2017年2月19日 (日)

第2364回コメント欄解放!

 

 

5年ほど前から育ててる梅の小さな盆栽の蕾が膨らんできて……。

 

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少し前、首都高の橋桁の向こうから朝日が登るのは7時過ぎだったんだけど、

今朝なんかはその20分前には日が差してくるようになって来てるし、

夕方4時ともなるとかなり暗くなってたのに、

それも1時間ほど遅くなるようになってきていよいよ春が近いんだわ。

 

17日、東京は20℃まで気温が高くなった上の強風で、

ってことはかなりの花粉が飛散してたと思うんだけど、

試しに外出してみたらそれ程のことはなかったなあ。

 

少し前まで八王子中屋ジムでマネジャーをしてた筒井さんは、

2月4日の後楽園ホールで既に花粉が舞ってるって言ってたんだけど、

症状が出る部位やその程度には大きな個人差があるんだけど、

さて今年の自分の花粉症はどうなるのか……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の土曜競馬は結局6レース全部外しだったんだけど、

自分の競馬戦略はとにかく当てにいくっていう感覚ではなくて、

密かに網を張って獲物が罠にかかるのを待つっていう感じなもんで、

全く懲りることなく今日の狙い目はってことで……。 (3連単20点)

 

☆ 東京11R……⑥⑪→②⑥⑪⑬→③④⑥⑨

☆ 東京12R……⑦⑮→⑦⑩⑭⑮→⑥⑦⑨⑩

☆ 小倉11R……⑪⑫→③⑥⑪⑫→②⑧⑨⑪

☆ 小倉12R……⑥⑦→③⑥⑦⑫→②⑤⑥⑯

 

 

 

今日、1試合の為だけに新宿フェイスに行くのはやっぱり止めにして、

あそこはとっても埃っぽいし雰囲気と客が学園祭風過ぎて肌に合わないし、

入場料とは別に強制的にドリンク代500円を獲られるのも意味不明だし、

ってことで自分には月末28日までボクシングがないもんでいっそのこと、

コメント欄を開放して固定客さん達にスペースを埋めて戴けたらってことで……、

来週一杯までオープンにしておきますので何卒ヨロシクです。

 

 

 

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2017年2月18日 (土)

三浦隆司さん……。

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1984年生まれの三浦隆司さんは今年33歳になるんだわ。

 

彼は2003年、19歳でB級でデビューしたんだけど、

自分が後楽園ホールに通うようになったのは2005年頃からなもんで、

彼のデビューには立ち合えてなかったんだけど、

キャリア当初はカタカナボクサーとの対戦が多かったせいもあってか、

正直それ程のボクサーには見えなかったんだよね。

 

三浦さんのボクシングが魅力的に見え始めたのは2005年、

14戦目で小堀佑介さんとタイトル戦をやった前後からで、

この試合では何度かダウンを喰らった末に判定負けしたんだけど、

ひたすら古風な野武士って感じの戦闘的スタイルがとっても印象的だったんだわ。

それは何となく、“An Old Fashioned Love Song” ってイメージであって……。

 

その後2009年、小堀さんが返上したベルトを矢代義光さんから奪取して、

2011年には内山高志さんのWBAのタイトルを狙うまでに至ったんだわ。

 

この試合で三浦さんは内山さんから実に見事なダウンをゲットしたんだけど、

その後ボコボコにされてしまって結局8RTKO負けしてしまったんだけどね。

 

内山さんにTKO負けした同じ年に横浜光から帝拳へ移籍して、

2013年にWBCタイトルをゲットしたのはデビューして10年後だったんだよね。

 

 

昔から三浦さんは後楽園ホールにボクシングを見に来るって事が殆ど無くて、

だから彼と話をするってことは有り得なくて、

2年ほど前に帝拳ジムに遊びに寄った際、

リングでミットをやってた時に 「コンチワ」 って挨拶を交わしたっきりなんだよね。

 

 

 

実に遅まきながらつい最近WOWOWでその三浦さんの試合を見たもんで……。

 

☆ 三浦隆司さん(帝拳)×ミゲール・ローマン(メキシコ)

           ………WBC SFe 挑戦者決定戦 12R 

30勝(23KO)3敗2分のランク1位、サウスポーと、

56勝(43KO)11敗のランク2位。

 

ガッシリ型のローマンは三浦さんより4~5㎝ほど背が低かったんだけど、

11敗もしてるのに現在18連勝中っていうのは何かを掴んだかのようで……。

 

<1R>

お互いの距離感と打ち出しのタイミングを計ってるような二人だったんだけど、

ローマンは若干ボディが空き気味になるほど顔面のガードをガッチリしてて、

踏み込む際はそれほどパワフルではなくて、

何となくスーッと入ってくるような感じだったんだわ。

 

<2R>

ローマンは中間距離でスタイリッシュに戦うっていうタイプではなくて、

接近してのガツガツ戦希望って感じだったなあ。

 

<3R>

一旦距離が詰まるとローマンは一気にギアアップして手数で圧倒してて、

三浦さんも右ボディのいいのを打ち込んではいたんだけど、

攻め手数としてはまだまだローマンの方が優勢優勢。

 

<4R>

相手の距離にさせないようにローマンがやたらの小ヒットを積み重ねて、

特に右ショットを体ごと打ってくるもんで三浦さん、やり難そうにしてるなあ。

 

それにしてもこの番組ではアナウンサーの他、解説が3人もいて、

正直煩過ぎだったもんで消音だね、やっぱり。

 

<5R~6R>

ローマンは必ずしも美しい戦い方をするボクサーではなくて、

距離を取らせないようにやたら三浦さんの右足を踏みつけて来るし、

左のショートフックはエルボーを当てようとしてるような打ち終わり方をしてるし、

とにかくやたらゴリゴリしてくるもんで三浦さん、持て余し気味だったんだわ。

ってことで試合半分を終わっての自分のスコアは59-55でローマン。

 

<7R~8R>

この辺からの三浦さんの逆襲というか反転大攻勢は実に目覚ましいものがあって、

それは当初からの作戦でもあったかの如くで、

踏ん切りを付けたというか、気持ちとパフォーマンスの切り替えが抜群で、

いきなり鬼のブン殴りで突っ掛って行ったんだわ。

 

ローマンの方もそれを受けて立つっていう好ましい姿勢で、

特にショート戦での精度が高かったんだんけど、

三浦さんの鋭い上下打ち分けの方が効果が大きくて、

途中、勢い余ってマウスピースを吐き出してはいたんだけど、

そのボディショットをローマンが明らかに嫌がり始めたんだわ。

 

<9R>

ガードが下がり始めて多少粗っぽくなりはしたんだけど三浦さん、

その勢いで徐々にローマンを下がらせる場面を多くしていったんだわ。

流れが大分変わってきたんだけどそれでもまだ86-85でローマン。

 

<10R>

振りが大きくなってバランスを崩す場面も増えてきた三浦さんだったんだけど、

右フックをカウンターでヒットさせてからはそれこそ一気一気で、

ローマンも細かい手数で対抗はしてたんだけど、

何となく踏ん張りが効かなくなってきた残り9秒、

クリンチからのリスタート直後、三浦さんの左ボディが激烈喰い込みで、

堪らずローマンが前のめりに崩れ落ちダウンしてしまったんだわ。

 

<11R>

試合終盤にかけてのボディブローのダメージには回復し難いものがあって、

開始1分24秒、ロープに詰められたところでローマン、

三浦さんの左右フックを上下に連続ヒットされてしまってまたもやのダウン。

ボディをかばう余り顔面に隙が出てくるっていう典型だったんだよね。

 

<12R>

ローマンもヘタレ切らず必死の手数ではあったんだけど、

体全体が緩んできてしまっての終焉間近で、

三浦さんは余裕を見せながらの仕留め作業開始ってことで、

まずは例の強烈ボディショットから入ってガードが下がったところに開始40秒、

ついに極上の左ストレートを真っ直ぐ打ち込んだ途端、

ローマンは横倒れになって次に仰向けになって、そのままテンカウント・アウト。

 

 

この試合、中盤までの三浦さんは圧倒的ポイント不利の場面を作ってて、

そこから実に小気味のいい逆転のKO勝ちだったんだけど、

後半勝負って事前に決めてたようにも見えたんだけど、

途中からのギアアップで相手を圧倒出来たからいいようなものの、

あのまま相手が更に調子に乗ってしまったら取り返しがつかないって、

そういう展開も有り得たんじゃないのかなあとも思ったんだよね。

 

 

 

この後に放映されてたのがWBCのSFeのタイトル戦で、

三浦さんはこの試合の勝者に挑戦するんだと思うんだけどね……。

 

☆ フランシスコ・バルガス×ミゲール・ベルチェット

            ………WBC SFe タイトル戦 12R

 

多分バルガスが勝つんだろうなあって見てたんだけどね……。

 

<1R>

中間距離での見応えのあるやり取りから始まって、

一瞬のコンビネーションの素早さはバルガスが圧倒してたんだけど、

ベルチェットの左右ショットの方がパワフルだったし精度も良くて、

バルガスの被弾の方が目立ってたんだわ。

 

<2R>

ベルチェットは少し奇妙な感じで手が伸びてくるんだけど、

一方ではその長い手を巧いこと畳んで打つショートフックも強烈だったんだわ。

 

<3R>

ベルチェットは最終ラウンドまでやるつもりが無いような飛ばし方で、

口を開きながらの奮闘奮闘だったんだけど、

それでも相当な当て勘があったのも事実だったし、

4発~5発目までの配慮も出来てたんだわ。

 

<4R>

ベルチェットは一方ではキッチリしたボディショットも放ってて、

それを組み合わせたショートコンビでバルガスの腰を揺らがせてたんだわ。

 

<5R>

このラウンド、バルガスが結構休み休みで、

残り1分から打って出てはいたんだけど、

顔面の傷み方には大差が出てきて、やっぱりトータルではバルチェットだったね。

 

<6R>

それでもバルガス、相手がちょっとでも手を止めると一気の攻勢は流石で、

いつでも形勢を覆すことが出来そうな感じもあったんだけど、

1分30秒からベルチェットが反転攻勢に出ると途端にモタモタし始めたんだわ。

 

かなり傷んできたバルガスの両目上の傷にドクターチェックがあったんだけど、

何とそのドクターは自分からリングの中に入って来て、あれは驚いたなあ。

 

ここまでの自分のスコアは59-55でベルチェットで、

バルガスのこの劣勢は三浦さんの6ラウンドまでのスコアと同じだったんだよね。

 

<7R~8R>

前半はバルガス、後半ベルチェットっていう図式が固まりつつあったんだけど、

相対的にバルガスの手数復活が目立ってたんだわ。

 

<9R>

ベルチェットは突っ突き系のストレートが届く距離を保ってたんだけど、

一方のバルガスは出血が止まらずの3度目のドクターチェックで、

特に左目上からの出血が半端じゃなくて、

血を拭き取ったリスタート直後でも流れ出してたんだわ。

 

<10R>

開始直後ドクターチェックが入って、もう止めても良さそうな状況が続いて、

レフェリーはずっとバルガスの方を覗き込んでたんだよね。

 

<11R>

結局残り42秒でのレフェリーストップエンドってことで、ベルチェットのTKO勝ち。

 

 

思い返してみれば結局、バルガスは3R~4Rでの被弾が致命的だったんだよね。

三浦さんは最終的にはベルチェットと戦うことになるんだと思うんだけど、

とっても噛み合いのいい試合になりそうだよね。

ただ相手はリーチの長さだけを誇るボクサーではなくて、

接近戦でのショート連打の威力は中間距離と変わりないほどだし、

最初の2~3発目だけじゃなくて4発目5発目にまで注意してないとヤバイ感じで、

お互いのボディブローとショート戦の行方が鍵を握りそうなんだわ。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

2月競馬は参加条件を満たすレースが少なくて、

先週までの4日間で9レースにしかエントリーしてなかったんだけど、

今日は3会場で6レースに参加するつもりなんだわ。

先回の的中以来ここまで15レース連続外してるもんで、

そろそろ的中が望める確率が到来してるんだけどね……。

 

 

☆ 東京 8R……⑥⑬→②⑥⑫⑬→⑤⑩⑬⑯

☆ 東京12R……②⑨→②⑨⑪⑮→①⑥⑨⑬

☆ 京都10R……②⑦→②⑦⑧⑪→②⑩⑭⑯

☆ 京都11R……②④→②④⑤⑬→②⑥⑩⑫

☆ 京都12R……⑦⑮→④⑦⑨⑮→②⑪⑫⑮

☆ 小倉11R……⑪⑭→③⑧⑪⑭→⑦⑨⑭⑯

 

 

 

2017年2月16日 (木)

日記 (2/16)

 

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“2年越しのシクラメン”

 

通常シクラメンはクリスマスから正月向けに温室栽培されるんだけど、

我が家のモノは前年に花期が終わったのをそのままバルコニーで育てたもんで、

生育がユックリだったもんで今頃咲いてるんだわ。

 

 

 

“超高層マンション”

その定義はおよそ20階建て以上、高さ60m以上のマンションってことなんだけど、

現在住んでる方はどう思ってるか知らないけど、

住まいとしての問題をそこそこ抱えてるって聞いてるんだよね。

 

最新の免震構造っていうのはビル自体で揺れを吸収する仕組みになってるから、

地震の際は上層階ほど揺れ幅が大きくなるし、揺れの終息も長引くんだってね。

 

それにマンション全体に軽量の材質を使用してることと相まって、

少しばかり強い風が吹くだけで揺れを感じるんだってさ。

 

60m以上ともなれば地上と比較して常に強い風が吹いてる訳で、

今のような時期だと寒風に晒されるから殆どバルコニーには出ないんだってね。

 

その超高層マンションの唯一のメリットは眺望がいいことなんだけど、

そうなると超高層マンションで低層階に住む意味が全く無い訳で、

眺望の良さはとっても羨ましく思って他に替え難いモノさえ感じるんだけど、

それでもやたら揺れるってことは自分にとっては耐え難いもんで、

今住んでる高さ20mほどまでが限界になるんだよね。

 

 

 

“IS”

イスラム系の過激集団が自らを “イスラミック・ステイト(イスラム国)” って、

そう名乗ってるから世間もそう呼んでるんだけど、

連中は只のゴロツキ集団に過ぎないんだから、

南米の “コントラ” みたいに単に○○族とか何か別のくくりをすればいいのに、

だから善良なイスラム教徒にまで迫害が及ぶ訳で、

トランプの安易で滅茶苦茶な大統領令なんかも出るんじゃないのかなあ。

 

 

 

“トランプ”

自分が思うにトランプはアメリカ史上最低の大統領で、

彼は只の個人企業のボスの様に国政を処してるとしか思えなくて、

名選手は必ずしも名監督になり得ないっていうスポーツ界と同様、

企業経営のプロでも必ずしも政治のプロでは無いってことで……。

 

大統領補佐官だったフリンって人が虚偽発言で辞任したんだけど、

“不倫で辞任” かって思ってしまったんだけど、

選挙参謀のボスだった女性もFOXのインタビューで、

トランプの娘のブランド商品を買うようにテレビで喋って問題化してるし、

まだスタートしたばかりだって言うのに素人集団の愚かさを露呈してしまってて、

自分は彼の政治手法は子供会レベルにしか思えなくて、

以前にも書いたんだけど、元々彼はサイコパス系だと思ってるし、

思うように物事が運ばないと早々に政権を投げ出してしまうんじゃないかなあ。

 

 

 

“東芝”

歴史のある企業でも無能過ぎる経営者が現れると悲劇が訪れる訳で、

それは山一證券や雪印、シャープのケースと同じな訳であって、

毎日真面目にコツコツ働いてる一般従業員たちは気の毒この上なくて、

経営責任者には山ほどの貯蓄があるだろうから辞めても困ることはなくて、

全くもうふざけるんじゃないってことで……。

 

 

 

“北朝鮮”

地球儀をグルグル回して色んな国を眺め渡しても、

北朝鮮のような国は殆ど唯一で、

まるで職人家業の一子相伝のように国政を担うっていうのは、

それに唯々諾々として国民が従ってるっていうのは、

アフリカや南米の先住民とかライオンの群れと変わることがないんだよね。

 

ただライオンの群れでもそのボスになるには雄同士の激しい戦いを経るんだけど、

自動的にボスの座が回ってくるっていう実に恵まれた環境にあるんだよね。

 

後は自らの地位を危うくさせるようなオスを力づくで排除すればいい訳で、

だからちょっと前の叔父のチャン・ソンテクを死刑にしたように、

今回も一族の長男坊が殺害されたんだと思うんだけど、

それはまるで “ゴッド・ファーザー” のようでもあるんだよね。

 

今や中国やロシアからも見放された感のある北朝鮮なんだけど、

そうなると自己完結的にどこまで国を運営仕切れるのか、

どこまで国民に夢を与えられるのかってことになるんだけど、

もしかしたら彼の国には “夢” という概念が存在しないのかも知れないね。

 

 

 

 

 

“やってないよ、ボクシング”

関西方面ほどではないんだけど今年は東京でも興行枯れが著しくて、

カレンダーを眺めると自分の今年10回目のボクシングは28日になる訳で結局、

それは中18日にもなる訳で、ちょっと経験が無いほどの間隔なんだよね。

 

年間の興行数とかボクサー数の減少化傾向には留まるところがなくて、

それは毎年の新人王トーナメント戦のエントリー数の減少にも如実に現れてて、

そういう状況は弱小ジムの乱立とかボクサーへの極端なしわ寄せを含めて、

業界全体の延々の無作為の結果だって思ってるんだけどね……。

 

このままだと世界チャンピオンは色々沢山いるにはいるけど、

彼らを支える筈のC級B級のボクサー達の数の減少には歯止めが効かなくて、

アマ経験を積んだ優秀なボクサーが有力ジムに流れていくだけっていう、

しごく刺激性の少ないストーリーしかボクシングには無くなってしまいそうで、

自分が死ぬ頃に日本のボクシングも死んでしまうんじゃないかって思ってるんだわ。

 

 

 

2017年2月13日 (月)

2016・全国有力ジムランク

 

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「あなたは味方ですか?」

 

 

 

“ファスト&ラウド” “名車再生 クラシック・ディーラーズ” “改造車の世界”

“カーSOS” っていうのはCSで放映してる車のレストア番組で、

アメリカとかイギリスで制作されてるんだけど、

40年も50年も前の車をエンジンの他機械部分の全てを入れ替えて、

内装や塗装も一新して転売する過程が描かれてるんだけど、

そこそこ面白いもんで流し見するには格好のアイテムなんだわ。

 

諸外国に比べて日本は車検制度が著しく厳しいから

日本の公道では走れないような改造になることも多いんだけどね。

 

 

 

現在協会に登録されてるプロボクシングジムは全国に280ほどあって、

そのうちのベスト30ジムについて7~8年前から調べてるんだよね。

 

ちゃんとしたシートは既に何人かの人達に受け取って貰ってるんだけど、

あくまで自分勝手なポイント計算に基づいての独断で、

具体的なポイントについては省略するけど、

日本タイトルを保持してるジムは基本的に20位以内に入るようにしてて、

A級ボクサーを10名以上保持してるジムを一流ジム、

なおかつ200P以上のジムを超一流ジムって勝手に設定してるんだわさ。

 

 

 

≪2016年度 全国有力ジムランキング≫

*ポイント数の次はA級ボクサー保有数、( )内は前年度順位。

 

 

① 帝拳……660P  20人 (1)

② ワタナベ……406P  26人 (2)

③ 大橋……404P  14人 (3)

④ 角海老……381P  21人 (5)

⑤ 井岡……379P  9人 (4)

⑥ 真正……308P  18人 (9)

⑦ 六島……258P  8人 (8)

⑧ 三迫……252P  12人 (6)

⑨ 畑中……213P  3人 (7)

⑩ 井岡弘樹……184P  4人 (18)

⑪ 仲里……174P  4人 (24)

⑪ 白井・具志堅……174P  4人 (16)

⑬ BMB……171P  1人  (18)

⑭ 横浜光……140P  10人 (14)

⑮ 伴流……125P  5人 (11)

⑯ 宮田……87P  7人 (12) 

⑰ 川崎新田……76P  6人 (27)

⑱ レイスポーツ……74P  4人 (ー)

⑲ 千里馬神戸……65P  5人 (22)

⑳ グリーンツダ……62P  12人 (16)

 

(21) 川島……52P  2人 (ー)

(22) 花形……46P  6人 (ー)

(22) ドリーム 46P  6人 (22)

(22) ヨネクラ……46P  6人 (ー)

(25) 青木……44P  4人 (ー)

(25) 折尾……44P  4人 (28)

(27) 古口……43P  3人 (24)

(28) セレス……36P  6人 (20)

(29) KG大和……34P  4人 (ー)

(29) 金子……34P  4人 (29)

(31) 一力……33P  3人 (ー)

(31) 本田F……33P  3人 (15)

 

 

 

前年のランキングから落ちたのは、F赤羽(10)、ウォズ(13)、八王子中屋(21)、

協栄(26)、E&Jカシアス(29)、渡嘉敷(29)、山上(32)の7ジム。

返り咲き、新規ランクインは、レイスポーツ、川島、花形、ヨネクラ、青木、KG大和、

一力の7ジム。

 

全32ジムのうち東日本以外のジムは11ジムで1ジム減。

 

横浜光ジムのA級ボクサーが前年より1名増えたもんで、

A級を10名以上保有する一流ジムも一箇所増えて8ジム。

→ワタナベ(26)、角海老(21)、帝拳(20)、真正(18)、大橋(14)、

三迫(12)、グリーンツダ(12)、横浜光(10)。

 

尚且つ200ポイント以上をゲットして真正ジムが超一流ジムに昇格。

 

一流ジム8ジムのうち東日本以外は真正ジムとグリーツダジムの2ジム。

超一流ジム6ジムのうち東日本以外は真正ジムのみ。

 

 

 

そう言えば堀川謙一さんが板垣幸司さんに3-0勝ちして、

WBOの地域タイトルゲットってことでホント良かったヨカッタなんだわ。

彼は普段は三迫ジムで練習してて、後楽園ホールにもよく来るもんで、

いつのまにか知り合いになったんだけど、とっても礼儀正しい好青年なんだよね。

 

 

 

2017年2月10日 (金)

後楽園ホール・2月9日

 

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「もう誰の子だか全然解らないんだよね~。」

 

 

 

正式に引退を表明してたり、個人的に話を聞いてる場合はともかく、

事情が分からないまま最近見掛けなくて気になってるボクサー達も多くて……。

 

伊原健太君、森拓也君、横山一喜君、横山隆司君、島村国伸君、若生然太君、

井出羊一君、岩崎悠輝君、橋元隼人君、大坪タツヤ君、千波丈二君、堀陽太君、

大村光矢君、林徹麿君、佐藤宗史君、小竹雅元君、岨野豊君、久野伸弘君、

横山大輔君、阿部隆臣君、庄司恭一郎君、迫田大治君、糸山良太君、

田中康寛君、小澤大将君……、みんなどうしてるのか、止めてしまったのか……。

 

 

 

昨日は朝方からの粉雪が夕方までサラサラ舞い散ったままで、

最高温度4℃って東京は極寒の一日だったんだわ。

 

昨日のホールは7試合が組まれてて、全試合楽しみにしてたんだけど、

特に後半の4試合はもう極上の出来がりで心が躍りまくったんだわ。

 

 

 

① 亀山大輝君(ワタナベ)×佐藤剛君(角海老)……LF 4R

1勝1敗のサウスポー、20歳・静岡県と、

1勝1敗(1KO)のサウスポー、20歳・東京都。

 

同じ戦績の20歳同士なもんで活きのいい打ち合いを期待してたんだわ。

 

<1R>

若干大人し目にスタートした佐藤君に対して亀山君、

初っ端から吹っ切れたようなテキパキ感全面出しでパワーも込められてて、

特に右フックがとっても良かったんだわ。

 

中ヒットを積み重ねられた佐藤君は早くも顔面を赤くして、

何だか相手の動きに翻弄されてるって感じだったんだよね。

 

<2R>

佐藤君がいきなりのサウスポーチェンジで始めたんだけど、

亀山君は一切構うことなくガンガンの手数で圧倒して、

佐藤君は両目の横が腫れ始めたし鼻血にも見舞われてきたんだわ。

 

佐藤君も前の回より手数を増やしていったんだけどまだまだ追い付いてなくて、

相手が大きく振り外したところも狙えてなかったなあ。

 

<3R>

このまま一方的になってしまうかと思われた佐藤君が気持ち立て直しての奮闘で、

前詰めからのボディに活路を求めながらの手数アップヒット数アップで、

亀山君は入り際に山ほどの右を貰い続けてたんだわ。

 

<4R>

ここを頑張れば自分の中では負けは無かった佐藤君だったんだけど、

勝ちたい気持ちは同じように亀山君にもあったような飛ばし返しで、

大分バランスを崩して気負った振り過ぎも目立ったんだけど、

1分半まではほぼイーブンだったその後を僅差で征して逃げ切ったかなあ……。

 

 

ってことで自分は39-37で亀山君だったんだけど結局、

亀山君から見て39-37、38-39、38-38ってことで1-1ドローだったんだわ。

この二人は何ヶ月後かに再戦する必要があるね、絶対。

 

 

 

② 山田大輔君(REBOOT)×工藤優雅君(マナベ)……F 6R

5勝(1KO)3敗(1KO)のサウスポー、32歳・埼玉県と、

5勝2敗2分の22歳・東京都。

 

10歳の年齢差がある二人だったんだけど、

工藤君の濃紺に白ストライプのトランクスが圧倒的にカッコ良かったなあ。

 

<1R>

正直、初っ端からお互いに全く噛み合いが悪くて、山田君はもう少し近いところで、

一方の工藤君は若干距離を取りたいところだったと思うんだけど、

二人共、終始中途半端な距離で刺激の少ないやり取りを続けてたんだわ。

 

工藤君はもう少しやれるボクサーだと思ってるんだけど、

一発打ってそれでお終いって感じが多過ぎで、

何発かをワンセットにするって考える方がいいって思ったんだよね。

 

<2R>

それでもきちんとしたボディショットを組み合わせ打ってたのは工藤君で、

若干攻撃のバランスが取れてきたかなあって思ってた開始55秒、

工藤君の右、左、右の最後の右がカウンター気味にヒットして山田君がダウン。

 

