、なんだか、チェ・ホンマンみたかったなあ。

                                                          

橋本君、相手がガサツに振って来るとこ、隙間狙って鋭く振れば簡単なのに、

なかなか巧くできなくて、結局最終ラウンドまでいってしまったな。

                                                          

その4R、最後はホント、ヒドかったなあ。

結局、40-36、39-38、38-39の2-1で、橋本君の勝ちなんだけど、

スコアも、試合と同じくらい、メチャクチャだったな。

                                                          

                                                        

◆森田淳年志君(笹崎)×永山大輔(コ―エイ工業小田原)

                            ……SW 4R

3勝(1KO)3敗1分の31才・北海道と、4勝(3KO)6敗の30才・神奈川県。

                                                         

二人とも、この階級にしては、動き、トロっくさくなくて、

森田君、ホント、キビキビしてるんだわ。

                                                          

2R、顔面紅潮してるのは、細かいの沢山喰らってる永山君なんだけど、

森田君も、左目の上、ヒットカットしてしまって、混戦模様。

                                                           

3R、お互いの距離詰まっていって、消耗戦に近い乱打戦になったんだけど、

永山君の方が、シンドそうな感じ浮き出てきて、でも、渾身のファイトで、

4R、1分過ぎ、永山君、北西コーナーに追い詰められてしまって、

森田君の連打に対して、反撃できなくなったとこで、レフェリーストップエンド。

それでも、二人とも最後まで、男らしいボクシングだったよ。

                                                        

                                                        

◆川瀬広倫君(協栄札幌赤坂)×舟木隆太君(協栄)

                            ……SFe 4R

4勝(1KO)3敗1分の23才・新潟県と、4勝(2KO)1敗1分の22才・22才。

                                                          

川瀬君、上体柔らかく使って、上下のコンビネーションとても巧いんだわ。

一方の舟木君、ちょっと剛腕系なんだけど、バランスもとってもいいね。

                                                           

1R、舟木君、左目の上ヒットカットされたんだけど、パンチに力こもってるな。

                                                       

2R、細かい鋭いのを山ほど打ち込むの、川瀬君、とっても上手で、

3~4発目まで、ちゃんと打てて、舟木君、顔面徐々に赤くなっていってる。

                                                         

3R、川瀬君、ボディブローの意識も高くて、見栄え、とっても良くて、

残り40秒ほどのとこで、相手のマウスピースフッ飛ばしてたな。

                                                          

このラウンドから、最終4Rの最後まで、二人とも、それぞれ持ってるモノ全部出しで、

最後までスピードに満ちた、気持ちに溢れたボクシングで、

場内、大拍手で、気持ち高まったなあ。

                                                            

結局、40-37×2、38-38っていう2-0で、川瀬君っていうのは、

いざ採点となると仕方ないんだけど、とってもいい試合だったよ。

                                                           

                                                          

◆後藤俊光君(金子)×早坂真佳君(ワタナベ)…Fe 8R

7勝(2KO)6敗1分の27才・長野県と、7勝(1KO)6敗2分の32才・北海道。

                                                        

後藤君、気持ち前面出しのガンガンサウスポーで、それに比べると早坂さん、

ちょっと、ひ弱なバッタって感じで、パンチスピードにも大分ハンデあるんだよなあ。                                                         

で、動き回って距離取って、長いストレート打てれば、ペース掴めるんだけど、

詰まって、ショートブロー合戦になると、まるで歩が悪いもんで、

戦い方絞られるんだけど、でも、この戦略で勝ち越してるのは立派。

                                                           

一方の後藤君も、離れた距離不得意なもんで、

つまり、要するに、二人とも、真逆の不得意科目抱えた同士なもんで、

どっちが得意のフィールドに呼び込めるかが勝負のポイントなんだよね。

                                                        

結局、終始、後藤君の詰めの方が、早坂君の足を上回って、

そこそこのパンチ、打ち込むことできて、途中、早坂君もいい場面作ったんだけど、

3R終盤、左右のパンチ、連続で打ち込まれたとこで、レフェリーストップ。

                                                       

                                                          

◆須江伸太郎君(KS)×金田淳一郎さん(白井具志堅)

……Mm 8R

7勝(4KO)4敗の27才・長崎県と、20勝(13KO)4敗1分の28才・大分県。

                                                          

二人とも、戦う気持ち溢れた、いいボクサーなんだよね。

                                                             

1R序盤、左アッパー混ぜた攻撃、須江君、とっても良くて、

金田さん、ちょっと惑わせたんだけど、流石金田さん、鋭いワンツーで押し戻して、

ホント、強いパンチなんだよなあ。

                                                          

2R、金田さん、下がる時、ちょっと直線的なもんで、そこんとこ突かれて、

2~3発いいの喰らって、ヒヤヒヤもんだったんだけど、

ここでも上下の打ち分け含めて、有効打数としては、充分取り返してたな。

                                                          

3R残り1分、一発いい右当てたのをきっかけに、金田さん、怒涛のラッシュで、

そこからの1分間、丸々攻め続けで、こういうとこが凄いんだよなあ。

須江君、もう大分弱ってしまって、危ない、危ないだったんだけど、何とか凌いだな。

                                                         

4R、驚いたことに、須江君、殆ど回復してるんだよなあ。

で、そうなると、金田さんの打ち疲れ、心配だったんだけど、

でも、流石ランク3位、そんなとこ、全く表に見せないで、

残り20秒からの、二人の打ち合い、壮絶だったんだわ。

ゴング鳴った時、金田さんも、左目上ヒットカットされてたなあ。

                                                         

5~6R、金田さんのハードパンチ、幾つ喰らっても須江君、驚くほど打たれ強いし、

気持ちも強いし、フットワークと連続攻撃では敵わないもんで、

相手の打ち終わり、一心に目がけて倒す気満々のボクシング続けてたなあ。

                                                         

それでも、やっぱり、細かいコンビネーションとスピード、フットワークの点で、

金田さん、終始の圧倒で、実に見栄えが良かったんだよなあ。

                                                          

そして7R、20秒位が過ぎたとこ、金田さん、右アッパー当てて一気攻勢かけて、

そこから、また3Rのような猛然ラッシュで、まだそんなスタミナ残してたかってほどで、

須江君、それまでのダメージもあったし、今度は流石に耐えきれなくて、

北側ロープに押し込まれてしまったとこで、レフェリーストップ。

                                                          

ゴルフでもハンデ5以下ってのは、同じシングルプレーヤーでも世界違ってて、

それ、ボクシングも同じだって思ってて、うまいことランクインすることはあっても、

5位以下のランキングを維持するってのは、それこそ至難だと思うんだよね。

                                                        

で、流石金田さん、見事にそれ見せてくれて、実に感激だったよ。

                                                        

それにしても、須江君、この戦績で、ホント良くやったって感じで、

今後は、どう当てるかだけじゃなくて、当てられない工夫に力注いだら、

もっと、上へ行けると思うんだけどなあ。

                                                       

2010年9月 9日 (木)

溜まった分のエキサイトマッチ(Ⅰ)

◆マルコ・アントニオ・バレラ×アダイルトン・デ・ヘスス

                           ……SL 10R

65勝(43KO)7敗1NCの36才と、26勝(21KO)4敗の31才。

                                                          

バレラ、SFからスタートしてSLって、これで7階級目で、これで74戦目で、

168㎝しかない、ただの小太りのオッサンなのに、凄いよなあ。

                                                        

1R、バレラ、13か月振りだってのに、プレス掛けながら、いきなり左トリプルなんて、

もう全開で、少しプニョプニョしてんだけど、髭の無いマリオみたいだね。

                                                       

2R、ヘスス、ビッグネーム食う大チャンスだってのに、何だか手数少ないし、

ボディ弱いのか、ファールカップ上げ気味だし、攻め込みも甘いよなあ。

                                                       

