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2009年12月29日 (火)

後楽園ホール・12月28日

娘の持ってる、デカイ保温型マグカップ、いいなあ、って言ってたら、

奥さん、ハンズで買って来てくれたんだけど、それ400ccも入るし、凄くいいんだけど、

要するに、超小型魔法瓶みたいなもんなんで、コーヒー、なかなか冷めなくて、

初めて飲んだ時、唇の裏、火傷してしまって、その後も、自分、猫舌じゃないんだけど、

ホント、チビチビしか飲めなくて、つまり、下戸の熱燗みたいになってしまって、

これ、コーヒーの飲み方じゃないだろ、って途方に暮れてしまって、

で、結局、今朝、フタ外して使ったら、これが正解って感じなんだわさ。

                                                         

昨日の後楽園ホール、組み合わせ、いいもんで、バカ混みかなあ、って思ってたら、

そうか、年末だし、故郷へ帰った人も多いだろうし、って、ちょうどいい感じだったな。

                                                       

◆山元浩嗣君(ワタナベ)×塩野翼君(角海老)………SFe 6R

8勝(2KO)3敗2分の26才・熊本県と、6勝(1KO)5敗の26才・新潟県。

                                                        

戦績見ると、塩野君、圧倒不利のように見えるけど、

これまで戦ってきた相手関係、考えると、ほぼ互角って、思ってたんだけど、

とっても、残念なんだけど、小堀さんと来年もやりたいって、彼、言ってたけど、

塩野君、どうやらこの辺、潮時のようで、自分でも、痛感したんじゃないかな。

                                                       

減量、シンドカッタみたいで、体調ベストじゃなかったのかも知れないけど、

これまで見た塩野君の試合の中で、ワースト、って自分思ったし、

そもそも、A級ボクサー同士の試合になってない、って思ったんだよね。

                                                       

あんな荒っぽい、山元君のボクシングに、全く付いていけなくて、

荒っぽさだけを、相手に合わせてしまって、そこに、もはや塩野君、いなかったし、

ディフェンスも、攻撃も、全て、2テンポほど遅れてしまってたし、

その事、自分自身、厭っていうほど知らされて、

頭の中のイメージと、現実の動きとのギャップに、イライラしてたと思うし、

途中、バッティング出血してしまったこともあって、

最後リング降りる時、血と涙でグショグショだったもんね。

                                                       

結局、5R途中、負傷判定で、50-46、50-47、49-47の0-3負け。

                                                       

でもさあ、尊敬する小堀さんに、セコンドやって貰って、良かったよね。

試合前、通路で、二人でミット打ちやってた時の音、

自分の耳の中に、ちゃんと残ってるよ。

                                                         

◆橋爪優司君(厚木平野)×小澤剛君(18古河)………L 6R

3勝(1KO)5敗2分の30才・北海道と、7勝(1KO)2敗の24才・埼玉県。

                                                         

二人の戦績差、全く、それを感じさせないほどのスタートで、

小澤君の細かいコンビネーションと、ちょっと振り、大きいけど、

でも、とてもいい左ボディ打つ、橋爪君って感じで、

二人とも動きのいい、全力打ち信条の、気持こもった試合だったんだけど、

2Rに入ってからは、それまでも常にプレス掛け勝ちしてた、小澤君、

ますます、トコトコ、トコトコ連続技決めていって、

もう少し緩急つければいいと思うんだけど、とにかく、トコトコトコトコ……。

それでも、継続は力なり、っていうのは本当で、ゴング寸前、ダウンゲット。

                                                        

橋爪君、自分の距離、全く潰されてしまって、結局、これが敗因で、

3R、展開変えられず、残り20秒ほど、反撃の手が止まったとこで、レフェリーストップ。

                                                         

◆小池浩太君(ワタナベ)×高田茂君(マナベ)………L 6R

10勝(3KO)4敗の26才・千葉県と、7勝(1KO)6敗の27才・東京都。

                                                         

デカイ、サウスポー、一見、やりにくそうな高田君に対して、

小池君、左右の動き、前後の出入りで、圧倒しながら、いつもの素直なボクシング。

                                                        

始ってすぐ、あっと言う間の、12秒、ワン、ツー、って打ったら、

思いっ切りの右直撃して、高田君、ストーンってダウン。

何とか、立ち上がって来たんだけど、足元おぼつかず、

レフェリーストップと、タオル投入とが、ほぼ同時だったなあ。

                                                       