直撃された山田君は大きく膝カックンしてしまって、

一瞬堪えるかって見てたら、ちょっと人影で見落としてしまったんだけど、

その瞬間僅かに右手を着いてしまったみたいだったんだわ。

 

それほどのダメージを残さないままのリスタートだったんだけど山田君、

大きく反撃するまでには至らず、何となくの劣勢が続いてたんだよね。

 

<3R>

山田君にはこれといって攻め手に新たなモノを出し切れないままだったし、

明らかに優勢をキープしてた工藤君にしても雑なイッセノセが目立って、

ショートブローの回転力不足が改善されないままで、

工藤君の勝ちは間違いのないところではあったんだけど、

B級戦にしても二人共ちょっとタルイ感じが免れなくて一旦休憩タイム。

 

 

結局、5R1分27秒、工藤君の初TKO勝ちだったんだけど、

彼からはいつものようなキレを感じなかったし、

山田君の方も持ち前の鬼のガツガツ戦に持ち込めなかったんだよね。

 

 

 

③ 富岡樹君(REBOOT)×パク・ジュンウ……SFe 6R

1勝0敗の19歳・埼玉県と、4勝(2KO)6敗の26歳・韓国。

 

三迫会長がマッチメイクした関係か中川玄兼君がヘルプセコンドしてたんだけど、

初めてだったみたいで彼の慌て振りが見てて可笑しかったなあ。

 

このくらいの相手ならキチッと決着させなくちゃねって感じで見てたんだけど、

残念ながら富岡君は最後までアマっぽい感じが抜け切らないままだったんだわ。

 

相手はそこそこパワフルではあったんだけど結局は右強打一本系で、

そういう意味では単純で解り易い相手だって富岡君も把握してたと思うんだけど、

そりゃ相手の攻勢を凌ぎ切れなかったとか、

ポイント取られるって場面は一度も無かったんだけど、

だからこそ、圧倒しまくるってシーンを作って欲しかったんだけどね。

 

二人共、中盤以降は工夫の少ないマンネリ系になってしまったもんで、

4R以降は殆ど真面目に見てなかったんだわさ。

 

 

結局この試合は60-54×3ってことで、

富岡君がパーフェクト3-0勝ちしたんだけど、

でもやっぱり彼の60-54には課題があるって思わざるを得なくて、

ポイント的にハンデを負ってる場合でも試合をひっくり返す為に、

あるいは相手に常に危険な感じを抱かせる為にも、

強攻撃で倒し切ってしまう意識は上へ行けばいくほど必要になる訳で、

負けないボクシングより常に勝つボクシングを意識するってことじゃないかなあ、

っていうようなことを試合後の富岡君に話をしたんだけどね……。

 

 

 

④ 田中教仁君(三迫)×高橋悠斗君(K&W)……Mm 6R

14勝(7KO)5敗の31歳・東京都と、

6勝(4KO)2敗の23歳・東京都。

 

田中君のデビューは2005年なんだけど、この日がほぼ5年振りくらいの試合で、

ドリームジムから移籍してのこれが初戦でもあったんだけど、

未だにデビュー当時のミニマム級のウェイトをキープしてるのは立派だなあ。

 

ある意味この日一番試合の行方が気になってた一戦だったんだよね。

 

<1R>

田中君は比較的ユッタリしてスタートを切ってて、

久し振りの実戦の感触を確かめながらって感じだったなあ。

 

少しばかり上背とリーチ優位な高橋君も中々いい動きをしてたんだけど、

全体のリズム感とか踏み込みのタイミングとかはやっぱり田中君で、

残り17秒での右ボディからのコンビネーションでまずはポイントゲット。

 

<2R>

試合勘を取り戻しそこそこ感じを掴んだ田中君がグイッて前詰めしたその瞬間、

時間的には開始殆ど直後の16秒だったんだけど、

高橋君の右ショートストレートがカウンターヒットしていきなり田中君がダウン。

 

そういえば高橋君の右はそこそこの威力を持ってるKO率50%ってことで、

田中君の外しざまを狙ったカウンターセンスは抜群だったんだわ。

 

そこそこの直撃度に見えたもんで先行きが心配されたんだけど田中君、

確か過去に一度のKO負けのない打たれ強さはまだまだ健在で、

残された長い時間も見てる人に不安を感じさせることなく、

まるで何事も無かったかのように冷静に立て直してたんだわ。

 

高橋君の攻撃には特別のオリジナリティーは感じなかったんだけど、

とにかく右を正確にヒットする局面にどう持ち込むかっていうのがテーマなんだよね。

 

<3R>

田中君は全く慌てることのない入りをしてて、

まるであと4ラウンドで返せばいいって計算してるかのようだったんだわ。

 

一方の高橋君の方もいい感じを掴んだのは間違いのないところで、

左右への素早い動きと鋭いジャブがリンクし始めて更に攻勢を強めていって、

って見てた次の瞬間、1分08秒の北ロープ近くだったんだけど、

ブンって大きく振り放った田中君の右ロング系フックが大直撃で、

途端に高橋君が痛そうに顔面を大きく歪めて直後に両グローブで顔を覆って、

そのまま倒れ込んでしまったんだわ。

 

こういうのは左目横の骨を折ってしまったか眼窩底骨折の可能性が高いんだけど、

だから即のストップエンドでもいいって自分は思ったんだけど、

レフェリーも陣営も若干放置気味のテンカウントアウトだったんだよね。

 

 

ってことで、田中君が長いブランク明けの試合で、それも移籍初戦で、

実に見事な逆転の1分29秒KO勝ちだったんだわ。

 

 

もう5年振り以上だったし、元々沢山話をしてた間柄ではなかったんだけど、

田中君は自分のことを憶えてくれてたみたいで、

試合後これ以上ない笑顔で両手タッチしてくれたんだよね。

 

 

 

⑤ 鈴木悠介さん(三迫)×児玉堅君(T&H)……B 8R

6勝(4KO)3敗のランク6位、サウスポー、28歳・茨城県と、

8勝(3KO)2敗(1KO)1分の26歳・鹿児島県。

 

鈴木さんも八王子中屋ジムから移籍してのこれが初戦なんだよね。

 

それにしても八王子中屋ジムは会長の世代交代に伴って、

荒川仁人さん、福本祥馬さん、鈴木悠介さんって、

立て続けに3人ものランカーが移籍してるし、

チャールズ・ベラミーも今では帝拳ジムに面倒を見て貰ってるみたいだし、

大きく様変わりしてる最中みたいだね。

 

4連勝中の児玉君に対して鈴木さんは2連敗中だったんだけどね……。

 

<1R>

ドッシリ感では流石に鈴木さんの方が上回ってて、

児玉君はサウスポー慣れしてないというかかなり慎重な立ち上がりで、

開始36秒辺りでの鈴木さんの左ストレートをいきなり2発被弾してたんだわ。

 

この時の児玉君は鈴木さんの左ストレートが殆ど見えてないような感じで、

それ以降も攻めあぐみが著しかったんだよね。

 

鈴木さんの左ストレートは以前の感じとは大分違ってて、

以前はもう少し振り被るというかヒッチの大きい打ち方をしてたんだけど、

この日の彼の左は構えた位置からそのままのノーモーション系で、

相手にとっては見極めにくい軌道で真っ直ぐ飛んでいってたんだよね。

 

<2R>

児玉君はどう距離を詰めるのか、あるいは敢えて詰めないのか、

試合の組み立て自体に戸惑ってるままって感じで、

1分04秒、南ロープ際で鈴木さんの角度のいい右ショーフックを貰ってしまって、

いきなり左目上をヒットカット出血してドクターチェック。

 

若干縦位置だったせいか自分には一瞬バッティングのように見えたんだけど、

本人も陣営からも何のアピールが無かったから、

間違いなくヒットカットだったんだろうね。

 

児玉君は中途半端な距離のままで、

もっと接近してガチャガチャにさせるべきじゃないかと思ったんだけど、

その距離は鈴木さんの左ストレートには絶好の位置関係な訳で、

何となく鈴木さんのワンツーを怖がってるような印象さえ感じたんだわ。

 

このままだと鈴木さんが試合を支配してしまうけどなあって見てた残り26秒、

鈴木さんの左、右、左のショート連打の最後の左ショートが綺麗にヒットして、

堪らず児玉君が倒れ込んでしまったんだわ。

 

それまでの被弾ダメージもあったんだろうし、

そもそも気持ち負けしてしまってるってことか、

カウント途中で陣営からタオルが投げ入れられて2分42秒、

田中君に引き続いて鈴木さんも移籍初戦で見事なKO勝ちだったんだわ。

 

 

勝率そのものは児玉君の方が上で少し心配してた試合だったんだけど、

予想してた以上の結果で何だかとっても嬉しかったもんで、

試合後の鈴木さんと少しばかり話しをしたんだけど、

試合中に自分が感じてたことは間違ってなかったみたいだったんだよね。

 

 

 

⑥ 麻生興一さん(三迫)×松山和樹さん(山上)

             ………日本 SL級 タイトル戦 10R

20勝(13KO)7敗(4KO)1分のランク1位、30歳・大分県と、

13勝(7KO)7敗(3KO)1分のランク2位、30歳・青森県。

 

松山さんは麻生さんタイプは得意じゃないだろうし、

長引いたところでも倒す力はやっぱり麻生さんの方にあるしってことで……。

 

<1R>

まず先に仕掛けていったのは松山さんで、

最初の1分間の手数は半端じゃなくて麻生さんの30倍ほどもあったかなあ……。

 

例によって麻生さんはガードを固めての詰め詰めだったんだけど、

松山さんも全く構わずガードの上からガンガン叩いていったんだわ。

 

手数では比較にならなかったんだけど、

残り1分20秒での麻生さんの右ショートフックが抜群で、

狭いところに差し込むように打ったその右フックの有効度で麻生さんポイント。

 

<2R>

相手が入って来るところでの松山さんの牽制ジャブが実にいい感じで、

麻生さんの右顔面が薄っすら赤くなり始めたんだわ。

 

相変わらず手数は相手の5分の1ほどながら麻生さん、

1分22秒に左アッパーを見栄え良くヒットさせてたし、

残り30秒でも左ボディからの右フックのコンビネーションをハードヒットさせて、

この時は一瞬松山さんのダメージが見えるようだったんだわ。

 

<3R>

手数は出してるモノの中々クリーンヒットに恵まれない松山さん、

徐々に距離を維持し切れなくなってきてちょっと辛そうだったんだわ。

 

<4R>

パンチの組み合わせっていう点でも麻生さんが圧倒し始めて、

松山さんにはこれと言って打開策が見えて来ないこともあって、

ちょっとばかり一方的な展開になりつつあって、

松山さんはひたすら右強打の距離とタイミングを探ってるって感じだったなあ。

 

<5R>

それでも気持ちを強く維持して松山さんが大きく先に仕掛けて、

最初の1分間をコツコツ当て勝ちしてたんだわ。

 

その後麻生さんも見栄えのいい左ボディを打ち込んでたんだけど、

このラウンドは松山さんの踏ん張りポイントゲットだったなあ。

 

 

ってことでここまでの自分のスコアは49-46で麻生さんだったんだけど、

公表された中間スコアは50-46、49-46×2でやっぱり麻生さんだったね。

 

<6R>

松山さんの左ボディがそこそこの喰い込みを見せ続け、

明らかに彼の活路が見えてきたし、

麻生さんのパンチに打たれ慣れしてきたみたいだったんだわ。

 

<7R>

我慢比べの接近戦になって麻生さんの手数とヒット数が落ちてきて、

松山さんのボディショットの有効性の方が目立ってきたんだよね。

 

麻生さんも薄くはあったけど右ストレートを3発ほど当ててたんだけど、

踏ん張りが効かなくなって打ち終わりにバランスを崩すようになってたなあ。

 

ってことで、松山さんが3ラウンド連続のポイントバックで、

自分の中では67-66の1ポイント差にまで詰まってきたんだよね。

 

<8R>

ポイント的に微妙になりつつあったのを知ってか二人共、

其々引き離しとイーブンを目指してこのラウンドは初っ端からの飛ばし合いで、

どちらに傾いてもアリって感じの中、最初のクリーンヒットは麻生さんの方で、

1分25秒、右ストレートがタイミングよくヒットして、

それまで三迫会長の方から 「手数っ! 手数っ! 手数っ!」 って、

デカイ声で鬼檄が飛びまくってた直後だったんだけど、

その途端に松山さんが正常な意識を保てなくなってしまったみたいで、

有らぬ方向に視線が行ってしまって体も大きく緩んでしまったんだわ。

 

勿論それを見過ごす麻生さんではない訳で、

陣営からの声援をバックにしての一気ラッシュで、

更に2~3発の直撃を重ねた直後の1分35秒、

見かねたフェレリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

リング上で勝利者インタビューを受けた麻生さんは、

これまで世話になった4つのジムに対する感謝の気持ちを懸命に表してて、

其々のジムで触れ合ったボクサー達の祝福をも受けてたんだわ。

 

控室に戻るところで麻生さんと言葉を交わすことが出来たんだけど、

もし敗けたら止めるんじゃないかって個人的に思ってたし、

この日は奥様も来てたし、ホント良かったなあ……。

 

 

一方この日の松山さんの出来も極上に近くて、

そのパフォーマンスの中に強い意志が感じられて見てて気持ち良かったし、

7Rまでには大きく展開を揺さぶってほぼイーブンにまで引き戻して、

得意ではない相手をあと一歩までのところまで追い込んだのは立派だったんだわ。

 

 

 

⑦ 竹中良さん(三迫)×荒谷龍人さん(KG大和)

            ………OPBF Fe級 タイトル戦 12R

15勝(8KO)3敗(2KO)1分のチャンピオン、31歳・熊本県と、

11勝(3KO)4敗(2KO)1分のOPBF11位、29歳・神奈川県。

 

ずっと以前の竹中さんは正直言ってガチャガチャ頼りないところもあったんだけど、

ここのところの彼はまるで別人のような高みにさえ登ったような安定感さえあって、

荒谷さんとはこれまで戦ってきたメンバーのクオリティー差も大きいし、

パンチ力の差も歴然なもんで、ほぼ竹中さんの楽勝じゃないかって……。

 

<1R>

竹中さんが落ち着いた様子見する中、荒谷さんは挑戦者らしい振る舞いで、

沢山のジャブで先行して、当たりは薄かったけど右も2発ヒットさせてたんだわ。

 

結局、竹中さんは右を1発当てただけでまずは荒谷さんがポイントゲット。

 

<2R>

竹中さんがごく自然にプレスを掛け始めた開始47秒、

シュンって感じで打ち出したワンツーが直撃して荒谷さんがダウン。              

西ロープ前のことだったんだけど、ホントに素直なワンツーだったんだわ。

 

何とかリスタートした荒谷さんだったんけど、

ダウンする前とは顔付きがまるで違ってて、何だかいきなり辛そうで、

このまま試合を続けることが怖くなってきたような表情になってたんだわ。

 

<3R>

ショートレンジではいい感じを見せてたんだけど荒谷さん、

相手を圧倒するところまで行ってなくて、竹中さんの即の反撃の方が圧倒的で、

そもそも一発一発に込められた威力に大差があることは間違いなくて、

特に返しの左フックの品質が荒谷さんとはまるで違ってたんだわ。

 

竹中さんはボディへの打ち分けも全く抜かりなくて、

荒谷さんは対応し切れないって感じが強かったんだよね。

 

<4R>

このままじゃ如何にも拙いって感じで荒谷さんが立て直してのプッシュプッシュで、

ヘコタレてはいられないってところを見せたんだけど、

その一瞬後の1分37秒、、若干の一段落を見せた途端に竹中さんの超逆襲で、

元々打ち終わりが若干緩くてガードが下がり気味の荒谷さんの顔面に、

竹中さんの渾身の右ストレートが大直撃。

 

堪らず荒谷さんがその場に四つん這いダウンしてしまって、

最早これまでかって判断したセコンドがカウントが始まると同時にタオル投入で、

1分40秒、予想通りとは言え竹中さんが実に手際のいいKO勝ちだったんだわ。

 

 

竹中さんとは特別の話をしたことが無くて、

お互い目が合うと会釈する程度なんだけど、

この日も試合前と試合直後の2回、ヤアッて感じで挨拶を交わしたんだよね。

 

 

試合後の荒谷さんはダメージが大きいってことで病院に向かったんだけど、

もしかしたら彼は既に2Rの時点で相当ダメージが深かったのかも知れなくて、

だからあんな様な顔付きをしたんじゃないかって思い返したんだよね。

 

 

 

この日、三迫ジムは4人出しだったんだけど、

4人全員が実にスッキリしたKO勝ち(TKO含む)だったもんで、

ジムボクサー達はあっちこっちで大騒ぎだったんだけど、

誰がベストかって事になると色々思い悩むわけで、

竹中さんと麻生さんはほぼ順当勝ちってことで結局以下のようになったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト5ボクサー】

① 田中教仁君

② 鈴木悠介さん

③ 麻生興一さん

④ 竹中良さん

⑤ 松山和樹さん

 

 

 

2017年2月 8日 (水)

1月度ランキング

 

Img_0981

“レオタード猫”

 

 

 

1月度ランキングは1月14日~2月1日までの試合を対象に

先週3日に発表されたんだけどそもそも対象期間が短かったし、

興行数も少なかった為、異動も少なかったね。

 

 

≪1月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

高山勝成さん(獲得)、田口良一さん(5)、田中恒成さん(獲得)、

八重樫東さん(2)、井岡一翔さん(4)、井上尚弥さん(4)、山中慎介さん(11)、

小國以載さん(獲得)、ホルヘ・リナレス(WBA獲得、WBC3)の計9名。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

拳四朗さん(1)、比嘉大吾さん(1)、マーク・ジョン・ヤップ(獲得)、

久保隼さん(2)、竹中良さん(2)、伊藤雅雪さん(3)、中谷正義さん(6)、

大石豊さん(獲得)、太尊康輝さん(獲得)、藤本京太郎さん(獲得)の計10名。

山中竜也さん(Mm)が返上、藤本さんが新規王座ゲット。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……空位。

全く変動ナシで空きも2名分のまま。

OPBF王座を返上した山中竜也さんの編入はナシ。

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(2)

この階級も全く変動ナシで空きも2名分のまま。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(4)

11位だった濱田修士さんがほぼ引退のランクアウト。

試合枯れしてる大嶽正史さんが10位から12位にダウン。

異動はそれだけで新たに空き1名分発生。

 

 

【スーパーフライ級】……中川健太さん(獲得)

2位だった戸部洋平さんが負傷回復ならないまま長期試合枯れでランクアウト。

去年10月にWBOの地域タイトルを獲った川口勝太さんが12位にランキング。

 

 

【バンタム級】……空位。

2月13日に高橋竜也さんと試合で0-1ドローだった齋藤裕太さんは3位のまま。

で、高橋竜也さんも当然7位のまま。

 

減量ミスして試合棄権した高橋竜平さんが13位からのランク落ちして、

空いたスペースにSB級9位から高野誠三さんが転入して10位にランキング。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(2)

高野誠三さんがB級に転出して出来たスペースに、

水野拓哉さんが復活ランクインして14位。

異動はそれだけ。

 

 

【フェザー級】……林翔太さん(1)

1月31日に山口翔太君に3-0勝ちした岩井大さんが

渡邉卓也さんと入れ替わって6位にアップ。

臼井欽士郎さんが上野則之さんと8位と9位を入れ替わってるね。

 

12月18日、WBCユース王座をゲットした上原拓哉さんが14位にランクインして、

押し出された形で14位だった萱沼徹平さんが残念ランクアウト。

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(3)

大里拳さんが緒方勇希さんと入れ替わって12位にアップ。

異動はそれだけ。

 

 

【ライト級】……土屋修平さん(獲得)

1月31日にWBO地域タイトルをゲットした荒川仁人さんが、

アクセル住吉さんと入れ替わって3位にアップ。

異動はそれだけ。

 

 

【スーパーライト級】……空位。

W級2位だった今野裕介さんが転入して6位にランキングされた関係で、

14位だった藤田光良さんが押し出されランクアウト。

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(1)

1月31日に合田剛士君に3ー0勝ちした川崎真琴さんが4位から2位にアップ。

2月13日、チャールズ・ベラミーと1-1引き分けた別府優樹さんは6位にアップ。

2位だった今野裕介さんがSL級に転出して空き1名増えて6名分。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(6)

1月14日に渡部あきのりさんに3-0勝ちした井上岳志さんが

丸木凌介さんと入れ替わって2位にアップ。

 

別府さんと引き分けたC・ベラミーは8位のまま。

空き5名分も変わらず。

 

 

【ミドル級】……西田光さん(正規)、胡朋宏さん(暫定)

1月14日に福山和徹さんに4RKO勝ちした福本祥馬さんは1位のまま。

敗れた福山さんが3位から5位にダウンして、

秋山泰幸さんが2位から3位にダウンした関係もあって、

竹迫司登さんが4位から2位にアップして淵上誠さんも一個上がって4位。

 

空きはランカー数以上の8名分もあるんだわ。

 

 

 

【保留ボクサーリスト】

原隆二さん、福原辰弥さん、宮崎亮さん、カルロス・クアドラス、河野公平さん、

帝里木下さん、五十嵐俊幸さん、江藤光喜さん、井上拓真さん、石田匠さん、

岩佐亮祐さん、大森将平さん、益田健太郎さん、和氣慎吾さん、大竹秀典さん、

細野悟さん、大沢宏晋さん、内山高志さん、三浦隆司さん、小原佳太さん、

亀海喜寛さん、村田諒太さんの計22名は変わらず。

 

OPBFタイトルを返上した山中竜也さんはこのリストにもいないんだよね。

 

この中で1月に試合をしたのは1月28日にミゲル・ローマンに12RKO勝ちした

三浦隆司さんだけだったんだわ。

(そう言えば自分はまだ見てないんだけどね……。)

 

 

 

2017年2月 7日 (火)

1月のベストボクシング

 

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「温ったけえ~!」

 

 

 

“堀口珈琲” のパッケージには豆や粉の保存法が書いてあるんだけど、

豆の場合だと開封後1週間以内に飲み切れない時とか、

粉だと未開封でも、とにかく冷凍庫保存を強く薦めてるんだよね。

自分の場合は冷蔵庫保存さえしてないんだけど問題あるのかなあ……。

 

 

 

東京では1月には6ボクシングしかなくてちょっと寂しかったんだけど、

それでも他の地域よりはずっと恵まれてて、

関西方面は2月一杯まで全くのノーボクシングだし、

他でも沖縄と熊本、広島で其々1回づつしか興行がないんだよね。

 

3月までの3ヶ月間で東京では合計15ボクシングが予定されてて、

それでも若干減り気味なんだけど、一方関西では2ボクシングしかないし、

あとは九州で2ボクシング、広島と沖縄で各1ボクシングしかなくて、

こういう斜陽的傾向が恒常化するのかなあ……。

 

 

1月の東京ボクシングには “DANGAN” が3興行絡んでたんだけど、

特にC級の2興行には期待してた以上の面白さを感じたんだよね。

 

 

 

≪1月度ボクシングベスト15≫

*左側が勝者、( )内は事前期待度順位、敬称略。

 

① 荒川仁人×アンソニー・サバルデ (1)……3-0

② 福本祥馬×福山和徹 (8)……4RKO

③ 内藤未来×三船世翔 (ー)……3RKO

④ 岩井大×山口翔太 (14)……3-0

⑤ 矢斬佑季×スミス健人 (ー)……1RKO

⑥ 和田優麻×新富凌 (ー)……3-0

⑦ 諏訪佑×田中利弥 (9)……3-0

⑧ 住田愛斗×花森成吾 (ー)……3-0

⑨ 幸田健太郎×大場竜 (ー)……3-0

⑩ 佐宗緋月×市川雅之 (13)……1-1

⑪ 澤田京介×奥村健太 (3)……3-0

⑫ 荒川竜平×松田烈 (ー)……1RKO

⑬ 渡辺和幸×栗原拓也 (ー)……4RKO

⑭ 松本雄大×長岡舜 (ー)……3-0

⑮ 江澤宏之×伊藤敏 (ー)……1RKO

 

*事前期待度順位10位以内で選モレした試合は……、

チャールズ・ベラミー×別府優樹(2)、井上岳志×渡部あきのり(4)、

斉藤裕太×高橋竜也(6)、川崎真琴×合田剛士(10)の4試合。

なお、木村隼人×高橋竜平(5)は高橋の棄権中止になって、

田中教仁×高橋悠斗(7)は2月に延期。

 

 

 

ワタナベジムの長井一さん(SF級9位)がメキシコで元世界チャンプと試合して、

反則の嵐とデタラメ判定に見舞われてしまったみたいなんだけど、

この業界にはまだまだ未開な連中が多いってことなんだよね。

 

 

 

2017年2月 5日 (日)

後楽園ホール・2月4日

 

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「左フックは体を左に傾けながらこんな感じでブロックして……。」

 

 

 

昨日のホールは “ダイナミック・グローブ” だったもんで、

帝拳ジムの長野マネにご挨拶した後、

渡辺会長ママに生姜飴を貰ったんだけど、

これがまあそこそこ強烈で喉の刺激が半端じゃなかったんだわ。

 

 

昨日は全部で6試合、行き合えば挨拶を交わすボクサーが4人ってことで……。

 

 

① KCプラチャンダ(角海老)×田中和泉君(10count)

                           ………SB 4R

0勝1敗(1KO)の21歳・ネパールと、デビュー戦の21歳・神奈川県。

 

田中君のラメトランクスはジムの村越マネのお手製なんだよね。

 

<1R>

これが2戦目のプラチャンダ君だったんだけど、まだまだ動きが硬かったし、

必ずしも気持ちが緩んでた訳ではないと思うんだけど、

戦う気持ちが伝わってくるボクシングが出来てないって感じだったんだよね。

 

一方の田中君はコーナー周辺からの声援を背に気合満々で、

様子見からの1分半前までにはシッカリプレスを掛けていって、

相手の消極的な性格を早くも見破ったみたいだったんだわ。

 

<2R>

攻撃の一段落が解り易いプラチャンダ君はファールカップがずれてるみたいで、

行くような行かないような何となく中途半端な攻撃を繰り返してたし、

同じような被弾でもより大きいダメージを負ってるような感じだったなあ。

 