バレラ、そこんとこ突いて、またもやの左トリプルから、その後の右クロスで、

ヘススの右膝カックンってさせて、やっぱりチャンピオンったって、

ブラジルのボクシングレベルってのはこの程度かって、感じだったなあ。

                                                            

これ以降も、ヘスス、腰引き気味だし、極端にローブロー嫌がってるし、

ガンガン打っていかないし、恐ろしいほど単調な攻撃だし、

要するに、バレラ復帰に向けた、ブラジリアン・ワンワンボクサーとしての役割、

完璧遂行ってことで、バレラ、安心して自分のボクシング、確かめながらやってたね。

                                                          

そうだとしても、やっぱりバレラ、左の使い方抜群に巧いし、当て勘良くて、

8R当たりでは、ヘスス、大分顔腫れてきて、倒し頃になったんだけど、

敢えて行かない、調整試合なもんで、フルラウンド消化して、

最後まで、スピード保ちつつ、色んな動き確認してたみたいだったな。

                                                          

結局、100-90、99-91、98-92って、バレバレの3-0で、バレラなんだけど、

こっちにしてみれば、久し振りにバレラ見れたなってことで……。

                                                          

                                                        

◆フリオ・チャベス・ジュニア×ジョン・ダディ

40勝(30KO)1分1NCのWBC SW1位の24才と、

29勝(18KO)1敗のWBC M6位の24才。

                                                          

チャベスジュニアは赤、ダディはグリーンのエバーラスト。

この試合、凄かったのは、ダディの頑張り。

                                                           

1R、ダディ、左ジャブも良く伸びるし、ガンガン攻勢かけてって、

2Rに入っても、詰めてるのはダディで、チャベスのキツイのを喰らっても、

全く怯むことなくて、男気満々なんだわ。

                                                          

4R、接近戦でのチャベスジュニアのショートブロー見事で、カウンター含めて、

テクニック圧倒してて、流石のタフマン、ダディも少しヨレ気味になってて、

5Rも、横っ面張られて、アゴ跳ね上げられてんだけど、彼、絶対下がらないし、

顔面大分腫れてきたんだけど、戦う気持ちに全く変わりなくて、やるなあ。

                                                         

6R、二人、頭寄せ合って、普通ならゴニョゴニョになってしまうとこ、

お互い、ショートフックの捻じ込み合い、どんだけ力込められるかって競い合いで、

やっぱり、チャベスジュニアの方が、パンチ重そうだったなあ。

                                                          

殆どのラウンド、有効打的にはチャベスジュニア圧倒し続けてるんだけど、

9R、左ボディからの必殺右フック直撃させた時は、ダディ、思わずグラッとして、

これは、危ないってとこから、ダディ、猛烈な巻き返しで、

どこから、そんな気持ちが湧いてくるのかってほどの頑張りなんだよなあ。

                                                         

10R、顔ヒン曲げられて、体のけ反らされてるってのに、ダディ、まだ諦めないで、

その辺から、レフェリー、ダディの目の色、覗いっぱなしだったんだけど、

結局、一度もダウンすることなく、最後の最後まで、ダディ、男だったんだわ。

                                                        

120-108、117-111、116-112って、3-0チャベスジュニアだったんだけど、

結構バラついてて、ダディに感情移入してしまったジャッジがいたみたいだね。

                                                          

                                                         

◆ダニエル・ジェイコブス×ディミトリ―・ピログ

20勝(17KO)0敗のWBO M1位の23才と、

16勝(13KO)0敗のWBO M2位の30才。

                                                        

二人とも、エバーラストの黒。

                                                         

1R、ロシア人のピログの方が、大分デカイんだけど、上体は柔らかいし、

よくプレス掛けてるし、早い動きのジェイコブスに充分対応できてんだわ。

                                                       

2R、始まってすぐ、20秒ほどのとこで、ピログ、ジェイコブスをコーナーに詰めて、

ボディ、顔面って左を連打した後、右ストレート直撃させることできて、

何と、デラホーヤの秘蔵っ子、ジェイコブス、膝ガックンってなって、

もう少しで、ダウンしてしまいそうで、時間たっぷりあるし、ホント、ヤバかったんだけど、

ここは何とか凌いで、ピログの詰めの甘さにも助けられたんだよなあ。

                                                          

3R、ジェイコブス、このままじゃダメだって、スピードアップして、

サウスポーにチェンジしたり、色々目先変えて、反攻開始ってことで、

4R、元々動きは圧倒してたし、細かいパンチも早く、鋭く打てるし、

一方のピログ、ちょっと狙い過ぎか、手数減ってしまって、特にリードブロー全くで、

いよいよ、っていうか徐々にジェイコブスのペースになっていったんだわ。

                                                         

ところがところが、5R、1分過ぎくらいかなあ、

ピログ、左、右、左、左って、ピログ、チョンチョンパンチで、

ジェイコブスをロープに追い詰めたとこで、相手の左に被せて、

右フック、クロス気味にブチ込んだら、それ顔面直撃で、ジェイコブス、仰向けダウン。

                                                        

ジェイコブス、カウント聞きながら、タイミング計って起き上がろうとしてたんだけど、

そういう風に見えたんだけど、何とここで、レフェリーがストップしてしまって、エンド。

                                                          

自分には、ジェイコブスが、意識的に休んでたように見えたんだけど、

彼も、物凄く文句言ってたなあ。

それにしても、強いの、まだまだいるんだなあって、思ったな。

                                                            

                                                           

◆ファン・マヌエル・ロペス×バーナベ・コンセプション

28勝(25KO)0敗のWBO Feチャンピオン、サウスポーの27才と、

28勝(15KO)3敗1分のWBO Fe5位、22才。

                                                           

プエルトリコ対フィリピン。

二人とも、ピンクのレイジェス。

コンセプションってボクサー、何か好きなんだよね。

                                                         

1R、1分過ぎ、いきなりの大殴り合い大会突入なんだけど、

ロペスの重いパンチに、コンセプション、簡単にロープまで飛ばされてしまって、

その後、詰め合っての小さなパンチの交換で、コンセプション、ダウン。                                                             

体の大きさ、それ程変わんないんだけど、とにかく、ロペスの体圧凄いんだわ。

                                                            

このまま一気攻めで、いきなりの結末かって連打だったんだけど、

残り20秒位のとこ、打たれながらもコンセプションがヒョイって振り出した左フック、

それ、ちょっとオープン気味だったんだけど、とにかく、それまともに当たってしまって、

今度は、ロペスがダウンしてしまって、もう場内大騒ぎ。

あれ、完璧、油断だったなあ。

                                                         

コンセプションに貰ったパンチ、それ程力こもってなかったもんで、

2R、ロペス、全くダメージ残ってなくて、リスタートだって気持ち込めてて、

一方のコンセプション、結構、引きずってて、始まって20秒頃かな、

ロペスの強烈左ストレート、モロにアゴ先に喰らってしまって、

コンセプション、またもやの吹っ飛びダウン。

                                                         

何とか立ち上がったコンセプション、明らかに力負けしてるんだけど、

とにかく、ロペスの打ち出しに、思いっ切りの右、振り出して、頑張る頑張る。

                                                          

でも、やっぱり、基本的な力の差明確で、残り30秒、またもやの左、今度はフックで、

コンセプション、この日、三度目のダウン。

誰の目から見ても、もう無理なのは、明らかなもんで、ここでストップエンド。

                                                          

これだけ、力の差見せつけられてしまうと、コンセプション、

モチベーションの維持、シンドイだろなあ。

それにしても、油断大敵ってのは、ホントなんだよなあ。

                                                           

2010年9月 8日 (水)

雑、雑、雑……。

夕方から雨ってことだったんだけど、朝7時過ぎから、もう降り始めてて、

ここんとこの猛暑、一段落しそうで、有り難いこってす。

                                                       

