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2009年8月

2009年8月31日 (月)

国会議員になれたな、多分。

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチの “Jor-du”

                                                        

このバンドの “Jor-du” は、ライブ版の“In Consert” にも収録されてるけど、

音質が良くないし、テンポもちょっと早過ぎるもんで、スタジオ録音盤がいいね。

                                                         

C・ブラウンてのは、1930年に生まれて、チャーリーパーカーに認められた後、

’54年に、アート・ブレーキーのバンドに入って、

“トランペット・センセーション” って言われて、華々しいデビューを果たしたんだわ。   

この時の、ニューヨークのジャズクラブ “バードランド” でのライブ版も秀逸だよ。

                                                         

その直後、M・ローチんとこのトランペッターになったんだけど、

’56年に26才で、雨の夜、自動車事故で死んでしまったんだわ。

                                                        

だから、実質2年間ほどしかプレイしてないんだけど、彼、もんの凄く上手くて、

先々は、マイルス・デイビスを越えるんじゃないかって言われてて、

テクニックは勿論なんだけど、まず、リリカルというか、

トランペットを歌わすのが異常に優れてて、心に沁みるメロディに溢れてて、

その上、ジャズ仲間からも、とても可愛がられていたもんで、

死後に、“I Remember CIiford” って曲が作られたほどだったんだわ。

(’57年、ベ二ー・ゴルソン作曲)

                                                       

そして、この曲の名演も多いんだけど、特にリー・モーガンのがとても良くて、

彼、C・ブラウンの再来、なんて言われてたんだけど、

だけど、そのL・モーガンも、34才の時、クラブ仕事の休憩時間中、

愛人に、後ろからピストルで撃たれて殺されてしまって、

優秀なトランペッターが次々死んでしまうもんで、

マイルスの怨念なんじゃないかって、自分は思ったな。

                                                         

それはともかく、トランペットが好きな人は、マイルスから聞き始めるよりも、

C・ブラウンの“Study In Brown” がいいと思うな。

ここで共演してた、ピアノのリッチー・パウエルの奥さんが運転する車で、

ブラウニーは、死んだんだけどね。

                                                        

今日は、何たって衆院選挙結果でしょ!

                                                         

最終投票率は、70%弱で、前回より2%ほど増えたってことだけど、

結局、選挙に行く人は、いつも行くし、行かない人は、常に行かないってことで、

大体有権者の7割くらいの人の投票行動が、変動するんだな、って思ったな。

                                                         

その中には、いつでもある一定の比率で、オチャラケ投票者が必ず混じってて、

だから、何たら実現党とか、何たらイエスとかも、何百票か得票するんであって、

彼らの声明文なんか読むと、あんたマジかよって、あんまり凄いもんで、

自分なんかでも、まだマシな方なんだ、って安心させてくれるよね。

                                                         

自分の予想は、大外れで、自民は100を割るけど、民主も300に届かない、

って言ったんだけど、それは、社民や共産に、かなり票が流れるんじゃないかって、

思ってたからなんだけど、

やっぱり、北朝鮮が日本海に向かってミサイルぶっ放した際、

国会で非難決議が採決された時に、

社民党は棄権して、共産党は反対したことが効いてて、みんなそれ憶えてて、

自民には猛省させるけど、いくらなんでも、社民や共産はねえだろ、ってことになって、

他は、人数不足の国民新党、新党日本、みんなの党じゃ、話にならないし、

まさか、大川隆法んとこの、オチャラケ神がかり隊の宣伝に加担するって、

わけにもいかないしってんで、一気に民主党に振れて、こんな結果になったんだろね。

                                                        

一応、公示前勢力との比較数字を残しとく。

民主307(115)、自民119(300)、公明21(31)、共産8(9)、社民6(7)。

                                                         

だけどね、これで日本が飛躍的に良くなるなんてことは、全く無くて、

今回は、あんたらタラタラやってると、こういう事になるんだよ、って程度で、

いきなりイデオロギー的な革命が起こったって訳でもないし、

民主がやっても、大したことなければ、最長でも4年後にはまた振り戻しに遭うんだし、

でも、今回とっても良かったな、って思うのは、いわゆる大物とか言われてた、

要するに、前時代の遺物、傲慢で、見てくれも汚らしい老いぼれ連中が、

かなり駆逐されたことだと思うな。

生き残った亡霊達も、殆どがギリギリなもんで、半死状態だし……。

こういう揺さぶりが起こらないと、旧態然とした状況、打破できないからね。

さあ、これからだな民主党も。

                                                         

選挙前に言ってた、社民や共産との連立の件、

単独安定絶対的過半数取った今でも、ホントにやるのかなあ。

                                                         

それから、古くからのメンバーの中には、考え方的に、かなりの違いがあるのは、

事実だし、特に防衛問題は、まとめるの大変だろなあ。

                                                         

それからね、今回思ったんだけどね、小泉選挙の時にも感じたんだけど、

自分が、何とか民主党にコネ付けて、どっかの小選挙区の落下傘候補者になって、

ひたすら 「自民党を打破して、政権交代を!」 って言うだけで、極論すれば、

多分 「民主党の村木田です。」 って言うだけで、当選したんだろうな、って。

                                                         

別に、惜しいことをしたとは思わないけど、

一度くらい国会議員になって、「先生!」 って呼ばれるのも経験かなあ、って。

ただ自分、どこにも所属しない過激派、つまり信条的には、

ノンセクト・ラディカルだからなあ……。

                                                                                                                  

夏の終わりにかけて、気になるのは、新型インフルエンザと民主党の舵取り、

それに、、マルケスと榎さん、新人王戦の行方と、小堀さんの帰国だね。

                                                        

                                                         

2009年8月30日 (日)

中広さん、微妙勝ち?

出ました、もんた&ブラザーズ、“ダンシング・オールナイト”

                                                        

i-pod の中は、殆どが外国の音楽なんだけど、

実は、比率的には5%くらい、日本のミュージシャンが入ってるんだわ。

                                                         

ボーカルも悪くはないんだけど、この曲の聴きどころは、何と言っても、

バッキングしてるギターの、歯切れのいいカッティングだと思うんだよね。

自分、こういうリズムギターにトコトン弱くて、ベンチャーズのドン・ウィルソンの、

もう見え見えのプレイも好きだし、ショッキング・ブルーの “Venas” もたまんないね。

                                                         

彼らには、あと一曲位ビッグヒットがあったと思うけど、“ダンシング・オールナイト” を

越えるものは、ついになかったな。

                                                         

それと、この曲には、バックにブラスが付いてるんだけど、

自分としては、ギターだけの方が、もっと良かったんじゃないかって思うんだよね。                                                        

同じような声質の葛城ユキも、結局一発屋で終わってしまったんだっけ。

                                                        

お互い、ちょっと予定があったもんで、その前に、奥さんと一緒に選挙に行って来たよ。

9時半過ぎに会場に着いたんだけど、いつもより、出足がいいみたいだったな。

                                                        

何となくなんだけど、今回は、みんなちょっと顔が強張ってて、

政治の分かれ目というか、少なくとも政権が交代する、その現場にいるんだ、

ってのが表情に現われてるような、感じがしたよ。

                                                        

以前は気が付かなかっただけかも知れないんだけど、

その投票所では、30分単位で投票率が表示されてるのは驚いたなあ。

                                                        

有権者確認やら、投票用紙の発行まで、全て機械処理されてるもんで、

まあ、出そうと思えば、どんなデータでも即時に出せそうなんだけどね。

                                                         

近い将来、日本でも端末投票にすれば、夜8時に開票始めるなんてことじゃなくて、

投票と得票が同時にされて、投票締め切りと同時に、当落が判明するってことも、

十分可能だとは思うんだけど、それはとても近い未来のことだと思うんだけど、

自分としては、夜ソファーに座って、どおよ、って感じで開票速報見ながら、

政治家たちの悲喜こもごもを、ながめるのがとても好きなもんで、

何とか、今のやり方続けて欲しいんだよなあ。                                                        

いずれにしても、どんなことしても、夜8時までには帰らないとね。

                                                         

昨日、広島のカルチャーセンターで、スーパーフライ級のタイトル戦があって、

予想通り、中広大悟さんが勝ったんだけど、

1P差、4P差、イーブン、の 2-0って、ダウン奪った割には、ちょっと微妙だったな。

                                                        

中広さん、2006年に内藤大助さんや、ポンサクレックに判定負けしたあとは、

自分が見ただけでも、奈須勇樹さん、吉田健司さん、杉田純一郎さん、

三枝健二さん達、全員を退けてて、強えなあ、って印象がこびりついてるし、

一方の本田秀伸さんについては、

名護明彦さんとか、サーシャ・バクティンにやられるとこ、目の前で見てるもんで、

どうしても、中広さん有利って思えてしまったんだけど、

映像見てないんだけど、ダウン取った上で、この点数だと、

結構ヤバかったっていうことだよねえ。

って言うか、本田さん、頑張ったんだあ。

どっかで、録画放映しないかなあ。

                                                                                                                  

本田さん、もうすぐ34才、まる15年の怪物、シブトイ、シブトイ。

                                                        

                                                         

2009年8月29日 (土)

やっぱりね。

うわあ、久し振りのビーチ・ボーイズで、曲は、“I Get Around”

                                                        

60年代のアメリカンポップグループで、一番好きなのが、ビーチ・ボーイズ。

サーフィンとホットロッドをテーマにした、歯切れのいい演奏と、

コーラスのハーモニーが、物凄くきれいなグループで、1961年結成。

                                                         

バンドの構成は、ローリングストーンズと一緒で、マイク・ラブがボーカルやってて、

ブライアン・ウィルソンがベース、デニス・ウィルソンがドラムス、

カール・ウィルソンがリードギターで、アル・ジャーディンがサイドギターを担当してる。

                                                         

ブライランとデニス、カールが兄弟で、結成当時、それぞれ19才、17才、15才、

マイク・ラブは彼らの従弟で20才、アル・ジャーディンは、高校の友人で19才。

                                                         

結成直後の “Surfin' U.S.A.” が大ヒットして、いきなりメジャーデビューして、

その後、70年代一杯まで、ズーッと一流の位置にいた、怪物バンドだったんだわ。

                                                       

彼らの演奏聴くと、初期の一番フェンダーらしい音に触れることができるし、

白のコットンパンツにボタンダウンのストライプシャツに憧れてたあの頃を思い出すな。

                                                         

この “I Get Around” は、1964年のヒット曲で、

ユニゾンを多用したコーラスが圧巻で、何度も何度も被せるように、

音をつなげていくとこが、とってもいいんだ。

                                                         

自分が好きな曲は、他に “Fun, Fun, Fun” とか、 前掲の “Surfin' U.S.A.” や、

“Help Me Rhnda” “Sloop John B” “Barbara Ann” “Good Vibration”

なんかがあるんだけど、

これらは、ずっと後に出た、彼らのベスト盤、“Sound Of Summer” に全部入ってる。

                                                         

残念ながら、デニス・ウィルソンは1988年に44才で、

それから三男のカールも、1998年に53才で亡くなってしまったんだけど、

夏が来て、海のシーズンになると、今でも必ず聞きたくなるんだな。

                                                         

う~んと、昨日の升田貴久さんの試合のことなんだけど、

あれは一体何?

確か7月のランキングでは、小林タカヤスさんが、フライ級の1位にいて、

升田さんは、WBAの9位にいたんだけど、

それが8月になったら、突然小林さんが、WBAの9位になって、

代わりに升田さんが日本ランクの1位に、そっくり入れ替わってて、

そんでもって、昨日WBCで暫定戦っていうのは、

もう訳わかんないっていうか、これ一体何なの?

                                                         

いかにも行き当たりバッタリって感じで、ポンサクレックにしてみれば、

日本で言うと、粟生隆寛さんが、タイの国内ランカーと暫定戦やるってのと、

同じようなニュアンスになるんじゃないかって思うんだよなあ。

                                                        

オファーかける方もどうかと思うけど、受ける方も受ける方だよなあ。

だって、升田さん、6月に小林さんと試合して、全くいいところ無しの、

どう見たって0-2はないでしょ、って感じのパフォーマンスしかできなかったのに、

無茶するよなあ。

                                                         

ボクサーにとっては、暫定戦でも、そりゃあ千載一遇なのは解らないでもないけど、

升田さんが山口真吾さんから、OPBFのタイトル奪ったのって、

もう5年も前のことだし、その後は外国人との試合が多くて、

正直、実力不明みたいな感じなんだからね。

もう30才だし、一花咲かせたかったのかなあ。

                                                          

明日は、衆議院総選挙、盛り上がるだろなあ。

テレビにかじりつきだね。

民主は300議席に届かないけど、自民も100議席を割る、ってのが自分の予想。

                                                         

2009年8月28日 (金)

9月のボクシング

今朝の一曲目は、ジミー・スミスの “When Johnny Comes Marching Home”

アルバム「Crazy! Baby」の中の一曲で、

                                                         

ジミー・スミスってのは、モダンジャズ界では、唯一無二のオルガン奏者なんだけど、

そして、50年経った今でも、彼を超えるジャズオルガニストは出てないんだけど、

その彼、結局、最後まで楽譜が全く読めなくて、

ホントの手探り独力で、トップを極めたんだわ。

                                                       

この曲も50年程前のレコーディングなんだけど、当時のオルガンってのは、

今のキーボードとはまるで違ってて、勿論電気は使ってるんだけど、

構造的には、エレクトーンと似てて、ベースのフットペダルも着いてて、

いわゆるハモンドオルガンみたいな形状だったんだわ。

                                                       

今のキーボードは、とにかく色んな種類の音を駆使して演奏されるけど、

当時、ジミー・スミスは、たった一つの種類の音しか使わなかったもんで、

最初の一音聞くだけで、ああこれ、ジミー・スミスだなって、すぐ判るんだわ。

                                                        

それからね、ジミー・スミスは、自分でフットペダルを駆使して、

ベースラインを再現するもんで、彼の演奏には、ベーシストがいないんだよね。

                                                       

モダンジャズは、古今東西の、あらゆる種類の音楽を、

いろんなアレンジで聞く事ができるんだけど、今日のは、タイトルの中にあるように、

初めちょっとマーチスタイルで入って、その後ガンガン崩していくんだけど、

とにかく、ジミー・スミスのドライブ感凄いし、何たら・ウォーレン(忘れた)っていう、

それほどメジャーじゃないギタリストも、とっても心地良いし、そうそう、

ドナルド・ベイリーってドラマーが、もう抜群でさあ、実に丁寧なシンバルワークだし、

出しゃばり過ぎないで、とてもタイトなプレーがいいんだよなあ。                                                       

たった3人で、ここまで出来るのかっていう、8分間だよ。

                                                       

9月のボクシングで、一番の注目は、何たって、マルケスとメイウェザー。

もう自分、マルケス大好きだからね。

                                                         

3年ほど前かな、小堀佑介さんが、マルケスとバレラの両方から、

スパーリングパートナーを頼まれたことがあって、

あん時、初めはマルケスに傾いてたのが、結局バレラに決まってしまって、

エライ残念に思ったことがあったよなあ。

(それでも、バレラのサイン、しっかり貰ったんだけどね……。)

実際は19日で、WOWOWは、21日だってね。

                                                       

さあて、9月の日本のボクシングは……。

                                                       

・9月5日………後楽園ホール→行く!行く!行く!

          八重樫東さんと、金田淳一郎さんのタイトル戦、

          岩佐亮佑君、翁長吾央さん、船井隆一君、鳥海純平さん

                                                         

・9月9日………後楽園ホール→行く!行く!

          中岸風太さん、吉田アーミー真君、ガンバレ将太君×宜志冨昭誠君

                                                         

・9月10日…… 後楽園ホール→行く!

          大竹秀典君×守崎将己君、橋本建夫君

                                                        

・9月15日…… 後楽園ホール→行く!

          中森宏さん、阿部展大君

                                                       

・9月18日…… 後楽園ホール→対戦相手次第?

          宮将来さん、出田裕一さん、竹中良君

                                                       

・9月19日…… 後楽園ホール→行く!行く!行く!

          福島学さん×天笠尚さん、中嶋孝文さん、尹文鉉さん、中野晃志君、

          関本純太君×小野澤洋次郎君、鳥谷栄吉君、岡本庄一郎君

                                                        

・9月21日…… 後楽園ホール→対戦相手次第?

          瀬藤幹人さん

                                                       

・9月24日…… 後楽園ホール→行く!行く!行く!

          東日本新人王準決勝

                                                        

・9月25日…… 後楽園ホール→行く!行く!行く!

          東日本新人王準決勝

                                                         

・9月26日…… つくばカピオ→行けない!

          黒木健孝さんのOPBF防衛戦、山元浩嗣君

                                                         

・9月30日……大阪→行けない!行かない!

          名城信男×ウーゴ・カサレス(WBA SF タイトル戦)

                                                       

毎月、ボクシングスケジュール見て、仕事の段取り決めるんだわ。

まあ、あんまり大した段取りは、基本的にないんだけどね……。

                                                         

                                                       

2009年8月27日 (木)

8月度ランキング

                                                        

CATVで、アニメ見てて、最近異常に面白いのは、“天体戦士レッドマン” だな。

                                                        

川崎を舞台にした、地球外からの侵略軍と、

それを相手に孤軍奮闘する、何だか赤レンジャーみたいなのとの、

ナンセンス極まりない戦いを描いたものなんだけど、

同じもの何回見ても、そのシチュエーションやストーリーの展開やら、

どう見ても、それ有り得ないでしょ、てのが日常の中に普通に溶け込んでて、

例えば、侵略軍のショッカーみたいな恰好した二人連れと、その先輩格で、

羽化するタイミングを決めかねてるサナギのセミ怪獣、セミンガーってのが、

溝の口の居酒屋で、一般客に混じって、普通に煮込み食ってたり、

侵略軍の責任者が、本部から送ってきた武器を、どうしても組み立てられなくて、

仕方なく、レッドマンにお願いに行くんだけど、どう考えても、それおかしいだろって、

言うには言うんだけど、結局、手伝って上げる、ってのがあってさ、

ちょっと、“ケロロ軍曹” と似たとこもあるんだけど、

たまには、常識とか、日常とかいったものから、離れるってのもいいもんだって思うな。

                                                       

今日は、8月度のランキング。

                                                         

世界チャンピオンは、相変わらずの5名で、

内藤大助さん、名城信男さん、長谷川穂積さん、西岡利晃さん、ホルヘ・リナレス。

ただ、これからの2~3か月で、何だか出入りがありそうだな。

                                                        

世界ランキングのなかでの変動では、

ロリー松下さん、榎洋之さん、升田貴久さん達が、世界ランクを返上して、

日本ランカーに編入したことが注目点。

3人とも、ここから再び世界を目指す、っていうこと。

                                                          

代わりに、小林タカヤスさん、山口真吾さん、李洌理さん達が、

日本ランクを返上して、世界ランクを取得したんだけど、

この辺の事には、いろんな微妙な事情が絡んでるみたいだな。

それから、三浦隆司さんが、新たにWBCの14位をゲット。

                                                                                                                

個々の変動で、目立つ所は、高山勝成さんが、WBAの1位から8位へダウンして、

中広大悟さんが、WBCの6位から4位へ、内山高志さんが、WBAの7位から5位、

矢代義光さんが、WBAの12位から9位、三垣龍次さんが、WBAの11位から9位、

ってそれぞれランクを上げたことくらいだな。

                                                        

矢代さんと、三垣さんは、直近の試合で負けたったいうのにねえ。

締切の関係かな?

                                                       

OPBFチャンプについては、とにかく日本チャンピオンと試合してみてよ、

ってのしかなくて、何しろ暫定も入れて、14名もいるんだけど、

東洋・太平洋の暫定って、そもそも何? って感じで……。

                                                         

次は、日本ランキング。

                                                         

【ミニマム級】

松本博志さんに勝った井岡一翔(井岡)さんが、8位にランクイン。

負けた松本さんが、7位から11位にダウンして、あとはそれによる微変動。

やっとこさ、辻昌建さんの空きが埋まった。

12位には、まだ鬼ヶ島竜さんが踏ん張ってて、上を狙ってる。

                                                         

【ライトフライ級】

5位にいた山中力さんが、ランク落ちして、中澤翔さん(大鵬)が、11位にイン。

12位は空位になってる。

                                                        

【フライ級】

小林タカヤスさんと、山口真吾さんが、世界ランクへ転出して、

エッって感じで、升田貴久さんが、いきなり1位にランクイン。

それから、石崎義人さん(真正)も、12位にランクイン。

あとは、殆ど変わらず。

                                                         

【スーパーフライ級】

ここは、全く変動ナシ。

                                                         

【バンタム級】

12位か空位だったとこへ、安田幹男さん(六島)が新規ランクイン。

あとは、全く……。

                                                         

【スーパーバンタム級】

ロリー松下さんが、世界ランクから編入して来て、4位へ。

おかげで、12位にいた林翔太さんが、ランク落ち。

            

【フェザー級】

1位にいた李洌理さんが、世界ランクへ転出して、榎洋之さんが転入してきて、3位。

で、いつの間にか、梅津宏治さんが1位に上がって来て、

この人、ボクシングスタイルと同じで、なかなかしぶとい。

                                                        

【スーパーフェザー級】

阪東ヒーローさんを下した、福原力也さんが、お帰りなさいランクインで、3位に。

阪東さんは、2位から7位にダウン、松崎博保さんも、6位から8位にダウン。

残念ながら、山崎晃さんが、ランクアウト。

                                                         

【ライト級】

今月唯一の新チャンピオンがこの人で、近藤明広さん。

で、敗れた三垣龍次さんは、世界ランクに転出。

空いたところへ、大村光矢さん(三迫)が、8位にランクイン。

中森宏さんが、9位から7位にアップしてるな。

                                                         

【スーパーライト級】

小野寺洋介山さんに敗れた、和宇慶勇二さんが、3位から6位にランクダウン。

その他、微変。

                                                         

【ウェルター級】

22日に、清田広大さんを破った山口祐司さんが、4位から3位にアップして、

沼田康司さんが、3位から7位へランクを落とした。

それから、レブ・サンティリャンが、スーパーウェルターに移って、

代わりに、下川原雄大さんが、9位に編入してきた。

                                                        

【スーパーウェルター級】

下川原雄大さんがウェルターに転出して、サンティリャンが編入してきて、12位に。

松元慎介さんが、10位から8位にアップ。

                                                         

【ミドル級】

22日に、江口啓二さんを衝撃KOした、岳たかはしさんが、5位に再ランクイン。

江口さんは、3位から10位に落ちて、もう後がない。

24日に負けた、田中徹さんは、締切セーフで、なんとか9位にいる。

                                                         

今月の新顔は、全部で10名いるんだけど、半分の5名が関西方面ボクサーで、

これはちょっと画期的。

                                                        

全13階級のうち、空位になってるのは、ライトフライの12位と、

ミドル級の11位と12位の三つ。

                                                         

それから、チャンピオンを含めた、日本ランカーを沢山抱えてるジムは、以下の通り。

(但し、5名以上。)

・角海老宝石…………14名

・ワタナベ ……………10名

・帝拳 ………………… 9名

・横浜光 ……………… 7名

・宮田 ………………… 6名

・ドリーム ………………5名

・協栄 ………………… 5名 

                                                        

                                                        

2009年8月26日 (水)

アート・ペッパー

                                                         

全くの音楽ネタなもんで、スルー、スルーってことで……。

                                                         

再びフルシャッフルに戻した i-pod の、今朝の一曲目は、アート・ペッパーの、

“You'd Be So Nice To Come Home To”

(あたしんちへ帰ってくればいいのに、ねえ、あんたあ……。)って感じかな。

                                                         

