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2009年9月

2009年9月30日 (水)

エキサイトマッチ(9/28放送)

ローリング・ストーンズ “She's A Rainbow ”

                                                        

この頃は、ビートルズのこと、かなり意識してたもんで、

わざわざ、ピアノとストリングスなんか入れてんだけど、これは邪魔なだけだね。

でも、“Get Off Of My Cloud” と同じくらい、チャーリー・ワッツがいいんだわ。

特に、ピアノの間奏の後からの彼は、もう抜群でね、

ドカドカ、思いっきり力込めてんだけど、わざと早く叩かない、ってところがさあ、

もう、自分、たまんないわけよ。

知るかあ、って感じの無愛想面も目に浮かぶよなあ。

                                                         

28日のエキサイトマッチは、WBCのヘビー級のタイトルマッチ。

                                                         

◆ビタリ・クリチコ×クリス・アレオーラ

37勝(36KO)2敗の38才、KO率92%のチャンピオンと、

27勝(24KO)無敗の28才、KO率89%のランク1位。

                                                        

クリチコが黒のグラントで、アレオーラはエバーラストの黒。

クリチコの方が10㎝ほど背高いし、リーチの差はもっとありそう。

アレオーラ、いかにも粗暴な育ちの刺青男で、ちょっと体、弛んでるように見えるよ。

久し振りのアメリカ人ヘビー級チャンプの誕生に期待して、

シュワルツェネッガーとか、スタローンなんかがリングサイドにいたな。

                                                         

この試合、アレオーラが、オイラはテメエより10才も若いんだぜ、この老いぼれがあ、

っていう動きができるかに、かかってると思ってたんだけど、

つまり、クリチコの懐深く入り込むことができるかどうかが、ポイントだったんだけど、

結局、最後まで、アレオーラ、やりたいことの20%もできなかったんだわ。

                                                        

終始プレスをかけ続けたのは、アレオーラの方なんだけど、

クリチコ、デカイくせにフットワーク良くて、それに、アレオーラが入り込もうとするとこ、

もう、左ジャブ、ポコポコ当てて、たまに打つワンツーも意外に早くて、

そのどっちかが、アレオーラの高くて頑丈なガードを打ち破るもんで、

アレオーラの顔面、2Rにはもう赤くなってしまって、

その後もラウンドが進むにつれて、ドンドン腫れていってしまったんだわ。

                                                         

初め見た時、アレオーラ、ハーレム育ちの粗暴なチンピラ上がり風で、

物事うまくいかないと、すぐキレそうな印象で、

どれだけ詰め寄っても、パンチが届かないってのを繰り返してたもんで、

ヤケクソ起こしそうに見えたんだけど、彼、意外に一本気で愚直なボクサーで、

キレないで、諦めないで、何度も何度も同じパターンを続けるもんで、

段々、オマエ頑張れ、みたいな心境になっていったんだわ。

                                                        

結局、10R終了時点のギブアップで、それは、彼自身のアイデアじゃなくて、

セコンドの判断で、万策尽き果てたって感じだったんだけど、

あんだけやられて、よく倒れなかったよなあ。

もう、顔パンパンだったもんなあ。

ゴリラみたいなヤツが悔しそうに、泣いてたなあ。  多分、彼、いいヤツだな。

                                                        

アレオーラの戦法は、間違ってなくて、他にやりようがないと思うんだけど、

もう少し、上体の動きを使えたら、あれだけ喰らわずに済んだろうし、

クリチコに取り付くこともできたんじゃないかって思うんだけど、

これまで、そんな戦い方やってこなかったら、いきなりは無理だろうしなあ。

ああいう相手には、タイソンみたいな、もっと素早く飛び込む速さが必要なんだろうな。

                                                         

それにしても、クリチコ、凄いし、巧いよなあ。

2m超えてて、最後まで、あんなに動けるし、それも、途中少しスピード落とした後、

5Rくらいから、またスピード上げるなんてこともできて、スタミナ満々だし、

ダラーンって下げた左手で、チョコチョコってフェイントかけたりするし、

そもそも、パンチの緩急抜群だし、

多分、ワルーエフでも敵わないんじゃないかな。

                                                         

                                                         

2009年9月29日 (火)

10月のボクシング

1960年代のイギリスのバンドで、デーブ・クラーク・ファイブってのと、

ハニカムスの音源がなくて困ってんだよなあ。

デーブ・クラーク・ファイブは、レコードからダビングしたカセットは持ってんだけど、

音質良くないし、ハニカムスは何にもなくて、いろんな図書館とか、

TSUTAYAや地元のレンタルショップにも無くてさあ。

先回みたいに、グルグル回って手元に届かないかなあ。

                                                        

それはそれとして、今日は、10月の気になるボクシング・メニュー。

                                                         

 3日……(後楽園) 内山高志さんと河野公平さんのOPBFタイトル防衛戦

      それに、金城智哉さんの復帰戦………………多分行かない!

      →みんな、殆ど問題ないと思うので、G+観戦かな。

                                                          

     …(ウクライナ) 佐々木基樹さんとセンチェンコのWBA・Wのタイトル戦。

        →95%以上の確率で、敵わないんじゃないかって思うんだよなあ。

                                                         

 4日……(静岡) 柏樹宗さんと、長嶋健吾さん……………行かない!

      →二人とも相手は東洋人なんだけど、長嶋さんは問題ないと思うけど、

       柏樹さんは、少し心配。

                                                        

    ……(大阪) 久田恭裕さん×堀川謙一さん…………行けない!

               →堀川さんかなあ。

                                                                                                                                                                                 

 6日……(大阪) デンカオセーン×亀田大毅さん………行かない!

       →興毅さんともスパーやったことあるボクサーに聞いたら、

        次男の方が強いってさ。    でも、ここは、デンカオセーン。

                                                         

10日……(代々木) 西岡利晃さん、リナレス、それと三浦隆司さんの防衛戦。

       それと、下田昭文さんの久し振り。

       →みんな、全く問題ないと思うな。

       細野悟さん×榎洋之さんのOPBFタイトル戦。

       →ここは、榎さんでしょ。………………………行けない! (仕事)

                                                         

11日……(最強後楽園) チャールズ・べラミー×池田好治さん、

       亀海喜寛さん×小出大貴さん、川村貢治さん×岡田誠一さん、

       玉越強平さん×田内絹人さん、杉田純一郎さん×佐藤洋太さん、

       須田拓弥さん×滝澤卓さん……………………行く!!!

       →べラミー、亀海さん、川村さん、田内さん、杉田さん、須田さん。

                                                        

12日……(後楽園) 嘉陽宗嗣さん×宮崎亮さんの、日本LFタイトル戦。

       →嘉陽さん。

       江藤光喜さんの復帰戦と、清田祐三さんのOPBF防衛戦……行かない!      

                                                                                                           

17日……(角海老ボクシング) 鈴木誠さん×大内淳雅さん、

       坂本大輔さん×五百久寛行君、殿村雅史さん×永安潤之介君、

       奈須勇樹さん×白石豊土さん、東上剛さん×松本良一君、

       久永志則さん×将生潤君、コーチ義人君×小野木協栄君、

       関豪介君×横田佳久君。………………………行く!!!

       →大内さん、坂本さん、殿村さん、久永さん、奈須さん、コーチ君。

        東上さんと松本君は、いい勝負。

                                                                                                        

21日……(後楽園) 高山和徳さん×秋葉慶介さん、渡辺浩三君×加藤大輔。

      →秋葉さん、ちょっとヤバいかも。………………行く!

                                                         

23日……(レイジングバトル) 渡部あきのりさん×岳たかはし、

       前川洋昭さん×山口祐司さん、澤永真佐樹さん×小林生人さん、

       氏家福太郎×古川明裕さん、淵上誠さん×平林隼人さん、

       細川バレンタインさん×生田真教さん、金沢知基さん×前之園啓史君、

       →渡部さん、山口さん、小林さん、氏家さん、淵上さん、生田さん、

        金沢さん……………………………………行く!!!

                                                         

26日……(後楽園) 福本雄基さん、中釜兵武さん、斉藤司さん。

       →相手決まったの?…………………………行く? 

                                                         

                                                            

 

2009年9月28日 (月)

9月度ランキング

昨日の夕方、ブラッキーのことで病院へ。

                                                        

この間の血液検査の結果のことでね、それ、4,200円も掛かったんだけどね、

甲状腺の具合が良くないんだってさ。

すぐにどうなるってもんじゃないらしいし、もう15才にもなるし、

あんまりシンドイ治療はさせたくないもんで、暫く、様子見ることにしたんだわ。

                                                             

いろいろ説明受けてる時、猫の病気に関する本、見せて貰ったんだけど、

同じ哺乳類だから、当然といえば当然なんだけど、

もう、人間の病気の本と同じなんだわ。

                                                       

自分の子供の頃は、こんなとこまで行ってなくて、そもそも近所に獣医なんかいなくて、

犬や猫は、何となく死んでしまって、

原因とか、病名さえ分かんなかった、っていうのが殆どだったもんなあ。

                                                       

ただね、ペット保険、まだまだ人間の健康保険なみにはなってないもんで、

場合によったら、人間以上に費用が掛かるんだぜ。

以前、角海老ジムの田中トレーナー、愛犬のルイスが、股関節の手術受けた時、

50万かかったって、泣いてたもんなあ。

                                                       

さて、月次のランキングなんだけど、9月は、あんまりデカイ試合がなかったもんで、

そんなに大変わりしてないんだよね。

                                                       

【世界チャンピオン】

石田順裕さんが、WBA、SW暫定チャンピオンになったから、一人増えて全部で6人。

内藤大助さん、名城信男さん、長谷川穂積さん、西岡利晃さんと、ホルへ・リナレス。

                                                         

【OPBFチャンピオン】

こっちは、日本チャンピオンより多い、14名だもんなあ。

何だか、WBAとWBCみたいにな感じになってきたなあ。

統一戦やらないかなあ。

                                                        

【世界ランク】

・坂田健史さんが、FからSFに転籍。(ランキングはほぼ同じ。)

・翁長呉央さんが、日本ランクを外れて、WBC・SF14位にランクイン。

・内山高志さんは、WBC・SFeの4位から2位にアップして、いよいよかあ。

・三浦隆司さんも、WBC・SFeの14位から11位にアップしてる。

・三垣龍次さんは、世界ランクを失って、日本ランクに転籍。

・矢代義光さんは、残ってた世界ランクも返上して、心の中のボクサーに。

あとは、大した変動なかったなあ。

                                                         

次は、日本ランキング。

                                                       

【ミニマム級】

全く、何の動きもないよ。

                                                       

【ライトフライ級】

ここも先月と全く同じで、相変わらず12位が空位になってる。

                                                         

【フライ級】

翁長吾央さんが世界ランクへ転籍して、

升田貴久さんが、1位から5位にダウンしたもんで、その余波がちょっとだけ。

ただ、空きがあるのに、今宮佑介さんがランク落ちしていて、12位が空位になってる。

                                                       

【スパーフライ級】

本田秀伸さんが、7位から9位にダウンして、あとは、三枝健一さんと佐藤祥太さんが、

5位と6位を入れ替わっただけ。

                                                          

【バンタム級】

福島学さんが、スーパーバンタムに転籍して、空いたとこへ、サラリーマン徹平さんが、

12位にランクイン。あとは、微変。

                                                       

【スーパーバンタム級】

福島学さんが編入してきて、8位に。

8位にいた中嶋孝文さんは、蔦谷貴法さんに倒されてしまったもんで、ランク落ち。

このくらいの位置のランカーがノーランカーに食われると、必ず一気にランク落ちだね。

その蔦谷さん、10位に初ランクイン。

5位にいた三浦数馬さんも、グローブ外して、ランクからいなくなってしまった。

書いて貰ったサイン、大事にしてるからね。

あとは、金沢知基さんと大竹秀典さんが、11位と12位を入れ替わったな。

                                                        

【フェザー級】

福島学さんを破った天笠尚さんが、5位から4位へアップ。

後は、武本在樹さんが8位から10位にダウンした関係の小変動。

                                                         

【スーパーフェザー級】

石垣栄さんを破った阿部展大さんが、初ランクイン、石垣さんはランク落ち。

                                                        

【ライト級】

三垣龍次さんが、世界ランクから5位に編入してきた関係で、

12位にいた、大沢宏晋さんがランク落ち。

                                                            

【スパーライト級】

ここは、伊藤博文さんと尹文鉉さんが、10位と11位を入れ替わってるだけで、

あとは、不変。

                                                        

【ウェルター級】

ここも殆ど変動がなくて、十二村喜久さんと出田裕一さんが、

9位と10位を入れ替わっただけ。

                                                         

【スーパーウェルター級】

全く動きナシ。

                                                             

【ミドル級】

江口啓二さんが引退して、ランキングから名前がなくなった。

それと、田島秀哲さんと中堀剛さんが、6位と7位を入れ替わってる。

空き3名分アリ。

                                                        

今月から、もう一行増えていて、まだ空欄なんだけど、ヘビー級ホントにやりそうだね。

                                                        

それから、ランキング表見てて驚くのは、角海老ジムのランカーの多さだな。

ミニマムからウェルターまで、満遍なく、総勢15名っていうんだから、タマゲルね。

でも、これだけいるのに、チャンピオンが一人もいないっていうのも凄いよね。

ギネスものだね。

                                                        

9月競馬も終了して、結局、62レースに参加して、

トータルの回収率は、105%だったんだけど、後半タレテしまったなあ。

これから秋競馬の本番、ボクシングも大きい試合が目白押し、行くぞ自分!

                                                          

                                                       

2009年9月27日 (日)

角海老ジムに行ってきたよ。

午前中、MTVで、ローリング・ストーンズのミュージック・ビデオ沢山流してて、

懐かしかったなあ。  “Classic MTV” の番組で、たまにいいのやるんだわ。

                                                         

勿論、ブライアン・ジョーンズ時代のは、なかったんだけど、

大好きなチャーリー・ワッツが沢山見れたよ。

あの時代のロックドラマーで、最後まで左手ジャズ握りしてんの、珍しいし、

仏頂面して、淡々と叩いてるとこ、いいんだよなあ。

                                                          

残念だったのは、ビル・ワイマンが映ってる場面が、極端に少ないことで、

彼、昔から写真も嫌いだし、コンサートでも右端の奥の方にいるからなあ。

                                                       

キース・リチャーズは、やっぱ昔からズーッと、ゾンビフェイスだよなあ。

ギタリストの腕前としては、いわゆるヘタウマ系なんだけど、

ギターの高さ、つまりストラップの長さは、自分、一番気に入ってるんだわ。

                                                        

リッチー・ブラックモアのギターの位置は、

クラシックで育った関係で、どうしても高くなるし、

ジミー・ペイジは、もう膝くらいまで下ろして、ちょっと低過ぎだろう、って思うんだよね。

キースのプレイスタイルは、例の両膝折も含めて、とっても好きだな。

どの時代でも、いっつもテレキャスター使ってるし、一体何本持ってんのかって。

                                                        

昨日は、夕方、時間ができたもんで、久し振りに角海老ジムに行ってみたよ。

                                                         

ここ一ヶ月ほどの間に、13~14人ほどのボクサーが、試合を控えてるもんで、

もう、スパーリングの嵐でね、凄かったよお。

                                                            

榎洋之さんと秋葉慶介さんのスパーが、一番の目的だったんだけど、

残念、着いた時は、もう終ってて、榎さん、汗ビトビトで、挨拶しかできなかったよ。

                                                       

坂本大輔さん(10/17、五百久寛行君)と、山口裕司さん(10/23、前川洋昭さん)

のも見れなかったんだけど、山口さん、礼儀正しい、いい人だね。                                                         

坂本さんは、その後、土屋修平君ともやって、もうヘトヘトだったよ。

                                                       

自分が行ったときは、ちょうどコーチ義人君(10/17、小野木協栄君)と、

石川貴章君がやってるとこだったんだけど、彼も逞しくなったよなあ。

彼、今年の新人王トーナメントで、決勝進出を決めた野崎雅光君に、

1RTKOされたこと、ずっと悔しく思ってて、再戦して勝つこと目標にしてんだわ。

                                                       

義人君は、相変わらず、悪気のない、人懐っこいキャラのジムマスコットなんだけど、

相変わらず、厳しくて、綺麗な、とてもいいボクシングをしてるように見えたんだけど、

田中トレーナーにボロクソ言われてたな。

もう、週末なんですもん、なんて訳わかんない言い訳してたな。

                                                       

加藤善孝さんは、12月に、近藤明宏さんとのタイトルマッチを控えてるんだけど、

最近、何か、勝ってしまいそうな雰囲気出てきたよなあ。

                                                       

昨日は、ライト級希望の星、土屋修平君に稽古をつけてて、

やっぱ圧力とパンチの重さ、半端ネエスって、土屋君、言ってたな。

土屋君、キックからの転向組で、だから、フットワーク普通じゃなくて、

ただ、無駄な動きになり過ぎるとこ、田中さんに修正してもらってるんだわ。

                                                       

でも、彼自身のパワーも半端じゃなくて、7月のデビュー戦では、

1R48秒で相手倒して、大器の片鱗って感じだったよなあ。

                                                       

土屋君と義人君は、二人とも、来年の新人王目指すことがもう決まってんだわ。

トレーナーは二人とも田中さんだし、この二人はホント頭抜けてるから、

今から楽しみ、楽しみ。

                                                        

加藤さんの方は、またまた帝拳からリクエストがあって、

明日は、リナレスとスパーやるんだとさ。

あの加藤君が、内山さんとか、リナレスとスパーリングやるようになったんだあ、

って、感慨深いものがあるな。

彼、まだまだ進化してるもんで、どこまで行けるか、見届けたいね。

                                                       

奈須勇樹さんは、10/17、白石豊土君との試合が決まってるんだけど、

一時の奈須さんと今では、まるで違うからね、見ものだよ。

ここを軽くクリアして、早いとこ、上位ランカーとやるとこ見たいなあ。

彼のこと、怖がってるランカー多いもんで、なかなか実現しないんだけどね。

虎の子のランカーを失いたくないって、考えてるジム多くて、

止むを得ないとこも有るんだけど、そのせいで、

つまんないマッチメーク増やして、結果、ファン減らしてるのも事実なんだよなあ。

                                                         

でね、その那須さん、今なら、翁長さんにも勝てるんじゃないかって思うほど、

調子上げてるからね。

めったに褒めない田中さんが、今日は言うことない、って言ってたからね。

                                                          

そのスパー相手は、加藤さんのタイトル挑戦が決まって、

加藤善孝さん×鎧塚真也君戦が流れてしまった結果、

急遽10/17のメインイベンターになった、大内淳雅さん。

                                                         

大内さん、ゴリファイターの相手鈴木誠さんを想定して、3階級も上のパートナーを

選んだんだけど、奈須さん、ホント凄かったんだけど、

実は、大内さんも、いい展開作ってたし、全く一方的にもならないで、

そこそこ対等にできてたし、そして、必殺の○○○○も、なかなか切れたよ。

                                                          

彼、以前、ちょっとふがいない負け方して、

ホールの椅子にポツンって、一人涙ぐんでたことあったっけなあ。

あれからもう、ランク6位まできたんだもんなあ。

                                                         

それから、山口裕司さんと同じ、10/23のレイジングバトルの決勝で、

澤永真佐樹さんと決着つける、小林生人さんも、

とってもいい、動きを確かめるように軽く、スパーをこなしてたよ。

                                                         

途中でね、坂本博之さんと、本望信人さん、中島吉謙さん、自分の四人で、

話する機会があってね、吉謙さんが、生まれた子供の写真を見せてくれたんだけど、

そしたら、坂本さんも携帯取り出して、どおよ、って感じになって、

最後は、本望さんとこも含めて、一度みんな子供見せっこしよう、なんて方向になって、

いやあ、この三人が子供自慢かあって、不思議な気持になったなあ。

                                                       

ちょっと真面目で、シリアスな話題も出たんだけど、

今更言うのも何んだし、自分が言うのも何なんだけど、

この三人、人間的に、とってもいいもの持ってるんだよなあ。

普通に感動してしまうもんなあ。

                                                          

その後暫くしたら、ビータイトの瀬端さんもやって来て、

もっと早く帰るつもりだったんだけど、結局色々、また別の会話が始まってしまって、

何と、9時過ぎてしまったよ。

                                                         

この後、ジムの会長自作主催の食事会だって聞いてたんだけど、申し訳なかったっス。

                                                       

                                                       

2009年9月26日 (土)

後楽園ホール・9月25日

ホールに向かうために電車乗り換えた時のこと。

                                                          

自分、矢印が書かれてて、ポールで仕切られた狭い巾の通路を歩いてたら、

前から3人連れの相撲取りが、チャリチャリ、草履でやって来て、

やつら、明らかに逆走してんのに、毎日通ってんだろうってのに、

自分の前に立ちはだかりやがって、狭いんだから、すれ違えないだろうってのに、

病気とか、薬の副作用で太ってしまったんなら、勿論除外するけど、

申し訳ないけど、実は自分、ガキの頃からのデブ嫌いで、それも、

相撲取りみたいな、デブなくせにデカイ面してるのは一番嫌いで、だから、

お前がドケ、みたいな態度に異常にムカついたもんで、

どこ歩いとんじゃ、ボケ、って優しく声をかけたら、

先頭のバカっぽい相撲取りが、一人前にムッとしたような表情になって、

で、こっちは、相手がかましてきたら、一瞬の飛びのきざまに、

久し振りの必殺の右ストレートを、ヤツのブヨブヨ面にブチ込んでやろう、

って決めてたんだけど、後ろにいた連れの相撲取りが、割って入って来て、

体を横にしながら、頭をコクッてしながら、引っ張ってたもんで、

勘弁してやったわ。       

帰ってから、その話を奥さんにしたら、いつもの半笑いだったけどね。

                                                         

昨日は、新人王トーナメント準決勝の二日目。

                                                         

◆田村瑞樹君(ドリーム)×鈴木翔君(角海老)……Mm

3勝無敗の25才・東京都と、5勝1敗1分の20才・福島県。

                                                         

鈴木君、実は、彼のプロテストにも付き合ってるし、いい動きするもんで、

何とか勝ってもらいたい、って思ってたんだけど、              

相手の田村君、ちょっと、同門の藤原陽介さんみたいな、

ガード固めて、ゴリゴリプレスかけて、ブン回しフックのブルファイターで、

三浦会長、同じ育て方してるな、って感じで、要するに怖いんだわあ。

                                                         

