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2009年7月

2009年7月31日 (金)

矢尾板貞雄さん、とか……。

                                                        

今日からの5日間で、4回も後楽園ホールで行くつもりなもんで、

体力温存のため、昨日は休暇取って、一日WOWOW見てたよ。

                                                        

そう言えば、今週の“エキサイトマッチ”は、録画するの忘れてしまって、

こういう時に限って、面白かったらしくて、残念。

                                                        

矢尾板貞雄さんは、今でも行くたびにホールで見かけるけど、

もう70才は越えてるんだろうけど、背筋チャンとしてるし、批評も鋭いし、それに、

とても気さくで、絶対偉そうにしないし、凄いよなあ、あんな年寄りになりたいなあ。

                                                        

自分が、初めてテレビでボクシングの試合を見たのは、確か、

矢尾板さんがパスカル・ペレスとやった世界タイトルマッチだったな。

                                                        

当時、自分の家にはテレビがなっかたもんで、近所の金持ちの友達に見せて貰った。

“三丁目の夕日” って映画でもあったように、勿論白黒で、14インチほどの画面で、

普段は、カーテンみたいな覆いがしてあって、部屋を暗くして見たもんなんだわ。

信じられないほど広い部屋に、その日は、近所の子供達10人ほどど、

ボクシング中継だったもんで、いつもより大人達が多かったな。

                                                        

人が殴り倒されるのを初めて見て、これだっ! これだっ! って異常に興奮したな。

始まってすぐ、矢尾板さんがペレスをダウンさせたんだけど、

そん時は、力道山が、ルー・テーズに空手チョップを浴びせた時くらいに、

みんなウオーッ! ってなって、凄かったよなあ。

                                                        

その後結局、お終いの方になって、矢尾板さんがKO負けしてしまったんだけど、

後になって知ったんだけど、矢尾板さんがダウンを奪ったのは、1R、

KOされたのは、13Rだったんだけど、当時、世界戦は15ラウンドもあって、

判定試合の時なんかは、さすがに長えなあ、って思ったね。

                                                         

あの頃、ボクシングの階級は、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、

ミドル、ヘビーの7つしかなくて、とても解り易かったし、

世界チャンピオンっていうのは、WBC、WBAの統一王者ってことになってて、

暫定、なんて訳わかんないものもなかったし、

そもそも、タイトル防衛戦は、年一回って決まってたし、

もう何から何まで、今より、全ての点で解り易かったし、

本当に強いヤツが誰なんだか、ハッキリしてたんだわ。

                                                         

組織がデカクなると、利権や名誉欲が複雑に絡んでいって、

やがて分裂していくってのは、政党とか宗教と同じなんだよな。

                                                        

そおかあ、矢尾板さんの試合は、1959年だったのかあ。

固定客さん達は、まだ一人も生まれてなかったんだろうなあ。

                                                         

自分は、小学生だったんだけど、1959年頃っていえば、

ジョン・レノンが、ポール・マッカートニーと “クオリーメン” ってバンドを結成したのが、

1957年で、ポールの紹介で、ジョージ・ハリスンが加入したのが ’59年。

                                                        

で、そのすぐ後、3人で “ジョニー&ザ・ムーンドッグズ” ってバンドを作って、

一年後の ’60年、 “シルバー・ビートルズ” に名前を変えて、その年の夏、

“ビートルズ” が完成して、’61年レコードデビューしたんだわ。

                                                         

その年、“アート・ブレーキー&ジャズメッセンジャーズ” も初来日したし、

たまに、ドストエフスキーなんかも入り込んで来て、

いよいよ、自分の人生の全盛期というか、狂乱のピークを迎えることになるんだな。

                                                         

さてさて、今日の後楽園ホールは、今後の可能性がかかった精鋭たちの、

オール5回戦という、狂熱の10試合があるんだけど、

みんな知ってる子ばかりなもんで、今からワクワクさ。

                                                         

                                                                                                                

                                                         

                                                         

                                                         

2009年7月29日 (水)

行かなかったけど……。

                                                        

昨日は、後楽園ホールでボクシングやってること知ってたけど、行かなかった。

                                                         

十二村さんは、ケガで中止になったっていうし、

そもそも沼田康司さんの試合の相手、OPBFの7位って何? って感じだったので、

そういう調整試合みたいのは、誰の試合でも行かない事にしてるもんで、

4RTKOで負けたって知らせが入った時は、実はタマゲタ。

                                                        

その後、詳しく調べたら、ボッコーンってブッ倒されてしまった訳じゃなくて、

パンチ受けて出血した古傷が悪化して、続行不能っていうことらしくて、

そういう事なら、まっいいかって……。

                                                        

沼田さんの事は、ランカーになる以前から知ってて、家族とも顔見知しりで、

あの当時、今、本当のファイターは、小堀さんと沼田さんだなって思ってて、

これがボクシングの原点だろ、こういうボクシングがシミジミ好きだなって……。

                                                        

幾度かスパーリングやジムワークも見たんだけど、

こういうボクサーが一人いると、ジムの雰囲気変わるだろなあ、

昼間、結構体使う仕事してるっていうのに、大したもんだなあ、って思ったね。

                                                       

それとね、彼、サインするとき、今は知らないけど、ホントに書道に取り組むように、

丁寧に、一生懸命に、とても綺麗な楷書で書いていたんだよなあ。

                                                        

一時、色々悩んでたんだけど、その後吹っ切れて、

あの湯場さんを、九州で倒してチャンピオンになったんだけど、

あん時、C・CのMVPを木村登男さんに持ってかれて、

それはないだろ、って思ったっけなあ。

その後、山口祐司さんをKOで退けた後、一度負けてる中川大資さんに、

見事に作戦負けしてしまって、あん時は残念だったなあ。

                                                         

日高組は、組長がリタイアしてしまったみたいなんだけど、

今度は沼田さんがボスになって、若い者の面倒見て貰いたいよね。

それからね、もう基礎体力はバンバンなんだから、

これからは、もう少し技術的な応用編に進むといいと思うけどなあ。

                                                        

昨日は、角海老ジムの堂本佳吾君もエントリーしてて、

彼、今二つ負け越してるんだけど、そうなると、角海老の連中は、もう大変なんだわ。

別に大きく負け越したら、止めろって言われる訳ではないんだけど、

その辺暗黙の厳しい雰囲気が漂ってて、プレッシャーは、かなりのものがあるんだ。

                                                         

友人達へのハク付けのために、ライセンスだけ取りに来るようなのは、

もともと全く相手にされないし、今、日本ランカーが13人もいるもんで、

ユッタリボクシングを楽しむっていうような雰囲気からは、程遠いもんで、かえって、

もっと強くなりたい、沢山試合したいってボクサー達が移籍して来ることが、

とても多くて、堂本君もその一人なんだけど、

ここんところ、今一つ結果に結び付いてこない、4勝(1KO)6敗2分けだったんだわ。

                                                                                                                 

移籍してきたばっかりで、まだ試合をする前に、小堀さんとアルファロの試合を、

間近に見ることができて、いいタイミングで移ってきたねえ、って言ったら、

ニッカニカしてたっけなあ。

                                                         

その彼が、昨日は6RKO勝ちだってね。

これで、5勝(2KO)6敗2分、いい感じになってきたぞお。

あと1勝で、戦績チャラになるんだから、ホント頑張ってね。

                                                        

堂本君と同じ、本望信人さんの生徒っていえば、井川政仁君。

彼も、確か九州から来た移籍組なんだけど、

今週の土曜日、三垣龍次さんの防衛戦のセミファイナルで、

冨山浩之介さんと試合があるんだよなあ。

                                                         

自分的には、角海老イケメン隊のメンバーなんだけど、

なかなかハードな、いいボクシングするからね。

前回は、現在ランク9位のサラゴサ上間さんと、とってもいい試合をして、

これからって時に、負傷判定負けしてしまったんだけど、惜しかったんだよなあ。

                                                         

今度は、ランク4位が相手で、相変わらずの角海老ハードマッチなんだけど、

何とか、本望さんを男にして欲しいよなあ。

                                                         

                                                         

2009年7月28日 (火)

総選挙とか……。

                                                        

アストロノウツってのは、ビートルズのほんのちょっと後かなあ、

ビーチボーイズに代表される、アメリカのサーフィンバンドの一つで、

ビーチボーイズと同じように、楽器を全て白のフェンダーで統一してて、

見た目もカッコ良かったんだけど、ボーカルが全くダメなもんで、

インストロメンタル中心にやってたんだけど、そっちの方のテクニックもまるで、

小学生みたいなもんだったから、それこそ、あっという間に消えてしまったんだけど、

アメリカではどうだったのか知らないけど、日本では “太陽の彼方” って曲が、

恐ろしいほどの大ヒットを飛ばして、これ一発で、来日公演もしたんだよなあ。

                                                        

何でこんなヘタヘタバンドが大ヒットをかましたかっていうと、連中は、

エレクトリック・ギターはそんなことまでできるのか、ってほどエコーを効かせて、

それこそビョンビョンビョンビョンやったもんで、こっちは初めて聞く音だったもんで、

曲としては、単なる音階みたいなのをいろんな音程でやってるに過ぎないものに、

初めは腰抜かしてしまって、異常に惹きつけられたんだわ。   原題は “Movin'” 。

                                                       

当時、悪乗りして 「乗ってけ、乗ってけ、乗ってけサーフィン、太陽の彼方」 って、

日本語の歌詞付けて歌ってたのがいたけど、あれはみっともなかったなあ。

あの頃の日本のポップス界は、度を超えて恥ずかしかったんだわ。                                                       

この “Movin'” が i-pod から流れてくると、、今でも、タマゲタ当時を思い出すなあ。

                                                         

さあさあ、総選挙がやって来る。

投票日は8月30日なんだけど、どうやら今回は民主党の躍進ぶりというか、

根性無し、根性無し、バカボンって、三代も無能な総理が続いてしまった自民党が、

一体どれだけへタレるかってのが、興味のポイントなんだけど、

今の参議院のように、自公で過半数が取れなくなった場合でも、

多分、民主党が単独で過半数を取るまではいかなそうだし、

そうなると、国民新党や社民党、共産党や諸派の連中までかき集めるのか、

またぞろ公明党が微妙な動きするんだろうね。

いっそのこと、単独過半数までいけば、解りやすいんだけどね。

                                                         

それで昨日、民主党がマニュフェストを発表したんだけど、

あんまり力み過ぎない方が、いいと思うんだよね。

ええーっ、そこまでえ? ってとこまで約束しちゃうと、

自民に、そんな事できるわけねえだろう、って突かれてしまう可能性もあるし、

今の基本的な流れは反自民なんだし、

共産主義や社会主義、ましてや軍国主義、独裁主義に変えようってわけじゃないし、

保守パートⅡみたいなもんだから、一回やらせてみるかって、

ダメなら自民に戻せばいいんだからって、そんなノリが大勢なんじゃないのかな。

                                                         

落選したら、議員もただのオッサンに成り下がってしまって、

赤坂の料亭も遠のいてしまうし、鼻声のオネエチャン達も離れていってしまうもんで、

そりゃあ必死だろね。

8月のボクシングも熱い試合が多いけど、月末の総選挙も熱いぞお。

                                                        

昨日は、奥さんと夕食。

馴染みの魚料理屋で、予め食べたい物をリクエストしておいたんだけど、

この日は何だか、オヤジも力んでしまって、もう山ほど出すもんで、

食事終わっても、しばらく動けないほどだったよ。

                                                         

カネ払う段になったら、あっいけねえ、計算してねえや、なんて言うもんだから、

適当な金額渡したら、後で清算しておきます、だってよ。

小汚いチンケな店なんだけど、いいもの食わせてくれるもんで、

大事にしてるんだけどね……。

                                                        

2009年7月27日 (月)

“My Bonnie” ~松本博志さん

                                                         

昨日あたりで一段落したみたいだけど、先週の山口県の方の大雨は大変だったね。

このブログの固定客さんも、山口には3人ばかりいるんだけど、

大丈夫だったかな。

                                                        

その間東京は、中途半端な天気が続いたんだけど、基本的には夏夏夏で、

最近は、とっても蒸し暑いもんで、i-podの全曲シャッフルで、朝一からモダンジャズが、

流れてくると、ちょっとシンドイので、Pops シャッフルにしてるんだけど、

今朝の一曲目は、ビートルズの “My Bonnie”。

                                                       

正確には、ビートルズがデビュー以前に、トニー・シェリダンのバックバンドで、

ハンブルグで営業してた頃の録音で、ドラマーは、まだリンゴ・スターじゃなくて、

ピート・ベストってのがやってて、これはこれでそんなに悪くはなかったんだけど、

彼、早いことは早いけど、ちょっと軽いっていう感じなんだわ。

                                                        

“My Bonnie” ってのは、中学の音楽の時間で歌わされた記憶があるけど、

これは、そのロックバージョンで、結構ノリがいいんだわ。

トニー・シェリダンのボーカルもなかなかキレがあるんだけど、

この曲の聴きどころは、何と言っても、間奏部分でのジョン・レノンのリズムギター。

もう全力で、早いストロークして頑張ってるのが、目に見えるようなんだわ。

ブレイク前で、とにかく夢中でやってるのが、とても微笑ましくてね……。

                                                        

仕事の関係で、土曜か日曜出なきゃいけない日の昼飯は、

駅近くのベーカリーのパンにしてるんだけど、それを近所の公園で食べるんだけど、

最近はよくスズメの親子が寄って来るんだけど、これが初めは親子って判らなくて、

少し小ぶりなのが、ちょっとばかり羽を拡げて、もう一羽の後ろを付きまとうもんで、

雄が雌を狙ってるのかって思ったんだけど、パンの切れ端を投げてやると、

そいつを細かく砕いてから、小さい方の口に入れるもんだから、

親子だって判ったんだよね。 ホントに、面倒見がいいもんで、感心してしまったよ。

小さい方は、「早く、くれーっ、くれーっ」 って、もうビービー鳴くんだわ。

以上、微笑ましい話を二題。

                                                         

それからね、今突然思い出したんだけど、

昨日ゴロンてして、“アニマックス”見てたら、“ルパン三世”やってたんだけど、

出てきたロボットが、宮崎駿監督の “天空の城ラピュタ” そっくりで驚いたなあ。

どっちかがパクッタとしか思えなかったけど、どうなの?

                                                        

さてさて昨日は、関西方面でボクシングがあって、

幾つかの試合の行方が気になってたんだけど、木原和正さんは引き分け、

國重さんと、玉越さんは判定勝ちで、ヒットマン・松本博志さんは、

超新星・井岡一翔さんに、2RTKO負けしてしまったな。

                                                         

経緯は全く解らないんだけど、松本さんのエンジンがかかる前に、

モチベーション高い井岡さんの勢いにやられてしまったんだろうなあ。

これからが、ハッキリ見えてるボクサーと、若干不透明なボクサーの差だな。

経験だけでは押し切れないモノが、この世界にはあるんだよなあ。

                                                        

2009年7月26日 (日)

8月のボクシング

                                                        

嶋田雄大さん、ボロクソ負けみたいだったけど、

あんだけポイント取られるほどやられたのに、KO喰らわなかったんだから凄いね。

反対に、情けないのは、モセスってことになるもんね。

                                                         

アフリカン・ボクサーってのは、最初に教えたのが宣教師だったもんで、

アマチュアゆずりのチョンチョン・ボクシングだったから、ああいうのが多いよなあ、

っていうのは、独断に過ぎるかな?

                                                       

さて、今日は神戸で、玉越強平さん、木原和正さん、大阪では、國重隆さんも出るけど、

何と言っても、井岡一翔君と、松本博志さんの勝負が注目だね。

期待の超新星対、さすらいのヒットマンってとだな。

確か、奈須勇樹さんも、セコンドで行くって言ってたなあ。

                                                       

さてさて、7月はあと、31日のB級ボクサーオープン戦を見に行くつもりなんだけど、

特に、岡畑良治君×芝田モート君、山口卓也君×久保裕樹君、

安沢栄二君×室田康平君、橋元隼人君×片桐秋彦君、古川暁君×青山慶洋君、

なんかの試合が楽しみだな。

                                                       

8月も結構いい組み合わせが沢山あって、今から楽しみ、楽しみ。

                                                          

 1日……L タイトルマッチ(後楽園ホール)→行く!行く!

       ・三垣龍次さん×近藤明広さん

       ・冨山浩之介さん×井川政仁君

       ・瀬川正義さん×田口良一さん

       ・高山樹延さん×和田直樹君

       ・C・リナレスも久し振り

                                                        

 2日……加治木了太さん×小林克也君(大阪)→行けない!

                                                  

 3日……新人王準々決勝(後楽園ホール)→行く!行く!

      ・鈴木翔君×伊藤史那君         ・前田健太君×元木謙太君

       ・小俣達也君×濱岡直矢君       ・中島聖規君×岡本直也君

       ・ディエゴ瀬良垣君×沼田純一君  ・田中聡太郎君×土井政弘君

                                                       

 4日……新人王準々決勝(後楽園ホール)→行く!行く!

       この日は、好カード満載。

       金田聖博君、杉原孝二君、山崎将也君、小林和優君、下田知宏君、

       新藤寛之君、向幹一郎君、加藤大樹君、志賀紀夫君、たちを、

       特に、ジックリ見たいな。

                                                        

10日……SLタイトルマッチ(後楽園ホール)→行く!

       ・小野寺洋介山さん×和宇慶勇二さん

       ・渕上誠さん×岡田山金太郎君

                                                        

13日……拳志会ファイト(後楽園ホール)→行く!行く!      

       ・坂東ヒーローさん×福原力也さん

       ・あと、旧菊井徹平さん、林徹磨さん、宮森卓也君

                                                       

19日……新人王準々決勝(後楽園ホール)→行く!行く!

       ・播磨真輝君、緒方勇希君、八戸保頼君、今関佑介君、

       ・打馬王那君、石川昇吾君、江藤伸吾君、池ノ内亘君、たちを、

        見に行く。

                                                        

22日……レイジングバトル(後楽園ホール)→行く! 行く!行く!

       これは、超面白いよ。 前座の4試合が6Rで、あとは全部4R。

       ・藤原陽介さん×高室洋臣君    ・橋本祥太君×青野弘志君

       ・尹文鉉さん×斉藤正樹君、          ・澤永真佐樹さん×小沢大将君

       ・真鍋圭太さん×小林生人さん、     ・山口裕司さん×清田広大さん

       ・前川洋昭さん×森田瞬君、     ・江口啓二さん×岳たかはしさん

       ・渡部あきのりさん×海老根範充さん

                                                        

24日……ダイナマイトパンチ(後楽園ホール)→行く?

       赤穂亮さんや、臼井欽士郎さん、池原繁尊さん達が出るんだけど、

       池原さんは相手がフィリピーナだし、赤穂さんと臼井さんは、

       まだ相手が未定なもんで、そうするか決めてない。

                                                        

29日……SFタイトルマッチ(広島)→行けない!