この曲は、ヘレン・メリルの超ハスキーボイス・バージョンが、有名で、

日本では、青江美奈が、“伊勢佐木町ブルース” でそっくりの歌い方してたな。

                                                         

ただ、今朝流れてきたのは、そのインスト版で、

これはもう、数多のジャズメンが演奏してるんだけど、

切なさっていう点では、アート・ペッパーのが群を抜いてると思うな。

                                                         

アート・ペッパーってのは、1940年代から60年代に活躍した、

白人のアルトサックス奏者で、当時、白人のジャズプレーヤーはとても少なくて、

アルトサックスだと、あと良く知ってるのは、ポール・デスモンドくらいなもんだな。

                                                        

その、アート・ペッパーは、黒人ミュージシャンからも好かれてて、

だから結局、麻薬漬けにもなってしまって、そして当時の麻薬ってのは、

押尾某とか酒井某なんかがやってたのとは、比較にならないほどのもの、

ヘロインだったもんで、あのマイルス・デイビスも、脱却するのに、

死ぬほど努力した話が有名だけど、アート・ペッパーも何度も何度も、

医療刑務所の出入り繰り返して、でもその間奥さん、ずっと彼から離れなくて、

この辺の話は、結構泣かされるんだけど、結局何度目かの出所を果たした時、

そのマイルスが、とにかく、まず金稼がなきゃダメだろって、

自分のレギュラーコンボのリズム・セクション(ピアノ、ベース、ドラムス)を、

アートに貸して上げて、“Meets The Rhythm Section” てアルバムを作らせたんだわ。

                                                        

こん時、アート・ペッパーは、カネなかったもんで、自分の楽器を質屋に入れてて、

仕方ないから、手ぶらでスタジオにやって来て、みんながあきれるなか、

片隅にあった誰かのボロアルトで、とにかく吹き込みを済ませたんだけど、

何と、この“Meets The Rhythm Sectionn” が、生涯のベストヒットになったんだわ。                     

そして、今日の “You'd Be So NIce To Come Home To” が、その中のベストってこと。

                                                       

このアルバムが大ヒットしたおかげで、こののちアート・ペッパーは、

メインストリーマーになっていって、“ヴィレッジ・ヴァンガード”なんかのライブは、

なかなかチケットが取れないプレーヤーになっていったんだわ。

勿論、以前の楽器は質流れさせて、セルマーの新品も買ったしね。

                                                        

セルマーっていうのは、フランスの楽器メーカーで、

実は、トランペットとかトロンボーンとかいった金管楽器は、コーンとか、キングとか、

アメリカのメーカーのものが殆どなんだけど、

どういうもんか、木管楽器、つまりマウスピースにリードを使う楽器については、

圧倒的にフランスのセルマー社製のものが、席巻してるんだわ。

                                                        

で、そのアート・ペッパーなんだけどね、やっぱり若い頃の深酒と麻薬がたたって、

1982年、57才で死んでしまったんだけど、そん時驚いたのは、

あれだけ何があっても、ずーっと一緒にいた奥さんが、何とまあ、

彼の愛用のアルトサックスを、オークションで叩き売ってしまったことなんだわ。

あれにはヒックリ返ってしまって、そして、色々考えされられたもんだった。

                                                       

でもね、あん時、“Meets The Rhythm Section” の収録の時、

もうホントになんとかしなけりゃ大変なことになる、これが最後のチャンスだって、

彼、持ってるもの全部出して、必死でプレイしたのが、こっちに伝わって来て、

鳥肌が立つというか、鬼気迫るものを感じるんだわ。

                                                         

バックのレッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズも、

それぞれがリーダーアルバム出せるほどのメンツなんだけど、

ここでは、ひたすらアート・ペッパーを立ててるんだよね。

                                                        

彼のアルトは、キャノンボール・アダレイのような豪胆さには程遠いとこにあって、

繊細さの中に、カミソリのようなキレと、深夜の孤独みたいなものが漂ってて、

正直、元気が出てくる種類のジャズじゃないんだけど、

自分には、心を鎮めて、冷静さと、落着きを取り戻してくれる効果があるんだわ。

                                                        

あのね、突然なんだけど、亀田次男は、デンカオセーンに負けるけど、

亀田長男は、内藤大助さんに勝つ、って思うんだよね。

                                                        

                                                         

2009年8月25日 (火)

カミソリ矢代

                                                         

昨日も、後楽園ホールでボクシングあったのは、知ってたんだけど、

気になるボクサーもいたけど、何だか調整試合みたいだったし、行かなかったわ。

で結局、当然のことのように、池原繁尊さんと、赤穂亮さんはKO勝ちで、

臼井欽士郎さんは、判定勝ちだったらしいね。

                                                        

結果が一番気になってたのは、実は、田中徹さんと中堀剛さんの試合だったんだけど、

勢いで、田中さんが中堀さんを粉砕するんじゃないかって思ってたんだけど、

反対に、TKO負けだってね。

                                                         

中堀さんって、中堀智永さんだよねえ。改名したんだね。

彼のこれまでのキャリアと戦績、やっぱ半端じゃなくて、

なんせ、あの板垣俊彦さんとタイトル戦もやってるし、

田中さん、最初の壁としちゃあ、ちょっと大き過ぎたかも知れないね。

                                                         

他のクラスなら、もうちょっとコナレタ相手が選択できたかも知れないんだけど、

ミドル級ってのは、相手探すの大変だからなあ。

どんな感じだったのかなあ、全く歯が立たなかったのかなあ。

今度、誰かに聞いてみよう。

                                                         

矢代さんが引退するよ、って聞いた時、実はそんなに驚かなくて、

普通に、そおかあ、って感じだったな。

                                                        

矢代さん、もともと拳痛めたり、腰やられてたりしてた中で、

よくここまで登り詰めたよなあ、って思ってて、兄さんも体壊してるもんで、

家族の人達も、ずーっと心配してたろうし、もうすぐ30才になることだし……。

                                                         

矢代さん、1980年東京都荒川区出身で、アマチュア経験後、

2001年.5月19日、21才でデビューして、4連続KO勝ちからキャリアを積んで、

2008年の5月に、SFeのチャンピオンになったんだけど、

通算21勝(12KO)1敗2分、勝率87.5%、 KO率50%で、

負けたのは、あの三浦隆司さんにボコボコにされた試合だけで、

自分的には、松崎博保さんとの防衛戦がベストファイトだったな。

                                                        

あん時、コーナーに追い詰めらながら放った左のショートフックで、

松崎さん、昏倒してしまったんだっけなあ。

あんな小さい振り幅で、よく倒せるもんだって、タマゲタなあ。

                                                         

矢代さんのパンチは、斧とかナタっていうんじゃなくて、それこそカミソリみたいで、

シュン、シュンって、切れ味抜群だったよなあ。

すれ違いざま、相手が倒れたって感じだったな。

                                                        

体つきはどっちかっていうと華奢な感じだったんだけど、

川村貢治さんと10Rフルもやってて、結構スタミナあったんだけど、

見た目通り、顎がほっそりして、打たれ弱さを予感させてたなあ。                                                         

だから、打たせないテクニックも抜群だったんだけど、上の方の連中は、

生半可じゃないから、シンドかったと思うなあ。

                                                         

自分、帝拳のボクサー達にサイン、結構書いて貰ってて、

佐藤幸治さん、下田昭文さん、リナレス、亀海喜寛さん、粟生隆寛さん、

松田直樹さん達のはあるんだけど、実は、矢代さんのは持ってないんだわ。

                                                         

矢代さんてのは、しょっちゅう他人の試合を見に来る人じゃなかったし、

知ってる人も多いと思うけど、普段はメガネかけて、比較的保守的なファッションで、

目立たず静かに観戦してるもんで、見つけにくいってこともあってね。

                                                         

好きなボクサーが、突然いなくなってしまうってことは、結構沢山あって、

ランカーなんかだと、マスコミとか知人から情報が入って来て、

あれが、最後の試合だったかのかあ、って思い返せればまだいいんだけど、

それほど有名なボクサーじゃない場合なんかは、

知らない間に、いつのまにかいなくなってしまったり、

後で聞いたら、勝っても負けても、あれで止めるつもりでした、なんてのもあって、

こっちが置いてきぼりにされるケースがしょっちゅうあって、辛いんだよね。

                                                        

矢代さん、デビューから7年かかってチャンピオンになって、

それから1年で、引退だもんなあ。

ボクサーの全盛期ってのは、ホント短いんだよなあ。

                                                       

こっちとしては、なるべく長く見ていたいってのも、勿論あるんだけど、

ちょっと情けない姿を見せられると、そしてそれが続くと、

何とも言えないシンドさを感じてしまって、つまり、実に勝手なんだけど、

そういう点からすると、今回の矢代さんの引退は、何とも清々しいね。

戦う男の潔さみたいのを感じたね。

                                                        

一時、小堀佑介さんとの対戦を、夢見てたこともあったんだけど、

松崎さんを倒した頃の矢代さんだったら、

小堀さんもヤバかったかも知れない、って思ってるんだよね。

その戦いをすり抜け、小堀さんは世界チャンプになって、

矢代さんは、ここで終わったんだなあ、って……。

                                                        

矢代さん、都内に住んでるんだし、

帝拳の大きな試合には、またきっとホールに顔出すと思うんで、

今度見かけたら、絶対サイン貰おうな、って思ってるんだわ。

                                                       

白いトランクスで、体も白くて、一見そんなに強そうに見えないのが、

リングに上がると、カミソリみたいになった矢代さん、忘れないよ。

                                                        

                                                         

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2009年8月23日 (日)

後楽園ホール・8月22日(レイジングバトル他)

                                                                        

多分、長くなると思うので、気になってるとこだけを……。

                                                        

少し早く着いたら、ちょうど真鍋圭太さんとか、藤原陽介さん、小林生人さん達の、

ホール入りと重なったもんで、みんなにちょっとづつ挨拶したよ。

                                                         

それから5時半頃、江口啓二さん、前川洋昭さん、渡部あきのりさん達が入場。

試合開始前のリング上では、小沢さん、岳さん、渡部さん、藤原さん、真鍋さん達が、

入れ替わり、シャドーやってたけど、渡部さんが一番入念だったな。

                                                        

◆牧野準君(ワタナベ)×石田將大君(本多)……SB 6R

5勝(3KO)1敗の24才・東京都と、4勝(3KO)1敗2分の20才・千葉県。

                                                       

石田君の方が、10cm弱背が高いんだけど、順当にいけば、これは牧野君でしょって。

                                                        

ただ二人とも、動きが良くなくて、特に石田君、何だかダルそうな感じさえして、

牧野君も、疲れてんのかなあ、って思うほどで……。

                                                       

それでも、2R1分過ぎ頃、サウスポー牧野君の右フックが、クロス気味に当たって、

石田君、思わずのダウン。

一気にカタ付けに行くのかって、思ったんだけど、牧野君、普通に戻ってしまって、

その後、3R、4Rも、石田君は、長い手を持ち余したようなボクシングだし、

牧野君の方も、休み休みって感じで、ダルダルの展開になってしまったな。

                                                       

そして5R、30秒過ぎ、何気なく振ったような、石田君のダルダル右フックが、

牧野君の左顔面を直撃してしまって、今度は牧野君がバッタリ。

                                                       

石田君、成績通り、思いの外パンチ強くて、やっと立ってきた牧野君、

見るからに、ちょっとダメそうで、それでも何とか再開したんだけど、

また、あっと言う間に倒されてしまって、またしても立ち上がりはしたんだけど、

気力は残っても、体力がダメってことで、ここでレフェリーストップ。

やっぱり、今日の牧野君は、絶対おかしかったな。

                                                         

◆藤原陽介さん(ドリーム)×高室洋臣君(角海老)……B 6R

9勝(4KO)無敗の22才・島根県と、5勝(1KO)4敗の27才・愛知県。

                                                          

藤原さん、初めてのバンタムなんだけど、三浦会長は、

この試合見て、SF続けるか決めるって、言ってたな。

                                                        

高室君、下半身で体重を稼いでるもんで、上背と上半身は、

明らかに藤原君の方がデカいし、顔付きも三垣さん系の強面だし、

それがガード固めて、摺り足でプレスかけてくるもんで、やりにくいだろなあ。

                                                       

リーチ含めて体格的には、全て藤原さんにポイント取られてるもんで、

高室君としては、スピードを上げて、出入りざまにパンチ当てたくて、

それは、飛び込みざまの左ボディアッパーに出てたんだけど、いかんせん、

藤原さんのガード、シッカリしてるもんで、ポイントを挙げるってとこまでいかなくて、

そんなに数は多くはなかったんだけど、有効打は藤原さんが持って行ったな。

                                                          

でも、藤原さんの方も、相手を圧倒してるって感じじゃなくて、

ちょっと手をこまねくというか、攻めあぐむ場面も多かったんだわ。

                                                       

ラウンドが進むにつれ、高室君の作戦は、組み付きガチャガチャの中から、

勝機を探るっていう方向に固まって、確かにそれしか勝ち目はないんだろうけど、

藤原君の身体的な強靭さの前には、ちょっとどうにもならないなあ、って……。

                                                        

藤原さん、大振り一発狙いを封印して、的確に当てようって戦略で、無難に終了。

ただ、採点にバラつきが出たように、あの程度を有意差と見ない見方もあると思うな。

60-55、59-55、58-58の2-0で、藤原さんって結果だったんだけど、

君達もっと打ち合いなさいよ、ってジャッジが一人混じってたんだな。

                                                       

試合後珍しく、三浦会長が抗議に行ってたけど、

自分は、4P、5Pの差が出る内容じゃなかったと思ったけどね。

                                                        

それにしても、いつも思うんだけど、試合が終わった時の、

藤原さんの態度は、清々しいね。   あれ、たまらないなあ。

                                                        

◆橋本祥太君(協栄)×青野弘志君(角海老)……F 6R

6勝(1KO)4敗の25才・東京都と、8勝(3KO)無敗の22才・埼玉県。

                                                          

青野さん、相手の方が背が高くて、でも、それは殆ど毎度のことなもんで、

自分の方が格上だし、当然、いつものように、始めたんだけど、

どうも橋本君、青野さんのこと研究してきたみたいで、

1Rから右アッパーを山ほど打つんだなあ。

                                                       

全体的には、青野さんの方がバランス取れた、よりプロらしい動きなんだけど、

パンチも相手より鋭く振り出されているんだけど、あのアッパーがさあ。

                                                       

青野さん、左フックが得意なんだけど、結構体から離れることも多くて、

そこの隙間を橋本君が突いてきて、おいおい、ちょっと喰らい過ぎだぞお。

                                                       

それは2Rも続いて、もう終了ゴングだな、ってとこで、

青野さん、橋本君の左フックをまともに浴びて、その一発で、エンド。

                                                       

元々ガード甘くて、多少当てられても、当て返して相手を弱らせて勝って来たもんで、

ここら辺で、ちゃんとガードしないと、やっぱりマズイなってこと解ればいいてことで、

負けていい試合なんてあるわけないけど、

負けから学んで強くなればいいってことで、さあ、捲き直し、捲き直し。

                                                           

ここからの6試合が、ライジングバトル準決勝戦。

                                                               

◆澤永真佐樹さん(赤城)×小沢大将君(全日本P)……60kg 4R

23勝(10KO)9敗4分の34才・熊本県と、17勝(9KO)4敗1分の29才・東京都。

                                                                                                                                                                      

澤永さんの方が初めから積極的で、小沢さんは、ちょっと様子を見たそう。

                                                        

途中で、小沢さんのいいのを喰らって、ちょっとヨロつく場面もあったんだけど、

1R残り30秒ほどのところで、澤永さん、左フックを思いっ切りブン回したら、

それが、小沢さんの右顔面への直撃弾になってしまって、まずドーンってダウン。

                                                          

再開後の2R、一気にカタ付けるかって見てたんだけど、残念、

近頃の澤永さん、ここからが不満の残ることで、一休みするんだよなあ。

                                                         

で、元気吹き返した小沢さん、シュッと出した右が見事なカウンターになって、

今度は、澤永さんが、ひっくり返って、場内大騒ぎ。

                                                         

4ラウンドしかないって前提でA級ボクサーがやるもんで、それに、

早い回に倒すほど、KO賞金も大きいし、思いっ切り振り回すもんで、

疲れが早く来るみたいで、3R、4Rは二人とも、ちょっとダラーッとしてしまって、

一進一退の小康状態。

                                                       

の結果、結局、引き分けっていうことで、いきなりのエクストララウンド突入。

ここまでの採点は、38-37、37-37×2の1-0で、澤永さん。

                                                       

エクストララウンドは、点数は付けなくて、どっちが優勢だったかを決めるだけ。

                                                         

もう二人ともあんまり力残ってないみたいで、衝撃的な展開は全くなくて、

結局、優勢点を2つゲットした澤永さんの勝ち。

でも、KOで勝たない限り、別賞金はナシ。

                                                          

◆真鍋圭太さん(MT)×小林生人さん(角海老)……60kg 4R

26勝(22KO)5敗1分の30才・岡山県と、17勝(11KO)5敗の27才・神奈川県。

                                                        

この日のレイジングバトルで一番気になってたのは、実はこの試合。

                                                          

ただ、真鍋さん、また、試合前に観客席や通路をブラブラ歩き回って、

知人と挨拶交わしてたりしてて、この時点で、今日もダメかも知れないって思ったな。

試合前に、会場内をブラブラ歩き回るボクサーの勝率、物凄く悪いからね。

                                                        

小林さん、ヘアスタイル短くして、こっちの方が全然いいよ。

以前のは、何だかドコモダケみたいだったし……。

                                                          

勿論、残念ながら、二人には、自分が知ってる全盛期のキレはないんだけど、

劣化が酷いのは、真鍋さん。

                                                        

そもそも、体の動きが違う人だし、

かすっただけでも倒れた、あのパンチに、今では全くのキレもなく、

相手のパンチに、まるで反応できてないんだわ。

                                                         

結局、4ラウンドやって、全くいいとこが無くて、

40-36×2、40-37っていうのは、悲し過ぎるよね。

                                                       

以前にも書いたけど、真鍋さんが、昔凄かったのはみんな知ってるんだから、

お疲れさん、もう、いいよって、誰か伝えて上げてよ。 友達とかさあ。

                                                       

だけどね、この試合、真鍋さんに道が閉ざされたことがハッキリしただけで、

小林さんに、明るい未来が開けたってわけじゃないと思うんだわ。

                                                         

追い込んで連打する時、頭下げ過ぎだし、肘が浮き過ぎだし、

体とパンチのキレ、もっと取り戻さないとね。

昔のビデオ、見直してみるといいと思うな。

生人さんの場合は、まだまだ、できるって思うんだよね。

                                                         

◆清田広大さん(協栄)×山口裕司さん(JBスポーツ)……65㎏ 4R

9勝(9KO)5敗2分の25才・北海道と、17勝(11KO)3敗2分の30才・静岡県。

                                                         

いつも以上に、チャカチャカ動けてて、山口さん、調子いいぞお。

それに比べて、清田さん、もともとがどっちかと言うと、スロースターターで、

とにかく、どっかで一発デカイの当てりゃあいいでしょ、って感じ。

                                                         

1~2Rは、山口さんのワンツーが心地よく出てて、特に2Rの中盤、

スコーンって綺麗なのが決まって、清田さん、一瞬、腰落としたもんなあ。

                                                         

その清田さん、3R、そろそろ行かないと見せ場がないよ、ってとこになっても、

相変わらず、手数不足の超単調攻撃が改善されなくて、

その間も、山口さん、丁寧に、確実にポイント拾っていって、

何だか試合になってない、って感じのまま、終了ゴング。

結局、40-36、40-37×2で、山口さんのフルマーク勝ち。

                                                         

◆前川洋昭さん(帝拳)×森田瞬(金子)……65kg 4R

13勝(7KO)1敗の32才・沖縄県と、22勝(17KO)3敗1分の31才・三重県。

                                                        

前川さん、亀海さんと同じで、トランクスに辻昌建さんの名前を刺繍してたよ。

                                                       

森田瞬さんたって、元ライト級のチャンピオンだった、伊藤俊介さんなんだからね。

でも、これだけアトカタナク改名してしまうってのも、珍しいね。

                                                       

痩せても枯れても、元日本チャンプってとこは、あれだけ前川さんに詰められても、

冷静に逆襲のチャンスを待てるってとこにも出てたんだけど、

結局、残念ながら、その逆襲のチャンスが最後まで訪れず、

それを許さないほどに、前川さんのプレスはキツカッタっていうことで、

とにかくもう、最初から最後まで、前川さん、プレス掛け通しで、

2R以降の、左ボディフックからの返しの右フックとか、左のダブルフックとか、

工夫満載で、森田さんの目先を変えながら、幾つもいいのをブチ込んでたな。

                                                           

4Rに入ると、流石の前川さん、飛ばし過ぎ、打ち疲れで、動きが鈍ってきたんだけど、

森田さんの方も、ポイント奪取して、倒しきるってほどの勢いが無くて、そのまま終了。                                                       

当然の結果としての、40-36、40-37×2で、前川さんの3-0勝ち。

                                                            

それにしても、フルマーク負けってのが、3つ続いたんだけど、

このクラスってことを考えると、正直、情けないの一言しかないな。

                                                         

◆岳たかはし(新田)×江口啓二(姫路木下)……70㎏ 4R

9勝(4KO)3敗1分の22才・北海道と、18勝(12KO)3敗の28才・大分県。

                                                         

この試合と次の試合が、あっと言う間に決着してしまったんだけど、

勝った方と、負けた方とでは、試合に臨む心構えに、大きな差があったんじゃないか、

って思ったな。

                                                        

つまり、短期戦に対する考え方の違いっていうことで、

これはもう最初から飛ばした方が、絶対有利なわけで、

この試合の場合、岳さんは、リングに上がった時点で、もう気持が出来上がってて、

ゴングと同時に、もうフルスロットルだったもんね。

                                                        

一方の江口さんは、いつものように、どれやるか、ってユッタリ入っていったもんで、

岳さんのスピードに、全くもう、全然ついていけなくて、

彼にしては、何も始まんない前に、終わってしまった、って感じだったんだわ。

                                                          

1R36秒までに、2回のダウン奪って、エンドっていうのは、ホント衝撃的で、

もう、場内テンヤワンヤさ。

                                                           

岳さん、リングで思いっ切り飛び上がって、ロープに登って喜んでたのは、

20万貰えるからだけじゃなくて、やっぱりボクシング続けてて良かったなあ、って、

全身で感じたからなんだろうね。

自分も、少し事情知ってたもんで、嬉しかったなあ。

                                                         

こん時ね、客席から、おーい、2万貸してくれー、って声が掛かってたな。

                                                       

◆渡部あきのりさん(協栄)×海老根範充さん(国際)……70㎏ 4R

17勝(16KO)3敗の24才・福島県と、8勝(5KO)4敗1分の32才・茨城県。

                                                       

海老根さん、登場するとき、ガウンの下にブラジャーして出てきてね、

もう、会場大受けのファイナリストだったんだけど、

ここんとこは、なかなかいいアイデアだったんだけど、

そこで全てを使い尽くしてしまったのか、

試合開始のゴングが鳴ると、弾けたような渡部さんの猛攻を、

ひたすらガードするだけしか思い浮かばず、

1R1分過ぎ辺り、渡部さんの右が額の上部をかすっただけで、あえなくダウン。

                                                          

それまでに、ガードの上からだろうと、何だろうと、

渡部さん、物凄い勢いで、とにかくボコンボコンぶん殴ってたもんなあ。

                                                         

カウント6で、見た目スクッと立ち上がったように見えたんだけど、

マーチンが顔覗き込んで、こりゃダメだ、ってことで、エンド。

目が行ってたもんで、仕方ないな。

                                                        

お仕舞いの2試合の勝者がね、これまで、ちょっと吹っ切れないっていうか、

悔しい結果が続いたボクサーだったもんで、自分、異常に嬉しかったなあ。

                                                          

決勝は、10月23日なんだけど、

優勝すると100万円貰えるし、岳さんと渡部さんは、次も1RKOすると、

もう100万円上乗せだし、MVPになれば、ロレックスとか、37インチのレグザと、

和牛5㎏とか、いろいろ貰えるんだわ。    瀬端さん、頑張るなあ。

                                                        

自分の優勝者予想は、今んとこ……、あくまで今んとこなんだけどね、

澤永真佐樹さん、前川洋昭さん、渡部あきのりさん、なんだわ。

小林生人さん、山口裕司さん、岳たかはしさん、どおよ。

                                                       

                                                                         

2009年8月22日 (土)

今日/ショック!/角海老BOX

                                                        

サーチャーズってのは、ビートルズのすぐ後に出てきた、

いわゆるリバプール・サウンズの、ちょっと上品系のバンドで、

乾いたボーカルがとっても心地いいんだわ。

                                                         

今朝の一曲目は、“Needles & Pins”

彼らの最大のヒット曲は、1964年の “Love Potin No.9” で、

邦題が “恋の特効薬” って、よく付けたよなあ。

                                                        

ベンチャーズが ’65に来日した時、同行した司会のリン・コセプションてのが、

“恋の薬、9番” って紹介してたんだけど、自分が一番好きなのは、

この“Needles & Pins” の方なんだわ。

                                                        

当時の録音事情は、今では考えられないほど、大雑把なとこがあって、

この曲も、バスドラのキックペダルのきしみ音がそのまま入ってるんだわ。

もう、45年も昔のことなんだなあ……。

                                                         

さてさて今日は、ビータイトの興業、レイジングバトル。

初めに6Rがあって、後半の6試合が4Rっていう、ならではの構成で、

瀬端さんの心意気が満々だね。

                                                         

その4R戦は、全て生き残りを賭けた、ホントのサバイバルマッチで、

結果によっては、身を引くってボクサーも何人か、出てくるんじゃないかって……。

                                                       

勿論、そっちの方に注目集まるんだけど、実は、その前の6R戦も見モノでね、

当初は、尹文鉉さんもメンバーに入ってて、そうすると、

去年の新人王トーナメントの優勝者3人の揃い踏みだったんだけど、

尹さんは残念だけど、それでも、藤原陽介さんと、青野弘志さんが、

結構タイトな相手とやるもんで、今日は力入りっ放しになりそう。

                                                         

レイジングバトルの方は、ちょっとルールが面白くて、

もし4ラウンドやって、引き分け判定の時は、エキストララウンドとして、

あと1ラウンドやるんだってさ。 何だか、K1みたいだね。

だからって、ボクサーに対する注意書きには、最後まで、グローブを外すなとか、

水を飲ませ過ぎるな、って書いてあるんだわ。

                                                         

ここで話は変わるんだけど、実は、昨日書いたことの中で、訂正があるんだわ。

新人王トーナメントの準決勝進出者の中で、ライトフライ級と、フライ級に、

棄権者が出てたんだわ。知らなかったなあ。

                                                        

夕方、あるジムの関係者から連絡貰って、

LF級の金田聖規君と、F級の堀陽太君が棄権したんだってさ。  ショック!

