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2009年10月

2009年10月31日 (土)

(東)新人王決勝戦大特集 Ⅱ

今日は、東日本新人王トーナメント決勝戦、渾身の勝敗予想。

                                                       

4月半ばから始まって、ここまで来るのに、半年かかったんだよなあ。

その間、途中で、怪我したりして、棄権したボクサー、とても沢山いて、

勝ち残ったボクサー達、ホント頑張ったよなあ。

自分が知ってる限り、棄権したボクサー、合計21名もいたんだけど、

実際は、もう少し多いかも知れないな。

                                                          

決勝戦出場者達は、これまでに、平均3試合くらい勝ち抜いてきてるんだけど、

シード受けてたり、そもそもエントリーが少なかったり、棄権者に恵まれて、

っていうのもあって、中には極端に試合数が少ないメンバーもいるんだわ。

参考までに、今回の新人王トーナメントでの試合数も書いておくね。

                                                       

・4試合……前田健太君、野崎雅光君、渡辺秀行君、益田健太郎君、鳥本大志君。

                                                       

・3試合……鈴木翔君、長井一君、緒方勇希君、清水祐輔君、

        健太郎マイモンコンプロモーション君、 加藤大樹君。

                                                       

・2試合……三田村拓也君、時松友二君、今関佑介君、石川昇吾君、

        有馬啓祐君、今井信成君、菊地友輔君。

                                                         

・1試合……加藤研二君、塩澤直紀君、森島勇治君、相馬ホタカ君、

        新藤寛之君、胡朋宏君。

                                                        

一勝だけで、決勝進出ってのも、どうかと思わないでもないんだけど、

上に書いたような事情があるもんで、仕方ないんだわ。

                                                       

ここから、各クラスの組み合わせと、最終勝敗予想。

                                                       

これまで、普通の興行の中に紛れて、見過ごしてしまった試合以外は、

殆ど見てるもんで、名前と顔は全員覚えてるし、戦い方も知ってるんだけど、

伸び盛りのボクサー達は、驚くほどの変身を遂げるものだし、

ボクシングってのは、やってみないと分からない、っていうのもホントだと思うし、

だから、黙って見守るのが筋じゃないかとも思うけど、

敢えてやってみるよ、優勝者予想。

                                                       

今年は、ジャブが得意のA型ボクサーが多いもんで、どっちかと言うと、

倒し合いじゃなくて、際どい判定が多くなるんじゃないかなあ。

                                                       

【ミニマム】 鈴木翔君(角海老)×三田村拓也君(Wスポーツ)

6勝1敗1分の20才・埼玉県と、4勝(1KO)無敗の25才・福井県。

                                                          

難敵、田村瑞樹君を準決勝戦で 3-0 完封したし、

試合ごとに逞しさが増してる、鈴木君、

角海老軽量三羽ガラスの先鋒を務める。

                                                          

一方の三田村君、今回のメンバーの中で一番アマチュア経験が豊富(28試合)で、

ポイントの取り方、とても上手いし、近いのも遠い距離もこなすんだよなあ。

                                                        

ここは、とても拮抗してると思うんだけど、三田村君の左ジャブかいぐぐって、

鈴木君が、力強い有効打でポイントゲットすると思うんだ。

二人とも、ちょっとガードが甘いとこあるもんで、そこもポイントかも知れないな。

                                                       

【ライトフライ】 前田健太君(角海老)×加藤研二君(野口)

5勝(1KO)無敗の20才・愛知県と、4勝(1KO)4敗1分の23才・東京都。

                                                        

前田君、アマ10戦のキャリア持ってるけど、プロ向きのボクシングするし、

ここまで、元木健太君、小俣達也君達、有力どころを撃破してきてるんだわ。

                                                        

一方の加藤君、勝ち負け拮抗してるけど、これまで9戦っていうキャリアが不気味。

ただ、優勝候補の一人だった金田聖博君の準決勝棄権で残ったもんで……。

                                                          

イマジネーションに富んだ前田君の強振と、加藤君の左の勝負なんだけど、

前田君の勢い勝ちだと思うな。

                                                        

【フライ】 塩澤直紀君(角海老)×時松友二君(野口)

5勝(2KO)2敗1分の19才・長野県と、5勝無敗の27才・千葉県。

                                                       

塩澤君、地道な戦い方で、江藤光喜君を 2-1 で破ったのは見事だったんだけど、

準決勝で、最大の優勝候補だった掘陽太君が棄権しての勝ち残りなもんで、微妙。

                                                       

時松君の方も、優勝候補だった鈴木武蔵君の棄権で救われてるってとこあって、

両者ともに、ラッキーな勝ち残り対決。

二人とも、真面目そうな性格なもんで、比較的地味な勝負が予想されるけど、

ここは、アマ経験12戦もあるってことで、時松君かなあ。

                                                        

【スーパーフライ】 渡辺秀行君(W日立)×野崎雅光君(八王子中屋)

4勝(4KO)2敗1分の24才・福島県と、6勝(4KO)2敗の20才・東京都。

                                                         

このクラスは、ウェイトの割に、全体を通してKO決着が多かったんだけど、

二人のKO率、凄いから、間違いなく激闘が予想されるな。

                                                        

野崎君、準決勝こそ、有力ボクサー久保幸平君と 2-0 の接戦だったんだけど、

そこまでの3試合全てKOで、それも1R、2R、1R って、瞬発力抜群なんだわ。

                                                       

渡辺君も、準決勝では、濱田修士君と 1-1 のギリギリ優勢勝ちだったけど、

それまでは、オールKO勝ちっていうのは、野崎君と全く同じパタンーンで、

ただ、渡辺君の場合、3R、4R、3R って結構、後半型なもんで、

序盤の勢いで押し切られると、野崎さんかなあ、って思うんだよね。

                                                      

野崎君、アマ経験27戦もあるしね。

渡辺君は、星野晃規君っていう強いボクサーが途中棄権して、ラッキー面もあるしね。

でも、彼のボディブロー、凄いけどね。

二人とも、電気工事関係の仕事してんだわ。

                                                       

【バンタム】 森島勇治君(大橋)×益田健太郎君(新日本木村)

5勝(3KO)1敗の29才・茨城県と、7勝(6KO)3敗の26才・鹿児島県。

                                                        

今回、最年長の森島君なんだけど、準決勝で、優勝候補だった豪打の、

あの中島聖規君を、3RTKOした試合は、衝撃だったなあ。

                                                        

一方の益田君、極真空手出身で、ジムに入って、何と5カ月でデビューしてんだわ。

準決勝で、試合巧者の楠岡正海君を全く相手にしないでの、1RKOは凄かったな。

                                                       

二人とも、パンチ多彩で、甲乙付けがたいんだけど、ここは敢えて、益田君。

                                                       

【スーパーバンタム】 鳥本大志君(角海老)×長井一君(ワタナベ)

6勝2敗2分の28才・群馬県と、7勝(2KO)1分の25才・千葉県。

                                                         

鳥本君、正直、ここまで来るとは思ってなかったんだけど、

優勝候補の一人だと思ってた石田将大君と 1-1 優勢勝ちしてから、

運が向いてきたのか、その後 3-0 の2連勝したんだわ。                                                        

有力ボクサーだった播磨真輝君が、途中棄権したことも幸運だったんだけど、

いかにもコツコツ真面目にやるボクシング、磨きがかかってきたみたいだな。

                                                           

長井君は、多分、小堀佑介さんの高校の後輩で、同じような、積極剛腕で、

見てて分かりやすい、一方的な勝ち方をしてきたボクサーなんだわ。

                                                       

二人のボクシング、全くスタイルが違うから、見て面白いと思うけど、

勝敗に関しては、前へ前への剛腕が、真面目を粉砕しそうな気がするんだわ。

                                                         

【フェザー】 緒方勇希君(角海老)×今関佑介君(花形)

7勝(2KO)1分の25才・佐賀県と、5勝6敗1分の23才・神奈川県。

                                                        

緒方君、角海老5人出しのトリで、しぶとい八戸保頼君を3-0圧倒しての決勝進出。

                                                       

戦績的には見劣りする今関君なんだけど、右オーバーハンドに活路って感じ。

                                                       

このクラス、実は飛び抜けたボクサーいなくて、ちょっと残念なんだけど、

この二人、趣味が、ボクサーらしくなくてね、

緒方君が絵を描いて、今関君が、トランプマジックなんだってさ。

                                                        

結局、勝負の行方は、独特のリズム持ってて、振りも力強い、緒方君の勝ち。

                                                        

【スーパーフェザー】健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)×石川昇吾君(新日本木村)

7勝(3KO)2敗の19才・山形県と、5勝無敗の26才・沖縄県。

                                                       

二人ともアマ経験アリ。

健太郎君、将来ランカーになるつもりなら、ホント、名前変えた方がいいよ。

長くてランク表に入らないし、ここのタイトルでも小さくなってるでしょ。

                                                       

その健太郎君、準決勝で、江藤伸悟君を1RKOした試合、凄かったんだけど、

更に、それを含めて3試合すべてKO勝ちで、それまではKO勝利全然なくて、

ただの4勝2敗ボクサーだったんだけど、ここんとこで、何か掴んだんだろね、

急に、異常なほど、強くなってるもんね。

                                                        

実はね、初めの頃、彼のこと知らなかったもんで、

竹嶋丈君が勝ち上がったら、そこでやられてしまうんじゃないか、

それをクリアしても、江藤君にひとたまりもないんじゃないかって、思ってたんだわ。

                                                         

勿論、今ではもうそれは、番狂わせでもなんでもなくなってきて、

彼こそが、ダークホースの中のダークホースっていうレベルに達してて、

今度の石川君との一戦、自分の中では、

今回の決勝戦の中でのベストマッチじゃないかって、思ってるんだわ。

                                                       

石川君、アマ経験22戦あって、打馬王那君が腕を痛めて棄権しなかったとしても、

ポイント取る抜群の上手さで、勝ち進んだんじゃないかって思ってるんだわ。

                                                         

この勝負、二人の左の勝負だと思うし、普通の決着では済まないような気がするな。

ただここは、健太郎君の半端じゃない突っ込みに、期待してるんだわ。

                                                                                                                   

【ライト】 有馬啓祐君(協栄)×今井信成君(ワタナベ)

4勝3敗の26才・滋賀県と、3勝(2KO)1敗2分の24才・兵庫県。

                                                        

有馬君、3-0、3-0、棄権っていう戦績なんだけど、

優勝候補だと思ってた小林和優君が、準決勝を棄権してしまった結果なもんで、

正直、よく分かんないんだわ。

                                                       

一方の今井君も、棄権、1-0、2-0で、圧倒的な強さは感じられなかったもんで、

ここは、どっちにころんでも、って感じで、強いて言えば、

準決勝で、ジェームス村重君を破った、今井君かなあ、って。

でも彼、デビューまで4年半もかかってるし……。

二人とも、左が得意なのは、同じなんだわ。

                                                       

【スーパーライト】 菊地祐輔君(新日本仙台)×相馬ホタカ君(新日本カスガ)

4勝(1KO)1敗の21才・宮城県と、5勝(3KO)2敗の26才・長野県。

                                                         

ストレート系の菊地君、フック系の相馬君の戦いなんだけど、

ここは、圧倒的な優勝候補だと思ってた、下田知宏君を、

アッと驚く、1RKOしてしまった、菊地君の方が印象強いんだよなあ。

                                                       

相馬君の方は、2-1 で、やっと勝ち上がってきた相手に、3-0判定だったしなあ。

一応、菊地君てことにしておくけど、予想が狂うのは、

往々にして、こういうケースなんだよなあ。

                                                       

【ウェルター】 清水友輔君(マーベラス)×新藤寛之君(宮田)

4勝(3KO)無敗の20才・東京都と、5勝(1KO)1敗の23才・埼玉県。

                                                       

二人ともサッカー出身で、左が得意ってのも同じ。

                                                       

清水君が、デビューまで3年かけてるのに対し、新藤君は、わずか半年でデビュー。

                                                          

初めの頃、25戦のアマ経験もあるし、

新藤さんが、抜けてるんじゃないかって思ってたんだけど、

準決勝の大勝負の相手だと思ってた、伊藤修平君が棄権してしまったもんで、

向幹一郎君や、宮崎辰也君を撃破した、清水君の方が有力じゃないかって。

                                                       

清水君のスタミナと、新藤君の度胸の勝負。

                                                        

【ミドル】 胡朋宏君(横浜光)×加藤大樹君(宮田)

3勝(3KO)無敗の21才・兵庫県と、5勝(2KO)無敗の25才・東京都。

                                                       

今回唯一の無敗対決で、A型同士。

二人ともサッカー経験者なんだけど、胡君の趣味が釣り、

加藤君は、ピアノを弾くレスキュー、っていう異色の組み合わせ。

                                                       

加藤君、2-0、2-0 っていう微妙な勝ちが2試合あるし、

一方の胡君も、志賀紀夫君を破った、松信亮次君が棄権してしまって、

何ていうか、要するに、データ不足でね。

                                                        

ただ、胡君のアマ23戦、17勝(10KO)6敗、って戦績は、

野崎君の27戦、20勝(10KO)7敗に匹敵する、飛び抜けた数字だし、

彼のプレスのかけ方とか、色々考えた結果、胡君の勝ちってことで……。

                                                          

さあ、どう出る? 負けるって言われたボクサー達。

自分の予想、メチャクチャにしてくれ!

それはそれで、感動なんだから。

                                                         

それはそうと、今回24人の中に、“ユウスケ” 3人いるけど、

どの “ユウスケ” が優勝するかな。                                                           

                                                        

2009年10月30日 (金)

(東)新人王決勝戦大特集 Ⅰ

今回は、物凄く長くなりそうなので、二部構成ですわ。

                                                       

11月3日、東日本新人王トーナメントの決勝戦なんだけど、

対戦カードの詳細と、結果予想については、明日書くとして、

今日のところは、今回の出場メンバー達の色々分析、っていうことで……。

今年の出場者は、12階級で、24人なんだけどね。

                                                       

【1】 アマチュア経験

アマ経験者は、24人中14名。

そのうち、20戦以上経験してるのが、5名いて、三田村拓也君、野崎雅光君、

石川昇吾君、新藤寛之君、胡朋宏君。

たった1戦でプロ転向したのが、森島勇治君と長井一君、それに加藤大樹君。

その他のアマ経験者は、前田健太君、時松友二君、今関佑介君、菊池祐輔君、

健太郎マイモンコンプロモーション君、有馬啓祐君。

                                                       

【2】 年令

最年少は、塩澤直紀君と健太郎マイモンコン君の19才。

最年長は、森島勇治君で、29才。

24人の平均年令は、23.5才。

                                                        

【3】 出身地

一都六県で、13名。

(東京4名、埼玉2名、千葉2名、長野2名、神奈川、茨城、群馬が各1名)

その他が11名。

(兵庫2名、福島、山形、宮城、福井、愛知、滋賀、佐賀、鹿児島、沖縄が各1名)

24名のうち、ほぼ半分の11名が、地方から出て来て頑張ってんだわ。

そのうち、地方ジムからの参戦は、健太郎マイモンコン君(山形県)と、

菊地祐輔君(宮城県)。

                                                          

【4】 血液型

A…10名、B…4名、O…8名、AB…2名。

B型が多いんじゃないかって、思ってたんだけどね。

                                                         

【5】 身長

一番低いのは、三田村拓也君(Mm)と前田健太君(LF)で、160㎝。

一番高いのは、新藤寛之君(W)で、186㎝。

                                                       

【6】 スタイル

オーソドックス…18名、サウスポー…6名。

サウスポー比率25%というのは、通常のボクサーの比率より高いね。

                                                       

【7】 得意パンチ

普通に、右フックだの左ストレートだと答えてるボクサーが多い中で、

ラッキーパンチ、猫パンチフック、バカパンチが得意、って答えてるのが面白い。

それと、左右フックと左右ボディそれに、右アッパーが得意って、得意だらけもいる。

だけど、やっぱり、ジャブが得意ってのが一番多いんだよなあ。

                                                        

【8】 職業など

学生が3名いて、ボクシングしかやってないのが、同じく3名。

アルバイト、フリーターが、4名。

一般の会社員が3名、飲食店勤務とパチンコ店勤務が、計6名。

あと電気工事関係が2名、大学職員と地方公務員が、各1名。

変わったとこで、瓦職人っていうのが、1名いるよ。

                                                         

【9】 結婚

既婚者が、一人だけいる。

                                                         

【10】 他

新人王トーナメントの決勝戦は、普通5ラウンドで勝負するんだけど、

通算の勝利数が、4勝に満たないメンバーが入ってる場合には、

その試合は、4ラウンドでやるんだわ。

今回は、今井信成君と胡朋宏君が、まだ3勝しかしてないもんで、

ライト級とミドル級の試合が4ラウンドになるね。

                                                       

2009年10月29日 (木)

後楽園ホール・10月28日

家に出入りしてる野良猫は、ここんとこ朝晩、毎日飯食いに来るチビクロと、

たまにシマジロウ、ごくたまにフーの3匹で固まってるんだけど、

このうちチビクロは、寝る時も、庭先に置いてある、物置を自分で開けて、

ボロ布の上で寝ることに決めてるみたいで、夜、そっと戸を開けると、

横になったまま、ニャア、なんて挨拶してくるんだわ。

                                                        

隣家との境のブロック塀の上に登ると、物置の取っ手の溝に、前足が届くもんで、

まるで襖を開けるみたいにして、入り込んでるんだわ。

最近は、もう面倒なもんで、戸は開けっ放しにしてるけどね。

                                                       

で、昨日の後楽園ホール。

                                                         

特に、アラ探しするつもり、ないんだけど、試合パンフにまたミス発見。

第六試合の杉浦充訓君の所属ジム、ヨネクラになってて、彼のこと知ってるもんで、

あらあ、協栄から移ったかあ、って思ったら、やっぱり間違いだってさ。

                                                        

それと、ファイナルの試合、スーパーフライなんだけど、スーパーフェザーになってたな。

あと一個、三谷大和ジムのこと、(三谷大和)ってあったり、単に(三谷)になってたな。

                                                        

それからね、この日からゴングが新しくなっててね、

黄金色のピッカピカで、サイズも前のより一回り大きくなって、

で、音も大きいし、ちょっと教会の鐘みたいな音色で、なかなかいいよお。

                                                           

昨日は、そんなに大きな試合、組まれてなかったもんで、記者が少ない、少ない。

途中、記者席には矢尾板さんしかいないときもあったし、

ファイナルも、女性記者二人だけだったもんなあ。

                                                       

◆杉浦充訓君(協栄)×斉藤司さん(三谷大和)………SFe 8R

6勝(4KO)7敗2分の28才・静岡県と、9勝(6KO)無敗の19才・群馬県。

                                                       

結果は、80-72、79-74×2 で、杉浦君、0-3 完璧ボロボロ負けで、

終ってから、話しに行ったら、もう顔中アザだらけで、パンパンに腫れてたんだけど、

あんだけ殴られまくって、一度もダウンしないで、最後まで絶対下がらなくて、

もう、止められるぞ、ってとこから猛然と手出し続けて、

最後まで相手を倒す気概に溢れてて、ホント感動だったよなあ。

ああいう負け方、心揺さぶられるなあ。

終った時、みんな大拍手だったもんなあ。

                                                         

彼、昔からこんな闘い方するもんで、だから、勝っても負けても、

KO決着っていうのが多いんだけど、この日は、左右のフックにこだわり過ぎて、

斉藤さんに読まれてしまって、ガードの空きがちなとこ、短いストレート浴び過ぎたな。                                                        

これで6勝8敗なんだけど、勝ち越すまで絶対止めるなって、伝えたんだけどね。

                                                        

その斉藤さん、この試合、何だかいつもとちょっと違ってて、

やたらガード固めてるんだけど、その上からは、結構自由に打たせるもんで、

直撃受けなくても、相手に、気持のいいパンチ出しのリズム渡してしまって、

ラウンドが進むにつれ、自分のグローブで顔が擦れて、段々赤くなってったもんなあ。

                                                       

3R以降、左右とも、色んな角度で、それも強いパンチが打てるっていう、

斉藤さんの武器、丸出しにしていってからは、ほぼ一方的な展開になっていって、

細かいコンビネーション連打、小気味良く決まっていって、

5Rには、杉浦君をパンチ出血させて、時間の問題かなあ、って感じさせたんだけど、

ここから、頑張った杉浦君のことは、書いたとおりなんだけど、

ただ、斉藤さんに、ちょっと不満なとこ出てきて……。

                                                          

それはね、彼、自分のリズムで攻撃することに専念し過ぎてて、

攻守の時間割り、ハッキリ別れ過ぎてて、つまり、

今はディフェンスの時間です、今度は自分が攻めますっていうのが、ハッキリ出てて、

この日の相手は、それでも成り立たせてくれたからいいけど、

あれだけ、ハッキリし過ぎるのは、どうかなあ、って思ったんだよね。

                                                       

相手の攻撃、やり過ごすだけで終らなくて、交わしざまに打つとか、

流れの中で、カウンター打つとか、彼ならできると思うし、やってたと思うんだよなあ。

お終いの方で、わずかに見られたんだけど、初めからやってれば、

もっと楽な展開だったんじゃないかなあって……。

ただ彼は、元々一発倒し屋じゃなくて、連続攻撃で、KO勝ちを増やしてきた方だから、

それなりの考えで、やってるのかも知れないけどね。

                                                         

6Rの終盤ゴング間際、杉浦君のブン回し系フックを直撃されて、

一瞬バタバタになったとき、それはディフェンスの失敗じゃなくて、

カウンターを打っていかない結果じゃないかって、思ったんだよね。                                                       

好きなボクサーにはいろんな事、求め過ぎる傾向あるんだけど、

この日、もう少しフットワークもね……。

                                                        