       ・中広大悟さん×本田秀伸さん

                                                       

                                                            

2009年7月25日 (土)

7月度ランキング

                                                          

【世界チャンピオン】

粟生隆寛さんが陥落してしまったので、内藤大助さん、名城信男さん、

長谷川穂積さん、西岡利晃さん、ホルヘ・リナレスの5名。

                                                        

【OPBFチャンピオン】

LFの家住勝彦さんが、暫定チャンプってことで、もう13名もいるんだわ。

ずーっと言ってんだけど、いっそのこと、日本チャンピオンと戦ってみて欲しいなあ。

どっちが強いか微妙なクラス、沢山あるもんね。

                                                         

【世界ランキング】

八重樫東さんが、WBCの15位にランクイン、あとは微妙な上下はあるんだけど、

坂田健文さんが、WBAの9位から6位になって、清水智信さんがWBC5位から、

8位に下げたのと、ロリー松下さんがWBAの5位から14位にダウンしたことが、

目に付くくらいかな。

それにしても、亀田興毅さんが、全然試合してないのに、

ずーっとWBAの1位にいるのが、不思議だよなあ。

                                                         

ここから、日本ランキング。

                                                         

【ミニマム級】

鈴木誠さんと大内淳雅さんが、5位と6位を入れ替わって、

鬼ヶ島竜さんが、9位から11位へダウン。 相変わらず、12位は空位。

                                                         

【ライトフライ級】

山中力さんが1位から5位へ、斎藤直人さんが、3位から6位へダウンしたもんで、

結構移動が激しいんだけど、瀬川正義さんがいよいよ1位へ、

それと、斎藤さんに勝った須田拓弥さんが、7位から3位へアップ、

佐野友樹さんと、滝澤卓さんが2位づつアップして、2位と4位に。

家住勝彦さんが、OPBFチャンプに転出したけど、その分の12位が空位になってる。

                                                        

【フライ級】

ここは、全く無風状態。

                                                         

【スーパーフライ級】

粉川拓也さんが、いきなり3位にランクインしたもんで、

あおりを喰らって、藤原陽介さんが、ランクアウト。

                                                        

【バンタム級】

山口憲一さんと、馬野晃さんが、10位と11位を入れ替わっただけ。

相変わらず、ここも12位が空いてる。

                                                        

【スーパーバンタム級】

山本直さんが、9位にランクイン。

中嶋孝文さんが8位から7位にアップして、林翔太さんが7位から12位にダウン。

先月まで12位が空位だったもんで、ランクアウトはなし。

                                                        

【フェザー級】

李洌理さんが、4位から1位にアップ。

後は、涼野康太さんと、武本在樹さんが、7位と8位を入れ替わっただけ。

                                                         

【スーパーフェザー級】

三浦隆司さんがチャンピオンになって、負けた矢代義光さんは、

一旦日本ランクから抜けて、WBAの12位をキープ。

その分、山崎晃さんが、もう何回目になるのか、またまたランクイン、凄いよなあ。

1位は坂東ヒーローさんがアップ、岡田誠一さんが5位から3位へ、後は、

松崎博保さんが4位から6位に、中真光石さんが9位から11位に下がったもんで、

森田陽久さん、吉野典秀さん、石垣栄さんが、それぞれ順位を2つづつ上げて、

8位、9位、10位に。

                                                        

【ライト級】

中森宏さんが、7位から9位に落ちて、小出大貴さんと、川瀬昭二さんが、

3位と4位を入れ替った。

                                                         

【スーパーライト級】

ここは、全く不変。

                                                         

【ウェルター級】

吉田真さんが、6位にランクインした関係で、12位にいた二見広信さんがランク落ち。

4位にいた、レブ・サンティリャンは12位に大巾ダウン。

                                                        

【スーパーウェルター級】

9位にいた池田好治さんが、7位にアップした関係で、微動。

池田さんに負けた松橋拓二さんは、11位から12位へ。

                                                         

【ミドル級】

ここは、中堀智永さんが、中堀剛さんに改名しただけ。

                                                        

個人的には、矢代義光さんの今後と、藤原陽介さんの再ランクが気になるなあ。

                                                         

                                                         

2009年7月24日 (金)

後楽園ホール・7月23日

                                                        

今朝 i-podから最初に流れてきたのは、ローリング・ストーンズの“Angie”。

ビートルズが “Yesterday” で、ビッグヒットかました頃、ストーンズが、

バラードの対抗版としてリリースしたのは、“As Tears Go Bye” なんだけど、

ストーンズのバラードでは、この “Angie” が、一番好きなのだ。

                                                         

初め、“Angel” って歌ってのんかって思ったほど、ミック・ジャガーの発音カッコ良くて、

めったに聞けない、キース・リチャーズの12弦生ギターも結構泣かせるし、

ピアノとストリングスが入ってるのは、少し常套手段的なんだけど、

あの、チャーリー・ワッツが、そんな事知るかあ、俺はいつのも通りやるっぜって、

例の重くて、ちょっと荒っぽいバタバタスネアを聞かせてくれて、もう最高なんだわ。

                                                         

昨日は、安西政人さんを目当てにホールへ行って来た。

                                                         

◆小川裕輝君(Wスポーツ)×青山大樹君(協栄)……56kg

28才・東京都と、25才・千葉県のデビュー戦同士。

                                                         

もう、二人ともアドレナリン満々で、殆ど舞い上がってって……、思い出すなあ、

中学の頃、初めて人前で1対1のケンカして、自分何と空振りしてしまって、

校舎の壁殴ってしまって、気持悪くなってゲロ吐いてしまったっけなあ、

あん時自分、とんでもなく舞い上がってたっけなあ……。

                                                         

それと同じだっていうのは、問題あると思うけど、

リング上、二人とも目を剥いてて、ほぼ乱闘状態に近かったよ。

結局、小川君が4RTKO勝ちするんだけど、

二人とも、この日の事一生忘れないだろうな。

                                                         

◆三田村卓也君(Wスポーツ)×保科芳和君(横田S)……Mm・4R

この試合と、次の試合の2つが、新人王トーナメントの準決勝戦。    

2勝(1KO)無敗の25才・福井県と、4勝(1KO)3敗の31才・千葉県。

                                                         

保科君、気持出てる、出てる。

基本的には、ショートレンジ得意の乱打系なんだろうけど、

全部のパンチに力こもってて、見ててとても嬉しくなるんだけど、

とにかく、狙いは顔一本なもんで、相手に読まれてしまっている感じなんだなあ。

                                                        

三田村君、長いリーチ持ってるもんで、左ジャブで距離取ればいいのに、って

思うんだけど、そんなに迫力あるパンチではないのに、結構打ち合うんだなあ。

                                                         

結局、三田村君の方が精度が高くて、3-0判定勝ち。

このクラスは、準決勝進出者4人均等に、優勝のチャンスがあると思うな。

                                                         

◆金子達也君(横浜光)×加藤研二君(野口)……LF・4R

4勝2敗の22才・神奈川県と、3勝(1KO)4敗1分の23才・東京都。

                                                         

加藤君、2試合もシードされてて、ちょっと期待してたんだけど、

何かあんまり盛り上がらなかったなあ。

二人とも、ちょっとスピード不足だし、パンチに力がこもってないような感じだったな。

                                                        

最終的に、3-0で加藤君が判定勝ちしたんだけど、

もう一つのグループの、金田聖博君(ドリーム)と、山口隼人君(湘南RYUJU)の

勝者は、どっちにしても、すんごい強いと思うよお。

                                                        

◆山本忍君(石橋)×高橋隆介君(JBスポーツ)……71.5kg・6R

7勝(3KO)7敗の34才・長崎県と、6勝(3KO)6敗の32才・千葉県。

                                                         

30代で、勝ち敗けが均衡してる、重量級の試合ってのは、

えてしてグズグズってのが多いんだけど、これは、なかなか面白かったよ。

二人とも逃げないし、頭下げてゴニョゴニョしないし、正面から打ち合ってたよ。

                                                        

山本君のパンチの方が、シャープで、幾度か、高橋君よろめくんだけど、

その度に、高橋君、気入れ直して、反撃していくんだなあ。

4R以降、高橋君、ちょっと疲れてきて、全体に緩んでいってしまって、

その分0-2の判定負けしてしまったんだけど、君の気持ち、十分見えたよ。

                                                        

◆太田光亮君(大橋)×嶋津健人君(野口)……Mm・6R

6勝(3KO)3敗の20才・神奈川県と、6勝(2KO)4敗の23才・東京都。

                                                        

戦績的には、ピッカピカっていう訳じゃないけど、

この二人、いつもとってもいい試合するんだよなあ。

もう、最初から最後まで、ビュンビュン飛ばすんだわ。

                                                          

見てて、もうワクワクで、どっちかって言うと、ちょっと山本キッドに似てる、

サウスポーの嶋津君に期待してたんだけど、その嶋津君、2R、

ビュビュンって、二人のパンチが交差した途端の最後の左ショートで、

太田君の顎を捉えて、ダウンゲット。

                                                         

でもでも、太田君、ここから、このヤロ、このヤロって……。

このクラスなもんで、二人共、当然のようなショートレンジの攻防に終始するんだけど、

抱き付き、クリンチなんか殆どなくて、とても気持ちのいいボクシングを見せてくれた。

                                                         

太田君、なかなか序盤のダウンを挽回できなくて、結局、0-3判定負けなんだけど、

技術的には、色々あると思うけど、君のボクシングは、人を熱くさせるよ。

                                                       

嶋津君、もう少し左右に鋭く動けるようになったら、君、火噴くと思うな。

                                                         

◆安西政人さん(Wスポーツ)×阿知和賢君(横浜光)……F・6R

9勝(4KO)無敗の21才・兵庫県と、6勝(1KO)3敗1分の23才・神奈川県。

                                                         

阿知和君のような、ゴリゴリファイターとやるのは、安西君、多分初めて。

                                                         

ペースが取りにくかったのか、安西君、1Rから阿知和君に合わせ過ぎて、

いきなりの乱打戦に突入して、見てる人みんなちょっと心配。

それにしても、彼、随分お客さん呼べるようになったよなあ。

                                                         

阿知和君、近い距離で、ガンガン左右のフック振り回して、

凄いスタミナあるし、そのうち何か当たれーって感じなんだけど、

比較的頭低くして、まず右を振いながら突っ込んで行くことが多いんだけど、

普通のインファイターだと、何とか相手の体に取り付いてから事を始めたい、

っていうのや、自分が振り回した後は、相手に抱き付いていって、

あとは、レフェリーに分けて貰うのをひたすら待つ、っていう剥がされ屋みたいのが、

多いんだけど、この阿知和君は違うんだなあ。       

クリンチ、抱き付き大っ嫌いの真のインファイターなんだよなあ。                                                        

途中、何度か安西君のいいのを喰らって、グラッてするんだけど、

その度に、声に出して気合入れ直して、突っ込んでいくんだわ。

                                                         

その安西君、最後まで相手に合わせたボクシングしてしまって、

ちょっと不満は残るんだけど、でも、こんなゴリゴリファイターとも真っ向勝負できる、

ってとこも見せてくれたね。

                                                        

ホントは、そんなにムキになって自分の方から打って出ないで、

相手の打ち終わりにパンチ合わせてみたり、

直線的に入って来る相手に対して、何回かは見せてくれたんだけど、

ビュッビュッて左右に動いて、横から打ってく工夫も、もっとあってよかったよなあ。

それから、右のパンチ出す時、左手がちょっと下がり気味で、ガードもヤバかったよ。

                                                       

それでも、とにかく、あんなに動きまくって、スタミナ大丈夫かあ、ってのも、

見事克服したし、いろんなタイプのボクサーにも十分対処できるってとこも、

証明できたし、可能性が拡がったね。

                                                        

結局、58-57、58-56、59-56 の3-0で、安西君判定勝ちなんだけど、

阿知和君のランカー食いに寄せる気持ちが前面に出た、とってもいい試合だったな。

阿知和君、次の試合も、絶対見に行くからね。

                                                         

実は、この日はあと二つ残ってたんだけど、この試合がとっても良かったもんで、

大満足してしまって、申し訳ない、これでお終いにして帰った。

                                                         

コーナーの一番近いところで、池田一晴君が、応援してたな。

練習してる? 早く戻って来てよね。

                                                         

                                                         

2009年7月22日 (水)

後楽園ホール・7月21日(新人王戦・準々決勝)

                                                          

東京タワーの上の方は、白く煙ってしまって、やっぱり日食は、無理だった。

昨日は、新人王戦の準々決勝戦、全部で11試合。

                                                        

◆清水遊君(新田)×濱田健一郎君(横浜さくら)……Mm

2勝5敗2分の26才・岩手県と、2勝1敗の22才・神奈川県。

                                                        

戦績通りの結果になってしまったけど、二人ともちょっと迫力不足で、

手数の多かった分、3-0で、濱田君辛勝なんだけど、

次の三田村拓也君(WS)は、優勝候補の一人だから、キツクなると思うな。

                                                       

◆松川真也君(T&T)×田村瑞樹君(ドリーム)……Mm

1勝(1KO)2敗1分の25才・東京都と、2勝無敗の25才東京都。

                                                        

二人とも同じように、あんまりスピードないんだけど、二人揃って、大の殴り屋。

リーチがある分、松川君が有利かなって、思ってた、1Rの中頃、

右だか左だか、同時に打ち出したフックが、お互いを直撃して、二人ともダウン。

去年も見たことあるけど、こういうのは場内が湧くんだよね。

                                                         

2R以降、二人とも、ますますブン回しが加速していって、

ミニマム級とは思えないほどの、壮絶な殴り合いになっていって、

4R終わった時は、もうヘロヘロになってたよ。

                                                        

テクニック的には、全然なんだけど、ボクシングの原点みたいの見せて貰って、

とっても面白かったよ、ありがとね。

                                                         

激闘の接戦を、田村君が何とか2-1で勝ち抜いたんだけど、

次の相手は、普通にいけば、鈴木翔君(角海老)だと思うんだけど、

翔君、ちょっと乱暴系に弱いとこあるから、いい勝負になりそうだね、

その彼、ジッと田村君を見てたな。

                                                         

◆塩澤直紀君(角海老)×江藤光喜君(白井具志堅)……F

4勝(2KO)2敗1分の19才・長野県と、3勝(1KO)無敗の21才・沖縄県。

                                                         

ご存知、江藤三兄弟の長男の登場。   あらあ、塩澤君より大分デカイぞ。                                                        

塩澤君、おとなしい少年のような感じなもんで、ボコンって簡単にやられてしまいそう。

                                                         

ところが、ところが、江藤君のパンチが外側から出てくる加減もあってか、

塩澤君の左ストレートが、結構スンナリ決まっていって、意外なスタート。

                                                         

江藤君、相手が小さくて、ちょっとやりにくそうで、ちょっとブン回し過ぎ。

中盤以降は、塩澤君のコンビネーションからのボディブローも決められて、

1Rは、塩澤君がポイントゲットだなって思った残り10秒ほどのところ、

お互いが近寄った瞬間、江藤君の右ショートストレートがカウンター気味に入って、

塩澤君、トンってダウン。 あまり大きなダメージなかったけど、2P取られてしまった。

                                                          

だけど、それからの塩澤君が凄かったんだわ。

2R以降、いつ殴り倒されるのかって心配してたとこ、

江藤君の左右の強烈なフックを巧いことかいくぐって、トコトコトコトコ当てていって、

江藤君の焦りが空回りするとこ突いて、ドンドンポイント取り返していって、

3R終了後、自分の中では、イーブンになってて、お互い4R勝負ってとこも、

パンチの精度は、塩澤君かなって、熱の入った戦いが終わった。

                                                         

結局、38-38が一人、残り二人が、38-37の2-0で、塩澤君が勝ってしまった。

4回戦で初回にダウン喰らってから挽回するってのは、とっても難しくて、

だから、それを目の前にすると、やっぱ異常に興奮するね。

                                                        

◆堀陽太君(横浜光)×井上拓朗君(ワタナベ)……F

2勝(2KO)無敗の22才・福岡県と、3勝(2KO)2敗1分の22才・栃木県。

                                                        

井上君、とにかく左を伸ばしながら、突っ込んでって、

そこからガチャガチャやりたがる方なもんで、なかなかまともな打ち合いにならない。

                                                         

優勝候補の堀君も、この手が全く不得意みたいで、とにかく近付いてくる相手を、

すぐ抱きかかえてしまうってことの繰り返しで、途中で減点喰らってた。

                                                          

堀君のとこのセコンドには石井一太郎さんが付いてるんだけど、

まだ、サブなもんで、アドバイスをする立場じゃないみたいで、

全く策が出ないまま、ラウンドが進行していって、つまんなかったな。

                                                        

相手は、いっつも左ストレートで突っ込んでくるんだから、堀君、

やり過ごしざま、サイドから攻撃するっての見たかったなあ。

君ならできると思うんだけどなあ。

                                                         

印象的には、減点差し引いても、堀君だなって思ってたら、

やっぱり、3-0の判定勝ち。

次は、塩澤君との一戦だけど、今度は噛み合いそうだな。

                                                        

◆時松友二君(熊谷コサカ)×守屋和明君(石川)……F

倒したい、倒したいって気持が、前面に出てるサウスポー同士。

コンビネーションなんか知るか、って感じの一発屋の戦いなんだけど、

二人とも、ここぞってとこの決めのショットの殆どが空振りなもんで、

見てても、疲れる、疲れる。

                                                         

結局、僅かながら、時松君の有効打の方が上回った感じで、3-0勝ち。

こっちのグループは、鈴木武蔵君(帝拳)が棄権してしまって、超混戦模様。

                                                         

◆内藤憲二郎君(斎田)×久保幸平君(セレス)……SF

5勝(2KO)4敗の28才・熊本県と、5勝(1KO)1敗1分の24才・千葉県。

                                                          

やっぱり、久保君、体幹がしっかりしてて、パンチの見栄えがとてもいいサウスポー。

何となく、グニャグニャした感じの内藤君に対して、1~2R有効打で圧倒していって、

内藤君も、気持の入った、いいボクシングするんだけど、

右左のワンツーは、とても鋭いんだけど、打ち出すタイミングがちょっとずれてて、

結局、不発に終わってしまって、久保君の強烈な連打の前に、4R、TKO負け。

                                                          

間庭章文君(花形)を破った伯耆良之君(ワタナベ)に打ち勝った久保君は、

やっぱり強いんだわ。

                                                          

◆石川貴章君(角海老)×野崎雅光君(八王子中屋)……SF

自分的には、この日一番の組み合わせ。

4勝(2KO)無敗の19才・愛媛県と、4勝(3KO)2敗の20才・東京都。

                                                         

何とまあ、あっけなく終わってしまったもんだ。

1R1分過ぎ頃、野崎君の大きく振り放ったいきなりの右フックが、

見た目は、ちょっとかすっただけかなって、思ったんだけど、石川君がダウン。

                                                       

これが思いのほか効いてて、もうこの時に勝負は終わってて、結局これが全てで、

あとはそんな大振りフック喰らうかあ、ってほど、何度も何度もその右フック浴びて、

ラウンド終盤の最後の直撃で、石川君、二度目の、それも今度は衝撃の担架ダウン。 

2分50秒の劇的幕切れ。

                                                        

結果的には、準決勝での、久保君との激闘が待ち遠しくなる展開になった。

                                                         

◆渡邊秀行君(W日立)×塩田將彦君(ワタナベ)……SF

3勝(3KO)2敗の24才・福島県と、3勝(2KO)無敗の23才・福島県。

                                                         

1R、いきなり攻め込まれて、ボコボコにされて、もう危ないかな、ってとこで、

何と塩田君の右フックが、渡邊君をダウンさせてしまって、場内大騒ぎ!