自分、毎日夜寝る時、NHKのラジオ、つけっ放しなんだけど、

1時直前に、世界の天気予報ってのやるんだけど、

ここんとこ、日本が世界で一番気温が高いってこと多くて、

南半球は冬なもんで、オーストラリアとかブラジルが30度未満なのは納得なんだけど、

パリ、モスクワは勿論、北京、香港、ニューヨーク、ロサンジェルスなんかも、

相手じゃなくて、驚くのは、シンガポールやニューデリーも凌駕してるってことで、

暑いはずなんだわ、凄いね、今の日本。

                                                       

で、自分の家のエアコン、大活躍なもんで、先月の電気代もそこそこだったんだけど、

今月分の請求書見たら、先月より5,000円以上も上乗せになってて、

それ、殆どが自分がらみなもんで、ちょっと肩身狭いんだよね。

                                                                                                                  

そのエアコン、ガンガンかけながら、先週見た映画沢山あって、

“ブラック・ウォーター” と “ヘルシング” は大外れで、途中削除だったんだけど、

“ソルジャー” “エンバー” “スカイクロラ” “ゴースト・イン・ザ・シェル” “逃亡者”

“七つの贈り物” “地球が静止する日” なんかは、そこそこ面白かったな。

                                                         

昨日の夜は、アガサ・クリスティの“ナイル殺人事件” 初めて見たんだけど、

事件起きた瞬間から、犯人はコイツラじゃないかってピンと来て、

それ大当たりで、全くの拍子抜けだったなあ。

“名探偵コナン” なら30分で済むとこ、二時間もかかって、って感じだったなあ。

                                                         

ただ、この映画の音楽担当してたのが、二―ノ・ロ―タっていうのが新鮮な驚きで、

あの “ゴッド・ファーザー” のテーマ作った音楽家だったもんでね。

                                                         

                                                         

久し振りに、娘が二泊してって、音楽とか映画の事、色々話して面白かったんだけど、

ディープ・パープルのベストライブとか、他にも60年代の貴重な、ホント貴重な、

ロックバンドのライブもののDVD、ゴッソリ持ち帰ってしまったのは、参ったな。

あれ、返してくれるのかなあ……。

                                                          

それにしても、我が子ながら、息子といい、二人とも、渋いテイスト持ってるし、

生き方、暮らし方にも、自分遥かに超えた、一本のスジ通してるし、エライよなあ。

自分なんか、ホント、行き当たりバッタリで、それ近場で見てたもんで、

ああなっちゃマズイなって、反面教師としては優秀だったのかなって、思うんだよね。

                                                          

それから、9月5日のホール記事には、沢山の人達見に来てくれて、

こんな、コメント欄も開放してない、閉鎖的で片寄りがちのブログなのに、

1,000近いアクセスあって、驚いてしまったなあ。

                                                         

ああ、あの、途中で休憩したり、帰っちゃう人でしょって言われたことあって、

肩身狭いんだけど、色んなボクシングがあって、色んな見方もあるんじゃないかって、

自分なりの決着付けてるつもりなもんで、何卒、広い心でってことで……。

                                                       

2010年9月 6日 (月)

後楽園ホール・9月5日

昨日の東京ドーム、都市対抗で大賑わいだし、日曜でWINSもやってるし、

恐ろしいほどの人だらけだったもんで、秘密の裏道からのホール入り。

                                                         

前の日に劣らずの多入りで、久し振りのマチネ―というか、昼間ボクシングで、

この日は、最強後楽園の決勝戦。

事前の予想が覆されたのは、第一試合と、最後の試合だったな。

                                                        

                                                       

◆ブンブン東栄さん(一力)×田中教仁さん(ドリーム)…Mm 8R

15勝(9KO)4敗1分のランク1位、24才・フィリピンと、

12勝(6KO)3敗のランク2位、25才・東京都。

                                                         

東栄さんの方が10㎝以上背高いし、リーチもあるし、KO率高いもんで、

実は、田中さんキツイんじゃないかって、思ってたんだよね。                                                         

その田中さんには、東上剛さんと中嶋孝文さんがセコンドに付いてるよ。

                                                        

1R、二人とも、ユックリスタートするって感じじゃなくて、動きに自信持ってるみたいで、

で、東栄さん、いつもの足の長い右ジャブ、快調で、続きの左ストレート軽いし、

田中さんも、飛び込みのタイミング計りながら、距離一杯の右フック振るってるよ。

                                                         

始まって1分弱のとこ、東栄さん、少し雑な、体から手離れるようなパンチ出しの瞬間、

田中さん、いきなりの飛び込みざま、短い手、思いっ切り振りまわして、

それ、多分左だったと思ったんだけど、もしかしたら間違ってるかも知れないけど、

とにかく、万振りロングフック、直撃させたら、それ一発で東栄さん、ダウン。

                                                        

まるで重量級の倒し方で、東栄さん、効いてしまって、

田中さん、もう、ここぞのメチャ打ちで、1分40秒辺り、赤コーナー辺りで、

今度は、思いっきりの右フック、伸び上がりながらブチ込んだら、

東栄さん、ドーンって仰向け直撃ダウンで、はずみで、マットに頭打ってしまって、

瞬間のレフェリーストップ、即担架だったんだわ。

                                                        

体格的なハンデ克服するのに、普通よくあるのは、とにかく相手に取り付いて、

後はゴニョゴニョボクシングってのが圧倒的に多いんだけど、

こんな風に、相手の長い手かいくぐって、一瞬の飛び込みざまに、

強打ブチ込むっての見せられると、そうだよ、そうやればいいんだよって、

ホント、感動的だったんだわ。

                                                          

田中さんにサイン貰ったのは、ランク7位の時だったんだけど、

来年の八重樫東さんとのタイトル戦は、とにかく物凄い打ち合いになると思うな。

田中さん、あなたの負け予想してしまって、ホントにスンマセンでしたです。

                                                                                                                  

                                                        

◆小林タカヤスさん(川島)×吉田拳時さん(ワタナベ)…F 8R

16勝(2KO)3敗2分のランク3位、31才・福井県と、

17勝(5KO)9敗のランク2位、33才・宮崎県。

                                                           

とっても申し訳ないとは思ってるんだけど、自分の身勝手な嗜好の関係で、

吉田さんの試合、最近殆ど見てないし、KO率10~20%同士のF級ってのは、

もう延々か、ヘタすると頭突き、もみ合い勝負ってことになりやすいもんで、休憩。

                                                          

どっちが勝っても、清水智信さんにはキビシイだろうなあって、思ってたんだけど、

優位引き分けで、小林さん、勝ち上がりだってね。

                                                       

                                                          

◆臼井欽士郎さん(横浜光)×岩佐亮佑さん(セレス)…B 8R

19勝(9KO)2敗のランク1位、30才・宮崎県と、

7勝(5KO)0敗のランク4位、20才・千葉県。

                                                         

正直、臼井さんがこんなに、完膚なきまでやられてしまうとは思ってもみなかったな。

                                                         

足細い分、岩佐さんの方が上背あるんだけど、第一試合ほどの体格差じゃないし、

臼井さん、歴戦、激戦の勇者だし、最終的には、岩佐さんが巧いことポイント重ねて、

勝つだろうとは思ってたんだけど、これほど一方的になるなんて……。

                                                           

1Rの開始ゴングから始まって、倒された4Rまで、

臼井さん、もう全く勝負になってなくて、見たままの子供扱いされて、

一発も当てることできなくて、結局何もできないまま、KOされてしまったんだわ。

                                                          

岩佐さん、前の手の手さばきで圧倒しながら、リーチとフットワークの優位と、

上体の柔軟さ生かして、パンチの緩急抜群だったし、

色んな角度から色んなパンチ打ち込んで、相手が入って来るとこには右アッパー、

引いてると見ると、立て直す前に更に追撃するし、臼井さん、全く立ち往生なんだわ。

                                                          

