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2010年2月 2日 (火)

後楽園ホール・2月1日

夜半過ぎまで降ってた雪、結局、そんなに積もるっていうことはなくて、

それでも、久し振りの雪道、何となくおぼつかなくて、

昼近くになっても、木立や屋根の溶け残ったのから、ポタポタ水滴止まんないね。

                                                           

昨日のボクシング、勇気、沢山貰ったっていう風にはいかなくて、

寒気が身にしみる帰り道だったな。

                                                            

◆横田佳久君(厚木平野)×西原俊樹君(伴流)………Fe 4R

3敗の25才・神奈川県と、デビュー戦の19才・東京都。

                                                         

二人とも、練習用トランクスみたいな質素なイデタチだったけど、横田君、デカイねえ。

西原君、舞い上がってるせいか、いきなり右ブン回すって攻めしかできなくて、

そういうの滅多に当たるもんじゃないんだけど、ずっと続けて、超単調で、

こういう相手なら、西原君、初勝利なんじゃないかって見てたんだけど、

彼、いろいろ試してはみるんだけど、基本、パンチに力こもってないもんで、

残念、結局、ダラダラになってしまって、正直ちょっと退屈だったな。

                                                         

39-38、38-39、37-39の1-2で、横田君、また負けなんだけど、

そんなに悪いって思わないし、もっと気迫込めて、

ブッ倒してやる、って気持持ち切れれば、すぐ勝てると思うな。

                                                         

◆佐々木小次郎君(レイS)×川下直人君(角海老)………Fe 4R

1勝の22才・北海道と、1勝(1KO)1敗の21才・埼玉県。

                                                           

佐々木君、本名なのかなあ。                                                          

二人、まだ二戦目、三戦目で仕方ないんだけど、とにかく、ガチャガチャしてたなあ。

                                                           

初回、頭から突っ込んで行く、佐々木君に対して、

川下君、小さく鋭いのをコツンって当てて、クラッとさせたのが、1分過ぎ。

あと二分あるもんで、畳み掛ければすぐ終るなって、思ってたら、

すぐ畳み掛けなくて、このラウンド終盤にもいいのを当てるんだけど、

そこからの詰め、全く甘くて、佐々木君のガチャガチャに巻き込まれてしまったな。

                                                             

川下君、左ジャブもっと突けば、入られないで済むし、ボディブローも全くなくて、

2R以降、不本意な接近戦に取り込まれてしまって、スタミナどんどん失って、

4Rは、もう極端に動き悪くなっていったもんで、39-37、39-38×2の3-0、

って聞いたとき、佐々木君の勝ちかなって、思ったんだけど、川下君の勝ち。

                                                           

終わった後、フラフラで、なかなかリング降りられなかったのは、川下君の方だったよ。

佐々木君、一見、チョコチョコ当ててるみたいだったけど、

やっぱり、あれ、殴るっていうより、撫でてるって、見られたのかも知れないね。

                                                         

◆伊澤和貴君(ひたちなか)×龍ケンシロウ君(野口)………SF 4R

1敗の28才・茨城県と、1勝(1KO)2敗1分の19才・東京都。

                                                          

龍君、とても戦績のようなボクサー見えなくて、フットワークいいし、

コンビネーションや上下の打ち分け、見栄えあるし、何故2敗したかなあ。

                                                         

相手が今一つだったせいか、好きなようにできて、2Rには、左目上ヒットカットさせて、

3R、一方的に打ち込んだとこで、レフェリーストップ勝ち。                                                     

上半身の動き、もう少し、スムースで鋭くできるようになったら、強くなると思うなあ。

                                                         

野口ジムの応援団長、例の太った人で、大声で声援送るんだけど、

本人、折角、恥ずかしいほど強そうな、リングネーム名乗ってんのに、

“頑張れ、頑張れ、ニーシムラ!” って思いっきりの本名なもんで、

場内の失笑買ってて、可笑しかったね。

                                                           

◆コラレス・カワシモ君(レイS)×森田大介君(角海老)………SB 4R

1勝(1KO)の26才・長崎県と、1勝(1KO)1敗の20才・愛媛県。

                                                       

コラレス君、デビューKO劇、強烈だったもんで、今日は、どうかなって見てたんだけど、

この日も、やっぱり右大フック、やたらブン回すんだけど、

これ見切られると、後は全く手立てないこと露見してしまって、普通のボクサーだったな。

                                                        

彼、体幹がしっかりしてないみたいで、ちょっとしたパンチにふらついてしまって、

基本、打たれ弱いみたいで、バランス崩して、見栄え良くないんだわ。

それに、やっぱり下がりっ放しで、逃げながらチョンチョン打ってもダメだと思うな。

                                                           