                                                       

東日本ボクシング協会からの、ファックスのコピーを送って貰ったんだけど、

日付が8月7日になってて、確かに、もうずっと前に棄権が決まってたんだわ。

金田君なんか、8月4日に試合してたから、直後に届を出してたんだな。

                                                        

ここで、このブログを毎日覗きに来てくれる人達に対して、お詫びします。

間違った情報を流してしまって、ホント申し訳なかったです。

ここに改めて、この2階級の予想を書いておきます。

・LF級……◎前田健太君、○加藤研二君

・F 級……◎時松友二君、○塩澤直紀君

                                                         

それからね、10月の角海老ボクシングのことなんだけど、

当初は、ファイナルに加藤善孝さんと、鎧塚真也さんの試合が組まれてたんだけど、

加藤さんのタイトル挑戦が、12月の17日か19日に決まったもんで、結局、

キャンセルになって、どうやら、大内淳雅さんがメインイベンターになるらしいよ。

                                                         

あの大内さんが、ファイナリストかあ、って感慨深いんだけど、同時に、

相手の青木誠さん、大内さんのトレーナーの阿部弘幸さんと、

タイトル戦やった間柄なもんで、因縁深いんだよなあ。

                                                         

この日角海老は、関豪介君がデビューだし、例のコーチ義人君の2戦目もあるし、

あと、久永志則さん、奈須勇樹さん、殿村雅史さん、坂本大輔さん、っていう、

合計ランカー5人出しなもんで、盛り上がるだろなあ。                                                         

大内さんの相手以外は、みんなノーランカーで、ランク取り必死に来るだろうから、

角海老、リスク多いんだけど、この辺で苦戦するようじゃ、先はないってことで……。

                                                        

それと、この日は、角海老唯一の女性ボクサー、山下エリザベスのデビュー戦が、

予定されてたんだけど、故障してしまったそうで、代わりに松本良一さんが出る。

その松本さん、相手は、この間秋葉慶介さんからランキング奪った東上剛さんで、

今度は、仇打ちを兼ねて、ランク奪取を目指すってことで……。

彼、移籍してから、ドンドン強くなって来てるので、期待できるんだわ。

                                                        

おわり。

                                                         

                                                         

2009年8月21日 (金)

東日本新人王は誰?

                                                         

(1)   ブラッド・ピット         (5)

(2)   レオナルド・ディカプリオ  (10)

(3)   ケビン・コスナー        (1)

(4)   キアヌ・リーブス         (4)

(5)   トム・クルーズ                   (9)

(6)   ジョージ・クルーニー      (2)

(7)   ブルース・ウィルス      (6)

(8)   メル・ギブソン          (8)

(9)   ジャン・レノ           (3)

(10) リチャード・ギア                 (7)

                                                        

圏外……ロバート・デニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズ、

      ニコラス・ケージ、アーノルド・シュワルツェネガー、ハリソン・フォード。

                                                         

上に並んでるのは、ご存知のピカピカメジャーの映画スター達で、

まだもっといそうではあるんだけど、とりあえず思いついたとこを、

奥さんの好きな順番に並べてあるんだけど、

右側に書いてある数字は、自分の好きな順番なんだけど、色々面白いんだわ。

                                                         

順位がピッタリ一致したのは、キアヌ・リーブスの4位と、メル・ギブソンの8位で、

まあまあ近いのは、ケビン・コスナーとブルース・ウィルスっていうことで、

ディカプリオと、ジャン・レノは、評価が大きく分かれたんだわ。

                                                         

圏外になってる連中は、お前らが俺らを圏外って言うかあ、だとは思うんだけど、

どっちか一方が、やや拒絶反応持ってるもんで、申し訳ない。

                                                         

いずれにしても、我が家の高感度スターは、4Pのケビン・コスナーと、

6Pのブラッド・ピットということで、

リチャード・ギアと、メル・ギブソンは、それぞれ17P、16Pで、今一歩。

自分らに、今一歩、なんて言われて、アッタマ来るだろなあ。

ポイントったって、ただ順に足しただけだもんなあ。

                                                         

今日の本題は、今年の新人王トーナメントの優勝者予想。

                                                        

19日に、準々決勝が終了して、全12階級、48名の、

準決勝進出者が決まったんだけど、各クラスのメンバーのチェックと、

決勝の組み合わせと、優勝者の予想を、不遜にも、大胆にも、予想してみたんだわ。

                                                        

このブログには、結構、出場者本人達も覗きに来てるもんで、

ちょっと抵抗あるんだけど、それでも敢えてやるんだけど、

印が打たれなかった諸兄は、バカヤロ、舐めんじゃねえ、って感じで、

目にもの見せてくれ。

                                                        

角海老ジムの田中トレーナーが、よく言うんだけど、ボクシングってのは、

やってみなけりゃ、分からねえ、ってのは、本質だと思うんだよね。

                                                          

競馬じゃないんだから、予想が外れるってのは、こっちも意表を突かれて、

結構、感動することあるしね……。

                                                        

◎が優勝予想者、○が準優勝予想。

                                                        

【ミニマム級】

○ 三田村拓也君(Wスポーツ)×濱田健一郎君(横浜さくら)

   田村雅樹君(ドリーム)×鈴木翔君(角海老) ◎

                                                         

ここは、予想してた3人がそのまま残ってるんだけど、全員がKO勝ちナシってことで、

パンチ力より、試合の組み立てや、コンビネーションが巧くて、

ポイントを取る力の優れたボクサーを選んでみたんだ。

                                                         

【ライトフライ級】

◎ 前田健太君(角海老)×小俣達也君(新田)

○ 金田聖博君(ドリーム)×加藤研二君(野口)

                                                         

ここも4人のうち3人が残ってて、全員が判定勝ち上がりなんだけど、

ミニマム級以上の激闘が予想されるし、ここはレベルが高いんだわ。

                                                         

【フライ級】

   塩澤直紀君(角海老)×堀陽太君(横浜光) ◎

○ 時松友二君(熊谷コサカ)×山見亮太君(シャイアン山本)

                                                        

絶対の優勝候補だった、鈴木武蔵君(帝拳)が、例の一件で棄権してしまったし、

予想してたボクサーも、途中脱落してしまって、かなり混沌としてるんだけど、

江藤光喜君を破った塩澤君もダークホースなんだけど、

堀君の勝ち方、見とれるほどだったもんで……。

                                                         

【スパーフライ級】

   久保恭平君(セレス)×野崎雅光君(八王子中屋) ◎

○ 渡辺秀行君(W日立)×濱田修士君(小熊)

                                                         

自分の予想で残ったのは、野崎君と渡辺君。

二人ともここまで、全試合がKO勝ちっていう、恐ろしいボクサーなんだけど、

野崎君は早い回、渡辺君は終盤に勝負を決めてるもんで、この辺がポイント。

これまで3試合やって、渡辺君が、合計10R経験してるのに対して、

野崎君は、たった4Rしかやってないんだよなあ。

大穴は、久保君。

                                                         

【バンタム級】

◎ 中島聖規君(マナベ)×森島勇治君(大橋)

   楠岡正海君(本多)×益田健太郎君(新日本木村) ○

                                                         

森島君、一試合シードの初戦、相手が棄権してしまったらしくて、

実は、これがホントの初戦なもんで、よく判らないんだけど、

戦績的には、4勝(2KO)1敗って、とても優秀なんだけど、

準々決勝での中島君の勝ち方が、とても印象的だったもんでね。                                                        

優勝予想者5人のうち、残ったのは、その中島君と、森島君なんだわ。

                                                         

【スーパーバンタム級】

  鳥本大志君(角海老)×宇津見謙太君(協栄) ○

  杉原孝二君(セレス)×長井一君(ワタナベ)  ◎

                                                         

意外だったのは、鳥本君で、一見ぎこちないボクシングなんだけど、

コツコツコツコツ、ジャブ打ちながら、真面目に真面目に、やるんだよなあ。

                                                        

ここは、もともとの予想が大外れで、自信ないんだけど、

大優勝候補だった播磨真輝君が棄権してしまったもんで、

圧倒的攻撃力を持ってる、長井君が本命かな、って……。

                                                         

【フェザー級】

◎ 緒方勇希君(角海老)×八戸保頼君(日東)

○ 沼田純一君(石神井S)×今関佑介君(花形)

                                                         

他のクラスと比較すると、残念ながら、ちょっと枯れ気味の階級で、

岸文昭君が負傷して次へ進めないって事でいなくなってしまったもんで、

いきなりみんなにチャンスが巡ってきたんだけど、

応用力のある緒方君と、一発爆発力のある沼田君が有力じゃないかって……。

                                                         

【スーパーフェザー級】

   打馬王那君(ワタナベ)×石川昇吾君(新日本木村) ○

◎ 江藤伸悟君(白井・具志堅)×健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)

                                                          

4人のうち3人が予想メンバーなんだけど、

江藤君と健太郎君の試合が、事実上の決勝戦だと思うんだよね。

巧さは江藤君がずっと上なんだけど、健太郎君の勢い、半端じゃないからなあ。

                                                        

打馬君の荒っぽさは、石川君のテクニックの前に苦戦するんじゃないかな。

                                                         

【ライト級】

○ ジェームス村重君(KG大和)×今井信成君(白井・具志堅)

   有馬啓祐君(協栄)×小林和優君(湘南RYUJU) ◎

                                                        

予想で残ったのは、小林君だけなもんで、あんまり自信ないんだけどね。

                                                          

【スーパーライト級】

○ 相馬ホタカ君(新日本カスガ)×土井政弘君(ヨネクラ)

   菊地祐輔君(新日本仙台)×下田知宏君(大橋) ◎

                                                         

下田君が予想で残ったんだけど、彼、凄いよお。

                                                         

【ウェルター級】

◎ 新藤寛之君(宮田)×伊藤修平君(ドリーム)

○ 宮崎辰也君(マナベ)×清水祐輔君(マーベラス)

                                                         

このウェイトで鋭いサウスポーの新藤君が本命なんだけど、

これまでの全試合がKO勝ちっていう、宮崎君、それに、

向幹一郎君を破った、清水君も大差ないよなあ。

                                                                                                                        

【ミドル級】

○ 加藤大樹君(宮田)×西田光君(新田)

   松信亮次君(大橋)×胡朋宏君(横浜光) ◎

                                                         

今年のミドル級は面白くて、みんな強いよ。

中でも、胡君、頭抜けてて、ここは絶対の大本命。

4人とも、勝ちは殆どがKO決着なもんで、スリルに富んだ試合になるな。

                                                         

これで終わりなんだけど、おまけで、

以上の48名のボクサーの所属ジムをチェックしてみると、

角海老5名、大橋、ドリームが各3名、っていうのが抜けてて、

あと2名エントリーさせてるジムが、白井・具志堅、新田、宮田、横浜光、セレス、

マナベ、新日本木村、協栄、ワタナベの9ジム、ってことになってる。

                                                         

準決勝戦は、9月の24、25日。

君たちが、一ヶ月でどんだけ強くなってるか、楽しみだな。

                                                         

                                                         

2009年8月20日 (木)

後楽園ホール・8月19日(新人王準々決勝戦)

                                                                                                                         

昨日の客席、他はスカスカだったのに、何故か西側だけが、満々だったな。

                                                                                                                        

後楽園ホールでボクシング見る時、どの方角が見やすいかっていうと、

勿論知ってる人も多いと思うけど、やっぱり北と、西側で、何故かっていうと、

普通パンフレットに書いてある対戦カードは、左側が赤コーナーで、

右側が青コーナーになってるんだけど、だもんで、席座った際に、

赤コーナーが左、青コーナーが右サイド見えるのは、北と西になるからなんだわ。

そうするとね、パンフレットの位置と、コーナーの位置関係が一緒になって、

とても見やすいからね。

                                                                                                                        

顔見知りのボクサーだったら、そういうこと殆ど関係ないんだけど、それに、

普通はグローブの色で判別できるし、なんだけど、自分にはこのスタイルが一番で、

良く知らないボクサーの年齢や戦績を確認するときなんか、とてもいいんだな。

南と東だと、位置関係がクロスするからね。  もう、癖みたいなもんだね。

                                                       

昨日は、本来、9試合の予定だったんだけど、SBの試合が一方の棄権で、

なくなってしまったので、全部で8試合。

この棄権した、播磨真輝君は、自分の優勝候補だったもんで、非常に残念。

前回の試合、激闘の末の負傷判定勝ちだったんだけど、本人も傷んでたんだね。

                                                       

◆楠岡正海君(本多)×荻野敦君(Wスポーツ)……B

3勝(1KO)2敗の29才・千葉県と、5勝(2KO)2敗の26才・埼玉県。

                                                        

2試合シードで、これが初戦の、手数勝負の楠岡君と、

一発ブン回し系の荻野君なんだけど、正直二人とも、全然噛み合い悪くて、

とにかくガチャガチャになってたな。

結局、3-0判定で楠岡君、手数勝ちって感じかなあ。

                                                        

◆緒方勇希君(角海老)×温水祥平君(石川)……Fe

5勝(2KO)1分の25才・佐賀県と、4勝(2KO)無敗の22才・宮崎県。

                                                         

二人とも、とても慎重な立ち上がりで、まるで世界戦みたいで、

互いに、ジャブの差し合いから始まったんだけど、ここで優位に立ったのは、緒方君。

                                                         

1R終盤、いい右も決まって、明らかにポイントリードして、こんな感じが、

2Rも続いて、緒方君、もう少し積極的に攻め込めばいいのに、って。

                                                        

温水君、あんまりスピードなくて、全体に消極的過ぎて、このままで、どうすんの?

って感じだったんだけど、3Rに入ってから、ちょっとプレス強くしていって、

威力あるようには見えないんだけど、これが以外のパンチ力で、少し取り戻す。

                                                          

それでも、ポイントゲットまでにはいかないで、いよいよ最終ラウンド。

ここで行かないと負けるってみんな解ってるもんで、さすがに温水君、ラッシュかけて、

緒方君、いくつもいい右喰らって、一瞬危ない場面も……。

でも、結局、2~3P差の3-0で、緒方君の勝ち。

                                                         

緒方君、5㎝ほど背の高い相手に対し、鋭いジャブ、的確に当ててたんだけど、

ちょっと相手に合わせ過ぎで、次の相手は、凄く早いし、手数も多いから、要注意!

                                                         

◆橋本雅樹君(高崎)×八戸保頼君(日東)……SFe

4勝(2KO)3敗の23才・宮城県と、3勝(1KO)1敗の25才・青森県。

                                                          

二人ともよく似たタイプで、休みなく手が出るんだけど、

より強く打とうとしてるのが橋本君で、八戸君の方が、ちょっとパンチが軽いな。

                                                         

甲乙付け難い展開、っていうか手数はそこそこあるんだけど、

両方とも全くの有効打不足で、こりゃあ、点数付けるの大変だぞ、

って盛り上がらないまま、終了ゴング。

                                                         

3人のジャッジが全て1P差の2-1で、八戸君が勝ったんだけど、

正直自分は、逆かと思ったけどね。    それくらい微妙ってことで。

                                                         

◆今関佑介君(花形)×岸文昭君(宮田)……Fe

4勝6敗の22才・神奈川県と、3勝(1KO)無敗の21才・東京都。

                                                         

今関君、基本的に頭から突っ込み過ぎのボクシングで、

岸君に、1Rに右目上、2Rには左目上にバッティング出血させてしまって、

レフェリー、あれは途中で減点対象でしょ、少なくともマーチンならね。

                                                          

その2R目のが、ひどくて続行不能で、だから今関君の勝ち、

って納得いくわけなくて、岸君、ちょっとダダこねて、セコンドも抗議してたな。

結局、決まり手は頭突きってことで……。

                                                        

岸君、とってもいいボクサーなもんで、期待してて、最終的には、

緒方君と決勝戦で、結局、岸君が優勝なんじゃないかって思ってたもんで、

ホント残念だなあ。

                                                         

しばらく、ボクシングやる気になんないかも知れないけど、

必ず戻って来てよね、自分、待ってるからさあ。

それにしても、今年のFe級は、他のクラスと比べると、ちょっと見劣りするな。

                                                         

◆打馬王那君(ワタナベ)×岩井大君(三谷大和)……SFe

5勝(3KO)1敗1分の27才・モンゴルと、4勝(2KO)1敗の20才・千葉県。

                                                         

打馬君、当て勘の良くない単なるパワー系って感じが、どんどん強くなっていって、

申し訳ない、徐々に駄馬になっていくようで……。                                                        

4R近くなると、明らかにスタミナ不足になっていって、パンチは流れるし、

バランス崩すし、ちゃんと練習してんのかなあ、って感じなんだわ。

                                                         

岩井君、チョット見、真面目な学生さん、って感じで、

2Rにダウン喰らったにもかかわらず、最後まで、向かっていって、

ポイント取り返そうって、頑張った、頑張った。

                                                         

結局、1~2P差の3-0で、打馬君勝ったんだけど、

優勝候補の一人だったんだけど、このままだと、ちょっとヤバイな。

                                                       

この試合、3R~4Rで、打馬君が岩井君の攻撃を避けようとして、

やたらダッキングしたんだけど、

それは、ベルトラインまで頭は下げてなかったにもかかわらず、

レフェリーは、2回も注意してたけど、そんならさあ、

ちょっと前の、小野寺洋介山さんの明らかにベルトラインより低いとこまで、

何度も何度も、頭下げた時にも、ちゃんと注意してよね、ってことでさあ……。

                                                         

◆石川昇吾君(新日本木村)×名雪貴久君(船橋ドラゴン)……SFe

4勝無敗の26才・沖縄県と、5勝2敗の22才・千葉県。

                                                         

二人とも、とてもバランスのいい、形になってるボクシングをするんだけど、

ちょっと迫力不足って感じが、二人合わせて9勝もしてるのに、

これまでKO勝ちがない、ってとこに出てるな。

                                                         

名雪君、とても理にかなったボクシングなんだけど、ちょっと正直過ぎっていうか、

結局、単調な攻撃に終始してしまって、全く相手の意表を突く、ってことがなくて、

一方の石川君も、結構派手に当ててはいるんだけど、

ダメ―ジ与えるとこまでいかなくて、延々のやり取りが続いたな。

この試合も1~2P差だったんだけど、結局3-0で、石川君の勝ち。

                                                        

◆高畑里望君(ドリーム)×江藤伸悟君(白井・具志堅)……SFe

4勝(1KO)無敗の30才・茨城県と、5勝(4KO)無敗の20才・沖縄県。

珍しい無敗対決。

                                                         

自分は、伸吾君が江藤三兄弟の中で、一番有望だと思ってるんだけど、

まず立ち姿が綺麗だし、フットワークもちゃんとしてるし、

攻撃と防御のバランスもいいし、ビッグネームにもかかわらず、ぶったとこないし、

とても真面目なボクシングするしね。

                                                         

だけど、この日の江藤君、ショートの連打には見所あったものの、

全体として、少し乗りが良くなくて、いささか変わったリズム持ってる高畑君を、

持て余してるような感じだったな。

って言うか、高畑君がよく頑張った、ってことだな。

                                                         

1~2Rは、江藤君にペース握られて、攻めあぐねてたんだけど、

3R以降、開き直って、力を込めたショットを連発して、江藤君の顔を赤くしてたし、

絶対引かないって気持が前に出てて、少しずつ挽回していったもんな。

                                                        

結局、有効打と手数の戦いは、39-38、38-38、39-39って結果で、

イーブンとしたレフェリーの優勢点が江藤君にあったもんで、

最終的には、引き分け、江藤君の優勢勝ちってことになったんだけど、

江藤君には反省点が多い試合だったな。

                                                         

一方の高畑君、予想以上の頑張りで、多分三浦会長も同じ感想だったんだろね、

4R終了ゴングでコーナーに戻って来る高畑君の手を、高々と上げてたもんね。

普段は、あんなことする人じゃないのにね。

裁定結果聞いても、ホント満足そうだったなあ。

                                                        

この試合の裁定でね、もしイーブンって判断したジャッジが二人とも、

優勢点は高畑君って付けた場合には、準決勝進出は高畑君になるのかな?

