« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

2009年6月29日 (月)

ニューバランス……576、996

この前、インターネットブラウザを、“explorer” から “safari” に替えてみたんだけど、

もともと、i-phone も “safari-525.20” なんだけど、パソコンの “safari-530.17” は、

その “TOP SITES” ってのが、とても気に入ってて、予めURLを登録しておくと、

常時そのサイトのトップ画面が表示されてて、

更新があるごとに、ちゃんとマークで知らせてくれるっていうお利口さんなんだ。

                                                         

だけどね、不便なとこもあってね、どういう加減か、相性の良くないサイトもあって、

例えば、JRAのインターネット投票は、まるで作動性が良くないし、

そもそも、全く正常に表示されないサイトもあるんだわ。

                                                        

更にね、ここから自分のブログにログインして、ブログを書こうとするとね、

文字サイズが選べなくて、とても小さいサイズに限定されてしまうんだわ。

                                                         

で、今んとこは、閲覧は “safari” で、ブログを書く時と、競馬をやる時は、

“explorer” ってことになってるんだけど、面倒臭いなあ、って。                                       

固定客のみんなのブラウザを見てると、圧倒的に “explorer” なんだけど、

たまに、“Fire Fox” ってのもあるんだけど、これはどうなのかなあ……。

                                                         

昨日の日曜日は、奥さんと銀座で昼ご飯食べた後、帰りにアメ横に寄って、

ABCマートにスニーカーを買いに行ったんだけど、

もう20年近く通ってる店なんだけど、ベテランそうな店員がいなかったもんで、

仕方なく “研修中” って札下げた女の子と話したんだけど、

こいつが、信じられないほど大雑把で、全くどうしようもなくて、

ニューバランスの“996” と “576” の違いはおろか、

UKとUSなんか、まるで初めて聞くような顔をして、

同じ型番の黒のレザーの違いを、「これは、シワ加工がしてあるんです。」 なんて、

口から出まかせ言うもんで、あやうく、ドツキそうになってしまって、

こっちは、2~3,000円の安物買いに来た訳じゃないし、

スニーカーに2万円は、自分にとっては、凄い贅沢なもんで、ここでついにキレて、

「いい加減なこと言うなよ、ふざけんな!」 ってどやしつけて、

近くにいた男の店員にも、 お前んとこはいかにダメかって、言ってやったさ。

奥さんがいなかったら、もう大暴れするとこだったな。

                                                        

でもね、昨日は、どうしても黒のニューバランスを手に入れたかったもんで、

線路を挟んだもう一軒のABCマートに行ったさ、勿論。

そして、そこの男の店員はね、解って欲しい微妙なところも、よく聞いてくれて、

彼自身も、そのこと承知してて、とても気持ちのいい買い物ができたよ。

                                                        

でもね、最初の店でのゴタゴタの原因作ったのは、ニューバランスなんだからね。

以前にも書いたけど、ニューバランスは、 “996” の生産を中止して、

同クラスに “576” ってのを、後継モデルとして立ち上げたんだけど、

何とその後、 “996” 復活を求める声が大きくなったもんで、

やっぱり “996” にはファンが多いって事が判って、復刻したんだわ。

                                                        

そして、これにも、UK(イギリス製)と、US(アメリカ製)があるもんだから、

結局、ニューバランスの2万円クラスのレザースニーカーには、

4ブランドあるのと同じ状態になってしまったんだわ。

                                                        

その上、ニューバランスは、何を考えてんのか、

今度は、“996” の中国製のものまでラインアップしてしまって、

これを1万円台で出してきて、シリーズ拡充だってさ、全くどうかしてるね。

“996” は、そういうブランドじゃあないと思うんだけどね。

                                                        

こっちは、勿論中国製なんか初めから眼中にないから、

UKとUSのどっちかっていうことになるんだけど、これがとても悩むんだわ。

そもそも“576” のUKの黒レザーが他の色と同じなら、何の問題も無かったんだけど、

この黒のレザーの質だけが、他の色と違ってて、シワの入り方が極端に多くて、

まるで違う皮質なんだって、みんな知ってる? って言うか、メーカーは把握してんの?

                                                        

ここが全ての問題の出発点で、ことここに至って、ついに新しい “996” も、

選択肢の中には入ってきてしまって、もう大混乱さ。                                             

                                                        

そうなると、まず“996”と、“576” の基本的な違いを確認しておくことが、

必要になるんだけど……。

                                                        

“996”……ソールは基本的に旧作を踏襲してて、2種類のゴム使ってる。

        ただ、ブラックの靴紐は以前のグレーじゃなくて、黒に代わってる。

                                                        

“576”……ソールは一枚ゴムのちょっとゴツイ作りになってる。

        ブラックの靴紐は、オリジナルのグレーを使ってる。

                                                         

次に、押さえておくことは、 “UK”と、“US” の違いなんだけど……。

                                                        

・UK……つま先の丸みが強い。  インナーは合皮でタイトに仕上がってて、

      ここの作りが、オリジナルの “996” に近くて、履き心地がハード。

                                                        

・US……つま先はUKよりシャープになってて、ここは旧 “996” を踏襲してるけど、

      インナーは、ポリエステルのパイル地になってて、それもあって、

      全体の履き心地は、少しソフト。                                                      

                                                        

だから整理するとね、結局、ニューバランスの2万円台のレザースニーカーはね、

“996” の UKとUS、“576” のUKとUS っていう4つの中から、

選ばなくちゃいけないんだわ。   行ってみれば判るけど、迷うよお。

                                                         

そもそも、この4つの型番のコンセプトを、メーカーははっきり言えるのかなあ、って。

どうせ “996” を復刻するなら、オリジナルのままでいいのに、

何で、色々いじくるかなあ、って……。  

メーカーはどう収まりをつけてるのかなあ?  バランス失してるって思うけどね。

販売店も困ってんじゃないのかなあ。                                                        

その上ね、同じ “576” でも、黒だけ異常に皮質が違うんだから、ひどいんだわ。

“996” や “576” に求めるのは、ツルッツルのレザー感だと思うんだよなあ。

これは、皮のロット違いだと思うから、次の生産からは、元に戻ると思うけどね。

                                                        

結局、迷った末に自分が買ったのは、

黒の “996” USA で、紐をグレーに交換したヤツ。

でもね、ホントに欲しいのは、オリジナルの“996” なんだよなあ。                                                        

要するに、今の “996” US のようなシャープなつま先のままで、

インナーを 合繊パイルじゃなくて、“576” のような、合皮を使って、

もっとタイトに仕上げて貰いたいんだよなあ。

                                                         

そして、“576” の方は、丸まっちいデザインを生かして、

ソフトな感じに仕上げるべきだ、って思うんだけどなあ。

そしたら、2万円台のレザースニーカーの二つのコンセプトが、

ハッキリして買いやすく、売りやすくなると思うけどなあ。    それから、

イギリスとアメリカ、中国で作ったのを同じ型番で売るのは止めた方がいいよなあ。

ちょっとゴマカシも入ってる感じがするし、買う方に迷いを与えるだけでしょ、って。

                                                         

ニューバランスのラインアップ見てると、何から何まで、少し盛り込み過ぎてて、

結局、自分でも何が何だか分かんなくなってるみたいで、

JT のタバコ銘柄の過剰ラインアップと同じで、頭悪いんじゃないかって…。

あれじゃあ、生産と在庫管理がメンドイだろうし、販売効率も悪くて、

利益上がんないんじゃないかって、思うけどなあ……。

                                                                                                                 

| トラックバック (0)

2009年6月27日 (土)

マイケル・ジャクソン

「あんた、鼻どうしたの?」  って頃からは、全く興味がなくなってしまったから、

50才で死んだからって、何の感慨もないんだけど、

‘87年の“バッド” までは、カッコ良かったよねえ。

ちょっと前、芋洗坂係長がやってたけどね……。

                                                        

マイケルの両親は、何かもくろみでもあったのか、っていうほどの多産で、

ジャクソン・ファイブの末期、マイケルの弟まで繰り出していって、

ジャクソン・シックスは、いかにもお手軽だろう、って、ジャクソンズにしたんだけど、

姉ちゃんだか、妹にもジャネットだとか、ラトゥーヤっていう歌手がいたっけなあ。

                                                        

‘82年の “ビート・イット” も良かったけど、

飛び抜けてたのは、なんたって ‘83年の “ビリー・ジーン” だよね。

間奏の時の、“ムーン・ウォーク” を見た人は、一度は鏡の前でマネしたでしょ。

これが、なかなか難しくてね……。

                                                        

だけど、自分にとってのマイケル・ジャクソンは、やっぱりジャクソン・ファイブの時で、

‘70年の “ABC” は、今でも i-pod に入ってるんだけど、

“エド・サリバン・ショー” で、初めて実物見た時は、ホント吹っ飛んだね。

やっぱ、アメリカは凄えーや、って素直に感動したなあ。

                                                         

その後、“アイル・ビー・ゼア” とか “ダンシング・マシーン” とか聞いたんだけど、

その辺りで、基本的には、マイケルとはお別れだったね。

なんせ、あの頃自分は、怒涛の如く、一気にモダンジャズに傾いて行ったからね。

                                                        

前後して、“フィンガー・ファイブ” なんて、まねっこグループが出て来たんだけど、

あれは、恥ずかしくて、みっともなかったよなあ。

                                                        

ジャクソン・ファイブが凄いのは、それまではどんなに魅力的な歌手でも、

所詮黒人だろ、って、なかなか白人社会では受け入れられなかったのを、

実力で認知させた最初の、黒人アイドルグループだったってことなんだわ。

                                                        

ケネディが、黒人にも公民権を認めたのが、確か‘61年なんだけど、

それから10年近く経ってても、白人と黒人との間には、暗黙だけど、

明確な差別がまだまだ存在してて、

特に街のレストランやトイレなんかでは、しょっちゅう露骨な嫌がらせがあって、

やっとこさ、徐々に、まずスポーツと音楽の分野から解放されていったんだけど、

その象徴が、ジャクソン・ファイブってわけさ。

                                                         

彼らが先頭切った後、それに続いて、それこそ怒涛のような黒人進出が続いて、

あの頃の、モータウン・サウンドにはとても力がこもってたんだわ。

                                                         

マイケル・ジャクソンは、自分らの世代以降にも、勿論受け入れられてるし、

もしかしたら、あの頃以上のスーパースターなんだろうけど、

ただね、自分にとってのマイケルは、もうとっくの昔にお役御免なもんで、

突然の訃報に接しても、申し訳ない、何の残念さも湧いてこないんだよね。

                                                        

以前にも書いたんだけど、確かジョン・レノンの時かなあ、

自分には、そういうところがあって、冷たい性格なのかなあ、って思うんだよね。

                                                       

2009年6月26日 (金)

7月のボクシング

6月のボクシング観戦は、一段落して、一週間ほどユッタリできるんだけど、

7月に入ったら、もう、灼熱の根性のボクシング観戦が始まるぞお。

何しろ、11回も後楽園ホールに行くんだからね。 大丈夫かあ、仕事の方……。

                                                         

◆7月2日……最強後楽園シリーズと新人王戦① (行く!)

  ・SW……池田好治さん×松橋拓二さん

  ・LF……斎藤直人さん×須田拓弥さん、

  ・新人王戦……打馬王那君×由良彰悟君(2試合シード)

                                                        

◆7月3日……最強後楽園シリーズと新人王戦② (行く!)

  ・SW……チャールズ・べラミー×細川貴之さん

  ・SFe……松崎博保さん×岡田誠一さん

  ・SB……三浦数馬さん×田内絹人さん

  ・SF……佐藤洋太さん×ジェロッピ端山さん

  ・新人王戦……池ノ内亘君×健太郎マイモンコンプロモーション君と、

           江藤伸吾君。

                                                       

◆7月4日……OPBF W と日本SFe タイトル戦 (行かない!)

  ・矢代義光さん×三浦隆司さん

  ・五十嵐俊幸さんと、鈴木武蔵君。

                                                        

◆7月5日……B タイトル戦 (名古屋・行けない!) 

  ・大場浩平さんは、何で11位なんかとやるの? 

  ・オケロ・ピーターの復帰戦。

                                                         

◆7月5日……OPBF B タイトルマッチ (沖縄・行けない!)

  ・サーシャ・バクティンは、いつになったら、長谷川穂積さんとやるの?

                                                        

◆7月7日……特にタイトルなし (行く!)

  ・熊朝忠×粉川拓也君

  ・細川バレンタインさん×長崎大之君

  ・レブ・サンティリャン×吉田真君

                                                         

◆7月9日……特にタイトルなし (行く!)

  ・井上庸さん×加藤壮次郎さん

  ・黒木健孝さん×大内淳雅さん

  ・小口雅之さんの復活。

                                                         

◆7月13日……特にタイトルなし (行く!)

  ・大型超有望新人、土屋修平君(角海老)デビュー戦。

  ・塩野翼さんの久し振り。

                                                        

◆7月14日……WBC Fe  タイトルマッチ (行かない!)

  ・粟生隆寛さん×エリオ・ロハス

                                                         

◆7月14日……WBC B タイトルマッチ (神戸・行けない!)

  ・長谷川穂積さん×ネストール・ロチェ

  ・ローマン・ゴンサレス×高山勝成さん

  ・マルコム・ツニャカオ

                                                         

◆7月15日……特にタイトルなし (行く!)

  ・森田陽久君×会田篤君

  ・古橋大輔君、前之園啓史君、小野一生君……達。

                                                         

◆7月16日……OPBF LF 暫定王座戦 (行く?

  ・家住勝彦さん×山中力さん

                                                       

◆7月18日……角海老ボクシング (行く!)

  ・榎洋之さん×李洌理さん

  ・坂本大輔さん、藤井龍二さん、杉崎由夜君、松本良一君、菊地廣隆君と、

   小内義人君のデビュー戦。

                                                         

◆7月20日……ワタナベボクシング (行く?)

  ・柴田明雄さん、川村貢治さん。

                                                         

◆7月21日……新人王トーナメント (行く!)

  ・田村瑞樹君、江藤光喜君、堀陽太君、久保幸平君、石川貴章君、 

      野崎雅光君、塩田将彦君、渡邊秀行君、星野晃規君。

                                                        

◆7月22日……特にタイトルなし (行く!)

  ・鬼ヶ島竜さん、斉藤司さん。

                                                         

◆7月23日……特にタイトルなし (行く!)

  ・安西政人さん

  ・新人王戦……吉永潤一君、三田村卓也君。

                                                         

◆7月26日……特にタイトルなし (大阪・行けない!)

  ・井岡一翔君×松本博志さん

                                                         

◆7月26日……特にタイトルなし (神戸・行けない!)

  ・玉腰強平さん

                                                        

◆7月31日……特にタイトルなし (行く!)

  ・小松絵君、芝田もーと君、久保裕樹君、橋元隼人君、片桐秋彦君、

     青山慶洋君、岡畑良治君、山口卓也君。

                                                             

(追)

◆8月13日……福原力也さん×阪東ヒーローさん (知人に聞いた)

◆8月22日……小林生人さん×真鍋圭太さん (本人に聞いた)

これは、凄いね。絶対見たいね。

ワタナベジムも、角海老も相変わらずのハードマッチで、エライ!!

                                                                

2009年6月25日 (木)

後楽園ホール・6月24日

でしょ、やっぱ、角海老ボクシングは、面白いでしょ。

上手い下手は、あるかも知れないけど、ヘタレたボクサーは一人もいないでしょ。

負けないように、って腐ったようなマッチメークしないでしょ。

だから、角海老ジムとワタナベジムの興行は面白いんだわ。

                                                        

第一試合だけ4回戦で、あとは全部8回戦、ていう構成なんだけど、

普通こういうのは、タラタラやられると、ダレテ飽きてしまうことが、多いんだけど、

面白かったよねえ。

                                                       

今日は、長くなりますよお。 気になるとこだけ読んでくれれば……。

                                                       

◆外村セビヨ鉄人(角海老)×小林和優(湘南RYUJU)

これは新人王トーナメントの予選だったんだけど、

鉄人君、ここんとこスピード付けてきたし、逞しさも増しつつあるんだけど、

小林君、なんせ優勝候補の一人だし、ガタイも一回り大きい上に、

全て倒しにいく、っていう鋭くて大きなパンチを自信を持って振ってくるんだわ。

                                                       

もう、格と迫力が全然違ってて、こりゃあ鉄人君ヤバイなって思ってたら、

2R、ドコン一発の電撃右フックの直撃喰らって、ジ・エンドの失神KO。                                                       

鉄人君、君は、何を自分の売り物にするか、絞り込んだ方がいいと思うよ。

                                                       

小林君は、このまま普通に行けば、11月に山崎将也君(協栄)と、決勝だな。

このクラス(ライト級)は、もともとエントリーが16名しかなかったところに、

棄権者続出なもんで、トーナメントの様相を呈しなくなりつつあって、

ちょっと残念だけどね……。

                                                         

◆田中稔大君(角海老)×船井龍一君(ワタナベ)

田中君、相変わらず、一本気で真面目なボクシングなんだけど、

どうしても、攻めが単調になってしまって、相手に読まれてしまって、

とにかく大きいのを貰い過ぎで、ラウンドが進むごとに、人相が変わっていったな。

                                                         

船井君は、とてもバランスが良くて、常にパンチを強く打てるところがいいし、

当て勘もいいし、アッパーがとても上手かったなあ。

                                                       

4R、田中君もとってもいいボディブローを放つんだけど、あとが続かなくて、

5~6R、船井君の波状攻撃を受けてしまって、ドンドン目が腫れていって、

7R、結局負傷TKO負けしてしまったんだけど、

彼、最後まで怯まないで、いい根性見せてたよ。

これからは、もう少しディフェンスを工夫して、相手に見切られない攻撃パターンをね。

                                                        

◆青木幸治君(角海老)×中嶋孝文さん(ドリーム)

青木君、いいもの持ってると思ってるんだけど、とにかく水準にはあると思うんだけど、

自分のパターンでやらせて貰えないと、実に平凡なパフォーマンスになるんだよなあ。

もっと臨機応変なボクシングをしないと、やっぱり君も相手に見切られてしまうよ。

こりゃ、ヤバイって感じたら、一度メチャクチャしてみるといいと思うけどなあ。

                                                       

中嶋さんは、前回と全然違ってて、そう何度も角海老に踏み台にされてたまるか、

って気持が前面に出てて、いいボクシングだったよなあ。

力強さとリズム感が、たまらないほど心地よくて、自分の大好きな中嶋さんだったなあ。

                                                        

それまでも殆ど一方的だったんだけど、7R、青木君の気持が切れて、エンド。

二人の目付きが、初めから違ってたね。

                                                       

◆殿村雅史さん(角海老)×金城智哉さん(ワタナベ)

これが、この日のベストファイト!