1R~2R、やっぱり田村君、距離詰めて、ガツガツ打ちに来たけど、

鈴木君、うまいこと足使って交わしながら、見栄えのいい連打を決めてるよ。

二人とも、ラウンドの終盤は、足止めてボコボコ打ち合ってスリルある展開だよ。

                                                        

3R、鈴木君、正直、いつもよりちょっとスピード遅いみたいで、心配してたけど、

テクニックは数段上なもんで、いろいろ動き工夫して、

不器用だけど、体力勝負の田村君の剛腕攻撃を何とかしのいでるな。

ここまでのところで、ほぼイーブンじゃないかな。

                                                         

4R、お互い勝負かけていって、黒白つけよう、って感じになって、

激しい打ち合いになったんだけど、結局、田村君の両目の上をパンチカットさせた、

鈴木君の方が、何とかこのラウンド拾ったかな、って思ってたら、

ギリギリ、39-38×3の3-0で、鈴木君の勝ち。

                                                         

マジ、疲れたよ。

三田村拓也君との決勝戦は、甲乙付け難いね。

                                                        

◆時松友二君(熊谷コサカ)×山見亮太君(シャイアン山本)……F

4勝無敗の27才・大分県と、3勝(1KO)3敗の22才・福岡県。

                                                        

サウスポーの時松君、両手を広く、高くかざしたとこ、まるでカニみたいなんだけど、

そこから、パタパタ左右のフックを、ちょっとオープン気味なんだけど、

思いっきり振っていく戦法で、慣れないとちょっと戸惑いそうなんだわ。

                                                         

1R、30秒過ぎ、そのパタパタ右フックの直撃受けて、山見君、ちょっとヤバそう。

                                                         

2R、3R、時松君の右は、殆どフックで出てくるし、もともとガード空き加減なもんで、

山見君、左ストレートを打ち込めばいいと思うんだけど、なかなか上手くいかなくて、

プレスかけてるのは、どっちかって言うと、山見君の方なんだけど、

攻めあぐんでるんだよなあ。   独特のリズムだからなあ。

                                                         

3Rの後半、またその右フック喰らって、山見君、ダウンしそうになって、

4R、いよいよダメかな、って思ってたら、

何と、時松君の方が、スタミナ切れしたみたいで、急に失速し始めて、

ボディ打たれて、動きも悪くなって、ここぞとばかり、山見君、責め立てたんだけど、

残念、逆転するまでにはいかなかったんだわ。

                                                         

前半、もう少し距離詰めて、時松君の腕の振り巾を殺せればよかったんだけどね。

結局、それまでの蓄積ポイントで、39-37×3で、時松君の判定勝ち。

                                                         

◆渡邊秀行君(W日立)×濱田修士君(小熊)……SF

4勝(4KO)2敗の24才・福島県と、6勝2敗1分の22才・東京都。

                                                         

渡邊君、とにかく倒したがる、荒っぽい攻めなもんで、

ガードに配慮が欠けて、危ない場面も多いんだけど、見てて気持ちいいんだわ。

                                                        

濱田君の方も、負けん気強そうで、倒し切るパンチはないみたいなんだけど、

渡邊君の大振りの打ち終わりを狙って、果敢に攻めていくもんで、スリル満点。

                                                         

ブン回し系とコツコツ系みたいな戦いになっていったんだけど、

1~2Rは、ほぼ互角の展開で、お互いのスタイルを突き通した大接戦。

                                                        

渡邊君、いい雰囲気持ってるし、ちょっといじったらいいボクサーになると思うなあ。

                                                         

4Rは、もう死闘って感じで、二人とも力全部出し切ってたね。

結局、39-38、38-39、38-38の1-1ドローだったんだけど、

優勢点が渡邊君にいったもんで、渡邊君が優勝戦進出。

                                                       

◆益田健太郎君(新日本木村)×楠岡正海君(本多)……B

6勝(5KO)3敗の26才・鹿児島県と、4勝(1KO)2敗の29才・千葉県。

                                                        

サウスポーの楠岡君、デカイなあ、って見てたら、

1R1分半過ぎ、追いかけざま、飛び込みざまに、益田君、

打ち出しから、当たるまで、距離にして2mはあろうかっていう、

右の超ロングストレートを、楠岡君の顔面にドーンってブチ当てて、

楠岡君、下がりながら喰らったもんで、危ない倒れ方してしまって、

レフェリー、カウントストップしてのTKO決着。

                                                        

益田君の、あのトリッキーな動きには、タマゲルよ。

本人も、何か楽しんでるみたいだったな。

                                                          

◆杉原孝二君(セレス)×長井一君(ワタナベ)……SB

5勝(1KO)2敗1分の27才・石川県と、6勝(2KO)2敗1分の25才・千葉県。

                                                         

杉原君、長井君より大分デカくて、1Rは、その体格差がそのまま出てたな。

                                                         

2Rに入って、長井君、ようやく右のいいのを当てて、飛び込む勢いを強めていって、

一方の杉原君、ちょっと弱気が浮き出てきて、中に入られるのを極端に嫌ってたな。

                                                          

3~4R、杉原君、自分の都合で、遠くからチョンチョンって打った後は、

すぐ長井君に抱き付くっていう、どっかで見た戦法で、ちょっと情けなくて、

相手を倒そうっていう気迫まるでなくて、そんなに負けたくないのか、って、残念。

                                                        

長井君も、なかなか思う通りの展開にならないもんで、段々苛立っていって、

もう少し、フェイント使ったり、誘いパンチ出せばいいのに、とにかく、

早くなんとかしなくちゃ、って感じの、猪突猛進なもんで、ストレス溜ったろな。

                                                          

微妙な判定になるかな、って思ったんだけど、

ジャッジも、そういうボクシングには、点やれないなって、

自分と同じ感想だったらしくて、思いの他の3-0で、長井君。

ちなみに、40-37、39-38×2、だったよ。

                                                          

ここから、この日の後半戦に入ったんだけど、

ここまでのところは、勝敗予想全部当たったんだけど、

この後の4試合、全部外れでやんの。

                                                         

◆今関佑介君(花形)×沼田純一君(石神井S)……Fe

4勝6敗1分の23才・神奈川県と、4勝(2KO)3敗2分の26才・群馬県。

                                                        

1R、今関君、見るからに強そうだし、ブンブン振り回し系なんだけど、

KO勝ちナシなんだから、沼田君行けばいいのに、序盤、躊躇してんだよなあ。

                                                          

2R、互いに雑で、ただの荒っぽいやり取りに突入してしまって、

今関君、あんだけ力込めて振ってて、たまに当たってるのに、

全然ダメージ与えられないってのは、余程打ち方が悪いか、パンチ力ないんだわ。

                                                        

3R、もう二人ともグズグズで、こんなんで、よく準決勝まで来たよなあって、

思わずトーナメント表見返してみたら、あらあら、今関君は、不戦勝と、負傷判定、

沼田君は、1-1の優勢勝ちと、2-0判定っていう、

実に微妙な勝ち上がりだったんだねえ。

で、ここで一服。

                                                        

結局、2-0で今関君だったんだけど、決勝の緒方勇希君は、キツイと思うな。

                                                        

◆江藤伸悟君(白井具志堅)×健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)…SFe

5勝(4KO)1分の20才・沖縄県と、6勝(2KO)2敗の19才・山形県。

                                                         

今回全ての階級の中で、一番レベルが高い激戦区だと思ってたんだけど、

あっけない幕切れで、1R終了間際、健太郎君のKO勝ち。

                                                          

江藤君は、三兄弟の中で一番だと思ってたんだけど、

この日も、比較的ゆっくりスタート切りたがってて、

一方の健太郎君は、ゴングと同時に、もうフル回転で、行く行く。

                                                        

江藤君の方が10㎝ほど背が高いもんで、健太郎君、飛び込む、飛び上がる。

江藤君、そんな相手を、余裕で結構軽くいなしてたんだけど、

残り20秒ほどのところで、ちょっとロープに下がり加減になって詰まった瞬間、

健太郎君、思いっきり左右を連打したんだけど、そのうちの右フックが、

そんなに深くは当たらなかったように見えたんだけど、

とにかく、江藤君がドロッと倒れて、あれえ、結構効いてるぞお。

                                                         

やっと立ち上がりはしたんだけど、何かもうダメそうで、

やっぱりダメで、火が付いてしまった健太郎君に、ボコボコやられて、

ゴロンって、二度目のダウンしてしまって、当然、ここでお終い。

                                                        

階級が違うくらいの体格差あったのに、凄いわ。

トーナメントやってる間に、ドンドン強くなるボクサー、たまにいるんだけど、

まさしく、彼が、そうだね。

                                                        

石川昇吾君も、粘り強いけど、あの勢い、止められないかも知れないな。

そうなると、日本ランカーも現実味を帯びてくるんだけど、

前にも言ったように、今のリングネームだと長過ぎて、ランク表に入らないぜよ。

                                                         

◆菊地祐輔君(新日本仙台)×下田知宏君(大橋)……SL

3勝1敗の21才・宮城県と、2勝(2KO)無敗の23才・神奈川県。

                                                        

ここは、順当に下田君が押し切るだろう、って思ってたから、

またしてもの1R、2分も経たないうちに、下田君、粉砕されてしまって、タマゲタ。

この日は、地方ジムが頑張ったよなあ。

                                                         

サウスポーの菊地君、健太郎君と全く同じで、1Rゴング鳴ったとこから全開で、

チャカチャカって動いた途端、すぐワンツーのいいのを直撃させて、

実は、このとき、これが結構効いてたんだと思うんだよなあ、

何だかもう、下田君、菊地君のスピードに付いていけなくなってたみたいで、

1分半頃、狙い澄ましたような左ストレート、まともに喰らってたもんなあ。

                                                         

もう、めったに見られないほどの凄い当たりでね、ノーカウントKOだったんだわ。

まるで、西岡さんが、ゴンザレスぶっ飛ばした時みたいだったよ。

この感じだと、相馬ホタカさんでは歯が立たないかも知れないね。

                                                        

◆宮崎辰也君(マナベ)×清水友輔君(マーベラス)……W

3勝(3KO)無敗の25才・富山県と、3勝(2KO)無敗の20才・東京都。

                                                         

清水君、荒くれ者の大男って感じで、宮崎君よりかなりデカイんだわ。

1R、その清水君、とにかく先に先に詰めて、大きいのを力一杯ブン回すんだけど、

ボディから顔面を流れで狙って、結構マメなとこもあるなって見てたら、

残り半分チョットくらいのとこで、右フックを直撃させて、宮崎君、堪らずのダウン。

                                                        

2Rに入っても、攻撃の主導権は相変わらず、清水君の方にあって、

宮崎君、反撃のきっかけ全く掴めないでいて、そしたら、

またしても、清水君の強烈ボディからの連続攻撃浴びせられて、

顔面腫れてくるわ、左目の上カットして大出血するわで、もう大変。                                                         

それでもね、宮崎君、こんなんで終われるかって、死に物狂いで頑張ったんだわ。

                                                         

でもでも、残念ながら、もう流れは変えようもなくて、このラウンドの終盤、

3度目のダウン喰らいそうになって、殆ど危ないってとこで、

ゴングに救われたんだけど、4Rに入ってすぐ、

継続不能の負傷ストップTKOで、清水君の勝利。

                                                       

清水友輔君と、新藤寛之君の決勝戦は、激闘になりそうだよ。

                                                         

さっき、昨日の試合のこと早く書けって電話が来てね、

自分、ちょっとバタバタしてたもんで、遅れてしまってスンマセン。

                                                         

                                                          

                

2009年9月25日 (金)

後楽園ホール・9月24日

チョット寝不足気味の朝のディープ・パープルは、やっぱシンドかったけど、

根性入れて聞いてたよ。

                                                         

1970年のライブでの、“Wring The Neck” だったんだけど、

これ、彼らにしては珍しい、ボーカルなしのインストロメンタルオンリーでね、

そう言えば、ビートルズにも、まだリンゴ・スターが参加する前だったけど、

“Cry For Shadow” って、インストオンリーの曲があったっけなあ。

                                                        

リッチー・ブラックモアは、ジェフ・べックとは違って、

どんな長いソロでも、殆どイフェクターの類を使わないで、いつもの音だけで、

彼のイマジネーションだけで弾くもんで、それは普通、余程テクニックがないと、

聞き飽きてしまうんだけど、最後までやり通して、飽きさせないんだよなあ。

                                                         

ジョン・ロードも、もう一本のギターのようにキーボードを弾くもんで、

まるでツインリードのバンドみたいで、段々引き込まれていくんだよね。

延々続くんだけど、二人とも、時々クラッシックのフレーズを織り込んだりして、

とにかく、飽きさせない工夫満タンだもんね。

                                                         

昨日は、東日本新人王トーナメントの準決勝戦だったんだけど、

何だかクラスによって、レベルの違いが目立ってたよなあ。

                                                         

楽しみの一つにしてた、打馬王那君と石川昇吾君の試合は、

打馬君が負傷棄権てことで、石川君の不戦勝になってしまったんだわ。

ホールの入口で、ワタナベジムの会長とバッタリだったもんで、

事情を聞いたら、スパーリングの時、右肘辺りを、亜脱臼したらしいんだわ。

以前も骨折したことあったんだけど、そんな大事じゃなかったもんで、

テーピングして凌いでたんだけど、一昨日、やっぱりダメってことになったんだってさ。

                                                        

◆三田村拓也君(Wスポーツ)×濱田健一郎君(横浜さくら)……Mm

3勝(1KO)無敗の25才・福井県と、3勝1敗の22才・神奈川県。

                                                             

二人とも水準以上のボクシングで、1Rからお互いに力のこもったパンチ。

序盤、プレスをかけてるのは、濱田君の方だったんだけど、攻勢取るまでにはならず、

パンチの的確さとか、丁寧なフォローパンチで、三田村君が圧倒してて、

2Rが終わる頃は、濱田君、先に仕掛けるのを戸惑い始めてしまって、

それとともに、顔面が徐々に赤くなっていったな。

                                                         

3R、濱田君、ちょっとアイデア尽きてしまったみたいだし、疲れも出てきて、

段々大振りになっていくとこ、打ち終わりを三田村君に狙われて、

ますますポイントを失っていって、4R、

濱田君、もう倒さないと勝ちはない、ってとこまで追い込まれてしまったんだけど、

ラッシュをかけたのは、三田村君の方で、1分過ぎの怒涛の攻撃は見事だったな。

                                                         

結局、誰が見ても文句ナシってことで、40-36×2、39-37の3-0で、

三田村君決勝進出。

彼の、左ボディから右フックのコンビネーションには、みんな要注意だよ。

                                                         

◆前田健太君(角海老)×小俣達也君(新田)……LF

4勝(1KO)無敗の20才・愛知県と、3勝(1KO)1敗の21才・東京都。

                                                         

この試合も、面白かったよ。

小俣君、構えからして、ちょっと見、強そうには見えないんだけど、

彼、いい根性してて、もともと打たれ強いみたいなんだけど、

とにかく、どんだけ打たれても、絶対下がらないんだからね。

途中で、前田君、打ち疲れないか、気持折れないかって心配したよ。

                                                         

1R、前田君、いいのを続けて当てて、いきなりのラッシュ。

2Rも、2度ほど、そこそこ強いのを打ち込まれて、小俣君、フラッとするんだけど、

その度に、前田君、倒しに行くんだけど、小俣君、そこから踏ん張る、踏ん張る。

                                                         

3R中盤、今度は小俣君がいい右を決めて、一気呵成に攻め込んで行く。

4Rは、もう激闘で、見ててこっちも疲れたぜ。

結果、40-37、39-37、39-38の3-0で、前田君が決勝へ。

                                                         

前田君、一見、今風のヤンチャなイケイケに見えるんだけど、

この子、意外にクールで、頭いいのかも知れないな。

                                                        

◆久保幸平君(セレス)×野崎雅光君(八王子中屋)……SF

6勝(2KO)1敗1分の24才・千葉県と、5勝(4KO)2敗の20才・東京都。

                                                         

二人とも、丸刈りなんだけど、とにかく最後まで、距離の取り合いが面白かったよ。

                                                         

久保君、低い姿勢からの飛び込みざまのボディブローからの活路を目指してて、

終始、体勢を低く保ちながら勝負したいってスタイルなんだけど、

一方の野崎君は、あくまでオーソドックスで綺麗な構えから、

いかにもキレの良さそうなショットを繰り出すんだよね。

                                                        

2Rに入って、久保君の飛び込みゴリゴリが多くなって、野崎君バッティング出血。

                                                         

3R、野崎君、久保君の変則打法にちょっと困り気味になっていて、

早く何とかしたいって気持が強くなったのか、少し振り回し過ぎになって、

低い姿勢の相手の上を、何度もパンチ空転させてたな。

                                                         

4R、あれーっ、それまで結構いい動きしてた久保君の動きが急におかしくなったよ。

大きな直撃は受けなかったものの、やっぱり野崎君のパンチが効いてきたのか、

疲れてしまったのか、ホントに急に勢いがなくなってきて、

そこを野崎君、最後まで手を緩めないで、攻め続けて終了。

                                                         

39-37、39-38、38-38の2-0で野崎の辛勝だったんだけど、

自分としては、2P差だったな。

                                                         

◆中島聖規君(マナベ)×森島勇治君(大橋)……B

5勝(4KO)1敗の19才・東京都と、4勝(2KO)1敗の29才・東京都。

                                                        

森島君、2試合シードの上、前戦は相手が棄権してしまったもんで、何とこれが初戦。

自分も初めて見るボクサーだったんだけど、彼も一年振りの試合だったらしいよ。

                                                         

一方の中島君も2試合シードなんだけど、

前の試合で、1RKO、3-0で勝ち上がってきた相手を、

あっという間の1RKOしたとこ見てたもんで、こりゃもう絶対の優勝候補だって。

                                                         

1R、先に仕掛けたのは、森島君なんだけど、

ちょっとぎこちなくて、肩に力入り過ぎだなあ、って思って見てたんだけど、

1分半頃、ガチャガチャってなった途端、右のショートフックが当たって、

何と、中島君、膝カックンされたみたいになって、あやうくダウンしそうになったんだわ。

                                                           

このラウンドは、何とかしのいだんだけど、結構ダメージ残ってるみたいで、

2R、勢い付いた森島君、段々荒っぽくなっていって、

中島君、距離取れなくなっていって、ちょっと反撃になってないな。

                                                        

3R、また1分半頃だな、頭付けてゴリゴリファイトに持ち込まれて、

ズルズル下がったとこへ、そんなに鋭くはなかったように見えたんだけど、

森島君の、ちょっとダラーンとした感じの右を喰らって、

中島君、ロープ沿いにダウンしてしまって、結局これでお終い。

                                                        

森島君の力づく、半端じゃなかったな。

で、予想は、大外れ。

                                                         

◆鳥本大志君(角海老)×宇津見義弘君(ヨネクラ)……SB

5勝(2KO)2敗2分の28才・群馬県と、4勝(2KO)2敗1分の25才・東京都。

                                                        

宇津見君、とっても礼儀正しいボクサーで、1R開始ゴングが鳴った時、

普通は、グローブを出し合って軽く挨拶するんだけど、

その前に、丁寧に相手に一礼してたもんなあ。

                                                         

ただ、その丁寧さがそのまま試合にまで出てしまってて、

なんだか、ただの気の弱いボクサーにしか見えないパフォーマンスだったなあ。

宇津見君って、あんなもんだったっけ?

                                                        

二人とも、スタンス広くて、そんなにいい動きできない体勢で、

二人とも、単発パンチで、何だか空手の試合みたいだったよ。

もともと鳥本君、独特の間合いとかリズム持ってるんだけど、

この日は、宇津見君、すっかり取り込まれてしまって、まるでいいとこなしだったなあ。

                                                        

大きなパンチの交換もなく、著しく盛り上がりを欠いた試合は、結局、

40-38、39-38×2の3-0で、鳥本君が貰って決勝進出。

ここも、予想外れ。

                                                         

◆緒方勇希君(角海老)×八戸保頼君(日東)……Fe

6勝(2KO)1分無敗の25才・佐賀県と、4勝(1KO)1敗の25才青森県。

                                                         

二人ともよく似たタイプなんだけど、パンチのスピードとキレは、緒方君が上だな。

八戸君、終始、エライ消極的と言うか、慎重で、自分から行かない、行かない。

                                                         

そして、この日の緒方君も、いつもと違って、何だか相手に合わせてしまってて、

正直、相手は、ここまで、2-1、2-1のやっとこ判定で勝ち上がってきたんだから、

自分から攻め込んでって、一気に倒すくらいじゃないとダメだわ、って、

とってもストレスの溜る展開になってしまったんだよね。

結局、40-36、40-37×2の圧倒3-0で緒方君、勝ったんだけどね。

                                                           

後で聞いたら、緒方君、ちょっと事情があったらしいね。

次、ホントの君を見せてよね。

                                                         

◆今井信成君(ワタナベ)×ジェームス村重君(KG大和)……L

2勝(2KO)1敗2分の24才・兵庫県と、2勝(1KO)無敗の24才・東京都。

                                                         

ここまで、棄権不戦勝、1-0優勢勝ちの相手、今井君に、

0-2判定、村重君、悲しいほどのスタミナ負けで、自分の予想も大外れ。

この階級は、もう混沌だね。

                                                        

◆相馬ホタカ君(新日本カスガ)×土井政弘君(ヨネクラ)……SL

4勝(3KO)2敗の26才・長野県と、4勝6敗1分の31才・広島県。

                                                         

二人とも、1Rの初めから、頭くっ付くて、ゴニョゴニョボディ合戦になってしまって、

正直、全くつまんなかったな。    

殆ど見てなくて、結局、3-0で、相馬君だってね。

                                                        

このクラスは、25日の下田知宏君に期待だな。

                                                         

◆加藤大樹君(宮田)×西田光君(新田)……M

4勝(2KO)無敗の25才・東京都と、3勝(1KO)1敗の22才・新潟県。

                                                         

デカイ加藤君に飛び上がりざまのパンチを当てて、西田君、序盤良かったんだけど、

ずっと下向いたままでやってるもんで、段々当たらなくなっていくし、

加藤君の方も、デカイ割には、近い距離で手を余しながら、コチョコチョ、

腰の入ってない手打ちばっかりなもんで、つまりまるで迫力なくて、

要するに面白くなくなってしまったもんで、2R終わったとこで帰宅。

後で確かめたら、2-0で加藤君だってね。

                                                         

このクラスも、あとは、胡朋宏君に期待するしかないね、11月3日だっけ?

