2016年8月25日 (木)

日記 (8/25)

 

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河川敷チャリはウィークデイの午前中が一番で、

上流に向かうか下流を目指すか、進行方向の右側を走るか左側か、

その時の気分での適当な行き当たりばったりなんだわ。

 

河岸の釣り人と話す機会があったんだけど中国人の彼は日本に来て35年、

仕事をリタイヤして釣りを始めてからは8年ってことで、

ニッカニカしながら今まで釣り上げた超大物鯉の写真を見せてくれて、

体長93㎝で重さ10㎏ほどもあったんだってさ。

 

人生の先行きや宇宙のことなんかをボヤーッと考えながら、

日がなウキを眺めて時間を過ごすっていうのも悪くないって思ったもんで、

釣り道具一揃いで幾らくらいかかるかって聞いたら4~5万くらいだってさ。

 

自分は国家としての中国とか総体としての中国人は嫌いなんだけど、

話してみると当然のことながら個々の中国人はごく普通の人間なんだよね。

 

 

広い川幅の向こう岸から不思議な笛のような音が伝わってきて、

橋を渡って確かめに行ったらバグパイプを吹いてるオッサンがいて、

延々デカイ音を鳴り響かせてたんだわ。

 

河川敷ではたまに管楽器や木管楽器の練習をしてる人がいるんだけど、

バグパイプの練習っていうのは初めてで、

耳を澄ませて聞いてると何かのメロディっていうより基本的にはベースラインで、

延々の高音程循環コードって感じなんだよね。                                                         

バグパイプっていうのは中世のスコットランドなんかでの戦争の際、

突撃ラッパの代わりに使われたんだよね。

 

 

 

昨日セブンイレブンへ寄ったらおでんの販売が始まってて、

「来週から中華まんも始めます。」 って店員が言ってたんだけど、

30℃を超える日が続いてるっていうのにいくらなんでも季節を先取り過ぎで……。

 

季節の先取りっていえばアパレル業界っていうのはもっと凄まじくて、

今頃は既に来年初秋向けの商品企画に入ってるんだよね。

 

 

 

家電類の寿命についてなんだけど……、エアコン12年、冷蔵庫11年、

洗濯機9年、テレビ8年、パソコン6年ってことで、成程ねなんだけど、

確か我が家の液晶テレビの寿命は50,000時間って聞いてたんだけど、

それは24時間付けっ放しでも5年7ヶ月ってことで、

1日12時間だと11年以上持つような勘定になるんだけど、

冷蔵庫以外は付けっ放しにすることは無いと思うんだけど、

家電の寿命っていうのはどういう使用条件が前提になってるのかなあ。

 

 

 

今月は時間が余ることが多いもんで映画三昧三昧ってことで、

“ホワイトカラー” のシーズン5の13話を再度のまとめ見をした後、

“メン・イン・ブラック” も3話まとめ見、“ミッション・インポシブル” もゴソッとね。

“M・I・B” の第一作が製作された当時、

まだニューヨークには貿易センタービルが建ってたんだよね。

 

“アバター” も7~8回目ほどだったんだけど、

丁寧に作ってる映画は何度見ても新しい発見があるんだよなあ。

 

 

 

自分は少しだけ硬式野球の経験があるせいか、

木製バットに硬球が当たる時の手応えと打撃音が大好きで、

相変わらず日本のプロ野球は迫力不足でチマチマせこいんだけど、

フジテレビ系の野球中継の打球音だけは他局を凌駕してて、

独特の少し湿ったような打撃音が聞けるんだよね。

 

 

 

ここのところ自分が好きな女性タレント達に立て続けに男が出来てしまって、

それも自分的には好ましくないような男とくっ付いてしまうことが多くて、

滝川クリステルやローラにもガッカリさせられたもんなんだけど、

今回の夏目三久は事も有ろうにお調子者の不細工有吉なんかとだもんなあ……。

 

 

 

2016年8月23日 (火)

日記 (8/23)

 

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8月21日、カァーッと晴れ上がった直後、

オリンピックと高校野球が終わった途端に台風到来ってことで、

NHKは一日中その経緯を放送しまくってたし、

眼下の石神井川の水位も一気に上がって、あっちこっちで電車も止まるし、

何チャラ注意報が飛びまくって若干胸が躍る程だったんだわ。

 

玄関ドアのすぐ横の壁にアブラゼミが雨宿り風に休んでて、

捕まえたら指に絡んできたもんで自分の部屋のカーテンに留まらせたんだわ。

少し休んだら元気が戻ったか部屋の中を飛びまくり始めたもんで、

バルコニーからヒョイって感じで放ったらジジジジとか鳴きながら、

豪雨の中をエライ勢いで飛び去ったんだけどなんかカッコ良かったなあ。                                                                                                        

雨が少なかった梅雨がすっかり調整されて貯水池の水位も改善されただろうし、

自然っていうのはどこかで必ず調和を図ろうとするものみたいなんだわ。

 

 

 

高校野球は北海高校と作新学院って東日本勢同士の決勝戦で、

やっぱり作新学院の投手の優秀性が立証されたってことで、

結局は変則系の投手や継投で凌いできたようなチームには限界があるってことで、

それも連投に耐えられるだけのタフさも要求されるんだよね。

 

決勝戦を戦った2チームのそれぞれの準決勝戦の相手の秀岳館と明徳義塾は、

寄せ集めの越境メンバー主体のチームだったもんで自分的には応援し切れなくて、

そういう意味では理想的な決勝戦だったんだよね。

 

でもやっぱりエラーとかミスとかも含めてリプレイして欲しいところで、

それを含めて高校野球じゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

 

必死に見まくったっていう訳ではないんだけど、

ボヤーッと眺めててもオリンピックはそれはそれで色々面白かったね。

 

とにかくアスリート達のシューズに関してナイキが圧倒してたのには驚いたし、

バドミントンはラケットは勿論ウェアに至るまでヨネックスだらけだったし、

卓球台は日本製だったとかね……。

 

種目的には水泳のオープンウォーター・スイミングっていう海上の10㎞遠泳とか、

自転車のオムニアス・レースっていうのが初めて目にした競技で、

10㎞も泳ぐっていうのに力強く恐ろしく早いストロークにタマゲテしまったんだけど、

オムニアス・レースっていうのは要するにポイントレースで、

トラックを50周ほど周回するんだけど、途中でのポイント順位が解り難かったし、

必ずしも最初にフィニッシュラインを通過した選手が1位でもなくて、

周回遅れとかが混じって結局何が何だか解らなかったなあ。

 

 

日本選手の活躍の中で印象深かったのは何と言っても陸上男子400mリレーで、

4人合わせた記録的には全体の7位だったのにアメリカを抜いての銀メダルで、

これはもう空前絶後の出来事だったんだよね。

 

ナダル・フセインに勝った錦織圭も立派だったし、

50㎞競歩の荒井選手の銀もそこそこ感動的だったね。

 

その他では体操男子団体の最終種目での逆転の金メダル、

バドミントン女子ダブルスの5連続ポイントゲットしてのこれも逆転の金メダル、

それに卓球女子団体の銅メダルなんかは見てて力が入ったし、

女子レスリングの初日の3人が3人共の金メダルも凄くて、

それも3人揃ってポイント劣勢からの第2ピリオドでの挽回だったんだよね。

 

特に伊調馨は女子選手としては史上初のオリンピック4連覇ってことで、

男子でもあのカール・ルイスしか成し遂げてない快挙だったんだよね。

 

その女子レスリングで何だお前はって感じだったのはアゼルバイジャンの選手で、

48㎏級の決勝戦で負けた後の表彰台でのふて腐れ加減は尋常じゃなくて、

最後の最後の逆転負けが余程悔しかったのかも知れないんだけど、

ああいう女とは付き合いたくないなあって思ったんだけど、

ふと思いついて調べてみたらもし彼女が金メダルを獲ったら、

アゼルバイジャンでは政府から2,520万円の賞金が支給されることになってて、

平均月収4~5万円レベルからするとその額は日本だと1億以上に相当する訳で、

あれだけふて腐れる理由がハッキリしたんだよね。

 

 

 

ピーカンの21日日曜の午後2時、高校野球の決勝戦が始まるその時間、

RK蒲田の川崎真琴君が神戸で、頴川裕君が浜松で其々試合を控えてた時間帯、

浜松では金子大樹さんと宮崎辰也君も出張ってたんだけど、

沖縄では翁長吾央さんがOPBFタイトル戦の直前だったその時間帯、

自分と何人かの大人達はあるボクサーの相談事に乗ってたんだよね。

 

 

翁長さんはらしさを出し切れないままの0-3負けだったみたいで、

そりゃもう36歳だし限界に近いんじゃないかって言わざるを得なくて、

自分の中では2007年、奈須勇樹さんと試合した頃がピークだったんだわ。

 

金子さんは吹っ切れたパフォーマンスが出来たような6RKO勝ちってことで、

頴川君と宮崎君は残念残念の0-2負けと2RKO負けだったらしいね。

 

最近のRK蒲田ジムは積極的に出張って格上挑戦を仕掛けてたんだけど、

今回川崎君が見事にランク3位を2RKO撃破ってことでオメデトオメデトなんだわ。

 

 

 

今日もまた午後から雨降り模様らしいんだけど、

台風一過の河川敷はどうなってるかこれからチャリで見回ってみるんだわ。

 

 

 

 

2016年8月17日 (水)

ボクサーを取り巻く大人達

 

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真夏の1ヶ月間はボクシングの試合も休んだ方がいいとも思えるここのところで、

最近はテレビの高校野球を流しっぱなしにしながら、

ここ5年間ほどの競馬の戦績をレビューしてみたり、

ボクシング界の有りようとかに考えを及ぼす毎日なんだけど、

競馬に関しては後日ってことで今日は現在のボクシング界に関してね……。

 

 

 

自分がボクシングをジックリ見るようになっていつの間にか10年が過ぎて、

後楽園ホールに入り浸るようになるにつれ、

ボクサーは無論のこと、彼らを取り巻く大人達とも交友を持つようになって、

JBCの役員とか協会のエライサンとかジムの会長、

それにマスコミ関係の人達とも言葉を交わすようになってきて、

勿論、敬愛を感じたり尊敬すべき方々も少なくないんだけど、

ボクサーを取り巻く彼ら大人達の余りの意識の低さに驚かされることも多くて、

どれだけ将来のプロボクシング界全体を見据えてるのか、

自らの職分のことを一体どう考えてるのかとか、

存立の根源たるボクサー達のことをどう考えてるのかっていう点について、

山ほどの疑問が湧き上がるばかりなんだよね。

 

 

試合に臨むボクサー達の全てが常に命を懸けてるとは思わないけど、

結果的には命を失ってしまったボクサーを目の前にしたことが3回あったし、

そこまでに至らないでも、その後の生活に支障をきたすような傷害とか障害を

負ってしまったボクサー達はそれこそ数え切れないほどだし、

試合とトレーニングの関係でシッカリした定職に就き難いところもあるし、

そういう意味ではボクサーが人生を懸けてるのは間違いのないところであって、

その割には異常なほど報酬的に恵まれてないのも事実なんだよね。

 

現状のプロボクシング全体がメジャーになり切れてないスポーツだから、

需給の関係でそれはそれで仕方ないところもあるんだけど、

それでもボクシングをやりたいって挑戦し続けてるボクサー達を取り巻く大人達が、

胸を張れる対応をしてきたかっていうと大いに疑問が残るんだよね。

 

 

 

まずはJBCなんだけど、コミッションは試合の円滑な運営こそが本分であって、

そういう点に関してはもう少し真剣で的確なジャッジが望まれると共に、

インスペクターの中途半端な仕事ぶりには反省が求められると思うんだけど、

それらよりも何よりも、内部人事と財務の両面でのトラブルは目を覆うばかりで、

そのホントのところは自分には解らないんだけど、

外部に漏れてしまったり、裁判沙汰になる時点で完全にアウトな訳で、

世間一般の民間会社においてはほぼ崩壊してるに等しい状況な訳で、

唯一無二の組織だっていう奢りと無比較に基づく無反省の結果だと思うんだわ。

 

ボクサーは契約とか移籍に関してはコミッションに届ける必要があるんだけど、

その書類を見ても未だに旧態然としたままで、

契約期間さえ曖昧で自動更新の記述さえないんだよね。

 

それは終戦直後にアメリカのモノを翻訳したままを使い続けてるからみたいで、

契約にしろ移籍にしろ、マネジャーのサインと印鑑があればいいことになってて、

会長の承諾は不要になってるんだけど、現状では会長印は必須なんだよね。

ただ裁判に耐えうる形ではないのは明らかで、

こういうところのホッタラカシは普通では考えらないんだけどね。                                                             

 

 

プロボクシング協会は全日本が統括する中、全国に4組織あるんだけど、

結局は構成員たるジム会長達の仲良しクラブに近いモノがあって、

もしボクサーが不祥事を起こした場合には実に厳格な処分が下されるんだけど、

協会の構成員の不祥事に関しては異常なほど寛容であって、

例え暴力団との関係が容易に推測されたり、海外とはいえ逮捕収監されても、

ボクサーとの間で裁判沙汰になって敗訴に近い和解に至っても、

そのどの事案に対しても懲罰規定が適用されるって事がないんだよね。

 

更にジムと所属ボクサーとの間の諸問題に関しては何の調整機能も持ってなくて、

その結果、ファイトマネーの支払いや移籍に関するトラブルは放置されっ放しで、

ある関係者に確かめたところでは、800~900件ほどが放置されてて、

現在2,200~2,400人ほどのプロボクサーが在籍してると思うんだけど、

何と3人に1人のボクサーがそういうトラブルに見舞われてることになってる訳で、

協会内に第三者による調整機関を早急に設けるべきだと思ってるんだよね。

 

協会加盟のジムは現在280くらいあるんだけど、

役職に就いてるメンバーの中にも実にいかがわしい人間が混じってるし、

ひたすら老齢なだけで何故役員になってるのか首を傾げる人間も多いし、

そもそも月額13,000円の協会費の未納額は数百万円にも及んでて、

少ないジムが多くを滞納してるのか、多くのジムの支払いが遅れてるのか、

とにかくそんな金額さえ払えないジムなんて即刻除名処分にするべきで、

だからボクサーのファイトマネーを搾取しようとする訳で、

元々公益事業でもないんだから経営の思わしくないジムは無理しないで、

ボクサー達の幸せを考えて即廃業すべきだと思うんだよね。

 

 

ファイトマネーに関するトラブルの他にジム移籍にまつわるトラブルも山積みで、

ジムによっては来る者拒まず去る者追わずっていう方針の下、

移籍金には一切関与しないっていうところも実際に幾つもあるんだけど、

一方ではいかがわしいジムほど千載一遇の金儲けのチャンスだって看做して、

数百万円もの移籍金をボクサーに要求するケースが多くて、

それもそれまでかなりのファイトマネーを搾取しまくってたのにも関わらず、

なんだよね。

 

ジムとしては育て上げた功績を認めろってことなんだろうけど、

ジムも当該ボクサーから種々の恩恵を受けてきたのも事実である訳で、

金づるとして拘束し続けたい気持ちも解らないでもないけど、

移籍希望のボクサーと不健全な人間関係を継続するっていうのは、

お互いに男の生き方として実にナンセンスだと思うんだよね。

 

移籍金は1試合分のファイトマネーっていう設定があったらしいんだけど、

それはかなり昔のことで、この点に関しても協会は野放図なままなんだけど、

敢えて移籍金を徴収するなら是非とも一定の基準を設けるべきで、

C級、B級、A級ごとに更にはランカーやチャンピオン達の移籍に関しても、

予め其々基準金額を設定しておいて、ボクサーがそれを準備した上で、

JBC乃至協会への要請或いは届け出制にするのがいいんじゃないのかなあ。

 

ある人に聞いたんだけど、280のジムの内80~90%は経営が苦しいって事で、

ってことは240ほどのジムは止めた方がいいんじゃないのかって思う訳で、

ホントのプロを育成する環境を提供し切れてないジムが実は諸悪の根源な訳で、

自分は現在のジム制度を必ずしも否定するものではないんだけど、

ボクサーを犠牲にしてまでジムを存続させるっていう考え方は許し難いんだわ。

 

 

≪ちょっと閑話≫

来年の東日本新人王トーナメントに関する動向なんだけど、

初戦から第3試合くらいまでは従来の後楽園ホールではなくて、

大森ゴールドジム開催に変更する方向みたいで、

それは経費削減の為には有効な手段だとは思うんだけど、

自分的には大反対なんだよね。                                                            

ホールの年間ボックスシートを購入してる身からすると、

新たな出費を強いられるってことが一番の反対理由ではあるんだけど、

一方個々のボクサーにとっても後楽園ホールっていうのは、

高校野球における甲子園のようなものだっていうのも事実だと思う訳で、

1~2回戦で敗退するメンバー達の一度は後楽園ホールで試合をっていう夢を

結果的には摘んでしまうんじゃなかとも思ってるんだよね。                                                            

必ずしも必要だとは感じてなかった初戦からの試合後インタビューに関しては

来年から省略されるらしいんだけど、

これに関しては経費と時間の節約の点で実に有効な判断だと思うけどね……。

 

 

 

コミッションも協会もボクシング業界の行く末をどう考えてるのか、

現状のシステムを支えてる大人達の考え方の古臭さは尋常じゃなくて、

どう立て直して盛り上げていこうとしてるのかが全く見えて来ないし、

いつまでボクサーのファイトマネーのチケット払いを許容し続けるのかってことで、

その負担で潰れてしまったボクサーの累々の死骸をどう考えてるのかってことで、

まあまあその日その日を過ごせればいいと思ってるとしか思えなくて、

その将来性とか復興プランを調査機関と練ることもなくの無為のままで、

彼ら以降の世代にどう受け渡していくつもりなのかが甚だ不明瞭なんだよね。

 

 

 

ボクシングマスコミは自分よりは余程色々知る機会が多いと思うにも関わらず、

上述したような業界の暗部には敢えて目を閉じたまま、

大きな試合でのやったり取ったりのうわっかすりの提灯系記事に終始してて、

存続の場と生計を確保する為には仕方ないのかも知れなくて、

大人の事情だとも思うんだけど、如何にも情けなさ過ぎでもあるんだよね。

 

 

 

自分も広い意味でのボクサー達を取り巻く大人の1人であるんだけど、

他の大人達のように何の利害関係も無いもんだから、

だから思いつくままある意味勝手なことを書いてきたんだけど、

とにかくJBC、協会、ジム、マスコミの大人達は全て、

ボクサー達によって存立の根拠を与えられ、生計を支えて貰ってるっていう事を

絶対忘れてはならないって思ってるんだけどね。

今回は久し振りにコメント欄を開放しますから、

ご意見等ある方は是非どうぞ……。

 

 

 

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2016年8月15日 (月)

日記 (8/15) 

 

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マセラティ “ギブリ”。

 

横からの眺めは知的なオーソドックスさを感じるんだけど、

正面から見ると怒ったカニのような表情をしたかなりのヤンチャ系なんだよね。

 

 

 

昨日の午前中、近所の小学校でソフトボールの練習をしてるオッサン達がいて、

暫くボヤーッと見てたら 「打ってみますか?」 って声を掛けられて、

40年ほど前の職場のソフトボール大会以来だったんだけど、

昔のような鋭い当りをそこそこ再現出来て褒められたんだわさ。

 

で、30代から70代までのメンバー達に入会を誘われて、

練習は第二第四日曜日の7時半から10時までだって言われたんだけど、

運動の為には悪くないなって思いつつ、あんまりキッチリやる気もないもんで、

暫くは保留選手リスト入りってことで……。

 

 

 

昨日の高校野球の第3試合の東邦×八戸学院光星戦。

 

打撃を炸裂させた光星が途中まで7点差で勝ってて、

9回裏を迎えてまだ4点リードっていう余裕勝ちの流れの中、

あれよあれよの大逆転劇で結局10:9で東邦のサヨナラ勝ちだったんだわ。

東邦の選手達が狂喜乱舞する中、光星のピッチャーの表情がなあ……。

 

 

北北海道の代表は初戦で敗退してしまったんだけど、

クラーク国際高校っていう名前の初出場校で、

スキーの三浦雄一郎が校長をしてて、

広域通信制の学校ってことで生徒数が12,000人もいるってことなんだけど、

通信高校の野球部っていうのがイメージ出来ないんだけどね。

 

 

高校野球はNHKとBS朝日が生中継してるんだけど、

画面のデータ表示類は圧倒的にBS朝日の方が親切だし、

多少叫び気味ではあるんだけどアナウンサーの喋りにも気持ちがこもってて、

如何にもスポーツ中継を練習中だっていうNHKとは気合の入り方が違うんだわ。

 

ただ双方とも、ミスやエラーをした場合のリプレイは御法度にしてるみたいで、

今時の高校生にはそんな偽善的な配慮は不要だと思うんだけどなあ。

 

 

 

オリンピック。

 

男子100m走の準決勝に自己ベスト9秒93のランナーが出てたんだけど、

何と彼は40歳で自己ベストを記録したんだってさ、凄いよなあ。

 

 

女子100m走決勝戦に出てた8人のうち6人がナイキシューズで、

それも黄色にピンクの蛍光カラーで目立つことこの上なくて、

そう言えば他の陸上競技でもこのナイキのシューズがやたら目立ってたなあ。       

ウェア類はアディダスとアンダーアーマーも参入しての大激戦って感じだね。

 

 

水泳男子1,500m決勝で圧倒勝ちした選手の泳ぎがとっても特徴的で、

他の選手達が当然の如くバチャバチャバタ足使いまくってるっていうのに、

彼は最後まで左足だけをごく軽くあおってるだけだったんだよね。

右手のかきが強いから左に蛇行するのを左足で補正してる感じなんだけど、

普通にバタ足を使ったら驚異的な記録が出ると思うんだけどなあ。

 

 

錦織圭がナダル・フセインに勝って銅メダルゲットってことで、

何とまあ96年振りってことで生きてる人は殆どいない昔のことだったんだよね。

 

 

 

朝っぱらから近所の通りを右翼の街宣車が行ったり来たりで、

そうかってことで今日8月15日は終戦記念日なんだよね。

 

 

 

今週の水曜から木曜にかけて台風7号が関東を直撃するっていう予報で、

上陸中心部の位置は正に東京湾ってことでみなさん、くれぐれも……。

 

 

 

2016年8月13日 (土)

日記 (8/13) 

 

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サンシャイン水族館。

 

自分は動物園が好きなんだけど、

水族館はそれ以上に好きなんだよね。

猛暑が一段落した11日にフラッと行ってみたんだけど、

やっぱり混雑してたなあ……。

 

淡水魚を含めて一応のラインアップが揃ってて、

魚類図鑑を見るような感じではあるんだけど、

間近で見れるペリカン以外、正直これと言って目玉になるようなモノは無いし、

何かに拘って収集してるようにも見えないし、

残念ながら独創的な展示方法でもないんだけどね……。

 

 

 

オリンピックで一番詰まらない競技は何と言っても柔道だなあ。

 

注意とか指導とかされないと試合を進められないのかって感じだし、

少しでも優勢に傾くとあとはひたすら逃げまくってるばかりで、

それはまるで当て逃げチョンチョンボクシングのようだし、

一本勝ちを目指さない柔道はKOを目指さないボクシングのようなもので、

東京五輪の頃の柔道とはまるで別物だったんだよね。

 

 

 

マセラティはフェラーリの子会社なんだけど、

とってもいい車を作り続けてて昔からファンなんだけど、

“ギブリ” なんかとってもいいんだよね。

自分の中では今のところ4ドアセダンの理想形で、

最高速度284㎞/hを誇ってるんだけど、600万円弱からの価格帯なんだわ。

そう言えばマツダの車のデザインはマセラティのテイストに近いんだわ。

 

 

 

熊本出身のボクサーに聞いたんだけどね、

高校野球の熊本県代表高の選手達は殆どが関西系ってことで、

ベンチ入りのメンバーの中で熊本出身っていうのは1人か2人だけなんだってさ。

 

監督が大阪人なもんで有力な選手を引っ張ってきてチームを作ってて、

だから地元の人達も応援に力が入り切らないんだってさ。

 

実は野球部っていうのは学校を有名にする為の広報機関のようなもので、

そういうのは多分、全国どこにでも見受けられることで、

いつも国体の主催県が優勝する構造と同じなんだよね。

 

 

 

その甲子園に “ICHKO” って高校が出てて、

焼酎のブランドみたいだなあって思ったら市立和歌山高校だったんだわ。

 

 

 

尖閣列島周辺で中国漁船が外国船籍の貨物船と衝突して沈没してね、

300隻もの同僚漁船が周囲で操業してたし、中国の巡視船が15隻もいたのに、

救助にあたったのは日本の海上保安庁の巡視船だったってことで、

中国公船は一体何してたんだって国内で議論百出みたいだね。

 

 

 

この間、近所のスーパーでみりんを買った時のことなんだけどね、

レジのオバサンに年齢確認されたんだわ。

 

これまでの人生でみりんを買う機会はそんなに沢山はなかったんだけど、

年齢確認されたのは初めてだったんだけど、法律が変わったの?