                                                        

ダイレクトリマッチで、試合前、金城さんのトレーナーとちょっと話ししたら、

“リベンジよ、リベンジ” って言ってて、半年前に話したときのことも思い出して、

あの時、“右に気を付けろって、言ったのに” って、悔しがってたんだっけなあ。

この日金城さん、いつもよりガード高くて、トレーナーの指示に忠実にスタート切って、

序盤は、とても慎重に相手の出方を見極めてたな。

                                                         

一方の殿村さんは、日サロに行って黒くなったせいもあってか、

引き締まって、逞しくなってて、相手が見てきてるせいもあって、積極的に攻めて、

3~4Rすっかりペースを取って、ポイントをゲットしていった。

殿村さん、強くなってるぜ。

                                                       

ただ、ここらあたりから試合は、ドンドン凄くなっていって、

5R、バッティングで出血してからの金城さんが、いよいよエンジン全開で、

これは、前半やりすごして、後半一気に、っていう陣営の初めからの作戦みたいで、

それこそ壮絶な打ち合いが始まったんだわ。

                                                       

金城さんの切り替えに対して、殿村さんも混乱することもなく、果敢に勝負に出て、

後は知るかあ!って、男同士の殴り合いに突入していって、もう心臓バクバクさ。

場内騒然となっていって、これがボクシングっていうもんだろ、っての見せてくれて、

二人とも、持ってるもの全部見せてくれて、もう勝敗なんかどうでも良くなったもんね。

                                                        

6、7Rを金城さんが取って、殆どイーブンのままの最終ラウンド。

二人は、どうしても決着を付けてやるって、体を接近させて、

残った力で渾身のパンチをブチ込みあい、満足、満足の終了ゴング。

1-1-0 の、それも1P勝負の引き分けだったんだけど、

誰も異論はなかったらしく、大拍手、盛り上がったよなあ。

昨日とは、エライ違いだわ。

                                                       

終わってから、ちょっとだけ殿村さんと話をしたんだけど、

彼も相当打たれてて、青アザできてたもんね。

勿論、バカほめしたんだけど、彼、いつもの静かな調子に戻ってて、おかしかったなあ。

                                                        

◆下川原雄大さん(角海老)×斎藤泰広君(ワタナベ)

斎藤君は、一見白系ロシア人みたいで、迫力満点の一発ブン回しフッカー。

                                                       

前の試合がSFだったもんで、ウェルターがデカイ、デカイ。

こういう風に、大きいのと小さいのが交互に出てくる方が、

試合構成上、見る方には変化があって、絶対に面白いって思うんだよなあ。

                                                       

1Rのゴングが鳴ってすぐ、自分の目には、もう下川原さんの勝利は約束されてて、

斎藤君のいきなりの、ブン回し右フックさえ見切れれば、何の問題もないな、って。

                                                        

下川原さんは、ちょっと前までは、正直ただのデカイボクサーっていうだけで、

試合も何となくやってる、っていう感じの子だったんだけど、

トレーナーが変わって、彼自身の気持も変わったんだと思うけど、

なんか、別人になっていって、このところリングに本気が出てきてるんだわ。

                                                         

体全体の動きの速さと、パンチのキレがこれだけ違うと、いつ倒すかがポイントで、

こういう展開なら、3~4Rまでには決着付けなくちゃね、って思ってたら、

その3R、シュッシュッって出したコンビネーションブローというかワンツーの、

最後の打ち下ろしの右ショートがスマッシュヒットして、終わり。

                                                       

途中、亀海さんばりの、ショルダーブロックからの低い打ち出しの左なんかも見せて、

なんだか余裕もあったし、とても華のあるボクシングを見せてくれたな。

                                                       

下川原さん、この日の相手はちょっと格下だったけど、

とにかく、やるべきことがちゃんとできたし、このままいけば、強くなるぞお。

このところ、角海老ジムは重いクラスの充実も目覚しいもんで、楽しみ、楽しみ。

                                                       

◆秋葉慶介さん(角海老)×東上剛君(ドリーム)

実はね、秋葉さんのピークは、小林生人さんを破った頃なんかじゃないかって……。

それを維持するのは、メンタル面でも年令面でも、とても難しいんじゃないかって、

ずっと思ってるんだけど、このところ、やっとこっていう感じが続いてるでしょ。

                                                       

この日も、根性戦の展開となると、さすが、って思わせるんだけど、

それはそんなに長く続かないし、そもそも攻守の切り替えがハッキリし過ぎてて、

ガードポジションからパンチを打ち出す際に、ヒッチが大き過ぎて、

一瞬手が下がるところを、東上君にモロに狙われてたもんなあ。

                                                       

東上君は、とってもいいボクサーなんだけど、ここぞっていう時に、

一気に畳み掛けるタイミングを逃がすっていうか、つい見てしまう癖があって、

相手の反撃を受けてしまって、要らない敗戦を増やすんだけど、

この日も、以前より少しはマシだったけど、まだまだ甘いよなあ。

もうすぐ30才なんだけど、優しい性格なんだろうね。

                                                        

秋葉さんも、ズルズル負けはみっともないって、

最後まで、顔真っ赤にして打ち合うんだけど、もともと必殺KOパンチはないもんで、

それがあったらなあ、って場面も、3~4回あったんだけど、

一見壮絶な打撃戦のようにも見える割には、ポイントは確実に東上君で、

結局、2~5P差の3-0 で、東上君の圧勝。

                                                          

◆加藤善孝さん(角海老)×熊野和義さん(宮田)

申し訳ないけど、熊野さんの試合は、いつも全く面白くないもんで、というよりは、

見てると途中で段々腹立ってくるもんで、見ないことにしてるんだけど、

加藤さんの相手じゃ仕方がないね。

                                                       

低位のランカーとやることのリスクなんか気にしてたら、強いってことじゃないし、

それは全然かまわないんだけど、だけど、よりによって、

熊野さんとやるこたあないじゃないかって……。

                                                         

思ったとおり、初めは距離をとって普通にやるかって、見せておいて、

それじゃあ負けちゃう、ってのもすぐ判って、じゃあそろそろって、

頭下げて、背中丸めて、トランクスの前を上げた例の爺さん構えから、

あとは相手にくっついて、ただしつこいだけの、ひ弱なジジイパンチ繰り出して、

出ました、得意のスタイルです、ってか。 もうホント見るに耐えないんだわ。

                                                       

あれは、違う種類のボクシングで、まず相撲部屋へ行って、押しを習わなくてはね。

押し合いでスタミナ使わせて、殴り合いには持ち込ませないで、だから、

相手が嫌になってしまって、それで勝ってきたもんで、見てる方も嫌になるんだわ。

あんな事やってて、何が面白いかなあ、って思うんだよね。

                                                          

案の定、加藤さんもイラついてしまって、それでもなるべくクールに、って

抑えて抑えて、時折見せる素早いコンビネーションで、それは熊野さんのパンチの

およそ137倍ほどの速さがあるんだけど、徐々にポイント稼いでいったもんで、

圧倒の3-0 勝ちかと思ったら、何と 2-0 だってさ。

                                                         

あのね、ロープを背にした回数を数えてたレフェリーがいたらしくて、

その点、熊野さんの攻勢だったって言うらしいよ。

ただ単に押し込むだけでは、攻勢点にはならないって、ルールブックにあるのにねえ。                                                         

世の中には、ああいうボクシングが好きなのもいるんだなあ、って思ったね。

                                                       

あの手の試合のことを、熱い接近・根性戦だって言う人がいるけど、

そういうの、世界中で日本くらいなもんだと思うけどなあ。

                                                         

頭と右手を一緒に出して、どっちか当たれって感じなもんで、

加藤さんの目の上は、その両方が当たって腫れてたけど、

結局倒せなかった自分に恥じて、加藤さん、相手のこと強かったス、って言ってたけど、

それは多分、熊野さんの押しについてのコメントだったと思うよ。

                                                       

とにかく、熱い一日だったことに変わりはなくて、他の興行の何倍も面白かったよ。

                                                       

2009年6月24日 (水)

後楽園ホール・6月23日

昨日は暑かったけど、今日は、朝から雨。

                                                         

あのね、雨の日の電車は、運転手の腕が一番ハッキリ判るんだってさ。

雨の日は、線路の摩擦が極端に小さくなるもんで、

ブレーキングが難しくて、オーバーランや手前で止め過ぎてしまうことが多くて、

そこまでいかなくても、駅の手前になって、スピードを落とす時、

ブレーキのタイミングが悪くて、ガクガクさせてしまうことが多いんだってさ。

今日の運転手は、とてもスムースで、上手だったな。

                                                        

昨日は、今年37回目の後楽園ホールだったんだけど、最低だったな。

もともと、組み合わせを見た時から、伊藤博文さんの他には、

ドキドキするようなメンバーはいなかったんだけど、

その伊藤さんも今までで、最悪だったね。

                                                        

ホントにプロテスト通ったの? っていうのや、

何しにリングに上がったのかが、まるで理解できないのや、

典型的なビビリ同士の、どうしようもないのや、

折角まともな試合になりそうだったのに、頭突き作戦で台無しにしてしまったのや、

トランクスや応援旗に書かれてあるのと、真逆のとても恥ずかしいのや、

もう少し練習させてからリングに立たせるべきだってのや、

とにかく、“のや” ってのばっかりで、こりゃ罰ゲームか、拷問だわ。

で、我慢できなくて、一旦外に出て食事。

                                                        

1,750人も入ったっていうけど、個々のボクサーの身内か知り合いばかりで、

目当ての試合が始まるまでと、終わってからは、場内は、ただの雑談場に化してたな。

思わず興味を引かれるような試合が全く無いもんで、仕方ないか……。

                                                        

戻ったら、ちょうど、澤井大祐君と早坂君の試合が始まるとこで、

早坂君、道産子ファイターはないだろ、って思うんだけど、

チョット個人的な知り合いなもんで、どこまでやれるかなあ、って。

                                                         

澤井君の勢いが半端じゃなくて、こりゃあ、2R位には倒されるな、って見てたんだけど、

澤井君、23才の割には、恐ろしい程のスタミナ不足なもんで、

ラウンドの初めの1分くらいしか動けなくて、チンタラやってるうちに、

軟体人間早坂君のクニャクニャ・ヘロヘロパンチに、5Rついに撃沈してしまった。                                                         

早坂君、これで7勝4敗2分なんだけど、初めてのKO勝ちで、舞い上がってたなあ。

                                                         

次のセミファイナルになって、やっとボクシングらしくなってきたんだけど、

赤ボクサーが、右フック一発ブチ込んで、青ボクサーがロープにもたれて、

フラーッとしたとこで、レフェリーストップ、1R37秒。

                                                         

その前の試合でも、同じような場面があったんだけど、

その時はロープダウンカウントしたのに、ここではいきなりのストップ。

確かにダメージはあったけど、こいつらA級ボクサーだぜ、って思う訳よ。

                                                         

辻さんの時のレフェリーだったもんで、

ははあ、こういうことになるんだな、って思ったな。

あれを止めないのもどうかと思ったけど、これを止めるのはどうなの?

フラーっとしたら、すぐ止めるとなると、もうボクシングにならないと思うけどなあ。

                                                         

ビビリボクサーも見るに耐えないけど、ビビリレフェリーってのも、困ったもんで、

もう年なんだし、以前から挙動もおかしいし、この際止めたらいいのに、って思うね。

オカニワ・タケルさんて、若いレフェリーもデビューしたことだし……。

                                                        

◆塩谷智行さん(レパード玉熊)×伊藤博文さん(相模原ヨネクラ)

自分が知ってる限り、日本人ボクサーの中で一番のイケメンは、

福原力也さんか伊藤博文さんだと思ってるんだけどね、

この二人がリングに登場するとね、場内の女性達は、目がトロトロになるし、

何だか、ザワザワザワザワするんだよなあ。

                                                       

その伊藤さん、この日は、どうしたの? っていうほど動き全体が悪くて、

パンチも全然キレてなくて、ホントに一体どうしたの?

ディフェンスも悪くて、初めから、相手のパンチ浴びっ放しなんだもんなあ。

                                                         

塩谷さんは、ボクシングスタイルが普通じゃなくて、とにかくガチャガチャしてて、

上体と下半身が別物みたいに動いて、体重の乗ったパンチは少ないんだけど、

色んな種類のパンチを、いろんな所から打ってくるし、

腕力が半端じゃないもんだから、体勢の崩れたところからのパンチでも結構強くて、

11勝(8KO)なんだけど、アテが外れると、空回り王者なもんで、12敗なんだわ。

                                                        

その塩谷さんに、一年前負けてる伊藤さんは、サウスポーが不得意なのか、

塩谷さんが嫌いなのか、まるで去年の試合のVTRを見るかのような展開。

伊藤さん、ちゃんと練習したの? サウスポーと十分スパーリングしたの?

っていう、こっちが恥ずかしくなるような印象のラウンドが、4コも続いたもんで、

もうとても耐えられなくなってしまって、ここで退散。

                                                        

そうかあ、あの時、亀海さんが本気になって伊藤さんを倒しにいったのは、

やっぱり、伊藤さんが両目の上に水バンソウコウ貼ってきたのにムカついたから、

っていうのが、ホントの理由だったのかも知れないなあ……。

                                                        

それにしても、あのリングアナの声は、相変わらずデカ過ぎで、耳をつんざくようだし、

ゴング担当のオヤジタイムキーパーは、スカ打ちを怖がって、

ゴングを横からじゃなくて、上から叩くもんで、情けなく音をこもらせるし……。

何から何まで納得いかなくて、電車の中で揉め事起こしそうだったな。

                                                        

だけど今夜は、待望の角海老ボクシング。  みんな、頼むぜよ。 

ボクシングってのは、こういうもんなんだ、っていうとこ、見せてくれよな。

強い弱いでもなく、上手い下手でもない、勝ち負けを超えた君の気持ちを見せてくれ。

リング上に、君が考える君自身を実現してくれ。 

眩いライトが君を照らしてるぞ。

                                                         

外村セビヨ鉄人君! 田中稔大君! 青木幸治君!

殿村雅史さん! 下川原雄大さん! 秋葉慶介さん! 加藤善孝さん!

                                                        

2009年6月23日 (火)

エキサイトマッチ (6/22放送)

◆チャド・ドーソン×アントニオ・タ―バー……IBF LH タイトルマッチ

27勝(17KO)1NC の26才、黒×赤×白のグラント+ナイキと、

27勝(19KO)5敗の40才、白のウィニング+アディダス。

                                                        

チョット見、エディ・マーフィー似のドーソン、ジャブってのは、こう打つんだぜ、って、

シュバッ、シュバッって、カッコいいんだわあ。

                                                         

一方、まっ白いウィニングをはめたタ―バー。

40才なんだけど、たいしたもんだよなあ。

                                                        

二人とも、アメリカ黒人サウスポー、動き速くて、日本のフェザー級くらいかなって…。

珍しい、ダイレクト・リマッチ。                                                       

ラウンド開始10秒前は、ホイッスルで、終了10秒前は、板叩き。

                                                        

1~2Rは、ドーソンのペースで、切れのいいパンチに、まあ見とれたね。

3Rに入って、これじゃあヤバイって、タ―バーも手数を増やしていくんだけど、

どう見ても、ドーソンのパンチの方が、見映えが良くて、ポイントはドーソンに流れてる。

                                                        

お互いの緩急がラウンドごとに、変わっていって、4Rドーソン、5Rタ―バーって、

力の入ったラウンドが交換されるんだけど、決めるとこ決めて、

ポイント取るためのラウンド構成が上手いのは、圧倒的にドーソンの方で、

8R以降は、1~2Rと同じように、完全にドーソンペースに戻ってしまって、

結局5~6P差の3-0で、ドーソンの圧倒勝ち。 最後は年令の差が、出た感じ。

                                                        

◆ウラディミール・クリチコ×ルスラン・チャガエフ……IBF WBO H タイトル戦

52勝(46KO)3敗の33才、赤グラントと、

25勝(17KO)1分の30才、黒グラント。

ドイツのサッカー場での試合で、6万人だとさ。

チャガエフの持ってるWBAのタイトルはかかってない。 ややっこしくなるからかな?