                                                         

少しばかり予感はしてたけど、それ以上に、昨日は、後半タレてしまったなあ。

今日は、いい試合が多いと思うんだよなあ。

                                                         

試合始まる前に、瀬端さんと話して、この間の19日のマッチメークのこと、

いろいろ教えて貰って面白かったなあ。

もう大変な苦労なんだわ。

                                                         

それとね、ホールで安西政人さんに会って、二人でいろいろ話したよ。

彼、やっぱとってもいい目してて、自分も若い頃、こんないい目してたかなあ、

って、思い返してしまったな。

安西さん、亀田長男とも次男ともスパーの経験あって、

その時のこと教えて貰ったんだけど、面白かったなあ。

安西さん、頭に浮かんだこと、心に決めたこと、真っ直ぐやればいいと思うんだよね。

                                                         

                                                         

2009年9月24日 (木)

新人王トーナメント・準決勝

“Filthy Mcnasty” は、ピアニスト、ホレス・シルバーのライブアルバム、

“Doin' The Thing” のアンコール前の曲で、1961年の録音。

                                                        

H・シルバーってのは、アート・ブレーキーに育てられた後、自分のバンド作って、

今度は、優秀な若手をどんどん起用する立場になって、

作曲能力もあるし、R&Bにも理解があって、なかなか乗りのいい曲を沢山作ってて、

この曲も、ファンキーな追い込みで、聴衆のハートを掴んでるんだわ。

                                                          

この曲で、自分が一番気に入ってるのは、ドラムスで、

ロイ・ブルックスってのが、ちょっとせかすような、突っかかるような、

前乗りの細かいビートを延々刻んでるとこで、

ディープ・パープルのドラマー、イアン・ぺイスもライブでたまにやってるけど、

それが、とっても心地いいんだよなあ。

                                                         

さて、さて、今日と明日は、東日本新人王トーナメントの準決勝戦だな。

                                                        

ホントは、12階級、24戦あるはずだったんだけど、

最終的に5人の棄権辞退があったもんで、合計19試合に減ってしまったんだわ。

その中には、優勝候補だった、堀陽太君(F)と、小林和優君(L)や、

準優勝候補だった、金田聖博君(LF)がいるし、

相手が棄権してしまったせいで、新藤寛之君(W)と、胡朋宏君(M)という、

二人の優勝候補の試合も見れなくなってしまったもんで、ちょっと残念だけどね。

                                                       

それでも、まだまだ優秀なボクサー達が沢山いて、結構盛り上がると思うな。

各クラスごとの、優勝者を、独断で予想してみると……。

                                                         

【ミニマム級】

・三田村拓也君(Wスポーツ)×濱田健一郎君(横浜さくら)

・田村瑞樹君(ドリーム)×鈴木翔君(角海老)

→→→三田村君と鈴木君が勝ち残り、鈴木君の優勝。

                                                         

【ライトフライ級】

・加藤研二君(野口)が、不戦勝。

・前田健太君(角海老)×小俣達也君(新田)

→→→加藤君と前田君の戦いで、前田君勝利。

                                                         

【フライ級】

・塩澤直紀君(角海老)が、不戦勝。

・時松友二君(熊谷コサカ)×山見亮太君(シャイアン山本)

→→→塩澤君と時松君の戦いで、時松君優勝。

                                                         

【スーパーフライ級】

・久保幸平君(セレス)×野崎雅光君(八王子中屋)

・渡辺秀行君(W日立)×濱田修士君(小熊)

→→→野崎君と渡辺君が勝ち残り、野崎君の優勝。

                                                         

【バンタム級】

・中島聖規君(マナベ)×森島勇治(大橋)

・益田健太郎(新日本木村)×楠岡正海(本多)

→→→中島君と益田君が勝ち抜け、中島君の優勝。

                                                         

【スーパーバンタム級】

・鳥本大志君(角海老)×宇津見義弘君(ヨネクラ)

・杉原孝二(セレス)×長井一(ワタナベ)

→→→宇津見君と長井君が勝ち残り、長井君が優勝。

                                                         

【フェザー級】

・緒方勇希君(角海老)×八戸保頼君(日東)

・今関佑介君(花形)×沼田純一君(石神井S)

→→→緒方君と沼田君が勝ち抜け、緒方君が優勝。

                                                         

【スーパーフェザー級】

・打馬王那君(ワタナベ)×石井昇吾君(新日本木村)

・江藤伸悟君(白井具志堅)×健太郎マイモンコンプロモーション

→→→ここが、一番の激戦区だと思うけど、

    あえて、石井君と江藤君が勝ち残り、江藤君の優勝と予想。

                                                         

【ライト級】

・有馬啓祐君(協栄)が、不戦勝。

・今井信成君(ワタナベ)×ジェームス村重君(KG大和)

→→→有馬君と村重くんとの戦いで、村重君の優勝。

                                                         

【スーパーライト級】

・相馬ホタカ君(新日本カスガ)×土井政弘君(ヨネクラ)

・菊地祐輔君(新日本仙台)×下田知宏君(大橋)

→→→相馬君と下田君が勝ち抜け、下田君の優勝。

                                                         

【ウェルター級】

・新藤寛之君(宮田)が、不戦勝。

・宮崎辰也君(マナベ)×清水友輔君(マーベラス)

→→→新藤君と宮崎君の戦いで、新藤君が優勝。

                                                          

【ミドル級】

・胡朋宏君(横浜光)が、不戦勝。

・加藤大樹君(宮田)×西田光君(新田)

→→→胡君と加藤君の戦いで、胡君が優勝。

                                                         

どお?

どおよ?

ふざけんじゃねえ、って勢いで、予想を覆すとこ、見せてくれ!    

自分、番狂わせも大歓迎だからさあ。

                                                        

                                                         

2009年9月23日 (水)

エキサイトマッチ(9/21)

東京駅9時半頃の電車で、奥さんと銚子へ行って来たよ。 昨日のこと。

特急“しおさい”ってので、2時間ばかりで行けるんだけど、

とても新しい車両で、中は綺麗なんだけど、窓、ちゃんと洗ってなくて、汚ねえのさ。

                                                        

殆どの乗客は、銚子からそのまま銚子電鉄に乗り換えるんだけど、

自分達は、まず、利根川の河口を見ることを、目的の一つにしてたもんで、

駅から1kmほど歩いて行ってみたさ。

                                                       

この辺は、何もかもユッタリしてて、駅前の通りの広さにはタマゲタね。

車道だけじゃなくて、歩道も、都会の常識を超えたユトリがあるんだわ。

                                                       

で、さすが利根川だね、凄い川幅だよ。

すぐ近くの銚子大橋辺りで、900mほどあるんだわ。

石川遼君が、ドライバー3回続けて打って、やっと届く距離だからね。

向こう岸の民家が、ジオラマみたいだったよ。

                                                       

勿論、銚子電鉄にも乗ったけど、犬吠崎みたいな観光地化したとこより、

途中の君ヶ浜が、とっても良かったよ。

物凄い長さの海岸線に、物凄い大きさの海が広がってて、

延々と永遠の波が打ち寄せてきて、ちょっと浮世を離れることができたよ。

                                                        

あと、終点の外川ってとこの近所の漁港も良かったなあ。

観光客、殆ど見かけなくて、のどかに釣りしてる地元の人が少しばかりいるだけで、

防波堤に座ってると、なんか違う時間が流れてるみたいだったな。

                                                          

東京駅に着いたとき、また例のチョコレート山手線に出会ったよ。

                                                             

さて、21日放送のエキサイトマッチのこと。

                                                          

◆フロイド・メイウェザー×ファン・マヌエル・マルケス……144P 12R

39勝(25KO)無敗の32才と、50勝(37KO)4敗1分の36才。

                                                       

もう憧れのマルケス兄さんなもんで、勿論、勝つに越したことないけど、

自分的には、彼がボクシングやってるっていうだけで十分なんだわ。

                                                        

マルケス兄さん、何となく、“あしたのジョー” に出てくる、ホセ・メンドゥーサみたいで、

それから、瀬藤幹人さんにも似てるでしょ。 だから瀬藤さんも大好きなんだわ。

                                                       

メイウェザーのファイトマネーが10億円、マルケス兄さんは、3億2,000万。

10億かあ……。                                                         

メイウェザー、赤青のグラント、マルケス兄さんは、黒のレイジェス。

マルケス兄さんと黒のレイジェスは、もう最高の組み合わせだよなあ。

                                                         

この試合は、144P(65.3㎏)の契約ウェイトで、オーバーすると1Pあたり、

何と3,000万円のペナルティが課せられる約束になってて、

メイウェザーは、2Pオーバーしてしまったもんで、罰金6,000万だとさ。

1Pってのは、453gだからね。凄い契約だね。

900gほどの体重オーバーで、6,000万だっていうなら、

うちの奥さんなんか、1億以上の罰金だぜ。

                                                        

この試合、結局、120-107、118-107、118-109の3-0で、

メイウェザー完勝なんだけど、そんじゃ、そこまでいって何故倒さないの?

ってことなんだけど、実はメイウェザー、本気でやってたとは思えなかったんだわ。

                                                         

彼にしてみれば、約2年振りのリングだし、とにかく、まず負けないことが最優先で、

そりゃあ、倒すこともできたんだろうけど、そうなるとマルケス兄さんと、

ガチャガチャ打ち合うことにもなって、リスクも高まるもんで、

何のタイトルも掛かってるわけでもないし、とにかく、ケガしないで勝つってことで。

たまに、こういうエキジビションやって、10億づつ稼ぐっていう算段で……。

                                                        

久し振りのメイウェザーなんだけど、変わってなくて、やっぱり普通じゃなくて、

彼、どこが凄いかって、個々の問題じゃなくて、体の出来の違いだな、って。

                                                          

つまり、度を越えた動体視力ってのは、網膜が捉えた事実を脳に伝える速度が、

度を越えて早いってことで、同時に、視覚から得た情報に基づいて行動を起こさせる、

つまり、筋肉への動作指示の伝達速度も、同じように異常に早くて、

その指示に反応する筋肉自体の伸縮速度も、尋常じゃないほど早くて、とにかく、

認識把握系と指示系、反応系全ての神経細胞の能力が、常人を超えてるんだな。

                                                         

だから、両足をその場に保持しながら、相手の攻撃を上半身の動きだけで交わして、

即攻撃に移るなんてこと、つまり攻撃と防御を一体化させることもできるし、

相手の動きが異常にハッキリ見えるもんで、自分から平気でロープ背にしてみたり、

ガードあんなに低くしたり、相手に顔突き出したりも出来るんだと思うな。

                                                           

要するに、彼は、普通じゃないんだわ。

全盛期のカシアス・クレイよりも上なんじゃないかな。

もう、どんな体勢からでも、どこからでも、アイデアに富んだパンチ満載だもんね。

                                                         

2R、いきなり飛び込みざまに左フックをアッパー気味にぶち込んで、

ダウン取るんだけど、そこからは、実戦感覚取り戻すための、

ヘッドギアなしのロング・スパーリングみたいになっていったな。

                                                          

一方の、クソ真面目マルケス兄さん、幾つかいいの当てるんだけど、

そん時は、メイウェザーも二ヤッって笑うんだけど、

それ以上の追撃許してくれないもんで、どこが突破口かって、

いろいろ攻めあぐんでしまって、段々苛立っていったんだけど、

あくまでいつもの一本気ボクシング続けて、自分、見てて結構気持ちよかったよ。

                                                        

こういう試合は、1ラウンドごとに追っかけるっていうよりは、

全体をザックリ見てる方が、楽しめるな。

何となく、超人対常人の戦いっていう感じだったな。

                                                         

12R終わったとき、マルケス兄さんが、メイウェザーに何か言ってたけど、

「てめえ、打ち合え!このへタレ野郎があ!」 なんじゃないかな。

                                                           

昔、大場浩平さんが、メイウェザーがアイドルボクサーだって言ってた時あるけど、

最近は、ウサイン・ボルト目指してるみたいになってしまったもんで、

やっぱり、日本人で今一番メイウェザーらしいボクシングを見せてくれるのは、

亀海喜寛さんだな、間違いなく。 

                                                                                                              

彼が、L型に構えた左を、いきなり鋭く打ち込むとことか、

相手のパンチを半身になって、ショルダーブロックするとことか、

上体だけでギリギリのパンチ交わしてみたりするとこ、見ててワクワクするよお。

どこまでメイウェザーを通しきれるか、自分、楽しみにしてるんだわ。

                                                       

                                                           

                                                       

2009年9月21日 (月)

後楽園ホール・9月19日(part2)

昨日の続きで、第一試合から第六試合まで。

申し訳ない、第七試合の尹文鉉さん×斉藤正樹君の試合は、見てなかったんだわ。

                                                        

◆岡本庄一郎君(角海老)×佐藤宗史君(石神井S)……B 4R

1勝3敗の20才・熊本県と、デビュー戦の27才・山形県。

                                                         

岡本君、残念ながら、体の動きやパンチに、絶対的なスピードが不足してるし、

肘が浮いたような状態でパンチ打つもんで、全部オープン気味になってしまうし、

第一、ガードがガラ空きになってしまうんだよなあ。

まずは、どれだけ早く動けるか、限界に挑戦するのがいいと思うなあ。

                                                       

1R、1分半過ぎ、ガチャガチャってなったとき、

多分、佐藤君の右が当たって、岡本君、思わずのダウン。

その後、岡本君、ボディブローに活路を求めて、果敢に攻めるんだけど、

その分、顔面のガードが甘くなってしまって、そこを佐藤君に突かれて、

結局3R、残り1分くらいのとこで、佐藤君の攻撃に反撃できなくなったとこで、エンド。

佐藤君は、アマチュア経験有るね、多分。

                                                         

◆柳澤昌吾君(国分寺サイトー)×木下貴大君(石神井S)……F 4R

デビュー戦の25才・東京都と、同じくデビュー戦の17才・東京都。

                                                         

木下君、見るからにヒ弱そうで、何だかおとなしい中学生みたいで、大丈夫かあ。

だけど、こういうのが、恐ろしいほどの乱暴者ってケースもあって、

意表を突かれることもあるんだけど、残念、木下君は見たまんまだったな。

                                                        

1R、1分過ぎ頃、ほとんど無造作に打ち上げた、柳澤君の左アッパーが、

そんなの喰らうかってほど、ダイレクトに木下君の顎に当たって、ダウン。

何とか立ち上がったんだけど、終盤に、またもや左フック直撃されたとこで、

もう無理だよって、レフェリーがストップ。

                                                         

柳澤君の方は、形がシッカリしてるし、ガードにも配慮が出来てて、

そもそも基礎体力ありそうだし、伸びると思うな。

                                                         

◆烏谷栄吉(角海老)×多打魔鎖獅君(TI山形)……F 4R

1勝無敗の20才・福岡県と、1勝(1KO)無敗の20才・山形県。

                                                        

とんでもなく戦闘的というか、ケンカ腰の二人。

それほどブン殴んなくても、人は倒れると思うんだけど、

一振りで3~4人くらい倒そうとしてるみたいに、力込めて振り回すんだよなあ。

                                                        

だけど、殺気立った単純な殴り合いはね、テクニックなんかを超えた、

シンプルな面白さがあって、それなりに楽しめるよね。

恐々チョンチョンやってるのよりは、全然いいからね。

                                                       

それとね、元々ヒ弱なボクサーは、乱暴系迫力ボクサーにはなれないけど、

乱暴型のボクサーは、色々削っていくと、大化けすることもあるし、

二人とも、まず気を静めて、次に何が必要なのかを考えるといいと思うな。                                                        

あんだけブン回して、空振り、空振り繰り返して、とにかく4R、振り回しっ放しで、

殆ど平気な顔してるとこは、可能性あるんジャないかな。

                                                           

結局、3Rに、ホールディングなんて間抜けな減点喰らったせいで、

1-0のドローになってしまったけど、烏谷君の方が、少し上回ってたかな。

                                                        

それにしても、多打君、物凄いリングネーム付けたもんだなあ。

                                                       

◆本名夕輝君(石神井S)×本吉豊君(HS山上)……SB 4R

1勝(1KO)1敗の21才・静岡県と、1勝(1KO)1敗の21才・東京都。

                                                       

二人とも若いのに、結構慎重な立ち上がりしてて、

本名君、軸が太くてシッカリしてるし、本吉君も、少し安定感に欠けるとこあるけど、

ちゃんと形になってて、とにかく二人とも、

一つ前の試合の二人とは大違いのボクシングから始まったな。

                                                          

3Rに入って、本名君のパンチの精度が上がってきて、本吉君、鼻血。

そして、30秒が過ぎた頃、ボカンって、デカイの当てられて、それでお終い。

それほど迫力感じないんだけど、本名君のパンチは結構重いんだわ。

                                                       

◆中野晃志君(角海老)×酒井智彦君(マナベ)……SFe 4R

3勝(3KO)5敗1分の26才・千葉県と、3勝(1KO)3敗の21才・千葉県。

                                                        

真面目な学生さん、って感じの中野君、見た目通りのボクシングで、

優しいソフトなパンチ出しで、それでもまともに当たると結構威力あって、

勝ちは全部KO決着なんだけど、攻守がハッキリしてるのが欠点なんだよね。

自分のペースで攻め込める時は、色々アイデア出して多彩なんだけど、

相手が、ガアーッて来ると、途端に大人しくなって、嵐が去るのを待つ、って感じで。

                                                        

そんな中野君を、酒井君、早めに見切って、終始ポイントを奪っていって、

結局、殆どフルラウンドの3-0判定勝ち。                                                        

中野君、今更乱暴系に変身できないだろうしなあ。

                                                          

中野君側のリングサイドには、角海老のジム仲間が沢山応援に来ててね、

この間のヨネクラジム主催の試合の時なんか、

殆ど仲間のボクサーが来てなかったのに驚いたけど、

やっぱ、4回戦でも、友達がやるのを応援してるってのは、見てていいよね。

                                                       

◆関本純太君(勝又)×小野澤洋次郎君(ワタナベ)……Fe 8R

11勝(4KO)5敗の23才・静岡県と、8勝(5KO)7敗の27才・東京都。

                                                          

1Rからプレスかけて、スピード全開なのは、関本君の方で、

小野澤君、なんだかモッサリしたボクシングになってる。

                                                         

2R、小野澤君、バッティングで右目上カットしてしまって、そこからは、

二人とも、自分の距離を見失った、グズグズの乱闘みたいになってしまって、

関本君、出入りの緩急持ってるボクサーなのに、ただただ突っ込むばかりで、

4Rは、お互いバッティングのバッティングってな感じで、もう二人とも血だらけで、

結局、血だらけストップ判定の結果の引き分け。

二人とも、明日に繋がらないパフォーマンスで、こっちも疲れたわ。

                                                       

で、ここで休憩したもんで、尹文鉉さんの試合は見れなかったんだよね。

4勝3敗の相手に負けることはないだろうって、思ってたんだけど、

何とか判定で勝ったみたいだね。 途中ちょっとヤバかったって、聞いたけどね。

                                                        

この日見た中では、柳澤昌吾君、烏谷栄吉君、本名夕輝君が、良かったな。

                                                       

おい、あんた、そこで、一番いい席で、ボクシング見てるあんた。

もうちょっと、ちゃんと仕事しなよ。

もう2ヶ月以上になるのに、相変わらずのスカゴングだし、

タイミング悪いし、強弱もリズム感も全く無いし、失敗するとヘラヘラ笑うし、

あんた、どんなコネで、そこに潜り込んだの?

多分、自分の方が、あんたより350倍は上手くできるぜよ。

以前の、ちょっとメタボのメガネの人、どうしたの?

他にいないの?