                                                        

それでも地力では渡邊君の方が上のように見えて、盛り返す、盛り返す。

渡邊君も簡単にいいのを貰い過ぎるんだけど、

それ以上に相手にダメージを与えていって、3R、鼻血ダラダラの塩田君をTKO。

                                                        

福島県対決は、渡邊君が征したんだけど、

勝利者インタビューで、ちょっとなまりが混じってて、何だか好感持ったな。

                                                         

◆星野晃規君(M・T)×濱田修士君(小熊)……SF

3勝(1KO)1敗1分の20才・神奈川県と、5勝2敗1分の21才・東京都。

                                                       

星野君の応援に、三垣龍次さんが来てたね。

                                                        

結局は、1P差の0-2で、星野君が敗退してしまったんだけど、

星野君、髪の毛長いもんで、パンチが当たるとバサッバサッって揺れるもんで、

実際以上の効果に見られてしまうんだよなあ。     長髪は絶対不利だって。

                                                         

濱田君、パンチ力はないんだけど、とてもキッチリ打つし、

微妙なフェイントで、相手のタイミングを外すのがとても巧いよなあ。

                                                        

3R、星野君、鼻血出すんだけど、なんとか1ポイント差位まで詰め返してきて、

いよいよ4R次第ってとこまで、戻したんだけど、残念。

                                                         

濱田君、ここまで全部判定勝ち残りなんだけど、

次は、全てKOで勝ち上がってきた渡邊君との対決。 これは面白いぞお。

                                                        

◆鳥本大志君(角海老)×留田浩二君(ワタナベ)……SB

4勝2敗2分の28才・群馬県と、3勝(3KO)4敗1分の23才・鹿児島県。

                                                         

二人とも、ちょっと一風変わったボクシングをするんだけど、

手こずってるのは、鳥本君の方だったかも知れないな。

                                                         

留田君、とにかく、くっついてから全てが始まるっていうスタイルなもんで、

距離が欲しい鳥本君、押仕返し、押し返しして、やりにくそうだったなあ。

                                                          

そんなのが、延々続くもんで、見てて飽きてしまったんだけど、

鳥本君、イラつかないで、我慢したご褒美って感じの3-0勝ち。

でも次は、物凄くキツイよお。

                                                         

◆三國雄太君(オーキッドカワイ)×菊地祐輔(新日本仙台)……SL

3勝2敗の24才・神奈川県と、2勝1敗の21才宮城県。

                                                         

背が高くて、手足の長い菊地君の懐にどうやって入るかが、三國君のポイントで、

何度も何度も試みるんだけど、最後まで上手くいかなくて、困り果てていた。

                                                        

菊地君、ガタイは大きいんだけど、動きは思いのほか俊敏で、

4戦目の21才の割には、体入れ換えざまにショートアッパーなんか打てるし、

この子は、意外にやるかも知れないな。

コンビネーションも半端じゃなく上手で、アマチュア経験ありそうだね。

                                                         

三國君も、飛び込みざま、左フックを引っかけようとしてるんだけど、

毎度届かない事が重なっていって、フラストレーション溜っていって、

結局何もできないままの、0-3判定負け。

                                                        

初めの5試合が全て判定勝負で、ちょっとダレそうになったところ、

続く3試合がKO決着だったもんで、この日の興行には、とてもいいリズムがあったよ。

                                                         

                                                         

2009年7月21日 (火)

まとめてエキサイトマッチ (7/13、7/20放送分)

                                                          

昨日の後楽園ホールは、ジッとメンバーを見た結果、行かなかった。

梅津さんと、吉田さんは、やっぱり突っ込み負傷判定持ち込み戦らしいね。

                                                        

そのかわり、今日の新人王トーナメントは、とても楽しみにしてるんだ。

ジックリ見たいのは、田村瑞樹君、江藤光喜君、久保幸平君、石川貴章君、

野崎雅光君、塩田將彦君、渡邊秀行君、それに、星野晃規君の8人。

新人王トーナメントは、ここからがホントの勝負なんだよねえ。

                                                         

さて、2週間分のエキサイトマッチは、通して見たら、いろんなパターンの試合があって、

なかなか面白かったよ。

                                                         

◆アルフレド・アングロ×カートミット・シントロン……WBC SW 挑戦者決定戦

15勝(12KO)無敗の26才と、30勝(27KO)2敗1分の29才。

赤×青グラントと、黒×白グラントの戦い。

                                                         

やっぱり、アメリカのボクシングは面白いね。

アウトボクシングし過ぎたり、やたら近寄ってゴニョゴニョやってると、

観客が、そんなの許さなくて、すぐ大ブーイングだもんね。

ドイツ系ボクシングも悪かないけど、やっぱりボクシングは、アメリカンスタイルだね。

                                                         

1~2R、きついプレスかけてくるアングロに対して、シントロン、

いい足使って、パキパキパキパキ、ショートのコンビーネーション使い分けて、

確実にポイント持って行くんだわ。

                                                         

アングロの方は、重戦車みたいな上体から、ドーンドーンとしたパンチ振るんだけど、

正直過ぎるほどの、ワンツー攻撃一本なもんで、殆ど見切られてしまって、

最後まで、スタイルを変えないもんだから、パキパキ・ドーン・パキパキパキ・ドーン、

ってのが延々続いて行って、それも、そのドーンが殆ど当たらないもんだから、

ラウンドが進む分だけ、ポイントがシントロンの方へ流れていくばかりで、

段々飽きてきたぞ。

                                                         

それでも、タフネスが売り物のアングロに対して、シントロンも後半ダレてしまって、

11、12Rは、大分疲れてしまって、グズグズになってしまったんだけど、

前半の稼ぎが効いてて、三者ともに116-112の、3-0勝ち。

                                                        

◆アンドレ・ベルト×ファン・ウランゴ……WBC W タイトルマッチ

24勝(19KO)無敗の25才、黒のエバーラストと、

21勝(16KO)1敗1分の28才、黄色のグラントのサウスポー。

                                                        

二人ともシューズはアディダスなんだけど、とにかく、これがウェルターかってほど、

速くて、ベルトは、多分、長谷川穂積さんより速いんじゃないかな。

                                                        

それに対して、ウランゴの方は、極端に顎を引いたスタイルで、

あれじゃあ、相手の顔見えないんじゃないかってくらいに、的を小さくしてる。

                                                         

常にプレスをかけてるのは、そのウランゴの方なんだけど、

バキバキ回転のいいパンチを送りこんでるのは、圧倒的にベルトの方で、

ウランゴの右も、そりゃあ凄いんだけど、殆どクリーンにヒットしないんだなあ。

ベルトの回転力はウェルター級で、あんなに打てるかってほどで、それも、

一発一発パワーがこもってるから、驚くよなあ。

                                                         

4R以降は、お互いに一発で倒せるようなパンチの交換が続いて、スリル満点で、

特に最終ラウンドは、物凄くて、ウランゴもいいとこ見せたんだけど、

前半の失点を取り戻すとこまで行かなくて、本人もそれ知ってるから、

思いっきり倒しにいってるんだけど、うまい事行かなくて、結局、

117-111と、118-110が二人っていう、思いの他の大差がついてしまって、

3-0で、ベルトのベルト防衛成功。

                                                         

ポイント取られてる時の試合に対するパフォーマンスがよく出てて、

ウランゴなかなか良かったよ。

                                                        

◆ウルバノ・アンティロン×タイロン・ハリス……ノンタイトル L

25勝(18KO)無敗の26才、シルバーグレイのエバーラストと、

23勝(15KO)4敗の28才、黒エバーラストのサウスポー。

                                                         

またまた、これがライト級かってほどの、動きの速い、激しい戦い。

2R、アンティロンの左ボディに一瞬、ハリスの動きが止まりかけるんだけど、

これが、この試合の終わりの始まりなんだけど、

二人ともしょっちゅう互いの足を踏み合うような、近接した打撃戦なんだけど、

ショートブローでもより力がこもってるのは、常にアンティロンの方で、

既に、ボディ攻撃に完全な活路を見出してるアンティロンが、

巧みに上下を打ち分けるような素振りをしながら、一番力のこもったショットを、

ハリスのボディに打ち込んでいって、5Rの半ば、思わずハリスがダウンして、

再開後のラスト30秒ほどのところで、またもやのボディ攻撃で、もう堪らん、って、

そりゃあ、もう立てないさ……。

                                                       

それにしても、ボディブローのダウンは、壮絶だよなあ。ホントにシンドそうだもんなあ。

やっぱ、ボディブローは、とっても、とっても、とっても大事だぞ。

                                                        

◆ホルヘ・アルセ×フェルナンド・ルマカド……IBF INA SB タイトルマッチ

51勝(39KO)5敗1分の29才と、19勝(7KO)1敗2分の23才。

二人とも、赤のレイジェス。

                                                        

アルセは、ちょっと前にダルチ二アンにKO負けしてるんだけど、

この試合が再起戦なんだけど、戦績だけ見ると、これは調整試合だよね。

                                                       

案の定、ルマカド全然ダメで、もう名前と戦績にビビったへタレボクサーなもんで、

3R、徐々に詰められていって、30秒過ぎた頃、左ストレートの差し合い直後の

右クロスがアゴ先一発かすっただけで、もう終わりさ。

それにしても、事情をわきまえたタイ人ボクサーみたいの、アメリカにもいるんだね。

                                                         

◆ファン・マヌエル・ロペス×ロリビエ・ロンチ……WBO SB タイトルマッチ

25勝(23KO)無敗の25才のサウスポーと、

18勝(8KO)2分の26才。   二人とも、赤のレイジェス。

                                                        

ロンチ、初めてのアメリカのリングなんだけど、

いかにも田舎者のチンピラみたいなのが、リングに上ってたなあ。

                                                         

戦績から見ると、相手にならないんじゃないかって思ってたけど、

あれだけ逃げまくると、試合は長引くよなあ。

                                                         

2Rに、ロペスの右フック喰らってダウンしてから、ますます、逃げ逃げチョンチョン、

逃げチョンチョンになっていって、ロペスどんどんイラついていって、

観客も何度もブーイング、ブーイング。 こんなヤツ、アメリカにもいるんだあ。

                                                         

全部のラウンドでポイント取られてるんだけど、戦法変えないもんで、

試合はドンドン詰まんなくなっていって、ダラダラ、グズグズ……。

結局、セコンドも詰まんなくなってしまったのか、9R終わったとこで、

もう止めようぜって、あきらめTKO負け。

                                                         

ロンチ、多分、二度とアメリカのリングへは呼ばれないな。

                                                         

                                                         

2009年7月19日 (日)

後楽園ホール・7月18日

“角海老ボクシング”

もう、ワクワクだったもんで、早目にホールへ行ったよ。

今日は、すごく長ーくなるので、気になるとこだけチェック、とういことで……。

                                                         

◆コーチ義人君×坂元昌輝君(花形)

デビュー戦18才と、1勝2敗の24才。

                                                         

義人君より大分背の高い坂元君、デビューから2年半で、これが4戦目っていうから、

途中何かあったのかな?

                                                        

ホントだ、義人君、小堀さんのトランクス履いてきたよ。

その小堀さん、隅っこの方で、見てたな。

                                                        

義人君、リングインから全く緊張してないように見えて、

田中トレーナーの肩に両手を置きながら、親父さんのアドバイス聞くようだったね。

                                                        

開始ゴング直後、義人君、小堀さん譲りの左フックをぶち込んで、坂本君グラッ。

その後の坂本君の反撃を、コーチ君、下がってやり過ごすんじゃなくて、

ダギングやウィービング駆使して、すぐ攻撃に繋げようとして、なかなかいい感じ。

                                                        

2R、相手がちょっと攻めあぐんでるとこ、ペースは全てコーチ君が握ってて、

終盤間際、連続攻撃から、またもやの左フックを直撃させて、ダウンゲット。

                                                        

3R、ゴングに救われた相手を、ちょっと見過ぎと言うか、狙い過ぎで、

手数が目に見えて減っていって、ちょっとダラダラのラウンドを作ってしまって、

4Rは、疲れが出てしまったのか、ガードも緩くなって、結構いいのを喰らってしまって、

尻すぼみの、終了ゴング。

                                                        

結局、2、3、4差の圧倒3-0勝ちなんだけど、自分的には、少し不満が残ったな。

未来のチャンプなんだから、4Rにもう一度、ギア入れ換えて、攻めて欲しかったな。

                                                        

それでも、デビュー飾れて、良かった、ヨカッタ。

こんなにドキドキして試合見たのは、チョット久し振りだったよ。

試合終わって、リング降りるときに、花束貰ってて、ちょっとおかしかったけど、

応援する方も、デビューなもんで、なかなか初々しかったね。

                                                        

この先のコーチ君の入場曲の件だけど、

クイーンのライブ版 “Don't Stop Me Now” か、

同じくライブ版の第Ⅰ期ディープ・パープルの “Highway Star” か “Speed King” が、

いいと思うんだけどなあ……。

                                                       

◆菊地廣隆君×森島重樹君(西城)

5勝(1KO)2敗2分の26才と、5勝(3KO)4敗2分の32才。

                                                        

二人ともA級目指した結構熱い闘い。

菊地君、見た目は、物凄く剛腕に見えるんだけど、性格の通り、

とっても穏やかなボクシングするんだわ。

それが、ちょっと残念なとこなんだけど、立ち姿とか、パンチの出し方なんか、

この上なく、綺麗なもんで、もっと乱暴に目覚めたら、凄くなると思うんだよね。

                                                         

森島君、腕の出し方にロスが大きくて、ちょっと無茶振り系になってしまって、

ガードも甘くなってしまうんだけど、前へ前への気持ちが強いんだわあ。

                                                        

3R頃から、菊地君のボディ打ちが効果発揮していって、

森島君の動きが緩んでいったんだけど、菊地君、もう少し手数が欲しかったね。

4R、5R、二人ともちょっと工夫が足りなくなって、同じような展開になったんだけど、

6R、菊地君、それまでかなり打たれてはいたんだけど、

気合い入れ直して、積極的にポイント獲りに行って、その6Rの攻勢も効いて、

3、5P差とイーブンという結果で、2-0で、菊地君判定勝ち。

                                                        

それにしても、試合の判断っていうのは、面白いねえ。

6回戦で、4P差と、イーブンのジャッジが混在してるんだからね。

手数を重視するか、有効打を優先するかで、評価が分かれるんだよなあ。

                                                         

◆松本良一君×竹内佑典君(JBスポーツ)

4勝(3KO)3敗の27才と、9勝(2KO)5敗1分の23才。

                                                       

松本君、ハードな相手だったけど、先回よりずっと良かったよ。

竹内君、我慢強くて、常に戦闘的で、なかなか好感持ったけど、

とにかく動きが直線的で、あれでは常に相手の的になりやすいよなあ。

                                                        

序盤から、松本君のジャブの方が的確で、竹内君の右顔面がすぐに紅潮してたね。

2R、1分過ぎ、ロープに追い込まれてからの右ショートを差し込んで、

松本君がダウンゲット。 ちょっと本望さんみたいな差し込みショットだったね。

                                                                                     

この日、松本君のショートレンジのコンビネーションがとても良くて、

3R、ラウンド終了間際に、また同じような展開から2回目からのダウンゲット。

それでも、竹内君、引かない引かない。                                                         

プレスをかけてるのは、常に竹内君の方なんだけど、

いきなりの右フックはいいんだけど、残念ながら、ワンツーは全部見切られてたな。

                                                         

その後、お互いに頭突きあって、乱打戦ぽくなっていったんだけど、

膠着状態が続いて、消耗戦と言うか、気持が萎えた方が負けだなって……。

                                                         

6R以降、竹内君、2度もダウン喰らってるもんで、倒さなければ勝てないって、

そういう気持ち前面に出して、粘り強く食いついて行くんだけど、

松本君も、元ランカーとしての意地はあるし、タフな相手に一歩も引かなかったな。

                                                         

結局、4、5、7差の圧倒3-0勝ちなんだけど、この試合で3度ほど見せた、

左右に鋭く身を入れ替えざまに打ってた、あのパンチをもっと続けてたら、

KO決着もあったと思うな。

                                                        

竹内君の真っ直ぐなボクシング、自分は大好きだけど、

もう少し、動き方に工夫すると、強くなると思うなあ。

                                                        

◆杉崎由夜君×金子大樹君(横浜光)

6勝(4KO)2敗の22才と、9勝(3KO)2敗の21才。

                                                        

杉崎君、立ち姿から、動きのバランス、パンチの出し方の何から何まで、

とっても、美しくて、大好きなボクサーなんだけど、なんで負けるかなあ。

なんで、ブレイクしないかなあ……。

                                                         

1R、A級ボクサーもこれくらいになると、ランク入りを目指してるもんで、

絶対負けたくないって気持ちが出てきて、慎重な立ち上がりになって、

それが、リング上に異常な緊張感をかもし出していったね。

                                                         

杉崎君の素早い左ジャブは、背が高く、懐の深い金子君にも十分届いていて、

なかなか順調な出だしだったんだけど、2R、もう殆ど時間がなくなったとこで、

両方が打ち合った一瞬に、金子君の右クロスの方が的確にヒットして、

杉崎君、フラッシュダウン。  金子君、巧かったなあ。

                                                       

3R、金子君の追撃は思いのほか少なくて、結構冷静に試合を進めてる。

二人とも、とても良く似たパフォーマンスで、でも金子君の方が、

よりカウンターを欲しがるボクシングなもんで、その見極めと、対応が、

勝負の分かれ道だったのかなあ。

                                                         

5R、また終了寸前に、杉崎君の足がちょっと揃ったとこ、

今度は左クロスを喰らって、2度目のダウン。  こっちの方が、前のより効いてる。

                                                         

6Rに入って、あと倒すしかないって気持は、

打ち込まれる機会を増やすのも事実で、ここぞってとこの、金子君の気概も凄くて、

1分過ぎ、ついにレフェリーストップがかかってしまった。

                                                         

杉崎君、ダウンは2回とも、終了間際だったんだけど、

この辺、気持ちの維持に油断がなかったのかな。

彼、絶対強くなれると思うんだけど、それには、やっぱり、もう少し強い気持ちというか、

ボクシングを体育の一つの教科みたいに考えるんじゃなくて、

これで、俺はヒトカドの男になってやるっていう強い意思が必要で、

そうなれば、ホントにヒトカドの、物凄いボクサーに化けると思うんだけどなあ。

                                                        

◆藤井龍二さん×田畑光輝君(花形)

6勝(3KO)1敗2分の29才と、9勝5敗3分の26才。

                                                         

相手はランク取りに必死で来るだろうし、そんな中、

フロックランカーって言われないために、藤井さん、奮闘が要るんだけど、

日頃の精進のせいか、例の強烈な左ジャブとストレートが、この日もとても良くて、

1R、いきなりダウンみたいな状況に追い込んだんだけど、ここは田畑さん踏ん張った。

                                                       

でも、藤井さん、何だか、上体と下半身のバランス、あんまり良くなくて、

力の入り難い、パンチ喰らったら危ない足位置になることが多くて、ちょっと心配。

                                                         

それでも、パンチ力に圧倒差があるもんで、結局、3R、初めの30秒、

それまでに、何度も危ないとこを凌いできた、田畑さん、ついに力尽きて、

レフェリーストップ。

                                                        

◆坂本大輔さん×諏訪雅士君(ピューマ渡久土)

3勝(2KO)2敗1分の27才と、8勝(4KO)6敗1分の29才。

                                                         

藤井さんの試合が、思いのほか早く終わってしまったもんで、

アップ不足だったらしけど、だけど坂本さん、どっちみち太っ腹ボクシングだもんで、

君、今日は何ラウンドやるの? って感じで、1Rからのミスター万振り。                                                       

1~2Rで、もう坂本さんペースで、“俺の名を呼んでみろ!” トランクス絶好調。

                                                         

3R、決定的に主導権を握ったんだけど、4、5Rは、二人とも単調になっていって、

それでも坂本さんは、いろいろ打ち分けて、何とか目先を変えようと、工夫してるな。

                                                        

6Rに入って諏訪君、鼻血出てしまって、気になってそれをグローブで拭うもんだから、

もう顔中真っ赤になって、まるで赤鬼のお面被ってるみたいになってしまったな。

                                                        

諏訪君、圧倒的にポイント取られてるのにもかかわらず、

挽回しようとする工夫が、最後までなくて、残念。

                                                       

結局、フルマークの7、8P差の3-0余裕勝ち。

そんなら、倒せって、展開だったね。 あと一息。

                                                         

◆榎洋之さん×李洌理さん(横浜光)

28勝(20KO)1敗2分の29才と、12勝(7KO)1敗1分の27才。

                                                        

結局、榎さんのいいとこを、全部李さんが封じてしまった、っていうことだね。

                                                        

李さん、正直言うと、今までそんなに強いとことやっていないもんで、

勝率はいいんだけど、経験の差から、榎さんが振り切るって思ってたんだけど、

李さんの動き、想像以上に、榎さんにはシンドくて、空廻りの連続で、

最初から最後までプレス掛けてるのは、ズーッと榎さんなんだけど、

コーナーに追い詰めてからの決め手にも欠けてしまって、

攻めきれなくて、ちょっと空き巣狙い型ボクシングの李さんの出入りパンチを

数多く受けてしまって、的中してるパンチの数は圧倒されていって、

4Rには、赤コーナーに追い詰められて、何発もいいのをぶち込まれてしまって、

アワヤってとこまで追い込まれてしまって、そこは驚異的な頑張りで踏みとどまって、

得意の男の乱打戦に持ち込めそうになったんだけど、李さん、冷静に対処して、

なかなか榎さんの方にポイントが流れない、っていうラウンドが続いていって、

このまま、ちょっとセコイボクシングが逃げ切るのかって、残念な気持ちになってたら、

李さん、9~10R打ち合いに転じて、もしかしたら、ポイント差がないって判断からか、

物凄い打ち合いに突入して、もう場内騒然、騒然!