ただね、スーパーフェザーでね、あんだけ早いリズムで、

コンビネーション打てるボクサー、ちょっと日本にいないと思ってるんだよね。

                                                          

◆佐々木悟君(ヨネクラ)×加藤健太君(三谷大和)………L 8R

7勝(4KO)3敗2分の27才・秋田県と、7勝(5KO)1敗1分の23才・新潟県。

                                                           

佐々木君、体格上回ってんのに、近い距離でやりたがってるみたいに見えて、

パンチ、力強くて、重そうなんだけど、残念、ちょっとスピード不足。                                                         

加藤君、明らかに、キレと回転力で勝負するタイプで、対照的な二人、面白い。

                                                       

1R、サウスポーの佐々木君に対して、加藤君の特に、右ボディブローがいいんだわ。

                                                       

2R、佐々木君、なかなか思うように捕まえられないし、当て勘もよくないみたいで、

パンチが空転することが多い中、残り1分頃、加藤君、右ストレート直撃させて、

そのダメージ、結構大きくて、それに続く、加藤君の連打、佐々木君防ぎきれなくて、

そのまま、残り30秒のところで、ストップ。

パワーも大事だけど、やっぱ、ボクシングは、スピードとキレだよなあ。

                                                       

◆芦川尚史君(北澤)×福本雄基さん(三谷大和)………SF 8R

6勝(1KO)7敗1分の30才・千葉県と、9勝(2KO)2敗の23才・千葉県。

                                                         

芦川君、ここ、ランカー狩りのチャンスってことで、ガンガン行くんだけど、

残念、殆ど空回りで、若い福本さんの方が、老獪なボクシングやってたな。

                                                       

二人がやりたい、と言うか、目指してるボクシングは、全く違ってて、

芦川さん、力技一本勝負、福本さん、距離とって、ピチピチって当ててくスタイル。

                                                       

芦川君、破壊力有りそうなんだけど、当て勘とても悪くて、で、この戦績かって…・・・。

福本さん、倒してしまおうっていう風に、強くは打たないんだけど、

短いのを差し込むように打つのがとても上手で、どんどんポイント取っていくんだわ。

                                                          

3R以降は、完全に福本さんのペースで、芦川さん、ちょっと工夫が足りなくて、

飛び込みざま、強烈パンチ振るうんだけど、軽くダギングで交わされてしまったり、

飛び込もうとするとこ、意外に長い、福本さんの左ジャブ、バシバシ当てられて、

もう、引き出しなくなってしまって、結局、6R1分過ぎ、赤コーナーからタオル投入。

                                                       

グロッキーになったわけではないんだけど、これ以上やっても、

もうどうにもなんないだろう、ってセコンドの判断、正しいと思ったね。

無駄なダメージ残すことなく、次の試合のための教訓得れば、それでいいと思うな。

                                                         

◆吉本真也君(白井具志堅)×田中康寛君(輪島)………49.5㎏ 4R

デビュー戦の21才・広島県と、デビュー戦の20才・東京都。

                                                          

二人とも、多分アマチュア経験あるんだと思うな。

ちゃんと形になってるし、雰囲気も持ってんだわ。

                                                        

吉本君、キレ系ボクサーで、体、まだちょっとできてないようで、ひ弱さが残ってる。

一方、田中君、見るからに豪腕系で、これは、多分伸びるぞお、って感じなんだわ。

                                                         

その、田中君、打ち終わり、ガードが甘くなってしまって、

そこんとこ、吉本君に何度も狙われてたけど、相手の腕を跳ね除けてしまうほど、

彼のパンチ、力強いんだわ。

                                                         

吉本君も、体格ハンデあるんだけど、押されることなく、前へ出て攻勢かけるんだけど、

残念、決定力不足だし、田中君のパンチ、直撃受けなくても、よろけてしまう事多くて、

見栄え的にも、ちょっとなあ、っていう展開で、結局、

40-37×2、39-38の3-0で、田中君の圧倒勝ち。

田中君、次の試合楽しみだね。

                                                       

吉本君、君は、ワールドの池田一晴君みたいなボクサー、目指せばいいと思うなあ。

                                                       

◆安住幸一郎君(角海老)×岩井大君(三谷大和)………SFe 6R

4勝2敗3分の27才・宮城県と、4勝(2KO)2敗の20才・千葉県。

                                                         

何故、自分、この試合に注目してたかって言うと、

この試合の結果によって、角海老ジムの10月の戦績、

勝ち越しか、負け越しかがが決まるからなんだわ。

                                                        

10月、ここまでんとこで、角海老ジムは、15人のボクサー投入して、つまり、

15試合やってきて、何と、7勝7敗1分なもんで、安住君にかかるとこ大きいんだわさ。

で、結果は、5RTKO負けしたもんで、残念、これで、10月の角海老、負け越し決定。

                                                         

安住君、もともと、相手に深いダメージ与えるボクシングしないし、

殆ど、正対して構えっ放しなもんで、的大きくなってしまうし、

相手の岩井君、正直、そんなに凄くない、普通のボクサーだと思うんだけど、

何となく練習台みたいになってしまって、全くいいとこ出せないまま、

1Rから最後まで、同じパターン繰り返すもんで、すっかり見切られてしまって、残念。

随分、殴られたよなあ。

                                                           

◆中釜兵武君(白井具志堅)×榎本信行君(三迫)………F 8R

12勝(8KO)7敗2分の26才・東京都と、18勝(3KO)6敗3分の35才・埼玉県。

                                                        

あらあ、二人とも硬いわあ。  特に榎本さん、上体、カキン、コキン。

                                                        

中釜君、ブン回し大フックが当たれば、KO勝ち、当たんない時は、アッサリ負け、

っていうボクシングで、嫌いじゃないんだよなあ。

                                                          

ただ、この日は、連打の時、頭下げて、目線切り過ぎで、ああ、やばいよ、

こういうのは、ビビリ症候群の始まりなんだよなあ。

                                                       

3R、中釜君、デカイ右ストレートぶち当てて、榎本さん、ダウンしてしまって、

これは、終了ゴングに救われたんだけど、だから中釜君、ドンドン調子に乗って、

ホントは左の返しで決めたがってる、ってのが丸分かりのままの、

左右の無指向型、目つぶり大フックのオンパレードになっていったんだけど、

その後は、やっぱり全く当たんなくなって、後はズルズルで……。

                                                           

榎本さんの方も、序盤は、左ボディのいいのを何度も見せたんだけど、

そこからの展開力全くなくて、リズムに欠ける、ボクシングに終始してしまって、

二人とも、沢山ファン抱えてるもんで、もう場内大騒ぎな割りに、

自分的には、大雑把な、詰まんない試合に冷めてしまったもんで、

5R終ったとこで、休憩タイム。

結果も知らないんだわ。

                                                          

この日は、あと二つ4回戦があったんだけど、

新人王トーナメントだと、全員一回戦敗退、って感じの試合だったもんで……。

                                                           

惜しい!  “バーガーズ東京” 営業終ってた。

                                                        

2009年10月28日 (水)

11月のボクシング

忘れもしない、去年の7月14日。

並んで何かするってのが大嫌いな自分が、何十年ぶりに並んで手に入れた、

i-phone 、突然調子悪くなって、前の日の晩まで使えてた電話が、

翌朝、着発信はするんだけど、互いの音声が全く聞こえなくなってしまって、

で、駅前のソフトバンクへ行ったんだわ。

                                                       

ご存じの通り、アップルってのは、修理をするって観念、全くない会社で、

何事も部品交換で対処するもんで、その経費が26,000円だって言われて、

そんじゃあ、3GSに機種交換したら、いくらかって聞いたら、40,300円だってさ。

ちょっと考えるわ、って答えて、そのままにしておいたら、

何と夕方には治ってしまって、なんじゃ、こりゃあ!

                                                       

そう言えば、そろそろ帰ってくるよなあ、小堀さん。

自分、ちょっとなんだけど、もしかしたら小堀さん、

またボクシングやるんじゃないかって思ってるんだわ。

                                                       

帰ってきても、多分特にやることないだろうし、カネも要るだろうし、

胡散臭くて、うっとおしい繋がりも切れてんだから、

もう自由にボクシングやればいい、って思うんだよね。

チャンピオンとかランキングとか全く関係なくて、

年に何回か、有力ボクサーと勝負するっていう、そうね、メイウェザーみたいにね。

                                                        

自分、実は矢代義光さんとの試合見たかったし、

今なら、内山高志さんとも、一度勝負して欲しいって思ってるんだわ。

スーパーフェザーからスーパーライトくらいの契約ウェイトで、他にも、

三浦隆司さんとの再戦とか、岡田誠一さんとか、荒川仁人さん、三垣龍次さん、

小出大貴さん、小野寺洋介山さん、亀海喜寛さん、前川洋昭さん、

長嶋健吾さん達との試合、見てみたいよなあ。

それにさあ、小内君の遊び相手っていうか、鍛えてやって欲しいんだよなあ。

小内君、小堀さんのトランクス履いて、試合してんだし、

この間の試合なんか、例の、グローブクルクルだってやったんだからね。

ダメかなあ……。

                                                        

10月のボクシングは、今日の後楽園ホールで終わりで、

福本雄基さん、中釜兵武さん、斉藤司さん、安住幸一郎さん達、見に行く。

今月のボクシングで、記憶に残ってるのは、やっぱりリナレスで……。

あとは、小口雅之さん、細野悟さんと榎洋之さん、岡田誠一さん、亀海喜寛さん、

コーチ義人君、田内絹人君、大内淳雅さん、平林隼人君達だな。

                                                       

で、次は、11月の気になるボクシング。

                                                       

11月 1日……野中悠樹さん×柴田明雄さん……………… (大阪)行けない!

                                                        

11月 2日……丸山大輔さん…………………………………(小倉)行けない!

          *中止になりそうなんだって?

                                                       

11月 3日……東日本新人王決勝戦…………………………(後楽園)行く!!!

                                                       

11月 7日……五十嵐俊幸さん、山中慎介さん、C・リナレス…(後楽園)行く!!

          *この日、ワルーエフもやるんだよね。

                                                          

11月 9日……輪島大千君、吉永潤一君、林智樹君…………(後楽園)迷ってる。

                                                         

11月12日……安西政人さん(初のメインイベンター)…………(後楽園)行く!!!

                                                          

11月13日……李洌理さん、早坂真佳君、イベリコ・ユン君、

          星野晃規君、小野寺昌史君……………………(後楽園)行く!

                                                       

11月15日……パッキャオ×コット………………………………WOWOW

                                                         

11月16日……瀬藤幹人さん×青木幸治君、松崎博保さん、

          吉住壽裕君、森田大介君………………………(後楽園)行く!!

                                                         

11月17日……古橋大輔君、片桐秋彦君、木村拓磨君………  (後楽園)行く!

                                                       

11月21日……荒川仁人さん、林徹磨さん、宮森卓也君……… (後楽園)行く!!

                                                        

11月22日……佐野友樹さん×小野心君……………………… (刈谷)行けない!

          大場浩平さん×池原信遂さん………………  (名古屋)行けない!

                                                        

11月27日……関本純太君×竹内佑典君……………………(江戸川)行かない!

                                                          

11月29日……内藤大助さん×亀田興毅さん………………(さいたま)行かない!

                     *内藤さん勝ったら、録画見る。

                                                       

11月30日……山口真吾さん×池原繁尊さん、竹中良君………(後楽園)行く!

                                                          

2009年10月27日 (火)

エキサイトマッチ(10/26放送)

CSのアニメで、今面白いのは、“銀塊”と、“ハヤテのごとく” だな。

                                                        

10月競馬は、31日が残ってるんだけど、土日単位でみると、

もう10月競馬は終わってるもんで、集計してみたんだけど、

結局、55レースに参加して、3レースゲット。

回収率は、17日からレート上げて、それ以降全部外したもんで、222%で終了。

目標的中率、1/20なんだけど、10月度は、1/18。

                                                       

ベースの方は、相変わらずの遅々で、やっと左指の薄皮が1枚取れたとこ。

それにしても、左指4本でカバーするフレット4個分が、ギターより随分長いもんで、

これでも、小学生の頃、ピアノの先生に、あんた長い指してて、羨ましいね、

って言われてたんだけど、それでも、キツくて、腱鞘炎になりそうなんだわ。

                                                       

それで、それぞれの指の間隔、爪の端のとこで、測ってみたら、

親指と人差し指の間は、18㎝ あって、人差し指と中指の間、薬指と小指の間隔は、

それぞれ8㎝ あるんだけど、肝心の中指と薬指の間が、

7㎝ しか開かないってことが分かって、これがちょっと致命的なんじゃないかって…。

で、この中指と薬指の間隔、あと1㎝広くするために、

電車の中なんかで、マッサージしたり、関節のトレーニングしてんだわ。

一番太い弦で、1フレットを人差し指で押さえたまま、4フレット目で、

小指のハンマリングやプリングやると、もうホント痙攣しそうで、

ベース、自分にとって、修行って感じだな、今んとこは……。

                                                       

昨日のエキサイトマッチは、世界戦が二つ。

                                                          

◆エドガル・ソーサ×オマール・ソト………WBC LF タイトルマッチ

36勝(20KO)5敗のチャンピオン・30才と、

14勝(6KO)3敗1分のランク5位・36才。

                                                          

ソト、二度目の世界挑戦で、青のレイジェス。

チャンピオンは、これがもう10度目の防衛戦で、グリーンに白ナックルのレイジェス。

                                                        

1R、ちょっとスロースターター気味のチャンプに対して、

初め、ソトがプレス掛けたんだけど、中盤以降すぐ主導権を取られてしまって、

体格も、実績も違うし、明らかに、ソト、ビビり気味で、何か先が見えるんだわ。

                                                       

ラウンドが進むにつれ、ドンドン一方的な展開になっていったんだけど、

4R終了時点での、中間採点では、ソトが2-1でリードしてるって出て、

エエーッって感じだったんだけど、下がり続けるソトに対して、6R、

ソーサ、ビヨーンって伸びる右ストレートブチ込んで、

ソト、それまで、結構打たれてたもんで、コーナーポストにヘタレ込んでしまって、

そこで、レフェリーストップ。                                                        

ソト、まだやれるってアピールしてたけど、絶対無理だと思ったね。

彼、もう全く、勝負になってなかったからね。

                                                         

それにしても、プレスかけて前へ出るボクサーと、

結果的に、下がり気味になってしまうボクサーって、どこで、決まるんだろね。

初めに、こいつ、おっかねえなあ、ヤバそうだなあって思った方が、

結局、下がらされるんだろうかなあ。

                                                         

どんな相手でも、いつも下がり気味のボクシングで、

隙見て飛び込んだり、カウンター専門のボクサーもいるし、

相手によって、意識的に下がり気味のボクシングするのもいるけど、

そういう作戦上でない場合には、やっぱ、その時点で、気後れしてるんだと思うな。

だから、試合開始ゴング直後のパフォーマンスは大事だし、

見てて面白いんだよなあ。

                                                       

ソトは、ソーサと10回やって、10回とも負けるって、思ったな。

                                                        

◆ネオマール。セルメニョ×クリスチャン・ミハレス……WBA B 暫定戦

17勝(10KO)無敗の暫定チャンピオン・29才と、

36勝(15KO)5敗2分の27才。

                                                            

二人とも白のレイジェスなもんだから、グローブが大きく見えて、何だか、

アマチュアボクシングみたい。  ミハレスのには、細い赤いラインが入ってる。

                                                         

1R、残り1分くらいのとこで、セルメニョの長ーい右ストレートが直撃して、

ミハレス、一瞬膝折って、バタバタって、後ろに下がらされてしまったな。

                                                        

2R以降も、チャカチャカ、チョコチョコ動き回り、ポコポコ当ててくるセルメニョに、

力強さは感じるんだけど、ちょっと、ドロンとした動きのミハレス、

対応しきれなくて、困ってる、焦ってる。

                                                       

ミハレス、全く右ジャブ使わなくて、何だか接近戦望んでるみたいに見えて、

それでも、セルメニョのこと、捕まえられなくて、

そのうち、ドンドン顔腫れてって、5Rにはバッティング出血までしてしまって、大変。

                                                        

7R以降も、セルメニョ、凄いスタミナで、手数、驚異的だし、

常に上体動かして、的にならないように気使ってて、上手いんだよなあ。

それにしても、ミハレス、何だか、最近試合ごとに、下手くそになっていくよなあ。

                                                       

9R以降も、殆ど同じ展開で、ミハレス、顔ドンドン腫れるし、

出血で、ワセリンテンコ盛りなもんで、ひどいことになっていって、

でも、実は、セルメニョのボクシングも面白くなくてね、

ポイント、十分なほどリードしてるもんで、全く無理せずに、勿論倒しにも行かなくて、

ミハレスの周り、距離置いてクルクル回って、チョンチョンやるだけなもんで、

ヒット&アウェイって言えば、言えないことないけど、

要するに、逃げ逃げチョンチョン、逃げチョンチョンなもんで、

あんまり詰まんないもんで、途中で、ベースの練習やってたもんなあ。

                                                         

結局、117-111、116-112×2 で、セルメニョ圧勝。

ミハレスって、あんなもんなのかなあ。

まだ、若いのになあ……。

                                                       

2009年10月24日 (土)

後楽園ホール・10月24日

昨日は、少し早めに出て、ドームの “バーガー東京” に寄って、

いつもの、ベーコンエッグバーガーにコーラ、ポテトで、1080円也。

野球客多くて、珍しいほど、混みあってたな。

                                                       

この日のホールは、いろんな試合が組み合わさってて、なかなか面白かったよ。

◆前川洋昭さん(帝拳)×山口祐司さん(ヨネクラ)……65㎏ 4R

14勝(7KO)1敗のSL4位、32才・沖縄県と、

18勝(11KO)3敗2分のW3位、30才・静岡県。

                                                         

ちょっと見だと、山口さんの方が、余程年上に見えるんだよなあ。

このひとつ前が、ミドル級だったもんで、随分早く、キレのいい戦いに見えたよ。

二人とも、クリーンファイトで、見ててとっても気持ち良くて、

パワーも、スピードも上回ってるのは、実は、前川さんの方なんだけど、

山口さんも、小技駆使して、上手いんだよなあ。

                                                       

タイプの違う同士の絶妙な闘いは、残念、結局3R、

バッティングによる負傷判定になってしまって、

30-28、29-28、29-29 の2-0で、前川さんの勝ちで終わったんだけど、

もっと見たかったなあ。

                                                       

◆渡部あきのり(協栄)×岳たかはし(新田)……70㎏ 4R

18勝(17KO)3敗のW6位、24才・福島県と、

10勝(5KO)3敗1分のM5位、22才・北海道。

                                                          

1R、先制かけたのは、渡部さんで、岳さん、呑まれ気味。

なかなか自分から仕掛けない岳さん、ゴング寸前、力のこもったのをブチ込んで、

おおお、渡部さん、ちょっとヤバくて、

彼、実はとても打たれ弱いってのが知れてしまって、もう危ない、危ない。

ゴングに救われて、コーナーに戻る時も、足元ふらついてたもんね。

                                                       

2R、でも、まだ岳さん行かないで、また渡部さん初め攻勢取って、

中盤、岳さん、後半、また渡部さん、っていうように、攻守がクルクル入れ替わって、

互いに、いいのを決め合うもんだから、場内大騒ぎのまま、3R突入。

                                                          

岳さん、カウンター狙いが顔にまで出て、あんなにリーチあるんだから、

右ジャブもっと使えばいいのにって思うんだけど、

前回、江口さん倒した時の感触忘れられないのか、もう完璧ワンパターンで、

この回も、派手な打ち合い合戦なんだけど、基本的に試合作ってるのは、渡部さんで、

岳さん、終盤、左目の上をパンチカットされてしまったな。

                                                       

4R、さあ来いって、岳さんポーズするんだけど、行かないのは、岳さんの方で、

だけど、渡部さん、ちょっとクリーンに当たると、すぐガクッってなるから、

見ててハラハラもんなんだけど、最後まで、ひるまずに攻めてたよなあ。

                                                       

結局、39-37、39-38、38-38 の2-0で、渡部さんが辛勝。

岳さん、いいもの持ってると思うんだけどなあ。

                                                       

◆氏家福太郎さん(新日本木村)×古川明裕さん(W日立)……M 6R

13勝(8KO)7敗1分のM4位、28才・東京都と、

12勝(9KO)4敗1分のM5位、30才・茨城県。

                                                        

2勝1敗ペースと、3勝1敗ペースのランカー対決。

1Rから、白熱の殴り合いで、二人とも穴だらけなもんで、お互い当たる、当たる。

これぞ、男のボクシングって感じで、もうホント、ドカドカ凄かったよお。

二人とも、佐藤幸治さんには、ひとたまりも無さそうだったんだけど、

だけど、十分、観客を熱くしてたな。

                                                       

6Rまで、ズーッとそんな調子が続いたんだけど、

それまでの過程でパンチカットされてた、古川さんの左目の上の傷が悪化して、

結局、そこで、TKO決着。

ワールド日立のボクサー達は、古川さん以外も、結構激闘派が多くて、面白いね。

                                                         

◆前之園啓史君(石丸)×金沢知基さん(角海老)……SB 8R

10勝(4KO)2敗1分、24才・鹿児島県と、

12勝(6KO)4敗2分けのSB12位、26才・東京都。

                                                       

トランクスから、ボクシングスタイルまで、ホントによく似た二人の対戦。

オーソドックスなワンツー主体だったんだけど、金沢さん、

いつものような、鋭い左ジャブ、この日はとても少なくて、

自分のボクシング、させてもらえないことが多かったな。

                                                        

前之園君、見るの久し振りで、何だか、振りが鋭くなってる感じで、

2R、残り30秒ほどのところで、3~4発の連打を的中させて、

その3~4発目で、金沢さん、ユックリ腰を落としてしまって、ダウン。

                                                         