成分表示を見ると確かにアルコール分が含まれてはいるんだけど、

酔っぱらうためにみりんは買わないと思うけどなあ……。

 

 

 

世の中は盆休みってことなんだけど我が家には何の変動も無くて、

自分には帰るべき田舎もないし、娘は海外に行ったままだし、

息子夫婦にも彼らの生活があるだろうし、そもそも都内に住んでるし、

ってことで自分にはいつもの週末ってことで、今日も競馬ですわ。

 

【村木田渾身競馬】

滅多に当たらない本日の狙い目は、新潟10R……⑩、11R……②、12R……⑮、

小倉11R……⑨ ってことで……。

 

 

 

震度7を経験すると震度5強くらいは大したことないらしいんだけど、

37℃とか38℃とかを経験すると32~33℃なんてものは屁の河童で、

これから河川敷チャリってことで……。

 

 

 

2016年8月10日 (水)

日記 (8/10) 

 

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夕雲。                                                      

画面下の方から上に向けて放射状に伸びた白い雲がね……。

 

 

 

甲子園の高校野球でね、

4回までに大量失点した先発投手に代わって出てきたサウスポーがね、

せいぜい120㎞台のバッティングセンター並みの速球しか投げられなくて、

当然の如く滅多打ちされてしまって、16人の打者に11本のヒット打たれて、

12点も加点されたっていうのに途中交代も無く次の回も投げさせられて、

もう殆ど虐待に近いモノを感じたんだけど、何かしらの意図でもあったのかなあ。

 

 

 

オリンピックで男子体操が金メダルをゲットしたし、

女子バスケ予選の日本×ブラジル戦では

迫力のナイスバディの女性審判に目を奪われたんだけど、

それでもやっぱり一昨日の自分的ハイライトは天皇陛下の語りかけだったなあ。

 

立場上多分、天皇は漢文とか古文に対する造詣が深いと思うんだけど、

敢えて難しい言葉を使うことなくあくまで平明だったし、

誠意に溢れ自信に満ちててとっても説得力があったんだわ。

 

憲法とか皇室典範の制約上、生前退位こそ明言されなかったけど、

趣旨は明らかにそれを望んでた訳だから、

政府や宮内庁は前向きに検討するべきだって思ったんだよね。

 

 

 

最近の自分は自らの立ち位置を見直したり、

行動や考え方の原点を確認するってことが多くて、

それは自分の人生がいよいよ終局に向かいつつあることの証左でもあって、

色々あったけど最後は自分なりにキチットしていたいって思ってるんだわ。

 

事態の急変に際しては臨機応変に対応することを心掛けながら、

常に物事や事態の全体を大きくユックリ把握すること、

って別に大したことではないんだけどね……。

 

 

 

それにしても昨日の暑さは半端じゃなくて37度超えってことで、

気持ちを萎えさせるような日差しは外出を封じさせるほどで、

バルコニーと室内の温度差は10度以上もあったんだわ。

 

1ヶ月間ほどボクシングがないから時間が山ほどあるもんで、

午前中に河川敷をチャリで走ったりゴルフの打ちっ放しに行ったり、

テレビでオリンピックか高校野球、録画してた映画を見たり、

それに本を読んだり音楽聞いたり、コーヒー飲んだり昼寝したり 、

掃除したり洗濯したり料理も作ったりして毎日を過ごしてるんだよね。

 

 

 

2016年8月 8日 (月)

日記 (8/8)

 

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都電荒川線。

 

早稲田から三ノ輪橋の区間を走ってて、

普段は殆ど利用する機会がないんだけど、

外出先の関係で昨日久し振りに乗ってみたんだわ。

 

低速の上、クネクネ走る区間が多いもんで独特の乗り心地なんだけど、

JRの狭軌軌道より幅広くて新幹線と同じ広軌なもんで安定感が抜群だし、

人身事故や車両故障に伴う不通や遅延が殆ど無いんだってね。

 

昭和30年代には他にも色々路線があったんだけど、

今では都電は荒川線しか残ってなくて、

運搬効率とか土地の有効活用っていう点では課題があるんだけど、

それでも残しておいてもいいんじゃないかっていうのが共通のコンセンサスで、

そういうのがある意味都市の余裕ってことだし、

車両のバリエーションも半端じゃなくて、10種類以上あるんじゃないのかなあ。

 

 

 

“MADE IN CHINA” ってうのは劣悪品のイメージが定着してるってことで、

最近は “MDADE IN PRC” って表示することが多くなってきてるんだけど、

つまりは “MADE IN PEOPLE'S REPUBLIC OF CHINA” ってことで、

自らを “CHINA” って素直には語れないっていう恥ずべき隠れ蓑なんだわさ。

 

韓国もそれに近い言い逃れ風の表記を始めてて、

“MADE IN KOREA” から “MADE IN REPUBLIC OF KOREA” ってことで、

“MADE IN ROK” にしてるから消費者はくれぐれもってことで……。

 

 

 

CSで “北の国から” の最終回を見たんだけど、

勿論、元気を貰えるっていう種類のドラマではないんだけど、

心の中が静かに沈んで謙虚な気持ちに包まれるんだよね。

 

 

 

“幸せの1ページ” は2008年のアメリカ映画で、

南太平洋の孤島で暮らす父娘と引きこもりの女流作家との出会いって、

そういう風に書いてしまえば何てことないストーリーなんだけど、

ジョディ・フォスターが中々いい演技をしてたし、

娘役の子もとっても魅力的だったんだわ。

 

 

“インサイダー” 1999年・アメリカ。

アル・パチーノとラッセル・クロウが抜群だったね。

 

表題の通り企業の内部告発モノなんだけど、

告発者の苦悩と決断、家族の反応がとってもリアルだったし、

スクープした側の放送局にも問題が発生してのグチャグチャで、

若干脚色はされてるらしいんだけど殆ど実話なんだってさ。

ただ、3時間の長編だからそこそこの集中力が要るんだわ。

 

 

 

日曜日(8/7)の大阪ボクシングは殆どが予想通りの結果だったんだけど、

拳四朗さんは途中ダウンゲットしながらも大内淳雅さんを

倒し切れなかったってことで、大内さんも相当頑張ったみたいだったなあ。

東京から姫路に帰って一から出直して再ランクゲットの上の挑戦で、

それも家族を持ちながらの踏ん張り直しだった訳で……。

 

加治木了太さんは調子のいい時の源大輝さんに敵わなかったし、

堀川謙一さんも何とか2-1勝ちしたしね……。

 

いつものようにカッチリテキパキ出来れば問題無いと思ってた

坂本英生さんの1-2負けが唯一の誤算で、

それと、三瓶一樹君の棄権っていうのが引っ掛かったけどね……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

そううまいことばかりは続かないのは当然のことだし、

今年は偶数月の成績が悪いって結果も残ってるしってことで、

土日に参加した7レースの全てを外してしまったんだわ。

ってことで、8月はこのまま中途半端な気持ちでの参戦ってことで……。

 

 

 

 

2016年8月 5日 (金)

7月度ランキング

 

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ガム。

 

味が長持ちのする点で圧倒的なのはクロレッツなんだけど、

以前は一瞬買い間違ってしまうことがあったほど似てるんだよね。

 

 

 

7月度のランキングは6月29日~7月31日の試合を対象にして

8月1日に発表されたんだわ。

 

 

 

≪7月度ランキング≫

 

【世界ランキング】

田口良一さん(3)、八重樫東さん(1)、井岡一翔さん(3)、河野公平さん(3)、

カルロス・クアドラス(6)、井上尚弥さん(2)、山中慎介さん(10)、

ホルヘ・リナレス(2)の計8名。

 

井岡さんは7月20日に11RKO勝ちして3回目の防衛。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

比嘉大吾さん(獲得)、山本隆寛さん(2)、久保隼さん(1)、竹中良さん(1)、

伊藤雅雪さん(2)、中谷正義さん(5)、細川貴之さん(1)、

松本晋太郎さん(獲得)の計8名。

 

比嘉さんは7月2日にアーデン・ディアレに4RKO勝ちして王座ゲット。

山本さんは7月23日、タイボクサーの挑戦を退けて2度目の防衛。

伊藤さんは7月28日にアーニー・サンチェスに11RKO勝ちして2度目の防衛。

細川貴之さんは7月31日、斉藤幸伸丸さんとのタイトル戦で0-1ドロー防衛。

暫定王者だった高山樹延さんは7月25日の王座統一戦に1-2負けして、

タイトルを失って保留選手リスト入り。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……福原辰弥さん(1)

7月10日にフィリピンボクサーと引き分けた榮拓海さんは7位のまま。

 

7月27日にフィリピンボクサーに2RKO勝ちした小浦翼さんも8位のままだけど、

ここは7位と8位を入れ替わってもよかったんじゃないのかなあ。

 

須田拓弥さんが最下位の9位で空き6名分は変わらず。

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(1)

7月22日にノーランカーに8RKO勝ちした久田哲也さんは1位のまま。

8位だった杦本健太さんがF級に転出して空き1名増の3名分。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(3)

粉川さんは7月15日に大嶽正史さんとのタイトル戦に3-0勝ちして3度目の防衛。

敗れた大嶽さんは7位から11位にダウン。

 

2位だった比嘉大吾さんはOPBFチャンプとして転出。

 

7月27日、与那覇勇気君に2RKO勝ちした長嶺克則さんが5位から3位にアップ。

杦本健太さんがLF級から転入して10位にランキング。

7月26日にガンバレ将太君と引き分けた濱田修士さんは12位のまま。

 

7月31日、ノーランカーに3-0勝ちした坂本真宏さんが、

大平真史さんと入れ替わって13位にアップ。

 

 

【スーパーフライ級】……空位。

石田匠さんが王座返上して保留選手リスト入り。

 

7月8日にタイボクサーに3RKO勝ちした中川健太さんは1位のまま。

7月27日、ノーランカーに4RKO勝ちした戸部洋平さんも5位のまま。

 

7月15日に住友将吾君に4RKO勝ちした田之岡条さんが、

鈴木悠介さんと入れ代って7位にアップ。

 

7月26日、タイボクサーに6RKO勝ちした大塚隆太さんは11位のまま。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(1)

6月30日にタイボクサーに3RKO勝ちした高橋竜也さんは8位のまま。

7月8日、フィリピンボクサーに3-0勝ちした村中優さんは2個上がって10位。

7月31日にノーランカーと引き分けた向井寛史さんは一個下がって12位。

7月24日、ノーランカーに3-0勝ちした小澤サトシさんは13位のまま。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(1)

7月31日にフィリピンボクサーに6RKO勝ちした丸山陽七太さんは11位のまま。

それだけ。

 

 

【フェザー級】……空位。

細野悟さんが王座返上して保留選手リスト入り。

 

2位だった大沢宏晋さんが試合離れのせいか7位にダウン。

7月1日にノーランカーに2RKO勝ちした荒谷龍人さんが一個上がって9位。

 

7月19日、丸亀光君に3-0勝ちした臼井欽士郎さんが、

溜田剛士さんと入れ代って11位にアップ。

 

7月12日にフィリピンボクサーに3-0勝ちした萱沼徹平さんは14位のまま。

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(1)

2位だった仲村正男さんが引退みたいないきなりのランクアウト。

 

7月2日にフィリピンボクサーに2-0勝ちした内藤律樹さんは1個上がって2位。

 

7月25日、緒方勇希さんに3-0勝ちした荒木貴裕さんが9位にランクインして、

敗れた緒方さんは9位から13位にダウン。

 

 

【ライト級】……荒川仁人さん(獲得)

2位だった原田門戸さんが母国へ帰国してのランクアウト。

 

7月19日に相馬一哉君に1RKO勝ちした野口将志さんが一個上がって4位。

7月12日、ノーランカーに2-1勝ちしたスパイス松下さんも自然アップの8位。

空き1名分発生。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(5)

7月25日に青木クリスチャーノさんとのタイトル戦を3-0で征した岡田さんが

5度目の防衛で、青木さんは3位から6位にダウン。

 

4位だった麻生興一さんが1位にアップして1位だった近藤明広さんが3位、

中澤将信さんも2位から5位に其々ダウンしてるんだけど、

これは次のタイトル戦に向けての色々な段取りみたいだね。

で7月26日、ノーランカーに3-0勝ちした佐藤矩彰さんが6位から2位にアップ。

 

7月9日にインドネシアボクサーに1RKO勝ちした丸岡裕太さんは8位のまま。

あとは変わらずで空き1名分もそのまま。

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(獲得)

7月25日にタイボクサーに2RKO勝ちした坂本大輔さんは1位のまま。

6月30日、タイボクサーに1RKO勝ちした別府優樹さんも7位のまま。

空き7名分も変わらず。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(5)

野中さんは7月20日、丸木凌介さんとのタイトル戦に3-0勝ちして5度目の防衛。

敗れた丸木さんは1位から4位にダウン。

 

7月31日のOPBFタイトル戦を1-0引き分けた斉藤幸伸丸さんが1位にアップ。

7月10日にタイボクサーに5RKO勝ちした切間庸裕さんも一個上がって2位。

 

7月2日、エロフェロス・ベガに3-0勝ちしたチャールズ・ベラミーは、

松永宏信さんと入れ替わって6位にアップ。

敗れたベガは最下位11位のままで空き4名分も継続。

 

 

【ミドル級】……西田光さん(獲得)

7月19日に秋山泰幸さんに8RKO勝ちした胡朋宏さんは1位のまま。

敗れた秋山さんは太尊康輝さんと入れ替わって5位にダウン。

 

7月25日、和田直樹君に2RKO勝ちした福本祥馬さんも3位のまま。

空き8名分は変わらず。

 

 

 

【保留選手リスト】

高山勝成さん、原隆二さん、加納陸さん、宮崎亮さん、田中恒成さん、

帝里木下さん、五十嵐俊幸さん、江藤光喜さん、井上拓真さん、石田匠さん、

岩佐亮祐さん、和氣慎吾さん、小國以載さん、大竹秀典さん、長谷川穂積さん、

天笠尚さん、細野悟さん、内山高志さん、三浦隆司さん、加藤善孝さん、

小原佳太さん、亀海喜寛さん、高山樹延さん、村田諒太さんの計24名。

 

先月より3名増えてそろそろリストが満杯になってきてるんだけど、

この調子でランカー達の安易な保留選手リスト入りを認めると、

試合しないでも済む休める期間を与えるだけってことにもなりかねないんだよね。

 

それまでの貢献度を考慮して与えられた休憩タイムなんだなって、

そういう風に考えた方が自分的には収まりがいいんだけど、                  

でもやっぱり保留選手っていうくくりはイメージ的にどうかと思う訳で、

何だか態度を保留してるっていう中途半端感が強くて、

以前の様に世界ランカーとしてのくくる方が圧倒的に収まりがいいんだけどね。

 

 

 

2016年8月 3日 (水)

7月のベスト30ボクシング

 

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夏の雲。

 

積乱雲系の逞しい雲の塊が青空の低い所に位置してて、

夏! 夏! 夏!なんだわ……。

 

 

 

ちょっと前のASEANは予想通り形式的な終わり方をしてしまって、

東シナ海における中国の横暴に関する合意に至らずのままで、

全会一致を阻害した張本人はカンボジアだったんだけど、

中国からの経済援助の手前っていうか、

要するにカンボジアは中国の属国ってことで……。

 

紛争は関係当事国だけで解決すべきっていうのが中国の言い分なんだけど、

ならば国際紛争に国連が介入することを全面否定するのかってことで、

連中がアフリカに派遣してるPKO系の軍隊のことはどう説明するのかって事で、

彼らにとっては矛盾っていう概念すらないない訳で、

自国にとって利益になるか否かだけが行動基準の全てなんだよね。

 

 

 

昨日は用事があって八丁堀まで行ったんだけど、

地下鉄の出口案内にある○○ビルとか××会館方面っていう表示の中に、

“高橋” っていうのがあって、まるで誰か特定の家みたいだったんだけど、

“たかはし” って読むんじゃなくて “Taka Bridge” って英語表記が付されてて、

要するに “たか” って名前の橋ってことで結構面白かったなあ。

 

 

 

7月ボクシングは11回の現場観戦があって今年55回目まで進行したんだけど、

およそ100試合ほど見た中での7月の自分的ベストは以下の通りなんだわ。

 

 

【7月度ボクシングベスト30】

*左側が勝者、( )内は事前期待度ランキング、敬称略。

 

① 比嘉大吾×アーデン・ディアレ (4)……4RKO

② 田ノ岡条×住友将吾 (2)……4RKO

③ 長嶺克則×与那覇勇気 (7)……2RKO

④ 臼井欽士郎×丸亀光 (21)……3-0

⑤ 岡田博喜×青木クリスチャーノ (1)……3-0(8RTD)

⑤ 荒木貴裕×緒方勇希 (11)……3-0

⑥ 木村吉光×白石将晃 (19)……1RKO

⑦ 阿部麗也×草野慎吾 (13)……5RKO

⑧ 福本祥馬×和田直樹 (12)……2RKO

⑨ 宮地佳隆×平原直 (29)……3-0

⑩ 勅使河原弘晶×宇津見義広 (5)……3-0

⑪ 利川聖隆×高島裕樹 (24)……4RKO

⑫ 大塚隆太×チャイヤラット・何チャラ (ー)……6RKO

⑬ 中谷潤人×村松崇 (18)……2RKO

⑭ クドゥラ金子×入江翔太 (23)……1RKO

⑮ 野口将志×相馬一哉 (8)……1RKO

⑯ 正木脩也×島倉裕矢 (ー)……3-0

⑰ 伊藤雅雪×アーニー・サンチェス (2)……11RKO

⑱ 森田陽×白鳥大珠 (15)……3RKO

⑲ 大野俊人×小玉将 (26)……2RKO

⑳ 胡朋宏×秋山泰幸 (16)……8RKO

 

(21) 河野勇太×堀井俊佑 (ー)……3-0

(22) 福永亮次×沼澤拓也 (25)……1RKO

(23) 萱沼徹平×アンドリュー・パラス (ー)……3-0

(24) 斉藤一貴×レッカー・何チャラ (ー)……2RKO

(25) 豊嶋亮太×南優作 (22)……3RKO

(26) 遠藤健太郎×土屋浄司 (ー)……2RKO

(27) 岩原慶×氏原文男 (17)……3-0

(28) 荒木侑也×室田拡夢 (ー)……2RKO

(29) 安藤教祐×吉越勇貴 (ー)……2RKO

(30) 定常育郎×林大誠 (34)……1RKO

 

*期待度ベスト10以内で選モレした試合は、ガンバレ将太×濱田修士(6)、

澤田京介×相川学巳(10)の2試合。

 

 

 

2016年8月 1日 (月)

日記 (8/1)

 

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“イリー”

 

イタリア産のエスプレッソ用コーヒーで、微粉末が250g入って1,300円ほど。       

近所のスーパーには売ってないもんで外出の際に “KALDI” でね。

 

エスプレッソ用ではあるけど普通にドリップしてもOKなんだけど、

ドリッパーによっては結構時間が掛かるんだけどね。

 

“イリー” にはレギュラー・ローストもあるんだけどお薦めは “ダーク・ロースト” で、

勿論単体で使う場合が多いんだけど、他の豆に混ぜ込んでも中々いいんだわ。

 

 

 

東京都知事は小池百合子に決まってしまったんだけど、

自分は彼女が大っ嫌いだっていうことだけは宣言しておくね。

 

それにしても民進党の岡田代表は相変わらずの大間抜けの上のヘタレ野郎で、

知事選の投票日前日に次の代表選には出馬しないって表明してて、

彼は党内での姑息な勢力争いの中での自らの立場が一番気になるみたいで、

そう言えば昔からそういうところがあって、演説もいつも他人事だったもんなあ。

 

 

 

昨日の大阪でのOPBF SW級のタイトル戦なんだけど、

映像は見てないんだけど、斉藤幸伸丸さんの判定負けは妥当だったの?

途中2回のダウンゲットしたっていうのにホントにこれで妥当だったの?

 

8Rを終わった時点の中間採点が76-74×3で斉藤さんの3-0だったのが、

12R終了後に斉藤さんから見て115-113、113-113×2っていうことは、

最後の4Rの評価が一人は39-39で、二者が37-39だったことになる訳で、

それはつまり、それまでの8ラウンド全部をきっちりリマスト採点してた一人が

優劣を付け難いって判断した2つのラウンドを、

他の二人は明らかに細川さん優位って判断したことになる訳で、

その二つのラウンドのうち一つでもイーブンにしてたら114-113になる訳で、

最終的には斉藤さんの3-0勝ちになってたんだよね。

それほど微妙な試合だったってことなのかなあ、ちょっとなあ……。

 

 

 

永六輔も大橋巨泉もそれほど好きではなかったんだけど、

それでも一時代が終わったって感じがする訳で、

そろそろ自分の着地地点を見つめておかなければなあって思うんだよね。

 

 

 

ウルトラマンにも全く興味はなかったんだけどそれでも50周年ってことで、

“シュワッチ!” も意味解らなくてダサかったんだけどそう言えば、

少年ジェットの “ウーヤーターッ!” っていうのはもっと不可解だったなあ。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

今年は偶数月の戦績が悪くて6月の回収率も20%だったんだけど、

7月は45レースに参加して、7月9日の福島12R、7月10日の福島11R、

7月17日の函館10R、7月31日の新潟10Rって4本ゲットで回収率は251%。      

1月からの通算では278レースに参加して135%の回収率だったんだわ。

 

7月度で圧巻だったのは最終週に参加した10レースで、

10番人気以上の自分的穴軸馬が4レースも3着内に入賞したことで、

結局はそのうち1レースしかゲット出来なかったんだけど、神がかってたんだわ。

 

今年はまだドッカン大爆発がないんだけど、

あと5ヶ月あるからヒッソリ罠を仕掛け続けるってことで……。

 

 

 

2016年7月30日 (土)

後楽園ホール・7月29日

 

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“フォア・アンド・モア” マイルス・デイビス。

 

マイルスのレコードは60枚ほど持ってたんだけど、

今でも一番だと思ってるのはライブ盤のこの一枚。

 

同じ日のミュート(弱音器)プレイのLPも必聴ではあるんだけど、

力強くて突き抜けるような、野太くてかつリリカルな絶頂期のマイルスはこれっ!

 

 

 

ホールの入り口で 「岸です。」 って丁寧に挨拶してくれたのは岸文昭君で、

彼とは一度も話をしたことないのに、7年振りだっていうのに自分も覚えてて、

宮田ジムのボクサーで3勝(1KO)0敗1分って無敗のまま2009年の夏、

新人王トーナメント予選で負傷引き分けして以来だったんだよね。

 

戦闘的なとってもいいボクサーだったんだけど、それ以来全く見掛けなくて、

事情を聞いたらケガで引退してたんだってね。        

ホールも久し振りってことで元の所属ジムの仲間の応援だったんだわ。

 

 

 

昨日は東日本新人王トーナメントの準々決勝戦で11試合が組まれてたんだけど、

2試合が一方の棄権で中止になって全部で9試合だったんだわ。

 

昨日で5連続目のボクシングでその間40~50試合の現場観戦で、

流石に疲れたというか、試合を見る目が雑になってたせいか、

魅力的に思える試合が少なかったんだけど、

それは必ずしも自分の見間違いばかりでもなかったみたいで、

何人かの負けたボクサーと共に勝った方のボクサーでさえも、

「今日はボロカスに書いて下さい。」 って試合後に言ってたんだわさ。

 

試合役員達も連日の試合に疲労が溜まってたか、

思わず首を傾げてしまうような判定が多くて、特にまだ経験の浅いジャッジ達は

自分とは全く違う視点を持ってるような感じさえしたんだよね。

第一に評価されるのは手数ではなくて有効打だと思うんだけど、

取り敢えず手を出してればパタパタパンチでも優勢点を振ってたもんなあ。

 

 

 

① 田中公士君(三迫)×金子健君(REBOOT)……F

1勝1敗(1KO)のサウスポー、26歳・大阪府と、

3勝0敗1分の28歳・新潟県。

 

この試合は金子君の棄権で田中君が不戦勝ってことで、

10月4日に中谷潤人君と準決勝戦なんだけど、かなりシンドいんじゃないかなあ。

 

 

 

② 沼澤拓也君(F原田)×福永亮次君(宮田)……SF

0勝1敗(1KO)の33歳・神奈川県と、

4勝(4KO)2敗(1KO)のサウスポー、29歳・大阪府。

 

沼澤君、この戦績の上の相手棄権による準々決勝戦だったんだけど、

それにしてもリングアナ、もっと気合の入ったコールが出来ないもんかなあ……。

 

<1R>

二人の力量差は開始30秒ほどでハッキリしてしまって、

ジャブから始まって福永君、右でも左でも当て放題だったんだわ。

 

殆ど無抵抗の相手のお蔭で福永君のボクシングっていうのが良く解って、

開始1分当たりから早くも止め時の問題になってしまって、

そのまま一発も被弾することなく圧倒差のままの1分17秒、

連続攻撃からの最後は左ストレートだと思ったんだけど、

綺麗に打ち込んで沼澤君が大きく体を揺らがせたところでストップエンド。

 

福永君の準決勝戦の相手は次の試合の勝者なんだよね。

 

 

 

③ 小野力也君(E&Jカシアス)×吉野ムサシ君(八王子中屋)

                            ………SF

2勝1敗のサウスポー、21歳・神奈川県と、2勝1敗(1KO)の23歳・山梨県。

 

アマ27戦と9戦の戦いは随分アマらしくなかったんだよね。

 

<1R>

前回の試合で馬力というか中々の勢いを見せてた小野君なんだけど、

この日はとにかくイッセノセの左ストレート一発オンリーで、

それも頭を下げながら突っ込んで行くもんでいきなり危ない危ないで案の定、

開始1分13秒でガッツンしてしまって吉野君がドクターチェック。

 

小野君は右を有効活用する気が無かったみたいだったなあ。

 

<2R>

二人共、無暗に突っ込み過ぎのガチャガチャ系に突入してしまって、

残り1分12秒でのバッティングでは今度は小野君がドクターチェック。

 

相変わらず小野君が左ストレート一本突っ込みだったのに対して、

吉野君は返しの左ショットにまで配慮してたんだけど、

とにかく全体の出来上がりとしては美しくないボクシングと言わざるを得ず、

イッセノセボクシングがすっかり固まってしまったんだよね。

 

<3R~4R>

リーチのある割には小野君は片寄った接近戦に終始してて、

打ち込みながら体屈めて頭下げての危ない危ないのままで、

ショートブローも打ってる割にはパタパタ系で評価し難かったんだよなあ。

 

 

ってことで自分は39-37で吉野君だったんだけど発表されたスコアは

39-37×2、38-38ってことで小野君の2-0勝ちだったんだわ。

 

自分的にはちょっとなあって感じではあったんだけど、

とにかく小野君、こんな風だと福永君には苦戦するんじゃないかなあ……。

 

 

 

④ 若松大輝君(ワタナベ)×清田亨君(大橋)……Fe

4勝(3KO)1敗(1KO)の20歳・神奈川県と、4勝(3KO)0敗の21歳・熊本県。

 

若松君は最近の上昇度が半端じゃないし、清田君も優勝候補の一人だし、

この日の期待の一戦だったんだよね。

 

<1R>

若松君がいいプレスをかけてたんだけど、

グローブ前置きと共に一回り体のデカイ清田君の懐がとっても深くて、

ちょっとばかり距離が辛そうだったんだわ。

 

同じようなタイミングでの出入りを繰り返してた若松君が

踏み込みざまに打ち合わされることが多くて、

清田君も少し振り幅が大き過ぎるところはあったんだけど、

それでも有効打の90%以上をゲットしてたんだわ。

 

<2R>

若松君が更に前詰めを厳しくしていって最初の1~2発勝負と、

そこからの回転打ちも混ぜ込んで挽回挽回。

 

清田君はカウンターを合わせるのは巧いんだけど連打戦は不得意みたいだね。

 

お互い残り50秒で、効果的な右を交換してたんだけど、

清田君は意外に簡単に若松君の右フックを幾つも貰ってしまってたんだわ。

 

<3R>

お互い、殆どボディを攻めない片寄った攻撃に終始してたんだけど、

いつの間にか清田君の顔面の方がより赤くなってきてたんだよね。

 

ラウンド序盤から中盤に懸けては清田君が先制して、

終盤にかけて若松君が反撃っていうパターンで若干清田君だったかなあ。

 

<4R>

初めの40秒間に若松君が右3発を有効ヒットして先行したんだけど、

清田君が直後に右を打ち返して若松君の左目上をヒットカットした後、、

1分半まででほぼチャラにして残り1分。

 

次の有効打が勝敗を決めそうだったんだけど、

清田君の右アッパーからの左フックが決定打になって、

若松君は残り30秒からも飛ばし切れてなかったんだわ。

 

 

ってことで自分は僅差ながら39-37で清田君だったんだけど結局、

39-38×2、38-38ってことで若松君の2ー0勝ちだったんだわ。

 

何とか勝ち上がった若松君なんだけど、

この日のように後半まで踏ん張り切れないと次の相手の木村吉光君は、

多分そういうのを許してくれないから苦戦かなあ……。

 

 

そう言えばその若松君なんだけど、眼窩底をやられたみたいで、

救急車で搬送されてたんだけど大丈夫なのかなあ……。

 

これを書いてた直後連絡が入ってやっぱり若松君、

眼窩底骨折ってことで準決勝戦は棄権せざるを得ないってことで、

そうなると自動的に木村吉光君の決勝進出が決まったってことで……。

 

 

 

⑤ 新座宏君(F赤羽)×安藤和隆君(L玉熊)……Fe

3勝(2KO)1敗(1KO)の34歳・埼玉県と、3勝(1KO)0敗の23歳・東京都。

 

この試合は安藤君の棄権によって新座君の不戦勝で、

この後の試合の勝者が準決勝戦の相手なんだわ。

 

 

 

⑥ 乾諒介君(花形)×中川公弘君(ヨネクラ)……Fe 

3勝(1KO)0敗のサウスポー、20歳・大阪府と、

5勝(3KO)1敗1分の24歳・秋田県。

 