                                                         

李さんも、左目の上カットして、あと3Rあったら、榎さんが倒してたと思うんだけどなあ。

結局、97-95、93-97、94-97の1-2で、李さん判定勝ち。                                                        

リング上で、榎さん、ちょっと納得いってなかったみたいだったなあ。

自分的には、正直、3ポイント差で、李さんが持って行った感じだった。

                                                        

負けるとしたら、こんなパターンかって思ってたもんで、仰天はしなかったけど、

帰り道に、どうしたら、ああいうのに対処できるかって、自分は考えたんだけど、

やっぱり、今更、フットワークのスピードアップっていうことでは勿論なくて、

ボディへの集中ブローと、フェイント術の上達だと思うんだけど、どうなかなあ。

ねえ榎さん、どお?

                                                        

                                                         

2009年7月18日 (土)

夢、ニューバランス、勝負!

                                                         

熱中症の後遺症かな、昨日までの下痢も一段落。

                                                        

それにしても、一昨日は、変な夢見たなあ。

自分は、よく、なかなかストーリーの行き届いた夢を、

それもカラーで見ることが多いんだけど、

一昨日は、家にメガネかけた白い着流しの任侠がやって来て、

そいつが、刀でいきなり自分に斬りかかって来たもんで、払いのけたら、

何と自分の奥さんが、その刀を任侠に渡して、自分はどうなってんだって動転して、

それでも、近くにあった金属バットで、そいつを殴り倒したんだけど、

その時、奥さんは、お気楽にソファーで横になってTVなんか見てるもんで、

1時過ぎてんだから、早く寝ろって言ったら、

家の外で、茶色いジャケットを着た年寄り同士が、いきなり銃撃戦始めてしまって、

自分は、庭に出てその様子を見てたら、奥さんが急に外出の支度始めたもんで、

それも、白いブラウスとヒラヒラの黒のミニスカートで、どこ行くんだって聞いたら、

六本木か高田野馬場行って来るって、言うもんで、さすがに頭にきて、

あんまり腹立ったもんで、目が覚めてしまった。  目が覚めてもまだ腹立ってたな。

                                                         

こういう時、そのままベッドの中でボヤ―ッとしてると、

ヘタすると、その夢の続きを見てしまうこともあるもんで、

今回は、あんまり好ましいストーリーじゃないもんで

夜中3時過ぎ、起き上がって、アクエリアス飲んで、タバコ吸ったさ。

                                                        

ここんとこ、ニューバランスの事書いた文章へのアクセスが収まらないもんで、

どうなってんのかって、リンク元辿ってみたら、何だか、ニューバランスは、

“996” と “576” のUSAとUKの生産を止めてしまって、今後は中国製だけにして、

アメリカ製とイギリス製のものは、今店頭にある分でお終いなんだと。

やっぱり、高いから売れないのかなあ? そんなの20年も前から同じなのになあ。

                                                        

今自分は、

M996GB…USA(黒)、M996LB…USA(黒)と、M576CD…USA(エンジ)、

それに、LM576SHI…UK(ダークブルー)の4足持ってんだけど、

上手に履きまわしていけば、ニューバランスのこのシリーズは、底も含めて、

とても丁寧に丈夫に作ってあるので、まず5年は大丈夫だと思うから、

また復刻するまで、大事にしようと思ってる。

特に、M996GBは、10年物で、もうプレミアムだから、大事に大事にね。

                                                         

今日は、朝から何だか興奮気味だったのか、4時に目が覚めてしまった。

角海老ジムのみんな、今日、勝負の日なんだけど、

見るだけなんだけど、自分も勝負がかってるもんで、色んな段取り踏むんだなあ。

勝つためのボクサーの段取り・準備は、そりゃあ大変なものだけど、

こっちも勝たせようとして、いろんなジンクス総動員さ。

                                                         

                                                          

2009年7月17日 (金)

熱中症とか……。

                                                         

いやあ、参った、参った。

おととい、急に気温が上がったせいで、熱中症になっちまった。

日中、沢山汗かいて、思い起こせば、それほど水分摂ってなかったもんで、

帰りの電車あたりから、どうもだるくなって、駅からの道は、歩くの嫌になって、

エイッ、ってシャワー浴びた頃から、体中熱くなっていって、ケツまで熱くなって、

こんな事初めてなもんで、死ぬかな、って思ったりして、

奥さんに、冷えぴたシートなんかで、グルグル巻きにして貰って、ウンウン言ってたら、

昨日の昼過ぎまでには、熱は下がったんだけど、頭が痛いもんで、欠勤さ。

                                                        

熱下がって、大分楽になったんだけど、頭痛が引かないもんで、

こうなったら、逆療法だって、ローリング・ストーンズをフルボリュームで聞いたら、

2時間ほどで、治ったよ。 頭痛の時は、ストーンズに限るな。

                                                         

で、昨日決めた、自分のローリング・ストーンズ・ベスト10。

                                                         

① Tell Me

② Angie

③ I Wanna Be Your Man

④ Get Off Of My Cloud

⑤ Satisfaction

⑥ Time Is On My Side

⑦ Jumpin' Jack Flash

⑧ 19th Nervous Breakdown

⑨ Hnky Tonk Woman

⑩ Paint It Black

                                                        

やっぱり、古いのばっかだなあ……。

                                                         

昨日、山中力さんも、笛木亮さん、ズリカンナン、みんな負けたんだってね。

自分が、熱中症でダウンしたのが、まずかったかなあ……。

                                                        

さて、明日は “角海老ボクシング” 。

榎さんの復帰2戦目の相手は、李洌理さん。     これはキツイよお。

動きだけだと、李さんの方が圧倒すると思うから、どれだけ的確に、

ロボコップ・ジャブを当てることができるかが、ポイントだと思うな。

それに彼、打たれ強いから、粘り強い攻撃が、要ると思うなあ。

どんな展開になるか、ワクワクだね。

                                                         

それから、坂本大輔さん、藤井龍二さんも、大事なランクキープの戦いだし、

杉崎由夜君、菊地廣隆君、松本良一君も、それぞれ、今後に影響する、

大事な一戦なんだな。

                                                          

それから、それから、あの小内義人君のデビューが、この日の第一試合にある。

小内君、リングネームを “コーチ義人” にするらしいんだけど、

“義人” を、“ヨシト” って読まれそうなんで、自分は、“小内ヒロト” の方がいいと、

思うんだけどね。

“角海老、大内・小内” って、漫才コンビみたいでしょ。

                                                        

だけど彼、ホントに、小堀さんの赤いトランクスで出てくるのかなあ?

そう言えば、小堀さんも応援に来るって言ってたから、取り合えずの見納めだな。

                                                         

                                                         

                                                         

2009年7月15日 (水)

粟生さん、長谷川さん、高山さん…。

最近、エクスプローラーでこのコラム開くと、タイトルと本文の間に、CM文が入ってて、

今までは、コラムの最後だったのに、どうしてなんだろうなあ?

タダでやらせて貰ってるから、文句言えないけど、何かカッコ悪いよなあ。

移動できないもんかなあ、サファリで開くと、今まで通り、最後になってるんだけど……。

                                                          

昨日は、休暇だったんだけど、後楽園ホールには、行かないでTV観戦。

                                                        

◆粟生隆寛さん×エリオ・ロハス……WBC Fe タイトルマッチ

17勝(8KO)1敗1分の25才と、20勝(13KO)1敗の26才。

                                                          

昨日のタイトル戦は、3つとも全部、ウィニングだったな。

広いスタンスのロハスは、右足だけハイソックスにしてて、何かのおまじまいかな?

手は長いし、懐深いもんで、粟生さんの得意の返しのパンチが全然届かなくて、

もう20㎝ほども短くて、こりゃあ苦戦するぞ、って感じのスタートで、

まるで若い時のオスカー・ラリオスみたいに、ロハス、ガタゴトしながら、それでも、

とっても動きが速くて、決して綺麗ではないんだけど、手数止めなくて……。

                                                        

プレス掛けてるのは、粟生さんの方なんだけど、ひたすらのカウンター戦略なもんで、

流れの中でなきゃ、いくらなんでも見極められると思うんだけど、ずっとそれ続けるし、

ロハスの左足が、いっつも粟生さんの右足のすぐ近くにあるもんで、

なかなか、踏み込んだカウンター打てないし、もう攻めあぐねた4Rまで。

                                                        

ウハウハな感じの途中結果に、ロハス、いよいよ勢い付いて、

余計に攻勢強めていって、もう、まるっきり全盛時のラリオスみたいで、

そのまま、なんといこともなく8Rまで終了。

                                                         

9通りのカウンターパンチって、一体どれが、そうなの?って感じで、

今度は、何番目のカウンターを打とうとかって、迷ってんじゃないかって……。

                                                         

アマチュア経由のボクサーに、有りがちなんだけど、

キレイ・スマート系のボクサーにはやたら強いんだけど、ロハスみたいに、

キレイじゃない・スマートでもない系のボクサーには、よく手こずるよなあ。

                                                          

8R終わっても、まだ大分負けてて、そろそろ倒しにいかないとヤバいよ、って9R。

やっとこさ、粟生さんのドッコーン一発が決まって、ロハス、明らかに効いてる。

あと1分残して、ここで、怒涛のラッシュで、逆転KOかあ!って展開だったんだけど、

ロハス、ずるくて、巧くて、クリンチみたいな、ホールディング繰り返して、

粟生さん、振りほどいて、早く追撃したいんだけど、ままにさせてくれなくて、

結局、何となくグズグズにされてしまって……。

ここが唯一のチャンスだったんだよなあ。

                                                         

12Rの終了ゴングが鳴った時、場内異常に静まり返ってたね。

3~8P差つけられて、要するに殆どボロ負けの3-0。

                                                         

あれだけ、手数少ないと、やっぱりダメだよなあ。

粟生さん、キレのいいKOパンチが売り物のようになってるけど、

通算KO率、実は50%もないんだから、KO狙いのカウンター一発っていうのは、

やっぱり作戦違うんじゃないかって、思うんだよね。

9Rにあれだけ、直撃したんだから、打たれ強い相手とはいっても、

普通フェザー級の直撃パンチなら、完璧ダウンゲットじゃないのかなあ。

挑戦者が強かったんじゃなくて、チャンピオンが今一つって感じだったなあ。

                                                         

ところでね、当日ホールの西側2階に黄色いメガホン持ったのがいなかった?

彼ね、自分が試合仕切ってるみたいに、ボクサーに指示出して、

それも全然縁もないボクサーに対しても、ああせえ、こをせえ大声張り上げるもんで、

まるで、それが自分の役割だと思ってるらしくて、見てて、とても恥ずかしんだけどね、

セコンドも客もエライ迷惑なんだけど、とにかく、彼がいる時、東側はうるさいもんで、

避けるんだけど、いなかった?  なんで、メガホンでがなるかなあ?

TVの音声から、例の、わずらわしい胴間声が聞こえてきたもんだからね。

ちなみに、彼に応援されると、やっぱりとても、勝率良くないんだわ。

                                                        

◆長谷川穂積さん×ネストール・ロチャ……WBC B タイトルマッチ

26勝(10KO)2敗の28才と、21勝(7KO)1敗の26才。

                                                         

そうかあ、6,000人も入ったかあ。

穂積さん、今一番客呼べるボクサーかも知れないね。

試合の方は、もうなーんも言うことなくて、あれじゃリングサイド高くついたなあ、って。

                                                         

1R、ゴング後の1分ほどは、どっちが相手の出方見てたんだろうね。

穂積さんは、相手がどういう風に出てこようと、

いかにでも対処できるボクサーだから、普通にやってたと思うんだけど、

問題は、ロチャさ。

ここんとこ、長谷川さんが早いラウンドで決着付けてるのは、知ってる筈だから、

やっぱ、まず様子見ようって作戦は、ロチャサイドにあったんだろうね。

                                                         

それにしても、長谷川さんが、あんなに右チョンチョン出して、距離測ってるってのに、

全部左のグローブで、素直に受けるこたあないじゃないか、って思ったな。

                                                         

その後、距離見切った、長谷川さんが、ドコンって、左ストレート軽くヒットさせた時、

ロチャ、二ヤッてしてけど、それは絶対余裕じゃないからね。

                                                         

ああいうのは、90%以上、こりゃあヤバいぜ、ってことだからね。

その直後の左ストレートからの、右フック!   

腰入ってたよねえ。   勿論、当然、ロチャ、一発ダウンさ。

ちょっと体沈めて、何てカッコいいんだろうねえ。

                                                        

殿堂入りかどうかは解んないけど、教則本入りなのは間違いないね。

暫く、いろんなジムで再現トレーニングされるんだろなあ。

                                                           

殆どこれで終わってたんだけど、ボーッとなりながら、ロチャ、何とか立つもんだから、

もう弱い者イジメみたいになってしまって、また倒されて、またヘロヘロ立ってきて、

レフェリーが、大丈夫かあ、って手を取ったら、膝カックン状態で、

これはダメだわって、結局、1R2分30秒ほどのところで、TKOストップ。

                                                        

長谷川さん、一発も喰らうというか、かすってもなくて、

ロチャ、わざわざアメリカから来て、ちょっと様子見てるうちに終わっちゃって……。

                                                         

長谷川さん、ここんとこ、ずっとKO勝ちなんだけど、でもまだKO率は50%もなくて、

っていうことは、ここ2年ほどで、いきなりハードパンチャーに変身したんだよなあ。

                                                         

とにかく、凄いよなあ、あんなに強いと、もしかしたら、

バクティンもかなわないんじゃないかって、思うよなあ。

バクティンのキュルキュル・ミサイルジャブとの勝負見たいなあ。

                                                         

それにしても、ここのリングアナは、カラオケ大会の司会みたいだったなあ。

                                                        

試合とは関係ないんだけどね、

日テレ、どうにかなんないかなあ。

あんなに時間あるんなら、高山さんの試合流したらいいじゃん。

30分もあったのに、もうみんな知ってる、長谷川穂積ストーリー焼き直して、

6チャンは、内藤だもんで、こっちは長谷川って、そんな手法で、盛り上げようって、

安直な魂胆見え見えで、作ってる連中、レベル低いんだろね。

あとは、鬼のようにCM垂れ流すもんだから、こっちは、その度に、

WOWOWの “スパイダーマンⅢ” に切り換えさ。  メンドクセエ、メンドクセエ。

そりゃあ、地デジの方が画質はいいけど、何とかケーブルでやってくれないかなあ。

                                                        

思うんだけどね、業者からのCM収入で番組作る、っていうシステム自体が、

もう古いっていうか、限界なんじゃないかって……。

あんなCMだらけの、うざい民放、当たり障りのない、へタレ民放なんか、

そのうち誰も見なくなると思うな。   内の奥さんなんか、もう殆ど見ないからね。

                                                         

で、高山さんの試合は、半端なスポーツニュースのワンカットみたいにされてしまって、

初めはバッティングなの? って、高山さんの顔血だらけで、ヘロヘロで、

それを倒し切れなかった、ゴンサレスもどうなの? って感じだったけど……。

                                                        

ゴンサレスと対戦したことある、松本博志さんは、ボディが弱そう、って言ってたけど、

高山さん、どうだったのかなあ。

25日にG+で、ちゃんとやるらしいから、それで、確認だね。

                                                        

それにしても、ロチャも、ゴンサレスも、

“TEIKEN” ってロゴの入ったトランクス履いてたけど、あれは何?

                                                        

                                                         

2009年7月14日 (火)

後楽園ホール・7月13日

                                                       

昨日は昼前後から、突然バカ暑くなって、結局33度とかで、もう夏かって……。

                                                         

早目に仕事切り上げて、銀座の伊東屋へ寄って、奮発して2,000円のノート買って、

ホールへ行ったら、ちょうど第一試合やってるとこで、ガラガラだろなって思ってたら、

これが何とまあ、先週の最強後楽園の時より、客が入ってて、とっても驚いたなあ。

                                                           

昨日は、土屋修平君と塩野翼君の二人の角海老ボクサーを見に行ったんだわ。

                                                       

◆土屋修平君(角海老)×上野雄大君(ウィン三迫)

土屋君は、キックから転向してきた、今日がデビュー戦のスーパーライトボクサー。

相手の上野君は、既に1勝(1KO)してるんだけど、何だかとても真面目そうな感じ。

                                                          

二人がリングに上った瞬間、これは相手にならないんじゃないかっていう雰囲気が、

そこはかとない危険な雰囲気が、土屋君にはあって、思ってた通りだったな。

                                                        

でも、上野君みたいな、ああいう真面目な学生さんみたいのが、ゴングがなった途端、

いきなり豹変、凶暴な殴り屋に変わって、相手をボコボコにしてしまうっていうのは、

今までにも幾度も見てきたもんで、ワクワクしながら見てたんだけど、

まあ、土屋君の圧力、半端じゃなくて、何もしないでも気圧(けお)されるっていうのは、

こういうことなんだな、って思ってた瞬間の1R早々、

スーパーライトにしては、抜群の速さに支えられた、破壊力のあるパンチが炸裂して、

開始20秒ほどで、上野君がダウン。  ホント吹っ飛ばされたんだわ。

                                                                                                              

カウントエイトで、やっと立ってきたんだけど、上野君ガード上げてんだけど、

土屋君、グローブの上からでも、委細かまわず、ドコン、ドコンって打ち込んで、

それが、大振り、バカ振りじゃないし、体もぶれないし、舞い上がってもいなくて、

その一発一発のパワーが凄くて、どれが効いたのか良く判んないうちに、

最終的には、左フックだったのかなあ、とにかく、上野君、横向きに吹っ飛ばされて、

ここでKO勝ちしたんだけど、本人、当然、っていう感じだったな。

                                                          

22才の暴れん坊が、田中トレーナーの調教受けながら、これから羽ばたくよ。

自分、将来のスーパーライトのチャンピオンのデビュー戦に立ち会ったのかも知れない。

1R、48秒。もう少し見たかったけどね。 

                                                       

◆加藤健太君(三谷大和)×塩野翼(角海老)

6勝(5KO)1敗1分の23才と、6勝(3KO)7敗の25才。

二人とも新潟県出身。

                                                       

1Rから、もう塩野君には危険が一杯で、加藤君の左フックはホントにヤバイよ。

                                                       

塩野君、前回ほぼ2年ぶりで、ランカーの近藤明広人さんと、とってもいい試合して、

これからって時に、バッティングで負傷判定負けしてしまったんだけど、

やっぱり、この日も、頭突っ込み過ぎで、4Rくらいから、右目の斜め上にタンコブ。

肩から上腕部の力強さは半端じゃないんだけど、当たれば効果絶大なんだけど、

なかなか当たんないんだなあ、これが。

                                                        

一方の加藤君、そんなに凄いボクサーじゃないと思うんだけど、

塩野君が悪過ぎたもんで、ちょくちょく相手に正対してしまって、右のガードも甘くて、

例の、“君のパンチ、効いてませんもんネー” パフォーマンス満載なもんで、

攻め場所と、攻め時沢山あったもんで、1~3P差だったけど、ほぼ一方的判定勝ち。

                                                          

途中何度か、お互い万振りフックの応酬があって、

塩野君、一発でもクリーンヒットしてれば、展開は大いに違ってたんだけどね。

                                                       

あのね、今突然思い付いたんだけど、塩野君、これからの事だけどね、

真面目にランカー入り目指す、っていう普通の目標は、取り合えず置いといてね、

エンタ系ボクサー目指す、っていうのはどうかなあ。

プロボクシングだから、チャラチャラ、ヘラヘラはダメだけど、

ほら、渡邊一久さんが、暴走系チャンピオンなんて言われてたでしょ、

あれのエンタ版っていうイメージなんだけどね。

                                                          

君の、バッティングを痛がったり、“効いてませんよー” パフォーマンスは、

君は不本意かもしれないけど、いつもかなり場内の笑いを取ってるんだからね。

                                                          

この日の興行は、4回戦が7試合あって、そのうち1つが新人王戦で、

あと6回戦が二つと、8回戦1コっていう、ちょっと変則的な構成だったんだけど、

ライトヘビー級って、めったに見られない試合は面白かったよお。

                                                        

イベリコ・ユンなんて、豚肉みたいな名前で、どこから来たんだろ? 