◆田口良一さん(ワタナベ)×田中教仁さん(ドリーム)………LF 6R

9勝(3KO)1敗の23才・東京都と、10勝(5KO)2敗の24才・東京都。

                                                         

両方とも、だーい好きなボクサーで、この日一番見たかった試合だったんだわ。

                                                        

二人、ボクシングスタイル、全く違ってて、田口さん、まず立ち姿、とっても綺麗だし、

パフォーマンスも、見たまんま、それでも芯強そうな、超正統派で、

ちょうど、天笠尚さんや、池田一晴君、みたいな雰囲気のボクシングするんだわ。

                                                         

一方の田中さん、こっちも見たまんまの、激闘ヤンチャボクシングで、

相手かまわない、あの、超攻撃的ボクシング、心惹かれるんだよね。

つまり、貴公子と野獣の対決ってことで、もうワクワクだったなあ。

                                                       

田中さんの応援に、三浦数馬さんや、東上剛さん、藤原陽介さん来てて、

東上さん、奥さんと赤ちゃんと一緒で、奥さん、やっぱり、とても素敵な女性で、

それと、あれえ、セコンド、中嶋孝文さんやってるぞお。

                                                       

あとで聞いたんだけど、セコンドやってると、違う角度からボクシング見れるもんで、

とっても、勉強になるんだってさ。

                                                       

それとね、ちょっと聞きにくかったんだけど、

少し前、蔦谷貴法さんに、KOされた時の事、ずっと気になってたもんで……。

そしたら、ホント、ありのまま、話してくれて、自分の見方、間違ってなかったって、

確認できて、思い出したくなかったことなんだろうけど、アリガトね。

                                                       

1R、10㎝以上の身長差あるのに、田中さん、飛び込み鋭くて、

右フック、届いてるし、きれいなワンツー決めて、場内沸かせてる。

                                                       

田口さんの方も、基本的にはキッチリ距離取って、長い腕で、左右のボディ攻めて、

見た目とギャップある、強気、にじみ出てくる、負けん気ボクシング。

                                                          

2Rに入ると、田中さんの出入りの鋭さ、ますます増してって、

手足長くて、懐深い相手に対する対処法の見本みたいで、もう惚れ惚れだなあ、

って思った途端、田中さんの右フック、田口さんの顔面直撃して、

グラッとしたとこ、田中さん、ガツガツ飛び込んで、決着付けてしまおうとした時、

二人の体、絡んでしまって、レフェリー、ストップって声出したんだけど、

田中さん、止まんなくて、レフェリー、割って入るの少し遅れたもんで、

もう一発、右フックブチ込んでしまって、

それで、田口さん、リングに崩れ落ちてしまったんだわ。

                                                       

レフェリー、田口さんに休憩与えて、田中さんに、ワンぺナ与えたんだけど、

でも、再開したら、一瞬で倒されてしまうんじゃないかってほど、

田口さんのダメージ深くて、それで、試合続行不能ってことで、

結局、田中さんの反則負け、っていうか、失格になってしまったんだわ。

                                                       

田口さんも悔しいだろうけど、最初のあの一発、かなり効いてたと思うから、

田中さんも、残念だったろうな、切れなきゃいいけど、って思ってたけど、

彼も、試合後、意外に素直に謝ってたなあ。

                                                        

裁定決下るまで、かなり時間かかったんだけど、そん時、自分のすぐ前に、

“さんまのからくりテレビ” に出てた、アンディ君とオヤジさん、二人で来てて、

そのオヤジさん、自分に話しかけてきたもんで、随分沢山話したんだけど、

レフェリー、もっと大声出すべきだし、素早く動くべきだったってことで、一致したな。

                                                           

アンディ君とも話して、これは、ちょっとオープンにはできない内容で、

彼、いい体してて、13才で、170㎝あるっていうし、いいボクサーになると思ったな。

                                                          

いずれにしても、田口君と田中君、こりゃあ、再戦だな。

                                                          

◆冨山浩之介さん(ワタナベ)×本田秀伸さん(グリーンツダ)……B 6R

19勝(6KO)2敗の26才・千葉県と、31勝(14KO)7敗の34才・宮崎県。

                                                         

もうそろそろ、終焉見えてきてる年令の、老獪ボクサーの前に、

若い、ガンガンボクサー、全く、手も足も出なかったっていう、試合だったな。

                                                        