<1R>

中川君がいいプレスで始めてたんだけど、

乾君は徹底したアウトボクシングで、相手の入って来るところにひたすら、

ひたすら左ストレートを合わせたい合わせたい系で、

後はグルグルメリーゴーラウンドボクシングだったもんで、

噛み合わない噛み合わないのままが延々で、

乾君の作戦が余りに見え見えだったもんで中川君、

無暗に入れない、行くに行けない戸惑いボクシングになってしまったんだわ。

 

<2R>

中川君は巧いことガチャガチャ系に持ち込めばいいんだけど、

こういう相手とは初めてみたいで、踏み込みも中途半端なままで、

一次踏み込みをフェイクに使って二次三次踏み込みが要るところだったんだけど、

諦めが早いまま追い切れない詰め切れないのままで、

彼としては全く試合にならないような展開になってしまったんだわ。

 

ってことで相変わらず乾君は遠くから左ストレートをカツンって打ち込んで、

あとは逃げ逃げボクシングに徹してたもんで、自分も欠伸が出てしまって、

観戦も連続してたせいもあってか我慢できなくなっての退席。

 

 

案の定、展開はあのままだったみたいで39-37、39-38、38-38ってことで、

乾君の2-0勝ちだったんだけど、中川君も負けた気がしなかっただろうなあ。

 

乾君はこの日次不戦勝だった新座宏君となんだけど、

正直、どっちでもよくなってしまったなあ。

 

 

 

⑦ 利川聖隆君(横浜光)×高島裕樹君(宮田)……SFe

4勝(3KO)3敗(1KO)の20歳・神奈川県と、

3勝(2KO)3敗(1KO)1分の29歳・佐賀県。

 

高島君の方には沢山の応援団が大声援だったなあ。

 

<1R>

体が一回り大きい高島君が初っ端から積極的に攻め込んでたんだけど、

構えた時も打ち出し中でも二つのグローブの間隔が空き過ぎてて、

要するにガラガラガードなもんでいきなり危ない危ないだったんだわ。

 

中間距離から力づくの相手に対して利川君は終始冷静な対応が出来てて、

ショートレンジでの力量差を見せ付けてた残り8秒のリング中央、

クリンチの離れ際に鋭い左フックを直撃させて実に見事なダウンゲット。

 

<2R>

高島君はショットの全てがかなりおおまかで、いきなりの右アッパーとか

右フックとか、とにかくロングレンジからの大振り一発に終始してて、

そりゃまともに当たれば必殺系ではあるんだけど、ちょっと高望み過ぎというか、

もっと地道にまずはボディ攻めじゃないのかなあ。

 

利川君は相変わらず実にタイトな振り込みのヒットヒットを重ねていってたし、

ディフェンスに対する配慮が疎かになるってことも全く無かったんだわ。

 

1分40秒辺りからはほぼ一方的になってしまったもんで、

高島君の陣営は早々のタオルを準備してたんだよね。

 

それでも何とか踏ん張った高島君だったんだけど、

相当な被弾数だったもんで次行けるのかって感じだったんだわ。

 

<3R>

利川君には何の劣化も見られなくて足元がとってもシッカリしてたし、

強く振り込んでもバランスを崩すってことが全く無かったんだわ。

 

高島君も何とか何とかって頑張ってはいたんだけど、

利川君の落ち着いた的確な攻撃を際立たせるだけだったんだわ。

 

それにしても利川君、いい構えをしてるんだよなあ。

 

<4R>

開始直後から止め時だけがポイントになって、

今更高島君に大逆転KO勝ちの目があるとも思えなかったんだけど、

開始27秒に利川君のまずは左フックがハードヒットして、

その後も防戦一方になってしまって、そろそろ陣営の判断だなあって、

そう見てた1分07秒にタオルが投入されてのTKOエンドだったんだわ。

 

 

利川君の次戦の相手はこの後の試合の勝者なんだわ。

 

 

ここからの4試合分全部の試合メニューのボクサーが、

パンフレットの記載と実際の赤青コーナーが逆になってて、

全くもう見難いったらなかったんだわさ。

 

 

 

⑧ 及川唯君(川崎新田)×大浦直毅君(伴流)……SFe

3勝2敗のサウスポー、23歳・北海道と、

3勝(2KO)2敗(1KO)1分の31歳・埼玉県。

 

<1R>

人力車系の仕事仲間達の大応援を背中に初っ端から及川君がイケイケで、

戦績的には拮抗してる大浦君が何だか少し怖がってたみたいで、

それを見透かした及川君の勢いを更に増していって、

ドカドカ連打打ちまくってのほぼ一方的な展開で大浦君、

下がらさせるまま北ロープに詰まってしまって、

最後は体を折るようにして崩れ落ちてしまって即のストップエンドだったんだわ。

 

 

前回の及川君はカッチリはしてたんだけど弾け切れない

何となく大人しいボクシングをしてたんだけどいい感じで脱皮出来てたなあ。

 

ってことでこの日の2分20秒での初KO勝ちは次戦への期待が募るんだけど、

現時点ではやっぱり利川君の方が上回ってるんじゃないかなあ。

 

 

 

⑨ 粟田祐之君(KG大和)×齋藤建夫君(マナベ)……SFe

4勝(3KO)3敗(1KO)のサウスポー、25歳・神奈川県と、

2勝2敗(1KO)の30歳・埼玉県。

 

<1R>

前回のブログで名前を間違って栗田君って書いてしてしまった粟田君、

この日は何だかタイミングが悪いっていうかテキパキ感に欠けてて、

もっと圧倒するんじゃないかって思ってたんだけど相手に合わせてたんだわ。

 

一方の齋藤君もリーチがあって懐の深い相手に対してまだまだ踏み込み不足で、

ってことで、お互い何となく緩い展開になってた残り1分07秒、

粟田君のチョン打ち系左ストレートが齋藤君をヨロケさせて1ポイントゲット。

 

<2R>

鼻血に見舞われ始めた齋藤君、手と足のバランスが良くなかったし、

先制し切れずカウンターも狙えずの中途半端感が漂ってたなあ。

粟田君の方も大したこと無かったんだけどね。

 

<3R>

お互いにヒッチの大き過ぎるショットが目に付いたんだけど、

徐々に齋藤君のシツコイ前詰めからの粘っこい攻撃が目立ってきて、

それに手を焼き始めたような粟田君、ボディを嫌がってたなあ。

 

<4R>

どっちももっと行かないとダメだと思うんだけど、

粟田君の左ストレートは全く吹っ切れてなかったし、

齋藤君も飛ばしきれないままだったんだけど、

粟田君の消耗の方が著しいような印象だったんだよね。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

39-37、39-38、38-38ってことで粟田君の2-0勝ちだったね。

 

 

試合後暫くして粟田君とバッタリしたら彼は自分のことを知ってるみたいで、

自らの試合の出来に関してエヘヘへッて感じだったんだわ。

その粟田君の準決勝戦の相手は次の試合の勝者ってことで……。

 

 

 

⑩ 高木秀明君(F赤羽)×廣濱慎太郎君(伴流)……SFe

3勝1敗2分の31歳・埼玉県と、4勝(3KO)3敗(1KO)3分の27歳・鹿児島県。

 

二人共、よく似たボクシングスタイルなんだけど、

何が得意技だか解り難かったし、そもそも当て勘が悪過ぎなんだよなあ。

 

正直に言って、今年のSFe級は他の階級と比べて見劣り感が強くて、

勝ち残った利川聖隆君以外はほぼ団子状態なんだよなあ……、

 

 

ってボヤーッと考えてたら途端に興味が失せてしまって、

それにこれで5連投の42試合目くらいで疲れてしまったし、

ってことで一旦休憩タイムってことで……。

 

 

結局この試合は40-36、39-37×3ってことで廣濱君の3-0勝ちだったね。

 

粟田君と廣濱君ってことになると、この日の調子ならどっちもどっちって感じで、

いずれにしても最後は利川君にやられてしまいそうなんだよね。

 

 

 

⑪ 亀山磊輝君(協栄)×坂口幹治君(P堀口)……SL

3勝(2KO)3敗(2KO)のサウスポー、29歳・兵庫県と、

1勝5敗(2KO)3分の36歳・神奈川県。

 

普通にやれば亀山君だなって思ってたんだけど、

その亀山君がまあまあ普通に出来て40-37、39-37、39-38って、

無難な3-0勝ちだったんだけど、

それでも前詰めされると意外にモロイんだなとも思ったんだよね。

 

坂口君は接近してからのドカ打ちに執着し過ぎてたし、

亀山君もきちんとしたジャブを当てられないままだったんだよね。

 

 

その亀山君の準決勝戦の相手は小林孝彦君なんだけど、

二人の持ってる引き出しの数の差でやっぱり小林君だなあ。

 

 

 

少し離れた所から清田祐三さんが声を掛けてくれて引退以来で、

海へでも行ってたのか焼けた肌をしてて、記念のサインをもらったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 利川聖隆君

② 福永亮次君

③ 特にナシ

 

 

 

朝起きて顔を洗った後にやるのはバルコニーでのストレッチなんだけど、

今朝は殴りかかってくるような強い日差しが久し振りで、

自分の中では今日から夏ってことで……。

 

 

 

2016年7月29日 (金)

後楽園ホール・7月28日

 

Image_4

 

“インクレディブル・ジャズギター” ウェス・モンゴメリー。

 

彼がジャズギターの頂点的巨匠っていうことに誰も異を唱えないと思うけど、

モダンジャズの入門系としてもとっても聞き易いんだよね。

 

トミー・フラナガン(p)、パーシー・ヒース(b)、アルバート・ヒース(ds)っていう

3名のリズムセクションも実に控え目なテクニシャン達なもんで、

とってもリラックスして聞くことが出来るんだよね。

 

 

 

昨日のホールには沢山の知り合いが来てて、

色々色々とっても楽しかったんだわ。

 

テレビが入る日のホールは照度を上げるもんで暑かったなあ……。

 

 

 

① 工藤宏樹君(ドリーム)×宮川大吾君(日東)……Fe 4R

1勝7敗(1KO)2分のスイッチ、36歳・神奈川県と、

2勝5敗(2KO)2分の23歳・東京都。

 

シンドイ戦績同士のナニクソの一戦で、

そりゃこの戦績だから弱点とか欠点を抱えながらのパフォーマンスな訳で、

動き全体にテキパキ感が欠如してるとか、打ち出しが緩いとか、

そりゃもう色々あるんだけど、両陣営からは必死のアドバイスなんだよね。

 

自分の気持ち的には何とか工藤君に勝って欲しかったんだけど、

ポイントの振り分けが難しいやったり取ったりの末の結果は、

39-38×3ってことで宮川君の僅差判定勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 澤田京介君(JBS)×相川学己君(三迫)……B 8R

4勝(2KO)2敗(1KO)1分の28歳・北海道と、

7勝(1KO)3敗1分の23歳・東京都。

 

相川君はこの日が誕生日だったんだよね。

 

<1R>

二人共、とってもこなれたいい動きをしてて、

澤田君はタイミングを見計っての踏み込み一発強打狙い、

相川君はあくまでキッチリジャブから組み立てる中間距離派なんだよね。

 

試合序盤から相川君のグッドなフットワークがとってもいい感じで、

鋭くて伸びのいいジャブで澤田君の踏み込みのタイミングを外してて、

残り56秒、いきなりの右ストレートからの左フックが綺麗にヒットヒット。

 

逆ワンツーが実に素直に出てた相川君、

残り24秒にも右ストレートを当て込んで明確なポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

距離を潰しかねてた澤田君がさてどうするってところだったんだけど、

若干のリーチ差が実際以上に大きく見えてきたし、

プレスを掛けてるのは却って相川君の方のままに推移してた残り1分19秒、

リング中央で向かい合った一瞬の間隙を突いたのは澤田君だったんだわ。

 

瞬間、待ってましたって感じで澤田君の右ストレートが激しくヒットして、

思わず相川君がヨロけてしまった直後に間髪無い追撃で、

西ロープ前で実に手際のいいダウンゲット。

 

まだ十分な時間を残してのリスタートだったもんで相川君、

凌ぎ切れるかどうか陣営からは山ほどのアドバイスが飛んでたんだけど、

何とか逃げ切れるかって思われた残りあと10秒ほどのところだったなあ、

澤田君が一気に相川君を青コーナーに追い込んでいったんだわ。

 

ガードを固めた相川君に対して澤田君、フィニッシュブローが実にグッドグッドで、

焦ってやたらの左右フックを顔面狙いなり易いところ、

左ボディでガードを下げさせた途端の右フックを強烈打ち込みだったんだわ。

 

堪らず相川君がドッスンって感じで腰から座り込んでしまった所でストップエンド。

 

 

試合序盤攻めあぐんでた澤田君だったんだけど、

一瞬のチャンスを見逃すことなくの見事な勝利で2分51秒のTKO勝ち。

 

相川君の方は序盤はいい動きが出来てたのにとっても残念で、

もっと集中が必要だったと思う訳で、

4Rほどまでは相手の焦りを呼び込むような動きが欲しかったんだよね。

 

 

伊藤雅雪さんの相手は良く知らないし、

この日の自分的ダブルメインは次の第3試合と第5試合だったんだよね。

 

 

 

③ 宇津見義広君(ヨネクラ)×勅使河原弘晶君(輪島S)

                         ………54.5㎏ 8R

12勝(7KO)7敗(1KO)3分の32歳・東京都と、

11勝(6KO)1敗2分の26歳・群馬県。

 

<1R>

体格的には一回りほど小さい宇津見君なんだけど戦闘心は人一倍で、

思ってた通り初っ端から激しい打ち合いになったんだけど、

宇津見君は動きが予想される範囲でのスピードスターなんだけど、

勅使河原君の方は変幻自在系のマジシャン的な動きで相手を翻弄したんだわ。

 

どの距離でもやれますよって感じの勅使河原君が敢えての近い距離で、

角度を工夫した緩急のあるショートブローをヒットヒットで大先行。

 

相手が詰め詰めしてくるもんで仕方なかったのかも知れなかったんだけど、

この日の勅使河原君は若干腰高だったし、ちょっと手打ち系だったなあ。

 

ラウンド序盤に強烈右ヒットを貰った宇津見君、

左目をとっても痛そうにしてしてたのを克服しつつだったんだけど、

有効打の総数的には10:8.5ほどもの差を付けられてしまったんだわ。

 

<2R>

前の回に立ち遅れた宇津見君だったんだけどメゲずに細かく攻めていって、

残念ながら目立った有効打は無かったんだけど手数の頑張りは凄かったなあ。

 

勅使河原君は見栄えのいいオイシイ場面を拾いまくって、

そこそこ強烈な打ち込みを見せてたんだけど宇津見君もよく耐えてたよなあ。

 

<3R>

宇津見君は体も気持ちもとってもタフで、一向にペースが落ちない落ちないで、

被弾した直後にすぐ反撃していってるし中々の根性なんだわ。

 

それでも大きくアピールする場面が中々訪れなくて、

残り12秒では勅使河原君に左ボディを3発連続で打ち込まれて、

その切り返しの右まで貰ってしまってたんだわ。

 

<4R>

顔面がかなり傷んできても宇津見君はまだまだ踏ん張る頑張るで、

行ったり来たりした中でお互いの左ボディがグッドグッドだったんだけど、

宇津見君が主導権を取り戻すまでにはどうしてもいかなくて、

残り1分15秒で貰った勅使河原君の右ボディが一瞬効いてしまったみたいで、

そこからはメッキリ感が目立ってしまったんだよね。

 

<5R>

このまま徐々に劣化してしまうのか宇津見君、って感じで見てたんだけど、

驚異的なスタミナを見せながら残り30秒からは明確な攻勢だったんだわ。

 

試合開始当初から二人共かなり飛ばして来たもんで、

このままのペースで持つのかって思ってたんだけど、

勅使河原君は少し休み加減に見えて、

ジャブも控えながらショート戦に備えてたみたいだったんだわ。

 

<6R>

序盤から追い追いしてた宇津見君は何とかドサクサ戦に持ち込みたがって、

そこでの若干変則ドカドカパンチ狙いのように見えたんだけど、

中々思うようにさせて貰えないまま残り1分からは勅使河原君の逆襲で、

終盤は足元が踏ん張り切れてなくてパンチも流れ始めてしまったんだわ。

 

<7R>

密着系になると手数を増やすんだけど宇津見君、

振り出すパンチに明らかに勢いが無くなってきてたし、

残り1分からの勅使河原君のヒットヒットに大分弱ってしまってたなあ。

 

この日の勅使河原君は全体にフワフワした感じが抜けなかったんだけど、

それでも防御と攻撃のメリハリは見てて気持ち良かったし、

試合を楽しんでるかのような攻撃バリエーションの広さだったんだよね。

 

<8R>

宇津見君が鼻血治療用の綿棒を左右に二本差し込んだままだったもんで、

ドジョウすくいのオッサンっていうか、

バカボンのオヤジ風になってしまってたもんでちょっと笑ってしまったんだわ。

 

その宇津見君が懸命な手数ではあったんだけどハードには打ち切れてなくて、

一段落した後の残り1分からは勅使河原君タイムってことで宇津見君、

残り30秒からは立ってるのがやっとやっとって感じになってしまったんだわ。

 

最後は宇津見君、勅使河原君につかまり立ちするのがやっとの止められる寸前で、

クニャクニャのイカのようになってしまっての終了ゴング。

 

 

発表されたスコアは78-74×2、78-75で勿論勅使河原君の3-0勝ちで、

ちなみに自分は79-73だったんだけどね。

 

 

試合の後聞いたんだけど実は宇津見君、

1Rで既に左目横の骨をやられてしまってたらしいんだよね、

よく頑張ったよね。

 

それにしても勅使河原君はフルラウンドをキッチリ動き切れてたし、

最後のラッシュにはまだまだ飛ばせるぜっていうような余裕さえあったんだよね。

 

 

 

④ 小浦翼さん(E&Jカシアス)×ビンボ・ナショナレス……Mm 8R

7勝(4KO)0敗のランク8位、21歳・神奈川県と、

13勝(3KO)11敗1分の26歳・フィリピン。

 

小浦さんはやるべきことが全てキッチリ出来てたのに対して、

相手のナショナレスは正直、名前通りのビンボー・ボクシングで、

1Rの1分30秒までには勝負の行方が決まってしまって、

残り2秒、北西ポスト前で殴り倒されてしまったところで離席したんだわ。

 

結局次の2R0分41秒、当然の如く小浦さんのKOかちだったんだけど、

フィリピンにもこんなヘタレがいるんだって感じしかしなかったなあ。

 

 

 

⑤ 与那覇勇気君(真正)×長嶺克則さん(マナベ)……52㎏ 8R

7勝(5KO)2敗のOPBF10位、25歳・沖縄県と、

11勝(7KO)1敗(1KO)のランク5位、25歳・沖縄県。

 

少し前に試合を終えたばかりの勅使河原さんがすぐ隣に座ってきて、

「どうでした僕の試合?」 って聞いてきたもんで少し感想を伝えたんだけど、

左目周辺に氷嚢を当てながら長嶺さんの応援だったんだよね。

 

関東だと与那覇君の戦績はかなり優秀なんだけど、

同じ25歳の沖縄県人としてのプライドが東京で激突ってことで……。

 

お互いに、OPBFと日本ランクをバーターにした真剣勝負だったんだけど、

二人のトランクスが同じようなヒョウ柄で被ってて、アレレレッだったんだわ。

 

<1R>

そろそろ長嶺さんも大人のボクシングってことで、

昔のようにいきなり大きく仕掛けるってことがない様子見スタートで、

相手との間合いを計りながらリズムとタイミングを確認してたみたいで、

まずは与那覇君がいい前詰めから始めて、

とってもスムースなジャブを出してたんだけど、

ちょっと素直過ぎるかなあってその時は感じたんだよね。

 

徐々にプレスを強めていった長嶺さんの衝撃のパンチは残り59秒、

グイッと寄って一瞬体を左に振ったところからの左フックが一発大直撃で、

ほぼリング中央であっけなく与那覇君がダウンしてしまったんだわ。

 

何とかリスタートした与那覇君だったんだけど、

そういう状況に追い込まれてもやっぱりごく普通の真面目ボクシングで、

ヤケクソにも超攻撃的になるでもなくのままだったんだけど、

それならってことで長嶺さんは残り8秒からもヒットヒットを重ねまくって、

与那覇君から更なるダウンゲットで、最早勝負あったかなあ……。

 

<2R>

与那覇君には特に別の攻め方があるようには見えなかったし、

何だか明らかに気後れというか萎縮してしまったようにも見えて、

長嶺さんが相手を見切ってしまった様な感じさえしたんだけど、

それでもまずはジャブからって実に真っ当な立ち上がりだったね。

 

その後開始21秒に右フック、直後に左ボディを2発連続強烈打ち込みで、

そのまま一気怒涛の攻め込みはすぐにレフェリーに止め時の判断を迫って、

反撃は勿論ガードもままならなくなった0分42秒のストップエンド。

 

 

結局、与那覇君はジャブだけで帰阪することになってしまったんだわ。

申し訳ないけど与那覇君、これでOPBF10位っていうんだから、

伊藤さんの相手の15位っていうのはどれほどのモノだろうかって思ったんだわ。

 

 

試合の少し前の日にホールで真部会長と会った際、

「絶好調ですよ、長嶺!」 って聞いてたんだけどホントだったね。

 

 

 

⑥ 小浜雅哉君(UNITED)×戸部洋平さん(三迫)……B 8R

6勝(3KO)4敗(2KO)1分の23歳・千葉県と、

10勝(6KO)2敗(1KO)1分のランク5位、29歳・千葉県。

 

試合に勝っても何のご褒美もない戸部さん、

ランクキープの為だって切り替えられてないところがあったみたいで、

更にはウェイトを一個上げての正直楽な相手だったこともあったか、

自分には普段の半分ほどしか持ってるモノを発揮できてなかったっていう印象で、

結局、4R2分13秒にTKO勝ちしたんだけど、

周囲で見てたボクサー達にも不評だったんだわさ。

 

 

 

⑦ 伊藤雅雪さん(伴流)×アーニー・サンチェス

              ………OPBF SFe タイトル戦 12R

18勝(8KO)1敗1分のチャンピオン、25歳・東京都と、

15勝(6KO)7敗(2KO)1分のランク15位、24歳・フィリピン。

 

サンチェスはほぼ2勝1敗ペースのランク15位ってことで、

伊藤さんの相手としては余りに凡庸過ぎるって思ってたんだけどね。

 

<1R>

サンチェスは一見若い頃のパッキャオみたいな風貌をしてて、

殆どジャブを打たない一発決着屋のように見えたんだわ。

 

伊藤さんは鋭くて届きのいいストレートに近いジャブが抜群だったし、

グローブの上からでも効きそうな強烈な右フックをブチかましてて、

右手の具合も問題無さそうな感じのスタートだったんだよね。

 

3分間の80%以上を伊藤さんが攻めてる時間で、

如何にも不器用そうなサンチェスは殆ど何も出来ないままだったもんで、

こりゃもう勝負にはなり難いなあってことで、一旦休憩タイム。

 

 

4R~5Rまでには決着が付きそうな感じもその時にはあったんだけど、

実はサンチェスはちょっと信じ難いほどのタフマンで、

そこそそこの直撃を上下に散らされてたにも関わらず、

ラウンド終盤に痛めつけられても次のラウンドには立て直すっていうのが連続で、

7R頃までは殆どビクともしないままで、

却って伊藤さんの打ち疲れが心配されたほどだったんだわ。

 

 

試合は思いの外長引いての11R1分32秒、勿論伊藤さんのTKO勝ちで、

途中スコアは4R終了時点では40ー36×2、40ー37で、

8R終了時点では80-72、80-73、79-73ってことだったんだわ。

 

伊藤さんは元々のハードパンチャーではないんだけど、

最近のパンチ力の充実には目覚ましいモノがあるんだけど、

11ラウンドフルを動きまくって手数も落ちなかったし、

腕振りの劣化も殆ど無かったっていうのが自分的な大きな成果だったんだけど、

一方では幾つかの今一感を感じたのも事実だったんだよね。

 

その一つは試合の途中途中で何度も、

サンチェスの右のイッセノセボクシングに付き合ってしまったことで、

相手はそれ一本で振って来てるっていうのに男気を見せ過ぎで、

危険な相打ちを敢えて挑んでいってたことだったんだわ。

 

もう一つはそういう相打ちに挑んでいった割には、

相手の雑で大きな右の振り終わりの瞬間を狙えてなかったことで、

いつものカウンターのセンスを封じこんでしまったように見えたことなんだよね。

 

これらはあくまで自分の感想なもんで、

いつかホールで伊藤さんに会うことがあれば一度確かめてみようかなあ。

それにしてもあれだけ振り込んでた右手は大丈夫だったのかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長嶺克則さん

② 勅使河原弘晶君

③ 伊藤雅雪さん

 

 

 

今日は今年55回目の現場観戦になるんだけど、

東日本新人王トーナメントの準決勝戦ってことで、

自分の中での優勝候補達が9人も出場するんだわ。

 

同時に恐怖の5連投ボクシングの最終日でもあって、

ホールの改修工事(耐震補強)の為、

自分のボクシングにも1ヶ月間の空きが出来るんだよね。

 

 

 

2016年7月28日 (木)

後楽園ホール・7月27日

 

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“ブルー・トレイン” ジョン・コルトレーン。

 

自分の中でジャズテナーで一番好きなのはコルトレーンで、

もう50年ほど前に亡くなってしまってるんだけど、

一時、彼のレコードは海賊版も含めて80枚も持ってたことがあるんだけど、

今でも一番よく聞くのはブルーノートレーベルのこの一枚だね。

 

 

 

中国とかロシアっていう国はその成り立ち上、行動の規範は正義ではなくて、

自国にとっての利益不利益だけで動く国で、

自らの横暴やインチキが招いた事態なのにもかかわらず、

追い込まれるとやたら相手に噛み付きまくるんだよなあ。

東シナ海での領海侵犯とかドーピング問題とかさあ……。

 

 

 

10countの鳥海会長とかSRSの吉兼さんと言葉を交わして始まり始まり……。

 

試合用パンフレットっていうのは色んなプロモーターが、

色んな思惑の下に作製してるんだろうけど、

今のところ自分にとって “DANGAN” のそれが一番見易いんだよね。

 

 

 

① 増田勝真君(鎌ヶ谷)×石井優平君(宮田)……B 4R

デビュー戦の21歳・千葉県と、デビュー戦の19歳静岡県。

 

<1R>

デビュー戦同士の二人、気が触れたようないきなり狂熱のブン殴り合いで、

お互いが振り回すブンブンフックの大きさを競うような中の開始僅か10秒、

増田君の右のフックだかストレートが殆ど偶然の大ヒットで石井君がダウン。

 

そこそこの当たりだった割には石井君は気丈なリスタートだったんだけど、

何が何だか解らないままその7秒後に今度は振り戻しの左を喰らってまたダウン。

 

これでほぼ終わったかなあって思ってたら石井君はまだまだ大丈夫で、

コノヤロコノヤロって相手に向かっていった1分15秒、

石井君のどこにそんな勢いと負けん気があるのかって思うほどの一気攻めで、

相手を北西ポストに追い込んだところでブン回した右のフックだかストレート、

そいつが恐ろしいほどの大直撃で今度は増田君が一発大の字ダウン。

 

仰向けになって動かない増田君を見てレフェリーが即のストップエンドで、

1分17秒、あれよあれよの大逆転で石井君の派手派手TKO勝ちだったんだわ。

 

 