多分、そうなんだろね。

だけど、そうすると、ポイントと優勢点が同じ重さって事になるけど……。

◆健太郎マイモンコンプロモーション君(TI山形)×横山大輔君(Wスポーツ)

5勝(1KO)2敗の19才・山形県と、6勝(1KO)3敗の23才・広島県。

                                                         

これも、SFe の一戦だったんだけど、2R1分で決着。

                                                         

サウスポー同士だったんだけど、横山君の方が10㎝ほど背が高くて、

こういう場合、往々にして、背の低い方の突っ込みが勝る、

っていう展開が多いんだけど、ホントにその通りになって、

健太郎君のプレスに、横山君、常に引きながらの対応になってしまって、

2R、ロープに詰め際のワンツーで、グラッとしたとこ、渾身の、

右だったか、左だったか、ちょっと忘れてしまったんだけど、

とにかく思いっきりのショットが、横山君を直撃して、これで10カウントアウト。

                                                          

試合始まる前にね、偶然近くにドリームジムの三浦会長がいたもんで、

一度確かめておきたかったこと聞いてみたんだわ。

                                                        

それはね、2007年の藤原陽介さんのデビュー戦の時の事で、

あん時、藤原さん、1Rの初め、ガード固めて、相手にプレスかけ続けて、

その割に全然パンチ出さなくて、1分半くらいのところで、突然、

会長が、「行けーっ!」 怒鳴って、直後に一気に勝負に出て、猛烈に打ち始めて、

次のラウンドに倒してしまったんだけど、

あれは、まず試合のパンチに慣れさす作戦だったのか、って、

もう2年越しの疑問だったんだけど、会長が言うには、そうじゃなくて、

相手がスタミナ無さそうだったもんで、初めに疲れさそうとしたんだってさ。

                                                       

そんな事まで、判るのかって聞いたら、強い弱い、っていうのも含めて、

相手の目つきや、体格なんか見れば、結構判るもんなんだってさ。

ふ~ん。

                                                         

今日のとこまでで、新人王トーナメントの準々決勝が終わったんだけど、

明日は、各クラスの勝ち残ったメンバーの紹介と、優勝者の予想をやるよお。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        

2009年8月19日 (水)

今日は準々決勝!

実は今日まで夏休みってことで、特に何処かへ出掛けるって事もないんだけど、

いいねえ、このダラダラ・ブラブラ感。

                                                           

ボクシング雑誌眺めたり、高校野球やWOWOW見たり、

大音量でモダンジャズ聴いたり、ちょっと部屋の掃除してみたり、猫と遊んだり、

ゴミ捨てる以外、もう、完璧に引きこもりっ放しだもんね。

                                                       

CATVやWOWOWで、よく外国の刑事モノとか、犯罪捜査モノとか沢山やってるけど、

最近、気に入ってるのは、随分古いシリーズなんだけど、“ナッシュ” だな。

何か、一見オチャラケてるんだけど、きっちり仕事してるってとこが気に入ってね。

                                                       

それから、昨日の夜、適当にテレビリモコンいじってたら、

JスポーツESPNで、ボクシングやっててね、

デラホーヤんとこのシカゴ興業で、これがまた面白かったんだわあ。  見たあ?

                                                       

知ってるボクサー誰もいなくて、SBの8回戦がファイナルっていう、

何となく、後楽園ホールでの普通興業のアメリカ版みたいな雰囲気で、

だから場内空いてて、ボクシング好きなヤツだけが見に来てる、って感じなのさ。

                                                       

最後の、SBのアントニオ・エスカランテってのは、デラホーヤの次の秘蔵っ子で、

こいつ凄かったなあ。 あんな活きのいいのは、ちょっといないね。

左フック一発で、相手をコーナーまで吹っ飛ばして、

ちょうど西岡さんがゴンサレスを、足を揃えたまま昏倒させた時みたいだったな。

やっとA級ってキャリアなんだけど、アメリカにはあんなのがゴロゴロいるんだろね。

                                                       

SMに出てきた、ダニエル・ジェイコブスってのも、あんたホントにスーパーミドルかあ?

って動きで、タマゲタなあ。

                                                       

最初のヘビー級の4回戦も、97kgと110kgの戦いで、97キロの方は、まだ4戦目で、

体重がまだまだ不足してんだけど、背丈は2m以上あって、真っ黒で、凶暴そうで、

ホントに凶暴で、あっと言う間に、110キロを失神させてしまったんだけど、

ただの豪打じゃなくて、スピードあって、当て勘凄よくて、これもタマゲテしまった。

これで、4勝4KOだってさ、恐ろしい奴等がいるんだ、アメリカには……。

                                                         

途中に、12勝13敗対5勝5敗なんていう、

ランキング面では、ほぼ絶望的な二人の試合がはさまれてたんだけど、

日本でもこの手の試合はいくらでもあるんだけど、

こいつらも、やっぱり、とんでもなく下手くそで、ほぼ街中の乱闘に等しくて、

とにかく、ガチャガチャの殴り合いに終始するんだけど、

これがまた、気持が全部出てて、もう必死で、こっちの気持を揺さぶるんだわ。

                                                         

日本のボクサーの中にも、こういうのが結構いてね、

名前挙げると本人気分悪くするかも知れないから言わないけど、

優秀なボクサーだけじゃないと思うんだよね、人の心を揺さぶるのは……。

                                                        

とにかく、シカゴのボクシングは熱かったな。

WOWOWもさあ、こういう試合をセレクトしてよね。

ネームバリューばっか、追っかけないでさ。

                                                       

さあて、今日の後楽園ホールは、新人王トーナメントの準々決勝戦だわさ。

それも、SBが1試合で、あとは、Feが3試合と、SFeが4試合。

Feと、SFeの7試合が見所ということで……。

                                                        

◆緒方勇希君×温水祥平君

二人とも、一試合シード同士で、同じく一戦目KO勝ち上がり。

温水君、キレのいいスタイリッシュなボクシングするんだけど、

緒方君、独特のリズム持ってて、ほぼ対等の力で、正直予測難しいんだけど、

緒方君の粘り勝ちじゃないかって……。

                                                       

◆橋本雅樹君×八戸保頼君

八戸君、自分の優勝候補の一人なんだけど、

一試合シードの初戦、やっとこ2-1の判定勝ち上がりで、ちょっと心配。

一方の橋本君、一戦、二戦ともKO勝ち、それも1Rで決着付けて勢いあるもんで、

番狂わせがあるかも知れないな。

                                                        

岸文昭君×今関佑介君

ここも、優勝候補に選んでる岸君の出来具合にかかるんだけど、

一戦目相手棄権後の初戦、実はそんなに良くなくて、彼もやっとこさの2-1勝ち。

2ヶ月経ってるけど、どんだけに仕上げてきてるかなあ。

一方の今関君、一試合シード後の初戦は、

1RTKO勝ちした相手が棄権してしまったので、なんとこれがホントの初戦で、

ちょっと負け越してはいるんだけど、これが11戦目のキャリアを持ってる。

ここは、順当に岸君が勝ち上がって、既に準決勝進出を決めてる沼田君との

激闘だと思うんだけどなあ。

                                                         

◆打馬王那君×岩井大君

一場君や、二試合シードの由良君を破った打馬君なんだけど、

段々、大丈夫かあ、って感じになっていくんだよなあ。

あんなもんじゃないと思うんだけど、減量キツイのかなあ?

動きに勢いが無くなりつつあって、同じ一試合シードの岩井君と接戦になりそう。

君、優勝候補の一人なんだけどなあ……。

                                                         

◆石川昇吾君×名雪貴久君

同じ一試合シードの、判定勝ち上がりなんだけど、それぞれの初戦とも、

きわどい判定だったもんで、ここは一番気持いい試合が見たい。

石川君を優勝候補の一人に挙げてるんだけど、中間勇輝君を破った

高島裕樹君を判定に下した、名雪君の、ヒョウヒョウとした粘り強さも侮れないね。

                                                           

◆高畑里望君×江藤伸悟君

順当に行けば、2試合シード、江藤君の勝ちだろうって思うんだけど、

高畑君、ノーシードなんだけど、優勝候補の一人、大迫龍太郎君を破った一戦、

驚くような可能性を見せてくれたし、次の2試合シードボクサーも下して、

何だか試合するごとに強くなってる、って感じなんだよなあ。

この1ヶ月で、どっちの方が成長してるのか、とても興味深いね。

                                                           

◆横山大輔君×健太郎マイモンコンプロモーション

健太郎君、ランカー目指すなら、適当な時にリングネーム変えような。

こんな長いの、ランキング表に載らないし、無理矢理に載せても小さくて読めないよ。

横山君、1試合シードの初戦を1RKOで、

健太郎君は、二試合シードの初戦を2RKOで、それぞれ勝ち上がってきた、っていう、

これまでの通算の戦績もとてもよく似た二人の対決。

実は、このグループからは優勝者は出ないだろう、って予測なんだけどね。

                                                        

とにかくさ、みんな、昨日のシカゴの試合みたいに、自分を熱くしてくれな。

頼むぜよ。

                                                        

                                                        

2009年8月18日 (火)

エキサイトマッチ(8/17放送分)

                                                        

以前書いた記憶があるんだけど、

今までオークションにかけられたギターの最高価格は、自分が知ってる限りでは、

E・クラプトンの “ブラッキー” ストラトキャスターの1億2,000万円だと思うんだけど、

ジョージ・ハリスンのいわく付きのギターも、凄い価格で取引されたんだわ。

                                                          

一つ目は、アルバム“リボルバー”  の時使ってた、“ギブソンーSG” で、

5,675万円だってさ。

それからね、もっと驚くのは、子供時代、ジョージが初めて父親から買ってもらった、

オランダ製の、日本円でたった650円だったボロギターが、

何と5,100万円で取引されたってさ。

                                                       

さあ、昨日放送分のエキサイトマッチのこと……。

                                                        

◆セバスチャン・ズビック×ドメニコ・スパダ……WBC M 暫定王座決定戦

26勝(10KO)無敗の27才・2位と、29勝(14KO)1敗・1位。

                                                        

より攻撃的なのは、背の低いスパダの方で、とにかくゴリゴリ入って行くんだけど、

ズビックもガードがとてもいいもんで、なかなかクリーンヒットを許さなくて、

互いに距離を詰めた、甲乙付けがたい力強い打ち合いが、3Rまで続いて、

ズビック、相手の打ち出しに合わせた右カウンターを当てたがってるんだけど、

あんまり精度が良くなくて、結局5Rまでは、スパダの攻勢がポイントって感じ。

                                                         

この辺りから、単調なもみ合いが多くなっていって、初めは聞こえてた観客の声援も、

徐々に静まっていって、あんたら勝手にやってれば……って雰囲気なんだなあ。

                                                        

いかにもアマチュア上がりって感じのズビック、全然積極性が見られないし、

グローブの上からのが多くて、そんなにクリーンヒットされてないのに、

徐々に動きが弱々しくなって、明らかな体力差が出てしまって、クリンチ大作戦。

                                                       

お互いに一発づつ打ったら、仲良しクリンチ、ってのが延々と続いて、

もう、殆ど見るに耐えない試合に突入してしまって、そう言えば観客も少ないんだわ。

こいつらの試合は面白くないって、みんな知ってんのかな。

こんなつまんない1位と2位の試合は、そうないね。 時間の無駄だったな。

                                                         

ジャッジもめんどくさくなったのか、3人とも115-114で、ズビックっていうんだけど、

もう、みんなどうでもいいって感じで……、自分は、スパダだと思ったけどね。

どっちが勝ったって、ケリー・パブリックにはボコボコにされるだろう、ってことで。

                                                        

それにしても、WOWOWも、詰まんない試合流すなよなあ。

格下でも、もっと面白い試合沢山あるんじゃないの?

                                                       

◆フェリックス・シュトルム×コーレン・ゲボル……WBA M タイトルマッチ

32勝(14KO)2敗1分の30才チャンプと、

30勝(16KO)3敗の30才2位・サウスポー。

                                                        

二人とも、戦績、KO率とも同じようで、ともに黒×白のグラント。

シュトルム、おしゃれなカルバン・クラインのトランクス。

                                                       

観客も大分多くて、盛り上がってたんだけど、でも殆ど接近戦だったもんで、

遠くの人は、見にくくて、こういう試合はテレビに限るな、やっぱ。

                                                       

ゲボル、超ゴリゴリファイターなもんで、シュトルムも佐藤幸治さんの時みたいな、

華麗なボクシング、って訳にいかなくて、だけどその分、別な面見ることができて、

彼、我慢強いし、いろいろなパターンこなせるし、やっぱ凄いな、って試合だったな。

                                                       

距離取ったら、いいようにやられてしまうって、ゲボル、終始頭付けて、

でも、バッティングにはならなくて、ただシュトルムの頭に自分のを押し付けて、

ガード固めて延々押し込みながら、左右のフックやアッパーをショートで打つんだけど、

シュトルムもガード固いし、結局、山ほどの無駄ダマ打つような展開で、

シュトルムの方が、パンチ切れてるし、精度と見栄えも良かったなあ。

                                                       

二人とも、頭付け合ってのショートブローの打ち合いが基本だったんだけど、

とにかく、隙見つけて、強弱付けながら、色んな角度の色んなパンチ駆使して、

クリンチするってことなくて、見てて気持ち良くて、これぞ接近戦の見本って感じ。

                                                       

6R過ぎても、同じような展開で、このままどこまでいくのかって……。

9Rに入っても、相変わらず、ゲボルの手数落ちないんだけど、有効打とは言い難く、

シュトルムも左ジャブ多用すれば、もっと距離取れるのに、思うに任せず……。

                                                          

でも、声を出しながら打つ、ゲボルのパンチに徐々に勢いが落ちていって、

それにひきかえ、たまになんだけど、シュトルムのワンツーは、ホント鋭くて、

10R、それまでの蓄積効果が出てきたか、ゲボルの動き、特に足が緩んできて、

全体のバランスが崩れていって、勝負はほぼ決したような感じだったな。

                                                         

最終ラウンド、ゲボル、何度も倒しにかかるんだけど、

体力は、シュトルムの方により多く残ってるようで、簡単にかわされてのゴング。

115-113×2、117-111の 3-0で、勿論シュトルム防衛なんだけど、

手数と有効打の評価の点で、見解が分かれた裁定で、

自分としては、後者の判断の方が妥当じゃないかって思ったな。

                                                       

                                                       

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2009年8月17日 (月)

エキサイトマッチ(8/10放送分)

                                                        

自分、23才の時、ゴルフ初めたんだけど、今はもうやってないんだけど、

一番熱が入ってた時は、年間60ラウンド以上やった上に、週二回練習場に通って、

一日1,000発打って、沢山本読んで、それだけやっても、何年やっても、

パープレイで回ることができなくて、人生最高のスコアが、38、37の75だったもんで、

もう絶望して、足洗ったんだけど、だから、世間的にはヘボイ女子プロでも、

尊敬するんだよなあ。

                                                         

そのゴルフの全米プロで、韓国のY・E・ヤンってのが優勝して、

アジア人で始めてメジャー大会制覇ってことで、これは凄かったよ。寝不足だわ。

タイガー・ウッズが3日目でトップに立った試合で負けたのも、初めてだってね。

                                                       

では、先週のエキサイトマッチの事……。

                                                        

◆アントニオ・デルマコ×アンジス・アジャホ……WBC L 挑戦者決定戦

21勝(15KO)1敗1分の23才・1位と、25勝(14KO)1敗の29才・2位。

                                                       

デルマコ、カチカチした、どっちというと相手の攻撃きっかけに攻め込んでいくっていう、

カウンター主体のサウスポーで、黒のレイジェス。

アジャホは、黄色のエバーラストで、それだけでもグローブが大きく見えるってのに、

その上、握りが甘いもんで、とてつもなく手が大きく見えてたな。

                                                            

スピードは、アジャホが上回ってるんだけど、

とにかく、序盤は 二人とも見合うことが多いもんで、場内はブーイングだらけ。

アメリカの客は、とにかく、すぐドカドカ打ち合わないと、

ボクシングとして認めないっていうとこがあって、せっかちなんだよなあ。

自分は、アメリカとドイツの観客の中間くらいな、立場かな。

                                                        

4Rに入って、やっと動きが活発になっていって、

6R、やっとボクシングらしくなっていったな。

                                                          

アジャホは、基本的には、少しビビリ系のアウトボクサーだと思うんだけど、

パンチは早いんだけど、打ち込む瞬間でもグローブの握りが甘いもんで、

効きが弱まってしまうし、何となくオープンくさいのが多いんだわ。

                                                       

このままじゃどうにもまずいでしょ、って徐々に、デルマコが攻勢に出るんだけど、

何だ、カウンター一本じゃないんだ、って、なかなかいい攻撃見せてくれて、

9R、左ストレートを、引き気味のアジャホにブチ当てると、アジャホ、なんだお前、

って感じで、手を上げながら逃げて、自分から片膝付いてしまって、

そこんとこを、デルマコの左が後頭部をほんのかすったら、

マットに突っ伏してしまって、そのラビットが効きました、って情けない嘘つき野郎で、

終わったらスクッて立ってきたくせに、反則だってアピールして、

勿論、認められるはずもなく、あえなく、10カウント数えられての、ザマミロKO負け。

                                                        

これで、E・バレロの挑戦者は、デルマコに決まったんだけど、どうかなあ。

バレロのプレスとか突進力は、半端じゃないからなあ。

デルマコの左カウンターは、強力なんだけど、果たして命中させてくれるかなあ。

                                                       

ただ、まだ直撃弾喰らったの見たことないんだけど、

バレロは案外打たれ弱いんじゃないかって、自分密かに思ってるもんで、

フックならともかく、デルマコの左ストレートが当たるようなら、チャンスはあるかも。

                                                          

◆ジョセフ・アグベコ×ビック・ダルチニアン……IBF B タイトルマッチ

26勝(22KO)1敗の29才・赤エバーラストと、

32勝(26KO)1敗1分の33才・黒レイジェス。

                                                            

いやあ、凄かったね、1Rから、二人とも大暴れでさあ。

                                                       

あれえ、だけどダルチニアン、ちょっと太いぞ、今まで以上の豆タンクだぞ。

そりゃあ、階級上げてくれば当然ってとこあるけど、何だか体が緩んでるぞお。                                                       

解説聞いてたら、前日計量からプラス5kgだってさ、そりゃあ増え過ぎだわ。

                                                       

ずっと以前、小堀佑介さんが、計量終わってから、喉乾いて、腹減ったもんで、

丼飯に水入れて、タクワンで3杯食べてしまって、当日プラス5kgってのがあって、

やっぱりゲフゲフで、やっとこさ判定防衛ってのがあったけど、

あれは、SFeの5kg増だったんだけど、ダルチニアンは、Bからのプラス5kgって、

そりゃあ、シンドイんじゃないの? って見てたんだけど、

それでも戦車は戦車ということで、ダルチニアンの突撃力はいつも通りだったな。

                                                        

だけど、いつもだと相手の方が、彼の勢いに負けて、徐々に押し込まれるんだけど、

やっぱ、もともとのバンタムっていうのは体が違ってて、これが全く引かないんだわ。

アグベコ、2007年にタイトル取った後、何だかみんな怖がって、

挑戦してくるボクサーが少なくて、まだこれが二回目の防衛戦なんだってさ。

“キングコング” って愛称はダテじゃなくて、ダルチニアンの例のブンブン振り回しに、

全然ビビルことなく、負けずにガンガン振り回すもんで、

リング上は凄いことになっていったな。

                                                        

どっちでも、一発でもまともに当たったら、おしまいだな、って展開が6Rまで続いて、

7R、ダルチニアンの左フックが、アグベコの左側頭部をかすって、

二人が、ちょっともつれてたこともあって、アグベコが膝付いたのをダウンって取られて、

少し気の毒かな、って思ったんだけど、ここから前代未聞の事件が起きて……。

                                                          

このダウンが、7R終了直前だったもんで、こっちは8カウントくらいして、

レフェリーの試合再開の合図と同時に、ゴングが鳴る、って予測してたんだけど、

何と、ゴング全然鳴らなくて、どうやらタイムキーパーが、終了間際のドサクサに、

パニクッてしまったらしくて、そのまま試合が続けられてしまって、

結局1分ちょうど、つまり7Rは、4分間のラウンドになってしまったんだわ。

                                                          

ダウンのきっかけのパンチが、大したもんじゃなかったから、つまり、

殆ど効いてなかったから、続行しても問題なかったんだけど、アホか、って思ったね。

                                                         

ダウンは取ったんだけど、それまでにダルチニアンが明確に取ったラウンドは、

殆どこれだけで、あとは一進一退のラウンドが多くて、

アグベコの超攻撃的姿勢が、ダルチニアンを困らせてる、ってのが流れで、

あのダルチニアンが、攻めあぐんでるの、初めて見たな。

                                                        

8R、近接した打ち合いの際は、流石にダルチニアン、本領発揮するんだけど、

やっぱり体調管理の失敗だと思うんだけど、基本的な動きが、トロクなっていって、

もともとガードが低いってとこ突かれて、アグベコの飛び込みざまの右ストレートを

何度もボコボコ喰らって、右目付近をカットはするし、散々だったな。

                                                        

たまに攻勢には出るんだけど、一気に盛り返すってとこまでにはいかなくて、

10~12Rも、反対にプレスかけられて、下がる場面がとても多かったなあ。

                                                       

結局、114-113×2と、116-111の3-0で、アグベコの防衛成功。

自分も4ポイントくらいの差があったと思ったな。

                                                          

だけど、ダルチニアンが、バンタムでは通用しないとは思えなくて、

そのダラシナイ体調管理のバチが当たったんだと思うな。

                                                        

                                                         

2009年8月14日 (金)

後楽園ホール・8月13日

                                                        

山城新吾が、70才で死んだけど、

自分にとっては、94才で死去したレス・ポールの方が感慨深いものがあるんだわ。

何たって、あの名器、ギブソンのレスポール・モデルを作った人だからね。

                                                         

あのギターを一度も手にしたことのないっていうロックギタリストは、まず皆無だし、

アコースティック型のソリッドモデルの最高峰は、今でも1959年製のそれで、

特Aクラスのものだと、確か2,000万円以上するらしいよ。

                                                         

クラプトンのもいいけど、ジミー・ペイジの黒いヤツもカッコ良かったなあ。

50年も経ってんのに、全然古くなくて、多分この先の50年も、残っていくと思うなあ。

94才かあ、いい仕事残したよなあ……。

                                                         

間近に試合を控えてなくて、実家とも良好な関係にあるボクサー達が、

みんな帰省してしまったせいか、都内はガラガラで、電車も空いてるなあ。

                                                        

昨日の後楽園ホールは、第一試合だけがTKO決着で、あと全部判定だったもんで、

ファイナルが始まった時は、9時半過ぎてて、クタクタになるところだったんだけど、

色々盛り沢山、見所満載だったもんで、長くは感じなかったよ。

ただ、初めの二つの4回戦は、特にコメントのない試合だったね。

                                                        

◆大牙輝君(北澤)×佐々木伸君(白井・具志堅)……SF 4R

1勝(1KO)無敗の19才・愛知県と、1勝1敗の24才・北海道。

                                                        

佐々木君、メチャメチャタフで、どんだけ打たれても、全く下がらなくて、

ホント、いい根性の持ち主なんだけど、パンチがなあ……。

ストレートは、押し押しって感じだし、フックは、パタパタパタパタなもんで、

相手にダメージが伝わんないんだよなあ。

                                                        

一方の、大牙君、まだまだ、肩に力入り過ぎだし、ディフェンスも今一で、

佐々木君のそれほど早くないパンチ、沢山貰ってたけど、

何かきっかけ掴んだら、大化けしそうな感じのある、まだこれが、2戦目。

結局、殆どフルマークの3-0で、大牙君の勝ち。

                                                         

◆宮森卓也君(18古河)×茂木孝太君(小熊)……51.5kg 6R 

6勝3敗1分の22才・茨城県と、6勝(1KO)4敗2分の26才・群馬県。

                                                         

茂木君、以前ムエタイでもやってたのかな、左右共、フックがちょっと変で、

つまり、特に接近戦になった時のフックが、肘を外側に張って、

肘を持ち込むようにして打つもんで、加減によっては、肘打ちになりそうで、

見てて、とても危なそうだったな。

                                                        

宮森君は、去年の新人王トーナメントの東日本決勝戦で、

藤原陽介さんに、3-0判定負けしてしまったんだけど、

とてもバランスのいい、綺麗なボクシングするし、マナーとても良いいもんで、

陰ながら応援してる若手なんだけど、チョット悲しいのは、パンチ力が不足気味なとこ。

                                                        

当て勘はいいんだから、もう少しパンチ力さえあれば、こじれる展開になる前に、

決着してるだろうって試合が多いもんで、少し残念な戦績が残ってるんだけど、

彼、断じて2勝1敗ボクサーじゃないって思ってるし、

あれだけ上手なコンビネーション打てるんだから、腕力さえ鍛えれば、っていうか、

強いパンチを打つための研究さえすれば、抜けてくるって思うんだよね。

                                                        

何と、何とここで、女子ボクシングが割り込んで来たもんで、

そういうのは、一番初めに済ませて欲しいって思ってんだけど、

入って来てしまったもんは仕方ないので、自分は休憩タイム。

                                                         

廊下歩いてたら、やけにガタのいいのが前にいて、こんなのとケンカになったら、

ヤバいよなあ、って通り過ぎざまに顔見たら、何と野中悠樹さんで、タマゲタな。

彼、鼻潰れてるし、ホントに恐そうだったよ、あれは凄いわ。

                                                         

◆大塚隆太君(18鴻巣)×小室裕一朗君(新松戸高橋)……53.1kg 8R

5勝3敗1分の23才・埼玉県と、7勝17敗1分の28才・千葉県。

                                                         

小室君っていうのは、戦績的には華々しいものは無いんだけど、

彼、結構ハードなメンバーとやってきてるもんで、自分の中では、

SF級の若手の登竜門みたいな、つまり小室君と、どんな試合ができるかで、

その若手の今後が予測できる、って基準になってる貴重なボクサーなんだわ。

                                                       

ちなみに、過去に、小室君を乗り越えていったボクサー達を上げるとね、

河野公平さん、有永政幸さん、姫野崇史さん、木村隼人さん、佐藤常二郎さん、

今宮佑介さん、上間大貴さん、奈須勇樹さん、なんかがいるんだわ。

                                                          

大塚君、勿論水準以上のボクサーだし、ボクシングスタイル好きなんだけど、

残念ながら、ここぞって所の詰めの時に、突然精度が落ちてしまって、

ここが越えなければいけない第一の壁って試合だったんだけど、

3Rと4Rにダウンを奪いながらも、結局は、76-74×2と、76-76っていう、

かろうじてって感じの、2-0勝ちで終わってしまったんだわ。

                                                         

もともと、2度のダウンは、ちょっとスリップくさくて、小室君には不運だったんだけど、

小室君、フテないで、6R以降、猛然と挽回していって、感動したなあ。

                                                        

大塚君、圧倒的ポイントリードにもかかわらず、6R以降はスタミナ切れしたか、

手数が目に見えて減っていって、8Rには、目付きもおとなしくなってたもんなあ。

                                                        

ちょっと脱線するけどね、この試合8回戦だっていうのに、記者席は、一人だけ。

福原さんと阪東さんの試合の時には、大分増えてたけど、

マスコミ関係は、もともと雑誌系も新聞系も、基本的には8回戦以上の、

それも話題性のある試合しか、まともに見てないもんね。

                                                        

ああいうの見ると、ボクシング好きだから、っていうんじゃなくて、

やっぱ仕事なんだろね、熱い記事が少ない訳さ、って思うんだわ。

                                                         

初めに一人だけ来てた人は、ちょっと前から担当になったらしくて、

ボクシングが好きなのか、一日も早く現場に慣れなくちゃ、って職業意識からなのか、

とにかく、第一試合の4回戦から、熱心に見てて、

自分みたいに、詰まんない試合に席を立つ、ってこともしないんだわ。

綺麗な女性だよ。

                                                        

◆中村優一君(正拳)×林徹磨さん(セレス)……F 8R

7勝(5KO)2敗2分の19才・大阪府と、11勝(2KO)1分の21才・愛知県。

                                                        

中村君、初めて見たんだけど、活きのいい、とってもいいボクサーで、

スタンスが林さんよりは、ちょっと広めなんだけど、ボクシングスタイルは、

二人ともよく似てて、スピードもテクニックも甲乙付け難いスタートだったな。

                                                        

ところが3R以降、やっぱり林さんの攻撃の巾の方が圧倒していって、

完全に流れを掴んで、ポイントを重ねていったな。

                                                          

5R、6Rからは、林さんの、特に左のボディブローが、惚れ惚れするほど見事で、

同時に、正確な返しのパンチが決まり続け、徐々に、中村君の顔が腫れていったよ。

                                                          

7R、中村君、何とか挽回しようって気持全開にして、壮絶な殴り合いを開始。

リングサイドにいた、同郷の松本博志さんも、思いっ切りの声援だったな。

倒さなければ勝ち目はない、って判断した時に、全力攻勢かけるボクサーってのは、

見てて、ホントに共感できるよなあ。

                                                         

激闘は、当然8Rも続いたんだけど、途中でマーチンが、またもやあのマーチンが、

林さんが、中村君の頭を押さえたことに対して、減点を課したんだよなあ。

そりゃあ、それまでに二回ほど注意受けてはいたんだけど、

林さんの行為は、相手の頭を押さえつけて攻撃しようとしたって訳じゃなくて、

二人とも、攻撃のポーズは全くとってなくて、ちょっともつれたのを、

オイ、仕切り直そうぜ、って感じに見えたんだけどなあ。

これがいわゆる、マーチン・ペナルティってやつで、

マーチンは、ブレていないんだけど、全員統一できてれば、問題ないんだけど、

当面は、今日は誰がレフェリーやるんだ? って確認しておいてから、

試合したり、観戦する必要があるな、って事で……。

                                                         

中村君、気持の入った、前向きなボクシング見せてくれたんだけど、

もうちょっとの工夫が足りなくて、残念。

結局、78-74、78-73、79ー73 の圧倒 3-0で、林さんの勝ち。

                                                        

林さん、2007年の全日本新人王なんだけど、その後ずっとランキング維持してて、

君は、ホントにエライ!

試合後、話したんだけど、あんまり顔腫れてなかったけど、

ちょっと、やりつくせなかったような事言ってて、まだまだ伸びそうだよ。

彼、チョット見、中島吉兼さんに似てると思うんだよなあ。

                                                        

◆サラリーマン徹平さん(花形)×渡辺才一君(船橋ドラゴン)……B 8R

22勝(4KO)7敗の30才・神奈川県と、9勝(6KO)3敗1分の24才・千葉県。

                                                        

クイーンの “I Was Born To Love You” が入場曲の徹平さん、

相変わらず、ファンが多くて、真新しいアシックスのシューズでリングイン。   

一方の、渡辺君、ミズノのなーんにも刺繍の入ってない黒無地トランクス。

                                                        

さあ、徹平さん、どうなの? って注目してたんだけど、

確かに左ジャブは、渡辺さんを圧倒してたんだけど、それに続く右が全くダメで、

もう反応が極端に遅くて、殆どが的を外してるっていうか、

もうそこには、相手の頭はないでしょ、ってとこ打ってるんだよなあ。

                                                        

これは、自分の知ってた徹平さんじゃなくて、動きの早い渡辺君に翻弄されてて、

その渡辺君も、早い動きなんだけど、とにかくパンチまでガチャガチャしてて、

なかなか当たんないし、そんな渡辺君なのに、徹平さんも手こずってるし、

かろうじてA級かな、っていうようなやり取りが延々続くもんで、

4Rまでずっとそんな展開だったもんで、何だかとてもカッタルクなってしまって、

この日二回目の休憩に突入。

申し訳ない、徹平さん、何だかとても寂しくなってしまったもんでね……。

3-0で、判定勝ちしたらしいんだけどね。

                                                         

通路で、今度はワタナベジムの会長に話しかけられて、

今日どうだと思う? って尋ねられたもんで、4~5R、福原さんのKO勝ちだと思う、

って伝えたら、うーん、僕はね、判定まで行くんじゃないかって思ってるんだよね、

って答えてきた。 さすがだね。

                                                        

◆阪東ヒーローさん(フォーラムS)×福原力也さん(ワタナベ)……SFe 8R

20勝(9KO)9敗6分の28才・愛媛県と、21勝(17KO)3敗1分の30才・東京都。

                                                        

福原さん、元々はSB級のボクサーなんだけど、2階級上げても、

どこにも緩みのない、見事なV字形の体を作り上げてきたもんで、

いつものように場内の女性たちが、ソワソワザワザワで、花束が6つも7つもあって、

相変わらず客を呼べるボクサーで、少し短めのトランクスがよく似合うよなあ。                                                         

阪東さんも、トレードマークのオレンジで、今日は、何かとても落ち着いてるな。

                                                        

少し硬かったのは、福原さんの方で、阪東さんは随分リラックスしてるように見えて、

でも1R、最初のクリーンショットは、福原さんの左フックで、阪東さん、少し傾いた。

直後、福原さんが攻め込むとこ、今度は、阪東さんの右強振フックが直撃して、

福原さん、2、3歩よろけるもんで、場内いきなり大騒ぎさ。

                                                        

やっぱ、絞りこんでのSFe と、増やしてきてのSFe のパンチには、

差があるみたいで、あれだけのKO率を誇ってる福原さんが、慎重になってる。

こん時思ったね、パッキャオってのは、ホントに凄いんだな、って……。

                                                          

お互いが、お互いのパンチを確認したせいか、

2R以降は、メチャ振りが少なくなって、特に福原さんは、倒し合いじゃなくて、

フットワークと、パンチスピードで勝負しようって決めたみたいで、

この人、ホント頭いいんだと思うわ、大振りを完璧に封印して、

少し軽いんだけど、鋭く振ることに重点置いていって、

これぞ、ってほどのアウトボクシングに徹するようになって、でもそれは、

逃げ逃げチョンチョン、逃げチョンチョンっていうのとは全く違ってて、

あくまで自分の距離を維持しながら、打ち合おうって決めたみたいだったな。

                                                        

だけどその距離は、当然、阪東さんの距離ではないもんで、

彼、常にプレスをかけながら、ジリジリ追い詰めるんだけど、

福原さんのサークリングの前に、今一歩ってとこなんだわ。

                                                         

阪東さんにしてみれば、いくらポイント取られたって、

一発大きいのをブチ当てればいいんでしょ、って一本気ボクシングなもんで、

対照的な二人の個性がぶつかり合った、とても面白い展開になっていったよ。

                                                         

福原さん、徐々にいろんな角度から、自在なコンビネーション繰り出すようになって、

一つ一つのパンチにキレもあって、何度も阪東さんの顔を跳ね上げて、

ああ、自信掴んだな、って、4Rまでに、2~3P取ったんじゃないかな。

                                                         

6R、阪東さん、そろそろゴリゴリ行かないと、って思ってたら、

より一層強く右を振るようになっていって、

それ喰らったらお終いだぞってほど、力こもってたんだけど、

福原さん、何度も、すんでのところでそれを交わして、シュバッ、シュバッって、

とっても早いストレートを多発して、とうとう阪東さんの右目の上をパンチカット。

その前後、福原さんも、ちょっと鼻血。

                                                        

阪東さん、最後まで一発狙いだけが出過ぎてしまって、手数で圧倒されていって、

それでも、何とか乱打戦に持ち込もうとするんだけど、福原さん、ずっと冷静だったな。

ただ、福原さんも、左に合わせて打ってくる、阪東さんの右の強打を警戒して、

最後までボディブローが打てなかったけどね。

                                                        

剛と柔、愚直と洗練、豪胆と華麗、現役1位と元チャンプのプライド……。

色んなものがぶつかり合った、中身の濃いフルラウンドだったなあ。

結局、78-75、79-75、80-74 の3-0で、福原さんの勝ち。

自分はもう少し大きな差があるかなあ、って思ったけどね。

                                                        

相変わらず、長ッ……。

午前中、飛び込み仕事が入って、アップ遅れまして……。

                                                          

                                                                                                             

                                                         

2009年8月13日 (木)

新しいリングネーム。

                                                         

東日本の新人王トーナメントは、19日もまだ準々決勝戦なんだけど、

西日本の方は、15日に、もう決勝戦なんだよね。

スタートが早かったのかなあ?

やっぱり、絶対的な試合数が少ない関係なのかな?

                                                         

今夜の後楽園ホールは、とっても面白ろそうだよね。

メインイベントは、阪東ヒーローさんと福原力也さんだし、他にも、

サラリーマン徹平さんとか、林徹磨さんや、小室裕一郎さん、宮森卓也君も出るし、

ただ、第一試合に女子ボクシングが入っているらしいから、

いつもより、少し遅れ気味でいいね、6時着っていう事で……。

                                                        

菊井徹平さんは改名して、サラリーマン徹平ってなった初戦なんだけど、

どうかなあ? リングネーム変えて、大成功したっていうボクサー、

あんまりいないからなあ……。

                                                         

それにしても、新しいリングネーム見ると、

そうかあ、普段は普通のサラリーマンやってんだなって解るから、

ある意味、ファンサービスになるかも知れなくて、親近感も湧きそうで、

そんなら、いっそのこと他のボクサーも、

リングネームの頭にそれぞれの生業(なりわい)を付けるってのは、どお?

そうすると、対戦カードがこんな風になって、違う興味も湧くってもんで……。

                                                         

・第一試合……………ラーメン○○ VS ピザ配××

・第二試合……………内装△△ VS 鉄筋□□

・第三試合……………プー◆◆ VS 上場◎◎

・第四試合……………水道屋▽▽ VS 植木屋■■

・第五試合……………笑笑●○ VS サイゼリア▲▲

・第六試合……………御曹司■□ VS 二ート●○

・セミファイナル………ホスト▽△ VS ヒモ▼▼

・メインイベント………パチンコ◎○ VS スロット■◆

                                                        

(なお、メインイベントのパチンコ対スロットは、パチンコ屋で働いてるボクサーと、

スロットの稼ぎで生計を立ててるボクサーの戦いであります。) なんてね。

                                                         

ホスト対ヒモとか、プー対上場なんて、それからパチンコ対スロット、ってのも、

盛り上がると思うけどなあ。

                                                         

異業種対決も興味深いけど、例えば、

ホスト対ホストっていうのも、お互いメンツ上、負けられない好試合になるだろうし、

鉄筋対鉄筋とか、ドカチン対ドカチン、なんていう、体力系なんかは、

お互いのシンドサが分かるもんで、

妙に思いやりのある試合展開になったりするかも知れないな。

                                                        

ここで、突然思い出したんだけど、

10日の小野寺さんの試合の件で、少し悪く言い過ぎだって、

知人に言われたんだけど、だからこの際敢えて言うんだけど、

そもそも、あの、小野寺さんの頭下げ過ぎのダッキングは、反則なんだからね。

                                                        

プロボクシングルールの第28章の中の、第89条ー15に、

「相手のベルトライン以下の危険性のあるダッキング」 ってのがあって、

この間の試合でも、小野寺さんは、何度も何度も、繰り返してるってのに、

これまでも含めて、どのレフェリーも注意すらしないんだわ。

                                                         

それに、最近は大分少なくなってきたみたいだけど、

早い回転の連打のとき、明らかなオープンブローがあるんだけど、

これもノーチェックなんだよなあ。

                                                        

多分彼、とっても性格のいい好男子なもんで、ネームバリューもあるし、

レフェリーが、ついつい目をつぶっちゃうんじゃないかって、思うんだよね。

                                                         

                                                         

2009年8月12日 (水)

三垣さんの件

                                                         

伊良部ってのは、好きなプロ野球選手じゃなかったんだけど、

今度日本の独立リーグで、月給15~16万で、まだ野球やるって聞いて、

何だか応援したくなったな。

西澤さんや、辰吉さん達とは、ちょっと違った感じなんだな。

                                                        

それからね、以前このブログで、駅のホームからの線路沿いに、

ウィスキーの小雪と、梅酒の伊東美咲の看板が隣り合わせに立ててあって、

二人で、こっちに笑いかけて来るもんで、どっち取るか迷うな、って書いたことあるけど、

その競争は、ずっと以前に決着してて、どう見ても、美咲は頭悪そう、ってことで、

小雪に凱歌が上がってたんだけど、その伊東美咲が結婚するんだとか、

いや、付き合ってるだけだとかって、記事になってるけど、

相手は、いかにもって感じのパチンコメーカーの御曹司で、

これは、あの神田うのと全く同じ路線だなあ、って……。

                                                         

結局、自分の選択は間違ってなかった、って思ってるんだけど、

それでも、相手が普通のサラリーマンとか、貧乏作家みたいのだったら、

ちょっと救われたんだけどなあ。

いずれにしても、“電車男” なんて話は、現実には有り得ないことで、

幻想だからファンタジーっていうんだなって、納得したな。

                                                          

昨日、10月10日の大ボクシング大会の記者発表があったんだけど、

何度もそういうイベントに立ち会ってる人の話なんだけど、

そりゃあまあ、今までで一番豪華で、帝拳も相当チカラ入ってたらしいよ。

地上波は絡まないんだけど、WOWOWが、無料放映するんだってね。

                                                        

リナレスや、西岡さん、三浦さん達は、普通にやれば、当然のように勝つと思うけど、

問題は、下田さんの相手が誰になるのか、っていうのと、

榎さんと細野さんの一戦だね。

                                                          

下田さんは、二戦続けてオチャラケル訳には行かないだろうし、

榎さんも、殆ど今後が決まってしまう、それこそ人生の大勝負だと思うんだよね。

細野さんも好きなボクサーなんだけど、

榎さんには、昔、アイスクリームを御馳走になったっていう、義理あるしなあ……。

                                                        

さてさて、ここからが今日の本題なんだけど、

三垣さんと近藤さんのタイトル戦の録画を、実は8月6日撮り忘れてしまってね、

昨日やっと知人に、DVDに落としたのを見せて貰ったんだわ。

                                                         

あん時のブログで、レフェリーをストップが早いって、ボロカスに言った手前、

ちょっとドキドキだったんだけど、もし自分の判断が間違ってたら、

素直に謝ろう、って決心したとこで、スイッチ入れたんだけど、

レフェリーに問題があったっていうのは同じなんだけど、

ちょっと違った展開になってしまったんだわ。

                                                         

45秒分しかないもんで、5~6回は見たんだけど、

近藤さんの最初の右は、近藤さん本人の想像以上にホントに効いてて、

三垣さん、初め右によろめいて、次に、近藤さんの継続的な攻撃によって、

ズルズルって後ろに下がって、そこを近藤さんが、ここが勝負だって、

思いっきり連打するんだけど、幾つかのスカパンチの後の、確か左フックは、

この日のセカンドショットで、三垣さんの顔面が左に振られて、ガードが解けて、

同時に、間違いなくロープに寄りかかってしまっていたんだから、

レフェリーは、この時点で、プロボクシングルールの第28章の第88条-2にあたる、

つまり、ダウンについて規定した、以下の、

「ダメージを受けたため、半ば意識を失ってロープによりかかった状態のとき」、

ってのを適用して、ダウンを宣告すべきだったんだ、って思ったんだわ。

                                                         

つまり、事の本質はストップが早いってことではなくて、

あの時、正確なダウン宣告がなされるべきだったんじゃないか、っていうこと。

                                                         

その直後、三垣さんは、近藤さんに対して半身に、そして背中を向けるように、

体を移動させたんだけど、この時、近藤さんも舞い上がってたからだと思うけど、

明らかなラビットパンチを、それも二発続けて思いっきりブチ込んでしまって、

それまで、何もなかったとしても、あれだけで倒れてしまう、ってほど強烈で、

それが、三垣さんの後頭下部、左耳の後ろ首の付け根近くを直撃した直後に、

あるいは同時に、レフェリーがストップかけたんだけど、

ここの部分は近藤さんの明らかな反則で、

もうこの時点で、三垣さんはヘロヘロになってしまったもんで、

結果的には、明らかに続行不能になってしまったんだけどね。

                                                         

ストップとラビットが、交錯してるって見えないこともないんだけど、

結果的には、レフェリーのあの時点でのストップは、

この試合の決まり手は、ラビット二発によるTKO勝ちだって、

宣言したように見えなくもないんだわ。

                                                        

整理するとね、あのレフェリーが、ロープダウンは取りたくないっていう主義なら、

三垣さんがセカンドショットを喰らって、ロープに寄りかかった時点で、

TKOストップをかけるべきだったんだし、その意味では、ストップが遅過ぎたんだし、

ラビットパンチ喰らってからの、TKOストップなら、絶対おかしいと思うし、

そのストップは、近藤さんにペナルティを課すための、そして、

三垣さんの回復を待つための、ストップにすべきだって、思ったんだよね。

                                                         

結局、この日のマーチンのストップは、早過ぎたんじゃなくて、

彼の日頃の判断からすると、かえって遅過ぎで、その事が、

事をややこしくしたってことで、自分は謝らない、っていう結論に到達。

                                                        

自分としては、断固、近藤さんのセカンドショットの時点での、

ダウン宣告が妥当だろうって思うけどね。

                                                         

事故を未然に防ぐためのに、早目にストップをかける、ってのも解らなくないけど、

安易なストップのその前に、とにかく、どんどん、それこそ安易になってもいいから、

ロープダウンやら、スタンディングダウンを取るって方向が、

順序じゃないかってかって思うんだけどね、どお?

                                                          

                                                        

2009年8月11日 (火)

後楽園ホール・8月10日

                                                         

東京駅停車間際の電車の中、立ってる人がチラホラと、

斜め前の人が席を立つやいなや、遥か向こうから、50代のオッサンが突進して来て、

その途端、ドアが開いて、40代のオバサンが突入して来て、いきなりの席取り競争。

                                                        

二人はお互いを意識しつつ、ダーッと走り込んで来て、ホントにタッチの差で、

何故なら、二人はその席で、殆ど重なり合いようになってしまったからね、

結局勝負は、オバサンの勝ち。                     

オバサン苦笑いで、オッサン憤然として、そこから立ち去らず。

もう、可笑しくって、さあ。 

                                                        

オッサン、あそこでストップかけられないかなあ?

そもそも相手は女なんだし、間合い的にも、ちょっと無理だって、判断できないかなあ?

オバサンの膝にケツ乗せてしまう、その前にストップかけられないかなあ?

                                                        

そのオッサンの悲しいのは、走って席取りに行くって段階で、もう十分見苦しいのに、

勝負に負けた後も、オバサンの前に立ちはだかって、上から睨みつけてるってとこで、

あんたバカか、そんなに長いこと生きてきて、相変わらずの恥知らずか、ってさ。

                                                        

日本人は、ドンドンみっともなくなってるなあって、悲しくなるわけさ。

あんなオッサン、昔は、絶対いなかったからね。

                                                        

今年50回目の後楽園ホールの、見ものは、結局セミファイナルの一戦だったな。

初めの三つの試合は、全部がその場限りのガチャガチャで、

気持は出てたけど、結局、明日につながるようなものは、何にも見られなかったな。

                                                         

◆椎野大輝君(三迫)×萩原猛君(T&T)……SB 6R

デビュー戦、23才・茨城県と、6勝(6KO)5敗2分の24才・神奈川県。

                                                        

椎野君、アマチュアから、いきなりの6回戦デビューで、

初めから、持ってるものが違うって感じで、確かに巧いんだけど、

相手を舐めるというか、見下した態度が、小生意気で、ああいうのはどうもね。

                                                         

調子に乗って、下の方では、気持よくやってたんだけど、

すぐ潰されて、消えていったボクサーは、沢山見てるけど、

謙虚さの見えないボクサーは、やっぱりダメだと思うんだよね。

近くにランカーがいたもんで、どお?  って聞いたら、

あれはダメです、ってやっぱり言ってたよ。 

                                                                                                               

萩原君も、情けなくて、ブチのめしてやる、っていう気概が全く無くて、

かえって、ビビってんだからなあ。 結局KO負け。                                                       

◆平井良維君(三谷大和)×大川泰弘君(ワタナベ)……64.5kg 8R

8勝(2KO)3敗2分の23才・東京都と、6勝(1KO)8敗3分の25才・茨城県。

                                                        

やっと本格的なボクシングになってきたんだけど、

平井君の余裕勝ちかって、思ってたんだけど、

この日の平井君は、ちょっとおかしくて、動き緩いし、パンチもキレがないよ。                                                        

反対に、大川君はいつも以上で、とても攻撃的に変身してたな。

                                                          

お互いに相手の打ち終わりを中心に狙ってるんだけど、残念ながら、

二人とも精度が良くなくて、そもそも強大なパンチ力がある方ではないもんで、

これは長引くかなって思ってたんだけど、平井君の方が弱りが早くて、

元々色白なもんで、顔面がドンドン紅潮していって、6Rにストップ負け。

                                                         

◆岡田山金太郎君(オサム)×渕上誠さん(八王子中屋)……M 8R

10勝(4KO)10敗1分の33才・埼玉県と、10勝(2KO)6敗の26才・鹿児島県。

                                                        

1R半分頃、渕上さんのいきなりの左ストレートが直撃して、岡田山君ダウン。

こりゃあ、早く終わるかなって、展開だったけど、岡田山君、タフだし、

渕上さん、パンチ力全く無いし、もう延々のグダグダ戦に突入。

                                                        

2Rにもダウン喰らって、岡田山君、いつ倒れてもおかしくないんだけど、

渕上さん、イジメのような攻撃しかできず、岡田山君の衰弱待ちなのかって。

                                                         

岡田山君、もう止めた方がいいと思うな。

反射系がだいぶやられてるみたいだし、もう33才だし、変な障害が出る前に、

勇退した方が絶対いいって。

                                                         

8R、レフェリーストップになった時、観客が大抗議してたし、

ジムの会長も文句言ってたけど、もう全然ダメなの、判んないかなあ、って思ったよ。

                                                        

渕上さんも、このクラスだから仕方ないのかも知れないけど、

これで4位かあ、ってパフォーマンスだったなあ。

                                                        

◆大村光矢君(三迫)×大沢宏晋さん(大星)……L 8R

10勝(7KO)4敗の28才・愛媛県と、15勝(7KO)2敗3分の24才・大阪府。

                                                         

自分にとって、この日のベストファイト。                                                        

この前の試合が、とってもトローンとした動きだったので、ライト級でも早い早い。                                                         

1~2R、甲乙付け難い、レベルの高い攻防で、目が離せないよ。

                                                         

大村君、フェイント絡めて、トリッキーな動きも交えて、色んな攻め方見せてくれるし、

一方の大沢さん、オーソドックスで、キチットしたボクシングを最後まで崩さないで、

二人の特色が真っ向から激突した緊張の展開が、4R頃まで続いた。

                                                        

6Rに入ってから、大村君のショートアッパーが立て続けに決まり始めて、

大沢さん、一瞬グラつく場面も出てきて、結局、このアッパーが勝敗の分かれ目で、

7R終わって、1~2P大村君かな、って思ってて、

大沢さんも、挽回するには倒すしかないって、それまで以上に突っ込んむんだけど、

その結果で、バッティング減点喰らってしまって、

結局、1~2P差の、2-1で、大沢君の勝ち。

                                                        

二人とも、最後までスピード落ちなくて、最初から最後まで殆ど打ちっぱなしでも、

グダグダにならないで、ホントいい試合だったよ。

                                                        

特に大村君は、終盤に入るってのに、思いっきりのショットを空振りしても、

全くバランス崩さなくて、凄かったよなあ。    

晴れてランカーなんだろうけど、この子は伸びると思うなあ。

                                                        

大沢さんも、減点なければ、ドローってことで、あそこで、減点取るのは、

やっぱりマーチンらしいね、って程度だったもんで、残念。

二人の対決は、是非また見てみたいな。

                                                        

◆小野寺洋介山さん×和宇慶勇二さん……日本SLタイトルマッチ

19勝(7KO)1敗1分の28才・宮城県と、12勝(6KO)2敗の28才・東京都。

                                                         

和宇慶さん、小野寺さんほどのハードなメンバーとはやって来てないんだけど、

どんな相手に対しても、真面目で一生懸命で、絶対逃げないし、

ポイント取ってるからって、それなりのボクシングをするってこともないもんで、

自分のお気に入りのボクサーなんだよなあ。

                                                        

小野寺さん、そりゃあタフで、一本気で直線的なボクシングは魅力ではあるし、

あの、腰曲げて、頭下げて、肩の高さでの横振り大フックの連発は、

相手のカウンターも防げるし、なかなか巧い作戦だとは思うし、

ブンブン振るもんだから、そりゃあイキがいいようには見えるんだけど、

ただ近寄って、力任せに、顔下げて、相手も見ないオープンブロー攻撃は、

自分、少し引いてしまうんだよなあ。

                                                        

元々応援してるのは、和宇慶さんの方だってこともあって、

打たれる場所無いように頭下げて、相手の攻撃を、あそこまで体曲げて、

やり過ごそうってのは、どうなの? って思うんだよなあ。

いっそのこと、減点覚悟のラビットでもブチ込んでやればいいのに、って……。

だって、打つとこないんだからさあ、って思ってしまう訳よ。

                                                        

そもそも、全くストレートを打たないボクサーも好きじゃないし、

正直、観客があれほど大騒ぎするほどの試合じゃないと思うんだけど、

やっぱり知り合いだと力はいるのかなあ。

                                                        

和宇慶さんも、ちょっと真面目過ぎて、気圧されたとこあって、

もう少しヤンチャやれば良かったのにねえ。

途中、うまいこと体入れ替えて、いいのを打ってたんだけどねえ。

結局、3Rにダウン奪ったし、での5~8P差で小野寺さんの圧勝。

                                                         

こうなると、ああいうボクシングが、亀海さんにも通用するのかが、

このクラスでの当面の大関心事だな。

                                                         

                                                         

2009年8月10日 (月)

エキサイトマッチ(8/3放送分)

                                         

先週見た映画では、“スターダスト” っていうファンタジーが、とても良かったな。

ロバート・デニーロが、屈折した海賊船の船長で出てる以外、

顔見知りの俳優は誰もいないし、ストーリー自体も、とても他愛ないものなんだけど、

何かホンワカした気分になったよ。

                                                          

昨日、ヤンキースVSレッドソックス見てたら、イニングの合間に、

ビートルズの “恋する二人” なんか流れてて、あっちでもオールディーズなんだなって。

                                                        

松井は、スパイクもリストバンドも “ミズノ” なんだあ、って見てたら、

相手のキャッチャーのプロテクターも、やっぱり “ミズノ” で、

結構頑張ってんだなあ、って思ったな。

                                                       

こっちの業界が、もう少し何とかなれば、ドイツでの “アディダス” みたいに、

“ミズノ” が、もう少し積極的に、ボクシングに関わってくれるんじゃないかなあ。

                                                       

やっとこ、先週のエキサイトマッチ見たもんで、一応書いておこう、って……。

                                                        

アドリアン・ディアコヌ×ジャン・パスカル……WBC LH タイトルマッチ

26勝(15KO)無敗の31才と、22勝(15KO)1敗の26才。

                                                       

二人とも、カナダを拠点にしてるボクサーなもんで、モントリオールの会場では、

フランス語と英語でアナウンスがあったけど、実況は、フランス語だったね。

二人共に、自分が大好きな、レイジェスの黒なんだけど、

ディアコヌは、トランクスやシューズまで黒なもんで、なかなか精悍に見える。

                                                       

フットワークスピードで優位に立ってるパスカルは、

元々が遠い距離でやりたがる、ヒット&アウェイボクサーなもんで、

何とかディアコヌに、ブッ倒して貰いたいって、思ってたんだけど、

ディアコヌ、詰めが緩くて、そんなハードパンチャーでもないし、苦戦苦戦。

                                                       

1~4R、殆どパスカルのペースとポイントで、

それでも近接した時のパンチの交換は、二人とも力こもってて、早いし、

ディアコヌにもチャンスあったようにも見えたんだけど、

5Rの半分頃、そんなに強くない、パスカルの左を食って、ディアコヌがダウン。

さあ、パスカルが一気に行くかって見てたら、それほど攻勢かけなくて、

あと20秒ほどのところで、今度はディアコヌの右が、軽くパスカルの頭をかすって、

何だかフラッてしてしまって、場内大興奮。

                                                        

だけど、カナダの観客は、ちょっとでもいい場面になると、すぐ立って、ウットオシイね。

                                                        

6~11Rまで、あとは小康状態みたいなもんで、チャンピオンのディアコヌも、

攻めなきゃポイント返せないでしょ、ってのに、なんかテレテレやってて、

一方のパスカルは、無理しない、っていう一番詰まんない方向に行ってしまって、

会場にいたら、退出して一服って感じの、0-3で、パスカルの勝ち。

前にも思ったんだけど、カナダのボクシングは面白くないのが多いね。

                                                        

アルツール・アブラヒモフ×マヒール・オラル……IBF M タイトルマッチ

28勝(23KO)無敗の29才と、25勝(10KO)1敗2分の29才。

                                                           

ドイツでの試合なんだけど、リングアナのマイケルが出張してたね。

両方とも、当然、アディダスの黒。

それから、この日のリングロープは、4本全部が真っ白っていう、珍しいパターン。

                                                       

アブラヒモフは、これが10度目の防衛で、KO率82%で、

一方、挑戦者のオラルってのは、世界戦初挑戦のランク11位で、KO率36%。

                                                        

こういう試合は、アブラヒモフがいつ倒すのかってのが、興味のポイントなんだけど、

オラルが思いの外、踏ん張って、何だか我慢比べみたいになって、

ハードパンチャーなんだけど、超ガードの固い、強大王者に対して、

丁寧に空いてるとこ、見つけながら、いかにもパンチ力無さそうなんだけど、

とにかく、ビビらないで、一生懸命やってるのに、好感持ったな。

                                                        

アブラヒモフは、相手のパンチをかわすのに、ガード固める以外、殆ど何もしないで、

期を見て、豪腕を振るうっていう、愚直な進行に固執するんだけど、

それでも、彼のパワーは、半端じゃなくて、とにかく一発当てれば勝ちでしょ、って感じ。

                                                        

そして4R、アブラヒモフが一気にチャージして、左を引っ掛け気味に当てると、

オラルが、ちょっと吹っ飛ばされるように、一回目のダウン。

                                                            

その後、6Rに右のショート、10Rには、弾くような左で、そして、その直後に、

今度は、右ボディで、そしてまた右ボディで、そうかフリーノックダウン制か……。

結局、合計5回もダウン食らわされて、それでもオラルは、立ち上がって、

まだ続けようとしたんだけど、さすがにセコンドからタオル入って、ここでエンド。

あの、ボディブローは、シンドそうだったよなあ。

                                                                                                                  

こん時、レフェリーはタオルに気付かないで、

アブラヒモフに、「タオル入ってるけど……。」 見たいに言われて、カッコ悪いの。

                                                        

アブラヒモフ、まるで独りよがりで、つまり、何だか自分の都合だけでボクシングやって、

あんまりセコンドの言うこと聞いてないみたいだし、

今行けば良いのに、ってとこで行かないで、そこで行くかあ?ってとこで、全力だし、

意表を突いてくるもんで、面白いよなあ。

                                                       

ああそう言えば、オスカー・ラリオス、止めちゃうんだってねえ。

好きだったんだよなあ。

ずっと見てたけど、彼、絶対いいヤツだと思うんだよね。

                                                       

                                                         

2009年8月 8日 (土)

プロテストの合格判定基準

                                                                                                                        

今思い浮かぶ、世の中で一番お気楽な仕事は、気象予報士だと思うな。

あいつら、言い訳の王者だし、外れたって、誰からもドヤされないし、

いいプレーしなければ、プロスポーツ選手は食いっぱぐれるし、

民間会社の営業マンは、売上未達が続けば、降格や減俸、首にもなるっていうのに、

相いも変わらず、同好会レベルの感覚でヘラヘラやって、

結局、気象庁からの情報の、単なる伝達係ってことなんでしょ。

                                                                                                                        

気象庁発表のデータをそのまま伝えるんなら、

水着のオネエチャンがやったって、同じっていう事で、かえってその方が楽しみだし、

ホントに予報能力あるんなら、たまには大本営発表とは違う、独自の予報、

例えば東京近郊では、昨日の夕方は土砂降りになると思うって、言ってみてご覧。

みんなは晴れるって言ってるけど、俺は雨だと思う、って言ってみせてよ。

                                                                                                                        

気象の動向に命がかかってる連中は、気象庁の情報なんか、

そんなに重視してないって、知ってる?

穀物や羊毛の相場張ってる連中や、季節商品扱ってる業者なんかは、

アメリカの気象予報会社と個別契約して、

オンリーデータを物凄い高値で買ってるらしいよ。

                                                         

で、結局、お気楽な気象予報士のお陰で、

まだ真新しい、996USA-BKが、ずぶ濡れだわさ。

                                                        

昨日、ボクサーの保険のこと書いた中で、ボクサーのファイトマネーにも触れたけど、

ある人から、まだ突っ込み不足だって言われてね、

自分、どこまでハッキリ言い切っちゃっていいんだか、ちょっと迷ってたとこあって、

説明不足ではあったんだけど、結構一般に知れ渡ってるらしいんで、

この際、補足しておくわ。

                                                        

つまりね、ボクサーが試合ごとに貰うファイトマネーにも、

実は、マネージメント料が掛ってて、激励賞と同じ33%が控除されるし、

そもそも、そのファイトマネー自体が、現金じゃなくて、

相当分以上の金額分のチケットが支給される、ってことが多くて、

だから、後援会がしっかりしてるボクサーと、そうではないボクサーとでは、

結果的に、恐ろしいほどの差が出てしまうのが、現実なんだわ。

                                                        

で、ある意味、ボクサーは、人気商売ってことにもなってしまって、

営業マンみたいな振る舞いをせざるを得ない、って状況にもなるんだわ。

                                                        

それからね、地方から出て来たもんで、周囲にあんまり友達もいないし、

そもそも親の反対あって、家出みたいにして始めた、っていうボクサーなんかだと、

チケット販売もままならなくて、収支がマイナスバランスになってしまう、

っていう悲しいケースも、普通にあるんだわ。

                                                        

でね、ボクシングで名を上げて、カネ稼ごうって、思ってる連中のリングは、

だからこそ、それこそ死に物狂いなもんで、それが伝わってくると、      

こっちも応援したくなるんだよなあ。

                                                        

さてさて、今日の話題は、プロテストの合否判定基準のこと。

                                                                                                               

過去に一回だけ、プロテストに立ち会ったことがあるんだけど、

あれは、特別の雰囲気があって、こっちも緊張するね。

                                                        

大体がウィークデイの昼間にやるもんで、なかなか行けるもんじゃないんだけど、

まるで閑散とした後楽園ホールのリングの上で、確か2分2ラウンドなんだけど、

応援も何もない、静かで冷たい緊張感が、全体を支配してるんだわ。

                                                         

次々にやるもんで、コーナー近くには、受験生が列作って待ってて、

いつもと同じようにレフェリーとジャッジがいて、ただ、彼らの殆どが私服なもんで、

いつもと雰囲気が違ってて、それがまた独特で……。

受験料は、6,300円也。

                                                       

そのプロテストの合格判定基準が以下なんだけど、

これね、たまに眺め直してみると、普通の試合を見る時の参考にもなるんだわ。

                                                         

【判定基準とチェック項目】

                                                

① 基本姿勢……………バランス、スタンス、顎の位置

            □正面を向き過ぎていないか

            □しっかりオンガードポジションをとっているか

            □顎が上がっていないか 

                                                        

② 基本的な打ち方………ジャブ、右ストレート、左ストレート、ワン・ツー、

                コンビネーション、連打、その他のパンチ

            □ナックルが正確に相手にヒットしているか

            □ジャブを打っているか

            □ワン・ツーを正確に打てるか

            □ワン・ツーから連打できるか

            □フック

            □ボディブロー

            □アッパー

                                                        

③ フットワーク 

           □スタンスの位置が一定しているか

            □足がそろわずフットワークができるか

            □ステップインして打てるか

                                                        

④ ディフェンス……………パーリング・ストッピング、ヘッドスリップ、

                 ウィービング、ダッキング、他

            □同じパンチを何度も受けていないか

            □パンチを受けて、顎を跳ね上げないか

            □パンチに対して横や、下を向かないか

            □目をつぶらないか

                                                         

⑤ スタミナ…………………スタミナ、手数 

            □手数が少なくないか

            □後退が多く、ロープを背負ってないか

            □口が開いてないか

                                                         

⑥ 反則………………………オープンブロー、バッティング、その他 

            □ナックルが正確にヒットしているか

            □攻撃時に頭を持っていかないか

            □防御時に頭を持っていかないか

                                                        

⑦ その他 

            □耐久力

            □スピード

            □パワー

            □レフェリーの指示に従っているか

                                                        

以上の7つの判定基準があって、合計25個のチェック項目をクリアするのは、

そりゃ、生半可じゃなくて、合格率はここんとこ、大体30%くらいなもんで、

なかなか大変なんだわさ。

                                                         

                                                         

2009年8月 7日 (金)

ボクサーの保険

                                                         

あんたのブログはさあ、余計な事が多過ぎんだよ、っていうのは、

知り合いや、奥さんにまで言われることなんだけど、

これは、自分の遺書みたいなもんで、好き勝手、ダラダラ垂れ流してやるんだ、

それに、俺には100人の味方がいるんだからな、っていつも開き直ってるもんね。

                                                        

こういうものを書いてて、面白いのは、たまにとんでもない検索ワードが引っかかって、

例えば、最近では、イギリスのキンクスってバンドのこと書いたけど、

世の中は広くてね、結構キンクスにハマってるっていう人がいて、驚くんだわ。

                                                         

それから、例のニューバランスのスニーカーの件なんか、

今だに、毎日4~5人ほどのアクセスあるからね。

リンク元辿ってみると、そこにはまた別の深い世界が広がってるんだよなあ。

                                                       

今朝は、ビリー・ジョエルの “Uptown Girl” から。

                                                         

今は、ジャン・レノみたいな風貌になってて、それはそれで悪くはないけど、

あのビリー・ジョエルが、ああいう風になるんなら、

自分もこれくらいになっても当然だな、って感じで、

この曲は、軽いテンポの典型的なポップソングなんだけど、

どういうものか、初めて聞いた時に、“ヨッチャン・ガール” って聞こえてしまって、

それ以降、いつ聞いても、“ヨッチャン・ガール” なんだよなあ。

                                                         

そして、中ほどで、“Uptown Boy” って歌詞があるんだけど、

これも、どういうものか、“トッチャン・ボーイ” って、なってしまって、

ビリー・ジョエルも、エライ迷惑だよなあ。

                                                         

話は変わって、少し前のことになるんだけど、

8月2日、加治木了太さん(大鵬)、2RKO勝ちなんだってねえ。

確か相手は、元ランカーだと思うんだけど、ヨカッタなあ。

彼の試合、協栄に所属してた頃は、全部見たもんなあ。

SkyAかなんかで、やらないかなあ。

                                                         

さて、今日の本題は、プロボクサーの保険のこと。

                                                        

通常、プロボクサーは、一般民間人が加入してる生命保険や、傷害保険に、

同じ料率で加入することは、できないって思っていいんだ。

                                                        

何故かって言うと、その仕事柄、あまりに危険度や事故率が高いもんで、

保険屋が、通常の料率では引き受けてくれないからなんだわ。

                                                         

こういう危険職には、他にFIドライバー、バイクレーサーとか、潜水夫、自衛隊員、

高所作業員、プロの登山家なんかも含まれるし、サッカーや野球などのプロ選手も、

それから、競馬の騎手や、競輪や競艇の選手達までも、ほぼ同様の扱いがされて、

一般人と比べて、エライ割高の保険料を取られることになってるんだわ。

保険屋が損しないように、ってね。

                                                          

今んとこの、究極の危険職は、暴力団の構成員ってことになってて、

これはもう、誰が考えても、危険度高いでしょ、ってことで、

殆ど、加入することさえできないんだなあ。

昔、ある組の若者頭補佐っていう人と、色々話したことあんだけど、

彼、自分に何かあった時、後に残す妻子のことが心配だって、言ってたっけなあ。

                                                         

そのプロボクサーの保険なんだけど、だから現在のところは、

日本ボクシング協会が仕切ってるんだけど、それは二通りの構造で出来上がってて、

一つは、日常のジムワークなんかでの事故に対応するもので、

これは、A、B、C級の区別なく、年間保険料は、一律8,000円になってるんだ。

                                                         

それともう一つは、試合ごとに掛けられる保険で、

これは、ファイトマネーの3%、っていうことになってるもんで、

ごく一般的な試合の場合、C級ボクサーは、1,800円、B級は、3,000円で、

A級ボクサーは、4,500円から6,000円ってことになってるんだわ。

                                                        

逆算すると、ボクサー達のおよそのファイトマネーが算出できるんだけど、

代わりにやっておくと、C級だと、6万円、B級は、10万円で、

A級ボクサーでも、15~20万円ってことになるんだわ。安いよなあ。

普通のA級ボクサーが年4回試合したって、80万にしかならないんだからねえ。

これじゃあ、まるでオバチャンのパート代だぜ。

                                                                                                                 

付け加えておくけど、さっき書いた保険料は、

勿論、ボクサー自身が負担するんだからね。

                                                         

折角貰った激励賞も、33%はジムに納めなければならないし、

もう、ホントに普通の感覚じゃ、プロボクサーなんかやれるもんじゃないんだからね。

                                                         

ちなみに、C級ボクサーが年4回の試合をした場合の収支を計算してみると、

・収入………ファイトマネー;6万円×4回=24万円

・支出………月謝;1万円×12ヶ月=12万円、ライセンス料;4,200円、

        健保料;1,800円×4回=7,200円+8,000円、

        (合計;139,400円)

                                                        

差し引きすると、10万円しか残らないんだよお。

こういうのでもプロっていうのかなあ、っていつも思うんだよね。

僅かでも報酬貰ったら、アマじゃないって論法なら、やっぱりプロなんだろうけどね。

                                                        

話がそれたから、最後にまた、保険の話に戻すけど、

一般人が加入してる損害保険や、生命保険の災害、傷害特約の場合だと、

傷害の部位、程度によって、あらかじめ補償額が決まってて、

実際に支払った医療費以上の金額が支給されることも多いんだけど、

プロボクサーの保険の場合には、負担した治療費の実費支給が基本で、

手術の種類や傷害の程度によっては、支払われる金額の上限が決まっている

場合もあるようなんだな。

                                                        

                                                        

                                                                                                                  

2009年8月 6日 (木)

ライセンス料

                                                        

昨日の夜、WOWOWで、“ダイハード・4” やってたんだけど、面白かったねえ。

                                                       

ブルース・ウィルスを初めて見たのは、昔、NHKでやってた、

弁護士事務所を舞台にした、コメディタッチの30分連続ものドラマで、

オチャラケ事務員の役だったよなあ。 

もう何十年も前のことで、こんなにビッグになるって感じじゃなかったんだわ。

                                                          

その“ダイハード・4” のエンディングに流れてきたのは、

何と、C・C・R(Cleadence Clearwater Revival)。

                                                       

彼らは、自分の中では、恐怖のB級アメリカンバンドの王者なんだけど、

今でも、たまにハマってしまうんだよなあ。

                                                       

ジョン・フォガティってのが、リードギターとヴォーカルを兼ねるっていう、

この時点で、既にそれはダメでしょ、ってバンドなんだけど、

このジョン・フォガティの声質がとても好きなもんで、ずっと抜けられないんだわ。

                                                        

もともとは兄貴達がやってたバンドに、ジョンが誘われたんだけど、

その兄貴達が、とんでもない下手クソだったもんで、

すぐに、ジョンのワンマンバンドになってしまったっていう、

ちょっと間抜けな、カントリーロック風のテキサス野郎達。

                                                        

このバンドの最大の弱点は、ドラマーで、これはもう致命的なほどで、

まるで、中学生のブラスバンドくらいのレベルしかなくて、

早いとこチェンジすればいいのに、って思ってたんだけど、

やっぱ、テキサスの男は義理堅くて、最後までそいつを使い続けて、

おかげで、結局超一流にはなれないで終わってしまったんだよなあ。

ジョンもソロで十分やれたのに、バンドと命運共にして、今何してんのかなあ。

                                                       

“Travelin' Band” みたいなアップテンポのものも悪くないけど、

自分は、“Who'll Stop The Rain” とか、“Have You Ever Seen The Rain” っていう、

スローな雨シリーズを、一番気に入ってるんだわ。

                                                       

さてさて、ここからが今日の本題で、ライセンス料のことなんだけど、                                                    

ボクシングにかかわってる、全ての人達は、マスコミは除いてだけどね、

毎年それぞれのライセンスを更新する為に、JBCにライセンス料を上納するんだけど、

ジックリ眺めてみると、結構面白いよ。

                                                       

   ・クラブオーナー……31,500円

   ・マネジャー…………10,500

   ・プロモーター………52,500

   ・トレーナー…………  5,250

   ・セコンド……………  5,250

   ・マッチメーカー…… 52,500

   ・A級ボクサー………10,500

   ・B級ボクサー………  6,300

   ・C級ボクサー………  4,200

   ・レフェリー………… 10,500

   ・タイムキーパー……  5,250

   ・ドクター……………   5,250

   ・アナウンサー………  5,250

                                                         

金額の大小そのものも、興味深いんだけど、

タイムキーパーやら、アナウンサー、ドクターまで金取られるって知ってた?

それも、みんな揃って、5,250円ってのも可笑しくない?

                                                        

同じ5,250円組には、あとトレーナーと、セコンドがいて、

この5人が、同じ価値みたいで、なんだか、可笑しくてさあ。

どうやって決めたんだろな、って……。

                                                        

彼らに比べると、レフェリーは倍額なんだね。

                                                         

一番高いのは、プロモーターとマッチメーカーの52,500円。

このマッチメーカーはさ、後楽園ホールで、いつもウロウロしてるもんで、

知ってると思うんだけど、一試合マッチメークするといくらになるか、知ってる?

それから、国際マッチメイクの料金も、おおよそのとこ知ってるけど、

やっぱライセンス料も、一番高いんだねえ。

                                                         

クラブオーナーより、プロモーターの方が高いってもの、ちょっと不思議な感じ。

                                                         

ボクサー達も、クラスによって、それぞれのライセンス料が決まってるんだけど、

何で、A級ボクサーがC級の倍以上高いんだか、理由が解んないよね。

C級は4回戦だから4,000円、で、6回戦のB級は6,000円っていうなら、

A級は、8,000円なんじゃないの? って思うわけさ。

たまには、10回戦もやるからね、ってかあ。

ラウンド1,000円って考えると、何だか、パートの時給みたいだなあ。

                                                         

それからね、プロテストに合格したボクサーのライセンス料についてなんだけど、

ここにも、結構問題あるんじゃないかって思ってるんだわ。

                                                         

上にあげた各種のライセンスはね、毎年1月に更新されて、

その年の12月までの一年間が、共通の一区切りになってるんだけど、

だから、3月合格しようと、5月に合格しようと、その年の分のライセンス料として、

4,200円支払って、翌年の1月なったら、新年の分の支払いをするんだけど、

そうなると、例えば、練習生のプロテスト合格の月が、9月とか10月だったりすると、

まず、その時点でライセンス料支払って、3~4ヶ月したら、

また翌年の分を支払わなくてはいけないことになるんだわ。

                                                          

でね、11月と12月に合格したボクサーの場合は、翌年分として認められてて、

この場合だと、反対に、1~2か月分のディスカウントになるわけで、

この合格時期の微妙な違いが、ちょっと不公平な結果に出てくるんだよね。

                                                          

そもそも、プロテストを受けようとする練習生は、

受験月を選択することは勿論出来なくて、

申請後は、ただひたすらテスト日を待ってるっていう状況になるんだけど、

JBCとしても、手間的にも、ある程度の数の受験生を集めなくちゃいけないし、

更には、階級ごとの対戦者をバランスよく揃えなくちゃならないから、

当然と言えば当然のことなんだけど、そういう風になってるなら、

初年度のライセンス料を、月割り計算するべきだ、って思うんだよね。

これから、プロボクサーになろうとしてる子なんか、殆どみんなカネないんだからさあ。

                                                                                                                                                                          

それからね、初歩的な疑問なんだけど、

そもそも、こういうのにも消費税って付くものなの?

消費と関係ないじゃん、って思うんだけどね。

                                                       

                                                                                                            

                                                         

2009年8月 5日 (水)

行けなかったんだわ。

                                                        

今朝の一曲目は、久し振りのキンクス。

“You Really Got Me” で、「俺は、完璧にお前にまいったぜ。」 って感じかなあ。

                                                         

ずっと後になって、ヴァン・ヘイレンが、ライブでやったのも、飛び抜けてるけど、

キンクスのもいいんだよなあ。

                                                          

キンクスってバンドは、ビートルズのちょっと後、雨後のタケノコのように出てきた、

イギリスのバンドの中で、サウンド的には、ビートルズに一番近くて、

まず第一に、ドラムスがとてもシッカリしてるし、

ファズトーンを効かせた、独特のギターイントロがこの上なく気持いい悪ガキバンドで、

“Set Me Free” ってのも好きだな。

                                                        

多分なんだけど、あいつら絶対ビートルズが好きで、だから、

“Long Tall Sally” とか “Too Much Monkey Bussines” とかやってたと思うな。

                                                        

ヒップホップを聴き慣れてると、こういうトロックサイのは、

とても聞けないのかも知れないけど、

技巧も何もないけど、シンプルで、一本気なロックの魂を感じることができるよ。

                                                         

ヴァン・ヘイレンのイントロは、リッチー・ブラックモアの“Smoke On The Water” の、

ライブバージョンイントロと同じくらい、いつも元気満々になるよ。

                                                         

うちのブラッキーは、血液検査とかMRIやって貰ったら、肝臓と腎臓なんかが、

弱ってるらしくて、やっぱり年なんだよなあ。

薬飲ませてるんだけど、これからは、だましだましなのかなあ。

                                                          

実は昨日は、後楽園ホールには行けなかったんだわ。

夕方に飛び込み仕事が入ってしまって、

いつもだったら、「ボクシング、行っちゃって下さい。」 って言ってくれるS君が、

夏休みだったもんで、いくら仕事よりボクシングが優先するっていっても、

残念ながら限度はあるもんで、泣く泣く諦めたさ。                                                        

                                                       

今朝、結果チェックしたんだけど、昨日は、LFとSBが一試合づつあって、

あとは、重いクラスの日だったもんで、KOラッシュかって思ってたんだけど、

エライおとなしい展開だったみたいで、KO決着は一試合だけだってさ。

                                                         

予想通りの結果で、次に勝ち進んだのは、

金田聖博君(ドリーム)、小林和廣君(湘南RYUJU)、下田知宏君(大橋)、

新藤寛之君(宮田)、加藤大樹君(宮田)達なんだけど、

高橋謙太君(協栄)、向幹一郎君(セレス)、志賀紀夫君(角海老)たちは、

残念ながら敗退ってことになってしまった。

                                                        

下田君がKO勝ちした以外は、全部判定で、そうかあ、向君負けたかあ。

1-2だっていうから、微妙なとこだったんだろうな。

                                                        

だから、JBCでも協会でもいいから、

ボクシング専門チャンネル立ち上げろっての……。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        

2009年8月 4日 (火)

後楽園ホール・8月3日(新人王準々決勝)

                                                         

昨日ね、一昨日の三垣さんの試合でのストップのタイミングのことで、

何人かと話したんだけど、当たり前なんだけど、三つの意見があったね。

                                                        

自分と同じに、早いってのと、あれでいいってのと、マーチンはブレてないっての。

結局、ジャッジ達も、それぞれの見方でボクシング見てるんだな、って思ったな。

                                                        

試合の裁定に関してだけじゃなくて、観客の感想にしても、同じ試合見てんのに、

物凄く満足したり、感動したり、反対に、なんだありゃあ、クソ面白くもねえ、

ってのがあってもいいってことで、どういう試合を面白いって感じるかとかは、

もう、個人の勝手に任せればいいんだってことだな。

                                                        

ちょっと前に、テレビでたけしが言ってたんだけど、

国際映画祭のコンテスト上映の時でも、こりゃあ面白いって感じた客達は、

終わってから、思いっきりスタンディングオベイションするけど、一方で、

つまんないって感じた観客は、途中でも、ドンドン出て行っちゃうんだってさ。

そういう事だね。

                                                        

試合の行方、つまり審判の判定についても、

ジャッジそれぞれのボクシング観の違いによって、

何だそりゃあ、ってほど差が出るもんなあ。

                                                        

今回の新人王トーナメントでも、二人が、38-37、39-38、だっていうのに、

残りの一人が、38-40だったことがあって、ヒックリ返ったんだけど、

昨日も、同じような事があって、40-37、39-38、38-38 ってのや、

40-37、39-37、38-38、それから、

39-38、38-39、37-40、ってのもあってさ、4ラウンドしかやってないのに、

なんだこりゃあ、ってほどのバラツキなんだわ。

                                                        

大きくバラツク原因は一体何なんだって、いろいろ考えてみたらね、

自分が嫌いな、相撲じゃないんだから、ゴニョゴニョそんなに押し込んで、

どおすんのよ? って試合の評価が分かれることが多くて、

とにかく押しまくれば、それを攻勢点だって、そこそこ高く評価するレフェリーが、

まだいるからなんだなって、判ったさ。                                                        

そのレフェリーは特定されるもんで、関係者も頭に入れておいた方がいいよ。

                                                         

やたらアウトコースに甘いっていうような、審判がいて、そいつが主審のゲームは、

そいつ用のピッチングする、ってのはプロ野球の世界では、ほぼ常識でしょ?

                                                         

主催者に配慮する、上位者に配慮する、チョンチョンボクシングが好き、

押し込みを評価する、ストップが早い、遅い、等など……。

ボクサーも観客も、レフェリーやジャッジのメンツ見ながらで、色々大変なんだわ。

                                                         

またまた、前振りが長くなってしまって……。

昨日は、新人王トーナメントの準々決勝戦。

                                                        

◆鈴木翔君(角海老)×伊藤史耶君(M・T)……Mm

4勝1敗1分の20才・福島県と、4勝(2KO)4敗の22才・神奈川県。

                                                        

この日の最初の入場曲は、ジャニス・ジョップリン。

                                                         

鈴木君の1敗は、後楽園ホール初登場の試合で、1-2で今日の相手、

伊藤君に負けたもので、エライ早いリベンジ戦。

                                                        

その鈴木君は、まだパンチ力的には課題が残ってるんだけど、

全体のバランスがとても良くて、パンチの出し方や、ディフェンスの形が、

とても綺麗で、見てて絵になるボクサーなんだな。

                                                        

相手の伊藤君、接近乱打戦が得意で、どのパンチも強く打っていくもんで、

見てて気持がいいんだけど、ちょっとバランスが良くなくて、

そこんとこを鈴木君に突かれて、有効打を貰ってたな。

                                                         

2R、3Rってポイント取られてるの知ってるせいか、4Rは思いっきり倒しに行って、

鈴木君も、守りに入ることなくて、そこまで付き合わなくてもいいんじゃないか、

ってとこまでの殴り合いに突入して、危ないパンチの大交換会で、スリル満点。

結局2-0で、鈴木君の勝ち。

                                                        

次は、田村瑞樹君とだけど、その試合の勝者が東日本の王者だと思うな。

                                                        

◆前田健太君(角海老)×元木謙太君(レパード玉熊)……LF

3勝(1KO)無敗の20才・愛知県と、4勝(1KO)1敗の25才・山形県。

                                                         

ケンタ対決! この日のメインイベントじゃないかって思ってたんだけど、

元木君のボクシング、あんなんだったけ?

                                                         

両手で思いっきりガード固めて、ゴリゴリ寄っていって、いきなり右振り回して、

とにかくゴリゴリゴリゴリで、それは前田君のパターンじゃないもんで、

1Rは、確実にポイント取られて、少しイラついてて、大丈夫かあ、って心配で、

2Rに入っても、元木君は全く同じ戦法なもんで、前田君攻めあぐんでたんだけど、

その後半から、高いガードのせいで空き気味の元木君のボディに集中し始めて、

3Rは、ポイント取り戻していって、4Rに入っても、ひたすらボディ攻めまくって、

元木君さすがに、明らかに弱ってきて、パンチに力がこもらなくなってしまって、

結局前田君、作戦大成功の2-0判定勝ち。

                                                        

鈴木翔君と、前田健太君、二人とも20才、スパーリング友達、おめでとな。

                                                        

◆小俣達也君(新田)×濱岡直也(山龍)……LF

2勝(1KO)1敗の21才・東京都と、3勝(3KO)3敗の23才・広島県。

                                                          

なかなかゴングが鳴らないなって思ったら、濱岡君グローブテープ巻いてなくて、

リング上で慌てて巻いてたな、ああいうのはまずいんだよなあ……。

                                                        

その濱岡君、シード上りなんだけど、何だか体の軸が不安定で、

勝ちは全てKOなんだけど、そんなに怖そうには見えなくて、

小俣君の方が、バランスが良くて、切れのいいパンチで圧倒してたな。

                                                         

二人ともくっ付き過ぎないで、いいボクシング見せてくれたんだけど、

結局、小俣君の3-0圧倒勝ちで、次は前田健太君となんだけど、

この二人は噛み合った、いい試合をすると思うな、絶対。

勝った方が、金田聖博君と決勝戦じゃないかって……。

                                                          

◆中島聖規君(マナベ)×岡本直也君(東拳)……B

4勝(3KO)1敗の19才・東京都と、4勝(2KO)無敗の21才・三重県。

                                                         

中島君、この日二人だけの東京都出身のうちの一人。

20人出場して、東京は2人だけ、あとは全部それ以外ってのも何だか凄いね。

                                                         

二人とも、自分の中での優勝候補なもんで、気合入ったんだけど、

1Rの前半は、シード貰ってて、大柄の方の岡本君が、圧力強くて、

威力のありそうなパンチで、主導権を取ったように見えたんだけど、

切れのいいパンチを持ってるのは、むしろ中島君の方で、その中島君、

残り1分ほどのどころで、ビュッビュッってワンツーで、岡本君にダウンさせて、

何とか立ち上がった直後、シュッシュッっ詰めていって、

またもや、バランスのいいコンビネーションから右をブチ込んで、

コーナーに追い詰めたとこで、エンド。 これは早いストップじゃなかったよ。

                                                        

このクラスは、ちょっと混戦模様で盛り上がってきたなあ。

                                                         

◆長井一君(ワタナベ)×星野裕匡君(ヨネクラ)……SB

5勝(1KO)2敗1分の25才・千葉県と、4勝(3KO)3敗の23才・石川県。

                                                         

星野君、デカッ!

                                                           

長井君、前回、自分の優勝候補だった山方俊和君を3-0で下したあたりから、

こんなに強かったっけ? って感じで、動きも自信に満ちていて、

体格差あがあって、見るからに力強い相手に対して、ホントにキビキビ動いて、

おおらかなボクシングしてて、パンチのキレも良くて、星野君を追い込んでる。

                                                         

長井君、1R終盤、というより、もうゴング寸前に、リズム感のいいワンツーを決めて、

星野君昏倒ダウンで、カウント途中のレフェリーストップ勝ち。

この調子でいくと、このクラスの決勝進出じゃないかな。

                                                        

◆ディエゴ瀬良垣君(角海老)×沼田純一君(石神井S)……Fe

4勝(3KO)2敗の22才・沖縄県と、3勝(2KO)3敗2分の26才・群馬県。

                                                         

この試合は、瀬良垣さんが持って行くかなって、思ってたんだけど、

沼田君のパンチ、そんなに早くないんだけど、重いんだわ。

                                                         

瀬良垣君、もともとガードが上手くなくて、って言うより、

ガードって何? 殴り合いでしょ、ボクシングは、って感じの男気ファイターなもんで、

そりゃあ、打たれるんだけど、プレスかけ続けて、ブン回す、ブン回す。

                                                         

2R、その瀬良垣君の右で、沼田君一瞬、膝カックンするんだけど、

3Rに、物凄い反攻始めて、瀬良垣君、ボコボコにされて、もう顔真っ赤っかで、

もう、止められるぞ、ってとこまで攻め込まれて、でもでも、ここで男気発揮して、

壮絶殴り合いに突入して、直撃受けた方が終わりだぜ、ってとこでゴング。

                                                          

4Rは、二人とも技もクソもあるかって、もう根性の大激闘が繰り広げられていって、

結局、被害度は瀬良垣君の方が大きくて、でも納得の1P差の2-0で沼田君の勝ち。

                                                         

いやあ、面白かったねえ。 終わった時、二人とも、もうヘロヘロだったね。

沼田君、次の準決勝、どっちが相手でも、君が勝つと思うな。

                                                         

◆今井信成君(ワタナベ)×橋元賢君(ヨネクラ)……L

2勝(2KO)1敗1分の24才・兵庫県と、3勝(3KO)3敗の31才・茨城県。

                                                         

◆有馬啓祐君(協栄)×手賀亮太君(ヨネクラ)……L

3勝3敗の26才・鹿児島県と、3勝(2KO)3敗1分の27才・千葉県。

                                                        

上の二つの試合は、ちょっと知り合いと話し込んでしまったもんで、

見てなかったんだけど、4人のうち3人までが、相手の棄権で1回戦を免除されて、

この日が初戦だったんだけど、何だかユルユルした展開だったらしいね。

今井君が1-0優勢勝ち、有馬君が、3-0勝ちだったってね。

いすれも、次の相手は、強豪なんだわ。

                                                       

◆田中聡太郎君(角海老)×土井政弘君(ヨネクラ)……SL

3勝(2KO)無敗の20才・広島県と、3勝6敗1分の31才・広島県。

                                                         

東京で、広島県人同士が対決。

                                                         

土井君、頭下げて、ガードを固めるだけ固めて、ゴリゴリゴリゴリ押し込んでって、

フットワークもクソもなくて、体密着させてところで、ボクシング始めるっていう、

ちょっと自分には不得意科目系なもんで、見てるのちょっと辛かったな。

                                                          

田中君、こういうタイプは、やり慣れてなくて、慣れる必要もないって思うけども、

実際の勝負ともなると、そういう訳にもいかなくて、

なかなか思うようなボクシングさせて貰えなくて、イライラしてるみたいだったな。

                                                        

こういう試合見てると、ボクシングって、

何としても、勝たなければいけないもんなのかなあ、っていつも思うんだわ。

自発的なのかなあ? 教え込まれるのかな?

ああいうの、WOWOWじゃ見たことないけどなあ、日本独特?

                                                        

でも、あれがいいって言うレフェリーがいるのも事実で、

ジャッジ二人が、39-38、38-39のところ、

37-40って評価が成り立ってて、結局1-2で、田中君、負け。

                                                        

田中君、髪の毛伸ばしたら、何だか “コナン” の時のシュワルツェネガーみたいだ。

                                                        

◆川端達郎君(白井・具志堅)×胡朋宏君(横浜光)……M

2勝(2KO)2敗の22才・兵庫県と、2勝(2KO)無敗の21才・福岡県。

                                                        

川端君、負けも全てKO、ってことは、この二人が無事に終わる訳ない、

って感じが満々で、いかにも乱暴者の大男同士。     デカッ!!!

でも、72.5kgかあ、自分より7kgほど重いだけかあ、絞った大男はすげえなあ。

                                                        

川端君の方が体大きくて迫力満点なんだけど、動きは、胡君の方がずっと早い。

                                                        

1R、こりゃあ、一発でも当たったモンの勝ちって感じの、

恐ろしいほどの殴り合いが始まって1分過ぎ、川端君の左をかいくぐって、

胡君、ドコンって右を直撃させて、川端君、応援団の悲鳴と共に、昏倒ダウンして、

ノーカウントのレフェリーストップ。

                                                         

今年のミドル級には、ゴニョゴニョしたのがいなくて、みんな凄いよ。

                                                         

フーッ、今日も長くなってしまったぜ、2時間以上かかってしまった。

                                                       

                                                         

2009年8月 3日 (月)

“ブラッキー” と、後楽園ホール・7月31日(B級オープン戦)

                                                        

家に同居してる黒い方の猫は、生後2か月くらいのを貰って来たばかりの頃、

何て名前にしようか?って考えて、ヤンチャでチャカチャカしてたし、

そうだ! “ビバリーヒルズコップ” で、エディ・マーフィーが演じてた、

アクセル・フォーリーから取って、“アクセル” にしようって決めた時には、

それまでに、奥さん達が、見た目で、取り合えず “ブラッキー” って呼んでたのが、

結局そのまま定着してしまって、深いチョコレートブラウンのフサフサの長い毛して、

とても知的な黄色い目をした、チンチラゴールドとロシアンブルーっていう、

滅多に見られない、世にも稀な、空前絶後の、両親を持った世界唯一のメス猫は、

結局、単なる “クロ” って名前になってしまったんだわ。

                                                         

そのブラッキーが、2~3日前から調子が良くなくて、

食事をしなくなって、トイレも使ってないもんだから、心配で、心配で、

何しろ1995年生まれの、14才なもんでね。

                                                         

それで、土曜日(8/1)に、行きつけの獣医んとこ行ったら、

排出系のトラブルって事で、ちょいとした手術受けて、点滴もして貰って、

15,800円也。

                                                        

傷口舐めるといけないからって、首にエリザベスカラー付けられたんだけど、

これを嫌がってね、ホント頼りなさそうに、同情買うように、小さく鳴くんだわ。

                                                         

今日、自分はまたボクシングなもんで、新人戦のいいとこなもんで、

また奥さんが、夕方経過を見て貰いに連れて行くんだけどね。

今朝は、水も飲んで、少しご飯も食べるようになったもんで、

快方に向かってると思うんだけど、まだ殆どウンコしないもんで、心配なんだわ。

                                                         

自分の今の人生の優先順位はね、

奥さんと猫→ボクシング→仕事→競馬→音楽と映画→息子と娘、って感じかなあ。

自立している子供達は、もう全く、自分らを相手にしてくれなくて、

少し寂しい気がしないわけではないけど、基本的には、こっちも気楽でね。

                                                        

今日は、これくらいにしようかって思ったんだけど、

そう言えば、7月31日の試合のこと、書いてないもんで、

8月1日と順序が逆になるし、大体長過ぎるんだよ、小説じゃないんだからって、

いつも知り合いにも言われてるんだけど、無視して一気に書くから、

いつものように、気になるとこだけ目を通して下さいな。

                                                          

7月31日は、5回戦が10試合もあって、最後まで持つかな、って思ってたんだけど、

50ラウンドも集中してボクシング見るのは、到底無理なもんで、

いろんな人に聞いてみたら、せいぜい30ラウンドくらいだってことに落ち着いて、

でも、この日は結構KO決着も多かったもんで、

結局、総ラウンドが36ラウンドで収まって、とてもバランスが良かったよ。

                                                        

◆小松絵君(ワタナベ)×山口桂太君(八王子中屋)……SF

5勝(4KO)2敗の27才・高知県と、5勝(2KO)8敗1分の29才・静岡県。

                                                       

小松君、同じジムに小松学君ていうのがいて、兄弟かと思ったけど、違うんだね。

その小松君、いかにも手数が少なくて、当たればKO率高いんだけどね。

                                                        

山口君も体硬くて、とにかく二人とも、全くスムースさに欠けてて、残念。

山口君の方が常にプレスかけてたし、2R以降のボディブローでポイントゲットして、

3-0の判定勝ちなんだけど、観客としては、チョット消化不良。

                                                         

◆岡畑良治君(セレス)×芝田もーと君(八王子中屋)……SB

4勝4敗3分の23才・福岡県と、4勝(2KO)8敗1分の27才・愛媛県。

                                                        

とにかく打ち合おうぜ、って感じの活きのいい二人。

だけど芝田君、右を当てたくて、当てたくて、ってのが、前面に出過ぎてて、

2R以降は、すっかり岡畑君に読まれてしまって、気合いが空回りしてしまって、

もう少し、いろんな技を憶えたらいいのになあ、って思うんだよね。          

戦績は良くないんだけど、気持の入ったパフォーマンスするんで、好きなんだけどなあ。

                                                        

3R以降、岡畑君、完璧にペース握った後は、全部ポイント取って、余裕の3-0勝ち。

                                                        

◆山口卓也君(レイスポーツ)×久保裕樹君(横浜さくら)……SB

6勝(5KO)5敗の22才・東京都と、6勝(1KO)4敗1分の25才・福岡県。

                                                         

相打ち覚悟のブン回しボクシングの久保君、好きなんだよなあ。

ブン回すんだけど、滅多に当たらないもんで、KO率も低いし、

ディフェンスも上手くないもんで、よく負けるんだよなあ。

なんで、彼のボクシングが好きなんだか、自分でも良く解んないんだけど、

いつも楽しみなんだよなあ。

彼、両腕だけ日焼けして、外仕事やってるのかなあ。

                                                         

この日の決着は、恐ろしく早かったよ。

1R、残り30秒ほどのとこで、山口君の右ショート喰らって、そんで終わりだもんね。

そんな思いっきりのショットじゃなかったと思うんだけど、山口君のパンチ強いんだわ。

久保君、また来てね。 負けても勝っても、なんかスッキリすんだよなあ。

                                                         

◆和氣慎吾君(古口)×太田ユージ君(ヨネクラ)……SB

5勝(2KO)2敗1分の22才・岡山県と、5勝(3KO)1敗1分の21才・東京都。

                                                         

二人ともガンガン行くもんで、気持ちいい気持ちいい。

1R、残り30秒ほどのところで、サウスポー和氣君の右の返しが、

太田君の顎をかすめて、いきなりのダウン。

                                                        

2Rに入って、太田君も気合入れ直して一転、和氣君のボディを叩く戦法。

これが意外なほど効果があって、和氣君、明らかに嫌がってる。

                                                         

こりゃあ面白くなってきたぜ、って3R、和氣君、多分セコンドにカツ入れられたんだな、

1R以上の戦闘心で向かって行って、1分過ぎ、渾身の左フックをブチ込んだんだわ。

                                                        

これは凄かったね。 もう、太田君足元フラフラで、いきなりレフェリーストップさ。

和氣君、打たれた時、顔に出す癖直して、ボディ鍛えたら、強くなると思うなあ。

                                                        

◆安沢栄二君(帝拳)×室田康平君(ヨネクラ)……SB

7勝(2KO)1敗1分の23才・東京都と、3勝(3KO)1分の23才・東京都。

首都圏対決、江戸川区と中央区。

                                                                                                                 

安沢君、ヘアスタイル変えたもんで、ちょっと判らなかったけど、

日焼けしたし、随分逞しくなったなあ。 以前はちょっとヒ弱そうだったもんなあ。

                                                        

室田君は、2005年デビューなんだけど、飛び飛びにしか試合してないみたい。

上背があって、当然リーチも長いし、懐も深いんだけど、接近戦も好きみたいで、

ショートレンジから、上手に腕をたたんでアッパーを多発してたな。

                                                         

安沢君、そのアッパーを結構喰うんだけど、その倍ものパンチで帳消しにして、

やり難い相手に対して、よく距離詰めて、いいのを打ってたな。

                                                         

4Rに、室田君の右で左目の上をカットしてしまうんだけど、

最後まで、前へ前へ詰め続けて、2-0だったけど、見事な勝利。

                                                         

◆橋元隼人君(Wスポーツ)×片桐秋彦君(新田)……SB

7勝(2KO)1分の26才・東京都と、7勝(2KO)1敗の22才・山形県。

                                                         

自分的には、この試合が、この日のセミファイナル。

                                                         

橋元君が、いつものように1Rから全開攻撃してるのに対して、

片桐君、どうしたもんか、やけに慎重で、圧倒的に手数が少ない。

                                                        

こんな調子が3Rまで続いて、当然ポイントは、全部橋元君がゲットしたもんで、

片桐君、どっか体の具合悪いのかって、思ってたら、

4R、やっとこさ、取り戻しにかかって来て、白熱のリングになっていった。

                                                         

少し打ち疲れの見えてきた、橋元君、左目の上をパンチカットされて、

最終5R、結構壮絶な打ち合いになったもんで、場内湧き上がったんだけど、

二人とも、相手を一発で倒すほどのパンチ力が、もう残っていなかったもんで、

前半のポイントを取った橋元君の圧倒3-0勝ち。

                                                          

それにしても、片桐君、3Rまで相手にやらせ過ぎだわ。

                                                        

◆古川暁君(ドリーム)×青山慶洋君(角海老)……Fe

8勝(5KO)3敗1分の25才・東京都と、7勝(2KO)2分の28才・東京都。

                                                        

ここも首都圏対決、品川と渋谷だぜ。

二人ともずっと見てきてるし、とても好きなボクサーなんだよなあ。

で、この試合が自分にとっての、メインイベント。

                                                         

古川君、顔小さいし、少し細いんだけど、体のバランスとってもいいし、

右の威力、絶大なんだわ。

                                                        

青山君は、ガッチリした体躯してて、少し余分な筋肉付き過ぎって感じなんだけど、

最近では少なくなった、比較的短いトランクスがとても良く似合うファイター。

                                                         

1R後半、古川君の得意の右が青山君を直撃して、一瞬グラッとしたんだけど、

青山君、踏ん張って、反撃、反撃。

                                                        

彼の返しの左フックは、とても形が良くて、当たれば必殺なんだけど、

古川君、あの上背で、青山君より10㎝は高いと思うんだけど、

うまく体を折って、やり過ごすんだなあ。

                                                         

この左の返しの高さが最後まで合わなくて、青山君苦戦するんだけど、

4Rには、左目の上をパンチカット出血するんだけど、一度も下がらず、

最後まで、奮戦して、結局、1~2P差の0-3負けしたんだけど、頑張ったよ。

                                                         

もうちょっと肩の力抜いて、相手の体の動かし方に、臨機に対応できたら、

結果は、逆になってたんじゃないかな?

                                                        

古川君、やっぱり、とってもいいボクサーで、遠いのも近いのも巧いんだよなあ。

試合前、同じジムの藤原陽介さんと、並んでるとこに居合わせたんだけど、

話し方とか、仕草見てると、絶対いいヤツだと思うな。

                                                         

◆山崎佑樹君(JBスポーツ)×山口航君(新日本木村)……SL

6勝2敗2分の23才・千葉県と、5勝3敗の26才・宮崎県。

                                                          

御両人、肩やら腕の力入り過ぎ。

二人とも、このクラスで、この戦績、つまりKO勝ちが1コもないってことは……、

って思ってた通りの展開で、体寄せ合って、ゴニョゴニョするばかりなもんで、

このまま最後まで行くなあ、って思ったもんで、申し訳ない、ここで一服ですわ。

                                                        

結局、3-0で山崎君らしいんだけど、

二人とも、一度、思いっきりブン殴り合ったら、スカッとすると思うけどなあ。

                                                        

◆森田保君(コーエイ工業小田原)×森眞君(赤城)……W

4勝(1KO)9敗1分の29才・神奈川県と、6勝(3KO)6敗1分の28才・愛知県。

                                                         

この二人も、初めて見たんだけど、戦績からすると、前の試合の二人と違って、

何だか一発屋同士って感じが漂ってて、案の定、初めから荒っぽい殴り合い。

巧くはないんだけど、原点、原点。

                                                         

結局、1Rの初めの1分で、森君が森田君を2回もブッ飛ばして、それも2回目のは、

あんなに見事に、左大フックが直撃するのは、久し振りってほどの当たりで、

倒れた瞬間の担架ダウンだったよ。

                                                         

リングドクターが、森田君の後を追って行ったもんで、心配したけど、

暫くして戻って来て、インスペクターと話してる様子見てたら、

大したことはなかったみたいで、良かった、ヨカッタ。

                                                        

◆永山大輔君(コーエイ工業小田原)×平林隼人君(横浜さくら)……M

4勝(3KO)5敗の29才・神奈川県と、6勝(6KO)1敗の31才・東京都。

                                                         

デカッ!

それに、二人とも、見るからにヤバそうな戦績で、実際二人とも良く知ってる、

危険なボクサーなもんで、特に永山君の風貌は、エキゾチックで、とても好きだし、

なんて思ってたら、1R1分過ぎ頃かな、

平林君の右の強烈、超ウルトラ、牛殺し大フックが、永山君を直撃して、

永山君、顔がヒン曲がるほどやられてしまって、またもやの一発担架ダウン。

                                                        

このクラスの殴り屋同士の試合は、ホント、タマゲルほど凄いね。

                                                         

今日は、これで終わり。

こんな長いの、誰が読むんだ、ってかあ。

                                                         

                                                        

2009年8月 2日 (日)

後楽園ホール・8月1日

                                                       

昨日の後楽園ホールの続き……。

                                                        

◆和氣年邦君(M・T)×笠原健人君(ワタナベ)……B 6R

4勝(2KO)8敗2分の26才・岡山県と、4勝(1KO)1敗の23才・愛知県。

                                                       

和氣君、高校の先輩、三垣さんが、通路の奥から見守ってくれてたし、

これまで大きく負け越してるもんで、何とか、って気持は十分見えるんだけど、

ちょっとパンチの出し方がぎこちないし、アタマ下げる癖あるもんで、

2Rに左目の上、4Rには右目の上を、バッティング出血してしまって、

それでも、6R途中まで頑張ったんだけど、1-2の負傷判定負け。

                                                        

一方の笠原君、一年振り位のリングだったんだけど、

ちゃんと形になったパンチ打つし、動きもまずまずなんだけど、

久し振りの試合で、スタミナ続かなかったのか、途中からガチャガチャになっていって、

終盤は、二人とも、もたれかかるようになってしまって、ズルズルだったな。

                                                       

◆野中孝政君(M・T)×工藤洋平君(角海老)……B 6R

9勝(3KO)3分の29才・東京都と、5勝(2KO)1敗1分の27才・愛知県。

                                                       

工藤君は、これが移籍初戦で、試合前の、まだ場内が薄暗い時間帯に、

トレーナーに言われて、後楽園ホールのリングの具合を確かめてたね。

                                                       

野中君は、戦績だけ見ると、とっても優秀なんだけど、これが一年半振りくらいで、

それにもう、二人も子供がいるんだってさ。

                                                         

工藤君は、形はできてるんだけど、少し受身に回り過ぎで、

攻撃的なサウスポーの野中君に、踏み込まれては、いろんなショットを貰い過ぎで、

1~2R見てる範囲では、こりゃあ、6Rまで持たないんじゃないかって……。

                                                       

ところが、ところが、4R1分過ぎあたり、

工藤君の、そんなに力がこもってなかった右が、野中君の顎をかすって、

何と、野中君がダウン。 いやあ、驚いたなあ。

そして、結局残り10秒のあたりで、今度は思いっ切り振った右フックが、

今度は、野中君の顔面にブチ当たって、仰向けに倒れてしまって、ここでエンド。

                                                         

野中君、やっぱり試合勘に問題あったんだろね。

緊張する移籍初戦をKO勝ちした工藤君、まずはおめでとね。

ただね、いいパンチ当てた後の、ここぞって時には、

攻め込みのステップも、振り出すパンチも、もっと細かく鋭くするといいよ。

                                                       

◆カルロス・リナレス(帝拳)×何チャラ・インドネシアン……72kg 6R

いくらカルロスを負けさせられないからって、あれはないよなあ。

インドネシアンが最初の一振りしたパンチ、見たことないほどヒドかったよ。

あれじゃあ、人は倒れないって。

                                                       

そして、1R中頃、カルロスのボディブローがちょっと低かったら、

いきなり倒れて、股間押さえて、転げまわって悶絶してさあ、もう場内大爆笑で、

それほど低いとは思えなかったし、お前いい加減にしろ、って再開したら、

すぐ、ボンっていいの喰らって、これでお仕舞い。

                                                         

最後まで、ポコチン押さえっぱなしで、今までで、一番笑いを取ったボクサーだな。

また来いよーって、変な声援受けてて、ここはエンタ会場かって……。

                                                         

◆高山樹延さん(角海老)×和田直樹君(花形)……W 8R

8勝(2KO)無敗の23才・秋田県と、7勝(1KO)5敗2分の26才・神奈川県。

                                                         

和田君、ああいう風に、必要以上にスタンスの広いボクサーに強いのは絶対いない、

っていう自論を証明してくれたようなもんだったなあ。

目付きも、あれじゃ絶対ダメで、相手に呑まれるだけだと思うけどなあ。

                                                         

高山さんは、一年ほど前に比べると、まるで別人、恐ろしいほど進化していて、

ボクシングの面白さだけじゃなくて、難しさとか怖さとかも解ってきて、

それが無上に楽しくて、ワクワクしながら試合してる、って感じがするんだよね。

                                                          

最近の殆どの相手は、彼より上背があるんだけど、もうすっかり慣れていて、

今日も踏み込んでのボディブローでいくのかなって、思ってたら、

和田君が、スタンス広く取って、腰引きがちで、懐深くしてるもんで、

あえて、届きにくいボディブローにこだわらないで、

初めから、突き出し気味の和田君の顔面を狙ってたね。

                                                       

1R30秒過ぎくらいのところで、まず軽い右をヒットさせて最初のダウンをゲット。

2R、もう時間の問題だったんだけど、ここから時間かかり過ぎるとダメなんだけど、

残り1分ほどのところで、また右がクリーンヒットして2度目のダウン。

立ち上がった直後、綺麗なコンビネーションから、またしても、

今度は、決めにかかった鋭い右が直撃して、和田君昏倒ダウンで、エンド。

                                                          

高山君、いよいよこれからだね。

一度上位ランカーとやって、ボコボコにされたら、

君はきっと、もっともっと強くなると思ってんだけどね。

                                                        

◆瀬川正義さん(横浜光)×田口良一さん(ワタナベ)……LF 8R

16勝(6KO)2敗のランク1位、25才・岩手県と、

9勝(3KO)無敗のランク11位、22才・東京都。

                                                       

この試合が、この日のベストファイトだったな。

                                                        

田口さん、ずっと見てるんだけど、一見今風のヤワいボクサーに見えるんだけど、

彼のパフォーマンスは、いつも見る者裏切らないんだよなあ。

                                                        

去年だったっけかなあ、メインイベンターが欠場してしまって、

本人も腰痛めて、実は止めたかったんだけど、それじゃあ興行的にも問題起こるし、

客にも申し訳ないって、強行出場したことがあったよなあ。

リング降りるとき、勝ったのに、セコンドに支えながらだったもんなあ。

彼、根性あるいいヤツなんだ、って思ってるわけさ。

                                                       

瀬川さんの方も大好きなもんで、こういう試合は切ないんだわ。

                                                       

引き出し的には、田口さんの方が色々持ってるし、常に新しい工夫を見せてくれるし、

瀬川さんは、いっつも瀬川さんで、彼の考える真っ向の正攻ボクシングで、

二人とも、あんたに負けるわけにはいかねえ、って感じが前面に出てて、

もう、初めからガンガンで、3Rには全開フルパワーで、

クリンチもないし、逃げ回りもしないし、もう、面白れえ、面白れえ。

                                                       

1~3R、ちょっといかれたかなって、思ったのか、瀬川さん、

4R以降、二段目のロケットに点火して、凄い根性連打、爆発させたもんで、

田口さん、ガード固めて防戦一方で、下がる場面も増えていって、

たまに出すパンチも、心なしか、力が落ちてるし、流れてる。

                                                       

このままだと、田口さん、危ないぞってとこの6R終盤、

瀬川さん、ちょっと打ち疲れて、休みたがっているとこ、

田口さん、見事な右フックをブチ当て、瀬川さん一瞬グラッとして、

場内、騒然、騒然!     田口さんの応援多いんだわ。

                                                       

田口さん、これで気合入れ直すことができて、7、8Rは、もう消耗戦的激闘。

終了ゴングまでの数十秒間は、もうホントに壮絶な打ち合いでね、

素晴らしいエンディングだったよ。   ホンマモンのボクサーは、やっぱ凄いね。

                                                        

パンチの精度では、瀬川さんかな、って思ってたら、やっぱり、

1、2、4P差の3-0で、瀬川さんの勝ち。

                                                           

それにしても、瀬川さんって、見た目の印象通りのボクシングするんだよなあ。

実直そうに見えて、そのまんま、いつも真っ直ぐなボクシングするし、

どんな場面でも表情一つ変えないし、あんなにクールに熱い試合する人も珍しいよ。

                                                         

◆井川政仁君(角海老)×冨山浩之介さん(ワタナベ)……B 8R

9勝(2KO)4敗1分の24才・熊本県と、

18勝(6KO)2敗のランク4位、26才・千葉県。

                                                       

結局、3、4、9P差の3-0で、冨山さんの圧倒勝ちなんだけど、

ずーっと思ってんだけど、申し訳けないって思うんだけど、

どうも冨山さんの試合は、自分の中では、盛り上がらないんだよなあ。

                                                          

凄い勝率だとは思うし、距離感抜群だし、パンチの緩急も驚異的なんだけど、

どうも、必死な感じが伝わって来ないんだよなあ。

勝とうと思ってやってるんだけど、倒そうと思ってはいないんじゃないかって……。

                                                       

昨日も、あの展開なら、井川君を倒すチャンスはいくらでもあったし、

相手は、田舎から出てきた、単調なワンツー一本槍の格下ボクサーなんだからさ、

元OPBFチャンプなんだし、世界戦だってやってんだし、って思うわけさ。

                                                       

井川君、9勝3敗で、九州から出てきて、そこそこの成績なんだけど、

やっぱ、東京ボクシングはシンドイって解ってきて、これからだよ、これから!

                                                       

今、日本ランカーは、全部で150人くらいいるんだけど、そのうちの100人ちょっとは、

東京近郊のジム所属のボクサーで、実に7割にもなるんだわ。

で、周囲に強いヤツ山ほどいるもんで、そん中で揉まれてみんな段々強くなるんだわ。

何が良かったか、足りないのは何だったか考えて、また練習、練習だよね。

                                                       

君は、ボコボコボコボコ打たれても、一回も下がることなくて、鼻血流して、顔腫らせて、

そのうち一発当てて、ブッ倒してやるって気持を最後まで持ち続けて、感動したよ。

試合には負けたけど、気持では君の方が、勝ってたよ、絶対。

                                                         

                                                       

2009年8月 1日 (土)

Mr. マーチン、あんた何考えてんの?

                                                       

あんまり頭に来たから、家の近所のラーメン屋で、

大音量でローリングストーンズを聞きながら、冷やし中華食べたんだけど、

やっぱり納まんなくて、このままじゃ寝られそうにないもんで……。

                                                       

お互いにジャブの差し合いで始まると思ってたんだけど、

そう言えば、近藤さんは、前回、塩野翼さんと試合したとき、

ある意味、ジャブの差し合い負けしたもんで、

同じようにやったら、もっと鋭いジャブ持ってる三垣さんには、とても敵わないって、

今日は、1Rから、いきなり右を振り出していって、この作戦が大成功で、

三垣さん、何となく出鼻をくじかれてしまったんだろね、

まともに喰らった右をきっかけに、南側に詰められ、腰を折って、

体を横向きにしてヨロヨロって、なってしまって、それは間違いなく効いてて、

さあどうする、どう攻める、どう凌ぐって、場内興奮の坩堝と化したとこで、

あれあれ、急にマーチンが割り込んできて、

ハイ、これで、お仕舞いね、だとさ。

                                                        

Mr.マーチン、あんた何考えてんの?

あんたは、自分の中では、結構信頼度の高いレフェリーだったんだけど、

今日はどうしたの?

彼らは、4回戦ボクサーじゃないんだよ。  

日本タイトルかかってんだよ。

                                                          

三垣さんは、辻さんみたいに、ヘロヘロには見えなかったよ。

止められて、抱えられたとき、三垣さん、何すんだよ、って顔してたよ。

                                                          

カンカンカンカンってゴングが鳴ったとき、あったまきたもんで、

パンフレット投げ捨てて、すぐホールを後にしたもんで、

あの後、ホントに三垣さんがヘロヘロだったのか、どうやってリングを降りたのか、

全然知らないもんで、6日のG+の録画放送で確認するけど、

それで、あんたの判断が正しかったら、自分心から謝るけどね。

                                                       

今んとこは、あれで止めたら、ボクシングにならないって思ってるんだわ。

とにかく大事になる前にって、ひたすらビビリまくってるの?

辻さんの時は、普通に判断すれば、続けるのはナシでしょ、ってことが明らかで、

これからは、以前より早くストップかけます、って事じゃないって、思うんだよね。

その辺が、腹に納まってないビビリレフェリー達は、

もうジャッジ専門になったらどうかな、って思うんだよね。   

おかしいよ、ホントだよ。

                                                        

最近でも、スタンディングダウン取ったレフェリーがいたけど、あなたは取らないの?

スタンディングダウンを取る取らないってのは、各自の自由なの?

                                                       

フラフラしただけで、即TKO負けにされたら、チャンピオンも情けないし、

そんな勝ち方して、ベルト貰っても、全然嬉しくないと思うけどなあ。

                                                        

いっその事、この試合ノー・コンテストにして、またやり直してよ。

全く初めからやるとなると、近藤さんに不利だっていうなら、

一発まともに当てさせて、三垣さんがヨロヨロってしたとこからでもいいからさあ。

                                                        

とにかく、クソッ!の夜だぜ。

                                                       

                                                       

                                                        

                                                         

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