これは、ダメージ深いんじゃないかって思ってたんだけど、

次の回には、やられてしまうんじゃないかって思ったんだけど、

ここから、金沢さん、踏ん張った、頑張った。

                                                        

4R終盤には、得意の左フックで、前之園君をグラつかせたし、

基本的に、パンチが交差する際の、運不運が、2Rの結果だったもんで、

互いに、スリルを含んだ展開になっていって、

それこそ一進一退、力量拮抗のまま、最終ラウンドのゴング。

                                                       

前之園君、決して上手い方じゃないんだけど、真面目にカッチリしたボクシングで、

何とか、ダウンゲットのポイントを守って、77-75×2、78-77 の3-0勝ち。

あと一歩だったけど、金沢さん、よく取り戻したよなあ。

                                                         

◆淵上誠さん(八王子中屋)×平林隼人君(横浜さくら)……M 6R

11勝(3KO)6敗のM3位、26才・鹿児島県と、

7勝(7KO)1敗の22才・東京都。

                                                         

両手ブランブラン、動きダルンダルンの淵上さんに対して、

平林君、勢い付けて、飛び込む、飛び込む。

                                                         

老獪和尚に、若武者突っかかる、って構図なんだけど、

結構負けてるんだけど、淵上さん、経験は豊富なもんで、

その分、軽くあしらった、っていう感じで、

2Rに、左ストレート、ドコン一発決めて、ドーンって平林君倒れてしまって、

レフェリー、カウント始めたら、コーナーからタオル投入で、エンド。

                                                      

平林君、いい経験したと思うな。

でも、ガード意識なくて、ひたすら猪突猛進っていうのも、見てて清々しかったよ。

                                                       

◆澤永真佐樹さん(赤城)×小林生人さん(角海老)……60㎏ 4R

23勝(10KO)9敗5分のFe12位、34才・熊本県と、

18勝(11KO)5敗の27才・神奈川県。

                                                        

1Rから、生人さん、ほぼ万振り状態で、主導権取ろうとするんだけど、

もともと馬力のあるのは、澤永さんで、左のトリプルとか、アッパーとか、

目先変えて、いろいろ工夫もしてきて、生人さんの思うようにさせてくれない。

                                                       

2Rのゴング後の加撃で、澤永さん、ワンぺナ喰らったんだけど、

3Rの攻防でも、前回みたいにスタミナ切れすることなく、力強い左を振るって、

4R、多分このラウンドで、勝負決まるなってとこでも、全く緩めずに、勝負してたな。

                                                           

生人さん、最終ゴング前に、極上の左フックブチ当てて、

澤永さんをぐらつかせたんだけど、いかにも途中のミスヒットが多過ぎたよなあ。

打ち合いになった時の連打も、ちょっとキレなかったし、

何よりも、頭下げて、目線切ってしまっての、メチャ打ちに近かったもんなあ。

                                                       

結局、39-37、38-37、37-38 の2-1で、澤永さん逃げ切り。

                                                       

◆谷田部隆士君(湘南RYUJU)×大橋健典君(角海老)……SB 4R

23才・神奈川県と、20才東京都。 共に、デビュー戦。

                                                         

大橋君、前評判高いもんで、期待してたんだけど、

まだボクシングになってないような相手だったもんで、よく分かんなかったな。

                                                       

谷田部君、何だか、生まれたてのヒヨコみたいにバランス悪くて、

足元、おぼつかなかったな。

                                                        

1R終了間近、大橋君のヒョイと出した左ジャブで、コトンって倒れてしまって、

2Rに入ったら、もうグズグズになってしまって、あと30秒のところで、

大橋君に、左フック、綺麗に打ちこまれてしまって、その途端にレフェリーストップ。

結局、大橋君、どれだけのもんか、全く分かんなかったなあ。

                                                       

◆生田真敬君(ワタナベ)×細川バレンタインさん(宮田)……L 8R

11勝(6KO)4敗1分の28才・新潟県と、

9勝(4KO)1敗3分のL11位、28才・宮崎県。

                                                       

武士の果たし合いみたいに、徹底的に睨みあった、1~2R。

慎重というか、ビビりというか、レフェリーに、おたくら、打ち合えばあ、

なんて言われてるような試合には、全く興味湧かなくて、

ちょっと別のことしてたら、意外に早く決着して、良かったよ。

3R、何か当たって、細川さんのKO勝ちだってさ。

                                                         

それにしても、生田君、初め、榎さんとタイトル戦やった、

真教杉田さんと、間違えちゃってね……。

                                                        

この日ね、前川さんと山口さんの試合の時、どっかの格闘系の連中が、

記者席の後ろから、飲み残しのコップ投げてさ、その前にも、自分知ってる限り、

2回も、紙みたいのや、おしぼりみたいの投げてたんだけどね、

最後は、リングマットの上に、氷まで撒き散らしてね。

                                                       

結局、投げたヤツつまみ出されて、どうせなら、面白くなるから、そこで暴れてみろ、

って思ったんだけど、窓ガラス割って怒られた中学のガキみたいに、

スゴスゴ退出させられて、頭悪そうな面した、だたのみっともないバカで、

すぐ後、もう一人、つまみ出されてたんだけど、驚いたのは、

ヤツら4人で来てたんだけど、残ったバカも、ヘラヘラ笑ってるし、

途中で止めもしなかったし、仲間が連れて行かれたっていうのに、平気な面してたし、

あいつら、一体どこのへタレ格闘屋? 誰が呼んだの?

                                                          

あいつら、ほかの業界のリングマット汚して、何のつもりなんだろね。

他人の仕事場で、ウンコしたのと同じだからね。

そんな事も分かんない、要するに、単なるバカなんだろね。

筋肉作るの精一杯だったもんで、脳まで養分、行き渡ってないんだわ。

お前らみたいなへタレバカ、山奥の原っぱで、目突いて、タマキンでも蹴ってろ!

                                                        

ただね、あん時、飛んでって、バカ摘まみ出したのは、プロモーターでね、

JBCの連中は、初めは、ボーっと見てただけだったんだよなあ。

普段、ゲロッパの置く位置間違えただで、文句付けてんのに、

自分らのリング汚されてんのに、あんたらは、ただの場所貸しか、って思ったな。

                                                             

コーナーポスト下で騒いでた爺さんには、すぐ行って注意して、

会場係りのお兄ちゃんに、どけろ、って指示してるくせに、

情けないよなあ、って思ったんだよね。

                                                                                                              

この日は、あと幾つか、気分良くないことあってね。

                                                         

ホール行くと、ボクシングオタクみたいのが集まって、嬉しくてしょうがないのか、

試合中だっていうのに、今のパンチはどうだとか、あん時は、こうだったとか、

やたらメンドクサイのが、よくいるでしょ。

                                                         

自分、試合は、静かに、一人で見たいもんで、そんな時は、場所変わるんだけど、

昨日は、大混みだったもんで、なかなか思うに任せなくて、

やっとこ移った先でも、元ボクサーとジム関係者が、やたら能書きだらけで、

その元ボクサー、訳知りに、やたら偉そうなこと言ってんだけど、現役の時、

いっつも詰まんないボクシングなもんで、休憩タイムボクサーだったくせに、

あんた、そんな風なボクシングしてなかったでしょ、って言いそうになったんだわ。

しょうがないから、途中から、i-pod さ、こっちは……。

                                                                                                                        

だから、混んだ後楽園ホール、厭なんだよなあ、主催者には申し訳ないけど…。

でね、何とかCSでやって欲しいって、ズーッと思ってるんだよね。

1カメラでいい、勿論解説なしで、月1万円でもいいけどなあ……。

                                                       

もう、こうなったら、今日明日の競馬で、何かデカイの当たんないと気が済まないぜ。

                                                       

2009年10月23日 (金)

10月度ランキング

【世界チャンピオン】

世界チャンピオンだった、リナレスの名前の前に、“前” って入るのは、

小堀さんの時と同じで、1ヶ月だけ、そうしてくれるんだよなあ。

                                                       

あとの5人のチャンプ達には、それぞれの防衛回数が入ってて、

内藤大助さん(5)、名城信男さん(2)、長谷川穂積さん(9)、西岡利晃さん(3)、

暫定王者の石田順裕さんは、まだ防衛戦やってないもんで、(獲得)ってなってる。

                                                        

【OPBFチャンピオン】

サーシャ・バクティンが、返上だか剥奪だかされてしまったもんで、14名から13名に。

                                                        

世界ランカー達の変動、特筆ものはなくて、微動程度。

                                                        

ここから、日本ランク。

                                                       

【ミニマム】

堀川謙一さんが久田恭裕さんと、2位、3位を入れ替わり、

大内淳雅さんに敗れた、鈴木誠さんが、5位から7位へダウン。

その大内さんは、ライトフライへ転級したもんで、空き1名発生。

                                                       

【ライトフライ】

嘉陽宗嗣さんとのタイトルマッチを制した、宮崎亮さんが新チャンピオンに。

敗れた嘉陽さんは、世界ランクへ移った。

大内淳雅さんが転級してきて、7位にランク。

相変わらず、空き1名。

                                                       

【フライ】

殿村雅史さんが、スーパーフライへ転級。

金城智哉さんが、11位に、李明浩さんが12位にランクイン。

先月まで1名空いてたけど、これで埋まった。

                                                       

【スーパーフライ】

ここは結構変動大きくて……。

杉田純一郎さんを下した、佐藤洋太さんが5位から1位へアップ、

杉田さん、2位から6位へダウン。

6位にいた三枝健二さんが、ランク落ち(引退?)。

奈須勇樹さんを倒した、白石豊土さんが12位にランクイン、奈須さんはランクを失った。

それから、フライから転級してきた、殿村雅史さんは、5位にランク。

                                                        

【バンタム】

安田幹男さんが、11位から3位に飛躍。

あとは、それに伴う微変だけ。

                                                       

【スーパーバンタム】

玉越強平さんが、瀬藤幹人さんと2位と3位を入れ替わって、

玉越さんに負けた、田内絹人さんが、5位から7位へダウン。

田内さん、引退表明してるけど、斉藤直人さんのこともあるし、

ちょっと間をおいて、じっくり考えてみてよ。

                                                        

【フェザー】

細野悟さんに敗れた、榎洋之さんが3位から6位にダウン。

10位にいた武本在樹さんが、ランクアウト、替わって宮将来さんが12位にランクイン。

                                                         

【スーパーフェザー】

川村貢治さんとの激闘を制した、岡田誠一さんが、川村さんと2位と3位を入れ替わり、

タイトル戦で、三浦隆司さんに敗れた小口雅之さんが、5位から9位へダウン。

                                                       

【ライト】

亀海喜寛さんに倒された、小出大貴さんが、3位から6位へダウン。

                                                         

【スーパーライト】 【ウェルター】

二つの階級とも、全く変動ナシ。

                                                         

【スーパーウェルター】

チャールズ・ベラミーが、チャーリー・太田って改名して、そのまま2位なんだけど、

何だか、売れてないジャズマンか、関西系のお笑いタレントみたいな名前だな。

その太田さんに衝撃KOされた、池田好治さんが、7位から9位へダウン。

新井恵一さんが、引退してしまったので、久し振りの1名空き。

                                                         

【ミドル】

田島秀哲さんが、中堀剛さんと6位と7位を入れ替わっただけ。

                                                       

さて、さて、今夜の後楽園ホールは、凄いぞお。

渡部あきのりさんー岳たかはしさん、前川洋昭さんー山口裕司さん、

澤永真佐樹さんー小林生人さん、氏家福太郎さんー古川明裕さん、

淵上誠さんー平林隼人さん、細川バレンタインさんー生田真教さん、

金沢知基さんー前之園啓史さん、

それに、今日デビューの大橋健典君(角海老)も、話によると凄いらしいよお。

こんなメンバーを4,000円から見ることできて、

12,000円がテン料金だっていうんだから、お得だよお。

                                                       

その料金のことで、ふと思ったんだけどね。

この間の代々木第2のテン料金が、3万円なのは十分納得なんだけど、

その前の、大阪中央体育館の5万っていうのは、あれは一体どういうつもりなの?

メイン以外は、全部6回戦以下で、ボッタクリとしか考えられないけどなあ。

                                                        

2009年10月22日 (木)

後楽園ホール・10月21日

2007年の日本人の貧困率、15.7%だってさ。

この数値は、6~7人に一人が貧困層に属してるってことで、これはもう大変なことで、

今までも分かってたのに、政府がオープンにしなかったんだよね。

間違いなく、良くない数値だから、表に出すのは止めような、ってことだな。

                                                          

何をもって貧困層かってというと、月々の収入から、税金、社会保険料、ローンなど、

固定的に出ていく金、家賃も含まれるんだけどね、

その固定的な出費を差し引いた残額を、可処分所得っていうんだけど、

その可処分所得の中央値の半額に満たない収入しかない人達のことを、

OECDでは、その国の貧困層っていうんだってさ。

                                                       

ということは、その金額は絶対値ではなくて、その国ごとに違うってことで、

2007年の日本の場合、可処分所得の中央値の半分は、年間114万円で、

それは、月額9万5千円ってことになって、

それに満たない人達が、6~7人に一人いるってことで、

例えば、通勤電車1両に100人ほど乗ってたら、15~16人が貧困層、

つまり、貧乏人ってことで、こりゃあエライこった、っていうことなんだわ。

                                                        

国民の多くが貧乏層なら、可処分所得も低いから、かえって貧困比率も低くなって、

全体に中流意識が漂うんだけど、今の日本みたいに、、

フリーターや派遣労働者、期間従業員なんかが増えてる一方で、

とんでもない財産持ってる連中も数多く存在してる、って状況だと、

相対的な可処分所得が引っ張り上げられるもんだから、

貧困層が増加することになるんだわ。

                                                        

こういうのは、今の中国の状況にも似てるんだけど、

資本主義の弊害が我慢できないほど顕在化していって、

階級の二極化が極進すると、不満分子が爆発、革命、って道を辿るっていうのは、

幾つもの歴史が証明してるもんで、政府は、腰入れないとヤバイってことだぜ。

                                                          

普通、人は、世界的に見れば、まだマシっていう風には考えられなくて、

身の回りと比較して、自分の恵まれなさを考えてしまうもんだからね。

                                                       

我が家でも、ドキドキしながら計算してみたんだけど、

おかげさんで、貧困層には入らなくて済んだよ。

                                                        

さて、昨日の後楽園ホール。

ドームで、巨人ー中日はあるし、オフトも大井でザワザワだし、

ホール周辺は、大騒ぎさ。

                                                       

残念ながら、何だろうなあ、って試合が多くて、

デビュー戦が、3人いたんだけど、全部で9試合、18人のボクサーの戦績が、

0勝6敗、0勝1敗×2、1勝1敗、2勝4敗、3勝4敗×3、3勝5敗、6勝5敗×3、

11勝6敗、12勝4敗、16勝5敗、って負け越しボクサーが半分以上いて、

だから、盛り上がらないって訳じゃないけど、なんか違うスポーツみたいなのとか、

街角の乱闘みたいなのや、スタミナ不足のボクサーが目立ってしまって、

気合入ってて、こっちも力入る試合が少なくて、

正直、あんまり真面目に見てなかったな。

                                                         

結果的に、この日、一番面白かったのは、デビューボクサーの試合だったんだわ。

                                                       

◆南部義行君(イマオカ)×コラレス・カワシモ君(レイスポーツ)…56.1㎏ 4R

0勝1敗の25才・三重県と、デビュー戦の26才・長崎県。

                                                         

二人とも、ちゃんと形になってて、レベル高かったんだけど、

カワシモ君のパフォーマンス、普通じゃなくて、アマチュアやってたみたい。

                                                         

名前からして、中米系のハーフかって思ってたら、これが普通の丸刈り日本人で、

動きも、パンチの出し方も、デビューボクサーの域、完全に超えてて、

結局、2R、見事な右ストレート、カウンターでブチ込んで、

南部君、ドーンって倒れてしまって、カウント途中ストップのTKO決着。

                                                       

それにしても、南部君、倒されてキャンバスに横になってんのに、

ファイティングポーズ取ったもんで、少し笑ったけど、後で考えたら、凄いなって。

カワシモ君、もう少し早くプロになればよかったのにねえ。

もっと沢山、ジャブ使うようにしたら、来年の新人王トーナメント面白くなると思うな。

                                                        

◆宮下良宏君(斎田)×高橋諒君(本多)……L 4R

デビュー戦の28才・東京都と、デビュー戦の21才・静岡県。

                                                       

宮下君、10㎝ほど上背大きくて、リーチも長いんだけど、

チャカチャカ動く割に、簡単に高橋君に入られてしまったなあ。

                                                       

高橋君、見た瞬間、いかにも喧嘩慣れしてるな、って感じで、

とても落ち着いてる上に、出入りのタイミング抜群で、パンチも強くて、

1R、あと1分頃、ガツーンって鋭いのを打ち込んで、簡単に終わらせてしまったよ。

彼、体のバランスもいいし、強くなると思うなあ。

                                                       

ああ、また例の下手くそゴングがやってるぜ。

彼、あんだけやって、あの程度で、どっか体悪いのかなあ。

                                                        

途中で、すぐ横に、大げさなカメラ持ち込んで、こんなの撮ってどうすんの?

っていうような試合に連続シャッター切りっぱなしで、お前は事件記者かって、

いっそビデオにしたらいいのに、って思うほどで、シャッターチャンスもクソも無い、

ただのバカ撮りで、それでも、シャッターのガシャガシャ煩くて、移動させられたよ。

                                                          

コーナーポスト下の、バケツやら救急箱置くスペースのステンレスプレート、

やっと新しくなったね。

もう、ずっと前から歪んで、反ってしまって、ガタガタしてたの、やっとちゃんとなったな。

                                                       

それからね、この日のある試合でのことなんだけどね、

勝った方のボクサーが、コーナー降りたとこでね、

ジムの関係者か後援者みたいな爺さんが、とにかく、貧乏くさい老いぼれが、

彼を直立に立たせて、身ぶり交えて、散々文句言ってたんだけど、

ああいうのは、下品っていうか、みっともなかったなあ。

言いたいことあんなら、控室で言えばいいわけで、観客の面前でやることじゃないよ。

この世界には、ああいうバカが、まだまだ多いんだよね。

自分も、我が振り直せ、ってことだな。

                                                      

◆高山和徳さん(船橋ドラゴン)×秋葉慶介さん(角海老)……Fe 8R

16勝(4KO)5敗4分のランク2位、27才・千葉県と、

11勝(2KO)6敗4分のランク9位、32才・東京都。

                                                          

試合のパンフレットっていうのには、よくミスがあるんだけど、

この日も、セミファイナルの加藤大輔君が、加藤大介君になってたし、

メインイベントのこの試合も、バンタム級ってなってたな。

                                                       

試合結果は、80-74、79-75、77-75 の3-0で、高山さんの勝ちなんだけど、

77-75は、絶対おかしいと思うな。                                                     

                                                         

結局、秋葉さんは、ここんとこの秋葉さんから脱却できなくて、

もともと、リーチが短くて、当て勘も良くないんだから、突っ込んでって、

ガツガツ打ち合うボクシングできないと、平凡なパフォーマンスに終始してしまうから、

だから、突っ込むのも、2段構えにやった方がいいって思ってるんだけど、

この日も秋葉さんは、1回目の突っ込みが不発に終わってしまうと、

少し引いて、体制を整え直すって感じで、そこの一段落した瞬間を、

何度も、何度も、高山さんに突かれてしまったんだわ。

                                                         

高山さんも、大振りの割には、オープン気味のが多くて、KO率も高くないし、

ボクシング自体、ウェルタークラスみたいな、大雑把さと動きなんだけど、

だけど、全体の印象としては、余裕持って、上手くあしらってる、って感じだったなあ。

                                                       

ああ、これはダメだな、って思ったのは、2R。

秋葉さん、チャカチャカって両手上げて、高山さんを挑発したかったのか、

無理に余裕見せたのか、その瞬間、結果的にはこの日一番の左フック直撃されて、

そこそこパンチ力あるボクサーだったら、そこでお終いってほどの、直撃受けて、

途端に目をパチパチし始めて、それは効いてるっていういつもの証拠で、

それ以降は、4Rに左右のいいフックを2発当てただけで、全くいいところがなかった。

絶対下がらない、常に前へ、前へは、感動的なんだけど、

それだけでは、ボクシングに勝てないんだよなあ。

                                                       

ジムからは、榎さんとか、直人さんとかも応援に来てて、

榎さんとこは、奥さんと子供まで来て、奥さん、後ろの方で、

手拍子やら、声出して応援してて、あの人、熱いんだよなあ。

                                                       

でも、榎さん本人は、奥さんの前の方にいて、最後の方は、憮然として、見てたよ。

どんな思いで見てたのかなあ、って思ったよ。

                                                         

地下鉄の中で、ipod から流れてたのは、ジョニー・ソマーズの “Memory”

だったんだけど、家への道、公園で聞こえてきたのは、

ポール・デスモンドの “Nancy”

今までデスモンドのアルトサックスは、

半笑いしてるみたいに聞こえることが多かったんだけど、

そおかあ、こいつのアルトは泣いてたんだ、って思ったな。

                                                                                                                        

2009年10月21日 (水)

今日、秋葉慶介さん!

最近、どうも左肩が凝るなあ、って……。

ああ、そうだ、ベースだ、って気が付いたんだわ。

                                                         

測ってみたら、自分のベース、4㎏もあって、要するに赤ん坊より重いってことで、

これからは、少し座ってやらないと、もちそうもないんだわ。

                                                       

もちそうもないって言えば、左指で、まだ十分固まってないもんで、

30分もやると痛くて、シンドクなってしまうんだわ。

ギターやったことある人は分かると思うけど、クラシックギターのガット弦と違って、

エレキギターのスティール弦、特に一弦に慣れるまで、シンドかったでしょ?