                                                          

今日は、坂田健史さんと、瀬藤幹人さんの試合があるけど、

どうみても、負ける訳ない調整試合みたいなもんで、

家で、マルケス兄さんの負けたとこ見るよ。

                                                       

                                                                                                                 

2009年9月20日 (日)

後楽園ホール・9月19日

後楽園ホールへは、自宅からでも、勤務先からでも、

30~40分ほどで行けるもんで、とても助かってんだけど、

将来的には、銚子辺りに住んでみたいとも思ってるもんで、

そうなると、ホールに通うのは、シンドイだろなあ。

                                                       

昨日、水道橋駅から東京ドームにかけては、矢沢永吉のコンサートのせいで、

もうエライことになってて、白や紫、黄色のスーツにエーちゃんTシャツ着込んで、

決めに、例のタオルを首にかけた、中年以上のオジサンたちの群れ、群れでさ。

いつもは、アイドルコンサートが殆どなもんで、一種異様な光景だったな。

                                                       

この日は、今年59回目の後楽園ホール。

全部書くと、恐ろしく長いものになってしまいそうなもんで、2回に分割するね。

今日は、セミファイナルとファイナルの試合のことを書くよ。

                                                       

この日、ホールに行った人は、大幸福だね。

あんな激闘、めったに見られないからね。

ボクシング見るのが趣味で、ホントに良かったって思ったね。

マルケス兄さんと、メイウェザーも期待満々だけど、近場にもあるんだよね、感動は。

                                                       

◆中嶋孝文さん(ドリーム)×蔦谷貴法君(博多協栄)……SB 8R

14勝(5KO)4敗1分の日本ランク8位、25才・青森県と、

4勝(2KO)無敗の23才・福岡県。

                                                          

蔦谷君、全く知らないし、そもそも、たった5戦目でランカー挑戦なんて無謀でしょ、

って始めは思ってたんだけど、それが大間違いだったんだわ。

彼、シュッとしたいい男でね、勿論アマチュア経験者なんだけど、

物怖じしない、シッカリしたボクシングするんだわ。

                                                       

昨日は、この後の福島×天笠戦の期待が大きくて、この試合は、

簡単に決着してしまうんだろな、って思ってたもんで、ホント、激闘でタマゲタよ。

                                                       

1R、蔦谷君、なかなかバランスの取れたいい動きしてるし、

パンチの出し方もちゃんとしてて、結構実力あるな、って驚いたんだけど、

それでもやっぱり、中嶋さんの方が、一枚上手だなっていう、スタートだったんだわ。

                                                       

2Rに入って、40秒ほどが過ぎたあたり、中嶋さんのワンツーが見事に決まって、

そして、このラウンド、あと二発ほど、右をクリーンにヒットさせたもんで、

蔦谷君、右目上をパンチカットしてしまって、それほどの大傷ではなかったんだけど、

彼、何度もグローブで顔を撫でて、それは、結構効いたってことで……。

                                                       

3R、中嶋さん、それでちょっと余裕が出てきて、気持が倒すことに傾いたせいか、

ガードが緩くなって、それまで効果的だった、左ジャブの本数が極端に減っていって、

自分も思ったんだけど、リングサイドにいたジム仲間達も、ジャブ、ジャブって、

大声で叫んでたんだけど、中嶋さん、狙い過ぎなのが丸見えで、

そもそも、それほどのハードパンチャーじゃないんだから、

もっと普通にやらなくちゃいけないのに、って思ってた瞬間、残り1分辺り、

二人の力を込めた左フックがガツッって交錯して、殆ど相打ちみたいだったんだけど、

蔦谷君の方の当たりが深かったもんで、中嶋さん、衝撃のダウンで、場内、騒然さ。

                                                       

ダメージは、そんなにヒドイことなくて、中嶋さん、立ち上がって、何とか持ち直し成功。

自分の中では、ここまでのところで、ほぼチャラになってる。

                                                          

4R、中嶋さん、心入れ替え、仕切り直して、再び攻撃度を増していって、

コンビネーションでは、数段上のところを見せ付けていったな。

                                                          

でもね、蔦谷君、とても気持の強いボクサーで、攻め込まれても絶対引かなくて、

とにかく、中途半端な打ち方をしないとこがとってもよくて、

地方にも、まだまだ凄いのがいるもんだなあ、ってあらためて思ったな。

                                                       

5R、残り30秒ほどのとこで、中嶋さん、またもやいいのを当てて、

結局、4、5Rは、中嶋さんのポイントゲットだったと思うんだけど、

その間も、蔦谷君、めげずに常に、前へ、前へで、ホントいい根性してんだわ。

                                                        

7R、ここで倒しにいかないと、蔦谷君、負けるぞ、って思ってたら、

彼も同感だったらしくて、最後の力振り絞って、ホントに倒すボクシング始めて、

自分、試合前は中嶋さんの応援だったんだけど、何だか変わってきてしまって、

だけど、代わりに蔦谷君を応援するっていうんじゃなくて、

とにかく、目の前の激闘に釘付けで、もう心臓バクバクでさ。

                                                       

このラウンド、中嶋さんも、本来の中嶋さんを前面に出して、凄かったよお。

蔦谷君のマウスピースを、3回ほど吹っ飛ばしてたもんね。

                                                       

二人とも、顔赤く腫らして、お互いに倒しにいってて、こんだけ打ち合ってんだけど、

ズルズルやガチャガチャにならなくて、素晴らしかったよなあ。

                                                        

そしていよいよ最終8R。

その51秒で、試合は終わったんだけど、腰抜けるほどだったなあ。

                                                        

蔦谷君の最後の頑張りも、まだわずか5戦目なのになあ、ってほど感動的だったけど、

中嶋さんの踏ん張りと、最後の勢いは圧倒的で、プレスもパンチも完璧で、

このまま、中嶋さん、押し切るなって思ってたんだけど、その直後、

ちょっと寄せ合った蔦谷君の体を、リング北側にちょっと押し飛ばした時、

何と、蔦谷君、そのロープの反動を上手くパンチに乗せて、右ストレートを一閃。

中嶋さん、その一発で倒れてしまって、何とか立ち上がりはしたんだけど、

両足が交差してしまってるし、レフェリーに顔覗かれて、ここでレフェリーストップ。

                                                          

最後に来て、一瞬の隙だったんだよなあ、中嶋さん。

跳ね返ってくるとこ、打ち込もうとしたのは、もしかしたら、

中嶋さんの方も同じだったのかも知れないから、一瞬の隙じゃなくて、

一瞬の差だったのかも知れないけど、とにかく、ボクシングって怖いよなあ、

でも、凄い試合だったよなあ。 

                                                                                                   

◆福島学さん(花形)×天笠尚さん(HS山上)……Fe 8R

35勝(19KO)8敗4分、日本ランク6位の35才・福島県と、

13勝(11KO)3敗2分、日本ランク5位の23才・群馬県。

                                                         

これも、凄い試合だったもんで、帰る時は、もうヘロヘロさ。

                                                       

福島さん、ここんとこ負傷判定が多いなあ、ってイメージが残ってるけど、

いつまで経ても福島さん、てことに変わりはないんで、

いつでも、誰とでも、とにかく一生懸命に試合する姿が大好きで、

これだけやってて、リング上の出来不出来のバラつきも殆どないし、凄いよね。

35才だなんて、信じ難いよね。

                                                       

一方の天笠さん、自分、彼のデビューにも付き合ってて、

あん時、同じような体格の、今はもう止めてしまった角海老の千木良恒平君を、

瞬殺してしまったんだけど、あんな細い体のどこに、あのパンチ力があるんだろう、

って思って、その疑問は今でもずっと続いてるんだけど、みんなはどお?

                                                       

そもそも、とっても穏やかな顔付きしてて、凶暴そうには見えないし、

見た目強そうな体してるわけじゃないし、手足長いけど、細いし、

それに、パンチの出し方、ちょっとぎこちないし、不思議なんだわ、このボクサー。

でも、このクラスで、KO率60%超えてるってことは、完全に倒し屋なわけで、

“優しい殺し屋” って感じなんだわ。

                                                       

1R、初め様子見てたのは、天笠さんの方で、福島さんは、いつも通り、

自分のペースで、スタンス広くとって、飛び込みと、パンチの緩急で順調なスタート。

2R、この日の福島さんは、相手のウェイトでの試合なんだけど、

そして、天笠さんの方が、大分上背高いんだけど、飛び込みざまのパンチが良くて、

天笠さん、顔をうす赤く染めてるな。

                                                          

3Rに入って、天笠さんも、徐々にギアアップして、スピードが上がっていったな。

自分は、入り込まれるとマズイんじゃないかって思ってたんだけど、

彼、もともと、見た目以上に短い距離が得意で、長い腕を器用に畳んで、

ショートを連打するのがバカ上手いんだわ。

                                                       

両者とも、一方的打ち込まれるっていうことなくて、

相手にいいのを決められると、すぐにそれ取り戻す反対攻撃を必ずやるからね。

                                                       

天笠君の追い足、驚くほど素早いんだけど、福島さんの打ち上げパンチも、

かなりヒットしてて、天笠君の顔、一層紅潮していったよ。

                                                         

4R、相変わらず、福島さん、ダメージはそれほどではないと思うんだけど、

多彩な攻撃と手数で圧倒して、見栄えがいいんだわ。

それでも、天笠君のパンチは、相手に絡みつくような感じで飛んでいって、

標的がどんな位置に動こうと、不思議なんだよなあ、何とか当てるんだからね。

それも、不自然な体勢から打っても、結構強いダメージ与えられるんだわ。

この辺ちょっと驚くけど、これ強打者の資質だね。

                                                        

5R、6Rって、ラウンドが進む過程で、展開が大変わりすることはなかったんだけど、

レベルの高い攻防に、こっちは、ドンドン胸が高まっていって、

効果の点では優位な天笠君のパンチを、福島さんが上手く印象を薄めるというか、

リカバリーしていく、ってシーンが多かったような気がする。

                                                       

ここまでで、結構いいのを喰らってるもんで、福島さんの顔、

今までちょっと見たことない程、赤く腫れ上がっていったんだけど、

だけど、福島さんも、軽いんだけど相当数のパンチ当ててるもんで、

公平に見て、イーブンくらいかなって思ったな。

                                                       

天笠さん、勝つつもりなら、倒しに行かなきゃダメだよって思ってたら、

7Rから、本気に倒しにいって、途端に福島さんをパンチ出血させて、

攻め込んで、攻め込んで、確実に、このラウンドをゲットしたんだわ。

                                                       

8R開始前のインターバルの時、コーナーポスト下の、木村章司さんが、

思いっ切り福島さんに声をかけてたんだけど、

やっぱり力が残ってたのは、天笠さんの方で、

あれだけのパンチで倒れなかった福島さんも凄いんだけど、

福島さんは、倒されないように踏ん張るのが精一杯で、

中盤以降打たれたボディブローが、ここで効いてきたのか、

とにかく、反抗して流れを取り戻すまでにはいかなかったんだわ。

                                                       

終了ゴングが鳴った時、グローブを差し出して、挨拶に行った天笠さんに対して、

福島さん、気付きもしないで、もうヘロヘロで、それどこじゃなかったな。

                                                       

結局、78-75、78-76、76-76の2-0で、天笠さんの判定勝ち。

この試合で、4Pづつ分け合った、ってことはねーだろ、って思ったけどね。

自分は、2P差で天笠さんだったな。

                                                           

この夜の最後の二つの試合は、二つとも、劣勢じゃないかって思ってた方が、

思惑を越えて勝って、正直少し残念な気持も残ったけど、

何か、力も湧いてきたな。

                                                         

エーちゃんのコンサートは、9時半頃終了ってことで、

それより少し前にボクシングが終わって、良かったよ。

終わりバッティングしたら、きっとシンドかったと思うな。

                                                       

                                                          

2009年9月19日 (土)

後楽園ホール・9月18日

ちょっと前に、荒井由美のこと書いたんだけど、その時 “卒業写真” が、

i-pod に入ってないって言ったら、知人が 「ハイヨ」 って、貸してくれたんだわ。

ブログ書いてると、たまにこういうことあるね。

                                                         

それとね、ボクシングジムの法人格のことについてもね、別な人から、

帝拳は、株式会社 帝拳なんだって教えて貰ったよ。

他にも、ジムが株式会社の中の一つの事業部になってるのとか、

色々教えて貰ったんだわ。

                                                         

やっぱ、コメント欄開放した方が、いろんな知りたい事、集まって来るのかなあ。

                                                         

昨日は、竹中良君と、出田裕一さんを見に行って来たよ。

                                                         

◆宮翔太郎君(ヨネクラ)×安藤仁君(W日立)……SFe 4R

デビュー戦の24才・埼玉県と、同じくデビュー戦の29才・福島県。

宮君は、この日のメインイベンター、宮将来さんの弟さんだってさ。

                                                          

デビュー同士の試合ってのは、ビビりまくって、遠くでチョンチョンやるのは少なくて、

ゴングが鳴ると、いきなりの乱打戦に突入することが多くて、ホント凄いね。

                                                         

今日の二人も、少し落ち着くまでの最初の一分間は、とんでもない事になって、

まるで正気の沙汰じゃなくて、とにかく負けたら、この世の終わりって感じだったな。

                                                          

安藤君、おかっぱ長髪なもんで、パンチ貰うと、バサッバサッてなるもんで、

実際以上にダメージ受けてるように見えて、マズイよなあ、って思うんだけど、

もう顔真っ赤にして、必死に頑張ってんだわ。

                                                         

形になってるのは、宮君の方なんだけど、決め手がないもんで、

結局、知り合いだけが盛り上がる、っていう凡戦になってしまったんだけど、

2R以降、宮君のスタミナ、目に見えて落ちていって、

3R、軽く打たれただけで、膝がねじれて交差するように、ヘナヘナってダウン。

結局、それでエンド。

                                                        

なんだこりゃあ、っていうような試合が、この後二つばかり続いて……。

                                                         

◆佐々木康博君(ヨネクラ)×鈴木拓也君(W日立)……60kg 8R

10勝(3KO)2敗1分の25才・青森県と、9勝(5KO)7敗の33才・福島県。

                                                         

佐々木君の将来の可能性が問われる相手なんだわ、鈴木君てのは。

何しろ鈴木君、とにかくハードなメンバーとやることが多くて、

一流になってるボクサーは、みんな彼を克服してるんだからね。

                                                          

例えばね、三上朗央さん、村上潤二さん、真鍋圭太さん、加藤善孝さん、それに、

三垣龍次さんだぜ。

                                                         

戦ってきた相手が相手だけに、勝率良くないのは当然で、

もう33才になってんだけど、延々と続く、そのゴリゴリファイトは全く衰えてないし、

何でもかんでも、とにかく力ずくで解決しよう、って姿勢は何か、超えてるね。

                                                         

1R後半、鈴木君がいいのを当てて、佐々木君、グラッとしたんだけど、

2Rに入ると、佐々木君回転数上げて、挽回、挽回。

そしてその終了間際、相手のパンチを交わしざまに打った右フックが見事にヒットして、

鈴木君がダウン。

                                                         

あれっ、保住直孝さんが来てるぞ、久し振りに見たなあ。

                                                         

その後は、しなやかさと決め手に欠ける退屈な攻防が、延々続くし、

あの新人タイムキーパーは、相変わらずヘラヘラ笑いながら、

スカみたいなゴング鳴らしてて、あいつ、なんぼやっても上手くならんなあ、

第一、全く気合いが入ってないし、リズム感も悪いし、

カラオケも下手なんだろうなあ、なんて考えてたら、ちょっと眠くなってしまったな。

                                                         

結局、ずるずる8Rまでいって、佐々木君の方が、疲労TKO負けだな。

佐々木君、先行き、暗いなあ。

                                                         

◆八木橋淑郎君(オサム)×竹中良君(古口)……Fe 8R

7勝(2KO)15敗1分の36才・埼玉県と、2勝無敗の24才・熊本県。

                                                         

まあ凄い組み合わせだよね。

竹中君、B級デビュー後二連勝して、もうA級なんだわ。

                                                        

竹中君、構えがいいし、バランスや動きも抜群で、

ハッキリ言って、初めの20秒ばかりで、こりゃあ勝負にならないなあ、って思ったよ。

あのワンツーは、誰でにでもヤバイんじゃないかって思うんだよね。

                                                         

八木橋君、結局4Rに、あんまり打たれ過ぎるもんで、立ったままのTKO負けで、

もう顔中傷だらけで、真っ赤かだったもんなあ。

                                                         

その竹中君、まず1R、1分過ぎ頃、軽く振ったワンツーをストーンって決めて、

八木橋君からダウンを取るんだけど、そこで一気に行くかと思ったら、

彼、冷静なんだよねえ、次の右ストレートのチャンスをひたすら待ってるんだわ。

                                                          

でね、その後もこういう感じで、右を打つチャンスを探り続けるようなボクシングでね、

それはそれで、天下一品のワンツーなんだけどね、なんかもう少し、

つまり、あんまり彼の攻撃が単純なもんで、こっちは贅沢な要求出てきてしまって、

それは、分かったから、あと他のも見せくれないかなあ、って感じになって、

例えば、右をフェイクに使って、左を強打してみるとか、

左フックをボディに打って、返しの右フックを打ち込むとかさあ、

早いんだから、いくらでもできるでしょ、って思ったんだよね。

                                                         

この日の竹中君の左は、あくまで右を打つための準備とか手段でしかなくて、

超優秀なアマチュアボクサーって感じが、最後まで抜けなかったなあ。

多分ホントは、もっと色々できるんだけど、この日の相手には、

そこまで必要ないって、隠したんだな、きっと。

竹中君、いろいろ覚えたら、確実に日本チャンプだな。

                                                        

八木橋君、もう2年近く勝ってないし、ガチガチ組み合わないといいとこ出せないし、

今更違うボクシングもできないし、もう36才だし、そろそろお疲れ様、かなあ。

昔、小堀佑介さんともやったんだよなあ。

                                                         

◆出田裕一さん(ヨネクラ)×武田浩佑君(協栄)……W 8R

11勝(6KO)無敗で、ランク10位の24才・東京都と、

6勝(2KO)6敗2分の23才・東京都。

                                                          

うわあ、ダメだわ、武田君、目付きに全く余裕ないし、肩に力入り過ぎだわ。

意識し過ぎっていうか、もう完璧に呑まれてるもんなあ。

                                                           

その武田君、1R、いきなり大きい右の一撃受けて、もうこのまま終わりかなあ、

ってとこから、結構踏みとどまったように見えたんだけど、

それは、要するに、出田さんの攻めが少し雑だったせいで、

2R、お互いの右が交差して、武田君のが外れて、出田さんのが当たった途端、

もう、ドーンってぶっ倒れてしまって、カウント途中ストップのTKO終了。

                                                         

結局、残念ながらこの試合では、出田さんのいいとこ何にも確認できなくて、

何回も相手をロープに追い詰めるんだけど、そこからの連打が、

全て顔面目がけてのばっかりなもんで、ボディ打って、ガード下げさせることもないし、

相手、格下なんだから、もっと余裕持った攻撃がみたかったな。

                                                         

やっぱ、もう一度、千葉透さんとやってみて欲しいなあ。

                                                         

この後、宮将来さんのファイナルが残ってたんだけど、

興味をそそるカードじゃなかったもんで、この日はここで終わり。

                                                         

ドームの野球もなかったもんで、周辺空いてる、まだ8時頃。

久し振りに、バーガー東京で、ベーコンエッグバーガーとポテト、コーラで、1080円也。

ハンバーガーは、単品で880円もして、初めはエライ高いなあ、って思ったけど、

ここのを食べてからは、もうマックは、パサパサして食えなくなってしまったな。

                                                         

高いんだけど、デカくて、重いし、女の子だとまず食べ切れないほどで、驚くよ。

自分も、普通のときは、2個食えないなあ。

                                                         

そもそも、挟んだ恰好で出て来なくて、二つに分けられてるのが異様だし、

専用のバーガー袋と、ナイフ、フォークが付いてるんだけど、

上手に食べないと、ジュルジュル肉汁で、エライことになるんだわ。

だけど、旨いよお。

21番ゲートのすぐ脇にあるよ。

                                                        

                                                         

2009年9月18日 (金)

家(うち)の子

自分の家には、飼い猫がいるんだけど、そいつはもう14年もいるもんで、

当然、家(うち)の子って感じになってしまってるんだけど、

3年ほど前に引っ越してきた今の住まいは、一戸建てのせいか、

庭先にいろんな野良猫が、入れ代わりでよく寄って来るんだけど、

こっちが少し優しくしてやると、すぐなついてしまって、

しょうがないから、御飯なんかあげてると、向こうも、すっかり期待するようになって、

結局、外猫なんだけども、そいつらも家の子みたいになってしまうんだよね。

                                                        

越して来たばかりの頃、雨の日の軒下で、ミーミー泣いてた雌の子猫が、

今一番、家の子っぽいんだけど、鼻の頭に黒い斑点があるもんで、

チビクロって名前が付いてるんだけど、最近では、もう一匹、手足がバカに長くて、

顔もシュッとしてる茶色の雄猫が、こいつには、ウェンツって名前が付いてんだけど、

殆ど毎日のようにやって来るんだわ。

彼、全身細いんだけど、首や手足の力が半端じゃなくて、まるでボクサーみたいでね。

御飯をあげる時、犬のチンチンみたいに、後ろ足でに立ち上がって、

その場でクルッと一周りする、っていう技も持ってるんだわ。

                                                                                                                   

最近は、大体この二匹で固まってるんだけど、

それまでは、シマジローとその弟みたいなのとか、

御飯貰ってるくせに、近付くと威嚇のポーズを取る、フーとか、

その年寄り版みたいなのとか、黄色いっぽいのとか、いろいろ来てたし、

みんなそれほど、いじめられてるようなこともなく、汚れてもなくて、

何となくこの近所全体で面倒見てる、いわゆる地域猫みたいになってるんだわ。

                                                         

チビクロもウェンツも、結構あっちこっちの家へ出入りしてるようで、

それぞれ、いくつもの名前を持ってるのかも知れないな。

チビクロなんぞは、以前、ゴムで作った首輪に、この家の名前を書かれて、

あんたは、あそこんちの猫でしょ、って言われてたな。

                                                         

一番長くいる、そのチビクロは、自分が寝てる部屋の、そこは二階なんだけどね、

屋根登って来て、窓の隙間の網戸に顔を押しつけて、それも夜中の2時頃に、

ニャアって、呼びかけてくることもあるんだわ。

そうなると仕方ないもんで、網戸をちょっと開けて、一撫でしてやるんだけど、

そういうのが続くと、さすがに勘弁して欲しいなあ、って思うけどね。

だけど、もう家の子みたいなもんだから、仕方ないのさ。

                                                        

実はね、ボクサー達も、そのジムにとっては、何となく家の子みたいな感覚になってて、

つまりね、強くて実績残してるボクサーは、もう自慢の孝行息子だし、

ボクシング自体はそれ程ではないんだけど、性格がとってもいい子は、

その部分が評価されて、とにかく頑張ってるねとか、いい子だよねえとか言われて、

もうすっかり、それぞれのジムの家の子になってるんだわ。

                                                         

全くのジムの人間なら、それが自然な流れだと思うんだけど、

問題は、ボクシングを楽しむ立場にある、自分なんかのスタンスなんだよなあ。

                                                         

あのね、自分のこと振り返ってみるとね、

あんまり個々のボクサーに近付き過ぎるとね、情も移ってしまうし、

ボクシングの見方がユルユルなってしまって、マズイなって思ってるんだよね。

試合でも、ついつい、そのボクサーの動きにばかり目がいってしまいそうだし、

勝てば勝ったで、変にバカ褒めしてしまいそうだし、

負けた時も、惜しかったなあ、あとちょっとだったのにねえ、なんてことになるし、

どっちつかずの大した試合じゃなかったのに、良かったよ、なんて言う羽目にもなって、

思わず、自分がネジ曲がってしまいそうになるからね。

                                                                                                                

もともと全く知らないボクサーの試合を見る場合と、ちょっと知ってる、たまに話をする、

よく話する、飯も食いに行く、職場の同僚、同級生、友達、恋人、家族だっていう、

ボクサーの試合とでは、とんでもなく差が出てくるよね。  これ、仕方ないよね。

                                                         

沢山の試合を見てると、どうしても好きなタイプのボクサーの傾向が出てきてまうし、

そのボクサーのことを、応援したくなるし、話もしたくなるもんだけど、

そして、その気持ちを完全に封じ込めることは、できないんだろうけど、

なるべくボクサーに近付き過ぎないようにしような、って決めてんだわ。

自分、なるべくフラットな気持ちで、ボクシングを見ていこうって思うんだよね。

結果に一喜一憂してしまうのは、ある程度仕方ないけど、

なるべく、クールに試合を見よう、って思うんだよね。

                                                         

                                                                                                                 

                                                         

                                                         

2009年9月16日 (水)

後楽園ホール・9月15日

今、鳩山次期総理目がけて、いろんなのが会いに行ってるらしいけど、

昨日は、韓流スターの、自分は全く知らないんだけど、

イ・ソジンってのが表敬訪問したんだってさ。

イソジンって、うがい薬と同じで、ちょっと可笑しかったなあ。

                                                        

一方、海の向こうのアメリカでは、オバマ大統領が結構頑張ってて、

世界同時不況の元凶だった、インチキ金融派生商品を封じ込めようとしてるんだけど、

ウォール街の連中は、カネ儲けの道を閉ざされるとか言って、議会工作してんだけど、

あいつら、懲りないんだねえ。 バカの見本だね。

                                                         

一度濡れ手に粟みたいな金儲けに手を染めたら、もうマットウには戻れないのかな。

真面目にコツコツなんて、バカ臭くなってしまったんだろうね。

                                                        

世の中の出来事を全てカネ儲けに繋げて、

とんでもないハイリスクの金融商品作り上げて、億単位の給料かすめて取って、

結局売り逃げして、またどこかの会社に潜り込んで、またまた、ひと儲けだってさ。

あいつら、薬物中毒者と同じだね。                                                        

そんなヤツらのために、こっちがとばっちりを受けるなんて、ホント、ムカつくぜ。

                                                        

あれーっ? って思うのは、ボクシング業界にもあって、

最近では、真正ジムの家賃滞納訴訟と、協栄ジムと亀田一家との金の争いだな。

                                                         

ホントのとこは分からないけど、大体普通の会社で、そんなことで揉めるかあ?