残り41秒、相手の間隙を突いて田中君が綺麗な右ストレートをヒットさせて、

青コーナー前の西ロープ際でプラチャンダ君からダウンゲット。

 

プラチャンダ君のワンツーはそこそこ鋭いし中々いい形はしてるんだけど、

そのタイミングだけを大事にするボクシングに終始してて、

攻撃の幅の狭さを相手に見極められると実に辛いんだよね。

 

左目上をカットしながらのリスタートだったプラチャンダ君、

終了ゴングまで何とか凌いだんだけど、長いこと無さそうだったなあ。

 

<3R>

開始18秒、プラチャンダ君のワンツーがヒットして田中君はいきなりの鼻血。

 

そこそこ顔面を赤く染めてたのを見てプラチャンダ君も若干気分よく盛り返して、

途端に田中君の単調さが目に付き始めたんだけど、

流れが大きく変わるってところまでは行かなくて、

1分過ぎ、顔面の下半分を真っ赤にしながら田中君の一気の立て直しで、

プラチャンダ君を北西ポストまでワンツーからの右で追い詰めて、

最後は右、右、右って打ち込んだところでレフェリーストップエンド。

 

1分21秒ってことだったんだけど、田中君の気持勝ちって感じだったなあ。

 

 

 

② 椎名善聴君(八王子中屋)×柴沼智樹君(KG大和)

                            ………LF 4R

1勝1敗(1KO)の23歳・茨城県と、

1勝2敗(1KO)のサウスポー、30歳・神奈川県。

 

<1R>

椎名君の方がプレスを掛け気味にスタートしたんだけど、

そこから先手を取り切れないまま柴沼君が簡単に主導権を握ってたね。

 

椎名君は相手を警戒し過ぎる余りか殆ど何も仕掛けないままで、

年齢が逆じゃないかと思われるほど若さに欠ける印象が強くて、

柴沼君もそれほど器用なボクサーではなかったんだけど、

離れ際の左フックを懸命に頑張ってたし、

踏み込みざまの左ストレートボディで何とか活路をって感じが見て取れたんだよね。

 

<2R>

相変わらず椎野君からはどういうボクシングをしたいのかが伝わって来ないままで、

技術的にはともかく明らかに気持ち負けしてしまってるみたいで、

これでいいんだなって感じで柴沼君が自信に満ちて弾けてたんだわ。

 

 

ってことで自分の中では勝負あったってことで一旦離席したんだけど、

後でスコアを確かめたら結局あのままだったみたいで、

40-36×3ってことで柴沼君のパーフェクト3-0勝ちだったね。

 

こういうスコアっていうのは実は両方にとってちょっと恥ずかしくて、

柴沼君は倒し切れなかったのかってことだし、

椎名君にはそもそも公衆の面前で殴り合うってことが、

どんなに非日常的なイベントなのかが解ってなかったのかってことでもあるんだよね。

 

 

 

③ 波田大和君(帝拳)×橋本拓也君(ワイルドB)……SFe 6R

3勝(3KO)0敗のサウスポー、20歳・埼玉県と、

5勝(5KO)5敗(5KO)の26歳・兵庫県。

 

ワイルドビートっていうジムは記憶になくてどこにあるのかなあ……。

 

波田君は3戦3KO勝ちの無敗だし、

橋本君も勝ちも負けも全てKO決着ってことで……。

 

<1R>

多少突っ立ち気味の橋本君に対して波田君が最初に左ストレートをヒット。

 

10㎝近い上背と長いリーチの橋本君なんだけど、

ジャブから組み立てるって感じではなくて、右ストレート一本狙いなんだなあ。

 

踏み込み鋭い波田君にとってはとってもやり易い相手ってことで、

後半にかけても左ストレートをそれほど工夫することなく簡単に当て込んでたね。

 

<2R>

波田君は必殺系で放ってた左にも必ず右をフォローしてた一方、

橋本君はあくまで右ストレート命って感じでワンツーを突っ突いてたんだけど、

中々見栄えのいい打ち込みには恵まれないままだったなあ。

 

<3R>

1分16秒の北西ポスト前、波田君が一気の追い込みで、

ショート連打からの左ストレートを直撃させて橋本君からダウンゲット。

 

波田君にも2次3次の踏み込み追撃が欲しいところだったんだけど、

リスタート後の橋本君はショートブローも強く打てなくて、

ちょっと勝負の行方が見えてきてしまったモンで連続の休憩タイム。

 

 

そんなに長い時間はかかりそうに思えなかったんだけど、

案の定次の4Rの途中でストップエンドコールがロビーに聞こえてきて、

やっぱり終わってしまったかって思ったら倒されたのは何となんと波田君の方で、

最初のダウン喰らった後のリスタートして2分04秒、

赤コーナーからタオルが投入されてしまったんだわ。

 

 

あそこまでの展開からの橋本君の逆転TKO勝ちも立派だと思うけど、

それよりは波田君の油断の方が問題だったんじゃないかって思ったんだけどね。

 

 

 

④ 末吉大さん(帝拳)×アラン・バレスピン……SFe 10R

13勝(8KO)1敗の国内5位、OPBF6位、26歳・東京都と、

9勝(8KO)0敗の国内チャンピオン、OPBF11位、22歳・フィリピン。

 

そもそもフィリピンボクサーのこの戦績は油断ならないし、

バレスピンはついこの間、小國以載さんが世界戦に挑戦する際に、

スパーリングパートナーに呼ばれてたガツガツ乱暴系でもあるんだよね。

 

リングに向かう末吉さんとグローブタッチして始まり始まり……。

 

<1R>

バレスピンは31日に荒川仁人さんと対戦したフィリピンボクサーと体型が似てて、

上腕二頭筋とふくらはぎの太さが圧倒的で、

初っ端からの詰め詰めガンガンファイターだったのも似てて、

7~8㎝ほど上背のある末吉さんが若干慎重というか気後れ気味のスタートで、

その優しい風貌に付け込まれてるような感じさえあったんだよね。

 

<2R>

末吉さんのそのジャブとフットワークだけでは距離を取り難い感じのままで、

短躯なバレスピンにはボディブローを打ち込むスペースさせ見い出し難くて、

相手の右を退いて交わすばかりでその打ち終わりを狙えてもいないし、

さあ末吉さんの活路はどこにあるのかってことで……。

 

その末吉さんは残り35秒、意を決したようなワンツーをやっとヒットさせて、

残り10秒でもいい感じの左フック当て込んで感じを出し始めたんだわ。

 

<3R>

それまでは 「おいおい、大丈夫かよ末吉。」 って声が周囲からも出てたんだけど、

前の回までガンガン飛ばしまくってたバレスピンの入りが何だか緩くなって、

途端に末吉さんの動きにキレが増していって距離も取れてきたんだわ。

 

自分は正直、1R~2Rでもそれほど心配はしてなくて、

末吉さんは一見頼りなさそうな優しい表情も見せながらガードも下がるんだけど、

ああ見えて相当負けん気が強いスロースターターって前から思ってたからね。

 

一方、バレスピンが何故かスローダウンしてきた中、

末吉さんが中々いい感じなって来たって思ってた開始48秒の南東ポスト前、

一休み終えたバレスピンが間欠泉的に攻め込んできたその瞬間、

ロープ際に詰められた末吉さんの右フックが強烈カウンターの大直撃で、

バレスピンが一発仰向けバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

当たり方と倒れ方が相当強烈だったもんで、

0分50秒、レフェリーが即のストップエンドだったんだよね。

 

 

末吉さんの1敗っていうのは4年前で、

新人王戦であの伊藤雅雪さんに1-2負けしたものなんだけど、

お互いにそこそこの進歩を遂げた今、

ノンタイトル戦でいいから再度お互いを確かめ合うっていうのはどうかなあ。

 

 

 

この日は12月度の月間賞の表彰式があって、尾川堅一さん(MVP)の他、

土屋修平さん(敢闘賞)と小浦翼さん(新鋭賞)が来てて、

ダークスーツ姿にベルトがキラキラ輝いてて土屋さんがカッコ良かったなあ。

 

其々の賞金はいつの間にか中途半端な金額に下げられてしまったんだけど、

あれは元に戻した方がいいって思ってるんだけどそんなに金欠なのかなあ……。

 

 

尾川さんは奥様と一緒だったんだけど、自分の白のGショックが故障してしまって、

若いボクサーの誰に聞いてもアジャスト出来なかったのに、

彼の傍にいただけで急に針が動き出したのには驚いてしまって、

やっぱりチャンピオンになるようなボクサーからは何か出てるんだね、多分。

 

 

 

⑤ 比嘉大吾さん(白井具志堅)×ディオネル・ディオスコ

                          ………SF 10R

11勝(11KO)0敗のOPBFチャンピオン、21歳・沖縄県と、

10勝(3KO)1敗3分の国内8位、23歳・フィリピン。

 

戦績のいいフィリピンボクサーには油断が禁物なんだけど、

比嘉さんにしてもこんなところで手間取ってはいられないんだよね。

 

<1R>

やっぱり比嘉さんのプレスは半端じゃなくて、

踏み込んでの接近戦では初っ端から圧倒圧倒なんだわ。

 

比嘉さんはグローブの上からでも力強い打ち込みを見せてたし、

ジャブや左ボディとかショットのバランスも良くて、

頭の位置にも配慮出来てたね。

 

<2R>

ディオコスは比嘉さんの連打の最後に合わせて右フックを打ってきて、

それが唯一危険なパンチだったんだけど、

お互いの右フックが交換されるとダメージは明らかにディオコスの方で、

相手がかなり乱雑なボクシングスタイルだったせいか比嘉さん、

それならってことで思いっ切り叩きのめしてやるって感じが全面に出てて、

多少乱暴過ぎるような攻撃が目立って、

無暗に打ちまくって拳を傷めないかって心配も湧いてきたんだけど、

とにかく止まない手数は圧巻だったんだわ。

 

<3R>

ディオコスには他に怖いパンチも無く、意表を突いてくる攻撃方法も無いみたいで、

更にはフィジカル面でも後れを取ってる事を認めつつあったみたいで、

残り50秒辺りからは殊更メッキリになってしまって、

絡みつくのが一杯一杯になってきたんだわ。

 

で結局、当然の如く次の4R2分29秒で比嘉さんのTKO勝ち。

 

 

彼は練習してたことが出せなかったとか、色々反省してたみたいだったんだけど、

ああいう雑で荒っぽい相手に細かい色々を試す必要はない訳で、

力づくでブッ倒してしまえばいいんだわって自分は思ったんだけどね……。

 

 

試合後、谷口将隆さん達と話してた比嘉さんは、

少し申し訳無さそうにしてたんだけど、自分の中では全くノープロブレムで、

髭のせいでちょっとだけファン・マヌエル・マルケスに似てたんだけど、

「あんな感じのまま10R飛ばし切れる自信あるの?」 って聞いたら、

「多分……。」 って笑顔で答えてくれたんだわ。                                                                                                               

 

 

 

⑥ 石本康隆さん(帝拳)×久我勇作さん(ワタナベ)

                ……日本 SB タイトル戦 10R

29勝(8KO)8敗(1KO)のチャンピオン、35歳・香川県と、

13勝(9KO)2敗1分のランク1位、26歳・東京都。

 

つい最近計算し終わった全国有力ジムランキングの1位2位対決、

帝拳ジム対ワタナベジムのタイトル戦だったもんで、

両ジムから沢山のボクサー達が応援に来てたんだわ。

 

村田諒太さんとか亀海喜寛さん、粟生隆寛さん、尾川堅一さん、梶楓さん、

佐々木洵樹さん、中澤将信さん……。

荒川仁人さん、阿知和賢さん、木村隼人さん、京口紘人さんと谷口将隆さん、

田口良一さん、源大輝さん、山元浩嗣君、渡部大介さん……。

 

 

何となく長いラウンドになりそうな感じもあって、

自分は石本さんの方が優勢じゃないかって思ってたんだけどね。

 

<1R>

最初の仕掛けは久我さんの方で、結構大きく殴りに行ってて、

それでも石本さんの殴り返しに遭わないように体の位置には気遣ってるみたいで、

先を見てる石本さんがやり過ごすって感じで始まったんだけど、

1分05秒、二人が多少ガチャッと寄ったその瞬間、

久我さんの右ショートフックが当たっていきなり石本さんがダウンしてしまったんだわ。

 

ダメージが残るようなダウンではなくて、足元がもつれたというか、

躓いてしまった様な感じだったんだけどダウンはダウンってことで……。

 

リスタート後、石本さんも相手の一方的にはさせなかったんだけど、

それにしても返しの左のショットも久我さんの方が精度も威力も上だったし、

上下の打ち分けも丁寧だったし力もこもってたんだわ。

 

<2R>

最初のショットはやっぱり久我さんで、

そこからの飛ばしも半端じゃなくて、そのペースで持つのかってほどで、

先を見据えてるような石本さんが何となく置いてきぼりを喰らったみたいで、

それにしても久我さんの左ボディは絶妙の喰い込みを見せ続けてたんだわ。

 

その久我さんは残り50秒までに右を2発左を1発貰いはしてたんだけど、

石本さんの一段落を見逃さない即の逆襲で、

この日一番の左ボディをきっかけにしての一気ラッシュで、

石本さんに西ロープを背負わせながらの連打連打だったんだわ。

 

石本さんはシンドそうに体を屈めながらディフェンスに専念ってことで、

あと11秒で終了ゴングだった2分49秒、

赤コーナーサイドから白いバスタオルがバサバサッと投げ入れられたんだわ。

 

比較的早く止める傾向が強いそのレフェリーさえが継続させてた中、

タイトル戦でもあったんだけど、あと11秒も持ちそうにないって判断したのか、

自分も場内も早過ぎる感じのタオルインに若干戸惑い気味だったんだけど、

自分の方からは縦位置の後ろ姿だったし、

もしかしたらホントにダメそうな表情になってたのかも知れないんだけどね。

 

 

この日の久我さんは以前の対戦を参考にして秘めるところがあったみたいで、

どこまで行けるか解らないけど、とにかく最初から全力で飛ばすって、

そう決めてたかのような全く迷いのない全力スタートで、

石本さんは若干中途半端なままそれを受け止め損ねたって感じだったんだよね。

 

控室に戻る久我さんと両手タッチをした後、

渡辺会長とも握手したんだけど返して来た右手には随分力が込められてたんだわ。

それにしても真面目な左ボディは幸福を招くってことで……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 久我勇作さん

② 比嘉大吾さん

③ 末吉大さん

 

 

 

【村木田渾身競馬】

2月最初の昨日の競馬は4レースに参加してスカスカで、

まあ20レースほどは外れまくるのは普通に覚悟の上なんだけどね。

全くメゲルことなく今日は以下の2レースってことで、3連単各22点。

 

・東京12R……⑤⑮→⑤⑨⑬⑮→⑤⑥⑭⑮⑯

・京都12R……⑥⑮→⑥⑨⑩⑮→③④⑥⑭⑮

 

 

 

2017年2月 2日 (木)

後楽園ホール・2月1日

 

Img_0979

“パンク猫”

 

 

 

野球やコンサートのオフシーズンの今頃の東京ドームはイベントが色々で、

ちょっと前に世界のキルト展なんてのをやってたと思ったら、

ここのところはテーブル・ウェア展ってことで、連日オバサン達で溢れてるんだわ。

 

 

 

昨日は8試合組まれてて、ファイナル以外の試合は全て4回戦で正直、

それほど大きな期待はしてなかったんだけど、これがまあ結構面白かったんだわ。

 

いつもの赤青コーナーが逆で見難かったもんで、

第1試合から反対の東側に移動しての観戦だったんだよね。

 

 

 

① 斉藤歩志君(川崎新田)×松崎喜己君(K&W)……Fe

デビュー戦の21歳・秋田県と、デビュー戦の20歳・埼玉県。

 

<1R>

デビュー同士の二人はまだまだ練習途上って感じで、

無駄な動きが多い中、全体にフワフワしてたんだよね。

 

斉藤君の空回り系のガチャガチャボクシングにも課題が多かったんだけど、

松崎君は見た目如何にもひ弱で殴り合いに慣れてないって感じが強かったなあ。

 

斉藤君が押し切るのは確実に思えたもんで一旦コーヒータイム。

 

<3R~4R>

消極的だった松崎君も何とか踏ん切りを付けたようで若干凶暴化してて、

リング上は一層ガチャガチャしていって、

試合序盤と比べて斉藤君が緩み始めて混沌としていったんだけど、

松崎君はやっぱり長い手を持て余し気味のままで、

斉藤君が4Rに持ち直したこともあって優勢をキープしたまま終了ゴング。

 

ってことで39-37×2、39-38ってことで斉藤君の3-0勝ち。

 

 

 

② 上村峻亮君(川崎新田)×諸橋一将君(T&T)……Fe

デビュー戦のサウスポー、25歳・神奈川県と、

1勝0敗のサウスポー、28歳・北海道。

 

<1R>

上村君は腕が体から離れがちでちょっとカマキリっぽい感じだったんだけど、

一方の諸橋君は相手のリーチの長さと懐の深さが把握出来ないみたいで、

終始打ち出しの際の踏み込みが不足してたんだよね。

 

<2R>

ひたすら遠くからのチョン打ちを繰り返してた上村君も刺激的ではなかったけど、

諸橋君はもう少し嫌らしく詰め寄らないと何も始まらない訳で、

相手を殴り倒す為には何が必要なのかをもっと考えるべきなんだわ。

 

ちょっと休憩して4Rに戻ってみたら、

二人は打ち合うっていうより絡み合ってるって感じだったなあ。

 

コールされたスコアは39-37、38-38×2ってことで、

上村君から見ての1-0ドローだったんだよね。

 

 

 

③ アンドルー・エバネス(青木)×二瓶直樹君(F赤羽)……B

0勝1敗(1KO)の32歳・フィリピンと、0勝2敗(1KO)の35歳・福島県。

 

初勝利が欲しい32歳と35歳だったんだけどね。

 

<1R>

二瓶君の方が7~8㎝ほど上背があったんだけど、

エバネス君は左程苦にしてる感じはなかったんだけど、

とにかく二人共、腕振りに鋭さが欠けてるなあって感じてた開始48秒、

それまで若干手数優位に進めてたのは二瓶君だったんだけど、

前掛かりになってたところにエバネス君に左アッパーを打ち込まれてダウン。

 

リスタート後は二瓶君の手数がメッキリ落ちてしまったんだけど、

一方のエバネス君もいつの間にか左目上をヒットカットされててドクターチェック。

 

再開後の二人は警戒感の余りか随分大人しくなってしまったなあ。

 

<2R>

二瓶君は十分なリーチを持ってる割にはちゃんとしたジャブが打ててなくて、

勿体無いというか戦い方が限定されてしまってて、

一方接近戦では手を余してしまって手緩い攻撃しかできないままで、

エバネス君のやり易い距離から脱出できないまま一気に追い込まれてしまって、

1分37秒、西ロープを背負わされ反撃ままならなくなったところでストップエンド。

 

 

二瓶君の対応も若干緩過ぎではあったんだけどそれでもエバネス君、

上背とリーチでハンデを負ってるボクサーの効果的な戦い方を見せてたね。

 

 

 

④ 瀧澤優太君(REBOOT)×垣松武志君(山龍)……SFe

1勝(1KO)1敗(1KO)の19歳・東京都と、1勝0敗の26歳・大分県。

 

<1R>

開始1分20秒、当たりは薄かったんだけど滝澤君のワンツーが2連続ヒット。

 

恒松君も負けん気の強さは見せてたんだけど、

カウンターを狙ってる訳でも無いのにやたら仕掛けが遅かったし、

途中でサウスポーチェンジなんかしてて集中し切れてない感じで、

ラウンド終盤には滝澤君に見切られてしまったようでもあったんだわ。

 

<2R>

攻撃に移った際の恒松君のムチャ振りノーガード戦法は如何にも危ない危ないで、

まずはちゃんとしたジャブから始めるべきじゃないかって思ったし、

常にきっかけを相手に求め過ぎる傾向が強いのも気になったんだよね。

 

ってことで、滝澤君には余裕さえ感じられるようになっての更なる攻め込みで、

終盤一気に決着を付けようって感じで恒松君を南東ポストに追い込んだその瞬間、

残り12秒だったんだけど、恒松君がブン回し打った右フックが直撃してしまって、

それは殆ど偶然のパンチだったんだけど、滝澤君にも油断があったみたいで、

アレレーッて感じで滝澤君が倒れ込んでしまったんだわ。

 

何とか立ち上がったところで終了ゴングだったんだけどね。

 

<3R>

乱打戦命って感じの恒松君が開始直後から仕掛けて行ったんだけど、

幸運なことに滝澤君もダメージを引きずることなくの立て直しで、

元々ボクシングのレベルとしては恒松君を上回ってたもんで冷静な反撃で、

恒松君に鼻血を見舞っての攻め込みで見事なポイントバック。

 

<4R>

自分の中では前のラウンドまでで丁度イーブンの最終ラウンドで多分、

双方のボクサー共、勝負どころだっていうのは自覚してたと思うんだけど、

まずは恒松君が例の如く若干のムチャ攻めから始めたんだけど、

一段落後は滝澤君が実に冷静で効果的な反転攻勢が続いたんだわ。

 

恒松君と同じタイミングの腕振りはパンチ力に自信があるからなんだろうけど、

少しずらせて打ち終わりや打ち出しに的確に合わせれば、

相手は殆ど無防備に近いんだから倒すチャンスもあったんだけどね。

 

それでも累積のダメージは恒松君の方に重くのしかかってたみたいで、

残り30秒からは殆どヘロヘロになってしまっての終了ゴング。

 

 

ってことで自分は38-37だったんだけど結局、

ジャッジ全員も同じ評価だったみたいで38-37×3で滝澤君の3-0勝ち。

 

4回戦でダウンを取られた方がこのスコアで勝つを見るのは快感なんだよね。

 

一方の恒松君なんだけど、ハートの強いところは貴重なんだから、

これからはジャブを武器として備えるべきだし、

無駄な被弾を避けるべくディフェンス強化だと思うんだけどなあ……。

 

 

 

⑤ 三浦崇史君(川崎新田)×山鹿拡君(新日本木村)

                          ………54.3㎏

0勝5敗(4KO)のサウスポー、27歳・青森県と、

0勝3敗(1KO)の30歳・千葉県。

 

2人で合計8戦して勝ち星ゼロっていうのはやっぱり色々課題が多い訳で、

共通してたのはまずはスタミナ不足ってことで、

少し動くとお互いに一休みしたがってるのが目に見えてしまってたんだよね。

 

それととにかく打ち出しが緩過ぎて特に山鹿君は人柄の優しさが出てしまってて、

人を殴るのは向いてないような感じさえしたんだわ。

 

辛うじて三浦君の方が踏ん張りを見せてて、

そのまま押し切りそうだったもんで2Rで離席したんだけど、

やっぱり三浦君が4R1分47秒にTKO勝ちしたってね。

 

 

 

⑥ マンモス植田君(川崎新田)×ヒル・コーネリアス(金子)……H

0勝4敗の36歳・茨城県と、0勝2敗の34歳・アメリカ。

 

この試合も二人で合計6戦しての勝ちナシだったんだけど、

何せ滅多に見れないヘビー級ってことで、場内も変にザワザワしてたんだわ。

 

自分の中では相撲取りと黒人米兵の一騎打ちって図式だったんだけどね。

 

植田君は引退前に何とか一花咲かせたいだろうし、

コーネリアス君にしても彼女さんの前でいいカッコしたいしってことで……。

 

二人の試合は殆ど見てるからどういう展開になるかは大体予想がついてて、

案の定、植田君のドスコイボクシングに対して、

コーネリアス君はあくまで距離を取ってやりたいってまるで正反対なんだよね。

 

100㎏を優に超える同士の殴り合いだったもんで、

観客はKO必至だろうって見てたんだろうけど、

この二人、実はきちんと当てることが巧くないもんで判定以外は有り得ないんだわ。

 

コーネリアス君はデビュー戦で大谷広忠君(角海老)に確か、

36-40×3っていう屈辱の完璧0ー3負けして、

その時は1Rの後半には既にハァーハァーしてて、

2R~3Rには膝がポクポクしてしまってたんだよね。

 

ってことで、この試合は植田君が辛勝するんじゃないかって思ってたんだけど、

この日のコーネリアス君はやっぱり息が上がるのは早かったんだけど、

ムチャ振りを控えスタミナを温存しながらっていう戦略を立ててたみたいで、

相手の入って来るところに左ジャブをストレート気味に突っ込んで、

植田君が希望する接近戦に持ち込まれないように動いてたんだわ。

 

左だけでポイントが稼げそうだったせいか大振りの右フックは封印したかのようで、

それは途中から右手を傷めてしまったのかって思わせるほどの封印の仕方で、

そこは右フックのフォローだろうって場面でも打ちに行かなかったんだよね。

 

ラウンドが進んでも植田君の戦い方には工夫が見られなくて、

つまりもう少し敢えて相手の距離での打ち合いを挑まないと、

劣勢な局面を動かせそうになかったのにも関わらずってことだったんだけど、

最後の最後まで試合を支配してたのはコーネリアス君の方だったんだわ。

 

 

自分の中ではエキジビションに近いモノがあったもんで、

スコアは付けてなかったんだけど、コーネリアス君優勢は動かし難くて結局、

40-37、39-37×2でコーネリアス君の3-0勝ちっていうのは、

とっても妥当に思えたんだよね。

 

試合後のコーネリアス君は歓喜の余り何度も大きな雄叫びを上げてて、

それはまるで世界戦にでも勝利したかのようだったんだけど、

先回までの反省に基づいて彼、今回は相当頑張ったのは間違いなかったんだわ。

 

 

試合後かなり時間が経ってからすぐ近くにコーネリアス君がいたもんだから、

拙い英語でちょっと感想を伝えようとしたら、隣にいた彼女さんが通訳してくれて、

黒くてデカいコーネリアス君がまるで子供のように喜んでくれて、

ビニー・マーティンよりもっとガッシリした手で握手してくれたんだわさ。

 

 

 

⑦ 伊佐春輔君(川崎新田)×山岡健介君(レイS)……Mm

2勝(1KO)0敗の18歳・神奈川県と、1勝(1KO)1敗の23歳・千葉県。

 

ヘビー級の後のミニマム級っていうのはホント小さく見えたんだけど、

二人のやり取りは実に迫力あったんだよね。

 

<1R>

一つ前の試合が試合だったもんで二人共異常に早く見えたんだけど、

まずは開始37秒、山岡君がワンツーで先制したんだけどシッカリしたショットで、

5㎝ほど上背のある伊佐君は距離を潰されてちょっとやり難そうにしてたんだわ。

 

<2R>

もう少し遠くで処理したいところだったんだけど伊佐君、

先手を取り切れないままで、どうするのかなあって見てたんだけど、

1分30秒辺りからのショート戦は意外なほど互角にこなしてて、

残り1分からは見栄えのいいのを幾つも打ち込んでたんだわ。

 

で、残り12秒、伊佐君の右フックで山岡君が思わずオットットッてなってしまって、

その直後にも左フックを追い打ちされてしまってたなあ。

 

<3R>

ダメージが心配された山岡君は気合入れての立て直しで、

手数で上回りながら伊佐君に距離を作らせずハードヒットを避けてたんだわ。

 

<4R>

序盤、伊佐君が足を使って距離を取ってたんだけど長続き出来なくて、

山岡君の詰め寄りの方が効果的で残り1分までを優位に進めてたんだけど、

それでも山岡君、ショートアッパーを混ぜ込めばいいのにフックオンリーで、

大きな効果を上げ切れないままその後伊佐君の反撃が厳しくなって、

残り30秒からは微妙だった中、最後5秒からのヒットヒットで伊佐君だったなあ。

 

 

それでも自分の中では38-38だったんだけど結局、

39-37×3ってことで伊佐君の3-0勝ちだったんだわさ。

 

 

アラッと思ったら木村翔さんが黒田雅之さんのスパー相手ってことで、

メインの前に西田光さんもデモスパーをやったんだわ。

 

近くにいた古橋岳也さんとちょっとした立ち話をして、

その後中川健太さんとも次のタイトル戦の話をしたんだけど、

二人共、リングを離れるとまるで別人のような好青年で驚くんだよね。

 

 

 

⑧ 大野顕君(川崎新田)×鈴木英樹君(横浜光)……SB 8R

6勝(5KO)4敗(1KO)1分の24歳・千葉県と、

8勝(3KO)4敗2分の24歳・神奈川県。

 

大野君のKO率はとっても魅力的ではあるんだけど、

鈴木君に巧いこと捌かれてしまうんじゃないかっていうのが事前予想だったんだわ。

それにしても鈴木君の応援団の多さにはいつも驚かされるんだよね。

 

<1R>

大野君のプレスには重厚感があったんだけど、

思ってた通りテキパキ感では鈴木君の方が上回ってて、

入って来る前の軽ヒットヒットでポイントを稼ごうって感じだったなあ。

 

特別大きなダメージを与えることは無かったんだけど、

それでも下がりながら相手の隙間を突いての鈴木君のショットが有効で、

大野君としては入り方に今少しの工夫が要るところだったんだわ。

 

<2R>

回転力勝負となると大野君は若干辛くなる訳で、

相打ち覚悟は見て取れたんだけど、もう少し前振りも欲しいところだったんだけど、

中盤以降からは踏み込みが鋭くなって、

その途端の左ボディからの右フックが中々いい感じを見せるようになったんだわ。

 

それでもまだまだ鈴木君の軽ヒットの積み重ねの方がポイント的には勝ってて、

大野君には我慢強い攻め込みが期待されたんだわ。

ただこの先、更なる詰めと左ボディが効果を発揮しそうな感じはしたんだよね。

 

<3R>

鈴木君は終始下がりながらなもんで印象的には良くないんだけど、

それでも時折のタイミングのいいヒットヒットは明らかにポイントになる訳で、

一方では中々頑強なディフェンスも備えてるもんで、

大野君としては攻め込むタイミングと、どこを攻めるのか見極め難そうにしてて、

細かい手数と一発強打っていう図式が完全に出来上がった中、

大野君の攻めあぐみが自分にも伝わってきてイライラ感が募ってきたんだわさ。

 

<4R>

鈴木君はそのチョンチョン当て逃げボクシングを延々続けるのか、

一方の大野君はどこかで飛ばすことが出来るのか、

こんな感じがずっと続くのかっていう思いで頭が一杯になってきたんだわ。

 

打ち合いになると鈴木君は下向いたまま左右フックを振り回して被弾を避けて、

大野君はラビットになるのを必死にこらえてるような感じさえあって、

ここまでで一番いいショットは時折見せてた左ボディに限られてて、

中々顔面ヒットに繋げられなくて、そうさせない鈴木君が巧いってことで……。

 

<5R>

実は自分、余りの刺激の無さにこのラウンドで切り上げるつもりでいたんだよね。

 

自分はとっくに根負けしてたんだけど大野君もそうなりそうな感じで、

何とかしてこの局面を打破して欲しいとは思ったんだけど何だか無理そうで、

鈴木君の戦法は予め決めていたような感じの実に見事な作戦なんだろうけど、

そういうのはあくまでそっち側の話であって、

見てる自分には実に全く面白くなかったことも事実な訳で……。

 

で、そろそろ帰ろうって思ってた残り8秒のその瞬間、

鈴木君を青コーナーに追い込んだ大野君の左ボディが一発喰い込みで、

その左ボディはこの日の大野君の唯一効果的であり続けたショットだったんだけど、

自分にはそれまでの左ボディと同じように見えたんだけど、

途端に鈴木君がガックリ片膝を着いてしまったんだわ。

 

それまでの積み重ねがここに来ていきなり累積効果を発揮したのか、

今回のは全く予想してなかったショットだったせいなのか、

知る由もなかったんだけど、とにかく鈴木君は余程シンドかったみたいで、

何とか立ち上がりはしたんだけど、結局テンカウントアウトしてしまったんだわ。

 

ってことで3分05秒、大野君の実に劇的な逆転KO勝ちだったんだけど、

彼はワンツーの最初の左を何度もボディから始めてたのが良かったのかなあ。

 

 

頑張ったねっていうより、最後に刺激的な展開を見せてくれてアリガトねって、

そういう気持ちを伝えたくて大野君に声を掛けたら、

まるで初対面の筈なのに自分の事を知ってくれてたみたいで、

お互いニッカニカで言葉を交わしたんだわさ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 大野顕君

② 瀧澤優太君

③ アンドリュー・エバネス君

 

 

 

 

 

2017年2月 1日 (水)

後楽園ホール・1月31日

 

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“山下泰文”

 

太平洋戦争当時、満州や南方方面で指揮を取ってた陸軍中将で、

海軍の山本五十六大将と共に自分が尊敬する職業軍人なんだわ。

 

元々皇道派だった彼は陸軍内部の東条英機を中心にした所謂統制派から

疎まれることも多かったんだけど、そういう事に一喜一憂することなく、

常に自らの職務を全うすべく頑強な信念と実行力を持ってたんだよね。

 

山本五十六に対してもそうなんだけど山下泰文に対しても、

自分はロマンチストとしての側面を随所に感じるんだよね。

 

 

 

ホールに入ってすぐのリング上では荒川仁人さんがアップしてて、

彼は黒やグレーが似合うんだけど、サーモン系のピンクも中々いいんだわ。

 

 

この日の関係者受付席には渡辺ママと久保マネジャー、

それに瀬端ママって女傑トリオがズラッと揃い踏みで、

コンチワコンチワして試合開始だったんだけど、

2月には4~5ボクシングしかないっていうのに今週は4ボクシングもあるんだよね。

 

 

 

① 下沖克徳君(角海老)×頼政和法君(L玉熊)……F 4R

3勝5敗(2KO)1分の31歳・宮崎県と、2勝(2KO)3敗の24歳・東京都。

 

下沖君のセコンドには小林生人さんと小堀佑介さんと一緒に、

ニット帽の奥村健太君が付いててみんなの思いが寄り添ってたんだよね。

 

<1R>

ただリング上にはそういう思いが漂ってたとは言い難くて、

お互いに戦いの方向性を見い出し得ていないというか、

残念ながらどの距離でどう戦いたいのかが全く見えて来なかったんだわ。

 

ラウンド終了間際での頼政君の右フックも中々良かったんだけど、

それまでの下沖君の複数のショートフックの積み重ねの方が優勢だったかなあ。

 

 

それにしても二人共、低調なまま進歩の跡が見られなかったもんで一旦離席。

後で結果を確かめたら下沖君から見て39-37、38-38×2ってことで、

1-0ドローだったんだわ。

 

 

 

② 川崎真琴さん(RK蒲田)×合田剛士君(草加有澤)

                          ………65㎏ 8R

8勝(2KO)4敗(1KO)1分のランク4位、32歳・広島県と、

7勝(2KO)5敗(3KO)1分の32歳・愛媛県。

 

川崎さんは最近は勝ち負けを交互に繰り返してて、

今回は敗戦の巡り合わせだから何とかそのパターンを崩したいところだし、

3連敗中の合田君としては本気で何とかしたいところだったんだよね。

 

<1R>

いつの間にかランク4位になってる川崎さんが落ち着き払った立ち上がりで、

合田君が接近戦で活路を求めたがってた中、中々鋭いジャブを放ってて、

相手が入り込んでくるのを阻止しつつ中間距離をキープしてたんだわ。

 

ただ、お互いにワンツーのタイミングが殆ど同じだったもんで、

それなりの危険度を共有してたんだよね。

 

特別の有効打が無かった中、川崎さんのジャブと返しの左フックがグッドだったね。

 

<2R>

必要に迫られて執拗に前詰めしてたのは勿論合田君の方で、

ショートレンジでの左右フックには十分な力が込められてたなあ。

 

川崎さんも思ったより巧いことショートフックやアッパーを打ってたんだけど、

全体として見ると決してリズム感がいいとは思えず、

合田君の方も流れにスムースさを欠いてたんだよなあ。

 

<3R>

入って何とか出来るか、入って来る前に何とかするかの戦いで、

中間距離でのワンツー勝負はやっぱり川崎さんが圧倒するようになって、

スピード感も出てきたんだけど、それでもいつもより今一テキパキ感に欠けてて、

それが合田君に攻め込む隙を与えてしまってたんだけど、

当の合田君にしてもそこを足掛かりに爆発するってところまではいってなくて、

要するにこの日の二人の今一感は何となく拭えないような感じがしてきて、

このままだと川崎さんの優勢勝ちだろうなあって思いつつ休憩タイムゲット。

 

 

途中とお終いの方は遠くから眺め見てたんだけど状況にそれほど変わりなくて、

結局、78-74、78-75、77-75ってことでやっぱり川崎さんの3-0勝ち。

 

 

 

③ 岡本ナオヤ君(東拳)×中野敬太君(KG大和)……B 8R

10勝(5KO)5敗(2KO)1分の29歳・三重県と、

13勝(4KO)10敗(1KO)6分の31歳・福岡県。

 

最近は何となく弾け切れてないアラサーのA級同士だったんだけどね……。

 

<1R>

大差は無かったんだけど、返しの左ショットのクオリティの差で中野君かなあ。

最近は勝ちに恵まれないことの多い中野君なんだけど、

右目尻をヒットカットされながらもこの日はちょっと気合入ってたね。

 

<2R>

ショットそのもののシッカリ感は岡本君の方が上で、

中野君は無駄なところに力が入って若干腕がたわみ始めたなあ。

 

お互いにボディブローに意識がいってない単調な攻め合いだったんだけど、

このラウンドは中野君の被弾数が増して顔面の紅潮が目立ってきたんだわ。

 

<3R~4R>

接近しての腕振りの鋭さはやっぱり岡本君だったんだけど、

中野君も徐々に手数をアップして反撃に転じて、

結局お互いに一発系の倒し屋ではないもんで究極の手数勝負ってことで、

自分の中では4Rを終わったところで丁度イーブン。

 

<5R>

それほど効いてるとは思えなかったんだけど、

それでも見た目の印象の良くない打たれ方をしてたのは岡本君の方だったなあ。

 

<6R>

二人共、ペースは落ちないんだけど、さりとてペースアップも出来てなくて、

小さなショットの延々の積み重ね勝負になっていったんだけど、

気持ちが切れてたとは思えなかったけど、

岡本君の攻めあぐみが目立ってきて、何となく勝負あったなあってことで……。

 

 

後で確認して見たらやっぱり中野君の3ー0勝ちで、

78-74、78-75、77-76だったんだわ。

 

 

 

ロビーをぶらついてたら田之岡条さんと蒲山直輝君がいて、

蒲山君は月間賞の表彰かって雰囲気のスーツにネクタイ姿だったんだけど、

田之岡さんが言うには観戦する際は必ず正装するんだってさ、本当かなあ?

田之岡さんとはちょっと珍しいモノを共有してることが解って盛り上がったなあ。

 

 

 

④ 山口翔太君(真正)×岩井大さん(三迫)……Fe 8R

14勝(8KO)3敗(2KO)の26歳・長崎県と、

19勝(7KO)4敗(1KO)1分のランク7位、27歳・千葉県。

 

戦績だけ見ると山口君は勝率もKO率も岩井さんを上回ってるんだけど、

これは相手次第ってこともあるし、その強さはにわかには信じ難かったんだけど、

それでも岩井さんにとっては十分な警戒感が必要だったんだよね。

 

<1R>

見た目同じような体躯だったし、同じような戦い方から始まったんだけど山口君、

充分なパワーは感じさせたんだけど、それほどのスピードは無くて、

様子見スタートを切った岩井さんが左ボディと右アッパーで先制点ゲット。

 

ただ、山口君の方もフック系を上下に組み合わせて打ち分ける中、

特に右フックに可能性を垣間見せてたんだよね。

 

<2R>

まずは岩井さんが実に素軽いショートのコンビネーションで先攻したんだけど、

相手が目線を切って頭を下げ加減にした時の山口君の攻め込みも鋭くて、

やっぱり彼の打ち下ろし系の右フックは必殺系に近いモノがあったんだわ。

 

ただ中間距離での山口君はタイミング見計らってのシンプルなワンツー主体で、

その点では見切られ易かったのも事実で、

ラウンド終了近くになると顔面がかなり傷んできたんだよね。

 

<3R>

山口君は益々ショート戦命って感じが如実になってきて手数アップも叶って、

岩井さんの顔面も徐々に赤さが目立ってきたんだよね。

 

<4R>

若干山口君が戦い方の方向性に自信を持ち始めた感じがしてきて、

ショットにも更に力を込めていったんだけど、

ちょっと力づく過ぎるようなところも目立ってきて、

岩井さんとしてはこれ以上相手に気持ち良くやらせないことがテーマだったんだわ。

 

ってことで岩井さんは多少のギアアップと的確なヒッティングでそれに応えて、

特にタイミングのいい右ショットの積み重ねで、

山口君の左こめかみというか目の横を腫れさせたんだわ。

 

<5R>

ランクゲットを目指して山口君の必死感が増していっての序盤の攻勢で、

この回は休んで相手にポイントを渡すのかって思ってた岩井さんだったんだけど、

残り1分を切る頃に山口君の勢いが目に見えて落ちてきて、

それまで普通にやってた岩井さんが目立つようになってきて、

残り40秒からは明らかな有効打で逆転ポイントゲットだったんだわ。

 

<6R>

慣れない土地での戦いに気持ちも体も予想以上に消耗したか山口君、

これまでのラウンド序盤飛ばしも叶わなくなって、

必死の踏ん張りは見て取れたんだけど残り1分からはやっぱりシンドそうだったし、

左目横の腫れも酷くなる一方だったんだわ。

 

<7R>

セコンドから檄を飛ばされたのが明らかだった山口君が立て直してきて、

開始1分15秒までは渾身のパフォーマンスで、

何とか何とかって感じで強い腕振りを見せてたんだけど、

残り1分20秒からの岩井さんの逆襲には対等に処し切れず、

メッキリ落ちてしまった中クリンチ逃げが一杯一杯になってしまって、

折角ラウンド前半で稼いだポイントを一気に吐き出してしまったんだわ。

 

<8R>

山口君の弱り方を見れば岩井さんのKO勝ちも見えつつあったんだけど、

山口君のそうさせない必死感が岩井さんを飛ばし切れなくさせてしまって、

残念ながら陣営の 「倒せ!倒せ!」 に応えきれないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は78-74だったんだけど結局、

79-73×2、78-74ってことで岩井さんの至極妥当な3-0勝ち。

 

 

試合後暫くしてから顔に氷嚢を当ててた山口君と行き合ったもんで、

自分の感想を伝えたんだけど、至らなかった点の自覚は出来てたみたいで、

最後は山下会長も遠くからニコニコ笑顔だったんだよね。

 

 

 

⑤ 荒川仁人さん(ワタナベ)×アンソニー・サバルデ

            ………WBO AP L 王座決定戦 12R

28勝(17KO)6敗1分のAP2位、サウスポー、35歳・東京都と、

12勝(7KO)5敗(1KO)のAP13位、サウスポー、24歳・フィリピン。

 

相手は13位だっていうし、仁人さんがチャチャッと捌いてしまうかと思ってたら、

サバルデっていうのがとってもいいボクサーだったんだわ。

 

<1R>

お互いにサウスポーを特別やり難いとは思ってないみたい立ち上がりで、

ふくらはぎと二の腕の太さで圧倒してた分、

サバルデの方が5㎝ほど背が低かったんだけどこれがまあ実にパワフルで、

様子見スタートした仁人さんに合わせることなく初っ端から積極的だったんだわ。

 

途中で聞いた話だとサバルデにはパッキャオに繋がるプロモーターも随行してて、

彼としてもみっともない試合が出来ないっていう背景があったってことで、

中途半端な出稼ぎタイボクサーとはまるでモチベーションが違ってたんだよね。

 

サバルデはジャブやらフック系やら右手の使い方が実に巧みで、

すぐに元々は右利きなんじゃないかって思わせるほどだったんだけど、

彼が打ち出すパンチには殆ど全く迷いっていうものが無くて、

全て自信に満ちてたのが実に印象的だったんだけど、

体の使い方も巧かったしリズム感もとっても良かったんだよね。

 

コーナーに戻って来るところをジックリ見てたら、

サバルデの体は横っ腹からウエストにかけてまだまだ絞れそうで、

ホントはSFe級くらいの方が良さそうにも見えたんだよね。

 

お互いの白いグローブテープには何のマジックサインも入ってなかったもんで、

三迫会長に聞いたらWBOのこのタイトルはJBCがまだ未承認だから、

ってことらしいんだよね。

 

<2R>

サバルデは目がとってもいいみたいで反応も良くて、

仁人さんの直撃を避けつつだった残り40秒、

右ボディからダブルで放った右フックを綺麗に当て込んで、

一瞬仁人さんが危ない当てられ方をしてしまったんだわ。

 

<3R>

サバルデのワンツーには普通の右左のストレート系に限定されることがなくて、

色々なパターンを持ってて特に右フックからの左ストレートが抜群で、

体を右に大きく傾けながらの左ストレートの直後の右フックも実に良くて、

常に返しのパンチに意識がいってるって感じだったんだよね。

 

正直、ここまでの仁人さんにはいいところが殆ど無いままで……。

 

<4R>

仁人さんにはそろそろ新しい局面が欲しいところだったんだけど、

目立ってたのはまだまだサバルデのフレキシブルな攻め込みで、

小さく鋭いショートフックに時折オーバーハンド気味の大きな左フックを混ぜ込んで、

それもあくまでクールな試合運びの中での自由自在だったし、

無駄打ち大振りをする訳でもないからスタミナも大丈夫そうで、

仁人さんはどう思ってたか知らないけど自分的には相当強いと思わざるを得ず、

仁人さんのいい面が中々出て来ないままだったんだわ。

 

ってことで自分は若干仁人さんに厳しく見てたせいもあってか、

ここまでは40-36でサバルデだったんだよね。

 

<5R>

サバルデを切り崩すのが難しそうに見えてた中、

流石だね、仁人さんが徐々にスピードを上げてより細かくリズムを刻み始めて、

このラウンドは若干休み加減に見えたサバルデと好対照になってきたんだわ。

 

<6R>

いつの間にか仁人さんの方がプレスを掛けるようになってきて、

ボディブローからのコンビネーションにも磨きがかかってきて、

そりゃサバルデも打たれっ放しにはならなかったんだけど、

それでも試合序盤とはかなり様相が違ってきたんだよね。

 

ただ、サバルデの腕振りにもまだ緩みが無くて危険度は相変わらず高くて、

左を警戒し過ぎる余り、もしかしたらサバルデはそれをフェイクに使って、

右フック系で決着させたがってるようでもあったんだわ。

 

<7R>

若いのにサバルデは繋ぎのパンチも巧くて、

中々一方的にはさせないようなテクニックも見せてたんだけど、

この回は仁人さんの2発の比較的大きい左フックが特別目立ってたなあ。

 

<8R>

いい感じで立て直しつつあったというか、

最初っから後半勝負っていうシナリオ通りだったのか、

とにかく仁人さんが明らかにペースを握りつつあったんだけど開始50秒、

殆どいきなりって感じでサバルデに強烈な左フックを打ち込まれてしまって、

リングの半分ほどを南ロープまで吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

これはこの日一番の大被弾で、仁人さんは明らかに効いてしまって、

瞬間に冷静さを欠いてしまってディフェンスより大きく打ち返す動作さえしてて、

一瞬意識が飛んでしまったのは確かだったんだわ。

 

その一瞬後に我を取り戻した仁人さんはまずはクリンチで凌いで、

直後からはディフェンスを固めて足を使いながらサバルデの追撃を交わして、

10秒後ほどには原状回復が叶ったみたいで、

終盤にかけては却ってサバルデより強い攻勢をかけていって、

的確な当て込みで自分らの心配を完璧に取り除いてくれたんだわ。

 

<9R>

一気に飛ばしてくるってことは無かったんだけどサバルデ、

まだまだペースが落ちない序盤戦だったんだけど、

中盤過ぎからは目に見えて勢いを失いつつあって、

ここまで打ち込み続けてた仁人さんのボディブローが一気に効いてきたみたいで、

それはまるで突然の光明が仁人さんに差してきたって感じさえあったんだわ。

 

<10R>

腕振りにはそれほどの劣化は見られなかったんだけど、

サバルデの動き自体が徐々に鈍くなってきて、

それにつれ仁人さんの動きには逆にキレが増していって、

1分20秒でのショートワンツーとかは華麗な感が漂ってたし、

続く1分30秒過ぎのワンツーの2連射からのコンビネーションは圧巻でさえあって、

残り20秒でフック系を2発打ち込まれたサバルデは最早ガックリの状況で、

最後の打ち下ろし気味の左ショートフックには実に気持ちがこもってたんだわ。

 

 

隣で観戦してた三迫会長にどんな感じ? って聞かれたもんで、

改めてスコアを見直してみたら、

これでやっとイーブンってことで自分でも驚いてしまったんだけどね……。

 

<11R>

サバルデの回復度が気になるところだったんだけど、

緩慢な打ち返しをするだけで大きな危険度を感じ取ることが無くなって、

ロープを伝いながら凌ぐのが精一杯って感じになってたんだわ。

 

仁人さんは開始1分までで左ストレートを2発クリーンヒットさせた後、

残り12秒からも圧巻のショートラッシュで圧倒したままの終了ゴング。

 

<12R>

みっともない真似は出来ないって感じでサバルデが最後の踏ん張りを見せて、

序盤に気持ちを見せてたんだけど消耗が著しく長続き出来なくて、

ガードに専念して打ち返してこないのを見計らった仁人さん、

トントン手打ち軽連打から空いてるとこへのドコン打ち込みで、

その度にサバルデの体が揺らぐようになってしまったんだわ。

 

1分26秒からの連続ヒットヒットは倒し切れそうなほどで、

残り1分での左ボディも圧巻だったんだけど、

サバルデの方の戦意が消失気味だったもんで打ち合う流れにはならなくて、

倒し切るまでの展開に持ち込めないままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

ってことで自分としては115-113だったんだけど結局、

116-112、115-113×2ってことで仁人さんの3-0勝ち。

 

 

序盤に相当ハラハラさせての最後はキャリア勝ちって感じだったもんで、

控室に戻る仁人さんにドキドキ心配させないでよ的な事を伝えたら、

仁人さんはキャハキャハって笑ってたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 荒川仁人さん

② 岩井大さん

③ アンソニー・サバルテ、山口翔太君

 

 

 

2017年1月31日 (火)

後楽園ホール・1月30日

 

Img_0983

「心を鎮めるためにはやっぱり座禅に限るんだわ。」

 

 

 

特に問題が生じたわけではないんだけど一昨日の日曜日、

家電専門店に奥さんと洗濯機を見に行ったんだよね。

 

ドラム型の乾燥機付きの比較的いいモノは軽く20万円するし、

最上級モデルは30万円さえ超えてて驚いてしまったんだわ。

 

東芝とシャープは避けて選択するとやっぱりパナソニックか日立になる訳で、

これから其々の機能をジックリ比較検討なんだよね。

 

 

 

元々昨日の後楽園ホールは10試合が組まれてて、

メインの試合以外はオール4回戦だったんだけど、

そのメインの木村隼人さん×高橋竜平さんの8回戦が、

高橋さんが計量をクリアできなくて中止になってしまったもんで、

オール4回戦の興行になってしまったんだわ。

 

ホールは行われる試合のレベルによってレンタル料が違ってて、

それがタイトル戦の場合なんかの入場料が高くなる根拠にもなってるんだけど、

こういう場合はどうなるのかなあ……。

 

 

 

① 小林昇太君(花形)×中村真也君(角海老)……B

デビュー戦の24歳・神奈川県と、デビュー戦の22歳・岡山県。

 

<1R>

デビュー同士の一戦は立ち上がり中村君が多少見過ぎる傾向が強かった中、

まずは小林君の積極攻め込みが目立って最初の1分間を征したんだけど、

その後中村君の細かくて鋭い反撃が主導権を奪い返して、

このままだと中村君がポイントゲットだなあって思ってた残り10秒、

若干ガチャガチャとなったショート戦の中、

小林君のワンツースリーフォーが効果的にヒットして中村君がダウン。

 

<2R>

開始1分、中村君のワンツーがヒットして小林君がグラッとして、

そのまま中村君にしがみついてしまったところに中村君が思いっ切りの打ち下ろし。

 

レフェリーはストップ後の加撃というかラビット系に関して中村君に注意してたけど、

あの場面は小林君のダウンだっていう見方も出来たと思ったんだけどね。

 