森田君、そんなに凄いってことないんだけど、相手の危険な右、見事に見切って、

常にプレスかけ続けて、結局、39-37×2、39-38の3-0勝ち。

                                                          

◆榊原祥明君(新日本大宮)×高橋光政君(角海老)………SL 4R

2勝(1KO)1敗の33才・群馬県と、2勝(1KO)の22才・東京都。

                                                         

おお、高橋君、常にプレスかけ続けることできて、いいねえ。

一方の榊原君、このクラスにしては、いかにも線が細くて、ひ弱そうに見えて、

だから、ああいう闘い方になるの、止むを得ないのかも知れないけど、

とにかく、ガード固めて、頭から突っ込んでって、相手に取り付いたら、

後はとにかく、ガチャガチャ、短いの連打するっていう、

勝つためにはしょうがないんだろうけど、見てて、全く勇気湧いてこなくて、

彼、肘の関節伸びないのかって程、ショートフックしか打たなくて、

でも、それ、使い慣れてる技みたいで、結構キレいいんだけど、だけど詰まんなくて、

結局、森田君の我慢賞ってことで、40-38、39-37、38-39の2-1の判定勝ち。

                                                          

この日、角海老ジム、三人出しだったんだけど、

相手全て、勇気系激闘派じゃなかったもんで、そのお陰で、三人全員勝ち。

                                                           

◆口町拓君(ヤマグチ土浦)×原健一郎(沼田)………L 4R

デビュー戦の18才・茨城県と、デビュー戦の26才・栃木県。

                                                            

試合開始20秒ほどで、二人の力量差、ハッキリ出てしまって、

サウスポーの口町君、動き圧倒してて、ただ、力量差ハッキリしてるって言っても、

口町君、飛び抜けてることなくて、パンチのストロークが形になってるってことで、

原君、ちょっと舞い上がってしまったみたいで、何もできないまま、

1R1分半頃、簡単にドカドカ打ち込まれてしまって、レフェリーストップでエンド。

                                                        

◆海老澤宏太君(ヤマグチ土浦)×山見亮太君(シャイアン山本)………F 4R

2勝(2KO)の20才・茨城県と、3勝(1KO)4敗の23才・福岡県。

                                                         

この日結局、自分、この試合が一番面白かったなあ。

海老澤君、ジム期待の星で、その通り、この子は、絶対ランカーになると思うんだけど、

まず、いつでも真っ直ぐ冷静に、気持安定させて、常に戦闘的な姿勢維持できるし、

テクニック的にも、相手のパンチに巧く合わせて効果的で、反動的なパンチ打てるし、

これだって決めて打ったパンチが外れても、すぐその返しを打つことできるし、

攻撃と防御がバラバラにならないとこも、いいんだよなあ。

                                                          

結果、40-37、39-37、39-38の余裕3-0勝ちだったんだけど、

そりゃあ、海老澤君、素晴らしかったんだけど、自分、山見君も好きなんだよね。

                                                          

彼、戦績、それほどじゃないんだけど、いっつも真っ直ぐ真面目なボクシングで、

単調なんだけど、ガシッガシッって、強い打ち出しで、パンチ打ち込んでいくし、

どんだけ打たれても、絶対怯まないし、下がらないんだよなあ。

                                                          

この日も、圧倒的不利な進行の中、顔血だらけになっても、手休めることしないし、、

最後まで、絶対諦めないし、あんなに、真っ直ぐ頑張り通す子も、珍しくて、

誰か、もう少し何とかしてくれないかなあ、って思ったな。

まず、動き方の工夫だと思うんだよね。

上体の振り方、距離の詰め方、パンチの角度の付け方じゃないかなあ、ってね。

                                                       

◆高橋竜也君(ヤマグチ土浦)×野中孝政君(MT)………B 8R

7勝(3KO)2敗の20才・茨城県と、9勝(3KO)4敗の29才・東京都。

                                                           

高橋君の方が、上背大分あるんだけど、ヘアスタイルから体形から顔付き、

それにボクシングスタイルまで、あの天笠尚さんに、よく似てるんだよね。

野中君、ガッチリした体躯の攻撃型サウスポーで、いつも活きのいい試合するね。

                                                            

高橋君、長いリーチを上手に畳んで、細かく打つの巧いんだけど、

この日は、野中君の振りが鋭いせいか、ちょっと手持て余し気味だったんだけど、

2R、残り30秒のところで、小さい左の次の、小さい右ストレート、シュッシュッって、

直撃させたら、野中君、仰向けダウンしてしまって、立ち上がってはきたんだけど、

この一発で、野中君、右目下パンチカット出血。

                                                           