                                                         

両方とも旧ソ連地域のボクサーなんだけど、ロシアのボクサーっていうと、

“ロッキー2” に出て来た、ロシアの軍人ボクサー “ドラゴ” を思い出すけど、

クリチコは、まさにドラゴだね。

                                                                                                                

あれだけリーチに差があるのに、チャガエフ、正面立ち過ぎで、何の工夫もないし、

結局、ただの的だったよなあ。

試合の興味は、クリチコがいつチャガエフを倒すのかって事だけになってしまって、

正直つまんなかったな。

                                                         

クリチコの方も、色々工夫する必要ないもんだから、単純なワンツーに終始して、

フックも打たなけりゃ、ボディブローも打たない、

ましてや、コンビネーションブローなんか、っていう、ただのなんだこりゃあゲーム。

                                                        

チャガエフ、2Rにダウン喰らってからも、ズーッと同じ調子で、

5Rのインターバルの頃から、もう何か元気なくて、

とりあえずやるけどね、って感じで、結局10R開始時点のギブアップ終了。

                                                       

クリチコも、コツコツやってないで、殆どフルマークなんだから、

いい加減爆発力見せて、いろんな技見せて、早く決着しろよ、って感じだったな。

                                                         

だけど、要するに面白くなかったなあ。

どこかにタイソンみたいな、爆発的な瞬発力持ったボクサーいないかなあ。

                                                         

今日は、塩谷智行さんと、伊藤博文さんの試合を見に行く。

伊藤さん、圧勝して欲しいよなあ。

彼、亀海喜寛さんを、本気にさせた唯一のボクサーだと思ってんだけどなあ。

                                                                                                                 

2009年6月22日 (月)

小堀さんと……。

八重樫東さんは、小堀さん系の顔立ちしてて、

ボクシングスタイルも、とっても好きなもんで、勝って良かったなあ。

ただね、堀川健一さんも好きなもんで、見てたら結構辛かっただろうなあ、って。

でも、これでしばらくは、ミニマムのタイトル戦、後楽園で見れるようになるね。

彼、イーグルに顎バキバキにされてから、よくここまで戻って来たよなあ。

                                                       

ロリー松下さんの方は、めったに実物を見ることができなくて、

確か、ツニャカオとOPBFタイトルを後楽園でやったっきりだよなあ。

そおかあ、7RTKO負けかあ……。

                                                       

録画しておいた、“頭上の敵機” と “ドクター・ノオ” 見たんだけど、

60年前と、40年前の映画なんだけど、昔の映画は、タバコ吸う場面が多いねえ。

                                                         

“頭上の敵機” のグレゴリー・ペックは、やっぱりただのイイ男の大根役者なんだけど、

ボーイング社のB17爆撃機を見るだけでも、面白かったな。

B17は、その後B25、B29って続いて、日本がメタメタにされた名機の血統なんだわ。

戦争は嫌いだけど、兵器は大好き、っていうねじくれた性格なもんで、

よく奥さんと揉めるんだけど、兵器が持ってる究極の機能美が、たまらないんだわ。

                                                       

“ドクター・ノオ” の方は、ショーン・コネリーの出世作007シリーズの第一作。

あれ、 “007は殺しの番号” が先だっけ?  最近記憶が……。

                                                        

アーシュラ・アンドレスが、白いビキニで出てきて、

外国にはあんないい女がいるんだ、ってタマゲタ記憶があるな。

でも、結局スタイルだけだったらしくて、すぐに消えてしまったけどね。

                                                        

007が、拳銃をべレッタから、ワルサーPPKに換えたいきさつとか、

パンナムの旅客機が飛ぶとこ見れて、これも懐かしかったなあ。

古い映画を見ると、当時の世相とか、車とか建物が見れるもんで、自分は好きだなあ。

                                                         

夕方、小堀佑介さんと電話で話をする機会があって、

5月29日の生人君の試合の辺りから、結膜炎だったもんで、その後どう? って。

だって、近々海外に行くって言ってるし……。

でも、もう大分いいらしいよ。

                                                         

それから、7月18日に小内君のデビュー戦があるけど、それは見に行くの?

って聞いたんだけど、だって小内君は、小堀さんのことが大好きで、

ズーッと付き人みたいな存在だったし、小堀さんに貰った例のトランクス、

ほら、小堀さんが真鍋さんを倒して日本チャンピオンになった時の、赤いトランクス、

あれを履いて出るっていうんだから、そりゃあ、見て上げて欲しいって思ってたから、

聞いたんだけど、彼やっぱり、旅に出るのは、それを見てからにするってさ。

                                                         

小内君にとって、小堀さんは、憧れと信愛の対象の、まさしくアイドルだったし、

田中トレーナー、小堀さん、小内君の関係は、見ててホント羨ましかったなあ。

                                                         

自分にとっても、小堀さんは最後まで不思議なボクサーだったんだけど、

結局みんなの前から、風のように去ってしまうんだけど、

目の奥に残して置きたい人は、7月18日後楽園ホールに行くといいよ。

小堀さんを見る、最後のチャンスだと思うからね。

小内君は、その日の第一試合だからね。

                                                         

2009年6月21日 (日)

後楽園ホール・6月20日

今日は、朝から雨。

うちの奥さんは、風が好きなんだけど、自分は、子供の頃から、雨が好きなんだな。

                                                        

初めの3試合は、デビュー同士だったり、プロ初勝利がかかってたり、

凄く気合の入った同士だったもんで、彼らの気持は出てたんだけど、

もうドロドロ、グダグダで……。

                                                        

その後の3試合は、新人王トーナメント。

                                                           

◆益田健太郎君(新日本木村)×井上博夫君(セレス)

二人とも雑で、その割りにちょっとビビリが入ってて、見所の少ない試合だったな。

益田君、4RTKO勝ちなんだけど、次の山野邊健一君(川島)は、物凄く強いよお。

                                                         

◆播摩真輝君(新日本木村)×高山祐喜君(新日本カスガ)

日頃から、背の低いボクサーは、出入りのスピードで相手を圧倒するボクシングを、

見せて欲しいって思ってるんだけど、

高山君は、とにかく突っ込んでいって、あとガチャガチャやるっていう、

安易な方法を選んだもんで、試合の面白さは半減してしまったな。

                                                        

播摩君は、絶対的な優勝候補なもんで、どう料理するかって見てたんだけど、

イライラせずに、距離を取ろうとしたり、上下に打ち分けたり、いろいろ工夫してたよ。

それでも2R、バッティングで出血してしまって、3R負傷判定。

勿論3-0勝ちなんだけど、次、大丈夫なのかなあ。

                                                       

こういうのは、ホント腹立つよなあ。

外国には、ああいう風に頭から突っ込んで、ガチャガチャやるなんてボクサー、

見たことないけどなあ。 あんなの大ブーイングでしょ。

どう見ても、弱いヤツの特攻・自爆にしか思えないんだよなあ。

体寄せ合って、ゴニョゴニョやって、どこが面白いのかなあ、って。

力の入った接近戦だった、なんて、見てる方もどうかしてんじゃないかって……。

                                                       

播摩君、1ヶ月でなんとか治してね、君をもっと見たいよ。

                                                         

◆石川昇吾君(新日本木村)×大沼弘宣君(協栄)

なかなか迫力のある、沖縄と北海道の戦いだったよ。

                                                       

結構微妙な判定で、優勝候補の一人、石川君の2-0勝ちだったんだけど、

逆の結果も有り得たね。

                                                         

こっちのグループの決勝進出予定者には、あと打馬王那君と中間勇輝君がいて、

これから目が離せないね。

                                                       

◆阿部隆臣君(新日本木村)×安住幸一郎君(角海老)

これは、普通の6回戦だったんだけど、(60-55)×3 で、阿部君の勝ち。

                                                            

安住君、ちょっと市川海老蔵に似てて、とても品があって、ボクシングもそのままで、

だから、ちょっと真面目過ぎて、一本調子になってしまって、

工夫と創造力に欠けるパフォーマンスに終始してしまったな。

一度、メチャクチャな乱暴者に変身したみたらどうか、って思うんだよね。

                                                        

それにしても阿部君、8勝2敗1分の成績なんだけど、いかにもパンチ力不足だなあ。

何度もクリーンヒットしてるんだけど、安住君、グラッともしなかったからね。

スーパーフェザーでこんなんだと、先行きシンドイと思うけど、

本望信人さんを目指すって手もあるけど……、何しろこれで、9勝1KOだからね。

                                                       

◆氏家福太郎さん(新日本木村)×何チャラ・何チャラ

氏家さん、最近は、飛天さんとセットで出てくることが、とっても多いよなあ。

                                                        

12勝7敗で、ランク5位なんてのは、他の階級では考えられないんだけど、

ミドル級は、メンバーが少なくて、何となくリーグ戦の様相を呈してるもんなあ。

                                                         

重いクラスのトロトロした10R判定試合は、とても見てられないもんだけど、

この日の二人は、というよりは、何チャラ・何チャラが結構戦闘的だったもんで、

それなりに迫力のある殴り合いが、面白かったよ。

                                                         

何チャラ・何チャラにもチャンスはあったんだけど、ちょっと詰めが甘くて、

結局4R、レフェリーストップがかかって、氏家さんのTKO勝ち。

                                                        

◆飛天かずひこさん(新日本木村)×野中悠樹さん(尼崎)

飛天さんのOPBFタイトルだけがかかってて、

野中さんの日本タイトルは、そのままっていうスーパーウェルター戦。

                                                       

飛天さん、生バンドのファンファーレとダンサー付きの南階段からの入場で、

観客サービス満点で、この人普段から腰低くて、愛想良くて……。

でも、自分的には、ちょっとやり過ぎなんじゃないかって、思うんだよね。

派手派手にして、話題作って、ボクシング人気高めようって、解るんだけどね。

                                                       

だけど、解んないのは、改名だな。

改名して、何を改めようとしてんだろうね、運? 気持?

大体、改名して上昇していった人、誰がいる?                                                        

そんな事もあって、自分は、今回は絶対ヤバイんじゃないかって、思ってたんだわ。

                                                        

もともと、顎がガラスみたいで、極端に打たれ弱いのが判ってしまったし、

最近は、圧倒勝ちというよりは、ヤットコサっていう感じがしてたでしょ。

                                                        

2R、ドコドコってパンチを交換した途端、野中さんの左ショートが当たってしまって、

飛天さん、いとも簡単に倒れてしまったんだわ。

                                                         

野中さんは、ちょっと三垣龍次さん系の顔立ちで、とても好きなんだけど、

コールされてから出て来るまで時間かかり過ぎ! もっとシャキシャキやってね。

それから大阪から来たファン達はすぐ立つし、うちわ振るし、後ろが見難いぞお。

その点、飛天さんのファン達は、小旗持ってても、試合中はちゃんと下げてて、エライ。

やっぱ、甲子園なんかで風船飛ばすようなセンスなんだろうな、って思ったさ。

                                                       

一度倒されてから頑張るってのが、飛天さんの売りになりつつあるんだけど、

それは、大昔の力道山のお約束のパターンに近いものがあるんだけど、

4R、バッティングで右目上をカットしてからは、焦りからか、ちょっと雑になっていって、

極上のボディブローで、一瞬、野中さんをたじろがせる場面もあったんだけど、

その時は、野中さん、ホントに苦しそうな顔を天井を向けてたんだけど、

だから、もっとボディ攻めるべきだって思ったんだけど、

顎を打たれるのが怖くて、低く打ち出すのをためらったのかなあ。

                                                            

打たれ強いボクサーだったら、多少顔面犠牲にしても、ボディ攻めから、

勝ち目を引き戻すってことも有り得たのになあ、って……。

                                                            

6Rあたりから、レフェリーは、飛天さんの傷を覗きっぱなしだったんだけど、

何度もドクターチェックもあったし、結局、その後傷が悪化して、

8R 負傷判定で、77-75、77-74×2 の3-0で、野中さんの勝ち。

つまり、飛天さんは、2Rでのダウンを全く取り返せてないってことで……。

                                                       

終始冷静に、自分の距離とリズムを維持しての、野中さんの圧倒勝ちだと思うな。

やっぱり、飛天さん、ボクシング以外のいろんな事に神経使い過ぎだと思ったな。

                                                          

この日9試合のうち、6試合に新日本木村ジムのボクサーが出場したんだけど、

飛天さん以外の全員が、勝ったんだよなあ。

何だか中途半端な気分で、家に帰って、ズズーッてカップラーメンすすったよ。

                                                        

2009年6月20日 (土)

細かいビートルズ・メモ

◆ビートルズは、レコードデビューする前に、メジャーレーベル “デッカ” の

 オーディションを落ちてる。

                                                        

◆1964年4月4日、ビルボードトップ1~5位を独占したうえ、

  トップ100の中に、あと7曲、全部で12曲を同時チャートイン。

                                                         

◆ギネス記録

 ① USシングルチャート1位、通算20曲。(第2位は、E・プレスリーで、18曲)

 ② USアルバムチャート(グループ部門)1位、通算19枚。

   (第2位は、ローリングストーンズの、9枚)

 ③ カバーされた曲NO.1は、 “Yesterday” で、通算3,000曲以上。

           

◆1964年2月9日の “エド・サリバン・ショー” の視聴率は、72%。                                              

                                                                                                                  

◆1965年8月15日のシェアスタジアム(ニューヨーク)でのコンサートは、

  初めての野球場でのロックコンサートで、55,600人。

  (日本武道館でのロックコンサートも、ビートルズが最初。)

                                                        

◆有料観客動員数記録 NO.1のライブは、1990年のポール・マッカート二―の

  リオデジャネイロ(ブラジル)コンサートで、184,000人。

                                                         

◆ビートルズが、実際に面会してるミュージシャンは、

  チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー、カール・パーキンス、

  エルビス・プレスリー、エリック・クラプトン、ビーチ・ボーイズ……。

                                                         

◆ジョンとポールが作った曲は、全部で213曲で、                                                        

  ジョンが作詞、ポールが作曲といわれてるが、実際は、殆どが共作。

                                                        

◆ジョン・レノンの “リッケンバッカー325ショートネック” は、

  現在復刻されて、“325ーC58” 。

                                                         

◆1962年、ジョンとジョージは、“ギブソンJ-160E” を同時に購入したが、

 (当時約34万円をローンで) ジョンのものは、その後1963年に盗難にあったので、

  1964年に同じものを再購入。

                                                         

◆ジョージの “グレッチ” は、まず1957年製の 中古の“デュオ・ジェット” で始まり、

  その後、“カントリー・ジェントルマン” (これは3本持ってた)、

  “テネシアン”(現在の名前は、“テネシー・ローズ”)に移行した。

  “カントリー・ジェントルマン” は、その後 “カントリークラシック・ジョージモデル”

  (6122-62)として復刻されてる。

                                                         

◆  “リッケンバッカー” は、初め1963年アメリカで入手したが、

  その後“425” の次の、“360-12” という、12弦が特に気に入って、

  “ア・ハードデイズ・ナイト” “ユーキャン・トゥ・ドゥ・ザット” “涙の乗車券”

  “アイ・ニード・ユア・ラブ” などのサウンドは全てこれ。

                                                        

◆ジョージは、中後期には、特にスタジオレコーディングでは、

  1961年と62年物の“フェンダー・ストラトキャスター” と同じくフェンダーの、

  “テレキャスター” を多用してるが、“バングラッディッシュ・コンサート” 以降は、

  殆どが “ストラトキャスター” を使ってる。

                                                        

◆ポール・マッカートニーの“カール・ヘフナー” は、トレードマークになったけど、

  実は1961年当時、フェンダーの“ジャズバス”が、とても高価だったので、

  (およそ30倍の価格)、仕方なく使ったものなんだけど、その後盗難にあい、

  1963年に特注モデルとして再購入。

                                                         

◆リンゴ・スター使ってたドラムセットは、1909年シカゴで創業した “ラディック”。

                                                        

◆ビートルズが最後までこだわって使ってたアンプは、“VOX” で、

  これは、もともとクリフ・リチャードのバックバンドだった、“シャドウズ” が、

  メーカーとタイアップして使ってたもので、“AC-30” 。

2009年6月19日 (金)

後楽園ホール・6月18日

昨日、ボブ・ボーグルのこと書いたでしょ。  あれ、結構アクセス多くて、驚いたよ。

ベンチャーズのこと、気になってる人って、随分いるんだわあ。

                                                            

それからね、近畿大学ボクシング部の不祥事なんだけどさあ、

ああいう事が起こる度に、年取ったエライさん達が揃って出てきて、頭下げて、

廃部にしますとか、高校野球だと出場辞退とか言うんだけど、どうなのかなあ。

                                                         

どんな組織でも、組織を引っ張っていく優秀な人材が20%ほどいて、

どっちつかずというか、どうでもいいようなのが60%ほどいて、

あと、どうにもならないのが、つまり役立たずというか、バカが、どうしても

20%ほど混在してしまうっていうのは、避けられない現実だって、思ってるもんで、

そのバカのおかげで、真面目にやってる連中までが迷惑こうむるってのは、

全く合理的じゃないって、思うんだけどなあ。

バカだけ、順次切っていけばいいんじゃないの?