テクニックも何もないただひたすら乱暴なだけではあったんだけど、

ボクシングの原点を思わせるような第一試合だったんだよね。

 

 

 

② 馬庭大樹君(ONE TWO)×松本英一君(10count)

                           ………SB 4R

1勝1敗1分の18歳・東京都と、2勝(1KO)1敗の33歳・神奈川県。

 

<1R>

松本君はスピードが無いのにガードが緩い上のジャブ抜き乱暴ボクシングで、

振り幅が大き過ぎるところを馬庭君に内側から狙われてたし、

一旦接近戦になると手を余してるような感じでもあったんだよね。

 

<2R>

パワフルではあったんだけど松本君、大まかな動きを見切られると辛い訳で、

開始25秒、大きく振り外したところを馬庭君に連続打ち込み打ち込みされて、

3~4発貰ってしまって北ロープ前でダウンしてしまったんだわ。

 

松本君がかなり効いたままのリスタートだった再開後の0分44秒、

馬庭君の左右右フックが軽くヒットしただけでクラッとふらついてしまって、

もう危ないって見計らったレフェリーが妥当な抱き留めストップエンド。

 

ブッ倒したい気持ちは解るけど松本君、

相手もそういう気持ちでやってるんだから防御のことも考えないとダメだなあ。

 

 

 

③ 堀井俊佑君(ワタナベ)×河野勇太君(SRS)……F 4R

デビュー戦の22歳・秋田県と、0勝1敗(1KO)の23歳・東京都。

 

堀井君には小口さんと高橋さん、それに佐々木さんも付いてたなあ……。

自分の横には川崎タツキさんが座ってコンチワって言い交わして開始ゴング。

 

<1R>

若干腰が引け気味にスタートした河野君は相手の攻め込みに受け身受け身で、

開始僅か26秒の西ロープ前で堀井君の右フックを貰ってしまってダウン。

 

それ程激しい被弾ではなくて思わず両手を着いてしまっただけの再開で、

リスタート後の河野君はガードを固めての立て直しだったね。

 

上々の出足の堀井君は自信を深めたような詰め詰めではあったんだけど、

明らかに狙い過ぎの手数落ちで仕留め時をやり過ごしてしまった感が強くて、

踏み込みとパンチの打ち出しのバランスが良くなくて、

終盤にはバッティングで左目上をカット出血してしまってたんだわ。

 

<2R>

試合序盤に大きなハンデを負ってしまった河野君だったんだけど、

相手がプレスを掛けてくる中、常に先手を取り始めての反攻開始で、

堀井君を詰め返して北西ポスト前で一気のラッシュラッシュだったんだけど、

彼、とってもきちんとしたショート連打を打つんだわ。

その精度は堀井君を圧倒して明確に1ポイントゲットバック。

 

<3R>

左手の使い方が今一の堀井君に対して河野君の上下打ち分けが抜群で、

殆どジャブ無しのままの単調な顔面狙いのワンツーに終始してた堀井君、

攻撃の組み立てに窮してるような感じだったんだよね。

 

大差っていう訳ではなかったんだけどやっぱり河野君が優勢だったなあ。

 

<4R>

前のラウンドまででイーブンの最後の勝負どころってことで、

どちらか踏ん張った方が勝ちっていう展開だったんだけど、

まだまだシッカリ腕が振れてた河野君に対して堀井君、

かなり消耗してきたのが見えてきてショットも何だかパタパタしてる感じだったなあ。

 

残り1分までを終始河野君が支配してて残り1分からも河野君で、

残り30秒になると堀井君が更にメッキリ落ちてしまって河野君が圧倒圧倒。

 

 

そのまま終了ゴングで自分は38-37で河野君だったんだけど結局、

発表されたスコアも38-37×3ってことで、河野君の逆転3-0勝ち。

 

 

こういう展開の試合は河野君陣営にとってはたまらない訳で、

坂本会長の喜び方も半端じゃなかったんだけど、

自分の大好物の試合展開でもあったんだよね。

 

 

次の試合は女子戦だったもんで一休みしてたんだけど、

最後の方を遠目に見てたら試合中にレフェリーがね、

一方の女子ボクサーのブラのストラップを直して上げてたのが可笑しかったんだわ。

 

 

 

⑤ 元吉豊君(reason)×本田正二郎君(10count)

                          ………58㎏ 5R

6勝(4KO)9敗(5KO)の28歳・東京都と、

6勝(4KO)6敗(4KO)の26歳・神奈川県。

 

開始ゴング直前に電話が入って、とっても大事な話だったもんで離席して、

そこから遠目に眺めやってたんだけど、多分圧倒すると思ってた本田君が、

アレッて感じで1R終了間際にダウン喰らってしまって、

ダメージが回復しないままの2Rに本吉君の右をまともに貰ってしまって、

そのまま即のストップエンドだったんだわ。

 

最初のダウンのきっかけになった流れを把握してないんだけど、

本吉君が巧かったのか、本田君が手緩かったのかなあ……。

 

 

 

⑥ 船井龍一さん(ワタナベ)×何チャラ・何チャラ……53㎏ 5R

24勝(16KO)7敗(3KO)のランク3位、30歳・東京都と、

8勝(4KO)3敗の17歳・タイ。

 

船井さんの相手はとっても発音しにくい名前のタイボクサーだったんだけど、

結局はタイの可愛い少年をいたぶってるような感じでもあったんだよね。

 

殆ど船井さんの自由にさせてくれてたもんで、

船井さんが目指してる元々のボクシングっていうのが良く見えてきて、

相手のタイミングをずらせながらテキパキした出入りを繰り返しながら

その中で如何に複雑なコンビネーションブローを組み立てるか、

緩急の効いたパンチを打ち込むかっていうその絶妙なバランスこそが

船井さんのボクシングってことなんだよね。

 

少し遠くからそれを見せて貰ってた3Rに華麗に決着させてたね。

 

 

 

ここからの4試合は自分的メインの東日本新人王トーナメントの準々決勝戦で、

4人の優勝候補が揃って出場する豪華メニューだったんだわ。

 

とにかく4試合ともこれ以上考えらないような激闘の連続で、

1R、2R、1R、2Rっていう強烈な決着だったんだわ。

 

 

 

⑦ 渡辺大地君(金子)×小林孝彦君(10count)……SL 4R

2勝(1KO)1敗(1KO)の23歳・佐賀県と、

3勝(3KO)1敗(1KO)の20歳・埼玉県。

 

ここのところ敗戦続きの10countジムからの最後の使者って感じの小林君、

自分の中ではBグループのほぼ圧倒的な優勝候補なんだけどね……。

 

色黒細身の小林君のこの日の対戦相手は若干太目色白の渡辺君。

 

<1R>

お互いに仕掛けが若干大きめで前の方で処理しようとするボクサーで、

ガードを固めてのズリ寄りタイプとは対極にあるんだわ。

 

最初のクリーンヒットは小林君の右ストレートで、

彼のパンチは見極めにくい出所と角度を持ってるんだよね。

 

小林君は懐を深く見せる手の使い方がとっても巧くて、

相手のタイミングを惑わすような使い方もするなあって見てた1分11秒、

フェイクに出したような右ストレートの直後に返し打った左フックがヒット、

リングほぼ中央で渡辺君が実にあっけない感じでダウンしてしまったんだわ。

 

今のは何なんだって感じでリスタートした渡辺君はどうも回復し切れてなくて、

立て直す間も殆どないまま倒し慣れてる小林君の前にはひとたまりもなくて、

またもやほぼリング中央のところで両手でフェイント掛けられた末の1分48秒、

強烈ワンツーを打ち下ろされて再度の倒れ込みだったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど渡辺君、

もう続行は無理ってことで抱きかかえられてのストップエンド。

 

渡辺君は何も出来ないままで、小林君には何のかすり傷さえ無かったんだわ。

 

 

小林君の準決勝戦の相手は29日に決まるんだけど、

どっちか勝ち上がって来ても万全なんじゃないかなあ。

 

 

 

⑧ 村松崇君(協栄山神)×中谷潤人君(M・T)……F 4R

2勝(1KO)3敗の24歳・神奈川県と、

5勝(4KO)0敗のサウスポー、18歳・三重県。

 

中谷君は全階級を通じての自分的圧倒優勝候補なんだよね。

 

<1R>

村松君も十分普通の動きが出来てたんだけど、

最初の1分間に3発の左ストレートを貰ってしまってたなあ。

 

中谷君も比較的前の方で処理するタイプで実に危なげなかった1分20秒、

左ストレートからの右アッパーを綺麗に打ち込んで村松君が大きく膝カックン。

 

村松君がスクワットでもするかのようにしゃがみ込んでしまったもんで中谷君、

早々のダウンゲットだなってことでクルッと背を向けて一瞬大きく勘違い。

 

陣営からの声で慌てて向き直って再度の追い込みってことで、

的確な連打を重ねて既にダメージを負ってた村松君からダウンゲット。

 

リスタート後の村松君も必死の踏ん張りで何とか凌いでラウンド終了ゴング。

 

それにしても中谷君、パンチの打ち出しのタイミングがやっぱり抜群だったし、

ショートブローには改良の余地があると思うんだけど、

緩急の効いたパンチはとても18歳には見えないんだわ。

 

<2R>

前の回を頑張り通した村松君だったんだけど、

回復はままにならなかったみたいで何だかぼやけたスタートだった開始15秒、

被せ打った中谷君の右フックを貰った途端、思わずクラッとしてしまって、

有らぬ方に目線がいってしまったところで即のレフェリーストップエンド。

 

予想通り期待通りの勝ち方をした中谷君、アマ14勝2敗はダテではないし、

プロ向きの実戦スタイルは実に半端じゃなくて、

準決勝戦の相手はアマ11勝2敗の田中公士君ではあるんだけど、

かなりの大差が付いてしまうんじゃないかって思ってるんだよね。

 

 

 

⑨ 木村吉光君(白井具志堅)×白石将晃君(帝拳)……Fe 4R

4勝(2KO)0敗の19歳・香川県と、3勝(2KO)0敗2分の25歳・長崎県。

 

帝拳ボクサーらしくない叩き上げの突っ込み乱闘系ボクサーの白石君に対して、

如何に冷静なボクシングをするといってもまだまだ若い木村君、

どれだけの対応力を見せられるかって興味深々の試合だったんだわ。

 

<1R>

例の如く、まずは白石君が相手の見境も無くの突貫ボクシングで、

相手が入って来るところに正確に合わせられるのか木村君だったんだけど、

最初からのキッチリヒットは難しかったみたいで、

開始約1分には白石君に青コーナーポストに押し込まれてしまったんだけど、

ここぞここぞの白石君の万振り連打に対してキッチリガードで凌いだんだわ。

 

一段落後の木村君は相手の顔面を狙い過ぎることなくまずは強烈左ボディで、

白石君の足を止めようとする実に冷静な組み立て直しだった直後の開始42秒、

相手のパンチを外しざまに抜群のタイミングで右ストレートを綺麗に打ち込んで、

これで19歳かって思うほどの実に冷静で巧みな攻防に驚いてしまったんだけど、

とにかくその右ストレート一発で白石君から見事なダウンゲットだったんだわ。

 

リスタート後の白石君に持ち前の突貫ボクシングを再開する元気は残って無くて、

そのまま一気に木村君に追い立てられて東ロープに詰まってしまって、

フィニッシュの決意を込めた木村君の連打をとっても凌げそうになくなって、

全く反撃できないまま南側にヨレてしまったところでストップエンドだったんだわ。

 

 

ってことで2分45秒、木村君の鮮やかなTKO勝ちだったんだけど、

Aグループから対戦相手は29日に決まるんだけど、

どっちにしても10月4日の準決勝戦は最大に近い見ものになるね絶対。

 

木村君はアマ経験のないまだ5戦目だったんだけど、

この日のような極端なスタイルの相手はとってもやり難くかったと思うんだけど、

その対応力の幅広さにはホント驚かされてしまうんだよね。

 

 

 

⑩ 槐勇人君(石橋)×坂本将哉君(元気)……SL 4R

2勝(2KO)0敗の26歳・神奈川県と、

4勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、23歳・石川県。

 

そう言えば試合前、この試合の勝者との対戦が決まってる

石川ジムの大野俊人君がコンチワって挨拶に寄ってくれたんだわ。

 

<1R>

殴り屋倒し屋同士の二人は絶対普通には終わりそうになくて、

開始早々の2秒、まずは坂本君が飛び込んでの左ストレートをヒット。

 

お互いにストロークが長いというか振り幅の大きいパンチを打つもんで、

打ち終わりとかパンチの交差する場面では危険満々だったんだけど、

1分16秒、またもや坂本君の左ストレートがヒット。

 

槐君は右のイッセノセに頼り過ぎの丸太殴り系で、

フック系を大きく振り外すところを坂本君に内側から当てられてたんだわ。

 

<2R>

突然に驚愕のエンディングが訪れたのは開始45秒。

それまで坂本君の方が優勢のまま推移してたんだけど、

その坂本君が気分良く攻め込んで大きく右を振り込もうとしたその瞬間、

槐君の右もほぼ同時の振り出しで、

今度は坂本君のパンチの内側を瞬間になぞることが出来ての先当たりで、

勿論全て万振りの槐君のパンチを直撃されれば坂本君もひとたまりもなくて、

リングほぼ中央で体を捻じられるようにして一発失神ダウンしてしまたんだわ。

 

余りに激しい倒れ込みだったもんで当然の如くノーカウントストップで0分50秒、

槐君の実に刺激的な逆転系TKO勝ちだったんだけど、

この試合を見てた次の対戦相手の大野君はどう思ったのかなあ。

 

彼自身もこの間はこの試合の二人に近いような戦い方をしてて、

まるで丁半賭博のような当たったモン勝ちだったパフォーマンスに対して

若干反省してたみたいだったんだけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 木村吉光君

② 中谷潤人君

③ 河野勇太君

 

 

 

昨日は4回戦と5回戦だけだったんだけど、

組み合わせが面白いと試合も面白いってことで、

中途半端で訳の解らないA級の試合なんかより346倍ほど面白かったんだわ。

 

 

 

2016年7月27日 (水)

後楽園ホール・7月26日

 

Image_2

 

“ミーツ・ザ・リズムセクション” アート・ペッパー。

 

1950~60年代のアメリカにはアルトサックの名手が沢山いたんだけど、

彼の繊細な音とフレージングは心を落ち着かせる効果があるんだわ。

 

このレコードは彼が麻薬中毒治療施設から何度目かの退院した直後、

当時、“ザ・リズムセクション” とまで言われたレッド・ガーランド(p)、

ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)の3人が、

彼を支えようとして集まって録音されたモノなんだけどね。

 

 

 

昨日の相模原の障害者施設での猟奇殺人の犯人。

 

あんなことをしでかしておいて自らはまともだって思ってる時点で異常な訳で、

実は自分が今関わってる案件の当事者もそれに近いモノがあって、

彼の人間性には大いに問題があるって周囲の多くが唱えてるにも関わらず、

当人は至って真面目風に捻じ曲がった自己愛を貫いてるんだよなあ。

 

彼は自分より弱い立場の人間に対しては徹底して高圧的に出るんだけど、

一旦自らに降りかかった火の粉は情け無くも自分では拭えなくて、

ひたすら他人に助けを求めるっていうある意味異常者でもあるんだわ。

 

 

 

昨日のホールの試合開始前のBGMは懐かしのオールディーズで、

ゲイリー&プレイボーイズの “恋のダイヤモンドリング” なんかね……。

 

 

 

① 石渡剛君(オサム)×柿島和規君(川崎新田)

                         ………49.5㎏ 4R

1勝(1KO)1敗1分の19歳・埼玉県と、

2勝6敗(4KO)のサウスポー、25歳・静岡県。

 

<1R>

石渡君はイッセノセ系のやたら頭から突っ込むスタイルで、

柿島君の方がキチンとした流れを作ろうとしてたんだけど、

打ちに行く時は怖がらずにもっと踏み込む必要があったんだよね。

 

<2R>

あくまで一発必殺系を目指してた石渡君に対して柿島君、

珍しくいいタイミングで左フックをヒットさせた直後、

どうだって感じで両手を拡げてアピールしてたんだけど、

それほど大したパンチではないのに見てる方がとっても恥ずかしなってしまって、

どっちもどっちだなあって感じしかしなかったもんでいきなりの休憩タイムゲット。

 

 

結局、39-38×2、38-38ってことで石渡君の2-0勝ちだったってね。

 

 

 

② 室田拡夢君(10count)×荒木侑也君(本多)

                         ………54.5㎏ 4R

1勝(1KO)0敗の20歳・群馬県と、1勝(1KO)0敗の28歳・千葉県。

デビュー戦KO勝ちの2戦目同士。

 

室田君は一見辰吉丈一郎さんのフェイクみたいな風貌をしてて、

一方の荒木君は体幹の太いガッシリした体型をしてたんだわ。

 

すぐ隣に座った金子トレーナーとこの前のクドゥラ君の試合の話をしたんだけど、

師弟はすぐ近所に住んでるんだってさ。

 

<1R>

二人共、そこそこいい動きをしてたんだけど、プレスは若干室田君だね。

 

室田君はひたすら強い右を打ちたがってるのが露骨で、

返しの左までは配慮出来てなかったんだよね。

 

それに比べると荒木君は左フックがとってもいい感じではあったんだけど、

彼も上体の動きが硬いっていう弱点を抱えてたんだよね。

 

お互いにまだまだ余裕がなくてボディブローまでは打ち切れてなかったなあ。

 

<2R>

強気攻めの室田君が徐々にいい感じを出してきて、

一瞬遅れがちな荒木君には気後れ攻め遅れが目立ってきたんだわ。

 

やっぱり荒木君、もっと上体を柔らかく使った方がいいのになあって思ってた

残り40秒、前がかりになってた室田君に荒木君がワンツーヒットで、

抜群のタイミングだった右を貰った室田君が大きくカックンってなってしまって、

それを見逃さなかった荒木君が即の追撃しての残り33秒、

精度の高いショート連打で室田君からダウンゲット。

 

南ロープ前で倒れた室田君、何とか立ち上がりはしたんだけど、

キッチリファイティングポーズが取り切れないままカウントアウト。

 

ってことで冷静に狙えた荒木君が2分42秒、

“チーム・テンカウント” からテンカウントアウトKOをゲットしたんだわ。

 

 

それにしても残念だったのは室田君で、

直前までとってもいい感じだったのを余りに攻撃に意識が片寄り過ぎたみたいで、

相手も二本の手を持ってることをつい失念したみたいだったんだわ。

 

 

 

③ 福島晋之祐君(八王子中屋)×山鹿拡君(新日本木村)

                             ………B 4R

0勝0敗1分の34歳・埼玉県と、0勝1敗の29歳・千葉県。

初勝利目指し組の一戦。

 

<1R>

グローブを手前に立て過ぎて構えてた山鹿君はちょっと頼りなさ気な印象で、

あの構えからだと強く打ち出すのは難しいと思うんだけどなあ。

 

ファーストブローは福島君の左ボディで直後の強烈右フックに繋げて、

実はその右はほぼ合い打ちだったんだけどショットの強さは福島君が圧倒してて、

弾かれた山鹿君が後退するところを福島君が見逃さなくて、

間髪を入れない福島君のスムースな即追撃はとってもグッドグッドで、

そのまま左右ショートの連打に繋げての北ロープ前の1分07秒、

戦意喪失して防戦一方になってしまった山鹿君にストップエンド宣告。                                                         

 

福島君、ガッシリした体躯通りの骨太のボクシングを見せたね。

 

 

 

④ 渡邊悟君(KG大和)×加藤広大君(戸高)……Fe 4R

1勝(1KO)0敗の21歳・神奈川県と、1勝(1KO)0敗の26歳・福岡県。

 

この試合もデビューKO勝ちした同士の2戦目。

 

<1R>

二人共、実にとっても肩が硬い感じの出会い頭系ボクシングなんだけど、

特に加藤君はショートブローが如何にも大き過ぎだったなあ。

それでも残り30秒までのやり取りは若干加藤君が優勢に推移してて、

残り30秒からは渡邉君も仕掛け直しってことで、

ボディブローを混ぜ込んでのコンビネーションで逆襲してたんだけどね。

 

<2R>

お互い、ジャブ抜きの雑ないきなり戦が続いてたんだけど、

1分半までの打ち合いは今度は渡邉君が征してたなあ。

 

それ以降我慢比べのショート戦に突入していったんだけど、

よりシンドそうにしてたのは加藤君の方だったんだけど、

それでもまだまだ必死手数で踏ん張ってたんだわ。

 

<3R>

二人共、決して巧いとは言えなかったんだけど気持ちの入った戦いで、

ヒット数に大差は無かったんだけど当たりの強さで渡邊君かなあ。

 

延々の接近戦はお互いの消耗度を競うような様相を呈していって、

最後は加藤君の手数が落ちてきたところでラウンド終了ゴング。

 

<4R>

渡邊君がまだまだシッカリした左ボディを打ってたのが印象的だったんだけど、

開始1分15秒、加藤君が突然のドクターチェックってことで、

最初は渡邉君の右アッパーで負傷したのかって思ったんだけど、

バッティングで加藤君の顎の辺りが傷んでのドクターストップだったんだわ。

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

40-38、39-37、39-39ってことで渡邊君の2-0勝ちだったんだわ。

 

それにしても何とも散らかったスコアだった訳で、

特に39-39って言う数字はちょっと記憶に無いよなあ……。

 

 

 

⑤ 高梨直人君(10count)×高橋秀治君(宮田)……SF 6R

4勝(3KO)9敗(2KO)2分の32歳・神奈川県と、

6勝(2KO)12敗(1KO)の33歳・東京都。

 

こういう戦績同士の戦いでもとっても面白いモノもあるんだけど、

この試合は正直ハズレで、

2Rには早くもグズグズのヘバリヘバリ系になってしまって、                   

下がりながらもコツコツ当て込むタイプと、

ゴリゴリ詰め寄りからの左右フックを狙うボクサーとが、

共に自らのスタイルを見失ってしまっての残念過ぎる時間だったんだわ。

 

5Rに戻って遠くから見てたら二人共既に朦朧としてしまってたみたいで、

身内や知り合いだけがハラハラする展開のままの終了ゴングだったなあ。

 

結局、59-56、58-56、58-57ってことで高橋君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑥ 若林駿君(K&W)×木野田俊翔君(小田原)……56㎏ 6R

4勝(1KO)3敗(1KO)の25歳・東京都と、5勝(1KO)1敗の21歳・神奈川県。

 

<1R>

突っ立ち気味のムエタイスタイルみたいな若林君、

勝つ為に有効で自らに適した手段と確信してのことなんだろうけど、

常に距離キープしてのチョン当てボクシングは刺激が全く無くて、

木野田君にどれだけ瞬発力があるのかの方に興味が向いてしまったんだわ。

 

<2R>

相手が入って来るところを狙ってのチョン当て省エネボクシングの若林君、

に対して木野田君も二次三次の踏み込みが出来ないままで、

何も始まりそうにないリング上はまるで世界戦の第1ラウンドのようなままで、

我慢の限界を越してしまったモンでここでお終いってことで、

後で確かめたら59-55、58-57×2ってことで若林君の3-0勝ちだってね。

 

 

 

⑦ 何チャラ・バッタナー×大塚隆太さん(鴻巣茂野)

                          ………54㎏ 8R

6勝(4KO)4敗の19歳・タイと、

15勝(5KO)9敗(4KO)2分のランク11位、30歳・埼玉県。

 

勝って当然、勝ち方が問題なんだよねって言われると、

言われたボクサーは多分相当緊張する部分があると思うんだけどね……。

 

<1R>

そう言われたであろう大塚さんが初っ端から行く気満々だったんだけど、

相手のタイボクサーもそこそこ戦闘的なガッチリ体形をしてて、

フレーム的にもワンサイズ上の様に見えたんだよね。

 

それでもランカーとしての形を見せないといけないって感じで大塚さん、

ガンガンの前詰めからのここで一発って狙いに行った瞬間の北西ポスト前、

アラララーッて感じでタイボクサーの左フックをカウンターで貰ってしまってダウン。

 

気が付けばそのガッチリタイボクサー、

相手の打ち出しや打ち終わりを一発狙い打っていくタイプで、

ここは大塚さん、大事なのはひたすらの回復で、

変に逆上して仕返しとか挽回を目指さないことでもあって、

取れらた2ポイントは2R、3Rにジックリ返せばいいんだからさ。

 

粗雑だけど実にパワフルな右ショットを振り回すタイボクサーに対して大塚さん、

残り10秒で無理に絡んでいっての打ち合いも危険だったんだけどなあ。

 

<2R>

とにかく大塚さん、急ぎ過ぎないことが大事な訳で、

相手はコツコツポイントを獲りに来るタイプじゃないし、

必ずペースは取り戻せるんだからここは一番、

相手の動きのパターンを把握した上での1ポイントゲットバックなんだわ。

 

<3R>

まだまだボディショットまでは行き届いてなかった大塚さんだったんだけど、

上体を細かく柔らかく使い始めてリズム感が良くなってきたし、

フェイントからのジャブが相手のタイミングを外しながらヒットヒットだったね。

 

残り30秒辺りからタイボクサーの動きに急に緩みが見えてきて、

若いのにもう疲れたのかって感じさえしたんだわ。

 

<4R>

トントン当てられ続けたタイボクサーの顔面がかなり赤くなってきたんだけど、

大塚さんの方も右を打ちに行く瞬間に左ガードが低くなるっていう

危うさを引きずりつつではあったんだけど、

とにかくここに至ってすっかりペースを取り戻したんだわ。

 

<5R>

最近のタイボクサーは明白なヘタレが減ってきて、

この日のタイボクサーもまだまだ危険な右を合わせ打ってたんだけど、

開始1分07秒の北西ポスト近く、大塚さんがまずは綺麗なワンツーヒットで、

直後に一瞬タイミングをずらせた右ストレートを直撃させて華麗なダウンゲット。

 

リスター後の大塚さん、下、下、下、からの上、上の連続鬼追撃で、

これが俺のやりたかったボクシングですって感じで気持ち良さそうにしてて、

このまま終了ゴングかって思わせた残り僅か1秒、またもや北西ポスト前で、

下、下、上、上を連続ヒットさせてこの回2度目のダウンゲットだったんだわ。

 

<6R>

それまではそこそこ踏ん張ってたタイボクサーも消耗著しく、

殆ど動きに劣化の見られなかった大塚さんのそろそろフィニッシュタイムで、

残り1分07秒、今度もまたもや北西ポスト前だったんだけど、

怒涛の攻め込みに耐えきれずタイボクサーが倒れ込んでしまったところで、

レフェリーはもう止めようねストップエンドだったんだわ。

 

 

ってことで1分54秒、大塚さんの逆転TKO勝ちだったんだけど、

ダウンを喰らったところからの冷静な立て直しは実に見事だったんだわ。

 

この先、大塚さんと対戦するボクサー諸兄は、

彼の北西ポスト近辺でのラッシュにはくれぐれも気を付けた方がいいんだわ。

 

 

 

⑧ 濱田修士さん(RBOOT)×ガンバレ将太君(戸高)

                           ………SF 8R

13勝(2KO)8敗(3KO)4分のランク12位、28歳・東京都と、

12勝(2KO)6敗(3KO)1分の32歳・東京都。

 

KO率が低くて勝率も近いモノがある同士の戦いの見所はただ一つ、

正確な当てっこ競争なんだよね。

 

<1R>

勿論将太君も歴戦士だから一方的にはさせなかったんだけど、

打ち出しのタイミングが良かったのは圧倒的に濱田さんの方で、

手数にそれほどの大差は無かったんだけど有効打の殆どは濱田さんで、

リーチ差が全く問題にならないほどいいジャブも届かせてたんだわ。

 