モンゴルの相撲取りみたいに、体の緩んだデブが出てきて、

相手はキッチリ体作ってきた日本人で、イベリコ、動き悪くて、これはブッ倒されるぞ、

って見てたら、物凄いブッ倒され方したのは、日本人の方で、1R、1分11秒だってさ。

                                                       

新人王トーナメントは、宮崎辰也君(マナベ)と輪島大千君(輪島)のウェルター級で、

正直、どっちも準決勝止まりなんじゃないかって思ってるんだけど、

とにかく、輪島君の一方的展開で、3Rにはそろそろ倒し時かなって、見えたんだけど、

4R終盤、宮崎君のヘロヘロパンチが当たって、何と輪島君、大逆転TKO負け。

                                                         

この試合、輪島君を応援してた中に、実は一人のドアホ常連が混じってて、こいつ、

普段はロクに試合も見ずに、やたら女性客のとこ押しかけて迷惑がられてるくせに、

大橋、輪島、具志堅、原田、ヨネクラなんかのジムの、有力ボクサーの時だけ、

そのジムの会長のそばに行って、思いっきり大声出して、気に入られようとして、

でも、見てるとね、こいつが応援すると、勝率すんごく悪いもんで、ホントだよ、

自分は疫病神だと思ってるもんで、それに、

ボクサーにサイン書かせておいて、それを見も知らない女に配るっていう、

踏み付けみたいな、調子コイタ、許しがたいことやるもんで、

以前、角海老のボクサーにエラそうに声掛けたり、応援しようとした時、

こりゃあ大変だって思ってさ、近くに寄らないように頼んだら、このバカ懲りずに、

まだ寄ってくるもんで、通じなかったのかなあって、今度は少し強目に頼んだら、

やっと解ったみたいで、二度とそばに来ないようになったんだわ。

                                                        

そんなことがあったもんで、もう9割がた勝ってる試合を、

あのバカがひっくり返してしまったもんで、もうおかしくて、おかしくて……。

そんで、あいつ、すぐコソコソっていなくなるんだもんね、もう大笑いさ。

相変わらず、貧乏疫病神のパワーは、健在だったな。

                                                       

この日、角海老から二人出場したんだけど、試合控えたボクサーが多いもんで、

セコンドが足りなくなって、小林生人君と、一場仁志君が来てたけど、

二人ともあんまり慣れてなくて、田中さんに色々言われてたな。

生人君、髪の毛短く刈り込んで、その方がずっといいと思うよ。

前は、ちょっとドコモダケみたいだったでしょ。

                                                       

それとね、ちょっと前に、いきなりランク落ちしてしまったボクサーが偶然、隣にいてね、

話しかけたら、憶えてくれてたんですかあって、彼、異常に感激してくれて、

自分、それ程好きなボクサーじゃなかったし、ランカーになれるって思ってなかったよ、

第一、体の上下のバランスが、すんごく悪かったでしょ、なんて正直に言ったら、

そうなんですよ、トレーナーにも言われました、って返してきて、盛り上がっていって、

でも、ランカーになるっていうのは、生半可じゃなくて、そういう運持ってたんだよ、

って言って、何故か3年ほど前の彼のトランクスの色も憶えてたもんで、伝えたら、

彼、何だか涙ぐみそうになってしまって……。

                                                       

健康上のこともあったんだけど、ジム中のゴタゴタもあったんだってさ。

初めは、彼だって知らなくてね、隙間に入ろうとしたら、

スッて、スペース空けてくれたので、どうも、って言って顔見たら、彼だったのさ。

                                                       

                                                       

2009年7月13日 (月)

数馬さん、都議選、八重樫さん……。

                                                         

三浦数馬さん、止めちゃうんだってね。

彼、一時トラブルに巻き込まれちゃって、大変だったのに復活して、確か、

ドリームジムの最初のランカーになって、それから最初のチャンピオンになったんだ。

たった1敗しかしてないのに、そおかあ、止めちゃうのかあ。

                                                        

残念ながら、彼がチャンピオンだった期間は、とても短かったんだけど、

その期間に、自分、彼にサインして貰ってて、次に返り咲いた時に、

その横に、色変えて、またサイン貰おうと思ってたんだけどね。

                                                        

下田昭文さんや、木村章司さんとの試合は勿論、小林佑生さん、涼野康太さん、

福島学さんなんかとの試合、面白かったよなあ。

                                                         

彼のボクサー人生は、実質5年半だったけど、もう30才だし、

自分のこと、冷静に見極めて、早い決断だよねえ。 ボクシングスタイルと一緒だね。

いろんな止め時があるけど、こんなイサギいいのも久し振りだね。

                                                         

止めて、故郷に帰るのかなあ。 

ドリームジムも大きくなったし、三浦会長一人で大変そうだし、

石井一太郎さんみたいに、トレーナーになるといいのになあ。

                                                        

都議選、やっぱり民主党の大勝で、鳩山さんの献金問題も、自民党もあるんだし、

って、気安く流されてしまって、あれ全区が一人区だったら、自民はほぼ全滅で、

公明党も、固定票しかないから、これは全滅で、社民や共産なんか、影も形もなくて、

全区ほぼ民主党っていう、エライ事になってただろうね。

                                                         

もう誰が何と言おうと、麻生さんじゃダメで、第一字が読めなくて、口は曲がってるし、

チビなのにデカク見せようとするし、小心者見え見えなのに、変に虚勢張るし、

そもそも、へタレテて政権放り出したのが、二人も続いてるし、

裏で仕切ってるのが、IQ低そうな、時代錯誤のただのデカイ馬鹿なもんで、

このまま、総選挙やっても自民総崩れは、目に見えてるもんで、

頭をすげ替えるか、このまま特攻するかがポイントになってきてるんだけど、

結局公明党も、時の政権にぶら下がって、いい思いしたいだけなんだろうし、

キャスティングボード握りたくて、どっちに付いた方が得策かって考えてるだけだし、

今さら、勘違い社会主義でも、アナクロ共産主義でもないんだろうし、

民主党だって、元をたどれば、自民党の不平・不満組が分離しただけのことだし、

そんならアメリカの共和党と民主党の違いくらいしかないんだろうし、

結局、北朝鮮で長男と次男のどっちが、跡目を継ごうと、庶民のシンドさには

何の変わりもないってのと同じなんじゃないの、ってみんな思ってるんじゃないのかな。

                                                        

どれだけのことができるか、お前ら一度やってみろ、って、

民主党に言える度量が自民党にあれば、それはそれで感心するんだけど、

自分らが失業して、落選すればただの人って言われるのが、やっぱり怖いんだよね。

                                                       

で、この状況を、今一番クールに見てるのが、やっぱり霞ヶ関の官僚達で、

この連中、国を良くする際にも、悪くする時も、力発揮するからなあ……。

どっちころんでも、大勢に影響ないでしょって、思ってるよ、きっと。

                                                         

やあ、前段が長くなってしまいましたが、ここからボクシング。

以前録画しておいた SKY-A のボクシング、昨日見たもんでね。

遅ればせながらだけど、書いておこうって……。

                                                         

◆宮将来君(ヨネクラ)×八木橋淑郎君(オサム)

18勝(13KO)1敗1分の25才と、7勝(2KO)14敗1分の36才。

                                                         

宮君、負けたのは、木村章司さんだけで、梅津宏治さん、小口雅之さんや、

阪東タカさん、それにあの瀬藤幹人さんにも勝ってる、気鋭のハードパンチャー。

                                                        

一方の八木橋君、引退まであと数カ月しかなくて、この戦績なもんで、

一方的にイタブラレて、いつ倒されるんだって、興味はそこにしか行かなくて、

そもそもこんな試合で10回戦って何なの? って感じで見てたんだけど、

いやあ、八木橋君、頑張る頑張る。

                                                        

何回もグラッとして倒れそうになるんだけど、そこから気合入れ直して踏ん張るんだわ。

後で聞いたら、宮君、拳痛めてしまったらしいんだけど、それにしても、

八木橋君、エラかったなあ。     途中から、こっちも頑張れ! 頑張れ!さ。

                                                         

結局、9Rまでいってしまって、負傷判定の2-0で、宮君勝ったんだけど、

それにしても、木村さんに負けてから路線変えたのか、

ここんとこ日本の強いボクサーとの試合が遠のいてて、ちょっと寂しいね。

                                                         

◆堀川謙一さん(SFマキ)×八重樫東さん(大橋)……ミニマム級王座決定戦

17勝(4KO)6敗1分の29才と、10勝(7KO)2敗の26才。

                                                         

大阪のIMPホールってとこの試合だったんだけど、スゲエ狭いんだわ。

それと、ヤジとか声援が全部大阪弁なもんで、ちょっと面白かったね。

                                                         

この日の堀川さん、パンチ力それほどないのに、一発に頼りすぎで、

随分バランス崩してたし、中盤以降、攻めがとても単調になってたね。

                                                         

一方の八重樫さん、初めから余裕持って対処してるように見えて、

軸がしっかりした重量感のある動きで、コンビネーションブローもとても良かったな。

彼、回転早く左右のパンチ打つ時、少しオープンブロー気味になるんだけど、

有効打は圧倒してて、中盤、ずっとプレスの指導権を握ってたな。

                                                        

ただ、7R以降になると、二人とも距離詰め合ってゴリゴリ擦り合う場面が増えて、

クリンチも多くなって、二人とも空回りで、ちょっとダレてしまって、、残念。

結局、1~3P差の3-0で、八重樫さんのチャンピオン就任。

                                                       

◆ロリー松下さん(カシミ)×大橋弘幸さん(HEIWA)…OPBF SB タイトル戦

27勝(14KO)7敗1分の25才と、19勝(13KO)8敗3分の29才。

                                                        

ロリーさんが7RKOされた、って聞いてたから、どんな感じだったのかってね。

                                                         

1~2R見てる限りでは、気合から、動きの全てに至るまで、

大橋さん、まるでダメで、いろいろやられ放題で、もう全く相手になってなくて、

それこそ、いつ倒されるのかって、感じだったんだわ。

                                                        

それがね、3Rに入ると、好き勝手やられて開き直ったのか、ゴリゴリ行くようになって、

それをロリーさんが嫌がって、徐々に引き気味になっていって、

4R終わったとこで、ほぼイーブンになって、5R以降は、乱闘状態に突入さ。

                                                        

バッティングで左目の上カットしてしまって、2回もドクターチェック受けて、

それでも大橋さん、顔を腫らせながら、前へ前へって。

                                                         

一方のロリーさん、懸命に距離を取ろうとするんだけど、そうさせてくれなくて、

近距離で大橋さんのショートパンチ喰らって、その度に顔がグ二ヤッてよれて、

彼、首弱いのかも知れないな、って。

                                                        

6R、明らかにロリーさんの体が段々緩んでいって、それにつれ大橋さん、

ドンドン元気になっていって、やる気満々がパフォーマンスに現われていって、

勝負どこだって、ロリーさんも正面から打ち合うんだけど、キレが無くなってて、

7R、1分過ぎ頃から、大橋さんの怒涛のショート大連打が始まって、

それが30発くらい続いて、ロリーさんヨレヨレ下がっていって、リング中央、

最後の左ショートフックをボディに喰らって、ついにその場にヘナヘナダウン。

                                                        

ボディブローのダウンは、ほぼダメだって思ってるんだけど、やっぱりダメで、

やっぱりそこで、カウントアウト。 壮絶な負け方だったなあ。

                                                         

愛知県の産業会館みたいな、道路に面した会場で、

ガラスドアや窓の外を、車が通ってるのが見えるし、普通に人も歩いてて、

ガラス越しにちょっと見物することもできそうな会場だったよ。

                                                        

                                                         

2009年7月11日 (土)

“リングサイドコラム” じゃねえじゃん!

リングサイドっていうと、大体リングから3列目までっていう感じがするけど、

以前はよくその辺りで見てたんだけど、最近は殆どリングサイドでは見ないな。

                                                         

パンチの当たる音が良く聞こえるし、ボクサーの目の色の変化を見ることもできて、

いいとこも勿論あるんだけど、タテ位置の時にKOパンチが当たった場合なんか、

全く訳わかんなくて情けないし、大場浩平さんみたいにクロスカントリーみたいに、

走り回るボクシングなんかの時は、首振りっぱなしで、意外に疲れるんだよね。

                                                         

それとね、あの辺りに座ってる関係者とか、常連客っていうのが、

結構面倒臭いのが多くて、試合に集中できなくなることも多いんだわ。

                                                       

で、ここんとこは、距離を置いてボクシングを見るようにしてるんだけど、

見る位置をいろいろ変えると、景色も変わって、とても新鮮だし、

第一、少し引いて、角度のある場所から見る方が、いい場面を見逃すこともないし、

インターバルの際の、両コーナーの動きを均等に見られるからね。

                                                        

だから、最近のこのコラムは、実は “リングサイドコラム” じゃなくなってるんだわ。

                                                        

“リングサイドコラム” じゃねえじゃん! って言われる理由は、もう一つあって、

こっちの方が大きな問題なんだと思うけど、既にご存知のとおり、

このコラムの中には、ボクシングネタじゃないのが、結構混じり込んでるもんで、

今まで約240回書いてんだけど、そのうち35回は、ボクシング以外の話で、

およそ15%くらいもあることなんだな。

                                                        

だけどね、そんなボクシングネタ以外の話にも、結構アクセスが多くてね、

それ狙いで書いてる訳じゃないんだけど、最近だと、ニューバランスの件なんか、

今でも驚くほど多いんだわ。 “996” のサイトさえあるんだよ。

                                                         

音楽ネタに訪ねてくれた人も多いんだけど、元も辿ってみると、

これがまた深い世界が広がっててね、エライ盛り上がってるもんで、驚いてしまうよ。

                                                        

自分としては基本的に、ボクシング中心のスタンスを変えるつもりはないんだけど、

昔の音楽にもどっぷりハマりっぱなしなもんで、固定客さん達には、

とても申し訳ないんだけど、今後も 「またかよ……。」 ってことも多いんだろうけど、

どうぞ、広い心で付き合って下さいな。                                                       

                                                                                                                 

いっそのこと、“言いたい放題” とか “いろいろ垂れ流し” とか、

タイトル変えろって言う人も、いるんだよなあ……。

                                                       

暑くなりましたので、皆様におかれましては、お体くれぐれもご自愛下さい。

暑中見舞いも兼ねてみました、ってか……。

                                                        

                                                                                                               

                                                         

2009年7月10日 (金)

後楽園ホール・7月10日

仕事上の上下関係というか、発注者と受注者あるいは、

金を払う立場と、受け取る立場の違いを露骨に出してくるヤツが、昔から大っ嫌いで、

やたら下手に出てくるヤツは信用できないし、エラそうにしてくるのは、ムカつく。

                                                       

昨日の仕事終わり近くになって、運悪くそんなヤツと話をしなければならなくなって、

昨日の場合は、後者のケースなんだけど、そいつにとっての客も連れて来たもんで、

自分はキッチリ仕切れてる、ってとこ客に見せたいもんで、余計力んで、

そんな事情、こっちは解ってんだから、普通にやれば立ててやるのに、

そいつバカだから、必要以上に、自分らに横柄な態度取り続けるもんだから、

ついにムカついて、「あのですね……。」 って、自分が話そうとしたら、

この 「あのですね……。」 が、物事や状況をとてもヤバイ方向に行かせてしまう、

ってのを知ってる同僚が、「後は任せて下さい。ボクシングに行っちゃって下さい。」

って、そっと言うもんだから、昨日も第一試合に間に合ったよ。

                                                         

初めの3試合の中で、デビュー戦の海老澤宏太君(ヤマグチ土浦)が、とても良かった。

まだ19才なんだけど、ちょっと荒くれ気味の相手に、気合い負けしないで、

冷静に対処して、1R、相手の出会い頭の左フックでダウン取られたんだけど、

2R、徐々に相手を消耗させていって、終了間際にTKO勝ち。

                                                        

二人とも、アドレナリンだらけで、ジャブもなければ、ストレートも打たなくて、

万振りフックの応酬だったんだけど、

そんな中でも海老澤君、ちゃんと相手の動きを見定めてたな。  次も見たい!

                                                        

この日の興行は、ヤマグチ土浦ジム主催だったもんで、

地元のお客さんの帰りの足に配慮して、全部で6試合、38ラウンドだったんだけど、

ホント言うと、自分もこのくらいの方がいいと思ってるんだよなあ。

全部見るっていうのは、意外と疲れるもんで、40ラウンド位までがいいなあ。

                                                        

それにしてもジムのTシャツ、後ろから見ると、“ヤマグチ土浦” のロゴがないもんで、

まるで、“ラーメン山岡家” ジムみたいだね。

                                                                                                                

◆工藤貢君(ファイティング原田)×小口雅之さん(草加有沢)

7勝(1KO)6敗の工藤君は、小口さんにとっては楽勝の相手だと思ってたんだけど、

何だか小口さんも、最近疲れてしまったのか、一時の勢いが全くなくて、

この日も、残念な展開が続いていって、お互い一発で倒せるパンチはないもんで、

小口さん、もともとカウンターが上手じゃないし、ガードもない者同士なもんで、

一見、盛り上がった打ち合いのようには見えるんだけど、

お互いドローンとしたポクポクしたパンチが200発以上当たって、顔真っ赤かで、

こういうのが、後で障害が出るんだよなあ、っていう7Rにやっと決着。

やっと勝ったんだけど、小口さん、このままだと対戦申込みが殺到するな。

                                                        

◆黒木健孝さん(ヤマグチ土浦)×大内淳雅さん(角海老)

途中からノンタイトル戦になって、12Rが8Rに減ったもんで、

後で黒木さんも言ってたけど、この日の黒木さんは、珍しく1Rから飛ばしてた。

                                                        

結果は、80-72、73、76で、 3-0 黒木さんの圧倒勝ちで、

数字だけ見ると、やっぱり大内さん、勝負になんなかったのかあ、ってのと、

そんなにポイント離してて、黒木さん、倒せなかったの、って感じなんだけど、

会場にいた人達は、みんな知ってんだけど、大内さんの頑張りは想像以上で、

大いに会場沸かせたし、黒木さんの方は、ちょっと残念な試合だったんだわ。

                                                       

二人ともよく知ってるし、好きなボクサーなもんで、ちょっと複雑だったんだけど、

大内君、いろいろ教えて貰おうな、ってのが観戦のコンセプトだったんだけど、

初めの3Rまでなら、大内君にも倒すチャンスがあるかも知れない、

それ過ぎたら、5~6Rに倒されるんじゃないかってのが、具体的な予想でね。

                                                         

その予想は、初めに言ったけど、1Rから黒木さんが飛ばしてきたもんで、

まるで狂ってしまったんだけど、大内さん、戸惑いながらも、攻め込む、攻め込む。

                                                        

黒木さんは、入っていく時、いろんなパターンを駆使するもんで、そして、

いろんなとこから、いろんなパンチ打って来るもんで、その対処に大変なんだけど、

更に、3Rくらいからドンドン試合巧者ぶりを発揮していって、大内さんイラついてるぞ。

                                                        