って感じがしてて、カネに関してどんなレベルの決め事してるのかっていうか、

契約ってものがあるでしょ、って思うんだよね。

                                                         

ただね、色々聞いてると、この業界には昔からカネに絡んだ揉め事一杯あって、

口約束みたいなのが、結構まかり通ってて、ただ、その男の約束も、

どっちかに余裕がなくなってくると、いきなり問題が表面化することが多いんだわ。

                                                        

そもそも、JBCと各地のボクシング協会は、多分財団法人だと思うんだけど、

じゃあ、個々のボクシングジムは、何らかの法人格を持ってるのかというと、

株式会社○○ジムとか、有限会社××スポーツクラブなんてのは聞いたことないし、

合名、合資会社に近いものか、そもそも法人格なんて持ってなくて、

個人事業主扱いなんじゃないかって思うんだけど、これは一度確かめてみるけど、

そうだとすると、ボクシングジムっていうのは、町の八百屋とか、

保険の外交員と同じ扱いになるんだよね。

                                                        

ということになると、係争対象の金額は大きいかもしれないけど、

問題の本質とか、発生の経緯とかは、とてもレベルが低いというか、

少なくとも個人間の争いごとと、同じになってしまうと思うんだよね。

それぞれが、優秀な会計士や弁護士を抱えてるって話もあんまり聞かないしね。

ってことで、またぞろ、スポーツ紙に話題を提供することになるんだね。

                                                       

そんな事より、大事なのは、昨日のボクシング。

デビューボクサーも多かったし、結構面白かったよ。

                                                         

◆山本雄司君(シャイアン山本)×伊藤隆史君(花形)……B 4R

30才・静岡県と、21才・神奈川県。二人とも、デビュー戦。

                                                          

山本君、なかなか良かったんだけど、伊藤君の方が、最初から殺気立ってて、

勢いが違ってて、山本君、ディフェンスどこじゃなくて、戸惑いっ放しで、

結局、1R終了近く、ボコボコにされたとこで、レフェリーストップ。

                                                        

◆若狭達也君(石川)×渡部直樹君(F赤羽)……SB 4R

デビュー戦の22才・東京都と、2敗の17才・茨城県。

                                                         

渡部君、長身で福原力也さん系のイケメンなんだけど、

最後まで、結局何がやりたいのか全く伝わって来ないし、

自分でもどうしたらいいのか解らないみたいで、

もしかしたら、性格的に、ボクシングには向いてないのかも知れないね。

                                                        

若狭君、なんかアマチュア経験ありそうで、ちょっと慎重すぎるとこあるけど、

取り合えず、ちゃんと形になったボクシングしてたし、

最終ラウンド終盤、遅まきながらではあるんだけど、ダウン取っての完勝。

                                                        

それにしても、その4R目、渡部君、3回もマウスピース飛ばされてしまって、

ちゃんとサイズ測って、自分用のを作ってなかったのかなあ。

                                                         

◆三浦毅一君(楠三好)×岳原景太君(平仲BS)……Mm 4R

デビュー戦の20才・東京都と、デビュー戦の17才・沖縄県。

                                                         

二人ともエライ戦闘的で、上手じゃないんだけど、気持が溢れてたな。

三浦君、あの亀田長男みたいに、首が前付きになってるもんで、

どうしても頭突っ込み気味にはなるし、打たれやすくもなるんだよなあ。

                                                         

ケンカ腰の二人だったんだけど、より強気だったのは岳原君の方で、

三浦君、途中でバッティングの減点喰らうし、結局3-0で、岳原君の圧倒勝ち。

                                                        

板席の下の方で、加藤善孝さんと、雄二ゴメスさんがエラク話し込んでたよ。

                                                         

◆熊澤祥大君(石川)×新垣翔太君(白井具志堅)……SF 4R

1勝(1KO)の22才・青森県と、1勝(1KO)の17才・沖縄県。

                                                         

二人ともデビュー戦KO勝ちしてるんだけど、なかなかサマになってんだわ。

新垣君、かなりのイケメンで、パンチ出すたびに、シュッシュッって、

声出すんだけど、あんなに大きな音出すボクサーも珍しいよ。   

ちょっと構えが甘くて、正対し過ぎる傾向があるんだけど、

真面目で、負けん気強そうなパフォーマンスが好感持てるんだわ。

                                                         

熊澤君、軸のしっかりしたサウスポーで、強くパンチの打てる資質があって、

自分が好きなボクシングスタイルをしてて、1~2R、しっかりペースを握ったな。

                                                         

ところが、3Rに入ってから、新垣くんの方が、ギアアップして、

頭のいい子なんだろね、戦法変えて、どんどんアグレッシブになっていったんだわ。

                                                         

残念ながら、熊澤君、それに対応できなくて、ずっとプレスかけられっ放しになって、

疲れも出てきたみたいで、動きもちょっと鈍くなってしまって、

結局、逆転0-3判定負け。

二人とも、次の試合が見たくなるボクサーだったよ。

                                                         

この後、あっという間に終わった、米軍兵や女子ボクシングなんかがあって、

いよいよセミファイナル。

                                                         

◆阿倍展大君(角海老)×石垣栄さん(平仲BS)……SFe 8R

10勝(1KO)8敗1分の26才・大阪府と、16勝(10KO)3敗1分の25才・沖縄県。

                                                         

石垣さん、結構関東のメンバーも打ち破ってるし、戦績だけ比較すると、

何だか、阿部君、粉砕されそうな感じだったんだけど、

結果的には、80-72、80-73、79-74 の3-0で、阿部君の圧倒勝ち。

                                                        

1~2Rは、阿部君の若干トリッキーな動きに、戸惑ってるみたいだったけど、

そのうち慣れていって、一気に勝負に来るんじゃないかって思ってたんだけど、

結局、最後まで、石垣さん、全くダメで、完敗の完敗。

                                                          

この日の阿部君、入場の時からテンション異常に上がってて、

そう言えば、第一試合が始まる前、最後まで力込めたシャドーやってたし、

リングインの時も、大声出してで気合い入れてたし、

試合始まってからも、全然ひるまなくて、攻め続けてたし、別人のようだったな。

彼の中で、何かが起こったんだね。

                                                        

一方の石垣君、このクラスにしては、フットワークがまるで出来てなくて、

すり足みたいになってしまってて、でも今までは、それでにじり寄って、

渾身の右一発で倒してきたんだろうけど、

この日は、その度に阿部君にすり抜けられて、空を切るってことの繰り返しで、

それに、右を振り出す時、阿部君も一緒にブン回しすってことも多くて、

お互いの距離が一気に縮まってしまって、上腕部が交差するってことの繰り返しで、

ちょっと短く振れば、ヒットするのになあ、って思うんだけど、ズーッとそのままで、

全く、頭が使えてないボクシングになってしまってたな。

                                                         

6R以降、挽回しなければならないのに、相変わらずの戦い方してたのも、

問題あったと思うんだよなあ。

                                                         

阿部君、練習積んできた左も気持ちいいように当たって、どんどん勢い付いていって、

相手が、ポイントずらせたり、打ち終わりを狙っても来ないもんで、

それに、ガードの甘いとこも突いてこないっていう大幸運にも恵まれて、

最後まで自分の距離確保して、もう、殆ど一方的な展開になっていったんだわ。

終始動きっ放しにもかかわらず、最後までへばらなかったのもエライ。

                                                        

◆大久保充君(宮田)×中森宏さん(平仲BS)……SL 8R

12勝(5KO)6敗の30才・千葉県と、25勝(14KO)2敗1分の25才・宮城県。

                                                         

中森さん、久し振りで、パーマのかかった髪の横を膨らませてるもんで、

なんだか、ちびまる子ちゃんのお母さんみたいになってて、

以前の方が、圧倒的にいいと思うんだよなあ。

                                                          

この日の中森さん、何だかヤケクソみたいなパフォーマンスで、

あれだけ動き回れれば、膝は完治したと思うんだけど、

途中では、ただ逃げ足だけに使ってたもんなあ。

                                                         

普通にいけば、格の違いは明らかで、余裕のKO決着だなって思ってたんだけど、

っていうのも、大久保君、もともと重心が後ろにあるもんで、追い足はないし、

パンチも、どうしても押し出すような感じになってしまうし、それにもう30才だし。

それがね、驚いたんだわあ。

                                                         

中森さんの不出来もあったんだけど、ランカー挑戦に燃えてたんだろね、

怖がりもせず、必死になって、常に攻め込んで、とにかくガンガンいくんだわ。

自分の中では、1~3Rまでは、ポイント優位だったと思うな。

                                                         

4Rに、中森さんの力のこもったいいのを喰らって、カット出血して、

そのせいで、結局、5RTKO負けしてしてしまったんだけど、

ただの一度も、グラッとしなかったからね。

もし、あのまま続いてたら、中森さん、スタミナ切れで、ヤバかったんじゃないかな。

それほど、大久保さん、頑張ったし、中森さんの出来、悪かったんだわ。

                                                         

ボクシングってのは、相手舐めたら絶対ダメだし、

何が起こるか、分からないもんなだな、って思ったね。

                                                         

                                                         

2009年9月15日 (火)

なんだこりゃエキサイトマッチ(9/14)

出ました!“ルージュの伝言”

今は、全くのオバサン声になってしまって、正直、聞くに耐えないんだけど、

その昔の荒井由美の声は、まさしくヒーリングボイスだったよなあ。

                                                        

自分の i-pod には、あと、“やさしさに包まれたなら” と、“12月の雨”

“中央フリーウェイ”  “あの日にかえりたい” が入ってるんだけど、

“卒業写真” が抜けてるもんで、何とかしないとなあ、って思ってる。

                                                         

最近は知らないけど、ちょっと前には、イリュージョンとか言って、

引田テンコーか、美川憲一みたいなステージで、いくつもキーを下げて歌ってたけど、

若い頃は、可愛くて、歌上手いし、才能あったんだよなあ。

素敵に年を取るっていうのは、ホント難しいことなんだよなあ。

                                                         

さて、エキサイトマッチの話なんだけどね、

これがね、今まで自分が見たうちで、最低のメニューでね、呆れたよ。

                                                         

◆スティーブン・ルエバノ×バーナベ・コンセプション……WBO Fe タイトル戦

36勝(15KO)1敗1分の28才・チャンピオンと、

27勝(15KO)2敗1分の21才・第一位。

二人とも、赤のエバーラスト。

                                                        

チャンプは、5度目の防衛で、コンセプションは、これが世界初挑戦。

1~2R、とにかく、ルエバノ、相手を見るだけ見て、殆ど手を出さなくて、

一方のコンセプション、時たま素早い突っ込みから、左右のフック振り回すんだけど、

殆ど、出鱈目振りなもんで、かすりもしないんだわ。

死ぬほど退屈なスタートで、この先、どうなるのか不安だわ。

                                                         

3Rに入って、ルエバノがジャブを出し始めると、コンセプション、全く入れなくて、

一体、何しに来たのか分かんなくなるほど、何もしないんだわ。

あんた、ボクシングやりに来たんじゃないのかって、呆れたね。

                                                         

4R、5R、6Rになっても、何の変化もなくて、どっちもプレスをかけないもんだから、

二人とも、リング中央で、延々ゴニョゴニョやってんだわ。

                                                         

ルエバノ、アマ200戦とからしいんだけど、そんな軽くチョンチョンやって、

ポイント拾い集めて、何が面白いのか、って感じだし、

コンセプションは、コンセプションで、ホントそこで何してんの?

あんた挑戦者じゃないの? って感じなのさ。

                                                         

そしたらね、静かな場内に7Rの終了ゴングが鳴って、一間あった時、

コンセプションが、手を下ろしたルエバノに、思いっきりの右をブチ込んで、

ルエバノ、崩れるようにダウンしてしまって、それで、挑戦者の反則負けだってさ。

アホクサ!

                                                         

◆ティモシー・ブラッドリー×ネート・キャンベル……WBO SL タイトルマッチ

24勝(11KO)無敗の25才・チャンピオンと、

33勝(25KO)5敗1分の37才。

                                                        

ブラッドリー、リングインから、もう目がいってるみたいで、殺気ムンムン。

紫 ・白・黄色のガチャガチャグラント。

                                                         

キャンベル兄さんは、少し体緩みがちなんだけど、黒のレイジェスが似合ってるな。

場内は、圧倒的に、ブラッドリーなんだけど、自分は、キャンベルの味方でね。

                                                           

1Rから、二人とも好戦的で、特にブラッドリーは、初めから飛ばしまくって、

力を込めた左右の連打、とても速くて、キャンベル、危ない、危ない。

                                                         

2R~3R、やっぱ、ブラッドリーの若さから来る勢いが半端じゃなくて、

キャンベル、終始圧倒されっ放しで、ロープに押し込まれるシーンが何度もあって、

でも、さすがキャンベル、危険なリターンを幾つか放つんだけど、

残念ながら、ブラッドリーの勢いの方が、どうしても目立ってしまうな。

                                                        

3R終わって、コーナー戻りのとき、キャンベル、左目周辺から出血がひどくて、

こっちは、いつやられたんだあ、って思ってたら、結局、続行不能で、

ブラッドリーのTKO勝ち、ってコールされて、キャンベル、猛反発!

                                                        

自分も試合中、ブラッドリーの頭が、キャンベル直撃したの見てたし、

ぶつけた当のブラッドリーも、グローブで頭撫でてたし、

レフェリーはすぐそばの、ま横で見てんのに、あれが分かんないかなあ、って。

よく見たらね、レフェリー、もうヨボヨボなのさ。

アメリカにも、あんなのいるんだなあ、ってシミジミ思ったな。

                                                         

結局、後日、キャンベル側の抗議が通って、無効試合になったんだってさ。

だけどね、こんなクダラナイ試合、真面目に解説付けて、放映する必要あんの?

って思うんだよね。 

                                                         

実は、この後にも、もう一つ世界戦があったんだけど、

これも、くだらないっていうか、全くつまらない、延々マスみたいな試合なもんで、

さすがに、途中カットして、ダイジェスト放映してたんだけど、

それでも、1Rも、4Rも、7Rも、11、12Rも、み~んな同じで、判定だってさ。

                                                        

あのね、

世界戦だからって、こんなものまで、放映する必要があんのかなあ、って思ったよ。

みんな一応事前に見てんでしょ?

失格、無効試合、つまんない判定、って三つテロップ流してお終いにして、

その日にあった、他の面白い試合見せてくれた方がいいけどなあ。

こんなの、放映に値しないから止めよう、って誰か言わないもんかなあ。

この日は、最後にやった、西岡さんとリナレスの話が一番面白かったな。

                                                         

                                                        

2009年9月14日 (月)

雑、雑、雑……。

昨日の朝、テレビで、山手線が命名100周年とかで、

記念デザイン電車を一編成だけ走らせるって言ってたんだけど、

昼頃ホームに立ってたら、いきなりそいつが入線してきてね、

なんだこりゃあ、自分の幸運、こういうとこに使われてしまったか、って思ったな。

                                                         

昔の国電みたいに、チョコレート色になってて、ただそれだけのことなんだけど、

駅ごとに、カメラ持ってるのが群れてて、もうオオゴトみたいになってて、

趣味の世界は、広いんだか、深いんだか……。

                                                       

それから、夕方のニュースで、時効間近の殺人事件の捜査のために、

警視庁の係員が中国へ行くとこ、写してたんだけど、

顔がオープンになるのはマズイからなのか、そいつ、サングラスかけてたんだけど、

それがね、よりによって、なんでそんなサングラスかけるかなあってほど、

みっともないと言うか、オモチャみたいなのかけてたもんで、笑ったなあ。

                                                       

まるで、彼自身が犯人みたいにいかがわしく見えてしまってさ、

アメリカのSPみたいにカッコよくいかなくて、

なんだか “怪傑ハリマオ” に出てた悪党団みたいだったよ。

友達とか家族とか、何か言って上げられなかったのかなあ。

                                                        

世界の交通法規で、車が右側通行と左側通行に分かれてる理由について、

これもテレビでやってたんだけど、なるほどね、って思ったよ。

                                                        

イギリスや日本が左側通行なのは、昔、騎士や侍が、

サーベルや日本刀を腰に差すと、左側にサヤが出っ張るので、

対向者とすれ違う際に、お互いのサヤが当たらない様にするために、

そういうふうになったんだと。 ふ~ん。

                                                       

それとね、フランスが右側通行なのはね、あのナポレオンが左利きだったから、

なんだってさ。 ふ~ん、ふ~ん。 

だから、ナポレオンに征服されたヨーロッパ諸国は、何処でも右側通行なんだと。

                                                         

さらに、アメリカが右側通行になってるのは、これにも合理的な理由があってね、

西部開拓時代、馬車の御者は、左手に手綱、右手に鞭もって馬を操作したんだけど、

そうなると、振りかざす鞭が、対向してくる馬車に当たらないようにするには、

お互いが、進行方向の右側に位置する方がいいわけでね。 なるほど、なるほど。

                                                         

ただ、人間はね、意識してなくても、常に、

自分の心臓を危険なモノから遠ざけようとするものらしいから、

本来は、左側通行の方が自然なのかも知れないね。

                                                          

自分、小学校の頃、学校の廊下を右側通行すること強制されたんだけど、

これが凄く嫌だったというか、納まりが良くなかった記憶があるんだよなあ。

自分は、日本でも最強の左側通行支持者だな。

                                                          

先週の土曜日は、角海老ジムの豪華出稽古スパーリングデイだったね。

                                                        

加藤善孝さんは、間違いなく、ワタナベジムの内山高志さんに鍛えてもらって、

それがきっかけで、練習のテーマ、ハッキリさせることができて、

ここまで登りつめて、いよいよタイトル戦まで漕ぎつけたんだけど、

だから今回もまた、内山さんとスパーする予定入ってたんだけど、

12日は、帝拳の佐々木基樹さんとやることになったもんで、

で、同じ日に、内山さんは、榎さんとスパーリングしたんだってさ。

                                                        

この四人とも、何しろ、世界、OPBF、OPBF、日本って、

近々にタイトル戦を控えてて、マジスパーだからね。

凄いメンバーだよなあ。

                                                        

こういう組み合わせは、絶対試合じゃ見られないし、

間近で見るやり取りは、ホント、信じられないくらい凄いからね。

スパー終わった後のボクサー同士の話聞いてると、

アドバイスし合ったりしてて、いいんだよなあ。

今回は、行けなかったもんで、近々様子を聞いてみよーっと。                                                

                                                         

2009年9月12日 (土)

練習

モダンジャズのピアニストに、ハンク・ジョーンズってのがいるんだけど、

60年代には、もう相当な大物プレーヤーになってて、自分のトリオの他、

依頼されて、色んなスタープレーヤーとも、ジョイントレコーディングしてて、

彼の演奏スタイルは、性格のまま、とても温厚で、優しいタッチなんだけど、

もう自分のスタイル確立してるし、彼、それ程革新的なプレイは目指してないもんで、

だから、普段練習なんかしないでも、殆ど手なりで演奏できると思うんだけど、

その彼が、練習について言ってた言葉が、結構重くてね。

                                                         

「一日練習抜くと、下手になってるのが、自分で解るし、

二日練習しないと、女房にまでバレてしまうんだわ。

そして、三日も手を抜くと、客に知れてしまうんだよね。」

                                                         

ソニー・ロリンズの “モリタート” が収録されてるLPは、

自分が初めて買ったモダンジャズのレコードなんだけど、

彼、迫力ある物凄いガタイしてて、プレーもそのまんまの、

縦横無尽、天衣無縫のゴリゴリテナーの代表格って感じで、

当時、まさに超売れっ子の毎日を過ごしてたんだけど、

それがある時、誰にも言わないで、突然表舞台から姿を消してしまって、

どうしたんだあ? ってことで、何ヶ月も行方不明になってしまって、

そしたら、ある日、ブルックリン橋のたもと下で、

汚ない格好で、ひたすらサックス吹いてるヤツがいて、

そいつが、ロリンズだって分かって、アンタ何してんの? って聞いたら、

「ちょっと、練習。」 って答えたんだってさ。

                                                         

彼の演奏に関して、周囲は、何の不満も、問題も感じてなかったんだけど、

ロリンズ自身は、「俺は、まだまだダメだ。」 って、

ひたすら、スケール(音階)の練習してたんだってさ。

                                                        

ピアノの魔術師って言えば、リストっていうことになってるけど、

彼、どんな難しい曲でも、初見一発で弾きこなしたそうなんだけど、

更に、自らの超絶的なテクニックをひけらかす(?)為に、

これは、あんたらには弾けねえだろう、っていうほど難しい曲を作ってるんだけど、

今日、それをテレビの映像で見たんだけど、凄いね、手が3本要るね。

                                                         

そのリストが、テクニックと練習について、言ってるんだけど……。

「技巧は、機械的な練習ではなく、精神から生まれる。」

なるほど……。

                                                         

自分は、今までに、野球だとか、サッカーで、結構練習したことはあるけど、

全霊を込めてとか、死ぬ気で、っていうのは、実は経験なくて、

まあ力入ったというか、何となく研ぎ澄ませた気持ちでやったのは、

せいぜい、ピアノの聞き分けかなあ。

                                                        

今でも、スタインウェイとヴェーゼンドルファー、それにヤマハが、

世界の三大ピアノって言われてるんだけど、

全く理由は無かったんだけど、ある日突然、この三つを聞き分けてやろう、

って思い立って、半年くらいやってたら、間違うことも勿論あったけど、

何と、結構聞き分けられるようになって、俺は異常に凄いなって思って。

                                                        

ところがね、当然のことなんだけど、それを披露する場面なんか全くないし、

そもそも、一緒に音楽聴いてて、これはスタインウェイだね、なんて有り得ないでしょ。                                                       

要するに、よく考えたら、だからどうした? って種類の事柄なんだよね。

そう言えば、自分の人生も、だからどうした? って感じだよなあ、って妙に納得したな。

                                                                                                                  

そんな自分が、ボクサーの練習について言うのも、ちょっとハバカルんだけど、

やっぱ、手抜いたら、自分が一番解るんだろうね。

そこそこのレベルに達したとしても、基本を忘れたらダメなんだろうね。

テクニック身に付けるには、頭と心使った練習が必要なんだろうね。

                                                         

                                                         

2009年9月11日 (金)

後楽園ホール・9月10日

大和証券と三井住友銀行がケンカして、証券業務の提携を解除したってね。

そう言えば、三井住友銀行って、英語表示だと “SMBC” になってて、

Sumitomo Mitsui Banking Corporation ていうことで、つまり、

日本語表示と英語表示では、先頭に来る会社の名前が入れ替わってるの知ってた?