2R、それまでに、かなり当てられまくったもんで、臼井さんの顔面、もう赤くなってて、

3Rには口の中切るし、何もできない自分に、臼井さん、苛立ち気味だったなあ。

                                                        

4R、1分過ぎ、岩佐さん、比較的長い距離の左ストレート、一発直撃させたら、

臼井さん、グラッとしてしまって、その直後、グイッて詰め寄った岩佐さん、

即効連打から、力こもった、またもやの左ストレート、ブチ込むと、

臼井さん、北西のコーナーポストまで飛ばされてしまって、

立ってはいたんだけど、そこでレフェリーストップだったんだよね。

                                                          

初めの直撃の後、臼井さん、目を大きく見開く所作、何度もしてたんだけど、

その時点で、既にちょっと視界に問題あったんじゃないかなあ。

                                                         

岩佐さん、これまで無敗ではあったんだけど、勝敗ってのは相手あってのことだし、

って思ってたんだけど、彼、ホンマモンで、彼の引き出し、まだまだありそうで、

山中慎介さんとの一戦は、来年のチャンピオンカーニバル一番の試合になるね。

                                                          

                                                         

◆木原和正さん(ウォズ)×上野則之さん(ワタナベ)…Fe 8R

11勝(4KO)1敗1分のランク1位、26才・京都府と、

12勝(4KO)9敗4分のランク2位、28才・栃木県。

                                                          

木原さん、実物見るの初めてだったんだけど、

正直、全く、全然面白くないボクシングで、アマのポイント稼ぎみたいで、

そんな相手に、上野さんも情けなくて、ガンガン攻め込んで、

こういうのが後楽園ボクシングってとこ見せて欲しかったんだけど、

相手のカウンター警戒し過ぎて、なかなか行かなくて、もう詰まんない、詰まんないで、

これが、1位と2位の戦いかって、ホント、枯れ場のフェザー級って感じの試合で、

関係者以外、場内、ザワザワ私語だらけだったなあ。

で、3R終わったとこで、再度の休憩タイムゲット。

                                                        

結局、木原さんの判定勝ちらしいんだけど、

李冽理さんに、あっという間に蹴散らされるの、目に見えてるんだけど、

李さんが世界戦に向けて、返上するってことも考えられるし、

でも指名試合期限、3月11日だし、どうなるんだろうね。

                                                        

                                                         

◆小出大貴さん(緑)×中森宏さん(平仲BS)…L 8R

16勝(6KO)2敗2分のランク5位、24才・愛知県と、

28勝(15KO)2敗1分のランク8位、26才・宮城県。

                                                         

1R、倒す気満々同士のスリルに満ちたスタートだったんだけど、

小出さん、ちょっと大きく振り出し過ぎで、体から手、離れ過ぎで何だかヤバそうって、

見てたんだけど、中森さんの方が、パンチの精度高くて、

残り30秒ほどのことで、中森さん、右フック一発で、いきなりロープダウンゲット。

                                                         

これは早い回に終わるかって思ったんだけど、中森さん、意外に一気に行かなくて、

小出さんの負けん気も半端じゃなかったもんで、試合は7Rまでいってしまって、

正直、中森さんの攻めベタが原因で、時間かかり過ぎってのが感想なんだわ。

                                                        

元々、中森さん、それほど器用なボクサーじゃないんだけど、

この試合でも、あれだけ弱った相手に、カウンター全く打てなくて、

強くは打つんだけど、緩急もないし、コンビネーションの工夫も無くて、

5Rなんか、2~3発直撃させて、相手、鼻血ブ―なのに、詰め全く甘アマで、

相手がダラーンって打ち込んで来るとこ、思いっ切りの右フック合わせれば、

簡単に仕留められのになあって、思ったんだけど、そう簡単にはいかないのかなあ。

                                                         

それにしても、レフェリーがストップ掛けた時は、ゴング鳴った後だったんだけど、

それでも、もう何だか勝てそうもないし、微妙だけど、TKOでもいいかあって、

小出さんサイドも思ってたのかも知れないね。

                                                       

JBCの役員からも、ジャッジ達からも何もなかったけど、

ストップは、ゴングの第一撃じゃなくて、第二撃の後だったからね。

それ確実だからね、そういうとこ、自分、異常に敏感なんだよね。

                                                           

ただ、中森さんをしても、今の荒川仁人さんを破るのは、無理だと思うけどね。

                                                        

◆下川原雄大さん(角海老)×渡部あきのりさん(協栄)

                            ……W 8R

14勝(5KO)5敗2分のランク5位、28才・東京都と、

20勝(18KO)4敗のランク6位、25才・福島県。

                                                           

下川原さんが勝つには、前半、適度に流しながら体力温存して、

あきのりさんのスタミナ消耗待つって戦法じゃないかって思ってたんだけど、

実は、下川原さん、ストライドは大きいんだけど、フックワークそのものは、

華麗ってほどではないもんで、やっぱり闘牛士のようにはいかなくて、

それに、殴りかかってくるのを交わし交わしってのは、彼の信条には反するし、

ってんで、やっぱり1Rから予想通りの大殴り合戦突入さ。

                                                         

1R、始まってすぐの、観客包んでた極度の緊張感が一段落して、

このまま、お互いまあまあで、終了するのかなあって思ってた、残り1分切ったとこ、

あきのりさんの左ストレート一閃で、下川原さん、東南ロープ際で、腰落としダウン。

                                                          

大ダメージではなかったんだけど、近い距離で殴り合うと、

パンチ回転力と、パワー系スピードで、やっぱり、あきのりさん、絶対優位なんだわ。

                                                         

2R、あきのりさん、意外と芸細かくて、返しの返しまで、チャンと打っていって、

それが、合わせに行った下川原さんに被害与えてるし、

最近は、ただのバカ振り系ボクサーじゃなくなってて、驚くんだけど、

下川原さんも、徐々に、あきのりさんのリズム感、掴みつつあるみたいで、

一方的な展開にはならず、踏ん張って打ち返してるのが結構有効で、

一瞬、あきのりさんの手数落とさせてるんだわ。

                                                         

3R、1分過ぎ、多少荒くはあるんだけど、二人の殴り合いは、この日一番熱くて、

デカ男の必死の、正面切った、打たれ強さを競うようなバチバチ戦に、

もう場内大盛り上がりで、それ、どっちかの直撃弾で終わるってほどで、

あきのりさんの消耗度もかなりのもので、同時に下川原さんの打たれ強さも見えたね。

                                                          

4R、超乱打系根性戦になると、やっぱり、あきのりさんに一日の長あるわけで、

ここまで、予想以上の頑張り見せてた下川原さんだったんだけど、

1分半過ぎ、あきのりさんに、勢いのいい左、続けざまに幾つもブチ込まれて、

下川原さん、南東コーナーポストにフッ飛ばされてしまって、

反撃できなくなったとこで、納得のレフェリーストップエンド。

                                                          

それにしても、下川原さん、3R、惜しかったよなあ、あと一発の直撃あったら、

全く、逆の結果だって、充分あったと思うんだよなあ。

勝負のアヤってのは、ギリギリのとこでは、いつでも微妙なんだよなあ。

                                                        

来年のチャンピオンカーニバル、沼田康司さんと加藤壮次郎さんの勝者とだけど、

沼田さんとなら、沼田さん、加藤さんとなら、タイトルゲットだと思ってるんだよね。

ただ、あきのりさんと加藤さん、同門だけどね。

                                                       

                                                          

◆胡朋宏さん(横浜光)×氏家福太郎さん(新日本木村)

                            ……M 8R

7勝(7KO)0敗のランク3位、22才・兵庫県と、

15勝(10KO)7敗1分のランク2位、29才・東京都。

                                                          