だけど正直言って、この日の黒木さん、早くて強いいつもの黒木さんじゃなくて、

まだランカーになったばかりの相手に対して、横綱ボクシングが全然できなくて、

真っ直ぐ行けなくて、倒すボクシングができなくて、ちょっと情けなかったんだ。

                                                        

一方大内さん、本来それほど気持の強いボクサーじゃないし、

彼がやっとこA級になった頃、もう既に黒木さんは日本チャンピオンになってて、

ここ5年間負けなしだし、このクラスでKO率70%なんていう、

WBC1位、WBA2位の、OPBFチャンピオンなんていう、

とんでもない怪物ビッグネーム相手だっていうのに、ホントに頑張ったんだわ。

                                                         

そりゃあ、4Rは危なかったし、その後も何度か気持ちが折れそうになったんだけど、

一瞬止められそうになったこともあったんだけど、

その度に、そこから気持ちを持ち直して意地見せたんだ。

低くくる相手に対して、もう少し、的確にアッパーを当てることができたら、

一発でも得意の返しの左フックを直撃できたら、黒木さんも危なかったんだからね。

間違いなく、一発一発のパンチの力は、大内さんの方が上だったと思うな。

それほど、気合い込めて打ってたたからね、大内さんは。

                                                       

中盤に入ると、黒木さんの腕は何だか緩んでるように見えて、

少しズルズルしたパフォーマンスになっていって、

パンチにも力が込められなくなって、だから最後までいってしまったんだけど、

それにそもそもフットワークも良くなくて、だから、大内さんに抱きついたり、

ちょっと見っともない形になることが多くて、みんなを失望させてたな。

                                                        

6R以降は、黒木さんの連続攻撃か、大内さんの一発か、って展開になって、

最終ラウンドまでもつれたんだけど、ゴング鳴った時、大内さん力使い果たして、

思わずキャンバスに膝着いてしまうほど、全部の力出し尽くしたんだわ。

後で聞いたら、もう膝ガクガクだったんだってさ。

                                                                                                              

黒木さん、やっぱりさすがで、一発いいの貰うと、それを帳消しにしよう、って動き、

半端じゃないほど巧くて、貫禄勝ちっていうとこだったな。

                                                        

それでもね、2Rに早々顔赤くしてたのは、大内さんなんだけど、

試合終了後、顔を腫らせてのは、黒木さんの方だったんだよ。

                                                        

1年前の大内さんが、ここまでになったかって、異常に嬉しかったもんで、

控室に行ったら、みんなが良くやったよ、って言ってって、

暫くして、ジムの人達や記者がいなくなった後、二人だけで話したんだわ。

                                                        

もう、自分、基本バカ褒めで、間にちょっと感想言って、彼の感想聞いて、

彼も今後の方向性ちょっと見えてるみたいで、じゃあね、って軽く握手して、

試合後のボクサーと握手するのは、なるべく止めた方がいいんだけど、

やっぱり誰でも試合のダメージ残ってるもんでね、だからほんのちょっと手握って、

次に井上庸さんの試合見に行こうとした時、ちょうど医務室から出て来た

黒木さんとバッタリで、「いやあー、やっちゃいました。」 って言ってて、

やっぱり納得いってないんだって思って、でも、彼、とてもいいヤツで、

機嫌悪くしてなくて、いつも前向きなもんで、大内君どうだった? って聞いたら、

ちょっと寄ります、って一緒に大内さんの控室に行ってくれて、

アンダーパンツいっちょ同士が握手してさあ、大内さん、最敬礼で直立して、

黒木さん、少し壁にもたれながら、3人だけで20分以上話したんだ。

                                                        

黒木さん、格下の若いボクサーにもエラぶらないし、明るいし、いいんだよなあ。

大内さんは、自分からドンドンしゃべる方じゃないもんで、代わりに聞いたんだけど、

試合内容についての改善点とか、どうしたらもっと強くなれるか、とか、

とても丁寧に教えてくれるんだよなあ。

                                                         

「俺、こんなに腫れたの5年ぶりくらいだわあ。」 って言って鏡見て、

確かに、顔だけ見ると黒木さんの方が負けたみたいに、左顔面腫れてて、

男前が台無しになってて、パンチ強いわあ、って言われて、大内さん、喜んでたなあ。

                                                        

その後、自身のボクシングの反省するもんで、自分も、ちょっと言ってもいい?

って尋ねてから、いろいろ感想を伝えたんだけど、真剣に聞いてくれて、

「そおかあ、俺もっと……………………………………………………しなくちゃなあ。」

って、答えてくれて、二人の発言の核心部分については、

しゃべってはいけない事だと思うから、オープンにはできないけど、

最後は、パンツ一丁の男が肩抱き合って、いいよなあ、こういうの、って………。

                                                                                                                

黒木さんに御礼言って、会場に戻ったら、ファイナルの6Rが終わったとこだったな。

加藤壮次郎さん(協栄)が、左顔面血だらになってて、会場係の I 君に聞いたら、

バッティングで、ここまではいい勝負だって言ってたけど、何だか二人ともフラフラで、

結局、7R負傷判定引き分けで終わったね。

                                                        

ああそうだ、黒木さんが育ててたベランダのプチトマトは、大豊作だったらしいよ。

それとね、彼は、パンツまでオレンジ系なんだわ。

これくらいは、しゃべっても怒られないだろな。

                                                         

それにしても、黒木さん、昨日の今日だっていうのに、

朝6時過ぎには、もうブログ更新してんだから、エライよなあ。

こういう事、きちんとやるから、応援者が多いんだろなあ。

                                                         

                                                                                                              

                                                        

2009年7月 9日 (木)

邦 題

“Prety Little Baby” は、’50年代後半の、コニー・フランシスのスマッシュヒットで、

ダスティ・スプリングフィールドや、マライヤ・キャリー、ダイアナ・ロスもいいけど、

女性ボーカリストの中では、やっぱり、コニー・フランシスが一番好きで、

彼女の、特にRの発音に、今でもメロメロなんだわ。

                                                        

この曲、“可愛いベイビー” って邦題が付けられて、中尾ミエがカバーしたんだけど、

あの頃は、欧米で流行った曲に日本語の歌詞付けて歌ってたのが多かったんだけど、

みんなおそろしくみっともなかった、っていうより恥ずかしかった、っていう記憶がある。

                                                        

当時は、欧米文化が浸透しつつあるっていう状況だったもんで、英語に対する理解も、

まだまだで、レコードや映画なんかも、原題そのままで行く場合もあったけど、

適当な邦題をつけて、セールスする場合がとても多かったんだわ。

                                                         

アメリカ製白黒TVドラマも、“ローハイド” とか “ボナンザ” “サンセット77”

“ライフルマン” “サーフサイド6” “コンバット” “ローン・レンジャー” みたいに、

原題のまま放映するときもあったけど、

それは、まずタイトルが短くて、原題の方が、インパクトが強い場合に限られてて、

その他は、よく邦題が付けられてたんだわ。

                                                        

“逃亡者” “拳銃無宿” “パパ大好き” “陽気なネルソン” とか、“名犬ラッシー”

“ララミー牧場” “ハイラム君、乾杯” とか “うちのママは世界一” “3バカ大将”

なんてのもあったなあ。

                                                         

そして、そのアメリカンポップスには、邦題に、“悲しき……”とか、“恋の……” 

“愛しの……” とかいう言葉が、やたら安直に付けられたよなあ。

“悲しきラグドール” “悲しき雨音” “悲しき街角” “悲しみの戦場”

“愛しのラナ” “愛しのクレメンタイン”

“恋のパームスプリング” “恋の終列車” “恋の片道切符” 

“恋のダイヤモンドリング” “恋のチャペル”………。

                                                        

そういう傾向は、60年代に入ると徐々に減っていったんだけど、

それでも、原題がやたら長かったり、意味が解り難いような場合には、

邦題の方が一般化してるケースも今だにあるよね。

                                                          

ストーンズの“19回目の神経衰弱” とか、クイーンの “伝説のチャンピオン”とか、

今日本に来てる、サイモン&ガーファンクルにも、

“明日に架ける橋” “コンドルは飛んで行く” なんてのがあるけど、原題は、

“Bridge Over Troubled Water” と “El Condor Pasa” なんだよね。

“エル・コンドル・パサー” は、こっちの方がいいと思うけど、もう一つの方は、

やっぱりちょっと、言いにくいもんなあ。

                                                        

今までのヒット曲に付けられた邦題の中で、秀逸だって思ってるのは、

シカゴの “Hard To Say 、I’m Sorry” の “素直になれなくて” だな、断然。

                                                         

反対に、物凄く恥ずかしかったのは、ビートルズの最初の映画の邦題で、

“A Hard Days Night” を 何と “ビートルズがやって来る、ヤァ、ヤァ、ヤァ!”

って、やってしまって、それはないだろって、当時仲間内では大ブーイングで、

クラスの女どもが、“ヤァ、ヤァ、ヤァ見た?” なんて言ってたのを、

自分らは、ズーッと “ハードデイズナイト” って言い通したっけなあ。

                                                         

そのビートルズのヒットの曲のうち、邦題が付いてたのを思い出してみたんだけど、

                                                                                                                        

“I Shoud Have Known Better With A Girl Like You”………“恋する二人”

“I Want To Hold Your Hand”…………………………………“抱きしめたい”

“I'm Happy Just Dance With You”…………………………“素敵なダンス”

“Ain't She Sweet”…………………………………………“いい娘じゃないか”

“Rollover Beethoven”……………………………“ベートーベンをぶっ飛ばせ”

“This Boy”………………………………………………………………“こいつ”

“I Wanna Be Your Man”……………………………………“彼氏になりたい”

“Things We Said Today”………………………………………“今日の誓い”

“Ticket To Ride”…………………………………………………“涙の乗車券”

“You've Got To Hide Your Love Away”…………… “悲しみをぶっ飛ばせ”

                                                                                                                        

ここに10曲あるんだけど、’65年くらいまでで、もっとあったっけ?

                                                         

確かに一番目の曲名は、あんまり長すぎて、

「あのさあ、アイシュッドハブノウンベターウィズアガールライクユーの

サビなんだけどさあ……。」 じゃ会話にならないもんなあ。

                                                        

二番目は、抱きしめたい、じゃなくて、手つなぎたい、って言ってるだけなんだけどね。

相対的に、邦題付けると、ちょっと照れくさくなる傾向はあるよなあ。

なもんで、自分はなるべく原題で呼ぶようにしてるんだけどね。

                                                        

10曲中、ボーカルがジョンとポールっていうのが1曲、メインがジョンのが5曲、

ジョージのソロが2曲、ポールとリンゴのソロが1曲づつなんだな。

                                                         

さあて、話変わってボクシング。

今夜は、黒木さんと大内さん、それに井上庸さんを見に行く。

大内さん、いきなりのビッグマッチだけど、いろいろ沢山教えて貰おうな。

君、間違いなく段々段々強くなっていってるからね。

黒木さん、よろしく頼むね。

                                                       

井上さんも、頑張って欲しいなあ。

気持のこもった、丁寧なボクシング見せてよね。

                                                         

                                                        

2009年7月 8日 (水)

後楽園ホール・7月7日

今日の一曲目は、おお、何と、BeeGees の “To Love Somebody”。

ディスコブームの真っただ中、ジョン・トラボルタが、“サタデーナイト・フィーバー” で、

ブレイクして、ブサイクでも行けるっていう、新路線を開拓した同じ頃、

ビージーズのアンディ・ギブが “Stein Alive” で大ヒットをかました10年以上も前、

そもそもビージーズは、良家のお嬢さんタイプ達お気に入りの、

イギリスの、上流系お上品バンドだったんだけど、

だから、自分たち硬派の男連中は、影でこっそり聞いたもんなんだけど、

だから、誰もいないとこで、こっそり歌マネしたもんなんだけど、

お約束のマイナー転調は、恥ずかしながらやっぱり心地が良くて、

荒くれどもの、普段は封印された、幼い心を刺激したのさ。

                                                                                                                

昨日は、粉川君がどれだけやれるのか見に行ったんだ。

それと、バレンタインさんってホントのとこどうなの? ってのを確かめにね。

                                                       

粉川君の試合がメインイベントなのに、CSで生中継する関係で、

第三試合になってて、全部判定だっていうのに、その後に予備カードなんか入れて、

それも、どうしようもない、素人みたいな中国人相手の試合なんだぜ。

                                                        

第一試合が始まる前には、リングの中で、中学生レベルのチアダンス見せられて、

粉川君の試合の前にも、また見せられて、セミファイナルが一番最後なんだけど、

女子ボクシングのOPBFタイトル戦が組まれてたんだけど、相手の中国人が、

1.8kg もオーバーだなんて、お前、体重計持ってねえのか、ってことで、

そもそも、3戦しかしてないのに、OPBFの2位と4位だっていうんだから、アホクサ。

で、何だかもうグッチャグチャの興行だったなあ。

                                                         

まず初めに、いかにもB級です、って試合が二つ続いたんだけど、

その中で小川利希君、もっとパンチ力あればなあ、って思ったな。

まだ20才だし、フェザー級なんだし、若干スピード犠牲にしてもいいから、

筋力つけたらいいのに、って。

それより、もっと肩の力抜いて、弾くようにスナッピーに打つ方がいいのかなあ。

とにかく、気持ちのこもったボクシングするし、素質あると思うんだけどなあ……。

                                                        

◆粉川拓也君(宮田)×熊朝忠

熊朝忠は、何て読むのか、耳そばだててたんだけど、結局判んないもんで、

しょうがないから、中国熊って呼ぶね。

                                                        

その中国熊、チビマッチョの典型で、突っ込み乱暴系ファイターで、

いい気合い持ってんだけど、なにぶん、まだちゃんとボクシング教わってないもんで、

ブーンって左フック打ちながら、突っ込んでって、あとはガチャガチャブン回して、

何か当たれーって、これ一個しか攻撃パターンがないんだけど、

ちょっと前、内藤大助さんは、その一発喰らってダウンしたんだけど、

それさえ気を付けてれば、全然問題ないんで、あとは、こっちがどんなパフォーマンス

するかってことになるんだけど、粉川君、逃げ逃げチョンチョン逃げチョンチョン、

なんてボクシングしないで、正面から打ち合って、エライ!

                                                         

二人とも10R いっぱいいっぱいまで、全くスピードが落ちなくて、

粉川君はコンビーネーション、中国熊は右のワンパンチを見せ合ったんだけど、

KO率の高い同士なもんで、互いにブン回す腕が交錯して、結構スリル満点だったな。

                                                        

結局、2~6P 差の3-0で、粉川君の圧倒勝ちなんだけど、

中国熊、日本のどっかのジムで引き取らないかなあ。

細かいテクニック憶えさせたら、世界も狙えると思うんだけどなあ。

まず、シドレンコとやらせてみたいよなあ。

                                                        

それからね、粉川さんのことなんだけど、初めの頃から見てるんだけど、

ここんとこ何チャラ人との対戦が多くて、久し振りに見たんだけど、強くなってたなあ。

内藤さんばりの、ディレード・フェイントたまに見せたり、余裕あったしなあ。

早いとこ、日本人の強い連中との戦いを見たいなあ。

                                                                                                                

◆細川バレンタインさん(宮田)×長崎大之君(F・I)

長崎君、去年の暮、真鍋圭太さんをKOさせてから注目浴びてるんだけど、

真鍋さん、下降気味の時だったし、第一、後ろ足体重の構えが致命的で、

攻め込む際、どうしてもワンテンポ遅れてしまって、チャンス逃してしまうし、

何だか、いつも引き気味に見えてしまうから、相手に呑まれてしまうんだよなあ。

                                                        

そんな長崎君相手に、スカッと快勝しなければいけない細川さんなんだけど、

何から何まで中途半端で、3Rなんか、とってもいいワンツー決めて、

ダウンを奪ったっていうのに、あと2分はたっぷりあったっていうのに、

攻めあぐんで、結局最終までダラダラ行ってしまったんだってね。

                                                         

だってね、っていうのは、5Rまで見てて、何の工夫も見られない、

あんまり単調、退屈な展開だったもんで、途中で帰ってしまったもんでね。

                                                          

細川さん、速攻で距離つぶして、ガチャガチャって中から、

一発当てるっていうもくろみなんだろうけど、基本的に当て勘良くないし、

前から感じてたんだけど、中盤以降、極端にスピード落ちるんだよなあ。

多分、スタミナに自信ないんだと思うな。

こんな調子だと、これ以上のランクアップはちょっと望みがたいなかあ。

                                                         

女子ボクシングは当然のこと、その前の吉田真君とサンティリャンの試合も、

もともと見るつもりはなかったもんで、この日は、こんなとこか、って……。                                                         

サンティリャンは、気の毒だけど、もう反射系がやられてると思うな。

                                                        

吉田真さんは、日本に数名しかいない、左右対称名前、つまり、

名前の全てが、左右対称の漢字からできているっていう、

とても珍しい、貴重なボクサーなんだけどね……。

                                                        

                                                        

2009年7月 7日 (火)

エキサイトマッチ (7/6放送)

今朝、 i-pod からの一番最初の曲は、

ガス・バッカスの “Short On Love” で、邦題が “恋はすばやく” 。

当時は、よくこんな日本語のタイトル付けて、レコード売ってたんだ。

殆ど原題と関係ないじゃん、っていうのも多かったんだけど、これは秀逸だね。

                                                        

ガス・バッカスって名前、初めて聞いた時、ガス爆発って聞こえたんだよなあ。

この曲、日本の洋楽ヒットチャートに結構長い間ランクされてたんだけど、

彼、結局、究極の一発屋で、終わってしまっだんだわ。

ドイツ系の金髪で、赤いシャツ着て、にやって笑ってジャケットに写ってたっけ。

                                                       

でもって、エキサイトマッチ。

                                                        

◆デンカオセーン・何チャラ×久高寛之さん(仲里)……WBA F タイトルマッチ

46勝(20KO)1敗1分の32才と、17勝(6KO)7敗1分の24才。

                                                        

まず思ったのは、申し訳ないけど久高さん、この程度の戦績で、

日本タイトルも獲ったことないのに、よく2回も世界戦やらせてくれるなあ、

ってことで、ごく普通のボクサーにしか見えないんだよなあ。

                                                        

デンカオセーンは、ビビりが裏返った、ただのラフボクサーで、

ローブロー、バックヒットも多いし、吉田拳時さんとやったら面白い、って感じで……。

                                                         

それにしても、タイの会場っていうのは、いつもキッタネエなあ。

何だか、田舎の夏祭りの余興みたいな野外で、画面はハレーション起こしてるし、

リングそのものも安っぽくて、ガチャガチャで、ちゃんとやれんのか、って感じで、

案の定、5R、久高さんの右のショートでデンカオセーンが倒れてんのに、

あはは、スリップだとさ。  老いぼれレフェリーが、カネで買われてるってかあ。

                                                         

デンカオセーンは、ズーッとガッチャガチャだし、久高さんは、お坊ちゃまみたいだし、

解説の、ジョー小泉は、4Rだっけ、採点聞かれて、

場所がタイですから、10-9 で、デンカオセーンです、ってあんた、それは何?