多分、お互いのメンツを通した結果なんだろな、って……。

                                                       

今回、三井住友が日興コーディアルに色目使ったのが、

大和証券が気に入らないっていう、まあ男女関係のもつれみたいなもんなのかな。

                                                       

今朝の一曲目は、Byrds の “Hey Mr. Tambourineman”

                                                        

もともとは、1965年のボブ・ディランのオリジナルなんだけど、確か、

その同じ年に、カバーされたと思うんだけど、そんな早いのアリなのかなあ。

                                                        

バーズは、分類的には、フォークロックなんて言われてた、ユルユル・ダルダル系で、

演奏も、ボーカルも、それに、彼らのファッションも、何となくダラーンとしてたな。

バースで好きなのは、あと一曲、“Turn Turn Turn”

                                                         

やっぱり行ってみるかって、後楽園ホールに行ったよ。

古家充君、橋本健夫君、大竹秀典さんが目当て。

                                                         

着いた時、二試合目の4Rだったんだけど、

この試合も、その後の試合も、それはそれで凄かったんだけど、

なんかみんな、ディフェンス全然で、だからお互いによく当たって、

全員、顔を腫らしてたな。

                                                        

◆古家充君(F・I)×橋本浩次君(国際)……SB 8R

6勝(2KO)5敗の22才・東京都と、6勝(2KO)3敗1分の27才・東京都。

                                                         

古家君、この後に出た守崎将己君に勝った頃は、エライ有望に見えたんだけど、

ここんとこ成績振るわないもんで、心配してるんだけど、

やっぱり、この日も変わり身見せてくれなくて、残念。

                                                         

相手の橋本君、見た目も構えもヒ弱そうで、

1R、1分過ぎ、古家君の左右を浴びて、もうヤバそうだったんだけど、

橋本君が踏ん張るっていうか、古家君の詰めが全く甘くて、

その後、息を吹き返した橋本君が、2R以降、攻勢に転じていって、

そこからは、この前の試合と同じようなグズグズ大作戦に突入してしまって、

結局、77-76、76-77×2 の1-2で、橋本君の勝ち。

                                                        

古家君、気持の方か、練習の仕方か、何か変えないと、ダメだと思うな。

復活の姿、見たいんだけどなあ。

                                                                       

◆橋本健夫君(金子)×上野隼君(本多)……F 8R

8勝(7KO)4敗の34才・大阪府と、6勝(5KO)3敗の24才・岩手県。

                                                         

自分、橋本君のことが異常に好きで、

何たって、アイドルボクサーが、ダルチニアンってことで、

34才にもなって、相変わらず、あんな倒すか倒されるか、なんてボクシング続けるし、

顔付も、笑顔もホントいいんだよなあ。

あれで、Webデザイナーなんだってさ。

                                                         

入場の際、観客席の外れに、以前彼に倒されたことのある、

角海老ジムの藤井龍二さんが立ってて、とにかく二人、丁寧に挨拶交わして、

それから、試合始まって、何と1R1分半で、終わっちゃたんだよなあ。

                                                       

つい最近の試合と全く同じで、気持よくブッ倒されてしまって、

それも、今回は2度ダウン喰らって、再開後またいいのを貰ったとこで、ストップさ。

                                                        

2回目のダウンの時、彼、赤コーナーに寄りかかって、両手をロープに置いて、

ホールの天井に目をやって、またやられちまったなあ、って感じになって、

レフェリーに、お前大丈夫か、やれるか? ってグローブ叩かれて、

彼勿論、ハイって頷いて、そのすぐ後、また上野君に殴られて、そこでお終いさ。

                                                        

橋本君、この日は、結局なーんにもできなくて、5敗目なんだけど、

どんなに負け続けても、自分、橋本君を見に行こうと思ってるんだわ。

ただ、勝ち負けがイーブンになったら、止めような。

それまで、あと3敗できるぜよ。

                                                         

◆タイ・タイ・タイ×千葉透君(国際)……W 8R

千葉君、9勝(7KO)2敗1分の22才・青森県。

                                                        

千葉君、超有望ボクサーなもんで、

こんな相手に調整登板してる場合じゃないと思うんだけどなあ。

                                                        

過去の2敗は、一昨年、新人王トーナメントの準決勝で、迫田大治さんに、

去年、出田裕一さんに、それぞれ、1-2 か、 0-2 の微妙な判定負けだけで、

もう見るからの猛者で、凄いよお、怖いよお。

                                                            

試合の方は、1R始まってすぐ、二人がガチャって打ち合ったらね、

相手のタイ人が、ゴロンてなって、それで終わりなんだわ。 開始30秒だってさ。

                                                          

千葉君の左が相手の肩口に当たったから、それで痛めたのかなあ、

って思ったんだけど、後で聞いたらね、そのタイ人、右を出した瞬間に、

自分で脱臼してしまったらしいんだわ、アホクサ!

それも、なんかインチキ臭くて、

ボコボコにされてケガする前に、切り上げたかったらしいよ。

                                                        

それにしてもさあ、勝った方に、どうも済みませんでした、

ってコメントさせるようなマッチメイク、すんなよなあ、って思ったね。

                                                         

◆大竹秀典さん(金子)×守崎将己君(キクチ)……B 8R

10勝(4KO)1敗3分の28才・福島県と、7勝(3KO)5敗1分の28才・福岡県。

                                                         

大竹さんの1敗は、一昨年、東日本新人王トーナメントの決勝で、

古口学さんに負けた時のもの。

そう言えば古口さん、どうしてんのかなあ?

                                                         

1R、お互いジャブの突き合いでスタートしたんだけど、

体格的には劣ってる、大竹さんの方が、的確に届いてるな。

この試合になって、やっとボクシングらしくなってきたよ。

守崎君、ストロークがデカイんだけど、一発の威力、ありそうだな。

                                                         

2~3R、何だか守崎君、大竹さんにビビってるようで、

左ジャブの次がなかなか出せなくて、その間、結構厳しいのを貰うことが多くて、

もう顔面が紅潮してるよ。

                                                         

3Rに入ると、格の違いみたいなものが、出てきてしまって、守崎君、顔腫れてるし、

大竹さんのコンビネーションに圧倒されて、八方塞がり状態だもんな。

                                                         

4R中盤過ぎからの、大竹さんのラッシュに、何だかストップかけられそうで、

もう簡単に決着付きそうだって思ったんだけど、これがなかなかで……。

                                                         

5R、6Rも同じような展開で、大竹さん、なんだか相手をなぶってるような感じに、

実際はそうじゃないんだろうけど、見た目、いたぶりボクシングなってしまって、

相手が困って大振りしてくるとこを、交わしざま当ててやれば、つまり、

左の捨てパンチで誘って、相手の右に合わせたり、

右をフェイントに使って、左を強打するとか、とにかく、

それで終わるっていうのに、全くカウンターらしきもの打たないんだよなあ。

                                                         

結局7R、もう衰弱ストップみたいなTKOで終わったんだけど、

あんなに弱ってる相手に、時間かかり過ぎだし、

だから、必要以上のダメージを相手に与え過ぎてしまって、

終わった時、守崎君、もう顔中血だらけでさあ……。

                                                         

それに大竹さん、そもそも、自分のリズムとタイミングでしか試合できないとなると、

先々行き詰ると思うんだよね。

風貌的にオールド・ファッションド・ファイターなもんで、

自分、好きなんだけど、ここで一皮むければ、タイトルも夢じゃないと思うんだよね。

                                                         

この日は、初めからこの試合でお終いにするつもりだったもんで、

ファイナルの清水智信さんの調整試合は見ないで、帰ったよ。

ドームの野球もなくて、オフトも終わってて、静かな後楽園界隈だったな。

                                                        

                                                         

2009年9月10日 (木)

後楽園ホール・9月9日

“’09 ’09 ’09” ってのは、ビートルズの高音質リマスターCDボックスの発売日で、

結構大騒ぎになってたらしんだけど、自分は、完璧な静観だったな。

全14枚の完全復刻ということなんだけど、自分、以前も書いてる通り、

後半の彼らには、全く興味湧かないもんで、半分以上が無駄になってしまうし、

特典として、彼らのレコーディング中の会話も聞けるってことだけど、

そんなの、ずっと前から持ってるし……。

                                                        

ネットでは、ビートルズのベストについての投票があって、

“Let It Be” “In My Life” “Hey,Jude” が、ベスト3ってことなんだけど、

“In My Life” は、大好きな曲だけど、2位には来ないと思ってるし、

1位と3位の曲は、i-pod にさえ入ってないもんね。

                                                         

世代を超えて受け入れられてるビートルズってのは、凄いと思うけど、

それぞれの世代によって、受け止められ方が、恐ろしく違うんだね。

まあ、個人によってもだと思うけどね。

                                                         

昨日は、戸高ジム主催のボクシングで、例の如く、

照明も音楽も派手派手で、4回戦から音楽と特別照明が付いてるし、

リングマットも真っ白な上、リング上の照明も眩しいくらいだもんね。

                                                         

その上、初めからラウンドガール付いてて、それも6人もいて、

角川春樹とか長淵剛やら、相撲取り、K1の連中やら、盛り沢山の上、

スポンサーには、フィールズとかドンキとかだもんね。

                                                         

去年までは、プロボクサーが10名ほどしかいなかったし、

勿論ランカーもいないし、A級が2名しかいないっていうのに、

人脈持ってんだね、どういう仕組みになってんだろね。

                                                         

エンタメ系ファッショナブルジムとしての面目躍如ってとこなんだけど、

ただ、このメンバーで、12,000円、10,000円、5,000円っていうのは、

どうかと思うんだよなあ。

                                                        

つまり、派手にやる分、客にシワを寄せてるって感じで、

そりゃあ客も敏感だから、試合内容と同じくらい、客の入りもパッとせず、

半分くらいしかいなかったもんなあ。

                                                         

赤青のコーナーも、いつもと入れ替えて、見にくかったし、

戸高ジムのボクサーの入場曲が、全部長淵ってのも、

自分、彼のこと好きじゃないもんで、うっとおしいったらありゃしない。

                                                        

◆周藤伊君(TI山形)×澤田純一君(セレス)……Mm 4R

1勝(1KO)無敗の18才・山形県と、1勝(1KO)4敗の24才・千葉県。

                                                        

周藤伊君、中国人かと思ったら、本名は伊藤周君なんだってさ。

澤田君は、初戦KO勝ちした後、3連敗して、ジム変わってまたKO負けして、

今回負けたら、もう止めるつもりだったっていうんだけど、

これがまあ、1Rに2回ダウンゲットして、TKO勝ちしたんだわ。

                                                        

勝った後、セレス会長と思いっきり抱き合って、異常なほど喜んでるもんで、

何か大袈裟なヤツだなあ、って思ったんだけど、そんな伏線があったわけで、

控え室への道も、泣いてたもんなあ。

                                                         

◆神崎宜紀君(戸高)×小池浩太君(ワタナベ)……L 8R

6勝(4KO)3敗1分の27才・北海道と、9勝(3KO)4敗の26才・千葉県。

                                                         

1Rから一見派手に打ち合うんだけど、残念ながら、二人とも、当て勘良くないし、

パンチ力もないもんで、見た目よりワクワクしないんだけど、

とにかく気持ちは出てたリング上。

                                                        

サウスポーの神崎君の方が上背あるんだけど、右ジャブ全く出さないもんで、

常にプレスをかけられてて、きっかけ待ちのボクシングに終始。

                                                          

小池君も、そこからの技が全く不発で、お互いに決め手に欠けるラウンドが続いて、

甲乙付け難いほど、盛り上がらない攻防が延々と、ホントにA級かあ、って。

この日のタイムキーパーは、二人とも新人で、ゴングも怖々叩いてるみたいで、

試合と同じように、スカ繰り返してたな。

                                                         

8Rはもう、グズグズで、どっちでもアリみたいな感じで、

やっぱり、77-76、76-77、76-78の2-1で、小池君。

二人とも、疲れたろなあ。

前向きな闘志は十分だったけど、もう少し、技術を習得した方がいいと思うな。

                                                         

◆吉田ARMY真君(戸高)×横尾貴浩君(横浜さくら)……Mm 8R

6勝(4KO)2敗2分の26才・北海道と、6勝6敗1分の26才・山形県。

                                                         

今まで戦ってきた相手が違うし、ここは吉田君が圧倒するって思ってたんだけど、

それは勝負事、なかなかシナリオ通りにはいかなくて、ハッキリ言って苦戦。

                                                         

横尾君、パンチ力ないんだけど、信じられないくらいのタフガイで、

打たれても殴られても、絶対下がらなくいし、

リーチが短いもんで、接近しなくちゃどうにもならないもんで、

食い下がる押し込むで、ちょっと感動的だったよ。

                                                         

4Rまでは、吉田君、余裕持って試合進めてて、たまに、サウスポーにチェンジしたり、

一発いいのを当てた時、スピード上げて倒しにかかるんだけど、

その度に、横尾君が必死に踏ん張るもんで、そんなのが何回も続くもんで、

段々疲れていってしまったのか、それまで、鋭い左ジャブで距離取ってたのが、

思うようにいかなくなって、渋々の接近戦に持ち込まれてた感じだな。

                                                          

5~6ラウンド以降は、吉田君、完全に相手の土俵でのボクシングになってしまって、

地力あるからなんとかなったけど、あれは彼の試合じゃなかったな。

                                                          

結局、79-74、78-74、77-77の 2-0勝ちだったんだけど、

例のレフェリーのイーブンてのは、何を見てたの、って感じで、

彼の場合、擦ったり、撫でたりもポイントになるのか、って思ったね。

自分がイメージしてた内容とはほど遠かったけど、

でも、ポイント的には簡単な試合じゃないの。

                                                         

◆ガンバレ将太君(戸高)×宜志冨昭誠君(協栄カヌマ)……51.5kg 6R

4勝(2KO)1分の25才・東京都と、4勝(1KO)1敗1分の22才・沖縄県。

                                                        

この試合、何だか吉田君の試合と似てて、あんまり上手じゃないんだけど、

スタミナ王者って感じの宜志冨君に、将太君、結構苦戦するんだわ。

                                                          

そもそものバランス、将太君抜群だし、手足も長いんだけど、

それを十分に生かしきれないで、ちょっと残念な展開だったんだけど、

とにかく二人とも、それまでイーブンできた最終ラウンドみたいに、

1Rからフルスロットルで、見てて気持ちいい、気持いい。

                                                         

だけど、将太君、ちょっと真っ直ぐ下がり過ぎで、もっと左右に動いて、

右アッパー使えばいいのに、って思うんだよね。

                                                         

5Rまで、上下のバランスが良くなくて、決定力はないものの、

プレスのきつい宜志冨君に、将太君、ちょっと辟易気味だったんだけど、

その終盤、やっとアッパーを多用するようになって、

コーナーに追い詰められながらも放った右アッパーで、

宜志冨君のマウスピースを吹っ飛ばして、やっと本領発揮で、6Rを終了。

                                                         

59-55×2、58-56 の3-0 圧倒勝ち。

この子は、強くなると思うんだけどなあ。

                                                        

◆音田隆夫さん(一力)×何チャラ韓国……71kg 8R

19勝(14KO)7敗の34才・鳥取県と、5勝5敗の31才。

                                                         

音田さん、こんなとこに出てきた。

                                                         

彼、試合後、自分でも言ってたんだけど、

KO勝ちできない時は、殆ど判定負けって、凄いよね。

34才になってまだ、倒しに命かけてるんだからね。

                                                         

ただ、この試合は、全く話になりそうになかったもんで、ちょっと別の事してたら、

ホント1R、1分過ぎで、終わっちゃったね。

                                                         

試合は、全く見てなかったけど、入場曲には驚いたなあ。

ディック・デイルの “The Wedge” って曲で、勿論そのカバーバージョンなんだけど、

もう50年以上前の、ギターインストロメンタルなもんで、自分はここで興奮したな。

                                                         

◆中岸風太さん(戸高)×内田義則君(セレス)……Fe 8R

15勝(8KO)2敗1分の22才・石川県と、8勝(4KO)3敗の25才・茨城県。

                                                         

中岸さんクラスの移籍だと、結構金かかってるんじゃないかなとか、

すぐ近くで、長淵剛も見てるし、力入るんじゃないかなあ、って見てたら、

案の定、中岸さん、力入り過ぎの、舞い上がり過ぎで、

初めからお終いまで、空回り、空回り。

                                                         

内田君の方は、初め明らかに、名前負け、威圧されっ放しの、

どっちかって言うと、ビビリスタートだったんだけど、

中岸さんが、とっても解りやすいボクシング、つまり、

ガードがら空きの、派手な一発狙いの雑雑で、バランスの悪い、

とにかく、見栄えだけ重視したボクシングを続けるもんで、

途中、とてもいい左ボディ決めて、これが活路じゃないかって、見えたんだけど、

それもすぐ止めてしまったもんで、

何となく見えて来て、相手の打ち終わりを詰めて、左右のフック振り込んで、

ラウンドが進むにつれ、結構自信付けて、善戦するようになっていったんだわ。

                                                         

セコンドがどんな指示出してたか知らないけど、

中岸さん、結局最後まで、こんな調子で、あれ、あれ、あれ、なんだわ。

                                                        

終盤は、疲れてしまったようで、逆にプレスかけられる場面も多くなっていって、

結局、何の見せ場もないまま、8Rも無事終了。

78-76、77-76、76-77 の2-1 で何とか勝ちを拾ったって感じだったな。

                                                        

この日の試合、吉田君と将太君、それに中岸さんが目当てだったんだけど、

三人とも消化不良で、自分が不利じゃないかって思ってたボクサー達が、

健闘したんだよね。                                                         

でも、結局、観客の入りと同じで、何かパッとしない試合ばっかりだったなあ。

                                                          

ああ、そう言えば、ホールで角海老ジムの斎藤直人さんに会ったよ。

ちょっと話をしたんだけど、彼、故郷に帰って学校の先生になるかも、

なんて言ってて、やっぱり、辻さんの試合見て、考えてしまったらしいし、

ボクシングに対する気持ちにブレが出たみたいだったね。

                                                         

彼、もともと激闘派じゃなくて、なんかヒ弱な感じさえしてて、

日本ランクの3位まで登り詰めるなんて、とても思えなったんだけど、

よく頑張ったよなあ。ホント、大したもんだと思うよ。

最後にタイトル戦やって、とも考えるけど、気持の問題があるから仕方ないか。

                                                         

オレンジのトランクスで、両足ピョンピョンのフットワークで、

スーッと、ボディストレートが伸びるのが、いい時のバロメーターで、

とにかく、勝っても、負けても、よく泣いてたよなあ。

直人君、これからも頑張ってね。

                                                         

                                                         

2009年9月 9日 (水)

エキサイトマッチ・まとめて…。

モップスの “たどりついたらいつも雨降り”

                                                         

当時の、いわゆるグループサウンズの中で、まともだったのは、

今でも、ゴールデンカップスとモップスだと思ってるんだけど、

この二つは他とは比較にならないほど、サウンド的にシッカリしてて、

ボーカルだけじゃなくて、とにかくベースが抜けてたね。

                                                       

特に、ゴールデンカップスのベーシストは、ハーフみたいだったけど、

彼のランニングベースは、もしかしたら、

P・マッカートニーや、B・ワイマンを、超えてたんじゃないかって思ってるんだわ。

                                                         

モップスのこの曲も、一番印象的なのは、ベースの音で、

自分は、そのベースラインだけを追っかけて聞いてたな。

あの頃の日本人の中に、こういう音作りをしてたのがいたのに驚いたもんだよ。

                                                        

ボーカルの、鈴木ヒロミツは、歌が上手ければ、不細工でもリードボーカルOKなんだ、

っていう走りだったんだけど、その後は俳優に転進して、もう死んでしまったけど、

ちょっとしたバイプレーヤーだったよね。

                                                          

二週間分溜まってたエキサイトマッチをまとめて見たんだけど、

いろいろ面白かったよ。

                                                       

◆ウルバノ・アンティロン×ミゲール・アコスタ……WBA L タイトルマッチ

26勝(19)無敗の26才・1位と、25勝(19)3敗2分の31才・3位。

                                                       