氏家さん、ほぼ二勝一敗の戦績だし、ポイントになる大きな試合には勝ててないし、

一方の胡さん、オールKO勝ちの全勝だし、若い登り竜だし、自分試合全部見てるし、

どう考えても、胡さんでしょ、何ラウンドまでかってのが、ポイントでしょって、

思ってたもんで、タマゲタなあ、胡さん、4Rにブッ倒されてしまったんだよなあ。

                                                         

1R、明らかに、氏家さんの方が慎重で、牽制用の軽いパンチ以外、

自分の方からは攻めていかなくて、そういうの、2Rも同じ感じなもんで、

胡さん、ちょっとやりにくそうではあったんだけど、

相手の打ち終わりに狙い付けながら、徐々にペース握っていったんだわ。

                                                           

3R、いよいよこれからだぞって見てたんだけど、

氏家さんも、少し前攻めするようになってきて、胡さん、いいのを二発ほど喰らって、

それでも胡さん、このクラスにしては、連打の鋭さと軽快さ、度を超えてるもんで、

惚れ惚れしてしまうほどの、パフォーマンスなんだよなあ。

                                                          

4R、胡さん、力勝負なら敵ナシなんだけど、実はもう一工夫あると万全で、

軽いフェイクや、誘い捨てパンチ作戦なんか使えるようになると、いいけどなあ、

でも、今んとこはまだ要らないかあって見てた、1分半近く、

北西コーナー間近のとこ、距離詰まって、ガチャガチャって交錯した時、

胡さん、何と、氏家さんの左右続けて浴びてしまって、その場でロープダウン。

                                                        

それほどの大打撃じゃないように見えたんだけど、あれれれ、胡さん、効いてるぞお。

                                                       

顔面思いっきり殴られた経験ある人は、分かると思うんだけど、

殴られるとね、ガ―ンってショック、勿論あるんだけど、

何だか、口開いてしまったままみたいな感じして、思わず殴られた近辺なでるし、

口を大きく開けたり閉めたりして、違和感確認してしまうんだけど、

胡さんも、三回も四回も、口、大きく開け閉めしてたもんなあ。

                                                          

残り時間、あと1分以上あったんだけど、

体力回復させながら、何とか凌ぎきれそうだったんだけど、

あと20秒切ったとこ、またもやの追撃受けてしまって、

最後は右ボディだったと思うけど、赤コーナー近くで、ドッターンって大ダウンで、

多分、その前にもう、力尽きてたんだと思うけど、

カウント始まったとこで、セコンドから、タオル投入されて、ジ・エンド。                                                      

やけに大きく広がって舞って、真っ白なタオルだったなあ。

                                                         

これ、どういう風に捉えたらいいのか、呆然としてしまって、

タオル見た途端、ホール出たもんで、その後、どんなだったか、

胡さん、元気にリング降りたのか、見てないんだよね。

                                                       

                                                          

外に出たら、WINS終わりの、ドス黒い塊とバッティングしてしまったもんで、

小石川後楽園のそばで、暫く、頭冷やしながらやり過ごしたんだわ。

                                                          

2010年9月 5日 (日)

後楽園ホール・9月4日

エスカレーターのことなんだけど、最近気付いたんだけどね、

本体とサイドのベルトとで、進む速度が違うってこと、たまにあるっての知ってた?

                                                        

それまではあんまりベルトに触るってことしなかったんだけど、

ある時、ちょっと i-phone の画面から目離せない時あって、

ベルトの上に左手乗せながら見てたら、i-phone が段々遠のくってことがあって、

あれれれれーって感じだったもんで、それからは、あっちこっちのエスカレーター、

確かめてみたんだけど、いろんなとこに、そういうの、結構あるんだわ。

                                                         

それほど長くないのだと、そういうこと、まずないんだけど、

実は、自分の家の近くの地下鉄の登りエスカレーターも、そうなんだよね。

                                                          

どれも、それ程恐ろしいほどの進行差があるわけじゃなくて、

そんなのだと、すぐ大問題なもんで、ホント、実際は微妙なとこなんだけど、

最近は見つけると、何だか大発見したような気分なんだよね。

                                                            

それとね、最後に付け加えると、本体よりベルトの方が進行速度が遅いってのは、

まだ出会ったこと無いんだけど、一度遭遇してみたいって思ってるんだよね。

                                                           

                                                           

昨日の後楽園ホールは、初め6試合組まれてたんだけど、

パンフレットに印刷されてた、第一試合、結局相手見つからなかったみたいで、

キャンセルになって、結局5試合、44ラウンドってことだったよ。

                                                         

実際の第一試合、7勝5敗と6勝(2KO)6敗2分のB級戦だったんだけど、

二人とも、余りに動き緩くて、とにかく雑々なパフォーマンスで、

とてもA級間近に見えず、いきなりの休憩タイム。

                                                           

第二試合も、殴り合うより、押し合ったり、もたれ合ったりしてる時間の方が、

長いっていう、日本独特の接近戦に突入なもんで、連続休憩。

                                                         

                                                        

◆金子大樹さん(横浜光)×三谷拓也君(セレス)…SFe 8R

12勝(5KO)3敗のランク10位、22才・愛知県と、

7勝(3KO)5敗2分の23才・千葉県。

                                                         

金子さん、遠目だと、ちょっと胡朋宏さんに似てるね。

この試合から、やっとこさ、ちゃんとしたボクシングになったよ。

                                                         

大柄だし、ランカーだし、やっぱり金子さんの方が圧倒的に威圧感あって、

1Rから、ノッシ、ノッシ、三谷君にプレス掛けてる。

                                                         

でも、三谷君、相手のパンチ交わしざまに右打つの、とっても巧くて、

3R、それ2~3発、打ち込んだら、金子君、鼻血なんだわ。

                                                           

この辺から、金子君、相手のカウンター、警戒し過ぎて、手数減ってって、

何だか自信無さげに打つもんだから、一発目の精度も悪くなってしまって、

フットワークのいい、三谷君に体を入れ替えたとこから打ち込まれる場面増えてって、

全体に見てる時間、多くなってしまったんだわ。

                                                         

5R、観客から金子君に、狙い過ぎるなって声飛んだんだけど、

狙ってる訳じゃなくて、相手の右の返しが気になって、行けない感じなんだよね。                                                         

一方の三谷君、何か行けそうな感じ掴んだみたいで、自信に満ちて来たよ。

                                                         

6R、ここまで、ペースは完全に三谷君だったんだけど、始まって20秒ほどのとこ、

青コーナー近くで接近戦になった時、金子君のショートブロー三発、

軽くだったんだけど、とにかく直撃して、三谷君、思わず、両膝ガックン状態。

                                                          

金子君、今までの劣勢、取り戻すべく必死の追撃なんだけど、

残念、ちょっと、直線的攻撃過ぎで、三谷君のディフェンスかいくぐることできなくて、

結構なダメージあったんだけど、決着つけることできなくて、甘かったなあ。

                                                           

7R、三谷君、大分回復はしてるんだけど、結構動いてはいるんだけど、

明らかにバランス悪くなって、で、金子君、ここは一気呵成なんだけど、

相変わらず鼻血止まらないし、ギアアップできないんだよなあ。

                                                        

最終8R、金子君、鼻血とバッティングで左顔面血だらけの凄いことになってて、

三谷君も、必死のランク取り賭けて、最後の追い込みかけて、

二人とも、ヘロヘロになってんだけど、決して抱き合うようなことなくて、

かなり消耗度高いんだけど、あくまで、男の殴り合いで、そのまま終了ゴング。

                                                          

自分の中では、1~2P、三谷君かなあって思ってたんだけど、

78-78、76-76×2の全くの0-0だったんだわ。

                                                          

                                                          

◆荒川仁人さん(八王子中屋)×大村光矢さん(三迫)

                  ……日本L タイトル戦 10R

17勝(11KO)1敗1分のチャンピオン、28才・東京都と、

13勝(9KO)4敗のランク4位、29才・愛媛県。

                                                           

とにかく、大村さんとしては、ああいう戦い方するしか勝ち目ないっていう判断、

つまり、距離取り合って、まともに打ち合ったら、

テクニック的に、とても敵わないもんで、っていうとこから出た戦法なんだろうけど、

それは正解なんだろうけど、とにかくガード固めて、頭から突っ込んでって、

後は、大フックブン廻して、何か当たれって感じだったんだわ。

                                                          

で、1R開始早々、荒川さん、ちょっと面喰った感じではあったんだけど、

流石だね、すぐにアジャストして、右ジャブとフットワークであしらう形作ったんだわ。

                                                           

あんまり、頭から突っ込むもんで、大村さん、1Rから、いきなり注意受けてたな。

元々、親近感持ってるのは、正直、荒川さんの方だし、

ああいう、工夫も何も無い、雑で荒いだけのボクシング、

何だか、15連続KO中のあきべえさんの下手クソ版みたいで、

で、自ずと興味は、荒川さんがどう対処するかってことに集約されていったんだわ。

                                                         

2R、始まって40秒過ぎ辺り、大村君の、熊でも倒そうとするかのような、

左大ブン廻しの円弧に合わせて、その内側をクロス気味に小さくなぞるように、

荒川さん、右フック、鋭く、カミソリのように振り抜いたら、大村さん、ダウン。

凄かったなあ、華麗だったなあ、荒技師には、ああいうんでなくちゃなあ……。

                                                          

大村さん、何とか立ち上がったんだけど、その後は、もっと荒っぽくなってしまって、

ストップ後の加撃で、減点喰らうし、何か手首の内側で殴ろうともしてたな。

                                                        

3R、これほど荒っぽいボクシングも久し振りで、

大村さん、手と頭、同時に突き出すし、特攻隊みたいに突っ込んでって、

やたらのガツガツ大振り連打なんだけど、それ、殆ど当たらなくて、

もみ合いの中の、荒川さんの、小さく差し込むような左右フックの方が、

圧倒的に効果発揮してたね。

                                                       

この一見、派手さの無い、荒川さんのパンチ、思いの他の効き目あったみたいで、

5R、大村さん、ちょっと体緩み加減になってしまって、

1分過ぎ、軽いコンビネーション当てた直後、荒川さん、

一瞬、大村さんの左サイドに体移動して、ドッコーン一発ブチ込んだら、

大村さん、頭跳ね上げられてしまって、棒立ちになってしまったんだわ。

                                                        

それまでも、相手の直線的な突っ込みに対して、荒川さん、

体入れ替えての、攻撃絶妙だったんだけど、やっぱりこれで決めるかってことで、

トロトロってロープに下がり加減の大村さんに対して、追撃の連打開始したとこで、

レフェリーストップエンド。

                                                         

荒川さん、やっぱ、ドンドン巧くなってて、ああいう相手に、真正面から行き過ぎると、

万が一、刺し違えてしまう場合もあるもんで、ちょっと心配してたんだけど、

結果的には、殆ど殴られてなかったもんなあ。

                                                          

前後左右に鋭く動けるフットワークと、

相手の入りっ鼻に、引っかけ気味の早目の右ジャブってのが、ポイントだったな。

                                                         

                                                       

◆チャーリー太田さん(八王子中屋)×湯場忠志さん(都城レオS)

        ……OPBF、日本 SW タイトル戦 12R

14勝(10KO)1敗1分のチャンピオン、29才・アメリカと、

37勝(28KO)5敗2分のランク1位、33才・宮崎県。

                                                         

場内、満々で、あれっ、加藤善孝さんと土屋修平君、仲良く並んでるし、

ちょっと離れたとこには、近藤明広さんもいるな。

                                                          

驚いたのは、湯場さんの応援の数で、声援の大きさでは、太田さんより上なんだわ。

                                                          

セミファイナルは、荒川さんの圧倒勝ちだろうって思ってたんだけど、

この試合は、正直言うと、湯場さんの方が優位なんじゃないかって思ってて、

これまで戦ってきたメンバーとか、経験とか、あの左ミサイルストレートとか、

色々頭に浮かんで、一方の太田さん、打たれ強いんだけど、

動きの速い相手に攻めあぐむってとこもあったし……。

                                                         

いつものように、湯場さんには、ワタナベジムの加山さんが付いてる。

                                                       

1R、10㎝ほどデカイ湯場さん、ザクザク大きなストライドから、

プレス掛け加減のスタートだったんだけど、太田さんのトリッキーな動き全開で、

湯場さん、太田さんの右に左フック、合わせるんだけど、全くの空振りで、

途中から思ったんだけど、実はこれが湯場さんの歯車の狂い始めで、

6R過ぎても、この返しのフック、全く当たらなくて、つまり湯場さん、

太田さんの出入りや、左右の動きのスピードに着いて行けなくて、

中盤以降、ストレート一本槍の比較的、単調な攻撃にならざるを得なかったんだわ。

                                                           

3R、今度は太田さんが距離詰め出して、リーチ差大きいとこ、

鋭い踏み込みから左ジャブ当て始めたし、見てる人、ワクワクさせるような、

色んなパフォーマンス散ばせながら、湯場さんを翻弄し始めたんだわ。

                                                          

4R、湯場さん、まだ相手の攻撃待ちみたいな感じで、見てる場面多くて、

先に仕掛けないと、ペースとられるけどなあって思ってたんだけど、

ここまでのオープンスコア、39-37×2、38-39の2-1で、太田さん。

                                                       

5R、正面から見るとよくわかるんだけど、荒技系が目立ちはするんだけど、

太田さん、相手が攻めどきの時のガード、ホントしっかりしてて、

湯場さん、攻めどこ見付けられないみたいになってしまって、

却って、湯場さんの低いガードの方が気になり始めたんだわ。

                                                            

6R、一瞬のコンビネーションの美しさ、湯場さん、圧倒してるんだけど、

クリーンヒットは少なくて、この日の太田さんも、フック系とかアッパー少なくて、

二人とも、徐々に、ストレートパンチの差し合いみたいな様相で、

7R、1分過ぎ、その湯場さんの左ストレート、待ちに待った直撃で、

で、太田さん、一瞬、両足揃ってしまって、その後はジリジリ下がり加減で、

一気に展開変わって、チャンスと危機が混在したハラハラ場面に突入。

                                                        

8R、アレーッ、太田さん、急に真面目なワンツーボクサーに変身で、

ガード固めて、やっぱり、湯場さんの左ストレート、強烈ってことで、

でも、その太田さんの真面目ワンツー、結構精度高くて、

湯場さん避けられなくて、唇近辺から出血してるんだわ。

                                                          

ここまでのオープンスコア、77-76、76-77、76-76の1-1ドローで、

ってことは、湯場さんの挽回なったってことで、つまり、ここからが本番ってこと。

                                                          

9R、二人とも、スコア聞いて、途端に慎重になってしまったみたいで、

湯場さん見ながら下がる場面多くなってるし、太田さんも敢えて仕掛けないし、

で、中ほどのとこで、二人が、なんか言い合ったみたいで、

レフェリーから、黙ってやれって注意受けてたな。

                                                          

10R、酔っぱらった安サラリーマン風が、リングサイドにやって来て、

立ったまま、大声出しまくって、後ろが見えないからって、係員に引きずり出されて、

それ二回もやられてる中、

止めろって言ってるのに、相変わらずフラッシュたいてるバカ女の中、

いよいよ激闘は、フィナーレ目前で、ここでまずスパートしたのは、湯場さんの方で、

ガツガツ、ガツガツ攻め込んで、一気に攻勢点取りに行ったんだけど、

なかなか思うように的中させることできないで、徐々に動きにキレもなくなって、

流れの中からチャンスうかがうってことも出来ないで、

終盤、太田さんに仕掛け返えされてたんだわ。

                                                         