ってのが続いて、6R以降は、もう何ラウンドも一緒で、つまんない、つまんない。

で、他の番組の予約なんか確認したり、トイレ行ったり……。

結局、2-1 デンカオセーンだってね。

                                                        

◆アンセルモ・モレノ×ウラディミール・シドレンコ……WBA B タイトルマッチ

24勝(8KO)1敗1分の23才と、21勝(7KO)1敗2分の32才。

                                                         

KO率の低い同士の試合は、面白くないというつもりは、全く無いんだけど、

この試合は、全く面白くなかったな。

                                                         

モレノは、パナマだから、普通活動の場はアメリカだと思うんだけど、

あんなボクシングじゃ試合組んで貰えないもんで、ドイツなんだな、って変に納得。

                                                        

とにかく、ポイント稼ぎの、チョンチョンボクシングで、相手を倒すつもりなんか、

まーるで無くて、腰引いて常に下がりながらの手打ちパンチなもんで、

全く体重が乗ってなくて、何だか60過ぎの爺さんみたいだったな。

                                                         

シドレンコは、背の低いボクサーの攻め方、っていう点で、とても参考になるんだけど、

一見パワフルで、一発ありそうに見えるんだけど、そんなことなくて、

結局、中途半端な見かけ倒しに終始してしまったな。

相手は、パンチ力ないんだから、若干上を犠牲にしてでも、

ボディ攻撃に集中して、足を止めること、考えればいいのになあ、って思ったよ。

                                                                                                                 

チョンチョン打ち軟体手数王者対、パンチ力・手数不足のゴリゴリファイターの戦いで、

どっちにしても、緊迫した場面は来ないだろう、ってこっちも気楽に見れて、

いつもはソファーにちゃんと座って見るんだけど、ゴロンって横になって見たんだけど、

寝そうになってしまったぞ。

2~3Rまでは、まあまあ面白かったけど、同じのが12R続くとさあ……。

結局、2-1 で、モレノが防衛だとさ。

                                                        

それにしても、ドイツの会場は大型ディスコみたいで、キラッキラで凄いね。

アディダスのリング作りも最高だね。     タイがひど過ぎたから、余計ね。

でも、この二人の試合じゃ、やっぱり客は集めにくかったらしくて、ガラガラだったな。

                                                        

デンカオセーンの試合の時、ピザの宅配頼んだんだけど、

ドミノなんだけど、よく頼んでたんだけど、昨日に限って、

何をどうしたのか、ショッパ過ぎて、残してしまったぞ。

あああ、昨日の夜は、何から何まで、今一つだったなあ。

                                                        

                                                         

2009年7月 6日 (月)

ジョージ・ハリスン

昨日の西の方のボクシング、バクティンとか、大場浩平さん、オケロ・ピーターとか、

みんなガチンコじゃなかったもんで、見え見えの結果だったね。

こっちでやってても、行かなかったけどね……。

                                                         

さあてと、ジョージ・ハリスンのこと。

彼は、ビートルズの中で最年少だったし、前に出てくる性格でもなかったもんで、

何となく、ジョン・レノンの手下っていう感じで、

ちょっと前の、小堀さんと杉崎君の関係に近かったな。

                                                       

ギターも遅くから始めたもんで、そして上達も遅かったんだけど、

何とかデビューまでに間に合わせることが出来て、その後も飛躍的なレベルアップは、

なかったんだけど、グレッチサウンドを忠実に再現した、独特の後乗りフレージングと、

あのイギリス訛りの、それは、4人の中で一番きつかったんだけど、

その突っかかるようなヴォーカルで、自分を魅了したんだわ。

彼の、RとLの発音、それに、G と T が 絡んだ言葉を聴くのは、今でも好きだなあ。

                                                       

それと、彼のファッションセンスは、4人の中では抜けてて、

ダークグリーンのコーデュロイのスーツに、ゴアブーツの写真は、ずっと手元にあって、

で、後になって初めて買ったジャケットは、ダークグリーンのコーデュロイだったなあ。

ゴアブーツの方は、やっと見つけたのに、とても高くて手が出せなかったっけなあ。

                                                       

それと彼、リング・スターほどじゃなかったらしいけど、実は扁桃腺がとても弱くて、

解散後ソロでやってたステージを降りたこともあったんだけど、

しばらく、世捨て人みたいな生活をしてたとこ、もう一回やろうぜ、って声かけたのが、

E・クラプトンで、ジョージは、4人の中で、一番ミュージシャン友達が多かったんだ。

                                                       

そのずっと前、ボブ・ディランが、一時期ギターをアコースティックから、

エレキギターに持ち替えたとき、古くからのファンにブーイング喰らって落ち込んで、

音楽活動を止めてた時期があるんだけど、その時、もう一回やろうぜ、

って声をかけて引っ張って来たのが、ジョージだったんだよなあ。

                                                       

残念ながら、彼もその後、ジョンがオノヨーコにたぶらかされた前後に、

ラヴィ・シャンカールなんてのに出会ってしまって、

これ以降ついに、ビートルズは、あえなく、沈没の海への航海を始めるんだけど、

間違いなく、1965年までは、自分にとって、彼はジョンの次の存在だったんだわ。

                                                       

彼のヒット曲は、セールスとかリクエスト数で言うと、

“Here Comes The Sun” とか “While My Guitar Gently Weep”  “Something”

とかになると思うんだけど、自分のベスト5は……。

                                                      

① Don't Bother Me

② Rollover Beethoven

③ Devil In Her Heart

④ Do You Want To Know A Secret

⑤ I'm Happy Just Dance With Me

だな、やっぱり。

                                                       

                                                       

2009年7月 5日 (日)

G+ ……7月4日

どうせ録画してるし、って帰ったら、丁度、佐々木基樹さんがやってるとこだった。

何だか相手がダラダラで、まるでやる気というか、覇気がないヤツなもんで、

ぜーんぜん面白くなくて、横目で見ながら、部屋の片付け。

                                                        

◆矢代義光さん(帝拳)×三浦隆司さん(横浜光)……SFe タイトルマッチ

リングに登場した時、二人とも、とても気合い入ってたけど、

三浦さん、異常なほどのハイテンションで、ユックリ作戦練ってからなんて思ってなくて、

1Rから突っ込む、突っ込む。  前回慎重になり過ぎたっていう反省からだな。

                                                        

矢代さんの方は、もうちょっと距離を取りたいんだけど、だから、

右ジャブもっと打てばいいんだけど、足もあるんだから、動けばいいと思うんだけど、

下がるのは不本意だって、結局距離を潰されて、荒っぽい殴り合いに突入。

                                                        

2R、三浦さんの動き、全く直線的なもんで、矢代さんの左の的になりやすいんだけど、

そんなこと知るかあ、一発ブチ込んで、仕留めてやるんだ、って気持に溢れてて、

頭から突っ込んで行くもんで、矢代さん、ちょっと嫌がる場面も…。

                                                         

目の離せない1分半頃、三浦さん、大きいのを当てて、矢代さん、ヤバイ!

そこから、今日の三浦さんは、躊躇なく、行く、行く。

                                                         

で、もう終わりにしてしまおう、って見境なく行くもんで、そこんとこに見えた隙間に、

今度は、矢代さんが、鋭い左をブチ込んで、あらあ、三浦さん、効いてるぞお。                                                         

それでも三浦さん、ガムシャラ踏ん張って、驚くべき回復力。

                                                         

激しいラウンドだったなあ、ってこっちは、ゴング待ちになってたとこ、

ほぼゴングと同時に、頭下げて、振り回した、ちょっと変な三浦さんの右が、

矢代さんの左顔面に当たって、そんな直撃って感じじゃなかったんだけど、

とにかく矢代さんが倒れてしまった。   やっぱり打たれ弱いんだなあ……。

そりゃあ、三浦さんのKO率は半端じゃないんだけど、それにしてもなあ。

                                                        

3R、三浦さんの、殴り倒そうって気持ちは、ドンドン強くなっていって、

ますます直線的な動きが加速していったもんで、そこんとを狙われて、

今度は矢代さんの見事な、カミソリのようなカウンターのショートが直撃して、

三浦さん、前のめりに倒れ、手をついてしまってのダウン。 大丈夫かあ?                                                        

矢代さん、一気に攻勢かけるんだけど、ここでも三浦さん、踏ん張る踏ん張る。

                                                        

4R、二人とも、もう凄い顔付きになっていって、お互い完全に相手に頭に来てて、

一方が右ジャブ数発繰り出すと、俺のジャブの方が、全然上だぜ、って感じ。

                                                         

5R、三浦さんが、完全に一発屋になって挑発するもんで、

矢代さんも、その挑戦受けて、お互い左をブチ当てるのに夢中になってる。

                                                         

6R、あれっ、ちょっとかすっただけじゃないの? っていう三浦さんの左に、

何とまあ、またしても、矢代さんが倒れてしまった。   

やっぱり、真鍋さんや松崎さんみたいな顎の構造は、打たれ弱いんだなあ。

2分過ぎ、またもや矢代さんダウン喰らって、もう大分蓄積してる、危ない!

                                                        

このラウンドの3回目のダウンは、かろうじて終了ゴングに先延ばしされたんだけど、

もう、ダメだわ、って7Rに入ったんだけど、やっぱりダメで、

攻め込まれ下がったところで、セコンドからタオル投入で、エンド。

                                                         

初めに書いたけど、この日の三浦さんのテンションは、やっぱり異常だったな。

先に行く、ずっと行く、絶対見ない、って決めたこと最後まで守ったし、

途中、6Rでは終了ゴング鳴っても、まだ攻撃しかけてたし、

7R、ストップがかかっても、レフェリーが入ったのに、まだ打ちに行って、

終わったの?  勝ったの?  って、セコンド振り返って、確認してたよね。

                                                        

あの場面、異常に凄くて、心が震えたね。  この日の三浦さんは、魔人だったな。

体の中に、鬼か悪魔が入ってたのか、何か、洗脳されてたみたいだったな。

矢代さんは、その魔人三浦の勢いに、そっくり取り込まれてしまって、

自分のボクシングを、距離と右ジャブを、全部捨てさせられて、あえなく撃沈!

                                                       

デビュー同士の、ガチャガチャ無茶苦茶ボクシングみたいになってしまったんだけど、

このレベルのボクサーが、こんな風になるかなあ、って感慨深かった。

作戦も戦略もない、男の意地が正面からぶつかった、荒っぽい感動劇だったな。

                                                       

この後、永楽彰一君、鈴木武蔵君、山中慎介さん達を見たんだけど、

とっても見たかったんだけど、何しろ相手が、3勝7敗、2勝3敗、7勝12敗なもんで、

勝負になるはずもないダレた内容で、情けなくて見てられなかったな。

負けないマッチメークの恥ずかしいザマだけ見せられた。

                                                        

五十嵐俊幸さんとタイ人との戦いは、ちょっとは見ごたえあったんだけど、

五十嵐さんて、こんなもんだったけ? って感じで、

動きにもパンチにも、自分が知ってるカミソリみたいなキレ、全然無かったな。

6R、例のヘロヘロレフェリーが、ズルッとストップかけて、なんだこりゃあ、ってね。

                                                       

その点、第一試合のライト級のデビュー戦の方が、ずっと面白かったな。

坂爪洋樹君(帝拳)と林和希君(八王子中屋)は、

まるで、街角の荒くれ同士の乱闘みたいだったんだけど、

林君は、意外に冷静にやってたのかも知れなくて、そうなら、この子は面白いよ。

1R、2回のダウンを奪って、林君快勝。

                                                       

それにしても、三浦さんも、矢代さんも、眠れない夜だろうなあ、って……。

                                                         

2009年7月 4日 (土)

後楽園ホール・7月3日

ケーブルTVの工事が来て、2本目のケーブル引いて貰って、

WOWOWも二契約目で、我が家は二人しかいないのに、アクオスとビエラで、

そう言えば、アイフォンとパソコンも2台づつあるし、どうなってんだ?のヤケクソ状態。

女遊びするわけでもないし、酒も飲まないもんで、まあいいか、のままホール突入。

                                                        

この日も初めの3試合は、新人王トーナメントの予選で、SFe 3連発。 

                                                                                                             

◆関根真世君(東拳) × 江藤伸悟君(白井具志堅)

二人とも超戦闘的で、ポイント取って勝とうっていうんじゃなくて、

とにかく相手を倒したいっていうボクシングで、1Rからハードな展開なんだけど、

関根君の方は、ガード固めて、頭低くして相手に寄って行って、

そこで一発ブン回すっていう、あんまり美しくないスタイルで、

何となく、亀田次男坊を彷彿とさせるね。

                                                        

その点、江藤君は、コンビネーションの中からチャンスをうかがう正統派で、

打ち込む場所探しながら、あっちこちパンチ当てて、それも強弱付けて、

とっても、きれいな立ち姿だし、いいよなあ。

                                                        

3R、関根君鼻血で、呼吸苦しそうで、更にガチャガチャ狙いになってしまって、

もうすっかり江藤君に見切られてしまって、4Rフラフラになってしまって、

残り30秒ほどのところで、江藤君のTKO勝ち。

順調に行けば、江藤君、準決勝の相手は多分、横山大輔君だと思うな。

                                                         

◆横山大輔君(ワールドスポーツ) × 町田智幸君(京浜)

1R序盤、町田君、カウンター戦法に出ようとしたみたいなんだけど、

なかなか上手くいかないもんで、普通に打って出たところ、

サウスポー横山君の、ホントに見事な左カウンターをモロに喰らって、ダウン。

残り1分くらいだったんだけど、再開直後、横山君、厳しい連続攻撃で、

二度目のダウンを奪って、エンド。

                                                        

横山君、次は、健太郎君とだけど、普通にやれば問題ないんじゃないかな。

自分は、どうしても江藤真悟君との試合が見たいんだわ。   

一瞬、横山大観みたいな名前だよね。

                                                       

◆池ノ内亘君(F・I)×健太郎マイモンコンプロモーション(TI 山形)

おお、今日は意表を突いて、ここで “I Saw Her ……” が流れて来た。

                                                        

それにしても健太郎君、名前長過ぎだわ。

これじゃあ、ランカーになった時、枠の中に入んないぞお。

道産子ファイター早坂君も、10文字でヤバイのに、君は16文字あるんだから……。

プロモーションてのは、ウィラポンもそうだよね。

                                                        

池ノ内君、残念ながら体硬くて、上下のバランスも良くないし、何だか頼りない印象。

健太郎君は、チャンとしてるんだけど、ちょっと詰めが緩くて、

ホントなら、1Rで決着してるの、2Rまで長引かせてしまって、

行く時行く癖つけないと、先行って、苦労するよ。

次の横山君は、甘くないよお。

                                                         

この日の新人王予選は、結局すべてKO決着。

で、ここからの4試合が、最強後楽園。

                                                        

◆佐藤洋太さん(協栄) × ジェロッピ瑞山さん(千里馬神戸)

瑞山さん、後楽園のリング初めてなもんで、あらかじめ入念に、

キャンバスとロープの具合チェックしてたね。

                                                        

瑞山さんのこと、初めて見るんだけど、手堅くやるのかと思ってたら、

これがまあ、そこそこの乱暴者で、1~2Rは、ほぼ互角の打ち合いだったんだけど、

それ以降は、どんどん荒れた試合になっていったね。

                                                        

佐藤さんも、いつもよりもっとケンカ派になっていって、

何だか肩が緩んだようなパンチを振り回してたね。

                                                         

結局、1-1-0 のドローで、優勢点佐藤さんてことで、

10月に杉田純一郎さんと決勝なんだけど、このままじゃ危ない、って感じたな。

まあ、佐藤さんも立て直してくるんだろうけどね。

                                                         

◆三浦数馬さん(ドリーム) × 田内絹人さん(横浜光)

この試合が、この日の、と言うか、今年の中でも有数な闘いだったな。

                                                         

両方とも好きなボクサーなもんで、ただただ見守るって感じになってしまったんだけど、

出だしから、殺気のみなぎった、緊迫感一杯の展開で、それでも、

これまで戦ってきた相手のレベルの違いからか、若干三浦さんの方が押し気味で、

3Rまでで、2~3P三浦さんが取ってるかなあ、って。

                                                         

端正な顔が、徐々に赤く腫れていって、それでも田内さん、全然ひるまない。

二人のカウンターが、交錯した一瞬なんか、凄かったなあ。

                                                        

4Rに入って、ますます三浦さんペースかなって見えた終盤近く、

突然の田内さんの力強い見事な左フックが、モロカウンターになって、

三浦さんの右顔面を直撃して、三浦さん、たまらず一発ダウン。

                                                        

ダメージはかなりあったと思うけど、でも、三浦さん、よく立ったよなあ。

再開後の田内さんの攻め込みは、結局ゴングに中断されて、次の5R。

三浦さん、思いのほか回復してて、田内さんの思う通りにさせないで、反撃を開始。

                                                                                                                

と、次の瞬間、また田内さんの、今度は右フックが、またもや三浦さんを直撃して、

お芝居みたいな仰向け大ダウン。

だけど、もはやこれまでか、ってところから、三浦さん、またもや頑張る頑張る。

抱き付きや、クリンチに逃げるような事しないで、ひたすら打ち返してる。

もう、場内、自分、大興奮、半狂乱!

                                                        

そして、何とか、5Rをしのいでからの三浦さんが、凄かったんだわ。

6R、ラストラウンド。

ここまでで、結構打たれてて、それなりのダメージが溜ってた田内さんを、

三浦さん、今度は逆に倒しにいって、あわや、ってとこまでい追い詰めて、

もう大騒ぎになってしまって、自分はどっち応援してんだっけ? って、

みんな、訳わかんなくなったんじゃないかな?

                                                        

結局、3人のジャッジ全員が、56-56で、優勢点 2-1 で、田内君の勝ち。

田内さんが、2つのラウンドで、ダウン奪って4P取って、

残りの4つのラウンドは、三浦さんが支配した、ってことだね。

                                                        

後で、ロビーで田内さんが話してるとこ通りすがったんだけど、

本人、判定になったこと、一瞬解らなかったみたいよ。

そういうのって、よくあることなんだけど、それだけ、壮絶だったってことだな。

                                                        

すぐ隣で、瀬藤幹人さんが見てたんだけど、彼も興奮してたなあ。

三浦さんの油断じゃないの? って聞いたら、

そんな事ないス、これがボクシングです、って答えたよ。

                                                        

◆松崎博保さん(協栄) × 岡田誠一さん(大橋)

初め動きが硬かったのは、岡田さんの方で、

松崎さんは、いつもの通りのヒョウキン顔で、

ファンキーでスムースなボクシングをしてたんだけど、

ラウンドが進むにつれて、動きが緩んでいって、何だか調子悪そう。

                                                        

岡田さん、年は同じ27才なんだけど、まだ9戦目で、キャリアは劣るんだけど、

8勝のうち6つがKO勝ちっていうパンチ力で、ここまで昇って来てて、

2Rまでに、結構松崎さんのパンチ受けてしまって、顔赤くなってるんだけど、

ドンドン火が付いたようになっていって、ゴリゴリ攻め込んでいくんだ。

                                                        

こりゃあ、松崎さんヤバイぞ、って思ってたら、4R、5R強烈なボディ喰らって、

明らかにヘロヘロになっていって、6R は、そのボディブローでもう倒れるかってほど、

ダメージ大きくなって、腹をカバーすると顔殴られるっていう、最悪のパターン。

あと1分余計にあれば、倒されてた、っていう状況で終了のゴング。

                                                         

59-56×2、58×56、っていう圧倒負け。

岡田さん、足細い分、上体で重さを確保できるもんで、押し合いに適してるし、

肩の筋肉が凄いもんだから、強いパンチ打てるんだろうなあ。

松崎さんのひ弱さは、ちょっと矢代義光さんに通づることがあるなあ。

                                                        

次の対戦者になる川村貢治さんが、ジッと見つめてたね。

                                                        

◆チャールズ・べラミー(八王子中屋)×細川貴之さん(六島)

初めからプレスをかけてるのは、べラミーなんだけど、

そこからの彼、この日は、全くどうしたの? ってくらいダメで、

今まで試合するごとに、ドンドン上手く強くなっていったのに、どうしたの? って。

                                                          

単調な攻撃に終始して、何のコンビネーションもないし、ボディブローさえ打たないし、

相手の細川さんのパンチ力、そんなにないんだから、何で行かないかなあ、って。

お互い、遠い所から、たまに大きいの振るばっかりで、全く面白くないもんで、

最終的には、べラミーが体力勝ちするんだろうけど、とにかくつまんないんもんで、

3R終わったところで退散。  サウスポーが嫌いなのかなあ。

結局、6RTKO勝ちだってね。

                                                         

さあて、今日は、鈴木武蔵君とか、五十嵐俊幸さん、山中慎介さんだね。

そして、何と言っても、矢代さんと三浦隆司さんとの因縁の再戦があるね。

行けないことないんだけど、行かないで、頑固者のG+観戦。

                                                        