                                                                                                                 

連帯責任とか、指導力不足とか言ってるけど、そんなこと通してたら、

日本の役所なんか、今頃全部なくなってるでしょ。

いずれにしても、あいつら、出てきたら先輩達にボコボコにされるな。

                                                       

さてさて、昨日の後楽園ホールは、オール新人王戦。

8試合しかなかったもんで、新人戦は、試合数と観客数が正比例するもんで、

やあ、空いてたなあ。      申し訳ないけど、こんな感じが好きなんだよなあ。

                                                         

◆岡本直也君(東拳)×高橋康弘君(ドリーム)

高橋君の応援に藤原陽介さんが来てて、2階からビデオを撮ってたな。

                                                       

優勝候補の一人、岡本君は1R、見事にダウンを奪うんだけど、

そこからの高橋君の必死の頑張りに、結構きわどくなったんだわ。                                                       

初めに倒されて、あと挽回して大逆転っていう、大好きな展開になりそうだったよ。

                                                            

最後は、1~2P差の3-0勝ちしたんだけど、岡本君、ちょっと頭デカイし、

もう少しディフェンスの意識上げないと……。  次の中島聖規君は、強いよお。

                                                       

◆茂木公弘君(西条)×荻野敦君(ワールドスポーツ)

1回戦で角海老の青山君に 3-0勝ちした、荻野君、やっぱりいいボクサーで、

茂木君に、全くボクシングさせなくて、殆どフルマークの3-0勝ち。

                                                       

次は、2試合シードの楠岡正海君(本多)で、ここが正念場。

勝った方が、多分山野邊健一君(川島)と準決勝戦だな。

                                                         

◆有馬啓祐君(協栄)×島村唯将君(オサム)

◆笠井暢也君(赤木)×野口将志君(船橋ドラゴン)

二つともライト級なんだけど、このクラスはもともと、どうかな?

って感じのボクサーが多くて、ちょっと他より見劣りするんだけど、その上、

有力だと思ってた子が3人も棄権してしまって、もう誰が優勝しても驚かない展開。

                                                       

◆澤畑川口寿輝君(古口)×田中聡太郎君(角海老)

赤コーナー、どこまでが苗字でどこから名前なのか、耳そば立ててたけど、

結局解らずじまい。 でも、とにかく強そうで、ちょっと木村章司さんのような雰囲気。

ガウンなんか作っちゃって、半端じゃないし……。

                                                        

一方の田中君、いつもはお坊さんみたいな感じなのに、

今日は、長髪で、まるで別人。 でも、ちょっと長過ぎで、あれは絶対ダメだって……。

相手のパンチが当たったとき、髪が大きく揺れるもんで、

実際以上のダメージに見られてしまうからね。

                                                       

相手の澤畑(?)君、軽快な動きで、自信たっぷりにパンチを繰り出してくるし、

こりゃあ田中君、ヤバイかなあ、って思ってたら、1Rの半分辺り、

ちょっと伸ばしてみました、って感じでサラーッと出した田中君の左ストレートに、

澤畑君、膝カックンされたみたいに、クニョって倒れてしまって、驚いたなあ。

                                                       

その後、残り40秒ほどのところで、またもや、まるで再現ビデオのように、

田中君の左が触れて、グニャっと倒れてしまって、ザ・エンド。                                                          

あんだけ打たれ弱いと、まずそこからって感じだったけど、

田中君、これで3勝(2KO)。 不器用そうに見えるけど、意外に凄いのかも知れない。

                                                       

◆山田智也君(協栄)×土信田亮太君(角海老)

2勝3敗と2勝2敗の戦いで、イーブンに戻せるか、勝ち越せるかって試合。

                                                          

土信田君、ディフェンス全く悪くて、打たれ過ぎだわ。

真面目で一本気な性格が、そのままリングに出るんだけど、とてもいい子なんだけど、

接近戦でフックばっかりじゃ、隙を突かれる一方で、これからはアッパーも練習しような。

でも、君の一生懸命さは、見ててスンゲエ気持良かったよ。

                                                       

山田君、背が高くてリーチあるのに、短い距離が上手くて、アッパーもそうだけど、

肘をたたんで、差し込むようパンチ打つのが、とても上手かったよなあ。

一度もダウンはなかったんだけど、3R、打たれ過ぎだって判断されての、TKOエンド。                                                        

山田君、次の下田知宏君は、優勝候補だからね、アマチュア経験バンバンだよ。

                                                           

それにしても、協栄ジムの、あの“SHAPE ” のトランクスはいいよね。

まだ自力でオーダーできなかったり、そのレベルにないボクサーが、

練習用のヨレヨレのヤツで出てくるのを見ると、ちょっと気の毒になるもんで、

ジムでデザイン起こして、C級の間は全員それを履くっていう、

ジムトランクス作ればいいのに、って思ってるからね。

                                                         

◆尼ヶ崎匠君(全日本パブリック)×清水友輔君(マーべラス)

尼ヶ崎君、ちょっと三浦数馬さんを細長くした感じのサウスポー。

なかなかいい感じのスタートで、方波見さんみたいにやるのかな、って思ったんだけど、

結構攻め込むもんで、面白くなっていったんだけど、決定力に欠けてて、

清水君の方が、冷静でスピードも圧倒してて、1R、あっと言う間に決着してしまった。

                                                        

次の、向幹一郎君(セレス)は、今日みたいには行かないと思うから、気を付けてね。

二人とも東京都出身っていう、とても珍しい試合だったな。

                                                        

◆加瀬康司君(レイスポーツ)×加藤大樹君(宮田)

この日一番の見物の、ミドル級の試合。 加瀬君のほうが少しデカイ。

                                                        

どう考えたって、判定にはならないっていう、殴り屋同士の試合だったんだけど、

1R、それこそ、あっと言う間に終わってしまったんだわ。

                                                           

加瀬君、ちょっと相手を見過ぎたスタート切ってしまったところを、

気持よくジャブ当てられて、加藤君がいいリズムを掴んでいったんだ。

これじゃあ、まずいって、加瀬君が打ち気になって攻め込むところ、

加瀬君の左に合わせた、加藤君の右クロスカウンターが見事に決まって、

何だか、矢吹丈みたいなのがドコンと決まって、加瀬君ダウン。

                                                         

フラフラではなかったんだけど、立ち上がった後も、

加藤君の方が的確に当てていって、ああダメなのかなあ、って思ってたら、

いきなりレフェリーストップがかかってしまって、そこから加瀬君大荒れ。

レフェリーを殴ってしまわないかって、心配したよ。

                                                        

あの事件以降、なるべく早く止めようとしてるのは、どっちなのかなあ? って。

セコンドかなあ? レフェリーの方かなあ?

自分は普通は、セコンドの方を信頼してるけどね。

的確な判断と、ビビリストップの区別が難しいよなあ。

                                                       

この日は、4R、4R、4Rって進んだんだけど、その後がKOラッシュで、

2R、1R、3R、1R、1R で決着したもんで、7時40分頃には終わって早かったわあ。

オフトはまだ盛り上がってたけど、ドームは試合がなかったもんで、楽々さ。

                                                        

2009年6月18日 (木)

ボブ・ボーグルが……。

14日、ボブ・ボーグルが、リンパ腫で死んだんだけど、

殆どの固定客さんは、「それって、誰?」 って感じなんだろうけど、

彼はね、ベンチャーズってギター・インストロメンタル・バンドのベーシストだったのさ。

                                                        

ベンチャーズは、日本にエレクトリック・ギター旋風を巻き起こした最初のバンドで、

クラプトンだって、ジミー・ペイジだって、

あのジェフ・べックや、リッチー・ブラックモアだって、ルーツはベンチャーズで、

彼らのガキの頃の、アイドルバンドだったんだからね。

                                                         

自分も、まさしくそのベンチャーズ世代で、初めてフェンダーを見た時は、

あまりの凄さとカッコよさに、腰抜けて、やっぱりアメリカにはかなわねえ、って、

シミジミ思ったもんなんだ。

あの頃は、ストラトキャスターも単色より、マホガニー塗装の方が多かったよなあ。

ビーチ・ボーイズが、薄いブルーのヤツ使い始めたのは、その少し後だったよなあ。

                                                        

ベンチャーズのメンバーは、楽器とプレイのカッコよさに比べて、

本人達の容姿は、全くいけてなくて、初めから最後までオッサンだったんだけど、

その中でも、ノーキー・エドワーズと共に、一番オッサン然としてたのが、

ボブ・ボーグルで、その上彼は、とてもシャイな感じだったな。

                                                         

1950年代の後半、ベンチャーズは、そのボブ・ボーグルと、ドン・ウィルソンの、

ギターデュオとしてスタートして、すぐ後に、メル・テイラーをドラムスに、

ノーキー・エドワーズをベースに固定していったんだけど、

60年代に入ってすぐ、リードギターをノーキーがやるようになって、

ボブは、ベースに変わったんだ。

                                                         

ギタリストの腕としては、圧倒的にノーキーの方が、優れてるんだけど、

初期のアルバムでの、ボブのリードも、素直でとってもいいんだ。

特に、フェンダーの一番甘い音を聞かせてくれるので、今では結構貴重なんだな。

                                                       

その後の、来日公演以降は、ギターもベースも全部モズライトに替えていて、

プレイスタイルも少しだけワイルドになっていって、そこから火を吹くんだけど、

あの頃はホント、ビートルズとベンチャーズで、自分は毎日気が狂いそうだったなあ。

ビートルズとベンチャーズをリアルタイムで体験してる、ってのが、

自分のアイデンティティー(本質・本性・身元・主体制・独自性・正体)なんだよなあ。

                                                                                                                 

そのずっと後になって、80年代かな、ノーキー・エドワーズが抜けた時から、

ベンチャーズは、ベンチャーズではなくなってしまったんだけどね……。

サンケイホールでのコンサートは、1965年だったんだよなあ。

もう40年以上も前なんだよなあ。

固定客さん達は、一人も生まれてなかったでしょ?

                                                              

ボブは、75才で死んだんだけど、

何年か前に、ドラムスのメル・テイラーが死んだ時もそうだったんだけど、

そして、ビートルズのジョン・レノンやジョージ・ハリスンの時もそうだったんだけど、

お疲れさん、っていう気持ちは起きても、落ち込むってこと全くないんだよなあ。

あんなに入れ込んでたのに、今でもしょっちゅう聞いてるのに、

ちょっと不思議なんだけど、自分は性格が冷たいのかなあ、って……。

                                                        

歌でも演奏でも、昔の名前でやってます、っていうのには全く興味湧かないのは、

お前、全然違うじゃん、手抜くんじゃねえよ、って腹立つことの方が多いからで、                                                         

自分にとっての彼らの全盛期を過ぎると、簡単に見切ってしまう傾向あるからなあ。

                                                         

そう言えば、マイルス・デイビスや、プレスリーが死んだ時もそうだったし、

今、ソニー・ロリンズが死んでも、ツライって事はないだろうなあ。

他のジャズジャイアント達も、生きてるんだか、死んでしまったのか、全く興味ない。

                                                        

ただ、ジョン・コルトレーンや、リー・モーガン、クリフォード・ブラウンの時は、

とっても残念で、彼らがどこへ行きつくのか、まだまだ発展するとこ見られるのに、

って気持ちが、かなり尾を引いたのを憶えているな。

                                                         

だからね、ボブ、申し訳ないけどね、

あんたが死んでも、実は自分、全く残念ではないんだわ。

ただ、お疲れさん、だね。

そして、あの頃、自分達に凄いもの見せてくれて、夢くれて、ありがとね、だね。

                                                         

あんたのプレイで、自分が好きなのはね、

“ブルドッグ” “木の葉の子守歌” “悲しき街角” “イエロー・ジャケット” かなあ。

ボブ、自分、たまにあんたのギター聞いてるからね……。

あんた、それほど上手くはなかったけど、ホント、いい音させてたよ。

                                                         

2009年6月17日 (水)

みんな、どうしてる?

夢一杯膨らませて、東京に出てきて、角海老ジムに入って、

だけど、今は、もういないけど……。

                                                        

君達どうしてる?  元気にやってる?

                                                         

思いのほか厳しいプロテスト通って、プロボクサーになって、

何回か、後楽園ホールの眩い光線を浴びながら、

いよいよ、これから俺もスター街道か、って思ってたけど、

プロの道は、やっぱり想像以上に厳しくて、

リング上では、なかなか自分を発揮できなくて、

こんなはずじゃないって思っても、とにかくどうにもならなくて、

我ながら不甲斐ない戦績だけが、ボロボロ寂しく残ってしまって、

ああそれに、体も壊してしまったし……。

                                                        

はっきり、「俺、止めます。」 って言いにくい場合だってあるじゃない。

自然と足が遠のいて、ライセンスを更新しなければ、

それで、何もなかったことになるってか。

                                                         

これから、何をしようかって、とりあえず実家に帰れればいいけれど、

家出同然じゃ、どの面下げて帰ればいいのかと……。

                                                         

みんなどうしてる?  元気にしてるかあ?

                                                         

眞栄城寿志君、氏家純一君、木村哲也君、平野博規君、高橋尚貴君、竹下隆之君、

千木良恒平君、元吉真三君、青柳庄吾君、田口雄平君、橋爪和幸君、山本浩平君、

佐々木啓介君、伊地知崇君、大沢龍馬君、半田海門君、佐々木友成君、伊藤忍君、

………………………………………………………………………………………。

                                                         

ふっと浮かぶだけでも、知ってる子だけでも、この2~3年だけでも、

角海老ジムだけでも、こんなにいるんだ。

一言も言葉を交わしたことのない子も混じってるけど、みんな憶えてるよ。

                                                         

カッコつけのためにライセンス取った子は、一人もいない。

何となく、気持と鍛錬をキープできなくて止めてしまった子もいるけど、

自分の力をハッキリ思い知らされてしまった子もいる。

一回も負けてないのに、ランカーだったのに止めてしまったのもいるし、

一度実家帰って、根性入れ替えて戻って来たのに、やっぱりダメだった子もいる。

そして、どうしても、ケガが治らなかったり、2度も3度も手術を受けてる子もいる。

                                                         

雑誌に出てくるボクサーなんて、ほんの一握りなんだ。

身内や知人以外、世間に名前を知られるボクサーなんて、ホント少ないんだわ。

何しろ、およそ2,000人いるプロボクサーのうち、

毎年5人に1人が、入れ替わってるんだからね。

                                                        

誰にも知られることなくリングを去ったボクサー達、

それでも、君達には、リングに立ったっていう事実は残ってる。

普通の人が踏み出せなかった場所に、いたことがあるんだ。

そして、ほんのちょっとかもしれないけど、君達を憶えているヤツもいると思うよ。

                                                        

君達、どうしてる? 元気にしてる?

                                                         

2009年6月16日 (火)

エキサイトマッチ (6/15放送)

◆ミゲール・コット×ジョシュア・クロッティ……WBO W タイトルマッチ

33勝(27KO)1敗の28才、赤のレイジェスと、

35勝(20KO)2敗1NCの31才、黒のエバーラスト。

                                                       

コットは、トランクスもシューズも赤一色で、

クロッティは、名前から、トランクス、シューズ、肌の色に至るまで黒一色。

やっぱり、黒って色は強く見えるよなあ。

                                                        

それにしても、外国では、グローブの銘柄が違ってもいいんだから不思議だよねえ。

こっちだと、みんな例外なくウィニングで、赤コーナーは赤、青は青って、

決まってるもんで、ちょっと面白味がないんだよなあ。

デビューして間もないボクサー達は、どっちがどっちだか判んないことが多いから、

仕方ないというか、むしろ便利なんだけど、

A級になったら、どのグローブのどの色使ってもいいって事にしたら、いいのになあ、

って思うんだけどね。

                                                        

コットもクロッティも、ガードとても堅いんだけど、グズグズクリンチしないのがいいね。

1R終盤、いきなりコットのショートストレートが、

カウンター気味にクロッティの右顎にヒットして、クロッティがダウン。

ありゃあ、って思ったら、ダメージはそれほどでもなくて、

コットも一気に攻められなくて、まあクロッティのパンチが早いし、

あんな真っ黒いかたまりが、プレス掛けてきたら、やっぱり怖いのか、

左のトリプルなんかも見せられて、

徐々にポイント取り返されて、3R終わったとこで、ほぼチャラ。

                                                        

その3Rに、バッティングでコットの左まゆげ辺りに深いカットができてしまって、

胸板まで血が垂れはじめて、あれれーって感じなんだけど、

ハンデ負いながらも、見映えのいいパンチを当てていく。

                                      

クロッティ、ちょっと消極的過ぎないかあ?

