エキサイトマッチ・6月21日
二人のお兄ちゃん達は、ズーッと今一だけど、宮里藍ってのは凄いね。
体小さくて、飛距離も出ないのに、今世界ランク1位っていうんだからね。
あの目ヂカラ、半端じゃないもんなあ……。
来月参議院選挙で、街角にはポスター貼るボードが立てられてるんだけど、
東京都選挙区の場合には、25人分のスペースあるんだけど、
まだ立候補受付してないのに、あれで足りるのかな、それとも大余りなのかな、
あんなのでも、読みする人、ちゃんといるんだろね。
それから、週末の競馬、炸裂の予感とか言ったんだけど、
結局、炸っともしなければ、裂ってともしなかったんだわ、ウーム……。
山中慎介さん、やっぱ強かったらしいね。
27日の夜、録画放送あるらしいから、キッチリチェックなんだけど、
間近に見ると分かるけど、あの人の、キレ、ちょっと度を超えてるもんなあ……。
結局、下田昭文さんと、瀬藤幹人さんの試合、流れてしまったらしいけど、
これ、最近のボクシングネタの中で、とっても残念だったことで、
そうなると、瀬藤さん、芹江匡晋さんとやることになるかも知れないけど、
自分としては、それは止めにして、あくまで下田さん待ちにして欲しいんだよなあ。
瀬藤さんと芹江さん、絶対噛み合わないと思うんからね。
さてさて、昨日のエキサイトマッチ・・・・・・。
◆ルイス・コンセプション×エリック・オルティス…WBA F 暫定戦
19勝(14KO)1敗の暫定王者、24才・パナマと、
32勝(21KO)9敗3分けの32才・メキシコ。
二人とも157㎝、二人とも赤のエバーラスト。
オルティスの方が、ちゃんとしたボクシングしようとしてるんだけど、
もう少しスピードあれば、どうにかなると思うんだけど、
とにかく、コンセプション、一発当てたら勝ちでしょってボクシングで、
全くその通りで、少しでもかするとオルティス、クラッとしてるんだわ。
このクラスじゃ考えられない、コンセプションの右の特大強力フックなんだけど、
それでも、少しでも合わせることできたら、少しは展開変わったんだけど、
ガード良くないし、動きもガキゴキしてんだから、何とかなりそうに見えたんだけど、
オルティス、ズーッと要するにビビリ気味で、結局4R、1分半頃、
右の軽い直撃喰らって、へロッとしてしまって、その後は、
コンセプションの一気攻めに、全く反撃できずのレフェリーストップ。
狂強打、乱暴系のコンセプション、暫定保持して次は、
亀田大毅さんと坂田健史さんの勝者となんだけど、
坂田さんなら、もしかしたら何とかできる可能性あると思うんだけど、
コンセプションてのは、普通じゃないな。
◆ポール・ウィリアムス×カーミット・シントロン……M 12R
38勝(27KO)1敗の28才・アメリカと、
32勝(28KO)2敗1分の30才・プエルトリコ。
185㎝のサウスポー、黒エバーラスト対、180㎝の赤黒グラント。
野外のテニススコートみたいなとこでやってたな。
ウィリアムス、足細っ!
1R、リーチ差がとんでもなくあるもんで、シントロン、どうするのかって見てたら、
ウィリアムスの方が、ドンドン入って来るので、待ってても結構勝負になってる。
2R、3Rも、状況は同じで、ウィリアムスが入ってくるとこに合わせて、
シントロン、そこそこ早いコンビネーション、ブチ込むんだけど、
ウィリアムスが距離取ると、シントロン、何もしないもんで、
たまにブーング喰らってたけど、序盤の作戦としてはこれでOKだと思ったな。
それにしても、ウィリアムスの長い左ジャブ、精度全く悪くて、役立たずだったな。
4R、勝負はあっけない形で、それも見たことないようなパターンで終了。
始って1分近く、二人が絡み合って、ウィリアムスはその場にコケたんだけど、
シントロン、あんなデカイ体してんのに、何と、2本目と3本目のロープの間から、
スルッと場外に転落して、途中でテーブルで腰打つわ、肩から床に落ちるわで、
結局、ストレッチャーで救急車騒ぎ。
ガッデム! みたいなこと言ってたな。
4R終了してないから、、当然試合成立してないんじゃないかって思ってたら、
カリフォルニアのローカルルールで、3R終わってたOKってことで判定へ。
結構、拮抗してんじゃないかって思ってたら、40-36、39-37、36-40の、
2-1で、ウィリアムスだってさ。
リング飛び出してしまったのにも驚いたけど、この裁定にもタマゲタね。
40-36と、36-40が共存してるって、こうなると何でもアリって感じで、
東京と大阪のディシジョンギャップなんて、可愛いモンだなって思ったな。
◆カール・フロッチ×ミッケル・ケスラー…WBC SM タイトル戦
26勝(20KO)無敗のチャンピオン、32才・イギリスと、
42勝(32KO)2敗の31才・デンマーク。
これはスーパー6の一試合でもあって、場所はデンマーク。
赤のエバーラストと、赤のアディダスで、185㎝同士。
この試合、常にプレスかけ続けたのは、ケスラーで、
終始仕掛けながら、厚みのある攻撃で、若干単調ではあったんだけど、
前へ前へ、一生懸命、真面目に一途にボクシングやってる感じで好感持ったな。
それでも、何か勝ちそうだなって雰囲気、絶えずフロッチにあって、
長丁場に持ち込んで、後半爆発して、一気にカタ付けてしまうんじゃないかって、
ずっとそんな予想で見てたんだけど、5R、少しヤル気見せた後は、
また、何だかタル―イ動きに戻ってしまったんだよね。
一方のケスラー、その後も勢い全く落ちないで、相変わらず前へ前へで、
8R残り40秒ほどのとこで、カウンター気味に右のショート直撃させて、
あのフロッチ、ガクッとさせて、ゴング鳴るまで、バランス崩して危ない、危ない。
9R始まっても、膝シッカリしてないし、体全体なんだか緩んでしまった感じで、
ケスラーの細かい連打、直撃されないようにするのが精一杯みたいで、
それでも、それ凌いで10R以降は、元の動き取り戻したんだけど、
だけど、失点取り戻すほどには至らなくて、そのまま最終回へ突入。
残り1分からの二人の殴り合いは、やっと死闘のような感じになったんだけど、
ケスラー、ここまで来て、大分疲れ溜まってるの間違いないんだけど、
最後まで頑張り通して、エラカッタなあ。
結局、117-111、116-112、115-113の3-0で、ケスラーの納得妥当勝ち。
それにしても、フロッチ、中途半端だったよなあ。
そうそう、今日から後楽園ホール4連投で、
今日は、永楽彰一君×打馬王那君、大久保大騎君×中胡貴之君の試合が、
見モノなんだけど、名雪貴久君はじめとした、B級ボクサー達の生き残り戦も、
自分にとっては、興味深いんだよね。
(追)
永楽君棄権で、打馬君の試合中止だって、連絡入りました。
となると、全部で37ラウンドしかない興行になるね。