11R、太田さん、この日初めての右アッパー直撃させて、

そういうのもあるんだからさあ、って観客騒がせた後、

1分半頃から、二人の大殴り大会始まって、それこそ変わり番この攻勢かけて、

場内、フルボルテージの大騒ぎになっていったんだけど、

的中率は同じくらいだったんだけど、手数で太田さん優位だったもんで、

このラウンド、太田さん根性奪取で、湯場さん、威力ガクッと落ちてしまって、

残り30秒過ぎに気付いたんだけど、顔、エライ、腫れてきたんだわ。

                                                       

12R、双方、最後の必死の殴り合いだったんだけど、

馬力的には、圧倒、太田さんで、湯場さん、腰浮いてしまって、体伸び気味だし、

最後の最後、湯場さん、アゴ跳ね上げられてるし、もう下がる一方だったし、

あと1分余計に時間あったら、倒されてただろなって思うほど、

追い込まれ、打ち込まれたとこで、エンド。

                                                       

結局、116-113×2、115-114の3-0で、勿論、太田さん。

                                                          

太田さん、強いだけかと思ってたけど、巧かったよなあ。

初めトリッキーにやって、相手困惑させて、途中、カッチリオーソドックス見せて、

最後また、トリッキー回帰なんて、信じられなかったなあ。

                                                        

7Rに喰らった左、ダメージ結構あったもんで、ガード重視で体力回復、

だったのかも知れないけど、結果的には、メリハリの利いたいいボクシングになって、

ボディブローとか、返しのフックには、まだ全然モノ足りないとこあるんだけど、

いつも、観客ワクワクさせるパフォーマンス、ホント凄いよね。

                                                        

湯場さん、自分でも気付いてるかも知れないけど、

ウェイト難しかったのか、この日は、全くスピード無くて、相手に着いて行けなくて、

返しのフック、100%空砲だったし、必殺左ストレートも、ミサイルには見えなくて、

ビシュンって感じじゃなくて、なんかドヨーンとした感じだったんだよなあ。

                                                       

11R、渾身のパフォーマンスだったもんで、12Rには余力無かったもんなあ。

自分の知ってる、湯場さん、あんなもんじゃなかったんだけどなあ……。

                                                           

それにしても、太田さん、彼、試合ごとに色んなもの見せてくれるもんで、

ホント、面白いよ。

                                                           

                                                          

今日も昼過ぎからボクシングなもんで、

ナイタ―翌日のデイゲーム控えてる野球選手みたいな感じだなあ。

                                                          

                                                       

2010年9月 4日 (土)

内山高志さんのスパー(Ⅲ)

8月の競馬、結局60レースに参加して、回収率、134%。

1月からの通算では、合計582レースで、回収率、96%ってことで、

要するにマイナスなんだけど、1月から3月までが絶好調だったのに、

4月39%、5月58%、6月0%、7月97%で、特に6月の0%ってのが、致命的で、

それでも、こんとこ上向いて来てるし、あと3分の1、4ヶ月残ってるもんで、

当然、充分挽回可能ってことで、一点、気持ちの込め方に掛ってるんだよね。

                                                        

                                                          

昨日は、エキサイトマッチのこと書くって言ってたんだけどね、

あの後、内山さんのスパーリング情報入って来て、ワタナベジムへ出張ったもんで、

今日はそのこと書くね。

                                                          

                                                          

相手は、先週と同じで、加藤善孝さんと土屋修平君。

                                                         

5時入り、5時半スタートってことだったんだけど、スパー始める30分前入りっての、

どこでも同じみたいで、出稽古の時は、その30分間で、着替えとかストレッチこなして、

バンデージ巻いて、シャドウこなしながらフックワーク確認して、

格上のボクサーの、そろそろっていう言葉で、グローブに手を入れるんだわ。

                                                        

その間、ミット打ちとか、サンドバッグってのは殆どやらなくて、

ひたすら、その日のスパーでのテーマを確認しながらのシャドウなんだよね。

                                                          

二週間で4回目のワタナベジムなんだけど、いつもこの時間にいるのが、

冨山浩之介さんで、まだ試合決まってないもんだから、

後輩のマスによく付き合ってるんだよね。

福原さんも、内山さんと同じ日にタイトル戦控えてるもんで、必ず来てるね。

それに、河野さんも、なんか余裕の動きだよね。

                                                           

それに昨日は、金城智哉さんも話しかけてくれて、世界二つにOPBF二つって、

超豪華メニューの日に、WBO10位のランカーとやるんだって教えて貰ったよ。

それにしても、WBOのランカー破ってランキングゲットしても、

そっちの路線ってわけにもいかないだろうし、ちょっと複雑だよね。

                                                          

昨日は、専門誌やメディア関係の人が三社ばかり来てて、

内山さんと河野さんの取材が錯綜してて、そろそろ集中の時期なもんで、

大変だろなあって思ったな。

自分、NHKの人間かって聞かれて、そおかあ、そんな雰囲気なのかあって……。

                                                        

柴田明雄さんが、内山さんと並んでインタビューって場面もあったな。

                                                          

この日のスパー、内山さんがラウンド数と順番決めるんだけど、

初め加藤さん、で次、土屋君って順番で、

それぞれ4ラウンドづつってことになったんだけど、

素人の自分なんかの考えだと、最初に、比較的楽な相手とやって体ほぐして、

次に、よりハードな相手とやるのがいいんじゃないかって思ってたんだけど、

何せ8ラウンドのノンストップスパーなもんで、

ハードな相手とは、疲れる前にやっておきたいって考え方もあるし、

多分、スパー相手の順番ってのは、内山さんのその日の直感で決めてるみたいで、

そう言えば先回は、土屋君→阪東さん、加藤さん→杉崎さん、だったもんね。

                                                         

VTRカメラ二台回ってる中で、加藤さんとの第一ラウンド始まったんだけど、

もうスパーリングパートナーってほど、回数こなしてるもんで、

二人とも相手の手の内知ってるんだけど、やっぱり結局、内山さんの判定勝ちで、

そりゃ世界チャンプなもんで、当たり前なんだけど、39-37に見えたな。

                                                          

この日の内山さん、前半ボディブロー封印気味で、顔面へのコンビネーション重視で、

上体左右に傾けながら、見栄えのいい、鋭いパンチ打ち込んでたなあ。

                                                          

一方の加藤さんも、ここぞってとこで大ナタのようなフック飛ばすと、

内山さんの体勢崩してしまうほどの威力発揮して、力強いとこ充分見せたし、

きっかけ掴んでの一気攻めの時の迫力は、半端じゃなかったんだわ。

                                                          

そして、3R以降、内山さんの、封印解いた左右のボディ喰らっても、

何でもないように続けてて、ホント強くなったよなあって、

渡辺会長も感心してたもんね。

                                                           

それでも、加藤さんにも今後のテーマ、無かった訳ではなくて、

同行してた佐藤トレーナーも言ってたけど、同じパンチ食らい過ぎるとこあって、

もっと上体の動きに配慮した方がいいってことで、延々、色々勉強なんだよね。

                                                          

グローブはめて、リングサイドで待ち構えてた、土屋君、いよいよ登場。

                                                          

始める前に、今日は一度もストップかけられなかったら、大成功ってことで、

って話してたんだけど、そりゃ内山さん、疲れのピーク近くにはあったんだけど、

それでも、土屋君の頑張り、前回以上で、結局最後まで、一度もストップ無しで、

何と何と、現役世界チャンプにフェイント掛けた後、右ストレート打ち込んだり、

内山さんの右フックに合わせて、左打ち出してみたり、色々やってたよ。

                                                          