相手は、チャンピオンとホームの二つのディシジョン持ってるんだから、

もっとガンガン行かなくちゃ、ってのがずーっと続いて、もどかしかったなあ。

                                                         

5R、コーナーに詰められたクロッティが、コットに覆いかぶさったんだけど、

コットが嫌がって、投げ落した感じになって、その時、クロッティが右足痛めて、

二人ともハンデ負った感じになって、手負いの獅子同士状態。

クロッティ、動きのキレもパンチの速さも上なのに、プレス掛けてるのに、

死に物狂いには行かないんだよなあ。  怖いのかなあ、KO率82%だしなあ。

                                                        

結局、一進一退みたいのが、12Rまで続いて、2-1で、コットの防衛。

クロッティ、明らかに不満そうにしてたけど、

そんなら、ヘロヘロになるまでやりゃあいいじゃん、って……。

                                                         

アフリカンってのは、往々にしてこういう感じのが多いね。

でも、愛しのコットちゃんも、今一つだったのは確かだね。

                                                         

◆イバン・カルデロン×ロデル・マヨール……WBO LF タイトルマッチ

32勝(6KO)無敗の34才、赤のエバーラストと、

25勝(19KO)3敗の27才、赤のレイジェス。

                                                         

エバーラストの方が、ちょっと小ぶりに見えるね。

だけど、やっぱり皮のピカピカ感は、レイジェスがダントツだね。

                                                        

久し振りに見るマヨールは、以前より髪の毛短くカットしてて、可愛くなってたな。

二人のKO率の違いが、そのまま試合進行に出ていたんだけど、

カルデロン、パンチ力全く無いのに、チャンピオンでいられるのは、

あの動きの俊敏さなんだよなあ。   あれは当てるの大変だわ。

                                                         

マヨールは、攻めが単調で、左ジャブ全然少ないし、

全部のパンチを当てようとして、一本調子になるとこ、

カルデロンにつかれて、細かくて軽いパンチをいくつも当てられたんだけど、

真面目に、一生懸命に倒しに行って、好感持ったなあ。

                                                          

5Rのバッティングのせいで、6R負傷判定のドローだったんだけど、

マヨールのグワッシーンっていう、左アッパーが当たるとこ、見たかったなあ。

                                                         

西岡利晃さんがゲストで来てたんだけど、

やっぱり、現役ボクサーの発言は、深いっていうか、鋭かったなあ。

彼、頭もいいんだろうね。

                                                         

でね、いつも思うんだけど、Hさんは、もう要らないよなあ。

Hさんとか、Hさんとかが喋ってるの聞いてると、

ボクシングやってる人って、みんな IQ 低いって思われてしまいそうでしょ。

                                                         

2009年6月15日 (月)

安西政人さんへ……。

安西さん、ボクシングマガジンに載ったねえ。

写真は、全日本新人王になった時のものだから、

今すれ違っても、多分誰も判らないと思うけどね。

                                                       

君は、大金をつかむ為にボクシングを始めた、って書いてあったけど、

それはそんなに簡単じゃなくて、と言うか、もう絶望的に難しいことだってことは、

解ったと思うけど、まだ大金ゲットしたいと思ってるなら、

それはもう世界チャンプになるしかないんだからね。

そして、最低3~4回は防衛しなくちゃならないから、遠い話だよなあ。

だから今のところは、金を稼ぐために、ではなくて、ボクシングをやるために、

ボクシングを続ける、っていう考え方がいいんじゃないかって、                                                       

つまり、君は君の考えるボクシングを発展させていく、っていう方向で……。

                                                       

君の試合は、ヘタレタイ人以外のは、全部見てて、試合をするごとに上手く、

強くなっていくのが見れて、とても楽しませてもらってるんだ。

9勝(4KO)無敗って戦績も、大したもんだと思うけど、

KO目指してブン回すんじゃなくて、結果的に相手を倒してるってとこが、

とってもいいと思ってるんだわ。

                                                          

6戦目の1R、何となく不用意にダウン喰らわされてた時も、

実は、この辺で一回くらい負けておくのも悪くない、って思ってたんだけど、

君、必死に立て直して、残りのラウンドを全部取って逆転したもんで、見直したなあ。

                                                       

ただね、これまでのメンバーだと、ほぼ君のやりたいようにできたんだろうけど、

ランク表見てごらん、君の上にいるメンバー達を……。

みんな、とんでもない連中だろ。  こういうボクサー達と、これから君は闘うんだぜ。

おまけで貰ったランキングじゃ、ホントどうにもならないんだからね。

                                                       

前にも言ったことあるけど、そのプレゼントランキングを保持し続けるってのは、

特に軽いクラスだと、至難のワザで、

だからね、一度くらいランク落ちしても、クサルことなんかないんだから、

いつも、いつも、君は君の目指すボクシングに向かって、一直線でいてよね。

当面カネにはならないかも知れないけど、君は人に感動を与えられるんだよ。

                                                         

それから、君を袖にしたヨネクラジムを見返してやろうね。

将来のチャンピオンを取り損なった、ってね。

アマチュア経験なくても、一からでもやれるってとこ、みんなに見せてやろうね。 

                                                                                                             

次は、7月23日だよね、必ず行くからね。

ジムも、いきなり8回戦なんか組まずに、大事に育ててくれてるみたいで、嬉しいね。

                                                       

ああそうだ、突然だけどね、あのね、ボクサーにはいい女が集まってくるから、

君は、性格的に多分女にもてるから、その方面十分注意してね。

                                                       

それとね、池田一晴君にもよろしく言っといてね。

ケガでボクシングができなくなって、彼、家族との生活もあるし、

モチベーションの維持が大変なんだろうけど、

復帰待ってるからって伝えてね、12月くらいだって? 

                                                                                                           

最後になったけど、

ボクシングやろうって、神戸から出て来て、大阪にも名古屋にもひっかからずに、

東京に来てくれてありがとね。

                                                         

でも、全然関西弁じゃなかったよなあ……。

                                                       

2009年6月14日 (日)

角海老ジムに行って来たよ。

i-pod 聞きながらこれ書いてるんだけど、流れて来たのは、

コルトレーンのバラード、“I’m Old Fashioned” で、

高倉健のセリフだと、「古いヤツとお思いでしょうが…。」 ってとこなんだけど、

“Fashion” てのが入ってる曲で、すぐ浮かぶのは、あとは、

スリードッグナイトの “An Old Fashion Love Song” だっていうんだから、

自分自身が、“Old Fashined” だなって、つくづく思うんだよなあ。 

だけど、この 「俺はね、古いタイプの人間だから…。」 っていうのは、嫌いじゃない。

                                                       

まだいるのかな? って思って、電話してみたら、

小堀さんは、例の目の病気が移ると困るもんで、休んでるんだってさ。

                                                        

久し振り、今年4回目の角海老ジム。

普段遠くから見てるボクサー達を間近にすると、どうも興奮してしまって、

少ししゃべり過ぎてしまったな、反省だわ。

                                                        

挨拶か言葉を交わした人達が大勢、一杯、沢山……。

トレーナーの、田中さん、木内さん、阿部さん、加藤さん、田島さん、本望さん、

楯さん、それにシャー……。

何だ、阿部展大君の試合で茨城に行ってる佐藤さん以外の全員だわ。

                                                       

阿部君、確か19戦目で、初めてのKO勝ちで、こりゃあ目出度い!

                                                       

あとボクサー達は……、榎さん、奈須さん、殿村さん、直人さん、藤井さん、加藤さん、

井川君、堂本君、中野君、翔君、石川君、小内君、青木君、一場君、村田君、

鉄人君、杉崎君、それから榎さんの奥さんと凛子ちゃんとも……。

                                                        

この2か月で角海老ボクシングが2回あるもんで、

ボクサー達仕上げに力入ってて、そりゃもう、凄い熱気だったよ。

最近なんだか、他のジムから移籍してきた子たちも多いし、

入会してくる子も多くて、地下も随分混み合ってたなあ。

でもみんな、かなり狭いとこで、工夫してうまいこと練習してるよなあ。

                                                        

ジムに行って感動するのは、普段余裕見せてるボクサー達の、

死に物狂いに近い姿を見れる事だな。 

やっぱり生半可な気持ちじゃボクシングは続けられないし、強くなれないんだわ。

田中トレーナーなんか、「明日があるなんて思うな!」 って怒鳴ってる。

                                                        

一場君がいて、田中さんに、この間の試合での弱点直されてる最中なんだけど、

とっても素直な好青年だし、頑張って欲しいよなあ。

                                                         

杉崎君、移籍してからちょうど二年になるんだけど、良くなったよなあ。

同じ階級の若い子たちと比べると、そもそもミット打ちの音も違うし、

パンチのキレが全然違うんだよね。

やっぱ、4回戦と、ランカー寸前てのは、違うもんなんだなあ、って感心したね。

                                                         

一番面白いのは、スパーリングを、コーナーポストに寄っかかって、見せて貰える事。

間近に見る目付きがホント凄くて、汗が飛んできて、バスンって音が響いてくるんだ。

                                                       

殿村さん、色黒になって、なかなか引き締まって、顔付も精悍になったなあ。

斉藤直人さんは、塩澤直紀君と、鈴木翔君とスパーリング。

ちょっと疲れ気味だったみたいけど、ピュッピュッていう出入りは、さすがだね。

小内義人君は、バンタムなのに、なんとライト級の同じC級相手に、

対等以上の打ち合いができてて、やっぱり素質的には頭抜けてると思うな。

                                                         

みんないい人達ばかりで、何十人も、全く知らない子まで、挨拶してくれるもんで、

嬉しくなって、つい長居して話し込んでしまうんだけど、

調子に乗り過ぎないように、自重、自重だな。

                                                         

それにしても、2時間ビッチリ、楽しかったなあ。

                                                                                                             

2009年6月12日 (金)

ポスター

昨日、音楽ネタやったでしょ。

あれって、凄いアクセス来るんだよ。

普段来てくれたことないような人達が、ゴソッとね。 

ジャズ・フリークも結構いるんだわ。

                                                                                                                 

仲間由紀恵にも手伝ってもらったし、意味なく芸能人の名前を山ほど並べても、

そりゃあ、きっと凄いんだろね。   一度やってみようかな。

                                                         

さて今日は、早目の本論突入。

                                                        

7月18日の角海老ボクシングのポスターを見せて貰ったよ。

メインイベントは勿論、榎洋之さんと李洌理さんとの試合なんだけどね。

そのポスターの写真のこと。

                                                         

ボクシングのポスターっていうのは、お決まりのように、ボクサーが眉間にシワ寄せて、

「どうよ、俺!」 って感じで、カメラ目線で、拳構えてるのが多いんだけど、

自分的には、試合中の写真から、切り取ったような、つまり、

汗と闘志が浮き出てるような、動きのあるのがいいと思ってるんだよなあ。

                                                         

その点からすると、角海老ジムというか、榎さんのポスターは、

特に、そういうのが多いんで、好きなんだよなあ。

                                                         

だけどね、ちょっとね、今回のはね、あれーって感じなんだわさ。

それはね、榎さんのポーズとか、真っ直ぐな目付きは、とってもいいんだけど、

榎さんの頭の後に写り込んでる、会場のライトの位置がよくなくてね、

チョット遠くから見ると、榎さん、なんだか、お茶の水博士というか、

一瞬、電撃ネットワークのオッサンみたいに見えるんだよなあ。

自分だけかな……。

                                                        

この日は、他に坂本大輔さん、藤井龍二さん、杉崎由夜君、松本良一君、

菊地廣隆君たちも登場するんだけど、

第一試合には、あの小内義人君が、デビューするんだわ。

でね、もう自分的には、ホントにドキドキもんで、息子の晴れ姿ってやつなんだわ。

                                                         

小内君、義人っていうのは、ヒロトって読むんだけど、

この間の小堀さんの引退記念パーティの時の集合写真で、

イーグルが置いてった、WBCのベルトを肩から掛けてた子なんだけど、

角海老ボクサーのブログだったと思うけど、見たことないかなあ……。

長期休養明け後の二週間目だっていうのに、亀田和毅君と対等のスパーやって、

最近では、今ならブッ倒せます、って豪語してるあの小内君さ。

未来の日本チャンプのデビュー戦だから、見ておいた方がいいと思うよ。

                                                         

ポスターっていえば、部屋のソファーの左の壁に貼ってある、

2003年12月10日の、やっぱり榎さんがメインの角海老ボクシング。

この時は、新保力さんや、今、戸高ジムでトレーナーやってる近藤康弘さんも

出てたんだけど、小堀さんと当時ランカーだった篠崎哲也さんとの試合もあって、

小堀さんが判定勝ちして、日本ランカーになった記念の日だったんだよなあ、って……。

                                                         

そして、この日の第一試合が、久永志則さんのデビュー戦だったんだよなあ。

あれから5年半かけて、久永さんは今、日本ランカーになったんだけど、

ボクサーってのは、ホント大変なんだわ。

以前トレーナーから聞いたんだけど、一からボクシング始めて、

モノになるまでには、やっぱり最低でも、5年はかかるらしいよ。

小内君、5年後の一流ボクサー目指して、死に物狂いなとこ見せてくれ。

それにしても、榎さんは、その間ずーっとファイナリストなんだから、これは凄いよね。

                                                       

これ書いてて、急に思い出したんだけどね、

東京都公衆浴場連合会だかの、つまり銭湯のポスターって見たことある?

湯船の淵に腰かけて、微笑みかけてる女性が、色っぽいんだわあ。

ちょっと太目なんだけど、顔は細川ふみえをもっと上品にした感じなんだけど、

それがね、いろんなとこちょっとはみ出てしまうような小さなタオルでさ……。

お終い。

                                                        

2009年6月11日 (木)

ウッド・ベース。

音楽ネタです、ですッ!

                                                         

最近、仲間由紀恵が、車のCMで言ってるセリフ、

「来てッ! 来てッ!」 っていうのと、

「もうすぐ30 ですッ!」 っていうのが、とても気に入っててね。

                                                         

その仲間由紀恵なんだけどね、自分の勤務してる地区の区会議員で、

“中前ゆき” ってのがいるんだけど、ナカマユキエと、ナカマエユキ、

つまり “エ” の順番が変わっただけなんだけど、エライ不細工でね……。

                                                        

1950年代の初頭まで、ロックンロールバンドも、ベースはウッドベース使ってて、

                                                         

(関係ないんだけど、自分のパソコンのワードは、“ROKKUNRO-RU” って、

打ち込むと、“六君ロール” って変換されるんだけど、これはどうなの?)

                                                        

ビル・ヘイリーとコメッツの“ロック・アラウンド・ザ・クロック” でも、

ベーシストがウッドベースをクルクル回すパフォーマンスしてたんだわ。

                                                         

その後、大音量ライブ時代になっていって、アコースティックじゃどうにもならなくなって、

ベースもアンプを通すようになっていって、、

今じゃ殆どのジャンルが、エレクトリック・ベースになってしまったんだけど、

モダンジャズの世界だけは今だに、ウッドベースなんだなあ。

                                                         

“スモーク・オン・ザ・ウォーター” のイントロのベースがカットインしてくるとこまでを、

いろんなライブ録音で、何度も何度も繰り返して聞いたり、

弦がたわんでるところに、ピックが触れて、歪むような音に変にワクワクしたり、

エレクトリックベースも、それなりに好きなんだけど、ウッドベースもいいんだよお。

                                                       

昔、TVCMで、ロン・カーターや、いかりや長介もやってて、カッコよかったでしょ。

でもやっぱり、ウッドベースは1960年前後のモダンジャズが一番だと思うな。

                                                         

あの頃の、ベーシストって言えば……。

ポール・チェンバース、ジミー・ギャリソン、アート・デイビス、レイ・ブラウン、

リチャード・デイビス、ジミー・メリット、ウィルバー・ウェア、チャーリー・ヘイデン、

カーリー・ラッセル、サム・ジョンーンズ、チャーリー・ミンガス、ダグ・ワトキンス、

スコット・ラファロ、レジー・ワークマン、パーシー・ヒース……。

この中に、知ってる人いる?