二人とも、白のエバーラストで、とにかくグローブがデカク映るもんで、

まるで、アマチュアの試合みたいだったよ。

それと、メキシコのリングマットは、もう、とにかく小さな広告だらけなもんで、

ごちゃごちゃして、汚ったないんだわあ。

観客の殆どが、アンティロン応援なんだけど、

自分も、これはアンティロンの圧勝じゃないかって思ってたな。

                                                         

1~2R、やっぱり、アンティロン、接近戦に持ち込もうとするんだけど、

アコスタの方が、徹底して距離を保つもんで、アンティロン、プレスかけるんだけど、

フットワークの速さは、アコスタが圧倒してるもんで、なかなか捕まえられなくて、

その間の出入りばなに、軽いんだけど、素早い連打をバチバチ当てられて、

アコスタのパンチ、物凄く多彩で、ガードの隙間を突くように、

角度とストロークを工夫して、二種類の左フックと、三種類の右アッパーを駆使して、

こいつ、強いぞ、ただのアウトボクサーじゃないんだわ。

                                                       

3~6R、アンティロン、とにかく距離潰して、殴り合いに持ち込まなければ、

何にも始まらないってことで、ひたすらゴリゴリ行くんだけど、

その度に、スルリって交わされてしまって、

かえって、詰める過程で、アコスタのキレのいいのを何度も喰らうもんで、

ありゃあ、顔大分腫れていって、何処にも、何にもいいとこがないんだわ。

                                                       

7R、もう、アッタマ来たって感じで、アンティロン行くには行くんだけど、

もう、殆どやられ放題で、山ほどの左を喰らい続けたもんで、右目ふさがりそうだし、

8Rも、同じような展開なもんで、会場は静まってしまうんだけど、

それにつれ、反対に、アコスタのアッパー、ますます輝きを増していって、

例えロープに追い詰められ気味になっても、色んな角度から、短いストロークで、

シュンシュンって振り放って、上手いんだわあ。

                                                       

そして、9R、もう、ブチ倒すより他ないって、アンティロン、最後の力絞って、

詰め寄って、詰め寄って、ぶん回すんだけど、全く当たらなくて、

ここまでで、かなり打ち込まれて、ダメージも溜まってるもんで、

イメージ通りに体動かないみたいで、それでもニュートラルコーナーに、

相手を追い詰めるんだけど、その瞬間、あと残り1分くらいにのとこで、

またもや、またもやのアコスタの右アッパーが、短くシュンって振られて、

ちょっとかすっただけかって見えたんだけど、アンティロン立ってられなくて、ダウン。

何とか、カウントナインで立ち上がるんだけど、体ユラユラしてて、もうダメ。

アコスタ、凄かったね、ヤツは、ホントのアウト・ボクサーだね。

                                                          

◆クリストバル・クルス×ホルへ・ソリス……IBF Fe タイトルマッチ

38勝(23KO)11敗1分1NCの32才・チャンピオンと、

37勝(27KO)1敗2分1NCの1位。

                                                         

二人とも、赤のエバーラスト。

11敗もしてるチャンプも珍しいね、

一方のソリス、1敗は、あの、パッキャオだけなんだってさ。

                                                           

この試合、結局、113-110×2、113-111の3-0で、

クルスの防衛なんだけど、ポイントで判るように、これがまたヒデエ試合でさあ。

                                                        

とにかく、試合をダメにしたのは、クルスの方で、

こいつ、とにかく、頭下げて、突っ込んで、突っ込んで、っていうより、

飛び込みざまに殴る、って戦法しかなくて、まるで素人の街中のケンカみたいで、

途中、ソリス投げ飛ばして、減点喰らうは、やたらスリップばかりしてるは、

見ててつくづく思ったんだけど、まるで亀田次男坊と、渡邊一久さん、熊野和義さん、

それに吉田健司さんを混ぜたようなボクサーなんだわ。

こんなこと17年間もやってんのかなあ、ってシミジミ思ったね。

                                                             

掛け率は、7:2で、ソリスの方が優勢予想だったんだけど、

彼も、クルスの乱闘作戦に巻き込まれてしまって、3Rに投げ飛ばされた後、

4Rと5Rに、思いっ切りのローブローかましてしまって、

ホントに、もろにポコチン直撃だったもんで、2回とも2点の減点喰らってしまって、

もう、お互い、ボクシングじゃないみたいになっていって、

お前ら、グローブなんか外して、素手殴り合えば、ってな感じなのさ。

                                                       

でも、とにかくこんな調子で12Rまでいって、

こっちは、何とかクルスをブチ倒してくれないかなあ、って思ってたんだけど、

最終ラウンド、あと一歩のとこで、時間切れゴングで、終わったんだわ。

ああ、疲れた。

                                                          

◆アンドレアス・コルテク×アミール・カーン……WBC SL タイトルマッチ

31勝(13KO)2敗1分の31才・チャンピオンと、

20勝(15KO)1敗の22才・5位。

                                                       

二人ともアマチュア100戦の戦績もってて、コテルニクは木村登男さんを倒したし、

カーンは、マルコ・アントニオ・バレラに勝ってる。

コテルニクは、赤のレイジェス、カーンは、珍しいね、白黒のリーボック。                                                          

イギリスの試合なもんで、チャンプの完全アウェイで、

1Rから、もう観客、大騒ぎなのさ。

                                                          

地元のカーン、とにかく早くて、まるでバンタムくらいの動きするんだわ。

コテルニク、距離縮めたい、カーンは距離取りたい、って、

こういうの、さっき見たぞ、って、そう、アンティロンとアコスタの試合と同じなんだわ。

さっきは、距離取りたい方が勝ったから、今度は、距離縮めたいって方に、

何とか勝って貰いたい、どうやってアウトボクサーを攻略するのか見せてくれ、

って感じだったんだけど、コテルニク、思いの外の期待はずれで、

たまに攻勢には出るんだけど、あまりにも攻守がハッキリしてて、

つまり、今度は僕が打つからね、それが済んだら君が打ってもいいよ、みたいな、

少し打ったら、ガード固めて、ひたすら相手の攻撃をやり過ごす、ってのが続いて、

カーンの左、ガンガン打ってくるから、それに合わせて右フック打てばいいじゃん、

って思うんだけど、とにかく相手が攻めてる時は、ひたすら沈黙なんだもんね。

                                                          

そんなにクリーンヒットしてる訳じゃないんだけど、あれだけ手数出してれば、

だから当然、攻勢点は全部、カーンだもんね。

                                                         

7R、いくら軽く打ってるパンチでも、あれだけ当てられれば、やっぱりねって感じで、

コテルニクの顔、段々紅潮していって、ハッキリ腫れも出てきて、

相変わらず、カーンのスピード落ちないもんだから、コテルニクもやりようがなくて、

それまでも、戦略的な指示、何も出さなくて、ただひたすらチャンスというか、

幸運を待ってるだけのセコンドも無能にしか見えなくて、

あんだけポイントリードされてんだから、もう、少し無茶して乱暴に、

ガチャガチャ行かせなくちゃいけないと思うんだけど、

もうこのままじゃ、明らかに負けるってのに、

この期に及んでも、まだ相変わらず、ドイツボクシング続けさせるってのは、

あいつら、ホント頭悪いな、としか思えなかったな。

                                                                                                                   

それと、ファイターに成り切れない、ボクサーの限界というか、

悲しさ、つまんなさをシミジミ感じたな。

                                                        

次は、コテルニク対アンティロン、カーン対アコスタの試合が見たいなあ。

同じWBAだし、階級上げるか、下げるかしてさあ。

                                                         

                                                         

2009年9月 7日 (月)

雑、雑、雑……。

【苦楽園ホール】

知り合いから連絡あってね、昨日のコラムのタイトル、間違ってるよ、って。

“後楽園” のところが、“苦楽園” になってるって……。

                                                        

他にも気が付いた人、いるかも知れないけど、あれはね、実はわざとやったんだわ。

“苦” ってのは、苦しいってことではなくて、苦々しいってニュアンスで、

“楽” は、楽しいってことで、つまり、5日の後楽園ホールは、

苦々しい試合もあったし、苦々しい観客もいたけど、

だけど、楽しくなる試合もあった、っていう意味を込めたんだよね。

                                                         

【トンカツ屋】

あそこで35年もやってて、勿論、自分はそんなに長くは通ってなかったけど、

それでも、もう何年も行きつけにしてたトンカツ屋が、閉店してしまった。

                                                        

ウィークデイは、並ばないと食べられない店で、

だけど、並んでまで食事するっていうのは、自分の流儀じゃないもんで、

土曜日に通ってたんだけど、8月29日に行ったとき、ボソッと、

もう止めようと思うんだよね、って言ってたんだけど、5日に行ってみたら、

8月末をもって閉店します、って貼り紙があって、突然だったなあ。

                                                        

そう言えば、今年の春先、体壊して入院してたし、もう65才過ぎてたし、

引き際だったんだろうなって……。

                                                          

それにしても、あのオヤジ、最後まであんな感じで、生真面目の客あしらい下手で、

だから、いらっしゃいませ、さえ言えなくて、

初めは職人気質装った、生意気なオヤジかと思ったんだけど、

実はただのテレ屋で、不器用なだけだったんだわ。

                                                        

ずっと以前、今日はソースの味、ちょっと違うんじゃない、って言った時、

普通トンカツソースってのは、幾つかのソースをブレンドして作るんだけど、

その後の攪拌が足りなかった、っていうことが判って、

それで、自分のこと認めてくれたというか、話するようになって、

いつだっけか、このロース、肩の部分か尻の部分か、判るかって聞いてきたもんで、

それを当てたら、もっと親しくなっていって、最近では、自分専用のメニュー、

つまり、ロースカツ定食にカニコロッケを一個追加セットにして貰って、

そんなことするオヤジじゃないもんで、何となく不思議な関係維持してきたんだけど、

あの野郎、ホントに止めて、風のようにいなくなってしまったな。

貼り紙には、“都合により”の前に“一身上の”ってのが書き加えてあって、

やっぱり、健康の問題だったんだなあ、って……。

                                                        

これで、てんぷら屋とトンカツ屋が、自分の手の内から無くなってしまったな。

                                                         

【競馬】

昨日の日曜日、新潟競馬10レースをゲットして、この日の回収率、395%。

8月の月間通算回収率は、約81%で、つまり吐き出しに終わったんだけど、

もともと夏競馬は、あんまり得意じゃないもんで、これくらいで済んで、軽傷、軽傷。

9月、まずは順調な滑り出しで、今年こそ、3連複の鬼と呼ばせてみせる。

                                                         

【イギリスでのビートルズ、シングル・ベストテン】

(1) She Loves You

(2) I Want To Hold Your Hand

(3) Can't Buy Me Love

(4) I Feel Fine

(5) Day Tripper

(6) Hey Jude

(7) From Me To You

(8) Help!

(9) Hellow Goodbye

(10)Get Back

                                                        

【9月9日の後楽園ホール】

この日の、自分的注目ボクサーは、吉田アーミー真君と、中岸風太さん。

                                                        

吉田君の相手、横尾貴浩君、以前新人王の準決勝まで行ったんだけど、

その後は、田中教仁さんや、濱中優一君、原島暁君に負けた試合しか記憶になくて、

ゴメン、ここでは、吉田君の圧勝を期待したいな。

                                                         

中岸風太さんは、久し振りの後楽園ホールなんだけど、今度の相手、

内田義則君だと、ちょっとシンドイかな、って思うんだよね。

                                                        

内田君、3年ほど前、角海老の青木幸治君に負けた後、早坂真佳君に勝ったのと、

去年、人見斉光君に敗れた試合を記憶してるんだけど、彼が勝つとしたら、

中岸さんが、移籍後初の、久し振りリングってとこだと思うけどね。

                                                         

そう言えば、戸高さんとこのジムだから、近藤トレーナーも来るかな。

あそこの特別会員の待遇って、どんなもんなのか聞いてみたいんだわ。

                                                        

                                                         

2009年9月 6日 (日)

苦楽園ホール・9月5日

ソニー・クラーク・クインテットの “Blue Minor”

アルバム、「Cool Struttin'」 の中の収録曲で、ソニークラーク(p)、

ジャッキー・マクリーン(as)、アート・ファーマー(tp)、ポール・チェンバース(b)、

フィリー・ジョー・ジョーンズ(d)の演奏で、1958年の録音。

                                                        

みんな好きなプレーヤーなもんで、安心して聞ける10分間。

スローテンポのマイナーキーの曲なんだけど、一番の聴きどこは、

やっぱ、J・マクリーンのアルトサックスで、透明度は高くないんだけど、

ちょっとささくれ立った、つっかかるような、切ない音色に虜になるんだな。

                                                         

昨日は、亀田さんとこの興行も、テレビでやってたんだけど、

その時間帯は、石川遼クンのゴルフ見てたな。

その後、ちょっと片付け事してたら、ホールに着いたのが6時半近くになってしまって、

第二試合の第2Rやってるとこだったな。

この日は、4回戦なしの、6試合全50ラウンドっていう、見やすい構成。

観客1,650名ってことで、これも、なかなか見やすい空間だったな。

                                                        

◆原純平君(大橋)×鳥海純平君(T&T)……SFe 8R

7勝(6KO)2敗1分の24才・神奈川県と、11勝(4KO)10敗2分の27才・神奈川県。

                                                         

純平対決なんだけど、鳥海君、最後までちょっと消極的な印象が強くて、

前半はカウンター主体に進めたんだけど、長いリーチを活かし切れず、

ショートブローがあんまり上手くもないもんで、

近くでやりたがる方の原君に、ずっと試合を支配されてたな。                                                        

その原君、軸がシッカリしてて、とてもタイトに振ってるのが、見てても気持いい。

                                                         

6R、鳥海君、出血してから、大分積極的になったんだけど、残念ながら、

ポイント挽回するまでには至らず、更にスピードを上げた原君に圧倒されて、

真面目過ぎるボクシング、簡単に相手に読まれてしまって、

結局、原君の3-0勝ち。

                                                        

◆名取耕平君(大橋)×船井龍一君(ワタナベ)……B 8R

8勝4敗1分の27才・神奈川県と、9勝(6KO)4敗の24才・東京都。

                                                         

船井君は、この日注目してた一人で、2007年の東日本新人王の準優勝者。

見た目ごく普通の子で、何となく、ごく普通のボクシングをするんだけど、

なんか気になってるボクサーで、気持を内に抑え込んで、黙々と戦うタイプで、

天性の強いパンチが当たると、あっという間に相手を倒してしまうんだけど、

上手くいかない時は、普通に負けてしまうんだわ。

                                                        

序盤、名取君、細かく動いて、鋭く振るんだけど、残念ながら、

ちょっと当て勘良くないし、パンチに重みがないもんで、

相手にダメージを与えるまでにはならなくて、1~2Rは、ほぼ互角かな。

                                                        

3R、ウワーッ、船井君、いいの当てたぞ、って思ったら、

もう、名取君ダメで、殆ど一発だけで、倒れた瞬間のノーカウントのTKO勝ち。

                                                          

彼、ちょっと変われば、大化けするんじゃないかなあ。

12月に、角海老の井川政仁君とやるみたいだけど、これは面白いぜよ。

                                                         

◆翁長吾央さん(大橋)×柳直大君(新田)……52.0kg 8R

13勝(9KO)1分の29才・沖縄県と、8勝(4KO)9敗の33才・神奈川県。

                                                         

この試合、翁長さん、久し振りの日本人相手なんだけど、

申し訳ない、柳君ちょっと力不足で、こっちも、それほど力入らなかったんだけど、

翁長さんが、どんな勝ち方するかだけが、ポイントで、

4R以上の試合になったらダメだぞ、って見てたんだけど、

3R、30秒過ぎに、またもやの、いきなりの左フックで、

それまでに、1Rで二度のダウンを奪ったパターンと、まったく同じなんだけど、

とにかく、それで、もう止めな、ってレフェリーに言われてストップ終了。

                                                        

翁長さん、この日、いきなりのオーバーハンド気味の左は、とっても良かったけど、

だけどあれは、相手が今一つだったから、当たったようなもんで、

そもそも、ワンツーはあんまり良くなかったし、

相手のパンチを交わしざまに打つ、左はことごとく外れてたよなあ。

やっぱり、奈須勇樹さんとの再戦が見たいなあ。

                                                        

◆岩佐亮佑君(セレス)×何チャラ・インドネシアン・豆タンク……B 8R

岩佐君、多分いいボクサーだと思うんだけど、

日本人とやらないで、アジア人とばっかりなもんで、よく判んないんだよなあ。

何だか亀田ジムタイプのボクサーみたいで、

つまり、身内だけが面白がってるって感じで……。

                                                        

この日も、相手の豆タンク、パンフでは、10勝(4KO)17敗って書いてあったけど、

リングアナは、何と、49勝(13KO)18敗1分って言ってたし、

インドネシアチャンピオンって、ホントなの? って感じなのさ。

                                                         

始まってみるとね、これが稀に見るヒデエ試合で、

とにかく、相手が打ってこないんだわ、何か予めの約束があるみたいだったよ。

2Rまで見てたんだけど、とても耐えられなくなって、休憩に突入。

これが、セミファイナルってかあ。

                                                        

◆八重樫東さん(大橋)×金田淳一郎(白井・具志堅)……Mm タイトルマッチ

11勝(7KO)2敗の26才・岩手県と、19勝(12KO)3敗1分の27才・大分県。

                                                        

昔、八重樫さんが6戦目か7戦目で、イーグルに世界挑戦した時、

あんた10年早いよ、ってイーグルにやられた時は、ザマ見ろって思ったんだけど、

顎の骨粉砕されたのに、立ち直って、また頑張り直してるのを見てたら、

何だかドンドン気持が傾いていって、今じゃ大ファンになってしまったんだわ。

                                                         

で、金田さんも好きなボクサーなんだけども、

勘弁、今日のとこは自分、八重樫さんの方を応援するわ、って……。

すぐ隣に、偶然、鬼ヶ島竜さんがいたんだけど、

彼は、金田さんに勝って欲しいようなことを言ってたな。

                                                        

1R、やっぱり八重樫さんの方が肩巾も広いし、

ガタイの作り自体が、デカいし、ガッチリしてるな。

一方の金田さん、色も白いし、ちょっと小ぶりで、一見ひ弱そうなんだけど、

これがまあ、あれで意外の、接近戦得意の倒し屋なんだよなあ。

                                                         

2~3R、スピード系剛腕タイプの八重樫さんと、

インサイド切れ込み突き刺し系の金田さん、

二人とも、自分のスタイル貫いて、甲乙付け難く、

ちょっとだけ、八重樫さんの方が試合をコントロールしてるかな、って。

                                                        

4~5Rになって、八重樫さん、攻撃のパターンを広げていって、

それに比較して、金田さん、ちょっと単調に見えたんだけど、

一発でも当たれば、展開が急反転しそうで、目が離せない攻防が続いてる。

                                                         

5R終了ゴングが鳴った時、金田さんの大きく振った左フックが、

八重樫さんの頭をかすったんだけど、金田さんグローブ差し出して、

ちょっと、ゴメンってポーズして、八重樫さん、いいよいいよ、ってグローブ交わして、

二人とも、とても感じいいんだなあ。

                                                       

6R~7R、八重樫さん、一層出入り早くしていって、左右の動きも良くなって、

下がりざまに打つパンチにも力がこもってるし、

接近戦になっても、腕を小さく畳んで打ち下すのも、とっても上手で、

7R後半からは、パンチの強弱っていうか、メリハリが抜群になっていって、

見映え的にも、完全に、金田さんを圧倒していったんだわ。

                                                        

8R、八重樫さん、見た目、小堀さん系の半開き目付の、

もともと腫れぼったい顔付なんだけど、

それに対し、金田さんは、シュッとした端正な顔してるんだけど、

結構打たれ続けてるもんで、段々腫れぼったくなっていったよ。

揉み合った際、八重樫さん、左目の上をバッティング出血。

                                                        

9R、八重樫さん、左顔面をツーッと血が流れて、ちょっと気にしてる。

金田さん、ここまでで、かなりポイント取られてるの知ってるもんで、

ドンドン攻勢かけていくんだけど、八重樫さん、やっぱり尋常じゃなくて、

金田さんのいいとこ、次々潰していって、ラウンドの山作るの、上手いんだなあ。

このラウンドの終盤、八重樫さんのラッシュに、一瞬、ヤバかったんだけど、

金田さんもさすがだね、思いっきり踏ん張って、打ち返していったもんね。

                                                        

いよいよ10R、お互い、ここまでで一体、何百発パンチを打ち合ったんだろうか、

もう息が上がってしまって、それでも、二人とも全く手を抜かなくて、

八重樫さんも、口空きながらパンチ振り出して、

もう圧倒的にポイントアウトしてるんだから、無理しないでいいのに、って思うのに、

足止めて殴り合うんだもんなあ。                                                         

金田さん、ブッ倒さなければ負けるって、渾身の力で振ってるんだから、

危ないのに、やるんだよなあ、男だなあ。

                                                         

結局、98-92×2、99-91の圧倒 3-0 判定の試合だったんだけど、

互いにかみ合った、クリンチや、ゴニョゴニョも、逃げ逃げも全く無い、

飛び抜けていい試合だったよ。                                                         

多分、有明辺りのイベントより、860倍は面白かったと思うな。

                                                        

それからね、この日、自分、二度も席を移動したんだけど、

一回目は、どっかのジムの関係者が二人、客席に入り込んで来て、

周りが、真剣に試合見てるのに、初めに 「船井って強いの?」 で始まって、

後は全く試合見ないで、延々と、この間の選挙のこと、デカイ声でしゃべりっ放しで、

今までなら、あんたら、試合に興味ないんなら、ロビーでしゃべってろ、

って言うとこなんだけどね……。

ちゃんとしたジムの人達は、絶対あんなことしないけどね。

                                                         

そして、自分が席移ったとこへ、今度は男女のペアが横にやって来て、

こういうことよくあるんだけど、

男が、ボクシングのこと、知ったかぶりに、これまた延々と講釈始めて、

もうウンザリするほどで、またもやの席替りさ。

                                                         

あんたら、うるさ過ぎだわ、も少し静かにしてよ、って言うこと多かったんだけど、

最近は、大分大人になったもんで、それに、いちいち言ってもキリないもんで、

自分が、ホール内を転々とすることが多くなったなあ。

                                                         

それにしても、八重樫さん、いい試合見せてくれて、ありがとね。

                                                        

                                                         

2009年9月 5日 (土)

榎さん、いいらしいよお!