<2R>

濱田さんはお互いの腕が交差した際の打ち込みが実に巧みで、

将太君も中盤にいい場面を作りかけてはいたんだけど、

序盤と終盤を征した濱田さんが連続ポイントゲットだったなあ。

 

<3R>

将太君もいつもと劣ることなく動けてはいたんだけど、

印象的なパンチの少なさが致命的だったし、

工夫に満ちた攻撃が中々見られなくて単調な感じに終始してたんだわ。

 

やっぱり濱田さんのショートブローのタイト感が美しかったなあ。

 

<4R>

結局、6Rのコールを二度やって修正してたんだけど、

この辺りからホールのラウンド表示とリングアナのラウンドコールの両方が

一個先へ進んでしまってたんだわ。

 

 

将太君は少しばかりギアアップしてきて、ここからの彼がシツコくて、

そのまま劣化することなく最後まで粘り通すのが彼の身上なんだよね。

って見てたら濱田さんが何だか腰高になってきたんだよね。

 

<5R>

開始35秒から将太君がいきなりのボディラッシュで、

濱田さん、何発目かの左ボディが明らかに効いてしまって、

大きく体を屈めてたし、一休みしたがってたんだわ。

 

将太君のパンチはそれほど威力あるとは思ってないもんで、

どうしたの濱田さんって感じが拭えなかったんだけどね。

 

明らかにボディを嫌がってるその濱田さんに対して将太君、

この場面では多少強引にでもボディ攻撃を続けるべきだったんだけど、

その追撃の甘さは信じられなかったほどで、

濱田さんに一息入れさせてしまったんだよね。

 

<6R>

濱田さんの回復が気になったんだけどボディへのダメージは長引く訳で、

ディフェンスのバランスが崩れつつあるようにも見えたんだけど、

まだまだ攻め時だった将太君は明らかに踏ん切りの良くないボクシングで、

何を躊躇してるのかって感じが拭えなかったんだわ。

 

<7R>

かなり拮抗した展開だと思った割には二人の盛り上がりは半端半端で、

行ったり来たりの2分が過ぎてから飛ばしていったのは濱田さんの方で、

大きく攻勢をかけてのショート連打で将太君の右目上をヒットカット。

 

<8R>

将太君はまだ同じような一本調子のボクシングだったんだけど、

濱田さんの方もどれだけ状況を把握してたか知らないけど、

最後の必死飛ばしでは気持ちを見せてはいたんだけど、

最初の2分間を殆ど無為に過ごしてしまってポイントロスだったなあ。

 

 

それでも自分のスコアは77-75で濱田さんだったんだけど結局、

濱田さんから見ての78-75、76-77、76-76ってことで1-1ドロー。

 

 

例の5Rでの落ち込みに関して試合後に確かめたら濱田さん、

練習中にある部分を痛めてたってことで仕方が無かった部分もあったんだけど、

それでも最終ラウンドにもう少し必死を貫き続けてれば、

2-1勝ちも十分にあった訳で残念至極だったんだよね。

 

 

 

⑨ 伊藤和也君(宮田)×佐藤矩彰さん(新日本木村)

                            ………SL 8R

11勝(6KO)4敗の32歳・山形県と、

3勝1敗(1KO)1分のランク6位、サウスポー、31歳・福島県。

 

元ランカーの伊藤君が何かを思っての5年振りのリングだったんだけど、

坊主頭の姿形からウェイトは勿論のこと、

当時と全く変わらない試合スタイルでの登場だったんだわ。

 

伊藤君は例のアヒル歩きの寄り寄りからのショートフックを雨あられなんだけど、

両肘を腹に固定したまま団扇を仰ぐようなパタパタフックなもんで、

その全部がオープンブローなんじゃないかって自分は当時から思ってて、

ただ、それを延々続けることが出来る驚異的なスタミナの持ち主なもんで、

対戦相手はついには嫌気を差してしまって消耗してしまうケースが多くて、

果たして佐藤さんは入って来る前にたじろがせるように打ち込めるかって、

それがただ一点の興味だったんだけどね……。

 

 

結局、佐藤さんは一発必殺系で左ストレート打っていくボクサーではなくて、

あくまでコツコツ当て込むアマ系ポイントゲットボクサーなもんで、

殆ど派手な場面が訪れないままの我慢系退屈ボクシングで、

伊藤君のあのパタパタフックをどう評価するのかっていうのが全てだったんだわ。

 

 

結局、80-72、78-74、77-76ってことで、

佐藤さんの3-0勝ちだったんだけど、1P差から8P差っていうのは普通ではなくて、

やっぱり伊藤君のショートフックに対する評価は大きく割れるんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 大塚隆太さん

② 荒木侑也君

③ 福島晋之祐君

 

 

 

今日は“DANGAN”のオール4回~5回戦なんだけど、

自分的には密かに期待してる試合が幾つかあってね……。

 

 

 

2016年7月26日 (火)

後楽園ホール・7月25日

 

Image

 

“THE TRIO” オスカー・ピーターソン・トリオ。

 

入門系ジャズピアノトリオっていえばやっぱりO・ピーターソンが聞き易いんだわ。

自分には少し音符過剰過ぎるところもあるんだけど、

それでも抜群のノリの良さとテクニックは必聴なんだよね。

 

 

 

今日未明、神奈川県相模原市の障害者施設に26歳の男が侵入して、

15人を刺殺して45人にケガを負わせたんだってさ。

 

無差別大量殺人は一瞬、ヨーロッパでのテロのようなモノを想起させたんだけど、

その男は施設の元職員って事で何らかの恨み絡みからみたいなんだよね。

 

事件直後に自首したところをみると死刑を覚悟しての犯行だと思うんだけど、

男がその施設でどういう処遇を受けてたのかは知らないけど、

無関係の入所者を殺害する事で恨みを晴らし得たとは思えないし、

一つの事で行き詰った際に “それじゃあ次!” って、

切り替えが出来なかったもんかって思ったんだよね。

人生の中では “それじゃあ次!” って場面が多いんだけどなあ……。

それにしてもその施設の保安面はどうだったのかな。

 

 

 

昨日のホールはメニュー的にもとっても充実してて、

第一試合から楽しみだったんだよね。

 

 

 

① 斎藤一貴君(角海老)×レッカー・何チャラ……SL 6R

デビュー戦の23歳・東京都と、8勝(2KO)5敗2分の34歳・タイ。

 

斎藤君はアマ83勝14敗を誇るアメリカ人とのハーフで、

事前情報では半端じゃないって噂だったんだよね。

 

<1R>

斎藤君のトランクスはジムワッペンが付いてるだけの赤無地で、

ちょっとキツそうな感じも受けたんだけど、動きは抜群で、

半端じゃない二の腕の逞しさの割にはキッチリジャブから始めるスタイルで、

1分半を過ぎる頃にはすっかりペースを掴んでたね。

 

相手はタイ人にしては初っ端からそこそこ強気のパフォーマーだったんだけど、

斎藤君が隙の無い余りにタイトで正確で力強い打ち込みをするもんで、

終盤にかけてはディフェンス重視でメッキリ手数が落ちてしまったんだわ。

 

終了ゴングが鳴った時にはタイボクサーの顔面はそこそこ赤くなってたなあ。

 

<2R>

斎藤君のワンツーは実にパワフルで、左ボディの角度もグッドグッドで、

とにかく変な大振りをしないところがとっても良かったんだよね。

 

勝負としては圧倒的ではあったんだけど、いい実戦練習が出来たってことで、

スッと寄ってのワンツースリーフォーのショート連打を当て込んで、

開始1分08秒、美しいダウンゲットでそのままテンカウントアウト。

 

ってことで1分19秒、斎藤君のデビュー戦KO勝ちだったんだけど、

小堀トレーナーとしても最初の生徒ってことで嬉しそうにしてたなあ。

 

齊藤君は近い将来、スポンサーが沢山付きそうなボクサーだったんだけど、

これから先マッチメイクには苦労しそうな感じもしたんだよね。

 

 

 

② 坂本大輔さん(角海老)×何チャラ・ヨンジム……W 6R

11勝(6KO)8敗(1KO)3分のランク1位、34歳・千葉県と、

7勝(2KO)4敗1分の29歳・タイ。

 

坂本さんにとってはランクキープの為と同時に、

その勝ち方が問われる一戦だったんだよね。

 

<1R>

相手のタイボクサーは体の緩んだ乱暴系のボクサーだったんだけど、

パンチを貰うと笑顔を見せるようなふざけた野郎だったんだわ。

 

この日の坂本さんはジャブがとっても鋭かったし、

3発目の左フックがとっても的確で、ショットの全てをタイトに振れてたんだわ。

 

残り時間が僅かになったところで坂本さん、相手を南東ポストに一気追込みで、

7~8発を連続打ち込みして残り1秒、相手からしゃがみ込みダウンゲット。

 

それにしてもこの時の坂本さん、従来とは大分違ってて、

大きなムチャ振りに走ることなくあくまで素早くタイトな腕振りだったんだわ。

 

タイボクサーが何とか立ち上がったところで終了ゴンだったんだけど、

勝負的にはここまでって感じだったもんで一旦離席。

 

結局次の2R2分12秒、坂本さんのテンカウントアウトKO勝ちだったね。

 

 

 

③ 緒方勇希さん(角海老)×荒木貴裕君(極東)……SFe 8R

22勝(4KO)2敗(1KO)1分のランク9位、32歳・佐賀県と、

8勝(4KO)5敗(2KO)の29歳・三重県。

 

リーチ差とか懐の深さとから判断して、荒木君が苦戦するだろうなあって、

そう思ってたんだけどね……。

 

荒木君にはいつもより沢山の応援団が来てたし、

この一戦に懸ける気持ちの表れか新品のランバードの真っ白シューズだったね。

 

<1R>

一個上げての転級初戦の緒方さんはごく普通の立ち上がりをしてたんだけど、

荒木君はジャブの的にならないような微妙な動きから始めてて、

若干体を右に傾けながらいつもより低く構えてたね。

 

緒方さんのジャブはジャブの為のそれのようだったんだけど、

荒木君はあくまで右を打つきっかけにする為のジャブって感じだったし、

一瞬の回転力では明らかに緒方さんを上回っててんだわ。

 

<2R>

チョンチョンジャブを貰うようになって荒木君の顔面も赤くなってきたんだけど、

緒方さんにはまだまだ綺麗な打ち込みが見られなかった中、

残り1分17秒、若干薄かったんだけど荒木君の右ロングフックがクリーンヒット。

 

<3R>

緒方さんはいい距離いいタイミングの右を打ち切れないままで、

中間距離での左フックは良かったんだけど、

一旦距離が縮まった局面での荒木君の回転力がとっても見栄え良かったんだわ。

 

<4R>

緒方さんにもう少しの誘いパンチが欲しかったところ、

荒木君はクリンチ際での右ショートフック2発で先制して感じを掴んだみたいで、

残り40秒からは2~3発のショートヒットを重ねて明白なポイントゲット。

 

<5R>

ちょっと前から薄々気が付いたんだけど、この日の緒方さんは絶不調で、

それはまるでウェイト作りに失敗したボクサーのような感じさえあって、

相手のカウンターを警戒するあまり潔い攻め立てが出来ないみたいでもあって、

1分30秒ではまたもやクリンチ際で簡単に被弾を重ねてしまってたんだわ。

 

緒方さんはもっと自分から仕掛ける必要があったし、

ショートブローも雑としか言いようがなかったんだよね。

 

それに比較して荒木君はラウンドが進むにつれ自信を深めていったみたいで、

ここまで1ポイントしか取れなかった緒方さんは元々一発系ではないし、

残り3ラウンドの全部をゲットする可能性も乏しいって思ったモンで、

自分は渋々離席したんだけど結局、78-75、77-75、77-76ってことで、

前回判定負けした直後の初ランカー挑戦でチャンスをモノにしたんだわ。

 

 

試合後にちょっと彼と話したんだけど、いい笑顔してたんだよね。

 

 

 

④ 福本翔馬さん(角海老)×和田直樹君(花形)……M 8R

8勝(6KO)1敗(1KO)のランク3位、25歳・千葉県と、

10勝(2KO)9敗(3KO)2分の33歳・神奈川県。

 

自分の中の福本さんはもっとやれていいんじゃないかって常に思ってて、

もっと弾けるというか溌剌としたボクシングが見たいところだったんだわ。

 

<1R>

攻め方は雑だったんだけどランクゲットに和田君が懸命な手数で、

ちょっと先に打たせ過ぎじゃないか福本さんって感じのスタートで、

和田君が粗っぽく入って来るところを狙えないもんかなあって見てたんだわ。

 

それでもパンチがきちんとしてたのは圧倒的に福本さんの方で、

和田君は顎を上げながら下がるもんで危ない危ないだったんだわ。

 

残り26秒の北ロープ前、和田君がグイッて入って来るところに福本さん、

トンって感じで出した左ジャブが出会い頭にカウンターヒットして、

和田さんから先制のダウンゲット。

 

それにしても和田さん、余りにもあっけ無さ過ぎの倒れ込みだったなあ。

 

<2R>

間合いとタイミングを掴んだ福本さんが積極攻め攻めで、開始55秒、

またもや同じようなパターンでのまたもや出会い頭の左ショットが直撃で、

またもや和田君があっけなくダウン。

 

何とかリスタートはしたんだけど和田君、でもあとは時間の問題だなって感じで、

この日の福本さんはとっても手際のいい初動攻撃からの追撃で、

西ロープ前の1分30秒、縦位置だったもんでよく見えなかったんだけど、

倒し切る意思満々の強烈ワンツーを連続ヒットさせて、

和田君から致命的な仰向け大の字ダウンゲット。

 

レフェリーがカウントファイブまで進んだところでのストップエンドだったんだわ。

 

 

出だしに立ち遅れる傾向はこの日も若干あったんだけど福本さん、

結構すぐさま立て直しての本来あるべき姿を見せてくれたんだよね。

 

 

それにしても和田君、力づくの割にはそれに徹しきれてないようなところがあったし、

それよりも何よりも顎を上げっ放しっていうのは理解不能だったなあ。

 

 

 

⑤ 岡田博喜さん(角海老)×青木クリスチャーノさん(駿河)

                 ………日本 SL タイトル戦 10R

12勝(10KO)0敗のチャンピオン、25歳・東京都と、

11勝(7KO)4敗(2KO)2分のランク3位、27歳・静岡県。

 

試合前にちょっと青木さんと話したんだけど気合入ってたなあ。

 

自分のすぐ横に座ってた人が声を掛けてくれて、

元協栄ジムのボクサーだったらしいんだけど子供さん連れで青木さんの応援で、

試合中も中々鋭い適切なアドバイスを送ってたんだよね。

 

<1R>

青木さんはいつもの地下足袋シューズで、初っ端からとってもいい動きをしてて、

岡田さんが間合いとタイミングを計ってた中、ガンガンの右フックで、

そんな強振をどこまで続けられるかって感じはあったんだけど、

男気に溢れた勇敢な挑戦者だったんだわ。

 

それでもやっぱり岡田さんの威圧感が大きかったみたいで、

折々のプレスは歴然としてたんだけどね。

 

最初のクリーンヒットは開始40秒での青木さんの右だったんだけど、

残り17秒での岡田さんのカウンターの右ストレートが一番だったなあ。

 

そのショットは結構まともなヒッティングだったんだけど、

頑丈な青木さんがビクともしてなかったのは驚いたなあ。

 

青木さんが若干力み過ぎな中、岡田さんのキレはやっぱり目立ってたんだわ。

 

<2R>

青木さんが全てのパンチを全力打ちする傾向が強かったのに対して岡田さん、

持ち前のパンチの緩急がこの日も実に快調だったんだわ。

 

<3R>

青木さんがパワフルなのは間違いないんだけど的確性には欠けてて、

ジャブから複雑に組み立てるボクシングではないもんで見切られ易くて、

途中で右フックのいいのを一発打ち込んで、

岡田君の左目上をヒットカットさせてたんだけど主導権を握るまでには至らず、

どうしても岡田さんの美しいパンチの方に目が行ってしまうんだよね。

 

<4R>

開始30秒から青木さんがこの日初めてのラッシュラッシュで、

岡田さんを北西ポストに追い込んでの連打連打の30秒間だったんだけど、

強く正確に当て込むまではいかなくて、余りの振り込みに疲れてしまったか、

一段落後には岡田さんの大逆襲を喰らってしまってたし、

その後もいい感じで一発当てても波状的な攻め立てに移れないまま、

動き全体も徐々に緩くなってきてしまってたんだわ。

 

<5R>

青木さんが有効なボディショットを殆ど打ててなかった中、

岡田さんは左フックや右ストレートのボディブローが様々で、

そこからの右ストレート、左フックへの繋がりもとってもスムースで、

攻撃の幅っていう点でかなりの違いを見せ付けていったんだよね。

 

半分終わっての中間採点は49-46×2、49-47ってことで、

勿論岡田さんの3-0だったんだけど、自分も49-46だったなあ。

 

<6R>

まずは最初の30秒を青木さんが飛ばしていって、

いつの間にか岡田さんの顔面も徐々に赤く腫れていって、

左目上をバッティングカットしたもんでかなり傷んできたように見えたのが

青木さんを元気付けたような感じでもあったんだよね。

 

<7R>

このラウンドも序盤先制は青木さんの方で1分半を頑張ってたんだけど、

それを過ぎるとメッキリ感が強まっていったんだよね。

 

ただ岡田さんの方も何だかこの回は休み加減だったんだけどね。

 

<8R>

二人のテクニック的な差は明らかなんだけど、

青木さんの気持ちの強さは特筆モノで、

開始1分01秒に右ストレートをハードヒットされた後、

残り40秒からは気持ちのこもった大巻き返しで、

危険な距離でのショート戦を打ち勝ってたんだよね。

 

<9R>

いよいよ終盤に差し掛かって来たんだけど青木さん、

最低ダウンゲットを目指さないといけない局面になってきて、

その青木さんが更に前が掛かりになって行った途端の開始40秒過ぎ、

お互いの頭が激しくバッティングしてしまって青木さんの方がドクターチェック。

 

直後に陣営のトレーナーが呼ばれての即のストップエンドだったんだわ。

 

ここで止められれば青木さんの勝ちは有り得ない訳で結局、

9R0分51秒での負傷判定で、88-84×2、88-85ってことで、

自分も88-84ってことで岡田さんの余裕の3-0勝ちだったんだけど、

この試合の青木さんは岡田さんに何回か強烈に打たれ込んでも、

一度も体を揺らがすってこともなくてその頑丈さを如何なく発揮してて、

却って岡田さんの攻めあぐみや行き詰まりさえ感じさせたんだよね。

 

 

この先は青木さん、フィジカルの強さを土台にしての技術磨きってことで、

まずはボディブローを含めた攻撃の幅を拡げる事とパンチの緩急じゃないかなあ。

 

 

ストップの原因になったバッティングの件なんだけど、

一見大したこと無さそうに見えてたんだけど骨が見えてたんだってさ。

 

 

試合後暫くして青木君が寄ってくれたもんで二人で話したんだけど、

左目上の10針縫った治療跡の絆創膏は痛々しかったんだけど、

それでもその他は殆ど目立った傷跡も見当たらなかったんだよね。

 

 

 

⑥ 高山樹延さん(角海老)×ジャック・ブルベイカー

              ………OPBF W 王座統一戦 12R

24勝(8KO)1敗の暫定王者、30歳・秋田県と、

10勝(5KO)1敗1分の正規王者、24歳・オーストラリア。

 

<1R>

10㎝近く上背優位なブルベイカーは見るからに強そうで、

中間距離からのジャブがとっても鋭くて意外にきちんとしたボクシングをしてて、

相手が打って来ないタイミングを捉えるのが巧かったんだわ。

 

一方の高山さんは若干様子見しながらの突破口探しで、

細かい回転では打って来ないブルベイカーに対してまずは一発警戒なんだわ。

 

<2R>

開始11秒、ブルベイカーが右フックをきっかけにしての一気攻めだったんだけど、

1分22秒での高山さんの右フックも十分対抗し得てて、

二人共、同じくらいに顔面を赤くしていったんだわ。

 

その後高山さんの左ボディがグッドグッドな喰い込みで、

ブルベイカーは明らかに腹を打たれるのが平気じゃなかったみたいで、

更にブルベイカー、何となくスタミナ自慢じゃないような感じだったんだよね。

 

ただ高山さんの方にもカウンターのタイミングでのショットが少なかったんだわ。

 

この回の高山さん、バッティングで右目上をカット。

 

<3R>

高山さんの動きが明らかに良くなってきて、

ブルベイカーは踏み込まれるのを嫌がって努めて距離を取ろうとしてたなあ。

 

<4R>

ブルベイカーはコンビネーションを使い分ける器用なタイプでは全くなかったし、

高山さんのボディショットを極端に嫌がり始めたんだよね。

 

ここまでの自分の採点は38-38だったんだけど公開されたモノは、

39-37、37-39、38-38だったんだよね。

 

<5R>

この回初っ端から攻勢を取ったのはブルベイカーの方で、

1分40秒に右、左フックをヒットさせてから更に攻勢度を上げていったんだけど、

残り1分からの高山さんの逆襲もそこそこ有効度が高くて、

ブルベイカーは被弾する度にわざとらしく歯を見せてたし、

休みたそうにもしてたんだよね。

 

<6R>

明らかにブルベイカーの勢いが落ちてきてやっぱりタフではなかったみたいで、

大振り単発にとどまって返しまで打ち切れてなかったんだわ。

 

相手が誤魔化し系になった中、高山さんが細かい手数で優勢優勢。

 

<7R>

ブルベイカーは右フックだけになってしまって、

開始45秒からは高山さんの反攻が始まった途端、

ボディを狙われるとすぐに腰を屈める見栄えの良くないポーズを取るようになって、

思いの外ダメージの少ない高山さんの方が流れを握った感じだったんだわ。

 

残り35秒、ボディボディから上へ繋げられての強烈打ち込みされてブルベイカー、

ちょっとヨレ始めて、このラウンドは10:8.5程もの差があったなあ。

 

力を溜めての相手の右フックにさえ注意してれば高山さん、

殆ど問題ないんじゃないかってこの時は思ったんだけどね。

 

インターバルでのブルベイカーの呼吸は随分早かったしね。

 

<8R>

疲れたかブルベイカーはチョンジャブでの誤魔化しボクシングで1分26秒、

高山さんの右ボディフックを貰った時には歯を喰いしばってシンドそうで、

後は高山さん、相手の大振り右フックの打ち終わりを狙えたらって感じで、

この回左目上をバッティングカット出血してたとはいえ更に優勢優勢。

 

この回までの中間採点は78-74、77-75、75-78ってことで、

ちょっと驚いたブルベイカーの2-1優勢だったんだわ。

 

帰国して非国民ってなじられるを怖がったオーストラリア人は最早信用出来なくて、

残された第三国のフィリピンジャッジが頼りだったんだけど、

4R終了時点で多分38-38って付けてたっていうのに、

どうして77-75でブルベイカーなのか全く理解不能だったなあ。

ちなみに自分は77-75で高山さんだったんだけどね。

 

<9R>

途中採点を聞いた高山さんの集中が緩んだか、

残り1分、相手がボディが辛そうにしてたのに一気の攻め立てが出来なくて、

一緒に休んでるような感じがしてとっても勿体無かったんだよね。

 

それに途中途中でガードポジションを取ったまま相手の自由に打たせてたのも

印象が良くなかったんだよね。

 

<10R>

とにかく高山さん、そろそろどこかで飛ばさなくてはいけなくて、

そんなに倒し屋でもないんだけどダウンゲットでも目指さないとダメだったんだけど、

高山さんの両目周辺からの出血を見て、それを気にしてる高山さんを見て、

ブルベイカーが元気を取り戻したかのような攻勢攻勢で、

多少オープン気味ではあったんだけど右フックを連発して、

その殆どが有効ヒットしてなかったんだけど、取り敢えずの攻勢キープってことで、

案の定、残り30秒からは緩んできたっていうのに高山さんは反転攻勢取れなくて、

勿体無い勿体無い、9R、10R連続ロスで自分の中ではこれでマッチイーブン。

 

<11R>

前へ出る出るの高山さん、下がり下がりのブルベイカーで始まって、

開始45秒に左右をヒットさせてから主導権は常に高山さんのままの残り31秒、

北側ロープに追い込みながら左右フックの後に右アッパーをフォローして、

それまでにかなり弱り切って踏ん張りの効かなくなったブルベイカーから、

最後は北西ポスト前で場内驚愕のダウンゲット。

 

立ち上がったブルベイカーはもっと来い来いって、

要するに大したボクサーではない印のような安っぽいポーズを取ってたなあ。

 

<12R>

ブルベイカーの回復度が気になったんだけど、

取り敢えずは高山さん、ここは倒し屋に変身ってことで、

下半身がバタバタしてきたブルベイカーを1分間追いまくってたんだわ。

 

残り1分からはフラツキが激しくなったブルベイカー、

チョン当てしては逃げまくるもんでお互いクリーンヒットがないままの終了ゴング。

 

 

自分は115-112で高山さんだったんだけど、

中盤以降オーストラリア応援に回ったフィリピンジャッジも反省のないままで結局、

116-111、115-112、113-115ってことでブルベイカーの2-1勝ち。

 

ことほど左様なスコアだったんだけど、

高山さんのボディショットに対する評価が意外に低くて、途中途中での

高山さんのガードポジションを取ってる時間の長さを厳しく評価したって、

そういうことなんだなってことで……。

 

後で思い返しても詮無いことなんだけど、

9Rと12Rにもっと明確に追い込んでたら充分2-1勝ちだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 荒木貴裕君

② 福本翔馬さん

③ 斎藤一貴君

 

 

 

街中では “ポケモンGO” が大流行りなんだけど、

自分はごく初期のテレビゲームでテニスを始めて、

インベーダーゲームにハマってその後 “ゼビウス” までやったんだけど、

RPG系を含めて結局、コンピューターに遊ばれるのが嫌いなことに気が付いて、

以降は一切のゲーム類から遠ざかってるもんであくまで他人事なんだよね。       

一見無料に見せかけてる提供側の裏仕掛けも何だか嫌らしいしね。

 

“ポケモン” っていうのは元々は “ポケット・モンスター” なんだけど、

欧米で “ポケット・モンスター” っていうと、

「俺のズボンのポケットの中の怪物が女を狙って暴れるぜ。」

っていう風に使われることが多くて、

だから任天堂は “モンスター” じゃなくて “モンキー” って言い換えてたんだけど、

今では “ポケモン” って略して使うようにしてるんだよね。

 

 

 

2016年7月22日 (金)

後楽園ホール・7月21日

 

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江戸錦。

 

沢山の種類がある金魚のうち一番好きなのが江戸錦で、

色々な模様が出るんだけど体型はランチュウほどまがまがしくなくて、

ちょっと不器用そうにユッタリ泳ぐ様子がとっても可愛いんだよね。

 

東京直下型地震が来るってことなもんで、

室内に水槽を置くのは控えてるんだけど、また飼ってみたいよなあ……。

 

 

 

昨日は東日本新人王トーナメントの準々決勝で、

全部で12試合が組まれてて自分の中での優勝候補が9名も出場したんだよね。

 

 

 

① 稲葉直樹君(P渡久地)×長岡舜也君(角海老)……F

3勝(1KO)3敗(2KO)の21歳・三重県と、

2勝(1KO)3敗(3KO)の25歳・茨城県。

 