3R、放っておいても、野中君、挽回に来る方なんだから、

そんなに自分から行かなくてもいいのに、待っててカウンターぶつければいいいのに、

高橋君も、行きたがりの性格なもんで、行くんだよなあ。

                                                         

それで、バッティングで本人も、眉間付近から出血してしまって、

二人とも手負い同士みたいになって、それも、高橋君の方が出血ひどくて、

どうなるのかなあって、少し心配になったんだけど、

体の中のダメージ、やっぱり野中君の方が深刻で、残り5秒ほどのところ、

高橋君の続けざまの打ち込みで、反撃なくなったとこで、レフェリーストップ。

                                                         

でも、リング降りる時、高橋君の顔面も、結構腫れてて、

天笠さんじゃなくて、木村章司さんみたいな感じになってたな。

                                                             

◆黒木健孝さん(ヤマグチ土浦)×須田拓弥さん(沼田)………LF 8R

22勝(14KO)3敗1分の28才・長崎県と、10勝(2KO)5敗2分の29才・埼玉県。

                                                        

黒木さん、2勝1敗ペースで、KO率も低い相手なんだから、

世界戦の前にキッチリ決着しなくちゃいけなかったんだけど、残念だったなあ。

                                                           

あんな試合になってしまったのは、勿論、彼自身の問題もあったと思うけど、

相手側のジム関係者、とにかくうるさいのがいて、初めからズーッと怒鳴りっ放しで、

何でもかんでも、浮かんだこと、大声でしゃべりっ放しで、

ああせえ、こおせえ、いちいち指示出しまくりで、自分とこのボクサー無能扱いだし、

そんな四六時中、励まされてないとボクシングできないのかってことで、

あれじゃ、須田さん、頭混乱するの、当然なんだろうけど、

黒木さんも、集中できなかったんじゃないかなって思ったんだよね。

                                                         

それから、高いカネ払ってリングサイドに座ってる観客達にとっても、

その、度を越えたウルサ過ぎ、大迷惑だったと思うな。

みんな、息呑んで静まり返って、成り行き一心に見つめてるのに、

一人ギャアギャアのワメキ声なもんで、ホント、興ざめしたね。

                                                            

須田さん、ちょっとイチロー似の好男子で、男らしいボクシングするんだけど、

あんなに、ああせえ、こおせえ言われたら、動きようないと思うんだよね。

リング上で自分で考えさせて、やらせた方が、絶対上達すると思うけどなあ。

                                                        

それにしても、黒木さんも残念で、最近の中では、動き、とっても良かったんだけど、

その動きの良さ、ボクシング的にではなくて、つまり彼のキレに出てはいなくて、

そりゃあ、あんだけ良く動くよなあってことなんだけど、無駄な動き、とっても多くて、

体振れ過ぎて、自分が打つパンチの精度、悪くなる一方だったんだよなあ。

                                                          

3R、折角、いい左ストレート当てて、須田さんの右目尻辺りパンチカットさせてんのに、

まだ、無闇に突っ込んでって、今度はバッティングで、黒木さんは無事だったんだけど、

須田さん、左目の上カットしてしまって、もう血だらけになってしまって、

ああいう、バッティング避けられない程の無闇な突っ込み方続けてると、

自分の方もダメージ受けるケース、多くなると思うんだけどなあ。

                                                           

須田さん、もう止められるんじゃないかって、死に物狂いの無茶振りなんだけど、

黒木さんも、攻撃どんどん雑になっていって、動き過ぎの体勢からのせいか、

腰入ってないとこで、安易に打つもんだら、パシン、っていい音はさせるんだけど、

結構まともに決まってるんだけど、相手、グラッともしない、っていうのが続いたんだわ。

                                                          

段々、B級の試合みたいになっていったし、5R始まったとこで、

もう負傷判定、目に見えたもんで、そこで帰ったんだけど、何か寂しかったなあ。

                                                         

ドームのすぐ脇に、音楽付きの噴水があるんだけど、

そこに植えてある4~5本のケヤキに、下からオレンジの照明当たってるんだけど、

いつも、それが夜空に映えて、とても綺麗なんだけど、この日は、

フワフワ雪が舞い降りてて、ちょっと驚くべき光景で、暫く見とれてしまったよ。

                                                         

それにしても、黒木さん、自分大好きなボクサーなもんで、ちょっとシンドかったな。

いくら体調がいいからって、パンチに力こもらなくなるほど、精度が悪くなるほど、

動き回るってのは、やっぱマズイって思うんだよね。

                                                       

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