ジョージ・ハリスンの “バングラディッシュ”

勿論、スタジオ録音バージョンではなくて、コンサートのライブ盤の方。

                                                         

これは、1972年、バングラディッシュの難民を救済するために、

G・ハリスンが、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、リンゴ・スター、

ビリー・プレストン達に呼びかけて開催された、チャリティコンサートのアンコールで、

歌われたものなんだけど、その時の模様が、“バングラディッシュのコンサート”

ってタイトルで映画公開されて、自分、封切り初日に並んで観たんだけど、

その時のG・ハリスン、思いっきりの長髪で、髭生やしてて、真っ白なスーツで、

ちょっとキリストみたいな見栄えで、もともと喉強くないのに、声一杯にして歌ってって、

リンゴ・スターも、もう一人のドラマーとツインで、思いっきり力入ってって、

ああいう種類のコンサートの先駆けだったし、感動したっけなあ。

                                                         

暫く引っ込んでたB・ディランも、G・ハリスンの誘いだからって、出て来たんだし、

E・クラプトンの、“While My Guitar Gently Wheeps” も良かったよなあ。

                                                          

あの時、実はG・ハリスン、ジョン・レノンにも声を掛けたんだけど、

ジョンが、オノ・ヨーコもステージに上げるのにシコッタもんで、

そんな事をしたら、他のメンバーに申し訳が立たないでしょってことで、

結局、遠慮して貰った、っていう経緯があったんだけど、

そん時、あたしは上がんなくてもいいから、あんたやんなさいよ、って言えねえかなあ、

って、前から嫌いだったけど、自分、オノ・ヨーコを完璧に切り捨てたっけな。

                                                        

とにかくね、そのコンサートはね、アンコールの時が尋常でなくて、

みんなが戻って来て、アンプにジャック差し込む時の音も、とってもリアルで、

観客の大騒ぎが地鳴りみたいで、聞いてると、ちょっと鳥肌立つよ。

                                                       

ところで、榎さんのことなんだけどね、

ここんとこ、凄く調子いいみたいでね、

加藤善孝さんもスパーリングやった後、二階級下には思えなかったって言ってるし、

昨日は、帝拳へ出稽古に行って、松田直樹さんとスパーやったんだけど、

見てた人の話を聞いただけなんだけど、思う存分の、いい動きしてたらしいよ。

そばで、粟生隆寛さんも、食い入るように見てたってね。

それからね、長谷川穂積さんからも、スパーリングを依頼されたらしいんだけど、

どうなるのかなあ、見たいなあ。 

榎さんもやってみたいって、思ってんのじゃないかな。

小堀佑介さんと、E・バレロのスパーも凄かったからなあ。

だけど、今度の相手は、サウスポーじゃないからなあ。

                                                        

いずれにしても、

細野悟さんも、足止めて打ち合う方だし、10月10日は、もの凄い事になりそうだな。

                                                        

                                                         

2009年9月 4日 (金)

明日のボクシング

The Rolling Stones の “Get Off Of My Cloud”

今、ストーンズって言えば、もう40年も前に死んだ、

ブライアン・ジョーンズの死因に不審なとこがある、ってのが話題になってるけど、

当時は、彼、ヤクでラリってプールに落ちて水死した、って聞いてたんだけどなあ。                                                        

そもそも、イギリスには時効制度がないのかなあ、とも思うんだけどね。

                                                        

B・ジョンーズってのは、リズムギター担当してて、あんまり目立たなかったんだけど、

何となくバンドリーダー的な存在で、仕草がとても渋かったんだわ。

                                                         

日本でも、スパイダーズとかテンプターズの中に、彼のファッションとか、

プレースタイルを真似たのがいたけど、そいつらのカッコ悪さは、度を越えてたね。

かまやつひろし、とか……。

                                                         

ストーンズのエライのは、60才過ぎても、シンプルロック一発のままってとこで、

その点からすると、変な精神主義入れてみたり、やたら能書きが多くなって、

なおかつ音をいじり過ぎていった、後期のビートルズとは大違いなんだな。

                                                         

ストーンズの魅力っていえば、勿論、ミック・ジャガーのボーカルにもあるんだけど、

自分は、チャーリー・ワッツのドラミングが、今でも異常に好きで、

初期のリンゴ・スターみたいに、若干後乗りで、なるべく少ないショットで効果を出す、

みたいなとことか、スネアの張り方を緩めて、全体の音質も重くしてるとことか、

プレイしてる時の、普通に不機嫌そうにやってる様子とか、

特に、くわえ煙草でリハーサルしてるとこなんか、もう最高だね。

                                                         

この曲でも、少しつっかかるような、ケンカ売ってるようなショットが延々続いて、

初めからお終いまで、C・ワッツだけを聞いてるってことが多いね。

彼、馬ヅラのブサイクなんだけど、ちょっと殺し屋役のジャン・レノみたいでね。

                                                        

さて、明日は一週間振りのボクシングで、後楽園ホール。

                                                         

別なとこで、亀田さんとこの興行あって、

スパーリングを見せて貰った時、とてもいい子だなあ、って感じたもんで、

和毅君を見に行こうとも思ったんだけど、なんだか調整試合みたいなので、止め。

                                                           

もともと自分は、世界戦だとか、大物だとか言われてるボクサーの試合でも、

そのボクサーのことを良く知らないとか、好きでない場合は、全く興味が湧かなくて、

実は、日本人が世界チャンピオンになることにも、そんなに興奮しないし、

日本タイトル戦の場合でもセミファイナルで帰ってしまう、ってこともよくあって、

周囲からも、ちょっと変わってるって言われるんだわ。

                                                         

思うんだけど、普通の人がボクシングの試合見てて、一番力が入るのは、

それは必ずしも、世界戦でも、日本タイトル戦でもなくて、

多分、身内や友達、知人が出る試合なんじゃないか、って……。

                                                         

残念ながら、自分の一族には、ボクシング関係者は一人もいないんだけど、

だから、そういう状況は全くないんだけど、それでも、

ボクシングやってるの見てて、姿形やパフォーマンスが好きになると、

何だか、もうそれだけで、知り合いになったような気持ちになっていって、

そうなると、もう気になって仕方なくなるんだよね。

例え彼がC級であろうと、チャンピオンであろうと、同じなんだわ。

                                                       

反対にね、どうも好きになれないなあ、っていうようなボクサーの試合には、

恐ろしく興味と足が、遠のくってことになるんだよなあ。

                                                         

更に言えばね、例え好きなボクサーの試合の場合でも、

これガチじゃないでしょ、調整試合でしょ、っていう試合も殆ど見ないもんなあ。

要するにね、自分は次元が低いというか、大人じゃないっていうか、

少なくとも、とても狭い範囲のボクシングしか見てないってことになるんだわ。

                                                         

でもね、別に、ボクシングの発展に携わってるわけでもないし、ならば、

誰でも好きなような形と密度で、ボクシングに関わればいいって思ってるんだわ。

でね、好きなボクサーのガチの試合しか見ない、っていう、

自分のスタンスも、アリなんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        

2009年9月 3日 (木)

330円

Swinging Bluejeans の “Hippy Hippy Shake”

天真爛漫なポップロックで、意味なく明るい気分になれる曲。

ホントのホントの、筋金入りの一発屋だったな。

                                                        

当時、LPやEPは33回転だったけど、シングル盤は45回転。

そのシングル盤、値段は330円だった。

レコードの話だよ。

で、このシングル盤は、プレーヤーのターンテーブルに、アダプター付けて聞くもんで、

真中に大きな穴が開いてて、だから、一般的には、ドーナッツ盤って言ってたんだわ。

(ただ、ビクターのシングル盤だけは、ドーナッツ状になってなかったな。)

                                                         

あの頃、ステレオ持ってるヤツなんか、周囲に殆どいなくて、

自分も含めて大概の人は、30㎝四方位の、ポータブルプレーヤーで、

それも、直径5㎝ほどの、ちっこいスピーカーたった一個で、再生してたんだわ。

                                                         

で、当然、レコードは全部モノラルで、録音技術も今よりずっとレベル低いし、

そもそも、再生音質なんか、信じられないほど劣悪だったんだけど、

それでも、一音でも聞き逃さないって感じで、のめり込んでたんだわ。

                                                        

その後、初めてステレオ聴いた時は、ぶっ飛んだな。

勉強気合入れるから、なんて常套の台詞使って、親に頼みこんで、

確か7万円位した、ビクターのを買って貰ったっけな。

当時の7万は大金だし、そもそも、ロック聞くなんてのは、不良の始まりだ、

って言われてた時代なもんで、説得するの大変で、自分は嘘ついて、

これからは、クラシックも聞くからさあ、とか言った記憶がある。

                                                                                                                

最初の頃のステレオ再生装置には、テスト版のレコードが付いてて、

大井川を渡る蒸気機関車が、右からやって来て、左に去っていく、なんてのや、

花火大会の録音とかが入ってたっけな。

                                                         

話を330円のドーナッツ盤に戻すけど、

当時の自分の小遣いは、月500円だったもんで、シングル盤1枚買うのがやっとで、

1964年頃、ビートルズは、ひと月に4枚もシングル盤出すし、

彼ら以外のバンドも、いわゆるリバプールサウンドなんていって、

ゴソゴソ、それこそ怒涛の如くデビューして来るもんで、

小遣いを前借しても、とても一人じゃ手が回らなくて、

友人と相談しながら、俺はこれを買うからよお、お前はあれ買えよ、

なんて手分けして、後で聞きまわす、なんてことやってて、

だけど途中から、ホントは誰のレコードだか解んなくなってしまう事が頻発したもんで、

ライナーノーツに自分の名前マジックで記入したりしたんだけど、

それでも、お互いのレコードを交換する際に、矢印書いて、今日からお前のな、

なんてやってたら、今度は勝手に名義変更してしまうヤツが出てきて、

結局グズグズになってしまって、中学卒業する時、木村君の家に全部持ち寄って、

4~5人で、山分けしようってことになって、ジャンケンで勝ったもんから、

欲しいのを順番に取っていく、ってのをやったんだけど、

どのレコードにも、それまでの交換の履歴や、誕生日だからお前にやる、

なんてメッセージなんかのマジックだらけで、汚ったなかったなあ。

                                                        

そのシングル盤は、その後、370円、400円って値上げされていったんだけど、

自分にとって、330円のシングル盤には、全てが詰まってたんだわ。

                                                        

その後、高校に入って暫くしてから、LPを買うようになったんだけど、

それは今でいう、CDアルバムみたいなもんなんだけど、

それでも一番安いモノラルLPで1,500円、ステレオLPだと、1,800円とか、

2,000円もしたもんで、バイトしたり、小遣い貯めないと買えなかったなあ。

                                                         

で、学卒の初任給が10万円越える会社もそんなになかった時代、

LPは、2,200~2,500円したんだけど、一度に5枚買った時は、

大富豪にでもなったような気分がしたっけ……。

                                                         

その頃になると、でもまだMDやCDのずっと手前、カセットテープが大横行して、

FMからエアチェックしたり、レコードから好きな曲だけをダビングしたよなあ。

そして、徐々にモダンジャズにも傾いていって、再生機材も揃っていって、

音楽生活全般が飛躍的に充実していったのは、この時期なんだけど、

でもやっぱ、自分の音楽の原点は、330円のシングル盤だな、って思うんだわ。

                                                        

昔、ある人がいて、その人、500万以上するオーディオ装置持ってたんだけど、

ずっと若い頃、スクラッチだらけの、78回転SPで聞いた “フルト・べングラー” が、

今でも忘れられない、って言ってたけど、それと同じかな。

                                                         

                                                                                                                 

                                                         

2009年9月 2日 (水)

いつ死んだ? いくつまで生きた?

奥さんと自分の i-pod には、ビートルズとその前後のポップスから、

クイーンまでの洋楽と、日本のフォークや、いわゆるニューミュージックの一部が、

共有されてるんだけど、奥さんのには、ディープ・パープルやヴァン・ヘイレン、

それに、モダンジャズは入ってないし、一方、自分のには、

“ペイパーバックライター” 以降のビートルズや、クラシックは全く入ってないんだわ。                                                         

で、今日は、モダンジャズの話題なもんで、奥さん含めて、スルー、スルースルー。

                                                         

実はね、昨日突然、自分が好きなジャズメンが、いつ死んだのか、

何才まで生きたのか、って事が、急に気になってしまったもんで、調べてみたんだわ。

以下は、あんた、いつ死んだの? いくつで死んだの? ってことで……。

                                                         

1955年……チャーリー・パーカー(34)

1956年……クリフォード・ブラウン(25)、リッチー・パウエル(24)

1959年……レスター・ヤング(49)

1961年……スコット・ラファロ(25)、ブッカー・リトル(23)

1962年……ダグ・ワトキンス(28)

1963年……ソニー・クラーク(31)、トミー・タレンタイン(35)

1964年……エリック・ドルフィー(36)

1965年……エディ・コスタ(31)

1966年……バド・パウエル(74)

1967年……ジョン・コルトレーン(40)

1968年……ウェス・モンゴメリー(45)

1969年……コールマン・ホーキンス(64)、ポール・チェンバース(33)

1971年……ウィントン・ケリー(39)

1972年……リー・モーガン(33)、ケニー・ドーハム(48)

1973年……ベン・ウェブスター(64)

1974年……デューク・エリントン(75)、ボビー・ティモンズ(38)

1975年……キャノンボール・アダレイ(46)

1976年……ジミー・ギャリソン(43)

1977年……ハンプトン・ホーズ(48)、ポール・デスモンド(52)

1979年……グラント・グリーン(43)、オスカー・ぺティフォード(57)

        チャールズ・ミンガス(56)、ウィルバー・ウェア(56)

        ブルー・ミッチェル(49)

1980年……ビル・エバンス(51)

1981年……サム・ジョーンズ(57)

1982年……アート・ペッパー(56)、セロニアス・モンク(64)、ソニー・スティット(58)

1984年……カウント・べイシー(79)、シェリー・マン(64)、レッド・ガーランド(60)

1985年……フィリー・ジョー・ジョーンズ(62)、ズート・シムズ(59)、

        ケニー・クラーク(71)

1986年……ハンク・モブレー(55)、サド・ジョーンズ(63)

1988年……チェット・ベイカー(58)

1990年……アート・ブレーキー(71)、デクスター・ゴードン(67)

1991年……マイルス・デビス(65)、スタン・ゲッツ(64)

1993年……ディジィー・ガレスピー(75)、ケニー・ドリュー(64)

        J・R・モンテローズ(66)

1994年……ジョー・パス(65)、コニー・ケイ(67)

1995年……アート・テイラー(66)、ジェリー・マリガン(68)

1997年……トニー・ウィリアムス(51)

1998年……タル・ファーロウ(77)

1999年……アート・ファーマー(71)、ミルト・ジャクソン(76)

2000年……ナット・アダレイ(68)、スタンレー・タレンタイン(66)

2001年……J・J・ジョンソン(77)、ジョン・ルイス(80)、トミー・フラナガン(71)

2002年……マル・ウォルドロン(76)、レイ・ブラウン(75)

2004年……エルヴィン・ジョーンズ(77)、バーニー・ケッセル(80)

2005年……ジミースミス(79)、パーシー・ヒース(81)

2006年……ジャッキー・マクリーン(74)、デューク・ジョーダン(84)

2007年……オスカー・ピーターソン(81)、マックス・ローチ(83)

        アリス・コルトレーン(69)

2008年……ジョニー・グリフィン(80)、フレディ・ハバート(70)

                                                         

勿論、これが全てのジャズメンを網羅してる訳じゃなくて、

自分の好きな連中を、思いつくまま上げただけなんだけどね。

やっぱり、80%以上が黒人だね。

                                                        

ボヤ―ッと眺めてて思ったんだけど、1980年代までに死んでしまった連中は、

随分若い年令で、逝っちまったんだなあ、って……。

                                                                                                             

彼らの若い頃、ごく普通に、恐ろしいほど大量の麻薬が浸透してたし、

まだ公民権も確立されてなかったもんで、医療含めていろんなことの差別もあって、

イラついて酒浸りっていうのも多かったらしいし、長生きできない環境だったんだわ。

だもんで、全てのウップンを、ジャズ一発で晴らすっていうか、ぶつけるっていうような、

そんな感じが、演奏者にも聴衆にもあったんじゃないかって思うんだよね。

                        

ソニーロリンズ(79)、カーティス・フラー(74)、オーネット・コールマン(79)、

ケニー・バレル(78)、ジャック・デジョネット(67)、ウェイン・ショーター(76)、

ドナルド・バード(76)、ハービー・ハンコック(69)、ハンク・ジョーンズ(91)、

ホレス・シルバー(80)、ジム・ホール(79)、エド・シグペン(79)、

ロン・カーター(72)、ジョージ・コールマン(75)、ジミー・コブ(80)、 等など……。

                                                         

ここに挙げたのは、まだ生きてるジャズメンなんだけど、

この中には、白人が2人しかいないな。

やっぱり、ジャズは黒人の音楽なんだな。

                                                         

ただね、こういう人達も、一番輝いてたのは、やっぱり1950~60年代だったもんで、

自分が聞いてるのは、その頃のハードバップジャズが中心なもんで、

そおかあ、まだ生きてんだあ、くらいの感慨しかないんだよなあ。

                                                         

長生きで凄いな、何かあるな、って思うのは、MJQ(モダンジャズカルテット)だな。

初代ドラマーのケニー・クラークは71才、

二代目のコニー・ケイは、67才で死んだけど、

ヴァイブのミルト・ジャクソンは76才、ピアノのジョン・ルイスが80才、それと、

ベースのパーシー・ヒースは、81才まで生きたんだわ。

5人を平均すると、75才ってことになる。 

このコンボには、きっと何かあるな。

MJQを聞いてると、長生きできるのかも知れないよ。

1974年の “The Complete Last Concert” が、一番いいと思うな。

                                                         

                                                         

2009年9月 1日 (火)

成功するボクサー

オフコース、“さよなら”

シングル発売が、1979年だから、もう30年も前になる、早いもんだね。

                                                        

やっぱり小田和正は、いい声してるね。

あの顔で、あの歌目の前で歌われたら、女はみんなイチコロだったろうね。

                                                            

彼とか、初期の岩崎宏美、斉藤由貴なんかの声は、

よくオーディオ・チェックに使われてて、ボーカルの高音部の再生具合や、

透明度を確認するのに、最適だったんだよなあ。

                                                        

ずっと後になって、彼、昔のヒット曲を、ソロで吹き込み直しもしてるけど、

比べ物にならないほど、オリジナルの方がいいね。

                                                         

歌い手っていうのは、新たなファン開拓のためか、よくそういうパターンをやるけど、

上手くいった試しがないし、こっちは、当時感じてたモノをブチ壊される思いさえするし、

それはテレビで、昔のヒット曲を、今歌い直すパターンと似てて、

幻滅することが殆どで、どうせやるなら、昔のビデオを流してよ、って思うんだよね。

                                                        

自分の i-pod には、あと、“愛を止めないで” と “Yes-No” “言葉にならない” が、

入ってるんだけどね。

                                                         

今日話をするボクサーってのは、身内や親戚にボクサーがいたり、

そうでなくても、親がボクシング好きで、とにかく子供の頃からボクシングやってたり、、

じゃなければ、何かの拍子に、高校でボクシング部に入って、

やってるうちに、アマチュアの大会なんかで、徐々に頭角を現わしていって、

プロからも注目されるようになっていったボクサーのことではなくて、

中学とか、高校に行ってて、勉強もダメだし、これと言って趣味もないし、

友達もロクなのいないし、とにかく、なんかクソ面白くもない毎日なもんで、

とにかく一発ブアーッて何かしたいよなあ、そうだボクシングでもやってみるかあ、

ってな感じでボクシングを始めようとしたボクサーのこと。

                                                        

こう心を決した少年は、中学生の場合なら仕方ない、取り合えず親に話して、

近所のジムに通うんだな。

義務教育中でもあるし、月謝もバカにならないからね。

ただ、ボクシングやりたいって伝えると、90%の親は反対するから、

体を鍛えるためとか、護身術を習うとか言って、誤魔化すしかないけどね。

                                                         

こうやって、中学を卒業してもまだ、あるいは高校に在学中のときに、

ボクシングやりたいって思ったら、ここでもやっぱり一応、親には言わないとね。

                                                         

ただ、この時点での告白はもう、出来たらプロボクサーになりたいって気持に、

本人、大分傾いてることが多いもんで、

進学か、ちゃんとした就職を望んでる普通の親の99%は反対するから、

ここが親子の分かれ道になるんだけど、

ここで親の方が折れて、でも、あくまでちゃんとしたジムに通わせたくて、ってんで、

同伴で上京して来て、あっちこっちのジム巡りをしてるようなのは、

そういう話いくらでも聞くけど、結局、まず間違いなく失敗する、っていうか、

長く続くってことないし、強くなるのは、まずいないみたいだね。

                                                        

それから、事前にいろいろ電話をかけて問い合わせしてくるのも、ダメなのが多くて、

とにかく、突然、家出同然に出て来てしまって、とにかく入れて下さい、ってのが、

意外に成功する可能性が高いんだわ。 退路を断ってるせいかなあ。

金も殆ど持ってないし、住むとこ、働き先の目途も勿論立ってなくて、

とにかく、お願いします、ってのがいいんだよなあ。

                                                        

そうやって実家から出て来て、一人で働きながらボクシング続けてると、

そのうち、初めは勘当同然だったのが、やっぱり親は子供が可愛いもんで、

そうやって、都会の孤独の中で頑張ってるの見てると、段々氷も溶けてきて、

最終的には、ホールの板席から、息子の名前を大声で呼ぶようになるみたいだね。

                                                         

それからね、最後になるけど、どのジムのどのトレーナーと相性がいいのか、

なんてことは、事前に解る訳ないんだから、

もう行き当たりバッタリしかないんだよなあ。

そういうことを、予め心の中で決着してる子が、いいみたいだよ。

どうもここは外れだな、って思ったら、移籍すればいいんだからね。

ただ、実績付けてからの移籍は、そのジムが手放したがらないケースも多くて、

いろいろな面倒に巻き込まれることもあるので、要注意なんだけどね。

                                                         

                                                         

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