<1R>

立ち姿とか構え方は稲葉君の方が圧倒的に良くていいプレスもかけてて、

少し突っ立ち気味の長岡君の立ち遅れ感が目立ってたんだわ。

 

その長岡君、アピールする場面を作れないままのフィジカル負けだったなあ。

 

<2R>

相手が入って来る瞬間を狙えるかってところだったんだけど長岡君、

もうちょっと体全体の力を抜いて無駄玉でもいいから手数も欲しいところで、

効果的なパンチを打てる距離を潰されまくって立て直しきれなくて、

試合の流れはほぼ一方的に稲葉君に傾いていったんだわ。

 

<3R>

アレレーッて感じで稲葉君が落ち込み始めて、

疲れてきたのかすぐ頭を下げるようになったし、振りもタルくなってきて、

長岡君の踏ん張り直しが目に付くようになったんだけど、

それでも残念ながらポイントバックするまでには至ってなかったんだわ。

 

<4R>

初っ端からガチャガチャモゴモゴしたんだけど、

稲葉君も最後の力を振り絞っての奮戦奮戦で、

長岡君からの大きな逆襲が無かった中の1分40秒の北ロープ際、

右ストレートからの左フックを綺麗に当て込んで、

横倒しダウンゲットで即のストップエンド。

 

稲葉君の準決勝戦の相手は次の試合の勝者なんだわ。

 

 

 

② 川崎元君(京浜川崎)×山田大輔君(REBOOT)……F

3勝(2KO)3敗のサウスポー、23歳・神奈川県と、

3勝(1KO)2敗のサウスポー、31歳・福岡県。

 

<1R>

お互いに右の使い方から始まってよく似た戦い方をするボクサーで、

開始直後からとっても活発というか戦闘的だったんだけど、

クリンチワークは川崎君の方が巧かったし、

残り20秒での左ストレートで僅かに川崎君のように見えたんだけど、

それほど大差のない出だしだったんだわ。

 

<2R>

川崎君のガードはそこそこシッカリしてたんだけど、

狭いところを細かく突いてた山田君のヒットヒットが印象的だったし、

残り50秒辺りからのお互いにとって危険なタイミングの打ち合いも征してたし、

有効打的に随分差が付いてきたんだけど、その山田君も、

終了間際の左フックの相打ちの際にマウスピースを飛ばされてたんだわ。

 

<3R>

川崎君の攻撃時間が長続きしなくなるにつれ、

山田君の効果的な右フックでいつの間にか川崎君の左顔面が腫れてきて、

プレスも有効ヒットも山田君が圧倒し始めたんだわ。

 

<4R>

お互い、我慢比べの接近戦に突入していって開始1分半まではイーブン。

 

直後にショートのワンツーと左フックで山田君が優位に立って、

残り30秒からは川崎君も最後の飛ばしに賭けたんだけど、

当たりの正確さで山田君に及ばないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38、38-38ってことでやっぱり山田君の2-0勝ち。

 

 

前の試合の稲葉君と山田君ってことになると、やっぱり山田君だと思ってて、

彼はこの日勝ち上がった唯一の30代ボクサーなんだよね。

 

 

 

③ 友利優貴富君(シュウ)×當大幸君(川島)……SF

4勝(1KO)1敗の21歳・沖縄県と、3勝(3KO)0敗1分の21歳・鹿児島県。

 

<1R>

開始1分26秒、最初のクリーンヒットは友利君の左フックで、

その直後からの激しいやり取りも友利君優勢に推移してて、

彼、中々鋭い返しの左フックの持ち主なんだわ。

 

當君も負けないくらい腕振りが力強いんだけどミスショットが多かったんだよね。

 

<2R>

當君はいきなり強いのを当てようとし過ぎで、

間隙縫った友利君の左で一瞬ふらつかされてたなあ。

 

當君の左ボディショットも中々のモノだったんだけど、

鋭く差し込むように打つ友利君のショートブローの見栄えが圧倒的だったんだわ。

 

<3R>

いい感じで飛ばしてた友利君に疲れの色が見え隠れしてきて、

當君に一発ビッグヒットの可能性が見えてきて、

残り18秒では左フックで友利君をオットットッて後退させたんだけど、

1ポイントを取り戻すのがやっとって感じだったんだよなあ。

 

<4R>

ハッキリした勝ちをゲットするか、引き分けに持ち込めるのか、

お互いに力を込めた最後の打ち合いだったんだけど、

最初の1分半を友利君のショートのコンビネーションが征して、

その後の當君の折々のボディブローとの比較だったんだけど、

ラスト30秒からもキッチリ当て込んでたのは圧倒友利君だったんだわ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

ジャッジ3人の感想も全く同じの39-37×3ってことで友利君の3-0勝ち。

 

 

當君は前振りナシのいきなり決着パンチが多過ぎだったと思ったなあ。

友利君の準決勝戦の相手はこの次の試合の勝者なんだわ。

 

 

 

④ 今川未来君(木更津GB)×大平智成君(新日本カスガ)

                               ………SF

2勝2敗(1KO)のサウスポー、20歳・千葉県と、

0勝1敗(1KO)1分の32歳・長野県。

 

<1R>

大平君は構え方からしていきなり危なっかしくて、

顎を上げたままのディフェンスも実に心許なかったんだよね。

 

スタミナに課題があってそれ程のテクニックも備えてない今川君なんだけど、

この日の相手は彼にとっては十分だったみたいで、

開始1分過ぎには大平君は早くも顔面を赤くしてたなあ。

 

で、残り50秒の北ロープ前、今川君が左ストレートを一直線の打ち込みで、

まともに貰ってしまった大平君が大の字ダウンしてしまったんだわ。

 

何とか再開してラウンド終了ゴングが鳴ったんだけど、

勝負になりそうになかったもんで離席したんだけど、

その後今川君も戸惑ってしまったのか大平君が頑張り直したのか、

決着は最終ラウンドまで進んで4R1分49秒、今川君のTKO勝ちだってね。

 

 

今川君の次の相手は友利君なんだけど、これは如何にも難しそうだなあ……。

 

 

 

⑤ 佐々木小次郎君(レイS)×山崎真儀君(協栄)……SB

4勝(2KO)2敗(1KO)の29歳・北海道と、

4勝(1KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、21歳・福岡県。

 

<1R>

頭半分ほどデカイサウスポー相手に佐々木君、

戸惑わないかって思ってたんだけど、山崎君がジャブを打って来ないもんで、

意外に簡単に踏み込むことが出来て、開始40秒までに左フックを2発ヒットヒット。

 

残り15秒からの接近戦では山崎君も挽回の流れを作り直してたんだけど、

ラウンド総体としては佐々木君のポイントだったと思ったなあ。

 

<2R>

要するに山崎君はあれだけのリーチを持ちながら何故か中間距離は不得意で、

近いところでやり合うのが好きな偏りの強いボクサーだったんだけど、

一方の佐々木君の方もセーノって感じの安易な突っ込みボクシングで、

入るところを狙われてなかったから助かってたけど、ちょっと危ない感じだったね。

 

一旦接近すると激しい打ち合いが交換されたんだけど、

それが一段落するとどちらかともなく一休みするってことが多かったなあ。

 

<3R>

左アッパーがいい感じを見せつつあったんだけど山崎君、

大きく振り外すことも多くて、途端に危険な体勢を晒すようになってしまって、

残り1分ほどのところで佐々木君の右ショートフックを貰ってしまって、

リングほぼ中央で崩れ落ちるようにしてダウン。

 

カウントツーまで進んだんだけど要するに即に近いストップエンドで、

1分51秒、佐々木君余裕のTKO勝ちだったね。

 

佐々木君の次の相手は次の試合の勝者なんだよね。

 

 

 

⑥ 林大誠君(白井具志堅)×定常育郎君(T&T)……SB

1勝(1KO)2敗1分のサウスポー、22歳・東京都と、

4勝(1KO)0敗1分のサウスポー、25歳・神奈川県。

 

T&Tの新しいジムTシャツは黒だけじゃないらしくて、

この日はとっても目立つ、かといって下品ではない蛍光系のピンクだったね。

 

ここまで相手棄権と1-0優勢勝ちだった林君にとって、

定常君は厳し過ぎる相手だったんだけどね……。

 

<1R>

林君は思いの外いい動きをしてたんだけど、

テキパキ感ではやっぱり定常君が圧倒してて、開始40秒のほぼリング中央、

相打ちの左ストレートだったんだけど定常君の方がクロス気味にハードヒットして、

林君から実に見事なダウンゲット。

 

何とかリスタートした林君だったんだけどダメージを引きずってたのは明らかで、

立て直す余裕もないまま定常君の一気の鬼追撃の前にひとたまりもなく、

そのまま西ロープに詰められての連打連打の途端のストップエンド。

 

 

定常君が予想通りの勝ち方の0分59秒のTKO勝ちだったんだけど、

この日の彼は以前のように小生意気過ぎることもなくて彼も徐々に大人だね。

 

彼は10月4日に佐々木君と対戦するんだけど、

同じような動き方をする同士ではあるんだけど、

フットワークの多様性と攻撃の幅っていう点で定常君じゃないかなあ……。

 

 

 

⑦ 宮地隆佳君(石川)×平原直君(鹿島灘)……SB

4勝(4KO)1敗(1KO)の23歳・東京都と、

2勝(1KO)2敗(2KO)1分の24歳・福岡県。

 

見た目だけなら宮地君が圧倒的に強そうで、

いつも思うんだけど体格的にもSB級のボクサーに見えないんだよね。

 

<1R>

若干ひ弱な感じのする平原君は首を前に突き出すような危険な構え方をしてて、

そんなんじゃ危ないぞおって見てたんだけど、宮地君も同じ感想だったみたいで、

初っ端から大きく飛ばし過ぎるほどだったんだわ。

 

残り40秒ほどになると平原君の顔面は既にかなり赤くなってたんだけど、

途中途中の宮地君の万振り左右ボディショットも強烈だったんだよね。

 

平原君のセコンドから飛んでた 「どっか当てろ!」 の指示が可笑しかったなあ。

 

<2R>

パンチのパワーも違い過ぎるし、こりゃ早い回の決着かなって見てたんだけど、

打ち合いのきっかけの殆ど全てを宮地君が作ってたもんで平原君、

耐える場面が多かったんだけど、あくまでメゲルってことなくて、

ラスト10秒からは意地を見せるほど実は気が強いボクサーだったんだわ。

 

宮地君、ちょっと雑に走る傾向が出てきたかなあ……。

 

<3R>

平原君は開き直ったようなパフォーマンスで、

宮地君の打ち終わりに敢えて合わせにいき始めたし、

却って前詰めするようにもなっていって、

この回も残り15秒からショートのワンツーをヒットしてたんだよね。

 

相手の状況を見て宮地君の方は力任せから調整したみたいで、

この日は繋ぎのパンチとか含めて、

以前の試合より手数がちゃんと出てたんだよね。

 

<4R>

ダウンゲットしないと勝てない平原君は腹をくくった感じではあったんだけど、

まだ打ち合いのきっかけを相手に求めるようなところが多くて、

密着戦ではかなり頑張ったんだけど、倒すようには打ててなかったんだよね。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

40-36、40-37、39-37ってことで勿論宮地君の圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

宮地君は終盤の接近戦でも明らかに打ち勝ってはいたんだけど、

大きく被弾しなかったから助かってたけど、

ショート戦でのガードについては次戦に向けての課題じゃないかなあ。

 

 

宮地君の次の相手は松本竜也君なんだけど、

スピードと回転力では宮地君を上回ってると思うからそこそこ激闘覚悟だね。

 

 

久し振りの筒井さんと一緒に本多ジムの美佐子マネジャーと色々とね……。

 

 

 

⑧ 白鳥大珠君(八王子中屋)×森田陽君(M・T)……L

5勝(2KO)1敗(1KO)のサウスポー、20歳・東京都と、

4勝(1KO)3敗(2KO)のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

森田君には自分のすぐ後ろに石川元希君が応援に来てて、

そのちょっと後ろには宮崎辰也君も控えてたんだわ。

 

自分は白鳥君が一蹴すると思ってたもんで大ショックだったんだよね。

 

<1R>

白鳥君は立ち姿に迫力があって美しいし、

コンビネーションにも圧倒的なスピードがあってとっても見栄えがいいんだよね。

 

ただ自分にはこの日の白鳥君はいきなり大きく振り過ぎるように見えて、

もっときちんとジャブから始めるべきじゃないかって思ったんだよね。

 

戦績を比べて相手を見下してるんじゃないかってほど、

実は白鳥君は粗雑な入り方をしてるように見えたんだけどね。

 

<2R>

白鳥君は強烈ボディショットも健在だったし、

1分13秒には綺麗な左フックも当て込んでたんだけど、

やっぱり全体に大味で、早くも顔面が傷んで赤く腫れてきた森田君に対して、

早い決着を目指した力強かったけど大まかな攻撃に終始してたんだわ。

 

<3R>

ここまで終始劣勢だった森田君だったんだけど、

気持ちを強く保って思いの外シツコク食い下がって徐々に距離を潰していって、

結構頑張るなあって見てた残り1分19秒のリング中央、

お互いのパンチが交差した刹那、元々ガードの緩い白鳥君なんだけど、

一瞬早く森田君の左ショートフックがカウンターのタイミングでヒットして、

顎先を打ち抜かれた白鳥君が瞬間体を捻じるようにしてそのままダウン。

 

倒れ方の激しさを見たレフェリーが即のストップエンドで、

1分52秒、森田君のTKO勝ちだったんだよね。

 

 

以前の試合を見た後の森田君に対するショートメモは、

“戦績以上に巧いボクサー” だったんだけど、気持ちも強かったんだよね。

 

森田君の準決勝戦の相手は小石直輝君なんだけど、

これはちょっと解らなくなったんだよね。

 

 

 

⑨ 石井龍輝君(船橋D)×関根翔馬君(ワタナベ)……L

1勝1敗(1KO)のサウスポー、25歳・千葉県と、

3勝(1KO)3敗(1KO)2分の30歳・東京都。

 

<1R>

ガード固めてゴリゴリ詰め寄ってからが勝負どころの関根君なんだけど、

そこからの左右フックがちょっと大き過ぎるんじゃないかなあ。

 

石井君は相手が入って来るところに右ジャブとか左ストレートとか、

とにかく内側内側から冷静にヒットヒットで充分な対応が出来てて、

ラウンド半分が過ぎる頃にはすっかり感じを掴んだみたいだったなあ。

ってことで既に勝負あったってことで一旦休憩タイム。

 

 

結局、次の2R0分34秒に石井君のTKO勝ちだったんだってね。

 

石井君の次の試合は10月5日なんだけど、

どっちが勝ち上がって来ても大丈夫なんじゃないかなあ……。

 

 

 

⑩ 大野俊人君(石川)×小玉将君(新日本仙台)……SL

3勝(3KO)0敗の20歳・東京都と、1勝(1KO)0敗の28歳・秋田県。

 

大野君は “シュント” じゃなくて “ハヤト” っていうんだわ。

 

<1R>

お互い、示し合わせていたかのようないきなり突然の街中のケンカボクシングで、

そんなに相手に合わせなくてもいいのに大野君、

売られたケンカは断れないって感じの粗雑乱雑系で違うボクサーかと見紛う程で、

それにしても二人共、そんな感じで最後まで持つのかって感じだったんだわ。

 

フィジカルで勝る大野君が攻勢を取り続けた残り42秒、

ブン回した右フックが小玉君の左側頭部をかすったら小玉君がクラッとして、

直後に大野君がまたもやの右フックを追い打って強烈なダウンゲット。

 

何とか再開して何とか終了ゴングを迎えたんだけど二人共っていうか特に大野君、

確かに面白かったけど、そんなに客受けするボクシングをすることはないんだわ。

 

<2R>

お互いに立て直す必要があったんだけど簡単にはいかなかったみたいで、

その後も当たったモン勝ちの若干バカ振り系になってしまってたなあ。

 

小玉君も頑張って手は出してたんだけど、明らかにダメージが溜まってて、

チョイ打ちしては相手にもたれかかるばかりになってしまってたんだわ。

 

時間の問題っていうのがハッキリしてきて大野君は終始余裕の追い込みで、

最後は東ロープ際だったんだけど、最早反撃ままならなくなって、

防戦一方になってしまった小玉君を見てレフェリーが割って入ってのエンド。

 

 

2分42秒、大野君の豪快と言えば豪快なTKO勝ちで、

友人達が大喜びだったと思うんだけど、

この次はもう少しタイトなボクシングが見たいよなあ。

 

そうは言っても次の相手はどちらが勝ち上がっても倒し屋ボクサーだから、

またもや刺激的な試合になってしまうかも知れないね。

 

それにしても最近の石川ジムは若いボクサーがいい感じで育ってるんだよなあ。

 

 

 

⑪ 山口拓也君(W日立)×三村利伸君(マナベ)……W

2勝(1KO)4敗(1KO)2分の30歳・茨城県と、

4勝(3KO)1敗(1KO)1分のサウスポー、29歳・埼玉県。

 

どう考えても三村君の大楽勝じゃないかって思ってたんだけどなあ……。

 

<1R>

山口君が自分で突っ込んでコロンって転んでしまって、

まずは掴みはOKって感じで始まったんだけど、

頭一個ほど上背のある三村君が相手が入って来るところに我慢強くのジャブで、

それを延々丁寧にやってれば何の問題もないと思ってたんだけど、

とにかく密着しないとっていう山口君も相当しつこくて、

かなりコツコツ当てられていきなりの消耗が見えてきたにも関わらず、

まるで闘牛とマタドールのようになってしまったんだわ。

 

<2R>

山口君の唯一の工夫はスイッチしながら突っ込む戦法だけなんだけど、

実は三村君の方にもいつものスピードが感じられなくて、

何だか嫌気が差し始めたようでもあって、

右ジャブとショートワンツーだけでいい筈なのに徐々に密着度が上がってきて、

出来がった絵図らとしては若干汚い感じになってしまったし、

場内も半笑しながら見てる人が多くなっていって……、

ってことで一旦離席したんだけど、その後も延々だったみたいで結局、

39-37、39-38×2って意外なほどの僅差で、

でもとにかく三村君の3-0勝ちだったんだけどね。

 

 

三村君にとっては次の豊嶋亮太君の方が戦いやすいのかも知れないけど、

豊嶋君の安定感のある力強さは抜群だからなあ……。

 

 

 

⑫ クドゥラ金子君(本多)×入江翔太君(KG大和)……W

3勝(2KO)0敗のサウスポー、18歳・アフガニスタン。

3勝(2KO)3敗の28歳・神奈川県。

 

<1R>

お互いに前の二人の試合よりも圧倒的にスピードがあったし、

比較にならないほどの緊迫感に満ちた立ち上がりだったんだけど、

若干圧力が強いのは金子君の方だなあって見てた開始30秒過ぎ、

それ程の直撃ではなかったんだけど金子君が左フックを引っ掛け打った直後、

アララーッて感じで入江君が一瞬よろけてしまったんだわ。

 

それを見逃さなかった金子君が途端に一気のラッシュラッシュで、

西ロープの北西ポスト近くに追い込んでの左右フック系をドッカンドッカンで、

入江君も足元踏ん張ってガードポジションを取ってはいたんだけど、

多少屈み気味の耐え耐え姿勢に終始してたもんで、

レフェリーにはもう勘弁して下さいポーズに見えてしまったか、

6~7発打ち込まれたところでレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

直後、実に不満そうな態度を見せた入江君を片渕会長がなだめてたんだけど、

あの場面、打ち返すチャンスを窺ってたのかもしれないんだけど入江君、

一方ではガード位置が低すぎて危険だったのも事実だったし、

窮地から体を入れ替えることも出来なかったし、

いっそのことクリンチを仕掛けた方が良かったって思ったんだけどね。

 

 

いずれにしても金子君が0分37秒のTKO勝ちってことで、

次戦は10月5日、アマ30戦の辻夲純兵君が相手なんだけど、

もし負けでもしたら同門同士の決勝戦で一方棄権になる可能性が高いもんで、

ここは一番何としてでも勝ち上がって欲しいんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 宮地隆佳君

② クドゥラ金子君

③ 定常育郎君

 

 

 

☆ 和氣慎吾さん(古口)×ジョナタン・グスマン

             ………IBF B 王座決定戦 12R

20勝(12KO)4敗2分のランク1位、サウスポー、28歳・岡山県と、

21勝(21KO)0敗のランク2位、27歳・ドミニカ。

 

グスマンはジャブから組み立てるっていうタイプではなくて、

タイミングを見計らっていきなりガァーッって突っ込みながら、

大きく振りかざしてくる実にとっても乱暴系のボクサーだったんだけど、

踏み込みと腕振りのスピードが半端じゃなかったし、

打ち出しの角度が色々だったもんで和氣さんが対応し切れなくて、

左ストレートか右フックのカウンターを狙ってはいたと思うんだけど、

中々思うようにさせて貰えなかったなあ。

 

スピードとキレが売り物の和氣さんにとっては、

カウンターのタイミングを外されたままのガードの低さが致命的だったし、

相手に攻め込まれるとすぐに腰を折って屈んでしまって、

グスマンの万振りアッパーを好きなようにさせてしまって、

貰わなくてもいいパンチをやたら貰ってしまった様な感じがしたんだわ。

 

以降の流れを決めてしまったのは2Rでのバッティング直後のダウン劇で、

ぶつかった瞬間右目下を大きくカットした和氣さんがアピールした途端の悲劇で、

レフェリーが動くまで気を抜いたらダメだっていう見本で、

そういう事を自分で決めてしまってはいけないんだよね。

 

都合4回のダウンを喰らっての11RTKO負けっていう結果だったんだけど、

どう考えても自分の中では2Rのあのバッティング場面が全てで、

序盤の入り方から中盤以降のあの時あの場面を、

ああすれば良かったのにとか顧みるのは如何にも虚しいことであって、

劣勢のままの7Rにもあれだけ踏ん張り返せるのなら、

もう一回立て直して和氣さんらしいボクシングが出来るって思ってるんだけどね。

 

 

 

2016年7月20日 (水)

後楽園ホール・7月19日

 

Image

 

オニヤンマ。

 

子供の頃、体長10㎝以上もあるコイツが飛来すると自分らは大騒ぎで、

まるで重爆撃機のように悠然と飛んでた姿は忘れられないんだわ。

 

トンボは4枚の羽根で飛ぶんだけど、

写真を見るとこんな風に羽を動かすんだっていうがよく解るんだよね。

 

 

 

共和党の次期大統領候補のドナルド・トランプの3人目の女房は、

如何にもって感じがするヨーロッパ系のモデル上がりなんだけど、

彼女の応援演説はオバマ大統領夫人の演説を丸っきりパクったもので、

いくらなんでもあんな下品な夫婦には次のアメリカを任せたくないって、

共和党の重鎮達は党大会を欠席したんだってね。

 

 

 

昨日は横浜光ジム主催だったんだけど、

メニュー通りのとっても充実した内容の試合が多かったんだわ。

 

光ジムは “DANGAN” と同様に今回から動画配信を開始したんだけど、

本来ならそういうことはJBCと協会が協力して先行するべきだって、

ずっと前から関係者達に言ってたんだけどね……。

 

 

 

① 松本雄大君(横浜光)×荒川竜平君(中野サイトウ)

                            ………SF 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の28歳・神奈川県と、

デビュー戦のサウスポー、26歳・宮崎県。

 

<1R>

マウスピースが合ってない感じだった荒川君がいきなりの飛ばし飛ばしで、

充分なリーチのある松本君にしてはジャブが足りな過ぎた中、

元気のいい攻勢でまずは僅差ポイントゲットだったかなあ。

 

松本君も右のカウンターを合わせるタイミングは合ってたんだけど、

危ないタイミングで相手の左ストレートも飛んできてたんだよね。

 

<2R>

松本君が少し柔らかい対応が出来るようになってきて、

残り1分25秒からの打ち合いを征して僅かにポイントゲットしたんだけど、

届かせようとするジャブを上体を伸ばしながら打つもんで危ない危ないで、

足元のシッカリ感でも後れを取ってたんだけどね。

 

<3R>

前の回頑張り過ぎたか、松本君に消耗の兆しが見えてきて、

お互いに目立ったヒットが無かった中、僅かな手数差で荒川君かなあ。

 

<4R>

どっちもどっちもの最終回、お互いに必殺系では打てて無くて、

腕振りの鋭さの違いで荒川君が優勢かなあって感じがしてたんだけど、

残り1分30秒からのズブズブ状態を経て、

ラスト1分から踏ん張り直したのは明らかに松本君だったんだよね。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

ジャッジ3人の見解も全く同じだったみたいで38-38×3の0-0ドロー。

 

 

 

② 松浦大地君(ワタナベ)×石澤将博君(輪島S)……SB 4R

0勝1敗(1KO)1分の27歳・広島県と、1勝1敗の32歳・富山県。

 

来週に試合を控えてる勅使河原弘晶君が石澤君の応援に来てて、

嶋崎俊君とか宮崎辰也君も一緒に並んでたんだよね。

 

<1R>

お互いにジャブが出ないままいきなり距離の潰れた接近戦になってしまって、

力の入り切らないところでのゴニョゴニョ戦に突入してしまって、

気迫というか溢れる気持ちも見えて来ない残念な展開で、

それでも、こんな感じだと松浦君の方がズルズル勝ちじゃないかって、

そう思いながら一旦離席ってことで……。

 

 

結局、39-37、39-38×2ってことで松浦君の3-0初勝利だったね。

 

 

 

③ 高橋竜平君(横浜光)×ヨドシン・何チャラ……SB 8R

8勝(1KO)2敗(1KO)1分の26歳・新潟県と、

8勝(1KO)7敗1分の21歳・タイ。

 

高橋君に対してこんな戦績のタイボクサーは失礼と言わざるを得なくて、

中々試合相手が決まらなかった結果だとは思ったけど……。

 

で、少し離れた所から見てたんだけど、

4~5㎝ほど上背のある相手に対して高橋君、

動きの鋭さで圧倒はしてたんだけど、

ちょっと伸び上るような打ち出しが多くての何だか腰高で、

そこのところを狙ってくるような相手ではなかったから問題無かったけど、

相手を見下しての余裕ってことかって思ったんだわ。

 

 

結局、勝負になりそうになかったもんで1Rで離席したんだけど、

やっぱり案の定、2R2分52秒、高橋君のTKO勝ちだったね。

 

試合後暫くして高橋君とバッタリしたもんで少し話したんだけど、

彼自身も1Rは腰高だったってこと自覚してたんだってさ。

 

 

 

④ 野口将志さん(船橋D)×相馬一哉君(一力)……L 8R

10勝(4KO)5敗(4KO)1分のランク5位、26歳・山口県と、

7勝(6KO)9敗(3KO)2分の36歳・福井県。

 

試合前の相馬君はいつもより力みが少なくて、とってもいい感じだったんだわ。

 

<1R>

正直、ちょっと前の野口さんはそれ程のボクサーではないって思ってたんだけど、

ランカーになってからは著しくて自信を深めてるようでもあって、

この日も例のサウスポーチェンジを織り交ぜてのスタートだったんだけど、

オーソドックスからサウスポーへからのオーソドックスへっていうチェンジが、

実に何ともまあとってもスムースで、いつの間にかいつの間にかって感じで、

試合後に相馬さんに確認したら、やり難いったらなかったってことで、

訳解らないところから左フックが飛んできたっていうような言い方をしてたんだわ。

 

その上野口さん、とにかくチャカチャカ動きまくって突っ突き廻すって感じで、

相馬君が対応に苦慮してるのが手に取るようだったんだけど、

対応が甘かったのはクリンチの際でも同様で、

最初のクリンチの離れ際にそこそこのを一発貰ってしまったんだわ。

 

相馬君は持ち前の打たれ強さに頼り過ぎてるような感じもあって、

野口さんのやりたいようにやらせ過ぎでもあった残り50秒、

またもやクリンチの離れ際で一発貰ってしまった直後、

西ロープに詰められながら野口さんが大得意にしてる右アッパーをまともに、

ホントにまともに貰ってしまって思わず腰を落とした瞬間が全てで、

相馬君はその瞬間をよく覚えてて、まだ大丈夫だって思ってたらしいんだけど、

意識の通り体が動かなくて、直後の野口さんの畳み掛けを一発も外せなくて、

そのまま膝を折り腰を砕かせて自分の目の前で崩れ落ちてしまったんだわ。

 

時間的には2分07秒ってことで、

レフェリーは即のストップエンドだったんだけど、あれは妥当だったね。

 

 

試合後暫くして相馬君が声掛けてくれたもんで、

この日出場の36歳達はまだまだ頑張ってるよ、

だから君もまだ頑張り切れるはずだって伝えたんだよね。

 

 

 

⑤ 阿部麗也君(KG大和)×草野慎吾君(ヨネクラ)……Fe 8R

11勝(5KO)2敗のサウスポー、23歳・福島県と、

11勝(4KO)4敗1分のサウスポー、27歳・福島県。

 

阿部君は1年ちょっと前に草野君に0-2負けしてる再戦だったんだけど、

サウスポー同士の二人は共に福島県出身だったんだね。

 

草野君の応援に有岡康輔君とか中川公弘君達が詰めてたね。

そう言えば溜田剛士さんも 「ホントは俺も今日試合するはずだったんですよ。」

って言ってたなあ……。

 

<1R>

多少粗っぽかったんだけど最初の仕掛けは草野君で、

左ストレートボディから始まってワンツーも薄くヒットヒットさせてたなあ。

 

その後阿部君のカウンターも鋭い打ち出しを見せ始めて、

残り14秒には左ストレートを当て込んでたんだけど、

ラウンド総体としては若干草野君じゃなかったかなあ。

 

<2R>

右手の使い方は草野君優勢に見えてたんだけど、

この試合最初の激しい連打では最後の阿部君の左カウンターショットが抜群で、

ラウンド終了ゴングが鳴った時には草野君の方が顔面を薄赤くしてたんだわ。

 

<3R>

草野君の動きは変わらなかったんだけど、

前の回の終盤近くから阿部君のリズムがとっても良くなってきて、

左右への上体振りとか、体の沈め方とかも色々やり出して、

随分余裕を感じさせるようになってきたんだわ。

 

それにつれ草野君が若干攻めあぐむようになってきたし、

攻撃のパターンも画一化してしまって正直さが目立ってきたんだよね。

 

以前は若干浮ついた素振りが目立ったこともあった阿部君なんだけど、

この日の彼は同じ相手に絶対連敗できないっていう強い意志が見受けられて、

常に落ち着いた強い視線はやっと大人になったかって感じがしてて、

それはトランクスの刺繍が “天才ですから” から、

より譲歩したというか謙虚な “天才?” に変わってたことにも現れてたんだわ。

 

<4R>

阿部君の実に有効なギアチェンジが更に草野君を戸惑わすようになって、

ジャブさえ圧倒的だったし、左フックの相打ちでも草野君を退かせてたし、

カウンター気味の左がまたしてものクリーンヒットだったんだわ。

 

草野君の方はいつもの振りが大きくなり過ぎる癖は納まってたんだけど、

当たりのキッチリ感で明らかに後れを取ってたんだよなあ。

 

<5R>

阿部君の2ポイントリードで迎えたこの回開始55秒、

直前のショート連打戦の際にバッティングカットしたかと思われた阿部君、

レフェリーの判断は草野君の有効打による右目上ヒットカットってことで……。

 

多分ここが勝負の分かれ目だったと思うんだけど、

草野君にしてみれば一気挽回の大チャンスってことで、

このまま阿部君の傷を悪化させれば逆転KO勝ちも十分有り得た訳で、

だから多分一段と攻勢度を上げていったんだと思うんだけど、

前掛かりなったそういう瞬間こそが一番危ない瞬間でもあって、1分45秒、

エイッて草野君が振り込む寸前に阿部君の左フックがカウンター気味に大直撃して、

草野君がリング中央で一発大の字ダウンしてしまったんだわ。

 

 

余りに激しい倒れ方だったもんで勿論レフェリーは即のストップエンドで、

1分47秒、阿部君が実に見事な雪辱のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑥ 臼井欽士郎さん(横浜光)×丸亀光君(T&H)……SB 8R

25勝(10KO)4敗(1KO)のランク12位、36歳・宮崎県と、

5勝(3KO)1敗1分の26歳・広島県。

 

宮崎君と勅使河原君はその後そのままの観戦で、

余りに面白かったもんでラウンドごとに今のはどっち? ってやりあったんだわ。

自分は今勢いのある上昇株の丸亀君が優勢って思ってたんだけどね……。

 

<1R>

殆ど同じようなフレームサイズの二人だったんだけど、

若干様子見加減の臼井さんに対して丸亀君が積極プレスからの先制だったなあ。

 

それでも臼井さんは左手の使い方がやっぱり流石で、

相手の打ち終わりに合わせた右の打ち出しもとっても正確だったんだわ。

 

どっちかなあって見てたラウンド終盤、臼井さんが左ダブルを上下に打ち分けて、

その美しさと有効性でまずは余裕のポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

いきなり接近戦が多くなっていったんだけど二人共、

全くゴニョゴニョすることなくの見所山盛りのテクニックの交換で、

お互い、頭の位置に配慮しながらの肘の使い方が巧い巧いだったんだけど、

残り20秒からの左フックと最後の右ショートの打ち下ろしで丸亀君だったなあ。

 

<3R>

足元のシッカリ感は臼井さんの方が上回ってて、残り43秒、

揉み合って離れた瞬間、丸亀君が横向きになってしまった所を見逃さなくて、

即の追い込みから見栄えのいい右フックをヒット。                                                         

丸亀君は何だか一瞬気を抜いてしまうような仕草をたまにするんだよね。

 

その丸亀君も相手の顔面を狙って強いのを打ち込んでたんだけど、

やっぱり下半身の安定感不足のせいか結果的には今一の威力だったんだわ。

 

このラウンドも1分20秒からの臼井さんの2発の左ボディを超えるショットは無くて、

これで臼井さんの1ポイントリード。

 

<4R>

すっかり感じを掴んだか臼井さん、この回からは左右への動きが抜群で、

体を寄せ合ったところで一押ししてその瞬間に右へ抜けての左フック、

左へ体を逃がしながら右フックって、もう圧倒的な見栄えで、

そういう動きを残り1分までに3回も見せ付けながらの大差のポイントゲット。

 

<5R>

このラウンドは終始、相手の動きを見切ったような臼井さんのパフォーマンスが

目立ってたんだけど、残り1分からは丸亀さんが試合を作り直して、

多少直線的過ぎるような印象が強かった前詰めを更に強めていって、

最後は臼井さんに南ロープを背負わせながらの一気ラッシュラッシュで、

何とかポイントが流れるのを阻止しての1ポイント差戻し。

 

<6R>

前へ出る出るからスタートした丸亀君だったんだけど、

いつの間にか臼井さんと比較にならないほど顔面が腫れてきて、

力強く伸びるジャブだけで3度も顔を跳ね上げられてたんだわ。

 

臼井さんはとってもそういう年齢には見えない実に溌剌としたボクシングで、

左右への細かいステップワークで丸亀君を惑わせながら、

実に緩急の効いたパンチをキッチリ上下に打ち分けて相手を翻弄してたんだわ。

 

<7R>

丸亀君も手数落ちはしてなかったんだけど貰い方の形が良くなくて、

中盤では気持ちを高めて逆襲を掛けていったんだけど、

残り30秒、臼井君のローブローに対してレフェリーの注意があった直後、

一気に飛ばし返していったのはその臼井君の方で、

ここでも丸亀君は一瞬一段落してしまったというか気を抜いてたみたいで、

折角の流れを自ら相手に渡してしまった様な感じだったんだわ。

 

<8R>

またもや臼井さんのジャブが正確なヒットヒットだったし、

打ち合っても最後の締めくくりの一発を綺麗に合わせて見栄え良かったなあ。

 

残り1分20秒にバッティングで丸亀君が右目上をカットしてドクターチェック後、

残り45秒で臼井さんがまたもやの左フックをドッカンヒット。

 

その後丸亀君も右顔面を血だらけにしながらの奮闘奮闘で、

最後の最後まで右フックを必殺系で振り込んでたんだけど、

きっちり当て込むことが出来ないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は78-74だったんだけど結局、

79-73、78-75×2ってことで勿論臼井さんの3-0勝ち。

 

 

この日の臼井さんのキレッキレぶりはちょっと信じ難いほどで、

試合直後、いい試合だったねえって石井会長と話してたんだけど、

通りがかった臼井さんは若干反省気味に話してたんだわさ。

 

 

 

⑦ 胡朋宏さん(横浜光)×秋山泰幸さん(ヨネクラ)……M 8R

15勝(15KO)4敗(4KO)のランク1位、27歳・兵庫県と、

10勝(8KO)6敗(2KO)1分のランク4位、36歳・神奈川県。

 

<1R>

ジャブの数だけは秋山さんが勝ってたんだけど、

その精度と威力は胡さんだなあって思ってた1分22秒、

お互いがガッツンバッティングしてしまって胡さんがリングにしゃがみ込んで、

オイオイオイって感じだったんだけど、二人共出血することなくの再開。

 

胡さんのいきなりの右特大フックから左特大ボディフックが凄かったね。

 

<2R>

秋山さんのジャブも良くなってきたんだけど、

胡さんの左右フックの方が効果的で秋山さんの右目下が腫れてきたね。

 

それにしても青コーナーリングサイドはギャーギャー騒々しくて、

最前列だっていうのにすぐ立ち上がるもんでいきなりウザくて席移動。

 

<3R>

腫れが進みそうな秋山さんが飛ばしていったんだけど印象的なパンチは少なくて、

残り7秒での胡さんの右フックがそれまでの全部をチャラにしてしまって、

秋山さんは新たに右目上をヒットカットされてしまったんだわ。

 

<4R>

一段落後に右を貰ってしまって鼻血を見舞われはしたんだけど、

それまでの秋山さんのショートのコンビネーションはグッドグッドで、

胡さんの被弾数もこれ以降徐々に増えていったんだわ。

 

それにしても秋山さんは残り1分からが急に甘くなってしまって、

もう少し頑張り切れなかったかなあって感じだったんだけどね。

 

<5R>

秋山さんは殆どボディを攻めないし、返しの左フックが余り巧くなくて、

却ってバランスを崩してしまう場面も多かったんだけど、

一方の胡さんも少し疲れてきたのか精度が著しく落ちてきたんだよね。

 

<6R~7R>

胡さんってこんなに当て勘が悪かったっけ? ってほど緩くなってきて、

まだ一度もKO負けの無い秋山さんのスタミナ系が挽回挽回だったんだけど、

決定的な場面には追い込み切れず、その都度胡さんの反撃に遭ってたんだけど、

その胡さんにも行くような行かないような中途半端さが目に付いたんだよね。

 

<8R>

試合序盤とは流れがかなり変わってきて、

秋山さんにハードヒットが叶えば逆転の可能性も見えてきた開始50秒、

そのハードヒットを叶えたのは胡さんの方で、一閃した右ストレートが大直撃で、

秋山さんは南ロープ、青コーナー近くへ吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

後ろへ倒れ込んでしまうところをロープに支えられた秋山さんが

何とか何とかって体勢を立て直そうとしたんだけど、

ここぞの胡さんの一気の鬼追撃には全く揺るぎが無くて、

手際のいい連続打ち込みであっと言う間のレフェリーストップだったんだわ。

 

ってことで、0分59秒、胡さんの豪快なTKO勝ちだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 臼井欽士郎さん

② 阿部麗也君

③ 野口将志さん

 

 

 

この日の試合の事前予想の中では相馬君と丸亀君が負けてしまったんだけど、

その両方の試合がとっても感動的だったんだよね。

 

 

 

2016年7月16日 (土)

後楽園ホール・7月15日

 

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デイブ・ブルーベック・カルテット。

 

ピアノを弾いてるのがD・ブルーベックで、右がポール・デスモンド、

一番左がドラムスのジョー・モレロでそのすぐ右がベースのユージン・ライト。

 

このグループのベストアルバムは “TIME OUT” だと思うんだけど、

その中の “TAKE FIVE” は永遠のお気に入りなんだよね。

 

変則4分の5拍子のEフラットマイナーのミディアムテンポの曲で、

アルトサックスを吹いてるP・デスモンドが作ったんだけど、

一番の聞きどころは実はドラムスのJ・モレロのプレイなんだよね。

 

1957年の録音にしてはとってもいい音で録れてて、

モレロのシンバルワークとかバスドラの踏み込みが感動的なほどなんだわ。

 

作曲者のP・デスモンドは1977年に亡くなったんだけど、

他の楽曲も含めて著作権の全てをアメリカ赤十字に寄贈して、

それは今でも年間10万ドルほどの収益を生んでるんだよね。

 

 

 

案の定、中国は今回の国際仲裁裁判所の裁定には従わないってことで……。

 

東シナ海に勝手な領海ラインを設定した事でフィリピンに訴えられてたんだけど、

中国は裁定が出る前からそれには一切従わないって表明してたってことは、

自らに不利な結論が出るっていうのを事前に自覚してたからであって、

国際機関の決定であろうと自国に不利な結論には絶対従わないってことで、

それは自らが国際社会の一員でないことを白状してるようなものなんだわ。

 

彼の国の正式名称は中華人民共和国ってことで、

自分らがあくまで世界の中心であるっていう中華思想に執着してるんだけど、

あんなんで国連の安全保障理事会の常任理事国っていうんだからなあ……。

 

一度も選挙が行われたことのない共産党一党独裁の貧乏国家だったのが、

世界の下請け工場になってから富を蓄えた途端の強気強気なんだけど、

彼らとの付き合い方は半端半端のほどほどにした方がいいんだよね。

 

最近就任したフィリピンの大統領は中国寄りだから結局、

中国はフィリピンとカネで解決しようとするんじゃないかなあ……。

それに応じればフィリピンは中国の属国ってことになるんだけどね。

 

 

 

昨日ね、KG大和ジムの関島トレーナーが話し掛けてくれて、

試合以外の記事も読んでくれてるみたいで嬉しかったんだけど、

5月6日に試合をした粟田祐之君のことを “栗田” って間違えてたってことで、

早速訂正しておいたんだけど、粟田君、ホント申し訳なかったです。

ちなみに粟田君の名前は “ユウジ” っていうんだよね。

 

 

セレスジムの小林会長とEBISU K’s BOXの加山会長、T&Tの本木会長、

RK蒲田の柳光会長にご挨拶した後、田之岡条さんともチョコットね……。

その後あるジムのあるトレーナーさんにある事でお詫びをして始まり始まり……。

 

 

 

① 一條武蔵君(W日立)×黒崎雪仁君(久米川木内)……SB 4R

デビュー戦の32歳・福島県と、デビュー戦のサウスポー、18歳・東京都。

 

黒崎君は “ユキト” って読むんだけど、

二人共、アニメの主人公のような名前だなあ……。

 

<1R>

年齢差のあるデビュー戦同士だったんだけど、

とっても荒っぽかったんだけど初っ端から勢いで勝ってたのは黒崎君の方で、

一條君とは比較にならないほど強気強気で攻め立てていったんだわ。

 

いきなり流れが決まってしまったように見えた開始0分37秒の北西ポスト前、

エイヤッて感じで振った一條君の左右のうちの左フックがカウンターで直撃して、

アラララーッて感じで黒崎君がダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後の黒崎君は無暗な攻め込みを控え目にして立て直してたね。

 

<2R~3R>

ある人と話し込んでたもんで、キッチリ見てた訳ではないんだけど、

立て直した黒崎君は適度の粗っぽさを維持しながらの再度の攻勢攻勢で、

折角ポイントリードしてスタート出来た一條君はその後は勿体ない展開で、

って見てたら2Rに黒崎君の左ストレートが直撃して一條君がダウン。

 

その後、もう一回ダウンを重ねられたかも知れなかった次の4R、

一條君が再度攻勢を取り返すことが出来ないままの1分28秒、

黒崎君が一條君を青コーナーに追い込んでの激しい一気攻めで THE END。

 

 

第二試合は女子戦だったもんでちょっと休憩タイム。

 

 

③ 安藤暢文君(高崎)×菊池利則君(EBISU)……67.5㎏ 4R

2勝(2KO)5敗(2KO)のサウスポー、27歳・長野県と、

2勝(2KO)3敗(2KO)の32歳・茨城県。

 

<1R>

少しばかりフレームのデカイ安藤君がタイミングを見計らっての飛び込み系で、

それ以外は比較的待ち待ちしてることが多かったもんで菊池君、

入っていくところを狙われて中盤まではやり難そうにしてたんだけど、

1分35秒、吹っ切って接近戦を挑んでのショート連打で反撃反撃。

 

<2R>

開始29秒、安藤君に左フックを綺麗に当てられて菊池君、

この時はホントに危なくて一瞬膝を着きそうになってしまったんだわ。

 

その後も勢いの差がそのまま出てしまった感じで菊池君、

目線を切るのが若干早くて、詰め詰めはするんだけどそこからが甘くて、

攻撃の組み立てに迷ってるような感じだったなあ。

 

<3R>

疲れたのか安藤君が自分の距離が保てなくなってのグズグズ戦になってしまって、

彼が手を余す中、菊池君の細かいヒットヒットが目立つようになったんだわ。

 

<4R>

安藤君のパンチが何だかダルそうになってきて、

揉み合いが多くなる中、菊池君の粘りが優勢優勢で、

それほど強いパンチは無かったんだけど、

安藤君の打たれ方の形が如何にも悪かったんだよね。

 

ってことで自分は39-37で菊池君だったんだけど結局、

39-38×3ってことで逆に安藤君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 高原亮君(オサム)×加藤裕君(ワタナベ)……60.5㎏ 4R

0勝1敗の27歳・埼玉県と、0勝2敗(2KO)の27歳・千葉県。

 

加藤君のセコンドには山元浩嗣さんが付いてて、

アレッと思ったら八王子中屋の林和希君も応援に来てたなあ。

 

試合前の加藤君に “DANGAN” 興行で4回戦が使うグローブのことを聞いたら、

ナックルの部分が若干薄くてレイジェスっぽいって言ってたんだわ。

 

<1R>

高原君は詰めも腕振りもとってもパワフルなんだけど基本的には雑々で、

ガード緩めながらの明らかにイッセノセ系なんだよね。

 

加藤君の方はちゃんとジャブから組み立てようとするボクシングで、

1分25秒、それほど強くは無かったんだけどまずはワンツーヒット。

 

<2R>

お互いに攻防に穴を持ってる同士だったんだけど、

この回は高原君の攻勢が目立ってて加藤君が明らかに振り負けしてたし、

ボディブローへの配慮も忘れてたみたいだったんだわ。

 

<3R>

お互いに有効打や見栄えのいいパンチが殆ど無かった中、

それでも高原君のボディブローが印象的で加藤君、

もう少し派手に売り込むというか若干ムチャ打ちする必要があって、

キッチリ当て切る自信が無くても数負けするよりはいいんじゃないのかなあ。

 

<4R>

インターバルでセコンドから物凄い檄を飛ばされてた加藤君、

やっと目覚めたような初っ端からの積極手数で、

いきなりスタミナ切れしてきたような高原君を攻め立てていったんだけど、

実はもっともっと激攻めしていい場面で一段落見してしまうことも多くて、

ダウンゲットのチャンスもあったと思うんだけど見過ごしてしまったんだよね。

 

最後は高原君がヘロヘロになってしまったところで終了ゴング。

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

39-38、38-39、38-38ってことで絵に描いたような1-1ドロー。

 

加藤君、4Rのような気持ちで序盤から戦えたらなんてことなかったのになあ……。

 

 

 

⑤ 安藤教祐(KG大和)×吉越勇貴君(セレス)……LF 4R

1勝(1KO)0敗の24歳・宮崎県と、0勝1敗(1KO)の28歳・埼玉県。

 

<1R>

吉越君、いいプレスはかけてたんだけどそこからが甘かったなあ。

 

安藤君はいきなり大きめの右フックとか、

フェイントを掛けながらのワンツーとかの組み合わせ攻撃に長けてて、

終了ゴングが鳴った時には早くも吉越君の左目下が少し腫れてたんだよね。

 

<2R>

安藤君の打ち終わりに合わせる吉越君の右はかなりタイミングがずれてて、

反対にそこに合わされてしまうってこともあって、いつの間にか鼻血だなあ。

 

長いリーチを生かしきれないままの吉越君に対して安藤君、

既にキッチリ相手の動きを見切ってたみたいな余裕のパフォーマンスで、

残り時間が少なくなったラウンド終了12秒前、

まずはワンツーで安藤君のマウスピースを吹っ飛ばして、

更に直後の青コーナー前で強烈右を一発ドッカンヒットで見事なダウンゲット。

 

余りにも激しいバッタンダウンだったもんでレフェリーは即のストップエンドで、

2分57秒、安藤君のデビュー2連続KO勝ち。

 

 

 

⑥ 當銘義愛君(マナベ)×沢田石伸雄君(UNITED)……Fe 4R

2勝3敗(2KO)1分の23歳・沖縄県と、3勝2敗(1KO)の31歳・東京都。

 

この試合は沢田石君の棄権で中止。

 

 

全身刺青だらけ、それこそ額から頬アゴに始まっての両手両足、

とにかく目に見える部位の全てが刺青だらけの青年が前をよぎって、

ガリガリに痩せてるもんで全く似合ってなかったんだけど、

何かの宗教か実はアフリカの部族の出身なのか、

多分彼はポコチンの先まで刺青を入れてると思ったなあ。

 

 

 

⑦ 荒谷龍人君(KG大和)×熊谷直昭君(T&T)……Fe 8R

9勝(2KO)4敗(2KO)1分のランク10位、28歳・神奈川県と、

7勝(4KO)4敗(2KO)の26歳・東京都。

 

熊谷君の応援に福本雄基さんが来てたね。

 

<1R>

お互い実はそれほどの倒し屋ではないんだけど如何にも倒し屋系の動きで、

初っ端から危険な雰囲気が漂ってたんだけど開始43秒のリング中央、

スッと素直に出した熊谷君の右ストレートがいきなりの大直撃で、

荒谷君が思わずスットンダウンしてしまったんだわ。

 

苦笑しながらのリスタートだった荒谷君は明らかにダメージを引きずりながらで、

熊谷君の追撃が多少緩かったこともあって、

残り1分には何とか持ち直したかに見えたんだけど、

残り30秒からは再度熊谷君に押し押しされてたんだわ。

 

<2R>

二人共、きっちりしたジャブを省略しての打撃戦になったんだけど、

残り1分10秒からは荒谷君が一気のラッシュラッシュで、

それ程打たれ込んだようには見えなかったんだけど熊谷君の消耗が著しくて、

お互いがもつれるような接近打撃戦になった途端、何かを喰らってあるいは、

足がもつれて残り6秒、熊谷君が前のめりになって両手を着いてしまったんだわ。

 

仕方ないなあこりゃダウン取られるなあって見てたらレフェリーが、

全くダウンコールも無しにいきなりの抱き上げストップエンドにしてしまったんだわ。

 

12日にストップが遅過ぎて論議を呼んだこともあってかって思ったんだけど、

とにかく2分57秒、荒谷君の逆転KO勝ちだったんだわ。

 

 

熊谷君、いいところまでいったんだけど、やっぱり大きく振り過ぎの事が多くて、

体や顔の周りに隙が沢山出来てしまってたんだよね。

 

 

 

⑧ 住友将吾君(RK蒲田)×田之岡条さん(小熊)

                        ………52.5㎏ 8R

6勝(5KO)8敗(6KO)1分の28歳・愛媛県と、

12勝3敗3分のランク8位、サウスポー、22歳・埼玉県。

 

前回は負け試合だったとはいえ、あの強打の中川健太さんに、

ダウン食らった上での僅差1-2負けは大したもんだった田之岡さん、

この日も当たれば必倒の相手に同じような注意が必要だったんだよね。

 

<1R>

田之岡さんが比較的ユックリしたリズムを刻む中、

住友君は上体を細かくチャカチャカ動かしながら的を絞らせなかったし、

ガードを高く設定して田之岡さんのジャブを防いでたんだよね。

 

住友君はグイグイ寄って頭を下げながらの左右フックが拠り所なんだけど、

開始1分14秒、田之岡さんを南東ポストに近くに追い込んだところで、

いきなりの左フックを一閃したら田之岡君が思わず腰ガックンで、

こりゃまた中川さんの試合の時の二の舞かって思わせたんだけど、

足腰シッカリ鍛えてたんだろね、ここはシッカリ踏ん張って田之岡さん、

住友君の思いの外の雑な追撃にも助けられて何とかやり過ごして、

ここは何とか1ポイントハンデで留めたって感じだったんだわ。

 

<2R>

これでいいんだって自信を深めた住友君がまたもやのガッチリガードで、

田之岡君は若干攻めどころを見失ったまま真っ直ぐ下がることも多くて、

明らかに対処し切れてないというか手を焼いてる感じだったんだよね。

 

オイオイ田之岡さん、2ポイントハンデなんだけど大丈夫なのかあ……。

 

<3R>

住友君の動きがいいもんで中々捉えられなかった田之岡さんが、

この回序盤過ぎからボディワークと共に足捌きが突然良くなってきて、

相手の突っ込みに対して右フックを引っ掛け気味に叩きながら右へ移動して、

それと同時の左ボディフックが理想的な食い込みを見せ始めたんだわ。

 

途中、頭から突っ込み過ぎることを注意されてから住友君の動きが半端になって、

終了ゴングが鳴る頃には結果的に大分顔面を赤くしてたんだわ。

 

<4R>

中々ガチャガチャにさせて貰えなくて住友君は行き詰まり始めて、

薄っすら鼻血も出てきた中、他に秘策がある訳でもないもんで辛い辛い。

 

前詰め鋭い相手をやり過ごすことに自信を深めた田之岡さんが、

気持ち良さそうなリズムを刻み始めて、

やっとこれでイーブンに戻したなあって見てた残り6秒だったんだわ。

 

そこまでボディショットを攻撃組み立てのメインにしての攻勢攻勢だったんだけど、

何気に下がり加減だった住友君に対して田之岡さんのそれはまるで、

岩佐亮祐さんを倒した時の山中慎介さんの左を一瞬彷彿とさせたんだけど、

シュンと伸びた左ストレートが住友君のグローブの間を縫っての大直撃で、

思わず住友君がオットットットッて後ずさりながらの腰砕けで、

それを見た田之岡さんが、「エエーッ、今のがそれほど効いたの?」 って感じで、

一瞬の間を置いての大追撃開始で住友君を赤コーナーに押し付けたところで、

キリッと口を結んだ柳光会長からタオルが投げ込まれて2分58秒、

田之岡さんとしては人生初のKO勝ちで、それも逆転系のKO勝ちだったんだわ。

 

小熊会長は 「彼はこれから倒し屋になる。」 って冗談言ってたんだけど、

劣勢だった序盤を冷静に立て直しての逆転系アニメボクシングみたいで、

見ててとっても面白かったんだよね。

 

 

目立った傷が無かった田之岡さんに対して住友君は若干痛々しくて、

一度は当てたハードヒットをその後は再現出来なくて悔しそうだったんだよね。

 

バットでもクラブでも芯を喰った時はそれ程の手応えはないものなんだけど、

あの左ストレートの手応えはどうだったのかなあ……。

 

 

 

⑨ 粉川拓也さん(宮田)×大嶽正史さん(石橋)

                ………日本 F タイトル戦 10R

26勝(13KO)4敗のチャンピオン、31歳・東京都と、

15勝(7KO)14敗(5KO)3分のランク7位、37歳・東京都。

 

大嶽さんっていうのは間違いなく熱闘派ではあるんだけど、

ホントに強いのかは実は良く解らなくて、格下には必ず勝つんだけど、

格上には必要以上の意識が働いて動きが悪くなるっていう感じがしてて、

そう言えばこの日声を掛けてくれた田部井要さんとは引き分けてたんだよね。

 

それにしても4連敗後に去年暮れにランカーに勝ってのランクゲットで、

もうこれが最後になるかも知れない37歳での初タイトル戦ってことで、

ここまで15年かかった割にはそれなりに幸運なボクサーなのかも知れないなあ。

 

ってことで大嶽さん周辺には粉川さんを上回る応援団が来てて、

ちょっと当たっても大騒ぎしてたんだけど、

試合そのものは粉川さんの巧さをやたら見せ付けられるような内容で、

実は自分は2Rで勝負としては見切れたもんで、以降は遠目に見てたんだよね。

 

粉川さんはコンビネーションを細かく早く、或いは大きく強めに使い分けたり、

特に返しの左フックの角度の多様さと言ったら絶賛モノだったし、

いきなりの特大右フックを3連発してみたり、実に変幻自在だったんだわ。

 

大嶽さんも圧倒的ポイント差を付けられていたにも関わらず全くメゲルことなく、

最後の最後まで気持ちを溢れさせてて、

幾度かあった右の相打ちの場面が大きなチャンスだったんだけど、

これでもう思い残すことは無いって感じだったんだよね。

 

 

結局、100-90×2、99-91ってことで粉川さんの圧倒3-0勝ちだったけど、

途中決着できなかった粉川さんの方に悔いが残ったんじゃないかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクシング】

① 田ノ岡条さん

② 安藤教祐君

③ 荒谷龍人さん

 

 

 

最後に中国ネタをもう一つ……。

 

つい最近、中国のある昆虫学者が新種の昆虫を発見して、

習近平にへつらって習近平虫って名付けたんだけど、

それはゴミ虫の一種で、つまり “習近平ゴミ虫” ってことで大笑いしたんだけど、

これもやっぱり案の定、

激怒した習近平がその昆虫学者のサイトを閲覧禁止にしたんだってさ。

 

 

 

2016年7月13日 (水)

後楽園ホール・7月12日

 

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三菱ギャランGTOと日産ブルーバードSSS。

 

1970年代、車は今みたいにワンボックス一辺倒ではなく様々な車種があって、

全体的に活気があったし、エンジンもコンピューターに支配されてなかったもんで、

其々自分で勝手に色々いじり回したもんだったんだわ。

 

当時、如何にも走り屋って感じでブイブイ言わせてたのがギャランGTOで、

自分はもう少し大人しい外見をした510型ブルーバードSSSだったんだわ。

 

この車は作家の大藪春彦をして “羊の皮を被ったオオカミ” と言わしめた車で、

DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)のツインキャブ仕様で、

自分はしょっちゅうキャブレターの調整をしたもんだったんだよね。

 

 

 

昨日、鳥越俊太郎が出馬するに至って都知事選がいきなりのヒートアップで、

党の了解無しままの自民党小池百合子の先走り出馬表明から始まって、

その出しゃばり加減が都連の反感を買ってしまって、

最終的に自民党は増田寛也を公認候補にしての分裂選挙ってことになって、

そこに割って入ってきたのが野党統一候補としての鳥越ってことで……。

 

で、多分、共産党系の宇都宮健児は降板せざるを得ないんだろうけど、

大物対立候補の登場ってことで自民は小池を恨みながらの混迷の極みで、

結果、自民党票が分裂して、自分は鳥越の勝利じゃないかって思ってるんだわ。

 

例え増田の勝利に終わっても猪瀬や舛添よりはまだ数段マシだし、

如何にも自信たっぷりの物言いと尊大な態度の小池よりも余程グッドな訳で、

7月31日の投票に向けて楽しみが一個増えたって感じなんだよね。

 

 

 

ホールの入り口で久保兄弟の親父さんとバッタリで久し振りの世間話の後、

弟の祐希君に子供の写真を見せて貰って始まり始まり……。

 

 

① 薮崎賢人君(セレス)×亀山大輝君(ワタナベ)……LF 4R

デビュー戦の18歳・千葉県と、0勝1敗のサウスポー、19歳・静岡県。

 

18歳と19歳の若いモン同士の対決だったんだけど、

この日がデビューの薮崎君には既に沢山のスポンサーが付いてるみたいで、

トランクスには前後に10個ほどもステッカーが貼ってあって、

地味なイデタチの亀山君とは随分な対比があったんだわ。

 

<1R>

全体のバランスが良かったのは薮崎君の方で序盤の手数で先行したんだけど、

亀山君も打ち出しのタイミングが良くて終盤に懸けては挽回挽回で、

当たりの強さで亀山君だったんじゃないかなあ……。

 

<2R>

薮崎君は相変わらず少し突っ突き気味の優しい打ち出しで、

シッカリ打ててたのはやっぱり亀山君の方で、

もう少しボディブローへの配慮が欲しいところだったんだけど優勢優勢。

 

薮崎君は揉み合ったところでの頑張りは目立ってたんだけど、

中間距離があまり得意じゃないみたいでその点がなあ……。

 

<3R>

薮崎君、詰め詰めはするんだけど決定的場面を作れないままで、

その度に亀山君に巧いこと捌かれてるって感じが続いてたんだけど、

それでもこのラウンドは僅かながら薮崎君の踏ん張り手数勝ちだったなあ。

 

<4R>

このラウンドの頑張り方で勝ちをもぎ取れるか引き分けに持ち込めるかで、

それが解ってるのかって感じで二人の戦い方を見てたんだけど、

大きく展開が変わらないままの残り30秒ほどから亀山君が一気の大攻勢で、

右フックを4発ほど振り込んでのラッシュラッシュで、

一瞬対応の遅れた薮崎君を圧倒したままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

40-37、39-37×2ってことで亀山君の3-0初勝利。

彼、デビュー戦負けを糧にしての実に見事な戦いぶりだったんだわ。

 

 

 

② アンドリュー・バラス×萱沼徹平さん(帝拳)……Fe 6R

5勝(2KO)5敗1分の国内14位、22歳・フィリピンと、

7勝(5KO)0敗1分のランク14位、22歳・埼玉県。

 

其々の国内14位同士のそれも22歳同士でもあって、

日本ランクと日本人ボクサーのクオリティーが問われる試合ってことで……。

 

<1R>

二人は良く似た肌の色と体型をしててなる程ねって感じがしたんだけど、

ボクシングスタイルにはかなり違いがあって積極的だったのは萱沼さんの方で、

強いプレスからの左フックをまずはボディと直後に顔面へ振り込んで、

それほど明確ではなかったんだけどまずは主導権ゲットだったね。

 

パラスには体を寄せていく瞬間にスッと頭を下げる癖があるもんで、

どこかでバッティングするんじゃないかって心配されたんだけど萱沼さん、

頭の位置に対する配慮が巧くて試合の最後まで無事故だったんだわ。

 

終了ゴングが鳴った時、早くもパレスの顔面が赤くなってたんだよね。

 

<2R>

何か特技があるようには見えなかったパラスだったんだけど、

それでも左右に大きく振り出すフック系には十分な力がこもってたんだよね。

 

ふと気が付くとこの日の萱沼さんは少し力み過ぎてたというか、

体全体の動きが硬かったし攻防の切り替えが何となく重ったるくて、

攻撃の流れというかペースが一本調子で単調な感じがしたんだよね。

 

<3R>

出入りを含めて萱沼さんの動きが若干素軽くなってきたんだけど、

中々いいのを当て切れてなかったパラスも頑張る気持ちが固まったみたいで、

萱沼さんの左目上を薄くヒットカットさせてたし、鼻血も見舞ってたんだわ。

 

合計のヒット数ではまだまだ萱沼さんが優位に立ってたんだけど、

ヒットカットと鼻血をどう判断するかで評価が分かれるところだったんだけど、

自分はパラスにポイントを振ったんだけどね……。

 

<4R>

タフな相手に萱沼さん、中々カウンターのタイミングで打てなかったんだけど、

大きな効果を上げきれないままの残り35秒に右を2発ビッグヒットで、

ここはそのまま一気だろうって思ったんだけど結構控え目にしてて、

あんな風には見えるんだけど萱沼さんは無暗攻めをしないタイプなんだわ。

だけど自分はあの場面はもっと攻め込むべきだったって今でも思ってるけどね。

 

<5R>

終盤までの萱沼さんは刺激的なシーンを作れないままだったんだけど、

残り15秒からは一気の飛ばし攻め込みで、

赤コーナーに追い込まれたパラスはドカドカ連打を喰らってシンドそうだったなあ。

 

<6R>

パラスの消耗がかなり目立ってきたんだけど、

残り1分からは萱沼さんも疲労の色が濃くなってしまって、

このままズルズル逃げ切り勝ちなのかなあって思ってた残り35秒、

一発当ててからのラッシュラッシュには気持ちがこもってて、

チケット買ってくれた客に喜んで貰おうって倒し屋ボクサーへの最後の変身で、

パラスを南東ポストに押し込んでの激連打だったんだわ。

 

もう少し時間が残ってたら彼の望み通りになったんだろうけど、

ヘバリながらもパラスも最後の踏ん張りを見せたところで終了ゴング。

 

 

ってことで自分は59-55だったんだけど結局、

60-54、60-55×2ってことで勿論萱沼君のセミパーフェクト3-0勝ち。

 

 

折々の萱沼君の左ボディは実に大きな音を響かせてたんだけど、

ドスッじゃなくてバスンって感じのナックルが返ってないような、

所謂手の平打ちの音で、そういうのは立てる音ほどには効果がないんだけど、

試合後にあるトレーナーに確かめたら、

ナックルが返ってなかったってことではなくて、

体が開いてたことが一番の原因ってことで、なる程ねだったんだわ。

 

その暫く後に萱沼さんとも話したんだけど、

倒し切れなかったことが表情に若干の影を落としてたんだけど、

今まで短い回に終わることが多かった中、

タフな相手に6ラウンドをフルに戦い切ったんだからさって伝えたんだよね。

 

 

 

③ オリオン拓也君(セレス)×玉川裕大君(渡嘉敷)

                         ………58.5㎏ 8R

9勝(4KO)11敗(3KO)3分の29歳・千葉県と、

8勝(2KO)7敗(2KO)1分のサウスポー、22歳・東京都。

 

勝ち負けは拮抗してるけどA級を支える中堅ボクサー同士で、

これからランカーになれるかを争う同士でもあったんだよね。

 

<1R>

お互いに相手の試合スタイルは良く知ってたと思うんだけど、

だからか二人共、試合の入りは実に慎重な間合い計りに終始してて、

玉川君はもっと弾けて一気にランク入りするボクサーだと思ってたんだけど、

最近は何だか老成したようなボクシングで、

キッチリ当てる自信がないと中々打ち出さない傾向が強くなりつつあって、

元々序盤は様子見って決めてるようなオリオン君とシッカリ噛み合ってしまって、

これは長引きそうだなあってことで一旦休憩タイムをゲット。

 

 

結局、玉川君の勝利は事前の予想通りで、

4Rにダウンゲットした後の8R0分35秒にTKO勝ちだったんだってね。

 

 

空いた時間にブラブラしながら石本康隆さんと話したり、

ジム仲間の応援に来てた田口良一さんとか阿知波賢さん、

それに仁平宗忍君とか三瓶一樹君達と他愛のない話をしたり、

スパー仲間の青山功君の応援に来てた藤井貴博君とコンチワしたりして……。 

 

 

 

④ 青山功君(セレス)×中山佳祐君(ワタナベ)……51.3㎏ 8R

8勝(1KO)3敗(1KO)1分の27歳・千葉県と、

6勝(3KO)2敗1分のサウスポー、28歳・佐賀県。

 

中山君は九州のジムから移籍しての初戦ってことで、

今自分にも色々関連があるもんで是非応援したかったし、

最近の身辺の多忙さが半端じゃなくて、この後も大阪行きが決まってて、

そんな中でも自ジムのボクサーを見に来てた渡辺会長も応援したくて、

なもんで渡辺会長の横に座って一緒観戦したんだよね。

 

<1R>

青山君はリーチがあって少し独特のリズム感を持ってて、

少し遅れたタイミングで右ストレート打ってくるボクサーなもんで中山君、

まず距離感が肝要だし、相手のタイミングで打たせてるとペースを取られるって、

そんな感じで見てたんだけど、いい感じだったのは青山君だったなあ。

 

腕振りが強かったのは中山君だったんだけど殆ど届いてなくて、

当たりは薄かったんだけどヒット数で青山君が優位に立ったんだよね。

 

<2R>

前の回とほぼ同じような展開に終始してて、

中山君はまだ距離の取り方が巧く出来なくて、

もっと乱暴な踏み込みが必要だったし、

一次で終わらなくて二次三次の踏み込みをしないとなあってことで、

この回のポイントも青山君だったんだわ。

 

<3R>

どう見ても中山君は戦い方を間違ってるとしか思えなかったんだけど、

ラスト30秒を切ってからのセコンドの激に反応しての飛ばし飛ばしで、

一気に形勢を取り戻してのやっと1ポイントをゲットバックしたんだわ。

 

<4R>

セコンドからの指示を忠実に行動に移し始めた山中君が徐々にいい感じで、

鋭く詰め寄ったところでの左右ボディフックが力強く喰い込み始めて、

途端に青山君に嫌がる素振りが見えてきて、

ここは一気に攻め込むべきではあったんだけど中山君、

相手と同じように若干休んでしまって残り30秒からも平凡だったんだわ。

 

それでもこれでやっとイーブンに持ち込んだってことで……。

 

<5R>

終盤に2発ほど右ストレートを貰ってはいたんだけど中山君、

序盤からのボディショットで更に青山君を痛めつけて、

青山君は特に右腹を打たれるのを嫌がって手が下がるようになってたんだわ。

このまま中山君がダウンゲットしそうな感じも一瞬あったんだよね。

 

<6R>

中山君にとって大事なのは相手に右ストレートをタイミング良く打たせないことで、

常にその意識を保つのがポイントになってきたんだけど、

彼も打ち疲れたか、15ヶ月ぶりの試合だったってことか、

とにかく中山君にも疲労の色が浮かんできて、

左の出し方がだらしなくなってきたし、返しの右への繋がりも悪くなって、

その間隙を狙って青山君の右ストレートが飛んできたんだわ。

 

相手が元々ハードヒッターじゃないから助かってたけど中山君、

もっと注意深くやらないと折角積み上げてきたものがチャラになるからね。

 

青山君の方も中間からの右ストレート一本絞りの攻撃になっての単調単調で、

中山君の意表を突くような攻撃が仕掛けられないままだったんだけどね。

 

色々やり取りはあったんだけど、まだ中山君が打ち勝ってたと思ったなあ。

 

<7R>

青山君が必死の踏ん張り返しで、2発ほどいい打ち込みがあったんだけど、

終了ゴングが近づくにつれ目立たなくなる傾向が強くて、

最後の頑張りではやっぱり中山君の方が抜きんでて、

トータルのヒット数でもシッカリ挽回し直してたんだわ。

 

<8R>

この回の最初のクリーンヒットは青山君の右のショートで、

次の左フックで開始1分20秒までに大きくリードしてて、

あれだけボディを痛めつけられたところからの立て直しは大したもんで、

その後中山君も残り1分までは盛り返してたんだけど、

ラウンド序盤のハンデを取り戻すまでには至らないまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は77-75で中山君だったんだけど結局、

77-75、77-76、76-76ってことで中山君の2-0辛勝だったんだわ。

 

 

 

⑤ スパイス松下さん(セレス)×脇田将士君(堺東ミツキ)

                           ………SFe 8R

15勝(2KO)8敗(2KO)1分のランク9位、33歳・熊本県と、

6勝(2KO)3敗(1KO)2分のサウスポー、20歳・愛知県。

 

<1R>

脇田君は松下さんよりワンサイズフレームの大きいサウスポーで、

思いの外きちっとした正統派ボクサーで

苦労人の松下さんにとってはそこそこ大変そうな雰囲気から始まったんだけど、

若い脇田君はまたもや思いの外の慎重慎重で、

ジャブはいい感じだったんだけど、取り敢えずはそれを見せるだけに終わってて、

松本さんが若干粗雑な一瞬の踏み込みからの右ストレートをヒットさせて、

他には殆ど何もなかったもんで松本さんが1ポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

長いリーチを前にして松本さんも攻めあぐみ気味だったんだけど、

脇田君もいつまで経っても遠くからチョンチョンやってるだけで、

勝負所は終盤って決めてたのかも知れないんだけど、

それは格上のボクサーの試合態度な訳で、

ランク取りの若いボクサーのパフォーマンスとしては完璧落第ってことで、

いきなり詰まらなくなってしまったもんでコーヒータイムってことで……。

 

 

結局、フルラウンドの結果の松本さんの2-1勝ちで、

78-75、77-75、76-77だったんだってね。

 

 

 

⑥ 島倉裕矢君(岐阜ヨコゼキ)×正木脩也君(帝拳)……L 8R

7勝(3KO)1敗2分の21歳・岐阜県、4勝(2KO)0敗の22歳・大阪府。

 

西の方のこの戦績だと関東では7勝4敗くらいじゃないかなあって、

そう思ってたんだけど島倉君はとっても踏ん張りの効くボクサーだったんだわ。

 

<1R>

一つ前の西方ボクサーと違って島倉君は初っ端からとっても戦闘的で、

前詰め詰めからの左右フックを思いっ切り振り出していってたし、

こなれた動きからスムースに手が出てたんだわ。

 

正木君はジャブの鋭さと精度で優位に立って、

ラスト10秒を切ってからの怒涛の攻め込みを見せてはいたんだけど、

それまでの右ストレート、左ボディフックの有効性で島倉君のポイントだったなあ。

 

<2R>

体を寄せていっての手数でまたもや島倉君が先制していって、

正木君の顔面も明らかに赤みを帯びてきて、

まだまだ焦った様子は見せてはいなかったんだけど、

若干ガチャガチャした島倉君のパフォーマンスにかき回されてるって感じで、

とにかくやたらの手数に困ってたようだったんだわ。

 

<3R>

島倉君の試合序盤からの飛ばしがどこまで続くのかってところだったんだけど、

追い追いしながらの左右ボディフックは相変わらずそこそこ強烈で、

正木君はこの先どうするつもりなのかなあって見てた1分10秒過ぎ、

それじゃあ行きますかって感じで正木君が一気の攻め攻めで、

その後島倉君も反撃してたんだけど精度的には比較にならなくて、

ここに来てやっと正木君が余裕のポイントゲットだったんだわ。

 

<4R>

開始20秒、正木君のタイミングのいい右ストレートが激しく直撃して、

島倉君が左目の上を大きくヒットカットされて出血。

 

試合の流れはその辺りから一変していって、

相当な被弾数を重ねたにも関わらず島倉君はそれでも前に出てきたんだけど、

彼の左右フックは明らかにオープン気味になってたし、

右ストレートも担ぐような打ち出しになってきたんだわ。

 

<5R>

まだまだ勢いは保ってたんだけど島倉君、

パンチの緩急を含めて攻めのバリエーションが如何にもシンプル過ぎで、

徐々に中間距離ではやりたく無さそうになっていって、

カウンターを狙うでもない単調な接近戦希望は正木君に見切られてしまって、

見栄えのいい上下のコンビネーションで圧倒的な差を付けられてしまったんだわ。

 

<6R>

それでも頑張る島倉君が先手を切ったんだけど、

一段落後に正木君の攻め返しを受けて出血が著しくなった開始45秒、

島倉君のカット傷にドクターチェック。

 

リスタート後から1分半までは島倉君も手数頑張りしたんだけど、

目立った有効打のないままの残り1分05秒に再度のドクターチェック。

 

もう終わってもいいのになあって思いながらの再々スタートで、

今度は正木君がいきなり飛ばしまくって残り20秒からも更にヒットヒットで、

島倉君は攻防がハッキリし過ぎてきたというか、

防御姿勢を取る時間が増えていったんだわ。

 

<7R>

開始14秒、島倉君の右アッパーがヒットして始まったんだけど、

その後残り1分20秒からのショートラッシュで正木君が逆転して、

残り45秒、まだ前に出てくる島倉君に正木君の右がカウンターヒットして、

もう諦めるか島倉君ってところだったんだけどまだ気持ちを振り絞ってたなあ。

 

<8R>

出血が止まらないままの島倉君、1分20秒過ぎからは防戦一方で、

大きく挽回打ち倒すようには腕は既に振れてなくて、

一振りしたら相手にクリンチに行くのが精一杯っていうのが連続で、

周囲から止めろ止めろの声が上がり始めて、

自分も少なくとも陣営からのタオル投入だろうって思ってたんだけど、

陣営が全くの盲目だったもんでストップの役目はレフェリーに移ったんだけど、

そのレフェリーもシラーッと続行させててまるで上の空って感じだったんだわ。

 

陣営やレフェリーがこの先に何を求めてるのかが全く解らなくなって、

っていうより激烈に腹が立ったもんで自分は終了ゴング前に離席したんだわ。

 

結局、この後島倉君は顔面痛々しく車椅子に乗せられて、

タクシーか救急車で病院へ直行だったんだわ。

 

手前で止めてたらそういう事にならなかったっていう保障はないけど、

あそこで何故タオルを入れなかったのか、

何故ストップエンドにしなかったのかについては是非説明が欲しいところで、

ポイント的にも大差のついてたあの状況の中で、

あのズブズブの場面からの逆転KOでも有り得るかって、そう思ってたのか。

 

 

倒し切れなかった正木君が申し訳なさそうにしての圧倒3-0で、

自分は78-74だったんだけど結局、79-73×2、79-74だったんだわ。

 

 

島倉君はフィジカルもメンタルもとっても優秀なボクサーだと思うんだけど、

戦い方の幅に関しては決定的な弱点があったし、

あんな場面に追い込まれてる彼を最後まで放置してた陣営のやり方から見て、

正直に言って指導者に恵まれてないなっていう感じを強く持ったんだよね。

 

 

試合後の正木君は自分を見て若干苦笑いだったんだけど、

8ラウンドをフルに動き切れるのを見せて貰って面白かったよって伝えたんだわ。

彼、少し顔が腫れてちょっと小堀佑介さんみたいだったんだわ。

 

 

 

⑦ 岩佐亮祐さん(セレス)×何チャラ・ポトン

                          ………56㎏ 10R

21勝(13KO)2敗(2KO)のIBF8位、サウスポー、26歳・千葉県と、

15勝(5KO)5敗のIBF12位、サウスポー、34歳・タイ。

 

同じ団体のすぐ下の12位ってことだったし、

普通のタイボクサーではなさそうだからって見てたんだけど、

結局、他の何チャラボクサーと全く変わるところが無くて、

岩佐さんのレベルが高いからってこともあったんだろうけどホントに12位なの?

試合を決めると同時に20位以下からの急遽のランクアップで、

試合の格を保っただけじゃないのって感じしかしなかったんだけどなあ。

 

ちゃんとしてたのはジャブだけで、大振りのトロッくさい左右フックは、

岩佐さんが目を閉じてさえいなければ全部余裕で避けられそうな程だったし、

スピードも無くて何の怖さも感じさせない単なるロートルだったもんで、

自分は1Rで退散したんけど結局3R2分17秒のKO勝ちだってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 正木脩也君

② 中山佳祐君

③ 萱沼徹平さん

 

 

 

パソコンに原因があるのかネット環境に不具合があったのか、

色々支障が出てしまってアップが遅れてしまいましたとさ……。

 

 

 

2016年7月11日 (月)

日記・7月11日

 

Image_4

 

ミツツボアリ。

 

巣穴の天井に一生ぶら下がって、仲間達の栄養源となる蜜を腹に貯めるアリ。

 

この貯蔵アリの他にもミツツボアリには働きアリとか育児担当アリもいるんだけど、

最初の巣作りに際しては複数の女王アリが協力するっていうのも実に変わってて、

多いときは10匹ほどの女王アリが同時に産卵するんだわ。

 

そうやって一気に個体数を増やすんだけど、

産卵能力の劣る女王は自らが産んだ子供アリに次々と食われてしまって、

最後、女王はたった一匹になるんだってさ。

 

それにしても一度も地上に出ることもなく、

巣穴の奥の暗い天井にぶら下がったまま一生を終えるアリって……。

アリゾナ砂漠での話なんだけどね。

 

 

 

“マトリックス” 3部作を一気見したんだけど、

現実社会と仮想現実(バーチャル・リアイリティ)の行ったり来たりの他、

同じ仮想現実の中にも様々なプログラムが併存してて、

互いの繋がりとか存在目的が把握し切れないところがあって中々難しくて、

最後は機械社会のボスが自ら創出したはずの部品の暴走に手を焼いて、

現実社会の人間との取引に応ずるっていうストーリーって理解したんだけど……。

 

格闘場面や銃撃機械戦のグラフィック処理も興味深かったんだけど、

それにしてもキアヌ・リーブスはこの映画で一度も笑顔を見せなかったなあ。

 

 

 

日曜日の参院選は甚だ面白くない結果に終わってしまって実に不快なんだけど、

安倍首相の姑息さというか小物感は拭いようもなかったんだけど、

かといって野党の方にカリスマを感じさせてくれるような人材も皆無ってことで、

そういう事なら大きな変化を求めるのは甲斐のないことにもなる訳で、

っていう風に考えれば充分予想された結果なんだろうなあ。

 

自民党は小賢しくも改憲や消費税増税の先送りなどの問題を争点から外して、

未だに訳の解らないアベノミクス一本絞りにして、

野党側が間抜けにもそれに引きずられてしまってのテイタラクの図式だったし、

社民党以下の雑多な政党はその主張に自民党や民進党との間に

僅かで微妙な差があるだけで全く独自性や別物感を感じさせないもんで、

知り合いだけしか票を入れないっていうような状況だったなあ。

 

知り合いっていえばソイツを知ってるってだけで投票してるのも相変わらず多くて、

だから芸能やスポーツなんかで今は落ちぶれた連中も堂々の当選ってことで、

そんなのも入れての投票率55%ほどっていうのも問題だと思うんだよね。

 

それにしても政治家が小役人の延長にしか見えない今日この頃ってことで、

吉田茂とまでは言わないけど、池田勇人とか佐藤栄作が懐かしい訳で、

社会党にも浅沼稲次郎なんて武骨な論客がいたんだけど、

田中角栄が大ヘマをしでかした以降はどういう訳か、

政治家が一気に小物化してしまったような気がするんだよね。

 

その田中角栄は正しく政商そのものだったのかも知れないんだけど、

昨日立ち寄った本屋では彼のコーナーが作られてたんだわ。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

6月19日から7月3日までの5日間は20レース連続外しで、

元々不得意な夏競馬だしって元気を無くしつつあったんだけど、

7月9日の福島12R、7月10日の福島11Rって3連複を連日のヒットヒットで、

一気に盛り返しつつあるんだわ。

函館は出生頭数とオッズの関係でまだ1レースもエントリーしてないんだけど、

それが良かったのかなあ……。

 

 

 

 

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