優位なリスタートをした中村君が一気に決着に行ったんだけど、

ムキになり過ぎたところに小林君の右を貰ってしまってまたもやダウン。

 

<3R>

大きなハンデを負ってしまった中村君だったんだけど全くメゲルことなく、

倒すしかない可能性に賭けての奮闘奮闘だったんだわ。

 

一方、2度のダウンゲットで守りに入ったのか、もしくは疲れてしまったのか、

圧倒優勢な筈の小林君の方が全くの逃げ逃げボクシングに転じてしまって、

接近した途端頭を下げるしホールディングの繰り返しが情けない限りで、

何度注意されても改善されないままついに減点を喰らってしまったんだわ。

 

<4R>

陣営からは 「頭上げろ!」 って声が飛びまくってたんだけど、

相変わらず小林君のそういう傾向は改まらなくてちょっと見苦しかったかなあ。

 

お互いボディブローがこれからのテーマだなあって思いながらの終了ゴングで、

残念ながらダウンゲットが叶わなかった中村君には勝利は有り得なくて、

自分は38-36だったんだけど結局、38-35、37-36×2ってことで、

やっぱり小林君の3-0勝ちではあったんだけどね。

 

 

 

② 見崎康平君(上滝)×後藤祐介君(F赤羽)……L

デビュー戦の22歳・東京都と、デビュー戦の34歳・埼玉県。

 

12歳差もあるデビュー同士で、こういう場合の殆どは若い方が勝つんだけどね。

 

<1R>

試合前の感じではよりリラックスしてたのは後藤君の方だったんだけど、

リーチを利してジャブの届きもとっても良かったなあ。

 

ただその後は何となくトローッとした展開になってしまって、

二人共、先に仕掛けるのをためらってるように大人しくなってしまったんだわ。

 

お互いルーズなガードの中、突然の結末が到来したのは残り18秒のところで、

後藤君の返しの左フックがヒットして相手がグラッとした直後、

更に追い打ちの右ストレートが直撃して西ロープ前で見崎君が大きくダウン。

 

最初の左フックで既に危険な状態だったところでの更なる直撃だったもんで、

レフェリーも即のストップエンドで2分46秒、後藤君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 山口修斗君(八王子中屋)×河野勇太君(SRS)……F

0勝1敗の23歳・長崎県と、1勝1敗(1KO)の24歳・東京都。

 

<1R>

7~8㎝ほど上背優位な河野君の方が自信無さ気なジャブを打ってて、

鋭い踏み込みからの山口君の左右フックを警戒し過ぎてる感じだったんだわ。

 

目立ったパンチが殆ど無かった中、山口君のボディブローが好印象で、

河野君はもう少し先仕掛けが欲しいところだったんだわ。

 

<2R>

詰めてからの左右ボディに山口君の攻撃が限られた中、

このラウンドは河野君の右のクロスが幾つかいい感じのヒットを見せてたんだわ。

 

<3R>

お互いに山場の作り方に今一感が強くて特に河野君、

もっと畳み掛けるような攻め込みが絶対必要だなあって見てた残り55秒、

その河野君が足元のバランスを崩したその瞬間と、

山口君の引っ掛けるような右フックのヒッティングとが重なって、

河野君がオットットッて感じで倒れ込んでしまったんだわ。

 

それ程のダメージを残さないリスタートではあったんだけど、

山口君の初勝利が大きく見えてきた瞬間だったんだよね。

 

<4R>

挽回ダウンゲット目指して河野君が初っ端から飛ばしていって、

開始53秒にはいいタイミングで右をカウンターヒットさせてはいたんだけど、

山口君の方も薄っすら鼻血を出しながらも懸命な反撃に気持ちを溢れさせて、

お互い、最後の最後までペースを落とすことなくの激闘だったんだわ。

 

この回は手数、ヒット数共に若干河野君が上回ってたんじゃないかなあ。

ってことで自分は38-37で山口君だったんだけど結局、

38-37×3ってことでやっぱり山口君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

④ 倉本和史君(T&T)×赤木直貴君(横浜光)……48.7㎏

2勝(2KO)2敗(1KO)の28歳・神奈川県と、

2勝(1KO)6敗(1KO)3分の28歳・新潟県。

 

<1R>

二人共、良く似たボクシングスタイルで、

若干遊びの少ないいきなり過ぎるところがあったし、

繋ぎのパンチも不足気味に終始してたなあ。

 

<2R>

徐々に倉本君のプレスが強くなっていって、

それにつれ中間距離で処理し切れなくなった赤木君が明らかに困り始めて、

どういう風に戦ったらいいのかに戸惑いが見えてきて、

展開は明らかに大きく倉本君の方に傾いていって、

本木会長の大声の檄にも冷静に反応出来てたんだわ。

 

<3R>

闘争心でも優位に立った倉本君が圧倒の詰め詰めで、

それ程の有効打は無かったんだけど、それでも常に攻めてる感じは十分見せてて、

赤木君は追い込まれるまま大人しい普通の青年になってしまって、

倉本君が楽しそうにボクシングしてたのが印象的だったね。

 

<4R>

ここまでの止むことのない手数だった倉本君も流石に最後はヘバって、

頭を下げる場面が増えていったんだけど、

赤木君もそこに付け入る頑張りを見せられないままの終了ゴングで、

自分は39-37だったんだけど結局、40-36、40-37、39-37ってことで、

やっぱり当然の如く倉本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後暫く経ってから本木会長と話してるところに倉本君がやって来て、

何だか自分の事を知ってるような素振りだったんだけど、

自分は彼の戦績とか名前すら間違えてしまったんだよね。

 

 

 

⑤ 住田愛斗君(角海老)×花森成吾君(JBS)……SF

1勝1敗の23歳・大阪府と、2勝0敗の18歳・東京都。

 

<1R>

いきなりの激闘が始まって、住田君の詰め詰めからのボディブローが圧巻で、

彼は多少大きく振り過ぎるところがあって危険度も高いんだけど、

強い気持ちを溢れさせたとってもいい戦い方をしてたんだわ。

 

一方の花森君なんだけど、ショットそのものは住田君より余程タイトに打てて、

内側内側からそこそこ力強いショットを放ってたんだけど、

手数負けというか若干の気持ち負けも見え隠れしてたんだよね。

 

ラウンド中盤にマウスピースを飛ばされて印象を悪くした住田君だったんだけど、

ラウンド総体としては明らかに打ち勝ってたんじゃないかなあ。

 

<2R>

白熱のショート戦は正しくこの試合の主導権を賭けた打ち合いで、

花森君もこのラウンドは必死手数を頑張ってたんだけど、

手数総数に大差がない中、総ヒット数ではやっぱり住田君だったなあ。

 

<3R>

住田君の頑張り手数はこのまま最後まで持つのかって程だったんだけど、

口が開き始めたのは左目上をバッティングカットした花森君の方で、

相変わらず住田君は粗っぽさが目立ちはしてたんだけど気持ち的には圧倒してて、

終始詰め詰めからの積極先攻が完全に勝負の流れを決めてしまったんだわ。

 

<4R>

休み休みの攻撃になってしまった花森君に対して住田君、

歯を喰いしばりながらの根性のショート戦に手を緩めなくて、

最後は相当ヘバッたと思うけどとにかく終了ゴングまで頑張り通したんだわ。

 

 

全く先手を取れなくなってしまった花森君はラスト30秒も中途半端なままで、

自分の中では1ポイントも取れないままの住田君の40-36だったんだけど結局、

ジャッジの全員も同じ見解だったみたいで40-36×3で住田君の3-0完勝。

 

 

 

⑥ 遠藤勝則君(角海老)×松井翔君(横浜光)……58.5㎏

1勝1敗(1KO)の25歳・山梨県と、1勝0敗の20歳・神奈川県。

 

試合前の雰囲気的には松井君が勝ちそうだったんだけどね。

 

<1R>

パワフルだけど若干大まかな遠藤君に対して松井君、

スピードで優位に立ちながら細かい回転で的確なヒットヒットだったなあ。

 

左目上をバッティングカットしてしまった遠藤君なんだけど、

見た目以上に凶暴な感じがしたなあ。

 

<2R>

お互いに一段落が目立って攻撃の連続性に欠けてた中、

ヒット数そのものは松井君の方が多かったんだけど、

有効度っていうことになると遠藤君の方が上じゃなかったかなあ。

 

<3R>

遠藤君が更に猛獣化していって、詰め詰めからの殴り合い命って感じ満々で、

松井君が若干持て余し気味になっていって、

気が付けば松井君の顔面の方が明らかに赤くなってたんだわ。

 

<4R>

このラウンドの出来次第が勝負を決めそうだった中、

不器用ではあるけどフィジカルでは絶対負けないって感じの遠藤君が引かなくて、

松井君もたまに手は出してたんだけど、下がりながらの手打ちが多くて、

ロープを背負わされ、コーナーに詰められることが多くなっていったもんで、

それだけで相当印象を悪くしてしまってたんだわ。

 

残り30秒からはお互いに最後の必死出しだったんだけど、

ラウンド全体を思い返すとやっぱり遠藤君だったなあ。

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37×2、38-39ってことで遠藤君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 矢斬佑季君(花形)×スミス健人君(勝又)……56㎏

デビュー戦のサウスポー、25歳・埼玉県と、デビュー戦の21歳・東京都。

 

矢斬君はパンフレットと名前が全然違ってて、何なんだろね。

ハーフかと思ってたらスミス君は全くの日本人なんだってね。

 

<1R>

二人共、頑強そうな体躯をしてたんだけど、

お互い中間距離でのハードな打ち合いを目指してたみたいで、

実にいい感じの立ち上がりをして迫力ある必殺系のパンチが交差してた残り1分、

スミス君には見難かったのかも知れないんだけど、

矢斬君のいきなりの左ストレートが続けざまに2発クリーンヒットしたんだわ。

 

この2発でスミス君は明らかに効いてしまったみたいで、

一瞬目が有らぬ方向を見つめた次の瞬間、

矢斬君が被せ打った右フックが大きく鋭く直撃して、

途端にスミス君の左目上が大きく切り裂かれてしまっていきなり大出血。

 

直後にドクターチェックが入ってそのまま即のストップエンドってことで、

1分45秒、矢斬君のTKO勝ちだったんだわ。                         

それにしても矢斬君の左ストレートはいいキレをしてたなあ。

 

 

 

⑧ 長岡舜也君(角海老)×松本雄大君(横浜光)……SF

2勝(1KO)4敗(4KO)の26歳・茨城県と、

1勝(1KO)2敗(1KO)1分の28歳・神奈川県。

 

<1R>

この日横浜光ジムは3人出しだったんだけど、

3人共が相対的に大人しいというか積極性に欠けてて、

この試合の松本君も中々いいジャブは持ってたんだけど攻める感じが乏しくて、

少なくとも長岡君の方が余程気持ちを溢れさせてたんだわ。

 

<2R>

ショット自体のシッカリさは松本君の方が上回ってたんだけど、

リズムを掴んだのは長岡君の方でいい攻め込みを見せてた1分13秒、

何とその長岡君が松本君の右ストレートをまともに貰ってしまってダウン。

 

右目上をヒットカットされた長岡君だったんだけど、

リスタート後は却って松本君より強い踏ん張りを見せて相手の追撃を封じて、

まだまだ充分可能性を残してこの先のラウンドに繋げてたんだわ。

 

<3R>

何とか何とかって踏ん張って打ってたのは長岡君の方で、

松本君が殆どボディブローを打って来ない中、懸命に上下に打ち分けて、

返しの左フックを綺麗に当て込んで見事なポイントバックだったなあ。

 

<4R>

前のラウンドまでで自分の中では丁度イーブンでの最終ラウンドだったんだけど、

まずは長岡君がガンガン詰めからのボディラッシュで先行して、

松本君も反撃してた中、1分15秒からは更に長岡君のヒットヒットが目覚ましくて、

そりゃそれ程巧くはないんだけど気持ちの強さは十分見て取れるわけで、

このままなら何とか押し切ってダウン分も取り返せたんじゃないかなあって、

そう思ってた残り19秒、右からの返しの左フックを貰ってしまって長岡君、

体を左に傾けながら思わず痛恨のダウン。

 

殆どダメージを残さないままリスタートした長岡君、

残り時間が10秒を切ったところからでもまだ猛然とラッシュを掛けていって、

最後の最後まで戦う気持ちと勝とうとする気持ちに溢れてたんだよね。

 

ただスコアとしては痛恨としか言いようがない2回目のダウンだったもんで、

自分は38-36だったんだけど結局、39-35、38-36×2ってことで、

勿論松本君の3-0勝ちだったんだけどね。

 

 

元々打たれ強くはないんだから長岡君、

これからはもう少しディフェンスに配慮すべきだし、

攻撃に際しては二次三次の波状的な攻め込みに心掛けるってことで……。

 

 

 

⑨ 佐々木悠登君(ワタナベ)×本間靖人君(勝又)……L

0勝1敗のサウスポー、22歳・岩手県と、

1勝(1KO)7敗(6KO)のサウスポー、33歳・千葉県。

 

佐々木君はデビュー戦で同じくデビュー戦だった内藤未来君に0-3負けして、

これが初勝利を目指す試合だったんだけど、一方の本間君にしても、

3連敗中の中、ほぼ2年振りの勝利が欲しいところだったんだよね。

 

<1R>

佐々木君は如何にも打たれ強そうな骨組みをしてる一方、

本間君は実はとっても打たれ弱いっていう印象が強いんだけど、

それでも防御より攻撃を重視するタイプでこの日も初っ端からイケイケで、

いきなりどっちもが危険な被弾を繰り返してた1分20秒過ぎ、

佐々木君が大きく一気の攻め込みだったんだわ。

 

それまで細かい回転力としては本間君の方が上回ってたんだけど、

一発一発の精度とパワーでは明らかに佐々木君が圧してた流れの続きで、

ダメージが見えてきた途端の緩みのない一気攻めを本間君が凌げそうになくて、

体勢が緩んで棒立ちになってしまったのを見計らったレフェリーが、

殆どあっと言う間の1分35秒に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

試合後の佐々木君は勿論、渡辺会長も井上トレーナーも嬉しそうにしてたなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 矢斬佑季君

② 住田愛斗君 

③ 長岡舜也君、山口修斗君

 

2017年1月29日 (日)

2月のボクシングスケジュール

 

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「ロン!」  「ギョエッ!」

 

 

 

マイケル・ダグラスはカーク・ダグラスの息子で、

もしかしたら親父さんより巧い役者なんだけど、

彼とダイアン・キートンが共演した “最高の人生のつくり方” は、

中々心に沁みる映画なんだわ。

 

互いに伴侶を失った老齢の男女の心が徐々に解けていく過程が描かれてて、

男の孫娘を軸にしたサイドストーリーがそれを支えてて、

交わされる会話も気が利いているというかとっても洗練されてるんだわ。

 

 

 

1月のボクシングが完了する前、明日30日からの3連投なもんで、

1月ボクシングのレビュー前に2月ボクシングのスケジュールってことで……。

 

自分にとっての2月のボクシングは今のところ4ボクシングしかなくて、

新宿フェイスのカードが魅力的なもんで、

会場的には好きではないんだけど行ってみるかなあって思ってるんだけどね。

 

 

≪2月のボクシングスケジュール≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・2月 1日……(後楽園)

鈴木英樹×大野顕。

 

 

・2月 4日……(後楽園)

石本康隆×久我勇作、比嘉大吾×ディオネル・ディオコス、

末吉大×アラン・バレスピン、波田大和×橋本拓也。

 

 

・2月 9日……(後楽園)

竹中良×荒谷龍人、麻生興一×松山和樹、鈴木悠介×児玉堅、

田中教仁×高橋悠斗、工藤優雅×山田大輔、富岡樹。

 

 

・2月12日……(広島)

堀川謙一×板垣幸司。

 

 

・2月19日……(新宿)

星野晃規×小坂駿、定常育郎×横山渉、中谷潤人。

 

 

・2月28日……(後楽園)

ユータ松尾×黒田雅之、阿部麗也×ジョー・ミサコ、京口紘人、勅使河原弘晶、

湯場海樹。

 

 

 

≪2月ボクシング期待度ベスト10≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 麻生興一×松山和樹

② 石本康隆×久我勇作

③ 京口紘人×フィリピンボクサー

④ ユータ松尾×黒田雅之

⑤ 竹中良×荒谷龍人

⑥ 阿部麗也×ジョー・ミサコ

⑦ 田中教仁×高橋悠斗

⑧ 星野晃規×小坂駿

⑨ 工藤優雅×山田大輔

⑩ 鈴木悠介×児玉堅

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日は適当なレースが少なくて東京8Rだけに参加したんだけど、

そんなに簡単に当たる訳が無い大外れだったね。

ってことで今日は以下の3レースに期待するんだわ。

 

・東京 8R……②⑬→②⑥⑫⑬→②⑨⑬⑮⑯

・東京11R……⑤⑮→④⑤⑭⑮→②③⑤⑬⑮

・東京12R……⑥⑪→②⑥⑪⑮→⑤⑥⑧⑪⑬

 

2017年1月27日 (金)

psychopathy

 

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“スティーブ・ジョブズ”

 

 

 

自閉症スペクトラム症候群と診断される人は、

人口100人に1人の割合で存在しているとされてて、

それは洋の東西や古今を問わずらしいんだけど、

同じ比率だけ “psychopathy” も存在してるって言われてるんだわ。

 

正式にはサイコパシーなんだけど、所謂 “サイコパス” ってことで、

究極の自己中であることに何の反省も持たない連中の総称のことなんだよね。

 

サイコパスの典型としてはブラック企業の経営者達がまず頭に浮かぶんだけど、

それでもサイコパスはその存在そのものが全て悪っていう訳でもなくて、

周囲が迷ってる時にもいとも簡単に重大な結論を導き出すことも出来るもんで、

国家や会社などの組織の方向性を示すプレゼン上手でもあって、

企業経営者とか国家元首として有能な手腕を発揮することもあるんだわ。

 

研究者達の調べた結果では、例えば織田信長やケネディ大統領それに、

マザー・テレサもサイコパスだったって言われてるんだよね。

 

博愛主義者のマザー・テレサが何故?って感じがするんだけど、

彼女は自らの名声が上がることにはやたら奔走して大成功したんだけど一方、

個々の子供達には何の関心も払わなかったことで有名だったんだってさ。

 

 

冒頭の写真は言わずと知れたアップルの創始者スティーブ・ジョブズなんだけど、

実は彼もサイコパスだったらしいんだわ。

 

共同経営者だったウォズニアックと会社創立前に共同の仕事をした際、

その報酬が5,000ドルだったにもかかわらず、

700ドルの仕事だったって称してウォズニアックには350ドルしか渡さず、

残りをネコババしたのは有名な話だし、アップルの経営に携わってた時にも、

部下達に対する扱いがブラック企業経営者並みで、

その後業績が悪くなった際に再度招聘されはしたけど、

そのあまりの意地の悪さに一時は社員達に追放されたこともあるんだよね。                                                        

 

他人に対する思いやりの無さ加減を見るにアメリカの新大統領のD・トランプも

実はサイコパスじゃないかって自分は思ってるんだけどね。

 

 

サイコパスはその性向上の特徴が反道徳、反社会的に現れることも珍しくなくて、

残酷な殺し方をする連続殺人犯とか、詐欺師なんかはその典型なんだけど、

殺人犯、詐欺犯として捕まるサイコパスは “負け組サイコパス” と呼ばれてて、

結局は自らの欲望を抑えきれないまま最後は社会から隔離されてしまうんだけど、

面倒なのは “勝ち組サイコパス” と称される人間達で、

一般社会の中に混じり込んだまま人々にストレスを与える続けるんだわ。

 

 

彼らの日常行動上の特徴としては……、

 

☆ 他人に対する共感性が無く、自らの損得に関係ないことには無関心。

☆ 他人の身体的精神的苦痛に対する思いやりが全く無い。

☆ 自分より立場の弱い人間に対しては強圧的な態度を取る。

☆ 山ほどの嘘を重ねても全く心が痛まない。

☆ 嘘がバレても全く恥じることなく平然としてまた嘘を繰り返す。

☆ 心にもないお世辞が上手で人コロガシが上手い。

☆ 他人と長い期間信頼関係が結べず、関係が切れた人間の悪口を言う。

☆ 自分は不当に非難されてるという被害者意識が強い。

☆ 一方では孤立感を強く持ってて臆病でもある。

☆ 自分を良く見せようと主張をコロコロ変えるし、経歴詐称も多い。

☆ 性的にルーズ。

 

以上をざっとまとめると……、

サイコパス系人間の特徴としては虚偽性や衝動的攻撃性が強くて、

不誠実で無責任であり良心の欠如が著しいってことが言えるんだよね。

 

 

何故そういう風になるのか、どうしてサイコパスが生まれるのかっていうと、

未だ完全には解明されていなくて、脳科学の進歩に期待するところなんだけど、

サイコパスの人間の脳に関して現在までに解ってることは、

大脳辺縁系にある扁桃体の体積が通常人より小さくて活動性も低く、

前頭前皮質との結び付きも弱いっていう特徴があるんだってさ。

(一方、自閉症スペクトラム症候群はサイコパスとは逆に、

この扁桃体が一般人より大きいらしいんだよね。)

 

それは若干遺伝的要素でもあるんだけどそういう遺伝的特性を持った人間が、

幼少時に虐待を受けたこと等でサイコパスとしてのスイッチが入るらしくて、

かのS・ジョブズも結局最後まで実父に会うことを拒否し続けたし、

つまりある意味自己防衛本能がサイコパスに変身させるってことで……。

 

サイコパスの身体的な特徴は特に頭蓋骨に現れるらしくて、

それはテストステロンの分泌量に関係してるらしいんだけど、

細面の人にはサイコパスは少なくて、頬骨が張っているというか、

顔の長さより幅の広さが目立つような風貌をしていがちなんだってね。

 

 

今のところ100人に1人存在すると言われてるサイコパスなんだけど、

その比率が極端に大きくなったり小さくなるってことが無いのがちょっと不思議で、

そういう意味では人類が潜在的普遍的に抱えてる生物としてのロスのような、

そういうもんじゃないかって自分は思ってるんだけどね……。

 

 

どんな人間でもサイコパスの特徴として挙げた事例のどれにも該当しない、

っていうことは無いと思うんだけど、その程度は軽微なものでかつ、

項目の全てに該当するっていうことはないと思うんだけど、

自分はボクシング業界のサイコパスを今のところ2人知ってるんだけど、

彼らは上述したような虚偽性や衝動的攻撃性が非常に強くて、

不誠実で無責任でありかつ良心の欠如が著しいって全てに該当してるんだわ。

 

マッチメイク上やファイトマネーに関して嘘をつきまくって全く反省してなくて、

大きな金額と同じような感覚でボクサーの小銭まで巻き上げて、

女癖が悪いもんでまともな家庭生活を維持できてなくて、

心にもないお世辞を駆使して自分の立場を良くする為だけに他人を利用して、

やたら被害者意識が強くて他人の悪口ばかり言ってる人間で……。

 

 

サイコパスっていうのは脳科学的には元々病的要素を保有してる

ある意味気の毒な身障者なのかも知れないんだけど、

そいつのお蔭でいわれのないストレスとか迷惑をかけられて、

その上実害さえ負わされるっていうのは不合理だと思う方が強い訳で、

若干後ろ向きの共存は許容するにしても、個々のケースにおいては、

社会的抹殺も仕方ないんじゃないかって思いつつあるんだよね。

 

2017年1月24日 (火)

後楽園ホール・1月23日

 

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「今日でやっと生後2ヶ月ってことで……。」

 

 

 

業務としてプロボクシングに携わってる人としては、

まずボクサーがいてトレーナーやらジムの会長がいて、

プロモーターとかコミッション、プロボクシング協会、

それにボクシングマスコミなんかが考えられるんだけど、

最近よく思うんだけど、何だか其々が違う方向を向いてるというか、

其々が種類の違うエロ本を見て違う楽しみ方をしてるような感じがするんだよね。

 

この業界のことを知るにつれ、其々が現在の自分の損得だけに固執してて、

将来的にどうあるべきかなんて事を真剣に考えてる人が実に少なくて、

そういう事から距離を置いたり敢えて目をつぶったり、とにかく、

その日その場を凌ぐだけで一杯一杯のような感じがするんだよね。

 

そんな大人達の暗愚的傾向の犠牲になってるのがボクサーな訳で、

事情を知れば知るほど彼らの可哀相さは身につまされるほどで、

ルールに定められたファイトマネーをボクサーに支払えないようなジムは、

その上更に移籍金までふんだくろうとするジムは、

もう存在として悪としか言わざるを得ず閉鎖した方がいいと思う訳で、

そういう状態を放置したままのJBCとか協会とかも延々反省無さ過ぎなんだわ。                                                               

自らがどれほど恵まれてるのか、あるいはどれほど恵まれていないのか、

それを知っての上か知らずのままなのか、

とにかく今日もボクサー達はリングに登る訳で、

自分は心を鎮めて彼らのパフォーマンスを眺めるしかないんだよね。

 

 

 

この日は全11試合でオール4回戦だったんだけど、

中途半端な上級ボクサー達の試合よりは余程面白かったんだわ。

 

 

① 林慶太君(10count)×菅野智宏君(ヨネクラ)……58㎏

デビュー戦の19歳・東京都と、1勝(1KO)0敗の20歳・東京都。

 

<1R>

お互いに少しムキになり過ぎてはいたんだけど、

構え方とか全体の動きがこなれてたのは林君の方で終始優勢に進めてて、

山のような応援団をバックにガツガツの大奮闘だったんだわ。

 

中々のボディブローを打ってた菅野君の顔面が徐々に赤くなっていって、

追い込まれるままに終わるのかなあって思ってた残り20秒、

近寄った中で放った右ショートフックがキッチリ当たって、

それまで圧倒優位だった林君を一瞬ヨロッとさせたんだわ。

 

<2R>

ガード位置が低くなることが多くて顔面被弾が減らせない菅野君だったんだけど、

どれだけ打たれても全くメゲナイ気持ちの強さは大したもんで、

必ずしも巧くはないんだけどとにかく馬力が凄かったんだわ。

 

林君の方は中間距離を潰されると若干辛そうにしてたなあ。

 

<3R>

林君は力を込めるにつれストロークがデカくなってしまったんだけど、

開始36秒に巧いことショートのワンツーをヒットさせることが出来て、

それ以降菅野君の勢いがメッキリ落ちて消耗も著しくなっていったんだわ。

 