                                                         

シンドイって言えば、楽譜のことで、今まで、口とか手で刻んでたリズムが、

楽譜にするとこんな風になるのかって、驚いてるレベルなもんで、

なかなか前へ進まなくて、情けないんだよなあ。

うちの奥さん、以前ピアノやってたことあるもんで、教えて貰うんだけど、

メンドクなって途中でいなくなってしまうし、いろいろ前途多難なんだわ。

                                                       

さて、さて、今日のボクシングは、秋葉慶介さん。

                                                        

“勝負師” ってことになってるけど、自分、昔からそういう風には思ってなくて、

どっちかって言うと、以前角海老にいた、寺畠章太さんや、伊藤克憲さんみたいに、

真面目にコツコツやる、イメージなんだよね。

                                                       

粟生隆寛さんや、川村貢治さんには負けてるけど、今は同門の小林生人さんや、

梅津宏治さんには勝ってるし、ここんとこちょっと低迷気味ではあるんだけど、

2006年から2007年にかけては、6連勝した勢いと底力も秘めてんだわ。

                                                        

今回対戦相手の高山和徳さん、2003年の東日本新人王トーナメントで、

下田昭文さんに判定負けして、梅津さんにも1敗1分の成績なんだけど、

福原力也さんにKO勝ちした実績も持ってるんだわ。

                                                        

秋葉さん、11勝(2KO)6敗4分、勝率52%、KO率10%、165㎝、32才、9位。

高山さん、16勝(4KO)5敗4分、勝率64%、KO率16%、170㎝、27才、2位。

                                                         

上背の差、秋葉さんには、関係ない。

高山さん、ここんとこ2連勝。      秋葉さん、子供生まれたばかり。

高山さん、梅津さんに負けてるけど、秋葉さんは勝ってる。

こりゃあ、いい勝負になるぞお。

                                                       

だけど、ブッチャケ、最近の戦績やらランキングの点で、シンドイのは秋葉さん。

今後が決まる、ホントの大勝負。

で、今日、秋葉さんは “勝負師” になる。

                                                       

2009年10月20日 (火)

雑、雑、雑……。

18日の日本オープンの最終日、見た?

仕事しながらなんだけど、3時間以上もテレビに釘付けで、凄かったよお。

                                                          

17日にコースレコード出して、30位くらいから、単独トップに立った遼君なんだけど、

一時は、4打差もあって、また優勝なのかなあ、って見てたら、

あるホールで、追っかけバカギャラリーの一人が、打つ寸前に、

携帯のシャッター切ったもんだから、それでリズム狂わされて、ダボ叩かされて、

その間、小田さん、猛チャージかけていって、8ホール目で並んで、

そしたら、もう一人今野さんも、目立たず、こっそりスコアアップしてきて、

で、小田さんが1アップで、ホールアウトして、遼君、17番で長いの入れて、

何とこれで三人並んだ、18番、遼君、入れたら優勝ってとこで、

ボール半分それて、この三人でプレーオフ突入。

                                                       

ひとホール目は、三人パーで、ふたホール目に入って、

今野さん、長いの残して、小田さん、近い近い、遼君は、3m以上あって、

これ入れないとヤバいってとこで、カップに蹴られて、もう苦笑い、瞬間に諦めて、

でも小田さん、入れたら優勝ってパットにしては、ちょっと痺れる距離で、

でも小田さん、見た目と同じで、度胸あって、スンナリ入れて決着。

プレーオフ含めた最後の4ホール、それこそ一打ごとに、優位が入れ替わって、

そりゃあ、手に汗握る展開で、三人ともいい度胸してるんだわ、流石だね。

                                                       

小田さん、これまで未勝利、今野さん、14年やってて、6勝、遼君今年だけで4勝、

っていう、凄いバランスのメンバーで、見てて面白かったよなあ。

                                                           

ボクシング雑誌見てて、最近気が付いたんだけど、

帝拳のプロテスト合格者、見かけないんだよなあ。

雑誌の広告も無くなってしまったし、気になるなあ。

                                                         

昨日(19日)、WOWOWで、WBAのSM級のタイトル戦やってたんだけど、

ミッケル・ケスラー(41勝31KO1敗のチャンピオン・31才)と、

グスミル・ベルドモ(16勝10KO2敗のランク1位・33才)との試合だったんだけど、

これが、全く勝負にならなくて、ベルドモ、終始ビビりっぱなしで、これで1位かあ?

ってな感じで、3Rに肩殴られて、ダウンしてしまって、あんなの初めて見たな。

                                                       

結局、4Rに、ワンツーブチ込まれて、レフェリーに、もう止めような、ってストップ。

ケスラー、あんなデカイのに、とんでもなく早いワンツー打つし、

それも定規で測ったように、軌道のキッチリしたパンチで驚いたな。

                                                        

二人とも、黒のアディダスで、なかなかいいね。

でも、デンマークの観客は、手拍子と、声揃えて、

何だか、甲子園の高校野球みたいな応援だったな。

                                                       

三谷幸喜監督の作品に外れはなくて、“古畑任三郎” の再放送も、

それなりに面白いんだけど、“CSI” を見慣れてしまうと、

証拠調べの段階で、ボロが沢山見えてしまって、ちょっと見るのシンドクなるなあ。

他にも科捜研ものとかあるけど、もう、ママゴトにしか見えなくて、

この辺のジャンル、当分どうにもならないだろうなあ、って思うよね。

                                                        

その他でも、マジストーリーものだと、アメリカが本気で作ったものに、

日本のものは、全く着いていけなくて、底浅くて、ぺナぺナだもんなあ。

やっぱ、エンターテインメントの世界では、いつまで経っても、

アメリカには、敵わないって感じなんだよなあ。

                                                       

ああそうだ、田内絹人さん(横浜光)、止めちゃうんだってね。

この間、玉越強平さんに判定負けした時に、決心したらしいんだけど、

それは、初めから織り込み済みだったらしいんだけど、残念だなあ。

                                                         

止め時は、それぞれのボクサーが固有に持ってるもんだから、

部外者がとやかく言うことではないんだけど、

ああいう試合を、最終試合にするってのは、ホント残念だなあ。                                                         

こういうのは、以前、吉田拳時さんとのタイトル戦で判定負けして、

それで、止めてしまった佐藤常二郎さんの時と、おんなじなんだよなあ。

                                                       

田内さん、いつも、前向き真剣ガンガンボクシングで、

加治木了太さんに倒された時も、壮絶だったし、大好きなボクサーだもんなあ。

何とか、思い直してくれないかなあ。

                                                                                                               

2009年10月18日 (日)

後楽園ホール・10月17日

昨日、ボクシング終わってから、仕事に戻ったもんで、今、ヘロヘロ。

                                                       

で、その昨日のボクシングなんだけど、

見応えあった順に書くけど、事前に注目してた三試合、やっぱ面白かったな。

                                                         

◆コーチ義人君×小野木協栄君(協栄)…………B 4R

1勝無敗の18才・東京都と、1勝(1KO)無敗の22才・東京都。

                                                       

義人君、個人的に思い入れの強いボクサーなもんで、力入るんだよなあ。

彼、メイウェザーと小堀さんに憧れてんだけど、

この試合、前回より余裕あったのか、ちょっと片鱗、見せてたな。

                                                       

開始のゴング鳴って30秒で、二人の力量にはかなり差があることが分かって、

不用意な一発さえ喰らわなければ、安心して見ていられる展開で、

持ってるいろんな引き出し、見せてくれて、とても楽しいボクシングだったな。

                                                          

2戦目の18才としては、尋常のレベルじゃなくて、バランスと動き、とても良くて、

カウンターは勿論、相手のパンチを交わしながら、被せていくってことが上手くて、

殆どパンチを受けることなく、大量のパンチを打ち込んでいって、

結局4R、小野木君の手が止まって、打たれ込んだとこで、レフェリーストップ。

                                                       

試合終わって、義人君、田中さんとコーナーで、何かすぐ、反省会みたいで、

ちゃんとしたボクシングする相手なら、当分負けるとは思わないけど、

ガチャガチャくる相手のとき、どういうパフォーマンスができるかだと思うな。

いずれにしても、来年の新人王トーナメント、今からの圧倒優勝候補だな。

                                                        

◆大内淳雅さん×鈴木誠さん(野口)…………48.5㎏ 8R

10勝(2KO)5敗1分のランク6位、24才・兵庫県と、

22勝(14KO)14敗2分のランク5位、37才・静岡県。

                                                                                                              

以前より落ちたとはいえ、鈴木さん、名うての粘闘ファイターなもんで、

大内さん、どこまで粘り強くやれるかってのが、ポイントだったんだけど、

ホント上出来だったよなあ。

                                                         

試合ごとに、スピード、磨きかかってて、

早く長く伸びる左ジャブ、鈴木さん、殆ど避けきれなくて、ペースは大内さんで、

このまま、1ポイントゲットのゴングだと、思った1R終了10秒前、青コーナー付近で、

ゴチャゴチャになって、あっと思った途端、大内さん、ダウン喰らったんだわ。

それほどのダメージはなかったんだけど、やっぱ侮れないんだわ。

                                                       

気を入れ直しての2R、開始10秒ほどのところ、今度は大内さんが、

すれ違いざまのダウンを奪い返して、いやあ、激戦に突入なんだわ。

                                                       

これ以降も、大内さん、相変わらず、左ジャブ、絶好調で、鈴木さんの、

入ってくるタイミングを狂わして、均衡したポイントを奪還していったんだけど、

その左ジャブが、一休みすると、鈴木さん、チャンスと見て、飛び込んできて、

接近戦でガチャガチャした中から、活路を見出そうとするんだけど、

短躯な彼としては、そうするしかないんだけど、

大内さん、上手に、上手に交わして、巻き込まれずに、自分のボクシング続けたね。

                                                       

6Rまで、順調にポイント取っていったと思うんだけど、

後がない鈴木さんも、根性丸出しで、突っ込む、突っ込む。

その6R、突っ込む鈴木さんに、後に引かない大内さん、バッティングカット、

右目上から結構な出血で、結局7R、負傷判定。

68-65、67ー65、67-66の3-0で、殆ど圧倒勝ち。

                                                       

距離置いてやれば、出血もしなかっただろうし、もっと楽に勝てたんだろうけど、

大内さん、正面きっての打ち合い、絶対逃げないもんで、途中、途中で、

スリルに富んだ打撃戦もあって、男気見せたし、成長したよなあ。

鈴木さんも、ホントは大内さんがやりたかったこと、実は、もっとあったんだけど、

それさせなくて、流石、歴戦の戦士って感じだったなあ。

                                                                                                                 

それにしても、鈴木さんサイドの応援団の中に、中年の酔っ払いがいて、

センスの無い、イギタナイ野次連発してたけど、あんなのいると、

鈴木さんの応援団、みんなあんなレベルだと思われて、厭だったろうなあ。

                                                        

◆松本良一君×東上剛さん(ドリーム)…………Fe 8R

9勝6敗の27才・山梨県と、8勝(2KO)6敗2分のランク6位、29才・大阪府。

                                                        

二人とも、良く似たボクシングスタイルで、気持ちいい打ち合いが続いて、

もたれ合いや、クリンチ、ホールディング少なくて、かみ合う、かみ合う。

                                                        

2R頃から、東上さんの見栄えのいい、ボディブローが目立ち始めたし、

特に、ラウンド後半にラッシュかけるもんで、印象残るし、上手いんだわあ。

                                                         

松本君も、後半6Rにポイント取るほど、最後まで、粘り強く頑張ったんだけど、

振りの鋭さ、ディフェンスのレベルの高さは、東上さん一枚上手で、

松本さんの、肘がちょっと外側に張り出し過ぎなとこ、隙間狙ってきたね。

                                                       

7、8Rに入ると、さすがに東上さんも勢い、落ちたように見えて、疲れてきたのか、

松本君、チャンス到来かって思ったんだけど、でも流石だね、東上さん、

残り1分からの、ギアチェンジでポイントが流れるのを防いでるんだわ。

                                                           

松本さんの、熱闘も半端じゃなかったんだけど、結局、

77-75、78-77、77-77の2-0で、東上さんの辛勝。

松本さん、ナイスファイトだったよ。

                                                         

◆殿村雅史さん×永安潤之介君(川島)…………SF 8R

11勝(5KO)5敗1分のランク4位、27才・奈良県と、

11勝(3KO)6敗の27才・埼玉県。

                                                         

この試合、早く決着してしまうんじゃないかって、思った出足1Rの殿村さん、

スッスッって寄って行って、スポーンって手なりで軽く打ち込んだ左ストレート、

永安君の下顎に当たって、いきなりのダウン。

                                                       

だけど、ここから、永安君、頑張ったんだわ。

どれだけ打たれても絶対下がらないで、ガムシャラに突っかかって行って、

決め手はないんだけど、何がそんなに、前へ行かせるのかってほどで、

途中から、殿村さん、手に余してしまうほどで、ちょっと乱戦気味になっていったな。

                                                        

殿村さん、永安君が自分から打って出るの、分かってるんだから、

パンチに強弱付けたり、カウンター作戦取ればいいと思ったんだけどなあ。

                                                        

それでも、終盤まで来て、ダメージ蓄積してるのは、明らかに永安君の方で、

7R、それまでとは段違いのスピードで打ち込まれた、

殿村さんの、キレのいいワンツー直撃受けて、二回目のダウン喰らってしまって、

これは初回のより、力がこもってて、永安君、気持ちで立ち上がったんだけど、

セコンドからタオル投入されて、殿村さん、TKO勝ち。

                                                        

永安さん、いい根性持ってるもんで、何かもう一工夫できればねえ。

殿村さん、ちょっと時間かかり過ぎだし、途中、ちょっとおかしかったんだけど、

だけど、持ち直して勝てて良かったね。

                                                       

◆関豪介君×横田佳久君(厚木平野)…………Fe 4R

デビュー戦の23才・熊本県と、2敗の25才・神奈川県。

                                                       

横田君、やっぱり、この戦績何とかしなくちゃ、って感じで前へ出て来たんだけど、

残念ながら、今少しの凶暴さに欠けてたし、自信ある攻めのパターンがなくて、

この日、デビューの関君の方の前向きな姿勢に敵わなかったみたいだったな。

                                                       

それでも、お互いのコノヤロ、コノヤロボクシングは、見てて気持ち良くて、

それは、2Rにバッティングで、二人とも大出血してから、死闘のようになって、

もうガチャガチャしていったんだけど、関君、パンチ大回りし過ぎるとこあって、

ガード甘くなるんだけど、がむしゃらな前向きさが勝って、

39-38×2、38-39の2-1で、関君、僅差判定勝ち。

                                                         

ここからの3試合は、相手とのかみ合いが良くなくて、

残念ながら、そんなにワクワクしなかったんだよなあ。

                                                         

◆久永志則さん×将生潤君(ワタナベ)…………B 6R

11勝(6KO)3敗1分のランク6位、23才・東京都と、

7勝(4KO)3敗2分の30才・東京都。

                                                           

サウスポーの将生君、リーチも上背もあるんだけど、

ガード固めて、頭低くして入っていって、そこから、いきなり左を振るうって戦法で、

最後まで、頭下げっぱなしだし、自分の都合で打った後は、

ひたすらのホールディング王者だし、見てて、全くつまんなかったな。

                                                       

正面きっての殴り合い、大好きな久永さん、

将生君みたいの、一番不得意科目なもんで、

3R頃くらいから、やりずらさ、前面に出てきて、力みで空回りしてしまって、

イラついてたみたいで、結果的にブチ倒せなかったのは、残念なんだけど、

ああいう相手をどうするか問題残ったけど、結局、相手が悪かったということで、

自分的には、負けたかなって感じだったんだけど、

ああいうボクシングは、リングジェネラルシップに欠けるって、

ジャッジも判断したんだろね、当たってる割に評価帳消しになったみたいで、

結局、将生君の58-57、58-58、57-57の1-0で引き分け。

                                                       

◆坂本大輔さん×五百久寛行さん(厚木平野)…………SL 8R

4勝(2KO)2敗1分のランク8位、28才・千葉県と、

12勝16敗3分の36才・神奈川県。

                                                       

坂本さん、見て分かるように、そりゃあ上手くはないさ、

でも、ボクシングって何かっていうことについては、ハッキリしたイメージ持ってて、

ガムシャラに頑張る、熱いボクシング見せてくれるもんで、ファンも多いんだわ。

                                                         

それに比べて、五百久さん、どうしちゃったんだろねえ、

何しに来たのか、最後まで全く分からなくて、もう定年だっていうのに、

だから、次の生活のため、大ケガしないようにって思ってたのか、

最後の雄姿見せたいと思ってなかったのか、

最後に、ランカーブッ倒してやるって思わなかったのかなあ。

すぐ頭下げての抱付き作戦だし、遠くから、オープン気味の左フック出してるだけで、

とにかく、怖がって、勝負に行かなくて、全く戦闘になってないんだわ。

                                                        

彼としては、引退スパーリングのつもりみたいで、

逃げてばっかりだったもんで、KOされなかったけど、

坂本さんこそ、いい面の皮だったもんなあ。

違う相手と、やれば良かったなあ、って思ったね。

80-73、80-74×2なんて、有り得ないでしょ。

                                                       

◆奈須勇樹さん×白石豊土さん(協栄)…………SF 8R

17勝(13KO)4敗のランク12位、27才・大阪府と、

14勝(6KO)5敗1分の23才・福岡県。

                                                         

奈須さん、大好きなボクサーなんだけど、なんか恵まれないこと多くて……。

                                                       

白石さん、実は好きなタイプのボクシングスタイルじゃないもんで、

どうなるかなあ、って見てたんだけど、

想像してた通り、やっぱ、全く面白くない試合になってしまったもんで、

3Rで、奈須さんがバッティング出血した後、席を外してしまったんだわ。

                                                       

白石さん、ガード固めて、摺り足で、ゴリゴリ寄って行って、あとはひたすら、

ゴツゴツ、ゴツゴツやるもんで、足使って距離取れれば、何とかなるんだけど、

奈須さん、モロファイターだし、足そんなに使う方でもないもんで、

自分がやりたい展開にならなくて、相手の土俵での試合になってしまって、

あとで聞いたら、5R、レフェリーストップ負けだってね。

                                                         

面白くない試合でも、とにかくボクサーは、負けるわけにはいかないもんで、

だから、どうやったら、ああいうのを倒せるか、今後の課題だと思うけど、

とりあえず、ランキングは失うと思うけど、絶対メゲナイでよね。

もっともっと、君のこと見たがってるファン、沢山いると思うからさあ。

                                                         

2009年10月16日 (金)

明日の試合予想

明日の後楽園ホールは、“角海老ボクシング”

自分、またジンクス大売り出しで、履いていく靴、ホールで使う小便器、決めてるし、

試合前のボクサーには話しかけないし、控室にも行かない。

                                                       

全8試合、54ラウンド。

自分的な、注目は、第二試合、第四試合とメインイベントなんだけどね。

                                                         

◆第一試合……関豪介くん×横田佳久君(厚木平野)…………Fe 4R

関君、デビュー戦なもんで、予測不能。

ただ、横田君、2戦2敗なもんで、背水の陣でくると思うから、根性入れてね。

                                                       

◆第二試合……コーチ義人君×小野木協栄君(協栄)…………SF 4R

勢いある二人の対決。

前回の反省が生きれば、コーチ君の圧倒判定勝ちだと思うけどね。

                                                         

◆第三試合……久永志則さん×将生潤君(ワタナベ)…………B 6R

久永さん、将生君、ともに復活の6Rなんだけど、

ここは、出直し意識充実で、久永さん、余裕KO勝ち。

                                                          

◆第四試合……松本良一君×東上剛さん(ドリーム)…………Fe 8R

松本君、パンチ力それほどないんだけど、根性ボクシングだし、

移籍後、試合するごとに強くなってるもんで、

ここはランク取りと、秋葉さんのリベンジ兼ねての、僅差判定勝ち。

                                                       

◆第五試合……奈須勇樹さん×白石豊土君(協栄)…………SF 8R

最近の奈須さんの出来、半端じゃないし、

またここから始めるって、心ん中で決着してるもんだから、

負けるとは思えなくて、強打炸裂のKO結末に期待。

                                                       

◆第六試合……殿村雅史さん×永安潤之介君(川島)………SF 8R

殿村さん、以前は頼りなかったんだけど、

ある時期から、急に、ボクシングが分かってきたみたいで、

最近は、試合ごとに上手くなっていってるもんで、ここも危なげなくの判定勝ち。

                                                         

◆第七試合……坂本大輔さん×五百久寛行さん(厚木平野)……SL 8R

ここは激しい打撃戦になると思うんだけど、

相打ち覚悟の重戦車、坂本さんの、右大フック爆裂で、中盤までにKO決着。

                                                       

◆第八試合……大内淳雅さん×鈴木誠さん(野口)…………48.5㎏ 8R

もともとは、加藤義孝さん×鎧塚真也さんが、メインイベントだったんだけど、

加藤さんのタイトル挑戦が決まったもんで、大内さん、急遽のメインイベンター。

                                                        

彼、口数少ないし、まだまだ激闘慣れしてないもんで、

ちょっと、心配なとこもあるんだけど、黒木さんに褒められたこと忘れずに、行けえっ!