                                                       

みんな凄いんだけど、ウッドベースを一番いい音で、つまり、

指に弦が触れる時のいろんなタッチや、音の強弱、膨らみ、暖かさが聞けるのは、

MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)の “ラスト・コンサート” での、

パーシー・ヒースのパフォーマンスが一番だと思うな。 これは、ホントいいよお。

                                                         

昔のライブ録音は、音質的にちょっと問題があるのも多いんだけど、

この時のレコーディングは、とても上手くいってて、

それぞれの楽器が、原音に近い、とてもいいクリアな音で録れてるんだわ。

ジャズを聴き慣れてない人も、ベースの音だけを追っかけるだけでも、

音楽を下というか、裏から支えるバッキングってのは、こういうことなんだな、

ってのが、何となく解ってとても面白いよ。

                                                        

この時の“MJQ” は、これでグループを解散する、っていう文字通りの、

最後のコンサートだったもんで、いつもは4人とも、洗練された格調の高い、そして、

抑えた熱情に裏付けられた、とてもクールな演奏をするんだけど、この日は、

ジョン・ルイス(ピアノ)と、コニー・ケイ(ドラムス)は、相変わらずクールなんだけど、

ミルト・ジャクソン(ヴァイブ)と、パーシー・ヒース(ベース)は、

何だか抑えきれなくなってしまったのか、ほとばしるような熱を発散させたんだわ。

                                                        

“MJQ” のアルバムは、20枚弱持ってたけど、

今じゃ、この “ラスト・コンサート” だけしか聞かないなあ。 

1974年、リンカーンセンターでのライブなんだけどね。

                                                        

後日談……。

結局、“MJQ” も、食いっぱぐれたのか、気の合うメンバーが懐かしくなったのか、

何年か後に、リユニオンして、アルバム出したんだけど、

“MJQ” は、あそこで終わってた、っていうことで、自分は一度も聞いたことないな。

カタクナで、頑固で、融通がきかないったらありゃしない、ってことで……。

                                                         

2009年6月10日 (水)

生人君と榎さんと、G+……。

久し振りに、生人君がブログを更新したね。

ボクシング続けるっていうのは、知ってたけど、

実際に練習を再開するのは、やっぱり踏ん切りが要るんだよなあ。

                                                        

だけど彼、相変わらず、いい文章書くね。

田中トレーナーのことに触れてんだけど、ホントあんな人はめったにいないね。

男が男に惚れるっていう感じで、ボクサー達は田中さんを慕ってるんだわ。

                                                        

7日の小堀さんの引退パーティも、田中さんの仕切りがあったもんで、

最後の片付けまで、酔っ払ったボクサー達がキッチリやったんだってよ。

                                                       

業界のどんなエライさんに対しても勿論、自分みたいな中途半端な人間にも、

いつでも普通に同等に対処してくれて、全く裏表がないし、ユーモアと余裕持ってるし、

田中さんの、そんなムードがジム全体に浸透してるせいか、

他のトレーナー達も、こんなこと言うのは何なんだけど、みんな性格いいんだよなあ。

                                                        

生人君、田中トレーナーに面倒見て貰ってダメなら、ホントにダメなんだから、

どやされてるうちは、まだ脈があるってことだから、全力出してみてよ。

                                                        

それと、今朝ね、榎さんのブログ読んだんだけど、これも心に沁みるんだよなあ。

正直、彼の文章、ちょっとボキボキしてて、たどたどしいとこもあるんだけど、

見事に榎さんの性格が染み出てるし、とっても深いこと書いてんだよなあ。

                                                        

自分みたいにチャラチャラした文章を殆ど毎日のように、

ダラダラ垂れ流してるのとはエライ違いで……。

自分も、たまにしか書かないで、それもボキボキした文章でいこうか、

って思うんだけど、性格的に無理だろうなあ。

                                                         

今日は、この間の知基君のタイトル戦のこと書いてんだけど、

9Rまでいったことについて言ってんだけど、

あれってつまり、自分が昨日書いた、上手いボクサーってのはどんなものなのかを、

十分経験できたんだから良かったじゃない、ってことと一緒なのかなあ?

今度会ったら聞いてみよっと。

それにしても、カメラのこと書いてなかったけど、続いてるのかなあ?

                                                         

6日はホールに行かなかったもんで、昨日のG+見たんだけど、

実際とは逆の、つまりファイナルからの放送だったもんで、

スイッチ入れた時は、松田さんの5Rだったよ。

                                                         

◆松田直樹さん(帝拳)×上野則之さん(ワタナベ)……日本 Fe タイトル戦

上野さん、この試合に負けて、引退なんだってね。

でも、ワタナベジムに移って来たときは、2勝(1KO)6敗1分の平凡というか、

御免、どっちかと言うと、ダメボクサーだったのが、ここまで来たんだから、エライ!

阿部元一さんや、池田光正さん、金沢知基さんにも勝って、ドンドン強くなっていって、

今回で2回目のタイトル戦やるまでになって、君はある意味、希望の星だったよ。

                                                        

5Rには、何だかドロドロになってて、でも、二人ともクリンチ嫌いなもんで、

グズグズにはならないで、うわあ、消耗戦だわ。

                                                        

上野さんも根性持ちだし、松田さんも、ここまでどれだけかかった、っていうほどの

長期ボクサーなもんで、両方とも、引かない、引かない。

                                                       

結局10R、全部出し切ってしまった上野さんの意識が飛んだところで、エンド。

上野さん、お疲れ、忘れないでよ、君は希望の星だったんだからね。

                                                         

◆中川大資さん(帝拳)×斉藤幸伸丸さん(輪島S)……日本 W タイトル戦

中川さんを倒すなら、ゴリゴリブン回しボクサーだなって、以前書いたけど、

斉藤さん、全くその通りにやってくれて、中川さんの動きが、今日はどしたの?

って感じだったのもあって、これは時間の問題かな、って思ってたのが、

斉藤さん、パンチ力不足が致命的で、結構クリーンに当てるんだけど、

それ程のダメージ与えられなくて、そのうち打ち疲れてしまって、あれれれれー。

                                                        

中川さん、長期休養明けをクリアして強くなってる人は、やっぱり半端じゃなくて、

7R訪れたチャンスに、一気に勝負をかけて、あの集中速攻はさすがで、

ホント、決める時は決めなきゃいけない、っていう見本みたいなもの。

                                                        

それにしても、斉藤さん、見た目の筋肉は凄いのに、KO率50%以下っていうのは、

やっぱり、いわゆる無駄な筋肉ってヤツかなあ。

こうなったら、もう一度、沼田康司さんとの再戦が是非見たいな。

                                                         

◆亀海喜寛さん(帝拳)×ヘリ・アンドリアント

いつものへタレタイ人ボクサーと違って、この日のインドネシアンは、

結構頑張ってくれたもんで、亀海さんを、8Rフル見れたのがよかったな。

                                                         

バレロと同じデザインのアディダスシューズに、新しいトランクス。 

ホントだ “辻” さんの名前が入ってる。

トランクスもシューズも黒を基調に統一されてて、カッコいいんだわあ。

これに、黒のレイジェスはめたとこ、見たいなあ。

                                                        

亀海さんの攻撃とディフェンスの、いろんなパターンが見れて、とにかく楽しかったな。

亀海さんのボクシングは、一種のショーだね。

左ボディは、内山高志さんと、どっちか、っていうほど、美しいし、

今、日本で一番華麗なボクサーだね。

                                                        

この日も、相変わらず、その左ボディは天下一品なんだけど、

彼、それ一発で倒せるもんか試してたみたいで、左のダブルとか、

右フックにつなげるとことかは、殆ど見せてくれなかったんだけど、

やっぱり、頑丈な相手には、コンビネーションが必要だって、確認したと思うな。

                                                        

結局、80-72とか73とかの一方的な試合だったんだけど、

初めにも言ったけど、亀海さんをユックリ見れて、自分は大満足。

                                                         

◆島崎博文さん(帝拳)×田中教仁君(ドリーム)

結局、田中君がなんでブランクあったのか、今でも解んないんだけど、

リング上の田中君は、全く以前の田中君そのままで、

3R、剛腕左フックで、あっという間に、島崎君をKOしてしまった。

                                                                                                                 

彼のパフォーマンスは、みんな見ておいた方がいいよ。

あんなに、気持ちを前面に出してボクシングする子も珍しくて、

見ててワクワクしてしまうよ。 ドリームには、いいボクサーが多いよなあ。

                                                         

ちょっと負け癖がつきそうな、島崎君は、気持で後手踏んでて、

今ランク9位だから、このままだとヤバいな。 右目の下、随分腫れてたね。

                                                         

◆林徹磨さん(セレス)×八巻裕一君(野口)

八巻君も、連続負けで、やっぱりランカーへの道は、厳しいよなあ、って……。

                                                        

林君、ほんのちょっとだけ、中島吉兼さんに似てて、なんか親近感あるんだわ。                                                         

4R頃には、もうすっかり余裕で、八巻君を見切ってて、気持良さそうにやってたなあ。

                                                         

八巻君、やっぱりスタンスが広過ぎて、左右の動きが鈍くなってしまうし、

真っ直ぐ下がるところを、すっかり狙われて、林さんのいいのを何度も喰らってた。

サウスポーの右ジャブも中途半端で、何の脅威も与えられなくて、残念。

                                                         

結局、5~6P差で、林君の一方的な判定勝ち。

林君、これで12戦全勝だけど、そろそろ強豪達との対戦を見せてくれ。

                                                         

うわあ、またダラダラ長くなってしまったなあ。

こんなことしてると、固定客減るぞお。

                                                         

2009年6月 9日 (火)

後楽園ホール・6月8日

テーマが決まると、どういう風に書こうかなあ、って考えるんだけど、

大体電車の中で考えるんだけど、どうも今日は長くなりそうで、

ちょっとした短編小説くらいにはなりそうだよ。 コラムの域を超えるね、多分。

                                                        

でね、試合の様子だけをチェックしたい人は、福島さんと、小林さんと、木村さんの

試合のとこだけ読んで下さいな。

                                                        

学校を卒業して、入社して1ヶ月後に配属が決まって、

初めて近県の取引先に挨拶回りに行くことになって、

いざ出張って日に寝坊してしまって、朝飯も食わず、すっ飛んでったんだけど、

一時間に一本の特急に乗り遅れてしまって、準急で追っかけるより、

やっぱり特急の方が早いってことで、結局キッカリ1時間の遅刻。

携帯のない時代のこと……。

                                                         

何て言って謝ろうかな、って考えてたんだけど、先に着いてた、自分の教育係の

超頭の切れる京大出の課長代理が、いつもは結構優しかったんだけど、

20社ほどの取引先の社長たちを待たせた、ってのもあって、いきなり、

「お前なんか帰れ!、辞めちまえ!」 って大声で怒鳴られてから、遅刻はしなくなった。

                                                        

でね、それ以来何事にも、仕事でも、遊びでも、人より早目になるんだよなあ。

昨日も、初めの方に女子ボクシングがあるから、ユックリ行けばいいのに、

ホールに着いたのは、5時10分頃で、することないから、その辺ブラブラ散歩。

                                                        

ホールの駐車場へ行ったら、何と木村章司さんがもう来てて、「早いっすねえ。」 って、

声かけたら、「自分テキトーなんです。」 って答えて、やっぱり散歩に行った。

                                                        

ドームで巨人戦もあるし、オフトも大騒ぎで、いつものドームシティさ。

ボヤーッとしてたら、近くの柱にしゃがんでよっかかってたオッサンが、

競馬新聞とタバコを持ったまま、ユックリ横にゴロンとなったもんで、

どっか悪くしたのかなって思ったんだけど、傍らには缶チューハイが2本あったもんで、

ただの飲んだくれ、って判明したんだけど、

右手のタバコはそのままで寝てしまったもんで、これは、面白い展開になったぞ、

って、つまり、火が指先に来た時の彼の反応が見たいでしょ、

ってことでワクワクして、5~6分かなあ、見てたんだけど、

結局 「アチッ!」 ってことにはなったんだけど、想像してたほどの事は無くて、

普通に一服して、火消して、そのまま寝込んでやんの。

                                                        

6時半頃になったもんで、もういいかな、って入ってみたら、

まだ女子ボクシングやってたもんで、パンフ見たら、スケジュールが入れ替わってって、

3、4、5試合目が女子になってやがんの、きったねえ、って思ったな。

                                                       

申し訳ないけど、あれはボクシングじゃない、って。

まずボディ打たないし、まるでTVドラマの女同士のケンカだって。

その種の嗜好があったり、知り合いじゃなきゃ、絶対見ないんじゃないの?

2~3勝すれば世界ランカーだし、A、B、C級の区別ってあるの?

WBAも、WBCも、ただカネ欲しいだけでしょ。

                                                         

女子ボクシングを認めないってわけじゃないけど、それは別の日にやってくれって、

どうしても同じ日にやるんなら、初めに済ませてくれ、って思うわけよ。

徐々にレベル上がるんだろうけど、まずは認知からだってことなんだろうけど、

要するに暖かい目で見守って、ってことなんだろうけど、自分はそれほど暖かくない。

どう見ても、あれは別物でしょ。

                                                        

しょうがないから、廊下でブラブラしてたら、安西政人さんがいたよ。

頭丸めて、雰囲気変わってて、何だか強そうになってたよ。

彼、7月23日に阿知和賢君(横浜光)とやるんだけど、

普通にやれば、負ける相手じゃないと思うんだけど、

結構打たれ強いから、気を抜かないようにして、

前回の試合でのコンビネーションの発展型を見せてくれ。

彼、このブログの固定客なんだってよ、嬉しいね。

                                                        

さて、いよいよ、やっと試合のこと……。

◆福島学さん(花形)×小野澤洋次郎(ワタナベ)

あれっ? リングに登場した時点で、福島さん、いつもの弾けるような感じがなくて、

試合に入っても、自分、あんなにダメな福島さんは見たことないなあ。

                                                         

小野澤君、ランク取りに懸命なんだけど、残念ながらいわゆる3勝2敗ボクサーで、

バランス悪いし、右フックもかったるそうなほどキレがないし、

ただ突っ込んでって、一発ブン回すって戦法の繰り返しだし、

そんな小野澤君と、福島さん同等の勝負になってしまって、どうしたの? って。

2階級上げての試合だったもんで、体重調整に失敗したのかなってほどのデキで、

この前、久永志則さんとやったときとは、まるで別人。

                                                        

3R以降は、意識的に距離を取ろうとするんだけど、簡単に詰め寄られてしまうし、

結構被弾して、顔面紅潮していったもんなあ。

普通のランカーが相手だったら、絶対倒されてると思ったなあ。    

そんな福島さんを追い込めなかった小野澤さんも、ちょっと問題多いよなあ、って。

                                                        

結局、この試合、二人とも、とてもヒドくて、

B級くらいでも、もっとレベルの高い試合あるよなあ、って……。

結局3人とも、77-76 で、福島さん辛勝なんだけど、自分的には80-79だな。

                                                       

それにしても、何だあのラウンドガールは、幼稚園のお遊戯会か。

前にも見たことあるけど、間抜けなファッションで呆れるね。

こっちは、福島さんのテイタラクで腹立ってんだぞ。

                                                        

◆小林タカヤスさん(川島)×升田貴久さん(三迫)

スピード対パワー、醤油顔対ソース顔、日本7位と世界8位、アディダス対ミズノの、

戦いなんだけど、年齢はジャストの30才同士。

                                                       

二人とも、KO率は大したことないので、升田さんのパワーって言っても、

正直それほどのことはなくて、ただ手数が少ないことの代名詞みたいなもの。

その一発も結構当てるんだけど、その後に小林さんが3発4発打って、

すぐに帳消しにしてしまうもんで、何となく全ラウンド0.5Pづつくらい、

小林さんが拾ってる感じ。

                                                        

世界ランカーだからっての10回戦なんだろうけど、こっちはちょっと退屈。

8R、升田さんの動きが目に見えて緩んできて、小林さんの方は、相変わらず、

テキパキ動けてて、そうだ小林さん、長谷川穂積さんにちょっと似てるなって、

そのままの勢いを落とすことなく、最後まで通して、エラかったなあ。

これで、日本ランクも上がるだろうし、世界ランクもゲットだね。

結局、2-0 で小林さんの勝利。

で、6P 差つけたのもいるのに、イーブンてのは、何?