そのまま一気に押し切るかって思われた林君だったんだけど、

終盤に懸けてはキッチリ当て切ることができないままで、

結果的には菅野君の回復を助けてしまってた残り17秒、

バスンって振り抜いた菅野君の左フックがいきなりの直撃ヒットで、

まともに貰ってしまった林君が一発倒れ込みダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がってリスタートした林君、

終了ゴングに救われるかとも思ったんだけど、

菅野君の追撃が全く揺るぎなくてほぼ一方的なままの2分59秒、

最後は右ストレートだったと思うけど、青コーナーのすぐ近くの南ロープ前で、

一発ガツンと打ち込んで林君が力なく崩れ落ちたところでストップエンド。

 

 

菅野君にも沢山の応援団が付いてたもんで、そりゃもう場内大騒ぎで、

横井トレーナーも 「掴みはOKの試合だったでしょ。」 って喜んでたなあ。

 

 

 

② 佐藤己吹君(協栄)×加藤諒君(元気)……SF

デビュー戦の21歳・東京都と、1勝2敗(2KO)の23歳・埼玉県。

 

<1R>

デビュー戦だっていうのにキンキラトランクスにスポンサーシール満載の佐藤君、

試合慣れしてるようなスムースな動きが出来てたね。

 

一方の加藤君は潜り込んでの接近戦希望だったんだけど、

手数の割に正確に狙えてなくて効率の良くないボクシングだったんだわ。

 

<2R>

佐藤君はもう少し力を込めて打てるといいのになあって見てた1分21秒、

何かの具合で加藤君の両足踵が揃ってしまったようなその瞬間に、

ヒョイって感じで振り出した佐藤君の右フックがまともにヒットしてしまって、

普通なら十分踏ん張れたと思うんだけど加藤君、

足送りが出来なくてそのままバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

殆どダメージを残さないままのリスタートだったんだけど、

その後はお互い我慢比べのような接近戦が続いたんだわ。

 

<3R~4R>

評価のし難い密着戦が続いて、

その距離、その体勢からの加藤君の大きな挽回ショットが期待し難くなって、

距離の潰れたそういう状況は却って佐藤君の得意なフィールドのようで、

そのままキッチリ流れが固まったままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

自分としては40-35は仕方ないかなあって思ったんだけど結局、

40-35、40-36、38-37ってことで勿論佐藤君の3-0勝ちだったんだけど、

それにしても38-37は無いんじゃないかって思ったんだけどね。

 

この日はオール4回戦だったせいもあってか、

まだまだ経験の浅いジャッジが総動員って感じで、

この後もちょっと首を傾げるような裁定があったんだよね。

 

 

 

③ 栗原拓也君(10count)×渡辺和幸君(稲毛)……SFe

デビュー戦の17歳・神奈川県と、デビュー戦の29歳・千葉県。

 

12歳差もあるデビュー同士だったんだけど中々面白かったんだわ。

 

<1R>

最初のショットは栗原君の左ボディストレートで、

デビュー戦で怖がらずにいきなりこういうのを打てるのは大したもんで、

その時点でこれは栗原君が勝つんじゃないかって思ったんだよね。

 

1分20秒からの栗原君のラッシュも見応えあったんだけど、

2分過ぎからの渡辺君の反撃にも気持ちがこもってたなあ。

 

お互いにまずはやりたい事が出来たって感じの一段落が解り易くて、

残り20秒からは飛ばし過ぎが祟ったかメッキリ落ちてしまったけどね。

 

<2R>

体力の回復度、気持ちの立て直しはどうかなあって見てたんだよね。

 

最初の1分間の接近戦は渡辺君優勢に推移してたんだけど、

一段落後の栗原君の反撃の方が勢いが良くて、

消耗度が進んでいったのは渡辺君の方だったんだけど、

それでもその渡辺君の方があと一発あと一発って踏ん張ってたなあ。

 

<3R>

お互いに鼻血で長い時間飛ばすのは無理になってきて、

その上渡辺君はいきなりって感じで左目下が腫れだしてきたんだわ。

それでも気持ちの溢れ方には変わりがなくて二人共気合入ってたなあ。

 

<4R>

巧くは無い同士のそれでも最後の必死の踏ん張り合いだったんだけど、

相手のダメージを見て元気を盛り返した栗原君の方がやっぱり優勢で、

このまま余裕で押し切るかって見てた開始45秒、

追い込まれた渡辺君がこれまで見せたことのない右ショートアッパーで、

たったそれ一発で栗原君から驚愕のダウンゲットだったんだわ。

 

何とか立ち上がった栗原君だったんだけど、

ファイティングスタイルを取り切れなないままのテンカウントアウトで、

0分59秒、渡辺君の大逆転KO勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 長谷川慎之介君(青木)×富施郁哉君(ヨネクラ)……58㎏

1勝1敗のサウスポー、24歳・栃木県と、

デビュー戦のサウスポー、18歳・茨城県。

 

富施君は有岡康輔君のトランクスを借りての試合だったんだってさ。

 

<1R>

長谷川君はジャブからきちんと組み立てるっていうボクサーではなくて、

いきなりの突貫系からの左右フック狙いで、

右手をジャブ風に差し出しながら突っ込んで来るし、

サウスポーでもあるし富施君としては決してやり易そうではなかったんだけど、

残り57秒の東ロープ前、ショートのワンツースリーを当て込んだんだわ。

 

その直前直後に長谷川君がロープに絡んでの倒れ込みで、

若干微妙な点はあったんだけど結果的にはダウン裁定だったんだわ。

 

とにかく当たったことは当たってたもんで自分も妥当だと思ったんだけど、

その際のレフェリーの自信の無さは今一だったんだよね。

 

<2R~4R>

相手に取り付いてからが命って感じの長谷川君に対して富施君、

体ごと突っ込んでくる相手に実に冷静な対処が出来てて、

最後まで動きが落ちなかったし、小さく鋭いストロークで打ち続けてたんだわ。

 

 

ってことで自分の中ではほぼ圧倒的な39-36だったんだけど結局、

40-36、39-36、39-37ってことで勿論富施君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

ふと通り過ぎた所に富岡達也君が座ってたもんでヤアヤアコンチワってしてたら、

隣にいたのが彼の親父さんで、こりゃまあ初めましてってことで、

そのまた隣には哲也君と従兄弟の樹君もいて、あとは三男坊君だけだったら、

親父さんが三男坊君(名前は失念してしまいました。)をわざわざ呼んでくれて、

これで全員揃い踏みだったんだわ。

 

 

 

⑤ 野口貴彦君(世田谷)×矢代明博君(日東)……SB

デビュー戦の25歳・東京都と、2勝4敗(2KO)1分のサウスポー、22歳・東京都。

 

<1R>

この試合はアッと言う間に終わってしまって、

キビキビした出入りを見せてた野口君に矢代君の踏み込みが重なってしまって、

開始いきなりのガッツンバッティングで野口君が右目上から大出血してしまって、

即のドクターチェック後即のドクターストップで0分27秒の負傷ドローだったんだわ。

 

 

第6試合に組まれてた女子戦が中止になってそのまま第7試合ってことで……。

 

 

⑦ 新冨凌君(JBS)×和田優麻君(REBOOT)……Mm

2勝0敗の19歳・東京都と、3勝(1KO)0敗の20歳・東京都。

 

まだ負けてない同士の一戦で二人共水準以上の動きが出来てて、

試合序盤は若干ぎこちなかった和田君が2R以降キッチリ立て直して、

とにかく当て勘の良さがとっても目立ってたんだわ。

 

新冨君の方も終始良く動けてたんだけど、

的確なヒット数の小さな差の積み重ねで残念な結果に終わってしまって結局、

39-37×3ってことでこれで和田君はデビュー4連勝目。

 

 

試合後射場さんが和田君の弟だって子を紹介してくれて、

ロビーで和田君とすれ違った際にも軽く会釈されたような気がしたんだけど、

自分のことを知ってるのかなあ……。

 

 

 

⑧ 酒井大成君(角海老)×尾崎誠哉君(K&W)……SB

0勝1敗(1KO)1分の20歳・山口県と、2勝(2KO)0敗の19歳・長崎県。

 

<1R>

一回りデカい相手に対して酒井君が中々いい詰めが出来てて、

距離が詰まったところでの腕振りもかなり鋭くて可能性を見せてたんだけど、

リーチに勝る尾崎君も十分な対応が出来てて、

相手が入り込んでくる瞬間狙いで比較的大きく打ち込んでたんだわ。

 

ラウンド終盤近く打ち放った尾崎君の右ショットが酒井君の右顔面をかすめて、

瞬間に坂井君の右目上がスパッと切れてしまったんだわ。

 

<2R>

角海老ジムのカット傷の手当は最高水準だと思ってるんだけど、

それでもインターバルを終えて出てきた酒井君の出血は止め切れてなくて、

残念ながら自分の中ではその時点で酒井君のTKO負けだったんだけど、

気丈な酒井君は何とかデカいのをブチ当てようと必死のパフォーマンスで、

右顔面を赤鬼のようにして踏ん張ってたんだわ。

 

それでも目に入る血を右手で拭いながらっていうのは、

レフェリーに止め時を知らせることにもなって、残り50秒でのドクターチェックで、

思った通り即のストップエンドで2分08秒、尾崎君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑨ 木元紳之輔君(ワタナベ)×小笠原梢太(REBOOT)……B

デビュー戦の19歳・鹿児島県と、1勝(1KO)0敗の21歳・岩手県。

 

小笠原君はヨネクラジムの富施君と全く同じナイキのシューズだったなあ。

 

<1R>

二人共、テキパキ力強い中々の一戦だったんだけど、接近戦の中の残り31秒、

小笠原君の右フックで一瞬木元君がヨロッとしてしまって、

こりゃそのままポイントゲットかなあって思われた残り10秒、

木元君が右を2発連続ヒットさせて小笠原君を大きくガクッとさせたんだわ。

 

<2R>

近いところでは木元君の方が細かく鋭く打てて、

若干攻めあぐんでた小笠原君の左顔面が徐々に赤くなっていったんだわ。

 

小笠原君は随分慎重になってしまったなあって見てた1分30秒、

踏ん切りを付けたかのような反転攻勢で左フックをクリーンヒットさせて、

その後の残り1分から攻勢の中での右も中々印象的だったんだよね。

 

<3R>

さあここからが勝負ってところだったんだけど、

それほど大きな場面は訪れないままで、

小笠原君も見栄えのいい左フックを当ててたんだけど、

ショート戦での手数で圧倒してた木元君のポイントかなあ。

 

<4R>

微妙な展開の中、まずは木元君が手数先攻したんだけど、

開始43秒、相手の攻撃の一段落を見計らった小笠原君の左フックが直撃して、

木元君がフラッシュ系のダウン。

 

殆どダメージを残さないままの再開だった木元君がここからメゲズの大反撃で、

一気に行き切れなかった小笠原君を却って圧倒するほどの渾身の手数で、

何とか出来るといいのになあって見てたんだけど、

倒し切るまでには至らないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は38-37だったんだけど結局、

38-37×3ってことで小笠原君の3-0勝ちは実に妥当だったんだよね。

 

 

 

⑩ 諏訪佑君(10count)×田中利弥君(八王子中屋)……Fe

3勝(1KO)0敗1分のサウポー、19歳・神奈川県と、

2勝(2KO)2敗の25歳・静岡県。

 

田中君の応援に筒井さんと林和希君が自分の横に並んだんだわ。

 

<1R>

二人は自分が思ってた以上に近いところで始めてたんだけど、

1分を過ぎる頃から諏訪君が小技を駆使しながらギアアップしていって、

ポジショニングにも工夫しながらだったもんで田中君には戸惑いが見え始めて、

若干正直に過ぎる攻め込みだったもんで中々思いが叶わないまま、

終了ゴングが鳴った時にはかなり顔面を赤くしてたんだわ。

 

<2R>

開始50秒からまず飛ばしていったのは諏訪君で、

田中君の攻撃は相変わらず単調な感が拭えないままで、

そこそこ鋭い腕振りを備えてはいるんだけど1~2発目で決着しようとし過ぎで、

敢えてそれをフェイクに使って3発目4発目に繋げたいところだったんだわ。

 

ここに来て流れは完全に諏訪君が握ったんだよね。

 

<3R>

軽快な動きを続ける諏訪君が開始33秒、

ワンツーを打ちこまれて下がった田中君を左ストレートで突っ突き追い打って、

大きなダメージは無かったと思ったんだけどとにかくダウンゲット。

 

普通にリスタートした田中君はそれでもアゴをカクカク動かしてて、

そういうのは今のは効きましたって自白してるのと同じな訳で、

結構強く打ち込まれたんだなって見てる方も改めて思い直す訳で……。

 

その後も田中君の詰めはいいモノを見せてたんだけど先手を取り切れなくて、

無駄になってもいいからもっと畳み掛ける感じが欲しいところだったんだよね。

 

<4R>

諏訪君にとっては殆ど余裕の最終ラウンドってことで、

少し流し始めたかなあってほどの余裕の見せ方で、

敢えて倒しに行くようなボクシングも見たかったんだけどね……。

 

「もうポイントは関係ない、倒しに行け!」 っていう田中君陣営のアドバイスは、

全くその通りだったんだけど当の本人は中々ペースを上げられないままで、

残り30秒から飛ばしていったのは却って諏訪君の方だったんだわ。

 

 

こうなると殆どどうにもならないままの終了ゴングで、

自分は40-35だったんだけど結局、

40-35×2、40-36ってことで当然の如く諏訪君のパーフェクト3-0勝ち。

 

 

 

⑪ 坂田尚樹君(ワタナベ)×ライダー・ヒロ君(ナックルS)

                              ………SFe

3勝(2KO)0敗1分の32歳・福岡県と、1勝3敗(1KO)の30歳・東京都。

 

この試合は全く勝負にはならないと思ってたもんで離席してたんだけど、

やっぱりあっと言う間の決着で1R1分25秒、坂田君のTKO勝ちだってね。

 

 

元々組まれてた第12試合が中止になって……。

 

 

⑬ 中村駿介君(帝拳)×吉村鉄也君(KG大和)……W 

3勝(2KO)1敗(1KO)1分の24歳・東京都と、

2勝(2KO)1敗(1KO)の25歳・神奈川県。

 

<1R>

激闘必至のレベルの高い一戦で、

若干プレスを効かせてたのは吉村君の方だったんだけど、

ジャブのクオリティーとしては中村君の方が遥かに上回ってたんだわ。

 

ロングレンジは中村君、近いところは吉村君っていう図式が出来上がって、

距離の支配こそが勝負を決めそうな満々の緊張感の中、

ヒット数には大差が無かったんだけど、その有効度では吉村君で、

ショートフックやアッパーの見栄えもとっても良かったんだわ。

 

<2R>

開始40秒、中村君の先仕掛けを凌いだ吉村君が一気の大攻勢で、

3発ほどをまとめ打ちした途端、中村君が東ロープに飛ばされてしまって、

腰砕けのまま必死に左手でロープを掴んで倒れるのを踏み止まって、

あと2~3発ほど正確に当て切ってたらダウンゲットも目の前だったんだけど、

ここからの中村君の踏ん張りは殆ど驚異的で、

すぐさまのクリンチ逃げも大正解で凌いで凌ぎまくったんだわ。

 

そこからの約1分半、中村君が巧いことダメージの回復に費やすことが出来て、

その分、吉村君の追撃が甘かったとも言えるんだけど、

お互い、何となく一から立て直しって感じだったんだわ。

 

って見てた残り52秒、何となんとナント、中村君のワンツーが見事な直撃で、

吉村君がいきなり南東ポスト際のロープに吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

勿論ここぞの攻め込みの中村君の追撃には全く緩みが無くて、

さあどうなる吉村君、踏ん張れるのかってところで、

それまで明らかに迷い迷いしてたようなレフェリーが、

ダウンコールかと思ってたらいきなり割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

場内が白けたままの2分18秒、中村君の逆転TKO勝ちはそれはそれで立派で、

勿論何ら恥ずるところは無かったんだけどね……。

 

 

この試合のどちらかがこの日のベスト1になってたんじゃないかって思うんだけど、

まだまだ未熟なレフェリーの不手際で台無しになってしまったんだわ。

 

止めるような止めないような訳解り難い動作には混乱が溢れてて、

判断に迷ったなら、っていうよりあの場面は絶対一旦ダウンを取るべきであって、

カウントしながら様子を確かめてその時点で止めるにしろ、

その後の進行を見るべきじゃないかって強く思ったんだけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 渡辺和幸君

② 諏訪佑君、和田優麻君

③ 小笠原梢太君、富施郁哉君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

土曜日に買い目を公表してたレースのうち京都11Rを3連単ゲットで、

日曜含めて6レースに参加してたもんで回収率は266%で、

年明けからの通算では21レースに参加しての回収率1,237%ってことで、

まあ半年間くらいは余裕余裕なんだわさ。

 

2017年1月21日 (土)

日記 (1/21)

 

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「今日はちょっと寒いっすね。」

 

 

 

70年ちょっと前、ナチスドイツはヨーロッパ各国を侵略しまくった末、

数百万人ものユダヤ人を虐殺したし、同じく70年ちょっと前、

アメリカは日本中を無差別爆撃した末に2発の原爆を落としたんだけど、

それでも其々お互い今ではそこそこの友好関係を保っているっていうのに、

中国と韓国っていうのはどうしていつまでもシツコク過去に粘着するのか、

というとそれは内政から目を逸らせて国家としての一体感を保つ為に、

共通の外敵を求めるっていう国策に基づいてるからであって結果的には、

中々人を許さないっていう負の国民性を増長させてしまってるし、

国家として未熟さをも露呈してるんだけど、

個々の人間関係においても国家間における付き合いにおいても、

もう少し全体に緩く考えた方がいいと思うんだけどなあ……。

 

 

 

昨日は久し振りに病院に見舞いに行ったんだわ。

深刻な状況では無かったもんで気が楽だったんだけど、

それでもまだ2週間ほどは入院しないといけないみたいだったし、

そこそこ元気なもんで長い時間の過ごし方が難しいって言ってたし、

食べる割には動かないもんで太ってしまうって言ってたんだわ。

 

退院後彼には新しい生活のパターンを決める作業が控えてるんだけど、

今はユックリユックリそれを考えながらの回復待ちなんだよね。

 

 

 

50年以上前、日本のエレクトリック・ギターには “グヤトーン” と “テスコ” って、

二つのメーカーがあったんだけど、デザイン的には “フェンダー” とか

“ギブソン” にはとっても敵わなかったんだけど今でも生産してるのかなあ……。

 

それでもそこそこいい音を出してたし、当時はバンドそのものが珍しかったもんで、

自分は中学生の頃、毎週日曜日に近所の消防小屋で、

大学生達が練習してたのを聞きに通ったもんだったんだわ。

やたらベンチャーズだらけだったんだけどね……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

先週は結局全外れってことで、

諦めない今日の競馬は以下の4レースで勝負!

 

・中山 8R……①⑥→①⑤⑥⑩→①④⑥⑪⑬

・中山10R……④⑬→④⑤⑧⑬→④⑦⑪⑬⑭

・京都 9R……①⑥→①⑥⑪⑮→①⑥⑧⑩⑬

・京都11R……⑤⑫→⑤⑪⑫⑭→③⑤⑧⑨⑫

 

2017年1月18日 (水)

後楽園ホール・1月17日

 

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「まあるい感じが自分でも気に入ってるんですわ……。」

 

 

 

イギリスの首相はメイっていう女性だっていうことが解ったんだけど、

そもそもはイスラム系難民の流入を阻止する為のEU離脱だったんだけど、

EU側がユーロ単一市場だけを継続利用するのは許さないもんで、

仕方なくそのユーロ単一市場からも離脱するって昨日表明してたんだけど、

いちいちの関税は経済活動に停滞をきたすことは間違いなくて、

金融機関の流失も防げそうになくこれでポンド下落はハッキリしてしまったし、

アメリカに続いての保護主義への回帰は完全に時代錯誤なんだよね。

 

 

 

昨日の後楽園ホールは第1試合と第6試合に女子戦が組まれてたもんで、

全部で9試合見たんだけどオール4回戦だったから、

そりゃ巧くないボクサーも多かったんだけど、

それでも気持ちの溢れた戦いが多くて飽きるってことが無かったんだよね。

 

新年になってから三迫ジムの久保さんと、

石川ジムの田中さんと会うのは初めてだったもんで今年もヨロシクってことで、

真鍋会長や内藤会長、石川会長達ともコンチワして始まり始まり……。

 

 

 

② 重田裕紀君(ワタナベ)×大村俊輔君(ランド)……W

0勝1敗のサウスポー、26歳・山口県と、

デビュー戦のサウスポー、21歳・千葉県。

 

<1R>

お互いまるで事前に示し合わせていたかのようないきなり狂熱の殴り合いで、

距離もクソもなかったし、ジャブって何だって感じだったなあ。

 

二人共、フック系主体のパンチの交換に終始してたんだけど、

少しばかり大振りし過ぎじゃないかって思ってた重田君の勢いが落ちなくて、

圧倒手数のままラウンド半分が過ぎる頃には形勢を決しつつあったんだわ。

 

大村君は徐々に下がらされる場面が増えていって2分23秒、

東ロープに詰められて身動き取れなくなってしまったところでストップエンド。

 

 

大村君陣営からはストップが早過ぎるって声も出てたんだけど、

自分が見てた範囲では大村君はそこに至るまでに既に相当打たれ込んでて、

実に妥当なレフェリーストップだって思ったけどね……。

 

 

 

③ 山西隆廣君(新日本木村)×植田啓君(越谷634)……L

1勝5敗(2KO)の25歳・東京都と、0勝1敗の32歳・兵庫県。

 

シンドイ戦績の山西君と10年振りの植田君って図式だったんだけどね……。

 

<1R>

地下足袋を履いた上田君は久し振りのせいか体が絞り切れてない感じで、

フック系を大きく振り出してはいたんだけど雑な感じが拭えなかったし、

ウンウン言いながら打ってたんだけど力入れ過ぎで長持ちしそうになかったなあ。

 

一方の山西君はカッチリした動きからいいプレスを掛けることが出来てて、

戦績の悪さを感じさせない自信に満ちた振り出しをしてたんだわ。

 

<2R>

やっぱり植田君は無暗に大きく振り過ぎで合間合間を山西君に狙われて、

ストレート系のパンチを山ほど貰って顔面が相当傷んできたんだわ。

 

<3R>

植田君は繋ぎのパンチが全く打ててないしショートブローも巧くなくて、

接近戦になるとその差が益々拡がっていくばかりだったんだわ。

 

時間が進むにつれその差は挽回し難いほどになってしまって、

山西君は最後の最後まで止めどない手数で全く緩むことが無くて、

そのまま一気に植田君を追い込んでいった2分43秒、

ついに植田君の反撃が止まってしまったところでレフェリーストップエンド。

 

山西君は久し振りの勝利だと思うんだけどいい試合をしたよね。

 

 

 

④ 松浦大地君(ワタナベ)×當銘義愛君(マナベ)……Fe

2勝1敗(1KO)1分の27歳・広島県と、3勝3敗(2KO)1分の23歳・沖縄県。

 

<1R>

二人共、手足が長いんだからもっと距離を取ってやればいいと思うんだけど、

何故か力の入り切らないいきなりのショートフック戦だったんだわ。

 

簡単に顔面が紅潮しやすい當銘君の方が不利のように見えてしまうんだけど、

殆ど大差のないまま正確な当てっこ競争っていう様相だったなあ。

 

<2R>

當銘君の左フックにも見るべきものがあったんだけど、

ラウンドを通して見ると松浦君の手数が若干優勢で、

當銘君は左ガードが甘くなることが多かったね。

 

<3R>

密着ボディ合戦に突入してお互いメゲナイ手数ではあったんだけど、

このラウンドは當銘君の頑張りが流れを食い止めたって感じだったんだわ。

 

<4R>

微妙なスコアの中、二人共最後の踏ん張りを見せてたんだけどお互い、

そこそこクリーンヒットはさせてたんだけど相手をクラッともさせられなくて、

威力的に今一のやり取りは結局は手数戦だったんだけど、

ストロークの大小の関係で松浦君がやや優勢なままの終了ゴング。

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38×2ってことで松浦君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑤ 江澤宏之君(角海老)×伊藤敏君(石川)……58.5㎏

3勝1敗の27歳・東京都と、2勝(1KO)3敗(3KO)1分の25歳・愛知県。

 

<1R>

一見体の硬そうな感じの江澤君だったんだけど、

全体の動きとか腕振りは実にカッチリしてて、

若干腕が体から離れがちだった伊藤君を初っ端から圧倒してて、

コンパクトだけど力強いコンビネーションで追い込んでた残り1分弱、

青コーナー近くの西ロープ際に詰めたところでの鋭いワンツーだったなあ、

振り込んだ右ストレートが大直撃して伊藤君が一発昏倒ダウン。

 

何とか立ち上がろうとしてた伊藤君だったんだけど、

再度体勢を崩してしまったところでダメージを見計らったレフェリーがストップエンド。

 

ってことで2分02秒、江澤君の実に手際のいいTKO勝ちだったんだわ。

 

 

この後女子戦が組まれてたもんで一旦休憩タイムってことで……。

 

 

 

⑦ 田所哲(M・T)×横里真一君(reason)……B

1勝0敗のサウスポー、25歳・神奈川県と、

1勝(1KO)5敗のサウスポー、28歳・福岡県。

 

試合前にM・Tジムの星野晃規さんとコンチワしたんだけど、

彼、近々またハードな試合をするみたいなんだわ、楽しみだね。

 

<1R>

上背とリーチに余裕のある田所君がプレスも強かったんだけど、

体型的に劣勢な横里君もとにかく的を絞らせないように良く動けてて、

ジャブに関しては圧倒田所君だったんだけど、

軽い左ストレート2発でまずは横里君がポイントゲットだったかなあ……。

 

<2R>

田所君はまあまあちゃんとしてるんだけど距離感と当て勘が今一だったし、

そもそも闘争心が欠けてる感じもしたんだけどね。

 

一方の横里君にしてもやたらチョコチョコ動きはするんだけど、

攻め込み自体はとっても単調で回数も少なくて、

一体どうやってポイントを取るつもりなのかが中々見えて来なかったんだよね。

 

<3R~4R>

お互いに何とかしないとっていう必死の気持ちが見えて来なくて、

ちょっとスコアの付け難い状況が続いて、

田所君は最後の4R1分過ぎに一気にギアアップはしてたんだけど、

目ぼしい有効打には繋げ切れずのままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

自分的には殆ど40-40だったんだけど結局、

40-37×2、38-38ってことで田所君の2-0勝ちだったんだけど、

高城会長は必ずしもご機嫌じゃなかったんだわ。

 

 

 

⑧ 岡田真虎君(JBS)×大川朝史君(三迫)……Mm

1勝0敗のサウスポー、22歳・岡山県と、0勝1敗の30歳・埼玉県。

 

<1R>

岡田君の方が内側からコンパクトに鋭い腕振りが出来てて、

しっかりガードしながらのプレスや踏み込みにも自信が溢れてたなあ。

 

大川君は手足が細くてひ弱な感じが拭えなくて、

腕が体から離れがちで首も長いし見るからに危険度が高かったんだよね。

 

<2R>

大川君の攻め込みは比較的あっさりしてて、

そんなにいきなりのクリーンヒットは難しいんだから、

二次三次の攻め込みが必要だと思うんだけど切り上げるのが早いんだよね。

 

岡田君のショートブローが更に冴えてきて大分差が出てしまったなあ。

 

<3R>

苦しい中、大川君もたまにヒットさせてたんだけど、

ストレート系は届きが今一だったし、フック系はオープン気味だったのが残念で、

残り12秒では返しの左フックで一瞬岡田君の膝をガクッとさせてはいたんだけど、

ラウンド総体としての評価はやっぱり岡田君だったなあ。

 

<4R>

前の回の残り40秒辺りから大川君のヘバリが顕著になってたんだけど、

インターバルでも回復し切れてなかったみたいで、

岡田君の全く緩みの無い畳み掛けに為す術ないまま消耗が進む一方で、

西ロープ際に詰められて一杯一杯になってしまったところで2分10秒、

レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

 

⑨ 荒川竜平君(中野サイトウ)×松田烈君(reason)……F

1勝0敗1分のサウスポー、27歳・富山県と、1勝0敗の19歳・東京都。

 

<1R>

松田君が若干硬い感じがしてたのに対して荒川君、

初っ端から動きがこなれての左ストレートが抜群の当て勘でのヒットヒットで、

松田君は相手の左ストレートの出所が判別し難そうにしてたんだわ。

 

若干荒川君優勢のままに推移してた1分26秒、

荒川君の左と松田君の右とがほぼ相打ちになった瞬間、

松田君が弾き飛ばされてしまってダウン。

 

一瞬直撃被弾ではなくて単に腕で弾き飛ばされただけかと思ったんだけど、

リスタート後の荒川君の一気飛ばしを見てたらやっぱり当たってたみたいで……。

 

松田君もそこそこ反撃の姿勢を見せてはいたんだけど、

荒川君の全く止めどなく無駄のない攻め込みは正に圧倒的で、

最後松田君がロープを背にして身動きならなくなったところで、

2分16秒、レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

それにしてもここまで見てた7試合全部が赤コーナー勝利だったし、

ある特定のレフェリーが担当した試合の全てが1R決着だったんだよね。

 

 

 

⑩ 大場竜君(ジャパンS)×幸田健太郎君(石川)……SB

1勝(1KO)1敗の21歳・東京都と、1勝0敗の21歳・東京都。

 

石川ジムのボクサー達は殆どが集まってて、

橋口雄斗君ともつい最近の試合のことを話したんだけど、

やっぱり彼自身も納得いってないみたいだったね。

 

<1R>

幸田君のジャブも中々良かったんだけど、

大場君の鋭い前詰めからの一気攻めも危険度が高くて、

要するに二人の距離がどうなるかがポイントだったんだよね。

 

<2R>

どちらがペースを取るか微妙だった中、大場君は更にガツガツ攻勢で、

その気持ちの強さを前面に押し出していったんだけど、

幸田君の4発~5発目まで頑張るショットが効果を挙げつつあったんだわ。

 

<3R>

そんならってことで大場君が益々ケンカ腰の飛ばし飛ばしで、

右をヒットヒットさせてこのラウンドは最後まで手数優勢をキープしてたんだわ。

 

<4R>

正しく勝負を決めるラウンドだったんだけど、

まず仕掛けて行ったのはまたもや大場君の方だったんだけど、

気持ちが焦る余りか若干体が伸び切ったところで慌てて打ってる感じで、

中々効果的なパンチを打ち切れてなかったんだわ。

 

一方の幸田君も結構的確に当て込んではいたんだけど、

下がりながらのことが多くて効き目としては今一ではあったんだけど、

正確なヒット数としては常に冷静だった幸田君の方が上回ってたなあ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38×2ってことで幸田君の3-0勝ちだったんだわ。

 

粕谷雄一郎さんや上野太一君達ともヨカッタネ会釈交わしたんだけど、

石川会長も田中さんも桜井さんもみんなニッカニカだったなあ。

 

 

 

⑪ 三船世翔君(角海老)×内藤未来君(E&Jカシアス)……L

0勝0敗1分の24歳・山形県と、1勝0敗のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

内藤君のデビュー戦は自分的には今一感が強かったもんで、

この日の2戦目はどこまでやれるのかってことで、

隣に座った律樹さんと緊張しながらの開始ゴングだったんだわ。

 

<1R>

律樹さんと違ってどっちかって言うとズングリ系の内藤君に対して、

三船君はフレーム的にもデカかったしリーチも十分で、

序盤から結構強いプレスをかけてきたんだわ。

 

ただ狙い過ぎる余りか手数が少なかったし打ち出し遅れが目立ってて、

大きなやり取りがないままに過ぎていった終盤近く、

内藤君に数発のボディブローと左ストレートを1発許してしまってたんだよね。

 

<2R>

三船君は中々の右ストレートを持ってて当たったら必殺系だったんだけど、

返しに左をフォローする意識が殆ど出来てなくて、

内藤君としてはそここそが狙い目じゃないかって思ってたんだけど、

一方の内藤君にしても屈みながら右ストレートボディを打ちこむ際に

左手が大きく離れるもんでそこのところを打ち下ろされないかって、

お互いに危ない部分を抱えながらのスリル満々の展開だったんだわ。

 

律樹さんからは相手の正面に立たないようにってアドバイスが終始飛んでたなあ。

 

<3R>

一旦接近してのショート戦ではやっぱり内藤君が優位に立ったんだけど、

離れての三船君の右にはまだまだ充分な威力が残されてて、

勝負の流れがどちらにも傾きかねてた残り52秒のほぼリング中央、

シュシュンって振り出した内藤君のワンツーがこれ以上ないほど突然の直撃で、

思わずユラッとしてしまった三船君に対して内藤君、

寸暇さえ置くことなく直後に鋭く踏み込んでの左ストレートを真っ直ぐ打ち込み、

まともに貰ってしまった三船君が大きく倒れ込んでしまったんだわ。

 

何とか立ち上がってリスタートした三船君だったんだけど、

ここぞの内藤君の追込みにも全く揺るぎが無かったもんで、

そのまま即のストップエンドに繋がって、2分25秒でのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

内藤君とは試合前にちょっとふざけた話をしてたんだけど、

「良かったです、ヨカッタです!」 ってもう満面の笑みだったなあ。

 

 

 

【本日のベスト5ボクサー】

① 内藤未来君

② 幸田健太郎君  

③ 荒川竜平君

④ 江澤宏之君

⑤ 山西隆廣君

 

 

2017年1月15日 (日)

後楽園ホール・1月14日

 

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新年も小國さんもオメデトゴザイマスってことで……。

 

 

 

大体朝は6時から7時の間に起きるんだけど、

今朝6時半頃バルコニーに出てみたら気温が丁度0.0℃だったんだわ。

 

 

 

ブログを書く際には専用の iPod をフルシャッフルにして、

真面目に聞く時とは別系統のスピーカーから流しっ放しにして、

ジャズとかアメリカンポップス、それにJ-POPを順不同で聞きながらなんだけど、

今日最初の曲は荒井由美の “ルージュの伝言” で、

続いてキャンディーズの “微笑み返し” ってことで……。

 

 

 

ホールに入って席からリングを見やると丁度奥村健太君がアップしてるところで、

お互いにちょっと目配せし合ったんだけど、

そのすぐ後に渡部あきのりさんのアップが続いて、

この二人はこの日角海老ジム移籍初戦だったんだよね。

 

この日赤コーナーは全て角海老ボクサーだったんだけど、

最後の試合は見ないで帰ったもんで悪しからずです。

 

 

 

① 大谷広忠君×工藤啓太君(八王子中屋)……H 4R

3勝0敗の31歳・愛知県と、1勝2敗(1KO)のサウスポー、28歳・東京都。

 

大谷君はそれなりの体型だったんだけど、

工藤君の方は体つきから風貌に至るまでまるで相撲取りのようで、

二人の体重差は12㎏ほどもあったんだわ。

 

<1R>

腹回りをダブダブさせながら工藤君は正にドスコイボクシングで、

腕と体を同時に突っ込ませていくんだけど、それなりの迫力はあったし、

見た目と違って上体が柔らかくてスウェイバックも上手だったんだわ。

 

それでも結局は大谷君が巧いこと立ち回って勝つんじゃないかって、

この時はそう思ってたんだけどね……。

 

<2R>

常に大谷君がプレスを掛けてたんだけど先手は常に工藤君の方で、

体ごとボクシングの基本形は変わらなかったんだけど、

ブン回して倒そうとするんじゃなくて細かい手数を延々頑張ってたんだわ。

 

いつもはもっと手数が出る筈の大谷君の方が少ない手数で決めようとし過ぎで、

動きが粗っぽく雑になる中、右目上を薄くヒットカットされてしまったんだわ。

 

それにしてもどう見てもこの日の大谷君の動きはぎこちないままで、

この階級のサウスポーは少ないからその対策が十分出来てないような感じで、

サウスポーとのスパーをシッカリやったのかなあって感じで……。

 

<3R>

一つ一つのパンチ自体の鋭さは大谷君に分があるのに実に勿体なくて、

自分から仕掛けるタイミングを見い出せないみたいな戸惑い感に満ちてて、

どっかで踏ん切り付けて飛ばさないとどうにもなりそうにないのに、

折角攻め込んでもすぐ一段落してしまうところを狙い打たれてたし、

気が付けば大谷君の顔面の方がかなり傷んできてたんだわ。

 

<4R>

体は緩々なんだけど工藤君は日頃からちゃんと練習してるみたいで、

ラウンドが進んでも動きに劣化が見られなかったし、

最後まで集中力が途切れるってことが無かったなあ。

 

それと比較すると大谷君は途中でペースを上げられなかったというか、

この回の35秒にはマウスピースも飛ばされてたし、

最後まで吹っ切れないまま、動き切れず打ち切れずって感じのままだったなあ。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

3人のジャッジも同様の評価だったようで40-36×3で、

勿論工藤君のパーフェクト3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 馬場一浩君×竹内護君(ヨネクラ)……W 6R

4勝(3KO)4敗(2KO)2分の24歳・東京都と、

5勝7敗(3KO)2分の30歳・神奈川県。

 

<1R>

最初の仕掛けは竹内君だったんだけど、

フック系のショットがオープンだってレフェリーから注意を受けてたんだわ。

 

竹内君は威力不足というか基本的に打ち方が今一で打ち終わりも甘いし、

馬場君としてはそこのことろを狙えそうな感じだったんだけど、

このラウンドは小國さん効果のような左ボディがグッドなグッドだったんだわ。

 

<2R>

開始19秒、馬場君のショートコンビからの右ストレートが綺麗に決まって、

一瞬竹内君がヨロける場面から始まって、その後も馬場君がペースを握って、

小技不足の竹内君としては対応に苦慮し始めたんだわ。

 

<3R>

大きく振りまわす間隙を狙われ続けた竹内君の顔面が随分赤くなってきて、

もう少し距離を潰そうってことで密着戦を挑んでいったんだけど、

馬場君は右ショートアッパーを新しい武器として登場させて対抗対抗。                                                           

<4R>

ここまで馬場君優勢のままに推移してきたんだけど、

その馬場君にしても上体というか頭の位置に配慮出来てたとは言えず、

戦績的にも劣りパンチ力不足の相手がフック系主体だから助かってたけど、

ディフェンス面では色々課題が見え隠れしてたんだよね。

 

相手のボディブローを嫌がる余りか竹内君、

両肘を絞り過ぎるようになってきて更に打ち出しが弱くなっていってたなあ。

 

<5R>

腕がたわみ気味だったもんで威力的には問題があったんだけど竹内君、

気持ちを立て直しての攻勢攻勢で、鼻の上をヒットカットされてはいたけど、

顔面を腫らせながら気持ち的には明らかに馬場君を上回ってたなあ。

 

<6R>

竹内君がストレートを多用するにつれ馬場君を直撃する場面が増えていって、

相手が入って来る前に処理出来なくなってきた分、馬場君の今一感が強まって、

何とかしたい何とかしなくちゃっていう気持ちは竹内君の方に目立ってたんだわ。

 

 

ってことで自分は58-56だったんだけど結局、

58-57×3ってことで馬場君の辛勝だったんだよね。

 

 

 

③ 市川雅之君×佐宗緋月君(小田原)……Mm 6R

6勝(2KO)4敗(1KO)の26歳・東京都と、6勝(2KO)4敗の21歳・神奈川県。

 

市川君の応援に久し振りの久保裕希君が来てて、

彼、仕事の関係で1級の国家資格を取ったって言ってたなあ。

 

 

この試合は結局市川君から見ての58-57、56-58、57-57ってことで、

1-1ドローだったんだけど、自分的には佐宗君の優勢勝ちだと思ったんだよね。

 

この日の佐宗君のカッチリ感はいつも以上でプレスも強くて仕掛けも早かったし、

鋭角的な攻め込みが見てて実に気持ち良かったんだわ。

 

一方の市川君は動き全体にキレが無かったしハンドスピードも足りてなくて、

そもそも力を込めて打ってないような感じさえしたんだよね。

 

4R後半にかけては一瞬いい右を当て込む場面を何回か作ってたんだけど、

大きく展開を動かせないままで、自分の中での今一感が強かったんだわ。

 

 

 

④ 奥村健太君×澤田京介君(JBS)……B 8R

12勝(3KO)2敗1分のサウスポー、28歳・熊本県と、

5勝(3KO)2敗(1KO)1分の28歳・北海道。

 

北海道と九州の28歳同士の戦いだったんだけど、

奥村君はこれが移籍初戦だったんだわ。

 

<1R>

奥村君は元々SF級のせいか相手との上背差が7~8㎝ほどもあったし、

フレーム的にもワンサイズ違う感じで距離の把握が難しそうにしてて、

パンチが届き切れてないことが多かったんだよね。

 

澤田君が左ボディを起点としてのコンビネーションからの左フックをヒット。

1分35秒辺りのことだったんだけど、この左フックがその後もキーのパンチで、

奥村君は構えたとき若干首を左に傾けるもんで、

オーソドックスの右は貰い難いんだけどその分左フックが当たり易いんだよね。

 

<2R>

感じを掴んだのは明らかに澤田君の方で、

力づくのショットと手数の両方で優位に立って、

奥村君はまだ自分の距離に持ち込めなくて、

終盤にかけてカウンター気味の左ストレートを何発か当て込んではいたんだけど、

タイミングは良かったんだけど力を込め切れてはいなかったんだよね。

 

<3R>

奥村君はメゲルことなく詰めてはいたんだけど、

澤田君は左手を巧いこと使って相手のタイミングで入らせないようにしてて、

さあ奥村君、これからどうする? って感じが続いたんだけど、

被弾数は減らないものの頑張り度を上げて徐々にヒット数を増やしていって、

明らかにポイントを取り切るところまではいかなかったんだけど、

中盤以降の可能性を垣間見せてたんだわ。

 

ちょっと気分転換ってことで席移動して観戦。

 

<4R>

奥村君が粘っこい攻めが出来るようになるにつれ、

心なしか澤田君の勢いが落ちてきて腕振りも鈍くなってきたんだわ。

 

最後は我慢比べのショート合戦だったんだけど、

引き上げて来た澤田君の顔面もそこそこ赤くなってたんだよね。

 

<5R>

澤田君の大きな先仕掛けがメッキリ減ってきて手数自体も落ちてきたし、

明らかに緩んできてちょっと別人化しつつあって、

その分奥村君の可能性が更に増していったんだわ。

 

<6R>

澤田君からは相手に対する警戒感が増していったような感じが漂ってきて、

疲れたのかそれ程強く振っていかなくて、つまり彼らしくなくなっていって、

ここで奥村君が一気に飛ばし切れば流れをひっくり返せそうだったんだけど、

久し振りの試合だった奥村君も思うに任せないようなところがあって、

お互い、何だかトロトロ状態に入ってしまったんだわ。

 

<7R>

飛ばし切れなくなった澤田君が取った戦法はチョン打ちの手数戦略への変更で、

相手が大きく振り込んで来ればそれなりの隙が出来て攻めようもあったんだけど、

奥村君に自由に打たせないような軽いショートショットの山だったんだわ。

 

<8R>

澤田君の作戦変更は大いに功を奏して動きに自信が満ちてて、

奥村君は最後までギアアップするきっかけを見い出せないまま終了ゴング。

 

 

計算した自分のスコアは78-74だったんだけど結局、

79-73×2、78-75ってことで澤田君の余裕3-0勝ちだったんだわ。

 

澤田君はB級デビューボクサーなんだけど、

デビュー2戦を鈴木悠介さん、勅使河原弘晶さん相手に連敗してしまってからの

最近はとっても見事な立て直しなんだよね。

 

 

 

⑤ 福本祥馬さん×福山和徹さん(冷研鶴崎)……M 8R

9勝(7KO)1敗(1KO)のランク3位、26歳・千葉県と、

10勝(3KO)7敗(2KO)のランク5位、35歳・鹿児島県。

 

<1R>

初っ端から吹っ切っての先手先手は35歳の福山さんで、

福本さんはいつものようにガードを確認しながらの慎重慎重なスタート。

 

<2R>

相手の打ち出しであっても自分からの攻め込みであってもとにかく福山さん、

何らかのきっかけが出来た途端に手数頑張るスタイルで、

ちょっととっ散らかったようなパンチはコンパクトに打ち切れてなくて、

きちんとしたジャブから組み立てるっていうボクシングでもないもんで、

往々にして体の中央部に隙間が出来てしまうことが多かったんだけど、

福本さんはまだ真剣に狙ってるようでもなかったもんで無事に推移してたんだわ。

 

その福本さんはストレートに近いジャブの精度がかなり良くて、

福山さんの右顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

福山さんはKO率も低いし怖さを感じさせるタイプではないんだけど、

一生懸命手数を頑張るボクサーで、

福本さんに先手を取られない為に必死に踏ん張ってたんだわ。

 

<4R>

福本さんはここまで左ジャブだけしか打ってないような感じがしてて、

そうか今日は省エネ系かって見てた1分20秒過ぎ、

青コーナー近くで福山さんに詰め寄ったその瞬間、

それまでのショットとは格段にスピードが違う右ショートアッパーをヒット。

 

こんなに綺麗にアッパーが決まるのを見るのは久し振りで、

全く予想もしてなかったような福山さんはまるで糸の切れたマリオネットみたいで、

その場でガックンって膝を折って崩れ落ちてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど福山さん、その時点でとっても無理そうで、

案の定リスタート直後の僅か3~4秒後、

味を占めたような福本さんの右ショートアッパーが再度の直撃で、

レフェリーは福山さんが倒れ込む前に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

パンチ力のあるボクサーはつくづくいいようなあ、

ジーッとチャンスを窺ってて一発当てれば勝てるんだからなあ、

ってことで1分38秒、福本さんがこの日唯一KO決着させたんだわ。

 

 

 

⑥ 渡部あきのり君×井上岳志さん(ワールドS)……SW 8R

33勝(28KO)5敗(5KO)のサウスポー、31歳・埼玉県と、

8勝(4KO)0敗1分のランク4位、27歳・東京都。

 

この試合4R頃までに終わるなら渡部さんのKO勝ちで、

長引けば井上さんの判定勝ちっていう予想だったんだけど結局、

79-73、78-74×2ってことで井上さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

渡部君も奥村君と同様1年振り以上のそれも一階級上げての試合だったせいか、

密着戦では明らかに押し負ける場面が多くて見栄えを悪くしてたんだけど、

長引いたらスタミナの課題が露呈してしまって、

ヘロヘロになって情けない負け方をするんじゃないかって思ってたのが、

最後までそこそこ動けてたのがそれでも唯一の成果だったんだわ。

 

結局は戦い方の差で負けてしまって、その点でも奥村君と同じで、

井上さんは実は見た目ほどのパンチ力は無いもんで、

中間距離で打ち合ったらヤバイって判断しての戦略変更が大成功で、

クリンチワークに関しても一日の長が明らかだったし、

頭を下げながら一発振り放ちざま組み付いていくっていう、

自分としては好きなスタイルでは無かったんだけど、

渡部君に勝つ為には実に有効な手段であったことは間違いなかったんだよね。

 

渡部君は実際にはそれほどシンドクは無かったと思うんだけど、

それでもロープに詰められっ放しっていうのは印象的に良くなかったのは間違いなくて、

結果的には実際の被弾数によるポイント差以上の差になってしまったんだわさ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 福本祥馬さん

② 佐宗緋月君

③ 澤田京介君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の夜、スマホで口座残高をチェックしたら全く増えてなかったから、

14日は全外れだったみたいで、元々滅多に当たらないんだけどね……。

 

今日は中京が雪で中止延期らしいんだけど、

初めっから参加するつもりはなかったもんで影響ないんだけど、

京都も投票は9時からなんだってさ。

ってことで以下4レースで勝負勝負……。

 

・中山 8R……③④→①③④⑪→③④⑦⑨⑭

・中山 9R……①④→①④⑦⑮→①④⑥⑬⑭

・中山10R……③⑮→①③⑪⑮→③⑥⑫⑬⑮

・京都 9R……①⑤→①⑤⑦⑬→①②④⑤⑪

 

2017年1月14日 (土)

後楽園ホール・1月13日

 

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「今年の最初のボクシング、キッチリ見るからな……!」

 

 

 

ドイツのメルケル首相はちゃんと働いてる感じがしてるんだけど、

EUを離脱することになったイギリスの首相は誰なのか知らないし、

フランスやイタリアのトップ達の顔も見えて来ないし、

アメリカでは単なる商売人としか思えないような大統領が誕生したし、

民主主義とか自由貿易制度が大きく揺らぎつつあるような感じなんだよね。

 

一方のロシアと中国の共産主義独裁政権の指導者の目立ち方が半端じゃなくて、

これからは更にイデオロギーの対立確執が高まっていくと思われるし、

宗教や人種・民族対立も激化するんじゃないのかなあ……、

って思いながらホール入りしたらいきなり声を掛けられたんだわ。

 

先方から名乗ってくれたから解ったんだけど宮田ジムの山本智哉君で、

彼、12月にデビューしたばかりのMm級の自分的新人王候補なんだよね。

 

リング上での印象とはかなり違って目パッチリ系の普通に可愛い少年って感じで、

底なしのスタミナの持ち主にはとっても見えなかったなあ。

 

 

 

昨日は自分にとって今年最初のボクシングだったんだけど、

正直、胸湧き肉躍るって感じとは程遠い試合の連続で、

ガッカリ感にまみれた一日だったんだわ。

 

 

 

① 齋藤眞之助君(石川)×豊田和也君(小熊)……58㎏ 4R

0勝1敗(1KO)の21歳・山梨県と、1勝(1KO)2敗の28歳・埼玉県。

 

<1R>

去年フラッと小熊ジムに立ち寄った時に練習してたボクサーが豊田君で、

7~8㎝ほど上背のある相手に全く臆することなくの殴り掛かりで、

もう少し前振りが必要だとは思ったんだけど中々の積極攻勢で、

一方の齋藤君は長いリーチを活かしてのジャブがもっと欲しいところだったんだわ。

 

全体としては豊田君ペースで試合が流れていった残り21秒の北ロープ前、

一瞬の交差の際に豊田君が右フックをヒットさせて齋藤君からダウンゲット。

 

それ程大きなダメージを引きずることなく再開したんだけど齋藤君、

ちょっと相手に合わせ過ぎじゃないかなあって思ってた残り僅か2秒、

ゴチャゴチャッとした中で再度の右フックを貰ってしまって2回目のダウン。

立ち上がったところで終了ゴング。

 

<2R>

接近戦は豊田君の方が優位じゃないかなって感じで始まったんだけど、

1分経つか経たないところでその豊田君が一発大きく被弾してしまって、

それまでは優勢に進めて多少前掛かりなってたところでの齋藤君の右フックで、

豊田君は西ロープ前で大きく仰向け倒れ込んでしまったんだわ。

 

激しいダウン劇だったもんでレフェリーがカウントを途中ストップしてのTKOエンド。

 

0分56秒での齊藤君の逆転TKO勝ちだったんだけどお互いに、

何だか出たとこ勝負の偶然が支配するようなボクシングだったなあ。

 

ただ、豊田君が勝ちを急ぎ過ぎたのが反省点だと思った一方、

かなり追い込まれたところからの齊藤君の逆襲は立派だったのも事実だったね。

 

 

 

② 小川晧平君(日東)×今淵啓輔君(石神井S)

                       ………56.5㎏ 4R

2勝3敗(3KO)の30歳・東京都と、0勝4敗(2KO)1分の30歳・北海道。

 

<1R>

お互いに柔軟さに欠けてたんだけど、

一旦打ち合いになった時の小川君の馬力は半端じゃなくて、

1分を過ぎる頃には勝負の行方が見えてきたほどの差が出てしまって、

今淵君はいきなりの鼻血に見舞われてしまったんだわ。

 

こりゃもうとても勝負になりそうになかったもんで即の離席だったんだけど、

結局は40-35×2、40-36って小川君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

それでも最後までは持ちそうになかった今淵君が踏ん張り通したんだよね。

 

 

 

一力ジムの小林会長とか渡辺会長、三迫会長、有澤会長、柳光会長、

それに小熊会長、瀬端さんや筒井さん達に新年の御挨拶して……。

 

 

 

③ 林大雅君(本多)×石井優平君(宮田)……53㎏ 4R

1勝(1KO)0敗の18歳・千葉県と、1勝(1KO)0敗の20歳・静岡県。

 

デビュー戦をKO勝ちした同士の若いボクサーの期待の一戦で……。

 

<1R>

二人共、ちょっといきなり過ぎのボクシングでもっと前振りが要るように思えて、

少なくともジャブを身に付けないと先々がシンドクなりそうな感じだったんだわ。

 

林君はもう少し距離を取った方がいいと思ったし、

一瞬ガードが緩む悪い癖も見受けられて、石井君に攻め易くさせてしまって、

終盤は少し効いてしまったか腕振りがタルくなってったなあ。

 

<2R>

石井君の前詰めが目立ってたんだけど、その割に手数が少なくて、

林君の方が正確なヒット数で上回ってきたし攻めの緩急も中々良かったなあ。

 

石井君はイッセノセ系の単調な攻め込みに終始してて狙い過ぎなんだわ。

 

<3R>

このラウンドの頑張りが勝負を決めそうだったんだけど、

まず仕掛けて行ったのは石井君の方で、開始30秒からラッシュラッシュで、

林君は1分半頃まで殆ど受け身のまま為す術ないって感じだったんだわ。

 

残り1分頃からの林君の左ボディは18歳の割には実にきちんとしてて、

アマ経験が有りそうな雰囲気を漂わせてたんだけど、

残念ながら残り30秒からを効果的に飛ばし切れず、

ラウンド全般として見れば石井君の攻勢の方が評価されると思ったなあ。

 

<4R>

石井君は更に攻勢を強めて林君も反応していったんだけど、

林君はもっとガツガツ行くべきだと思ったし、

二人共、勝ちたい勝ちたいのラストラウンドにはとても見えず、

メリハリのないまま残り1分になってもまだ様子見してるような場面が多くて、

一体どういうポイント計算をしてるのかってことで……。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

40-36、38-38×2ってことで林君から見て1-0ドローだったんだけど、

一人だけ違う国の人が混じってるような片寄り採点で腰が抜けそうだったなあ。

 

こういう感じは年末の世界戦でも経験したんだけど、

勝てる試合が勝てなくて、負けてる試合で勝利するってことも十分可能なんだわ。

 

実は昨日は判定に持ち込まれた試合の多くが首を傾げる場面が多くて、

まだ酒が抜けてないのかそれとも、詰まらない試合が続いて飽きてしまったのか。

 

 

帝拳の長野マネジャーの隣に座らせて貰って暫く色々話をしたんだけど、

ボクサー観とか目の前の試合の見方は自分とはかなり違うところもあるんだけど、

たまにハッと思わされることも多くてとても勉強になるんだよね。

 

 

 

④ 佐藤和憲君(新日本木村)×高島裕樹君(宮田)

                          ………SFe 4R

2勝(2KO)4敗(1KO)の26歳・北海道と、

3勝(2KO)4敗(2KO)1分の30歳・佐賀県。

 

<1R>

手数多くスタートしたのは高島君の方だったんだけど、

開始僅か23秒、佐藤君が打ち返した左フックが直撃して高島君がダウン。

 

それほどのダメージなく再開されたんだけど佐藤君の勢いは止められなくて、

そこからは高島君が追い込まれる場面の連続で長いことかかりそうになくて、

ラウンドが半分過ぎる頃ついに捕まってしまっての佐藤君の左右ショートフックで、

まともに貰ってしまった高島君が仰向けバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

とっても激しい倒れ方だったもんでレフェリーも即のストップエンドだったんだけど、

当の高島君はスクッと立ち上がってリスタートしたがってたのには驚いたなあ。

結局1分26秒、勿論佐藤君のTKO勝ちだったんだけどね……。

 

 

 

⑤ 橋口雄斗君(石川)×今井勝典君(ワタナベ)……SFe 8R

7勝(5KO)3敗1分の28歳・宮城県と、5勝7敗(1KO)3分の31歳・東京都。

 

席を渡辺会長に譲って自分は長野さんの隣で継続観戦。

 

二人のボクシングは良く知ってるもんで、

ここは橋口君が圧勝するっていう予想だったけどね……。

 

 

戦績的にもKO率的にもこの日の相手は明らかに強敵だったもんで、

今井君が若干気後れ気味というか慎重に振る舞ってたのは当然だったんだけど、

9ヶ月振りの試合だったせいかこの日の橋口君は試合勘的に今一で、

もっと行けそうな場面でも行かなくて、中途半端な攻撃に終始してたんだわ。

 

今井君はガードする右手を絞り過ぎるところがあるから、

そこのところを狙っての左フックが有効だと思ってたんだけどサッパリ攻めなくて、

波状的な攻撃が出来ない中、解り易い一段落の際に反撃喰らってしまって、

4R頃には色白の今井君より顔面の傷みが目立ってきてしまってたんだわ。

 

手数的には足りてなかったんだけど時折の今井君のショットの方が力強くて、

大きくポイントを奪うまでには至らなかったんだけど充分気持ちは見えてて、

要するにこの日の橋口君は体と風貌の逞しさとは程遠い優しいボクシングで、

結局は78-75、77-76、76-76で2-0勝ちはしたんだけど、

彼自身の満足度は解らないんだけど自分的にはストレスが溜まったんだわ。

 

 

 

⑥ 根本裕也君(土浦)×川端哲也君(姫路木下)

                          ………70㎏ 6R

4勝(1KO)5敗(3KO)の30歳・茨城県と、

4勝(1KO)10敗(7KO)1分の31歳・兵庫県。

 

初めての6回戦同士だったんだけど、要するに重い階級のトロトロした試合で、

最後はどっちが優勢なのか訳が分からなくなる程二人共消耗し切ってて、

見てる方まで疲れてしまったんだわ。

 

それまで比較的優勢だった川端君が2Rに根本君の乱暴な右を貰ってしまって、

ゴロンとダウンしてからは混迷混沌の一途で、

そのダウンゲットを機に飛ばすかと思われた根本君も最後まで普通過ぎで、

ラストラウンドはお互いに撫でるようなパンチを交換してたんだわ。

 

ってことで結局、58-56×2、57-56の3-0で根本君だったんだけどね。

 

 

 

⑦ 齊藤裕太さん(花形)×高橋竜也さん(土浦)

                         ………54.5㎏ 8R

10勝(7KO)7敗2分のランク1位、29歳・神奈川県と、

25勝(18KO)6敗(1KO)4分のランク7位、27歳・茨城県。

 

チャンピオン・カーニバルに出場するって思ってた齊藤さんが、

ランク1位から3位に退いた上でのハードな相手との試合だったんだけど、

その間の経緯とか齋藤さんのモチベーションとかどうなのかなあ……。

 

結局この試合は78-74、76-76×2ってことで、

高橋さんから見ての1-0ドローだったんだけど、

自分的には高橋さんの勝ちで77-75だったけどね……。

 

この日、高橋さんはいつものように出来てたんだけど、

齊藤さんは詰め寄りがとっても甘かったし、

一旦詰めた際の例の鬼連打とは程遠かったし、

そもそも思いっ切り打ってなかったように感じたんだよね。

 

緩急の無い間欠泉的な攻撃の合間合間に高橋さんに巧いこと繋げられて、

そのチョン打ちは大きな有効打とは言えなかったけど、

自分の中での齊藤さんの見栄えの悪さはポイント差以上にあったんだよね。

ってことでこの試合もハズレだったなあ。

 

 

 

⑧ チャールズ・ベラミー(八王子中屋)

          ×別府優樹さん(久留米櫛間)………W 8R

26勝(17KO)3敗1分の日本SW9位、35歳・アメリカと、

14勝(14KO)0敗の日本W7位、25歳・宮崎県。

 

別府さんは全日本新人王獲得後はひたすら外国人相手オンリーで、

ここ6試合は5人のタイボクサーと後はコリアンボクサーってことで、

要するにここ2年ほど日本人とは全く試合してない訳で、

連続KO記録とか言ってもそんなモノは何の価値も無いって思ってるんだわ。

 

 

ダレまくったこの日の最後にベラミーにきちんと締めて貰って、

舐めんな若僧ってところを見せ付けて欲しかったんだけどね……。

 

別府さんは思ってた通りの只の粗暴なボクサーで、

そりゃ勢い付いた時は凄みタップリではあったんだけど、

どこかを狙って打ってるって感じでは全く無くて、

取り敢えずガードの上からでもガンガン打ち込んでればそのうち効いてくるだろう、

ってそんな感じの粗雑極まりないボクシングで、

それで決着し切れなくて長引くと途端にズルズル系に緩んでしまったんだわ。

 

序盤を凌いだベラミーのボディブローが別府さんにはシンドかったみたいで、

その後色々被弾するに至ってヘラヘラし始めて、

終盤はグルグル回りまくって休み休みしながら口空いてヘラヘラしながらで、

見てて不快感が募ってしまったもんで離席して遠目に見てたんだけど、

こんなにボクシングを舐めたような感じのランカーは久し振りだったなあ。

 

ただ、一方のベラミーに対しても自分の不満感は残り続けてて、

ペースを掴んだところからの一気飛ばしが全く出来てなくて、

もう35歳だからなあっていう印象を強く持ってしまったんだわ。

 

全体のスピード感も往時と比較するとかけ離れたものだったし、

ここぞの攻め時にも行き切れなかったんだよね。

 

それでもベラミーの勝ちは自分の中では揺るぎなくて77-75だったんだけど、

結局、ベラミーから見ての78-74、76-77、76-76ってことで、

1-1ドローだったんだわ。

 

 

それにしてもこの試合のポイント振り分けもとっ散らかり過ぎと言わざるを得ず、

判定に持ち込まれた際の危ない危ない感が半端じゃなかったんだわ。

 

其々はシッカリ自信を持って判断をしてるとは思うんだけど、

その判断基準が其々異なってると丁半賭博のような結果を生んでしまうんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

【村木田渾身競馬】

1月の第一週の競馬では8日の中山9Rでドデカイ3連単をゲットしたもんで、

当分の間収支に気を遣わなくていいくらいなんだよね実は……。

ってことで調子に乗って今日は3レースに挑戦ってことで、

全て3連単フォーメーション22点買い。

 

・中山 8R……④⑩→④⑧⑩⑬→①④⑥⑨⑩

・中山12R……②⑯→②④⑩⑯→①②③⑮⑯

・中京11R……⑪⑭→③⑪⑫⑭→①⑦⑩⑪⑭

 

2017年1月13日 (金)

12月度ランキング

 

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「言われなくても美猫だってことは知ってますけど何か……。」

 

 

 

“ザ・パシフィック” っていうのは70年以上前の第二次世界大戦の際に、

南太平洋で日本軍と戦ったアメリカ海兵隊に関する実話に基づいた連続ドラマで、

スティーブン・スピルバーグがプロデュースしてるんだわ。

 

史実に従いながらも特定の兵士を英雄として描いてるのではなくて、

図らずも戦争というトラブルに巻き込まれてしまった群像としての兵隊の生死を

淡々と描いてるんだわ。

 

1時間モノで vol. 1~vol. 10まであって、

以前録画したものを見始めたばかりなんだけどね……。

 

 

 

2016年12月度のランキングは11月28日~1月10日までの試合を対象に

1月12日に発表されたんだけど、

年末の世界戦ラッシュを含めて日本ランカー達も試合をやりまくったし、

その上全日本新人王資格でのランクインもあって、とっても異動が激しかったし、

特に下位ランカーのボクサー達は気が気じゃなかったんじゃないかなあ……。

 

 

 

≪世界チャンピオン≫

高山勝成さん(獲得)、田口良一さん(5)、田中恒成さん(獲得)、

八重樫東さん(2)、井岡一翔さん(4)、井上尚弥さん(4)、山中慎介さん(11)、

小國以載さん(獲得)、ホルヘ・リナレス(WBA獲得、WBC3)の計9名。

 

田口さんは12月31日にカルロス・カニサレスと1-1引き分け防衛。

 

田中さんは12月31日、モイセス・フェンテスに4RKO勝ちしてベルトゲット。

 

八重樫さんは12月30日にサマートレック・ゴーキャットジムに12RKO勝ち。

 

井上さんは12月30日、河野公平さんに6RKO勝ちして4度目の防衛。

 

井岡さんは12月31日、スタンプ・ギャット二ワットに7RKO勝ち。

 

小國さんは12月31日、ジョナタン・グスマンに3-0勝ちして王座ゲット。

 

 

 

≪OPBFチャンピオン≫

山中竜也さん(獲得)、拳四朗さん(1)、比嘉大吾さん(1)、

マーク・ジョン・ヤップ(獲得)、久保隼さん(2)、竹中良さん(2)、

伊藤雅雪さん(3)、中谷正義さん(6)の計8名は変わらず。

 

拳四朗さんは12月5日にレスター・アブタンに3RKO勝ちして初防衛。

伊藤雅雪さんは12月3日、渡邊卓也さんに3-0勝ちして3度目の防衛。

 

 

 

≪日本ランキング≫

 

【ミニマム級】……空位。

福原辰弥さんが王座返上。

12月31日、フィリピンボクサーに3-0勝ちした谷口将隆さんが8位から2位へ。

同日、フィリピンボクサーに3RKO勝ちした京口紘人さんも6位から4位にアップ。

 

12月14日にタイでの世界戦に敗れた小野心さんが2位から5位にダウン。

12月11日、タイボクサーに3RKO勝ちした加納陸さんは7位のまま。

12月30日に原隆二さんに0-3負けした山本浩也さんは4位から8位にダウン。

12月19日、フィリピンボクサーに2RKO勝ちした小浦翼さんは10位から9位へ。

 

12月18日に榮拓海さんに3-0勝ちした平井亮輝さんが10位にランクインして、

敗れた榮さんは9位から11位にダウン。

 

全日本新人王資格で冨田大樹さんが13位にランクインしたこともあって、

空き2名分減って2名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(2)

12月18日に油田京士さんに5RKO勝ちした角谷淳志さんが

板垣幸司さんと入れ替わって3位にアップ。

角谷さんに敗れた油田さんはフライ級14位からのランクアウト。

 

12月3日、大野兼資さんに1RKO勝ちした阿久井政悟さんが

最下位の11位から7位にアップして敗れた大野さんが8位から12位にダウン。

 

1月8日にフィリピンボクサーに0-1引き分けの荻堂盛太さんは10位のまま。

12月4日、村井貴裕さんに3-0勝ちした上久保タケルさんが11位にランクイン。

敗れた村井さんはフライ級の12位からランクアウト。

 

全日本新人王資格で戸谷彰宏さんが13位にランクイン。

ミニマム級と同じく空き2名分減って2名分。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(4)

12月8日に松山真虎さんに7RKO勝ちした長嶺克則さんは3位のままだが、

敗れた松山さんは6位から8位にダウン。

 

12月6日、阪下優友さんに3-0勝ちした望月直樹さんが9位から5位にアップ、

敗れた阪下さんは5位から9位にダウン。

 

11月29日に山下賢哉さんに7RKO勝ちした星野晃規さんが7位にランクイン、

敗れた山下さんは7位から12位にダウン。

 

12位だった村井貴裕さん、14位だった油田京士さん、

それに15位だった杦本健太さんが共にランク落ちしたもんで、

出来たスペースにガンバレ将太さんがカムバックランクイン。

 

15位には全日本新人王資格の中谷潤人さんがランキング。

 

 

 

【スーパーフライ級】……中川健太さん(獲得)

12月4日にノーランカーに5RKO勝ちした奥本貴之さんは3位のまま。

1月8日、フィリピンボクサーと1-1引き分けた翁長吾央さんも4位のまま。

12月31日、タイボクサーに1RKO勝ちした橋詰将義さんは1個上がって12位。

12月3日にタイボクサーに1RKO勝ちした梶颯さんが1個上がって13位。

12月19日に清瀬天太さんに3RKO負けした大塚隆太さんが4個下がって14位。

 

福永亮次さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

 

 

【バンタム級】……空位。

12月8日に小澤サトシさんとのタイトル戦で2RKO勝ちした益田健太郎さんが

ベルト返上して空位。

敗れた小澤さんは12位からのランクアウト。

 

12月24日、タイボクサーに1RKO勝ちした赤穂亮さんが2位から1位にアップ。

12月31日にノーランカーに4RKO勝ちした田中裕士さんが3位から2位にアップ、

1位だった齊藤裕太さんが3位にダウン。

 

12月30日、メキシカンボクサーに6RKO勝ちした松本亮さんと、

12月4日にノーランカーに3-0勝ちした菊地永太さんが其々1個づつ上がって、

5位と6位にアップして4位だった川口裕さんが6位にダウン。

 

12月5日に久高寛之さんに3-0勝ちした村中優さんが

丸田陽七太さんと入れ替わって8位にアップ。

 

12月18日、ノーランカーに3-0勝ちした坂本英生さんが

山本隆寛さんと入れ替わって10位にアップ。

 

12月19日に大塚隆太さんに3RKO勝ちした清瀬天太さんが12位にランクイン。

 

13位だった上林巨人さんがランク落ちしたこともあって、

15位だった勅使河原弘晶さんは踏みとどまっての14位。

新島聖人さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(2)

12月19日に藤原陽介さんに3-0勝ちし渡部大介さんが1個上がって4位、

敗れた藤原さんは4位から6位にダウン。

 

12月4日、ノーランカーに8RKO勝ちしたテイル渥美さんが

ジョナタン・バァトと入れ替わって7位にアップ。

 

12月11日にノーランカーに3-0勝ちした高野誠三さんが1個上がって10位。

9位だった相馬圭吾さんが11位にダウン。

12月11日、ノーランカーに2-0勝ちした上谷雄大さんが1個上がって14位。

 

岡本文太さんが全日本新人王資格でランクインした関係で、

14位だった水野拓哉さんが残念ランクアウト。

 

 

 

【フェザー級】……林翔太さん(獲得)

12月31日の下田昭文さんとのタイトル戦を3-0で征した林さんが初防衛。

敗れた下田さんは1位から4位にダウン。

 

12月31日、伊藤雅雪さんとのOPBF戦に敗れた渡邉卓也さんが

4位から6位にダウンして、5位だった福原力也さんが引退した関係もあって、

坂晃典さんが1位、天笠尚さんが2位に其々1個づつ上がって、

源大輝さんが3個上がって3位、荒谷龍人さんも2個上がっての5位。

 

12月12日に玉川裕太君に3-0勝ちした佐々木洵樹さんが2個上がって13位。

木村吉光さんが全日本新人王資格で15位にランクされたんだけど、

この階級は押し出されランクアウトはナシ。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(3)

尾川さんは12月3日、内藤律樹さんとのタイトル戦に3-0勝ちして防衛3度目。

敗れた内藤さんは1位から4位にダウン。

 

12月4日にアクセル住吉さんに0-3負けした中川祐輔さんが1個下がって8位。

高畑里望さんも6位から7位にダウンしたもんで東上剛司さんが2個上がって6位。

荒木貴裕さんが江藤伸悟さんに入れ替わって10位にアップ。

12月11日にノーランカーに3-0勝ちした大里拳さんは13位のまま。

12月4日、ノーランカーに3-0勝ちした中谷有利さんが1個上がって14位。

 

粟田祐之さんが全日本新人王資格で15位にランキングされたもんで、

12月10日にタイで1RKO勝ちしたんだけど山元浩嗣さんが、

押し出された形で14位からの残念ランクアウト。

 

 

 

【ライト級】……土屋修平さん(獲得)

土屋さんは12月19日、野口将志さんとの決定戦に3RKO勝ちしてベルトゲット。

敗れた野口さんは2位から5位にダウン。

 

12月6日にフィリピンボクサーに2-1勝ちした加藤善孝さんが4位から2位へ。

12月4日、中川祐輔さんに3-0勝ちしたアクセル住吉さんが

6位から3個上がって3位にランク。

 

12月17日にチャイニーズボクサーに0-3負けしたスパイス松下さんは

7位のままだけど実質1個ダウン相当。

 

12月30日に宇佐美大志さんが井上浩樹さんに3RKO負けしてしまって

12位からランクアウトししてしまった関係もあって、

吉野修一郎さんやハリケーン風太さん、前田紘希さん達が2個づつ上がって、

其々11位、12位、13位にアップ。

 

前月不幸なランクアウトがあった中嶋龍成さんも復帰しての14位。

小田翔夢さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

【スーパーライト級】……空位。

12月12日にタイボクサーに3RKO勝ちした近藤明広さんは4位のまま。

12月30日、宇佐美大志さんに3RKO勝ちした井上浩樹さんが12位にランク。

 

吉開右京さんが全日本新人王資格で15位にランキングされた関係もあって、

池田竜司さんが14位からの残念ランクアウトで空きも埋まったね。

 

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(1)

12月4日にフィリピンボクサーに7RKO負けした矢田良太さんが

2位から5位にダウンして、代わって12月6日に相馬一哉君に4RKO勝ちした

今野裕介さんが4位から2位にアップ。

 

12月3日、ノーランカーに6RKO勝ちした永野祐樹さんは9位のまま。

全日本新人王資格でランクインした豊嶋亮太さんは最下位の10位。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(5)

野中さんは12月29日、切間庸裕さん相手の防衛戦に10RKO勝ちして5度目。

敗れた切間さんは2位から5位にダウン。

 

試合枯れしてる清水優人さんが6位から9位にダウン。

12月10日にタイボクサーに判定負けしたコブラ諏訪さんは最下位10位のまま。

10位だった竹迫司登さんがミドル級へ転出したもんで空き1名増えて5名分。

 

 

 

【ミドル級】……(正規)西田光さん (暫定)胡朋宏さん

12月24日、暫定王座決定戦で淵上誠さんに8RKO勝ちした胡さんが王座ゲット。

敗れた淵上さんは2位から4位にダウン。

 

で、福本祥馬さんが3位から1位にアップして、

福山和徹さんも5位から3位にアップ。

 

SW級10位から転入してきた竹迫司登さんがいきなり4位の得々ランキング。

あぐ~マサルさんが全日本新人王資格で7位にランクされたこともあって、

空き1名分減って8名分。

 

2017年1月10日 (火)

1月度ボクシングスケジュール

 

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「エーッと、今月はどの試合を見に行くかなあ……。」

 

 

 

明後日からのボクシングや週末の競馬と同じように、

地球とか宇宙の行く末にも興味が尽きることがないんだよね。

 

ビッグバンから始まった宇宙の終焉に関する論議は様々あるんだけど、

それまで膨張の一途を辿ってた宇宙もいつの日か収縮が始まるらしくて、

ほんの一点に縮まった後、その存在の全てがビッグバン以前に戻るってことで、

要するに何も無かった状態に戻るっていう考え方が主流なんだよね。

 

何も無い状態っていうのは具体的にどういう状況なのかは想像もつかなくて、

何も無いっていう状態があるってことなのかなあって……。                   

ただ、そこに至るずっと前に太陽と地球との関係の中で、

地球が消滅してしまうことは間違いないらしいんだけどね。

 

自分らが経験し得べくもない地球や宇宙の終焉について思いを馳せるのは、

ナンセンスに近い遊びごとなのかも知れないんだけど、

ラチが明かないことを考えるのは意味がないとも思ってないんだわ。

 

最近では “相転移” っていう考え方も台頭してきてて、

それは今日明日に起こっても何の不思議もないってことで、

要するに現在の相(フェーズ)が突然別の相に転移するっていうことで、

自分らにとっての過去現在未来が一瞬のうちに消滅してしまって、

別の何かの過去現在未来に転移してしまうってことなんだわ。

 

地球が誕生して46億年、今の宇宙が始まって137億年ってことなんだけど、

この “相転移” っていうのは計算上100~200億年に一度起こりうるって事で、

だから今日明日にでもそれが起こっても何の不思議もないんだってさ。

 

30年以内の首都圏直下型や南海・東南海大地震が不可避らしいし、

それを乗り越えても別銀河からの大型隕石の飛来も有り得るし、

何とかそれを潜り抜けても太陽との関係で地球は確実に危うくて、

“相転移” っていうのはその先か手前の話なんだけど、

いずれにしても生物は死ぬ為に生きていて、

宇宙は消滅する為に存在してるってことには間違いないんだよね。

 

 

 

例年通り1月はユックリスタートのスケジュールで、

今のところ6ボクシングを予定してるんだわ。

他では沖縄で1ボクシングあるだけで、

関西方面はいつものようにまだ冬眠中なんだよね。

 

 

≪1月度ボクシングスケジュール≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・1月 8日………(沖縄)

翁長吾央、荻堂盛太。

 

 

・1月13日………(後楽園)

チャールズ・ベラミー×別府優樹、齊藤裕太×高橋竜也、橋口雄斗×今井勝典。

 

 

・1月14日………(後楽園)

井上岳志×渡部あきのり、福本祥馬×福山和徹、奥村健太×澤田京介、

市川雅之×佐宗緋月、馬場一浩×竹内護、大谷広忠×工藤啓太。

 

 

・1月17日………(後楽園) ルーキーズ・トーナメント

内藤未来×三船世翔、江澤宏之×伊藤敏。

 

 

・1月23日………(後楽園) C級トーナメント

諏訪佑×田中利弥、坂田尚樹×ライダー・ヒロ。

 

 

・1月28日………(プエルトリコ)

帝里木下×マックジョー・アローヨ。

 

 

・1月30日………(後楽園)

木村隼人×高橋竜平。

 

 

・1月31日………(後楽園)

荒川仁人×アンソニー・サバルデ、岩井大×山口翔太、中野敬太×岡本ナオヤ、

川崎真琴×合田剛士、田中教仁×高橋悠人。

 

 

 

≪1月ボクシング期待度ベスト15≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 荒川仁人×アンソニー・サバルデ

② チャールズ・ベラミー×別府優樹

③ 奥村健太×澤田京介

④ 井上岳志×渡部あきのり

⑤ 木村隼人×高橋竜平

⑥ 齊藤裕太×高橋竜也

⑦ 田中教仁×高橋悠人

⑧ 福本祥馬×福山和徹

⑨ 諏訪佑×田中利弥

⑩ 川崎真琴×合田剛士

⑪ 中野敬太×岡本ナオヤ

⑫ 大谷広忠×工藤啓太

⑬ 市川雅之×佐宗緋月

⑭ 岩井大×山口翔太

⑮ 橋口雄斗×今井勝典  

        

 

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