                                                                                                               

それにしても、鈴木さん、一筋縄じゃいかなくて、勝率は6割切ってるけど、

勝利数のうちのKO率、6割超えだし、粘闘ボクシングには定評あるし、

それに、ジム頭に対する応援、半端じゃないだろうし、強敵なんだよなあ。

                                                       

ホント、いい勝負すると思うんだけど、ここは自分の希望的観測入れて、

大内さんの、僅差判定勝ち。

                                                       

っていうことは、殆ど角海老勝利じゃん、っていうことで、

いい加減にしろってことだけど、自分、そんなに、間違ってないと思うんだけどなあ。

                                                        

それにしても、相手にランク挑戦させる試合が4つあって、

角海老のランク挑戦が、一つってことなんだけど、太っ腹だなあ、このジムは……。

                                                           

2009年10月15日 (木)

スパーリング

10日に瞬殺されてしまった、リナレスのことなんだけど、

日本に帰って来て、間もないの頃の、加藤善孝さんとのスパーリング映像見直してて、

突然、思ったことがあってね。  敗因ってほど、大袈裟なことじゃないんだけどね。

                                                       

スパーリングは、2回分あって、初めの方は、帰ってきたばかり、っていうのもあって、

リナレスの動き、あんまり良くなくて、結構、加藤さんに詰められたんだけど、

それでも、リナレス、左手だけでやるっていう、テーマで、それなりに凄いんだわ。

途中、ごく稀に、両手を使うんだけど、そん時は、もう人間じゃないほど早くて、

誰にも防げないだろな、って感じなんだわ。

その左手も、早さと強さ、それに角度、いろんな工夫凝らして、神業みたいで……。

                                                        

タマゲタのは2回目のスパー。

こん時はもう、完璧に仕上がってる感じで、動きのキレが別人で、

上体を前後左右、いろんな角度に傾けながら、ブロッキングと攻撃を同時にこなして、

もう、頂点的な巧さで、よだれ出るほどで、今回も殆ど左手一本だったんだけど、

両手使ったら、練習にもならなくて、正直、加藤さん、もたなかったと思うな。

                                                         

それでも、加藤さん、ロープに追い詰めた時や、飛び込んでの連打、

隔日の感あるほど、力強く、早くなってて、ずっと以前、

どうしてもカウンター狙いが、浮き出てしまった頃と比べると、大成長してんだわ。

新人王トーナメントやってた頃の、あの加藤さんが、

リナレスとスパーやるまでになったか、って感慨深いものがあったなあ。

加藤さん、内山高志さんや、リナレスに鍛えられて、いよいよ日本タイトル挑戦。

自分、出だしさえ、冷静にスタートできれば、近藤明宏さんに勝てると思ってんだわ。

                                                       

それでね、リナレスのことなんだけどね、

2回のスパー見て思ったんだけどね、それは2回とも同じように感じたし、

そして、以前の試合のことも思い返してみたんだけどね、

彼、試合開始のゴング直後、まず、相手見るんだよね、

いきなり自分から突っ込んで行くってこと、まずなくて、

相手のパンチ力測るみたいに、ちょっと打たせてみるようなとこあって、

特に、利き腕じゃない方のパンチの場合だと、上体動かせば簡単に避けられるのに、

敢えてそうしないで、ブロッキングでやりそごそうとするとこ、あるんじゃないかって、

そうやって、グローブに当たる感触で、相手のパンチ力推し量るようなこと、

あるんじゃないかって、気が付いたんだわ。

                                                          

ただ、あの日、サルガドが放ったのは、軽い左ジャブじゃなくて、

いきなりブッ倒そうという意図含んだ、巨大左フックだったもんで、

それは、多分、リナレスの意表を突いてて、普段なら、常人をはるかに超えた

動体視力持ってんだから、ちょっとスウェイバックすればよかったのに、

そうすれば、何の事ない、1分経過だったのに、直撃喰らってしまったんだよなあ。

体が動かなかったとしても、グローブが初めのガードポジションをキープしてれば、

それでも、何事も起こらなかったとも、思うけどなあ。

それにしても、当たる寸前、目を伏せ、下向いてたのは、分かんないなあ。

                                                       

以前、あるトレーナーに聞いたことあるんだけど、顎の周辺には失神ポイントが

沢山あるんだけど、テンプルはピンポイントに当たらないと、効果が薄れるってね。

多分、あそこがリナレスのピンポイントで、

彼が打たれ弱いってことではないと思うけどね。

                                                          

でね、結局、初め、ちょっと様子見るってのは、ホント危ないんだわ。

上位ボクサーを食ってやろうって思ってるボクサーは、

リング登場時点で、もうテンパッテルわけで、思い出すよなあ、

近藤さんにやられた、三垣龍次さんも、そうだったでしょ。

                                                         

真鍋圭太さんを倒した時の、小堀さんの、1Rのいきなりの大振り右フック三連発、

あれで、相手の意表を突いたんだよなあ。

                                                        

リナレス、必ずしもダラーッて入ったわけじゃないと思うんだけど、

やっぱ、出だし、大事だって思ったんだよね。

                                                        

加藤さんが、リナレスにパートナーに指名されてしまったもんで、

内山さんのスパー相手がいなくなってしまったもんで、

急遽、榎さんが代役した時の映像も見せて貰ったんだけど、

二人、10年振りの手合わせだったんだけど、

こういうの、スポーツでたまにあるけど、いいよなあ。

お前、どんだけのもんになったんよ、ってな感じで、テンション上がるんだろなあ。

                                                        

榎さんの方が、一階級下なんだけど、打ち合いになると互角の展開で、

左右のボディブローで、内山さん、たじろぐ場面あったんだけど、

多彩なのは、やっぱり内山さんの方で、左ボディ三連発とか、

ワンツーも、早さが飛び抜けてたよね。

内山さん、ホント見栄えのいいボクシングするよなあ。

                                                       

スパーリングってのは、普段だったら、絶対見られない組み合わせが見られて、

変な試合より、よっぽど興奮するからね。

思い出すのは、小堀佑介さんと、渡邊一久さんのスパーだよなあ。

二人とも、もういないんだけど、あれはホント凄かったよ。

今まで見たスパーのうちで、一番凄かったなあ。

当時二人は、スーパーフェザーの3位と、フェザーの3位、っていう恐ろしい関係で、

だけど、とっても仲いい間柄で、なのに、だから、物凄い殴り合いになって、

普通じゃなくなってて、トレーナーが同じ田中さんで、インターバルの時、

ハアハア、思いっ切り息切らせてる、二人並べて、交互にアドバイスしてたっけなあ。

                                                         

やっぱ、ボクシングってのは、強い相手とガチのスパーリングやらないと、

上へは行けないんだよなあ。

                                                         

2009年10月14日 (水)

週末のボクシング

楽天の野村監督、リンデンへの、子供を見れば親のレベルが知れる、っていうのは、

ちょっと配慮に欠けてるし、謝りに来るのに、短パン、サンダルはねえだろ、

っていうのも、考え古過ぎだと思うけど、

CS直前だっていうのに、今季でクビね、っていう球団の神経もどうかと思うね。

自分だったら、アッタマきたって、その場で辞めちゃうけどね。

                                                       

球団代表の若いの、どうせ、三木谷オーナーの腰巾着なんだろうから、

彼の意向を無視してるとも思わないけど、この時期でなくてもいいと思うけどね。

あいつら、バカだね。

野村監督、特に好きでもないけど、ホント投げ出しちゃえばいいんだわ。

                                                       

それと、国土交通省の、前原大臣のことなんだけどね、

楽天球団と同じで、ちょっと突っ走り過ぎだと思うけどなあ。

                                                        

ダム問題解決のメド立たないうちに、

昨日は、羽田空港のハブ化構想ブチ上げて、千葉県の反感、買う、買う。

                                                         

長妻さんも大変らしいし、これまで国土交通省と、厚生労働省のやってきたこと、

それだけデタラメなことが多かった、っていうことなんだと思うけど、

自分の部下に対する所信表明じゃないんだし、

いくらトップダウン必要だって言っても、

そこに暮らしてる人間には、多少、配慮要ると思うけどなあ。

                                                       

頭切れるらしいけど、人間関係に練れてない、世間知らずのおぼっちゃま、

っていう感じなんだよなあ。

彼の会見見てると、何だかロボットみたいに見えるんだよね。

あんまり、飛ばし過ぎると、回路、ショートするぜ。

                                                        

今朝の一曲目は、Grand Funk Railroad の “Inside Looking Out”

                                                       

グランドファンク・レイルロードっていうのは、ハードロックの走り的存在で、

多分初めて、後楽園球場で野外ライブをやったバンドで、

当時は勿論、ドームじゃなくて、何と土砂降りになって、感電とか起こったし、

ホント、気違い沙汰のコンサートだったんだわ。

                                                         

バンド自体は、自分思うに、いわゆる、恐怖の二流バンドで、

ボーカルも悪くないんだけど、やろうとしてることが、上手く表現しきれなくて、

何だか滑稽に空回りしてるような感じなんだけど、

それでも、後に続く連中に、道作ったとこもあるし、何曲かi-podに入ってるんだわ。

                                                       

この、“インサイド・ルッキング・アウト” の聞きどこは、ベースなんだよなあ。

テクニック的には、どうってことないんだけど、ベースってものを、とても大事にしてて、

それまでは、これほどフューチャーされるってことなくて、ファズトーンもいいんだわ。

他の音が、軽めに仕上げられてるもんで、余計前に出てるんだけどね。

                                                       

自分は、まだ基礎の基礎、始めたばかりで、テンポや、音階、指使い、大変で、

TAB譜見ないで、楽譜読めるようにもなりたいしで、遠大、遠大。

みんなは知らないと思うけど、ベースの世界、広くはないけど、深く掘られてて、

“ベース・マガジン” なんて、コアな月刊誌まであって、何となく、

“ベースボール・マガジン” とか “ボクシング・マガジン” みたいな世界なんだわ。

                                                        

さて、さて、今週の土曜日は、“角海老ボクシング”

全部で8試合、16名のボクサーが登場するんだけど、

知らないのは2人だけなもんで、もう、力入りまくりだね。

                                                         

ジムのトレーナー達の考え方や好みのせいか、

角海老には、自分の好きじゃないボクシングするボクサー、一人もいないから、

こりゃあ、とんでもなく面白くなるぞお。

男気、負けん気、度胸、再起、リベンジ、仇討、飛躍、爆発、真正面……。

それぞれ、テーマ背負った若武者達の、渾身の激闘、必ず見られると思うな。

                                                       

だけどね、自分この日、仕事ちょっとヤバくて、いろいろ調整して、結局、

ボクシング見た後、また仕事に戻って、そこに泊るっていうしかないんだよなあ。

                                                       

2009年10月13日 (火)

思ったんだけどね……。

昨日の後楽園ホール、江藤光喜君と清田祐三さんは、圧倒KO勝ちで、

嘉陽宗嗣さんは、バッティング合戦じゃないかって予想してたもんで、

行かなかったんだけど、全くその通りにだったな。

余程のことがない限り、自分、こういう、判り切った試合には、行かない。

                                                          

思ったんだけどね、その人にとって、一番熱が出るイベントっていうのは、

勿論、本人自身のは除いてなんだけどね、

やっぱり身内のイベントで、自分も息子のサッカーの試合や、

娘のダンスの発表会なんか、もう初めから終わりまで、ドキドキだったもんなあ。

                                                         

それは、ボクシングでも同じことで、息子とか兄弟が試合してたら、

もう、とんでもなく、興奮とか心配とかするんだろうね。

そして、友達とか、会社の同僚とか、近所の知り合い、TVでよく見たことある、

っていう順に、そのボクサーの試合が気になるだろうなあ、って思うんだよね。

そういう時だけボクシング見る、っていう人は、だから、

西岡利晃さんの試合の後や、岡田誠一さんの試合が終わると、

即、サーッと帰っちゃうんだろね。                                                      

                                                                                                               

試合の見方には、いろいろあって、どれが正しいなんてものは、勿論ないんだけど、

ボクサーとの距離が近いほど、試合よりも、ボクサーそのものを、

見てしまう傾向が強くなってしまって、ごく客観的にみれば、何てことない、

つまり、普通につまんない試合にも、興奮してしまうんだよね。

                                                                                                                 

それは、それで、勿論いいんだけど、最近良く思うのは、

そういう傾向が強くなり過ぎると、ボクシング見る目が段々緩くなっていく、

っていうか、感動が違う方向に行ってしまうんじゃないかってことなんだよね。

                                                       

中途半端な気持ちでリングに上がるボクサーなんて、いないと思うんだけど、

全力出してるとは思うんだけど、やっぱ、つまんないものはつまんない、

っていう素直な心の動きも、結構、大事なんじゃないかって思うんだわ。

                                                       

どんな人に、心が動かされるかっていうんじゃなくて、

どんな試合に、心が揺さぶられるかっていうのが、自分には大事なんだな。

そうすると、自分にとっては、必ずしも、大きな試合が大事なんじゃなくて、

例え、4回戦でも、真っ直ぐな気持ちが、パフォーマンスに出てる試合は、

やっぱ感動だし、誰が何て言っても、自分にとって、つまんない試合はあるもんで、

そういうのには、付き合えないってのも、有りだと思うんだよね。

                                                       

自分、何としてもそいつを勝たせようってする、トレーナーの立場でもないし、

勿論、評論家でもないし、ただただ、自分の好きなボクシングを、追っかける、

っていうので、いいんだと思うんだわ。

ただね、これまでは、そういうボクシングは嫌いだな、っていうようなことを

言い過ぎたきらいあるもんで、これからちょっと自重しようとは思ってる。

それぞれの人には、それぞれのボクシングがある、っていうことだね。

                                                        

うちの奥さんにも、良く言われるんだわ。

あんた、ちょっと自分の考え、押し付け過ぎよ、ってさ。

自己主張との兼ね合いもあるし、ここんとこは結構難しいね。

                                                        

最後に、自分の独断なんだけどね……。

10日と11日の二日間で、自分、全部で12試合、24人のボクサー見たんだけど、

心に響いた順に並べてみるとね……。

岡田誠一さん→細野悟さん→亀海喜寛さん→榎洋之さん→小口雅之さん

→川村貢治さん→小出大貴さん→べレミー→西岡利晃さん→リナレス

っていう結果で、あとは、全く記憶に残ってないんだわ。

                                                       

あははは、全く反省してねえでやんの。

                                                       

2009年10月12日 (月)

後楽園ホール・10月11日

やっぱ、自分、秋競馬得意で、先週の回収率、1036%。

回収率1000%っていうことは、投下金額の10倍の配当があったということで、

土日で、合計12レースに参加したんだけど、土曜の東京9Rと、日曜の東京10R、

いつもの三連複でゲットして、後の方の配当が思いのほか大きかったんだわ。

                                                       

自分、100レース連続して外しても、そのレートを維持できる金額になるまでは、

レートアップしない、っていうルールにしてるんだけど、

これで、やっと次のフィールドに移れるんだわ。

                                                                                                                        

自分にとって競馬は、単なるお遊びじゃなくて、

頼りない年金に期待しなくてもいいようにするためにやってるもんで、真剣なんだわ。

競馬に対して、夢なんか全く持ってないし、投資の対象となりうるかって、

統計とか、確率やバクチの収束率の勉強もしたし、これでも力入ってんだわ。

                                                       

自分の競馬、実は、他の人とちょっと変わってて、

まず、自分なりの基準というか条件で、参加するレースを選択して、

前の日にパソコンに打ち込んだら、後はレースなんか全く見ないで、

夕方、結果を、またパソコンで確認するっていうやり方なもんで、

今まで競馬場に行ったことないし、馬の名前も全く知らないんだわ。

把握してるのは、騎手の連対率と、馬の単勝オッズだけなんだけど、

その騎手でさえ、顔と名前が一致するのは、ほんの数人しかいないんだよね。

                                                       

普段は、20レースに1R的中させて、回収率150%を目標にしてるもんで、

10月に入って、28レースで、4レース的中ってのは、つまり、

7レースに1本的中っていうことで、これは大いなる出来過ぎで、

この先、パッタリっていうのが、十分予想されるんだけどね……。

                                                       

昨日は、全部8回戦の最強後楽園の決勝、お客さん入ってたねえ。

今回は、ちょっと趣向を変えて、試合順じゃなくて、

自分の心に残ったというか、面白かった順に書くことにする。

                                                           

◆川村貢治さん(ワタナベ)×岡田誠一さん(大橋)……SFe 8R

17勝(5KO)1敗1分のランク1位と、9勝(6KO)無敗のランク2位。

                                                       

川村さん、なんか、無駄なとこに筋肉付いてる見本みたいなんだけど、

だから、体格や振りの割に、KO率低いと思ってんだけど、

それでも、何だそりゃあ、ってくらい、見事な体作ってきてる。                                                       

一方の、岡田さん、髭がとっても良くて、何だか、クールな監察医みたいだよ。

                                                         

この試合が、この日のベストだっていうことに異論挟む人いないと思うな。

                                                       

これぞ男の殴り合いって感じで、こんなの、ホント久し振りで、

1R、まず、アドバンテージ取ったのは、川村さんの方で、残り1分、

綺麗な右大フックヒットさせて、いきなり岡田さん、よろけて、

そこからの川村さんのラッシュ、鬼のようで、こりゃあ、早い決着かなって思って、

そしたら、岡田さん、左顔面、もう赤くなってんのに、川村さんの決着許さなくて、

2Rも、30秒過ぎ頃、剛腕ブン回し系の川村さんの左右連打、まともに喰らうし、

終了ゴングに救われはしたけど、こりゃ、いよいよヤバイわ、ってほどの、

左の直撃受けてしまって、ロープまで飛ばされて、もうホントに危ないんだわ。

                                                        

3R、タマゲタのは、それまでやられまくってた岡田さんが、このラウンドから、

川村さんにプレスかけ始めて、ストレートっぽい左ジャブと、右のショートフック、

駆使して、それに、右のショートアッパー、いいのを続けざまに幾つも決めて、

全部のパンチ、振り幅小さいんだけど、鋭く強く、振り抜いてて、

こういうボクシングスタイル、自分、大好きだぞお、ってなっていったんだわ。

                                                        

4Rに入った時点で、それまでのパンチ交換で、二人とも顔紅潮してるんだけど、

特に、川村さんの右顔面、急に腫れてきて、一重まぶたになってて、

そおかあ、岡田さんのパンチ、見た目以上に威力あるんだわ。

                                                       

この回も、物凄い激闘だったんだけど、これまで2回倒すチャンスあった時、

思いっきりのラッシュかけたもんで、川村さんのスタミナ、ちょっとヤバくなってて、

岡田さんの、特にボディブロー、シンドそうなんだよなあ。 大丈夫かあ。

                                                       

5R、そしたら今度は、川村さん、一息入れて踏ん張り直して、豪打復活で、

1分過ぎ、ガツン、ガツンて当てたら、岡田さん、吹っ飛んで、

一瞬左手でロープ掴んだもんで、倒れないで済んだんだけど、あれ、ダウンしてたな。

ここも一気に行く、川村さんなんだけど、残念、途中でエネルギー切れてしまって、

波動砲も、次の発射まで、エネルギーの充填時間が要るっていうような感じで、

結局、詰め切れなかったんだわ。

                                                       

6R、もう二人ともフラフラで、見てるこっちも、力入りまくりで、疲れる、疲れる。

                                                         

どうやら、休みたいのは、川村さんの方で、こういう状況になると、

小さいの、コツコツ、うまく当てる方が、有利になってきて、

岡田さん、右ショートフック4連発で当てて、川村さん、首ガクガクだんだわ。

そして、左右のボディ狙われて、嫌がる、嫌がる。

あれは、シンドイぞお。

                                                         

7R、試合、もう死闘のレベルに突入して、場内騒然、心臓バクバク。

点数なんか付けてる場合じゃなくて、そんなもん、どうでもよくなって、

お互いのパンチ、ボカボカ当たってんのに、二人とも立ってて、

おまえら、ホント凄いぞ、ってことになって、

8Rなんか、二人とも腰は緩むし、膝ガクガクで、

それでも、そこまで振れるかってほど、そこまで絞れるかってほど、力振り絞って、

終了ゴングと同時に、二人、思いっきり抱き合ってたなあ。

                                                       

ダメージがより強く残ったのは、川村さんの方なんだけど、だから多分、

78-75、78-76、77-76の3-0で、岡田さんってことになったんだけど、

不覚にも自分、ちょっと涙ぐんでしまったんだわ。

                                                       

大橋会長、泣きそうなほど喜んでたし、ジムのボクサー達の笑顔、半端じゃなかったし、

あいつ、俺らが遊んでる時も、練習してたもんなあ、凄えよなあ、って、

通路で言ってたよ。

                                                         

三浦隆司さん、11日の感じだと、危ないと思うよ。

ただ、自分の予想、今回外れまくりだけどね。

                                                       

◆亀海喜寛さん(帝拳)×小出大貴さん(緑)……SL 8R

12勝(10KO)無敗のランク1位と、14勝(6KO)1敗2分のランク3位。

                                                        

試合が終わったとき、小出さんは、悔しくて、亀海さんは、辻さんのことで、

とにかく、二人とも泣いてたな。

                                                       

小出さん、姓名の全部が、左右対称の漢字なんだよなあ。

                                                       

彼、もともとライト級だし、どう考えても、申し訳ないけど、

亀海さんには、全く歯が立たないんじゃないかって思ってたんだけど、

それは、全くその通りで、1R初めの突っ込みと、

6R中盤に、ちょっといいのを当てたくらいで、後は殆ど亀海さんの試合で、

いつ倒されるかっていうのが、ポイントの試合だったんだけど、

その小出さん、最後は顔中、血だらけになったんだけど、とにかく踏ん張るんだわ。

                                                        

どれだけ打たれても、下がらないし、打ち返していくし、結局7R、

レフェリーストップのTKO負けなんだけど、結局一度もダウンしなくて、

これまで、あれだけ喰らって倒れなかったのは、小出さんだけで、

想像超えた、あんな動きするボクサー初めてだったと思うし、よくやったよなあ。

                                                          

その亀海さん、正直、初めて骨のあるボクサーとやって、さすが上位ランカーで、

これまでのように一発では倒しきれないで、いい勉強になったと思うな。

                                                       

6Rのウィーブとダッギングは、いつまでやるの、ってほど長々やって、

観客サービス満点で、こういう相手でも、メイウェザーができるかって見てたんだけど、

いつも通りにできてたんで、安心したな。                                                       

亀海さんのボクシングは、攻守いつも、いろんなもの見せてくれるもんで、

楽しいんだけど、本気モードに入った瞬間、凄くなるんだよねえ。

相手が、亀海さんのパンチに露骨に合わせてくるもんで、

腰抜けるほどのボディブローは、見れなかったけど、

ぶっ飛ぶほど早いワンツーや、いきなりの右ダブルとか、

フェイントやブロッキングも盛り沢山で、この日は、相手がサウスポーだったせいか、

途中、随分長いこと、左構えでやってたもんなあ。

                                                        

1R、既に相手は鼻血出してたんだけど、それが段々ひどくなっていって、

5R、レフェリーにドクターチェック促したんだけど、レフェー応えてくれなくて、

長引かせて、大ケガさせても悪いって、一気に勝負に出たんだけど、

そして、7Rボコボコにしたとこで、やっとレフェリーストップかかったんだけど、

亀海さん、気が気じゃなくて、早く止めろって、思ってたに違いないんだわ。

                                                        

自分も、小出さんのセコンド、早くタオル入れろ、って思ってたもんなあ。

誰がどう見ても、ダメージ溜まってたし、逆転なんか有り得なかったし、

辻さんのこと、頭よぎったかも知れないし、だから、勝利者インタビューで、亀海さん、

胸詰まって、あんな彼、初めて見たけど、顔しかめて嗚咽したんだと思うな。

                                                        

この先も、亀海さん、いろんな思い背負って、勿論、辻さんのことも背負って、

ボクシング続けるんだろなあ、って思ったら、こっちもさあ……。

とにかく、亀海さん、チャンピオンになれ!

