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2010年6月 2日 (水)

6月のボクシング (追補)

昨日夕方、次の仕事まで2時間ほど、丸々空きができたので、

近所の図書館に出かけて行って、ブルーノートのジャズ本やら、ストーンズの写真集、

それから、オーディオの雑誌なんかパラパラめくった後、またトロトロ散歩して、

公園のベンチに腰掛けて、この日、2回目のMJQ “ラスト・コンサート”。

                                                          

“Softly, As  In A Morning Sunrise” (朝日の如く爽やかに)から始って、

2回目のアンコール “Bag's Groove” まで、全22曲、CD2枚分、1時間半位。

集中したなあ。

                                                          

MJQ、1952年に結成されて ’74年まで活動してたんだけど、

このライブレコーディングが、ラストで、確かニューヨークのタウンホール。

                                                       

もうホント、これで最後だぜって感じが、メンバー全員に溢れてて、

でも実はこの後、1981年にリユニオンされて、お前ら、都はるみか、なんだけど、

でも1974年のこの日の時点では、もうこれで終わりだぜ、だったのは間違いなくて、

それが、オープニングの “Softly,~” の、ミルト・ジャクソンのヴィブラホンの、

第一音のヒッティングにモロに出てて、ザーッて、鳥肌立つんだよね、いつも……。

                                                          

ボクシングファンで、かつモダンジャズが好きっていう人、どれだけいるんだか、

少なくとも自分の周囲には全くいないんだけど、だから、こんな文章書くってのは、

どうかと思わないでもないんだけど、このブログ、実は自分の遺書みたいなとこあって、

適当な時期に、本にして、家族とか、知り合いとか、

ボクシング含めて、世話になった色んな人達に届けたいなって思ってるもんでね…。

                                                          

でね、表題の事が出て来るのは、大分後になると思うので、

興味のない方々は、ダーッてスクロールして下さいな、携帯は大変だけどね。

                                                       

                                                        

MJQってのは、何てことない Modern Jazz Quartet のことで、メンバーは四人。

                                                         

◆ジョン・ルイス(ピアノ)……彼がリーダーなんだけど、元々クラシックの出なもんで、

オスカー・ピーターソン系の、ノリノリ、ハイテク、饒舌、豊暁、積極果敢な、

プレイの真逆に位置してて、質素、落ち着き、秩序、沈思型のピアニストで、

ビル・エバンスに近いとこにいるんだけど、もっとポツポツ、ポロポロしてて、

自分、O・ピーターソンのもう少し手前にいるような、例えば、ソニー・クラークとか、

ホレス・シルバーみたいなピアニストが好きなもんで、

彼のソロレコーディング聞いてると、途中で寝てしまうくらいで、つまり、

お気に入りって訳じゃないんだけど、この日のM・ジャクソンとのコラボだけは、

もう最上の組み合わせだよなあ、って思うんだよね。

                                                        

◆ミルト・ジャクソン……ジャズ・ヴァイブでは、ワン&オンリーの大天才で、

性格もプレイも、とってもファンキーな男なもんで、実はこのグループでは、

元々ちょっと浮いた存在だったんだけど、天衣無縫の暴れん坊と、

他のジェントルメンとの、喧嘩バランスというか、絶妙のインタープレイが、

聞いてる方としては、堪んない訳で、このラストコンサートでの彼のパフォーマンス、

音質もとってもいいし、ダラーッて口開けて、首傾けながら、

一音一音のイントネーションと、音の重なり確かめながら……、

とにかく、もう最高なんだわさ。

                                                        

◆パーシー・ヒース(ベース)……日本公演の時の、ディープ・パープルの

“Smoke On The Water” のイントロのベースのカットインやってみたくて、

ベースとアンプ買ったんだけど、ホントにやりたかったのは、

実はジャズのウォーキングベースで、目標は、P・ヒースなんだよね。

彼、実に知的でカッコ良くて、それに、全く派手派手しいとこなくて、

堅実で、なおかつイマジネイティブなとこ、ヒッソリ盛り込んだりして、

もうホントの大人の男って感じなんだよなあ。

                                                          

このラストコンサートでは、他のレコーディングの時より、キッチリ音録りできてるし、

彼もテンション上がってたし、フィンガリングの微妙なニュアンスとか、

弦のタワミ感とかネジレ感まで、もう、目に見えるようなんだわ。

                                                         

◆コニー・ケイ(ドラムス)……MJQの初代ドラマーは、ケニー・クラークで、

すぐにコニー・ケイに代わったんだけど、このグループのコンセプトやバランス感は、

彼の方がずっと良くて、まさにJ・ルイス系のドラマーなんだよね。

                                                        

もう、地味地味のドラマーで、思いっ切り叩くとこ、全く見たことないほど、

ドラミングにある種のポリシー持ってるんだけど、スネアの裏のスティールベルト、

ちょっと緩る張りなんじゃないかって思ってて、大好きドラマーじゃないんだけど、

彼のシンバルワークは、ホント凄くて、シンバルの色んなとこ、色んな強さで叩いて、

色んな音色を出して来るもんで、タマゲルんだよね。

                                                         

シンバルワーク巧いドラマーに、トニー・ウィリアムスってのがいるけど、

彼の、前へ前へっていうスタイルと違って、あくまでバッキングの意識なんだよね。

                                                       

                                                       

感情の吐露、溢出、なるべく抑えて、いつものように、これまでのように、

落ち着いたインタープレイ、四人とも目指してるんだけど、

それぞれが、折々に気持ちが出てしまう、この日のパフォーマンスなんだけど、

三人が舞い上がり過ぎそうになるのを、ジョン・ルイス、きっちり抑えこんでるのが、

流石というか、あのレベルのリーダーっていうのは、やっぱ凄いんだよね。

                                                           

自分、これから先も、ずっと聞き続けると思うし、

それは、ビートルズの最初のLPと同じだし、

小説で言えば、山岡荘八の “徳川家康” っていうことだな。

                                                        

                                                      

ここで、やっと6月のボクシング予定の追加補充のこと。

                                                         

相変わらず、JBCのホームページには、6月18日までの試合予定までしかないけど、

同じJBCの6月のスケジュールポスターには、書いてあるんだけど、

その後、どうしたのかなあって思ってた、十二村喜久さんとレブ・サンティリャンの試合、

6月25日のメインイベントに組まれてて、セミは、東上剛さんと山崎武人。

この日のビータイト、盛り沢山なんだよなあ、ってこれだけ。

                                                       

そう言えば、奈須勇樹さんと金城智哉さんがやるって話も、小耳に挟んだけど……。

                                                        

表題とはエライ違う内容、前振りだけの一文で、スンマセン、ってことで……。

(追)

午後にね、ボクシングの事、軽く流し過ぎだってクレーム来たもんで、

ちょっと、追加しときますね……。

                                                          

十二村君、移籍後の初リングで、もう待ちに待ってて、長い事試合できなくて、

ホント、気の毒だったんだけど、練習の感じだと、何か誰にも負けない勢いみたいで、

当日、入れ込みが過ぎない限り、格別のパフォーマンスが期待できそうなんだわ。

                                                         

長い期間空いた後の、移籍初戦の相手としては、若干ハードだとは思うんだけど、

なんとかクリアして貰って、みんなに勇姿見せて上げて欲しいよなあ。

                                                        

東上さんとは、もう殆どダチの関係で……、

嘘です、たまにこのブログ読んでくれてるみたいなんだけど、

二回ほど話しただけなもんで、自分の顔、忘れてるかも知れないんだよね。

                                                          

ただ、彼のボクシング、大好きなもんで、また見ることできて、嬉しいよなあ。

今、ランク9位って、微妙なとこにいるし、相手は必死のランク取りに来るもんで、

もう、絶対ビシッとした試合、お願いしますね。

                                                                                                         

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