それに、前回は、フットワーク不足っていうか、上体の動き足りなくて、

内山さんの強烈左ジャブ、ことごとく喰らいまくってたんだけど、

彼、考えてきたんだと思うんだけど、

ちょっと内山さんに動かされたってとこはあったんだけど、

とにかく、狭いリング、動きまくって、的絞られないようにって、上体振ってたし、

彼、この日は、ホント色々考えたボクシングやってたんだわ。

4R残り30秒ほどのとこから、ちょっと息上がってしまって、

そりゃ、相手が相手なんだから仕方ないんだけど、

一瞬危ない場面あったんだけど、彼、根性出して何とか乗り切ってたよ。

                                                          

終わって、ヘッドギア外したら、右目の周辺にアザ出来てたんだけど、

何喰らったのが原因か、分かんないほどの殴り合いだったんだわ。

それ、多分、3Rの内山さんの右フックが斜めに入った時なんじゃないかな。

                                                                                                                  

終わった時、内山さんは、研究されましたよ、って言ってたし、

一緒に見てた、渡辺会長も、とっても褒めてたもんね。

                                                        

それにしても内山さんも凄くて、一瞬のスピードアップには、加藤さんも土屋君も、

全く為すスベなくて、ディフェンス一方になってしまうほどだったし、

上体傾けながら、左右の強い連打打っても、全然軸ブレしないし、

自分、よくスパーリング中、鏡で、オーソドックスならサウスポー、

サウスポーなら、その反対の映し出される姿見ること多いんだけど、

そうすると、ボクサーの体の動きとかバランスとか、結構分かり易いもんで、

それ、よくやるんだけど、内山さん、もう惚れ惚れするようなサウスポーなんだわ。

                                                           

スパーリングは14オンスグローブでやるんだけど、早くは振れるけど、

ナックルの位置意識して、鋭くってとこまでいかないこと多いんだけど、

内山さん、いっつも人差し指と中指の付け根んとこで、殴ろうとしてるみたいなんだわ。

                                                        

スパーの後のミット打ちの時、今度は8オンスに替えるんだけど、

そのミットに当たる音、これまた凄くて、特別いい音のする特注じゃないか、

ってほどで、見てるだけ、聞いてるだけで気持ち良くなるんだよね。

                                                         

今度の相手、ロイ・ムクリスってのは、アップライト構えの、ちょっとムエタイ風で、

細身長身の胴長ボクサーなんだけど、仕掛け遅いし、ガードが極端に高いもんで、

内山さんの必殺ボディブローで、まあ、5Rまでじゃないかって思ってるんだけどね。

                                                          

それにしても、我らが土屋修平君、彼、普段 Take It Easy らしいんだけど、

ボクシングになったら、 勢いだけじゃない、頭使えるクールなファイターなんだよね。

あんな四回戦、めったにいないから、28日は絶対見ておいた方がいいと思うな。

                                                         

2010年9月 3日 (金)

スンマセン……。

あのね、さっきね、自分はちゃんとブログの下書きしてたんだけどね、

暫く、エキサイトマッチの観戦記書いてなかったもんで、好きなボクサーもいたし、

懸命に書いて、5試合分も書いたんだけど、それがね、突然、

“他のページに移ってもいいか” ってメッセージが出てね、

勿論、ノーって答えようとしてたら、何もしないうちに、前のページに移ってしまって、

これ、ずっと前にもあったんだけど、そうなると、今まで書いてたもの保存してないと、

ぜーんぶ消えてしまうんだけど、そう、さっきまで書いたのぜーんぶ消えてしまって、

このバカビスタ、またやってくれてしまったんだわ。

                                                          

ブログやってるような人には、分かると思うんだけど、

一度、文章消えてしまうと、しょうがないなあって、また書き直す気力ってのは、

殆どの場合湧いて来なくて、敗北感、ガックリ感満々で、アッタマにも来るし、

で、スンマセン、今日は打ちのめされて、スゴスゴ引き下がりますんで、

明日また来てみて下さいな。

                                                       

バレラとか、チャベスジュニア、ジェイコブスもロペスも、ドネアも出ますよお。

今日のとこは、予告編ってことで……。

                                                        

                                                        

2010年9月 1日 (水)

9月のボクシング

AXNで、毎朝8時から “刑事ナッシュ・ブリッジス” ってのやってるんだけど、

これが、とても面白くて、幾つかのストーリーを並行進行させながら、

それが、事件がらみとプライベート織り交ぜてるもんだから、

そうなんだよなあ、みんな、淡々と、粛々と与えられた仕事進めながらも、

一方で、人は雑多な個人的問題抱えてるんだよなあって、共感できて、

テンポはいいし、会話のセンスも気が利いてるもんで、

ずっと以前の再放送ものなんだけど、録画してまで見るっていう、珍しい番組なんだわ。

                                                       

                                                         

さて、さて9月のボクシングなんだけど、8月が真夏の充填期間だったもんで、

今月は一気に、メニュー大充実で、気合入れておかないとなあ……。

                                                         

                                                          

9月 4日……後楽園

         チャーリー太田さん×湯場忠志さん、荒川仁人さん×大村光矢さん。

                                                         

9月 5日……後楽園(最強後楽園)

         氏家福太郎さん×胡朋宏さん、下川原雄大さん×渡部あきのりさん、

         小出大貴さん×中森宏さん、木原和正さん×上野則之さん、

         臼井欽士郎さん×岩佐亮佑さん、ブンブン東栄さん×田中教仁さん。

                                                        

9月 5日……名古屋

         ロッキー・フェンテス×有冨康人さん。

                                                          

9月 9日……後楽園

         金田淳一郎さん×須江伸太郎君。

                                                        

9月12日……大阪

         野中悠樹さん×ドミトリー・ニクーリン。

                                                        

9月13日……後楽園

         宜志冨昭誠君×小俣達也君、江藤光喜君。

                                                          

9月20日……さいたまスーパーアリーナ

         内山高志さん、河野公平さん、福原力也さん、金城智哉さん、

         國重隆さん、それと、三垣龍次さん×金井アキノリさん。

                                                         

9月22日……後楽園

         加藤壮次郎さん×沼田康司さん、笛木亮さん×名護明彦さん

         大久保雅史さん。

                                                           

9月25日……東京ビッグサイト

         中広大悟さん×佐藤洋太さん、それと、坂田健史さん。

                                                         

9月25日……後楽園

         小澤大将さん×山元浩嗣君、方波見吉隆さん×生田真教君。

         遠藤一充さん、中嶋孝文さん×太田ユージ君、

         橋元隼人君×鳥本大志さん。

                                                          

9月25日……つくばカピオ

         黒木健孝さん、井上庸さん、高橋竜也君、海老澤宏太君。

                                                         

9月27日……後楽園(新人王準決勝)

         安慶名健君、山口隼人君、掘陽太君×林涼樹君、龍ケンシロウ君、

         堤英治君、大橋健典君、温水祥平君、高畑里望君、中澤将信君、

         宮崎辰也君、清水友輔君、岩崎和雄君。

                                                           

9月28日……後楽園(新人王準決勝)

         原隆二君、西田拓真君、金子達也君、清水大樹君、木村昌憲君、

         高橋謙太君×コーチ義人君、荒井翔君×中間勇輝君、高橋光政君、

         林和希君×土屋修平君、藤中周平君、伊藤修平君。

                                                            

9月29日……後楽園

         杉田純一郎さん×白石豊土さん。

                                                           

9月30日……後楽園

         オール4回戦。

                                                          

                                                          

自分は行かないけど、今月、ある画期的な興行があってね、

それはね、24日の後楽園ホールなんだけど、8試合全部が女子ボクシングで、

こんなの初めてのことなんじゃないかな。

女子ボクシングの底辺も、かなり広がってきたってことなんだろうね。

で、今後は、こういう風に、まとめて貰うと有り難いんだよね。

                                                          

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