                                                        

◆チャールズ・べラミー(八王子中屋)×池田好治さん(宮田)……SW 8R

11勝(8KO)1敗1分のランク2位と、11勝(9KO)7敗2分のランク7位。

                                                       

べラミー、殆ど見てるけど、試合ごとに強くなっていくね。

                                                         

身長とリーチの優位を生かして、池田さん、なかなかいいスタート切ったんだけど、

1Rの半分過ぎ頃かなあ、サウスポーの池田さんがスッと出した、

右ジャブに被せるように、べラミー、左フックをクロスさせたんだけど、

それは、あんまり力こもってなくて、少し引っかかるように、

池田さんの顎先をかすめたくらいにしか見えなかったんだけど、

池田さん、昏倒してしまって、カウントエイトでリスタートしたんだけど、

倒れ方がひどかったもんで、大丈夫かなあ、って思ったんだけど、

以外に、池田さん、頑張り直したんだけど、残り20秒ほどのところかなあ、

またもやの左フックが、今度も万振りじゃなかったんだけど、

それでも今度のは、ホントの直撃で、池田さん、そのまま、朽木が倒れるように、

バターンって、そのまま前向きのままで、手もつかず、膝も折らずに、

マットに、顔面叩きつけるように倒れ込んで、勿論、ここで、即座にストップ。

                                                         

初めのダウン、倒れ方からして、相当効いてたと思うんだけど、

池田さん、その後、結構手を出すもんで、

流石の早止めマーチンも、どうにもならなかったんだなあ。

池田さん、大丈夫みたいで、良かった、良かった。

                                                                                                                         

それにしても、べラミーのパンチ、次元を超えてて、

中川大資さん、危ないかもしれないな。

                                                                                                                  

残りの3試合なんだけどね、実を言うと、全く面白くなくてね。

須田拓弥さん×滝澤卓さんの試合は、あんまりなもんで、途中で抜けてしまったし、

杉田純一郎さん×佐藤洋太さん、玉越強平さん×田内絹人さんの試合は、

二つとも、下がりながらボクシングするっていう方が、勝ってしまったもんで、

特に、何もないなあ、って感じで、それに、ここまで書いてきて、疲れてしまったし、

どうにもテンション上がんないもんで、今日はこれで、お終い。

                                                       

それにしても、7試合で、4試合も予想外してしまって、競馬で使い果たしたのかなあ。

                                                       

帰りのドーム脇、野球のCSの前売り目指して、沢山の人並んでて、徹夜かなあ。

何にしても、夢中になれるもの持ってるといいよね。

                                                        

2009年10月11日 (日)

代々木第二体育館(10/10)

原宿駅から代々木体育館に行く道、自分、大嫌いなんだわ。

もう、メチャクチャな石畳でね、凸凹のデカイ石が、広い間隔で敷いてあるもんで、

歩き難いにくいったらありゃしないんだわ。

ヒール高い靴、初めから拒絶するようなとこあるし、

自分のスニーカー、なんせ、ニューバランス996・USAの最終モデルなもんで、

敷石の隙間で、レザー傷つけそうで、もう下ばかり見ながらだもんね。

自分と同じ思いの人、端っこの排水溝のフタの上を歩いてるもんね。

余所見するとつまずくもんで、殆どの人、体育館の周辺の景色の記憶ないと思うよ。

昨日は、第二体育館だったもんで、いつもよりもっと、もっと奥なもんで、嫌だったなあ。

                                                           

今日の朝、WOWOWの録画見たんだけど、そうなんだ、初めから、

リナレスと西岡さん以外は、まともに放映するつもりなかったんだ、って分かったな。

それは、普通考えれば、当然て言えば当然なんだろうけど、

この日、自分的に面白かったのは、細野さんと榎さんの激闘と、

それと、小口さんの頑張りだったんだけど、

そりゃあ、リナレスは衝撃だったし、西岡さんも強かったんだけど、

ボクシングの試合として面白かったのは、その二つだったもんで、

榎さんの試合、スポーツニュースみたいなダイジェストだったし、

三浦さんと小口さんのは、番組最後のゲストのお話し合いみたいな時に、

はるか後ろの方で、予備カードみたいに扱われてて、

やっぱり、現場に行かないと、いいもの見過ごすんだなあ、って思ったな。

                                                         

でも、その現場っていうのも、結構難しくて、どこで見るかっていうのが、

実はとっても大事で、昨日は、自分の前には観客が誰もいない席で見てたんだけど、

あんまり前過ぎたもんで、リングサイドにたかってたカメラマンが邪魔で、邪魔で。

                                                       

普段後楽園ホールに出入りしてるカメラマン達は、

事情の分かってる人達だからいいんだけど、

こういうビッグゲームの時だけやって来る連中ってのは、まるで素人と同じで、

普通は、マットに肘付いて、腰曲げた苦しい姿勢取りながら、

ロープの下からレンズ向けるんだけど、こいつら、ロープの上からカメラ突き出して、

だから、自分らの席からは、リング上のボクサー、上半身しか見えなくて、

だから、リナレスが倒れた時、サルガドの左が見えない位置だったこともあって、

初めは、足でも踏まれて、スリップしたのかって思ったのさ。

思い返しても、頭にくるカメラマン達なんだわ。

                                                         

あいつら、普段後楽園にも来ないし、ボクシング好きでもないんだろうから、

いつものように、写真回してもらえばいいと思うんだよなあ。

周りの連中がそんなんだから、初めは、下から覗き込んでた、

いつもホールに来てるカメラマンも、ルーズな撮り方してたもんなあ。

                                                       

それからね、こういう大きい試合の日のリングサイドには、おかしなのが多くて、

周囲に知れ渡るような大声で、これ見よがしに、チャンピオン呼び捨てにして、

こっち来い、って偉そうに手招きして、自分の同行者に挨拶させたりしてんのとか、

どうして、あのジムには、いつも、いかにもって感じの、あんなのが集まるかなあ、

っていうのがゴロゴロしてて、この業界もまだまだなあって思うんだよね。

                                                        

前振りだけで、こんなに長くなってしまって、この先どうなるんだかなあ……。

ここからが、試合のこと。

                                                          

会場に着いたときは、第一試合の4回戦が始まったとこだったんだけど、

内容的には、残念ながら特筆するとこなかったんだけど、

何だかリング上の照明、明るさ足りないんじゃないかって思ったな。

戸高さんとこほど明るくする必要はないと思うんだけど、

この後も、試合前のイベントの時の照明が、いざ試合に入ると、

ちょっと薄暗くなるような印象だったもんね。

                                                         

◆下田昭文さん(帝拳)×セーンヒラン(タイ)……124P 8R

19勝(9KO)2敗1分と、21勝(15KO)1敗1分。

                                                         

相手のタイ人、契約ウェイト、2ポンドオーバーだったもんで、

グローブハンデ付けるって、聞いてたんだけど、結局、公式的には、

契約ウェイトを上げた試合にしたみたいだね。

                                                         

タイ人、ガッチリしてて、巧さは全くないんだけど、パンチ強そうだったんだけど、

いくらやっても単調で、工夫のないボクシングで、下田さんが、いつ倒すかがポイントで、

結局、6R、決着付けたんだけど、こん時の、3連発はさすがで、

3発目の左ストレートを直撃させて、立てそうだったんだけど、

立つ気ないカウント途中ストップのTKO。

                                                           

この日の下田さん、少し体大きく見えて、いつものようなチャカチャカした動きなくて、

その分、気負いなくユッタリしたスタートで、相変わらず出入りの早さで勝負して、

序盤は、左ストレートでいいボディを幾つも決めてたな。

見てて何となく、いつもの楽しそうなボクシングではなかったけど、

4Rに入って、やっとイマジネーションに富んだ動きが始まって、

それでも、力任せに一気に倒しに行くっていうようなことなくて、少し長引かせて、

WOWOWの中継時間に配慮してるみたいだったな。

                                                           

下田さんが、本来の動き始めると、もう、殆ど一方的で、

見てる方は、もっと歯ごたえのある相手だったらなあ、なんて勝手なこと考えたね。

                                                                                                                        

◆細野悟さん(大橋)×榎洋之さん(角海老)………OPBF Fe タイトルマッチ

15勝(12KO)無敗と、28勝(20KO)2敗2分。

                                                          

録画したダイジェスト版見たんだけど、これじゃあ、全然全体が掴めないんだわ。

全部見ると、印象大分違うと思うな。

                                                         

自分が、現場で感じたのは、細野さん、想像以上に巧くて強いってことと、

そして、榎さん、想像以上に打たれ強いってことだったんだわ。

                                                         

この試合、オープンスコアシステムだったもんで、それぞれの攻防が、

5R、9Rに駆け引きの変化に出て、そりゃあ面白かったんだわ。

最終的には、117-112、116-113×2の3-0で、細野さんの防衛なんだけど、

4R終了時では、40-37、39-37、39-38で、

それが8R終了時点では、78-74、78-75、77-76だったんだわ。

                                                       

スコアの推移だけ見ると、ポイント差の合計が、6P、8P、11Pって、

段々開いていってるってことで、要するに、

細野さんは、初めの4ラウンドまでのアドバンテージを守っただけではなくて、

以降も順調に評価を稼いだってことで、細野さんの一方的勝利に見えるし、

ダイジェスト版だと、スポーツニュースのように、お互いのいいとこを映し出してるもんで、

榎さんの良かった部分を強調し過ぎる側面もあるように思えたな。

                                                                                                                    

ただ、自分からすると、もっと違った色合いが満載で……。

                                                        

1R、自分始めて見たよ、あの榎さんの第一ショットが、なんと右フックだったんだわ。

少し用心深げにスタートした細野さんも、榎さんの例の左ジャブに警戒しながらも、

根っからのファイターなもんで、二人は初めから噛み合う展開になって、

残り30秒あたり、その後の激闘を思わせる、物凄い打ち合いで、

細野さん、もうほぐれて、左フックを色んな角度から打ち込んで、巧いんだわあ。

                                                         

2R、スピードと手数では、やっぱり細野さんの方が圧倒してて、

左右のパンチのバランス、とても良くて、中盤、左ショートから右フックを直撃させて、

榎さん、一瞬腰落としそうになったんだわ。

                                                          

3R、残り20秒前後からが、凄くて、まず、榎さんが右フックをドコンって打ち込んで、

細野さん、腰ふらついてしまって、で、榎さんが一気に行くとこ、終了ゴング寸前、

今度は、細野さんの右フックが、榎さんの左頬を殴り飛ばして、バランス崩したんだわ。

                                                        

4Rに入っても、プレスをかけてるのは、常に榎さんなんだけど、細野さん冷静で、

榎さんが左右のフックを打ち込んでくるとこ、榎さんの連打、元々それほど早くないし、

横振り主体なもんで、どうしても両腕が左右に広がるもんで、そこんとこ、巧く突いて、

それにカウンターや相手のパンチに、合わせて打つのがとっても巧いもんで、

ロープを背負いながらも、有効打を放ってるんだわ。

                                                           

4R終了後の途中採点出てから、榎さんもギアアップしたんだけど、

細野さん、凄いのは、榎さんにいいのを決められると、それを帳消しにしよう、

リカバリーしようって、気持盛り上げて、すぐ攻勢に出るとこで、

細野さんだって、榎さんの左喰らい続けて、6Rには左目の下、腫れていって、

しきりにグローブで拭ってて、やっぱ、榎さんの左は普通じゃなくて、

その上、7Rにボディにモノ凄いのブチ込まれて、しばらく動き悪くなったもんで、

自分、この辺が分かれ目じゃないかって、

ここで一気に、パンチまとめることできたら、

榎さんの逆転決着だって思ってたんだけど、

8R、反転攻勢かけたのは、細野さんの方で、また手数増やしていったんだわ。

彼、凄いわ。

                                                         

軽いかもしれないけど、常に見栄えのいいパンチ放ってるのは、

明らかに細野さんの方で、なかなかポイントが、榎さんに流れていかなくて、

9Rからは、もう倒さなければ勝てないって、榎さん、ラッシュかけたんだけど、

細野さんも、ノーガードで打ち合う根性持ってて、それが最後まで続いたんだわ。

                                                          

榎さん、左顔面かなり傷ついて、細野さんも左目の下思いっ切り腫らせてたね。

後で聞いたんだけど、細野さん、眼窩底骨折だったらしいね。

                                                         

だけど、あれだけ細野さんの直撃喰らって倒れなかったボクサーは、

今までいなかったんだから、榎さん、やっぱり凄いボクサーなんだわ。

細野さんも、幾度も直撃喰らって、ガクンってなって、顔腫らせて、骨折してんのに、

その度に、あんなに反撃していって、生半可なボクサーじゃないね。

                                                          

帰りの控え室、結構有名な話らしいんだけど、榎さん帰る時、勝っても負けても、

自分が使った控え室の片付け、ゴミとかも拾って、いつもちゃんとやるんだってさ。

勿論、昨日もさ。

                                                       

◆ホルへ・リナレス(帝拳)×ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)

WBA Fe タイトルマッチ。                                     

27勝(18KO)無敗と、20勝(14KO)1分無敗のランク6位。

                                                         

ジミー・レノン・ジュニアの “I'ts Show Time !” は、やっぱ、かっこいいね。

盛り上がる、盛り上がる。

                                                          

リナレス、日本に来たばかりの頃、サイン頼んだら、

よくわかんない言葉でサラサラってやって、横にリナレスってカタカナで書いたんだわ。

この日のトランクスにも、“リナレス” ってカタカナで刺繍入れてて、思い出したな。

                                                           

1R、1分13秒のTKO負けっていうのは、誰にとってもあっけに取られてっていう感じで、

会場は、しばらく異様な静寂がおおったな。

                                                         

いつものように、軽いジャブ出しながらの順調なスタートした直後、

サルガドのいきなりの左フックが、とんでもない低いとこから飛んできて、

リナレス、ガードしてたんだけど、一瞬こっちには何が起こったか解んなくて、

スリップかなって思うような倒れ方だったもんで、あとで会場のスロー見たら、

ちゃんとガードしてた右手が、わずかに後ろに移動したもんで、サルガドのパンチの

通り道ができてしまった、っていう感じだったな。

                                                        

右のグローブ、そのままそこに置いておけば、なんのことなく、ガードできたのになあ。

当たった瞬間、リナレスの目線、北側のスタンドの上の方にいってたもんね。

当たる寸前、リナレス、顔と目伏せてたけど、目を上げてたら、避けられたのかなあ。

イーグルは、あんな時でも、瞬きしなかったけどなあ。

                                                          

いずれにしても、ボクシングってのは、怖いもんで、

角海老の田中トレーナーの、ボクシングってのは、やってみなければ分かんないのよ、

っていうのは正解なんだなって、改めて確認したな。

                                                           

結局、リナレスは、一発も右を振ることなく終ってしまったんだわ。

                                                       

◆西岡利晃さん(帝拳)×イバン・エルナンデス(メキシコ)

WBC SB タイトルマッチ。

34勝(21KO)4敗3分と、25勝(15KO)3敗1分のランク5位。

                                                         

何となく、腑抜けた空気が漂う中、始まったんだけど、

エルナンデス、ショットは雑なんだけど、パワフルだし、右も今一つなんだけど、

突っ込んでいくタイミングと、左が良くて、ガチャガチャ荒っぽい展開になって、

ラッキーパンチというか、出会い頭喰らったら大変だぞお、って思ってたんだけど、

西岡さん、流石で、あくまで冷静で、右のタイミングがとても良いいもんで、

左の直撃も近いな、って見てたら、3R、二発もいいのが当たってね。

                                                          

結局、このうちのどっちかが、エルナンデスの顎痛めてしまって、

3R終了後のギブアップTKO決着ってことになって、

自分も、西岡さんも、一瞬、何? どしたの? って感じで、

第一、エルナンデス、コーナーで色々しゃべってるし、

3R終って、コーナーに戻る時、西岡さんにグローブ挨拶、普通にしようとしてたし、

確かに、打たれた後、右のグローブで顔面抑えるってこと多かったけど、

手で左右の顎撫で回しても、顔しかめもしないし、

湯場さんや八重樫さん状態じゃないんだし、

一久さんや福原さんは、骨折しながら暫く戦ったんだし、

おめえ、根性出せって感じだったんだけど、何しろメキシコ人なもんで、

おでこから出血はしてるし、西岡さんにはとてもじゃないけど敵いそうもないし、

ちょっと顎痛いし、ベルト一個取ったことだし、ってんで、止めやんじゃないのお?

アホくさ!

                                                       

◆三浦隆司さん(横浜光)×小口雅之さん(草加有澤)……SFe タイトルマッチ

16勝(14KO)1敗2分と、19勝(7KO)5敗2分のランク5位。

                                                         

何だか、収まりの良くない世界戦が二つ続いたもんで、会場、ダラーンとした雰囲気。

帰ってしまった人も多くて、何だか余韻が流れているだけの感じだったんだけど、

1Rすぐ、三浦さんの例の強烈左ストレートが小口さんの顔面直撃して、いきなりダウン。

                                                            

これで、会場に喝が入って、一気にリングの方に視線が集まっていったんだわ。

自分は、もともと真剣見のつもりで、何だか小口さんこれで、

引退だっていう噂も聞いてたし、三浦さんの思うままの豪打見たかったし……。

すぐ近くに、小口さんと戦った経験のあるボクサーがいて、色々話したんだけど、

見た目以上に、打たれ強いんだってさ。

                                                        

ホントその通りで、結局初めの方のラウンドで、ハッキリ憶えてないんだけど、

3~4回ダウン喰らって、誰もがもう終るだろうって、思ってたんだけど、

それは、三浦さんも同じだったと思うんだけども、その度に、立ち上がって、

もうレフェリーが止めそう、ってとこからも持ち直して、回復力凄くて、

場内、小口さん応援派が段々増えていったんだわ。

                                                           

KO率74%のハードパンチャーのあんだけの直撃受けて、

結局最後まで行ったっていうのは、全くの予想外で、いつもと違う感動だったよ。

                                                           

途中、三浦さん、かなりイラついて、思わず小口さんの右足抱えてしまって、

おお、どっかで見たぞ、って光景も一瞬あったんだわ。

                                                         

もう、計算しきれないほどの差がついた結果だったんだけど、大拍手だったんだわ。

この試合、全く放映されなかったけど、自分、いいもの見たって感じがしたな。

                                                         

それにしても、その西岡さんの試合の時、いつもの解説の他に香川照久が入ってて、

もう、お互い負けないようにって、うるさい、うるさい、あれ、なんだろね?

                                                         

テレビ観戦は、テレビ観戦で、いいとこと悪いとこがあるけど、

現場の生観戦も、それはそれで、嫌なこともあるんだよなあ。

生観戦するなら、少しリングから距離置いたほうが、絶対いいからね。

でもやっぱり、現場観戦するなら、後楽園ホールが一番だな。

                                                           

2009年10月10日 (土)

やっぱ、行く!

昨日、代々木には行けないって書いたら、

午後になって、ホントに行かないのか、って電話がかかってきて、

そしたら、情けないことに、一度、行かないって決めてたのに、

行きたいって気持ちが、一気に盛り上がってしまって、

で、そこから、12日に頑張れば何とかなりそうなとこまで、いろいろ調整して、

やっぱ、行くことにしたんだわ。

                                                       

詳しいスケジュールをチェックしてみたら、

第一試合は、1時50分開始の4回戦なんだけど、

基本的に、リナレスの試合開始が4時にフィックスされてて、だから、

その前の榎さんの試合は、一応3時頃の開始の予定にはなってるんだけど、

もし、二試合目の下田さんの試合が早く終わってしまうと、

開始時間が繰り上がってしまって、一部が放送に入らない可能性もあるし、

更に、リナレスと、西岡さんの試合がフルラウンドまでいくと、

三浦さんの試合がはみ出てしまう、っていうケースもあることが分かったんだわ。

                                                         

試合の進行、ドキドキ気にする必要なくなって、自分的には良かったんだけど、

でも、WOWOW的には、下田さんにフルラウンド頑張って貰って、

リナレスと西岡さんが、早めにケリを付けてくれるのが、いいんだよなあ。

                                                                                                                 

いずれにしても、明日も後楽園ホールだし、明後日は仕事で、

これで、三連休は、見事に埋まったな。

                                                            

2009年10月 9日 (金)

明日、明日、明日!

昨日の台風で、東京近辺は、JRが全滅してしまったもんで、

そりゃあ、エライことになったんだけど、その他は、街中水が溢れてとか、

大風でやたら木が倒れた、なんてこともなくて、午後には陽もさして、

結局、一番ひどかったのは、前の晩の土砂降りの雨だったなあ。

                                                        

今朝は、いわゆる台風一過ってことで、

世間の汚いもの、吹き飛ばされてしまったみたいな、気持ちの良さなんだけど、

固定客のみなさんは、大丈夫でしたか?

北海道は、まだヤバイみたいだけど……。

                                                       

昨日夕方、晴れてきたもんで、山野楽器へアンプを取りに行って、

予算だけ伝えて、後はお任せで頼んでおいたんだけど、

届いたのは、第一希望のフェンダーのギターアンプで、

お送りしますか? っていうのを両手で抱えて持ち帰ったんだけど、

家に着いた時は、腰も両腕もパンパンだったな。

                                                       

コーヒー飲む間もなく、いきなりスイッチ入れたんだけど、驚いたね、

ギターアンプってのは、ちゃんとしたのは今だに、真空管なんだわ。

だから、温まるまで、ほんの少し間があるんだけど、これが実にいいんだよね。                                                                                                      

想像以上のいい音がするもんで、耳で覚えてる、いろんなフレーズやってたら、

もう左手の指が痛い、痛い。

                                                       

エレクトリック・ギターやってたのは、何十年も前なもんで、

もう、指先ヤワヤワになってて、ここがちゃんと硬くなるまでシンドイんだわ。

ボリューム上げれば、わずかなタッチでも適当な大きさの音になるんだけど、

当面は、ピックを使うつもりないもんで、右指鍛えるには、

アウトプットレベルを落として、強く弾く練習も必要なんだよね。

                                                       

今回は、遊びのコピーじゃなくて、一からちゃんとやるつもりなもんで、

4本の弦の全てのフレットの音を覚えることから始めなくちゃならないし、

それに、4本の指で、4フレット分押さえるようにするためには、

左手指の関節、相当鍛えなくちゃいけないんだわ。

そりゃもう大変で、ベースラインの練習に辿りつくまでどれくらいかかるんだか。

ボクシングはあるし、競馬もやらなくちゃいけないし、

もう時間足りなくて、仕事なんかやってられないんだわ。

                                                       

さてさて、さてさて、明日は、代々木でWOWOW FES!

前にも書いたけど、珍しく飛ばせない仕事があるもんで、会場には行けないし、

生TV観戦も出来ないんだけど、多分全てが決着した後、帰宅して、

それまで人と話しないで、電話にも出ないで、自分一人で、ひそかに見るんだ。

                                                       

それにしても、2時開始で、3時から中継ってことは、どこから放送するんだろね。

当日は、このままだと、4回戦3つ組まれてて、その後、下田さんの8回戦、

三浦さんの10回戦、榎さんの12回戦って続いて、最後に世界戦が二つなんだけど、

そうなると、合計66ラウンドになってしまうし、時間的なことを普通に考えると、

やっぱり、三浦さんの日本タイトル戦からの放送になるんだろな。

                                                         

一応の放送終了は6時ってことになってるけど、

もし、まあそんなことはないだろうけど、全部が判定ってことになったり、

途中でなんかでトラブルと長引く可能性もあるから、

念のため、7時まで延長予約しておこうな。

                                                       

で、下田昭文さんの試合は、見られそうにないんだけど、

彼、ちょっと帝拳らしくないボクサーで、昔から好きで、

ランカーになるずっと前に、サイン貰ってんだけど、

最近、大きな試合してないんだけど、気持ちいい決着を待ってる。

                                                        

三浦隆司さんと小口雅之さんの試合は、やっぱり三浦さんが圧倒すると思うな。

今まで、三浦さんにプレス掛けることができたのは、唯一、小堀佑介さんだけだったし、

これまで戦ってきたメンバーに格段の差があるからね。

                                                       

明日一番力が入るのは、何と言っても、細野悟さんと榎洋之さんの一戦だね。

タイトルがかかっていようといまいと、これは凄いことになると思うな。

ネット投票だと、どうも細野さんの方が優位っていう予想みたいだけど、

自分は、榎さん、勝つと思ってんだわ。

                                                          

そりゃあ、細野さんは、今が旬の昇り竜だし、戦績も凄いんだけど、

ここでも言いたいのは、やっぱり、これまで対戦してきたメンバーなんだよなあ。

榎さんの方が、比較にならないほどハードな相手とやってきたっていうことが、

自分の中に重く残ってるんだわ。

細野さん、速い回転でキレのいいパンチ持ってるけど、

榎さんの左ジャブ、岩みたいだし、右波動砲も凄いからね。

27才と30才、男同士の激闘だな。

何日か前の世界戦の、2万倍は面白いと思うな。

                                                       

それと、西岡利晃さんと、リナレスは、全く問題なくて、見どころは勝ち方で、

西岡さんは7R、リナレスは4RくらいのKO決着だと思うな。

                                                         

2009年10月 7日 (水)

昨日の世界戦

いやあ、予想通り、つまんなかったなあ、最低だね。

稀に見る凡戦で、B級でも、もっと面白い試合、一杯あるもんなあ。

                                                        

うちの奥さん、それほどボクシングに詳しいわけじゃないけど、

いろいろ見てるもんで、少し見て、つまんない、って言うのは大体当たってるんだわ。

で、早目に見切りつけて、自分の部屋へ行ってしまったもんね。

                                                       

まず、構えからして汚らしくて、なんか甲殻類みたいで、美しくないんだよなあ。

そんなのが、ズリズリ這い回るだけで、それでボクシングやってるつもり?

って言うほど、打ち合わなくて、まるで根性入ってなくて、必死さなくて、

頭も使ってなくて、真剣に見てると吐きそうなるほど、ひどいもんで、

買ってきたばかりのベースの練習しながら、横目で見てたよ。                                                     

だけどさあ、昨日の採点にクレーム付けて、再戦させろ、ってのはどうなのかなあ。

相手も、単なるグズグズ、ダルダルのおっさんだし、

あんな試合、自分、もう見ないけどなあ。

自分には、試合そのものがクレーム対象だったなあ。

                                                        

あのね、彼ら兄弟、もう親元離れた方がいいって思うんだよね。

親離れ、子離れ、絶対必要だと思うんだよね。

このままだと、才能潰されてしまうよ。

教える人間代えたら、もう少しマシになるって。

違う観点からのボクシングにも触れるべきだって思うんだよね。

その点、メキシコに入り浸ってる、三男坊は期待できると思うな。

                                                         

それにしても、新しいベース、嬉しくてねえ。

もう、しょっちゅう触りっぱなしだもんね。

売り場の担当の人、少しシャイで、うるさ過ぎなくて、でも知識豊富で、

あの年で、1973年生まれだっていうのに、初期のロックにはまってて、

エディ・コクランなんて名前出してきて、グレッチなんか弾いてるんだってさ。

世の中には、面白い人、沢山埋もれてるんだわ。

                                                        

2009年10月 6日 (火)

エキサイトマッチ(10/5)

朝から雨。

で、電車の運転手、ブレーキ下手くそで、やたらガックン、ガックン。

                                                       

石川遼君が、8日にアメリカ行って、プレジデントカップに出場するんだけど、

彼の日曜日のプレー、凄かったね。

                                                       

ゴルフやる人は、分ると思うけど、最終ホール、残り190ヤードのラフから、

7番アイアンで、ピン1m弱は、タマゲルたね。

そこまで、ダボやボギー叩いて何回も順位落としたのに、その度に、

バーディ、イーグルで戻すってのも凄かったけど、

あんなに大勢に見られてて、ベスト尽くせるなんて、

それも、まだ18才だっていうんだからなあ。                                                        

自分なんか、これ寄せてパーなら、パートナーから1,000円貰えるっていうだけで、

心臓バクバクだったもんなあ。

                                                         

先週末の競馬の結果は、合計15レースに参加して、

日曜日の中山9Rと11Rの3連複をゲットしたもんで、結局、回収率316%で、

要するに、約2週間(4日)分の資金が確保できたな。

                                                       

今週からエキサイトマッチは、9時から始まることになったんだわ。

                                                       

◆クリス・ジョン×リカルド・フアレス………WBA Fe タイトルマッチ

42勝(22KO)2分無敗の30才と、28勝(20KO)4敗1分の29才。

                                                          

二人は、今年の2月に対戦したんだけど、3人のジャッジが全く同じ、

114-114(違ったかな?)だったもんで、今回再戦するってことで……。

二人とも、黒のレイジェス。

                                                       

1R、近い距離でやりたがって、積極的に仕掛けてるのは、フアレスの方で、

クリスジョンは、なんだか、ちょっとだるそうなスタートだな。

                                                       

2Rに入ると、クリスジョン、少し足使い始めて、左ジャブも、そこそこ出るようになって、

フアレスの方も、負けてなくて、徐々に凄いことになりそうな雰囲気になって、

3、4Rは、お互い、アグレッシブ大放出で、打つ打つ。                                                       

フアレスの方がちょっとバカ正直で、クリスジョンが体傾けていろんな角度から、

緩急つけて、パンチ放り込んでる感じ。

                                                       

さあさあ、これから、って思ってたら、いきなりダイジェストになってしまって、

事前にそんな事まるで言ってなくて、やり方おかしいだろがあ。

仮にも、6年間チャンピオン続けてて、11回も防衛してて、

一度も負けたことないボクサーに対して、なんて失礼なヤツらなんだろね。

ちょっと前には、つまんない試合延々流してたくせに。

                                                        

どうしても番宣必要なら、別枠取ればいいじゃない。

ボクシング好きなら、もう全員知ってるし、みんなそのVTR何度も見てるし、

他の時間帯でやる方が、よっぽど効果あるんじゃないの。                                                       

そりゃあ、会場が湧き上がるほどの迫力ある打ち合いじゃなかったけど、

途中から観客がよそ見したり、隣と話し始めたりして、何だかザワザワしてたけど、

それとこれとは、別じゃないの、って思ったな。

                                                       

で、9Rなんだけど、クリスジョン大分荒っぽくなってて、だけど、フアレスの攻撃も、

相変わらずの単調さから抜けられなくて、決め手に欠けてて、

明確なポイントゲットっていうわけには、いかないんだよなあ。

                                                       

それでも、10Rには、クリスジョンの左目の上、明らかに腫れ上がってきて、

レフェリーに、ワセリン塗り過ぎ注意されてたし、

11Rに入ると、腰は浮き気味で、腕は波打ってて、

もうパンチに全く力がこもってなくて、バランスも悪いもんで、

今にも倒されそうになっていったんだわ。

                                                       

12R、終了1分前頃、フアレスのアッパー気味の左フックが直撃して、

クリスジョン、膝大きくガックンして、もう危ないぞ、って感じで、

フアレス、もっと前から必死でやるべきだったんだよなあ。 ちょっと遅いわ。

                                                         

最後の方だけだと、フアレスの方が圧倒してるように見えたんだけど、

結局、119-109、117-111、114-113の3-0で、クリスジョンの勝ち。

怖さは、まるでないんだけど、最終的に負けないっていうのは、やっぱ凄いと思うな。

                                                       

◆ポール・マリナッジ×ファン・ディアス………北米 SL タイトルマッチ

34勝(17KO)2敗の25才と、26勝(5KO)2敗の28才。

                                                       

マリナッジは、黒のエバーラスト、ディアスの方は、赤のエバーラストで、

他にも、ガウンからトランクスまで、全部エバーラスト。

                                                       

マリナッジみたいなボクサー、好きじゃないっていう、

心の狭いボクシングファンなもんで、ディアスがぶち倒すとこ見たかったんだけど、

どうして倒せなかったのかの検証みたいになってしまったな。

                                                         

まともに打ち合ったら、絶対敵わないってことになると、ああいうボクシングに

なるんだろうけど、とにかくトランクスのゴムくらい、ちゃんとしろよな、

ってのしかなくて、お終いの方、半ケツ状態で、みっともねえのさ。

                                                        

マナリッジにとっては、全くのアウェーだったもんで、もうヤジだらけで、

多分、逃げ回ってんじゃねえぞ、このへタレ野郎があ!

なんて言われたんだろうね、マリナッジが、試合の最中、観客に言い返してたね。

                                                         

118-110、116-112、115-113なんて結果だったから、

こりゃあ、マリナッジの当て逃げ勝ちだな、

彼も勝ちを確信したポーズ取ってたし、なんて思ってたら、

何と、ディアスの勝ちだってさ。

                                                        

チョンチョン、チョンチョン出してた、恐ろしいほどの数の左ジャブ、

あれは、何のポイントにもならないって言われたようなもんだよなあ。

ディアスの顔、かなりのダメージあったのになあ。

マリナッジの20発より、声出して力込めて打った、ディアスの1発の方が、

価値があるって判断されたようなもんだな。

                                                         

マリナッジのボクシングは全然面白くなかったけど、この判定はおかしいと思ったな。

それにしても、ディアス、切れないで、最後まで一生懸命やってて、エライ!

                                                       

今日は、山野楽器へベースを取りに行くことにしてるもんで、8時に間に合うかな。

家へ帰っても、いじくりまわすだろうし、世界タイトル戦とはいえ、

二人とも、全く興味湧かないボクサー同士なもんで、

時間あっても、横目で見るだけになるな、多分。

                                                           

2009年10月 5日 (月)

金城さん、河野さん、内山さん。

先週の土曜日、あれから銀座の山野楽器に行って来たよ。

入口では、ビートルズボックスのガンガンセールやってて、

やっぱり、中年以上なんだけど、結構な賑わいだったな。

                                                        

ギターやベースの売り場は、4階で、ギブソンやフェンダーなんかの

値段の高いものは、ガラスケースの中に収まってるんだけど、

リッケンバッカーも、別コーナーになってて、見てるだけで飽きないんだよなあ。

                                                         

エリック・クラプトン意識した黒のストラトキャスターは、60万、

ジョン・レノン使用のレプリカ・リッケンバッカーは、40万ほどだったな。

レス・ポールの中古は、100万位からあるんだけど、1959年頃のものは、

勿論、置いてなくて、聞いたら、2,000万くらいしますかねえ、って店員が言ってたな。

                                                       

その店員なんだけど、とてもいい人でね、ヒマだったこともあるんだろうけど、

いろんな話に付き合ってくれてね、いろいろ教えてもらったよ。

                                                       

ベースは、殆どが、フェンダーのジャズバスとプレジションで、

値段的にも10万から20万くらいで納まってて、手が届かないってことないんだけど

やっぱりこのベースは、180㎝、80㎏以上じゃないとなあ、

172㎝、SL~Wのボクシングフリークには、ちょっと似合わないよなあ。

                                                       

バーンズもなかったし、ボディが小さくて、だからネックが長ーく見えるのが、

いいのになあ、って探してたら、ヤマハの輸出限定モデルがあってね、

それがまた、エラク安いもんで、こんなんで、ちゃんとした音出んの?

って聞いたら、試してみます? って言われて、こっちはまるで素人なもんで、

いや、俺全然で、これから始めるもんで、なんて、ちょっとうろたえてしまって、

店員が、フェンダーの小さなベースアンプにつないで、音出ししたんだけど、

これがまた、値段以上、想像以上のいい音するもんで、タマゲテしまった。                                                         

練習用には、これで十分で、ダークグリーンのメタリック塗装も凄くいいんだわ。

                                                        

自分、多分、これに決めるな、って思ったもんで、

帰ってから、奥さんに話したら、アンプは勿論のこと、ケースやらチューナー、

ストラップ、シールドケーブル、ピックなんか全部入れても、6万円位なもんで、

それくらいならって、許可がおりたもんで、明日にでも買いに行くぞお。

                                                         

その後、急いで帰ってG+で、ボクシング。

                                                          

◆金城智哉さん(ワタナベ)×ベー・キーソック(韓国)………51㎏ 8R

16勝(7KO)3敗2分の24才・宮城県と、7勝(4KO)5敗1分の22才。

                                                            

この日注目のワタナベ勢の三人は、とにかく、

どういう勝ち方するかが、ポイントなんだよね。

                                                       

金城さんの相手、ちょっと見、一応形にはなってるんだけど、

右の決めパンチ打つ時、ちょっと押し出し気味だし、体のしなやかさもないし、

たまにサウスポーにスイッチするんだけど、意味不明で、

全体的に、イマジネーションに欠けるボクシングだったな。

                                                        

4Rに入ると、それまで打たれたのが効いてきたらしくて、

ダラーンとした、緩んだパンチしか出せなくなってしまって、

結局、残り半分ほどのところの打ち合いで、金城さんの右フック喰らって、ダウン。

で、何とか立ち上がりはしたんだけど、ファイティングポーズが取れずに、お終い。

                                                       

一方の金城さん、1Rから左ボディがちゃんと打てて、

やたらガツガツ行き過ぎないとこが、とても良くて、引くとこ、ちゃんと引いてたし、

ガードの意識、高かったし、もともとのスピード、比較にならないほど速いもんで、

3Rからは、余裕の展開で、却ってちょっと雑になってしまって、

腕が体から離れ過ぎる場面もあったけど、全体としては、とてもいい復帰戦だったな。

なんか体つきも、ちょっと太くなったような感じもしたなあ。

                                                       

◆大川泰弘君(ワタナベ)×伊藤和也さん(宮田)………SL 8R

7勝(2KO)8敗3分の25才・茨城県と、8勝(4KO)3敗の25才・山形県。

                                                       

知ってる人は知ってるだろうけど、伊藤さん、一度見たら忘れられないボクサーで、

申し訳ないけど、とても6位なんてランカーには見えなくて、

観客席には、いつも失笑に近い微笑みが、あっちこっちで起こるんだよね。

                                                       

まず、彼、絶対に下がらない、絶対に手を止めないって、

ここまでは普通の優秀なボクサーなんだけど、足がフットワークになってないし、

腕も、なんか丸太振り回してるみたいだし、

右手と右足が同時に出るっていうようなこともよくあるし、

そして、相手見ないでブン回すもんだから、結果、8割以上は空振りなもんで、

後半疲れんじゃないかって思うんだけど、

これが、見た目以上の恐ろしいスタミナ持ってるもんで、それを延々やるもんで、

そんなのに当たるかあ、っていうようなパンチなんだけど、

何かの拍子に、偶然、当たってしまうんだよなあ。

                                                       

相手をする方に、フットワークがあれば、左右に動いて、打ち終わりや、

交わしざまに合わせていけば、この世のものとは思われないほどの、

気持ちいいカウンターが決まると思うんだけど、この日の大川君はそれができなくて、

随分と直撃弾受けてしまって、4Rには、それまでのバッティングカットもあって、

顔真っ赤になって、結局5R、負傷判定の3-0で、伊藤君の勝ち。

                                                       

その伊藤君、とってもいいヤツなもんで、終わった後すぐ、大川君のとこ行って、

ごめんなあ、って膝まづきなきながら謝って、

それはつまり、ストップの原因作ったバッティングのことなんだけど、

そしたら、大川君も同じようにリングに膝付いて、そんな事ないっすよお、

なんて、お互いに、礼を交わすもんだから、場内、大拍手だったなあ。

                                                       

◆河野公平さん(ワタナベ)×マルビン・タンポス(比)…OPBF SF タイトル戦

23勝(8KO)4敗の28才・山梨県と、21勝(13KO)8敗2分の25才。

                                                        

1R、タンポス、太い体幹してて、見るからにパンチありそう。

始まってすぐ、30秒くらいのとこで、タンポスの打ち終わるとこを、

河野さんが、打ちに行こうとした時、タンポスの2段目の攻撃あって、

打ち上げ気味の左フックを喰らって、河野さん、生涯初のダウン。

おおおおっ! 河野さん、大丈夫かあ。

そんなに大きなダメージじゃなかったもんで、助かったよなあ。

                                                       

2R、河野さん、初回のダウンを、それほどの苦労なく克服して、ペース取り戻して、

絵にかいたような、綺麗なワンツー決めて、タンポス、左目の上カットしたんだけど、

結局、このラウンドの、このパンチが、勝負を決めたんだよなあ。

このカット、最後まで、タンポス苦しめて、彼、気にしまくりだったもんなあ。

                                                       

そのタンポス、インターバルで、ハア、ハア、って変な気合い入れてたけど、

結局、河野さんが、スピードとリーチの優位を生かし続けて、

不用意なパンチさえ喰らわなければ大丈夫だなって、

その後は結構安心して見てられたんだけど、

6R、残り1分のところ、またしても力の入った左フック浴びて、

河野さん、足元ふらついて、危ネッ!

                                                       

何だか、今度の方が効いてて、回復するのにちょっとかかったんだけど、

タンポスの方も、疲れてたせいか、全くの攻め込み不足だったもんで、

結局、クリーンヒット一発で終わってしまったんだけど、

ああいう時は、後先考えずに、打ちまくらなくちゃダメなんだよなあ。

だから、チャンピオンにはなれないんだわ。

                                                       

8R終わって、圧倒的0-3で負けてるもんで、タンポス、

気入れ替えて、倒しに行くんだけど、そういうとこに、

逆に河野さんにもチャンスがあるんだけど、

11Rから12R初めにかけては、タンポス、気合入ったいい攻撃で、

だったら、6Rに、それをやればよかったのに、って思って、でもとにかく、

倒さなければ勝てないボクサーの見本みたいなものを見せてくれたな。

                                                       

その勢いのプッシングで、途中、河野さん、ダウンしてしまったんだけど、

あんなんで転んでしまったり、立ち上がる過程見てたら、

やっぱり河野さんも、疲れてんだよなあ、って思ったな。

                                                       

そして、最終ラウンド1分過ぎ、タンポスがブン回した左フックが空転した、

そのほんの寸前、河野さんの左フックがタンポスの額をかすめてて、

空振りでバランス崩したこともあって、タンポス、ダウン。

それから、立ち上がった残り1分以降、もうタンポス、殆ど力残ってなくて、

あと1分時間あれば、倒されてたね。

                                                                                                                 

結局、116-112×2、116-110の、圧倒判定勝ちだったんだけど、

でもね、河野さん、インターバルの時、気になったんだけど、

セコンドの言葉に、あんまり耳傾けてなかったように見えたけど、どうなのかなあ。

                                                       

◆内山高志さん(ワタナベ)×アーロン・メルガレホ(比)…OPBF・SFeタイトル戦

12勝(9KO)無敗の29才・埼玉県と、17勝(6KO)6敗1分の25才。

                                                       

メルガレホ、体形とか、ボクシングスタイルは、何だか内山さんに似てるけど

KO率大したことないから、見た目ほど、パンチ力ないのかな。

                                                       

1R、お互いに左を出し合って、距離を確認してるけど、

メルガレホ、重心ちょっと後ろにあるもんで、相手との足元の間隔と左の距離が、

内山さん、ちょっと合わない感じなんだけど、キレとスピードは全然上だね。

                                                        

2R半分頃、ようやく内山さんの、強烈左ボディが出たんだけど、

このラウンドの終了間際の右ボディ、あれ、凄かったねえ。

交わしざまに打つタイミングも良くなっていったし、

相手のパンチは全部見えてるみたいだし、

この分だと、今日も早い決着かって思ってたんだけど、

これが思いのほか長引いて、自分としては、内山さんを長く見れてよかったんだけど、

勝負の決め方という点では、ちょっと時間かかり過ぎたかもしれないね。

                                                          

メルガレホの方は、徐々に打ち合うようにはなっていったんだけど、

いかんせん、絶対的なスピードと手数が足りないし、

内山さんのスピードとコンビネーションブローに翻弄されっ放しで、

6Rくらいには、もうダメージ大分蓄積されてて、

7R開始のゴング鳴ったとき、もう目が死んでたもんね。

                                                       

メルガレホ、ズルズルやって、まだ倒れないっていうボクシングだったんだけど、

その7R、1分過ぎに、内山さんの連打浴びて、コーナーに押し込まれた直後、

セコンドからタオル投入されて、スタンディング・エンド。

もう、どうにもならないし、ダメージ大きくなるだけだから、って感じだったな。

                                                       

レフェリーがストップ掛ける前、白いタオルが投げ込まれた途端、

内山さん、眼の端でそれ見てて、決めの右を打ち込むのを止めたもんね。

最後まで、余裕持って、冷静にやってたね。

                                                       

この日の内山さん、もう、ごくごく初めの時点で、メルガレホ完璧に見切ってて、

最後まで、自分のリズムのボクシング出来てて、ダギングやウィーブも良かったし、

途中、ちょっとメイウェザーみたいな、左腕の使い方するほど余裕あったんだけど、

4Rに鼻血気にした頃に、ちょっと緩んでしまって、

自分が思うに、2ラウンドほど長引かせてしまったな。

世界で勝ち抜くためには、決めるときは一気に決める、

っていうボクシング、身に付けておいた方がいいと思うんだけどね。

                                                        

それにしても、ポイントになる三試合とも、会心の勝ち方したもんで、

渡辺会長、嬉しそうだったな、ニッカニカしてたもんな。

                                                         

それと、この日のタイムキーパーは、以前からのベテランだったもんで、

とても気持ちよく、ゴングが聞けたな。    やっぱ、聞いたらすぐ分るね。

                                                       

2009年10月 3日 (土)

遺跡じゃなくて、移籍のこと。

最近は、ジャズでもロックでも、やたらベースラインが気になって仕方ないんだわ。

                                                          

自分、これまでに、ウクレレから始まって、ギターやトランペット、

それにエレクトリックベースなんかにも、何となく手を出したんだけど、

結局、そのどれもが全くモノになんなくて、全部中途半端で終わってしまって、

エリック・クラプトンにはなれないわ、マイルスも、結局、神様だったし、

スタンリー・クラークは、天才だっていうことが分かって、

やっぱヤツラは、凄いわ、なんて、感心するだけで終わってしまって、

ピアノも小学生の頃、近所のおばさんに習ったことあるんだけど、

始めてまもなく、そのおばさん、妊娠してしまったもんで、

バイエルの初歩で切り上げざるを得なくなってしまって、結局、

今でも譜面読めなくて、初見でセッションに参加する、スタジオミュージシャンのこと、

プロボクサーと同じくらい憧れてるんだわ。

                                                          

でね、そんな自分なんだけどね、また、楽器、それもベースやってみようかって、

突然思い立ったんだわ。

勿論、ウッドベースじゃなくて、エレクトリックの方なんだけどね。

                                                       

奥さんに話したら、ちょっと呆れた表情して、音は大丈夫なの? って、

つまり、近所迷惑のこと言ってるんだけど、

自分としては、ディープ・パープルの“スモーク・オン・ザ・ウォーター”

目指してるわけじゃなくて、ポール・マッカートニーのベースを辿ってみたいとか、

パーシー・ヒースのウォーキング・ベースの真似ごとがしたいってことで……。

ってなことで、何となく暗黙の了解貰ったような感じでね。

                                                      

で、次は、何を買うかってことになるんだけど、自分としては、フェンダーじゃなくて、

知ってるかな、昔、プリンセス・プリンセスの子が使ってたヤツが、

いいと思ってんだけど、まだ売ってるかなあ? いくらくらいするのかなあ?

それに、ベースアンプもいるしなあ……。

よし、今日、ちょっと楽器屋覗いてみようかな。

                                                       

自分のパソコンで、“いせき” って打ち込むと、最初に “遺跡” って出てくるんだけど、

勿論、今日の話は、ボクサーの “移籍” に関することなんだけど、

この話題は、とっても微妙で、だけど、ボクサーにとっては、とてつもなく大きな問題で、

つまり、一般の会社員にとっては、どうも相性良くないとか、

もっとキャリアアップしたいとか思って、会社を移る、っていうような、

ごく普通なことが、ボクシングの世界では、恐ろしく難しいってことで……。

                                                                                                               

プロ野球選手の移籍が、本人の意向だけでは決められない、

っていうのと、ちょっと似てて、それは、つまり、

ボクサーとしてのキャリアと商品価値が、本人だけじゃなくて、

かなりの部分、ジムに帰属してる、ってのが現状なもんで、

その上、プロ野球やJリーグみたいに、“移籍” が明文化されていないもんで、

往々にして話が、いろいろややこしくなってしまうんだわ。

                                                           

他の格闘系から移ってきたり、移っていくような場合では、

お前なんか、もう出入り禁止だ、って言われることも多いらしいけど、

だけど結局、違う業界へ行くってことで、意外とスンナリ決着すること多いんだけど、

ボクシングの世界でのジム移籍は、メンツとか利害関係が絡んでくるもんで、

優秀なボクサーなほど、つまり、彼の商品的価値が高くなるほど、

ここまでお前を育てたのは、俺だぞ、っていうのや、

練習生を集めやすいとか、チケット消化しやすい、とかが絡んでくるもんで、

こじれるんだよね。

                                                         

更に、遠距離のジム間の場合になると、なかなか意思疎通も思うにまかせなくて、

グチョグチョになってしまって、結局、弁護士が間に入る、ってこともあるんだわ。

                                                       

で、結局、基本的に、ボクサーの “移籍” は、まずこじれる、

って考えといたほうがいいんだわ。                                                                                                         

                                                    

そもそも、教える側と、教わる側、お互いの気持ちが離れてしまってるのに、

そのままズルズル一緒にいる、っていうのは、別居寸前の夫婦みたいなもんで、

居心地悪いんだろうなあ。

                                                       

いろいろあって、やっとこさ、ジム側も、もう移籍も仕方ないなって、なったとしても、

次に、放出する方と、金銭的な条件をまとめるのがとても大変なんだよね。

当面の移籍金の設定とか、チャンピオンになった場合の上乗せ金とか、

話聞いてると、凄い世界なんだわ。

当然、A級やランカーなんかになると金額が上がっていくようだけど、

基準っていうものはないのが実情で、納まりがつくまでのやったりとったりが、

結構わずらわしいんだわ。

                                                           

こういう場合、JBCは、決まりがないことを楯にして、

そして、“移籍” に関する規定なんか、作る気もないみたいで、

要するに、民事不介入の警察みたいな立場なもんで、

多くの場合は、相当血なまぐさい現場仕事になってしまうんだわ。

                                                         

そして、最終的に、殆どはこれまでのシキタリとか、

慣習みたいなものに基づいた決着になるんだけど、

いずれにしても、移籍したいと思ってるボクサー本人の揺るぎない意志が、

大前提なんだよね。

単なる思いつきなんじゃないのか、一時の心の迷いなんじゃないのか、

自分の気持ち、キッチリ決着付けておかないと、絶対ダメなんだわ。

                                                                                                                 

さて、さて、さて、

今日は、内山さんと、河野さん、金城さん達が勝負する日で、

G+が生中継するもんで、力入るなあ。

三人とも、これくらいは軽くクリアするようでないと、明日はないぞお。

                                                        

(追)

あのね、下書きしたまま、アップするの忘れてて、こんな遅くなってしまいました。

                                                                                                               

                                                       

2009年10月 2日 (金)

雑、雑、雑……。

今日は、思いつくままの雑ネタオンリーですわ。

                                                         

あのね、突然だけどね、町の知的なレベルとかセンスっていうのは、

まずその町に、ちゃんとした本屋があるか、ってことにかかってるって思うんだよね。

                                                         

そこが最低ラインで、次にクリアしなければならないのは、

更に、そこに素敵な文房具屋があるかで、その次は、CDショップや楽器屋があるか、

で、次に画材屋、映画館、ギャラリー、レストランっていう順番じゃないかって、

思ってるんだよね。

大型の百貨店や電器店、高級ブランドショップの有る無しは、ずっと後の順番だな。

                                                        

そういう風に考えると、日本一の町は、自分の中では、やっぱり銀座なんだわ。

銀座には、普通めったにない洋書屋もあるし、伊東屋や、山野楽器、マリオン、

松竹セントラルなんかもあるし、ギャラリーやレストランも山ほどある。

                                                         

その中で一番気に入ってるのは、文房具の伊東屋だな。

文房具屋は、他にも、あんまり人が知らない路地に、

とても洒落たのがあるんだけど、品揃えとかからすると、やっぱ伊東屋だな。

                                                         

フロア面積は大したことないんだけど、確か5階建てだったかなあ、

とにかく、輸入物やプロユースも含めて、ここで手に入んない文房具はないんだわ。

自分、あてもなく文房具を眺めるの、結構好きなもんで、たまに行くんだけど、

店員もプロを揃えていて、何聞いてもちゃんと答えてくれるし、ホント凄いよ。

                                                         

自分、毎年、カレンダーノート頼んでるんだけど、そのメーカーはとっても小さくて、

普通の文具店では置いてるってことがないもんで、いつも頼んでるんだけど、

今年も、9月初めには、来年のを取り寄せてくれてね。

                                                        

ここんとこ、銀座四丁目付近は、外国の高級ブランドショップの進出が激しくて、

伊東屋の両隣も、昔からあった可愛い雑居ビルや、松屋とかメルサなんかが、

ブッ潰されてしまって、ブルガリとティファニーなんてのが出来てしまって、

伊東屋も肩身、狭そうにしてんだけど、こういう店、みんなで応援したいよね。

                                                         

昔、スタン・ゲッツっていう、ジャズのテナーサックス奏者がいたんだけど、

一番のヒットは、アストラッド・ジルベルトと共演した、ボサノバの名曲、

“イパネマの娘” なんだけど、彼は、もともとウエストコース・ジャズ出身で、

イーストコースト・ジャズに対抗した訳じゃないんだろうけど、

なんか楽器を軽く吹くっていうか、俺らは、ホットじゃなくてクールだぜって、

で、クール・ジャズって呼ばれてた一派の代表だったんだわ。

                                                         

自分は、もともと、感情満載、力の限りの演奏っていうのが好きなもんで、

基本的にはあんまり聞かないんだけど、

彼が、ガンであと少しで死ぬってことを自覚してた時の、

最後のレコーディングは、正直、実に心に迫るというか、沁みるものがあるんだわ。

“First Song” は、自分の命の終わりを、何かの始まりにしたかったのかなあ、って。

彼、その3ヶ月後に、死んでしまったんだけどね。

                                                        

アニマックスで “ちびまる子ちゃん” 見てたら、

1975年の紅白歌合戦って場面だったんだけど、それは、34年も前のことで、

当時、まる子が10才、お姉ちゃんが12才、親父さんが39才、お袋さんが37才、

爺さんと婆さんが65才くらいだったって仮定して、いろいろ計算してみたら、

今なら、まる子は44才、お姉ちゃんが46才、親父さん73才、お袋さん71才、

爺さんと婆さんは、99才ってことになるもんで、何だかタマゲテしまったなあ。

                                                        

次は、チョット前に、あるTV局でやった、日本男児ベストテンの話。

                                                         

 1位……坂本龍馬

 2位……イチロー

 3位……西郷隆盛

 4位……織田信長

 5位……清原和博

 6位……白洲次郎

 7位……宮本武蔵

 8位……高倉健

 9位……山本五十六

10位……上杉謙信

                                                         

白洲次郎が入ってるのも驚くけど、清原がエントリーしてるのは、もっと凄いね。

                                                         

もうすぐ、10月10日で、それは榎洋之さんの決戦の日なんだけど、

どうやら、今回は、ちょっと生半可じゃない榎さんが見れそうなんだけど、

考えてみたら、今回の相手、細野悟さん、

デビューは、4年前の2005年8月なんだけど、

その時、榎さんは、もう既に日本チャンピオンで、

あの武本在樹さんを破って、2回目の防衛果たしたとこなんだよなあ。

この辺の年月というか、時間バランス、何か凄いよなあ。

武本さんも、まだ同じウェイトでランカーやってるし……。

                                                          

終わり。

                                                         

2009年10月 1日 (木)

ウーゴ・へタレ・カサレス

今日の朝一番は、ドゥービーズが、まだドゥービー・ブラザーズだった頃の、

“Listen To The Music”

                                                         

この曲の聞きどこは、やっぱり、イントロのリズムギターのカッティングだね。

もともとこのバンド、このリズムギターが一番の売りなんだけど、

こういうセンスのいいカッティングは、なかなか聞けるもんじゃないんだわ。

                                                         

自分も昔、何度もチャレンジしたことあるんだけど、

最後まで、恐怖のイモバンド風にしかならなかったなあ。

                                                         

昔から思ってたんだけど、楽曲の良し悪しってのは、やっぱ、イントロで決まるね。

ジャズとかクラッシックみたいな長いものは、段々盛り上げていくとか、

途中でパターンを変えるってこともあるけど、ロックやポップスってのは、

基本的にイントロがダメなものは、結局ダメだね。

                                                         

昨日のカサレスのボクシングも、イントロに対するアイデアが全くダメで、

何となくダラーッて、試合してたように見えたんだよね。

                                                        

◆名城信男さん×ウーゴ・カサレス………WBA SF タイトルマッチ

13勝(8KO)1敗の27才・KO率57%のチャンピオンと、

30勝(22KO)6敗1分の31才・KO率59%のランク1位。

                                                          

TVのアナウンサーが、カサレスのKO率を73%って言ってたけど、

それは、勝ち数のうちのKO率であって、試合数の数字じゃないと思うんだけど、

つまり、例えば、1勝(1KO)4敗のボクサーがいるとして、このボクサーのKO率は、

1÷1の100%じゃなくて、1÷5の20%だと思うんだよね。  そうじゃないの?

                                                            

それにしても、このアナウンサー、ボクシング見るの初めてみたいな、

なんか、浮足立って、はしゃいでるようにしか、聞こえなくて、それに、

番宣で来てるのに、ラッシュも見てないなんていう、もともとヤクザ映画時代から、

いかにも頭悪そうだった、老いぼれ文太なんか呼んできて、

これは、ゲートボールの試合じゃないんだからさあ。

とにかく、みんな、ちゃんと打ち合わせくらいやれよなあ、って思ったね。

                                                         

名城さん、いつものロンズデールのフード付きの真っ黒ガウンで、

グローブも黒のレイジェス。

あらあ、カサレスは、白のレイジェスだぜえ。

                                                                                                                    

レイジェスは、黒が一番好きなんだけど、                                                      

白はね、もともと膨張色なもんで、大きく見えるし、グローブを動かした時、

軌道や残像が、クッキリ見えるもんで、視覚的に有利だと思ってるんだわ、実は。

                                                         

自分、もともと、関東圏以外のボクサーの事は、殆ど知らないもんで、

名城さんのことも、6戦目で日本チャンピオンって早いよなあ、って思ったくらいで、

要するに、離れてる距離の分だけ、身近な存在ではないんだわ。

                                                          

確か、2005年に、今は、ワールドスポーツジムでトレーナーやってる、

プロスパー松浦さんを初防衛で破った後、8戦目でいきなり世界挑戦して、

それは無理だろう、って思ってたのに、カスティーリョをKOで倒してしまったもんで、

あん時は、タマゲタなあ。

                                                         

実物見たのは、2007年、本望さんとバレロの試合の日の一回だけ。

控室の近くにいたもんで、その時は、何だかとても体調悪そうに見えて、

やっぱり、ムニョスにボロ負けしてしまったし、

その後の横浜での河野公平さんとの一戦も、エーッて裁定だったし、

冨山浩之介さんとやった時も、なんだかいい勝負してたみたいだったし、

正直、あんまり印象というか、親近感強くないんだわ、申し訳ない。

                                                        

だから、試合始まってからしばらくは、名城さんより、

カサレスの白いグローブばっかり見てたもんなあ。

                                                         

1R、様子見してるのはカサレスで、名城さんの方が積極的だったんだけど、

2Rに入って、頻繁にスイッチするとともに、カサレスも勢い付けてきて、

早くも、名城さんの右顔面赤くなっていって、二人とも結構好戦的なもんで、

こりゃあ、早目のKO決着もあるな、って感じ。

                                                           

3Rから、カサレス、ジャブが早くなって、伸びも良くなっていったし、

パンチも徐々に多彩になっていって、特に、左右のアッパー、切れ味抜群で、

正直、名城さん、やられてしまうんなら、これがきっかけじゃないかって、

思ってたんだけど、思いのほか、カサレス、中途半端で情けないんだわ。

                                                          

名城さん、ボクシングスタイル、そもそも華麗じゃないし、フットワークもないんだけど、

ズーッと摺り足プレスかけっ放しで、いいのを当てられても、決して下がらなくて、

10Rに、右クロスのいいのを喰らって、一瞬両膝が緩んだ以外、

それほど危ないって場面はなくて、12Rには、コーナーに追い込んで、

さあ、ここだぜ、って感じだったんだけど、劇的な展開までには至らなくて、

そう言えば、5R、6Rにも、物凄くいいボディブローを決めておきながら、

相手が、そこそこまいってんのに、ガアーッて行かなくて、ストレス溜ったし、

9R以降も、カサレスが大分疲れてきて、ラウンドの後半になると、

極端に手数が減るし、足が付いて行かなくて、手打ちになってるってのが、

分かってんのに、ここ一番の攻め込み、不十分だったよなあ。

                                                         

その度に、カサレスの誤魔化し・ベテランパンチにうやむやにされてしまって、

結果、判定をややこしくさせてしまったと思うんだよね。

                                                         

10R以降は、互いに、ポイント不足って判断で合意してたせいか、

結構な打ち合いにはなるんだけど、実は、そのずっと以前に、

二人それぞれに、勝負所があったって、思ってるんだよね。

                                                          

それにしても、期待外れは、カサレスで、

試合前に大口叩いて、結局こんなザマで、チョコチョコ、スイッチするとこだけが、

見せ場ってことで、ちゃんと、体作って来いよお、走ってんのかあ? って。

ちょっと打ち合って、もう、ハアハアして、お前は曙か、何が4階級制覇じゃ、ボケ。

                                                        

それからね、自分、いくら盛り上げ前宣伝だとしても、プロレスみたいに、

試合前に、ゴチャゴチャ言うボクサー、嫌いでね。

カサレス、結局、何から何まで、へタレってことで、ミドルネームを追加して、

これからは、ウーゴ・へタレ・カサレス!

                                                         

結局、116-112、112-116、114-114っていう、

まるで訳わかんない判定で、チョンチョン。

こういうのだと、WBCみたいに、途中でオープンにする、ってのもいいって思うな。

                                                        

自分、この試合で一番感心したのは、レフェリーだったな。

彼、判断早くて的確で、名城さんサイドが、コーナーポストに山盛りにしてた、

ワセリン、すぐ片付けさせたり、6Rだったかなあ、二人が終盤までもつれながら、

打ち合ってた時に、ゴングと同時に、サッ、って両者の間に割って入ったでしょ。

あれ、勇気ないとできないことで、不可抗力で殴られてしまうことあるからね。

全体の動きも、もうとにかくキビキビしてて、日本の連中とはエライ違いだったなあ。

クリンチ場面が少なかったせいもあるけど、彼のこと印象に残ってないでしょ。

殆ど、画面に出て来なかったくらい、邪魔になってなかったもんね。

                                                        

                                                         

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