                                                       

それにしても、升田さん、そろそろ疲れてしまったのかなあ。

随分長いことやってるからなあ。

伊藤克憲さんに勝って、菊井徹平さんに負けて、

増田信晃さんと日本タイトルやって負けて、

山口真吾さんとOPBFタイトルやって勝って、それを嘉陽宗嗣さんに取られて、

結局、世界の8位が日本の7位に負けたっていうことで……。

                                                         

◆木村章司さん(花形)×金沢知基さん(角海老)……日本 SB タイトル戦

吉兼さんが、榎さんや坂本大輔さんと並んで応援してたね。

                                                        

そうか、金沢さんの方がデカイのかあ。

                                                        

1R、いきなりそこそこ大きなパンチ喰らって、金沢さん鼻血。

その後のパフォーマンスに影響を及ぼすほどのものじゃないけど、うーん、って感じ。

専門誌では、6.5対3.5 っていう予想らしかったけど、自分的には8対2くらいかって。

                                                         

やっぱり木村さん、上手いんだわあ。

いろんなパンチ持ってて、いろんな打ち分けしてくるもんで、あれはシンドイわ。

一発のパワーでは、金沢さんが上だと思ってるんだけど、とにかく打たせない。

自分が打ちたい時に、打ちたいとこ打って、あとは頭下げてやり過ごすんだよなあ。

強いっていうボクシングじゃ決してないんだけど、相手をよく見てるよなあ。

ちょっと種類は違うけど、本望信人さんみたいな上手さも持ってるし……。

                                                         

金沢さん、これまで剛腕みたいのは結構こなしてきたんだけど、

こんな上手いボクサーは、初めてだもんで、イラついただろうなあ。

得意の左フックを当てるまでの流れを掴みかねて、段々しなやかさも欠けていったな。

でもね、自分、今回これでいいんだと思ったよ、いろいろ教えて貰おうね、って。

                                                         

木村さん、6Rくらいには、すっかり金沢君を見切ってて、余裕の動き。

そして、9R、金沢君がちょっと下がり加減になったところを、

なんだ、ありゃあ! って感じのマンガみたいな左アッパーが、金沢君の顎を直撃して、

普通、あんなの当たるかあ、ってほどのパンチだったんだけど、

やっぱり、それまでのダメージが溜ってたんだろうね、金沢君10カウントKO負け。

                                                         

そりゃあ、金沢君の方が近い位置にあるから、残念だったけど、

よし、判った、じゃ次! って感じで、テーマがハッキリしたんじゃないかって、

そうやって君は、次のフィールドへ昇るというか、進むんだよ。

                                                        

ジムの殆どのボクサーが応援に来てたし、伊藤克憲さんや佐藤常次郎さんも来てたし、

場内の声援は、木村さん陣営にも負けないほど大きかったし、

まだまだ、これからだぜ。

                                                        

2009年6月 7日 (日)

最後のチャンス……残念!

初めてだよ、朝っぱらから、こんなにいろんなサイト覗きまくったのは……。

試合結果は、昨日の夜確認してたから、そうじゃなくて、

興行を再開するにあたって、なんか、なんか一言あったんじゃないかって……。

                                                        

しゃべったのは、オーラスの松田直樹さんだけだったらしいね。

それと、亀海さんが、トランクスに辻さんの縫い取りしてたんだってね。

結局、ボクサー達だけだったんだね。

                                                         

いろんなブログでも、みんな同じように、こと細かく試合の経緯は書いてあるんだけど、

会場の雰囲気に触れてるものさえなくて、みんな普通に戻ってるんだなあ、って。

どうやって乗り越えて、どう決着してるんだろうなあ、って……。

                                                         

島崎さんも負けちゃったし、亀海さんもキッチリ決め切れなかったらしいし、

中川さんも危なかったっていうし、松田さんも消化不良みたいだったし、

要するにみんな、いつものみんなじゃなくて、結局、

思い通りの練習できなかったんじゃないかって……。

結局、ボクサー達が、一番苦しんでるんじゃないかって思うわけさ。

                                                       

自分としては、とってもいい場面での、最後のチャンスだと思ってたんだけど、

やっぱり、そうかあ……って。

                                                        

自分は、これからもボクサーとボクシングだけを見るようにするけど、

決して、許さないからね。

ほとぼりとか、あうんとか、解って下さい、なんてのは絶対認めないからね。                                                

                                                         

                                                         

2009年6月 6日 (土)

後楽園ホール・6月5日(新人戦)

「あとは僕がやっておきますから……。」 っていう、同僚の言葉のおかげで、

何とか、第一試合の前にホールに着くことができたよ。

やっぱり、日頃の人徳ってもんかなあ、ってか。

                                                       

◆前田健太君(角海老)×古川耕一君(野口)

がっしり体躯の前田君、見た通りのブン回し系の、まだ20才になったばかりの3戦目。

このくらいの年令のボクサーに、一番大切なのは、勿論テクニックなんかじゃなくて、

負けん気というか、「コノヤロ!コノヤロ!」 っていう前向きな気持ちだと思うんだよね。

その点、前田君、全身から戦う気が出てていいよなあ。

                                                        

この日の相手は、サウスポーだったもんで、慣れてないもんで、

いきなりの左を結構喰らってたんだけど、粘り強さにも辟易しながらも、

当てられたらそれ以上に打ち返す、って信念を最後まで保つことができたのが、

一方的にポイントを取られないで済んだ理由だね。

                                                           

結局3-0の判定勝ちなんだけど、全て1~2P差の僅差。

前田君、次の元木謙太君は強いよお。    で、“ケンタ” 対決だね。

もうちょっと、力を抜いて、腕力に頼らず、スピードを意識した方がいいよ。

でも、まだまだこれから、焦らずゆっくり強くなろうな。

                                                         

◆小俣達也君(新田)×石井達也(協栄カヌマ)

“達也” 対決なんだけど、二人とも3戦目とは思えないほど上手いんだよなあ。

スピードもあるし、コンビネーションブローもちゃんと打てるし、驚いたなあ。

                                                        

戦績もまるで同じ、1勝(1KO)1敗なんだけど、

石井君、手数では上回ってたんだけど、ちょっと当て勘悪くて、

有効打的には、小俣君の方が圧倒的に見栄えが良くて、

全て2P差で、小俣君の3-0勝ち。

                                                        

小俣君、次はシード上りの一発屋、濱岡直矢君との激闘が待ってる。

                                                         

◆金子達也君(横花光)×吉永潤一君(国際)

また、“達也君” の登場で、赤穂亮さん達が応援に来てたけど、

金子君、結局2-1で勝つには勝ったけど、どっちにころんでも……って感じだったな。

                                                         

吉永君も決め手に欠けてて、結局は、手数の差が分かれ目だったんだけど、

実は、こっちのグループは、左の山よりちょっと見劣りするもんで、

金子君、意外に健闘するかも知れないけど、ちょっとパンチ力ないもんで、

次の2試合シードの加藤研二君戦がカギだね。

                                                         

◆高橋謙太君(協栄)×堤箸弘幸君(宮田)

宮田ジムサイドには、内藤さんが応援に来てて、いろんな人に囲まれてたけど、

チャンピオンの前でいいとこ見せようって、堤箸君、やる気満々なんだけど、

まるっきり空回りで、やたら頭低くして突っ込むっていう、単純な攻撃パターンから

抜けられないで、結局、試合運びの上手な高橋君にいいようにやられてしまって、

全員2P差の0-3負け。

                                                       

高橋君も勝つには勝ったけど、サウスポーからの右ジャブが殆ど有効に出てなくて、

意に沿わない接近戦を、強いられてしまったような感じだったなあ。

このクラスには、同じグループに星野裕匡君がいるんだけど、

この子が急上昇中で、二人が戦うと、きっと面白い勝負になると思うな。

                                                         

◆小川昴大君(KS)×星野裕匡君(ヨネクラ)

真鍋圭太君以来のジンクスなんだけど、試合前にやたらホールや廊下を

フラつくのは、絶対良くないってのが、自分の中にあるんだけど、

小川君、全くその通りになってしまって、

1R、ガチャガチャってした中で、いきなり星野君の左フックをまともに喰らって、

クルッて、体が一回転するほどのダメージ受けて、もうヨレヨレ。

そのままニュートラルまで押し込まれて、2~3発浴びてガクンと腰落としたところで、

レフェリーが小川君の体を支えてストップ。 

って思ったところで、何と、タイムキーパーがいきなりカウントを始めたんだわ。

                                                         

ロープダウンってこと?       ロープダウン取るの?

だったら、レフェリーが体支えるのはダメなんじゃないの?

また、解んない裁定やってるぞお。

どっちにしても、レフェリーのジェスチャーが中途半端なのが原因なんだわ。

まだ、やってんのか、こんな事……。

                                                        

結局、またすぐ倒されてのKO負けなんだけど、

それにしても、負けた後、小川君、ちょっと見苦しかったよ。

まだ19才だから、仕方ないか、とも思うけど、

でも、もし他のジムだったら、その場でひっぱたかれてると思うよ。

                                                         

とにかく、この試合は、いろいろ見所満載だったな。

それと、星野君のパンチ力は、半端じゃないね。

                                                          

◆緒方勇希君(角海老)×木村昌憲君(宮田)

木村君、これまで2戦2勝で、全てその右ブン回し大フックでのKO勝ちなんだけど、

それは素晴らしい弧を描く、ちょっと前の坂本博之さんばりの右大フックなんだけど、

あんまりそればっかりなもんで、ちょっと読まれてしまったよね。

たまにチョンチョン小さいのを混ぜていけばいいと思うんだけど、

とにかく俺にはこれしかない、って感じの、ブンブン丸なんだよなあ。

                                                         

一方の緒方君、実はそれほど強そうには見えないんだけど、

これまで5戦して、引き分け一つの、あと全部勝ちなんだよなあ。

スタンスが少し広すぎて、フットワークがスムースじゃないし、

体が正面向きがちの、反りがちで、パンチ出す時ガードも甘くなるんだけど、

だけど、負けないんだなあ。  ちょっと独特のリズム持ってるからなあ。

                                                      

この日は、特に左のストレートに近いジャブがとってもよくて、

木村君のブン回しのきっかけを、何回も何回も潰してたよなあ。

焦った木村君が、ちょっと冷静さを失ってくるところ、左をビシビシ決めて、

中盤以降は、ボディへの打ち分けもできるようになって、木村君にダメージを与え、

それに木村君、山ほどの大空振りで消耗してしまったのか、

3R終了時点で、何とギブアップ。

緒方君のTKO勝ちなんだけど、ギブアップなんて、見た記憶ないなあ。

                                                       

あの事件の影響なのは、間違いないと思うんだけど、もしかしたら、

今週のWOWOWのペニャロサのタイトル戦見たのかなあ。

木村君なら、オーラス一発大逆転もあり得たかも知れないけど、好判断だったよ。

                                                         

◆温水祥平君(石川)×国本卓大君(横浜さくら)

1R開始のゴングの途端、バッタの絡み合いのようになった、と思ったら、

国本君が体ねじってダウンして、どう見てもの、いきなりストップ。

温水君、強いんだか、よく解らなかったなあ。  次の相手は緒方君。

                                                         

◆ハカマタコウスケ君(フォーラムスポーツ)×橋本雅樹君(高崎)

久し振りに、阪東ヒーローさんを見かけたんだけど、

1R、あっという間に、ハカマタ君が、倒されてしまって、

阪東さんも、あっという間にいなくなってしまった。

これまでの戦績が、そのまま試合に出たっていう感じだね。

                                                         

◆望月翼君(横浜光)×八戸保頼君(日東)

全員1P差の、2-1で八戸君の勝ちなんだけど、自分は望月君の方だと思ったな。

でも、八戸君、この日のようなボクシングだと、今度の橋本君にはヤバいかもよ。

                                                        

もうこの辺で、疲れてきてしまったし、ドームが巨人ー日本ハムで大入りなもんで、

帰りが大変になると大変なので、ここで退館。

                                                         

岸文昭君(宮田)は、予想とおり、原口一喜君(熊谷コサカ)に、

3-0の判定勝ちしたらしいね。

                                                        

昨日予想した7名の有力者のうち、6名が勝ち進んだな。

                                                         

さてさて、今晩は、また後楽園ホールで、いい試合が盛りだくさんだよね。

だけどね……、実は自分、どうにも気持が前に向かないんだわ。

やっぱり、ひっかかってんだよなあ。 

まるで子供子供してるみたいで、ちょっと情けないんだけど、やっぱ行けないなあ。

                                    

松田さんも、中川さんも、幸伸丸さんも、亀海さんも大好きだし、

久し振りの田中さんと、島崎さんの戦いはどんなかなあ、とか、

林さんと八巻さんのガチンコもドキドキだなって思うんだけど、だけど、だけど、

やっぱり、ここにまで至るまでの過程が腑に落ちないし、ここに至ってもなお、

何も言わないっていうのは、全く合点がいかないし、

高飛びしてたけど、そろそろホトボリが醒めたもんで、って感じなのかなあ、って。                                                        

あん時、西岡さんの横で、はしゃいでるの見て、ちょっと引いてしまったもんなあ。

                                                         

レフェリーの方も、ずっと出なかったのは、何かあってのことなんだろうし、

あるいは何か思ってたからなんだろうし、なのに、ここんところ、

新人戦の時だけコソーッと出てくるっていうのは、どういう事なの? 

まずは、この辺りから、って感じなの?

こっちも、ほとぼりの問題なの?

                                                        

関係者だけ内々に通じ合って、一般のファンは全くの門外漢でいいって思ってる訳?

発表の場がないからなの?

ヘタな発言すると、違う方向に発展しそうだから怖いの?

                                                        

だけどね、みんなは責任追及しようってんじゃないと思うんだよね。

少なくとも自分は、残念だった気持ちと、

これからは、なるべくああいう事が起こらないように一生懸命注意する、

って気持ちを伝えて欲しいだけなんだよね。

                                                        

こんな気持ちのまま、ホールへ行くとさ、

ボクサーと試合だけ見てればいい、ってわけにもいかなくて、

ついつい、いろんな人やいろんな出来事に目がいってしまうでしょ。

そうすると、起こさなくてもいいトラブル引き起こしそうだし、

我慢してもストレス溜るだろうし、試合に集中できなくなるのは目に見えてるもんで、

今日は、結果だけチェックして、あとは9日のG+ にしようと思うんだよね。

                                                        

一人一人のボクサーには、どっこも悪いとこないのにねえ。

いろんなボクサーに対する思い入れが、これほどじゃなかったら、

自分、ボクシング見るの、止めてたと思うな。

やっぱり、自分は、これからもボクサー第一主義で行くわ。

今日は行かないけど、みんな、頑張ってな!

                                                        

2009年6月 5日 (金)

前田君とか、緒方君とか……。

本論に入る前に、本論たって、いつもそんな大それたものじゃないんだけどね、

ちょっと音楽のこと……。

                                                       

昨日も休みで、競馬の結果整理をしたり、先月のボクシングパンフ見直したり、

買い物にも行ったんだけど、基本的には、一人でダーラダラの一日。

                                                       

付けっ放しにしてたテレビから流れてくる音楽に、

たまに耳が、ひっかかり、ひっかかりしたな。

                                                         

“ケロロ軍曹” のテーマは、財津一朗と小倉優子が歌ってんだあ、とか、

“ドラゴンボール” は、ZARDだったんだあ、とか、

“キテレツ大百科” は、オープニングもエンディングも、なかなかいい曲だなあ、って。

“秘密のケンミンショー” で、バックに流れてるのは、みんなオールディーズで、

全部知ってる曲なんだけど、一体どんなヤツが選曲してんのかなあ……なんて。

                                                        

でも、FOX でやってる、“アメリカン・アイドル” って番組は面白いねえ。

アイドル探しっていうと、日本でもスカウトキャラバンみたいのやってるけど、

レベルが全然違うんだよなあ。

出てくるのは勿論素人なんだけど、日本で言うアイドルとはまるで次元が違ってて、

勝ち残ってきたメンバーは、日本のプロなんかでは、全く勝負にならないほどの

歌唱力なんだわ。  根本的に、日本人じゃ無理なんだよなあ。

                                                         

勝ち残ったメンバー達が、いろんなジャンルで競うんだけど、

昨日のテーマは、ロック。

アダムがレッド・ツェッぺリン、アリソンは、ジャニス・ジョップリン、

クリスは、ビートルズ、あとダニーは、誰の歌だか判らなかったけど、

とにかく、みんな上手いもんで、タマゲルんだわ。

                                                        

特にその中でも、アダムってのが、頂点的に抜けてて、

いつもは辛口コメントで有名なサイモンも、大激賞なんだな。

突き抜けるような高音は、トシなんかの比じゃなくて、すぐにメジャーデビューだね。

                                                        

自分が好きなのは、だけどアダムじゃなくて、ダニーの方なんだな。

彼、メガネかけてて、見た目はちょっと学者風なんだけど、

強い喉のかすれ声っていう、基本的にジョン・レノン派なもんでね……。

                                                        

長い、長い前振りで……。

                                                         

さて、今夜は新人王トーナメント。

注目ボクサー達が、沢山出るもんで、ワクワクするよなあ。

                                                         

前田健太君(角海老)、小俣達也君(新田)、吉永潤一君(国際)、高橋謙太君(協栄)、

緒方勇希君(角海老)、八戸保頼君(日東)、岸文昭君(宮田)。

                                                         

この7名は、それぞれの階級の優勝候補の一人だって、自分は思ってるんだわ。

仕事がちょっと押しそうなもんで、第一試合の前田君に間に合うか、

これが今日の自分の最大の気がかりなんだよなあ。

                                                         

で、お終い、本論短かっ……。

                                                          

2009年6月 4日 (木)

ボリューム

今日は、ボクシングネタでも、音楽ネタでもないので、ちょっと音楽に関わるかな、

音量についての話なもんで、興味のない人は、スルーして下さいね。

                                                       

あのね、ここんとこテレビ見てて、感じるんだけど、

同じ地デジでも、放送局によって、音声ボリュームにかなり差があって、

NHKとフジテレビは他局より音量がデカイ、って思ったことない?