基本、冨山さん、ガードの意識ないもんで、勢いでやり切っちゃう時、強いけど、

展開狂うと修正効かない、っていう致命的な部分あると思ってるもんで、

それでも、剛腕ブン回して、相手ビビらせば、こっちのもんなんだけど、

本田さん、ホールディング含めて、とにかく巧い、上手い。

                                                       

2R、1分過ぎくらい、リング中央で、細かい、でも鋭いパンチ、交換された刹那、

本田さんの、左ショートアッパー、角度最高のまま、冨山さん、直撃して、

もう、絵に描いたような、綺麗な左アッパーで、冨山さん、モロダウン。

                                                         

それでも、冨山さん、回復力凄くて、反対に、倒しに行くように攻め直して、

だけど、残り1分、またもや、本田さんのいいのを喰らって、グラットきて、

いよいよ、ダメかな、って思ったんだけど、ここからが、本田さん、

老獪というか、冷静というか、ちょっと、残念というか、一気に行かなくて、

ショートパンチのカウンター狙いに絞ってるみたいで、自分、不満、不満。

                                                          

これ以降、冨山さんとしては、行くしかないもんで、とにかく行きます、って感じで、

それに対し、本田さん、勝ちに行く、頭のいいボクシングに終始したんだわ。

そんなにクールにやられたら、冨山さん、もう子供扱いで、

普段から、ガード良くないのに、ことさら、倒しに行くもんだから、

余計、隙できてしまって、そこんとこ、本田さんに、次々突かれてしまって……。

空回り、空回りで、ラウンド重ねるだけで、こりゃあ、大負けだな、って終了ゴング。

でも、結果、意外に差開いてなくて、59-55×2、58-56で、勿論、本田さん。                                                         

自分の頭の中では、確実に4ポイント差、あったけどね。

                                                         

それにしても、本田さん、前手の右手、あんなに下げてて、

あそこの位置から打ち出したがってるんだけど、隙ありそうに見えるもんで、

何とかならないもんかなあ、って思うんだけど、

巧い人で、前手下げてるボクサー、危険度高いんだよなあ。

                                                           

◆上野則之さん(ワタナベ)×福島学さん(花形)………Fe 8R

10勝(3KO)9敗4分の27才・栃木県と、35勝(19KO)9敗4分の35才。

                                                           

実は、一つ前の試合と同じような展開になるんじゃないかって思ってたんだけど、

だって、上野さん、今、フェザー級の8位にいるけど、自分、知ってる限り、

とっても穴多くて、出来不出来にバラツキ多いもんで、

福島さんの経験の前に、ひとたまりもないんじゃないかってね。

                                                       

あんな福島さん、見たことないなあ。

1R始って、しばらく、福島さん、上野さんの勢い、巧いこと殺しつつ、

いつものパターンで、相手見極めながら、いよいよこれからかな、って思った途端、

スーッと赤コーナー寄りに詰めてきた、上野さんの右、左、ってブンブンって振った、

その、多分左ストレート、まともに喰らってしまって、ホント昏倒してしまったんだわ。

                                                        

福島さん、すぐに立ち上がろうとしたんだけど、中腰のまま、また倒れ込んでしまって、

やっとこさ、リングに立っても、ヘロヘロ、フラフラで、勿論、レフェリーストップ。

                                                         

上野さん、ビッグネーム倒して、もう大喜びでね。

わずか、1分50秒ほどのこと。

福島さん、魔がさしたとしか、思えないなあ、ボクシングって、怖いよなあ。

                                                          

こういう負け方、実は辛くて、反応できてなかったということで、

福島さん、ショックだったろうなあ。

                                                            

渡辺会長、どうせ嫌いなんだから、見ないんでしょ、って言って来て、

それ、ファイナルの吉田拳時さんとサラリーマン徹平さんの試合の事なんだけど、

会長に、吉田さん、好きじゃない、って言った覚えないんだけどなあ。

                                                       

じゃあ、これで、来年もよろしくね、なんて言われたもんで、

今日は、いつもと違う試合になるかも知れないし、なんて、言い訳して、

2Rまで、遠くで見てたんだけど、徐々に、いつものようになっていってるもんで、

やっぱり、そこで、帰ったんだわ。 会長、御免なさい。

それから、改名するボクサーも、実は好きになれないんだわ、仕方ないよね。

                                                             

昨日は、衝撃的で、いろどりの濃い試合、沢山見れたし、

色んな人とも話できたし、マッチメイクの事でも、考えさせられたし、

ホント、中身の濃い、今年最後の、85回目の後楽園ホールだったよ。

                                                         

                                                          

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