2009年7月 3日 (金)

後楽園ホール・7月2日

奥さんが、熱出してしまって、それも高熱で、珍しくグッタリしてしまって、

あややー、新型インフルエンザか、って心配して、

もしかしたら、ボクシングは諦めなくちゃいけないかって、思ってたんだけど、

これがまあ、驚異的な回復力で、夕方にはほぼ原状回復で、無事後楽園ホールへ…。

                                                        

初めの2試合は、新人王トーナメント。

                                                       

◆打馬王那君(ワタナベ) × 由良彰悟君(新田)

新人王トーナメント第一試合の入場曲は、ここんとこずっと、

ビートルズの “I Saw Her Standing There ” って決まってるね。

                                                       

豪打一発系と手数・フットワーク重視型の戦いで、打馬君圧勝かと思ってたんだけど、

プレスを強くして、おっそろしい程の右フックをブン回してくる打馬君に対して、

由良君、引かない、引かない、っていうか、ガンガン行くんだわ。

                                                         

1R、二人の主導権争いの中で、由良君、早くも鼻血なんだけど、全くひるまないし、

かえって打馬君、今までの勝ちパターンが全く通用しないもんで、攻めあぐんでる。

                                                       

2Rに入ると、もう二人ともハアハアになってしまって、それほど激しい打ち合いで、

打馬君がいいのを当てると、かえって由良君が燃え上がるっていうか、

顔真っ赤にして、足使って、手数増やして、彼、いい根性してるんだわ。

                                                        

こういうのが、3、4Rって続いたもんで、判定の行方が微妙だったんだけど、

結局は、39-38×3 で打馬君の勝ち。

                                                       

由良君、パンチ力ないんだけど、強打の相手に対して、クリンチすることなく、

真っ直ぐなボクシングで、見てて気持良かったな。                                                       

あともう少し、カウンターのタイミングが上達するといいね。

                                                       

打馬君、次は多分、石川昇吾君との戦いになると思うんだけど、

昨日の君は、勢いに欠けてて、ちょっと“駄馬” っぽかったよ。

力任せの雑な大振りだけでは、先に行って苦労するから、もっと丁寧にね。

                                                       

◆名雪貴久君(船橋ドラゴン) × 高島裕樹君(宮田)

残念ながら、二人とも、勇気と工夫が全く感じられなくて、ときめかない試合だった。

どっちが勝ち進んでも、そのままだと、次の石川昇吾君に完敗するな。

                                                          

◆今井勝典君(ワタナベ) × 泉圭依知君(18鴻巣)

申し訳ない、全く記憶に残ってない。

                                                         

◆川瀬伊達男君(三谷大和) × 小澤剛(18鴻巣)

7勝6敗の川瀬君、伊達男なんて名前付けた両親、勇気あるなあ。

                                                       

相手の小澤君は7勝1敗っていうんだから、どうなのかなあ、って見てたら、

やっぱり戦績通りの展開で、1、2Rは、小澤君やり放題の一方的な進行で、

ただ小澤君、KO勝ちがないもんで、こりゃあダラダラ続きそうだな、って思ってた3R、

ドンって当たったラッキーパンチ一発で、何と川瀬君のタオル投入TKO勝ち。

                                                       

タマゲタなあ、でもやっぱり、余裕でボクシングやると危ないんだよなあ。

それまでシュンとしていた川瀬君の応援サイドは、もう大騒ぎさ。

まるで、世界タイトル獲ったみたいだったな。    気持解るな。

                                                       

◆斎藤直人さん(角海老) × 須田拓弥さん(沼田)

結果は、59-56、57-58、56-57 の1-2で、斎藤さんの負けなんだけど、

自分は、ドローだと思ったけど、だけど、とにかく全くつまんなかった。

                                                       

心が狭いせいか、須田さんみたいなボクシングは、やっぱり嫌いで、

前回も、大好きな、熊田和真さんとの試合のときも、

頭から突っ込んでって、バッティングでグズグズにして、負傷判定勝ちだもんなあ。

                                                        

得意技が、押し、突っ込み、頭突き、っていうのは、どうなの? って感じで。

ああいうボクサーを、結構見かけるっていうのは日本独特だね。

やっぱり、相撲文化なのかなあ、って思うんだよね。

                                                            

でも斎藤さんも、この日のパフォーマンスはちょっと残念で、2R 残り30秒あたりで、

見事な右を決めて、ダウン奪って、いい感じで試合を進めてたんだけど、

それを機に、突っ込み・頭突き作戦を強めていった須田さんの動きに対して、

直線的な対応に終始してしまって、もっと左右に動いていればなあ、って思ったな。

                                                       

ピュッて素早く入り込んで、左ストレートでボディ、ってのも随分少なかったし、

とにかく斎藤さん、やっぱり真っ直ぐ下がってしまって、

追いパンチでも、とにかく顔を反らしてしまう場面が多かったのは、まずかったよ。

                                                             

◆松橋拓二さん(帝拳) × 池田好治さん(宮田)

松橋さん、髪の毛短くしてきたもんで、ちょっと見違えたなあ。

                                                         

サウスポー同士なんだけど、見た目の凄さ通り、プレスが強いのは、

圧倒的に松橋さんの方で、出入り素早く、強いパンチ決めて、ペース掴んで、

とくに、ボディブローは秀逸で、池田さん、ちょっと苦しそうだった。

                                                          

2Rに入っても池田さん、これはヤバイなあ、って感じで、攻撃も下がりながらだったし

もう時間の問題だなって 3R、思ったとおり、松橋さんの連打が、ボコボコ決まって、

池田さん、ロープ際でズルズルって倒れてしまって、それでも何とか立ち上がる。

                                                         

でももう、松橋さん仕留めモードに入ってて、そのあたりで、およそ残り2分くらいか、

スッって近付いて、力を込めたショートブローを打ち込んだんだ。

                                                       

でもねその時、実は同時に池田さんも右ショートを放っていて、

何と、松橋さんのが外れて、池田さんの右が直撃してしまって、松橋さんダウン。

これは、驚いたなあ。

                                                         

自分と同じように、多分ダメだろうなあ、ってショボーンとしてた池田さんの応援団、

もう半狂乱で、大暴れしてたな。   嬉しいだろうなあ、よく解るわ。 

                                                         

松橋さん、ようやく立ち上がったんだけど、ドコン一発の効き目というか、

負け数も多いけど、KO率も高い池田さんのパンチは、やっぱり強烈なもんで、

効き目は明らかに残ってて、すぐに池田さんの二次攻撃を受けて、即ストップ。

                                                          

11勝(10KO)1敗1分と、10勝(8KO)7敗2分の差はあるし、っていうか、

最初のダウンを獲って、余裕見せたと言うか、心に隙ができたんだろうなあ。

                                                         

ああ、思い出したよ、こんな場面。

湯場さんとあきべえさんの勝負の時と、全く同じ展開だわ。

そう言えば、黒くて逞しい松橋さんが、あきべえさんだし、

白っぽい好青年風の池田さんが、湯場さんなんだわ。

                                                       

やっぱり、ハードパンチャーをダウンさせた時は、余計注意しなくちゃ、って、

以前書いた記憶あるなあ。

                                                       

昨日はね、好きなボクサー達がみんな苦戦したのさ。

                                                                                                                 

2009年7月 2日 (木)

エキサイトマッチ (6/29放送)

◆ノニト・ドネア×ラウルス・マルティネス……IBF F タイトルマッチ

20勝(13KO)1敗の26才、赤のレイジェス、エバーラストのトランクスと、

24勝(14KO)無敗の27才、トランクス、シューズ、グローブまで全てアディダス。

アディダスのグローブは、形状とツヤが、ウィニングと似てるね。

                                                        

ドネアは、あのダルチニアンからタイトル奪った、ケンカ屋ボクサーなんだけど、

相手のマルティネスも、KO率は上回ってる、負けん気の強い同じケンカ派。

                                                         

なもんで、1Rから物凄い殴り合いになって、フライ級って感じがしないんだわ。

二人とも、全てが倒しに行くパンチなもんで、こりゃあ凄いなって、

これ、ボクシングの原点だよなあ、って見てたら、1R 残り1分くらいのところで、

ドネアの強烈な左フックが、マルティネスを直撃して、いきなりのダウン。

それから、残り20秒弱の辺りで、またもドネアが、今度は見事なワンツーで、

マルティネスから2度目のダウンをゲット。

                                                        

2R以降も、マルティネスも負けず嫌い丸出しにして、かかって行くんだけど、

とにかく、ドネアのカウンターが凄くて、一発目を合わせていく時もあれば、

二発目とか、三発目をカウンターのタイミングで打つ場合もあるもんで、

あれは、偶然なのか、意識的なのか、ちょっと判んないんだけど、

とにかく、流れの中でのカウンターが次々飛んで来るもんで、

もうお手上げ状態なんだけど、それでもマルティネスは行くってとこがいいヤツで、

だけど、2R もまた鋭い左を浴びてダウンしてしまって、もうダメかなって思ったら、

まだやる、って立ち上がってきて、あんたらホントにフライ級かあ? って殴り合い。

                                                        

マルティネスの方も、一発当てれば倒す力は十分あるもんで、それに今まで無敗だし、

ってブンブンいくんだけど、残念ながら、やっぱりドネアの方が役者が一枚上で、

4R ついに、左アッパーが炸裂して、1位のマルティネスが撃沈されてしまった。

面白かったなあ。 剥き出しの闘争心で殴り合う、っていうのは、ワクワクするね。

                                                         

でも、フィリピンのリング、実に小汚かった。

                                                         

◆下田昭文さん×現地人

これは、、とってもクダラナイ試合で、本来は粟生さんの前座やるはずだったのが、

なんで、メキシコの下手くそと4回戦なんかやるのかなあ、って思ったな。

相手は、戦績さえ不確かな、ホント、まるでC級なんだからね。

負けさせたくないマッチメークったって、限度あるんじゃないの?

ああそうか、観光のついでかあ、って思ったね。     全く意味解んなかったな。

                                                         

◆ホルヘ・リナレス×ホサファド・ペレス……WBA SFe タイトルマッチ

26勝(17KO)無敗の23才、レイジェスの赤と、

26勝(20KO)1敗の25才、同じく赤のレイジェス。

                                                        

ペレスは、元メキシコのライト級チャンピオンなんだけど、WBAのランクは11位。

なもんで、何か楽な防衛やるなあ、って思ってて、

それが8回までかかって、どうしたんだろなあ、って思ってたんだけど、

これが、なんとまあやり難い相手だったんだわ。

                                                         

手足がとんでもなく長くて、サウスポーで、それもエライ変則で、

ペレスの右足がリナレスの左足と、ズーッとぶつかりそうなほど近くて、

それは普通のオーソドックスとサウスポーの前足の位置関係よりずっと近くて、

もう邪魔で邪魔で、リナレスも左右に動きづらそうで、フットワークはないんだけど、

異常なほど懐が深くなってるもんで、ジャブも届きづらいし、

遠くからのいきなりの左も結構届いて来るもんで、序盤、リナレスちょっと苦戦。

                                                         

それでも、やっぱり、リナレスはリナレス。

ラウンドを重ねるごとに、難しい距離を埋めていって、段々スピードを上げていって、

素早い動きで相手に隙を作らせて、そこに的確にパンチを打ち込んでったもんね。

頭いいんだと思うなあ。

                                                       

やり難い相手にどうやって対処するかってのは、とくに試合の中で修正していくのは、

とても難しい事で、だけど、ちゃんとした戦績を残してる強いボクサーってのは、

それができる頭のいいボクサーなんだって思うんだよなあ。

                                                         

この日のリナレス、珍しく相手のいいパンチを幾つか貰って、顔を赤くしてたけど、

直撃を避けるのが上手いもんで、ダメージを溜めるようなことにはならなくて、

中盤以降は、結構安心して見ることができたよ。

                                                        

徐々にペースを握っていって、殆ど見切るってとこまで、相手を把握していって、

8R、とうとう出ました!得意のドカドカ連続攻撃。 たまらず、ペレス最初のダウン。

                                                        

カウントエイトくらいで、やっとこさ立って来たとこを、ロープに追い詰めフィニッシュ。

一回目のダウンで、殆ど終わってたんだけどね……。

                                                         

弟のカルロスもセコンドやってたんだけど、全くヒデエ会場だったなあ。

小汚いマットキャンバスが、ユルユルダルダルで、シワが寄ってたし、

ロープも何だか汚ないし、野外の闘牛場だったせいか、

照明がリングのすぐ上にあって、ピカピカ見にくくて、

まるでイカ釣り漁船の漁火か、盆踊り大会の会場みたいだったな。

やっぱ、ヨーロッパとかアメリカの会場とは、ガクンとレベルが落ちるね、メキシコも。

                                                         

それとね、ちょっと気になったんだけど、

リナレスのマウスピース、何だかデカ過ぎじゃない?

入れる時見てたら、サイズが普通の倍くらいあるし、

口に入れると、上の歯の周辺が異常に膨らんで、以前はあんな感じじゃなかったよ。

それ見て、うちの奥さんが猿の惑星みたい、って言ったんだけど、

全くその通りで、口開きっ放しだし、ちょっとカッコ悪かったなあ。

                                                       

後でそのこと聞いたんだけどね、いわゆるダブルサイズってのがあるらしいよ。

                                                         

さて、今日は、最強後楽園。

本気の戦い見に行くかあ!

                                                         

2009年7月 1日 (水)

6月度ランキング

タイトルの記事、昨日入れようとしたら、何だかこのブログいかれてしまって、

「ページが見つかりません。」 なんて、とんでもない事になってしまって、

新たに書くことはおろか、今までの分も全部どっかへ飛んでってしまったと思ったよ。

結局、夜になって復旧したらしいんだけど、こういう事は、よくあるらしい、って聞いて、

こんな垂れ流しブログなんだけど、その時その時の自分の思いは入ってるもんで、

以前も書いたけど、やっぱり本にしておこうって、1冊3,000円位するらしいんだけど、

出来たら分けてくれって言ってた、知り合いの何人分かも一緒にね、この際。

                                                       

復旧した時に、過去の色々を調べてたらね、今月初め頃に書いた、

“機動戦士ガンダム” の時に、間違ってコメント受け付けます、ってしちゃたんだけど、

そしたらね、3万出したら女が気持ち良くさせてくれて……ってのと、

登場人物の名前のいい方の間違いにムカついたって人と、

(シャーじゃなくて、シャアなんだってさ。知らなかったなあ。)

その間違いや、他の事も丁寧に教えてくれた人の三人のコメントがあってね、

なるほどなあ、って感心したんだけど、とっても象徴的で、コメントの典型でしょ?

3人目のような人と巡り合って、色々教えて貰いたいとも思うんだけど、

そんなにうまい事ばかりじゃなさそうだし、やっぱり当分このままで……。

                                                         

さてさて、遅まきながら6月度のランキング。

                                                        

【世界チャンピオン】

内藤大助さん、名城信男さん、長谷川穂積さん、西岡利晃さん、

粟生隆寛さん、ホルヘ・リナレスの6名で変わらず。

                                                         

世界ランクは、殆ど小さな動きだったんだけど、

小堀佑介さんと、和田峯幸生さんの名前がなくなってる。

                                                        

【OPBFチャンピオン】

12名は変わらないんだけど、SBのロリー松下さんが大橋弘政さんに、

SWの飛天かずひこさんが野中悠樹さんにそれぞれかわってる。

                                                          

それにしても、あとSLで亀海さんでも、チャンプになれば、全階級日本人になるけど、

次は、日本チャンピオンとの決定戦をやって、エクストラ・チャンプってのはどお?

以前は、日本<OPBF だったと思うけど、その方が解りやすかったんだけど、

何だかどっちが強いんだか、分かんないような階級もあるでしょ。

                                                       

次は、日本ランキング。

                                                         

【ミニマム】

堀川謙一さんとの決定戦に勝った、八重樫東さんがチャンピオンに。

堀川さんは、1位から4位へ、その分金田淳一郎さんが4位から1位になった。

久田恭裕さんが、5位から3位へアップして、島崎博文さんに勝った田中教仁さんが、

8位に再ランク、負けた島崎さんは、9位から11位へダウン。

ここは、相変わらず12位が空位になってる。

                                                       

【ライトフライ】

ここは、全く不変。

                                                         

【フライ】

升田貴史さんに勝った小林タカヤスさんが、7位から一気に1位にアップ。

あとは、それに伴う微変動。

                                                        

【スーパーフライ】

丸山大輔さんと本田秀伸さんが、6位と7位を入れ代わり、

福本雄基さんと松浦克哉さんが、9位と10位を入れ替わっただけ。

                                                         

【バンタム】

川端賢樹さんが、引退してしまったことによる微動。

ただ、12位が空位になった。

                                                         

【スーパーバンタム】

4位だった大橋弘政さんが、OPBFチャンプに栄転 ?

田内絹人さんが7位から5位に、中嶋孝文さんも10位から8位に、それぞれアップ。

木村章司さんに敗れた金沢知基さんは、6位から10位にダウン。

                                                         

12位にいた中村幸裕さんがランク落ちして、大竹秀典さんが入ってきたんだけど、

でも、12位は空位になってんだけど、中村さん、辞めちゃうのかなあ。

彼、体型的なハンデあるにもかかわらず、気合いで新人王取ったのになあ。

慶応→電通っていう超エリートとなると、二足のワラジは無理なのかなあ。

以前、山手線の中で隣の隣に居合わせたんだけどなあ……。

                                                        

【フェザー】

李洌理さんが6位から4位に、天笠尚さんが7位から5位に、それぞれアップ。

松田直樹さんに敗れた上野則之さんが、5位から9位に、

東上剛さんに負けた秋葉慶介さんは、3位から10位に、それぞれダウン。

その東上さんは、いきなり6位にランクイン。

澤永真佐樹さんは、ギリギリ12位に留まってるけど、小路尚也さんはランク落ち。

                                                        

【スーパーフェザー】

5位にいた木村勇大さんが、突然ランク落ちしてしまったんだけど、

引退かなあ、何かトラブルなのかなあ。

とにかく、代わりに、石垣栄さんがランクイン。

                                                         

【ライト】

中森宏さんが、3位から7位にダウンして、加藤善孝さんに負けた熊野和義さんが、

8位から、それでも10位に留まってる。 2-0判定だったせいかも知れないな。

                                                        

【スーパーライト】

伊藤博文さんに勝った塩谷智行さんが、7位から6位にアップして、

敗れた伊藤さんは、8位から10位にダウン。

あとは、前川洋昭さんと方波見吉隆さんが、4位と5位を入れ代わったくらい。

                                                        

【ウェルター】

中川大資さんに敗れた斉藤幸伸丸さんが、2位から6位にダウン、

9位にいた二見広信さんが、12位にダウンしてる。

それから、5位にいた上石剛さんが残念なランク落ちで、山川和風さんがイン。

あと、十二村喜久さんが10位から8位に、出田裕一さんが12位から9位に、

それぞれランクを上げてる。

                                                         

【スーパーウェルター】

OPBFチャンプを陥落した飛天かずひこさんが、4位に編入して、空位が埋まった。

音田隆夫さんが、3位から5位に落ちて、飛天さんと湯場さんの間に入ったな。

                                                        

【ミドル】

ここは、なかなか新規参入を許さない治外法権地帯で、ほぼリーグ戦状態。

9位までしかいないから、少し待ってると、すぐタイトルマッチのチャンスが来る。

古川明裕さんが、6位から8位にダウン。

                                                        

これから、7月、8月には最強後楽園とかレイジングバトルとか、

ランキング上位者同士の戦いが続くもんで、ランキング大変動するんだろうね。

                                                        

昨日の電車の中でね、前のシートに座ってる7人がね、

全員半袖の男で、全員メガネで、全員カサ持って寝てたんだわさ、

それも20代から60代位までの世代が全部揃ってたもんで、可笑しくってね。

あんたら、チンイツ・イッツーか、ロイヤル・ストレート・フラッシュか、ってね。

                                                         

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