                                                       

自分は普段、アクオスのレベル18か20位のボリュームなんだけど、

計器でホーンとかデシベルを測ったわけじゃないんだけど、

NHKは常時確実に2P大きいし、フジテレビも1Pは他の局より大きいね。

そしてそのフジテレビは、コマーシャルになると、NHKよりもデカイ音になるもんで、

ウンザリするってことない?  CM落差は、フジが群を抜いてるんだよなあ。

特に、映画と間のCMの音量差には、タマゲルよ、ホント。

                                                        

地デジ移行にからんで、各局共同していろんなことやってんだから、

音量レベルくらい統一して欲しいよなあ。  

出力何kwとか言うでしょ。 それが問題なのかなあ、よく解んないんだけどね。

NHKは出力が大きいから、仕方ないのかなあ。

まさか、電波を遠くまで飛ばさなくちゃいけないもんで、それに、

見てるのが年寄り多いもんで、ってことじゃないよなあ。

                                                        

そもそも、他局より大音量にする意味と効果が解んないよなあ。

それに、近頃の民放なんて、オリジナリティーもプライドも全く無いもんだから、

ひたすらスポンサーに気使って、CM音量上げて、機嫌取ってるつもりなんだろうけど、

ギャアギャアうるさいコマーシャルなんて、反感買うだけだと思うんだけどなあ。

                                                        

それからね、実はもっと困ってるのが、i-pod のボリュームレベルなんだよなあ。

最近は、全てのジャンルを全曲シャッフル再生して聞くことが多いんだけど、

ひどい時は、一曲ごとに、ボリューム調整が必要なんだよなあ。

イヤホンにボリューム調整付いてないし、例え付いてても、いちいち手間だし、

バッグから入れたり出したり、メンドイんだよなあ。

                                                        

最新の録音機器と技術は、音圧を上げて録音しても、

音が歪まないようにレコーディングできるんだろうけど、

それにしてもジャンルや、レーベルでの音量差が、大き過ぎると思うし、

60年代の音楽のCD聞いても、もうアルバムごとにボリュームレベルが違うんだよなあ。

オリジナルのLPレコードで聞いてたときは、それほどじゃなかったから、

マスターテープからCDに落とし込む際に、勝手に色々加工し過ぎたんじゃないの?

                                                         

ハードロックは、音漏れするほどの大音量で聞くのが常道で、

バラードジャズは、小川のせせらぎに耳を澄ませるように聞け、ってか。                                                           

ディープ・パープルも、ビル・エバンスや陽水も、同じ音量で聞いたらダメなのかあ?

そういうのは、こっちに任せて欲しいんだわ。

                                                       

こっちの言い分は、そうなんだけど、ミュージシャンやエンジニアサイドにも、

言いたい事が山ほどあるんだろうから、結局、

アウトプットの音量レベルを統一してくれってのは、無理な注文なんだろうね。

                                                        

でね、この際提案なんだけど、i-pod の方に、音圧というか、アウトプット音量を

一定に保つように、自動調整する機能を、装備して貰いたいんだよねえ。

                                                          

つまりね、あらかじめこっちが、聞きたい音量をセットしておけば、

あとは、どんな曲であろうと、その一定の音量で再生してくれる、

っていう方向なんだけど、何とかならないかなあ。

                                                       

電車の中なんか便利なんだけどなあ。

Apple なら何とかできるんじゃないのかなあ……。

                                                       

                                                         

2009年6月 3日 (水)

エキサイトマッチ (6/1放送)

◆ファン・マヌエル・ロペス×ジュリー・ペニャロサ……WBO SB タイトル戦

24勝(22KO)無敗の25才と、54勝(36KO)6敗2分の36才。

サウスポー同士、二人とも赤のレイジェス。

                                                        

プエルトリコの会場では、リングアナも英語とスペイン語できないとダメなんだね。

10秒前の合図は、ホイッスル。

                                                        

いやあ、体形が全く違うし、大きさそのものも大分差があるように見えたなあ。

最初からずーっとロペスのペースで、長いリーチで短いのも含めて、ほぼ打ちっ放し。

それにしても、ファン・マヌエル・ロペスってのは、

いろんな人の寄せ集めみたいな名前だよなあ。

                                                        

1、2R取られて、3Rに入ると、ペニャロサも何とか、相手の長い腕をかいくぐって、

結構鋭いショートを当てるんだけど、全く効き方が違うんだよなあ。

パンチにハンデを与えないと、どうにもならない、って感じなんだなあ。

                                                         

倒れないだけが、ペニャロサのエライとこ、って流れが6R、7Rまで続いていって、

あんなにパンチを出し続けられるもんなのか、疲れる心配はないのか、

っていうのが興味の中心になっていって、ただただロペスのスタミナに驚いた。

                                                         

ペニャロサも、ポイントでは圧倒されてるのを知ってるもんで、

時たまダウン狙いの、力を込めた左右のフックを、カウンター気味に当てるんだけど、

そしてそれは、ロペスの顔をひん曲げるんだけども、

ロペスの方は、それがどした? って感じなんだなあ。

こういうのはツライよなあ。  ちょっと絶望的になるよなあ。

                                                        

セコンドも同じ見解だったのか、8R終了後のインターバルの時、

あと1R、思いっきり倒しに行ってダメなら諦めよう、

ってペニャロサに伝えてて、結局その通りになって、9R終了時点でギブアップ。

                                                          

ああいう時、つまり、どうやっても勝てそうにないと判断した時、

向こうのセコンドは、頭切り替えて、結構簡単にギブアップするよなあ。

自分とこのボクサーを必要以上に傷付けないように、配慮してるんだな。

これで終わりって訳じゃないし、また出直そう、って感じで、

こういうのは、日本でも参考にしてもいいんじゃないかとも思うな。

                                                       

そこまで大事に、かつクールに自分とこのボクサーを見て上げられるトレーナーが、

どれだけいるかが問題だけどね。

                                                       

◆カール・フロッチ×ジャーメイン・テイラー……WBC SM タイトル戦

24勝(19KO)無敗の31才、エバーラストの赤と、

28勝(17KO)2敗1分の30才、同じくエバーラストの黒の戦い。

二人とも、グローブテープは、シルバー。 レフェリーの一人に、日本の浦谷さん。

                                                        

フロッチ、いかにも一発屋って雰囲気で、ゴリゴリマッチョの、左ガード空き空き。

そこん所をタイラーに狙われて、3R、残り40秒辺り、右フック喰らってダウン。

テイラーの方が圧倒的にスピードあるんだから、行けばいいのに、やけに慎重。

一発浴びたらお終いだ、っていう思いが強すぎるのか、行かないんだよなあ。

                                                       

中盤以降も、フロッチをグラッとさせる場面があったんだけど、

その時も、やっぱり徹底的には行かないんだよなあ。

                                                        

で、結局最終12R、一発逆転しかない、っていうフロッチにゴツゴツやられてしまって、

2分45秒、最後はこの回2度目のダウンで、レフェリーストップさ。

                                                        

ハードパンチャーとやる時は、用心というか、怖がってばかりいないで、

行く時は行かないと、っていう見本だな。

こっちが見たいのは、そこからなんだけどなあ……。

                                                         

11R終わったところでの採点が、3人とも106対102だったんだけど、

3-0じゃなくて、2-1だっていうんだから、解んないもんだなあ。

                                                         

2009年6月 2日 (火)

エキサイトマッチ (5/25放送)

不完全燃焼だった生人君が、どうやら続けるらしいぞ。

バッカーンって倒されてしまったわけでもないし、

あの日は、久し振りのビッグネームとの対戦だったもんで、

ちょっと入れ込み過ぎだったもんなあ。

そこんところを福原君に、冷静に見透かされてしまって……。

ボクシングはビビったら勿論の事、興奮し過ぎってのもダメで、やっぱりクールに、だぜ。

いずれにしても、これで小堀さんがホールにやって来る理由も残ったことだし、

ヨカッタ、良かった。

                                                       

録画しておいたWOWOWボクシングを昨日見た。

                                                        

◆フェルナンド・モンティエル×ディエゴ・シルバ……WBO B 暫定戦

38勝(28KO)2敗1分の30才と、24勝(12KO)1敗3分けの25才。

二人とも赤のレイジェス。

                                                       

これが世界戦16戦目のモンティエルに対し、左肩にサソリの刺青入れてるシルバ、

全くビビりっぱなしで、話にはらないんだわ。    ホント、サソリが泣いてたぜ。

あれで3位っていうんだけど、格が全く違うって感じで、ああなると勝負にならないね。

                                                         

2Rにダウン喰らった後、ますますビビりまくって、

3R、モンティエリの左ショートフックがかすっただけで、2回目のダウン。

時間の問題だっていうのは明らかで、

案の定、そのすぐ後、またもや左をカウンターで貰って、エンド。

こんな情けない世界戦は、めったに見られなくて、その意味で貴重だったな。

                                                         

◆ラファエル・マルケス×ホセ・フランシスコ・メンドサ

大好きなファン・マヌエル・マルケスの弟は、37勝(35KO)5敗の34才。

一方のメンドサは、21勝(17KO)2敗2分の37才。

                                                        

小堀さんが昔履いてたのに良く似てる赤いトランクスのマルケス、

何故か “利” の文字が刺繍されてる。  赤のレイジェス。                                                        

メンドサは、白のレイジェスなんだけど、これがやっぱり大きく見えるんだなあ。

                                                         

兄貴と同じようなガッシリした体躯から、繰り出されるパンチは、剛腕って感じで、

とても重そうに見えたんだけど、実際ホントに重かったらしくて、

2Rには、メンドサ明らかに弱っていって、

3R、右フックをテンプル辺りに喰らって、メンドサ、グラッとして、

残り1分のところで、またまた右フックが同じような場所に当たって、もうフラフラ。

マルケスがロープに追い詰め連打したところで、レフェリーが入って、終わり。

                                                         

この時のレフェリーのジェスチャーがとっても曖昧で、

見たまんまの老いぼれで、どこにでもこんなバカレフェリーはいるんだなあ、って。

                                                        

◆西岡利晃×ジョニー・ゴンサレス……WBC SB タイトル戦

33勝(20KO)4敗3分の32才と、40勝(34KO)6敗の28才。

                                                       

先週ちょっと見たんで、2度目なんだけど、西岡さんは、やっぱり強いんだわ。

1Rから、上手にプレスをかけてるのは、間違いなく西岡さんだったね。

ゴンサレスってのは、ゴツくて、いかにもハードパンチャーっていう感じなんだけど、

西岡さん、全くいつもの自分のペースだもんね。

                                                       

それでもって、リズムのいい攻撃の直後、これで行けるって思った途端だろうかな、

ふっと下がり加減になって両足が揃った所を、ゴンサレスの右が飛んできた。

ゴンサレスの体が伸びきったところでのパンチだったもんで、助かったよなあ。

                                                       

西岡さん、コテンと腰をついてしまったんだけど、ダメージは殆どなくて、

だから、ここぞって攻めて来たゴンサレスを、結構余裕でかわしてたもんなあ。

                                                       

2Rに入ると、すっかりペースを取り戻して、一進一退の中、後半いい攻めしてた。

そして、3R1分過ぎあたり、今度はゴンサレスがふっと抜けたような感じになった時、

西岡さんが踏み込み鋭く、そして深く寄って、力を込めた左ストレートをブチ込んだ。

打ち込む直前、西岡さん、一瞬目線を下げてアイフェイントかけてたように見えたよ。

                                                        

両足が揃ったとこだったもんで、かわしようもなくて、まさに直撃で、

その瞬間失神してしまったゴンサレスは、ドッカーンって倒れていったね。

観客は、みんな頭抱えて、「オー、マイゴッド!」 って感じだったね。

                                                         

終わった途端、セコンドより先に本田会長がリングに入って来て、

西岡さんを祝福してて、嬉しそうだったね。 久し振りだもんね。

                                                        

田中繊大トレーナーは、スペイン語のインタビューの通訳してて、

相変わらずカッコよかったなあ。

                                                         

この日放送分の試合は、3試合全部が3R決着だったな。

                                                          

2009年6月 1日 (月)

機動戦士ガンダム

ガンダムといっても、梅津宏治さんのことではなくて、アニメそのもののこと。

                                                          

勿論、自分は、いわゆるガンダム世代では全くなくて、息子が見てたのを、

たまに付き合った程度なんだけど、ただ、 “モビルスーツ” には異常に感動して、

息子といくつもプラモデルを作ったことを良く憶えている。

戦闘後のダメージを再現するような塗装の練習もして、

これは息子の友人達にも好評で、何人も見に来てたっけ……。

                                                       

続けて見てたわけでもないし、武器やモビルスーツの方に興味がいってたもんで、

ストーリーが、今ひとつ理解できてなかったし、登場人物の人間関係も、

まるで解ってなかったんだけど、

土曜日にCATVで、そのガンダム劇場版ムービー3部作の一挙放映があったもんで、

録画取ったものを一気に見た。

解った、解った、全部解った。 で、なかなか考えさせられるいいアニメだったよ。

                                                        

以前は、いいヤツと悪いヤツとのただの単純な宇宙戦争だろうって、

思ってたんだけど、これがなかなか奥深いんだな。

                                                       

ずっと先の未来、人類は地球に住みきれなくなって、

宇宙空間に沢山のスペースコロニーを作って、人口の半分が移住したんだけど、

そのうちの一つジオン公国が独立を目指して、

地球連邦軍に仕掛けた戦争がもともとの発端だったんだねえ。

                                                       

こういう設定は、現在の世界の片隅でも現実に起こってる話だし、

ジオンの勢力拡大の根拠としてる考え方が、ちょっとヒットラーの発想と似てて、

つまり優秀な民族こそが、全体を支配すべきだっていう理論なんだけど、

これは、国家観とか人種意識の永遠のテーマなんだな。

                                                       

で、結局作者は、善と悪との戦いという設定を見事に完成してるもんで、

ジオンの主要メンバーは、みんな悪者顔だし、地球連邦軍に悪いヤツはいない。

この辺がちょっと物足らないとこなんだけど、それがあの時代のアニメなんだろうな。

                                                       

それでも、登場人物達の人間関係、親子とか兄弟、恋人とか友人達の姿が、

結構シリアスに描かれてて、現実感あるんだよなあ。

このアニメの見方は、色々あって、この人間関係だけ追っても結構面白いと思うし、

戦争における戦略と戦術だけを見ていくのもアリだし、

出てくる武器だけにこだわっても十分時間が潰せるな。

                                                       

地球連邦軍のエースモビルスーツは、勿論ガンダムなもんで、

“ガンタンク”や、“ガンキャノン”以外には、モビルスーツとしては見るべきものがなくて、

注目がいくのは、ジオン軍が次々と繰り出してくる数々のモビルスーツ群なんだ。

                                                       

“ザク” “グフ” “ドム” “リックドム” “ゲルググ” “ゴック” “ズゴック” 

“リグザム” “アッガイ” “ジオング”……。

                                                       

個人的には、“リックドム” や “グフ” も好きなんだけど、何と言っても “ザク” だな。

それも、“シャーザク” ではなくて、ただの “ザク”。 緑の普通の “ザク” 。

昔っからずっとそうだったなあ。

                                                        

あのカラーリングは、もう最高で、全体のバランスや、肩の防備、ヘルメットの形状、

何から何まで、実は、ガンダムよりも断然好きなんだよなあ。

ジオンの一番の量産型モビルスーツなもんで、シリーズの最後まで登場するんだけど、

デザイナー自身も余程気に入ってたんだと思うな。                                                        

“ザク” 以降、上に書いた様々のニュータイプモビルスーツが次々登場するんだけど、

“ザク” を超えるものはない、っていう思いは変わってなかったな。

                                                       

“ガンダム” って名前もいかにも、ヒーローっぽくて、それはそれで、カッコいいけど、

“ザク” なんて名前、誰が考えたんだろうね。 もう頂点的カッコよさだね。

だって、“ザク” だぜ。

今度 “ザク” の登場場面だけを編集したDVD作ろうと思ってる。

                                                       

“シャー” は、本名“シャー・アズナブル” っていうんだけど、

モビルスーツや、他の人の名前にはとっても凝ってるのに、

この名前は何だ? って初めから残念で、納得がいかなかったなあ。

だって、“シャー” は、準主役だっていうのに、その名前は、

フランスのシャンソン歌手 “シャルル・アズナブール” からのパクリでしょ。

この歌手、とても気持の悪い歌い方するんだよなあ。 よりによってなあ……。

                                                          

出てくる武器で、ビームサーベルがあるんだけど、

これは、“スターウォーズ” の後なの? 先だったの?

                                                        

“アムロ” と同じニュータイプで、浅黒い肌で緑の目をした女の子出てくるんだけど 、

その子の名前、“ララー” っていうんだけど、

当時、娘が飼ってたウサギの名前が “ララ” だったけなあ。

                                                       

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »